• "番号利用等"(/)
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  1. 大阪狭山市議会 2015-12-21
    12月21日-04号


    取得元: 大阪狭山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    平成27年 12月 定例月議会平成27年(2015年)招集大阪狭山市議会定例会12月定例月議会会議録(第4日目)                           平成27年12月21日                           (2015年)                           午前9時30分開議                           大阪狭山市議会議場1 出席議員は次のとおりです。(14名)    1番  上谷元忠        3番  井上健太郎    4番  西野滋胤        5番  須田 旭    6番  松井康祐        7番  薦田育子    8番  小原一浩        9番  徳村 賢    10番  片岡由利子       11番  丸山高廣    12番  鳥山 健        13番  山本尚生    14番  松尾 巧        15番  北村栄司1 欠席議員は次のとおりです。(1名)    2番  北 好雄1 地方自治法第121条の規定により説明のため本会議に出席を求められたのは、次のとおりです。   市長        古川照人   副市長       高林正啓   教育長       長谷雄二   政策調整室長    高田 修   総務部長      田中 斉   保健福祉部長    竹谷好弘   都市整備部長    中野弘一   市民部長      西尾 仁   総合行政委員会事務局長      教育部長      橋上猛雄             水口 薫   消防長       北口 誠   水道局長      東野清志   政策調整室市民協働担当部長    教育部こども育成担当部長             東 美好             谷 富二男   都市整備部理事   岡田博志   市民部理事債権管理室長                              赤阪芳仁   教育部理事     田中典子1 本会議の書記は次のとおりです。   議会事務局長    坂上 一   議会事務局次長   楓 仁孝議事日程第19号 平成27年(2015年)招集大阪狭山市議会定例会12月定例月議会議事日程 平成27年(2015年)12月21日午前9時30分日程第1 議案第68号 大阪狭山行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律に基づく個人番号利用に関する条例について日程第2 議案第69号 大阪狭山下水道事業地方公営企業法を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例について日程第3 議案第70号 大阪狭山消費生活センターの組織及び運営等に関する条例について日程第4 議案第71号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び大阪狭山消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第72号 大阪狭山介護保険条例及び大阪狭山国民健康保険条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第73号 大阪狭山市税条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第74号 大阪狭山家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例並びに大阪狭山放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第75号 大阪広域水道企業団の共同処理する事務の変更及びこれに伴う大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議について日程第9 議案第76号 平成27年度(2015年度)大阪狭山一般会計補正予算(第5号)について日程第10 議案第77号 平成27年度(2015年度)大阪狭山下水道事業特別会計補正予算(第2号)について日程第11 議案第78号 平成27年度(2015年度)大阪狭山池尻財産特別会計補正予算(第3号)について日程第12 議案第79号 平成27年度(2015年度)大阪狭山水道事業会計補正予算(第1号)について日程第13 議案第80号 平成27年度(2015年度)大阪狭山水道事業会計補正予算(第2号)について日程第14 意見書案第9号 ブラッドパッチ療法保険適用及び脳脊髄液減少症治療推進を求める意見書について1.本日の会議に付した事件、日程第1より日程第14まで     午後0時44分 再開 ○丸山高廣議長 皆さん、全員協議会に引き続き、本会議へのご出席ありがとうございます。 ただいまの出席議員は14名であります。 なお、北議員から欠席届が出されておりますので、よろしくお願いいたします。 また、理事者並び説明者の出席は17名であります。 これより議会定例会を再開いたします。 まず最初に、市長より追加提案の説明をお願いいたします。 ◎古川照人市長  それでは、本日ご提案いたします追加議案の要旨につきましてご説明申し上げます。 議案第80号は、住宅開発等の増加に伴い、受益者から徴収いたします給水分担金の増加及び住宅開発地に取りつけいたします水道メーター固定資産購入費の増額による補正をお願いするものでございます。 詳細につきましては、後ほど担当からご説明申し上げます。