阪南市議会 2002-06-11
06月13日-03号
平成14年 6月 定例会(第2回) 平成14年
阪南市議会第2回
定例会会議録(第3日目)1.招集 平成14年6月11日(火)午前10時00分1.再開 平成14年6月13日(木)午前10時00分1.散会 平成14年6月13日(木)午後0時35分1.閉会 平成14年6月18日(火)午前10時45分1.議員定数 20名1.応招議員 20名 1番 庄司和雄 2番 楠部 徹 3番 公文信次 4番 貝塚敏隆 5番 二神 勝 6番 三原伸一 7番
加納登美子 8番 見本栄次 9番 木村正雄 10番 中谷清豪 11番 芝野正和 12番 谷口佳久 13番 坂原利満 14番 土井達也 15番 武輪和美 16番 有岡久一 17番 土井清史 18番 慶田 浩 19番 根来武義 20番 塩谷嘉克1.不応招議員 なし1.出席議員 応招議員に同じ1.欠席議員 不応招議員に同じ1.
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名 市長 岩室敏和 助役 岡田茂伸 収入役 森本康則 教育長 川村一郎 総務部長 直川清次 市民部長 石橋国夫
保健福祉部長 南 末吉 事業部長 岡本義彦
上下水道部長 阪上成行
行政委員会事務局長 中谷 勤
学校教育部長 徳和目睦一 生涯学習部長 米原義光
病院事務局長 中務正彦1.本会議に職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 竹中義信
議会事務局庶務課長 阿形 昭
議会事務局主任 木村浩之1.
付議事件日程第1 承認第1号
専決処分事項の承認を求めることについて日程第2 承認第2号
専決処分事項の承認を求めることについて日程第3 承認第3号
専決処分事項の承認を求めることについて日程第4 承認第4号
専決処分事項の承認を求めることについて日程第5 承認第5号
専決処分事項の承認を求めることについて日程第6 承認第6号
専決処分事項の承認を求めることについて日程第7 議案第30号 阪南市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて日程第8 推薦第1号 阪南市
農業委員会委員の推薦について日程第9 議案第31号
業務委託契約の締結について日程第10 議案第32号 阪南市
入札監視委員会条例制定について日程第11 議案第33号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第12 議案第34号 阪南市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について日程第13 議案第35号 阪南市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第14 報告第2号 阪南市
土地開発公社の経営状況について日程第15 報告第3号 平成13年度阪南市
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について
△再開 午前10時00分
○議長(有岡久一君) 皆さんおはようございます。昨日に引き続きましてお疲れのところ、ご出席ありがとうございます。 ただいまの
出席議員数は、20人です。定足数に達していますので、平成14年
阪南市議会第2回定例会を再開します。 直ちに本日の会議を開きます。議事日程についてはご配付のとおりですので、朗読は省略します。
------------------------------承認第1号「
専決処分事項の承認を求めることについて」
○議長(有岡久一君) 日程第1、承認第1号「
専決処分事項の承認を求めることについて」を議題とします。
直川総務部長の説明を求めます。
◎総務部長(直川清次君) それでは、専決第1号、平成13年度阪南市
一般会計補正予算(第8号)につきましてご説明を申し上げます。 今回の補正につきましては、3月議会において第7号補正で所要の増減措置をさせていただきましたが、その時点で歳入において未確定のもの、また歳出において流動的なものについておのおの精査いたしまして、増減の措置をさせていただいたものでございます。その結果、歳入歳出それぞれ3億3,464万3,000円を減額いたしまして、歳入歳出それぞれの総額を159億7,507万4,000円とさせていただいたものであります。 それでは、内容につきましてご説明申し上げます。 まず、歳出の方からご説明申し上げます。恐れ入りますが、15ページをお開き願いたいと思います。 中段の2款総務費、
総務管理費、
一般管理費、3節
職員手当等のところで、退職手当を1,740万9,000円計上させていただいております。これにつきましては、3月に急きょ退職者が出てまいりました関係上、専決補正で計上させていただいたものであります。 次に、その下の5目
財産管理費、25節の積立金につきましては、府企業局からの雑入が確定しましたので、現計予算との差額1,117万円を減額させていただいたものであります。 次に、17ページの上段の3款民生費、
社会福祉費、2目の
国民年金費、11節需用費で
国民年金印紙購入費を1億1,945万4,000円減額させていただいております。これにつきましては、昨今の社会状況に伴い、減免者の増加と平成14年度に年金の
収納事務等が国に移管されること等に伴いまして、前年度からの繰り越した印紙の精算を行ったこと等により、当初予算の見込額より下回ったため減額するものであります。 次に、その下の3目
老人福祉対策費から18ページの4項
生活保護費の各20節の扶助費につきましては、
医療扶助費等が当初予算での見込みより下回りましたので減額させていただいたものであります。 続きまして、19ページの下段からの7款土木費でありますが、1項
土木管理費の13節委託料、次のページの2項
道路橋りょう費の15節
工事請負費、その下の17節
公有財産購入費、3項河川費の15節
工事請負費につきましては、工事費の落札減、用地買収において一部交渉が不成立になったこと等によりまして減額させていただいたものでございます。 次に、その下の5項
都市計画費、
街路事業費、13節委託料、
阪南丘陵内道路整備委託料の403万2,000円の減額につきましては、府企業局に委託した工事費の精算により減額させていただいたものであります。 最後に、その下の6項下水道費、
下水道整備費、28節の繰出金で2,056万5,000円減額させていただいております。これにつきましては、
下水道事業特別会計において、歳出で
公共下水道工事費が落札等により減額になること等に伴い、歳入での
一般会計繰入金が減額となることから、
下水道事業特別会計繰出金を減額するものであります。 以上が歳出の主なものでございます。 続きまして、歳入につきましてご説明申し上げます。恐れ入りますが、9ページをお開き願いたいと思います。 9ページからの1款市税でありますが、市民税を初め
固定資産税、
市たばこ税、
特別土地保有税、次のページの
都市計画税につきましては、いずれも3月末の年度終了後の税収の状況を精査いたしまして増減の補正をさせていただいたものであります。 また、10ページ上段の2
款地方譲与税から11ページ中段の8
款地方交付税につきましても、平成13年度の交付額が確定しましたので、その額に合わせまして補正をさせていただきました。 次に、その下の12
款国庫支出金、12ページ下段の13
款府支出金につきましては、先ほど歳出の方でご説明させていただきました扶助費等の減額、また歳出額における
扶助基本額の精査により増減の措置をさせていただいたものであります。 次に、13ページ中段の16款繰入金、
基金繰入金でありますが、今回の
専決補正予算におきまして歳入で1億3,606万3,000円の減額、一方歳出では3億3,464万3,000円の減額補正となっております。したがいまして、差し引き1億9,858万円の剰余財源が出ることとなります。これを
公共公益施設整備基金へ1億83万7,000円、
財政調整基金へ9,774万3,000円積み戻すものであります。 次に、14ページの18款諸収入、雑入でございますが、2節
国民年金印紙売捌代金で5,8000万円減額させていただいております。これにつきましては、先ほど歳出の方でご説明させていただきました
国民年金印紙購入費の減額に伴うものであります。次に、その下の3節雑入で
市町村振興協会交付金を693万8,000円計上させていただいております。これにつきましては、
市町村振興協会から新
市町村振興宝くじオータムジャンボの収益金を市町村に交付されるものであります。 以上が今回専決処分させていただきました平成13年度
一般会計補正予算(第8号)でございます。よろしくご審議賜りまして、ご承認をいただきたくお願いするものでございます。 以上でございます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。11番芝野正和君。
◆11番(芝野正和君) 1点だけお聞きします。決算前の補正で流動的なことでございますが、時間
外勤務手当の件でございます。本庁関係で1,571万6,000円時間外手当の減が出ております。これだけIT化が進み職員もふえている中において、この時間外手当4,220万円が上がっているわけです。時間外手当としまして最小限にしていただいているとは思いますが、この
辺総務部長、4,220万円が多いか少ないか、どう思われますか。
○議長(有岡久一君)
総務部長直川清次君。
◎総務部長(直川清次君) お答え申し上げます。 議員お示しのとおり、当初におきまして4,520万円の手当を計上いたしておりましたが、今回補正によりまして、各課各部におきまして精査をしていただきまして、マイナスの1,575万1,000円となったものでございますので、まあまあ妥当な数字であろうと、このように感じております。
○議長(有岡久一君) 11番芝野正和君。
◆11番(芝野正和君) この時間外勤務につきましては、以前議会でもお聞きしましたが、課長、部長が時間外の勤務を命令して時間外をしているというふうに聞き及んでおりますが、今もそのような形で時間外の勤務を命令されているわけですね。
○議長(有岡久一君)
総務部長直川清次君。
◎総務部長(直川清次君) ご指摘のとおりでございます。
○議長(有岡久一君) 11番芝野正和君。
◆11番(芝野正和君) この時間
外勤務手当につきまして、今後予算編成するときにおきまして、決算で本庁関係で1,500万円、下水道、介護保険合わせますと約1,900万円になるわけです。これを最初からこの1,900万円の予算枠をあけておれば、またほかの施策に反映できるというふうに解釈しますけども、今後この時間外手当につきまして精査いただきまして、コンピューターがこれだけ進んでいるわけですから、できない面もあろうとは思いますが、この不用な1,900万円というのをほかへ有効に配分していただきたいというふうに思います。 よろしくお願いいたします。
