茨木市議会 1996-06-10 平成 8年第4回定例会(第2日 6月10日)
第2に、私たちは以前より、現行の単独処理浄化槽より排水がずっと良質な合併処理浄化槽の積極的な導入をと提起してきました。昨年8月、厚生省の検討会では、おおむね3年後には単独処理浄化槽の新設を廃止し、21世紀初頭には、既設のものもすべて合併処理浄化槽に転換することが、目標として示されました。そこでお聞きします。 まず、本市として、合併処理浄化槽についてはどのように考えておられるのでしょうか。
第2に、私たちは以前より、現行の単独処理浄化槽より排水がずっと良質な合併処理浄化槽の積極的な導入をと提起してきました。昨年8月、厚生省の検討会では、おおむね3年後には単独処理浄化槽の新設を廃止し、21世紀初頭には、既設のものもすべて合併処理浄化槽に転換することが、目標として示されました。そこでお聞きします。 まず、本市として、合併処理浄化槽についてはどのように考えておられるのでしょうか。
厚生省が検討委員会でおおむね3年後には単独浄化槽の新設を廃止する、そして21世紀に既設の単独処理浄化槽もすべて合併浄化槽等に転化するとの提言を行っておりますが、この点常任委員会等々で詳しく当局の考え方をお聞かせ願えればありがたいというふうに思っております。 以上私の方からの質問にかえさせていただきます。どうも御清聴ありがとうございました。 ○議長(谷口楢佳君) 答弁よろしいか。
○環境衛生部長(安塲信夫) 浄化槽には、ご承知のとおり、単独処理浄化槽と合併処理浄化槽の2種類がございますが、河川等の汚濁の原因となっております生活雑排水をも処理しておりますのが、合併処理浄化槽でございます。新たに建築物を建てる際には、処理対象人員が51人以上に該当する場合につきましては、法令に基づきまして合併処理浄化槽の設置が義務づけられております。
これを単独処理浄化槽でいきますとその汚れは32グラム、合併処理浄化槽でいきますとその汚れは実に4グラムであります。その浄化率8分の1、安い経費で多大の効果が上がるという合併処理浄化槽の利点であり、今全国の自治体においてもこの取り組みがなされようとしております。この合併処理浄化槽の設置費補助制度導入に向けてのその進捗状況、お示しいただきたいと思います。 続いて東診療所の問題であります。
一方下水道整備計画外の地域及び下水道整備が当分の間見込まれない地域につきましては、単独処理浄化槽に比べて河川の水質汚濁を改善する効果が非常に大きい合併処理浄化槽の設置促進のため、国、府と連携しながら合併処理浄化槽設置費の補助制度の導入に向けまして引き続き庁内関係部局と協議をいたしておるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(岡野龍雄君) 大南教育次長。
それから、なぜこのように少ないんだということでございますけれども、当然、単独処理浄化槽と合併処理浄化槽と比べますと、合併処理浄化槽は約大体70万、費用がかかります。単独であれば40万ですか、そういった費用でございます。その40万は設置者が負担する、それから、あとの30万を10万ずつ国、府、市で補助していこうと、こういう性格のものでございます。
また単独処理浄化槽では90r/リットル以下ということでありますんで、そういう意味では合併処理浄化槽が普及すれば普及するほどそういう意味での水質の問題では非常にいいんではないかなと。そういうことでこの間厚生省でもかなり補助制度を充実させてきたという経過があると思うわけです。今までは下水道計画区域内でありましたらそういう補助制度いうのがなかったわけでありますが、今回その補助制度が充実してきておる。
補助の内容は、公共下水道事業計画の予定区域外の区域を対象に、合併処理浄化槽と単独処理浄化槽との差額を補助しようとするものでございます。市町村が補助し、そのうちの3分の1が国の補助となっております。現在この制度を導入している市町村は、府下では和泉市1市だけと聞いております。