よろしくご審議いただき、ご承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○丸山高廣議長 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 お手元に配付しております議事日程の順序により、本日の議事を進めてまいりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ご異議なしと認め、そのように決定いたします。 ○丸山高廣議長 それでは、日程第1、議案第68号、大阪狭山行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律に基づく個人番号利用に関する条例についてから日程第12、議案第79号、平成27年度(2015年度)大阪狭山水道事業会計補正予算(第1号)についてまでの12件を一括して議題といたします。 各議案は、11月30日の本会議において、両常任委員会に審査を付託しておりますので、その結果について、両常任委員会委員長から報告を求めます。 まず、建設厚生常任委員会委員長の報告を求めます。 ◆小原一浩建設厚生常任委員長  それでは、建設厚生常任委員会に付託されました各議案について、12月15日に審査をいたしましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、議案第69号、大阪狭山下水道事業地方公営企業法を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例について及び議案第70号、大阪狭山消費生活センターの組織及び運営等に関する条例については、いずれも慎重審議の結果、全員異議なく、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第72号、大阪狭山介護保険条例及び大阪狭山国民健康保険条例の一部を改正する条例については、質疑・意見の後、討論に入りましたところ、賛否両論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決いたしました。 続きまして、議案第75号、大阪広域水道企業団の共同処理する事務の変更及びこれに伴う大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議について、議案第77号、平成27年度(2015年度)大阪狭山下水道事業特別会計補正予算(第2号)について及び議案第79号、平成27年度(2015年度)大阪狭山水道事業会計補正予算(第1号)については、慎重審議の結果、全員異議なく、原案のとおり可決いたしました。 報告は以上であります。ありがとうございました。 ○丸山高廣議長 次に、総務文教常任委員会委員長の報告を求めます。 ◆薦田育子総務文教常任委員長  それでは、総務文教常任委員会に付託されました各議案について、12月16日に審査をいたしましたので、その結果について報告いたします。 まず、議案第68号、大阪狭山行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律に基づく個人番号利用に関する条例については、質疑・意見の後、討論に入りましたところ、賛否両論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第71号、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び大阪狭山消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について、議案第73号、大阪狭山市税条例の一部を改正する条例について、議案第74号、大阪狭山家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例並びに大阪狭山放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第76号、平成27年度(2015年度)大阪狭山一般会計補正予算(第5号)について及び議案第78号、平成27年度(2015年度)大阪狭山池尻財産特別会計補正予算(第3号)については、いずれも慎重審議の結果、全員異議なく、原案のとおり可決いたしました。 以上であります。 ○丸山高廣議長 以上をもって、両常任委員会委員長の報告は終わりました。 これより、各議案1件ごとに討論及び採決を行います。 ○丸山高廣議長 まず、議案第68号、大阪狭山行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律に基づく個人番号利用に関する条例について、これより討論を行います。 討論ありませんか。 北村議員。 ◆15番(北村栄司議員)  議案第68号、大阪狭山行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律に基づく個人番号利用に関する条例について、日本共産党大阪狭山会議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。 現在、全国的にマイナンバーをめぐる混乱が起こっています。例えば、番号を通知するカードの郵送が大幅におくれている、カードそのものが印刷されていない地域が発覚するなど、国民の不信は大きくなっています。また、情報漏えいや国による住民監視の強化など、制度の仕組み自体についての懸念も拭えません。1月からの開始としていますが、開始の前提が大きく揺らいでいると言えます。10月半ば以降、市町村から番号を知らせる通知カード簡易書留で約5万6,000世帯に向け郵送されていますが、その出発から混乱の連続であります。政府は11月に配達完了としておりましたけれども、12月半ば過ぎでも完了していません。