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  1. 阪南市議会 2012-09-03
    09月06日-03号


    取得元: 阪南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-26
    平成24年  9月 定例会(第3回)       平成24年阪南市議会第3回定例会会議録(第3日目)1.招集   平成24年9月3日(月)午前10時00分1.再開   平成24年9月6日(木)午前10時00分1.散会   平成24年9月6日(木)午後2時27分1.閉会   平成24年9月28日(金)午前10時53分1.議員定数  16名1.応招議員  16名        1番 野間ちあき     2番 木村正雄        3番 庄司和雄      4番 川原操子        5番 二神 勝      6番 貝塚敏隆        7番 三原伸一      8番 古家美保        9番 武輪和美     10番 白石誠治       11番 見本栄次     12番 中谷清豪       13番 土井清史     14番 有岡久一       15番 楠部 徹     16番 岩室敏和1.不応招議員   なし1.出席議員    応招議員に同じ1.欠席議員    不応招議員に同じ1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名    市長         福山敏博   副市長        安田 隆    教育長        田渕万作   参与         町谷 茂    参与         櫛谷憲弘   参与         水野謙二    市長公室長      岩本正幸   総務部長       神藤泰治    財務部長       中村幸治   市民部長       門脇啓二    福祉部長       草竹忠義   健康部長       草竹靖典    事業部長       石橋和彦   上下水道部長     森 重幸    生涯学習部長     中野泰宏1.本会議に職務のため出席した者の職氏名         議会事務局長          肥田茂夫         議会事務局次長(兼)庶務課長  森下伊三美         庶務課総括主査         桑田 学         庶務課書記           奥田智昭1.付議事件 日程第1        一般質問 日程第2 議案第36号 平成24年度阪南市一般会計補正予算(第3号) 日程第3 議案第37号 平成24年度阪南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第4 議案第38号 平成24年度阪南市財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第5 議案第39号 平成24年度阪南市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第6 議案第40号 平成24年度阪南市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第7 議案第41号 平成24年度阪南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第42号 平成24年度阪南市病院事業会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第43号 平成23年度阪南市水道事業会計処分利益剰余金の処分について 日程第10 議会議案第7号 平成23年度決算審査特別委員会の設置について 日程第11 議会選任第2号 平成23年度決算審査特別委員会委員の選任について 日程第12 認定第1号 平成23年度阪南市一般会計歳入歳出決算認定について 日程第13 認定第2号 平成23年度阪南市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第14 認定第3号 平成23年度阪南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について 日程第15 認定第4号 平成23年度阪南市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第16 認定第5号 平成23年度阪南市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第17 認定第6号 平成23年度阪南市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第18 認定第7号 平成23年度阪南市水道事業会計決算認定について 日程第19 認定第8号 平成23年度阪南市病院事業会計決算認定について 日程第20 報告第4号 専決処分事項の報告について             〔専決第9号〕損害賠償の額を定め、和解することについて 日程第21 報告第5号 専決処分事項の報告について             〔専決第10号〕損害賠償の額を定め、和解することについて 日程第22 報告第6号 平成23年度健全化判断比率について 日程第23 報告第7号 平成23年度下水道事業特別会計資金不足比率について 日程第24 報告第8号 平成23年度水道事業会計資金不足比率について 日程第25 報告第9号 平成23年度病院事業会計資金不足比率について 日程第26 議案第44号 泉州南消防組合の設置に関する協議について 日程第27 議案第45号 平成24年度阪南市一般会計補正予算(第4号) △再開 午前10時00分 ○議長(有岡久一君) 皆さんおはようございます。一昨日に引き続きまして、お疲れのところご出席ありがとうございます。ただいまの出席議員数は、16人です。定足数に達していますので、平成24年阪南市議会第3回定例会を再開します。 それでは、本日の会議を開きます。議事日程については、ご配付のとおりです。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(有岡久一君) それでは、日程第1、一般質問を続行します。 通告順により、楠部徹議員の一般質問を許します。 それでは、15番楠部徹議員どうぞ。15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) おはようございます。最後の質問者となります。できるだけ簡明に行いたいと思いますので、よろしくお願いします。 通告しております行政経営計画について、その1、実施計画、その2、主な事務事業についてをお尋ねいたします。 4月にスタートした新総合計画でありますが、三層構造のうち、基本構想計画を実現、実行するための実施計画は、今まで策定されてきた政策推進計画ほか2計画を包含する形で行政経営計画として策定されたものと理解をしております。そこで、その構成、内容等についてお尋ねをいたします。 再質問は、質問席にて行います。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 福山市長。 ◎市長(福山敏博君) おはようございます。行政経営計画についてお答えいたします。 平成23年度までの行財政運営につきましては、ソフト事業も含めたビルドの部分の政策の優先順位を定めた政策事項推進計画と、行財政改革を推進するための財政再建実施計画及び事務事業評価の3本を柱として鋭意取り組んでまいりました。 しかしながら、今年度から新たなまちづくりの羅針盤である新総合計画を推進するに当たり、行政を経営するという新たな視点に立ち、行政の持つ限られた経営資源を最大限に活用し、行政サービスの効率的かつ効果的な提供が可能となる仕組みづくりを行うため、「行政経営計画」を策定し、総合計画に掲げた将来の都市像である「ともにさかそう笑顔とお互いさまのまち、阪南」の実現に向け 取り組んでいるところであります。 また、実施計画につきましては、総合計画の基本計画を計画的に推進するため、市が実施する事業について毎年度の予算編成 及び事業実施の指針とする計画として公表するものでありますが、本市におきましては、国の補助制度等を最大限有効に活用するなど、一般財源の投資を最小限に抑制しつつ、限られた財源の中で効果的に各施策の推進が図られるよう投資的事業の取捨選択を行うとともに、その実施年度の振り分けを「行政経営計画」に落とし込んでおります。 また、あわせて各施策を担当する課が責任を持って施策を推進し、将来的にはその検証もわかりやすく市民に公表するため、組織ごとの担当施策の取り組み方針及び各組織が所管する事務事業の取り組み方針を掲げ、実施計画としております。なお、この実施計画部分も含む「行政経営計画」は、毎年度の進行管理や財政見通しを踏まえ、毎年度ローリング方式で見直すこととしております。 今後におきましても、社会情勢や市民ニーズの変化に対して柔軟に対応するべく、PDCAサイクルに基づく進行管理を行いつつ、計画性に基づいた健全な財政運営に努めるとともに、まちづくりの中長期的な展望を見据え、取り組んでまいります。 ○議長(有岡久一君) 15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) それでは、再質問をさせていただきます。 今、答弁をいただきました中で、最後のあたりでございますが、ローリング方式で見直す。また、柔軟に対応すべくPDCAサイクルに基づく進行管理を行うとの答弁がありました。行政経営計画、3月に私どもに提示されましたけども、39ページに主な事務事業として、平成24年から28年にかけて抽出とあります。13事業が上げられております。私は、質問としてはこの主な事務事業に関連して先に質問をさせていただきたいと思います。 それはどういう案件かと申しますと、4月以降、動きのありました尾崎小学校跡地の利活用というものは、この中には一切載っておりません。私は考えるに、市にとってはその13事業に比べてももろもろ考慮しても大きな事業ではないかと考えます。4月20日に全員協議会で説明がされました。また、8月1日の総務事業水道常任委員会でも説明がなされました。私は、この8月1日の総務事業水道常任委員会でも、ある程度の時間を割き質疑、意見を述べさせていただきました。 本件について、少し年月をさかのぼって質問をいたしたいと思います。市長が当選されて平成20年12月、初定例会だと思います。その中におきまして、私はマニフェスト、多項目上げられておりましたけども、総合福祉施設の早期実現というのにも触れさせていただきました。この問いに関しまして、私以外にも質問もありましたけれども、空き施設なり空き教室を使用して実現したいと発言がありました。議事録そのものを申し上げますと、「空き教室等も利用した中で改修を図り、何とか当面の間、その施設を活用する方向性」という答弁がありました。私は、その後、定例会でも何回となく本問題について質問もさせていただきました。 そのような中、尾崎小学校福島小学校の統合問題が関係皆さんのご協力により具体化し、本年6月、条例の改正がありました。4月20日、先ほど申し上げましたが、主なものは、尾崎公民館の移転、福祉センター機能を持つ福祉拠点、市民活動センター移転等でありました。本年6月の定例会では、私は一般質問の中で、マニフェストの達成度をお尋ねいたしました。実現したもの、途上のもの、未着手のもの、またそのマニフェストに載ってないものへの着手等々、一定の評価をさせていただきました。その中で唯一総合福祉施設の早期実現については、厳しいものがあるのではないかと私なりの見解を申し上げました。 そのような中、8月1日の常任委員会では、福祉関係は大幅に後退された内容ではなかろうかということで発言をさせていただきました。詳細はまた、お忘れでしたら議事録等見ていただきたいと思いますが、今般、この9月議会に実施設計予算を計上されております。今後、どのような整備をされていくのか、お尋ねをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(有岡久一君) 神藤総務部長。 ◎総務部長(神藤泰治君) お答えをいたします。 平成24年4月に策定いたしました尾崎小学校跡地の利活用方針につきましては、本市の総合計画等の上位計画や子どもたちに良好な教育環境を提供してきました小学校の持つ特性を踏まえ、地域や市民のニーズに留意しつつ、生涯教育の場やまた防災空間、また健康福祉や市民活動の場として利活用を図るものとしてございます。また、前回、8月の委員会でご報告をいたしました仮称市民活動拠点等整備計画尾崎小学校跡地利用につきましては、生涯学習の場である公民館の学習の成果を実践する場の市民活動センター、また地域福祉の拠点の場である社会福祉施設等が相互に連携し、それぞれの施設が互いに拠点機能を発揮できる視点から策定したものでございます。本年4月の尾崎小学校跡地の利活用方針の内容と基本的に相違があるものではございません。 しかしながら、先日の一般質問の中で、雑居ビルのようなというご意見をいただきました。ちょうど関係部署におきまして具体の利活用方針について検討を始めたところでございました。私の説明不足もございまして、非常に残念な思いでございました。貴重なご意見として真摯に受けとめさせていただきます。確かに、尾崎公民館社会福祉協議会、また市民活動センター、また事業部といった、今現に既存している施設を移転するわけなんでございますが、それぞれの施設におきましても課題や問題点がございました。その中で歴史ある尾崎小学校の跡地を利活用させていただきまして、今まで以上に地域の方に親しまれる、また利用していただける方々に、今以上に利便性のある施設にしたいという思いでございます。 また、今後におきましても、施設の改修整備については、先ほども言いましたように、本年4月に策定いたしました利活用方針の考え方に基づきまして、詳細について今後検討部会で課題の抽出等、具体的な検討を進めてまいりますので、またまとまりましたらご報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 ○議長(有岡久一君) 15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) 基本的に相違はあるものではございませんと。日本語の難しさ、基本的にと。総務部長はそういうふうに考えておられるということでございましょうけれども、私は基本的に大いに相違はあると思います。その冊子自体の表紙の表題からして、また中身ももう既に常任委員会で指摘をさせていただきましたので、今申し上げませんが、大いなる相違はあると思います。本年4月に、私ども全協で説明を聞いたものでも、私個人は少し足らないなというふうな感じもしますけれども、それはそれでそれなりに理解もするところでございますが、本年4月のあの冊子で実施するということについてはいかがでしょうか。 ○議長(有岡久一君) 神藤総務部長。 ◎総務部長(神藤泰治君) 今後、関係部署でいろんな課題等抽出させていただきまして、具体の利活用方針につきましてそれぞれ検討していくわけなんでございますが、基本的な考え方といたしましては、ことし4月に出させていただきました利活用方針と何ら変わるものではございませんので、どうぞご理解のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(有岡久一君) 15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) なぜこれを確認しましたかというと、4月には福祉センターという文言がございました。8月には社会福祉協議会の事務所の移転というふうな形になっておりましたんで、後の質問の中でも触れますけれども、そのことの問題というものは、先ほどの市長自体の発言されたこととの差というものは、現実あるものと考えます。 それゆえ、今総務部長から答弁いただきましたように、4月をベースにというんであれば、それはそれで結構かと思います。詳細は、今後課題の抽出等、部会で具体的な検討を始めるということでございます。本施設は、部でいうと生涯学習部、福祉部、総務部がメーンになろうと思いますが、それ以外に事業部、健康部も関連してきます。防災ということになれば、市長公室も関連してきます。まるきり関係ないのは市民部か上下水道部かというふうなことだと思います。私は、協働をキーワードに整備していかなければならないと思います。もちろん理事者側においてもそういうことだと思います。 今後、名称問題、管理体制の問題、もちろん実施計画に伴うその工事内容等々、協議調整しなければならないことがたくさんあると思います。今後のという話でございますが、市はしっかり協議調整し、理念を持って本施設の整備を、また活用をしていってもらいたいと思います。今後とも注視をしていきたいと私は思っております。尾崎小学校跡地がうまくいけば、すべて協働のまちづくりがうまくいくんだとはわかりませんけども、これは大いなるきっかけになるものと思っております。庁内の協働であり、団体の協働であり、市民の協働であると。今後、どのように連携、協調を考えていくのか、お尋ねをいたします。 ○議長(有岡久一君) 神藤総務部長。 ◎総務部長(神藤泰治君) お答えをいたします。 今後、平成26年4月より公民館、市民活動センター社会福祉協議会尾崎小学校跡地に移転することにより、各施設が相互に連携し、お互いに拠点機能を発揮できるようにすることが重要であると考えてございます。このため、現在、各課で構成しております尾崎小学校利活用検討部会でこれら三者が連携を図れるようさまざまな課題を抽出した上で円滑な開設とその後の運営に向けて取り組んでまいりたいと考えてございます。 以上でございます。
    ○議長(有岡久一君) 15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) 今後のことでございますが、そのように努力をしていただきたいと思います。 総務部長にお聞きしましたけども、次は生涯学習部にお聞きします。公民館は、戦後発足したものであります。第二次大戦の敗戦後、開設したものでありますけれども、その当時からまちづくり地域づくり、人づくりというふうな役目を果たしてまいったわけでございます。戦後、何年になりますか、67年になりますか、公民館はその後でございますが、社会情勢とすべてが変わったということでございますが、今においても、やはり先ほど申し上げました人づくり、まちづくりの施設であるということは変わらないと思います。 それで、生涯学習部にお聞きしたいんですが、公民館というだけでなしに、生涯学習というとらまえ方で聞かせてもらってもよろしいですが、そのことについてお尋ねをしたいと思います。 それで、部長、参与がございますが、特命で統合の話とか公民館等々の役目を果たしていただいておる参与にお聞きいたしたいと思います。よろしいですか。 ○議長(有岡久一君) 水野参与。 ◎参与(水野謙二君) お答え申し上げます。 生涯学習の推進と公民館活動に係る認識ということでお答え申し上げます。まず、公民館は、阪南市が目指す公民協働のまちづくりの推進に当たりまして、生涯にわたっての学びを通し、まちづくりの主人公である市民の主体形成を支援し、地域での暮らしの問題解決に向けた自主的な活動を育む社会教育の拠点といたしまして、市民と行政の側からも大きな期待を担っているとまずは考えてございます。 ご承知のとおり、公民館は1946年の寺中構想及び1949年施行の社会教育法におきまして、公民館での学習活動は福祉や産業、そして自治の問題を柱としながら、地域住民が集い、学び、そして学びが地域に還元されること、それは公民館での学びによって地域住民の福祉の向上や地場産業の振興、そして地域自治に対する意識が高まり、よって地域がよくなるというふうにうたわれるなど、法のもとにおきましても公民館が地域住民に密着した社会教育、生涯学習の中核施設として規定されたものでございます。 そして、阪南市におきましては、1964年の尾崎公民館から始まり、東鳥取公民館西鳥取公民館と設立がなされ、まさに50年にわたり地域住民の暮らしを支え、また地域に支えられて阪南市の発展とともに今日を迎えるといっても過言ではないと考えております。 ご指摘がございましたように、少子・高齢化が進み、社会保障制度など社会の仕組みがめまぐるしく変わる中、人々の価値観も多様化をしております。地域における暮らしのあり方が問われる今日、生涯学習への関心が非常に高まっていると考えております。そして、その学びというものが個人の課題といたしましては、知識、教養としての知るための学び、楽しみのための学びから、よりよく生きるための学びに移り、さらに地域の課題としては、ともに生きるための学びから行動し、創造する学びというまちづくりへと移行するなど、よりよい地域社会の形成に向け、地域住民の学びを通した人づくりの場といたしまして、またコミュニティーの醸成や地域の担い手育成の場といたしまして、地域に基盤を置く公民館の役割、またその重要性が今日にあってもますます高くなっているというふうに認識をしてございます。 以上でございます。 ○議長(有岡久一君) 15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) 理念も含めて分析をいろいろ聞かせていただきました。尾崎公民館は昭和39年でしたかな、できたのは。もちろん老朽化、特に耐震化ができておらないという中で、尾崎小学校跡地活用の中で移転をするということは、非常によかったなという感じがします。もともと先ほど部長、参与が答弁ありましたように、果たすべき役割というものは大きなものがあります。私、冒頭でも申し上げました協働の視点ということからいけば、公民館の果たせる役目というものは大きいものがあると思います。 過去の質問の中で分捕り合戦ではないですよということも申し上げましたけれども、今後の調整の中で公民館活動、現状は若干問題点もあるんじゃなかろうかという意見もありますけれども、原点に返って公民館で独自に行うもの、また協働の視点が大いにあるものというものもございますので、そこらをしっかりと踏まえて調整をしていっていただきたいなと思います。答弁もいただきたいわけですけども、もうそこらあたりで今後のそういう、今答弁されました内容を踏まえ、私、今若干申し上げましたけども、そういうことを踏まえて調整をしていっていただきたいなと思います。よろしくお願いします。 続きまして、福祉部長にお尋ねをいたします。私自身もそうです。他の議員さんも総合福祉施設総合福祉センター総合福祉会館というふうなことを過去からずっと取り上げてまいっております。また、社会福祉協議会ももちろんですけれども、その他の団体からも、名称を統一しないとあれですので、総合福祉センターを立地してつくってほしいということは多々あったと思います。そこで福祉拠点といいましょうか、福祉拠点の必要性、重要性をどう考えておられるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(有岡久一君) 草竹福祉部長。 ◎福祉部長(草竹忠義君) お答えいたします。 福祉センター機能を持つ拠点整備につきましては、これまでも阪南市社会福祉協議会各種福祉団体より総合福祉センターの設置についての要望書が提出されております。また、本年3月に策定いたしました第2期阪南市地域福祉推進計画におきましても、情報交換、情報発信、人材育成、協働事業の創設の場として公民それぞれから仮称でありますが、総合福祉センターの施策項目を掲げており、その必要性は十分認識しております。 また、今回の尾崎小学校跡地利用におきましても、福祉拠点となるよう社会福祉協議会事務所移転交流スペースの設置などを予定しており、地域福祉の中核を担う社会福祉協議会とNPOや市民活動の中核機能を担う市民活動センター、そして地域住民に密着した社会教育の中核機能を担う尾崎公民館が同じ拠点に位置することで、福祉や市民協働、学習活動などそれぞれの機能を発揮するだけではなく、互いの機能の交流、連携を図ることで地域コミュニティーの向上やまちづくりなどさまざまな相乗効果が期待でき、地域福祉の推進にも寄与するものと考えております。 以上でございます。 ○議長(有岡久一君) 15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) 4月の利活用計画を踏まえたような答弁かなと思うわけでございますが、大阪府下でもないところがないというほど、名称は別にして総合福祉センターというものはあります。各自治体によって違いがありましょうけども、老人福祉センター、障がい者福祉センター母子福祉センター地域支援センター子育て支援センターボランティアセンター等々、施設が入って総合という言葉があるんですね、総合福祉センター。もちろん社会福祉協議会の事務所はあります。また、運営に関しても指定管理者で、また指定管理者でなくても社会福祉協議会とかございます。私は、総合福祉センター社会福祉協議会のためにやるんではなくて、阪南市の福祉施策として福祉増進をどう考えるかということがポイントだと思うんですね。だから、私は大いに違うと。4月と8月と違うというのは、センターという、総合という言葉、市長の言われる総合福祉施設、それでまた福祉センターというのと事務所が移転しますよというのは全然違うんです。そうと違いますか。 だから、今私が一例として申し上げましたけども、すべてを入れるんじゃなしに、既にあるものもございます。そういうものであるけれども、事務所機能だけではなしに、やはり福祉を増進するためのハード・ソフトも要るんではなかろうかなということでございます。これも先ほどの生涯学習部の話と一緒で、福祉部は、そらいろんな利用者の方々、福祉協議会の意見も聞かないかんけれども、福祉部としてどうしていくんだ、いきたいんだということをしていってもらいたいなと、今後の協議調整の中でね。 そういう答弁がありましたんで、悪いですけども、福祉部長、再度そこらのあたり。今後、福祉部として要望すべきは要望するのか、過去ありました。市長のマニフェスト、福祉部長、聞いてますか。指示受けてますかという中で聞いてませんという答弁がございました。今ここに座っている肥田局長です。 だから、私は声を大にして同じことばっかり言ってますけども、やはり市として重要なことだと。今回完成形という雑居ビルというふうな発言、部長も触れられました。議員さんも発言されましたけども、今回はいろんな思いがそこである程度解決したいと。事業部の件もそうですけど、私は本当はあそこは一つで福祉センターができてもええんかなとか、あそこは全部公民館が使ってもええんかなという思いはありますけども、そういうことでは財政も厳しいし、いろんな問題解決をつけていかなければならんので、それはもうちょっと先延ばして、今回はそういう滞貨というかちょっと課題を解決、一歩前進をしていくという施設だとは思っているんです、私個人はね。だから、余り申し上げて--部長、そこらあたり福祉センターとしての機能をどう考えておるか、どう意見を反映していくのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(有岡久一君) 草竹福祉部長。 ◎福祉部長(草竹忠義君) お答えします。 議員ご指摘のように、今の計画の中では社会福祉協議会そのものが移転スペースが広くなるという形のもんということでご指摘ありますが、福祉センター機能としては、不足していると十分認識してます。もうこれが最終形であるとは考えておりません。各種団体やボランティア、その他、市民活動団体のほうからもここの空き教室を貸してくれないのかというお尋ねが私のほうにもどんどん来ます。将来を見据えて総務部長が申し上げたように、これからの協議に向けて鋭意協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(有岡久一君) 15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) よろしくお願いします。 質問のもとに戻りまして、実施計画についてお聞かせを願いたいと思いますが、私、先ほどから時間をかけて尾崎小学校跡地利活用について言ってますけれども、一例として持っておらないということがございます。この跡地活用を行政経営計画、主な事務事業に掲載されなかったのはどういうことなのかなと。この問題は、確かに6月の条例改正で確定した。その前の1月からというほかの方の答弁にもありました。そういうことなのかとも思いますけれども、それより以前にこの問題があったと思うんですが、どのような理由で行政経営計画に載っておらないのか、お尋ねをします。 ○議長(有岡久一君) 神藤総務部長。 ◎総務部長(神藤泰治君) お答えをいたします。 尾崎小学校跡地の利活用につきましては、平成24年1月から全庁的に利活用意向について聴取し、所管部間の調整等を踏まえまして、さきに開催をお願いいたしました全員協議会におきましてご説明をさせていただいたとおりでございます。 一方、平成24年度の行政経営計画につきましては、平成23年秋の予算編成前に各部局から事務事業に関する情報等を収集いたしまして、予算編成を踏まえ本年2月末に集約したものでございますので、尾崎小学校跡地利用につきましては、事業内容がまとまっていなかったことから、事業費が概算でも算出できなかったため掲載できてございません。 しかしながら、公有財産の利活用方策の検討につきましては、管財課の施策の取り組み方針にも記載のとおり、持続可能な財政運営を行う上で必要不可欠なものでございまして、尾崎小学校跡地の利活用について今般その具体的な方策について取りまとめ、その結果、いち早く利活用したほうが有効であるとの判断から、平成24年度の行政経営計画には記載はございませんが、前倒しで本年度実施設計を行うために9月の補正予算にも計上させていただいている次第でございます。