能勢町議会 2013-03-11
平成25年環境教育常任委員会(3月11日)
平成25年
環境教育常任委員会(3月11日)
┌───────────────────────────────────────┐
│ 環境教育常任委員会記録 │
├─────┬─────────────────────────────────┤
│ │平成25年 3月11日(月) 午前 9時30分 開会 │
│会議日時 ├─────────────────────────────────┤
│ │平成25年 3月11日(月) 午後 6時47分 延会 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│場所 │能 勢 町 役 場 議 場 │
├─────┼────────────────┬────────────────┤
│ │委員長 原 田 健 志 │委 員 八 木 修 │
│出席委員 ├────────────────┼────────────────┤
│ │副委員長 谷 義 樹 │委 員 中 植 昭 彦 │
│出席6名 ├────────────────┼────────────────┤
│ │委 員 岡 本 ひとし
│ │
│欠席1名 ├────────────────┼────────────────┤
│ │委 員 岡 本 榮三郎
│ │
├─────┼────────────────┼────────────────┤
│欠席委員 │委 員 中 西
武 │ │
├─────┼────────────────┼────────────────┤
│傍聴議員 │副議長 長 尾 義 和 │議 員 美 谷 芳 昭 │
├─────┼──────┬─────────┼──────┬─────────┤
│ │職 名│ 名 前 │職 名│ 名 前 │
│ ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │町長 │ 山 口 禎
│ │ │
│ ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │環境創造部長│ 森 村
保 │ │ │
│説明のため├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │地域振興課長│ 藤 原 伸 祐
│ │ │
│ ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │淨るりシアタ│ │ │ │
│出席した者
│ │ 松 田 正 弘
│ │ │
│ │ー館長 │ │ │ │
│ ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │産業振興係長│ 大 植 信
洋 │ │ │
│の職・氏名├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │美化衛生係長│ 奥 成
久 │ │ │
│ ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │地域整備課長│ 上 安 敏 弘
│ │ │
│ ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │土木建築係長│ 馬 瀬 師
彦 │ │ │
│ ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │地域整備課 │ │ │ │
│ │ │ 中 教
仁 │ │ │
│ │係 長
│ │ │ │
├─────┼──────┴─────────┴──────┴─────────┤
│付議事件 │別紙のとおり │
├─────┼──┬────────┬──┬───────┬──┬───────┤
│議会事務局│ │ │ │ │ │ │
│ │局長│ 中島 吉章 │係長│ 岡 康一 │書記│ 田中 朋子 │
│出席者氏名│ │ │ │ │ │ │
└─────┴──┴────────┴──┴───────┴──┴───────┘
開 会 午前 9時30分
○委員長(原田 健志君) 挨拶
○町長(山口 禎君) 挨拶
──────────────────────────────
○委員長(原田 健志君) それでは、定足数に達しましたので、
環境教育常任委員会を開会します。
直ちに会議を開きます。
本委員会に付託されました議案第19号「平成25年度能勢町一般会計予算」に関し、環境教育関係を議題とします。
本件について、まず
環境創造部地域振興課関係について説明を求めます。
○環境創造部長(森村 保君) おはようございます。よろしくお願いいたします。
それでは、平成25年度の当初予算案の概要でございまして、委員長から御案内のとおり、地域振興課関係の予算について、よろしくお願いをいたします。
予算説明資料の83ページをお開きいただきますと、そこに概要をお示しをさせていただいているところでございます。
地域振興関係予算につきましては、歳入では若干の増、また歳出では、繰出金関係を除きましては、これも若干の減となっているところでございます。
本年度の主な事業といたしましては、まず産業振興関係につきまして、新規事業といたしまして農業の面でございますが、人・農地プランに位置づけられました新規就農者への支援策600万円を計上してございます。また、化学肥料や農薬等を低減して販売を目的に生産を行う農業者に対しての交付金40万円を計上をいたしておりますとともに、農地利用集積への取り組みを進めていこうとしていただいております両土地改良区への補助金1,800万円も計上させていただいてるところです。
さらに、森林整備、里山再生に関しましては、間伐の推進等支援事業として790万円余りを計上してございます。また、農作物への獣害対策におきましては、これは予算計上科目の変更をさせていただいておりまして、昨年度同様推進をすることといたしまして、580万円余りの予算を計上しているところです。
美化衛生に関する主な内容でございますけれども、
国崎クリーンセンターへの運転管理に係る
猪名川上流広域ごみ処理施設組合への負担金1億5,850万円余り、そして
美化センター跡地周辺の安全対策等に係ります費用が中心となります豊能郡環境施設組合への負担金1,640万円余り、また不法投棄の防止対策といたしまして、本年度におきましても監視カメラを設置していきたいと考えてございまして、180万円余りを計上しているところでございます。そして、新たな火葬場の整備に向けまして、用地の増設に向けた設計等の業務を現在執行中でございます。25年度の当初予算といたしましては、用地の賃貸借料といたしまして180万円余りを計上しているものでございます。
次に、観光振興でございますけれども、観光物産センター内で観光案内業務を取り組んでいただいております
ボランティアガイドの会、そして中心となっていただく団体としての観光協会への支援等といたしまして380万円余りを、また大阪の
てっぺんフェスティバル事業に係る予算300万円を計上しているものでございます。
芸術文化の創造におきましては、本年度、淨るりシアターの管理運営費といたしまして、電気設備の改修費関係で600万円を計上いたしますとともに、シアターを核といたしましての浄瑠璃公演、人形浄瑠璃の公演等を初めといたしまして、特色ある地域自主事業の展開を図る関係予算6,580万円余りを計上しているものでございます。
それで、以下詳細につきましては、地域振興課長及び
淨るりシアター館長のほうより御説明を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) おはようございます。
そうしましたら、私のほうからは、地域振興課所管のうち産業振興係、美化衛生係、農業委員会に関します歳入歳出について御説明申し上げます。
まず、予算書の歳入歳出の主な項目につきまして説明をいたします。その後、詳細につきましては、予算説明資料の歳出を中心に御説明を申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、予算書の30ページをお願いいたします。款14使用料及び手数料、項1使用料でございます。下から2行目、目3衛生使用料85万円、これ火葬場使用料に関する歳入でございます。それからその下、目4農林使用料7万円、交流促進施設の使用料等でございます。
32ページをお願いいたします。一番下の段でございます。目3衛生手数料3,399万6,000円でございます。本課に係るものとしましては、犬、猫等の手数料、
家庭ごみ収集運搬手数料、
一般廃棄物処理許可手数料等でございます。
34ページをお願いいたします。目4農林手数料1万1,000円でございます。農地関係の証明手数料に関するものでございます。目6商工手数料1,000円でございます。これは頭出しでございます。岩石採取計画等の認可手数料の頭出しでございます。
38ページをお願いいたします。款16府支出金、項2府補助金、目1総務費府補助金でございます。154万3,000円でございます。これ
総合相談事業交付金でございますけれども、このうち本課に属するものは、地域就労支援として1万5,000円でございます。
次のページをお願いいたします。目3衛生費府支出金498万円でございます。本課に係るものにつきましては、
公害防止事務費交付金27万7,000円でございます。その下、目4農林水産業費府補助金1,159万8,000円でございます。これは新たに
新規就農者確保事業費補助金600万円の皆増、それから環境保全型農業、直接
支払事業費補助金20万円、皆増等によるものでございます。
それでは、次の42ページをお願いいたします。目3衛生費委託金7万3,000円でございます。死体犬処理の交付金等でございます。その下、目4
農林水産業費委託金413万円でございます。これは主に大阪府環状自然歩道の管理委託金、また道の
駅簡易パーキング管理費委託金等による歳入でございます。
44ページ、次のページをお願いいたします。中段から下のところでございます。目7商工費委託金21万8,000円でございます。これは
商工振興委任事務交付金でございます。その下、目8権限移譲交付金362万9,000円でございます。このうち本課に係るものは、騒音、振動等に要する経費ということで28万8,000円分が本課に属するものでございます。
その下でございます。款17財産収入、項1財産運用収入、目1財産貸付収入154万1,000円、このうち8,000円が当課所属のものでございます。目2利子及び配当金620万円、このうちの本課に属するものですけれども、次の46ページ、47ページの上段でございます。環境基金の利子、また物産センターの配当金、
地域濃度活性化基金利子等によるものが本課に属するものでございます。
続きまして、48ページをお願いいたします。款19、繰入金、項1基金繰入金、目6環境基金繰入金710万円でございます。集団回収事業費もしくは環境フォーラム等に繰り入れるものでございます。目7
地域農業活性化基金繰入金100万円でございます。これは物産センターの通常の修繕分に充てる費用でございます。
次の50ページ、51ページをお願いいたします。中段より下でございます。款21諸収入、項5雑入、目1雑入3,648万2,000円のうち本課に属するものは、上段の
農業者年金業務委託手数料11万8,000円、それからその8行ほど下にございますけれども、資源紙類売却料81万8,000円が主な歳入でございます。
歳出につきまして御説明を申し上げます。70ページをお願いいたします。款2総務費、項1総務管理費、目11芸術文化振興費のうち郷土芸能保存会に関連する経費を計上しております。人形浄瑠璃公演の委託料171万円、また郷土芸能保存会への補助金69万5,000円でございます。
ちょっと飛びますけれども、110ページをお願いいたします。110ページ、111ページでございます。款4衛生費、項1保健衛生費でございます。このうち目4環境衛生費でございます。ここからが美化衛生係所管分の歳出となるものでございます。環境衛生費につきましては、主に火葬場関連経費、また
環境対策検討委員会等に要する経費でございます。合計が1,247万5,000円、4,900万円ほどの減少になっております。これは火葬場の建築造成の実施設計等の減によるものでございます。
次のページをお願いいたします。目6環境基金費85万6,000円でございます。その下、目7水道事業費でございます。これは水道事業の繰出金でございます。1億9,532万6,000円でございます。
次の114ページをお願いいたします。款4衛生費、項2清掃費、目1清掃総務費、この項目につきましては、主に
国崎クリーンセンターと施設組合への負担金でございます。2億734万2,000円でございます。マイナスの338万8,000円でございます。その下、目2塵芥処理費でございます。8,808万9,000円、主にごみ収集に関連する費用を計上するものでございます。
次のページですね、済みません、ちょっとページが飛びますけれども、118ページをお願いいたします。款5農林水産業費、項1農業費でございます。ここからは産業振興係、農業委員会に係る予算でございます。農林業の振興、獣害対策、商工労働等に関する歳出でございます。目1の農業委員会費1,035万5,000円でございます。これは農業委員会の運営に要する報酬等の経費でございます。
次のページをお願いいたします。中ほどより下です。目2農業総務費でございます。6,672万9,000円、これは主に職員人件費に要する費用でございます。
次のページでございます。122ページ、123ページです。目3農業振興費1,558万5,000円でございます。前年度比1,169万4,000円の増でございます。主に農業振興に要する経費、新規就農者に対する支援とか戸別所得補償制度、また獣害対策に要する経費を計上しておるものでございます。主な増減の理由でございますけれども、青年就農給付金の関係で600万円、また昨年度まで林業費のほうで組んでおりました鹿害防止事業を農業費に移したことから、490万円ほどの増額というふうになってございます。
124ページをお願いいたします。目5農地費4,129万円でございます。主に土地改良団体への負担金と土地改良区への補助金でございます。その下、目12
地域農業活性化基金費でございます。その下、目14農業施設運営費でございます。471万1,000円でございます。主に道の駅もしくは交流促進施設に関連する経費を計上しております。前年度比マイナス348万5,000円でございますけれども、これは昨年度、物産センターに米粉製粉機を導入する際に補助金300万円を計上しておりまして、それが皆減になることから、このような数字となっております。
次に、126ページでございます。款5農林水産業費、項2林業費、目1林業振興費でございます。主に森林整備や里山の再生に要する経費を計上するものでございます。前年度比106万3,000円の減でございます。これは先ほど申し上げました獣害対策に係る費用を農業振興費に振りかえたために、減額となるものでございます。
128ページをお願いいたします。款6商工費、項1商工費、目1商工振興費でございます。424万1,000円、これは商工会に対する事業補助費でございます。
以上、地域振興課所管のうち産業振興係、美化衛生係、農業委員会に関連する予算を説明をいたしました。
引き続きまして、予算説明資料に基づいて歳出を中心に御説明を申し上げたいと思います。予算説明資料の93ページをお願いいたします。
まずは、美化衛生係の所管業務に関連するものでございます。上段でございます。細目の5
環境対策検討委員会費でございます。これは第2次環境基本計画などをもとに、環境施策やその取り組みについて具体的に検討を要するために計上しておる費用でございます。39万8,000円でございます。それから、その下、細目6火葬業務費でございます。火葬業務を行うために必要な経費を計上しております。なお、火葬業務につきましては、年間85件を見込んでおります。
94ページをお願いいたします。細目の11公害対策事業費でございます。河川の水質検査のほか、不法投棄防止に係ります啓発活動に要する経費を計上するものでございます。主な歳出につきましては、水質検査委託料58万3,000円でございます。その下、火葬場建設事業費180万6,000円でございます。これは火葬場新設に伴います建設用地の賃借料、それから税金分の計上でございます。主な増減理由でございますけれども、先ほども御説明申し上げました前年度計上であります実施設計委託料の減額による減でございます。
その横の95ページでございます。
環境フォーラム運営費161万3,000円、25年度につきましては、大阪の
てっぺんフェスティバルとの共催によりまして内容の充実と集客を図り、環境への意識を高めるということで、共催3年目になりますので、今回については講師の選出等の内容の充実を図ることによりまして委託料を若干増しておるものでございます。その下、美化推進事業費でございます。不法投棄啓発看板及び
不法投棄監視カメラ2台の購入でございます。ちなみに、現在は天王地区、下田地区、宿野地区に合計7台の監視カメラを設置しておるところでございます。
次の96ページをお願いいたします。豊能郡環境施設組合費でございます。1,647万3,000円でございます。
ダイオキシン対策等に対して費用を負担するものでございます。その下の
猪名川上流広域ごみ処理施設組合費でございます。1億5,856万7,000円、
国崎クリーンセンターの運営に要する経費を支出するものでございます。その下でございます。ごみ収集事業費7,909万5,000円です。家庭系ごみの収集運搬を行うものでございます。主に収集委託料がメーンの支出になりまして、7,800万ほどの委託料でございます。
97ページでございます。ごみ有料化事業費202万2,000円でございます。これは平成26年度用の生ごみ類の無料券及び収集日程表などの作成及び配布に要する費用でございます。
その次、
青年就農給付金事業費、ここからが産業振興係に関連する支出でございます。本年度600万円皆増でございます。これは新規就農者に対しまして最長5年間、年間150万円を給付しようとするものでございます。これは人・農地プランに位置づけられる、もしくは位置づけが確実であるということが要件になっておるものでございます。
次の98ページをお願いいたします。
環境保全型農業推進事業費40万円でございます。地球温暖化防止を目的といたしました営農活動や生物多様性保全に効果の高い営農活動に取り組む農業者に対しまして、反当たり4,000円を交付するものでございます。同様に、国からも直接農業者に対して反当たり4,000円を交付するものでございます。25年度につきましては、法人1件、個人3件を見込んでおります。その下、
能勢栗振興事業費でございます。99万5,000円、25年度の事業内容につきましては、栽培講習会の開催、苗木購入補助の継続した実施、それから能勢栗のブランド力向上のためにPR事業費を措置するものでございます。
続きまして、99ページ、
農産物出荷推進事業費でございます。150万円でございます。農産物・農産加工品の出荷促進のための講習会を開催するものでございます。また、
パイプハウス導入支援事業の実施、それから能勢町観光物産センターで取り組まれておりますブランド野菜、現在は黒枝豆・紅はるかでございますけれども、そういった
ブランド野菜プロジェクトを支援しようとするものでございます。
その下、獣害対策事業費でございます。583万5,000円、主な内容でございますけれども、猟友会による有害鳥獣捕獲活動に対する支援140万円ほどでございます。それから、アライグマ等に係る措置経費の計上、また鳥獣害対策に伴う資材費の補助でございます。主な歳出でございますけれども、有害鳥獣捕獲報奨25万円、それから先ほど申し上げました猟友会への補助金140万円、それから
農産物獣害対策事業補助金ということで2分の1の資材費補助の事業でございます。これが350万円でございます。
100ページをお願いいたします。土地改良区事業費でございます。180万円でございます。25年度につきましては、農地や農業用施設の多面的機能の維持向上に対する土地改良区の取り組みに対する支援、これはこれまでと同様でございますけれども、そして新たに土地改良区が実施主体となって取り組む予定となっております
農地利用集積円滑化事業に対して支援を行うために要する経費でございます。
それから、101ページでございます。
里山再生支援事業費794万2,000円でございます。これは主に搬出間伐と一体となった路網整備に要する経費もしくは広葉樹林等の再生支援に要する経費、また森林ボランティアの活動支援等に要する経費を計上するものでございます。
以上、地域振興課のうち産業振興係、美化衛生係、農業委員会に関連する予算につきまして説明を申し上げました。
引き続きまして、松田館長より地域振興係分を御説明を申し上げます。
○
淨るりシアター館長(松田 正弘君) おはようございます。
続きまして、
地域振興課地域振興係の説明をさせていただきます。座って説明させていただきます。よろしくお願いします。
そうしましたら、予算書の30ページ、31ページをお願いいたします。地域振興係に係ります予算が淨るりシアターの管理運営及び文化振興及び観光振興に係る分の予算でございます。30ページ、款14使用料及び手数料、項1使用料、目1総務使用料、本年度予算額1,360万2,000円のうち1,335万3,000円がうちに係ります予算です。説明といたしまして、会館使用料630万3,000円、会館入場料705万円でございます。この当初予算説明資料に係りますページは87ページになります。
続きまして、36ページ、37ページをお願いいたします。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目7総務費国庫補助金、説明といたしましては、
劇場音楽堂等活性化事業補助金でございます。400万円です。この補助事業につきましては、文化庁の補助事業でございまして、昨年、23年度より27年度の5年間の内定をいただいてる分でございます。当初予算説明資料の関連ページは92ページになります。
続きまして、46ページ、47ページをお願いします。款17財産収入、項1財産運用収入、目2利子及び配当金、説明といたしまして、上から3つ目でございます。芸術文化振興基金利子1万9,000円、基金から発生しました利子でございます。
続きまして、次の48ページ、49ページをお願いします。款19繰入金、項1基金繰入金、目5芸術文化振興基金繰入金、説明としまして、芸術文化振興基金繰入金1,175万円でございます。これは先ほど説明しました文化庁の補助事業に係ります事業の基金繰入金でございます。当初予算説明資料関連ページは92ページになります。
続きまして、次の50ページ、51ページをお願いします。款21諸収入、項5雑入、目1雑入、説明といたしまして、上から4段目、コピー代金収入12万3,000円のうち3万8,000円がうちに係ります予算です。下から4段目、広告収入48万5,000円のうち17万円がうちの予算でございます。これは淨るりシアターの封筒広告に係ります広告収入です。続きまして、一番下のその他収入656万2,000円のうち15万7,000円がうちに係ります予算です。自動販売機の収入、公衆電話の収入等でございます。
続きまして、68ページ、69ページをお願いします。ここから支出のほうに移らせていただきます。款2総務費、項1総務管理費、目11芸術文化創造費、本年度予算額7,807万6,000円のうち7,567万1,000円がうちに係ります予算です。前年度予算額7,129万4,000円のうち6,888万9,000円がうちに係る予算でございまして、比較増減としまして678万2,000円でございます。この増の要因としましては、淨るりシアターの電気工作物の取りかえ工事を行います関係上、予算が増になります。特定財源としまして、国庫支出金400万円、その他2,541万8,000円、一般財源4,865万8,000円のうち4,625万3,000円がうちに係ります予算でございます。当初予算説明資料の関連ページは91ページ、92ページになります。以下、節説明につきましては、当初予算説明資料で後ほど詳細を説明させていただきます。
続きまして、少し飛びまして128ページ、129ページをお願いいたします。款6商工費、項1商工費、目2観光費、本年度予算額708万7,000円、前年度予算額643万4,000円、比較としまして65万3,000円の増でございます。これは増の要因につきましては、隔年で行っております観光パンフレットの作成の年に当たりまして、65万3,000円が増になっております。特定財源としまして、その他470万8,000円、一般財源としまして237万9,000円でございます。同じく節説明につきましては、当初予算説明資料で詳細を説明させていただきます。
続きまして、当初予算説明資料を御面倒ですが、よろしくお願いします。87ページをお願いします。歳入のほうから説明を申し上げます。細節1会館使用料です。一番上の上段でございます。内容説明としまして、本年度当初予算額630万3,000円、積算根拠等としまして、ホール及び小ホール、会議室等の使用料の計上でございます。この予算算出の根拠としましては、過去2年間の実績を計上しているものでございます。3番目としまして、ワークショップ受講料219万5,000円、これは人形浄瑠璃のワークショップに係ります受講料を計上いたしております。
下の段です。細節2会館入場料、内容説明としまして、本年度当初予算額705万円、積算根拠としましては、自主事業入場料の収入705万円でございます。これは淨るり月間、コンサート関係2本を見込みました自主事業の入場料でございます。
続きまして、次のページをお願いします。88ページです。一番下の段になります。細節、
劇場音楽堂等活性化事業補助金、内容説明としまして、本年度当初予算額400万円、算出根拠等につきましては、対象経費の2分の1以内ということで400万円を計上するものでございます。この事業につきましては、人形浄瑠璃の浄瑠璃関係の事業に充てさせていただきまして、全体の事業が1,575万円の事業計画をしております。これは文化庁の補助事業でございまして、劇場音楽堂等活性化事業と申します。これは先ほども説明しましたが、23年度から27年度の5カ年の文化庁から内定をいただいておりまして、淨るり月間、神社公演等々の事業に対する補助でございます。
続きまして、次の89ページをお願いします。一番下でございます。細節1芸術文化振興基金繰入金、内容説明としまして、本年度当初予算額1,175万円、充当先細目名につきましては、能勢人形浄瑠璃創造発信事業1,175万円でございます。これは前ページの劇場音楽堂等活性化事業に充てさせてもらう基金の繰り入れでございます。
続きまして、次の90ページをお願いします。下の段です。細節25広告収入、内容説明としまして、本年度当初予算額17万円、積算根拠等につきましては、淨るりシアターの封筒裏面への広告掲載を行う収入でございます。長形3号12万円、これは単価4万円の3つの広告をいただくことを計画しております。角形20号5万円、単価2万5,000円の2枠の広告を予定しているものでございます。
続きまして、91ページをお願いします。ここからは歳出でございます。同じく歳出目細目、細目2淨るりシアター管理運営事業、内容説明といたしまして、本年度当初予算額3,843万6,000円、特定財源としまして、その他656万8,000円、一般財源3,186万8,000円です。平成25年度事業内容の特徴としましては、多様なニーズに対応するための整備と安全を確保した管理を行います。
主な歳出といたしまして、光熱水費698万6,000円、会館運営委託料987万8,000円、これは舞台技術のオペレーター等が主な支出でございます。会館メンテナンス委託料624万1,000円、これは淨るりシアターにおける法定点検等のメンテナンスに充てさせていただきます。器具借上料546万円、これは照明、音響機器、舞台に関しますリースの支出に充てさせていただきます。特定財源の内容としまして、その他会館使用料630万3,000円、広告収入17万円、封筒広告でございます。その他収入9万5,000円、これはロビー内に設置しております自動販売機の収入を充てさせてもらうものでございます。
続きまして、下の段です。細目3淨るりシアター自主事業、本年度当初予算額1,000万円、特定財源としまして、その他710万円、一般財源290万円、本事業の概要、目的としましては、他の劇場やホールとの違いを特徴にしたコンサートなど質の高いプログラムを実施し、町のPRと住民の心のゆとりを提供するものでございます。
主な歳出としましては、会館自主事業委託料1,000万円、コンサート関係2本を予定をしております。特定財源の内容といたしまして、その他会館入場料705万円、その他収入5万円、これは協賛金を見込むものでございます。
続きまして、次の92ページをお願いいたします。細目8能勢人形浄瑠璃創造発信事業といたしまして、内容説明ですが、本年度当初予算額1,575万円、特定財源としまして国府支出金400万円、その他1,175万円でございます。平成25年度事業内容の特徴としましては、本年、人形浄瑠璃デビュー15周年に当たります。大作であります「絵本太閤記」を上演します。また、子供だけの人形浄瑠璃の上演等オリジナル性を表現いたします。その他好評の神社公演、町内外へのアウトリーチ公演を積極的に行うことや技術向上のためのワークショップを実施するものでございます。
主な歳出としましては、人形浄瑠璃実行委員会の負担金として1,575万円、特定財源の内容としましては、国府支出金、劇場音楽堂等活性化事業国補助金400万円、その他芸術文化振興基金繰入金1,175万円を充てさせてもらう計画をしております。
続きまして、下の段です。細目10淨るりシアター電気設備改修事業としまして、内容説明としましては、本年度当初予算額660万円、一般財源660万円でございます。本事業の概要、目的としましては、高圧充電設備機器、要するにキュービクルの交換推奨年数が20年を経過するための取りかえ工事を計画するものでございます。
続きまして、少し飛びまして102ページをお願いします。同じく歳出目細目、細目2観光振興事業費、内容説明としまして、本年度当初予算額388万6,000円、特定財源、その他としまして250万円、一般財源138万6,000円でございます。
平成25年度事業内容としましては、1つ目に、京阪神観光地イコール能勢町としての認識の定着を図るため、民間旅行会社と連携した観光バス事業を行います。3カ年計画をしておりまして、25年度は2年目に当たるものでございます。これは観光協会と連携をいたしましてプレゼンテーションを行いまして、京都新聞のツアー会社に決まっているところでございます。2つ目に、隔年で印刷しております観光パンフレット、前回の2倍の4万部を作成をいたし、観光PRを推進するものでございます。前回、平成23年度に2万部を印刷しまして、大変好評ですので、その発行部数を4万枚の倍にいたしました。3つ目に観光パンフレットをホームページ等宣伝ツールに活用する写真を収集するための新規に写真コンテストを、これも観光協会さんのほうと連携をいたしまして写真コンテストを行うものでございます。これは観光協会といたしましては初めての取り組みでございます。
主な歳出としまして、観光案内所運営業務委託料206万9,000円、観光振興事業補助金としまして観光定着事業に75万円、同じく観光パンフレット印刷で94万2,000円、同じく写真コンテストで12万5,000円を見込むものでございます。主な増減理由としましては、隔年で印刷しております観光パンフレットの印刷増に伴います増減率22.4%の主な要因になっております。
続きまして、下の段です。細目3大阪の
てっぺんフェスティバル事業費、内容説明といたしまして、本年度当初予算額300万円、特定財源、その他220万円、一般財源80万円、本事業の概要、目的といたしましては、新しいスタイルのイベントを模索し、特産品、観光施設等の魅力を発信し、交流人口を図るイベントでございます。平成25年度事業内容の特徴としましては、環境フォーラムとの共催など他部局とも連携し、来場者にイベントを通して能勢の魅力、資源を認識してもらうことを特徴といたします。この大阪
てっぺんフェスティバルにつきましては、平成22年度より前身の栗まつりの発展型で行っているものでございます。
そうしましたら、地域振興課の説明をさせていただきました。御審議いただき、お認めいただきますよう、よろしくお願いいたします。
○委員長(原田 健志君) 説明が終わりました。
これから質疑を行います。
念のため申し上げます。質疑は一問一答方式で行います。
○委員(岡本榮三郎君) おはようございます。
それでは、地域振興ですね、本年度の主な事業としてなされる新規事業を中心に、さらっと、また後の方もおられると思いますので、説明資料の最初、97ページ、ここに新規事業として
青年就農給付金事業費ということで600万上がってますけども、国府支出金、全額ですけど、ここに掲げてます農業を始めてから経営が安定するまで最長5年間、年間150万給付ということになってるんですけども、これは市町村が作成する人・農地プランに位置づけられるということ、ちょっと人・農地プランの具体的な内容をまたわかったら教えていただいたらいいかなと思うんですけども。始められてから安定するまでの期間ですね、最長5年間ですけども、始めての起点というのはいつからになるのか、また安定すると書かれてますけど、安定する目安というのは一体どういった部分になるのか、具体的にもしわかりましたらお願いします。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) まず、人・農地プランについて簡単に御説明申し上げますと、人と農地のかかわり方に関して、どのように結びつけていくのかということを定める計画でございます。耕作放棄地とか高齢化によりまして離農を余儀なくされる農地が今後ふえるだろうということで、それをどのようにして新規就農者とか中核的な農家さんに譲り渡していくのかというようなことを書くことになっております。
それが人・農地プランということでございまして、実際就農を始めてから5年間ということでございますので、それまでほかの事業をしておったとか、自分で会社勤めをしておったとかいう方が新たに始められるときから起算して5年間ということでございまして、要件的には、そのほかにも45歳未満であること、それから就農後の所得250万円未満ということになっておりますので、安定するかしないかというところにつきましては、就農後の所得が250万円を超えるか超えないかというところで判断することになろうかと思います。
ちなみに、25年度4人分を計上しておりますけれども、これは大阪府さん等々と一緒に新規就農者の可能性のある方のヒアリングを実施いたしまして、実際それにそぐうであろうという方が4人おられたことから、25年度600万円を計上したものでございます。以上です。
○委員(岡本榮三郎君) 次に、99ページに獣害対策事業費、昨年より予算の組み替え等もあって、今年度583万という少し多くなってるんですけど、ここに掲げてます有害鳥獣の捕獲報奨ですね、25万。具体的には、ちょっとどういう形の分で捕獲の報奨が出るのかを聞きたいんですけれど。それと、農産物の獣害対策事業補助金350万、これもちょっと具体的に対策事業としてどのように考えておられるのか、ちょっとお聞きしたいんです。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) まず1点目の御質問でございますけれども、有害捕獲活動事業補助金ということで、これは猟友会のほうにお支払いする補助金でございます。猟友会のほうで年間140日程度有害活動を行っていただくというものに対する補助金でございます。
それから、
農産物獣害対策事業補助金につきましては、アライグマとか鹿、イノシシの対策を図るために農家さんが実施されます柵とかネット、そういったものの設置に関します2分の1補助を行うための補助金でございます。以上です。
○委員(岡本榮三郎君) これあくまでも猟友会にお支払いする費用ということで、以前、捕獲網をお借りして、何か1頭捕獲したら幾らとか、そんなことも聞いたんですが、たまたま住民さんに聞かれるんですけどね、まだああいう制度はないんですかとか、そういった費用ではないんですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) そういった費用ではございません。本町が今実施しておりますのは、2分の1の補助、それからアライグマとかヌートリア捕獲のために、おりを貸し出すといった補助といいますか、支援を行っているところでございます。
○委員(岡本榮三郎君) そしたら、あと1点、100ページに掲げられてます土地改良区事業費です。これは新規事業として1,800万上げておられるんですけどね、多面的機能の維持向上を図るためという形で。農地利用の集積円滑化事業、これは農地法の改正によって、私も2年前、一般質問で、前町長のときの質問でしたんですけどね。この農地法が改正されて、今後こういう集積円滑化事業をやっぱりしっかりやっていかないかんのじゃないかなということを質問したことがあるんですけども、そのときは前町長さんでしたけども、能勢町は、そういったことを取り組む必要はないとぴしっと否定されたんですけどね。今回、このようにして時代も2年たってますけども、農地利用の集積円滑化事業を取り組まれるわけですけどもね。ちょっとこの辺具体的に教えていただきたいなと、説明を。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 今年度、25年度から取り組みます
農地利用集積円滑化事業でございますけれども、端的に申しますと、農地の仲介をする不動産屋さん的な業務を両土地改良区さんにしていただくというものでございまして、高齢化等によりまして離農を余儀なくされる方が農地を出される、それの集約をまず土地改良区さんにしていただきます。それを受けたい方、中核農家さんでありますとか新規就農者さんにその農地を仲介なりあっせんをしていくといった業務を改良区さんに実施していただくというものでございます。そのために必要な経費を新たに200万円ほど余分に組んで、していただくことになっております。
ちなみに、両改良区とも4月からやっていただける予定になっておりますけれども、総会の議決が要りますので、総会で決定をされましたら、4月から直ちにかかっていただくこととなっておりまして、チラシ等についても現在、両改良区で案的なものをつくられておるというように伺っております。以上でございます。
○委員(岡本榮三郎君) これから総会の議決もあっての話と思うんですけどね。仲介にしろあっせんにしろ、どのような形で期間も定めて、ある程度たたき台ぐらいは考えておられると思うんですけども、そういったところも、もう少し具体的に、こういう形であっせんして、仲介して、将来的にはこういうことも考えて、貸される地権者が心配のないように、こういうことまで考えてこの事業を起こしてますという、その辺まで詳しくお聞きしたいんですが。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 済みません、もう少し丁寧な説明を心がけます。まず、土地を出したい方、離農されるとかいうことで、その方から白紙の委任を改良区さんにしていただきます。これは今検討しておりますのは、1年間白紙委任をしていただくということで考えております。白紙委任するということは、どなたにでも貸しますよという意思で貸していただくわけです。その白紙委任をもとに改良区さんのほうで、まずは人・農地プランに位置づけております中核農家さんに、こういう土地が出ておりますけれども、やられませんかと、その中核農家さんの近くにある田んぼですから、されませんかという仲介なりあっせんをしていただくわけでございます。そこで、中核農家さんでは見つからないよということになりましたら、大阪府のみどり公社さんなんかを通じまして、新規就農を希望される方に、そういうまた情報を投げかけるということで考えておるものでございます。