受取人不在で手渡せないケースも続発し、自治体に返送された通知カードは全国で500万通に上り、まだ増えることは確実と言われています。そのしわ寄せを受け、負担を強いられる現場の職員は大変です。受取人不在が数百万単位で発生することも、当初から指摘されてきました。住民票を変えずに特別養護老人ホームで生活する高齢者への対応も大変です。家庭内暴力から避難している人などへの手だても、本人任せとならざるを得ません。認知症などマイナンバーをしっかり管理できない人への対応の仕方も不明確で、医療、介護、福祉の現場は苦悩を深めています。点字表記もなく目の悪い人は、どうするのでしょうか。一人ひとり生活状況を考慮せず、大切な管理が必要な番号通知を一律に送りつける、政府の乱暴なやり方が問われています。住民全員番号通知が終わるめどもないのに、1月からマイナンバー顔写真を記載した個人番号カードを1,000万人に交付する計画を政府は持っています。しかし、身分証明以外にほとんど使い道がなく、むしろ紛失すると個人情報が漏れるリスクが極めて高いカードです。申請は任意で、強制ではありません。そんなカード危険性はほとんど触れず、普及ばかりに力を入れる政府の姿勢は、国民のプライバシーを危うくするものです。政府はマイナンバー民間分野への利用拡大も狙っていますが、一つの個人番号官民共通で広く使っている国は、アメリカなど少数です。アメリカでは、個人情報漏えいなどが大問題になっているのが実態です。そんな危険な道に踏み込むべきではありません。マイナンバー差しめ裁判が提訴されるなど、実際に番号を手にしてからも国民の不安は広がるばかりです。1月実施を延期して制度の危険性を検証、再点検し、廃止へ向け見直すことが必要との考えから本議案に反対の表明をし、討論といたします。 ○丸山高廣議長 井上議員。 ◆3番(井上健太郎議員)  それでは、私は、政風クラブ、みらい創新フロンティアネットを代表して、議案第68号、大阪狭山行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律に基づく個人番号利用に関する条例について、賛成の立場から討論いたします。 国において公平公正な社会の実現、国民の利便性の向上、そして行政の効率化を推進するため、行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法が平成27年10月5日に施行され、住民票を有する全ての人に12桁の個人番号が付番されるとともに、この番号を通知するための通知カードが本年10月以降、順次送付され、国の行政機関市町村における行政手続での個人番号利用が平成28年1月1日から開始されます。この個人番号利用に当たっては、マイナンバー法の別表に定められている事務のほか、社会保障、税、災害対策の分野の事務に類する事務について市の条例で定めるところにより必要な限度で個人番号利用できることとされており、今回の条例提案におきましては4つの医療費助成に関する事務について、本市における個人番号利用に関する取り扱いを定めるものであります。また、この条例制定以後も市民の利便性や事務の効率性効率化を踏まえ、教育委員会などの他の執行機関との連携も視野に入れた個人番号利用について引き続き精査されることとされており、さらなる効果が大いに期待できるものと考えております。今後も、国等の動向も注視するとともに、マイナンバー制度を市民が安心して利用できるよう十分な説明に努めていただくとともに、特定個人情報取り扱いに市民が不安を抱くことないよう万全な管理体制を整えていただくことを強く要望いたしまして、議案第68号、大阪狭山行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律に基づく個人番号利用に関する条例賛成討論とさせていただきます。 ○丸山高廣議長 片岡議員。 ◆10番(片岡由利子議員)  議案第68号、大阪狭山行政手続における特定の個人を識別するための番号利用に関する法律に基づく個人番号利用に関する条例について、私は、公明党を代表して、賛成の立場から意見を述べ、討論をいたします。 市条例案は、平成25年に成立しましたこの法律、いわゆるマイナンバー法第9条第2項に基づいて、主にひとり親家庭医療費助成に関するものと子ども医療費の助成に関するものと老人医療費の助成に関するものと身体障がい者及び知的障がい者の医療費の助成に関する4つの事務について個人番号利用することに関しての規定をするものであります。平成28年1月1日からの施行となります。本市の他の執行機関への提供に関しては、教育委員会、水道、消防などの追加項目は引き続き検討課題とされております。マイナンバー制度は、国民全員や企業を対象とする制度でありますので、さまざまな問い合わせや相談などが手続においても一時期は業務量が増えると想定されております。しかし、将来的には業務の効率化が大幅に行われるものであります。総務省ホームページにおきましても、この制度のメリットとして3点掲載されております。1点目は、公平公正な社会の実現として、所得や他の行政サービス需要状況を把握しやすくなるため、負担を不当に免れることや給付を不正に受けることを防止するとともに、本当に困っている人にきめ細かな支援を行えるようになりますと。2点目は、国民の利便性の向上として、添付書類の削減など行政手続が簡素化され、国民の負担が軽減されます。また、行政機関が持っている自分の情報を確認したり、行政機関からさまざまなサービスのお知らせを受け取ったりできるようになります。3点目は、行政の効率化であります。行政機関地方行政公共団体などでさまざまな情報の照合、転記入力などに要している時間や労力が大幅に削減されます。複数の業務の間で連携が進み、作業の重複などの無駄が削減されるようになりますとあります。本市でも同様であり、マイナンバー制度の理解を深めるために、これらのメリットに関してわかりやすくホームページや広報で掲載することを要望いたします。