佐賀市議会 2016-11-30
平成28年11月定例会−11月30日-01号
平成28年11月
定例会−11月30日-01
号平成28年11月
定例会
平成28年11月30日(水) 午前10時00分 開会
出 席 議 員
┌────────────┬────────────┬────────────┐
│ 1.野 中 康 弘
│ 2.宮 崎 健
│ 3.永 渕 史
孝 │
│ 4.村 岡
卓 │ 5.江 原 新 子
│ 6.高 柳 茂
樹 │
│ 7.山 下 伸 二
│ 8.山 田
誠一郎 │ 9.野 中 宣 明
│
│ 10.実 松 尊
信 │ 11.松 永 幹
哉 │ 14.川 崎 直
幸 │
│ 15.川 副
龍之介 │ 16.久 米 勝 博
│ 17.重 松 徹
│
│ 18.中 野 茂
康 │ 19.山 口 弘
展 │ 20.池 田 正 弘
│
│ 21.白 倉 和 子
│ 23.中 山 重 俊
│ 25.重 田 音
彦 │
│ 26.武 藤 恭 博
│ 27.堤 正 之
│ 28.
川原田 裕 明
│
│ 29.千 綿 正 明
│ 30.平 原 嘉
徳 │ 31.江 頭 弘
美 │
│ 32.松 尾 和
男 │ 33.西 岡 義 広
│ 34.福 井 章
司 │
│ 35.嘉 村 弘
和 │ 36.黒 田 利
人 │ │
└────────────┴────────────┴────────────┘
まず、
補正予算議案について、御説明申し上げます。
今回の
補正予算は、
制度改正に伴うもの又は緊急を要する
経費など、
必要最小限の
補正措置を講じております。
はじめに、第91
号議案「
一般会計補正予算(第3号)」及び第95
号議案「
一般会計補正予算(第4号)」を合わせた
一般会計補正予算の
補正総額は、約1億7,800万円の減額で、
補正後の
予算総額は、約963億6,400万円となっております。
以下、主な
内容を御説明申し上げます。
まず、来
庁者東駐車場拡張事業でありますが、
〇 この
事業は、
支所再編による
行政機能の
集約化等に伴い、
本庁舎への来
庁者が増加したことにより、
駐車スペースが不足しているため、その解消に向けて来
庁者東駐車場を拡張するものであります。
次に、
子どもの
医療費助成事業でありますが、
〇
子育て家庭の
経済的負担の軽減を図るため、小学生の
医療費に係る助成について、
平成29年度から
助成対象に通院と調剤を追加するとともに、
助成方式を簡素化することとしております。
今回は、
助成制度の拡充に向けた
申請手続の案内や
資格証の
交付等に要する
経費を計上いたしております。
また、
豪雨災害復旧経費でありますが、
〇 本年6月から9月までの豪雨により被害を受けた農地、
農業用施設、林道などの復旧に要する
経費を計上いたしております。
なお、早急に対応すべきものにつきましては、
予備費で対応し、一日も早い復旧に向けて全力を挙げて取り組んでいるところであります。
これらの財源といたしましては、市税、国・
県支出金、諸
収入等で措置し、
予備費により収支の
調整をいたしております。
なお、
一般会計の細部、
特別会計及び
企業会計につきましては、
予算に関する
説明書及び
関係資料により御審議をお願いいたします。
次に、追加して送付しました
補正予算議案について、御説明申し上げます。
第119
号議案「
一般会計補正予算(第5号)」は、国の「未来への投資を実現する
経済対策」に伴う
補正予算措置に呼応した
補正措置により、約42億7,400万円の増額を行っており、
補正後の
予算総額は、約1,006億3,800万円となっております。
以下、主な
内容を御説明申し上げます。
まず、
臨時福祉給付金支給事業でありますが、
〇
平成26年4月の
消費税率引上げによる
影響の緩和を目的として、低
所得者に対し、一定の
支給要件により臨時の
給付金を給付するものであります。
次に、学校大
規模改造事業でありますが、
〇 この
事業は、安全かつ良好な
教育環境の確保を図るため、老朽化し、建物の
耐震性能が不足している
小中学校の校舎を改修するものであります。
今回は、
平成29年度に予定している
事業を前倒しで実施するものであり、11校の
小中学校に係る
耐震補強と大
規模改造に要する
経費を計上いたしております。
これらの財源といたしましては、国・
県支出金、繰入金及び市債で措置し、
予備費により収支の
調整をいたしております。
また、
繰越明許費として、17
事業の追加を措置いたしております。
なお、
