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平成22年第8回定例会(第3号12月 8日)

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    平成22年第8回定例会(第3号12月 8日)


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    平成22年第8回定例会(第3号12月 8日)      平成22年第8回豊能町議会定例会会議録(第3号)   年 月 日 平成22年12月8日(水) 場   所 豊 能 町 役 場 議 場 出席議員 14名        1番 橋本 謙司      2番 井川 佳子        3番 高橋 充徳      4番 岩城 重義        5番 小寺 正人      6番 山下 忠志        7番 永並  啓      8番 竹谷  勝        9番 福岡 邦彬     10番 秋元美智子       11番 平井 政義     12番 高尾 靖子       13番 西岡 義克     14番 川上  勲 欠席議員 0名 地方自治法第121条の規定により議会に出席を求めた者は、次のとおり である。 町    長  池田 勇夫      副町長     前田 真二 教育長     小川 照夫      総務部長    室木 伸治
    生活福祉部次長 上西 悦子      建設環境部長  川上 和博 上下水道部長  高  秀雄      教育次長    下林  晃 消防長     西本 好美      会計管理者   上林  勲 本会議に職務のため出席した者は、次のとおりである。 議会事務局長  大西 俊秀      書記      杉田 庄司 書    記  高橋 欣也 議事日程 平成22年12月8日(水)午前10時00分開議 日程第1 一般質問 日程第2 第59号議案 豊能町都市計画法関係事務手数料条例制定の件      第60号議案 豊能町宅地造成等規制法関係事務手数料条例制             定の件      第63号議案 豊能町特別会計条例の一部を改正する等の条例             制定の件      第64号議案 豊能町手数料条例改正の件      第65号議案 豊能町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条             例改正の件      第66号議案 豊能町下水道条例改正の件      第67号議案 豊能町立公民館条例改正の件      第68号議案 豊能町立文化ホール条例改正の件      第69号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて      第70号議案 箕面市と豊能町との間における消防事務の委託             に関する協議について      第71号議案 大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議に             ついて      第72号議案 平成22年度豊能町一般会計補正予算の件      第73号議案 平成22年度豊能町国民健康保険特別会計事業             勘定補正予算の件             開議 午前10時00分 ○議長(秋元美智子君)  おはようございます。  ただいまの出席議員は14名であります。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布のとおりでございます。  日程第1「一般質問」を行います。  昨日に引き続き、順次、発言を許します。  質問者は、質問者席に登壇して質問を行ってください。  豊能第一クラブの一般質問を行います。  持ち時間は、質問及び答弁を合わせて160分とします。  平井政義議員を指名します。  持ち時間は、質問及び答弁を合わせて40分でお願いいたします。  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  皆さん、おはようございます。  昨日に引き続き、一般質問をさせていただきたいと思うわけでございます。通告順に従いまして質問を進めてまいりたいと思います。理事者の皆様方におかれましては、明快なる答弁をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。  まず第1点目は、都市計画道路と国道ということで質問をさせていただきます。  以前から、都市計画道路として大和団地・光風台線の開通について質問をしたこともございますけれども、そういった中におきまして、現在はその進捗状況的にはどのようになっているのか。以前、町長の答弁では、川西市とまだ話が進んでいないということでございましたけれども、その後の経過を説明願います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  皆さん、おはようございます。  平井議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。  都市計画道路ということで、前回も平井議員のほうから御質問があったと思います。その中で、私が今、川西市が財政難の折から都市計画道路につきましては、優先順位がすごく遅くなっているということをお答えをさせていただいたというふうに思っております。その後も、川西市長あるいは川西市議会議長と、うちの議長とともにお話し合いを、国道477号線のお話の中でさせていただきました。しかし、なお今の現状の中で、都市計画道路につきましては、なかなか前に進む見通しがないというお返事をいただいております。私といたしましては、豊能町側としましては、地権者にも、もし都市計画道路が設置されるならば御協力をいただきたいということはお願いをしておりますけれども、現在のところ前回と同じようなお答えということになりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  第二名神ですか、今度開通する段階の、また運びになっていくと思いますけれども、そういったことがこれから先、見通せるわけでございます。その中においてでも、この大和・光風台線というのを開通していかなければ、豊能町のまち自体が成り立っていかないと思うわけでございます。そういった中におきましては、それは先ほど町長もお話がありましたように、477号線ですわね。これは西地域のほうを走っている国道、こういったことにつきましても、今の現状を見てもらってもわかるように、箕面森町がやはり開発されてからというものは、交通の流れがすごく変わってきていると。それで、国道もあのような状態の曲がりくねった道、そういった中において、これが果たしてもつものだろうかと。そしてまた、そこで何かが起きれば通行どめになり、国道が173号線を迂回して、ダムのほとりを回らなければ帰ってこれないという状態が、またすぐに起きてくると。そういった中で、私は第二名神のインターが山の中にできると、またこちらには止々呂美インターができると、そういったことを考えましても、この都市計画道路は一刻も早く開通に向けて動いていただきたいと思いますが、その辺の考えをお聞かせください。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  お答えをさせていただきます。  おっしゃるとおりでございまして、新名神あるいは川西市との流れというのがございます。その枠の中で、今、光風台4丁目なんですけれども、皆さんそれぞれけもの道とかいろいろな形の中で、網を破って通ってるとかいうような話が、私の議員当時から、ずっとここ10年以上続いてると思うんです。それにつきましても、川西市との協議ということで、今、豊能町と川西市が協議をしているということでございますけれども、なかなかそれも進捗状況が前へ進んでいないということでございまして、私といたしましては、基本的にはやはり新名神と国道477号線の今の拡幅、そして都市計画道路、これができ上がっていくことによって、豊能町としても非常に利便性が高くなるのではないかなというふうに思っております。しかしながら、やはり地域の住民の皆さんからの、総論賛成、各論反対というものがございまして、今、光風台4丁目の問題も踏まえて、なかなか前に進んでいっていないというのが現状でございます。私といたしましては、この道路につきましては、当然川西市の都市計画道路、私どもの町をつなぐ道路につきましては、いつでも準備をしていきたいという思いがございますので、先ほど申し上げましたとおりに、地権者の皆さんにもそういう形の中でお願いをしているというところで御理解をいただきたいと、このように思います。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  今、町長おっしゃいましたように、光風台と大和団地を結ぶ道路の、人が歩く分だけのところを、なんぼフェンスを張ってもすぐに切り破って渡っていくというようなことが現状起きておるわけですよ。だから、その人が通れる分は通れる分としての開通、また都市計画道路としての開通もあわせて、やはりお互い歩み寄って話し合いながら、川西市とうまく、これはもっていっていただきたいと思うわけでございます。早急に努力していただきますよう、この件についてはお願いを申し上げておきます。  そしてまた国道の件でございますが、皆さんも御存じのように、豊能町は423号線と477号線、この国道と言っても、本当、豊能町のエリアいうたら、西地域の477号線も、これ4キロメートルぐらいの距離ですわ、豊能町を走っている区間は。また423号線にしたかて、高山口から寺田のほうまで走っていっても5キロメートルぐらいだと思いますので、その短い中、豊能町のエリアについては、道の整備、国道の整備は割とできておるんです。しかしながら、豊能町に入る前のところが全部ふさがれているような状態で、477号線、私たちの西地域を走っている国道につきましても、一の鳥居から入ったら、ちょうど花折橋って兵庫県との県境があるんですけども、そこへ来るまでの間があんだけの細い道路で、なおかつあんだけカーブが曲がりくねっておるわけですね。そういったことについても、これはもうエリアが川西市だと言えばそれまでです。しかしながら、豊能町はやはり国道の件についても、町長も議長も陳情に行っているはずなんですよ。毎年これはあるはずですから。そういった中で、やはりもっと声を大きくして、兵庫県の川西市と一丸となって、あの道路を何とかしようやないかと、やっていただきたいということで強く要望しなければならないと思うんです。と申しますのは、以前から私も町長と同じ会派で議員の当時はやっておりました。ちょうど能勢のカントリークラブですか、ゴルフ場から花折橋、ガソリンスタンドですわな、以前建ってた光風台の入り口の。あそこまでの距離いうたらなんぼあるんですか。500メートルぐらいでしょう。それを7回も曲がって走っておるんですよ。それを直線にすれば、350メートルぐらいでおさまると思う。だから、能勢カントリークラブのところから星野石油ですわな、昔あった。そこの下までトンネルででも持ってくる、こんなもん簡単にできると思うんですよ。それぐらいの協力は国に要望していただきたいと思いますけども、そのお考えお持ちですか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  お答えをさせていただきたいと思います。  国道477号線は、改修促進期成同盟会ということで、毎年協議をさせていただいております。その枠の中で、豊能町外の川西市の分なんですけれども、この分につきましても、常に要望はしております。県民局も行きますし、宝塚土木事務所、あるいは池田土木事務所、いろいろな形で要望はさせていただいておりますけれども、なかなか平井議員のおっしゃるようにはいかないというのが今の現状でございます。11月にも大阪府庁へ参りまして、各会派の府議会の議員の皆さんにもお願いをしました。問題は、兵庫県の皆さんが通られないで大阪府あるいは京都府の人たちの通る道路であるというのがまず1点と、それから第1期拡幅工事が終わっているというふうな形の中で、宝塚土木事務所の皆さんはおっしゃる。しかし、今現状を見ますと、おっしゃるとおりに、少なくとも最低4カ所のカーブは何とか拡幅していただきたいという要望は、今年度も強く要望しております。がしかし、なかなかこれにつきまして、本当のすばらしいお答えといいますか、そういうものをいただけていない。なお今後におきましても一層、川西市にもお願いをし、努力をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと、このように思います。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  それは確かにおっしゃるとおり、拡幅工事は終わってます。それは私も吉川で住みながら、ずっと60年が過ぎたわけでございますけれども、これ55年間ぐらいは道も全然変わってないんですよね。ただ道を少し広げたという、あれが拡幅なんですよ。そんなもんよりも、国道としての扱いが、考えてみてもらってもわかる。今おっしゃったように兵庫県の皆さんが通らんからとか、そんな国道ありますか。そんなん関係ないですやん。豊能町という大きな団地ができておるんですよ。それでもなおかつこんな状態でほっとかれるいうのがおかしい。それならばもっと、先ほどの言うてる都市計画道路でも、もっともっと早く開通して、交通の流れをやっぱり考えなだめですよ。やはり交通の流れがあって、また駅前の発展がなければ町なんか生きていけないですよ。そういったことも少し考えて進めていっていただきたいと思います。強くこれは要望していただきたい。道を広げるじゃなしに、トンネル化するぐらいの気でやっていただきたい。これは町長も賛成だと思います。トンネルいう発想は、以前から町長も一緒でやってましたやん。だからそういった形を形にしてあらわしていただきたい。このままではやはり、豊能町は全然だめです。あれだけの交通量がふえておって、ああいう道を走れというほうが、それは酷ですわ。  それと、国道423号線につきましても、これ当然また一緒なんですよ。豊能町の手前は箕面市ですわな。私ここへ通うたびに、止々呂美を過ぎてこっちへ向かうときに、高山口、あそこへ来るまでの道路見てくださいよ。狭いですよ。これ箕面市ですわ。箕面市の人が通らんから、こういう状態でほっておくのか。あくまでも国道なんですよ。だから以前は箕面森町という開発が、あと3分の2ぐらい足された大きな規模でしたわね。それを縮小されてこういう形になってきた。しかしながら、その大きな開発をイメージされてたときには、余野川ダムですか、ダムもでき、その湖畔を走る道路として余野へ入る道が確かとられていたんですよね、森町からずっと入ってこっちへ抜ける。その道もできない状態になった今、国道しか頼るところないんですよ。だからこの国道にしても、川を挟んで東側、西側の通行を考えて、もっと、今の道を拡幅しにくいならば、川を挟んで西、東のこの道路をもっと考えていただきたい。これも国の施策なんですから、これも国道の問題ですから、国に強く訴えていただきたいと思いますけど、そういったお考えもお持ちですか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  お答えをさせていただきたいと思います。  11月に大阪府の議員団のほうに、民主党、維新の会、自民党に、国道423号線、477号線の拡幅問題についても要望をしております。今、平井議員のおっしゃるように、よくおっしゃることはわかるんですけれども、大阪府のほうから、箕面森町から北については、そういう新規事業の見通しがないというような形の中でお答えをもらいました。その中で、私といたしましては、新規事業じゃないんだと、拡幅工事なんだというお話もさせていただきました。国道423号線も477号線も期成同盟会がありますので、その中でも、南丹土木事務所とも、法貴坂を拡幅するのは、もうそんなん時間が違うでしょうと、だから新規道で新しい道路をつけてやってくださいよというお願いもさせていただいております。がしかし、なかなか議員のおっしゃるように前に進んでないというのが現状です。私もこの問題につきましては、豊能町内の東西の問題も踏まえて、あの箕面森町を通るこの423号線については、どうしても拡幅をしていただきたいんだと、一本化したいと、すべて今、二元化の中で行政が進んでいる、これは本当に大きな無駄遣いにもなりますので、道路を拡幅していただきますと、一本化の形の中で前へ進むのではないかという、私にも思いがございますので、何とかそういう形の中でということで、ことしも要望をさせていただきました。池田市はある一定の枠、伏尾のあそこの近くまでできております。しかし本町におきましては、箕面市の分ができていないということで、期成同盟会の会長を箕面市の市長さんがしておられましたけれども、今回は池田市さんがしておられる、もうどうしてもあかん場合には、立候補してでも私のほうで同盟の会長をさせていただいて、そして徹底的にこの問題をやっていかなくてはならないのかなという思いでございます。この問題につきましては、私の申し上げていることは議長も御存じですし、一生懸命やっているということだけで、何やねん、答えは出てないやないかとおしかりを受けるかもわかりませんけれども、何とかそういう形の中でやっていきたいという思いでございますので、よろしく御理解いただきますようにお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  国道問題もこれで終わりますけども、よろしく、本当に力を入れて進んでいっていただきたい。町長の決意もございましたけども、そういう形で、やはりこの町の潤いをつくる、豊能町を目指して頑張っていただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  それでは、次の、公共交通機関の利便性とときわ台駅周辺の整備ということで入っていきたいと思います。
     この件については、まず難しい中でございましたけれども、先般、交通特別委員会の中でも、来年度からはときわ台、そしてまた希望ヶ丘と結ぶバス路線を誕生さすということでございました。これにつきましても、ときわ台駅周辺、結局このバスが社会実験として走るわけでございます。以前にあった巡回バスは全面的に撤廃されて、こういう形を新規で出していくわけでございますけれども、そういった上に立っても、ときわ台の駅前、そのバスがうまく停車、今の現状の停車位置だけでは、今度だめになるんじゃないかなと。なぜならば、今度は始発駅でもあり、終着駅にもなるわけですわな、バスの。そういった分で、能勢電鉄ともっと話も進めて、三井住友銀行のATMが立ってます。あの横に能勢電車の用地いうのが、バス3台分ぐらい入れる分があるんですわな。そういったものをうまく利用できるような形で行政から進めていかないと、これはもう来年4月からスタートするのであれば、もう今から取り組まなければならないと思うんですけども、そういった考え、進みはできているのかどうかお聞かせください。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  前田副町長。 ○副町長(前田真二君)  巡回バスの路線の見直しに伴います、ときわ台駅前の整備ということでございますけれども、現在考えております路線というのは、社会実験として走らせる路線で、それが固まった路線ではありませんので、社会実験で乗客数とか、ときわ台でどれぐらいの利用があるのか、そういったものを踏まえながら、将来的に駅前の整備についても、必要があれば検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  そうすれば、ときわ台の駅前いうのは本当に今の状態と一緒で、客を積むためだけの停車しかないということで考えたらよろしいですな。始発駅に、ときわ台がなる可能性もありますわな。ときわ台から発車していく場合と、希望ヶ丘から来た場合は終着駅になりますわな。そういったことも含みで、ちょうどATMの前へとめて、そのままで、本当の停車時分だけで考えたらいいんですな、こっちは。それ以外の5分10分とかいう長い停車はないということで考えたらよろしいんですね。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  前田副町長。 ○副町長(前田真二君)  今現状の巡回バスも、ときわ台駅を利用させていただいておりますので、今回の社会実験で走らす路線については、現状の利用の方法と同様の対応ができるというふうに考えております。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  ちょっと私の理解では難しい部分がありますな。というのは、今現状は中間駅扱いですわな、すっと通っていくだけの。始発駅と終着駅になった場合、やはり時間的なものはもっとかかってくると思うんですけども、今まで現状のとおりでよいということで認識しておればいいんですな。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  前田副町長。 ○副町長(前田真二君)  私が申し上げているのは、駅前の改修をせずに、現状の状態のままで始発駅というか、対応はできるというふうに考えております。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  私のほうが先走りしておって、大きなあれを考え過ぎてましたけども、それにしてもあの地点で長い駐停車いうたら、やっぱり問題出ますわな。駅前のお迎えとか、またお送りの乗用車がどんどん入ってくるのに、バスがそこへずっととまっていれば、また問題が起きてくると思うから、ちょっと聞いて、今、話を進めたわけなんですけども。ということは、もう以前と同じ扱いでよいということでございますので、それはそういうふうな認識で進めたいと思います。  それと、またそういう形の中で駅前のお客さんがふえてくれば、ときわ台のバリアフリー化についても、もっともっと力を入れていかなければならないと思いますけれども、これはやはり、年に1回やそこらの能勢電鉄、阪急バスに対しても要望しておりますけれども、もっとひざをつき合わせて、もっともっとこれからも機会をつくっていただきたいと思いますので、またそれは要望としておきます。というのは、やはり交通特別委員会だけで動いていてもだめな部分もありますし、また町長もバス会社、電鉄会社も自由に出入りして、いろいろな話もしながら、町のために進めていっていただきたいと思います。  それから、ときわ台駅前の、現在駐輪場が営業されておるわけでございますけれども、この件について、来年以降どのような考えで進んでおられるのかお聞かせください。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  前田副町長。 ○副町長(前田真二君)  駐輪場につきましては、ときわ台、それから光風台、妙見口、3カ所の駐輪場について、今、シルバー人材センターに管理をお願いしているんですけれども、この管理の仕方の見直しについて、今検討中でございます。ときわ台の駐輪場につきましては、現在地下で駐輪場あるんですけれども、自治会館として利用したいというような御意見もあるようでございますので、その辺とも協議して調整しながら、今後のあり方については考えていきたいと思っておりますが、基本的には無人管理の無償化というような方向で、できるだけ費用をかけないような維持管理ができないかというのを、現在検討しているところでございます。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  その自治会館の件で、やはり私もときわ台の住民でございますので、いろいろ聞かれて、話が出ておるわけなんですよ。でも、今おっしゃっているのは、まだ地下の駐輪場は縮小されて、営業というよりも無人化にしていくという話ですけど、規模的にはどれぐらいのスペースを、まだ下で確保しようと。全部を自治会館に貸すとかじゃなしに、なんぼかは残して進めようとされているのか、その辺ちょっとお聞かせください。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  前田副町長。 ○副町長(前田真二君)  ときわ台の駅前の駐輪場ですけど、まだ具体にどうというような固まった案ができておりません。先ほど平井議員が言われましたように、地下を例えば半分にして、半分を自治会館、半分を駐輪場という考え方もありますし、もし自治会館として利用されないのであれば、上の部分を更地にして駐輪場にするというような案もありますし、どういう形になるかについては、また今後、自治会とも協議しながら考えていきたいと思っております。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  駐輪場の件で、以前に私が質問したときには、今現状使われているのが30%未満ぐらいの利用度やという話が出ましたわな。その中で、駐輪場を一遍見直しなさいということで話をし、光風台にしろときわ台にしろ、第二駐輪場で賄えるんちゃうんかという話も、私したことありますわね。そういったことは全然含まれずに、半分だけ駐輪場に無料で開放します、半分は自治会館に使いなさい、そんなやり方でやるんですか。これ、ほなら自治会館が入ってこられたらそのとき考えるとか、そういう意味でっか、その進め方いうのは。ちょっとその辺が、私、理解がしにくいから、もう一回答弁お願いできますか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  前田副町長。 ○副町長(前田真二君)  ときわ台の駐輪場の見直しを検討していく中で、自治会のほうから、あの地下の部分を自治会館として利用させてもらえないかというような御相談がありました。それを受けましたので、我々としてもどういうやり方が考えられるのか、地下を全面的にすべて自治会館として使用される場合もあるでしょうし、半分だけ使用される場合もあるでしょうし、その辺を、まだ自治会とも話をしているところでございますので、町として半分だけ貸すとか、その辺はまだ決定しておりませんので、そういうのも自治会と今後協議していきたいというふうに考えております。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  一応わかりましたけれども、去年のこの質問の後、見直すいうことで、来年度からは駐輪場を無料開放してしまう形で進めるということで、いろいろな話が出てましたわな、この議会の中でも。全面的にいうのは、もし自治会が使わなければ全部をオープンにするということで理解したらよろしいんですな。駐輪場としての無料、出入り自由にしてくださいということで地下を全面的に、自治会が使わん場合ですよ。要らんと言われた場合には、全部が無料化で自由に出入りできる駐輪場と理解したらよろしいんですか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  前田副町長。 ○副町長(前田真二君)  まず駐輪場につきましては、ほかの光風台、妙見口も含めてですけども、来年度につきましては現状のままの管理体制を続けざるを得ないのかなと。まだどういう形で管理するかというのは決まっておりませんので、来年度の当初は現状のまま、シルバー人材センターにお願いして管理するというような形になろうかなと思います。もし、ときわ台の駅前の駐輪場を自治会が使われない場合は、その地下を全面的に無料で開放するというのは、ちょっと難しいのかなと。先ほど私、申し上げましたのは、できましたら無人で管理したいというふうに考えておりますので、無人管理となりますと、あの地下はいろいろ防犯上も問題があろうかなというのがありますので、無人管理に適した場所、例えば第二駐輪場ですとか、先ほど言いました、あの上の部分を使うとか、そういった手法を考えていかざるを得ないのかなというふうに考えております。