令和 2年 12月 定例会(第6回) 令和2年 第6回
交野市議会定例会会議録1. 招集 令和2年11月27日 午前10時00分 第6
回議会定例会を交野市議場に招集された。1. 開会 令和2年11月27日 午前10時00分1. 開議 令和2年11月27日 午前10時07分1
. 出席議員 (議席) 1番 臼口誠二 2番 岡田伴昌 3番 伊崎太陽 4番 久保田 哲 5番 野口陽輔 6番 松本直高 7番 片岡弘子 8番 松村紘子 9番 山本 景 10番 皿海ふみ 11番 北尾 学 12番 藤田茉里 13番 友井健二 14番 中谷政人 15番
三浦美代子1
. 議会事務局職員出席者 局長 奥西 隆 次長 大湾桂子 係長 小林彰太 係員 松井彰宏1.法第121条による出席者 市長 黒田 実 副市長 倉澤裕基 教育長 北田千秋 理事兼健やか部長 川村 明 理事兼
都市整備部長 有岡暢晋
危機管理室長 盛田健一 総務部長 松下篤志
企画財政部長兼新
庁舎整備室担当部長 近田邦彦 市民部長 小川暢子 福祉部長兼
福祉事務所長 艮 幸浩 環境部長 濱中嘉之
都市計画部長 竹内一生 教育次長兼
教育総務室長 学校教育部長 足立多恵 大湾喜久男 生涯
学習推進部長 竹田和之
水道事業管理者職務代理者水道局長 松川 剛
消防本部消防長 山添 学
消防本部消防次長兼消防署長 山田健治
行政委員会事務局長 河野宏甲 議事日程 令和2年11月27日日程第1
会議録署名議員指名日程第2 会期の決定日程第3 議案第53号 令和元年度交野市
一般会計歳入歳出決算認定について日程第4 議案第56号 令和元年度交野市
公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について 以上、
総務文教常任委員会付託議案日程第5 議案第54号 令和元年度交野市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第6 議案第55号 令和元年度交野市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第7 議案第57号 令和元年度交野市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 以上、
都市環境福祉常任委員会付託議案日程第8 報告第21号
専決処分事項報告について(和解及び損害賠償の額の決定)日程第9 報告第22号
専決処分事項報告について(和解及び損害賠償の額の決定)日程第10 報告第23号
専決処分事項報告について(和解及び損害賠償の額の決定)日程第11 報告第24号
専決処分事項報告について(和解及び損害賠償の額の決定)日程第12 報告第25号
専決処分事項報告について(和解及び損害賠償の額の決定)日程第13 議案第70号
交野市立保健福祉総合センター条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第71号 交野市
国民健康保険条例及び交野市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第72号 交野市
介護保険条例の一部を改正する条例について日程第16 議案第73号 交野市
火災予防条例の一部を改正する条例について日程第17 議案第74号 権利の放棄について日程第18 議案第75号 市道の廃止及び認定について日程第19 議案第76号 令和2年度交野市
一般会計補正予算(第8号)について日程第20 議案第77号 令和2年度交野市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について日程第21 議案第78号 令和2年度交野市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について日程第22 議案第79号 令和2年度交野市
下水道事業会計補正予算(第3号)について日程第23 議案第80号 交野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について日程第24 議案第81号 交野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について日程第25 議案第82号 交野市
教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について日程第26 議案第83号
交野市水道事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例について (午前10時00分 開会)
○議長(
三浦美代子) おはようございます。本日はご参集いただきありがとうございます。 これより本日をもって招集されました令和2年第6
回議会定例会を開会いたします。 ただいま、理事者から挨拶したい旨の申出がありますので、発言を許可いたします。黒田市長。
◎市長(黒田実) おはようございます。令和2年第6
回議会定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、第6回の定例会を招集させていただきましたところ、公私ご多忙の中、ご出席をいただき、誠にありがとうございます。 また、継続審査となっておりました令和元年度の一般会計、特別会計の決算認定につきましては、閉会中に各
常任委員会で慎重なるご審議をいただきました。重ねて御礼申し上げます。 朝夕の冷え込みも増し、交野の里も紅葉の季節となりました。この秋は、
新型コロナウイルスの影響で、行事、イベントの中止、縮小が続いていますが、小・中学校におきましては、修学旅行を10月半ばの間で実施させていただきました。議会の皆様には、移動でのバスの利用、バスの増車あるいは宿泊において部屋の増室など、感染対策を心がけた行程、宿泊に関わる費用や、やむを得ず中止となった場合の
キャンセル料の予算確保にご理解をいただき、何よりも児童・生徒のご家族の皆様、学校現場の皆様には
感染拡大防止にご協力をいただき、全校無事に終えることができました。心より感謝申し上げます。 現在、全国の
新型コロナウイルス感染者は、7月、8月の水準を大きく上回り、第3波の到来として最大限の警戒を要する状況となってまいりました。大都市での入院患者数、重症者数も増え、医療体制の維持について、専門家からは危機感が示されているところであります。 本市といたしましては、休日急病診療所の診療体制を変更するなどの対策を行っておりますが、今後も状況を注視しながら、関係機関と連携を図り、対応してまいりたいと考えております。 また、
インフルエンザとの同時流行が懸念される中、無料で実施しております高齢者の
インフルエンザ予防接種は、例年以上に多くの方々に接種いただいており、予防接種に係る費用の増額も含めた補正予算を今議会に提出いたしております。 この週末には、ほしだ園地でのおりひめの里特産市や、規模を縮小しての農業まつりが開催されます。市民の皆様には、自然豊かな交野の秋を満喫いただきますとともに、引き続き感染予防、
感染拡大防止対策へのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げるところでございます。 さて、本
議会定例会におきましては、和解及び損害賠償の額の決定に関する
専決処分事項報告5件、条例の一部改正に関する議案8件、権利の放棄に関する議案1件、市道の廃止及び認定に関する議案1件、令和2年度交野市
一般会計等の補正予算に関する議案4件、以上、報告、議案合わせて、合計19件のご審議をお願い申し上げます。何とぞ慎重なるご審議をいただき、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 なお、各議案等につきましては、上程の際、それぞれの提案理由を説明申し上げます。簡単ではございますが、本
議会定例会の開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
三浦美代子) 次に、事務局から本日の議員の出席状況及び諸般の報告を受けることとします。事務局長。
◎事務局長(奥西隆) おはようございます。初めに、議員の出席状況をご報告申し上げます。本日の
会議出席議員は15名で、全員出席でございます。 次に、第5
回議会臨時会終了後、本日までの議長報告及び諸会議の報告を申し上げます。 まず、議長報告としまして、監査の報告がございます。お手元にご配付のとおり、議長宛てに
例月現金出納検査及び随時監査並びに定期監査及び行政監査の結果報告が提出されております。なお、詳細につきましては、関係書類を事務局で保管しておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、諸会議の報告を申し上げます。 まず、11月9日、枚方市内におきまして第158回
河北市議会議長会が開催され、議長、副議長が出席されました。
管外行政視察や
合同研修会について協議されました。 次に、11月10日、大阪市内におきまして開催が予定されておりました第291回大阪府
市議会議長会総会につきましては、
新型コロナウイルスの影響で書面会議となりました。 次に、11月12日、東京都千代田区におきまして第169回
社会文教委員会が開催され、議長が出席されました。今後の要望活動の方法や運営について議論されました。 次に、11月12日、東京都千代田区におきまして令和2年度
治水事業促進全国大会が開催され、片岡議員、野口議員、伊崎議員が出席されました。治水事業を取り巻く現状と課題をテーマに、河川やダムの整備効果や被災地域の復旧に向けた取組等議論されました。 以上で報告を終わります。 (午前10時07分 開議)
○議長(
三浦美代子) これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しています議事日程のとおり定めていますので、ご了承願います。 日程第1
