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平成24年環境教育常任委員会(9月14日)

  • "農業振興調査研究業務"(/)
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  1. 能勢町議会 2012-09-14
    平成24年環境教育常任委員会(9月14日)


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    平成24年環境教育常任委員会(9月14日)   ┌───────────────────────────────────────┐ │        環境教育常任委員会記録                    │ ├─────┬─────────────────────────────────┤ │     │平成24年 9月14日(金) 午前 9時30分 開会       │ │会議日時 ├─────────────────────────────────┤ │     │平成24年 9月14日(金) 午後 4時45分 閉会       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │場所   │能 勢 町 役 場 議 場                    │ ├─────┼────────────────┬────────────────┤ │     │委員長     原 田 健 志 │委  員    八 木   修 │ │出席委員 ├────────────────┼────────────────┤ │     │副委員長    谷   義 樹 │委  員    中 植 昭 彦 │ │出席7名 ├────────────────┼────────────────┤ │     │委  員    岡 本 ひとし │委  員    中 西   武 │ │欠席0名 ├────────────────┼────────────────┤ │     │委  員    岡 本 榮三郎 │                │ ├─────┼────────────────┼────────────────┤ │傍   聴│副議長     長 尾 義 和 │議  員    美 谷 芳 昭 │ ├─────┼──────┬─────────┼──────┬─────────┤
    │     │職    名│  名   前  │職    名│  名   前  │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │町長    │ 中   和 博 │土木建築係長│ 馬 瀬 師 彦 │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │地域整備課 │         │ │説明のため│副町長   │ 上 森 一 成 │      │ 中   教 仁 │ │     │      │         │係   長 │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │教育長   │ 前 田   滿 │教育次長  │ 瀬 川   寛 │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │出席した者│      │         │こども未来 │         │ │     │総務部長  │ 東 良   勝 │      │ 渡 瀬 正 幸 │ │     │      │         │課   長 │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │総務部理事 │ 吉 井 淳 司 │教育総務係長│ 岡 村 雅 人 │ │の職・氏名├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │こども未来課│         │ │     │環境創造部長│ 森 村   保 │      │ 百 々 孝 之 │ │     │      │         │係    長│         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │子育て支援 │         │ │     │地域振興課長│ 藤 原 伸 祐 │      │ 西 村 由紀子 │ │     │      │         │係   長 │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │淨るりシアタ│         │保育所総括 │         │ │     │      │ 松 田 正 弘 │      │ 古 嶋 富美代 │ │     │ー館長   │         │主   任 │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │産業振興係長│ 大 植 信 洋 │学校指導課長│ 後 藤 るみな │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │学校指導課 │         │ │     │美化衛生係長│ 奥   成 久 │      │ 遠 藤 克 俊 │ │     │      │         │参   事 │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │地域整備課長│ 上 安 敏 弘 │生涯学習課長│ 前 田 博 之 │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │地域整備課 │         │      │         │ │     │      │ 西 栫 浩 美 │会計管理者 │ 福 原 仁 樹 │ │     │参   事 │         │      │         │ ├─────┼──────┴─────────┴──────┴─────────┤ │付議事件 │別紙のとおり                           │ ├─────┼──┬────────┬──┬───────┬──┬───────┤ │議会事務局│  │        │  │       │  │       │ │     │局長│ 中島 吉章  │係長│ 岡  康一 │書記│ 田中 朋子 │ │出席者氏名│  │        │  │       │  │       │ └─────┴──┴────────┴──┴───────┴──┴───────┘      ──────────────────────────────               開 会 午前 9時30分 ○委員長(原田 健志君)  挨拶 ○町長(中  和博君)  挨拶      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  では、定足数に達しましたので、環境事業教育常任委員会を開会します。  直ちに会議を開きます。  本委員会に付託されました認定第1号「平成23年度能勢町一般会計歳入歳出決算認定について」に関し、環境教育関係を議題とします。  本件について、まず環境創造部関係について質疑を行います。  念のため申し上げます。質疑は一問一答方式で行います。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員長(原田 健志君)  休憩いたします。      ──────────────────────────────               休憩 午前 9時33分               再開 午前 9時34分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  では、会議を再開いたします。 ○委員(岡本榮三郎君)  23年度予算に対する決算ということで、23年度のこの主な事業として取り組んでこられたことに対して、ちょっと何点か成果を聞きたいと思います。  まず、この成果報告書にのっとってお聞きしたいと思います。41ページ、能勢栗の振興事業ということで、昨年はこの栽培技術講習会、2回、6月と2月に行われて、ことしというか、23年度は5回、その倍以上開催しておるんですけども、受講者は昨年に比べて8名ふえたということで、苗木のほうも昨年は152名の方がことしは118名という形で、また本数もわずかにふえた程度でございますが、この講習会の開催数が多い割に受講者数が少なかったんはなぜなんでしょうかということで、やっぱり苗木の購入者数も本数も減ったのは何かわけがあるんでしょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  お答え申し上げます。  回数につきましては、2回から5回ということでふやしました。その時期時期に応じたカットバックであるとか剪定なんかの講習をしましたので、回数が分散いたしましたので、少し人数がその分減ったのかなという感じはいたしております。1回目受けられた方が、同じ内容のところも少しありましたので、そこが人数が減った原因かなというふうに考えております。それから、苗木の購入補助につきましては、本数的にはことし2,000本でございまして、その前年度、22年度は2,191本ということで、そんなに大きな変更は、数の増減はなかったのかなというふうに考えております。以上です。 ○委員(岡本榮三郎君)  この事業はずっとこれからも継続されていくんでしょうね。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  一定5年なりというところをめどに事業はしておりますけれども、出席される方の御要望なんかも聞きながら、継続につきましては検討をしていきたいと考えております。 ○委員(岡本榮三郎君)  続いて、その下の主な事業として取り組まれた農産物の出荷推進事業費で、農産物の安定生産と農産物の品質向上を目的として栽培講習会を開催されて、ことし4回、延べ47名、昨年は7回でしたんですけども、4回に減らして、延べ受講者も昨年は80名だったのが半数の47名という、回数が少ないから当然受講者も少なくなったんかと思います。そういった中で、パイプハウスの導入事業2件、これは昨年1件だったんですけども、1件だけ23年度はふえたということなんですけど、昨年のこの決算期のときに、ちょうど去年の9月ですね、来年は一つ大いに工夫をするということで、23年度のこの予算のときに、この事業については、このまちの特産を一つ考えて、そういった特産に対する補助をするようなことにしてはどうかというふうな意見も出ておったと思うんです。ことしはそういったことを考えられたのかどうかということと、来年以降はどういう思いなのかということをちょっとお聞きします。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  特産につきましては、6次産業化にたけた講師の方をお呼びして、そういった講習会を開催をいたしました。そういうことから少し特産品に向けたヒントになればなということで開催をしたところでございます。今年度、24年度につきましては、どういうんですかね、特産品ということで、黒五葉というものを、それから紅はるかという、これは芋でございますけれども、そういった品種を奨励して、町のほうと物産センターと協力をいたしまして、種の配布なんかを行ったところでございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  ちょっと知識がないもんですけど、この黒五葉とか紅はるかというのはサツマイモの種類……。     〔「黒五葉は豆、黒豆」の声あり〕 ○委員(岡本榮三郎君)  ああ、黒豆。わかりました。  続いて、42ページ、これ全部23年度の主な事業をずっと追っていきますので。  ふるさと雇用再生基金事業として、物産センターにおけるこの販売促進員ですね、雇用の創出を図ったと、こう書かれてます。それとともに、その生産の拡大及び品質向上に向けたそういう企画ということも書かれてるんですけど、どれくらいこの販売の促進とその生産の拡大があったのかということをお聞きした上で、特に能勢町、いつも私、いつもいうわけやないけど、たまたま見に行くんですけども、昼からほとんど商品ありませんわね。そういった中で、生産の拡大にこういった事業がどれだけ役立ったか、また要素としてどのようなものがあったためにそうなったということをちょっとお聞きしたいと思うんです。というのは、再生基金として委託料が昨年は286万だったんですけど、ことしは368万7,000円の資金を費やしてますので、そういったところを、特に生産の拡大にどのように役立ったかというところを重点的にお聞きしたいと思います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  生産の拡大というところでございますけれども、まず売り上げといたしましては、前年度が5億弱でありましたけれども、23年度は5億2,000万円ほどということで、一定の販売の拡大を見たところでございます。拡大というところになりますけれども、昨年その雇用創出でお願いした方は、今、準社員で働いておられますけれども、そういった方が中心となって、のせのせカレーとかいうことで、能勢町の野菜を使ったカレーなんかをつくっていただきました、新商品としてですね。それに伴いまして、物産センターで、自分のところでつくっておる野菜をそちらのほうに回したということで、その野菜の生産量については、なかなかこれ一気にふやすことはできなかったわけでございますけれども、そういったことで、自分のところでつくったものをレストラン部門の商品なんかに生かして、売り上げ増に貢献をしたというふうに考えております。 ○委員(岡本榮三郎君)  これは決算のことですので、将来的なことをいろいろ聞くわけにもいきませんねんけども、私がいつも思うのには、やっぱり、どういうんかな、あるお金で行政をするのとはまた違うと思いますけど、ある程度自分の小遣いが入ったらもうそれでええわというような感覚でされてるとは思いませんけども、農業されてる方はね。やっぱり楽しみで、能勢行きゃあ道の駅に新鮮ないろんなもんがあるんと違うかと、こういう思いで来られてるんですね。  僕らも、午前中行っても、11時ごろ行ったらもう大半が売り切れてしまうような状態もあるし、昼から行ったらもうそこらじゅうある棚がみんなもう何も乗ってないというんかね、ほんで、みんなどんな顔して帰ってはるかな思うて人の顔をよう見とったら、何かがっかりしたような、何も買うて帰るもんないわという形で、いつ行ってもあるような加工品とかね。あんな姿見てたら、せっかくいいそういう物産センターがあるのに、やっぱりもう少し、農業されてる方はいろいろと大変でしょうけど、やっぱり能勢行ったらこんな楽しいこともあるで、帰りに物産センター行ったら新鮮なもんいっぱい買って帰るでと、そういうやっぱり、どういうんかな、また行こうかというね、誘って、奥さんどうや、きょうも行こうか言うたら、そうやね、こないだ安かったねとか、その楽しみがね、結局1回来たらもう二度と来んと、これは勝手に僕が思うてるか知らんけどね。  僕ら近場におっても、30分待って行かんと、一遍にもう1時間おくれたらもうほとんどなくなるような、買い占め業者みたいな人がいてはってね、あれではちょっと都会から来て能勢楽しんで帰ろうか思うてはる人にはちょっと申しわけないなという思いで、いつも帰り間際に何も買って帰るもんない人の顔見とったら気の毒に思うんですけど、そういったことも一つこれから考えて、なかなか大変なこととは思いますけど、せっかくこういう事業をされてるんですから、そういったところで生産拡大につながって、昼から行っても能勢の物産センターはええとこやでとか、いろんなもんがあるでというような、そういうふうなことに、目指して頑張っていただきたいなと、これは希望です、思います。  その下、42ページの農業振興調査研究業務費という形で、これも本年、委託料を300万使って、農業基盤の強化ですかな、取り組むという形で、この研究を通して将来像を実現するために、その研究の結果として農業基盤の強化に取り組むことが必須であると、こういうふうにまとめておられますけれど、この調査業務費が実りあるものとして今後なっていくために、この調査を終えた現在ですね、来年度以降、この具体化を図ることと思われますけれど、調査の結果、評価と今後の展望があれば、これだけの委託料、300万使って本当に有意義やったとか、いろんなことが見えてきたとか、今後やっぱりこの農業基盤に対してこういう方向で行く必要があるということを実感したとか、いろんな思いがあったと思うんですけど、そういったことを聞きたいなと思うて、それがまた次年度の参考になればいいなと思うたりしますので、ひとつこの研究費、300万使ったその評価ですね、それとあわせて、できたら今後何か参考になることがあったらお聞きしたいと思います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  この事業の評価ということでございますけれども、農家さん、千数十戸ございますけれども、そこにアンケートをお送りして、60数%の回答がございました。その中で今現在の農家さんが考えておられる状況というのがつぶさにわかったというところがまずもって大きな成果だというふうに考えております。その中で課題となるのが今後見込まれるその遊休農地の増加というところでございますので、それに向けた課題の解決に向けて今年度も検討しておるところでございまして、まずもってそういう耕作放棄地になるであろう土地、なった土地を借りたい方に譲り渡すような枠組みですね、円滑化事業と申しますけれども、そういったものを構築することが最優先であろうなというふうに考えております。その中で、そこで拾い切れない事業については、農地については公社的な組織なんかでそこをフォローしていくということが今後求められているのではないかというふうに考えております。以上です。 ○委員(岡本榮三郎君)  決算の会議ですので、あんまり細いこと言うてもしゃあないんですけど、確かに69%の回答がありましたけども、能勢の農業者の80%は兼業農家というふうに理解してるんですけど、だから69%の回答があって、いろいろと必要がないというような内容がたしかたくさん、80%ぐらいあったかな、その空き地のいろんな改善に対してもね。でも、やっぱり兼業農家さんが必要ないという、この数字だけで、ああ、必要がないんかというふうに、数字でやっぱりごまかされてしまったら何もできませんので、そういったことも勘案して、今後の取り組みをしていただけたらありがたいかなと思います。  次に、43ページ、いつも聞いてる内容になるんですけども、獣害対策の事業費ですね、この成果、捕獲台とかアライグマとかヌートリアとか、それから鹿とかイノシシとかいろいろあると思うんですけども、こういった成果とともに、以前少し話が出てたけれど、この広域、難しいですけど、やっぱり能勢の、どういうんですかね、高齢化になってくる中で、そういうやっぱり猟をされるというんかね、そういう方も年々少なくなってくる中で、やっぱり能勢だけでこういう事業を、対策されても、やっぱりよそから入ってきたり出ていったりしますんで、そういった広域との連携について、その後何か進展があったんでしょうか、現状、以前のままでしょうか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  広域との連携ということで申しますと、その広域の中核となるのはやっぱり大阪府になるかと思いますけれども、そういった広域の会議ではそういう働きかけはしておりますけれども、残念ながら具体的に進んでるという状況にはございません。ただ、本町としても、より具体的に要望なりしていく、研究をしていく必要があるということで、本年度では、24年度ではございますけれども、若狭地域でやっておられます広域で取り組んでおられる施設なんかを視察に行って、その現状なんかを確認をしてきているところでございます。以上です。 ○委員(岡本榮三郎君)  アライグマとかヌートリアとか鹿とかイノシシの成果は昨年と同様ぐらいの実態ですかね、それは成果は書いてないんですね。まあいいですわ。  その下、里山再生の支援事業費、これことし、今年度、23年度からいわゆるこの森林整備事業、それから里山再生整備事業、それから桜の植樹の推進事業、こういうのを皆統合して、一つ里山再生支援事業という一本化されてるわけで、その中で森林整備支援里山再生支援という2つの事業をされたわけなんですけれど、この支援事業として、ここにはこういうことをしたと書かれてるんですけど、もう少しこれを具体的に、こういう今までの3つの事業を統合して再生支援事業としてやった中で、こういうふうに統合した結果、こういうようないいところがあったとか、課題もこういうところが残ったとか、そんなところをもうちょっと詳しくお聞きしたいなと思うんですけど。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  この統合によりまして、基本的にはうちが一番したかったのは、路網の整備をまずもってしたいということで考えておりまして、路網を整備することによって搬出ができやすくなるということで、その路網整備に多くの予算を割いておったわけでございますけれども、これ国の制度が変わりまして、5ヘク以上の一団の土地でなければ事業ができないというようなことになりましたので、なかなかその路網の整備というところに取り組むことができなかったと。これは森林組合さんが事業主体となって国の補助を受けてされる事業について、本町のほうで5%なり15%なりという上乗せをするわけでございますけれども、路網整備については所有者さんの負担なしでできるということで、町がかなりの負担をして実施する予定にしておりましたけれども、要件、国の制度が変更になったことからも、そのような事業がちょっとできなかったというようなものでございますので、そこが一定課題であったんかなというふうに考えております。その制度、5ヘク以上の一団の土地でというところは今年度も変わっておりませんので、24年度も変わっておりませんので、もう少し状況を見ながら、変えるべくは変更していく必要があるのかなというふうに考えております。以上です。 ○委員(岡本榮三郎君)  500以上の土地って、500って単位は何ですか。     〔「5ヘク」の声あり〕 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  5ヘクタールでございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  済みません。ここに説明として、里山景観の形成支援として桜の苗木を配布したと、155本とあるんですけど、これは個人に対してですか、それともどこかがまとめてこの中で、ここにこんだけのものをという、こういうのもあるんですかな、全く全て個人でしたかね。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  基本的には地域で取り組まれる活動に対してということでございますので、5つの団体に対して苗木を補助したところでございます。クヌギとかもございました。結局のところ5件で155本という支援内容でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  めくって44ページの観光振興事業ですね、これも23年度のこの予算のときに、観光案内業務を充実します、レンタサイクル事業もやりましょう、てっぺん周遊、能勢パーク・アンド・ライド事業、こういったことをいろいろと掲げておられたと思うんですけども、そういった事業についての成果を少し詳しく述べられたら、お聞きしたいと思います。 ○淨るりシアター館長(松田 正弘君)  失礼します。観光案内事業に関しましては、スキルアップということで、今現在12名の観光ガイドの会の皆さんがいらっしゃいます。それのスキルアップ事業を行いましたりとか、あとレンタサイクルは昨年で、22年度から始めましたが、ケヤキの看板に続いて物産センターで看板を設置したということと、それとレンタサイクルにつきましては、年々数はふえております。それとあと、ここにも掲載しておりますが、パンフレットもこれまでは1万部ということで制作をしておりましたが、デザインを変えまして2万部の制作とかいうふうにやっております。以上です。 ○委員(岡本榮三郎君)  それでは次に、地域整備課のほうで1件だけお聞きしておきます。  48ページの道路新設改良費として、道路網の整備充実のために新設する小・中学校周辺の通学路の安全確保のため、町道平野線の安全対策ということで、周辺道路を120万の金額で設計業務を委託されてるんですけども、設計業務ですから詳しくはわからないかもわかりませんけど、道路網の整備充実のためにこの設計業務を委託されたわけなんですけども、委託されたこの評価について、何か今後のこの周辺の安全確保のために、今後、スケジュールにおいて参考になったというところがあればお聞きしたいと思います。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  失礼します。ただいまの新設道路についての概略設計についての御質問でございますけども、この業務につきましては、概略設計ということで、町道平野線、約1.2キロにつきまして、いろんな面で通学路対策について問題点等をこの業務において勘案しまして、今後その詳細設計等をする際について、生かしていくための概略設計ということの業務でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  詳しく聞きませんけど、問題点は相当出てきましたでしょうか。
