唐津市議会 > 2019-12-10 >
12月10日-03号

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  1. 唐津市議会 2019-12-10
    12月10日-03号


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    令和 元年12月 定例会(第5回)   令和元年       唐津市議会会議録定例会)その3   第5回1 日 時 令和元年12月10日 午前10時00分開議 於唐津市議会議場2 出席した議員    1番 田 中 秀 和            2番 石 﨑 俊 治    3番 原   雄一郎            4番 青 木   茂    5番 古 藤 宏 治            6番 山 下 壽 次    7番 林   正 樹            8番 酒 井 幸 盛    9番 吉 村 慎一郎           10番 江 里 孝 男   11番 馬 場 幸 年           12番 青 木   茂   14番 楢 﨑 三千夫           15番 宮 崎   卓   16番 伊 藤 泰 彦           17番 福 島 尚 美   18番 浦 田 関 夫           19番 伊 藤 一 之   20番 大 西 康 之           21番 水 上 勝 義   22番 中 村 健 一           23番 笹 山 茂 成   24番 山 下 正 雄           25番 三 浦 重 德   26番 進 藤 健 介           27番 熊 本 大 成   28番 宮 本 悦 子           29番 中 川 幸 次   30番 白 水 敬 一3 地方自治法第121条による出席者の職氏名       市       長      峰     達  郎       副   市   長      柴  田     哲       副   市   長      中  江     勉       教   育   長      栗  原  宣  康       ボートレース企業局長     日  下  義  信       政  策  部  長      脇  山  秀  明       総  務  部  長      櫻  庭  佳  輝       財  務  部  長      北  方  初  美       未 来 創 生 部 長      阿  蘇  靖  則       市  民  部  長      緒  方  俊  寿       保 健 福 祉 部 長      堀  田     信       農 林 水 産 部 長      吉  村  和  久       経 済 観 光 部 長      畔  田  浩  貴       都 市 整 備 部 長      新 天 寺     勉       消   防   長      坂  口  和  広       水  道  局  長      石  倉  智  典       教  育  部  長      東  島  千  尋       総  務  課  長      石  田  晃  誠4 出席した事務局職員       議 会 事 務 局 長      濵  口     智       議会事務局副局 長      木  村  佳  商          午前10時00分 開議 ○議長(田中秀和君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 議事日程に従い、議案質疑を行います。 議案第128号から議案第166号まで、並びに報告第16号及び報告第17号、以上41件を一括付議します。 ご質疑ございませんか。浦田関夫議員。 ◆18番(浦田関夫君) おはようございます。日本共産党浦田関夫でございます。会派を代表しまして、提案されております議案第152号、唐津城の指定管理者の指定について、議案第153号、唐津市国民宿舎虹松原ホテル指定管理者の指定について、議案第154号、唐津市旧唐津銀行指定管理者の指定について、議案第155号、唐津市市営住宅等指定管理者の指定について、質疑をしたいというふうに思いますが、どれも指定管理者についてでありますので、総括的に質疑を行いたいと思います。 その一つとして、旧唐津銀行指定管理者について質疑をします。 まず、今回の旧唐津銀行指定管理者唐津観光協会に指定するということでありますけれども、この唐津観光協会に期待するというのは、どういうことで唐津観光協会に指定をされたのか、その理由をお尋ねいたします。 ○議長(田中秀和君) 畔田経済観光部長。          (経済観光部長 畔田浩貴君登壇) ◎経済観光部長畔田浩貴君) 浦田議員のご質疑にお答えいたします。 今回の候補者指定管理を任せるということで、期待することでございますけども、まず、指定管理者に導入する、この旧唐津銀行そのものの期待としては、指定管理者募集要項にも募集の趣旨として掲げさせておりました。 内容をご紹介いたしますと、地階部分も含めた施設全体の一体管理を図ること、また、県の指定重要文化財指定という文化的、歴史的価値を後世に伝えつつも、多くの人が集い、周辺施設にもにぎわいを生み出すような観光客と市民の交流の拠点化となるものを目指したもので、このことが指定管理者そのものを指定するということで期待しているところでございました。 今回、唐津観光協会に指定の候補者となることで、るるご説明をいたしましたとおり、こういった期待に応えられる相手方ということで、ご判断をいたしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) 今、部長のほうから旧唐津銀行指定管理に当たって、唐津市として期待するものということで、るる説明があり、期待に応えられるものだということであります。 きのうからの議論でもあっておりますけれども、この指定管理者の指定に当たっての応募の採点結果が示されております。1,000点満点で605点とかなり低い点数があるわけですけども、そういう中でも期待される効果というのがあるのでしょうか。それとも、危惧する面があるのでしょうか。どうでしょうか。 ○議長(田中秀和君) 畔田経済観光部長。          (経済観光部長 畔田浩貴君登壇) ◎経済観光部長畔田浩貴君) 再質疑にお答えします。 昨日もご説明した内容と少し重複いたしますが、候補者事業計画では、先ほど申し上げた期待するところのうち、城内エリアの駐車場との連携のもと、来訪される車を市街地エリアへ回遊を誘導するスポットとして捉えて、施設の特徴、価値を発信するという提案が出されております。 また、入館者市民割合を高めるため、市民への優遇措置を講じ、市内外の人たちが交流の場へ参加することで、新たなコミュニケーションを生み出す提案がなされています。 また、加えて、地階部分につきましては、自主事業として初めて取り組むこととなりますので、いろんなご提案をいただいていますが、実現性についても、昨日も申し上げたとおり、市としてもしっかり情報共有と、必要であれば提言等を図ってまいる必要があると思いますが、より多くの利用促進が図られるということは期待できるということで先ほど申し上げ、また、点数が低いという中ではありますが、期待するべき効果が、やっていただけるというふうに捉えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) 唐津観光協会が1社だけだったということもありますけども、ほかの指定管理者の指定の点数は、800点台、700点台なんです。そういう中で今回605点というのは、今、部長が答弁された唐津観光協会の提案が、期待が薄いというか、そういう効果が期待できないというようなことが、点数の結果になったというふうに思いますけど、部長はどのように考えられておりますでしょうか。 ○議長(田中秀和君) 畔田経済観光部長。          (経済観光部長 畔田浩貴君登壇) ◎経済観光部長畔田浩貴君) 再質疑にお答えします。 議員ご提示のありました点数のことを、私がどう受けとめているかというご質疑だと思います。確かに期待できる部分は期待はいたしておりますが、選定委員会の委員の評価といいましょうか、点数はやはり1,000点満点じゃなかったということは、幾らかの注意するところがあるというふうに捉えて、今後、議決の際に指定管理者としてお任せすることがあれば、そういった評価の点数のものを十分に加味しながら、施設管理者として指導するべきところはしっかり指導しながら、できるだけこの施設を多くの方に利用いただけるよう努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) 私も、この旧唐津銀行が日本でも誇れる施設ですので、それをやっぱり唐津の観光の目玉として活用してほしいなというふうに思うわけですけども、それで、こんな点数として、やはり他の指定管理者からすれば低いなというふうに思わざるを得ないわけですけども、所管として、観光経済部として、今回の指定管理の指定に当たって、こういう施設をうまく利用してほしいなという、そういう点での指定の仕方お願いしますというような、指定管理委員会に何か申し上げたことはあるのでしょうか。 ○議長(田中秀和君) 畔田経済観光部長。          (経済観光部長 畔田浩貴君登壇) ◎経済観光部長畔田浩貴君) 再質疑にお答えします。 経済観光部所管として、今回の指定管理者導入に当たって選定委員会への申し入れということにつきましては、まず導入前の非公募、公募、それから指定の期間がございます。この観点から私どもとしては、日ごろ事業者に近い立場におる関係上、指定期間をできるだけ長めにとることが、より安定した経営になるかなという観点から、指定期間についてのご意見を申し上げているというところもございます。 それから、募集の申請が上がった後、この事業計画の審査においては、当然経済観光部所管常々事業者の状況を捉えているわけですけども、まずもって予定されている地階の自主事業が、施設全体にもたらす効果だとか、またその実現性も含めて具体的な説明を可能な限りこの事業者に求めるといった、主に内容の確認をお願いいたしたところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) 今、所管としてこの旧唐津銀行をどうやって有効に活用してもらえるのか、民間のノウハウを使って活用してもらうのかということでは、よりよい指定管理者にしてもらうということでは、5年間の長期の予定をお願いしたということと、それから地下の活用についても確認のお願いをしたということであります。 それでは、それを担当した政策部にお尋ねをしたいんですけども、今回の結果を、他の指定管理者から比較して点数が低いという点での、どういう受けとめ方をされているのかについてお尋ねをしたいというふうに思います。 ○議長(田中秀和君) 脇山政策部長。          (政策部長 脇山秀明君登壇)