これ白紙委任の期間でございますけれども、いろいろ議論をしたんですけれども、これが5年、10年と長引くことになりますと、改良区さんも、なかなかその期間だらだらと探し続けるというわけにもいきませんので、年度を区切って1年ごとに白紙委任をしていただくということでございまして、仮に貸し手と借り手が見つかって誓約をされますと、基本的には5年ないし10年間の賃貸借契約を結んでいただくということになります。その契約期間が満了しますと、両方とも合意をされておれば、さらに更新も可能でありますし、どちらか一方がそれを望まないということでありましたら、その時点で所有者の方に農地が返されるというようになる仕組みでございます。以上でございます。
○委員(岡本榮三郎君) その5年から10年というのは、貸し出すほうの自由な考えで、うちはもう5年だけと、いや、うちは10年間はいいよとか、そういった形で、貸し出すほうの自由契約というか、そういう形でいわゆる改良区のほうに申し出て、後は仲介をお任せするということなんですが、そうなんですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) これ貸し出しをする際には、農業基盤強化促進法という法律がございますけれども、それに基づいた貸し借りということになるわけでございます。その法律の中では、そういった貸し借りにつきましては原則5年ということで書いてありますので、基本的には5年を一つの単位というところにするわけでございます。10年もあり得るよというところでございますけれども、これは人・農地プランに載っておられる方が、例えばそれの円滑化事業を活用しようと思うと、10年間の賃貸借契約が必要ということになりますので、先ほど申しました原則は5年、人・農地プランを受けようとされる方は、少なくとも10年間の契約ということになるわけでございます。以上です。
○委員長(原田 健志君) ほかに質疑はありませんか。
○委員(岡本ひとし君) それでは、ほかの委員のほうから質問がないようですので、私のほうでさせていただきたいと思います。
それでは、まず農業関係についてちょっと質問をさせていただきたいんですが、さきの委員からも質問がありましたように、町長の町政運営方針の中でも、強い農業の現実を目指していくんやと、足腰の強い農業を目指していくんやという言葉があったんですが、足腰の強い農業というのは、どのように認識をすればいいんでしょうか。ちょっとその辺の考え方をお聞かせ願えますか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 国等でさまざま議論がなされておりますけれども、能勢町で10ヘクから20ヘクの農地を耕作される方が大勢を占める、約8割を占めるという農業は、現実上これなかなか難しいというふうに認識しております。今現在で500以上されておられる農家さんというのは4人ほどしかおられません。そういったことから、今後進む高齢化でありますとか離農対策、耕作放棄地対策ということになりますけれども、強い農業というのは、私が認識しておりますのは、能勢町の中で、もしくは新規就農者の力をかりて、そういった方たちが耕作放棄地なり離農される農家さんの手放される、そういった農地を耕していくなり受けていくということで、地域の中で、そういった回っていくというようなことが強い農業につながっていくのではないかなというふうに考えております。以上です。
○委員(岡本ひとし君) 足腰の強い農業、すなわち土地の集積というのはやっぱり必要だというふうに思うんですよね。やはり農業で生計を立てるというのは、現状、町内を見ても、これは不可能やと思うんですよ、それだけで要するに生計を立てていくというのは。そのためにも、やはり遊休地を利用する、そしてまた農業の土地を集積して、ある一定の方に集積した農地を使って農業をやっていただくという、そういう何か町が優先して、そういう事業をやっていかないと、農業の活性化、活性化いうても、私は活性化なんて、もう何十年も前から言うてる割には、町内ずっと見渡してみてください。遊休地を防止するんやという施策をいろいろ打ってる割には、年々遊休地というのはふえつつあるという私は認識を持っておるんですがね。ちょっと原課のほうはどうですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 農業委員会を通して農地パトロール等も実施しております。近年、4ヘクから5ヘクぐらいでずっと推移をしておるわけでございますけれども、他の市町村に比べますと、非常に限られたところで踏みとどまっておるというのが現状だというふうに考えております。岡本議員おっしゃいますように、農地の集積というのは今後必要になってくるだろうというふうに思います。そういったことから、人・農地プランを作成をしまして、また土地改良区さんにも円滑化団体になっていただいて、集積に向けた取り組みをしていこうということで動いておるわけでございます。
ただ、一方、兼業農家さんで一生懸命頑張っておられる方もいらっしゃいます。その方たちには、できるだけぎりぎりまで、できるところまでやっていただきたいというのが私の思いでございます。兼業農家さんがどんどんどんどんこの利用集積を利用して手放していくということになりますと、今まで集落で守っておられました農地を守る取り組み、日役であるとか、そういった基盤の整備とかいうことも、これなかなか難しくなってくると思いますので、できる限り頑張っていただける方には頑張っていただくと。高齢化もしくは、もうどうしても農業ができないという方を救っていくための取り組みとして、円滑化事業なりが活用していけたらというふうに考えるところでございます。
○委員(岡本ひとし君) その集積するにも、私、何が言いたいかというと、やはり思い切った行政主導型で、何かそういう公社であったり、そしてまた集落単位で、そういう遊休というか、耕作しない土地を地域のそういう団体であったり有志の方がかわりに耕作をするという、そういうグループというか、組合というか、そういう団体が町内でもいろんなところでできつつあるんですよ、今。そういうところにやはり支援をしっかりと行政としても、要するに力を注いでいくことが耕作しない土地を防ぐまず私は一番有効な利用策であるというふうに考えてるんですよ。その辺の要するに支援策が今まで行政としては手薄ではなかったかということを私は言ってるんですよ。それについてはどうですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 岡本議員おっしゃいましたとおり、今現在そういった地域での取り組みということで、もう既に田尻地区では取り組んでおられるところもございます。新たに片山地区では、昨年の10月にそういった組織をつくられたと。片山地区内の方の農作業を請け負うということで伺っておりますけれども、さらに山田地区でも、そういった動きがあるというふうに伺っておりますので、町としましては、そういった方に対して、今現在では府さんの補助制度しかございませんけれども、そういった情報提供でありますとか、そういった活動が活発化するなり、円滑化団体の事業の起爆剤になるようなことについては、今後検討していく必要があるというふうに考えております。
○委員(岡本ひとし君) 私は今言いましたように、そういう支援をしっかりとやっていきなさいよというのを、お願いしますよというのは今始まって言ってることではなく、この議会へ来させていただいて、もう8年前から同じことをしっかりと言わせていただいてるわけですよね。検討するのも結構ですけどね、そういうこともやはりしっかりと行政が支援をしていく。私、いつも言うてますね。支援というのは、人、もの、金とよく言いますよね。それで、当然人も大事です。人、もの、すなわちこういう事業がありますよ、府の事業がありますよ、国の事業がありますよ、要するに町単費でもこういう事業をつくりましたよということをやはりお知らせすることも私は大変重要だと思うんです。そして、最後の人、もの、金ですわ。お金なんかでも、要するにそういう事業をやりたくても、資金がなければ機械も買えない、いろんなものも買えない。それであれば、町がそういう融資をしてあげるという新たな事業を私は創設することも必要だというふうに考えてるんです。その点についてどうですか、何か見解があればお伺いします。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 岡本議員おっしゃることは、よくわかります。ですので、町としても有害鳥獣対策ということで、農家さんに対する2分の1の支援であるとか栽培講習会等も実施しております。そういった側面からの支援ということも行っておるわけでございますけれども、一方、農業という一つのなりわいでございますので、やはり農家さんも自主的な取り組み、積極的な取り組みというのも必要やと思っております。今後、有害鳥獣対策だけにとどまることなく、必要に応じて措置は講じていきたいというふうに考えております。
○委員(岡本ひとし君) それでは、それに関連して、引き続きそういう支援もしていきたいという今、課長のほうから答弁がありましたので、それについて、じゃあもう少し細かく聞いていきたいと思います。
それでは、まずパイプハウスの補助事業についてお伺いをさせていただきます。パイプハウスの事業、これも去年の決算のときも言わせていただいて、昨年の予算のときもお伺いをしておるんですが、実績と、それから今年度の予定ですね、金額が出ておるんですけども、大体受益者何人ぐらいを想定されておるんでしょうか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) パイプハウスの事業につきましては、今年度実績として3名の方が利用をされております。25年度につきましては、100万円の補助金を予定しておりまして、5名程度の活用が見込まれるというふうに考えております。岡本議員からも再々御指摘をいただいておりますこの事業でございますけれども、これまで新規就農者の方につきましては、この補助制度が使えなかったという、そういった利便性の悪さがありましたので、これを今年度、年度途中からでございましたけれども、新規就農者の方が使えるような制度に改めたというようなところでございます。
○委員(岡本ひとし君) 件数から見れば、こんなん個別の事業になってしまうんですよ。だから、本当にこの事業をしっかりと足腰の強い農業のために活用するのであれば、もう少し要するに間口を広げて、奥行きも広い事業とするためにも、しっかりとやはり予算計上をして、いろんな方が使えるような、そういう事業に改革をしていかないと、年間3件や4件のための事業であれば、この予算書に載せないことには執行できないわけやけども、これを要するに胸を張ってパイプ事業と言うほどの事業ではないですよというのは、私も何年も前から指摘をしとるんですよ。その辺もしっかりと、ことしは5件を予定してるということで、去年よりも2件ふえたと。レベルの低い話ですわ、3件や5件や。部長、どないですか。どない思いますか。3件や5件の事業で、これ最初導入したときも、パイプハウス事業で生産者をしっかりと守っていって、いろんな品種をつくって出荷をし、やっていくんやと言う割には、要するに3件や5件の件数しかない事業をこれ胸張って言える私は事業ではないというふうに思うんですよ。
それであれば、本当に要するに自主的にしっかりと農業で飯を食おうという農業者は自力でやるんですよ、こういうことは。そう思いませんか。うん、うん言うてはるから、そう思うてはるのかしらんけどね。どうですか。私、だめやとは言うてないんですよ。だから、もっと要するに使い勝手のいい事業に私は変えていくべきやというふうに、毎年毎年、予算、決算のときに指摘させていただいてるんですよ。わかっていただけますか。ほんなら、ちょっと次に行きますわ。この事業については、幾ら言っても結論が出ないと思いますので。
先ほどの要するに足腰の強い農業をするためにということで、いろんな支援をしてるということで、次に、じゃあ鳥獣害の対策についてちょっとお伺いをしておきます。この鳥獣害予防の事業ですね、対策の事業については、私もこの事業も何年も前から活用させていただいて、実績のある事業で大変ありがたいなというふうには思うんです。思うんですが、要するにこれも期間も決まっとるんですよ。年間を通じて利用できるような、そういう事業にちょっと今後改革をしたらどうですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 年間を通じて補助したらどうかという御指摘でございますけれども、これは毎月ではありませんけれども、広報にいろいろこういう獣害対策については御案内もし、いろいろさせていただいとるわけでございますけれども、今のところそういった要望というのは数件いただいておる程度でございまして、多くの方がやはり田植えをしはる時期、畑をしはる時期に集中的に取り組まれるということでございますので、今後そういう要望がさらに強まれば、年間を通した補助に変えていこうというふうに検討させていただきたいと思います。
○委員(岡本ひとし君) この事業を始めてから、もういろんな電気柵であったり金網のメッシュを施行されたりというのが、当初やられた方がいよいよ今度耐用年数が過ぎて、つけかえの時期にぼちぼち来てるわけですよ。なぜこういうことを言うかというと、春先にこの事業をやりますよということで広報等でお知らせして、予算がありますから、それが6月なら6月で予算いっぱいになりました。実際に夏場を過ぎて、春から一生懸命農家の方は田植えから、いよいよ収穫の時期に入ったときに、イノシシや鹿の被害があって、やりたくてもやれないと。町へ相談しに行っても、もう予算いっぱいですねん、もう締め切りましてん、そういう声をよく聞くんですよ。
そしたら、もうしようがないから、自分で要するに100%自分の費用でやらはるんですよ。そういうことがあるから、本当言えば地域で囲い込みをすればいいものを、補助金なしで自分の費用で、そういう機械であったり、そういう設備をするがために、いびつな形で獣害予防のそういう網を張ったり電柵をしたりというのがやっぱり秋になれば、いろんな地域で目立ってくるんですよ。あれをもう少しうまく地域をまとめてやれば、低コストでやれるというふうに思うんですよ。そういうやはり指導も当然、これは行政がするのか地域がするのか、そういう役をされてる方がいらっしゃるんで、そういう方とも連携をとりながらやれば、低コストで費用もかからずやれるわけですから、そういう私は指導も必要だと思うんです。それで、予算がなければ、やはり農家の方が困ってるんやから、その分は補正予算組んで、やってあげたらいいんですよ。別に予算が何百万という補正組まなくても、できるわけですから、その辺のお考えはどうですか。今年度、そういう予算オーバーしてしまったときは補正予算でも組みますという、そういう考えはお持ちでないでしょうか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) まず、この制度につきましては4年目ですか、今度5年目になりますけれども、できるだけ周知に努めていきたいというのが一つでございます。補正につきましては、これ初年度、多くの要望をいただきまして補正した経過もございますので、状況を見ながら対応させていただきたいと思います。
○委員(岡本ひとし君) 補正も今、課長のほうから考えるという答弁があったわけですが、町長、どうですか。足腰の強い農業をしっかりと構築していくんやという町長の町政方針でもしっかりと書かれてるんでね。そういうことになれば、町長のほうも、しっかりと補正を組むように指導するという、そういうちょっと強い答弁だけお願いできませんか。
○町長(山口 禎君) 必要であれば、そういう補正も組んでいきたいというふうに思います。
○委員(岡本ひとし君) それは予算も打ち出の小づちが能勢町にはあるわけではないので、できる限り町長もしっかり予算を使い切ったら補正も考えると今、答弁があったんですからね。要するにこの事業も、予算計上した分はしっかり利用していただいて、そういう要望があれば、もうすぐにでも補正を組んでいただいて、やっぱり利用していただくということをしっかり確約をとりましたので、よろしくお願いをしておきたいというふうに思います。
次に、それに関連して青年就農の600万の予算を計上して、ことし新しい新規就農者を養成していくんやということなんですけど、せっかくそういう新しい人材を求めて農業に意欲的に頑張っていこうという、そういう青年やろね、年齢からいえば青年になると思いますわ。そういう方を養成していくのであれば、これ補助金があるからやるんやけど、それはやっぱり町からも横出しをしっかりして、下支えというか、横支えも十分必要ではないかなというふうに思うんですよ。どうですか、この予算で、600万やったら600万で、もうそれ以上は町はびた一文出さんという考えなのか。いやいや、いろんな部分で、お金だけではなく、さっき言いましたね、人、もの、金と言いました。お金だけでなく、知恵も要するに出していきますよという考えなのかどうか、ちょっとお伺いをします。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) この制度につきましては、今年度から本町は取り組むわけでございますけれども、国からの補助金がそれで十分なのかどうかというところについては、まだ検証ができておりません。したがいまして、150万円につきましては、当面このままで行くとして、町としましては、栽培のための支援、それから獣害対策であるとか、そういった側面からの支援をしていきたいというふうに考えております。
○委員(岡本ひとし君) 予定の人も何か決まってるようにお伺いをしてるんですけど、どの辺の土地を利用してやるのかというのがわかっておるようでしたら御報告願いますか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) お答え申し上げます。
この新規就農者の方につきましては、大阪府さん等といろいろ協議をして、直接その方の事情も聞かせていただいたというところでございます。4名ほどいらっしゃいますけれども、役場の裏手の農地のところですね、大里地区でされる方もおられますし、田尻のほうでされる方もおられるというような状況でございます。
○委員(岡本ひとし君) 新しい取り組みですので、しっかりとやはり行政も責任を持って情報の収集というか、知恵も出して、支援をよろしくお願いをしておきたいというふうに思います。
次に、今年度からの新しい土地改良区が取り組む事業がございますよね。土地改良区事業費ですけども、これも要するに先ほど言いましたように、農地の集積化をして耕作放棄地の解消に向けるというこの事業なんですけれども、この事業ですが、詳しくは土地改良区のほうにお伺いすれば一番いいわけですけども、これは要するに大阪府内だけを考えておるわけですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) まず、対象となる農地につきましては、能勢町を中心に考えていくというのが原則でございます。受けられる農家さんにつきましては、府内に在住であるとかいうことにはこだわっておりません。新規就農の方であれば、能勢町で働きたいという意欲があれば、その方につないでいくというふうに考えております。
○委員(岡本ひとし君) また土地改良区の総会が終わってから、土地改良区のほうに内容等々についてはしっかりお伺いをしたいというふうに思います。
次に、不法投棄についてちょっとお伺いをします。近年といいますか、もう本当にこの1年間、町内見ても、やはり不法投棄が多いような状態になりました。以前であれば車の余り通らないようなところへの不法投棄が目立ったんですが、近年、堂々と車が通るところに不法投棄というのが多いんですよね。それで、今年度、25年度、監視カメラ2台の購入をするということなんですが、これたしか府からの補助金も、大阪府も25年度しっかり補助金をつけて、この監視カメラのほうもやっていくということをお伺いをしとるんですが、あるように聞いてます。お隣の豊能町のほうなんかは、25年度しっかり監視カメラのほうも相当数を多く設置するというふうに聞いてるんですけども、能勢町は何か2台の購入って、えらい何や少ない予算でやらはるいうのは、これで十分なんですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 不法投棄の件数につきましては、ここ四、五年の間、5件から30件程度で、そういう問い合わせといいますか、苦情が来ておるところでございまして、町としては徐々にふやしていっておるところでございますけれども、この経費につきましては、不法投棄の監視用カメラということでございますので、府さん等の補助はございません。そういう防犯的なカメラということになりますと、これは総務部の所管になりますので、私の係のほうでは不法投棄対策ということで、警察さんといろいろパトロールもし、強化した中で、必要と思われる箇所に逐次入れていくということで、予算の範囲内で努めておるというところでございます。
○委員(岡本ひとし君) それであれば、不法投棄の予防策は、町としてはどのようにお考えなんでしょうか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) まずはパトロールということで関係機関、豊能警察さんであるとか商工会さん等もいろいろお話も聞かせていただき、まず、それでパトロール、町のごみ収集の嘱託員もおりますので、その者があいておるときにパトロールを実施するという対策と、効果があるなしというところは非常に難しいところではありますけれども、看板の設置なんかによりまして対策を講じております。それと、余りに不法投棄が多いようなところですと、町道の管理者と協議をして、フェンスをつけるとかというような対策も今後やっていく必要があるなというふうに考えております。
○委員(岡本ひとし君) それでは、現状不法投棄をされておる現場ですよね、当然パトロールをされておるんで、どこに不法投棄があるというのは十分おわかりだと思うんですが、これは要するにその土地の所有者が基本的にはやらないとだめやということなんですよね。それは十分わかっております。当然捨てるほうは、人目がつかないところに不法投棄をするんですよ。だから、土地の所有者が全てが全てやはり一から十まで、朝から晩まで見張っとるわけにもいかないんで、やはりそういう不法投棄があるという地域は、大体町のほうでもつかんでると思うんですよ。やはりそこをしっかりとパトロールも大事やけども、できないところは町も率先して清掃、その不法投棄の処理もするとかいうことも、いろんな関係とも連絡をとりながらやれるような、そういう何か方策というのはないんでしょうかね。
例を挙げれば、私の住んでおるところでしたら、近年、歌垣山へ上がる今の遊歩道がありますよね。ちょうど歌垣山へ上がる遊歩道は、結構不法投棄が最近多いんですよね。週に1回、職員が上へ、例の桜を監視といいますか、見にお上がりでございますので、職員がしっかりと不法投棄がされてるなというのは確認済みだというふうに思うので、毎日見ておれば、ごみの山がふえても、そう感じないと思うんですが、たまに上がれば、ごみが目立つようなところが何カ所か発生もしております。それと、やはり特に峠道、人のいない峠道に不法投棄が大変最近多いので、その辺も地域の方とも連絡をとりながら、その処理をいち早く何らかの方法でやるような、そういう方策は町のほうではないんでしょうかね。あくまでもやっぱり土地の所有者が清掃をしてもらうことをゆだねないとしようがないんでしょうかね。どうでしょうか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 不法投棄対策については、ごみの中から所有者がわかる場合がございます。そういった場合は、警察さんとも協力しまして、その方に全て持ち帰らせるという対応を今しております。そういうものが判明しない場合で、特に通行に支障がある場合ですと、例えば町道にかぶっておるということであれば、町のほうで処分いたしますけれども、それとは別に環境の日ということで、皆さん、9月の23日にいつもやっておりますけれども、そういったときに不法投棄のごみを集めておられる区もあるようですので、そういったところを活用していただいたらどうかなというふうに考えております。
○委員(岡本ひとし君) 年1回の環境整備の日にきれいになるようであれば、そんなことはわざと取り上げて質問はしません。そんなの当たり前のことですから。だから、そういうのがやはり目立つわけですから、何かいい方法は行政としては考えはありませんかということを聞いておるわけですから、ちょっとその辺も部長、どうですか、不法投棄について何かいい方法を、処理をする方法を何か一度考えてみてはどうですか。土地の所有者にといっても、なかなか所有者も自分の持ってる土地にごみを捨てられたかからといって、常に利用する土地であれば、当然処理もしはりますやろ。けども、やはり利用しない、そういう土地であれば、なかなか所有者みずから清掃するというのは、私は並大抵の努力の持ち主の方でない限り、そういうことはされないと思うので、その辺もちょっと問題提起をしておきますので、一度しっかり環境創造部の中で議論をしていただいて、何かいい方法を考えていただきましたら結構かというふうに思いますので、よろしくお願いをしておきます。答弁もそれ以上言っても出てこないと思うんで、何か部長、何か言いたそうなんで、何かその件について見解があればどうぞお願いします。
○環境創造部長(森村 保君) 不法投棄に関しましても、問題は本当に議員も御指摘のとおりでございます。その中で、御案内のとおり、本町におきましても、いわゆるポイ捨ての防止の条例を制定をして、町域において、そういう一つはマナーの向上と、そしてそういうことのないように啓発をする対策を講じてまいってきております。そんな中で、一つ言えるのは、やっぱりマナーを、先ほど委員もおっしゃいました環状自然歩道とか、そういうところでは、もうこれもマナーの問題でありましょうし、そして悪質なものにつきましては、家電製品とかタイヤでありますとかバッテリーでありますとかというところを人目のつかないところに放置してあるというような状況であります。それに向けて対策といたしましては、啓発の看板でありますとか、そういう類いのものを要所要所に設置をさせていただいて、防止啓発の活動に努めさせていただいてると。
先ほど課長からありましたように、年数回、警察、従業者防犯の関係する方々とパトロールもさせていただいて、あとは、それも関係する団体の方々と清掃活動ということで、河川とか道路、ひいてはアドプトロード、アドプトリバーの団体さんからも、そういう清掃活動もしていただいてると。非常に行政と住民とやっぱり一緒になって活動させていただいているというところのもので、はっきり申し上げて、この防止をまるっきりとめてしまうということは非常に難しいわけでありますけれども、そういった活動を通じた中で、地道ではありましょうけども、我々も限界があると思ってます。したがって、そういう活動を通じた中で、取り組みを今後も進めていきたいというふうに思っておりますし、監視のカメラのほうも、これも予算、財源的な問題もございますので、一気にはまいりませんけれども、そういうふうに整備に努めていきたいなというふうに思っておるところでございます。
○委員(岡本ひとし君) ポイ捨て、これ能勢町も条例を施行しましたので、条例だけつくっても、実効性が伴わないようでは意味もありませんので、しっかり条例を生かすためにも、その中にいかにやはり魂を入れていくかということが重要だと思いますので、しっかりこれ引き続いて、我々だけが考えるのでなく、当然住民の目というのも一つの予防策としては、抑止力には十分果たせるというふうな思いも持っておりますので、当然事あるごとに、そういう啓発も私は必要だというふうに思いますので、お互いこの問題についてはしっかりとやはり議論をしていきたいというふうに思いますので、お互い協力して美しい能勢町をつくっていきましょう。それだけ確認をしておきます。
次に、能勢の特産物でありますクリなんですけども、能勢栗の銀寄の発祥地と言われるのは、町長、どこが発祥地なのか御存じですか。
○町長(山口 禎君) 歌垣というふうに聞いております。
○委員(岡本ひとし君) 以前にも質問をさせていただいたんですが、能勢の倉垣銀寄をやはり内外にPRするためにも、要するに発祥地である倉垣のこの木やいうのがあるんですよ。ここやというのがあるんです。この土地のこの木が倉垣銀寄の発祥の木やいうのがあるんですよ、現実に。だから、そこにとは言いませんよ、持ち主がいらっしゃるからね。その近くに、以前も私、質問したと思うんですがね、PRの一環として看板を設置するのも一つの私はPR効果というふうに思うんです。これたしか去年の予算委員会のとき、昨年の決算委員会のときにも同じような質問をさせていただいてるんです。検討しますという、2回とも御答弁を頂戴しておるんです。それで、当時の町長さんも賛同していただいて、ぜひとも原課のほうに指導しますという答弁を頂戴して、あれから一向にそういうふうな動きもございませんし、それで、その土地の持ち主の方にもちょっとそういう話をしたら、いえ、そんな話は聞いたこともおまへんでとあっさり言われとるんですが、その話はどのように部長のところの内部で御検討されたのか、ちょっと確認をとっておきます。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) その原木を所有しておられます方のところにも担当がお邪魔をいたしまして、いろいろ写真を撮らせていただいたり、話を伺った経過がございます。昨年度、そういった議論になりまして、看板等設置を検討しますということでお答えをいたしたところですけれども、道路際に看板を立てたところで、どうしても一過性に終わってしまうというのが一つ。それから、その方の御自宅の近く、家の横ですから、そういうところに立てるわけにもいかないというところでございますので、25年度につきましては、ポスターを作成をいたしまして、銀寄の歴史とか調理方法を簡潔にわかりやすく示したようなポスターなりパネル、またのぼりなんかを作成したいというふうなことで、金額は非常に少ないですけれども、20万円ほど予算を組んで取り組むこととしております。
○委員(岡本ひとし君) 予算が20万、お金が多い少ないではなく、要するに能勢の特産品である能勢栗の振興のためにも、やはり苗木の補助を出して能勢栗をしっかりと売り出していこうという、これは能勢町が率先してやってる事業なんで、思い切って、20万とかいうのでは、ゼロよりはましですけどね。やっと第一歩というか、半歩ぐらい進んだ形だと思うんです。しっかり目立つようなやはり看板を設置、別にそこに設置しなくても近くに設置するところは、場所は幾らでもあるわけですから、要するに観光協会とタイアップして、能勢の入り口の道路敷にそういう看板を設置することも私は必要やと。浄瑠璃もええけども、能勢栗も、もっと私はPRに力を入れていただきたいという思いで発言をしとるんです。その辺しっかり、もうこれ以上言っても、部長は十分おわかりだというふうに思いますので、来年度の予算にはしっかりとそういう事業が盛り込んでいただけることをお願いをしておきます。また、25年度始まってからでも補正組んでもらってでも結構ですから、やっぱり能勢栗をPRするためにも、そういうことも実行していただきたいという思いでございますので、よろしくお願いをしておきます。
ちょっと長くなりますが、次に、松田館長がお見えでございますので、ちょっと浄瑠璃のことについてお伺いをさせていただきます。25年度の自主公演事業でございますが、何か目玉になるような、そういうビッグな方をお呼びして公演を企画をされてるようにはお伺いをするんですが、25年度、何か当初にこういう方を企画をしておるんだという、そういう腹案をお持ちでございましたら、お聞かせ願えますでしょうか。
○
淨るりシアター館長(松田 正弘君) 失礼します。自主事業の25年度の計画でございますが、まだアーティストが決まっておりません。ただ、コンセプトといたしてるところは、近隣ではできないといいますか、できにくいものをこの能勢に何でそんなアーティストが来るのやというふうなのは、これは常に狙っておりますので、今現在このアーティストということはないですが、そういうコンセプトで25年度も行きたいと考えております。以上です。
○委員(岡本ひとし君) 切り口としては、前から館長が言われてるような、お金さえ出せば来るような、そういうアーティストではなく、今、要するに注目をされておる、そういうアーティストを能勢に呼んでいただきたいというやっぱり思いなんです。誰だと言えば、私の希望としては、由紀さおりとか、ああいうちょっと渋いですけども、今、結構海外ではすごく有名なんですよね。そういうやはり本当に地に足の着いた、そういうアーティストをしっかり呼んでいただきたいなという思いでございますので、いつもそういう有名なアーティストが来られれば、淨るりも本当に満杯になって活気もありますし、町でも催し物をしても、あの淨るりのホールが満杯になるというと、年のうち数えて数回しかありませんので、せっかく立派なホールでございますので、やはりしっかりそういう有名な方を呼んで町の活性化につなげていただければ結構かというふうに思います。
次に、淨るりに入ったところに、まねきが上がっておりますよね。ずっと見させていただいても結構企業さんのまねきが上がっておるんですが、あれは何年か、3年か5年か何かにかえていくんですよね、たしか。これ以上まねきの希望者とかいうのは現状どのように今推移をしておるのかというところをちょっとお聞かせ願えますでしょうか。
○
淨るりシアター館長(松田 正弘君) 淨るりシアター内でのまねきの御質問でございますが、今現在4期目の募集をいたしております。これはもともと町制50周年の機に、能勢人形浄瑠璃実行委員会がまねきを上げようということで始まりまして、今現在上がってるのは3期目ということで、ちょっと細かい話になるんですけど、経費のほうが2年間で3万円、継続しましたときは、まねきをかえなければ2万円で2年間の継続ができると。要するにただ単純に1年1万円の広告代であるということになります。
それと、御質問の推移といいますか、経過なんですが、第1期目が115基ございました。第2期目が113基、今現在の3期分が105基ということで、今現在4期目は募集しているところなんですが、若干ちょっと減ってるんですが、横ばいということで感じております。それと、あとそれを見られた企業の方でありますとか、個人さんも含んでなんですけど、途中で私も刷りたい、私の企業も刷ってほしいという御意見は多いです。それと、今回4期目の募集をしてる中でも、今5社の新規の方が申し込まれておりますので、今現状がそういう状態です。
○委員(岡本ひとし君) ある方から、能勢の淨るりに来られた方から、まねきを見られてお褒めの言葉というか、すばらしいと。普通大体公の会館に行けば、ああいうまねきが上がってるところというのはないんですよ。やっぱり浄瑠璃を売りにしてる能勢らしいなと、すばらしいなというお褒めの言葉を頂戴したんですよ。そういうこともあって、私も陰ながら、いろんなところで浄瑠璃についてはいろんなお話を聞くたびに、館長もよく御存じだと思うんですけども、間をつないで、淨るりはこんな出前もやってまんねんでと、よかったら、そういうところにまた依頼してもらったら、つなぎまっせということで、いろいろお話もさせていただいてるんで、一番能勢をPRする一つのやっぱり武器になるというふうに思うんです。ほかの市町村では、なかなかまねのできない、要するに歴史のある人形浄瑠璃なんでね、ぜひともしっかり能勢をPRする一つの武器として今後も努力していただきたい。これは館長だけでなく、これは一つ、要するに町長もそうだと思うんですね、やっぱり能勢の武器にするために、人形浄瑠璃というのも一つのやはり戦略的な武器として私は使うべきやというふうに思うんですね、能勢をPRするためにはね。そういうことも一つよろしくお願いをしておきます。
それで、もう最後にします。能勢の活性化について、今度、25年度、民間旅行会社と提携した観光バスツアー事業をやっていくということなんで、ことしが3年計画の2年目ということなんですが、初年度はどのような実績があるんでしょうか。ちょっと私、詳しく知りませんので、今、資料等があるようでした御報告願いますでしょうか。
○
淨るりシアター館長(松田 正弘君) 観光定着事業の御質問でございますが、おっしゃるとおり、今年度から開催をいたしまして、実績で言いますと、秋、冬の2つのツアーの実績がございます。秋のほうが4事業を企画をいたしまして、3事業が成立したと。これは1事業減ったのは何かといいますと、募集の人数に達しなかってNGになってしまったということです。この秋のツアーの関係で208名の参加がございました。あと冬の事業ですが、2事業企画いたしまして、1事業が成立したと。22名の参加をいただいております。
それと、この内容でございますが、これは観光協会とも協議をいたしまして、うちのほうと京都新聞ツアーのほうと企画しまして、大阪のてっぺんの紅葉の妙見山ハイキングであるとか、これも妙見山のハイキングをしまして、能勢温泉に帰りに寄ってもらって帰っていただくとか、あと丹波黒豆と絡めまして、丹波に行かれる方を能勢に来ていただいたりとか、マツタケのすき焼きの会席、これはちょっと1万8,800円と高かって、これが成立しなかった分なんですけど、非常に京都新聞の50万部の広告代であるとか、京都新聞が連携しておりますサンケイ神戸新聞30万枚、40万枚ということで、世の中に告知がされておりますので、この人数ではございますが、能勢町って観光地やねんなということが徐々に浸透していくのではないかと考えております。
○委員(岡本ひとし君) 能勢に人がどんどんどんどん入ってきてもらって、それで観光客の方が能勢に入ってきてもらうのはいいんです。そこでお金をいかに落としてもらうかというのがやはり重要だというふうに思うんですね。その辺もしっかり今後注視していきたいというふうに思うんです。
それで、一つ私のほうから提案なんですが、よく能勢町は疲弊してるとか寂れてるとか、よく町長も選挙のときに町内を歩かれて、そういう声を聞いたと思うんですね。閉塞感が漂ってるとかいう声をよく聞かれたと思います。それで、町は何をしてくれるんやと、そういう声をよく聞かれてると思うんですね。私もよく聞くんですけども。以前にも私、こういう提案をしたと思うんです。能勢町みんなが要するに協力して何か一つの事業をやろうよと。以前提案したのは、花いっぱい運動をやろうと。それで、ヒマワリの種を住民さんに配布をして、地域であったり各家庭であったり、そういうところがヒマワリをしっかり植えて、ヒマワリを咲かせて競争しようと。一つの要するに町の活性化に、地域の活性化につながるんではないかという提案をさせていただいた。
