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06月16日-02号

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  1. 唐津市議会 2003-06-16
    06月16日-02号


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    平成15年  6月 定例会(第4回)   平成15年       唐津市議会会議録(定例会)その2   第4回1 日 時 平成15年6月16日 午前10時00分開会 於唐津市議会本会議場2 出席した議員    1番 熊 本 大 成           2番 奥 村   豊    3番 青 木   茂           4番 伊 藤 泰 彦    5番 馬 場 幸 年           6番 堤   武 彦    7番 笹 山 茂 成           8番 水 上 勝 義    9番 三 浦 正 之          10番 正 田 孝 吉   11番 吉 田 廣 光          12番 山 崎 正 廣   13番 吉 田 壽 彦          14番 井 本 敏 男   15番 田 中 秀 和          16番 宮 﨑 千 鶴   17番 中 川 幸 次          18番 白 水 敬 一   19番 吉 原 真由美          20番 浦 田 関 夫   21番 志渡澤 一 則          22番 松 尾 幸 長   23番 青 木 武 德          24番 田 中 武 樹   25番 野 﨑 清 市          26番 進 藤 健 介   27番 宮 崎   健          28番 辻   賢 一   29番 下 平 義 男          30番 浜 本 愼 五3 地方自治法第121条による出席者の職氏名          市       長      坂  井  俊  之          助       役      佐  仲  辰  雄          収   入   役      吉  本  金  壽         (総務部)          総  務  部  長      山  下  正  美          総 務 部 次 長      根  岸     保          総  務  課  長     (総務部次長兼務)          職  員  課  長      脇  山  秀  秋          秘  書  課  長      麻  生  邦  男          財  政  課  長      通  山     誠          管  財  課  長      竹  内  御 木 夫          税  務  課  長      牛  草     泉         (企画情報部)          企 画 情 報 部 長      溝  上  吉  嗣          企 画 情 報 部次長      吉  川  陽  三          企 画 調 整 課 長     (企画情報部次長兼務)          市町村合併推進課長     (企画情報部次長兼務)          男 女 共同参画室長      富  田  節  子          地 域 振 興 課 長      中  村  修  二          情 報 政 策 課 長      山  岡  裕  明          広 報 公 聴 課 長     (情報政策課長兼務)         (民生部)          民  生  部  長      中  村  康  久          民 生 部 次 長     (民生部長兼務)           市  民  課  長      松  下  達  夫          国 保 年 金 課 長      杉  山     健          環 境 対 策 課 長      古  川  公  三          清 掃 業 務 課 長     (環境対策課長兼務)           人権・同和対策課長      上  田  昭  人         (保健福祉部)          保 健 福 祉 部 長      牧  山  泰  介          保 健 福 祉 部 長      井  上  幸  男          保  健  課  長      小  島     肇          福  祉  課  長     (保健福祉部次長兼務)          高齢・障害福祉課長      脇  山  健 治 郎          生 活 保 護 課 長      江  越  和  行         (産業経済部)          産 業 経 済 部 長      松  尾  博  司          産 業 経 済 部次長      北  島  正  信          産 業 経 済 部次長      熊  本  清  治          商 工 振 興 課 長     (北島産業経済部次長兼務)          観  光  課  長      原     明  海          農  政  課  長      平  野  宗  宏          水 産 林 務 課 長     (熊本産業経済部次長兼務)          ふ る さ と 会館・                         梅  崎  芳  景          国  民  宿  舎         (建設部)          建  設  部  長      吉  岡  秀  男          建 設 部 次 長      進  藤     仁          道 路 河 川 課 長      毛  利  千 代 光          建 設 管 理 課 長      馬  場  俊  春          都 市 計 画 課 長      青  木  一  清          区 画 整 理 課 長      岩  田     保          建  築  課  長     (建設部次長兼務)         (競艇事業部)          競 艇 事 業 部 長      吉  田  勝  利          競 艇 事 業 部次長      吉  田  次  郎          管  理  課  長     (競艇事業部次長兼務)          業  務  課  長      城     秀  文          ボ ー ト ピ ア課長      山  口  通  雄         (水道部)          水  道  部  長      平  川  聖  二          水 道 部 次 長      山  口     至          下 水 道 管 理課長      松  本  幹  雄          下 水 道 工 務課長      溝  渕  末  治          浄 水 センター所長      永  田  一  彦          水 道 管 理 課 長     (水道部次長兼務)          水 道 営 業 課 長      寺  田  勝  彦          水 道 浄 水 場所長      太  田     拓         (教育委員会)          教   育   長      村  井  文  三          教  育  部  長      岩  本  芳  明          教  育  次  長      世  戸  政  明          近 代 図 書 館館長      小  林  た  み          総  務  課  長     (教育次長兼務)          学 校 教 育 課 長      松  尾  博  通          生 涯 学 習 課 長     (文化課長兼務)          文  化  課  長      岸  田  俊  彦          ス ポ ーツ振興課長      上  田  智  行          幼 稚 園 園 長      高  幣  代 美 子          会  計  課  長      星  野  信  也          選 挙 管 理 委員会                         小  林     修          事  務  局  長          監査委員事務 局 長      中  島  富 士 雄          農業委員会事務局長      宮  崎  輝  義          総 務 課 文 書係長      前  田  幸  雄4 出席した事務局職員          議 会 事 務 局 長      坂  本     陞          議 会 事 務 局次長      寺  井  正  太          議 事 調 査 係 長      吉  田     誠          午前10時00分 開会 ○議長(熊本大成君) ただいまから本日の会議を開きます。 事務局長に諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(坂本陞君) ご報告いたします。 本日追加議案が提出されましたので、その件名を朗読いたします。 議案第71号 平成15年度唐津市一般会計補正予算。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 審議日程の変更についてお諮りいたします。 本日の日程は議案質疑となっておりますが、追加議案が提出されましたので、この追加議案の提案理由説明の後、議案質疑を行いたいと思いますが、このように日程を変更することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊本大成君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま申し上げましたように日程を変更することに決しました。 議案第71号 平成15年度唐津市一般会計補正予算を付議いたします。 執行部の提案理由の説明を求めます。 通山財政課長。          (総務部財政課長 通山 誠君登壇) ◎総務部財政課長(通山誠君) 本日追加提案いたしました補正予算についてご説明を申し上げます。議案集の第4をお願いいたします。 1ページをお開き願います。議案第71号 平成15年度唐津市一般会計補正予算でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額265億7,488万3,000円に今回の補正額8,000万円を追加し、予算の総額を266億5,488万3,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正でございますが、款項の区分ごとの補正状況でございます。詳細につきまして別冊の補正予算に関する説明書でご説明をさせていただきます。 議案集の第5をお願いいたします。1ページをお開き願います。1ページから2ページにかけましては、一般会計補正予算の総括表でございます。歳入の款別補正状況と、歳出では補正状況と財源内訳を示しております。事項別の明細につきまして歳出からご説明をいたしますので、4ページをお開き願います。総務費の人事給与等システム開発事業費でございますが、現在国は国民等と行政との間の申請、届け出等手続をほとんどすべてオンライン化するという電子自治体の実現に向けて具体的な作業に取りかかったところでございまして、平成15年度は国と地方公共団体とが共同で基礎的な業務システムを開発することとされております。この共同開発につきましては、各都道府県が分担して県内市町村と連携し、各業務システムを開発するものでございます。今回、佐賀県と本市が連携いたしまして、人事給与及び庶務事務システムを開発することが認められたところでございます。人事給与及び庶務事務システムを開発、導入することによりまして、まずこれまで個別のシステムにより処理しておりました人事と給与のシステムを統合することにより、データの連携ができ、入力やチェック作業の軽減など事務の省力化、さらに人件費のシミュレーション等が可能となります。また、これまで紙ベースで処理しておりました庶務事務を電子化することにより、申請、承認の時間短縮や集計作業が自動化されるため、事務量が軽減されるというこういった効果がございます。なお、国は、今回開発した成果を開発に関与していない他の都道府県及び市町村に公開し、その活用を図ることとされております。 次に、3ページの歳入に戻らせていただきます。県支出金でございますが、ただいま説明いたしました歳出の特定財源として同額を計上いたしております。国から県が委託を受け、さらに県から本市が委託を受けるものでございます。 以上で補正予算の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊本大成君) 以上で提案理由の説明を終わります。 これより議案質疑を行います。 議案第44号から同第65号まで、及び議案第67号から本日提出されました議案第71号まで、並びに報告第2号から同第4号まで、以上30件一括付議いたします。 ご質疑ございませんか。 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) おはようございます。15番、田中秀和です。議案質疑を行う前に、少しお時間いただきたいと思います。 さて、今回の6月議会より、唐津市有線テレビジョン放送によりこの唐津市議会が生中継されています。心より喜ぶ次第でございます。市議会では、長年先輩各位が開かれた議会づくりを提唱なされてきたわけですが、3年前の平成12年度より唐津市議会だよりを発行してまいりました。3月議会報告の第13号が6月15日に発行され、市民の皆様のお手元に届いているかと思います。この間、市民の皆様からは、「議会が近くなり、また議員各位の考えがよくわかるようになった」と言っていただいております。唐津市議会だより編集委員会としては大変うれしい限りでございます。 そこで、ますます市議会の活性化を図るとともに、開かれた議会推進のために唐津市議会だよりの充実はもとより、今回の唐津市有線テレビジョン、愛称「チャンネルからつ」での議会放送を市民の皆様にごらんになっていただきたいとお願いするところであり、強いては関係機関のさらなるご協力をよろしくお願いしたいと思います。また、私ども新生からつでも、情報化の対応、また情報発信に向けた取り組みを行ってまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、議案質疑を行わさせていただきたいと思います。私の新生からつの方では3名の方が議案質疑を予定しておりますので、順次質疑を行ってまいりたいと思います。 まず、議案第44号、一般会計補正予算中総務費の元気再生委員会設置費についてお伺いしたいと思います。この事業は市長の提案事項説明でも言われておりますが、世の中が閉塞感に包まれ、まちに活気がないと言われていると。この沈滞感を払拭し、みずからの地域と誇りと自信を持てるまちとしていくために、唐津市の元気再生に向けて全力で取り組んでいくとのことでありました。私もぜひこの唐津に元気を取り戻したい一人でございます。 そこで、まず元気再生委員会設置事業に対する市長のお考えと意気込みをお伺いしたいと思います。元気再生委員会設置の事業内容をまず1点お伺いします。 2点目に、具体的事例テーマとして考えられるものがあれば、お示しをしてください。 次に、にぎわいのまちづくり事業補助金についてお伺いします。この事業は、提案説明の中で自治総合センターコミュニティ助成事業を活用して、内町地区の活気とにぎわいを創出するためにこのコミュニティ事業に助成するものだとお伺いしておりますけども、この事業における内容をお聞かせください。 次に、教育費中原子力エネルギー教育支援事業費についてご質疑いたします。これも提案説明の中に原子力、その他エネルギーに関する教育を推進するためということで、各小学校、中学校に事業推進のために補助するという事業ですけども、この具体的また事業内容を詳しくお聞かせください。 また、次のスポーツエキスパート活用事業費です。中学校の運動部活動との地域社会との連携を促進しながら、生徒の心身ともに健康な育成とスポーツの振興を図るため、その運動部活動に地域から外部指導者をスポーツエキスパートとして活用していくという事業内容になっておりますけども、これについて事業内容と外部指導員を予定されているこの配置校並びにその部活動はどういったものかということをお聞かせください。 条例議案に移ります。条例議案第54号 原子力発電施設等立地地域に伴う固定資産税の不均一課税に関する条例制定についてお伺いします。本議案は原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法の第3条1項の規定による原子力発電施設等立地地域の指定を受けたことから、この条例制定に至った経緯のようであります。そこで、まずこの不均一課税の制定の目的についてお聞かせください。2点目に、固定資産税の不均一課税の内容はどのようになっているのかお示しください。 次に、議案第58号 唐津市税条例の一部を改正する条例制定についてお伺いします。この議案は、15年度の税制改正において経済、財政の状況を踏まえつつ、持続的な経済社会の活性化を実現するため、あるべき税制の構築に向けて、措置としての所得税法、租税特別措置法及び地方税等の一部が改正なされたことであるということで条例改正がなされるものだとお伺いしております。まず1点目に今回の条例改正の要点はどこにあるのか、2点目に今回の改正により市税額への影響についてお聞かせください。 以上で1回目の質疑を終わります。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 田中秀和議員さんの質問にお答えしたいと思います。 私の方からは、一番最初にございました元気再生委員会についてお答えをしたいと思います。今、議員さんおっしゃるように、現在唐津市のこれまでのですね、歩みを振り返ってみましても、本当に明治時代には唐津の炭田からの石炭積み出しによる商業あるいは運輸業、貿易業を中枢としたまちのにぎわいがありました。また、戦後の経済成長とともに商店街のにぎわい、海水浴などの観光業のにぎわいなどもございました。しかしながら、現在産業の構造の変化あるいは少子・高齢化の進行などさまざまな要因によりまして、日本の社会、経済自体が低迷をして、人々は将来の希望が今持てない、先行きが大変不透明な閉塞感にあるという状況だと私自身認識をいたしております。このような中で、本来唐津が持っているやはり元気を取り戻したいという考えから、本年元気再生元年と名づけまして私の施策の中でも元気再生委員会というものをつくって、まちのにぎわい、そしてまた唐津の元気を取り戻していきたいというふうに私自身思っているところでございます。 この事業内容そのものでございますけれども、元気再生委員会というのは今後のまちづくりが行政と民間の相互協力によって、市民協働の必要性があるという考えから、それを進める上での市民参加の場を設け、それを位置づけるものというふうにしております。