大阪市議会 1969-03-28 03月28日-06号
また、ことしも国民健康保険料の2年連続大幅値上げが予算案に含まれておりまして、水道料金の大幅値上げを前提にした予算案となっております。 市電、トロバスの廃止による市民の交通料金の実質的な値上げが、この予算案の具体化によって強められることも明らかであります。中馬市長は、わが党の代表質問に答えて、できることなら公共料金は無料にしたいくらいだ、こう言っておられるのであります。
また、ことしも国民健康保険料の2年連続大幅値上げが予算案に含まれておりまして、水道料金の大幅値上げを前提にした予算案となっております。 市電、トロバスの廃止による市民の交通料金の実質的な値上げが、この予算案の具体化によって強められることも明らかであります。中馬市長は、わが党の代表質問に答えて、できることなら公共料金は無料にしたいくらいだ、こう言っておられるのであります。
こうした苦しい市民生活に拍車をかけるがごとく、一昨年は交通料金、昨年は国民健康保険料をはじめ市民病院の入院料から子供プールの入場料に至るまで値上げが強行されました。
中馬市長は、市財政の困難を口実に、国民健康保険料の値上げをはじめ、市民病院の入院料、大学病院入院料、分べん料、小児保健センターの室料、食肉市場の手数料、公設市場の賃貸料、道路占用料、果てはプール、天守閣への入場料など約12億円を値上げし、また個人市民税、固定資産税、都市計画税など、約42億円の増税をはかるなど、市民収奪を一そう強化しております。
また、大阪市関係の公共料金も、ことしは国民健康保険料の平均4割の大幅値上げをはじめ、病院の入院料、天守閣や子供のプールの使用料まで値上げされます。その上に、さらにまだ下水道使用料や子供の保育料、学校給食費などの値上げが予定されているかどうかを市長にお尋ねをいたしたいのであります。まず、下水道使用料についてみますと、ことしの下水道会計の予算には、約8億円の赤字が計上されております。
第6に、国民健康保険料の値上げをやめる。第7に、生活困窮者の差し迫つた要求を解決する。第8に、中小零細業者に無担保、保証人なしの融資額の大幅引き上げと手続きを簡素化し、保証協会手数料を廃止、勤労市民の大幅減税を行なう。第9は、心身障害児の差し迫つた要求を解決する。第10は、320万住民の生命と生活を脅かすスモツグその他公害のおもだつた原因をなくす。第11に、大阪港の軍事使用に反対する。
そのような、市民の心配している気持ちの上から、さらに追い打ちをかけるように、国民健康保険料の値上げが、市民の知らない間に実施されてしまうような重大な問題を表に出さず、給付率の問題のみで今回の改正案を可決せんとする意図は、市民の福祉を無視した暴挙と言わざるを得ないのであります。
それから次に、国民健康保険料が少し上がつているのではないかというお話がございました。これは別に保険料の体系を変えているわけではございません。40年の改定のときにおきめいただきました料金体系で保険料をいただくということにいたしております。ただご承知のように、42年の4月からは大韓民国人でありまして、永住権を得た方、これに対する国保加入の問題が出てまいるわけであります。