一般会計の細部及び
企業会計につきましては、
予算に関する
説明書及び
関係資料により御審議をお願いいたします。
次に、
条例議案について、御説明申し上げます。
第98
号議案「
職員の
給与に関する
条例等の一部を改正する
条例」は、
人事院及び
佐賀県人事委員会の
勧告に鑑み、
給料表を改定するほか、
勤勉手当や
扶養手当の改定などを行うものであります。
なお、この
議案につきましては、関連する
補正予算議案とあわせて早期の議決をお願いするものであります。
第100
号議案「
佐賀市
駐車場条例の一部を改正する
条例」は、先に述べました
予算議案とも関連しますが、
本庁舎の
駐車場を有効に活用して来
庁者の
利便性を高めるため、来
庁者東駐車場を拡張して
条例に規定するとともに、夜間の
駐車料金に
限度額を定めるなど
駐車料金の見直しを行うものであります。
その他の
議案につきましては、それぞれ
議案の末尾に
提案理由を略記いたしておりますので、それにより御承知をしていただきたいと思います。
以上、よろしく御審議をお願い申し上げます。
○
福井章司 議長
以上で
提案理由の説明は終わりました。
△
早期議決議案に対する
質疑
○
福井章司 議長
次に、
日程により
市長から
早期議決の依頼があっております第91号から第94号、第98号及び第106
号議案に対する
質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。
◆
中山重俊 議員
おはようございます。
日本共産党の
中山重俊です。
それでは、第98
号議案 職員の
給与に関する
条例等の一部を改正する
条例について、
議案質疑を行います。
この
議案は、
平成28年8月の
人事院勧告及び10月の
佐賀県人事委員会勧告に基づいて、
佐賀市
職員の
給与等について
条例化されています。
そこで質問ですが、
県人事委員会の
勧告の概要について答弁を求めます。
一般職給与、
扶養手当、
期末勤勉手当、
初任給調整手当などについてお答えをいただきたいと思います。
1回目の質問といたします。
◎
畑瀬信芳 総務部長
第98
号議案 職員の
給与に関する
条例等の一部を改正する
条例についての
質疑にお答えいたします。
まず、ことしの
佐賀県人事委員会勧告の概要について説明させていただきます。
職員の
給料表については、
民間給与との
較差解消のために、月額100円から300円の
引き下げ、
医師や
歯科医師については処遇を確保するという観点から、月額400円から1,900円の
引き上げを行うものであります。
次に、
扶養手当につきましては、多くの
事業所において
配偶者についての特別な取り扱いをしない方式がとられていることなどを踏まえ、
配偶者に係る
手当額については、現行の月額1万3,000円から6,500円へ段階的に
引き下げられるものであります。
一方、
子どもに係る
手当額については、子に要する
経費の実情や国全体として
少子化対策が推進されていることに配慮し、現行の6,500円から1万円へ
引き上げられるものです。
また、
期末勤勉手当については、
一般職の場合、現行の年額4.2月から4.3月へ0.1
月分引き上げられ、再
任用職員についても、2.2月から2.25月へ0.05
月分引き上げられることになり、
引き上げ分については
勤勉手当に配分するものであります。
最後に、公務に必要な
医師や
歯科医師の確保を容易にするため、
民間病院との
初任給水準を
調整することを目的に、
医師や
歯科医師に対して支給される
初任給調整手当については、
支給額の
限度額を月額36万7,600円から36万8,100円へ500円
引き上げられるものであります。
この改定により
影響を及ぼす
職員数については、給料及び
期末勤勉手当については、全
職員数の1,563名、そのうち
扶養手当の
受給者数は740名となっております。これは
企業局や
富士大和温泉病院を除いた人数です。
また、
初任給調整手当については、
富士大和温泉病院と
三瀬診療所の
医師及び
歯科医師の合計8名となっております。
なお、
勧告の対象とはなっていませんが、
特別職等の
期末手当については、従来より県の
特別職に準じた改定を行っており、現行の3.15月から3.25月へ
引き上げられています。
以上が、ことしの
佐賀県人事委員会勧告に伴う
給与改定の
内容でございます。
なお、本市では、
人事委員会を設置していないため、従来から
給与制度の方針といたしまして、制度は国、水準は地域を反映した県に準ずるものとしております。