また、セキュリティーの問題につきましても9月議会で指摘させていただきましたが、人的な漏えい防止策としても市及び関係機関において徹底した取り組みを行われますように重ねて要望いたしまして、議案第68号、大阪狭山行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律に基づく個人番号利用に関する条例について、賛成といたします。 ○丸山高廣議長 上谷議員。 ◆1番(上谷元忠議員)  議案第68号、大阪狭山行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律に基づく個人番号利用に関する条例について、私は、さやま維新の会を代表して、賛成の立場から討論いたします。 近年、堺市での選挙人名簿等漏えい事件があり、大変危惧されるところではありますけれども、今回の条例制定につきまして、いわゆる番号法の施行に伴い、大阪狭山行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律に基づく個人番号利用に関する条例の制定することにより、より一層、行政サービスの向上に寄与すること、また情報漏えいの対策としても安全性を高めることにもつながるものと考え、また一般市民利便性を向上することが考えられます。以上のことから、この議案について賛成いたします。 ○丸山高廣議長 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 多数) 起立多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、議案第69号、大阪狭山下水道事業地方公営企業法を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例について、これより討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」の声あり) 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 全員) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、議案第70号、大阪狭山消費生活センターの組織及び運営等に関する条例について、これより討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」の声あり) 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 全員) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
    丸山高廣議長 続きまして、議案第71号、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び大阪狭山消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について、これより討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」の声あり) 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 全員) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、議案第72号、大阪狭山介護保険条例及び大阪狭山国民健康保険条例の一部を改正する条例について、これより討論を行います。 討論ありませんか。 松尾議員。 ◆14番(松尾巧議員)  議案第72号、大阪狭山介護保険条例及び大阪狭山国民健康保険条例の一部を改正する条例について、日本共産党大阪狭山会議員団を代表しまして、反対の立場から討論を行います。 この条例の一部改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー制度で、来年2016年1月1日から利用開始されることによるものです。赤ちゃんからお年寄りまで住民登録をしている全員に番号をつけ、医療、介護、雇用保険などの社会保障と申告など税の分野及び災害対策などの行政手続マイナンバーを活用する仕組みです。施行前に、預貯金や特定健診などにも利用を拡大しましたが、なし崩し的に拡大することは情報の流出リスクを高めるもので、大問題であります。また、企業や事業所なども、給与からの税や保険料の手続、配偶者扶養家族番号も求められます。第三者が容易に番号を知ることができますし、事業者全てが適正に管理することは不可能と思われます。自治体が規定されている範囲で条例を定めると、独自利用ができます。その一つが、介護保険料国民健康保険料徴収猶予減免等であります。本市も、通知カード簡易書留で届けられていますが、現在、千数百件が届いていないとの報告です。来年1月1日までに、全世帯に届くとは思われません。さらに、多くの方々が制度の内容を知らないし、個人情報が漏れないかと不安が広がっています。年金の大量情報流出とか、堺市での個人情報流出などが起こっていますので、当然のことであります。この制度は、国民からの要求でなく管理運用する側からであり、通知カードを手にしてからも不安を抱いております。マイナンバー制度個人事業者などにメリットはほとんどなく、所得証明書の添付とか、手続の一部が省略できる程度です。逆に、個人情報漏えいとか、プライバシーの侵害、不正使用や成り済まし被害などの危険性が高まります。既に番号制を導入している国では、情報の大量流出不正使用が大問題になっていて見直しが検討されています。マイナンバー制度は、徹底的な国民監視であり、所得、資産を効率的に把握し、一人ひとりの税金や保険料徴収強化社会保障給付抑制を図るものであると考えます。マイナンバー差しとめの裁判が提訴されたり、情報漏えい危険性が高まることは避けるべきとそういう声も上がる中、推進すべきではないと思います。