なお、委員会は市長の直属的な委員会ということにしております。唐津の元気のために何ができるかではなく、何が必要であるのかをしっかり考えながら、市長のリーダーシップのもとでその事業を実行しようとするものでございます。なお、元気再生委員会そのものは提言のみに終わるわけではなく、提言を実行する主体を見つけ出して事業に着手をし、実現する役割を担うものでございます。 事例テーマでございますけれども、今考えられる、これ内容そのものにつきましては、実際コアメンバーを9名から10名今考えておるところでございます。このコアメンバーがありまして、そのコアメンバーそれぞれの事業そのものを大体三つぐらい同時に進行していきたいというふうに思っております。それぞれのコアメンバーのもとにワーキングメンバーを設けていく。ワーキングメンバーは1グループにつき約10名から12名ぐらいを現在予定をいたしておるところでございます。その中でワーキングメンバーの選定につきましては、コアメンバーの人選にお任せをするということでございます。コアメンバーそのものにつきましては、私自身が直接選ぶということにいたしておるところでございます。そしてまた、審議と、あるいは実行の段階で別々乖離しては事業実施という形にはなりませんので、その検討するグループと、それから実施主体とをしっかり協働してつなげて、連携をしながら事業実施まで結びつけていくということを考えておるところでございます。 現在テーマとしては、それぞれのコアメンバーあるいはワーキングメンバーに任せていろんなことをやるわけですけれども、今現在考えられることといたしましては、身近なことから取り組んでいきたい。例えば、市役所の、私自身がこれ例えばで考えるわけですけれども、市役所の窓口の向上、あるいは窓口のサービスですとか、あるいは今非常に話題になっております子育ての支援、子育て支援策をどうするのか、こういった問題、あるいは町田川の親水プロジェクトですとか、いろんな意味で身近なところから取り組んでいこうというふうに思っておるところでございます。事業実施自体は、やはり余り長い時間をかけてもあれですので、大体2カ月ぐらいを現在私自身は考えております。1プロジェクト2カ月ということを考えておるところでございます。 私の方からは、以上元気再生委員会につきましてお答えとさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(熊本大成君) 溝上企画情報部長。          (企画情報部長 溝上吉嗣君登壇) ◎企画情報部長(溝上吉嗣君) にぎわいのまちづくり事業補助金についてご説明をいたします。 にぎわいのまちづくり事業補助金は、議員さん先ほどおっしゃいましたように財団法人自治総合センターコミュニティ助成事業を活用いたしまして、内町地区まちづくり女性の会に対しましてはっぴの購入費として補助をするものでございます。はっぴの購入でございますが、大人用90枚、子供用を120枚購入する予定にいたしております。現在、内町地区では中央商店街の女性の会を主体といたしまして、中心商店街の活性化とにぎわいを創出するため、唐津くんちの曳山囃子を軽快なテンポにアレンジいたしまして、市民が楽しく踊れるようにするために取り組みがなされておる状況でございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 岩本教育部長。          (教育部長 岩本芳明君登壇) ◎教育部長(岩本芳明君) 田中秀和議員さんのご質問にお答えいたします。 1点目の原子力エネルギー教育支援事業費についてでございます。この事業は、文部科学省が原子力エネルギーに関する教育支援事業交付金を創設し、各都道府県に補助金を交付するもので、その交付金をもとに佐賀県での交付要綱が定められ、原子力やその他のエネルギーに関する教育を実施する市町村に対し1校当たり20万円を限度に補助金が交付されることになっております。唐津市においては、この県補助金交付要綱に基づきまして、外町小学校ほか7小学校が行う施設見学の交通費、入館料の補助金計122万5,000円を計上しているものでございます。この対象となる見学の施設は、県内の各種発電所及び武雄市にございます佐賀県宇宙科学館となっております。その他補助の対象となるものですが、副教材の作成・購入費、教員の研修費、講師謝金等も含まれております。 次に、スポーツエキスパート活用事業費についてでございます。この事業は、中学校の運動部に地域のスポーツエキスパートをお招きいたしましてスポーツの振興を図るとともに、生徒の心身ともに健全な育成をねらいとするものでございます。平成9年度から運動部活動外部指導者派遣事業として始まり、平成13年度からは現在のスポーツエキスパート活用事業に改められたもので、昨年度までは県の直接事業として実施をされてまいりました。今年度からは市町村立学校については市町村事業として実施することとされ、それに対し県が3分の1の補助を行うように改められました。今回は、1部活動当たり9万円、5部活動分の45万円を事業費として計上させていただいておるところでございます。 この部活動につきまして、学校からの要望といたしましては、一中のテニス部、剣道部、佐志中のバスケット部、鏡中の陸上、これは駅伝部というのがあるそうですけど、駅伝部、それから鬼塚中のバスケット部、鏡中の剣道部、西唐津中の陸上部とバスケット部、以上6校8部からの要望があっております。予算的には5部分をお願いしておるわけでございますので、この8部の中からどこが真に必要とされているのかを十分に検討して、この5部を選んでいきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 山下総務部長。          (総務部長 山下正美君登壇) ◎総務部長(山下正美君) 田中秀和議員さんのご質問にお答えをしたいと思います。 条例議案2件ございました。まず、原子力発電施設等立地地域の指定に伴う固定資産税の不均一課税に関する条例制定でございますが、本条例は先ほどご質問の中にもありましたように、原子力の立地地域の振興を図るための法律が施行され、本地域、唐津市全域でございますが、地域指定をされております。この条例による固定資産税の不均一課税、特に製造業を初め道路貨物運送業、梱包業、卸業を営む企業事務所の新設または増設、一定の条件ございますが、そういった企業の新設増加をした場合に、固定資産税の減免を図ることによって、当初の税負担の軽減を図ろうとするものでございます。そのことによりまして企業誘致のみならず、また既存の事業所につきましても事業拡張に対して刺激を与えようとするものでございます。 具体的に申しますと、当初、初年度でございますが、固定資産税率を100分の0.14、2年度目を100分の0.35、3年度目を0.7とするものでございまして、現行の固定資産税率が100分の1.4でございますので、当初十分の1、2年度4分の1、3年度目2分の1、4年度目から通常どおりの税率というふうになるものでございます。 次に、市税条例についてのご質問でございますが、まず今回の市税条例の改正は、先ほど、これもまたご質問の中にもありましたが、現在の経済、社会の状況をかんがみまして、あるべき税制の構築に向けての措置といたしまして所要の法律改正が行われたところでございます。地方税といたしまして、市税といたしましては三つございまして、一つは個人住民税におきます配当所得、株式等譲渡所得に係る課税方式の見直しが1点ございます。これはわかりやすく言いますと、我が国における個人金融資産が約1,400兆あるというふうに言われておりますが、諸外国と比べまして我が国におきましては預貯金の割合が非常に多くて、株式なり出資の割合というのが非常に小さい。それが株式市況の低迷に結びついているという考え方に立ちまして、貯蓄から投資へというキャッチフレーズのもとで株式譲渡益、株式配当益等に係る税率の見直しをされたものでございます。提案理由説明でも申し上げましたが、現在預貯金の利子が20%でございますが、すべて株式譲渡益また株式配当益につきましても20%とするものでございます。さらに、現在の株式市況の低迷にかんがみまして、5年間は10%の優遇措置を講じようとするものでございます。それが1点目でございます。 2番目に、市たばこ税の税率改正でございまして、税率を上げようということでございまして、これも地方分権の進展の中で国から地方への税源移譲の一環としてなされるものでございます。 三つ目は、軽自動車税の申告書の様式の統一化で、各団体間で少し異なっておりました申告様式を統一化することによりまして、納税者の手続の軽減を図ろうとするものでございます。これにかかります税額への影響でございますが、株式配当益につきまして約216万4,000円ほどの減額になるのではないかというふうに考えております。たばこ税につきまして、現在の健康志向の中での喫煙者の減少、さらに今回消費者にとりましては値上げということによる減少等を加味いたしますが、片方で市税としては税率の引き上げということでございます。それぞれ差し引きいたしまして約3,782万円ほどの増収になるのではないかというふうに考えているところでございます。なお、ちょっと前後いたしますが、原子力の不均一課税につきましては減収分の75%につきましては交付税で補てんされることになっております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) 15番、田中秀和です。再質疑をいたします。 条例議案に関しましては、今部長の方から答弁いただきましたので、たばこ税の値上がりということでですね、市税に影響が懸念されるのかなと思ってましたけども、今のところによれば、この値上げにより増収は安定するということでしたけども、分煙等の推進もなされておりますので、これは一般質問の方で少しお伺いをしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 元気再生委員会を、済みません。最後にご質疑させていただきたいと思いますので、まずスポーツエキスパート活用事業についてお伺いいたします。私、部活動の位置づけというものがどういったものなのかなというふうにこう考えさせてもらってですね、私どものときは部活動というのは学校授業終わってですね、仲間とスポーツをしながら、その中で人間関係を培っていくと、そういった位置づけから、近年では何か本当に優勝を目指してですね、そこに本質をこう求めていくという傾向もあるのかなと。そちらがどうこうという議論をするというわけではございませんけども、一つだけこの事業、スポーツエキスパート、要するに専門の先生を部活動に取り入れて、そこでスポーツを上達させていくという、そういった意味かなというふうにこうちょっと感じられましたので、教育長の方にですね、学校教育での部活動の位置づけと社会体育からの育成としての考え方、その点について方向性をちょっとお伺いしたいなと思います。 ○議長(熊本大成君) 村井教育長。          (教育長 村井文三君登壇) ◎教育長(村井文三君) 田中秀和議員さんのご質問にお答えいたします。 このスポーツエキスパート事業の教育的位置づけないしは社会的方向性というご質問でございました。中学校の運動部活動の指導は、基本的には当該校の教員が担当をしております。しかし、各学校では、子供や保護者の希望なども多くて、部活動の設置をしているわけでございます。幾つかの部では必ずしも部活動担当者がその競技の経験者でない場合もあるわけでございます。そのような部活動にとっては、この事業は子供たちに専門的技能や知識を指導する面で大変役に立っているものと考えております。また、外部の方に来ていただくということで子供たちの興味、関心の高揚にもなり、ひいては技術力の向上にもつながると、そういうよい作用を及ぼしております。このようにこの事業は、以前よりも中学校運動部活動の活性化に大きく効果があるものと認識をいたしております。 学校教育活動の中に部活動というものをほとんどの中学校で設けているわけでございますけれども、カリキュラム内にある正規の教科以外に、子供の適性能力、希望に応じて自由に活動できる特別教育活動として部活動というものがあるわけで、またこの教育的効果というものは大変大きなもがあると認識をいたしております。 また、社会教育面におきましては、学校を離れて小中学生の社会教育における、例えば運動活動というものも各地で活発に行われているわけでありまして、地域の指導者、学校の教員、まさにこういうエキスパートの方々にお世話になっておるわけでございまして、これまた青少年の健全育成に大きな効果を発揮しているものと認識をいたしております。
    ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) ありがとうございました。本当に子供たちがですね、この部活動を通してもっともっと人間関係等をですね、はぐくんでいくようなそういう指導をしていただきたいと思います。 次に、原子力エネルギー教育支援事業費についてですけども、8校で今回は施設見学ということで宇宙科学館と原子力発電所、エネルギーパークですかね、こういった方向で今計画がなされてるということでしたけども、今回7校だけですので、済みません。8校ですので、ほかの学校等が来年ぜひこの事業を使いたいなという声が上がった場合に、来年の継続性はこれあるんでしょうか。ご質疑します。 ○議長(熊本大成君) 岩本教育部長。          (教育部長 岩本芳明君登壇) ◎教育部長(岩本芳明君) 次年度以降も継続するのかというご質問でございますけども、この事業が来年度も続くのかどうかということにつきましては現時点ではわかりません。しかしながら、昨年度から実施されております新しい学習指導要領におきましても、一層の充実を図ることとされておりますので、継続されていくのではないかというふうに感じております。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) 再質疑します。 県の考え方等もあるかなと思いますし、今回この小学校に多分お知らせされたのも、こういったものがあるよということでお知らせされて、そうだったら今回、今学校の方でこれと同じようなことを計画してるので、この事業にのせていこうというような考えでこれやられたと思うんですよ。ですから、多分施設見学だけしか今回予定が上がってないんですよね。ですから、そういったことになれば、この事業本当に学校側としても、また子供の成長を考える過程からしてもですね、意義ある事業としていけば、今回これを説明がなされまして、今回、来年次に向けて学校としては施設見学だけじゃなくてですね、講師を要請してみたり、さまざまな、先ほど活用方法はありますよということでしたので、ぜひこの点については継続して事業が進められるように県の方に要望していただきたいと思いますけども、済みません。その点について再度ご答弁お願いします。 ○議長(熊本大成君) 岩本教育部長。          (教育部長 岩本芳明君登壇) ◎教育部長(岩本芳明君) この事業が来年度も続くように県の方に要望していくべきではないかというご質問だったかと思います。議員さんおっしゃいますように、この事業は単に施設見学だけではございませんで、先ほど申しましたように副教材の作成・購入費、教員の研修費、講師謝金等も含まれておりますので、広く事業ができると思います。そういったことから、県にも引き続き実施をしていただくよう要請していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 次に、にぎわいのまちづくり事業補助金についてお伺いいたします。今回、内町地区の団体に助成され、はっぴの購入等でですね、まちづくりに町内の活気とにぎわいを創出するためにぜひこの事業を進めていただきたいということでした。 1点、この曳山踊りの創作がなされているということですけども、どういったところで披露がなされるのか、活用計画があるようでしたらお聞かせください。 もう一点、この地域コミュニティ事業は、助成事業は今までにも多くの利用がなされてきました。地域のコミュニティ育成のためには大変有意義な助成制度だととらえておりますけども、この制度を来年度利用したいとかそういったときにはどういった方法で手続をしていったらいいのかということについてお伺いしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 溝上企画情報部長。          (企画情報部長 溝上吉嗣君登壇) ◎企画情報部長(溝上吉嗣君) にぎわいのまちづくり事業補助金についてお答えをいたします。 どういう方法で披露等をしていくかと、活用していくかというご質問でございます。まず、本年度でございますが、唐津市の夏のイベントでございます土曜夜市のメイン行事といたしまして、その成果をまず披露していただいて、市民参加によるにぎわいづくりを継続していくことを計画していただいております。また、今年度は、特に市といたしましてもこのイベントをさらに盛り上げるために東京財団の協力を得まして、祭と文化をテーマにした講演会、シンポジウムを開催いたしまして、市内外からの参加も呼びかけております。 それから、このコミュニティ事業の申し込みといいますか、市民の方の要望をどういうふうにやっていくのかということでございます。現在は庁内で全課に紹介をいたしまして、対象事業を募集いたしております。また、地域振興課の方でも地域活動をある程度把握しておりますので、県の段階で採択できそうなものを選んでおるわけでございます。また、地域活動の拠点でございます公民館あたりの情報も得まして、事業採択に向けた事業を推薦するようにいたしております。ここ六、七年見てみますと、1年間に1事業ないし、13年度は特別でございましたが、4事業採択いただいておりますが、助成枠そのものが余り多くないという関係もございまして、なかなか市民の方々にご要望を自由に公募して、そして事業採択へ持っていくという形をとっておりませんけれども、地域の市民の方々でご希望等があった場合には地域振興課に申し出していただきまして、採択適当な事業はできるだけ積極的に採択したいと思います。ただ、公募という形は今のところまだ考えてはおりません。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) ありがとうございました。 それでは、元気再生委員会設置費についてご質問をさせていただきたいと思います。市長から、本当に市長公約どおり唐津市に元気を取り戻したいと、そういった意味でこの場で述べていただきました。そういった意味では、この元気再生委員会がその主役を握っていくのかなと私思っております。また、この委員会は、市民協働で市民参加の場を創出していくと、そういう場にしていきたいと。2点目に、これは市長の直属的委員会として位置づけますよと、そういったお言葉もいただきました。また、これも、この委員会は提言だけではなく、実行段階において、そして成果を求めていくと、そういう委員会にしていきたい。成功体系ですね、そこまでやっていきたいという具体的な事業内容をお伺いしました。 また、組織についても、コアメンバーの方9名から10名を決めて、その中に今度ワーキングメンバーの皆さんとで企画していくというそういう組織構成もお話をしていただきました。