会議録署名議員指名を議題といたします。
会議録署名議員は
交野市議会会議規則第88条の規定により、議長において1番臼口議員、2番岡田議員を指名いたします。 日程第2 会期の決定を議題といたします。お諮りします。
今期定例会の会期は本日から12月22日までの26日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
◆(全員) 異議なし。
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、会期は26日間と決定いたしました。 お諮りします。議事整理の都合上、
総務文教常任委員会の審査報告は、
当該委員会に付託された案件を一括して報告願うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、
総務文教常任委員会に付託された案件の審査報告は、委員長から一括報告願うことに決しました。 日程第3 議案第53号 令和元年度交野市
一般会計歳入歳出決算認定について 日程第4 議案第56号 令和元年度交野市
公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について 以上2件を一括議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
総務文教常任委員会、
野口委員長。
◆
総務文教常任委員長(野口陽輔) 皆さん、おはようございます。ただいま議題となりました議案第53号及び56号の2件について、
総務文教常任委員会における審査の報告をさせていただきます。 各議案については、去る9月4日の本会議において、それぞれ当委員会に付託され、9月9日開催の委員会で、今後もなお一層慎重審査を要することから、閉会中継続審査を行うものと決定をし、10月2日の本会議において報告をいたしました。その後、議会閉会中の10月19日から21日の3日間にわたり委員会を開き、審査を行ったものであります。 委員会では、多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査を行いましたが、時間の都合上、その概要の報告とさせていただきます。 なお、質疑、答弁の詳細については、事前に配付いたしました
総務文教常任委員会会議録令和2年10月19日開会、21日閉会分の校正前原稿をご覧いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 まず、議案第53号 令和元年度交野市
一般会計歳入歳出決算認定については、反対討論といたしまして、「令和元年度の市政運営は、全体として多くのことが結論ありきで進められ、適切な情報提供や説明責任を果たし、市民との丁寧な合意形成を図っていくという民主的な
自治体運営が十分に行われておらず、計画実施を押し切っていく姿が幾度も見られたことは残念でならない。具体的には、公立あまだのみや幼児園の民営化、魅力ある
学校づくり事業の基本方針・基本計画、税の差押え、
庁舎整備基本構想、ゆうゆうバスの廃止に課題があると考え、反対する。」との討論がありました。賛成討論といたしまして、「依然として厳しい財政状況が続く中、
市民サービス、福祉、教育において一定の向上や改善が見られ、予算が適正に執行されたことを確認した。災害対応、
感染症対応、庁舎整備、
小中一貫校建設といった課題への取組については、市民の周知、説明等をしっかり行っていただき、引き続き公正・公平で持続可能な行政運営に徹することを要望し、賛成する。」、また「評価される事業等もあったが、一方、契約関係、
公共施設等の
マネジメント、財政運営などの課題等も浮き彫りにされた。再度、令和元年度の決算を審査、精査、検討して、令和3年度
一般会計予算に反映していただくようお願いをして、賛成する。」との討論があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第56号 令和元年度交野市
公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定については、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で当委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。
○議長(
三浦美代子)
委員長報告はお聞きの次第です。 これより議案第53号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。12番、藤田議員。
◆12番(藤田茉里) それでは、令和元年度交野市
一般会計歳入歳出決算認定について、日本共産党を代表し、反対の立場で討論を行います。 令和元年度の市政運営は、住民の福祉の増進を図り、最少の経費で最大の効果を挙げることが求められている自治体の役割に照らして、多くの課題があると考えております。 まず、全体として、多くのことが結論ありきで進められ、適切な情報提供や説明責任を果たし、市民との丁寧な合意形成を図っていくという民主的な
自治体運営が十分に行われておらず、計画実施を押し切っていく姿が幾度も見られたことは残念でなりません。市民との信頼関係があってこその自治体だということを改めて考えていただき、今後、交野市に暮らす全ての市民から信頼される市政運営がされることを強く求めます。 以下、具体的に反対の理由を述べます。 1点目は、公立あまだのみや幼児園の民営化を、令和2年4月から実施することを目的に進められてきました。保護者をはじめとする多くの市民が反対する中で、
民営化基本方針で約束した事項さえ十分に守られず、これまでの公立の保育を引き継ぐ移行保育などのスケジュールが大幅に短縮されたこと、また工事が遅れ、園舎もできていないのに民営化実施時期を変更せず強行したことで、保護者や現場の職員に大きな不安や不信感を与えたことは問題であると考えます。 あわせて、
民営化計画が出されてきた当初から、日本共産党は公的保育の後退につながるだけでなく、民間園の運営の厳しさや
保育士確保の困難さを指摘してきましたが、既に三者協議会の中で、運営者側から、職員がぎりぎりで保育を行っており、1人の休みを取得することも大変な状況にあることや、求人をかけてもなかなか
保育士確保が厳しい状況にあることが言われており、来年度から大幅に定員を拡大する中で、円滑な保育運営が実施できるのか懸念しているところです。民営化を強行した市の責任は重く、引き続き円滑な保育運営がされるよう、市として責任を果たしていただくことを求めます。 2点目は、魅力ある
学校づくり事業についてです。令和元年度は、一中校区の施設一
体型小中一貫校の建設に当たり、
基本的コンセプトをまとめた基本方針・基本計画の作成年度であり、当初予算額で2千500万円の事業委託が行われ、進められてきました。その委託費の内訳として、事業手法を調査し、結果と結論を基本方針・基本計画に明記するために1千万円が計上され、実施したにもかかわらず、完成した基本方針・基本計画にはその結論が示されておりません。答弁では、その結論は
教育委員会が示すものではないということでした。しかし、業務委託を行った当初の目的がきっちりと果たされず、学校に関わる今後の維持管理も含めての手法がいまだに示されていないことは、10回の
市民説明会を終えた現在、どのような結論になるかは別にしても、説明責任を果たしたとは到底言えず、予算執行の点においても不十分と言わざるを得ません。加えて、この基本方針・基本計画が市民への
パブリックコメントも実施されない中で決定されたことには、改めて大きな問題があると指摘し、説明責任を果たし、市民との合意形成を十分に図ることを改めて求めます。 3点目は、税の差押えについてです。昨年度の決算審査のときにも改善を求めてきましたが、税滞納者に対する差押えの状況の中で、特に預貯金の差押えについて、給与や年金の支給日に預金口座に入っているからと、地方税法で定める
差押え禁止額を計算せず、差押え業務を執行していることは、生存権をも侵害する重大な問題であり、大阪高裁の判例も踏まえた早急な改善を求めるものです。 4点目は、
庁舎整備基本構想についてです。新庁舎をいきいきランドへ移転、建て替えする前提で進められてきましたが、それに伴う多くの課題解決に向けた取組が極めて不十分で、また基本構想で示された建設費の算出根拠も非常に不透明でずさんだったと言わざるを得ません。また、市民を巻き込み、多くの時間と予算をつぎ込んだ結果として現在の状況となっていることを考えれば、
予算執行状況が適切だったという判断はできません。貴重な税金が無駄にならないよう、体制も含めた見直しを求めます。 また、今後の取組としては、もう一度、耐震化や
整備パターン別の事業費やそれぞれのメリット、デメリットを示していただき、財政的なバランスに留意しながら、市民の納得が得られる事業となるよう取り組んでいただきたいと要望いたします。 5点目は、交野市の大切な福祉施策であった、ゆうゆうバスの廃止に向けた取組が強行され、それに代わる新たな外出支援策が審議会で否決されたにもかかわらず、市は廃止ありきの方針を変えず、異常な運営がされてきたことは大問題です。また、廃止後、既に多くの高齢者や障がいを持つ方の日常生活に外出困難という交野市の福祉を後退させる結果をもたらしていることを重く受け止めていただきたいと思います。また、こうした状況は、廃止前から2千件もの
パブリックコメントや、市へ提出された1万筆にも及ぶ署名の中でも指摘されており、十分に想定できた事態です。改めて、
行政施策実行のプロセスが民主的だったのか、福祉の増進に寄与する内容だったのかを見直し、外出支援策の早急な改善を求めます。 以上、反対の理由といたします。
○議長(
三浦美代子) ほかにありませんか。3番、伊崎議員。
◆3番(伊崎太陽) 令和元年度交野市