    政策部長脇山秀明君) 再質疑にお答えいたします。 今回の旧唐津銀行指定管理者の選定結果につきましては、平成30年度に指定管理者制度の運用を、統一した判断基準による採点に見直しを行いましたので、過去との単純比較はできませんが、過去5年間の選定結果では一番低い結果となっております。 この結果につきましては、今回、新規の管理施設として、地下の活用という難しい課題があったにもかかわらず、基準点を達成したことで選定委員会として、候補者として選定されたものというふうに捉えております。 なお、今回、先ほど議員のほうから、800点を超えるところが、今回は虹の松原ホテルであるとか、市営住宅ではございましたが、この800点というのは過去調べてみたところ、過去最高点でございまして、過去5年間ひもときますと、やはり指定管理者というのは大体7割ぐらいの得点率となっております。その中でも今回旧唐津銀行につきましては、ちょっと低い点数であったというふうな感覚は持っております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) 低い点数だという認識は持っているということですけれども、そういうじゃあ7割でいいよとかじゃなくて、私は8割、9割の点数をとれるような業者が、唐津市の財産をしっかり受け持ってというか、受け継いで、それを市民に、また観光客交流人口をふやすための、そういう施設の運営をしている業者に回すべきだと。7割台でいいというような認識では、私はいい業者の指定にはならないと思いますし、もっとその業者でのコミュニケーションも含めて、採点についてもしっかりした採点とその後の指導というのは必要じゃないのかなと。 じゃあお尋ねしますけども、この採点を受けて、先ほど6割というのは低いなという首をかしげられましたけども、これに際してはどういうふうな対応策をとられたんでしょうか。 ○議長(田中秀和君) 脇山政策部長。          (政策部長 脇山秀明君登壇) ◎政策部長脇山秀明君) 再質疑にお答えいたします。 今回、通常指定管理者の選定に当たりましては、5月に選定委員会を2回開催をいたしまして、公募、非公募の是非、指定期間指定管理料施設使用料等について審議しまして、その後、公募の手続を行い、選定委員会分科会候補者からの提案等を審査いたしまして、その結果を選定委員会で審査し、候補者選定を行っておりますが、今回、旧唐津銀行につきましては、委員のほうから地下の事業展開の内容、実行性について数点確認したいとの申し出がございましたので、文書による質問を2回行いました。これにより選定会を2回、分科会を1回追加いたしまして、計7回の慎重な審査を行い、候補者としての最終判断とさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) 7回慎重にやったといった結果、こうだったということなんですが、この施設の有効活用を最大限に発揮するということが1,000点満点の中で400点あるわけです。というのは、やっぱりこの施設、旧唐津銀行をしっかり有効に活用してくれる業者を選定しますという意思が、唐津市の意思がここに表れていると思うんですけども、それが全体として、全体の配点400点からすると、5割台の点数になっているんです。それについてはどのように考えられていますでしょうか。 ○議長(田中秀和君) 脇山政策部長。          (政策部長 脇山秀明君登壇) ◎政策部長脇山秀明君) 再質疑にお答えいたします。 議員ご案内ありました審査基準の2、施設の効用が最大限に発揮されること、この項目は1,000点満点のうち400点を占めておりまして、審査基準の中でも最も配点が高く、事業者の企画力が問われる重要な要素でございます。この中の4つの項目で一番低かった項目は自主事業でございまして、事業展開の実現度、新たな規格の面で、その提案内容が審査のほうからは低い評価になったのではないかと捉えております。 なお、この項目の中の地域貢献につきましては、一定の評価もございました。これにより、この項目の合計点でも基準のほうを満たしております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) きのうの議案質疑の中でも、この審査項目の中で管理を行う物的、人的能力を有することというところでは、9年間施設を管理しているということで、重要文化財の施設をそれなりに経験もあるということで、来客対応も期待できるということなんですけども、ここも市の希望配点からすると5割台の点数しかとっていないんです。やはりここも大きく唐津市が望む管理のウエイトの部分で点数が弱いというところは、やっぱり指摘しておかなければならないというふうに思います。 それで、市の施設を、これだけに限らず、部長、よりよい施設運営を期待して民間に指定管理をさせるわけです。それなりの意欲のある業者をどうやって指定するか。また、その意欲を引き出すような工夫というのは、どういう努力をさせているんでしょうか。 ○議長(田中秀和君) 脇山政策部長。          (政策部長 脇山秀明君登壇) ◎政策部長脇山秀明君) 再質疑にお答えいたします。 昨年12月定例会におきましても、これは楢﨑議員からのほうでございました、ロフティ七山の経営改善を事例に、意欲ある、また有能な指定管理者を幅広く求めるべきというご意見を受けたところでございます。 担当といたしましても、昨年度まで市のホームページと市報のみであった広報手段を、幅広く優良な事業所に手を挙げていただけるよう、今年度から新たな取り組みとして、公募情報一般社団法人指定管理者協会、これは東京に事務所がございます全国展開をされている協会でございまして、そのホームページに掲載をさせていただき、広報の強化を図り、幅広く募集を行ったところでございます。 今後もこれにとどまらず、広報手段につきましては、研究のほうを進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) 公募情報を全国に広く伝えるということで、ホームページにもまた全国のホームページにもリンクできるように努力されているということでありますけれども、他市の事例では、応募要項最低条件を付している事例があります。今回はどうだったのでしょうか。 ○議長(田中秀和君) 脇山政策部長。          (政策部長 脇山秀明君登壇) ◎政策部長脇山秀明君) 再質疑にお答えいたします。 公募要領におきましては、指定管理者の選定は、事業計画書等の内容の確認、ヒアリングの実施により施設の平等利用の確保、施設の効用が最大限に発揮されること、管理にかかる経費の縮減が図られること、管理を行う物的、人的能力を有していること、以上4つの審査項目について総合的に審査を行いますというふうな記載をいたしております。これは、前回、前々回、同様の内容で、条件を設けず募集をいたしておりますが、この件につきましては、今後応募者からの疑問等が生じないように検討していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) 市の指定管理者の指定についての要項が書かれているんですけども、今4項目は言われた中で、審査項目の中の1項目でも5割に達しなかったらなかったことと、それから、全項目の中で満点6割に達しなかったときは、指定しませんというのが明記されているわけです。今回はされていなかったということになると、じゃあどこで、応募者はここでも、極端に言えば5割、4割でも採用しないといけないというような問題が出てくるんじゃないのかなと思うんですけど、その辺についてはどのようなお考えでしょうか。 ○議長(田中秀和君) 脇山政策部長。          (政策部長 脇山秀明君登壇) ◎政策部長脇山秀明君) 再質疑にお答えいたします。 まず、募集要項につきましては、先ほどお答えしましたように、総合的に4つの項目について審査を行いますという表記をいたしております。 また、ガイドラインにおきましては、審査合計得点が全ての審査項目──これは4項目でございますが──における全て基準点を上回ることということでガイドラインのほうを策定いたしております。 なお、基準点のほうは公表しておりませんので、今後これにつきましては、検討のほうをさせていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) 観光協会と長いつき合いがあるから、やっぱり少しもたれ合いがあったんじゃないのかなと私も思います。観光協会が悪いと言っているわけじゃなくて、観光協会をしっかりこの施設を運営できるような公募の仕方をやっぱり考えていく必要があるんじゃないかなと。これは、この旧唐津銀行だけではなくて、ほかの唐津市の公の施設の管理についても、そこはすべきだというふうに思います。 お尋ねですけども、この指定管理者の期間が3年から5年ということで更新されるわけですけれども、雇用の面では経営者が変わるたびに継続雇用されるようにお願いもされているわけですけれども、そこで働く人からは、雇用者が変わるたびに待遇が悪くなるという話を聞くわけであります。指定管理者の指定に当たって、最も重点を置いていると、部長が、こういうところは重点を置いておるというような方針の仕方については、どのようなお考えでしょうか。 ○議長(田中秀和君) 脇山政策部長。          (政策部長 脇山秀明君登壇) ◎政策部長脇山秀明君) 再質疑にお答えいたします。 指定管理者の選考に当たりましては、指定管理者制度の導入の趣旨、それと2年前の指定管理者指定取り消しに至った反省を踏まえまして、昨年より分野別に配点基準を統一いたしまして、民間のノウハウ活用によるサービスの向上と安定した経営基盤が備えているのか、この2点、物的能力人的能力を特に重要視いたしております。 なお、経費縮減につきましても、次に高い項目として選定のほうに当たっております。 それと、経営者が変わるたびに、雇用のお話が出ましたので、この辺につきましては、従業の待遇につきましては、労働条件等確認シート実地調査などのモニタリング評価により把握を行っておりますので、待遇条件の向上につきましては、指定管理者の導入の趣旨でございますサービス向上経費縮減を踏まえた上で、管理者のほうに理解、協力を今後とも求めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) 部長、モニタリングとか状況調査というのは、状況を把握するだけの話なんですよね。ある自治体では、雇用条件が悪くならないようにということで、雇用条件が下がらない場合というか、同等またはそれ以上になる場合ということに配点をふやすという、されているところもあるんです。 ですから、先ほど言いましたように、経営者が変わるたびにそこで働く職員さんの雇用が悪くなるということにはならないような配点の仕方というか、ただ雇用が続けばいいというような形でのお願いではなくて、そういう配点を上げることによって、市の意思が相手の業者に通じるようにお願いをしたいというふうに思います。 最後ですけども、経済観光部にもこの教訓を受けて、よりよい施設運営というふうにしていかないといけないんですけども、新たなというか、きのうときょうの議論を受けて、部長はどのような今回の教訓を受けて、この指定した業者とのよりよい唐津市の施設を運営していこうと思われているのか、お尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 畔田経済観光部長。          (経済観光部長 畔田浩貴君登壇) ◎経済観光部長畔田浩貴君) 再質疑にお答えします。 よりよい施設運営ということでの、先日よりいただいているご意見、それから先ほど浦田議員さんのご指摘になったことに対して政策部長がお答えしました。特に労働条件という点では、私ども市内労働者労働行政も担っている所管からは、やはりまず施設運営のその一方で、働いている方々の労働条件なり、そういったパワハラ問題も昨今騒がれております。こういう点では、先ほど例示のありましたモニタリング調査のみならず、日ごろからしっかり働いている方の処遇面についても関知といいましょうか、確認をしていく必要があるかなと感じているところです。 そのほか、事業そのものにつきましては、昨日もお答えしましたけど、重複いたしますが、計画の目標達成、それからそれをやっている事業、どんなことをやっているのかという事業内容、そしてそれに伴う売り上げなり、そういった収支といった運営状況を定期的に、早めに確認をしながら、必要であれば指導を図っていく必要があると思っております。 それから、市街地エリアに集客という中でも、オープン以来、そういう位置づけをいろいろと図ってはきましたが、なかなか中央商店街を含めて、いろんな効果が見にくいところもあります。今回の唐津観光協会がやることで、果たしてどれだけやるかも市としても状況を図りながら、その状況を確認をしていく必要がまずはあるというふうに思っているところです。その上で必要なことがあれば、管理者として、それから観光を担う所管としても指導、助言、それから提言等を行ってまいりたいということを考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 浦田議員。 ◆18番(浦田関夫君) 私は、唐津観光協会が悪いと言っているわけではなくて、唐津観光協会が持っているノウハウの力を、有効に引き出すような行政の努力もやっぱりしていかないと、せっかくのこの唐津市の財産が、この旧唐津銀行だけではなくて、唐津城なども含めてもったいないなというふうに思うわけです。できるだけいろんな多くの観光客、市民に親しまれる、そういう施設にしていく。 ですから、その指定管理者に預けてるから、もうそれで市は関係ないと、所轄でたまに1か月に1回とか、半年に1回状況を見に行くというようなことではいい管理はできないと。しっかりやっぱり指定管理者をされても、先ほどモニタリングという話もありましたけども、モニタリングの数字だけではなくて、現場に足を運んで、この唐津市のすばらしい財産を、しっかり管理していただくようお願いして、私の議案質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(田中秀和君) 酒井幸盛議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 8番、展望会の酒井幸盛でございます。会派を代表いたしまして議案質疑を行います。一般会計から10項目、特別会計から2項目、条例議案から4項目の16項目について議案質疑を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、早速行きます。議案第128号、令和元年度一般会計補正予算中、総務費の震災等の緊急雇用対応事業県補助金返還金、唐の津風景街道推進事業分48万9,000円が計上されております。それから、重点分野雇用創出事業県補助金返還金、唐の津風景街道推進事業分42万7,000円計上されております。それから、重点分野雇用創出事業県補助金返還金、観光関連分野雇用創出事業分139万円ほど計上しておられます。この3事業についてはお尋ねをいたします。 この3事業の分については、これまで前任者の答弁にもありましたように、平成24年度及び平成25年度に実施された緊急雇用創出事業のうち、文化振興課の事業である唐の津風景街道推進事業並びに観光課の事業である観光関連分野雇用創出事業のうち、計3事業においては消費税の二重計上があったこと、また、同じく観光関連分野の雇用創出事業の1事業において納税義務を免除されている免税事業者に対して、消費税分を加算して支出していたことに対する返還であることは、私も理解しました。 また、いずれの委託事業者においても、これまでの経緯が県からの返還通知について説明がなされており、現在、返還に関する協議が進められていることも理解をいたしましたが、しかしながら、今回の補助金返還に至る原因の一つである消費税の二重計上については、本来委託事業者からの収支決算書の提出を受けた段階で確認される事項だと私は思っております。 また、本来、過大に支払われていた消費税分の返還であるとはいえ、事業完了後5年以上も経過しての返還は、容易なことではないと推察いたします。私は、今回の事実については、事務の基本的な、単純なミスだと私は思っております。また、会計検査で補助金の返還の指摘を受けるということは、本市にとって不名誉なことである。今後の事業実施に当たっては、最終的には市長の決裁となっておるわけですので、このような事案については、二度とこのようなことがないよう、市長については今後の再発防止についてしっかり努めていただきたいと思っております。本当は市長の考え方を聞きたかったんですけども、昨日の答弁で理解をいたしておりますので。 次、議案第128号、令和元年度一般会計補正予算中、生活保護のシステムの改修についてお尋ねいたします。 事業費229万1,000円計上されております。生活保護法の改正による進学準備給付金創設に伴うマイナンバー情報連携等に対応するため、既存の生活保護システムの改修を行うものと説明されておりますが、そこで生活保護のシステムの改修の目的について伺います。 次、議案第128号、令和元年度一般会計補正予算中、ASF(アフリカ豚コレラ)侵入防止緊急支援事業補助金についてお尋ねします。 事業費は416万7,000円補正が計上されておりますけども、事業の内容といたしましては、目的等について、前任者の答弁で理解をいたしましたけども、事業の対象となる防護柵等は、具体的にどのようなものが認められているのかをお尋ねいたします。 次、議案第128号、令和元年度一般会計補正予算、県営土地改良事業負担金についてお尋ねをいたします。 事業費は1,057万7,000円計上されております県営土地改良事業の概要について伺います。 次、議案第128号、令和元年度一般会計補正予算中、沿岸漁業振興特別対策事業補助金についてお尋ねをいたします。 唐房漁港にある佐賀玄海漁業協同組合の漁船上架施設の内容と、現在の状況についてお尋ねをいたします。 次、議案第128号、令和元年度一般会計補正予算、県営港湾事業負担金についてお尋ねをいたします。 佐賀県が唐津港、星賀港、呼子港において実施する港湾整備事業の概要についてお尋ねをいたします。 次、同じく一般会計から、県営街路事業負担金についてお尋ねをいたします。 佐賀県が整備を進めている街路整備事業の大手口佐志線について、東朝日町の下尾商店付近から西朝日町の森重株式会社付近までの約268メートルの3工区については、昨年度まで整備が完了していると認識いたしております。これも私は、昨年度、議案質疑をいたしました。現在、事業されている全工区の事業区間と計画の概要について、どのようになっているのかをお尋ねをいたします。 次、同じく一般会計から、東京2020オリンピック聖火リレー事業費についてお尋ねをいたします。 既に2人の方から質疑があっておりますので、それ以外で質疑を行っていきたいと思っております。まず、この事業費について、国や県からの補助などはあるのか、お尋ねをいたします。 次は、特別会計行きます。議案第129号、令和元年度唐津市国民健康保険特別会計補正予算についてお尋ねをいたします。 システム改修の目的について、被保険者の資格確認のさらなる効率化及び適正化を図るとしてシステム改修費が計上されていますが、システム改修の目的をお尋ねをいたします。 同じく特別会計ですけど、議案第138号、令和元年度モーターボート競走事業会計補正予算についてお尋ねをいたします。 前任者の質問に対しての答弁での、売上金額の上方修正及び要因について、それから収益見込みについては理解をいたしましたので、私からは試合レースの売上について、本場の売り上げが少ないように見えますけども、電話投票、協力場、本場の売り上げの割合についてお尋ねをいたします。 次は、条例関係行きます。議案第139号、唐津市駐在設置条例の一部を改正する条例制定についてお尋ねをいたします。 唐津市には、各地域に区長さんや町内会長さんがおられますが、多くの方が駐在と兼任をされているのが実情じゃないかと思っております。わざわざ駐在を行政連絡とし、名称を改めて役職を残すより、今回の地方公務員法及び地方自治法改正を制度改正の転機として捉えて、思い切って駐在制度を廃止するという選択肢はなかったのか、お尋ねします。 次、議案第141号、唐津市はり、きゅう及びマッサージ施術費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について。 まず、はり、きゅう等の施術費の助成について、利用者数と市内の登録施術所の数を教えてください。 議案第142号、唐津市条例の廃止に関する条例の一部を改正する条例制定について。 生産組合長は、行政と農家の連絡調整を担う重要な存在として必要不可欠と考えております。設置条例を廃止し、制度がなくなった場合は、市の業務にも影響が出てくると私は思っております。廃止することにした経緯を伺います。 議案第144号、唐津市交通安全指導設置条例の一部を改正する条例制定について。 交通安全指導の設置目的及び任務について、お尋ねをいたします。 以上で、1回目の質疑を終わります。 ○議長(田中秀和君) 堀田保健福祉部長。          (保健福祉部長 堀田 信君登壇) ◎保健福祉部長(堀田信君) 酒井議員のご質疑にお答えします。 2項目ございました。 まず、生活保護事務費の補正に関しまして、生活保護システムの改修の目的でございますが、国の法改正や制度改正に伴い改修するもので、適正な生活保護業務の実施を図るものでございます。 改修の内容としましては、3点ございまして、まず、生活保護法の改正により創設されました進学準備給付金の情報を、マイナンバーの情報連携の対象とするための改修。次に、生命保険会社に対する資産調査のための統一の照会様式を、システムから出力するための改修。それに、被保護者調査の調査項目が追加されたことに伴う改修でございます。 次に、唐津市はり、きゅう及びマッサージ施術費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、利用者数と市内の登録施術所の数でございますが、まず、利用者数でございますが、平成30年度の申請者数で申しますと、3,528名でございます。 次に、市内の登録施術所の数でございますが、令和元年12月1日現在、登録施術所は85事業所でございまして、そのうち市内にある施術所は47事業所でございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 西村農林水産部長。          (農林水産部長 吉村和久君登壇) ◎農林水産部長(吉村和久君) 酒井議員のご質疑にお答えをいたします。 4項目ございました。 まず、ASF(アフリカ豚コレラ)侵入防止緊急支援事業補助金についてでございます。事業の対象となる防護柵でございますが、イノシシの侵入を防ぐことができるワイヤーメッシュや電気牧柵、ワイヤーメッシュと一体的に設置する門や扉が補助の対象とされております。 また、イノシシ以外の小動物等が侵入しないよう、目の細かい金網をワイヤーメッシュに重ねて設置する等の経費につきましても補助対象として認められております。 次に、県営土地改良事業負担金でございます。 県営土地改良事業につきましては、農地や農作業道路、農業用用排水路などといった農業生産基盤の整備を、地域の要望に基づいて、県が事業主体となって行う事業でございます。 今回補正予算にお願いしておりますのは、4地区の事業でございまして、1件目は、相知町大野の下田木場ため池の堤体改修工事でございます。現況といたしまして、堤体が変形し、老朽化による漏水が見受けられたため堤体の改修を行う計画で、今年度から令和4年度までの事業期間となっており、今年度は測量、設計業務を計画をいたしております。受益面積は5.8ヘクタールで受益戸数は24戸でございます。 次に、肥前町寺浦の寺浦八折ため池でございますが、老朽化による漏水を防止するため堤体改修工事を行う予定でございます。事業期間は昨年度から令和3年度までの予定で、今年度は取水施設1カ所と洪水吐き及び放水路34.7メートルの工事を行うことといたしております。受益面積は9ヘクタール、受益戸数は31戸でございます。 続きまして、原地区の落合頭首工の改修でございますが、半田川に設置されております頭首工の転倒堰が降雨時に転倒しなくなったことから、これを改修する事業を行うものでございます。平成28年度から事業を行ってまいりまして、今年度は最終年度として、護岸工71.8メートルに加え、護床ブロックの据えつけを計画をいたしております。受益面積は10.4ヘクタールで受益戸数は36戸でございます。 最後に、双水地区の宮の前揚水機場の補修工事でございますが、これは、施設の機能診断調査の結果、補修や更新することで施設の長寿命化と維持管理コストの縮減を図る事業でございます。昨年度着工し、令和2年度までの事業計画としておりまして、今年度はポンプと電気設備の更新、補修を計画をいたしております。受益面積は253.5ヘクタール、受益戸数は406戸でございます。 次に、沿岸漁業振興特別対策事業補助金についてでございます。 