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  1. 佐賀市議会 1995-06-29
    平成 7年 6月定例会−06月29日-06号


    取得元: 佐賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-08
    平成 7年 6月定例会−06月29日-06号平成 7年 6月定例会    平成7年6月29日 午前10時14分 再会      出席議員 ┌───────┬───────┬───────┐ │1.宮本英樹 │2.中原克彦 │3.南里 繁 │ │4.永渕義久 │5.永渕武男 │6.岩尾幸代 │ │7.中山重俊 │8.山下明子 │9.田中喜久子│ │10.瀬井一成 │11.黒田利人 │12.佐野辰夫 │ │13.宮地千里 │14.嘉村弘和 │16.江島徳太郎│ │17.福井久男 │18.森 裕一 │19.中村 薫 │ │20.山田 明 │21.野中久三 │22.堤 惟義 │ │23.豆田繁治 │24.片渕時汎 │25.大塚次郎 │ │26.西岡義広 │27.川崎辰夫 │28.江口和大 │ │29.光武重一 │30.御厨義人 │32.山下 勝 │ │33.宮地 晋 │34.横尾啓四郎│35.藤田龍之 │ │36.米村義雅 │       │       │ └───────┴───────┴───────┘
         欠席議員 ┌───────┬───────┬───────┐ │15.池田勝則 │31.小柳達郎 │       │ └───────┴───────┴───────┘       地方自治法第121条による出席者 佐賀市長    西村正俊     助役      野口 健 助役      猪股 純     収入役     木原忠光 総務部長    久米康夫     産業部長    木下治紀 建設部長    橋富修治     民生部長    瀬戸口徳太 保健福祉部長  井原 輝     交通局長    百武康邦 水道局長    内堀弥太郎    ガス局長    仁位次治 消防長     木塚英昭     教育委員長   野村綱明 教育長     櫻木末光     監査委員    田中吉之 農業委員会            選挙管理委員会         鬼崎精一             深川達郎 事務局長             事務局長 ○議長(宮本英樹)   これより本日の会議を開きます。 △委員長報告 △質疑 ○議長(宮本英樹)   各付託議案についてお手元に配布いたしておりますとおり、それぞれ審査報告書が提出されましたので、これを議題に供します。    総務委員会審査報告書  6月20日市議会において付託された、第40号中、第1条(第1表)、歳入全款、歳出第2款、第13款、第4条(第4表)、第5条(第5表)、第46号議案審査の結果  原案を可決すべきものと決定した。  以上報告します。     平成7年6月29日      総務委員長      片渕時汎 佐賀市議会議長  宮本英樹 様    総務委員会審査報告書     (請願書)   6月20日市議会において付託された、請願書の審査結果を下記のとおり報告します。              記 ┌────┬───────────────────┬────┐ │受理番号│      件     名      │審査結果│ ├────┼───────────────────┼────┤ │ 1  │佐賀政治倫理条例改正を要求する請願書│不採択 │ └────┴───────────────────┴────┘     平成7年6月29日      総務委員長      片渕時汎 佐賀市議会議長  宮本英樹 様    福祉生活委員会審査報告書  6月20日市議会において付託された、第40号中、第1条(第1表)、歳出第3款、第4款、第9款、第41号、第44号、第45号、第49号乃至第51号、第54号、第71号議案審査の結果  原案を可決すべきものと決定した。  以上報告します。     平成7年6月29日      福祉生活委員長      山田明 佐賀市議会議長  宮本英樹 様    文教経済委員会審査報告書  6月20日市議会において付託された、第40号中、第1条(第1表)、歳出第6款、第7款、第10款、第2条(第2表)中、第10款、第3条(第3表)、第42号、第47号、第48号、第53号、第55号乃至第58号議案審査の結果  原案を可決すべきものと決定した。  以上報告します。     平成7年6月29日      文教経済委員長      江口和大 佐賀市議会議長  宮本英樹 様    建設企業委員会審査報告書  6月20日市議会において付託された、第40号中、第1条(第1表)、歳出第5款、第8款、第2条(第2表)中、第8款、第43号、第52号、第59号乃至第70号議案審査の結果  原案を可決すべきものと決定した。  以上報告します。     平成7年6月29日      建設企業委員長         大塚次郎 佐賀市議会議長  宮本英樹 様 ○議長(宮本英樹)   各委員長の報告を求めます。 ◎総務委員長(片渕時汎)   当委員会に付託されました議案及び請願書に関しまして、審査中の主な論議について御報告申し上げます。  まず、第40号議案 一般会計補正予算歳出第2款1項11目庁舎維持管理費中、市の駐車場用地の拡張に伴う用地購入についてであります。  これは庁舎の駐車場不足に伴い652.69平方メートルを用地購入し、約28台分を予定しているとのことであります。  委員より、立体や地下にした場合の建設コストの検討はなされたのか、これで現在の混雑解消にはならないと思うとの質問があり、当局より、今回は主に会議等で来庁される方などの駐車場と考えており、その分は緩和になると思う。2階建てについては、景観の問題や災害の際の救援物資の搬入などの防災上の問題、イベントの際の利用もあり難しい。地下についても難しいと思うが、建設コストの十分な調査等については検討させてほしい。別館建設計画等もあり、また現在も借地による公用車駐車場もかなりある。これが将来的に借りられるかどうかということもあり、近くにそういう土地があればということで、今回購入したいとの答弁がありました。  これに対し委員より、今後の問題として土地を点々と買うようなことではなく、抜本的解決策を考えるべきであるとの意見がありました。  次に、佐賀市政治倫理条例改正を要求する請願書について申し上げます。  各委員の意見といたしまして、政治倫理条例中、「目的」の第1条にいう「市議会議員及び市長」というのは現職を指すものであり、前市長、前議員という位置づけがないと、請願事項で単に3ないし5条の改正と言われても、第1条を含めて見直しをやらなければならないという問題点が出てくる。3月議会で全員の意思を反映した形で提出されて決定したことであり、その後大きな事情の変更はないと判断する。現職にある者はそれを担保として責任ある報告ができるとの立場に立ち、今のままで十分と考えるとの意見。  一方、当初佐賀市議会としてこの条例をつくろうとした議会としての姿勢やその趣旨を今後も生かしていくという点では、法律上の義務はなくても、議員であったなら報告していくというぐらいの責任というのは政治倫理条例の趣旨と思うので、請願の趣旨を体して、より市民に信頼される形での立場をとるべきである。請願は請願として結論を出しても、今後議会全体で検討していく必要があるとの意見がございました。  以上のような経過で採決に入りました結果、全委員一致で不採択とすべきものと決定いたしました。  以上報告いたします。 ◎福祉生活委員長(山田明)   当委員会に付託された議案は、すべて原案を可決すべきものと決定をいたしました。  以下、審査の概要について御報告を申し上げます。  まず、第54号議案に関する消防庁舎遠隔監視システムについて委員より、このシステムを導入することによって、現状の勤務体系がどの程度改善され、また経費削減につながるのかとの質問に対し、当局より、23時から翌朝5時半までの時間帯を機械計器によって監視を行うことにより、職員の労働力の軽減、健康管理、盗難防止及び各分署、出張署等における出動等に駆け込み等があった場合、素早く対応できるなどのメリットがある。また、深夜超過勤務費が年間1,000万円程度の削減になるとの答弁がありました。  また、委員より、このシステムをより有効に活用して、職員の健康管理面を含め、万全の体制で出動できるよう、さらに工夫検討していただきたいとの要望がありました。