○議長(有岡久一君) ほかに。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。承認第1号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第1号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第1、承認第1号「
専決処分事項の承認を求めることについて」は、承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第1号は承認することに決定しました。
------------------------------承認第2号「
専決処分事項の承認を求めることについて」
○議長(有岡久一君) 日程第2、承認第2号「
専決処分事項の承認を求めることについて」を議題とします。
直川総務部長の説明を求めます。
◎総務部長(直川清次君) それでは、専決第2号、平成13年度阪南市財産区
特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正でございますが、財産区の財産収入の確定に伴いまして、財産区積立金の利子の精算及び財産区基金への積立金と一般会計への繰出金について調整いたしましたもので、歳入歳出それぞれ19万7,000円を増額し、歳入歳出それぞれの総額を1億3,167万3,000円とさせていただくものであります。 それでは、内容につきましてご説明申し上げます。 まず、予算書39ページをお開き願いたいと思います。歳入でございますが、
基金収益金といたしまして19万7,000円の増額をさせていただいておりますが、これは積立金の利子の精算であります。 続きまして、歳出でございますが、40ページをお開き願いたいと思います。 総務費の
財産管理費といたしまして、
東鳥取南海財産区の積立金21万7,000円の増額と
東鳥取財産区の積立金11万8,000円の増額をさせていただきました。また、繰出金として
一般会計繰出金につきましては13万8,000円の減額をさせていただきました。 以上が歳入歳出の内容でございます。よろしくご審議賜り、ご裁決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。承認第2号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第2号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第2、承認第2号「
専決処分事項の承認を求めることについて」は、承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第2号は承認することに決定しました。
------------------------------承認第3号「
専決処分事項の承認を求めることについて」
○議長(有岡久一君) 日程第3、承認第3号「
専決処分事項の承認を求めることについて」を議題とします。
阪上上下水道部長の説明を求めます。
◎
上下水道部長(阪上成行君) それでは、専決第3号、平成13年度阪南市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。 専決させていただきました今回の補正予算は、平成13年度における
工事請負費の減額、
受益者負担金の増額、また一般会計からの繰り入れの減額等、関連項目の補正を行ったものでございます。 それでは、予算書51ページをお願いします。 まず、歳出でございますが、第1款総務費のうち、
一般管理費で96万2,000円、
施設管理費で49万3,000円の減額でございます。時間
外勤務手当など
総務費合計145万5,000円の減額措置をいたしております。 次に、第2款事業費の
公共下水道建設費でございますが、2,111万7,000円を減額させていただきました。節13委託料で222万7,000円、節15
工事請負費では入札減によるものと工事の精算により1,543万6,000円を減額しております。節22補償補填及び賠償金で281万9,000円を減額しておりますが、これも工事の精算によるものでございます。 続きまして、歳入でございます。49ページの方をお願いいたします。 第1款分担金及び負担金で314万4,000円の増額、これは
受益者負担金でございます。 第2款使用料及び手数料では405万1,000円の減額となっております。 第5款繰入金では2,056万5,000円を減額いたしました。これは委託料、
工事請負費等の減額によるものでございます。 次に、第8款市債でございます。50ページの方をお願いいたします。
公共下水道事業債で110万円の減額をいたしております。 以上、歳入歳出それぞれ2,257万2,000円の減額補正によりまして、予算総額14億38万9,000円となっております。 よろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。承認第3号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第3号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第3、承認第3号「
専決処分事項の承認を求めることについて」は、承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第3号は承認することに決定しました。
------------------------------承認第4号「
専決処分事項の承認を求めることについて」
○議長(有岡久一君) 日程第4、承認第4号「
専決処分事項の承認を求めることについて」を議題とします。
南保健福祉部長の説明を求めます。
◎
保健福祉部長(南末吉君) 承認第4号、平成13年度阪南市
介護保険特別会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。 それでは、予算書68ページをお願いいたします。 まず、歳出でございます。第1款総務費につきましては、1項
総務管理費の1目
一般管理費での218万9,000円の減額、3項
介護認定審査会費の1目
介護認定共同事務費の11万9,000円の減額で、内容といたしましては時間外勤務の確定に伴う措置でございます。 第5
款諸支出金につきましては、1項償還金及び
還付加算金の2目償還金での504万円の減額で、平成12年度
介護保険給付費の阪南市
繰り入れ分の確定に伴い、償還分を平成13年度繰入金の減額により行った措置でございます。 次に、歳入でございますが、67ページをお願いいたします。 第8款繰入金の1項
一般会計繰入金では、1目
介護給付費繰入金の504万円の減額、2目その他
一般会計繰入金の230万8,000円の減額で、歳出減に伴う措置でございます。 以上、歳入歳出734万8,000円の減額補正によりまして、予算総額は歳入歳出それぞれ18億3,687万2,000円とするものであります。 よろしくご審議いただき、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。承認第4号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第4号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第4、承認第4号「
専決処分事項の承認を求めることについて」は、承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第4号は承認することに決定しました。
------------------------------承認第5号「
専決処分事項の承認を求めることについて」
○議長(有岡久一君) 日程第5、承認第5号「
専決処分事項の承認を求めることについて」を議題とします。
石橋市民部長の説明を求めます。
◎市民部長(石橋国夫君) それでは、専決第5号、阪南市税条例の一部を改正する条例制定につきましてご説明申し上げます。 地方税法の一部を改正する法律が平成14年3月30日に公布されたことに伴い、同日付で本市の税条例の一部改正が必要となりましたので、専決処分をさせていただいたものでございます。 今回の主な改正内容につきましては、地方税の負担軽減及び合理化を図るため、
個人市民税の
非課税限度額の改正、及び
株式譲渡益に係る
個人市民税の申告不要の特例が創設されました。 それでは、改正内容につきまして
新旧対照表でご説明申し上げます。 まず、1ページの26行目に
アンダーラインを引いてございますが、
マンション建替えの円滑等に関する法律の施行に伴う「マンション建替組合」という法人の追加でございます。 続きまして、2ページの24行目の部分につきましては、個人の均等割の
非課税限度額の計算上、「16万円」を「20万円」に引き上げた改正によるものでございます。同じく2ページの28行目は、申告書の様式で施行規則第5号の4様式に「別表」が追加となったための措置でございます。 続きまして、4ページ附則の改正についてご説明をさせていただきます。15行目の
アンダーラインは、個人の市民税の所得割の
非課税限度額の計算上、「32万円」を「36万円」に引き上げた改正によるものでございます。34行目につきましては、申告書の様式で「別表」の追加でございます。 続きまして、5ページの3行目から8行目にかけまして1項追加してございますが、密集市街地における防災街区の整備促進のため、土地の取得等の
特別土地保有税の計算上の特例規定でございます。また、9行目の
アンダーラインは項の追加による措置でございます。 同ページ19行目の
アンダーラインは、100万円の特別控除が「平成15年3月31日」までとなってございましたが、今回の改正で「平成17年12月31日」まで延長されたものでございます。また、22行目及び30行目から33行目の部分につきましては、「上場株式」を「
上場特定株式」に改められたものでございますが、これは17条の2の文中の上場株式と区別するための措置でございます。 続きまして、6ページの9行目から7ページの20行目にかけまして1条追加してございますが、
上場株式等を譲渡した場合は、現行では国、地方を合わせて26%の税率で課税されておりましたが、今回の改正でこの税率が20%に引き下げられたものでございます。したがいまして、市民税の税率を4%から3.4%に引き下げる措置でございます。また、第2項で保有期間が1年を超えた
長期上場株式等を譲渡した場合の税率は国、地方合わせて10%、市民税の税率が2%に引き下げられてございます。 続きまして、7ページの21行目から9ページの16行目にかけまして2項追加してございますが、
株式譲渡益に係る
個人市民税の申告を不要とする特例が創設されたことによる措置でございます。平成15年1月からの
申告分離課税への一本化に当たり、
一般個人投資家の
申告事務負担を軽減するため、証券会社に一定の特定口座を設定している場合には、証券会社が投資家にかわって上場株式の
