大阪市議会 2019-11-19 11月19日-04号
大阪IR基本構想案では、カジノの粗利益の見込みが年3,800億円であり、うち外国人観光客150万人から2,200億円、国内客440万人から1,600億円とされています。 ところが、カジノの本場、ラスベガスの状況を見れば、2016年の数字ですが、訪問客数4,294万人中、国内客が3,723万人で87%、海外からは570万人で13%にすぎません。
大阪IR基本構想案では、カジノの粗利益の見込みが年3,800億円であり、うち外国人観光客150万人から2,200億円、国内客440万人から1,600億円とされています。 ところが、カジノの本場、ラスベガスの状況を見れば、2016年の数字ですが、訪問客数4,294万人中、国内客が3,723万人で87%、海外からは570万人で13%にすぎません。
また、新たな国際観光拠点を目指す夢洲で大きな経済波及効果が見込まれる統合型リゾート(IR)を大阪へ誘致するために、本年2月、大阪IR基本構想(案)を取りまとめたほか、IR誘致に向けた理解促進の取り組みやギャンブル等依存症対策を進めるなど、世界最高水準の成長型IRの実現に向けて、府市一体で取り組みを進めています。
(市長松井一郎君登壇) ◎市長(松井一郎君) 大阪府市では、世界最高水準の成長型IRの実現を目指し、ことしの2月に大阪IR基本構想(案)を公表し、4月からコンセプト募集を実施して、先日、参加登録結果を公表したところです。
また、IR誘致に当たっては、有識者で構成するIR推進会議での議論を踏まえながら大阪IR基本構想(案)を本年2月に取りまとめたほか、ギャンブル等依存症や治安・地域風俗環境などの懸念事項への対策や、理解促進に向けた取り組みも行っているところであり、今後も大阪府・市の動向を注視してまいる所存でございます。
次に、大阪IR基本構想(案)の内容や来年度の取り組み、依存症対策などの質疑がありました。 これに対して理事者から、基本構想(案)では世界水準の競争力を備えた日本最大の複合MICE施設や国際競争力の高いオンリーワンのエンターテインメントなどを実現し、世界中から多くの来訪者を呼び込むことができる国際観光拠点を形成することを目指している。
大阪府が取りまとめている大阪IR基本構想(案)においては、IRリゾート誘致による経済波及効果は年間7,600億円の試算であることから、この効果を本市にまで波及させない手はありません。2025年の大阪・関西万博の誘致も決定している今、本市の魅力をさらに磨き上げ、大阪府との力強いパイプをつくり、連携を図れるように取り組みを進めていただきたいと考えます。 最後に、市長に対して質問いたします。
しかし2月12日の第10回IR推進会議で提案された大阪IR基本構想案で初めて明らかにされた事業規模と内容は驚くべきものでした。敷地面積約60ヘクタール、投資規模9300億円で年間延べ利用者2480万人を見込み、年間売り上げ4800億円のうち8割の3800億円をカジノで見込むというもので、新たな魅力と創造とはかけ離れ予定地としている夢洲はまさに賭博洲になると言わざるを得ません。
ついせんだって、大阪IR基本構想(案)が発表されました。
次に、大阪IR基本構想(案)についてお聞きします。 国では昨年7月に、いわゆるIR整備法が成立し、現在、IRの中核施設に関する具体的な基準・要件等を定める施行令の制定に向けた意見募集が実施されています。 また、今通常国会において、カジノ事業等を監督するカジノ管理委員会の設置等に関する予算も上程されるなど、ようやく国が動き出したところであります。
カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致については、ギャンブル等依存対策、治安、地域風俗環境対策など、IR設置に伴う懸念事項について、昨年8月に取りまとめた大阪IR基本構想案の中間骨子において、地域の合意形成、府民・大阪市民の理解の促進に向けて取り組むとされています。
昨年8月に取りまとめをしました大阪IR基本構想(案)中間骨子におきまして、世界水準の使いやすさ、世界ナンバー1のオールインワン型のMICE施設を目指すということにしています。
新たな国際観光拠点を目指す夢洲において、大きな経済波及効果が見込まれる統合型リゾート(IR)を大阪へ誘致するため、府市共同でIR推進局を設置し、事業化に向けた検討を進めたほか、昨年8月に大阪IR基本構想(案)・中間骨子を取りまとめ、ギャンブル等依存症や治安など懸念事項対策の検討を進めるとともに、誘致に向けた住民理解の促進に取り組みました。
また、大阪府の平成30年度当初予算案においては、事業者公募や区域認定申請に向けた準備等を行うとともに、昨年8月に取りまとめた大阪IR基本構想(案)中間骨子を踏まえ、ギャンブル等依存症対策などのIR立地に伴う懸念事項の最小化及び地域の合意形成に向けた府民・市民理解の促進等に取り組むとされています。
大阪IR基本構想(案)中間骨子では、世界最高水準の成長型IR、世界中から人、モノ、投資を呼び込み経済成長のエンジンになる、世界の幅広い層をターゲットにすると言いますが、これは幻想ではないでしょうか。IR研究者の大阪商業大学の谷岡学長は、海外客は1割以下で、国内客を中心に設計すべきとして、とりわけ10万円から100万円を自由に使える層がターゲットとあけすけに語っています。