唐房漁港にございます漁船上架施設の現在の状況でございますが、昭和53年度に佐賀玄海漁業協同組合が事業主体となりまして、国、県、市の補助を受け、台車用のレール6本、漁船用の台車6台、台車を引き上げるウインチ1基、機械室1棟、倉庫1棟を整備をされました。平成30年度の漁船上架施設利用実績といたしましては、延べ104隻の利用がございました。 このような中、上架施設の台車を引き上げるウインチが老朽化により使用不能となったため、安全な上架作業を行うことが困難となりまして、漁船の修理等維持管理に支障を来している状況でございますので、今回、ウインチの更新についてお願いをしているところでございます。 次に、唐津市条例の廃止に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。 今回、唐津市生産組合長設置条例を廃止することとなった経緯でございますが、ご承知のとおり、地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴いまして、特別職の非常勤職員の要件が厳格化させており、生産組合長につきましては、国が示した事務処理マニュアルに従い検討を行ったところ、特別職の非常勤職員の要件に該当しませんでしたので、設置条例につきまして、今回廃止する議案を提出させていただいたところでございます。 しかしながら、議員がおっしゃいますように、行政と農家の連絡調整を担う方は必要不可欠でございますので、設置条例廃止の代替措置として、同じ生産組合長組織を有しているJAからつへの業務委託を検討しているところでございます。業務委託に関するJAからつの理解は得ておりまして、現在、それに向けた協議、検討を進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 新天寺都市整備部長。          (都市整備部長 新天寺勉君登壇) ◎都市整備部長(新天寺勉君) 酒井議員のご質疑にお答えいたします。3項目ございました。 まず初めに、県が行っております港湾事業についての概要でございます。 現在、佐賀県が整備を進めております港湾関係の県営事業といたしましては、唐津港におけます港湾環境整備事業と港湾改修事業、星賀港におけます港湾改修事業、呼子港におけます高潮対策事業がございます。 唐津港の港湾環境整備事業につきましては、これまで物流空間としてあった港湾を、人々が集う人流空間としての機能をあわせ持つ港湾として整備するもので、フェリー埠頭の整備とあわせまして、東港地区の緑地や広場等の整備を行っております。 港湾改修事業につきましては、主に老朽化しました港湾施設の長寿命化のための改修事業を行っております。 また、その他といたしまして、デザイン専門家会議の運営費がございます。 星賀港の改修事業につきましても、唐津港と同様に、老朽化した港湾施設の長寿命化のための改修事業を行っております。 呼子港の高潮対策事業につきましては、殿ノ浦地区の海岸におきまして、老朽化した護岸の補強、かさ上げを行っているところでございます。 2項目め、県が行っております街路事業についてのご質疑でございました。 佐賀県が事業を実施しております大手口佐志線4工区につきましては、3工区の終点であります西朝日町の森重株式会社付近からJRの鉄道高架橋を抜け、市道桜馬場二タ子線の取りつけ付近までの417メートルの区間でございます。 計画幅員は18メートル、事業費は約25億円、事業期間は平成29年度から令和8年度までの10年間の予定でございます。 3項目といたしまして、交通安全指導の設置目的及び任務についてでございました。 交通安全指導は、市民の交通安全を確保するため、市の条例や規則により設置されております。指導の任務は、市長の命により、警察機関及び交通安全推進機関等との綿密な連携を図り、交通安全の指導を行うことで交通秩序の保持及び交通事故の防止に努めております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 阿蘇未来創生部長。          (未来創生部長 阿蘇靖則君登壇) ◎未来創生部長(阿蘇靖則君) 酒井議員のご質疑にお答えいたします。 オリンピック聖火リレー事業費の中で、国や県から補助があるかというご質問でございました。 聖火リレーに関する費用負担につきましては、平成30年6月に佐賀県が開催いたしました市町連絡調整会議におきまして、市町の業務について説明があり、平成31年4月に佐賀県から役割分担について通知があったところでございます。 その通知の中で、今回計上しております、ルートや沿線観戦に係る警備費用、安全対策費用などは市町負担となっており、国や県からの補助はございません。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 緒方市民部長。          (市民部長 緒方俊寿君登壇) ◎市民部長(緒方俊寿君) 酒井議員のご質疑にお答えいたします。 今回の国民健康保険に係るシステム改修の目的でございますが、本年5月15日に、「医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律」が成立したところでございまして、主に、被保険者のオンライン資格確認の導入のほか、国民健康保険と社会保険などの他保険との間における保険料の二重払いの解消を図るなどを目的に改正されたところでございます。 今回のシステム改修の主な内容は、マイナンバーカードや保険証を医療機関等に提示することで、現在の加入状況をオンラインにより確認ができるようになり、医療費等の支払いに関し適正な手続ができるようになるものでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 日下ボートレース企業局長。          (ボートレース企業局長 日下義信君登壇) ◎ボートレース企業局長(日下義信君) 私のほうからは、唐津市モーターボート競走事業の市営レースの売り上げについて、電話投票、協力場、本場での占有率、10月末までの実績でお答えをいたします。 まず、電話投票の占有率は70.6%、協力場の占有率は23.4%、それから本場に専用場外発売場であるドリームピット、ミニット、オラレ、三日月、みやきを合わせた占有率は6%となっております。また、本場のみの占有率は3.6%となっております。 以上です。 ○議長(田中秀和君) 櫻庭総務部長。          (総務部長 櫻庭佳輝君登壇) ◎総務部長(櫻庭佳輝君) 唐津市駐在設置条例の一部を改正する条例制定についてのご質疑にお答えをいたします。 今回の地方公務員法及び地方自治法改正を制度改正の転機と捉えるべきじゃないかということでございました。 私ども、今回の法改正は、以前、この議会でも問題提起をされておりましたこともありまして、長年続けてきた現在の駐在制度を見直す、一つの契機であるというふうに捉えているところでございます。 しかしながら、現在の駐在にさまざまな業務をお願いしておりまして、唐津市の行政運営上大切な部分を担ってもらっているというのが実情でございます。 また、今の駐在の意見も踏まえますと、このタイミングで急に現在の駐在制度をなくしてしまうことは、地域と行政の双方にとって影響が大きいと考え、来年度からの改正は最小限にとどめたところでございます。 今後の第2段階の改正は、3年ほどかけて、駐在や各地域と協議を重ね、制度改正の調整をしていきたいというふうに考えております。 今後の議論、検討によっては、もしかすると廃止という選択肢はあるかもしれませんけども、形は変わるといたしましても、機能は残す必要があるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) それでは、生活保護のシステム改修についての再質疑を行います。 生活保護法の改正による進学準備給付金創設に伴うマイナンバー情報連携等に対応するため、既存の生活保護システムの改修を行うものと説明されておりますが、そこで、生活保護のシステムの改修の目的について伺います。 ○議長(田中秀和君) 堀田保健福祉部長。          (保健福祉部長 堀田 信君登壇) ◎保健福祉部長(堀田信君) 再質疑にお答えします。 システム改修の目的でございますが、先ほども申しましたとおり、国の法改正や制度改正に伴い改修するものでございまして、適正な生活保護業務の実施を図るためのものでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 済みません、私は1問目と同じことを聞きました。済みません。 システム改修の要因となっている進学給付金とは、改修内容としては、3項でありますけども、まず生活保護法の改正による創設された進学準備給付金、2つ目が、生命保険会社に対する資金調査のための統一の照会様式をシステムから出力するための改修、3点目が、被保護者調査項目が追加に伴う改修と、3項目の中で、システム改修の要因となっている進学準備給付金とはどのような給付金なのかをお尋ねいたします。 ○議長(田中秀和君) 堀田保健福祉部長。          (保健福祉部長 堀田 信君登壇) ◎保健福祉部長(堀田信君) ご質疑にお答えします。 進学準備給付金の内容でございますが、この給付金は、平成30年の生活保護法の改正により創設されておりまして、生活保護世帯の子供が大学等へ進学する場合において、進学の際の新生活の初期費用として一時金を支給するものでございます。 支給の対象者としましては、高等学校等を卒業後、大学や短期大学、専修学校等に確実に入学が見込まれる方でございます。支給金額でございますが、自宅から転居し通学する方の場合は30万円、自宅から通学する方の場合は10万円となっております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 生活保護法の改正などによってシステム改修費ということですが、それでは、システムの改修に伴う市の負担の割合はどのようになっておるのかお尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 堀田保健福祉部長。          (保健福祉部長 堀田 信君登壇) ◎保健福祉部長(堀田信君) ご質疑にお答えします。 システム改修費に伴う費用の市の負担割合でございますが、改修項目により異なっておりまして、進学準備給付金の創設に伴うマイナンバーの情報連携のための改修につきましては、国が3分の2、市が3分の1でございます。 そのほかの生命保険会社に対する照会様式を出力するための改修と被保護者調査の調査項目追加に伴う改修につきましては、国と市がそれぞれ2分の1の負担となっておりまして、システム改修費の全体では、市の負担が約40%となっております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) システム改修に伴う市の負担は、国と市がそれぞれ2分の1の負担となっておるということですけども、システムの改修の全体では、市の負担が約40%ということですが、それでは、今回のシステム改修の要因となっている進学準備給付金の創設により、生活保護支給者の安定につながるものと思われますので、今後とも適正な生活保護行政の実施をお願いいたしまして、次の質問に移ります。 次は、ASFアフリカ豚コレラ侵入防止緊急支援事業補助金の再質疑に移ります。 家畜伝染病への対策は、国の責任によるところが大きいと認識をいたしておりますが、今回の補正予算で必要とされておる市の補助金額でありますが、416万7,000円に対する国の財政的な支援はないのかお尋ねをいたします。 ○議長(田中秀和君) 吉村農林水産部長。          (農林水産部長 吉村和久君登壇) ◎農林水産部長(吉村和久君) 再質疑にお答えいたします。 万が一、国内にウイルスが侵入した場合でございましても、農場への侵入を確実に防止する体制整備を整え、感染を拡大させないための防護柵設置が全国の養豚農家に緊急的に求められております。 