交野市議会 > 2020-03-27 >
03月27日-05号

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  1. 交野市議会 2020-03-27
    03月27日-05号


    取得元: 交野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    令和 2年  3月 定例会(第1回)1. 開議   令和2年3月27日 午前10時00分1. 出席議員  (議席)      1番  三浦美代子        2番  中谷政人      3番  友井健二         4番  皿海ふみ      5番  北尾 学         6番  藤田茉里      7番  松村紘子         8番  山本 景      9番  松本直高        10番  片岡弘子     11番  野口陽輔        12番  臼口誠二     13番  岡田伴昌        14番  伊崎太陽     15番  久保田 哲1. 議会事務局職員出席者   局長     奥西 隆      次長     大湾桂子   課長代理   平井良太      係長     小林彰太   係員     林原史明1.法第121条による出席者 市長        黒田 実   副市長       倉澤裕基 教育長       北田千秋   危機管理監     今西常治郎 危機管理室長    松下篤志   企画財政部長公共施設等再配置                  準備室担当部長   艮 幸浩 市民部長      小川暢子   健やか部長     川村 明 福祉部長兼福祉事務所長      環境部長      濱中嘉之           盛田健一 都市計画部長    竹内一生   都市整備部長    有岡暢晋 教育次長兼教育総務室長兼     学校規模適正化室長 和久田寿樹 学校教育部長    大湾喜久男 学校教育部付部長  内山美智子  生涯学習推進部長  竹田和之 水道事業管理者職務代理者水道局長 消防本部消防長   山添 学           松川 剛 消防本部消防次長  山田健治   行政委員会事務局長 河野宏甲 総務部次長     西岡浩二               議事日程                         令和2年3月27日日程第1 議案第4号 交野市学校教育振興基金条例の制定について日程第2 議案第6号 交野市文化財保存活用地域計画協議会条例の制定について日程第3 議案第9号 交野市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例について日程第4 議案第10号 交野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第13号 令和元年度交野市一般会計補正予算(第5号)について日程第6 議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算について追加日程 議員提出議案第5号 議案第17号令和2年度交野市一般会計予算に対する附帯決議について日程第7 議案第20号 令和2年度交野市公共用地先行取得事業特別会計予算について日程第8 議案第25号 令和元年度交野市一般会計補正予算(第6号)について日程第9 議案第26号 令和2年度交野市一般会計補正予算(第1号)について           以上、総務文教常任委員会付託議案日程第10 議案第5号 「みんなで咲かそう手話の花」交野市手話言語条例の制定について日程第11 議案第7号 交野市水道事業経営審議会条例の制定について日程第12 議案第8号 交野市印鑑条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第11号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第12号 交野市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第14号 令和元年度交野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について日程第16 議案第15号 令和元年度交野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について日程第17 議案第18号 令和2年度交野市国民健康保険特別会計予算について日程第18 議案第19号 令和2年度交野市介護保険特別会計予算について日程第19 議案第21号 令和2年度交野市後期高齢者医療特別会計予算について日程第20 議案第22号 令和2年度交野市水道事業会計予算について日程第21 議案第23号 令和2年度交野市下水道事業会計予算について日程第22 議案第24号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について           以上、都市環境福祉常任委員会付託議案日程第23 議員提出議案第1号 公立学校教職員への「1年単位の変形労働時間制」導入の撤回を求める意見書の提出について日程第24 議員提出議案第2号 選択的夫婦別姓制度の法制化に関する意見書の提出について日程第25 議員提出議案第3号 新たな国民負担が伴う地方議会議員厚生年金加入に断固反対する意見書の提出について日程第26 議員提出議案第4号 市長の専決処分事項の指定についての一部改正について日程第27      常任委員会所管事務調査報告について日程第28      議会運営委員会所管事務調査について日程第29      常任委員会所管事務調査について     (午前10時00分 開議) ○議長(久保田哲) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 まず、事務局から本日の議員の出席状況の報告を受けることといたします。事務局長。 ◎事務局長(奥西隆) おはようございます。本日の議員の出席状況をご報告申し上げます。本日の会議出席議員は15名で、全員出席です。 以上、報告を終わります。 ○議長(久保田哲) それでは、議事に入ります。 なお、本日の議事はお手元に配付しております議事日程のとおり定めておりますので、ご了承願います。 お諮りいたします。議事整理の都合上、総務文教常任委員会委員長の審査報告は、当該委員会に付託された案件を一括して報告願うことにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、総務文教常任委員会に付託された案件の審査報告は、委員長より一括報告を願うことに決しました。 日程第1 議案第4号 交野市学校教育振興基金条例の制定について 日程第2 議案第6号 交野市文化財保存活用地域計画協議会条例の制定について 日程第3 議案第9号 交野市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例について 日程第4 議案第10号 交野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 日程第5 議案第13号 令和元年度交野市一般会計補正予算(第5号)について 日程第6 議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算について 日程第7 議案第20号 令和2年度交野市公共用地先行取得事業特別会計予算について 日程第8 議案第25号 令和元年度交野市一般会計補正予算(第6号)について 日程第9 議案第26号 令和2年度交野市一般会計補正予算(第1号)について 以上9件を一括議題といたします。 一括して委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会野口委員長。 ◆総務文教常任委員長(野口陽輔) ただいま議題となりました議案第4号、6号、9号、10号、13号、17号、20号、25号及び26号の9件について、総務文教常任委員会における審査の報告をさせていただきます。 各議案につきましては、去る2月25日及び3月6日の本会議において、それぞれ当委員会に付託され、3月10日から13日まで及び16日に委員会を開催し、審査を行ったものであります。 委員会では、多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査が行われましたが、時間の都合上、その概要の報告とさせていただきます。 なお、質疑、答弁の詳細につきましては、事前に配付しております総務文教常任委員会会議録、令和2年3月10日開会、16日閉会分の校正前原稿をご覧いただきますようよろしくお願いいたします。 まず、議案第4号 交野市学校教育振興基金条例の制定について、議案第6号 交野市文化財保存活用地域計画協議会条例の制定について、議案第9号 交野市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第10号 交野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第13号 令和元年度交野市一般会計補正予算(第5号)については、それぞれ採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算につきましては、歳出の民生費から交通系ICカードによる運賃購入費補助金交通不便地区移動支援のための公用車購入送迎車両購入費助成補助金に関する予算を削除、福祉巡回バスの借上料及び委託料を昨年並みに増額、差額の一部を予備費に計上、また教育費の魅力ある学校づくり事業基本設計等委託料1億3千万円を削除する。