    ○地域整備課長(上安 敏弘君)  まず、問題点といたしましては、いろんな家屋がございますので、家屋に影響しない線形をとるであるとか、あと物産センターの搬入口の視界が悪いので、そこの視界をどうかするとか、あと学校進入路の右折レーンを設置するとか、あと国道の付近における視界の確保ですね、交差点のすりつけをどうするとか、そういうふうな問題点等を勘案してまいりました。 ○委員(岡本榮三郎君)  わかりました。以上で結構です。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑ありませんか。 ○委員(中植 昭彦君)  委員長と目が合いましたので、私から。さきの議員が多岐にわたって御質問されておりますので、私からも要点を絞ってさせていただきたいと思います。  40ページの資源集団回収事業費です。これが本年度のほうは決算額が減となっておりますけども、これについて説明をお願いしたいと思います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  お答え申し上げます。  登録されておられます団体については、大きな増減はないわけでございます。28団体ということでございます。町のほうからお支払いしておる報償につきましても、紙類ですとキロ当たり8円、古布ですとキロ4円ということで変更はないんですけれども、単純にその集められた量が昨年度に比して23年度は減少したということで、このような決算になっております。 ○委員(中植 昭彦君)  あれですね、これはもうごみというか資源が、資源ごみが少なくなってるのか、それとも集まりにくくなってるのかということなのかどうなのかちょっとわからないんですけど、これは登録団体等をふやすことによってもっとその資源ごみが集まるようにはできないんでしょうか。その辺のお考えをお願いします。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  当然登録団体数は年々増加してきておるわけでございますけれども、一概にただ登録団体がふえたからといって、それが全て増につながるということは難しいかと思いますけれども、町としましてはその登録団体数がふえるように、広報なんかを通じて今後も啓発はしたいというふうに考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  私もこれ子供会の活動に参加して初めてわかったんですけど、こういうふうなその事業があるというのもなかなか周知できてないというか、御存じでない方がいらっしゃるんですよ。町報で募集とかかけられてると思うんですけど、なかなかその辺が広がり切れてないのかなというのは思うところでありますので、その辺の周知徹底、周知していただくのと、また、あれですよね、その今登録されてる団体さんもなかなか人的なものとかそういうふうな組織がやっぱり弱くなってきてるという部分であろうかと思いますので、登録件数をふやして団体をふやすことによってある程度はそれが上がってくるのかなというふうな思いはありますので、よろしくお願いしたいと思います。  あと、次行きます。能勢栗の関係で、出荷促進事業の関係で、ふるさと雇用の関係ですね、ここで農作物、クリ等、野菜等の技術指導の講習会を行われたというふうな、クリもそうですね、というふうに書かれてるんですけども、それの実績ですね、実績というか効果ですね、はどのように把握されておられますでしょうか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  まず、能勢栗でございますけれども、ここ数年ですね、前年度は2,200本程度、今年度は2,000本ということで、多くの方が御利用をいただいておりますけれども、これが出荷量については、天候の加減もあるでしょうが、JAさんの出荷量で見ますと年々減少傾向にあるということで、非常に残念な結果にはなっておるんですけれども、ただ、物産センターのほうの出荷量で申しますと、増減が多少ございますけれども、大体同じぐらいの数字で売り上げについては来ておりますので、一定そこについては減少に歯どめがかけられているのかなというふうには思っております。  出荷推進事業でございますけれども、これはさきの委員のほうからも質問がございましたけれども、昼からの野菜がないんだということ、またそれから冬季ですね、ないんだということで、それに取り組むべく講習はしておりますし、当然物産センターさんのほうでも野菜の売り上げ状況なんかをメールをされるということで、昼からの出荷推進に向けて取り組みはされておるんですけれども、なかなか一足飛びに出荷量がふえるというような結果にはなっておりませんが、これを続けていきませんと、町としても諦めてしまうことになりますし、この事業については継続して続けていきたいというふうに考えております。以上です。 ○委員(中植 昭彦君)  今の課長の答弁によりますと、出荷量のことを主に答弁されてたと思います。それとは違って、品質ですよね。今見てますと、野菜でも同じ野菜でかなり品質にばらつきがあるのかなというのが感じられるところなんです。やはり集客を多くしようと思うと、品質の高品質化と均一化が必要だと思うんですよ。そのために講習会等々が行われてると思いますんで、その辺についてお聞かせ願えますか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  これは講習会、毎回開いておるわけでございますけれども、なるべく裾野を広げるように、多くの方に参加していただけるように、物産センターの例えば出荷者さんなんかにも全員の方に行き渡るようにはしておりますけれども、実際に参加される方というのは、やっぱりそういう意識の高い方が多いです。そういった方の野菜というのは当然いい品質のものが多いんです。ですんで、もう少しその裾野を広げて、余った野菜を持ってこられてるという方もいらっしゃいますので、そういった方のところまで品質を上げていくというのは、町としてもこれは難しいところでもありますし、物産センターさんとしても一定その品質の管理というのはしておられますけれども、一定のその基準をクリアしたものについて出されてるという認識ではおりますので、裾野を広げてもう少し粘り強く講演会なりを、講習会をしていくしかないのかなというふうに考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  講習会はやはりあれなんですよね、講習会であってその実践に、応用してるから品質も上がってくるんでしょうけど、なかなか実際にそれを育て始めると、講習会では補えないところも出てくるんですよね。実際はもう野菜は生き物ですので、野菜も、農作物ってそうですけど、そのときの天候等々もありますし、その辺で講習のときとまた違うような状況も出てくると思うんですよ。僕が思うには、あれですよね、こんな問題が起こったときにすぐ来てもらって、あれですね、農場のほうで直接指導してもらえるような体制というのが必要なのかなと思ったりもするんですけど、その辺のことの取り組みについてどうされておられますでしょうか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  そういったところにつきましては、大阪府のほうで普及の方がいらっしゃいますので、そういう御相談なりがあれば、普及のほうに町のほうから橋渡しをするというようなことで対応しているところでございます。 ○委員(中植 昭彦君)  それもなかなかあれなんですよ、思いはあっても言えずに、品質が落ちてしまってどうしようかという、なかなかその原価も割れてしまうようなことになってる農家の方、生産者の方もたくさんいらっしゃいます、実際回らさせていただいて。だからその辺のことについても周知していただいて、ほんで人数は足りてるんですかね、その指導員なりの。なかなか回ってきてもらえないというふうなこともお聞きしますし、だからその辺のことについても積極的に援助をしていただけるような形をとっていただきたいと思うんですけども、お答えをお願いします。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  確かに普及の方も人数が減ってきております。減ってきてはおりますけれども、その中で非常に能勢町のほうには手厚く来ていただいてるとは思っておりますけれども、引き続き、より一層来ていただけるように、普及のほうに働きかけをしたいと思います。 ○委員(中植 昭彦君)  どうしていいかわからないからもうやめようかなというて言うてはる人が、大分聞きます。ですんで、その辺のことについても下支えをお願いしたいと思います。  それからあと、あれですね、獣害対策の件なんですけども、獣害対策の捕獲数と前年度の比較をお願いできますか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  まず、鹿で申しますと、有害駆除が22年度は69頭でございました。23年度は152頭ということで、2.5倍ほどでございます。2倍ですね、済みません。イノシシでございますけれども、22年度は200頭ということでありましたけれども、23年度は112頭、約半分でございます。それと、済みません、アライグマでございますけれども、22年度が132頭でございましたけれども、23年度は77頭でございます。以上でございます。 ○委員(中植 昭彦君)  ちょっと捕獲数が減ってきてるのかなというのがあります。ちょっと、うちもそうだったんですけど、今まで入ってなかったところに入ってくるようになってます。だから個体数自体はすごくふえてきてるのかなというふうに感じてます。もっととらないといけないと思うんですけども、これってあれですか、同じように仕掛けてても、もうとれにくくなってきてるんですかね、どうお考えですか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  これわなにかかるというのもありますけれども、一番はやはり鉄砲隊で有害駆除していただくというのが一番だと考えてます。年間120日ですね、隊を組んで入っていただいておりますけれども、なかなか猟友会さんのほうも高齢化してきまして、実態としてはとれる数も少し減ってきておりますので、もう少し日数をふやしていただくということもあるんですけれども、皆さんそれぞれ御事情がございますので、隊数についてはなかなかふやせないのかなというふうに考えております。が、一定狩猟免許を持っておられる方は40名強おられますので、そういった方にもう少し捕獲おりなんかでとれるように、講習会なり、今もしておるんですけれども、もう少し説明会なりをして、猟友会さんのほうからもそういう会員さんに働きかけをお願いしたいというふうに考えます。 ○委員(中植 昭彦君)  最近よく見るんですよ、もうイノシシとかも普通に歩いてますよね。今まででしたらそんなに会うことなかったんですけど、もう近所ですごく見たりとか、ほんで、アライグマもそうですし、ヌートリアもそうですし、もう普通に歩いてますね。だから、すごいこれもう人間になれて、どんどんどんどん人間の生活域にまで来てるのかなというのがあって、とるのもなかなか難しいとかいうお話ですけども、これとらないと、とんでもないことになりそうな気がするんです。うん、もうそれはね、あれだと思うんですけど。  これってあれですか、よそから援助を頼むとか、猟友会さんとかにですね、もう先ほどの議員もおっしゃってましたけど、連携してやるしかもう方法はないのかなと思ったりもするんですけど、なかなか自分で柵をつくって追い払うというのがもうちょっと難しいのかなと思います。どないしても入ってきますよ。電柵とか張っても、そこ切って入りますからね、もう今、かなり知恵ついてますから。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員(中植 昭彦君)  うん、もう命かかってますからね、みんな、個体数がふえたらそれだけやっぱり自分の食べる分が減ってくるいうことですから、危険なところにも入っていかないと生活、生活って、生きていくことができないですから、もう知恵がついて、どんどんって来るだけやというのをわかってますんでね。そやから、最初のうちは効果があるんですけど、もうそこを切って、体当たりして切って入ったりとかいうのが普通にありますんで、だからもう駆除しか効果的な方法ってないのかなというふうに思うんですけども、その辺のことについてお聞きしたいと思います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  委員おっしゃいますとおり、個体数を減らすということしか方法はないかと思います。ただ、よその猟友会さんも能勢町の猟友会さんと同様、高齢化が進んでいます。先ほどの委員の方にもお答えしましたけれども、広域で本来でしたら山に入って追い出ししていくということが一番いいんですけれども、それがなかなかできない状況であります。ですけれども、引き続きそういう広域の会議なんかでお願いはしていきたいというふうに考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  なかなかこれは難しい問題で結論は出にくいと思うんですけど、自衛隊の演習をしましょうか、山の中でサバイバル訓練、空包でいいんで、やったら、何日かやったら追い払えないですかね。何か僕、そんなんがええのんちゃうかなと思って、ちょっと思ったりもしたんです。これは突拍子もない意見なのかもわかりませんけども。人間が入れば、人間のにおいがすれば来なくなるんですよね。だからそれも一つの手かなと思いますんで、いろいろな方法で検討していただきたいと思います。何か答えてもらえます。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  人になれるというところもありますけれども、人が入って人のにおいをつけることによって、一定抑止力というのが生まれてくるかと思います。そういったことからも、先ほど申しましたけど、林道の事業ですね、路網の整備なんかに手厚く、個人さんの負担なしに補助をしておるわけでございますので、その事業が、知らない方もいらっしゃるでしょうから、もう少し啓発に努めて、まずはそういう路網の整備をすることによって山に入りやすくしたいというふうには考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  済みません、物産センターの関連がちょっと抜けておりました。物産センターの関連なんですけど、予算のときにもちょっと質問させていただいたんですけど、一部業者と思われる購買者の方が来られて買い占め等を行っておられるというお話を聞きましたので、それについて対応をお願いしてたと思うんですけども、具体には何か取り組みのほうはされましたでしょうか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  業者さんと思われる方がいらっしゃるということで、看板を設置するというのをまずされました。その業者さんに直接お会いして、お会いしてというか、物産センターのほうで呼んで、その方に協力を求めるなり、点数をここまでにしてくださいと、で、少ないときはそれを、少ないなりの買い方をするようにお願いをされたということで聞いております。 ○委員(中植 昭彦君)  それで、ほかのお客さん等々のクレームとかはどうですかね。今までクレームが出てたのが大分少なくなったとか、そういうことはありましたでしょうか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  クレームの件数まではちょっと確認をしておりませんけれども、まだそういった苦情というのは入っておるように聞いております。 ○委員(中植 昭彦君)  あれですね、生産量自体が少ない中で、大部分買われるというふうになれば、それはなかなか難しいと思うんです。協力といってもどこまで、その方の善意にお願いするしかないということで、つまりはあれなんですよね、生産量が少ないからということなんですよね。だから生産量を拡大してというふうなことになろうかと思うんですけど、それもなかなか見込めない部分もあって、これなかなか難しいと思うんですけど、やはり買いに来ようと思って遠くから来られた方が来たときになかったら、やっぱりもうあれです、1回目は許してくれると思います、2回目、3回目になるともう行くかというふうに、ほかに行こかという話になると思うんですよ。やっぱり遠いところから来てます、わざわざ来てはる人が多いですから。私も何件か、もうあそこ行っても全然何もないやんというのをお聞きしてますんで、だから、その辺のことについても積極的に対応をお願いしたいというふうに思います。  次ですね、44ページの観光振興事業費のパンフレットの件です。パンフレット、かなりきれいなわかりやすいパンフレットをつくっていただきました。2万部、前回よりもふやして2万部をまいていただいたということなんですけども、これ絶対量自体は足りておりますか。 ○淨るりシアター館長(松田 正弘君)  パンフレットの足りてるか足りてないかということなんですが、2万部にふやしましても足りてません。これは観光情報誌「おおさかのてっぺん」の効果もあると思うんですが、非常にそれから能勢に観光に来られる方がふえております。それで、ホームページを見られましても、送ってほしいということの数もふえておりますので、来年新規につくることになっておりますので、倍以上、4万以上はつくらなければいけないのかなと考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  はい、館長おっしゃるように、すごく来られる方がふえてます。うちに一部ちょっと張り出してるんですけども、ああ、こんなんあるんやというので、どこ行ってもこんなん置いてないしという話で、ああ、こんなんあったらもっといろんなとこ行けるのになというのをおっしゃってる方がかなり多いんです。ですんで、2万部というのはなかなか少ないのかなというふうに僕自身は思ってるんです。ですんで、せっかく来ていただいたんで、隅々まで見ていただいて、お金を落としていただくというのが大事なことなのかなと思うんで、予算に限りはあるんでしょうけども、全体的な経済効果を考えたときに、増刷していただいて、より来ていただいて、よりお金を落としていただくということで十分ペイはできるのかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○淨るりシアター館長(松田 正弘君)  議員おっしゃるとおりだと思います。先ほども申しましたが、絶対数が全然足りておりませんので、来年度につきましては倍以上の数を検討したいと思います。  それと、先ほど1点言い忘れておったんですが、観光協会のホームページで同じパンフレットをダウンロードできるというシステムをやっておりますので、そういうふうなアピールもしていきたいと思います。以上です。 ○委員(中植 昭彦君)  能勢町がすごく脚光を浴びておると、すごいうれしいことなんです。ですんで、もう来たお客さんは絶対逃さないと、絶対幾らかでも使っていただくというふうなこの意気込みで、僕もあれなんですよ、ダウンロードしてコピーして渡して、してるんですよ。そしたら、ああ、ほんならここ行ってみようかとかいう話になって、能勢って結構いろいろあるんやなというふうな、意識がまた変わって、楽しいとこやなというふうに思ってはりますんで、これを入り口にしてもっと口コミなりのツールとして使えたらいいなと思いますんで、お願いしたいと思います。  私のほうは以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(原田 健志君)  では、ほかに質疑ありませんか。 ○委員(八木  修君)  ちょっと今回1点大きく絞って、先、お聞きします。下水道とかにかかわるところもあるのですけども、委員長のほうで整理していただければと思います。  し尿処理のところになるんですが、成果報告書では46ページに、定額制で872件/月ということなので、出入りがあるから単純に872件という形ではないとしても、その前後で各家庭に毎月1回くみ取りに行ってる件数だというふうに理解するのですけども、あと、いつも言われている浄化槽の件数が2,000件ということは、国勢調査の3,800から計算すると、あと残りが下水道に接続してんのか、残りが不明というのがいつも出てきますけども、ここの数字、いつも曖昧になったままなので、実態はどうなのか、原課はどのように把握してるのか、まず確認をいたします。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、現在、くみ取り件数、3月31日現在でございますけども、定額制が858件、従量制が220件、合計1,078件ということでございます。それとあと、保健所に届け出のある合併浄化槽の数でございますけども、1,960件ということで把握しておるところでございまして、不明分についてはちょっと把握をしておりませんので、こういう数字で今のところは押さえてるということでございます。 ○委員(八木  修君)  これも毎回聞いてるんですけども、不明分を大阪府に報告してますやん、数値合計してね。廃棄物年鑑にはちゃんと不明分書いてるわけですから、把握してないという表現はおかしい。要は数字で合わないところを不明にしてるだけですから。そうでしょう。間違いですか、僕の言うてんの。大阪府の廃棄物年鑑に書いてありますよ。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  今ちょっとその数字はこちらのほうに持ち合わせておりませんけれども、世帯数からくみ取り戸数、それから浄化槽戸数、下水の戸数、それを引き算した件数が不明あるいは自家処理の戸数ということで把握しておるところでございます。 ○委員(八木  修君)  何遍も同じ議論をしたくないけど、自家処理なんてしてる人なんかほとんどいてないんですよ。それをいかにも自家処理してるみたいな言い方されるけども。  もう一回言いますけど、課長、ちょっと確認するけども、家庭で従量制の方いてるんですか。各家庭は従量制認めないんでしょう、原則。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  この従量制いうのは、事業所、それからセカンドハウスいいますか、別荘ですね、そういうところで、能勢町にも来るし、ほかにも家を持っておられるというふうなところですね、そういうところでくみ取りのところですね、そういうところは従量制ということで、件数としてカウントをしているところでございます。基本的に一般家庭で能勢町にお住まいのところですね、そのところについては定額制ということで御理解いただいたら結構かと思います。 ○委員(八木  修君)  ですから、さっき課長が言われたみたいな数字を出してはだめなんです。逆に言うと、浄化槽も事業所入ってるんですよね、件数は。そやから、これが全てという。でも、国勢調査の3,800戸という戸数からそういういろんな要素を全部して、今、実態はどうなんだというのを正確につかまなければ、これがはっきりするのは、今言ってるお金もらってる件数はわかるわけですよね、くみ取りの、ここは判明する。下水道も判明するんですよ、料金徴収してるから。だから、それ以外のところは浄化槽か不明かというどちらか、これは1戸ぐらいは自家処理してるお家があるかもしれないけれども、でも、自家処理なんて原則認めてないでしょう、各家庭に関しては。くみ取りを申し込ませてるわけですから。そこのところ、本当の実数、どういうふうに把握してるのか、もう毎回同じような議論をしてるんだけども、いつまでたってもこの結論を出そうとしない、曖昧なまま報告をしているというのが今の現状なんですよ。で、毎回何か数字をころころ変えられるというような状況も見えるので。  そしたら、ちょっともう一度確認します。2010年の国勢調査の世帯数と世帯数から下水道の料金徴収する世帯と生し尿を徴収する世帯をまず引いたら最低限のところがわかるわけですね。下水道の徴収世帯の中でも事業所が一部あるのは認めますけども、ほぼ世帯だということを前提に、そしたらあと残りの世帯が何世帯かということがアバウトに、合併浄化槽もしくは不明やということになってくるわけですから、ちょっと数値をはじき出してください。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員長(原田 健志君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午前10時33分               再開 午前10時45分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  では、会議を再開いたします。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  大変失礼しました。ただいま御質問にありました計算でございますけども、国勢調査の数値が3,886からくみ取り件数1,078と、あと合併浄化槽1,960、それと下水道接続率687件を引きますと161件となります。     〔「浄化槽の数値」の声あり〕 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  合併浄化槽1,960件。 ○委員(八木  修君)  この生し尿の件数が1,078件ちゅうのはどこから出てきた数字なんですか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  この数字につきましては、定額制858件と従量制を足したものでございます。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員長(原田 健志君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午前10時47分               再開 午前10時48分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  会議を再開します。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  失礼しました。くみ取りのほうで従量制は事業所等でございますので、くみ取りは858件ということで、そういたしますと、それを引きますと381件ということになります。 ○委員(八木  修君)  各期、下水道をやるときに、いつも不明だと言われてたやつがほとんど浄化槽だったということが後でわかるわけですよね、わかるんですよ。ふえるんですね、浄化槽の世帯が。いろいろ後でその接続率の問題でいろいろトラブルが、数値の問題で合わなくなってくるんですけども、何かいつまでたっても実態を明らかにせずに、曖昧なまま数値言って議論して、接続率、下水道の接続をどうするんやとか、今後どれだけくみ取りの世帯があるのかというけど、単純に言えば、3,886世帯のうち、ちゅうか858世帯だけが汚水処理をしてない世帯だということははっきりしてるんですよ。それ以外のところは何だかの処理をしてると、自家処理をしてない限り。そう解釈していいわけですよね。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  まあそういう解釈になろうかと思います。 ○委員(八木  修君)  そうすると、今の計算方法でいくと、3,886世帯からし尿処理の858世帯を引いて、それから下水の680件を引いたら残りが、不明というのがあるにしても、浄化槽で処理してる、単独の方もいてはるから、合併だけではないから、単独世帯もあるけど、引き算はそうでしょう。何だかの処理をしてるんですよ。ほら、そのうち1件ぐらいはもしかしたら自己処理してるお家があるかもしれないけども、ほぼないと見てもいいということになれば、何件ですか、そうしたら。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  今、委員さんのおっしゃります計算でいきますと、2,341件でございます。 ○委員(八木  修君)  なら、世帯でいくと2,341件の世帯が合併浄化槽もしくは単独浄化槽もしくは自己処理をしているというふうに解釈するわけですね。ただし、先ほど言った1,960件の保健所に届けてた件数というのは、事業所も一部含まれていますから、家庭とは違うわけですよ。わかります、言うてる意味が。だから、その感じでいくと、各家庭で例えば1,960件の浄化槽のうち、160件もないと思うけど、もし160件が事業所系統だとすると、個人で申請してる方は1,800件しか保健所に届けてない。だけど、さっきの計算でいくと2,341件が下水道もしくはくみ取りではない世帯だから、1,800件とすると、500件近くが保健所に届けてない浄化槽を設置してる可能性があるということになってくるわけです。  だから、その実態をきちんと調べなければ、だから今後下水道でやるほうがいいのか、生し尿を処理してる、くみ取りしてる850件を浄化槽でするほうがいいのかとか、いろんな観点から議論するときに、実態をきちんと把握してないからいつまでたってもこういう議論が続くんで、ぜひとも実態を調査して、本当の数字を一度きちんと上げて議論するほうが今後本当の議論ができるんじゃないか、この後、下水道の状況の中でいろいろ会計上また指摘させてもらおうと思ってるけども、今後それを負担する人たちに果たしてどういう負担がかかるのかちゅうことも今後どんどん迫られてくるので、そこのところはぜひともやっていただきたいと。過去にも何回か一緒に回りませんかというお話もしたけども、原課は自分たちでやりますというような形で中途半端にされてるんですが、ここは部長、どうですかね、言ってる数字、きちんと把握することが大事ではないかと思うんですが。 ○環境創造部長(森村  保君)  確かに今回のみならず、八木委員におかれましては、幾度か指摘もいただいとるわけでございますけれども、今、これがきっちりした数字だということは、先ほども答弁させていただいてるような数値が出てくるわけでございますけれども、これがきっちりという数字というのはなかなか把握しがたい面が正直ございます。目安といってはなんなんですけども、可能な限りその数値をつかむという努力はしておるわけであります。