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平成13年第3回定例会(第1号 6月13日)

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  1. 豊能町議会 2001-06-13
    平成13年第3回定例会(第1号 6月13日)


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    平成13年第3回定例会(第1号 6月13日)     平成13年第3回豊能町議会定例会会議録(第1号)   年 月 日 平成13年6月13日(水) 場   所 豊 能 町 役 場 議 場 出席議員  19名        1番 湯浅 光雄     2番 田原 洋子        3番 中川加代子     4番 長瀬 重雄        5番 池田 勇夫     6番 岡   茂        7番 藤野裕次郎     8番 塩谷 宣子        9番 木寺 喜義    10番 秋元美智子       11番 平井 政義    12番 高尾 靖子       13番 西岡 義克    14番 欠   員       15番 室木 啓一    16番 川上  勲       17番 大西  昇    18番 久保 豊茂       19番 安井 修己    20番 玉手 英夫 欠席議員  なし 地方自治法第121条の規定により議会に出席を求めた者は、次のとおりである。
    町    長  日下 纓子    助    役  木許 健治 収入役     上田 正和    教育長     中殿 幸芳 吉川支所長   大西 俊秀    町長公室長   中本 正明 総務部長    稲葉 恵瀧    住民生活部長  乾  晃夫 保健福祉部長  室木 伸治    建設農林部長  大西 健一 水道事業所長  岩崎  弘    教育次長    佐久 裕機 消防長     西殿 孝順 本会議に職務のため出席した者は、次のとおりである。 議会事務局長  水出 公夫    書    記  横山 聖喜 書    記  山内  拓 議事日程 平成13年6月13日(水)午前10時02分開議 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定について 日程第 3 第 2号報告 平成12年度豊能町介護保険特別会計事業勘              定予算繰越明許費繰越計算書報告の件 日程第 4 第 3号報告 平成12年度豊能町一般会計予算事故繰越し              繰越計算書報告の件 日程第 5 第 4号報告 専決処分の報告の件              (自動車事故に係る損害賠償請求に関する和               解の件) 日程第 6 第 1号承認 専決処分事項の承認を求める件              (豊能町税条例及び豊能町国民健康保険税条               例改正の件) 日程第 7 第 2号承認 専決処分事項の承認を求める件              (平成12年度豊能町一般会計補正予算) 日程第 8 第 3号承認 専決処分事項の承認を求める件              (平成12年度豊能町介護保険特別会計事業               勘定補正予算) 日程第 9 第 4号承認 専決処分事項の承認を求める件              (平成12年度豊能町下水道事業特別会計補               正予算) 日程第10 第37号議案 動産の取得について 日程第11 第38号議案 動産の取得について 日程第12 第39号議案 豊能町個人情報保護条例制定の件 日程第13 第40号議案 平成13年度豊能町一般会計補正予算の件 日程第14 第41号議案 平成13年度豊能町老人保健特別会計補正予              算の件 日程第15 第 4号請願 ダイオキシン汚染物保管施設に関する請願書     開会 午前10時02分 ○議長(安井修己君)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は19名であります。  定足数に達しておりますので、平成13年第3回豊能町議会定例会を開会いたします。  定例会に当たりまして、町長より発言を求められていますので、これを許します。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  皆さん、おはようございます。  本日、平成13年の第3回豊能町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、早朝より全員ご出席いただき、誠にありがとうございます。  ただいま本町にとりまして最大の課題は、ごみ収集を今後も今迄どおり進めていくということでございます。この問題につきましては受け入れ自治体の考えもあり、現課の職員の苦労ははかり知れません。また、ごみ収集車につきましても、まず職員の仮事務所を設置するところが吉川支所2階しかなく、そのためふれあい広場、光風台六丁目周辺の住民の方には大変ご迷惑をおかけしているところでございます。本町といたしましては、一日も早い恒久基地確保に向け努力してまいる所存でございます。  また、ダイオキシン問題の解決に向け、毎月、山内、口山内自治会と定期的に話し合いを持っております。その中で、一日も早く土壌の処理とドラム缶の移動を強く要請されております。先日6月1日の施設組合議会終了後、夜8時から山内、口山内、平和台の合同役員会を持ち、土壌処理に向けての話し合いが始まったところでございます。町としても、国・府に支援を求めながら、一日も早い解決に向けて取り組んでまいりますので、議員の皆様におかれましては、どうかよろしくご協力賜りますようお願い申し上げます。  6月定例会議会への提出案件は、報告3件、承認4件、議案5件でございます。どうかよろしくご審議賜りましてご決定いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。 ○議長(安井修己君)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、7番・藤野裕次郎議員及び8番・塩谷宣子議員を指名いたします。  日程第2「会期の決定について」を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から6月25日までの13日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月25日までの13日間と決定いたしました。  日程第3「第2号報告 平成12年度豊能町介護保険特別会計事業勘定予算繰越明許費繰越計算書報告の件」の説明を求めます。  室木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(室木伸治君)  ただいま議題となりました、第2号報告、平成12年度豊能町介護保険特別会計事業勘定予算繰越明許費繰越計算書報告の件につきまして、ご説明いたします。  この計算書、地方自治法施行令第146条第2項の規定によりまして、別件のとおり報告いたすものでございます。  本件につきましては、本年の3月定例会におきまして、第18号議案、介護保険特別会計事業勘定補正予算について、によりまして、繰越明許費を提出して議決をいただいた介護保険システム改修事業に係るものであります。これは平成14年1月1日から、訪問通所サービス短期入所サービスとが一つの居宅サービスとして統一されることに伴う事務処理システムの改修事業でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  日程第4「第3号報告 平成12年度豊能町一般会計予算事故繰越し繰越計算書報告の件」の説明を求めます。  木許助役。 ○助役(木許健治君)  次に、第3号報告、平成12年度豊能町一般会計予算事故繰越し繰越計算書のご報告をさせていただきます。  款教育費・項保健体育費のシートスワールプール等改造事業に係るものでございます。本事業は、当初予算で計上させていただき、11月の臨時議会でバリアフリー対策や衛生管理を徹底するため予算の増額補正の承認をいただいており、平成12年度内の完成に向け取り組んでまいりましたが、工期の遅れから平成12年度内の完成が困難となったため、事故繰越しを行ったものでございます。  なお、本事業につきましては、4月上旬で完了しており、現在は住民の方々にご利用いただいておるところでございます。  よろしくお願いします。 ○議長(安井修己君)  日程第5「第4号報告 専決処分の報告の件」の説明を求めます。  佐久教育次長。 ○教育次長(佐久裕機君)  第4号報告、専決処分の報告の件につきまして、ご説明申し上げます。  本件につきましては、平成13年3月2日に発生をいたしました、町立図書館所管の公用車の自動車事故に係る損害賠償請求に関する和解に関しまして、地方自治法第180条第1項の規定によりまして、専決処分にさせていただきましたので、同条第2項の規定によりまして報告するものでございます。  和解の当事者といたしまして、甲:豊能町長 日下纓子。乙:兵庫県川西市鼓が滝二丁目13番地9号、中村 渚でございます。  事故の概要といたしましては、平成13年3月2日午前11時40分ごろ、池田市畑四丁目17番の路上におきまして、教育委員会生涯学習推進課職員運転の公用車が信号で停車しているところに、後方より走行してきた乙の運転する車両が追突してきたものでございます。  和解の内容といたしまして、事故の過失割合を乙:中村 渚の100%とするものでございます。  本件の事故につきましては、相手方が100%過失がございますが、教育委員会といたしまして、職員の交通安全につきまして十分注意をするよう、業務を行うよう、これを機になお一層の周知を図ったところでございます。  以上、ご報告を申し上げます。 ○議長(安井修己君)  日程第6「第1号承認 専決処分事項の承認を求める件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  第1号承認、専決処分事項の承認を求める件(豊能町税条例及び豊能町国民健康保険税条例改正の件)について、提案の理由を申し上げます。
     本件につきましては、最近の社会経済情勢の変化に対応するなどの観点から、地方税負担の軽減及び適正化等を図るために、贈与税の基礎控除の引き上げ、相続税の特例の拡充、土地の譲渡所得課税の特例あるいはバリアフリー化に対応した高齢者向けの優良賃貸住宅の供給を促進するための税制の創設などを中心にした地方税法等の一部改正が、平成13年3月30日付にて国において公布をされました。本町におきましても、この法律改正に伴いまして、本町税条例等に該当する部分の改正を行う必要があったため、地方自治法第179条第1項の規定により、平成13年3月31日付にて専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により、議会に報告し承認を求めるものでございます。  本町税条例の改正に係る部分の概要につきまして、ご説明を申し上げます。  まず、個人住民税関係におきまして改正された点は、大きくは3点ございます。  まず、1点目でございますが、平成11年度に改正されました長期土地譲渡所得に係る課税の負担軽減措置の適用期限を平成16年度まで延長されたこと。  それから2点目は、平成8年度に改正され、平成12年度におきましてもさらに3年間延長されました、優良住宅地の造成等のために土地を譲渡した場合における長期譲渡所得に係る課税の負担軽減措置の適用期限を平成16年度まで再度延長されたこと。  それから3点目は、商品取引による所得は、現行では事業所得または雑所得として総合課税されておりましたが、平成13年4月1日から平成15年3月31日までの間、商品先物取引による所得につきましては、ほかの所得と分離して全体で26%、国が20%、府が2%、町が4%という割合の税率によりまして、課税する申告分離課税の特例を設けたことの改正でございます。  次に、固定資産税関係でございますが、大きくは2点ございます。  1点目は、震災等により滅失しまたは損壊した家屋の敷地として使用されていた土地で、被災を受けた年度の固定資産税について、住宅用地の特例措置を受けていた土地につきましては、被災した年度の翌年度または翌々年度の課税は、当該土地を住宅用地とみなして、住宅用地の特例を適用すること。また、この規定を仮換地及び区分所有家屋に係る敷地である共用土地につきましても適用することとされたこと。  2点目は、高齢者の住宅の安定確保に関する法律に基づきまして、高齢者単身または高齢者夫婦世帯を対象に供給される一定の条件を満たす優良な民間賃貸住宅を、平成16年3月31日までの間に新築した場合、新築後5年間、固定資産税の税額の3分の2を減額するということなどの改正でございます。  ほかには、国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、これは先の個人住民税で説明をさせていただきましたように、商品先物取引に係る雑所得が総合課税から申告分離課税になったことによりまして、国保税の所得割の計算上、除外されるということになりますので、それを除外されないように、従来どおり当該雑所得を所得割の算定基礎に参入する措置として特例を設けるものでございます。  そのほかの改正につきましては、引用条文、文言等、規定の整備を行ったものでございます。  以上、改正条例の概略を説明させていただきまして、提案の理由とさせていただきます。何とぞご審議のうえ、ご承認いただきますようにお願い申し上げます。 ○議長(安井修己君)  これより本件に対する質疑を行います。ございませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  質疑を終結いたします。  これより討論を行います。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本件は、原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。     (多数起立・16:2) ○議長(安井修己君)  起立多数であります。よって、第1号承認は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  日程第7「第2号承認 専決処分事項の承認を求める件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  木許助役。 ○助役(木許健治君)  それでは、第2号承認、平成12年度豊能町一般会計補正予算の専決処分につきまして、ご説明申し上げます。  国や府からの交付金や補助金につきましては、その金額の確定が年度末にならざるを得ないものがございます。また、町の一般会計予算におきましても、年度末まで確定しない事務費、事業費、他会計の決算見込みの状況によりまして確定しなければならない繰出金など、3月議会にお諮りすることのできなかった歳入歳出予算につきまして、地方自治法第179条第1項の規定によりまして、3月31日付で町長が専決処分いたしましたので、その内容をご報告し、ご承認をお願いするものでございます。  では、お手元の補正予算書1ページをご覧ください。  第1条といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ2億3,578万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ27億3,749万6,000円とするものでございます。  補正後の款項の区分及び歳入歳出予算の金額は、2ページから6ページの第1表、歳入歳出予算補正に記載のとおりでございます。  第2条の地方債の補正でございます。  7ページの記載のとおりでございますが、府営切畑川地区ほ場整備事業に係る記載の充当額の確定に伴いまして、発行する限度額を20万円増額補正いたしまして、310万円とするものでございます。  では、今回の歳入歳出の補正内容につきまして、ご説明申し上げます。  まず、歳入の方からご説明申し上げます。  10ページをお開き願います。  町税関係でございます。景気の低迷によります個人所得や法人所得の伸び悩み、徴収実績等により減額するものでございます。  11ページをお願い申し上げます。  自動車重量贈与税から、13ページの交通安全対策特別交付金までにつきましては、それぞれの交付額の確定に伴い、増額補正するものでございます。  次に、災害復旧費分担金でございますが、平成11年度の集中豪雨により被災した農地、農道、水路及びため池の復旧事業に関するものでございます。説明欄の耕地災害復旧費分担金につきましては、事業費の確定及び府の補助率のかさ上げに伴いまして減額するものでございます。  ため池災害復旧費分担金につきましても、事業費の確定に伴い減額するものでございます。  14ページをお開き願います。  民生費負担金でございますが、老人保護措置費用徴収金につきましては、特別養護老人ホームの入所者の実績により減額し、児童運営費徴収金につきましては、町外での委託保育に係る徴収金を見込んでおりましたが、徴収実績がなかったため減額するものでございます。  次に、民生費使用料の双葉及び吉川保育所使用料でございますが、入所児童数が当初見込みを下回ったことや所得階層の変化などによりまして、減額するものでございます。  次に、衛生手数料の訪問看護手数料でございますが、利用者が当初見込みを下回ったこと等により減額するものでございます。  15ページをお願いいたします。  民生費・国庫負担金でございますが、保育所に係る児童措置国庫負担金でございます。入所児童数が当初見込みを下回ったことや所得階層の変化等により減額するものでございます。  なお、平成11年度の実績確定によりまして、過年度交付分として609万6,000円を増額しております。  児童手当の交付に係る被用者児童手当国庫負担金及び非被用者就学前特例給付国庫負担金でございますが、交付対象者の実績により補正しているものでございます。  身体障害者保護費国庫負担金でございますが、給付実績により減額するものでございます。  次に、民生費国庫補助金でございますが、これにつきましては、身体障害者ホームヘルプサービス事業国庫補助金で、649万8,000円の減。在宅重度身体障害者短期入所事業国庫補助金で、85万円の減となっております。これらの補助金が、補助メニューの統合によりまして、身体障害者住宅福祉事業費国庫補助金として交付されたこと。また、ホームヘルプ及びショートステイの実績によりまして、604万2,000円を新たに補正しているものでございます。  次に、教育費国庫補助金でございますが、2月の臨時議会でご承認賜りました、公民館における情報通信設備器材の導入に係る補正予算の中で、パソコン等の購入費に対する補助金を、当初、大阪府から交付される見込みで予算計上しておりましたが、国から交付されることになりまして、交付確定額1,246万6,000円を府補助金の方から組み替えまして計上しているものでございます。  これに伴いまして、後から出てきますが18ページの教育費府補助金のところで情報通信説明府補助金1,185万7,000円を減額させていただいております。  次に、16ページをお開き願います。  民生費国庫委託でございますが、児童手当事務国庫委託金につきましては、交付実績により増額するものでございます。  次に、民生費府負担金でございます。保育所に係る児童措置費府負担金につきましては、15ページのところでご説明申し上げました、保育所に係る児童措置費国庫負担金と同様の趣旨によりまして補正するものでございます。  身体障害者保護費府負担金及び厚生医療給付事業府負担金につきましては、補正後及び厚生医療の給付実績に伴いまして減額するものでございます。  次に、民生費府補助金でございますが、障害者福祉作業所運営事業府補助金につきましては、作業所の利用実績によりまして増額するものでございます。  17ページをお願いいたします。  障害者福祉事業等府補助金、重度身体障害者住宅改良助成府補助金、障害者社会参加等総合補助金につきましては、いずれも事業実績に伴う減額及び増額でございます。  老人福祉費府補助金の在宅老人福祉対策事業福祉補助金の62万8,000円の減額及び交流ふれあい事業府補助金71万7,000円の減額につきましては、在宅高齢者総合等支援事業府補助金に統合し交付されることに伴いまして、減額するものでございます。また、在宅高齢者総合支援等事業府補助金につきましても56万2,000円の減額となっておりますが、これにつきましては在宅老人福祉対策事業府補助金や交流ふれあい事業府補助金の組み替えにより増額となるものの、補助対象であります社会福祉法人、利用者負担減免措置助成の実績がなかったこと。また、当初、この補助金に含まれておりました介護保険低所得者利用者負担対策事業費府補助金84万3,000円が別途交付されたことによりまして減額となっているものでございます。  保育所運営費府補助金につきましては、保育所に係る非常勤や医師等の経費が補助採択されたこと等によりまして増額するものでございます。  隣保館運営費府補助金につきましては、大阪府の補助率が4分の3から3分の2へ変更されたことによりまして減額するものでございます。  放課後児童健全育成事業府補助金につきましては、育成室の利用者の実績によりまして増額するものでございます。  次に、この衛生費府補助金から、次の18ページの諸支出金府補助金の各目の中で歳出名称が振興補助金と記載されております府補助金につきましては、市町村振興補助金でございます。これは府内市町村の行政改革、広域行政及び緊急課題等に関する事業に対しまして、財政委譲と勘案して府から交付されるものでございまして、本町には全体で12年度の実績といたしまして5,860万円が交付されるものでございます。  17ページに戻りまして、次に、教育費府補助金でございます。  家庭の教育力充実事業府補助金につきましては、当該事業の補助対象経費が減額となったことにより減額するものでございます。  18ページをお願い申し上げます。  情報通信設備府補助金につきましては、公民館に導入した情報通信設備器材に係る補助金の国庫への組み替えに伴い、減額するものでございます。  次に、災害復旧事業費府補助金でございますが、過年度、耕地災害復旧費府補助金につきましては、事業費の確定、補助率のかさ上げにより増額するものでございます。  過年度ため池災害復旧費府補助金につきましても、事業費の確定に伴い減額するものでございます。  次に、総務費府委託金の在外選挙人名簿登録事務府委託金につきましては、登録者数の実績に基づきまして交付されるものでございます。  19ページをお開き願います。  利子及び配当金でございますが、財政調整基金運用収入から、文化振興基金運用収入まで、それぞれの基金の預金利子の確定に伴いまして補正するものでございます。  次に、吉川財産区繰入金でございます。吉川財産区議会議員一般選挙が、立候補者数が選挙を行う人数に達せず無投票となりましたことにより、投票に係る経費が不用となり減額するものでございます。  20ページをお開き願います。  財政調整基金繰入金町債管理基金繰入金及び地域福祉基金繰入金でございますが、歳入の増額及び歳出の減額に伴いまして、余剰財源が生じたことにより、当該基金からの繰り入れをそれぞれ減額するものでございます。  次に、雑入でございますが、消防団退職報償金につきましては、消防団の退団者が当初見込みより増えたため増額するものでございます。  救急業務に係る受援金につきましては、箕面市の止々呂美地区におきまして本町が出動した救急業務の実績により増額するものでございます。  在宅高齢者総合支援等事業利用者負担金につきましては、配食サービス事業紙おむつ給付事業等の実績が当初見込みよりも下回ったことなどにより減額するものでございます。  市町村振興助成金につきましては、財団法人大阪府市町村振興協会から助成を受けるものでございまして、ユーベルホールでの文化イベント、広域観光ポスター作成等の事業に対する助成金を増額するものでございます。  保育所受託料につきましては、他市からの委託保育の受け入れを行いましたので、補正するものでございます。  猪名川上流広域ごみ処理施設組合人件費負担金につきましては、施設組合に本町から派遣しております職員の人件費相当分として負担金が交付されるため増額するものでございます。  21ページをお開き願います。  町債の農林水産業債でございますが、起債の充当率が上がったことに伴い増額するものでございます。  歳入の説明は以上でございます。  次に、歳出の主なものについて、ご説明申し上げます。  22ページをお開き願います。  議会費でございます。議員報酬、議員期末手当及び議員共済会の減額につきましては、議員1名分の欠員によるものでございます。費用弁償及び特別旅費につきましては、議員会派別研修や常任委員会視察等の不用額を減額するものでございます。  次に、一般管理費でございますが、社会保険料につきましては、雇用保険料の負担金に係る不用額でございます。  印刷製本につきましては、例規集の追録等に係る不用額でございます。  手数料につきましては、職員の健康診断の受診者が当初見込みより少なかったことによる不用額でございます。  次の財政調整基金積立金から、次の23ページの公共施設整備基金積立金までにつきましては、主に基金から生じた預金利子相当分に合わせて積立額を補正するものでございます。  財政調整基金積立金につきましては、今回の補正による歳入の増額及び歳出の減額による余剰財源分の積み立て、地域福祉基金につきましては、福祉目的の給付金相当分を積み立てております。  次に、文書広報費でございます。印刷製本につきましては、広報車、人権特集号の印刷による入札差金による不用額等を減額するものでございます。  業務委託料につきましても、広報車の宅配に係る委託料の不用額等を減額するものでございます。