     次に、71号議案 佐賀市廃棄物の減量推進及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例について委員より、もともとし尿くみ取りやごみ回収といった事業は、市が責任を持ってしなければならないという立場から言えば、コストの値上がり分は市民負担にするのではなく、一般財源から繰り入れてやるべきであるとの反対意見がありました。  また委員より、賃金アップ率を提示した以上、働いている人たちへの還元というのを行政指導の中で的確にやってもらいたい。また、下水道の普及等により、今後の業界のありようを考えた場合、廃業補償などといった要望が出てこないとも限らない。これらが市民負担に転嫁されないよう、将来の対応について早急に行政と業者が話し合いに入るべきである。加えて収集区域の見直しについても、市民にとって快適な環境を維持していく上での自治体主導の業務であるから、主体性を持って十分に指導をしていく責務がある。各業者間のアンバランスが起きないよう、できれば今年度じゅうにこの収集区域の見直しについても十分配慮してもらいたいとの意見がありました。  また一部委員より、集金の際、金額に対するし尿の量が支払い者にはっきりわかるよう業者を指導していただきたいとの要望がありました。  続きまして、第40号議案 佐賀市一般会計補正予算中、4款衛生費2項清掃費2目塵芥処理費15節工事請負費について、今回、焼却炉の生命線であるフレームがかなり腐敗しており、また焼却炉全体の傷みもかなりひどいとの説明を受けたが、補修程度で本当に大丈夫なのかとの質問に対し、当局より、最も傷みのひどい乾燥段については、3炉ともすべて早急に補修を行う。合わせて十分な点検、検査等を実施し、必要な箇所については随時補修を行いたい。また、新炉建設に全力で取り組みたいとの答弁がありました。  さらに委員より、焼却炉の耐用年数が15年というのはわかっており、今までも指摘はしてきた。とにかく抜本的に見直し、徹底した検査、補修を行い、現在の焼却炉の延命対策をとり、財政当局にも十分要求をし、早急な手だてをやっていただきたいとの強い意見がありました。  また委員より、当局の説明によれば、焼却炉の腐敗はごみの汚水が大きな原因になっているということなので、市民に対してこういった点を大きくPRすることで、ごみ分別のさらなる理解につながるのではないかとの意見も出されました。  次に、第45号議案 佐賀市児童館条例について委員より、児童館は市の直営とするならば、本庁ではなく、児童館に担当職員を配置すべきではないかとの意見が出されました。  続きまして、第3款民生費1項社会福祉費、3目老人福祉費13節委託料について委員より、24時間ヘルパー事業の対象人員は20名から29名までとなっており、現在既に26名の希望があるとの説明を受けたが、事業のPRを行えば申し込みが殺到するのではないかとの質問に対し、当局より新規事業である24時間ヘルパー事業は、本年度としては、桂寿苑の在宅介護支援センター地区を対象としたモデル事業である。今後の事業拡大のため、現在市内の他の施設に呼びかけをおこなっているとの答弁がありました。  最後に、第2項児童福祉費3目保育所費について委員より、全市を対象とする地域子育て支援センター事業の拠点である城東保育所はスペースも狭く、車の便も悪い。果たして本来の事業効果が上がるのかとの質問に対し、当局より、地域子育て支援センター事業は国のエンゼルプランの中の一つで、国は6月じゅうには地方自治体に指針を示すということであり、佐賀市としてのエンゼルプランに対する本当の指針はまだはっきりしていない。しかし、このような事業が当面必要ということで取りかかることとしている。国の指針が出た時点で、再度市の指針を検討したい。また、実態調査等は行っていないが、今後出てくる要望等も踏まえ、事業を進めていきたいとの答弁がありました。  また、委員より、国の事業を選択する場合、佐賀市の地域性や市民のニーズを的確にとらえ、どのような事業が佐賀市に合うのかということを議論する検討会等を設置すべきではないかとの意見がありました。  以上で報告を終わります。 ◎文教経済委員長江口和大)   当委員会に付託されました議案の審査結果は、全員一致で原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。  以下、審査の概要等について4点だけ補足説明をいたします。  一つ、第40号議案 平成7年度一般会計補正予算中、歳出第6款農林水産業費農村総合整備モデル事業費についてでありますが、田園集落環境整備事業は昨年度より市単独事業として進められているが、従来計画されていたモデル事業がおくれぎみである。今後この事業の促進をどう考えているかとの意見に対し、当局より、従来の事業にさらにモデル的に地域の状態に合った保水、親水の機能を持つ改良事業として、市が先駆的に取り組んでいる。今後、国、県に働きかけて、この新たなモデル事業の推進に努めていくので、しばらく時間をかしてほしい旨の答弁がありました。  二つ、歳出第7款商工費中の19節ライトファンタジー実行委員会補助金についてでありますが、市の玄関口が晩秋から冬にかけて明るくなり、市民に定着しつつあるものの、歩行者はまばらで、ウィンドーショッピングも一部的で、経済的効果を疑う声がある。商店街関係者との十分な協議を一層求める。また、発足当初の電球の市民1球運動についても、募金箱を置くだけでなく、より積極的に募金活動を行うべきとの意見があり、当局も関係者と十分協議をしていきたいとの、その旨の答弁がありました。  三つ、歳出第10款教育費中、中学校費で芙蓉中学校設計委託料についてでありますが、芙蓉中は生徒の適正規模をはるかに下回る学校規模である。今後、蓮池地区の振興策を十分に図るべきとの多くの意見に対し、当局より、小・中一貫教育のよい面を生かしながら、通学区域等についても関係者と協議していきたい旨の答弁がありました。  四つ、歳出第10款教育費第5項社会教育費の中の市立図書館建設費ハイビジョン関係について、今後相当額の予算が必要となると考えられる。したがって、ハイビジョンソフトを含めた図書館運営費を考えていくべきであるという強い要望が出されました。  以上、細やかな答弁は省略をいたしまして、報告を終わります。 ◎建設企業委員長大塚次郎)   当委員会に付託されました議案の審査結果は、全員一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以下、審査の概要につきまして補足して御報告申し上げます。  最初に、第40号議案 平成7年度佐賀市一般会計補正予算(第1号)中、第8款4項8目19節佐賀中央第一地区市街地開発事業補助金についてであります。  委員より、公共施設部分については、例えば住民票等が取れるような市役所の窓口を設置するとか、人が集まるようなものをということでもっと知恵を絞るべきであるという意見に対し、当局より、相談窓口的なコーナーは設置したいと考えておりますが、証明等の窓口になると、いろいろな問題や課題等もっと詰めなければいけない点もございます。時間的余裕は余りありませんが、少しでもいいものをということで、今後もさらに研究していきたいと考えておりますとの答弁がありました。  次に、市道路線認定議案中、圃場整備完了に伴い認定されるものに関し、委員より、圃場整備終了後の市道路線の認定はどうなされているかとの問いに、当局より、圃場整備を実施する際には、市道や公有水面等についても全体的な中で計画を行っております。基本的には舗装されていた幹線市道等については、舗装後、維持管理について道路課へ移管し、市道認定の運びになるのが通常であります。しかし、集落間の道路というのは生活道路であり、幹線道路でありますので、現状は市道認定を行う位置づけの中で、産業部と協議したり、現地調査等を行い、地元の土地改良区とも十分協議をしながら認定を行っておりますとの答弁がありました。  これに対し、さらに委員より、通学路や集落間の生活道路等となっているものについては、もっと地元住民の意見を聴取し、参考にしていくべきであるとの要望がありました。  以上で報告を終わります。 ○議長(宮本英樹)   これより各委員長報告に対する質疑を開始いたします。  各委員長報告に対して御質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)   別に御質疑もないようでありますから、これをもって各委員長報告に対する質疑は終結いたします。 △討論 ○議長(宮本英樹)   これより討論に入ります。  討論は第40号議案 平成7年度佐賀市一般会計補正予算(第1号)及び第71号議案 佐賀市廃棄物の減量推進及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例、並びに受理番号1 佐賀市政治倫理条例改正を要求する請願書、以上3件について行います。  なお、討論は第40号議案及び第71号議案は反対のみ1名、受理番号1の請願書は賛成のみ1名とし、討論の議員の発言時間はおのおの10分以内といたします。  まず、第40号議案及び第71号議案を一括して討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 ◆(山下明子議員)   私は、日本共産党市議団を代表して第71号議案 佐賀市廃棄物の減量推進及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例、すなわちし尿くみ取り料金値上げ条例案と、それに関連して第40号議案 平成7年度佐賀市一般会計補正予算(第1号)に対する反対討論をいたします。  このし尿くみ取り料の値上げは、このところ2年に1度のサイクルで繰り返されており、前回は平成5年の6月議会で1.8キロリットル当たり131円から161円へ30円、22.9%のアップで、今回はそれがさらに172円へ11円のアップ、6.83%の値上げ率です。この値上げによって1世帯平均の負担増は月158円、年間1,896円、約2,000円に上ると試算されています。この間、電話料やタクシー運賃など軒並み値上げの中で、公共料金の値上げはもう御免だという声が広がっている中でのし尿くみ取り料の値上げです。市民の暮らしを守る地方自治体本来の立場に立つなら、こうした値上げはできないはずです。  