そこで実際御指摘いただいている家のほうを回ってみて、どういう状態かという調査をするその効果というか必要性ですね、そこにはちょっと一定我々も労力を押してするわけでございますので、それをする必要性というのはどうなのかなというのは、これはいささかちょっと疑問に思ってございます。ある程度のところでつかめた中で、下水道の接続、もちろん下水道を接続する際には、それぞれ処理区域を決めるときには、それぞれの御家庭の状況というのはしっかりと把握した中でやっていくわけでございますけれども、その全般的な生活排水処理の件を考える上においては、そこまで調査をする必要性というのはどうなのかなというのは考えるところでございます。したがいまして、ただやはり極力正確な数字というのは、それには努めていきたいと、これは思っているところでございます。 ○委員(八木  修君)  何か消極的な御意見で、先ほど議員の控室では、前から言うてるように、ほかの議員さんも地元の議員さんが一緒に回って調べてあげようかぐらいの気はあるみたいですんで、実態をやっぱりきちんと把握しといた方が、今後の下排水計画に、本当に見直しが必要なぐらい下水道の会計もこの後厳しくなるわけですから、料金の見直しを含めて考えたときには、今の実態をもう一度精査しなければならないときが必ず来るというふうに思います。これはまた下水道のときにちょっと聞きますけども。  なら、ちょっと原課のほう確認します。浄化槽汚泥の件数は月平均115ですから、これに12を掛けると1,380件にしかならないんですね。単純にそうでしょう、この件数で出したのは。毎年1回くみ取らなければならないというふうになってるわけで、業者さんはお金になるから毎年1回くみ取りに来てるんですよ。業者さんはお金になるんです、くみ取ったら。でも、なぜ浄化槽汚泥のくみ取り件数がこんなに少ないのですかというところに対して御説明をお願いしたいと思います。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  浄化槽の清掃の件数が千三百数十件ということで、実質、合併浄化槽の件数が1,960件でございますと、約600件ぐらいが実態としては清掃がなされてないということになろうかと思います。 ○委員(八木  修君)  本気でそう思ってはるのか確認をとります。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  浄化槽の清掃をされますと、町のほうに清掃計画書いうのが提出されるわけでございますけれども、その提出されている件数が町としては実質清掃が実施されている件数というふうに把握しておるところでございます。 ○委員(八木  修君)  もう一度、ほんなら確認いたします。私の家も浄化槽ついてるので、業者さんからくみ取りちゅうか、毎年1回届け出用紙が来て、本人が判こを押して、業者さんの名前が書いてあるやつを町に届け出するようなシステム、これ何件来てるんですか。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  その実績が1,385件となっております。 ○委員(八木  修君)  さっきも言いましたように、浄化槽屋さんは、自分とこのシールを各家の門柱とか郵便受けとか浄化槽の近くに張って、エリア、ここは自分とこですよってちゃんとわかるようにして、業者は営業でしてない浄化槽を探しまくってるんですよ。で、必ずくみ取りしたらお金になるから、くみ取ってるんですよね。届け出書かないとくみ取れないから、そういう手続とるわけだけど、何か実数ともう全然合ってない、一回ここ本当に整理しなければ、どこかに迷惑かけてることになりかねないような状況なんです。くみ取った汚泥がどこかで処理されてるというか、放棄されてる可能性があるわけですから、さっき言うたように、不明も合わすと2,300件近くが浄化槽をつけてる可能性があるというふうに先ほど数字上は出てくるわけで、そのうち1,300件しかやらんかったら、1,000件分どこかに消えてる形になってきます。  だから、これも毎回聞いてるんですよ、今回初めて問題提起してるわけじゃなくて、ずっと問題提起してるんです。でも、それに対してまともに取り組もうとせずに、適切な処理をしてないということになってくると、行政のほうに責任が問われるような形になってくるわけですけども、本当に届け出用紙が1,300件しか来てなければ、あとのお家、それでいいんですかちゅう話、2年に1回のくみ取りでいい家も確かにあるんですよ。大きなおうちで、昔建てたら8人槽の浄化槽をつけて、お一人、お二人で住んでたらそんな汚泥なんてたまらないから。でも、業者さんはお金になるから、毎年のように必ずくみ取りに来るんですよ。そらそうですよ、向こうは金になる商売だから。だからそこの実態をきちんと把握しないと。  僕は、あの浄化槽をきちんと点検さえすれば、毎年くみ取らなくても、きちんと管理すればできるし、逆洗装置っていろいろついてる今のシステムやったら、好気性の最終槽からまた逆送して第1槽へ持っていくという設備もついてますんで、循環させていけば、汚泥の処理、汚泥の量はどんどん減っていきますので、極端に言やあ、僕、大阪府と一緒に実験した我が家のやつは約9年半汚泥をくみ取らなくても、その前にグリーストラップちゅう油を取る装置をつけたので、効果はそれ以上に上がったんですが、それぐらい本当にくみ取らなくても浄化槽が動き出すというような実績もあるので、個人の負担を少なくすることはいいけど、業者は必ずもうかると思ったらくみ取りに来るわけで、そこの実態をやはりきちんと把握しておくべきだというふうに思います。  部長、どうですかね、もうこんな議論を毎年のようにやってて、その都度何か議会がとまったり、曖昧な答弁でだらだらと終わって、これするほうもしんどいし、そっちももういいかげんうっとうしいでしょうから、けりをつけたらどうでしょうか。 ○環境創造部長(森村  保君)  浄化槽につきましては、もう言うまでもございませんけれども、個人さんで適正に管理をしていただくということがもう大前提で基本でございます。その中で、委員御指摘の点でございますけれども、適正な管理をしてくださいという面で、その啓発というのがさらに必要であろうかと考えます。これは大阪府、保健所なり、そしてまた美化衛生の所管にもなりますけれども、適正に処理水を処理をして水を流していただくということにつながりますので、それはもうそのように努めてまいるのは当然でございますけれども、先ほどから申してますように、なかなかこの数字の実態というのは、いつも言われてますように、把握しがたい面がございます。ただ、おっしゃってますように、やりとりさせていただいておっても、同じことの繰り返しになりますので、その辺は可能な限り数値の把握については努めていきたいということで考えますので、そのような方法で進めていきたいと思います。 ○委員(八木  修君)  ぜひけりをつけて。下水道の会計のときにちょっとまた別の角度でお聞きしますけども、下水道の会計がこの後大変になるのは部長はよく知ってられると思うし、現状を考えていくと、この後大変な事態に陥るわけですから、そうすると、今度は受益者ちゅうか使用してる方にその分負担をしてもらうか、行政から赤字補填するかしかないような状況がこの後生まれてくるような状況になってきてるわけで、それならばどうするかというところを真剣に考えるためには、本当の実数をきちんと知っとくべきだというところなんですよ。  100%無理にしても、今みたいな曖昧な数字で言うててはもういつまでたっても議論は平行線になってくるわけで、現実に例えば浄化槽でも空き家になってる家も件数に入ってるわけですよね、そういう意味では。だからそういう上下の動きがあるし、行政がもう少し正確に調べようと思ったら、建築確認のときには必ず浄化槽にするかくみ取りにするかということもちゃんと記載しなければ、建築確認はおりないわけでしょう。その件数だって過去ずっと、建築確認のときの届け出の件数何ぼやちゅうのも過去は原課は把握してて、数字を出してたわけですよ。そういう中でいろんなことで能勢町の実態を把握する、やる気になればそれなりにできる形になってると思います。  最後にちょっと確認しますが、今、大阪府がつくっていただいた各地図に浄化槽を落とし込むことができるソフト、まだ今使って、実態をきちんと把握してるんですか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいま委員おっしゃいましたソフトの件でございますけども、持ち合わせてないということでございます。 ○委員(八木  修君)  ちゃうちゃう、あるねん、僕は見たんや。使ってないちゅう話ならええけど、持ち合わせがないとかもらってないちゅう話じゃなくして。大分古くはなりますけど、大阪府は、親切に住宅地図に上から浄化槽のお家だけをちゃんとチェックできるシステムのソフトつくってくれはって、能勢町にいただいたんですよ。能勢町のどこかのソフトに残ってるはずです、住宅地図にちゃんと落とせるやつが。全然、部長も記憶ないですか、わざわざ親切につくってくれはったんですよ、大阪府の環境衛生ちゅうか衛生課のほうが。まあまあええですよ。  僕のところはそれにちゃんと家庭用のを落としてくれて、わかるような形で、僕のところどうなってるちゅうのも見せてもらって、現場でコンピューターあけて見せてもらった経緯があるので、もうそんなこと自体が、はっきりしないならどこについてるかもわかるようになってるので、住宅地図に落としてあるので、下水道するときや何やらのときにいろいろ参考になるかと思います。それが今使えるかどうかはちょっとわかりませんけども、そんなこともやって、いろんな形で実態をつかんでいただきたいということを、もう最後にして、平行線になりますので、お願いしておきたいと思います。  あと1点だけ、これも毎回言うてるやつですけども、この年度の会計年度の初めでも、予算のときでもお願いしたんだけども、このダイオキシンの問題、資料としてきちんと残さなあかんから、ちゃんとやりましょうやということを部長に言うたら、施設組合に言います、何とか努力しますって、ここ三、四年ずっと同じ言葉を聞いてるんですが、もうかなりどんどん事業が進んでいってるけども、だんだん風化してくるところもある中で、早く施設組合がやらないなら能勢町が少し汗をかくぐらいでつくらなければ、施設組合が解散してしまったら資料はわかりませんっていうような話にならないので、もう最終段階に来てる段階ならば、きちんと整理をしてやるべきだという、これも毎回同じような議論を決算も予算もしてるんですが、言うほうもしんどくなってくるけども、部長の顔見てもしんどくなってくるけども、ちょっとやっぱりどこかでけじめつけましょうや。できへんのなら施設組合はできへんと言うてもらえばええし、それが歴史に残す必要がないような事業だというのなら、能勢町の歴史だというんなら、これは隠すという、歴史から消えてしまうような形もいいかとそちらが思うんならそれまでですけども、必要ならきちんと残して、それを教訓にどうしたかということを後世に伝えていかなあかん、やはり一つの能勢町にとっては大きな通過点であったと思うんで、その点、確認を再度とらせてもらいます。
    ○環境創造部長(森村  保君)  私も御指摘があってもう耳がこれは痛いんですが、組合のほうにも申し入れ等もしてございまして、一定整理は必要あるという組合のほうも認識、担当者のほうもしてくれております。その中でちょっと作業が滞っているのかなというふうには思っております。  私もちょっと一定機会あるごとにはその旨は申してございます。途中まで本当に経過、詳細にわたるこんな冊子までには至らないとは思いますけれども、一定の経過等が、事実関係がはっきりわかるいうことを記録で保存しておくいうことも大事でございますので、そういった旨で、思いはしておるんですが、再三これからも申し入れ等をやっていきたいというふうに思います。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑ありませんか。 ○委員(岡本ひとし君)  それでは、私のほうから、平成23年度の環境創造部の決算でございますので、23年度の決算状況、予算に沿った執行状況でございますので、執行されて、予算の中で各課、そして各事業の中で当然強弱があろうと思うんですが、この事業をもう少し予算組みをしておけばよかったなとか、この事業はこんなに予算を組む必要はなかったのじゃないかなとか、いろいろそういうお考えがあろうと思うんですが、その辺どのようにお考えでしょうか。こんな事業がもう少し予算を組めばよかったなというふうな、当然原課としての思いがあろうと思いますので、その辺どのようにお考えか、まずお伺いをします。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  まず、私の所管しております地域振興課のほうからお答えを申し上げたいと思います。  美化衛生係と産業振興係、農業委員会とあるわけでございますけれども、美化衛生係のほうにつきましては、大きくは火葬場建設事業費なんかがございますけれども、美化衛生係の分については、おおむねきちっと消化できたのかなと、それなりの成果もあったのかなというふうに考えております。  1点、産業振興係のほうについては、農産物の出荷推進事業でございます。これパイプハウスの導入事業なんかについては上限をなくしたりということもしましたけれども、余り申し込みが少なかったですので、ここはもう少し使いやすい制度に変える必要があるのかなというふうに考えておることと、獣害対策事業については、この事業の募集期間を過ぎても要望が結構ありましたので、その点についてはもう少し予算組みをする必要があったのかなというふうに考えております。あと、林の関係については、先ほど来申しております路網整備について、もう少し実績があればよかったなという反省をしております。  農業委員会については、事務経費だけでございますので、これは適正に執行できたというふうに考えるところでございます。以上です。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  私ども地域整備課が所管します一般会計におきましては、し尿処理施設とあと土木建築係ということでございまして、し尿処理施設につきましては、一定新施設が供用開始をいたしまして、今のところ順調に運転をしているところでございまして、この件につきましては、一定成果は得られたのかなということで認識しております。また、土木建築係の所管でございますけども、主に土木建築係ですけども、23年度におきましては、維持工事につきましては、繰り越しで地域活性化・きめ細やかな交付金事業ということで維持工事を2回、その1、その2と2回に分けてやってまいりまして、23年度においては、いつもの約倍の維持工事ができたのかなということになっておりまして、維持工事もすれば切りがないわけなんですけども、予算の範囲で十分予算の執行ができたのかなというふうに認識をしております。以上でございます。 ○淨るりシアター館長(松田 正弘君)  私どもは地域振興係で、大きく言いますと文化振興、それと観光振興を行っております。成果報告の順番に申し上げますと、淨るりシアターの自主事業につきましては、バラエティーに富んだ、有名といいますか、PRのできる、そして住民さんにも喜んでいただける催しができたと思っております。あと、公立文化施設活性化支援事業、これにつきましては、文化庁の補助事業を受けまして、大阪府下でも八尾と能勢町だけいただいとる補助事業で、そういう意味でも浄瑠璃の忠実な事業が行えたと考えております。その中でも昨年、あしたまた神社公演がございますが、昨年は久佐々神社、ことしもなんですが、行いまして、昭和20年以来使用されておりました長床を復活するという試みもしましたし、あと国際演劇学会、これは日本で初めての国際演劇学会を能勢町に、淨るりシアターに誘致できたということで、成果は上がったと考えております。  それと、続きまして観光費でございますが、観光の事業でございますが、これは御存じのようにおおさかのてっぺんの情報誌の依頼、集客の人数がふえております。これに伴いまして交流人口もふえたと考えておりますし、それに伴ってその情報誌を立体化していきたいということで、いろんな事業に取り組んでおります。それと課題としましては、昨年、これまでの栗まつりということで、大阪のてっぺんフェスティバルということでやらせていただきましたが、周知方なり数々の問題はございましたが、昨年を踏まえて、ことし10月に行いますが、飛躍できるのではないかなと考えております。  それと、御質問にありました予算のことなんですが、文化につきましても観光につきましてもどれだけの予算があればどこまでできるというそういう性質が非常に難しいもので、それが余裕があったか不足していたかというと、組んだ予算の中でそれ以上の、予算以上の効果は出せたと考えております。以上です。 ○委員(岡本ひとし君)  それでは、淨るりのシアターのほうから自主事業についてちょっとお伺いをさせていただきます。  10月28日、加山雄三の「幸せだな」いうんですね、これはもう完売されまして、たしか完売ですよね、あと立ち見ですか、当日券があとわずか残っておるということで、本当にこんな片田舎のシアターで、大物といえば知名度のある方が公演をされて、前売りの段階から、結構朝早くから人が前売り券を求めて並んで、周りの近隣のそういう施設はもちろん遠くからもね、能勢町はすごいなと、そういう著名な方を淨るりに呼んでいろんな事業をやられてるのはすばらしいなという声はよく聞きます。そこで、23年度、香西かおりであるとか岩崎宏美なんかを呼んで公演されて、それの住民さんのその評価というか、要望とかいうのは原課のほうで集約されておると思うんですが、どのような声が住民さんの中から上がっておるのか、ちょっと報告できる部分があれば報告願えますでしょうか。 ○淨るりシアター館長(松田 正弘君)  ありがとうございます。おっしゃってますように、加山雄三が即完いたしまして、これは加山雄三のお話なんですが、朝7時前の段階で40人ほどがお並びになって、一番早い人で朝3時半とおっしゃっていました。午後2時の段階で全て売り切れたと、プレイガイド、劇場とも売り切れたという状態でございます。  それで、数々その著名人といいますか、有名人をやっておりまして、一つコンセプトに持っておりますのが、これ大阪市内と同じこととか近隣で同じことをやってても、お客様はそっちへ行かれますんで、その中でなぜそんな大物が来るんだということも正直狙ってます、これは大きなコンセプトでも持っております。ほんで、当然能勢の方もお客さんで来ていただいて、500のキャパですから、身近で見ていただいて、言いましたように500のキャパですから、全てS席だと思っております。その中で住民さんが喜んでいただけると、それが何よりだなと思っております。  それで、近隣のほうも宣伝しておりますので、近隣の方も来られます。私が思いますのは、当然見られて喜ばれるということもあるんですが、やはりそういう御意見を聞きまして、なぜ能勢町にそんなんが来んねやということで、住民さんがそういうふうに言われるとうれしいと思うんですね。ほんで、そういうところでも能勢というところにプライドを持っていただいたら非常にありがたいなと思っております。そういう考えでいます。以上です。 ○委員(岡本ひとし君)  残念ながら、そういう著名な方が来られてコンサートをされるんですけども、やはりそういう著名な方というのは結構そういう、どういうんですか、後援会であるとかそういう、ファンクラブとかいう方がいらっしゃって、いろんなルートを通じて入場券を手にされて、入ってこられる。それは当然正規のルートでやられる分には何ら問題はないんですが、もう少し、せっかくこの能勢でやるんですから、能勢の方がもっと見れる、見れるというか、入場券を入手できるような何か方法を考えていただければ大変ありがたいなと。  私個人の感想なんですが、加山雄三のコンサートも発売当日、並んでえなという声もいろいろ聞きまして、どないかならんかという声を聞いたんですが、いやもう、発売当日は何月何日ですから、早いこと夜が明けるまでに行かんと入れまへんでというお話はさせていただいたんですが、そういう人気のあるアーチストをお呼びしたときにやはり積極的に住民さんが、優先順位じゃないですけども、何かそういう特権というか、優先的に入れるような、そういう何かシステムを構築していただければ、せっかく淨るりでやるんですから、これも一つまちおこしの一環として考えていただければ結構かというふうな思いで発言をさせていただいておりますので、これはもう答弁は結構でございます。  次に、そしたら里山の景観形成の支援についてちょっとお伺いをさせていただきます。  桜の苗木の件なんですけども、実はあした、以前、歌垣山で植樹をしました桜の苗木でございます、あした、あそこの公園を管理を委託しておるところの清掃がございます。あしたは私当番でございますから、朝8時から上で掃除をするんですけども、いっときほとんど鹿の害で花が咲かない、枯れたという状態であったのが、宝くじの補助金等々を用いて新たに植樹していただいた分がもう根を張って元気になりました。職員一生懸命、連日とは言いませんけど、何日かに一度は上へ上がって、暑いときでも上へ上がってしっかりと対策を講じていただいておること、私、特にその下に住んでおりますので、職員が、毎日のように町の役場の車が上へ上がって、結構長い時間作業されてるのを目にしております。頭の下がる思いで、しっかりやっていただいてること、これは一つ褒めるというよりも、仕事といえば仕事なんですけども、一生懸命その後の処理をしっかりやっていただいてることに本当に敬意をあらわしたいというふうに思います。部署に帰られたら部長のほうからでも、担当の職員にそういう意見があったよということで、労をねぎらってあげてほしいという思いでございます。  そこで、桜もいいんですけども、一つ提案として、能勢町を活性化するためにも、映画で黄色いハンカチという映画がありましたよね、高倉 健、そして倍賞千恵子、武田鉄也、桃井かおりですね。で、高倉 健が家へ帰るときに、その家の周りに黄色いハンカチをざあっと並べて立てるんですね。あれは倍賞千恵子が要するに受け入れますよということで、ずっと帰りを待っておったという、ああいう映画があったんですよね。  一度、物は別として、能勢町の一つの事業として、まちおこしの一環として、これ決算ですから、来年度の予算にも反映してほしいんですが、町内でヒマワリのね、一度各家庭でヒマワリを植えていただいて、それで一度、ヒマワリというのは幸せを呼ぶ花というふうに言われておりますんで、まちおこしの一環としてそういうことも一度実行されてみれば、もう簡単にヒマワリは小さい子供からお年寄りまで、要するに競い合って自分の家の周りにヒマワリを植える、ヒマワリでもいいし、ほかのもんでもいいんですよ、けど、ちょうど夏の暑いときに咲く花ですんで、幸せの花ということで、ヒマワリなんかの種を配布して、競い合ってヒマワリを植えて、まちおこしの一環にすることも一つの町全体で取り組む事業としては結構おもしろい事業ではないかなというふうな思いを持っておるんですが、それについて何かそういうことをお考えなのかどうかいうことをちょっとお聞かせ願えますでしょうか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  ヒマワリを植えてはという御質問でございます。今のところは考えておりませんけれども、遊休地なんかを活用して景観形成作物ということでやっておられるところもございましたし、その事業効果とその費用なんかを一度試算してみて、来年度予算についてのせるかのせないかというところを検討させていただきたいと思います。 ○委員(岡本ひとし君)  遊休地を利用してそこに植える、そういう発想がだめなんです、そういう発想がだめなんです。各家庭で要するにプランターでもいいし、家の周りの畑の一角を潰してでも、そこにヒマワリを植える、要するに能勢町全域で、みんなで一つの事業をやりましょうよというのが狙いなんです。一つのことに住民みんなが協力してその事業をやりましょうよ、村おこしやりましょうよというのが狙いなんです。遊休地でそこでやるいうのは、それは、そういうふうなのは、もともとそういう発想を持たれてるようでしたら、この事業はやらないほうがいいですわ。住民みんながやっぱり協力してやるためには、各家庭で競い合ってそういうことをやるのが、要するに一つの事業としては住民が参加していく意義があるんですよ。そう思うんですけど、私は。ここ町長、どうでしょう、私の考え方。そういうのは結構おもしろいと思うんですけど。 ○町長(中  和博君)   岡本委員の考え方はね、私はもう早くからそういったことは、私がようポケットにいろいろ言うてるのは、結局そういうことなんですよ。行政が率先して本当にやるものが、例えば阪神タイガースのユニホームのやつを田んぼで、赤米、黒米で地上絵みたいな形でやっておられる方がおられる。これは農協なり商工会なり、そういう地域の有志がそういうのをやっておられる。それで先ほどのヒマワリもそうでございますし、やれる方は自分でやっておられます。  私は、やっぱり行政が仕掛けていくのも一つなんですけども、やはりいろんな団体がございますので、せめて自分らのことは自分でせえよと、私はいつもそのように考えておるんですよ。いっぱい、行政がやればそれは補助とかそんなんはあるかもわかりませんけども、僕はそんな補助金もろうてする類いのもんじゃないと思うんですよ。やっぱりそれは地域のいろんな団体、今、青年団はございませんけども、そういった有志の団体がそのことに積極的に取り組む、そのこと自体が活性化につながっていくと。行政が指導することが果たしていいことなのか、その点に私はちょっと一抹の疑問を感じるわけでございます。 ○委員(岡本ひとし君)  町長が言われるお考えは私十分理解した上で質問してるんですけど、これは町全体でもそうですし、その地域ですね、要するに校区単位でも結構なので、校区単位でもいいし、今、皆さんお住まいのその自治単位でもいいと思うんですね。そういうことも一度考えて、来年度に向けて行政のほうにそういう話を持っていきたいというふうな考え方を持っておりますので、そのときはまた行政のほうでしっかりと何らかの支援をお願いをしたいというふうに思いますので、これはよろしくお願いをしておきます。答弁は結構でございます。  次に、獣害対策について、先ほどの委員のほうからも質問ございました。獣害対策の費用が、今年度、申し込みの日にちももう過ぎまして、その後からも申請が何件かあったいうふうな報告があったわけでございますが、なければ、そういう要望があるのであれば、補正予算を計上してでも、住民さんからのそういう要望があれば受けて、補正予算を計上して、その事業を継続していくことも一つの行政としてのやはり私は責任ではないかなというふうに思うんですが、それはどうなんでしょう、次の議会あたりにそういう補正予算を組むとかいうお考えはないもんなんでしょうか。いやいや、ことしはもう補正は組まずに来年度の予算でもう少し上積みするというお考えなのか、その辺ちょっと現時点のお考えをお聞かせください。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  この事業に取り組んでもう3年目になりましょうか、そういった中で取り組まれる時期なんかにつきましても、広く周知をしております。一定の役割は果たしてるというのは考えるところでございますけれども、本来農地、自分でも守っていただくと、いただきたいというところもありますので、今年度については、補正をしてまでというところまでは考えておりません。 ○委員(岡本ひとし君)  ということは、次年度に向けて予算のほうも、来年度の予算も増額をしてやるというふうな考え方でいいわけですね。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  来年度予算につきましては、今年度承っております要望であるとかお答えした内容とかを踏まえて検討をさせていただきたいと思います。 ○委員(岡本ひとし君)  住民さんからのそういう要望があればしっかりと真摯に受けとめて、予算のほうも増額するなりしてですね、執行するしないいうのは、要望が来年度なければ執行しなければいいだけの話なんで、ある程度の増額をしていただいて、しっかりとした予算配分を次年度に向けて、今年度のこの決算の反省を踏まえて、来年度の予算編成にしっかりと盛り込んでいただきたいという思いでございますので、部長、その辺しっかり、特にこの獣害対策の費用についてはしっかりと予算に組み込んでいただくように要望しておきますので、どうでしょう、やるというふうな答弁もらえれば一番ありがたいんですが。 ○環境創造部長(森村  保君)  先ほども課長のほうから御答弁させていただいておりますように、それで今までやってまいってきております獣害対策の成果、効果等を見きわめました上で、また、委員おっしゃってますように、議員さんの要望等も踏まえた中で次年度の予算編成に生かしていきたいと思います。 ○委員(岡本ひとし君)  しっかりと次年度の予算に向けて増額をしていただくことを改めて要望しておきます。  次に、もう最後にしておきますが、毎年予算、決算のときにお伺いしておるんですが、農業振興費の中で例のパイプハウスの件でございますが、23年度の申請件数が2件ということでね、町単費でやってるわけじゃないので、当然よくわかるんです。もう少し使い勝手のいい、そういう条件等々の引き下げとか、そしてまた支援のあり方とかいうのも考えていくべきではないかなと。実際のところ申請件数2件、これはもう個人給付と一緒ですわ。その辺もういいかげんに考える時期に来てるのではないかなという思いを持っておるんですが、いかがでしょうか。お考えをちょっとお聞かせ願えませんか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  これまでパイプハウスの事業については3年なり5年をめどに検討させていただくということで、10万円が天だったものを上限を撤廃して昨年度も取り組んでみましたけれども、2件ということでございました。そういった反省から24年度については、これまで農家さん、もう既に農業に従事しておられる方を対象にしておったんですけれども、新規就農者の方も含めて支援ができるという取り組みに変更いたしております。現在のところ2件だったと思いますけれども、そういった申請がございます。これがここまで変えてもなおかつ余り効果がないということになれば、来年度予算はまた見直しをせざるを得ないなというふうに考えております。 ○委員(岡本ひとし君)  しっかりとこの事業を、やられてるとこはちゃんと今年度も立派なハウス建てられて、新規農業者の方、やられてるのは十分知ってます、聞いてます。それはそれとして、余りにも件数が少なければ少ないほど個人給付になってしまうその色が濃くなりますので、広く浅く周知徹底をしていただいて、活用できる事業に変えていくべきではないかなという御提言をさせていただいておりますので、よろしくお願いをしておきたいと思います。  そこで、今までこの事業を導入されたその後ですね、事業者といいますか、農業者、その後の活用については、一定のまとめ等々がなされておると思うんですが、現状どのようにパイプハウスを設置された方、活用されておるのか、ちょっと御報告を願います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  この事業については、この補助を受けた方については、本町が実施しておりますパイプハウスを活用した冬場の野菜の講習会に必ず参加してくださいということで条件づけをしております。そういったことから、参加された方については冬場の野菜についても出されておるということで、担当職員のほうもその確認を冬場にしておるところでございます。ですので、一定そういう検証をした中で、された方については効果が出ておるというふうに考えております。 ○委員(岡本ひとし君)  引き続きその後ですね、設置された方のやっぱり動向というか、それもしっかりと見きわめることも必要ですし、また反対に行政からもそういう情報であるとかいうのも私は提供をしていくべきであるというふうな考え方を持っておりますので、引き続きよろしくお願いをしておきたいと思います。  それでは最後に、土木に関してちょっとお伺いをしたいんですが、土木のその例の一括発注の件なんですけれども、これどうなんでしょうか。状況としてはスムーズに土木工事の、土木だけじゃないんですけども、工事についてはスムーズに運用されてるという認識でいいんでしょうか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの土木工事についての御質問でございますけども、スムーズに工事のほうはできているというふうに認識をしております。 ○委員(岡本ひとし君)  それじゃあ結構です。以上です。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑ありませんか。 ○委員(中西  武君)  いろいろと御意見が出ておりますけれども、こういう席で、予算の席でも一緒やろうと思いますけれども、毎度毎度同じようなことばっかり繰り返しとるわけです。なかなかかみ合わないのんと、能勢の活性化と言われとるのが変化が起きてこない。ほんでこれこの40ページあたりからずっといろいろ農産物のどうこうというのが書いてあるわけですけれども、やってこられた分がぱあっと目に見えて、この5年なりの間に見えてくれば励みにもなるわけやけれども、何かこういうことしました、こういうことしましたってなっとんねんけれども、一つも実際に変化が起きてこないと。だんだん能勢町が沈んでいっとんのとちゃうかいなと。これは人口減とそれから年を、私自身もですけれども、だんだん年とっていくので、若い人が少なくなってまうと、こういうふうな現象のもとに変化が起きてこないと。この中で何をしていくねやいうことがもう、相当年がたってきとんのやさかいに、やっていかないかんのんちゃうかいなと感じるわけです。  小さいところからちょっと聞いていきますけれども、この41ページのところに、皆さんと一緒やけんど、この能勢栗の振興と。これは誰かて気のつくことで、能勢の銀寄というのは、私も物産センターに出荷させてもうてますけれども、個人がちょっと売るのにはちょうど物すごい評判がようて、出荷するだけ大体売れます、毎年。これはありがたいことであると思いますけれども、ここで2,000本のこれを基準にして栗の苗を補助されたと。ほんで、ここで何が問題になるかといいますと、これを山に植樹された場合、それが成木になるのが何本ぐらい残ると思われますか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  何本ぐらい残るかという御質問でございます。これは当然植栽をされた後については、検査に町のほうで行っておるわけですけれども、実際のところ、これだけの本数がどれだけ残っとるかという追跡調査までは現在のところできておりません。 ○委員(中西  武君)  私は、父親が高齢になってできないようになって、まあまあこういう議員に出させてもうて、ちょっとは農業をやらんといかんということで、それ以降ずっと自分の山をつくってます。クリ山が少々あります。自分でクリを植えて、それを1年、2年目ぐらいに接ぎ木をして、それを山にどんどんどんどん植えていっとるわけです。それでも私の山はカヤ山になってまいます。  カヤが生えるということは、クリの木がなくなってもうて、お日さんがどんどん地面に当たると、能勢の場合はまずカヤがわんわん生えてきます。これ何でかいいますと、みんな新しいクリの木は鹿が頭を食ってもうて、それを2年ほど繰り返したら枯れてしまいます。もう相当大きいなっても、後ろ足で立ってがあっとくわえて引っ張って倒してまうと、こういうことの繰り返しのために、クリ林の中がまあ言うたらはげ山になってしまって、ほんで、カヤがぼんぼん生えてくるわけです。現在も毎年30本ぐらい私は自分で接ぎ木した木を植えとるけんど、そのうちの1本か2本しか成木にならない、そのうちに古い古い木が寿命が来て枯れていきます。こういうふうな繰り返しです。  今、こういうふうな、年間2,000本ほどやっておられますけんど、これ煎じ詰めていったら、獣害にやられとるということになってくるわけです。ほいで、毎年何ぼかの費用をかけて、その植えたクリの木のぐるりにワイヤメッシュでぐるっと輪をかいて2段ほどしてこんな高さにしてやっとるねんけれども、これは誰かが言うておられましたように、その葉っぱを食べよう思うてぐわんと落ちて、相当頑丈なことしとかんとできないと。これ原因ははっきりわかっとるわけですわ。こういうことを解消したら、ほんで、山じゅうをぐるっと取り囲んだらクリの木が何ぼでも育つわけですけんど、私の地区はそういう形で、山を全部取り囲むいうたら相当な、1キロほど巻かんなんと、こういうふうなことが起きてきて、これが原因になってクリが育たないと、こんなことが起きとるわけです。  今、こういう補助をされてやっておられますけんど、こういうことも知った上で植えた木をどうするねやと、どうして害獣から守んのやいうことをまず、これも勉強してもらわんといかんの違いますか。苗木に補助出しますよだけでは、これは育たんと思いますよ。私がこの20年来、ここの場所出てからずうっとやっとるけど、なかなかクリの木の数がふえない、現在も今ちょうどまさにクリの下刈りせんなんときやけんど、カヤを、草を刈っとるわけですわ。こんなことちょっと考え直してもらわんといかんと思うけんども、そこら認識しておられますか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  認識いたしております。当然クリの苗木を配布する際にはそういった御案内も森林組合を通してしているところが一つ、それからクリ講習会において試験圃場を町として借りておるわけでございますけれども、そこのところでこういうような柵なり網を設けてくださいと、こういうところにやれば適切ですよというような講習会もあわせてやっております。以上でございます。 ○委員(中西  武君)  まあまあこんなことも老婆心ながら言うておきますけれども、なかなか銀寄を立派な大木にしようと思いますと、能勢町内でどこに植えたかてできるもんではないんです。私の経験では、まあさすがに歌垣地区、それから東郷のほうにかけてと、ほんで我が岐尼の岐尼ン田を取り囲んだ部分、これは何やといいますと、大体が土ですねや。がらがらの石の多いような山ではなかなかクリの大木が育たないと、こういうことも知った上で植林をしてもらわんとね、はっきりしとるけんど、これは言うたらこだわりがあるかもしれませんけんど、我が垂水と一つ山越えた山田のほう行ったらあんまり、悪いですけんども、大したクリ山がないんですわ。山辺も少ないです。これやっぱりそういう岩盤の近い山、私のとこらはケヤキもいっぱい生えとるけんども、赤土地帯で、どこまで行っても赤土です。栗栖の一部もそういうよいクリができてますね。こういうふうなことも知った上でこれは、私この間、自分の研究発表しとるみたいなもんやけんどもね、こういうことがわかってきたんですわ。  ほんで、出荷させてもうて、東郷の薫蒸やらに寄せてもうていろいろクリを見せてもうた結果、能勢の中でもいろいろ、同じ銀寄でも物すごくいろいろあります。どれがええとは私の口から言いませんけれども、大体米と一緒で、自分がつくったんが一番ええのんじゃと、こういうふうに思ってはる人は多いと思いますけれども、これは事実です。こういうことも知った上でやられたらいいのんちゃうんかなと、これは思っとることをちょっと言うときますわ。  それから、このせっかくの銀寄いうブランドがあるわけですけれど、これただつくってそのまま売っとるだけやったら限度があると思いますわ。こんな2,000本とかいうのがそれが一斉に育ってどっと能勢から出ていったら、それがはけるだけのもんが、場所があるかどうか、これが次につながっとると思いますけれども、出荷推進事業費、これここで何か工夫せんことには、せっかくのこの、まあまあ能勢の黄色いクリ、ちょうだい言うて言わはる人が相当あると思いますけども、これは銀寄のこと指しとんのやと思いますけれども、そういうまあまあよいブランドを何か次の展開に持っていこういうのは前々からしょっちゅう言うとるけど、何か一つも出てこないということですね。このあたり、付加価値をつけて売ったらもう一つええのんとちゃうかいないうことは誰かて気がついとんねんけんど、さあそれをどういうふうにやっていくのやということが一つも相談ができないような気がしてます。まとまってない。このあたり、振興課としてちょっと一気張りしてほしい思いますねんけど、どないですか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  大きく2点の御質問かと思います。1点はその付加価値、1点はその売り先ということになろうかと思います。売り先ということになりますと、JAさんなり物産センターがあるわけでございます。手元の資料で恐縮ですけれども、クリのJAさんの出荷量、一番多いときで15年から23年度までデータがございますけれども、18年度に約2万9,900キロ、まあ3万キロですね、販売されて、出荷があったものが23年度については1万2,200キロということで、半分以下ですね、に落ちております。また、物産センターでも2万、売り上げで、こちらは売り上げベースになりますけれども、2,300、済みません、そうですね、2,350万ほど最大のときはありまして、近年は2,000万前後で推移しております。そういったことから申しますと、キャパ的には売り先ということでいうと、あるように考えております。  ただし、その付加価値というところでございます。これはパッケージを町のほうでつくりましたりとか包装用紙をつくったりとかいう取り組みもしておりますけれども、本来もう少し、どういいますか、銀寄の生産地でありますよというような広報なり、住民さん自身もそういうことに気づいておられないという方が多数いらっしゃるように伺っておりますので、これは来年度予算になりますけれども、今のところ担当課としましては、銀寄発祥の地というようなそのモニュメントなりそういうのを設けて、一つ啓発に努めたいなというふうに考えております。そういった付加価値をつけるようなことをまずそのモニュメントのところから考えていきたいなというふうに現在のところ考えております。 ○委員(中西  武君)  付加価値というのんがちょっと、それも一つなら、加工いうことも考えてもらわんといかんであろうと。今のままでは何かもうとまってしまうのん違うのかな、このぐらいで。それ以上どんどんどんどん生産しても、そのままで売ったら売り切られへんことが起きるのん違うかないう気持ちをしてます。  そこで、次のページに書いてあるのが、この販売促進委員さんと。これ推進委員とかこういうふうなんいろいろ、結果が、生産拡大及び品質向上に向け運営企画が行われたと、こういうふうな形ができてきたと書いてありますけれど、これどのぐらい効果が上がって、私どもが思う販売促進なんていうのは、まあこれはクリだけには限らんけんど、去年になりますのんかな、美作やら行って、ほんなら彩都のほうで出店みたいなのをやっておられるとか、その前議会で、まあそれも議会で奥出雲行ったときに、いろいろそこの物産を売るプロの、プロ的な人が全国に販売に歩いてはる、大きな企業とかね、それぐらいをするのんが販売員と違うのんかな思うて。どこかの商店に行って、能勢のやつ置いてもらえませんか言うて、そんなちっこいこと考えとったらあかんのん違うかなと私は思います。  私、その奥出雲いうのは、議会で行ったんとその前に個人的に行ったんとで、そこのシイタケを売っておられる、売ってるというか、シイタケのところに行ったときに、そこの支配人の方が、私はここにあんまりおらしまへんで言うて、全国飛び歩いてますよ言うて、我が奥出雲のシイタケを日本一や言うてずっと売って歩いてます、これが販売員と違うんのんかなと私は思うわけですけれども、今、このここに販売促進員というような人は何を目的にこういう人が置いてあんのや、ちょっと具体的なことを聞きたいと思います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  お答え申し上げます。  これはふるさと雇用の基金を使った事業でございます。販売促進員ということでございますけれども、物産センターも開業から10数年たちまして、一定売り上げも頭打ちになってきておる中で、野菜の生産販売というのももちろんですけれども、加工品の開発なりレストランの新しいメニューの開発というのが必要だろうということで、販売促進員、そこに重点を置いてお願いをしておるわけでございます。できることならば、そういう商売に出ておられる方を採用して、広く例えば百貨店に売りに行くなり、全国を飛び回るような、議員おっしゃるような活動もできたらそれはそれにこしたことないなというふうに思うんですけれども、今のところ自分とこのお店の中だけで手がいっぱいで、そういうようなことには至ってないというような状況でございます。 ○委員(中西  武君)  私が想像したとおりやと思います。こういうことをして、狭い狭い範囲でいろいろやってはる言わんと、もっと町として取り組むぐらいなら、これは物産センターでもようそんな話ししますねんけれども、もうちょっと大きい物事を考えて能勢の産物を売ろうやないかいという、こういうようなプロジェクトをつくっていかんとね、その次の農業振興とかこういうなんどんどん出てきてますけれども、いかにも規模が小さ過ぎんのん違うかなと。  今、物産センター、まあまあほかでもいろいろやっておられますけんど、私も物産センターに参加しとるさかいに、それをじっと見てますけれども、大体高齢者ばっかりで、一家を支えてやるような規模までいっとるところがなかなか少ないですわ、何人かおられますけんどね。そやから、この農産物の生産だけで一家を支えていけるかなんていうたら、そんなん無理な話で、そやけど能勢は農業でやっていくねやという限りにおいたら、一家を支えるだけのことをできるような販売網をつくっていかんことには、こんなん活性化にならしまへんやないか。これは前々からずっと言われとったことやと思いますけれども。  これは私も含めてですけれども、高齢者ばっかり、物産センターに限ってですけども、高齢者が大方の人がおらはって、月々のちょっとの小遣いができたらいいななんて言うて、そういうふうな人の集まりみたいにだんだんなっとるの、これもう気がついてはるはずやと思います。活性化をいうのやったら、そこでもっと大々的に、販売員もおって、ほんで加工品も研究してはる人がおっていうような、こういうようなもんに持ち込まんことには、もっというたら、税金を納めるだけの会員さんがどんどんできてこなあかんやないかいと、何のためにしてんやわからんやないかいう意見が前からあったわけやけれども、ほんで、今になってきたら、何か猪名川町や清和台とかあんなところに能勢の産物やいうてちょいちょい出してはりまっせ、能勢からようけ来てまっせなんて、これ、別にどこに出荷しはろうと勝手な話やけんど、そんなことが起きてきて、ほな、ますますそんなとこまで運ぶ元気のない年いった人ばっかりがいて、これは悪う考えたら物産センターが衰退していくのんと違うんかなと、もうちょっと大きく構えてやっていかんといかんときが来とんのん違うかなと私は思います。  これはまあ産業課だけと違うて、物産センターの中でもいろいろと議論してもらわんと、こんなことしとったらせっかくの、ほんでなかなか隣の猪名川町のお客さんが大分ふえて、向こうもふえてます、その分うちが減っとんのんと違うかなと感じるわけです。このあたり、何かあっこは物産センターで独自でやってもうたらよろしいまんがななんて言うて澄まし返っとるときと違うと思いますけんども、これに対して何ぞ答弁お願いします。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  農業を通じた活性化という観点から申しますと、物産センターが果たす役割というのは非常に大きくて、そこは今、指定管理を受けておる有限会社能勢物産センターの企業使命でありますし、大きな役割だというふうに思っております。その売るためにも何が必要かというと、やっぱり安定した生産量というのが今度は必要になってまいりますので、そういった安定した生産量に向けては行政が支援するという体制にこれはなってこようかと思います。なかなかそういった、先ほど来いろいろ質問をいただいております出荷推進事業なんかでそういう安定した生産に向けて努めておるところでございますけれども、なかなか劇的に販売数が伸びるというところまでは至っておりません。したがいまして、これは対症療法ではありませんけれども、昼から例えば物産センターに来られた方が手ぶらで帰っていただくことのないよう、加工品、例えばことしですと栗ジャム、栗チョコ、栗焼酎に加えて栗ショコラという商品の開発であったりとか、また米粉を使った商品なんかを陳列することによって、少しでもそういう活性化に向けてチャンスを逃すことのないようにしていく必要がありますし、それは申しますまでもなく、地域振興課だけでできることではありませんので、町全体で町の振興に向けてというところは取り組んでいく必要があるというふうに思っております。 ○委員長(原田 健志君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 0時09分               再開 午後 1時11分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  会議を再開いたします。  午前中に引き続き。 ○委員(中西  武君)  もう事のついでですので、今まで言うとったんと同じ続きになってきますけれど、今、生産者がいろいろ物産センターとか野菜をつくってどうこうしておられますねんけんども、一つは今、能勢に若手の方を、入っていただいて、農業でやっていくいうような、こういうような話が今たくさん起きてますけれども、これ入ってこられた方が家を借りるか何かして、ここで生活をして、世帯を持たれて一家4人なり5人なりの人数がふえてきたとした場合に、なかなかこの野菜とかそういうなんで一家を支えていくいうのんがなかなか難しい時代になっとるんと違うかなと、こういうことを考えますけれども、今、そういう話、当然産業課も聞いておられると思いますけれども、そこまで考えていろいろこれから施策を打っていかれるのかどうか、ちょっと先での考え方ですわね、若いとき、ひとり身のときは何とか自分が食べていくだけのお金もうけとったらいいけれども、ここで世帯を持って一家を構えていけんのかどうかいう、こういうような問題に次は突き当たってくるはずやと思いますけれども、そのあたり、どういうふうに考えておられるのか、ちょっと聞きたいと思います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  今、国のほうで人・農地プランというプランをつくることを推奨されております。それは農地を有効に利用するために地域の中核者なり新規就農をされる方に農地を集約したらどうやと、そのための話し合いをしなさいというようなことで通知が来ております。町のほうも新規就農されてる方にそういう意見を今年度聞きに行っとるわけでございますけれども、その制度にのった場合でも、最長5年間、150万円の補助があると、それは何に使ってもいいということになっておりますけれども。ですので、それ以降についてはやはり農業を自分で選ばれたということになりますから、そこは一定御自分でも努力していただくことが必要だというふうには思います。ですので、能勢町としては、その方たちに農地を例えば紹介することであったりとか、そういった制度なり枠組みをつくることが大事なのではないかなというふうに考えております。 ○委員(中西  武君)  なかなかそこまで行政の手が何もかも応援できるもんではないと思いますけれども、今、都会からそういう人が入ってきて、一部やっておられるいう話は聞きますけれども、なかなかここに根を据えてやっていこうなんて思ったら難しい、それにはやっぱり農業いうのんをもっともっと何かの形で考え直して、一つの会社形式にするとか何かそういうふうな形でやっていかんことには、今、能勢である農家みたいな形でやるいうのはなかなか無理な話であろうと。今は若い人が勤められて、ほんで大変な最新式の農機具をたくさん買うて、それで米つくりをして、米の値もこれからどういうふうに変化していくか、昔みたいに1万円以上で1袋売れたらうまいこといくねんけんど、ちょっと先を考えると、お米も安うなっていくのんと違うかいなと、こういうようなときが来とるわけです。このあたりも長期の先を考えていろいろ研究していかないかんときが来とんのん違うかいなと、こういうふうなことを私は考えます。  私、偉そうなこと言うとるけんど、もう年なんで、孫の顔見て喜んどる時代に変わってきたさかい、こんなこと考えるだけで何らようしませんけれども、まあこれは行政のほうでもいろいろ考えていただきたいと、これだけお願いをしておきます。  次に、もう最後の質問にしておきます。観光振興事業、これ私、観光協会にもおるわけやけれども、ここで、今先ほどから話が出ておりましたけれども、能勢へたくさんの人が入り込んで来ておられるいうのは、ある種私も感じております。そこで今一番能勢で不足しとんのんが、たくさんの人が入ってきてはるわけやけれども、それに対するトイレやらがないんですわ。このあたり、そらまあしゃあないなでは済まされへん問題やと思います。まして観光地で若い女性を対象にしたとかいうて、ああいうふうな雑誌をつくって、ほんで、若い人が来られてトイレ行きたいな言うても、行くとこがあらへんねん。まさか男みたいに道端でやっとけやと、そんなわけにはいかんと思うけれども、このあたりも、お客さんがふえてくるに従うて、こういうことをちょっと本気になって考えてやってもらわんことには、またせっかく来られた人が能勢行って困ることがありますよいうて、またお客さんが逃げられたら困ると思うけれども、これちょっと各地区からトイレつくってもらえませんかいうような話がちょいちょい入っとると思いますけんど、これそういうこと、何か考えておられますか。 ○淨るりシアター館長(松田 正弘君)  トイレに関しましては、もうこれは本当に大きなテーマであると感じております。それでおっしゃいますように、お客様がふえれば当然トイレの需要も高まると、それは十分認識をしております。ただ、町の公衆トイレもありますし、豊能自然歩道のトイレもありますけど、まだまだ足りないというのも認識しております。ただ、このインフラを整備してトイレをつくるとなると、これは地域の住民の方のかなりの御理解が要ると。トイレをつくるとなると、そこはもう観光地として認めると、お客さんを行政としましてもどんどんPRして呼び込むと、それが地域の人が御理解をいただいて、それで初めて観光地として成立すると考えております。これは、だからといって諦めてるわけではございませんで、また地域の人たちにも御理解をいただいて、将来的にはそういう整備も前向きに考えていかなければいけない時期には来ていると認識しております。 ○委員(中西  武君)  一つの例として長谷の棚田あたりね、ああいうところへ来られて、もし歩いてどうこうなってくると、当然トイレも催してこられると思いますけれども、まあまあ地域の方と合意の上でせんといかんけれども、なかなかそこへたくさんの人が来られてごみだけほって帰りやがってちゅう、こういう考え方の人もあんのんが事実で、片やたくさん入ってもらって何とかちょっとでもお金を落としてもらえんやろかいう方もあると思いますけれども、そのあたりもいろいろと相談してもうて、当然私たちもそれは協力していかないかんと思いますけれども、ちょっと真剣に考えていただきたいと。  今、若い人はどういうふうに考えておられるか知りませんけれど、私らはまあまあ懐かしい景色、こういうなんが一番心が落ちついて、私、地方へ出ていくいうのは、そういう場所なり景色を見るために行ってます。市街地のがさがさした一方交通や何や信号や何やいうような、こんなとこでうろうろしとるの大嫌いです。自分の子供の時代に合ったその景色いうのんが一番落ちついた感じ、これはまた当然こういうことを思って能勢へ入ってこられる方も当然あると思います。そのときにそういうトイレの施設がないというのはちょっと恥ずかしいと思いますので、これは一つ希望でございますので、真剣に考えていただきたいと思いますので、これで質問を終わります。