◆11番(
野口陽輔) 要は、これから
働き方改革に取り組んでいくという理解でよろしいでしょうか。
○議長(
久保田哲)
松下総務部長。
◎
総務部長(
松下篤志)
先ほども答弁させていただきましたけれども、今、検証中でございまして、できることから一応進めてまいりたいというふうなことでは考えているところでございます。
○議長(
久保田哲) 11番、
野口議員。
◆11番(
野口陽輔) これ本当に期待してよろしいでしょうか。どうも答弁聞く限りにおいては、僕はできそうもないん違うかなというふうに感じざるを得ないんですけれども。少なくとも
在宅勤務をやっておられる
中小企業の方々の
在宅勤務状況を見ますと、そんな
ネットワーク環境なんか整っていないですよ。
ノートパソコンも持っておられません。会社から
デスクトップパソコンを一生懸命持ち運んで、家で
在宅勤務をされていますよ。そういった中で、様々な
働き方を、今、見いだしているような
状況なんです。きちんと検証も必要ですけれども、走りながらやっぱりこういうものは見えてくると思うんで、ぜひ早めに業務の
見直しを行っていただきたいというように思いますけれども、その
業務改革を今後進めていく中で、一つのキーワードが
働き方改革だと思っているんです。
働き改革というのは一体何だろうなというのを、やっぱり私自身も大分考えたんですけれども、市としては
働き方というのは一体、一言で言うと本質的なところは何だと思っておられますか。
○議長(
久保田哲)
松下総務部長。
◎
総務部長(
松下篤志)
働き方というふうなことのご
質問かと思いますけれども、なかなか難しいことでして、
ワーク・ライフ・バランスというふうなことも
考えながら、いろいろな職場とか
生活実態に合わせた
働き方を考えていかなければならないというふうなことかと理解しております。
○議長(
久保田哲) 11番、
野口議員。
◆11番(
野口陽輔)
働き改革というのは、一言で言うと、いい仕事をするためにやるんですよ。これ、よく
経営者の方々勘違いするんですけれども、それで人を減らすとか、
人件費を減らす、いわゆる
固定費の削減のために
働き方改革をやるとよく言われるんですけれども、何のためにやるかというと、一番はいい仕事をするためなんです。そのために
テレワークをやったり、もしくは
オフィス環境をよくしたり、結果としてクオリティーの高い仕事ができると。そこのところの本質的な部分、あくまでも
効率性を求めるために業務を変えていくんじゃないと。そこの本質的なところを忘れずに進めていっていただきたいなというように思います。 それともう一点、これはちょっと直接的には関係はしないんですが、その
働き方の部分で、最近つくづく思うことがあって、
昼休み、庁舎が暗いんですよ。ころっと内容が変わって申し訳ないんですが。
昼休みだけですかね。2階なんかはもう真っ暗になっているんですね。これ、節電の取組の一環だと思うんですけれども、お客さんが来られて、市民の方が来られて、いや、ここ、今の時間帯真っ暗やけど行っていいんやろうかどうかと、職員の人に話を聞いていいんだろうかというような
雰囲気になっとるんです。 確かに節電ということで電気を消しておられるんでしょうけれども、本当にそこまでする必要があるのと。
昼休み、職員の皆さんも真っ暗のところで休憩してはると。市民は市民で、え、これ本当に今、行っていいんだろうかどうかという
雰囲気になっておると。いま一度、この点、考え直してもらいたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(
久保田哲)
松下総務部長。
◎
総務部長(
松下篤志) お答え申し上げます。 本市におきましては、全庁的にエネルギーの
消費抑制に努めているところでございますけれども、本庁2階等の
昼休みの消灯につきましては、来庁者の方の接客とか対応はもとより、職員の
衛生管理面や
職場環境等を考慮いたしますと、
一定改善の必要があると考えますことから、
関係部署と今後協議をしてまいりたいと考えております。
○議長(
久保田哲) 11番、
野口議員。
◆11番(
野口陽輔) はい、よろしくお願いします。 続きまして、
公共交通についてということで、これはもうさらっといきたいと思うんですが、
先ほど答弁ありましたけれども、