一般会計歳入歳出決算認定について、大阪維新の会を代表し、賛成討論を行います。 本決算につきましては、委員会でも他の委員の皆様から多々ご意見、ご指摘はございましたが、依然として厳しい財政状況が続く本市におきましても、
市民サービス、福祉、教育において一定の向上や改善が見られ、令和元年度の予算が適正に執行されましたことを確認いたしました。 また、災害対応、
感染症対応、庁舎整備、施設一
体型小中一貫校建設等、残る課題解決につきましては、市民周知、説明等をしっかりと行っていただき、引き続き公正・公平で持続可能な行政運営に徹していただくことを要望し、本決算につきまして賛成とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) ほかに。13番、友井議員。
◆13番(友井健二) 議案第53号 令和元
年度一般会計歳入歳出決算認定について、公明党を代表して賛成討論を行います。 委員会で種々質疑、答弁が行われ、決算審査がされました。その中で、評価される事業等もありましたが、その一方で課題等も浮き彫りにされたと思います。例えば、競争入札、随意契約などの契約関係、さらには
包括管理運営を含む
公共施設等の
マネジメント、さらに財政の見通し、財政運営など、これから再度、令和元年度の決算を審査、精査、検討して、来年度、令和3年度
一般会計予算に反映していかれるようお願いして、賛成の討論とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) これをもって討論を終結します。 これより議案第53号を採決します。本件は
委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者 起立)
○議長(
三浦美代子) 起立多数です。よって、本件は
委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第56号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 討論なしと認めます。 これより議案第56号を採決します。本件は
委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
◆(全員) 異議なし。
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり認定されました。 議事整理の都合上、
都市環境福祉常任委員会の審査報告は、
当該委員会に付託された案件を一括して報告願うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、
都市環境福祉常任委員会に付託されました案件の審査報告は、委員長から一括報告願うことに決しました。 日程第5 議案第54号 令和元年度交野市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第6 議案第55号 令和元年度交野市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第7 議案第57号 令和元年度交野市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 以上3件を一括議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
都市環境福祉常任委員会、
岡田委員長。
◆
都市環境福祉常任委員長(岡田伴昌) おはようございます。ただいま議題となりました議案第54号、55号及び57号の3件について、
都市環境福祉常任委員会における審査の報告をさせていただきます。 各議案については、去る9月4日の本会議において、それぞれ当委員会に付託され、9月9日開催の委員会で、今後もなお一層慎重審査を要することから、閉会中継続審査を行うものと決定し、10月2日の本会議において報告いたしました。その後、議会閉会中の10月23日に委員会を開き、審査を行ったものです。 委員会では、多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査を行いましたが、時間の都合上、その概要の報告とさせていただきます。 なお、質疑、答弁の詳細については、事前に配付しました
都市環境福祉常任委員会会議録の校正前原稿をご覧いただきますようよろしくお願い申し上げます。 まず、議案第54号 令和元年度交野市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、反対討論として、「
国保加入世帯の所得状況は、約82%が200万円未満という厳しい中、保険料がさらに引き上げられ、高い保険料となっている。一方で、財政調整基金は1億5千万を積み増しし、実質収支も2億1千800万円となっている。これらの財源を使えば保険料の引下げは可能であり、大阪府の保険料統一に合わせるために高い保険料を市民に押しつけるべきではない。無理な統一はやめるよう、市として府に意見を上げるとともに、今、可能な保険料の引下げや子育て支援のための子供の均等割減免などに取り組むことを強く求める。また、生活を脅かす強引な差押えはやめるべきであり、特に預金の差押えについては、大阪高裁の判決や国税庁の通達の趣旨を遵守することを改めて求め、反対する。」との討論がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第55号 令和元年度交野市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、反対討論として、「基準額が引き上げられ、高齢者の大きな負担となっている一方で、介護給付費準備基金が増えていることは保険料を高く取り過ぎていたことを示すものであり、保険料引下げに充てるべきである。あわせて、低所得者に対する保険料、利用料の減免制度をつくることを要望する。また、令和元年度から本格的に開始された総合事業では、大半の方が基準緩和型のサービスに置き換えられており、従来型のサービスを必要としても受けられない状況のため、改善を強く求める。」との討論がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第57号 令和元年度交野市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定については、反対討論として、「低所得者への軽減特例の廃止がさらに進められ、均等割の9割軽減を受けていた約2千100名の方が8割軽減に下げられ、所得の低い高齢者にとって大きな打撃となった。そうした中で、保険料を滞納している方に18件もの差押えを行ったことは大きな問題である。差押えではなく、生活実態に寄り添った納付相談で対応することを求める。」との討論がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で当委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。
○議長(
三浦美代子)
委員長報告はお聞きの次第です。 これより議案第54号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。10番、皿海議員。
◆10番(皿海ふみ) 議案第54号 令和元年度交野市国民健康保険特別会計決算認定について、日本共産党を代表して、反対の討論を行います。 令和元年度の国民健康保険加入世帯の所得の状況は、約82%が所得200万円未満という厳しい状況が進む中、保険料がさらに引き上げられ、所得の15%から20%にも及ぶあまりにも高い保険料となっています。 一方で、国民健康保険財政調整基金は、さらに1億5千万円を積み増しして5億4千万円にも増え、実質収支も2億1千800万円の黒字となっています。これらの財源を保険料軽減のために使えば、引下げは十分に可能です。大阪府が保険料を統一していこうとする方針に合わせるために、今、財源があるのに、必要以上に高い保険料を市民に押しつけるべきではありません。 近隣市でも、基金を活用して保険料を軽減する努力が行われています。保険料や市が独自の努力で取り組んできた減免制度まで統一させていこうとする府の方針に対して、無理な統一はやめるように市としても意見を上げていただくとともに、今、可能な保険料の引下げや減免の拡充、子育て支援のための子供の均等割の減免などに取り組むことを強く求めます。 また、差押えの問題では、預貯金、給与、年金など285件もの差押えを行っていますが、払いたくても払えない高過ぎる国保料にこそ問題があり、生活を脅かす差押えはやめるべきです。特に、給与や年金が預金口座に振り込まれた直後に、
差押え禁止額に当たる部分まで差し押さえることは違法であるとの大阪高裁の判決や国税庁の通達の趣旨を遵守し、差押え禁止部分まで差し押さえてきたこれまでの対応を直ちに改めることを求めまして、反対の討論といたします。
○議長(
三浦美代子) ほかに。9番、山本議員。