全国的な防疫体制の整備を速やかに進めるためには、国と地方が一体となった推進が重要であることから、市町村が負担する経費の8割が特別交付税として国から交付されることとなっております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 次は、県の県営土地改良事業負担金についての再質疑を行います。 県営土地改良事業の採択の要件はどのようになっておるのかをお尋ねいたします。 ○議長(田中秀和君) 吉村農林水産部長。          (農林水産部長 吉村和久君登壇) ◎農林水産部長(吉村和久君) 再質疑にお答えいたします。 県営土地改良事業の採択要件につきましてご説明を申し上げます。 まず、ため池につきましては、「ため池等整備事業」に該当いたしまして、老朽化した農業用ため池や地震対策上、緊急性の高いため池が対象となっており、受益面積が10ヘクタール以上、中山間地域では5ヘクタール以上で、総事業費が800万円以上であることが要件となっております。 次に、頭首工につきましては、「農業用河川工作物応急対策事業」に該当いたしまして、工作物の構造が不適当または不十分なため、治水機能が劣っている工作物が対象となっております。総事業費が800万円以上であることが要件となっております。 最後に、揚水機場につきましては、「基幹水利施設ストックマネジメント事業」に該当をいたしまして、地域の農業用用排水施設のうち重要な機能を担う施設であって、機能診断に基づく機能保全計画が作成されており、受益面積が水田の場合100ヘクタール以上、畑の場合20ヘクタール以上であることが要件となっております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) それでは、県営土地改良事業の受益者の負担はどのようになっておるのかお尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 吉村農林水産部長。          (農林水産部長 吉村和久君登壇) ◎農林水産部長(吉村和久君) お答えいたします。 県営土地改良事業の地元分担金につきましては、市が定めております「佐賀県営土地改良事業等負担金に係る分担金徴収条例施行規則」に基づいて決定をいたしておりまして、基本的には、国、県の補助の残額に対して50%を地元分担金としております。 下田木場と寺浦八折のため池につきましては、国55%、県30%の補助がございますので、残りの15%に対しまして、先ほどの規則において地元分担率50%としておりますが、ため池本体工事に係る分担率については25%と規定されておりますことから、3.75%が地元の分担率となります。 これにつきましては、ため池本体の整備を行うことにより、ため池下流域に対する防災効果が高まるということから、農家負担の軽減を行っているものでございます。 また、落合頭首工につきましては、国55%、県37%の補助がございまして、残りの8%につきまして、頭首工などの河川工作物の分担率はゼロと規定されておりますことから、地元分担金はございません。これにつきましては、頭首工が河川法に基づき、河川管理者との協議を要する河川工作物であり、公共性の高い施設ということから、農家負担を不要としているものでございます。 宮の前揚水機場につきましては、国55%、県25%の補助がございまして、残りの20%に対しまして、分担率50%と規定されておりますことから、地元分担率は10%となっておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) それでは、県営土地改良事業は、県が事業主体となって行う事業ですけども、本市では、このことをどのように推進していこうとされておるのか、また、今後どのように進めていこうとしているのかお尋ねいたします。 ○議長(田中秀和君) 吉村農林水産部長。          (農林水産部長 吉村和久君登壇) ◎農林水産部長(吉村和久君) お答えします。 事業の推進につきましては、担当する農地林務課におきまして、地域や土地改良区から、農業生産基盤の整備に関する相談や要望を随時受け付けておりまして、職員による現地の確認、調査を行った上で、さまざまな事業の要件等と照らし合わせ、地元の意向に配慮しながら、効果的で、より有利な事業を選定することといたしております。 そうした中、県営土地改良事業に該当するものにつきましては、現地調査の結果に基づきまして、事業効果や緊急性等を精査した上で「農業農村整備事業管理計画」を作成し、県への事業要望を行っている状況でございます。 農地や農業用施設は、本市の基幹産業である農業を支える重要な生産基盤であると認識をいたしております。今後も、地元の要望に基づき、地域農業の課題解決の方向性なども踏まえながら、国、県との連携を密にして事業を推進してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) それでは、沿岸漁業振興特別対策事業補助金についての再質疑を行います。 上架施設の台車を引き上げるウインチが老朽化により故障したため、安全な上架作業を行うことが困難になり、漁船の修理と維持管理に支障を来している状況であると説明がありましたけども、今回の補助事業の内容についてお尋ねをいたします。 ○議長(田中秀和君) 吉村農林水産部長。          (農林水産部長 吉村和久君登壇) ◎農林水産部長(吉村和久君) お答えします。 今回の補助事業の内容でございますが、先ほど述べました漁船上架施設の故障したウインチの改修事業でございます。内容といたしましては、老朽化により故障したウインチ、老朽化が著しいワイヤーロープ及び滑車の交換、上架作業の効率化を図る無線装置の更新となっております。 今回の事業費は630万円でございますが、補助対象経費の上限が600万円となっておりまして、費用負担の内訳といたしましては、県が3分の1の200万円、市におきましても3分の1の200万円、事業主体でございます佐賀玄海漁業協同組合が3分の1の200万円と上限600万円を超えた分30万円の230万円でございまして、今回は県費、市費の400万円をお願いしているところでございます。 完成につきましては、機器類の準備期間等に約2カ月間を予定をいたしております。その後、設置期間といたしましては、10日程度を見込んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 今回の補助事業の内容については理解しましたけども、唐房漁港の漁船上架施設における、ほかの施設の老朽化については大丈夫なのですか、お尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 吉村農林水産部長。          (農林水産部長 吉村和久君登壇) ◎農林水産部長(吉村和久君) お答えします。 唐房漁港の漁船上架施設における、ほかの設備の老朽化の状況でございますが、今回改修するウインチのほかに、レール、台車、機械室、倉庫等がございますが、いずれも施設整備後40年を経過をいたしております。 その中でも、台車及びレールなど、塩害等により老朽化の進行が速い機器につきましては、計画的に改修を行ってきておりまして、平成3年から平成23年にかけて既に改修を行っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) それでは、今年度の事業内容と事業費については理解しましたけども、港湾整備事業の今後の事業計画についてお尋ねいたします。 ○議長(田中秀和君) 新天寺都市整備部長。          (都市整備部長 新天寺勉君登壇) ◎都市整備部長(新天寺勉君) 再質疑にお答えいたします。 港湾整備の今後の事業計画というご質問でございました。 港湾整備事業の今後の事業計画としましては、港湾環境整備事業につきましては、引き続き唐津港東港地区の緑地整備が計画されております。 港湾改修事業につきましては、唐津港の東大島橋と星賀港の物揚げ場の補修工事が今年度で完了予定となっており、今後も引き続き、老朽化した港湾施設の長寿命化のための改修工事を実施する計画となっております。 また、呼子港の高潮対策事業につきましては、当面、実施可能な施工場所の工事は今年度で完了する見込みとなっております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 県営街路事業負担金の再質疑を行います。 計画の全体幅員は18メートル、全体の計画事業費は25億円、事業期間は平成29年度から令和8年度までの10年間の予定ということですが、今年度の事業内容と事業費はどのようになっておるのかお尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 新天寺都市整備部長。          (都市整備部長 新天寺勉君登壇) ◎都市整備部長(新天寺勉君) 再質疑にお答えします。 大手口佐志線の4工区の今年度の事業内容といたしましては、家屋調査が8戸で2,700万円、家屋補償7戸と用地取得649平方メートルで3億2,300万円、防じん舗装や境界復元測量が200万円でございます。 また、既に終了しました3工区につきましては、工事は既に完了しておりますが、工事に伴いまして、一般家屋に損傷があった場合における調査費と補償費が300万円となっております。 総額3億5,500万円でございます。市の負担といたしましては、総額の15%となっておりまして、5,325万円となっております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) それでは、今年度の事業内容と事業費については理解をいたしましたけども、それでは、大手口佐志線4工区の今後の事業計画はどのようになっておるのかをお尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 新天寺都市整備部長。          (都市整備部長 新天寺勉君登壇) ◎都市整備部長(新天寺勉君) 再質疑にお答えいたします。 大手口佐志線4工区全体では、家屋補償が28件、用地取得といたしまして2,534平方メートルの予定でございます。平成29年度から用地測量と補償調査を実施されております。また、平成30年度から家屋補償や用地取得を実施されており、家屋補償や用地取得は令和4年度までの計画と伺っているところでございます。 なお、工事につきましては、令和3年度から令和8年度までの6年間を計画しているとのことでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) それでは、東京2020オリンピック聖火リレー事業費の再質疑に移ります。 国や県の補助金はないということでしたけども、それでは、県などが唐津市で開催される聖火リレーに関連して、イベントを行うということはないのかお尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 阿蘇未来創生部長。          (未来創生部長 阿蘇靖則君登壇) ◎未来創生部長(阿蘇靖則君) 再質疑にお答えいたします。 県などが唐津市でイベントを行うのかというご質疑でございましたが、唐津市では令和2年5月10日日曜日に聖火リレーが行われます。1日の聖火リレーの最終市町では、聖火到着を祝うイベント、セレブレーションが開催される予定でございます。 佐賀県の1日目のセレブレーション会場は、唐津市のホテル&リゾーツ佐賀唐津横の広場、駐車場でございますけれども、そこで行われる予定でございます。このセレブレーションに係る費用につきましては、東京2020オリンピック聖火リレー佐賀県実行委員会が負担されることとなっておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。
