能勢町議会 > 2019-03-11 >
平成31年環境教育常任委員会(3月11日)

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  1. 能勢町議会 2019-03-11
    平成31年環境教育常任委員会(3月11日)


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    最終取得日: 2022-12-04
    平成31年環境教育常任委員(3月11日)   ┌───────────────────────────────────────┐ │        環境教育常任委員記録                    │ ├─────┬─────────────────────────────────┤ │     │平成31年 3月11日(月) 午前 9時33分 開会       │ │会議日時 ├─────────────────────────────────┤ │     │平成31年 3月11日(月) 午後 4時51分 延       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │場所   │能 勢 町 役 場 議 場                    │ ├─────┼────────────────┬────────────────┤ │     │委員長     長 尾 義 信 │委  員    岡 本 ひとし │ │出席委員 ├────────────────┼────────────────┤ │     │副委員長    平 田   要 │委  員    奥   久 明 │ │出席6名 ├────────────────┼────────────────┤ │     │委  員    西 河   巧 │委  員    長 尾 義 和 │ │欠席0名 ├────────────────┼────────────────┤ │     │                │                │ ├─────┼────────────────┼────────────────┤ │委員外出席│議  長    中 植 昭 彦 │                │ ├─────┼──────┬─────────┼──────┬─────────┤
    │     │ 職  名 │  名   前  │ 職  名 │  名   前  │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │      │         │ │     │町長    │ 上 森 一 成 │産業振興係長│ 吉 村 哲 哉 │ │     │      │         │      │         │ │説明のため├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │      │         │ │     │町長   │ 東 良   勝 │美化衛生係長│ 奥   成 久 │ │     │      │         │      │         │ │出席した者├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │観光文化係 │         │ │     │環境創造部長│ 福 原 仁 樹 │      │ 吉 川   智 │ │     │      │         │主任    │         │ │の職・氏名├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │      │         │ │     │観光文化課長│ 松 田 正 弘 │      │         │ │     │      │         │      │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │      │         │ │     │地域振興課長│ 前 田 博 之 │      │         │ │     │      │         │      │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │      │         │ │     │      │         │      │         │ │     │      │         │      │         │ ├─────┼──────┴─────────┴──────┴─────────┤ │付議事件 │別紙のとおり                           │ ├─────┼──┬───────┬──┬───────┬──┬────────┤ │議会事務局│  │       │  │       │  │        │ │     │局長│ 清水 鉄也 │書記│ 八木みゆき │書記│ 辻 かさね  │ │出席者氏名│  │       │  │       │  │        │ └─────┴──┴───────┴──┴───────┴──┴────────┘               開会 午前 9時33分 ○委員長(長尾 義信君)  挨拶 ○町長(上森 一成君)  挨拶 ○議長(中植 昭彦君)  挨拶      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  それでは、定足数に達しましたので、環境教育常任委員を開会いたします。  直ちに会議を開きます。  本委員に付託されました議案第16号「平成31年度能勢町一般会計予算」に関し、環境教育関係を議題といたします。  本件について、まず環境創造部観光文化課関係について説明を求めます。 ○環境創造部長(福原 仁樹君)  おはようございます。  それでは、本日から環境創造部の関係の予算審議をよろしくお願いしたいと思います。3日間に特会も含めてわたると思いますが、どうぞよろしくお願いします。  まず初めに、観光文化課の関係になります。担当課長より詳細の説明をさせます。どうぞよろしくお願いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  改めまして、おはようございます。よろしくお願いをいたします。  観光文化課の平成31年度当初予算の説明をさせていただきます。  当予算に関しましては、淨るりシアターの管理運営、文化振興及び観光振興でございます。よろしくお願いをいたします。  座って説明をさせていただきます。 ○委員長(長尾 義信君)  よろしくお願いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  よろしくお願いします。  そうしましたら、予算書28ページ、29ページをお願いいたします。歳入からでございます。この予算書で概略を説明させていただきまして、節以下を事業別で当初予算説明資料にて説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  中段からです。款14使用料及び手数料、項1使用料、目1総務使用料、本年度予算1,262万円のうち、1,250万2,000円がうちに係ります予算でございます。比較増減21万6,000円の減です。節1会館使用料、お手数ですが、詳細を当初予算説明資料にて説明をさせていただきます。97ページをお願いいたします。上段からです。細節1会館使用料、内容説明としまして、本年度当初予算額363万2,000円、比較増減22万9,000円、増減率6.7%の増になります。これは実績に伴います増です。  続きまして、その下に移ります。細節2会館入場料、内容説明としまして、本年度当市予算額887万円、比較増減44万5,000円の減、増減率4.8%の減となります。これは事業によります、平成30年度演劇ネットワークという事業の分が終了するに伴いまして、入場料収入が減になっているものでございます。  予算書のほうに戻っていただきまして、予算書40ページ、41ページをお願いいたします。下段です。款17財産収入、項1財産運用収入、目1財産貸付収入、節1土地建物貸付収入、説明、その他用地賃料としまして、209万2,000円のうち3,000円がうちのほうの予算にとなります。これは能勢の郷のKDDI、KDDIはアンテナの使用料でございます。その下になります。目2利子及び配当金、節1利子及び配当金、説明としまして、下から3段目、芸術文化振興基金利子1,000円、これは基金利子の収入でございます。  同じく予算書、次のページになりまして、42ページ、43ページをお願いいたします。中段です。款19繰入金、項1基金繰入金、目3芸術文化振興基金繰入金、本年度1,220万円、節1芸術文化振興基金繰入金、これに関しまして、当初予算説明資料にて説明をさせていただきます。当初予算説明資料97ページをお願いいたします。上から3段目になります。節1芸術文化振興基金繰入金、内容説明としまして、本年度当初予算額1,220万円、比較増減280万円の増、増減率29.8%の増になります。この増の要因としましては、平成28年度から30年度、総務省のほうの助成事業の終了に伴いまして、基金繰り入れの増になります。積算根拠等としまして、能勢人形浄瑠璃創造発信事業の財源分1,220万円でございます。この詳細につきましては、歳出のほうで詳細を説明させていただきます。  予算書のほうに戻っていただきまして、予算書44ページ、45ページをお願いいたします。中段です。款21諸収入、下段に移りまして項5雑入、目1雑入、節5雑入、説明としまして、上から4段目になります。コピー代金収入8万円のうち、9,000円が淨るりシアターコピーサービス代の収入となります。  続きまして、次のページ、46ページ、47ページをお願いします。同じく雑入の続きでございます。説明の一番下、その他収入1,169万9,000円のうち、175万1,000円がうちに係ります予算です。これは淨るりシアターに設置しております公衆電話、自動販売機の収入、それと人形浄瑠璃のワークショップの162万7,000円が主な収入となります。続きまして、上から5段目です。広告収入45万1,000円のうち、17万円がうちのほうの予算になります。  当初予算説明資料にて説明をさせていただきます。当初予算説明資料97ページをお願いします。一番下段になります。細節25広告収入、内容説明としまして、本年度当初予算額17万円、積算根拠等としまして、淨るりシアターの封筒裏面への広告掲載に伴います収入です。長形3号12万円、これは1枠広告料4万円の3枠の合計12万です。角形20号5万円、単価2万5,000円の広告収入の2枠5万円を見込むものでございます。  続きまして、予算書に戻っていただきまして、予算書58ページ、59ページをお願いいたします。ここから歳出になります。予算書のほうの58、59ページです。款2総務費、項1総務管理費、目11芸術文化創造費、本年度予算7,281万6,000円、前年度7,266万円、比較15万6,000円の増、特定財源としましてその他使用料1,250万2,000円、これは収入のほうでも説明しました会館使用料と入場料を充てるものでございます。繰入金1,220万円、芸術文化振興基金からの繰り入れです。諸収入192万1,000円、これも先ほど説明しました封筒広告、公衆電話等に伴います諸収入でございます。一般財源4,619万3,000円。  この歳出に関しましても、節以下、当初予算説明資料にて事業別で説明をさせていただきます。当初予算説明資料98ページをお願いします。当初予算説明資料98ページ上段からです。事業2淨るりシアター管理運営事業、内容説明としまして、本年度当初予算額4,079万5,000円、特定財源としましてその他580万8,000円、一般財源3,498万7,000円、比較増減としまして125万6,000円、増減率3.2%の増になります。これは、淨るりシアターチケット管理システム等のリースの更新に伴います増が主な要因でございます。主な歳出としまして、光熱水費634万8,000円。以下、法定点検に関しますメンテナンス等々の経費を上げさせてもらっております。特定財源の内容としましては、その他、会館使用料363万2,000円、会館入場料25万5,000円、広告収入17万円、これは先ほど説明しました封筒広告の収入です。その他収入175万1,000円、公衆電話、自動販売機162万7,000円の人形浄瑠璃ワークショップ使用料でございます。  続きまして、下の段になります。事業3淨るりシアター自主事業、内容説明としまして、本年度当初予算額1,000万円、特定財源、その他831万5,000円、一般財源168万5,000円、比較増減としまして70万円の減、増減率で6.5%の減となります。これは、国の補助事業で行っておりました演劇ネットワークの事業が終了に伴いまして、事業数の減による減になります。本事業の概要としましては、住民ニーズに応えることと交流人口を意識しまして、特色がある一流舞台芸術を提供するものでございます。主な歳出としまして、会館自主事業の委託料1,000万円、これはコンサートを2回、演芸を1回、合計3事業を計画するものでございます。特定財源の内容としまして、その他、会館入場料831万5,000円です。  続きまして、次のページをお願いします。上段からです。事業4能勢人形浄瑠璃創造発信事業、内容説明としまして、本年度当初予算額1,220万円、特定財源、その他1,220万円、主な歳出としましては、人形浄瑠璃実行委員への負担金です。平成31年度事業の内容、特徴としましては、恒例となりました6月の淨るり月間の公演でありますとか、技術向上のためのワークショップ、町外での活動としまして能勢町と包括協定をしております大阪大学での近隣の商店街を巻き込みました事業を計画しております。また、普及活動の一環としまして、次世代につなぐ人材育成を図るために、地元学校との連携を強化していくというふうに考えております。  続きまして、下の段になります。事業8浄瑠璃公演事業、内容説明としまして、本年度当初予算額166万円、特定財源、その他30万円、一般財源136万円です。平成31年度の事業内容、特徴としましては、毎年恒例となりました徳島県の勝浦座の人形と能勢の浄瑠璃によりますジョイント公演の開催、それと気軽に浄瑠璃関係者が浄瑠璃を語れます素浄瑠璃等を開催をする予定でございます。特定財源の内容としまして、その他、会館入場料30万円、これに関しましては、ジョイント公演の入場料を見込むものでございます。  続きまして、再度予算書のほう戻っていただきまして、予算書60ページ、61ページをお願いします。下段から3段目になります。款2総務費、項1総務管理費、目12芸術文化振興基金費、本年度予算が1,000円、節としまして25積立金、これは芸術文化振興基金収入にございました1,000円を積み立てするものでございます。  同じ予算書、少し飛びまして102ページ、103ページをお願いします。中段です。款6商工費、項1商工費、目2観光費、本年度961万6,000円、前年度1,030万1,000円、比較68万5,000円の減です。特定財源としまして、その他、町税420万円、これは入湯税を充てるものでございます。一般財源541万6,000円。  同じく節以下を、当初予算説明資料にて事業別に説明をさせていただきます。当初予算説明資料100ページをお願いします。100ページ上段からです。事業1観光振興事業費、内容説明としまして、本年度当初予算額371万円、特定財源としましてその他120万円、一般財源251万円。主な歳出としましては、観光案内所運営業務委託料250万4,000円、観光振興事業補助金120万円。平成31年度の事業内容、特徴としましては、能勢町観光協会、能勢町観光ガイドのと連携をいたしまして、年間1万件の案内件数を数える観光案内所の管理運営業務に取り組みます。また、観光協会に対しまして、2年に1度発刊しております観光ガイドブックの改訂版の作成事業、これは4万部を計画しております。観光看板作成業務の事業補助を行うものでございます。特定財源の内容としまして、その他、入湯税現年課税分120万円です。  続きまして、下の段になりまして、事業2おおさかのてっぺんフェスティバル事業費、内容説明といたしまして、本年度当初予算額300万円、特定財源、その他300万円。本事業の概要、目的としましては、本町で最も集客のあるイベントとして、能勢の特産品、観光施設、文化等と能勢の魅力を余すとこなく紹介し、能勢のPR、リピーター増加を図り、人口交流増につなげるものでございます。平成31年度の事業内容、特徴としましては、環境フォーラムとの共同開催や他部局、民間事業との連携した実行委員によりまして、創意工夫を凝らし、幅広い年代が楽しめるイベントをと計画をしております。特定財源の内容としましては、その他、入湯税現年課税分300万円でございます。  続きまして、次のページになります。上段です。事業6観光拠点施設等整備事業、内容説明としまして、本年度当初予算額275万3,000円、一般財源275万3,000円、比較増減としまして89万1,000円の減、増減率24.5%の減となります。この減の要因としましては、本年度、平成30年度に行いました能勢の郷郷土館跡地の公園部分の整備事業が終了に伴いましての減になります。本事業の概要、目的としましては、能勢の観光拠点を整備し、交流人口の増加に努めるため、能勢の郷及び東郷観光案内所の維持管理費用を計上するものでございます。主な歳出としまして、修繕費150万円、草刈り業務等委託83万9,000円。平成31年度事業の内容、特徴としましては、能勢の郷、東郷観光案内所の維持管理費、不測の事態に備えました修繕費を計上いたします。能勢の郷について整備を行った公園部分についての草刈り等も実施する計画でおります。  以上、観光文化課の平成31年度当初予算説明をさせていただきました。御審議賜りましてお認めいただきますよう、よろしくお願いをいたします。 ○委員長(長尾 義信君)  ありがとうございます。  説明が終わりました。これから質疑を行います。  念のため申し上げます。質疑は一問一答方式で行います。  なお、質疑につきましては、委員のほうから順番にお願いするものでございます。  それでは、質疑のある方、挙手の上、よろしくお願いをいたします。 ○委員(奥  久明君)  それでは、トップバッターでいかせていただきます。  まず、当初予算説明書を中心に聞いていきたいと思います。当初予算説明書の96ページの歳入の部分ですね。こちら雑入のほうに文化芸術活動助成事業助成金というものがありまして、前年度でしたら320万、前々年度400万ついていましたが、今年度ついていない理由はどういったことなんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  今御質問の助成金でございますが、99ページの上段の能勢人形浄瑠璃創造発信事業に係ります助成金でございました。これは平成28年度から30年度、これは総務省の出先なんですが、一般財団法人地域創造、事業名が地域の文化芸術活動助成金というのがございまして、その3カ年が終了いたしました。それによりまして当初に上がっていないいうことなのですが、31年度は文化庁の劇場・音楽堂等機能強化推進事業というのを今現在申請しております。これも対象経費2分の1の、これは文化庁の直の補助事業でございますが、それを今現在申請しておりまして、文化庁の内定が3月末、今月末に出る予定になっておりまして、この当初には上げていないんですが、何とかそれをとれるように今努力をして、申請をして回答を待っておるという状況でございます。 ○委員(奥  久明君)  こちらの件、了解しました。  では次に、当初予算説明資料の99ページの上段の能勢人形浄瑠璃創造発信事業についてなんですけれども、こちら事業内容の特徴の箇所で、大阪大学豊中キャンパス内で公演を近隣の商店街などと巻き込んで実施するとありますが、巻き込んだ後、今後どのようにしてこの事業とか能勢町のアピールですね、続けていこうと思っているんでしょうか。今年度のみじゃなく、もっと長く続けていっていただきたいなと思いまして、その点からお伺いいたします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  浄瑠璃の大阪大学の豊中キャンパスでの公演の御質問ですが、これに関しましては、今年度、大阪大学のほうがクラウドファンディングで募集をしておりまして、それが成立をいたしました。その中で大阪大学のほうから、包括協定の関係もございましてキャンパス内で浄瑠璃をというところ、これはなぜそういう経緯に至りましたかといいますと、能勢の後継者育成、学生たちにも研究をしていただきたいというところと、それとできればメンバーにもどんどん来ていただきたいなというのもございまして、一つ能勢も含んだ、浄瑠璃も含んだPRでこれをやっていくというところでして、将来的にはこの事業で終わるのではなしに、これを機会に大阪大学で一応大学側と私どもの思いではサークルを大阪大学につくっていきたいと、人形浄瑠璃のサークルを。能、狂言のサークルはあるんですね。人形浄瑠璃がないんで、これは大阪の伝統芸能なんで、大阪大学としてそれがないのはおかしいと。それで、包括協定している能勢町とともにやっていこういう将来的な計画がありますので、それの一つのプロローグであるというふうに捉えてもらったいいんではないかと思います。 ○委員(奥  久明君)  ぜひともサークルできるように、継続して続けていっていただきたいと思います。  次に、100ページの上段、観光振興事業費についてですね。去年のを見ましたら、能勢のPRにお淨とるりりんのステッカーを作成、大体ざっくり5,000枚から1万枚ぐらいですかね、作成する感じとは言っておられたんですけれども、ことしはそういうのは作成したりはしないんでしょうか。 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午前 9時58分               再開 午前 9時58分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  平成30年度にスタンプラリー形式で、回られた方にステッカーをプレゼントすると。それも春夏秋冬でステッカーを4種をつくりまして、それを呼び水にしてスタンプラリーという形にさせてもらいました。それが事業が終わりまして、それが今年度の30年度です。ほんで、31年度に関しましては何か新たな形の、町の予算の中で今年度のようにステッカー代というのはしていないんですが、もえモエN’sプロデュースという団体もございますし、そこと共催して何かの形、年に4回やりましたお浄るりりんフェアというのも継続しようと思うていますし、その中で何か新たなグッズをつくっていくというのは継続して考えていきます。 ○委員(奥  久明君)  こちらの件、理解しました。  去年、こちら同じところでレンタサイクルの件が上がっていまして、レンタサイクル、前回の事業で4台で、貸し出しステーションの増設を視野に入れて事業の拡大を図ると前のものにはあったんですけれども、今回こういうのは上がっていないんですけれども、設置されて設備的なものは十分足りたということなんでしょうか、お伺いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  レンタサイクルですが、今年度、平成30年度で新たに3台のレンタサイクルをふやしました。ほんで、レンタサイクルをふやしたのはどうしたかといいますと、住民サービスセンターに新しいステーションを設けまして、住民サービスセンターは4台、今設置しておるいうことになるんですが、実験的にけやき資料館と住民サービスセンターは乗り捨てができるシステムを10月から行いました。これに関しましてはこれで終わりではなしに、観光案内所も乗り捨てでできるような、将来的なもんも見据えて、とりあえずけやき資料館と住民サービスセンターの乗り捨てを、ステーションをふやし、乗り捨てができるようにしたと。それで、これもこの3カ所の今レンタサイクルの部分の動きを見まして、将来的にまたステーションをふやすのか、いやいや、ここはだめだから場所を変えるのかというのは、今後継続していろいろ模索はしていきたいというふうに考えております。 ○委員(奥  久明君)  ぜひとも継続してやっていっていただきたいと思うんですけれども、あとレンタサイクルの案内ですね、住民サービスセンターとか窓口では見るんですけれども、できればもっと目立つような感じで示していただければありがたいなと思います。その点お伺いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  済みません、少し宣伝不足といいますか、そこは否めないなというところも感じております。チラシをつくったりホームページで紹介したりいうのはやっておるんですが、このレンタサイクル、お淨とるりりんのキャラクターもちょっと巻き込みまして、そこからの拡散というのも考えておりまして、そういうファンの方も能勢を周遊してもらうというところで、一つの戦略としてキャラクターも巻き込んだいうことも考えておりますんで、情報発信ができるように今後努めてまいりたいと思います。 ○委員(奥  久明君)  ぜひともお願いします。  あと、100ページの下段のおおさかのてっぺんフェスティバル事業なんですけれども、毎年たくさんの方がお越しいただいて、あと環境フォーラムも同時実施で環境の意識を高めていただいて、会場内、露店でいろいろ出ていますので楽しんでいただいて、能勢のPRの格好の場所で、能勢のことを好きになってもらったらありがたいんですけれども、この会場で楽しんでいただいた後、各町内で時間的に回れるのかわからないんですけれども、周遊してもっと能勢町の飲食店などに足を運んでもらうような仕組みなどはあるんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  イベントに来られたお客さんがそのまま能勢のいろんなとこに回って周遊されるというのは、これは議員おっしゃいますように本来の姿やと思います。それで、実際イベントに来られて、そのまま帰られるというのが、これがほとんどの実態です。せっかく能勢に入られているんですから、もっとお金を落としてもらうシステムというのを本当考えていかなければいけないと、それはてっぺんフェスティバルの大きな課題だというところも思っておりますし、場所も含みまして、今までの形が本当にいいのかというのも総合的に見直していく時期ではあるのかなとは思っております。御質問のそういうことがあるのかというと、具体的にこうですというのはないんですけれども、何かシステムを考えていかなければならない時期には来ているというふうな認識はしております。 ○委員(奥  久明君)  わかりました。前の会社で私、勤めていたときによくやっていたものは、無料のものを提示して来ていただいて、当日とか後日に割引券なり何か集めてプレゼントするなりしていましたので、飲食店とかの割引券とか、飲食店さんのそれぞれの事情がありますんで何とかするのは難しいのかもしれませんけれども、そういったことでまた違う時期にも能勢町に入ってこられて飲食店にお金を落としていただくようにやっていただきたいと思います。  続きまして、101ページの観光拠点施設等整備事業についてですね。能勢の郷と東郷観光案内所が上がっているんですけれども、こちら観光案内所として中期、長期的な観点でどのように能勢のことの観光の効果を図っていこうと思っているのか、その点をお伺いいたします。
    ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午前10時06分               再開 午前10時06分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  東郷案内所の観光案内所としての業務なのですが、これは能勢町観光協会に入っておられる方がチラシが自由に置けるような設置もしております。それと、情報発信できるようにポスターの掲示もしておりますのと、それと阪急電車と組んでおります「観光あるき」というのがございまして、その一つ寄る場所にもやったりとか、そういうふうなところは今までもやっておるんですが、将来的にはけやきの里さんとかその地元の方と、これはいろいろ観光としてどうしていくのかというのは、地元の方を巻き込んで何かいろいろなことは考えていきたいなというふうには思っております。以上です。 ○委員(奥  久明君)  ぜひとも今後着実に一歩ずつ進めていただいて、能勢のことPRできるようにしていっていただきたいと思います。  あと、ちょっと観光全般についてなんですけれども、一般質問で軽く触れたんですけれども、2025年に万博が大阪に決まったことについて、能勢町をアピールしていく上で観光課はどのように思っているのか、その点をお伺いいたします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  2025年の万博なんですけれども、一つ能勢をPRする一つのチャンスであるとは思っております。ただ、大阪に万博が来て、オール大阪、オール関西みたいなことでも言われておるんですが、ここはうまくしないと、果たして万博に来る方が能勢にどういうふうに来るんだろうかというのを、これはちょっとそれこそデザインをしていかないと、ただ単純なPRではだめだなと。今、万博で見込んでおる入場者の想定が2,800万人というふうに大阪府のほうが試算しておるんですけれども、その中で何人か能勢のことを知ってもらう、能勢に来てもらうというのは、今後大阪府、観光局でありましたりとか、大阪府でありましたり観光部局でありましたりとか、そこら辺の情報もきっちり入れて、能勢として能勢をPRして何がどういうふうにできるかというのはまだこれから、どういうふうにするかというのは意識はしておりますので、今こうこうこういうふうに思っていますという答えは言えないんですけれども、そこは頑張っていきたいと思っております。 ○委員(奥  久明君)  ぜひとも、せっかくのチャンスですんで、あらゆるチャンネルのところに目を見張らせていただいて、積極的に能勢をアピールしていっていただくようお願いしたいと思います。  以上で私からは終わります。 ○委員長(長尾 義信君)  ほかに質疑ありませんか。 ○委員(西河  巧君)  それでは、最初に能勢の郷の公園整備ということで昨年上がっていまして、ほんで整備されたと思うんですけれども、昨年の豪雨災害で能勢の郷も非常に被害が大きかったということで、将来的には能勢の郷の整備ということでいろいろ考えておられたと思うんですけれども、今後の対応はどういうふうに考えておられますでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  能勢の郷に関しましてですが、御存じのように昨年の3月に条例をお認めいただきまして、指定管理という方向で話を進めてまいりました、公募のほうもいたしまして。ほんで、その何かやさきにあの災害でしたので、本当これまで2年間ずっと進めてきたことが、個人的な感想なんですけれども、本当水に流れてしもうたなという、かなりショックは受けたんですが、大阪府のほうともかなり今整備もやってくれておりますし、次回、今月には治山ダムをプラスして、ああいうふうな土石流をとめるというところも進んでおります。一日も早くといいますか、そういう指定管理の方向というのは近々再開はしたいと考えております。ただ、ああいう現実災害は起こりましたので、安全が確実に確保されると、安全でこれでいけるというところ、タイミングがはかれば早急に、また民間さんのお力をかりて指定管理の方向で能勢の郷を盛り上げていきたいというふうには考えております。 ○委員(西河  巧君)  能勢の郷も公費を使って買った土地でありますんで、活用をしていかなければということで考えていただいているとは思うんですけれども、やっぱり課長も言われました安全というか、災害の後ということでその辺は担保していかなければいけないと思うんですけれども、その辺のやっぱり構想については、住民さんもやっぱりお金を出して買っているものですから、それをいかに活用していくかということで気にされている方も多くいらっしゃると思いますので、その辺はある一定めどがついた時点でこういうふうにやっていきますというような何かアピールをしていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  あと、説明資料の100ページの上段にあります観光看板作成事業の補助ということで、前々から能勢はそういう観光に関する看板が少ない、案内看板も少ないということで申し上げておりますけれども、どういった事業をされ、補助をされる予定なんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  ここの観光振興事業におけます看板といいますのは、先ほどのお話につながるんですが、災害時、能勢町に入る東郷側、それと歌垣側、亀岡ですね、そこの看板が破損いたしまして、観光協会とも議論いたしまして、これはやっぱり入り口に看板がないといけないだろうというところで、取り急ぎ2カ年計画で、今のところ2カ年計画でその看板を整備するという予算でございます。  ほんで、委員おっしゃっていますいろんな看板が能勢町に少ないというのも認識しておりまして、これはどこが今後一番いいポイントなのかというのは順次やっていきたいと思います。例えばコメリのところの一里塚という位置づけもやったんもその中の一環でもございましたし、看板整理はやっていきたいというふうには考えております。 ○委員(西河  巧君)  能勢町も観光資源といいますか、豊かな自然をアピールしていくために、また交流人口ですか、来ていただいて能勢に幾ばくかのお金でも落としていただけるような仕掛けをつくっていかないといけないと思うんですけれども、人は来ていてもなかなか能勢町にお金を落としていただけるような取り組みがまだまだ少ないと思うんですけれども、その辺、観光課として何かこういうことをしていったらというような案とか、そういうのはございませんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  観光、俗っぽい言い方ですけれども、おっしゃっていますお金を落としてもらうシステムというのが、これは絶対ないと、ただお客さんが来られてトイレ使ってごみを落とすだけでは、これは意味ないですので、お金落とすシステムというのはつくらないといけないというのを常に考えております。  ほんで、これは一つの話ですけれども、キャラクターの活用というのも一つその見地がございます。ほんでそれと、浄瑠璃であるとかほかの文化事業にしましても、お金を落としてもらうシステムといいますか、そういうふうな交流人口をふやす、そして能勢に来ていただくというのを、結局何を言いたいかといいますと、観光一点で自然があるから自然を見てもらうということではもうだめだと思うんですね。何かそこにあるツールというのが大事だと思いますので、そのツールをつくっていって、いろんな方に来ていただくというのが私は大事だと思っておりますので、そういうところではいろんな模索も今後していって、仕掛けていきたいと思っております。 ○委員(西河  巧君)  いろいろ考えていただきたいと思うんですけれども、今体験型の観光といいますか、農業体験とか林業体験とか、いろいろそういう地域によってそういうことを取り組んで、結構人がたくさん来ておられる地域もあるんですけれども、その辺のことについて何か考えておられることありますかな。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  グリーンツーリズムであるとか、いろんなツーリズムの形があると思うんですけれども、そういう一つの農業体験というのも、先ほど私申しました一つのツールであると思います。それを農業と観光をリンクさすみたいな形というのは非常に有効的だと思いますんで、またこれも観光部局と調整をしながら、農業の促進と観光の振興というようなところもいろいろ議論していきたいというふうに考えます。 ○委員(西河  巧君)  ぜひともよろしくお願いします。  あと、てっぺんフェスティバルなんですけれども、今年度隣の久佐々小学校が解体工事ということで、その辺の影響というのはないんでしょうか。  それと、今後開催場所についても、前に何か検討されているようなこともお聞きしましたけれども、その辺のことはいかがでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  かねがねからこの委員でも場所の話も御提案いただきまして、例えば新学校のところでどうだという話も、御意見もいただいております。それでも当然可能ですし、いろんな可能性の場所はあると思うんですが、やはり駐車場の確保なり交通のことというのも、これもきっちり捉えなければいけないなというふうに思っております。ことし、来年度といいますか、ことしのてっぺんフェスティバルというのも、実際のところ旧久佐々小学校のところが駐車場としても使えないということもあるんですが、今のところですが、この場所で定着している、この場所で何かを考えていきたいなというのは思っております。これも検討しての話にはなるんですが。  それと、新しく新庁舎ができまして、この場所というのもまたあいてくると思いますので、またそこで新しい形のてっぺんフェスティバルのスタイルもできるのではないかなと。いろんなところに転々するのがどうかなという、ここもちょっと議論が必要だと思いますし、いろんなそういうふうな、これも総合的に考えて、何がベターなのかベストなのかというのも今後検討してまいります。 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩いたします。再開は10時30分です。      ──────────────────────────────               休憩 午前10時20分               再開 午前10時30分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。  ほかに質疑はありませんか。 ○委員(長尾 義和君)  おはようございます。  そしたら、観光文化課の所管について、若干質問をさせていただきます。  まず、予算ですので、ちょっと歳入のところを教えていただきたいんですけれども、説明資料でいいましたら97ページで、会館使用料の件なんですけれども、先ほどの課長説明で、比較増減の理由として実績に伴う増というふうに、実質その分伸びておるいうのはわかるんですけれども、単純に予算比較しましたら、ホール使用料と小ホール等の使用料いうことでそれぞれが明記されているわけなんですけれども、実質予算ベースの比較で見ますと、ふえているところいうのは小ホール等の使用料の公用使用、これが結構倍額ぐらいになっているわけですね、30年度から見ましたら。ほかについたら、やっぱり予算ベースで見たら減少してきておるわけなんです。この辺について、公用の使用いうのが当然昨年まででしたら国体等もありましたし、そういうなんでの31年度はありませんのでなくなったという部分もあるんかわかりませんけれども、何か全体的に見ましたら公用以外を除いたら減少傾向にあるというふうに見えるんですけれども、この辺のところ、決算見込みでは違うんですよいうふうになるんかわかりませんけれども、ちょっとその辺の説明をもう少しつけ加えていただいたらありがたいんですが。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  歳入の会館使用料に関しての御質問ですが、委員おっしゃいますように、そのとおりでございます。当初予算ベースでいいますと、平成30年度、ホールの使用料で、済みません、小ホール等の使用料で比べますと、今年度ですね、平成30年度の当初予算が42万6,000円です。ほんで31年度当初、今回お願いしています予算が84万9,000円ということで、いえば約倍が違うというところで、その分22万9,000円ふえておるということなんですが、それからすると一般の使用が減っておるというのは、これは重々認識しております。  ほんで、そのとおりで、おっしゃいました国体でありますとかほかの団体が借りていられなくなった団体もございます。ほんで、そういうところで一般使用に関しましてはちょっと下がっているというのは認識しております。  ほんで、どういうふうにしておるかというと、例えば学校の高校の吹奏楽で練習で借りていただくとかいうのを、これを充実していきたいなと。あと、近隣の大学の演劇学部ですね、そこにメールでありますとか通知を送って、何とか借りていただきたいいうことでは努力はしておるんですが、なかなか一般使用が伸び悩んでいるというのは、これは否めないところだということで認識はしております。 ○委員(長尾 義和君)  こういうふうに見ましたら、特に公用の使用いうのも、それもありやと思うんですけれども、でもやっぱり基本的に地域の一般団体が使用される、そういうふうに愛される会館であるというようなことからしましたら、その辺のところの利用いうのを努めていただきたいんですけれども、全国的に見ましてもこういうホールのやっぱり活用いうのは、建物はつくったもののなかなか稼働状況を見ましても本当に低い稼働率になっておるというようなことをお聞きしております。比較的淨るりシアターについては、その辺については稼働率はいいというようなところは聞いておるんですけれども、今後ともできるだけ、使用料のこともあるかもわかりませんけれども、できるだけ利用していただきたいいうふうに考えております。  それで、その次のページの、これは淨るりシアターの自主事業、これ去年も聞いたこと記憶しておるんですけれども、予算額は変わっておるんですけれども、一般財源いうのは、これ168万5,000円いうのは固定化しておるわけなんですね。これは予算の編成方針なんかでしたら枠配分の関係で、別に淨るりシアターの自主事業をもう少し一般財源を別に増額してもいいし、減額してもいいと思うんですけれども、168万5,000円を固定化して事業を進められるという、何か独特な考え方いうのはありますか。特に30年度でしたら開館20周年でしたかね、そういうこともあって、いやいや一般財源はもっと重点的に使いますよいうことやったらあれなんですけれども、例年これ168万5,000円で固定化されているように見受けられますので、その辺の自主事業の捉まえ方ですね、考え方、お聞きしたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  平成30年度、それまでもそうなんですが、一般財源の持ち出しは168万5,000円で固定しております。固定しておるという言い方が正しいのか別としまして、これも財政当局と話をいたしまして、自主事業の委託料に関するのは168万5,000円が天だというところで、議論の末に過年度の実績であるとかそういうとこで積算した数字ではございます。よって、ちょっと話はそれるかもわかんないんですが、98ページの上段の特定財源の内容のその他、会館入場料25万5,000円、これと下の事業3の淨るりシアターの入場料831万5,000円を足すと、実際にうちの入場料で見込んでおりますのが857万円です。ほんで、自主事業の委託の中で自主事業費の中で168万5,000円というの一般財源のここをマックスで見ようというとこで財政当局と話ししまして、それが出た分のお金は会館運営費に回しておるというふうな、ちょっとことしはそういう形で計上はさせてもらっておるんですが、168万5,000円の根拠というのは、財政当局と話した一般財源の持ち出しをこれまでの実績、過年度からの考え方によって168万5,000円以上は持ち出さないというとこで、そこのラインがこの数字になったというところでございます。 ○委員(長尾 義和君)  一般財源のこの事業に持ち出せる限度額いうのが財政協議の中で168万5,000円いうのが固定化しておるというような説明やったと思うんですけれども、そういうことではないというふうに思うんですけれど、やっぱりほかの事業の絡みと予算との調整いうのは出てこようかと思いますので、できるだけいい自主事業ができたらというふうに思います。  それで、例えば今、淨るりシアターの管理運営のところの25万5,000円の入場料ですね、それと今の自主事業の合わせまして857万円の会館使用料があるということやったんですけれども、委託料でしたら例年1,000万円前後の自主事業の委託料があるんですけれども、それに対する料金収入いうのがやっぱり800万円前後あると思うんですけれども、一般的に考えて、言うたら委託料に対して約8割前後の入場収入があるということなんですけれども、非常に効率がいいというふうに私は思っているんですけれども、これも全国的に見ましたら、そういう自主事業をやってもなかなか2部公演をやった場合でしたら比較的その辺の入場料の比率いうのは結構高いいうふうに聞いているんですけれども、能勢町の場合は1部公演ばかりですので、そういう取り組みの割に入場料収入いうのが約8割前後になっておるいうのは比較的高いと思うんですけれども、その辺はなぜそういうふうになっているのかいうのと、今の入場料の収入の比率ですね、これが8割前後いうのは当たり前ですよというのが、そういうなんちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  入場率の割合なんですが、約3年前ですと120%ぐらいの予算を確保しておりました。これは大阪府の市町村振興助成金も充てた結果で120%ということになっておるんですが、これは決算ベースの話です。  ほんで、大体今8割、おっしゃっていますように入場料見込んでいるというのは、通常で考えますと500の座席でこれは無理です、8割回収するのは。500の座席数、これは中規模ホール、これは全国公立文化施設協会というのが出しているデータなんですが、6割を切っています。要するに500キャパの座席のところで回収できるのがよくて6割というところなんですが、ここで8割をどう努力するのかというのは、企業共催というの、例えば映画をやってその何%、映画会社と能勢町が共催をしまして、その入場料収入の15%をもらうというふうなところ、今回3月に、今月にやります笑福亭鶴瓶師匠の分もそうですし、先週の土曜日にやりました映画もそういう形で共催でやっていって、少しずつなんですけれども、そういうところ、共催事業をふやしてこの数字に近づけていくというふうな、これは努力しかないんですね。そういう共催、今のお答えですと共催事業でそこを稼いでいくというふうな努力をしているというところで御理解いただきたいと思います。 ○委員(長尾 義和君)  この件、最後にもう一点だけ確認なんですけれども、確かに入場料、チケット販売するんですけれども、満員御礼いうのも結構あるように聞いています。チケットは売り上げが100%として、実際に来られるいうのは、能勢町の淨るりシアターの場合は限りなく100%に近い方が来られていますか。当日も見に行かないというような方もあるとは思うんですけれども、比率にしたらほとんど来られているいうのが、能勢の場合はそれが通例みたいな感じですか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  入場料収入、例えば最近行いました2月16日で行いました半﨑美子コンサートで例で申し上げますと、入場率のほうが101.08%です。これは有効座席のほうが463で、実際に入場468人の方が来られて101.08%という数字なんですが、これを100としまして、入場率といいまして当日来られる方なんですけれども、90.60%。ですので、1割ぐらいの方、要するに40人から50人の方が来られていないということなんですが、これは事業によります。極端な話、五、六人だけが来られないこともありますし、20人ぐらいがチケットを買われてごそっと来られないいう方もございますし、平均すると10%も行かないぐらいにお客さんは来ていただいておるというふうには思っております。 ○委員(長尾 義和君)  わかりました。これも一応自主事業の、言うたら誰の出演者かいうのにも、人気度合いにもよると思いますし、また当日の天候にも左右される部分があると思います。今お聞きした比率でしたら、全国的に見てもいいほうではないかというふうに思います。こういうふうに交通がなかなか不便なところでも町外の方がかなり足を運んでいただいているというような状況であると思います。  それで、次に浄瑠璃の公演事業なんですね。能勢町の郷土芸能保存、これは69万5,000円、例年この補助金を出しておるわけなんですけれども、郷土芸能保存、町長が会長されておりますけれども、今後この組織が継続していくために、今何か課題とか問題になっているような、そういうようなことはありますか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  浄瑠璃郷土芸能保存なんですが、これも200人以上の会員数でやっておられるんですが、実際のところ、私がかかわってというか、昔から見ておりまして、かなり厳しい状況にあるのかなというのは感じております。いろんな背景があると思うんですけれども、今の若い方にとってはいろんな娯楽がある中で、それで、言うても芸の世界ですので厳しいこともありますので、なかなか後継者育成は難しいのかなというのと、委員もおやじさんをやっておられてよくかかわらせていただいたんですけれども、やはりおやじさんの負担も、長に立たれる各派の家元ですね、の負担もかなり大きいというのも感じております。ほんで、これを次の時代にどういうふうに、私は能勢の浄瑠璃というのはおやじ制度が、これは基本だと思っていますので、このおやじ制度をなくすというのはどうしても避けたいというふうに思っております。それは人形ができ、時代が変わってどうなっても基本はおやじ制度でございますので。でも、今までのおやじ制度が過去と同じようにこれからも続いていくかというのは、私は正直クエスチョンに思っております。ほんで、これは能勢の浄瑠璃というのは能勢町の資源ですので、行政としてどういうバックアップするか。当然自立してもらわなければいけない部分も多々あるんですけれども、そこのかじ取りはしていかなければいけないなというふうに思っております。  ほんで、例えば任意の団体でいえば郷土芸能保存があり、そして劇団の鹿角座がありというのがあるんですけれども、これは町外の方から見ましても、どう見てもこれは能勢の浄瑠璃というのは一枚看板であると思いますので、そこら辺の組織の見直しというのも将来的にやっていかなければいけないというのと、おやじ制度が残っていく何か新しい形といいますか、これも例えばの話なんですけれども、稽古場を淨るりシアターにして、そういうふうな研修制度をつくるみたいなところであるとか、そういうふうなんも考えていかなければいけないと。  課題というのは数々あると思うんですけれども、それはいろいろ検討するところもありますし、解決していかなければいけないことが多々あるというふうには感じております。 ○委員(長尾 義和君)  今、課長のほうからいろいろ答弁いただきました。その中で、やはり今の若い世代がどんどん少なくなっていく時代において、後継育成のために新しい会員を募って稽古をしてもらう、なかなかやっぱり難しいものです。それは二、三日稽古してすぐ発表できるというようなものでもありませんし、実態としたらこれを今後とも続けていってもらういうのが一番ありがたいことやと思うんですけれども、なかなかやっぱりこれまでから200人の太夫がいてるといいながら、実際そしたら200人が一堂に集まったらすぐ語れるかいうたら、そんな状況でもないと思いますし、やはり続けるいうのが一番いいことやと思いますけれども、なかなかそういうことも難しいようになっております。  特に今もありました若い世代、次の稽古される方がなかなか確保しにくいいうような問題も出てきております。私自身も実際のところ、本当に2人の門人しかできませんでしたいうのもこれ事実ですし、なかなかそれも本当に四苦八苦してやっとということでしたので、なかなか厳しいいうのはわかっております。  能勢町の中で浄瑠璃の関係する組織としたら、今言いました郷土芸能保存、これには4つの派がありますけれども、それとやはり人形浄瑠璃鹿角座、この大きく2つの組織があると思うんですけれども、これまでは事務局的にもやっぱりそれぞれ鹿角座は淨るりシアター、郷土芸能保存は教育委員というような、事務局の町のほうも分かれておったわけなんですけれども、それも一本化されたことですし、なかなかそうしましたら鹿角座と郷土芸能保存が合体するかいうたら、そこまではなかなか、今言ってもなかなか本当に、いやそれは基本は郷土芸能保存ですよというようなことでかたくなにやっぱり言われている方もあると思うんですけれども、もう少し時間はかかるかもわかりませんけれども、この先やはりそういうようなことも視野に入れてやっていかないと、この組織もやっぱり衰退化していくというふうに思います。実際のところ、稽古するにしても語りだけでは稽古できませんので、その辺の問題もあると思いますので、今後ともそれについては、そういうことも視野に入れて取り組んでいっていただきたいというふうに思います。  町長、会長として、そういうふうなことで鹿角座との関係もあると思うんですけれども、将来的にですけれども、そういうようなことも必要ではないかというふうに、課長、淨るりシアターの活用のこともいろいろ言われておりますけれども、そういうようなこともやっぱり考えていかんなん時代に来ているのではないかというふうに思うんですけれども、なかなかおやじ制度ということから考えたら難しいこともあるんですけれども、その辺ちょっとお考えをお聞きして、この件はもう終わりたいと思います。 ○町長(上森 一成君)  今、松田館長のほうから御答弁申し上げましたけれども、私も浄瑠璃なりする一人として思っておりますのは、郷土芸能保存、これ4派で、もと3派でしたが4派になりましたね。それぞれのおやじがいて、続いてきました。これはやっぱり残さないと、能勢の浄瑠璃、根本から私はなくなるように思います。ですので、この制度は残していかなければならないと思っています。そうなると、この中にでも、これ長尾議員は太夫さんされたけれども、中植議長も長尾委員長も次、太夫されると思いますけれど、当然私もしないといけないかもわかりません。そんな中で、やっぱり誰かがしていかないと残らない。これはやっぱり残していくべきもんだと思っているんです。そのためには、例えば国立文楽劇場が国の保護を受けながらあるという、こういうこともあるように、町も一定やはり援助をする必要もあろうと思っています。  今、能勢やったら鹿角堂の関係もありますけれども、これ過去からいろんないきさつがありまして、長尾議員も御存じだと思いますけれども。ただ、私が思っておりますのは、ここ数年で鹿角座、いわゆる人形浄瑠璃と保存とソフトランディングができると思っています。ですので、ここのところは淨るりシアターが中心となって、今そのために事務局もシアターが両方の事務局を持つようにしておりますので、人形浄瑠璃も姿ありますね。一つの形として合体できるのかなと思いますし、していきたいなと思っています。  やり方は本当にこれいろいろあると思いますけれども、太夫と三味線と人形、これでセットですので、三味線弾く方の御意向も今まであってこういうことになってきましたけれども、今後はそれを一つにしていくべきもんだと思っておりますので、そのように町としても働きかけていきたいと思っています。以上です。 ○委員(長尾 義和君)  確かに基本的な部分いうのを崩さなかったら、ある程度やっぱり合理的な、そういう活動に変えていくいうようなことも大事やと思いますので、今の答弁でよく理解できますので、またよろしくお願いいたします。  その次に、観光のところで能勢町観光ガイドの、ボランティアガイドですね、先ほど約1万件の案内ですか、そういうようなことも何か説明の中で言われたと思うんですけれども、実際例えば、そしたら今現在登録者は、観光ガイドのボランティアガイド、今現在何人おられるのかということをちょっとお聞きしたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  観光ガイドのの会員ですが、今、顧問を寄せまして14人です。会員さんが13人ということで、顧問入れて14人体制でやっておられるというところでございます。 ○委員(長尾 義和君)  案内件数が約1万件ということですけれども、これも年々ふえてきておるようなことを感じます。平成29年度でしたら約9,000件近く案内があったということですので、既に1,000件ぐらいはふえておるということですけれども、この案内というのは、窓口に来られて例えば観光なんかの名所ありますかとか、どこか飲食できるようなとこありますとか、そういう案内だけでなしに、例えば観光ガイドの方が実際案内をされていく、観光ツアーガイドみたいな感じでそういうようなこともされているようなこともあると思うんですけれども、言うたらガイドさんが出かけてツアーガイドみたいなんされているいうのは大体どれぐらいあるのかいうことなんですけれども。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  観光物産センターで通常の御案内というのは、電話と、それとお客様が来られたときの案内で約1万件というとこでございます。  