◆9番(山本景) 私より、議案第54号、令和元年度国民健康保険特別会計について、賛成の立場から討論をいたします。 そもそも、国民健康保険という制度は、企業にお勤めの方々、そしてまた公務員の方といった、そういった方は別制度にて保険に加入しておりますので、構造上、所得の少ない方の加入が多くて、また年齢別でも高齢者の加入が多く、結果的に、構造的に保険に対しては厳しいという、これはもう我が国全体の問題がございます。 一方で、この制度は大変すばらしいもので、アメリカだったらメディケアとかメディケイドとか、あと民間の保険がありますが、どうしても数千万単位の方が結果的にカバーし切れなくて未保険、保険に加入できないという問題がありますが、それらの問題を解消できているのは、この国民健康保険という我が国の世界に誇るべき制度により成り立っております。 ただ、その制度にも、やはりかなり無理がこれまであって、市町村単位でこれまで運営しておりました。結果的に、高齢化が特に進んでいる地域や所得が少ない地域については保険財政が厳しいといった問題があって、2018年4月から、国は年間3千400億円もの公費を投入して、都道府県、より財政の基盤の強い都道府県による財政の運営に変更がなされております。 これらというのは、国民健康保険を守るための制度が図られ、そしてまた市町村単位の不公平が、結果として是正がなされました。これ、法定外繰入れを増やすべきという意見が一方でありますが、それをやってしまったら、結果として、多額の公費を投入したにもかかわらず、新たな市町村の不公平を生じさせるおそれもございます。 また、保険料の設定については、高過ぎる、高い、そういった意見もありますが、中には所得が200万で国保料400万という表現、まず見かけますけれども、ただこれ、収入と所得というのはそもそも別のものでございます。収入があって、そこから様々な経費等を引いて、それが所得になるのであって、実際に所得の200万というのは年収だったら300万円は超えている状況であって、決して高過ぎるというのは、これは事実と異なるものと、そのように考えております。また、所得が少ない場合については、一定減免制度が設けられますし、我が国の収入取得の計算の関係上、遺族年金や障害年金については一切所得としてカウントされませんので、実質的な負担というのは、見かけ上のものよりもかなり少ないものと思料がなされます。本市においても、そういったことも一定考慮をした上での国民健康保険の運営がなされているものと思料いたします。 差押えについては、確かに大阪高裁にて一部判例変更がなされましたが、ただ、その変更に基づいた市の運用をすればいいだけの話であって、差押えそのものを否定するものではありません。やはり、払う人と払わない人、そういった方々、様々いらっしゃいますが、公正・公平な行政運営が必要でございます。いたずらに差押えばかりを批判しては、結果として現場の差押えに当たる職員の士気にも関わるものと考えます。 以上、そういった国民健康保険に関わる背景をるる申し述べましたが、市の国民健康保険に係る様々な業務については、一定国の都道府県化にのっとった適切な運営がなされていると考えまして、本決算には賛成をいたします。 以上でございます。
○議長(
三浦美代子) これをもって討論を終結します。 これより議案第54号を採決します。本件は
委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者 起立)
○議長(
三浦美代子) 起立多数です。よって、本件は
委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第55号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。10番、皿海議員。
◆10番(皿海ふみ) 議案第55号 令和元年度交野市介護保険特別会計決算認定について、日本共産党を代表して、反対の討論を行います。 平成30年度から3年間の第7期介護保険事業計画では、介護保険料の基準額が年額6万4千320円と、6期に比べ、さらに3千240円引き上げられ、介護保険料は高齢者の大きな負担となっています。 その一方で、介護給付費準備基金が7億6千万円にも増えていることは、保険料を高く取り過ぎていたことを示すものであり、全額を保険料引下げに充てるべきです。あわせて、低所得者に対する保険料の減免制度の拡充、利用料の減免制度をつくることを要望いたします。 また、令和元年度から本格的に開始された総合事業では、従来相当のサービスを受けられているのは、訪問型の約3割、通所型の約2割に限定され、大半が基準緩和型のサービスに置き換えられていますが、資格のあるヘルパーによるサービスなど、従来相当のサービスを受けられる要件が厳しく、必要なサービスを利用できないとの声が聞かれます。必要な方が従来相当サービスを利用できるように基準を改善すること、併せて事業所に負担を強いている低い報酬単価の引上げを求めまして、反対の討論といたします。
○議長(
三浦美代子) ほかに。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) これをもって討論を終結します。 これより議案第55号を採決します。本件は
委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者 起立)
○議長(
三浦美代子) 起立多数です。よって、本件は
委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第57号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。10番、皿海議員。
◆10番(皿海ふみ) 議案第57号 令和元年度交野市
後期高齢者医療特別会計決算認定について、日本共産党を代表して、反対の討論を行います。 令和元年度には、保険料の低所得者への国の軽減特例の廃止が進められ、均等割の9割軽減を受けていた約2千100人の方が8割軽減に下げられ、保険料が均等割だけで2倍に跳ね上がり、所得の低い高齢者にとって大きな打撃となりました。 そのような中で、保険料を払えず滞納している方に18件もの差押えを行っていることは大きな問題です。75歳以上の後期高齢者、特に所得が少ない普通徴収の方に対して、年金や預金等の差押えを行うことは、直ちに高齢者の命、健康を脅かすおそれがあります。差押えではなく、生活に困難のある高齢者の生活実態に寄り添った支援こそを強め、丁寧な納付相談で対応することを求めます。 以上、反対の討論といたします。
○議長(
三浦美代子) ほかに。9番、山本議員。
◆9番(山本景) 議案第57号、
後期高齢者医療特別会計につきまして、賛成の立場から討論いたします。 そもそも、
後期高齢者医療制度というのは、75歳以上の方や65歳以上で一定の障がいを持った人のための医療保険制度で、1割または3割の負担で医療サービスが受けられます。特に重要なのは、保険料のところなんですけれども、都道府県ごとで決まっている均等割と所得割の合算なんですが、もともと従来は老人保健制度といいまして、公費50%、国民健康保険と社会保険からの支援金50%、要は自己負担なしでこれまでやっていた。ただ、あまりにもそれだと現役世代と後期高齢者世代との負担のところが不公平だということで、一定見直しがなされまして、国保と社会保険からの負担の割合、これ40%に削減されて、10%を75歳以上、後期高齢者の保険料で割り当てることになったところで、そもそも制度自体が、後期高齢者の負担というのは極めて少ないという保険制度になっております。 結果的に、受益者の応分の負担がなされて、一方で現役世代にあまりにも大きな負担を押しつけないような制度に改善がされておりますが、保険料が高いという意見はありますけれども、保険料を安くしてしまうということは、逆に言ったら、現役世代の方々に今まで以上の負担を負わせることになってしまいます。 これ、保険料の徴収に関して申しますと、ほとんど特別徴収、特別徴収といってもなかなか分かりにくいんですが、年金から天引きされておりまして、結果的にほとんどの方は収納率100%、払っているという状況で、よほどの低いケースとか例外的なケースが普通徴収、普通のほうが極々少ないという、日本語としてちょっとどうなのかなと思うところはありますけれども、これで差押えになるというケースというのは、これよほどの悪質性がなければないというような、そういう制度設計になっており、本市はその原則にのっとって、ほとんどの収納が天引きで、ごくごく一部のケースに限ってのみ差押えをしている、それについても適切になされているものと思います。 市町村での不公平が解消され、また後期高齢者世代と現役世代とが適切に負担し、現役世代に過度に負担にならないように制度が設計をされており、そしてその徴収についても、そのほとんどが天引きによりなされており、適切に執行なされていることから、本決算には賛成をいたします。 以上でございます。
○議長(
三浦美代子) これをもって討論を終結します。 これより議案第57号を採決します。本件は
委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者 起立)
○議長(
三浦美代子) 起立多数です。よって、本件は
委員長報告のとおり認定されました。 日程第8 報告第21号
専決処分事項報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を議題といたします。 本件に関し、理事者からの報告を求めます。大湾教育次長兼
教育総務室長。
◎教育次長兼
教育総務室長(大湾喜久男) ただいま議題となりました報告第21号
専決処分事項報告(和解及び損害賠償の額の決定)について、内容をご説明申し上げます。 議案書1ページ、2ページ、また参考資料を添付しておりますので、ご参照願います。 本件の事故につきましては、令和2年2月4日火曜日午前9時40分頃、交野市立交野小学校教室内にて、当該児童の椅子の背の部分が一部劣化、破損していたため、衣服が引っかかり、背中の部分を破損させたものでございます。 なお、本件によるけが等はございませんでした。 破損した衣服については、修復による原状回復ができず、また衣服の購入代金の弁済の要望が相手方からありましたことから、令和2年10月13日をもって示談が成立したところでございます。 補償の内容でございますが、衣服の購入代金7千円の全額を全国市長会の学校災害賠償補償保険にて対応させていただきましたので、地方自治法第180条の規定に基づきご報告申し上げます。 この事故の再発防止に当たり、交野小学校においては、椅子等の学校備品の安全点検を行いました。今後、各学校においても、引き続き学校安全の徹底を図ってまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げ、ご報告とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 報告が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 以上をもって報告第21号の報告を終了いたします。 日程第9 報告第22号