それで、組織についてちょっとお伺いしたいんですけども、市長推薦がコアメンバー、そしてワーキングメンバーが10名から12名程度ということでしたけども、その選出方法というんですかね、そういったところを一般公募でなされるのかその点お伺いしたいと思います。また、コアメンバーの方の市長推薦の何か考えがあればお聞かせをしていただきたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 田中秀和議員さんの質問にお答えをいたしたいと思います。 まず、コアメンバーの方からお答えを先にさせていただきますが、コアメンバーは委員会のそのものの運営にですね、責任を持つ組織でありまして、例えば先ほどもちょこっと私の主観ということで申し上げましたテーマの選定、あるいはスケジュール管理等を行うところでございます。ここでは基準と申しますか、もちろん学識経験者、若手経営者、子育て、あるいは福祉など各分野から一応8名から9名ということで今選定をですね、考えの中にあるところでございます。とにかく各団体から推薦をいただくということよりも、市長である私がその見識、経歴、いろんなものを判断して直接決めていきたいというところを申し上げておきたいというふうに思います。 また、ワーキングメンバーコアメンバーとともにテーマを検討する組織でありまして、テーマごとにもちろん人選をいたすことにしておりまして、先ほどおっしゃられた人数、大体合わせてですね、10名から12名ということの構成、もちろんおっしゃるとおり公募等も考えておるところでございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) ありがとうございました。 次に、事務局についてちょっとお伺いしたいなと思います。先ほど市長直属的委員会の位置づけということでお話をされました。この元気再生委員会の市役所機構内での位置づけはどういったところで私どもは考えていったらいいんでしょうか。それとあと、事務局長、事務局スタッフの1名の選任方法と、事務局の場所はどこに置かれるのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 田中秀和議員さんのご質問にお答えをしたいと思います。 事務局につきましては、事務局長1名、選任の担当者1名を配置をして、その他事務職員というか、事務方としましては庁内の若手職員を各部からですね、1名程度兼務として、兼務職として対応していきたいというふうに考えております。このほか事業実施につきましても、各部の連携も非常に重要になってまいりますので、部長会等を組織して庁内調整を行っていきたいというふうに考えております。また、行政の事務局のほかにですね、市民みずからの事務局、組成した事務局等も考えられますので、その際は市の事務局と密な連携をとっていくという予定で現在考えておるところでございます。 場所でございますけれども、やはり今協議中でございますが、大体秘書課内が適当かなというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) ありがとうございました。 それでは、次に運営について少しお伺いしたいなと思います。委員会内で検討なされたことを実行に移して、そして成功体系までやっていくからにはですね、その実施主体というところが大変重要になってくるんじゃないかなと思っております。そういった意味でまずこの事業主体、実施主体をですね、どのようにお考えになっているのか、また多分唐津市のまちづくり団体との連携にもなってくると思いますし、またNPO法人、また市民の皆さんにご依頼をしていくということもお伺いをしているところもありましたけども、そういった意味でどのように考えられているのかという点と、もう一点、そういった団体が唐津市にどのくらいあるのかお示しをください。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 田中秀和議員さんのご質問にお答えをしたいと思います。 まず、実施主体というところでございますけれども、実際先ほど冒頭の方でご質問にお答えをさせていただきましたことを踏まえまして、まず元気再生委員会があって、そしてまた実施主体が乖離しているとこれは実にならないと。で、政策提言から実施まで請け負ってやっていくというふうなことで、一連の結合あるいは協働ということが非常に大事なことであろうと私自身思っております。実施主体の方では、例えば今考えられますのは行政という考えもあるでしょう。あるいは、民間という考えもあるでしょう。そしてまた、まちづくりその他の団体、もしくはNPOという考え方も私自身はあると思います。いろんな部分で実施主体を想定しながら、連携をしてしっかりとした提言と実行の結びつけと市民と行政との協働のまちづくりを行っていきたいというふうに私自身思っておるところでございます。 では、以上お答えいたします。 ○議長(熊本大成君) 山下総務部長。          (総務部長 山下正美君登壇) ◎総務部長(山下正美君) 田中秀和議員さんのご質問の中で、NPOなりまちづくり団体が唐津市内にはどれくらいあるかということでございますが、まずNPOでございますが、法に基づきましたNPOは唐津市内に三つございます。それと、まちづくり団体、地域づくり団体でございますが、これは非常にたくさんあろうかと思いますが、なかなか把握しがたいところがございます。県の方で地域づくり団体佐賀県協議会というのを組織されておりまして、そこに登録されております参加団体といたしましては市内に七つございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) ありがとうございました。 やっぱり今後、この元気再生委員会が展開され、なされていくと、そういったまちづくり団体、そしてその中からNPO法人と、そういった育成にもつながっていくんだなと私自身とらえております。ぜひともそういったところの育成等も考えて進めていっていただきたいなと思います。 最後になりますけども、この元気再生委員会の概要というんですかね、こういう流れ的なものが今大方見えてきたわけですけども、この中で先ほど市長の直属的委員会の位置づけという中で、市長のリーダーシップがやっぱりこれは一番大事なところになっていくんじゃなかろうかと思っています。そういった意味でですね、ここの場では支持、支援という形で出ておりますけども、この元気再生委員会のどの部分でですね、市長のスタンスというのか、逆に言えば坂井市長のカラー、こういったものをやろうよというそういったものがこのワーキンググループのどの位置で反映されるのかということをお伺いして最後にしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 田中秀和議員さんのご質問にお答えをいたしたいと思います。 今ご質問の中にありましたように、いずれにいたしましても唐津の元気ということで、私自身のやはりリーダーシップが非常に問われることになるであろうというふうに私自身考えております。事実上テーマをいろいろ決めてやっていく上で、コアメンバー、それからそれに付随するワーキングメンバーというので1プロジェクト、これを三つぐらい同時進行というお話をさせていただきました。このコアメンバーを集めたところを常任委員会といたしまして、このコアメンバーの常任委員会の中で私自身もいろんな提言、あるいは進行状況のチェックですとか、いろんなことをやっていかせていただきながら、テーマをより具体的に、より皆さんの元気につながるように精いっぱいリーダーシップとらせていただこうというふうに思っておるところでございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) ありがとうございました。 それでは、議案質疑を青木茂議員に引き継ぎます。 ○議長(熊本大成君) 青木茂議員。 ◆3番(青木茂君) 3番、青木茂でございます。今回初当選をいたしまして、初めての議案質疑でございます。多々ふなれなところがあるかもしれませんが、ひとつよろしくお願い申し上げます。 私の質問は1点でございます。議案第44号 平成15年度唐津市一般会計補正予算中の衛生費の夜間緊急外来診療についてでございます。夜間の診療等につきましては、行政と市民の財産また生命を守るという見地から非常に有効な政策ではないかというふうに私自身思います。今回のこの拡充事業につきまして、きめ細かな充実を図るという意味から高く評価いたしておるわけでございます。今回のこの緊急夜間の外来診療の今までの現況と、今回の補正につきましてのどのようになるのかということをご質問したいと思いますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(熊本大成君) 牧山保健福祉部長。          (保健福祉部長 牧山泰介君登壇) ◎保健福祉部長(牧山泰介君) 青木議員さんの質問にお答えいたします。 今回の事業の概要というのは、年間を通じて夜間、これは正規の診療時間を除いた時間において、住民の方がいろいろ不慮の事故とか急病、迅速、適正に対応するために救急告示病院において救急外来患者に対して責任を持って対応するというものでございます。従来までは救急告知医療機関等の主な役目というのは、救急搬送患者の対応が主でございましたが、今回のこの、これ救急搬送法、救急搬送患者及び急患について責任を持って対応するというのが、認定基準が政令で定められたことによりまして今度対応するというものでございます。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 青木茂議員。 ◆3番(青木茂君) ご説明ありがとうございます。 今までの現況と補正後のどう変わるのかという質問の中で、今までのこれに参加いただいている、また市のこういった補助によってご参加なさっていた医療機関等についてはいかがなものでしょうか。今後それが変化があって、またこのように増えたのかどうか、きちっとした明確なものができたのかどうかということをお聞きしたいんですが。 ○議長(熊本大成君) 牧山保健福祉部長。          (保健福祉部長 牧山泰介君登壇) ◎保健福祉部長(牧山泰介君) 青木議員さんの質問にお答えいたします。 現在まで唐津市には唐津方式と言われる形で、救急医療センターにおきまして救急医療センターの救急外来の患者の対応と、それから輪番制ということで、これは日赤に委託して大体365日夜間診療するということと、それから在宅当番医の制度というのを設けておりました。今度県の方で、県の五つの地区でこの救急夜間外来診療についての予算を組んで、県内五つの地区でもやっていこうということで、唐津で今まで従来やっていました救急医療センターで行っていたその三つの事業以外にですね、今度のこの五つの地区でやる事業にまた改めて加わるということで、唐津としては今までやっていた救急外来患者以上にですね、七つの医療機関、日赤を含めましてこの機関でこの救急外来患者の対応できるということで非常に充実したのではないかというふうに思っております。 ○議長(熊本大成君) 青木茂議員。 ◆3番(青木茂君) 非常に今わかりやすくご説明いただいたわけでございます。新たに病院等の新規の参入によりまして、充実した夜間医療の体制が整ってまいったというふうに思ったわけでございます。なお一層のきめ細かな、救急車を呼ぶには至らない。しかし、非常に病気をして夜間病院に行かなきゃいけないけども、どこがあいてるんだろうかというようなさまざまな市民の不安を解消するような非常に夜間の有効な支援策ではないかというふうに思っております。今まで輪番制等で対応をなさってきたわけですが、今後このような補助等の財源の補助によりまして、さまざまな形で病院の夜間利用が可能になるというふうに認識をいたしたわけでございます。 いま一点だけ済みませんが、わかりにくいもので教えていただきたいんですが、今度具体的な、市民の皆様方がこれを使うに当たりましての具体的なですね、利用方法、先ほど輪番制、輪番によりますというふうなお話がありましたが、そのような利用方法が今後どのようになっていくのか、この補正によりましてどのようになっていくのかということを再質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 牧山保健福祉部長。          (保健福祉部長 牧山泰介君登壇) ◎保健福祉部長(牧山泰介君) 青木議員さんのご質問にお答えいたしたいと思います。 唐津市が行っております救急医療対策費としての輪番制等、在宅当番医と救急医療センターの事業というのは、市民の方はもうかなりご存じということで、県内外からもかなり来ておられますが、今度の夜間の救急外来診療体制整備事業のこの件につきましては、まず一番最初にかかろうとする場合には、時間外は急患に限るということでございます。急患の場合、まずかかりつけの病院に受診をしていただきますが、かかりつけの先生たちが不在等で連絡がつかない場合、このときに救急医療機関として救急医療情報システムというのがございまして、これは二つの機能を持っておりまして、救急医療情報と医療機関の情報ということで、この内容は最寄りの救急医療機関の案内、それとか今診療できる救急病院、それとか休日歯科の診療所、それと在宅当番医などを検索するということで、それで検索をしていただければ、その七つの医療機関の方はもう間違いなしに対応できると思いますので、利用していただければというふうに思っております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 青木茂議員。 ◆3番(青木茂君) 恐れ入ります。市民の立場でですね、ちょっと質問をさせていただいておるんですが、もう少しちょっとわかりやすくその利用につきましてご説明いただきたいと思うわけですが、お願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 牧山保健福祉部長。          (保健福祉部長 牧山泰介君登壇) ◎保健福祉部長(牧山泰介君) 青木議員さんのご質問にお答えいたします。 今説明したので非常にわかりにくいということでございますが、地域住民への広報につきましては救急医療情報システムの保存版として4月にですね、市報と一緒にですね、各住民の方に配布したフローチャート、流れを見ていただければ大体おわかりいただけるかというふうに思っておりますが、なおかつ住民の方が非常にこうわかりにくいということだろうと思いますので、これは県の事業でもございますので、県は新聞、ラジオ、テレビ等、それから市町村の広報ですね、それと救急医療情報システム等チラシ等の配布もいたしておりますし、市といたしましてのこの予算がですね、今回通ればですね、住民の方に非常にわかりやすいようなですね、チラシ等を全戸数に配布して理解をしていただきたいというふうに考えております。 ○議長(熊本大成君) 青木茂議員。 ◆3番(青木茂君) 済みません。しつこいようでございますが、例えば私自身がですね、夜間に病気をいたしました。発熱をいたしました。おなかが痛かった。そういった場合、どういう手続を踏んで利用するのか、またそのときにどういう体制になっているのか、その手続の方法、連絡の方法、システムの方法、そういうことをお聞きしておるわけでございまして、非常に市報等、またいろんなチラシ等でお話しいただく。そういうことは非常に有効でありますが、今回もチャンネルからつによりまして市民の皆さんにテレビ放送なさっております。非常にこの制度が有効であるということを私は認識申し上げまして、PRも含めましてひとつご答弁をお願いします。 ○議長(熊本大成君) 牧山保健福祉部長。          (保健福祉部長 牧山泰介君登壇) ◎保健福祉部長(牧山泰介君) ご説明いたします。 これが市報として回った資料でございますが、今議員さん言われましたように、もし救急患者として自分が病院に行きたいなというときはですね、一番最初には唐津・東松浦広域市町村圏本部の救急車の番号ですけど、ここに連絡をしていただくというのがまず一番いいかというふうに思っております。そのほかの方法といたしましてホームページ、それから携帯電話、それから音声案内のファクス対応サービスというのがございますので、そちらの方に電話、ファクス等をしていただければですね、今のどこの医療機関があいて対応できますということの正確な回答がいただけるというふうに思っております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 青木茂議員。 ◆3番(青木茂君) こういう質問何度やってもあれでございますが、行政の方でですね、この補正予算通りまして、チラシ等によりわかりやすく市民の皆様方にその利用方法等につきましてご説明をいただくというふうに理解をいたしまして質問終わらせていただきますが、ますますこのような非常に福祉事業、また医療事業というものを要するに唐津市が、私が見ましたほかの市におきましても先進的な市であると言われるように、今後ともまた医療福祉の充実というものを切にお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 井本議員。 ◆14番(井本敏男君) 14番、井本敏男でございます。6月補正の一般会計の補正予算の中から、まず総務費の中から1点質問、議案質疑をさせていただきます。 まず、友好姉妹都市交流費の320万でございますけれども、この具体的なですね、今年度の友好都市との交流計画について、執行部の具体的な計画説明をお願いいたしたいと思います。 次にですね、農林水産業費の中から、これ農業振興まつりの補助金80万円、それから玄海うまかもん消費拡大事業補助金20万、それと商工費の商工まつり開催事業補助金80万、これを含めてですね、ひとつ議案質疑をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、この農業振興まつり、それから商工まつり、開催されておるわけでございますけれども、私この行事参加をいたしましたけれども、ひとつ考えられるのは、生産者だけの、あるいは関係団体だけの交流と申しますか、事業に終わっているんじゃないかなというふうな懸念を持っておるわけでございます。そういった意味から、この事業をですね、ひとつ農林水産業振興あるいは商工の振興のために合同開催をしたらどうだろうか。唐津産業まつり、そういった唐津市民、生産者と消費者が一堂に会してこのつながる、連携を持つといいますか、そういった事業にしてはどうかなということで今回議案質疑をさせていただいております。それぞれの質疑に対して執行部のご答弁をお願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 溝上企画情報部長。          (企画情報部長 溝上吉嗣君登壇) ◎企画情報部長(溝上吉嗣君) 井本議員さんの友好姉妹都市交流費についてのご質問にお答えをいたします。 議員さんもご承知のとおり、本市は中国の揚州市、韓国の麗水市、西歸浦市、それから国内では熊本県の苓北町、それぞれ友好姉妹都市の締結をいたしまして交流を進めているところでございます。