ヒマワリという花は、幸せを呼ぶ花。以前も言いましたように、「黄色いハンカチ」という高倉健の主演の映画で、町長は御存じだと思うんです。武田鉄也が出てましてね。あの映画の題材にもなったヒマワリなんですね。あれは黄色いハンカチですけども、要するにヒマワリを町内で夏場、いろんなところで咲かせて町を活性化したらどうやという提案をさせていただいたんです。以前はコスモスもやりましたよね。それが何か最近ではコスモスのコの字も聞かんようになりまして、寂しい限りなんですけど。ヒマワリを一度やったらどうやという提案もさせていただいた。それの報告というか、どうなったのかなというのもちょっと疑問なんですけども、それは部内のほうで十分議論をしていただいてるというふうに思いますので、また後日、お伺いをさせていただきますが。
これだけ閉塞感が漂っているこの町内が元気を出すために、最近、クリスマス前になると各家庭でイルミネーションをやられてますよね。特にお子さんのいらっしゃる家庭なんかでしたら、きれいですわね、遠くから見てても。家全体をイルミネーションで飾って、すごくきれいというか、遠くから見てもすばらしい、そういうデコレーションをされてる家庭も近年よく見受けられます。それで、なばなの里なんかは、あこなんかはすごいですわね。あんなことをしなくても、要するに各家庭でああいうイルミネーションをやられてる、何かみんなが、能勢町が元気になるような、そういう事業を提案を私、今回したいんですよ。要するにせっかく各家庭でイルミネーションをああいうクリスマス前になればやられてるんであれば、そういうイルミネーションのコンテストみたいなのをやれば、ある市町村でそういうコンテストをやられてる実績があるんですよね。
そこは、各家庭で年末、イルミネーションをされてるんですが、要するに登録制にするんです。ある一つの団体は、私、このイルミネーションのコンテストにうちの家庭は登録しますいうて、登録料を2,000円頂戴してるんです。それで、1,000円は事業運営の費用に充てるんです。それで、ホームページでお知らせをするんです。どこどこ市何々町何番地のどこどこさんのお宅のイルミネーションというて、事前に写真を撮って、それでホームページに載せはるんですわ。そしたら、その地域に住んではる人がそのホームページを閲覧して、その家庭へ見に行かはるんです。大体イルミネーションですから夜ですわね。夜行ったら、やっぱり大人の人がたばこなんかを吸ったりするんで、2,000円を登録料としてもらいました。1,000円は、その事業主体の人が運営費として頂戴します。残りの1,000円は、要するにその登録をされた方の家の周りの清掃費としてお返しするんですわ。
それで、その2,000円のうち1,000円を事業主体が徴収した分を要するに年末に、ある一定の場所に写真をずらっと並べはるんですわ。そこで住民さんが順位をつけはるんです。ここがすばらしいな、ここがすばらしいなと、そこで紙に書いて、私がここが一番よかったいうたら、そこへ順位をつけていかはります。そこで、最終的に順位をつけて、1番、2番、3番いうて決めますよね。そこに賞品をお渡しするんですわ。結構その地域は毎年というほど一生懸命やらはるんです。その地域はすごく活気があふれるというか、そういうただ単にイルミネーションをすることによって、地域のきずなというか、それがすごく今まで以上に深まったということを聞くんです。そういうことを今回一度提案をしてみたいというふうに思います。そういうことも一つ私は閉塞感の漂う能勢町を元気にするために、要するに住民みんなが一つの事業に参加する何か起爆剤になるのではないかなというふうな思いがありますので、今回提案をさせていただきます。
お隣の豊能町の新興住宅街なんかに行けば、すごいところがありますよ。何かパチンコ屋と違うかなというぐらいに、本当にらんらんとして、すごいネオンサインのようなきれいなところもあります。そこは年々過激になっていくようで、豊能町のほうでもすごく有名なところですわ。やっぱりそういうことも、この閉塞感の漂った能勢町を元気にするためにも、ばかげたことかもわからないですけども、そういうことが一つの起爆剤となって能勢の活性化に私はつながるのではないかなと。
ただ単に事業を行って、成果のない事業をどんどんどんどん垂れ流しするよりは、そういうことにもやはり能勢の活性化、要するに子供も参加でき、そして高齢者も参加できる何かそういう事業も率先してやるのは、
観光部局と言われる館長の私は手腕にかかってるのではないかなと。いろんな知恵をお持ちの館長なんで、私はすごく期待をしておりますので、そういうことも一度考えていただけましたら結構かというふうに思います。これ答弁はもう結構でございますので、以上をもちまして私の質問とさせていただきます。ともに能勢町が元気になるように、下を向いてうつむいてたら元気になれませんので、胸を張って、やはり我々議員、そして職員がしっかり前を向いて能勢町を元気にしていきましょう。ともに頑張りましょう。
○委員長(原田 健志君) では、ほかに質疑はありませんか。
○委員(中植 昭彦君) もう各委員が質問されてますので、私も全部言われてしまったなという思いです。ちょっと何点か質問させていただきたいと思います。
獣害対策なんですが、獣害対策、今かなり被害が、イノシシのほうはなかなかわなにも入りにくく、イノシシの被害自体はちょっと減少しているのかなというのは思ってるんですけど、そのかわりにヌートリアとかアライグマ、今、鹿もそうですし、ちょっとふえてきてるのかなというふうに思っております。その対策についてどうお考えなのかと、実績値をまた教えていただけたらと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) お答えいたします。
獣害対策については、やはり年々多少上下はありますけれども、少しずつふえていってるような状況でございます。実績値を申しますと、イノシシでございますけれども、平成22年度200頭でございまして、23年度112頭、平成24年度は2月末時点で53頭と、鹿は、同じく22年が69、23年が152、平成24年が120、アライグマが22年が132、平成23年が77、平成24年が47と、これは結構減ってはおります。ヌートリアでございますけれども、22年が95、平成23年が15、平成24年が35ということで、アライグマ、ヌートリア、イノシシと少しずつ減ってきてはおりますけれども、被害額にしてはそんなに変わらない額の被害が出ておりますので、このまま継続していく必要はあるかなというふうに考えております。以上です。
○委員(中植 昭彦君) 私が感じておるのとちょっと違うのかなというのはあります。アライグマとか、これ頭数が減ってるから捕獲頭数が減ってるのかといえば、そうではなくて、わなに入りにくくなってるような知恵がついてきてるのかというふうに思うところがあるんです。ヌートリア、アライグマにしても、うちの近所の畑にはもう普通に歩いてます。全然珍しくないですし、鹿については勝手に牛舎に入ってきてますからね。そんなふうな状況です。イノシシは、このごろ減ってるのかなというのは、それは被害とか、いろいろ見させていただく中ででも、ずっと少なくなってきてるのかなというのはあります。それは木の実が今、山の中にありますし、おりてこなくても餌はあるのかなというのもあるので、それは一時的なものなのかもしれません。
その中で、猟友会のほうで捕獲をしていただくというふうな方針と、あと電柵で対応していただいてるということなんですけども、前から聞いてますとおり、猟友会のほうも高齢化のほうが進んでて、捕獲自体が難しくなってきてるというのもあると思います。電柵にしても、なかなか追い払うだけでは、このごろ向こうも、敵もだんだん知恵をつけてきて、鹿なんかは、お尻の感じにくいところで押して切ってしまうような、そんなふうにしてだんだんだんだん賢くなってきて、知恵比べになってるところもあるんですよね。ですから、実際には捕獲して駆除するというのが大事になってくると思うんですけども、その辺のお考えについてお聞きしたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) まずは頭数を減らすというのが一番早い解決法であるということは私も認識はしておるところですけれども、やはり猟友会の方も高齢化が進んできております。それと、近年、猟にかかわって事故もふえてきておりまして、なかなか警察さんのほうでも許可が出にくいという状況にあるように聞いております。ですから、方法としましては、地道に活動していただくしかないのかなということでは思っております。鉄砲隊もそうですけども、わな隊も40数名いらっしゃいますので、そういった方におりをお貸ししたりはしとるんですけれども、なかなか実績として上がっておらないというのが現状でございますので、しかしながら、対策については続けていかないことには減っていきませんので、続けていきたいとは思っております。
ただ、猟友会の方もたくさんじゃあとって、全部御自分たちで処分できるかというと、なかなかそれもうまくいかないと、もう体力的もしんどいということもおっしゃってますので、広域の協議会がございますので、そういったところでは広域の処理施設なんかも考えてほしいということで、府さんの要望の際にも、そういった要望を上げておりますけれども、なかなか実際のところ動いてないというような状況でございます。
○委員(中植 昭彦君) 去年も提案しまして、ちょっと笑いが起こったんですが、自衛隊の方に演習してもらったらどうやという、空砲でもいいので、バンバン撃てば、みないなくなるんじゃないかというふうな思いも持ってるんですが、その辺はあれなんですけども。もう捕獲自体が難しくなってきた、今の捕獲の方法では難しくなってきてるという現実がある中で、実際にはどんどんどんどんふえていきますから、どうしていくんだという話になってくると思うんです。追い払ったって結局また戻ってきます、回って。鹿とかイノシシについては、ふえる頭数もそこそこですので、まだましっちゃましなんですけども、ヌートリアとかでしたらネズミ算式にふえていくような状況ですし、だから、早く個体数を減らしていくというのが大事になってくると思うんです。
新たな捕獲の方法、ほかでもただ猟でとるだけではなくて、いろんな方法をとってるかとは思うんですけどもね。いろんなところで考えていただいて、本当に個体数を減らしていくというのが大事なことだと思うんです。今でしたら電柵を張っても、もうすぐに破られてしまうような状況もありますので、網も。ですから、個体数を減らすということだけだと思います。それとまた、おりてこないように山に餌をつくるというのも大事になってくるのかなというふうにも思いますし、その辺のお考えについて、なかなか難しい面ではあるかと思うんですけども、もう新たな対策をとらないと、今のままではだめだと思います。その辺のお考えについてお伺いします。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 議員おっしゃいましたとおり、個体数を減らしていくしかないという中にあって、解決策はこれだという決定的な一打というのはなかなかないところが現実でございます。しかし、人を恐れるという鹿とかイノシシの習性というのは変わることはないというふうに思ってますので、なれる前に里山に人が戻る仕掛けということで、森林整備事業においては、まずは人が入れるように道をつくる事業ですね、作業路の整備なんかに所有者の負担なくできるようにしてるというところが一つ。それから、クヌギとかの伐採をして、そういったところに広葉樹を植えるというような取り組みもその一つであると思いますし、そういった総合的な対策を粘り強くしていくしかないのかなというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) 長期的な対策も必要ですし、今すぐにしていかないといけない部分もあると思いますので、その辺は両輪でお願いしたいと思います。
それと、先ほど岡本委員のほうからもありましたけども、電柵の補助の申込期間の話は僕も聞いてます。やっぱり年間通じてほしいと思ったときに、もう申し込み終わってますと。収穫時期になったら、また入ってきたりするんですよね。そのときには、もう申し込みが終わってますよね。だったら1年間待つのかという話で、そういうお話をずっと聞いてますので、その辺も対応していただけたらと思うんですけども、見解をお伺いします。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 先ほども同様の御質問をいただきまして、お答え申し上げたところですけれども、まずは広報等によりまして事業の内容と趣旨を周知を図っていきたいというふうに考えております。先ほど町長からも御答弁ありましたとおり、そういうニーズが多ければ、また補正なりの対応も検討していく必要があるというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) ニーズは多いと思います。よろしくお願いします。
今、電柵の補助の要件を教えていただけますか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 原則的には、3戸以上の農家さんが一緒に取り組んでいただきたいということでございます。なるべく多くの方に行き渡るようにというところ、それからできるだけ大きい面積でいきたいということから、3戸以上の農家さんが取り組むというのが一番大きな原則でございます。
○委員(中植 昭彦君) 3戸になってくると、なかなか合意形成がしにくい部分があります。すごくよう聞いてます。三軒で共同でするときに、結局、誰が主体的にその管理をするのかとか、いろんな面を考えていくとあれなんですよ、こういう補助があるから、みんな組んでやろかっていうときに、最終最後、やっぱり決まらないというのもあるんですよ。はい。ですので、この辺の条件の緩和というのはお考えではないのでしょうか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 取り組まれる原因というのは一緒だと思います。それで、あと主体的に管理するのはどなたかというようなところであれば、それはやはりその三者なり、一緒にやられる方の中でお話し合いをしていただきたいというふうに考えております。
能勢町、その半分の補助をしてるわけでございますけれども、JAさんでありますと単体でも3割補助というのがあるわけでございますので、そちらの御活用なりを案内させていただきたいというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) 話し合いできたらいいんですけどね。どことは言いませんけども、隣同士でいろいろといきさつがあったらもうできないんですよ。まあまあ、そういうとこ多いんですよね。だから、まあまあ、そういうところも考えていただいて、対策をとっていただきたいというふうに思います。
それから、僕いつも言うてるんですけども、防疫対策ですね。今、中国と韓国のほうで口蹄疫が発生しております。今、もう御承知のとおり輸入のわらもあれですね、停止の措置がとられてまして、今、輸入自体もとまってますし、今、注視しているような状態なんですけども、以前に宮崎県のほうで口蹄疫が発生しまして、多大な被害を受けたわけであります。それで、そのときに質問させていただいたんですけども、能勢町にも畜産農家があります。近隣にも畜産農家がある中で、早急な防疫体制をつくっていくということで、部長のほうも能動的に行動してまいりたいというふうな答弁もいただいております。
今回、ちょっと予算見させていただいた中で、そういうふうな関連のところも見受けられませんので、その辺のことについてどうお考えなのか、お伺いしたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) まず、府さんと会議等で情報交換をしておりますというのが1点でございます。それから、基本的には府がそういった焼却なり埋設する用地なりの候補地を探すという役割でございます。それに基づいて、町もそれに協力するということでございますので、そういった情報なんかを府さんのほうに、町のほうとしては、こういう候補地がありますよと、それからこういう畜産農家さんがいらっしゃって、そこでは埋めれませんよとかいう情報交換をしておるというところでございまして、今のところ予算措置というのは施しておりません。しかし、前回、鳥インフルが発生した際の経験もありますので、防疫阻止をする服とか、防護服ですね、そういったものについては、一旦、これ、たしか平成21年度だったと思いますけれども調えておりますので、今後、必要に応じて、そういった備品なりを調えていきたいというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) だったら、予算をつけていただきたいというふうな思いがあります。タイベックスーツ自体も、あれも使用期限ありますよ。はい。あと、あれですね、普通のマスクではだめですし、N95マスクも必要ですし、消石灰とか、いろんな消毒液に関しても、口蹄疫の場合は普通の消毒液では効かないですから、その辺もきっちり用意をしていただいて、今あれですね、家畜保健所は、もう泉佐野のほうへ行ってしまいましたので、今まで寝屋川でしたけども、あそこから来るのにかなり時間かかりますよね。
〔「かかる」の声あり〕
○委員(中植 昭彦君) はい。そうなってくると、やはり町としての対応というのがどれだけしていただけるかによって、その感染自体が防げるようにね、拡大自体が防げるようになってくるかと思うんですけども、その辺の知識の習得とか、あと管理、防疫体制マニュアルとか、そういうふうなことはおつくりになっておられますか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 鳥インフルにつきましては、そういったマニュアルをもう既に作成しておりまして、実際どういうところで防疫措置を講じるのかという打ち合わせを今月したところでございます。口蹄疫についてはまだでございますけれども、早急につくりたいというふうに考えております。
基本的には、役割に応じて町も動くということになりますので、そういう防疫に関する基本的な消石灰とか、そういった資材については府が準備するということでございますので、一定そこで準備をしていただきたいというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) もう、これ、あれなんですよ、出てしまったら早く殺処分するっていうのが大事なことなんです。あとはもう埋めてしまう、早く埋めてしまう、今、そんな候補地なんかないですよね。
〔不規則発言する者あり〕
○委員(中植 昭彦君) 候補地なんか全然ないと思います。岩盤のところ掘れないですしね、能勢なんか、ほとんど岩盤ですから、そんだけを全部埋めて、あれかなり深く埋めないとだめですし、ほんで、あと、また広がらないように処置しながらということになると、宮崎県の場合はいろいろと土地がありましたから、そこに埋めることできましたけども、能勢町では、まず難しいのかなというふうに思います。ですので、もう発生してからではもう遅いと思います。もう近隣にもどんどん広がると思います。今の間に検討していただいて、私もそうなんですけども、防疫体制きっちり整えれるようにしていただきたいと思います。
○委員長(原田 健志君) しばらく休憩します。
──────────────────────────────
休憩 午前11時58分
再開 午後 1時00分
──────────────────────────────
○委員長(原田 健志君) では、会議を再開します。
午前中に引き続き、中植委員から、よろしいですか。
○委員(中植 昭彦君) 昼から頑張っていきます。
遊休地対策ということで、今御承知のとおり遊休地がかなりふえてきております。いろんな農家の方々、そしてまた住民の方々からも御心配の声いただいておるわけでございますけども、具体的な対策、もう一度、御説明をお願いできますでしょうか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) お答え申し上げます。
まず、遊休農地対策につきましては、農業委員会の本来業務として指導を行うという業務があるわけでございます。そのことから、年に1度でございますけれども、町域をパトロールしまして、耕作放棄地になってる、遊休地になってるところについては、指導の文書を送っておるというところでございます。それに加えまして、来年度からは、先ほど来申しております農地利用円滑化事業を改良区さんにおいて実施していただくということで、遊休地の解消となるか、減少に向けた取り組みを進めていきたいというふうに考えているところです。
○委員(中植 昭彦君) パトロールのほうで私も回らさせていただいてます。遊休地、そしてまた、不正転用等々あろうかと思います。いつも思うんですけども、これには強制力がないという、指導にとどまっておるということが解消の一つのその妨げになっているのかなというのもあるんです。この辺、もうちょっと強い措置が講じられないのかどうなのか、法的にどうなのかというのをちょっとお答えいただけたらというふうに思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 指導の文書を送って、効果がなければ勧告、勧告で聞かなければ罰則と、違反金ですね、いうことになるわけですけれども、なかなかそこまで踏み切っておるという、勧告なり罰金というところについては、府内もちょっと聞いてみましたけれども、事実上やっぱりないんです。ですんで、粘り強く交渉をするということしか、今のところ方法としてはないように考えております。
○委員(中植 昭彦君) いろんな事情があろうかと思うんです。でも、あれですね、農地が荒れてますと観光とかいろんなところで人を呼び込むいうときでも、荒れてる農地を見て人って来ますかね。だから、いろんなところにかかわってくると思うんですよ。ですので、その辺はきっちりと、これ条例とかはもう無理なんですかね、上位法がある以上。無理なんですかね。何かその法整備をきっちりしていただいて、できないところは人・農地プランとかで集積化を図るということも一つの手なんだと思いますけども、不正転用もありますので、その辺もきっちりと対応をしていただきたいと思います。
人・農地プランがね、僕ちょっと前にも説明をいただいたんですけども、わかりにくいとこがありますので、もうちょっと詳しく御説明いただけますでしょうか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) お答え申し上げます。
人と農地の関係をどのようにしていくかという、地域の農業としてのマスタープランという位置づけになっております。その中に位置づけるべき項目というのが3項目ほどございまして、1つは今後の地域の中心となる経営体、それから地域の中心となる経営体以外の農業者ということで、簡単に言いますと出し手側のどういう方がいらっしゃるかということ、それから今後の地域農業のあり方ということで、人・農地プランというと、非常に総合計画のような壮大な計画というふうに思われるかもしれませんけれども、実際は3ページ物のプランになります。今申し上げた中心となる経営体、どういう人を位置づけますかとか、今後の農業のあり方をどのように考えてますかと、例えば6次産業化を目指すのか、新規就農の促進を目指すのかというような項目を埋めていくだけということで、非常に簡単なプランになっておるんですけれども、適宜見直しが可能だということで、新たに、例えばここに位置づけておられる方以外の方が新規就農でやりたいよということになれば、随時見直しができるというようなプランでございます。ですので、イメージされますような冊子30ページ、40ページ物のというイメージではない、そういう3項目を位置づけた計画ということで御理解賜ればと思います。
○委員(中植 昭彦君) いろいろとこのパンフレット等々を見させていただいてますと、結構あれですね、要件が細かく決められてまして、今ちょっと見てますと、検討会を設置せえとか、いろんな要件があろうかと思うんです。その辺、どういうふうにしてクリアしていくのかというとこがちょっと聞きたいところなんですけども、お答えいただけますでしょうか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) このプランの作成に当たりましては、とりもなおさず地域の意見を集約することということになっております。そういったことから、本町では農業委員会、また改良区の理事さんなり役員さん、それから区長会と、あと、そうですね、実行長さん単位の説明会とか広報なんかで説明をまずさせていただいたと。そこで、例えば新規就農にこういう方がいらっしゃいますよという方であるとか、説明を行わさせていただいて意見を聞いたというところでございます。
今後、このプラン策定に当たっては、検討委員会というのを設ける必要がございますので、3月中にその検討委員会でこのプランを図って、年度内には成案にしたいというふうに考えております。以上です。
○委員(中植 昭彦君) あとですね、要件として戸別補償制度に加入してるのが必須だというふうに書いてあるんですけども、これ農家、能勢町で対象になる方っていうのはいらっしゃるんですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 成年就農給付金につきましては、必ずしもプランに位置づけてないといけないということはなくて、位置づけることが確実である方という書き方をしてございます。その他の農地集積協力金であるとか、規模拡大加算というのは、プランに位置づけておる方で、なおかつ戸別所得補償を申し込んでいる方ということで、そうなりますと、対象としましては30数名程度の人数になってくるということでございます。
○委員(中植 昭彦君) そうなってくるとあれですよね、ちょっとその広がり自体が限定的になってくるのかなというふうにも思いますし、その辺、ちょっと検討する余地があるのかなというふうにも思っております。
それから、先ほど課長のほうからありましたように、単年度で白紙委任をとっていくというふうなお話だったんですけども、この要件の中には10年間白紙委任をとれる状態っていうのが要件として盛り込まれてると思います。その辺のお考えについて、はい。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 済みません、単年度と申しましたのは、例えば私が土地を出したいといった場合、改良区さんにそういうことで白紙委任を行うわけですけれども、基本的に10年となっているのは、それが成立をして、新しい受け手が見つかったら5年なり10年間という期間ですよということであります。私が、例えば改良区さんに土地を預けたとして、それが例えば10年間ずっと、じゃあ改良区さんもその土地を持ったまま契約に至らなかったら、ずっと持ち続けないといけないということになりますので、そこは改良区さん自身の運用の範疇になりますけれども、1年間に限って、まずは受けます。あかんかったら、だめな場合は、さらにもう1年たってから委任をし直していただくというような運用をしたらどうかということで、今、改良区さんのほうでは検討なさってるというとこでございます。
○委員(中植 昭彦君) それで集積化を図って、大規模化をしていくということなんですけども、私、いつも言うてるんですけども、小規模の効率の悪い山裾の農地であったりとか、そういうところ自体が、こういう計画できっちり保全が図られて収益上がるような、そんな農業の体制になるのかなっていうのがいつも議論に思っているんです。その辺の対応についてもお伺いしたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) その点につきましては、この事業を導入するに当たって、大阪府さん、それから改良区さんとも議論になったところでございまして、今の方向性としましては、基本的には圃場整備してあるところを優先的にしましょうと、税金が投入されておるわけですから。それ以外の山裾のところ、山際のところにつきましては、例えば貸し農園をするとか、そういったことを考えていく必要があるんじゃないかというところで、今現在、話し合いをしておるところでございます。
○委員(中植 昭彦君) 貸し農園もね、やっぱり便利が悪いところは借り手がないですよ。ですので、その辺も含めて、私は、野菜でもなくて水稲でもなくて、果物とかがいいんじゃないかなっていうふうに思っているんです。
今ちょっとし始めてるんですけども、水がなくても土地が痩せてても、山際で獣害でけものがいろいろ来てても大丈夫なようなつくり方もあるので、その辺、ぜひ検討していただいて、今いろいろとブランド化で野菜等もつくられていますけども、果物もつくられていますけども、何が問題かなというふうに思うと、やはりあれですね、栽培技術自体をきっちりと教えてもらえないというのが農家の方の思いなんですよね。今、普及所等々を当たっていただいていますけども、きっちりとそこまで技術が伝わってるかというと、なかなか難しい面もあるのかなというふうに思うんです。ですので、作物の選定と栽培技術をきっちりと伝えていくコンサル的なものっていうのも大事だと思うんですけども、今どういうふうに対応されているかと、あと、この先、それを踏まえた上で、どういうふうな展開を考えられておられるのか、お聞きしたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 当然この人・農地プランをつくったからといって、全ての農地の問題が解決するわけではありません。おっしゃるとおり、栽培の方法とかにつきましては、現在、北部農と緑の普及所から来ていただいて指導をいただいております。
町としては、今年度でしたら4回ほど開催しましたけれども、栽培講習会を開催するといったこともしておりますし、特に新規の就農者については、そもそもどういったものが要るかわからないというところの話もありますので、そういった方については、町のほうに御相談があれば、普及所のほうにつないで指導をいただいているというようなことで連携を図っておるところでございますので、今後も引き続き、こういう対策は講じていきたいというふうに思っております。
○委員(中植 昭彦君) 栽培技術も普及所のほうからしていただいてるということなんですけども、なかなかタイムラグというか、あれですね、すぐ言うて、すぐ来てもらえないというのもありますし、ですので、その辺もきっちり踏まえた上で対応策をとっていただきたいと思います。
講習会だけでは不十分だと思います。やっぱり農地1個1個違いますから、その対応策自体も変わってこようかと思うんです。ですので、きっちりとここの農地はどうでとかいうのを、情報というのをきっちり持った上で指導というのが大事なのかなというふうに思うておりますので、その辺をお願いしたいと思います。
それから、ここの人・農地プランもそうなんですけども、スーパーL資金の無利子化というのがあります。この無利子化というのはこのままとってはいけないんですよね。これ利子相当額をあれですね、補充してもらえるんだ、補給してもらえるんですね。利子補給ですね、これ形は。国、府は今、利子補給はあります。能勢町は利子補給ありますか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) ございません。
○委員(中植 昭彦君) そうなってきますと、このスーパーLの5年間無利子化とか、スーパーL自体は今、実質無利子化ですんで、その辺も能勢町が出さないから、その分は利息がかかるということになろうかと思いますけども、これで間違いないですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 能勢町が払わないというのは確かでございますけれども、ただ、国から先ほど言われたように補助が出てるということですから、それに加えて能勢町の場合はないということですよね。はい、それはないということです。
済みません、ちょっと修正を。
○委員長(原田 健志君) はい、じゃあ続けて。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 済みません、ちょっと修正をさせていただきたいと思います。
先ほどの無利子化というのは、利子補給ではなくて、5年間、実際上、無利子になるという……。
〔「無利子、枠が決まってる」の声あり〕
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 枠があるんですけども、無利子化になるということでございます。申しわけございません。
○委員(中植 昭彦君) 人・農地プランのほうは、それで5年間無利子化ということですね。じゃあ、普通のLの場合は、能勢町が利子補給してませんので、その分は金利がかかってくるということですね。
それをずっと考えてますとね、能勢町、これから農業でどんどんとやっていきます。利用集積して、大規模化を図って、スーパーLも使えるような認定農業者もふやしてというふうなお話だったと思うんですけども、これ、能勢町として、姿勢としてどうなのかなというのがあるんです。やはり農業を推進していくという中ででは、国自体の、スーパーL自体の趣旨として、実質無利子で農業者頑張ってくださいというふうな趣旨で資金のほう出てますから、だから、その辺も踏まえた上で、能勢町だけなんですよね、どこ行っても大体もう無利子で利子補給されてます。うん、だと思うんです。ですので、その辺、もうちょっと考えていただいて、これスーパーLもそうですし、スーパーSのほうも利子補給ないと思うんですよ。その辺どうお考えなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 農業者さんに対する支援なり補助というのはさまざまあると思っております。本町では今のところ、そういった個人さんへの利子補給的なことは考えておらないことから、それ以外のところで対応しとるところでございますけれども、一定これやっぱり交付金を支出するわけでございますから、今後ちょっとよそでやっておられる団体のことを研究させていただきたいというふうに思います。
○委員(中植 昭彦君) 同じ質問を町長にもしたいと思います。
今、現実そういうふうな状態なんですよ。これから町長は農業振興を図って、まちをどんどん活性化していくというふうなお考えをお持ちだと思うんです。こういう現実踏まえた上でどういうふうな対応をお考えなのか、お聞きしたいと思います。
○町長(山口 禎君) 今、藤原課長も申しましたように、事業を進めていく中で、検証も含めて、情報も集めて、一度に全てをそういう形で予算も盛り込んでということではなくて、少しずつ走らせながら進めていきたいというふうに思います。
○委員(中植 昭彦君) 農業者自体は、結局あれなんですよね、収益性が見込まれない部分が多いので、初めから収益がなかなか上がってこないというのもありますので、スーパーL、スーパーS、その政府系資金っていうのがもう命綱なんですよね。そのときに利子まで、普通でしたらこれ無利子のはずなのに、能勢町で就農するようになると金利負担もかかってくるというふうになるんですよ。だから、能勢町で就農しにくいっていうのもあるんかなというふうには、もう自分自身は思うてるんですけども。だから、その辺も踏まえた上で、やはり農業を活性化していくというふうな理念でいくならば、農業者自体の負担も軽減するような形が必要なのかなというふうに思いますので、その辺もあわせてお願いをしたいと思います。
農業のほうは、もうこれで、はい、終わりたいと思います。
それから、毎年聞いております「よっほいせ」の件です。
能勢町商工会青年部と郷土芸能保存会の主催で、毎年イベントのほうを行わさせていただいております。町のほうにも補助をいただきまして、毎年盛大になってきております。
いつも申しておりますけども、青年部自体も部員数自体が減少してきまして、今後「よっほいせ」の行い方、なかなか今の状態では継続していくっていうのが予算的にも、そしてまた人的にも難しくなってきてるという現実があります。いつも能勢町のほうには、人的にも費用的にも支援していただいとるわけでございますけども、これではもう実際になかなか続けていくこと自体が難しくなってこようかと思います。青年部としてもいろいろと検討してるわけでございますけども、町としてもどういうふうな、人数が減ってきてるとか、資金的にも難しくなってるというのは、原課のほうでも御承知いただいてるところではあるかと思うんですけども、その辺も踏まえた上でどういうふうなお考えなのか、お聞きしたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 「よっほいせ」につきましては、10回を超える回数をこれまで積み上げてこられまして、非常にそれを楽しみにしておられる町外からの住民さんもいらっしゃるということは十分認識しております。そういうことから、町としても、当日の職員対応であるとか、翌日の後片づけ、ごみ収集なんかも一緒に協力させていただいておるわけであります。ですので、今後もできる限り一緒になって取り組みは進めさせていただきたいというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) ぶっちゃけた話、なかなかもう人的に部員も少なくなってますので、もう前日準備から当日後片づけと、負担も大きくなってきてるんですよ。もうこの先は、主体は青年部としても、今、町内にはいろんな団体さんがいらっしゃると思うんです。名前出してあれなんですけど、観光協会の方もいらっしゃいますし、いろんな団体さんがいらっしゃいますんで、その中で「よっほいせ」の実行委員会というか、そういうふうな協力もいただきながら、これ続けていくべきじゃないのかなというふうに僕自身は思っているんですよ。もう10回なってますし、どんどんどんどんふえてきてますし、夏の風物詩というふうにも御認識いただいてる部分もあろうかと思いますので、これ、人が減って予算がなくなってきたからもうやめましたでは、何かもったいない気がするんですよね。ですので、青年部としては一生懸命続けていけるように頑張っていく決意はしとるわけでございますけども、なかなか現実がそう許さない部分もあるんです。
この先、いろいろと方向性は出していこうとは思うんですけども、なかなか青年部だけの呼びかけでは現実に動いていかない部分もあろうかと思うんです。ですので、町のほうにも入っていただいて、今後どういうふうなやり方が一番いいのか、継続していくためにはどういうふうな措置が必要なのかというのを協議できるような場所ができればありがたいかなというふうな思いも持っているんです。その辺について、お伺いします。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 23年度までは、一定、町も一緒にやっておるといいながら、ある程度、役割分担が決まってから参加させていただいとったということでありまして、昨年度、24年度ですね、今年度ですね、24年度については、ある程度、計画をつくり上げる段階から入ってくださいという呼びかけもありましたので、その段階から担当者なり係長出席しております。ですので、今後もこういった取り組みを進める中で、町の職員もきちっと中に入って検討させていただきたいというふうに思っております。
○委員(中植 昭彦君) また、町長にも同じ質問をさせていただきたいと思います。
町長として、町のまちおこしいうことで我々青年部はやっております。その辺を踏まえた上で、町としてもきっちりと協力していくというふうな答弁をいただけますでしょうか。
○町長(山口 禎君) 中植議員の御質問、おっしゃるとおり10回を超えている「よっほいせ」、非常に盛大な部分が継続できていけるように、町としても支援していきたいというふうに思います。