専決処分事項報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を議題といたします。 本件に関し、理事者からの報告を求めます。有岡理事兼
都市整備部長。
◎理事兼
都市整備部長(有岡暢晋) ただいま議題となりました報告第22号
専決処分事項報告(和解及び損害賠償の額の決定)について、内容をご説明申し上げます。 議案書3ページ、4ページ及び参考資料を添付しておりますので、併せてご参照願います。 本件の事故につきましては、令和2年9月8日火曜日午後1時34分頃、別添参考資料の事故現場位置図付近において、JR星田駅南側ロータリーから市道星田1号線に出る際、北東から車両が来たために公用車を後退させたところ、後方不注意により後続の相手方車両と接触し、相手方車両を損傷させた事故でございます。 事故発生後、直ちにけがの有無を双方確認し、この事故によるけが人等はございませんでした。 その後、交野警察署に連絡するとともに、現場の状況等の確認を行いました。 後日、相手方と示談交渉を行い、車両修理費等16万4千円を負担することで、令和2年10月27日をもって示談が成立したところでございます。 補償の内容でございますが、16万4千円を全額対物共済保険で対応させていただきましたので、地方自治法第180条の規定に基づきましてご報告申し上げます。
○議長(
三浦美代子) 報告が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 以上をもって報告第22号の報告を終了いたします。 日程第10 報告第23号
専決処分事項報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を議題といたします。 本件に関し、理事者からの報告を求めます。濱中環境部長。
◎環境部長(濱中嘉之) ただいま議題となりました報告第23号
専決処分事項報告(和解及び損害賠償の額の決定)について、内容をご説明申し上げます。 議案書5ページから6ページ及び参考資料を添付しておりますので、ご参照願います。 本件の事故につきましては、令和2年1月8日水曜日午前9時15分頃、別添参考資料の事故現場位置図付近において、粗大ごみを収集中にごみ排出場所まで塵芥車を後退させる際、右後方にある相手方住宅の車庫部分のテラス屋根に塵芥車の後部が接触し、テラス屋根及びテラス屋根に接している電気メーターのカバーを損傷させた事故でございます。 なお、この事故によるけがはございませんでした。 事故発生後、直ちに交野警察署に連絡するとともに、管理職職員を現場に派遣して破損状況等を確認いたしました。 その後、相手方と示談交渉を行い、相手方車庫部分のテラス屋根及び電気メーターのカバーの修理費用30万8千円を負担することで、令和2年10月28日をもって示談が成立したところでございます。 補償の内容でございますが、30万8千円を全額対物共済保険で対応させていただきましたので、地方自治法第180条の規定に基づきましてご報告を申し上げます。 以上、報告とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 報告が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 以上をもって報告第23号の報告を終了します。 日程第11 報告第24号
専決処分事項報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を議題といたします。 本件に関し、理事者からの報告を求めます。大湾教育次長。
◎教育次長兼
教育総務室長(大湾喜久男) ただいま議題となりました報告第24号
専決処分事項報告(和解及び損害賠償の額の決定)について、内容をご説明申し上げます。 議案書7ページ、8ページ、また参考資料を添付しておりますので、ご参照願います。 本件の事故につきましては、令和元年9月19日木曜日午後4時50分頃、交野市立第二中学校東側グラウンド内にて野球部がバッティング練習を行っていたところ、硬球が防球ネットを越えて、グラウンド隣の当該相手宅の屋根瓦1枚を破損させたものでございます。 なお、本件によるけが等はございませんでした。 事故発生後、家屋所有者に謝罪し、屋根の修理内容等について話し合うとともに、示談交渉を行いましたが、屋根の修理後1年は経過観察が必要との相手方の要望がありましたことから、令和2年11月6日をもって示談が成立したところでございます。 補償の内容でございますが、相手方屋根の修理費用3万8千500円の全額を全国市長会の学校災害賠償補償保険にて対応させていただきましたので、地方自治法第180条の規定に基づきご報告申し上げます。 この事故の再発防止に当たり、第二中学校東側グラウンドのバッティング練習を制限するなど、見直しを行いました。今後は、学校管理下におけるクラブ活動の安全確認等につきまして徹底してまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げ、報告とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 報告が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 以上をもって報告第24号の報告を終了いたします。 日程第12 報告第25号
専決処分事項報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を議題といたします。 本件に関し、理事者からの報告を求めます。濱中部長。
◎環境部長(濱中嘉之) ただいま議題となりました報告第25号
専決処分事項報告(和解及び損害賠償の額の決定)について、内容をご説明申し上げます。 示談日の関係から、議案書とは別の1枚物の様式及び参考資料を添付しておりますので、ご参照願います。 本件の事故につきましては、令和2年10月9日金曜日午後0時30分頃、別添参考資料の事故現場位置図付近において、燃やすごみを収集した後、職員がコンテナボックスを元の位置に戻し、車輪にストッパーをしましたが、ストッパーが緩かったため、強風によりコンテナボックスが動き、駐車場に駐車していた相手方車両に衝突し、相手方車両を損傷させた事故でございます。 なお、この事故によるけがはございませんでした。 事故発生後、管理職職員を現場に派遣して損傷状況等を確認いたしました。 その後、相手方と示談交渉を行い、相手方車両の修理費用17万6千418円を負担することで、令和2年11月16日をもって示談が成立したところでございます。 補償の内容でございますが、17万6千418円を全額市費で対応させていただきましたので、地方自治法第180条の規定に基づきましてご報告申し上げます。 以上、報告とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 報告が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 以上をもって報告第25号の報告を終了いたします。 日程第13 議案第70号
交野市立保健福祉総合センター条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。川村理事兼健やか部長。
◎理事兼健やか部長(川村明) ただいま議題となりました議案第70号
交野市立保健福祉総合センター条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及び改正内容をご説明申し上げます。 議案書の9ページから11ページ、また参考資料を添付しておりますので、ご参照いただきますようお願いいたします。 今回の条例の一部改正につきましては、現在、児童発達支援事業所として運営している機能支援センターの業務内容を、令和3年4月より、従来の児童発達支援事業のほか、新たに訪問・相談支援事業を加え、拡充し、地域の中核的な療育支援の役割を担う「児童発達支援センター」として開設、運営するに当たり、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容でございますが、「交野市立機能支援センター」を「交野市立児童発達支援センター」に改め、新たに拡充する事業として、「保育所等訪問支援」「障害児相談支援」「特定相談支援」の各事業を追加するとともに、各事業に要する利用者負担額に係る規定を改めるものでございます。 なお、施行日は令和3年4月1日からとしております。 よろしくご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げ、提案理由及び改正内容の説明とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第70号につきましては、
都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 日程第14 議案第71号 交野市
国民健康保険条例及び交野市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。小川市民部長。
◎市民部長(小川暢子) ただいま議題となりました議案第71号 交野市
国民健康保険条例及び交野市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由並びに改正内容をご説明申し上げます。 説明に当たりまして、議案書13ページ、14ページ、参考資料も併せてご参照願います。 今回の改正は、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布され、延滞金に係る名称等の改正を内容とする一部改正が令和3年1月1日から施行されることに伴い、本市条例において所要の改正を行うものです。 改正の内容でございますが、交野市