ほんで、委員おっしゃっていますように、申し込んでいただければコース、例えば久佐々コースでありますとか、野間コースでありますとか、緑の一里塚コースでありますとか、ガイドのがコースを設定をしておりまして、それをお客様に御案内して、ガイドのが説明しながらそのコースを回るというのが、これが本来のガイドのの姿です。  ほんで、これちょっと29年度の実績になるんですが、9件の67名を御案内されております。以上でございます。 ○委員(長尾 義和君)  この今のガイド、案内していくんですけれども、これは基本的にボランティアガイドですので、実費は要るとしても基本的なところは無料ということですか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  基本的には無料なんですが、案内されます人の交通費として1件1,000円をお客様からいただいておるというところです。それ以外は一切何もいただいていないんですけれども、交通費としてガイドのが1,000円をいただいておるというところでございます。 ○委員(長尾 義和君)  これは例えば1団体1,000円ということで、1人。     〔「1団体です」の声あり〕 ○委員(長尾 義和君)  1団体ですね。1人であっても10人おられても、1,000円は1,000円いうことですね。わかりました。  例えば今のコースが定めてあって、それの案内されたらボランティアガイドが、その方が当たるということなんですけれども、もう一つ、広域観光ありますね。負担金もこれ毎年出ておるわけなんですけれども、例えば豊能地区を3市2町でもそういう取り組みやられていますし、また能勢電のそういう沿線のPRいうようなことも、これ広域での取り組みでやられているんですけれども、そういう事業の中でもちろん能勢のほうも歩かれると思うんですけれども、そういうところにもボランティアガイドは活用されておるということでよろしいんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  3市2町でやっております広域観光、それと連携して阪急電車と宝塚線の沿線で「観光あるき」というのもしております。これに関しましても、観光ガイドが案内しますよという日を定めて、そこに広報してもらうというところで、観光ガイドのの皆さんにも御協力をいただいておるという状況です。 ○委員(長尾 義和君)  先ほど、初めのほうに戻りますけれども、ボランティアガイド、現在顧問さん入れて14名ということですけれども、例えばこれは、どれやったかな。聞かんな思うて資料用意していたんですけれども、ちょっと出てこん……。ありました、ありました。能勢町まち・ひと・しごと創生総合戦略、これありますね。能勢町で策定されているんです。これ例えばボランティアガイドの登録者及び案内人数いうことで、これKPI指数、目標値設定されておるんですね。26年度の策定当時のそのときは一応16人で案内された方が126名という、これ実績に近い、ほぼ多分実績やと思うんですけれどもね。31年度が一応目標されているんですけれども、これから見ましたら一応ボランティアガイドは20名で、案内人数を160名というふうに見込んでおられるんですけれども、なかなかボランティアガイド、今顧問さん入れて14名、26年の実績よりも下回ってきておるというような状況ですので、目標は目標ですのでそれに近づけるようにやっぱりそういう取り組みをしていかないかんと思うんですけれども、実際この今の総合戦略と比較して、ちょっと離れていっているというふうに思うんですけれども、その辺は担当課長としてどういうふうにお考えですか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  これに関しましてはおっしゃるとおりでございまして、実際にそこまで数字は言っておりません。ほんならそしたらこれまでどういうことをしていたのかということなんですが、ボランティアガイドの研修、それと研修の充実と、それとなかなか公募しても集まらないというのもございますので、メンバーの中でいろいろ引っ張ってきてくださいとかみたいな話をするんですけれども、実際なかなか成立していないところが、これは否めないなというのを感じております。  これもこれまでのスタイルというのも何か変えていかないと、あくまでボランティアですので、退職された方を何かというてもやっぱり忙しい方も多うございますので、何か新しいスタイルで違う形の観光ガイドのを成立させなければいけないと、いろいろ議論していきましょうという話は団体さんとは話はしておるんです。  そういうところで、今後メンバーの人数にしても案内件数にしてもPRにしても、また努力はしていくように努めたいと思います。 ○委員(長尾 義和君)  本当にボランティアガイドですので、その辺なかなか、誰もがすぐできるというようなものでもありませんし、やっぱり歴史に興味を持っている方とか能勢の観光資源をどうのこうのしたいとかいうような、そういうやっぱりうちに秘めたもんがなかったら、なかなかこういうなんにはできないと思います。ですから、その辺で観光ガイドのボランティアガイドの中でもそういうことについても議論されているということですので、多ければその方々たちの負担もやっぱり減ってくると思いますので、できるだけ今の総合戦略に示すような値まで何とか掘り起こしをしていっていただけたら思いますので、またよろしくお願いします。  それと、今の観光振興のところで観光ガイドブックですね、これを31年度改訂版を作成されるということで、これ本来観光協会が策定されておるんですけれども、今29年度、30年度分として4万部増刷されたというふうにお聞きしていますけれども、現在は残部数としたらほとんどないわけですか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  おっしゃっていますガイドブックなんですけれども、29年度に増刷をいたしまして、29、30ということで今2年目の終わりに差しかかっております。今現在の冊数が1,000余り、ざっと1,000です、しかもうない状態でございます。 ○委員(長尾 義和君)  今の観光ガイドブック「のせCAN」というもので、これサイズ的にいいましたら、広げたらA4ぐらいでしたかな。     〔「A5を広げることになりますので」の声あり〕 ○委員(長尾 義和君)  A4違いますか。     〔「A4にはならない。ちゃう、広げたらA4です」の声あり〕 ○委員(長尾 義和君)  ですね。ですから、とじて冊子の大きさがA5判ですね。     〔「そうです」の声あり〕 ○委員(長尾 義和君)  例えばこの先、東京オリンピックとか大阪万博も開催されていくわけなんですけれども、これまでからインバウンドというようなこともよく言葉使われております。観光ガイドブック見る限り、多国語表示いうのはされていないわけですね。日本語ばかりなんですけれども、今後のこととして、31年度策定される分はそういうこともし考えていますよということを言われるのか、いやいや、それでしたら今のA5判サイズではやっぱり、あの内容を日本語以外でも表記するいうたらやっぱり紙面の限定されてしまいますので、根本的にもう少し大きいサイズも考えていますよいうことなのか、31年度改訂版を作成されるわけなんですけれども、その辺のところのお考えはどういうふうに思われますか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  新たな31年度に作成しますガイドブックなんですが、これは今回の内容を変更、若干変えるといいますか、今までのA5サイズの「のせCAN」としてのスタイルをもう一度させていただきたいなと考えております。ほんで、委員おっしゃっています万博のこともありますし、多言語化、インバウンドもございますので、次の、よって33年度にやる分に、そのときは平成ではないですけれども、そのときには大きいサイズにして、最低でも英語は入れようと思っています。英語がないと話にならないと思っておりますので、それが別冊で英語の部分にするのか、その中に含んでサイズを大きくして英語を入れるのか、または例えば違う言葉も入れるのかいうのは、これは今後のちょっと検討にはなるんですけれども、今までの形は、原課の思いとしましては、31年度に「のせCAN」を新たに改訂してやるのが一応のファイナルに思うています。ほんで、次の段階で新たなインバウンドを意識したフリーペーパーをつくっていきたいと、全く新しい形でつくりたいというふうな思いではいております。 ○委員(長尾 義和君)  次回の31年度の次の改訂版ということで33年度を予定されているということで、そのときには何とか英語を併記するか別冊にするかいう、その辺のことは今考えておられるということですので、今携帯なんかでもかざしたら、それで翻訳するとかいうようなこともできますし、また今の会話でしたらポケトークいうのも出ておりますので、できるだけこの先、能勢にもやはりいろんな国の方が訪れるという、そういう可能性も秘めていると思いますので、その辺は状況を見ながらやっぱり考えていっていただけたらというふうに思います。  それと、やはりホームページなんかでも観光PRも流れているんですけれども、その辺についてもやはり英語でいうようなこともやっぱり考えていかれるほうがいいのではないかというふうに思いますので、その辺は課長もそういう考えお持ちですので、よろしくお願いします。  それと、30年度、東郷観光案内所を設置されたわけなんですけれども、これも無人でトイレと、それとPR冊子を置かれているんですけれども、なかなかやっぱり台風時等においてそういうパンフレットの棚ですか、それもやっぱり壊れたということで修理されておるわけなんですけれども、それも一定工夫はされていると思うんですけれども、東郷の観光案内所に実際どれぐらい来られているのかいうたら、チラシがどれぐらい減っているのかいうぐらいでしか把握できんのかわかりませんのやけれども、何かそういうような観光案内所のほうの冊子の減りぐあいとかいうのはどれぐらいになっています。 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩いたします。      ──────────────────────────────               休憩 午前11時14分               再開 午前11時15分      ──────────────────────────────
    ○委員長(長尾 義信君)  それでは、会議を再開いたします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  東郷案内所の人数なんですが、正直何百何人とかいうのは把握はできていません。できていませんいうか、できないです。ほんで、おっしゃっていますようにチラシは毎週水曜日にごみの回収と、それとチラシの入れかえということで職員のほうが対応させてもらっているんですが、それも、これも感覚でしかないんですが、3分の1程度だというふうに思っていますので、大体50枚ぐらいを常に置かせていただいて、そのうちの3分の1、15枚前後ですかね、それぐらいがとられておるのかなというのも、これもそこでの非常に抽象的な言い方で申しわけないんですが、いうことになります。  ほんで、けやきの里さんのほうに、これ私データ持っていたんですけれどちょっと今見当たらないんですが、来られているお客さん、この方がどうですかという、けやきの里さんのほうにも聞いておるんですが、おトイレはよく使われるというところで聞いておりまして、その方がどんだけチラシを持っていかれて何やというのは、そこまでは把握できないのが実態でございます。ただ、トイレを使われるといいましても、そこを通るわけですから、情報はある程度見ていただけるのではないかなというふうな感じでは思っております。以上です。 ○委員(長尾 義和君)  毎週パンフレット、チラシ等の、言うたら追加する分が大体今15枚、大体50枚ぐらいが常にセットしてあるということですね。その15枚も本当に観光客が持っていかれているんやったらよろしいんですけれども、風が持っていっているというような、そういうような状況でない設備にはなって、修繕されていますのでね。そういうようなことで、一人でも多く能勢のよさを知ってもらって、リピーターとしてまた多くの方が訪れてもらえるような、そういう観光PRに今後とも努めていただきたいと思います。  委員長、結構です、これで。 ○委員長(長尾 義信君)  ありがとうございます。  それでは、ほかに質疑はございませんか。 ○委員(岡本ひとし君)  それでは、私のほうから何点かお伺いいたします。浄瑠璃の話が結構出ておりましたので、浄瑠璃について、館長のほうにお伺いをさせていただきます。  昨年の12月に、大阪府議会のほうで浄瑠璃の公演していただいたというふうに思います。大変好評であったというふうにはほかからもお伺いをしておるんですが、担当課長のほうから少しその辺の状況を御説明願えますでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  昨年12月10日に、大阪府議会の本会議前に浄瑠璃をさせていただきまして、13時スタートで行わさせていただきました。中身のほうは14分というところでやらせていただきまして、当然人形は本物で、音源のほうはテープで、議場の場所ですのでこれは全てライブでいくというわけにはいきませんので、音源のほうでさせていただきました。  状況は、センターといいますか、ここの議場で申しますと今議長とか座られている部分でして、練り歩きながら議員さんのもとに行って種まき、鈴で種まきをしてという状況でございます。  それで、私が現場におりまして感想は、すごく喜んでいただいたというか、初めての先生方もいらっしゃると思うんですけれども、後でお話聞きましても、能勢にこういうふうなんをやってんねんなというのもかなり聞きましたし、後でも府会の事務局のほうから、すごく評判がよかったよというのも実際に聞いております。以上でございます。 ○委員(岡本ひとし君)  当日のビデオとか、そういうなのは撮っていないんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  府議会の事務局のほうから動画はNG、だめだということでしたので、動画は撮らせてもらっておりません。ただ、静止画のほうは何点かうちのほうであります。ほんで、府議会のほうは動画は撮られております。それはうちのほうにはもらっていないんですけれども、静止画はうちのほうにあるというところでございます。 ○委員(岡本ひとし君)  動画をぜひとも入手して、浄瑠璃の発展のためにも、PRのためにも何か活用することも考えれば私いいのではないかなというふうに思っております。引き続いて人形浄瑠璃、本当に私もいろんなとこ行っても、能勢いえばまずやっぱり言われるのが、浄瑠璃のことはよく耳にしますので、一つのPRの取り組みとしては本当に強力な武器になろうと思いますので、引き続いてよろしくお願いをしたいというふうに思います。  次、町長のほうにちょっとお伺いをしたいんですが、能勢の郷の今後の利活用に向けた方向をどのようにお考えでしょうか。よろしくお願いします。 ○町長(上森 一成君)  昨年の大雨で山が崩れておりますので、それまでに指定管理ということで手続を進めておったんですけれども、中断しております。今後といたしましては、まず大阪府のほうで砂防といいますか、治山ですね、治山ダムをつくってくれますので、そのダムをつくった後、安全が確認できた上で今後の取り組みを進めたい、そのように考えております。 ○委員(岡本ひとし君)  まず安全第一いうことで、引き続いて、せっかく購入したもんですから、住民がもっとそこを利用できるような、そういう施設であってほしいというふうに思いますので、よろしくお願いをしておきます。  最後に1点だけ、シアターについてお伺いをしておきます。  シアターの封筒関係なんですけれども、広告料の関係なんですが、現状見ておりましても新しい業者が入れかわり立ちかわりというのは見受けられないんですが、毎度おなじみの言うと語弊がありますが、同じような業者の広告ばかりになっているような気がするんですが、その辺どのようにお考えなのかというところをちょっとお聞かせ願えますでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  封筒の裏面の広告なんですが、委員おっしゃいますように、毎回といいますか、若干は変わりはあるんですけれども、ほぼ一緒の業者さんが御協力をいただいております。公募をするときに能勢町のホームページ、それと広報ということで周知方はしておるんですが、これはなかなか、そしたら私がしますよという方は少ないです。少ないといいますか、ないと言ってもいいぐらいのもので。ほんで、これはほんならどうして売るのかというと、こっちからの営業になります。前回やっていただいたので引き続きやっていただけませんかというところで正直お願いをしてやっていただいておるというところは現実ではございます。そのことによって、前回やっておられた方を引き続きという形になって同じ業者の方が続けられているというのは、これは現実でございます。 ○委員(岡本ひとし君)  それだけ業者のほうも当然少ないということも要因はあろうかと思うんですが、今度まねきについてはどのように推移をされておりますか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  まねきのほうですが、これは能勢浄瑠璃実行委員のほうが主体でやっていただいております。これは町制50周年のときに何か実行委員として、その当時の委員さんが何か協力できないかという形でああいう形をとっていただいたんですが、これは2年に1度新たに募集をしてというところでやっております。ほんで、これは各委員さんが非常に動いてくださっておりますので、事務局としては前回の方に通知とか継続されますかいうて聞くんですけれども、今年度ですと106基、今かかっておるんですが、そのほとんどは委員さんが動いてくださっていますので、そこはそれだけの数が確保できるというふうに思っております。 ○委員(岡本ひとし君)  淨るりシアター入って、ぱっと見ればまねきがずらっと並んでおって、何か歌舞伎の南座の顔見世のようで、すごく独特なPRの方法だというふうに思うんですが、シアターの開館日ですね、何か事業があるときにはあそこスポットライトを当てるとかいうふうにすれば、もっとまねきがね。せっかくまねきをざっと上げていただいているんですが、下のほうは結構見上げればわかるんですけれども、端とか上のほうはなかなか目につかないということもありますので、その辺もひとつ考えていただければ私いいのではないかなというふうに思っておりますので、その辺だけちょっとお答え頂戴できますか。それで終わりたいと。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  申しわけございません。事業のときにはスポットライトを当てさせていただいておりまして、スポットライトを仕込んでおります。ほんで、通常は、どういうんですか、ふだんはスポットライトはつけていないんですが、お客様が集まっていただく例えばうちの自主事業でありますとか、そういうときにはスポットライトを当てておりますので。以上報告です。     〔不規則発言する者あり〕 ○観光文化課長(松田 正弘君)  いえいえ、済みません。 ○委員長(長尾 義信君)  いいですか。  ほかに質疑はございませんでしょうか。 ○副委員長(平田  要君)  そうしましたら、私のほうから質問を何点かさせていただきます。  まず、予算の説明資料の95ページの環境創造部の31年度の当初予算の概要の分なんですけれども、ちょっと素朴な疑問でずっと見ているんですけれども、順番として創造部ですけれども、いつも観光文化課さんがあって地域振興課さんがあって地域整備関係でずっといつもくるんですけれども、説明の分、何かこれ前後している部分があるんですけれども、何か意図があるのかないのか、ずっと素朴な疑問をまずお教えいただけたらと思いまして。決算はないですね。いつも説明のときはこの分はいつもこのようにずっと、去年の分もそうでして、なぜかなと思って、まずそこからちょっと疑問だけ解かせていただいて。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  95ページの順番、それと中の順番で観光文化課ということなんですけれども、建制順位でいけば観光文化課、地域振興課、地域整備課という建制順ですが、この95ページの順番なんですが、これについて、申しわけございません、特段の意味はないんですが、今後、正直なるほどなと思いましたので、また検討したいと思います。申しわけございません。 ○副委員長(平田  要君)  昔の経過で何かあるかわかりませんけれども、見ながら中と合わせるときに、そのまま順番どおりやったら見やすく感じましたので、特に問題がなければそういうふうにしていただきたいんですけれども、従来の分で、いやそれは理由が、わけがあってあえてやっているんであればいいと思いますが。  続いてですけれども、観光文化課さんのほうから順番にお伺いしたいと思います。97ページの使用料の分でも、先ほどから実績に基づいてということで他の同僚議員さんからも御質問出ているところなんですけれども、今回実績に基づいて使用料収入が上がっているということなんですけれども、ほかの部屋の小ホールとか大ホールは結構稼働率がいいですよというふうに伺っているんですけれども、実際のところ和室と料理室の稼働率ですね、研修室はいかがかと思うんですけれども、もしわかりましたら稼働率。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  淨るりシアターで持っております稼働率を申し上げます。28年度実績で申し上げますが、ホールですね、大ホールのほうが率で言いますと70.8%です。ほんで、中ホール、500席は中ホールの位置づけになるんですが、大体全国平均が50%前後ですので、20%前後は上を行っているんではないかなという感想です。それと、各部屋の率ですが、これも同じく28年度の利用率のパーセンテージで申し上げます。小ホールのほうが73.7%、研修室が51.0%、和室のほうが24.7%、調理室のほうが10.1%ということで、大ホール以外の小ホール以下ですね、ホールの平均が39.9%ということになっております。以上です。 ○副委員長(平田  要君)  ホールのほうは以前も確かに全国平均からいきましたらいいということで伺っておりましたけれども、あとの和室と調理室ですけれども、やはり目的が料理と和室ですので非常に利用率が低いと思うんですけれども、その利用率に向けての工夫されているとか、そういったところがあればお聞かせいただけますか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  今申しました28年度実績なんですが、ちなみに29年度の実績で申し上げますと、和室のほうが26.6%、調理室のほうが12.3%と、若干ですけれど上がっております。ほんで、これは部屋の使用を相談されましたときに、こういう使い方もできますよという、極力そういう宣伝といいますか、そういうふうなもんをさせてもらっておりますのと、ただおっしゃっています調理室のほうが、これは非常に少ないございますので、このまま調理室として活用するのであれば、何か調理室を活用した自主事業といいますか、例えば料理教室の何かをするとかいうことをしないとこれは伸びないなというふうに感じております。以上です。 ○副委員長(平田  要君)  ですね。なかなか調理室、和室は非常に目的を持ってされるサークルとかこういった活動、同好とか、そういった方が中心になろうと思いますので、自主事業もあろうと思うんですけれども、また部局がかわる生涯学習室とか、そういったいろんな部局と連携をして利用率を上げるようなまた工夫もしていただけたらいかがかなと思いますが、いかがでしょう。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  淨るりシアターの隣に生涯学習センターもありますし、ささゆりのほうには調理室もございますし、そこら辺の連携を今こういう連携というのはちょっと考えにくいところはあるんですが、何か食い合いになってもいけませんし、お互いの各施設が盛り上がるような何かはまた部局間で議論、協議はしていきたいと思います。 ○副委員長(平田  要君)  隣の生涯学習センターではなく、生涯学習課ですか、課ですね、のほうがよく社会教育の一環の料理教室等々行われていますけれども、当然そしたら利用は淨るりシアターの調理室を使っておられるということでよろしいんでしょうかね。もう既に使っておりますよということで。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  済みません、生涯学習課がやっております料理教室関係をうちの調理室というのは、今の段階ではないです。以上です。 ○副委員長(平田  要君)  そしたら、ささゆりセンターの調理室を使ってはるからということで、それどちらも同じ調理室ですので活動されている人の取り合いになってしまうということで、先ほど答弁いただいたことがそうということですね。その辺またいろいろ工夫をしていただいて、またサークルとかそうした部分立ち上げていただいて、生涯学習室のほうにもサークルの支援とかする中で、そうした活動の場が提供することによってまた利用率がふえるようなまた努力をしていただけたらと思います。  続いてです。次のページの98ページになりますが、ここの分で淨るりシアターの管理運営事業の中で、今回貸し館のチケット管理システムの更新ということで器具借上料の額がふえておりますが、これ何年の更新になるんでしょう。もし更新したらまた周期はどれぐらいの周期で。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  平成31年にシステムをやりましたら、5年間ということになります。 ○副委員長(平田  要君)  機能的には大分付加されている部分、今のある分を更新しましたら同じ同等のシステムになっています、いや機能的にはまた付加された分を更新をされているとか、そんなんは特に今回はないんでしょうかね。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  これまで使っておりましたシステムは、これも5年リースでやりまして、2年間再リースということで7年を使用しました。これはハードもソフトも含んでなんですが。このソフト部分、今回新しくするのはクラウドを利用してやろうと思いますので、根本的なシステムを変更しようというふうに考えております。 ○副委員長(平田  要君)  クラウドを利用してということは、基本的にはそのままと。ちょっとクラウドというのが理解できなかって、もう少しわかるように御説明いただけますか。済みません。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  ソフト、システムをコンピューターの中で持っておりまして、それが通常ソフトが走って管理をしているというところなんですが、クラウドというのは、いえば雲ですよね。そこをのぞきに行くというか、どう言っていいですか。済みません。私も専門的にこうこうこうというのが非常にわかりにくいですけれども、クラウドというシステムを使ってやっていくというところでございます。 ○副委員長(平田  要君)  利用者には特にメリットはなく、事務的に合理的にシステムを利用することによってチケット管理ができるということで、販売状況とかその辺も含めて全部把握をしていくようなシステムというふうに理解したらいいんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  利用者にメリットがないというところでは、ちょっとメリットがないというとそこはちょっと違いまして、処理的にも早く当然なりますし、将来的にクラウドにするという意味、クラウドが何というのはちょっと置いときまして、例えばプレイガイド、外部的にも出すことがそこのシステムでできるとか、将来的にいろんなことを見据えたクラウド化と。利用者の方にメリットが今後も続く、あるように、もっとメリットができるようにクラウド化を図っていくというところですので、ただ単純に事務方のほうがなるだけの話ではないです。 ○副委員長(平田  要君)  私個人的に、せんだってチケットの購入で鶴瓶の落語を申し込み行きまして、前売りで先に売っていただく分が、直接対面で売る分あって、それ以降はチケットですよね、プレイガイドで販売しますよということで、週明けて電話してもなかなかかからない、かかったときには既に売り切れていたということで、せっかく行きたいなと思っていても買えなかったいうことで、本来は前売りで行けばよかったんですけれども、それがなかって、あとは電話申し込みということなっていましたので、チケット管理システムですね、同じように電話かけたら話し中で全くつながらない状態で、かかったときには売り切れてしまうような分であれば余り利用者としてはどうしたらいいのかちょっとようわからないんですけれども、また新しいシステムで、いやこういうメリットがあって、御迷惑かからないようにアナウンスを、ただいま何とかいうアナウンスがあったりしたらいいんですけれども、ずっと話し中とかそういう分がありますので、今どんな状態なのかなというふうに電話申し込みしているときにちょっと思いましたので参考に、更新に当たっては利用者に対してはいいシステムになっているのかなと思って質問をちょっとさせてもらいました。     〔「休憩」の声あり〕 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午前11時44分               再開 午前11時44分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  済みません、お時間いただきまして。今最後の御質問のところで、鶴瓶師匠のところのそこを少しお話しさせてもらいますけれども、最初に町内先行で窓口のみで発売させていただきました。これは、鶴瓶師匠の事務所側が「家族に乾杯」で能勢町にお世話なったのでというところで、町内の方にほとんど来ていただきたいというところで、窓口のみで町内の方、これは例えばチケットぴあでありますとかローソンチケットのラインに出してしまいますと町外の方も普通に買えるいうことになるんで、窓口のみというところでああいう形を特別にとらせていただきました。それで、といいましても1週間後に一般発売として、ほかの町外の方も買える配慮として一般にも出したと。この割合が350と150です。能勢の窓口の淨るりシアター窓口が350、1週間後の一般発売しましたぴあとかチケットのプレイガイドに出したのが150枚ということですので、これは極端な話、全国規模になります、プレイガイドに出しますと。すると数が少なかったので、そういう事態が発生したということであろうというふうに思います。  ほんで、それと今回のシステムなんですけれども、クラウドでやるというのも貸し館の部分と、それとチケットいうところになるんですけれども、同じ答弁にはなるんですが、今後利用者の方に、チケットのことに関しましても貸し館のことに関しましても、例えば貸し館でありますと外から予約できるような、小ホール借りたいんだというて予約できるような、そういうふうな近い将来的にそういう形に持っていきたい形の部分を今構築していくと、実験的にシステムを組んでいきたいというふうな考え方がありまして、今回の更新に至っております。 ○副委員長(平田  要君)  わかりました。将来的に、そしたら淨るりシアターの貸し館の申し込みも委託からネットでやる公共システムを導入する方向も踏まえて今回の更新をされているということでよろしいんですね。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  その問いに関しましてはそのとおりです。ただ、これは予算組むときに財政当局とも協議しておるんですが、淨るりシアターだけで本当にいいんだろうかと、ほかの施設もありますので、そこもグロスで今後考えていくと。それの実験的なところで、まだ今外には出しませんけれども、将来的に町の施設内をそういうふうな形に持っていきたいという、そういう狙いはございます。 ○副委員長(平田  要君)  わかりました。  ほかの貸し館、先ほど生涯学習センターも貸し館があると思うですし、図書館もありますし、ささゆりも貸し館、部屋貸しが確かにありますので、今課長言われたように淨るりシアターだけを公共施設の予約システム、済みません、ちょっと戻って、貸し館もありますので、試験的にされる。将来的にはそういった部屋も含めて一緒にネットで空き状況を見ながら予約をして部屋を押さえるようなことができれば住民の方にとっては非常に利便性が上がりますので、先駆的と、淨るりシアターいうか、観光文化課さんのほうで始動、進めていただけたら非常にいいのかなと思います。ちょっとうまく言えていないかわかりませんけれども、どこかが先行してそういった部屋貸しの公共施設も制度化されたら非常に住民にとっては利便性が上がりますのでと思います。逆にお願いしたいなと思います。 ○委員長(長尾 義信君)  よろしいですか。 ○副委員長(平田  要君)  続いて。実際やるのは総務課かわかりませんけれども、全体的な計画をするのはね。でも、部屋貸しが先行してしていただいて、また町内の全体的な部屋貸しのほうにシステムをまとめていただいたら非常にいいかなと思いますので。ちょっと文化課さんがシステムの先行をして、それを能勢町全体の貸し館のシステムに構築をしていただいたらいいかなと思います。将来的なところでそういうところがあれば住民の方にとっても非常に便利になると思いますので。  続いてですが、同じく98ページのところで、淨るりシアターの自主事業の分ですけれども、今までありました演劇ネットワーク事業が今回事業としてはなくなっています。演劇ネットワーク事業、今まで7館で取り組みをされていたということで、これの終わりましたはいいんですけれども、その辺総括的にされた分で、総括としてどのように捉えています。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  演劇ネットワーク事業の御質問ですが、昨年の9月22日、大阪の富田林から始まりまして、秋田県の能代市、長野県の上田市、それと高知県の高知市、それと兵庫県の豊岡市、神奈川県の茅ヶ崎市、そして淨るりシアターというとこで7館、共同の制作をしまして7館回ったというところです。ほんで、うちの実績で申しますと、入場者数が426人の84.86%という数字がございました。全体の平均でいいますと、大体35%から40%しかほかの会館は入らなかったということですので、能勢町に関しては非常に数字的には優秀であったと思います。ほんで、本番にも自治省の職員も来まして、この7館のうちに能勢町が非常にお客さんの雰囲気も全体の入場者数も含んで一番よかったというふうな形で評価も伺っております。  今月に最終の実行委員といいますか、締めの委員があるんですけれども、そのときには、非常に手前みそな言い方ですけれども、能勢町がトップで褒められるのではないかなというふうには思っております。 ○副委員長(平田  要君)  国の補助事業ということで取り組みをして7館ずっと回ってこられたいうことで、でもこれで終わりで、次回こういった展開は予定はないということですね。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  この事業でうちが参加しましては平成30年度で終わりということで、事業自体は続きます。また違う館が5館なり10館なり集まって新しい作品をつくって回すということにはなるんですが、またどこかでそういうチャンスがありましたら、それは今回でうちは終わるんですけれども、またこの先永遠にないのかというと、それはいいタイミングがあればまた参加はしたいというふうに考えます。 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩いたします。再開は1時といたします。よろしくお願いします。      ──────────────────────────────               休憩 午前11時54分               再開 午後 1時00分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。 ○副委員長(平田  要君)  午前中に続きまして演劇ネットワークの分ですけれども、最後途中で切れてしまいまして、国の補助事業ということで7館のネットワークで続けていただいていた分ですけれども、またほかの国の補助事業がありましたらまた舞台芸術につなげていただけたら非常にありがたいと思いますので、ぜひ情報をアンテナを張って、いいまた補助事業に見つけていただけたらと思います。  続いて、99ページの、これも何回か出ています人形浄瑠璃の創造発信事業で1点お伺いしたいのですけれども、まず特定財源の内容の分で、一番その他になっていますけれども、芸術文化振興基金繰入金でいつも1,220万が、大体1,200万前後が繰入金に入っているんですけれども、振興基金そのものの残ですね、決算書には載っているんですけれども、残は幾らぐらいでしたか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  今回の議会で基金の財源調整もさせていただきまして、その残が今現在、細かい数字になりますが、2,005万1,221円の残でございます。2,005万1,221円が30年度末の残でございます。 ○副委員長(平田  要君)  その2,005万の残から、今回繰り入れをして1,220万を人形浄瑠璃実行委員の負担金ということで財源に充てておられるということなんですけれども、これ残りはそしたら800万ぐらいになるんですね。そしたら、次の繰り入れはどこからまた充当してこられるのか、その先になりますよね。いつもその辺、財源調整を教えていただけたら思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  平成31年度の分なんですが、1点が今文化庁のほうの補助事業を申請しております。この名目が文化庁の劇場・音楽堂等機能強化推進事業というのに申請をしておりまして、これが対象経費の2分の1、今見込んでおりますのが600万余りを国のほうに申請しております。これが内示を受けますのが3月末、今月末で内示が来るであろうというふうに思っております。これはまだ確定はしておりませんけれども、そういうふうなのも見込んでおりますのと、あと、大阪府の市町村振興協会の助成金を平成30年度は200万円いただきましたのと、振興補助金のほうでもお金を財源を充てまして、平成30年度の取り崩しはゼロと。当初、おっしゃいますように1,200万余りを基金の繰り入れを予定しておったんですが、そういう財源を充てまして、平成30年度は取り崩しゼロというふうになっております。今後も国の補助金でありますとかそういう補助金、助成金を活用しまして、なるべく基金を守るといいますか、そういうふうには努めたいというふうに考えております。 ○副委員長(平田  要君)  わかりました。非常に努力をされているいうことで、敬意を表します。もしこれなければまた一般財源から繰り入れという、逆に基金のほうにまた充当することになると思うんですけれども、いろいろいろんな補助事業をということで理解しました。  その基金をもとにということで、実行委員の負担のほうなんですけれども、平成30年は1,260万で、31年度が40万減ですね。1,220万の40万減になっているんですけれども、落とされた何か理由とかはあるんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  40万円の減なんですが、これも一つの話でいいますと、大阪大学と連携して事業します。大阪大学がクラウドファンディングで150万余りをお金を集め、成立した事業なんですけれども、ともにそこら辺の財源も充てて共同でやっていくいうのもございますし、そういうところでの事業の見直しといいますか、連携してやって大阪大学の負担分の事業でやるとか、そういうふうなんも見込みまして40万円の減ということになります。 ○副委員長(平田  要君)  理解できました。クラウドファンディングで大阪大学と鹿角座ですね、ジョイント浄瑠璃ということで予定をされていまして、町のほうからの支援はどうされるんかなというふうに思っておりましたので、ということはそのジョイントする中でクラウドファンディングで150万を充当して、また町のほうからも支援は、費用的な部分も含めて支援はされるということでちょっと理解はして整理をさせてもらったらいいんでしょうか。町からの補助的な支援的な部分ですけれども。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  大阪大学がやりましたクラウドファンディングの事業に能勢町が支援するわけではないです。あくまでも共同開催、共催として、大阪大学と能勢町が手を組んで事業を成立さすということですので、能勢町が大阪大学に助成金を渡すとか補助を渡すとかいうことではございません。共催でやっていくという考え方をしております。 ○副委員長(平田  要君)  わかりました。大阪大学と能勢人形浄瑠璃コラボレーション公演ということで共催でということで、効果的な事業運営が40万の効果が図られたいうように、そしたら理解をしたらいいんですね。一緒にやるんですけれども、クラウドファンディングされたことによってより効果的な共催事業に結ぶことができたということで理解させていただきました。  あと、大阪大学のほうにクラブ、浄瑠璃に係るサークルの件で先ほども御質問で御回答もあったんですけれども、それに向けてということなんですけれども、小・中学校との連携ですね、浄瑠璃との連携、小学校については学習発表でも6年生が浄瑠璃いうことで、鹿角座の方の指導を受けながら発表をされているところがあるんですけれども、中学校については特にそういった連携的な取り組みは予定があるのかないのかということで。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  能勢小学校の連携、今おっしゃいましたように平成28年度から今年度30年度までで3回、学習発表で浄瑠璃をさせていただきました。中学生で何もしないのかということなんですが、この子供たち、小学6年生がやった子供たちが中学校に上がります。ほんで、狙いとしては小学6年生になればお兄さん、お姉さんがやっていた浄瑠璃を僕たちもするんだ、私たちもするんだというところの狙いで、6年生でやって中学生になる、その、どういうんですかね、経験した子供たちをふやしていくというところで、その中で小学校、中学校に、中学校ではクラブ活動ができればなということで、これ学校とも話ししているんですけれども、なかなか今の既存のクラブもありますし、今クラブが縮小している段階だと、その中でクラブをふやすというのも非常に難しいんだというお話も聞いておるんですが、そこはやっぱり選択だと思います。能勢の学校としてこれが必要だということであれば中学校にもクラブをやっていきたいですし、小学校には体験的なもので学習発表で経験して、中学生になればクラブに入れるみたいな今イメージですけれども、そういうことができればなというふうな形で今現在を進めておるというところでございます。 ○副委員長(平田  要君)  先ほど課長のほうから御答弁ありましたように、6年生になったら浄瑠璃ですね、学習発表で体験できるという、5年生は来年できるかなということで楽しみにされていると思います。続けていかれることは非常にいいと思います。言われた経験して次の文化的な中学校でサークルがあればまた活動ができ、また中学校を卒業したら次の成人の活動へとつないでいけるかなというふうに、流れ的にイメージをそういうような形でつなげていただいたら非常にいいと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、また浄瑠璃の件になるんですけれども、多分浄瑠璃公演のほうの99ページの下になるかわかりませんけれども、いつも10月に淨るりシアター前に玄関前で浄瑠璃を野外でされている分があったと思うんですけれども、昨年10月、最後のときに、淨るりシアター玄関前では今回で最後になりますということで、次は新たな展開でということで終わっています。終わっているんですけれども、新たな展開の分で内容と予算的な分はどの辺にそれは、野外の変わる分ですね、を計画されているのかお伺いしたいんですけれど。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  淨るりシアター前でやっておりますのが、タイトルが能勢の浄瑠璃の里公演ということでやらせてもらっておりまして、淨るりシアターで、前は学校で、新学校の体育館であるとか、その前では定着しておりました神社公演といいまして神社でやっておりました。それで、これも神社も町内には多く点在するんですが、客席を確保できて楽屋が確保できて、それと電源車が入ってという数々の条件がありまして、それは一通り、約2周目ぐらいを網羅したので、これを評判いいからといってずっと続けるのも、一つの新たな取り組みとしては同じことをやってもというところで、違う場所に変えていった経過がございます。それで、やってそうでやっていなかった淨るりシアター前の外ということで2年続けて。1年目は雨が降ったので、またリベンジという形で2年後もさせていただいたんですが、その形もまた新たな展開に持っていかなければいけないということで、昨年浄瑠璃の里公演をファイナルとしてやめました。ほんで、31年の新たな形として、これは今度アウトリーチの見地から阪大と組んだというところが先ほどから御質問のありますクラウドファンディング、それと共催するというのが野外、阪大のキャンパスも野外でやることを考えています。それとアウトリーチ、外に行ってPRをするという見地を合体させて阪大とやる。阪大でもサークルもつくってブレーンをつくっていくというふうないろんな要素で阪大の公演をやるというところが浄瑠璃の里公演の変わったところ、進化したところと御理解いただけましたらと思います。 ○副委員長(平田  要君)  わかりました。新たな展開ということで終わりましたので、その新たな展開のところは、そしたら今回の大阪大学の野外キャンパスだということで新たな展開をされるということで、ぜひ能勢町の住民の方もそこに行かれるような内容をPRをまたしていただけて、多くの方が新たな展開に浄瑠璃の里を見ていただくように努力をしていただけたらと思います。  続いて、あとですが、100ページのところで、これも何回か出ていたんですけれども、観光振興事業補助金で今回20万アップされて、平成30年から20万アップされて120万になっておりますが、このアップ、20万上げられた理由ですね、お伺いをしたいと思います。100ページの観光振興事業の中の主な歳出のところで、観光振興事業補助金、多分これ平成30年、今年度は100万で31年度は120万になっておりますので、20万のアップされた分ですね。よろしいでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  今御質問の観光振興事業補助金が今年度30年度から来年度31年度、20万上がっておるというところなんですが、今年度に関しましてはホームページの充実であって、ストリートビューでありますとか剣尾山の空撮でありますとか、そういうところをホームページの充実を図りました。それだけではないんですが、等々やりまして、今年度31年度に要求しておりますのは、これは簡単に言いますと事業内容によりまして積算をしまして、31年度は一番大きい観光ガイドブックのがございますので、その20万円をアップしたというところでございます。なぜ20万の差が出るのかというのは、事業内容によってそれは変わっていくものでございますので、事業内容の違いによって金額は違うというところでございます。 ○副委員長(平田  要君)  20万は、来年度観光ガイドブックの改訂があるということで20万をアップされたということで、そうしましたら観光看板作成業務、この作成業務も一緒に予定をされているんですけれども、この費用は観光振興事業補助金の中で一連の分というふうに理解していいんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  観光振興事業の中にガイドブックがありますのと、観光の看板が入っています。それで、プラス団体が持ち出します、この団体というのは観光協会が持ち出します予算を足して事業を成立さすというところでございます。 ○副委員長(平田  要君)  さきの質問でありました観光看板作成ということで、これどういうふうな看板かなと思っていて、答弁の中に東郷に入る国道、兵庫県から大阪に入るところの看板と、歌垣ですね、京都から能勢に入ってくるところの看板、台風等で壊れて、その作製ということでお伺いしましたのでわかりましたけれども、イメージ的にどんな看板を作製をされるのかなと逆にお伺いしたいんですけれど。ちょうど国道173ですけれども、下水処理場の下田のところにトンネルくぐって出ましたら浄瑠璃の看板が立派なやつがありまして、能勢に来たなというのがすぐわかるような看板があるんですけれども、今回の477号線の両県の分、今年度、また31年度、32年度に分けてやられるかわかりませんけれども、それと変わらぬぐらいの看板を考えてはるのか、ちょっとお伺いしたいんですけれど。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  先ほどから御質問していただいております観光振興事業の補助金、町が事業補助をして観光協会に出すんですが、それが120万円です。それで、今これはちゃんと観光協会のほうで議論されて総会に通さないと予算ははっきり言えませんけれども、プラス20万から30万ぐらいで全体の経費が150万ぐらいでなるのではないかなと思っております。それで、その中でガイドブックも含めまして看板を製作するということですんで、これまで既存していましたブリキのといいますか、4面から見れる、あれのちょっと進化系ぐらいのことしか思っておりません。よって、副委員長がおっしゃっているように国道173号線の浄瑠璃の看板のあの柱を立った、そこまでは全然行かないですし、そこまでの看板は立ちません。
    ○副委員長(平田  要君)  できるだけよくわかる、目立つ、能勢町にようこそいらっしゃいませいうような、またその地のイメージできるようなデザインを入れていただいたら非常にありがたいんですけれども。文字だけに終わらずに、やはり例えば歌垣の特産的な部分、あるいは仏閣的な部分でデザインを入るような少し看板、文字だけに終わらないような形でちょっと工夫をされるようなふうにしていただけたら、一度立ちましたら多分数十年看板がそのまままたお迎えをする看板になると思いますので、ぜひいいデザインをお考えいただけたら思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  新たにする看板ですので、全く前と同じもの、そっくりそのままコピーしようとは思っておりません。予算のない中でも、おっしゃいますように看板ですので、目立つような、これまでと違ったところ、そして災害に強いといいますか、やっぱり倒れない看板ともいうのも思っていますので、観光協会の皆さんと相談をしまして、少しでもいいもの、看板を立てるように努力をいたします。 ○副委員長(平田  要君)  あと、そしたらもう一点だけ、済みません。1点だけですけれども、これも能勢の郷のほう、何回かお話出ているんですけれども、ちょっと金額的な部分で確認だけしたいんですけれども、ここに101ページのところに観光拠点ということで施設整備になっておりまして、主な増減理由ということで能勢の郷公園整備に係る施設整備工事の減で今回はベンチとかも既に昨年予算が上がっていたんですけれども、その辺の整備は30年、今年度には終わっているんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  郷土館跡地のところを公園という位置づけでやっておりまして、これは剣尾山のハイカーの方も御利用いただけるということで、地べたの整理、それと今おっしゃいましたテーブルの設置、簡単なものなんですけれど動物のコンクリでつくりました椅子というか、子供が遊べる部分も2基を設置しております。そういうところで設置は終わったというところで、ほんでまた今後ももっと充実していく方向になれば、それはまた予算化して充実を図っていきたいというふうに考えております。 ○副委員長(平田  要君)  整備が終わってベンチも設置をできて、あとは先ほどあった大阪府の治山ダムのほうの今月末ぐらいから工事にかかられるということで、一般の方はそういうところにはまだ利用はできないということでよかったんですね。整備は終わっていますが、そこには入っていくことはできない。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  今、能勢の郷の開放をしておりますのが、ハイカーのことに対応しました駐車場、これは開放しています。ほんで、整備をいたしました公園も、これも開放しております。よって、今事実上のスタートは切っております。ほんで、本体のところありますね、そこを立入禁止にしておるというところで、公園と駐車場はもうスタートをしておるというところですので、これは一般の方、公園にも入っていただけますし、ただ、メーンのテニスコートがある、そこは今、立入禁止で、進んでおりませんので立入禁止にしておるという状態でございます。 ○副委員長(平田  要君)  能勢温泉がありますので、利用される方はその周辺を散策された利用はされているので、いいかなと思うんで。一般的にその後ですね、災害以降、私もそこによう寄せていただいていませんので状況は十分把握はできていない中で伺っています。どれだけの草刈りの費用も上がっていますので、委託費用上がっているいうことはそれなりの面積が整備をできて、利用者の方には剣尾山の登山者の方にも利用できているということがわかりましたが、その後、一般の方には十分その辺が周知できているのかなというふうに感じましたので質問させていただいています。当時の災害状況で写真を見せていただいたときは、これはしばらく閉鎖をしている状態かなとも思っておりましたので、それだけ整備が進んでいるということであればまた情報として一般の方にも発信はできないんでしょうかね。難しいでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  済みません、答弁がちょっとずれるかもわかんないんですけれども、先ほどおっしゃいました温泉が近くにあって、そのために駐車場をあけているとか、そういうことではございません。あくまでも、どういうんですか、温泉もありますしマス釣りもできましたし、漁業組合がやっておられる。近くにキャンプ場、杜のテラスができまして、そこら辺に御迷惑はかかってはいけないということでハイカーの対応、剣尾山登られる方のハイカーの対応として駐車場を開放しておるというところです。  ほんで、今公園のほうも、本来でしたら指定管理で募集して、メーンのところが、やってくださる業者が決まりまして、公園も同時にという計画をしておったんですが、今公園だけが先行しているということで、本来その公園部分を、公園できましたよ、できましたよ、宣伝しましても、言っても本当にお弁当食べるような、そのぐらいのスペースですので、それをあえて公園ができましたというのは、次の段階で大々的に宣伝すべきではないかなというふうに思っております。 ○副委員長(平田  要君)  わかりました。30年度の予算の分のベンチ周辺ですね、ベンチの設置とか、それはもう、そしたら、終わりましたいうことで、事業は終わりました。あとは、この施設の管理のための草刈り等々が面積的にまたふえているということで、今回予算が50万から83万ですので、その30万の委託として草刈り業務がふえましたいうことで、平成30年は50万の草刈りの予算を委託料として上げてはりましたけれども、31年度は草刈り業務委託料として83万9,000円、要は33万ですか、9,000円が増減していますので、その整備のために、面積がふえた分、今までのより公園の部分がふえて、管理の必要性が出たということでこの金額を上げてはるのかなというふうに考えて、質問させていただきました。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  今年度、当然、前年度からもそうなんですけれども、町道がございます、上がる。それで、そこの美観を保つためにもやっぱり草刈りは必要というところと、プラス、公園がございますので、その公園の周辺も含んで美観を保たなければいけないというところで、副委員長おっしゃっていますように、プラスになった部分というのはそのとおりでございます。 ○副委員長(平田  要君)  理解できました。ちょっと整備をされたということを伺いましたので、30年に。であれば、整備をしたということだったら、そしたら、供用いうか、利用できるのかなというふうにとりましたので、それやったら一般の方にもお知らせすべきではないかというのが、まずそこからでお話をしてしまったんですが、要は増加している33万ですか、はなぜかなということをまず最初はそれを伺いたかったということでしたので。  一応以上で私の質問は終わります。済みません。 ○委員長(長尾 義信君)  ほかに質疑はありますか。 ○議長(中植 昭彦君)  済みません、もうるる質疑のほうされておりますので、数点だけお伺いします。  96ページの広域観光推進事業費ですね、これ、15万3,000円の分ですね。これの内容についてお伺いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  広域観光の事業内容でございますが、豊能地区の3市2町で構成しております協議の負担金でございます。負担金が10万円、年間の費で1万円というところと、それと、いいな里山ねっと、これは1市3町で構成しております分ですが、この分の負担金という内容になっております。以上です。  済みません、申しわけございません。観光局の負担金、年間3万円も含んでおります。 ○議長(中植 昭彦君)  3市2町での取り組みですね、観光を推進していくということでの取り組みだと思うんですが、その辺、具体的な何か事業ですね、展開のほうはあるんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  広域推進、今年度、うちのほうが事務局持っておりまして、昨年、平成29年から30年、それと来年度の31年に関しまして、3市2町を紹介するビデオ作成を3カ年計画で今進めております。豊能広域に関しましては、それがメーンの事業と、今現在のメーンの事業となっております。 ○議長(中植 昭彦君)  それによって、3市2町に流入人口をふやしていこうというふうな流れですね。  私どももあれなんです、3市2町の協調というのがありまして、議会のほうでもやはり協調して観光、流入人口をふやしていこうというふうな話がありまして、こちらのほうもサイクリングロードであったりとか、そんなんで、ちょっと具体的に動いていこうかというふうな動きもありまして、そういうところで連携ができたらいいなというのはあるんですが、その辺のお考えについてお伺いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  豊能広域、いいな里山ねっともそうなんですけれども、レンタサイクルのサイクリングマップの話も出ております。豊能広域に関しましても、点で捉えるのではなしに、面で捉えていこうというところと、能勢町だから、箕面だからということではなしに、各市町にあるオリジナルは別としまして、それをつなげる何か連携をしていかなければいけないということは、もう今の時代、強く皆さんも思っていますし、私も思っていますし、そういうところで連携することがあれば、それはもう積極的に進めていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(中植 昭彦君)  ぜひお願いしたいと思います。サイクリングもそうですし、いろんな専門家の方にお話をお伺いする中ででも、やはり能勢町だけでは完結しないというのが、ロードの設定についてもですね。ですので、やはりその辺は広域での取り組みというのが必要になってくると思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、大阪観光局ですね、観光局の3万円ですかね、の分担金なんですけれども、これは、具体的にはどんなことに使われておるんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  使われておるというのは、こちらが観光局に負担をしておりまして、何かホームページで能勢町のことを載せていただくとか、てっぺんフェスティバルでも2万円の補助をいただいておるとか、今回災害があって、プラス、てっぺんフェスティバルでは10万円の補助をいただいたりとか、そういういろんなおつき合いをさせてもらっておる、会員制度ですので、それの負担金の3万ということで御理解いただきましたらと思います。 ○議長(中植 昭彦君)  もう御承知だと思うんですけれども、大阪観光局の観光のサテライトがあって、そこにインバウンドの方ももちろんなんですけれども、日本人観光客もかなりそこを寄っていかれているというのが数字として出てきているんです。そこに、各市町村につきましては観光ガイドを、「のせCAN」みたいなもんですね、置いて、PRのほうを努められていると思うんですけれども、その辺のお考えについてお伺いしたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  「のせCAN」のほうはサテライトのほうにも置いてもらっておりますし、あと、民間がやっていますJTBであるとか、ミナミのほうのサテライトにも、観光局を口添えしていただいて置いていただいておるとかいうのもありますので、大阪観光局はそういうところで能勢町のことは非常に気にしていただいておると思いますので、今後も積極的に情報を入れまして、そういうところにPRはしていきたいと思います。 ○議長(中植 昭彦君)  それから、観光局のほうには、これ、個人、法人になるんですけれども、賛助会員みたいな形で、個人的に法人でということで、会員制度がありまして、そこに会員になれば積極的に宣伝してもらえるというか、そういうのもあるんです。これは商工業者が自前で調べたらいいんですけれども、やはりせっかくですので、その辺周知していただいて、会員になればかなり手厚く優先してモデルコースに入れてもらえたりとかするんで、うまくそういうのをミックスすればどうなのかなというふうに思うんですが、個人的に対応していただくことだと思うんですけれども、情報提供は一定するべきなのかなと思うんですが、御見解についてお伺いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  もう情報提供は私どもの責務だと思っておりますので、今お話を聞きまして、とにかく観光協会の総会のときでありますとか、通知も含めまして、そこは早急に対応したいと思います。ありがとうございます。 ○議長(中植 昭彦君)  結構あれなんですね、あそこに入ることによって、トップページのバナーに入ってきたりとかしますんで、結構費用対効果としては高いのかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、観光のことについてお伺いしていきたいんですが、能勢町の魅力というところで、外部から入ってきた方が能勢町に対してどういう魅力をもって入ってこられたかというのを一度整理しときたいんですけれども、課長の見解をお伺いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  能勢町の魅力なんですけれども、私はこの能勢のありのままの姿が魅力やと思っております。今、議長もよく御存じのように、中国の方、韓国の方、台湾の方が、これ、ワン、ツー、スリーで入ってこられてきて、いっとき爆買いという、ある意味非常に経済が、大阪の経済も潤っているとは思うんですが、その生き方というのは能勢町の生き方ではないですので、何かこのありのままを楽しんでいただける、少数であっても、そういうふうな魅力の発信をしていかなければいけないなというふうに思っております。それと、各委員の皆さんからも質問受けているように、やっぱりお金を落とすシステムですね、そういうなんも並行してやっていかなければいけない、そういうところが能勢の観光の生きていく道なのかなというふうに考えております。済みません、ちょっと答弁になっているかわからないんですけれども、以上でございます。 ○議長(中植 昭彦君)  それについては、やはりエビデンスが必要だというふうに思っております。といいますのが、やはり去年もお話しさせていただいたと思うんですが、自然とか、そういうどこでもあるようなワードというのは選ばれるポイントではないような気がするんです。ですので、ここだというのをどうやって調べるかということだと思うんですよ。やはり内部にいてる人間と、外部から来られる方の認識とでは、魅力を感じるポイントというのが差異があることが結構ありますので、その辺の調査というのをしっかりしていくべきだというふうに思うんです。アンケートであったりとか、ホームページのワード検索であったりとかというところで、どんなふうな結果が出ておりますでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  実際にアンケートをとらせてもらっておりますのが、てっぺんフェスティバルのときに出展者アンケートと、それとお客様のアンケートいうてとらせていただいておるんですけれども、そこの総体的な意見としましては、非常に楽しかったいうのはあるんですけれども、私が感じていますところが、本当にそれがリピーターとしてつながっているのかというのは、ちょっとクエスチョンなところがあります。よっぽど特徴のあるイベントでないと、もう一度来たいというのがないですので、そこが課題ではないかなと、そのアンケートをとって見させていただいた結果で。それと、これ、もう一つ、RESASというのがございまして、これも一度お話しさせてもらったかとは思うんですけれども、国のまち・ひと・しごとの創生本部がつくりました経済産業省が開発したRESASというものなんですけれども、これ、パソコンで簡単に見れるんですけれども、各お客さんが持っているスマートフォンでその動向をチェックすると。例えば6月の何日、淨るりシアターの月間あったときはすごく伸びます。ほんで、そういうふうなんが見れるサイトが、RESASというのがあるんですけれども、それで私は検証しております。そこで何が私は課題なのかといいますと、例えば淨るり月間に来た人が物産センターの動向を見ましても、ふだんとふえていないんですね。ということは月間だけを見に来て、物産センターなり、どこどこに寄ったりというのがなしで、そのまま帰られているなと。これをつなげるというのが非常に課題であるなというのは思っておりまして、一つ、そのRESASもそういうふうな検証をした結果のところで、部局としては議論して検討しておるというところでございます。 ○議長(中植 昭彦君)  アンケートについても、これもいつも言うんですけれども、来てくださった方に聞くんですけれども、来てくださった理由、何が決め手で来られたのかというのを聞くほうがいいのかなというふうに思っています。それを聞くことによって、やはりこちらがセールスポイントにしている部分と、アンケートによって新たに出てくる部分というのがあると思いますんで、やはりその辺の差異があればいけませんので、その辺のエビデンスをしっかりつくっていくというのが大事やというふうに思うんです。あとは、ホームページの検索ワードもそうだと思うんです。今でしたらアナリティクスとか見ていますと、能勢、観光とか、能勢でおいしいものとか、能勢、イベントとか、能勢狙い撃ちになっているんですよ。だから、能勢を知っていないとふえないというのが現実だと思うんです。ですので、これが大阪、観光とか、大きく言えば、もう日本での観光というふうなときに、能勢が1位になるような形になっていけば、どんどんどんどん流入人口自体はふえていくのかなというふうに思うんです。ですので、やはりまずエビデンスをきっちりとっていくことだというふうに思うんですが、お考えについてお伺いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  議長にはかねがねからSEO対策でありますとか、いろいろ御提案をいただきまして、もうおっしゃるとおりで、もっと極端に言うと、観光って出せば能勢がトップに上がってくるようになれば、それはいいと思います。そのためには、どういう素材をアピールしていくか、育てていくか、自然といいましても、日本全国いっぱいいい自然はありますし、そこでどういうふうな特徴の自然なのかとか、どういう名物があるのかという、その素材と、そのホームページ自体に信用度を上げないと、なかなか上位には上がっていけないというのも認識しております。済みません、口で言うのは簡単なんですけれども、非常に観光を持っている部局としては非常に課題であると、非常に悩んでいるところではあるんですが、とりあえず信用を上げて、どういうふうな能勢町をPRしていくかという、信用を上げて少しでも上位に上がるような努力はしているつもりですので、またいろいろ教えてください。よろしくお願いします。 ○議長(中植 昭彦君)  努力していただいているのはもうよくわかっておりますので、あえて質問させていただいております。  それで、一つ提案なんですけれども、なぜ能勢に、どこに魅力を感じて来られたのかというのを、その1問だけでいいですので、アンケートをイベントでとられて、それをSNSとか、ホームページで上げるということはできませんか。名前とかはもう消しといたらいいと思いますんで、ホームページに上げてもらったら、そしたら、先ほどのホームページの信用度というのは、自分から書くとなかなかそこの部分というのは聞いてもらえない部分が多いんですよね。ですので、自分自身で部局自体が書くんではなくて、お客さんに書いたものを上げていくという形、SNS等でも毎日でもどんどん上げていけば、もらった分だけ上げていけば、どんどんどんどんそうやってつながりがふえていくと思うんですけれども、どんなふうにお考えでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  どこに魅力を感じたかとか、アンケート、これは参考にさせていただきます。それと、それをホームページに上げるというのは、これは町のホームページもありますし、観光協会のホームページもございますので、前向きに検討させてもらいます。 ○議長(中植 昭彦君)  文章を全部テキストで打ってしまうことによって、検索ワードでかかりやすくなってくるんです。ですので、ぜひぜひそういう形で、ワードがどんどんどんどん多岐にわたっていったら、SEOも上がっていきますので、お願いしたいと思います。  それから、観光文化課ということで、これから交流人口をふやしていこうという中で、なかなか観光文化課だけでできない部分も出てきていると思うんです。ほかの議員からも質問がありましたように、例えばグリーンツーリズムであったりとか、体験型であったりとか、民泊であったりとかというのも、ほかの部局にまたがる話じゃないですか。ですので、そうなってきたときに、観光文化課が観光のほうは主導していただくんですけれども、やはりそれに横串を刺すような組織というのが必要になってくるのかなというふうに思うんです。早よ言やあ、あれですね、DMOですね。DMO、これ、課長が見解でなかなかお答えしにくいところもあると思うんですけれども、町長にもちょっとお伺いしたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  議長お話のときに、お話しされている途中でDMOのことだなというのはわかったんですけれども、やはりこれ、観光だけではないんですけれども、プロデュース力ですよね。観光であれば、交通であるとか、農業であるとか、いろんなところあって、それを串刺しとおっしゃっていると思うんですけれども、やっぱりそれをする政策をするプロデュースというのは大事であるとは思います。役所内でいいますと、もうおっしゃるように、観光文化課だけではできないところもあります。それは連携してやっていかなければいけないということはもう重々承知していますし、一つの考えとしてDMOというのが、済みません、それが本当に一番ベストな方法なのかいうのは私もちょっとわからないんですけれども、一つの考え方としてはありだとは思います。 ○町長(上森 一成君)  組織の話ですけれども、小さい組織ですので、観光だけでどうのこうのということはできないので、いろんな観点で課題もありますので、その辺は今の町でしたら総務課の政策部局がその辺を取りまとめますので、当面はその形でやっていかないといけないのかなと、そんなふうに思います。 ○議長(中植 昭彦君)  されていることがもうDMOみたいなもんなんですけれどね。ですので、観光に特化したDMO、協議体なり、行動していく団体というのができればいいなというふうに思いました。私のほうからは以上です。 ○委員長(長尾 義信君)  ほかにはございませんでしょうか。  せっかくですので、委員長のほうから1件、ちょっと質問させていただきたいと思いますが、おおさかのてっぺんフェスティバルの件なんですけれども、昨年もちょっといろいろ御質問させていただいて、新学校については、安全確保、また交通事情、そのあたりについてもなかなか難しいということで聞いております。その中で、そのてっぺんフェスティバルの中で、2年前ですかね、白バイがたしか安全啓発の関係で来られたのがあったんですけれども、それを私も拝見させてもらった、かなりたくさんの方が来られて、一つは、白バイが来て、それに乗って、そういう写真を撮られて、そういう件、なかなかできない体験だと思うんですけれどね。それとか、当然、白バイが来られて、また、自転車の安全啓発もあったと思うんですけれども、そういう安全面の推進も含めて、大いに大切なことではないかなと。もう1点は、お話を聞くところによると、白バイとか、大阪の音楽ですね、それをお願いするに当たっても、その費用も余りかからないみたいですし、早い段階で依頼すれば、それは可能であるという形で聞いておるんですが、そのあたりのお考えをお聞きをしたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  白バイですとか、警察ですね、あと消防ですとか、あと、組んでいますのがJAFの関係で、子供たちに、子供の免許証を出すとか、事故のときにこういうショックやみたいなんはやっているんですけれども、非常にお客様にイベントとしても喜ばれるというのは認識しておりますので、今御提案いただいた警察というのも非常に私もいいと思います。早い段階から調整して、お金もかかりませんので、そういうところは積極的にやっていきたいというふうに考えます。 ○委員長(長尾 義信君)  よろしくお願いします。  もう1件だけ、このてっぺんフェスティバルは、ことしは日にちが、開催日わかっておりましたらお教え願いたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  ことしに開催予定は10月の6日日曜日に予定をしております。これは、学校行事、ほかの町の行事を今調整をしまして、10月6日になる、ここだなというふうには一応の設定を今しているところでございます。 ○委員長(長尾 義信君)  基本的には10月の第1日曜という、そういうとり方でよろしいでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  基本的な位置というのは、もうそうです、第1日曜を基本としまして、そのときの時期によって前後はするときはあるんですけれども、一応のルールといいますか、決めは第1日曜というのが、一番クリの時期でもベターだろうというふうに思っております。 ○委員長(長尾 義信君)  ありがとうございました。  これで質疑を終わります。  これで観光文化課関係を終わります。  しばらく休憩をいたします。再開は2時15分でお願いいたします。      ──────────────────────────────               休憩 午後 1時56分               再開 午後 2時15分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。  次に、環境創造部地域振興課関係について説明を求めます。 ○環境創造部長(福原 仁樹君)  それでは、続きまして、地域振興課の予算審議のほうよろしくお願いします。担当課長から説明させていただきます。 ○地域振興課長(前田 博之君)  それでは、地域振興課の平成31年度の予算について御説明いたします。座って説明いたします。 ○委員長(長尾 義信君)  どうぞ。 ○地域振興課長(前田 博之君)  平成31年度地域振興課所管について、31年度予算について説明を申し上げます。  美化衛生係におきましては、町営火葬場の運営に関する運営経費、また、ごみ収集事業に係る予算の計上をしております。産業振興係におきましては、獣害対策事業に係る予算、森林整備事業に係る予算の計上をしております。  予算説明資料をもとに説明をさせていただきます。  予算説明資料102ページをお願いいたします。歳入予算でございます。地域振興課所管の歳入につきましては、本年度、歳入予算額3,844万8,000円、対前年度153万1,000円、4.1%の増でございます。主な理由といたしまして、歳入目、衛生使用料の火葬場使用料59万1,000円の増、歳入目、衛生手数料、飼い犬手数料の11万8,000円の増、歳入目、農林水産業費府補助金の環境保全型農業直接支払交付金16万5,000円の減、歳入目、農林水産業費府補助金、森林整備地域活動支援事業交付金22万8,000円の増、歳入目、雑入、その他収入におきまして、218万7,000円の増です。これは大阪湾広域廃棄物処理埋め立て処分整備事業負担金の精算でございます。  予算説明資料103ページ、104ページをお願いいたします。地域振興課の歳出予算につきましては、104ページの合計欄でございます。5億5,192万5,000円、対前年度506万9,000円、0.9%の減でございます。主な要因といたしまして、103ページの歳出目、環境衛生費、火葬業務費におきまして、本年度予算額1,314万2,000円、110万5,600円、9.6%の増でございます。各使用料の見込み数、変動によるものでございます。歳出目、環境衛生費、環境フォーラム運営費におきましては、本年度予算額64万7,000円、30万円、31.7%の減でございます。イベント協力者報償費を見直した結果によるものでございます。歳出目、農業振興費、獣害対策事業におきましては、本年度予算額675万8,000円、169万円、20%の減でございます。これは後にまた説明させていただきます。  予算説明資料104ページをお願いいたします。歳出目、林業振興費、生物多様性保全推進支援事業におきまして、本年度予算額150万円、皆増でございます。生物多様性保全推進支援事業は、環境省の補助事業で、平成30年度、31年度の2カ年の事業でございます。平成30年度におきましては、6月議会において補正予算をお認めいただいております。  105ページをお願いいたします。歳入でございます。予算書は28ページ、29ページをお願いいたします。款14使用料及び手数料、項1使用料、目3衛生使用料、節1環境衛生使用料、細節1火葬場使用料につきましては、本年度予算額387万円、対前年度59万1,000円、18%の増でございます。見込み数につきましては、火葬件数120件240万、多目的室使用料10件24万円、告別室使用料15件72万円、霊安室使用料2件2万円を見込んでおります。  予算書30、31ページをお願いいたします。細節2、飼い犬登録手数料につきましては、本年度予算額95万7,000円、対前年度11万8,000円、11%の減でございます。飼い犬登録件数の減によるものでございます。  予算説明資料106ページをお願いいたします。予算書は36、37ページでございます。款16府支出金、項2府補助金、目4農林水産業費府補助金、節2農業振興費府補助金、細節9環境保全型農業直接支払事業費補助金につきましては、本年度予算額47万7,000円、対前年度16万5,000円、25.7%の減でございます。取扱料の減によるものでございます。  細節5森林整備地域活動支援事業費府交付金につきましては、本年度予算額91万2,000円、22万8,000円、33.3%の増でございます。  予算説明資料107ページをお願いいたします。予算書は42、43ページでございます。繰入金でございます。款19繰入金、項1基金繰入金、目5環境基金繰入金、節1環境基金繰入金、細節1環境基金繰入金につきましては、本年度290万、対前年度80万円、21.6%の減でございます。資源集団回収事業費、環境フォーラム運営費、ごみステーション対策費、生ごみ堆肥化事業に充当するものでございます。  予算説明資料108ページをお願いいたします。予算書は92、93ページでございます。歳出予算でございます。款4衛生費、項1保健衛生費、目4環境衛生費、事業3火葬業務費、本年度予算額1,314万2,000円、対前年度115万6,000円の増、9.6%の増でございます。町営斎場の運営費を計上しております。平成31年2月までの利用状況でございますが、31年2月までで町内で亡くなられた方が130人おられまして、町営斎場での利用は88件でございました。利用率は66%でございます。  予算説明資料109ページをお願いします。予算書は90、91ページでございます。款4衛生費、項1保健衛生費、目4環境衛生費、事業8環境フォーラム運営費、本年度予算額64万7,000円、対前年度30万円、31.7%の減でございます。先ほど申しましたけれども、イベント協力者報償費の減でございます。  予算説明資料110ページをお願いいたします。予算書は94、95ページでございます。款4衛生費、項2清掃費、目1清掃総務費、事業3豊能郡環境施設組合費、本年度予算額1,213万9,000円、対前年度45万1,000円、3.6%の減でございます。  その下でございます。事業4猪名川上流広域ごみ処理施設組合費、本年度予算額1億5,137万4,000円、対前年度631万6,000円、4%の減でございます。理由といたしまして、環境影響調査業務及び第3期焼却施設等管理運営業務に係る基本構想作成業務の減が主な理由でございます。  予算説明資料111ページをお願いいたします。予算書は94、95でございます。款4衛生費、項2清掃費、目2塵芥処理費、事業3ごみ収集事業費、本年度予算額7,681万1,000円、対前年度121万6,000円、1.6%の増でございます。主に一般廃棄物処理業者に対する委託料7,657万3,000円でございます。  事業4ごみ有料化事業費、本年度予算額185万3,000円、対前年度4万8,000円、2.5%の減でございます。無料処理券配付業務委託料36万9,000円、ごみ処理券作成委託料127万円を計上しております。  予算説明資料112ページをお願いいたします。予算書は98、99でございます。款5農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、事業5能勢栗振興事業費、本年度予算額61万3,000円、前年度と同額でございます。講習を3回実施しておりまして、苗木補助1,400本の補助を行っております。  事業6農産物出荷推進事業は、本年度予算額50万円、前年度と同額でございます。主な歳出といたしまして、パイプハウスですね、それの補助を行っております。30年度の実績でございますけれども、山辺地区で183.6平米、平通地区で420平米の補助を行っております。  予算説明資料113ページをお願いいたします。款5農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、事業7獣害対策事業費、予算書は98、99でございます。本年度予算額675万8,000円、対前年度169万円、20%の減でございます。主な要因としまして、南丹・北摂地域鳥獣被害防止対策連絡協議への補助金の減によるものでございます。内容は、おり用自動捕獲装置2基ほか、視察費用とか、研修費用の減でございます。31年度2月末の実績につきまして、有害鳥獣個体処分では猪名川動物霊園に持ち込む分ですけれども、鹿93頭、イノシシ1頭、計94頭を個体処分しております。緊急捕獲事業によりましては、鹿280頭、イノシシ242頭、計522頭を捕獲しております。死獣では、鹿54頭、イノシシ3頭、第三者では鹿100頭、イノシシ2頭の捕獲頭数でございます。アライグマにつきましては63頭、ヌートリアにつきましては12頭の実績でございます。  次に、予算書は100ページ、101ページをお願いいたします。款5農林水産業費、項1農業費、目5農地費、事業3土地改良事業、本年度予算額1,318万円、対前年度7万6,000円、0.6%の増でございます。土地改良区に対する補助でございます。  予算説明資料114ページをお願いいたします。事業4多面的機能支払交付金事業、本年度予算額1,632万円、前年度と同額でございます。  款5農林水産業費、項2林業費、目1林業振興費、事業4森林整備事業費、本年度予算額604万円、対前年度23万2,000円、4%の増でございます。主な支出といたしまして、森林整備事業補助金、間伐でございますけれども、297万1,000円、路網整備事業補助金215万7,000円、森林整備地域活動支援交付金91万2,000円でございます。  予算説明資料115ページをお願いいたします。予算書は102ページ、103ページでございます。事業7、里山再生支援事業費、本年度予算額179万3,000円を計上しております。主な歳出といたしまして、里山再生事業補助金で50万円、獣害防止緩衝帯整備事業補助金として100万円でございます。平成30年度の緩衝帯事業におきまして、柏原で0.136ヘクタールの整備を行っております。また、里山再生では、今西で1.0ヘクタールの実績でございます。  地域振興課の所管の説明は以上でございます。御審議賜り、御可決くださりますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(長尾 義信君)  ありがとうございます。  説明が終わりました。  これから質疑を行います。  念のため申し上げます。質疑は一問一答方式で行います。  それでは、質疑ある方。 ○委員(奥  久明君)  それでは、よろしくお願いします。当初予算説明資料に沿ってお伺いしていきます。  まず、102ページの歳入の下のほうの雑入ですね、その他の収入について、昨年度なかったんですけれども、本年度218万7,000円ついているところの内容をお教えいただいてよろしいでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  先ほども御説明いたしましたけれども、大阪湾広域廃棄物処理埋立処分場整備事業費負担金の精算に伴うものでございます。これは、平成9年から29年度までの事業で、負担金を出しておりましたけれども、それが能勢町の持ち込み量が少なかったため、精算で218万7,000円返ってきたということでございます。 ○委員(奥  久明君)  こちらの件、理解しました。