○委員(中植 昭彦君) ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それから、今回、観光パンフレット、2倍の4万部を作成していただいたということで、大変ありがたく思っております。といいますのも、前回いただいたときには、結構好評ですぐなくなったんですよ。あれ結構見やすいですし、ほんで説明しやすい、来はったときに、ああ、こんなんあるんやとか、いろいろと反響もあって、もうほとんどの方が持って帰らはるような感じでした。今回2倍ということで、ある程度は数はあるのかなっていうふうには思うんですけども、実際、これでは足らない、なかなか数が全部足るのかなっていうのがあるんです。その辺、どういうふうな対応をお考えなのか、お聞きしたいと思います。
○
淨るりシアター館長(松田 正弘君) 観光パンフレットの御質問でございます。
おっしゃるとおり2倍にして4万枚にしましたといいましても、実際にそれで十分量があるのかというのは非常に疑問に思ってるとこも実際にございます。その状況を見まして、また、どうしても足らない分は増刷をするとか、そういうことも考えたいと思いますし、観光協会のホームページの中では、全く同じパンフレットを無料でダウンロードできるような対策もとっておりますので、そういうふうなPRも積極的にしていきたいと考えております。以上です。
○委員(中植 昭彦君) 物産センターの観光案内所のパソコンではプリントアウトできるんですかね。できたらあれなんですが、多分できなかったと思うんですよ。観光案内所のパソコンで、もし足らない場合は、そこでプリントアウトできるような感じにしていただけたら、パンフレットが足らなくても対応できるのかなというふうに思うんですけど、一回調べていただけますでしょうか。はい、それでお願いしたいと思います。
それから、観光バスツアーなんですけども、2年目ということでいろいろと計画を立てていただいてるということでありがとうございます。
ちょっと僕があれなんです、最近ちょっと行ってきたとこなんですけども、淡路ですね、淡路はもう御承知のとおり、人形浄瑠璃も一緒にされてるというのもありますし、浄瑠璃とドッキングしたような観光というのを今打ち出されてるみたいで、この前ちょっと見てきたんですけど、人形浄瑠璃と、今、フグを養殖をされてて、3年フグ、通常2年で出荷するものを3年間飼って養殖して、淡路フグというので売り出して、浄瑠璃を見て、3年フグを食べて、泊まって帰ってくるというのを今すごく全面的に売り出されてるんですよね。うん、その辺、せっかく浄瑠璃がありますので、浄瑠璃と何かを組み合わせて、はい、楽しんで帰っていただくというのがいいのかなとって思いますし、私も店やってますからいろいろと聞くんですけども、やっぱりおいしいものを食べたら飲みたいと、ゆっくりしたいというのがあって、やっぱり泊まれるようなものとドッキングしてやったらどうかなというのをすごく聞くんです。ですので、その辺もちょっと提案なんですけども、踏まえた上で、また、企画のほう練っていただけたらありがたいんですけども、その辺のお考えについてお聞きします。
○
淨るりシアター館長(松田 正弘君) 中植議員おっしゃるとおりだと思います。
定着事業のバスツアーなんですが、今年度は秋からスタートしまして、秋、冬とツーシーズン行ったんですが、来年度につきましては、春からフォーシーズン考えております。6月は御存じのように、淨るり月間がございまして、その定着のバスツアーの中に淨るり月間というのも入れていこうという計画があります。
おっしゃってますように、浄瑠璃だけ見て、はい、さいならということではなしに、例えば温泉入って帰っていただくとか、議員のとこも当然なんですけど、飲食店で頑張っておられるところがいろいろ数々ありますので、そこで昼食なり夕食を食べてもらうとか、浄瑠璃だけで終わることなくいろんなとこにリンクして能勢のPRと、それと能勢の御商売人の方にはもうけていただくシステムができればなと考えております。以上です。
○委員(中植 昭彦君) そうですよね。もう前からいろいろとお話しさせていただく中で、点で活躍されてる方は多々いらっしゃると思うんです。でも、それが横のつながりでなかなか広がりを見せてないというのが現実であろうかと思うんです。ですので、その辺をつないでいただけるような施策をとっていただいて、浄瑠璃が入り口やとしたら、もう最後までお金を全部落としてもらって、もう帰ってもらうというふうなシステムですね、ビジネスモデルをつくっていただけたらありがたいです。
あと、ちょっと思ってたんですけども、先ほども岡本議員もおっしゃっておられました。僕は、イベントいろいろあるんですけども、冬のイベントがないなというふうなことを思ってまして、私もイルミネーションを思ってたんですけども、それとあと、また、マルシェとかですね、物産センターとかを核にしてマルシェとかどうなのかな。朝市でも、ただ野菜だけではなくて、何か物産も、手づくりのものをそこへ持ってきたりとか、フリーマーケットのもうちょっとあれですね、ちゃんとした店版というか、そんな感じのやつをうまく使って集客を図る。今でしたら物産センターの客層も一部固定化してきてるのかなというのを思うんです。結構、年代層が高いので、次の世代をつくっていく、次の購買層をつくっていくというのが大事になってくるのかなと思うんです。そうなってくると、素材として売るのだけでは広がりを見せないのかなというふうに思いますので、能勢の野菜とか果物もありますし、ほんで肉も卵もありますし、何かそういうので屋台みたいな感じででもいいですし、イベントのときにつくって売ってとかいうので、そうなると、また若い人たちも来ると思うんです、おもしろくて。そこを入り口にして、物産センターへの集客を図るというのも一つの手だと思いますし、イルミネーション思ってたのは、新しい学校ができたら新しい学校にイルミネーションできないかなというのがあって、冬の間ですね。そしたらちょっと物産センターからばっちり見えるじゃないですか、それ見に若い人が来ないかな。それを見てるところで店をやるとか、そうすれば、また違った客層が来はると思うんですよ。その人が、今度また能勢町の魅力を感じて入っていただけるっていうふうなことになるのかなというふうに思うんです。ですので、イルミネーションは一つの方法だと思うんですけども、冬のイベント、いろんなイベントがいろんなところで開催されてて、いろんな客層が来て、能勢を活性化していただくような方策をとっていただけないかなというふうに思うんですけども、その辺のお考えについて、お伺いしたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) そしたら、私のほうからは、物産センターに関連することについてお答えを申し上げたいと思います。
今、物産センターにおいて浄瑠璃公演なんかもしておりますけれども、議員おっしゃいましたマルシェであるとかフリーマーケット的なイベントですね、そういった御提案の趣旨につきましては、支配人のほうにきちっとお伝えしたいと思います。以上です。
○
淨るりシアター館長(松田 正弘君) イルミネーションについてなんですが、午前中のさきの議員さんのことでもあったんですが、実は私もイルミネーションを考えておりまして、何とか実現したいなと正直思っております。
学校のほうもなるほどなとは思ったんですが、淨るりシアターが大阪府のミュージアム構想の娯楽部門でのベストセレクションの5つの施設に入っております。例えばUSJですね、それと山本能楽堂、それとソフトなんですが新地の踊り、新地踊り、それと天満の繁昌亭、それと淨るりシアター、この5つ、ベストセレクションのうちの一つに入っておりまして、大阪のほうは水と光というのをすごく力を入れてテーマにしておりますので、実はこの話、大阪府にも提案しまして、ベストセレクションの施設なんだからイルミネーションをしたいと、それで補助くれということで話をしたことがありまして、どこの場所は別としましても、何とかイルミネーションというのは今後積極的に前向きに考えていきたいと思っておりますので、おっしゃるように冬の、やはり能勢の冬ですので、非常に一番寂しいときですので、何とか実現できたらなというのは考えております。以上です。
○委員(中植 昭彦君) そうなんですよ、冬はやっぱりどこも売り上げが落ち込みますし、物産センターもそうなのかなというふうに思うんです。ですので、それをはねのけるように何かイベントを打って、物産センターに出荷されてる方は、売れ残ったら今度持って帰らなあかんというのもありますしね、だから、それを有効活用をする意味でも、そういうふうなイベントを打っていく、屋台で能勢の野菜を使った何か料理が食べれるとか、イルミネーションを見ながらそういうのが楽しめるとか、そういうふうなやり方も一つなのかなというふうに思っております。ですので、決してこれ実現不可能な話ではないと思うんです。ですので、その辺もきっちり検討していただいて、能勢町がより活性化するように努力をお願いしたいと思います。
ぐらいですかね。私のほうからは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(原田 健志君) ほかに質疑ありませんか。
○委員(八木 修君) それでは、先ほど来出てた人・農地プランの関係について、再度お伺いしていきます。
それで、確認ですけども、来年度から実施しようと思えば、今年度中にプランを作成せなあかんということで、3月に最終案でまとめるんだというお話でした。今、検討委員会の実態はどういう形で動いているのか、まず確認をします。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 現在までのところ、地域の中心となる中核的な農家でありますとか、新規就農者などへのヒアリングが時間かかっておりまして、今そのヒアリング終えて位置づけがある程度、この方だったら大丈夫だというところまで煮詰まったところであります。それで、今後、人・農地プランについて、その検討会を開催する予定になっておりますけれども、今のところ、まだ一度も集まっていただいておりません。ただし、事前に説明会等を実施した際に、それぞれの御代表、例えば農業委員会であるとか、実行組合長さん、改良区さんなんかについては、こういうプランに取り組んでおりますので、委員会にぜひとも入っていただいて御意見いただきたいということで、制度の説明と趣旨については御案内をしておるところでございます。
○委員(八木 修君) 3月には成案にせなあかんって、もう3月ですよね、今。来年度から実施しようと思えば3月中に成案化せなあかんという形で、今、検討委員会、まだ1回も開いてないというような形、この人・農地プラン、今言った新規就農者に支援するという事業じゃなくして、人・農地プランというプラン自体も立てなあかん、大きな絵を描かなあかんわけですね。紙3枚かどうかは別として、一つちゃんとした絵を描かなかん。もう一つ、農地集積という一つのプランもその中に入れ込まなあかんわけですよね。その3点が初めてセットされて人・農地プランですよね。
今、新規就農のヒアリングが終わっただけという形で、この人・農地プランの、もう一つ、本来の目的は農地集積が一番大きいと思うんです。どういうふうにするかというところがメーンだろうと思いますので、そこが今、改良区のほうに窓口になっていただいてというお話だったし、先ほど中植委員からの質問も出たように、中核になる対象者が戸別補償を受けていなければならないという、またそういう制約もあると。いろいろ制約がある中で、人・農地プラン自体がこの3月にもう成案化できるんですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 完成に向けて、今取り組んでおるところでございます。
先ほど新規就農者に対するヒアリングと申しましたけれども、中核的な農家さんについても、もう既にヒアリングを実施しておりまして、15経営体が中核農家なり新規就農者ということで位置づけられる予定でございます。
円滑化事業について書くということは特にこのプランの中にはなくて、集積をするに当たって、当然、円滑化事業が必要になるということでございますので、それは円滑化事業を利用しますよという記載の方法になるわけでございます。手続的には今現在、先ほど来申しております改良区さんのほうで定款の変更なりをしていただいて、4月1日にゴーができるというところで、また後ほど見ていただいたらと思いますけれども、人・農地プランの案、既にできておりますので、また後ほどでもお見せしたいと思います。したがいまして、結論としましては、3月中に策定するということで御理解賜りたいと思います。
○委員(八木 修君) 検討委員会をまだ一度も立ち上げてなくて、1回やったらもう形式ができてるから、それ承認するだけなら検討委員会でも何でもないような気がするのですが、その程度のもんなんですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 本来でしたら地域からの意見をきちっと吸い上げてというところですので、そういったところについては、事前説明会で関連する団体であるとか、実行組合長さんにお集まりいただくとかっていうことで議論をしております。しかしながら、この計画につきましては、新規就農者、来年度から既にすぐに取り組みたいという御事情もございますことから、ひとまず助走期間といいますか、まずはこのプランをつくって、その後については随時精度の高いものにしていくべく、検討委員会の意見も取り入れて進めていきたいというふうに思っておるところでございます。
○委員(八木 修君) 検討委員会には、おおむね女性を3割入れなさいちゅうのも具体的に指示があるわけですね。もうそのような準備ができているんですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) おおむね3割ということでございますけれども、今、大阪府さん等にもお願いしております。ちょっと3割いくかどうかぎりぎりのところでありますけれども、おおむね3割という理解をどこにするかということで府さんとも詰めておりまして、少なくとも2割ぐらいは目指しましょうということで、関係団体にもそのような選出をお願いしようというところでございます。
○委員(八木 修君) 原課のぶっちゃけた思いとしては、新規就農者に何とか支援をしたいために、農地集積は後回しでもいいから、とりあえずこれをしようというふうに僕は解釈したんだけども、後から精度を上げて農地集約のほうはやっていこうと、とりあえず新規就農者に支援するためには、形でも人・農地プランをつくらなあかんから、検討委員会1回やって、すぐゴー出して、つくった後、改良区にちょっとお願いして、定款変更してもらって、その上で農地集積をやっていこうと、そういうふうに私は理解したんですが、それでよろしいですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) この円滑化の事業につきましては、人・農地プランの中で当然必要になってくるんですけど、23年度からの研究しております農業振興調査研究業務の中でも、農業経営基盤を強化するための手法として、公社的な組織の立ち上げが必要だろうということで検討してまいったところでございますので、それについては、人・農地プランとは別にしても話を進めてきておるところでありまして、この11月ぐらいから改良区さんの理事者なり役員さんに御説明をこれまでしてきたところでございます。おおむね了解はいただいたというところで、3月の総会にかけようという運びになっております。ただ、おっしゃいますとおり、精度としては今後上げる必要があるんですけど、まずは新規就農者の方を救いたいという前提でございます。
○委員(八木 修君) この後聞こうと思ってた、能勢町が今、農業振興調査研究業務をこの24年度100万円あと残して今やってるわけですけどね、今現状どういうふうになってますか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) この事業につきましては、5月から既に取り組んでおります。100万円ほどの予算を頂戴いたしまして、業者を選定しておるところでございます。
23年度の結論といたしましては、農業基盤の強化が喫緊の課題であるということになりまして、農業公社的な機能を有する組織の設置が必要だろうと、それから担い手の確保が必要であろうということでございました。その辺については、人・農地プランと少しダブるとこがありますけれども、その業者とともに、現在、改良区さんのほうで取り組んでおられる滋賀県の事例なんかを研究しに7月に現地視察に行ったりとか、そういう業務を行ってきておりまして、人・農地プランの作成にも一部携わっていただいております。これまで大阪府さん、改良区さん、物産センターさんなんかを入れます検討委員会を5回開催しておりまして、3月中の取りまとめという運びになっておるところでございます。以上です。
○委員(八木 修君) 農業振興調査研究業務というのは、一定の成果の次の展望があって、この調査を2年事業でやってきた。1年目は神戸大学と一緒にいろいろ基礎調査をして、2年目はコンサルちゅうかね、こういう専門的なところにお願いして絵を描いていくと。我々も7月にある程度のまとめ、前年度のまとめと旧園部町の農業公社の実態の報告なんかも受けて、今後検討すべき課題、今後どうしたらいいかということで、一応幾つかのパターン、5パターンですか、パターンをつくって考えていって、前町長は農業公社的なものをつくっていきたいというまでは絵を描いておられたけども、新町長、かわられたので、この継承を次にどうつないでいくかですね、出た結果を。それと今、今後立てる人・農地プランとどうリンクさせていくかという、だから、逆に言えば、ここの前回の調査のまとめの中では、農地利用円滑が現行のところ主体がないからできないというまとめなんですよね、このまとめた当時のときは。ほんでも今度はそれをつくらなあかんという方法に、片っ方で絵を描くわけですね、プラン立てるということは。ここで立ててた手法と、今度立てる人・農地プランとは全然違う形式になってくるわけですね。集約をしていくと、集約主体が前はないと言うてたのに、今度は集約主体を設けてやっていくということなので、そういうところ、いい、あかんという問題じゃなくて、時代の変化とともに変わってきてるんだから、今一番いい形でやっていけばいいんだけども。
ここで聞きたいのは、これまでやってきたこと、この3月にまとまるって、もうほぼまとまってるのかどうか知りませんけども、それをどういうふうに生かすかという、今度の人・農地プランとどうリンクしてるかというのをもう少しきちんと一回御説明いただけませんか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 23年度の農業振興調査研究業務では、農用地の利用集積化への検討というところで、可能性として市町村もできますし、JAもできますし、そういう公社でもできますよと。ただ、いずれの主体ができるか、今後検討が必要ですねというところで終わっております。
その研究を新年度に入ってから進めておったところ、改良区でも実際やっておられる団体がありますよということになりました。そこの滋賀県の高島市にあります改良区さんなんかにも視察に行って、結局、今のところ、その最中に町長もかわられまして、公社をつくれば公社できできますよと。ただし、物産センターは有限会社でありますのでできませんと。公社だけをつくって、そういう仲介的な事業なり農作業受託だけをしようと思うと赤字が見込まれますので、どうしましょうということでいろいろ議論をさせていただきまして、結果として、改良区さんが地域に最も根差した農業団体であるというところで、そちらにお願いしましょうということで、まずは円滑化事業が先に走ってます。
人・農地プランというのは、新規就農者の方の要件もかなり厳しくて、11月ぐらいまでにはどういう条件になったら認められるかとか、45歳未満じゃないとだめですよとかいう、細かい要綱自体もできておらなかったので、先に円滑化事業が走ってます。24年度の農業振興調査研究業務の結果としましては、円滑化事業が改良区に行くことになりました。それがきちっとできるようになりましたというのが大きな成果であるというふうに考えております。
その一方で、人・農地プランというのも新規に取り組む必要があるということで、新規就農者のヒアリングをしたところ、要件に該当する人も出てきたということで、それでは、ちょうど円滑化事業も取り組んでおるところだし、まず、その人たちを救えるようなプランにしていきましょうというような動きで、これまで来ておるところでございます。
○委員(八木 修君) もう一つ、今、コンサルに委託してるやつは、いつまとまって、それと先ほど言った農地プラン、どうリンクさすかちゅうところが、無駄にならないようにせな、全然違う観点でやってきたわけではないということでしょう。農地プランも相談に乗っていただいたということで、リンクさせてやってるわけだから、それを今後どうしようかということと、新町長が掲げてある今後の農業を基盤産業にするというやつが、全然違う方向性やったら大変なことになるわけですよね。一定リンクさせなあかんというところがあると思うんです。そこんところを、今、原課どのように考えてんのか、確認したいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 24年度事業につきましては、まず、円滑化事業の検討をした結果、改良区さんにやっていただくことになったというところ、それから農業のビジネスモデルの検討ということで、例えば営農を開始する場合、能勢町でいえば、どういう機材が要って、どれぐらい費用が要りますというような、それで採算をとろうと思えば、例えばこれぐらいの規模が要りますよというようなことも検討をしておりまして、来週、第6回目の検討委員会を開いて、そこで最終意見を頂戴して、3月末に報告書として仕上げるということで、項目的には、今申し上げた円滑化事業、ビジネスモデルのプラン、それから人・農地プランの実際こういう計画になりましたよという経過も踏まえての報告書になります。
それと、町長がおっしゃっておられます農業経営体の育成政策というところにつきましては、実際のところ、これぞという支援策の構築までは至っておりません。望ましい支援策としてこういうのがあるのではないか、また、町として、そういう、組織を横断するようなワーキングチームをつくって、農業振興策に向けて検討していくことが必要ですよというような、まとめの方向になるかと思います。
人・農地プランにつきましては、あくまでも実施主体は町でありますので、この報告書の中には一部協力していただいて盛り込みますけれども、また別のものということで御理解を賜りたいと思います。
○委員(八木 修君) 今回の報告書まとまって、それを町長、報告受けて、新年度にどうしようかちゅうのは間に合わんわけですよね、もう予算動き出したわけだから。でも、その報告書が有効に使われなければ、2年間研究したん何やと、1年、間あいてしまうんかいちゅうことになるわけですよね、そうでしょう。本来は続かなあかんのでしょう。2年間研究して、早目にまとまって、それを次の年度の予算にちゃんと組み込めて実践できるような形にしていかなければならないものが、今の話を聞くと、もう一回検討委員会開いて、3月中にまとめて、それでおしまいですと、予算何もないですよと。やろうと思えば補正組まなあかんという話になるのか、その施策がよければ、町長の判断でこういう施策をせえとか、原課がこういう施策をしてほしいと言えば、それは6月議会ででも、また新たに出してって、その年度で何かできるちゅう体制はとれるけども、今の予算の形態を見れば、それに続くものが何もないということになったら、また1年あいてしまって、何やったやということになるから、切れ目なくやっていかないと、こんなもん絵に描いた餅の続きになって、極端な話でいえば、今、自民党の政権にかわったけども、戸別補償、もう見直そうかという話になってんでしょう、片一方で。もうそこまで議論が片っぽで出て、この人・農地プランは戸別補償をやってるところを対象に流動化させましょうというて言うてるわけで、本当に何かさまざまなとこで流動化してるんですよ。でも、こんなところに惑わされず、能勢町は芯のある方針をばしっと出してやっていくという方針をとれば、それはそれでええんだけども、何かそういうのはいつも国の施策に動かされてしまっておろおろすると。もう数年前、どんな補助体制やったか忘れてしまうような、もう幾つも3年か4年で制度が変わっていくというようなこの形で来てますので、逆に能勢町が芯のある方針を立てれば、そこができるんではないかと思うんですが、いや、僕の感想を一方的に言うたけども、でも現状そうではないかなと思うんですが、原課の認識、どないですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 原課の認識はということでございますけれども、まずもって経営基盤の強化に向けた円滑化事業を実施していこうということで、これは町長にも御了解いただいて進めたところでございます。したがいまして、改良区さんへの支援についても予算措置をして、新年度早々かかれるようにというところでございます。その後、二の矢や三の矢ということになるわけですけれども、それについては円滑化事業の進みぐあいを見ながら、支援措置は検討していきましょうということで協議をしております。時間的にしっかり協議をする時間がなかったということもありますけれども、切れ目のないようにということでは、今後も努めていきたいと思いますので、御理解賜りたいと思います。
○委員(八木 修君) それで、まず農業を基幹産業ちゅうのは、これまでいろんな方々、私も含めて議論してきたわけですけども、その実態ですね、実態がどうなんだということが余り住民の方々全体、農家をやられてる方、またそれを支えようとする人たちも実態がわからないんではないかなという気がするんです。能勢町の例えば農業収入はどれぐらいなんやというのをこの間、一般質問でちょっと時間がなかったんで町長と十分議論できなかったんですけども、実態どういうふうに認識されてますか、生産高も含めて。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) まず、兼業農家さんの割合が7割近くありますということ、それから65歳以上の農家さんの割合が4分の3、75%近くいっておるというような状況であります。それから、農林業センサスを見ますと、販売金額が50万円未満もしくは販売なしというのが8割以上に上るということで、やはりそこには兼業農家さんが取り組んでおられるということの影響が色濃く反映されておるというふうに思われます。また、経営耕地面積についても5ヘク以上やっておられる方については4名だけということでございますので、国が求めるような中山間地で10ヘクから20ヘク以上が8割を占めるというところについては、非常に現実的にも難しいというか、無理だという計画であるというふうに考えております。
○委員(八木 修君) 原課、能勢町の農業の生産高どれぐらいというふうに規模で見てますか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 済みません、直近のデータ持ち合わせておりません。ただし、米の生産高だけは持っております。これもちょっと古くて恐縮ですけれども、23年度で2,540トンということで認識をしております。
〔不規則発言する者あり〕
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 済みません、ちょっとデータが古くて恐縮ですけれども、大阪府の農林水産統計でございますところの出荷額で申しますと、平成15年10億9,000万円ということで、それ以降、ちょっと府合計のみしか取りまとめがございませんので、把握をしておらないところでございます。以上です。
○委員(八木 修君) 今、平成15年、これはどこの出したデータか知りませんよ、農水省のホームページに載ってる市町村詳細データというのが僕手元にあるんだけど、平成22年度、農業出荷高は平成18年度値というふうに書いてあるけども、いろいろな数値が出てます。一応、農水省の合計は9億6,000万という形で載っています。今後それがどういうふうな推移になってんのか、農業センサスでいろんな形で調査してるし、先ほど言った米の生産高がわかれば、単純に出荷額から逆算すりゃあ五、六億円というのが一般的にわかるし、この統計上を見れば、もうちょっと時代が古いけども畜産農家が2億円近くの出荷高に上げてるんで、そうすると5億と2億で、あと野菜が3億かってなるけども、そんな余計にはならないとは思うんですが、ここ、実際には米が5億8,000万で載ってますので、6億にすれば野菜が2億という話になるわけですね。
そういう形で、今の能勢町の実態が、何か農業を何かやろうというときに、具体化した数値が余り持ち合わせがなくして、アバウトな形で議論してるとあかんので、やはり統計上、何かできるものはきちんとまとめておいて、ただ、販売に関しては、全てが1カ所で全部販売してるわけでもないし、生産高が正確にわかるわけではないですが、でも漠っとした形はある程度計算できるわけですよね。また、その主体となるところも限られたとこなんで、いろいろ調査すれば、ある程度の数値はどんどん拾っていけるというふうに思うんです。やっぱり能勢町の実態をきちんと把握しながら次の戦略を立てないと、現実になかなか難しい、絵に描いた餅にならないような、片一方、水田ビジョンちゅうのを立ててですよ、上位の法律で水田ビジョンを立てて、生産高やいろんなもん、絵に描いた餅かも、部長、笑ってはるけども、一応、国に報告せなあかんから、農業基本法に基づいて出す水田ビジョンですから、出さざるを得なくて毎年出してるわけで、だから、何かそういう曖昧な数字で議論するんではなくして、やはり正確な数字をある程度把握した中、次の展望をしていかなければ。例えば新規就農者、水田つくりますかちゅう話ですよ。誰もつくらんでしょう。皆さんやられるのは野菜を生産して、物産センターだの販売や、能勢町内の業者に出してるところもあれば、自分で個別に売りに行ってるところもあればと、いろんな形で皆さん努力してるけども、やはり今、お米だけは兼業ではできても生活はできないと。そうすると、次に展望すんのはそういう反収が高いものをつくって、何だか、そして年じゅう切れ目がないようにというような形でやっていかなあかんという、だから僕はその実態をちょっともう少し原課、せっかくコンサルにいろいろ絵を描こうと思ったって、実態が余りにも不確実な形で絵を描いてもだめなんではないかなというような気がして、今議論する中で思いました。
だから、そこらあたり、新規就農の方々が何人かいられるのは事実なんだから、もう少したくさん救えるような、救えるちゅう、ごめんなさい、俺も使ってしまった。一緒に何かできないかなという手法をね、例えば今言っている、この農業という問題に特化するんではなく、地区計画という計画の中で、その人たちが地域に入ってって一緒に生活できる基盤や、何かまちづくり全体の中にその人たち、新規就農者を入れていかなければ、農業個別に解釈して、自己完結するというような形ではならんのではないかなというふうに思うんです。
町長には、もう最後、ここの、この件に関しての締めですけど、やはり実態調査をきちんと御指示いただいて、それを農業というだけで今は担当課どうしても考えてしまいがちだけども、新しい人来たら地域がどうなるのかということや、そういう人たちを呼び込めばどういうことができるんだということも、やはりもう少し、縦割りではなくして、横でつなげるような線で問題を協議するような場所が必要ではないかなというふうに思うんで、ぜひともお願いしたい。これ要望なんで、町長に御回答はよろしいですけども、そういう形なんです。
過去、部長さん確認するけども、一時、四、五年前、庁内の各部署から有志を求めて、農業の縦割りの、町の職員で縦割りの各部署から有志を集めて研究会開いてやったんですけども、全然動きがとれなかったという。でも、やっぱり町長、音頭取ってやってもらえればできると思う。部長、なぜ失敗したんですか、そこだけ確認しておきます。
○環境創造部長(森村 保君) この間もいろいろ言われて、御批判もいただきながらやってきた活性化委員会というのが農業各関係団体の方を代表の中で集まっていただいた機関がございまして、それももともとは物産センターを設立せんがための準備のための委員会、それから、それが終わってから、このまま続けて、消滅することなく地域の農業振興、活性化等を考えていきましょうという会であったわけでありますけれども、それもなかなか意見集約もできなかったこともあって、そこに上げる一つのテーマといいますか、ことも職員間でやっぱり認識を持っていこうというんで、各関係するセクションの担当職員等で構成する、議員御指摘の会議を持ちました。
数回というか、本当に、ことだったんですけども、これもなかなかテーマというものが、地域の振興というテーマを掲げたもとにやっていたんですけれども、事、やはり職員間の中で、そうですね、いわゆる観光面と、それから農業面での中で何かを考えていこうかっていう、何をしたらよいかと具体策を練ろうとしたんですけれども、なかなか正直に言いまして、これやというようなこともできかねませんで、たしか、どれやったかな。済みません、一つの具体のものを出したんですけど、済みません、ちょっと記憶飛んでしまいまして、それは出したものの、そう全般的に何ていいますか、大きなものの取り組みではなかったことを記憶しております。
なぜ消滅したかということでありますけれども、ちょっとこれは自然的に消滅したと、苦しいんですけども、そういう、ちょっと続けていくにはテーマを絞りにくかったという点がございます。正確な答弁にならなくって申しわけございません。
○委員(八木 修君) 町長、今聞いていただいたと思うんで、それをもうだめだとかどうかじゃないけど、そういう思いがあってもなかなか次に行かないところ、やはりそれ引っ張っていく、活性化の基盤は農業を一つの主眼にしてから動こうという話で出たやつで、例えばそれが福祉の観点からって立ち上げたんじゃなくて、原課のほうから動き出したわけですから、そこらあたりは、またきちんと総括ちゅうか何か形を見て、その上で次の動きをとっていただきたい。先ほどのデータの集積も含めて、きちんとした実態をつかんで、形をとっていってほしいなというふうに思います。
そういう農業を取り巻く環境、大変厳しいところが片一方であるわけですけども、町長と少しこの間、議論した中で、これも福祉とも連携するかもしれないけど、実態は高齢者がやってるというのが実態で、国の平均も農業従事者の平均年齢が65歳を超えてるというような実態が片っぽあるわけですから、能勢町もそれに類じるわけで、新規就農者というのは結果的についてきても、やはり高齢の方々が健康寿命を延ばして、退職されても、その後10年、15年と継続してやり切れるものがあればという、そういう人たちが原動力になっても起爆剤になるんではないかなと思うんです。
新規就農の方が、今4名を5年間補助するという形だけではなくして、高齢の方で営農にそれなりの思いがある人はどんどんいろんな形で施策を実践するために、いろんな意見を集めていくのが必要やと思いますんで、ぜひとも今年度それをきちんと調査して、形あるものにしていってほしいというふうに思います。
農業のその関係終わっておきます。
次に、火葬場について確認をいたします。
現状は造成の設計だけをこの間、入札されたということですけども、ちょっと確認いたします。当初、入札を実施したけども、指名した9社全社が辞退をしたと、入札を辞退届が事前に来たから、入札が実施されなかったと。それからすぐにまた、これじゃ大変だということで、8社を指名して入札を行おうとしたら、7社が辞退して1社しか来られなかったと。その1社が落札して帰ったというのが現状ですね。1社入札がだめだという形ではないにしても、何か、なぜこのような実情になったのかが一般的には理解できないんです。指名した業者、仕事をとりたいといって能勢町に登録しておきながら、最初の9社がだめ、次の8社のうち7社がだめという、なぜこんな事態になったのかということについて、ちょっと確認をとります。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 今おっしゃいました実施設計業務、造成のほうですね、につきましては、当初1月の中旬に発注をいたしまして、年度をまたぎまして6月末までということで、6カ月間の工期をとっておったところでございます。したがいまして、6カ月あれば当然、担当としましては十分いけるだろうという思いでおったわけですけれども、その要件の中に、一級建築士を要しておる設計事務所であることという、仕様書の中にうたっておりまして、そこのところで年度末を迎えることから、一級建築士がなかなか確保できないんだということで、そういった理由で辞退が多かったように聞いております。2月になりまして、おっしゃいましたとおり、もう一度8社を指名委員会で選定していただきまして、入札を執行したというところでございます。
なお、工期につきましては、1カ月ずれましたことから、7月末までの工期で現在お願いをしているところでございます。以上です。
○委員(八木 修君) 一般的に一級建築士がいなければできないという、その条件がきつかったというけども、普通、設計会社さん、それなりの技術者を抱えて工事をやってるわけで、僕、一般的にちょっとわからないんです、なぜなったのかというのが。そんで、原課の感想もそこまでなんで、こちらが推測の話をしても仕方がないんですが、何かちょっとこの流れがぎくしゃくしているなというふうに思えました。
それで、今年度の予算説明資料の中では、設計費が皆減になったからということですけども、実施設計の発注はまだされてないわけですよね。今年度予算4,700万円の予算で、造成設計と実施設計の金額で4,700万円予算をとって今実施されてるわけですよね。そのうちの1,000万円近くの金で、この間、造成設計の入札を行って、500万で1社が落札したという形までは終わってるけども、なら、その次でいくと、基本設計を本来なら今年度発注する予定だったんでしょう、当初の予定では。都市計画の決定を受けるのがおくれた経緯もあるけども、本来ならば今年度、実施設計もやるから4,700万円予算上げたわけですから。今後の流れとしてはどういうふうに考えてんのか、この予算的措置も含めて、一緒に説明してもらえますか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 火葬場に関連する委託料につきましては、12月議会で繰り越しをお願いをしたところでございます。そのうちの、4,700万のうちの1,200万につきましては、造成の実施設計分ということで、既に執行しておるというところです。あとの3,200万の建物の実施設計につきましては、これはこの火葬場という性質上、炉のメーカーをまず決めて、どういう大きさであるかというのが決定してからでないと実施設計に入れないということがございまして、現在、炉の業者選定に向けて委員会等を開いて検討しておるところでございまして、24年度中、この3月には炉メーカーが決定いたす予定になっております。決定いたしましたら、建物の実施設計に向けまして手続を進めていくということで考えております。
なお、都市計画決定につきましては、大阪府さんの同意等も必要になることから、若干、時期を後ろに延ばしまして、7月の都市計画審議会でもって諮らせていただこうかというふうに考えておるところでございます。以上です。