歳入では、市債に含まれる福祉運送車両購入事業債の400万円を計上せず、それ以外の差額は繰入金の中の財政調整基金の取崩し繰入金の減額を行う内容とする。歳入歳出それぞれ1億3千450万円の減額、予算総額268億4千700万1千円を修正する修正案の提出がありました。 まず、修正案に対する賛成討論としては、「まず、ゆうゆうバスについては、廃止もやむを得ないと考えるが、廃止によりバス路線が黒字化するとは思えず、またバス事業者が路線を維持すること、減便しないことについては約束されていない。そのため、ゆうゆうバスを一旦存続させた上で、バス事業者、交野市、利用者等とで真摯に協議を行い、とりわけ南部地域の公共交通を確保すべきものと考える。次に、施設一体型小中一貫校に係る基本設計等業務委託費については、学校校舎は老朽化しており、また児童・生徒も減っていることから、解決策を検討しなければならないと考えるが、令和2年度に多額の予算を投じる基本設計に着手することに関しては疑問を持っている。以上のことから、修正案のほうが利にかなっていると考え、賛成する」との討論がありましたが、採決の結果、賛成少数をもって否決すべきものと決しました。 次に、原案に対する反対討論として、「ゆうゆうバスの廃止を1年間保留し、路線バスの維持、継続と、高齢者、障がい者、乳幼児と保護者等の福祉施策としての交通手段の確保も含めて、市全体としての交通手段を総合的に確保するための交通計画を行政、市民、交通事業者の参加で集中的に検討し、策定を求めること。小中一貫校の施設や運営、工事期間中の通学の在り方など、保護者や地域住民、市民の納得が十分に得られないまま基本設計を具体的に進めることは認められないこと、市の結論ありきで、市民の声を反映しようとしない市政運営が見られたが、市長が施政方針で述べた『共感』『共有』を大切にした市民参加の市政運営に切り替えることなどを強く求め、反対をする」との討論があり、賛成討論としては、「新年度予算は、令和元年度と比べ、総額がかなり増加した予算案となっているが、厳しい財政状況の中においても一定理解できる予算編成となっている。また、庁内組織では、令和2年度からは、庁舎整備に関して、新庁舎整備室を位置づけるなど、新年度からより具体的な方向が示されると考える。財政運営では、新年度は財政運営基本方針の見直し時期となり、持続可能な財政運営の確保のための財政規律と財政確保策をしっかり検討していただきたい。最後に、5月から始まる予定の、ゆうゆうバスに代わる高齢者・障がい者等外出支援事業については、地域の誰もが利用できる路線バスの持続可能な運行体制に向けて、路線及び便数の拡充など多様な利用促進方策を進めること、地域、交通事業者、行政の継続的な連携と役割分担の下、持続可能な地域公共交通体系の実現を目指していくこと、新たな外出支援制度の実施において、市民への周知と、今後においても施策の効果検証を行っていくこと、以上3点の要望を申し添え、賛成をする」「令和2年度の予算は、厳しい財政状況の中で、地域経済の後押し、教育環境の充実、市民福祉の向上に重点を置いた予算編成となっている。見直しが行われる外出支援施策は、より目的と合った施策となるよう、検証、見直しを行うことを意見として申し添え、税金を1円たりとも無駄にすることなく、最少の経費で最大の効果を挙げていくことをお願いし、賛成をする」との討論があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第20号 令和2年度交野市公共用地先行取得事業特別会計予算については、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第25号 令和元年度交野市一般会計補正予算(第6号)については、反対討論として、「本補正予算は、小・中学生全員に1人1台のタブレット端末を整備する計画の中で、キャビネットの整備等を進める予算となっている。ICT環境を必要に応じて整備していくことは必要だと考えるが、整備には、国の補助があるものの、市の負担が毎年1億円前後もかかり、莫大な経費がかかる事業となっている。教育的効果と費用対効果等について、十分な議論、検討がされないまま、莫大な支出につながる整備を拙速に決めるべきではないと考え、反対をする」との討論がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号 令和2年度交野市一般会計補正予算(第1号)については、反対討論として、「必要に応じて順次ICT環境の整備を進めていくことは必要と考えるが、小・中学生全員に1人1台のタブレット端末を整備することは莫大な経費が生じる事業であり、その教育的効果と費用対効果等について、十分に検討されないまま拙速に整備計画を決めるべきではないと考え、反対をする」との討論がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、当委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。 ○議長(久保田哲) 委員長報告はお聞きの次第です。 それでは、議案第4号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第4号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第6号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第9号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第9号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第10号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありますか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第10号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第13号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第17号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 松村議員外4名から、議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算について、修正動議が提出されております。 お手元の修正動議をご覧ください。 本動議については、交野市議会会議規則第17条の要件を満たしておりますので、成立いたしております。 発議者から説明を求めます。松村議員。 ◆7番(松村紘子) それでは、議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算に対する修正案について、発議者を代表し、その修正の概要と提案理由の説明を申し上げます。 今回の予算で提案された外出支援に関する事業案は、審議会で一度否決された事業案を再度持ち出したものであり、極めて市民合意という点で不十分、不適切なため、議会の役割として看過できるものではありません。審議会の中で否決されたのであるならば、本来、再度新たな案を作成し、再審議するのが手順であると考えます。また、このようなことがまかり通ってしまうのであれば、市のあらゆる方針案を策定する審議会は全て形骸化してしまい、交野市にとって都合のいい市政運営がなされ、市民のための市政運営ではなくなってしまいます。 内容としましても、ゆうゆうバスのみが走っていた私市山手、郡津、梅が枝等の地域に対してのバス路線の補完ができておらず、ゆうゆうバスを廃止しても民間バスが残る確約もないという課題が浮き彫りのまま、解決されていない状態です。これでは、交野市が一方的に民間バスのニーズに応えたつもりになっているだけで、納税者である市民のニーズに応えているとは言えません。 以上の理由により、令和2年度交野市一般会計予算のうち、市民の声と審議会を無視した新たな外出支援事業には賛成できません。 そのため、修正予算案の内容として、民間バス維持方策の一つとする交通系ICカード活用公共交通機関運賃購入費補助事業をそのまま残し、ゆうゆうバスについては、暫定措置として1年間の延長を行い、また、ゆうゆうバス廃止に伴う新規事業案であった交通不便地区移動支援事業送迎車両購入費助成事業妊婦移動支援サービス事業の3つについて削除し、ゆうゆうバス1年の延長の中で、交野市として、民間バス事業者と市民を交えた地域公共交通計画を策定することを求める予算修正案を提案いたします。 それでは、提案内容の詳細説明をさせていただきます。 お配りされています議案書を見ていただきたいと思います。 