なお、施設の改修整備を行うこととしております平成25年度の行政計画には記載をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(有岡久一君) 15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) 説明いただきまして、載らなかった理由というもの、そしてあの組み立てを見ていると、やはり予算がついてこないと主な事業のところとかいろんなところに載らないんかなという気がします。もともとの実施計画でも、もちろんローリングですけども、乗らないのも突然出てきたりとかいうのもございました。今回、行政経営計画に私は大いなる期待、評価をしたものでありますけれども、やはりでき得る限り載せていくというのが基本だと思います。ことしは初年度でございますので、今後もし直すべき点があれば直して、やはり突発でもないんでしょうけども、突発だなと思われることがないような将来計画を見越してつくっていただきたいなと思います。 もう具体的に申し上げませんけども、ごく最近にもありましたね。行政経営計画に上がってないある程度大きな予算のものが進めるんだということがありました。そこらの事業をするには、載らない場合、行政計画に上がってない場合をどう進めるのか。その考え方についてお尋ねをいたします。 ○議長(有岡久一君) 神藤総務部長。 ◎総務部長(神藤泰治君) お答えをいたします。 行政経営計画につきましては、限られた経営資源の中で事業の選択と集中を行っていくために毎年度策定しているところでございますが、国等においては国家的課題に迅速に対応するため、補助制度等が目まぐるしく変わり、新設や拡充等が行われている状況でございます。 本市におきましては、より一層の財源確保を図る観点から、総合計画におけます基本構想の実現に寄与する事業で、かつ国等の補助制度を活用したほうが一般財源の負担が抑制できると判断できる際には、事業内容を精査した上で行政経営計画に盛り込まれていない事業の実施や行政経営計画においても後年度に予定している事業の前倒しについても前向きに取り組んでいきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(有岡久一君) 15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) というふうに理解をします、しておきます。先ほどからちょっと市長の手が挙がりかけているんですけども、6月議会で冒頭申し上げましたけども、質問した内容をつらつら思い浮かべるのに、新しくマニフェストをつくられるんですかというふうなことをお尋ねしました。そういう中において日にちも近づいてまいっておりますが、私の理解は、4年前のマニフェストに掲げたように、総合福祉センターの実現の思いというものは強くあろうと思います。また、ちらっと見かけますのに、マニフェストというべきかどうか知りませんけども、市長の作成された紙にもそういうことも書かれておるというふうに思います。 私のきょうの質問は、当然総合福祉センターというのは何年度になるか知りませんけど、何年後になるか知りませんが必要だと思うんですけども、私の本日の行政経営計画というふうに出した質問の中で、完成形でないけども、今回総合福祉施設にほど遠いかもしれませんが、何とかその一部でも市民の皆さんが待ちに待っている、また団体が納得できるような整備、ハード・ソフト、ソフトもそうですね。それが市にとって大きなプラスだと思うんですね。いかがでしょうか。 ○議長(有岡久一君) 福山市長。 ◎市長(福山敏博君) お答えいたします。 まず、総合福祉センターの件につきまして、先ほど来から尾崎小学校の跡地の利活用ということでございます。今、最終の協議調整等を行っていく中で、あくまでも実施計画にはまだ着手してません。実施計画をする段階では確実に押さえ込んだ上できれいな形でまずやっていきたい。 その上でもう一つご理解を願いたいのは、総合福祉センター市民活動センター、何を拠点に、何をということもありますけども、その中身についてはどうであれこうであれ、きちっとした考え方の中で整理しますけども、一つには、補助金の獲得の話がございます。我々は、行政はいかに補助金を活用するかという視点の中で、その中身の利活用のあり方は、こちらのほうへ置いといた中でいかにとってくるかと。何を主体に置いたら今ありがたい補助金がとれるかということも一方で考えておりますということだけをまずご理解願いたい。機能的には、当然、今ご指摘のある部分については、庁内できちっとした中で、また関係機関との協議もこれから最終形はありますので、よろしくお願いします。 それと、マニフェスト等につきましての話ですけども、基本的にはもう既に着手しております。ただ、マニフェストという名称でいくかいかないかというのはございます。今のこの社会経済情勢、また今までの国政の中でもいろいろと言われてます。これだけマニフェストマニフェストでいう中で、その実現できなかった4年間でどこまでできるかということもございます。 それと突発的に、それとなぜ行政経営計画にと。今までは、本当に投資的事業が上げられないような状況でした。ソフト面でしか上げられません。これはもうご存じのように市民病院がいつどうなるかによっては、それこそ夕張になる。私もずっとそのことは思ってました。ただ、22年指定管理、23年とくる中で、ある一定の財政の健全化比率につきましても、またご報告は申し上げますけども、国保会計にしても、そういう方向性の中で今ご指摘の部分につきましては、今度きちっとした行政経営計画の中でこれが市民とのお約束になると、私はそう思ってますので、よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(有岡久一君) 15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) もう質問を閉め切ろうかと思ったんですけど、1点だけ、若干時間をいただきます。 今の補助金の話がございました。長年行政経験もある市長、その他の方もそうですけども、巷間言われているのは、補助金のために--今回のケースじゃないですよ。一般論を申し上げますよ。今回の場合、補助金を幾らもらえるのか知りません。私は知りません。しかし、補助金をもらわないほうが行政として最小の経費で最大の効果を上げられるということもあるんですよ。 そこらの見きわめというのは、補助金はだめとは言ってません。もちろん起債等の関係もありますけども、それと1点、そのお金のことを言うんであれば、尾崎小学校の施設というのは、相当--耐震はしましたけども、経年劣化もあるという中で、一応先ほど申し上げましたけども、滞貨を片づける。ずっといろいろ複合でやるというんであります。将来にはもっとちゃんとしたものをという中でどこまで整備をしていくのかということがありますね。新築同然にいきませんと。3億数千万円でと委員会でありましたかな。私個人は、ああっと驚いてひっくり返りそうになりました。 過去、今から10年前にあたごプラザというのをやりました。一応役所の見積もりでは8,000万円というふうな計算が出ました。そら到底出せない、無理だという中で、私、たまたま建築なんで1,160万円で8,000万円の工事をしました。それ以上のことをしたかもわかりません。消防関係、片をつけました。8,000万円の中には消防の金が入ってませんでしたので、私は1,160万円で消防のことをしました。民間というのはそんなもんです。 ということで、そらもう役所が国土交通省の関係もあるし、いろいろな単価が上がっていくというのはいたし方ないにしても、私は今回、実施設計を出すというんであれば、病院で民間並み、設計して一括方式というものが今回に当てはまるかどうか知りませんよ。今、そういうことを言われるから、私もこういう発言をするんですけども、もっと、3億数千万円というのは、ああそうだというんではなしに、やはり工夫していくということも非常に大事かと思います。これはもう余談的になりましたけど、一遍研究してもらったらええと思いますよ。もう意見だけにしておきます。市長、発言ありますか。 ○議長(有岡久一君) 福山市長。 ◎市長(福山敏博君) 私は何も補助金云々の話、ただ一般会計で単独でできれば縛りもないし、ですけども阪南市の財政構造、0.59というような状況の中で、防災、減災の考え方、これからの投資的経費に対する考え方、一方で箱物行政と言われてますけども、必要なものは今つくっていかなければならない。この制度のあるときに、私は将来に借金を背負わせるとかいろいろ言われますけども、そういうことのないように、とれるものはどういう形でとっていくかというのは、私は今の阪南市の財政構造ではやむを得ないものかなと、このように思っておりますので、その点、ご理解をお願いします。 ○議長(有岡久一君) 15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) 私は、補助金がすべて悪いというんではありませんよ。それのしかし補助金の位置を占める問題を考えていかないと、起債がようけ残るということで、私、今言うているのは、箱物のことなんですけども、大阪府における北のように十分なる施設があると。無駄な施設というのはないんでしょうけども、ここまでやらんでもええなあという施設は、やらなくてもええと思いますけども、阪南市はなさ過ぎます。総合福祉センター、そうですけども、なさ過ぎます。やはり行政を進めるためには、もちろん人的なものもあるし、いろんなありますけども、ハードもなければ物事が進まないということがあります。私は、ハードは阪南市はなさ過ぎると。やるべきものはやらなければならないのではないかと、私個人は思ってます。しかしながら、そこにできるだけ、同じことばかり繰り返しますな。最小の経費で最大の効果を上げるように工夫を、経営ですから考えていっていただきたいと希望を申し上げまして、質問を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(有岡久一君) 以上で楠部徹議員の一般質問を終わります。 これで本定例会のすべての一般質問を終わります。--------------------------------------- ○議長(有岡久一君) ただいまから11時10分まで休憩します。--------------------------------------- △休憩 午前10時54分 △再開 午前11時10分--------------------------------------- △提案理由説明 ○議長(有岡久一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 市長より本定例会に上程の全議案について提案理由の説明を求めます。福山市長。 ◎市長(福山敏博君) 本定例会に上程の全議案について、その概要をご説明申し上げます。 議案第36号は、平成24年度阪南市一般会計補正予算(第3号)をお願いするものであります。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ4億5,741万9,000円を増額し、予算総額を167億2,501万2,000円とするもので、歳出の主なものは、私立保育所への施設整備補助金及び病院事業会計繰出金等の増額に伴うものであります。 一方、歳入の主なものは、私立保育所施設整備等に係る府支出金、前年度繰越金及び財政調整基金 繰入金の増額によるものであります。 また、第2表におきましては、債務負担行為の補正をさせていただいております。 議案第37号は、平成24年度阪南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)で、歳入歳出それぞれ1,197万5,000円の増額をお願いするものであります。 歳出の主なものは、基金積立金の増額及び前年度繰上充用金の減額であり、これに見合う歳入の主なものは、歳入欠陥補填収入であります。 その他、各科目について、所要の増減措置を講じさせていただき、予算総額を歳入歳出それぞれ78億5,401万6,000円とするものであります。 議案第38号は、平成24年度阪南市財産区特別会計補正予算(第1号)をお願いするものであります。 今回の補正は、大阪府との府行保全林地上権設定契約の契約期間延長、及び前年度繰越金の確定に伴い所要の措置を講じさせていただくものであり、その結果、歳入歳出それぞれ218万2,000円を増額し、予算総額を1億617万8,000円とするものであります。 議案第39号は、平成24年度阪南市下水道事業特別会計補正予算(第1号)で、歳入歳出それぞれ80万円の増額をお願いするものであります。 歳出の主なものは人件費の増額で、歳入の主なものは、一般会計繰入金の減額及び下水道事業債の増額であり、予算総額を歳入歳出それぞれ12億8,742万4,000円とするものであります。 議案第40号は、平成24年度阪南市介護保険特別会計補正予算(第1号)で、歳入歳出それぞれ3,640万1,000円の増額をお願いするものであります。 歳出の主なものは、総務費、基金積立金及び諸支出金の増額であり、これに見合う歳入の主なものは、国庫負担金、府負担金、支払基金交付金、繰入金及び繰越金の増額で、予算総額を歳入歳出それぞれ36億1,088万5,000円とするものであります。 議案第41号は、平成24年度阪南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)で、歳入歳出それぞれ1,010万円の増額をお願いするものであります。 歳出は、後期高齢者医療広域連合納付金の増額であり、これに見合う歳入は繰越金で、予算総額を歳入歳出それぞれ11億4,801万円とするものであります。 議案第42号は、平成24年度阪南市病院事業会計補正予算(第1号)をお願いするものであります。 今回の補正は、「阪南市民病院の管理運営に関する基本協定書」に基づく政策的医療等交付金の増額として、収益的収入及び収益的支出についてそれぞれ1億6,031万5,000円を増額し、収益的収入を5億1,666万4,000円に、収益的支出を4億9,516万4,000円とするものであります。 議案第43号は、平成23年度阪南市水道事業会計処分利益剰余金を処分するため、地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決をお願いするものであります。 議案第44号は、泉州南消防組合の設置に関する協議について、消防等に関する事務を広域にわたり処理することに伴い、規約を定め、泉州南消防組合を設置することに関し関係市町と協議することについて議会の議決をお願いするものであります。 議案第45号は、平成24年度阪南市一般会計補正予算(第4号)をお願いするものであります。