また、その時々の地域における
経済情勢や
賃金状況等を最も的確に反映したものが
佐賀県人事委員会勧告であると認識しております。
そこで、第98
号議案の
改正内容につきましても、県の
人事委員会勧告に準じて改正するものとなっております。
以上でございます。
◆
中山重俊 議員
2番目の質問に入ります前に、いわゆる
扶養手当ですね、
扶養手当にかかわる人については、例えば、
子どもがいない人については1万3,000円から順次2年にわたって6,500円に
引き下げるということで、いわゆる今の暮らしの状況の中では、これは純粋に
引き下げになっていくということで問題があるかというふうに思います。その点を指摘しておきます。
2番目の質問として、
県人事委員会勧告では、いわゆる
退職手当についての
影響はどうなっているのか、お答えいただきたいと思います。
◎
畑瀬信芳 総務部長
給料の
引き下げにより、
退職手当についても
影響を及ぼすことになりますが、その
影響額について試算しましたところ、
勤続年数35年の
職員が定年退職した場合で1万5,000円ほどの減額となる見込みでございます。
影響はそれほど大きいものではないと考えております。
なお、今年度末の
定年退職者数は
企業局を除き28名となっております。
以上でございます。
○
福井章司 議長
中山重俊議員、先ほど「指摘」という表現をされましたが、意見に値しますので、適切とは思われませんので、注意をいたしておきます。
◆
中山重俊 議員
指摘──どこのところか、ちょっとはっきり理解できていないんですが。
それでは、3回目の質問に移りたいと思います。
今回の
人事委員会勧告が及ぼす
佐賀市経済への
影響について、その考えをお答えいただきたいと思います。
◎
畑瀬信芳 総務部長
先ほども申し上げましたけれども、給料については
引き下げられておりますが、
期末勤勉手当が
引き上げられておりますので、概算で
職員1人
当たり年収3万1,000円ほどの増額となりますので、多少なりとも県内、市内の
個人消費を喚起する効果があると考えております。
以上です。
○
福井章司 議長
以上で通告による
質疑は終わりました。
これをもって
質疑は終結いたします。
△
早期議決議案の
委員会付託
○
福井章司 議長
これより
議案の
委員会付託を行います。
ただいま議題となっております第91号から第94号、第98号及び第106
号議案は、お手元に配付いたしております
委員会付託区分表のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に付託いたします。
委員会付託区分表(
先議分)
〇
総務委員会
┌──────┬────────────────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│
├──────┼────────────────┤
│第91
号議案 │平成28年度
佐賀市
一般会計補正予算│
│ │(第3号)中、第1条(第1表)歳出第2
│
│ │款、第13款
│
├──────┼────────────────┤
│第98
号議案 │職員の
給与に関する
条例等の一部を│
│ │改正する
条例 │
└──────┴────────────────┘
〇
文教福祉委員会
┌──────┬────────────────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│
├──────┼────────────────┤
記
┌─────┬───────────┬─────┐
│
議案番号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├─────┼───────────┼─────┤
│第91
号議案│
平成28年度
佐賀市一般会│原案を可決│
│ │計
補正予算(第3号)中、第│すべきもの│
│ │1条(第1表)歳出第2款、 │と決定
│
│ │第13款
│ │
├─────┼───────────┼─────┤
│第98
号議案│
職員の
給与に関する
条例│原案を可決│
│ │等の一部を改正する
条例│すべきもの│
│ │ │と決定
│
└─────┴───────────┴─────┘
平成28年11月30日
佐賀市議会
議長 福 井 章 司 様
文教福祉委員会
委員長 重 松 徹
文教福祉委員会審査