     次に、会計管理費でございますが、会計伝票等の印刷物が当初見込みより少なかったため減額するものでございます。  次に、財産管理でございます。通信運搬費につきましては、大阪府防災行政無線の活用等によりまして、本庁舎の電話代が減ったことにより減額するものでございます。  手数料につきましては、昨年の6月議会で、町有地と民間の所有地とを交換するに当たりまして、不動産鑑定に係る手数料を補正させていただきましたが、その後、交換予定の土地所有者の事情が変わりまして鑑定を行わないこととしたため、減額するものでございます。  次に、企画費でございますが、能勢電鉄、光風台駅エレベーター設置助成及びノンステップバスの整備助成の実績による不用額を減額するものでございます。  次に、電子計算費でございますが、電算に関する消耗品の購入資料の減、介護保険業務用回線の設置の減等の実績によりまして、それぞれ不用額を減額しております。  次に、防災諸費でございますが、各種警報等による初動体制がなかったことによる時間外勤務手当の減額、備蓄品の購入に係る不用額を減額するものでございます。  24ページをお願い申し上げます。  地域防災無線増設工事につきましては、豊悠プラザに設置いたしました地域防災無線の増設工事の不用額を減額するものでございます。  次に、部課徴収費でございますが、報償金につきましては、町民税の減収の影響によりまして減額いたしております。  償還金につきましては、部課徴収の減収等により減額するものでございます。  25ページをお願い申し上げます。  戸籍住民基本台帳費でございますが、一般職員費につきましては、育児休業の職員に係る人件費等を減額するものでございます。  次に、豊能町吉川財産区議会議員一般選挙費でございますが、立候補者数が選挙を行う人数に達せず無投票となりまして、投票に係る経費を不用といたしており、減額するものでございます。  26ページをお開き願います。  豊能町土地改良区総代選挙につきましても、立候補者数が選挙を行う人数に達せず無投票となりまして、投票に係る経費が不用となったものでございます。  次に、社会福祉総務費でございますが、主なものといたしまして、業務委託料につきましては、身体障害者ショートステイ事業の不用額でございます。  町社会福祉協議会補助金及び簡易作業所運営補助金につきましては、事業実績による補助金の確定に伴う不用額でございます。  扶助費につきましては、厚生医療、補装具等の給付実績による不用でございます。  27ページをお開き願います。  老人福祉費でございますが、主なものといたしまして、委員報酬につきましては、高齢者保健福祉推進協議会等の委員報酬の不用額でございます。  報償金につきましては、高齢者住宅改修指導事業等に係る医学療法士への謝礼等の報償金の不用でございます。  業務委託料につきましては、給食サービス事業や生きがい活動支援通所事業等の在宅高齢者総合支援等事業に係る委託料の不用額でございます。  社会福祉法人利用者負担減免措置助成金につきましては、助成基準を満たす利用者がなかったことによりまして減額するものでございます。  扶助費につきましては、老人保護措置費や日常生活用具給付事業に係る不用でございます。  特別会計繰出金につきましては、介護保険特別会計事業勘定への繰出金でありまして、介護保険事業において給付実績、要介護認定経費等が当初の見込みより下回ったため減額するものでございます。  次に、保健福祉施設運営費でございますが、豊悠プラザの施設管理経費に係る不用でございます。  28ページをお開き願います。  児童福祉施設費でございますが、非常勤職員報酬及び社会保険料につきましては、双葉保育所及び吉川保育所での臨時職員や介護員等の人件費の不用でございます。  業務委託料につきましては、他市等への委託保育に係る実績の減による不用でございます。  次に、民生対策費でございますが、同和地区老人対策助成金や同和地区身体障害者・知的障害者給付金の不用額でございます。  29ページをお願い申し上げます。  予防費でございます。非常勤報酬、賃金及び業務委託料につきましては、豊悠プラザで実施いたしました機能訓練事業の実績による不用でございます。  医薬材料費につきましては、保健センターで実施いたしました各種予防接種に係るワクチンの購入実績の不用でございます。  次に、母子衛生費でございますが、健診委託料につきましては、受診者の実績により減額するものでございます。  次に、訪問看護ステーション費でございますが、訪問看護婦や機能訓練士の確保が困難であったため、不用額を減額するものでございます。  次に、30ページをお願い申し上げます。  塵芥処理費でございます。時間外勤務手当につきましては、年末年始の収集日数の減による不用でございます。消耗品燃料費につきましては、清掃車のタイヤ購入、燃料等に係る不用でございます。手数料につきましては、昨年の6月議会で豊能郡美化センターにあります清掃事務所の移転計画に係る不動産鑑定に要する経費を補正いたしましたが、鑑定予定地の面積、土地利用等の条件が合わないため、鑑定を見送ったことによりまして減額するものでございます。業務委託料につきましては、ごみの収集量の実績による不用でございます。  豊能郡環境施設組合負担金につきましては、昨年の6月議会で補正いたしました豊能郡美化センター施設内ダイオキシン汚染物の処理に係る事業を取りやめたこと等によりまして減額するものでございます。  家庭用ごみ処理容器購入費補助金につきましては、当初の見込みより件数が少なかったため減額するものでございます。  次に、し尿処理につきましては、衛生センターの施設の維持管理に係る委託料の不用でございます。  31ページをお開き願います。  農業対策費でございますが、野間口ほ場整備補完事業に係る測量設計業務を直営で行いましたことによりまして、減額するものでございます。  32ページをお願い申し上げます。  土木総務費でございますが、光風台大橋耐震診断業務等の入札差金による不用でございます。  道路維持費でございますが、道路の清掃委託の入札差金による不用額及び道路の凍結防止剤の散布業務委託の実績によります不用でございます。  33ページをお開き願います。  道路舗装費でございますが、町道の舗装工事に係る設計委託料等の入札差金による不用でございます。  次に、交通安全施設整備費でございますが、カーブミラーの設置等の工事に係る入札差金による不用でございます。  次に、住宅管理費でございますが、当初予定しておりました野間口住宅の改修戸数が減ったことなどにより減額するものでございます。  34ページをお開き願います。  河川改修費でございますが、平井川改修工事の入札差金による不用でございます。  都市計画費でございますが、都市計画審議会及び地区計画建築審議会を開催しなかったことによる委員報酬の減額でございます。  次に、非常備消防費でございますが、報酬につきましては、消防団員の出勤出動手当の不用額でございます。  次の35ページに計上しております消防団員退職報償掛金及び損害保障掛金につきましては、掛金の支払い実績による不用でございます。  次に、教育総務費の事務局費でございますが、園児・児童生徒等の健診の実績による委託料の不用でございます。  次に、小学校の学校管理費でございますが、学校で使用する備品購入に係る不用でございます。  36ページをお願い申し上げます。  中学校の学校管理費でございますが、小学校の学校管理費と同様、学校で使用する備品購入に係る不用でございます。  幼稚園管理費でございますが、非常勤職員の社会保険料の実績による不用でございます。  37ページをお開き願います。  社会教育総務費でございますが、報償金及び印刷製本費につきましては、生涯学習関連事業の各種講演会の講師謝礼やチラシ印刷等の不用でございます。  部落解放豊能町研修集会実行委員会補助金及びヤングフェスティバル実行委員会補助金につきましては、事業の実績による減額でございます。  次に、青少年対策費でございますが、奨学生の体験学習支援事業費の不用でございます。  次に、公民館費でございますが、各種の公民館講座の事業に係る不用額、西公民館の自動扉設置工事の入札差金等による不用額、本年2月に補正いたしました情報通信設備器材の購入に係る入札差金による備品購入費の不用額等でございます。  次に、図書館運営費でございますが、消耗品につきましては事務費の実績等による不用でございます。  38ページをお開き願います。  公債費の利子でございます。年間を通じまして、資金不足時の一時借入金に対する利子の不用でございます。  39ページをお願い申し上げます。  下水道事業特別会計繰出金でございますが、下水道整備に係る下水道債の元利償還金に対する交付税措置が、当初の見込みを下回ったことや東部地区の下水道施設整備に係る人件費の確定に伴いまして、一般会計からの繰出金を減額するものでございます。  次に、過年度国債耕地災害復旧費及びため池災害復旧費につきましては、平成11年度に発生いたしました集中豪雨による農地、農道、水路及びため池の災害復旧工事に係ります入札差金による不用でございます。  40ページをお願い申し上げます。  予備費でございますが、これは予備費の不用額を減額するものでございます。  今、ご説明申し上げました以外の費目につきましては、市町村振興補助金等の歳入の確定に伴います財源振替でございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議いただきまして、ご承認、決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安井修己君)  これより本件に対する質疑を行います。  岡  茂議員。 ○6番(岡茂君)  まず、23ページのですね、財産管理費の中で手数料207万5,000円、これは新光風台のらせん状の道路の中に町有地が含まれていると、こういうことで昨年の6月の議会でですね、私どもはこの町有地が入っているけども実際使えないと、京阪神興発の所有地の中に1本の町道が入っているけども、そこは事実上使えないと、価値もないと。したがって、京阪神興発と交渉した結果ですね、新光風台の一丁目の山林と等価交換をすると、お金を出さなくても済むと。したがって、その新光風台の一丁目の山林は遊歩道にして、これからの高齢化対策の散歩道にしたいという説明で、私どもは了解を、そのためにその鑑定をしたいんだということで聞いていました。非常にいいことやなと、これからの高齢化対策でその新光風台の山林をですね、遊歩道にして高齢者のための憩いの場にすると、これは非常に結構だということで私どもは賛同したわけでございますが、今回そのことなくですね、この鑑定もせず一方的に予算を取り下げるということについての理由を明確にご説明いただきたいと。先ほどの助役の説明では詳しい内容がございませんでしたので、そういうことでお願いしたいと、このように思います。  もう1点はですね、30ページの清掃事務所の光風台の六丁目の清掃事務所の、これも京阪神興発の場所を買い求めたいと。したがって、そのための適正な価格を算定するために鑑定をしたいんだと。今、1,300平米が狭いと言われましたけども、以前から場所は変わってませんよね。当時も1,300平米だったと思うんです。なぜ1年の間に場所が狭くなったんですか。清掃事務所というのは1年前も美化センターに置いてある車、あるいは清掃員の、作業員の事務所、この条件は変わってないはずなんですよ。しかも、そこで付随したですね、リサイクルの場所にもしたいと、こういう条件は前年度の6月で皆さん方が説明した内容とは全然変わっていない。これをなぜその場所が狭いから今回鑑定もしないんだという理由になりますか。その辺をもう少し明確にご説明願いたいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  財産管理費の手数料の減額でございますが、なぜ減額をしたのかということでございます。  この件につきましては、当初、去年の6月議会におきまして、本町が所有しております新光風台3−286−1、そのほかに3筆ほどあるわけでございますが、いわゆる町道敷跡でございます。その用地と、それから京阪神興発株式会社が持っております吉川319、新光風台一丁目という質問がございましたけれども、シートスの西側になります山林でございますが、その山林と等価交換をするということを前提といたしまして、6月補正で予算計上のお願いをさせていただきました。  それともう一つ、あわせて質問がございましたけれども、光風台六丁目、いわゆる下水処理施設跡地でございますが、その買収につきましても、買収をしたいということ、買収の方向で協議をしたいということで、それぞれの土地につきましてその評価を算出するために土地鑑定費用を計上させていただきました。そして、その6月定例会の全員協議会の中で、交換の説明を行いまして先生方のご意見を求めさせていただいたというのが経緯でございます。意見といたしましては、その賛否両論ございまして、慎重に対応するようにというご意見をいただいたことも記憶しているところでございます。その後、京阪神興発の希望といたしまして協議を進めさせていただきましたけれども、京阪神興発の希望といたしましては、これらの用地の交換とそれから買収ですね、光風台六丁目の用地の買収、町が買収するということをセットで協議してほしいという申し入れもございまして、その方向で町といたしましても協議を開始させていただきましたけれども、その後に光風台六丁目下水処理施設跡地を町が買収するということにつきましては、その清掃事務所とかあるいはパッカー車の置き場のほかに、当初はその清掃事務所とそれからパッカー車の置き場で用地を確保したいという考え方でございましたけれども、そのほかに、その後に、家電リサイクル法に基づく家電廃棄物などの保管用地も確保する必要があるということもございまして、その当該用地では狭いというようなことで、条件としては適当でないということから買収を見送りさせていただきまして、新光風台、いわゆるS字カーブ付近の町道敷跡地と、それから京阪神興発が所有しておりますシートス西側のその山林との等価交換だけを条件に協議をしたいということで町の方から申し入れましたけれども、京阪神興発とは意見が合わず現在に至ったといったようなことでございまして、その協議が整わないまま年度末を迎えたということになりまして、やむを得ず専決処分にて減額をさせていただきました。  この件につきましては、等価交換等につきましては、今現在もその話しが終わったというわけではございませんでして、現在も協議中でございます。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  岡  茂議員。 ○6番(岡茂君)  今、説明がありましたけどね、抱き合わせで交渉していたと。ところが、一方の清掃事務所の方を断ったので等価交換ができなくなったということですけども、京阪神興発の方が、例えばですよ、豊能町としましてもあそこのS字の京阪神興発の中の図面上は、登記上は道路があるといったって使えませんよね、事実上町としても。もう遊休地でした、完全に。それならばですよその山林を無償でくれるということであればですよ、私は喜んで交換すべきだと、私は思うんですけどね。だから、こっちの方は継続的にですね、交渉をですね、していただきたいと、このように思ってます。しかも、私が昨年のときに、その山林なんかと交換して使い道がありますかと、私、聞いたと思うんです、全協で。そしたら、そういう散歩道、遊歩道をつけて憩いの場にしたいと、これから高齢化を迎えるに当たってそういうことも考えられますと、こういうはっきりした答弁を私はもらって、これは結構なことだということで賛同した経過がございます。したがって、一方的に予算を削ってゼロにしてますけども、その事業についてはですね、事業といいますか交渉事については、ぜひ継続してお願いしたいなと、このように思います。  それから私、非常に残念でならないのは、皆さん方の事業、仕事はですね、やっぱり継続、先を見た仕事をしてもらわないといかんと思うんですね。昨年はそのリサイクル法がもう既にですね、今年の4月から施行されることは目の前にありましたよね。なぜ昨年の6月の時点でそういうパッカー車、清掃事務所と付随してリサイクルのセンターを併設したいんだということであれば、もう昨年の時点でわかっていることなんです。その時点では、ここが一番いい場所ですといって皆さん方は説明したわけなんですよ。それを急遽、ころっとですね、そういう内容を、今度はリサイクルセンターも併設したいと。これから皆さん方が考えようとされている行政の、今、分散して置いてますよね、置こうとしてますね、東ときわ台とふれあい広場とゲートボール場跡地にね。これから来年の3月までにはちゃんと清掃事務所を確保したいと、私また一般質問をしますけども、その場所はリサイクルセンターも併設する場所を考えているんですね、今のその説明であればですよ。私が今、言いたいのは、やっぱりどんどん先を見越した事業を展開していかないと、もう1年たったら前の事業は状況が変わったからやめですわと、こんなね、行政の継続性のない仕事いうのは、私は大変住民に不幸をもたらすと、このように思ってますし、また税金の有効活用からすればですね、無駄のない、そんなにコロコロ内容が変わるようなことのないように、ぜひお願いしておきたいと思います。  答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  ただいまご質問いただきました事業執行につきましては、計画性をもって執行するようにということでございます。私たちもその点につきましては十分承知をした上で事業を進めているわけでございます。ただ、いろいろ諸般の事情等もございまして、やむを得ずその変更をする場合もございます。しかしながら、先生おっしゃった、その趣旨につきましては、私どもも十分理解しているところでございまして、今後とも、その適正な執行また効率のよい事務執行に、最小の経費をもって最大の効果が上がるようにさらに努力を続けてまいりたいと存じますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(安井修己君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  私の方からは、家電リサイクル法については今年の4月から実施するということについては6月の時点で決まっていたではないかというご質問の趣旨でございますけれども、これにつきましては家電リサイクル法の条例等を提出させていただいたときにもお話しをさせていただきましたけれども、詳細にですね、そういう持っていく場所とかそういったようなやつが決まってきたのが11月の中ごろぐらいだったということで、なかなか家電リサイクル法の具体策というのが国の方から示されていなかったというのが現状でございます。それで、そういった家電リサイクル法の施行に伴いまして、ストックヤード、あるいはリサイクル用品の置き場等を確保するということが必要となり、また7月になりまして公害調停の締結によりまして、平成18年12月20日までに施設を処分することが明記されたわけでございます。