今回はこの四つの都市への訪問費用につきまして予算をお願いいたしておるところでございまして、4都市から訪問団が来られた場合の歓迎費用等につきましては当初予算で措置をいたしておりますので、今回につきましては本市から訪問をする費用をお願いいたしております。 訪問の内容でございますけれども、今後の交流について協議するために、中国揚州市、韓国麗水市、西歸浦市を訪問いたしたいというふうに考えております。また、揚州市で開催されます第5回の日中間3市長会談に参加するための費用も予定いたしております。 苓北町の訪問でございますが、7月に開催されます九州ペーロン大会に唐津市から1チーム参加いたしまして、このようなことで関連する費用をお願いいたしておるわけでございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 松尾産業経済部長。          (産業経済部長 松尾博司君登壇) ◎産業経済部長(松尾博司君) 井本議員さんのご質問にお答えをしたいと思います。 今現在、産業経済部におきましては、商工まつりの開催事業の補助金、それから農業振興まつりの補助金、ことし初めてになりますけれども、玄海うまかもん消費拡大事業補助金という三つの補助金を所管をいたしておるわけでございます。ご質問にございましたこの三つの祭りについて、合同で開催することができないかというご質問、ご提言であるわけでございます。それぞれの祭りについては、それぞれの目的を持ってこれまで事業実施をされてきたわけでございます。それぞれの事業については、それぞれの産業の振興と市場拡大のためということでは趣旨は同じであるわけですけども、商工まつり、農業振興まつり、そして今年から実施予定の玄海うまかもんの消費拡大事業につきましても、これを一つの事業として私どもとすれば産業まつりとして、唐津の大きな産業の浮揚のための祭りにできないかということを我々も考えておりますし、それぞれの主催団体にこのことについては今協議をしておるところでございます。 ○議長(熊本大成君) 井本議員。 ◆14番(井本敏男君) 再質疑をいたします。 友好姉妹都市交流費の件でございますけれども、ただいまの部長の方からご答弁いただきまして大体おおよその日程等理解できたわけでございますけれども、実はこの中国揚州、あるいは韓国麗水、西歸浦、昭和57年に友好都市の締結がなされておるわけでございます。恐らく民間の交流は、以前にですね、そういった唐津市と姉妹都市との交流がなされておったわけでございますけれども、今回中国の揚州市あるいは熊本との交流を含めての予算措置であるということでございます。これは一つのこの姉妹都市交流に対する私の考え方なんですが、以前高校サッカーとか唐津市の選抜少年野球団の韓国スポーツ交流、いろいろとこの民間のスポーツ交流に対しての行政支援というものがなされておったようでございますけれども、そういったものも執行部の方で考えられているのか、その1点だけをお聞かせいただきたいというふうに思っております。 それから、農林水産、農業振興まつり、商工費の商工まつり、玄海うまかもんについて部長の方からご答弁をいただきましたけれども、私もそれぞれの農業まつり、商工まつり若干事業等に参加できていないわけですけれども、なかなかですね、農業生産者の一つの交流の場でございますので、消費者の方もかなりの方が参加されているとは思いますけれども、それぞれのですね、祭りの具体的な内容について若干のご説明をいただければというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(熊本大成君) 溝上企画情報部長。          (企画情報部長 溝上吉嗣君登壇) ◎企画情報部長(溝上吉嗣君) 友好姉妹都市交流費について、スポーツ関係の交流、そういうものについてどういうふうに対処しているかという質問だったと思いますが、現在行政では行政間の交流いたしますし、また民間では民間の交流があっておるわけでございまして、これまでの間いろいろな交流がなされまして、時には学校間の交流であるとか、あるいは文化関係の交流であるとか、去年あたりは茶道の関係の交流とか民間ベースでいろいろあっておりまして、民間の交流はスポーツ交流にとどまらず市民の方々の体制が整えば、私どもといたしましてはできる限り仲介役と申しますか、お世話をさせていただいて、できるだけ交流が深まって、また幅も広くなればというふうに考えて行政をやっているつもりでございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 松尾産業経済部長。          (産業経済部長 松尾博司君登壇) ◎産業経済部長(松尾博司君) お答えいたします。 商工まつり、農業まつり、玄海うまかもん消費拡大事業についてのそれぞれの事業内容、趣旨についてお答え申し上げたいと思います。 まず、商工まつりの事業でございますが、これは地場産業の振興と地場産品の市場拡大を図る目的で実施をされておるわけでございまして、平成9年と10年には関係団体の共催で開催をされております。平成11年度からは唐津の商工会議所が主催になりまして、唐津商工春まつり実行委員会を設置をいたしまして、シャンシャン市として唐津中央商店街等の共催と出店企業、団体の協力を得て開催をされております。 農業まつりの補助金でございますが、今現在非常に我々も推進をしておるわけでございますけれども、地域の消費者と近郊の都市の住民の方に唐津の畜産・農産物を広く紹介をするということが大きな目的でございまして、唐津で生産された新鮮な農畜産物の即売会、試食会、それから農業体験ツアーまたは各種イベントなどを実施をいたしまして、農業に対する理解と支援を得て農業の振興を図るということが目的でございます。 玄海うまかもん消費拡大事業補助金でございますが、これはことし初めての新規の事業でございますけれども、唐津で水揚げされ、生産される生鮮の魚介類または水産加工品の知名度のアップと地場消費の拡大を図るということが大きな目的の事業になっておるわけでございます。 ○議長(熊本大成君) 井本議員。 ◆14番(井本敏男君) 農業振興まつり、この商工まつり、うまかもんの3点、最後の質問になるわけでございますけれども、先ほど冒頭に申しましたように、この唐津の産業まつりということで位置づけた場合に、どういった会場が予想されるのかですね、相当参加者も大きくなってくるわけですけれども、会場をどこにするのか、あるいは恐らく企画検討のですね、時間とか要るわけでございますけれども、そういった面まで含めてひとつ部長のご答弁いただければというふうに思っております。 それとあわせて、この玄海うまかもんについてですね、恐らく初めての事業でございます。これは予算等も少ない予算でございますけれども、この学校給食に対するですね、食材等も検討されるものであるか、そういったものも執行部のご答弁をいただければというふうに思っております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 松尾産業経済部長。          (産業経済部長 松尾博司君登壇) ◎産業経済部長(松尾博司君) お答えいたします。 産業祭を仮に実施をしようとした場合の会場についてでございます。今それぞれが実施をされておる会場で申し上げますと、農業まつりが山本の選果場一帯で実施をされております。それから、商工まつりにつきましては、ふるさと会館アルピノで実施をされておるわけでございまして、これを一堂に会するということになった場合は、今現在農業まつりにおきましても非常に狭隘になっておりますし、あそこ、会場に行きましてもなかなか駐車場を探すのも大変でございます。そういうことを考えますと、やはり大量の駐車場のスペースがある場所ということになりますと、松浦河畔公園あるいは競艇場一帯、そういったところで実施するということになろうかというふうに考えております。これは競艇部長ともまだ具体的には相談をいたしておりませんけれども、そういった場所、競艇の非開催日にそこで開催することで今検討しておるわけでございます。 それから、玄海うまかもんの関係でございますけれども、平成12年度から14年度にかけまして佐賀の玄海水産物ブランド推進事業というのが実施されたわけでございますけれども、この中で玄海地区におけるブランドに選定されましたのが、県内では31品目、唐津市関係では18品目が選定をされております。その中に鮮魚が11、加工品が7ということで、佐賀ブランドとして今現在PRに努めておるわけでございます。こういったブランド品について給食で使えないかということでございます。当初予算でお願いをいたしました「食の日」でございますけれども、これはもう農産品だけが対象となっておりまして、水産品は対象外ではございますけれども、今学校給食関係者と相談する中でですね、できるだけ唐津の水産加工品、そういったものを活用していただくようなことで話はいたしております。これはちょっと余談になりますけれども、長崎県の学校給食の自給率を見てみますと非常に低いわけですけども、その中で松浦市であったり、壱岐の石田町であったり、そういった水産都市でも自給率は非常に高いわけでございまして、その要因をいろいろ探ってみますと、水産加工品が給食に相当使われておるという実態ございますので、我々としましても加工品についての給食の取り組みについては教育委員会または学校現場の方にもお願いをしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(熊本大成君) 井本議員。 ◆14番(井本敏男君) それぞれのご答弁まことにありがとうございました。以上をもちまして新生からつの議案質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(熊本大成君) 吉田廣光議員。 ◆11番(吉田廣光君) 11番、吉田廣光でございます。唐松会の方から3ないし4名質問する予定でありますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 2番手はどうも不利でありまして、少しだけ違う視点から質問いたしたいと思いますが、重複する部分については内容について少し掘り下げてご答弁をいただければありがたいと思います。 まず、総務費中元気再生委員会設置費についてであります。広辞苑によりますと、元気というのは「天地間に広がり、万物生成の根本となる生気、活動の源となる気力、健康で勢いのよいこと」とあります。元気再生ということは、つまり生気がない、気力がない、勢いがない、あるいは衰えているととらえられていると思うわけですけれども、どのようなこと、どういうところが、どういった内容で元気がないと認識されているのか、先ほど答弁ありましたが、閉塞感があるというふうに言われましたけれども、もう少し具体的に市長の認識をお示しいただきたいと思います。 不易流行という言葉があります。世の中常に変わらないものと移ろうものがある。経済は生き物であると言われます。人々の価値観もまた時代とともに移ろうものであります。しかし、再生とはいっても、以前と同じには決してなりません。複雑な要素が絡み合って、常に変化をしていくものであります。今よいからといって、先もよいとは限りません。みんながよいと思うときには、また時既に遅しの例も多いわけであります。 どこだったか忘れましたけれども、「お年寄りいらっしゃい」をテーマにまちづくりを行ったところ、逆におもしろいということで若者がたくさん集まってくるようになったというように逆の発想もまた大切なことも多いわけであります。狂牛病問題のときの武部農林水産大臣が佐賀に来られたときにあいさつの中で、「ノーチェンジ、ノーチャンス。変わらなければ生き残れない時代」と表現をされました。市の行政も中央商店街も、また産業も、いわんや日本もであります。 市長は、5月の第10回合併協議会のあいさつの中で、それぞれの地域の活力の連鎖で大輪の花を咲かせましょうと言われたというのをちょっと新聞で読んだ記憶があります。私は政治とは不確実な未来に対してどう決断を下すのかということであると思っております。市長は基本的にどういうものを、どういう形で再生できると考えておられるのか。先ほどの答弁の中では、1プロジェクト2カ月、身近なものから取り組むと言われましたけれども、これまたローリングも必要でありますし、もう少し具体的にお答えをいただければと思います。 2点目に、教育費中旧高取家住宅・城内公園整備事業についてであります。国の重要文化財として指定を受けました旧高取家住宅は、私も2回見学させていただきました。非常にすばらしい建物でありまして、唐津城や曳山会館とともに本市における観光事業の核になる建物であると認識をいたしております。一方、市の財政が非常に逼迫している折、平成13年度から17年度の5カ年間の総事業費18億1,300万円は費用のかけ過ぎではないかという指摘もあるわけであります。あえて投資を急がれる理由としてどのような価値観のもとに、どう将来活用されようとしているのか、また費用対効果という面から見た場合、文化的な面も含めて投資に見合う効果というものをどうとらえてあるのかお尋ねをいたしたいと思います。これ教育部長、産業経済部長にお答えをいただきたいと思います。 1回目の質問を終わります。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 吉田廣光議員さんのご質問にお答えをいたしたいと思います。 まず最初に、私自身どのような時代認識を現在いたしているのかということをまずもってのお尋ねだったというふうに思います。今、ちょっと大きい話からしますけれども、我が国、この国というものは、経済を基礎とした成長あるいは拡大という言葉がなかなか望めない、そしてまた社会経済の基本となる人口が非常に減少しておる。少子・高齢化がますます現在進行しているわけであります。 一方、振り返ってみますれば、経済大国日本の原動力となった各産業におきましても、社会構造の転換あるいは高度化がおくれて多くの企業が中国を初めとする現在アジア諸国へ生産の拠点を移すとか、日本経済の世界での競争力は現在低下しているものというふうに思われるところであります。したがいまして、社会の構造の変化あるいは少子・高齢化の進行などさまざまな要因によって日本の社会経済が低迷をして、人々は現在将来への希望がなかなか持ちにくく、先行きが不透明なこの状況の中にあるというふうに思います。私はこの状況を閉塞感だというふうに思っておるところでございます。 このような中で唐津の本当に独自で持っている地域資源、水と緑あるいは豊かな自然環境、大陸に近いという立地条件、このようなこと、あるいはこの唐津が持っている歴史、そういったものを生かしながら、そしてまた今現在21世紀型産業と言われます教育・福祉環境、いろんな問題が現在あるわけでございますが、それらを中心にいろんなものを見据えながら、みずからのこの唐津という地域に誇りと自信が持てるまちづくりに積極的に努めていきたいというのが私の考えでございます。 今お言葉の中にありました「ノーチェンジ、ノーチャンス」、本当に変わらなければ何もチャンスは来ないんだというお言葉もありました。また再生という言葉そのものについてもいろんなご示唆をいただきましたけれども、やはり以前のそのままの形を現在の形に再生をするということが、それは果たして僕はできないかもしれないと。しかしながら、時期を違え、時代を違えて今の時代での新しい元気というものは、私はつくり出していくことができるというふうにそう確信をしておるところでございます。さまざま今吉田議員さんのご示唆をいただいたこと、いろんなことを頭に入れながら、唐津の元気再生に積極的に取り組んでいきたいというふうに私自身思っておる次第でございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 岩本教育部長。          (教育部長 岩本芳明君登壇) ◎教育部長(岩本芳明君) 旧高取家住宅・城内公園、これ仮称でございますけども、整備事業についてお答えをいたします。 国指定重要文化財でございます旧高取家住宅は、文化庁の近代和風建築物総合調査によりましてその価値が評価され、指定を受けた建物でございます。明治維新後、西洋の技術、知識等の導入によりまして新しい西洋建築が建設されましたが、一方この時期は日本古来の伝統的建築技術を踏襲しながら、発展、継承させた和風建築物がつくられた時期でもございます。旧高取家住宅もそうした評価を持つものでございます。 また、指定要件に上げられております70枚に及ぶ杉戸絵、欄間装飾などに見られる意匠性の豊かさも魅力の一つでございます。当時の生活を示す書斎、応接室、浴室、台所などもございます。そして、この時代のものとしては日本に残る恐らくただ一つであろうと言われております個人邸宅内の能舞台や茶室等の伝統的芸能空間を持つなどは、極めてすぐれたものと考えております。指定以来、市民の皆様を初め多くの皆様に建物の価値を知ってもらうため、入場者を制限しながらではございますが、見学会を都合5回開催させていただき、およそ8,000名の見学者を迎えておりまして、その際の見学アンケートでも好評を得ておるところでございます。修理事業後の恒常的公開に期待をしているところでございます。管理、活用につきましては、平成12年度に専門の先生方による保存活用計画策定委員会を設置し、また市民の皆様を代表する形でお集まりいただいた保存活用検討懇話会と一緒に旧高取家住宅保存活用計画を作成していただき、文化庁からも承認をいただいております。 本事業は、この計画書をもとに進めているところでございまして、活用については明治期の歴史的生活空間、建築空間の学習、体験ができ、かつ附属施設、庭園までを含めたスケール感、四季折々の季節感が体験できる場として広く一般公開すると同時に、茶室や能舞台の芸術鑑賞の場として専門家であることなどの条件をつけて利活用するように考えております。見学については、有料を前提とするものでありますが、施設利用者の利便なども兼ね合わせまして、整備する駐車場も普通車100台、大型車7台を想定したスペースを確保し、周辺施設利用も視野に入れたものといたしております。管理についても、地域に根差した文化財という観点で、計画書でも市民組織やボランティアとの協議、協力体制の確立を課題としております。そうした検討をしていきたいと考えております。現状変更の許可を得て、弾力ある活力を今後検討することになりますが、観光財源として文化財として唐津城、曳山会館と並ぶ唐津の新しい魅力として、将来的な大きな財産となるものと考えております。 この事業に当たりましての総事業費用18億円でございますけれども、このうち約11億6,000万円ほどは土地開発公社からの土地の買い戻しでございます。この事業を進めていくことは、開発公社の経営の安定にもつながるものというふうに考えております。その点ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(熊本大成君) 松尾産業経済部長。          (産業経済部長 松尾博司君登壇) ◎産業経済部長(松尾博司君) 吉田廣光議員さんの旧高取家住宅・城内公園整備事業についてにお答え申し上げたいと思います。 この事業について投資効果はどうなのかということでございます。