まず、議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算に対する修正動議でありますが、上記の動議を地方自治法第115条の3及び交野市議会会議規則第17条の規定により、修正案を添えて提出いたします。 2ページ目をご覧ください。 議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算に対する修正案であります。 議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算のうち、歳入歳出の一部を次のように修正いたします。 第1表中、歳入、市債の26億2千90万円を26億1千690万円に減額します。これは、交通不便地区移動支援事業における福祉運送車両購入事業債を削除したことによる金額の変更です。そして、余った400万円を基金繰入金に充当するものです。 同じく、第1表中、歳出、民生費の社会福祉費60億8千182万7千円を60億8千129万円に減額します。これは、ゆうゆうバス2台分の予算を計上し、3つの交通不便地区移動支援事業送迎車両購入費助成事業妊婦移動支援サービス事業を削除したことによる金額の変更です。そして、そこから余った53万7千円を予備費に充当するものです。 以上を修正案として提出させていただくものであります。 先ほども提案理由の中でも述べましたが、本件は市の提出案の内容はもちろん、審議会で十分に議論されることもなく、また否決されたにもかかわらず、市が提案したということでありまして、これは議会としてのチェック機能を果たす上で問題があるということでの反対でもありますので、たくさんの方の賛同をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(久保田哲) 説明が終わりました。 これより議案第17号の修正案に対する質疑に入ります。質疑はありますか。3番、友井議員。 ◆3番(友井健二) 質疑を2点ほどさせていただきたいと思います。 まず、1点目でございます。先ほど、今回の一般会計予算修正の動議がなされ、修正案の説明がありましたが、その趣旨の内容で2点ばかりお聞きしたいと思います。 1点目は、民生費に関しまして、今回、実は過日、3月16日でしたか、総務文教常任委員会で一般会計の予算の審議がありました。その中で、最終、この予算に関して、委員会で2名の議員の連名で修正案が出ました。その修正案の内容と、その2名の方も名前が挙げられています今回の修正動議の修正案の内容と、違いがあるんです。 一つは、ゆうゆうバスの代わりに、市のほうが提示されました6つの外出支援の事業があるんですけれども、その中で交通系ICカード活用公共交通機関運賃購入費補助事業というのが、委員会での修正案では削除ということで修正案が上がっていました。今回は、その削除に上がっておりません。それとは逆に、妊婦の移動支援サービス事業というのが削除として今回の動議の修正案に上がっております。 さらに言えば、委員会での修正案の中には、教育費に関して、施設一体型小中一貫校を建設する計画に伴う基本設定等の業務委託、これに関しても、委員会での修正案では削除になっておったのが、今回は削除になっておらない。 こういった委員会で出されたお2人の修正案と、今回、そのお2人も名前連なっています修正動議案、この動議案と整合性が取れていない、これまず1点目、なぜこういう整合性が取れていないのか、その理由をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(久保田哲) 松村議員。 ◆7番(松村紘子) 友井議員の質問に答えさせていただきます。 過日、総務文教常任委員会におきましても予算修正案が提示されましたが、そちらは委員会内のメンバーでの予算修正であり、その後、その修正案が委員会で否決された結果も踏まえて、発議者の5名で内容を精査し、市の予算案よりも市民のニーズに応えたものであること、そして、より多くの市民、議員の賛同を得られるものをと考え、今回の修正予算案の内容に至りました。 ○議長(久保田哲) 3番、友井議員。 ◆3番(友井健二) もう一点、今回の動議、修正案に関しまして、交通系のICカード活用公共交通機関運賃購入費補助事業というのが削除から外されているんです。それでまた、ゆうゆうバスを令和2年度、さらに1年間運行するということなんですけれども、4月1日からずっと1年間ゆうゆうバスを走らせると、そうなりますと、4月1日から新たに、今、ゆうゆうバスの乗車証を持っている人とは別に、また新たにゆうゆうバスの乗車証を申請する方も、この4月1日から1年間で出てくるだろうと思っております。 そういった方々は、今回、交通系のICカード活用の運賃の購入費の補助を受けられない、そういうふうに解釈ができるんですけれども、その点の矛盾というか、ちょっと公平に欠けているんかなと思いながら、その点、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(久保田哲) 松村議員。 ◆7番(松村紘子) ゆうゆうバスと交通系ICカード活用との兼ね合いについてということでのご質問でございますが、ゆうゆうバスと交通系ICカードに関しまして、ゆうゆうバスに乗られる方については、乗車証を発行し、ICカード活用の補助事業との併用を不可とします。また逆に、ICカードの補助事業を利用される方は、ゆうゆうバス乗車は不可になりますので、どちらかを選択していくいただく形になると考えています。 ○議長(久保田哲) 3番、友井議員、よろしいですか。 ◆3番(友井健二) 一応、質疑は2回ということでなっておりますので、そのとおりさせていただきます。あと、討論のところできちんと説明させていただきたいと思います。 ○議長(久保田哲) これをもって質疑を終結いたします。 あらかじめ申し上げます。本議案の討論、採決については、まず修正案の討論、採決を行った後、原案の討論、採決を行います。 よって、議案第17号の修正案に対する討論に入ります。討論はありますか。3番、友井議員。 ◆3番(友井健二) 議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算に対する修正動議に対する反対討論を、会派公明党を代表して討論させていただきます。 修正案の趣旨内容は、1つ、ゆうゆうバスを令和2年度も運行、2つ、ゆうゆうバスに代わる新たな外出支援事業6つのうち、公共交通不便地区移動支援事業妊婦移動支援サービス事業送迎車両購入費助成事業の3つの事業を削減するという予算修正案であります。 先ほどの質疑でもさせていただきましたが、さきの総務文教常任委員会の予算審議、3月16日に行われましたが、その予算審議においても、今回の修正動議の発議者の中の2名の議員が連名で修正案を提出されました。 委員会での修正案と今動議の修正案には、趣旨内容が違っております。具体的には、一つに、民生費に関して、ゆうゆうバスに代わる新たな外出支援の一つ、交通ICカード活用公共交通機関運賃購入費補助事業が削除されていたものが、今修正動議案にはされていない。逆に、妊婦移動支援サービス事業が削除されている。教育に関して、施設一体型小中一貫校の整備に伴う、魅力ある学校づくり事業基本設計等委託料1億3千万円が削除されていたものが、今修正動議案には削除されていないなど、常任委員会から僅か1週間足らずの短期間で変わった修正案となっております。 市民の皆様からお預かりしている税金等の歳入で編成される1年間の市政の運営に当たる大事な予算、私たち議会からも、これまで新しい予算編成においては、種々、一般質問、委員会等で市に対しても要望してまいりました。簡単に、この1週間足らずの短期間で、違った内容の予算の修正案を提出していること自体が問題だと思います。 そもそも、今修正案は、ゆうゆうバスに代わる新たな外出支援策のことになると思いますが、これまでのゆうゆうバス、路線バス、さらには市の外出支援に関しての経過、現状と課題については、市長の施政方針及び新たな外出支援策の中の基本的な考え方にも述べられております。 ここで、一度、確認をさせていただきたいと思います。 平成29年7月には、京阪バスから交野市へ、南星台関連系統バス路線の廃止を含む交野市域における路線見直しの計画の申出があり、平成29年9月には、議会として、地域住民の日常生活に多大な混乱が生じることから、京阪バスに対して、南星台関連系統バス路線の継続に係る要望書を提出、平成30年2月には、京阪バスの運行系統の見直し、路線の変更、減便が実施されました。 そして、平成30年2月、交野市から交野市地域公共交通検討委員会へ2つの諮問がなされました。一つは、路線バスの維持継続方策について、2つ目は、交野市内における公共交通体系のあり方について、この2点の諮問が検討委員会のほうに市からされました。そして、平成31年3月には、この検討委員会より市へ答申が出されました。 さらに、平成31年4月には、この答申を受けて、市から、「ゆうゆうバス」に代わる新たな高齢者、障がい者への外出支援策についての内容の諮問が交野市地域福祉計画推進審議会に出されました。そして、令和元年11月には、審議会では答申に至らず、そして令和元年12月には、パブリックコメントにかけるべく、内容の、市のさらに新たなる外出支援策の報告が議会にありました。