この時点では、容器包装プラスチックや瓶・缶等の処理は当初、1市3町の施設ができ上がっておりまして、そこで処理できるというふうに考えていたところでございますけれども、施設の完成時期が平成18年9月に大幅に延長されたということもございまして、今後、容器舗装プラスチックや瓶・缶等の中間処理をする場所等も考慮した用地を確保しなければならないという状況となりましたので、処理場跡地では十分な用地の確保ができないということも考えまして、今回、土地の鑑定は行わなかったということでございますので、どうぞひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  秋元美智子議員。 ○10番(秋元美智子君)  2、3質問させてもらいます。  まず、今の問題ですけど、最初、助役の説明では、土地交換者の事情が変わったとおっしゃいましたね。相手方の事情が変わったと。しかし、今、お話しを聞いている限りでは、町の方の事情が変わったとしか受け取れないんですね。パッカー車置き場にしようと思っていたけども、そこはスペースがだめになったというような町の事情であって、あの土地をどう利用するかは相手方には関係ないわけですよ。セットでもともと交換しようっていう話しだったと思います、これは。それが、町の方が、パッカー車置き場ではちょっと都合が悪くなったから、じゃあいりませんと。私はどうしてこれが相手方の都合なのかちょっとよく理解できないので、何をもって相手方の都合で変わったのか、その辺の事情をもう一遍お願いいたします。  それとですね、ちょっと私、疑問に思いましたのは、家電リサイクル法で一体どのぐらいのスペースが必要なんでしょうか。前回、手数料の件では、その審議の中で、これは実際あまり町に持ってくる率は少ないだろうと。決して多くいっぱいくるっていうふうには話しの中になかったわけですわ。それが何で家電リサイクル法であの土地が、要するにパッカー車置き場、ごみ収集の関係では無理になったのか。その辺の事情もよくわかりません。  それともう1点、公害調停のことを今ちょろっとお話しされましたけど、施設の解体云々っていうのはあの条項には入ってなかったと思うんですね。私の聞き間違いなのか、よくちょっと理解できてませんので、そのあたりをどういうふうに把握されているのか、お尋ねいたします。  それとですね、今のお話しを聞いてますと、抱き合わせじゃないと相手が応じない。けれども、新光風台の件に関しましては協議中だと。これは協議中ではなくて、もう協議は決裂したというふうに私は受け取れるんですが、これは協議中なんですか、可能性はあるんですか、お尋ねします。  それと、14ページの保育園の関係に移らせていただきます。人数が、当初、両方あわせて、双葉と吉川保育所をあわせて170名予定されていたと。ところが現実は130名だったと。約4分の1の減少だったわけですけれども、この理由というのは、4分の1も減少になったこの理由というのは何でしょうか。今迄子どもさんを預けていた方が、例えばリストラに遭って勤め先をやめたのか、在園生がやめられた率が高かったのか、新しい方が、全く0歳からだと思いますが、その方の人数が少なかったのか、事情をちょっと教えていただきたいなと思うんですね。それとも、もう少子化の影響がここまで出てきているのか。  それと、これとあわせて多分この28ページの人件費の削減の方にきてるんだと思いますけども、現在、両園をあわせてですね、正職の人数。それと、臨時職員の人数、その人員体制を合わせて教えてください。  以上です。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  木許助役。 ○助役(木許健治君)  秋元議員の質問にお答えします。  私の答えれる範囲で答えますけども、先ほど相手方の事情が変わったということなんですけども、先ほど総務部長の方から説明がありましたが、要するに京阪神興発とそれから我が町の一つが、先ほどの新光風台の横の山とそれから町道の交換の話し、等価交換。それと、光風台六丁目のその下水道処理場の面積、1,300平米ですけども、実はその3点についてですね、相手方と交渉の中ではそういう3点セットの話しがございましてですね、1,300平米につきましては、家電リサイクル法等の関係から、その面積ではやはり不足するというふうに町が判断しましたので、その段階で相手方と町としてはその面積については購入できない、替えができないという話しをした段階で、相手側がですね、その交換についても、じゃあその話しについてはもう暫くお話しを引き続きさせていただきたいという話しがございましてですね、そういう意味での相手側の事情ということでございます。ですから、新光風台の方の山林とですね、4万平米あるんですけども、そことそれから町道の方ですね、の等価交換につきましては、引き続き今現在も交渉中ということでございます。  それから、家電リサイクル必要面積につきましては、部長の方から答えるようにいたします。  公害調停で施設の解体云々という話しですけども、確かに秋元議員が言われるように、公害調停の中で施設の解体という項目はございません。要は、申し上げましたのは、公害調停というか施設の解体に伴いまして、美化センターがあの関係でですね、要するに、1市3町のごみの施設の建設が延びたと、平成18年まで延びたということで、今現在、美化センターでやっているもろもろのですね、ごみの収集業務に絡む業務につきましてですね、いずれにしましても、センターが一定の時期に美化センターにつきましては閉鎖せざるを得ないような状況になるでしょうという中で、そこでやっておるそのごみの収集の業務につきましても新たにやる、先ほどの光風台六丁目の1,300平米では、そういう家電リサイクル以外のごみの作業がどうしても必要になるということがございましてですね、その面積でも足らなくなるということでございます。  私の方からは、ちょっと以上でございます。 ○議長(安井修己君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  家電リサイクルに関する置き場の件でございますけれども、この家電リサイクルにつきましては、今現在、対象になる物件につきましては非常に少ないわけでございまして、直接的に置く場所というのはあれなんですけれども、一応、今、計画をしておりますのは、リサイクル置き場とそれからそういう家電置き場等についてですね、両方で約200平米ほどのものが必要であろうというふうに思っております。家電リサイクルもですね、冷蔵庫、テレビ等の4品目別ごとにですね、それからA地区とB地区の行き先別にですね、分けて仕分けをしなければならないということもございますので、それぐらいの面積が必要であろうというふうに思っております。  それから、公害調停の件でございますけれども、これにつきましては平成18年12月20日までに環境対策も含めてですね、施設等を処分するというふうに書いてあったと。今、持っておりませんけれども、そういうふうに理解しておりまして、いずれにしましても、山内、口山内との契約も18年12月20日までという形になっておりますので、更地にしてですね、その時期には返さなければならないというふうに考えているところでございまして、先ほど助役からも答弁がございましたけれども、1市3町の施設等が遅れてまいりますと、そういう施設等も、ヤード等もですね、こしらえていかなければならないんではないかというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○議長(安井修己君)  室木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(室木伸治君)  申し込み者数の減はなぜかということでございますけれども、予算では途中入所等もいろいろありますので多少多めといいますか、双葉で80名、吉川で90名の予算を組んでおって、実際、申し込み者があったのが、双葉が55名で吉川が75名と言われたとおりでございまして、少子化の影響があるかということでございますけれども、多少はあるかもわかりませんが、そこまで私の方でちょっと今、把握しておりません。どんな理由があるかというのはこれからちょっと考えてみたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、正職の人数でございますけれども、私が今、把握しておりますのは、正職は所長以下23名の人件費を組ませてもうておりまして、嘱託の保育士等の報酬等は30名で予算を組ませてもらっておりますので、実際の人数、嘱託等は何人というのは、交代制で勤務をしておりますので、それが全体で30名予算を組んでおるということでございますので、毎日何人来ておるのかというのは、ちょっと今のところ詳細な資料を持っておりませんのでわかりません。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  吉川保育所、双葉保育所の正職員と非常勤の人数についてでございますが、吉川保育所につきましては、正職員が11名でございます。そのうち非常勤が27名、延べ人数にしまして5人ということでございます。双葉保育所につきましては、これも同じく11名でございます。非常勤職員につきましては16人で、延べ人数につきましては5人ということで、合計、正職員が22名、調理員が非常勤で43名、延べで10人ということになっております。  よろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  室木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(室木伸治君)  大変申しわけございません。我々は要求というかそちらの方でちょっと人数を把握しておりましたので、今、町長公室長が申し上げた人数のとおりでございます。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  秋元美智子議員。 ○10番(秋元美智子君)  保育園の関係に関しましては、なぜ減ったのか、ちょっとこれからやっぱり分析していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでですね、こっちの土地鑑定の方なんですけどね、さっきの部長の説明でいくならば、まだあそこの土地交換の話しは決裂してないというならば、なぜこれ鑑定に出さなかったんですか。鑑定をここで引き下げる理由がわからないんですね。決裂してないわけでしょ。その理由が一つわかりません。  それと、あそこのパッカー車置き場の件の土地が、要するに町としてはそういう使い方ができなくなったからやめましたというお話しなんですけどね、公害調停で平成18年12月20日までに土地を返さなくちゃいけなくなったと、美化センターの土地を。あれは土地を返せってことじゃなくて、そこの期限までにきれいにしなさいっていうことですね。そのことを十分把握していただきたいんですね。なぜそう申しますかというと、もともと行政はあそこであの炉を改造してそのまま借り続けるはずだったわけでしょ、違いますか。それだったら、その土地を借り続ける方向で1市3町の炉の施設組合のパッカー車置き場とかそういうふうな、そういう政策も取れるわけですわ。そういうふうに切り替えて、あそこの光風台の、あそこの浄水のところをね、下水道のところをやめたのかと思ったらば、またまた説明が、おかしな説明をされてくる。私が聞いている限りでは、業者の方の都合っていうのは一切感じられません。行政の方の方針がぐらぐらしててね、結果的にこういうふうになったとしか今のところは聞こえないんですね。まず、美化センターのあの土地をきれいにしろと言っている平成18年度の20日までの状況、これは土地をきれいにしろと、期限があそこまでになっているから、そのまま、きたないまま相手に返すんじゃないかっていうことで第三者の公害調停委員会がそういう歯止めをかけたわけです。高濃度汚染物、汚染土壌に関してです、これは。無責任なことにならないようにと。出ていけってことを言ったはずじゃないはずです、あれは。それを何かすり替えてこられている。  それともう1個、リサイクルは200平米必要とおっしゃってましたね。家電リサイクル法ではそんなに必要ないはずです。今、このリサイクル、ほかのリサイクルのことも挙げてましたね。現実的にまだこれは思案中の段階です。動いているわけじゃありません。本当にそれも取り組むのかどうかなっていうふうな、正直言って疑問が出てきちゃうんですね、今の説明を聞いてますと。ですから、ちょっとその方針ですね、美化センターの土地に対する考え方は改めていただきたいっていうことと、1点、なぜあそこの土地交換に関しては鑑定に出さないんですか、決裂してないならば、説明をお願いします。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  木許助役。 ○助役(木許健治君)  お答えいたします。  美化センターにつきましては、平成18年12月までに更地にして返しなさいというその約束になっていることは、議員おっしゃるとおりでございまして、私どももそういうふうに理解しております。  それは私ども、当然理解しているわけですけども、当然、その関係でですね、たまたまあれなんですけども、1市3町のごみ処理の施設が同じような18年になったわけですけども、ごみ処理の美化センターで行うそのごみのいろんな中間処理作業は、いずれにしましても一定ある時期に豊能町内でやらざるを得ないということで、そういう質問につきましても言いますということです。言われるように、18年までに更地にして返すという認識については、私どももそういうふうに考えております。  それから、鑑定しなかったのはなぜかというふうに、町道につきましてですね、それにつきましては相手方との交渉がですね、なかなか進展しなかったということで鑑定につきまして遅れてしまったということでございまして、新たにまた調整、相手方との話しがつけば鑑定に入りたいと、そういうふうに思っております。  それから、リサイクル法上の面積、200平米というものについては、部長の方からお答えいたします。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  家電リサイクルの置き場でございますけれども、先ほども言いましたけれども4品目、あるいは行く方向、置き場等の分別をしなければならないということで、場所がある程度必要なわけでございますけれども、今現在、考えておりますのは、リサイクルを今、リサイクル用品ですね、そういったようなやつを集めて置いておく場所等も必要であるということから、そのリサイクルの置き場とですね、それから家電4品目等を置く場所等を含めまして、大体200平米ほど必要だというふうに、今現在、考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  秋元美智子議員。 ○10番(秋元美智子君)  私はね、新光風台のあの土地の町道敷のことを進展させるために鑑定すべきじゃないですかってことを質問してるんですね。出てきた結果、これは土地交換に値しないとかいう結論をもう出してしかるべきじゃありませんか。そのための鑑定だったと思うんですね。また、そのために鑑定すべきだと思うんです。それが、相手がもう全然その気がないっていうんだったら話しは決裂してるんじゃありませんかっていうことで、ここに予算を変えてくるのはわかるんですよ。まだ現在、お話し中で、そのお話しを進めるために鑑定するんじゃありませんの。その町の方針がよくわからない。わからないと同時に、これからもしかしたら別の土地を出してきましてね、非常に町にとってマイナスなものと抱き合わせになるんじゃないかなという変な不信感まで持ってしまうんですね。ですから、現在進行でこの話しを進めるおつもりであるならば、やっぱり鑑定して進めていくべきお話しだったんじゃありませんか。ここに戻ってくる理由がよくわかりません。そういう町のやり方に対しても非常に疑問を持ちます。  それとですね、今、美化センターのところには職員の休憩場もありますね、テントもあります、土地もあります。あれはあのまま使って有効に生かすべきじゃありませんか。あれを何も解体して大変な費用をかけてね、そこで大きなまた財政を使って新たな土地を購入して、家電リサイクルのために、パッカー車置き場のために使うよりも、やはりあのまま美化センターってあの土地をどう生かしていくかっていうことを考えるべきじゃありませんか。それは考えられるはずでしょう。何しろ大きな炉を改造してあのまま使おうと思っていたわけですから。今、部長の言うことが通じるならば、あの炉を改造しましたですね、使っててもいずれにしても、じゃあ平成18年には壊すことになったのかってなりますよ。違いますでしょ。さらに借りられる予定があったから炉の改造計画を立てたんじゃありませんか、あれは。ただ、不幸にしていろいろ汚染状況がわかってきて、炉は休炉することになりました。1市3町っていうふうになりました。だけど、パッカー車の置き場所、リサイクルの場所というのは、あそこの場所でもいけることじゃないですか。町としてそういう方針はなぜ立てられなかったのか。ですから、私はこの鑑定に関しましては、非常に疑問を持っておりますので、答弁をお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  まず、光風台六丁目の下水道処理場につきましては、これは議員もご承知のように、パッカー車置き場以前からずっと豊能町で購入したいという話しがありました。その時分には、まだ横田議員もいらっしゃいましたときでございますので議員もよくご承知だと思いますが、もともとあそこには下に大きな雨水の土管が入っております。上にもいろいろと前の排水の後のもろもろのものが残っております。それを1億3,000万で買ってくれという話しを私も議員のときに何年も前から聞いております。その理由は、まず伊丹の方に広域下水を流すときに、下の方のパイプが伊丹の方の土管が狭いので、川西大霊園のところでポンプをつけて調整をしております。ですから、大雨が降ったときに、あの下水処理場に一時水を置いて利用する、そのために町が買いたいというのが最初の町の説明でございました。そのときから議員が、あれはもらわないといけない、あれは買う必要がないんじゃないかと、無料提供させた方がいいんじゃないかという議論もありました。そういう中で使用料も毎年払ってきましたけれども、もう下水にいらなくなりました。そういうところで、今度はパッカー車置き場ということで提案されたと。私は議員のときから今迄の経緯でそのように感じております。パッカー車置き場として考えましたときに、先ほどから部長が申しましたように、果たして今後、きりきりの土地の広さしかないと。じゃあ今後、いろいろなストックヤードとか置いていく場合に、やはりもう少し大きな土地が必要じゃないかという、そういう方向になったというのが現状でございます。そのS字の、いわゆる新光風台のS字カーブのいわゆる眼鏡地といいますところの河川敷につきましては、あれは豊能町の河川敷がなくなれば、京阪神興発は売買できるんじゃないかと思います。シートスの裏の土地との対価交換ということは、これは別に鑑定しなくてもお金がかからないと思うんです。それ以外に京阪神興発が持っておりますいろいろなもろもろの土地もありまして、懸案用地というのが何点かございます。そういう中で、今、京阪神興発と町が話し合いをしているという段階でございます。  今後、またそういうことで話し合いがつきました場合には、また補正予算をお願いする場合もあろうかと思いますので、そのあたりのことについてはご理解いただきたいと思います。  また、美化センターの土地でございますが、もともとあれは改造工事をするということでございましたけれども、その改造工事の計画の段階では、ダイオキシン問題はまだ公表されておりませんでした。しかしながら、ダイオキシン問題が出て以来、あの土地は借地でございますので、地元の山内、口山内の方は、平成18年の借地契約が切れたら、もうあの土地は美化センターとしては貸さないというふうに私どもの交渉段階ではおっしゃっておられます。ですから、あそこで引き続きパッカー車をお願いするということは非常に難しい状況になってくると、そう判断いたしておりまして、しかも、やはりあれは両町で共同でごみを処理するということで、もともとはパッカー車というのは、これは両町で用意するもんだと思っておりますし、また、1市3町ができてもそのようになるというふうに聞いておりますので、現在のところ、豊能町内で探していきたいと、このように考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  池田勇夫議員。 ○5番(池田勇夫君)  1点だけお尋ねしたいと思います。  30ページなんですけども、塵芥処理費の負担金補助金及び交付金というところで、豊能町環境施設組合の負担金1億7,495万9,000円、それから家庭用ごみ処理機購入費補助金900万2,000円、これの専決なんですけれども、平成12年6月の定例議会でこの1億7,495万9,000円につきましては、理事者の皆さんも御存知のとおりに、非常にけんけんごうごうとした過程の中での予算組みで、豊能町議会は通過して施設組合の方へいったと思うんです。しかし、そのお金がそっくりそのまま返ってきたというのにつきましては、私たち非常にその理解できてないという部分がございます。この問題につきましてはいろんな形の中で、賛成議員がチラシをお名前を書いて打たれたとかいう、当時、問題もございました。これにつきまして、どうして理事者側から提案されて、そして我々とおして組合議会へいった、それがそのままそっくり返ってきた。その理由につきまして、鮮明に説明をしていただきたいというふうに思います。  それからもう1点、家庭用のごみ減量のためにということで行政の方からも、ごみ容器を家庭にということでお話しがございました。しかし、再々度ぐらいになるかもわかりませんけれども、予算を提案され、そして今日この900万というお金が残ったと。これにつきましては、理事者としてどのような形で残ってきたのかということについての説明と。  この2点、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  ちょっと生ごみ堆肥容器の補助金につきましては、担当の方から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。  この環境施設組合の負担金の1億7,495万9,000円でございますが、これはもともと木代のところで高濃度汚染物のドラム缶を処理するための6億3,000万に上乗せした分でございます。それの負担金でございます。  あの高濃度ダイオキシン汚染物の処理につきましては、今迄何回も議会で説明してまいりましたように、処理についての安全性に不安があるという住民の声と、そして理解が得られないということで、今年の3月に、これは国の国庫補助絡みのお金でございますので、今年の3月に処理ができないということでお返しした、事業ができなかったということで、このように豊能町に返ってきたということでございます。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)