この事業についての投資効果を図る一つの物差しは、いかに活用していくかということであろうかと思いますけども、観光面からどういうふうに活用するかということについてお答え申し上げたいと思います。この高取家住宅がございます城内地区にはですね、いろんな観光施設が整備をされておるわけでございまして、私どもは観光PRをする場合においては舞鶴橋から見た唐津城、それから城内橋から見た唐津城、そしてまた唐津城から見た松浦潟、唐津湾、唐津市内の眺望をPRの一つの大きな材料としておるわけでございまして、その唐津城から二ノ門堀へ続きます時の太鼓、そして石垣の道、埋門ノ館、西ノ門館、それから曳山展示場へと続くわけでございますけれども、そこに高取家住宅が一つ加わるということになりますと、我々観光サイドから言いますと近世、近代の歴史的建造物がそこに一つできるわけでございますので、高付加価値がある創出ができたというふうに考えておりますし、そういったことでPRに努めて、一人でも多くの方が唐津へおいでいただくことを願っておるわけでございますし、そういうことで今後PRに努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(熊本大成君) 吉田廣光議員。 ◆11番(吉田廣光君) 再質疑をいたします。 唐津元気再生委員会の概要案というものを見させていただきました。コンセプトなり委員会の構成なりも聞かせていただきました。先ほど新生からつさんの方の質疑においても答弁がありました。その中でですね、もう少し具体的には、基本的には民間のアイデアを市長がどうリーダーシップをとって生かしていくのかということであろうと思いますけれども、具体的にどういう分野からどのような人を、まだ決めていないということですが、どのような人をどのような分野から考えてあるのか、1点お伺いします。 それから2点目に、議会の方も今回から地域産業活性化特別委員会というものをつくりまして、市の活性化の方向性を見出していこうとしておるわけですが、元気再生委員会と議会との関係をどのように考えておられるのか、市長に2点お尋ねをいたします。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 吉田廣光議員さんの再質疑にお答えをいたしたいというふうに思います。 どのような分野から抽出、恐らくコアメンバーがございまして、コアメンバーというのは委員会の運営に責任を持つ組織であって、テーマの選出、スケジュール管理を行うところでございます。現在、分野的には、私自身は一つの分野ではなく、幅広くとにかくいろんなことを持っていらっしゃる方々を抽出をしたいというふうに考えていまして、現在学識経験者、若手経営者、子育てあるいは福祉、そのほかいろんな分野の方からの抽出を現在考えておるとこでございます。人脈が例えば広い人とか、そういった部分においても当然いろんな意味でのその一つのご専門のことをなさりながら、大変な人脈をお持ちになっていらっしゃるということにおいても、その方も一つの抽出の対象になるのかなというふうに現在思っておるところでございます。 ワーキングメンバーにつきましては、コアメンバーといろんなことを、テーマを検討する組織でありまして、テーマごとに人選をいたすということにしております。先ほどの田中秀和議員さんのご答弁の中に、私は2カ月ぐらいというふうな話はしましたが、ちょっと短いかもしれません。これは私の主観で、今アバウトで答えさせていただきました。二、三カ月ぐらいの形でというふうになると思いますけれども、テーマごとに人選をしていくという形に現在考えておるところでございます。いかんせん議会こうしたまたご審議をいただいておるわけでございます。その議会が終わりましてからこの部分につきましては具体的に公表していきたいというふうに私自身思っておるところでございます。 また、二つ目のご質問でありました議会との関係という形になりますけれども、元気再生委員会の活動に係る経費あるいはそれを実行する経費、そういったものにつきましては予算措置での当然の議会のご承認をいただくことになります。また、事業を推進する上でも議会の皆様方からのさまざまなご助言もいただくことになるというふうに思っております。市民協働のまちづくりということを掲げております。唐津の元気再生ということで、議会の皆様におかれましてもご協力、ご指導のほどを心からお願い申し上げたいというふうに私自身思っておる次第でございます。 私の方からは以上お答えとさせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 吉田廣光議員。 ◆11番(吉田廣光君) 私、市長の立場というものは、ルーラルマネジャー、つまり地域の経営者でなければならないというように思っております。唐津市の発展というものがある意味で人口の増加と考えた場合、先ほど言われましたように郡部を含めれば減少傾向でありますし、また企業誘致もままならない状況であります。そのような中で総合計画で交流人口の拡大をうたってあるわけでありますが、つまり唐津の魅力を増すことによって福岡等都市圏の交流人口の流入、いわゆる観光事業でしか発展は見込めないのではないかというように思っているわけであります。イベントへの招待やグリーンツーリズム、あるいはマリンツーリズム等で交流の濃度を濃くして、特産品の開発とか、またアルピノ等常設の物産館の根本的な内容の見直し等も必要になるのかもしれません。いかんせんリエーションシップというようなことで、相乗効果をどうつくり出していくかが非常に大切なことだというように思っております。 ここにですね、最近出版されました本があります、本屋でありますので。「年金で豊かに暮らせる日本の町ガイド」という本であります。海外よりももっといいところが日本の中にあった。安い生活し、おいしい食材、広い庭で野菜づくり、風光明媚、温泉三昧、国内移住の勧めということでベスト自治体42を厳選紹介、それで唐津が入っているわけであります。佐賀県では唯一唐津だけでありますが、唐津市の中身を見ますと、玄界灘で水揚げされる魚がうまい。白砂青松、便利な暮らし、これは福岡にも近いとか、スーパーやらいろんなものがあると。それから、海の幸の宝庫、唐津くんちとなっておりまして、こういうものが外から見た唐津の魅力なのかなというように思うわけであります。要は唐津のよさをどう生かしてまちづくりを進めるかということであろうと思いますが、現地再生委員会が企画、実践、検証というようなたゆまぬローリングを繰り返していく中で、最も大切なものはやはり有能で必要な資質を備えた人材であるというように思います。 先ほど答弁がありましたが、コアとなるメンバーは従来のように既存組織の代表という形式的な選任の仕方はしないということでありますし、まだ未定ということでありますが、唐津に何が必要かと。私はさっき観光事業と申し上げましたが、唐津に何が必要か。それを優先するということでありましたけれども、市長は何が唐津に一番欠けているか、何が必要なのか、そのお考えをまずお聞かせいただきたいと思います。一応お聞きいたします。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 吉田廣光議員さんの再質疑にお答えをいたしたいと思います。 確かにまちに活力ということになれば、唐津市の発展というのはやはり人口の増加ということは当然そうだろうというふうに私自身も思っております。私自身イベントというものは、イベントは何のためにあるか。イベントはリピーターをつくるためにあると私自身は思っております。以前にも私観光業界の方にも籍を置いておりました関係もあります。そういう部分につきましても、例えばいろんな意味で現在の観光産業のあり方が全国的にも変わってきている。箱物で見に来るという時代から、これは人と人、ハートからハートへ、つまりその地の産業、その地の特性、その地の持っている魅力、そういったものに個人、団体の旅行客ともに観光が時代推移とともにそういうふうに観光産業自体も変わってきているというふうに私自身も思っております。 当然、今議員さんおっしゃいましたマリンツーリズムあるいはグリーンツーリズム含めて、その地場の体験型の観光含めて、その地場のよさを生かした、地場の魅力を満喫できるそんな観光が現在これからの観光ではなかろうかというふうに私自身も考えております。総合的にいろいろ見まして、やはり唐津は観光ということは全国的にも非常に知名度が高いところでございます。いろんな意味込めまして、基幹産業と観光との一つの連携、そういったものがこれからの一つの私は大きな唐津のキーワードにならないだろうかというふうに私自身考えております。さまざまな総合的な産業を含めまして、いろんな意味で唐津の地域の魅力を引き出していくということをまずもって中心に考えて、これからの施策に当たっていきたいというふうに私自身考えておるところでございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 吉田廣光議員。 ◆11番(吉田廣光君) 元気再生委員会のようなことは、これはもうふだんから必要なことであるというように思っておりますし、非常に多岐にわたるわけでありますし、それから継続性というものを、これを持って取り組んでもらわないといけないというように思っていますので、これは将来永劫に続くものではないかと私は思っております。ありがとうございました。 それから、旧高取家住宅・城内公園整備事業費についてでありますけれども、18億円のうちの11億6,000万円が土地代であるということであります。また、この土地代がですね、市の財産ではなくて、民間であった場合、仮に実勢価格の8割の評価額の1,000分の14が固定資産税として市に入ってくるわけでありますが、ちょっとざっと計算してもこれはもう年間1,000万円ほどになるわけであります。いわば1,000万円の税収が入ってこなくなったということになるわけですが、17年度完了後一般公開をしたとして、多分文化振興財団に委託されると思うわけでありますけれども、運営はですね。維持管理費と見学料、利用料、これらの収支はどうなるとお思いなのかお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 岩本教育部長。          (教育部長 岩本芳明君登壇) ◎教育部長(岩本芳明君) 旧高取家住宅に関しまして、恐らく18年度からになるのかと思いますが、一般公開した場合に、見学料等の収入、それから支出の部門では維持費等の関係がどうなるのかというご質問でございます。現時点におきましては、見学料を幾らにするのかとかいうそういった細かい計算はしておりませんけども、あれだけの建物でございますので、年間の維持費というのもかなりのものになるのではないかと思います。なかなかそれに見合った収入というのは難しいのではないかとは思いますが、できるだけそういった負担が少なくて済むようなことをいろいろと今後考えていきたいと考えております。 ○議長(熊本大成君) 吉田廣光議員。 ◆11番(吉田廣光君) 民間の発想ではですね、収支計画とか試算もなしに投資ということはあり得ないわけでありますけれども、文化的な価値に重きを置いた投資ということで考えれば何とか納得できるわけでありますが、やはり収支計画あたりは十分に、どのくらいが妥当なのかいろんなケースも、地域も、他の例もあると思いますので、やはりそういうことは計算しておくべきじゃないかというように思っております。 以上で私の議案質疑を終わらせていただきます。あと、笹山議員に譲ります。どうもありがとうございました。 ○議長(熊本大成君) 13時に再開することとし、休憩いたします。                   ~~~~~~~~〇~~~~~~~~                     午前11時53分  休憩                     午後 1時00分  再開                   ~~~~~~~~〇~~~~~~~~ ○議長(熊本大成君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案質疑を続行いたします。 笹山議員。 ◆7番(笹山茂成君) 7番、笹山茂成です。なるべく皆さんにわかりやすいように湊弁を使わないでしゃべりたいと思います。よろしくお願いします。 まず、私の質問1点です。議案第62号 唐津市火葬場条例の一部を改正する条例制定についてです。唐津市火葬場条例(昭和39年条例第25号)の一部を次のように改正するとあります。高島火葬場、また湊火葬場と神集島火葬場とありますけど、これは湊火葬場の廃止に伴うものであると聞いています。大分湊の火葬場も古くなって、一番最後の辺はもうほとんど棺おけですか、あれも入りにくいようになって大分苦労した経験もありますけど、あそこの火葬場には私たちが小さいころからリヤカーを引いて、皆さんと一緒にずっと町の中を歩いて登った経緯もありますし、何とか湊の人の思い出がいろいろ詰まっております。あそこの火葬場を廃止するということで、まず第1点、あそこの土地はだれの、どこの所有の土地かということと、その後の土地はどうするのか決まってますでしょうか、まずそこのところをお願いします。 ○議長(熊本大成君) 中村民生部長。          (民生部長 中村康久君登壇) ◎民生部長(中村康久君) 笹山議員さんの湊火葬場関係についてお答えいたします。 土地と建物がございます。土地が622.04平米、建物が92.06平米でございまして、唐津市の所有でございます。 2点目の廃止に伴う跡地についてはどう考えているかということでございますけど、これにつきましては3年以内に解体をいたしたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。
    ◆7番(笹山茂成君) ありがとうございました。 3年以内ですか。それではですね、いろいろ皆さんの思い出も詰まった土地でもありますし、またあのままずっと放置しておったら、ちょっといい方は悪いですけど、お化け屋敷みたいな感じになりますよね、クモの巣が張ったりいろいろしますので。なるべく早い時期に解体をしていただいて、春は桜の花があそこ大分きれいですし、皆さんもあそこにはいろいろな思い出もありますので、ご先祖様を供養するためにもなるべく早い機会にあそこを解いていただいて、また供養塔を建てるような考えは持ってないでしょうかね。そのところをよろしくお願いします。 ○議長(熊本大成君) 中村民生部長。          (民生部長 中村康久君登壇) ◎民生部長(中村康久君) 笹山議員さんの質問にお答えいたします。 今、供養塔とかいう話も出ておりますので、笹山議員さんのご意見を参考にしながら、解体した後考えていきたいと思っております。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆7番(笹山茂成君) どうもありがとうございました。 そんなふうなわけで、地元の皆さんともめないように、なるべく打ち合わせを綿密にされまして、くれぐれもそこのところをよろしく公園化をしていただきたいと思います。 これで私の質疑終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(熊本大成君) 山崎議員。 ◆12番(山崎正廣君) 12番、山崎正廣です。唐松会最後の議案質疑をさせていただきます。 議案第44号 平成15年度一般会計補正予算の中から幾つか質疑をさせていただきます。 まず、土木費の中の土地区画整理事業費についてお尋ねをいたします。その中が二つの区画整理事業がございますけれども、まず唐津駅南土地区画整理事業についてお尋ねをいたします。この事業については、今までの総事業と、それから16年度までというふうになっているようでございますので、今後の計画はどうなっているのかお尋ねをいたします。 それから、この事業二つともスタートしてからあるいは20年、23年になるというふうなことで非常に長期化をしているわけでございまして、その長期化をしている要因は何なのかひとつお尋ねをいたします。 それから、新東唐津駅土地区画整理事業でございますが、この事業も長期にわたって事業をなされておりまして、ちょうど20年が過ぎたというふうになろうかと思いますけれども、その進捗状況をまずお尋ねをいたしたいと思います。 それから、今度の区画整理事業後の活用をどのようにして考えておられるのか、その辺もお尋ねをいたします。 それから、教育費中、先ほども質問がございましたけれども、スポーツエキスパート活用事業費についてお尋ねをいたします。これは中学校の運動部活動と地域社会との連携を促進しながら、生徒の心身ともに健全な育成とスポーツ振興を図るために運動部活動に地域から外部指導者をスポーツエキスパート、専門家として招聘し、活用するものというようなことで説明がなされておりますが、先ほどの質問のお答えの中から判断をしたわけでございますけれども、五つの運動部というのは、これは種目じゃなくて、学校の運動部の数であるというふうにとらえてよろしいのでしょうか。 それから、1運動部当たり9万円の活用の仕方につきましては、使い方に制限があるのかどうか。 それから、申し込みが多い場合はということで、これは今6校8運動部が申し込まれているということでございますけれども、この締め切りをされたのか、あるいは多い場合は先ほどもお答えになっておりましたけども、どういったものを重点的に検討しながら決めていかれるのか、まずその辺をお聞かせいただきたいと思います。 それから、この中学校の運動部の数というのは、唐津市内の中学校に幾つあるのか、そしてまたバスケット、陸上というふうなことになっておりますけども、できるだけ同じ部が重ならないように多くの種目にわたってこの事業というものを活用した方がいいのではないかというふうに思いますけれども、この点についてどのようにお考えなのかお尋ねをいたします。 そしてまた、この事業は平成9年度から県単事業でスタートしたということでございますが、いろいろ中身を変えながら現在に至っているようですが、これは今後も続けていかれる、これは県の方の考え方が大方を占めるかと思いますけれども、継続事業でやるのか、あるいは今年度だけで終わるのか、その辺をお尋ねをいたしたいと思います。 以上、1回目の質疑を終わります。 ○議長(熊本大成君) 吉岡建設部長。          (建設部長 吉岡秀男君登壇) ◎建設部長(吉岡秀男君) 山崎議員さんの土地区画整理事業につきましてご質問でございますけども、まず唐津駅南土地区画整理事業についてでございますけども、この事業は昭和49年4月に佐賀県において連続立体交差事業の新規採択が決定しまして、昭和53年8月に同事業の認可によりまして鉄道高架事業が本格化をし、唐津市においても昭和53年度からまちづくりの基本調査として唐津駅周辺の約120ヘクタールを調査実施いたしまして、昭和55年9月、施行面積17.3ヘクタールをもって唐津駅南土地区画整理事業を実施することで都市計画決定をいたしまして、昭和56年3月に事業計画の決定に至ったものでございます。 事業が現在まで長期化した理由といたしましては、まずこの土地区画整理事業が唐津市で初めての事業であったということで、地域住民に対しまして事業への理解を得るために時間を要したということでございます。 また、2番目といたしましては、昭和59年度に町田川の河川改修事業が実施されることになりまして、これに合わせまして事業計画の変更を余儀なくされたということでございます。 