年間譲渡益等を市町村の長に報告する制度の創設を規定するものでございます。 続きまして、9ページの17行目から11ページの11行目にかけまして1条追加してございますが、上場株式で譲渡損失が生じた場合に、翌年以後3年間繰り越し控除ができる制度が新たに創設されたための条の追加でございます。 続きまして、11ページの15行目の
アンダーラインは、4条を繰り下げたことによる条文の整備でございます。また、15行目からの部分は前条の繰り越し控除と区別するための規定でございまして、次の12ページの9行目の
アンダーラインも同じ趣旨によるものでございます。 続きまして、13ページの4行目及び17行目の
アンダーラインも条を繰り下げたことによるものでございます。22行目は「別表」の追加、27行目は前条の繰り越し控除との区別、さらに32行目及び36行目の
アンダーラインも条を繰り下げたことによるものでございます。 以上が今回専決させていただきました主な内容でございます。よろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。承認第5号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第5号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第5、承認第5号「
専決処分事項の承認を求めることについて」は、承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第5号は承認することに決定しました。
------------------------------承認第6号「
専決処分事項の承認を求めることについて」
○議長(有岡久一君) 日程第6、承認第6号「
専決処分事項の承認を求めることについて」を議題とします。
南保健福祉部長の説明を求めます。
◎
保健福祉部長(南末吉君) 承認第6号、平成14年度国民健康保険
特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 専決させていただきました補正予算の趣旨は、平成13年度の医療費及び老人保健拠出金並びに介護納付金が当初見込額より増加したことによるものであり、平成13年度において歳入歳出差額不足額3億6,850万円の歳入欠陥が生じました。よって、翌年度歳入3億6,850万円で歳入不足を補填するものでございます。したがいまして、歳出の前年度繰上充用金で3億6,850万円の増額と、歳入の諸収入で3億6,850万円の増額補正を平成14年4月22日付で専決処分したものでございます。 それでは、予算書8ページをお願いいたします。 歳出、第11款前年度繰上充用金で3億6,850万円の増額補正でございます。 次に、歳入の部でございますが、7ページをお願いいたします。 第10款諸収入で3億6,850万円の増額補正でございます。 以上、歳入歳出3億6,850万円の増額補正によりまして、予算総額は歳入歳出44億2,322万1,000円となっております。 よろしくご審議いただき、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。13番坂原利満君。
◆13番(坂原利満君) 本補正予算でありますが、歳入欠陥が生じて補填すると。繰上充用金で計上し、そして歳入で補填収入を上げるということですね。一般会計でも特別会計でも、今まで阪南市の会計処理の中で、私の記憶の中では初めてじゃないかなというふうに思うんですよね。今までは何らかの繰入金なり取り崩しなり何かで補填してきたからこういうことをしなくてよかったといえばそれまででしょうけども、ついてはちょっと具体的に、会計処理はこれでもちろん法的にも問題なくというんか、間違いなくやられているんでしょうけども、じゃ14年度の補正をして、これが14年度でこの3億6,850万円黒字が出てチャラにできなかったら、これはこのまままた15年度予算に引き継いでいくのかどうかとかですね。 歳入で補填収入で同じ金額を上げられてますが、これは実際雑入で実質入るという見込みのもんか、その辺のところの仕組みというんか、この会計の仕方そのものをちょっと教えてほしいと思うんですけどね。
○議長(有岡久一君)
保健福祉部長南末吉君。
◎
保健福祉部長(南末吉君) まず、1点目の14年度に処理できなければ次年度に繰り越していくのかということかと思います。これにつきましては、その諸収入をもって当然14年度に充てていくわけなんですけども、それにつきましては、前年度の未収金をもって充用いたしまして、また一般収入によることの収入が明記されておりまして、今後保険料の徴収、収納率のアップ等でその辺の収入確保について努力してまいりたいと、このように考えております。 以上です。
○議長(有岡久一君) 13番坂原利満君。
◆13番(坂原利満君) 14年度末で、そういう努力でこの分が歳入欠陥でなくて歳出でその分を上回れば、それでもう処理は14年度限りのこれで終わると思うんですけどね。14年度もとんとんだということになると、そのまま引き継いでいくもんやと思うんですね。それで、また14年度で歳入欠陥が出れば、それがまた上乗せされて引き継いでいくという性格のもんやと思うんです。 そんなん気にせんと、近隣でも国保会計で何十億円も欠損で積み上げているとこもたくさんあるから気にせんでもええと言うたらええんかもわからないけども、今回これは初めての経験ですので、ちょっとあえて聞かせてほしいんですが、ついては今までの会計も実は収支すれば歳入不足というのはずっと続いておったんですよね。それを一般会計からの繰り入れということでクリアしてきたわけなんですが、今回そういう点では3億6,850万円、これだけ一般会計から本来は繰り入れしなければならないということになるわけですね。 この金額については、確かに膨大な金額だというふうに思います。振り返ると、平成12年度は1億7,200万円、11年度は2億5,412万円、これだけ欠陥が出たんですよね、歳入不足が。それはその他の
一般会計繰入金ということで合わせてきたという経過があると思うんです。 この13年度予算、これを審議したときにも、これは委員会の議事録ですが、こういう質問をしているんです。国保特別会計について、前年度までは赤字が出た場合のみ一般会計予算からの補填を行ってきたが、現在もその考え方に変わりないのかという質問をしているんです。13年度の当初予算の審議の委員会ですね。そこで、国保会計の一般会計予算からの繰り出しについては、従来どおりの考え方だという答弁をされているわけです。 ということは、予算審議のときの答弁どおりであれば、この分を一般会計からの繰り入れで収支バランスをとるということで本来はいかなければならないということになるんですよね。それがこうなったというのはどういうことでしょうか。
○議長(有岡久一君)
総務部長直川清次君。
◎総務部長(直川清次君) お答えをいたします。 議員ご承知のとおり、財政再建団体転落を何としても回避するために、現在財政再建実施計画の策定に向けた作業に鋭意取り組んでいるところでございます。一般会計からの巨額の繰り出しを行っております特別会計等につきましても、一般会計と同様に経営健全化への取り組みを図る必要があるということで、平成13年度におきましても、国からの通知等に基づいて適切に対処したところでございますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 13番坂原利満君。
◆13番(坂原利満君) これは行く行くは、精算できなければ保険料の引き上げとか、そういうことに反映されかねないというんか、逆に言えばせざるを得ないというような性格に転化していく可能性がありますね。 しかし、先ほどもこういう歳入欠陥が発生した原因に、医療費が高騰している老人医療の会計への繰り出し、また介護保険会計への繰り出しとか、そういうのが高騰しているというのを理由に挙げておられましたが、医療費高騰、これは国保加入者に直接の恩恵でもあるからということも言えるでしょうけども、他会計への繰り出しでというのは、これはシステムの問題やからね。それが増加することによって会計が成り立たなくなる、そして歳入欠陥でこういう形の処理をする、行く行くは保険料にはね返るとなってくると、加入者にとっては非常に重い負担と。また、余分なとは言いませんけども、そういう負担の性格になってくる、そういうふうに思うんです。 ついては、もう短くしますが、こうなってきた原因というのは、そういう保険制度そのもののやっぱり僕は欠陥というんかな、あると思うんです。それとあわせて、国からの国民健康保険会計へ繰り出す補助金の性格のもんがご承知のように数年前に大幅にカットされましたですね。そういうのをやはりもとに戻してもらうとか、そういうのを本当にやらんと、国保の会計はますます苦しくなっていくと。これから高度医療というのも発達するでしょうし、医療費の高騰というのはこれは避けられないというふうに思うんですよ。 そういう点で、そういう制度をもっと国保会計が成り立つようにするためにも、市長にも努力していただきたいなというふうに思うんです。これは要望で結構です。
○議長(有岡久一君) ほかに質疑ありませんか。19番根来武義君。
◆19番(根来武義君) ただいま坂原議員の方から詳細な質問もございました。今、ここへ上程されておる3億6千8百何十万円の金額、この補正について非常に膨大な金額で、従来は先ほど坂原君も言われたように一般会計の方から持ち出したと、そしてそれを補填してきたというふうな経緯が従前からずっと続いておったわけですね。 それで、今後の国保会計の問題について、これから医療関係については、ますます老人もふえ、介護の関係等々からしまして、かなりの額が従前以上に膨張してくる、膨らんでくるというふうな傾向になろうかと思うわけです。 それで、現在の国保料金の状態の基準でいきますと、赤字がどんどん積み重なっていくという傾向が必至であろうと思うんです。それで、国保の徴収の金額が阪南市あるいは近隣はどうなっておるか、阪南市の場合には負担が低いのか、その辺がちょっとわかりませんけども、その辺を踏まえた中で、今は非常に母屋そのものもしょっちゅうこの財政の問題が出てくるわけで、自分とこ自身が進めない状態で隠居へそれを持っていくと、補填するということは、これから非常に難しい情勢といいますか、流れになってこようと思うんですね。 それで、この国保の問題、これだけの金額の補填もしていかないかん、そしたらその金額をどうするねんというたら、一般会計に金はないということになれば、僕はこの辺でひとつ国保審議会もあることやし、その辺で十分今後の行方というものを、やっぱり阪南市の国保の問題については、他特別会計も同様ですけども、特にこれを一遍国保審議会の方に、諮っておられるんかどうか知りませんけど、その辺の調整をとって、そして私は今の時代は恩恵を受ける者はそれだけの気持ちで負担もする、要するに受益者負担という原則というのもこれも十分考えていかなあかん。そのためには、坂原君に怒られるかしらんけども、国保のあれも上げやなしようがないのと違うかというように個人的にはこう思うわけですね、つぶさんようにしようと思えば。このままでいったら破壊してしまうわけや、倒産してしまうわけやから。 そういうことを考えると、職員のいわゆる理事者側で、ひとつ南部長の方でそれを関係機関と十分調整してこの体制を崩さんように、一般会計からの持ち出しはもうできなくなる、赤字再建団体が目の前に近づいておるようなことからすれば、持ち出しというのはできんわけですからね。これはこの数字を見て私も今直感したわけで、ひとつ十分な検討を重ねて、14年度の決算には15年度からの徴収方法についても、これは上げざるを得んと、僕はこう思いますので、その辺をひとつ意中におさめていただきたいということで、意見、考え方を提言しておきます。 以上です。