     家庭の生ごみ処理機でございますが、これにつきましては10年度から実施をいたしまして、初め提案をさせていただいて予算執行をさせていただいて、その10年度に2回ほど補正をお願いしてつけていただき、それで昨年度もお認めをいただいて、10年、11年、おととしですね、でいきまして、約906台の給付になりました。今年度も予算はですね、300台の普及ということを考えておりまして、1,500万ほどの予算を計上させていただいたわけでございますけれども、今年度は130台しかできなかったという、できなかったといいますか、普及ができなかったという結果に終わりました。総括といいますかそれをしますと、やはり初めの間はですね、ものすごくどんどんと普及をしたわけでございますけれども、一定の時期等がきましてですね、大体130台から120台ぐらいの横ばいというような状況になっている状況でございます。今年度につきましても予算ではですね、150台の普及ということで予算計上させていただいておりますので、PRに努めて、できるだけ生ごみ処理機の利用普及に努めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  池田勇夫議員。 ○5番(池田勇夫君)  今、町長から非常に詳しく説明をいただいたとは思っておりません。去年の6月の定例議会で、非常に議員として私たち賛成した議員は、政治判断のもとに私は賛成をしたというふうに理解しております。ここで申し上げますと非常に申し上げにくいんですけれども、ある議員は党を離脱されたというところまで我々は真剣にこの予算について取り組んでやってきた。しかし、町長、6億3,000万なくなりまんねん、住民があきまへんねん、そやからやめましてん。ほんなら今度からこの話し、理事者側として皆さん、部長の皆さんもそうですけれども、すべての予算は、もうあきまへんねん、住民があかん言うたらあきまへんねんいうことで全部流されまんのか。我々は我々なりに精いっぱいそれなりにものを考え、そして決断をし、そしてこういう形の中で賛成反対の議論をして今日まできているというふうに私は理解してるんです。しかし、その中でそういう簡単に、住民があかなんだらあかん、だれがあかなんだらあかん、ということで流されるんでしたら、今度目から予算組まれるときに我々も考え直していかないかんなというふうに思うところがございます。町長、これはよく覚えといてください。そやから簡単に、専決しましてん、1億七千何万ですよ、そんだけの予算を組むときには、理事者側としてはそれなりの決意を持って予算を組まれてると思うんですよ。それにもかかわらず、先ほど岡議員やとか秋元議員がおっしゃっておられます、何も先見やんとその場しのぎでほんなら予算を組まれてるんですか、これ。確かに行政は1年1年の予算です。決算も1年で終わらなくてはなりません。しかし、これは先送りの予算もあるでしょう、先ほどからの問題もそうでしょう。先送りしてできませんか、そうでしょう。ただ、もうこれ今年あかんさかいあきまへんねん、ほんなら13年度はどないしまんの。14年度はどないしまんの、そうでしょう、違いますか、皆さん。だから私は、我々が精いっぱいそういう形の中でいろんなご批判をいただきながらも、そういう形で1億7,000万の予算を去年6月の定例議会で組んだんですよ。あのときは確かに議長もいろんなご批判をいただいたと思いますよ、当時の議長。それにもかかわらず、町長の今の答弁何ですか、簡単に、いや、6億3,000万住民があかん言うたからやめましてん。そんなもんで私納得できませんよ。そんな専決でずっと今迄こられたんですか、予算は。そういう感じでこられたんだったら、私はそれで結構です。我々もこれが今後そういう形の中で予算組みのときに考え方を変えて私はいかなくてはならんというふうに思ってます。  それから、今の生ごみ処理機なんですけれども、部長、啓発活動をやっておられるんですか。それとも住民の皆さん、ご理解いただいてるんですか。これ、私、簡単に言わせていただくと、各戸に1軒にずっとやれば生ごみ一切集めんでもいいんですよ、本来基本的に単純計算でいけば、違います。各戸全部に生ごみ処理機がいけば、生ごみなんか一個も集めなくて済むんですよ。そういう計画のもとにやっておられるんと違うんですか。ごみの減量、ごみの減量と言っておられますけども、全くごみの減量に対して見えてこない分があるんと違います。私はそのために、どうしてこういう形になったんですかと尋ねたんです。そうでなかったら、私、こんなん一切尋ねることもないと思うんですよ。だから、そういう点について再度あまり簡単でないお答えをいただきたい。私に理解が得られるようなお答えをいただきたいというふうに思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  この高濃度処理の予算の計上に当たりましては、先ほど池田議員がおっしゃいましたように、いろいろな議員がいろいろと苦しみながら予算を承知したという経緯はございます。その中で特に、まだ住民に理解を得られてないところで予算を計上するということについては、執行に当たっては、住民の理解を求めるという討論もございました。そういうことも踏まえまして予算が承認されたんだと、このように判断いたしております。私も、そのときはこの予算については賛成いたしました。そして、しかしまだ住民の理解が得られてないいうところで予算を認めるいうのについては、当時いろいろ施設組合で議論があり、そして一応予算が認められたという経緯がございます。その後、やはり地元からいろいろと反対運動も起こりましたし、また高濃度汚染物処理に当たっては、まだ世界でどこもしたことがないということもございましたので慎重にやっていかなければならないということで、今回は3月で一応予算というのは施設組合の方で業者との契約がなくなりましたので、そしてこの予算が返ってきたということでございます。  以上でございます。  これ以外の、今回、平成13年度、私が町長になりまして平成13年度の予算を初めて計上いたしましたけれども、決してそのようなあいまいなことで予算を計上しておりません。できるだけ予算を計上した以上は執行していきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  生ごみ処理機の件でございますけれども、池田議員の言われるとおり、私どもとしましても各家庭に1台ずつ普及をしてですね、適正に執行といいますか、適正に使っていただければ、相当ごみの量というのは、生ごみというのは減るだろうというふうに思っているところでございます。そうは申しましても、なかなか経費等もかかりますので、各家庭で経費等もかかってくるというのも現実でございますので、町としましては広報等でですね、そういう普及に努めるようにですね、広報でも流しておりますし、それからまた、買われた方にですね、アンケート等もとりまして、こういうふうに使ってほしい、それからどれぐらいの量を入れていただいているかということにつきましてもアンケートをとってですね、追跡調査等も行っているところでございます。また、買われたときにもですね、実際に買われたかどうかというやつについては、現場へ行きまして写真等も撮って確認をし、それから使い方等についてもですね、きちっと指導をさせていただいているというのが現状でございまして、できる限り普及に努めるよう努力していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  木寺喜義議員。 ○9番(木寺喜義君)  まず、歳入の17ページでございますけれども、大阪府の振興補助金ということで塵埃処理費に1,990万円歳入をされております。11年のこの時点での大阪府の振興補助金は980万円でしたから、約1,000万円強ほど増えておりまして、数字的に見るならば、大阪府よく頑張ってくれたなあと、こういうふうに見えるわけですけども、さて、そこで、12年度大阪府の当初予算ダイオキシン対策は1億3,000万円ほど組まれておったわけです、これは議会に出された資料ですけども。その中からこの振興補助金1,990万円が歳入されたとみていいのかですね、これ1点お聞きしたいと思います。  それからもう1点は、先ほども問題になっております土地の鑑定料で、23ページの財産管理費の手数料でございます。今迄の議論を聞いておりまして、だんだんちょっと頭の中がややこしくなってきたわけですけども、新光風台のS字カーブ、河川敷、これは町道廃道敷ですね、町長は河川敷とか申されておったわけですけども、この廃道敷がですね、845.45平方メートルあると。これとシートスの裏の吉川の山林が4万1,331平米、これを等価交換しようと、こういう話しが去年の6月議会に出てきたと。そのためにですね、資産評価を見るために鑑定を出すんだというのが町長の最終的なお答えでございました、委員会でも本会議でも。しかし、今の町長の答弁を聞いておりますと、これを交換するからお金はかからないと、別に鑑定しなくてもいいと、こういうお話しだったんですけどもね、鑑定をするために資産評価するんちがいますか、いかがですか、その辺のお答えをお聞きしたいと思います。  それから、30ページの光風台下水処理場跡地の件でございますが、結局はですね、この土地は断念されたのか、断念せずに今後とも交渉されていくのかね、その辺がちょっとはっきりしないからですね、ここで明確にしてほしいと思います。  以上、3点お願いします。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  まず、1点目の振興補助金の件でございますが、大阪府が1億3,000万、平成12年度で組んでいると。その中から出ているのかということでございますが、振興補助金につきましては先ほど助役が申し上げましたように、広域行政の観点からと、あるいは町がどれぐらい汗をかいたのかといったような評価のもので振興補助金が出ているといったような状況でございまして、平成12年度でその振興補助金が塵埃処理費として出ている部分につきましては、例えば、施設周辺の汚染土壌保管地の測量事業とか、あるいはその美化センター南側の水系別の集水桝の設置とかそういうような事業費に対して出ているということでございまして、1億3,000万のその枠から大阪府が出ているのかということにつきましては、それはわかりません。ただ、大阪府の振興補助金の中から出ているということは確かでございますが、その枠の中から特別に出ているのかどうかということについては、確認しておりませんのでわかりません。  それから、土地鑑定の件でございますけれども、その当初6月議会、平成12年の6月議会に上程させていただいた理由はそのとおりでございますが、なぜその鑑定をしなかったのかと、遅れた理由は何なのかということでございますけれども、その理由につきましては、先ほどから申し上げておりますように、等価交換と買収とはセットで協議するということで進んできておりました。そんな中でいろいろ諸条件もございまして、買収とそれから交換とその両方の協議の見通しがある程度つくまで鑑定を見合わせていたということもございまして、その協議の内容がまだ入口の状況でございましたので、その鑑定をするにはまだその時期に至ってないということで、その鑑定を見合わせていたというようなこともございます。そういうことで鑑定が遅れて、結果的には年度末を過ぎてしまったといったような状況、理由もございました。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  光風台六丁目の下水処理施設跡地につきまして、今後その買収の対象にするのかというご質問やったと思うんですが、それは今現在は、そのセットから外してほしいということで協議を進めております。いずれにいたしましても、光風台六丁目の用地につきましては、町といたしましても過去からいろいろ買収等の計画もございました。それは今後とも協議の中では視野に入れて検討していきたいというふうには考えております。 ○議長(安井修己君)  木寺喜義議員。 ○9番(木寺喜義君)  2回目の質問をさせていただきます。  まず、大阪府の振興補助金の件でございますが、ここに歳入されております1,990万円ですね。これはそしたらすべてですね、豊能郡環境施設組合に入ってると理解してよろしいのかですね、その点のきっちりした答弁をお願いしたいと思います。  それから、土地の鑑定でございますが、光風台六丁目の下水処理場跡地ですね、先ほど答弁の中にも1,300平米云々というお話しがあったわけですけども、ここは2,141平米あります。評価額2億7,000万円と、これが昨年の6月議会でのお話しでありましたが、なぜ急に1,300平米になってしもうたのかですね、その辺もちょっとお聞きしたいんですけども。  そして、稲葉部長の今の答弁ではですね、セットから外してほしいと。今後ともいろんな用地に視野を入れると、量はわからんがね。結局この土地は町としては断念するのか、しないのか、そこを私は聞いておりますので、再度お答えをしてほしいと思います。  それから、ちょっと戻りますけど、財産管理費での鑑定でございますが、結局町長にお尋ねしたいと思います。これはほんまに資産評価を見るために鑑定する必要がないのかですね、そこを私はお聞きしていますので、再度お聞きします。  以上です、2回目は。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  新光風台の件でございますが、これは話しがまだついておりません。ですから、一定の方向がつきましたら、また鑑定する必要があろうかと思いますが、今の段階ではまだ話しがついておりませんので、今後も引き続き検討していきたいということで、一応、これ、3月のけりをつけたということでございます。また、話しがつきましたら、また補正予算で鑑定に上げるかもわかりませんので、その点はよろしくお願い申し上げます。 ○議長(安井修己君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  振興補助金の1,990万につきまして、その大阪府の1億3,000万の中に入っているのかということでございますが、これは別枠ということでございます。  それと、先ほど私、光風台六丁目の件で継続協議というような言い方をいたしましたが、それは間違いでございまして、あの施設につきましては、等価交換の条件のもとではもう買わないということでございます。 ○議長(安井修己君)  暫時休憩いたします。再開は午後1時からといたします。    (午前11時52分 休憩)    (午後 1時01分 再開) ○議長(安井修己君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、光風台六丁目の件についてお答え申し上げます。  六丁目につきましては、パッカー車置き場としては購入いたしません。今後、町の公共施設として利用する必要が生じれば、その時点で検討したいと思います。  以上でございます。  他の案件につきましては、また担当より説明いたします。 ○議長(安井修己君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  振興補助金の1,990万円につきましては、環境施設組合が行う事業に対して豊能町が負担金を出しております。その負担金に対して府の振興補助金が交付されるものでございます。  なお、振興補助金の対象となっている事業につきましては5項目、5つの事業がございまして、1つ目は、施設周辺汚染土壌保管地測量事業。それから、保管地保有水保管業務委託事業。3つ目に、美化センター南側水系別集水桝設置事業。それから、北側対策工事関連モニタリング事業。5つ目に、施設北側、それと西側山林対策事業。5つの5事業が補助対象になっているということでございます。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  光風台六丁目の敷地の面積でございますけれども、全体では2,141平米ございます。そのうち平地部分が1,353平米でございます。あとは法面でございまして、これが788平米あります。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  木寺喜義議員。 ○9番(木寺喜義君)  3回目の質問をさせていただきます。  まず、振興補助金の件ですけども、詳しくこの休憩中に調べていただきました。ありがとうございました。  豊能郡環境施設組合は一部事務組合でありまして、一部事務組合は両町の負担金で運営されているというのは皆さんよく御存知のとおりでありまして、今回、ですから、直接そこには国庫補助金とか府の補助金は入らないと。ですから、構成市町村を通して入っているというのは皆さんよく御存知のとおりでありまして、今回、ここに出しました1,990万円でしたかな、何ぼかの振興補助金が入っておるわけですけども、それらは同じ構成しているですね、能勢町はですね、一体幾らぐらいの振興補助金が入っているのかなというのが気になるわけですけども、理事者の側で御存知でしたらですね、言える範囲内で言っていただきたいと、明らかにしてほしいと思いますし、両町が歳出しております負担割合に応じて入っているのかなと私は推測しておるわけですが、いかがでしょうか、答弁をお願いいたします。  それから、23ページの財産管理費での鑑定士手数料の件でございますけれども、結局はここは引き続き協議して、等価交換に向けて再度、年度が変わっても協議していくということの再確認をさせていただいてよろしいですか、それがもう1点。  それから、光風台六丁目のところでございますが、下水処理跡地でございますが、そういうことで面積の誤差についてもよくわかりました。パッカー車置き場としては購入しないということです。それで他の利用方法があれば、また今後検討するということで、これは結局はですね、町の方針転換ですね、方針変更ですね、政策変更ですね。昨年6月議会の臨時議会で出されました、ここは清掃事務所として購入するということで今日まできたわけですけども、こうした方針返還はですね、いつの時点で町が決定を打たれたのかですね、そこをちょっと明らかにしてほしい。  そしてですね、この間、1年間に及ぶわけですけども、この間、議会に対してですね、何らの経過報告もなされなかったというのは、私は非常に大きな問題じゃないかと。そして、これは専決処分ですよ、町長、専決処分の定義を言ってください。この間一年間ありながら、何で今日まで議会に報告、経過報告でもするいとまがなかったのかですね、これを専決処分で出してること自体に問題があります。それも全員協議会で議員の指摘があって、初めてこうして大きな議論をしてるんでしょ。私はここを大きな問題にしたいと。これではこの予算には承認しかねないということを申し上げておきます。明らかな、明解な答弁を求めます。  以上です。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  木許助役。 ○助役(木許健治君)  まず、第1点目ですが、能勢町に対する大阪府の振興補助金ということですけども、ちょっと今、額については正確につかんでおりませんが、基本的にですね、施設組合に対する両町の負担割合が74%対26%で決まって、毎年その負担をしているわけですけども、その負担割合で当然能勢町は出しておりますので、それに対する大阪府の市町村補助金、補助率3分の2ですけども、その額で入っていることは間違いないと思っております。  それからですね、等価交換はこれからも相手方と協議して進めていくのかということですけども、それは継続して行っていくということでございます。  それからですね、パッカー車置き場につきましては、方針転換ということでございます。  それからですね、もう1点、質問の追加関係なんですが、鑑定を先ほどからですね、鑑定をなぜしなかったのか、予算を流したのかということですけども、基本的にですね、今、実は鑑定につきましては、土地につきまして、かなりの土地の変動がございまして、特にですね、山林とその他につきましては価格の変動幅がかなり大きいということで、現実的にその交渉がですね、かなり進んだ段階で鑑定を取るという方が実際上はですね、予算のむだ遣いがないというふうに考えておりましてですね、したがいまして、交渉がですね、ずれ込んだ、3点セットの一つが崩れたためにですね、交渉がずれ込んだということで鑑定が遅れたということでございましてですね、その辺はよろしくご理解願いたいと思います。  以上でございます。  それからですね、すみません、漏れまして。パッカー車置き場として光風台六丁目につきまして購入しないという方針転換時期でございますが、それはですね、本年の13年に入りましてですね、1月ぐらいの時期にですね、やっぱり交渉がかなり難しいということで内部的には決定いたしました。  以上でございます。
