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  1. 阪南市議会 2020-11-30
    12月04日-04号


    取得元: 阪南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-26
    令和 2年 12月 定例会(第4回)        令和2年阪南市議会第4回定例会会議録(第4日目)1.招集    令和2年11月30日(月)午前10時00分1.再開    令和2年12月4日(金)午前10時00分1.散会    令和2年12月4日(金)午後0時13分1.閉会    令和2年12月21日(月)午前11時07分1.議員定数   14名1.応招議員   14名         1番 大脇健五      2番 河合眞由美         3番 福田雅之      4番 山本 守         5番 二神 勝      6番 渡辺秀綱         7番 角野信和      8番 見本栄次         9番 上甲 誠     10番 畑中 譲        11番 中村秀人     12番 中谷清豪        13番 岩室敏和     14番 浅井妙子1.不応招議員    なし1.出席議員     応招議員に同じ1.欠席議員     不応招議員に同じ1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名    市長         水野謙二    副市長        金田 透    教育長        橋本眞一    市長公室長      水口隆市    総務部長       森貞孝一    市民部長       魚見岳史    福祉部長(兼)福祉事務所長      健康部長       松下芳伸               宍道厚治    こども未来部長    重成陽介    事業部長       西川隆俊    会計管理者(兼)会計課長       行政委員会事務局長  濱口育秀               山本雅清    生涯学習部長     伊瀬 徹1.本会議に職務のため出席した者の職氏名    議会事務局長     井上 稔    議会事務局庶務課長  布施秀樹    議会事務局庶務課総括主査               貴志充隆1.付議事件 日程第1       一般質問 日程第2 承認第13号 専決処分事項の承認を求めることについて            (専決第16号)令和2年度阪南市一般会計補正予算(第8号) 日程第3 議案第65号 阪南市監査委員の選任につき同意を求めることについて 日程第4 議案第66号 財産の無償貸付けについて 日程第5 議案第67号 権利を放棄し、和解することについて 日程第6 議案第68号 指定管理者の指定について 日程第7 議案第69号 阪南市プロポーザル選定委員会条例制定について 日程第8 議案第70号 阪南市立公民館条例の一部を改正する条例制定について 日程第9 議案第71号 阪南市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について 日程第10 議案第72号 阪南市後期高齢者医療に関する条例等の一部を改正する条例制定について 日程第11 議案第73号 阪南市企業誘致促進条例の一部を改正する条例制定について 日程第12 議案第74号 南部大阪都市計画阪南下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について 日程第13 議案第75号 阪南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について 日程第14 議案第76号 令和2年度阪南市一般会計補正予算(第9号) 日程第15 議案第77号 令和2年度阪南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第16 議案第78号 令和2年度阪南市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第17 議案第79号 令和2年度阪南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 日程第18 議案第80号 令和2年度阪南市下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第19 報告第8号 専決処分事項の報告について            (専決第15号)損害賠償の額を定め、和解することについて 日程第20 議会選挙第5号 阪南市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について △再開 午前10時00分 ○議長(中谷清豪君) 皆さん、おはようございます。昨日に引き続きまして、お疲れのところご出席ありがとうございます。 ただいまの出席議員数は14人です。定足数に達しておりますので、令和2年阪南市議会第4回定例会を再開いたします。--------------------------------------- ○議長(中谷清豪君) 直ちに本日の会議を開きます。 まず、議事日程の変更についてお知らせいたします。お手元にご配付のとおり、日程の順序が一部変更されております。なお、議事日程についてはご配付のとおりです。---------------------------------------一般質問 ○議長(中谷清豪君) それでは、昨日に引き続き、日程第1、一般質問を行います。 畑中譲議員一般質問を許します。それでは、10番畑中譲議員どうぞ。 ◆10番(畑中譲君) 皆さん、おはようございます。通告しておりますとおり、一般質問をさせていただきます。 水野市長も1期目の4年間で、市の財源を含め現状を全て把握されたことと思います。財政が厳しいのも今始まったわけではなく、その現状を打開するための施策や行政をどういった方向へ進めていくのかは、そのときの市長の手腕が問われるわけで、その器量によって市はよくもなり悪くもなります。さらなる阪南市行財政構造改革プランを推進することと思いますけれども、首長の権限は、市が大きかろうが小さかろうが大変大きなものです。その責務を全うされることに対しまして、市政運営における2期目の取組みについてお伺いします。 なお、二次質問については質問席にて行います。 ○議長(中谷清豪君) 水野市長。 ◎市長(水野謙二君) 改めまして、おはようございます。早速ではございますけれども、答弁に移らせていただきます。 市政運営についてお答えいたします。 1期目を振り返りますと、まず、子育て拠点整備方針の再構築が急務であったことから、議会、市民や審議会での議論を踏まえ、公民の役割分担や持続可能性などを勘案した方針を策定するとともに、旧尾崎中学校跡地を活用して新しい民間の認定こども園を誘致するなど、市政における就学前教育の提供の考え方と実践をお示しできたと考えております。 また、総合こども館計画のあった旧家電量販店跡地につきましては、本市のにぎわい創出の拠点となる民間企業を誘致することができました。 また、将来にわたって持続可能な財政構造を確立するため、抜本的な行政改革を敢行する阪南市行財政構造改革プランを令和元年に策定し、行財政改革に着手をいたしました。この取組により、令和4年度決算時点で実質収支額を約14億円、効果を見込むことができたところでございます。 また、新しい組織を設置いたしまして、ふるさと納税の獲得に積極的に取り組んだことによりまして、1期の任期期間に約8億円の収入を確保できました。 その他、全国アマモサミットの開催、地域共生社会の実現に向けたくらし丸ごと相談室の設置、英語教育教育ICTの充実などの教育投資、コミュニティバスの買換えや介護予防拠点事業など、厳しい財政運営の中ではありますけれども、暮らしや福祉の充実を進めることができたと考えています。 2期目の市政運営に当たりましては、誰もが暮らしやすい社会の実現に向け、全ての人が互いに尊重され、認め合い、まちの担い手として生き生きと活躍し、自分らしく豊かに暮らしていくことができる「誰も一人ぼっちにしない、誰も排除しないまち」を、市民の皆さんとともにつくり上げていく筋道を確立するため、人口減少・少子高齢化の流れの真っただ中にいる、この阪南市の10年後を見据え、持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。 また、行財政構造改革プランを策定し、様々な取組、改善を図ってまいりましたが、今後、効果額をさらに積み上げるために、行財政構造改革プランの補強・見直しに取り組み、徹底した行財政構造改革に取り組んでまいる所存でございます。 そのほかの主要政策につきましては、所信表明にて申し上げたとおりでございますが、経済・まちの活性化、教育・子育て、健康・介護、安全・安心なまちづくり、ジェンダー平等・人権推進など、市政が担う各分野で事業や施策の充実を図り、持続可能なまちづくりに取り組んでまいりたいと考えています。 以上でございます。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 私は、主に防災、防犯、幼児教育の3つの柱を軸に議員活動を行ってきました。そして、市をよくするためにはたくさんの課題が山積しておりますが、その中から私が取り組んできたこと何点かを、今後の方向性を含めた上で質問をさせていただきます。 最初に、市民の安心・安全のために欠かせない消防行政。 所管は泉州南消防組合ですので、本市が副管理者として分かる範囲で結構ですが、2018年4月に南西分署の業務が開始されております。阪南消防署の今後の在り方についてお伺いします。 ○議長(中谷清豪君) 水口市長公室長。 ◎市長公室長(水口隆市君) お答えいたします。 阪南消防署は、昭和52年4月に本市の消防本部として運用を開始し、消防需要の高い人口密集地域に設置された消防活動の重要拠点施設として市域内の安全と安心を担ってまいりました。現在は、平成25年度に設立された泉佐野市以南3市3町で構成する泉州南消防組合の広域消防の署の一つとして運営されてございますが、市域内消防において果たすべく役割や重要性については変わってございません。 一方、組合設立時において、管轄内の消防行政の円滑な運営を確保するため、泉州南ブロック広域化運営計画が策定され、初動体制の充実強化や消火、救急、救助など、広域化のスケールメリットや効果を検討される中、これまで課題であった阪南市西部及び岬町東部における消防力強化の必要性が打ち出され、お示しのとおり、平成30年に阪南消防署南西分署が整備されました。この南西分署と阪南署の連携が整うことで、阪南市域内の消防力がより一層強化されたことはご承知のとおりでございます。 今後、泉佐野市以南3市3町における消防署所の適正配置の在り方については、管内全域の消防力を鑑み、引き続き泉州南消防組合及び構成市町において種々議論を進めていくこととなりますが、本市としましては、市内全域の安全を確保し、効率的かつ効果的な消防サービスを確保していくためにも、阪南消防署の存在は大きいものと考えてございます。