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11月30日-01号

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  1. 唐津市議会 2020-11-30
    11月30日-01号


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    最終取得日: 2022-12-26
    令和 2年12月 定例会(第7回)   令和2年       唐津市議会会議録(定例会)その1   第7回1 日 時 令和2年11月30日 午前10時00分開会 於唐津市議会議場2 出席した議員    1番 田 中 秀 和            2番 石 﨑 俊 治    3番 原   雄一郎            4番 青 木   茂    5番 古 藤 宏 治            6番 山 下 壽 次    7番 福 島 尚 美            8番 伊 藤 一 之    9番 吉 村 慎一郎           10番 江 里 孝 男   11番 馬 場 幸 年           12番 青 木   茂   14番 楢 﨑 三千夫           15番 宮 崎   卓   16番 伊 藤 泰 彦           17番 林   正 樹   18番 酒 井 幸 盛           19番 浦 田 関 夫   20番 大 西 康 之           21番 水 上 勝 義   22番 中 村 健 一           23番 笹 山 茂 成   24番 山 下 正 雄           25番 三 浦 重 德   26番 進 藤 健 介           27番 熊 本 大 成   28番 宮 本 悦 子           29番 中 川 幸 次   30番 白 水 敬 一3 地方自治法第121条による出席者の職氏名       市       長      峰     達  郎       副   市   長      柴  田     哲       副   市   長      中  江     勉       教   育   長      栗  原  宣  康       ボートレース企業局長     日  下  義  信       政  策  部  長      脇  山  秀  明       総  務  部  長      濵  口     智       財  務  部  長      草  野     陽       未 来 創 生 部 長      北  方  初  美       市  民  部  長      緒  方  俊  寿       保 健 福 祉 部 長      堀  田     信       農 林 水 産 部 長      山  本  善  文       経 済 観 光 部 長      畔  田  浩  貴       都 市 整 備 部 長      宗  田  匡  央       消   防   長      坂  口  和  広       上 下 水 道 局 長      秀  島  陵  一       教  育  部  長      草  場  忠  治       総  務  課  長      近  藤  達  士4 出席した事務局職員       議 会 事 務 局 長      青  山  泰  三       議会事務局副局 長      木  村  佳  商          午前10時00分 開会 ○議長(田中秀和君) おはようございます。ただいまから令和2年第7回唐津市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 議員並びに執行部各位に申し上げます。 新型コロナウイルス感染症蔓延防止のため、議席並びに執行部席の間隔を空けて配置しております。12月定例会の会期中は、ただいま配置しております議席等に着席をお願いします。 事務局長に本日提出されている議案等について報告をさせます。 ◎議会事務局長(青山泰三君) 報告いたします。 本定例会に議案第152号、令和2年度唐津市一般会計補正予算から議案第174号、令和2年度唐津市モーターボート競走事業会計補正予算までの予算議案23件、議案第175号、唐津市職員給与条例等の一部を改正する条例制定についてから議案第184号、唐津市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてまでの条例議案10件、議案第185号、唐津市監査委員の選任につき市議会の同意を求めることについてから議案第187号、人権擁護委員の候補者推薦につき市議会の意見を求めることについてまでの人事議案3件、議案第188号、字の区域変更についてから議案第198号、唐津市ふれあい自然塾ひぜんの指定管理者の指定についてまでの一般議案11件、報告第17号、専決処分の報告についての報告1件、以上、市長提出議案等48件が提出されております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 諸般の報告については、お手元に配付しておりますので、ごらん願います。 会期及び議事日程についてお諮りいたします。会期及び議事日程につきましては、議会運営委員会に諮りました結果、会期は本日から12月21日までの22日間、議事日程はお手元に配付しております議事日程表のとおりとなっております。このように決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中秀和君) 異議なしと認めます。よって、会期は22日間、議事日程はお手元に配付しております議事日程表のとおりに決しました。 次に、議案質疑及び一般質問の通告でありますが、議案質疑の発言通告は、12月1日17時までに、また、一般質問の通告につきましては、12月3日正午までに文書で通告していただき、一般質問の発言の順序は抽選によることとします。 次に、会議録署名議員の指名を行います。 唐津市議会会議規則第86条の規定により、会議録署名議員に、20番、大西康之議員、21番、水上勝義議員を指名いたします。 議事日程に従い、提案理由の説明を行います。 議案第152号から議案第198号まで並びに報告第17号、以上48件を一括付議します。 執行部の提案理由の説明を求めます。 峰市長。          (市長 峰 達郎君登壇) ◎市長(峰達郎君) おはようございます。本日、市議会定例会を招集いたしまして、補正予算案及び諸議案のご審議を仰ぐに当たり、その概要をご説明申し上げますとともに、私がお預かりいたしました4年間の市政を振り返り所懐の一端を申し述べさせていただきたいと存じます。 私は、平成29年1月の市長選挙におきまして、市民の皆様方の温かく、力強いご支援を賜り、生まれ育ったふるさと唐津の市長に就任させていただきました。 就任以来、「地方でも、そこにすぐれた環境を築き、腰を据えて頑張れば、そこが華になる」という吉田松陰の「華夷弁別」の言葉を胸に刻み、市民の皆様の信頼と期待に応えるべく全力で市政運営に当たってまいりました。 ここで少々お時間を頂きまして、4年間の主な施策につきまして、振り返ってまいりたいと存じます。 私は、公約でございます、唐津の将来に向けた総合的な力、「からつ力」の推進といたしまして、「生産力」、「観光力」、「教育力」、「安心力」、「発信力」の5つの分野に様々な施策を掲げ、豊かで活力ある唐津の実現に向け、各種事業を展開してまいったところでございます。 まず、「生産力」では、明日の農業者、漁業者支援事業の拡充や唐津ブランドの推進など稼げる産業づくりに取り組んだほか、ふるさと寄附金への取り組みや、創業・経営相談窓口の拡充、石志工業団地の整備事業などを展開し、地場産業の振興と創業支援、雇用の促進を図ってまいりました。 次に「観光力」では、メディアを活用した情報発信に取り組み、国内外からの集客を促進いたしました。昨年度は、その取り組みが評価され、全国ふるさと甲子園において、「行きたいまちNo.1」を獲得いたしました。今年度はさらに、「行ってよかったまちNo.1」を目指し、観光トイレの洋式化など、観光客の滞在環境の充実を図っているところでございます。 また、スポーツ・文化の振興として、SHOWAハンバーガースタジアム唐津(唐津市野球場)の整備をはじめ、3人制プロバスケットボールチーム「KARATSU LEO BLACKS」や大相撲「鳴戸部屋」との交流事業を展開し、地域の活性化及び青少年の健全育成に努めたほか、新たな市民会館、曳山展示場の整備に着手するなど、「スポーツ・芸術・文化都市からつ」の実現を目指し、将来を見据えた事業に取り組んでおります。 「教育力」では、子どもの学力向上に向け、中学校放課後等補充学習支援事業を拡充したほか、学習環境改善のため、全ての小中学校へのエアコンの整備に着手し、現在、早期完了を目指しているところでございます。 また、本市の西部地区における新たな給食センターの整備に着手したほか、国が推進するGIGAスクール構想の早期実現を図るなど、本市の宝である子供たちの未来を見据え、着実に事業を進めているところでございます。 「安心力」では、国の動きに先駆け、不妊治療支援の拡充をはじめ、子育て世帯のための保育料の軽減や保育士の人材確保に取り組んだほか、高齢者のための運転免許証自主返納者支援事業や、手話言語の普及及び聴覚障害児・者のコミュニケーション手段の利用を促進する条例を制定し、その目的に沿った取り組みを推進するなど、市民の皆様が安心して生活できるよう、市民の皆様に寄り添いながら、各世代に向けた新たな事業を展開してまいりました。 また、災害に強いまちづくりとして、近年増加する各種の災害に対し、防災情報の伝達手段を多重化するため、280メガヘルツデジタル同報防災無線システムの整備を進めているほか、七山診療所と七山歯科診療所七山市民センター庁舎内へ移転し、地域住民の健康維持と地域医療の確保に努めております。 最後に、「発信力」では、市民センターの権限の見直しと地域振興分の予算の創設、市民協働のまちづくり交付金の拡充や地域の未来づくり交付金の創設など、市民センターの強化と地域ごとの特色の強化を図ってまいりました。 また、浜玉市民センターについては、社会体育館及び公民館を含めた複合施設として整備を行っており、現在、供用開始に向けた準備を進めているところでございます。 さらに、人口減少対策や地域課題などの解決に向け、唐津創生会議の設置をはじめ、ふれあい市長室の開設など、様々な業種の方々や地域の皆様の声を積極的に伺っておりまして、市民の皆様が、唐津に生まれてよかった、住んでいてよかったと心から思っていただけるよう、「誇れるふるさと唐津」を未来へつないでいくための土台づくりに力を注いでまいりました。 このように公約に掲げております事業などを確実に進めることができましたこと、そして、現在、大きな課題である新型コロナウイルス感染症への対策をしっかりと講じることができておりますことは、ひとえに市議会をはじめ、市民の皆様のご理解とご協力のたまものであり、改めて衷心より深く感謝申し上げる次第でございます。 それでは、本定例会に提出いたしております補正予算案についてご説明申し上げます。 今回の補正予算案は、新型コロナウイルス感染症緊急対策5次分といたしまして、中小・小規模企業者感染症拡大防止等支援補助金を計上いたしたほか、令和2年7月の豪雨により被害を受けました農産物の生産施設の再建・修繕や、唐津農業協同組合が実施をされます、きゅうり集出荷貯蔵施設の再編整備に対する補助金を計上いたしました。 また、離島ヘリポートの整備に係る工事費や、ふるさと寄附金の増加に伴いますふるさと寄附金推進費及びふるさと寄附金基金積立金を追加いたしております。 さらに、教育費においては、西唐津公民館の移転改築に係る経費を計上いたしたほか、東京2020オリンピック聖火リレーの開催に伴う関連経費について債務負担行為を設定いたしました。 このほか、モーターボート競走事業の収益金による響創のまちづくり基金及び公共施設整備基金への積立金や人事院勧告及び人事異動等に伴う給与費、県営事業に対する負担金、新型コロナウイルス感染症の影響による事業の中止等に伴う減額補正などを計上いたしております。 その結果、一般会計補正予算額は56億2,506万4,000円で、これを既決予算と合わせますと920億4,503万9,000円となります。 また、特別会計及び事業会計におきましては、人事院勧告及び人事異動等に伴う給与費などを計上いたしております。 