国民健康保険条例附則第6条及び交野市
後期高齢者医療に関する条例附則第2条の延滞金の特例に関する条項におきまして、特例基準割合を延滞金特例基準割合に改め、それに伴い、条項の整理を行うものでございます。 条例の施行日につきましては、令和3年1月1日といたしております。 なお、この改正につきましては、施行日以後の期間に対応する延滞金について適用されるものでございます。 以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由並びに改正内容の説明とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第71号につきましては、
都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 日程第15 議案第72号 交野市
介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。艮福祉部長兼
福祉事務所長。
◎福祉部長兼
福祉事務所長(艮幸浩) ただいま議題となりました議案第72号 交野市
介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。 議案書15ページから16ページ、また参考資料を添付いたしておりますので、ご参照をお願いいたします。 今回の条例の一部改正につきまして、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布され、延滞金に係る名称等の改正を内容とする一部改正が令和3年1月1日から施行されることに伴い、本市条例において所要の改正を行うものでございます。 改正内容でございますが、条例の附則第6条の延滞金の割合の特例の条項におきまして、特例基準割合を延滞金特例基準割合に改め、それに伴い、条文の整理を行うものでございます。 施行日につきましては、令和3年1月1日でございます。 なお、この改正は、施行日以後の期間に対応する延滞金について適用されるものでございます。 よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第72号につきましては、
都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 日程第16 議案第73号 交野市
火災予防条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。山添
消防本部消防長。
◎
消防本部消防長(山添学) ただいま議題となりました議案第73号 交野市
火災予防条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。 なお、議案書17ページから19ページ、併せて参考資料を添付いたしておりますので、ご参照いただきますようよろしくお願いいたします。 今回の改正は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正が令和3年4月1日に施行され、急速充電設備の全出力の上限が50kWから200kWまで拡大されること等に伴い、本市条例につきまして所要の改正を行うものでございます。 改正の内容でございますが、第15条の2第1項では、急速充電設備の全出力の上限を200kWまで拡大したこと、また全出力の上限の拡大に伴い、急速充電設備の位置、構造及び管理に関する基準の細目を改正した旨を、第67条第1項第10号では、急速充電設備について、消防長への設置の届出を要することとした旨をそれぞれ規定するものでございます。 なお、この条例の施行日につきましては、令和3年4月1日からとさせていただきます。 よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第73号につきましては、
都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 日程第17 議案第74号 権利の放棄についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。松下総務部長。
◎総務部長(松下篤志) ただいま議題となりました議案第74号 権利の放棄につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 議案書21ページ、また参考資料を添付いたしておりますので、ご参照願います。 本議案に係ります事案の概要でございますが、交野市土地開発公社が先行取得しました大字森625番ほか5筆の動物霊園用地を平成12年3月に本市が土地開発公社から取得しました件につきまして、当該支出が適正額を超える違法な支出であるとして、当時の市長、北田元市長に対しまして住民訴訟が提起され、平成17年9月の最高裁の判決により、本件公金支出は違法であるとして、元市長に対し、1億3千246万5千円及びこれに対する年5分の割合による金員を本市に支払う旨の判決が確定したものでございます。 そこで、本市のこれまでの対応といたしましては、顧問弁護士に相談を行い、元市長に対して、不動産の強制執行、預金及び保険の差押え、さらには財産開示手続等のできる限りの債権回収を行ってまいりました。また、そのほかでは、支払い請求書の送付をはじめ、元市長宅への訪問を行ったり、平成29年9月には差押命令申立ての手続を行い、預金債権370万円を回収し、その後も毎年、元市長に対しまして支払い請求を行ってまいりましたが、返済はなく、令和元年12月4日に元市長が死去され、令和2年4月には相続人全員が相続放棄したことを確認したものでございます。 そこで、債権管理のため、相続財産管理人の選任の申立てをすべきかを検討しまして、元市長の相続財産の調査を行いましたが、元市長が所有する固定資産及び年金の預金残高がないことから、相続財産管理人の選任の費用すら捻出できず、債権回収できる見込みがなくなったものでございます。 そこで、これらのことに鑑みまして、債権管理を行うため、本市の元市長に対する損害賠償
請求権を放棄するものでございます。 なお、放棄に係る債権額につきましては、不法行為によって生じた損害額1億3千246万5千円のうち、回収不能となった損害額8千132万5千854円及び当該損害額に係る遅延損害金となっております。 なお、これまでの債権回収額といたしましては、8千661万5千894円を回収しているところでございます。 そこで、権利の放棄に当たりましては、地方自治法第96条第1項第10号の規定によりまして議会の議決が必要でありますことから、本議会に議案として提出させていただいたものでございます。 よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。9番、山本議員。
◆9番(山本景) 本件に関しまして質問いたします。 1つ目飛ばしまして、これ説明のなかった経緯のところも話しますと、これ結局、森南のところにもともと山があって、そこに動物霊園の開発の話があったと。反対運動にもなって、署名集めが行われ、結果的に土地開発公社を通じて土地を買うという話になったときに、土地については不動産鑑定を行ったと。一方で、土地の値段プラス営業補償、要は、まだ動物霊園としては当時オープンしていない、造ってもいないにもかかわらず、市が営業補償を支払った。別に、この営業補償を払ったのはこれだけじゃなくて、実は私が調べたところ、ほかにもあって、そういう普通に考えたら営業していないのに営業補償を払った、それは駄目やんというのは普通には分かるんですが、当時の市としてはそういう支払いをしてしまって、結果として、その部分については訴訟にもなって、このような判決が確定をするに至った次第でございます。 結果、回収を市としては適切にやったと私は思ってはおりますけれども、結果、回収されない金額も先ほど部長から説明があった金額があったのだというふうに理解をしておりますけれども、結局こういうことになったわけですから、市としてちゃんと総括はするべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
三浦美代子) 松下部長。
◎総務部長(松下篤志) お答え申し上げます。 今回の権利の放棄でございますけれども、裁判所の判決によりますと、動物霊園の営業補償などが含まれておりまして、適正な価格を超えた支出とされており、市民の皆様に多額の損失を与えることとなっておりまして、先ほど提案理由でも申し上げましたとおり、できる限りの債権回収に努めてきたところでございます。 しかしながら、元市長が亡くなられまして、相続人の方全員、相続放棄されたことから、今回、債権管理のために権利の放棄を行うものでございまして、今後、同様のことにならないよう事務執行に努めてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(
三浦美代子) これをもって質疑を終結します。 ただいま議題となっています議案第74号につきましては、
総務文教常任委員会に付託いたします。 日程第18 議案第75号 市道の廃止及び認定についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。有岡理事兼
都市整備部長。
◎理事兼