この値上げの理由として、これまで福利厚生面の充実がうたわれていましたが、今回は特に労働省の指導に基づく労働時間の短縮、4週8休の推進のためということが強調されています。労働省の指導では、平成9年4月1日から特別措置対策事業以外は週40時間労働制に移行するため、それまでにできるだけ速やかに週44時間とすることが求められています。そんな中で行政がかかわっている分野であるだけに、早急に週40時間、4週8休を目指すべきだと市の清掃業協同組合の方たちが主張されるのは、ある面でもっともなことです。  もともと地方自治法に基づいて考えるとき、ごみやし尿の処理は自治体の固有の仕事なのですから、その分野に当たっている労働者の待遇改善を図るのは当然のことです。中山議員の議案質疑の中で明らかになったように、市の清掃センター職員さんとくみ取り業務に従事する職員さんとの賃金格差が、一時金を除いて7万円にも及ぶことを見るなら、むしろもっと正当な待遇改善が図られてしかるべきです。私は前回の値上げのときにも反対討論をいたしましたが、その中で、これまでの値上げがどれだけ職員の待遇改善につながっているのかが不明確であり、市としては、市、業者、労働者の三者で協議の場を設けることが必要であると主張いたしました。ところが、この点基本的には相変わらず市と業者間の話し合いに終わっており、労働者を交えた民主的な協議の場が確保されていません。また、先ほどから述べているとおり、地方自治体固有の責務という点から見て、労働者の待遇改善にも、業者がくみ取り業として成り立っていくことにも責任を持ちながら、市民の暮らしも守るという立場で、市として一般会計からの繰り出しなどの措置をすべきです。  それどころか、今、市当局がやっていることは、公共料金だからと業者や労働者には必要な待遇改善をぎりぎりまで押さえつけ、金は出さないが、口は出すという態度に立つ一方で、市民には値上げを押しつけるというやり方です。これでは地方自治本来の責任を棚上げしたものと言わなくてはなりません。  以上の点で第71号議案 し尿くみ取り料金の値上げに反対いたします。  第40号議案の一般会計補正予算は、兵庫小のプール改築や芙蓉中の校舎改築、24時間対応ヘルパー事業救助工作車の購入や水防災システムの整備など、市民の暮らしにかかわる積極的な予算が組まれていることは評価できる点ですが、71号議案との関連で、し尿くみ取り手数料の値上げに関連して、手数料改定整理業務予算が組まれていること、必要な一般会計からの繰り出しが盛り込まれていないことにおいて反対です。  それから、橋梁新設改良費の中で工事請負費2,400万円が組まれていますが、震災点検を受けて植木橋のかけかえが必要という専門家の判断にもかかわらず、周辺整備との関連を理由に、当面かけかえではなく補強工事の範囲にとどめているというのは、バスの運行を初め日常頻繁に使われているこの植木橋について、市民を危険から守るという市の責務をあいまいにしたものであり、極めて不十分だという点も指摘して、両議案に対する反対討論といたします。 ○議長(宮本英樹)   以上で第40号議案及び第71号議案についての討論は終わりました。  次に、受理番号1の請願書について討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 ◆(岩尾幸代議員)   私は、佐賀市政治倫理条例の改正を要求する請願書についての賛成討論を行います。  佐賀市は3年前の市議会の不祥事の後、平成5年3月23日に佐賀市政治倫理条例を、市長及び議員を一本化した佐賀市条例11号として制定しました。「目的」の1条を全文読んでみます。「この条例は、市政が市民の厳粛な信託によるものであることを認識し、その信託にこたえるため、市議会議員及び市長の政治倫理に関する規律の基本となる事項を定め、また、市民が議員及び市長の高潔性について判断できるよう、その資産等を公開する措置を講ずることにより、政治倫理の確立と向上に努め、もって清浄で民主的な市政の発展に寄与することを目的とする。」すなわち市民が市政の厳粛な信託によるものであり、あることを認識して、その信託にこたえる。また、市民が議員及び市長の高潔性について判断できるようにする。また、政治倫理の確立と向上に努め、もって正常で民主的な市政の発展に寄与すること、ということをうたってあります。この「市議会議員及び市長」を現職と限定することには議論が必要であると私は考えます。  さきの3月議会で事務手続の簡略化を趣旨として、所得等報告書の提出の改定が提案されました。3月議会の最終段階にその改定による不備に気づき、事前審査過程の中でそのことを出せなかったことを、私個人としては大いに反省しているところです。しかし、その不備は倫理条例制定の目的に照らし合わせたとき、是正されなければならないと考えます。今回、市民団体により提出された請願の理由も、目的の後退を訴えてあります。  この条例による資産報告の提出に関し、「前年1年間議員もしくは市長であった者」とあることなどを考え合わせたとき、その時点で市長もしくは議員であることよりも、前年1年間市長もしくは議員であったことに意味を持たせていることがわかります。要するに、市民への公開を必要とするのは「公人であったとき」のことなのです。市民は何も議員のプライバシーをのぞきたいと考えてはいないのです。1票によって市政を負託した人たちへの信頼を認識して、市政の発展をつくっていきたいと思っているだけなのです。  請願にあるように、前年1年市長もしくは議員であった者を提出義務に加えるのは当然と言えます。そのことは目的にあるように、市民が議員及び市長の高潔性について判断し、清浄で民主的な市政の発展に寄与することにつながっていくのです。信頼関係がなくてはいいまちづくりはできません。  選挙で選ばれた公人であることの意味のとらえが浅くて、あちこちに不祥事が起きています。昔は公人だから許されたことが、今は公人だから許されないというふうに受けとめるべきだとの論評も先日ありました。民主主義の社会では、市民に遠いイメージの威厳とか権威というモチーフよりも、より市民に近づいた敬愛や信頼というモチーフに公の人や場は変わっていくべきなのではないでしょうか。それは別に市政や議会の軽視をすることにはなりません。住民の信頼できる市政や議会をつくることこそが安心して暮らせるまちをつくるのです。大統領制的な性格を持つ地方自治体のありようで、市政に最終的に権限を持つのは首長ですが、地方自治法96条第1項第1条にあるように、だれが提案したものであれ、条例の改廃の権限は議会にあるのです。今回の請願の目的は、市民と市長は議員との間の信頼関係をつくるためととらえています。それはいみじくも「市政が市民の厳粛な信託によるものであることを認識し、その信託にこたえるため」という佐賀市の倫理条例の目的とも相まって、正当な要求と言えます。  よって、ぜひとも皆さんの賛同をお願いするものです。受理番号1 政治倫理条例改正を要求する請願に対する賛成討論を終わります。 ○議長(宮本英樹)   以上で受理番号1の請願書についての討論は終わりました。  これをもって討論は終結いたします。 △採決 ○議長(宮本英樹)   これより上程諸議案の採決を行います。  まず、第40号議案及び第71号議案を一括して起立により採決いたします。  第40号議案は各委員長報告どおり、第71号議案は福祉生活委員長報告どおり原案を可決することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕  出席議員33名中、賛成者31名で多数と認めます。よって第40号議案は各委員長報告どおり、第71号議案は福祉生活委員長報告どおり原案を可決することに決定いたしました。  次に、第41号議案乃至第70号議案、以上の諸議案を一括して採決いたします。  以上の諸議案は、各委員長報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)   御異議なしと認めます。よって第41号乃至第70号議案、以上の諸議案は各委員長報告どおり原案を可決することに決定いたしました。  次に、請願書の採決を行います。  受理番号1 佐賀市政治倫理条例改正を要求する請願書を起立により採決いたします。  受理番号1の請願書は、総務委員長報告どおり不採択とすることに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕  出席議員33名中、賛成者30名で多数と認めます。よって受理番号1の請願書は、総務委員長報告どおり不採択とすることに決定いたしました。 △佐賀地区衛生処理組合議会議員補欠選挙 ○議長(宮本英樹)   次に、佐賀地区衛生処理組合規約により、同組合議会議員1名の補欠選挙を日程に追加して行います。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選の方法によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)   御異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 
