大阪市議会 1971-10-18 10月18日-03号
にもかかわらず、交通局は近く閑散路線の整理と重複路線の単純化を口実に、一そう大幅な減車や路線の縮小などを行なおうとしています。このような交通局の方針は、公営交通の公共性を投げ捨て、経済効率のみを優先させる反市民的政策だといわねばなりません。
にもかかわらず、交通局は近く閑散路線の整理と重複路線の単純化を口実に、一そう大幅な減車や路線の縮小などを行なおうとしています。このような交通局の方針は、公営交通の公共性を投げ捨て、経済効率のみを優先させる反市民的政策だといわねばなりません。
また、バス路線の再編整備については、去る1月に市内全系統の交通量調査を行なっており、その調査結果がまとまり次第、バス路線には、地下鉄路線を補完する枝線的な役割りを果たさせる方針で、総合的に検討を加え、地下鉄への短絡、閑散路線の整理、重複路線の単純化の三つを柱として、サービスの確保についてもあわせ考えながら、再編整備を実施してまいりたい旨を答えられたのであります。
また、再建計画の実施に関連して、経済性を追求するのあまり公共性を軽視して、市民サービスの面を等閑視しているのではないかとただされたのに対して、理事者は、地下鉄への短絡、閑散路線の整理、重複路線の単純化の三つを柱としてバス路線の整備を行ない、再建に努力しつつ、運行回数においても、都市におけるバスとして最低限の回数は確保してきたつもりであるが、何ぶんにも乗客減少の傾向のために、回数を増せば増すほど経営効率