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ2,095万7,000円を増額し、予算総額を167億4,596万9,000円とするもので、歳出は、消防力の強化を図るため、泉佐野市以南の3市3町で消防広域化を行うための初期的費用であります。 一方、歳入の主なものは、財政調整基金繰入金の増額によるものであります。 以上、本定例会に上程の全議案について、よろしくご審議いただき、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。 なお、認定第1号から認定第8号までの、一般会計を初め8会計に係る平成23年度決算の成果につきましては、後ほどご説明させていただきます。 また、報告第4号及び報告第5号「専決処分事項の報告について」、報告第6号「平成23年度健全化判断比率について」、報告第7号「平成23年度下水道事業特別会計資金不足比率について」、報告第8号「平成23年度水道事業会計資金不足比率について」、報告第9号「平成23年度病院事業会計資金不足比率」につきましては、後ほど担当部長からご説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △議案第36号「平成24年度阪南市一般会計補正予算(第3号)」 ○議長(有岡久一君) 日程第2、議案第36号「平成24年度阪南市一般会計補正予算(第3号)」を議題とします。 中村財務部長の説明を求めます。中村財務部長。 ◎財務部長(中村幸治君) それでは、議案第36号、平成24年度阪南市一般会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正でございますが、歳入歳出それぞれ4億5,741万9,000円を追加し、予算総額を167億2,501万2,000円とさせていただくものでございます。 また、第2表におきましては、債務負担行為補正をさせていただいてございます。 それでは、内容につきまして、まず歳出の主なものからご説明申し上げます。 恐れ入りますが、15ページをお開き願います。下段、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、13節委託料につきましては、平成25年度の尾崎小学校福島小学校との整理統合により廃校となります尾崎小学校校舎等の利活用を図るため、改修工事の設計委託料を初め委託料として2,294万6,000円を計上させていただいたおります。 次に、18ページ上段、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費において、地域社会における日常的な支え合い体制の構築を図るため、13節委託料といたしまして要援護者支援システム整備業務委託料を500万円、また19節負担金補助及び交付金として、地域支え合い体制づくり事業補助金を396万5,000円計上させていただいております。これら事業費は、いずれも全額府の介護基盤緊急整備等臨時特例基金特別対策事業補助金を活用するものでございます。 次に、19ページ下段、3款民生費、2項児童福祉費、2目児童福祉施設費、19節負担金補助及び交付金1億7,891万3,000円につきましては、私立保育所施設整備補助金として、府の安心こども基金特別対策事業費補助金を活用し、私立保育所(しいの実保育園)の老朽化による建て替えに係る施設整備費を補助するためのものでございます。 次に、20ページ中段、同款、4項生活保護費、1目生活保護費として、23節償還金利子及び割引料につきましては、昨年度の生活保護費の確定に伴い、国及び府への過年度生活保護費の返還金として、合計で6,190万6,000円を計上させていただいております。 次に、下段の4款衛生費、1項保健衛生費、9目病院費、19節負担金補助及び交付金といたしまして1億6,031万5,000円を計上させていただいております。内容といたしましては、市民病院指定管理者との阪南市民病院の管理運営に関する基本協定に基づき、政策的医療交付金として、新病院開院までにおける稼働病床数の減少による経常損失額、平成23年度分を補填するものでございます。 次に、24ページの上段、9款教育費、3項中学校費、1目学校管理費、13節委託料につきましては、中学校給食を推進するため各中学校における配膳室の整備が必要なことから、中学校配膳室整備工事設計委託料といたしまして430万円を計上させていただいております。 次に、15ページから24ページにかけまして、給料、職員手当等及び共済費の補正をさせていただいておりますが、これにつきましては、職員の人事異動及び給料カットの内容変更等に伴い、それぞれ所要の増減措置を講じさせていただいたものでございます。 続きまして、歳入の主なものについてご説明申し上げます。 13ページをごらんください。まず、15款府支出金、2項府補助金、2目民生費府補助金、1節社会福祉費府補助金につきましては、地域社会における日常的な支え合い体制の構築を推進するための府補助として、介護基盤緊急整備等臨時特例基金特別対策事業補助金1,102万6,000円を計上させていただいております。 また、同款、同項、同目、8節の児童福祉費府補助金につきましては、歳出のところでご説明させていただきました私立保育所の建て替えに伴う施設整備費の府補助分として1億5,903万4,000円を計上させていただいております。 次に、14ページ上段、18款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、1節財政調整基金繰入金につきましては、今回の歳入補正予算総額が3億3,618万5,000円となりますが、先ほどご説明させていただきました歳出の補正予算総額が4億5,741万9,000円となり、その差1億2,123万4,000円が不足することから、財政調整基金から取り崩しを行い、予算措置をするものでございます。 最後に、第2表債務負担行為補正でございますが、恐れ入りますが、7ページをお願いいたします。庁舎の警備・当直・清掃管理業務に係る業務で、平成25年度より後年にわたり必要となることから補正をさせていただくものであります。期間及び限度額につきましては、平成24年度から27年度までとし、限度額を7,503万3,000円としております。 以上が今回の補正の内容でございます。よろしくご審議いただきまして、ご裁決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおりそれぞれの常任委員会に分割付託します。--------------------------------------- △議案第37号「平成24年度阪南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」 ○議長(有岡久一君) 日程第3、議案第37号「平成24年度阪南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」を議題とします。 草竹健康部長の説明を求めます。草竹健康部長。 ◎健康部長(草竹靖典君) それでは、議案第37号、平成24年度阪南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正でございますが、歳入歳出それぞれ1,197万5,000円を追加し、予算総額を78億5,401万6,000円とさせていただくものでございます。 内容につきまして、まず歳出のほうからご説明申し上げます。 予算書42ページをお願いいたします。第1款総務費352万2,000円の増額につきましては、被保険者の口座振替に係る事務手続を軽減するシステムを導入するための措置でございます。 次に、第3款後期高齢者支援金等、第4款前期高齢者納付金等、及び43ページの第6款介護納付金、並びに第11款諸支出金につきましては、それぞれ平成23年度の所要額が確定したこと等に伴う増減措置でございます。 次に、第9款基金積立金6,000万円の増額につきましては、今後ふえ続けることが予想される医療費や突発的な療養給付費等に備え、基金を積み立てるものでございます。 次に、第13款前年度繰上充用金5,242万3,000円の減額につきましては、平成23年度歳入不足額が確定したことに伴い、減額措置を講ずるものでございます。 続きまして、歳入でございますが、41ページをお願いいたします。 第3款国庫支出金332万7,000円及び第9款繰入金19万5,000円の増額につきましては、歳出でご説明いたしました口座振替システム導入費の財源として計上するものでございます。 次に、第4款療養給付費交付金1,000円の減額につきましては、平成23年度交付額が確定したことに伴い、減額措置を講ずるものでございます。 最後に、第11款諸収入845万4,000円の増額につきましては、予算上収支均衡を図るため、歳入欠陥補填収入を増額させていただくものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第38号「平成24年度阪南市財産区特別会計補正予算(第1号)」 ○議長(有岡久一君) 日程第4、議案第38号「平成24年度阪南市財産区特別会計補正予算(第1号)」を議題とします。 中村財務部長の説明を求めます。中村財務部長。 ◎財務部長(中村幸治君) それでは、議案第38号、平成24年度阪南市財産区特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正でございますが、東鳥取南海財産区における府行保全林地上権設定契約の契約期間延長、及び前年度繰越金の確定に伴い所要の措置を講じさせていただいたものであります。その結果、歳入歳出それぞれ218万2,000円を増額し、予算総額を1億617万8,000円とさせていただいております。 それでは、内容につきまして、まず歳入からご説明申し上げます。 51ページをお開き願いたいと思います。1款財産収入、1項財産運用収入、1目財産貸付収入について、東鳥取南海財産区における大阪府との府行保全林地上権設定契約の期間延長に伴い、201万7,000円を増額させていただいたものであります。 また、3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金について、前年度繰越金の確定に伴い16万5,000円を増額させていただいたものであります。 次に、歳出につきましてご説明申し上げます。52ページをお開き願いたいと思います。 歳入におきます土地貸付収入の増額、及び前年度繰越金の確定に伴いまして、1款総務費、2項東鳥取南海財産区管理費、1目財産管理費について、東鳥取南海財産区積立金を159万4,000円増額、また2款繰出金、1項繰出金、1目繰出金について、一般会計繰出金を58万8,000円増額させていただいたものであります。 以上が今回の補正の内容でございます。よろしくご審議いただきまして、ご裁決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり総務事業水道常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第39号「平成24年度阪南市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」 ○議長(有岡久一君) 日程第5、議案第39号「平成24年度阪南市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」を議題とします。 森上下水道部長の説明を求めます。森上下水道部長。 ◎上下水道部長(森重幸君) それでは、議案第39号、平成24年度阪南市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正でございますが、歳入歳出それぞれ80万円を増額いたしまして、歳入歳出予算総額を12億8,742万4,000円とさせていただくものであります。 また、地方債につきましても補正を計上させていただいております。 それでは、内容につきまして、歳出のほうからご説明申し上げます。 予算書62ページをお願いいたします。1款総務費の一般管理費及び2款事業費の公共下水道建設費で、給料、職員手当等を80万円増額させていただいております。内容といたしましては、給与カットの緩和及び期間の縮小並びに職員の人事異動による増額でございます。 次に、歳入についてご説明申し上げます。 61ページをお願いいたします。まず、4款繰入金の一般会計繰入金につきましては、7款市債の下水道事業債の増額に伴い、一般財源の減額が生じたことにより360万円を減額させていただきました。 次に、7款市債の下水道事業債で440万円の増額をさせていただきました。これは、昨年3月に発生いたしました東日本大震災により下水道事業に係る交付金の内示額が減額されたため、その減額について事業費を単費で賄うための財源としまして、下水道事業債の発行額を増額させていただくものでございます。 また、下水道事業債につきましては、56ページの第2表地方債補正において限度額を変更させていただいております。56ページが補正前、57ページが補正後となっております。 以上が今回の補正内容となっております。よろしくご審議いただき、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり総務事業水道常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第40号「平成24年度阪南市介護保険特別会計補正予算(第1号)」 ○議長(有岡久一君) 日程第6、議案第40号「平成24年度阪南市介護保険特別会計補正予算(第1号)」を議題とします。 草竹健康部長の説明を求めます。草竹健康部長。 ◎健康部長(草竹靖典君) それでは、議案第40号、平成24年度阪南市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正でございますが、歳入歳出それぞれ3,640万1,000円を追加し、予算総額を36億1,088万5,000円とさせていただくものでございます。 内容につきまして、まず歳出のほうからご説明申し上げます。 予算書79ページをお願いいたします。第1款総務費、第1項総務管理費1,480万6,000円の増額につきましては、福祉広域連携に伴う職員の人件費及び旅費で1,468万1,000円と、介護保険被保険者証の作成料12万5,000円でございます。 次に、第3款基金積立金、第1目介護給付費準備基金積立金の増額につきましては、歳入でご説明いたします前年度繰越金及び介護給付費負担金と交付金の過年度分のうち1,186万7,000円を積み立てるものでございます。 次に、80ページをお願いいたします。第4款地域支援事業費の増減措置につきましては、職員の人事異動等に伴うものでございます。 次に、第5款諸支出金の償還金利子及び割引料972万8,000円の増額につきましては、前年度分の地域支援事業費の確定及び処遇改善基金の廃止に伴う、国・府及び支払い基金の返還金でございます。 