○議長(有岡久一君) 今、根来議員質疑中なんですけども、国保料金を上げる気があるんかということで……。19番根来武義君。
◆19番(根来武義君) 今現実はそこまではまだ整理されてないんで、そこまでは僕は追及しない。ただ、自分の考えがこうやから理事者で今後考えなさいよということを提言をするということです。それに対して、どう考えるのか、やるんかやらないのかという縛りまで私は申し上げておらないということですので、自分の考え方を披露して、そういう仕組みで理事者は取り組むのが当然やろうということを指摘しているだけのことです。そういうことです。
○議長(有岡久一君) 審議会等でもよく審議してくださいということですね。
◆19番(根来武義君) そうです。
○議長(有岡久一君) ほかに質疑ありませんか。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。承認第6号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第6号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第6、承認第6号「
専決処分事項の承認を求めることについて」は、承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、承認第6号は承認することに決定しました。 ------------------------------議案第30号「阪南市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて」
○議長(有岡久一君) 日程第7、議案第30号「阪南市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて」を議題とします。 岩室市長の説明を求めます。
◎市長(岩室敏和君) 議案第30号、阪南市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてご説明申し上げます。 固定資産評価審査委員会は、固定資産の課税台帳に登録された事項に関する不服を審査・決定するために設置されております。同委員会委員の谷口治義氏は、平成14年6月12日に任期満了により退任されましたので、後任者を選任いたしたいと存じます。 当該委員会委員に土地家屋調査士等の資格を有する廣島久夫氏が適任者と認められますので、同氏の選任について議会の同意を求めるものでございます。なお、選任提案されるに当たっての抱負につきましては、別紙のとおりでございます。 よろしくご審議いただき、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。11番芝野正和君。
◆11番(芝野正和君) ちょっとお伺いいたします。 固定資産評価委員というのは、この廣島さんは土地家屋調査士ということで、こういう関係のお仕事をされているということでございますね。近隣の自治体でこのようなその職業とよく似通っている方が固定資産の評価委員になっておられるのかどうか、近隣の自治体ではどうなっているか、ちょっとお願いいたします。
○議長(有岡久一君) 市長岩室敏和君。
◎市長(岩室敏和君) お答えいたします。 今、資料を手元に持っておりませんけれども、今回選任させていただくに当たりまして、事務局の協力を得まして他市の状況もいろいろ確認させていただきました。今、芝野議員がご指摘いただいた土地家屋調査士の方でも何人かが委員の方に選任をされておられます。
○議長(有岡久一君) 11番芝野正和君。
◆11番(芝野正和君) 固定資産評価委員ですから評価するだけのことですから、仕事とこの評価との関連性はないとは思いますが、今後その辺も注意していただいて、この方をどうこう言うんじゃないですけども、人選をよろしくお願いしたいと思います。
○議長(有岡久一君) ほかに。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第30号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第30号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第7、議案第30号「阪南市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることついて」は、同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第30号は同意することに決定しました。 ------------------------------
○議長(有岡久一君) ただいまより11時15分まで休憩をいたします。 ------------------------------
△休憩 午前11時00分
△再開 午前11時15分 -------------------------------
○議長(有岡久一君) ただいまより休憩前に引き続き会議を開きます。推薦第1号「阪南市
農業委員会委員の推薦について」
○議長(有岡久一君) 日程第8、推薦第1号「阪南市
農業委員会委員の推薦について」を議題とします。 なお、本案については、
地方自治法第117条の除斥規定により3番公文信次君、19番根来武義君両氏の退席を求めます。 〔3番公文信次君、19番根来武義君退席〕
○議長(有岡久一君) 提出者慶田浩君より提案理由説明を求めます。18番慶田浩君。
◆18番(慶田浩君) それでは、推薦第1号、阪南市
農業委員会委員の推薦について提案理由の説明を申し上げます。 本市
農業委員会委員が7月14日をもって任期満了となり、委員の改選が行われます。これに伴い、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、議会推薦の
農業委員会委員5名を推薦、議決を願うものであり、ここに全会派の賛同を得まして提案するものでございます。 どうかよろしくご審議いただき、ご裁決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。推薦第1号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、推薦第1号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第8、推薦第1号「阪南市
農業委員会委員の推薦について」は、根来由弘君、門脇修君、山内英一君、公文信次君、根来武義君、以上の方を推薦することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議会推薦の
農業委員会委員に根来由弘君、門脇修君、山内英一君、公文信次君、根来武義君、以上を推薦することに決定しました。 〔3番公文信次君、19番根来武義君入場〕 ------------------------------議案第31号「
業務委託契約の締結について」
○議長(有岡久一君) 日程第9、議案第31号「
業務委託契約の締結について」を議題とします。
直川総務部長の説明を求めます。
◎総務部長(直川清次君) それでは、議案第31号、
業務委託契約の締結につきましてご説明申し上げます。 このたび本市が取り組むことといたしました地域イントラネット基盤施設整備事業でございますが、国におきましては平成15年からLGWAN(総合行政ネットワークシステム)の運用が開始され、これまで行ってまいりました紙媒体による通達事務及び各種申請事務等がネットワークシステムを活用した情報通信による事務に移行されますことから、本市におきましてもその対応のためのネットワークシステム構築が喫緊の課題となっております。 そのため、高度情報インフラ整備としてネットワークシステムを構築するとともに、それを活用した市民との情報交流、学校間交流支援を促進しようとするものであります。この事業によります効果といたしましては、資料1に記しておりますとおり、公開端末を公共施設に設置することによる市民の情報格差の解消、土曜日、日・祝日等閉庁時においても各種行政情報が入手でき、また公共施設の利用の予約等が可能となるなど、市民の利便性の向上を図ってまいります。 また、行政運営の面でも、情報の共有化やネットワークを活用した既存の基幹システムに係る運用をアウトソーシングすることにより、経常経費の削減に努め、より効率的な行政運営を図ってまいります。さらに、地域イントラネット基盤施設整備事業といった国からの補助事業を有効活用することにより、市役所と市内公共施設間に高速大容量の情報通信ネットワークを構築するとともに、これまで市の一般財源により進めてまいりました。機器整備につきましても、すべての課に端末機器を配備する等拡充を図り、加えて全小学校・中学校のパソコン教室の充実を行うことが可能であり、財政負担の軽減が図られるものであります。 また、さらに将来的には、資料1に掲げておりますとおり、インターネットの需要人口が急激に増加していることから、予想されます市民の電子自治体の実現への期待にこたえるとともに、電子認証、電子決済等のシステムを付加することにより、高度でかつ利便性の高い市民サービスを供するための基盤施設整備として考えてございます。 本地域イントラネット基盤施設整備事業につきましては、円滑な事業実施のため、市役所と施設間の光ファイバー網構築事業と内部システム構築事業に分離することとし、光ファイバー網構築事業につきましては、株式会社NTTネオメイト関西と委託費798万円にて契約を既に締結しておりますが、内部システム構築事業につきましては、契約金額が
地方自治法に基づくところの議会の議決事件となりますので、今般本議会におきましてご承認賜りたく議案上程させていただいたところでございます。 両整備事業ともに今後のランニングコスト等の比較もあわせて検討する必要がありますことから、企画提案方式(プロポーザル方式)により各社よりご提案をいただき、事業の企画内容、経費等総合評価により判断をいたしました。 内部システム構築事業につきましては、将来的に効率的な行政運営を考えますと、本市の基幹システムとの統合や整合性が必要となることから、既に介護保険システムの実績があります西日本電信電話株式会社、住民情報システム等の実績があります日本電気株式会社・株式会社南大阪電子計算センター共同企業体、並びに市立病院及び図書館のシステムの実績があります富士通株式会社の3社を比較対象として、企画提案方式に参加する事業として指名したところでございます。 その上で3社から企画提案をいただきました結果、導入経費及び