○委員(八木 修君) 火葬炉の業者さんって、もうある程度、限定された業者さんしかないというふうに聞いているのですけども、炉の選定というのは、今何か委員会を開いてるというふうに聞いたんですが、どういう委員会で、どういうことを議論するのかな、何を選定するのかなと。逆に、よそでよくあるのはプロポーザルの方式的に、もう技術提案的にこういうのをつくりますという、限られた業者さんならそういう形も手法だろうし、炉の方式を決めて業者を選定するという、もう業者を選定して設計をするという形がちょっと僕は理解できないんだけども、このメーカーを使いなさいという形というのは、何か逆に行政がそこまで指示していいものなのか、総合評価という形でよく入札するプロポーザルの形でやれば、それは技術ですからこちらで認定すればいいわけですけども、能勢町がA社の炉を使いなさいということを決めて、そっからやるのか、炉の方式という形が、形式があるのかどうか知りませんけども、何かそのあたり、ちょっともう一回、説明と今後の動き、確認とりたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 火葬場の炉につきましては、これ国で定まった基準なり規格というのはございません。ただ、出口要件として、ダイオキシンは1ナノグラム以下にしなさいよとか、そういう規制はありますけれども、炉の構造自体の制限というのはございません。そのことから、大きく言いますと火葬炉メーカー4社ございます。それぞれの実績なり性能なり、それからうちの仕様書に基づいた形で、どれぐらいの費用がかかるのかというようなことを検討せんがために、部長級を委員とする選定委員会というのを設けております。なかなか炉の仕様書だけを見ても判断がしにくいことから、そういった支援をする業者をお願いしておりまして、そことともに少しわかりやすく業者からできた資料をかみ砕いて判断をするというような流れでございます。以上です。
○委員(八木 修君) 4社しか炉のメーカーがなければ、4社でプロポーザルで技術出していただいて、そこから選定すればいいのに、4社のどの炉がいいか、1社決めてから実施設計かかりましょうとかちゅうのは、ちょっと僕は理解できない手法に思えるんです。他の自治体もそういう手法でやって、いろいろ調査してますよね、実態見に行ったりしてるけども、先に炉のメーカーを行政が一方的に決めるちゅうことは、逆に言えば変な話ですよ、賄賂をもらえばそこになってしまうみたいな話になってくればやで、4社しかないんですから、うち選んでやという形でおまんじゅう持ってこられたら困りますやん、ねえ。そやから、やっぱりそこは技術力、値段とか、総合で評価して、そこが建設業者さんとセットでこういうのを建てますということで持ってくれて、4つを並べてどれがいいか選ぶんならまだしも、炉のメーカーを最初に決めてから、後から建物や何か設計するちゅうのは、僕はちょっと合点がいかんのですが、これが一般的なんですかね。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) いわゆる今回やった業者さんの評価の仕方というのは、指名型のプロポーザルというような意味合いに近いのかなというふうに考えております。実際やってるところにつきましては、構造が特殊だということで、泉大津市さんとか、兵庫県の篠山市さんなんかもそうですけれども、先に炉を決めてから建屋を後でそれに合わせて発注するということで、そうしますと炉のメーカーはどういうことになるかというと、一応内定という形になります。炉が決定したら、炉メーカーと実施設計業者と一緒に協議をしながら、建物の配置なんかを決めていくというやり方をしてるところも結構あるということで伺っておるところでございます。
○委員長(原田 健志君) じゃあ、ちょっと補足をされるので。
○環境創造部長(森村 保君) 先ほど言われました、八木委員言われてるとおりなんです、我々やろうとしてるのは。つまりは、課長、中身のことは言ってますけれども、先進地のこの火葬場建設に向けましたところの手法も我々も研究しまして、やはりこういうやり方で建設していくのが適切なんだなという認識はしたところなんです。
もう造成工事は御存じのように、これは一般土木の範疇です。火葬場の施設建設に当たりましては、まず一般の建物の建設設計、設計をして、そしてもう建築工事に入るというものなんですけども、その建築設計の中で炉設備につきましては、一般の建築設計事務所なり業者はようできないんです、一般の建築屋さんでは、炉設備に関しては。それは、炉設備のものを設計をしようとすると、どうしても炉のメーカーがまず決まらないと、それをもって建築設計のものがそれに反映すると。すなわち、これを仮に建築の設計業者さんがすると、それこそどこかの業者と炉メーカーとのひもつきにといいますか、特定になってしまう可能性があるんです。ですので、我々としては炉の設計については、今4社指名登録、本町にもございます。炉の設備のところはどういう炉の設備がよいかを技術提案を受けようと今しております。どういう炉の設備をしたらよいか。基本はもうこれまで御案内のとおり、人体炉2炉とペット用の炉を1つということで、大きくはそういう設備ものをまずやろうと。設備のものにつきましては、焼却につきましてはありますけど、やっぱしいろいろ各メーカーによっては特徴なりがありまして、それのいいところのところを技術提案を受けた中で、炉の設備業者を選定していこうというふうにやってます。それが決まりますと、それを決めて、そのものを今度建築の設計に反映をさすと。建築業者が同じように一般指名競争で恐らく決まると思いますけども、それは、いわゆるもう町が決めた、こういう炉の設備のやり方で建築の設計をやってくださいという仕組みにしようとしているということであります。そうすることによって、かえってもう、何度も言いますけども、火葬場の建築設計を炉設備も含めた中で発注いたしますと、もうそれは、ある一定の炉業者に特定されてしまいがちですので、そこはやはり各社、炉メーカーが持っているノウハウをプロポーザル方式で選定させてもらって、それを反映していこうというふうに進めているところでございます。したがって、あくまで炉の設備は今年度中に決定をいたしまして、そして、それから建築のほうにそれを反映させ、その炉メーカーさんにとっては、ですので、決まったとはいえ、まだ1年ほどの空間があくわけなんですけども、それは内定という形で御了解を願うというふうに、そういう進め方でいきたいというふうに思っているところです。
○委員(八木 修君) 済みません、わかったようでわからんようなシステムなんですけども、4社しか指名がないのか、日本国内に4社しか火葬炉のメーカーがないのか、それどっちですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) わかっておる範囲でいいますと5社業者がございますけれども、指名登録されてる業者が4社しかないということでございます。
○委員(八木 修君) 1社が全体の半分以上も発注を専有すれば独禁法にひっかかるというね、片っ方がある関係上、4社がそれなりに競争してるんだろうと思うんですよ。特色があるといっても、極端な話ですよ、焼却炉でいうたら、ストーカー炉かガス化溶融炉かというような違いがあるわけではないわけでしょう、基本的にいえば。一つの方式としてそんなに違うものがない中で、技術審査をせなあかんとか、技術審査で値段が変わるとかちゅうのが、それほど違うものかなというのがちょっとクエスチョンなんです。それを行政がその中の1社を選ぶというのが、どうしてもちょっと逆に、先に選んでしまうというのが、僕はちょっと合点がいかんなというふうに今思って聞いてるんですよ。ちょっとそれは焼却炉の形式と同じような議論にはなってくるわけですけども、ですから、やはりもう少しちゃんと透明性あるように見えたほうが、行政が4社のうち1社を決めるちゅうのが、何かその時点で疑われてしまいそうな気がしてしまって、そこに入札制度みたいな最初から一つの競争があれば別ですよ、その4社の中でちゃんと。でも、4社が出した技術の値段ではなくして、技術の中身を審査してるわけでしょう、今。一番いい火葬炉をどれにしようかという検討委員会じゃないんですか、値段の委員会なんですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 今回、評価対象としておりますのは、そういう性能もさることながら、値段、それから10年間の維持管理コスト、それからメンテナンスの状況なんかを評価をするものでございます。
八木議員おっしゃいました、そんなに差があるのかというところでございますけれども、例えば火葬場でいいますと主燃焼炉の上に再燃焼炉という炉が必ず設けておるわけですけれども、その再燃焼炉の煙の通り方一つにしてもメーカー独自の考え方があって、縦長のところもあれば、強い炎で1カ所いうか、そこを必ず通って焼くような方式にするところ、また、触媒を設けなくても1ナノグラムに抑えれるような性能を持った炉のメーカーもいらっしゃいますので、そういったところでそれぞれ特徴づけはできるのかなというふうに思っております。
なお、先ほども申しましたけれども、その専門的な構造を解釈しなければいけないというところもありますので、そういった火葬炉の選定にたけた業者を支援業務の中でお願いをしておりまして、そことともに金額も含めた総合的な評価をしていくという予定にしております。
○委員(八木 修君) ちょっとしつこいようで申しわけない。火葬炉のそういう技術にたけた専門の業者って、全国に、例えば焼却炉を1回つくれば二、三十年もつわけですから、そんなにたくさんの業者、コンサル的にあるとは思えないんです。そんな業者が指名で選べるほど業者があったのか、何か特定の業者さんがあって、そこの業者さんの専門の方、来ていただいてるのか、そのあたり、ちょっと確認をとりたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 実績のある業者さんだけを見ても6社ございました。
○委員(八木 修君) そういう6社の中からどっか1社を選ばれて、今アドバイザーですか、になって検討委員会のアドバイザー的になって精査していただいてるということなので、それはその形がもう具体的に、次、決めるようにしてんでしょう、今年度中にもう決めると言ってるんですから。もう3月の中旬ですから、もう近々決まってしまうという形になるんで、何かそういうところで疑われるようなことがないように、ぜひしていただきたいなというふうに思います。
造成設計の入札のこの状況を見ても、何か不安定な状況に見えてならんのです。1回目の入札、9社で全社辞退、2回目の入札、8社のうち7社が辞退というようなね、で1社しか来なくて、そこが落としたという話になってくると、その次の、何かあるんではないかなというふうに勘ぐってしまうのが普通で、通常の競争が1回目からちゃんと9社の中からあれば、それなりに思うけども、何か成り行きがちょっと心配になってくるんで、公正な進みぐあいになるように、目に見えるような形を何かしてもらわないと、例えば火葬場じゃないけど、し尿処理場の場合は、議会にいっぱいいろんな手法を出してきて、6社ほどの手法を出してきて、丸や二重丸や三角やバツやつけて、こういう形で今検討しているんで、最後は委員会でするけども、こういうのが出てきていますというような話があって、議会もある程度一定その流れを見れたんですよね。担当課でしたでしょう、そちらが。そういうのを出してきましたよね、部長、2回も3回も出してきて、議論させて、最後は検討専門の先生方も入っていただいて選定したという経緯があったけども、今回は全然ちょっと不透明な感じで見えないから、なおさらおかしいと思うけども、過去そうやってきましたよね、ちょっとそこだけ確認します。
○環境創造部長(森村 保君) し尿処理施設は、もう全体的に自治法の条項忘れましたが、総合評価の入札方式ということでもございましたので、そしてまた、大きくは議会の御承認も賜らなければならない契約事項でもございました。そんな中で、委員おっしゃってましたように、選定の状況等、一定説明もさせていただいた経過がございます。だからといって、本件の火葬場の件につきましても、いずれ状況等の報告の中で、そういう機会は設けさせていただいて説明する機会は設けさせていただきたいなというふうに、それは考えております。
○委員(八木 修君) もう決定してからじゃ何の議論にもならないんだけども、それはもうそういうふうに行政動いているんだから、透明性あるもんにしていただきたいと思います。
そんなら、続きまして、国崎のクリーンセンターに繰り出しをしているわけですけども、これ予算ベースの比較になってくるんで、この間、補正予算でちょっと減額してる経緯もありますけども、なかなか予算ベースで議論って難しいんですよね。前年度の予算との比較で何かあるかちゅうてもわからない。やはり一番はっきりするのは、基本的に起債の返還分ははっきりしてるわけですから、あとは運営費ですよね。維持管理費、運営費に対しては、ごみ量割でいくんだというのが一つの流れになっているわけですよね。ごみ量が人口比より少なければですね、人口比6.9でしたかね、6%……。
〔「6.1です」の声あり〕
○委員(八木 修君) 6.1ですか、それぐらいの割合の中で、ごみ量が全体の処理量で能勢町がそれより低かったら、得したという表現はおかしいけども、住民の協力を得てごみ量を少なくすることによって、その分、安く済んでるんだからという話になるんですが、そういうのがもう少し見えづらいんですね、ちょっと予算の形では。まだ、今年度の集計出ないからわからないかとは思うんですが、過去、全体では森の泉にある程度のときにまとめて書かれているけども、ちょっときょう手持ちがないんだけども、現状どうですかね、そういう傾向が顕著にあらわれてんのか、単純に人口が減っているからそれだけの影響で出てるのか、それ以上に住民がそれなりに率先して減量化、分別に寄与してるから、結果的になってるんならばというような形、それをもう少し皆さん協力してもらえれば浮いた金が出てくるんですよというのは、インセンティブが片一方働いてくるというふうに思うんですけども、何かそのあたり、現状はどういうふうに推移してるか、確認をとります。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 国崎のごみ量、ごみというか、その割合に関する御質問でございますけれども、人口比でいきますと能勢町は6.11%なんです。ですけれども、25年度に用いますごみ量割りにつきましては5.16ということで1%ほど、人口比率よりもさらに少ないということで、かなりごみ量については皆さんの御協力をいただきまして、少ない量になっておるというのが現状でございます。
○委員(八木 修君) それは森の泉にも書いてあったんでわかるんですけど、なぜあえてこれを聞いたかというと、先ほど防犯カメラとかの設置を環境基金から繰り入れてやるという話やったんじゃ……。
〔「不法投棄の」の声あり〕
○委員(八木 修君) ああ、不法投棄の、はいはい。私が言いたいのは、この環境基金の定義づけ、基金をつくったときの定義づけは、住民がそういうリサイクルや分別やごみ量を減らすことによって、行政が浮いた金をそこに積み増すための基金にしますっていうのが基金設立の趣旨だったんですよね。途中からその趣旨があやふやになってきたんですよ。
今、今回聞くように、住民がよその自治体でこれぐらいしてるとか、前年度よりこれぐらい貢献してるんなら、それを積み上げて、それを基金に積んで、その基金で今度は補助金がつかなくてもとか、緊急のときにはその基金から運用していろんな環境施策に使いましょうというのが基金の趣旨ですから、今言った、例えばごみの関係でいえば、人口比よりかなり少ないんなら、それだけ住民が協力しているんなら、そこで出た浮いたお金を基金に積み込んで、そこで、今度は住民がそういう環境施策やるときに自由に使える、予算の枠にちょっと縛られなくても、必要やと思ったとき、そこから使えるような基金にすればいいというイメージやったのが、ちょっと何か持ち出しも特定のものに使い出してきてるので、ぜひともそこらあたり、もう一回制度をきちんと定義づけをはっきりして、基金運営をしていってはどうかなというふうに思うのですけども、部長、経過、僕ので間違いがあれば訂正していただきたいけども、なければそれで次の段階どうか、確認をとります。
○環境創造部長(森村 保君) それはございません。
○委員(八木 修君) ございませんちゅうのは、僕ので正しいという、定義で間違いないと。なら、その定義にもう一回戻して、基金の積み増しとか、いろんな形して、それが住民が環境施策するとき、例えば環境フェスティバルするとか、何か催しするときに有効に使えるようにとか、何かほかの環境保全事業に使えるというような形のところに、ぜひ有効に使えるような、何かもう一回システムをきっちりしないと、全体の予算が余ったから一部環境基金に入れようとか、そんな曖昧な定義ではなくして、定義をはっきりしたほうがいいんではないかなと、ぜひそういう手法に戻していただきたいと思うんですが、確認をとりたいと思います。
○環境創造部長(森村 保君) 八木委員おっしゃってるとおりと私もそれは思っておりまして、確かにちょっと一時期、私自身もあれというところに、何でこんなとこに充当したんねんというのを疑義を唱えたことがございました。趣旨的には、もう八木委員と一致すると考えております。
○委員(八木 修君) ぜひそういう形で、インセンティブ的な要素が、住民がこういうことやりたいちゅうたときに、その基金から運用できるような、そういうものにぜひ拡大して使えるようにしたほうが、皆さん協力しようやという流れは出てくるかと思うんです。町長、ぜひそういう形、今議論聞いていただいたと思いますので、やっぱり原点に戻って、この基金うまいこと活用していってほしいなというふうに思いますので、そこは要望にしておきます。
次に、し尿処理場の解体はこちらになんの、違うの。
〔「地域整備」の声あり〕
○委員(八木 修君) 地域整備のほうになる、はい。
そしたら、次、さくらの会というところに5,000円毎年払っています。この会の議論は僕が議論してるんで知ってるんですが、あえてそこまで入りませんけども、この会から去年、歌垣山で桜の植樹が失敗したことを受けて、また、この会から今度は寄附を受けて桜の木を何百本か植えたという経緯になっているんですね。ちょっとその経過、もう一回報告ください。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) お答え申し上げます。
いろいろこの間、御心配をおかけした事業でございますけれども、千四、五百本植えまして200本も残っていないという状況でございました。このことから、日本さくらの会にもう一度入り直して、昨年度、23年度ですね、100本の苗木をいただきまして、もう一度植え直したというところであります。
今年度につきましても、100本をいただく予定になっております。この100本につきましては、今現在、話を進めておりますアドプトフォレストの業者さん、セブン−イレブンさんでございますけれども、ここと一緒になって植樹をしようということで、一応3月の30日に実施をする予定になっております。今現在は、それに向けました地ごしらえ等の整備を着々と進めておるというところでございます。以上です。
○委員(八木 修君) このさくらの会というところの存在が、僕はちょっと厄介なところかなというふうには思うのですけども、過去ずっと毎年少なからずのお金を入れて、これまであやふやな団体に対しての寄附行為は全部カットしてきたのに、この会だけはなぜかずっと残ってきたという経緯がある会です。細かいこと言いません、また、町長、本当に調べてもらえばいいけど、なぜ残ったのかちゅうのはあえてここでは議論しませんけども、そういう経過の中で、今年度この3月を末に、また100本近く植えるという形です。
僕もこの日曜日、現場ちょっと行ってきました。そやから、過去植えたやつが今どうなってるか、また言うてもらえばいいけども、そんで地ごしらえっていうけど、ほとんど過去枯れたところのくいを抜いて積んでありましたけども、一昨年植えたやつはへキサチューブをかけてある関係で、ある程度残ってるけども、ほかのところはかなり厳しい状況もまた見えてきました。
最終的に歌垣山の桜、この事業をどういうふうにしようとしてんのかも、ちょっと確認として聞きたいと。今後の展開ですね、こういう形である程度の植栽を今後も続けていくという、どちらかというと、前回植えた桜の植樹、さくらの会からもらったやつは入り口の見えやすいところになるべくたくさん植えてる形態ですけども、全体一回、地ごしらえちゅうか、木、全部伐採してしまっている経緯があるわけですね。あの歌垣山の山頂一帯をどういうふうにしようとしてるのか。今現在、前回残った約200本弱の木が今どうなってんのか、今回100本植えた木もどうなってんのか、一部もう枯れてる木も見た目ではわかるぐらいはっきりしたのが何本もありましたけども、現状をちょっと確認したいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 昨年植えました100本については、ほとんどがついておるということで、90本以上はついておると思います。もともと植えました桜については、生きておるというふうに判断した200本についても、冬を越せなかったりとか、夏越せなかったっていうこともありまして、大分本数が減っておりまして、今現在でいいますと、足してですね、二百数十本ぐらいしか残っていないという状況でございます。
今後どうしていくのかという御質問でございますけれども、これは歌垣山の交流事業ということで、ログハウスを建てたりとかいうことで、一定、公費を入れて整備をしております。今ですとなかなか樹木も繁茂しておりまして、遠くを見渡せないというふうな状況もございますので、これはセブン−イレブンさんとも協力しながら、5年間かけて広葉樹を少し植えていく、それから中の散歩道あるんですけれども、それも実際もう木が腐って歩けないような状況になっておりますので、そういったものを少しずつ整理をしていって、そこで安らいでいただけるというか、山本議員よくおっしゃいます森林セラピー的な機能も持たせられるようにしていきたいということで、今計画を練っておるところでございます。以上です。
○委員(八木 修君) 今聞きますと、100本いただいて植えたうちの90本以上が生きてるということで、あと200本しか残ってないちったら、200本残ってた、当初の200本のうち半分がまた枯れてしまったという現状で僕は認識しましたけども、それでいいんですよね。もうそれ以上聞いても仕方がないから。
その上で、先ほど言った長期的な絵を本当にお持ちなら、我々一度も聞いてませんよ。どっかで発表されましたかね、そういうセブン−イレブンがどうのこうのは別としても。山を整備してという全体計画など一度も出てませんよ、出しましたか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 出しておりません。セブン−イレブンさんと連携をするために、計画を府さんと連携してつくったことでございます。おおむね了承が得られたのが1月の下旬だったということで、議会にはまだお示しできておりません。申しわけございません。
○委員(八木 修君) いや、セブン−イレブンと今後5年間どうすんのか、それはできたら全協でも説明できたわけでね、しようと思えば、だし、今後どうすんのか。景観をよくするといったって、桜の植えてるところ、本当の歌垣山の景観で、頂上に上がって少しリフレッシュしようと思ったときの景観を維持しようというのは、倉垣の千石谷を見るほうを切らなければ、今の桜を植えてるところでは、全然、景観形成なんてないんですよね。僕の間違ってたら訂正してください。
だから、そこ、歌垣山全体をどないするんやと、今後の能勢町の観光にしようとか、そういう森林セラピーの何かにしようと思うんなら、きちんとした絵を描かなあかんのではないかなというふうに思って、今言うてるんですよ。それがいつの間にか、何か予算もないまま勝手に絵だけつくって、こういうのでやってます、5カ年でやってますという発表の仕方ちゅうのはおかしいんではないかと。特にこれだけ1,500万円かけて桜を植えても100本しか残っていないというような現状が片っ方でありながら、その反省が十分生かされずに、今後どうしようかというたときには、やはりきちんとした計画性を、計画を議会にも報告し、住民にも報告して、次の施策を必要と僕はするんですけども、そこがちょっと中途半端なような気がします。なぜそういう形がどんどん進んで、その5カ年計画も含めて進んでいったのか、もう一度ちょっと確認します。前段、確認は言うてね、僕の言うたやつ正しいか間違ってるか、その景観形成というの。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 景観形成、確かに千石谷を見ようと思えば、倉垣側の木を間伐しなければいけないということでございまして、これにつきましては、これもまたお叱りを受けるかもしれませんが、そこの土地所有者さんと事前に打ち合わせはさせていただいております。
議会のほうに御案内がおくれとるというお叱りを受けているところでございますけれども、これはきちっと協定を結んで初めて効力が出るということでございます。セブン−イレブンさんと大阪府、能勢町と協定を結ぶのは、これ4月に入ってからということになるんです。それのお試しとして、一度桜を植えましょうということで、プレイベント的に、プレイベントというか、実際、現地来られて植えていただくというお試しを3月末にするということでございますので、御了解いただきたいと存じます。
○委員(八木 修君) いや、確定してからこういう計画を立ててます、5年間でしようと思いますぐらいは言うてもいいわけでしょ。全部、契約まで済ませてからやりましたちゅうんじゃ、議会なんて要りませんやん。言うてんのはそのことであって、そういう計画のもとでできたものが、契約書をもとに最後、成案になったというのは理解するんですよ。でも、その前段で、今、歌垣山失敗したけどこういうふうにしたいと、こういう計画を立ててますという案があって、初めてで、これまでなかったんですよ、その案が。そうでしょう、何か具体的に1,500本植えて、あれ枯れた後、何か次の展望、議会に示してましたか。去年、さくらの会から植えましたという話だけ聞いた以外は何も聞いてませんやん。そのことを言ってるんです。
もう一つ、今出てきてるセブン−イレブンさんが協賛かスポンサーかわかりませんけども、歌垣山のあっこ全体、今の歌垣山公園全体を大阪府が指定するアドプトフォレストとしてもう確定して、セブン−イレブンさんの協賛のもとで、今後もずっとやっていくという絵をもう、その3月末か4月の頭に契約してやろうということなのか、そこを確認したいので、その前提で、我々にアドプトフォレストを説明してください。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) アドプトフォレストというのは、企業さんがそこの山を、府の制度でいいますと、5年間そこに入って、活動としては年1回程度になるということで伺っておりますけれども、そういったことで活動をしていただくということでございまして、どのようなときに効力が発生するかといいますと、協定を三者で、府、セブン−イレブンさん、町で協定を結んだときに初めて効力が生じるということでございまして、ほかにも候補地があったんですけれども、それを協議する中で、今申し上げたような5年後というか、歌垣山をこうしていきましょうというような計画をつくって、いろいろ協議をしておったというところでございます。したがいまして、桜を植えてから今まで、具体的にこういう計画で整備していきますよという計画を持っておったことはございません。
○委員(八木 修君) ぜひ大まかな計画書を議会に、確定じゃない段階でも、今後こういう5年間でしたいというイメージを一度ちょっとお示しください。出せんもんではないわけでしょう。もう既にやるという形の漠っとしたこういう、セブン−イレブンさんという協賛のところが納得してるような、この歌垣山でこれだけしたら、向こうは能勢町でこういうことをしてますよというのを宣伝に使うわけですよね。アドプトというのは里親なんですよね、要は。それで山で、能勢町でアドプト・ロードもあればアドプト・リバーもあれば、さまざまな形で大阪府が推進してやろうとした一つの事業ですけども、そんでも、これは歌垣山を維持管理する検証会の人方とか、ただお金だけなのか、そのセブン−イレブンがとか、過去で言やあイオンですか、東中に太陽光の設置パネルをつけたとか、各地に企業の宣伝でいろいろ使われるけども、いい意味で使われりゃいいけども、企業の何か営利目的の都合のいいように使われても困るわけで、まして山なんちゅうのは5年間で完結するようなものではないので、やはり今後もずっと里親になっていただけれる、そういうスポンサーが継続するような形も必要になってくるというふうに思うんです。
このアドプトフォレスト事業ちゅうのは、もう大阪府とセブン−イレブンさんと能勢町が三者で結ぶ形になる、能勢町主体ではできませんね。このフォレスト事業は、アドプト制度は大阪の条例化で決まった制度ですから、そこをやはり我々何にも知らない間に勝手にどんどん進んでいってしまうということもおかしな話ですので、やはりきちんとした説明、資料提供をお願いしたいと思います。
これは観光というより、本当にツーリズムの関係に類する話になってくるわけですよね。単純に歌垣山を観光地にして、たくさんの人が来てくださいじゃなくして、あそこの山に登ることによって、心身がリフレッシュできるとか、今後もいろんな活動に参加しようとかという人がふえてくれればいいわけですから、というふうに思うのですけども、ちょっと僕が今言ったこと、間違いなら間違いだし、訂正するところあったら、制度として間違いがあればもう少し説明を加えていただいたり、訂正していただきたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 八木委員おっしゃったことで間違いはございません。協定期間については5年間になりますので、5年後、それ以降の活動については、まだ本町としても正式に確認をしておりませんので、その点については確認をしておきたいというふうに考えております。
○委員(八木 修君) ちょっと最後にします。これはどちらに入るのかわかりませんけども、どちらちゅうか、双方がセットせなあかんと思うんですが、観光文化課というのをつくるということで動いてるけども、例えば今、山林整備の話、ツーリズムの話や観光地と結びつくような話になると、両課がそれなりにやっていかなあかん、同じ部の中に入ってるから動きやすいところはあるにしても、両課がうまいこと兼ね合わせなあかんのですけども、どうしても、町長は観光の中にツーリズムは入るんだというような形で言われるけど、僕はやっぱり観光とツーリズムは明らかに違うもんなので、できれば能勢町が今後一過性の観光だけじゃなくして、ツーリズム的な要素の発展に力を入れるべきだろうと。ツーリズムの通常の観光の一過性的な観光ではなくして、持続性のあるツーリズム的な要素で関係を結んでいけば、今後もリターンちゅうかね、リピーター的な要素で、また能勢町に親しみを持ってもらえるという制度ですから、何か観光、今、今年度の予算を見て、先ほどの松田館長からのお話聞くと、どちらかちゅうと観光に主体がかなり思いがあったように思えるんですけども、やはりツーリズムというところにも一定、光を当てるような施策を今から準備しないとならんと思うのですけども、今後どうなのか、組織改編ちゅうか、4月に人事異動あるのでわかりませんけども、今、観光文化課としては、このツーリズムという概念、町長の思いが片っぽ伝わってるかと思うんですが、そこらあたりどういうふうな認識で今年度の予算の中に反映されてるか、今後こういうことをやっていきたいという思いがあるのか、まず、館長のほうにお伺い。
○
淨るりシアター館長(松田 正弘君) 観光とツーリズムの違い、私も明確に違うと思うております。同じことになるんですが、資源としましては有力な観光資源があるというのが観光、それとツーリズムの場合は、普通の農村のあるがままの姿であると思っております。
これはちょっと話がそれるかもわからないんですが、「おおさかのてっぺん」情報誌をつくりました。あれは各商店なりお店なり、能勢の資源をPRしたところなんですが、その中で一つ大きなテーマで入れましたのが、交流人口増加っていうことよりも、能勢のいいものをわかってくださる人だけを入ってもらえればいいと、そういうようなんもページに入れております、そんな書き方をしておりませんが。能勢を愛してくださる方、能勢を本当にわかってくださる方が入ってきてもらうように思っております。
ほんで、ツーリズムの観光というのが明確にどうのこうのというのもいろんな議論はあると思うんですが、例えば、これも一つの例なんですが、浄瑠璃と人形浄瑠璃というのがあります。全国に北海道から九州まで100ぐらいの団体があります、100以上あるんですが。その中で、困っておられるところは何かというと、後継者育成と指導者の不足です。そういうふうなのを私は浄瑠璃留学と言っておるんですけど、浄瑠璃留学で能勢町に受け入れると、それで滞在していただくと、それは人との交流ですよね。これは僕はツーリズムであると思っております。ただ、その先には、当然、来てもらうと宿泊もしてもらわなければいけない、飲食もしてもらわなければいけない、そこは観光につながっていくと、そういうふうなリンクであると思います。ただ、観光で人さえふえたらいいんだ、交流人口さえふえたらいいんだという考え方を私は一切しておりません。
○委員(八木 修君) すみ分けだと思ってんです、観光とツーリズム。両方、僕はツーリズムをしてほしいという片一方思いあるから、観光は否定してるんじゃなくして、双方がリンクしながらうまいことかみ合えばいけるだろうけども、それを曖昧な定義で両方、ならごっちゃにしてしまうと絶対失敗しますよという、そういう思いで言うてるので、今、松田館長言われたみたいに、浄瑠璃もその一つだろうし、里山を保全するグリーンツーリズムや、そういう森林セラピーやといういろんなもの、またエコツーリズム的な要素を合わせたり、農村ツーリズムというような形のものを、いろんなもんを複合的に合わせていけると思うので、ぜひともここを、やはり住民にわかりやすく説明しないと、それが単純に観光すりゃあ人がにぎやかになって、能勢活性化するのかいというんじゃなくして、いや、こういうのを片っ方でやりながら、ツーリズムでこういう特定の人を寄せて能勢を活性化するんだと、交流人口ちゅうか、来てくれる特定少数の人と友好な関係をつくって、不特定多数じゃなくって少数の固定の人と関係性を持って、まちづくり、にぎやかにしていきたいちゅうのもそれ一つであっていいと思うし、それが山の森林ボランティアであったり、農村ボランティアであってもいいわけですから、何かそこらあたりをうまくかみ合わさないと、ツーリズムという表現はなかなかまだなじみが薄い言葉で、それを日本語に訳するうまい言葉がまだないみたいですね。僕も概念はわかるけど、日本語でどういう形がいいのかなちゅうのは難しいんですが、それが交流人口ちゅうのが間に入ると、全部、両方ミックスしてしまって中途半端になってしまいそうなんで、観光文化課という形にはなったけども、このツーリズムを一つのちゃんとした能勢町は理念を持って、そういうのをやるんだというのをぜひとも今後必要ではないかなというふうに思うんです。
もうこれで質問最後にしますので、町長、そのあたり、今後、ただ観光文化課と名前がつけたんではなくして、能勢町の目指すべき次の展望ですね、この観光やツーリズムで活性化する中、それを農業とどういうふうにリンクさせていくかは、アドプトフォレストも含めて、何かいろんなとこ、今議論しただけで幾つもセットになるし、これに福祉や教育も含めていろんなとこリンクできると思うんで、環境創造部だけではなくして、あらゆる部署と横でつながって、横断的な形でこのツーリズムを具現化ちゅうか、体験化してほしいなという思いがあるんですが、そこだけお聞きして終わりたいと思います。
○町長(山口 禎君) おっしゃることはあんまり私の考えてることとは違いはありません。やはりツーリズムという、もう一応観光という言い方をしておりますけれども、やはりそういう中には固定的にある程度、能勢を気に入って、来ていただけるような方も含めて、あるいはたくさんの人数が来ていただくという中にもそういう方も入るという位置づけで、今回そうたくさん課も立ち上げることはできないんですが、観光文化課の中でまずそれを一つ立ち上げて、そして今おっしゃったように、それ以外のいろいろな課にそれぞれの、どちらかというと交流というか、そういうツーリズム的な要素を持つようなやっぱり部署もありますので、そういうものとうまく連携しながら、総合的にやはり能勢が好きで、能勢に何度も来てもらう方の人数をふやしていくというふうに考えています。
○委員長(原田 健志君) しばらく休憩します。
──────────────────────────────
休憩 午後 3時11分
再開 午後 3時25分
──────────────────────────────
○委員長(原田 健志君) 会議を再開いたします。
ほかに質疑ありませんか。
○副委員長(谷 義樹君) そしたら、もうほとんど出尽くしましたので、何点かちょっと確認だけやっていきたいと思います。
予算書の127ページの真ん中辺に、大阪府環状自然歩道管理委託料というのがあります。これちょっといろんな形で、これ自然歩道の全体が入るんかどうか知らんねんけれども、傷んでるやなことちょっと聞いたりしますねんけれども、実際にどういう形で委託がされてるのか、何か地域的な場所的な特定がされてるのかどうか、その内容ちょっとお聞きしたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) お答え申し上げます。環状自然歩道の委託料でございますけれども、平野から妙見山に至る環状自然歩道を管理するというものでございまして、主にはトイレの管理であるとか、一定の草刈りをしていただくということで管理をしていこうとするものでございまして、なかなか看板が潰れておるとかいう、いろいろ御指摘をいただいておりますけれども、そういったところについては大阪府と協議をして順次直すというような形で今管理をしておるところでございます。以上です。
○副委員長(谷 義樹君) どこへ、委託先。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 委託先は、済みません、森林組合でございます。
○副委員長(谷 義樹君) 広い意味で全体に入るかなと思いますけれども、トイレいうたらもうほとんど1カ所ぐらいしかないと思う、私知ってる限りは。その1カ所についても、わざわざ森林組合が管理せんでも特定の人が実際の管理をやってると、そういうふうに思いますけども、それでよろしいですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) トイレにつきましては、行者山口のところにあるトイレ、これくみ取り式でございますけれども、それから、地黄のところに木質バイオマス式のトイレがございます。2カ所、トイレについてはございます。
○副委員長(谷 義樹君) 将来的な話、何か知らんけどもやっぱりもう少しトイレの設置が要るかなと、私はそういうふうに感じます。またそこら辺についても、今後努力していただきたい、そう思います。