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  まだ、そうしたら今の段階では、来年度もすべて今と同じ現状として考えたらよろしいんですな、何もない場合は。仮に自治会が使わせてくれ言われたら、ときわ台だけ閉めるんですか、閉めるいうよりも。今おっしゃっているのは、光風台と同じような形でもっていくという形であれば、ときわ台だけが自治会館で使うから貸していただけますかと頼まれた場合は、ときわ台だけを閉鎖するんですか、第二駐輪場を無料化して、地下は全面的に貸すとか。ちょっとおかしな答弁ちゃいます、それ。整合性がないと思う。光風台とうまく話しされ、光風台についても、鉄骨がどうこう、ペンキの塗りかえ、こんなもの金額、高過ぎるさかい見直しましょういう形で進んだじゃないですか、この前。そうでしょう。進んでる中で、またこんなことになれば、現状と同じいうたら全く何も進歩ありませんやん。私の頭が悪いから理解できないのかわからんけど、ちょっとおかしいんちゃいます、今の答弁では。来年度全く同じ状態でさせますのやったら、何の見直しもされてないし、言ってることとやってることが違うということになりますよ。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  平井議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。  副町長の申し上げているのは、今現状ではなかなか、平成23年度から実施に向けていけないと。申し上げますのは、光風台もまだエスカレーターを運用しておりますし、あるいはときわ台も、まだその話が決定してないという時点での中での話でございまして、今ちょっと食い違いがあると、私はそのように思っております。現在、早急に平成23年度から進めていけば、それは今、平井議員のおっしゃるとおりだと思うんですけれども、なかなか、今の現状としてそのような形で進めないというところがございまして、エスカレーターの問題につきましても昨日申し上げましたとおりに、平成23年度から、やはり地域の皆さんと話し合いをし、どういう形でどういうものづくりをしていくのがいいのかということもございますし、ときわ台の駐輪場につきましては、先ほど副町長が申し上げましたとおりに、自治会館の問題等も踏まえて、これからもまだ話し合いを続けていかなくてはならないという問題等がございますので、その辺は一つ、議員のおっしゃること、御理解をいただきますようによろしくお願いしたい、このように思います。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  そのように、そうしたら理解をしておきます。  時間が、ようけ余る思ってたのが全然足らなくなってきたので、これはもう次、次入れませんのや、もう。  あとは、ほんならもう1点、駅前の整備として、以前の社協の跡地ですわな。ときわ台駅前の一番端の、浄水場の跡地ですわ。あれは、あのままでいつまでほっておきはるんですか。鉄骨むき出しの、それはもう甚だしい、駅前の美観を損ねる、これはどういうことか、一遍ちょっとその辺の説明してください。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  高上下水道部長。 ○上下水道部長(高 秀雄君)  上下水道部からシルバー人材センターに貸しておりました、吉川浄水場の跡地の関係につきまして、御答弁をいたします。  まず、今までの経過ということで、吉川浄水場につきましては、昭和59年度まで浄水場として使用しておりました。昭和59年度から、池田市から受水するようになった後には、その吉川浄水場の中で水質検査を行っておりました。また、書庫並びに資材置き場として、今現在も使用しているような状況でございます。  シルバー人材センターにつきましては、建屋の一部と倉庫を使っておられまして、平成14年から平成21年度末まで使用されていたものでございます。  今、議員がおっしゃいましたように、特殊な建物というようなことで、上部には鋼鉄製のおわんのような形のものが2基並んでいると思うんですけども、その塗装関係が大分はげ落ちてきているような状況でもございます。美観的には余りいい状況ではないと思うんですけども、上下水道部としましては、あの施設を一たん解体して更地にし、転売とかいうことも考えてはおりましたけども、解体するのに相当、やっぱり費用がかかるということ、また地下にはタンクもあります。管関係もたくさんふくそうしておりますので、なかなか解体というのも難しいということで、今現状は資材置き場などで使っているというのが現状でございまして、なおかつ、その建物の中につきましては耐震性がございますので、西地区の防災の資機材の倉庫として使っております。また、環境課のほうとタイアップしまして、環境課の車両の用品を入れているというようなことで、それも町全体として使うということで、今現状は使っていない状況でございまして、周りの美観等には配慮しながら、草刈りも年に2回程度しか行っておりませんけども、そのような状況で対応はさせていただいております。  今後につきましても、美観を損なわないような維持管理を何とかやっていきたいというように思いますので、またお気づきの点がございましたら指導いただけたらいいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  平井政義議員。 ○11番(平井政義君)  わかりました。しかし地震の備蓄品が倉庫に入れられてある。一番危ないとこへ入れてるのちゃうの。あんなもん崩れ落ちたら、そんなもん倉庫ごとつぶれますわな。鉄骨がもう腐り切ってくるような。もうかれこれ、終わってから25年からたってまんねんで。だからいつされるのか、解体工事とか、やっぱりそういうことは考えていかなだめなんですわ。なんぼ財政難いうても、やらなければならんことは進めなだめなんですよ、行政として。そんな取り組みすらしない、ほったらかしておって、25年ほっとって、備蓄品入れてます。地震が起きたら、上がつぶれて備蓄も何もありまへんわ、そんなもん。そういうことも考えて、やっぱり進めなんだら、一番危険なとこへ備蓄品を置いてまんねんで。  私も時間なくなってしまいまして、一番これから、まだ温泉の問題が、やりたいな思ってたけど、温泉道の駅、これやりたかったのに。仕方がないのでこの辺で終わりますけど、行政としての努力は、私も、先ほどの巡回バスの問題についても、非常に高く評価はいたします。今後に向けてもちゃんとして、やるべきことはやろうという形で、豊能町の行政も取り組んでいただきたいと思います。  これで私の質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(秋元美智子君)  次に、川上勲議員を指名いたします。持ち時間は、質問及び答弁を合わせて40分でお願いいたします。  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  御指名をいただきましたので、質問をさせていただきます。  質問に立って、ぜひとも言っておかなければならないということがございますので、通告の質問の前に、今現在の国の形を言っておきたい、このように思っております。
     というのは、月曜日、6日でっか、国会終わりましたけれども、国の仕事、政府の仕事は外交、防衛、そして経済、これが非常に大事であると思います。ところが、この前の尖閣諸島の件とか、あるいはまた北朝鮮の件とか、あるいは竹島の件、ロシアの北方領土の件ということで、政府の仕事は国の領土を守り、領海を守り、そして国民の生活を守るということでございますので、経済も非常に大事であると思います。その経済について、特に菅総理は何もわかっていないというふうに思います。例えば子ども手当、この件につきましても、きのうの新聞でアンケートをとった内容を見てみますと、子ども手当は、今現在は月1万3,000円ですね。年間15万6,000円、このうち、そのアンケートによりますと、貯蓄が約43%、3カ月以内に使うということが55%、そしてその使う中で、生活費に使用するというのは、約39%、教育や育児、すなわち子どもに使うというのが59%。したがって、この子ども手当のお金が子どもに実際に使用されるのは、約年間5万円ですわ。その5万円を使うけども、年間15万6,000円もうた金は、今、財源がありませんので、将来その子どもが返していかなあかんと、こういうぐあいになりますので、子どもが、自分が使った金は5万円やけども、3倍の15万6,000円返していかならん、こういう状態になっておるわけですね、子ども手当は。子ども手当というのは、国の金がそれぞれの家庭に入る、そういう状態ですので、経済的には何の価値もないわけですわ。経済的に価値をもっていこうと思ったら、やはりそのもうたお金を全部使うて、そして国のGDPといいますのか、国内総生産に充てていけば経済はよくなるということでございますので、例えば高校の無料化とか、あるいはまた農家の戸別補償制度とか、あるいは高速道路とか、そういう暫定税率も上がりますね。そういうことは、国のお金が各家庭に移動するか、あるいはそれぞれの国民のお金が出さんでもええかということだけで、経済の成長には何の役にも立ってないわけですわ。そういうことが全然、菅総理にはわかっていない。ただ、民主党の、今回政権とったのは、国民の耳障りのええ、ただ大衆迎合の公約だけであって、経済には何の役にも立ってないと。その上、さっき言うたように、国防もできない、外交もできない、そういう状態が現在続いておるわけでございますので、やはりこの際、今の政権がええのんか、悪いのんかということを早急に解散を、国会していただいて、国民に信を問うていただきたいと、このように思っておりますので、こういう機会で申し上げておきたいと思います。  次に、豊能町のことでございますけれども、通告をしておりますので、通告順に質問をさせていただきます。  まず、入札制度と設計委託、そして工事請負について質問をさせていただきます。  まず、今現在、一般競争入札をされておられますけども、前の機会に言いましたけれども、これを指名競争入札に改めるお考えはありませんかという質問を、前にもさせていただきましたけども、今回も、なぜその指名競争入札に改めなければならないと、改めたほうがええという考え方ですね。事務処理が、一般競争入札では複雑であるというふうに思いますけれども、その辺も考えておりますので、そういう指名競争入札に改める考えはないのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  公平性をまず担保することを目的とするならば、一般競争入札が適しているというふうに思っておりますけれども、また、施工能力や信頼性を目的とすると、そういう場合は指名競争入札が適しているのじゃないかなと、一般的にでございますけれども。町の場合は、その両方の目的を達成するために、制限つきの一般競争入札とさせていただいておるということでありまして、その制限つきといいますのは、地域要件と実績要件、また技術者要件を付しているわけであります。それの要件を満たしておれば、能力はあるというふうに判断しておりまして、指名競争入札に戻す必要はないのではないかというふうに、今のところ考えております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  一般競争入札であれば、結局その能力があるかないか、あるいは入っておるか入ってないか、その枠に、それ以前に入札するわけですわな、業者は。入札して、その業者が落札すると、そこで初めて受け持ちのところでそれを審査して、マルかペケかという判断をするわけですな。だから、だれが入札するか、結局わからないわけですな、幾ら制限であっても。そういうことを考えると、もう初めから指名競争入札のほうが事務処理がやりやすいんじゃないかと思いますので、今後考えていっていただきたいと、このように思います。  次に、今、一般競争入札をされておられるけれども、その一般競争入札の、パソコンで出されるときに、予定価格それから最低制限価格、これを公表されてますわね。世間一般に入札するときに、これだけの金でっせと、それ以下にせなあかんのやけども、その入札の金額を公表すること自体が、ちょっと入札の制度に合ってないなというふうに思いますが、その辺はどうお考えですか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  以前からも御答弁申し上げておりますとおりに、予定価格を公表しない場合は、設計金額また予定価格を探ろうとする業者が絶対出てくると。以前にもそういうことがあったというふうに聞いておりまして、それは間違いないと。それになりますれば、職員がいろいろ、設計価格も知っておりますし、予定価格もほぼわかるわけでございまして、それを探ろうとして、なかなか職員の身を守るいうのが大変でございまして、どこから漏れる、漏れというのが一番、我々気にしておるところでございます。したがいまして、職員の身を守るために、今後も事前公表を続けたいと。最低価格も同様の考えでやっておるというのが実情であります。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  その職員は守秘義務があるわけですわね。守秘義務いうのは、例えば守秘義務を守らなければ、結局その職員自体の首が飛ぶと。例えば何年勤めたかわからんけども、例えば懲戒免職になれば、漏らしたことによって退職金がもらえんわけですわな。そう考えると、これは職員を守るため言うたかて、職員みずから守秘義務を守っておったら、そんな簡単に漏れるはずないし、漏らせば自分の首が飛ぶのやからね、わかった場合。それは簡単に職員は漏らさんと思うし、やはりその辺を考えると、別に予定価格を公表せんでもいけると思うし、予定価格を公表したらどういう弊害があるかというと、一つの例として、例えば1,000万円の仕事、予定価格で1,000万円と設定しますわな。業者は1,200万円では落札せんわけですわ。それ以下ですわ。最低制限価格があるから、その範囲内で入札せなあかんと。一つの物品であれば、これはなんぼやっていけるけども、工事なんかはいろいろな工事の積み重ねで一つの金額が出てくるわけですわ。その金額を出すためには、必ず見積もりをせないかん。それが当たり前ですわな。ところが、価格を公表すると、見積もりせんでもええわけですわ。この仕事、例えば90%でいこうか、85%でいこうか、そういうことだけで入札するわけです。そういう入札の仕方をすると、さあその仕事をとった、今度仕事をするときに、後でも言いますけども、設計が不具合であれば、いろいろな形で弊害が起こってくるわけですわ。ところが、業者はその設計に基づいて仕事をしていったらええだけやから、完成いうのは不備なものができてくると、こういうことにつながってくるので、やはり業者にもきちっとした見積もりさせて、適正な値段を出すためには、やはり予定価格いうのは公表せんほうが私はいいと思いますが、その辺の考え方、いかがですか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  答弁いたします。  おっしゃることはよく理解はできるんですけれども、やっぱり職員のところに業者さんが見えられて、例えばこれよりも上かい、下かいというような、そういうのも以前にあったように、私聞いております。そんなことまでどうこういうことは、例えばその周りでわからないわけでして、どこからどうなるかいうのは、どれがどうなるかいうのは言えませんけれども、わからないということでございますから、やっぱり職員は守ってやらなければならないということで、先ほど言われましたように、それは守秘義務が当然ございますから、でもそれがどこまで守秘義務で、どういう罰になるかというのは、それはまた懲戒審査会等で議論せなあかんというふうには思いますので、そこまでなるよりも、職員を守るために予定価格を公表しておったらそういうことにならないということになっておりますので、我々としてはそれを続けていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  職員を守るためにそれするだけであって、実際工事のできが悪いとか、そういうものはどちらでもええわけやな。そういう理屈でんな。ちょっと答弁ください。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  簡単にそこまで言っておられましても、それはいろいろいございまして、職員を守るためだけで、工事はどうでもええという答弁は、私してないというふうに思っておりまして、それは議員さんが考えられることであって、我々といたしましては、工事施工するについては、きっちりとした管理監督をしておりますから、完了検査もやっておりますので、それはちゃんとした工事ができるというふうに思っております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  それでは、具体的に言うていきたいと思います。  まず、工事の設計委託、これは当初、工事の設計図面の委託をされますわな。これはどういう方法でされるのか。簡潔に答弁、もう時間がありませんので、答弁お願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  工事に伴う設計の委託でございますが、それは指名競争入札で、ほとんど設計の業者を決定し、完成するまでその都度担当者との打ち合わせを行い、業務がおおむね完了した場合は、成果品として納品されますので、その納品された成果品を建設課の担当員がチェックするということで、チェックが終わった後に検査を行うというふうになっております。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  それでは、成果品が出てきたら、それに伴う工期の設定がありますな。工期が必ず設定されますな。その工期の設定は、どういうぐあいに工期を設定されるか、よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  工期の設定の考え方は、通常、契約を行いますと、その工事の設計書の中身に係る準備工といいまして、各種の見積もりの徴収それから材料の確認等々の準備期間を相当とると。それから、工事の中身の積算、実際の工事の中身の機械等の実工事日数をとります。その後、完了後の竣工検査書類の整理期間、これらをとって全体の工期というふうに設定するということです。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  ということは、実際の工事の請負の前に、設計委託した成果品となっていったときに、そういう金額の設定とか、あるいは工事の内容とか、総合的に調べて設定されるわけですな。それで、工期はいつまでやということで発注されるわけですな。  例えば、例を挙げて言いますけど、この前高山で、まちづくり交付金で、補助金もうて事業をやっていただいてるけども、その中で、たしか11月の末やったかな。開札があったはずなんですけど、一つの工事は約4,700万円でっか。工期は3月25日。もう一つの工事は同じ時期の発注ですが、同じ日の発注で同じ日の開札やけども、その一つの工事は1,900万円か2,000万円ぐらいの工事で、3月20日の工期でしたわ。これ今、部長が答弁された内容いったら、ちょっと合点いかんのやけど。片一方は5,000万円弱の工事内容で工期が3月25日で、片一方は2,000万円に届かん金額で工期が同じく3月20日ですわ。これは、私がわかりやすいように、理解しやすいように、聞いておられるみんなが理解しやすいように、答弁をお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  先般、入札公告を行いました、高山のまちづくり事業の工事の件の、工期の設定のお尋ねでございますが、おっしゃるとおり、両方ともが3月末までの工期になっております。したがいまして、実工期の日数はそれぞれの設計に基づいて確保ができているというふうに考えておりますが、先ほど申し上げました冒頭の準備工、並びに最後の竣工処理等の整理期間、これについては、金額の大きい方については若干無理があるという工期設定になっております。といいますのも、まちづくり事業が平成18年度から今年度までの最終事業でございまして、繰り越しができないと、今年度末で終わらせなければならないということから、厳しい工期設定となったということでございます。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  今、部長いみじくも、厳しい工期設定と言われましたけども、その5,000万円弱の仕事が、3月の29日でっか、それまでの工期が真っ当なんか、それとも2,000万円弱の工事が、工期が長すぎるのか、そんなんは我々わからないわけですな。ところが、3月のこっちの工事は厳しい工期や言わはったけど、厳しい工事であれば、発注の時期をもっとさかのぼってしたらええわけちゃいまんのんか。なぜ同じ時期に発注した工事が、そんだけ金額が違うて工期が一緒なのか、ちょっと理解できへんのやけど、もう一遍答弁をお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  おっしゃるとおり、もっと早く発注すべきであったというふうには、反省する点はあるわけでございますが、言いわけになりますけども、災害とかいろいろあって、なかなか着手できなかって、今になってしまったというのが事実でございます。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  先ほど申された工期の設定が、いろいろな工事の内容をかんがみて設定するというて、初めおっしゃってたのに、今の答弁なんか、工事の内容なんか度外視の答弁がちょっと理解できへんのやけど、議長ちょっと、理解できるまで休憩してくれまへんか。 ○議長(秋元美智子君)  もう一遍、答弁を求めたいと思いますが。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  ですから準備工とか、最終の竣工検査、書類整理期間等を厳しく設定をさせていただいたといいますか、年度内竣工という制約から、どうしても、先ほど言いましたように、そういう本来の工期設定という、この大きいほうの工事については、日にちが十分確保できなかった、できない日付で工期を設定したということでございます。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  100万円の工事でも1億円の工事でも、準備工はあるわけですわな。それなりの準備工が。2,000万円弱の工事も準備工はあるわけですわ。その準備工が、2,000万円やから多少短い準備工で済むかもわからん。5,000万円の工事は、それよりも長い工事ですな。せやからその違いを、二つの工事の違いは、こうこうこういう理由で違うんやということがはっきりわかればええけど、何か今の部長の答弁では全然理解できない。議長、理解できましたか。 ○議長(秋元美智子君)  私も理解しづらいところはありました、確かに。  もう一遍、そのことを踏まえた上で答弁を求めるか、休憩を挟んできちっとした答弁をもらうか。休憩をとって、もう一遍。              (発言する者あり) ○議長(秋元美智子君)
     聞かれましたので、私はお答えさせていただいてますので。  暫時休憩に入らせていただきますので、お願いいたします。  再開は放送をもってお知らせいたしますので、お願いいたします。            (午前11時08分 休憩)            (午前11時31分 再開) ○議長(秋元美智子君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  工期の設定につきましては、先ほど来申し上げたとおりでございまして、年度内竣工の条件で業者が応札してきたということでございます。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  今の部長の説明では、部長が当初言われた内容に合致しませんので、当然私は理解できませんので、この件につきましては、あとの工事請負の契約の内容、あるいはまた工事完了のチェック、あるいは完了工事の検査、検査部の瑕疵の責任はどこにあるのか、そういう質問をしたいとは思っておりましたけれども、細かい内容になりますので、あした常任委員会ありますので、その中でも以前から申しておりますので、その中で審査をしていただきたいと、このように思いますので、議長、よろしくお願いいたします。 ○議長(秋元美智子君)  わかりました。  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  次に、農林施策と鳥獣被害につきまして、質問させていただきます。  この件につきましては、いろいろ国の施策の問題あります。例えば減反政策、これにつきまして、現在、荒れた農地がたくさん出てきております。そのために、豊能町の中にも荒れ地がたくさんありますけども、この荒れ地につきまして、どのような形で利用するかということを常に考えておりますけれども、現在、私が思うのに、荒れ地を町が調べて、その荒れ地を利用する方法、町のほうで何か考えておられることがあったら、答弁していただきたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  荒れ地といいますか、遊休農地という考え方でお答えさせていただきますが、2005年の農林業センサスでは、豊能町内に15ヘクタールほどの遊休農地があるということで、豊能町としまして平成20年度に、豊能町遊休農地対策協議会という協議会を設置しまして、その構成は府と町と農業委員会、JAを構成員とする協議会でございますが、協議会を設置し、遊休農地の実態をまず把握して、その遊休農地に対して所有者、農家の意向を調査しております。今年度にありましては、川尻地区と牧地区を調査して、今現在、回収中でございます。これらの農家の方の意向を確認した後、その遊休農地の解消について具体的な方法を検討していきたいと考えておるところでございます。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  今、国のほうで自由経済貿易といいますのか、ちょっと言葉は忘れましたけど、関税を撤廃して、国と国との中で自由貿易をするというようなことが話し合われておりますけれども、その中で、経済界は撤廃せいと、ところが農業関係は撤廃するなと、こういうような形で、政府があいまいな答弁をしておったように思いますけれども、豊能町自体は、そういう大きな農家がありませんので、豊能町のこれからいく農業の施策としては、私は観光農業にしたらええんじゃないかと、こういうように思いますけれども、その観光農業について、町のほうでどういうぐあいに考えておられるか、答弁よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  まず、関税撤廃の件で、今、農業者はこぞって反対をしているというのは、連日マスコミで報道されているとおりでございまして、TPPということに対しての意見が二分されているという状況にあります。  そこで、本町の生き残りについての観光農業ということでお尋ねでございますが、これは基本的に、やはり本町にあります観光協会と連携して、とりわけ考えておりますのは、やっぱり右近の郷を拠点とした新たな観光事業の展開、並びに従前から町の観光資源として宣伝しておりました、町内に点在する石仏等を結ぶ新たな観光コース、それと今現在、順次成育しつつある観光ボランティアの方、これらの育成をさらに進めて、これらで体制づくりを進めていきたいというところでございます。