ランニング経費ともに最も安価であり、かつ今後のシステム拡張において本市にとって最適であると総合評価をさせていただき、契約相手方を決定いたしました。 なお、契約相手方につきましては、日本電気株式会社・株式会社南大阪電子計算センター共同企業体、契約金額につきましては2億6,868万6,600円でございます。 以上、よろしくご審議、ご裁決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。13番坂原利満君。
◆13番(坂原利満君) 企画提案方式によっての審査の結果の契約ということですね。この金額が妥当なものかどうか、これを判断する何らすべがない。材料もない。せめて建設工事の請負契約とかそんなんであれば、大まかなものであったとしても一定の図面と仕様書ぐらいは大きなもんでは出していただくというのが今までもありましたけども、この資料1、これでは1億円でできるもんやら3億円かかるもんやらちょっと判断つかんのですよ。これはきょう間に合わんでもええから、一定何かそういう仕様書なりもっと詳しい計画書なり、そういうのを提出していただくわけにいきませんか。これが1点。 それから、近い将来とは言わなかったか、近年インターネット人口が大幅にふえてという認識でございました。それで、このきょういただいた資料の中にも、確かに1年間にどの年齢層では何%伸びたとかいうのは出してもうてます。これはこれで伸びはこれでしょうけども、阪南市の中で、じゃこれを現在活用できるという方はどれぐらいの割合があるのか、それが5年後、また10年後にはどれぐらいになると予想されているのか、その辺についてはどう考えておられますか。
○議長(有岡久一君)
総務部長直川清次君。
◎総務部長(直川清次君) お答えを申し上げます。 1点目の資料の提出についてでございますが、何分膨大な資料となってございますので、整理し次第資料については提出は可能であると、このように考えてございます。 それから、2点目の阪南市内のインターネット利用人口はどのような程度かということにつきましてご答弁申し上げます。 阪南市内のインターネット利用人口については把握はいたしておりませんが、民間事業者の調査によりますと、インターネット利用人口が前年度比46%の伸びを示しており、飛躍的に増加している状況でございます。中でも2歳から12歳の月平均利用時間が58%と顕著な伸びを示しており、また60歳以上の高齢者も29%と高い伸びを示しております。2002年3月時点では月平均利用者は2,276万人であり、総人口で割りますと5.6人に1人がインターネットを利用していることとなります。 これを本市に当てはめますと、1世帯2.9人ですので半数以上の世帯が何らかの形でインターネットを利用していることが予測されるというような状況でございます。
○議長(有岡久一君) 13番坂原利満君。
◆13番(坂原利満君) 資料は詳細の詳細までいっても私自身も余りわからないから、そこのところは一定の判断ができるという資料で結構ですから、当該の委員会なりしかるべき方法で出していただきたいというふうに思います。 なぜ阪南市でこのインターネット、これを活用できる人がどれぐらいあるんかということを聞いたかというと、それは本当に低いんだったら高める努力をせんと、この投資が本当にむだに--むだまでいかんでももったいない話になりますでしょう。そこの見きわめが必要だと思うんですよ。確かに調査は難しいことだと思うんですけども、何らかの利用をしている人が人口の半分以上とおっしゃったかな。そうですか、ちょっと私のあれでは、周りを思い浮かべるとそんな人口の半分以上となると、子供を入れて大人はほとんど……。人口と言えへんかったか、世帯ですか。まあええわ。答えて、はっきり。 だから、このイントラネットが本格的に行政的に活用される2005年、それまでにはまだ年数もありますから、その時点ではどれぐらいに市民の中で活用できる人がふえるんかとか、そういうものの予測があって、事業というのがあってしかるべきやと思うんですよ。その辺どうでしょうか。 あわせて、ついでに聞いておくと、いわゆる費用対効果ということをよく言われます。これだけの投資、確かに市の持ち出しそのものは総額の3分の1ということであるようですが、大きな費用ですよね。それに対しての効果という点とのバランスですね。その辺どう見られてますか。
○議長(有岡久一君) 市長岩室敏和君。
◎市長(岩室敏和君) お答えいたします。 今、坂原議員の方からいろいろご意見いただきました。情報化に対する考え方は、いろいろあると思います。過日の総務常任委員会でもほかの議員の皆さんからもその情報化に対するお考え、ご意見をいろいろいただきました。ただ、私としましたら、これからの市役所というのはご存じのように電子自治体ということで、情報化武装を避けて通れないというふうに考えております。先ほども部長の方からご説明申し上げましたように、これからインターネットを初めとしましてコンピューターを使われる市民の方が大きくふえてくるんではないかと、またそういう数値も出てきております。 そういう中で、これからのインターネット等々含めまして、情報化の中でやはり双方向ということと、それと府も国も電子自治体ということで、そういう方向性が顕著に出てきておりますので、それとの整合性、連動性ということをまず第一考えていかなければならないというふうに思っております。 過日いろんなご意見をいただきまして、これをご承認いただいたとしましたら、まずハードの整備と同時に、市民の皆さんに最大限度役立つ方向性をどう持たせていくかということで、ソフトの整備も必要になってくるというふうに考えております。 ですから、結論といたしまして、情報化にはいろいろお考えがあるということはわかるんですけれども、まず電子自治体ということを視野に入れましたら、それをきちっと補足できるハードの整備、また将来の情報化に対するきちっとしたいろいろの体制整備、そういうことの中で今回国の補助金が大幅につきましたので、阪南市の情報化武装の一番のかなめということで、今回決断をさせていただいた次第でございます。
○議長(有岡久一君) 13番坂原利満君。
◆13番(坂原利満君) この予算は昨年度の補正であったかな。それで皆賛成して通っているんですよ。だから、全面的な否定とかそんな話じゃないんでっせ。これを生かしていくためには、これからどれだけの市民の方が何年後にはどれだけ活用できるかとか、そういう本当に精査も必要だし、今市長が答えられたソフト面での対応も不可欠だというふうに思うんです。その辺のところをはっきり、これからしていくと言うたらそれまでなので、お願いしますしかないんですけども。 それとあわせて、どうしてもこういうのに漏れていくという方もおられるんです。これはもう一定仕方ないですよね。その辺のカバーもやっぱりきっちりとできるように、切り捨てるというようなことのないように、これもあわせてお願いせないかんということなんですけども、この提案そのものは、この契約が妥当かどうかということの審議ですからもう余り言いませんけども、要はこういう審議に付すわけですから、本当におぼろげながらも、ああこれやったらこれぐらいの金額要るやろうなというのがわかるぐらいの資料を出していただきたいということで、今後もしあればよろしくお願いしたいと思います。 以上。
○議長(有岡久一君) ほかに。2番楠部徹君。
◆2番(楠部徹君) 坂原議員と幾分重なる面があると思いますけども、2点ばかりお尋ねをいたします。 部長に詳しく説明はいただきました。あとの2社ですね、富士通と西日本電信電話株式会社、この2社のプロポーザル提案というものはどういうもんであったかなということ。金額的にはこの日本電気株式会社と南大阪電子計算センターの共同企業体が安かったような話も出ました。金額的に、また内容もよかったというふうなご説明があったかと思いますけども、後刻で結構ですので、その辺も含めて、また予算額が2億9,200万円でしたか、それを下回る金額で結構かと思いますが、その積算の根拠、坂原議員も言われていましたけども、膨大な資料を出していただいてもその判断の能力がありませんから、わかる範囲で提出をしていただきたいと思います。 もう1点、先般、1週間ほど前、電子政府・電子自治体法案を閣議決定というのが報道されましたね。2003年度からe-Japan構想、e-Japanの重点計画にしていくと。国の方、また自治体の方ですけども、今のこの出されているイントラネットは、どちらかというと市民が市役所に対して何か情報を得たいと。双方向の面もありますけども、どちらかというとそちらが重点だと思うんです。この電子政府・電子自治体の法案に出ておる--詳しい法案も通ってませんので内容はあれですけども、どちらかというと市民から市役所に対する届け出とか、そういうところに重点が置かれるんではなかろうかなと思います。 そういうことで、このイントラネットをこの14年度で進める、15年度以降は全国3,200何十自治体でも進めざるを得ない状況になってくると思います。そういうことで二重投資の問題ですね。今のe-Japan構想とこのイントラネット部分のかかわり、そこらがどうなるんかなという心配がございますので、その辺をおわかりの範囲でお答えいただきたいと思います。
○議長(有岡久一君)
総務部長直川清次君。
◎総務部長(直川清次君) まず、1点目の選定した理由につきましてご答弁申し上げます。 事業者選定につきましては、市長を長といたします審査委員会を設置し、3社から提出していただいた提案書とその説明を受けた後、その提案内容、システムの将来像、システムの構築費用、後年度のランニング費用等を総合的に評価し、決定したものでございます。 総合評価のポイントとしましては、本市の提示した仕様を満たしておることはもちろん、本市情報化の将来構想を見据えた提案であること、現在運用中のシステムに対する信頼性及び費用面においても他社に比較して安価であるため、日本電気株式会社・株式会社南大阪電子計算センター共同企業体に決定したものでございます。 ちなみに、金額で申し上げますと、NTT西日本が2億6,850万円、NECと南大阪電子計算センターにつきましては2億5,589万2,000円、富士通におきましては2億5,717万5,000円ということになってございます。 2点目の議員お示しのとおり、電子政府・電子自治体の実現により、市民がわざわざ役所の窓口に出向く手間を省略することにより諸手続が進められているという利点がございます。今般、本市が取り組みます地域イントラネット基盤施設整備事業につきましては、来年度より国と自治体、また自治体間の行政手続の簡素化、効率化のために、国が進めておりますLGWAN(総合行政ネットワーク)に本市として十分対応するための事業でございます。
○議長(有岡久一君) ほかに。8番見本栄次君。