報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
佐賀市議会会議規則第110条の規定により
報告します。
記
┌──────┬───────────┬─────┐
│ 議案番号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├──────┼───────────┼─────┤
│第91
号議案 │平成28年度
佐賀市一般会│原案を可決│
│ │計
補正予算(第3号)中、第│すべきもの│
│ │1条(第1表)歳出第3款、第│と決定
│
│ │4款第1項、第10款
│ │
├──────┼───────────┼─────┤
│第106
号議案 │佐賀市
公民館職員の
給与│原案を可決│
│ │等に関する
条例の一部を│すべきもの│
│ │改正する
条例 │と決定
│
└──────┴───────────┴─────┘
平成28年11月30日
佐賀市議会
議長 福 井 章 司 様
経済産業委員会
委員長 西 岡 義 広
経済産業委員会審査
報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
佐賀市議会会議規則第110条の規定により
報告します。
記
┌─────┬───────────┬─────┐
│
議案番号
│ 件 名
│ 審査結果 │
├─────┼───────────┼─────┤
│第91
号議案│
平成28年度
佐賀市一般会│原案を可決│
│ │計
補正予算(第3号)中、第│すべきもの│
│ │1条(第1表)歳出第6款、第│と決定
│
│ │7款
│ │
├─────┼───────────┼─────┤
│第92
号議案│
平成28年度
佐賀市自動車│原案を可決│
│ │運送
事業会計
補正予算 │すべきもの│
│ │(第3号) │と決定
│
└─────┴───────────┴─────┘
平成28年11月30日
佐賀市議会
議長 福 井 章 司 様
建設環境委員会
委員長 野 中 宣 明
建設環境委員会審査
報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
佐賀市議会会議規則第110条の規定により
報告します。
記
┌─────┬───────────┬─────┐
│
議案番号
│ 件 名 │ 審査結果 │
├─────┼───────────┼─────┤
│第91
号議案│
平成28年度
佐賀市一般会│原案を可決│
│ │計
補正予算(第3号)中、 │すべきもの│
│ │第1条(第1表)歳出第4款 │と決定
│
│ │(第1項を除く)、第8款
│ │
├─────┼───────────┼─────┤
│第93
号議案│
平成28年度
佐賀市水道事│原案を可決│
│ │業会計
補正予算(第2号) │すべきもの│
│ │ │と決定
│
├─────┼───────────┼─────┤
│第94
号議案│
平成28年度
佐賀市下水道│原案を可決│
│ │事業会計
補正予算(第2
│すべきもの│
│ │号) │と決定
│
└─────┴───────────┴─────┘
○
福井章司 議長
付託
議案について、お手元に配付いたしておりますとおり、審査
報告書が提出されました。
委員長の
報告につきましては、各委員長の口頭
報告はないとのことであります。
これより
委員長報告に対する
質疑に入ります。御
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認めます。
これをもって
質疑は終結いたします。
△討論
○
福井章司 議長
これより討論に入りますが、これまでに通告はありませんので、これをもって討論は終結いたします。
△採決
○
福井章司 議長
これより第91号から第94号、第98号及び第106
号議案、以上6件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。本案は
委員長報告どおり原案を可決することに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
異議なしと認めます。よって、第91号から第94号、第98号及び第106
号議案、以上6件は
委員長報告どおり原案は可決されました。
△散会
○
福井章司 議長
以上をもって本日の
日程は終了いたしました。
次回の会議は12月5日午前10時に開きます。
本日はこれをもって散会いたします。
午前11時25分 散 会...