公共交通機関が大変な目に遭っておられると。私の知り合いの
旅行業者の社員も、夏のボーナスはゼロなんですと、もう
残業手当もなしと、今は基本給のみでこれから数か月やらなあかんと。このことを聞くだけも非常に厳しい
経営環境にあるというのは分かるんですけれども、国の2次補正ですか、そちらのほうでも様々な検討をなされておられると聞いておりますので、ぜひ、そちらのほうでの何らかの
支援をしていただきますようよろしくお願いします。いかがでしょうか。
○議長(
久保田哲)
竹内都市計画部長。
◎
都市計画部長(
竹内一生) お答えいたします。 市としては、
外出自粛により
利用者が減少している中においても、
公共交通機関としての
社会的責務を果たしていただいていることにつきましては大変感謝しております。 一方、
公共交通といたしましては、広域的なエリアを担っていただいていることもあり、
広域行政機関としての大阪府や他市の動向を踏まえ、
公共交通に対する
支援策について注視してまいりたいと考えております。
○議長(
久保田哲) 11番、
野口議員。
◆11番(
野口陽輔) 続きまして、
経済対策についての
質問に移ります。
テレビ等でよく言われるんですけれども、今後の
社会がどうなるかというと、よく言われる言葉で、人の移動が減って物の移動が増えて、そして情報の移動がさらに増えると、そういう
社会になりますよと、いろんなことはおっしゃっておられます。 今回の新型
コロナウイルスで何が一番影響を受けたか。大きくいろんなところで影響を受けているんですけれども、大きく2つですよね。1つは、働く方々が職場に行って仕事ができなくなった。
子供たちが学校に行って勉強できなくなった。この2つが大きく影響を与えたと。しかしながら、何とかそれを補ってきたのは、いわゆる
テレワークであり、今後、
教育委員会もやられますけれども、
ネットワークというものがこういった
社会の問題を解決しようとしてくれたというのが大きな点だと思います。
先ほど、
総務部長のほうから、なかなか難しいですよ、
テレワークはというのをおっしゃいました。私、ちょうど1週間前、
中小企業の
テレワークをやっておられる方々と
意見交換をさせていただきました。3社の方々です。年齢的には男女大体40前後、30代から40代。3か月前、突然上司から、あさってから
在宅勤務というのを言われていきなり始まったそうです、
在宅勤務が。そのときに、非常に印象的なことをおっしゃったんです。最初は
オンラインでどんな仕事ができるんだろうかというので悩んだと。3か月たった今、彼女、彼らが言っていることは、
オンラインでできない仕事は何なんだろうかというようなステージにもう移りましたと言っているんです。
オンラインでできるやないかと。 その中の1社は
大阪市内のビルに3
フロアほどお借りして仕事をなさっておられるようですけれども、もう既に
ワンフロアは返す予定になっておられるようです。要は、もう
テレワークが一定落ち着くと、
フロアもそこまで要らんということで、そういうふうな
見直しにかかっているそうでございます。いわゆる、我々が知らない世界で、
世の中はもうどんどん
ネットワークが進んでいっておるというような現状です。それを聞いたときに、もうこれは
一定テレワークというのは、これから定着するなというように思っています。 それと、余談ですけれども、新庁舎の整備、これからかかりますけれども、本当に新たな仕事をしていく中で、あれだけのスペースが本当に要るのかというのも、やっぱり見直す必要があるんだろうなと、このように思っております。 教育関係は後ほどお話をしたいと思いますけれども、やはり今、市のほうで様々な取組を、新型
コロナウイルスで困った方々へのご
支援を、もちろんこれはしていかなあかんことだと思います。しかしながら、やっぱり次の
社会を見据えたこの
ネットワーク社会というものをしっかりイメージして、そこにどう投資していくかということを真剣に考えていってほしいというように思っています。 既に進んでいる自治体においては、
テレワークセンターの建設に取り組んでおられます。特に、これはもう政策としては目的は1つです。働く方々を助けるだけじゃなくて、移住促進策なんです。
テレワークセンターを造ることによって、そこに移住してもらうと。そのことを考えると、やっぱり