以上が予算案の概要でございますが、議案第152号から議案第161号までの各会計補正予算及び議案第175号、唐津市職員給与条例等の一部を改正する条例制定については、期末手当の支給基準日が令和2年12月1日となっておりますので、先にご審議、ご決定を賜りたい議案でございまして、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 このほか、条例議案をはじめ諸議案を提案いたしており、詳細につきましては、所管担当者に説明させることといたします。何とぞ、各議案につきましてよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願いを申し上げます。 以上です。 ○議長(田中秀和君) 草野財務部長。          (財務部長 草野 陽君登壇) ◎財務部長(草野陽君) 財務部所管の議案につきましてご説明申し上げます。 今回の補正予算につきましては、先にご審議、ご決定を賜りたい予算がございますので、2つに分けて提案をさせていただいております。 まず先にご審議を賜りたい議案第152号から議案第161号の補正予算案からご説明申し上げます。 議案集第2をお願いいたします。 1ページをお開き願います。議案第152号、令和2年度唐津市一般会計補正予算についてでございますが、第1条、歳入歳出予算の総額864億1,997万5,000円から今回の補正額609万8,000円を減額し、予算の総額を864億1,387万7,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正の款項の区分ごとの補正状況でございます。詳細につきましては、別冊の補正予算に関する説明書及び議案参考資料でご説明をさせていただきます。 7ページをお願いいたします。議案第153号、令和2年度唐津市国民健康保険特別会計補正予算についてでございますが、第1条、歳入歳出予算の総額158億7,013万1,000円から今回の補正額53万8,000円を減額し、予算の総額を158億6,959万3,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正款項区分ごとの補正状況でございます。 11ページをお願いいたします。議案第154号、令和2年度唐津市介護保険特別会計補正予算についてでございますが、第1条、歳入歳出予算の総額134億8,886万9,000円から今回の補正額67万円を減額し、予算の総額を134億8,819万9,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正の款項の区分ごとの補正状況でございます。 15ページをお願いいたします。議案第155号、令和2年度唐津市養護老人ホーム特別会計補正予算についてでございますが、第1条で歳入歳出予算の総額3億401万4,000円から今回の補正額37万5,000円を減額し、予算の総額を3億363万9,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正の款項の区分ごとの補正状況でございます。 19ページをお願いいたします。議案第156号、令和2年度唐津市介護サービス事業特別会計補正予算についてでございますが、第1条、歳入歳出予算の総額3,817万円から今回の補正額2万3,000円を減額し、予算の総額を3,814万7,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正の款項の区分ごとの補正状況でございます。 23ページをお願いいたします。議案第157号、令和2年度唐津市水道事業会計補正予算でございます。第2条で収益的支出の予定額28億9,690万5,000円から47万8,000円を減額し、28億9,642万7,000円とし、第3条で資本的支出の予定額を25億9,219万円から3万6,000円を減額し、25億9,215万4,000円とするものでございます。 25ページをお願いいたします。議案第158号、令和2年度唐津市工業用水道事業会計補正予算でございます。第2条で収益的支出の予定額1億2,190万1,000円から2万3,000円を減額し、1億2,187万8,000円とするものでございます。 27ページをお願いいたします。議案第159号、令和2年度唐津市下水道事業会計補正予算でございます。第2条で収益的支出の予定額48億7,094万円から49万円を減額し、48億7,045万円とし、第3条で資本的支出の予定額を49億6,950万4,000円から12万5,000円を減額し、49億6,937万9,000円とするものでございます。 29ページをお願いいたします。議案第160号、令和2年度唐津市市民病院きたはた事業会計補正予算でございます。第2条で収益的支出の予定額6億5,679万2,000円から71万8,000円を減額し、6億5,607万4,000円とするものでございます。 31ページをお願いいたします。議案第161号、令和2年度唐津市モーターボート競走事業会計補正予算でございます。第2条で収益的支出の予定額574億3,795万2,000円から80万円を減額し、574億3,715万2,000円とするものでございます。 以上が、予算書の説明でございます。 次に、議案集第3、補正予算に関する説明書をお願いいたします。 1ページをお願いいたします。1ページから3ページは、一般会計補正予算の総括でございまして、歳入は款別の補正状況、歳出では款別の補正状況と財源の内訳を示しております。 4ページをお願いいたします。歳入の明細でございますが、基金繰入金につきましては、歳出の減額に伴い財政調整基金繰入金を減額するものでございます。 6ページをお願いいたします。歳出の明細でございますが、給与費改定関係経費につきましては、一般会計、特別会計及び企業会計をまとめて別冊の議案参考資料でご説明させていただきます。 総務費の財政調整基金積立金でございますが、今回の給与改定に伴い減額となった額を基金に積み立てるものでございます。 次に、給与改定関係経費のご説明をいたします。別冊のナンバー1の議案参考資料をお願いいたします。 1ページをお開き願います。一般会計をはじめ特別会計及び企業会計における改定に伴う所要額の説明でございます。今回の改定は、国の人事院勧告及び県の人事委員会勧告に準じまして再任用職員を除く一般職及び特別職の期末手当の支給月数を0.05月分引き下げるものでございます。 改正の内容につきましては、後ほど総務部から唐津市職員給与条例等の一部を改正する条例制定についての中で説明をいたしたいと存じます。 今回の補正予算の改定所要額といたしましては、期末手当の改定による共済費の影響額も合わせて計上をいたしております。全会計における改定所要額は2,723万7,000円の減額となるものでございまして、各会計の改定額につきましても記載をいたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上が、先にご審議、ご決定賜りたい一般会計補正予算国民健康保険特別会計ほか3特別会計補正予算水道事業会計ほか4企業会計の補正予算でございます。 続きまして、議案集第4をお願いいたします。 1ページをお開き願います。議案第162号、令和2年度唐津一般会計補正予算でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額864億1,387万7,000円に今回の補正額56億3,116万2,000円を追加し、予算の総額を920億4,503万9,000円とするものでございます。第2条で繰越明許費の補正、第3条で債務負担行為の補正、第4条で地方債の補正を定めております。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正款項区分ごとの補正状況でございます。詳細につきましては、別冊補正予算に関する説明書で説明をさせていただきます。 7ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費補正でございますが、総務費の離島ヘリポート整備費につきましては、適正な工期の確保が困難なため、繰越しを前提として予算計上をお願いするものでございます。 農林水産業費農業基盤整備促進事業費につきましては、関係機関との協議に不測の日数を要し、適正な工期の確保が困難となったため、相知黒岩地区圃場整備事業につきましては、土地改良法に基づく事業計画の変更に係る関係機関との協議に不測の日数を要し、適正な業務期間の確保が困難となったため、土木費の道路維持改良費につきましては、年度末から年度当初にかけ工事発注の平準化を図るため、繰越しをお願いするものでございます。 教育費の西唐津公民館移転改築事業費は、適正な業務期間の確保が困難なため、繰越しを前提に予算計上をお願いするものでございます。 災害復旧費の農地農業用施設、林業施設、平成30年発生林業施設の復旧費につきましては、適正な工期の確保が困難なため、予算の繰越しをお願いするものでございます。 8ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為補正でございますが、東京2020オリンピック聖火リレー事業費は、来年5月に唐津市で開催される聖火リレーの準備経費について債務負担行為を設定するものでございます。 次の唐津市民交流プラザに係る指定管理料以降は、各施設の指定管理者に係る債務負担行為の追加でございます。 10ページをお願いいたします。第4表、地方債補正でございますが、補正前の限度額83億5,792万4,000円に今回の補正に伴う起債額を追加いたしまして、限度額を84億4,752万4,000円とするものでございます。 13ページをお願いいたします。議案第163号、令和2年度唐津市国民健康保険特別会計補正予算でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額158億6,959万3,000円に今回の補正額53万9,000円を追加し、予算の総額を158億7,013万2,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正款項区分ごとの補正状況でございます。 17ページをお願いいたします。議案第164号、令和2年度唐津市後期高齢者医療特別会計補正予算でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額17億198万2,000円に今回の補正額46万2,000円を追加し、予算の総額を17億244万4,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正款項区分ごとの補正状況でございます。 21ページをお願いいたします。議案第165号、令和2年度唐津市介護保険特別会計補正予算でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額134億8,819万9,000円に今回の補正額1,165万8,000円を追加し、予算の総額を134億9,985万7,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正款項区分ごとの補正状況でございます。 25ページをお願いいたします。議案第166号、令和2年度唐津市養護老人ホーム特別会計補正予算でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額3億363万9,000円から今回の補正額252万3,000円を減額し、予算の総額を3億111万6,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正款項区分ごとの補正状況でございます。 29ページをお願いいたします。議案第167号、令和2年度唐津市介護サービス事業特別会計補正予算でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額3,814万7,000円に今回の補正額132万7,000円を追加し、予算の総額を3,947万4,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正款項区分ごとの補正状況でございます。 33ページをお願いいたします。議案第168号、令和2年度唐津市観光施設特別会計補正予算でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額2,509万4,000円に今回の補正額20万円を追加し、予算の総額を2,529万4,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正款項区分ごとの補正状況でございます。 37ページをお願いいたします。議案第169号、令和2年度唐津市有線テレビ事業特別会計補正予算でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額5億4,492万2,000円に今回の補正額3,310万6,000円を追加し、予算の総額を5億7,802万8,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正款項区分ごとの補正状況でございます。 