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑ありませんか。 ○副委員長(谷  義樹君)  そしたら、何点かお聞きしたいと思います。  あす、浄瑠璃の神社公演があるということで、非常に能勢の発信としては大きな役割を果たしていると私も思っております。特にこの23年からでしたかね、それまで2回であったやつが1回になったんがね、神社公演ね、そこら辺について何かちょっと思われることがあったら、まずお聞きしたいと思います。 ○淨るりシアター館長(松田 正弘君)  神社公演についての御質問ですが、20年から夜間での神社公演を行いまして、そのときは東地区と西地区というバランスを考えまして2カ所でやっておりました。それで当初、その当時の補助事業でして、その神社公演をやっていくと。当初はその3年間で終結したいと考えておりましたのが、かなりリピーターの方もふえましたのと、評判がよかったいうことで、何とか続けていきたいということで、続ける一つの手法として1カ所に絞らせてもらって、今現在、文化庁の補助事業をいただいとるという考え方で、昨年とことし、あした行うのは久佐々神社が続きましたが、それも町内に展開していきたいと今後も思いますし、1回といいましても、その中の1回を充実を図って今後とも進めたいと。それともう一つの考え方は、神社公演にはこだわっておりません。神社公演にこだわっていないというのは、場所が神社でなくてもいいんじゃないかなと、いろんなところでできる可能性もあるんではないかなと思っております。以上です。 ○副委員長(谷  義樹君)  補助金の関係で、それまで2カ所、東西でやってたやつが1カ所になってしまったと。今現在もこれ補助金を受けながら年1回の事業をやってると思いますけれども、そこら辺の今後の見通し、その点をちょっと確認しておきます。 ○淨るりシアター館長(松田 正弘君)  今後の見通しということでございますが、成果報告の37ページに記載しております芸術文化創造費の中の事業ですが、これはすぐれた劇場・音楽堂からの創造発信事業ということで、今、文化庁のほうから補助を受けております。これは昨今、22年度からなんですが、5カ年、22から23、24、25、26年度までですか、5カ年の内示をいただいております。少なくともその間はこの神社公演は認められておりますので、続けていくということになります。以上です。 ○副委員長(谷  義樹君)  5カ年の事業ということで非常にありがたいなと思いますけれども、能勢全体を見た場合に、やっぱりこの能勢の浄瑠璃というのは、今まで努力されてきた結果、結構な発信ができてると、もちろん鹿角座の活躍もあると、それ以外の保存会の活動もあるということで、やっぱり能勢の魅力を発信する大きな役割を担ってると、そういうふうに思うわけですけれども、今、この5年間の補助金に頼った事業以外にもっとやっぱり強力に能勢を訴えていくということが必要かなと私は思うんやけんども、新たに独自に自主財源でそういったことを取り組んでいくような、そういうことを今後展開できないかなと思っておりますけれども、その点はどうですか。 ○淨るりシアター館長(松田 正弘君)  昨年度実績でいいますと、浄瑠璃をやりまして、その中で要望がありました国際演劇学会みたいなものが新たに大阪大学なり日本演劇学会と組んで物事を進めていくいうのも出てきます。ほんで、そういうふうな例えば学校でありますとかほかの浄瑠璃団体、これは大阪府以外のこともそうなんですが、そういうふうなタイミングが合えば、それは積極的に組んでいって、補助事業以外にも、町としてメリットがあることであれば、それは積極的に取り組む気持ちでいます。 ○副委員長(谷  義樹君)  ちょっと神社以外にも展開できないかということ聞くつもりやったんですけども、今、館長のほうからそういう返事をいただきました。2015年には地黄城が築城400周年を迎えます。ぜひともそういったところでもできたら計画いただきたいなと、そういった気持ちを持っております。  今ちょっと話出ました、国際演劇学会ですか、ここで一応そういった発表の場があったというふうに聞いておりますけれども、ここら辺についての評価なり当初の狙いどおり実績が出たのかどうか、その点ちょっと具体的に教えていただきたいと思います。 ○淨るりシアター館長(松田 正弘君)  成果報告にも書かせてもらっておりますが、50カ国、約300人の方が来ていただきました。当初50カ国の500人ぐらいということで聞いておったんですが、ちょうど震災の関係で影響が出まして300人に減ったという実態があるんですが、そのときに人形浄瑠璃を見てもらいまして、シンポジウムを行いまして、能勢の浄瑠璃を紹介させていただいたと。ほんで、これが非常に評判がようございまして、どこでしたか、アルゼンチンだったと思うんですけど、そこに、国際芸術フェスティバル、そういうふうなんにも出てもらえないかと、それは実現はしなかったんですが、そういうこともありますし、これに参加しておられたのが各世界の大学の教授、それと大学院の研究生が主でしたので、学会の中のホームページもそうなんですけど、個人のホームページも何件か載ったのも確認しております。以上です。 ○副委員長(谷  義樹君)  能勢の浄瑠璃の発信が国際的に広がる一つのきっかけになれば本当にありがたいなと、そない思います。  ちょっとこれ直接関係ないかもわかりませんけど、物産の浄瑠璃についてちょっと、この際浄瑠璃に関係して確認したいんやけれども、一応素浄瑠璃の発表する場ということで、奇数月にずっと継続されてますね。それについて、一定の当初の狙いから見た評価なりがあったらお聞きしたいと思います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  物産センターでの浄瑠璃、素浄瑠璃の上演につきましては、奇数月の第4水曜日に実施をいたしておるところです。これをやり出してからもう3年になるんですけれども、リピーターの方、ふえてきております。横にちょうど観光案内所があるんですけど、そちらのほうにも次の物産センターでの浄瑠璃上演はいつですかというようなことも問い合わせがあるということも伺っております。また、少しでも新しい方に見ていただくというそもそものコンセプトでございましたので、物産センターのほうとタイアップをしまして、浄瑠璃を見てからお買い物をしていただいた方については粗品をプレゼントするとかいうことも昨年度からやっております。一定それも好評ですので、今後も物産センターの協力を得てやっていきたいというふうに考えております。 ○副委員長(谷  義樹君)  物産浄瑠璃、これ最大限に活用して、これも浄瑠璃の発信に使っていただきたい。  私、ちょっとできるだけ都合つく限りは向こうへ聞きに行くようにさせてもうておりますけれども、ちょっと課長とは違う印象を持ってるんですよ。というのは、非常に関係者はたくさん出てるけれども、一般のいわば買い物客とかそういった方が少ないと。しかも最初は何か興味あるんかしらんけど、すっとおられるけれども、もう2番手ぐらいになってきたらほとんどの方がずっと移動されてるというのが私の目から見た実態なんですよ。ということは、やっぱりそれなりの魅力があるけれども、その発信の仕方、それからやっぱり興味を、そのために買い物にもついでに来るぐらいのそういうリピーターをやっぱり育てんことにはだめやと、そういうふうに私は感じています。  例えば9月、今月はその月間ですね、いまだにそのホームページを見てる限りは、そういった予定も何も載ってませんわ。多分そこでの情報を得ようと思ったら、物産へ直接行かんことにはわからへんと。ほんなら、来た人しかそういったことがあることを知らないと。これは前にも1回言わせてもうたけどね、やはりそこら辺、本当にその魅力を発信し、能勢の活性化のために活用しようとするからには、今の取り組みを続けてる状況では、もちろん関係者は努力されてるのわかってますよ、入り口でずっと立って案内してね、ところが、それだけでは不十分やと私感じますけれども、そこら辺、その改善の余地が非常にあると、そこら辺の考え方、その点を確認したいと思います。
    地域振興課長(藤原 伸祐君)  事務局も保存会の方もいろいろ御案内等に努めていただいておるところというのは御承知のことかと思いますけれども、ホームページにつきましては、ちょっと今月載せ切れてないということで、申しわけありません、早目に載せるように努めてまいります。  どうしてもその語っておられるのを聞くだけでは中身もわからないし、何を言ってるかわからないというお声もよく聞きますので、できるだけ粗筋とか床本も渡すようにしておりますけれど、もう一歩何かちょっとできないかということで、例えばホームページにもその粗筋を載せるとかいうことができれば、そのようにしていきたいなというふうに思います。 ○副委員長(谷  義樹君)  物産の場合は床本のちょっと概略版いうんかな、そういったもんを配ってもうてるんで、比較的初めての人でも読めばわかると、そんなふうに感じます。ホームページについても、町のホームページはもちろん、物産いうか観光協会のホームページも十分活用してもうて、可能な範囲のPRをこれからは今後努めていただきたい、そない思います。  ちょっとその観光関係の発信の中で非常にいろいろと幅広くやっていただいてると、またボランティアガイドの会の活動の方も非常に頑張っておられると、そういう実態があるわけですけれども、当初、能勢町、それから豊能町、それから妙見山の観光協会が、3者が一緒になって観光事業の協働の取り組みをしてましたけど、今現在、1市3町の施設組合を中心の形で、そういった自治体が中心に、ほかの交通業者、交通事業者ですかね、そこら辺なんかを寄せて1市3町を中心にしたそういう協会ができて、一定の観光事業の取り組みがやられてると思いますけれども、ちょっと具体的な内容が私にはちょっと見えないんで、今現在どういった活動がされてるのか、その点確認しておきます。 ○委員長(原田 健志君)  はい、休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 1時35分               再開 午後 1時36分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  会議を再開します。 ○副町長(上森 一成君)  済みません。川西、豊能、能勢、猪名川が行政であって、あと大阪府、兵庫県、阪急とか能勢電とか入って、いいな里山ネットという形でやっております。これは当初、川西の大塩市長が当選されたときのお決まりで始めたというふうなことです。なかなか当初勉強して、今もやっておるんですけども、なかなか十分なこともできていないという実態もあるんですけども、この間、能勢電鉄の幹部の方ともお話しする機会がございまして、そういうことはもっとやってほしいなというふうなおしかりもいただいたところでございますので、その辺はちょっと、行政が4つございますので、そこでまた連携をして、観光交流人口ということについては、こちらに来ていただけるような形で十分今後進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○副委員長(谷  義樹君)  今、たまたま能勢電鉄の名前が出ましたけど、能勢電鉄の場合は、そういう観光がしっかりできることによって当然利用者がふえてくるわけですよね、そのときだけにしろね。そやから、川西等とも連携したりして、いろんなことを本当に真剣に取り組んでおられますわ。びっくりするぐらいいろんな事業を考えておられると。そやから、そこら辺がやっぱり、せっかくそういう広域でやるからには、その力が十分にそれぞれの行政に評価できるような形で反映できるような取り組み、これをぜひとも具体的にやっていただきたい、そない思いますんで、よろしくお願いします。  あともう1点、ごみ処理の関係ですねんけど、ここではそういった具体的な点はないんやけれども、やっぱりごみ処理の一番の問題というのはそれの、どういうんかな、減量化と分別収集いうんかね、そういったところが非常に大きいと。ここら辺で要してる費用の削減にもつながるわけです。これ毎年、見させてもうてますけれども、大体似たような事業がずっと進んでるだけで、あんまり特色がないと。ということは現状で、逆に言えばもう満足してるんじゃないかなと。改善をもっと私はやる余地がようけあると思いますが、そこら辺が余り見えてこないと。  23年度、それから今年度の24年度も大体似たような予算組みで取り組みされてます。特に容器包装プラスチックについては、その質の問題が言われてますね、施設組合等でもね。そこら辺についても何かずうっと同じような取り組みが続いてるだけで、改めてそれを問題提起するような、住民の皆さんに、そういった取り組みも見られないと、そういうふうに感じるわけやけれども、そこら辺についてちょっと、今後どういった形に、この23年度の決算をもとにどういう展開をしていくのか、この点について確認したいと思います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  ごみの減量化、分別に向けましては、23年度に第2次の環境基本計画を策定いたしました。それとあわせまして減量化計画というのも策定をいたしました。その中で、雑駁に申しますと、生ごみの中の水分を切ることから始めましょうという方向性が打ち出されたものでございまして、今年度、環境フォーラム、10月の7日にてっぺんフェスティバルと一緒に開催いたしますけれども、その中で水切り、台所の水切りですね、生ごみを捨てる前に一手間加えていただくための水切りネットであるとか、そういった備品といいますか、道具を展示して、例えばモニター的にお貸しするとかいう取り組みをしましょうという、それを広くやりましょうというのが一つ。それからその場で、野菜のへたありますね、例えば今はないですけど、スイカのへたとかそういうのを使ったジュースとか、そういうことを、こういう使い方がありますよというようなこともフォーラムの中で御案内をして、捨てるものを有効活用して、なおかつごみも減らしましょうというような取り組みを今、環境検討委員会の皆さんと練っておるところでございます。以上です。 ○副委員長(谷  義樹君)  いろいろ考えておられるようで、その点安心いたしました。ただ、こういう方法がありますよいう形の紹介だけに終わってしまったらやっぱりまずいかなと、そんなふうに感じます。  先ほど、岡本委員から話がありましたヒマワリ、ヒマワリを能勢町全体に咲かせたらどうやと、そういった運動を取り組んだらどうやという話がありましたね。これは誰がやるかは別にしても、やはりこの、いっときごみの減量日本一か何かそういうことを目指したときに、住民の皆さんにほんまにきめ細かな説明会やって、取り組みをやられましたね。そやから、やっぱり本当にそれをやるんや、これだけは最低能勢町はやっていくんや、そういった本当に住民運動的な取り組みに展開していくようなことを十分頭に入れていただいて、そういった強化策を出していただきたい、そういうふうに思いますんで、よろしくお願いします。以上でございます。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに御意見、質疑ありませんか。  少しあるように思うのですが、マイクを用意させてもうてよろしいですかな。 ○議員(美谷 芳昭君)  済みません、所管外ですので、遠慮しがちに1点だけお聞きします。  獣害対策事業費のことです。これも先ほどから委員の皆さんからの質問がございましたけど、まず、いわゆる問題になりますのはイノシシと鹿なんですよね、それがいわゆる捕獲頭数、23年度で幾ら捕獲頭数があったか、シシと鹿で。できたら20年度ぐらいからずっとわかったら、その数をまず教えてもらいたいと思います。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  そうしましたら、今、23年度まで出ております。19年度からの5年間、それぞれの種ごとに御報告を差し上げます。  まず、鹿についてでございますけれども、19年度が有害駆除が69頭、以下、20年97、21年97、22年69、23年152でございます。それからイノシシでございますけれども、同じく有害駆除でございます。22、平成20年が40、平成21年が55、平成22年が200、平成23年が112頭でございます。以上でございます。 ○議員(美谷 芳昭君)  そしたら、鹿につきましては非常に22から23に一挙に倍からふえてるんですね。シシはちょっと、イノシシはちょっと減っております。このような中で、一番農業者、困っておりますのはこの有害鳥獣、何とかならんかという声がしょっちゅう私耳にしますので、この辺の対策をしっかりやっていただきたいという意味から、ちょっと3点ほど聞きます。  まず、買い上げ制度というの、私が前から言うておりましたけど、1匹5,000円とか1万円ぐらいで買い上げたら、したらどうかと。より効果が上がるんじゃなかろうかなということを前から申し上げておりますけど、この辺の検討はどのようになっておりますでしょうか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  お答え申し上げます。  買い上げの制度の検討についてということでございますけれども、買い上げの制度をしようということになりますと、当然費用が発生いたします。ですので、売り先が確保できれば一番よいということになるわけですけれども、まずもって売るという話をしたときに、それが売るのにたえるほど新鮮なのかというところがまず問われます。処分してから2時間以内にはきちっと血抜きをした上で、その処分場に持ち込まれないといけないというのがまず1つ課題となっておるところでございます。それから、後の処分なり処理をしていただく方が、では猟友会なり、その企業でいらっしゃるのかという確保が難しいということがもう1点ございます。もう一つは、鹿なりの肉として使える歩どまりですね、それが一般的には3割程度と言われておりまして、それ以外の部分についてはほとんど廃棄しなければならないというような費用もかさむということでございますので、これはやはり町単独で整備するというのはなかなか難しかろうということがございまして、広域の検討会なんかで町として要望なりをしておるところでございます。以上です。 ○議員(美谷 芳昭君)  今、最後に出ました広域の処理をどうするかと、広域で検討してるということをおっしゃいましたけど、これはどの程度まで今広域の処理は、どっか視察に行ったとか、何かどの程度まで進んでおりますか。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  結果から申しますと、広域での会議等にも担当出ておりますけれども、それぞれの市町村の思惑なり温度差というのがありまして、なかなか広域で施設をつくってというところまでは議題に上る、俎上に上るところまではいっておりません。しかし、町としては、それが上ったときにきちっと御説明なりができるように、先ほども申し上げましたけども、若狭町、嶺南地域ですね、福井県の、2市4町でやられております広域の処理施設をこの7月に視察に行って、その状況なり経過なりを確認をしてきておるところでございます。以上です。 ○議員(美谷 芳昭君)  猟友会は丹後半島のほうにも行かれているということを聞いておりますけど、いずれにしましても、この捕獲頭数、いわゆる個体数を減らすというのがもう一番の方法だと思います。そうせんと、これ非常に農業ができない、米づくりができないと。これまで来てなかった地域、田んぼにもかなりイノシシが出てきたということですから、もうこれ以上ふえて害が及ぶようやったら、しまいにもう米づくり、農業のやる気もなくなってしまうということで、これは真剣に取り組むべきだと思います。それで、そういう意味で、買い上げをして、それで買い上げした分は焼却処分するなり、ジビエ料理で何か売るなり、埋却するなり、いろいろ方法あると思いますけど、こういう買い上げも本当に真剣に考えていただきたいというのが1点。  それから、次に、被害防止の電柵の補助、現在ございますね。2分の1補助、事業費の2分の1補助ということです、町としましてはね。それ以外に農協が3万円、それから共済組合のほうが20%ですか、いうことで、もうかなりの補助がありますから、今どんどん整備されてると思います。今町内見ましても、あちこちで電柵がふえてきております。恐らくこれ能勢町の町内ほとんどこれ電柵で閉めてしまうと思います。ですから、そういう意味では、補助は引き続き現在の補助を続けてやっていっていただきたいと。先ほどの委員の質問なんかには検討すると、予算は増額しないというような答弁もありましたですけど、増額しなくても、せめて現在の制度は堅持してもらいたいということで、私は強く思っておりますので、この辺の考え方だけお聞きして終わります。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  補助制度につきましては、農家さんの生の声であるとか、被害の状況なんかを見まして、続けてまいりたいと思いますけれども、今の鹿なり獣害の状況から見ますと、もうしばらくは続けていく必要があるのかなというふうに考えております。以上です。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑ありませんか。  皆さん一通りお聞きになられて、ある程度細かなところまでお聞きになっていることがありますので、私のほうからというのは1点だけなんですが、ちょっとお聞きしたいことがありまして、それで話をと思いますが、私自身がちょっと2年ほど前にお聞きした分で、それは3年間の分ですので、3年後にちょっときっちりとできるというふうなことを聞いておった件が1件ありまして、その分がその後どうなったかを確認させていただきたいと思います。  ふるさと雇用の再生基金の分ですねんけども、そのときに同じようにごみ等のほうでもあった雇用のほうの分に関しては、大阪府のほうか何か少しお返しになった分があって、人数がどうこうのかげんがあったからお返しになったりとかしてる分があったするようなことを聞いて、そのときに、ふるさと雇用の分は1年目、少しちゃんと全部使い切れてない分があった分、ただし、これは3年間でございますので、3年目少し多くなったとしてもきっちりと使い切るというようなことを聞いておりました。今決算見ておりましても、1年目の分、2年目の分、3年目の分、3年目の分は2年目の分と比べてもそれなりに増額の分は使い切った決算になっております。ということは、これは、たしか人件費というか、雇用の分にかかわった分でお使いになったいうことですから、確認されたかどうか知りませんけど、ある一定の方法で1.5人とか、複数人だとか、ちゃんと使われたとは思いますけども、決算的な話でいうと、同じ1人でいけば時給がびっくりするぐらい上がらない限りは、これは使い切れるはずはないんですけども、そういうとこを確認された上できっちりとこの分は使われたというふうに判断してよろしいのでしょうか。そこだけお伺いします。 ○地域振興課長(藤原 伸祐君)  国のこの緊急交付金の関係で申しますと、まず1つ、美化衛生係のほうですけど、これ39ページのほうになりますが、報告書のほうですね。上段にございますとおり、不法投棄パトロールを実施したということでございます。これは21年から23年、例年150万3,000円という金額で、地域の雇用とあわせまして町道の不法投棄パトロールなんかを実施したところでございます。これについては、当初見込んでおった予算のとおり執行しておりますので、不用額は一切発生しなかったということでございます。もう1点お問い合わせのありましたふるさと雇用につきましては、これは枠としましては350万前後ずっととってきたわけでございます。しかしながら、平成22年度、前年度286万7,000円ということで、一応全額使ったということ、基金を充てたということになっておりますが、途中で雇用していた方がやめられて、次の方が見つかるまで3カ月程度要したことから、当初350万円ぐらい程度予算組みしていたものが執行できなくて、それを府のほうにお返ししたという経過でございます。ですので、その空白の期間につきましては、本来の目的を達成することができなかったということにはなりますけれども、今年度につきましては、1カ月ほど空白期間がございましたけれども、それ以外の間については、物産センターに販売促進員を置いておりましたので、一定の成果を見たのかなというふうに考えております。以上です。 ○委員長(原田 健志君)  少し休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 1時55分               再開 午後 1時56分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  再開します。  理解いたしましたので、その分に関して、これからもまたいろんなことでお願いしていかれることもあろうかと思いますが、そういった分に関してはきっちりと進めていただきたいと思います。  ほかに質疑がないようですので、この分に関しましての分の質疑を終わらせていただきたいと思いますけども、決算を前年度に引き続きまして、こういった形でやっていくことに関しましては、やっぱり終わったことを終わったことだとせずに、ある種継続であり発展であり、次への展開なり、新たないろんなことをしっかりと進めていただきたいということでこういうことをしておりますので、また予算組みのときにもお話をさせていただくこともあろうかと思いますけども、しっかりと進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  これで環境創造部関係についてを終わります。  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 1時57分               再開 午後 2時15分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  では、会議を再開します。  次に、教育委員会関係について質疑を行います。  念のため申し上げます。質疑は一問一答方式で行います。  質疑ありませんか。 ○委員(岡本榮三郎君)  済みません、そしたら、成果報告書のほうでちょっと質問します。  こども未来課、50ページですか、放課後児童クラブ事業、ことし主な事業として、毎年やっておられると思うんですけども、23年度の予算時において、ことしは久佐々小学校において、他校区の児童の受け入れを実施すると言われておったんですけども、その成果はどのようなもんでしたでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  放課後児童クラブのほうの他校区の受け入れの成果というふうなところでございます。放課後児童クラブにおきましては、平成23年4月から本格的に他校区の受け入れを行ってきたところです。それで、他校区からの受け入れとしましては、主に岐尼小学校、田尻小学校からの受け入れがあったというふうな状況でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  人数的にはどれぐらいいらっしゃりましたでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  まず、放課後児童クラブの他校区からの受け入れというのが常時ではなしに、一時保育という形で、その都度申し込みをされるというふうな状況でございます。それで、岐尼地区では主に2名、それと田尻地区のほうでは4名という形で、常に利用はされておりませんけれども、一時的に利用されておったというふうな状況でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  そうした中で、何か保護者とかお子様方から体験されたお話とか何かで、もしいいお話だとか、今後の参考になるお話を、もしありましたらお聞かせ願えますか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  特に保護者のほうからは聞いておらないんですけれども、どうしても新1年生なんかですと、保育所なり幼稚園の延長みたいな形になっておって、そちらのほうに参加することが喜ばれているというのんか、参加できることに対しては大変喜んでおられるというふうな状況でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  また、このときに子育ての相談コーナーなども設置して、さまざまな課題のある子育て、家庭のニーズに対応しますというようなことも言われておられましたけれども、そういった子育て相談コーナーを設置して、何かよかったというか、成果がありましたら、お聞きします。