大阪市議会 1983-02-17 02月17日-02号
大島市長これこそが汚職と腐敗を生む金権政治の大阪版であり、市民はとうてい了解できるものではありません。この際このような公共事業請負業者からの政治献金を一掃し、市民にガラス張りで清潔な市政に転換させることが重要であります。大島市長、みずからこのことを実行できるかどうか、明確な見解を求めたいと思います。 次に、大阪が日本と世界の平和にいかに貢献するかという点についてであります。
大島市長これこそが汚職と腐敗を生む金権政治の大阪版であり、市民はとうてい了解できるものではありません。この際このような公共事業請負業者からの政治献金を一掃し、市民にガラス張りで清潔な市政に転換させることが重要であります。大島市長、みずからこのことを実行できるかどうか、明確な見解を求めたいと思います。 次に、大阪が日本と世界の平和にいかに貢献するかという点についてであります。
この間、公害発生企業は、一貫してその責任を回避するために、さまざまな妨害を繰り返し、また金権政治により、企業に癒着した自民党政府が、経済発展との調和などの名目で、その規制を怠って、公害問題の深刻化を助けたことは、すでに明日な歴史的事実であります。
私は今日、金脈、人脈が政治の問題とされ、金権政治一掃の世論の高まりの中で、このように関連大企業と本市高級職員が癒着し、事実上のパイプ役になっているなどの事態は、厳に改むるべきものと考えるが、市長はそのような努力をされる考えがあるかどうか伺いたいのであります。
さらに、わが党議員が田中金権政治に対し、国民のきびしい批判が出ているおりに、大阪市が220億円出資の筆頭株主である関西電力が、自民党など特定政党にばく大な政治献金を行なっている点を指摘し、市民の立場から献金停止を市長が要求すべきだとただしたのでありますが、これについても明確な答弁を行なわなかったのであります。
いまこそ大島市長はその政治姿勢を根本的に改め、自民党金権政治の悪政のもとで、280万大阪市民が直面している苦しみと深刻な事態を直視し、第1にインフレ、高物価、不況の深刻化から、市民の暮らしと経営を守る緊急特別対策をすみやかに実施すべきであります。