41ページをお願いいたします。議案第170号、令和2年度唐津市水道事業会計補正予算でございますが、第2条で収益的支出の予定額を28億9,642万7,000円から290万4,000円を減額し、28億9,352万3,000円とし、第3条で資本的支出の予定額25億9,215万4,000円に2,672万5,000円を追加し、26億1,887万9,000円とするものでございます。 43ページをお願いいたします。議案第171号、令和2年度唐津市工業用水道事業会計補正予算でございますが、第2条で収益的支出の予定額1億2,187万8,000円から256万2,000円を減額し、1億1,931万6,000円とするものでございます。 45ページをお願いいたします。議案第172号、令和2年度唐津市下水道事業会計補正予算でございますが、第2条で収益的支出の予定額48億7,045万円から1,649万1,000円を減額し、48億5,395万9,000円とし、第3条で資本的支出の予定額49億6,937万9,000円に70万2,000円を追加し、49億7,008万1,000円とするものでございます。 47ページをお願いいたします。議案第173号、令和2年度唐津市市民病院きたはた事業会計補正予算でございますが、第2条で収益的支出の予定額6億5,607万4,000円から635万2,000円を減額し、6億4,972万2,000円とするものでございます。 49ページをお願いいたします。議案第174号、令和2年度唐津市モーターボート競走事業会計補正予算でございますが、第2条で収益的収入の予定額599億6,246万9,000円に176億2,089万5,000円を追加し、775億8,336万4,000円とし、収益的支出の予定額574億3,715万2,000円に150億848万4,000円を追加し、724億4,563万6,000円とし、第3条で資本的支出の予定額37億9,162万9,000円から11億795万2,000円を減額し、26億8,367万7,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第4条、継続費の補正でございますが、51ページの第1表、継続費補正の変更でボートレースからつ仮設スタンド設置事業では、スタンド等改修事業の変更に合わせて、継続費の期間を平成29年度から令和2年度までを令和3年度までとし、合わせて総額1,061万4,000円を追加し、2億5,361万4,000円とするものでございます。ボートレースからつスタンド等改修事業では、アスベスト対策工事等の追加に伴い、継続費の期間を令和元年度から令和2年度までを令和3年度までとし、合わせて総額に4億4,200万円を追加し、54億1,000万円とするものでございます。 50ページにお戻りいただいて、第5条、債務負担行為でスタンド等1階フロア運営委託費では、スタンド等改修に伴い、市民に開放する1階フロアの運営を円滑に行うため、令和2年度から令和5年度までの期間で限度額2億3,000万円、スタンド等3階フロア事務室整備費では、スタンド等改修に伴う3階事務室移転に合わせ事務用備品等の整備を行うため、令和2年度から令和3年度までの期間で限度額5,000万円の債務負担行為を定めております。 以上が、予算書の説明でございます。 次に、議案集第5、補正予算に関する説明書をお願いいたします。 1ページをお願いいたします。1ページから3ページは一般会計補正予算の総括でございます。歳入は款別の補正状況、歳出では款別の補正状況と財源内訳を示しております。 事項別の明細につきましては、歳出から説明をさせていただきます。 なお、歳出の明細でございますが、今回の補正のうち、減額補正及び財源組替えについては説明を省略させていただき、追加となる事業について説明をさせていただきます。 10ページをお願いいたします。議会費の給与費でございますが、今年度の職員の異動等に伴う補正でございます。なお、これ以降の特別職級をはじめとした給与費等及び一部を除く特別会計繰出金につきましても、職員の異動等に伴う予算の組替えでございますので、給与費関連予算の説明も合わせて省略をさせていただきます。 総務費の離島ヘリポート整備費は、原子力災害時における住民の円滑な避難等のために離島ヘリポートの整備工事を行うものでございます。 財政調整基金積立金は、事業の減額により生じた額を基金に積み立てするものでございます。 公共施設整備基金積立金は、モーターボート競走事業の収益金等を基金へ積み立てるものでございます。 12ページをお願いいたします。戸籍住民基本台帳事務費は、マイナンバーカードの円滑な交付のため、人件費等の事務費を追加するものでございます。 14ページをお願いいたします。ふるさと寄附金推進費及びふるさと寄附金基金積立金は、寄附金の増加に伴い、返礼品等の経費及び基金積立金を増額するものでございます。 16ページをお願いいたします。響創のまちづくり基金積立金、モーターボート競走事業収益金分は、モーターボート競走事業の収益金等を基金へ積み立てるものでございます。 監査委員費の委員報酬は、監査委員の報酬額改定に伴い増額するものでございます。 18ページをお願いいたします。民生費の民生委員費は、佐賀県民生委員・児童委員活動費等市町交付金取扱要綱の改正に伴い、補助金を増額するものでございます。 国民年金事務費は、平成30年度及び令和2年度税制改正に伴い、国民年金システムの改修を行うものでございます。 20ページをお願いいたします。介護保険特別会計繰出金は、給与費及び令和元年度受託事業の精算に伴う玄海町への返還金、また介護保険特別会計の市負担分について、不足分を繰り出すものでございます。 22ページをお願いいたします。扶助費は、医療扶助費の増による不足額を追加するものでございます。 衛生費の後期高齢者医療特別会計繰出金は、平成30年度税制改正に伴い、後期高齢者医療システム改修に係る不足分を繰り出すものでございます。 火葬場維持管理費は、令和元年度受託事業の精算に伴う玄海町への返還金でございます。 24ページをお願いいたします。農林水産業費きゅうり集出荷貯蔵施設再編整備事業補助金は、唐津農業協同組合が行うきゅうり集出荷貯蔵施設の再編整備に対し補助するものでございます。 強い農業・担い手づくり総合支援交付金被災農業者支援型は、7月豪雨により被害を受けたビニールハウスの再建・修繕等に対し補助を行うものでございます。 26ページをお願いいたします。県営土地改良事業負担金は、県営のため池等整備事業、経営体育成基盤整備事業等に対する負担金でございます。 28ページをお願いいたします。商工費の中小・小規模企業者感染症拡大防止等支援補助金は、新型コロナウイルス感染症防止対策及び新しい生活様式に対応する市内の店舗や事業所等の取り組みに対し補助をするものでございます。 飛びまして、32ページをお願いいたします。土木費の道路維持改良費は、市道の適正な管理と工事発注の平準化を図るため、事業費を追加するものでございます。 県営港湾事業負担金は、県営で行われている唐津港及び呼子港の港湾整備事業に対する負担金でございます。 景観まちづくり推進費は、城内地区・曳山通りにおける景観まちづくり推進の推奨ルールへの取り組みに対する補助金を追加するものでございます。 34ページをお願いいたします。県営街路事業負担金につきましても、県営で行われている大手口佐志線3工区及び4工区の街路整備事業に対する負担金でございます。 消防費の常備消防事務費は、令和元年度受託事業の精算に伴う玄海町への返還金でございます。 飛びまして、40ページをお願いいたします。教育費の西唐津公民館移転改築事業費は、西唐津公民館の移転改築に伴い、支障となる松を移植するものでございます。 歳出につきましては、以上でございます。 次に、歳入を説明いたします。 4ページをお開き願います。4ページの分担金及び負担金から8ページの市債のうち、6ページの諸収入、清掃センター運営受託事業収入、唐津北部衛生処理センター管理運営受託事業収入は、令和元年度事業費の精算金として、上場地域農業開発事業受託収入は、令和元年度事業費の精算金及び本年度事業費の増加分として、消防業務受託事業収入は、本年度事業費の増加分として玄海町から受け入れるものでございます。 また、8ページの佐賀県後期高齢者広域連合過年度分療養給付費精算金は、令和元年度給付費の精算金として、後期高齢者医療広域連合から受け入れるものでございまして、そのほかにつきましては、ただいまご説明いたしました歳出の特定財源としてそれぞれ計上をいたしております。 一般会計の予算につきましては、以上でございます。 51ページをお願いいたします。51ページから53ページは、国民健康保険特別会計の補正予算の総括でございます。 54ページをお願いいたします。歳入でございますが、国庫支出金、県支出金及び国民健康保険基金利子につきましては、歳出予算の財源として計上いたしております。 飛びまして、60ページをお願いいたします。歳出でございますが、基金積立金の国民健康保険基金積立金は、繰越金等を基金に積み立てるものでございます。 諸支出金の一般被保険者保険税過誤納還付金は、新型コロナウイルス感染症に係る国民健康保険税減免に伴う還付金を追加するものでございます。 65ページをお願いいたします。65ページから67ページは、後期高齢者医療特別会計補正予算の総括でございます。 68ページをお願いいたします。歳入でございますが、繰入金と国庫支出金は、歳出予算の財源として計上いたしております。 70ページをお願いいたします。総務費の徴収事務費等は、平成30年度税制改正に伴い後期高齢者医療システムの改修を行うものでございます。 73ページをお願いいたします。73ページから75ページは、介護保険特別会計補正予算の総括でございます。 76ページをお願いいたします。歳入でございますが、国庫支出金から繰入金は、給与費の補正と歳出予算の財源として計上いたしております。 80ページをお願いいたします。歳出でございますが、80ページの総務費から82ページの地域支援事業費までのうち、総務費の介護認定審査会事務費は、玄海町からの受託事業に係る精算金でございまして、その他の増減額は介護保険制度改正に伴うシステム改修及び給与費の補正でございます。 87ページをお願いいたします。87ページから89ページは、養護老人ホーム特別会計補正予算の総括でございます。 90ページをお願いいたします。歳入の繰入金は、給与費の補正に伴う減額でございます。 92ページをお願いいたします。歳出では給与費の補正を計上いたしております。 97ページをお願いいたします。97ページから99ページは、介護サービス事業特別会計補正予算の総括でございます。 100ページをお願いいたします。歳入では、令和元年度決算に伴う繰越金を追加いたしております。 102ページをお願いいたします。歳出では、歳入の繰越金と同額を予備費に計上いたしております。 105ページをお願いいたします。105ページから107ページは、観光施設特別会計補正予算の総括でございます。 108ページをお願いいたします。歳入では、令和元年度決算に伴う繰越金を追加いたしております。 110ページをお願いいたします、歳出では、繰り入れの繰越金と同額を予備費に計上いたしております。 113ページをお願いいたします。113ページから115ページは、有線テレビ事業特別会計補正予算の総括でございます。 116ページをお願いいたします。歳入では、令和元年度決算に伴う繰越金を追加し、118ページをお願いいたします。歳出では、繰越金と同額を有線テレビ運営基金積立金に計上いたしております。 121ページをお願いいたします。121ページから126ページの水道事業会計補正予算につきましては、収益的支出が職員の異動等に伴う給与費の補正、資本的支出は金利見直しによる企業債償還金の追加でございます。 127ページをお願いいたします。127ページから132ページの工業用水道事業会計補正予算、133ページから141ページの下水道事業会計補正予算、143ページから149ページの市民病院きたはた事業会計補正予算につきましては、いずれも職員の異動等に伴う給与費の補正でございます。 151ページをお願いいたします。モーターボート競走事業会計補正予算でございますが、舟券売上額の増加に伴い、収益的収入の開催収益、場間場外発売事務受益収益を補正し、収益的支出におきましても、開催費、場間場外発売事務受託費を補正いたしております。管理費は、職員の異動等に伴い給与費を減額するものでございます。資本的支出の設備改良費は、スタンド等改修事業の継続費年割額の変更に伴うものでございます。 以上で、補正予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集第1をお願いいたします。 