     御異議なしと認めます。よって議長において指名することに決定いたしました。  それでは、指名いたします。佐賀地区衛生処理組合議会議員に藤田議員を指名いたします。  ただいま指名いたしました藤田議員を佐賀地区衛生処理組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)   御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました藤田議員が佐賀地区衛生処理組合議会議員に当選されました。  当選人に対して、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。     〔当選告知〕 △意見書案 △決議案上程 △提案理由説明 △討論 △採決 ○議長(宮本英樹)   次に、お手元に配布いたしております中原議員外33名提出による意見書第2号 第六次海岸事業五箇年計画の早期策定と総投資額の大幅拡大に関する意見書案、意見書第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書案、意見書第4号 宗教法人「オウム真理教」の早期解散を求める意見書案、意見書第5号 被爆50年にあたって核兵器の緊急廃絶を求める意見書案、中原議員外13名提出、岩尾議員外17名賛成による意見書第6号 農村再建対策に関する意見書案、山下明子議員外1名提出よる意見書第7号 東部水道企業団への県費補助を求める意見書案、中原議員外33名提出による決議第1号 ツーショットダイヤルカード自動販売機等の撤去に関する決議案、以上7件の意見書案、決議案が提出されましたので、日程に追加し、順次議題といたします。  まず、意見書第2号乃至第5号、以上4件の意見書案を一括して議題といたします。 意見書第2号   第六次海岸事業五箇年計画の早期策定と総投資額の大幅拡大に関する意見書案  海岸事業は、国土を保全し高潮、津波、侵食等の自然災害から国民の生命と財産を守り、活力ある経済社会と安全で快適な環境を作り、豊かな国民生活を実現するための根幹的事業である。  佐賀市の海岸は日本一干満の差が大きい有明海海岸を有している。この有明海沿岸は台風による高潮が頻発し、背後は干拓によって形成された農地があり著しい低平地である。このため、過去に幾度となく高潮災害に見舞われ多くの生命財産に被害を及ぼしているため国土保全が重要な課題となっている。  このため、国民生活に直結する海岸保全施設の整備は最も優先的に実施されるべき事業である。  よって、政府におかれては、平成8年度を初年度とする「第六次海岸事業五箇年計画」を早期策定されると共に、現行計画を大幅に上回る事業費を確保され、来る21世紀に良好な環境を有する安全で快適な海岸を伝えるため、地震、高潮、津波、侵食等による自然災害に対処し、自然豊かな健康的で潤いのある美しい海岸を形成する海岸事業を強力に推進されるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成 年 月 日     佐賀市議会  総理大臣  大蔵大臣  自治大臣   宛  農林水産大臣  建設大臣  以上意見書案を提出する。   平成7年6月29日  提出者 佐賀市議会議員 中原克彦  提出者 佐賀市議会議員 南里 繁  提出者 佐賀市議会議員 永渕義久  提出者 佐賀市議会議員 永渕武男  提出者 佐賀市議会議員 嘉村弘和  提出者 佐賀市議会議員 岩尾幸代  提出者 佐賀市議会議員 中山重俊  提出者 佐賀市議会議員 山下明子  提出者 佐賀市議会議員 田中喜久子  提出者 佐賀市議会議員 瀬井一成  提出者 佐賀市議会議員 黒田利人  提出者 佐賀市議会議員 佐野辰夫  提出者 佐賀市議会議員 宮地千里  提出者 佐賀市議会議員 江島徳太郎  提出者 佐賀市議会議員 福井久男  提出者 佐賀市議会議員 堤 惟義  提出者 佐賀市議会議員 森 裕一  提出者 佐賀市議会議員 中村 薫  提出者 佐賀市議会議員 山田 明  提出者 佐賀市議会議員 野中久三  提出者 佐賀市議会議員 豆田繁治  提出者 佐賀市議会議員 片渕時汎  提出者 佐賀市議会議員 大塚次郎  提出者 佐賀市議会議員 宮地 晋  提出者 佐賀市議会議員 西岡義広  提出者 佐賀市議会議員 川崎辰夫  提出者 佐賀市議会議員 江口和大  提出者 佐賀市議会議員 光武重一  提出者 佐賀市議会議員 御厨義人  提出者 佐賀市議会議員 山下 勝  提出者 佐賀市議会議員 横尾啓四郎  提出者 佐賀市議会議員 藤田龍之  提出者 佐賀市議会議員 米村義雅  提出者 佐賀市議会議員 宮本英樹 佐賀市議会議長  宮本英樹 様 意見書第3号   義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書案  義務教育費国庫負担制度は、憲法・教育基本法で保障する「義務教育無償の原則」や「教育の機会均等・水準の維持向上」を具体化する現行教育制度の重要な根幹をなすものである。  しかし、大蔵省は、1985年度国家予算編成で、国庫補助金の見直し・削減を目的に、義務教育国庫負担制度見直しに着手、以後、予算編成のたびに学校事務職員・同栄養職員給与費の2分の1国庫負担適用除外の方針が伝えられてきた中、現行通りで決着したものの、これまで、同制度の見直しによって、義務教育諸学校の教材費、旅費、共済費の追加費用等が除外され、完全に一般財源化された。これに加え、両職種の義務教育費国庫負担制度からの除外が実施されると、地方負担は大幅に増え、財源危機が深刻化するなか定数削減の状況が生じ、教育の低下を招くことは必至である。  国の将来を左右する義務教育の制度を維持し、憲法・教育基本法で保障する「教育の機会均等・水準の維持向上」を確保するためにも、現行義務教育費国庫負担制度が堅持されるよう強く要請する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成 年 月 日     佐賀市議会  内閣総理大臣  大蔵大臣  宛  文部大臣  自治大臣  以上意見書を提出する。   平成7年6月29日  提出者 佐賀市議会議員 中原克彦  提出者 佐賀市議会議員 南里 繁  提出者 佐賀市議会議員 永渕義久  提出者 佐賀市議会議員 永渕武男  提出者 佐賀市議会議員 嘉村弘和  提出者 佐賀市議会議員 岩尾幸代  提出者 佐賀市議会議員 中山重俊  提出者 佐賀市議会議員 山下明子  提出者 佐賀市議会議員 田中喜久子  提出者 佐賀市議会議員 瀬井一成  提出者 佐賀市議会議員 黒田利人
     提出者 佐賀市議会議員 佐野辰夫  提出者 佐賀市議会議員 宮地千里  提出者 佐賀市議会議員 江島徳太郎  提出者 佐賀市議会議員 福井久男  提出者 佐賀市議会議員 堤 惟義  提出者 佐賀市議会議員 森 裕一  提出者 佐賀市議会議員 中村 薫  提出者 佐賀市議会議員 山田 明  提出者 佐賀市議会議員 野中久三  提出者 佐賀市議会議員 豆田繁治  提出者 佐賀市議会議員 片渕時汎  提出者 佐賀市議会議貫 大塚次郎  提出者 佐賀市議会議員 宮地 晋  提出者 佐賀市議会議員 西岡義広  提出者 佐賀市議会議員 川崎辰夫  提出者 佐賀市議会議員 江口和大  提出者 佐賀市議会議員 光武重一  提出者 佐賀市議会議員 御厨義人  提出者 佐賀市議会議員 山下 勝  提出者 佐賀市議会議員 横尾啓四郎  提出者 佐賀市議会議員 藤田龍之  提出者 佐賀市議会議員 米村義雅  提出者 佐賀市議会議員 宮本英樹 佐賀市議会議長  宮本英樹 様 意見書第4号  宗教法人「オウム真理教」の早期解散を求める意見書案  オウム真理教事件は、麻原教祖や幹部が逮捕・起訴され、重大な局面を迎えている。  オウム真理教が国民に対し、許すべからざる毒ガス「サリン」による無差別テロ、「サリン」以外の毒ガスの製造、銃器の製造・所持、一連の拉致・監禁、薬物不法投与、献金強要などの反社会的犯罪行為を組織的に重ねてきた事件が報道されている。  これら、有史以来過去に例を見ない反社会的犯罪行為を重ねてきた同教団は、「法律に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為をしたときは、宗教法人の解散を命令することができる」とする宗教法人法第81条の規定に明らかに該当するものである。  いま、多くの国民は、同教団に対する不安や不信感を強く抱き、「同教団は反社会的な団体である」として解散を求める声が高まっている。  よって、政府及び東京都は住民の不安を解消するためにも、次の点について万全の対策を講じることを強く要望する。            記 1、宗教法人法に基づくオウム真理教の解散請求手続きをただちに行うこと。 1、裁判所が解散命令を行った後は、速やかに事件及び同教団による被害者や関連施設周辺住民の救済に全力を尽くすこと。 1、事件全容の徹底解明に全力を挙げること。 1、「サリン」使用などによる不法事件の再発防止を図ること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成 年 月 日     佐賀市議会  内閣総理大臣  法務大臣  文部大臣  宛  自治大臣  東京都知事  以上意見書案を提出する。   