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  子供の相談コーナーというのんは、子どもフェスティバルの関係でよろしいでしょうか。 ○委員(岡本榮三郎君)  いや、フェスティバル以外に何か、ことし新しくそういうのん、コーナーを設けて設置しますというようなことを予算時に言われてたと思うんですけどね。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  平成23年度から子育てコーディネーター事業というふうなことの中で、今まで心理判定員だけを雇用しておったんですけれども、作業療法士という職種を雇用しまして、それぞれ障がいのある子供さんの相談等に応じておるというふうな状況でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  続いて、学校指導課のところで、58ページ、成果表の58ページですね。小学校においては平成23年度より、中学校においては平成24年度より実施されております新学習の指導要領の生きる力、この生きる力を育むという理念を実現するために予算編成を23年度されていると思うんですけども、具体的にこの右にあります、59ページですか、漢字検定事業、これは小・中生と、それから英語検定事業、中学生を対象に。昨年もお聞きしましたけども、ことしはどのような成果でございましたでしょうか。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  本年度はまだ実施途中でございますが、昨年度より始めました漢字検定事業におきましては、成果、言葉で言うとたくさんございますが、数字でいいますと、受験率は全体の小学校は91.3%、自分で受験級を選んで受験しましたので、合格率は88.2%でございます。中学校は95.3%、合格率は、級が上がるということで41.6%です。それから、英語検定事業におきましては、受験率93.6%、合格率74.3ということになっております。以上でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  それから、当初予算の説明のときにお聞きしておりました能勢町のイノベーションプロジェクトを積極的に推進すると、このようなことも述べられておられましたけれども、ことし新たにということはイノベーションなんでしょうけども、革新といいましょうか、積極的に推進されたことと成果がありましたらお聞きしたいと思います。 ○委員長(原田 健志君)  この年代とちょっとずれがあるのかもしれませんけど、お答えいただける分がもしあればあれですが、23年度決算の中においてどの程度のことがありますか。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  平成23年度行いましたイノベーションプロジェクトにおきましては、22年度から取り組んでおりますので、すぐに成果が出るものではございませんが、新学習指導要領に沿った授業改革、つまり言語活動を中心に取り入れたり、表現活動を重点的に取り組んだりした授業改革がなされたということが一番大きな成果かなと考えております。 ○委員(岡本榮三郎君)  結構です。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑ありませんか。 ○委員(中植 昭彦君)  前回に引き続いて、委員長の御指名でございますので。  当初予算のときに、能勢の子供たちは家庭学習の時間が短いというようなお話をさせていただいたと思うんです。僕が思うに、親も共働きでなかなか学習についてやれるような時間がとりにくいような傾向があるんじゃないかなというのをお話しさせていただきました。一つの案として、学校支援事業のほうですね、地域支援本部ですか、のほうでそれを補完するような方法ができないかどうかというふうな質問させていただいて、検討していきたいというふうなお答えいただいたんですけども、その辺に関して、その後進捗のほうありましたでしょうか。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  学校支援本部事業において、各学校で自学自習教室を開催していただいたり、土曜授業、夏期長期学習室を設置していただいたりということにつきましては、天王小学校を除きまして全ての学校で実施できたかなと思っております。 ○委員(中植 昭彦君)  それは、平日の放課後になるんでしょうか。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  中学校は基本、夏季長期休暇と、それから西中学校においては土曜日です。小学校はほとんどが平日で、夏季長期休暇に一部実施した学校もございます。 ○委員(中植 昭彦君)  これもちょっと質問させていただいてたんですけども、親御さんに聞くとこによると、学び舎のほうは出席させたいんだけども、あくまでも親の、保護者の送り迎えがないと難しいというのが現実のところだと思うんです。それで、なかなか行かせたいんですけど、行かせられないというのがお聞きしてまして、それで西中学校のほうは土曜日の授業もされてますよね。だから、そんなふうな感じで土曜日に自分たちで来れる時間帯、昼間にしていただけたら、行きやすいのかな、そういう子たちも行けるのかなというのを提案させていただいたと思うんです。その辺についてのお考えをお願いします。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  主に小学校のことをおっしゃってるんだと思うんですけれども、土曜日に実施するということにつきましては、小学生たちが土曜日の行事というのがたくさんございまして、久佐々規模でぐらいであれば、教室を開催しても子供が集まるという可能性はあるのかもわからないですけれども、ほかはほとんど行事とかで詰め込まれているような状況ですので、今後についてもちょっと厳しいかなと思いますが、そういう声があるのでしたら、ほかの方法ででも何か実施できたらいいかなと考えております。以上でございます。 ○委員(中植 昭彦君)  家庭での学習というのが基本だと思います。教育長のほうもそういうふうな答弁をいただきました。それは当然だと思うんです。でも、なかなかできない現実があって、行事がいろいろと立て込んでるというふうな現実もあろうかと思うんですけども、まずは学力が親としては心配な部分もあるんです。ですので、その辺うまく調整できるようであれば、前向きに考えていただけたらと思うんですけど、もう一度お聞きしてもよろしいですか。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  委員がおっしゃることにつきましては、また各学校と相談いたしまして、可能な限り、どんなことができるかということを探ってみたいと思っております。以上でございます。 ○委員(中植 昭彦君)  よろしくお願いしたいと思います。  それから、学校の安全対策事業です。これも一般質問のほうでさせていただきました。安全確保ということで、警備協力員の皆様方に御協力いただいて、学校の安全を確保していただいてるんですけども、それをより強化というか、あれですね、池田の事件があってからもう大分暮れてる中で、危機意識が低下するようなことがあってはいけないと思うんで、また再度質問させていただいているんですけども、あの質問以降、何か意識高揚のための取り組みはされましたでしょうか。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  ソフト面におきましてですけれども、ちょうど新学校の開校のやっぱり安全な施設という観点から、教頭会のほうで安心・安全な学校づくりということで、教頭会の折に常に時間をとって話し合っていただいております。その中で、一つは危機マニュアルを発行させていただいたことと、もう一つは、先日大阪教育大学附属池田小学校のほうに見学を行って研修をしてまいりました。実施については、今後またいろいろな形で検討してまいりたいと思っております。 ○委員(中植 昭彦君)  マニュアルができて、それが実際に動くかどうかというのは、一度やってみないと、シミュレーションですね、と実際にやってみないと、なかなか難しい面もあろうかと思いますので、迅速にまたそれに沿って対応のほうをお願いしたいと思います。  それから、給食の件です。給食、私、質問させていただいたんですけども、安全・安心という観点から、産地の確認と、今でしたら放射能の関係と、あと細菌とか、その辺の安全の確認を町のほうで主体的に、教育委員会のほうで主体的にしていただきたいというふうな質問をさせていただいたんですけども、それの進捗、お願いします。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  放射能の関係につきましては、大阪府のほうが事業を開始しましたので、それに参画して食材丸ごと検査ということで、年間2回、1学期に1回と、それから2、3学期に1回行っております。産地確認は、これまで地産地消の関係で可能な限り確認をしておるというところでございます。 ○委員(中植 昭彦君)  暫定の放射能レベルになろうかと思うんですけど、100ベクレルですかね、なろうかと思うんですけど、その辺あれですか、計測値とかはお持ちですか。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  現在。 ○委員(中植 昭彦君)  いや、現在じゃなくて、以前された分ですよね。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員(中植 昭彦君)  そうですか、ほんならもうあれですか、計測限界以下いうことですか。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  一応保健所のほうから計測値が上回ると電話で連絡ということで、ずっと結果の報告を聞いておるところでは安全であるということで報告を受けております。 ○委員(中植 昭彦君)  暫定基準値というのが100ベクレルなんですよね、キロ当たりパー、それっていうのは、なかなか子供にとって安全なレベルかどうかというのはまだ議論の余地があるところで、ですので、正確な、暫定基準値以下でしたというふうな報告じゃなくて、何ベクあったかというのをきちっと把握していただいたほうがより安心かなと思いますので、その辺もお願いしときたいと思います。  それから、識字の関係です。これも毎年質問させていただいております。読み書きを覚えたい、今、読み書きができない方に対して識字学級のほうをしていただいているということで、これの周知の方法が難しいなというようなお話をさせていただいてたんです。その後、どういった取り組みをされたかお聞きしてもよろしいでしょうか。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  確かに周知の方法につきましては、例年どおり広報で載せるということぐらいしかできておりませんで、あとは夜間学校ですかね、そこから情報をいただくということの情報のみで動いておりますので、きちっと把握をするというところまでいっておらないのが事実でございます。 ○委員(中植 昭彦君)  どなただかに情報が伝わるようにしていただく、誰かを介してという話になってこようかと思うんですよ。ですので、町報のほうで周知されてるということですので、そこに実際あれだと思うんです、僕も含めてだと思うんですけど、読み書きできる人は普通に使ってて、書いてあるなというのわかると思うんですけど、それ自体がわからないんですよね。だから、その辺の現実を、その文章に一文載せていただくとかで、自分の周りの皆さんでそういうふうな方いらっしゃったらお伝えをお願いできませんかというふうな、その一文があれば大分違ってくるのかなというふうな思いもあるんです。その辺ちょっとお願いしたいんですけども、いかがでしょうか。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  委員のおっしゃるとおり、そういう言葉を入れながら周知に努めていきたいと思っております。 ○委員(中植 昭彦君)  そういうことでよろしくお願いしたいと思います。  それから、あと児童館のほうです。今、児童館4館のほうで児童館活動のほうをされてるかとは思うんですが、今の参加者を教えていただけますでしょうか。参加者数ですね。
    ○委員長(原田 健志君)  23年でも結構ですので。 ○学校指導課参事(遠藤 克俊君)  ただいまの質問にお答えいたします。  昨年度の人数の報告になりますけども、各児童館ごとに申し上げます。出野地黄の児童館のほうは、参加人数、延べ人数でよろしいですか。 ○委員(中植 昭彦君)  はい。 ○学校指導課参事(遠藤 克俊君)  延べ人数は433です。この館は大体平均毎回12人、13人ちゅうところが毎回の人数でございます。続きまして、下田児童館でございますけども、年間の参加人数は延べ668名ということになっております。これにつきましては、小、中合わせての数でして、ちなみに小学校だけでいいますと502名ということになっています。小学校部のほうは、毎回、ここはちょっと変動がいつも大きいんですけども、10人から16人ぐらいの間で参加ということで、中学生部のほうは3名から5名ぐらいの間で毎回参加ということになっております。続きまして、杉原児童館のほうですけども、年間の延べ人数が参加561名となっております。この館は、毎回十七、八名というところが大体の数でございます。以上でございます。 ○委員(中植 昭彦君)  たくさんの子供たちが参加していただいて、かなりさぞにぎやかにされてるんだなというふうな思いも持っております。  基本的なところに戻るんですけども、児童館ですね、私も児童館活動参加しておりました。この人権意識豊かな子供を育てるということを書かれてます、まず。そしてまた、子供たちが家庭の事情やいろんなところで弱い子供たちがそこに行けば、自分たちの居場所があるというふうな、そんな温かい場所になるように、そういうふうな思いで続けていただいてると思うんですが、私もそういうふうな思いで児童館を応援していきたいというふうに思ってるんですけども、課長の認識をお伺いします。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  児童館活動につきましては、本当にここ二、三年、指導員もかわりまして、できるだけ子供たちに近いということで、相談も含めまして児童館活動をさせていただいております。参加している子供たちの様子とかも毎回報告がございます。その中では、学校には行けないけれども、児童館に来てるという子もいますし、また、学校でいろんなことあったことを指導員のほうに話すということもしておるみたいですので、そういう役割が児童館かなと認識しておりますので、今後もこのような活動を続けれたらいいかなと考えております。以上でございます。 ○委員(中植 昭彦君)  私もそういうふうなことを子供たちの中から聞くんです。ここ行けば、あの人、あの子らがいて、嫌なことがあってもあそこ行ったら安心できんねんとか、そういうふうな思いでされてるというか、そこに行ってるというふうな思いです、よく聞きます。ですので、人権というたらなかなか難しいんですけど、やっぱり人と人が思いやって安心できるような世の中というのが、そういう人権が尊重された世の中なのかなというふうに思いますので、その辺を踏まえた上で、より人数がふえるような取り組みをしていただいて、友達のことが思いやれるような子供が育てれるように、仲間が仲間のことを思いやれるような、育つようにお願いしたいんですけども、もう一度確認だけさせてください。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  先ほど参事のほうから人数の報告があったとおり、誰でもが登録しなくても参加を受け入れるという姿勢もこれまでどおり継続していきたいと思いますので、できる限りそういう、本当にあそこに行けばすてきな仲間がいてるというような活動を続けてまいりたいと思っております。 ○委員(中植 昭彦君)  ぜひお願いしたいと思います。それから、間口を広げるという意味で、別に今、基本は児童館にあるんだと思うんですけども、何回に1回かは学校でやってもいいと思いますし、だから、そういうふうな感じで思いが伝わるように、より間口を広げてしていただけたらと思います。  それから、もう1点だけ、これはどこになるんですかね、生涯学習になるのかと思うんですが、町Pの件です。PTAのほうで一部御質問なりいただいてまして、もう27年の4月から新しい学校が始まるということで、PTAの今後、将来というか、どういうふうにしていくんだというふうな質問をいただいてるんです。その辺について、何か具体に検討のほうされてましたら教えていただきたいのと、あとは、それはどうするかという話になるんですけど、西地区には学校にOB会があるんですよ。それもなかなかOB会だけではどうやってその方向性を決めていくかというのが出しかねるような感じのところがあるんです。その辺についてもちょっとお考えがあるようでしたら、お答えをいただきたいと思います。 ○教育次長(瀬川  寛君)  町Pの今後についての御質問でございます。  この点につきましては、教育長のほうも町Pの総会等に御出席をさせていただいて、御挨拶をさせていただく中で、その点についても触れて、今後そういうことについては何かの形で御相談をさせていただきたいということで申し上げておるところでございます。まだ現在、具体的に町Pの役員さんのほうとそういったことについての話は入ってはおりませんけども、PTAとしても、そういったところについてはどうするのかということで御相談なりお考えをいただいておいて、そういった中で教育委員会なりと一度話し合いが持てればというふうに考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  学校にはOB会もあり子供会もあり、いろんな団体がかかわってるんですよね。それ自体が1校になることによってどうしていくかというふうな、もう今、あと何年かしかないですから、今すぐにでも話し合いを始めていかないといけないのかなというのもありますので、基本はその団体のほうで調整をしてということになろうかとは思うんですが、もしそれでまとまらないようなことが、まとまりにくいところもあろうかと思いますので、また音頭をとっていただいたりとか、素案があれば提案していただいたりとか、そういうふうな形もしていただけたらというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○教育次長(瀬川  寛君)  今御質問いただいたようなことについて、教育委員会といたしましても危惧しておるところでございますので、またそういった点では、ともに考えてまいりたいというふうに考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  以上です。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑ありませんか。 ○委員(八木  修君)  一番最初に、今大きな社会問題になっているいじめの問題がございます。これは一般質問で委員長のほうがかなり教育長といろいろな理念的なお話も含めてされておりましたけども、やはり実態がどうなのかというところですね、よそのことで済まされないような、何か能勢ではないわと、よそのことやというような考え方ではなくして、例えば虐待の件でいえば、過去にも大きな事件が起こったことも能勢であるわけで、決してよそだから、よその出来事で能勢町ではないんだということではないと思うので、過去ずっといろんな形で他の議員も含めてこういういじめの問題や登校拒否ちゅうか、不登校の子供たちの実態や、それに対してどういう取り組みをしているのかということを常々聞いてます。何回も聞くつもりがないので、1回でまとめて、これまで教育委員会もその形で御議論してきたというふうに思いますので、今やってることを言えることを全て言うてもらえば、2回以上質問することはなくなるんですが、それがどういう対応に今後つながるかということを見ていきたいと思いますし、やはり事が起きてから、あの大津市の教育委員会の皆さん方がテレビなんかで僕見させてもらった対応を見ると、何か情けなく思うような行政の対応に見えてくるので、そういう形ではない形で積極的に何か教育委員会がこういう問題に取り組む姿勢を逆に見せてほしいなという思いがありますので、総括的にちょっと言える範囲、全部、先お聞きしたいというふうに思います。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  いじめの対応についてですが、文部科学省のほうが毎年問題行動調査という形で3月の下旬に行います。その数値につきましては、これまできちっといじめだと確認ができた数字しか本町では上げてきませんでした。この大津の件がありましてから、やはりもう少しきちっと数値を把握していこうと。この数値を把握するというのは、数を把握するという意味ではなくって、校長が認識するということが一番大事かなと思っておりますので、細かい調査を今回は実施させていただきました。一般質問の答弁でもございましたとおり、私たちは学級の担任をするときには、必ずどういう子供がやはり、言葉で言うと仲間に入れなかったり、どういう子供がからかわれたりしやすかったりというのを担任を持つときに必ず把握をします。その数でもって上げてくださいということを今回はいたしました。そうしますと、まだ集計は全部終わってないんですけれども、かなりの数が上がってきております。このことから、少しでもいじめに対して未然に防げるということの取り組みができるのではないかと考えております。  数年前に文部科学省のほうがいじめをゼロにするという取り組みをしました。その折には、やはり現場を抱えている私たちにとっては、それは難しい話だなということだったんですけれども、いわゆる本人も全てが傷ついて、人間関係が修復できないような、そういういじめをゼロにしていきましょうと。今私が最初に言いましたように、学級開きをする際に、そういうからかわれやすい子供や仲間外れにされやすい子供に対して、いろいろ起こるいろんな事象は人間関係の修復とともに改善されるという、きちっとした2つの認識を持って現場の教員に取り組めるようにしたことが一つ大きなことでございます。  それから、もう一つは、いじめがもし発覚した場合、どのように対応していくかということにつきましては、現在私たち指導主事の中でこういう形で学校に入り込んだりとか、そのことから逃げないできちっと把握をしたりという、マニュアルまではこしらえておりませんが、そういうことができるように進めておるという途中でございます。以上です。 ○委員(八木  修君)  いろいろ国のほうの定義が違ったり、変わってきたりして、数値だけが問題じゃなくして、そういう現場の学校づくりという、課長のほうから述べられたようなことですけども、やはりそこには学校だけに任せといてというところもあるし、家庭で子供たちの対応という、これも教育長、一般質問で言われてたみたいに、15年してから息子からいじめのことを聞いたというような、僕もあの記事をちょっと読んでたんですけども、ああいう実態というのは、やはりあるんだろうと思うんです。子供は自覚している、言えないだけで、周りは気がついてないというような、やった側は忘れても、やられた側というか、いじめられた側はずっと覚えているというのは、この間、こういう問題があれば必ず出てくる話で、どうしても数というか、実態が隠されてしまうちゅうか、見えないところで行われるというのが、これ当たり前のことなのかもしれませんけども。そういう状況の中で、やはり登校拒否になるのもそういういじめが原因になってくるだろうし、また、そういう家庭環境でのいろいろな問題とかという、もう複合的に合わさる事象だろうと思いますので、今回は特に国のほうも動き出したということですけども、能勢町は過去でいう大きな問題、1度経験して、教育委員会もそれなりの対応を迫られたわけですから、やはり今回の問題もそんなに後ろ向きじゃなくして、積極的にいろいろしていっていただきたいなというふうに思います。もうやられてるということなので、またそれは何らかの形できちんとまとめて、報告いただきたいなというふうに思います。  次に、学校再編の関係でちょっとお伺いしていきます。この年度、実施設計や基本実施設計の予算を当初予算で組んで、予算に対しては議会のほう、附帯決議をつけて、大阪府から確実に用地が入手するまでちょっと慎重にやれやというような附帯決議やったんですけども、結果的に9月に入札を行ったという現状の中で、結果的に9月に入札を行って、工期を5カ月にできるということで予算を組まれたわけですね。こんな5カ月で基本実施設計ができるのかというような形で御質問もさせていただいたんだけども、できるんですと言ってたんですが、再度ちょっと確認しますけども、その根拠になったものはどういうものが根拠で5カ月でできるという根拠になったんでしょうか。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  お答えします。  おっしゃっていただいている5カ月というのは、入札が9月28日に行われてから後、停止条件つきで大阪府議会で大阪府民牧場条例廃止が議決されるとともに有効になるという日付で設定してたんですけども、その日付が10月22日になったので、そこから数えたら5カ月という御質問ですね。それについては、5カ月というのは、このときに停止条件が解除されたので、5カ月になったということです。おっしゃっておられるのは、5カ月という月には特別限らずに、要は9月28日以降でできると思っていたのはなぜかというような御質問でよろしいでしょうか。 ○委員(八木  修君)  いや、5カ月という工期で両方が設計ができると決めた、その根拠を聞いている。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  発注後は向こうのほうから業務計画も出していただいて、大体の段取りで考えていましたし、それまでもまた年度内で執行するということで組ませていただいたところでございます。 ○委員(八木  修君)  何か質問が伝わってないようだけども、工期を設定するときに、工期は業者が設定するわけじゃなくして、発注者ですね。発注者が工期を設定するわけでしょ、入札する前に。この工期を設定したのは8月の上旬に発注仕様書がまとまったときにもう工期を設定してたんですよね、入札の指名委員会にかけるわけですから、そのときには工期が明記されているわけですから。その間で年内にできるという根拠がどこに、どういう根拠、いろいろなこと、よその自治体を調査したりとか、これまでの経験の中でできるという根拠になったのかというのが何かあるんですかと聞いてるんです。他の自治体では、基本設計1年、実施設計1年って、丸1年ではないにしても、その年度内にそういうのを組み立ててやってる中で、こんな短期間に基本設計と実施設計できるんですかという質問をさせていただいたんだけども、やりますというような、吉井理事はそのときまだ来てなかった形なんですけどね。でも、できるという話で予算は通ったわけです。