続きまして、歳入でございますが、77ページをお願いいたします。 第3款国庫支出金、第4款支払基金交付金、第5款府支出金の増額につきましては、前年度分の介護給付費の確定により、国支払い基金及び大阪府から過年度分の介護給付費負担金の追加交付を受けることによるものでございます。 次に、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金1,480万6,000円の増額につきましては、先ほど歳出でご説明いたしました総務費の一般管理費増額分を一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、78ページをお願いいたします。第7款繰越金1,125万円の増額につきましては、平成23年度決算の確定に伴うものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第41号「平成24年度阪南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」 ○議長(有岡久一君) 日程第7、議案第41号「平成24年度阪南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」を議題とします。 草竹健康部長の説明を求めます。草竹健康部長。 ◎健康部長(草竹靖典君) それでは、議案第41号、平成24年度阪南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正でございますが、歳入歳出それぞれ1,010万円を追加し、予算総額を11億4,801万円とさせていただくものでございます。 内容につきまして、まず歳出のほうからご説明申し上げます。予算書98ページをお願いいたします。 第2款後期高齢者医療広域連合納付金1,010万円の増額につきましては、広域連合からの通知に基づくもので、前年度の保険料のうち出納閉鎖期間に係る4月、5月分の保険料は、新年度の保険料納付金として納付するための措置でございます。 次に、歳入でございますが、97ページをお願いいたします。 第3款繰越金1,010万円につきましては、前年度繰越金でございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり厚生文教常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第42号「平成24年度阪南市病院事業会計補正予算(第1号)」 ○議長(有岡久一君) 日程第8、議案第42号「平成24年度阪南市病院事業会計補正予算(第1号)」を議題とします。 神藤総務部長の説明を求めます。神藤総務部長。 ◎総務部長(神藤泰治君) それでは、議案第42号、平成24年度阪南市病院事業会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。 今回の補正につきましては、市民病院の指定管理者である社会医療法人生長会と締結してございます阪南市民病院管理運営に関する基本協定書に基づく政策的医療交付金の所要額を補正させていただくものでございます。 それでは、補正予算書の内容につきましてご説明を申し上げます。 まず、1ページをごらんいだきたいと存じます。第2条の予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額についてでございますが、収入の第1款事業収益につきましては、1億6,031万5,000円を増額させていただき5億1,666万4,000円とするもので、内訳といたしましては第2項の医業外収益の増額でございます。 次に、支出の第1款事業費用につきましても、1億6,031万5,000円を増額させていただき4億9,516万4,000円とするもので、内訳といたしましては、第1項の医業費用の増額でございます。 続いて、第3条の予算第7条に定めた他会計からの補助金につきましては、6億6,323万4,000円に改めるものでございます。 続きまして、補正内容の詳細につきまして予算書の8ページをお開き願いたいと存じます。 補正予算実施計画説明書でございますが、収益的収入及び支出の項目で、まず支出につきましては、第1款事業費用、第1項医業費用、第4目その他医業費用の第1節その他医業費用で、指定管理者に支払います指定管理料(政策的医療等交付金)でございますが、1億6,031万5,000円を増額させていただくものでございます。 阪南市民病院の管理運営に関する基本協定書に基づき、現在取り組んでおります病院改築事業に伴い、新病院が稼働するまでの間に発生した指定管理者の経常損失額に相当する額を補填し、安定した病院運営を図るものでございます。なお、本補正額につきましては、平成23年度の経常損失相当額となってございます。 次に、収入につきましては、本補正額の財源として、一般会計から繰り入れをお願いするもので、第1款事業収益、第2項医業外収益、第1目一般会計負担金、第1節繰入金1億6,031万5,000円を増額させていただくものでございます。 以上、ご説明いたしました予算を執行いたしますと、4ページの予定損益計算書、5ページからの予定貸借対照表のとおりとなります。 以上で平成24年度阪南市病院事業会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただきまして、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 収入支出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり市民病院関連特別委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第43号「平成23年度阪南市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」 ○議長(有岡久一君) 日程第9、議案第43号「平成23年度阪南市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」を議題とします。 森上下水道部長の説明を求めます。森上下水道部長。 ◎上下水道部長(森重幸君) それでは、議案第43号、平成23年度阪南市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてご説明申し上げます。 今回、地方公営企業法が46年ぶりに改正され、平成24年4月1日より施行されてございます。従前は法的な措置により剰余金の処分が認められておりましたが、今回、条例及び議会の議決をもって処分が可能となりましたので、本議会に上程させていただいたものでございます。 恐れ入りますが、次ページの平成23年度阪南市水道事業剰余金処分計算書をご参照願います。 平成23年度未処分利益剰余金としましては1億2,060万258円発生してございます。議会の議決による処分額としまして、減債積立金1,000万円、建設改良費積立金7,500万円、計8,500万円を計上してございます。処分後の残高は3,560万258円となり、翌年度繰越利益剰余金とするものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご裁決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり総務事業水道常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議会議案第7号「平成23年度決算審査特別委員会の設置について」 ○議長(有岡久一君) 日程第10、議会議案第7号「平成23年度決算審査特別委員会の設置について」を議題とします。 提出者楠部徹議員より提案理由の説明を求めます。15番楠部徹議員。 ◆15番(楠部徹君) それでは、議会議案第7号について提案理由の説明を申し上げます。 平成23年度決算審査特別委員会は、平成23年度各会計決算について慎重審査を行うため、平成23年度決算審査特別委員会の設置を提案するものであります。 それでは、朗読をもって説明させていただきます。 議会議案第7号 平成23年度決算審査特別委員会の設置について 地方自治法第110条及び阪南市議会委員会条例第6条の規定に基づき、本市議会に平成23年度決算審査特別委員会を次のとおり設置するため、議会の議決を求める。                    記1.名称   平成23年度決算審査特別委員会2.設置目的 平成23年度各会計決算について調査と審査を行う3.設置期間 平成24年阪南市議会第3回定例会会期中4.委員定数 7人 平成24年9月6日 提出                   提出者 阪南市議会議員  楠部 徹                   賛成者 阪南市議会議員  三原伸一                   賛成者 阪南市議会議員  野間ちあき                   賛成者 阪南市議会議員  白石誠治 以上、よろしくご審議いただき、ご裁決賜りますようお願いいたします。 ○議長(有岡久一君) 質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。議会議案第7号は、会議規則第37条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議会議案第7号は委員会付託を省略することに決定しました。 討論を行います。          〔「討論なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第10、議会議案第7号「平成23年度決算審査特別委員会の設置について」は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議会議案第7号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議会選任第2号「平成23年度決算審査特別委員会委員の選任について」 ○議長(有岡久一君) 日程第11、議会選任第2号「平成23年度決算審査特別委員会委員の選任について」を議題とします。 お諮りします。ただいま設置されました平成23年度決算審査特別委員会の委員選任については、委員会条例第8条第1項の規定によって、野間ちあき議員、二神勝議員、三原伸一議員、古家美保議員、白石誠治議員、見本栄次議員、土井清史議員、以上のとおり指名したいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました議員を平成23年度決算審査特別委員会委員に選任することに決定しました。--------------------------------------- ○議長(有岡久一君) 議事の都合上、1時15分まで休憩します。--------------------------------------- △休憩 午前11時57分 △再開 午後1時15分--------------------------------------- ○議長(有岡久一君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 平成23年度決算審査特別委員会が開催されまして、正副委員長が互選されましたので報告します。委員長に土井清史議員、副委員長に古家美保議員が互選されました。 以上であります。--------------------------------------- △認定第1号「平成23年度阪南市一般会計歳入歳出決算認定について」 ○議長(有岡久一君) 日程第12、認定第1号「平成23年度阪南市一般会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。 市長に決算認定の成果の説明を求めます。福山市長。 ◎市長(福山敏博君) 認定第1号、平成23年度阪南市一般会計歳入歳出決算の成果についてご説明申し上げます。 平成23年度における本市の財政状況は、厳しい経済情勢を反映し、自主財源の根幹である市税において、徴収率は上昇しているものの、市民税の減収等のため全体としては減収となりましたが、地方交付税の増額や旧下荘幼稚園用地の売却収入及び土地開発公社解散に伴う出資金等精算収入など臨時的な収入などにより、一定財政調整基金への積み立てができました。 しかしながら、少子・高齢化社会の進展に伴う福祉関連経費の増大や老朽化した公共施設への対応等課題が山積していることから、引き続き国・府等の依存財源頼みの不安定な財政運営を強いられております。 平成23年度決算の内容でありますが、歳入につきましては、前年度比14.5%減の161億8,834万5,564円となりました。主な減少要因といたしましては、昨年度ありました、国の経済対策による地域活性化・公共投資臨時交付金及び第三セクター等、改革推進債などの地方債の発行がなくなったことによるものでございます。 一方、歳出につきましても、昨年度ありました、鳥取中学校の改築を初め、地域活性化・公共投資 臨時交付金を活用した投資的経費が大幅に減少したことにより、前年度比14.9%減少の159億3,409万9,907円となり、実質収支としましては2億4,224万5,657円の黒字となりました。 また、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、96.6%と前年度より4.9ポイント悪化しました。この主な要因としましては、少子・高齢化等による扶助費の増加、臨時財政対策債や退職手当債の発行に伴う公債費の増加、及び市民病院への指定管理者制度導入に伴い一般職員数の増加による人件費の増加等によるものであります。 また、地方財政健全化法に基づく健全化判断比率につきましては、昨年度より全ての比率が改善しています。 最後に、平成23年度に執行いたしました主な事業につきましては、別冊の主要施策の成果説明書にまとめておりますので、後ほどごらんいただきますようお願い申し上げます。 以上、よろしくご審査いただき、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員から審査結果の報告を願います。庄司和雄議員。 ◆監査委員(庄司和雄君) それでは、認定第1号、一般会計歳入歳出決算審査についてご報告申し上げます。 平成23年度阪南市一般会計歳入歳出決算審査につきましては、お手元に決算審査意見書をご配付させていただいておりますとおり、市長から提出がありました決算書類について、実際の収支が収支命令に符合しているか、合理的な財政運営がされているかどうか等に主眼を置いて、去る7月26日、関係担当者からの説明聴取を含め審査を実施いたしました。 審査の結果でございますが、決算書に基づき証拠書類及び歳入歳出関係諸表書類を照合審査した結果、いずれも法規の定めに基づき公正に運営されており、その収支状況については正確と認めます。 