    ○議長(安井修己君)  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  先ほどの木寺議員の質問に答弁したいと思います。  今回の専決につきましては、これは地方自治法の179条に基づいて専決させていただきました。これは3月31日で国とか府の補助金の決定がございますので、それに基づいて3月31日でもって専決処分するって、これは例年、毎年このように行っております。  その中で、今回の光風台六丁目の下水道処理跡地の問題、また新光風台の眼鏡地、また換地につきましての問題は、先ほど助役が答弁しましたように、光風台六丁目の下水処理場につきましては、あれは非常に狭いということであきらめざるを得ないということになりましたけれども、あとの部分、あとの2つの問題、またそのほかに懸案の用地もございます。そういうのもひっくるめて京阪神興発と時間をかけて議論していきたいと、そういう中で一定の方向が出れば、その時点で鑑定をかけたいと、そういうことで今回は3月31日までに鑑定ができなかったということで補正予算として不用額で上げさせていただいた次第でございますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  田原洋子議員。 ○2番(田原洋子君)  27ページの老人福祉費の特別会計拠出金の4,262万4,000円なんですが、介護保険の実績が少なかったと、予定よりも少なかったということでこれだけの金額が出ているわけですけども、予定の利用状況をお答えいただきたいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  室木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(室木伸治君)  特別会計繰出金、三角の4,262万4,000円の部分でございますけれども、利用状況ということでございますので、1年を通しまして居宅介護サービスが年間執行率が56.4%でありまして、また、居宅介護福祉用具購入では、金額的には850万程度でございますけれども、26.7%。居宅介護住宅改修では、1,237万5,000円で、執行率は48.7%であります。居宅介護サービス計画費につきましては、1,276万5,000円でありまして、94.7%。また、施設介護サービスにおきましては、3億5,853万3,000円で、93.7%。介護サービス費全体におきましては、6億572万7,000円で、76.4%であります。  以上であります。 ○議長(安井修己君)  田原洋子議員。 ○2番(田原洋子君)  この介護保険は、10月から今の保険料が倍になるわけですけれども、今の状況でサービスを受ける方が下回っていると。介護認定されても使われてないということだと思うんですね。その10月から倍になるというPRもちょっと行き届いてないような状況を見受けられますが、それと同時に、やっぱり利用料のためにですね、利用を控えている方がたくさんいらっしゃるんじゃないかと思うんですけれども、その点どうお考えでしょうかということが一つと、要するに介護保険が丸々取られるようになります10月になりましてですね、やっぱりこの減免制度というのはどうしても必要じゃないかと思うわけですけれども、その点についてのお考えをお答えいただきたいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  室木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(室木伸治君)  利用の広報はということでございますので、我々も折を見て町の広報紙等で広報を十分にしていきたいというふうに思っております。  また、減免制度につきましては、細かい減免制度も中にある部分もありますので、それも合わせてこういうものがありますよというふうな広報をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(安井修己君)  田原洋子議員。 ○2番(田原洋子君)  関連してですね、ヘルパーさんなんかも町の方で要請をしてですね、ヘルパーの資格をお取りになってらっしゃる方とかたくさんいらっしゃると思うんですが、利用が十分、その100%利用がされないためにですね、ヘルパーさんの仕事自体が不安定と、そういうこともあろうかと思うんです。だから、今後についてそのヘルパーさんの雇用の確保っていうんでしょうか、保障っていうんでしょうか、そういうことについての考えもあったらお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  室木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(室木伸治君)  先ほど私が言っておりました利用率というものは、予算に対する利用率でございまして、皆さんが大分は利用していただいておりますけれども利用は少ないのではないかというのは、事務サイドでも考えておりますが、北摂7市3町の平均とかいろいろ見ておりますと、我々の町は結構利用されておるというふうに思っております。  それと、ヘルパーの雇用につきまして、今、雇用できるできないという、そういう議論はしておりません。ヘルパーさんがおられるということは承知しておりますので、また、社会福祉協議会等で話しがありますればそういう話しも出していきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  玉手英夫議員。 ○20番(玉手英夫君)  1点、お伺いします。  先ほど午前中に町長の答弁の中で、等価交換云々の話しの中で、当初の答弁は鑑定の必要がないとおっしゃいました。2回目の答弁には、時期がきたら鑑定をするというふうに発言が変わっておるんですけども、この真意は、2遍目の発言の方が正しいような気がするんですけれども、1回目と2回目と答弁の趣旨が違います。2回目に答弁するとき、前回のあれは思い違いでしたとか何か訂正があって、こういう格好で時期がきたら鑑定するんだというふうのだったらわかりますけどね、その訂正もないままに1回目と2回目の答弁が違うということについては非常に不信感を感じますのでね、その点、そういうふうなことが、この発言を繰り返されますと町長の真意が図りかねるという心配がありますので、1回目の質問が間違いであったのか、2回目の質問が間違いであるのか、この辺をね、やっぱり答弁を変えるということは前回の質問を撤回するとか修正するとか過ちを認めるとか、何とか格好をつけた中で2遍目の変わった答弁をするのが私は筋ではないかというふうに思いますので、今後のいろいろなこともありますので、この点について真意をお伺いします。  以上です。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  ただいまの玉手議員のご指摘のとおり、2回目の答弁が本当の答弁でございまして、先の答弁は少しちょっと私の勘違いでしたので、訂正いたします。 ○議長(安井修己君)  玉手英夫議員。 ○20番(玉手英夫君)  わかりました。こういうこともありますので、今後の発言についてはご注意いただきたいということで質問を終わります。 ○議長(安井修己君)  ほかに。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  木寺喜義議員。 ○9番(木寺喜義君)  無所属の会の木寺でございます。  当承認の案件に対しまして、討論をさせていただきます。  特に財産管理費の鑑定士手数料、また清掃塵埃処理費の鑑定士手数料の件につきましてですね、これは町の大きな方針変更であります。そういうふうに答弁でもございました。お話しによりますと、13年1月ごろに内部決定をしたと。それならば最低でも3月議会でやはり報告すべきものであります。しかし、議会に上程されましてから1年間経過をしております。この間、何ら経過報告もせず、今回専決処分という形で出てきました。町長は毎年やっておるというふうなお話しでありましたが、私は前町長のときからも、こうした大きな問題を専決処分はいかがなものかということを異議を唱えてまいりました。しかし、今回、町長が変わられても同じようなことをされていると。しかし、こうした調子の方針転換はですね、それまでにやはり議会には諮ってほしかったと、報告していただきたかったと。そうした意味からも、こうしたこの承認には不承認とさせていただきます。  以上です。 ○議長(安井修己君)  ほかに。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。     (多数起立・11:7) ○議長(安井修己君)  起立多数であります。よって、第2号承認は、原案のとおり承認することに決定しました。  日程第8「第3号承認 専決処分事項の承認を求める件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  室木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(室木伸治君)  ただいま上程されました、第3号承認、専決処分事項の承認を求める件(平成12年度豊能町介護保険特別会計事業勘定補正予算)につきまして、地方自治法第179条第1項の規定により別記のとおり処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し議会の承認を求めるものでございます。  本件につきましては、平成12年度の介護に係る費用の精算に伴いまして予算補正をしたものであります。  まず、1ページをお開きください。  既定の歳入歳出予算の総額から、それぞれ1億4,714万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億9,001万9,000円とするものであります。  それでは、歳出の主なものからご説明いたします。8ページをお開きください。  まず、総務費の一般管理費・需用費の印刷製本費でございますが、これは当初、様式すべての印刷を予定いたしておりましたが、制度変更により様式も変更される可能性がありまして必要最小限の印刷にとどめたもの。また、電子計算機により様式を打ち出したことによります減額であります。  続いて、役務費の通信運搬費でございますけれども、これは被保険者証、受給資格証明書などを配達記録郵便により送付する予定でありましたが、近隣市町と同様に、普通郵便により送付したことによる減額分と、国保連合会の保険者共同処理事業のオンライン化を平成12年度に見送ったことにより、オンライン化の電話回線使用料の減額であります。  また、この共同処理事業の見送りによりまして、委託料の保守管理料の43万9,000円と使用料及び賃借料の機械器具使用料61万8,000円及び備品購入費の機械器具費の81万2,000円を減額するものであります。  次に、委託料の業務委託料でございますけれども、これは介護保険の制度変更に伴い、システムの変更が当初の見込みよりも簡易にできたことによる減額でございます。  次の、負担金補助及び交付金でございますが、国保連合会で保険者共同処理事務を行うため各市町村が分担金を出しているものでありまして、今回、府内市町村の総額が減ったための減額であります。  9ページをご覧ください。  総務費・部課徴収費の役務費・通信運搬費と手数料につきましては、半年分の保険証が徴収されない特別対策が実施されましたことに伴いまして、納付書発送の郵便料がほぼ半分になったこと。また、講座振替も半年分となったことによる減額でございます。  次に、総務費の認定調査等費の需用費・印刷製本費につきましては、各種様式を電算で打ち出したこと。また、事業者情報パンフレットの作成費用が安価であったことにより減額するものであります。  次に、役務費の手数料につきましては、介護申請件数が少なかったため、また、主治医意見書支払手数料の減によるものであります。  また、委託料・業務委託料でございますけれども、これは要介護認定訪問調査の委託料でありまして、実績件数による減額でございます。  10ページをご覧ください。  続きまして、総務費の趣旨普及費の需用費・消耗品でありますが、制度案内につきまして、大阪府の作成したパンフレットを購入したことにより大幅な出費が抑えられたため、減額したものであります。  また、委託料の業務委託料でございますけれども、これは町内2カ所の介護支援センターで制度案内等の趣旨普及事業を考えておりましたが、支援センターの通常業務である相談業務の中で対応していただいたための減額であります。  11ページから12ページをご覧ください。  保険給付費の介護サービス等諸費でございます。この項目は、介護度1から5に認定された方々に給付いたします居宅介護、施設介護、介護福祉用具購入、介護住宅改修、介護サービス計画などの給付に要するものでありますが、給付実績による減額であります。
     また、12ページから13ページにおきましては、支援サービス等諸費であります。この項目は要支援の方々に給付するサービスで、給付実績による減額でございます。  14ページをご覧ください。  保険給付費の高額介護サービス費でございますが、これは月当たりの世帯合計の利用料が一定の限度額を超えた分について支給するものでございますが、支給実績による減額でございます。  次に、基金積立金・介護給付費準備基金積立金でございますが、これは国・府及び支払基金への精算によるための積立金と保険給付のための積立金であります。  15ページをご覧ください。  公債費・利子の償還金・利子及び割引料でありますが、これは一時借入金の利子分を計上しておりましたが、一時借り入れをいたしませんでしたので減額するものでございます。  また、予備費でございますけれども、支出がなかったため減額するものであります。  続きまして、歳入の説明をいたします。5ページをご覧ください。  まず、保険料・介護保険料の第1号被保険者保険料でございますが、これは被保険者数の増によるもので、369万9,000円の増額であります。当初、被保険者数を3,502人で算定しておりましたが、平成13年3月末には3,787人であります。結果、285人の増であります。  次に、国庫支出金・介護給付費国庫負担金でございますが、2,497万7,000円の減額であります。これは歳出でご説明いたしました、給付額の減によるものでございます。  続いて、国庫補助金の調整交付金でございますが、これも給付額の減によるものであります。  6ページをご覧ください。  また、事務費交付金につきましても、介護認定事務に係るものでありまして、認定件数の実績によるものでございます。  次に、支払基金交付金・介護給付費交付金でございますが、これにつきましても給付実績による減額であります。  続いて、府支出金・介護給付費府負担金でございますが、この減額も給付実績による減額でございます。  7ページをご覧ください。  介護保険準備経費府補助金でございますが、これも同じく事業実績による減額でありまして、次の繰入金・介護給付費繰入金でございます。これも給付実績による減額でございます。  また、その他一般会計繰入金・事務費繰入金の2,181万7,000円につきましては、給付費以外の支出の減に伴う減額でございます。  最後に、諸支出金・雑入の46万6,000円につきましては、平成11年度分の国保連合会共同処理事務負担金の精算による返還金でございます。  以上が、補正予算の説明でございます。よろしくご審議いただきご決定くださいますようお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  これより本件に対する質疑を行います。  田原洋子議員。 ○2番(田原洋子君)  12ページの居宅介護住宅改修費なんですが、介護保険が始まるまでは50万が限度で支給されてたと思うんですが、介護保険が始まってから30万が限度ということになりましたね。それでですね、これは1度使ったら2度、3度ということはできないのかどうか、ちょっと聞きたいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  室木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(室木伸治君)  居宅介護住宅改修につきましては、そういう2回、3回という制度はたしかないというふうに理解をしております。  以上です。 ○議長(安井修己君)  田原洋子議員。 ○2番(田原洋子君)  私、制度がないということだったんですが、願望としましてですね、その改修がね、必要な、進行してですね、体の状況が進行して、例えば手すりをつけたけれど、今度はやっぱり、何ていうの、トイレの改修とかお風呂の改修とか必要になってきたという状況って、身体の状況で変化がありますね。だから、その変更があった場合ですね、また追加でできれば改修費を出していただきたいなと、そのように思うわけですね。だから、そういう制度がないようであれば、今後検討して町独自でもですね、検討していただきたいなと思うんですが。  よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(安井修己君)  室木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(室木伸治君)  今のご質問でございますけれど、私もちょっと不勉強で申しわけございませんが、多分というのはこの場で失礼かと思いますが、身体の状態が変われば介護度も変わりますから、その時点では何らかの制度があるんじゃないかというふうに思っておりますので、よく勉強してこれからいきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(安井修己君)  田原洋子議員。 ○2番(田原洋子君)  私もですね、今、言われましたように、勉強不足っていうこともあろうかと思うんですが、介護度が変わればっていうのが、以前ね、聞いたことがあるのは一度ということで聞いてたものですから、今、言われましたように、介護度が変われば介護のその限度額が変わるっていうふうにはちょっと認識がないんです。だから今後ですね、そういうことがあれば、それは結構かと思うので、ぜひそういうことになっていてほしいなと思うんです。だから、そうなってなれば、そういうふうにやっていただきたいと要望しておきます。 ○議長(安井修己君)  ほかに。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  質疑を終結いたします。  これより討論を行います。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本件は、原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。       (全員起立) ○議長(安井修己君)  起立全員であります。よって、第3号承認は、原案のとおり承認することに決定しました。  日程第9「第4号承認 専決処分事項の承認を求める件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  ただいま上程となりました、第4号承認、専決第5号、平成12年度豊能町下水道事業特別会計補正予算について、ご説明を申し上げます。  本件につきましては、本年度事業のすべてが確定いたしましたので、地方自治法第179条第1項の規定によりまして、平成13年3月31日付にて町長が専決補正をさせていただき、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ4,507万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億2,306万6,000円とさせていただきましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。  それでは、歳入からご説明を申し上げます。5ページをお願いしたいと思います。  財産収入の利子及び配当金でございます。98万4,000円の増でございます。これは預金利子の増に伴うものでございます。ちなみに予算0.1%を予定しておりましたが、0.47%の実績をみたところでございます。  続きまして、繰入金の一般会計繰入金でございます。362万8,000円の減でございます。これは地方交付税の計上分の減。また、下水道整備費の工事等の減。また、人件費の精算による減でございます。  続きまして、繰入金の下水道建設基金繰入金でございます。151万8,000円の増でございます。これは補助対象外の工事部分が増えてきたことによるものでございます。  続きまして、6ページをお願いしたいと思います。  繰越金でございます。これも675万2,000円の増でございます。これも補助対象外の工事部分が増えてきたことによりましての増でございます。  続きまして、町債の下水道債でございます。流域下水道債で320万円の減と、特定環境保全公共下水道債で4,750万円の減でございます。これらはすべて事業減によるものでございます。  続きまして、7ページの歳出のご説明を申し上げます。  下水道費の下水道総務費でございます。積立金で95万円の増でございます。これは下水道建設基金積立金と下水道債管理基金積立金の預金利率が増えたことによるものでございます。これも先ほどと同様0.1%から0.47%の実績をみたところでございます。  続きまして、下水道費の下水道整備費でございますが、4,602万4,000円の減でございます。8番の報償費でございますが、受益者負担金の全納者の減によるものでございます。  続きまして、委託料並びに工事請負費でございますが、これ、すべて業務または工事費が確定したことによりまして、入札差金等の不用額を減じたものでございます。  続きまして、19番の負担金補助及び交付金でございます。流域下水道工事がすべて確定したことによりまして、建設負担金を減じたものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  これより本件に対する質疑を行います。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  質疑を終結いたします。  これより討論を行います。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本件は、原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。       (全員起立) ○議長(安井修己君)  起立全員であります。よって、第4号承認は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  日程第10「第37号議案 動産の取得について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  ただいま上程されました、第37号議案、動産の取得について、説明を申し上げます。  本件は、マイクロバスの購入契約につきまして、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  取得する財産は、マイクロバスでございます。取得価格は、1,648万5,000円であります。契約の相手方でございますが、豊能町川尻123番地 有限会社将栄モータース 代表取締役 栗本 隆。契約の方法につきましては、4社による指名競争入札でございます。  今回購入いたしますマイクロバスにつきましては、現在使用しておりますバスが購入から既に12年が経過し老朽化していることから買い替えるもので、3月議会におきましてバリアフリー対策を講じるよう求められていたところでございます。  購入に当たりましては、当初予定しておりました車高調整システムに加えまして、高齢者や身体障害者の方がより乗り降りがしやすいよう補助ステップを取りつけ、また、車いすで利用できるよう固定装置を設けてそのスペースを確保するとともに、さらに最前列のシートにつきましては、寝た状態で利用できるようフルリクライニングシートとし、あわせてシートベルトも障害者用のものを用意し、床につきましても通路と座席の段差をなくすとともに床台を滑り止め台を用いたものとし、また、車内での移動がスムーズに行えるようシートに肩握りを取りつけるなど、マイクロバスに設けることができるバリアフリー対策について十分検討し、配慮を行ってきたところでございます。