そして、令和元年12月から令和2年1月にかけて、約40日間にわたりパブリックコメントを実施、それを受けて、議会にも、2月の議員の全員協議会の場でパブリックコメントの結果の報告がありました。 以上が、これまでの経過であります。 この間、議会としても、いろいろな機会で質問、質疑を市当局としてきました。今回のゆうゆうバスに代わる新たな外出支援制度への見直しは、一つは、路線バスの利用者減少が今後も続けば、路線バスの維持、確保が困難となり、さらなる減便、撤退が危惧される。路線バスが撤退すれば、ゆうゆうバス利用対象者以外の方も含めて移動手段の確保がさらに厳しくなり、何としても公共交通として、市民誰もが利用できる路線バスの維持、継続を図るため、2つには、これからのさらなる高齢化に向けて、ゆうゆうバスを含めた外出支援制度全体の見直しにより、外出支援制度の対象や手段の拡充を通じて、これまで支援が行き届かなかった方々への対応を図るという目的で、今までの外出支援制度の拡充政策や新規の施策を新年度予算に計上してきたわけであります。今議会定例会でも、一般質問、予算審議等で質問、質疑を行い、市の答弁も聞き、一定の理解をさせていただきました。 ただ、これまでの市としての進め方、審議会の在り方、さらにはパブリックコメントの在り方等、少し課題は残りましたが、市としては、これらについてもこれからもしっかりと検証していただき、今後にぜひとも生かしていただきたいと思っております。 その中でも、特にパブリックコメントの在り方、内容でありますが、さきの議員全員協議会でも何人かの議員から指摘がありました。市民の声、意見を聞くパブリックコメント、外出支援策のデメリットを羅列した箇条書の文章、しかも一字一句同じ内容の文章、その内容の文章に、ただ名前を書いて提出されてきた、いわゆるアンケート形式のパブリックコメント、受け付けした意見等、パブリックコメントの中で、1千986件のうち、何と1千855件がそうであったとお聞きしております。果たして、これが本当の市民の意見なのか、パブリックコメントなのか甚だ心外であるし、とんでもないことであると思いました。こういう気持ちは私だけではないと思います。何のための市民の声を聴くのか、果たしてパブリックコメントの意味があるのか。 今回のゆうゆうバスを含めた市の外出支援制度の見直しは、これで終わりではないと思います。これで終わりとしてはいけません。市長の施政方針の中でも、「新たな外出支援制度の実施にあたっては、多くの市民の皆様から不安の声を頂いているところについては、大変重く受け止めており、今後においても、施策の効果検証を行うとともに」「誰もが利用できる路線バスの持続可能な運行体制に向けましては、地域の皆様のご理解をいただきながら、多様な利用促進を進めていく必要があります。地域、交通事業者、行政の継続的な連携と役割分担による、持続可能な地域公共交通体系の実現を目指してまいりたいと考えております」と述べております。 議会としても、今後とも市民の声をお聴きしながら、市の予算執行事業に関しては、しっかりと監視を続けてまいりたいと思います。 そして最後に、大事なことをここで述べさせていただきたいと思います。 本修正案でありますが、第1表の歳入歳出予算の一部の修正の中で、款市債、項市債で400万円の削減に改めていますが、予算書10ページの第3表地方債の起債目的、福祉運送車両購入事業、限度額400万円の箇所が、本修正案では削除されずに残っております。参考でもある明細書の間違いであればまだしも、この間違いは修正案そのものの間違いとなるのではないですか。 こうした、議案として体裁、条件が整っていない不備の修正案には、賛成できません。各議員の良識判断をお願いして、反対の討論とさせていただきます。 ○議長(久保田哲) 8番、山本議員。 ◆8番(山本景) 議案第17号、修正動議に対しましての賛成の立場から討論を行います。 これ、ゆうゆうバスの存続に関しての修正動議でございますが、ゆうゆうバスに関しましては、様々な議論があることは承知をしております。 ゆうゆうバスの路線の赤字、利用者が減少している、この点については事実であり、ゆうゆうバスを廃止しないと路線の大幅な変更、言わば路線の大幅な減便が起きる可能性があると、これは市のほうも言っており、このこと自体はおおむね事実であるというふうに受け止めております。 ただ一方で、ゆうゆうバスを今度4月に廃止したからといって、とりわけ南部地域、南星台系統のバス路線、じゃ、今後も残るのかと言ったら、そうではないと。それで、黒字化するのか、これ黒字化の確約があるというわけでもないと。ある地方紙の報道でも、これ黒字化するのは難しいのではないかという京阪バスのコメントも掲載がされている次第でございます。 そういった中、今後の公共交通の在り方については、当然議論はすべきだとは思いますが、ゆうゆうバスを廃止してから議論するのではなくて、まず一旦、ゆうゆうバスの廃止については保留をする、保留をした上で協議を重ねて、よりよい公共交通網を市民の皆様と共につくったほうがまだいいというふうに、私はそのように考えている次第でございます。 現在、大阪府下におきまして、人口が増加しているのは大阪市内や北摂、大阪狭山とか、交通の利便性が非常に高くて、そして住宅着工戸数が多い地域でございます。今、交野市については、残念ながら、とりわけ近年、去年ですけれども、転出超過に陥って、人口についても減少が続いている、そういった中にあります。 まずは、ゆうゆうバスにつきましては、保留をした上で、よりよい公共交通を地域、事業者、そして市民、様々な皆様と協議を重ねて、よりよい公共交通をつくることを目指すべきだと考えます。そういった考えに基づきまして、本修正動議に賛成をいたします。 以上でございます。 ○議長(久保田哲) 4番、皿海議員。 ◆4番(皿海ふみ) 議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算に対する修正案について、日本共産党を代表して賛成の討論を行います。 日本共産党は、先日の総務文教常任委員会におきまして、ゆうゆうバスの運行継続を求めること、また施設一体型小中一貫校の整備を進める基本設計の予算を削除することの2点におきまして、修正案を提出させていただきました。 しかし、委員会では、その修正案は賛成少数で否決される結果となってしまいましたことを踏まえ、本会議では、改めて、ゆうゆうバス運行継続の部分だけでも市民の切実な声に応えて、一致できる修正案を5人の発議者で準備したものでございます。 さて、令和2年度の一般会計予算案では、ゆうゆうバスを4月末で廃止し、代わりの外出支援策を行う予算となっていますが、市が提案している代わりの外出支援策では、ICカードの運賃補助も僅か数回分の外出にしかならず、とりわけ、ゆうゆうバスしか走っていない地域では、日常的に利用できる交通手段がなくなってしまいます。ゆうゆうバスは、長年にわたり、障がい者や高齢者の外出や自立、社会参加を支える重要な役割を果たしてきました。 これまで、誰もが安心して暮らせる交野のまちを願って活動を続けてこられた多くの高齢者団体、障がい者団体、また市民団体やボランティアグループなどの活動も、ゆうゆうバスに大きく支えられてきました。このまま、ゆうゆうバスが廃止されれば、買物や通院などの日常生活にその日から支障を来し、趣味のサークルやボランティア活動などの社会参加の機会を諦めざるを得ない高齢者、障がい者が数多く生まれることは明らかです。地域に欠かせない路線バスを維持することと、それだけではカバーできない高齢者、障がい者等の交通手段や外出支援策を総合的に検討し、誰もが安心して外出できる市の交通計画をつくる必要があると考えます。 この間、市長が諮問した地域福祉計画推進審議会では市の提案する外出支援策が否決されたにもかかわらず、またパブリックコメントには1千931件もの市民の意見が寄せられたにもかかわらず、市が廃止の方針を一方的に推し進め、先日の市議会では、市民10団体から提出された請願、またこの間、ゆうゆうバスの継続を求める署名が約1万筆、市長に提出されている。これらの市民の声をことごとく無視して廃止を強行することは、あまりにも市民軽視、市民不在の進め方です。 改めて、これまでの市民の声を重く受け止め、令和2年度については、ゆうゆうバスの運行を継続し、その間、集中的に行政、交通事業者、市民の参加で市の交通計画を検討し、その中でこそ、ゆうゆうバスの在り方を検討することを強く求めまして、修正案に賛成の討論といたします。 以上です。 ○議長(久保田哲) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第17号の修正案を採決いたします。本件は修正案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(久保田哲) 起立少数です。よって、本修正案は否決されました。 次に、議案第17号の原案に対する討論に入ります。討論はありますか。7番、松村議員。 ◆7番(松村紘子) 議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算について、反対の討論をさせていただきます。 外出支援施策について、まず市政運営の方法として、繰り返しとなりますが、審議会の中で否決されたのであるならば、本来、再度新たな案を作成し、再審議するのが手順です。このようなことがまかり通ってしまうのであれば、市のあらゆる方針案を策定する審議会は形骸化してしまいます。