大阪市議会 1979-02-20 02月20日-03号
近年に例を見ない不況の長期化に伴い、企業の倒産、合理化に伴う人員整理、新規採用の抑制等によって、今日、失業者数は実に124万人もの多くを数えております。民社党ではこのような現状にかんがみ、当面解決すべき最重点課題として、国会、地方議会等を通じてその対策を強く訴えてまいったところであります。
近年に例を見ない不況の長期化に伴い、企業の倒産、合理化に伴う人員整理、新規採用の抑制等によって、今日、失業者数は実に124万人もの多くを数えております。民社党ではこのような現状にかんがみ、当面解決すべき最重点課題として、国会、地方議会等を通じてその対策を強く訴えてまいったところであります。
さらに、市税収入が2,967億9,500万円を計上され、前年度対比7.6%の増となっておりますが、現行都市税制の不合理性とドーナツ化現象による人口減並びに諸控除の引き上げによる課税額の低下、加えて長期化する不況の中で税収入の伸びはきわめて期待でき得ぬ現況にあります。
他方、国及び地方の財政は、ご承知のとおり昭和50年度以降、税収入の伸び悩みに対する補てんと不況からの脱出を目指す公共投資の拡大のため、連年にわたり大量の公債に依存する異例の財政措置が積み重ねられてまいりましたが、いまやこのような事態は、わが国経済の着実な発展をはかるためにも放置できず、その健全化が緊要な課題となっているところであります。
今日、インフレ、不況の進行のもとで多くの市民と中小企業が暮らしと営業に深刻さを増しており、また、自民党政府が国民に挑戦するかのごとく、福祉、医療、教育などに大きな後退を示しているとき、大阪市政の動向は多くの市民から注目されています。
(議長退席、副議長着席) ◆71番(中村賢三郎君) (続) ご承知のように、昭和52年度については、長期不況の影響が一段と深刻化していく中で、国、地方ともに巨額の財源不足を来し、このため景気対策の公共事業関係費も大量の公債発行に依存しなければならないという、まことに厳しい財政不況のもとにあったのであります。
ご承知のように、昭和52年度については、長引く不況の影響が深刻化していく中で、国、地方の財政は巨額の財源不足を公債の発行や借り入れにより、かろうじて切り抜けるという非常事態にありながら、なお大量の公債にまってまで公共事業関係費の増大等により景気の回復が期せられたのであります。
ご承知のとおり、現下の社会経済情勢はきわめて厳しいものがあり、大阪市政におきましても、苦しい財政事情の中で不況対策、市民福祉の充実、生活環境の整備など多くの重要かつ切実な問題に当面しており、意思決定機関としての市会の使命もいよいよ重きを加えつつあると存じます。
53年度予算は、長期不況の影響と昨今の円高傾向が日本経済に一段と深刻化をもたらし、地方財政危機が叫ばれ、きわめて厳しい条件の中で編成されたのでありますが、委員各位より、財政硬直化に対する対応策、不況脱出のための公共事業の取り組み方及び地方交付税の確保並びに税制改正の見通しなど、いかなる方針をもって予算編成に取り組んだかという点に論議が集中したのであります。
その1といたしまして、中小企業向け金融対策については、中小企業融資基金等の増額、不況業種に対する緊急不況対策特別融資、倒産関連融資、事業転換融資、円高対策緊急融資等、従来の中小企業運転資金、設備資金等とあわせて、きめ細かい金融施策が積極的に行われておる現状を見ますときに、大島市政を高く評価するものであります。
長期の不況とその後の急激な円高傾向等の厳しい国際情勢も加わりまして、景気は依然として盛り上がりを見せず、企業の倒産増加、雇用情勢の悪化など、長引く不況の影響は一段と深刻化しており、何よりもまず不況からの脱出こそが国を挙げての課題であるとのご認識には、私も全く同感でございます。
わが国経済の動向は、昨年来の公共事業の施行促進及び総合経済対策の実施等、積極的な景気対策の推進にもかかわらず、その後の急激な円高傾向等のきびしい国際情勢も加わりまして、依然として盛り上がりを見せず、企業倒産の増加、雇用情勢の悪化など、長期不況の影響は一段と深刻化いたしております。
まず内外ともに混迷を続ける経済情勢のもと、昭和48年のオイルショックに端を発した不況の長期化により、国、地方を通じての財政の深刻化は、いまやその極に達し、昨今の円高問題がさらに拍車をかけているという、まことに厳しい情勢に当面いたしておるのであります。
ご承知のように、昭和51年度は不況の長期化により景気は低迷し、国、地方を通じて、その財政は、かつてない深刻な事態に直面、大量の公債発行により景気の回復が意図されたものの、もはやこれまでのような高度の経済成長は望めず、低成長への道を余儀なくされるものとの見通しが立てられたのであります。
昭和51年度の決算収支につきましては、ただいま出納整理期間中でありまして、鋭意その整理に努めておりますが、当年度の財政運営は50年度に引き続く不況の長期化に伴う深刻な財政事情の中で、さらに新たな収支の不足を来すことのないよう、将来に向かっての財政基盤を固める年とすべく編成いたしました予算の基本方針にのっとって経費の節減、事務事業の見通しを厳しく行い、他方、使用料、手数料等の改定、市民税、法人税割の税率
昭和52年度予算は世界的なスタグフレーションと長期化する経済不況という厳しい条件のもとで編成されたのでありますが、委員各位より財政硬直化に対する対応策や景気浮揚策としての公共事業関係費のあり方及び事務事業の見直しなど、いかなる方針をもって予算編成に取り組んだかという点に多方面にわたって鋭い論議が集中したのであります。
本市市政は大島市長を初め理事者各位の不断の努力と、市民各層の協力によって逐年進展を見つつありますけれども、48年のオイルショック以来、高度経済成長より低成長への移行を余儀なくされて3年越しの不況となり、景気は極度に沈滞いたし、不況はいよいよ深刻化し、中小零細企業の破産、倒産は相次いで、産業界の窮状と働く者の失業、雇用不安は日を追って増加しており、市民生活もまた極度に苦しい生活を強いられておるというのが
惰性的な福祉行政が財政硬直化の直接の原因になるだけではなく、都市の活力をなくしたり、慢性不況、慢性インフレを招いたり、思わぬ波及効果を考えるとき、いまや市民の最大関心事であります。
しかしながら、わが国径済の動向は、世界的なスタグフレーションの中にありまして、依然として低迷を続けており、雇用情勢は悪化し、企業の倒産は増加するなど、長引く不況の影響が深刻化いたしております。
本決算市会に報告されました一般会計及び特別会計、準公営企業会計のいずれを見ましても長期化する不況と物価上昇を反映し、かつ国と地方における事務事業及び税源等の不合理かつ不当な配分も相まって、引き続き深刻な危機をもたらしています。
ご承知のように、昭和50年度は異常な物価の高騰も、厳しい総需要抑制策のもとでやや落ちつきを見せましたものの、なお予断を許さず、また景気は沈滞し不況は次第に深刻化しつつあるという経済情勢の中で迎えたのであります。