来年1月実施の延期と危険性を検証し、廃止へ見直すべきと考えます。したがって、議案第72号の大阪狭山介護保険条例及び国民健康保険条例の一部を改正する条例については、反対であることを申し述べて討論といたします。 ○丸山高廣議長 松井議員。 ◆6番(松井康祐議員)  議案第72号、大阪狭山介護保険条例及び大阪狭山国民健康保険条例の一部を改正する条例について、フロンティアネット、みらい創新政風クラブを代表いたしまして、賛成の立場から討論をいたします。 本条例改正につきましては、行政手続効率性透明性、市民の利便性を高め、公平かつ公正な社会を実現するためのいわゆる番号法が本年10月5日から施行されたことを受け、介護保険及び国民健康保険法施行規則が改正されたことに伴い、徴収猶予減免申請等記載事項の改正をする必要が生じたものであり、適正な内容であると考えております。また、保険料の減免及び徴収猶予申請期限に関する改正につきましても、減免などを受けようとする利用者利便性を高めるためのものであり、賛成できるものでございます。よって、この議案については賛成させていただきたいと思います。 ○丸山高廣議長 徳村議員。 ◆9番(徳村賢議員)  議案第72号、大阪狭山介護保険条例及び大阪狭山国民健康保険条例の一部を改正する条例について、私は、公明党を代表して、賛成の立場から意見を述べ、討論とさせていただきます。 今条例の改正の理由としましては、平成27年9月に介護保険法施行規則国民健康保険法施行規則が一部改正されたことによる本市条例の改正であります。これによりまして、本市介護保険料国民健康保険料徴収猶予や減免の申請手続において現状の7日前から納付期限までに期間延長がされます。また、申請書類記載事項においては、いずれも個人番号を追加するものとされております。本条例の施行については、平成28年1月1日からの施行でございますけれども、市民の皆様に親切にご説明、広報、周知をお願いしたいと思います。また、マイナンバー制度につきましては、総務省ホームページにも示されておりますように、公平公正な社会の実現と国民の利便性の向上、また行政の効率化に寄与する改正でございます。しかしながら、まだまだ市民の方にも理解、周知がされていないことも事実であります。本市においては、個人情報漏えい、また特定個人情報漏えいにも今後ますます努めていただくことを要望し、市民の皆様の理解を得ていただくことを要望し、賛成の討論とさせていただきます。 ○丸山高廣議長 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 多数) 起立多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、議案第73号、大阪狭山市税条例の一部を改正する条例について、これより討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」の声あり) 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 全員) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、議案第74号、大阪狭山家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例並びに大阪狭山放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、これより討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」の声あり) 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 全員) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、議案第75号、大阪広域水道企業団の共同処理する事務の変更及びこれに伴う大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議について、これより討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」の声あり) 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 全員) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、議案第76号、平成27年度(2015年度)大阪狭山一般会計補正予算(第5号)について、これより討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」の声あり) 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 全員) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、議案第77号、平成27年度(2015年度)大阪狭山下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、これより討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」の声あり) 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 全員) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、議案第78号、平成27年度(2015年度)大阪狭山池尻財産特別会計補正予算(第3号)について、これより討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」の声あり) 