テレワークの一つもできないようなまちには、今後、人は住まへんの違うかなというように思っております。 もうこの辺は勉強されているかと思いますけれども、様々な形態を考えて取っているところがあります。市として
テレワークセンターを建設しているところ、空き家を活用して様々な業種の方々が
テレワークをしようとされているところ、
民間企業と自治体が提携して、ある空き家を一定
民間企業の
テレワークの作業所として使わせているところ、様々な
テレワーク環境というのを先進的な自治体、特に田舎に行けば行くほどそういうような取組に進んでいると思っております。ぜひ、交野市としても、そういうところにしっかりと投資をしていただきたい。 また、商売においても、今回、若い子がクラウドファンディングのデリバリー
サービスを始めました。昔からある
サービスとはいうものの、この市場は大きな市場に今後育っていくと思います。そういうところへの
仕掛けの一つとしても、やっぱり
ネットワーク環境の整備というのは、これからの
社会には電気、水道、ガスと同じような
社会インフラの一つになっていくことは間違いございませんので、ぜひ様々なところを見ながら、市のほうはこういうところへの投資というものをしっかり進めていっていただきたい。何かがあるからそこにお金を出すじゃなくて、お金を出すことじゃなくて、
仕掛けをしてみんながもうかってもらう、みんなが助かってもらう、このようなところにお金の投資をしていただきたいというように思っておりますけれども、企画部長、いかがですか。
○議長(
久保田哲) 近田
企画財政部長兼新
庁舎整備室担当部長。
◎
企画財政部長兼新
庁舎整備室担当部長(
近田邦彦) 今、様々な事例もおっしゃっていただいて、交野市においてもそのような取組というのは、将来的には恐らく必要にといいますか、それが自然にといいますか、なってくるものかなというふうには考えてございます。 あと、環境整備というところと併せて、当然それを使う側の我々職員も含め、市民の皆さん、事業者の皆さん含め、そこの考え方の変化というか、醸成というところも必要になってくると考えておりますので、前向きにその変化に向けた取組、検討を進めてまいりたいと考えております。
○議長(
久保田哲) 11番、
野口議員。
◆11番(
野口陽輔) 単純に言いますと、私の在籍しています会社の社員は、交野市に大体ざくっとですけれども500人ぐらい。今、300人ぐらいは、今、この時間帯も交野で仕事をしているんです。彼らが、彼女らが言っているのは、忙しいと言っているんです。私は
在宅勤務をやったら暇かなと思っていたんですけれども、とんでもない、大変ですよと、もう成果主義になるんですと。 どういうふうな1日を過ごしているかというと、朝一番、パソコンつないでみんなで画面出して、まず朝一番のミーティングやるんです。そして、一人一人が今日1日の業務内容を共有し合うんです。時間が来ると、今度、夕会が始まるんです。一人一人が何をしたか、何ができなかったかを全部やるんです。これはもう大変やと。しかも、昼間はずっとパソコンと資料と電話を持ちまくって業務を進めているらしいです。これは、ある一面本当に大変だけれども、みんながどんな仕事をやっているか、どういう進捗をやっているかと、非常にこれは、ある意味クオリティーは高くなってきていると思うというようなことをある方がおっしゃっていました。ぜひ、そういう環境ができるような取組を進めていただきたいなというように思っております。 続きまして、
教育環境についてご
質問をさせていただきます。 今現在、今後タブレットも導入されるということで、いろんな
可能性を秘めているというように私は思っておるんですけれども、そこで
お尋ねしたいんですが、今後、学校の授業の
在り方などあらゆる
可能性が、タブレットをもって
ネットワークでつながることによって広がってくると思われますが、具体的にどのようなことができるとお考えでしょうか。
○議長(
久保田哲) 足立
学校教育部長。
◎
学校教育部長(
足立多恵) お答えいたします。 今年度、本市において整備いたします
タブレット端末は、LTE回線を活用しておりますことから、いつでも、どこでも学べる環境が整います。学校内はもちろん、校外学習や修学旅行など校外での活用も可能となります。また、授業中、