     以上でございます。よろしくご審議いただきましてご決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(安井修己君)  これより本件に対する質疑を行います。  木寺喜義議員。 ○9番(木寺喜義君)  この案件ですけれども、この動産の取得については先議案件ということで、本日ここで決定されるわけですけれども、なぜこれだけがここで決定しなくてはならないのかといった説明がなかったわけですね。ちょうどいい機会にたくさんの傍聴の方が来られておりますので、次の38号議案、パッカー車の動産についてはですね、委員会に付託というふうになっています。そこの説明がないから、ちょっと住民の方も不安になっておられるということで、再度説明を求めたいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  このマイクロバスの取得につきましては先議をお願いしたわけでございます。なぜ先議をお願いしたかと申しますと、まず、会期がもう少し長くなるのではないかと当初思っておったわけでございます。そういった中で、マイクロバスにつきましては受注生産が基本でございまして、発注してからバリアフリー対策とかを講じますので約4カ月ぐらいかかるということでございます。そういった中で、今もバスの予約が入っておるわけでございますけれども、昨年度の利用を見ましても10月、11月が非常に利用が多くなっております。一日も早く購入いたしまして、住民の利用に対応していきたいと思いまして先議をお願いしたわけでございます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  木寺喜義議員。 ○9番(木寺喜義君)  木寺でございます。2回目の質問をさせていただきます。  まず最初に、質問に先立ちましてですね、このマイクロバス購入に当たりまして、議会の意見を踏まえましてバリアフリー対策を講じていただいた、このことに対してはまず評価を申し上げたいと思います。  そしてですね、先議案件する理由をもっと簡単に言っていただければ結構なんですけども、それでは現在の町有バスの検査の期限はいつまであるんですか。それと、このバスの納入される日はいつとみておられるのか、明らかにしてほしいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  現在使用しておりますマイクロバスの車検の期限につきましては、この7月5日が車検切れとなっております。そういった中で、すみません、申しわけございませんでした。納入期限でございますけども、議決をいただきました後、約4カ月を予定しております。  以上でございます。  車検につきましては、先ほど申しましたように7月5日に車検が切れることになっておりまして、現在のバスの車検につきましては7月の初めに切れるということでございます。購入に当たりまして、車検を受けるかどうかということを十分検討してきたところでございます。そういった中で、マイクロバスの車検切れて、あと納入まで大分時間がかかりますけども、そういった中での対応をどうするかということも内部で検討してまいりました。そういった中で、マイクロバスにつきましては、車検を受けていく方が安くなるということで決定したわけでございます。まず、マイクロバスのリースいうんですかね、レンタカーと申しますか、それにつきましてはあるわけでございますけども、今、町が予定しておりますような中型のマイクロバスにつきましてはレンタカーがございません。そういった中で、今のバスを納入されるまでの間は、今のバスで車検を受けて利用していくのが得策ということで決定したものでございます。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  木寺喜義議員。 ○9番(木寺喜義君)  質問をする上で予想していた方向とね、思わぬ方向へいってしもうたからね、えらいちょっと泡を食ってるわけですけども、納入期限が議決後の4カ月後ですから10月のこの時分と、13日、そういう時分になりますね。7月5日に車検が切れるという。ですから、車検を受けると。しかし、このバスを買うために先議案件をすると。車検を受けるんでしたら、車検は1カ月や2カ月じゃないわけですわね、1年間あるわけですよね。そしたら別にこれの案件をですね、今日先議案件する必要がないんちゃいますの。この会期の会期末は20何日ですか、22日でしょ。そのときに議決しても十分間に合いますよ。これだけ先議案件する必要はないと思いますが、いかがですか。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  先議をお願いした理由でございますけども、先ほども申しましたように、車検につきましては7月の初めに切れるわけなんでございますけども、どうしてもその納車までに非常に約4カ月という時間がかかってまいります。そういった中で、今のバスにつきましても車検を受けるわけでございますけども、非常に老朽化しているということも聞いております。そういった中で一日も早く新しいバスを購入しまして、住民の皆様に利用していただきたく思いまして、先議をお願いしたわけでございます。 ○議長(安井修己君)  暫時休憩します。再開は放送をもってお知らせします。    (午後1時51分 休憩)    (午後2時01分 再開) ○議長(安井修己君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  大変申しわけございませんでした。先議をお願いした理由でございますが、この10月、11月には非常に利用者が多くなっております。現在につきましても、もう予約が入っている状態でございます。バリアフリー対策及び福祉に配慮したマイクロバスを一日も早く住民の皆様方に利用していただくために、一刻も早く購入したい気持ちで先議をお願いしたわけでございます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  岡  茂議員。 ○6番(岡茂君)  今のバスが今年の7月5日で車検が切れますと。これ、車検を受けたら1年有効になりますよね。車検の費用はどのぐらいかかります。もし、7月5日で車検が切れても再車検を受けて1年間使えるようであれば、廃車をせずにですね、これも使ったらどうですか。そういう活用のことは考えられませんか。車検受けて、新車が来たらすぐ廃車するんですか。その辺についてどういうふうに考えておられるのか。費用がどのぐらいあるのか。これ、4カ月で廃車にしたら、またその費用がむだになりますよね。私が先ほども言いましたように、長期的な計画でね、事業というのは長期的な展望で一つ一つ消化していくのが行政のあり方でしょ。という観点から、車検の費用は幾らかかるんですか。  それから、再車検した場合には、車検を受けた場合には何年使えるんですか、今後ね。  そのバスを、その次の車検切れまで活用することについて、どういうふうに考えておられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  お答えいたします。  車検の費用でございますけども、約15、6万かかると想定しております。  車検の期限でございますけども、車検の有効期限につきましては1年間ということで認識しております。  また、車検を受けた後、1年間使ってはどうかということでございますけども、この動産の取得につきましては、マイクロバスの下取り価格も入っておりまして、そういった中でこの動産の取得の案件を上げております。その1年間使うことにつきましても、運用の面もいろいろございまして、職員の問題もございますので、今のご意見もございますけども、そういった職員の問題もありますので、可能かどうか十分協議はいたしますけども、今の段階では下取り価格に入っておりますのでそのまま廃車ということを考えております。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  岡  茂議員。 ○6番(岡茂君)  この下取りのね、価格は何ぼ見積もりの中に入ってます。  先方は、この業者はですよ、1年の車検後、下取りするということはもうわかってるわけですか。その廃車の車を下取りするという形ですか。それとも、そういう条件になっているんですか。車検後、下取りをすると。その下取り価格は幾らですか。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  車検後の下取り価格につきましては、約16万円弱でございます。これはすべて取得価格の中に入っております。  以上でございます。 ○議長(安井修己君)  岡  茂議員。 ○6番(岡茂君)  室長、普通の自分のだったらですよ、マイカーだったら少しでもプラスになるように考えるでしょ。これだったら車検を受けて下取りしたらゼロじゃないですか。ただでやるのと一緒じゃないですか。何も下取りになってないじゃないですか。16万円は町が負担するんでしょ、車検の費用。それであんた、下取り16万円やったらチャラじゃないですか。普通のマイカーだったらそんな考えはしますか。1万でも2万でも特するように考えるでしょ。それはここに提案されるまでにもう既にそれを御存知のことで、16万の車検、16万の下取りというふうなことはもうちゃんと認識した上で提案されてるんですね。  もう一度答弁をお願いします。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  下取り価格、そして廃車の価格、それを見込んで提案させてもらっております。  よろしくお願いします。 ○議長(安井修己君)  ほかに。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  質疑を終結いたします。  これより討論を行います。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本件は、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     (多数起立・17:1) ○議長(安井修己君)  起立多数であります。よって、第37号議案は、原案のとおり可決されました。  日程第11「第38号議案 動産の取得について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。
     乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  ただいま上程されました、第38号議案、動産の取得について、ご説明申し上げます。  本件につきましては、ごみ収集車両4トン車の買い替え購入契約の締結につきまして、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  取得する動産は、4トン車のごみ収集車両であります。取得価格は、997万5,000円であります。契約の相手方は、大阪市大正区北岡島一丁目14番19号 近畿日産ディーゼル株式会社 代表取締役 三田邦男氏でございます。  契約の方法は、4社による指名競争入札であります。  以上、よろしくご審議のうえご決定いただきますようお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  日程第12「第39号議案 豊能町個人情報保護条例制定の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  ただいま上程となりました、第39号議案、豊能町個人情報保護条例制定の件について、ご説明申し上げます。  本件につきましては、近年、情報化社会の進展が加速し、個人に関する大量の情報が蓄積、利用され、個人情報の不適正な取り扱いによる権利、利益の侵害に対する不安感が高まっており、個人のプライバシー保護の必要性が生じていることから本町におきましても、手作業処理のものも含むすべての個人情報を保護の対象とした個人情報保護制度を確立するために、条例の制定を行うものでございます。  本条例は、個人情報の開示、訂正、削除を請求する権利を明らかにし、個人情報の適正な取り扱いの確保に関し必要な事項を定め、個人の権利利益を保護し、公正で信頼される町政を推進することを目的としております。そのための措置といたしまして、実施機関が個人情報取り扱い事務を開始しようとするときには、その内容などを町長に届け出ることとし、また、個人情報を収集するときは、本人の同意があるときや法令等の規定に基づくときなどを除き、本人からの直接収集を原則とし、利用や提供にあたりましても、本人の同意があるときや法令等の規定に基づくときなどを除き、原則として、収集目的の範囲内に限ることとしております。さらに、自己に関する情報をコントロールすることができる手段といたしまして、何人に対しましても自己情報の開示や訂正、削除を求める権利を保障するとともに、自己情報の不適正な取り扱いにつきましてはその是正を申し出ることができることとしております。  具体的には、第2条の定義で、実施機関として、町長、議会、教育委員会など町の行政組織すべてを対象とし、第3条、第4条、第5条で、それぞれ実施機関、事業者、町民の責務について規定しております。  第6条から第11条までは、実施機関の個人情報の不適正な取り扱いについて個人情報を事務として取り扱う場合の届け出に関することや、個人情報を収集する際や利用、提供する際の取り扱いに関すること。また、実施機関に対し、個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じることや、個人情報取り扱い事務を外部に委託する際の必要な措置に関することなどを規定しております。  第12条からは、自己の情報をコントロールする権利である開示請求権に関することといたしまして、開示請求の方法、決定手続、開示の方法、開示しないことができる個人情報などについて規定をしております。  第18条からは、同様の権利といたしまして、訂正請求権や削除請求権について。また、第24条からは、是正の申し出について。それぞれその請求の方法や決定手続などについて規定をしております。  第28条からは、不服申し立てに係る諮問機関である個人情報保護審査会に関することや、条例中で個人情報の取り扱いについて意見を求められることとなっている事項などにつきまして、調査審議するための組織である個人情報保護審議会に関することなどについて規定をしております。  なお、附則につきまして、この条例は10月1日から施行することとしております。  以上、よろしくご審議いただきましてご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安井修己君)  日程第13「議案第40号議案 平成13年度豊能町一般会計補正予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  木許助役。 ○助役(木許健治君)  それでは、議案第40号議案、平成13年度豊能町一般会計補正予算の件につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。  お手元の補正予算書の1ページをご覧ください。  平成13年度豊能町一般会計補正予算(第1回)でございます。  まず、第1条といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,120万1,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ69億8,520万1,000円とするものでございます。  補正後の款項の区分及び歳入歳出予算の金額は、2ページ、「第1表 歳入歳出予算補正」に記載のとおりでございます。  では、7ページをお開きください。まず、歳出の方からご説明申し上げます。  企画費でございますが、能勢電鉄妙見口駅のバリアフリー対策や利便性向上を図るため、能勢電鉄が実施しますトイレの設置、改札口の改良工事に対しまして、町が助成するものでございます。  次に、中学校費の学校管理費でございますが、府の委託を受けまして、東能勢中学校におきまして、生徒の悩み等の相談にのり、生徒のストレスを和らげ心にゆとりを持てる環境整備を図るために、心理相談員を配置する予算を補正しているものでございます。  8ページをお開きください。  スポーツ振興費でございます。当初予算におきまして、豊能地域生涯スポーツ推進協議会の広域的行事といたしまして実施する予定でありました妙見山岳マラソン大会に対しまして負担金350万円を計上しておりましたが、諸般の事情によりましてマラソン大会が中止となりました。その代替といたしまして、スポーツセンター「シートス」において実施しております水泳大会を、豊能地域生涯スポーツ推進協議会の広域的行事として位置づけしたことによりまして、当初、水泳大会を単独で実施する事業費として当初計上しておりました報償金から手数料までの予算合計35万6,000円を減額いたしまして、豊能地域生涯スポーツ推進協議会負担金として支出することといたしまして組み替えたものでございます。したがいまして、豊能地域生涯スポーツ推進協議会負担金といたしましては、当初予算に計上しておりました妙見山岳マラソン大会の負担金350万円を減額いたしまして、水泳大会の負担金35万6,000円を増額することによりまして、差し引き314万4,000円を減額するものでございます。  歳出の説明は以上でございます。  予算書5ページをお開きください。歳入の説明でございます。  教育費府委託金でございますが、先ほど歳出のところでご説明申し上げました、東能勢中学校におきます心理相談員を配置する事業に対する府の委託金でございます。  次に、老人保健特別会計繰入金でございますが、平成12年度の老人保健事業における給付実績等の精算によりまして、老人保健特別会計から一般会計へ2,158万6,000円を新たに繰り入れるものでございます。  次に、財政調整基金繰入金でございますが、今回の歳出補正による財源調整といたしまして必要歳出額を上回る歳入額がありますので、差引額につきまして、財政調整基金からの一般会計への繰入額を減額するものでございます。  6ページをお開き願います。  雑入でございますが、豊能地域生涯スポーツ推進協議会事業助成金につきましては、歳出のスポーツ振興費のところでご説明申し上げましたが、当初予算に計上しておりました妙見山岳マラソン大会の助成金262万5,000円を減額するものの、そのかわりといたしまして水泳大会が新たな助成対象事業となりますので、17万8,000円の助成金が得られる見込みとなりまして、差し引き244万7,000円を減額するものであります。  説明は以上でございます。よろしくご審議をお願い申し上げます。 ○議長(安井修己君)  日程第14「第41号議案 平成13年度豊能町老人保健特別会計補正予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  室木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(室木伸治君)  ただいま上程されました、第41号議案、平成13年度豊能町老人保健特別会計補正予算について、提案の理由を申し上げます。  本件につきましては、平成12年度の医療に係る費用の精算に伴いまして、不足分に対しては追加交付、超過分に対しては償還するため補正をするものでございます。  1ページをお開きください。  既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,120万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億1,129万円とするものであります。  まず、5ページの歳出でありますけれども、諸支出金償還金1,961万9,000円は、大阪府への償還金160万7,000円と社会保険診療報酬支払基金への償還金1,801万3,000円であり、超過分を返還するものであります。また、一般会計繰出金2,158万6,000円は、町への償還金2,157万6,000円と繰り越した利子分1万1,000円等をそれぞれ一般会計へ繰り出すものであります。  続いて前のページ、4ページの歳入でございますけれども、支払基金交付金・審査支払手数料交付金18万2,000円及び国庫支出金・医療費国庫負担金692万3,000円につきましては、平成12年度過年度分として追加交付されるものであります。  繰越金につきましては、平成12年度の譲与金でございます。  以上が、老人保健特別会計補正予算の説明でございます。よろしくご審議いただきご決定くださいますようお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  この際、皆さんにお諮りしたいと思います。  報道関係者より、テレビ・ビデオ及びカメラの撮影申し出がありますが、許可してよろしいでしょうか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  異議なしの声でございますので、テレビ・ビデオ及びカメラの撮影を許可します。  この際、暫時休憩いたします。再開は放送をもってお知らせをいたします。    (午後2時23分 休憩)    (午後2時41分 再開) ○議長(安井修己君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第15「第4号請願 ダイオキシン汚染物保管施設に関する請願書」を議題といたします。  お諮りします。第4号請願については会議規則第92条第2項の規定によって、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  異議なしと認めます。したがって、第4号請願については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより本件に対する説明を求めます。  玉手英夫議員。 ○20番(玉手英夫君)  ただいま提案されました、ダイオキシン汚染物保管施設に関する請願書、これに対する紹介議員として議長より発言の許可をいただきましたので、私の方からご説明を申し上げたいと思います。  なお、細部につきましては、朝から議員各位の方に詳細な文書が配布されておりますので、その点についてご参照をいただいたものと思いますので概略説明にとどめたいと思います。  過日、代表15名、そして賛同署名5,754名の請願書の紹介議員としてなってほしいという依頼をいただきました。  その内容につきましては、概略申し上げますと、平成13年2月28日の新聞紙上に、川尻地区においてダイオキシン汚染物処理施設の建設が発表されました。