    ◆8番(酒井幸盛君) 唐津市では、聖火リレーと聖火到着を祝うイベント、セレブレーションが開催されるということですが、オリンピック機運の醸成につながっていくと思いますので、聖火リレーが無事に終わるようお願いいたしまして、次の質疑に移ります。 次は、令和元年度国民健康保険特別会計の再質疑に移ります。 今回のシステム改修の主な内容は、マイナンバーカードや保険証を医療機関等に提示することで、現在の加入状況をオンラインにより確認ができるようになり、医療費等の支払いに関し適正な手続ができるようになりますとのことでしたが、それでは、今回のシステム改修により、これまでとどのように変わってくるのかお尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 緒方市民部長。          (市民部長 緒方俊寿君登壇) ◎市民部長(緒方俊寿君) 再質疑にお答えいたします。 現在、保険証に記載されております記号番号が、1世帯で1つの番号となっておりました。今回、システム改修をすることで、現在の記号番号に枝番を付番し、一人一人の番号として資格情報が確認できるようになります。 あわせて、医療機関等との連携も可能となり、令和2年6月から試験運用を行いまして、令和3年3月から本運用を開始する予定でございます。 被保険者が医療機関などで受診する際、窓口で保険証を提示し、加入保険の確認をするようになっておりますが、これまでは、国民健康保険から社会保険等の他の保険に加入された場合、手続状況によっては手続に2週間から4週間かかる場合がございますので、その間に被保険者が医療機関等を受診されたときに、旧保険証を提示し、資格外で受診される方がこれまでいらっしゃいました。 また、加入・脱退などの医療手続をさかのぼって行うことで、医療機関からの診療報酬等の請求が旧保険者へなされるなど、適正な支出に時間を要することや、窓口で支払った分の差額徴収や返還などに時間を要するなどの問題がございました。 今回の法改正により、全国の医療機関等にも、保険者と情報を連携する端末が設置される予定となっておりまして、マイナンバーカードや保険証を提示することで、医療機関等の窓口で加入保険の情報を確認することができ、適正な請求ができるようになります。 被保険者におかれましては、資格外受診による返還手続や正規保険者への請求手続がなくなるほか、国民健康保険から社会保険などの他の保険に加入した際に見受けられます、脱退手続の漏れによる保険税や保険料の二重払いの解消にも期待ができるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 今回のシステム改修によりまして、被保険者においては、資格外受診による返還手続や正規保険者への請求手続がなくなるほか、国民健康保険から社会保険などのほかの保険に加入した際に見受けられる、脱退手続の漏れによる保険税や保険料の二重払いの解消が期待できるとのことでしたけども、資格情報の適正な管理に努められるようお願いいたしまして、次の質疑に移ります。 次は、モーターボート競走事業会計の再質疑に移ります。 電話投票が70.6%、協力場が23.4%、本場が6%ということですが、以前と発売の形態も変わってきていると思います。現状においても、今後も電話投票の売り上げが大きく占めると考えますが、電話投票や協力場について、売り上げ向上にどのような取り組みをされておるのかをお尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 日下ボートレース企業局長。          (ボートレース企業局長 日下義信君登壇) ◎ボートレース企業局長(日下義信君) 売上額の占有率の高い電話投票や協力場の売り上げ向上の取り組みについてお答えをいたします。 まず、電話投票の売り上げ向上の取り組みといたしましては、ボートレースからつ会員「からポクラブ」を平成27年度に立ち上げまして、ファンの囲い込みを行っております。 また、会員には、購買額に応じたキャッシュバックサービスを行う等、ファンの拡大に努めているところです。 次に、協力場の売り上げ向上の取り組みといたしましては、平成29年度から他のレース場や場外発売の協力場に職員を派遣いたしまして、発売依頼、競技情報等の交換を行うなど、営業活動の強化に努めているところでございます。 以上です。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 協力場の売り上げ向上の取り組みとしては、平成29年度から、ほかのレース場に職員が出向き、発売依頼、競技情報の交換と営業の強化に努めておるということですが、今後も、効率的な発売や対応、取り組みが売り上げを左右すると考えますので、ボートレース企業局においては、今後も収益の向上に努められ、マネジメントプランに沿った企業運営を行っていただきたいと思います。 次は、唐津市駐在設置条例の再質疑に入ります。 今後、駐在と協議を重ね、時間をかけて整理していく必要があるということですが、これまでは駐在は市の特別職の位置づけなので、活動中に事故に遭遇し負傷した場合は、公務災害の適用を受けていたと思いますが、今回の制度見直しに関して、行政連絡が活動中に負傷した場合に対しての手だては講じているのかをお尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 櫻庭総務部長。          (総務部長 櫻庭佳輝君登壇) ◎総務部長(櫻庭佳輝君) ご質疑にお答えいたします。 地方公務員法等の改正に伴います要件の厳格化により、令和2年度からは、特別職非常勤職員の身分から一般私人として業務をお願いすることとなります。議員から心配をしていただいておりますとおり、業務遂行中にけがをされた場合などは、公務員としての身分がなくなりますので、公務災害の適用ができなくなります。そのため、行政連絡の活動中の事故に備え、市で傷害保険に加入する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 令和2年度からは公務災害の適用ができなくなるため、市で傷害保険に加入し、行政連絡の活動中の事故に備えたいとのことですが、今回の改正案は、とりあえず現在の制度を踏襲したものに見受けられる。地方公務員法等の改正を機に、直接区長や町内会長に市の一部業務について協力をお願いする手法に移行するほうが、市民に混乱を生じさせないと考えますがどうですか。 ○議長(田中秀和君) 櫻庭総務部長。          (総務部長 櫻庭佳輝君登壇) ◎総務部長(櫻庭佳輝君) ご質疑にお答えいたします。 今回の条例改正は、第1段階として、地方公務員法等の改正に伴う法的な課題をクリアすることを中心として、現在の制度を踏襲いたしまして、身分の変更と名称の変更のみを提案をさせていただいたところでございます。 市といたしましても、業務依頼の方法の見直しにつきましては、一つの大きな課題であるというふうに認識をしているところでございます。各地域の実情もさまざまでございますので、今後は駐在と協議を継続するとともに、市の各部局との調整を含め、令和5年4月を目標に業務内容などを見直しまして、新しい仕組みに移行できるよう調整をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 各地域への配慮、調整については理解しましたけども、私としては、区や町内会など、地域全体で行政推進に協力いただける体制を構築するほうが、地域活性化につながるのではないかと思っています。 地域が行政に協力する、その対価に行政が交付金などで支援をするような仕組みに、今後検討をしていただきたいと思っております。 次は、はり、きゅう及びマッサージ施術費の助成についての再質疑を行います。 平成30年度の申請者数が3,528名であるとのことですが、今回、改正が承認された場合に、多くの利用者にはどういった方法で周知しようと考えてあるのかお尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 堀田保健福祉部長。          (保健福祉部長 堀田 信君登壇) ◎保健福祉部長(堀田信君) 再質疑にお答えします。 改正内容の周知についてでございますが、今回の改正案をご承認いただければ、市報やホームページでの告知のほかに、窓口に申請に来られる利用者の方へチラシを配るなどいたしまして、周知に努めてまいりたいと考えております。 また、登録施術所につきましても、来年4月からの改正内容を通知いたしまして、ご理解とご協力をお願いしたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 次は、唐津市条例の廃止に関する条例の一部を改正する条例制定の再質疑を行います。 業務の委託に関するJAからつの理解を得ており、現在、それに向けた協議、検討を進めているとのことですが、生産組合長設置条例を廃止した場合に、行政への協力がこれまでどおり得られるのかどうかを懸念しておりますが、今後の対応についてお尋ねをします。 ○議長(田中秀和君) 吉村農林水産部長。          (農林水産部長 吉村和久君登壇) ◎農林水産部長(吉村和久君) お答えします。 唐津市生産組合長設置条例の廃止に関する今後の対応でございますが、段階的に生産組合長会議等でしっかり説明を行いまして、業務内容の周知等に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 生産組合長会議等でしっかり説明をし、誤解が生じないよう周知徹底に努めてください。 それでは、最後ですけども、交通安全指導設置条例の一部を改正する条例についての再質疑を行います。 今回の一部改正の理由についてお尋ねをします。 ○議長(田中秀和君) 新天寺都市整備部長。          (都市整備部長 新天寺勉君登壇) ◎都市整備部長(新天寺勉君) 再質疑にお答えいたします。 地方公務員法及び地方自治法の一部改正によりまして、特別職非常勤職員の要件が厳格化され、交通安全指導の業務がその要件を満たさなくなるため、条例から非常勤の規定を削るものでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 特別職非常勤職員の要件が厳格化され、交通安全指導の業務がその要件を満たさなくなるため、条例から非常勤の規定を削るとのことですが、改正にとって、具体的にどこが変わるのかをお尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 新天寺都市整備部長。          (都市整備部長 新天寺勉君登壇) ◎都市整備部長(新天寺勉君) 再質疑にお答えいたします。 今回の法律の一部改正に伴いまして、交通安全指導の立場、身分に関しましては、特別職非常勤職員という立場から、有償ボランティアとして任意の協力をお願いする一般私人となります。 しかしながら、交通安全指導というのは重要な役割を担っておられますので、唐津市交通安全指導という名称及び市の業務を委嘱することを初め、市から制服の貸与など、具体的に現在の活動内容を引き継ぐこととしております。唐津市交通安全指導会への補助金の交付などもこれまでどおりとしております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) 唐津市交通安全指導会への補助金の交付なども、これまでどおりのことということですけども、特別職非常勤職員ではなくなるので、報酬や保険はどのように考えてあるのかお尋ねします。 ○議長(田中秀和君) 新天寺都市整備部長。          (都市整備部長 新天寺勉君登壇) ◎都市整備部長(新天寺勉君) 再質疑にお答えいたします。 報酬に関しましては、謝礼金という形で支払う予定としております。なお、金額的には、現在の報酬の金額を維持していく予定でございます。 また、災害補償につきましては、これまで公務災害が適用されておりましたが、令和2年度からは民間の損害保険等に加入する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 酒井議員。 ◆8番(酒井幸盛君) これで私の議案質疑を終わります。 ○議長(田中秀和君) 伊藤泰彦議員。 ◆16番(伊藤泰彦君) 16番、新生会の伊藤泰彦です。 