堺市議会 2009-06-08 平成21年第 2回定例会−06月08日-06号
皆さんも御存じのように、本市の南部丘陵にはオオタカを初め多様な動植物が生息する貴重な里山・緑地が残されており、本市にとっては貴重な資源となっております。この貴重な自然環境を保全することなく放置すれば、自然環境の破壊につながるような開発が進められることも想定されることから、特に南部丘陵における実効的な緑地保全が必要であると考えます。
皆さんも御存じのように、本市の南部丘陵にはオオタカを初め多様な動植物が生息する貴重な里山・緑地が残されており、本市にとっては貴重な資源となっております。この貴重な自然環境を保全することなく放置すれば、自然環境の破壊につながるような開発が進められることも想定されることから、特に南部丘陵における実効的な緑地保全が必要であると考えます。
次に、新芦屋の里山緑地保全についてお聞きをいたします。 新芦屋上、旧三菱銀行グラウンド跡地、現在はマンションと戸建て住宅、有料老人ホームが建設をされていますが、その北西部に地続きに位置する約1,200平米の緑地帯があります。現在、不動産関係の事業者が所有し、過去3度、宅地開発の計画を市の方へ相談に来ていますが、宅地造成をするには、今ある樹木を切り倒し、土砂搬出をしなければなりません。
また、水と緑の健康都市については、環境共生、多世代共生、地域共生の3共生をテーマをとしてまちづくりが推進されており、オオタカ保全緑地とこれに連なる里山緑地、これらを含む150ヘクタール、区域面積の約50パーセントが公園や緑地として環境保全のために残され、この事業の大きな特徴となっています。
次に、水と緑の健康都市における緑の循環についてですが、具体的には大阪府の換地をオオタカの保全エリアとして自然のまま残すことを基本とするほか、これに連なる里山エリアも、地域住民が自由に利用できる広大な里山緑地として保全し、その他土地利用計画における公園、緑地を含め約150ヘクタール、区域面積の約50パーセントもの緑を確保した環境共生型のまちづくりを進めることとしています。
大阪府においては、人口定着を図るための継続的な施策として公共交通の利便性確保、ファミリー世帯が求めやすい住宅価格の設定、里山緑地の活動などの施策が展開されていくことから、本市としても府と連携し、まちの魅力づけや交通利便性の要素である小・中一貫校、止々呂美東西線等の取り組みを進めています。
また、ダム建設が当面実施されないことにより、一体的に整備される水と緑の健康都市の環境共生のコンセプトとしての水辺空間がなくなることにつきましては、ダム建設が当面実施されない間のダム湖用地の利用に関し、現在、本市において関係部局による庁内プロジェクトを発足させ、現況の北山川やこれに流入する沢水を含め、従前から残る山林を生かした里山緑地など、ダム湖にかわるまちの魅力づけについての検討を行っており、大阪府
点目の水と緑の健康都市のコンセプトでもあったダム湖にかわる代替措置、及び第4点目の国に対する府等との連携した取り組みについてのお尋ねでございますが、ダム建設が当面実施されない間のダム湖用地の利用に関し、現在本市において関係部局による庁内プロジェクトを発足させ、水と緑の健康都市事業並びに止々呂美地域の地域振興に資する活用方策として、現況の北山川やこれに流入する沢水を含め、従前から残る山林等を活用した里山緑地
この3共生の具体化につきましては、事業区域内314ヘクタールのうち、大阪府が所有する大半の土地がオオタカ保全緑地約52ヘクタールとこれに連なる里山緑地約18ヘクタールに換地され、これらを含む約150ヘクタール(区域面積の約50パーセント)が公園や緑地として環境保全のために残すものとなっており、この事業の大きな特徴となっております。