あと説明資料をもとに、ページの順番に確認したいと思いますが、ちょっと前後するかわかりません、よろしくお願いしたいと思います。92ページの一番上のほう、ここで人形浄瑠璃のデビュー15周年に当たりということ書いてます。何かその特徴を持ったやつは出し物で特徴を出すだけじゃなくて、一定のそういう、どういうの、訴えいうんか働きかけ、それがあってもいいと思うような、今のところは内容的なことだけで今のとこ予定ないですか。
○
淨るりシアター館長(松田 正弘君) 人形浄瑠璃のデビュー15周年になりまして、内容的にここにも書いていますように絵本太功記という大作を行います。それと、あと子供たちが育ってきましたので、子供たちだけでの舞台の成立ということもねらっております。
それと15周年としてどういうふうに考えとるのか、これも内容になるんですが、浄るり月間のほうでは今、考えておりますのは、例えば手ぬぐいまきでありますとか、あと浄瑠璃と演目の間ごとの演出、これはちょっと紙芝居形式でわかりやすく内容を説明していこうと、お客さんに喜んでいただくのと、その15周年のおめでたいというのを表現できたらなと思っております。あと、どういうんですか、事業の中での中の工夫ということで今のところは考えております。
○副委員長(谷 義樹君) 浄瑠璃につきましては、本当に能勢が全体に誇れる文化とそない思いますので、ぜひともこの15周年をしっかり訴えていただきたい、そんなふうに思います。
続いて、97ページの上のほう、ごみの関係です。ここで聞いたらいいかどうかわかれへんねやけども、たしかごみの減量化の話の中で水切りかね、何かそんなの研究を24年度やるというふうに聞いておりましたけど、具体的にどの程度の成果が出たのかお聞きしたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) お答え申し上げます。予算説明資料で申しますと93ページでございますけれども、環境対策検討委員会という項目がございます。ここの検討委員会をもって、水切りグッズについていろいろ検討を重ねてきたところでございます。昨年度については、水切りグッズを5種類ほどあったと思いますけれども、それぞれこの環境対策検討委員会のほうでモニタリングをしまして、使い勝手等を検討したというところでございます。
結果から申しますと、どれも一手間をかければいけるんですけれども、結局、ここにいらっしゃってる検討委員さんというのは、そういう意識の高い方ですので手が汚れても構へんので自分の手で絞るという方が多くて、ちょっとグッズの選定までは至らなかったんですけれども、それとは別に環境フォーラムのときにそういったアンケートも行いまして物品も展示しましたけれども、なかなかこれはというところの意見まではいただかなかったわけでございます。したがって、今年度ですけれども、もう一度委員さんとともに水切りグッズのモニタリングをするか、希望者募ってちょっと配付をしてみるかというところについては25年度検討していきたいというふうに考えております。
○副委員長(谷 義樹君) 水切りグッズの開発いうことではなかなか結論出なかったいうことやけれども、この作業自体をやることによって大幅な減量化につながるということははっきりしてるわけですし。そういった、取り組みをしっかりPRするということ、それから、やはり生ごみの堆肥化、これを前から言うてますけれども、何とか全体の1つの取り組みとして進めていくようなPR方、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
また、97に戻りますけれども、この下のほうに先ほどから話題になってます人・農地プラン、この中で新規就農者を支援するということで目玉みたいな形、600万上がってますね。ちょっと私これ、当初、具体的な話が大阪府との間に調節されてるということを知らなかったもんで、ある程度そういった取り組みをやるということで、広くそういう参入者を公募してやるんじゃないかなと。それと、もう一つは、町長おっしゃってます、どういうの、少子高齢化、1つのこれの対策としても能勢にそういった層を呼び込むための目玉的な意味合いをある程度持ってるのかなという、そういう単純な考えでおったんですけども、将来的にそういった展望について考えられるのかどうかなと。今、事前にもう対象者がおってやるんやったら、何かこれ盛り上がりもくそも何にもなしで計画したやつを結局実施すれば終わりっていうような形の計画になるんで、やはりちょっとそこに夢を持たすような取り組みができればなと思います。そういった展望がこういう事業の中でできるのかどうか、その点確認したいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) この新規就農者に該当する方については、農業会議さんであるとか緑公社さん、大阪府さんからもそういった情報をいただきまして情報の収集に努めたというところ、それから区長会なり広報等でもお知らせをして、そういった情報を募ってきたところでございます。20名近い方のヒアリング等を実施させていただいて、結局4名ということになりました。
今後の見通しはというか、今後の方向性はということになりますけれども、これ結局のところ、きちんと今、農業をやってる方で5年目以内の方でも対象になるんですけれども、まずは経理をしてきちっとつけておられる方でないと対象にならないということが大きなハードルの1つになっております。それから、45歳未満いうことになりまして、バイトをしながら新規で就農を目指してるという方もたくさんいらっしゃって、なかなか収入なり農業を業として捉えるには、やっぱりきちっとした経理も必要なんですけど、そういったところがこの交付金をもらう以上は問われてきますので、なかなか対象者がいたとしてもハードルが高くて、今のところ使いにくい制度かなというふうに考えております。
○副委員長(谷 義樹君) これちょっと町長にお聞きしたいんですけれども、今これ補助事業やから、一定のそういう制約の中での事業やと思います。例えば能勢で就農していろいろとこう、そういう活躍したいという若い人がこれからあった場合に、一定、能勢独自のそういった補助制度というか、そういったもんも将来的には考えていただければなと思うんやけども、それについてのちょっと考えをお聞きしたいと思います。
○町長(山口 禎君) まずそういうふうに受け入れられるようなやっぱり仕組みを集積とか、そういう中でやっぱりつくっていってます。次の段階として、やはりそういう方が出てきた場合の想定をして、そういう支援をしていくという方策を考えていきたいと思います。
○副委員長(谷 義樹君) 次、90ページの上のほうです。これブランド野菜の開発いうんか、これ相当何年も続けてやっております。物産センターでいって、何か対象とする品目が決まってるのか聞きましたけれども、具体的にブランドとして高めていく上でひとつ開発はわかったけれども、それが一定能勢のそういう農業者の中に広がっていかんことには、私は意味がないんじゃないかなと思うんです。例えば、ここで私らいろいろ聞いてるから、ああ、そういうことやってはるんやな。なら、物産センターの関係者やったらそこら辺の情報もちょっと入るやろと。ただ、それが全体のもんにはなるとこまではいってないと。大きくそういった形で、一定の判断のもとに能勢の特徴のある野菜としてそういったブランド商品を大きく広げていくと、そういった取り組みが今後必要やと思います。それについての考えをお聞きしたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君)
ブランド野菜プロジェクトにつきましては、いろいろ大阪府さんなり物産センターさんと協力しながら今も取り組んでおるわけでございます。現在、黒えだまめ、紅はるかといった野菜をブランド野菜とするべく取り組んでおりまして、24年度もポスターをつくったりとか、ブランド野菜というシールを張るようにしてみたりとかいうことをしておるところでございます。今後もそういう能勢町の気候風土に合った野菜をブランド野菜として取り組むようにしていきたいというふうに思っておりますし、今なかなか農家さんに対する周知が徹底されてないという御指摘もありましたので、もう少し広報に載せるなり、物産センターに買い物に来られる方、また納めに来られる方にももう少し徹底して周知を図っていきたいというふうに思います。以上です。
○副委員長(谷 義樹君) 将来的に農業者が能勢のブランドとして決めた野菜をどんどんつくっていくという体制、これぜひともやっていただきたいわけやけども、その場合にはやっぱりつくった野菜が売れなければ話にならへんで、その販路の開発と同じにやっていかんといかんテーマやと思います。非常に、これ売れるとわかれば農業者もまた頑張りますし、そこら辺非常にどの時点でどう発信するかいうことは難しいテーマやと思うけれども、やはりブランド野菜の開発はここ一、二年で話が出たことじゃないんですよね。もう、それこそ農業の問題、農業による活性化を考えてる中では常にテーマに上がってる内容です。だから、やはりここで一つ、やっぱり実践していくという、このことが大事かなと思います。
次に、100ページにもちょっと先ほどから議論出てるテーマとして農地利用の円滑化ですかね、この事業の関係、ちょっと載ってますね。先ほど、八木委員のほうからも従来から取り組んでます、この研究、農業振興調査研究事業、これのまとめ云々という話が出てましたけれども、この問題が2年前に起こったときは、やっぱり農業のことについては先ほども一つ職員の人による検討会、それから各農業関係団体の人が集まった研究会、いろいろと研究を何回もやったけれども、うまくいってないという事例も、そういった中で、今回はとりあえず実践的な取り組みとして調査研究事業を進めていくというふうな話があって非常に期待しとったわけです。そのときに、私申し上げたと思います。農業というのは1年単位やと。だから、研究に1年かかれば実践は1年先になってまうと。それを言いながら、結局2年間の研究期間かかってもうたわけです。それが、今度25年度新しく実施できるかいうたら、まだ今のところはいろいろと研究中やと。研究ちゅうんか、まだまとめの最中ですと。ということは、当然25年はできへん可能性が強いわけです。
先ほど、質問、どうして研究っていうんか今までの検討会がうまく進まなかったかということで部長が答弁ありました。私は一番はっきりしたのは、要はやれへんからですわ。何でもいいからやろうとすることを決めて、即、実践していくと、やりながら考えると、こういうことが私は大事やと思います。部長ちょっと考えをお聞きしたいと思います。
○環境創造部長(森村 保君) やりながら考えるというところも意識して取り組んだわけでございますけども、先ほどちょっと八木委員からの御質問のところで一つの何ができたのかというところで、その後思い出しまして、あのときはこの場で恐縮ですけども、里山がテーマになりまして、職員会のとき。そして、じゃあちょうど能勢の里山ということで里山100選ですか、そういうなんにも応募してPRの一助にもできたらいいんじゃないかということが決まりまして、長谷地区におきますところを里山100選をメンバーの意見として吸い上げて提案して宣伝になったというのが、一つの成果といえば成果かなというふうに思っておりますが、申し上げましたようにその後、取り組みも自然的に消滅してしまいまして反省すべき点でございます。
おっしゃってますように、とにかくやらないと、やってみないとわからないでしょうというのは、そういう意識も大事だというふうに思いますし、今後はそういう反省も踏まえた中で行動という点も、一つ大きな視点においてやるならばそのようにしていきたいなというふうには考えるところでございます。
○副委員長(谷 義樹君) ちょうどこれ去年の7月にまとめていただいた資料、今の調査研究事業のまとめね。これの中でもほとんど方向性は書いてるわけです。何ぼかある課題の中のこれに取り組むという方向性決めればええと。何か、今回出てきたいろんな事業の中でそういったことにつながるかなという気もするんやけれども、やはりここで私期待しとったんは、町自身が今までは農業のことは農業者が考えることやいうことで、農業者に最終的には常に、いろんな検討するけれども最後は農業者ですよみたいな形で終わってしもてたことに対して、町が一定本腰を入れて取り組んでいただけると。そういうふうな形で大いに期待しておりました。まだちょっとこれが、今の時点ではまとめができないし、先がはっきり、こういう形でということが明確でないという段階ですね、どうも。そこに何かややこしい事業が入ってきて、農業というのはもっと簡単なもんやと思うんですよ、私は。ところが、あっちで勉強し、あっちでアンケートをとり、あそこで研究し、またいろんな補助事業導入してきて何か複雑複雑になっていってる感じします。そこら辺をもっとわかりやすく、農業者にとってわかりやすいようなそういった能勢町の農業としての推進の仕方、これしっかりやっていただきたい、そのように思います。なんかきょう、ずっと説明聞いてて、何や難しいなという感じで、あんまり難しいの農業者は好みませんので、単純な形で能勢の農業を活性化させる、そういった取り組みしっかり進めていただきたい、そない思います。やっぱり実践です、やること。まず、やってみた中でいろいろ研究していくこと、それが大事やと思います。
時間が大分遅くなってますのでちょっと簡単にいかせてもらいます。102ページの観光バスツアー事業、これ計画されたところの3分の2ぐらいですかね、実際にできたのが。この事業が昨年度導入されたときも、私ちょっと堺方式を提案させてもらいました。参加者がみずから一定の条件のもとで、堺市でそういう観光コースをセットすれば市が補助を出してくれる制度。あれはたしかバスで来ること、それから堺で食事をすること、それから堺にある史跡を3つ以上見学する、何かそのぐらいの3つ条件ついてました。これはあんまり苦労せんでも、本当にそこでいろいろ堺を学びたいという人が自然の形で入ってきて、そこで一定の補助を受けるやり方です。せやから、町としては気張ってかかわらんでも本当にそういう希望者が自由に、そういった制度を利用して来てくれる制度です。観光バス事業、これ一定の評価する部分もあるかと思いますけれども、やはりしっかりとそこら辺のことも考えていただいて、あんまり行政自体がかかわらんでもいけるような、これ観光協会がタッチしてるからええというたらそれまでやねんけれども、やっぱりそういった効率の面も考えて、本当に自然に動いていく形で一定のそういった有効な資金が活用ができるような制度が私はいいかなと思うんで、そういった点も今後とも検証する中で考えていただきたい、そない思います。
ここでちょっとなんか気になってたんは、案内所の委託料、それから観光振興事業の補助金が若干みんな減ってるんやけども、何かそれこそ力入れんといかん分野で予算的に昨年と比べたら減みたいな形になってるんで、そこら辺なんかそれの理由があるかどうかちょっとその点確認しときます。
○
淨るりシアター館長(松田 正弘君) 最初の堺方式のバスツアーの関係で一言ちょっと言わせてもらいたいんですけど、私もよく存じてます。それで、そういうふうな意識した中での今回の3カ年間のバスツアーであると。また今後いろんな形で発展させていきたいなと思います。堺は御存じのように、いろんな有名な資源があるといいますか、即座、それをやると成立するというとこがあると思いますけど、その地べたをつくるのを今やっていると、バスツアーで、いうふうなことで私は思っております。
それと、資質のほうで案内の1点目、観光案内所の運営委託料なんですが、基本的には変わっておりません。それで、補助事業のほうなんですが、これを観光協会に出す補助ということで、例えばちょっと細かい数字になるんですが、観光定着事業については75万と記載させてもらっております。これは観光協会10万円持ち出しまして、85万の計画を立てております。それと観光パンフレットも、観光協会のほうが10%負担をいたしまして、ここの該当予算では94万2,000円ということでなっておりますが、トータルの金額は104万5,800円の予算を見込んでおります。あと写真コンテスト、これも観光協会に対する補助事業として12万5,000円と明記しておりますが、半分観光協会が負担しまして25万円の経費ということですので、全体の予算が減ったということはございません。
○副委員長(谷 義樹君) ここの取り組みっていうのは、言うたら、これから能勢が観光発信をしていく上での本当の中心になる部門と思います。そういうことで、現状しっかり分析していただいて本当に力になっていくような取り組み、これを強化していただきたい、そのように思います。
そのちょっと下のほうのおおさかの
てっぺんフェスティバルですか、これ何か去年とまるっきし同じ表現になってるんやけども、それなりの内容の分析いうんか、いろんな教訓とかそういった点はちょっと十分生かされてるんかどうかな、ちょっと疑問感じるんです。新しいスタイルのイベントを模索しと書いてますね。去年も同じこというてるんですよ。なら、去年と違うことするんかというふうに私はちょっとへ理屈になるか知らんけど、そういうふうに考えてしまうし、何か現状が同じ基準でしか動いてないんじゃないかなと、あんまりことしの24年の教訓が引っ張り出せてないんじゃないかなというちょっとそういう気持ちも持ちますけど、そこら辺についてちょっと感想をお聞きしたいと思います。
○
淨るりシアター館長(松田 正弘君) おおさかの
てっぺんフェスティバルの御質問でございます。御存じのように前進の栗まつりをおおさか
てっぺんフェスティバルに変えて、新しいイベントのスタイルということでスタートを切りました。これは、大きく何がきっかけになりましたかというと、観光情報誌「おおさかのてっぺん」です。これを立体化したいと、栗まつりの何も否定してるわけではなくて、もっといろんな資源があるじゃないかと、能勢町には、そういうふうなのを1つの祭りの中で表現していこうということで名前を変えまして、おおさかの
てっぺんフェスティバルということでさせてもらっております。それと、その都度のイベントを通じまして、中身は例えば足湯をやったりとか、いろんな資源を紹介するいうことでは意識はしております。ただ、正直な話、栗まつりよりはまだ年数を重ねてませんので知名度的にも薄いですが、ここはもうおおさかの
てっぺんフェスティバルというのを有名にするために、その年度年度でいろんな工夫はしたいと考えております。
○副委員長(谷 義樹君) どうも、そういうふうにお願いしたいと思います。
それから、ちょっとページはないわけですが、よっほいせの話が先ほど出ましたね、商工会の青年部ですかね、そこに非常に負担がかかってきてるという話。よっほいせのもう一つの部分も、郷土芸能保存会のほうがやってます音頭部会、これもちょっと去年も言いましたけども大分高齢化が進んでまして、実際に出れる人が少なくなってきてると。だから、育成にひとつ協力いただきたいということを言いましたけども、音頭部会のほうは中心があってないような状態なんです。一応、会長さんは決まってるんで、そこら辺とそういった情報のやりとりしていただきたいんですけども、やはり次の音頭取りが育成できなければ、もう自然消滅的に能勢の浄るり音頭というのが消えていくと、そういう状況になってるんで、最後にその点のちょっと考えをお聞きして一応質問を終わりたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 保存会に関する御質問でございます。町から補助金を支出しております団体でございますので、一定その中でやっていただくというのが一つの原則ではございますけれども、これまでからも事務局も一緒になって考えてきた経過もございますので、その点については一度会長なり役員の方と御相談をしてみたいというふうに思います。
○委員長(原田 健志君) よろしいですか。
○副委員長(谷 義樹君) はい。
○委員長(原田 健志君) ほかに、特に質疑ある方、いますでしょうか。
○議員(美谷 芳昭君) 外野からですので遠慮しがちに2点だけお聞きします。
まずは1点目、岡本委員から言われておりました歌垣の上村地区、あれがちょうど倉垣銀寄いうの発祥の地ということで、歌垣小学校の横に栗林があります。そこに母樹があります。母樹のいろいろ枝の保存ということも大阪のほうはやっておりますけど、以前に、去年やったと思いますけど、それのここが倉垣銀寄の発祥の地ですよということで記念碑を建てようということが確かに決まったと思うんですよね。ほんで、場所的には旧のJA大阪北部歌垣支店ですか、その横の駐車場ということで決まって、そして場所についてもJA大阪北部の農協のほうに行って了解をもらって建てましょうというところまで決まっておったと思うんです。私いつ建つんかなと思って、ずうっと通るたんびに見るんだけど一向に建ってないと。その後、どないなったんでしょうか。まず、これを一つお聞きしたいと思います。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 御質問の件でございます。これにつきましては、私が答弁をさせていただいたやに記憶しておりまして、JAさんにも御協力をいただきまして建てるべしということで協議をしてまいったところでございますけれども、その後、町長のほうもかわられましていろいろ協議をさせていただきました。一過性で通り過ぎてしまったら終わってしまうというところもあります。それと、そこからまたさらにお持ちのおうちのほうに行ったりされても困るというようなこともありましたので、先ほど申しましたパネルなりのぼりを新たに作成して、それを例えばJAさんなり物産センターに置いて周知を図っていくという方法に変えまして、より多くの銀寄に興味のある方にさらに知ってもらおうという運用の仕方に変更をしたところでございます。
○議員(美谷 芳昭君) 今の説明、町長がかわられたから方針も変えたと、そう理解していいわけですね。そんなもんでしょうかな。行政の一貫性として、そんなもんじゃないと思うんですけどね。のぼりとかパネル、パネルをそしたらどこへ設置されようとされてるんでしょうかな。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 済みません、まずもって町長がかわられたからということではありません。前町長のときには、もう支柱なり看板を建てるという前提で議論しておりましたので、そのような運びになったわけでございますけれども、一から協議をまたさせていただきまして、結果としてパネルなりをつくるということになったところでございます。
そのパネルなりのぼりはどこに置くかという御質問でございますけれども、物産センターなりJAさんのほうにまたお貸しする。それから、吹田さんとやっております産業フェアなんかにも持っていって、少しでもそういった多くの人に知っていただくように努めていきたいというふうに考えております。
○議員(美谷 芳昭君) 方針変更ということらしいんですけど、これ以上私も言いませんけど、せっかく私期待しておったのに、やはり能勢に観光に来られた方があの辺通って、あ、この辺が栗の銀寄の発祥の地やなということで、きっと認識を持って見られたと思う、その点ちょっと残念に思っております。また、この話はまた別に議論したいと思います。
それから、もう1点、農水省の新聞によりますと獣害対策で補助金を出すように決定したと、交付単価、イノシシ、鹿8,000円と。この農水省の方針は御存じでしょうか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) 把握しております。
○議員(美谷 芳昭君) そしたら、これは補正予算でということで農水省の方針らしいんですけど、これ大阪府を通じて支払うということでございます。25年度でもし仮にやるようでしたら、こういうことができますけど、町としてはこの能勢町の補助金をもらって、鹿の有害鳥獣の捕獲した場合の補助金を出すという方針で変わりないということですか。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) この事業の要件がございます。今現在、町が支出しておるとか取り組んでおる事業については、それを上乗せして支払うことはだめだということでございます。そしたら、それ以上今とっていただいてる以上に猟友会のほうでさらに上乗せしてとっていただけるかということになると、これは猟友会としてもなかなか事実上難しいということでございましたので、この事業については断念をしたところでございます。以上です。
○議員(美谷 芳昭君) こういう場所ですので、そうですかな。断念したということですか、はいはい、わかりました。もうちょっと詳しいことにつきましては、また別の場所で議論させてもらいます。せっかく、こういう補助金ができますので、できるだけ運用して、私は以前から捕獲したら補助を出したらどうですかということをいろいろ言うてまいりまして、国のほうもこういう制度をやるというとんやから、ぜひとも導入して被害を減少さすということで有効な手段だと思いますので、その点、また前向きに検討していただきたいと、別にまたこれは議論させてもらいます。以上でございます。済みません。失礼しました。
○委員長(原田 健志君) ほかに質疑ありませんか。
○委員(八木 修君) さっき聞き忘れをしたので、ナラ枯れの対策が今度予算削られてるけども大阪府下の現状と削減した理由ちゅうか、成果で次何か対策があれば。
○地域振興課長(藤原 伸祐君) ナラ枯れにつきましては、昨年、茨木市なり高槻市さんなりで発生しておると。池田でも五月山で発生をしておるという状況をつかんでおります。また、能勢町にあります豊中市さんの野外活動センターでもナラ枯れが発生したという状況でございまして、この20日にそちらのほうで講習会が開かれると、わっぱるのほうで開かれるという状況でございますので能勢町も参加するという予定にしております。なお、来年度の予算につきましては、45万円ほどナラ枯れ対策ということで予算を計上しておるところでございます。
○委員長(原田 健志君) 特にこれで質疑がないようでしたら、私のほうから別に質疑というわけでもないです、あくまでこういうことをということで、皆さん今までほかの方も言っておられたようにいろいろアイデアはイメージとしてはどんどん出てくることがあると思いますねんけども、やっぱりその段階でぎょうさん出てくるからって進んどっても結局、結果は出てきますという話なってくると、やっぱり答えというもんに向かって話がしっかり、この答えが出てますよ、この答え出てますかっていう話になってくると、やっぱり同じところをぐるぐると話が回っていったりすることもあろうかと思います。今まで何年もやっぱりいろんなところで進めてきたことも、当然皆さんのほうがよう知ってはるところがあると思いますから、考えられたりとか試されてきたことを一からまたもう1回同じように進めていくではなくて、こんなことが昔ありましてこんなことが進んでおりましたとかっていうのは、しっかりと言っていただくなりしてもらって、同じところをもう1回ぐるぐると、アイデアだけが回っていってイメージが前へ進まないってことないように、どんどんとしっかりと進めていっていただきたいと思います。円の状態でぐるぐるアイデアが回るんじゃなくて、らせん状にどんどん進んでいくような、いいアイデアをどんどん進めていっていただきたいと思っておりますんで、あとは人やら対象、どういう対象で誰にどこでどういうようなことをということをしっかりと絞り込んで、しっかりと進めていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。
これで地域振興課関係について終わります。
しばらく休憩します。
──────────────────────────────
休憩 午後 4時05分
再開 午後 4時23分
──────────────────────────────
○委員長(原田 健志君) 会議を再開します。
次に、環境創造部地域整備課関係について説明を求めます。
○環境創造部長(森村 保君) それでは、引き続きましてよろしくお願いをいたします。平成25年度の当初予算概要でございますけれども、環境整備課関係をお願いするわけでございます。予算説明資料の83ページの下段にも概要をお示しをさせていただいているところでございまして、環境整備関係の予算に関しましては町道平野線の改良事業等を当予算に計上いたしております。したがいまして、対前年度にしましては増という要因になってございます。
主な事業につきましては、土木建築関係におきまして町道の維持管理に関する予算4,540万円余り、そして町道平野線の改良事業に係る予算6,780万円、そして河川管理に関する予算として620万円余りを計上しておりますとともに、町営住宅の維持管理に関する予算として410万円余りを計上してございます。
また、平成24年3月より稼働しておりますし尿処理施設の運転管理費及びし尿の収集運搬に係る予算として7,920万円余りを計上しているものでございます。詳細の説明につきましては、課長よりさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。
○地域整備課長(上安 敏弘君) そうしましたら、私のほうから地域整備課関連の主な歳入歳出についての御説明をさせていただきます。座って説明させていただきます。
まず、予算書の32ページと予算説明資料の105ページをよろしくお願いいたします。まず、予算書の32ページでございますけども、款14使用料及び手数料、項1使用料、目5土木使用料でございます。1,618万5,000円といたしまして、対前年21万円の減でございます。主な要因といたしましては、町営住宅入居者減によります住宅使用料の減によるものでございます。
33ページでございますけれども、節1住宅使用料として217万6,000円ということで、予算説明資料の105ページ上段でございますが、町営住宅使用料といたしまして32戸分見込むところでございます。続いて、節2の道路使用料でございます。これにつきましては、町管理道路に係ります占用使用料でございます。1,380万6,000円を見込むところでございます。関西電力、NTT、その他道路占用料といたしまして、大阪ガス、ケイ・オプティコム、ソフトバンク等でございます。
続きまして、予算書の32ページ、33ページの下段と予算説明資料の105ページの中段をお願いいたします。款14使用料及び手数料、項2手数料、目3の衛生手数料でございます。3,399万6,000円ということでございまして、このうち節1の清掃手数料の中の説明といたしまして、し尿汲取手数料でございます。2,990万1,000円といたしまして、対前年100万9,000円の減ということでございます。これにつきましては、収集戸数の減によるものでございます。内訳といたしましては、定額制が1,828万1,000円、従量制が542万円、汚泥処理手数料といたしまして620万円ということでございます。
続きまして、予算書の34ページをよろしくお願いいたします。款14使用料及び手数料、項2手数料、目5土木手数料でございます。6万円。これにつきましては、節1の土木管理手数料といたしまして5万6,000円、明示、河川占用の手数料でございます。節2の都市計画手数料といたしまして4,000円、都市計画手数料といたしまして用途地域証明、また都市計画明示等手数料でございます。
続きまして、予算書の36ページ、37ページ、予算説明資料の105ページの下段をよろしくお願いいたします。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目4の土木費国庫補助金でございます。本年度予算額といたしまして3,729万円でございます。これにつきましては、町道平野線改良事業費6,700万円の交付率55%ということでございます。
次に、予算書の40ページ、41ページ、また予算説明資料の106ページをよろしくお願いします。款16府支出金、項2府補助金、目6の土木費府補助金でございます。本年度予算額といたしまして16万8,000円ということでございまして、これにつきましては、震災対策事業費補助金といたしまして民間建築の耐震に係る補助金に係るものでございます。木造住宅4万5,000円の補助率といたしまして、国50%、府25%、計75%の5件分を見込むものでございます。また、昭和56年以前に建てられました木造住宅が対象ということでございまして、府、町から住民へPRをいたしまして個人申請によりまして耐震診断していただくものでございます。
続きまして、予算書の44ページ、45ページをよろしくお願いします。款16府支出金、項3委託金、目5土木委託金でございます。これにつきましては、都市計画費委託金ということで、府からの都市計画関連の事務取扱委託金等で33万6,000円を見込むものでございます。
続きまして、歳出でございます。予算書の116ページ、117ページをお願いします。予算説明資料の107ページといたしまして、予算書の款4衛生費、項2清掃費、目3し尿処理費でございます。本年度予算額といたしまして8,443万5,000円とし、対前年1,226万2,000円の減ということでございます。平成25年度総処理量といたしましては6,500キロリットル、生し尿3,400キロリットル、浄化槽汚泥として3,100キロリットルを見込むものでございます。予算額の減の要因といたしましては施設運転経費の減、それとこの3月いっぱいをもちましてクリーンヒルの用地を返却いたしますので、これに伴い借り上げ支払いがなくなるということによります減でございます。
主な歳出を申しますと、節11の需用費といたしまして1,781万5,000円、対前年533万4,000円の減でございます。このうち、消耗品費で480万円、これにつきましてはし尿処理施設の運転に係る薬品、また機械消耗品等の経費でございます。光熱費といたしまして971万円を計上させていただいております。次に、節12の役務費といたしまして68万4,000円、そのうち水質検査手数料等で44万8,000円を見込むものでございます。
予算書の119ページの節13の委託料でございます。6,075万2,000円、対前年510万7,000円の減でございます。このうち主なものを申しますと、施設運転管理委託料ということで2,746万8,000円を見込むところでございます。その2つ下のし尿処理収集運搬委託料ということで、予算説明資料の107ページ下段をよろしくお願いいたします。2,811万4,000円を見込むところでございまして、前年度と比べまして126万円の減ということでございます。これについては、件数にしますと定額制収集戸数が823戸、同人口が2,022人、また従量制収集戸数がこれについては年間延べ852戸、脱水汚泥運搬委託料といたしまして169万6,000円、その脱水汚泥処分の委託料といたしまして138万6,000円を見込むところでございまして、この2つにつきまして、汚泥量につきましては年間130トン余りを見込むところでございます。
し尿処理費といたしましては以上でございまして、次に予算書の128ページ、129ページの下段をよろしくお願いいたします。款7土木費、項1土木管理費、目1土木総務費、予算説明資料の108ページからよろしくお願いをいたします。目の土木総務費でございますが、本年度予算額3,090万1,000円、前年対比105万円の減ということでございます。主に給与等、職員手当の減によるものでございます。
続いて予算書の130ページ、131ページをお願いいたします。節13の委託料でございます。226万5,000円ということでございまして、前年同額でございます。主なものにつきましては、防災テレメーター保守点検委託料168万円、同じく土砂災害情報システム管理委託料38万5,000円、これにつきましては予算説明資料の108ページの上段のほうをよろしくお願いいたします。予算説明資料におきましては、事業ごとの予算となっておりますので、今年度予算額としましては227万5,000円ということでございまして、前年より12万4,000円の減ということでございます。この減の理由でございますけども、24年度におきましては備品購入といたしましてパソコンを購入しておりまして、25年度におきましてはこの分がないことによります減ということでございます。
続きまして、予算書の133ページの上段でございますけども、節19負担金補助及び交付金のうち府営小和田川渓流保全事業負担金といたしまして180万円ということでございます。これにつきましては、平成24年度に予算計上いたしましてまだこの3月補正によりまして、全額180万円の減額補正をお認めをいただいたものでございます。大阪府におきまして、用地買収等に時間を要したことによりまして25年度に工事が繰り越されたことに伴いまして負担金同額を25年度に新たに計上をするものでございます。総事業費といたしまして880万円の20%ということでございます。これについては、橋梁の拡幅部分を町が負担をするということでございます。2メートルの幅員が2.5メートルということで50センチ分を町が負担をするということでございます。
続きまして、予算書の132ページ、133ページの款7土木費、項2道路橋梁費でございます。予算説明資料の109ページをよろしくお願いいたします。目1道路維持費といたしまして4,540万4,000円、対前年214万7,000円の減ということでございます。主な要因といたしましては、24年度におきまして備品購入といたしまして道路維持作業車、また草刈り等を購入しております。25年度におきましてはそれがございませんので、その分の減によるものでございます。
次に、予算書の133ページの節8報償費ということで、町道等除草作業報償費ということで228万円、前年度同額を計上しております。これについても、共同の取り組みによる除草作業に対しまして報償金を支給するものでございます。節13の委託料でございます。356万3,000円を計上するものでございまして、これについては町道等除草作業委託料ということで、共同の取り組みが困難な主要路線等に対しまして町が業者発注をいたしまして除草作業を委託をするもので、除草作業委託料を350万円計上しているものでございます。次に、節15の工事請負費といたしまして3,400万円、前年同額を計上するものでございます。これにつきましては、予算説明資料の108ページ、109ページでございます。この3,400万円の内訳としまして、予算説明資料の108ページの下段の町道等維持事業費3,000万円でございます。これについては、道路を常に良好な状態に保ち一般通行に支障を及ばさないように維持修繕を行うことで、本年25年度につきましては舗装といたしまして平野1号線ほかの路線を舗装予定するものでございます。また維持工事といたしましては、稲地長谷線ほかを維持工事するという予定で3,000万円を計上しているところでございます。予算説明資料109ページの上段でございますが、400万円ということで交通安全施設整備事業費ということでございますが、これにつきましても道路通行に対する安全確保のため転落防止柵、区画線、道路反射鏡等を施工するものでございまして、25年度におきましては山辺支線ほかの路線におきまして工事施工を予定しているものでございます。続きまして、節16の原材料費でございます。400万4,000円でございます。これにつきましては、予算説明資料110ページの上段のほうをよろしくお願いいたします。町道等維持原材料支給事業費といたしまして本年度350万円、前年同額ということでございます。これについては地域住民の共同取り組みに対しまして原材料の支給を行い、町道等の維持修繕を推奨し町道の保全等を図るということで、生コンまた常温アスファルト合材、砕石、セメント等を支給することに当たりまして計上するものでございます。