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  今、部長のほうから、観光協会も参加してしただいてというふうにおっしゃいましたけれども、ことこれは農業施策の件でございますので、ならば豊能町に農業振興連絡協議会という団体があるはずなんですけども、それは今現在、どのようにしておられますか。あるいはまた補助金を出しておられるのか、出してないのか、出しておられるとしたら、補助金をどういうぐあいに使っておられるのか、それを把握できておったら、答弁願いたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  豊能町農業振興連絡協議会というのは、事務局を豊能町の農林商工課に置く、農業者、農業関係者で構成されたものでございまして、その目的は、地域の実情に即した土地利用型農業の推進、中核的担い手農家の規模拡大と高能率な生産組織の育成等、将来の方向の確立を図ると。また、情報等の交換並びに調査研究を行い、あわせて農業振興に寄与するというのが、規約の第2条で目的として掲げられております。  それと、現在の農業振興連絡協議会への支出、運営の実態は、町から補助金、平成22年度ですと約25万円、あと、その振興協議会からいただいている実績、予算の報告等を見ますと、農協からの補助金、それから本来の、振興協議会が中心となっている霊園祭等の収入、雑入、繰越金等をその収入として、先ほど言いました霊園祭等の事業を行っておられるということで、町の補助金は25万円ということでございます。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  今現在、部長が今答弁された規約の第2条、それには、私が感ずるところあるいは農業振興連絡協議会が主催されている内容を見ると、ただできた野菜もんを売っているだけのような状態で、農業の振興には全然役に立ってないように、私はいつも感じてまんねんけど、そういう、今部長がおっしゃったようなことを、実際されてるんですか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  豊能町農業振興連絡協議会自体が、事業としてイベント等を実際やっておられて、そのイベントの中身は、野菜、植木、模擬店、もちの販売等の内容でございますが、これらを通じてお互いに情報交換等をやっておられますし、さらに農産物の品評会、夏野菜の部、植木の部、シイタケの部等でやっておられます。ですから、それらについてもやはり、夏野菜ですと野菜の品評会をすることによって、生育についてのノウハウをお互いに研鑽されておられるというふうに考えられますし、農業振興の勉強会ということで先進地の視察等も行っておられて、所期の目的達成のために種々やっておられるのではないかというふうに考えております。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  ならば、豊能町全体の農業の振興のために農業振興連絡協議会がしていかないかんのに、何か今の内容を聞くと、その範囲内だけの、言葉は悪いかしらんけど、マスターベーションで終わってしもうているというような感じがしてならないわけですわ。この際、やっぱり来年度に向けて補助金のあり方、あるいは農業振興のあり方、それをやっぱり考えていって指導してもらわんとあかんと思いますので、その辺よろしくお願いします。  今、各地で朝市をやっておられますね。その朝市は各地でやっているけども、朝市はよそへいってしやんと豊能町内でやっておられますけども、物ができた、豊能町で新鮮な野菜が安くてつくった人がわかる、そういうものを豊能町の中で朝市、やっておられますわ。まちから買いに来ておられますわね。これからの時代は、売りに持っていくんじゃなしに来てもらうと。そのためにいろいろな形で、あちこちで売っておられるものを一堂に会して、野菜ものだけではなしに、豊能町の加工品、それも含めた形の、ある程度大きな形の売り場をつくったらどないやと。今各地で道の駅を利用して、農産物やいろいろなものを売っておられる。それが今、各地で成功してますわ。国の補助金も利用し、あるいは町もある程度出さないかんけども、今、民間のほうで道の駅をつくろうということで一生懸命になっておられるところありますので、そういう人も含めて、やはり豊能町内でそういうものをつくって、それを拠点にして観光農業もそこでやっていくと、そういう形でやっていけば将来性があると思いますので、その辺の考え方はいかがですか。答弁よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  お答えをさせていただきたいと思います。  川上議員、非常にいいお話をしていただいているんですけれども、9月の定例会でしたか、私、道の駅の問題でお話をさせてもらいました。どっとこい豊能というボランティア団体を立ち上げていただきまして、温泉つき道の駅事業ということでお話をしていただいているということでございますけれども、まだそれ以降につきましてはきておりません。道の駅というのは、私も川上議員と同じころにお話をさせていただいてましたけれども、議員、まず右近の郷、これすらいかないのに道の駅ができるでしょうか。農業振興連絡協議会もそうですし、食生活改善グループもそうですし、身勝手なことばっかり言っておられると、私はそう思ってるんです、正直に申し上げます。百姓の皆さんが、TPPの話も、先ほど部長が申し上げましたけれど、私はTPP反対です。北部農業協同組合の組合長が来られたときに、何とか賛成してくださいって。だめですって。今の農業は基本的にもっと。だからそういうものを踏まえて、川上議員のおっしゃることはよくわかりますけれども、もう少し議員として考え方を変えて、すぱっとした質問をしていただきたいなと、逆に私はおもってます。いうことは、生産者は無理ですから、そういうことで、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  別に、道の駅じゃなくてええわけですわ。ほかにも国の補助金もようけ、いろいろな形であるわけですわ。それを利用して、先ほど出たどっとこい豊能いうやつ、それも参加していただいて、役所の金だけ出してするんじゃなしに、そういうものを総合的に考えて、場所は右近の郷でもええし、また新たなところでもええけども、やはり観光あるいは農業体験をするために来てもらうと、豊能町に来てもらうと、豊能町の、先ほどのいろいろな石仏とかそういうのも見てもらうと、そういう形のことをやはりしていかんと、豊能町の農業経営はこれから廃れていくばかりでありますので、そういう中心の指導を、やはり行政が担っていただかなくてはならないと、このように思ってますので、その辺のところ、町がやる気あるのか、ないのか、もう一度答弁よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  やる気はございます。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  もう一つ、農業は物をつくっても、シカやイノシシが食べてもうたら、それらのえさをつくってるのと一緒やから、その対策、それをどのように考えておられるのか、時間ありませんけど、ちょっと答弁よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  今、研究しているところでございまして、これも考えていきたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  川上勲議員。 ○14番(川上 勲君)  ほかに林業の件もちょっと質問したかったんだけど、もう時間ありませんので、またの機会にしますので、今の町長の答弁、守っていただくように、よろしくお願いします。  以上で質問を終わります。 ○議長(秋元美智子君)  この際、暫時休憩といたします。  再開は、午後1時からといたしますので、お願いします。            (午前11時49分 休憩)            (午後 1時00分 再開) ○議長(秋元美智子君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  小寺正人議員を指名します。  持ち時間は、質問及び答弁を合わせて40分でお願いいたします。  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)
     5番・小寺です。  きょうは、地方自治が揺れているということで、あわせて住民自治を考えてみたいと思います。  まず阿久根市、市長が失職したばかりですけれど、また議会の解散のリコールも提出されました。名古屋市を見ると、これリコールが成立しませんでしたけど、すごい数の署名が集まりました。これは一体、住民自治に関して何が問われようとしているのかということですけれど、町長は何が問われているとお感じになりますか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  小寺議員の質問にお答えをしたいと、このように思います。  今の、阿久根市や名古屋市のお話でございますけれども、住民自治はどのように問われているかということでございます。私どもの第4次総合計画において、その住民自治を考えながら、この豊能町をどのようにしていくかということについての議論をさせていただいていると、このように思っております。阿久根市と名古屋市と豊能町と比較されましても、やはり豊能町の行政は、私以下職員で一生懸命に頑張っているということでございますので、他市の評価というものはできませんけれども、本町としましては、今後やはりそういう形の中で、住民の意見も十分に聞かせていただきながらやっていきたい。ただし、ただしがつくんです。それは意見だけでなしに、やはり私の申し上げております協働のまちづくり、これにつきましては、やはり町民も、行政も、議会も一体になって、一つのものづくりをしていくということについて御理解をいただきたいというのが私の考えでございますので、よろしくお願いしたいと、このように思います。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  8月2日に大阪で、三重県議会が呼びかける住民自治研究会でしたか、その席で大阪府知事とか逢坂誠二さんとか来ておられましたけれど、とにかく今、首長が議会に対して戦いを挑むと、そういう状態に、今なっています。言い分として、阿久根市の市長なんかは、議員は選挙しか考えない選挙芸人だと、そこまで言い放って反撃していると。それから大阪府知事も、橋下知事ですけど、議員は賛成・反対だけで、何もしないではないかと、その場でおっしゃってました。とにかく一緒になってまちづくりをしましょうよと、そういう呼びかけでありました。  それで、これに関連しまして、来年の4月、統一地方選挙で、一つの大阪、ワン大阪という構想がどうも争点になりそうなんですけれど、ワン大阪というのは我々大阪府民にとっても関心のあるところであります。ある意味、それが国家の国家像を示しているということで、豊能町にとってどのように考えておられるか、どのような影響があると考えておられるか、ちょっとお聞きします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  非常に厳しい御質問だと思いますけれども、ワン大阪につきましては、私も賛成でございます。ただ問題は、11月30日に行って参りまして、東京で町村長会がございました。そのときに、私も同感をしたんですけれども、各町村が占める土地の割合といいますか、国土の割合というものにつきましては、ほとんどが小さな町村、約700町村なんですけれども、その町村が3分の2以上の土地を占めている。これについては大きな、やはり資源になっている、このように思ってます。まず講演をいただいた先生も、それは重要なことではないかと。ワン大阪にしていただいても、やはり豊能町、能勢町、あるいは茨木市の一部、高槻市の一部、北摂はこの部分なんですけれども、その地域において今後どのように対応していただくかということについては、大いに私は関心を持っているというところでございまして、これから先、本当にワン大阪になるのか、ならないのかということについて、興味を持ってこれからは見定めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  それでは、10月末に3会派7人で、北海道のニセコ町それから夕張市に行政視察をしてまいりました。個人的には生まれて初めての北海道でありましたけれど、北海道の自然はすばらしいものがありました。政務調査費を使って視察をしておりますから、行政の方にも他の議員の方々にも情報を共有していただいて、よりよい豊能町のまちづくりの参考になればと、今からそのことについてお話ししたいと思います。  今回は会派の視察なので、議会事務局の手を煩わすことなく、視察相手先を探し出し、交渉して、旅行代理店などを通さず、自分たちで企画・立案、航空券、宿泊地、レンタカー等、全部自分たちで手配して、いろいろなことを試みてみました。今や情報化社会、インターネットを通じて私たちはいながらにして瞬時に多くの情報を手に入れることができる便利な時代となりました。しかし、百聞は一見にしかず。実際に現地に赴き、自分の目でその地域を見て、雰囲気を肌で感じて、初めてわかること、気づくことも多くあります。我々地方議員といえども、ときには広く日本という国家を意識することも必要だと感じている次第であります。井の中の蛙とならず、大いに見聞を広め、行政視察で得た体験や感じたことを町政に生かすことができるとすれば、有意義なものになると確信しているからです。  例えば、ことし2月4日、橋下大阪府知事と豊能町議会議員との意見交換会がありました。関空ハブ化、伊丹廃港についてでありました。それで、神戸空港まで、我々は今回出かけたわけです。光風台から電車で約2時間、高速道路を使うと1時間半ぐらいの距離にあります。実際に利用してみて、やっぱり地理的条件は動かしがたいと、空港問題イコールアクセスの問題かなと、それは感じました。  しかしながら、神戸空港と新千歳空港間のスカイマークエアラインズ、これの航空料金はまた格別に安くて、5,800円とか7,800円、9,800円、このような値段で7人のチケットをとりました。7人の平均が7,400円です。こうなると、2時間ぐらいは辛抱できるかなという感じでありました。  スカイマークエアラインズというのは、御存じLCCの一つですけれど、地上職員と搭乗職員を一体化させて、両方融通し合っている。機内清掃は搭乗者職員にさせると、徹底したコストダウンを図っている。ローコストキャリア、LCCにどんどん来てもらって関空をハブ化して、大阪を底上げしようという大阪府知事の考えがうなずけるもの、そういうふうに感じました。JALやANAもうかうかできない、日本の空にも確実に大競争時代の幕開けを迎える、こういうふうな実感を得ました。  夕張市でありますが、明治以来、炭坑のまちとして繁栄しました。石炭から石油へと世界的なエネルギー革命の波に洗われて衰退の道を余儀なくされました。そして観光産業を指向して、立派な建物をどんどん建てたんですけれど、期待したほどに収益を得ることができず、借金に借金を重ねたあげくに破綻したことで有名になりました。ここで、その借金を隠すために、赤字を隠すために、4月から5月にかけての出納整理期間を利用して赤字を隠し続けるという違法で不明瞭な処理を繰り返し、そしてその結果、信じられないぐらいの赤字が積み上がり、ついに行き詰まってしまったと。栄枯盛衰の跡を見学させていただきました。おごれる者は久しからずということを肝に銘じておかなければいけないと思いました。  夕張市に対して、ニセコ町は上り坂のまちでありました。上昇気流に乗っている自治体という感じです。つい最近、地価上昇率日本一、不動産バブルだとテレビ報道をされていました。外国資本が入り、別荘地や観光開発が盛んに行われ、開発によって人口も飛躍的にふえる、そういう観測をしておりました。不動産バブルが起きている、そういうことです。ニセコ町は農業と観光のまちとして知られていますけれど、春夏秋冬、オールシーズンで観光客が訪れる、特に景色がすばらしい。今回の視察の目的、この一つに、ニセコ町が2001年、全国で最初に制定した有名な、まちづくり基本条例、これを目的として行きました。2004年に内閣府が行った人口20万人未満の市町村職員を対象にしたアンケートでも、目標とする市町村の全国ナンバーワンになった町でも有名です。多いときには年間2,000人を超える視察者が訪れたということでありました。役場職員も自信に満ち満ちあふれておりました。先進のまちづくりは豊能町にとって学ぶべきことが多いと感じました。  まずお尋ねします。ニセコ町のホームページを見たことがあるかということですが、どうですか。総務部長、どうでしょう。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  見たことはございません。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  ぜひ一度ごらんになったら、参考になることが多いと思います。  きのう、私ももう一度見ていたんですけれど、いろいろな新しい試みをしているみたいですね。電子自治体を目指して、北海道と道内市町村が共同で運営している、北海道電子自治体共同システム、これも取り入れています。つぶやきと言われるツイッター、これも取り入れています。それからユーストリーム、ニセコ町公式チャンネルインターネット放送ニセコライブ、こういう動画サイトを運営しています。たまたまきのう見ていたら、総務省から新しい副町長を迎えて、そのインタビューを流していました。4,600人の町に、38歳のキャリアの官僚がやってくるとは一体どういうことかなと、私なりにずっと考えておりましたけれど、ここは外国人資本が今、不動産を買いあさっているという話ですよね。尖閣問題から、多分、そういう外国人に詳しい地方自治の専門家を招いたと、こういうふうに思われます。ニセコ町が今、世界に誇れる小さい国際都市、このまちづくりを目指していると、そういうふうに見てとれました。  それから視察の中で、いろいろな話を伺いましたけど、文書管理システム、ファイリングシステム、これを取り上げていました。これはぜひ参考にしてやっていただいたらいいのではないかと思われます。マルチプル・デマンド交通、これも採用しました。豊能町に先駆けて、もう進んでいるようです。それから予算説明書、もっと知りたいことしの仕事、こういうのを発行してるんです。これが、小学校5年生が読んでもわかるような、この、もっと知りたいことしの仕事、物すごい、これだけ読んだら全部わかるというような、そういう取り組みもしています。  昨日、竹谷議員からまちづくり基本条例、自治基本条例について話がありました。少々加えてみますと、まちづくり基本条例ができて何が変わるのかという質問が多いそうです。それに対して、何も変わりませんと、こういうふうに答えていると。なぜかというと、まちづくり基本条例というのは目的ではないと。住民の住民による住民のための政治、つまり住民自治のまちを目指すことが目的で、まちづくり基本条例は単なるツールですと、何も変わりませんと、そういうお話でありました。今では140を超える自治体が基本条例を制定しています。特に北海道では40を超える自治体が制定していると。当時は前例もなく、そういうときに、何でこんなもんが必要なんやと物すごい反対も多かったそうです。議会の部分を条例から外して決議した結果、10対5で通ったと。議会は後で追加したと、そういうふうに説明がありました。  ここで、室木総務部長にお尋ねしたいと思います。CSRという言葉を御存じでしょうか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  企業の社会的責任といいますか、今では対象は企業に限らないということで、社会的責任の呼称で国際規格の、今は策定作業に入っておるというふうにお聞きしておるぐらいでございまして、余り詳しくは知りません。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  企業の社会的責任と、そう訳されているんですけれど、これも最近、どの企業も採用するようになった。これがちょうどまちづくり基本条例によく似ていると、私は思っているわけです。  CSRというか、これは消費者が企業に誠実さを求めているんです。それにこたえるものだと。より広い意味で、企業というのは事業活動を行う中で、社会的な公正さとか環境への配慮などを通じて、かかわりのある利害関係者に責任ある行動をとるべきだという考えに傾いてきたんですね。この利害関係者というのが消費者、取引先、地域社会、株主、従業員、すべてにわたって、こうあるべきだと、こうするんですよということを明言しているわけです。  ここでまちづくり基本条例、ここの中で、これを利害関係者と見れば、住民の役割、それから住民の責務、それから議会の役割、それから議会の責務、行政の役割、それから行政の責務、こういうことをこの中に盛り込んで、その中でまちづくりを行いましょうということを述べているわけです。ただのツールでありますけれど、豊能町も価値観がどんどん多様化してきました。豊能町にはいろいろな住民がいろいろな意見を主張するようになってまいりました。まちづくり基本条例をもうつくってもいいのではないかというふうに、私自身は思うわけです。住民参加を促して、協働のまちづくりをスタートさせる、町長も賛成だと言っておられるわけですから、どうでしょうか。まちづくり基本条例を制定することについて、町長の所見をお伺いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  昨日も、まちづくり基本条例につきましては御質問がございましたけれども、おっしゃるとおりに、まちづくり基本条例がどうって、ニセコ町の話と違いまして、豊能町は豊能町、独自の考え方を持っていきたいという思いもございます。やはり私が打ち出しております協働のまちづくり、これが基本的に、まちづくり基本条例とほぼ似通った形というふうに理解をしていただければいいのかなという思いがございますので、今後検討課題として、やっぱり考えていきたいと、このように思います。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  協働のまちづくり、うたっておられるわけですから、何でもこれから切っていく、値上げしていく、それのオンパレードです。みんなが嫌がる問題を、今どんどん出していっているわけですから、行政が一方的に住民に、ぼんというのではなしに、逆に住民同士どうしたらええのか話し合ってもらって、エスカレーターの問題であれ、ごみの問題であれ、どうしたらいいのと投げかけたらどうですか。住民同士がみずから考えて、こうしようと、賛成とるしか、民主主義の世の中ありませんけれど、そうすることによって、無益な争いというのがなくなるのではないかと私自身は思っているんですけれど、どうですか。みずから住民同士が話す、そういう手法を一度とってみられたらどうでしょう。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  おっしゃるとおり、すごくありがたいことだと思います。しかし、昨日の質問でもございましたけれども、行政が右肩上がりのときに、行政主導型として今日までずっときました。住民の皆さんにおかれましても、結局は、最終的にはすべてやはり行政の責任だという形のほうが、まだ現在のところかなり強く流れております。すべていろいろな問題、今回も25項目において出させていただきました。この枠の中でも、行政がどうやねんと、協働のまちづくりがどうやねんと、ニセコ町のようにそういう住民重視した形の中での行政というのは、少し欠けてた部分があろうかと思いますけれども、その点につきましても、やはり行政として非常に厳しい部分だという形の中で御提案をさせていただいたということでございます。今後におきましても、小寺議員のおっしゃるとおり、住民自治の中でいろいろな形で取り上げていただけるならば、我々としてはいろいろな問題点を提案していくべきかなというふうにも思いますし、今後の大きな試金石、課題として取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  ここで、提案でありますけれど、意志決定の過程をニセコ町は全部見せているんですよ。放送で撮って動画でも流しています。これを、これは決断さえすればすぐできることだと思うんですけど。意志決定の過程を見せて、それで決まったんだったら仕方ないじゃないのというぐらい見せてみたらどうかと思うんですけど、どうでしょう。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  まず、予算編成とかそんなときの部分が一番お聞きになりたいということであろうと思いますけれども、予算編成等でいろいろ使っておる文書は、すべて公文書でございますから、それは意志決定中でございますので、まだ決定どうされるかわからない、意志決定形成過程中の文書は一切公開してない、またしてはちょっと、いろいろなところに影響があるということでございますから、それは我々としては今までどおりに非公開ということでいたしたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  また消極的な返答をいただきましたけど、ぜひ検討していただきたいと。  そして次に、ユーベルホールのお話に移りたいと思います。  今回、小川教育長が再任されました。私は個人的に、識見も有しておられるし、真摯な態度も好感を持てるし、とてもふさわしい人だな、そういうふうに思っております。小川教育長が文部科学省に、豊能町を最後の職場としたいという決意を述べられたということをお聞きしまして、とてもうれしく、本当にありがたいと、感謝したいと思います。住民ともども、議員もいろいろアイデアを出しながら、小川教育長を盛り立てて、教育のまち「とよの」を、何とか実現を図りたいと思っている一人であります。  そこで、ユーベルホールの存続問題が、今、問題になっています。存続を要望しておられる住民の署名が、5,000を超える署名が集まったと、こういうふうに聞いているわけですけれど、この中身ですね。署名された属性です、主に。それから、その人たちの意見を実際にサンプリングして聞いてみたのかどうか、それをお伺いしたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  小川教育長。 ○教育長(小川照夫君)  お答えいたします。  御署名をいただいた方でございますけれども、これまで3回にわたって、私の手元に届いております。まず第1回目は8月13日でありますが、これはトータルとしまして5,143名の方々が署名を寄せられております。それから9月11日には、これは団体の方ですが、7つの団体の方が署名を寄せられております。それから最後ですけれども、9月13日に465名の連名による署名という、3回にわたっていただいておりまして、署名の内容といたしましては、文化の継承それから施設の建設費にも大変多額の額をかけておるので、この火を消さないでほしい、続けてほしいという、そういう要望でございまして、特に現状を踏まえて、今後じゃあどういうやり方があるのかとか、こういうふうにしたら我々も協力できるとか、そういったことについては残念ながら寄せられておらないというのが実態であります。  それから属性について、ここに精査はしておりませんけれども、当初いただいた5,000名近くの方々については、ほとんどのかたが御家族で、連名で署名されている方がいらっしゃいまして、多分どなたかが御家族の、子どもさんとかを連名で書かれているのかなということを、分析した結果としてはわかっております。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)