質問や発言が苦手な
子供たちの意見も生かされたり、登校しにくい
子供たちが家庭等で
タブレット端末を活用して授業を受けやすくなります。 さらに、このたびの新型
コロナウイルスをはじめ、その他の
感染症や災害の発生による学校の
臨時休業等の緊急時におきましても、学習用
タブレット端末の活用により
家庭学習を課すことや学習
状況の把握を行うことに加え、
オンライン授業を実施することで、全ての
子供たちの学びを保障する環境を実現できると考えております。
○議長(
久保田哲) 11番、
野口議員。
◆11番(
野口陽輔) 非常に面白いと言ったら言い方おかしいんですけれども、この教育行政というのが、
子供たちの環境が変わることによって非常に未来が明るいなというように思っているんです。これ、私が勝手に想像しているんですけれども、例えば、前も言ったかも分かりませんけれども、少し体調が悪くて学校に来れない子供も、無理して見る必要はないですけれども、タブレットを家で見ながら先生の授業を受けられるとか、ひきこもりの子も家で授業を受けることができるとか、みんなの前で手を挙げて
質問をすることができない子も、後から先生にメールで聞くことができると。そして、元気で学校に行って授業を受けた子も、帰ってきてもう一回先生の授業を見ることができるというようなことで、
子供たちの学ぶ環境というのは私はさらによくなっていくだろうなというようには思っておるんですが、一方では、そう考えると、勉強する子はどんどん勉強していく、勉強しない子は全然勉強しないというような格差も出てくるんだろうなという懸念も持っております。 そういった意味において、いわゆる、もう学校自体が365日、24時間、
子供たちとつながっていくというような
教育環境になっていくわけですが、教育行政の
在り方というのがこれから大きく問われてくると思うんですが、
教育委員会のお考えをお聞かせください。
○議長(
久保田哲) 足立
学校教育部長。
◎
学校教育部長(
足立多恵) お答えいたします。
子供たちが
社会に出て活躍する近未来というのは、答えが予測できなかったり、答えが1つとは限らない、そういう時代であります。そのような時代を生きる
子供たちが身につけるべき力というのは、物事をじっくり考え判断し、相手に分かりやすく伝える力ですとか、他者を認め対話し、協力し合いながら課題を解決する力でございます。
タブレット端末は、そのような力を
子供たちに育成するための一つの道具であり、
タブレット端末を効果的に活用して
子供たちの学ぶ意欲を高め、多様な
子供たち一人一人の理解度に合った学びの実現というのが求められております。このように
タブレット端末を活用することで、
子供たちの学び方が変わり、広がる一方で、議員がご指摘しておられますように、今後、様々な検討課題も表出してくるものと考えております。
教育委員会としましては、このたびの
タブレット端末の整備を新たなスタートとして、決まった学習方法でいかに学ばせるかというのではなく、どのような学習方法がその子供に最適なのかを考え、その子供につないでいくということを実現してまいります。そのために、ハード面だけでなく、ソフト面、それから指導体制、これらが一体となった施策を推進してまいります。
○議長(
久保田哲) 11番、
野口議員。
◆11番(
野口陽輔) ちょっと切り口は変わりますけれども、小中一貫校の建設にこれから取り組まれていくわけですけれども、今回の
コロナの件を受けて、どのような
コロナ対策を考えておられるのか、
教育委員会の
状況についてお教えください。
○議長(
久保田哲) 和久田
学校教育部長。
◎
学校教育部長(
和久田寿樹) お答えいたします。 第一中学校区の施設一体型小中一貫校の整備につきましては、新型
コロナウイルスの教訓も踏まえつつ、昨年度策定いたしました交野市立第一中学校区魅力ある学校づくり事業基本方針・基本計画に基づき進めてまいりたいと考えております。 魅力ある学校づくりの基本方針の一つに、質が高く、自然と「つながる」、安全・安心・快適な学びができる学校づくりという方針がございます。新型
コロナウイルス感染症の拡大防止のため、いわゆる3密を避けるため、自然換気や機械換気を十分に取り入れた施設となるよう、各教室や屋内運動場も含めて学校施設全体の開放性や換気についても検討するとともに、空調機器についても屋内運動場を含め検討してまいりたいと考えております。また、