都市整備部長(有岡暢晋) ただいま議題となりました議案第75号 市道の廃止及び認定についての提案理由をご説明申し上げます。 議案書23ページから26ページ及び参考資料を添付しておりますので、ご参照を願います。 今回、提案させていただきました路線の内訳は、廃止路線1路線、延長約76m、認定路線20路線で、総延長は約1千203mでございます。 これらの認定路線は、いずれも新たな住宅開発等により既に本市に帰属されている整備された道路で、起点あるいは終点がいずれも公道に接している生活道路であり、地域の交通機能及び防災的な道路網を形成するために必要な路線でありますことから、今後、より一層適切な道路管理を図るため、道路法第8条第1項に基づく道路認定をしようとするものでございます。 また、廃止1路線につきましては、路線の終点が開発道路の接続により終点が延びた道路で、一旦路線を廃止し、新たに認定しようとするものでございます。 このたび、これらの道路の廃止及び認定に先立ちまして、同法第8条第2項及び同法第10条第3項の規定により、あらかじめ議会の議決をお願いするものでございます。 以上、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由のご説明とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第75号につきましては、
都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 日程第19 議案第76号 令和2年度交野市
一般会計補正予算(第8号)についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。近田
企画財政部長兼新
庁舎整備室担当部長。
◎
企画財政部長兼新
庁舎整備室担当部長(近田邦彦) ただいま議題となりました議案第76号 令和2年度交野市
一般会計補正予算(第8号)につきましてご説明申し上げます。 予算書の1ページをお開き願います。 補正内容は、歳入歳出それぞれ3億1千666万9千円の増額補正及び債務負担行為の補正でございます。 13ページから18ページまでを順次お開き願います。 まず、歳出からご説明いたします。 歳出の各項目に計上しております給料、職員手当等及び共済費の増減は、本年4月の人事異動等に伴うそれぞれの過不足の調整等によるものでございます。 また、各項目に計上している償還金、利子及び割引料における返還金合計3千961万8千円は、令和元年度に国より交付された生活困窮者自立相談支援事業費等国庫負担金や障害者自立支援給付事業国庫負担金等の精算に伴う返還金でございまして、同じく各項目に計上している負担金、補助及び交付金における
新型コロナウイルス感染症対応支援金の合計3千111万9千円は、指定管理施設の
新型コロナウイルス感染症対策に係る支援金として計上しております。 その他の項目についてでございますが、まず13ページ、総務費の一般管理費では、
新型コロナウイルス感染症対策事業として、公開型GIS構築委託料478万5千円を計上しております。 また、戸籍住民基本台帳費では、マイナンバーの啓発等事業として、報酬547万5千円とその他の関係予算699万8千円を計上しております。 続いて、14、15ページをお開き願います。 民生費の社会福祉総務費では、税制改正等に伴う福祉システム改修費用として、システム改修委託料592万9千円を、
新型コロナウイルス感染症対策として、生活困窮者自立相談支援事業委託料240万円を、
後期高齢者医療定率負担金の確定に伴う
後期高齢者医療広域連合療養給付費負担金1千938万円を、介護保険特別会計及び
後期高齢者医療特別会計の繰出金として634万1千円及び92万9千円をそれぞれ計上しております。 また、障がい者支援事業費では、放課後等デイサービスの利用児童等が増加したことに伴い、児童通所等給付費1千191万2千円を、心身障害者医療対策費では、利用者の大幅な増加により、重度障がい者医療費1千431万7千円を計上しております。 次に、児童福祉総務費では、地域子育て支援拠点事業等の
新型コロナウイルス感染症対策として、消耗品費41万7千円、その他関係予算75万円を、児童措置費では、施設型給付費の加算対象の拡大により、施設型給付費7千500万円を計上しております。 続いて、16、17ページをお開き願います。 衛生費の予防費では、
新型コロナウイルス感染症及び季節性
インフルエンザの併発による重症化を防止するため、大阪府が65歳以上の府民の
インフルエンザワクチン定期予防接種を無償化したことによる接種者の増加や、高齢者肺炎球菌予防接種の接種者の増加並びに
インフルエンザの予防啓発事業として、
インフルエンザ接種委託料3千120万1千円、その他関係予算として321万3千円を計上しております。 次に、教育費の事務局費では、教育ネットワークシステム環境再構築に伴う委託料1千298万4千円及び教職員の働き方改革及び
新型コロナウイルス感染症対策として、公務支援システム導入に係る委託料5千100万円を計上しております。 学校管理費では、
新型コロナウイルス感染症対策として、小学校及び中学校のトイレ清掃委託料524万7千円及び227万4千円をそれぞれ計上し、中学校の学習指導要領の改訂に伴いまして、教師用教科書・指導書の消耗品費538万円を計上しております。 続きまして、11ページにお戻りいただきまして、歳入でございますが、民生費国庫負担金5千241万4千円は、歳出の社会福祉総務費の生活困窮者自立相談支援事業委託料及び児童通所等給付費、重度障がい者医療費並びに児童措置費の施設型給付費の財源となるものでございます。 また、総務費国庫補助金1千898万5千円は、歳出の住民基本台帳費の報酬等のマイナンバーの啓発等事業の財源に、民生費国庫補助金257万7千円は、社会福祉総務費のシステム改修の財源となるものでございます。 次に、民生費府負担金2千631万4千円は、民生費国庫負担金と同様に、歳出の社会福祉総務費、生活困窮者自立相談支援事業委託料及び児童通所等給付費、重度障がい者医療費並びに児童措置費の施設型給付費の財源に、その他に児童福祉総務費では、地域子育て支援拠点事業等の新型コロナ感染症対策事業の財源となるものでございます。 次に、衛生費府補助金1千932万円は、歳出の予防費、
インフルエンザ接種委託料等の財源となるものでございます。 この補正で不足します財源1億9千705万9千円は、地方交付税をもって充てております。 最後に、5ページの債務負担行為補正でございますが、各事項において、それぞれ翌年度以降の事業執行に当たり、年度開始前に入札等の契約行為が必要なため、債務負担措置を行うものでございます。 よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第76号につきましては、
総務文教常任委員会に付託いたします。 日程第20 議案第77号 令和2年度交野市
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。艮部長。
◎福祉部長兼
福祉事務所長(艮幸浩) ただいま議題となりました議案第77号 令和2年度交野市
介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。 参考資料も添付いたしておりますので、併せてご参照をお願いいたします。 予算書1ページをお開き願います。 補正内容は、歳入歳出それぞれ833万1千円の増額の補正でございます。 10ページをお開き願います。 まず、歳出からご説明をいたします。 総務費、一般管理費の委託料578万6千円、介護認定審査会費の委託料225万5千円は、令和3年度からの報酬改定等に対応するため、今年度中にシステム改修が必要となることから計上するものでございます。 次に、諸支出金の介護保険料還付金29万円は、
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したことによる第1号被保険者の令和元年度分保険料の減免に係る還付金として計上するものでございます。 次に、9ページをお開き願います。 歳入でございますが、保険料、介護保険料の現年度分特別徴収保険料98万5千円及び現年度分普通徴収保険料81万1千円の減額は、令和2年度の
新型コロナウイルス感染症の影響により、減免額分といたしまして計上するものでございます。 また、国庫支出金、国庫補助金の現年度調整交付金83万4千円、介護保険災害等臨時特例補助金125万2千円をもって、令和元年度及び令和2年度の保険料減額分の財源とするものでございます。 次に、国庫支出金、国庫補助金の事業費補助金、システム改修補助金170万円は、歳出の介護報酬改定等に伴うシステム改修費用に係る財源でございます。 また、不足する財源634万1千円は、一般会計繰入金をもって充てるものでございます。 よろしくご審議をいただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第77号につきましては、
都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 日程第21 議案第78号 令和2年度交野市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。小川部長。
◎市民部長(小川暢子) ただいま議題となりました議案第78号 令和2年度交野市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 なお、参考資料も添付しておりますので、併せてご参照願います。 予算書1ページをお開き願います。 補正内容は、歳入歳出それぞれ118万8千円の増額補正でございます。 10ページをお開き願います。 まず、歳出からご説明いたします。 総務費、総務管理費の委託料118万8千円は、平成30年度に改正された所得税法等の一部を改正する法律に伴い、令和3年度
後期高齢者医療保険料の賦課業務を行うに当たり、今年度中にシステム改修が必要となることから計上するものでございます。 次に、9ページにお戻りいただき、歳入でございますが、国庫支出金、国庫補助金の高齢者医療制度システム改修事業補助金25万9千円、また、この補助金で不足する財源92万9千円は、一般会計繰入金をもって充てるものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第78号につきましては、