◆8番(見本栄次君) いろいろご説明いただきました。それで、この資料を見させていただいてますと、市民のメリットということでいろいろ書かれているわけなんですね。その中で、市内各小・中学校のコンピューター教室の充実というふうな文言も載せられております。 この事業が進められれば小・中学校におけるインターネット、情報教育の推進に役立つということで、実際問題いろいろと話を聞いてますと、学校の先生方はこういうふうなインターネットを通じた授業を進めたいんだが、予算がつかないために職員室だけにつながっているような状況であると、こういうふうなことをお聞きしているんです。 話を戻しますと、市民のメリットという中で、この小・中学校のコンピューターのインターネットを通じた情報教育の構築に向けて進めなければならない。このために、これを優先してやっていただけるもんかということをお聞きしたい。
○議長(有岡久一君)
総務部長直川清次君。
◎総務部長(直川清次君) お答え申し上げます。 今回のこの事業の柱となる一つとして、現在各小・中学校にパソコンを配置し、情報教育に取り組んでいるところでございますが、さらに今回の整備では今後の情報社会において促進されるであろうコンピューターを活用した対面型会議システム等に対応した動画によりますテレビ会議システムを導入することといたしておりまして、児童・生徒間の情報交流を促進してまいりたいと、このように考えてございます。
○議長(有岡久一君) 8番見本栄次君。
◆8番(見本栄次君) だから、それはようわかるんですけれども、この事業で市内の各小・中学校の情報教育、これを充実したいということがあるんですね。だから、このうたわれている中でこれを優先していただけますかという質問なんですよ。
○議長(有岡久一君) 市長岩室敏和君。
◎市長(岩室敏和君) お答えいたします。 今回の一番大きな要素の一つは、見本議員もご承知のように、学校の方と双方向のインターネット、コンピューター教育等々が実現できるということでございます。ですから、優先はともかくとして、当然子供に対するコンピューター教育の充実というのが、こういう情報化社会、また電子自治体の中で一番大きな必要性を要求されるということは十分認識をいたしておりますので、繰り返して恐縮ですけれども、優先順位等々とおっしゃっていただきましたら、今のところ最優先でやらせていただきますというお答えはできにくい状況ですけれども、一応今のご意見も踏まえさせていただいて、できるだけ最大限の効果をもたらすことができますような、そういう方向性でこれから検討させていただこうというふうに考えております。
○議長(有岡久一君) 8番見本栄次君。
◆8番(見本栄次君) できるだけよろしくお願いします。 以上です。
○議長(有岡久一君) ほかに質疑ありませんか。17番土井清史君。
◆17番(土井清史君) 済みません、質問ではないんですけども、基盤整備事業、私この基盤整備は賛成なんですけども、あらゆることに対応できるようになる基盤なんですけども、将来的に構築できるシステムがいろいろ書かれていますけども、果たして一個ずつ構築していくのに幾ら要るんかと。今の時点ですよ。これを一個ずつ構築していくのに幾ら要るんかという資料もつけていただければありがたいと思うんですけども、資料提出ということだったので、その辺もよろしくお願いしておきます。
○議長(有岡久一君) ほかに。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第31号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第31号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第9、議案第31号「
業務委託契約の締結について」は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 ------------------------------議案第32号「阪南市
入札監視委員会条例制定について」
○議長(有岡久一君) 日程第10、議案第32号「阪南市
入札監視委員会条例制定について」を議題とします。
直川総務部長の説明を求めます。
◎総務部長(直川清次君) 議案第32号、阪南市
入札監視委員会条例制定についてご説明申し上げます。 市では、平成9年度に起きました談合事件以来、さまざまな入札契約制度の改善を手がけてまいりました経過の中で、平成10年6月定例会におけます百条特別調査委員会の勧告がございました。その勧告の一つに本市指名委員会へ市民代表等の参画がございましたが、行政責任の不明確化等々の問題がありましたことから実現に至らなかったところでございます。 その後、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律が昨年4月に施行されまして、この法律の目的、趣旨をかんがみますと、やはり第三者による入札契約事務監査の特段の体系が必要であると判断いたしまして、その準備を進めてきたところでございます。 この委員会条例は本年7月1日の施行を予定いたしておりまして、6項目の条項で構成しておりますが、委員会では市が発注しました建設工事の入札契約手続の運用状況について、市長からの諮問に応じ審査及び意見の具申を行うものです。 組織は委員3人構成とし、阪南市民である学識経験者の中から、人格及び識見にすぐれた公正・中立の立場を堅持できる者を市長が委嘱することといたしております。なお、前年度の準備期間におきまして、阪南市内に在住の税理士、弁護士、大学教授の方に予約行為となります内諾を既にいただいているところでございます。 一方、報酬の関係でございますが、委員会の委員は地方公務員法第3条による特別職となりますことから、特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正をこの条例の附則扱いといたしておりますが、情報公開・個人情報保護審査会委員報酬と同額になります日額1万500円といたしております。 以上、本条例は
地方自治法第138条の4第3項の規定によりまして上程させていただいたものでございますが、よろしくご審議いただき、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。13番坂原利満君。
◆13番(坂原利満君) これは講釈をやめて、もう中身に入ります。 市長の諮問に応じて審議し、意見具申を行うということを事務にするわけですが、ついてはこれは契約発注ごとに、1件ずつ発生するごとにそういう諮問をするのか、例えば1カ月とか2カ月とか半年ごととか、そういう単位での諮問に付すのか、もしくは契約手続、入札方法などを変更したときに、そういうのを機会にして諮問に付すのか、これはどういうときに諮問に付すということになるんですか。
○議長(有岡久一君)
総務部長直川清次君。
◎総務部長(直川清次君) お答えいたします。 現在、実務上の運用則を整えているところでございますが、多忙な委員の方々のスケジュールを調整して委員会を開催するわけでございますから、できるだけ委員の負担にならないよう、平素から十分な情報提供を事前に行う考え方といたしておりますことや、そうした送付資料からさらに委員から要請を受けた部分についても、事前に送達するような方法で開催する意向でございます。ですから、年1回が相当と判断をいたしました。 また、委員の報償費も、委員の方々にすればボランティアに近い費用額でありますものの、この部分も節約に配慮をいたした次第でございます。
○議長(有岡久一君) 13番坂原利満君。
◆13番(坂原利満君) 年1回の委員会開催ということなんですね。膨大なと言えるかどうか知らんけど、いずれにしても多大な契約があるわけですね。それを1日に審査というんですか、審議してもらうと。本当に大変だと思いますけどもね。実際、それは年1回がいいんか、2回がいいんか、3回がいいんか、適切な回数というのは私にははっきりわかりませんが、いずれにしてもこれは初めて設置して運用するわけですから、実態に合わせて本当に実効があるような委員会にしていただきたいと。ともすれば、設置したと、形式的な委員会があるとは言いませんが、そうなりがちというのもあるやに聞いておりますので、これは本当に期待される委員会ですので、やはり実効性のあるスタイルで運用していただきたいと、希望だけ言うておきます。 以上です。
○議長(有岡久一君) ほかに質疑ありませんか。9番木村正雄君。
◆9番(木村正雄君) 入札の監視委員会の条例ということで、いろいろと審議委員会等々でも出てくるんですけども、委員の選定の部分の中で学識経験があることとか、人格及び識見にすぐれている、それで今回公正・中立の立場を堅持できることということで、この学識経験があることというのは、どの範疇をもって学識経験ととらえられているんでしょうか。 それと、今回公正・中立の立場を堅持できるという内容になっているんですけども、どこをどう見て公正・中立という判断のもとに委員を選んでいくんでしょうか。また、公募という形をとっていかれる等々の内容をちょっと教えていただきたいんですけども。
○議長(有岡久一君)
総務部長直川清次君。
◎総務部長(直川清次君) お答え申し上げます。 このたびの委員の選定につきましては、先ほど申し上げましたとおり、前年度から準備をいたしまして既に内諾を得ているわけでございますが、その中で本市の代表監査委員であります井上会計事務所の税理士であります井上氏、また和歌山大学教授で経済学博士であります大泉氏、また塩路法律事務所の弁護士の先生であります塩路氏を予定いたしております。 以上、簡単でございますが。
○議長(有岡久一君) 9番木村正雄君。
◆9番(木村正雄君) 公募という広く市民の方々に募集ということではないんですね。事前に市の方からこの3項目に合致するということで、委員さんをもう決められているというお話でよろしいんですか。わかりました。 ある意味、こういった市民の方々に入札の関係とかほかの審議委員会の関係等も、やっぱり今後公募というように進めてきている部分てありますわね。それと、今回入札というこの3項目に該当すると人という縛りの中での話だと思うんですけども、そういう意味ではもうちょっとオープンな形でしていっていただけたら、市長がいつもおっしゃっている内容と合致していくんじゃないかと思うんですけども、その辺どうでしょうか。
○議長(有岡久一君) 市長岩室敏和君。
◎市長(岩室敏和君) お答えいたします。 今回の場合も、今木村議員の方からご質問、ご指摘いただきましたように、できれば公募もさせていただこうというふうな考えもございました。ただ、今回初めて設置する内容でございますし、ほかの審議会、委員会もそうかもわかりませんけど、特に今回はかなり専門的な知識を要していただくという観点から、先ほど総務部長がご答弁申し上げた状況にさせていただきました。 今後、今ご指摘もいただきましたように、当然こういうエリアにおきましてもできるだけオープンにしていく必要性があるという認識をいたしておりますので、できれば次回からその辺も十分精査をさせていただいて、公募できれば公募の方向性で考えさせていただければありがたいというふうに考えております。
○議長(有岡久一君) 11番芝野正和君。