平成7年6月29日  提出者 佐賀市議会議員 中原克彦  提出者 佐賀市議会議員 南里 繁  提出者 佐賀市議会議員 永渕義久  提出者 佐賀市議会議員 永渕武男  提出者 佐賀市議会議員 嘉村弘和  提出者 佐賀市議会議員 岩尾幸代  提出者 佐賀市議会議員 中山重俊  提出者 佐賀市議会議員 山下明子  提出者 佐賀市議会議員 田中喜久子  提出者 佐賀市議会議員 瀬井一成  提出者 佐賀市議会議員 黒田利人  提出者 佐賀市議会議員 佐野辰夫  提出者 佐賀市議会議員 宮地千里  提出者 佐賀市議会議員 江島徳太郎  提出者 佐賀市議会議員 福井久男  提出者 佐賀市議会議員 堤 惟義  提出者 佐賀市議会議員 森 裕一  提出者 佐賀市議会議員 中村 薫  提出者 佐賀市議会議員 山田 明  提出者 佐賀市議会議員 野中久三  提出者 佐賀市議会議員 豆田繁治  提出者 佐賀市議会議員 片渕時汎  提出者 佐賀市議会議員 大塚次郎  提出者 佐賀市議会議員 宮地 晋  提出者 佐賀市議会議員 西岡義広  提出者 佐賀市議会議員 川崎辰夫  提出者 佐賀市議会議員 江口和大  提出者 佐賀市議会議員 光武重一  提出者 佐賀市議会議員 御厨義人  提出者 佐賀市議会議員 山下 勝  提出者 佐賀市議会議員 横尾啓四郎  提出者 佐賀市議会議員 藤田龍之  提出者 佐賀市議会議員 米村義雅  提出者 佐賀市議会議員 宮本英樹 佐賀市議会議長  宮本英樹 様 意見書第5号   被爆50年にあたって核兵器の緊急廃絶を求める意見書案  広島・長崎への原爆投下から50年を迎えようとしている。原爆投下は、二つの都市を壊滅し、十数万の人命を瞬時にして奪い、いまなお三十余万の被爆者、世界の核実験被害者などの苦しみが続いている。  核兵器使用が国際法違反であることは、1961年以来の国連総会における「国際法と人道に違反する」「人類へのもっとも重大な犯罪」等として、再三決議されていることからも明白である。日本政府も1961年の国連において、核兵器使用禁止決議に賛成している。  いま、核兵器廃絶を求める声が高まっているにもかかわらず、一部の核保有国が、核実験や核兵器開発を続けていることは、人類の進歩と未来に逆行するものである。核兵器の緊急廃絶こそ、人類を核兵器の脅威から解放する道である。  よって、非核平和都市宣言を決議した当議会は政府に対し、唯一の被爆国日本として、『核兵器全面禁止国際協定の締結』を実現するため、国連をはじめ全世界に対し先導的役割を果たすことを求めるものである。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成 年 月 日     佐賀市議会  内閣総理大臣  外務大臣  宛  以上意見書案を提出する。   平成7年6月29日  提出者 佐賀市議会議員 中原克彦  提出者 佐賀市議会議員 南里 繁
     提出者 佐賀市議会議員 永渕義久  提出者 佐賀市議会議員 永渕武男  提出者 佐賀市議会議員 嘉村弘和  提出者 佐賀市議会議員 岩尾幸代  提出者 佐賀市議会議員 中山重俊  提出者 佐賀市議会議員 山下明子  提出者 佐賀市議会議員 田中喜久子  提出者 佐賀市議会議員 瀬井一成  提出者 佐賀市議会議員 黒田利人  提出者 佐賀市議会議員 佐野辰夫  提出者 佐賀市議会議員 宮地千里  提出者 佐賀市議会議員 江島徳太郎  提出者 佐賀市議会議員 福井久男  提出者 佐賀市議会議員 堤 惟義  提出者 佐賀市議会議員 森 裕一  提出者 佐賀市議会議員 中村 薫  提出者 佐賀市議会議員 山田 明  提出者 佐賀市議会議員 野中久三  提出者 佐賀市議会議員 豆田繁治  提出者 佐賀市議会議員 片渕時汎  提出者 佐賀市議会議員 大塚次郎  提出者 佐賀市議会議員 宮地 晋  提出者 佐賀市議会議員 西岡義広  提出者 佐賀市議会議員 川崎辰夫  提出者 佐賀市議会議員 江口和大  提出者 佐賀市議会議員 光武重一  提出者 佐賀市議会議員 御厨義人  提出者 佐賀市議会議員 山下 勝  提出者 佐賀市議会議員 横尾啓四郎  提出者 佐賀市議会議員 藤田龍之  提出者 佐賀市議会議員 米村義雅  提出者 佐賀市議会議員 宮本英樹 佐賀市議会議長  宮本英樹 様 ○議長(宮本英樹)   お諮りいたします。ただいまの4件の意見書案は提案理由説明、質疑、委員会付託、討論はこれを省略の上、直ちに一括して採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)   御異議なしと認めます。よってただいまの4件の意見書案は提案理由説明、質疑、委員会付託、討論は省略の上、直ちに採決いたします。  意見書第2号乃至第5号、以上4件の意見書案は可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)   御異議なしと認めます。よってただいまの意見書案4件は可決することに決定いたしました。  次に、意見書第6号を議題といたします。 意見書第6号   農村再建対策に関する意見書案  ウルグアイ・ラウンドが終了し、ガットに変わり本年1月1日WTO(世界貿易機関)が発足し、新たな目由貿易体制として機能することになった。しかし、ガット農業合意は輸出国に有利な公平さを欠くものであり、公平な農産物貿易ルールの確立を引き続き求めていかなければならない。  一方、我が国ではWTOの国会批准と連動し、国内関連法案の改正が行われた。特に食管法は廃止され、「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律」が制定された。しかし、具体的な政省令は法が施行される本年11月前までに制定される予定であり、生産者の意思が反映され将来展望が持てる農政の確立が必要である。  また、予算面ではウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策6兆100億円が、今後6年間に措置されることになり、平成7年度は5,545億円が予算計上された。  今後、この予算が農業・農村再建にとって実効あるものとなるよう対策を講じるとともに、農業の基本的枠組みを明確にした新たな基本法の制定を強く要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成 年 月 日     佐賀市議会  内閣総理大臣  大蔵大臣   宛  農林水産大臣  以上意見書案を提出する。   平成7年6月29日  提出者 佐賀市議会議員 中原克彦  提出者 佐賀市議会議員 南里 繁  提出者 佐賀市議会議員 永渕義久  提出者 佐賀市議会議員 永渕武男  提出者 佐賀市議会議員 嘉村弘和  提出者 佐賀市議会議員 江島徳太郎  提出者 佐賀市議会議員 福井久男  提出者 佐賀市議会議員 堤 惟義  提出者 佐賀市議会議員 豆田繁治  提出者 佐賀市議会議員 片渕時汎  提出者 佐賀市議会議員 大塚次郎  提出者 佐賀市議会議員 宮地 晋  提出者 佐賀市議会議員 横尾啓四郎  提出者 佐賀市議会議員 藤田龍之  賛成者 佐賀市議会議員 岩尾幸代  賛成者 佐賀市議会議員 田中喜久子  賛成者 佐賀市議会議員 瀬井一成  賛成者 佐賀市議会議員 黒田利人  賛成者 佐賀市議会議員 佐野辰夫  賛成者 佐賀市議会議員 宮地千里  賛成者 佐賀市議会議員 森 裕一  賛成者 佐賀市議会議員 中村 薫  賛成者 佐賀市議会議員 山田 明  賛成者 佐賀市議会議員 野中久三  賛成者 佐賀市議会議員 西岡義広  賛成者 佐賀市議会議員 川崎辰夫  賛成者 佐賀市議会議員 江口和大  賛成者 佐賀市議会議員 光武重一  賛成者 佐賀市議会議員 御厨義人  賛成者 佐賀市議会議員 山下 勝  賛成者 佐賀市議会議員 米村義雅  賛成者 佐賀市議会議員 宮本英樹 佐賀市議会議長  宮本英樹 様 ○議長(宮本英樹)   本意見書案は提案理由説明、質疑、委員会付託はこれを省略し、討論に入ります。  なお、討論は反対のみ1名とし、議員の発言時間は10分以内といたします。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 ◆(中山重俊議員)   日本共産党市議団を代表して、農村再建対策に関する意見書案に反対する立場から討論を行います。
     まず、この意見書案は、農村再建対策とうたっておりますが、今、政府が推し進めている零細中小農家の切り捨てを進める農業新政策を追認する立場に立っていると指摘せざるを得ません。  以下、意見書案の不十分さ、問題点を指摘しながら討論を行います。  今、我が国の農業は、ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意による事実上の農産物輸入総自由化により、崩壊の危機に直面しています。昨年末の臨時国会は、世界貿易機関WTOの設立に関する協定と新食糧法など関連法案などを議論する重要な国会でしたが、村山内閣の連立与党は真剣な議論をしないまま成立を強行しました。ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意は、米は6年間の最終年、西暦2000年には、輸入が80万トンにも及びます。この最低輸入義務の後には関税化が必至であります。乳製品などこれまで輸入制限のあった農産物は関税化され、その関税率も6年間で徐々に下がり、牛肉、オレンジなど、既に自由化されている品目は関税率が一層下がるなど、我が国農業の将来展望を奪うものとなっています。  最近農水省が発表した日本の食糧自給率は37%、穀物は22%になっています。日本人の3分の1の人々の食べ物しか賄えなくなっているわけであります。飢餓に苦しんでいる砂漠の国の自給率と同じになっているわけであります。今、日本にふんだんにある食べ物はみんな輸入だということです。  財界の代表である永野日経連前会長や豊田経団連会長は、日本に農業は要らない、お金で外国から買ってくればよいとまで言っています。