総括といたしまして、歳入161億8,834万6,000円、歳出159億3,410万円で、歳入歳出差し引き2億5,424万6,000円の黒字となり、実質収支も2億4,224万6,000円の黒字となっています。また、単年度収支も3,886万8,000円の黒字で、実質単年度収支についても3億8,621万円の黒字となっています。 歳入における市税については、ここ数年、収納率そのものは向上しているものの、長引く景気低迷の影響を受け、市税収入額としては54億9,559万5,000円と前年度より5,851万円の減収となっており、この状況は今後も続くものと考えられます。 また、財産収入として、下荘幼稚園跡地の売り払い収入2,686万円、土地開発公社出資金等清算収入3,861万2,000円が計上されておりますが、地域活性化に寄与するため国からの臨時交付金が大幅に増額された前年度に比べ、歳入総額として27億3,802万8,000円の減額となっています。 歳出については、病院事業の指定管理者制度導入に伴う医療職員の職種変更等により人件費が2億796万2,000円増加していますが、投資的経費においては、前年度に比べ21億2,586万3,000円の減額となったため、歳出総額として前年度より27億8,175万6,000円の減額となっています。 なお、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、一般会計における人件費の増加により、前年度に比べ4.9ポイント悪化し96.6%となっています。今後、この点について有効な改善策を検討する必要があるように思います。過去健全な財政運営を計画・実施されてきていると思いますが、今後、新しい総合計画の実現を目指すため、第二次財政再建実施計画にかわる行政経営計画に基づいた行財政運営を図っていただきたいと考えるところです。 また、ごみの分別収集が定着し、資源のリサイクルに効果を上げていることは、日々の努力のあらわれだと思うとともに、今後も限られた職員数で行政全般にわたり質の高い市民ニーズに対応していくため、より効果的な人材育成を期待するものであります。 なお、議員の皆さんにご配付させていただいております、平成23年度阪南市一般会計及び特別会計歳入歳出決算審査意見書を本定例会の議事録の後に資料として添付していただきたく存じますので、議長にはよろしくお取り計らいお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(有岡久一君) お諮りします。ただいま監査委員から決算審査意見書を議事録に添付されたい旨の申し入れがありましたが、そのように取り計らいたいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、監査委員の申し入れのとおり取り計らうことに決定しました。 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり決算審査特別委員会に付託したいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕
    ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、認定第1号は決算審査特別委員会に付託することに決定しました。--------------------------------------- △認定第2号「平成23年度阪南市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」 ○議長(有岡久一君) 日程第13、認定第2号「平成23年度阪南市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。 市長に決算認定の成果の説明を求めます。福山市長。 ◎市長(福山敏博君) 認定第2号、平成23年度阪南市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の成果についてご説明申し上げます。 平成23年度決算におきましては、平成20年度から4年連続で単年度黒字を達成することができました。主な要因としましては、過年度精算分を含む前期高齢者交付金及び財政調整交付金が挙げられます。 決算内容につきましては、歳入決算額は、前年度比2.5%増加の67億41万8,858円となりました。主な要因は、療養給付費交付金が減少したものの、前期高齢者交付金が増加したためであります。 歳出決算額は、前年度比0.6%増加の75億1,839万8,951円となりました。主な要因は、前年度繰上充用金が減少したものの、保険給付費及び諸支出金が増加したためであります。 以上、よろしくご審査いただき、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員から審査結果の報告を願います。庄司和雄議員。 ◆監査委員(庄司和雄君) それでは、認定第2号、平成23年度阪南市国民健康保険特別会計歳入歳出決算審査についてご報告申し上げます。 審査の方法は、市長から提出がありました決算書類について、関係担当者からの説明聴取も含め審査をいたしました。審査の結果といたしましては、いずれも法規の定めに基づき、公正に運営されております。 収支につきましては、歳入67億41万9,000円、歳出75億1,839万9,000円で、歳入歳出差し引き8億1,798万円の赤字ではありますが、ここ数年、重点的に取り組んでいる保険料の徴収強化、及び医療費の抑制に寄与するための保健事業の促進など、健全な国保運営により前年度に比べ大幅に改善されています。 国民健康保険制度は、社会情勢の影響を大きく受けやすく、加入者における低所得者層の割合が増加傾向にあり、今後も財政状況は厳しいことが予想されますが、ここ数年来、重点的に行われている保険料の徴収強化及び医療費の抑制に寄与するための保健事業の促進など、健全な国保運営に取り組むことで、今後も累積赤字の改善を図られることを望み、決算審査の報告とさせていただきます。 ○議長(有岡久一君) 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり決算審査特別委員会に付託したいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、認定第2号は決算審査特別委員会に付託することに決定しました。--------------------------------------- △認定第3号「平成23年度阪南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について」 ○議長(有岡久一君) 日程第14、認定第3号「平成23年度阪南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。 市長に決算認定の成果の説明を求めます。福山市長。 ◎市長(福山敏博君) 認定第3号、平成23年度阪南市財産区特別会計歳入歳出決算の成果についてご説明申し上げます。 歳入決算額は1,031万4,836円、歳出決算額は1,010万9,511円で、差し引き20万5,325円が翌年度への繰越金となりました。 歳入の主なものは、府行保全林貸地料、財産区基金積立金の利子等の財産運用収入、及び積立金の取り崩しによる繰入金であります。 歳出の主なものは、三つの財産区積立金、一般会計への繰出金、並びに東鳥取南海財産区及び東鳥取財産区の関係地区に対する地区助成金であります。 以上、よろしくご審査いただき、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員の申し出により、本決算については意見書のとおりで、別段指摘事項がないとのことです。したがって、審査結果の報告を省略します。 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり決算審査特別委員会に付託したいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、認定第3号は決算審査特別委員会に付託することに決定しました。--------------------------------------- △認定第4号「平成23年度阪南市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」 ○議長(有岡久一君) 日程第15、認定第4号「平成23年度阪南市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。 市長に決算認定の成果の説明を求めます。福山市長。 ◎市長(福山敏博君) 認定第4号、平成23年度阪南市下水道事業特別会計歳入歳出決算の成果についてご説明申し上げます。 歳入歳出決算額は、いずれも10億2,964万1,227円となり、前年度と比較しまして1億6,375万9,405円の減額で、対前年度比13.7%の減少となりました。 減額の主な要因といたしましては、公的資金補償金免除繰上償還の実施による元金償還金の減額によるものであります。 歳入の主なものは、受益者負担金1億1,670万5,400円、下水道使用料3億1,189万9,402円、一般会計繰入金3億3,489万5,969円、下水道事業債2億2,950万円等であります。 歳出の主なものは、総務管理費2億1,484万7,243円、下水道建設費1億2,014万848円、公債費6億9,465万3,136円であります。 なお、平成23年度末の下水道整備状況は、普及率が46.2%、水洗化率が91.8%であります。 今後につきましても、下水道の普及率向上とさらなる経営の効率化に努めてまいります。 以上、よろしくご審査いただき、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員の申し出により、本決算についても意見書のとおりで、別段指摘事項がないとのことです。したがって、審査結果の報告を省略します。 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり決算審査特別委員会に付託したいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、認定第4号は決算審査特別委員会に付託することに決定しました。--------------------------------------- △認定第5号「平成23年度阪南市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」 ○議長(有岡久一君) 日程第16、認定第5号「平成23年度阪南市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。 市長に決算認定の成果の説明を求めます。福山市長。 ◎市長(福山敏博君) 認定第5号、平成23年度阪南市介護保険特別会計歳入歳出決算の成果についてご説明申し上げます。 歳入決算額は33億6,729万4,107円、歳出決算額は33億5,604万3,199円で、差し引き1,125万908円が翌年度への繰越金となりました。 歳入における第1号被保険者の保険料につきましては、徴収率は特別徴収及び普通徴収を合わせて98.6%、収納済額は滞納繰越分を含めて6億8,763万340円であります。 歳出における平成23年度中の新規要介護等認定申請者数は880人で、介護保険でのサービス利用者数につきましては、居宅介護が1万8,168人、地域密着型が1,232人、施設介護では3,822人であります。 なお、平成23年度末での高齢化率は23.41%で、65歳以上の第1号被保険者数は1万3,568人であります。 以上、よろしくご審査いただき、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員の申し出により、本決算についても意見書のとおりで、別段指摘事項がないとのことです。したがって、審査結果の報告を省略します。 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり決算審査特別委員会に付託したいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、認定第5号は決算審査特別委員会に付託することに決定しました。--------------------------------------- △認定第6号「平成23年度阪南市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」 ○議長(有岡久一君) 日程第17、認定第6号「平成23年度阪南市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。 市長に決算認定の成果の説明を求めます。福山市長。 ◎市長(福山敏博君) 認定第6号、平成23年度阪南市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の成果についてご説明申し上げます。 歳入決算額は10億4,544万5,505円、歳出決算額は10億3,534万5,036円で、差し引き1,010万469円が翌年度への繰越金となりました。 歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料、一般会計繰入金で、歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金であります。 以上、よろしくご審査いただき、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員の申し出により、本決算についても意見書のとおりで、別段指摘事項がないとのことです。したがって、審査結果の報告を省略します。 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり決算審査特別委員会に付託したいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、認定第6号は決算審査特別委員会に付託することに決定しました。--------------------------------------- △認定第7号「平成23年度阪南市水道事業会計決算認定について」 ○議長(有岡久一君) 日程第18、認定第7号「平成23年度阪南市水道事業会計決算認定について」を議題とします。 市長に決算認定の成果の説明を求めます。福山市長。 ◎市長(福山敏博君) 認定第7号、平成23年度阪南市水道事業会計決算の成果についてご説明申し上げます。 収益的収支につきましては、収入合計は11億9,612万6,973円で、前年度と比べまして3,574万3,190円、2.9%の減少となりました。