三つ目でございますけども、この地区はガス会社、それから精麦会社等の工場、それから狭い道路に住宅がたくさん張りついていたということで、道路等の公共施設の整備を施行するに当たっては多くの家屋等の移転が必要となりまして、先に移転先のスペースの確保をしながら整備をしていくという、その土地区画整理事業の手法のために長期の年数を要したものでございます。 それから、今後の計画でございますが、平成15年度におきましては残事業の移転等の補償物件が現在2件ございます。そのうちの1件の家屋改造の補償、それに伴います換地宅地の造成を行う予定でございます。16年度におきましては、残り1件の家屋の移転補償、それからそれに伴います換地住宅の造成の後、換地処分、区画整理の登記等を実施する予定でございます。 次に、新東唐津駅土地区画整理事業についてでございますが、この事業も新東唐津地区につきましても同じくらいに話が持ち上がりましたけども、筑紫線の電化でありますとか、福岡市地下鉄との相互乗り入れ等の鉄道の近代化が進められる中で、新東唐津駅の開設に伴いまして必然的に市街化の圧力が高まるものと見込まれたために、これに対応した計画的な市街地を図る必要があるということから、昭和53年度からこの新東唐津駅地区につきまして都市機能と地域の構成及び唐津市の新しい住宅整備とのあり方を中心課題といたしまして基本調査を行いまして、昭和57年に都市計画決定をしたものでございます。 その後、地権者説明会を実施いたしましたところ、減歩率が高いということ、それから盛り土によります農業生産力が低下するということ、それに住宅化に伴います生活排水等により農業経営へ悪影響等を及ぼすと、こういうような理由によりまして反対の嘆願書等の提出がありましたために、その後地権者説明会や鏡地区の駐在員さん、役員さん方への説明会、説得等を何回と開催いたしまして、この区画整理事業に対する理解を得て、平成10年3月に事業計画の決定をしたものでございます。 しかし、その後も専業農家を中心とした地権者に対するきめ細かい事業の説明でありますとか、協力依頼にさらに時間を要したために、土地区画整理審議会の設立といいますか、設置が平成13年の9月になったものでございます。現在、審議会も順調に機能しておりまして、事務局では現在換地設計中でございます。これはでき上がりますと審議会等に諮り、事業の進捗を図っていきたいというふうに思っております。 ○議長(熊本大成君) 岩本教育部長。          (教育部長 岩本芳明君登壇) ◎教育部長(岩本芳明君) 山崎議員さんのスポーツエキスパート活用事業費についてのご質問についてお答えをいたしたいと思います。 まず、1点目の五つは部なのか、学校なのかというご質問だったかと思いますが、現在6校8部からの要望があっております。これを今後必要性等を十分に考えながら、5校5部にしていきたいというふうに思っております。1校当たり9万円ということで、この9万円の使途の制限はあるのかということでございますが、県の要綱によりますと1日当たり3,000円の30日の謝金ということで予算化をされておるものでございます。 それから、申し込みは締め切ったのかということでございますけれども、これにつきましては県からこの事業の紹介がありましたすぐに、市内の中学校各校に照会をいたしておりまして、その結果、各学校から要望が出されたものでございまして、そういった意味ではもう締め切ったということになろうかと思います。 それから、中学校の運動部数はどうかということでございますけども、野球からサッカー、陸上、ソフト、バスケットボール、バレーボール、水泳、卓球、テニス、剣道、バドミントン、柔道、相撲、駅伝、こういうふうなのが各学校にございまして、クラブ数を合計いたしますと89部ございます。 それから、この事業は今後も続くのかということでございます。これは市町村の主体事業としてはことし始まったばかりでございます。そういうこともありまして、しばらくは続けていただけるのではないかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 山崎議員。 ◆12番(山崎正廣君) この事業が長期にわたってまたおくれたというふうなことで、長期にわたっているということの理由につきましては、詳しく説明をいただきましてよくわかったわけでございます。そしてまた、特に新東唐津駅の土地区画整理事業につきましては、これ恐らく中高一貫校が平成18年の4月に開校するというふうなことに合わせての事業であろうかというふうに思いますけれども、その面積、土地区画整理事業の土地と、その中高一貫校の土地の割合といいますか、その基準になったものはどういうものであるかというふうに思うわけでございます。その辺をまず面積的なものをひとつ教えていただきたいというふうに思っております。 それから、エキスパート事業の方でございますけれども、これは今指導者が少ない学校を優先に行われるのか、あるいはもっと運動部を強くするためにそういった専門家を招いてやっていくのか、その辺の考え方は市としてどのように持っておられるのかまずお聞きをいたしたいというふうに思います。 ○議長(熊本大成君) 吉岡建設部長。          (建設部長 吉岡秀男君登壇) ◎建設部長(吉岡秀男君) 新東唐津駅土地区画整理事業の面積と、そこに予定されております中高一貫校の面積ということでございますが、新東唐津駅土地区画整理事業の面積は27ヘクタールでございます。それで、ここに予定されております中高一貫校の予定地といたしましては、7.1ヘクタールを予定しております。その基準となりますのが、文部科学省の基準にあります1人当たり70平方メートルというのがございまして、約1,000人の生徒さんになるということで、この面積を計算しているところでございます。 ○議長(熊本大成君) 岩本教育部長。          (教育部長 岩本芳明君登壇) ◎教育部長(岩本芳明君) スポーツエキスパート活性化事業についてお答えいたします。 この事業は、指導者が少ないからやるのか、またそれとも強くするためにやるのかというご質問です。この質問には先ほど教育長の方がお答えしたかと思いますけども、学校の運動部活動は基本的にはその学校の先生が担当しておると。しかしながら、必ずしも部活担当者がその競技の経験者でない場合もあるというようなお答えをいたしましたけども、この配置につきましてはそういった部に重点的に入っていただきたいと思っておりますし、それがひいてはその部が強くなるということにつながれば大変結構なことではないかというふうに感じております。 ○議長(熊本大成君) 山崎議員。 ◆12番(山崎正廣君) ありがとうございました。 以上で議案質疑を終わらせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 辻議員。 ◆28番(辻賢一君) 辻賢一です。生活者の視点を大切にする市民ネットワークを代表して、まず市長提案事項説明要旨から1点、そのほか条例案の方から数点質疑をさせていただきます。後ほど下平議員、三浦議員の方から一般補正予算関係、また条例議案についても質疑をしていただきます。 まず、お尋ねいたします。1点目です。午前中の質疑からも、各議員から質疑がなされておりました。市長の公約の目玉でもあります元気再生委員会ですね。これについてまず1点質疑をいたします。 各議員に配られたと思うんですが、概要、これを見て自分もちょっと見させていただいたんですが、これちょっと見させていただきますと、コアメンバーワーキングメンバーがあります。ということは、これは市長のですね、まず1点質疑しますが、直属的委員会と位置づけて、政策の立案、提言、またそれをですね、実行していく、そこまでの委員会と位置づけてよろしいんでしょうかね。まずこの点について1点お尋ねをいたします。 条例議案について質疑をいたします。唐津市条例議案第53号です。唐津市職員の給料の支給額の特例に関する条例について質疑をいたします。今回減額ということで提案がされております。まず、1点質疑をいたします。唐津市のですね、実質上のラスパイレス指数は、実質上ですね、この改定によってどうなるかをお尋ね、質疑をいたします。 続いてですね、唐津市条例議案、議案第54号 原子力発電施設等立地地域の指定に伴う固定資産税の不均一課税に関する条例について質疑をいたします。これも午前中の方に質疑があっておりました。1点これは確認しておきたいんですが、これは原子力、唐津市全域含めてですね、条例制定による効果、目的というのは、企業誘致を行って企業に来ていただくことによって市税収入も入るということで、企業誘致を促進する一面があるかと思いますが、これについて1点確認をしておきたいと思います。条例の目的によってですね。 唐津市条例議案第60号です。唐津市手数料条例の一部を改正する条例について質疑をいたします。これはですね、私もずっとこの議会で市民の皆様のプライバシー保護の観点から、この住基ネット、住民基本台帳法の改正によります俗に言われます住基ネットについて継続して取り組みを行ってまいりました。今回ですね、この条例の一部を改正する条例につきましては、住民基本台帳カードの交付についてということで、1件につき500円ということで提案がされております。この手数料設定の根拠ですね、積算根拠、これについてまず質疑をいたします。 1回目の質疑を終わります。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 辻賢一議員さんの質疑にお答えをいたしたいと存じます。 まず、元気再生委員会の問題でございます。先ほど申しておりましたように、これは市長直属という形でやっていきたいというふうに思います。当然コアメンバーワーキングメンバー、それにプラス政策アドバイザーというのがあるんですが、このコアメンバーをもとに、そしてワーキングメンバーをつくり一つのプロジェクト、政策、提言、ここまでをこの現地再生委員会、そしてまた事業主体まで結びつけての実施までやるという形での一つの新しい結合と協働によります市民と行政との協働のまちづくりをしっかりやっていきたいというのが私の考えでございまして、あくまで直属でしっかりと、先ほど申しましたコアメンバーの方でつくります常任委員会みたいなもの、それについては進捗状況初めテーマごとにおいて私の意見を全般的に反映をさせていきたいというふうに考えておるところでございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 山下総務部長。          (総務部長 山下正美君登壇) ◎総務部長(山下正美君) 辻議員さんのご質問にお答えをしたいと思います。 2点ございましたが、まず唐津市職員の給料の支給額の特例に関する条例に関してでございますが、実質的なラスパイレス指数はどうかということでございます。14年4月1日現在のラスパイレス指数が唐津市は98.8で、県内7市の中では第6位でございます。7番目が伊万里市さんの98.7でございます。ラスパイレス指数は毎年7月1日付で計算をしておりますが、私ども7月1日から本条例可決していただきますと、実質的な給料の額としては伊万里市さんが現状のままであれば、それを下回るのではないかなというふうに考えているところでございます。 次に、原子力発電施設等立地地域の指定に伴う固定資産税の不均一課税に関する条例制定でございますが、ご質問の中にもありましたし、また午前中の質問にもお答えしましたように、本条例の目的といたしましては一定の業種、製造業、道路貨物運送業、梱包業、卸売業の新設、増設に対しまして、また一定の雇用条件がかかっている企業もございますが、初期投資といいますか、初期の3年間におきまして税負担の軽減を図ることによりまして、企業誘致並びに新たな設備投資を促そうというものでございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 中村民生部長。          (民生部長 中村康久君登壇) ◎民生部長(中村康久君) 辻議員さんの住基ネットカードの手数料の500円についての根拠についてお答えいたします。 平成15年1月21日に、総務省事務連絡によりまして住民基本台帳カード交付手数料は交付に要する経費と住民の受益を踏まえつつ、市町村において適切に定めるべきであるが、住民基本台帳カードは市町村が交付するものであり、また電子政府、電子自治体の基盤として市町村行政の効率化に資するものであるため、住民基本台帳カードの交付に要する経費のうちICカード購入原価を除くおおむね1件当たり500円程度が適当であると考えられるということで通知が参っておりました。 また、住民基本台帳カードの交付に要する経費、ICカード購入原価、カード交付に係る消耗品及び人件費のうちカード交付手数料収入を超える部分については、所要の地方交付税措置を講じる予定であるというふうになっております。したがいまして、本市におきます住民基本台帳カード交付に係る手数料は、総務省の指導単価1件につき500円に合わせております。また、他市町村も1件500円ということになっております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 辻議員。 ◆28番(辻賢一君) 条例議案の方から先に質疑をさせていただきます。 実質上のラスパイレス指数が7市中7番目、最低になったということでよろしいんですかね。これに関してですね、厳しい、長引く経済の低迷、不景気の中、本当に民間の方も苦しんでいらっしゃいます。この中でやっぱりともに、議員もそうなんですが、市の職員さんも一緒に頑張ろうという決意のあらわれでもあると思うんですが、この減額によってですね、職員のやる気、職員の皆さんのやる気の低下のおそれはないでしょうか、まず質疑いたします。 ○議長(熊本大成君) 山下総務部長。          (総務部長 山下正美君登壇) ◎総務部長(山下正美君) 辻議員さんの2回目の質問にお答えいたしたいと思います。 給与削減に伴いまして勤務意欲が低下するのではないかという懸念でございますが、私ども職員の、公務員に対するやる気というのは給料だけではないと思っていますが、給料もまた大きな要素であるというふうに考えておりまして、そこいらも十分勘案し、先ほど申しました本市のラスパイレスの状況と同時に、唐津市の置かれている財政の厳しさ、また職員の勤労意欲ということを総合的に勘案いたしまして、2%の削減を提案し、組合と交渉した結果であるというふうに理解しております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 辻議員。 ◆28番(辻賢一君) やっぱり今部長がお答えいただきました。公務員としての自覚もあります。しかし、やっぱり給料、生活していく面でですね、給与というのがやる気の中に大きな割合を占めるというのは、これは生活者というか、サラリーマンである以上は当然のことだと思います。その中で質疑したいのはですね、職員の皆さんのやる気が低下すれば、それだけ市民サービスが下がってしまう、それが一番心配なんですが、またですね、ある程度皆さんも生活設計をなさる上で住宅ローンにしろですね、またあと子供さんの進学にしろ、給料が下がることを前提には組まれてないと思うんですよね。ある程度住宅のローンであったり、子供さんの進学資金についてもですね、給料が下がることを前提にはやっぱり職員の皆さんも計画されてない。この辺の職員のですね、こういった長期ローンがある職員への福利厚生の一環として相談窓口とか、そういった点について考慮されているのか質疑をいたします。 ○議長(熊本大成君) 山下総務部長。          (総務部長 山下正美君登壇) ◎総務部長(山下正美君) デフレの時代におきましては、長期ローンを持っている職員だけならず、勤労者全体の一般的な問題だろうというふうに考えております。民間金融機関におきましても、住宅ローンの借りかえを進めておりますし、つい先日の新聞でも大手金融機関の住宅ローンが、住宅金融公庫よりも低い利率を設定したというような情報も出ているところでございます。また、私どもの互助会でも、金額はそれほど多くはございませんが、若干の融資制度も持っているところでございます。そこいらを活用しながら、現下の厳しい状況を乗り切っていきたいというふうに考えております。また、そういった金融だけではなくて、全体的な職員の悩みということにつきましては前々回ですか、今までの答弁でもお答えしていますように、一つの試みといたしまして職員相談員といった制度も設けておりますので、その辺の利用をお願いしたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 辻議員。 ◆28番(辻賢一君) 本当に長引く不況の中でですね、皆さんほかの議員さんもそうだと思うんですが、私のとこもですね、結構多重債務の相談とかがあります。これはやっぱりですね、実質的に給料がふえていかない中で、つい簡単で便利ということで金利の高いサラリーマン金融とかに手を出して、それがひいては多重債務になってしまうというようなケースもふえてます。今総務部長お答えいただきました。いろんなそういった融資制度とか福利厚生面も職員の皆さんに紹介していただいて、ひいては市民サービスの低下につながらないように努めていただきたいと思います。この議案についてはこれで終わります。 議案第54号 原子力発電施設等立地地域の指定に伴う固定資産税の不均一課税に関する条例についてお尋ねをいたします。ちょっと1点お尋ねをいたします。これはやっぱりこれだけ不景気で厳しいときですから、ある程度税制優遇してですよ、企業に来ていただく。そこに雇用も生まれる、経済も元気になるということで、すばらしいことだと思うんですが、これはあれですよね、しかし申請主義ですね。 ○議長(熊本大成君) 山下総務部長。          (総務部長 山下正美君登壇) ◎総務部長(山下正美君) そのとおりでございます。 ○議長(熊本大成君) 辻議員。 ◆28番(辻賢一君) こういったもののですね、広報PRはどんな方法を用いて周知、お知らせしていかれるのかを質疑いたします。 ○議長(熊本大成君) 山下総務部長。          (総務部長 山下正美君登壇) ◎総務部長(山下正美君) 私ども一般的な広報の手段といたしましては、毎月2回発行しております市報、チャンネルからつ、インターネットにおけるホームページ等もございますが、特に今回の不均一課税の制度が企業の誘致または既存市内企業におきましても、新規投資の呼びかけということもございます。企業誘致のパンフレット等にも、また企業誘致で各企業を訪問する際にも、本制度の存在について十分周知を図っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 辻議員。 ◆28番(辻賢一君) 54号関係は以上で終わります。 条例議案60号についてお尋ねをいたします。部長の方からお答えいただきました総務省の通知に準じた、またほかの自治体、他の自治体の例にも参考にしたということなんですが、質疑をいたします。これはですね、以前だれだったかな、中川議員の方からありましたかね。このカードの一つのメリットとしてですね、運転免許証を持たない、またそれ以外だったら健康保険証ぐらいしか身分を証明するものがないという方のですね、これはしかし健康保険証については家族単位で併記され、つくられておりますので、個人の身分証としては非常に使いづらいという面があります。