この土地は、ご案内のとおり、初谷川の清流源地でありますし、また、初谷渓谷は樹木、草葉などが豊かで生物も多数であるということはご案内のとおりでございます。なお、この初谷川渓谷には、豊能町民だけではなしに他地区からも多くの人がハイキングや自然鑑賞等々、自然探索等々に訪れておられますし、また過日、大阪の貴重な自然資源であるということで自然公園の指定も予想されておるという場所でございます。なお、この初谷川の渓谷につきましても、約10年ほど前に町の方から3年がかりでこの貴重な自然を守ろうということで調査をした経過もございますし、この初谷川の自然保護については十分町としても認識のあるところでございます。  そういった中で、この請願の趣旨の中にも、ただいま述べましたように大阪の貴重な自然の資産であると、そういうようなことが予想もされますし、大阪府の自然公園の指定も予想されるし、日本の野鳥会やそれからハイキング等々の方々がたくさんお見えになる貴重な土地がダイオキシンに汚染されるのではないかというご心配がございます。それがうたわれております。  そして、日ごろこの地を活動の拠点として自然愛護に関心を持つ各種団体が、こぞってこの場所についてはひとつ考え直していただきたいということで請願されたのが趣旨でございます。  なお、詳しい文章につきましては、先ほど申し上げましたようにお手元の文書をご一読いただいておりますので、わかったことであろうというふうに思います。  私は、この請願を紹介議員として依頼されました。この文章につきまして、なるほど一定の納得もいたしましたし、私がこれを請願署名したという理由につきましては、請願者の趣旨も十分理解はできるし、まずこの保管について、我々は2月27日にこういう考え方があるんだというご説明をいただきました。その時点では安全性の確認ができないということで、議会としては態度を保留のまま現在まで至っております。今迄でそれ以降議論した場はございません。したがって、そういう安全が確認されない、あるいは確立されていないということを前提に、この皆さん方の署名についてもそういった面で私も同意をして署名をしたという経過がございます。この点ひとつ皆さん方にお諮りをいただきたいというように思うわけです。したがって、この請願については、そういう趣旨を十分尊重されまして、理事者の皆さん方につきましてもこの趣旨を十分理解をされて、そして請願書に対するいろいろな手続を請願書の意思に沿ってひとつ取り扱っていただきますように希望いたします。  なお、各議員の諸侯におかれましては、私のご説明が舌足らずの面もあったかもわかりませんけども、ご説明いたしました趣旨を十分ご理解いただきましてご賛同をいただきますようにお願いを申し上げまして、私の、簡単でございますが署名議員としての説明を終わらせていただきます。  どうぞ皆さん方、ご賛同いただきますようによろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(安井修己君)  これより本件に対する質疑を行います。  長瀬重雄議員。 ○4番(長瀬重雄君)  それでは、ただいま提出されました請願についてご説明がありましたので、ちょっとわからない点が幾つかありますのでお尋ねしたいと思います。  まず、冒頭、私も先ほどの説明にありましたように、保管について態度保留のまま今現在に議会は至っております。ですから、私自身も川尻が賛成だという考えで申し上げているのではありませんので、それだけひとつ誤解のないようにしていただきたいと思います。  この請願書によりますと、まず初谷川の清浄な水を汚染させる危険性を否定できない。だから、初谷川の自然と安全を保護する観点から川尻地区の保管を撤回するべきだと、このように書いてあります。しかしながら、先ほども申し上げたように、保管についてはまだ何の説明も何の決定もされておりません。つまり、保管方法が特定されていない現在、一体何をもって初谷川が汚染されると言えるのでしょうか。ここのところの説明をしていただきたいと思います。  次に、日ごろこの地を活動拠点としてこの地の自然を愛護することに関心を持つ、あるいは特に利害を持つ各種団体に所属する者として認められないと書いてあります。ハイキングや探索に訪れる本当に自然を愛する人たちが、ただ、初谷川が汚染されると言われれば、当然それは反対されることは無理からぬことだと思います。しかし、その次に書いてある、特に利害を持つ各種団体とは一体どのような団体を指しているのか、お答え願いたいと思います。  それから、この紹介議員の方々にお尋ねしたいんですが、議員として、特に利害のある各種団体のために川尻地区の保管を反対されているのでしょうか。どうもこの文面を読むと、特殊のある、利害のある団体のために川尻ではだめだと、そのように判断せざるを得ない文章であります。議員としては、こういう特定の団体のための運動というのはいかがなものでしょうか。私としては非常に疑問を感じております。その点もお答えください。  それから、今迄の木代で行われると言われておりました高濃度汚染処理事業に賛成していた議員さんもこの紹介議員の中におられるようですけれども、保管よりもはるかに危険な処理事業に賛成しておいてこの保管に反対されるという、この理由がよくわからないんですね。この保管が高濃度汚染処理事業よりも危険だと。もっと言えば、保管方法もはっきりと特定されていないのに、初谷川が汚染される、自然が犯される、こういう理由がよくわかりません。この辺の説明をしていただきたいと思います。  それからですね、もしもこの川尻地区がだめだというのであれば、それでは一体どこがよいと考えておられるのか。なぜこんなことを言うかと言いますとですね、請願というのは審査結果の処理という部分にこういうふうに書いてあるんですね。議会が受理した請願は、会議規則に定める手続に基づきその審査を行い、採決、不採決を決するのであるが、請願の誠実処理の観点から、議会の責務はそこで終了することにはならない。採決を行っただけでは議会の責務はそこでは終了しないと言っているんですね。特に採択と決した場合は、議会は当該請願の含意を妥当と認めたものであるから、一般的には含意実現に向けて議会の権限の範囲内で努力する義務がある、こういうふうに述べております。そうすると、川尻がだめなのであれば、少なくともこういうところだったらどうかと、そういう代案が当然あってしかるべきと思うんですが、その点はいかがお考えでしょうか。  それから、最後になりますけども、5,754名の請願者がおられる。大変大きな多い数字で実はびっくりしているんですが、この5,754名の中に町内の居住者と町外の居住者と一体どのくらいの比率でおられるのか。ちょっとお話しを伺ったところによると、豊能町外の方も結構おられると聞いております。どのくらいおられるのか、その内訳を教えていただきたいと思います。  以上、1回目の質問を終わります。
    ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  玉手英夫議員。 ○20番(玉手英夫君)  自席から答弁します。  あまりにもたくさんの質問でございますので、抜けている点がありましたら、またご指摘をいただきたいというように思います。  いろいろご心配があるようでございますが、冒頭申し上げておきますが、私はこの文書作成にはかかわっておりません。この趣旨について、私が先ほど申し上げましたように、まだ安全性が確立できていないと、その中で場所を指名してきたと。これに対して私は大きな不信を持っておるわけです。したがって、そういう観点から、先ほどご説明申し上げましたように、この紹介議員として署名したということをまずご理解いただきたいというように思います。  それから、初谷川保管の方法が危険だ云々、これも今、申し上げましたとおりの主張でございます。私の考え方でその署名をしました。安全性が確立できていない。  それから利害関係。これについては恐らく観光協会とかいろいろな対外的に、豊能町の郡内はもちろんでございますが、大阪府内、府外について豊能町の存在をアピールされてこられたと。名前が初谷川、あるいは妙見山系ということでいろいろ努力されてきたのが阻害されるのではないかというご心配であるというふうに観察いたしております。  それから、一部のこの団体のために議員があたかも利害活動をしておるという、もってのほかの質問です。私は申し上げましたでしょ、この趣旨についてはご心配はなぜかと、これは安全性が確立できていないからご心配があるんだと。私自身もそういう立場で、今、署名議員になったということを申し上げたはずです。なぜ私たちをそんな利害関係に関するそんな事実というような観点でものを見られるんですか。私が当初説明したとおりです。利害関係は持ってございません。安全が確立されたら、私は保管についての否定はしていないんです。まず一番に、安全が確立できてないから、いろいろな川尻地区、野間口地区、妙見山等々の反対があるんですよ。そういった点から、私は利害関係を云々と言われて大きな憤慨を感じます。これは取り消していただきたい。  それから、賛成議員の理由というのは、今、申し上げましたようにそれぞれが安全性に危険があると、安全性が確立できていないということでこの署名に、心配なさる部分はわかりますということで署名したんですから、そういうご理解をいただきたい。  川尻以外の地区を示せと。そんなの無理な話しですよ。安全性が確立できていないから私はこの署名をしたと。安全性が確立できとるのならば、それはあの土地もいいだろう、この土地もいいだろうということがありますけれども、まず安全性が確立できていないのに、なぜそんなほかのところが言えるんですか。そういう観点から、やはり、まず安全性が確立できてない以上は、そんな川尻以外を示すことはできない。  それから姿勢を、この採択をされて、それなりにまだ議会の義務があるでしょう。私はあると思います。それは今迄2月27日以降、質疑していなかったということは、理事者から提案がないからできなかったんです。私たちは早いこと安全の確認をしたいんです。それがないからできない。それは私は、これが採択されましたら積極的に安全性の確立に向けて努力します。これが議員としての義務であるというふうに思います。  5,754人、この内訳については、私わかっておりませんので答弁はできません。  以上です。 ○議長(安井修己君)  長瀬重雄議員。 ○4番(長瀬重雄君)  それでは、自席より2回目の質問をさせていただきます。  今の議員のご説明の中で、保管に安全性が確立されていないから、だから反対だというお話しでした。私も冒頭申し上げましたように、保管について議会は態度を保留しておりますので、今、川尻に賛成だと申し上げているんではありません。ただ、保安に安全が確立されていないから川尻に置くのは反対だということではなくて、私が申し上げたいのは、まだ保管の方法が安全かどうかということも特定されていない現在、なぜ反対の方に走ってしまわれるのかということを申し上げているんです。私も議員と同じように、保管に安全性が確立されていないと思っております。しかし、この保管の安全性ということは、これから考えていくべき問題であって、その問題が、これはこの保管方法では非常に不安だから、だから反対だ、これだったらよくわかるし、私もそのようにやりたいと思っております。でも、今現在は安全性が確立されていない、そうじゃなくて、保管方法が安全かどうかを特定していないわけです。特定されていないわけです。我々はそれについて何の審議もしておりません。説明も聞いておりません。ですから、今現在のあれでは、現在の状況では、川尻に賛成するというわけにはいかない。これは全く私も同じ考えであります。しかしながら、保管に安全性が確立しないから川尻のこの反対の請願に賛成するというのは、私には理解できないのです。  それから、特に利害を持つ各種団体とはどのような団体なのかということで、かなりご立腹でありましたけども、この請願書の内容を読ませていただければ、これは議員が文書作成に関与しておられなかったと言っておられますので、議員のことをどうこう申し上げているんでは決してありませんのですが、この文章を読ませていただきますと、そういうふうに受け取るというかそういうふうに書いてあるんですね、明らかに。特に利害を持つ各種団体に所属する者としてと言ってますけども、この特に利害を持つというのは、今、議員がご説明にありましたような観光協会とか他府県のそういう団体さんだとかそういうことではないと考えざるを得ないわけですね。観光協会が特に利害を持つ団体とは言えないと思いますので。ですから、これは商売上、いわば営業上、利害を持つ団体がこの中にも入っておられて、その団体に所属する者として納得できない、理解できない、そういうふうにこの文章では受け取られると思います。ですから、私はそういうことを申し上げているのであります。もし、それがそうだとすれば、じゃあそこのところをよく組まれて、よく説明を受けて、その上で賛成されたんだったらば、それはそれで何の問題もありませんし、私がどうこう言うことではないんですけども、この文章を読ませていただく限り、そういうふうにしか受け取られかねないと、そういうふうに考えております。  それからですね、これは皆さんもおわかりかと思うんですけども、先日大阪府議会で一般質問がありました。そのときにこの質問が出ましたので、ちょっと読ませていただきたいと思うんですが、豊能郡美化センターの問題が起こって既に3年以上が経過したが、府として汚染土壌や汚染物の処理計画はどのようになっているのかと、こういう質問がなされました。それに対して大阪府は、施設組合では関係住民の理解を得ることを前提として、平成18年12月までに、汚染土壌につきましては豊能町内で環境省による実証調査を実施し、その結果を踏まえて全量の処理を。また、焼却施設内汚染物につきましては、豊能町内で一時保管をしたあと処理を行う計画としております。汚染物の保管や処理を適切に行うため、引き続き国に財政的、技術的支援を要望してまいります。こういうふうに大阪府議会で、大阪府の方で答弁されているんですね。これ、国に財政的な、技術的な支援を要望すると、こう言っておりますけども、これもきちんと保管なら保管、保管した後どうするか、どこに保管するのか、どのように保管するのか、そういったものがきちんと確定してからでないと、こういう財政的、技術的な支援はなかなか府としても国に求められないのじゃないかと思うんです。我々は一日も早くこの件に向けてやっていかなければならないと思いますけども、こういう状況を考えると、今、ここで川尻がいいとか悪いとかいう問題を抜きにして、保管が確立されていないからだ、安全が確立されていないからだっていうのは私にはちょっと理解ができないんですね。その辺のところをもう一度ご説明いただきたいと思うんです。保管の安全が確立されていれば、保管に安全性が確立されていれば別に反対することではないとおっしゃっておりますので、私も全くそのとおりなんですが、今、この時点では、保管の安全性というのか、保管をどのように保管するのかということすら、まだ公開されておりませんので、ですから保管の安全性云々というよりも、まず保管する方法を公開してくれと、そちらの方を求めてからこの請願が出て反対が起きる、それだったら私もわかるし参加してもいいとは思うんですが、今のこの現状ではちょっとわからないので、その辺のところをもう一度ご説明願いたいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  玉手英夫議員。 ○20番(玉手英夫君)  1点目の質問ですけども、なぜ川尻がいけないのかというと、たまたま川尻という行政の方の発表があったから私は反対しておるんですよ。これれがほかの地域であっても、安全性が確立できてなかったら反対しますよ。別に川尻やからという、特別にという意味はないんです。ただ、この各種団体から出された内容については、ご心配はもっともだと。私も先ほど申し上げましたように、移送上、保管上、明らかに安全性が確立できていないということで、この署名議員としてやったわけでございまして、これがほかの地域であっても私は同じように署名しています。そういうことを申し上げておきます。  それから、2遍目の営業上の云々という話しがありましたけども、私は営業上のそういう利害関係は少しもないというふうに理解をいたしております。  なお、この代表者の方がおられますけれども、これのご紹介を申し上げますと、一番初めからずっと順次所属を申し上げておきますが、1番目が妙見ハイキングの会、2番目が日本野鳥の会、3番目は野鳥の会、4番目が観光協会、次が自然愛好写真の会、山岳同好会、豊能山の会、観光協会、植物愛好会、大学教授、大学教授、医学博士、豊能ボランティア、郷土愛好会、この人たちが代表になっておるんです。これ、営業、営利が絡んでいる人は一人もおられません。そういった点から、その営利云々ということについては撤回をいただきたいというように思います。  府議会の件につきましていろいろご勉強もされたようでございますが、私はある意味では長瀬議員の考え方に同調します。安全性が確立できて、やはり私は保管よりもむしろ処理を優先すべきではないかという考え方は持っておりますけれども、安全性が確立されて保管するということになりましたら、それはそれで議論の末、絶対反対ということではないんですけども、そういった安全性を確立すると、そして、その後に立って、私は、やはりこの川尻がいいかどこがいいかという提案をされたのであれば、またそれの議論ができますけれども、それが確立できてないのに場所を指定されたということで、私はこの時点では、どの地域に指定されても賛成することはできないという立場です。  これ以上いろいろ議論いたしておりますと、私、理事者のような答弁をしなくてはならない関係になりますので、この点については、やはり私は自分の考え方については一般質問の中で解明をしていきたいというふうに考えておりますので、それ以上の答弁は差し控えたいというように思います。  以上です。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  川上 勲議員。 ○16番(川上 勲君)  今回の請願につきまして2、3質問をさせていただきます。  まず、私もこの請願書につきましては、署名をしてくれという案内がございましたけれども、そのときに私は言っておったのは、請願であれば正か否か、可決か否決かということになりますんで、でき得れば陳情か要望にしていただいたら十二分に議会の中で審査ができるというふうにお答えを申し上げまして、請願であれば署名はできないというお答えを申し上げました。  内容につきましてはここに書いてあるとおりでございますが、その内容の詳しい云々を言いますといろいろ問題の出てくる可能性がございますんで、それよりも私は、この請願につきまして、能勢町のところの関係、それから他の市との関係、そういう豊能町と関係する他の公共団体との関係について、これがもし可決されればいろいろな形で影響してくるであろうというふうに考えます。  と申しますのは、例えば去年の9月14日に、南殿町長の名前で町長印を押されて、3月31日までに豊能町で保管するという約束を山内地区、口山内地区でされました。そして、3月31日になっても何らその持っていく気配もないし何もないというようなことでございます。というのは、町長の多分公印が押されてあるであろうのに、それを約束を守らないということにつながってまいります。これ、民間であれば訴訟問題だというふうに私は考えておりますけれども、いまだにその持ってくる場所も決まってない。また、それを今現在、高濃度汚染物を置いておられる山内地区もそういう形には出られないと。ということは、豊能町の公印がいかに軽んじられて考えておられるか。私は、その点につきまして大変懸念をしております。  そして今回、この請願書がもし可決されれば、それこそ今、ごみは他の市町村でお世話になっておるし、また高齢者の福祉の件でもいろいろお世話になっておるところが、豊能町に対してそういう形で、そういう目で見られるんじゃないかというふうに懸念をしております。  それともう1点は、今現在、先ほどからやり取りがございましたけれども、その安全性の問題。それにつきまして、初めてものをつくるときに安全性はどうか、そういう議論をするのはよろしいですけども、今現在、その高濃度の汚染物が山内地区のあの環境施設組合の場所の中に仮保管されておる。それが安全に保管されておるのかといえば、仮保管ですよね。そこに仮保管、安全性がない形で仮保管されておるのは構わないけれども、豊能町へ持ってきて豊能町の場所で保管するのにはきちっとした安全性がなければならないという理屈は、私は通らないと思います。  したがいまして、その場所的云々は別にしまして、妙見山の、そらいろんな法の網がかぶっておるという場所がございますけれども、前の町長のときに出た戸知山地区も、これを含めてですね、やはり議会も責任を持ってやっぱり十二分に検討する、また理事者に対して早急に土地を選定していくという、厳守と申しますかそういう形で理事者に迫っていかなければならない時期に、こういう請願に可決になると、能勢町の人の神経を逆なですると申しますか、そういう形になると私は思っておりますので、そういう考え方に対してのご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  玉手英夫議員。 ○20番(玉手英夫君)  答弁させていただきます。  今、能勢町とかその他の公共団体との関係、これについては私は一定の川上議員と理解は同じでございます。そういった点についての十分な最新の注意をはらってすべきだと。これは認識を共通するところがございます。  だからといってこれが、ダイオキシンが拡散する恐れがあるという不安を払拭できないままに移動さす、保管するということについて、私は問題があるということを指摘しておるんです。したがって、それらについては、私は保管がいけないとかそういうことは言っておりません。ただ、安全性をきちっと確立して、これはやむを得ないな、これだけいろいろ町の方も、大阪府の方も、国の方も、いろいろその配慮をしていただいた。これだったら安心だということを示してほしいということを私は常に申し上げておると。そういった点から、私は、たまたまこの指定されたのが川尻地区であったということで、先ほど長瀬議員の質問にも答えましたように、安全性ができてない以上はどこに置いてもやはり不安だということを、住民にこれで安心であると、ご協力いただきたいという説明ができないというふうに申し上げておるところでございますので、前半の考え方に、川上議員の考え方について、私は同調する部分がございます。しかし、現状としては、そういう安全性が確立するまでは移動するべきではないというように考えておりますので、署名したところでございます。  