その主なものは、給水収益の減少、加入金の減少であります。 また、支出合計につきましては11億303万7,175円で、前年度と比べまして491万9,631円、0.4%の減少となりました。その主なものは、職員の1人削減等に伴う人件費の減少、企業債の借りかえによる支払利息の減少であります。 その結果、収益的収支は9,308万9,798円の純利益となり、当年度未処分利益剰余金1億2,060万258円となりました。 次に、資本的収支につきましては、収入合計は7,851万9,000円で、その主なものは繰上償還を含む企業債であります。また、支出合計につきましては、3億4,800万3,532円で、その主なものは、工事請負費、繰上償還借りかえ分を含む企業債償還金であります。 本市の水道事業経営の根幹をなす水需要の動向は、給水人口の減少、核家族化及び需要者の節水意識の定着化により年々減少しており、水道事業を取り巻く環境は依然厳しい状況であります。 このような経営状況のもと、「行政経営計画」等に沿ってあらゆる経費の節減に努め、経営の効率化等を推進してまいります。 以上、よろしくご審査いただき、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員から審査結果の報告を願います。庄司和雄議員。 ◆監査委員(庄司和雄君) それでは、認定第7号、平成23年度阪南市水道事業会計決算審査についてご報告申し上げます。 地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、市長から提出がありました決算書類を関係担当者の説明聴取も含め、平成24年6月25日に審査を行いました。 審査の結果でございますが、いずれも法規の定めに基づき公正に運用されており、その収支状況については正確なものと認めます。 総括といたしまして、近年の社会情勢の影響を受け、給水人口及び年間配水量ともに年々減少している状況に加え、需要者の節水意識の高まりもあり、水需要の減少傾向が続いています。そういった中、収益的収支については、事業収益が3,574万3,000円減少し、11億9,612万6,000円となり、事業費用は、人件費の削減及び総配水量の減量に伴う府営水の受水費用の減少により491万9,000円減少し、11億303万7,000円となっています。その結果、9,308万9,000円の当年度純利益となっています。 水需要が年々減少している状況において、平成19年度から平成23年度の5カ年における第二次阪南市水道事業会計経営健全化計画に基づき、事務事業全般の見直しや人件費の削減等経費の節減、合理化に取り組まれ、企業債については、今年度も繰上償還を行い、公債費の負担軽減に努められるなどの結果により、引き続き収益的収支において純利益を計上している点は、経営健全化に対する取り組みの効果のあらわれと言えます。 また、水道料金の徴収率向上については、口座振替の推進及びコンビニ収納による利便性の拡大等が図られているところであります。今後も、水道事業を取り巻く環境が厳しい見通しが続く中、第二次阪南市水道事業会計経営健全化計画にかわる阪南市行政経営計画に沿って経営の効率化を推進するとともに、水道事業会計として独立して安定した経営を目指し、安全で良質な水道水を安定的に供給できるよう期待しているものであります。 なお、本決算意見書につきましても、先ほどご報告申し上げました一般会計及び特別会計の歳入歳出決算審査意見書の後に添付していただきますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) お諮りします。ただいま監査委員から決算審査意見書を議事録に添付されたい旨の申し入れがありましたが、そのように取り計らいたいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、監査委員の申し入れのとおり取り計らうことに決定しました。 収入支出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり決算審査特別委員会に付託したいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、認定第7号は決算審査特別委員会に付託することに決定しました。--------------------------------------- △認定第8号「平成23年度阪南市病院事業会計決算認定について」 ○議長(有岡久一君) 日程第19、認定第8号「平成23年度阪南市病院事業会計決算認定について」を議題とします。 市長に決算認定の成果の説明を求めます。福山市長。 ◎市長(福山敏博君) 認定第8号、平成23年度阪南市病院事業会計決算の成果についてご説明申し上げます。 病院事業会計につきましては、昨年4月1日から阪南市立病院に指定管理者制度を導入し、社会医療法人生長会による管理・運営を開始いたしました。病院名称も「阪南市民病院」に変更するとともに、診療体制についても、これまで機能縮小しておりました内科の常勤医師が5名体制になったことを初め、他の診療科についても、これまでの診療体制を基本としつつ、より良質な医療サービスの提供に積極的に取り組んでいるところであります。 また、あわせて現病院施設の老朽化と今後想定される地震などに対応するため、現敷地内での病院改築事業に取り組んでおります。建設コストの縮減と工期短縮を図るため、設計と施工を一括して契約する設計施工一括発注方式を採用し、平成25年春の開院、駐車場整備等の外構工事完了を含めた同年秋の竣工を目指し、指定管理者と事業者とともに、市民の皆さんに快適にご利用していただける施設となるよう取り組んでいるところであります。 病院事業会計の決算状況につきましては、指定管理に利用料金制を導入しているため、これまでと比べて規模が大幅に縮小したものとなり、経常損益におきましては1億5,212万1,631円の経常損失、また純損益につきましては2,353万2,996円の純損失となり、未処理欠損金は30億8,709万8,813円となりました。なお、不良債務は発生しておりません。 今後につきましても、市と指定管理者が協力し、「市民の皆さんの安心・安全」のための医療ニーズにしっかりと答えることができる医療サービスの提供に努めるとともに、関係医療機関などとも連携しながら、将来にわたり持続可能な病院となるよう取り組んでまいります。 以上、よろしくご審査いただき、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員から審査結果の報告を願います。庄司和雄議員。 ◆監査委員(庄司和雄君) それでは、認定第8号、平成23年度阪南市病院事業会計決算審査についてご報告申し上げます。 地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、市長から提出がありました決算書類を関係担当者の説明聴取も含め、平成24年6月25日に審査を行いました。審査の結果でございますが、いずれも法規の定めに基づき公正に運用されており、その収支状況については正確なものと認められます。 総括といたしまして、平成23年度の病院事業は、平成23年4月1日より指定管理者制度を導入し、病院名称を阪南市立病院から社会医療法人生長会・阪南市民病院と変更し、指定管理者による管理・運営が開始されております。そういった中、病院事業会計については、診療に係る医業収益や病院運営に係る経費、費用は、指定管理者の収入負担となることから、本市の病院会計の予算規模は大幅に縮小されたものとなり、主な支出は企業債の償還金、病院資産の減価償却費等であり、収入としては一般会計から繰入金が主なものとなっています。 収支決算でございますが、指定管理料等の費用として3億5,244万4,000円発生しておりますが、医業外収益において、府補助金及び一般会計負担金の増加により、経常損益は1億9,590万9,000円改善され1億5,212万2,000円の損失となっております。運営面においては、公設・民営という形で運営されている中、診療体制については、これまでの診療体制を基本としつつ、より充実した医療サービスの提供に取り組まれています。また、平成25年度春の開院、駐車場整備等の外構工事完了である同年秋の竣工を予定し、老朽化した施設の改築工事が設計施工一括方式で進められているところであります。 今後も、市と指定管理者が協力し、市民の安心・安全のための医療ニーズに応えることができるより良質な医療サービスを提供するとともに、関係機関と連携しながら、将来にわたり持続可能な病院運営が図られるよう望むものであります。 また、本決算審査意見書につきましても、先ほど報告申し上げました水道事業会計決算審査意見書の後に添付していただきますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) お諮りします。ただいま監査委員から決算審査意見書を議事録に添付されたい旨の申し入れがありましたが、そのように取り計らいたいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、監査委員の申し入れのとおり取り計らうことに決定しました。 収入支出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付いたしております付託案件表のとおり決算審査特別委員会に付託したいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、認定第8号は決算審査特別委員会に付託することに決定しました。--------------------------------------- △報告第4号「専決処分事項の報告について」 ○議長(有岡久一君) 日程第20、報告第4号「専決処分事項の報告について」を議題とします。 石橋事業部長の説明を求めます。石橋事業部長。 ◎事業部長(石橋和彦君) それでは、報告第4号、専決処分事項の報告についてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、阪南市専決第9号、専決処分書をお願いいたします。今回、専決処分させていただきますのは、平成24年6月23日土曜日午前9時ごろ、阪南市自然田981番地の1地先の市管理道路上で発生いたしました車両の汚損事故でございます。相手方につきましては、記載のとおりでございます。 事故の概要でございますが、阪南市自然田981番地の1地先、市管理道路の路面の簡易補修に使用した舗装材料の油性分が大雨により浮き出たところへ車両が通過し、飛び散ったため、道路隣接の個人地内に駐車していた車体に付着し、被害を与えたものでございます。 事故発生後、直ちに現場確認を行い、相手方と交渉を進めた結果、示談が成立しましたので、車両の修理費用の金3万5,400円をお支払いさせていただいたものでございます。 なお、この金額につきましては、道路賠償責任保険により全額賄われます。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(有岡久一君) ただいまの説明のとおりです。本件は報告でありますが、この際質疑があれば質疑を許します。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本件の処理については、提出のあったものと認めます。--------------------------------------- △報告第5号「専決処分事項の報告について」 ○議長(有岡久一君) 日程第21、報告第5号「専決処分事項の報告について」を議題とします。 神藤総務部長の説明を求めます。神藤総務部長。 ◎総務部長(神藤泰治君) それでは、報告第5号、専決処分事項の報告についてご説明申し上げます。 本専決処分につきましては、車両事故による損害賠償の額を定め、和解することについて地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしたことについてのご報告でございます。 恐れ入りますが、専決処分書をごらんください。本件は、平成24年7月14日午前9時20分ごろ、阪南市さつき台一丁目25番におきまして発生した車両事故でございます。 相手方は、専決処分書に記載しておりますとおりでございます。 事故の概要といたしましては、貸し出し公用車が駐車するために後退したところ、後方に駐車していた相手方車両に接触し、破損させたものでございます。この車両事故についての損害賠償といたしまして、本市が相手方に対し車両修理費及び代車費として金21万2,860円を支払い、また相手方とはそれ以外にいかなる債権債務のないことを確認するものでございます。 なお、損害賠償金につきましては、全額市加入保険より補填がございます。 以上、簡単ではございますが、報告第5号、専決処分事項の報告についてご報告をさせていただきます。 ○議長(有岡久一君) ただいまの説明のとおりです。本件は報告でありますが、この際質疑があれば質疑を許します。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本件の処理については、提出のあったものと認めます。--------------------------------------- △報告第6号「平成23年度健全化判断比率について」 ○議長(有岡久一君) 日程第22、報告第6号「平成23年度健全化判断比率について」を議題とします。 中村財務部長の説明を求めます。中村財務部長。 ◎財務部長(中村幸治君) それでは、報告第6号、平成23年度健全化判断比率につきましてご説明申し上げます。 この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の第3条第1項に基づき、平成23年度一般会計決算等に係る四つの健全化判断比率についてご報告をさせていただくものでございます。 初めに、標準財政規模に対する一般会計等の実質的な赤字比率を示す実質赤字比率でございますが、平成23年度決算では赤字は発生していない状況でございます。なお、表の下に早期健全化基準、財政再生基準をお示しさせていただいており、本市の場合、それぞれ該当基準は、早期健全化基準については13.26、財政再生基準につきましては20%となってございます。 次に、標準財政規模に対する特別会計や一般会計を連結した際の実質的な赤字の比率を示す連結実質赤字比率につきましては、平成23年度決算では赤字が発生していない状況でございます。なお、本市の早期健全化基準は18.26%、財政再生基準は30%となってございます。 次に、公債費及び公債費に準じた経費の比率を示す実質公債費比率につきましては、平成21年度から平成23年度までの3カ年が計算対象期間となってございまして、標準財政規模の拡大や投資的事業の抑制に努めていることもあり、前年度より0.2ポイント改善し8.1%となっております。なお、早期健全化基準は25.0%、財政再生基準は35.0%でございます。 