引き続き、阪南消防署の持つ役割、重要性について、泉州南消防組合にしっかりと訴えてまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 阪南消防署は現状のまま維持していくべきと私も思いますが、そう考えるならば、現在の阪南消防署付近の道路については渋滞が多く見受けられますし、また、付近に大規模な住宅地の開発事業も計画をされております。市民の安心・安全を確保し、緊急時に迅速な対応を行うためにも、消防署から旧26号にかけて新設の救急搬送道路や進入路を構築すべきと考えますが、いかがですか。 ○議長(中谷清豪君) 水口市長公室長。 ◎市長公室長(水口隆市君) お答えいたします。 現在の阪南消防署周辺道路事情等につきましては、十分な道路幅員の確保や交差点部分における隅切り等の設置が難しいこともあって、大型車両の通行支障や渋滞等が発生し、緊急車両の出動に影響を及ぼすおそれがあることは承知してございます。 このような事態を回避し、府道までの迅速なアクセス路を確保するといった観点からは、お示しの救急搬送道路消防署敷地への進入路の構築は有効な手段と考えますが、事業の実施に当たっては、用地の確保を含め相当額の事業費が必要となり、現在の本市財政状況を踏まえますと、当面の間の整備は厳しいものと思われます。 今後は緊急車両だけでなく、一般車両の利用も含めた必要性について、交通需要の把握など、関係各課と連携し研究を進めてまいりたいと考えてございます。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) そうですね。道づくりはまちづくり。物になるのに何年かかるか分かりませんけれども、これからもずっと言い続けていきます。 次に、防災教育。 災害と一言で言っても、地震や洪水、台風など、その種類は様々で、対処法もそれぞれ異なります。自然災害が発生した場合、どういった行動を取るのかが重要であります。特に、子どもの順応性が高い利点を生かして、幼児や小・中学校からの防災教育の取組が必要であると考えますが、いかがですか。 ○議長(中谷清豪君) 伊瀬生涯学習部長
    ◎生涯学習部長(伊瀬徹君) お答えいたします。 防災教育は、地域のみならず、様々な機会・場を通じて、それぞれが暮らす地域の災害・社会の特性や防災科学技術等についての知識を備え、減災のために事前に必要な準備をする能力、自然災害から身を守り、被災した場合でも、その後の生活を乗り切る能力、進んで他の人々や地域の安全を支えることができる能力、災害からの復興を成し遂げ、安全・安心な社会を構築する能力といった生きる力を涵養し、能動的に防災に対応することのできる人材を育成することを目的としております。 本市の各学校園におきましては、毎年学校安全計画等の見直しを行いながら計画等に基づき防災避難訓練等を実施し、避難訓練時の全体指導や、その前後の学級活動等防災教育を行っているところでございます。 また、各小学校におきましては、今年度から小学校新学習指導要領の全面実施に伴い、4年生の社会科と5年生の理科の学習内容に追加された自然災害に関する内容を踏まえまして、防災教育に取り組んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 他市の学校では、二、三人のグループとなり、自分たちの住むまちを探検し、身近にある危険な場所や防災施設・設備などを実際に見て回り、その結果を子どもの視点・意見・感性によって模造紙上の地図にまとめて発表し合う防災探検隊の取組をされているところもあります。防災教育といっても、各学校園の地域性や立地条件、環境も違うわけで、災害の対処法がそれぞれ異なるのは当然のことであります。 防災については、専門の知識が必要になってくることからも、教職員では限界があるかと思います。防災に特化した専門職を置き、各学校園に対応した防災教育を実施することが子どもの命を守る一番の近道であると考えるが、いかがですか。 ○議長(中谷清豪君) 伊瀬生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(伊瀬徹君) お答えいたします。 防災に関する専門の方が、地域性や立地条件、環境等を踏まえまして、各学校園で、例えば防災教育を実施するということでありますと、防災教育の内容も充実しまして、その効果が高まるものというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 1個忘れていましたけれども、阪南市女性消防団の活躍も、この辺も期待していけるというふうに思います。 次に、主権者教育について。 自分たちの身の回りで起きている社会の出来事を知ることにより政治や行政への関心を高めるとともに、子どもが社会と関わる機会を増やすためにも、主権者教育小学校教育の一環として実施することが必要であり、何よりも選挙に興味を持ってもらうような教育を取り組むことが次世代につなぐ担い手が育つのではないかと考えるが、いかがですか。 ○議長(中谷清豪君) 伊瀬生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(伊瀬徹君) お答えいたします。 主権者教育は、社会で起きている様々な出来事について自分自身で考えて行動できる人を育てることを目的としております。教育委員会といたしましても、これからの社会を担う子どもたちに、主体的に国家及び社会の形成に参画するために必要な資質・能力の育成に向けて、政治的教養に関する教育の充実を含めた取組を推進することが一層重要であると考えております。 そのため、本市では、学習指導要領に基づき、小学校6年生の社会科と中学校3年生の公民の授業を通して、国や地方の政治の仕組みについて発達段階に応じた教育を実施しているところでございます。 また、各小・中学校では、授業以外に明るい選挙ポスターの応募も実施しております。例年1月下旬から2月上旬にかけて市役所ロビーに作品を展示し、子どもたちが選挙を身近に感じることで、将来の選挙への参加啓発につなげるなどの取組を実施しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 次に、阪南市の英語教育。 JETプログラムにより就学前教育にも取り入れるということで、幼児教育の充実を図る観点からも大変うれしく思っておりますが、実施についてお伺いします。 ○議長(中谷清豪君) 伊瀬生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(伊瀬徹君) お答えいたします。 社会の急速なグローバル化の進展の中で、英語力の一層の充実は極めて重要であり、異文化理解やコミュニケーションは、ますます重要になると思われます。 その際に、国際共通語である英語力の向上は不可欠であり、その基礎的な知識・能力と、それらを活用して主体的に課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等を育成することは、児童・生徒の将来的な可能性の広がりのために欠かせないことであると考えております。 そのため、本市では、「積極的に英語を用いてコミュニケーションを図る態度を養う」「英語指導助手、いわゆるALTとの交流を通じて基礎的な英会話を身につけ、海外の文化についての理解を深める」「英語を聴く・読む・話す・書く学習を総合的に深め、英語を実際のコミュニケーションに活用する力を身につける」の3点を目標として、英語教育の取組を推進していくこととしております。 この取組の中で、幼稚園などの就学前教育におきましては、特に体験的に英語に出会い、英語と触れ合い、親しむことを目的として、英語劇鑑賞事業JETプログラムによるALTとの交流を計画しており、英語との最初の出会いの場として、子どもたちがわくわくしながら英語を身につける機会にしたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 就学前教育に取り入れるということで、幼児の吸収する心、無意識に感覚を通して環境を吸収し、常に学び続けています。この時期に身につけたものを基礎として能力の拡大が始まるとされており、そうしたことからも今回の取組は大変うれしく思うわけですが、せっかく取り入れるんですから、ちょっと既に考えていたら悪いんですけれども、子どもたちが発表会なんかで英語劇をする。そういった取組なんかもやってほしいなというふうに思います。 次に、少子化の中、何らかの対策が急務である小学校。 児童数の動向について、今後の5年間でどのように推計しているのかお伺いします。 ○議長(中谷清豪君) 伊瀬生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(伊瀬徹君) お答えいたします。 児童数の動向につきましては、本年3月に作成いたしました第2期阪南市子ども・子育て支援事業計画において、令和6年度までの12歳未満の児童数について推計を行っております。その中で、6歳から11歳、いわゆる小学1年生から6年生の児童数につきましては、令和2年度が2,615人、令和6年度が2,139人と推計しており、5年間で476人、約18%の減少となっております。 以上でございます。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 2020年9月に、自民党教育再生実行本部も30人学級を計画的に整備する方向性を打ち出しております。阪南市の児童については、5年間で467人の減、令和元年の出生数も250人を割っている現状。10年後を想定した上で、第2期小学校統合計画も視野に入れた計画の調査・検討をしていかなければならない時期に来ていると言っておきます。 次に、にぎわいづくりの観点からの質問ですけれども、阪南市においては、ある事情もあって夜店が中止されております。私の知人からも、夏の風物詩である夜店の継承、子どもたちに伝えるためにも夜店の復活をしたいと以前から相談を受けています。 道路占用条件や地域の方の理解を得ることを考慮すると、サラダホール前の市道が適しているのではないか。また、商工会さん等協力を得られるのであれば、他のイベント、例えば、昨今のコロナウイルス感染拡大で、新規にキッチンカーを始めている飲食店経営者も増えている中、キッチンカーの誘致であったり、定期的にまた違ったイベントを実施することにより、にぎわいの創出に貢献できるのではないかと考えるのですが、いかがですか。 ○議長(中谷清豪君) 森貞総務部長。 ◎総務部長森貞孝一君) お答えいたします。 サラダホール前の市道につきましては、現状、様々なイベント時にイベント主催者が、道路管理者である市と安全管理者である警察署に所定の手続を行い、利活用を行っているところでございます。 ご提案の場所は、あくまでも道路とはなりますが、市役所とサラダホールの間の非常に使い勝手のよい場所に位置していることから、イベント活用時には、所定の手続を踏まえながら、にぎわいの創出に生かしてまいりたいと考えております。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 次に、観光施策。 阪南市は、モンベルフレンドタウンに加盟しております。阪南市の観光拠点の一つとして、充実したハイキングコースを有している山中渓、市長がいつも言っている里山・里海の活性化のためにも、モンベルさんとのさらなる連携強化が必要であると考えますが、いかがですか。 ○議長(中谷清豪君) 森貞総務部長。 ◎総務部長森貞孝一君) お答えいたします。 平成29年11月にモンベルフレンドタウンに加盟し、今年で提携4年目となります。提携の内容は、全国約93万人のモンベル会員に向け、冊子やパンフレット、ウェブサイト、イベント等を通じて、本市のPRと地域活性化に取り組んでいるところでございます。 コロナ禍においてアウトドア需要が非常に伸びる中、本年9月にもモンベルとの連携強化策として、山中渓のハイキングコースやせんなん里海公園などの活性化について意見交換を行ったところでございます。 今後も引き続きモンベルとの意見交換、連携事業を継続・強化し、山中渓のハイキングコースをはじめとする本市の魅力ある資源を発信し、交流人口の増加につなげてまいりたいと考えております。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) やり方によっては、かなりの活性化につながると思うんです。ただ、本当にこのモンベルさんって、やり方によっては本当にすごくいいものをできると思うんです。だから、一歩も二歩も三歩も四歩もちょっと踏み込んで取り組んでいってほしいと思います。 次に、都市計画。 活性化まちづくりのためにも、新たな都市計画も考えていかなければ市の発展がないと思うんですが、いかがですか。 ○議長(中谷清豪君) 森貞総務部長。 ◎総務部長森貞孝一君) お答えいたします。 大阪府南部の経済環境は、関西国際空港の活況により企業やホテルなどの立地が進み、雇用や税収面で大きくプラスに動いております。 現在、関西国際空港はコロナ禍で大きなダメージを受けておりますが、中長期的な視点では、インバウンドのさらなる増大が予想され、本市におきましても企業誘致等を進め、その経済波及効果を期待したいところでございます。 しかし、現在、本市の土地利用計画の設定では企業立地の制限が大きく、積極的な企業誘致は現実として非常に難しい状況にあります。 このような中、現総合計画が令和3年度に目標年次を迎えるため、現在、次期総合計画の策定作業に取り組んでおり、今年度は10年に一度の見直しとなる土地利用構想を含めた全体構想となる基本構想(案)を策定予定としております。計画策定の過程において、新たな企業誘致が促進できる場所の確保を含めた議論を行い、企業誘致に大きく関係する土地利用構想における土地利用のゾーン設定を抜本的に見直してまいりたいと考えております。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 都市計画区域の設定について、阪南市、本当に遅れていると思います。抜本的な見直しということですので、しっかりと議論をしていただきたいというふうに思います。 次に、まちづくりからも、公園整備について。 公園施設長寿命化計画策定後の施設更新計画はどうなっているのかお伺いします。 ○議長(中谷清豪君) 西川事業部長。 ◎事業部長(西川隆俊君) お答えします。 公園施設につきましては、平成27年度に作成しました阪南市公園施設長寿命化計画に基づき、平成28年度から計画的に老朽遊具の更新等を行ってまいりましたが、平成30年度より財政的な事情もあり、休止している現状です。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 子どもたちのボール遊びの禁止であったり、大声を出さないといったようなことなど、遊びづらい場所になってきており、子どもの遊び場の役割から高齢者の運動の場、憩いの場と移りつつあるように思います。老朽化した遊具の更新をするよりも、憩いの場としてのあずまやであったり健康遊具であったり、市長が言う「誰も一人ぼっちにしない」ということを踏まえれば、そうした時代に即した公園整備を計画すべきと考えます。 ○議長(中谷清豪君) 西川事業部長。 ◎事業部長(西川隆俊君) お答えします。 遊具の更新につきましては、阪南市公園施設長寿命化計画に基づき、老朽化した公園遊具等を更新していくこととしておりますが、地域自治会からの健康遊具の要望も寄せられており、市民の憩いの場となるよう、地域の意見も取り入れながら更新してまいりたいと考えております。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 同じく、道路長寿命計画についても一時縮小していましたが、今後の継続性についてお伺いします。 ○議長(中谷清豪君) 西川事業部長。 ◎事業部長(西川隆俊君) お答えします。 現在、道路橋及び道路舗装は、平成25年度に阪南市道路橋長寿命化計画及び阪南市道路舗装維持管理計画を策定し、平成27年度から計画的に維持修繕工事を行っています。道路舗装修繕は、平成30年度及び令和元年度は休止しておりましたが、本年度より事業を再開しております。 老朽化する道路橋及び道路舗装を適正に維持管理することは、非常に重要であると認識しており、今後も施設の定期的な点検を実施し、道路橋及び道路舗装の長寿命化計画を適宜更新するとともに、本計画に基づく適正な維持管理に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 道路もそうなんですけれども、河川においても、民地との境界であったり、傷んでいる箇所であったり、土砂が堆積したり、豪雨により甚大なる被害が発生するような箇所もあります。河川の長寿命化計画も喫緊の課題であると私は思っています。市長、その辺頭によう入れておいてください。ほっといたら取り返しのつかないことになるかもしれません。 次に、小工事。 市民の身近なことに影響する部分であることから、小工事の削減はサービスの低下に直結するので、財源確保は必須であると考えるが、いかがですか。 ○議長(中谷清豪君) 西川事業部長。 ◎事業部長(西川隆俊君) お答えします。 先ほどご答弁いたしました計画的な維持管理とともに、日常的な維持管理につきましては小工事で対応しているところです。 小工事は、陥没などの緊急的措置が必要な場合や、小規模の修繕で損傷や被害の拡大を防止するものなど、適宜必要な措置として実施しているところです。道路などを維持管理する上で小工事は重要であると認識しており、必要な予算の確保に向け調整してまいりたいと考えております。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 私もこれ毎年言っていますが、この部分の財源の確保、よろしくお願いをしておきます。 次に、防犯。 防犯カメラについて、阪南市並びに自治会の設置した台数、そして今後の進め方についてお伺いします。 ○議長(中谷清豪君) 魚見市民部長。 ◎市民部長(魚見岳史君) お答えいたします。 市が設置している防犯カメラにつきましては、平成27年度に23台、平成28年度に5台、合計28台を市内の鉄道駅周辺に設置しています。 さらに、今年度は泉南警察署と協議し、幹線道路など防犯重点箇所に8台を増設することから、市が設置する防犯カメラは合計36台となります。 また、自治会が設置する防犯カメラに対しましては、平成27年度から平成29年度の3か年事業として、1基当たり上限10万円の補助事業を行い、その結果、現在合計25台を設置していただいているところでございます。 今後も、泉南警察署及び各種団体の関係機関と連携し、住民の安心感及び防犯意識の向上を図りながら、安全・安心なまちづくりを推進してまいります。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) ある意味、地域を分かっている自治会主導でのカメラの設置が望まれるわけですけれども、大阪府の補助もなくなっています。新たな補助制度を設けるためにも、大阪府に対し要望活動をしてもらいたいと思います。設置数の増加により犯罪抑止力であったり、事件の検挙につながります。 次に、公用車用ドライブレコーダーについて、設置台数と今後の進め方についてお伺いします。 ○議長(中谷清豪君) 魚見市民部長。 ◎市民部長(魚見岳史君) お答えします。 公用車のドライブレコーダーにつきましては、現在、公用車97台のうち24台に搭載し、移動式防犯カメラとして活用するため、搭載している公用車には録画していることを周知するマグネットシートを貼り付けています。 また、泉南警察署とドライブレコーダーの管理運営に関する協定を締結し、犯罪捜査時には映像データを提供できるよう体制を整えたところでございます。 今後も、公用車の新車購入時にはドライブレコーダーを搭載し、移動式の防犯カメラとして活用したいと考えてございます。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 防犯カメラは高額なため、比較的安価なドライブレコーダーを移動式防犯カメラとして活用することを以前提案しました。このたび泉南警察署と管理運営に関する協定を締結したことは評価するわけですが、犯罪抑止力のためにも増設をしていってほしいなということを要望したいと思います。 それと、マグネットシート、もうちょっと大きいほうが目立つかなというふうに感じています。 超高齢社会を迎えた現在、高齢者と幼児との世代交流により高齢者の生きがいを高めるとともに、幼児の健全育成のためにも幼老施設が必要と考えていることから、まず、尾崎地区認定こども園の進捗状況についてお伺いします。 ○議長(中谷清豪君) 重成こども未来部長。 ◎こども未来部長(重成陽介君) 子育て拠点、尾崎地区認定こども園の進捗状況についてお答えします。 尾崎地区幼保連携型認定こども園につきましては、本年6月、運営事業者を選定し、これまで施設整備を主な内容として協議を重ねてきたところであり、本定例会におきまして、財産の無償貸付けについて及び施設整備に係る補助金として一般会計補正第9号をご審議いただくこととしております。 今後は、令和4年4月の開園に向け、令和3年には運営事業者において施設整備に着手するとともに、施設整備と併せ、運営内容についても協議を重ねてまいります。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 今回選定された法人からも、高齢者と幼児との交流、幼老複合施設のような提案があったと思うのです。 ○議長(中谷清豪君) 重成こども未来部長。 ◎こども未来部長(重成陽介君) お答えします。 高齢者と児童との交流、いわゆる幼老複合施設、また多様な事業展開についてお答えします。 尾崎地区の認定こども園につきましては、ただいま議員ご質問のとおり、事業者からは、従来の認定こども園の枠を超え、中核的な認定こども園部分を中心に乳児からお年寄りまで集えるような拠点づくりをしたいとされており、旧尾崎中学校の敷地の全てを使って、誰でも来られる、集える、そういう場所にしたいと考えられています。 そのために、まず、第1段階の整備として、令和4年4月の開園に向け、旧尾崎中学校の屋外運動場部分を使って中核的な認定こども園の園舎を建設するとともに、その後、校舎部分を使用して子育て支援・高齢者・学童・地域交流ができる多様な事業の運営が行われることとなります。 なお、これら校舎を利用した多様な事業につきましては、今後、事業スキームの詳細について、市と事業者双方で十分協議をしてまいりたいと考えてございます。