40ページをお願いいたします。議案第189号、唐津市立小中学校学習用パソコン購入契約締結についてご説明申し上げます。本議案は、唐津市小中学校学習用パソコンの購入に当たり、令和2年11月6日に仮契約を締結いたしましたので、地方自治法第96条第1項第8号の規定等によりご提案申し上げるものでございます。 契約の目的は、学習用パソコン1万969台の購入でございます。 契約の方法は随意契約によるものでございます。 今回の学習用パソコンの調達は、佐賀県の共同調達によるもので、県が一般競争入札により決定した業者と契約を行うものであり、特定された業者との契約となることから、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の規定により随意契約とし、令和2年11月6日付で仮契約を締結いたしました。 契約金額は6億88万1,820円でございます。 契約の相手方は、佐賀県佐賀市鍋島町大字森田902番地、株式会社学映システム代表取締役岡村祐臣でございます。 次に51ページをお願いいたします。報告第17号、専決処分の報告についてご説明申し上げます。本報告は、契約管理課庁用車と普通自動車との接触による物損事故につきまして、令和2年11月11日に専決処分し、同日に示談が成立いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定によりまして、市議会にご報告をいたすものでございます。 事故の内容でございますが、令和2年10月9日に、唐津市浄水センター駐車場において庁用車を降りようと運転手側のドアを開けたところ、突風にあおられ、庁用車のドアが隣に駐車していた車の助手席側のドアの側面部分に接触し、相手側車両のドアを破損させたものでございます。 損害賠償金は、相手方車両の修理及び代車費用でございまして、34万8,800円でございます。 なお、損害賠償金は、公益社団法人全国市有物件災害共済会から全額補填されることとなっております。 損害賠償の相手方につきましては、記載のとおりでございます。 公用車の総括管理を所管する部におきまして、職員がこのような事故を起こしましたことを、市民の皆様並びに市議会に対しまして深くおわびを申し上げますとともに、このような事故を起こさないよう事故を起こした職員をはじめ、関係職員に対し厳重注意と安全運転等の徹底を指導したところでございます。誠に申し訳ございませんでした。 以上で、財務部所管の提案理由の説明を終わらせていただきます。 何とぞご審議の上、ご決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 総務部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第1の1ページをお願いいたします。議案第175号、唐津市職員給与条例等の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、国の人事院勧告、佐賀県人事委員会勧告に準じて改正するものでございます。 2ページをお願いいたします。今回改正する条例は7件ございまして、第1条及び第2条で唐津市職員給与条例を、第3条及び第4条で唐津市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例を、第5条及び第6条で唐津市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例を、第7条及び、3ページの第8条で市長及び副市長の給料その他の給与条例を、第9条及び第10条で唐津市教育委員会教育長の給与等に関する条例を、第11条及び第12条で唐津市モーターボート競走事業管理者の給与等に関する条例を、第13条及び第14条で唐津市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例を改正するものでございます。 改正の内容でございますが、全ての職において期末手当の支給月数を0.05月分引き下げるものでございます。 今年度につきましては、12月期の期末手当を減額し、令和3年度以降は減額後の月数が6月期と12月期で均等となるように改正するものでございます。 施行期日は公布の日からといたしておりますが、12月期の期末手当の基準日が12月1日であることから、条例改正につきましては、本日までに公布する必要がございますので、本議案につきましては、先にご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の2ページから15ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 続きまして、4ページをお願いいたします。議案第176号、唐津市特別職の職員で非常勤のものに対する報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、本年9月市議会定例会において唐津市監査委員条例が一部改正されたこと等に伴いまして改正するものでございます。 5ページをお願いいたします。改正の内容でございますが、別表に規定する監査委員の職名及び報酬の額を変更するもので、これまで識見を有する者のうちから選任された委員及び議員のうちから選任された委員という区分で報酬額を規定していたものを、代表監査委員及び監査委員という2つの区分に改め、報酬額を代表監査委員については月額15万2,000円、監査委員については月額10万円とするものでございます。このほか地方自治法の一部改正により本条例に引用する条文に項ずれが生じておりますので、規定の整理を行うものでございます。 施行期日は、報酬等の改正につきましては、令和3年2月6日から、条文の項ずれの改正につきましては、公布の日からといたしております。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の16ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 続きまして、39ページをお願いいたします。議案第188号、字の区域変更についてご説明申し上げます。 本議案は、元石町及び十人町の区域において民間事業者が進めます宅地造成事業に伴い、境界を整理し、字の区域を変更するため、地方自治法第260条第1項の規定により提案するものでございます。 変更する理由でございますが、当該造成区域は元石町と十人町が入り組んだ場所に位置しており、造成後の分譲区域に字界をまたぐ区画が生じることから、事業者より字の区域変更の申出があり、本市といたしましても、当該区域全体を同一の区域とすることが合理的であると判断し、字の区域を変更し、十人町へ編入するものでございます。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の42ページから44ページに参考図面を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上で、総務部所管の議案についての説明を終わらせていただきます。 何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中秀和君) 北方未来創生部長。          (未来創生部長 北方初美君登壇) ◎未来創生部長(北方初美君) 未来創生部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第1の6ページをお願いいたします。議案第177号、唐津市曳山展示場条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、曳山展示場を設置することに伴い制定するものでございます。 制定の理由といたしましては、曳山展示場を含む現在の唐津市民会館は令和3年3月31日をもって廃止となりますが、引き続き曳山展示場につきましては、佐賀県重要有形民俗文化財である唐津曳山14台の保全を図りながら、展示・公開を行い、市民文化の向上と観光の振興を図るため、今回の条例を制定するものでございます。 施設の名称は、唐津市曳山展示場とし、位置は現在の曳山展示場と同じ、唐津市西城内6番33号でございます。 また、曳山展示場の解体並びに改築の期間中につきましては、唐津市ふるさと会館敷地内の旧多目的ホールの一部を改修し、全14台の山の保管・展示を行うことといたしております。 改修工事は令和2年度中の完了予定で、令和3年5月を目途に曳山展示場として開設を予定していることから、特例措置といたしまして、規則で定める間、曳山展示場の位置を唐津市振興町2881番地1といたしております。 施行期日は、令和3年4月1日からでございます。 次に11ページをお願いいたします。議案第178号、唐津市体育施設条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、今年度で改築が完了する新たな唐津市浜玉町社会体育館の使用料を定めるものでございます。 新たな体育館は、改築前の旧体育館に比べ競技場面積が半分程度となり、競技場コートの数につきましても半減いたしております。新たな体育館の使用料につきましても、もともと旧体育館の半面使用分として定めていた使用料と同一の金額とするものでございます。 具体的には、1時間当たりの使用料としまして、午後5時までの利用では、一般の利用が290円、生徒・児童の利用が140円、午後5時以降の利用につきましては、一般の利用が340円、生徒・児童の利用が170円とするものでございます。 施行期日は、規則で定める日から施行することとしております。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の17ページから18ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 次に44ページをお願いいたします。議案第192号、唐津市民交流プラザの指定管理者の指定についてご説明申し上げます。 本議案は、唐津市民交流プラザの指定管理者の指定についての議案でございまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案するものでございます。 新たに指定管理者を導入するため、唐津市民交流プラザの指定管理者の公募を行いましたところ、3団体から応募がございまして、指定管理者選定委員会において審査し、指定管理者候補者を決定したものでございます。指定管理者となる団体は、唐津市民交流プラザ運営共同事業体、指定期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間でございます。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の47ページから48ページに指定管理者となる団体の概要を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、ご提案申し上げます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中秀和君) 緒方市民部長。          (市民部長 緒方俊寿君登壇) ◎市民部長(緒方俊寿君) 市民部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第1の13ページをお願いいたします。議案第179号、唐津市固定資産税の課税免除及び不均一課税に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第25条の地方公共団体等を定める省令の一部改正に伴い改正するものでございます。 今回の省令改正は、中小企業の事業承継の促進のための中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律等の一部を改正する法律が束ね法案として成立・公布されております。その中の地域経済牽引事業促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律の一部改正に伴い、総務省令であります地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第25条の地方公共団体等を定める省令の題名中の第25条が第26条に改正されたものでございます。 以上のことから、唐津市固定資産税の課税免除及び不均一課税に関する条例の第5条に規定する同省令の第25条を第26条に改正するものでございます。 なお、今回の改正は、あくまで総務省令の名称の中の条ずれに伴う改正でございまして、条例内容の改正を行うものではございません。 施行期日は、公布の日から施行するものでございます。