続きまして、予算書の132ページ、133ページをお願いいたします。予算説明資料の110ページ下段をお願いします。款7土木費、項2道路橋梁費、目2道路新設改良費といたしまして、6,780万円を見込むものでございます。本件につきましては、新学校開校に向けまして通学路となる町道平野線の歩道整備を行い、利用者の交通安全を図るものでございます。25年度の事業の概要といたしましては、歩道整備等に伴います測量設計業務及び道路用地取得等に係る経費を計上するもので、節12の役務費といたしまして土地鑑定料480万円、節13の委託料といたしまして測量設計業務委託料1,700万円、節17の公有財産購入費といたしまして道路用地取得費4,600万円とし、約1,900平米の用地取得を予定で予算計上するものでございます。区間につきましては、国道173号線から物産センター搬入口付近まで約700メーターの区間での業務を予定しております。
次に、予算書の134ページ、135ページ、予算説明資料の111ページ上段をよろしくお願いします。款7土木費、項3河川費、目1河川維持費でございます。629万8,000円ということで、対前年150万8,000円の増ということでございます。増の要因といたしましては、共同の取り組みといたしまして作業困難な町管理河川における除草業務経費を計上するものに係ります増でございます。主なものといたしましては、8報償費、30万円、河川清掃報償費でございます。共同の取り組みによる報償費といたしまして、河川の清掃、草刈り等、共同の取り組みといたしまして取り組んでいただくものに報償費をお支払いするものでございます。節13委託料といたしまして160万円、これは先ほど申しましたとおり共同の取り組みとして作業困難な町管理河川におきます除草業務経費でございます。節15工事請負費といたしまして400万円、これにつきましては、河川の維持工事により河川機能の維持を図るということで、平成25年度におきましては護岸の改修といたしまして、天王川での工事の施工を予定しておるものでございます。
続きまして、予算書の134ページ、135ページの下段でございます。款7土木費、項4都市計画費、目1都市計画総務費でございます。予算説明資料の111ページ下段からでございます。本年度予算額といたしまして2億478万1,000円、対前年2,955万5,000円の増でございます。主な要因といたしましては、下水道繰出金の増によるものでございます。主なものにつきましては、節1報酬14万7,000円、都市計画審議会委員報酬といたしまして、審議会3回開催を予定しておるものでございます。
予算書の136ページ、137ページ、予算説明資料の112ページ下段をお願いいたします。款7土木費、項5住宅費、目1住宅管理費、418万1,000円、対前年14万円の増でございます。この要因といたしましては、入居戸数減による経費の減と住宅撤去工事費の増を差し引きましたところ14万円の増ということになっております。主なものといたしましては、137ページの節11需用費209万2,000円を計上するものでございます。そのうち、修繕費といたしまして206万7,000円ということでございます。次に、予算書の138ページ、139ページ上段をお願いいたします。節15の工事請負費といたしまして200万円を計上させていただいております。予算説明資料の113ページでございますけども、町営住宅の入居者が退去されることに伴いまして住宅を撤去するものでございまして、平成25年度におきましては町営住宅撤去1棟を予定しております。倉垣住宅の9号住宅を撤去するということで考えております。
以上で、地域整備課所管いたします平成25年度一般会計予算についての説明を終わらせていただきます。御審議賜りまして、御可決いただきますようお願いいたします。
○委員長(原田 健志君) 説明が終わりました。
これから質疑を行います。
念のため申し上げます。質疑は一問一答方式で行います。
○委員(岡本榮三郎君) それでは、整備の主な事業だけ1つだけ聞きます。説明資料の110ページの細目3の平野線の改良事業費ですね。新学校の開校に向けての通学路の整備ということで、道路用の用地取得費用4,600万上がってるんですけど、以前に簡単な予定図のようなものもらったような記憶があるんですけれども、その後、何か予定の変更等がもしありましたら、また新たな予定設計図等がありましたら教えてほしいいんですけど。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 平野線の路線図でございますけども、今のところ詳細設計と調査をしておりまして、まだ用地が確定しておりませんので新たな確定した図面等は今のところございません。
○委員(岡本榮三郎君) 予定している用地の取得の面積もわからんし、路面図もわからんし、路線の4,600万の予算上がってるんですけど、まだ全然そういう予定地も何にも検討されてないんですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 路線の概略等はこちらのほうで把握しておりますけども、まだ地権者等と交渉をこれからしていく形になりますので、今のところそういう予想でありますので、今決まったもんで出せるものは今のところないということでございます。
○委員(岡本榮三郎君) 今出せなくてもいいですけども、一応このような路線で道路の用地を取得していこうという計画はあるわけでしょう。全く何もなければ用地を取得しようにもできないから。こちらには見せられないか知らんけど、今の時点では。一応、こういう構想でここをこうして、ああしたという、そういう予定はちゃんともうお持ちなんですね。
○地域整備課長(上安 敏弘君) はい、今のところ、そういううちのほうで予定する図面等はこちらのほうでございます。ただ、地権者等の話がありますので今のところ出せないということでございます。
○委員(岡本榮三郎君) それで、用地取得における、面積にしてどれぐらいの面積なんですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 先ほども説明のほうで申しましたけども、1,900平米予定しております。
○委員(岡本榮三郎君) ということは、予定してる用地に対して、もう現在どれぐらいの取得とか、もう全く取得はゼロやね、ちょっとは進んでるんですかな。前、1回は何か地権者に話されたとか、まだ言ってないとかあやふやな、あやふやなって言葉悪いな、はっきりとした返事はなかったんですけども、その用地に対する取得状況はどれぐらいかありますか、進んでますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 用地に対する取得状況ということでございますけども、以前に道路に用地が当たるであろう地権者のほうにはお話をさせていただいておるところでございますけども、今のところ確定しておりませんので御協力はいただけるいうことで一部の方には御了解といいますか、お話をさせていただいてるところでございます。
○委員(岡本榮三郎君) ここのところ、やっぱりこれから小学生用の歩道も、十分とは難しいとは思いますけども、小学生用の歩道と、それから中学生用の自転車道、そないな歩道も自転車道も全部できるとは難しいとは思いますけど、やっぱり今、学校の安全という国も補正予算でもう少し早ければある程度国の予算もとれたと思うんですけども、国もこれに対しては予算出してますから、そういうところで去年も一般質問で学校の通学路の安全のためにいろいろ話ししたんですけど、ことし早くから国がお金用意してるんですわ、設計書を出せばお金ぱっとくれるようになってるんですけど、うちは多分されてないと思いますけど、時期的な時間的ななさもあったかと思うんですけどね。そういったことで、国が出してくれるときには、もうさっと素早くとれるような方法で学校通学路の補助金出てるんですわ、これはもう終わりましたけどね。そういったことで、やっぱり道路ちゅうのは簡単に話ししてああそうですかという、まとまっていくようなものでもないので、やっぱり28年の開校に向けて、学校も大変でしょうけど、やっぱりこういうところに時間かかると思うんで、やっぱり早く、というか、そういうしっかりした路線図というんか予定されている設計、それに向かって努力してもらいたいと思います。何かあったら。
○環境創造部長(森村 保君) 少し概要を説明させていただきますと、現在契約、執行中をしておりますのが、測量設計業務費でございます。これは年度内完了が困難ということで、明許繰り越しをお認めいただいたところでございます。現在、執行中の測量設計業務につきましては、歩道設置2.5メーターから3.5メーターの歩道幅員でもっての道路改良を主とするものでございまして、区間は国道の交差点から物産センター搬入口までを計画をするためのものでございます。ただ、新設道路の部分でございますけれども、これにつきましては、これは検討する事項が多々ございます。今回、この今、執行中の測量設計業務の中でこの部分は予備設計という形で、計画図をこしらえるということであくまでしてございます。そのほかの部分については、もう工事にかかれる実施設計に近い形での設計業務をつくっていこうということでやってございます。
この設計を進めるに当たりましては、先ほども課長申してますように、地元地権者の御了解なしには進めることはできません。したがいまして、地元地権者の一定の道を改良していくという部分については、一定了解はいただいてございます。しかし、詳細を詰めるに当たりましては、非常に多い事項もございまして、もう御案内のとおり学校再編事業との関連性がございます。地元さんの御意向もございまして、学校のスケジュール等、そういったものもよく知りたいしということでございますので、そういった点を踏まえた中で理解を得て取り組んでいきたいというふうに考えております。
いずれにしても、先ほど申しましたように今執行中の測量設計業務につきましては、年度内完了は困難と。ただ、目標としておいとりますのは本年夏ごろには固めていきたいというふうに考えてございます。現在の進捗ということになりましょうけれども、先ほど来申したようなことでございまして、一定の計画図面は作成してございますけれども、今後、地元関係者の皆さんに改めて説明なり御理解を求めていく手はずで進めさせていただいてございます。
なお、岡本委員、御指摘のとおり国庫交付金の関係でございますけれども、今やっております測量設計業務も国費の対象にはなったわけでございますけれども、残念ながら時期的なこともございまして、今執行中のものについては国費対象にはなりませんでした。しかし、これからの事業、25年度この予算で計上させてもらいました事業、今後の事業ですね、これについてはしっかりと国庫交付金をいただいた形で整備を進めてまいりたいと考えてございますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(原田 健志君) ほかに質疑はありませんか。
○委員(岡本ひとし君) それでは、私のほうから何点かお伺いいたします。
まず最初に、それでは、町営住宅に関連してちょっとお伺いをさせていただきます。現在入居者が1名の方が退去されて32から1引くと31戸という、そういう認識でいいというふうに思うんですけども、今、倉垣住宅の入居者の数はこのうち何軒入居を今されておるんでしょうか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 倉垣住宅につきましては、今のところ4軒入居されております。
○委員(岡本ひとし君) 前回も倉垣住宅の撤去された後の利活用について御質問をしておるんですが、現状どのようになっておりますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 倉垣住宅撤去後の利活用についてということでございますが、前回も御意見をいただいたんですけども、今残っている住宅全てが撤去をいたしましたところ、どのようにしていくかいうことで考えていきたいいうことでございまして、今のところ何ら計画等はないところでございます。
○委員(岡本ひとし君) 撤去されて後を、要するに平地にして、その平地は今現状どのようになっておるかということを聞いておる。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 撤去をいたしまして、更地にしてフェンスを張りまして、一部その住宅の方の駐車スペースとして使われている現状でございます。
○委員(岡本ひとし君) ということは、お住まいになられてる住宅は住宅として家賃はちょうだいをしておるけども、空き地を利用して駐車スペースにしてるとこについてはどのようになっておりますか。これ駐車料金はちょうだいしてるんですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) その駐車スペースにつきましては、そういう駐車使用料の条例等もございませんし、今のところとめていただいておるという状況でございます。
○委員(岡本ひとし君) 条例がないから料金徴収できないとかいうのではなく、要するに、じゃあそこあいてるから住宅に入ってる方が勝手に置いてはるんですか。そういう認識になりますよね、理解しません。勝手に置いてはんの。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 勝手に置いておられるということでもないんですけれども、あいてるスペースを有効利用していただいてるということで認識をしております。
○委員(岡本ひとし君) 有効利用ね。ということは、もうそこの住宅にお住まいの方のみそこを利用されておるという、そういう認識でいいのかな。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 今のところ、そういう認識でしております。
○委員(岡本ひとし君) 間違いないですね、入居されてる方だけが置いてるんですね。ほかの方は一切置いてないという、そういう認識ですね、それでよろしいですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) そういう認識でおります。
○委員(岡本ひとし君) 確認はとられましたか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 確認はとっておりませんので、確認をしたいと思います。
○委員(岡本ひとし君) とりあえず、確認をまずとってくださいな。違法駐車等々もあっても大変ですし。以前も、私この空き地について、利活用について提言もさせていただいた。使うなとは言わないんですよ。せっかくあそこの住宅でお住まいの方が駐車スペースがないのであれば、十分あきスペースに車置かはったらよろしいねん、利用されたらいいんですよ。そのかわり、その駐車スペース、駐車場については維持管理については、その住宅に入られてる使用者が責任を持って維持管理をしてもらうという、そういう確約さえとれれば私は何ら問題ないんですよ。そういう認識なんですよ。そこを私は言ってるんです。町長、どうですか、どう思われます。
○町長(山口 禎君) 確認してそういう形でしていただいたらいいと思います。
○委員(岡本ひとし君) 住宅にお住まいの方が置かれてる分だけであれば問題はないんですけど、万が一、住宅外の方が駐車場として利用されてるようであれば、やはりそれは問題があるでしょうということになるわけです、わかります、言ってること。それであれば、すぐ条例つくって、駐車料金もろたらよろしい。そういうことも考えられるでしょう。細かいことかもわからないけども、そこをまず指摘をしておきます。
次に、行きます。し尿処理の関係についてお伺いをいたします。クリーンヒルの解体に伴いまして、1年後、工期が、撤去が伸びまして、吉野地域の方には大変御迷惑をおかけしたというふうに思います。そこで、今、土をダンプカーで運んでおるんですけども、総務のになるんですけども、杉原グラウンドの跡地利用を、あそこの土を山盛りになったやつをどんどんどんどん運んではりますよね。それも跡地利用をどうしていくんかということも、しっかり町長、考えていただきたいというふうに提言をさせていただきます。そこで、杉原グラウンドですね、運動広場、就任されてから行かれましたか。
○町長(山口 禎君) 就任してからは行っていません。
○委員(岡本ひとし君) 管轄外になりますけど、一度今土ざっとどんどん運んでますから、終わってからでも結構ですから一度どういう施設かというのをしっかり、一度町長自身が確認をしていただきたいというふうに思います。
次に、町道等の除草事業についてちょっとお伺いをさせていただきます。町道等の除草作業の報償費200万ほど、次年度も上がるわけでございますが、ちょっと理解が苦しむところがあるんですが、町道等除草作業委託料、要するに町道で各自治区でできない、要するにできないというか、困難なところを業者に委託をするわけですよね。そういう予算ですよね、これ。ということは、この能勢町っていうのは本当にうまくできたところで、本来は行政が責任を持ってやらなければならないところを各区が、これも町道の維持管理も全く一緒なんですけども、原材料支給してもらって町道を整備したり、除草作業も、要するに自治区の方が除草作業をしたりという、本当に言えばほかの市町村ではちょっと考えられないような、本当にうまく行政の肩がわりをしたようなシステムが、うまく構築されたような感じも持つんですけども、反面、この作業をすることによって、いつも町長言われてるように地域のコミュニティーの一つの一環として、各自治区の人がそういう作業をみんな一緒にやることによって、そういう今失われておるきずなとか、住民のそういうコミュニティーの一つの場として私は結構こういう作業をすることによって、私は再構築されるのではないかなというふうに思うんです。これはやっぱりいつの間にか、昔からこういうのはあるようなんですけども、やはりもう少しちょっと費用のほうもしっかりつけていただいて、ほかの部分にも何か反映できるような、そういう予算のほうもつけていただければ利活用が大変活発に、自治区の活動に使うことによって地域の方がいろんな場に参加することによって、やはり閉塞感を打破するまちづくりの一環になるのではないかなというふうに思うんです。これは各自治区のほうに毎年お金が出てますけども、それとは別に、やっぱりこういう作業をすることによって、やはりそういうきずなというのが深まりつつありますので、ぜひとも来年度以降、しっかり予算を組んでいただければ大変ありがたいなというふうに思います。
最後に1点だけ申し上げておきます。今年度も下水のほうに、下水事業の取っかえのほうにまた1億9,700万ほど拠出をするわけなんですけども、現状1億9,000万というお金が下水事業のほうに繰り入れをして、私も前から言ってますように東地域の生活排水、今後どのように行政として計画をされるのか、やるのかやらないのかいうところをちょっとお伺いをしたいと思います。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 先ほど質問いただきました東地区の農業集落排水事業についての件でございますが、これまでも申しておりますとおり、一応基本は集合処理という形で考えておりますけども、地域の意向によりましては個人処理も考えていくということで今のところ考えております。
○委員(岡本ひとし君) まず出発点として下水をやるかやらないかという、やっぱりまず最初の選択が一番最初必要だと思うんです。公共下水をやるのかやらないかというのを、東地域は特に。その後、要するに私は前からも言ってますように合併浄化槽を、やはり普及すべきだと。これだけ東地域も個人設置型の合併浄化槽が普及してくれば、当然、個人設置型の合併浄化槽に向けて、私は進めていくのが一番ベターではないかなというふうに思うんです。これは12月の一般質問でもう質問させていただいたんですが、町長のほうからも東地域の生活排水についてはちゃんとやはり不公平感が出ないように検討していくという回答もちょうだいをしておるんですが、特に東地域の生活排水について、これ町長リーダーシップとっていただけないでしょうかね。住民がやはり、よく熟度の増したとことか、住民の熱意とかよく言われるんですけども、住民さんは熱意はもう冷めてますよ、冷めてます。やはり、行政主導で東地域の生活排水については話を私は進めていかないと、特に東地域については閉塞感が漂うとか、最近特に、もう学校もなくなる、あれもなくなる、これもなくなる、そんな声ばっかり聞きますよ。あるのは警察だけやとかね。そんなこと聞きますわ。やはり、最低限、若い世代が生活していこうと思えば、やはり最低やっぱり生活排水はちゃんと整備をしないと人は住まないです、若い方は。その辺の考え、12月も町長のほうからそういう答弁ちょうだいしておりますんで、あれから何カ月かたっておりますが、協議の結果、町長の再度の認識をお伺いいたします。
○町長(山口 禎君) 請願のほうもいただいておりますので、そういうことについてしっかりと検討していきたいというふうに思います。
○委員(岡本ひとし君) 4年間の任期の間に考えるのではなく、もうすぐにでも、やはり考えていただかないと、最近特にいろんなところ、私もお伺いする機会が最近多いんでいろんなとこ行っても、やっぱり生活排水の話は多いです。ある地域で行ったときなんか、たまたま合併浄化槽の工事してはりまして。町は生活排水何にも考えてくれへんから、もうしようがないわ、やるわ言うて工事してはりました。そういう声が1軒や2軒じゃない、いろんなとこでやっぱり声聞くんで、しっかりやはりリーダーシップをとっていただきたいという思いでございます。部長のほうから何かその件について答弁があるような口ぶりというか、ですので、何か御意見等あればお伺いいたします。
○環境創造部長(森村 保君) 生活排水処理対策、下水道のところでまた議論になるのかなと思っておりましたけども、先ほども町長おっしゃってるとおりでございまして、請願も再度出されている状況、そういった中で検討すると。ただ、委員おっしゃってますように、これそういう議会からもそういう御意見等いただいておりますし、我々としては請願もさることながら、マスタープランの見直しとか下排水の進め方いうことについては常に考えてございまして、やはり今おっしゃってますように、そういった議会からの御意見も踏まえた中で、やはりこれは地元さんなしにはやっぱし、御意見なしには、そう強制的にはいきませんので、その辺も踏まえて地元の御意向等も再度伺いながら検討していきたいなというふうに思っております。
○委員(岡本ひとし君) ぜひとも、私から言えばおくれた地域をしっかり行政がやっぱり責任を持ってリーダーシップを発揮していただきたいという思いで発言をしておりますので、よろしくお願いをしておきます。
最後に1点だけ。民間の建築物の耐震の補助金に関連してなんですが、今回、学校の体育館の耐震、当然、避難施設でございますので体育館をまず耐震をするというのは十分わかるんですが、ここで発想の転換なんですけど、体育館をするなとは言うてないんですよ。要するに、どこの避難所行っても、まず一番最初に避難される施設というのは各住民さんがお住まいの自治会館、すなわち能勢町でいうたら各区の集会場とかお寺とか、神社は能勢町ではちょっとどうかなと思うんですが、やはり各区のやっぱり集会場なんですよね、一番そういう避難所として一番身近に利用されるのは。小学校の体育館が、要するに避難所だから、じゃあ何かあったときに小学校の体育館へ皆さん避難をしてくださいって言われても、住民さんどうでしょう、そこへ行くでしょうか。どう思われます。町長。
○町長(山口 禎君) その状況によってやっぱり違うと思います。状況で、やはり短期的なものであれば、やっぱりそういう集会所行かれるということがあると思いますけど、期間が長ければやはりそういう大きなところへ行かれる方も多いんではないかというふうに思いますけど。
○委員(岡本ひとし君) その大きな災害があっては困るわけですけども、これは待ったなしですよ。いつ何どき起こるかわからない。やはり、身近なそういう安全な施設へ、特にこれだけ高齢者が多くなってくる、すなわち足の便がない方、独居老人、たくさんいらっしゃいます。これは予想以上に能勢町の中では独居老人、足のない方っていうのは、要するに交通弱者と言われる方は予想以上に多いです。これは、町長、町内回られてよくわかってることだというふうに思うんです。やはり、ここで発想の転換でそういう各区の集会所、そういうところも耐震のそういう予算を組んでいただいて、私は耐震を、一挙にいうのはちょっと難しいと思うんですが、やはりそういうことも選択肢の中に入れても問題ではないのではないかなというふうに思う。これ補助金も当然つきますんで、そういうこともやはり十分精査していただきたいという思いなんですが、町長どうでしょう、御見解があればお伺いします。
○委員長(原田 健志君) 今のこの件の話ですかね。今のこの民間建築物の件ですね。民間の分は民間住宅のみっていうのは対象ですよね。
〔不規則発言する者あり〕
○委員長(原田 健志君) ちょっと休憩をとらせてもらいます。
──────────────────────────────
休憩 午後 5時22分
再開 午後 5時24分
──────────────────────────────
○委員長(原田 健志君) では、会議を再開いたします。
○町長(山口 禎君) 集会所が、今おっしゃるような形の対象になるのかどうかっていうのもちょっとよくわかりませんので、少しそういうもんも含めてはちょっと調べてみたいと思います。
○委員(岡本ひとし君) 補助金の対象になりますんで、そういうこともしっかり、一番やっぱり身近に利用できる施設でございますので、ただ単に集会所いうのは集会する場所だけじゃないんですよ。いろんな、いわば多目的に使える施設ですので、やっぱり区民がしっかりと利用できる、そういう施設としてやっぱり私はいろんな形で、耐震だけじゃなくいろんな形で、要するに何かあったときのために備蓄食糧であったり水であったり、いろんなやっぱり支援の仕方いうのもあると思うんで、その辺も考えていただけましたら結構かというふうに思います。以上で、私の質問とさせていただきます。
○委員長(原田 健志君) ほかに質疑はありませんか。
○委員(中植 昭彦君) 何点か質問させていただきます。いつも質問させていただいてます除雪の費用です、凍結防止剤の件です。今年度予算増額していただいて対応していただきました。ことしは、まあまあ雪が少なかったので何とか資材も足りてるのかなと思うんですが、実際のところ融雪剤足りますか、この予算で。
○土木建築係長(馬瀬 師彦君) 融雪剤が不足するかしないかというお問い合わせなんですけども、ことしもかなり積雪が少ないという状況なんですが、ただ今年度におきましてもあらかじめ見通しをした中で不足した状況で実際ございます。ただ、過去には十分全く積雪がなくて足りた状況もございまして、現状では当面この予算で執行していこうとは考えておりますが、年3回程度積雪しますとやはり不足すると考えております。
○委員(中植 昭彦君) いつも言うております、不足すると通行も危険になってくると思います。住民さんもそういうところ御心配されておられますし、観光と絡めた中ででも道が凍ってるとなかなか冬場に観光客が来ない。ことしなんかはかなり寒かったですので、そういうのを警戒されて観光客の方も少なくなってるというふうに聞いておりますし、ですので、その辺の安心・安全を図る意味でももっと対応策を練っていただいて、予算のほうもつけていただきたいというふうな思いもあるんですが、その辺についてお伺いします。
○土木建築係長(馬瀬 師彦君) ただいまの御質問でございますけども、昨年も中植委員のほうから御質問いただいておりまして、といいますのは、町内ほとんどが府道ということでございまして、そういう形で府道につきましては池田土木のほうにその旨を常にもうしておるわけでございまして、町道につきましても今までどおり予算のつく限り対応してまいりたいというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) 不足するというふうな予測の中ででしたら、なるべくそれは予算としてつけていただきたいというのが私の思いです。それもお願いしようと思ってたんですけども、先ほど課長のほうからもありましたように国道も府道も重要な幹線道路ですので引き続き要望していただいて、安全・安心な通行ができますようにお願いしたいと思いますが、答弁お願いします。
○土木建築係長(馬瀬 師彦君) できる限り要望のほうをしていきたいというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) それから、もう1点だけ、平野線の歩道整備、新学校の開校に向けてということで、周辺地域に前町長のときはそういうふうな計画があるということで御説明をされてたと思います。詳細についてはこれから協議していく中で、理解としては示してるというふうな状況だったと思うんです。その後、町長選が行われまして山口町長が誕生されて就任されて、その後、今学校自体がどういうふうな動きになってるというのがわからないっていうふうな御質問も受けてますし、そういうふうな思いを持ってらっしゃる方がかなりいらっしゃいます。学校自体もどうなるかわからないですし、改良工事自体もするのかしないのかというのもわからないというふうな状況だと思うんです。就任されまして4カ月たつわけですけども、方針決定をされましたのできっちりとその辺もこれからの動き、どういうふうに動いていくのかっていうのをきっちりと説明していただいた上で、御理解いただくことが大事なのかなというふうに思うんですけども、その辺のことについてお伺いしたいと思います。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 中植委員がおっしゃるとおりでございます。
○委員(中植 昭彦君) 新しい学校の子供たちの安全の確保ということですので、地元の方も一定は理解されてるかと思うんですが、こういうふうにいろいろと状況が変わってくるとなかなかあれなんですよ、何をどう信じていいのか、どういうふうに動いていくのかっていうのもわからないような状況です。そういうふうな思いも持ってらっしゃいますし、1小1中なのか2小1中なのか、それもわからないですし、1小1中で進める、学校全体が能勢町全体の学校がここに集まるということで全体のことでしたら理解をしていかなあかんなというふうな思いを持ってらっしゃったというところもあるんです。それがどうなるかわからないってなると、なかなかまた信頼関係といいますか、意思疎通を図っていくというのはなかなか難しい部分があるのかなというふうにも思うんです。ですので、なるべく早く周辺地域の方々には説明をしていただいて御理解をいただけるようにお願いをしたいと思いますけども、その辺のことについて町長お願いいたします。
○町長(山口 禎君) そういうふうな形でやらせていただきたいと思います。
○委員長(原田 健志君) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
○委員(八木 修君) まず最初に、先ほどちょっと質問が岡本ひとし委員のほうから出てたクリーンヒルの解体工事がほぼ終わったということで、先ほど杉原グラウンドの話が出ていましたけども、私ちょうど土曜日に歌垣山見るとき一緒にグラウンド跡地を見たら、もう既にきれいに全量土を持っていって整地してある状況でした。なぜわざわざ杉原グラウンドへ行ったかというと、ちょっと問い合わせっていうか投書的なものがあって、クリーンヒルの解体工事で杉原の土を全部持っていってると言ってるけども、業者さんはよそからほかの土を持ってきてるんではないかというような、残土をですよ、足りなくて持ってきてるんではないかということで、ちょっと土曜日クリーンヒルの解体現場を見てきました。ちょっと怪しげなところもありましたけども、きょう吉野区から何かこういう件で御依頼というか問い合わせありましたか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 区長のほうから問い合わせがございました。内容につきましては、残土についてほかから変な土といいますか、物を持ってきていないですかという問い合わせがございました。それに対しまして、そんなことはございませんという回答をいたしました。
○委員(八木 修君) 私は現地見た立場で言えば、ちょっとわけわからん土があるんではないかというところと、受注者じゃない下請業者がいろいろ仕事をされてるということなので現場一度きちんとみはったらいいかと思います。吉野区の区長さん方もそういうお話あったんでされたんだろうと思うんですよ。現状、杉原グラウンドの残土が足りずにか、足りてもよそからもってきてうまいことそこで使い分けをしてるという、杉原グラウンドの残土は意外と真砂土というか赤土ですよね、きれいな土やったけども。下にサンドイッチ的に埋めてしまったらわけわからないから、そういう意味も含めて何か問い合わせがあったもんで、えらい具体的なことがいろいろ書いてあったもんで、いや、どこからどう持ってったということまで具体的に書いてあったものですから、一応受注者に確認して下請業者がどんなところからどんなもん運んだのか。建設残土というのは意外と、特に厳しい規制が幾つかあるかと思うんです。まして公共残土ですよね、今回の発注したやつは。それに民間から持ってきたのをまぜてしまうということはならんことであると思うんです。現地一度御確認したり、特にクリーンヒルはダイオキシンっていうか、豊能郡美化センターの浄化槽汚泥を処理したために大変地域の風評被害も含めてあったということで、その後もずっと継続的にダイオキシンの調査をせざるを得ないような形でやってきた経緯があって、今度跡地がまた変なもんが埋められてるというような話では笑い話では済まないっていうか、何の反省もなしに行政やってんのかということになるので、その点確認いたします。
それで確認お願いしますけども、杉原の残土できちんといけるだけの計算量として、杉原にあった残土を持ってけばきちんと埋められるという計算量、それがちゃんとプラス・マイナス合うてたのか、足りなかったのか余るのかとかいろいろあるわけですよね。最後にクヌギを植えるということになってるわけでしょう。上の段の蒸発するところの層のところは、もうクヌギ植えてありましたけども、下の層はまだピットのところはまだ一部穴があいてるというような形で、下請業者のユンボが4台ほどとまってましたけども、実態はきちんと調べといたほうがいいと思います。ほんで、さっき言うた設計的に、計算的に杉原の残土をある程度きちんと計算して土を持ってけば、プラス・マイナス・ゼロでうまくいくような形やったのか、どうやったのかちょっとわかります。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 設計上ではプラス・マイナス・ゼロでいく予定でございます。
○委員(八木 修君) 設計上そうなってるんならば杉原グラウンドの土がいい土で、よそで使って、よそへ持っていって、変なやかな土をよそから持ってきて下に埋め込んでしまってということになってはならんので、多分、区長さんもそういう思いもあって問い合わせをしたんだとうと思います。ただ、ほんでも単純にやってるはずだというんじゃなくして、言葉で言うんじゃなくして、現地見て、上から見たって今はピットの跡に置いてある土、中に埋まってる土見ただけで、これはクエスチョンつきますよ。すぐにでも見に行ってください、もう対処してるかもしれん。うろうろみんなしてますからね、あそこらあたり、吉野区の人たちも含めて。だから、そこはきちんと対応をしていただきたいと思います。
し尿の関係でもう一度今回確認したいのは、生し尿の処理量が3,400キロリッターというふうに予定が書かれております。前年度が3,950リッターということで、15%ぐらい減ってるんです、生し尿の量が。下を見ると戸数が823戸になってますけど、説明資料107ページですけども、823戸に今回なりますということでやってるけど、前年度858戸ですからマイナス35戸、生し尿のくみ取りが減ったということ。これ35戸が全部下水道の接続ならばいいんでしょうけども、多分そうではなくして空き家になったりとかそんな形のところがほとんどですね。下水道の会計のとこで、そこはまた数字が出てくるんでしょうけども、下水道の接続件数は去年ほとんどふえてないわけでしょう。これを実態でいうと、だんだん1軒の家の人数も減ってきて、し尿の量も減ってきてというそういう循環でどんどん生し尿が減ってくような計算に受け取られるんですけど、実態どういう状況でしょうか。
○地域整備課係長(中 教仁君) し尿の収集量に関する御質問でございますけれども、ここ数年のトレンドを見ておりますと平成11年を境にどんどんどんどんと減っている状況でございまして、25年度の予想についても24年度その実績をもとに予測したものでございまして、若干の減少ということでその数値を上げさせてもらってるものでございます。
○委員(八木 修君) 係長は若干と言われるけども、量として15%ですよ、3,400キロリッターが3,950ですから550リッター減るわけですよ。というのは15%になるんで、微量な減りではなくしてかなりの減り方してるのはトレンドを見てるというんならば、各家の人数が減ってし尿の量が減ったということなのかというと、下の量は35戸しか減ってないということで、全体のし尿の量が減るということは、要はその家の人数が少なくなったということやというふうに僕は単純に思ったんですが、トレンドというんならそういうところまで精査した上で今後の傾向を見ないと、単純に前年度比何ぼやという話ではないですし、同じ環境創造部ちゅうか地域整備課の中では下水道も一緒にかかわってるわけですから、トレンドを見るんなら課全体としてそういう今の現状きちんと把握して、このままどんどん減っていけば生し尿ほとんどなくなってくるという、ほとんどってったら大げさですけど、どんどんなくなってくるような状況になってくると、今まででしたら浄化槽汚泥と生し尿半々でできる新しいし尿処理量場をつくったのに、生し尿ほとんどなくなって浄化槽汚泥だけになるというような話にもなってくるわけですよね。どんどん、先ほど岡本ひとし委員が言われたみたいに浄化槽つけてるうちがまたふえてくるような状況も、行政が対応しないんならふえてくんなら、この状況だんだん悪くなってくるし、人口が減少すれば量も減ってくるという、何かマイナスのスパイラルがここに発生してんのは現実ですので、ここはきちんと把握してないと今後処理施設運営する費用だってばかにならない費用になって、10億近くかけたし尿処理施設なんだったんやと、浄化槽だけなら下水処理場にうまく入れられるような制度をもう少し本当に真剣に考えればあんな費用を使わんでもよかったんではないかなというような話にもなってきますんで、トレンドの話出ましたんで、やっぱり課として全体のことを今、能勢町の下排水の状況がどういう傾向なのかというのをし尿処理とあわせて考えなあかんと思うんですが、部長、御見解だけ伺って。
○環境創造部長(森村 保君) 委員のおっしゃってる趣旨は十分理解いたしますので、そういった面も踏まえて検討すべきというふうに考えます。
○委員(八木 修君) 先ほど、これも岡本委員から出てましたけども、町長、誤解されて、まだ議会のほうは請願は採択してないので請願は出ているだけなんです。それも委員会は全会一致で見直すべきだという形ですけども、本会議のどの段階かわかりませんけど、最後、本会議で、ほかの議会全体でどういう判断されるかわかりませんが、それが出れば、また行政もそれなりの考え、変更、見直し含めて、生活排水処理全般を考えなあかん時期にもう来てるので、流れとしては、委員会全員が賛成している経過ですから本会議でひっくり返ることはないというふうに思いますので、そのあたり今後きっちり原課が出してくる情報を察知して、能勢町の今後あるべきし尿処理や下排水、生活排水含めた形を決めてっていただきたいというふうに思います。