都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 日程第22 議案第79号 令和2年度交野市
下水道事業会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。有岡理事。
◎理事兼
都市整備部長(有岡暢晋) ただいま議題となりました議案第79号 令和2年度交野市
下水道事業会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。 予算書の1ページをお開き願います。 補正予算は、債務負担行為の補正で、下水道施設包括的管理業務委託、法3条予算分2千50万円、法4条予算分1千450万円でございます。 本事業は、国におきまして、平成21年3月より、事業対応型から予防保全型の維持管理への転換を推進するための下水道管路施設の管理業務における包括的民間委託について検討を重ね、平成26年3月に下水道管路施設の管理業務における包括的民間委託導入ガイドラインとして公表され、管路包括委託の導入推進を図られているもので、令和3年4月から実施予定の下水道施設の維持管理に係る包括的管理業務について、本年度内に契約を行うため、債務負担措置を行うものでございます。 よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由のご説明とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第79号につきましては、
都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 お諮りします。議事整理の都合上、日程第23から日程第26までの4件を一括議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、日程第23から日程第26までの4件を一括議題とすることに決しました。 日程第23 議案第80号 交野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 日程第24 議案第81号 交野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 日程第25 議案第82号 交野市
教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第26 議案第83号
交野市水道事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例について 以上4件を一括議題といたします。 一括して理事者から提案理由の説明を求めます。黒田市長。
◎市長(黒田実) ただいま上程いただきました議案第80号 交野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第81号 交野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第82号 交野市
教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例、議案第83号
交野市水道事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、一括して提案理由、改正内容をご説明申し上げます。 議案第80号の条例の改正は、令和2年国家公務員の給与に関する人事院勧告等を踏まえ、一般職の職員の期末手当につきまして、民間の支給割合に見合うよう、年間支給月数を0.05月引き下げるものでございます。具体的には、6月期及び12月期の期末手当の月数を、現行1.3月から1.275月に改正するものでございます。 続きまして、議案第81号、第82号、第83号の改正でございますが、市長、副市長、教育長及び水道事業管理者の期末手当につきまして、一般職と同様に、年間の支給月数を0.05月引き下げるものでございます。 いずれも、改定の実施時期につきましては、令和2年12月1日から施行することとし、令和2年12月期の期末手当に限り、支給月数を0.05月引き下げる経過措置を設けるものでございます。 なお、会計年度任用職員の期末手当につきましては、支給月数は一般職に準じているため、議案第80号の条例改正に伴い、一般職と同様に支給月数を引き下げるものでございます。 よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。
○議長(
三浦美代子) 説明が終わりました。 これより議案第80号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。10番、皿海議員。
◆10番(皿海ふみ) 議案第80号につきまして、今回提案されている職員の期末手当の引下げは、会計年度任用職員にも適用するという説明がございました。 会計年度任用職員は、非正規職員の処遇を改善するということで今年度から制度化されたものでありますので、当初設定した期末手当を年度途中で引き下げることは、処遇を改善するという趣旨にも反するものだと考えますが、今回、期末手当の引下げを会計年度任用職員まで同様に行う理由、根拠についてお聞かせください。
○議長(
三浦美代子) 松下部長。
◎総務部長(松下篤志) お答え申し上げます。 会計年度任用職員の期末手当の引下げにつきましては、一般職の職員と同様に、労使交渉を経て判断したものでございます。 会計年度任用職員制度導入時に、本市と同様の報酬等を設定した他の市町村の状況や、また引下げを行っても、制度導入前と比べまして年収が下回ることがないなどを総合的に勘案し、行うものでございます。
○議長(
三浦美代子) これをもって質疑を終結します。 ただいま議題となっています議案第80号につきましては、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、議案第80号につきましては委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。10番、皿海議員。
◆10番(皿海ふみ) 議案第80号 交野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、日本共産党を代表して、反対の討論を行います。 本条例改正は、人事院勧告に倣って職員の期末手当を0.05月引き下げるものですが、コロナ禍の厳しい勤務環境の下、住民サービスの最前線で奮闘する職員の期末手当を引き下げることは、職員の生活やモチベーション、また疲弊している地域経済にも悪影響を及ぼします。とりわけ、今年度から制度化された会計年度任用職員につきましては、期末手当を支給するために月額給を下げている経緯もあり、年度途中で期末手当を引き下げることは、処遇改善を図る制度の趣旨にも反するものと考え、反対いたします。
○議長(
三浦美代子) これをもって討論を終結します。 これより議案第80号を採決します。本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者 起立)
○議長(
三浦美代子) 起立多数です。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第81号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第81号につきましては、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、議案第81号につきましては委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 討論なしと認めます。 これより議案第81号を採決します。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
◆(全員) 異議なし。
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第82号につきましては、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、議案第82号につきましては委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 討論なしと認めます。 これより議案第82号を採決します。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
◆(全員) 異議なし。
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第83号につきましては、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、議案第83号につきましては委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三浦美代子) 討論なしと認めます。 これより議案第83号を採決します。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
◆(全員) 異議なし。
○議長(
三浦美代子) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 来る12月1日、11日及び14日に各
常任委員会を開き、付託案件に係る審査をお願いいたします。 また、来る12月7日は午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。どうもお疲れさまでした。 (午前11時43分 散会)...