◆11番(芝野正和君) 今、説明の中で年1回開催するということですけども、本当に入札の監視をするんであれば、年1回で事足りるんかということなんです。やはり最低月に1回ぐらいは契約があるわけですから、その透明性を向上するためにということですから、1年たって透明性を見ろと言うたかて、幾ら偉い先生でもちょっと無理と違うんかなというように思います。 もう1点、井上税理士さんは代表監査もされております。行政委員で兼務するということはいかがなものかというふうに感じますけども、その2点お願いします。
○議長(有岡久一君)
総務部長直川清次君。
◎総務部長(直川清次君) まず、1点目の年1回の委員会では不十分ではないかということでございますが、先ほど私説明をいたしましたんですが、もう一度補足をさせていただきます。 確かに、年1回の委員会ということではございますが、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、平素から十分な情報提供を事前に行いまして、そうした送付した資料から、事前に委員から要請があった場合には開催もあるということでございます。正式な委員会については年1回ですが、資料なり送付する中で、指摘事項等がございましたら緊急にその会議を開催するというものでございます。 それから、2点目の代表監査委員がこの委員会の中でいかがなものかということにつきましては、私の方からちょっとご答弁申し上げられませんので、市長の方から。
○議長(有岡久一君) 市長岩室敏和君。
◎市長(岩室敏和君) お答えいたします。 先ほど芝野議員の方から、代表監査委員がどうかというご意見がございました。私としましたら、行政委員を兼務されているわけでございますけれども、先ほど来総務部長の方から説明させていただいた委員の資格の1、2、3の条件で一番適格ではないかということで、あくまでも現在内定の段階ですけれども、できればこの方に引き受けていただければありがたいというふうに考えております。
○議長(有岡久一君) 11番芝野正和君。
◆11番(芝野正和君) いつも市長が広く公平性のあるというふうに言われてますよね。兼務せんでも税理士さんは何人もおられるわけですから、代表監査だけでも忙しいのに、またこういう監視委員というふうな立場に立つよりも、ほかの方を選ぶべきではないかというふうに思います。 それと、随時報告するということは、これは一方通行の情報提供でございまして、やはり現地に来て入札状況とかその辺を的確に把握できる方を選任すべきだというふうに思うわけです。お忙しい人に入札監視をお願いしても、今部長が言われているとおり一方通行の情報提供で、本人が役所へいっこも見えずに監視できることはないというふうに私は判断いたします。何のための入札監視かということになってこようかと思うんですけどね。しょっちゅう役所へ来られる方で、この第3条の1、2、3に該当する方を選ぶべきだというふうに思います。 この件に関しまして幾ら日当を出してもいいと思うんですね。月に1回でも2週間に1回でも来ていただいて、その入札に関して立ち会いできるとかいうのが本来のこの入札監視委員会の設置目的ではないかというふうに思います。1年に1回の入札監視委員では不十分だと思いますけど、市長いかがですか。
○議長(有岡久一君) 市長岩室敏和君。
◎市長(岩室敏和君) お答えいたします。 今、いろいろご意見いただきました。また、先ほど坂原議員の方からもご意見をいただきました。せっかく新しく議決をいただくということでやらせていただくようになりましたら、今のご意見を踏まえまして、とりあえず新しい試みですけれども、ご意見いただきましたように十分その機能させていただくという方向で切磋琢磨させていただこうと思いますし、一応機能させていただいた中で問題点が出てきましたら、その辺も十分補足する形で、できれば年に1回ということではなくて、必要があればその回数をふやしていくという方向性で頑張っていきたいと考えております。
○議長(有岡久一君) 11番芝野正和君。
◆11番(芝野正和君) 市長が、入札には関係なしに入札監視委員会があるからということで、責任逃れということにはならないと思いますけども、入札監視委員会を通して透明性を発揮したいというわけですけども、それであれば、やっぱり今言うているとおり、いつでもどこでも来れる方を選任していただいて、どんどん入札監視をやっていただきたいというふうに思います。 最後に要望しまして終わります。
○議長(有岡久一君) ほかに質疑ありませんか。17番土井清史君。
◆17番(土井清史君) 済みません、申しわけないです。会計士さんでしたっけ、税理士さん--会計士ですね。その方は阪南市で仕事されているわけなんですけども、この入札監視委員会はどれだけの情報がその中にあるんかわかりませんけども、その会計士さん、入札業者の会計をしてないでしょうね。確認されてますか。入札業者の会社の会計の仕事をされてないでしょうね。確認されていますか、それだけ。
○議長(有岡久一君)
総務部長直川清次君。
◎総務部長(直川清次君) 恐れ入ります。今のところちょっと私の方はまだ確認はしてございませんので、また後ほどご答弁申し上げます。
○議長(有岡久一君) 17番土井清史君。
◆17番(土井清史君) やっぱり入札監視委員会は透明であることが一番なんですね。その辺もちゃんと調べてからでないと、どれだけの情報がこの委員会の中にあるんかわかりませんけども、漏れるということも考えられないことではないので、その辺はきちっとしておいてもらわな困ると思います。 以上です。
○議長(有岡久一君) ほかに。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第32号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第32号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。11番芝野正和君。
◆11番(芝野正和君) ただいま質問いたしました関係で、いろいろとまだ未整備のところがあると思います。人選の仕方、入札監視委員会の開催日などにおいて不十分な点があると思います。よりまして、この議案に対して反対いたします。
○議長(有岡久一君) ほかに討論ありませんか。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 採決を行います。議案第32号「阪南市
入札監視委員会条例制定について」は、原案のとおり賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(有岡久一君) 起立多数です。したがって、議案第32号「阪南市
入札監視委員会条例制定について」は原案のとおり可決することに決定しました。 ------------------------------議案第33号「一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」
○議長(有岡久一君) 日程第11、議案第33号「一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」を議題とします。 岡田助役の説明を求めます。
◎助役(岡田茂伸君) 議案第33号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 昨今の我が国を取り巻く経済情勢につきましては、依然として厳しい環境にあり、本市の財政状況もますます深刻さを増しているところでございます。このような状況の中、本市におきましては、本年4月から財政課を中心に行財政改革の推進に努め、本年9月を目途に阪南市財政再建計画案を策定すべく、現在精力的に事務を進めておるところでございます。 さて、本市財政におきましては、一般財源に占める人件費の割合は年々減少してきておるものの40%前後で推移しており、市財政の硬直化に大きな影響を及ぼしておるところでございます。このような状況を踏まえ、このたび上程いたします改正条例は、本市一般職の職員の給料額を平成14年7月から平成17年6月までの3年間にわたり一律2.5%を減額し、本市財政再建に寄与しようとする趣旨でございます。 それでは、お手元の
新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。 一般職の職員の給与に関する条例の附則に、附則第10項として1項を加えてございます。この第10項におきまして、一般職つまりは一般職給料表、教育職給料表及び医療職給料表の適用を受けるすべての職員の給料月額に、平成14年7月から平成17年6月までの3年の期間、100分の97.5の率を乗じて支給してまいるものといたします。ただし、この間に定年退職等での退職手当を算出する場合には、この規定を適用しないものといたします。 以上が改正案の概要でございます。 最後に、このたびの改正は、職員の基本給のカットという厳しい措置ではございますが、今後職員一丸となってこの財政危機を乗り越え、また市民サービスのさらなる向上に努めてまいる所存でございますので、どうかよろしくご審議の上、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第1項の規定によって総務常任委員会に付託します。 -----------------------------------議案第34号「阪南市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について」
○議長(有岡久一君) 日程第12、議案第34号「阪南市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について」を議題とします。
直川総務部長の説明を求めます。
◎総務部長(直川清次君) それでは、議案第34号、阪南市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 公的年金の一元化の一環としての農林漁業団体共済年金の厚生年金への統合を目的として、平成13年7月に厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律が公布され、農林漁業団体職員共済組合法が廃止されることとなりました。この法律の廃止を受け、本条例におきまして同法を引用いたしておりますので、所要の改正をお願いするものであります。 それでは、お手元の
新旧対照表でご説明いたします。 附則第5条第2項の表におきまして、「農林漁業団体職員共済組合法(昭和33年法律第99号)」とあるのを「厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律(平成13年法律第101号)附則第2条第1項第2号に規定する旧農林共済法」に改めるものでございます。 この条例の施行日につきましては、公布の日からとさせていただきます。 以上、よろしくご審議の上、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第34号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第34号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第12、議案第34号「阪南市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について」は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 ------------------------------議案第35号「阪南市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について」
