枚方市議会 2021-10-11 令和3年決算特別委員会(第6日目) 本文 開催日: 2021-10-11
枚方市水道施設整備基本計画に基づき、漏水事故による社会的影響が大きい送水管、病院や避難所などへ給水している重要な配水管、幹線道路や軌道横断部について優先的に更新を進めておられているということですが、令和2年度の水道管路更新工事の実績延長と耐震化率及び鉛製給水管解消の件数と残存率について、お伺いいたします。
枚方市水道施設整備基本計画に基づき、漏水事故による社会的影響が大きい送水管、病院や避難所などへ給水している重要な配水管、幹線道路や軌道横断部について優先的に更新を進めておられているということですが、令和2年度の水道管路更新工事の実績延長と耐震化率及び鉛製給水管解消の件数と残存率について、お伺いいたします。
水道事業では、老朽化対策として水道施設整備基本計画に基づき、中宮浄水場の更新、鷹塚山配水場の更新、津田低区配水場3号池の整備、送水管、配水本管の更新による耐震化、鉛製給水管解消も含めた配水支管の更新による耐震化に取り組みます。
このような状況を踏まえ、現在、水道事業では、施設や管路の老朽化・耐震化対策として更新事業を計画的に進めると同時に、漏水原因の一つである鉛製給水管解消に取り組んでいるところです。
また、早期の鉛製給水管解消を目指し、布設がえ工事を計画的に進めています。 これらの事業執行に必要な道路工事につきましては、以前から毎年3月に道路管理者主催による地下埋設物協議会で協議を行いながら進めてまいりましたが、本年1月には工事の重複を効果的に抑制するため、各地下埋設物管理者において向こう5カ年の整備計画を持ち寄り、年次的な計画の調整を行ったところでございます。
管路や施設の更新や鉛製給水管解消事業には毎年多大な費用が必要となり、その上にさらにサービスの充実を図るには、より多くの財源を確保しなければなりません。水需要が減少している中で、これらの投資は必ずしも給水収益の増益に結びつくものではありませんが、安定した安心、安全な水の供給を使命とする水道事業として着実に推進すべき課題と心得ております。
主なものといたしまして、水道GLPの認定取得、鉛製給水管解消のための面的整備への着手、計画的な管路の耐震化及び経年管対策、浄配水施設の耐震診断実施、すいどうにゅーすの発行回数の増、水道料金のコンビニ支払いの導入、平成19年(2007年)に行いました水道料金値下げ、新規企業債は発行せず高金利企業債を繰り上げ償還することによる企業債残高の縮減、宅地内漏水修繕業務の見直しや検針業務の一部委託などの効率化による
今回の条例改正は、本年4月より大阪府営水道の給水料金が値下げとなったことを受けまして、水需要や給水収益の減少が続いている中で、施設の耐震化や更新事業、また鉛製給水管解消などの事業を着実に進めていかなければならないという厳しい経営状況の中で、できるだけ多くのお客様に広く還元できる方策として口座振替割引制度の拡充を行おうとするものでございます。
また、この費用減少分の活用につきましては、水需要減少により、引き続き給水収益が減少する中で、施設や管路の更新、耐震化や鉛製給水管解消等の事業費が増大していくことから、今後慎重に検討してまいりたいと考えております。
鉛製給水管解消について、平成32年度を最終目標としているが、鉛製給水管早期解消を実現するのは当然のこと、自己負担で給水管取りかえ工事を行う市民への補助の検討と、取りかえまでの間、鉛製給水管を使っている市民の健康不安を払拭するためにも、丁寧な情報提供を求める。 単独随意契約には、競争原理が働かず、事業者からの言い値での契約になっていないかという危惧がある。十分な市場調査を行い、適正額で契約されたい。
この中で、水道GLP認定取得、鉛製給水管解消を目的とした事業の開始、受水槽方式の小学校に直結給水の水飲み場を設置、吹田いずみの水製造とPR活用、すいどうにゅーすの発行回数増などお客様への情報提供の機会充実、浄配水施設の耐震診断と補強計画立案、経年管対策事業の開始、新料金システム稼動、口座振替割引制度、コンビニ収納、水道料金の値下げ改定、高齢者世帯を対象とした水道相談、企業債の新規発行の停止と一部繰り
まず、鉛製給水管解消の推進につきましては、これまで漏水修繕、配水管の布設がえや新設工事等にあわせて行ってまいり、昨年度末の残存件数は約2万8,000件となっております。今年度は、従来の方策に加えて、モデル事業として吹東町を対象に面的な解消も行い、年間で約1,200件の解消を予定しております。
さらに、今年度から解消を一層強力に推進するため、水道部として初めて鉛製給水管解消を主目的とする地域的な対策事業を行うこととし、現在、吹東町全体の約1,000戸を対象にモデル事業として取り組み、約600件の解消ができるものと考えております。こうした取り組みを合わせまして、今後、年間1,850件の解消を目標に進めてまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
次に、鉛製給水管解消に向けた今後の計画と見通しでございますが、従来から進めております道路漏水修繕や給水工事申請時にあわせた取りかえ、異形管取りかえ工事や配水管布設にあわせた取りかえなどの解消方策に加えまして、今年度より着手しました経年管対策事業の中で面的に解消を図るなど、新たな方策にも取り組んでいるところでございます。
中期経営計画でも、来年度にはさらなる鉛製給水管解消方策を確立するとしておりますが、今後こうした鉛製給水管につきまして調査を行うとともに、どのような形でお客様にお知らせしていけるのか、検討してまいります。 また、取りかえに対する補助制度につきましては、費用負担や財源をどうするかなどの課題とあわせて調査、研究してまいります。
116ページの19節負担金、補助及び交付金は、水道事業の水資源開発事業に係る負担金に対する補助と、公共施設の鉛製給水管解消工事に対する負担金でございます。24節投資及び出資金でございますが、これは、水道事業の安全対策事業に対する出資金でございます。 以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
19節負担金、補助及び交付金は、水道事業の水資源開発事業に係る負担金に対する補助と、公共施設の鉛製給水管解消工事に係る負担金でございます。24節投資及び出資金でございますが、これは水道事業の安全対策事業に対する出資金でございます。 以上まことに簡単な説明でございますが、よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田委員長) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。