     では、次、109ページの下の環境フォーラム運営費について、イベント協力者報酬の減とあるんですけれども、こちらの詳細な内容をお教えいただいてよろしいでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  この分に関しましては、大阪芸術大学に一応協賛というか、お手伝いしていただいているんですけれども、その方々の報償費の減でございます。 ○委員(奥  久明君)  報償費が下がったというか、手伝いに来てくださる人数とかは少なくなっているんでしょうか、お伺いします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  人数は一緒なんですけれども、報償費をゼロにしたというところでございます。 ○委員(奥  久明君)  こちら、人数は一緒で、報償費ゼロにされたということで、こちら、相手側の方はそれでも納得していただけているということでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  環境フォーラムの趣旨とか、その辺を踏まえると、その辺で学生にその報償費を払うというところがいかがなものかなという感じをしておりまして、その辺を説明して、理解していただいております。 ○委員(奥  久明君)  こちらの件、理解いたしました。  113ページの上段の獣害対策事業費についてなんですけれども、去年、ICTおりということで2基、予算上がっていたと思うんですけれども、本年度の分は、こういったICTおりは設置されないんでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  昨年度は吉野と山辺に1基ずつつけさせていただきまして、ことしは今ちょっと事業を見送っておるというところでございます。 ○委員(奥  久明君)  その吉野と山辺に設置されたものの現状の状態というのは、うまく稼働しているんでしょうか、お伺いいたします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  この2月末でしたかな、3月入ってからやっと完了いたしまして、それで一応モニターというか、赤外線というか、それで頭数確認をして、ほんで、その個体を何頭おるかというところを今調査して、それで個体数が確定すれば、おりの入り口が下がるという、そういう設定の時期に今なっております。 ○委員(奥  久明君)  おりの設定についてはよくわかりました。  こちら、このおりなんですけれども、当初予算で昨年度上がっておりまして、やっと3月に設置になったということで、なかなかおくれたんでしょうかね、その点の理由をお伺いしてよろしいでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  その南丹の協議のほうに一応申請するんですけれども、それから、わなの業者に講習とか、いろんなことがいろいろありまして、ちょっと時期がおくれたいうことになっております。 ○委員(奥  久明君)  こちら、ICTおり、昨年度のほうになるんですが、こちら、担当課でうまく活用できるように期待されているんでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  先端技術を使っておりますので、かなり期待はしております。 ○委員(奥  久明君)  また効果が出ましたら、またICTおり、再来年度でもまた入れていただいて、獣害被害少しでも減少させていっていただければと思います。以上で終わります。 ○委員長(長尾 義信君)  ほかに質疑はありませんか。 ○委員(西河  巧君)  それでは、何点かお聞きしたいと思います。  予算資料説明の歳出のところで、108ページですけれども、環境対策検討委員会費が入っていますけれども、これ、何回ぐらい環境対策検討委員をやられているんでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  これは年4回の開催をしております。 ○委員(西河  巧君)  検討委員で検討された事項というのはどういう内容になっているんでしょうか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  検討委員の内容ですけれども、主に今でしたら第2次環境基本計画、ごみ減量計画、ごみ処理基本計画に基づいて、今年度、30年度でしたら、ごみ減量計画の方策としまして、水切りの対策であるとか、堆肥化機器であるとか、生ごみ減量をいかにして減らしていくかということを主に検討させていただきました。以上です。 ○委員(西河  巧君)  その検討の結果、施策に反映していくということでしょうけれども、具体的にはどういうことを取り組んでいこうとされているんでしょうか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  これはなかなか成果として難しいんですけれども、やはり能勢町としましては、生ごみ量が一番大きく占めておりますので、いかに生ごみを減らしていくか、今先ほど言いました水切りであるとか、堆肥化いうことで、生ごみの減量について、なかなかこれ、成果は上がりませんけれども、子供に対しても環境事業で周知しながら、ゆっくりと活動を進めていっています。 ○委員(西河  巧君)  住民の方々の環境に対する意識、能勢町のダイオキシンの問題でいろいろ環境問題については、その当時にはすごく関心が持たれていたと思うんですけれども、最近は何か余りそういう関心が薄れてきたというか、そういう感もあって、ごみの出し方についてもやっぱり意識が低下してきているんではないかと思うんですけれども、その辺のところを担当課としてどういうふうに分析されていますか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  ただいま委員さんのおっしゃるところ、まさにおっしゃるとおりでして、今年度の検討委員の中でも、最初とは違ってだんだんその辺の意識の薄れがありまして、折しもこの間、国崎クリーンセンターの分別見学というのを、内部しか見られないところを検討委員で再度行きまして、やはりこれを、もっと皆さんに分別を理解してもらうということも含めまして、またお配りさせてもらいます能勢の環境のほうにも見学に関する内容について掲載しております。また、このあたりでいかに今後分別を高めていくかというところは検討していく必要かなと実感しています。 ○委員(西河  巧君)  ぜひともそういう環境教育というか、やっぱり子供のときからそういうことも必要ではないかと思うんです。親が適当にごみを分別をええかげんにして捨てているということではなしに、本当にこれからの環境を考えていくならば、ごみの出し方一つにしても、もっときちっとやっていかなあかんということをやっぱり子供のころから周知徹底していく必要があると思うんですけれども、その辺の取り組みについてはいかがですか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  今年度は、能勢小学校の3年生と一緒に給食の残飯を使いまして堆肥化事業というのをさせてもらっていまして、先月ですかね、学校のほうがその堆肥になったものを運動場に植えて、また植栽をしていくという活動をしています。 ○委員(西河  巧君)  そういう事業もされているということですけれども、ぜひともやっぱり能勢町は環境がいいということで進んでいるまちなんで、できるだけ環境を害さないような状況で、ごみの処分というのも行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、火葬場業務費についてなんですけれども、先ほど説明で、亡くなられた方の町営火葬場での火葬場使用件数が60%ぐらいとおっしゃったと思うんですけれども、60と言われたと思うんですけれども、前年に比べて使用率が減っていると思うんですけれども、その辺、なぜそういうふうになっているのかちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○地域振興課長(前田 博之君)  昨年度はこの時期に一応80%は稼働率ありました。ちょっと減っている理由といたしまして、多分ですけれども、亡くなられた方が町内におられて、喪主さんというのが町外で住んでおられて、その近所、川西とか、その辺で火葬、葬儀をやられて、そのままそっち側の火葬場へ持っていかれているというところだと察しております。 ○委員(西河  巧君)  わかりました。最近は、家族葬等、何かはやりというんですか、だんだんふえてきていると思うんですけれども、町営斎場での告別式、お通夜等の利用状況というのはふえてきているんでしょうか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  平成30年の2月末現在でお通夜の利用者が8件、告別式が13件で、昨年度の年間がお通夜4件、告別式10件ですので、少しずつではありますけれども、利用のほうはふえてございます。 ○委員(西河  巧君)  まだ火葬場でそういうことができるというのを御存じない方も、広報等ではアピールされていると思うんですけれども、その辺のこともまた周知徹底していただきますようによろしくお願いします。  続いて、予算説明書の112ページの能勢栗振興事業についてでありますけれども、本年度1,400本の苗木に対する補助ということで予算が上がっておりますけれども、これ、もう何年続けておられますか。 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩いたします。      ──────────────────────────────               休憩 午後 2時48分               再開 午後 2時48分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  年数ちょっとわからないんですけれども、多分5年はやっとると、もっとやっていると。ちょっと資料がありませんので。 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 2時49分               再開 午後 2時49分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  国の苗木の補助ですが、平成20年以後、毎年行っております。それ以前につきましては、やっている年、やっていない年がございますので、一概に何年続けてということではないと思います。以上です。 ○委員(西河  巧君)  そしたら、もう1年に1,400本という数、ずっとこれかどうかはわかりませんけれども、相当なやっぱり本数を補助してきていると思うんですけれども、その割に能勢のクリが生産量がふえているとか、逆に減っているんではないかというような状況なんですけれども、昨年は銀寄栗の世界農業遺産に登録するということで頑張られたと思うんですけれども、やっぱり能勢といえば銀寄の有名な産物ということで、守り育てて、ふやしていくということであると思うんですけれども、苗木補助だけではなしに、何かふやしていけるような施策というか、今後こういうことをやっていこうという、考えておられることはありますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  委員おっしゃるとおり、能勢の特産品として二百数十年間守られてきている能勢の銀寄ですので、今後も引き続きあらゆる手段、平成30年度につきましては、世界農業遺産への認定目指して取り組んだところです。また、現在進行形ですのは、都市部の方の力をかりながら、放棄された栗林を再生していこうしという形で、個人単位ではなくて、企業の力でありますとか、都市部の人の力もかりながら守り育てていきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○委員(西河  巧君)  今言われた都市部の力をかりてという、企業と昨年もそういう取り組みをしていこうというような話をお伺いしましたけれども、具体的に何か進んでいる事業はあるんでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  今年度、平成30年度につきましては、吹田市に在住の企業を中心に、栗まつりのあった日に、杉原の樹園地組合さんの御協力を得て、再生活動、まず収穫体験、それから下草刈り、また、今月、3月の23日には苗木の植樹体験イベントをしてもらうということで計画しておるところでございます。 ○委員(西河  巧君)  そういう外部の力もかりて、やっぱりクリ山の再生といいますか、能勢栗の振興を進めていただきたいと思います。  あと、1点、クリをやっぱり植えても、今獣害等でなかなか木が育たないという現状でありますけれども、この辺の対策については、どのように考えておられますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  獣害対策もセットでできるように、来年度予算につきましては、クリの苗木を単純に配布するのではなく、希望される方、これも試行的ですんで、今後もう少し改良を加えたいとは思っているんですけれども、防除資材もセットで補助できるような形でできないかなというふうに現在考えているところです。 ○委員(西河  巧君)  それ、31年度予算でそういうふうに取り組まれるということですが、それに関しては、費用的なもんはどうなんでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  一応今のところ現行の予算の範囲の中で、今上限20本とさせていただいているんですけれども、なかなか20本植えるのは難しいであろうということで、上限本数をちょっと減らさせていただいて、その分を獣害対策資材費に充てたいというふうに考えております。 ○委員(西河  巧君)  そうやってせっかく苗木補助をやっているんで、やっぱり育って、実がなる状況になるように努めていただきたいと思います。  あと、その下の分ですけれども、パイプハウスの導入及び果樹棚等農業資材の補助ということですけれども、これ、予算が50万しかないんですけれども、昨年は全部使われたのでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  49万円余りは使っております。 ○委員長(長尾 義信君)  マイクをお願いします。 ○委員(西河  巧君)  済みません。パイプハウスとか果樹棚の農業資材の補助ということですけれども、今農業資材というのは、だんだんやっぱり高度化されてきてなかなか高額になっていると思うんです。これもやっぱり今後考えていかなければならないんではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  栗林の再生等に係る資材もいろいろとかかってくると思いますし、まだ、これ、今パイプハウスのみで今補助対象にというか、パイプハウスだけが今補助対象になっておりまして、農業資材のほうは今申請はございません。この辺もいろいろと考えて、またちょっと予算を考えたいと思っておりますが、この辺はまだ来年のことになりますけれども、検討の余地はあるかなと思います。 ○委員(西河  巧君)  今後はやっぱり能勢町の農業振興を考える上では、今までの米づくり一本から、そういう施設園芸というか、そういうことも考えていかなければいけないというふうに思います。この事業は、物産センターの出荷量というか、この冬の間の作物を栽培するのにということで、パイプハウスの補助が始まったと思うんですけれども、やっぱり今後そういう高度化する施設に対しての補助というものも少し考えていただきたいなというふうに思います。  あと、その次の獣害対策事業でありますけれども、先ほど頭数については言われたんですけれども、なかなか全体として見る限り、獣害が減っているというとこまでいっていないと思うんですけれども、その辺の認識、担当課としての認識をお伺いしたいと思います。 ○地域振興課長(前田 博之君)  猟友会の方に700頭ぐらいは、基本、年間とっていただいておるんですけれども、それ以上にまだふえているというか、鹿でもかなり減っていることはないと思います。その辺である程度、電気柵とか、その辺でやりかえとかしていただいて、中に入ってこないような形をとっていただければと考えております。 ○委員(西河  巧君)  電気柵とか、網とか、いろいろ獣害防止策については補助等をされておりますけれども、今鹿においては、電気柵では対応できないというような状況で、鹿網についても、今どんどん鹿が賢くなってきているのかどうか知りませんけれども、ちゃんと入れるだけの穴をあけて入るというような状況になってきています。やっぱり抜本的なことを考えていかないと、特に景観面もあるし、いろんな作業をする上でも非常に鹿の網等の弊害というのは出てきておると思うんです。この間、新聞で見ましたら、三田市においては、140キロですか、何か全長、山際に整備されているというようなこともありましたけれども、能勢町としてもその辺、今後やっぱり考えていく必要があるんではないかと思うんですけれども、その辺のことについてお伺いします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  町のほうでは、猟友会のほうで捕獲、個数を減らしてもらうというほうで今力を入れているというところでございます。先になれば、やっぱりそういうことも考えていかなあかんのかなとは思いますけれども、かなり予算のかかることでございますし、その辺は慎重に検討したいと思います。 ○委員(西河  巧君)  それは今後考えてもらわないといけないです。予算もかかることですから、その辺は予算とあわせて検討していかなければならないと思いますけれども、やっぱりこれからの農業振興を考える上ではどうしても解決しなければいけないことやと思いますので、もうちょっと検討期間を早めていただいて、何とか獣害の少ない能勢町になるようによろしくお願いします。  あと、獣害に関してですけれども、獣害防止緩衝帯整備事業でありますけれども、今現在どれぐらいの広さ、カバーされておりますか。 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩いたします。      ──────────────────────────────               休憩 午後 3時02分               再開 午後 3時02分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  事業はなくなっておるんですけれども、この3年の事業で申しますと、1.216ヘクタールの分の整備を行っております。 ○委員(西河  巧君)  この緩衝帯整備事業なんですけれども、その辺の効果については、どのように見ておられますか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  鹿と人間のすみ分けの区間を設けておるんですけれども、それが一概にどういう効果が出てくるかというところがまだちょっと検証はできておりません。 ○委員(西河  巧君)  効果のほうはまだ検証ができていないということでありますけれども、山際の樹木を伐採して緩衝帯をつくるということですけれども、その辺は、今後進めていくにしても、今現在、この役場周辺でも鹿走っていますし、その辺のところ、やっぱりもっと強力的に捕獲するなり、考えていただきたいと思います。先ほどの議員からもありましたICTの捕獲おりですけれども、やっぱり大量に捕獲するということで有効ではないかと思うんですけれども、今後そういう事業も続けていただきたいというふうに思います。やっぱり農家の皆さんが言われるのは、獣害があって、今後農業を続けていくのが難しいというふうな話も多く聞きますので、その辺のことをよろしくお願いして、質問を終わらせていただきます。 ○委員長(長尾 義信君)  ほかに質疑はありますか。 ○委員(長尾 義和君)  そうしましたら、何点かお聞きいたしますので、よろしくお願いいたします。  まず、先ほどからも火葬場のことが出てきておりますけれども、家族葬的なことが多くなってきたということで、それは今の時代、ある程度理解はします。例えば使用率が低いというのは、先ほども説明あったところで、能勢町の住民であっても、喪主さんが町外におられて、引き取られて、そこのところで火葬されるということなんですけれども、もともと火葬場の設置に当たっては、豊能郡の枠組みで結果的には能勢町に設置したということなんですけれども、その実態として、今先ほどの使用率のことで言いましたら、能勢町の住民であっても町外の施設を利用して火葬されているということなんですけれども、例えば逆のパターンですね、町外におられる方が亡くなられて、その喪主さんが能勢町の住民であるという、この場合は火葬場は別段何も使用については支障ありませんか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  喪主さんが町内の方であればオーケーでございます。 ○委員(長尾 義和君)  亡くなられた方が別に町外であっても、喪主さんが住民であれば問題ないということで、例えば、そしたら、これまでから説明聞いていましたら、町外の方は施設の利用を遠慮していただくというようなことをよく説明のときに聞いておるんですけれども、特に行路病人とか、そういう行路病人の死亡とか、そういうなんは別、事件性のあるものは別として、一般的に町外の方が亡くなられた場合は、能勢町の火葬場の使用はやはりできないという考え方でよろしいでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  能勢町にゆかりがない方は、町営火葬場は使用できません。 ○委員(長尾 義和君)  何かゆかりというような曖昧な表現ですけれども、例えば亡くなられた方とか、喪主さんが、いや、実家は能勢にありますねんいうたら、それやったらいけるということですか、ゆかりということですのでね。 ○地域振興課長(前田 博之君)  死亡された方とか、喪主さん、関係者が本籍があれば、斎場は使用できます。 ○委員(長尾 義和君)  今までのそういうふうに説明聞いていて、気持ちはわかるんですけれども、例えばこれまで能勢町に火葬場がない場合、杉原の火葬場を利用していたんですけれども、例えばそこ重なった場合、町外の施設を利用させてきてもらっていたという経緯がありますね。川西とか猪名川の火葬場を使用させていただいたという、そういう広域的な取り組みの中で、火葬業務も実施してきたということなんですけれども、例えば今の逆のパターンで、かたくなにそういう理屈づけやって断っているいうことですけれども、例えば火葬場の設置条例の使用料を見ても、やはり町内と町外の区分も料金定めておりますので、今これからの時代、例えば豊能郡の中でしたら歴史的な背景があるんですけれども、もうそういうようなことを言っておる場合ではないのと違うかなというふうに思うんですけれども、やっぱり今までのとおり考え方は変えませんよということなのか、その辺ちょっとお願いしたいと思います。 ○地域振興課長(前田 博之君)  もともと宿野での火葬場建設につきまして、今までのとおり町内のみでというところで建設の話をしてまいりました。それで、もう時代も一応こういう形になってきておりまして、そろそろ考え方を変えなあかんかなとは思うんですけれども、今までの隣町さんとのいろんな話もありまして、その辺はちょっと厳しいのかなと思っておりますけれども、一つ、猪名川町さんのほうから、一応あそこの火葬場のほうの前の道ですかね、が何か民間の会社が買われて、もしかしたら入られへんなるかもしれへんいうことで、御相談に来られました。そのときには、一応町長が認めるものとか、いろんな事情がございますので、その辺は何かありましたらすぐにお受けしますよということは言っております。ということがありますので、いろんなしがらみというか、ありますので、その辺はちょっと、ここはオーケーで、ここはええですよみたいなことになってしまってもいけないので、その辺は慎重に考えてまいりたいと思います。 ○委員(長尾 義和君)  確かに設置するに当たっても、地元の話とかいうのも理解はします。やはりそれも時代とともに考え方も変えていくべき部分もあるんと違うかというような個人的には思っているんですけれども、また、その辺は今すぐというようなことでなくっても、やっぱり将来的にもそういうようなことが必要になってくるときが来るのであろうというふうに思います。これは本当に能勢町の場合も町外の近隣の施設も利用させてもらっておりましたし、また、豊能郡で、これ、ごみ処理やっていたときも、ダイオキシン発生してからはやっぱり近隣のそういうごみ処理施設も利用させてもらってきた、そういう広域的な連携の取り組みというのもありますので、能勢町の事情いうのは十分、先ほどからの答弁でも理解はしますけれども、やはり時代とともにそういうふうなんも考え直していかんなん部分も出てくるんと違うかなというふうに感じたところです。また、それはそれでよろしいですので。  それから、次に、先ほどからごみ処理のことで出ておるんですけれども、これまでから、これは本会議の大綱質疑のところでも、猪名川上流広域ごみ処理施設組合への負担金、これに、やっぱりごみ、今回予算額は減額なっているわけですね、負担金は。それはごみ量の減でなしに、人口減が主な要因であるということで、それは理解はするんですけれども、その中で、やはりごみの処理いうのも、これまでから町内でごみを減量化しようというようないろんな組織も立ち上げたり、活動もしております。その中で、一つは、生ごみ処理ありますね、堆肥化の。これの今までのコンポストとか、生ごみ処理機の交付の補助金の実績ですね、これ、40万上がっていますけれども、金額によっていろいろあろうかと思うんですけれども、やっぱり10数台であろうと思うんですけれども、その辺のこれまでの言うたら実績いうのは大体どれぐらいの、例えばコンポストとか、機械的なもの、どれぐらいあるのかわかりましたらお答えしていただきたいと思います。 ○地域振興課長(前田 博之君)  ごみ堆肥化機器の助成ですけれども、平成16年度からやっておりまして、申請件数で、総件数で1,560件にございます。そのうち生ごみ処理機が207、コンポストが158でございます。以上です。 ○委員(長尾 義和君)  コンポスト、何ぼ言わはりましたか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  158です。 ○委員(長尾 義和君)  158。申請件数が1,560件で、うち処理機のほうが207件で、今のコンポストが158件。これはどういうふうに理解したらよろしいんですか。1,560件の、言うたら、申請、もう一度答弁ちょっとお願いできますか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  申しわけございません。今の1,560件といいますのは、これは平成11年度から堆肥化機器が始まっておりまして、その11年度から15年、ちょっとうちのほうでは申請件数のみ把握していたもんですから、累計件数が1,560件と。ただ、うちのほうで今把握している過去16年度から30年度までの申請件数につきましては365件、そのうち処理機が207件で、コンポストが158件となっています。以上です。 ○委員(長尾 義和君)  できるだけ、やはり人口減少によってごみ類は減るんですけれども、1人当たりのごみ量いうのは何ら減少はしていないというようなことですので、根本的にやはりその辺のところを対策を打っていかなければいけないと思いますし、そうなってきましたら、農地還元いうような方法もありますけれども、また、山への還元いうのもありますけれども、焼却以外の方法いいましたらそういうようなことやと思いますので、できるだけやはりそういう堆肥化機器の購入というのもまだまだ継続してやっていますよいうことで、これもPRしていく必要があるというふうに思います。