今の黒田市政の市政運営の仕方は、市民軽視につながるものであると指摘しておきます。 また、ゆうゆうバス廃止に伴う市の代替案では、ゆうゆうバスのみが走っていた地域に対してのバス路線の補完ができておらず、ゆうゆうバスを廃止しても民間バスが残る確約もありません。 要望としましては、1点目、地域公共交通については、地域の声を聴かずに、机の上で駅・バス勢圏を判断し、公共交通は充足しているという市の考えに対して見直しを求めるとともに、ゆうゆうバスの路線補完や星田行きの運行について、バス事業者が持続可能な運行できるよう配慮した地域公共交通計画を交野市、バス事業者、市民が協力して策定することを求めます。 2点目、外出支援については、都市計画化の基準にとらわれることなく、高齢者や障がい者、利用者の方の声を聴いた上で、歩行可能な距離基準を別途定め、それを超える範囲については乗合タクシーを出すなどの外出支援策を打つことを要望いたします。 次に、小中一貫校について、十分な敷地確保ができていない中での拙速な一貫校建設については、やはり疑問を感じざるを得ません。小中一貫教育について、進めるメリットは大きいと考えますが、1千人を超える児童・生徒を交野小学校の敷地内に集めるという小中一貫校の建設については、狭い敷地の中では、工夫するといっても限界があります。緑の多い自然環境や広いグラウンドで伸び伸びと子供たちを育ててきた交野市の教育環境、スポーツ環境は、子供たちの人格形成や成長に大きく影響を与えていたと、交野市の小・中学校で育った私自身も感じることです。 社会教育と学校教育は別物であり、いきいきランドの敷地やプール利用には様々な問題が生じます。現状では、小・小統合や校区変更が現実的であるやに考え、小中一貫校の建設については再考することを求めます。 そして、財政面について、星田北土地区画整理事業に加えて、今後、小中一貫校の建設、庁舎整備等、100億を超える予算に対して、その多くが市債で賄われる中、将来世代に対して大きく負担を残すことになります。庁舎整備に関しては、敷地面の見直しも含めて、できる限りコストを下げるよう努力し、小中一貫校については再考することを求めます。 以上のことから、議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算について、反対の討論とさせていただきます。 ○議長(久保田哲) 12番、臼口議員。 ◆12番(臼口誠二) 議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算につきまして、会派として賛成の立場で討論させていただきます。 令和2年度の予算につきましては、厳しい財政状況の中で、地域経済の後押し、教育環境の充実、市民福祉の向上に重点を置かれた予算編成となっており、一定評価できるものです。 予算の中の外出支援、また福祉施策につきましては、会派に対して多数のファクスを頂くなど、多くの市民の声も届いております。会派としましても重く受け止めることは当然ですが、市長の答弁にも、路線バスの維持、継続を図ること及び新たな外出支援施策により対象者や手段の拡大を行い、これまで支援の行き届かなかった部分の改善を図るとあります。 また、さきに行われました予算委員会でも、他会派の質問に対しましても、改善に取り組むこともお答えいただいております。 新たな施策につきましては、不満や不安があるということを認識していただき、外出支援施策実行中も定期的に市民や交通事業者と協議の場を設け、より目的に合った施策についての検証、見直しを行うこと、そして当該市民に適した外出支援の案内を行うこと、予算決定後は直ちに市民周知の徹底を行うことを要望として申し添えさせていただきます。 本市におきましては、今後も大きな課題を抱えており、市民の声を聴く審議会、パブリックコメントの在り方について、大きな問題が提起されたと感じております。事業、施策の進め方についても、情報発信を提供して、再考していただき、市民の皆様からお預かりした税金を1円たりとも無駄にすることなく、最少の経費で最大の成果を挙げていただきますようお願いいたしまして、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(久保田哲) 8番、山本議員。 ◆8番(山本景) 議案第17号に対しまして、反対の立場から討論をいたします。 なお、先ほどの修正のところで一定討論を行っておりますことと、あと、総務文教常任委員会で、私、一番質疑等を行っておりますので、重複する部分につきましては割愛をいたしますが、先般、星友クラブ連合会等の方々からお招きを賜って、市民集会にも参加させていただいております。星友クラブ等、皆様との約束については、決してたがえることなく筋は通したい、そのために議案第17号、ゆうゆうバスを廃止するということを含んでおりますので、反対をいたします。 以上でございます。 ○議長(久保田哲) 3番、友井議員。 ◆3番(友井健二) 議案第17号、令和2年度一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 先日の一般質問、さらには今回の新年度予算案の審査における質疑応答において、本予算案の内容を精査すると、令和元年度と比べて、新年度予算はかなり増加した予算になっていますが、厳しい財政状況の中、一応理解できる予算編成になっていると思います。 また、庁内組織としては、令和元年度に設置した特定事業推進室、令和2年度からは庁舎整備に関して新庁舎整備室と位置づけを行うなど、新年度からより具体的な方向が示されると思います。 財政運営においては、新年度は財政運営基本方針の見直し時期ともなり、将来にわたり持続可能な財政運営の確保のための財政規律と財源確保策をしっかり検討していただきたいと思います。 最後に、ゆうゆうバスに代わる新たな高齢者、障がい者等への外出支援策として、新年度5月から始まる予定の市の高齢者、障がい者等外出支援事業について、市長から交野市地域公共交通検討委員会に諮問され、その後、検討委員会の答申がなされました。その検討委員会の答申の取りまとめの内容も含めて、要望を3点させていただきたいと思います。 1点目は、地域の誰もが利用できる路線バスの持続可能な運行体制に向けて、路線及び便数の拡充など、多様な利用促進方策を進める。 2点目、地域、交通事業者、行政の継続的な連携と役割分担の下、持続可能な地域公共交通体系の実現を目指していく。 3点目、新たな外出支援制度の実施において、市民への周知徹底と、今後においても施策の効果検証を行っていく。 以上3点の要望を申し添えて、議案第17号、令和2年度一般会計予算に賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(久保田哲) 4番、皿海議員。 ◆4番(皿海ふみ) 議案第17号、令和2年度一般会計予算について、日本共産党を代表し、反対の討論を行います。 反対の理由の第一は、高齢者、障がい者等の外出や社会参加を支えているゆうゆうバスを4月末で廃止しようとしていることです。ゆうゆうバスが廃止されれば、身近に利用できる交通手段がなくなってしまう方を多く残したまま、審議会の結果やパブリックコメントでの市民の声も無視して廃止を強行することは認められません。 さらに、代わりとなる外出支援策について、3年間の経過措置の対象を、この3月31日までにゆうゆうバス乗車証を持っている方に限定していますが、市民への周知は行われていません。市民への周知もせずに、今日も含めてあと5日で期限を一方的に締め切るのは、あまりにも乱暴です。最低限、制度切替えの4月30日まで延長するのが当たり前の対応だと考えます。 市長は、今議会の施政方針で、市民との「共有」「共感」を大切に市政運営に取り組んでいきたいと述べられましたが、ゆうゆうバスの問題で市民説明会も開かれず、また市民団体が市長に懇談を申し込んでも会わないなど、市民に説明を尽くし、市民の声に共感、共有しようとする姿勢は見受けられませんでした。市の結論ありきでなく、市民の声を真摯に市政運営に反映させることを強く求めます。 次に、第一中学校区での施設一体型小中一貫校の建設に向けて、具体的に基本設計を進めていく予算となっていますが、交野小学校の敷地で小・中3校分の児童・生徒の十分な活動場所が確保できるのか、小学校5、6年生が高学年として大きく成長する機会や、中学生の思春期特有の模索やエネルギーに応えられる教育環境が確保されるのかなど、多くの懸念があります。 新しい小中一貫校にはプールを造らず、いきいきランドのプールを使用するとされていることをはじめ、小中一貫校の施設や運営、工事期間中の通学の在り方なども含め、保護者や地域住民、市民の納得が十分得られていないまま、基本設計を具体的に進めていくべきではありません。 また、小中一貫教育と併せた中学校教員の小学校への乗り入れ授業や、義務教育学校の今後の検討などは、国の流れを無批判に持ち込むのではなく、メリット、デメリット、必要性等について、開かれた場での十分な検討を求めるものです。 そのほか、緊迫する新型コロナウイルスの対策について、日々対応にご尽力いただいているところではありますが、子供たちの心身の健康のためにも、校庭開放など活動場所を確保することや、学校の一斉休校中、放課後児童会に入会していない子供も含めて、必要に応じて学校で受け入れることや、また市内事業者の営業、労働者の生活を守るための市としての独自の支援強化も改めて要望いたします。 