実質こんな短期間でできるのかなというところは疑問があったところなんですが、何らか根拠があったはずなので、そこは理事はそのときいてなかって、引き継いでるなら、その引き継いだ内容だし、次長も引き継いでるんなら、そこらあたりどういうふうな根拠で、入札、府の廃止条例が決定するまでという条件つきではあったんですが、実際に10月21日まで契約ができなかったわけですから、業者はそこから残された期間、入札したのは9月だから6カ月あったかもしれませんけども、実質5カ月で成果品を出さなあかんという形ですよね、業者は。でも、能勢町としては、もし大阪府の議決が早ければ、例えば6カ月間あったかもしれないけども、それでも6カ月間という時間でできるという、何らか根拠があって工期を定めたんでしょ。根拠がなくて工期を定めるとは思わないんですけども、その工期を定めた根拠は何なのかということを確認してるんです。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  繰り返しになって済みませんけども、まず年度内で工期を設定するというのが基本であろうと思います。あと、その中での期間の中で、極力やっていこうということで発注したものでございます。 ○委員(八木  修君)  年度内でせなあかんなんて、決まってないんですよ。最初から債務負担行為をつけてやればいいわけで、今回の造成費だって2年間でやってるわけでしょ。だから、2年間でやるわけですよ、造成の発注、今回補正予算出したわけですけどね。それと同じように、年内で無理だったら最初から債務負担行為で2年間ちゅうか、1年なら1年かかるということで、翌年度まですれば、結果的に丸1年延びているわけでしょ、半年が。6カ月ちゅうか、5カ月の契約が17カ月になっているわけで、なら、債務負担行為、最初から打って、ちゃんとした手続をとってればいいものを、5カ月なり6カ月という形でできるとした根拠をということで、理事、引き継いでないんなら、そこを引き継いだところのところで、次長、引き継いでるんなら報告をお願いしたいし、理事、引き継いでないから同じことしか答弁されないので、6カ月でできるという根拠はどこにあったのかということを、何か引き継いでるんなら言うてください、引き継いでないんなら。何遍も聞きますけど、年度内なんていう根拠は何もないです。債務負担行為がとれるんですから。他の自治体はそんなこと当たり前にやってますから。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  予算の理由じゃなくって、契約の理由いうことなんで、これは私からお答えしますけれども、八木委員おっしゃったように、何らかの予算措置をとれば、当然工期は延ばせるいうことでして、今回の場合には、臨時議会でお認めいただいたように、予算を繰り越ししまして、契約変更いたしましたところでございます。ですから、結果論からいうとそういうことになります。 ○委員(八木  修君)  ちょっと何か人をばかにしたような答弁になって、結果論なんて聞いてないんですよ。工期を6カ月にした根拠は何ですかということだけを聞いてるんです。できるとした根拠があってしたんでしょ。最初から1年半延びるとか、1年ぐらい延びるんなら、最初から債務負担行為で発注すればよかったんです。それを6カ月でできると発注した根拠を示してほしいと言うてるんです。できると判断したんでしょ、どっかで調べて。調べなかったんですか、ただ予算内で年度内にせなあかんから、適当にして、業者ができへんかったら繰り越しすればいいんやということで、ただ形式的に年度内に予算してて、予算さえ組んでおきゃ何とでもできるわというような曖昧な形でやったんなら、曖昧でやって、結果的におくれましたというんならいいですけども、根拠があって工期を設定したんですよ。根拠がなくて工期なんて設定しないわけで、そこはちゃんと。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  すれ違い答弁になって済みません。根拠ということになりますと、八木議員がおっしゃっている6カ月では絶対できないという根拠は当時なかったということかと思います。その中で、極力急いでやってきたけれども、いろんな事情の中で今の結果に至っているところは、臨時議会でも説明させていただいたとおりと思います。発注の直前に行われました学校教育特別委員会の中でも、工期の話につきましては、たしかそのとき短いというお話は特になかったと思いますけども、なぜこのように急ぐのかというような御質問は八木委員からもいただきまして、私のほうから、例えば当時いただいた質問としては、停止条件をつけてまで、なぜそのように契約を急ぐのかと、もっと後でもいいではないかという御質問をいただいたので、それについては、例えば去年の9月議会に、大阪府の府議会の議決を待ってから契約手続を起こして、それから議決をいただくということになったら、例えば12月ぐらいになりますので、そうしたよりも早くしたいということで、23年度予算をなるべく速やかに執行したいということでさせていただいたという記憶があるんですけども、根拠といいますと、6カ月で絶対できないという根拠はない中でさせていただいたということかと思います。 ○委員(八木  修君)  ちょっと違う角度から質問をしていきます。  8月上旬に発注仕様書がまとまって、9月に入札を行ったわけですけども、その入札、発注仕様書がまとまるまでというか、も含めてですけども、大阪府と事前に相談や協議をなされて、入札を実施することですね、府のほうは6月6日でしたか、戦略本部会議で無償譲渡を決定したということですから、その後のスケジュールはある程度読めたんでしょうけども、一応あそこには9月議会の前半で提案しますということを大阪府決めていたので、発注に見込みをしたわけですよね。9月に入札をしても、9月か10月に大阪府のほうで議決を得られるという前提があったから、入札を行ったわけでしょ。違うんですか。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  今、八木委員がおっしゃっていただいたとおり、また昨年の9月26日の学校教育特別委員会でも聞いていただきましたとおり、説明させていただきましたとおり、そうした見込みですね。大体いつごろになるかいうような話がありましたので、会期末までにはできるんではないかと。実際には1日延びましたけどね、大阪府議会。そのようなことでお答えさせていただいたと思いますし、そういう見込みの中でさせていただいたものです。 ○委員(八木  修君)  6月の戦略本部会議で大阪府が組織決定というか、廃止の無償譲渡、廃止の決定をし、議会での条例廃止までの間ということになるんですけども、この入札を9月に実施するということに対して、大阪府と協議はなされましたか、相談や協議は。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  大阪府に対して当町のほうが特に当町の附帯決議に基づいて停止条件をつけるとか、こうした発注をするというようなことについては、特段の協議事項というものには当たらんとは思います。会話の中で出したか出してへんかというのは、ちょっと覚えてないですが。 ○委員(八木  修君)  ちょっと歯車が合うてないので、入札を行うのに大阪府と協議しましたかというのは、はっきりしているのは、6カ月の工期で発注仕様書の内容の成果品を納めようとすると、営業中の府民牧場に立ち入ってやらなければならないことがあったわけですから、大阪府と協議なしに入札日を決めて、立ち入りも勝手にこういう調査をしたいとか、勝手に決めてできることではないということなので、協議したんではないんですかということを聞いてるんです。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  入札ではなくて、あれですね、発注後ということですね。我々としましても、廃止条例が議決された後に業務を開始するということですので、大阪府との協力については、それでいただくいうことで前提に進めていたところでございます。 ○委員(八木  修君)  10月に廃止条例が、22日ですかね、廃止条例が可決されて、24日ですかね、2日後に能勢町が協力依頼を知事宛てと担当部長宛てに送られているというのが経過ですよね、今後やりますので、協力よろしくお願いしますと。それは大建さんとの契約も決まったわけですから。それで、大建さんはそれから契約書に基づいて2週間以内に工程表を示しなさいということで、3月末までにできる工程表を能勢町に持ってこられたんですね。3月末までに成果品を出せるという工程表ですね、確認します。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  そのとおりです。 ○委員(八木  修君)  その工程表では、測量や地質調査はいつまでに設計書を出して、設計書ですよ、地質調査や測量の。そして、その成果品をもとに造成設計をやっていくという形に工程表はなっているわけですけども、地質調査と測量調査の設計書はいつ上がってきたんですか。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  上がってきましたのは、若干ばらつきありますけど、平成24年の2月ですね、2月に上がってまいりました。 ○委員(八木  修君)  本来の工程表はいつでしたか。11月の中旬違うの、工程表は。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  済みません、大体ですけれども、もともとの予定では、今、八木委員がおっしゃったように、11月の中旬ごろに上げていきたいということでなってますね。 ○委員(八木  修君)  11月の中旬に受注された大建設計さんが設計書を上げて、その後入札して、別会社が測量と地質調査をやるという予定になってたわけですね。でも、実際来たのが2月だということで、そのおくれた理由なんですよ。大建さんが予定をその日にしたのに、それぐらいの工程で準備されていたのならば、もうすぐに次の設計書を準備かからなければならないのに、なぜそれだけおくれたのかというところが問題になってくるんですけども、そこのところ、大阪府に24日に協力依頼のお願いをし、準備が整っているわけですね、すぐ終わって。準備が整って、工事、能勢町のほうは大建さんに仕事を発注して、そこには工程表、3月末までにちゃんと終わらすという工程表のもとで行政は大建が直接交渉できないところは能勢町が窓口になって、大阪府や府民牧場と協議することになるわけですから、大建さんの工程表からいけば、すぐにでも対応せなあかんというふうに思うのですけども、なぜおくれたのかなというところがまず確認をしたいと思います。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  今、八木委員おっしゃっておられますとおり、10月22日の議決を受けてすぐに現場にも入り、現場の中で現地調査もし、また速やかに造成のおおまかも決めて、測量なり地質調査なりの段取りに入っていくというのが一番望ましかったわけですね。それはおっしゃるとおりです。しかしながら、実際には、八木委員もよく御存じのように、実際に現場の懸念もいろいろ見られたということもありまして、いろいろ調整した結果、現場に入るのがその時期にできませんでしたので、測量と地質調査の発注の予定時期が大幅にずれ込んだということが原因でございます。 ○委員(八木  修君)  それは結果であって、それまでの工程の中で、どのような努力したかということになるんですが、ちょっとこちらで調べさせてもらった状況からいえば、10月24日に大阪府に協力依頼を出して以後、能勢町が大阪府と次に協議をしたのが11月22日に副町長、総務部長含めて大阪府に挨拶に行かれたという形の日程になってるんですね。そこで、大阪府のほうから現場の話はみどり公社とお話をしてくれという話になって、みどり公社にも御挨拶に行ったという経過やと思うんですが、間違いないですか。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  出張の経過はそのとおりでございます。 ○委員(八木  修君)  それ以外の経過があるんですか。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  それまで全く電話等でも音信不通で、お願いをしなかったというわけではございませんが、八木委員が推測いただいているとおり、大阪府から色よい返事が得られなかったので、事務的に調整いたしまして、直接訪問いたしまして、みどり公社との協議をすることということで御指導いただいた次第です。 ○委員(八木  修君)  10月24日から11月22日まで、大阪府は対応してくれなかったんですか、そういう意味では。協力をしてくれなかった、協力依頼を24日に提出したけども、11月22日まで協力依頼をしてくれなかったんですか、依頼を受けてくれなかったやな。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  依頼を受けてくれなかったという意味はちょっとよくわからないんですが。 ○委員(八木  修君)  先ほど言ったように、具体的に行動に出たのが、出張したのが11月22日に副町長、総務部長、理事含めて行ったという形でしょ。22日に行かれてるんですけども、それまでの間もいろいろ電話で交渉をしたけども、府民牧場なり大阪府のほうがもう話を聞くこともしてくれなかったのかということを聞いてるんです。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  話を聞くことをしてくれなかったという意味がよくわからんですけども、八木委員もよく御存じとは思いますが、府民牧場には当時たくさん働いてる方が、熱心に働いている方もおられまして、やっぱり非常に行く末も心配しておられたという中で、いろいろな活動もなさっておられたと思うんですけども、そうした中で、なるべくセンシティブな状態であるのを動物愛護課さんも懸念されたのだと推測いたしますが、話はもちろんいたしますけれども、なかなかよし、入っていいよというふうな決断にならなかったということでございます。 ○委員(八木  修君)  大阪府と協議したのが11月の22日ということは、先ほどの大建設計が契約を能勢町として10月30日ですか、出した工程表からいえば、11月の中旬、中旬ちゅうのは20日までですね。中旬までに設計書を出すことになってるんですよね。大建さん、町にせいてくるんではないですか。中に入っていろいろ調査をしたいし、どういう測量や地質調査したいか、現場入りたいということで言うてくるはずなのに、来たはずだろうと思うけども、能勢町がそれで具体的に動いたのが、当初の工程表でいえば、もう既に大建が出してくるよりも後に初めて大阪府と協議してるような形になってきて、最初から何か当初の工程を決めた以上、その工期内に終わるように能勢町が努力するべきやったというふうに思うのですけども、その努力の跡が一つも見えないというふうに、日程表からは見えるんですが、その間、いろんな形で11月22日に副町長まで行かれて、大阪府のほう、みどり公社のほう行かれて、いろいろ協議、御相談したことまで全然何もしてなかったように見えてならないのです。具体的に、そしたら何かしてたのかと、その中に入りたいということで、大建さんと協議して動いてたのかというところが今までの質疑の中で見えてこないんで、やられた上でこうやったのか、誰かと交渉、大阪府と担当課とちゃんと電話で交渉なり、いろんなことをして、それでも11月22日まで全然大阪府がそういうことを受け合ってくれなかったのかということを確認してるんで。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  大阪府が全く何も話を聞かなかったのか、もしくは能勢町が何もしなかったのかという二者択一にはならないかと思います。 ○委員長(原田 健志君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 3時21分               再開 午後 3時23分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  会議を再開します。 ○委員(八木  修君)  その間の、僕は6カ月の工期にこだわってるんです。最初からどうやってこの工期を設定した、それにはいろんな形があるだろうと、行政なりに考えたことがあるだろうと。結果的に1年おくれたから、結果として慎重にやってるんですという話ではなくして、工期を6カ月にした根拠はということで。  ちょっと角度を変えて確認しますけども、町の財務規則の112条というところの2項に、予定価格の決定というところがあるんです。僕は手元にあるから、皆さん持ってなかったらそのまま読み上げる。その2項に、予定価格の決定ですよ、町長は前項の規定による予定価格を定めようとするときは、この場合で僕の質問しているのは、今回の入札、基本実施設計の入札ということですね。の予定価格を定めようとするときは、入札にする事項の取引の実例価格、需要の状況、履行の難度、数量の多少、履行期間等を考慮して公正に決定しなければならないというふうに書かれてるんです。ちょっと確認しますが、町長がこれを直接やるとは思えませんので、現場としてこういう調査をして、町長ちゅうか、予定価格を入れるというのは町長しか入れられないわけで、誰が、設計費までは原課持っていったとしても、そこから入札の前日か、何日か、当日か、前日かわかりませんけど、町長が予定価格入れるときの判断として、ここに書かれているようなことを公正に決定しなければならないということになってるんで、ある程度のデータがあって、ちゃんと他の実例も調べて持っていってると思うから、僕は根拠があるんではないんですかということを聞いたら、今度は角度を変えて聞けば。これはもう原課から設計が上がったら、こういう町長が予定価格を設定するためにいろいろ調査しなければならないことはもう原課を離れて、入札を関する総務のほうが調べるのか。それとも、学校再編室のほうが調べて、そういうデータも一緒に持っていって、町長のほうに6カ月でできますよという根拠を書いて、予定価格入れられるように、これ入れても大丈夫ということで町長に御説明しているのか。この条例上の規定でいうと、何か、どこがやったのか知りませんけども、町長に御報告したものがありますかということを聞いてるんですけど。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  手がけた立場になりますけれども、おっしゃっていただいている予定価格を決めるのに最重要の書類としては設計書ということがございまして、特に今回の設計書につきましては、一般的に行われている官庁施設の設計業務の積算基準等において行われているということで、その単価等とともにお示しして決裁を上げておりますので、それに基づいて適正に判断されたものと思います。特に積算等についてそういう困惑するようなやつ、特別な市場調査等を行う必要はないような、割と根拠の明快なものでございます。 ○委員(八木  修君)  ちょっとかみ合ってないんですよ。言うてんのは、履行の難度とか履行期間について、考慮しなければならないというふうに条例で定められてるんです。そしたら、履行の難度、これがほんなら6カ月でできるという難度は何もなかったというふうに吉井理事は今の形では言うてるわけですし、履行期間も何の問題もなくできるというふうに、6カ月で、思ってた。それに対して、何ら調査、具体的な調査もなしに、できない根拠がないからできたんだというような、先ほどの副町長の話じゃないですけども、そういう形でこの根拠が示されたんならば、もう絶対、急いでるから、半年でせなあかんからできない根拠はないだろうから、業者さんやれやと。業者さんもできるというて工程表を提出してるわけですから、そういう意味ではできない根拠はなかったことになる。だけど、実際には1年おくれてしまっているということもあるわけで、そやから、こういうことに調査したんですかということを聞いてるんです。 ○委員長(原田 健志君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 3時29分               再開 午後 3時40分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  会議を再開いたします。  先ほどは委員が手を挙げようとしておられたところでとめたままでしたが、そのまま。 ○委員(八木  修君)  条例に対しての確認をしたんですが。 ○委員長(原田 健志君)  では、条例の分の。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  先ほどもお答えいたしましたけれども、設計書の中で記載されていたものによって、そうした事項は確認されているものでございます。 ○委員(八木  修君)  いや、確認してんのは、そういう履行の難度とか期間とかを調査しましたかということだけを聞いてるんですけど。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  繰り返しになりますけれども、そうした予定価格ないし設計金額を構成するに必要な要素については、設計書の中に含まれております。 ○委員長(原田 健志君)  先ほどからお話を聞いてると、できるとかできないとかいう根拠がどっちやとかいう話で、最終的にすり合わせがぴっちりここで、ああ、ほな私も納得納得という答えをお互いに何かうまく出してないような気もしますし、その努力をしていたかしてないかみたいなところでちょっと結果をもってなかなか話が、じゃあお二人のお気持ちがぴたっと合ったここというのがちょっと見出せるような様子にも思わんですが、少しまた視点を変えていただくか、何かそのままではこれは多分、後でお話をいただくか、何かそういう話に近いような話に思いますので、少し話をうまくまとめていただければありがたいと思うのですけども。今のは別に意見として。 ○委員(八木  修君)  済みません、ほな、もう最後確認だけ。  これを入札を執行するに当たって、町長に対して予定価格の設定において、財務規則112条の2項には、入札に対する事項の取引の実例価格や需要の状況、履行の難度、数量の多少、履行期間等を考慮して公平に決定にしなければならないというふうに町長に課せられているので、町長が直接これを調べるわけではないので、部署のほうで調べてやったのかどうかということで、今返ってきた答弁は、設計書の中に記載されてるようなことを報告しましたというけど、これは報告したこととは違う観点で、よその情報をいろいろ調査して、比較検討して予定価格を町長が判断できるようなものをつけなければならないということも含まれているというふうに認識したものですから、調べたんなら調べた、調べてないのはもう設計書に全部あるから何もしてない、それだけのことだけを確認したかっただけなんで、原課がもう設計書を渡したやつに全部含まれているというんなら、調べてないというふうに解釈して終わります。 ○委員長(原田 健志君)  そこまででよろしいですか。 ○委員(八木  修君)  間違ってなかったら、間違ってたら聞いて。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑ありませんか。 ○委員(岡本ひとし君)  それでは、私のほうから何点か質問させていただきます。  まず、最初、子ども手当の関係でございますが、国のほうの政権がかわって、子ども手当が導入されて、能勢町独自の施策も絡まって、本当に子供を産み育てる環境が本当に大阪の中でもずば抜けて育てやすい地域になったというふうに思います。妊娠されてから学校卒業するまで、もうほとんど医療費、学業、もう本当お金が必要要らなくなった、そういう地域になりましたが、子ども手当制度が導入されて、以前、学校での必要経費についての未納者等の数字も上がっておったんですが、この子ども手当が導入されてから学校での給食費の滞納者であったりとか、そういう数字自体は滞納者は減ったのか、それともなおかつそういう家庭が現存としてまだ能勢町の中にあるのかどうかいうところをまずお伺いをさせていただきます。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  残念ながらふえております。 ○委員(岡本ひとし君)  なぜふえるんでしょうか。その辺は追及はされておりますか。単純に考えて、子ども手当が支給されておるわけですから、その分子供にかかる親の負担が軽減されるわけですけども、それ以外に要因が何かあるはずなんで、その辺は原課として把握されておりますか。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  給食費等の未納者がある学校は、現在小学校では2校、中学校では1校でございます。原因につきましては、究明とまでは教育委員会としてはしたことはございませんが、担当者のほうの聞き取りによりますと、まずやっぱり払わない方には払わないといけないという意識の欠如、つまり自分たちの生活において、携帯電話を所持してたり、ペットを飼っていたりしても、給食費を払わないという方もいらっしゃいます。学校のほうが取り立てに行けば、何とか1万円であったりとか5,000円であったりとかというのはもらえるんですけれども、まだまだ給食費が未納状態になっておりますので、至急振り込んでくださいという通知にはお答えできないと、回答いただけないことが多うございます。そのことから、それは1件や2件ではございませんでして、そのことから考えますと、道徳的なといいますか、そういう意識、当たり前にしないといけないことの意識が欠如されている方に多いと思われます。また、本当に家庭的に苦しいなと、こちらが考えられる御家庭については、もちろん要保護、準要保護の体制もとらせてもらっていますが、そういう方についてはきちっと支払われているという現状でございます。 ○委員(岡本ひとし君)  生活苦でなかなか支払いができない家庭については、そういう制度がちゃんとあるわけですから、そういうことも保護者のほうに粘り強くやはり必要な部分については納入をお願いをするということを引き続き粘り強くやっていただきたいという思いでございますので、よろしくお願いをいたします。  次に、保育所の関係についてちょっとお伺いをしておきたいんですが、毎月保育所の行事等々、連絡網の中に入れていただいておるんですが、なかなか今現状ののせ保育所の実態というのが、現場へ行く機会もなかなかないんですが、一度我々が行けるようなそういう催しとか、そういうのを一度組んでいただければ、そこへ行きたいというふうな思いがあるんですが、その辺どうでしょうか。もうただ単に行事だけお知らせをもらってもなかなか足が運べないというか、別に敷居は高いとは思いませんが、そういうのも一つ、我々だけではなく、地域の方であったり、そういう方が行けるような、そういう保育所の中で行事等々組んでいただければ、また勧誘もあれば、お誘いもあれば行きやすいので、その辺どうでしょうか、現場のほうでは。一生懸命やってるけども、なかなかその辺の苦労が、周りの人が保育所に来てちょうだいよと言われてもなかなか行きづらい部分もありますので、その辺の計画なんかどうでしょうか。一度組んでいただければ、今年度じゃなく、来年度でも結構なんで、一度そういうのも考えていただければ結構かと思うんですが、どうでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  保育所の行事というふうなところで、毎月の行事予定表を議員さんの連絡箱のほうに入れさせていただいております。その中で、保育所のほうでは、毎月1回ハッピー広場といいまして、地域の方も参加できるような催し物も開催をしておるというふうな状況と、ことしの2月から、今まで生活発表会いうのを毎年2月にやってますねんけれども、今までは保育所のホールでやっておったんですけれども、やはり保護者の方なんかがなかなか狭いところで見づらいというふうなところもありまして、ことしの2月からここの淨るりシアターのホールをお借りしまして実施をしておるというふうな状況でございます。また、そういう機会のときにまたごらんいただけたらというふうに考えております。 ○委員(岡本ひとし君)  ぜひとも一度お誘いをいただければ、私、一度現場を見させていただきたいという思いでございますので、何なりと仰せつかれば結構かというふうに思います。これからのシーズンでしたら、冬になればクリスマスがあれば、サンタクロースが来たら子供もすごく喜ぶやろうし、豆まきのシーズンになったら鬼になるのも一つの、そういう保護者とか関係者ではなく、やっぱり地域の方が保育所の中へ参画していくということが大変私重要だと思うんで、それもぜひともお願いをしたいと思います。  次に、生涯教育課のほうで、まず、B&G海洋センターの現状をちょっとお伺いをしたいんですが、B&G海洋センターの施設の利用率でございますが、22年度、23年度、利用率どのように推移をしておるか、まずお伺いをいたします。 ○生涯学習課長(前田 博之君)  22年度はちょっと数字が今ないんですけども、23年度で報告させていただきますと、アリーナと多目的広場の利用者が2万1,858人となっております。若干22年度よりも減ってると思います。以上です。 ○委員(岡本ひとし君)  利用者の減少ということで、これは要因はどういうことなんでしょうか。 ○生涯学習課長(前田 博之君)  団体スポーツ等の人口の減かなと思っております。