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 阪南市においても今後必ず必要になってくる施設の事業計画であります。市として全面的にバックアップしていただきたいと思います。 超高齢化とともに深刻化している認知症。65歳以上のほぼ約7人に1人と推計されており、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると見込まれていることについて、市の見解を伺います。 ○議長(中谷清豪君) 松下健康部長。 ◎健康部長(松下芳伸君) お答えします。 本市では、認知症になっても住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らせる地域づくりに取り組んでおります。こうした中、今年度は第8期高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画の策定に向けて、市民の方や団体の方に対しましてアンケート調査を実施しております。 そのアンケート結果では、家族形態の変化や地域のつながりが希薄化する中で、認知症について家族が抱え込み、症状が進行し、重度化するという課題がございます。そのため、本市では、認知症講演会や認知症サポーター養成講座の開催、相談支援体制の充実、認知症カフェ等の居場所づくりなどに取り組んでおります。 今後においても、地域の専門職や介護事業所など各関係機関とも連携を行い、啓発を行うとともに交流の場や家族会の支援の充実に努め、認知症施策を推進してまいりたいと存じます。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 昨年実施されたサラダホールを会場とした認知症講演会、大ホールが満席となるぐらい市民の皆様にとって気がかりな病気であります。認知症に対する理解を深めるためにも、こうした後援会や啓発活動、専門職や経験豊富な人材による小さな講演会の開催も含め、認知症の正しい知識を市民の皆様と共有すべきと考えますが、いかがですか。 ○議長(中谷清豪君) 松下健康部長。 ◎健康部長(松下芳伸君) お答えします。 昨年度実施しました認知症講演会は、サラダホールの大ホールにて、専門医による講演会と当事者の声や地域の支援団体の取組などの発表を行ったところでございます。 また、本講演会は、市民や関係機関の職員約700名と大勢の方に参加していただき、認知症に対する理解と啓発を行うことができたと、大変有意義なものであったと考えております。 しかし、今年度は、コロナ禍において多くの人が集まる講演会の開催は困難な状況となっておりますが、感染症予防を図り、少人数や時間短縮など工夫を行いながら、認知症の正しい知識の普及啓発に努めているところでございます。 ○議長(中谷清豪君) 10番畑中譲議員。 ◆10番(畑中譲君) 今、ざざあっと質問したこともほんの一部です。市をよくするためには、まだまだたくさんの課題が山積しております。市長も私も市をよくしたい思いという意味では同じ方向を向いているわけですけれども、考え方は全く違います。何が正しいか。それは阪南市の行く末が証明してくれるということになるかもしれませんけれども、市長2期目、どういった市政のかじ取りをするのか。本定例会の市長答弁からも聞いたとおりですけれども、所信表明、文言一つ一つ捉えてどうのこうの言うつもりはありません。結局、やるかやらへんか、ただそれだけと思います。 1期目、自分が思っていたこと、考えていたこと、違うことがあったかもしれません。でも、4年間市政運営をしてきた結果、市をよい方向に導く自信があったからこそ、そうした覚悟があったからこそ、2期目の市長選に出られたことと思います。ですから、過去がどうであったとか、そういったことはもう通りません。市民にも不人気な決定をしなければならないことがあるかと思います。それでも、世のため地域のために身を削って自治体の経営をやり抜かなければならないのが市長であり、だからこそ行政において執行権を持っています。本当に大きな権限を持っています。 市民の暮らしの安心・安全を守るように職員の暮らしの安心・安全を守るのも、そして、職員と志を同じくして士気を高めていくのも市長の度量だと私は思います。それが首長の責務であります。私も自分のできることを精いっぱい努力していきますし、議員としての責務を果たしていくことは、きちっと果たしていきたいというふうに言っておきます。 これで私の質問を終わります。 ○議長(中谷清豪君) 以上で畑中譲議員一般質問を終わります。 これで、本定例会の全ての一般質問を終わります。 ただいまから午前11時まで休憩します。--------------------------------------- △休憩 午前10時45分 △再開 午前11時00分--------------------------------------- ○議長(中谷清豪君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △提案理由説明 ○議長(中谷清豪君) 市長より、本定例会に上程の先議案件を除く全議案について提案理由の説明を求めます。水野市長。 ◎市長(水野謙二君) それでは、令和2年第4回定例会に上程されました議案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。 承認第13号は、令和2年度阪南市一般会計補正予算(第8号)について、地方自治法第179条の規定により専決処分事項の承認をお願いするものであります。歳入歳出それぞれ208万1,000円を増額し、予算総額を246億1,857万4,000円とさせていただいたものでございます。 歳出は、新型コロナウイルス感染症対策基金を活用して実施をいたします阪南市内の店舗紹介のホームページ作成事業及び阪南産業フェア実施事業の増額、歳入は、新型コロナウイルス感染症対策基金の基金繰入金の増額となります。 議案第65号は、阪南市監査委員の任期満了に伴い、委員の選任について議会のご同意をお願いするものでございます。 議案第66号は、阪南市幼保連携型認定こども園、尾崎地区の幼保連携型認定こども園でございますが、その整備に伴い、旧尾崎中学校の土地・建物に係る財産の無償貸付けにつきまして、議会の議決をお願いするものでございます。 議案第67号は、平成25年度コミュニティー助成事業に関する助成金の不正受給について、相手方より和解の提示がありましたので、地方自治法第96条第1項第10号及び第12号の規定により、権利を放棄し和解することについて、議会の議決をお願いするものでございます。 議案第68号は、阪南市立公民館の管理を指定管理者に行わせるため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者の指定について議会の議決をお願いするものでございます。 議案第69号は、プロポーザル方式により契約の相手方となる者の候補者を選定する附属機関を設置するため、阪南市プロポーザル選定委員会条例の制定をお願いするものでございます。 議案第70号は、阪南市立公民館の中央公民館体制の構築のため、阪南市立公民館条例の一部改正をお願いするものでございます。 議案第71号は、子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、阪南市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正をお願いするものでございます。 議案第72号は、地方税法の一部改正などに伴い、阪南市後期高齢者医療に関する条例等の一部改正をお願いするものでございます。 議案第73号は、市が企業誘致を進めてきた地域における指定企業に対して適正な奨励措置を講ずるため、阪南市企業誘致促進条例の一部改正をお願いするものでございます。 議案第74号は、地方税法の一部改正に伴い、南部大阪都市計画阪南下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正をお願いするものでございます。 議案第75号は、阪南市民病院で発行する英文による診断書及び証明書作成に係る発行手数料を新設することに伴い、阪南市病院事業の設置等に関する条例の一部改正をお願いするものでございます。 議案第76号は、令和2年度阪南市一般会計補正予算(第9号)で、歳入歳出それぞれ5億1,555万3,000円の増額をお願いするものでございます。 歳出の主なものは、新型コロナウイルス感染症対策に対する事業費及び障害者総合支援法給付費等の扶助費の増額となり、歳入の主なものは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や障害者自立支援給付費負担金等の国庫支出金及び府支出金の増額となります。その他各科目につきまして所要の増減措置を講じさせていただき、予算総額を歳入歳出それぞれ251億3,412万7,000円とさせていただくものでございます。 また、第2表において債務負担行為補正、第3表において地方債補正の措置をさせていただいております。 議案第77号は、令和2年度阪南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)で、歳入歳出それぞれ200万円の増額をお願いするものでございます。 歳出の主なものは予備費の増額であり、歳入の主なものは繰入金の増額でございます。その他、各科目について所要の増減措置を講じさせていただき、予算総額を歳入歳出それぞれ70億2,566万6,000円とさせていただくものでございます。 また、第2表において債務負担行為補正の措置をさせていただいております。 議案第78号は、令和2年度阪南市介護保険特別会計補正予算(第3号)で、歳入歳出それぞれ3,566万1,000円の増額をお願いするものでございます。 歳出の主なものは、保険給付費の増額であり、歳入の主なものは、保険給付費の増額に伴う各種負担金等の増額でございます。その他、各科目について所要の増減措置を講じさせていただき、予算総額を歳入歳出それぞれ52億9,878万4,000円とさせていただくものでございます。 また、第2表において債務負担行為補正の措置をさせていただいております。 議案第79号は、令和2年度阪南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)で、歳入歳出それぞれ56万3,000円の増額をお願いするものでございます。 歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金の減額であり、歳入の主なものは、繰入金の減額でございます。その他、各科目について所要の増減措置を講じさせていただき、予算総額を歳入歳出それぞれ16億8,409万円とさせていただくものでございます。 議案第80号は、令和2年度阪南市下水道事業会計補正予算(第2号)で、債務負担行為補正の措置をさせていただくものでございます。 以上、本定例会に上程をされました議案についてよろしくご審議をいただき、ご議決賜りますようお願いを申し上げます。 なお、報告第8号の専決処分事項の報告につきましては、後ほど担当部長から説明をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。