大阪市議会 1972-11-09 11月09日-01号
また、本年度は、本市独自の多子家庭児童扶助金制度のほか、新たに47年1月から5歳未満の第3子以降の児童に対し、月額3,000円の児童手当を支給いたしました。このほか、児童館、母子寮の建設、さらには民間乳児院の建設助成を実施するなど、福祉の向上につとめました。
また、本年度は、本市独自の多子家庭児童扶助金制度のほか、新たに47年1月から5歳未満の第3子以降の児童に対し、月額3,000円の児童手当を支給いたしました。このほか、児童館、母子寮の建設、さらには民間乳児院の建設助成を実施するなど、福祉の向上につとめました。
児童館は、民間助成を含め3カ所建設することといたしましたほか、施設の収容児童に対する各種の援護を充実するとともに、児童手当にあわせ多子家庭児童扶助金を支給することといたしております。
また、多子家庭児童扶助金制度を国の児童手当制度にさきがけて実施し、45年10月から義務教育修了前の第4子以降の児童に対し月額2,000円を支給いたしましたほか、家庭児童相談室の増設、施設収容児童の給食費の充実など援護措置の拡充をはかり、福祉の向上につとめたのであります。
お年寄りと子供を大切にする福祉市政につきましては、苦しい財政の中にも今日の世論に先んずること数年前からいろいろと施策を講じてまいりましたが、今回70歳以上の老人医療費の公費負担につきまして、府がその一部を負担する機にも及び、進んで3億3,700万円を追加計上するとともに、本市がすでにこれまで実施してまいりました多子家庭児童扶助金に加えて、47年1月から実施されます国の制度による児童手当を支給するために
なお、45年度より施行された多子家庭扶助金についていえば、きびしい現行制度の中にあって、わずかな人たちではありますが、これが恩恵を受けたお母さん方の喜びは、巷間耳にするところであります。一方その内容については、決して満足すべきものではありませんが、さらに充実したものを望む切なる声は大であります。母親たちの要望にこたえる市長のお考えを、あわせてお伺いしたいのであります。
次にお年寄りと子供を大切にする福祉対策には特に重点を置き、敬老思想の普及につとめつつ、最も切実な問題の一つになっております老人医療につきましては、新たに寝た切り老人の医療費無料制度を発足させるとともに、多子家庭に対する児童手当制度を新設し、いずれも10月にさかのぼって実施することといたしております。
しかしそのことは、77歳以上の方々にわずかな敬老金を差し上げ、あるいは多子家庭に一部補助をするということばかりでなく、今日の時代では少なくとも1区2カ所以上の福祉センター建設があってこそ意味があると思うのであります。大きな東住吉区あるいは住吉区なんかは数カ所くらい建設計画を持たなければならぬ時代ではないかと思います。
それから多子家庭の扶助について、生活保護法等の関係はどうなっておるかということでありますが、これは、ただいまのところ収入に入らないということを民生局長からお答えいたすかと思います。大体さようなことで話し合いを進めておるわけであります。 それから団地管理のことについては所管からお答えいたします。 次に下水道の5カ年計画が可能かという問題であります。
第2に、お年寄りと子供を大切にする福祉市政といたしましては、かねて政府の福祉政策を促し、また独自の施策を講じながら、社会風潮を盛り上げることがきわめて重要であると申してまいったのでありまして、本年度は、まず多子家庭に対する児童扶助金を新設いたしたのであります。