    ○委員(岡本ひとし君)  利用者の要するに団体のもともと参加する人数が減っておるからということなんですが、反対に裏を返せば無料で使用できる、以前にも質問させていただきましたが、学校の体育館等々の施設の利用率というのは現状どのように推移しておりますか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  申しわけございません。ちょっと体育館の利用状況は持ち合わせておりません。よろしくお願いします。 ○委員(岡本ひとし君)  小学校、中学校の体育館の利用というのは、現状はもうほとんど毎日のように使われてるというような、地域の方であったり団体の方が使われてるという現状なんでしょうか、その辺は。資料がなければ、そしたらまた後日で結構ですので、使用願、当然学校のほうに出されてると思いますので、またその辺ちょっと集計とってるようでしたら、ちょっと資料を申しわけないんですが、出していただければ結構かと思います。  これは、全く同じで名月グラウンドでございますが、これもB&G海洋センターと同じような推移の仕方をしておりますか。 ○生涯学習課長(前田 博之君)  名月グラウンドに関しては、天候の関係もありまして、冬場、1月、2月はちょっといてたりするんで、ちょっと使用ができない状況もありますので、またB&Gと同じように団体の数も減っておりまして、町内の団体の数が少ないが、しかし町外の団体の利用がふえておるという状況でございます。 ○委員(岡本ひとし君)  やはり両施設とも共通して言えることは、使い勝手が悪いというのが一つの原因だと思うんですね。なぜ使い勝手が悪いかというと、最終的にはやっぱり使用料の部分にひっかかってくると思うんですよね。これ、学校の体育館であったりグラウンドの使用状況を比較すれば一番よくわかると思うんですが、こういうB&G海洋センター及び名月グラウンド、こういう施設については、以前、使用料を値上げするときにも議論がありましたが、もう一度こういう施設だからこそ使用料については再度考える時期に来ておるのではないかなというふうな思いを持っておるんですが、現場担当されておる課長、どのようなお考えでしょうか。 ○生涯学習課長(前田 博之君)  確かに料金を値上げいたしまして、町内、町外の利用がかなり減っているのが現状でございます。その辺の、何年かそれでやってきておりまして、これからどうしていくかいうことをこれから考えていきたいと思っております。 ○委員(岡本ひとし君)  しつこいようですけども、こういう本当住民が体力維持及び自分たちの要するに趣味であったりスポーツを楽しむ、そういう施設だからこそ、ある一定の料金は、これは利用者が負担するのはこれは当たり前のことですけども、やはり現状を見ておれば、余りにも利用される方が料金が高いがゆえにだんだんだんだん利用率が低くなってくるのがここ数年の推移ではないかなというふうな、実際現場からもそういう声が出てると思うんですよね、利用者の方からも。それであれば、もっとB&G海洋センター及び名月グラウンドが住民さんにとって開かれた施設として行政が認める限りは、やはり利用料の金額をもう一度考える時期に来ておるというふうな提言をさせていただきますので、次年度に向けてしっかり一度議論をしていただかないと、もうこのまま来年も再来年もとなってきますと、職員及び嘱託の人だけ張りついて、結果的にはアリーナ及び名月グラウンドの使用が閑古鳥が鳴いているような状態になってしまうおそれがあるわけですよ。だから、こういう施設だからこそ、思い切って住民さんが使うときは、以前の料金までとは言いませんけども、現料金よりも使い勝手のよい料金に改定をするぐらいの勇気があってもいいのではないかなという思いでございますので、しっかり議論をしていただければ結構かと思います。これはまた来年度の予算編成のときに再度質問をさせていただきたいというふうに思いますので、すんなりと議論ができるようによろしくお願いをしておきます。  それでは、最後に、学校問題について1点だけお伺いといいますか、叱咤激励をさせていただきます。平成27年4月開校を目指しておりますが、現状どうなんでしょうか。27年の4月に開校できるんですか。ちょっとハッパかけて、もう住民の方も子供たちもみんな待ってる新しい学校なんですよ。叱咤激励しますんで、しっかり開校に向けて努力していただきたい。それだけ申し述べて、私の質問とさせていただきます。答弁は結構でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑ありませんか。 ○副委員長(谷  義樹君)  そしたら、私のほうからも何点かお聞きしたいと思います。  ことしの7月、次世代対策育成協議会、これちょっと去年1年間、事情があって、かち合うたりしてよう行かなんだけど、ことし行かせてもうて、久しぶりにいろいろと傍聴させてもらったら、非常に委員同士が活発に意見を交わされてた。委員間でもいろんなやりとりがありました。そういう意味では、なかなかすばらしい会議やったなという印象を持ってるわけです。そういうことで、去年、23年度はちょっと1回も行けてませんので、その内容を説明できましたらお願いしたいと思います。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  23年度の次世代育成支援対策協議会の開催状況というところでございますけれども、昨年も同様に2回の協議会を開催をさせていただきました。中身的には、毎年といいますか、進捗管理というふうなところでございます。計画に基づく進捗管理を行わせていただいておるというふうな状況でございます。その中で、特にそういう議論がいろいろあったものとしましては、小・中学生の携帯の問題、ネット回線等へつながる問題、それとあと、こちらのほうからその次世代育成支援の対策協議会のときに、新学校構想についても一応説明はさせていただきました。それについての安全対策面とか、そういうような御意見もございました。それとあと、進捗管理をしている中で、その辺の詳細なことについての御質問があったというふうな状況でございます。 ○副委員長(谷  義樹君)  これは主にこども未来課に関係するんかな。そこでのいろんな進捗管理いうことで、それなりに年2回の会議でしっかり議論してもらってること自体、非常に大事な会議やと思います。  それで、ちょっとこれ私、前から思ってるんやけども、たしか委員の任期が1年ですね。1年では十分な継続した活動ができないということで、規約上決まってるから、これはどうしようもないんかもしらんけれども、できるだけ委員が継続してやれるような配慮をお願いしたいということを言うてるんやけども、そこら辺の傾向が23年から24年にかけてどういうようなふうになってるか、その点、確認したいと思います。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  委員の任期が1年であるというふうなことの中での御質問でございます。この協議会自体の委員としましては、基本的には関係機関、関係団体等、その他町長が適当と認めるもののうちから委嘱、または任命をするという形になっておりまして、それぞれ所属機関がございまして、所属機関のほうへの推薦依頼という形で毎年4月にさせていただいておるというふうな状況です。その中で、やはり幼稚園、保育所等の保護者会、そういうようなところについてはやはり代表がかわられるというふうなところで、委員さんが毎年かわられているというふうな状況です。それとまた、校長会等につきましても、代表がかわられたらかわっておるというふうな状況で、なかなか決まった方に来ていただけないというのが実態かというふうに考えております。 ○副委員長(谷  義樹君)  団体から選出される方については、そういった形になろうかと思います。ただ、ことしは別にして、ずっと過去に傍聴させてもうた中では、この協議会自体の役割説明でほとんど時間が終わってしもうとると。そんな会議が続いてたと思います、初期のころは。そこら辺で、内容のある十分な協議をやっていただくという意味で、極力そういった点の配慮ができるように、関係機関にもやっぱりそういう点を説明十分して、資料等を事前に読んどきゃ十分わかるわけやからね。そういった点で継続した取り組みができるように、これはぜひともお願いしたいと思います。  それから、ここちょっと私、今、説明資料の主要施策成果報告書の58ページ見てますけど、この一番上に小中高連携事業、中高一貫教育、こういう表現してますね。能勢町の場合、中高一貫教育、これ言うたほうが一番わかりやすいと思います。それ取り上げることによって、一定の成果が出てきたということで、いろんな研究会で私も出させてもうたら、そういった成果の部分、非常にそれについてはいろんな角度から検討された内容をお聞きしております。ただ、今の傾向として、高校への入学志願者が思ったように集まってないという現実を見た場合に、必ずしも中高一貫教育が全て肯定すべき面ばかりでないと。やはり一定の問題点も含んでるんじゃないかなと、そういうふうに感じますけれども、そこら辺についてのちょっと見解をお聞きしたいと思います。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  本町が中高一貫教育を初めて5年、6年あたりまでは本当にすばらしい成果もおさめることはできたんですけれども、御指摘のとおり、昨年度から能勢高校への進学者が減っております。そのことについては、問題意識もありまして、昨年度8回の能勢高校の将来を検討する会議ということで、校長先生、それから能勢高校の応援団の方、それから教育委員会も入って会議を重ねて検討しており、その能勢町の思いを大阪府の教育委員会に伝えることによって少しずつ、また能勢高校の改善も含めて取り組んでいるところでございます。 ○副委員長(谷  義樹君)  一定の改善点については、調整しながら取り組んでいるということやけれども、やはり中学校が地域性を非常に強い学校やと。それと、高校というのはやっぱり大阪府が管理してる高校ですね。そこでの一体感を持たそうと思ったら、やはり地域に対する理解度、これがなければ無理やと思うんですね。そこら辺に対する、教育の内容面での取り組みはできたかもしらんけど、そこら辺の取り組みは私は若干不足してるんじゃないかなと。例えば昨年、これちょっと機会があって、観光甲子園出ましたね。あの報告等をたまたまその会議に出たことによって聞く機会があったんやけども、地域の人は甲子園に出たいう話は知ってるけれども、中身はわからへんと。例えばことしもそういう甲子園出ますね、まだ出てませんのかな、これからなんかな。そこら辺の中身についても、ニュースとしては聞いているけれども、具体的にそこでそういう能勢高の生徒が行って活躍してる中身というのは、ほとんど知る機会ないわけですわ。やはりそういったことも含めて、地域と一体になったような取り組み、これは大阪府が管理している能勢高なんで、非常に難しいんかと思いますけれども、そういった点が十分できなければ、ここへ行ってみようかなという、そういう気持ちも薄れてくるというふうに感じます。そういった問題点、一定改善改善はいいんやけれども、問題点を正確に把握して、それの改善に向かって取り組むべきやと思うんで、中高の一貫のよいところばっかりを見るんじゃなくて、やはり問題点をしっかり見詰めていくと。そういうことをこれやっていかなければ、今、能勢高を残せって、いろいろやってるけれども、現実に生徒数自体が、絶対数が減る中で、そういった取り組みをすることには非常に難しい面があると。だから、やはり冷静に現実というものを正確に分析して対処していく、しっかり大阪府とも調整しながらね。そういったことが必要と思います。再度、その点について確認したいと思います。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  昨年度の8回の会議の中で、なぜ能勢高校に行きたいと子供たちは思わないのかという議論もしていただきました。幾つか原因はあるんですけれども、やはり子供たちが能勢以外のまちに出たいという一つの思いの中には、新しい風に触れてみたいというのがあるんではないか。そうであれば、逆に能勢高校に池田や豊中、箕面あたりからたくさんの子が来てくれる学校にすると、地元の子供たちもいろんな子とまた出会えるという機会があるんではないかというような議論もしていただきまして、そのためには逆に能勢高校にどのような学科を置けば、近くの近隣市から来てくれるのかなということを今検討中でございます。委員がおっしゃるとおり、問題をきちっと整理をして、そこの改善に努めるという点につきましては、少し時間はかかりますが、今、府教委とともに進めております。それから、地域にもう少しを発信をということで、確かに観光甲子園、実はもうことしも終わって、昨年と同様の結果になって、全国7位で終わったんですけれども、そのことについても書面でもってしか地域の方には伝えられなくって、本当に子供たちの生の姿をごらんになっていただきたいというぐらい、能勢高校の生徒は頑張っております。そういう機会もどんどん見つけて、できる限り、DVDでおさめておりますので、いろんな機会に発信していきたいと思っております。 ○副委員長(谷  義樹君)  いろいろ難しいことがあろうと思いますけれども、すぐにはできないけれども、すぐにやらなければいけない課題でもあると思います。その点、十分お願いしたいと思います。  続いて、公民館が生涯学習センターに変わってから、ここの従来やってた公民館講座と、今現在やられている生涯学習センターでの講座、これちょっと私見た場合に、若干内容が弱くなってきたんかなというふうに感覚的に感じるわけですが、そこら辺ちょっとどういうふうにお考えかお聞きしたいと思います。 ○生涯学習課長(前田 博之君)  生涯学習センターの講座の関係でございますけれども、委員御指摘のとおり、講座をしていくのにも、講師とかの関係もございまして、なかなか難しい点もございまして、何年か、野菜づくりとか菊づくりとかはずっと続いている状況でございます。そして、23年度は、また違った関係で、オーブン陶芸教室と歴史探索というのを入れております。24年度は、またそれ等に加えまして、ドライフラワーとかクラフトとか日曜大工、保存食とか、その辺の講座も一応今計画をしております。その中で、今クラフトは実行中でございます。また、今述べたものに関しても今調整中でございまして、年度内でやっていきたいと思っております。 ○副委員長(谷  義樹君)  内容としてはいろいろな講座を今も計画されてることはわかるんやけれども、たしか公民館のときは春に一斉に募集されて、いろんな講座がスタートしたと。だから、もう印象としても強いわけですわ。いつあるんやろうじゃなくて、春になったら大体そういう講座が募集されると。内容的にはいろいろ変化ありました。能勢、文化活動というのは私非常に皆さん熱心やなと思うてます。いろんなサークルがあって、いろいろ活躍されております。そんなんで、公民館講座から生まれたそういった趣味のサークルも実際活躍してもらってると。ただ、これちょっと見ていった場合に、今新しくできるやつは別にしても、昔から活動されてる文化団体というのは、全体に高齢化していると。後の人が続いてこないと。そういう問題を抱えてると思うんですね。ぜひともそういったところに新しくそういう内容の講座を開くことによって、新たに興味持つ人がそこに参入できるような、そんな取り組みもやはり文化活動を活性化させる意味では、そういった点も配慮したような講座をぜひとも考えていただきたい、そういうふうに思います。やったことによって、そこで人が集まるか、これはまた別ですけれどもね。何でこれ言いますかといいますと、私、一番最初、議会出させてもうたときに、公民館講座の浄瑠璃音頭の講座に参加させてもうたんです。それ2カ月ほどやって、即8月の末の「よっほいせ」にもうおまえ出るんやでと言われて、出させてもうたけど、それが非常に印象的な経験になっております。その音頭のほうも、今どんどんどんどん高齢化しまして、後継ぎがおらへんと。そんな状況が出てきてるけれども、そういった講座がない限りは、なかなか個人的に呼びかけしてもそういった後を引き継げるような人が生まれてこないと。そんな問題を、多分能勢町の文化活動をやってる団体はそれぞれお持ちやと思います。文化協会いうのありますね。そこら辺でそういった意味の事情なりを十分調査していただいて、ぜひともそういった方向にも目を向けて、能勢の文化を育成していくという立場からも、ぜひともこの生涯学習講座、これを充実したものにしていただきたいと思いますので、再度ちょっとその思いをお聞きしたいと思います。 ○生涯学習課長(前田 博之君)  実際にはそういう伝統的なものを引き継いでいくというのは講座の力いうのは多分かなり多く占めると思うんですけれども、実際に生涯学習センターの部屋自体が3室しかありません。1つが和室、会議室と、あとフロアのところと3つがある。それだけしかないんで、なかなかいろんなものを入れていこうと思ったら、大体土曜日、日曜日に主にするんですけども、かち合ってなかなかできないいうのも現状です。また、それで淨るりシアターのほうも借りたりとかしてやっとるんですけども、なかなか難しい状況があります。一定またそういう文化的なことも視野に入れて、またいろんなことを考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○副委員長(谷  義樹君)  若い人が来てもらおうと思うたら、どうしても土日になるんですかね。その講座をやらんことには若い人来れない、仕事行ってるからね。それは、そこら辺の事情はわかります。そやけども、決して若くはないけれども、そう年寄りでもないという人は世の中いてはると思うんです。平日計画したかて、別に平日の夜やったら出れますいう人は結構いてはると思いますので、ぜひともそういった点、十分考えていただきたい。指導者については、多分能勢町内にはいろんな指導者いてはりますわ、ようけ。声さえかければ協力してもらえる人、たくさんいてはると思います。そういった点、十分掘り起こして、能勢の文化活動をぜひとも活発にするようにお願いしたいと思います。以上で質問終わります。 ○委員(中西  武君)  もうやめとこう思うとってんけんども、一つだけちょっと気になることがございまして、中高連携事業と、58ページか、自尊感情の高い、次代の能勢を担う人材育成に大いに貢献したと、えらい高々と書かれております。これは何を意味すんのや、ちょっとはっきりわからんのんと、私ももう子供と物すごい年が離れてもうとるさかいに、あんまり言わんとこうと思うとったわけやけれども、ちょっと聞いとったら、BGの、名月グラウンドとか、こういうふうなところの使用されるのがちょっと減っとるとか、それから人数がもう決定的に減ってきた影響かもしりませんけれども、能勢の子供たちのスポーツについて、何かチームが編成できないようなことが起きてないかいなと。  自分のこと言うたらおかしいけんど、私の孫に野球の好きなんが1人おります、中学校から。そやけど、まともに9人のチームができない、けれども、土曜日、日曜日にうち遊びに来たら、もうバット振っとるか、グローブ持って、おじいちゃん相手せいとか、こんなことばっかり言うとるような、そういう人間かておるわけですわ。あんまり勉強は嫌いですけどね。これはこれで私は結構なことやと思うてます。ことし、能勢高へ厄介になりました。夏の大会にも出させていただいたけれども、コールド負け。その後、実は茨木で北高と一緒になって、見に来てくれいうて言うから、茨木のどっか学校まで行って見とったけれども、これは殺生なもんで、もう野球も何も知らん子、要は引っ張ってきて9人つくってやっとるから、またそこでもコールド負けですわね。中学校のときも、私、猪名川の川っぷちで何か大会があって見てくれ言うから行ったけんども、これももう一つもっさりしとるいうのが、ふだん野球せんような子がちょこんと補強されて入っとるから、これ、人数が減って、そんなチームがいっぱいできないのか知らんけんど、ほかの野球クラブに入っとる子とか、そんなんもおるはずやけんど、やっぱりこういうところもやっていかんと、ここの文章見とったら学問のほうばっかり一生懸命にやってはんのんかいな思うけんど、全く学問の嫌いなやつかっておりますがな。適当にやっといて、スポーツ気張れやいうやつかってあって当然やと私は思いますよ。そやけど、チームができなかったら、そいつら、その子供たちはどういうふうになっていくのやいうことですわ。  ちょっと前に渋谷行っとった、うちの近所の福田君いうのんらは、あれは兄弟2人で毎日ほど素振りしとるか、キャッチボールしとるかいうような、あの兄弟は。それが結局甲子園まで行けたいうことですわ。やっぱりそういう可能性のある子供も、そやけどチームができなかったら、目立ちもどないもできませんやないか。こういうようなこともやっぱり考えてやったってほしい。たまたま今、前任者の質問やら聞いとるうちから、くっと思い出して、こんなことを一言だけ言うとこうと思ってますねんけれども、子供たちの将来にはいろいろあると思います。別に画一的にならんかって、全く勉強の嫌なやつはスポーツさせといたらええとか、それでよろしいがな。それは乱暴な意見かもしれませんけれども、そういうようなこともちらっと考えるわけです。ちょっと考えていただきたいですけれども、何かあったら答弁願います。 ○委員長(原田 健志君)  しばらく休憩をいたします。      ──────────────────────────────               休憩 午後 4時27分               再開 午後 4時27分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  会議を再開いたします。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  58ページの成果のところに書いております自尊感情の高い、次代を担う人材育成ということにつきましては、これまで能勢高校、地元の学校を出た子供たちがなかなかつかなかった力でございます。でも、ここ近年、中高連携によって、子供たちは能勢高校を卒業して次を頑張ろうという子供がふえてきたのは確かでございます。それにつきましては、今、委員のおっしゃったとおり、何か一つでもいいから自分の得意なものを身につけて社会に巣立っていただきたいという思う気持ちは学校指導課としても同様です。  運動部につきましても、もう御指摘のとおり、中学校1校だけではチームが組めないようなクラブも出てきております。例えば実態としては9人いてるけれども、たまたまその子が病気で出席できなかったために試合が不戦勝となってしまったということもございました。これらのことから、中学校の運動部活動の活性化ということで、文科省の運動部地域連携再構築事業というのを受けまして、今、東中と西中学校をバスでつなぎ、クラブの合同練習をしながら進めていけるよう、また、そこに本当は中学校同士のこの事業なんですけれども、能勢高校にも参加していただきながら、3校で運動部が活性化できるように努めているところでございます。本当に能勢高校の野球部の子供たちは、今現在3人なんですけれども、毎日運動場で練習している姿を見れば、本当に来年度入ってくる1年生がどっとふえて、また甲子園に向けて頑張ってほしいなという気持ちは変わりはございません。精いっぱい応援していきたいと考えております。以上です。 ○委員長(原田 健志君)  ひととおり質疑が済んだと思いますので、ちょっと私のほうから、質疑というよりは、意見というか。  私自身は割と情報が入ってくるのかもしれませんけども、先ほどから出ているような小中校の一貫教育だったりとか、そういうところの報告だとか、あるいは保育所におけては、言われた生活発表会や運動会やとか、あるいは退所式だとか、そういったことに対する情報は私はそれなりにつかんでは参加させてはもうてますけども、そのときにおいては余りほかの方が来られてる様子を見たことが余りないので、あんまりそういうところは伝わっていく、もうそれを見れば割と本当にどういうことをやっているかというの、すぐわかるところもあろうかと思います。どんどんと、こういった席でちょっとどういうことかわからんというようなことが出んようなためにも、しっかりと伝える分は伝えていただいて、こういうことをしておりますよということがあれば、ぜひともいろいろと御連絡いただければ、今以上にいろんな方が参加していただけるものと思いますので、御理解も深まると思います。よろしくお願いしたいなと考えておりますので、こちらのほうはしてもらえるもんと思って、答弁とかを求めたりはいたしませんが、進めていただけたらと思います。  先ほど、さきの課のときにも申しましたが、決算を決算として、いわゆる終わったことという形でなくて、本当にいかに継続していくか、あるいは発展していくか、あるいは本当に言うたら次の展開をどないしていくか、またこの分に関してはどのように変えていくべきなのかというようなことをしっかりと考えていただいて、今までやったら決算というのは、こういう委員会を設けることが余りなく進めておりましたけども、なぜこういう形になってきたのかなということも含んで、皆さんぜひとも新しく進めていかれることに関しては1つ、2つ考えていただけることを心にもっていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 4時32分               再開 午後 4時33分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  会議を再開いたします。  これで教育委員会関係についてを終わります。  これで環境教育関係について質疑を終わります。  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 4時34分               再開 午後 4時43分      ────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  会議を再開いたします。  これから討論を行います。     〔「なし」の声あり〕 ○委員長(原田 健志君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから、認定第1号「平成23年度能勢町一般会計歳入歳出決算認定について」に関し、環境教育についての採決を行います。  認定第1号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔 起 立 多 数 〕 ○委員長(原田 健志君)  起立多数です。したがって、認定第1号は、認定すべきものと決定いたしました。  以上で本委員会に付託を受けました議案の審議は全て終了しました。  これをもって環境教育常任委員会を閉会します。  お疲れさまでした。      ──────────────────────────────               閉 会 午後 4時45分  以上、会議の経過を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。  能勢町議会 環境教育常任委員会  委 員 長...