次に、道路のほうに移ります。一つは、先に本来、教育委員会とちょっとバッティングするんで申しわけないけども、国の緊急調査で道路の緊急危険箇所を調査するということで、国土交通省や文科省のホームページには箇所が報告されてるんですね。町も計画したんですが、町道で危険箇所はあるんですか。
教育委員会との兼ね合いと言ったのは亀岡の事故があって、歩道の危険箇所、通学路の危険箇所があって、能勢町は、国土交通省、文科省載ってなかったんだけど、国土交通省のホームページを見ると、通学路の対象箇所等の図面の公表状況、都道府県一覧及び市町村という中で、大阪府は、能勢町は情報公開していますという形で載ってるんです。ただし、大阪のホームページも能勢町もどこが危険箇所か載ってないけども、ここは教育委員会の場所と違うので、町道で、文部省に報告した危険箇所の中に町道の箇所が実際あるかどうかというのを今確認したんですよ。
○地域整備課長(上安 敏弘君) ただいまの御質問でございますけども、教育委員会、土木、または警察等で合同点検をいたしまして、能勢町におきましては点検実施箇所が34カ所ありまして、そのうち29カ所が何らかの対策が必要であるということであります。
〔不規則発言する者あり〕
○委員長(原田 健志君) はい、続けてどうぞ。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 失礼しました。この29カ所でございますけども、これにつきましては府国道合わせての数字でございますので、ちょっと済みません。
○委員長(原田 健志君) はい、どうぞ、続けて。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 失礼しました。町道につきましては8カ所ということでございます。町道については8カ所。
○委員(八木 修君) 29カ所のうち8カ所。
○地域整備課長(上安 敏弘君) はい、8カ所。
○委員(八木 修君) その8カ所どうされるんですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 現場確認をいたしまして、その危険箇所の対応について維持工事等で対策をしてまいりたいというふうに考えております。
○委員(八木 修君) 今回、予算書の説明資料に上がっている何カ所ですかね、線が上がってますね、維持管理箇所、今回上がってる、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10カ所、これの中に8カ所全部入ってるちゅうことですか。
○土木建築係長(馬瀬 師彦君) 8カ所全ては記載されてる路線には含まれてはおりません。本年度、24年度で既に実施した箇所も8カ所には含まれておりまして、来年度、ここに25年度記載されてる内容につきましては、宿野平和台線等のカーブミラー等の対応を行っていきたいと考えております。
○委員(八木 修君) 委員長、ちょっとここ教育委員会とまたがるんで、この報告書も文部省と国土交通省と警察庁が3省合同で発表してるデータなんで、先ほど岡本榮三郎議員も言われたように、国の緊急対策で何ぼでもできるようなことがあるのならば、この9カ所の危険箇所でも、これ全部歩道は無理にしても、逆の言い方すりゃ、今、亀岡市ちょっと走ったらわかるように、もうちょっとした場所でもいろんな対策とってありますよ。補導員が立ってるところもあれば、道路に色つけてあるところもあれば標識があってと、いろんな対策、事が起こらなければならないんじゃなくて、事が起こる前に、すぐ隣であった事件なわけですから、対策とろうと思ったら国だって幾らでも今なら補助金出る、来年も多分うまいことやればやることできると思うんですよ。ぜひそこを町道の立場で、そっちの原課は教育委員会の立場まで理解するかどうかわからないけども、本当に実施するのは道路であるし、府に頼みに行くにしたって窓口が、教育委員会が直接池田土木に行くよりも整備課が土木に行って能勢町の計画と整合さすとかいろんなことできるわけでしょう。教育委員会はお願いしかできないけども、いろんな構想を練ることは原課のほうが可能なわけだから、きちんとやるべきやというふうに思います。見解をまずお伺いします。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 原課といたしましても、できる限り土木関係ということで、こちらのほうから要望等をしてまいりたいというふうに考えます。
〔「要望じゃなしに、自分がやらな」の声あり〕
○地域整備課長(上安 敏弘君) 町道におきましても新たな交付金等の追加要望等がございましたら、その分で追加をしていきたいというふうに考えております。
○委員(八木 修君) 委員長、もう9日は終わってしまうのですけども、教育委員会のときに1回、どこが危険箇所で、どういう対策をしたのか、公表してるって片一方でホームページで上がってるのに能勢町のホームページに上がってないわけですよ。これ、公表状況って書いてあるんですよ、通学路の対策箇所公表状況、都道府県一覧ちゅうことで、大阪府を見たら43のうち10市町が公開してますと、全部で10市町合わせて90カ所ですちゅうて言うてるわけです。あっ、公表済みは90カ所ですと、ちゃうわ公表済みの学校数が90カ所、市町村では10カ所といってここに載ってるんですね、能勢町の場所に。別にでたらめ言ってるわけじゃないんだけども、だから校区別に上げてるわけですよ、学校別に。90の大阪府下の学校が上げてるうちに能勢町が6つ、中学校入れて8つならここに8カ所だし、小学校が全部網羅するんなら6カ所ですけども。そしたら90カ所のうち、もう能勢町はかなりの部分を占めるというか、校区で言えばね。6カ所でもそうですので。
どんな状況か、ぜひ委員長、教育委員会に出さすか、そっちにさっき資料持って何かありそうな形で表を見ながら言うてたので、どういう対策をとるのかも含めて資料をきちんと提出してもらうようにお願いしますけども、教育委員会に言うたら、いや違う、こっちが持ってると言うたらあかんので、今どういう状況で把握してんのかも確認とっときます。
○委員長(原田 健志君) 今言われたことは御理解いただいてますかね。どっちかがあれやったら持っていくわじゃなくってことで、お聞きになったらじゃなくて、しっかりと提出できる状態になってるかどうかも含めて、しっかりと答えていただければありがたいと思いますが。
○土木建築係長(馬瀬 師彦君) 能勢町、通学路の危険箇所につきましては、能勢町のほうも公表してるということで回答しておりまして、この公表の仕方が、公表しているという中身が今、原課といいますか、地域整備課、教育委員会、警察で同じ資料、冊子、位置図と一覧表を持参してる、持ってるということでございます。これにつきまして教育委員会、または地域整備課、警察のほうに、それぞれがそれぞれの場所で、そういう中身を確認することはできるというところで、公表してるということで回答をしております。
○委員長(原田 健志君) もらったほうがいいということを言っておられる。今お話になっておられるのは、それを公開してるってことであれば一度見てみたいということも含めてのお話やと思いますので、ただ、それが余り、ここがほんまに危ないんだということを言い過ぎたことによってふぐあいが逆に出るというような思いがあるのであれば、それは何らか制限かけてもらって見せてもらっても結構ですけれども、特に、それを公開したことによって、ここは危ない危ないとかいうことで非常に何か問題が起こるんでなければ、公開できる内容として、もう出しておられるんであれば少し資料を用意していただければありがたいと思います。今回は、今からどうということでありませんので、あす私どもの教育委員会のほうでもお話を、恐らくかかわってくると思いますから、少しお話をしていただいて、きょうでなくてもあしたのとこでも結構ですし、どの段階でも結構ですので、資料提供をいただければありがたいと思っておりますので、その分に関してはしていただけるかどうか、いただければ。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 教育委員会のほうと話をいたしまして資料提出のほうしてまいりたいというふうに考えます。
○委員長(原田 健志君) 委員、そういった形でよろしいですか。
○委員(八木 修君) いや。
○委員長(原田 健志君) じゃあ、加えて。
○委員(八木 修君) 教育委員会に聞いたら、ぜひしてくださいで事業主体ではないんですね。教育委員会は予算があって道路に安全標識をつけるとか、結局は能勢町の道路を管理してる地域整備課なり、府道を管理している大阪府の土木が、そういう標識をつけたり、道路に色を塗ったり、いろんなことをするわけでしょう。教育委員会は全部してください、すぐにでもしてくださいしかないんです。原課はそれを実行する場所なので、本当にその箇所がどういう形の危険箇所なのかわかりませんよ、いろんな形で対処って、ほんなら全部歩道ができるわけじゃないわけですから、緊急にできるやつでも標識でできるやつ、色を塗るやつ、通学、下校のときに誰かを立てるということだけで可能な場所とかいろいろあると思うんです。多分そう書いてあるんですよ、その表には。係長首振ってはるので、そこまで具体的に書いてあるんなら、片っ方違うとこで公になってるって書いてあって、議会、全協でも報告すればいいことなのに、何かそこらがさっきからちぐはぐなところがあり過ぎて、部長ね、さっきのどこだ、セブン−イレブンじゃないわ、セブン−イレブンか、アドプトフォレストの関係だって報告すればええことを全然報告せずにという、この対応はやっぱり何か、自信持って次から次とやっていって、例えば補助金があるなら補助金を取るとか、そういうことがすぐ動くという行政をみんなが期待しているわけで、やいやい議会から言われた、何か見せろ見せろ言われた、こう言われた、できんことばっかり考えるんじゃなくて、すぐにやれるように考えていただきたいと思う。
町長、どうですかね、この間の質疑聞いて、ちょっと不信に思いませんか。
○町長(山口 禎君) その辺はちょっと是正していきたいと思います。
○委員(八木 修君) 次は、新学校の道路の関係についてお伺いいたします。これもちょっと違ってたら訂正していただければええと思いますけども、本年度の補正予算で減額補正しましたね。一つは、不動産鑑定費用を全額減額補正して、もう一つは、1,700万円の、あっ、1,700万円じゃないわ、1,200万円ですか、済みません。ちょっと正確に言ったほうがかみ合うと思うので。済みません。1,700万円ほど予算してたけど1,200万円減額補正したんですね。今やってる事業に対して630万円ほど繰越明許したという形です。
それで、今回発注した事業というのは物産センターから国道まで、バイパスを前提にせずに歩道をしたときにどうかという事業だというふうに僕は今、先ほどの質疑を聞いてて思ったんですが、発注したのはその内容でよろしいんですかね。
○地域整備課長(上安 敏弘君) そのとおりでございます。
○委員(八木 修君) それで、事業がちょっとおくれているということもあって、一旦これ減額補正で打ち切って、そのできた分だけ、その620何ぼですか、6万か7万という金額だけで一応設計出してもらうということですね、繰り越ししてるわけですから。これはどういう成果を求めるわけですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 成果といいますか、この業務は一時ストップしておりますので、また、その成果をもとに新年度繰り越しした分ですね、とまってましたので、その繰り越した分でまた業務は再開しますので、その繰り越した部分が終わったところで成果が、成果品として出てくるということでございます。
○委員(八木 修君) 本年度の測量設計委託業務1,700万円は何なんですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) この分につきましては用地測量であります。用地買収するに当たっての用地測量等の費用でございます。
○委員(八木 修君) ほんなら私の理解したの間違ってたら訂正してくださいね。1,200万円減額したのは単純に落札残ということでよろしいんですか。業者さんは600何ぼで受けて、まだ成果品を出していないということで解釈していいわけですね。1,700万円近くの予算を立てて歩道の設計をお願いしたけども、落札残で1,200万円浮いたので、その分をそのまましましたと、新年度の予算に上げてる測量費1,700万円は、今度は新たなバイパスをつくるときの測量設計業務という形で新たに上げてるんですと、ですね。前のやつは国道から、バイパスができるのにバイパスどこで曲がるかわかりませんけども、どっかに、国道に出て新しい用地買収とかかかるって言うてるわけですから、せんでもいいわけでしょう、歩道できないわけですから。バイパスつくること決めてるわけでしょう、僕の認識ですよ。バイパスつくるとこ決めてるのに、そこをわざわざ歩道をつくる設計費なんてお願いしなくていいわけでしょう、極端に言えば。何か納得してもらわれへんから。半分とは言わないけども3分の1ぐらいは要は要らないわけですよね。そんなとこわざわざ設計しなくてもバイパスつけるのは決めてんだから、決めてないんですか、ここに用地費上げて買い取り料金まで決めてる、大まかに見ているわけですから。
それで、片っ方で土地鑑定料236万円当初上げてたやつを全額減額して土地鑑定しなかったわけですね、したんですか。同じ金額が減額になってるから土地鑑定しなかったんでしょう。今年度、土地鑑定料って480万円また上げてるけども、今度は、これは用地費の新しいバイパスの分でということなのか、バイパスと今度やる、今やってる、発注してる歩道をつけるやつにあわせて鑑定をするから、236万円ではなくして480万円という大きな金額が上がったのか、何か仕事がうまいことリンクしないんですよね。発注してる仕事と今後行政がやろうとする、バイパスつくろうという行事と、鑑定をどうするのかとか、いろんなところがわからないので、ちょっともう一回整理してもらえますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) ただいまの御質問でございますけども、まず、1つ目の業務、繰り越しした業務につきましては、国道から物産センター搬入口までの分の詳細設計、実際もうやるという設計なんですけれども、ただ、バイパスのほうについては予備設計ということで、まだどういう路線で、どういうふうに国道にアクセスするかいう検討の予備設計、その設計でございまして、そういう業務でございます。用地につきましても、まだその時点では確定しておりませんでしたので、その用地代等につきましても補正で落とさせていただきまして、翌年度にまた新年度予算として計上をさせていただいたところでございます。
○委員長(原田 健志君) 休憩します。
──────────────────────────────
休憩 午後 6時08分
再開 午後 6時15分
──────────────────────────────
○委員長(原田 健志君) それでは、会議を再開します。
○委員(八木 修君) 今の休憩時間の説明で大体概要はわかりました。ほんでも何か最初にちゃんと説明をしないと混乱が起きるというか、さきに補正予算で減額してのときも含めて、全体の流れをきちんと説明しないから何か全体がわからなくなってきたと。
もう一つは、今度は意気込みはわかったのですけど、意気込み過ぎて用地取得費を4,600万円して、さっき1,900平米を、費用ちゅうたら、これ平米単価がすぐ出てしまいます。不動産鑑定せえへんでも行政これぐらい考えてるんやなちゅういうこと、ね、違うん。これ、単純に割ったら2万5,000円ぐらいになったのかな、そやから7万か8万円ぐらいで買いまっせちゅう話にもうなってしまってる行政は。マックスがそんなんかいという話にもなって、具体的にさっき言うた鑑定までした上で予算上げてくるんならまだわけわかるけども、意気込み過ぎてここまで出したら行政はもう平米2万5,000円でしか買いませんよと、あそこは市街化区域で、まして交差点の新しくできるんならそこはそれなりの値打ちも出てくるやろうし、いろんな目的に今後考えられる場所でもあるわけですやんか、交差点ができればですよ。地価が上がる可能性だってあるわけだし、目的用途によりゃあ、能勢の活性化に役立つような施設が建ってくれればいい場所でもあるかもしれないわけで、でもこんな形で出してしまうと、もうかえって今後の交渉、鑑定をする意味があるのかということにもなってくるんですけども、この根拠になった数字は何ですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 金額の根拠をどうして算出したかということでございますけども、近隣の評価額等、概算をいたしまして算定をしているところでございます。
○委員(八木 修君) 単純に一筆だけではないわけですよね。道路際のところもあれば、河川敷のところもあれば、何人地権者いはるか知らないけども、どこで曲げるか、地下バイパスをするかによっていろいろ違う。御商売されてる方もいれば影響出るところもあって、いろいろ権利関係変わってくれば出るけども、何か一概に、単純に計算してこれだけ出しました、行政の思いちゅうのはこんなもんかいという話と、不動産鑑定もせずにこれだけ出してしまうというところに逆に不信感を招くんではないかなということを申し述べておきます。
それで次に、都市計画の関係でお伺いいたします。現在パブリックコメントを求めていますけども、現状どうですか。どういう反応があるのか、ちょっと現状だけ御報告いただけますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) ただいまの御質問でございますけども、パブリックコメントをいたしまして今のところ4件の御意見をいただいておりまして、その中にもマスタープランの中に意見として反映させていただけるもの、また、いただけないものはございますので、それはその折にまた公表のほうさせていただきたいと思います。
○委員(八木 修君) 18日やったかな、締め切りが。まだちょっと時間あるので、パブリックコメントを見られると思うけども、来るかもしれませんけども、でも、基本的に、これはパブリックコメントなので、都市計画審議会の最終の意見陳述、自分の意見述べられる場所でもないですからね、ただ単純に意見を述べて、その意見を集約して、今度は都市計画審議会でもう一回こういうパブリックコメントがあったからっていうのを議論して、次に移りますという最終的な成案をまとめて、その後は公聴会等を開いて意見陳述できる場も設けられるんだろうとは思いますけども、現在、能勢町が都市計画のマスタープランをまとめようというやつは、町長が当初、環境創造部長に指示した線引きを排除しろちゅうな書いてありませんね。町長は指示して可能性を探れと言うて指示を受けたって、12月議会の一般質問で僕、町長から何か指示受けましたかって聞いたら、都市計画の線引きを見直せというところだけは言われてますという答弁をされたんだけども、覚えてはらへん。各部長に町長から何か指示されましたかと言うたら、都市計画の線引きを見直せというところを指示されましたと部長は言われたんだけども、忘れはった、僕はそう覚えてるんだけども、ええです。
その上で、もうこの都市計画のマスタープランは、もう市街化を見直すこと、線引きを見直すとか、そんな話ではないわけですね、どう読んだって。地区計画をつくりますと市街化を促進する以外は、それ以外の地域は地区計画を考えてもらうとしか、ここ書いてないわけですね、読んでみるとそこしか書いてないので。市街化調整区域に関しては既存集落の人口減少や少子高齢化の進行などが見られ、地域コミュニティの維持につながる土地利用が求められますということで、それを推進するには地域住民と共同の地区計画をということが書かれているだけなんですけども、もうこれをするとマスタープランができ上がって、能勢町の今後の都市計画のマスタープランができ上がれば、もう町長、当初はイメージしていたような線引きをなくすということは、もうこれ諮問して答申を得る段階になってるわけですね、もうほぼ成案に近くなってきて。今さらそこにもう一回線引き見直せってできないし、前回の一般質問で岡本榮三郎議員と議論になったように、ほぼ不可能ですよね、法律的にも。
もう一つは、一番でかい、3大都市圏の今からの線引きの見直しちゅうか、線引きの廃止なんてほぼ不可能やちゅうのはもう決まってるわけですから、これはもう今年度決定する能勢町の土地利用のマスタープランというのは、そういう意味では、ここ数年急にひっくり返るような形ではないちゅうか、能勢町の今後のまちづくりちゅうのは線引きでどうこうという話じゃなくして、能勢町を活性化しようと思ったら市街化地域に人口を張りつけるか、既存宅地や既存集落の中に地区計画を立てて、そこに人口を張りつけるような何だかの絵を地域で立ててもらうしかもう方法はないということですね、このマスタープランができれば。それの確認なんですが。
○環境創造部長(森村 保君) 結論から申しまして、もう八木委員おっしゃってるとおりです。
思い出しました、町長から指示を受けたいいますかね、たしか八木委員、各部長に町長から何か公約、方針というか、的なことで違ったことはありますかと、違ってることがありますかという問いやったと思うんです。その中で、私、あのときありますと答えました、確かに。何ですかと、市街化調整区域、市街化区域の見直しの件ですと。したがいまして指示を受けたとか、そういう答弁の仕方はしてないと思うんですけど、ちょっとそういう思いです。
それと、おっしゃってる都市計画のマスタープランの見直しの件については、もうおっしゃってるとおりです。ただ、町長も就任されていろいろお話をさせていただいてる中で、そうするとやっぱし先般の一般質問の御答弁にもありましたように、現時点では非常にハードルの高い部分であるというふうに理解をしてるという旨の御答弁をされたやに記憶してございます。ですんで、現時点におきましては、なかなかやっぱし区域区分の見直し云々については、非常に高いハードルであろうかと思います。
今回、マスタープランの背景になりましたのは、やはり大阪上位計画である大阪府の北部大阪都市計画のマスタープランの見直し、そしてまた、第5次の本町では総合計画の策定、その背景を受けてしてございますので、それに基づいた形ということになろうかと認識をしています。
○委員(八木 修君) 主体となるのが地域整備課なのか、企画をやる活性課なのかわかりませんけども、今後、地区計画を具体的に本当に考えていかなけりゃ活性化なんてないわけですよね。それ以外で活性化する要素は市街地に張りつけるしか人がないわけですから、そしたら、やはり地域整備課がそういう地区計画の状況や何かも含めていろんなことをこれから調査するなり、考えていかないと、部長言われたように北部大阪のやつは平成21年ですかね、3年ぐらい前にもう確定してることであって、それは変わることないんですよね、そこの上位でもう決めてるから、あれは市街化区域を広げるかどうかちゅうのを議論してるだけで、駅から何メーター以内とか絶対認めへんでと言うてるから、ほとんどのとこできなくなってしまってるような状況で、それをまたまとめた大阪府の上位計画も上にあるという形で、法的には先ほど言われたみたいに、もう3大都市計画はほぼ無理に近いわけですから。
そういう今の状況を考えると、やはり地域整備課がそこの主導権で、いろいろなことを考えるのか、それとももう企画の話だからという、この都市計画を今から最後マスタープランまとめるに当たって単純にこうですよじゃなくして、このマスタープランで見える絵ちゅうのがあるわけでしょう。都市計画ちゅうやつですから絵があるわけで、こういうまちづくりをしましょうという絵がなければならないわけで、右肩上がりのときは好きな絵描けたわけですよ。でも右肩下がりの今の状況の中で市街化区域が広がる要素もないし、能勢町の場合は、まして今の市街地すら開発が進まない状況なわけですから広げることはないわけですけども、しかし、マスタープランから見える能勢町の次の姿というのを出さなけりゃマスタープランじゃないんかということ。このマスタープランを見る限りにおいて、能勢町のこの先の未来が見えますかちゅうたら何か見えますか、部長。
○環境創造部長(森村 保君) 将来像はこういうものであるというのは見るのは結構厳しいところがあるなと思います。
○委員(八木 修君) 唯一トンネルのことが書いてあるだけですよね。それ以外今までと何の変わりもない、まして市街地に何か具体的にこうするなんて構想も一つも書いてない。何か全然夢がないマスタープランちゅうか、マスタープランではないんではないかと。それから、いや、僕もそれを書こうと思ったけども、意見として一つ入れといて、審議会。マスタープランちゅうのは夢なんですよ、こういうまちづくり、このマスタープランに合わせて計画を立てていこうちゅうのがマスタープランでしょう。先に見える夢がないんですよ、ここには。能勢町をどうするかって。町長は夢があるわけですよ、活性化したい。その夢とか、第5次総合計画ではこうしたいという夢をきちんと入れて、それを実現するような計画にどっかで一致させなければならんのじゃないんですか。いろんな、頭に上位の法律がこうなってる、ああなってるとか書いてるけども、何にも合ってない、ちょうど前町長が諮問したときと状況が変わってるのなら、新町長の思いが、審議会でもう一回、ちょっとそういう意見も入れた能勢町にふさわしいようなマスタープランをここに描かないと、新町長が幾ら夢を言うたってマスタープランにここまでしか書いてませんちゅうたらそれまでになってきて、これを一旦見直そうと思ったら何年もかかるんですよ、審議会開いて上のほうでも、最後これ書いたやつをまた大阪府で認めてもらわなあかんわけですし、手続上は。すごい時間と労力かかるもので、ならば今、新町長が誕生したのならば、マスタープランという夢のプランではないけども、今後の能勢町のあり方がこのマスタープランを見ればわかるんやという、第5次総合計画と整合してるし、能勢町のまちはこういうまちであるというのがわかるような、そんなマスタープランにしてほしいと思うけども、どんだけ僕が、読んだけども夢も希望もないというか、ぜひそこをしなければ意味がないと思うんで、諮問の出し直しちゅうのは可能なのかどうかわからないけども、ここまで来て、ほんでも上位の法律は別に北大阪の変わらないわけですから、それを変更することもないわけですから、少し夢があるような、まだ総合計画のほうが夢がありますわ、いろんなこと書いてあるから。でも、これだけを見るとちょっと夢がなさ過ぎる。まちづくりの基本的なところちゅうか、これ、ハード面のまちづくりですから、ソフト面のまちづくりも総合計画には入れてあるけども、ハード面のまちづくりで、もう少し絵を描いていただきたいと思うんです。その思いがぜひ通じなければ、こんなもん労力かけた意味があるのかというような気がしてならんので、部長の御見解まずお聞きします。
○環境創造部長(森村 保君) 確かにおっしゃらんとしておられることは理解するわけでありますけれども、今回、このマスタープランの見直しも初めてではございませんで、先ほど来申し上げてます上位計画の変更を受けてのものでございます。もう御存じかもしれませんが、他市町村のマスタープランいろいろあります。本当に具体の、今、議員がおっしゃってるようなところまで記されているマスタープランもあれば、本町が今定めていこうとしている基本的な事項のみのマスタープランもあるわけであります。こういうものにしなければならないという規程もございません。ただ、本町としては、これまでのマスタープランの中でも踏まえ基本的な事項にとどめるのみにしてございます。議員おっしゃってるのは、そこにいろいろ肉づけをして、いわゆる町のビジョンというものを示していこうとすれば、それはもう総合計画しかりでございますし、町全体のあらゆるところのいろんなアイデアを集約した形でのものをしなければならないと考えます。それを地域整備課の中でまとめてやろうといたしますと、正直なところ相当の時間も要しますし、我々としては基本的な事項、今後考えられる、おっしゃってます道の件でございますとか、いうところのもののみにとどめさせていただいてるという考え方で進めさせていただいているというところでございます。
○委員(八木 修君) 町長、今、私と原課の議論を聞いていただいて、やはりこれではと思われたんではないかなと思うんです、これからまちづくりしようというところに、一番小手先のところに発表をされるマスタープランは夢も希望も余り見出せない、何かありきたりなこと書いただけですという形で、これは前町長が諮問したからという形でなく、結果的には答申を受けるのは町長で、それを受けて具体的にこれ実践するんだけども、町長が思ってる実践するような内容は、ここには何も書かれてないんですよ、実践したい内容が。だから、やはりそこは一度戻れるのかどうかはわからないけども、審議会の中でも議論して、パブリックコメントを受けた段階で次の提案という形で、次審議会でまとめる中で、もう少し色つけようやという意見が議員の中から5名も出てますからね。次やるときには、もう構成員が変わってしまってるかもしれんわけですよね。あっ、3月の末にもう一回あんのか、は現有の委員でやられるわけだけども、それはパブリックコメントの意見を発表して、それに対して皆さんの意見聞いたら次まとめるわけでしょう。それは多分4月の頭にあるわけではないですから、都市計画審議員は、新たに議会の構成員は半分ちゅうか、5名のメンバーはどういうふうな構成になるかわからないし、全体の中の議員の構成数ちゅうのは3分の1ぐらいいてるわけですから、都市計画審議会の委員ですよ、5名いてる関係で。そういう意味では、やはりいろんな協力を得れば、もう一回これを見直そうちゅうか、手直ししようかという話は可能性としてあると思うんで、町長はぜひ、もう一回これ本当に読んでみてください。こんな事務的なこと書いただけでマスタープランですと言って表に出るよりも、中身のあるほうに時間かけて、もう一回町長が思ってるような形が可能かどうかは別で、町長はもう諮問してるんで町長の意見が言えるわけではないけども、審議会にちょっと意見言わせてくれということは可能だろうし、新町長の思いとして伝えて審議してるけども、今こういういろんな状況が変わってきてるし、もう少し具体的なことを示すようなものにしてほしいというお願いは追加でできないかなと勝手に思ってるだけで、そういうことも踏まえて、形式がないのなら法的にこうこうこうしなさいちゅうな後ろのほうではあっても中間ではいろいろ考えられるし、内容もそんなにしゃくし定規に決まってないと言うんなら、そこは一度御検討なされて、ハード面のマスタープランですから、都市計画ってのはあくまでもハード面で、ソフト面はなかなかここに入れ切れませんから、第5次総合計画と整合し、町長の思いも少し審議会の委員の皆さんにも伝わるような形で、もう一回手直ししてもらうということをぜひ考えたらどうかと思いますので、御見解あればお伺いして終わります。
○委員長(原田 健志君) ぽんと言うてしまってえらいことになったらあれなんで、後でまたしっかりとお話しされても結構です。その結果でも結構ですし、もう言わはるら言うてもうても結構ですし、その辺はお任せいたします。
○町長(山口 禎君) 今、八木委員御指摘のところ、もうちょっと部長と相談します。
○副委員長(谷 義樹君) 時間遅いし、もうちょっとやめとこう思うてんの。今、八木委員からあった質問に絡めましてちょっと。
12月に実は都市計画審議会がありまして、そのときに議事録の最終確認が送ってきました。私、そん中で本当はちょっと一言言いたかったんやけど、そのままでオーケーですと言うてしもうたんやけども、実はその審議会のとき、山口町長の、今、八木委員がおっしゃってたような形の、一定の町長からの発信があるかなと私は思うとったんやけども、それないままで終わって、審議会の流れとしては、今、委員おっしゃってる上位計画の関係で、もうこれどうしようもないと、唯一できんのは地区計画の中で一定の能勢らしさを反映できないかということで、それについては今後十分生かしていただきたいという意味の発言を私やらせてもらいました。実は、その議事録にはそれ多分載ってないと思います。確認があったときに、その記入をしてもらうように働きかけをしなかったので。ぜひとも今回そういう経緯もあるし、その発言、多分どっかに議事録残ってると思いますんで、そういうことを復活させていただくと、そのときの話でも、決してそれ書いたからいうてできるもんじゃないということは十分理解した上で、それでもあえて法律の世界やからどっかに抜け道があるはずやと、だから能勢らしさを発揮するような地区計画のあり方を検討してくださいということは多分私発言した記憶がありますんで、その点ちょっとお願いしときますし、ちょっと当時のことに対する記憶がありましたら、思いを語ってもらえますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 先ほどの御質問でございますけども、能勢らしい地区計画いうことで御発言をいただいた件につきまして、もう一度ちょっと確認をさせていただきまして、議事録のほう、また訂正させていただきたいというふうに思います。また、それぞれ御意見いただきましたとおり、地区計画につきましても能勢らしさの生かせる地区計画をまた検討していきたいというふうに考えております。
○副委員長(谷 義樹君) その地区計画についても、あえて要望として出しただけで、今の現状でいけば、地区計画、せっかくそのとおり答申を認めたとしても能勢としてはどうしようもないという、そこまでの説明の中での審議やったと思います。これも28日にね、今月、審議会、連絡もうてますんで、そこでぜひともはっきりした、そういった答えもあわせていただきたい思います。よろしくお願いします。
○委員長(原田 健志君) ほかに質疑ありませんか。よろしいですか。
時間がこういう感じの中でですが、ちょっと私のほうから聞きたいというか、誰もお聞きにならなかったので、2つほどあります件と、要望的な分が1つございますのでちょっと聞いていただきたいんですが、私、数とかをずっと控えてきてる中で、し尿処理の分なんですけども、従量制の分の戸数とかを見てたら、ずっと前からは852で推移してきてて去年816に減ったんですけども、また852に戻ってるんですけど、何かそういう事情があったんかどうかっていうのも、ちょっと何か前の数にまた戻っておるので、どういうことやったんかなというふうな思いが一つ、単純に全く同じ数になっただけやったらそれで構わんのですけど、何か、その分で少しという思いがあるのですが、また何かあればで結構ですけど。
○地域整備課係長(中 教仁君) し尿の収集における従量制の戸数の増減についての御質問でございますけれども、その設定いうのは、前年度を実績をもとにしまして、ほぼ同数ぐらいで見込んでまして、従量制に関しましては、昨年度が多かったらまた昨年度並みにふえますし、減っとったら減るというようなことで、前年度の実績数値を基本に当初予算の数値を決定しているものでございます。以上です。
○委員長(原田 健志君) それで結構ですねんけど、一昨年までが852で去年は816だったもんですから、また852に戻ったので何かそういう従量制をされたとこのやつが件数がふえたりとかしてるんかなという、そういう何かちょっと思いがあっただけの話ですので、それはそれで結構です。
もう一つというのが、ことしの分では皆減になってる部分の件なんですけど、橋の整備の部分ですねんけども、たしか去年の説明か何かのときに7橋ぐらいを10年間で改善していこうと思ってる予定があるんだという話をしてはって、そのときの橋の分に関しては、クルミ橋でしたかなという橋を今は直しておりましてという中でおっしゃってたように思ってるんです。一昨年になってるのかな、去年の分だったかちょっと控えてるだけの話でちょっとあれなんですが、それが10年間で7橋やって言うてたら、ある程度1個でき上がったら、何か次のまた予算を上げていかれないと数が合うてこないような気もするんですけども、次の分というか、また順番に改善すべしと言ってた橋に関しては、これから先も予定はちゃんと組んでおられるのだと思うんですが、今回は載ってないだけやと思いますけどということで、計画どおり進めておられるのかどうかだけをまず聞きます。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 橋梁の修繕の件でございますけども、24年から毎年順次修繕をしていくという計画でございまして、このクルミ橋については24年、25年ということで計画をしておりましたところ単年度でいけるということで、25年度については少しあくということで、26年度からはまた順次財政協議をいたしまして進めてまいりたいと思っております。
○委員長(原田 健志君) 橋の名前とかも出ておりましたので、しっかりと進めていただきたいと思います。
最後の分、どっちかいったら要望的な話になるのですけども、きょうここへ来させてもらうときに、大分大阪峠のところ葉っぱが降り注いだような状態になっておりました。その前のときも、大分前なんですけども非常に大きい丸太が道をふさいだ形でとまっておりました。僕は、たまたま自分が先に通ったと思うので横へよけましたんやけど、非常に電柱サイズの木が丸々道を塞ぐような形で倒れておりました。横へはどけときましたんで通れる状態でありますし、危なくはない状態にはしときましたけども、たまたま走ってるときに上からであったら大きな事故になった可能性もないではないと思いますから、実際に倒れてみて、そこに道をふさいでからが問題点といえば問題点なのでしょうけども、きょうの様子を見る限りでは、ちょっと大分あの辺の木というのは傷んでるようにも思いますので、一度危ないものがあれば早目に前もって処理をしておかれたほうがよいではないかとは思っておりますんで、一度、課長のほうも恐らくその道通ってきょうは来られたんだと思いますので、わかっておられると思いますから、ぜひ危ないところがあれば処理をしといていただければありがたいと思っております。これはあくまで要望ですので、お答えがあれば。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 多分、大阪峠の件ということでございますけども、きのうの突風でかなり道のほうが葉っぱ等で散らかっておったというふうに思います。また府道でございますので、池田土木のほうにその旨を伝えておきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(原田 健志君) はい、よろしくお願いしまして。
ほかに、特に質疑もないようですので、これで地域整備課関係についてを終わります。
お諮りします。本日の会議は、これで延会したいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○委員長(原田 健志君) 異議なしと認めます。
本日はこれで延会いたします。
念のため申し上げます。3月12日の委員会は午前9時30分より再開いたします。
どうも御苦労さまでした。
──────────────────────────────
延 会 午後 6時47分
以上、会議の経過を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
能勢町議会
環境教育常任委員会
委 員 長...