次に、4月からの公立あまだのみや幼児園の民営化に併せて、民間保育所への看護師配置などの補助金や保育人材確保のための補助金などが創設されたこと自体は重要なことですが、協定書で約束した引継ぎを確実に行うための正規職員の派遣が、予算審議の時点でまだ確定していないことは問題であり、4月からの確実な実施を求めるものです。 また、民営化に伴い、公立の非常勤保育士等を多数、民営化園に移行し、再雇用を図ることで、残る2園の公立幼児園の人員配置が十分に取れていないことは、本末転倒と言わざるを得ません。人員配置を確実に行うことを求めます。 また、市役所庁舎をいきいきランドの敷地内に移転、建て替えをする計画については、新庁舎への交通手段の充実が必要不可欠であり、また青年の家については、駅から近い利便性、地域での避難所であることも踏まえて、現在の施設を継続することも含め、地域住民と共に再度検討することを求めます。 職員の体制では、ごみの収集で、廃プラの収集を今年から100%委託とし、燃やすごみの収集も委託の割合を引き上げることをはじめ、市長戦略では、他の分野でもさらなる民営化、民間委託を進めて、5年間で17名も職員を減らしていく職員定数管理計画を進めています。今、庁舎整備、学校再編などの大型事業も連続し、近年、相次ぐ災害への対応強化や高齢者へのきめ細かい支援などが求められる中で、正規職員の削減ではなく、増員こそが必要です。 最後に、今、国の消費税増税や社会保障の削減、さらに新型コロナウイルスの影響も加わり、市民の暮らしがますます厳しく、深刻になっている下で、市民に身近な交野市こそが、市民の声を聴き、市民の暮らしを守り、住民の福祉の増進を図るという地方自治体本来の役割に立ち返った市政運営を進めることを強く求めまして、反対の討論といたします。 ○議長(久保田哲) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第17号を採決いたします。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(久保田哲) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 松村議員。 ◆7番(松村紘子) ただいま可決されました議案第17号に対し、附帯決議案を提出したいと思います。 ○議長(久保田哲) ただいまより暫時休憩いたします。     (午前11時00分 休憩)     (午後2時30分 再開) ○議長(久保田哲) 再開いたします。 休憩中に、松村議員より、お手元に配付されました議員提出議案第5号 議案第17号令和2年度交野市一般会計予算に対する附帯決議についてが提出されました。 この際、これを日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、この際、議員提出議案第5号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 追加日程 議員提出議案第5号 議案第17号令和2年度交野市一般会計予算に対する附帯決議についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。7番、松村議員。 ◆7番(松村紘子) ただいま議題となりました議員提出議案第5号 議案第17号令和2年度交野市一般会計予算に対する附帯決議について、議案書記載の提出者5名を代表して提案理由を申し上げます。 さきに可決しました議案第17号 令和2年度交野市一般会計予算の執行に当たり、予算として反対をいたしましたが、反対をしたからといって提出できないものではなく、よりよい予算執行を求めるために附帯決議を提出いたしました。 外出支援施策の実施において、特に留意していただき、市民生活の向上につながるよう求めるために提案するものです。 また、附帯決議内容の7点を読み上げさせていただきます。 1、外出支援の代替策に伴い、日常活動の外出に困難をきたす地域への外出支援施策の拡充を図ること。 2、交野市は外出支援策実施中も定期的に、市民、交通事業者と協議の場を設け、市内公共交通の施策について意見聴取をおこなうこと。 3、交野市は施策の実施にあたり、関係する市民の声を外出支援施策へ反映させていくこと。 4、地域格差の生じない持続可能で利便性の良い公共交通施策実現のため、交野市として「地域公共交通計画」の策定に取り組むこと。 5、「交通系ICカード活用公共交通機関運賃購入費補助事業」「交通不便地区移動支援事業」は、経過措置として令和2年3月31日までにゆうゆうバス乗車証を所持するもののみ3年間を対象としているが、それまでに諸事情によりゆうゆうバス乗車証発行の手続きに来られなかった市民に対しては受付期間を令和2年4月30日まで延長すること。 6、代替策実施後は当面、外出支援についての相談件数の増加が見込まれるため、相談窓口を設けること。 7、予算決定後はただちに市民周知を徹底し、説明責任を果たすこと。 以上、附帯決議とする。 以上、議員提出議案第5号についての提案理由と内容とさせていただきます。よろしくご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保田哲) 説明が終わりました。 これより議員提出議案第5号に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議員提出議案第5号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありますか。11番、野口議員。 ◆11番(野口陽輔) 市民クラブを代表しまして、反対の討論をさせていただきます。 附帯決議案ということで、5名の賛成者の方々が提出されました。名前を見まして、びっくりしました。本来の附帯決議案というものがどういう性質のものなのか、本当にご存じなのかどうか。本来の附帯決議案というのは、原案に賛成すると、ただし、こういうことをやってほしいという条件づけがある、これが附帯決議案なんです。 ここの提出者の5名の方々は、先ほど原案に対して反対をなされました。今回は、こういう附帯決議案を出されるということは、じゃ、原案は賛成なんですよねと、普通はそういうことなんです。できるものならば、もう一回採決、採ってもらいたいぐらいですね、原案の。そしたら、この附帯案件もしっかり議論できるはずなんです。そういう性質のものなんです。 したがって、この原案に賛成なのか、反対なのか、ふらふらされているような方々の附帯決議案に、私は乗ることができないというのが1点。 もう一点は、この内容につきましては、先ほども報告がありましたけれども、既に委員会の中で多くは要望として上げられております。改めて、附帯決議案として出す必要はないということを思っておりますので、市民クラブとしては反対とさせていただきます。 以上です。 ○議長(久保田哲) 8番、山本議員。 ◆8番(山本景) 議案第17号令和2年度交野市一般会計予算に対する附帯決議について、賛成の立場から賛成討論を行います。 皆様もご承知のとおり、議案第17号と修正案、この修正案につきましては、ゆうゆうバスを存続させるものにつきまして、私は賛成をいたします。一方で、ゆうゆうバス廃止を、事実上の廃止を含んでいる議案第17号につきましては、反対をいたしました。 予算に反対をしたことが、附帯決議を出すのか、出さないのか、そこら辺の議論はあるとは思います。ただ、私といたしましては、予算の編成、その議決のところと執行のところについては、全く別物であるというふうに考えております。 よりよい予算の執行に当たって、ゆうゆうバスは廃止が議決はされてはおりますけれども、より多くの市民の皆様の意見を行政運営に反映させる、予算の執行に当たって、かなえるという思いを持ちまして、今回、皆様と共に附帯決議の賛成をしている次第でございます。どうか、そのような思いをご理解の上、ご事情ご賢察の上、ご判断をお願いいたしまして、賛成の討論といたします。 以上でございます。 ○議長(久保田哲) 10番、片岡議員。 ◆10番(片岡弘子) 反対の立場から討論させていただきます。 附帯決議案は、先ほど野口議員からもありましたように、既に委員会で多くの要望済みでございます。あえて出す必要がないかと思います。 私の地元の私市山手地域においては、既に地域において、これからの外出支援について考えて、取組を始められておられます。ゆうゆうバスがなくなり、不便を感じられる市民の方もいらっしゃると思いますが、新たに示されている外出支援施策が全て悪いこととは思わないことから、反対討論とさせていただきます。 ○議長(久保田哲) 6番、藤田議員。 ◆6番(藤田茉里) 議員提出議案第5号 議案第17号令和2年度交野市一般会計に対する附帯決議に対して、日本共産党を代表し、賛成の討論を行います。 今回のこの附帯決議を提出した経緯は、午前中の本会議にて提出した予算修正案が否決され、予算原案が可決された中で、議会として、これまでの市民の声をしっかり受け止め、これまでの議論の中で浮き彫りとなってきた課題に対して、議会として市に対し、これだけはきちんと守るべき事項をまとめたものであります。ここに書かれていることは、これまでに予算に賛成されてこられた他会派の方々からも発言されていた内容を盛り込んでいることから、多くの議員の皆様の良識ある判断を得られるものだというふうに考えております。 