     ちょっと余談になるんですけれども、きのうでしたか、私ちょっと遅目の朝御飯食べてテレビ見ていたんですけれども、香川県の三豊市でしたか、生ごみの処理をトンネル状のところに入れて、結局うちの今の堆肥化です、コンポストです。それで、何か2週間ぐらいやっていたら、70度ぐらいに、微生物入れて70度ぐらいに発酵して、それを取り出して、それを堆肥化にするんですけれども、その中にやはりビニール製品等も入っていますので、それをふるいにかけて、それを粉砕して固化したら石炭がわりになる。近くの製紙工場の石炭のかわりになる。費用的にも半減で済む。もうごみ処理費用も要らんし、そういうリサイクルもできるし、もう一石二鳥どころか、一石三鳥、それは民間がそういう取り組みやっていますので、全国的にもそんな例はないというふうなこと言うていましたです。ですから、今の枠組みの中で、別に能勢町のごみを減らすいうことでしたら、今の生ごみ処理機とか、そんなんもありますけれども、もう少し何か民間団体が大きな取り組みとして、そういうようなことも考えられたら、かなりの量は減ると思いますので、またそういうようなことも何か参考にされたら、参考にされても行政がやるとなったらまた問題も生じるかわかりませんけれども、そういうような方法も今取り組まれておるということで、非常に自然に優しい方法ですので、またちょっと余談になりましたけれども、また参考にしていただきたいというふうに思います。  まず、能勢栗ですね、これも先ほどからも何回も出ておるんですけれども、私、2年ほど前でしたか、一般質問させてもらったときに、トータル的にいうたら、もうやっぱり苗木補助も1万5,000本は超えていたと思うんです。実際クリの苗木が成育して残っているいうのはかなり少ないと思うんですけれども、その辺で、先ほども保護するような資材もあわせて、苗木の補助と同じように、そういうふうなんも補助していくということですので、比較的そうであれば、残っていくのではないかというふうに思うんですけれども、その保護資材といったら、何か苗木に筒をかぶせるような、そういうようなものとして理解してよろしいんでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  現在町のほうで検討しているのは、樹脂製サークルネット、樹脂の網ですよね、要は木を1本ずつ、単木ディフェンスということで、1本ずつ木を囲んでいったらどうかということで今検討しております。 ○委員(長尾 義和君)  それは高さもある程度。何か住民の方言われていたんですけれども、ちょうど鹿が新芽出たら食べる高さでちょうどええの違うかとか、そんなことも言われていましたんで、上へ出てきたら鹿は食べやすいいうようなことも言われていましたんで、いろいろまた実際やってもまた支障が出てくるかと思うんですけれども、またよりよい方法を構築していってもらったらいいと思います。  次行きます。これも関連して、獣害対策になるんですけれども、この予算説明に書いてあるところで、南丹・北摂地域鳥獣被害防止対策連絡協議への補助を行わないことによる減ということで、かなりの予算、減額になっておるわけなんですけれども、この補助を行わないということで、これ、事業をしないから、その補助を行わないいうようなことで、ただ、この組織への参画もあわせて、参画しないというようなことではないですね。 ○地域振興課長(前田 博之君)  参画しないということではありません。事業が減したところによる分でございます。 ○委員(長尾 義和君)  この協議への、そしたら、例えば参加していたら、負担金とか、そういう費用は発生はしないんですか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  負担金は、事業負担金は行う分だけにしか発生しませんので、事業を実施しなければ、特別費用は発生しません。 ○委員(長尾 義和君)  ということは、これ、ちょっと古い資料ですけれども、兵庫、大阪、京都で14団体ぐらいが参画しておるんですけれども、例えば能勢がそういう事業をやったら、能勢だけが出すというようなことでなしに、それはどこの、言うたら市とか町とかのそういう事業がやっても、その事業費に対して、広域的な取り組みでありますので、それはそれぞれの市町、自治体に対してそういう何か分担して補助するという、そういうような仕組みになっているんですか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  ちょっと複雑な国の制度に基づく複雑な制度で、予算を全国で確保するのに、広域協議のほうが優先して予算が配分されるということで、兵庫、大阪、京都の一部の自治体で広域協議を組んでいます。実際事業を実施するのは、各それぞれの市町村、都道府県の市町村の有害鳥獣対策協議、能勢町でしたら勢支部、猪名川町でしたら猪名川支部ということで活動されますので、一旦お金の流れは広域協議、広域協議からそれぞれの市町村、協議支部、その支部に対して、協議に対して能勢町から相当分の負担金をその都度、事業ごとに出すということですんで。 ○委員(長尾 義和君)  そしたら、今の連絡協議いうのは、組織だけであって、事業の実態いうのは各市町村でやっていますので、言うたら組織自体についての費用は発生せえへんということですね、言いましたら。トンネルになるんかどうかわかりませんけれども。それで、能勢町は事業を行わないので、補助としては発生しないということですね。  それから、済みません、先ほど能勢栗のところでちょっと言い忘れたんですけれども、みどりのトラストのこういう冊子の中で、昨日、歌垣銀寄栗の森 植樹祭と能勢の自然巡りツアーというのが開催されたわけですけれども、これは担当課として誰か参加されましたか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  担当課としては参加はしておりません。 ○委員(長尾 義和君)  こういうイベントがあるというのはもちろん知ってはりましたんですね。せっかくの機会でしたので、やはりこういう保全活動いうことですので、興味持たれている方いうのは町外からも参加されていると思うんですけれども、実態はどうであったかいうの、私、わかりませんし、それも聞いておられませんね。できたら、こういう能勢にある歌垣銀寄、言うたら母樹のところも見に行かれていると思いますし、また、保護する活動、草刈りとか、そういうようなこともやられていますので、やはり担当課としたら、その辺は率先してでもやっぱり参加されたらどうかなというふうに感じたところですので、こういう質問をさせていただきました。  それと、あと、物産センターなんですけれども、これは実際、ここの町政運営方針見ていましたら、物産センターの活性化と事業拡大に向けて、農商工観光分野の連携を強化しますということで、活性化いうのはわかるんですけれども、事業拡大いうのは、何か新たなそういう取り組みみたいなことを考えられていますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  もちろん懸案であります能勢町観光物産センター、台風等の影響で国道の閉鎖等、いろんな農作物の価格低迷等でなかなか元気がなくなってきているいうのも、これも事実、認識しております。そんな中で、やはり能勢町の魅力を最大限に発信する唯一無二の施設やと我々感じておりますんで、能勢の自然、資源ですね、地域資源を最大限活用できるように観光であったりとか、農作業体験、農産物の発信、情報発信、文化の発信も含めて、我々所管は地域振興課で農林業中心に所管しておるわけなんですけれども、その以外の観光、文化等とも連携して、広く発信できるように、まだ抽象的で非常に申しわけないですけれども、取り組んでまいりたいと考えております。 ○委員(長尾 義和君)  昨年、30年度の町政運営方針は、またこれは木の駅プロジェクトいうて書いて、それは予算的にも何もなかって、今現在、森林組合が中心になって進めていますけれども、今回もそういう31年度の運営方針に物産センターのことが書いてありますので、特にそれが予算的にどうのこうのいうようなことはありませんので、社長も思いが持っておられると思うんですけれども、予算はなくっても、そういう気持ちでやっています、やりますよいうようなことで、ここに書かれておると思うんですけれども、質問してやっぱりそれは即座にこういうふうにやりますいうのがあって、それはほんまやと思うんですけれども、どうやどうやみたいな感じで、こういう町政運営方針に書かれているいうようなことでしたら、いやいや、もうそれは迷わず、こういうことですいうことがあってしかるべきやと思いますので、ちょっと失礼な言い方しましたけれども、ここにあえて書いてありましたんで、そういう質問をさせていただきました。  それと、もうこれ、最後ですけれども、里山再生支援事業の中で、これは里山保全の資源を活用するということで、里山再生事業と保全に取り組むボランティア活動への支援ということで、実際やられているんですけれども、これは例えば前の山でしたら、今までチェーンソーの音がよく聞こえているんですけれども、こういうような事業ですか。それとか、私のところの上の今西のほうの山、毎日チェーンソー、それとはまた別ですか。例えばそしたら、この里山再生、その保全事業で、ボランティア活動への支援というようなことで、事業の概要、目的で出ているんですけれども、実際これは事業補助は50万円いうのがこれに当たるのか、その辺がちょっと事業の概要と主な歳出との関連なんですけれどね。ボランティア活動への支援ということは、ボランティア活動の団体に補助金を出しているのか、ちょっとその辺の関連がわからないですので、教えていただきたいと思います。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  里山再生事業におけるボランティア団体への支援ですけれども、先ほど委員おっしゃられた、向かいの大里の山でありますとか、今西の山につきましては、あれは本来の里山再生事業ということで、事業としてあれは行っている分ですので、今御質問のボランティアの対象とはまた違うもんでありまして、現在、能勢町で3団体、ボランティア団体登録がありまして、3万円を上限に、軍手でありますとか、ほんまのボランティアに必要な初歩的な資材の補助、1団体当たり3万円未満ということでしていますけれども、現在、実際ボランティア活動積極的にされているのが3団体のうち2団体でございまして、それもあったりなかったりというところで、非常に活動的には局所的で小さいものになる、限定されたものになります。以上です。 ○委員(長尾 義和君)  そしたら、この歳出の里山再生事業補助金いうのは、これは事業に対する補助ということで理解させてもらっていいわけですね。先ほどのボランティア団体、3団体いうのは、1団体3万というのは、もう本当に保全活動に要する資材の購入とか、そういうなんに対しての補助ということですね。わかりました。 ○副町長(東良  勝君)  先ほどの町政運営方針の町長が述べました関係でございますけれども、これは土地利用の関係の事業と関連いたしております。議会の冒頭にも説明をさせていただきましたけれども、地方創生の補助金を活用して、2,000万円の事業だったと思うんですけれども、能勢町の活性化にいろいろその事業でやっていくというようなことでございます。前からも言っておりますように、土地利用の関係、農地は農地としていろんな活用の方針がございますし、また、転用についての活用、それと、農地を守っていくためには、またいろんな手法もありますし、作物もできてきますし、いずれにしましても、土地においても作物においても、やはり能勢町のブランド化、また付加価値をつけていくと、土地についても作物についても付加価値をつけるというのは大変重要であると思っております。そんな関係で、その地方創生の事業は、農業、また商工業、それと観光、一体になった取り組みをしていきたいと思っております。その一つとして、物産センター、今店舗販売を主にしておりますけれども、そんな中で、農作物を仕入れて、また、販売をしていく、これも個人販売ではなしに、やはり付加価値をつけて、そういった農家と消費者との橋渡しをしていく、また、企業との橋渡しをしていくというような意味で、いろいろまた違った形の一歩進んだ物産センターの運営をしていきたいという思いで町長は申し述べております。以上でございます。 ○委員長(長尾 義信君)  よろしいですか。 ○委員(長尾 義和君)  ちょっと確認だけしときますけれども、先ほど副町長が答弁されたように、農業、この物産センターについては、ここに書いてあることだけでなしに、やはり大きなもっと土地利用絡みのことで、全て関連性を持たせたいうことで、そういうような取り組みを今後行っていくということでの一つのこういう物産センターの表現が出ているんですけれども、これがやはりもちろんこの町政運営方針の確定されるに当たっては、町議の場でももう全てこれでいきますよいうふうなことで言われていると思うんですけれども、ですから、そういうことでいいましたら、全てここに書かれている内容、今の分だけと違いますけれども、ほかのことも含めて、せめて幹部職員は理解をしておいていただくいうことが、私、重要なことやと思いますので、この町政運営方針は、議会冒頭、町長が朗読されましたけれども、町長だけの方針ではないと思いますので、あくまでも町政ですので、これに沿って今後職員が一丸となって取り組んでいきますよというようなことやと思いますので、あえてその確認だけをさせていただきたいというふうに思います。 ○町長(上森 一成君)  誤解を招いておりましたら申しわけないと思っておりますけれども、元来、この町政運営方針というのは、私が一人で作文してできるもんではございません。当然原課のそれぞれが考えること、私が思うことを調整してつくるもんでございます。ですので、当然幹部職員もさることながら、担当者まで目を通しておりますので、そのようなことはございません。その中で申しておきたいのは、物産センターに限って申しますと、私、就任以来、この物産センターのあり方を選挙のときは農業法人をつくって、公約の一つとして、耕作地を何とかしたいというような公約も掲げておりました。これ、実際やってみると、なかなかこれハードルが高うございます。そんな中で今ある物産センターをもう少し有効利用して、もう少し幅を広げて、そしてやりたいという思いを前から持っておりました。ことし、まだ非公式でございますけれども、マックス5億円以上ありました売り上げが、ことしは、今年度は4億をどうも切るような状況でございます。それはもちろん国道の台風での通行どめとか、あと、気象の関係もございました。しかし、これ、4億円切るということは、非常に私は危機的に考えておりまして、その中で、物産センターは、これまで主たる事業としては、農家の皆さんがつくっていただいた野菜をあそこで売るという、小売するという、これが商いの基本でございましたけれども、これを、今、副町長やら申しましたように、ちょっと地域商社化ということで、いろんな形で付加価値をつけたものを集めて、直接一住民さん以外にも販路を広げるような取り組みをしていきたいということで、31年度取りかかりたいということで、そのような書き方をしました。何せ文章でございますので、あんまり深くも書きませんけれども、そんな思いでおりますので、またいろいろ御相談もさせていただきたいと思いますけれども、町内で5億円を売り上げる事業者というのはございませんので、何とか5億台には復活したいという思いはありますけれども、とりあえずはことしは4億を割ったということで、非常に私もがくっときておりますので、その辺は立て直したいと思っておるところでございます。 ○委員長(長尾 義信君)  それでは、しばらく休憩いたします。再開は3時55分でお願いします。      ──────────────────────────────               休憩 午後 3時40分               再開 午後 3時55分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  再開します。 ○委員(岡本ひとし君)  それでは、私のほうから、まず、公害対策事業のほうで、説明資料の中で、公害から住民の健康を守ることを目的とする調査、指導、対処等を行うと、読んでいましたら、何やえらい公害から住民の健康を守るという何か、えっというふうに思うんですけれども、もう少しちょっとこの辺、わかりやすく説明していただけないでしょうか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  公害対策事業費の予算ですけれども、主には河川の水質検査委託料を組んでおりまして、ここに、言うたら河川の中で生活環境項目等々の調査をしております。あと、消耗品費につきましても、河川のところに、例えば油分が流れ出たときの対処である吸着マットであるとか、このあたりが予算として主ですけれども、今年度につきましては、騒音振動計の点検手数料が2年に1度検査があるので、これも計上させていただいております。これにつきましては、例えば特定建設作業の届け出がないところでの工事による騒音であるとか、振動に対してはこの計数器をもって調査をすると、そういった形で住民さんの環境を守るべく指導、対処していくということです。以上です。 ○委員(岡本ひとし君)  水質の管理をしていくということで、ちょうど一庫のダムのほうへ水が流れていくわけでございますので、当然水質保全を考えれば、当然かなというふうに思います。また原課のほうへ行かせていただいて、ちょっと細かくレクチャーを受けたいと思いますので、よろしくお願いをしときます。  次に、農業のことについてお伺いをいたします。農業センサスがことし、31年度行われるというふうにお伺いをしているんですが、能勢の農地は、実際のところ、農地としては減っているんですか、ふえているんですか、そこをちょっと確認をとっておきたいと思います。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  統計上は農地造成等を行っておりませんので、統計上はふえることはありません。 ○委員(岡本ひとし君)  現状は。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  変わらずですね、基本的に変わらず。 ○委員(岡本ひとし君)  イノシシや鹿の害を考えれば、当然山側に面した田んぼ、畑というのは遊休地になり、その何年か後には耕作放棄地になっていくところが町内でもさまざま見受けられるんですが、これからの能勢の農業に関してお伺いをしたいんですが、これからの能勢の農業というのは、個人でもうやるような時代では、私、ないというふうに思うんですね。これだけやはり高齢化に伴い、農地を集積して、企業であったり、営農集団であったりというところが能勢の農業をこれから担っていくのではないかなというふうに思うんです。いろんなやっぱり地域の中でも、そういった新たな集団であったり、組織が立ち上がって、もう実際やられているところが何件か見受けられます。それについて、能勢町としてはどのような支援ができるのかというところをちょっとお伺いをしておきます。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  今後、この先の能勢町の農業の形についての御質問やったと思うんですけれども、もちろん個人でこれから先も守っていただけるところは、もちろんぎりぎりまで支援していきたいと考えておりますし、また、冒頭、先ほどの質問でもありましたように、町長申していますとおり、企業農業、産業農業の誘致についても、もう今後は積極的に考えていきたいというふうに考えておるところです。とはいうものの、860ヘクタール余りある農地全てを産業農地化することも不可能でしょうし、これまでどおり、山際については、また、米以外の高収益性作物でありますとか、新しい農作物、また、樹園地化なども含めて、いろんなあらゆる手段でできるだけ農地を守っていきたいというふうに考えております。以上です。 ○委員(岡本ひとし君)  それでは、私のほうから、最後に、能勢栗の振興についてお伺いをいたします。  先ほどほかの議員からの質問にもありましたように、苗木の補助、もう何千本という補助をしているんですが、実際のところそれが生きているクリ自体はどれぐらいなんでしょう、比率としては。何%ぐらいが要するに、もう何十年もうたっておると思うので、成木として実をぼちぼちなるような木が出てきていると思うんですが、成育しているのは何割ぐらい成育をしているんでしょうか、その辺はつかんでいらっしゃいますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  先ほどの委員の質問にも重複するんですけれども、今の苗木補助の形になって約10年、2万本近く、1万9,000本近くの苗木の補助をしてきたところですけれども、これについて、約10年、全ての苗木が生産、経済寿命を迎えて今生産されているというふうには考えておりません。特に今、平成初期に補助した苗木がどうなっているかというところまでは把握しておりませんが、JA、もしくは物産センターのほうへの出荷量についても、不作、豊作の年はあるものの、何とか横ばいで保てているというのは、一定効果があるのかなと。これを、もしこの銀寄の苗木の補助を行っていなければ、また極端に減っていたのかなと。現状維持が辛うじてできているのかなというふうには認識しておるところですけれども、具体的な数字というのはつかんでございません。 ○委員(岡本ひとし君)  先ほどの委員からの質問でもあったように、要するにもう個人でなかなかやっていくというのは、高齢化に伴いやはり苦しい部分があると思うんです。やはり先進的にポイントを決めて、ここでしっかりとクリの生産をやっていこうとかいうポイント決めも私は当然必要ではないかなというふうに思っておりますので、できる限り私も協力できる部分については協力をしていきたいと思います。先ほど係長のほうからありましたように、今月の23日に植樹祭を行うということですので、しっかりと私も協力して、成功裏に終わっていきたいということをお誓い申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○委員長(長尾 義信君)  ありがとうございました。  ほかに質疑はありますか。 ○副委員長(平田  要君)  そうしましたら、まず、歳入の分で、102ページになるんですけれども、歳入、項目にはあえて表示いうか、示されていないんですけれども、まず、後の分でお伺いしたいと思いますので、緊急捕獲事業補助金、国の補助金ですね。これは歳入でどこの項目に上がってくるでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  これは有害捕獲の緊急捕獲のことやと思うんですけれども、これにつきましては、能勢町有害鳥獣対策協議能勢支部、南丹・北摂広域協議の予算として上がっておりますので、町会計は通過いたしません。 ○副委員長(平田  要君)  そしたら、また後ほどお伺いします。  次、同じく歳入の分で、農林水産業の委託金の中の真ん中ですけれども、大阪府環状自然歩道管理費委託金、これについて、147万4,000円入っていますが、歳入で。これを事業化されているところはどこのほうに充当されているんでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  これにつきましては、大阪府環状自然歩道管理委託料ということで143万円の委託料として、これは事業化しております。 ○副委員長(平田  要君)  どこに事業化。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  どこにというのは。 ○副委員長(平田  要君)  充当している事業の先。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  費目は、だから、環状自然歩道委託事業費ですけれど。 ○副委員長(平田  要君)  何ページ。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  林業振興費ですね。済みません、林業費の林業振興費のほうで、事業番号といたしましては226番で、大阪府環状自然歩道委託事業。 ○副委員長(平田  要君)  何ページでしたっけ。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  101ページですね、101ページの委託料として、款5農林水産業費、項2林業費のところで計上しております。 ○副委員長(平田  要君)  この委託料ということで、執行されているんですけれども、具体の事業はどんな内容の事業で委託をされていますか。昨年の台風、大雨ありまして、結構環状自然歩道傷んでいるんですけれども、お伺いします。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  これは、主に経常の維持管理といいますか、点検管理でありまして、環状自然歩道の中に山辺地区と地黄地区にそれぞれ1カ所ずつトイレが設置されております。それの清掃、点検が主な業務、それから、一部ですけれども、草刈りですね、日当たりのよくて通りにくくなるということで、トイレの掃除と自然歩道の中の草刈りをメーンに行っています。台風とかによりまして、倒木等が発生した部分につきましては、また別途管理、大阪府のほうで行っていただいているということでございますので、台風との直接の関係というのはございません。 ○副委員長(平田  要君)  トイレの管理ということで、あわせて、いろいろ回られていましたら、被害の状況等あると思いますので、また農と緑が所管かなと思いますので、整備のほうもあわせて能勢町と連携して、早く自然歩道のほう、状況がよくなるように努めていただけたらと思います。ちょっとどこに入って、どういう使い方が不明でしたので、お伺いをさせていただきました。  続いてですけれども、歳出の分で、103ページになります。歳出の分で、清掃総務費ということで、清掃総務費のところのごみステーション対策費ということで、50万計上されておりますが、これの具体の事業の内容をお伺いします。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  こちらにつきましては、各ごみ収集の各区に設置しておられるごみステーション、これを例えば改修であったり、取りかえであったりする場合に、10万円の補助を、うちのほう、2分の1補助で、最大10万円の補助をさせていただいております。それを大方5件分計上しているという中身でございます。 ○副委員長(平田  要君)  実際執行は最近ありますか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  毎年やはり老朽化するところございますので、実績として50万を目安に、30万であるとか、時には超える場合もございます。 ○副委員長(平田  要君)  これに対する周知はどういうふうにされているんでしょうか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  これは長年続いている事業補助ですので、周知としましては、大体6月の区長を主に周知方法にさせていただいております。 ○副委員長(平田  要君)  そしたら、区長でこういった制度がありますよということで周知をしていただいているということで了解しました。  続いて、なるべくダブらないようにしたいと思いますが、108ページなんですけれども、108ページの、ここもまた火葬業務になるんですけれども、火葬業務の中で、残骨灰処理委託料ということで、この予算書のほうに委託料8万円で上がっているんですけれども、この委託料について、当然委託しますので、委託の方法はどんな方法で業者のほう選定をされているんでしょうか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  これは金額少額ですけれども、やはりこういう専門の残骨灰を処理、取り扱っている業者を近畿圏に3社ございますので、3社から見積もりをとっています。 ○副委員長(平田  要君)  3社から見積もりということで、ちなみに委託料ですけれども、8万というふうに予算は上がっていますけれども、実際幾らぐらいで入っているんでしょうか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  大方この半額ぐらいで、残骨灰の量にもよりますけれども、前回、29年度実施したときには約4万円で済んでおります。 ○副委員長(平田  要君)  年間、能勢町の火葬場で処理された残骨灰ということで、年間通して4万円の委託でされているということで。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  これ、毎年予算は計上しているんですが、やはり残骨灰の量が、うち、年間大方120件、あと動物も含めての量となるんですけれども、今のところ、前回は2年目を迎えた29年の3月に実施しておりまして、今年度もまだ保管庫のほうがまだ余裕がありますので、ただ、やはり残骨という分も意識しまして、一番最初にこちらで保管されてから、2年、もう大方3回忌を目安に、やはり2年以内の中では残骨灰も処理していこうという考えを持っています。ですので、今のところ2年分で4万円ですけれども、何せ件数等が読めませんので、毎年計上させていただいております。 ○副委員長(平田  要君)  余り不謹慎な内容で議論するのはと思っている、控えるべきかわかりませんけれども、ある新聞がこんな残骨灰の処理についてということで新聞に載っておりまして、骨の中にやはり貴金属等々入っていますのでいうことで、業者のほうに見積もり、入札をしたら、あるところでは1円で入札をされる業者が数十社があって、抽せんで業者を決定したということがありましたので、余りこういう質問はそぐわないかわかりませんけれども、実態、能勢町さんの火葬実態はどうかないうことでお伺いをさせていただきました。  次ですけれども、111ページ、ごみの有料化事業の分でお伺いします。ごみの有料化の分ですが、各家庭には通常1年間のごみのシールをいただいています。家庭の家族数によって枚数がいろいろあろうと思うんですけれども、それで足らない分について、別途請求をさせていただいたら、例えば医療とか、福祉とか、介護の理由で紙おむつでごみの量が賄えない場合は、申し込みすれば、またレシートを持っていけばいただけるということが一定あると思うんですけれども、それ以外でどんな分が追加でいただけるんでしょうか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  例えば区での活動ですね、区での清掃活動であるとか、あと、最近でいいましたら、乳幼児、2歳未満児までのお子様をお持ちの家庭でしたら無料配布をさせていただいております。 ○副委員長(平田  要君)  区の活動ですね、清掃活動、それ以外に2歳未満の子供さんがいらっしゃいましたら、別途追加で配布をあるということなんですけれども、実際、紙おむつが使うのが2歳までというふうに想定されているかちょっとわかりませんけれども、おおむね2歳でおむつ外れるんでしょうかねと思いまして。  引き続いて、言われているのが、こういう話がありまして、生まれて、出生されて、2歳で、生まれ月もあるんですけれども、紙おむつずっと使っている御家庭で、ちょっと2歳ではやっぱりしんどいんですわいうて。やはり4月生まれの子供さん、あるいは5月生まれの子供さん、1歳であればいいんですけれども、遅生まれであれば、2月であれば、なかなか1年間、また3歳になったらようやくおむつが外れるかなと思うんですけれども、それまでの分でどうしても枚数、シールが足らないことがありますので、やはりせめて3歳までとかしていただけないかな。レシート持っていったらわかるので、一般的には2歳でおむつが離れるということでやられているかわかりませんけれども、やはり子育てをしやすい環境であれば、もう少し幅を持たせて、3歳までというお考えはないのかなということをお伺いします。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  まずもって、先ほどの委員さんの御説明、もし私の取り違えがあったら申しわけないんですけれども、決して年度区切りで配布しているわけではなくて、それぞれの方の2歳を迎えるまでという形で、追加シールを無料配布させていただいております。また、ちょっと年齢の変更につきましては、今何とも私ども、平均が2歳なのか、3歳なのかというところですけれども、当時設定させていただいているときには、2歳までが、例えば3歳ぐらいから保育所に行くとか、そういうことも多くございましたので、そういった背景も踏まえて2歳と設定していますけれども、個人差がありますので、これはちょっとまだ今のところ見直すかと言われると未定というお答えになります。 ○副委員長(平田  要君)  子育てをされているお母さんからのお話、ぜひ早く外れたらいいんですけれども、遅くなったらそういう年齢まで紙おむつを使うことがありますので、その辺を配慮いただけるように、またお話をしておいてくださいいうことですので、今回の機会にこういうお話があるということで、質問をさせていただきました。  続いて、確認だけですけれども、112ページの先ほども出ていましたパイプハウスの分、年間50万ということで、今回いうか、平成30年は2件の実績があったということで、これ、JAさんも同じようにパイプハウスの導入に係る助成をされていますけれども、その辺の整合性いうか、調整はできて、申請は可能な分でいいんでしょうかね、大丈夫ですね。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  資材補助については、JAさんにおかれましても同じような同様の似た内容の補助があるということですけれども、これは我々単独の施策でございますので、重複して使用していただくことは今のところ想定しておりません。 ○副委員長(平田  要君)  単独で申請ということでなるんですよね。一応JAさんは上限20万円でパイプハウスを設置するに当たって助成があるということでなっていますが、そしたら、どちらも片方、両方の重複はだめやということでなっていますが、またそこも調整ができるようにしていただけたらと思います。結構ハウス費用高くなると思いますので、負担ね、農業経営者の方の負担の軽減の視点で、またお考えいただけること、お願いしておきます。 ○委員長(長尾 義信君)  今のはどうしたらいいんですか、要望ですか。 ○副委員長(平田  要君)  併用はできないんですね。 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩いたします。      ──────────────────────────────               休憩 午後 4時22分               再開 午後 4時23分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  先ほどの御質問ですけれども、JAにおきましても同様の補助内容があることは承知しておりますので、重複して補助を受けていただくということは今のところ考えておりませんし、そもそもあり方、能勢町の役割、JAの役割として、事業のあり方は今後検討していきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○副委員長(平田  要君)  検討していただけたら、よろしくお願いします。  次、113ページになります。獣害の分でずっと質問が出ていますけれども、ここで、新たに第三者危害防止出動委託金ということで、今年度より第三者危害防止出動について、広域の能勢支部のほうに委託をしますよということで、新規になると思うんですけれども、これ、従来第三者いうことで、職員の方と猟友会かね、両方来ていただいている事業が委託になったのか、今回頭出しをされたのか、どちらでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  第三者危害防止事業についてでございますけれども、これは従来、猟友会さん、能勢支部のほうに報償費としてお支払いをしておったという経過がございます。これは交通事故であったりとか、ネットにかかって生きた状態で身動きがとれないので、第三者に危害を及ぼすおそれがある場合に限って、猟友会の方に、限られた方ですけれども、お願いをして報償費としてお支払いをしておったんですけれども、近年やはりネットの数もふえています。鹿の数がふえているそもそもの原因もあるんですけれども、ネットでありますとか、交通事故によります緊急出動回数が非常にふえておりまして、予算の範囲内の中で、これまで限られた予算の範囲内の中で何頭とれても、あっても、出動をお願いしておったわけなんですけれども、なかなか数もかなりこの10年、かなりふえてまいりましたので、そうはいかないということで、1頭当たり幾らとしてお支払いできるように、きちんと委託方式に変更するということで、見直しするということです。ですんで、職員がついていくとか、ついていかないとかいうのは、全くそういう問題じゃなくて、もちろんとめ刺しに際しては市町村の職員の立ち会いが原則要りますんで、そこは変わりないというふうに思います。 ○副委員長(平田  要君)  上限というか、予算的に、そしたら、70万を予算措置をしている。これは、支払いについては、委託の内容については、1頭当たり幾らですよというふうに内容を、契約内容は示されているということでよろしいですね。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  そのとおりです。 ○副委員長(平田  要君)  完全に猟友会に委託をされることによって、職員の方の業務の軽減になるかなと考えましたが、そこはもう従来どおり、職員がとめ刺しのところについては一緒に行かれるということですので、わかりました。  あと、次は、国の緊急捕獲事業、先ほど南丹ですね、北摂地域を通してということで補助が出ているということで、歳入のところでお答えをいただいています。捕獲のICTのおりのときもこの組織を通してお金を、窓口にして申請をされて、それに対して助成があるということで。ここ、南丹のところを経由して国のほうに補助申請をされているんですが、そしたら、先ほどの捕獲の頭数も結構500を超える頭数あったんですけれども、どういうふうな申請をここの南丹のほうに申請をして、国のほうに申請をされているのかな、毎年の捕獲頭数の平均でされていると思うんですけれども、その辺、どういう申請の方法をされているのか、お伺いします。
    ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  ちょっとこの国の緊急捕獲事業については制度が非常に煩雑で、もちろん町の予算を介しないいうことで、非常にややこしいんですけれども、ICTを活用したゲートの捕獲装置の購入については、南丹・北摂協議を介して国から補助金、交付金としていただいて、猟友会能勢支部から狩猟者へという流れですけれども、緊急捕獲事業の1個体当たりの幾らという支払いについては、これは大阪府協議を通してお金の流れが行きますので、南丹・北摂広域協議とは、緊急捕獲事業については、直接関係ございませんので、これは府協議、それから能勢町協議とのやりとりになります。また、1頭当たり7,000円、8,000円とか、いろいろあるんですけれども、これにつきましては、それぞれの支部の考え方で、上限が来たら、前年度実績で基本的に予算要求していますんで、それより上回った場合については、国の要綱上は繰り越しも可能やということです。ただ、支部によっては、全国いろんな支部がありますんで、その当該年度で完結したいという場合は、単価を割り戻して、減額して交付される自治体もありますし、翌年繰り越すことも全然ルール上は可能ですんで、そこら辺については、能勢支部協議との協議になると思います。我々で、能勢町のほうでこうしてください、ああしてくださいではなくて、能勢支部協議の協議により決定することです。 ○副委員長(平田  要君)  能勢支部というのは、猟友会能勢支部と大阪府の協議の双方の調整、申請をされているということで、能勢町としては、行政は入っていないということで、協議の中に入っていない、申請頭数等々については、あくまでも能勢支部と府の協議でそれぞれされております、国に対して請求をされているので、ちょっとそこの内容はわかりませんということでよろしいですね。 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 4時30分               再開 午後 4時31分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。 ○副委員長(平田  要君)  であれば、予算的な部分は、そしたら、こちら通っていないですので、当然ここの来年度予算にも上がっていませんので、ここで議論するのは違うのかわかりませんが、実態としては、双方、深く個数を減らさないと被害がますますふえるだけということで、猟友会の協力いただきながら、この緊急捕獲事業をされているということで、国の事業ということで、当然行政も経由して申請をしているというふうに理解をしておりましたので、きょう質問させていただいて、その申請の方法が若干違いますので、認識と違いますので、またちょっと整理をしながら、こちらのほうで言われている分については回答しておきたいと思います。要は昨年度、29年度、初めて捕獲事業をされたときに、国の緊急捕獲事業の補助金的な全体の総額がなくて、4月から1月末で精算をされて、ことしの2月以降から今年度については、昨年の繰り越しも含めて、捕獲に対しての報償金ですか、報償費みたいなものを払っていくことになって、金額的な部分も従来の8,000円と言われていた分から、また、先ほど話ありましたのは、全体で精算せよということになりましたら、やっぱり8,000円でない、7,000円、あるいはまた、7,000円を割っての報償費の支払いだったりするということで、本来の当初の分、捕獲頭数が一定確保できて、こんな申請をしていたら、それなりの補助金が確保できるんではないのかなというふうに言われていて、それはそうかということで、一度確認をする必要があるかなと思っておりました。もし間違っていたら、いや、ちょっと違いますよ言っていただいたらいいんですけれども、こういう理解をしておりましたので、正しくお伝えをしないと、こちらから国に直接、大阪府経由で申請をされているように思っておられる方もいらっしゃいましたので、ちょっと整理の意味で今回質問に上げさせてもらいました。 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 4時34分               再開 午後 4時35分      ────────────────────────────── ○委員長(長尾 義信君)  会議を再開いたします。 ○副委員長(平田  要君)  最後、114ページの森林整備事業ですけれども、従来からずっとこの事業を使って山辺地区のほうですね、整備をされていて、今後の計画的な分、今年度もまた同じように上がっていまして、多分1年、2年ではこういった整備はできないと思うんですけれども、予定地とか、そんなんは今回のこの整備事業はどちらを予定をされているんでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  この森林整備事業につきましては、平成24年の森林法の改正に基づきまして、簡単に言いますと、あらかじめ5年以内に施行する間伐でありますとか、路網整備をする地区をあらかじめ市町村長の認定を受けておく必要があるということでございまして、現在、山辺地区でやっておりますのは、平成28年度に作成した計画に基づき、今それを執行しておるところです。また、29年度は計画は作成しておりませんで、29、30は作成しておりませんで、来年度、新たな地区を今作成するところですけれども、今この場で明確な予定地を申し上げるまでにはまだ至っていない、計画作成したいという思いのある地域があるということで御理解いただきたいと思います。 ○副委員長(平田  要君)  予算上上がっていますので、整備支援と路網整備ということで、言われたように、まだそこまでということであれば、30年以降はまだということで理解をさせていただきました。順次ということで。 ○委員長(長尾 義信君)  ほかに質疑ありますか。 ○議長(中植 昭彦君)  数点だけお伺いします。  農業振興の部分ですね、遊休地の対策ということで、人・農地プラン、今策定されとると思うんですが、何地区、何エリアされておりますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  人・農地プランにつきましては、能勢町全体でまず1地区、それから、個別で2地区作成しています。 ○議長(中植 昭彦君)  もう御承知かと思うんですけれども、人・農地プランにつきましては、これから5年、10年後の農地の将来像を具体的に示すということで、農林水産省のほうがここのプランの策定については、しっかりと監視をしていくというふうなことが言われています。今、人・農地プランのほう、策定されておるわけですけれども、やはりその計画どおりに進んでいないところがかなりあるんじゃないのかなというふうに思うんですけれども、その辺の御見解についてお伺いします。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  人・農地プランの作成につきましては、これまで当初制度ができたときには、いろんな農政の補助事業でありますとか、寄附金を受ける要件として必ず人・農地プランに位置づけられていなければならないというのがほぼ大半で、今現在、農水の補助事業を受けるには必ず載っていなければならないということで、まず、我々、町全体で一つつくって、補助金、受け皿となれるようにということでつくっておりまして、当初の目的どおり、5年後、10年後を見据えたプランではございませんでしたが、今このたび、農水のほうから昨年末出ております人・農地プランの実質化ということで、より実行力のある人・農地プランを作成する要指導が来ております。おっしゃるとおり、今後作成する人・農地プランについては、単に補助金、交付金を目的としたプランではなく、地域、また、最寄り、小字単位でより実質的な人・農地プランの作成を求められているところですので、そういったつもりで今後も地元、相談応じていきたいというふうに考えています。 ○議長(中植 昭彦君)  やはりこれがこの能勢町の農地を保全していく基本的な考え方になってくると思うんです。その辺つきましては、やはりJAも含めて、関係団体、そしてまた、おっしゃるように、地元もしっかり入っていただいて、どういうふうにしたら解消していくのか、今まででしたら、主体者がなかなか見えないところがあったと思うんですよ。ですので、やはり主体もきっちり、全員が主体だというところで、どういうふうに農地を活用していくのかというのは、しっかりと協議していくべきだというふうに思うんですが、見解についてお伺いします。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  委員おっしゃるとおりでございます。先ほど来、町長申していますように、企業誘致も含めて、産業農業の誘致も含めて、人・農地プランの中で、地域としてどのようにして守っていくんが理想、農地を農地として、今までどおり耕して守っていくの、それも理想かもしれませんけれども、なかなかそうも言っていられない時代であると思いますので、農地の高度利用を含めて、プランの中では検討していく、地域に応じたプランを検討していく必要があると感じています。 ○議長(中植 昭彦君)  それに関連しまして、今、国版認定農業者の更新時期に当たられているところが大分あると思います。その中で見えてくる分、今でしたら、あれ、5年間のスパンで改善計画を立てていると思うんですけれども、それの実効性、どれぐらいにどれぐらい実行されておられますでしょうか、その辺、把握できていますか。 ○委員長(長尾 義信君)  しばらく休憩しましょうか。 ○議長(中植 昭彦君)  言いますわ、もう一遍。 ○委員長(長尾 義信君)  引き続いてお願いします。  会議を再開いたします。 ○議長(中植 昭彦君)  これ、もう御承知のように、5年ごとの改善計画を立てて、それを承認しておるというところなんですけれども、そこの達成ぐあい、どのように原課として把握されておられますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  国版認定農業者の達成要件、いろいろ要件はあるんですけれども、年間農業所得600万円以上であるとか、労働時間についていろいろ達成状況、5年後の計画を書くものでございまして、それについて毎年、今ちょうど更新時期でございまして、大阪府の農の普及課と一緒に面談をさせていただいておるところですけれども、あくまでこれ、目標でありまして、畜産でありますとか、水稲、野菜、いろいろな農業スタイルの方、いろんな認定の仕方をさせてもうとるんですけれども、全ての方がその目標どおり、計画どおりおおむね進んでいるというわけではなく、非常に皆さん、計画を立てたものの非常に苦労されている、大半の方が苦労されていて、まだまだ目標に達していないというのが現状やと思います。 ○議長(中植 昭彦君)  その辺のとこ、これは現状の分析と、将来像、しっかりと見詰め直していくというところで、5年の期限の中での更新ということになると思いますので、やはりその実効性のある計画でないといけないと思うんです。ですので、今ちょうど更新時期ですので、その辺のなぜ達成できなかったかというところも含めて、やはりケーススタディーのほうをしていただいて、更新作業をしていくというのが大事だと思うんですけれども、見解についてお伺いします。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  そうですね、もちろんおっしゃるとおり、各農業者のスキルに応じたケアが必要だと思っていますので、それを心がけていきたいと思っております。 ○議長(中植 昭彦君)  よろしくお願いします。  それから、説明資料の106ページの一番上のところですね。環境保全型農業直接支払事業費補助金ということで、堆肥の有機農業ということで、堆肥の推進等々あるんですが、この辺で、畜産振興事業費のところにも絡んでくるんですけれども、有機農法をする上において、耕畜連携というふうな考え方というのは大変大事なことだと思うんです。実際にやはり高付加価値化をするために、耕畜連携を進めていくというふうなふうに意味合いでとったんですけれども、それでよろしいんでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  ちょっと質問の内容からそれるかもしれんのですけれども、今回減額で上げさせてもらっています。これは、国の制度が変わりまして、これまで有機JAS農法に取り組んでいる農家の方対象にこの制度を活用させていただいていたんですけれども、今まででしたら、春、夏野菜、秋、冬野菜も同じ補助で二重カウントできたんですけれども、今回より、今年度より、国の指導により、秋、冬、春、夏、いずれかで取り組みなさいよということでの減額です。取り組み面積自体が変わったわけではなく、二作とれていたんが、一作しかとれていなかった。それに新たに今回、堆肥化、これも新しく制度ができましたんで、堆肥投入による環境保全型農業について制度ができましたんで、耕畜連携もありますけれども、いろいろ難しいところはあるんですけれども、先進的に取り組みたいという農家の方おられましたんで、ここはぜひ支援していきたいなということで、取り組んでおるところですけれども、ちょっとまだ初年度で、いろいろ問題点も、難しいところも、取り組みにくいなというところもいろいろあるのも、これも事実ですんで、今後検証していきたいなというふうに思います。 ○議長(中植 昭彦君)  今能勢町には耕種農家がおり、畜産農家がおり、やはりそこを連携させる耕畜連携というのが基本の形だというふうに思うんです。やはり有機JASになるときには、有機農法の堆肥についても、いろんな基準があって、難しい部分はあろうかと思うんですけれども、今そういう形で、乗れるような形で、堆肥のほうも生産していこうというふうな流れの中で、やはり耕種農家とどんなふうな例えば堆肥だったら使えるのかとか、逆にその耕種農家との話し合いというか、協議の場所であったりとか、そういうふうなものも一定必要になってくるのかなというふうに思うんですけれども、その辺のマッチング等々は考えておられますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  今おっしゃいましたとおり、堆肥については、この前の、今年度ですね、今年度当初の畜産振興のほうの事業計画のほうでも、一定堆肥づくりに積極的に取り組んでいこうじゃないかということで、養鶏のほうも含めまして、計画のほうを上げていただいておるところです。また、大阪府におきましても、今までですと、品評でありますとか、成分分析、いろんな機会があったんですけれども、府のほうとしても取り組み、今ちょっと後退しているのかなというふうに我々も感じていまして、具体的にどういう手法で、どういう取り組みしていったらいいのかというのは、今後農家さんと一緒に考えていく場は積極的に設けていきたいとは思っています。 ○議長(中植 昭彦君)  ぜひ、病気が少なくなりますし、付加価値をつけて差別化が図れると思いますので、やはり耕畜連携、しっかり進めていただきたいというふうに思います。  それから、死獣のほうで3頭のイノシシを処理したということなんですけれども、今豚コレラがかなり蔓延しておりまして、予断を許さないような状況なんですけれども、その死獣について、感染等々の検査はされましたでしょうか、そういうふうな指導はありましたでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  これについては、今のところ大阪府のほうから指示はありません。通常どおり動物霊園で処理させていただきました。 ○議長(中植 昭彦君)  これ、人間にうつるものではありませんので、大丈夫だとは思うんですが、能勢町内にも養豚農家はありませんから、直接的な被害というのはないのかもしれませんけれども、山つながっていますので、それで広がっていく可能性もありますので、その辺は、大阪でも出ていますし、ですので、やはりするべきじゃないのかなというふうに思います。大阪府のほうにも、家保のほうにも、その辺提案していただくほうがいいのかなというふうに思っております。  それから、いつものやつです。防疫の体制のことです。今回、先ほども申しましたように、豚コレラで大阪府のほうが被害を受けました。それを受けまして、防疫体制のやはり確認、最低限ですね、というのが必要になったというふうに思います。その辺、どういうふうに原課として感じておられるのか、お聞きしたいと思います。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  家畜伝染予防法に基づく防疫訓練、ここ最近、鳥インフルエンザでありますとか、口蹄疫は少ないですけれども、鳥インフルエンザ、毎年のように騒がれておりますし、ことしは豚コレラということで、シーズンごと、事案が出ているところを深く受けとめて、これまた、一義的に能勢町で単体でどうのこうのとはなかなかいきませんので、大阪府と連携して、引き続き、一応今のところ年に1回、北部地域の研修、それから能勢町、それぞれ1回ずつやっとるところです。形はそれぞれ変えておりますけれども、できるだけ情報共有、認識共有して、今後も進めてまいりたいと思っております。以上です。 ○委員長(長尾 義信君)  ほかに質疑ありますか。  これで質疑を終わります。  これで地域振興課関係を終わります。  お諮りいたします。本日の会議はこれで延会したいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○委員長(長尾 義信君)  異議なしと認めます。  本日はこれで延いたします。  念のため申し上げます。3月12日の委員は、午前9時30分より再開いたします。お疲れさまでした。      ──────────────────────────────               延 午後 4時51分  以上、会議の経過を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。  能勢町議会 環境教育常任委員  委 員 長...