9件について議案質疑の通告をしておりましたが、議案第139号、議案第142号、議案第154号については、重複しておりますので質疑を取り下げ、議案第152号、唐津城の指定管理者の指定については、答弁は特別要りませんが、昨日も質疑があっておりましたように、唐津城と東城内駐車場、また舞鶴公園の一元管理の早期実現をしていただきたいということを述べておきたいと思います。 それでは、5議案について質疑をいたします。 まず、議案第143号、唐津市有林野管理条例の一部を改正する条例制定についてですが、提案理由には、市有林巡視が特別職の非常勤職員の対象外となることから、この制度を廃止すると説明がありました。 まず、現在の市有林巡視の任期、定数、報酬、年齢構成と委嘱状況についてお聞きいたします。 次に、議案第144号、唐津市交通安全指導設置条例の一部を改正する条例制定については、交通安全指導の設置理由等は先ほど質疑がありましたので、まずその定数と任期についてお伺いします。 次に、議案第145号、唐津市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第146号、唐津市下水道事業の設置に伴う関係条例の整備に関する条例制定については一括して質疑いたします。 昨日の大西議員の質疑に対する答弁で、今回、下水道の3事業を公営企業会計に移行し、公営企業として組織上一元化し、上下水道局を設置するものと理解しております。 また、業務の包括委託や事務の節減、合理化について、今後取り組んでいくとの答弁でありました。しかし、上下水道を統合しても定数に変わりがあっておりません。どこを効率化しているのか、また、今後どうしていくのかお聞きしたいと思います。 最後に、議案第147号、唐津市奨学基金条例の一部を改正する条例制定については、提案理由で、学校教育法の一部改正に伴う改正にするということですが、まず学校教育法の改正内容についてお伺いし、1回目の質疑といたします。 ○議長(田中秀和君) 吉村農林水産部長。          (農林水産部長 吉村和久君登壇) ◎農林水産部長(吉村和久君) 伊藤議員のご質疑にお答えをいたします。 市有林巡視の任期につきましては2年となっており、現在委嘱している巡視は、平成30年4月1日から令和2年3月31日までの任期でございます。 定数につきましては、巡視担当面積が50ヘクタール未満の一般巡視が12名、巡視担当面積が50ヘクタール以上の特別巡視が13名で、合わせて25名でございます。区域別の内訳といたしましては、浜玉地区に4名、七山地区に6名、厳木地区に7名、相知地区に8名を委嘱をいたしております。 また、報酬額につきましては、1人当たり一般巡視が年額2万1,400円、特別巡視が年額6万8,000円でございまして、25名の総額は年間114万800円でございます。 現在の市有林巡視の年齢構成につきましては、60歳から76歳までの方に委嘱をいたしておりまして、平均年齢は67歳でございます。 また、近年は林業を専業としている方が少なく、2年ごとの委嘱の折には、地区の代表者からの推薦も含め、人選には苦慮をしている状況でございました。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 新天寺都市整備部長。          (都市整備部長 新天寺勉君登壇) ◎都市整備部長(新天寺勉君) 伊藤議員のご質疑にお答えいたします。2項目ございました。 まず初めに、交通安全指導の定数と任期についてでございます。 唐津市交通安全指導設置条例によりまして、指導の定数は152名、任期は2年としており、再委嘱を妨げないとなっております。 現在の交通安全指導の数は、令和元年11月末現在で140名、年齢構成といたしまして、最年長の方が85歳、最年少で40歳、平均68歳となっております。指導の平均的な勤続年数でございますが、現在8年でございまして、最長の方は46年という方がおられます。 続きまして、下水道の公営企業会計についてのご質疑でございました。 上下水道を統合しても定数は変わらないが、どんな効果があるのかといったご質疑だったと思います。 今回の統合では、上下水道局の定数を実人数に近い定数とし、全体の職員数の定数は変更しておりません。しかしながら、今回の下水道事業の公営企業会計の移行に伴いまして新たに発生する事務がございますが、水道、工業用水道事業、そして下水道事業の共通事務の集約等により、業務の効率化を図り、人員増加抑制を図りたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 東島教育部長。          (教育部長 東島千尋君登壇) ◎教育部長(東島千尋君) 伊藤泰彦議員のご質疑にお答えをいたします。 唐津市奨学基金条例の一部を改正する条例制定についての学校教育法の改正内容についてでございますが、国際競争の激化に伴い産業構造が急速に転換する中、すぐれた専門技能等を持って、新たな価値を創造することができる専門職業人材の養成が急務との判断により、大学制度の中に位置づけられ、専門職業人材の養成を目的とする新たな高等教育機関として、専門職大学及び専門職短期大学の制度が設けられたものでございます。 唐津市におきまして、法改正に伴い、唐津市奨学基金条例第1条中に専門職大学及び専門職短期大学を加えるものでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤泰彦議員。 ◆16番(伊藤泰彦君) では、議案第143号、市有林巡視の件について再質疑を行ってまいります。 近年の巡視の活動内容と、それに伴う異常発生の報告状況についてお聞きしたいと思います。 ○議長(田中秀和君) 吉村農林水産部長。          (農林水産部長 吉村和久君登壇) ◎農林水産部長(吉村和久君) 再質疑にお答えいたします。 巡視の活動状況につきましては、唐津市有林巡視規則により、7項目の任務が定められておりますが、そのうち3つの任務について、毎月1回の巡視活動により、被害の防止や状況確認を行っております。 内容といたしましては、1つ目に、第三者による市有林の盗伐や誤伐行為などの防止、2つ目に、有害鳥獣や病害虫などによる被害状況の確認、3つ目に、火災や風水害等の被害状況の確認と防止などがございます。 また、巡視活動以外の任務につきましては、市有林の施業計画への助言、森林施業への立ち会い、貸付地の利用状況の把握などがございますが、これらは必要により対応してもらっているところでございます。 次に、毎月1回の巡視報告を受けている中で、異常発生報告についてでございますが、最近の5カ年で申しますと、4地区合わせまして、平成26年度が5件、平成27年度2件、平成28年度7件、平成29年度が5件、平成30年度が8件で、5年間で27件、年平均で5件程度の異常の報告をいただいている状況でございます。 その内容といたしましても、市有林内の風水害等による倒木が3件、林道の土砂崩れや倒木、落石、側溝の閉塞などが24件報告をされております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤泰彦議員。 ◆16番(伊藤泰彦君) ただいま部長の答弁で、異常発生件数は年平均5件程度ということは理解できましたが、これまで毎月1回、巡視活動を巡視に実施してもらっております。この分を市の職員で対応することになっていくと思うんですが、対応についてはできるのか、その辺について答弁をいただきたいと思います。 ○議長(田中秀和君) 吉村農林水産部長。          (農林水産部長 吉村和久君登壇) ◎農林水産部長(吉村和久君) お答えいたします。 市有林巡視のあり方につきましては、まず市有林巡視業務と市有林の現状を把握するとともに、規定される業務自体を精査し、市有林管理を行う上で、必要最小限で最適な方法を選択することといたしました。 検討の中で、異常発生の報告が、4地区合わせて5年間で27件と頻度が低い状況、また、異常の発生報告の原因が豪雨災害等によるものが主であることなどを考慮した結果、市有林の状況は比較的安定をしており、定期的な巡視活動は頻度を削減することが可能と判断をいたしました。 また、市職員が通常行っている林道の維持管理や市有林整備事業の現地調査等に合わせまして各種被害の防止に係る巡視活動を行うことや、林業経営体など通常施業を行う方たちへ異常があった場合の報告を依頼することにより、職員の業務の負担増を最小限で抑えながら、これまでと同等の巡視内容を維持できると判断したところでございます。でき得る限り必要最小限で、効率的な市有林の巡視活動を行うよう努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤泰彦議員。 ◆16番(伊藤泰彦君) はい、わかりました。 それでは、続きまして議案第144号、交通安全指導について再質疑を行ってまいります。 先ほど定数と任期について、また年齢等についてお聞きしましたが、この交通安全指導、現在どのような位置づけで、改正によってどのように変わっていくのかということを答弁願いたいと思います。 ○議長(田中秀和君) 新天寺都市整備部長。          (都市整備部長 新天寺勉君登壇) ◎都市整備部長(新天寺勉君) 再質疑にお答えいたします。 交通安全指導の位置づけは、唐津市交通安全指導設置条例に定められておりまして、交通安全に対する熱意と知識が深く、かつ指導力を有する人を対象に、地方公務員法第3条第3号の特別職非常勤職員として唐津市が委嘱しているところでございます。 今回の地方公務員法及び地方自治法の一部改正によりまして、令和2年4月1日より、身分は特別職非常勤職員ではなくなりますが、有償ボランティアとして、唐津市の交通安全対策に関する業務に対しまして、任意で協力いただくことになります。 委嘱につきましても、任命行為を行わない儀礼的な意味の委嘱としてお願いをしたいと考えております。 また、特別職非常勤職員という既定の削除以外の部分につきましては、設置条例や規則はそのまま運用していきますので、制服の貸与等を初め、活動内容に関する基本事項は現行と変わらないものと考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤泰彦議員。 ◆16番(伊藤泰彦君) この交通安全指導も平均年齢が68歳、最高年齢が85歳等、私の周りを見ましても、なかなかなり手がないというような状況であります。そもそもこの制度で、今後、なり手不足をどのように考えられているのかについて答弁をお願いいたします。 ○議長(田中秀和君) 新天寺都市整備部長。          (都市整備部長 新天寺勉君登壇) ◎都市整備部長(新天寺勉君) 再質疑にお答えいたします。 現在、定数152名に対しまして、指導員数は140名で、定数より12名の減となっております。地域によっては定数割れしておりまして、定年という概念はございませんが、高齢化、人口減少もあり、議員ご指摘のように、後任問題が課題となっております。 後任者を探す際には、地区の支部長や駐在の方にご協力をお願いしているところでございますが、現状では年々定員確保が厳しい状況になっております。 本市としましても、少子高齢化社会の進展に伴いまして、高齢者ドライバーの増加、それから運転操作ミスによる交通事故など社会問題化している中、指導の役割も非常に重要であると認識しておるところでございます。 交通弱者である子供や高齢者等を交通事故から守るため、また唐津市の交通安全対策の目標の達成のため、人材確保、人材育成は不可欠と考えております。 今回の改正の影響については、経過を見ながら対応していき、交通安全指導会と打ち合わせを行いながら、環境を構築していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤泰彦議員。 ◆16番(伊藤泰彦君) それでは、議案第145号、146号、上下水道局の設置等について、先ほど効率化についてはどう考えているのかということで質疑いたしました。 それでは、人件費削減等についてはどう考えておられるのか、今後どのように行っていかれるのかについてお聞きしたいと思います。 ○議長(田中秀和君) 新天寺都市整備部長。          (都市整備部長 新天寺勉君登壇) ◎都市整備部長(新天寺勉君) 再質疑にお答えします。 組織の統合時におきましては、下水道事業の公営企業会計への移行に伴う一時的な事務も発生いたしますので、今回の人員削減はできておりませんが、新たな組織で改めて事務の効率化に取り組みますとともに、業務の民間への委託等も推進し、人員削減と人件費の抑制に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤泰彦議員。 ◆16番(伊藤泰彦君) 水道事業においては、老朽管の更新、また、下水道においても長寿命化や水洗化の促進等、課題がまだまだあると思います。健全な公営企業の経営に向けた取り組みとして、全体的な改革を進めてもらって、管理者の設置についても検討すべきではないかと私は思っております。 続きまして、最後になりますが、議案第147号、唐津市奨学基金条例の一部を改正する条例制定について再質疑を行います。 奨学基金の現状についてお伺いをしたいと思います。また、佐賀県内の他市の状況等、参考になるものがあればお示しいただきたいと思います。 ○議長(田中秀和君) 東島教育部長。          (教育部長 東島千尋君登壇) ◎教育部長(東島千尋君) 再質疑にお答えをいたします。 唐津市奨学基金の貸付制度としましては、高等学校等においては、毎学年初めに20万円、また大学等においては、入学時に60万円を無利子で貸し付けております。平成30年度の貸付実績につきましては、高等学校等においては、貸付枠24名に対し6名に貸し付け、大学等においては、貸付枠35名に対し20名に貸し付けを行っております。 奨学金の返還方法としましては、卒業後1年間を据置期間とし、毎月1万円の返還としております。 次に、他市の状況につきましては、小城市、武雄市及び嬉野市の3市では、高等学校等入学者及び大学等入学者に奨学金を無利子で貸し付けをしており、また鳥栖市では、高等学校等入学者のみ奨学金を無利子で貸し付けている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤泰彦議員。 ◆16番(伊藤泰彦君) 今ほど教育部長に答弁してもらいましたが、奨学金受給者が貸付枠に対して、かなり現在は少ない状況にあると思います。今後、どのように運用していくのか、どのようなお考えがあるのかをお聞きしたいと思います。 ○議長(田中秀和君) 東島教育部長。          (教育部長 東島千尋君登壇) ◎教育部長(東島千尋君) 再質疑にお答えいたします。 議員ご指摘のとおり、平成30年度の実績としましては、高等学校等貸付枠24名に対して6名、大学等の貸付枠35名に対して20名と、貸付枠全体に対して5割弱の貸付実績となっておりまして、奨学金希望者が減少傾向となっております。 その主な要因としましては、高等学校の授業料無償化や日本学生支援機構の第二種奨学金の利率が下がっていることが考えられますが、教育委員会としましては、今後、貸付希望者がさらに減少したとしましても、唐津市の奨学金が必要とされる間は続けていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤泰彦議員。 ◆16番(伊藤泰彦君) これで私の議案質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。 ◆19番(伊藤一之君) 19番、社民党の伊藤一之でございます。 令和元年度唐津市一般会計補正予算の繰越明許費から2点、議案質疑をしたいというふうに思います。 1点目は、教育費の社会教育中、西唐津公民館移転改築事業費繰越明許費についてでございます。 当初予算の概要書では9,685万5,000円が計上されています。内容説明では、建設後46年が経過し、老朽化が著しい西唐津公民館の移転改築を行うものとあります。事業内容としては、実施設計、地質調査等ありますけども、まずこの事業の具体的内容をお伺いをしたいというふうに思います。 2点目は、同じく教育費の社会教育中、公民館エレベーター設置事業費繰越明許費についてでございます。 これについても、当初予算の概要書では3,519万6,000円が総額計上されて、内容的には、公民館のバリアフリー化を進めるため、エレベーターの設置を行うものとございます。 長松公民館でありますけども、エレベーターの設置工事でございますけど、この事業についても、具体的な内容について、まずお伺いをしたいというふうに思います。 以上で1回目の質疑とします。 ○議長(田中秀和君) 東島教育部長。          (教育部長 東島千尋君登壇) ◎教育部長(東島千尋君) 伊藤一之議員のご質疑にお答えいたします。 現在の西唐津公民館は、鉄筋コンクリートづくりの2階建てで、延べ床面積が併設の勤労青少年ホームと合わせまして2,146平方メートルでございます。唐津市公民館等施設整備計画では、鉄筋コンクリートづくりの耐用年数を50年と想定しており、西唐津公民館は昭和47年の建築で、46年が経過し、老朽化も進んでいるため、建てかえを計画したものでございます。 新しい西唐津公民館につきましては、新合同庁舎前において、約3,000平方メートルの敷地内に延べ床面積約1,200平方メートルの建物を計画をしております。 主な事業内容は、地質調査業務、実施設計業務、地形測量、用地測量、用地購入などでございます。 次に、公民館エレベーター設置事業費の事業内容についてでございますが、公民館エレベーター設置事業におきましては、ユニバーサルデザインの考え方に基づき、「唐津市公民館エレベーター整備計画」を策定しており、2階建て以上の場合はエレベーターを設置することとしております。 長松公民館につきましては、11人乗りのエレベーターを屋内に設置する計画となっております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。 ◆19番(伊藤一之君) それでは、西唐津公民館のほうから再質疑をしたいというふうに思います。 今年度、用地購入、実施設計等が完了するということであったというふうに思いますけど、なぜこれが繰り越しになったのか、今後のスケジュールを含めて、影響等も含めてお伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(田中秀和君) 東島教育部長。          (教育部長 東島千尋君登壇) ◎教育部長(東島千尋君) 再質疑にお答えいたします。 繰り越しの理由についてでございますが、移転予定地の土地所有者である佐賀県との協議に約半年の期間を要したことが主な要因でございます。 建設用地自体につきましては、以前よりおおむね了承を得ておりましたが、より詳細な部分として、建物と周辺緑地帯の配置についての協議、加えて駐車場を2カ所から1カ所に集約したことでも、さらなる協議が必要となり、地質調査業務を含め、本年度中の実施設計完成が困難となったため、今回繰り越しをお願いしたところでございます。 また、今後のスケジュールにつきましては、さきに述べた建物、緑地帯、駐車場などの全体配置につきましても佐賀県の了承が得られましたので、本議会でご承認をいただければ、令和2年度にかけて実施設計を行い、令和3年度に新公民館の建設、令和4年度に供用開始を予定をしております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。 ◆19番(伊藤一之君) おおむね用地自体は県と了解を得ていたんだということでございます。配置とか、そして駐車場を2カ所から1カ所に集約したから、県との協議が延びたということでございました。 おおむねというのがどのくらいを指すのか、私わかりませんけれども、予算は年度内に執行するのが原則でありますから、県との協議、事前の協議、個人ではないんですから、特に駐車場とかは地元協議を含めて、予算計上前に了解ができているんだというふうに考えていましたけれども、市側の見通しが甘いというか、詰めが甘かったんではないかなというふうに思います。 もう一つ、駐車場を2カ所から1カ所に集約をした要因が何であるのか、そこだけお伺いしたいと思います。 ○議長(田中秀和君) 東島教育部長。          (教育部長 東島千尋君登壇) ◎教育部長(東島千尋君) 再質疑にお答えいたします。 駐車場を2カ所から1カ所にした要因でございますが、これに関しましては、取りつけ場所、配置ですね。駐車場へ入り口としまして、今、西側なり、南側からと、複数の箇所となりましたので、市民の皆様の利便性も考慮したとこで、駐車場を1カ所として、南側等からの配置としたことで変更となったものでございます。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。 ◆19番(伊藤一之君) 利便性を考えていたということでございますけど、あと細かいところは常任委員会のほうでお願いをしたいというふうに思います。令和4年度の供用開始がずれ込まないようにお願いをしたいと思います。 次に、公民館エレベーター設置事業費についてであります。 地域住民とか、地元の人たちが待ち望んでいたエレベーターが、今年度設置完了ということであったというふうに思いますけども、繰り越しになったということでございます。 繰り越しについては、入札の不調だというふうに聞いていますけども、その入札の経緯についてお伺いをしたいと思います。 ○議長(田中秀和君) 東島教育部長。          (教育部長 東島千尋君登壇) ◎教育部長(東島千尋君) 再質疑にお答えいたします。 長松公民館エレベーター設置工事の入札経過についてでございますが、本件については2回の競争入札を行っております。1回目の入札は、条件付一般競争入札により行いましたが、入札期限の9月4日までに応札がございませんでした。2回目の入札につきましては、指名競争入札で行いました。入札期限の9月25日までに指名者全員が入札辞退届を提出されたため、入札不調となっております。 主な要因といたしましては、全国的にエレベーターの新設、増設、更新により、建設工事の需要が高まったため、専門の技術者が不足し、応札者がいなかったと聞いております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。 ◆19番(伊藤一之君) 一般競争入札から指名競争入札に変更しても応募がなかったということでございます。要因としては、技術者不足ということでございましたけど、オリンピックや災害で技術者不足が言われていますけども、エレベーター等もこういうふうにあるのかなというふうに思っています。 今後のスケジュールでございますけども、入札方法の変更とか、入札不調対策といいますか、そういうものを考えながら今後のスケジュール等組んであるのか、スケジュールについてお伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(田中秀和君) 東島教育部長。          (教育部長 東島千尋君登壇) ◎教育部長(東島千尋君) 再質疑にお答えいたします。 今後のスケジュールでございますが、本議会でご承認をいただければ、速やかに入札事務を行い、工事に着手したいと考えております。また、工事期間として6カ月程度を予定しております。 以上でございます。 ○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。 ◆19番(伊藤一之君) 6カ月程度工事がかかるということでございましたけど、以前は3カ月で計画をしていたというふうに思うんで、少し長くなっているのかなというふうに思いますけども、しっかりやっていただいて、事故、繰り越しにならないようにお願いをして、私の議案質疑を終わります。 ○議長(田中秀和君) 以上で、議案質疑を終結します。 議事日程に従い、次会は、明11日午前10時から本会議を開き、一般質問を行うこととし、本日はこれにて散会いたします。          午後 零時 9分 散会...