今、市民の皆さんのこの思いを、議会としてどのように形にするのかが問われている状況だと私は考えております。だからこそ、予算には反対をいたしましたが、その中でも市民の皆さんのこの思いを形にすべく、この附帯決議案に賛成者として名前を連ねているところです。ぜひ、皆さんのご判断をお願いしたいと思います。賛成の討論といたします。 ○議長(久保田哲) 12番、臼口議員。 ◆12番(臼口誠二) 議案第17号令和2年度交野市一般会計予算に対する附帯決議について、大阪維新の会として、反対の立場から討論させていただきます。 本議案につきましては、修正動議の否決を受けた後、予算可決後の提出であり、予算を反対した議員の提出となっているということは、附帯決議の提出議員の方々におかれましては、予算に賛成していないとおかしいと考えております。 内容としましては、さきの予算の賛成討論でも発言しましたが、予算委員会の質疑において、一定の承諾を受けている内容となることから、質問、意見はございません。 本件におきましては、提出の賛否に至る整合性が取れないことは明らかですので、反対とさせていただきます。 ○議長(久保田哲) これをもって討論を終結いたします。 これより議員提出議案第5号を採決いたします。議案第17号に対し、附帯決議を付すことに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(久保田哲) 起立少数です。よって、議案第17号に対し、附帯決議を付することは否決されました。 次に、議案第20号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第20号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第25号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありますか。5番、北尾議員。 ◆5番(北尾学) 議案第25号 令和元年度一般会計補正予算(第6号)について、日本共産党を代表し、反対の討論を行います。 この補正予算では、国のGIGAスクール構想に基づいて、今後3年間で小・中学生の全員に1人1台のタブレットを整備するために、まずタブレットの保管や充電をするキャビネットを設置する予算となっています。 学校でのICT環境の整備を必要に応じて進めることは重要ですが、1人1台のタブレットを整備するためには、ランニングコストも含めて、3年間で約5億5千万円もの経費がかかり、国の補助金を差し引いても、市の負担は毎年1億円前後もかかる見通しになっています。このように莫大な経費のかかる1人1台のタブレット整備が、小・中全ての学年で、今、本当に必要なのか、慎重な検討が必要です。 特に、小学生は、漢字を書いて覚えたり、集団の中で人と人とのコミュニケーションを学んでいく時期でもあります。タブレットの活用が、逆に、文字を書く、人と話す、じっくり考えるなどの機会を減らしてしまうことや、視力などの健康面の悪化、ネット依存につながることなども心配されます。 また、国のGIGAスクール構想では、個別最適化された学びを実現するとして、一斉授業よりもタブレットで個人個人に合った個別の学びを強調していますが、これは集団の中で多様な意見を出し合って成長するこれまでの学校教育の在り方と異なる方向です。 こうした点から、1人1台のタブレット整備の必要性や活用法などについては、慎重な検討が必要であり、拙速に決めてしまう予算は認められません。 以上、反対の討論といたします。 ○議長(久保田哲) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第25号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(久保田哲) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第26号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。5番、北尾議員。 ◆5番(北尾学) 議案第26号 令和2年度一般会計補正予算(第1号)について、日本共産党を代表し、反対の討論を行います。 この補正予算は、小・中学校の全員に1人1台のタブレットを整備する3年間の計画の中で、まず1年目に小学校5年生、6年生、中学1年生のタブレットを整備する予算となっています。 学校のICT環境の整備を必要に応じて進めることは重要ですが、先ほど議案第25号の討論でも申し上げましたとおり、1人1台のタブレット整備は、市の負担が毎年約1億円という莫大な経費のかかる事業です。その教育的な効果等についての十分な検討がないまま、拙速に決めてしまう予算は認められません。 以上、反対の討論といたします。 ○議長(久保田哲) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第26号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(久保田哲) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 お諮りいたします。議事整理の都合上、都市環境福祉常任委員会委員長の審査報告は、当該委員会に付託された案件を一括して報告願うことにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、都市環境福祉常任委員会に付託された案件の審査報告は、委員長より一括報告を願うことに決しました。 日程第10 議案第5号 「みんなで咲かそう手話の花」交野市手話言語条例の制定について 日程第11 議案第7号 交野市水道事業経営審議会条例の制定について 日程第12 議案第8号 交野市印鑑条例の一部を改正する条例について 日程第13 議案第11号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について 日程第14 議案第12号 交野市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について 日程第15 議案第14号 令和元年度交野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について 日程第16 議案第15号 令和元年度交野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について 日程第17 議案第18号 令和2年度交野市国民健康保険特別会計予算について 日程第18 議案第19号 令和2年度交野市介護保険特別会計予算について 日程第19 議案第21号 令和2年度交野市後期高齢者医療特別会計予算について 日程第20 議案第22号 令和2年度交野市水道事業会計予算について 日程第21 議案第23号 令和2年度交野市下水道事業会計予算について 日程第22 議案第24号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について 以上13件を一括議題といたします。 一括して委員長の報告を求めます。都市環境福祉常任委員会、片岡委員長。 ◆都市環境福祉常任委員長(片岡弘子) ただいま議題となりました議案第5号、7号、8号、11号、12号、14号、15号、18号、19号及び21号から24号までの13件について、都市環境福祉常任委員会における審査の報告をさせていただきます。 各議案については、去る2月25日及び3月6日の本会議において、それぞれ当委員会に付託され、3月17日に委員会を開催し、審査を行ったものです。 委員会では、多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査を行いましたが、時間の都合上、その概要の報告とさせていただきます。 なお、質疑、答弁の詳細については、事前に配付しました都市環境福祉常任委員会会議録、令和2年3月17日分の校正前原稿をご覧いただきますようよろしくお願いいたします。 