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の19ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 続きまして、同じく議案集第1の15ページをお願いいたします。議案第180号、唐津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年9月4日に公布され、国民健康保険税の減額に係る所得の基準について、所要の規定の整備等が行われたことに伴いまして、唐津市国民健康保険税条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容でございますが、平成30年度税制改正におきまして、令和2年分からの給与所得控除・公的年金等控除について10万円引き下げるとともに、基礎控除を10万円引き上げることとされております。これに伴い、所得情報を活用している国民健康保険税におきまして、意図せざる影響や不利益が生じないよう、国民健康保険税の減額に係る所得の基準について基礎控除額相当分の基準額を33万円から43万円に引き上げております。 また、給与所得控除・公的年金等控除が適用される被保険者が複数所属している世帯の場合、該当者が1人増えるごとに世帯の所得が10万円増えることになりますので、軽減判定の基準額につきましても、該当者が1人増えるごとに10万円増えるようにすることで、これまでと同様の水準で軽減判定が行われるよう見直しを行うものでございます。 施行期日は令和3年1月1日でございまして、改正後の規定は令和3年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、令和2年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるものといたしております。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の20ページから22ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 続きまして、同じく議案集第1の18ページをお願いいたします。議案第181号、唐津市後期高齢者医療に関する条例及び唐津市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、地方税法の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布され、地方税における延滞金及び還付加算金の割合等の見直しが行われたことに準じまして、唐津市後期高齢者医療に関する条例及び唐津市介護保険条例の一部を改正するもので、市民部及び保健福祉部が所管する条例を合わせて提案するものでございます。 改正の内容でございますが、今回の地方税における延滞金の割合の特例の見直しに合わせまして、後期高齢者医療保険料及び介護保険料の延滞金の算定時に使用しております特例基準割合という用語を延滞金特例基準割合に見直すものでございます。 ただし、延滞金の割合に関する部分の改正では、割合の基準となる国内銀行の貸出約定平均金利の算定期間が従前より1カ月前倒しになってはいるものの、割合の引き下げなどは行われていないため、実質的な変更はございません。 施行期日は令和3年1月1日でございまして、改正後の規定はこの条例の施行の日以後の期間に対応する延滞金について適用し、同日前の期間に対応する延滞金については、なお従前の例によるものといたしております。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の23ページから24ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、ご提案申し上げます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中秀和君) 堀田保健福祉部長。          (保健福祉部長 堀田 信君登壇) ◎保健福祉部長(堀田信君) 保健福祉部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第1の20ページをお願いいたします。議案第182号、唐津市養護老人ホーム条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、延寿荘の民間移譲に伴い改正するものでございます。養護老人ホームの運営につきましては、自治体としての先駆的役割を果たしたものと考えられ、また、平成30年9月策定の唐津市公共施設再配置計画に基づき高齢者福祉のさらなる向上のため、民間の活力と創意工夫を生かした施設運営への移行を図る時期であると考えており、延寿荘で提供されているサービスの水準は民間施設においても十分提供可能でございますので、令和3年3月をもって市立養護老人ホームとしての延寿荘を廃止し、民間へ移譲するものでございます。このことにより、条例第2条から延寿荘の項目を削り、寿光園のみとするものでございます。 施行期日は、令和3年4月1日からでございます。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の25ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 次に議案集第1の41ページをお願いいたします。議案第190号、財産の無償譲渡についてご説明申し上げます。 本議案は、延寿荘の民間移譲に伴い、財産を無償譲渡するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定により提案するものでございます。 無償譲渡する財産は、延寿荘の建物、工作物及び備品でございます。 建物の所在地は、唐津市呼子町殿ノ浦1312番地、用途は老人ホーム、物置、車庫でございまして、これらの総面積は3,046.71平方メートルでございます。工作物はスプリンクラー設備一式と施設周辺を囲んでいる延長243メートルのユニフェンスでございます。備品は延寿荘運営に使用しております備品一式でございます。 譲渡する相手方は、社会福祉法人松風会で、譲渡の時期は令和3年4月1日としております。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の45ページに位置図、46ページに平面図を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 次に議案第193号及び議案第194号の2議案についてご説明申し上げます。 この2議案は、いずれも公の施設の指定管理者の指定に関する議案でございまして、令和3年3月31日をもちまして指定管理者の指定期間が終了することから、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案するものでございます。 議案集第1の45ページをお願いいたします。議案第193号、唐津救急医療センターの指定管理者の指定についてご説明申し上げます。 唐津救急医療センターは、平成18年度から一般社団法人唐津東松浦医師会を指定管理者として施設の管理運営を行っておりますが、施設の設置目的、業務の特殊性及び施設運営におけるこれまでの実績等を勘案し、指定管理者選定委員会において非公募により、引き続き一般社団法人唐津東松浦医師会を指定管理者の候補者として決定したところでございます。 指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間でございます。 次に議案集第1の46ページをお願いいたします。議案第194号、唐津市高齢者ふれあい会館の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。 唐津市高齢者ふれあい会館は、高齢者福祉の向上を図る施設であり、当該施設の役割を十分生かし、適正な管理運営を図るため、これまでの実績を勘案し、指定管理者選定委員会において非公募により引き続き社会福祉法人唐津市社会福祉協議会を指定管理者の候補者として決定したところでございます。 指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間でございます。 なお、指定管理者となる団体の概要につきましては、別添議案参考資料ナンバー1の48ページから49ページに添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、ご提案申し上げます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中秀和君) 宗田都市整備部長。          (都市整備部長 宗田匡央君登壇) ◎都市整備部長(宗田匡央君) 都市整備部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第1の22ページをお願いいたします。議案第183号、唐津市市営住宅条例等の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、唐津市市営住宅等の駐車場の管理に関する規定の整備に伴い、関係条例を改正するものでございます。 駐車場の管理に関する規定の整備に伴い、4つの関係条例を改正いたします。 唐津市市営住宅条例の改正につきましては、公営住宅法第2条第9号及び公営住宅法施行規則第1条第6号に基づく共同施設の駐車場についての管理、使用許可、使用資格、使用手続及び使用料に関する規定を整備するものとなります。 唐津市特定公共賃貸住宅条例の改正につきましては、特定有料賃貸住宅の供給の促進に関する法律施行令第1条第2号及び特定有料賃貸住宅の供給の促進に関する法律施行規則第19条第6号に基づき、駐車場を共同施設と規定し、その管理及び使用料等に関する規定を整備するものとなります。 唐津市改良住宅条例及び唐津市特定目的住宅条例の改正につきましては、駐車場を共同施設と規定し、その管理及び使用料等に関する規定を整備するものとなります。 施行期日は、令和3年4月1日からでございます。 また、この条例の規定に関する必要な準備行為につきましては、条例施行前においても行うことができるとするものでございます。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の26ページから37ページに唐津市市営住宅条例等の一部改正新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、ご提案申し上げます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中秀和君) 坂口消防長。          (消防長 坂口和広君登壇) ◎消防長(坂口和広君) 消防本部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第1の30ページをお願いいたします。議案第184号、唐津市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正が令和2年8月27日に公布、令和3年4月1日に施行されることに伴い、改正を行うものでございます。 改正内容は、電気自動車用の一般的には急速充電器と言われている急速充電設備に関するもので、改正点は2点ございます。 1点目は、第11条の2の急速充電設備関係の位置、構造及び管理に関する事項で、全出力を50キロワット以下から200キロワット以下に拡大を行い、それに伴い、位置、構造及び管理に関する基準の細目の改正を行うものでございます。現在、一般に設置されている急速充電設備の全出力は50キロワット以下となっておりますが、電気自動車の走行距離の延長ニーズによるバッテリー容量の増大により、150キロワットから200キロワットの規格が策定され開発が進んでおり、普及が予想されます。 一方、全出力50キロワットを超える急速充電設備は、第11条の変電設備の規制の対象となっており、当該規制は電気自動車の充電を行うことが想定されておらず、不燃区画の設置及び人の出入りの制限などが定められており、運転手が充電できないなど容易に設置ができない状況でございます。 これらのことから、全出力を50キロワット以下から200キロワット以下に拡大を行い、さらに位置、コネクター、充電用ケーブルなど機器類及び異常な高温・低温時に電源を遮断する構造並びに管理事項などの火災予防上必要な措置の見直し及び追加を行うことで、第11条の変電設備ではなく、第11条の2の急速充電設備の規制とすることで容易な設置を可能とするものでございます。 2点目は、第44条関係の届出に関する事項の追加でございます。現在、急速充電設備は、届出の必要がございませんが、50キロワットを超え200キロワット以下の設備は、消防署への届出を必要とするものでございます。 