国民が食べる食糧を他国に依存して、果たして独立国と言えるでしょうか。日本の米を食べたいとの声は国民多数の声です。昨年、日本に米を輸出した中国は、穀物の輸出を禁止しました。世界的な食糧不足は多くの研究機関が一致して警告しています。だからこそ、農業は社会の母であり、食の安心、安全は国民の多数の願いであることをしっかり受けとめるべきであります。  ことし4月からガット農業協定が動き出しました。村山内閣は、日本の農家には米の減反を8万ヘクタールも上乗せし、68万ヘクタールの減反を行いました。その一方で、外国からの最低輸入義務として40万トンの米を輸入するわけですから、農家の怒りは当然であります。政府は農民の怒りを恐れて、外米の輸入を7月の参議院選挙後に行うと発表せざるを得なかったわけであります。来年は50万トン、その次は60万トン、6年後には80万トンと輸入を拡大し、農家には減反を法律で義務づけするなど、日本農業つぶしと農民いじめが本格化しています。しかも、村山内閣と連立与党が進めている農業の新政策は、規模拡大の名で、ごく一部の認定農家に土地も税制上の優遇も集中し、圧倒的多数の農家を切り捨てる内容となっています。  多くの農民はこれまでの農業政策で、このような差別を持ち込まれたことはなかった、本当に頭にくると怒りをあらわにされています。このことは、5月28、29日の両日、日本共産党の林紀子参議院議員を団長とする、日本農業再建全国調査団の来佐の折の農民の声でもありました。白石町では、大規模経営農家の方とも懇談をされましたが、認定農家の基準として年間2,000労働時間、800万円の所得が県から示されているが、この基準は実情に合わない、米の輸入自由化が強行され、これから先のことが不安でいっぱいだ、これからの規模拡大は恐ろしい、こんな農政で後継者が育つはずがないなど厳しい意見が寄せられています。また、認定農家制度についても農家を差別、選別するものだ、一つの集落で二ないし三戸の大規模経営農家だけで、水路の管理や地域の祭り、行事、文化を育てることはできない、外国との競争力をつけるためと言われても太刀打ちできないなど、率直な新農政に対する批判が出されています。  WTO協定の国会批准と連動し、国内関連法案の改正が短時間のうちに強行され、食管法も廃止されました。主要食糧法が11月から施行されますが、政府の買い入れ義務は放棄する、価格は市場の動向に任せる、名実ともに米の管理責任を放棄する方向が目に見えています。  さらに、意見書案では、ガット農業合意関連対策6兆0,100億円について述べられていますが、これについては昨年12月議会で日本共産党市議団が提案したガット農業合意批准に抗議する決議案の提案理由の説明でも詳しく触れましたが、果たしてこの国内対策費が我が国の農業を再建し、農村活性化の足がかりになり得るものだろうかとの疑問を投げかけました。事実、ある大きな農協組合長は、中身は事業費ベースであり、土建業者が潤うだけで農民のためにはならない、金額の割には内実が乏しいと、批判と怒りの声を上げておられます。  95年度予算として5,545億円が予算計上されましたが、ガット農業合意対策としては1,071億円が組まれたにすぎません。あとの4,474億円は94年度補正予算です。しかも、94年度補正予算の内容は、全体の約6割の3,250億円が公共事業、農業農村整備事業で、新規事業というよりは、計画されていたものの前倒しにすぎないものであります。つまり、ガット・ウルグアイ・ラウンド合意の事後対策と言われていますが、その過半が公共事業であり、農地流動化対策など10ないし20ヘクタールの大規模経営農家を育成するためのものでしかありません。零細、中小農民を切り捨て、新農政を推進するものであります。  また、ガット・ウルグアイ・ラウンド合意によって、壊滅的打撃を受ける中山間地対策も不十分であり、中山間地農業の役割を正当に評価した所得保障などはなんら行われず、農民の望む農産物の価格保障についても何の対策も講じられていません。  意見書案は、農業新政策を評価し、推進する立場にあることは前にも述べたとおりです。しかし、これまで述べましたように、新政策推進では日本農業の再建はできないと考えます。日本共産党市議団は政府に対し、日本人の主食である米の輸入自由化をやめること、米を初めとする食糧需給率をせめて60%台まで回復すること、農産物の総自由化を押しつけたWTO農業協定の改正を求めるとともに、日本の、そして地域に合った家族農業を大切にし、兼業農家も規模拡大に意欲を持つ農家も、続けたい人、やりたい人はみんな農業の大事な担い手と位置づけ、日本農業再建のために全力を挙げる、このことを述べて提案されている農村再建対策に関する意見書案に反対する討論といたします。 ○議長(宮本英樹)   以上で意見書第6号についての討論は終わりました。  これをもって討論は終結いたします。  これより起立により採決いたします。  意見書第6号は可決することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕  出席議員33名中、賛成者31名で多数と認めます。よってただいまの意見書案は可決することに決定いたしました。  次に、意見書第7号を議題といたします。 意見書第7号   東部水道企業団への県費補助を求める意見書案  水道用水を安全で安定的に供給するために、佐賀東部地域においては広域的水道整備事業として、佐賀東部水道企業団(13市町村)が水道施設の整備を行っているが、各市町村においても負担が大きく、受益者である住民へも高料金というかたちで負担が重くなっている。  県におかれては、昭和60年から平成6年度まで10年間、建設事業費に対する補助として、22億円を出してこられたが、平成6年度で打ち切られた。  飲料水の一層の安定供給のためにも、今後、東部水道企業団への援助が必要と考えるので、県費補助を再開されるよう要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成 年 月 日     佐賀市議会  佐賀県知事  宛  以上意見書案を提出する。   平成7年6月29日  提出者 佐賀市議会議員 山下明子  提出者 佐賀市議会議員 中山重俊 佐賀市議会議長  宮本英樹 様 ○議長(宮本英樹)   提案理由の説明を求めます。 ◎(山下明子議員)   私は、提案者である日本共産党市議団を代表しまして、東部水道企業団への県費補助を求める意見書案について趣旨説明を行います。  現在、佐賀市を含む1市12町村が東部水道企業団を構成し、筑後川からの水を受けていますが、広域水道であるため、膨大な建設費を要し、受水市町村の住民負担が大きくなっています。これに対し、県の単独事業として東部水道企業団の建設事業費に対する補助22億1,100万円が、昭和60年から10年間の期限つきで出されておりました。年間2億2,110万円というのは決して小さい額ではありません。それが昨年度をもって期限切れということになりました。これまでも佐賀市として東部水道企業団に加入しているために、多布施川の独自水源があるにもかかわらず、高い水が市民に押しつけられていると指摘してまいりましたが、佐賀市を除く12町村は2,100円の統一料金となって、神埼町のようにもともと高かったところが若干下がったケースはあるものの、多くは水道料の値上げに悲鳴が上がっています。佐賀市も今後3回ぐらいに分けて、この統一料金体系に近づけようと考えられていますが、今でさえ高いと市民は嘆いています。  この間、日本共産党が県内各地で実施した住民アンケートの中でも、国保税引き下げや高齢者福祉の充実を求める声とともに、水道料金の引き下げを願う声はほとんど共通して上位にランクされています。それもそのはず、皆さんごらんになった方もおいでだと思いますが、6月17日付の新聞報道では、佐賀県の水道料金は全国で2番目に高いことが明らかになっています。安全で低廉な水を供給することは国や地方自治体の責務であり、広域水源開発の事業費のツケを住民負担として安易に押しつけることには大きな問題があります。国としては、とりわけ高い武雄市などに対して、今後、高料金対策を講じる考えもあるようですが、そこに至らないまでも、この東部水道企業団関連自治体の住民も高い水道料金にあえいでおり、県として独自の補助を行うことがどうしても求められます。  これまでの補助金交付規則による補助に変えて、新たな県費補助を求めることは、関係市町村の住民に対するそれぞれの市町村の責任とも言えるのではないでしょうか。これまでに神埼町、干代田町の議会で同様の決議がなされています。東部水道企業団の13市町村がまとまって県に働きかけていくためにも、各市町村で意見を上げていくことは極めて重要であると考えます。  したがって、よく言われるところの佐賀市としてのリーダーシップを果たすということを、こういうときにぜひ発揮する意味でも、本意見書を採択していただきますよう訴えまして、趣旨説明といたします。 ○議長(宮本英樹)   これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)   別に御質疑もないようでありますから、これをもって質疑は終結いたします。  お諮りいたします。本意見書案は委員会付託、討論は省略の上、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)   御異議なしと認めます。よって本意見書案は委員会付託、討論はこれを省略の上、直ちに採決いたします。  