     それから、町内の住民の方、それから町外の方も署名されていると。それが提出されているとお聞きしているんですけど、どれぐらいが町内の方、どれぐらいが町外の方なんでしょうか。人数的にはどんなもんですか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  小川教育長。 ○教育長(小川照夫君)  お答えいたします。  1回目の8月13日に受け取った署名につきましては、町内、町外からそれぞれ、これは署名された方々がこちらに出された資料でございますけれども、町内3,158名、町外1,985名という内訳で出されております。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  そうしますと、大体6割の人が町内で、4割の人が町外と、こういうふうになるわけですよね。それで、その署名の中で、家族で1人の方が全員を書きはったと、そういうのが結構あるということだったら、実質的にもうちょっと少ないなと、感覚的には。お子さんもおられるでしょうから。それにしても1,000を超える署名が集まったことは事実ということですよね。  ユーベルホールのあり方に関して、そういう存続を求める方がおられる、逆に廃止しろという方もおられるんですよね、たしか。その人たちを一堂に集めて、住民同士で検討委員会とか、公聴会とか、シンポジウムとか、こういうことをやってみられたらどうですか。この問題は、住民と行政の問題というよりも、住民同士の問題ととらえたほうがいいのではないかと、そう思うわけですけど、そういう考えはどうでしょう。住民の意識をシンポジウムのような形で、タウンミーティングだったら反対する人だけが出てくると。何かいびつな感じにとられてしまってはいけないので、本来あるべき姿はこうですよということを何か示すような場をつくったらどうでしょうか。どうですか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  小川教育長。 ○教育長(小川照夫君)  お答えいたします。  結論から言いますと、私はこれまでのそういった署名をされた方、それから逆に休止やむを得ないというお方の意見も聞いておりますが、果たしてそういう場を設定して、ユーベルホールだけのことで話し合うというのは、いささか問題があるのかなと。教育委員会としては、その文化に関しましては、単にユーベルホールだけではなくて、図書館、公民館、そういったものをトータルとして考えておりますので、それだけに絞ってやるということは、ちょっと私はなかなか、そこで建設的な意見が出てくるかなというふうには考えておりません。なぜかと言いますと、実はユーベルホールはある程度やむを得ないけれども、その分図書館をもっと充実してほしいという意見も、実は、実際に出てきております。それからユーベルホールの運営に関しましても、何人かの方からもいろいろな御意見をいただいております。例えば住民の音楽活動をしている人に来ていただいてボランティアでやったらどうか、あるいはある団体の方が、その運営までも少し我々に任せてもらえないか、そういった声も聞いておりますので、今のところはそういった声を社会教育委員会の中でいろいろ議論していただくということは考えておりますけれども、ユーベルホールだけに絞った、今おっしゃったようなことは、ちょっと私は考えておらないというところでございます。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  ユーベルホールに関しては、私も、音楽をされている方とかお声をかけてみたら、ぜひやってみたいよと、お金要らないからその場を提供してくれたらぜひやりたいという、プロの卵みたいな方が結構おられるということですので、その人たちにどんどん呼びかけて、自主事業にかわる事業をもって、何とかみんな住民の期待にこたえると、そういうお考えはどうでしょうか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  小川教育長。 ○教育長(小川照夫君)  お答えいたします。  我々としても大変ありがたいお話でございます。ぜひ実現をしてみたいと思いますし、それから、昨日、ホームページをごらんいただいたと思いますけれども、大阪音大とも協定を結んでおりまして、それについても経費は折半でという、そういう、要するに連携してやる事業を主体にしていきたいということを考えております。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  ユーベルホールの問題は、さらに今、努力されているということですから、期待しております。  それから、最後になりますけど、早期健全化指数、発表されました。そこから見れば赤字はないよと。何かこう、全部数字に、イエローカードには触れない、当然レッドカードにも触れないと、そういう状態で健全ですよと言えるのかということですよね。財政力指数とか比率ですよね。経常収支比率から見て、豊能町財政はどう判断しているのかお聞きします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  健全化指標につきましては、我々が独自に編み出したものではございませんでして、国、総務省が、全国レベルで見たらどうであろうというふうにして、例えば標準財政規模とかいろいろな指標を出してきて、それを掛けたり割ったりして出しておるものでございますから、我々がそれを見て、それだけで健全かどうかという判断をするのは、ちょっと難しい。数字上は健全であるという、マイナス指標は全然出ておりませんから、数字上は健全であるというふうに言えると思いますけれども、実際には、我々が今やっておりますように、これからの財政計画を立てて、それで見ていって、赤字が出ないように解消していくという、それが一番であろうというふうに思っております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  今、大変な言葉が出ましたけど、赤字にならないように。ここの赤字という定義ですよね。これがまた民間の企業会計と大いに異なるわけですよね。一体どこの時点で赤字を認識するつもりなのか、どうなったら赤字って言うのか、ちょっと教えてただけますか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  一般的には、でございますけれども、入よりも出が多ければ赤字ということになります。町の財政で見ますと、もちろん借金をせずに、基金も取り崩さずにとんとんでいけば、プラマイゼロということです。借金をすれば、それは当然マイナス要因でございますから、赤字の方向に向いておるのかなというふうに思っております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  ちょっとわかりづらい赤字認識なんですけれど。  それから早期健全化指標を、赤字でないから出さないよと言って横棒で引いてあるんですけど、黒字なんだったら黒字比率でもいいじゃないですか。一体、黒字比率は幾らになっているんですか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  黒字比率でございますけれども、監査委員さんの審査意見書の中で、実質赤字比率のところで、2ページの上段に記載されて、あえて黒字比率を出すならば4.4%というふうに書いておりまして、また、連結実質赤字比率につきましても、監査委員さんのほうで23.2%、あえて黒字比率を出すならばという文言で書かれておりますので、そこを参考に我々はしておるということであります。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  小寺正人議員。 ○5番(小寺正人君)  もっと聞きたいことはありますけど、今回はもう時間がないようですから、終わりにいたします。ありがとうございました。 ○議長(秋元美智子君)  次に、西岡義克議員を指名いたします。  持ち時間は、質問及び答弁を合わせて40分でお願いいたします。 ○13番(西岡義克君)  ただいま御指名をいただきました、西岡でございます。  それではこれより、一般質問をさせていただきたいと思います。  箕面市豊能町に向けてということと、財政再建一直線の成果という、二つの問題についてお聞きしたいんですけれども、その前に、私が3月議会で総務部長に質問をしておりまして、宿題となっていた部分をまず答弁していただきたいなと思っております。  実は、この前も質問したんですけども、いわゆる財政再建に向けて25項目を出されて、行政も頑張っておるところでございますけれども、その一番最初に人件費というのが出ておりまして、それから以降駐輪場まで25項目あるわけであります。その25項目の1番目に、人件費の削減ということで書かれておることについて、私は前回の質問で町長に、すごいな、頑張っておるなということを言いましたけれども、残念ながら町長の意向に反して、10%が5%になったということであります。しからば、その残りの5%をどうするのかということを質問した中で、町長は、5億円の不足は職員で対応を要請すると、できない場合は職員にも覚悟をしてくださいと言っておると。総務部長は、10%が5%になってしまったと、あとの5%は職員一丸となり頑張ることを確認したと、そして6月には、各部で節約し、その結果は早急に出させていただきたいと、こういうふうに答えておるわけであります。そこで、その結果はどうなのか、その覚悟はということですけれども、まず早急に出させていただくその結果について、総務部長、お答えいただきたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  西岡議員、今のは通告の(2)の財政再建の中の、1の項目のどこに当たるものでしょうか。 ○13番(西岡義克君)  1番目です。財政再建一直線の中の、25項目の実践と達成率は、というところです。 ○議長(秋元美智子君)  この1のところですね。失礼しました。  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  25項目の実践と達成率につきましては、細かく、約何%ということでやっておりますけれども、私それを出すということで明言したということでありますけれども、今ちょっとその資料は持ち合わせておりませんでして、忘れてたというのが実態であります。ここへ持ってくるのを忘れたということでございますので、多分財政課でやってくれてたはずだと思いますので、またお示ししたいというふうに思います。 ○議長(秋元美智子君)  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  職員で、その準備をしておるということなので、それやったら出していただけますか。ちょっと休憩していただいて、出していただきたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  この際、暫時休憩いたします。            (午後1時47分 休憩)            (午後1時51分 再開) ○議長(秋元美智子君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  大変失礼いたしました。お答えをいたします。  3月にお示ししました25項目の効果額でございますけれども、収支改善目標額は25億円でございまして、効果額として19億5,600万円をやりたいということで、最初はそれぐらいの目標でいっておりまして、また3月議会以降に中間とりまとめとして2億8,700万円を足しますと、効果額合計で22億4,300万円になったわけであります。25億円から22億4,300万円の、その差の2億5,700万円を、今でも効果額としてできるだけ出せるように、また当初予算でも出せるように頑張っておるわけでございますけれども、例えば巡回バスでも、1億8,800万円の5年間の累計効果額を出そうというふうに頑張っておりましたけれども、巡回バスは半分ぐらいの効果額しか出ておらないとか、いろいろなその項目によりまして、何%ぐらいの効果額しか出てないというところがありますので、さらに2億5,700万円の効果を生むために、当初予算で頑張っておるというところが実態であります。  以上です。
    ○議長(秋元美智子君)  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  私が聞いてるのは違うんですよ。私が思うのは、町長はよく協働、協働と言ってますね。協働の意味が、私のあれとはちょっと違うのかもしれませんけども、いわゆるこの協働というのは、自分ができることをまず十分にして、そして相手に自分のない分をフォローしてもらう。逆に言えば、お互いにお互いのない部分を補完し合いながら協力するのが、この協働なんですね。この協働というのは、まず行政ができることを十分にやってから住民さんにいろいろなことをお願いする、住民さんもできることはフォローしていくという形が、この協働やと思うんですね。私がこの前質問したのは、この1番から15番のうちで、まず1番をきちっとせんと、そんな協働なんかしてくれませんよという話をしたときに、いや、5億円は難しいよと、だけど毎年1億円ずつ減らしたら何とかなるでしょう、厳しいけれども、ということを町長が答えられて、その後、総務部長がどう答えたかと言いますと、こういうふうに言ったんですよ。当初予算では、まだ職員組合との交渉の段階でございましたので、給料はそのままにして上げておりますけれども、その給料の5%の削減の三角部分については、6月の定例会に提案して減額補正をするということで今のところ進んでおります。それまでにほかの、5年間で5億円いける、年間1億円の削減の金額につきましても、それまでやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。と、こう書いてある。その残りの5億円に対してどういうふうに削減していくかということを、今聞いたわけです。それをやっているかということです。町長は、さっき言ったように、5億円の不足は、職員で対応を要請しておると、できない場合は覚悟してくださいというふうに言ってるということを言うておるわけです。それを受けて今の答えがあって、その成果は早急に出させていただきたいと。だからその成果は、例えばその5億円を1年目にこれとこれでやって、例えば今後、人事院勧告も今回ありましたけども、それと別に職員が何%ずつ減らして、これで何とかフォローしますと、そういうことを聞いているわけ。そういうことはしたんですか、ということで、総務部長、もう一回お答えください。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  人件費につきましては、平成22年4月から5年間ずっとやっていくと、最初に申し上げたとおりでありまして、管理職手当も、また特別職の給料の削減も、これから引き続いて削減をやっていくということであります。それで、あと残り、人件費だけについてはそうでございますけれども、ほかの部分についても100%、5年間で完了できるように、それももうことしで100%完了しておる部分がたくさんありますので、あとのさらなる改革努力で2億5,700万円を達成できるように努力しておるというところであります。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  私これ、今回5%の削減ということを聞いておりますけども、ただ、これ昇級はとめられましたの、昇級は大体何%あるんですか、ここは。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  2,000円から3,000円程度、パーセンテージはちょっと覚えておりませんが、1ランク上がりますと、それぐらいの程度しか上がらないということであります。 ○議長(秋元美智子君)  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  何%かわからんというのもおかしな話やけど、よろしいわ。  そうすると、それが年に上がっていくわけですよ。じゃあ実質この5%丸々は削減できてないいうことですな。そういうことになりますと、これは、ここに書いている中のあれよりも、まだ削減率は少ないということになります。そうすると、達成率が非常に低いということやね。だから今後、努力をしていただくということですけども、それはそれでいいと思います。  ただ、先ほどから、皆さんの質問をいろいろ答えられているのを聞いていますと、やっぱり、のどもと過ぎれば熱さを忘れるみたいな感じで、なかなか答弁がはっきりしない。正月も近いからもうええんかなという感じなんですけども、そうじゃなくて、きちっとやっぱり答えていただかんと、我々は住民さんから、議員さんは月給泥棒やと、何もチェックしてないやないかと言われておるわけですよ。それはきっちりした答えをしてもらわんと、やっぱりぐあい悪いので。減給も難しい、きっちりした仕事もできない、じゃあ問題の解決はどうしていくんだと。問題というのは解決されるためにあるんですけれども、解決するために逃げていったらいかんよね。だからさっきも小寺議員の話ありましたけども、第二の夕張市になったらみじめです。我々は行ってきましたけれども。もうどうしようもない感じです。ですから問題を聞いても、考えます、相手が忘れたらついでに忘れておくというような形では、なかなか問題の解決にならんし、問題解決を積み残して、また次の問題へ行くと。今の民主党と変わらへんわけですわ。問題を自分でつくらないだけ、まだましなのかなとは思うんですけども、次から次へ問題つくって、問題をつくる意欲もないのかなと思うんですけども。だから根本的に、説明責任をきちっとせんと、協働ということは無理であろうなと。さっきのニセコ町にしても、ニセコ町の二つの大きな手段は、住民との共同した情報、情報を共有するということが一つと、もう一つは共同参画ですか。それはまず行政のほうからきちっとことをして、その場をきちっと住民さんが入れるような設定にせなあかんのじゃないかなと。だから、場当たり的なことをやっておったら、なかなか解決せえへんのちゃうかと。  先ほど、うちの川上議員からも、民主党云々の話がありましたけども、国民の安全・安心の秘策もなく、領土回帰もやってないような資源のない国やけども、やっぱり海洋日本を守るためには海を守れば、海の資源というのは、守れば日本は世界第6の資源大国になるんですね。だから豊能町はそういうことのないように、きちっとやっていただきたいと思いますので、これから第一のほうの質問に移りたいと思います。  これからは、そういうことで、質問はきちっと、こちらももっと早く出しておったらよかったのかもしれませんけども、今までの答弁を聞いておると、何か場当たり的で、その場しのぎでいったらええと、そういう考えはやめていただきたいと。  それでまず、箕面市豊能町に向けてということで出しております。町長は一番最初のときに、箕面市豊能町は全く考えていないと、最初の質問にはそう言われましたけども、その次の質問のときには、それも頭にあるということを言われたんですけれども、今は箕面市豊能町について考えておられるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  西岡議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。  箕面市豊能町に向けては、私は当初、考えておりませんと申し上げました。しかし、箕面市豊能町でなしに、箕面市との共同事業については考えているというふうに、私はお答えを、2回目のときにさせていただいたと思います。まず御承知のとおりに、消防の広域事業、これにつきましては、豊能町が主導型で箕面市との広域をスタートさせたということが、まず私としては大きな問題ではなかったかなと。NHKのテレビのほうも来ましたけれども、倉田市長の子育てということのほうが先に立って、私は、大阪府下でも広域でやった消防事業は初めてだと思って、えらい一生懸命に思ってテレビに出てたんですけども、全くそういうことでなかったということでございます。西岡議員のおっしゃるように箕面市豊能町にするためには、私も延々と時間をいただいてお話をしなくてはならないと思いますけれども、まだ時期尚早であるというふうに思っておりますので、広域事業において今後もやっていきたいというふうに思っています。103項目の権限移譲につきましても、これにつきましては池田市、箕面市、能勢町、豊能町、2市2町でやっておりますし、いろいろな形の中で今後そういう仕事を順次受け合いながら、最後の手段として考えていくべきではないかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  私は、箕面市豊能町言うたって、箕面市のほうがとれへんかったら問題ないんです。ただ、箕面市がとってくれるような町にどうするかということを言っているわけで、だから町長の言うように広域行政を積極的に進める中で、箕面市のお役に立つような町にしなければならないと思っています。それは町長も同じやとおもうんですけれども、これは今の広域行政の中で消防署を設定する、それは箕面市にとってありがたいことです。そういう中で、本来なら、私はやっぱり独立独歩で、みずからの文化を守り高めて、自立した豊能町を創造したい。しかし、今の行政、今の職員では、何とも心許ないという気がいたしております。しかし、今の行政では、職員の共同体制ができていないんじゃないかなと思っております。町長は以前に、合併はサービスの低下というようなことを苦慮しておるということでしたけども、つまりサービスが低下するということは、先ほど言った、やっぱりお荷物になるような町にならないと。なったら相手も、合併しても吸収合併だからいう形になるので、いわゆる自立した合併に向けていかなければならないんじゃないかなと思うんです。それで、この前見てきた矢祭町にしたって、ニセコ町にしたって、自分ところ独自のカラーを持ってまちづくりを進めていると。それができるのは、やっぱり職員やと思うんです。職員の意識改革なくしては、まず無理やと思う。町長は、職員の意識改革、住民の意識改革、これは必ずやるんやということで、方針で出しておられましたけれども、具体的にどういうところでやっていこうかという、具体的なものがあれば、ちょっとお示しいただきたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  具体的と申し上げましても、なかなかこれです、あれですと、1足す1は2というようなわけにはまいりません、正直なところ。しかし、私とこの職員も、私が就任させていただいてから2年たつんですけれども、2年間の間に相当変わってきてくれたのではないかなというふうに思ってます。ということは、やはりそれぞれ各部、課で声かけをし、そしてその枠の中でいろいろと議論をしていただいてる、大きな声が出てきたということについて、少し変わってくれたのかなと。やっぱり議論の場というものをつくり出してきていただいているということについて、私が最近感じたことでございまして、皆さん方の前で、こういう形の中で、ここまでできますということにつきましては、なかなか御報告ができないということでございますけれども、私個人としてはかなり感じてきているということは事実でございますので、今後もなお一層努力をしながら、職員ともども頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  やっぱりちゃんとした指針を示めさんと、やってきている、やってきているじゃ、ぐあい悪いん違うかな。先ほど7人で視察もしてきましたけども、ニセコ町と矢祭町の職員の共通点が三つありました。一つは夢を持っているという、職員が。目標を持っているということです。それはやっぱり、町の将来が見えるから目標を持てるんだと思うんですけど、まず夢を持っているということ。つまり目標を持っているということです。それから2番目は、やっぱりこの町を愛する郷土愛を持っているということ。それともう一つは、3番目は、危機感を持っているということです。この三つを、やっぱり二つの町は共有しています。これをどう、うちの職員に植えつけていくかということですけれども、やっぱり何か書かせてやらんとあかんと思うんです。町長は多分、職員が何を考えているかということ、多分わかってないと。だから、住民の調査しますけども、一回無記名で職員の意識調査をしたほうがええと思うんです。それ、やれるかどうか、一回答弁願います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  おっしゃることはよくわかりますけれども、西岡議員のようにそう簡単にはいかない。これはやはり企業と行政、職員との違いがございます。それともう1点は、やはり首長は4年に1回変わってくる。いろいろな形の中で、職員もそれぞれの流れにおいて仕事をやっていかなくてはならんという部分も私はあろうと思います。だから、その分につきましては、職員に常に申し上げておることは、自分たちで自分たちのことをきちってやっとけと、この町をどうするんだということを自分たちで考えてやっとけということは常々申し上げております。職員の皆さんも、その点につきましてはやはり変わってきてくれているというふうに私は思っておりますし、必ずこれからも変わっていくだろうというふうに思っております。なかなか、今、西岡議員のおっしゃるように、そう簡単には、ここ何十年という歴史があります。この町ができてから何十年という役所の歴史があります。その歴史によって違います。今、ニセコ町、いろいろな話の中で西岡議員がおっしゃいましたけれども、地域も違います。そういう形の中で思いというのはいろいろとあろうかと思います。私は何も職員の肩を持とうとは思っておりませんけれども、やはりその地域と職員の考えというものについては、それなりにいろいろと流れが違う分があろうかと思いますので、その点につきましても、私も努力をしていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと、このように思います。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  企業とか役所とか関係ないです。職員がどういうことを思ってるか、無記名でやったって別に、皆の考えがどうなのかいうのは、やっぱり知っておかないかんですよ。だれがどない思ってるかもわからんと、まちづくりなんかできませんよ。職員がかわいいから一緒に頑張る、そういう首長でないとだめやと思うんです。そのためにはやっぱり、それはニセコ町かて、一遍にこないなったんちゃいますよ。でも、何かやれへんかったら進まんでしょう。やらなあかんですよ、これは。  それと、よく町長、本当に協働、協働参画いうことをよく言われます。確かに住民との協働もそうです。その前に職員との協働もせなあかんのですよ。例えば豊能町に、先ほどもいろいろな話ありましたけど、住民さんが今、割といろいろなことを考えて動いてきております。さっきのどっとこい豊能ですか。どっとこい豊能が道の駅をやりたいとかいう話もあります。それからとよの町民会議みたいなものができたり、それからユーベルホールの存続連絡会みたいなものができておりますけれども、これにしても豊能町は、やっぱり総合計画にあるように、住民参画、協働の仕組みづくりをどうするかいうことが基本やと思うんです。仕組みづくりをしたらんと、こんな協働参画なんかできませんがな。そのために職員がどんな意識で頑張ってくれるのか、それを知らんと方向づけもできませんやろ。そんなもん、民間も公務員も関係ないですわ。みんなで一緒に頑張るということ、相手を知らんと何ができますか。だから、かわいい職員が何を考えてどないしようかいうことをわからんと、ただあいさつができるようになったとか、そんな話じゃないと思うんですよ。だから、豊能町はサービス産業やから、住民さんにどんだけサービスを提供するか、その前に自分たちが何ができるか、これをやらんと、一番のことをきっちりやらへんで、2番から25番協力してくれ言うたって、それは無理やと思う。