次に、地方債残高のほか一般会計等が将来に負担すべき実質的な負担をとらえた比率であります将来負担比率につきましては、下水道事業起債償還額に係る負担金の減少、財政調整基金積立金の増加などによりまして、昨年度より18.8%減の44.1%に改善しております。なお、早期健全化基準は350%となっておりますが、財政再生基準につきましては設けられてはございません。 以上、簡単ではございますが、ご報告をさせていただきます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員の申し出により、本報告については意見書のとおりで、別段指摘事項がないとのことです。したがって、審査結果の報告を省略します。 なお、監査委員庄司和雄議員より、平成23年度財政健全化審査意見書並びに平成23年度公営企業会計経営健全化審査意見書を本定例会の議事録に添付されたい旨の申し入れがありました。そのように取り計らいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、監査委員の申し入れのとおり取り計らうことに決定しました。 先ほどの説明のとおりでございます。本件は報告でありますが、この際質疑があれば許可します。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本件については、提出のあったものと認めます。--------------------------------------- △報告第7号「平成23年度下水道事業特別会計資金不足比率について」 ○議長(有岡久一君) 日程第23、報告第7号「平成23年度下水道事業特別会計資金不足比率について」を議題とします。 森上下水道部長の説明を求めます。森上下水道部長。 ◎上下水道部長(森重幸君) それでは、報告第7号、平成23年度下水道事業特別会計における資金不足比率についてご説明申し上げます。 下水道事業特別会計における資金不足額は、歳入額から歳出額を控除した額が資金不足額となりますが、本市の下水道事業特別会計においては、歳入歳出の差額を一般会計からの繰り入れにより補填しておりますことから、平成23年度決算における下水道事業特別会計の資金不足額及び資金不足比率はございません。 なお、早期健全化基準となる資金不足比率は20%となっております。 以上、簡単でございますが、ご報告申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員の申し出により、本報告についても意見書のとおりで、別段指摘事項がないとのことです。したがって、審査結果の報告を省略します。 先ほどの説明のとおりでございます。本件は報告でありますが、この際質疑があれば許可します。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本件については、提出のあったものと認めます。--------------------------------------- △報告第8号「平成23年度水道事業会計資金不足比率について」 ○議長(有岡久一君) 日程第24、報告第8号「平成23年度水道事業会計資金不足比率について」を議題とします。 森上下水道部長の説明を求めます。森上下水道部長。 ◎上下水道部長(森重幸君) それでは、報告第8号、平成23年度水道事業会計資金不足比率についてご説明申し上げます。 水道事業会計は、法適用事業でありますので、資金不足額は流動負債から流動資産を控除して求めることとなっております。また、建設改良費等以外の経費の財源に充てるために起こした地方債の現在額がある場合にはその数値を加え、資金不足がある場合には解消可能資金不足額を控除することとなっておりますが、双方とも該当はございません。 次に、事業規模につきましては、営業利益の額から受託工事収益の額を控除して求めることとなっておりますが、平成23年度におきましては受託工事収益はございません。したがいまして、平成23年度の資金不足額は、流動負債額の未払金4,560万2,104円から流動資産である現金、未収金、貯蔵品の合計10億5,175万7,219円を控除した額であり、資金不足額が生じていないことから資金不足比率もございません。 以上、簡単ではございますが、ご報告申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員の申し出により、本報告についても意見書のとおりで、別段指摘事項がないとのことです。したがって、審査結果の報告を省略します。 先ほどの説明のとおりでございます。本件は報告でありますが、この際質疑があれば許可します。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本件については、提出のあったものと認めます。--------------------------------------- △報告第9号「平成23年度病院事業会計資金不足比率について」 ○議長(有岡久一君) 日程第25、報告第9号「平成23年度病院事業会計資金不足比率について」を議題とします。 神藤総務部長の説明を求めます。神藤総務部長。 ◎総務部長(神藤泰治君) それでは、報告第9号、平成23年度病院事業会計資金不足比率につきましてご説明申し上げます。 資金不足比率の算出につきましては、昨年度末における流動負債の額から流動資産の額を引いたものが資金不足額となり、その資金不足額を営業収益、病院でいいますと医業収益の数値で除したものが資金不足比率となりますが、建設改良費以外の経費に充当するために起こした地方債の残高がある場合は、流動負債の額に加えられることとなります。 そのため、平成23年度につきましては、公立病院特例債及び退職手当債の残高が算入されますが、同額が将来解消が見込まれる解消可能資金額として資金不足額から控除されるため、控除後の資金不足額がゼロとなります。 以上のことから、平成23年度決算におけます病院事業会計の資金不足額及び資金不足比率はございません。 なお、資金不足の判断比率につきましては、20%となってございます。 以上、簡単ではございますが、これで説明を終わらせていただきます。 ○議長(有岡久一君) 監査委員庄司和雄議員の申し出により、本報告についても意見書のとおりで、別段指摘事項がないとのことです。したがって、審査結果の報告を省略します。 先ほどの説明のとおりでございます。本件は報告でありますが、この際質疑があれば許可します。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本件については、提出のあったものと認めます。--------------------------------------- △議案第44号「泉州南消防組合の設置に関する協議について」 ○議長(有岡久一君) 日程第26、議案第44号「泉州南消防組合の設置に関する協議について」を議題とします。 岩本市長公室長の説明を求めます。岩本市長公室長。 ◎市長公室長(岩本正幸君) それでは、議案第44号、泉州南消防組合の設置に関する協議についてご説明申し上げます。 本議案は、消防等に関する事務を広域にわたり処理するため、地方自治法第284条第2項の規定による一部事務組合であります泉州南消防組合を設置することにつき、関係市町と協議することについて、同法第290条の規定により議会の議決をお願いするものであります。 消防広域化の取り組みにつきましては、国におきまして平成18年6月、消防組織法の一部改正により、消防を広域化する枠組みが創設され、同年7月には市町村の消防の広域化に関する基本指針が策定されました。大阪府におきましても、平成20年3月に大阪府消防広域化推進計画が策定され、府内市町村の消防の自主的な広域化が推進されることとなったものであります。 この大阪府消防広域化推進計画を受けまして、平成23年1月に、スケールメリットを生かし、消防力の強化による住民サービスの向上を図るとともに、消防に関する行財政運営の効率化及び基盤の強化を推進するため、熊取町以南の3市3町で構成する泉州南ブロック消防広域化協議会を設置し、協議調整を行ってきたところであり、本年8月15日に書面にて行われました第4回協議会において、組合規約案が全会一致で承認されましたことから、構成市町である3市3町の9月定例会に議案として上程させていただいたものでございます。 それでは、泉州南消防組合規約につきましてご説明申し上げます。 まず、第1章、総則でございますが、第1条で、組合の名称につきましては、泉州南消防組合としております。 第2条では、組合の構成市町であります3市3町を明記しており、第3条では、組合の共同処理する事務といたしまして、第1号では消防に関する事務、ただし消防団及び水利施設に関する事務を除くとしており、第2号では、大阪府から権限移譲される保安3法の火薬類、高圧ガス及び液化石油ガスに係る事務としております。 第4条の組合の事務所の位置につきましては、費用面、立地、建築面及び延べ床面積などから、泉佐野市りんくう往来北1番地の20、現泉佐野市消防本部を使用することとしております。 次に、第2章の議会についてでございますが、まず第5条の組合の議会の議員の定数並びに関係市町の定数につきましては、議員定数は15人、関係市町の定数につきましては、泉佐野市、泉南市、阪南市の3市についてはそれぞれ3人、熊取町、田尻町、岬町の3町についてはそれぞれ2人としております。 次に、第6条と第7条では議員の選挙、補欠選挙について、また第8条では議員の任期を、第9条では議長及び副議長に関することを定めてございます。 続きまして、第3章、執行機関といたしまして、第10条では、執行機関の組織として、組合に管理者1人、副管理者5人、会計管理者1人を置くこととし、第11条では、管理者等の執行機関の選任について定めております。 次に、第12条では執行機関の任期を、第13条では管理者の職務代理について定めております。 第14条の監査委員につきましては、管理者が組合の議会の同意を得て、組合議員から1人、識見を有する者から1人置くこととしており、その任期につきましては、組合議員のうちから選任される委員は、組合議員の任期によるものとし、識見を有する者のうちから選任される委員については、4年としてございます。 次に、第15条では、組合に消防吏員、その他の職員を置き、その定数は条例で定めるものとしております。 続きまして、第4章、経費についてでございますが、第16条の組合の経費の支弁方法としまして、第1項にて、組合の経費は、関係市町の負担金、その他の収入をもって支弁するとしており、第2項の負担割合につきましては、3市3町の広域化前の実負担の割合としまして、平成21年、22年度の決算額、平成23年度の予算額ベースの常備消防費の経常経費の3カ年平均で負担割合を求めることとし、阪南市につきましては100分の18.3947としております。 次に、第3項におきまして、組合議員の議員報酬に係る経費の負担金の負担割合につきましては、市と町の組合議員派遣数に応じ、議員報酬の応分の負担率を導き出し、市においては100分の20としてございます。 なお、附則といたしまして、施行期日につきましては、大阪府知事の許可のあった日からとし、第3条の規定につきましては、平成25年3月31日からとしております。 また、準備行為といたしまして、第3条各号に掲げる事務を処理するために必要な手続等につきましては、施行前においても行うことができるとしてございます。 以上が泉州南消防組合規約の主な内容でございます。 最後に、今後の予定につきましてご説明申し上げます。 本議案のご裁決を賜りました後、3市3町による組合設立の協議に調印し、その後大阪府知事への組合設立の許可申請を行うこととしております。 以上、よろしくご審議いただき、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付しております付託案件表のとおり総務事業水道常任委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第45号「平成24年度阪南市一般会計補正予算(第4号)」 ○議長(有岡久一君) 日程第27、議案第45号「平成24年度阪南市一般会計補正予算(第4号)」を議題とします。 中村財務部長の説明を求めます。中村財務部長。 ◎財務部長(中村幸治君) それでは、議案第45号、平成24年度阪南市一般会計補正予算(第4号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正でございますが、歳入歳出それぞれ2,095万7,000円を追加し、予算総額を167億4,596万9,000円とさせていただくものでございます。 それでは、内容につきまして、まず歳出からご説明申し上げます。 恐れ入りますが、9ページをお開き願います。上段、8款消防費、1項消防費、1目常備消防費、19節負担金補助及び交付金といたしまして2,095万7,000円を計上させていただいております。内容といたしましては、消防の広域化を進め消防力を強化するための初期的経費のうち、庁舎及び車両の名称の表示変更に伴うものなど、阪南岬消防組合として整備するものとして阪南岬消防組合負担金を289万円、また、泉佐野市以南の3市3町が共同して整備するシステム改修経費や、旗などの庶務関係費用などのうち本市負担分として、消防広域化準備負担金1,806万7,000円となってございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、8ページに戻っていただけますでしょうか。歳入といたしましては、18款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、1節財政調整基金繰入金から基金の取り崩しを行い、2,095万7,000円を予算措置するものでございます。 以上が今回の補正の内容でございます。よろしくご審議いただきまして、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(有岡久一君) 歳入歳出について一括質疑を行います。          〔「質疑なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって、お手元に配付しております付託案件表のとおり総務事業水道常任委員会に付託します。--------------------------------------- ○議長(有岡久一君) お諮りします。本日の会議はこれで散会したいと思います。 ご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、本日はこれで散会します。 なお、本会議は9月28日午前10時に再開しますので、よろしくお願いします。本日は大変お疲れさまでございました。どうもありがとうございました。--------------------------------------- △散会 午後2時27分...