意見書第7号は可決することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕  出席議員33名中、賛成者2名で少数と認めます。よってただいまの意見書案は否決されました。  次に、決議第1号を議題といたします。 決議第1号   ツーショットダイヤルカード自動販売機等の撤去に関する決議案  佐賀県内各地域における図書やビデオテープ等を備えた自動販売機の設置は後を絶ちません。  これら自動販売機の多くは、青少年の健全な成長に好ましくない図書等を販売しているのが実情であります。  またツーショットダイヤルは、青少年でも自由に、簡単に通話できるため、見知らぬ男女の会話のなかで特に少女の保護育成上大変好ましくない影響を与えており、更にツーショットダイヤルカード自動販売機は増加の傾向にあります。  そこで、青少年に見せることが好ましくない図書等を販売する自動販売機と青少年の保護育成に問題があるツーショットダイヤルカードを販売する自動販売機の一斉撤去を求めるとともに、その設置を未然に防止するため、全県的な県民運動の展開を提唱するところであります。  あわせて、関係業界並びに関係地権者・所有者の自主的な御理解と御協力を強く要望します。  以上決議する。   平成 年 月 日 佐賀市議会  総務庁長官  佐賀県知事  佐賀県警察本部長  佐賀県教育委員会教育長  宛  佐賀市長  佐賀県市長会会長  佐賀県町村会会長  以上決議案を提出する。   平成7年6月29日  提出者 佐賀市議会議員 中原克彦  提出者 佐賀市議会議員 南里 繁  提出者 佐賀市議会議員 永渕義久  提出者 佐賀市議会議員 永渕武男  提出者 佐賀市議会議員 嘉村弘和  提出者 佐賀市議会議員 岩尾幸代  提出者 佐賀市議会議員 中山重俊  提出者 佐賀市議会議員 山下明子  提出者 佐賀市議会議員 田中喜久子  提出者 佐賀市議会議員 瀬井一成  提出者 佐賀市議会議員 黒田利人  提出者 佐賀市議会議員 佐野辰夫  提出者 佐賀市議会議員 宮地千里  提出者 佐賀市議会議員 江島徳太郎  提出者 佐賀市議会議員 福井久男  提出者 佐賀市議会議員 堤 惟義  提出者 佐賀市議会議員 森 裕一  提出者 佐賀市議会議員 中村 薫  提出者 佐賀市議会議員 山田 明  提出者 佐賀市議会議員 野中久三  提出者 佐賀市議会議員 豆田繁治
     提出者 佐賀市議会議員 片渕時汎  提出者 佐賀市議会議員 大塚次郎  提出者 佐賀市議会議員 宮地 晋  提出者 佐賀市議会議員 西岡義広  提出者 佐賀市議会議員 川崎辰夫  提出者 佐賀市議会議員 江口和大  提出者 佐賀市議会議員 光武重一  提出者 佐賀市議会議員 御厨義人  提出者 佐賀市議会議員 山下 勝  提出者 佐賀市議会議員 横尾啓四郎  提出者 佐賀市議会議員 藤田龍之  提出者 佐賀市議会議員 米村義雅  提出者 佐賀市議会議員 宮本英樹 佐賀市議会議長  宮本英樹 様 ○議長(宮本英樹)   お諮りいたします。本決議案は提案理由説明、質疑、委員会付託、討論は省略の上、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)   御異議なしと認めます。よって本決議案は提案理由説明、質疑、委員会付託、討論はこれを省略の上、直ちに採決いたします。  決議第1号は可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)   御異議なしと認めます。よってただいまの決議案は可決することに決定いたしました。 △都市開発調査特別委員会設置に関する動議及び新焼却炉建設調査特別委員会設置に関する動議並びに用排水対策調査特別委員会設置に関する動議上程 △採決 △委員選任 ○議長(宮本英樹)   次に、お手元に配布いたしておりますとおり、本日、御厨議員外1名提出、瀬井議員外6名の賛成者による都市開発調査特別委員会設置に関する動議及び新焼却炉建設調査特別委員会設置に関する動議並びに用排水対策調査特別委員会設置に関する動議が提出されましたので、日程に追加し、一括して議題といたします。   都市開発調査特別委員会設置に関する動議 1.都市開発調査特別委員会を設置し、12人の委員をもって構成する。 1.議会は、都市開発調査特別委員会に対し、佐賀駅周辺開発、景観に関する諸種調査を付託する。 1.都市開発調査特別委員会の調査に要する経費は、予算の範囲内とする。 1.都市開発調査特別委員会は、議会の閉会中も調査を行うことができるものとし、議会が調査終了を議決するまで継続して調査を行うものとする。  以上動議を提出する。   平成7年6月29日  提出者 佐賀市議会議員 御厨義人  提出者 佐賀市議会議員 川崎辰夫  賛成者 佐賀市議会議員 瀬井一成  賛成者 佐賀市議会議員 佐野辰夫  賛成者 佐賀市議会議員 山田 明  賛成者 佐賀市議会議員 堤 惟義  賛成者 佐賀市議会議員 豆田繁治  賛成者 佐賀市議会議員 宮地 晋  賛成者 佐賀市議会議員 藤田龍之 佐賀市議会議長  宮本英樹 様   新焼却炉建設調査特別委員会設置に関する動議 1.本市議会に新焼却炉建設調査特別委員会を設置し、12人の委員をもって構成する。 1.議会は、新焼却炉建設調査特別委員会に対し、新焼却炉建設に対する諸種調査を付託する。 1.新焼却炉建設調査特別委員会の調査に要する経費は、予算の範囲内とする。 1.新焼却炉建設調査特別委員会は、議会の閉会中も調査を行うことができるものとし、議会が調査終了を議決するまで継続して調査を行うものとする。  以上動議を提出する。   平成7年6月29日  提出者 佐賀市議会議員 御厨義人  提出者 佐賀市議会議員 川崎辰夫  賛成者 佐賀市議会議員 瀬井一成  賛成者 佐賀市議会議員 佐野辰夫  賛成者 佐賀市議会議員 山田 明  賛成者 佐賀市議会議員 堤 惟義  賛成者 佐賀市議会議員 豆田繁治  賛成者 佐賀市議会議員 宮地 晋  賛成者 佐賀市議会議員 藤田龍之 佐賀市議会議長  宮本英樹 様   用排水対策調査特別委員会設置に関する動議 1.本市議会に用排水対策調査特別委員会を設置し、12人の委員をもって構成する。 1.議会は、用排水対策調査特別委員会に対し、市域の農業水利における用排水対策事業の推進に関する諸種調査を付託する。 1.用排水対策調査特別委員会の調査に要する経費は、予算の範囲内とする。 1.用排水対策調査特別委員会は、議会の閉会中も調査を行うことができるものとし、議会が調査終了を議決するまで継続して調査を行うものとする。  以上動議を提出する。   平成7年6月29日  提出者 佐賀市議会議員 御厨義人  提出者 佐賀市議会議員 川崎辰夫  賛成者 佐賀市議会議員 瀬井一成  賛成者 佐賀市議会議員 佐野辰夫  賛成者 佐賀市議会議員 山田 明  賛成者 佐賀市議会議員 堤 惟義  賛成者 佐賀市議会議員 豆田繁治  賛成者 佐賀市議会議員 宮地 晋  賛成者 佐賀市議会議員 藤田龍之 佐賀市議会議長  宮本英樹 様 ○議長(宮本英樹)   お諮りいたします。本件は直ちに一括して採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)   御異議なしと認めます。よって本件は直ちに一括して採決することに決定いたしました。  これより採決いたします。  都市開発調査特別委員会設置に関する動議及び新焼却炉建設調査特別委員会設置に関する動議並びに用排水対策調査特別委員会設置に関する動議は、可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)   御異議なしと認めます。よってただいま各動議は可決することに決定いたしました。  お諮りいたします。ただいま設置されました各特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、都市開発調査特別委員会委員に中原議員、永渕武男議員、山下明子議員、田中議員、佐野議員、池田議員、中村議員、野中議員、堤議員、大塚議員、川崎議員、御厨議員、以上12名を、新焼却炉建設調査特別委員会委員に永渕義久議員、中山議員、黒田議員、宮地千里議員、江島議員、森議員、豆田議員、光武議員、小柳議員、宮地晋議員、藤田議員、米村議員、以上12名を、用排水対策調査特別委員会委員に宮本議員、南里議員、岩尾議員、瀬井議員、嘉村議員、福井議員、山田議員、片渕議員、西岡議員、江口議員、山下勝議員、横尾議員、以上12名をそれぞれ指名いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)   御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしましたとおり、それぞれ12名を各特別委員会委員に選任することに決定いたしました。