ここまでやりましたいうことを、ちゃんと情報公開で出していかんとあかんのじゃないかなと思うんですけども、どうですか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  西岡議員のおっしゃることは、よく理解はできるんですけれども、私としてはちょっと食い違いがございます。1番の問題に対してということでございますけれども、1番だけを答えを出したら、あとは皆ついてきていただけますか。私はそれも疑問だと思いますよ、基本的に。1番だけをいじめて、1番だけがどうのこうのという話じゃないと思うんですよ。基本的に、やはり豊能町は町民の皆さんも踏まえて、議会も行政も、やはり一体になった形の中で行政改革、財政改革をやらなくてはならないというのが私の考えでございます。職員だけがという、これは私、反論して申しわけないんですけれども、住民との意見交換会にも寄せていただきました。やはりおおかたの方が、皆さんそれぞれ職員の給料が高いとおっしゃるんです。しかし職員の給料が高いって、どのデータで高いとおっしゃっているのかわからない。働いている人間は皆、給料をもらってるんですよ。だからその辺を、私は、どのようなところでということをはっきりと、この分がこういう形の中で高いんだとおっしゃっていただければ、なるほどそうかなというふうに理解できるんですけれども、どちらのほうへ寄せていただいても、皆さん給料が高いとおっしゃるだけ。私、給料取りしたことないですから全くわからないんですけれども、その辺の分がどういうことかということなんですよ。だから、私と西岡議員との食い違いがあって申しわけないんですけれども、そういう形の中で、職員は職員として、私は一生懸命に頑張っていると思いますし、私が2年間で職員全員を把握できるということは、これはとても無理だと思ってます。職員のほうが遥かに上です、私より、正直なところ。やはり甘いも酸いも、皆、何十年ここにいてますから、知ってますから。でもそれをあえて私は、強行に、いろいろな形の中で職員に無理な仕事もさせてます。きょうも、寒くても行ってこい、議会がなければ、用事がなかったら行ってこいというような形の中で命令もし、仕事もしに行ってもらってます。そういうことを踏まえて、やはり職員も、西岡議員、理解をしていただきながら、これから先、叱咤激励をしていただきたいなという、私の思いでございます。  以上でございます。 ○議長(秋元美智子君)  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  私も別に職員をいじめようとか、そんな気持ちはそうそうないですよ。みんなで、議員も頑張る、住民も頑張るいうことですわ。何も職員いじめて票につながりませんわ、はっきり言うて。だけど、ニセコ町の基本でもそうや。今言った情報を共有しようという、これは今の職員が給料高い云々の話も、情報をきちっとしておったら、そんな話は出ないんですよ。それとやっぱり住民参加のためには、情報を共有せんとなかなかできないでしょう。そういう場所を設定せんと、住民さんは文句言うだけですよ。  私、前に私のみどりの風でも書きましたけど、それは住民さんは安くて有能な議員さんが欲しいんです。これ1番です。当たり前ですよ、安くて有能な議員が欲しいんです。それは職員にも通じることで。その次は、高くても役に立つ議員のほうがええわけですよ。一番最低なのは、安くて役に立たんやつですわ。それを言うてるわけです。だから議員も職員も一緒です。私は私自身にも叱咤激励して、今、質問してるわけですやん。だから、やっぱりやることをやっていかないかんねん。やっぱり、職員さんをほかの町にも研修に行かせたらええと思うんですけど、このニセコ町にしたって矢祭町にしたって、子育て支援日本一でかなりのことをやっている。小さな町ですわ。うちの半分ぐらいの町です。それでもやっているわけですよ。それはやる気ですわ。やって達成感を与えるいうことが職員の喜びでしょう。何も給料取るだけが。やっぱり働くというのは、傍を楽にしてやるから、はたらくと言うねん。自分の利益じゃない、人の利益、人が利益なって、初めて自分に還元されるというのが働くという精神ですやん。だから働きもせんとそんなんやったら、やっぱりぐあい悪いわけです。だから住民参加、協働って簡単に言ってはりますけど、その準備ができてないのに協働、協働なんて言ったって、住民さんから反発が来るのはそこやと思うんですよ。だから今、どっとこい豊能とかその辺もやってほしいということですけども、この住民のためにどういうことができるのかと、行政としては、さっきわがままやという、町長、話出ましたけど、わがままや言うたらそれで終わりですわ。だけど、ここまではわしらがすると、じゃあ後はあんたらでやりなさいという、その仕掛けがないと、住民さんは動けない。だから、それが反発になって出てきているのかなという気が、私はいたしております。  ユーベルホールも、先ほど教育長、話ありましたように、やっぱりその、何とかの会言いましたな、ユーベルホールの。その方たちも、自分らができることは何かということを考えなさいということを私も言いました。そんな、100%これをやってくれという話よりも、我々はここまでするから、行政のほうはこの辺はどうですかという、お互いに協働の精神がなかったら、これは達成できないと思う。その部分を言っているので、じゃあ協働するために、職員は何をすべきか、住民さんは何をすべきか、この辺の情報交換というか、そういうのがなかったら、それは確かに、私は別に職員が全部悪い言うてませんやん。職員が、今頑張らなあかんという話をしてまんねん。言うてませんやん。そんなん、私が言うていじめてる思ってるて最低ですわ、はっきり言うたら。  それと、やっぱり財政的な面で、町長は財政再建一直線ということで頑張ってこられておるので、今度の、地方債にしても、今度は公債費が物すごい多いんですよね、予算的に。この5月号やったかな。5億2,481万5,000円もあるんですよ。毎年こんなに出てないですよね。ごめんなさい、町債が8億6,820万円ですわ、出てますねや。毎年4億円かそこらのもんですわ、3億円か。何でこんな8億なんぼも出てるのかなと。ちょっと答えてください。 ○議長(秋元美智子君)  質問はどこの項目に当たるものでしょうか。 ○13番(西岡義克君)  財政再建。 ○議長(秋元美智子君)  じゃあ、(1)のほうはもうあれして、(2)ということですね。 ○13番(西岡義克君)  5月号をちょっと見てもらえますか、「とよの」の。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  吉川中学校と、それから光風台小学校の耐震に4億5,000万円が出てたと思います。それで大きくふくらんでるというふうに思ってますので、よろしくお願いします。正確な数字はまた総務部長のほうで答えると思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  時間もありませんので、先ほども言いましたように、やっぱり町長、別に私は職員をいじめてるわけでもないし、やっぱりみんなでこの町をやっていかなあかんわけでしょう。3年先には第二の夕張やということを私も聞きました。この町報にも出ました。見てきたですよ。本当にみじめですよ。それは行ったら、大きな建物はなんぼでもありますよ。全部窓ガラスが割れて、どないもなれへんですよ。ほんで財政的にも、年間の歳入が86億円か。年間の一般会計が86億円です。歳出が408億円ですわ。5倍ですわ。5倍のあれがないとやっていけない。これははっきり言うたら、あのまち立ち直れないですよ。国がてこ入れせなあかんですよ、これは。こんな状況になって、職員は恐らく半分、首になったと思います。20%カットですわ。そうならんように、やっぱりみんなで頑張らなあかんわけですよ。わしら関係ないわ、思っておったら大きな間違いです。それは夕張市、メロンのまちですわ。行って、夕張のワインを見に行った、ワイン工場。工場が動いてない。そんな状況ですよ。だからやっぱりここのところは一丸となって頑張っていかなあかんということで、今後協働するための場をどう設定していくか、何かアイデアあったら、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  西岡議員には、叱咤激励をいただきまして、本当にありがとうございます。しかし私としましては、9月の定例会で申し上げましたとおりに、教育のまち、観光のまち豊能にしたいという、私の思いがございまして、それに向かっては平成23年度より粛々と進めてまいりたいというふうに思っております。地域の皆さんが、地域に住みたいまちナンバーワンとか、いろいろな話でありますけれども、なかなか地域に住んでいただく若い人たちの世代が少なくなってきているということでございますので、できるだけ他市町村から豊能町に来ていただくまち豊能というものにもっていきたいという思いがございますので、その辺で元気のあるまち豊能というものにしていきたいというふうに思っております。これは私の希望でございますけれども、なかなかそういう流れには沿っていけないというふうには思いますけれども、そういう目標を持って今後進んでいきたい、このように思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  今、るる聞きましたけども。言うて悪いですけど、第4次総合計画ができてますけれども、その実行計画もマスタープランもも、多分まだできてないと思います。だからもっと早い時期にいろいろなことを対応していかないかんわけですよ。例えば、どっとこい豊能が道の駅を提案したけれども、総合計画の沿線整備ゾーンの中に道の駅というのは組み込めることができるのか、また、沿線ゾーンガイドラインというのをつくる予定でしょう。それ、いつぐらいにできるんですか。ちょっと答えてください。 ○議長(秋元美智子君)
     答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  先ほどから出ております、総合計画の実行計画と言われておりますが、我々は実施計画というふうに言っておりまして、今、課長級で、自分ところの課で総合計画の基本計画に沿った実施計画はどのようにあるべきかということで、今、議論をしておる最中でございまして、4月に間に合うように策定の準備を進めておるというところでございますので、まだ詳しくは発表できない段階であるということであります。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  うちの豊能第一クラブというのは、どうも町長の御用団体ちゃうか、みたいなことも言われておりますので、そうでないということをちゃんと言わないかんなということで、かなり厳しいことを言っております。西岡もそうちゃうかというようなことも言われておりますので。  協働というのは、目的達成のために補完協力し合うことであります。ですから協働のために、我々が出した至誠という冊子もありますけども、至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなりということで、町長も職員さんに根気よく、今後まちづくりに向けて、そして住民さんに対しても情報をきちっと共有するような形で、今後職員さんと一緒になって切磋琢磨して頑張っていただきたい。これを要望しまして、一般質問にかえさせていただきたいと思います。ありがとうございました。  終わります。 ○議長(秋元美智子君)  以上で、豊能第一クラブの一般質問を終わります。  この際、暫時休憩といたします。  再開は、2時50分からといたします。           (13番・西岡義克議員退席)            (午後2時30分 休憩)            (午後2時50分 再開) ○議長(秋元美智子君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、公明党の一般質問を行います。  持ち時間は、質問及び答弁を合わせて80分といたします。  山下忠志議員を指名いたします。  持ち時間は、質問及び答弁を合わせて40分でお願いいたします。 ○6番(山下忠志君)  ただいま御指名をいただきました、山下でございます。  質問は事前に出しておりますが、なるべく順序よくこのとおり進めてまいりたいと思いますので、誠意ある御答弁のほど、よろしくお願い申し上げます。  まず一つに、まちの財政について、私自身は、現在の町財政は他市町村に比べ、特段に悪いとは思っておりませんが、いろいろ考えることはあると思います。  また、人口は平成7年をピークに年々減少しておる時代であります。また、団塊の世代が退職に当たり、今までの高納税者が年金生活になって、町財政に大きく反映してくるのは周知の事実であると思います。そこで町のほうは、25項目の事業の見直しを図っておられますように、ますます行財政改革が喫緊となります。そこで、部門、事業ごとの適性人員の把握がとても重要と考えております。今までも幾度か質問をしてまいりましたが、今日まで町は取り組み、その後どのように進められておるか、もととなる適性人員の把握、事業ごとに今まで進んでこられたか、まず適性人員のことについてお伺いしたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  以前にもこの質問があったと思いまして、私は一応勉強してみて、また実際にやってみたいというふうに答弁したというふうに思っております。その後いろいろ、私は私なりに、各部、各課の事務量をずっと洗い出しまして、これは1人、0.1人とか0.5人とかやっている最中でございまして、課長は課長なりに、またやってくれてまして、合体させて、4月に向けて取り組んでおるというところでございますけれども、業務量が前と同じ、よりもまだちょっとふえてくるというような状況でございまして、職員数はどんどん減っておると、新しく採用も少ないということでございますので、職員の配置を業務量に応じて、この仕事には1人要るから1人配置するというのは、なかなか難しくなってきておるということでございます。職員の削減の計画では、平成27年4月には220人弱ぐらいでやっていこうという計画で、今、進んでおりますけれども、なかなか難しい面があると思いますが、業務量の調査は、基本的な調査といいますか、基本的なものはつくっておく必要があるというふうに思っておりますので、今、鋭意努力してつくっておるというところであります。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  現在、事業の整理、まとめを進めて、適性人員を出されておるということで、これをぜひまたまとめられましたら、議会にも提出していただきたいと思いますが、その辺いかがでございましょうか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  議会に提出ということでございますけれども、委員会なんかでそういうものは、こうであると、我々はこう考えておるという表明はいたしたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  また委員会に提出していただけると、必要であらば提出したいという、議会全員にやはり出していただいたほうがありがたいかなと思います。これは今、まとめられているのは、経験的な手法でございますが、またそれがまとめられたあとは、今度は科学的な適性人員の配置というのも進めていただけたらありがたいなと思います。  また、前にもお聞きしましたように、府からの事業も今後移管されると思います。そのときにも、私はこれが役に立ってくると思うんです。そやからぜひ、これは前向きに進めていただきたいと。これは、この問題につきましては、この辺で終えたいと思います。  次に、地域活性化についてでございます。  豊能町、いろいろ、皆さんもそうですけども、やっぱりこのごろ空き家が、豊能町だけでないかもわかりませんけども、空き家がふえてきている。私が住んでおる希望ヶ丘においても、やっぱり空き家で、この間までここ住んでおられたやなというのに、草というのは早いですね、ざーと草が、もう空き家になっているいうこともありまして、またお年寄りだけで住んでおられるというところもございます。そして娘さんがつきに何回か、休みの日に様子を見に来られているところもふえてきているなというのが、私の実感でございます。こういう空き家対策について、町は何か施策を考えておられたら、その考えておられることを披露していただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  きのうも答弁させていただきましたように、今、町のホームページ上で空き家情報を提供しておるわけでございまして、空き家情報があったら、どんどん我々にお知らせくださいと、我々はまた提供していきたいというふうにしておりますけれども、なかなか情報が少のうございまして、苦慮をしておるところでございまして、以前にも答弁させていただきましたように、まだまだ空き家情報等の収集に努めまして、ホームページ上で情報の提供をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  今、空き家情報をホームページに載せられていると、これはこれで進めていただいたらいいかと思いますが、昨日も教育長がたしか答弁されたと思います。やはり若い方、子育ての方がどんどん豊能町に来てほしいという答弁がございましたですけども、私もそうだと思います。そこで、やはり私が知っている方は、単独所帯になっておられるので、子どもさんのとこの近くに、また便利な都市に引っ越したいう方もおられうんですね。そういう方と、また子育て世代は、大きな家で犬を育てながら、子どもの情操教育を進めたい、そういう方がおられて、ちょうど国の、たしか施策だったと思うんですけども、マイホームの借り上げ制度、住みかえですね、それをバーターすると、そういう方たちと、年いって便利のいいとこへ、自分の家を貸して、そこへ若い世代が、子育ての方が来て、こういうところが、いろいろ条件ありますけども、自分の資産を売らなくても、うまいこと交換できる、また若い家庭が来ていただけるという、こういう施策が、たしか私の知っているところでは、南海電鉄が中心となって、南のほうではこういうマイホーム借り上げ制度を実施されて、住みかえをやっておられるんですね。わが町もそういう方が潜在的におられるんじゃないかと思いますので、その辺を一つ、今後豊能町もいろいろなところに働きかけて検討する余地があるんじゃないかと思うんですが、この辺はいかがでございましょうか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  御指摘のように、とりわけ子育て層とか若年層の定住化策は、本町にとっては喫緊の課題であるというふうに認識しておりまして、子育て層をターゲットにして住みかえシステムの構築を目指しておるわけでございますけれども、それにつきましては、先ほども言いましたように、空き家の情報とかいろいろな情報が必要であるということでございますので、まずそこから進めておりますが、町が果たしてどこまでできるか、また町が全面に出てやれるのかどうかというのが、それもまた疑問でございますので、慎重に対処しなければならないなというふうに思っております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  私も、先ほど言いましたように、よく聞いていただきたいと思いますけど、これは南のほうでは南海電鉄さんが不動産とともにやっておられます。私も豊能町がやれと言うてない。じゃなくして、例えば阪急電鉄とか、子会社の能勢電鉄、能勢電鉄は特に豊能町を開発したところでございますので、こういう責任もあると思うんですよね。またそれも、自分とこのもうけにもつながることだと思います。また豊能町にも活気が出てくる。これは豊能町だけがやるじゃない、豊能町がそういうとこへ働きかけを、府とともに。府も喜んでやってくれると思うんですけど、そういう制度を活用して、ここにやっぱり補助も、国から基金が出るそうです、これをやられたら。例えば豊能町だけではインパクトが弱いとなりますと、近隣の自治体、例えば能勢町と一緒にそういう電鉄会社に赴いて働きかける、こういうことが私は必要でないかと言うてます。だから直接やれと一言も言っておりませんので、その辺、総務部長、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  確かに、おっしゃいますように必要な施策である、働きかけは必要かなというふうに思っておりますので、また機会がありましたら働きかけに努力いたしたいとは思いますけれども、なかなか能勢電鉄また阪急バスとも、余り、今、阪急バスとはいろいろ交渉してますから話もできますけれども、能勢電鉄にはなかなか行く機会がございませんので、そんな機会がありましたら、またそんなお話は出させていただくということにしたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  ぜひ、働きかけをしていただきたいと思います。そして豊能町にも明るい声があちこち聞こえてくる、そんなまちにしていきたいなと思っております。これについてはまた次回、進んだぐあいをまたお聞かせいただきたいなと思っております。  余談ではございますが、確かに難しい、南海電鉄に比べて、北側の阪急電鉄はなかなか積極でないということも、府から聞いておりますけども、そこを何とか、やはり近隣の自治体、単独ではなく頑張っていただきたいなと思います。  次に、がん対策でございます。  豊能町はいろいろ、これから子宮頸がんの検診とか乳がんの検診とか、いろいろ検診もやっておられたんですが、この平成22年度の検診とか、その辺のがん対策は、現在途中ではございますが、昨年にくらべてどのような傾向になっておるか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  それでは、がん対策につきまして、答弁させていただきます。  本町では平成21年度、女性特有のがん検診につきまして、全額国庫補助ということで開始いたしまして、9月議会で補正予算対応させていただいて、10月頃から始めさせていただきました。平成22年度につきましては、これも6月議会で補正予算対応させていただきまして始めております。もともと、この子宮頸がん検診及び乳がん検診につきましては、以前から乳がんにつきましては40歳以上、それから子宮頸がんにつきましては20歳以上ということで、既にやっておりましたけれども、国のほうから全額補助というのが平成21年度、それから平成22年度は半額補助ということで助成がつきましたので、クーポン券を発行いたしまして、受診促進を図る事業を実施しています。  現在のところの受診状況でございますが、まだ集計結果がちょっと、平成22年度につきましては出ておりませんで、平成21年度につきましては、子宮頸がん検診で21%の受診率、それから乳がん検診につきましては29.4%の受診率となっております。ただ、今年度につきましては、昨年度と比べて受診率が少ないということで、11月号の町報にチラシを同配させていただいて、啓発に努めているところでございます。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  がん検診はやっぱり早期発見いうのが最も大切なところだと思います。それで、受診の向上と、正しい知識の啓蒙というのが大切であると思います。これをどんどん進めていただきたいな、その辺で毎年ちょっとずつでも検診が上がるような啓蒙が必要であり、チラシ、先ほど11月に入れられているところですが、それ以外にも来年度に向けて、正しい知識とか受診の向上について考えておられる、このようなことを考えておるということがありましたら、御紹介いただきたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)
     答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  お答えいたします。  啓発につきましては、町報等による啓発を今までもやってきておりますし、今後もそういう形でやっていきたいと思います。ただ、先ほど申しました女性特有のがん検診の国の補助に係ります5歳刻みの実施につきましては、現在のところ国の補助というのが示されておりませんので、平成23年度につきましては通常の検診に戻っていくかなというふうに、現在のところは考えております。ただ国のほうは、先ほど申し上げましたように、平成21年度も平成22年度も、途中で補助を出すというようなことでありましたので、平成23年度につきましても、もし国の補助が当初に間に合わない段階でつきましたならば、また補正対応などで実施をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  こういった正しい知識の啓蒙いうのも、とても大切だと思います。そこで、学校においてもこういう授業が、保健の時間というんですか、これも必要だと思うんですけど、教育長、その辺も学校としての取り組み、がん対策に対する検診、正しい知識というのを、取り組んでおられることがありましたら、答弁お願いしたいと思いますが。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  小川教育長。 ○教育長(小川照夫君)  お答えいたします。  がんということに限っての指導というのは、私は特に聞いておりませんが、保健体育なんかの授業において、例えば、今度吉川中学校で行われますけれども、薬物禁止であるとか、そういった、今問題になっている、中学生を対象にした、そういったことについては教育の中でも行っておりますので、それについてはちょっと確認させていただきたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  それとともに、この子宮頸がんは、ワクチンによって70%以上予防できると言われています。これが小学校から中学校に上がるときに、全員に接種するというのが、先進的な市町村ではやっておられるところです。また、平成23年度においても、野党3党によって国に予算を要望しているところでございまして、これはどうも通りそうなところでございますが、その辺が決まりましたら、ぜひ豊能町も取り組んでいただきたいなと思いますが、その辺、いかがでございましょうか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  お答えいたします。  子宮頸がんの予防ワクチンのことだと思います。国の補正予算が通りましたので、地方自治体における子宮頸がん予防ワクチンと、それからヒブワクチン、それから小児用肺炎球菌ワクチンの接種事業を実施するということになります。先日も町長のほうから答弁させていただきましたが、平成23年の4月から、一応医師会とのほうの話し合いのほうで進めていくということになっておりますが、ただ、予算が通りましたということだけでありまして、国のほうから具体的に、要綱等もまだ示されておりませんので、詳細につきましてはこれからということになると思います。ただ、接種対象者というのは示されておりまして、中学1年生から高校1年生、13歳相当から16歳相当の女子に3回接種するものということになっております。ただ、先ほども言いましたように、具体的な内容が、どの時点で3回というふうなこともまだ示されておりませんので、また具体的に決まりましたら、広報なり、先ほどありました学校等へも周知していきたいというふうに考えております。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  これはやはり、受けることが大切ですので、これは学校でやるのが一番、詳細が決まりましたら対応がしやすいんじゃないかと。皆さん全員受けれるということになりますと、本当に全員で受ける。みんなで行くと受けやすい。でないと、個人的に行くとなかなか、正しい知識とか面倒くさいとかありまして受けられない、そういうチャンスが巡ってきても受けられないということになりますので、ぜひその辺、国のほうが詳細がわかりましたら、スピーディな対応をよろしくお願いしたいと思います。  