その中で総務省が一応モデルとして出しているんですが、2通りつくってますね、こちらあるんですが、住民基本台帳カードですね。これ一つはですね、写真を入れないタイプですね。もう一つは写真を入れて、ある意味そういう免許証とか車の運転免許証を持たない、パスポートを持たない、健康保険証ぐらい家族併記されている、家族が全部書かれている健康保険証ぐらいしか身分証明書になるものがないよという市民の皆さんにとってはですね、これが一つの身分証明書みたいになるんじゃないかと思うんですが、この点部長、こういった写真を入れるタイプ、入れないタイプ、これ選択制にするのか、失礼。まず採用するのか、選択制にするのか、その点について質疑いたします。 ○議長(熊本大成君) 中村民生部長。          (民生部長 中村康久君登壇) ◎民生部長(中村康久君) 辻議員さんの質問にお答えいたします。 今申されましたように、住民票カードにはAバージョンと申しますか、氏名と有効期限、市町村名を記入したものですね。Bバージョンといたしましては、本人の顔写真、住所、氏名、生年月日、性別、有効期限及び市町村名が記載するようになっております。この2種類のカードにつきましては、市民の皆様の選択というふうになっております。 ○議長(熊本大成君) 辻議員。 ◆28番(辻賢一君) 写真を入れてですね、市民の皆様に選択していただくということで、私も問題点ばっかり指摘しているようですが、これは逆にメリット面で、市民の皆さんにとってはこれがしっかりした身分証明書になるということで、これは非常にいいことだと思います。 もう一点だけ質疑をさせていただきます。もう既に市民の皆さんから相談というか、声が上がってるんですが、これがですね、サイズの問題です。というのは、今カード化ですよね。免許証もお財布に入るカードサイズというのが今主流になっています。運転免許証もそうです。こういったものは若い方、特に自分たちもそうなんですが、カードをお財布とかカードケースに入れて持ち歩く方には非常にコンパクトで使いやすい。ただ、しかし逆にですね、反面ですね、高齢者の方からは「そやんこまかとはのうなかす。字の見えん」とかそういった意見をお聞きするのも確かです。この点についてですね、本市の場合、唐津市の場合はサイズについてどのような考慮をされているのか質疑いたします。 ○議長(熊本大成君) 中村民生部長。          (民生部長 中村康久君登壇) ◎民生部長(中村康久君) 辻議員さんのご質問にお答えいたします。 カードのサイズにつきましては、ちょっと私見本持っておりますけど、ちょうど免許証のサイズ、これは決まっております。それでは写真が2.0と1.6ですね。ちょっと免許証の写真に比べれば小さいんだから見づらいと思いますけど、サイズについてはですね、免許証のサイズでいこうと思っております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 辻議員。 ◆28番(辻賢一君) ありがとうございました。条例議案については以上にいたします。 この住民基本台帳カードにつきましてはですね、市民ネットワークの三浦議員も通告をいたしておりますので、一般質問の方で詳しくなされると思います。 市長の方に最後お尋ねいたします。元気再生委員会ですね、先ほど質疑をいたしました。政策の立案、提言、実行まで行っていくと。その中で満足いくような成功例もつくっていきたいというお話だったと思います。ちょっと午前中の中でも触れられておりましたが、市長にこういうことを申し上げるのは申しわけないんですが、地方議会も議会制民主主義ですね。我々も執行部の皆さん、行政側の皆さんが提案してくる条例案、また予算を市民の皆さんの代表として審議をさせていただく。ある意味ではそれはチェック機関としての議会ですよね。もう一方また議員提案、自分もさせていただきました、何度かですね。通りませんでしたが。議員として条例案を提案できる。ある意味の政策立案というのも議員に許された仕事だと思う、貴重な仕事だと思うんですね。この辺ですね、明確にですね、市長の直属であるこの元気再生委員会と議会の役割の明確な違いと、またその何というんですかね、その辺をちょっと説明していただければありがたいですが。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 辻議員さんの再質疑にお答えをさせていただきます。 実際の政策立案、そしてまた実行までということでお話をさせていただきましたけれども、実行の段階では行政もあり、そしてまたメンバーの中で議論の中で民間ということもあり、そしてまたNPOということもあり、いろんな部分での事業主体が可能性的に考えられると思います。 そしてまた、実際の話、やはりこの元気再生委員会そのものというのは、その活動にかかる経費あるいは実行する経費については予算措置してても、議会でのご承認を賜るということにいたしておりますし、また議会の皆様方からもさまざまなご助言をいただくということにもいたしておるところでございます。決してその議会は議会、そしてまた元気再生委員会元気再生委員会ということで議会を十分尊重いたしながら、この再生委員会の方は進めさせていただきたいというふうにお願いをいたすものでございまして、その辺でご協力、ご指導をお願いできればということで今回議案として提出をさせていただいたわけでございます。よろしくお願いしたいと思います。 以上。 ○議長(熊本大成君) 辻議員。 ◆28番(辻賢一君) ありがとうございました。それは市長のおっしゃるとおりだと思います。 ちょっと危惧するとこはですね、すばらしいこういった元気再生委員会つくられて、唐津の元気のためにともに頑張っていただきたいと思うんですが、これはやっぱりどこがキーワードになるかなと自分なりに考えたんですが、やっぱり市長の今言われた基本的な考え方、コンセプトを明確に理解できる、やっぱりそういったメンバーが求められてくるのかなと思います。というのはですね、ややもするとこういった委員会立ち上げるとですね、私も経験あるんですが、もうついつい、それは経るプロセスとしてしようがないとこあるんですが、1回目とか2回目の会議は仕方がないのかなと思うんですが、ややもするとですね、行政への苦情、陳情の場にもうなってしまうケースがあるんですね。そういう意味では、この委員さんの選定というのが大切なキーワードとなると思うんですが、市長のお考えはいかがですか。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 辻議員さんの再質疑にお答えをさせていただきます。 まさに今議員さんおっしゃるとおりだと私自身も思っております。いろんな意味でそういう苦情とかそういったもの中心にならないように建設的な意見を、また先ほど申し上げた身近な成功例ですね、身近な市民、身近なところからこの新規プロジェクトをやっていきたいというふうに思っておりますので、どうかご理解のほどをよろしくお願いいたしたいと思います。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 辻議員。 ◆28番(辻賢一君) ありがとうございました。 ええっとですね、今もう本当に本条例、本議会にも条例案として出されておりますが、IT化が言われております。もうどんどん情報が発達してですね、情報化社会で電子市役所とか、将来的には選挙もインターネットでやれる時代が来るんじゃないかと思います。その中でですね、そうなるともう市民の皆さんの率直な意見として、直接そういったインターネットで重要なことは合併なり、重要な政策は参加していいんじゃないか。もう議会要らないんじゃない、議員要らないんじゃない、そういうことをおっしゃる方もいらっしゃいます。そうならないようにですね、我々議員もこれかに来るべく迎える地方分権の時代を迎えてですね、政策立案能力、市民の皆さんの声を実現できる政策・立案能力を高めてですね、この元気再生委員会と一緒に元気な唐津になるように私も頑張りたいと思っております。この元気再生委員会がですね、市長のですね、いい意味でのブレーン、シンクタンク、直属的委員会となるように期待しております。 以上で議案質疑を終わります。 続いて、下平議員の方から質疑をお願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 下平議員。 ◆29番(下平義男君) 下平義男でございます。一般会計予算案の中から第44号の補正予算について質疑をしたいと思います。 まず1点目については、衛生費でございますけれども、夜間救急外来診療体制整備事業費補助金については午前中青木議員の方から質疑が出ましたので、重複しないように2点だけ質疑をしたいと思います。 第1点目は、この夜間救急外来体制の整備事業については、対象が済生会、第一病院、河畔病院、岩本内科というふうに唐津ではなっておりますので、この4医療機関について14年度の受診者の件数が何件あったのか、それとあわせて今後の見込みについて受診者の数をわかれば出していただきたいと思います。 それから二つ目は、医療内容、治療の内容といいますか、こういうのが主なものについてはどういうものがあったのか、その2点お尋ねしたいと思います。 それから、農林水産業のことですけども、まず農業振興まつりの補助金についてですが、まず農業水産の充実については第1次産業の発展、充実、これは唐津市の発展のためにもですね、消費者を拡大させるということ、消費を拡大させるという意味からでも、唐津の活性化につながってくると、そういうふうな位置づけをいたしておるわけですけども、次の質疑をしたいと思います。 まず、振興発展について補助が出されてきておりますけれども、どのような効果というか、成果というか、まずそういうものがどうなっておるのかお尋ねをしたいと思います。そして、過去に補助金が出たわけですけども、その後の農業施策がこの補助金を契機に継続された活動がどういうふうなものがあるのか、お尋ねしたいと思います。 それから二つ目は、この振興まつりというのは神事祭りとは違うわけですので、振興発展のために、これは開催が基礎になっておるわけですけども、その中で体験発表とか、あるいは現在取り組んでおられることに対して、その会場で、祭りの会場の中で発表するというふうなことが必要じゃないかというふうに思っておりますけれども、そういう意味でこの効果のほどをどういうものがあるのかお尋ねしたいと思います。 それから、次の新世紀さが園芸確立対策についてですけども、補助金が設備と、機械と施設が主な補助対象になっておりますが、その補助した後の機械設備、これらについては確認をされておると思いますけれども、過去のですね、これはもうことし始まったわけじゃありませんので、過去の物件に対してどのように確認をして、そしてさらにそれの成果の分析というものがなされておるのか、お尋ねをしたいと思います。 それから、漁業の関係ですけども、小型漁礁施設設置補助金ということですが、陶管を沈設してする事業ということになっておりますけれども、どのような方法でこの沈設の事業をされるのか、そしてどのような魚が期待できるのか、実績がわかれば出していただきたいと思います。 それから、クルマエビ養殖の関係ですけども、施設の改良ということで99万6,000円が上がっておりますけれども、どういうふうな方法で、具体的にどういう事業を、改良の事業をなされるのか、理由とか内容についてお尋ねしたいと思います。 それから、種苗放流事業の成果ということで、これ非常に放流したその場所でとるということではございませんので、大変難しい問題があるかと思いますけれども、この種苗放流の事業の成果についてお尋ねをしたいと思います。 以上1回目の質疑を終わります。 ○議長(熊本大成君) 牧山保健福祉部長。          (保健福祉部長 牧山泰介君登壇) ◎保健福祉部長(牧山泰介君) 下平議員さんのご質問にお答えいたしたいと思います。 救急告知医療機関等の病院に搬送された患者の14年度の実績はということでございますが、正確に現在、今これに補助対象となる機関は済生会唐津病院、それから第一病院、河畔病院、岩本内科、それと東松浦郡の北波多村立病院と呼子の中央病院と補助対象外で日赤が該当しております。そこで、この医療機関での昨年1年間、14年度の実績はということでございますが、唐津市内の医療機関に搬送された総数は4,214件でございますが、今度の今言われた事業の対象となる医療機関に搬送された数は2,747件でございます。 次に、今後の見込みについてということでございますが、唐津では救急医療センターでこの似たような事業をやっておりますが、年度、12年、13年、14年ということで若干ふえておりますので、この七つの医療機関での患者数もこれに準じてふえるのではないかと予測をいたしております。 それから、診療科目の実績はどうかということでございますが、多い順に申し上げますと、内科が1,370件、外科が461件、脳神経外科357件、整形外科294件、循環器105件、産婦人科49件という順になっております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 松尾産業経済部長。          (産業経済部長 松尾博司君登壇) ◎産業経済部長(松尾博司君) 下平議員さんの所管分についてお答えを申し上げたいと思います。 まず、1点目の農業振興まつりについてでございます。この農業振興まつりは昭和62年から始まっておりまして、当時は農業生産者の慰労あるいは収穫に対する感謝祭の色合いの強いお祭りであったわけでございます。現在では消費者を念頭に置いた農業まつりにさま変わりもしておるわけでございまして、年間に1万8,000、2万人の方が来場もされておるわけでございます。 その農業振興まつりについての事業の効果でございます。先ほど申し上げましたように、農協が主体で今年度も農産物の展示、それから米、牛肉等消費拡大の試食会、それから農業体験ツアーなど、それからまた即売会など各種イベントが計画をされておるわけでございます。また、今年度は特に安全、安心な農産物を消費者に提供していくことをメインテーマにしてあるわけでございまして、特別栽培農産物の農産物コンテスト、あるいは顔の見える販売をキーワードにいたしまして、肥料、農薬の施用状況等の生産履歴を公表、表示するトレーサビリティーシステムを導入した生産者の農産物の表彰も行われるということになっておるわけでございます。 このような唐津市の農産物のPRによりまして、唐津産農産物の市内及び都市近郊の愛好者もふえておりまして、農産物算出額の全国の市町村順位を申し上げますと、イチゴが9位、ミカンが28位、肉用牛が78位、デコポンが28位、また葉たばこも36位と上位を占める状態が続いておるわけでございます。このことはもう生産者の努力にほかならないわけでございますけれども、この事業も一助になっておるのかなというふうに分析をしておるわけでございます。 この農業振興まつりを後につなげる方策でございますけれども、都市近郊の消費者に農産物の収穫体験をさせる農業体験ツアー、グリーンツーリズムとして今脚光も浴びておるわけでございますけれども、こういった事業等により唐津産の農産物愛好者をふやすこと、また特別栽培農産物、トレーサビリティーシステムを導入した農産物コンテスト、先ほど議員からご提言ございました体験発表等によりまして農業者の経営も実施するなど、これからも農業、農村のテーマを的確にとらえながら、農業振興まつりの中で試み、また普及していくことで農業振興に寄与していきたいというふうに考えておるところでございます。 それから、2点目の新世紀さが園芸農業確立対策事業補助金についてでございます。この事業によって整備をした施設等の確認をどういうふうにしておるかということでございますが、事業実施の全施設、全個所について事業主体から竣工連絡を受けた後に、農林事務所、それから農協、施工業者の立ち会いのもとで出来高の設計書と整備の施設等のチェックを行っておるところでございます。 それから、この事業に取り込んだ後の収益を主体とした結果の分析でございます。導入した機械、施設に限っての収益を主体とした結果の分析は今実施はいたしておりませんが、毎年各受益農家の各作物ごとの販売量、販売額を調査いたしまして、農家ごとに10アール当たりの販売量、販売額を調査をいたしております。この結果を唐津市が各作物ごとに掲げております10アール当たりの生産量、あるいは粗収入、必要経費、所得等を比較分析をいたしまして、農家の経営改善あるいは生産技術の指導に関係機関と一体に当たっておるところでございます。 それから、水産関係でございますが、小型漁礁設置補助金についてでございます。漁礁設置の場所でございますが、この事業はまた昭和53年度から実施をいたしておりまして、設置する場所は加唐島沖、それから馬渡島沖の壱岐水道、面積で約31キロ平米の範囲内に実施をしております。設置する漁礁は2種類ございまして、径の180ミリと250ミリの長さ55センチの2種類の陶管を組み合わせて合計1,400組を投入、沈設をしておるところでございます。この漁礁設置による対象になる魚種でございますが、収穫に期待できる魚種としましては、春季にはタイ、イサキ、キス、それから秋季、秋にはカマスの収穫が見込まれますけれども、市漁協からの報告ではその蝟集効果は約30%以上というふうに伺っておるところでございます。 もう一つは、クルマエビの養殖場の設置改良事業でございます。工事の理由でございますが、唐津市の水産種苗センタークルマエビ中間育成施設内の水門の巻き上げ機が、クルマエビの中間育成場の飼育水の排水、外海の水の取り入れなど海水を交換する重要な水門の開閉装置であるわけですけども、これは平成10年に本体部分に亀裂を生じまして、緊急に措置を行ったわけでございますけれども、またさらに老朽化、また腐植によりまして正常な稼働が困難になったということでございます。 それから、工事の内容でございますが、水門の巻き上げ機が2基、スクリーン支持枠が2基、またスクリーンの取り返し機でございます。 それから、クルマエビの種苗生産と放流事業の成果でございますが、クルマエビの種苗生産または放流事業は、種苗センターの建設後本格化をいたしまして、現在では毎年6、7月になりますけれども、30ミリ前後の稚エビを200万尾から400万尾前後唐津湾の方へ放流をしております。そのことによりましての漁獲量でございますが、平成元年に2万2,000キログラムですね、翌年には11万4,000キログラム、飛躍的に増加はいたしましたけれども、平成6年には6万4,000キログラムに下降いたしております。平成13年度では約1万キログラムということになっております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 下平議員。 ◆29番(下平義男君) 下平でございます。 まず、1点目の救急医療の方ですけども、午前中のときに救急医療について大半はかかりつけの医療機関の方で診療されておるということが回答があっておりますけれども、特に幼児とか交通事故ですね、こういうものについてはやはり対応が必要だと思いますし、確かに報告がありましたように内科、外科というのが大変多くなってきております。