ICT環境の整備や地域とともにある学校などといった新たな
教育環境にも対応できる整備を検討し、魅力ある学校づくりの実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(
久保田哲) 11番、
野口議員。
◆11番(
野口陽輔) 1点、その中でプール、何かプールがいきいきランドで行われると、こういうふうに聞いているんですけれども、それに対して反対される方もたくさんおられると。たくさんかどうか分かりませんけれども、数を数えたわけじゃないので。いきいきランドのプールを活用することになった経緯について、少しだけお教えください。
○議長(
久保田哲) 和久田
学校教育部長。
◎
学校教育部長(
和久田寿樹) お答えいたします。 基本方針・基本計画の策定段階において、地域や保護者、教職員から広く意見を聴取する場、
意見交換をする場として協議会を設置し、
ワークショップ形式で取り組んでまいりました。地域協議会や教職員協議会においては、学校内にプールは必要ない、いきいきランドのプールを利用するといった多くの意見がありました。そのため、学校のプールの授業をいきいきランドのプールで実施することが可能か、児童・生徒の健康や安全面、学校内に設置した場合といきいきランドのプールを使用した場合のイニシャルコスト、ランニングコストのコスト比較、そして教職員の今後の負担軽減にもつながる
可能性など、教育的効果、費用対効果など様々な視点から検討した結果、学校敷地内にプールは設置せず、プールの授業はいきいきランドのプールを使用するといった結論に至ったところでございます。また、インストラクターによる専門的な指導も検討し、新校だけでなく他の小・中学校へも、その効果を広げられないかということも検討をしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(
久保田哲) 11番、
野口議員。
◆11番(
野口陽輔)
状況を教えてもらいたいんですけれども、敷地内でプールがないとあかんと、外のいきいきランドを使うのはいけないと言っておられる理由は何なんですか。僕もよく分かっていないんですけれども。そういう声は入っていませんか。なぜそれがあかんと言うてはるんですか。駄目と言っておられる方の理由は聞かれましたか。
○議長(
久保田哲) 和久田
学校教育部長。
◎
学校教育部長(
和久田寿樹) 様々な場面でプールはなぜ学校に設置しないかというようなご意見をいただいているところではございます。多くは、本来は学校にあるべきものという考えの下で授業の体制とか、またいきいきランドまでの安全面などをご心配されているというふうに聞いているところでございます。
○議長(
久保田哲) 11番、
野口議員。
◆11番(
野口陽輔) その反対理由というのは理由になっていないですよね。大事なのは、
子供たちに水泳という授業を教えることが目的であって、敷地内にある、ないというのは全く関係ない。もちろん移動に当たっての安全確保はしないといけないんですけれども、ぜひいきいきランドのほうで水泳の授業をやっていただきたいというのと、できれば、私はもっと外に出て海で授業をやってもらいたいぐらいなんです。やっぱり海で泳ぐことの楽しさ、怖さ、そしてそこで人命救助。僕は年1回ぐらいはやっぱり海へ行って、砂場で遊ばせて、それで地べたというか、足がつかない怖さとか、波に乗って泳ぐとか、そういう場所がどうこうじゃなくて、本当に
子供たちの泳ぐことの楽しさ、難しさ、危険さ、そういうことをぜひどんどんやっていただきたいなと。場所の問題じゃないと思っていますので、ちょっと気になりましたので聞かせていただきました。ぜひ進めていただきたいというように思っています。
教育長、何かお話ししたいですよね。どうぞ。
○議長(
久保田哲) 北田
教育長。
◎
教育長(
北田千秋) ご発言の機会を与えていただきましてありがとうございます。 ご存じの方も多いかと思うんですが、先日、私、新聞の記事を読んだんですが、アメリカのほうでは