    △会議録署名議員の指名 ○議長(宮本英樹)   次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において南里議員及び横尾議員を指名いたします。 △閉会 ○議長(宮本英樹)   これをもって議事の全部を終了いたしましたので、会議を閉じます。  定例市議会を閉会いたします。      午前11時15分 閉会 △表彰状伝達式 △佐賀市表彰式 ○議長(宮本英樹)   ただいまから本市議会議員に対する表彰状の伝達を行います。  米村議員及び藤田議員におかれましては、市議会議員として在職20年、市政発展に寄与された功労者として、去る6月28日開催されました第71回全国市議会議長会定期総会において、議長会会長より表彰されましたので、心からお喜び申し上げますとともに、その伝達を行います。  また、横尾重雄前議長におかれましては、正副議長として在職4年以上、市政発展に寄与された功労者として表彰されました。  横尾前議長さんに対しましては、別途機会を見て伝達することにいたしたいと存じます。  それでは、ただいま申し上げました議員さんは前の方においでくださいますようお願いいたします。 ┌─────────────────────────────────────┐ │                 表彰状                 │ │                           佐賀市       │ │                           宮本英樹 殿    │ │ あなたは市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされその功績│ │は特に著しいものがありますので第71回定期総会にあたり本会表彰規程によって特│ │別表彰をいたします                            │ │                        平成7年6月28日      │ │                         全国市議会議長会    │ │                            会長 嶋村勝夫  │ └─────────────────────────────────────┘                                    (拍手)  ┌─────────────────────────────────────┐ │                 表彰状                 │ │                           佐賀市       │ │                           米村義雅 殿    │ │                 以下同文                │ └─────────────────────────────────────┘                                    (拍手)  ┌─────────────────────────────────────┐ │                 表彰状                 │ │                           佐賀市       │ │                           藤田龍之 殿    │ │                 以下同文                │ └─────────────────────────────────────┘                                    (拍手)  ◎議会事務局長(中座徳次郎)   以上をもちまして、表彰状の伝達式を終わらせていただきます。  引き続き佐賀市表彰式が行われますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◎秘書広報課長(中牟田貞巳)   引き続きまして、佐賀市表彰式に移らせていただきます。  長年にわたって市政発展のため御尽力いただきました宮本議員さん、米村議員さん、藤田議員さんの表彰を取り行います。  なお、横尾重雄前議長さんには別途表彰いたしたいと存じます。  恐れ入りますが、先ほどお呼びいたしました順序に従いまして、表彰させていただきます。 ┌─────────────────────────────────────┐ │                 表彰状                 │ │                           宮本英樹 殿    │ │ あなたは佐賀市議会議員として市政に参画されること20年その間本市の発展に尽│ │くされた功績は誠に顕著であります                     │ │よってここに表彰します                          │ │                        平成7年6月29日      │ │                         佐賀市長 西村正俊   │ └─────────────────────────────────────┘                                   (拍手)  ┌─────────────────────────────────────┐ │                 表彰状                 │ │                           米村義雅 殿    │ │                 以下同文                │ └─────────────────────────────────────┘                                   (拍手)  ┌─────────────────────────────────────┐ │                 表彰状                 │ │                           藤田龍之 殿    │ │                 以下同文                │ └─────────────────────────────────────┘                                   (拍手)  ◎秘書広報課長(中牟田貞巳)   おめでとうございました。  西村市長がお祝いの言葉を申し上げます。 ◎市長(西村正俊)   一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  去る6月28日に開催されました第71回の全国市議会議長会定期総会におきまして、宮本英樹議員さん、米村義雅議員さん、藤田龍之議員さんには在職20年というはえある表彰を受けられましたことはまことにめでたい限りでございまして、心からお祝いを申し上げます。  表彰を受けられた3議員さんには市民の皆様方の期待を、信頼を一身に受けられ、その立派なお人柄と卓越した識見、手腕をお持ちになりまして、市政の発展に御尽力を賜っているところでございます。  佐賀市といたしましても、この輝かしい御功績をたたえますために、ただいま佐賀市表彰規則に基づきまして、表彰を申し上げた次第でございます。  21世紀も間近です。御承知のとおり、本市では21世紀を目指す将来都市像を「風格と躍動の人間都市」と定め、風格と躍動に満ちあふれ、心のぬくもりが通い合う、佐賀市らしさ、佐賀らしさを大切にしたまちづくりを進めております。  幸いにも、市議会議員の皆様を初め、市民の皆様の絶大なる御支援と御協力によりまして、着実にその成果を上げつつあるところでございます。  しかしながら、これからますます進んでいくであろう国際化、高齢化、情報化などの新しいトレンドに対応するためには、まだまだ数多くの課題が残っております。今後も安心して暮らせる安全な都市づくりのため、なお一層の努力をいたす所存であります。  そのためには議会と執行部が車の両輪として連携をとり、お互いの機能を十分に発揮することが肝要でございまして、そうすることによって大きな成果をおさめることができるものと確信をいたしております。どうか3議員さんには佐賀市政発展のためになお一層の御尽力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。まことにおめでとうございました。ありがとうございました。(拍手)  ◎秘書広報課長(中牟田貞巳)   それでは、本日の受賞者を代表いたしまして、宮本議長さんより謝辞をお願いいたします。
    ○議長(宮本英樹)   3名を代表いたしまして、一言お礼の言葉を申し述べさせていただきます。  先ほどは私たち3名それぞれはえある表彰の栄に浴し、身に余る光栄と存じ、深く感謝申し上げる次第でございます。  これを契機といたしまして、私たちは各般にわたり、研さんを積み、自己の見識を高め、多事多難な佐賀市の実態を把握いたしまして、佐賀市民の実情を的確にとらえまして、市政発展のために自己の信念と良心に基づいて行動することをお誓い申し上げ、甚だ措辞でございますが、お礼の言葉にかえさせていただく次第でございます。  本日は大変ありがとうございました。(拍手)  ◎秘書広報課長(中牟田貞巳)   以上をもちまして、佐賀市表彰式を終わらせていただきます。    会議に出席した事務局職員 議会事務局長     中座徳次郎 参事         古賀裕邦 次長兼議事調査係長  古賀建夫 庶務係長       杉坂久穂 主査         石橋 光 書記         今井 剛 書記         鐘ヶ江泰山 書記         杉町 浩 書記         原 輝紀 書記         中村 誠 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   平成 年 月 日 佐賀市議会議長    宮本英樹 佐賀市議会議員    南里 繁 佐賀市議会議員    横尾啓四郎 会議録調製者            中座徳次郎 佐賀市議会事務局長...