施行期日は、令和3年4月1日からでございます。 なお、第11条の2第1項に規定する急速充電設備に係る位置、構造及び管理に関する基準の適用について、現に設置され、または工事中の設備につきましては、現行の規定を適用するものとしております。 なお、別添議案参考資料ナンバー1の38ページから41ページに新旧対照表を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、ご提案申し上げます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(田中秀和君) 柴田副市長。          (副市長 柴田 哲君登壇) ◎副市長(柴田哲君) 人事議案についてご説明申し上げます。 議案集第1の33ページをお願いいたします。議案第185号、唐津市監査委員の選任につき市議会の同意を求めることについてご説明申し上げます。 本議案は、2名の監査委員のうち議員のうちから選任いたしておりました熊本大成委員が、令和3年2月5日をもちまして任期満了となられますので、識見を有する者から新たに飯田隆人氏を委員として選任し、地方自治法第196条第1項の規定によりまして、市議会のご同意を賜りたくご提案申し上げるものでございます。 飯田氏は、平成元年から平成20年まで19年余りを佐賀銀行の行員として精励された後、平成25年2月に飯田税理士事務所を開業され、その後、宅地建物取引士及び行政書士の資格も取得されるなど、その豊富な経験に基づく専門知識と堅実ですぐれた識見を併せ持たれており、監査委員として適任であると考え、市議会のご同意をお願いするものでございます。 なお、飯田氏の略歴につきましては、34ページに参考資料として添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 次に35ページをお願いいたします。議案第186号、唐津市教育委員会委員の任命につき市議会の同意を求めることについてご説明申し上げます。 本議案は、教育委員会委員4名のうち、坂本恭子委員が令和3年2月16日をもちまして任期満了となられますので、後任として、石山貴子氏を委員として任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりまして、市議会のご同意を賜りたくご提案するものでございます。 石山氏は、平成26年5月から呼子公民館放課後子ども教室協働活動サポーターとして現在もご尽力いただいているほか、これまで唐津市立呼子小学校PTA母親部長、唐津地区PTA連絡協議会常任理事など要職をお務めになられました。このように、教育行政に特段の関心を持って携わっていただいており、教育に関して高い識見をお持ちであることから、教育委員会委員として適任であると考え、市議会のご同意をお願いするものでございます。 なお、石山氏の略歴につきましては、36ページに参考資料として添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 次に37ページをお願いいたします。議案第187号、人権擁護委員の候補者推薦につき市議会の意見を求めることについてご説明申し上げます。 本議案は、人権擁護委員の候補者を推薦するに当たり市議会の意見を求める必要がございますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりご提案申し上げるものでございます。 このたび、宮﨑法誠氏が令和3年3月31日をもちまして任期満了となられますので、佐賀地方法務局長より後任の推薦依頼があっております。そこで、宮﨑法誠氏の後任といたしまして、坂本和人氏を推薦いたしたくご提案申し上げるものでございます。 なお、坂本氏の略歴につきましては、38ページに参考資料として添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上をもちまして、人事関係3議案の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご同意、ご意見を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田中秀和君) 山本農林水産部長。          (農林水産部長 山本善文君登壇) ◎農林水産部長(山本善文君) 農林水産部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第1の43ページをお願いいたします。議案第191号、土地改良事業計画の変更についてご説明申し上げます。 本議案は、唐津市営土地改良事業計画の変更を行うため、土地改良法第96条の3第1項の規定により提案するものでございます。 今回、計画変更を行う事業の名称は、相知黒岩地区圃場整備事業でございます。 変更の内容でございますが、当初の事業費は3億円でございましたが、実施地区内に湧水が多く、土砂の置き換えや湧水処理工事等の追加工事が必要になったことに加え、遺跡調査が必要となり、事業費が3億7,000万円となったものでございます。この結果、当初計画から事業費が10%以上増額となり、土地改良法の規定により計画変更について提案するものでございます。 何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中秀和君) 畔田経済観光部長。          (経済観光部長 畔田浩貴君登壇) ◎経済観光部長(畔田浩貴君) 経済観光部所管の議案についてご説明を申し上げます。 議案第195号から議案第198号までの4議案につきまして、一括してご説明申し上げます。 この4議案は、いずれも指定管理者の指定についての議案でございまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案するものでございます。 議案集第1の47ページをお願いいたします。議案第195号、唐津市ふるさと会館の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。 唐津市ふるさと会館の公募を行いましたところ、3団体からの応募があり、令和2年11月4日に開催しました指定管理者選定委員会の審査の結果、株式会社メリーランドを候補者と決定したものでございます。 指定の期間でございますが、令和3年4月1日から令和7年3月31日までの4年間でございます。 48ページをお願いいたします。議案第196号、唐津市鳴神温泉ななのゆの指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。 唐津市鳴神温泉ななのゆの候補者選定につきましては、非公募で行い、指定管理者選定委員会の審査の結果、株式会社鳴神温泉を候補者と決定したものでございます。 指定の期間でございますが、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間でございます。 49ページをお願いいたします。 議案第197号、唐津市旧唐津銀行の指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。 唐津市旧唐津銀行の公募を行いましたところ、2団体からの応募があり、指定管理者選定委員会の審査の結果、旧唐津銀行運営唐津観光協会・ぴ~ぷる共同事業体を候補者と決定したものでございます。 指定の期間でございますが、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間でございます。 50ページをお願いいたします。 議案第198号、唐津市ふれあい自然塾ひぜんの指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。 唐津市ふれあい自然塾ひぜんの公募を行いましたところ、3団体からの応募があり、指定管理者選定委員会の審査の結果、日隈工業株式会社を候補者と決定したものでございます。 指定の期間でございますが、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間でございます。 なお、指定管理者となる団体の概要につきましては、別添議案参考資料ナンバー1の49ページから51ページまでに添付しておりますので、ご参照いただきたく存じます。 以上、ご提案申し上げます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中秀和君) 以上で提案理由の説明を終わります。 議事日程に従い、これより議案質疑を行います。 議案第152号から議案第161号まで並びに議案第175号、以上11件を一括付議します。ご質疑ございませんか。吉村慎一郎議員。 ◆9番(吉村慎一郎君) 9番、志政会、吉村慎一郎です。議案質疑を行います。 議案第175号、唐津市職員給与条例等の一部を改正する条例制定について、今回、再任用職員を除く一般職及び特別職の期末手当の支給月数を0.05カ月分引き下げるものとありますが、今回の給与条例改正までの経過とその目的についてお伺いします。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) お答えいたします。 今回の一般職等に関します条例の改正につきましては、令和2年10月7日に行われました国の人事院勧告及び10月23日に行われました佐賀県人事委員会勧告、こういうものに準じて改正を行おうとするものでございます。 また、特別職及び市議会議員に関する条例の改正につきましては、国の特別職の職員の給与に関する法律の改正に準じて行うものでございます。 改正の目的でございますが、この人事院等の勧告制度は労働基本権が制約されております公務員の代償措置として、その処遇を確保する重要な役割を担っているものでございます。地方公務員法第24条第2項におきまして、職員の給与は国及び県並びに民間給与の事情を考慮して定めなければならないとされておりますことから、人事委員会がございません本市につきましては、国の人事院勧告及び県の人事委員会勧告に準じて改正を行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 吉村議員。 ◆9番(吉村慎一郎君) 次の質疑ですが、今回の給与のマイナス改定が新型コロナウイルス感染症対策、自然災害への対応など、市民の安全安心のために日々業務に邁進されている職員の士気、意欲を低下させるのではないかというふうに感じるわけですが、その点についてお伺いします。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 期末手当の引き下げにつきましては、そのときどきの経済情勢等によりまして、過去には昭和の時代からマイナスの勧告がなされたという史実がございます。今年度も新型コロナウイルス感染症の影響により、経済情勢を考えますとマイナス勧告もいたし方のないものと考えるところでございます。 本市におきましても、新型コロナウイルス感染症対策等により、職員の業務量が増加し、厳しい労働環境のもと頑張って業務遂行に取り組んでいる職員たちもおりますので、今回の期末手当の引き下げは、そういったものには厳しい内容となると考えます。 しかしながら、先ほどご説明させていただきましたように、地方公務員の職員給与は地方公務員法によりまして諸所の事情を考慮して定めなければならないとされておりますことから、国の人事院等の勧告に準じて改正を行うものでございます。公務員の給与とはそういった決定がなされるものでございますので、不満があったといたしましても、士気、意欲を低下させることなく、市職員としての自覚を持って業務を継続していく必要があろうかと考えるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 吉村議員。 ◆9番(吉村慎一郎君) 次に、職員の給与水準についてお伺いしますが、県内におけるラスパイレス指数の水準についてお伺いします。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 給与の水準をほかの自治体と比較する指標といたしまして、ラスパイレス指数というものがございます。これは国家公務員の給料を100とした場合に、その100の基準に対する水準を指標であらわすものでございます。 公表されております最新のものが昨年度の令和元年度のものでございますので、こちらでご説明をさせていただきますと、本市のラスパイレス指数は98.0でございました。県内10市の平均が98.4でございますので、10市平均を若干下回っております。10市の中での序列は高いほうから7番目となっているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 吉村議員。 ◆9番(吉村慎一郎君) 高いほうから7番目ということでしたが、ちょっと確認ですが、人事院勧告等に準じた給与の改定を行わなかった場合、国からのペナルティ等はあるのか、その点についてお伺いします。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 国に準じた改正を行わなかった場合にペナルティ等があるかとのご質問でございます。 例年12月に総務省から県を通じまして期末勤勉手当の支給状況の調査というものがなされます。この中で、各市の支給状況の確認がなされます。また、このほかにも、毎年度、国の給与実態調査というものが実施されておりまして、いずれの調査におきましても、国と違う取り扱いをしていた場合には、指摘、指導がなされることが予想されます。仮に勧告に準じた改正を行っていなかった場合には、財政的に余裕があるんじゃないかと、そういった団体とみなされるであろうと考えます。 直接的なペナルティというものはございませんが、国の財政支援等に何らかの影響があるのではないかと。一番考えられますのは、可視化が進んでいない特別交付税とか、そういったものでの影響があるのではないかと考えるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 吉村議員。 ◆9番(吉村慎一郎君) 最後の質疑になりますが、現在の給与水準について、佐賀県で2番目の自治体としてどのような認識を持っておられるのかお伺いします。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 本市のラスパイレス指数でございますが、5年前の平成26年度は96.3でございました。この5年間で平成31年度が98.0となっておりますので、給与のこの指数的な水準というのは、若干改善傾向にあるものと考えております。 しかしながら、県内他市と比較いたしますと、先ほど申し上げました序列の7番目という状況でございますので、平均以下でございますので、これにつきましては、職員労働組合との交渉の中でも毎回この件につきまして協議事項として上がってくる項目でもございます。 職員の士気、意欲の低下にならないような対応策を考えていく必要があると考えておりますので、これにつきましては、対応策といいますか、そういったものを労働組合と継続して協議してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 吉村議員。 ◆9番(吉村慎一郎君) これで議案質疑を終わります。 ○議長(田中秀和君) 浦田関夫議員。 ◆19番(浦田関夫君) 日本共産党の浦田関夫でございます。議案第152号と175号、いわゆる唐津市職員の給与関係について質疑をしたいというふうに思います。 先ほどの吉村議員からも議案質疑がありましたので、重複しないようにしたいというふうに思います。 まず最初に、引き下げられた背景とか、人事院勧告の問題についてはありましたけども、当事者である労働組合との協議というのはどのようだったのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 労働組合との協議の結果をご説明させていただきます。 ご存じのように、本市には2つ労働組合がございまして、今回の給与改定につきましては、それぞれの組合と交渉をさせていただきまして、いずれの組合についても妥結ということでご理解をいただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆19番(浦田関夫君) 妥結したということではありますけれども、先ほどの質疑の中でもありましたけれども、コロナ禍の中で厳しい経済ではありますけれども、 職員も懸命に働いているというところでは、労働組合からどういう主張といいますか、やむを得ないということもあったんだろうとは思いますけども、その中でも労働者としての、労働組合としての意見はあったと思いますが、どういうご意見があったのかお聞かせください。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 給与改定に関しましての労働組合の意見でございますが、今回、期末手当の引き下げのみということで、内容的には素直に受け入れ難いところはあると。ただし、新型コロナウイルス感染症によりまして、本市はもとより、日本経済への影響が甚大であると、そういったところの景気の悪化というところをご判断いただきまして、今回の人事院勧告に準じました給与改定はやむを得ないという、そういったご意見をいただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆19番(浦田関夫君) 今の経済状況ではやむを得ないということでありますけれども、しかし、そのコロナ禍をどうやって立て直すかという点では、国も補正予算をし、それに基づいて唐津市も5次にわたる補正予算を組んで、その中で職員も頑張ってかなり残業もやっているわけですけども、最近、希望を抱いて唐津市に就職してきながら早期に退職者が多いというふうに聞いております。やはり働きやすい職場を作っていく、また、環境を作っていく、給与体制を作っていく、そういうのが大切ではないのかというふうに思いますけども、過去に、わかる範囲でいいですが、退職者の数と原因について質疑いたします。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 過去の早期退職者の状況でございます。直近5年間の状況をご説明させていただきます。 まず、平成27年度から平成29年度までは各年13名の早期退職者がございました。いずれも13名でございます。それから、平成30年度が19名、昨年、令和元年度につきましては23名でございます。今年度は現在までに12名が早期退職をしているところでございます。 退職の理由でございますが、死亡により退職したものを除きますと、基本的には自己都合によるというものがほとんどございます。具体的に伺っている状況で申し上げますと、家庭の事情のより県外の地元に戻る、それから、従来からの夢を実現したいというのは、自分で起業したいといったもの、そのほか、ほかの公務員とか、民間企業への転職等、そういったものなど理由としてはさまざまなものでございました。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆19番(浦田関夫君) 私も驚きました。かなり退職者が短期間に、やっぱり唐津市役所、公務員として唐津市を選んでいただいて、市に就職しながら退職された方がこんなにも多いということは、やはりそれなりの魅力ある職場づくりや給与体系が必要ではないのかというふうに考えます。 先ほども質疑が出ていましたけども、ラスパイレス指数は下から3番目だということは、県内で佐賀市に次ぐ2番目の経済力というか、公務員の給与も佐賀市が高いという中で、なぜ唐津市がこういう下位に甘んじているのか、理由についてお聞かせいただきます。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 平成17年の市町村合併前のラスパイレス指数の状況を申し上げさせていただきますと、相対的に東高西低、東が高くて西が低いと。旧唐津市、それから、東松浦郡の全体が県内でも低い状況であったということでございます。そういった地域が合併いたしました最初の平成17年度の本市のラスパイレス指数は93.7でございました。もともと低いところから新市の給与水準がスタートしたという歴史がございます。そこから旧唐津市の昇給、昇格制度をベースといたしました新市の給与体系となりまして、現在まで少しずつ上昇して現在に至るというところでございます。 現時点では、先ほどの県内10市の平均以下というところでございまして、その理由といたしましては、一番考えられますのが、旧唐津市におきまして昭和58年度から昭和63年度までの6年間、財政的な理由によりまして職員採用を実施いたしておりません。新人を取っていないという時期がございます。そのことによりまして、55歳から60歳、ちょうど我々の年代の職員というのが、いわゆる市役所の中でいえば平均給料が高い人間というのが絶対的に少ないという状況がございます。そういったことが、このラスパイレス指数に一番大きく作用しているのではないかと考えるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆19番(浦田関夫君) ちょっとよくわからなかったんですけど、給与の高い職員が少ないということで結果的にラスパイレス指数が下がったということは、今後、若い職員さんがずっと上がってくればラスパイレス指数は上がるということで理解していいんですか。再度質問します。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 55歳以上の我々の年代の給料の、役所の中では高い部類の人間が少ないと申し上げました。 54歳以下からは職員数の分布というのが増えてまいりますので、そういった自然的に増えてくる要因は含んでおるものと思います。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆19番(浦田関夫君) 自然の増えていくということは、先ほども答弁がありましたけれども、合併した当初は九十何ぼで、それから、今は98.0まで改善されたということなんですけども、そうすれば、いつになったらそれが、少なくとも県内2番目とは言いませんけども、上から7番目、下から3番目というのが改善される見通しができてくる時期というのはいつごろなんですか。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 先ほど申し上げました高齢層の職員が少ないというのが要因であるというのは、それは1つの要因でございます。そのほかにも要因がございます。まして、国、それから、他の自治体においてもそれぞれ要因がありますので、本市だけでいつぐらいにどこまでに持っていけるかというのは他市の状況も変動いたしますので、ここでは申し上げにくいかと思います。申し訳ございません。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆19番(浦田関夫君) もう一つ、やっぱり公務員給与で低いと私が問題意識しているのは、会計年度任用職員です。公民館の館長さんとか、学校給食の職員さんとかが、職務内容にもかかわらず賃金が長期間低水準にずっと抑えられているというふうに思っています。 峰市長は、所信表明演説で同一労働同一賃金というふうに述べられていますけれども、会計年度任用職員の待遇改善についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 会計年度任用職員制度につきましては、従来の地方行政の重要な担い手となっております臨時非常勤職員の任用について、各自治体において、その取り扱が不明確であったために臨時非常勤職員制度の適正化を図ることを目的といたしまして、平成29年5月に地方公務員法の改正がなされておりまして、令和2年4月1日に法が施行されております。本市におきましても、会計年度任用職員制度へ移行し、運用を図っているところでございます。 この制度の意向によりまして、会計年度任用職員の定義が明確になり、適正な任用、勤務条件が確保されまして、報酬につきましては、採用から3段階の勤務経験年数に応じた報酬への加算を行うそういう加算措置、それから、期末手当の支給率も段階的ではございますが、正規職員と同等に引き上げるという措置を行っております。また、このほか通勤手当、それから、特殊勤務手当といった職員手当等についても支給を行っておりますほか、特別休暇といたしまして、夏季休暇といったそういたものがございますが、その特別休暇の付与なども改善を図ったところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆19番(浦田関夫君) 唐津市もコロナ禍に対応する作業で、先ほども言いましたけども職員が大変多忙化をしている職場もあります。やっぱり懸命に働いている職員に対して、その願いに答えられるような給与水準、また、職場環境を作る必要があるというふうに思いますけども、総務部長はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(田中秀和君) 濵口総務部長。          (総務部長 濵口 智君登壇) ◎総務部長(濵口智君) 給与水準と職場環境への取り組みということでお答えさせていただきます。 まず、給与水準につきましては、先ほど来、ご説明いたしましたように、人事院勧告準拠というのが公務員の給与の決定の仕組みでございますので、本市独自の給料制度というのを設けることはできませんが、ただ、先ほどおっしゃられましたように、県内第2の都市であるということは頭において、今後、労働組合とも継続して協議を行っていく必要があると考えております。 