コロナのこの困難を前向きに捉えるということで、高校、大学の卒業式にアメリカの有名人の方がはなむけの言葉を送ったということが載っていました。例えば、オバマ前大統領なんかは、これまでのやり方はこうだったと説教する人はもういない、これからの世界は君たちがつくるというメッセージを送ったそうです。 つまり、大人が古い固い頭でこれまで当たり前だと思っていたことが、これからは通用しない。そういう
コロナの後の世界を生きる
子供たちには、やはり想像力が必要だと思います。その想像力を生むためには、固い頭の大人が柔軟に子供のために知恵を出さないけないというふうに考えます。 今回、
先ほども
質問いただきましたけれども、LTE端末、タブレットを導入いたしますけれども、この計画は半年前からつくっております。その当時は、ほかの市は国の補助を受けられる学校のLAN工事と
タブレット端末をセットで計画しておりました。ただ、交野市は
教育委員会、市長部局ともに工事の要らないLTE方式で早期の導入ということを考えたわけです。市長のほうも通信費は全て市が負担するということで決断していただきました。今回、議会の理解を得てタブレット早期導入となったわけですけれども、それもやっぱりほかと同じではなくて、大人が知恵を絞った結果だろうというふうに考えます。 タブレットの導入にしても、小中一貫校の建設にしても、多額の予算が必要になります。でも、そのお金、予算というのは、
子供たちの希望あふれる未来、つまりは交野の未来への投資、そのために必要な投資だと考えています。
コロナがあった、悪いふうにも取ることもできますけれども、
コロナがあったから必要な整備をしてもらえなかったとか、あるいは
コロナがあったから新しい学校を造ってもらえなかったではなく、
コロナを教訓に、
コロナがあったからこんな学校ができた、こんないい学校ができたとか、あるいはこんな設備が早く入ったとかいうふうになればいいなと考えております。
先ほど、冒頭に申しましたけれども、前向きなメッセージ、これを大人が出すことが子供にとっていいことやと考えますし、前向きなメッセージを出せなかった、それは子供にとっては不利益だと考えます。今後も施設整備につきましては、様々な方の協力を得ながら、お知恵を拝借しながら進めていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
久保田哲) 11番、
野口議員。
◆11番(
野口陽輔) 全くそのとおりだと思います。その言葉をそのまま、企画部長、そして
総務部長、前向きに捉えてもらいたい。皆さん方の、部長さん方の考え方というのは、必ず部下に浸透するんです。やっぱり管理職の皆さんが前向きなメッセージを出すということは、それに基づいて職場の方々も前向きな仕事をするわけであって、
教育長のお言葉をそのまま市のほうへお返ししたいと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいなと。 それともう一点、今、
教育長が答弁されましたけれども、私がこういう話をすると、
野口議員の話は壮大過ぎるというふうに言われるんですけれども、ねえ、副市長、壮大過ぎて怒られるんですけれども、タブレットを持つということは、これものすごい
可能性と、人と人とをつなげていく
可能性があるんです。
交野市内だけで僕はこれを活用していく、小さくまとまらんといてほしいと。タブレットをもって
ネットワークにつながるということは全世界とつながるということなんです。いわゆるグローバルコミュニケーション、こういった部分においても大いに僕は活用できると思うんです。国内でも様々な市町村の
子供たちとつながる、行かなくてもつながることができる。海外の
子供たちともつながることができる。様々な活用を大きく前に進めていってチャレンジをしていっていただきたいなというように思っていますので、ぜひ教育行政についてこれから期待をしていきたいというように思っております。 以上で、私からの
質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(
久保田哲) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 来る29日は午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。どうもお疲れさまでございました。 (午前10時52分 散会)...