--------------------------------------- △承認第13号「専決処分事項の承認を求めることについて」 ○議長(中谷清豪君) 日程第2、承認第13号「専決処分事項の承認を求めることについて」を議題とします。 森貞総務部長の説明を求めます。森貞総務部長。 ◎総務部長森貞孝一君) それでは、承認第13号、令和2年度阪南市一般会計補正予算(第8号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ208万1,000円を増額し、予算総額を歳入歳出それぞれ246億1,857万4,000円とさせていただくものでございます。 それでは、内容につきまして、まず、歳出からご説明申し上げます。 恐れ入りますが、予算書9ページをお願いいたします。 9ページ上段、6款商工費、1項商工観光費、2目商工振興費、19節負担金補助及び交付金につきましては、新型コロナウイルス感染症対策基金の市民提案による活用事業アイデア募集で事業化が決定した阪南市内の店舗紹介ホームページ作成事業及びはんなん産業フェア実施事業として、合計208万1,000円を計上させていただいたものでございます。 続いて、歳入をご説明申し上げます。 8ページをお願いいたします。 8ページ上段、19款繰入金、2項基金繰入金、7目新型コロナウイルス感染症対策基金繰入金、1節新型コロナウイルス感染症対策基金繰入金につきましては、歳出でご説明いたしました事業に係る新型コロナウイルス感染症対策基金の取崩し分として208万1,000円を増額させていただいております。 以上が令和2年度一般会計補正予算(第8号)の内容でございます。よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。9番上甲誠議員。 ◆9番(上甲誠君) すみません、今、説明の中で、このコロナ対策の事業が市民提案で行われたというようなことでお聞きをしましたけれども、大体どういうような過程で行われたのか教えてください。 ○議長(中谷清豪君) 魚見市民部長。 ◎市民部長(魚見岳史君) お答えいたします。 今回いただきましたコロナ基金の事業につきましては、8月3日から28日の間に応募期間を設けまして、計14件の応募がございました。その14件の応募につきまして、教育、医療、産業支援団体、福祉の団体の4名による選定委員会を開催いたしまして、それぞれ選定委員のほうから点数をつけていただきまして、6割以上につきまして、庁内の推進会議におきまして最終的に事業を選択したところでございます。 ○議長(中谷清豪君) 9番上甲誠議員。 ◆9番(上甲誠君) そういうようなちょっと応募いただいて、その中で選定したということで、1個、このエリアはんなんホームページ作成事業というのがありますけれども、これの内容と、またスケジュールを教えてもらっていいですか。 ○議長(中谷清豪君) 魚見市民部長。 ◎市民部長(魚見岳史君) お答えします。 エリアはんなんのホームページ作成事業につきましては、このコロナ禍において、感染拡大のため飲食店がダメージを受けているということで、デリバリーをこの春先から実施しておりましたが、今回より広く飲食店をしていただこうということで、ポータルサイトを作成するという提案がございました。事業につきましては補助事業になりますので、年度内の完成に向けて取り組んでいただいているところでございます。 ○議長(中谷清豪君) ほかにございませんか。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。承認第13号は、会議規則第37条第3項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 異議なしと認めます。したがいまして、承認第13号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。     〔「討論なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第2、承認第13号「専決処分事項の承認を求めることについて」は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 異議なしと認めます。したがいまして、承認第13号は原案のとおり承認することに決定しました。--------------------------------------- △議案第65号「阪南市監査委員の選任につき同意を求めることについて」 ○議長(中谷清豪君) 日程第3、議案第65号「阪南市監査委員の選任につき同意を求めることについて」を議題とします。 水野市長の説明を求めます。水野市長。 ◎市長(水野謙二君) それでは、議案第65号「阪南市監査委員の選任につき同意を求めることについて」ご説明申し上げます。 監査委員は、人格が高潔で、普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理、その他行政運営に関し優れた識見を有する者のうちから、議会のご同意を得て地方公共団体の長が専任するとされております。当該委員の任期満了に伴い、今回提案させていただいております井尻健治氏が適任者と認められますので、同氏の選任について議会のご同意を求めるものでございます。 なお、専任提案されるに当たりましての抱負につきましては、別紙のとおりとなってございます。 以上、よろしくご審議をいただきまして、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第65号は、会議規則第37条第3項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 異議なしと認めます。したがいまして、議案第65号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。     〔「討論なし」の声あり〕
    ○議長(中谷清豪君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第3、議案第65号「阪南市監査委員の選任につき同意を求めることについて」は、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 異議なしと認めます。したがいまして、議案第65号は原案のとおり同意することに決定しました。--------------------------------------- △議案第66号「財産の無償貸付けについて」 ○議長(中谷清豪君) 日程第4、議案第66号「財産の無償貸付けについて」を議題とします。 重成こども未来部長の説明を求めます。重成こども未来部長。 ◎こども未来部長(重成陽介君) 議案第66号「財産の無償貸付けについて」ご説明申し上げます。 このたびの財産の無償貸付けにつきましては、阪南市尾崎地区幼保連携型認定こども園運営事業者として選定しました社会福祉法人夢らんど二田に、社会福祉法人の安定した認定こども園運営に資するため、財産を無償で貸し付けることについて議会の議決をお願いするものでございます。 それでは、無償貸付けをする財産及び無償貸付期間についてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、次葉にございます財産の表示及び財産の表示の次に添付しております図面を併せてご覧願います。 財産の表示1ページ目上段に1として記載しております令和3年1月1日から令和4年3月31日までの期間、添付図面①部分の土地を貸し付けるものでございます。 次に、財産の表示1ページ目中段に2として記載しております令和4年4月1日から令和14年3月31日までの期間、添付図面②部分の土地及び(A)、(B)、(C)として表示の②の区域内に存する建物を貸し付けるものでございます。 次に、財産の表示2ページ目に3として記載しております令和5年4月1日から令和14年3月31日までの期間、添付図面③部分の土地及び(D)、(E)、(F)、(G)として表示の③の区域内に存する建物を貸し付けるものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元にご配布いたしております付託案件表のとおり子育て拠点整備特別委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 異議なしと認めます。したがいまして、本案については、子育て拠点整備特別委員会に付託することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第67号「権利を放棄し、和解することについて」 ○議長(中谷清豪君) 日程第5、議案第67号「権利を放棄し、和解することについて」を議題とします。 森貞総務部長の説明を求めます。森貞総務部長。 ◎総務部長森貞孝一君) それでは、議案第67号「権利を放棄し、和解することについて」ご説明申し上げます。 本議案は、平成25年度コミュニティー助成事業に関する助成金の不正受給におきまして、相手方より和解の申入れがあり、本市の対応として、権利を放棄し、和解することについて、地方自治法第96条第1項第10号及び第12号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 恐れ入りますが、お手元の別紙資料1ページをお願いいたします。 1の相手方につきましては、記載のとおりでございます。 2の事件の概要につきましては、本市は、一般財団法人自治総合センターが行う平成25年度コミュニティー助成事業を活用し、当時、松風荘苑自治会長であった相手方の申請に基づき、コミュニティセンター建設に係る助成金を松風荘苑自治会に交付する事業を実施いたしました。事業費の内容としましては、当時申請のあった建設総額2,052万7,500円のうち、5分の3に当たる1,220万円について、自治総合センターのコミュニティセンター助成事業助成金を活用し、阪南市から補助金として交付し、その残額832万7,500円を当該自治会の自己負担金としておりました。 しかし、後日、相手方は当該自治会の自己負担金を集めておらず、さらに、総事業費2,052万7,500円は虚偽で、相手方が補助金を搾取した疑いが強まったことから、平成28年2月に本市が告訴状を提出するとともに、本市が補助した1,220万円全額が不正受給になると考えられたため、平成30年3月に本市議会の議決を得た上で、同年4月、相手方に対し同額及びそれに係る遅延損害金を支払うよう請求する旨の訴えを提起し、同年11月に本市の勝訴が確定したところでございます。 その後、令和2年5月に相手方が逮捕され、同年6月に刑事事件の起訴、同年8月から公判が開始されたことに伴い、相手方より本市に対して和解の申入れがございました。 本市では、刑事事件の裁判を通して、実際の事業費総額が1,044万16円という事実を把握したことから本来の補助金を再計算することとし、実際の事業費総額から対象外経費の外溝工事費など79万9,000円を差し引いた964万1,016円に補助率5分の3を乗じて得た額、約570万円を本来の補助金額とし、既に交付している1,220万円との差額、650万円を不正受給額として、相手方に対し阪南市へ返還することを和解の条件としたものでございます。 