山内の仮保管がよくて豊能町内はいけないのかということについては、それも一つの理由であろうというふうに思いますが、あそこでいろいろな解体工事等を含んでいろいろされました。我々よりも保管についての技術もあるであろうし、それぞれの保管についての注意を払っておられるやろうと思いますけれども、それを移動さすとなると移動時のそのいろいろ拡散の問題とか、改めて保管するについては長期保管になりますんで、その点について不安があるということがあるので、それを私も事あるごとにその点について、早く国なり府の指導を求めて説明してほしいと。これも一般質問の中で私の考え方については示していきたいというように考えておりますが、そういった点についての早期のやはり対策を示していただいて、やはりいろいろな能勢町とか他の公共団体、1市3町も含めて、一生懸命豊能町、能勢町はこの処理に取り組んでおるという印象を与えたいという意味では、私は同感でございますので、その点についてやはりきちっとしたものを早くお示しをしていただいて、私たちとしてもやはり一刻も早く処理していくということについて努力することについては、私も一議員として努力したいというように考えておりますので、その点ご理解をいただきたいというように思います。 ○議長(安井修己君)  川上 勲議員。 ○16番(川上 勲君)  請願についても、あるいはまた住民監査請求につきましても、これはやはり住民に認められた権利でございますので、これがいけないとかいうことはないと思います。住民の権利として、やはり請願であれ住民監査請求であれ、自分がわからなかったらそういうことはしていただいても十二分に私は構わないとは思いますけれども、ただ、私が考えますには、やはり豊能町の議員として、あるいはまた豊能町の議会として、この請願がもし受け入れられれば、他の関係機関に対していろいろな影響があるというように私は考えますので、この請願は、私は否決という形でしていただいて、そのかわり早急にですね、場所の選定を含めてですね、安全性の確立も早急に理事者の方に意見書として、豊能町議会として意見書を出して、早急に対処をしていただくという形にしていただければなというふうに考えております。  また、この文書の中で、2月28日に初めて現町長より場所の説明をなされましたけれども、以来今日まで、地元の人に聞きますと、何の地元に対しての説明がないということも私は大変遺憾に思っております。もう3カ月以上たちますのに、何の地元に対しての説明もないし、そういう形でいろんな団体にも説明がないということは大変遺憾に思いますので、その点は理事者の方も十二分に考えていただきまして、早急にですね、場所の選定、妙見山も含めて、また、あるいは木代の戸知山地区も含めて、早急にやはり能勢町との審議のもとに場所を決めて、安全性の確立をして、豊能町に高濃度の汚染物を持ってくるということが能勢町との約束でございますんで、その点よろしくお願いいたしまして、答弁は結構でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  湯浅光雄議員。 ○1番(湯浅光雄君)  最初の長瀬議員と若干重複するんですが、私も川尻地区における保管については別に賛成という意味でご発言するわけではございませんので、最初に申し上げておきます。  この請願を出された住民各位のご心配には全く同感でございます。また、施設組合の今迄の不誠実な対応を見れば当然なことであると言えます。  しかし、現在、運搬の方法また保管の方法が検討中であり、全くその概要が若干示されたとはいえ、この間施設組合で500万の予算が通ったところであり、これから慎重に検討していかれるということが決まった時点でございます。  このような時期に、今、ダイオキシン対策が非常に重要な時期に差しかかっておると考えられます。このような時期に、拘束力はないものの、非常に大きな意味を持つ請願を採択するということは、今後のダイオキシン対策、ダイオキシン問題の対応に大きな制限を加えるものとなると思います。この請願を採択した場合、今後のダイオキシン対策についてどのように考えておられるか、請願を出された紹介議員のご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  玉手英夫議員。 ○20番(玉手英夫君)  何遍も答弁いたしておりますので重複すると思いますけれども、保管検討中やということでご指摘がございましたけれども、私もそういう認識をいたしております。  ここでこれが、請願が採択されたら大きな弊害があるというふうにおっしゃいましたけども、私はそういう大きな弊害はあまり考えておりません。というのは、請願の趣旨に沿って、また私たちの趣旨に沿って、当局が、理事者が、早く安全性の確立をしてこうこうですからということで各住民の皆さんに説明して安心をしていただけるということを前提に、私はこれ、紹介議員になっておるんです。そうでなかったらひとつも、2月27日に提案されてから一遍もこの説明がないんですよ。これも申し上げておきますけれども、これは私は、この件については報告事項ではないと、審議事項であるという理解をしておるんです。  これ以上申し上げますと一般質問になりますので答弁は差し控えますけれども、そういうような意味合いを持ちながら、やはり警鐘を与えて、一日も早くこのダイオキシン処理ができますように、これは一つの大きな提起になるであろうということを含めて私はこの請願に署名をいたしておりますので、これが障害になって今迄云々は停滞するという、そこまでは考えておりません。したがって、私の真意については、やはり一日も早くこれは処理をして、ダイオキシンを全部、豊能町から能勢町からなくしてしまいたいというのが真意でございますので、その点ひとつお含みをいただきたいというふうに思います。 ○議長(安井修己君)  湯浅光雄議員。 ○1番(湯浅光雄君)  今さっき最後の方で発言されました、処理をして豊能町、能勢町からなくしてしまいたいというふうにおっしゃっておりますが、請願紹介議員の中には、先ほども言いましたように、処理と保管は一体だというふうに、保管イコール処理であれば賛成するというふうに言っておられる議員もおられるように思っております。ただ、これが私の理解違いであればご訂正をいただきたいと思います。  では、なぜ処理が安全で保管が不安であるのか。この点が全く見えてきておりません。処理と申しますのは1,600℃以上の温度で処理をする世界で初めての事業でございます。このような問題が安全であり処理が不安だという問題は、これから検討していく大きな課題であると考えております。その中で、処理をするのであれば安全であり、処理をするのであれば賛成するということであれば、若干問題が、この処理と保管との兼ね合いについてご回答いただきたいというふうに考えます。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  玉手英夫議員。 ○20番(玉手英夫君)  だから私がね、これ以上突っ込んでいくと一般質問に入っていくということで、詳しいことは避けたいと言うとんです。私の処理云々というのは、保管はやめて処理ということではなしに、究極の目標は、やはり私としてはですよ、ほかの5人は知りません、私としては、究極はやっぱりなくしてしまうということが一番の豊能町、能勢町に対するダイオキシンの払拭につながるという概念は持っておりますということを申し上げただけで、それでほかがだめで処理がいいんだという意味で申し上げたんではございませんので、これ以上の答弁は慎みたいというふうに思います。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  今、いろんな方のご意見を聞いておりましたんですけども、私は今、組合の方の副議長もしております。先ほど川上議員の方からも話しがありましたように、今、組合の方はですね、この問題に関しては、保管も含めてですね、やはり他の市町村に非常に気を使って進めていっております。  その中で、6月1日に非常に右往左往しましたけども、議長判断ということでこの予算が可決されたところでございます。その予算は、先ほどもご説明があったと思うんですけども、能勢町に対してはこの土壌をですね、的確に処理していこうという、そのための場所の設定ということで2億の予算。そして豊能町に対してはですね、これから保管に向けてどのような保管が安全なのか、どうしていけばいいのかという論議のためのですね、予算が500万上がっております。  これから我々は、やはり大局に立ってですね、このダイオキシンをどうするかということの、例えば先ほど皆さん方、認識同じだと思うんですけど、豊能町と能勢町がやっぱり一致一丸となってやっていかなければならないと。役割分担という話しもあるんですけども、我々ができることが何なのかということを考えますとですね、前町長、そしてそれを踏襲した現町長もそうですけども、保管をしようということがきちっと能勢町に対して約束がされておるわけであります。しかしながら、これだけの署名の反対のあれが出ております。これはやはり先ほども話しがありましたように、行政に対するやっぱり対応の遅さというのは一つあるんですけども、これから我々がですね、豊能町の住民のために、どうしたら安全に保管できるのかということをやっていく、今、まさに入口でございます。  そういったときにこの請願書は、先ほども話しがありましたように、もし採択された場合にです、やはり我々いろんな他の市町村にごみをお願いしております。それから1市3町の立ち上げも、これ、非常に影響します。そして、能勢町との協力体制がどうなのかという審議の問題にもなってまいります。そういったことを考えますと、やはり先ほど川上議員の意見がありましたように、これは要望書というような形でですね、上げてこられましたらですね、十分に我々はですね、これから審議をできるんじゃないかと。まだまだ我々も勉強不足でありますし、行政の対応も非常に遅い、これは否めません。しかし、ここで我々が一体となってですね、やっぱり豊能町民のために、安全にどう確保するのかということをですね、前向きに進めることがですね、能勢に対する我々の責務、そして1市3町に対して、そして他の市町村にごみをお願いしている、その辺のですね、やっぱり絡みにも関係してくるんじゃないかと思うんです。  そういった意味で、今回、署名された議員の中にですね、組合の議員さんがおられますけども、やっぱり組合としてですね、やっとですね、そういう予算が可決されたという段階でですね、私はやっぱり全体の組合の議員としてですね、この豊能町の住民のために安全にどう確保するのかということが大事ではないかと思っておりますんで、この唐突に出てきたと言われたら何ですけども、これはやっぱり行政にも責任があると思うんですね。こういうやっぱり非常に難しい施設というのは、なかなか住民の方には納得できないと思うんですけれども。  この間、柴生市長さんの1市3町の説明文が出ておりますけども、これ、やはり行政がですね、やっぱり場所は提示しなければならないと。結局、行政の責任で慎重に場所を決定しなければならないと。住民同士であれば、やっぱり利害が対立する問題についてはですね、住民から信託をいただいた行政において決定する。そして我々がですね、その辺を十分にですね、審議して、住民のためにどうあるべきかということをやらなければならないということでありますので、私は、今回は非常にそういう点ではですね、これは非常にちょっと時期尚早であったのかなというような気がするんですけども、その点はどういうふうにお考えなのか。先ほどから聞いていますと、大体わかりましたんで、同じ答えだと思いますんで、私は答弁は結構ですけども、そういう今、やっぱり大局にあって大同団結と申しますか、小異を捨てて大同についてですね、これをどうきちっとですね、確保するかと。  それから一つ、これは私は風聞するところで確証はありませんけれども、今、国の段階でですね、処理困難物をですね、地方自治に任せて、例えば大きなブロックに分けて、近畿ブロックとかそういうブロックに分けて、そこがですね、終結してですね、処理していくというようなことがうわさに出ております。私はそういう意味では、これからは国会にもですね、国会議員にも訴えていくというような方法も一つではないかと思っております。  そういうですね、前向きな方向でですね、私はやっぱり豊能町の議員が一丸となり、そして能勢町の議員も一体となって進めることが大事であろうと思っておりますんで、今回のこの請願書につきましては、意図はわかりますし非常に心配されていることもわかります。だからこそ、我々はこれから十分にですね、論議を深めていきたいと。行政におかれましてもですね、ジオメルトについてももっとですね、早期の勉強をしてほしいと。我々も勉強しなければならないというのをこれまでに再々にですね、お願いしてきてきておるわけです。ですから、議員諸侯がよく言われておりますように、やっぱり行政と議会が車の両輪となってですね、我々はやっていかなければならないということを踏まえてですね、早急にですね、対応をしていただくことをですね、お願いして、答弁は結構です。私の意見として言わせてもらいます。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  藤野裕次郎議員。 ○7番(藤野裕次郎君)  この請願書の趣旨は、早くこの緑豊かな豊能町、また能勢町、この地域からダイオキシン問題を早く解決してほしいというところが第一番目の趣旨ではないかなというふうにとります。  しかしながら、明日からの一般質問を控えまして、今、この請願書を受けて賛否を出さなければならないっていう立場もございます。そういう意味で、私は、以前よりこの問題に関しましては総論賛成各論反対っていう議論が多うございます。そういう意味で、木代地区で保管という前町長に同意をしてきた議員の一人として、木代ですね、処理を含めての検討ということで同意をしてきた議員として、ここがあかん、ここがいいって言えるような状況でない。  そういう意味で、去年の12月、国でも府でもそれぞれに専門部会を立ち上げております。その専門部会の委員さんというのは現地に多分入っておられない。豊能町、能勢町を御存知ない、現地に足を踏み入れてない方がテーブルで議論をしていらっしゃる。そこに僕は問題があって、やっぱり豊能町でも学識経験者、それぞれその分野のエキスパートを集めて豊能町として、行政としてしっかりした汗をかくべきなんと違いますかということを日下町長に12月議会で申し入れをいたしました。その後、まだ、しかとした返事はいただいておりません。そういう意味をもって今度の6月一般質問でそういう検討する、どの程度の検討をされてこられたのかっていうところをですね、確かめてこの請願に対処したいっていう考えを持っておったわけなんですが、今、対処しなければならないっていうことでございますので頭を悩ましておるわけでございますが、もしこの請願にですね、提案者または議長のお許しがいただければ、町長からその問題についてですね、専門部会の立ち上げっていうところでの、これを請願書を正確に判断したいっていう趣旨もございますので、答弁を、もしお許しができるならば、いただければありがたいなというふうに思ってます。十分請願の趣旨とは違うっていうことをわかった上でのお願いでございますので、よろしくお願いをしたいなっていうふうに思います。
     ですから、この請願書っていうのは、早く解決してほしいっていうお願いが込められておるっていうのはよくわかっております。ですから、安全、危険っていうのを化学的根拠をもって住民の前に、やっぱり住民さんにしっかりとした説明をすべきではないかなと。不安があってこういう形で出てきておるというふうに思っておりますし、そういう意味でこれの判断をする一つの基準としてですね、私、一般質問の中で昨年より申し上げておりますので、その辺をもし議長、提案者、お許しが願いましたら、町長答弁願えればと思うんですが。 ○議長(安井修己君)  答弁を求めます。  玉手英夫議員。 ○20番(玉手英夫君)  答弁させていただきます。  考え方については藤野議員と同じような方向であろうというように思いますが、これが誠に申しわけありませんが、この請願の域を出るような発言でございますので、私はこの際、町長答弁は必要ではないというふうに考えますので、明日からの一般質問の中で、申しわけありませんけどもひとつ追求をしていただいてはどうかというように思いますので、その点よろしくお願いいたします。 ○議長(安井修己君)  藤野裕次郎議員。 ○7番(藤野裕次郎君)  理解いたしました。  そういう意味でですね、今、現段階としてこの請願書を判断しなければならないと。豊能全域を対象にして責任を持って行政がこの問題に対処しなければならないっていうときに、選択肢を狭くするっていう意味で、この請願には現段階で、今のご答弁でございましたら、この請願に対して反対っていう態度を、討論と重複するかもしれませんが、そういう立場を取らざるを得ないのかなっていう認識をいたしております。  以上です。 ○議長(安井修己君)  ほかに。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  西岡義克議員。 ○13番(西岡義克君)  それでは、討論させていただきたいと思います。  今回の請願に対しまして、私は住民の不安はもっともなことだと思っております。やはりその原因は、私も組合の議員で大変申しわけないんですけども、組合の住民に対する説明の準備不足、そして我々議員の勉強不足もございますし、後手後手に回っているという部分が多々あろうかと思います。  しかし、私も組合の議員の立場といたしまして、今、豊能、能勢との協力体制、そして1市3町との協力体制もかんがみ、そして他市町村へのごみを委託していることをかんがみますと、やはりここで大局に立てばですね、ダイオキシンのその安全処理の確立に関しても、やはり相互に有機的に関連しているところがございます。我々も今後は十二分にですね、この議会の中で、住民のためにこの安全保管をどうするのかということを審議してまいりたいと思いますが、今回、この請願書に関しては時期尚早であろうと私は思っておりますので、あえてここで反対をさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  秋元美智子議員。 ○10番(秋元美智子君)  婦人クラブとしての態度を表明させていただきます。  その前に、今日、今回、請願が出てきましたことで、逆に議員の皆様のいろんな考えを知ることになりました。2月27日から以降、私たち議員は本当にこの問題についてどのように進めていったらいいか真剣に話し合う場を、そういう機会を行政の方からいただいてきておりませんでした。そして、この保管に向け、この問題を解決することが保管なのか。保管することが先に進むことなのかどうか、それさえもまだ私たち自身、お互い議員の中で話し合った経緯がございません。私自身は、この保管ということに関しまして、町長が選挙でおっしゃってましたように、国家プロジェクトで安全な処理技術が確立されるまで保管すべきということである面受け取っておりました。しかし、この3月議会の国会の議事録を見ますと、もう一切国はそういうことを考えていない。処理技術はほぼ確立されていると、そういう中で国家的プロジェクトはもう考えないという議事録を見つけまして、保管するっていうことが果たしてこの問題の前進なのかどうか、今、そこにさえ大きな疑問を持っているところです。  そして、今回のこの川尻の保管に関しまして、あの場所がいいかどうかということも含めまして、婦人クラブとしての態度を改めて表明させていただきます。  高濃度ダイオキシン汚染物の保管場所として計画されている川尻地区の初谷川上流は、一庫ダムの源流点であること。町がその自然環境を守るために経費をかけて調査した経緯があること。また、つい最近配られましたこの第3次総合計画の中でも、妙見山周辺の保全育成に努めるとして大きな位置づけをしております。  今回の住民の請願内容を私ども婦人クラブは受けさせていただき、川尻での保管に反対し、請願に賛成させていただきます。  また、行政におきましては、今後に向けてどれが一番早道なのか、議員とともに話し合う機会をぜひつくっていただきたいと思います。  お願いいたします。 ○議長(安井修己君)  ほかに。  田原洋子議員。 ○2番(田原洋子君)  日本共産党の田原でございます。  請願についての賛成討論をいたします。  ダイオキシン汚染物の保管や処理はかつて例がなく、住民不安は当然のことです。我が党はダイオキシン対策について、国に基準をつくらせ、情報公開を基本に住民の納得と了解を前提に行うよう求めてまいりました。請願の趣旨は、国の運搬基準も保管基準もないまま、この貴重な初谷の自然資産の地を保管候補地としたことに納得できないという素直な思いと判断をいたしまして賛成といたします。 ○議長(安井修己君)  ほかに。     (「なし」の声あり) ○議長(安井修己君)  討論を終結します。  これより採決を行います。  第4号請願を採択することに賛成の方は起立願います。     (多数起立・13:5) ○議長(安井修己君)  起立多数であります。よって、第4号請願は採択することに決定しました。  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。  次回は、6月14日午前10時より会議を開きます。  どうもご苦労さまでございました。     散会 午後3時45分 本日の会議に付された事件は次のとおりである。 会議録署名議員の指名 会期の決定について 第 2号報告 平成12年度豊能町介護保険特別会計事業勘定予算繰越明        許費繰越計算書報告の件 第 3号報告 平成12年度豊能町一般会計予算事故繰越し繰越計算書報        告の件 第 4号報告 専決処分の報告の件        (自動車事故に係る損害賠償請求に関する和解の件) 第 1号承認 専決処分事項の承認を求める件        (豊能町税条例及び豊能町国民健康保険税条例改正の件) 第 2号承認 専決処分事項の承認を求める件        (平成12年度豊能町一般会計補正予算) 第 3号承認 専決処分事項の承認を求める件        (平成12年度豊能町介護保険特別会計事業勘定補正予算) 第 4号承認 専決処分事項の承認を求める件        (平成12年度豊能町下水道事業特別会計補正予算) 第37号議案 動産の取得について 第38号議案 動産の取得について 第39号議案 豊能町個人情報保護条例制定の件 第40号議案 平成13年度豊能町一般会計補正予算の件 第41号議案 平成13年度豊能町老人保健特別会計補正予算の件 第 4号請願 ダイオキシン汚染物保管施設に関する請願書   以上、会議の次第を記し、これを証するためここに署名する。 平成  年  月  日署名   豊能町議会 議 長   署名議員   7番     同    8番...