そのほか、以前もこの質問をしたときに、男性の場合はということもございましたけど、男性のほうもやはり、特に50歳以上の男性になると前立腺のがんというのが、これもテレビでも言われてました、みんな受けようって、PSAというんですか、これの検診がやはり必要になってくる。これも自費でもいいですから、これの啓蒙を、やっぱり自治体としてもやっていく必要があるんじゃないかと思いますが、その辺の啓蒙活動もぜひ考えていただきたいなと。その辺について、よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  お答えいたします。  ただいまのところ、女性特有のがん検診に実施を考えておりまして、申しわけございませんが男性のほうにつきましては今のところ考えておりませんので、よろしくお願いいたします。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  私は実施言うてません。自費でもいいですから、こういう啓蒙をすることが大切違いますかということを言うてるんです。そやから受診してくださいいうて、自費で、やっぱり男の人はこういうのが必要なんです、そういうものを早期に発見したら助かりますよということを、正しい知識とともに受診率のアップ、この辺。またあるときには、町内においてはここで受診できますよとかいう、そういう啓蒙活動が必要ではないでしょうかと言ってるんです。その辺についてお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  先ほどの、女性特有のがん検診もそうでありますが、この部分につきましても平成23年度のみということでの国の補助になってります。また任意接種ということでありますので、男性の場合の啓蒙という部分につきましては、この女性の部分につきましても、今後の啓蒙も必要になってくると考えておりますので、同じように、そうしたら対応を、啓蒙できるように考えてみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  しっかりした啓蒙をお願いしたいなと思っております。  次に、4番目の、引きこもり対策についてでございますが、ニートとか引きこもりという言葉も新聞紙上にあらわれてから大分たっておりますが、我が豊能町においてこういう現状が、町のほうとしてどのような把握をされておられるか、また対策をとられてましたら、その辺も答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  下林教育次長。 ○教育次長(下林 晃君)  教育委員会といたしましては、義務教育までが教育委員会というような管轄でございますので、実態として、全国的に言えば、ちょっと数字ははっきり覚えてないですが、200万人ぐらいが引きこもりで、一番多いのは30歳代で60万人ぐらいだと。ちょっと数字は私も未確認ですので。そう思いますと、義務教育までというのは15歳までが、主に私ども教育委員会の管轄でございます。ただ、教育相談というようなことをやっている中で、保護者の方からそういうニートとか引きこもりというようなことでの相談は、以前ございました。ただきちっとした支援をどうしていくかいうのは、これは大変難しいことでございまして、教育委員会単独ではできないし、これは町全体じゃなくて、もっと国としての大きな施策を打っていく必要があるのではないかなと思います。  もう一つ、きのうの質問にもありましたように、そういうものを出さないためにということで、きのうの質問があったように、やっぱり職場体験とかそういうものを、義務教育の中できちっと指導することによって、仕事に対する意識とか、あるいは社会性というのを身につけることは、義務教育としてはやっていかなければならないと。予防のためには、当然、義務教育の中では考えていく必要があるのではないかと思います。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  先ほど200万人とか。これは実際、把握が大変難しいところだと思います。もしか把握されてたらもっと潜在的にたくさんの方がおられるかもわかりません。確かに個人的な問題なので、行政が直接かかわっていくいうのは大変難しい分野かなと思っておるんですけども、やはりそこに個人情報のこともございますし、また相談されるのが、今おっしゃられましたように父兄の方が、親御さんが多いという、ほとんどが、大阪府においてもそういうことでございます。そこで、昔からよく言われるのが、袖触れ合うも多生の縁と、こう言うんですね。そこに地域社会が、地域の人たちが、身近な方がかかわっていくいうのがこれから大切、また今は触れ合うことが少なくなって、触れ合うのは少なくないんですけど、それを見過ごしているいうんですか、そこが多いと思うんです。そこで、大阪府なんかも、地元の身近な方たちのNPOとかボランティアを支援、府として、また市町村で立ち上げて支援して、そういう形にやっていく、そういう支援づくりが大切ではないかということで、大阪府なんかもそういうことを取り組んでおるということですけども、わが町においてもその辺が、やはりそういう支援、立ち上げていこうという、NPO団体を立ち上げていく、そういう子どもたちいうか、ニートとか引きこもりの方たちに触れ合っていくボランティアとかNPO法人、ここのそういう組織づくりをやっていく、そのために年間に160万円ぐらい、1団体において支援があるそうです。これを活用して、そういうまず支援づくりをしていって、それに行政もまた相談とかいうぐあいにかかわっていくいうことが必要なんやけど、大阪府下でもこの間見たところ、14カ所も既に立ち上げられているところなんですが、やはりその辺も、これからわが町も検討していくところではないかと思いますが、その辺はいかがでございましょうか。どなたにお聞きしたらいいのか。担当の、町長に直にお聞きしたらいいのか、教育長なのか、総務部長ではないと思いますが。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員から教育長のほうへの質問として出されておりますので、答弁を教育長に求めたいと思います。  小川教育長。 ○教育長(小川照夫君)  お答えいたします。  大変悩ましい問題でありまして、私も本省にいるときに、児童・生徒にかかわる問題を担当しておりましたけれども、子どもたちについては不登校というような言い方をしておりますが、これも一種考えれば引きこもりとも言えなくもないという、それよりもやはり心配なのは大人のほうであるということでございまして、今、本町としては、大変民生委員の方が活動をしていただいておりまして、学校としてもそういった民生委員の人たちとの連携を深めていくこと、それから個人的には、これは保幼小中連携でやっておりますけれども、そういった人たちの個人カードみたいなものをある程度掌握しておいて、それを次々引き継いでいくという、それで今どういう状況にあるかというのを的確に押さえていくという、そういう取り組みは行っているところでございまして、新たに、今、議員がおっしゃるような団体とか、そういったものを立ち上げるというところまでは、今は考えておりませんけれども、これからいろいろ参考にさせていただきたいなというふうに思っております。 ○議長(秋元美智子君)  山下忠志議員。 ○6番(山下忠志君)  府において、指定支援機関型NPO等育成事業というのが、今回設けられておりますので、ぜひこの辺もしっかりと勉強していただいて、わが町にも必要であれば取り組んでいただきたいなと思っております。  時間は少しありますけども、最後に、昨日より入れかわり立ちかわり、議員は勝手なこと、また余計な仕事等も質問をしているようでございますが、その多くはやはり住民の皆様の声があるということでございます。一つでも多く取り組んでいただけますよう、そして意識改革ってありますけど、どうしたらやらなくて済むのかから、どうしたら実行できるかとの意識改革をぜひやっていただけることを切望して、質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員を指名いたします。  持ち時間は、質問及び答弁を合わせて40分でお願いいたします。  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  3番・高橋です。御指名をいただきましたので、質問をさせていただきます。理事者の方は大変疲れていると思いますが、明快なお答えをよろしくお願いいたします。  昨日来、先ほども町長から、住民と一体となったまちづくりをするという答弁がございました。そのことを踏まえて、豊能町が謳っている、住みたいまちナンバーワンとするために、現実の問題として取り組んでいかなければならないことを提案させていただきます。  まず1点目でありますけれども、6月議会の折にもお伺いをしました。少し内容を掘り下げて質問をいたします。  先ほどにも、山下議員のほうから質問もありましたけれども、空き家の関係も少し入ってまいりますが、ひとつよろしくお願いを申し上げます。  現在、豊能町から転居されている世帯の数がふえ続けておるわけですけれども、都会などでは、マンションはひっきりなしに、転居があっても当たり前のこととなっておりますが、この豊能町においては、定住を目的とした建築ですね。購入をされて引っ越して来られた方が多くおられるわけです。昨年度では、一部転出を含めて665世帯の方が転居・転出されています。転入はと言えば427世帯、その差が238世帯あるんですね。ことしになって、3月から、今は11月末現在ですけれども、全部の家族が転出した世帯というのが、何と94世帯にものぼっています。そこで、まちづくりのために転居されてそのまま放置されている家がどうなっているかという調査をしたことがあるのか、ないのかをお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  税務課では、新築また増築の家屋につきましては、一々行きまして把握をしておりますけれども、空き家につきましては、ちょっと把握をしておらないということでございます。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  残念ながら、転居して人間がどんどん、どんどん減っている状況を、やはり町としても行政としても見ていかないけないんじゃないかという思いがします。人口が減って、まさに危機的状況となってきているこの豊能町を、放っておくわけにはいきませんから、今さっき、ホームページ上に空き家情報を載せているというお話はありましたけれども、やっぱり何らかの形でこの豊能町を、自分が持っている家や土地を管理していかないかんという思いがするんですね。管理すると言っても私物の家ですから、なかなか管理は難しいんですけれども、やはり何らかの形で手を打っていかないけないと思うんですね。この町で腐朽された、非常にもう人間が住んでなくて放っておかれた家屋というのは、結構ふえておるのですが、この町の行政を預かっている者として、この放っておかれたものをいつまでも放っておくのかということが、私は気になってならないんですけども、この件についてどのように思っておられるか、お聞きをいたします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  放っておくということには、ちょっと語弊がございますけれども、個人の財産すべてでございますので、我々が例えばここに新しい人を入れてくださいよと言うわけにもまいりませんし、ちょっと難しい面が多々あろうかなというふうに思いまして、有効活用はしてみたいというふうな思いから、ホームページ上で空き家情報を、いろいろ情報を提供してくださいよと。それで転入希望者に紹介するとか、問い合わせに対処したりとか、そういう意味で情報を募集しておるというのが実情であります。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)
     高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  先ほど言いましたように、家というのは個人の固有の財産でありますので、非常に難しいとは思うんですけれども、やはり人が住んでもらう、来てもらうためには、やはりこの町の景観というか、美観というか、このものはととのえていかないかんということなんですね。条例制定ということで、ちょっと提案をさせてもらいたいんですが、6月議会の折に、総務部長に確認をさせていただきました。平成11年3月31日に全部改正をされました、豊能町環境保全条例の第45条のあき地の管理と、第49条には土地の管理、第51条までは、第49条に対しての指導、勧告、命令について書かれております。今、あちらこちらで発生している、廃屋になったような家屋や、その庭に植えられて生い茂っている樹木のことに関して、この環境保全条例では必要な措置をとることができないということを、私、確認しました。前回の答えでは、総務部長はこの条例で管理していきますというお答えをしていただきました。やはり空き地等については、町としては管理することできるんですね。家を建てるときには、庭には木を植えなさいという条例もありました。そのように管理はできますけれども、空き地、空き家になったその家の管理というのは、現状の段階ではやることができない町の条例、条例はないんですね。今、現に困っている、さっきも言いましたけれども、廃屋寸前になって、この家については、幾ら住んでくださいと言っても住むことはできません。情報提供しても来る人はいない。町に住みたいと言って町の景観を見に来たけれども、この豊能町については廃屋になったところがあるな、庭の木も手入れせずにいっぱい生い茂っているな、こんなところ住めるのかなという不安を抱かしてはいかんと、前回もこのように、私、言ったんですが、環境保全条例あるからつくりませんというお答えをいただいたんですが、やはりこのような、シロアリが発生しそうな、害虫が発生しそうなところを放っておいていいのかどうかということが、やはり私は危惧してならないんですね。やはりこの環境保全条例だけでは不備があると思うんですけれども、この点について、まだそれでいけるというふうにお考えなのかどうか、もう一回お答えをいただきたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  お答えさせていただきます。  豊能町の環境保全条例の第3章第8節にあき地の管理ということで、章立てをして、その管理についてのいろいろと規定をしておるわけでございますが、お尋ねの空き家については、環境保全条例の想定しているものとは考えておりませんので、適用外というふうに考えております。  環境保全条例の基本理念は、豊かな環境は事業者及び町民それぞれが理解と協力により、初めてその実現が確保されるというところでございまして、おられない者は町民に該当しないので、なかなか保全条例の基本理念にもそぐわないというふうになろうかと思います。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  そこで提案なんですけれども、先ほども言いましたように、現段階においては私有の財産であるし、転居していった方に対しての、豊能町としての法が手に届かないということなんですよね。であるならば、その空き家条例といいますか、手入れをしていただくように、空き家等の適性管理に関する条例というのを制定をしていけば、空き地の管理、正しい空き家の管理をしていただける、そうなると、もしその場で事故があった場合、事件があった場合、警察の手も入っていただいて、何らかの手を打っていくことができるということなんですね。そういう面において一歩踏み込んだとさっき言いましたけども、やはり空き家等の適性管理に関する条例というのを、ぜひ考えていっていただきたいと思うんですね。これのいい案としては、埼玉県所沢市に、いい、こういうふうなつくった条例があります。非常に市民としてもまちの景観がよくなった、環境がよくなった、安全面で非常によくなりましたという報告がございます。豊能町もそれに見合ったような、豊能町独自の空き家適性管理に関する条例というのをつくってみてはどうかということを提案してみたいと思うんですが、この点を、お考えがあるのかないのかをお伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  お答えをさせていただきたいと思います。  おっしゃるとおり、確かに条例制定をすれば、それで終わるのかということじゃ、私はないと思うんですよね、基本的に。高橋議員おっしゃっていただいてますけど、やはり固有財産というものにつきましては、条例を制定したから、それで、あとはその条例に従ってもらうと。ただ、その地権者に申し上げるだけのことであって、なかなか、そうしたら町が踏み込んでいって、それをどうこうできるという状況ではございません。やっぱりそこまでいこうとするならば、それなりの法令がありますから、それぞれいろいろと問題点があると思うんです。だからやはり、その人たちのモラルといいますか、だからそういうことも踏まえて、今後対応に大きく踏み込んでいかなくてはならない。町有財産でございましたら、それなりにきちっとした管理ができていくわけなんですけれども、やっぱり個人というのについては非常に大きなしがらみといいますか、くくりといいますか、そういうものがございますので、おっしゃることはよくわかるんですけれども、条例だけを制定して、それで十分いけるのかということにつきまして、私はちょっと疑心暗鬼をするというところがございます。今後、条例につきましても勉強し、検討して、どのような対応をしていけばいいかということについて考えていきたい。確かに空き家はたくさんふえてきております。しかし、その空き家をどうこうという、行政にだけという押しつけをしていただいても、なかなかその点につきましては行政で管理監督はしていけない。これはやはり個人ですから、個人の皆さんの財産をどうこうできるということはできないということはできないということですので、その点は十分御理解をいただきながら、我々も考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  今の町長のお答えには誤りがございます。この環境保全条例という町の条例なんですけれども、空き地に伴う管理について、それとか土地の管理についての条例がございます。その中にこううたってあります。町長は、土地の所有者等が土地の管理を怠ることによって、周辺の自然環境及び生活環境が損なわれると認めるときは、当該者に対し必要な措置を執ることを指導し、若しくは勧告し、又は命ずることができるというふうに条例にうたってあります。ですから、条例にうたってあれば、住民に協力を得られればつくることができるんですね。条例というのは、憲法や法令とかに反しない範囲で自治体が定めるルールとなっているんですね。条例があって、その上に政令、省令があって、その上に法律があり、その上に憲法があるんですが、一番下の段階で町の条例を作成すると、町に合った条例を作成するということなので、やはりその条例案というのは、今の状況では、環境保全条例では、空き家になった家の、生い茂って本当に困っている住民がいっぱいいらっしゃるんですね。隣に言いたいけれども言えないというようなのがあるんです。ですから、こういう条例をつくってしまえば、さっき言ったように、何か問題が発生した場合には警察・司法の中にも介入していただけるような条例をつくっていけばいいんであって、何も住民に対して個人の財産だからできないというわけじゃありません。今現在ある中の空き地に関する管理とか、土地に関する管理についても、町としての責任がここに明確に書かれてあります。指導勧告しなきゃいけないこととか、命ずることができるとなってますから、こういうものをつくればいいのではないかという、私の提案でございましたので、もう一度考えていただいたらいいのではないかと思うんですが、もう一遍、いかがでございましょうか。よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  おっしゃるとおりでございます。しかし、できないことはできない。勧告はできても、それをどうこうできるかって、高橋議員、できますか。私はできないと思いますよ。個人の情報あるいは個人の財産について、勧告まではできると思います、おっしゃるとおりに、条例をつくっても。しかしその中に関与していくことは、私はできないと思っています。私の考えです、それは。それは条例、法令外の、今度は裁判ということになるのではないかなという、私には思いがございますので、いろいろとそれはお考えがあろうかと思いますけれども、勧告までは、それは指導勧告はできます。しかしそれ以上のことにつきましては、すべてできることでしたら、他にもたくさん条例ございます、豊能町条例もたくさんございます。その中で、撤収業務もございます。これもどうしてできないかという、いろいろな問題点を私はトータルして考えますと、そこまでしかできないのは残念だなというようには思いますけれども、おっしゃるとおり、私もその辺までは理解してますので、どうかひとつよろしくお願いしたい、検討はしていきたい、このように考えています。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  この件について、勧告はできるということであれば、勧告できるまでの条例でもいいからつくっていただきたいと思うんですが、現在あるところの豊能町の条例も、今の町長の案でありますと訂正をしなきゃいけません。さっき言いましたように、この条例をもう一回読みますけれども、町長はと云々ありまして、当該者に対し必要な措置を執ることを指導し、若しくは勧告し、又は命ずることができるとある。この命ずることができるという案は、やはり今の町長のお考えですと削除しなきゃいけないという案も出てきますけれども、時間がありますので、詰まってきていますから、この件は掘り下げませんけれども、やはりこの環境保全条例、新しく土地の管理できる条例なんかも、やっぱり町を活性化させるための施策の一つとして考えていっていただきたいと思いますので、この点よろしくお願いをいたします。  次に移らせていただきます。  先ほどから、ちょうど総務部長のほうからお答えがあって、ホームページ上に空き家の件について載せていますというふうにはありましたけれども、やはりもう一歩奥に含めて、ある条例、空き家バンクという条例があるんですが、空き家バンク条例、これは空き家の町に登録してもらって、さっき言ったように情報発信をしてあげて、どんどんと若い人に来てもらうという案なんですけども、空き家バンク、これは兵庫県の三木市で大いに成功している条例なんです。三木市も大体このようなまちの町並み、景観なんですが、そこに町のほうに、これは自分の強制ではありません。私は登録したいんですと、今、自分が売りたいけれども売れない、豊能町に住んでいきたいけども、住んでいきたいけども家探してますという方に対しての情報提供のための一手段としての空き家バンクという、バンク、銀行ですよね。さっき言ったように一歩踏み込んだ空き家バンク体制というのをつくってもいいんじゃないかという気もいたしますので、これも一つ提案なんですが、お考えは、総務部長、いかがでございましょうか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  先ほどからずっと言っておりますように、ホームページ上で空き家の情報を募集しておりますけれども、まだまだ情報が少ない状況でございまして、今後は自治会等がいろいろ、そのとこら辺までも情報を提供してくださいよというふうなことで情報の収集に努めてまいりたい、まだ空き家バンクといいますか、そういうのんには、情報が何せ少ないということでございますから、不動産屋は多分知っておるとは思いますけれども、そちらのほうでもなかなか売ったり買ったりできない状況でございますので、役所がどうこうというのはまだまだ情報を収集していかなければならない段階かなというふうに思っております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  まだ情報が集まってこないということでありますけども、やはりその情報を集めるには、さっき言ったように、空き家はどうなっているのかという状況を把握しないとできない状況なんですね。ですから、空き家は現在どんだけ、どこにどういう地域に何軒ぐらいあるんだと使える家はどのぐらいあるんだということもやっぱり調査をして、進めていかなければ、いけばもっと空き家の情報が集まってくると思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  次に移らせていただきます。  これは施設の点検の件についてですが、総務部長からも前回も質問させていただきました。もう一度確認をさせていただきます。各施設の建物も含めて、物品も含めて、点検は、現どういうふうに行っているか、申しわけありません、もう一度御回答を願います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  お答えいたします。  以前も言ったかとは思いますけれども、各施設ごとに現状を把握しておりまして、とりまとめている部署は今のところございません。がしかし総務部では総合計画の実施計画もこれから策定しますし、以前からも策定しておりますし、また予算要求書で各施設の破損箇所また修理箇所等もそこで把握できるということに、ある程度は把握できます。だからそこで把握しておるわけでございます。そういうことでございまして、答弁いたします。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  なかなか、その各施設の傷んでいるとことかというのは難しい状況であろうと思います。だれか1カ所でまとめるのが、やっぱり必要でないかと思うんですが、財政が厳しい厳しいと言っておられる中において、やはり今ここの施設、例えばこれ議場を出られて右、左っかわに階段があります。その階段はさびだらけで、今にも腐朽しそうなぼろぼろで、あれは多分非常階段だと思うんですね。そこもあります。あそこは見えるからわかりますけども、見えないところ、自分の目で見えないところっていっぱいあると思うんですね。そういう各施設長がそれぞれ施設の長が点検をして、ここがこういうぐあいに悪くなっているよ、例えば建設課であれば橋ですね。今大きいところは新光風台のかかっている橋、前回、耐震検査終わって、耐震は大丈夫ですということでありましたけれども、あそこもさびて、ボックスがぼろぼろになって、ちょっと手でさわればぽろぽろとこぼれてきそうなところはいっぱいあります。そこなんかも手を早く打てば、ペンキを早く塗れば、お金かかんなくて経費かかんなくて済むわけです。そういうふうな情報をとる、一括をしてやるとこのシステムですね。そういうシステムをデータベース化をするとすれば、経費がかかんなくて、いつ、じゃあこういう見たようなものがあるから、じゃあ来月ここをちょっとみんなでペンキ買って塗ろうよというような形でもいけるわけです。ですから経費が本当に難しい、予算が難しい状況において、町の財政を助けるためには、このぜひこの各施設の不備なところ、データ、コンピュータでもってデータベース化をして一括管理をするというようなことも必要ではないかと思うんですね。最小限の経費で終わるわけですから、どうかこのことも導入を考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  室木総務部長。 ○総務部長(室木伸治君)  おっしゃることはよく理解できるわけでございますけれども、先ほども言いましたように、各施設ごとに施設長がおるわけでございまして、その施設長が何もせずに、一括のところのデータベースでこれこれということにはならない、各施設にいてる者、また施設長が毎日そこで点検をして、それのほうで一番実際にあっておる今管理の仕方をしておる、で、最終的にはもちろん一度に全部が修理できるという財政状況ではございませんので、財政課が予算要求のときにすべて査定してチェックして、これは例えば3年後にする、これは2年後にするとか、そこで査定してやっておるわけでございますから、今のところデータベース化は無理だというふうに解釈しておりまして、ふぐあい箇所の把握、取りまとめいうのは財政課で、何らかの方法ではやっておりますので、データベースはそこまではちょっといかないというふうに思っております。