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 全員) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、議案第79号、平成27年度(2015年度)大阪狭山水道事業会計補正予算(第1号)について、これより討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」の声あり) 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 全員) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、日程第13、議案第80号、平成27年度(2015年度)大阪狭山水道事業会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。 水道局長の説明を求めます。 ◎東野清志水道局長  それでは、議案第80号、平成27年度(2015年度)大阪狭山水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。 お手元の補正予算書1ページをお願いします。 まず、第2条の資本的収入及び支出の収入でございますが、資本的収入の既決予定額3億2,278万8,000円に分担金で1,673万3,000円を増額し、補正後の額を3億3,952万1,000円とするものでございます。また、支出でございますが、既決予定額5億7,803万3,000円に固定資産購入費で27万3,000円を増額し、補正後の額を5億7,830万6,000円とするものでございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億3,878万5,000円は、消費税資本的収支調整額2,781万5,000円と損益勘定留保資金1億1,097万円、建設改良積立金1億円をもって補填するものでございます。 次に、第3条でございますが、予算第9条に定めた棚卸資産購入限度額を27万3,000円増額し、既決予定額967万7,000円を995万円に改めるものでございます。 それでは、事項別明細書により説明いたします。 7ページをお願いします。 まず、収入でございますが、住宅開発等の増加により受益者から徴収する分担金収入の増加に伴い、資本的収入、分担金、給水分担金を1,673万3,000円増額し、5,600万円とするものでございます。また、支出では、住宅開発等の増加による開発時に取りつけいたします水道メーターの増加に伴います固定資産購入費の増加で、資本的支出、固定資産購入費、機械及び装置、量水器で27万3,000円を増額し、77万1,000円とするものでございます。 次に、8ページをお願いします。 平成27年度(2015年度)棚卸資産購入限度額でございますが、固定資産購入費で増額した額と同額を補正し、水道メーターで77万1,000円に補正をお願いするものでございます。 以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○丸山高廣議長 質疑をお受けいたします。 質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) 質疑を終結いたします。 本案につきましては、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ご異議なしと認め、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」の声あり) 討論を終結します。 これより採決を行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立 全員) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○丸山高廣議長 続きまして、日程第14、意見書案第9号、ブラッドパッチ療法保険適用及び脳脊髄液減少症治療推進を求める意見書についてを議題といたします。 (別紙)    ブラッドパッチ療法保険適用及び脳脊髄液減少症治療推進を求める意見書 脳脊髄液減少症は、交通事故、スポーツ外傷等、身体への強い衝撃により、脳脊髄液が漏れ、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感等の様々な症状が発症する病気である。その症状は、外見的には見えないため、医療現場や交通事故時の保険関係者の無理解に、患者及び家族は肉体的、精神的な苦痛を味わってきた。 国は、平成19年に厚生労働省研究班を立ち上げ、平成23年には脳脊髄液減少症の一部である「脳脊髄液漏出症」の診断基準が定められた。 また、平成24年にはブラッドパッチ療法が「先進医療」として承認され、平成26年1月に行われた先進医療会議においては、治療法であるブラッドパッチ療法の有効率は82%(527件中432件が有効)と報告されたところである。さらに、「外傷を機に発生する脳脊髄液の漏れ」の診断基準の研究がなされており、ブラッドパッチ療法保険適用が切に望まれる。 よって、国におかれては、下記の事項について早期に実現されるよう強く要望する。          記 1 脳脊髄液減少症の治療法であるブラッドパッチ療法保険適用とすること。 2 厚生労働省の研究事業において、18歳未満の症例を加えること。 3 脳脊髄液減少症の早期発見・早期治療のため、医療関係機関への情報提供を徹底すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成27年(2015年)12月21日              大阪狭山市議会 本案を可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ご異議なしと認め、本案は可決されました。 ○丸山高廣議長 以上をもちまして本日の日程は全て終了し、今12月定例月議会に付議された議案は全て議了いたしました。 それでは、市長のご挨拶をお願いいたします。 ◎古川照人市長  それでは、12月定例月議会の最終日に当たりましてご挨拶を申し上げます。 今議会にご提案申し上げました全ての議案につきまして慎重なご審議をいただき、全議案とも原案のとおり可決、ご承認をいただきましたこと、厚くお礼を申し上げます。また、会期中にいただきました貴重なご意見、ご提言につきましては、今後の市政運営の参考にさせていただきたいと存じます。 それでは、幾つかのご報告をさせていただきます。 まずは、狭山池クリーンアクションについてでございます。12月26日土曜日午前10時から、ことし最後の狭山池クリーンアクションが行われます。狭山池まつり実行委員会クリーンアクション部会の皆様が中心となって、多くのボランティアの方々と毎月第4土曜日に池周辺の清掃活動を行っていただいており、今回で177回目を迎えます。狭山池クリーンアクションは、地域の子どもたちから高齢者の方々まで、あるいは大阪狭山市内で学ぶ学生さんや働く人たち、また他市から毎回参加される方もおられるなど、幅広い人の出会い、人と人とをつなぐ場となっております。狭山池の美しい景観を守り、次代に引き継ぐためにも、多くの方々のご参加をお願い申し上げます。 次は、図書返却ポストの設置についてでございます。市立図書館で借りた本が金剛駅前と大阪狭山市駅前で返却できるよう、両駅の駅前に返却ポストを設置いたします。ポストに返却されました図書は、1日1回の頻度で回収をいたします。なお、返却ポストは、来年1月6日からご利用いただけます。 次に、消防出初め式についてでございます。年が明けまして1月10日日曜日に、さやか公園におきまして平成28年度消防出初め式を実施いたします。消防団員や消防署員、女性防火クラブによる行進を初め、華麗なはしご演技、一斉放水を行います。寒風の中ではございますが、皆様のご来場をお願い申し上げます。 次に、新春こどもまつりについてでございます。同じく1月10日日曜日に、市立公民館におきまして新春こどもまつりを実施いたします。子どもたちがさまざまな体験や交流をできるよう、公民館の利用団体やボランティア団体のご協力により、クラフト教室を初め、丸太切り体験や模擬店など盛りだくさんの内容となっております。ぜひ、ご家族でお越しいただきたいと思います。 次に、成人式についてでございます。来年の成人式は1月11日、成人の日にSAYAKAホールで行います。今回の成人式も、公募による若者たちの成人式企画運営委員が企画立案し、開催するものでございます。対象となる新成人は、12月1日現在で650名でございます。多くの市民の皆様とお祝いをしたいと思っておりますので、ぜひともご参加のほど、よろしくお願いを申し上げます。 次に、第59回南大阪駅伝競走大会並びに第44回大阪狭山市民マラソン大会についてでございます。2月7日日曜日に、PL教団の敷地内で第59回南大阪駅伝競走大会が実施されます。大阪狭山市からは、狭山中学校と第三中学校の生徒や狭山高校の生徒、また本市の小学校の先生、そして市役所の職員チームも参加を予定いたしております。また、2月28日日曜日には、体育協会とスポーツ推進委員会のご協力を得まして、狭山池の周遊道路をコースに市民マラソン大会を実施いたします。ファミリーの部から壮年の部まで年齢に応じ、フルマラソンの10分の1の4.2キロコース、そして20分の1の2.1キロコースに分かれて行います。申し込みは来年2月1日まででございますので、奮ってのご参加をお願い申し上げます。寒風の中、懸命に走り抜ける選手たちに温かい応援のほど、よろしくお願い申し上げます。 さて、ことしも残すところあと10日余りとなりました。例年になく暖かい日が続いておりましたが、これから本格的な冬が到来いたします。年末年始、何かとご多忙とは存じますが、くれぐれも健康にご留意をいただきまして、ご家族おそろいで健やかに新年を迎えられますことをご祈念申し上げさせていただきたいと思います。そして、迎えます平成28年が議員並びに市民の皆様にとりまして幸多き年になりますことを心からお祈り申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。この1年、大変お世話になりました。ありがとうございました。 ○丸山高廣議長 それでは、12月定例月議会終了に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 今12月定例月議会は、去る11月30日に開いて以来、本日まで提案されました多数の議案につきまして終始熱心に審議され、本日ここに全議案を議了し、無事終了できますことを厚くお礼申し上げます。 また、議員を初め、理事者各位のご心労、ご努力に対し、ここに深く感謝の意を表する次第でございます。 理事者各位におかれましては、審議の過程に表明されました議員各位の意見並びに要望を尊重し、執行の上に十分反映されますよう強く要望いたす次第でございます。 年の瀬も迫り、本年も残すところあとわずかとなりました。皆様方には何かとご多忙のことと存じますが、ご自愛をいただき、輝かしい新年をお迎えくださいますようご祈念申し上げます。 また、今後とも市政の積極的な推進にご尽力いただきますようお願い申し上げまして、会議の終了に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。 なお、あす22日から明年2月28日までを休会とし、次回の会議は、平成28年2月29日に開きます。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。     午後1時28分 散会会議の経過を記載し、その相違ないことを証するため、署名する。    大阪狭山市議会議長 丸山高廣    大阪狭山市議会議員 徳村 賢    大阪狭山市議会議員 片岡由利子...