こういうふうな状況の中で、医師会としてはこの夜間の救急医療については大変な労力と経費もかさんで負担があると思いますけれども、この夜間の救急医療に対して医師会との協議があったと思いますけども、その中で問題、特に大きな問題になったというのはどういうのがあるのか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 牧山保健福祉部長。          (保健福祉部長 牧山泰介君登壇) ◎保健福祉部長(牧山泰介君) 下平議員さんのご質問にお答えいたします。 県の事業で発足以来、実際この事業に当たるまでに、県内はもとより、唐津市内の唐松の医師会との話し合いがかなり行われまして、結果的に同意を得たこと、県内統一的にやろうということになったわけですけど、どういう問題があったかということでございますが、まず補助金の額が202万円で、1医療機関202万円ということに対する安いのではないかという点。それに関連して夜間の救急医療となってきますと、酔っぱらい、その他警備的な問題で医療機関としてはそれに対応する警備が必要であるという問題、それから365日、24時間対応しなければならないというときに、お医者さんがもしいなかった、確保しなければならないわけですけど、それをその七つの医療機関確保しなければならない等の問題点が大きなものとして取り上げられております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 下平議員。 ◆29番(下平義男君) もう一回だけお尋ねします。下平でございます。 今の問題点がなったのが、金額が少ないと、あるいは諸経費がかさんでくるというふうなことが出されております。確かにいろんな業種の専門家の先生方が必要になってくるとは思いますけども、その後のですね、今問題になっておりましたようなことをどういうふうに医師会と、あと検討されていこうとされるのか、今後どのような方向でこの補助金については考えてあるのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 牧山保健福祉部長。          (保健福祉部長 牧山泰介君登壇) ◎保健福祉部長(牧山泰介君) 下平議員さんのご質問にお答えいたします。 先ほど大きな問題点が最初からネックとなって、県と医師会と医療機関等で協議をされたわけですけど、予算的な問題についてはやむを得ないと。あと、かかりつけのお医者さんでいなかったときに七つの医療機関に行ったときに、どうしてもその病院でできない場合はですね、責任を持って別の、七つの医療機関ございますので、ところで対応するということでやっていこうということでございます。これは救急医療法が今度策定されたということで、県も大きな事業として取り上げておりますので、今後も内容的なことはですね、検討協議会というのができておりますので、そこの中で改善点を見出して、将来にわたって救急医療体制の確立に向けて実施をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(熊本大成君) 下平議員。 ◆29番(下平義男君) ありがとうございました。 次に、農水関係ですけども、今のこの補助金該当になっておるものについては、消費者と生産者、いわゆるコミュニケーションを十分にやっていく。そして、顔の見えるような生産者の動向をしていきたいと。現に名前を書いたり、品物にですね。出荷しておる品物に名前を書いたり、顔写真まで入れて出荷されるというようなことも新聞で聞いておりますけれども、この補助金を対象にするからにはですね、やはり体験発表等については検討中ということでございますけれども、これはぜひやっていかなければならない問題だと思います。それはこの補助金を有効に活用するということについては、農業を継続的に発展をさせていくと、より充実をさせていくということにほかならないわけですけども、この補助金を受けないでも個人で十分営農をやっておられる方もいらっしゃるわけですので、ぜひこの補助金の有効利用については農業がさらに発展するようなことで、各人の研究というか、努力を発表するという機会をつくって、そういうものを大いに利用していく必要があるんじゃないかということで、ぜひこの体験発表とか、あるいは研究発表等を持てるような状況にしていく必要があるというふうに考えております。 それから、新世紀さがの方ですけども、一つは商工及び農水産関係の共催については、井本議員の方からも出されました。これも協議をしていくということでございますけれども、これは要望になると思いますけども、唐津の一大イベントとなるようにですね、農業、商業、漁業、こういうのが地場産業の地産地消といいますか、これの理解と拡大、そしてひいては我が国の食料の自給率の向上と、そういうふうなものにつなげていくようなそういうふうな施策に持っていっていただきたい、持っていく必要があるんじゃないかということで、どのように考えてあるのかお尋ねしたいと思います。 それから、漁礁についてですけども、収穫についてはこれは放流されたら自然界の方で魚は生育をしていくということで、この収穫というのが非常につかみにくいということは先ほども申されましたけれども、今後はですね、やはりとる漁業から育てる漁業が必要だと言われておりますので、そういうふうな意味においてもですね、技術的な漁法とあわせて育成の漁業、育てる漁業、これについてさらに発展をさせていく必要があると思いますので、この辺で補助金の活用についてご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 松尾産業経済部長。          (産業経済部長 松尾博司君登壇) ◎産業経済部長(松尾博司君) お答えをいたします。 まず、農業振興まつりの補助金についての同時開催についてでございますが、午前中井本議員にもお答え申し上げましたように、現在農業まつり、それから商工まつり、玄海うまかもんの推進事業としての水産を一元化することによっての産業祭としての位置づけをですね、今それぞれの団体の方に打診をいたしておりますし、協議をいたしておりますので、規模はどうであれですね、何とか三つを一つにした産業まつりの形はとっていきたいというふうに考えておるところでございます。 それから、小型漁礁の関係でございますが、議員ご質問の中にありましたように、とる漁業から育てる漁業へもう移っておるということは我々も認識もいたしておりますし、その一つとしてはこの小型の漁礁設置補助金でもありますし、それからさきに答弁申し上げました水産種苗センターのクルマエビの育苗の施設の補修もそうであります。それで、この小型漁礁の設置補助金についての他の漁法で申し上げますと、こういった漁礁を設置することによって魚の蝟集ということを高めるわけでございまして、その蝟集効果を高める手法としては、そのほかに大型コンクリート製の漁礁を沈設いたします波形漁礁の造成事業というのがございます。それから、これは私の方でも実施をいたしておりますけども、藻場の造成事業があるわけでございます。玄海地区では、藻場造成事業を平成12年度から16年度の5カ年間で、単年度の事業費は1億円になりますけども、県事業を実施しておるわけでございます。そういうことでよろしくお願いします。 ○議長(熊本大成君) 下平議員。 ◆29番(下平義男君) ありがとうございました。 それでは、三浦議員の方にバトンタッチいたします。 ○議長(熊本大成君) 三浦議員。 ◆9番(三浦正之君) 9番、三浦正之です。初めての議案質疑ということで、不適切な質疑、発言がないように心がけながら、勉強のつもりで頑張りたいと思います。よろしくお願いします。 まず、これまでも何度か他の議員さんからも質問、質疑がありました市長の元気再生委員会についてお聞きいたします。今回の予算の内容、それから今後のですね、今議論されている範囲でも結構ですので、スケジュールについて具体的に何月ごろどういう動きが予定しているということがあれば、ぜひお聞かせをいただきたいと思います。 それから、住民基本台帳については、二次サービスの予定がですね、どういうふうにこの唐津各部での検討がなされているのか。それから、二次サービスについてさまざまな図書館であるとか、医療機関であるとか、商店街であるとかでの活用がですね、いろんな市町村で検討されている。総務省からもそういう活用をしていってほしいということで来ていると思うんですが、こういった民間の参入についてこの唐津市ではどういうふうに考えてあるのか、また手続の方法があれば、考えてあればそういうこともお聞きしたいと思います。 そして、カードそのものですね、これまで導入までの予算についてどれほど必要であったかというのをお聞きしたいと思います。 それから、エネルギー教育の原子力新エネルギー教育ということで質疑がありましたが、私からはですね、この唐松地域ではですね、さまざまなエネルギー、原子力であったり、風力、太陽エネルギー、火力といろいろなエネルギーに子供たちは身近に接する機会があるわけですが、これについて講師については推進する立場であるのか、現状を子供たちに知らせる立場であるのか、またはいろんなエネルギーについてですね、反対推進という議論がなされている中で、反対についての講師についても考えられるのか、そういったことを聞きたいと思います。 1回目の質疑を終わります。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 三浦議員さんのご質問にお答えをいたしたいと思います。 まず、総額でありますが、お手元の資料にございますように223万5,000円というのを総額として上げさせていただいております。中身につきましては、常任メンバーほか公募メンバー、それからアドバイザー等の報償費で53万2,660円、そしてまたあと賃金ですとか、あるいは視察関係の旅費ですとかいうことも上げさせていただいております。そして、会場の使用料等も13万円ほど、回数によってですけれども、上げさせて現在いただいておりまして、総額合わせもって223万5,000円という金額を上げさせていただいているところであります。もちろんさまざま、今回事務費ということでこういうふうに上げさせていただいておりますけども、先ほどから申し上げておりますようにさまざま事業をやっていく上におきましては、議会のご承認をいただくということにいたしておりますので、そちらの方の計上はこの中にはいたしておりません。 また、今後ともこの元気再生委員会そのものにつきましてもさまざま協議をするわけですけども、まずこの議会のご承認を皆様にいただいて後、その後に、早速でも7月中にでもまず第1回目のスタートと。コアメンバーの発表を含めてそういったことを順次やっていきたいと思います。この議会のご承認をいただいた後、7月中にということでご理解をいただければありがたいと存じます。 以上、私からのお答えとさせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 中村民生部長。          (民生部長 中村康久君登壇) ◎民生部長(中村康久君) 三浦議員さんのご質疑にお答えいたします。 まず、二次サービスについては各部と話し合いをしたかということでございますけど、まず二次稼働につきましては今回はですね、まず住民票の広域交付ということが一つ、これによりますのはですね、先ほど辻議員さんからもおっしゃいましたけど、カードだけじゃなくてですね、免許証と公的発行の証明書ですね、証明。これ写真が張っているものですけど、これを見せればまず広域交付ができるということでございます。 それから、転出・転入手続が転入時の1回の手続で済むという、転出・転入手続の簡素化、これは二つ目でございます。 それから、公的個人認証サービスの転出証明書は、秘密会議などの保存用カードとなるというふうになっております。先ほどもありましたけど、公的な身分証明書として今後使えると。例えばですね、今総務省の方で考えてありますのは、預貯金契約の締結時の取引の開始の際の本人確認。それから、これは8月くらいからと思いますけど、パスポート申請の際の本人確認、こういったものが個人の身分証明書として使えるんじゃないかと思っております。 それから、活用についてということで、民間の参入も考えているかということでございますけど、これにつきましては住民基本台帳法の第30条の44第8項の規定に基づいて住民カードの利用目的、また利用手続などについて市町村で条例を定める等さまざまなサービスができるというふうになっております。先ほどおっしゃいましたように、民間の参入等と言われましたけど、それについては現在のところ考えておりません。なお、そのほかの公的役所関係のですね、図書館とかですね、そういうものについてはですね、今後関係部と話し合いながらできるものは進めていきたいなと思っております。 それから、済みません。カードの予算。今までかかっているファイルの費用でございますけども、13年度導入経費が広域圏負担金として1,301万3,000円、14年度の導入経費といたしまして広域圏負担金が23万円、それから15年度の導入経費として160万4,000円、合計の1,484万7,000円、16年度以降の機器リースの年間料、これが85万2,000円でございます。住基システムの回線使用料については、県が負担するということになっております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 岩本教育部長。          (教育部長 岩本芳明君登壇) ◎教育部長(岩本芳明君) 原子力エネルギー教育支援事業費につきまして、これら風力、原子力、水力といろいろありますが、これらを推進する立場なのか、現状を知らせることなのかというご質問でございますけれども、ただいま申しましたように風力、原子力、水力、エネルギーにはこういったものがあるということを学んでいただくということでございまして、質問の方から言えば現状を知らせるということになろうかと思います。したがいまして、講師に賛成する人、反対する人もお願いすることもできるのかということについては、そのことは趣旨に反することではないかなというふうに思います。 ○議長(熊本大成君) 三浦議員。 ◆9番(三浦正之君) ありがとうございます。 それでは、元気再生委員会についてもう一点お願いします。私自身市民との協働ということで大変元気再生委員会については今後の動きに注目し、大変期待をしているところなんですが、今後のですね、発展の姿をぜひお聞きしたいと思っています。というのは、宮崎市であるとか、市民がですね、主体となって市の事業を担っていく姿であるとか、隣の二丈町でもまちづくり条例ということで市の参加ということが、市長の政策ということではなく、町そのものの政策として条例化されたわけですが、こういったことを目指してですね、どういう方向で今後、ぜひとも市長もですね、市町村合併の協議会の中でも、来年の推進に向けて討議されているかと思いますが、この1年半という間にどういう姿を目指して、その後の姿も描いていらっしゃればぜひ答弁いただきたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 三浦議員さんの再質疑にお答えをいたしたいというふうに思います。 姿、まさしくおっしゃるように元気再生委員会は、その私の直属ということではありますけれども、市政繁栄ということの目的のために委員会を立ち上げてやっていくわけです。市政の繁栄あってこそやはりこの元気再生委員会の価値があるというふうに私自身も考えておるところでございます。 今、三浦議員さん、事例で言われました宮崎の件。宮崎市役所ですね。宮崎市は恐らく図書館の問題言われてるんだと思います。宮崎市の図書館はNPOでやってますね。市がNPOに委託をし、事業をしているという状況にあります。結果的にどうなる形かはわかりませんが、一つの事例として宮崎市のその図書館と市のあり方、一つの協議会の中でNPOを立ち上げ、そしてNPOに委託をしていくというふうな形での宮崎市のあり方というのは、一つの事例になるのかなというふうに私自身も思っておりまして、頭に置いておきたいというふうに思っておるところであります。とにかくプロジェクトを立ち上げて、提案と、それから有言実行でしっかり事業の方までやっていくという形をですね、つくっていきたいというふうに私自身思っております。 当然、今非常に財政難もあります。そしてまた、非常に厳しい時代でもあろうかと思います。しかし、人材の育成というか、人材あってこそ私は地域であり、町であるというふうに思っております。近い将来というか、来年に向けての市町村合併、今協議会含めて一生懸命議論されておりますけれども、やはり今基盤として人があって町がある。町に活気が出てこそ、一つの町のきらめきがあるというふうに信念として思っておりますので、今後とも今その基盤づくりということで精いっぱいこの再生委員会をもとに非常に提案を、あるいは実行を、一つの事例をしっかり成功事例つくっていきたいというふうに私自身は思っているところであります。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 三浦議員。 ◆9番(三浦正之君) ありがとうございます。 最後に、基本台帳カードについてもう一つだけお聞かせいただきたいと思います。銀行のカードであるとか通帳、またはクレジットカード等盗難に際してのいろんな問題が現在でも法廷などで討議されているところでありますが、総務省のホームページによりますと、このカード持参で行政では代理人と認める趣旨の文章があったかと思いますが、こういったカードそのもののセキュリティーについて、例えば暗証番号を唐津市独自で条例制定するであるとかいうことが必要ではないかと考えるんですが、いかがでしょうか。 ○議長(熊本大成君) 中村民生部長。          (民生部長 中村康久君登壇) ◎民生部長(中村康久君) カードの暗証番号についてはですね、カードを発行する際にですね、決めていただくというふうになっております。条例化するようにはなっておりません。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 三浦議員。 ◆9番(三浦正之君) 済みません。暗証番号については、代理人がお持ちになった場合も暗証番号が必要ということで、確認したいんですが、間違いありませんでしょうか。 ○議長(熊本大成君) 中村民生部長。          (民生部長 中村康久君登壇)
    ◎民生部長(中村康久君) 代理人の本人確認についてはですよ、今例えば免許証とかですね、そういうので確認するようにしておりますけど、今後ですね、今現在ですね、そういうふうなセキュリティー関係についてはですね、要綱を定めるようにしております。 ○議長(熊本大成君) 三浦議員。 ◆9番(三浦正之君) ありがとうございました。 済みません。若干通告内容からはみ出しましたが、通告はないですね。済みません。 以上で市民ネットワークの議案質疑を終わらせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 以上で本日の議案質疑を終わります。 審議日程に従い、明17日午前10時から本会議を開き、議案質疑を行うこととし、本日はこれにて散会いたします。          午後 2時42分 散会...