○議長(有岡久一君) 日程第13、議案第35号「阪南市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について」を議題とします。
直川総務部長の説明を求めます。
◎総務部長(直川清次君) それでは、議案第35号、阪南市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 今回、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律政令(平成14年政令第58号)が公布されたことに伴い、改正方をお願いするものであります。 改正の趣旨といたしましては、長年勤務していただきました消防団員に対する
退職報償金の支給額を引き上げ、消防団員の処遇改善を行うものであります。 改正の内容としましては、
新旧対照表にてご説明申し上げます。
新旧対照表をごらんいただきたいと思います。 この支給額は勤務年数と退職時の各階級によりまして定めているものであり、今回一律4,000円の支給額の引き上げをお願いするものであります。 この条例の改正は公布の日から施行し、本年4月1日から適用したいと思います。 よろしくご審議、ご裁決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(有岡久一君) 質疑を行います。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第35号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第35号は委員会の付託を省略することに決定しました。 討論を行います。 〔「討論なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 討論ないようですので、これで討論を終わります。 お諮りします。日程第13、議案第35号「阪南市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 ------------------------------報告第2号「阪南市
土地開発公社の経営状況について」
○議長(有岡久一君) 日程第14、報告第2号「阪南市
土地開発公社の経営状況について」を議題とします。
直川総務部長の説明を求めます。
◎総務部長(直川清次君) それでは、平成13年度阪南市
土地開発公社会計決算につきましてご報告申し上げます。説明の関係上、ページが前後いたしますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。 まず、1ページをお願いいたします。収益的収入及び支出につきましてご説明申し上げます。 まず、収入といたしまして、款1事業収益、項1公有地取得事業収益2,404万8,000円につきましては、公社保有財産の市への売却に伴います収入でございます。 詳細につきましては10ページをお願いいたします。平成13年度の収益明細書でございますが、東鳥取109号線改良事業用地につきましては、平成12年度から13年度にかけて取得した物件でございますが、用地売却面積が178.53㎡、土地取得事業費として2,347万9,800円、用地費、補償費及び用地取得に伴います契約印紙代を含んでおります。また、当該支払い費用に対する銀行借入金利息といたしまして33万4,219円、手数料といたしましては、土地取得事業費の2,347万9,800円の1%以内となっておりますので、23万3,981円とさせていただきました。合計額は2,404万8,000円となります。 以上が平成13年度の事業収益の内容であります。 再度1ページをお願いいたします。収入の款2事業外収益、項1受取利息につきましては、定期預金及び普通預金の利息としまして7万2,259円、収入合計といたしまして2,412万259円となります。 次に、支出の部でございますが、款1事業原価、項1公有地取得事業原価につきましては、先ほどの収入の部でご説明申し上げました10ページの収益明細書の土地取得事業費及び借入金利息の合計であり、2,381万4,019円となります。 次に、款2、項1販売費及び
一般管理費としまして24万3,761円でございますが、詳細につきましては12ページをお願いいたします。 決算報告明細書の支出の部でございますが、款2、項1販売費及び
一般管理費としまして目の経費でございますが、旅費としまして1,800円、需用費につきましては主に書籍追録代でございまして13万8,961円、負担金補助及び交付金としまして3万3,000円。堺市以南の阪南都市
土地開発公社協議会負担金及び大阪府用地対策連絡協議会負担金でございます。公課費につきましては、公社法人府民税及び法人市民税を合わせまして7万円でございます。交際費及び役務費につきましては、支出はございませんでした。これらを合わせますと経費の支出合計が24万3,761円となり、公益的支出の合計としましては2,405万7,780円となります。 次に、2ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございますが、まず支出からご説明させていただきます。 款1資本的支出、項1公有地取得事業費につきましては、予定しておりました箱作駅前小広場事業用地等の交渉が成立しませんでしたので、決算額は0円でございます。次に、項2長期借入金償還金2,664万5,392円につきましては、東鳥取109号線改良事業用地の市への売却に伴い、銀行より借り入れをしておりました元金分の償還金としまして2,343万6,000円、及び元金借り入れ等の半期ごとの利息償還金として320万9,392円でございます。 次に、款1資本的収入、項1長期借入金でございますが、平成13年度に借り入れました当年度借入金であり、先ほどの利息償還金に充てました306万円でございます。 以上、ご説明申し上げましたとおり、平成13年度予算を執行いたしまして、次の3ページの損益計算書及び4ページから5ページにかけまして記載しております貸借対照表のとおりとなります。 続きまして、6ページにつきましては公社の財産目録、7ページの事業報告につきましては、収入の部でご説明申し上げました箱作駅前小広場事業用地等の交渉が成立いたしませんでしたので、記載事項がございません。 8ページにつきましては、平成14年度におきます
土地開発公社の事業計画でございます。 あと、9ページ以降につきましては、決算附属明細書として添付させていただいております。 以上、平成13年度阪南市
土地開発公社会計決算内容についてご報告させていただきます。 よろしくお願いいたします。
○議長(有岡久一君) ただいまの説明のとおりです。本件は報告でありますが、この際質疑があれば質疑を許します。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本件の処理については、提出のあったものと認めます。 -----------------------------------報告第3号「平成13年度阪南市
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について」
○議長(有岡久一君) 日程第15、報告第3号「平成13年度阪南市
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について」を議題とします。
直川総務部長の説明を求めます。
◎総務部長(直川清次君) それでは、報告第3号、平成13年度阪南市
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告につきましてご説明申し上げます。
地方自治法施行令第146条第2項の規定、いわゆる繰越明許費に係ります歳出予算の経費を翌年度に繰り越したときは、翌年度の5月31日までに繰越計算書を調製し、次の本議会において報告しなければならないこととされております。したがいまして、本規定に基づいてご報告させていただきます。 平成13年度の繰越明許費につきましては、平成14年3月の第1回定例議会でご承認賜りました新世代CATV施設整備事業及び地域イントラネット基盤施設整備事業、南山中丘陵線新設工事の3件でございます。 まず、2款総務費、
一般管理費、新世代CATV施設整備事業につきましては、マリンタウン福島及び阪南スカイタウンの2地域のCATV幹線の双方向通信が可能となりますようアップグレードを図るもので、事業費453万円全額を翌年度に繰り越すものであります。その財源内訳といたしましては、未収入特定財源として府補助金を453万円計上いたしております。 次に、その下の地域イントラネット基盤施設整備事業につきましては、本市の情報化を図るため、市役所と市公共施設及び小・中学校の光ファイバーネットワーク網の構築を行い、行政情報等の提供及び学校間の交流支援を図るもので、事業費2億9,922万4,000円全額を翌年度に繰り越すものであります。その財源内訳といたしましては、未収入特定財源として電気通信格差是正施設整備資金貸付金と起債を2億9,920万円、一般財源として2万4,000円計上しております。 最後に、7款土木費、
道路橋りょう費、南山中丘陵線新設工事につきましては、事業費8,557万5,000円、そのうち5,990万5,000円を翌年度に繰り越すものであり、その特定財源といたしましては、未収入特定財源として国庫補助金を3,080万円、一般財源として2,912万9,000円計上いたしております。 以上、簡単ではございますが、ご報告をさせていただきます。
○議長(有岡久一君) ただいまの説明のとおりです。本件は報告でありますが、この際質疑があれば質疑を許します。 〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 本件の処理については、提出のあったものと認めます。 -----------------------------------
○議長(有岡久一君) 議事の都合上、17日まで休会したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(有岡久一君) 異議なしと認めます。したがって、17日まで休会することに決定しました。 本日はこれで散会します。 なお、本会議は18日午前10時に再開しますので、よろしくお願いします。どうもご苦労さんでございました。 ------------------------------
△散会 午後0時35分...