なお、助成元である自治総合センターには本内容を報告し、コミュニティセンター助成事業としても650万円を不正受給に伴う返還額と認定し、本市から自治総合センターへ本年度内に返還する必要が生じております。 本市から自治総合センターへの返還金と、相手方から本市への返還金が同額であり、本市に実質的な損失が発生しないことから、以下の条件で権利を放棄し和解するものでございます。 2ページの4の和解条項を先にご説明申し上げます。 2ページをお願いいたします。 4の和解条項としましては、(1)では、相手方は本市に対し損害賠償債務として1,220万円及び遅延損害金の支払いがあることを認めると規定した上で、(2)では、相手方は本市に対し和解金650万円を別紙記載のとおり分割して支払う。(3)では、相手方が分割の支払いを怠り、その額が40万円に達したときは期限の利益を失うことを定める。(4)では、(3)の期限の利益を失った場合及び所定の期日までに650万円の支払いがなされなかったときは、相手方は(1)の1,220万円及び遅延損害金から既に支払っている額を控除した金額を直ちに支払うことを規定しています。また、(5)では、相手方が(2)の分割の支払いにおいて、期限の利益を失うことなく所定の期日までに650万円を支払った場合は、阪南市は相手方に対して残りの金額570万円の支払いを免除するものです。 さらに、補助金事業は、松風荘苑コミュニティセンターの全所有権の名義が松風荘苑自治会であることが大原則のため、(6)では、相手方が松風荘園自治会に対して松風荘園コミュニティセンターの所有権の譲渡を求めず、何らの権利主張を行わないことを規定しております。(7)では、相手方が松風荘園コミュニティセンターに係る所有権などの権利を取得した場合、相手方は本市に対し、(1)に記載の金額から既支払額を控除した金額を直ちに支払うことを規定しております。(8)では、本市と相手方とは、本和解条項以外にいかなる債権債務がないことを確認することを規定したものでございます。 恐れ入りますが、2ページにお戻りいただきまして、3の放棄する内容につきましては、相手方が先ほどの4の和解条項の(5)のとおり、分割の支払いを怠ることなく、所定の期日までに650万円を支払った場合は、本市は残りの570万円及び(1)記載の遅延損害金の権利を放棄するとしております。 以上が本議案の内容でございます。よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり総務事業常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第68号「指定管理者の指定について」 ○議長(中谷清豪君) 日程第6、議案第68号「指定管理者の指定について」を議題とします。 伊瀬生涯学習部長の説明を求めます。伊瀬生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(伊瀬徹君) それでは、議案第68号「指定管理者の指定について」ご説明申し上げます。 本議案は、阪南市立公民館の管理を指定管理者に行わせるため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者の指定について議会のご議決をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、資料の指定管理者指定一覧の1ページ目をご覧ください。 管理を行わせる施設は、資料に記載の阪南市立東鳥取公民館及び阪南市立西鳥取公民館でございます。 指定管理者となる団体の名称は、子どもNPOはらっぱ・コミュニティエデュー共同体で、代表法人の所在地は記載のとおりでございます。 指定管理の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間でございます。 次に、2ページの子どもNPOはらっぱ・コミュニティエデュー共同体の概要をご覧ください。 まず、組織といたしまして、子どもNPOはらっぱ・コミュニティエデュー共同体は、一般社団法人コミュニティエデューを代表法人とし、特定非営利活動法人子どもNPOはらっぱとの2団体により構成された共同体でございます。 次に、それぞれの団体の目的及び主な事業内容につきましては、記載のとおりでございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第69号「阪南市プロポーザル選定委員会条例制定について」 ○議長(中谷清豪君) 日程第7、議案第69号「阪南市プロポーザル選定委員会条例制定について」を議題とします。 森貞総務部長の説明を求めます。森貞総務部長。 ◎総務部長森貞孝一君) それでは、議案第69号「阪南市プロポーザル選定委員会条例制定について」ご説明申し上げます。 本議案は、市が契約の相手方となる者の候補者を選定する際に外部委員等を活用し、プロポーザル方式にて審査を行うため、地方自治法第138条の4第3項の規定に基づく附属機関として、阪南市プロポーザル選定委員会条例を制定するものでございます。 それでは、条例の内容についてご説明申し上げます。お手元の条例をお願いいたします。 第1条には設置の目的を、第2条には所掌事務を規定し、第3条の組織については、委員は8名以内で学識経験のある者を委嘱することなどについて規定をしております。第4条の任期につきましては、第3条の規定により委嘱され、または、任命された日から候補者が選定されるまでと規定しています。第5条から第8条までについては、委員会の委員長及び副委員長、会議の定足数や評決数、守秘義務、中立の保持について規定しています。第9条については、委員会の庶務は選定案件を所管する課において処理する旨規定しています。また、委員の報酬については、附則第2項にて、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を、別紙新旧対照表のとおり一部改正するものです。 最後に、施行期日については、附則第1項にて、令和3年1月1日から施行することとしています。 以上、よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり総務事業常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第70号「阪南市立公民館条例の一部を改正する条例制定について」 ○議長(中谷清豪君) 日程第8、議案第70号「阪南市立公民館条例の一部を改正する条例制定について」を議題とします。 伊瀬生涯学習部長の説明を求めます。伊瀬生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(伊瀬徹君) それでは、議案第70号「阪南市立公民館条例の一部を改正する条例制定について」ご説明申し上げます。 阪南市立公民館の運営につきましては、令和3年4月からの指定管理者制度の導入と併せて、中央公民館体制の構築について取組を進めているところでございます。このたび中央公民館を設置するため、所要の改正につきまして議会のご議決をお願いするものでございます。 それでは、お手元の新旧対照表をご覧ください。 まず、第2条の改正につきましては、中央公民館を設置するため、表に阪南市立中央公民館の名称及び位置を追加するものでございます。 次に、第7条につきましては、公民館の使用の許可について、中央公民館を除く旨を追加するものでございます。 施行期日につきましては、令和3年4月1日からとさせていただいております。 以上、よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第71号「阪南市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」 ○議長(中谷清豪君) 日程第9、議案第71号「阪南市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」を議題とします。 重成こども未来部長の説明を求めます。重成こども未来部長。 ◎こども未来部長(重成陽介君) 議案第71号「阪南市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」ご説明申し上げます。 今回の条例の一部改正につきましては、子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、所要の条例改正をお願いするものでございます。 それでは、改正の内容につきましてご説明させていただきます。 恐れ入りますが、お手元の新旧対照表をご覧願います。 本条例第2条において、定義として引用します子ども・子育て支援法条項の一部改正に伴い、本条例条文の引用条項を改正するものでございます。 恐れ入ります。お戻りいただいて、改正文をご覧願います。 改正文附則としまして、施行期日につきましては、公布の日としております。 以上、よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第72号「阪南市後期高齢者医療に関する条例等の一部を改正する条例制定について」 ○議長(中谷清豪君) 日程第10、議案第72号「阪南市後期高齢者医療に関する条例等の一部を改正する条例制定について」を議題とします。 松下健康部長の説明を求めます。松下健康部長。 ◎健康部長(松下芳伸君) 議案第72号「阪南市後期高齢者医療に関する条例等の一部を改正する条例制定について」ご説明申し上げます。 今回の改正は、地方税法の一部改正等に伴い、阪南市後期高齢者医療に関する条例、国民健康保険条例及び介護保険条例の一部を改正するものでございます。 主な改正内容につきまして、新旧対照表にてご説明申し上げます。 まず、1ページの阪南市後期高齢者医療に関する条例附則第2項、延滞金の割合の特例につきまして、地方税法等の一部改正に伴い、特例基準割合を延滞金特例基準割合に文言を改めるほか、所要の改正をお願いするものでございます。 次に、2ページの阪南市国民健康保険条例第19条、保険料の減額につきまして、国民健康保険法施行令等が一部改正されたことに伴い、給与・年金所得者が2人以上いる世帯に係る個人所得課税の見直しに伴う影響を遮断するため、所要の改正をお願いするものでございます。 次に、5ページの附則第4条、延滞金の割合等の特例並びに8ページの阪南市介護保険条例附則第6条、延滞金の割合の特例につきまして、地方税法等の一部改正に伴い、特例基準割合を延滞金特例基準割合に文言を改めるほか、所要の改正をお願いするものでございます。 最後に、施行期日につきましては、令和3年1月1日としてございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第73号「阪南市企業誘致促進条例の一部を改正する条例制定について」 ○議長(中谷清豪君) 日程第11、議案第73号「阪南市企業誘致促進条例の一部を改正する条例制定について」を議題とします。 魚見市民部長の説明を求めます。魚見市民部長。 ◎市民部長(魚見岳史君) それでは、議案第73号「阪南市企業誘致促進条例の一部を改正する条例制定について」ご説明申し上げます。 本条例改正につきましては、阪南スカイタウンの業務系施設用地におきまして、地権者である大阪府が企業誘致を実施している中、本市におきましても一層の誘致効果を図るため、平成14年度から施行し、大阪府と連携を図りながら企業誘致に努めてきたところでございます。今般、工業系施設用地の最終区画の契約が締結されましたことに伴いまして、令和3年3月31日までとなっております本条例の効力有効期限の延長を行わずに、本条例の執行前に指定を受けた企業等に係る奨励措置については効力を有した上で、新たに生じた不動産についての奨励措置については適用除外とするため、本条例の一部改正をお願いするものでございます。 それでは、恐れ入りますが、新旧対照表をお願いいたします。 附則第2項、この条例の失効につきまして、改正前の平成33年3月31日を令和3年3月31日と元号を改めるとともに、令和3年4月1日以降、新たに第7条第3項各号に掲げる行為を行った場合を除く除外規定を追加する改正を行うものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布の日からとするものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第74号「南部大阪都市計画阪南下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について」 ○議長(中谷清豪君) 日程第12、議案第74号「南部大阪都市計画阪南下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について」を議題とします。 西川事業部長の説明を求めます。西川事業部長。 ◎事業部長(西川隆俊君) それでは、議案第74号「南部大阪都市計画阪南下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について」ご説明申し上げます。 今回の条例改正は、地方税法等の延滞金に係る規定が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 それでは、お手元の新旧対照表にて改正内容をご説明申し上げます。 条例附則第2項、延滞金の割合の特例につきまして、地方税法等の一部改正に伴い、特例基準割合を延滞金特例基準割合に文言を改めるほか、所要の改正をお願いするものでございます。 施行期日につきましては、令和3年1月1日としております。 以上、よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり総務事業常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第75号「阪南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について」 ○議長(中谷清豪君) 日程第13、議案第75号「阪南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について」を議題とします。 松下健康部長の説明を求めます。松下健康部長。 ◎健康部長(松下芳伸君) 議案第75号「阪南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について」ご説明申し上げます。 今回の補正は、手数料について一部追加をお願いするものでございます。現在、阪南市民病院事業における診断書等の発行手数料は、日本語、英語にかかわらず1通当たり3,000円が上限となってございます。しかしながら、国内・国外での就労機会などで英文作成の依頼が増加している状況を鑑み、英文作成の手数料について2万円を上限とすることを追加するため、条例の一部改正をお願いするものでございます。 なお、施行期日は令和3年1月1日としてございます。 よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第76号「令和2年度阪南市一般会計補正予算(第9号)」 ○議長(中谷清豪君) 日程第14、議案第76号「令和2年度阪南市一般会計補正予算(第9号)」を議題とします。 森貞総務部長の説明を求めます。森貞総務部長。 ◎総務部長森貞孝一君) それでは、議案第76号「令和2年度阪南市一般会計補正予算(第9号)」につきましてご説明申し上げます。 今回の補正は、本市の新型コロナウイルス感染症対策を多く含むもので、歳入歳出それぞれ5億1,555万3,000円を増額し、予算総額を251億3,412万7,000円とさせていただくものでございます。 それでは内容について、まず、歳出からご説明いたします。 恐れ入りますが、予算書18ページをお願いいたします。 18ページ中段、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、15節工事請負費につきましては、庁舎の新型コロナウイルス感染症対策として、トイレの手洗い場等の自動水洗化及び照明設備の更新費用として4,793万1,000円を計上させていただくものでございます。 次に、19ページ中段、3款民生費、1項社会福祉費、7目障害者総合支援法事業費、20節扶助費につきましては、障害者総合支援法に基づく給付費の増加に伴い、1億3,829万円を増額させていただくものでございます。 次に、20ページ中段、同款2項児童福祉費、2目児童福祉施設費、19節負担金補助及び交付金につきましては、尾崎地区に幼保連携型認定こども園を新設することに伴い、保育所分の整備補助金を交付する費用として2,352万2,000円を計上させていただくものでございます。 次に、21ページ下段、4款衛生費、1項保健衛生費、4目母子事業費、8節報償費から12節役務費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている妊産婦の方の生活を支援するため、商品券を配布する事業として合計239万7,000円を計上させていただいております。 次に、22ページ上段、6款商工費、1項商工観光費、2目商工振興費、19節負担金補助及び交付金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている飲食店が、クラスター防止等の感染対策に取り組みながら営業を継続できるように補助金を交付する事業として1,450万円を計上させていただくものでございます。 次に、23ページ下段、9款教育費、4項幼稚園費、1目幼稚園費、19節負担金補助及び交付金、認定こども園施設整備費補助金につきましては、尾崎地区に幼保連携型認定こども園を新設することに伴い、幼稚園分の整備補助金を交付する費用として1,235万7,000円を計上させていただくものでございます。 次に、24ページ中段、同款5項社会教育費、2目公民館費、15節工事請負費につきましては、各公民館の新型コロナウイルス感染症対策として、リモートを活用した施設の利用促進を図るため、利用者用Wi-Fiの設置及びトイレの手洗い場等の自動水洗化に係る事業費として1,348万2,000円を計上させていただくものでございます。 その他、歳出の各科目につきましては、事業の増減に伴い、所要の増減措置を講じさせていただいております。 続いて、歳入をご説明申し上げます。 14ページをお願いいたします。 14ページ中段、15款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、1節障害者自立支援給付費負担金につきましては、歳出でご説明いたしました障害者総合支援法に基づく給付費の増加に伴う国庫負担金として6,914万1,000円を増額させていただくものでございます。 次に、15ページ上段、同款2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、20節新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、歳出でご説明いたしました新型コロナウイルス感染症対策に係る各事業の国庫補助金として5,709万7,000円を増額させていただくものでございます。 次に、同ページ上段、同款同項2目民生費国庫補助金、2節児童福祉費国庫補助金につきましては、歳出でご説明いたしました尾崎地区に幼保連携型認定こども園を新設することに伴う保育所分の整備補助金の国庫補助金として2,090万8,000円を計上させていただいております。 次に、16ページ中段、16款府支出金、2項府補助金、8目教育費府補助金、57節認定こども園施設整備費補助金につきましては、歳出でご説明いたしました尾崎地区に幼保連携型認定こども園を新設することに伴う幼稚園分の整備補助金の府補助金として823万8,000円を計上させていただいております。 その他、歳入の各科目につきましては、事業の増減に伴い、所要の増減措置を講じさせていただいております。 なお、16ページ下段、19款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、1節財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正に係る歳入予算額と歳出予算額の均衡を図るため、財政調整基金取崩し分2億235万円を増額させていただいております。 続きまして、6ページから7ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為補正につきましては、各事項につきまして所要の債務負担行為を設定するものでございます。 終わりに、8ページから9ページをお願いいたします。 第3表地方債補正につきましては、8ページが補正前、9ページが補正後となっております。 以上が今回の補正の内容です。よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 歳入歳出について、一括質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元にご配布いたしております付託案件表のとおりそれぞれの常任委員会及び子育て拠点整備特別委員会に分割付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 異議なしと認めます。したがいまして、本案については、それぞれの常任委員会及び子育て拠点整備特別委員会に分割付託することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第77号「令和2年度阪南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」 ○議長(中谷清豪君) 日程第15、議案第77号「令和2年度阪南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」を議題とします。 松下健康部長の説明を求めます。松下健康部長。 ◎健康部長(松下芳伸君) 議案第77号「令和2年度阪南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」につきましてご説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ200万円を増額し、予算総額を70億2,566万6,000円とさせていただくものでございます。 主な内容につきまして、まず、歳出のほうから説明申し上げます。 予算書44ページをお願いします。 第9款予備費200万円の増額につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による収入減少に伴う保険料の減免の還付に充当した額を増額するものでございます。 続きまして、歳入でございます。 43ページをお願いします。 第5款繰入金、第1項繰入金、第1目繰入金985万4,000円の増額につきましては、保険基盤安定負担金の交付額が確定したことに伴うものでございます。 次に、同款第2項基金繰入金、第2目国民健康保険事業財政調整基金繰入金791万5,000円の減額におきましては、本補正予算の編成上、収支均衡等を図るための措置でございます。 最後に、40ページをお願いします。 第2表の債務負担行為補正でございますが、令和3年度の療養費適正化事業につきまして、今年度中に委託業者を選定する必要がございますので、補正を行うものでございます。 以上、よろしくご審議いただきまして、ご採決賜りますようよろしくお願いします。 ○議長(中谷清豪君) 歳入歳出について、一括質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第78号「令和2年度阪南市介護保険特別会計補正予算(第3号)」 ○議長(中谷清豪君) 日程第16、議案第78号「令和2年度阪南市介護保険特別会計補正予算(第3号)」を議題とします。 松下健康部長の説明を求めます。松下健康部長。 ◎健康部長(松下芳伸君) 議案第78号「令和2年度阪南市介護保険特別会計補正予算(第3号)」につきましてご説明申し上げます。 今回の補正でございますが、歳入歳出それぞれ3,566万1,000円を増額し、予算総額をそれぞれ52億9,878万4,000円とさせていただくものでございます。 主な内容につきまして、まず、歳出からご説明申し上げます。 予算書54ページをお願いします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費440万円の増額につきましては、令和3年度の法改正に伴いシステム改修が必要となったものでございます。 次に、同ページ下段、2款保険給付費、2項介護予防サービス等諸費から55ページ中段、6項高額医療合算介護サービス等費におきましては、実績に基づく保険給付費の伸びに伴い、合計3,060万円を増額するものでございます。 続きまして、歳入でございます。 51ページをお願いします。 3款国庫支出金、2項国庫補助金、4目介護保険事業費補助金170万円の増額につきましては、歳出でご説明しました法改正に伴うシステム改修に対する補助金でございます。その他の歳入につきましては、主に歳出でご説明申し上げた保険給付費の増額に伴い、それぞれ法定の負担分として所要の増額を行うものでございます。 最後に、48ページをお願いします。 第2表債務負担行為の追加でございますが、令和3年度の法改正等に対応するため、本年度中に市民説明用のパンフレットを作成する業者を選定する必要があることから、補正を行うものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 歳入歳出について、一括質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第79号「令和2年度阪南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」 ○議長(中谷清豪君) 日程第17、議案第79号「令和2年度阪南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」を議題とします。 松下健康部長の説明を求めます。松下健康部長。 ◎健康部長(松下芳伸君) 議案第79号「令和2年度阪南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」につきましてご説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ56万3,000円を減額し、予算総額を16億8,409万円とさせていただくものでございます。 主な内容につきまして、歳出からご説明申し上げます。 予算書76ページをお願いします。 第1款総務費、第1目一般管理費178万4,000円の増額につきましては、後期高齢者医療健康診査の受診者が当初見込みよりも増加したことに伴い集団健診事業委託料を増額するほか、所要の措置を講じるものでございます。 次に、第2款後期高齢者医療広域連合納付金234万7,000円の減額におきましては、基盤安定納付金の減額に伴うものでございます。 次に、歳入でございますが、75ページをお願いします。 第2款繰入金、第1目保険基盤安定繰入金234万7,000円の減額につきましては、後期高齢者保険医療基盤安定負担金が確定したことに伴うものでございます。 次に、第4款諸収入、第1目雑入178万4,000円の増額におきましては、歳出でご説明しました集団健診事業委託料の増額に基づき、大阪府後期高齢者医療広域連合からの歳入を増額するほか、所要の措置を講じるものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 歳入歳出について、一括質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり、厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第80号「令和2年度阪南市下水道事業会計補正予算(第2号)」 ○議長(中谷清豪君) 日程第18、議案第80号「令和2年度阪南市下水道事業会計補正予算(第2号)」を議題とします。 西川事業部長の説明を求めます。西川事業部長。 ◎事業部長(西川隆俊君) それでは、議案第80号「令和2年度阪南市下水道事業会計補正予算(第2号)」につきましてご説明申し上げます前に、事前に本年11月30日付で議案の訂正についてご案内させていただいておりますとおり、本議案につきまして一部誤りがあり、申し訳ございませんでした。訂正くださいますようお願い申し上げます。 内容としましては、議案の提出日を訂正させていただくもので、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額に変更はございませんので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、改めまして、議案第80号「令和2年度阪南市下水道事業会計補正予算(第2号)」につきましてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、1ページをお願いいたします。 今回の補正でございますが、収入支出の変更はなく、第2条におきまして債務負担行為の追加の補正をさせていただくものです。これは、令和3年度当初からの業務及び令和3年度の早期に実施する必要のある業務について、本年度中に契約手続を開始するに当たり、その期間と所要の限度額を追加させていただいたものです。 なお、本補正予算の附属資料としまして、債務負担行為に関する調書を2ページに記載しております。 以上、よろしくご審議いただき、ご採決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中谷清豪君) 質疑を行います。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり総務事業常任委員会に付託します。--------------------------------------- △報告第8号「専決処分事項の報告について」 ○議長(中谷清豪君) 日程第19、報告第8号「専決処分事項の報告について」を議題とします。 魚見市民部長の説明を求めます。魚見市民部長。 ◎市民部長(魚見岳史君) それでは、報告第8号「専決処分事項の報告について」ご説明申し上げます。 本専決処分は、車両事故による損害賠償の額を定め、和解することについて、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したことをご報告させていただくものでございます。 恐れ入りますが、阪南市専決第15号、専決処分書をご覧ください。 本件につきましては、令和2年8月14日午後3時30分頃、専決処分書に記載している住所地において発生した車両事故でございます。相手方は同じく専決処分書に記載しておるとおりでございます。 事故の概要といたしましては、専決処分書に記載しています日時、場所において、ごみ収集作業中に公用車の運転席ドアを開けたところ、追い抜こうとされた相手方車両と接触し、破損させたものでございます。 本市が相手方に対し一切の損害賠償金として修理費を25万7,862円支払い、相手方とはそれ以外にいかなる債権債務がないことを確認するものでございます。 なお、損害賠償金につきましては、市が加入する保険から全額支払われます。 以上、簡単ではございますが、報告第8号「専決処分事項の報告について」ご報告させていただきます。 ○議長(中谷清豪君) ただいまの説明のとおりです。 本件は報告ではございますが、質疑があれば許可いたします。     〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本件の処理については、提出のあったものと認めます。--------------------------------------- △議事日程の延期 ○議長(中谷清豪君) 次に、本来でありましたら、日程第20、議会選挙第5号「阪南市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について」ですが、本件につきましては議事日程の延期をしたいと思います。 お諮りします。議会選挙第5号「阪南市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について」は、議事日程の延期をすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中谷清豪君) 異議なしと認めます。したがいまして、日程第20、議会選挙第5号「阪南市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について」は、議事日程を延期することに決定しました。--------------------------------------- ○議長(中谷清豪君) 以上で本日の日程は全て終了しました。 したがいまして、本日はこれで散会します。 なお、本会議は12月21日午前10時に再開しますので、よろしくお願いします。どうもありがとうございました。--------------------------------------- △散会 午後0時13分...