職場環境につきましては、今年度は特に台風や大雨などの自然災害の対応に加えまして、新型コロナウイルス感染症、この対応に日々追われるところが正直ございました。厳しい勤務環境であった部署もございます。それに加えまして、市民サービスの向上を図るため、新規事業などの業務量が増えているのも事実であろうと思います。 そのような中で、職員がやりがいを持って職務にチャレンジできる職場の雰囲気づくりというのは非常に重要であると思っておりますので、職員の提案や意見がとおりやすい職場環境を推進していく、また、職務に精励しようとする職員の努力や実績が給与に反映できるような、そういった仕組みができれば取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 また、一方で健康管理の面におきましても、事業の見直しなどで業務量の軽減を図り、休暇を取りやすい環境を確保すると、リフレッシュできる環境を整備すると、そういったことが望ましいと考えるところでございます。 これは理想を申し上げたところかもしれませんが、これを目標として取り組んでいかなければならないと考えております。 以上です。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆19番(浦田関夫君) ぜひ、やりがいのある職場作りというか、環境作り、総務部長もおっしゃいましたけども、やっぱり今、精神的な疾患で休まれている方も結構おられるということでは健康管理も十分やっていただきたいというふうに思います。 公務員の仕事というのは、東北震災だとか、熊本震災、県内でも水害などが多く発生しておりますけれども、そういうところで、震災者支援や復旧活動で、また、避難所運営で献身的に努力している仕事ぶりというのは社会的にも評価を受けて、高く評価をされています。希望を抱いて職務に専念できる市職員の仕事に答えられるような職場環境と給与水準を確保することを求めて議案質疑とします。ありがとうございました。 ○議長(田中秀和君) 以上で議案第152号から議案第161号まで並びに議案第175号、以上11件の議案質疑を終結します。 お諮りします。議案第152号から議案第161号まで並びに議案第175号、以上11件の議案は、唐津市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中秀和君) 異議なしと認めます。よって、議案第152号から議案第161号まで並びに議案第175号、以上11件の議案は、委員会付託を省略することに決しました。 13時10分に再開することとします。その間に討論の申し出がある方は通告をお願いいたします。 以上で休憩いたします。                   ~~~~~~~~○~~~~~~~~                     午後 零時01分  休憩                     午後 1時10分  再開                   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ ○議長(田中秀和君) 休憩全に引き続き会議を開きます。 これより議案第152号から議案第161号まで並びに議案第175号、以上11件についての討論に入ります。 議案第152号から議案第161号まで並びに議案第175号、以上11件については討論の申し出がございませんので直ちに採決します。 議案第152号から議案第161号まで並びに議案第175号、以上11件の議案は原案通り決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中秀和君) 異議なしと認めます。よって、議案第152号から議案第161号まで並びに議案第175号、以上11件の議案は原案どおり可決することに決しました。 議事日程に従い、これより公共施設のあり方に係る特別委員会委員長の報告を求めます。熊本公共施設のあり方に係る特別委員会委員長。          (公共施設のあり方に係る特別委員長 熊本大成君登壇) ◎公共施設のあり方に係る特別委員長(熊本大成君) 公共施設のあり方に係る特別委員会報告書。 本委員会は、令和元年6月24日に、公共施設の配置は公共サービスを維持向上させていく上で重要な施策であり、その調査研究を行い、諸課題に対応することを目的として設置しました。 唐津市においては、唐津市公共施設等総合管理計画や唐津市公共施設再配置計画に基づき、保有量・コスト・行政サービスの最適化、まちづくりの視点という基本方針のもと、公共施設の再編・統廃合に取り組んでいるところです。 公共施設に関しては、今後、高齢化と人口減少が進行し、財政状況がさらに厳しくなることが予想されるところを鑑みると、将来を見通した最適な施設配置及び効率的かつ効果的な維持管理を実現することが必要となり、そのためには、まずは保有量の最適化を図るべきであります。 そこで、本委員会においては、唐津市公共施設再配置計画に掲げられている削減目標をいかに達成するかが重要であるという共通認識のもと、公共施設のあり方について議論をしてきました。 主要な公共建築物267施設を大区分ごとに2つに分け、作業部会を設置し、ヒアリングや現地調査を行うなど、各施設の今後の方向性、実行プラン等の確認・協議を行い、唐津市公共施設再配置計画に掲げられている削減目標の達成に向け、次のとおり提言として取りまとめました。 1、基本方針が用途廃止、機能集約、民営化・民間活用を検討など削減につながる方針の施設については具体的な年度目標を設定し、計画的に削減に取り組むこと。 2、これまで公共施設再編推進室を中心に各部署で進めてきた公共施設の再編管理をより効果的かつ効率的に推進できるよう、1つの専門部署に一元化すること。また、普通財産についても同様に一元化し、利活用や売却について全市的な視点を持って進めること。 3、公共施設の中には避難所に指定されている施設もあるため、公共施設の再編と避難所の確保が両立できるよう、担当部署間で十分に協議を行うこと。 4、指定管理者制度によって運営管理を行っている施設が多いが、施設によっては制度にそぐわない施設もあるため、各施設の運営形態の見直しを行うこと。また、第3セクターについては、解消に向け早急に検討を行うこと。 5、公共施設の利用料金については、これまで大きな見直しが行われておらず、社会経済状況の変化等を踏まえた適正な見直しが必要と考える。施設の利用状況や近隣類似施設との比較検証を行い、早急に料金改定を実施すること。 なお、各施設についての提言内容は、別紙資料の公共施設のあり方に関する提言としてまとめましたので、執行部におかれましては、これらの提言を踏まえた上で今後の公共施設の再編を推進していただくことを要望して、本委員会の報告とします。令和2年11月30日。公共施設のあり方に係る特別委員会委員長、熊本大成。唐津市議会議長、田中秀和様。 ○議長(田中秀和君) 以上で、公共施設のあり方に係る特別委員会委員長の報告を終わります。 これより公共施設のあり方に係る特別委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。公共施設のあり方に係る特別委員会委員長の報告に対し、ご質疑はございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中秀和君) 質疑なしと認めます。以上で公共施設のあり方に係る特別委員会委員長の報告に対する質疑を終わります。 次に、人口減少対策に係る特別委員会委員長の報告を求めます。浦田人口減少対策に係る特別委員会委員長。          (人口減少対策に係る特別委員長 浦田関夫君登壇) ◎人口減少対策に係る特別委員長(浦田関夫君) 報告いたします。 人口減少対策に係る特別委員会報告書。 本委員会は、令和元年6月24日に、人口減少対策は市政運営の根幹に係る重大な課題であり、その対策は定住移住だけではなく地域づくりなど多岐にわっているため、これからの課題の整理や対策の検討を行うことを目的として設置しました。 本委員会ではこれまで21回の委員会を開催し、その課題の整理や対策について、人口を増やす対策と人口減少に対応する社会づくりを行う対策とに分けて協議を行ってきました。 各地域の状況を洗い出すために唐津市をAからFまでの6つのエリアに分け、作業部会を設置し、各エリアの調査を行い、その調査結果をエリアごとに現状・原因・課題に分けて、別紙資料の各エリアにおける人口減少対策に係る現状・課題等についてとしてまとめました。 また、本委員会で作成した資料をもとに各地域で活動をしている集落支援と意見交換を実施し、各地域の現状や課題の確認を行いました。その後、唐津市の人口減少にどのような対策が有効なのかについて協議を行い、委員からのさまざまな意見をもとに、次のとおり提言として取りまとめました。 1、唐津市域内(特に鏡地域、浜玉地域)への世帯分離による移動が見受けられる。その中で、第一次産業従事者の子世代が通勤・通学の利便性から実家を離れ、休業日などを利用して生産活動を行っている現状がある(第二種兼業農家)。 そこで、3世帯同居・近居などを支援する具体的な施策、取り組みなど、家族が共に支えあう環境づくりが必要である。地域(エリア)アンケートを実施し、現状分析と今後の施策検討を行うこと。 2、唐津市で生まれ育ち転出された方、唐津市に仕事や学業、祭りや地域行事などで関係性を持つ方をどのようにして唐津に呼び込むかが重要である。また、市外在住者(I・Jターン)と唐津市出身者(Uターン)などタ-ゲットの絞り込みに合わせたきめ細かな施策を組み立て、ターゲットのニーズに応えられる関係人口を構築するためのプログラムを早急に創り上げ、唐津市に移住したくなるようなイメージ戦略と情報発信を行う必要がある。 そこで、移住者へのアンケートを実施し、移住者の動向など現状分析を行い、本委員会が作成した別表の移住・定住施策一覧を参考とし検討を行うこと。 3、人口減少や高齢化が進行していく中、地域の活力を維持していくためには新たな地域の仕組みづくりが課題である。地域づくり協議会などへの人的・財政的支援などについて、中山間地域における集落機能の維持・活性化を目指すものとして、今後、推進すべき重要な施策であることから重点的に取り組みが必要である。 そこで、現在取り組んでいる集落支援制度の見直しも含め、地域おこし協力隊の活用を図り、各エリアの地域づくりの推進をサポートする支援体制を構築し、地域の魅力を高め、住みたくなるまちづくりを目指すこと。 4、唐津市域内のインターネット環境は、特に企業等において通信量の増加による通信速度に課題があり、商業地での同時使用による通信速度の低下等の弊害も起きている。このことは、企業進出の障壁となり、結果として若者流出の大きな原因である働く場の不足に繋がるとともに、企業の労働環境向上の阻害要因にもなっている。また、今後、全市域的に光ケーブルの改修など課題もあることから、光回線のインターネット環境の充実・整備については最優先で検討が必要である。 そこで、今後の光ケーブル網の整備に合わせ、通信事業者と協議を行い、唐津市の商業地並びに企業等の使用に支障が出ないような、整備計画を早急に進めること。 5、人口減少に対応する社会をつくるためには、家族愛、地域愛、唐津愛の醸成が不可欠である。一人一人が家族における役割、地域における役割、唐津における役割に気付き行動する深い絆で結ばれた光り輝く社会を目指す唐津市人口減少社会に対応する社会づくり宣言の制定を検討すること。 人口減少は地域ごとにさまざまな事情や態様があり、地域に即したきめ細かな対策も必要であるため、執行部におかれましては、各エリアに分けて取りまとめた報告書等の趣旨を十分に理解していただくとともに、本委員会での協議過程で出された意見等も踏まえた上での人口減少対策を要望し、本委員会の報告といたします。令和2年11月30日。人口減少対策に係る特別委員会委員長、浦田関夫。唐津市議会議長、田中秀和様。 以上です。 ○議長(田中秀和君) 以上で、人口減少対策に係る特別委員会委員長の報告を終わります。 これより人口減少対策に係る特別委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。人口減少対策に係る特別委員会委員長の報告に対し、ご質疑はございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中秀和君) 質疑なしと認めます。以上で人口減少対策に係る特別委員会委員長の報告に対する質疑を終わります。 議事日程に従い、次会は12月7日午前10時から本会議を開き、議案質疑を行うこととし、本日はこれにて散会いたします。          午後 1時27分 散会...