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  非常に難しい考えをされておるんですが、財政課でまとめれば、コンピュータの1つでいいわけですから、各施設長がコンピュータ、まとめたやつをメールで送ればいいんですね。それをまとめればデータベース化できるわけですから、それをやらないというのはなぜかも理解ができません。一括で掌握できるものであれば、やっぱり掌握しておいたほうが、予算も請求しやすいでしょうし、ああここは非常に悪くなっているんだなというやつも、管理者である町長が一目でわかるわけですから、やはりこういうふうな細かいところまで気を配ってやっていくことが、この町の財政を切り詰めて助けていくことになるわけですので、ぜひともですね、余り時間かかりませんし、ちょっと各施設長送れと言えば終わりですから、もう簡単なことなので、ぜひとももう一回考えていただきたいと思いますが、次回お聞きすることにして投げかけておきますので、よろしくお願いをいたします。  次、福祉関係に移ります。2番目の、福祉自動車施設の利用についてということに関して、内容的にちょっと言っときますね。部長がおられないので、ユビキタスタウン構想推進事業というのは、高齢障害福祉課の方は御存じだったでしょうか。この件についてちょっとお伺いします。いかがでしょうか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  お答えいたします。  申しわけございません。存じておりません。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  非常にですね、このユビキタスタウン情報というのは、非常にすごいことなんです。これ去年の残念ながら7月で終わってしまったんです。これだから知っておったかどうか。私去年議員でありませんし、仕事行ってましたから情報提供できなかったのですが、これは子育てからすべて、老人福祉、子ども福祉、すべてに関係して国から195億円の国庫負担、全部、各市町には挙げていただければ上限1億円の補助しますという案があったんですね。こういうものがあったんですけども、残念ながら町としては把握することできなかった。全部で今上がっているのは二十数市町がこの事業に取り組んで、補助をもらってやってますという報告がここに載ってます。こういう情報もです、どうも僕は目を皿にして、町だけのことでなくて、こういう国がこういう施策をやっているということもですね、ぜひぜひ知っていただきたいと思うんですね。こういうことを踏まえて、何ら手を打っていかれなかったってことは非常に残念ではなりませんけども、この豊能町にはひとり暮らしの方が結構おられるんですけども、その件については一番最後のほうになりますんで、ちょっと省かせていただきますけども、この豊能町の、今おでかけくんというのがあるんですが、それとは別の問題、おでかけくんではなく社協に置いてる車いす乗れる車ございますね。患者を、多分高齢者を運んでおるんじゃないかと思うんですが、車いす、これの稼働状況というのはつかまえておられるかどうかというのは、ちょっと確認はさせていただきたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  お答えさせていただきます。  車いす対応型の車両というものを、豊悠プラザのほうで2台持っております。1台は介護保険が始まる以前より実施してまいりました機能訓練の送迎用として購入した車両で、もう1台は豊悠プラザの公用車として購入したものでございます。社協のほうにつきましては、ちょっと把握しておりません。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  その豊悠プラザのほう、社協のほうはいいんで、豊悠プラザのほうについてお伺いをします。現在、老人福祉介護始まる前というふうにおっしゃいましたけど、この使用について、現在も高齢者のみしか多分使ってないというと思うんですが、これを範囲を広げて、今これは教育関係に入ってきます。現在豊能町には4名から5名の人肺をつけた小学生の方、それと胃ろうで車いすで通学をされているかたおられると思うんですね。その子たちのために、やはりこの何らかの手を打っていかなきゃ、これはなぜかというと、義務教育範囲内に入るわけです。義務教育、やっている方に対して、子どもたちが、親がやはり何らかの形で毎日通学の補助でね、子どもが送っていくのは当たり前といえば当たり前なんですけれども、やはり教育のまちとよのとうたっている段階において、何らかの手助けを町としてもしてはいいじゃないかという気はするんですね。箕面市においては教育委員会と福祉課が共同をして、子どもたちに対してケアをやっておりますが、これは支援とは別の問題ですよ。箕面市においては、この使える、あいている時間帯ですね。朝の時間帯、夜の時間、夕方の時間と子どもたちが通学する時間帯にあわせて、その豊悠プラザが持っているような車を利用して、通学に援助しているということをやっておるんですが、教育長、御承知しておりますでしょうか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  小川教育長。 ○教育長(小川照夫君)  お答えいたします。  他市町の状況については私どもでも把握しておりまして、今、議員がおっしゃっておりました箕面市については、自力で登下校できない児童に対して、教育委員会等が送迎をしているという実態を伺っております。  それから、他市の実例で申し上げますと、学校をセンター校ということで指定をして、そこに来た方で校区外から来ている場合は、その人たちに送迎を支援するというようなこと、それから大多数、それ以外のところは本町と同様に、基本的には保護者の方にその送迎はお願いしているということで、本町もそういう形で、事前に保護者にも御理解をいただいて、今送迎はお願いしておりますが、ただ学校に来てからは、これは町の施策としてそれぞれ該当する学校に看護師を配置しておりまして、それは看護師がきちんと対応しているというのが実態でございます。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)
     そうですね。例えばですね、その親御さんが子どもを送ることができない急病が発生してできない場合には、子どもは休ませなきゃいけないという状況が発生してきておるんですね。これは高校生になれば、義務教育でありませんから、手を打つ手段というのは難しいかもしれませんが、義務教育中においては、やはり何らかの手助けができるんじゃないかという気がするんですね。無償が難しければ、さっき言った豊悠プラザで持ってるところの車を有償に乗れるような措置をするとか。無償が一番いいんですが、ある程度補助をして差し上げる。ですから有償でできたら登録できるかというのは質問書に書かせていただきましたけれども、やはり有償で登録するのは青免とらなきゃいけないとかありますが、その点もし一歩踏み込んでそういう施策がとれるのであれば青免変えたり、そういう子どもたちの、無償といえないでも緊急事態が発生した場合には子どもたちを送迎してもらえるような手段を講ずるようにできるかどうかというのをお聞きをしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  お答えいたします。  障害者施策ということで保護者の方が疾病等で子どもさんを学校まで送迎できないときというのが、ヘルパーが付き添って通学する移動支援という制度がございます。ただこの移動支援も、自家用車はだめでありまして、タクシーを含めた公共交通機関のみを利用しての付き添いになることや、医療行為が必要な子どもさんに対しては、ヘルパーでは医療行為が法律上できないといった制約等がありますので、限定された利用になるとは考えますが、制度を御理解の上、御活用いただければと考えております。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  支援のバスについては、車については今のとおりで、また考えていっていただきたいと思うんですが、リハビリ施設ですね。豊悠プラザにございますけれども、それの運用状況、運営状況というのは把握されておりますでしょうか。ちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  リハビリ施設についてお答えさせていただきます。  豊悠プラザにありますリハビリテーション室の利用状況につきましては、定期的には特定高齢者を対象にいたしました介護予防事業や、障害児・障害者などを対象にいたしました、かがやき相談事業を週に3事業あるいは4事業ということで行っております。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  かがやき事業、障害児と言いますけれども、どこまでの障害児か、例えば言ったら移動関係でも、車いすで縛りつけられて、運動できない、機能が発効しないということは、やっぱり手足を伸ばしてやるような、必要なんですね。豊悠プラザには子どもたちの施設、この前私、見させていただきましたけれども、ありました。現在移動なんかで通勤してる、通学してる子ども使えないというふうに聞いたんですけれども、使えるんでしょうか。以前は使ったことがあるというふうに聞いたんですが、現時点で申請すれば使えるかどうかということを確認させていただきたいと思いますが。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  小・中学生のかがやき相談などのケアは受けられるのかということでございますが、義務教育期間中につきましては、義務教育の所管部署が理学療法士などの専門職を小・中学校に派遣して、巡回的に指導を実施されているということでございますので、かがやき相談の中には入ってございません。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  かえったとこで済みませんが、これからのかがやき事業の中には入れるような余地というのはありますでしょうか。これから考えていただけるようなことがあればご返答願いたいと思いますが、よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  かがやき相談は、平日の日中にということで、豊悠プラザのほうで実施しておりますので、教育現場を離れるということになりますので、今のところ参加ということは考えておりません。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  残念ですが、これから、教育のまちとうたっていますから考えていっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  時間も迫ってきましたが住民サービスについてお伺いをいたします。  住基ネットがもう全国的に整ってきました。それで、あるまちなんかでは発券装置ですね。証明書自動交付機というのがあるんですが、それの購入する意志のあるのかどうかというのをお伺いしたいと思うんですが、総務部長、いかがでしょう。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  機械の導入ということでございますが、現在のところ予定はございません。あるところで機械の購入の状況をお聞きいたしましたところ、1,500万円から2,000万円という金額を教えていただいておりますので、現在のところ考えておりません。 ○議長(秋元美智子君)  高橋充徳議員。 ○3番(高橋充徳君)  住民のほうからですね、前回多分豊能町でも、土日どちらか、約半年間ほど実験的にあけたというのは、これ聞いてます。でもなかなか利用者がいなかったというふうには確認をさせていただいておりますが、やはりまだ、今現在、そのときの状況と違って、共働きで若い方も一緒に出ていらっしゃる。証明はとりたいけれども、なかなか、収入証明とか、年末なんか出すわけですから、会社を休まないととることができないというような方が結構ふえておるんですね。そういう声が私のところにも寄せられて、土日をもう一回やってくださいというふうに聞くんですが、以前こんなことがあってできなかったんですということはお答えさせてもらっておるんですが、それならば、じゃあ予算化をして、この機械を導入を何とか検討してもらえないかということで、今回質問させてもらったんですが、経費はかかりますけれども、ぜひとも住民へのサービスの向上ということのためには、やはり、住みたいまちナンバーワンと実質的に言われるように取り組んでいっていただきたいと思うんですね。何かをやめたときには2,000万円浮くという話は、ちらっとお伺いしたことありますが、こういう住民のために使えるような施策も、ぜひとも有効にお金を使っていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いをいたします。ぜひとも御検討を、予算に上れるような検討を、よろしくお願いをいたします。  答えは多分、まだ出てないというふうに、よく振ってますから出ないと思いますので、要望だけをしておきますので、よろしくお願いをいたします。  これで、3番・高橋、質問を終わらせていただきます。 ○議長(秋元美智子君)  以上で、公明党の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩にいたします。  再開は午後4時10分といたします。            (午後4時03分 休憩)            (午後4時10分 再開) ○副議長(岩城重義君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、無所属の会の一般質問を行います。  持ち時間は、質問及び答弁を合わせて80分とします。  福岡邦彬議員を指名いたします。  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  初めに、今12月議会から、議会改革の一環として、一般質問の方式をこれまでの会派から1名でなく、各議員個人に1人40分の質問時間を与えるという改革案を提示し、皆様の了解を得て実施したところでございます。14人中、正副議長を除いて12人の議員が、これまで質問に立ちました。質問時間の配分や段取りが悪い点も見られましたが、この方式が定着するかどうか、これは今後の議員、行政の努力に負うことが多いと思います。今回の議会改革に際して、町長はじめ理事者、職員の皆様、12人の一般質問を理解し、答弁の準備や勉強等、多くの時間を費やされたことと思います。議会改革に御協力いただいた皆様の、職員の皆さん、理事者の皆様に、その努力を多としたいと思います。議会運営委員会委員長としてお礼を申し上げます。  質問に入ります。  財政一直線、これが町長の公約でございます。この線に沿って、4月に25項目の行財政改革の案が示されました。一部実施されております。しかし、これらの案は、抜本的な改革にはなっていません。たかがと言っては失礼に当たりますが25項目を実施したところで、10億円の基金を残す、あるいは基金を取り崩さないというような手法でございます。あと人件費を含めた5億円を生み出さなければ、所定の10億円の基金を残すことにはならないというような案でございます。  聖域なき行財政改革とはほど遠い内容でございます。聖域なき行財政改革とは、役場の設備、職員の組織をスリム化する、どれだけスリム化することができるかということが問われております。はっきり言えば、この1点が今後の豊能町の将来を決めるということになると思います。この件に関して、町長は就任以来、タウンミーティングあるいはいろいろな会合の場所で、私には夢があると、あらゆる機会とは申しませんが、たびたび発言されております。究極のスリム化、これは人件費、設備を踏まえた庁舎一元化の構想を、町長はたびたびおっしゃっております。町長の思い、いわゆる庁舎一元化について、夢を少し語っていただき、お願いしたいと思います。時間をかけても結構ですから、ゆっくりと御説明願いたいと思います。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  福岡議員の質問にお答えをさせていただきたいと、このように思います。  まず、職員にねぎらいをいただきましたことに対しまして、私のほうからも心から厚くお礼を申し上げたい。我々は仕事でございますので、議員の皆さんに精いっぱいの答弁をしていくのが責務だと思っておりますので、御遠慮なく御質問いただければ幸いかなと、このように思っております。  質問でございますけれども、私の夢を語れということでございます。私は過去2年間、ちょうど経過したわけでございますけれども、過去2年間にわたっては、前任者の残務整理と言ったら言葉は悪いんですけれども、事務整理あるいは業務整理、これに費やしております。ダイオキシン処理につきましても、まだ残っております。25項目につきましては、私といたしましては行財政改革について、やはり思い切った施策をとらなくてはならない、それぞれの皆さん、今回の質問をいただきましたけれども、ほとんどがやはりまだ、右肩上がりのときと同じような議員の皆さんの質問だったのではないかなと今回も思っております。そうではなしに、やはり協働のまちづくりというのは何であるかって、やはり自分たちのことは自分たちでというのが、私はこの町を今後やっぱりスリム化していくというふうに感じております。私としてはそういうふうに思っております。  まず第一に、行政として、私としてはやらなくてはならないのは、まず行政の整理だと思います。平成23年度も、皆さんも御承知のとおりに、税収は約1億6,000万円減ります。少々、職員の改革をやろうと何をやろうとも、追いついていかない。これから先、推計をいたしますと、平成27年ごろにはどれだけの税収があるかということを、皆さんかんがえていただいたことがあるだろうかと。私は少なくとも十五、六億円になるのではないかと。政府では今、地方交付税の値下げ、これも申し上げております。こうなってくると、今、今日、皆さんからの質問もございましたけれども、5億円削減したからといって、追いついていかない、それぐらい急速に、今の税収あるいは地方交付税の削減が行われてきていると。ここ10年間の間にどれだけの削減ができたかということでございます。それまでに右肩上がりのときに、各個において、図書館、シートス、ユーベルホール、公民館、いろいろな形の中で箱物ができてきました。そして東西にできました。しかしこの東西にできたのが本当によかったんでしょうか。私はそう思っているんです。今私は就任から2年間、考えた中でそのように思ってます。自治会の中で、私は、町長何か施策を持たんとここへ来てるんかという話をいただきました。そのときに私が一番先に申し上げたのは、新光風台だったと思います。新光風台自治会で、私はスリム化をしたい、まずこれが私の第一の目標なんだと。それは何かと申し上げますと、庁舎を一本化したい。今、支所、本庁、保健センター、いろいろな形であります。そういうものを一本化したい。一本化して、その一本化の中で職員も一本化させて、そしてその枠の中で行政を行っていきたいという、私の思いがございますということを、お話をさせていただいたことがございます。私は現在もそのように思っています。しかし残念ながら財政が危機状態であります。思ってもなかなかできない、その中でやはり何とかして始末をして、基金を積み立てて、その枠の中で一本化したスリム化のできたまち豊能町にしていきたい。ただし、私は職員にも申し上げてますけれども、ただそれだけを言っているわけではない。節約だけをしてるというふうに思われてますけれども、私は節約だけをするのが、住民にも苦しみを味わっていただくだけではだめだと、だから新しい施策も打ち出していかなきゃいかん。節約は一生懸命に節約をして、新しい施策を打ち出しながら、そういう形の中でやらなくてはならないという思いがございます。9月定例会でも、子どもの問題についていろいろと質問をいただきましたけれども、そのときにも申し上げております。やはり新しい施策、これも打ち出しながら、やはり節約もしていかないけない。これは一番、やはり大きな問題は職員の人数でございます。これは右肩上がり3万人、3万5,000人を推計に出した形の中での職員採用がございました。293名でしたかね、端はわかりませんけど、290名以上の職員が、平成12年ぐらいにはいてました。今243名です。しかし私は200名あるいは180名言ったときに、議員の皆さん笑われた。私それは記憶にございます。私は真剣に、そういう形でなぜ180名でいけるかというのは、一本化することなんです。消防だって一本化すれば今の41人体制から三十三、四名体制には必ずして、そして安全のまち豊能にできます。そういうことを踏まえて、これから先、町民の皆さんに理解を求めていきたい。先ほど、高橋議員には申しわけないんですけれども、危機問題の条例もいただきました。しかしそれは皆さん勝手主義なんですよね、私から申し上げますと。町長に立って初めてわかったことなんですけど、私も勝手主義なんですけれども、やはりそうじゃなしに、町全体がこれから先、10年、20年先、本当に生きていけるのか。しっかりとした形の中で生きるためにはどうあるべきかということについて、私は今、真剣に考えてます。そういうところから、今の庁舎の一元化ということについて、演説になりますけれども、そういう形の中で一元化をして職員の定数を減らし、事務移譲については、まだまだ、どんどん、どんどん大阪府からふくれてくると思います。これは非常に厳しいものがあろうかと思いますけれども、それにつきましてもやはり一本化することによって、スリム化することによって、課も少のうできます。そして職員全員が横のつながりもできます。私は常にそう申し上げております。西岡議員のほうからいろいろな質問がございましたけれども、変わってないやないかとおっしゃいますけれども、変えるためにどうあるべきかということを踏まえながら、粛々と私の施策を進めていきたいという思いでございますので、議員の皆さんにおかれましても、その部分につきましては御理解をいただきながら、私はこれから一生懸命にお金をためたい。節約をしてお金をためて、そういうものづくりをしていきたい、そういう形にこのまちをしていきたいという思いでございますので、御理解のほどお願いしたい。演説になりまして申しわけございませんけど、そのように思っておりますのでよろしくお願いします。  以上です。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  スリム化して、庁舎一本化、一元化したいということは、私も大賛成でございます。数年前と違って、東地区、西地区の交通アクセスも本当に便利になりました。他町村を見ても、これほど東と西と分かれても便利なとこというのは余りないです。もっと遠くもあります。現に箕面市の止々呂美などは、たとえ箕面トンネルができても、相当な遠くにあります。そこに行政の出先はあるかと言ったら、ないと思います。カルフールしかないでしょう。そのような状況の中で、庁舎一元化というのは、まず職員の数が、今、町長がおっしゃった240何人から180人になるならば、60人減らすことができます。給与、人権福利、いわゆる共済会、あるいは健康保険等々を含めれば、仮に職員1人当たり1,000万円ならば、60人ならば、減らせば6億円のお金になります。職員の皆さんが言われる効果になれば、5年で30億円になります。そのようなメリットがあります。また、設備においても、コンピュータ、それから電気代、ガス代等々、議会運営費等々で一つにすれば、莫大な金が浮いてくるように思います。その手始めとして、消防広域行政を箕面市と合意してやるという形も、それはひょっとしたら一元化の始めかなという感じもします。しかし、町長のお考えの中で、節約して金をためていきたい、これは僕は、何というか異議があります。金をためているうちに、どんどん、どんどん税収が減って、そしてどっちかいうたら住民のサービスも減って、大変や、大変やという形でのたれ死ぬ可能性あります。ここで思い切って、庁舎一元化に向かって進めていく、夢は実現していくというようなお考えはいかがでしょうか。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  お答えをさせていただきたいと思います。  夢ではだめだというふうに、私も思っております。そのためにはどうあるべきかということにつきましては、まだ私の思いでございますので、内部調整もできておりません。今後におきまして、この2年間、そういう形の中で内部調整をしながらどうあるべきか、また議会の皆さんにも御相談申し上げながらどうあるべきかと、この町をどうすべきかということについて進めていきたいというふうに思いますので、ご理解のほどよろしくお願いします。  以上です。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  ぜひ、夢に向かって進んでいただきますように要望して、この問題は終わります。  次に、小学児童の医療費の無料化に向けての具体的な行動をお聞きします。これは前回質問したときに生活福祉部長から、町長から打診を受けているんだと、何人かどうかについて調査して回答せよと言われたときに、私はそれでは遅いのではないか、豊能町の、いわゆる該当者もはなからわかっているから、質問も早く出しているから、人数を出して検討しなさいということの続きでございますので、この点についてお聞きしたいと思います。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  池田町長。 ○町長(池田勇夫君)  お答えをさせていただきたいと思います。  非常に財政のかかる問題でございますけれども、新規事業として、現在のところ教育委員会と幼稚園児童そして保育所児童についての月謝といいますか、それの削減と申し上げますか、保育所は今、1番目の子は満額、2番目が半額、3番目ゼロ、これに準じた形で幼稚園もやれるように検討していただけませんかという問題と、それと中学就学前までの医療費の無料化について検討してください、平成23年度当初予算にどのような形で出てくるかと、先日御質問をいただいたときにも申し上げたとおりでございまして、それにどのような形で答えとして出ていくかということについて、今予算の中で議論をしていただいてるところでございまして、結論で申し上げますと、非常に申しわけないですけども、3月の定例会ぐらいにはこういう形でというものが出てくるというように思います。削減だけでなしに、やはり少子化に向かってこれから先この町を少子化からどう立て直していくかということについての議論としては、教育委員会あるいは生活福祉部との話し合いをさせていただきながら、早急な結論を出していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと、このように思います。
    ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  医療費の無料化をお願いしたら、幼稚園・保育所のおまけまでついてきました。ありがとうございます。  次に、高齢者対策についてお聞きします。  高齢者対策の中で、特定健康診査の受診率と審査内容等は、質問には書いているんですが、しかしながら費用負担というので、二、三年前にたしか、平成18年か19年か、1,000円に上げられて、その以降どのぐらいのお金がかかっているかをお聞きしたいと。  また、町独自で尿とか血液検査を実施していますが、これとは別に、個別診査では呼吸器、大腸、前立腺がん等の診査を希望者に実施してますけど、これは500円とか1,000円までの、非常に負担者にとっては安いんですけど、これについて補助してるかどうか、この2点について、1点ずつやけど、ついでですからよろしくお願いします。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  それでは、特定健康診査についてお答えさせていただきます。  特定健康診査は平成20年度から、40歳以上74歳までの被保険者と被扶養者を対象として、内臓脂肪型肥満に着目した健診及び保健指導の実施が、各医療保険者に義務づけられました。豊能町の国民健康保険では、平成20年度から平成24年度までの5年間における特定健康診査の実施に係る目標を掲げて、目標の達成を目指しております。  健診の内容につきましては、基本的な健診項目が国で定められておりまして、本町の国民健康保険では、集団健診と個別健診により実施しております。  費用につきましては、国と府が3分の1ずつの負担、受診者の方には一部負担金として集団では500円、個別健診では1,000円をお願いしております。残りの費用につきましては国保保険税で負担しております。受診率につきましては、平成20年度で48.8%、平成21年度では43.6%ということになっております。  それから続きまして、特定健診と同時実施、あるいはまた別で実施しております、ごめんなさい、それより先に、以前に住民検診時に実施しておりました項目がございますが、特定健診が始まりましたことによりまして、住民検診と特定健診の項目が少し変わりまして、住民検診のときに実施していた項目を、特定健診の追加項目ということで、町一般会計によりまして追加健診としてただいま実施しております。この追加健診につきましては、国保被保険者のみにかかわらず、後期高齢それから社会保険の方につきましても追加項目ということで実施しておりまして、町が負担している費用につきましては、平成21年度決算におきまして207万5,000円ということになっております。  それからそのほか、個別健診ということでがん検診を実施しておりまして、検診委託料のみで4,420万円、平成21年度の決算でございますが、の負担を町が行っております。  以上でございます。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  今、65歳以上の高齢に対して、肺炎球菌感染症に対する肺炎球菌ワクチンというのが非常に脚光を浴びております。これは1回、副作用を多少は検討しなあきませんけど、大体3カ月ぐらいで定着して、5年間は有効だというような形でやられているんです。恐らくこれについては多くの市町村で補助をしているという事例がございますけど、豊能町としては補助についてどのようにお考えになっているか、あるいはもう全然しまへんというんでも結構ですけど、お聞かせ願いたいと思います。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  上西生活福祉部次長。 ○生活福祉部次長(上西悦子君)  高齢者用肺炎球菌ワクチンにつきまして、答弁させていただきます。  肺炎球菌ワクチンにつきましては、2歳以上で肺炎球菌による重篤疾患に罹患する危険性が高い人や、基礎疾患のある患者をはじめ65歳以上の高齢者も接種の対象とされております。現在予防接種法は適用されず、あくまでも任意接種であるので、お医者さんによく相談して納得の上での接種となります。ワクチン接種後、抗体、免疫ができるまでには1カ月ほどかかります。この肺炎球菌ワクチンは、一度接種すると5年間程度は効力が持続するとされております。  それで、本町におきましては、このワクチン接種の助成については、現在のところ考えておりません。高齢者でなくて小児用の肺炎球菌ワクチンの助成を来年から実施する予定でございます。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  私、今、65歳以上の肺炎球菌ワクチンのお話ししたので、2歳とかそれについてはお聞きしておりません。むしろこういう65歳以上の方で5年間もつならば、多少補助してもいいかなという感じで、私思っておりますので、またこれについては今後、話を進めながら、補助していただくようにお願いしてまいりたいと思います。  次に入ります。  その他のことでございますが、前回、建設環境部長が私の質問に対して、地域の老人会が自主的に公園を清掃しているが、その人たちの傷害保険に加入の有無について、9月議会で取り上げました。そのとき部長は答弁の中で、ボランティア保険に加入しているとのことでしたが、間違いありませんか。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  老人会のボランティア活動としての、地域の公園の除草・清掃に関する保険の加入の件でございますが、参加していただいている老人会は、今現在ときわ台と東ときわ台地区の公園をやっていただいてますが、老人会の方に自主的に加入していただくよう進言し、保険に加入していただいているというところでございます。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  答弁、はぐらかしたらあかんわ。何でそんなうまいことはぐらかすの。私は、ボランティアの人にもボランティア保険を入れたらどうですか言うたら、いや入ってまんねんと言うたから、間違いありませんか、言うてんねや。間違いないの。もう一度お答えください。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  ですから、参加される老人の方に、みずからボランティア保険に加入してくださいというふうにして加入していただいているということでございます。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  あなたは、加入してると言うたんやで。そんで僕は答弁打ち切ったんでっせ、質問を。それが、勧めて加入してもうてまっせ、それ違うやないの。全く、加入してるかどうかわかれへんでしょう、現実的に。全員が入ってますか。私は全員のことを言ってるんですよ、ボランティアの人に対して。  先ほども、観光ボランティアの話もありました。あなた言うたこと、覚えてないですか。もう少しきちんとしてくださいよ。私にどない言いました、終わった後で、あれ入ってまへんでした、言うたん違いまんのかいな。だから僕は前回の答弁をきちんとこの記録に残すために、このような時間を使ってやっているんですよ。それを勝手に入ってますって、そんな言い方ありまへんやろ。もうちょっとしっかり正直に話しなはれ。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  老人会が、活動していただいている方に、自主的に老人会が加入していただいてますので、私としては前回、あたかも町がボランティア保険を負担して加入しているというふうに申し上げた点は間違いでございますので、訂正させていただきます。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  それを先に言うてもろうたら、こんな時間とれへん。  次に、これは公園等でゴルフの練習をしている人、具体的に言いますと、光風台3丁目のところでよくやっておられますし、現実的にその公園の水を使って車を清掃しているということもありました。これは、モラルの問題かもしれませんけど、やはり公園担当課として何らかの対策を打たなければいけないかなという感じはしますので、この点について、駐車禁止とかそういう問題については、割合ぽっと張ってるんですけど、ゴルフの練習はしなさんなという、こんな紙ぐらいは、やっぱりそれを見たらやるべきじゃないかと思いますねんけど、この点ではいかがでしょうか。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  公園の使用に係る禁止行為といいますのは、町の都市公園条例で規定されておりまして、第5条で禁止行為が列記されておるわけですけども、当然、先ほど議員がおっしゃるように、ゴルフの練習というのはモラルの問題であろうと思いますが、現実にはそういう方がおられるということから、私どもとしては、それの注意を促す看板は、光風台3丁目のレックスマンション横の公園と6丁目の2号公園には設置しております。しかし、なかなか、設置したからといって直ちにやめられるというものではないと思いますが、そういう状況で注意を促しているという状況でございます。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  私もよったけど、そんな張り紙してなかったですね。それから水道も栓がまちまちなんですよね。例えばひねったまま、とめたら戻るやつとか、出しっぱなしのやつとかいろいろあるので、やはりできたら水道の、ひねったらすぐまた、人的になかったらとめるとか、そういう栓の工夫もされたらどうかなという形で思います。  次に、初谷川とか天台山コースのハイキングコースというのがありますけど、また近年、バイクとか自転車が、乗り入れが見られます。これは無防備なところで走ってくるので、非常にけがとかそういう問題が予想されますし、もう1点、今は天台山コースだけなんですけど、仮に吉川から上がっていくいろいろなコース、お堂とか上杉とかいっぱいあるんですけど、そこにまで来られたらちょっと障害があると思うんですけど、この辺についてのお考えはどうでしょうか。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  いわゆるハイキングコースへのバイクの乗り入れ規制の件でございますが、特に制限はしていないといいますか、乗り入れ禁止なんていう看板も立ててないわけでございまして、道路といいますか山道ですので、最終的には自己責任という形でしかないのかなというふうには考えておるところでございます。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  どちらの自己責任ですか。ハイカーが自己責任ですか。私は逆なこと言ってるんですよ。ハイカーの自己責任やったら、ちょっと問題あります、今の発言は。いわゆるマウンテンバイクや、それから自転車が乗り入れてハイカーに当たったら、狭い道ですよ。そこに来たときに、果たしてそれで自己責任で、町としていけますか。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  当然、歩行者とバイクとの接触事故というような場合、当然バイクも3輪のような、人が本来通って、バイクとしては非常に通りにくい、モトクロスをやられる方は好んで通られるような道路、というのはやはり、それはバイクの運転される方がみずからの責任で安全を確保し運転してという意味での自己責任というふうに考えております。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  ということは、町はもう一切関与しないということの理解でよろしいですか。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  その場合は、民事で解決いただくものと思っております。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)
     私は、町は一切関与しないですかと聞いてるんですよ。民事云々は聞いてません。もう一度御答弁ください。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  町は関与しないものと考えております。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  町道において、あるいはハイキングコースにおいて、町は全く関係しないという、ほんまの理解でよろしいですか。本当ですね。そういうことを部長としていえますか。道義的も何の責任もないんだ、勝手にしなはれ、民事に任せますわって、これでよろしいですな。回答は結構です。そういう形ですか。もう一遍お答えになりますか。 ○副議長(岩城重義君)  答弁を求めます。  川上建設環境部長。 ○建設環境部長(川上和博君)  町道とハイキングコースという道の位置づけで、その形態等はまた別のものであろうというふうに考えてまして、町道にあっては、その道路の構造の問題とかが私どもの設置の責任が問われる部分というのは十分あるので、我々の責任というのは場合によってはあり得るというのはありますが、ハイキングコースといいますか、山道といいますか、けもの道に近いような道については、それは本来町は関与できないというふうに考えているということでございます。 ○副議長(岩城重義君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  また意外な答えを聞きましたね。町道を管理しているのはどなかたですか。町道のことを言ってるんですよ、私は。ハイキングコースという中で、町道もあるでしょう。高台寺へ上るのもハイキングコースですよ。その中で、通常の幅のある道路を通ってもええという形ならばわかりますよ。そんなときに町道の中で、狭いところでやったらどうですかって聞いてるんですよ。そうしたら、多少これから、少なくとも今後規制していかざるを得ないから検討するぐらいは言わなあかんの違いまんのか。違いますか。私が言ったのは、上杉尾根とか大堂越えなんかの場合には、豊能町も道もありますよ、現実的に。そんなとこへぽっと乗り入れて来られたらどうしますかと言っているだけですよ。このことで、民事でという形で言い切れますかと言ってるんですよ。当然、今後の検討課題でしょう、こういう問題については。自然との調和等も含めて検討課題だと思いますけど。  これで終わります。魂胆わかりました。これで終わりますが、12人の議員から一般質問がありましたが、理事者、職員におかれましては、これら12人の一般質問をしっかりと受けとめていただいて、新しい年の施策に活かしていただきますようにお願いして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○副議長(岩城重義君)  関連はございませんか。  以上で、無所属の会の一般質問を終わります。  以上で一般質問を終わります。  お諮りいたします。本日の会議は、議事の都合により延長したいと思います。これに異議ございませんか。            (「異議なし」の声あり) ○副議長(岩城重義君)  異議なしと認め、本日の会議時間は延長しました。  この際、暫時休憩いたします。  再開は午後4時55分でございます。            (午後4時52分 休憩)            (午後4時55分 再開) ○議長(秋元美智子君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第2、第59号議案から第60号議案及び第63号議案から第73号議案までを議題といたします。  これに対する総括質疑を行います。  質疑内容は、それぞれ各常任委員会に付託していますので、大綱のみお願いいたします。  なお、御承知ではございますが、質疑は、議題になっている事件に対して行われるものでありますから、現に議題になっていなければなりません。また、議題に関係ないことを聞くことができない、このように規定されておりますので、その点十分御協力いただきますよう、お願い申し上げます。  第59号議案から第60号議案及び第63号議案から第73号議案までの13件に対する質疑を行います。  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  第67号議案について、豊能町立公民館条例、あるいは第68号もまた後で言いますけど、一つ一つでいいですかね。二つ一遍にいいんですか。同じ趣旨なんですけど。行財政改革の一環として、お金というのか、条例改正なんですが、今現在、時間の配分として、午前、午後、夜間となっているんですが、そうすれば非常に無駄が出るという、大体会議にしても、大体今から行けば1時間半から2時間ぐらいの単位でやるべきではないか。そしたら、今みたいに午前、午後、夜間という区別じゃなしに、財政上多少はアップするのではないかと思うんですが、この点が1件と、それから第68号議案の豊能町文化ホールの条例改正の件で、リハーサル室と大会議室というお話が、同等というお話がございました。これ、リハーサル室を単独で貸した場合、こんなこと言ったらおかしいですけど、非常に会館の中が汚れたり、あるいは管理の問題がでてくるかなと思うんですけど、この点はクリアされたのかどうかについて、この2点についてお聞きしたいと思います。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  下林教育次長。 ○教育次長(下林 晃君)  まず、公民館の利用時間帯のことでございますけれども、公民館の今の時間の区分は、9時から12時まで、それと12時から3時半、3時半から、15時30分から19時まで、19時から22時までと、このように時間を、区分をさせていただいております。  今おっしゃったように、もうちょっと細かく使ったほうが、さらに利用率を上げれるんではないかなというようなことの御質問ではないかなと思うんですけども、それぞれの会議室等におきましては、ただ単に会議をする部分と、その会議のための準備をされるところもございますので、それも含めてこのような時間区分をさせていただいておるというようなところでございます。  もう1点の、ユーベルホールのリハーサル室について、管理上問題があるのではないかなということの御質問であると思うんですけども、当然私どものほうも、その管理上、リハーサル室以外のところへ入れないような状況にはして、対応してまいりたいなというようなことで、御承知だと思いますけども、西公民館側からユーベルホールに入れる通路がございます。そこから入っていただきまして、リハーサル室へ入っていただくと、それから階段を伝って下へ入るように、一応は構造上はなっておるんですけども、もうそこへは行けないというようなことで、柵を設ける等の形で対応はしていくように、今考えておるところでございます。  以上です。 ○議長(秋元美智子君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  教育次長は、西公民館の軽運動室のお話されてましたんじゃないですか。ほかの会議室はちょっと違うんじゃないかというのが1点。  それから、ユーベルホールのリハーサル室については、西公民館の混雑緩和を図るとおっしゃってますので、これリハーサル室を解放して混雑緩和になるんだろうかということが非常に疑問に思いまして、西公民館側から入るのはわかりますけど、今度逆に、だれがどのような形で管理するんだろうか。ということは、非常にリハーサル室、西公民館の場合はようけ人が出入りするけど、西公民館から入ったら非常に警備が手薄いうんか、人がおらないとこなので、ちょっと疑問に思いましたので、どうしてすみ分けするんだろうと、混雑緩和ですみ分けするんだという、単なる場所を二つにすればというような感じかなと思いましたので、御質問させていただきました。この2点で、もう一度御返答願えますか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  下林教育次長。 ○教育次長(下林 晃君)  大変申しわけございません。御指摘のように、私が答弁したのは軽運動室の時間帯でございまして、一般的な会議室等は、午前、午後、夜間というようなことになっております。今のところ、私が担当課から聞いておる中で、区分をもう少し細かくしてほしいとかというようなことは、今、私どもとしては把握しておりませんので、今後、今指摘していただいたように、もう少し、例えば午後の部であれば、結構時間帯が長くなっておりますので、そこを例えば軽運動室のような形での利用方法も、希望というんですか、そういう要請、利用状況によってはそのような形の区分も検討はしていく必要あるかもわかりませんけども、今のところ担当課もそのような現状は、把握はしておらないということです。  もう1点の、リハーサル室のことにつきまして、一応公民館のほうにも管理人を、今も現状に設けておりますので、その管理人が最終的にチェックをするというようなことで、夜間については、今、心配していただいたようなことのないように、重々、そのことによって二次的ないろいろな事故等が発生してしまったら、さらなる経費がかさむということになりますので、そういうことのないように、十分にさまざまなことに対応できるような形で対応してまいりたいと、こう考えておるところでございます。 ○議長(秋元美智子君)  福岡邦彬議員。 ○9番(福岡邦彬君)  ぜひとも、2時間単位あるいは2時間半単位でやっていただきたいと思います。どうしても夜間の場合、19時からとなると、そこから準備しておったら、なかなか使えないですわ。やっぱり夕方とかそういう形でやると二つ使うというような、時間的にももったいない、無駄なことがあろうかと思いますし、ぜひともまた検討していただきたいと思います。  リハーサル室については、本当に危惧しています。裏から入るのと表から入るのと、今みたいに冬になると非常に暗くなって、本当に二次災害というんですか、変な、子どもたち、あるいは弱い女性とは言いませんが、そういう方々が二次災害が起きないような形で、御配慮ぜひともお願いしたいと思います。よろしくお願いしたいと思いまして、終わります。 ○議長(秋元美智子君)  ほか、ございますでしょうか。  橋本謙司議員。 ○1番(橋本謙司君)  1番・橋本です。  今出た第68号議案の件で教えてください。リハーサル室の本来の利用目的を教えてもらっていいですか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  下林教育次長。 ○教育次長(下林 晃君)  一応リハーサルということですので、舞台等で演技をされる方が準備をしていただいたりというようなことで使っていただいておりますし、今現在もリハーサル室だけで借りていただくこともできますので、御承知のとおり、防音等がきっちりできておりますので、楽器を利用される方が利用はしていただいております。 ○議長(秋元美智子君)  橋本謙司議員。 ○1番(橋本謙司君)  当然リハーサル室、わかってたんですけど、1点気になったのが、今までもそういうような貸し出しをしているということなので、多分問題はないかなと思うんですが、ただ、リハーサル室を貸し出したことによってホール側が貸し出せないというような、逆に事象が起きひんかなということで、今ちょっと逆に聞いたんです。そういうことが、今までもそういうことで運用されているのであれば、特に問題はないのかなと思いましたけど、それで逆に、当然今までよりも頻度がふえることになるかもわからないので、そうなったときに、その辺の配慮なり、若干運用的なことも決めておかないと、リハーサル室を貸しているがためにホールが貸せないとかというふうにならんようにだけ、これはちょっと配慮したほうがええんちゃうかなと思ったので、ちょっと聞いた次第です。その辺だけまた御検討いただけたらなと。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  下林教育次長。 ○教育次長(下林 晃君)  今現在も、やはりホールを優先ということになっておりますので、ホールを利用されるときと重ならないというようなことでの内規ですか、そういうものはきっちり、今も設けておりますので、設けて対応してまいりたいなと考えております。 ○議長(秋元美智子君)  ほか、ございますでしょうか。  高尾靖子議員。 ○12番(高尾靖子君)  財政的なことでお聞きいたします。  第67号議案ですが、公民館条例ということで今回値上げ、光熱費を含めた値上げをされますが、効果額についてお伺いします。  それと、第68号議案については文化ホールですね。リハーサル室をこのように値下げされて使用料はありがたいいうことなんですけども、従来の利用料から見たらどのような減額になるのか、それとも回数がふえるという見込みもあるかと思いますが、その点はどのような状況になりますか。 ○議長(秋元美智子君)  答弁を求めます。  下林教育次長。 ○教育次長(下林 晃君)  公民館のほうでございますけれども、今の現状で利用していただいたということになりますと、約80万円の増というようなことで見込んでおります。  ユーベルホールのほうは、どれだけ利用が上がるかという、その辺がちょっと、私どもとして予想が、もとの数字いうのが、さらにやっぱり利用していただくというところも進めてまいりたいなと思いますし、今、リハーサル室の上がっておる収入以上には、何とか利用していただきたいなと考えておるところです。 ○議長(秋元美智子君)
     高尾靖子議員。 ○12番(高尾靖子君)  公民館の値上げについては、どういうふうになるかわかりませんが、リハーサル室については、使いやすい利用料になるということでは、やはり利用者が使えるようなPRをぜひともしていくことが大事かと思います。財政が大変だということでの、利用料の引き下げいうことでありますので、この点はPRで、本当に文化ホールをしっかりと皆さんに使っていただけるような方向でのPRをやっていっていただけたらと思いますので、それは要望です。よろしくお願いします。 ○議長(秋元美智子君)  ほか、ございますでしょうか。             (「なし」の声あり) ○議長(秋元美智子君)  質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  第59号議案から第60号議案及び第63号議案から第73号議案までは、お手元に配付いたしております付託表のとおり、それぞれの各常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(秋元美智子君)  異議なしと認めます。  よって、第59号議案から第60号議案及び第63号議案から第73号議案までは、お手元に配付いたしております付託表のとおり、それぞれの各常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。  以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これをもって散会いたします。  次回は、12月17日午後1時より会議を開きます。  どうも御苦労さまでした。             散会 午後5時13分 本日の会議に付された事件は次のとおりである。 一般質問 第59号議案 豊能町都市計画法関係事務手数料条例制定の件 第60号議案 豊能町宅地造成等規制法関係事務手数料条例制定の件 第63号議案 豊能町特別会計条例の一部を改正する等の条例制定の件 第64号議案 豊能町手数料条例改正の件 第65号議案 豊能町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例改正の件 第66号議案 豊能町下水道条例改正の件 第67号議案 豊能町立公民館条例改正の件 第68号議案 豊能町立文化ホール条例改正の件 第69号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて 第70号議案 箕面市と豊能町との間における消防事務の委託に関する協        議について 第71号議案 大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議について 第72号議案 平成22年度豊能町一般会計補正予算の件 第73号議案 平成22年度豊能町国民健康保険特別会計事業勘定補正予        算の件  以上、会議の次第を記し、これを証するためここに署名する。     平成  年  月  日署名       豊能町議会 議 長             副議長       署名議員  8番         同   9番...