まず、議案第5号 「みんなで咲かそう手話の花」交野市手話言語条例の制定について、議案第7号 交野市水道事業経営審議会条例の制定について、議案第8号 交野市印鑑条例の一部を改正する条例について、議案第11号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について及び議案第12号 交野市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例については、それぞれ採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号 令和元年度交野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、反対討論として、「前年度繰越金を財政調整基金へ積み増しするだけではなく、国保加入者の保険料負担軽減のため有効活用するなど、積極的に取り組んでいただくことを強く要望し、反対する」との討論がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号 令和元年度交野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号 令和2年度交野市国民健康保険特別会計予算については、反対討論として、「来年度予算では、保険料の大幅な値上げとなる保険料率で予算組みがされていることや、高過ぎる保険料により納付できない状況において、公平性を保つためとして多くの差押えを行っていること、また保険料未納者への窓口10割負担となる資格証明書の発行を改めることなどを求め、反対する」との討論がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第19号 令和2年度交野市介護保険特別会計予算については、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第21号 令和2年度交野市後期高齢者医療特別会計予算については、反対討論として、「保険料率は、大阪府後期高齢者広域連合が設定していることを認識しているが、年金の減少、消費税の増税及び物価の上昇などによる貧困と格差が広がる中、さらなる保険料の値上げには賛成できず、市として広域連合に対し、保険料値上げ抑制の意見等を求めることを要望し、反対する」との討論がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号 令和2年度交野市水道事業会計予算について及び議案第23号 令和2年度交野市下水道事業会計予算については、それぞれ採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第24号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例については、反対討論として、「他市同様に、保険料率の据置きや保険料の引下げへと踏み出すことが求められていると考えるが、今回の条例改正では、保険料が値上げとなることから、反対する」との討論がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、当委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。 ○議長(久保田哲) 委員長報告はお聞きの次第です。 それでは、議案第5号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第5号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第7号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第8号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第11号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第12号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第12号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。6番、藤田議員。 ◆6番(藤田茉里) それでは、議案第14号 令和元年度交野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、日本共産党を代表して反対の討論を行います。 この議案は、国保会計の前年度繰越金の1億5千万円を財政調整基金へ積み増すものですが、このお金は被保険者から徴収した保険料が使われずに残ったものとも言えるお金であり、今回、また積み増すことで、その総額は約5億5千万円まで膨れ上がります。毎年、積み増しを続けるくらいなら、高過ぎる保険料に苦しむ加入者の負担軽減のために有効活用すべきだと考えております。 寝屋川市では、高過ぎる保険料を少しでも抑えるために、2年連続で保険料率の据置きに活用していたり、また四條畷市でも、この間、積み増ししてきた基金を、4年間をかけて毎年1億円ずつ取り崩し、保険料軽減のために活用するということであります。 他市でこうした努力がされているのですから、交野市でも前年度繰越金の有効活用に知恵を絞り、また基金の取崩しを決断し、少しでも加入者の負担軽減につながるよう努力することを強く求めます。こうした努力が、他市にできて、交野市にはできないということは到底考えられません。 交野市として、市民の暮らしと健康を守り、福祉の増進を図る立場から、安易に前年度繰越金を財政調整基金へ積み増しするばかりではなく、加入者の負担軽減のために積極的に取り組んでいただくことを強く求め、反対の討論といたします。 ○議長(久保田哲) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第14号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(久保田哲) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第15号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第15号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第18号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありますか。6番、藤田議員。 ◆6番(藤田茉里) それでは、議案第18号 令和2年度交野市国民健康保険特別会計予算について、日本共産党を代表し、反対の討論を行います。 反対の理由の1つ目は、高過ぎる保険料によって、多くの加入世帯の暮らしが脅かされる状況の中、交野市は毎年値上げを実施しており、来年度についても、例えば年間所得なし、40代単身者では、前年度の保険料と比較して約18.6%の値上げとなります。また、子供のいる世帯でも、年間所得200万円の40歳夫婦と子供2人の4人家族では、前年度の保険料と比較して約8.6%の大幅な値上げとなる保険料率で予算組みがされております。 消費税増税や物価の上昇などによって貧困と格差が広がり続ける中で、国民健康保険加入世帯の暮らしが立ち行かなくなっている状況に、今こそ目を向けることが必要です。日本共産党は、基金の活用や一般会計からの法定外繰入れによって、高過ぎる保険料のさらなる値上げに、交野市として終止符を打つことを強く求めます。 2つ目に、交野市の加入世帯の約87%が年間所得200万円未満である中、高過ぎる保険料によって、払いたくても払えない状況に苦しめられている加入者が多いにもかかわらず、公平性を保つためとし、容赦ない差押えを強行しています。その件数は300件と多く、私どもに寄せられる生活相談の内容と照らしてみても、その多くは生活状況を顧みない、憲法第25条の「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を踏みにじる差押えだと言わざるを得ません。 また、年金支給日やその翌日の差押えでは、いまだに預貯金とみなし、差押え禁止額を計算せず、20件もの差押えを実行しています。2019年9月、大阪高裁では、給与が振り込まれた2日後に口座預金を差押えたのは違法と訴えた裁判で、一審判決を一部取り消し、国に全額の返還を命じており、違法という判決を同年9月26日付で行っています。そうした判決が生かされていないことも問題であると考え、早急な是正を求めます。 3つ目は、これもまた公平性を保つためとし、保険料未納者への資格証明書の発行を100件近く行っていることです。資格証明書は、窓口負担が10割となります。日々の生活が困窮している状況の方が、受診が必要となったときに、10割負担で果たして受診するでしょうか。資格証明書では、受診抑制を招くばかりか、高齢者が多い国保では、命をも脅かす状況となりかねません。 また、早期治療が遅れることによって、莫大な医療費が余計にかかることで、全体としての医療費負担の増という影響を及ぼすことも十分考えられます。早期発見、早期治療によって全体の医療費を抑制しようとする、これまでの努力からも相反するものだと考えます。そうした視点に立って、資格証明書の発行をやめることを求めます。 また、新型コロナウイルスの罹患者拡大防止の観点から、資格証明書の方が罹患の疑いがあっても、窓口負担10割だからと受診せず、拡散することがないように、帰国者・接触者外来受診の方以外でも、安全対策の観点から保険証の発行を求めて、以上の点を踏まえ、反対の討論といたします。 ○議長(久保田哲) 1番、三浦議員。 ◆1番(三浦美代子) 議案第18号 令和2年度交野市国民健康保険特別会計予算について、公明党を代表して賛成討論します。 今、新型コロナウイルスの感染拡大で、不要不急の外出自粛要請が出るほど、高齢者や持病のある人の健康リスクの増加が懸念されています。何も手を打たなければ、今やリーマンショックよりも経済の打撃が深刻になるとも言われている中、誰もがその感染の終息を祈っている状況です。新型コロナに効くワクチンや治療薬の開発、承認されることが急がれています。 例えば、軽い風邪の症状が出れば、取りあえず市販の薬で対応される方も多いですが、新型コロナは言うまでもありませんが、病気治療のためには医者にかからないとどうしようもありません。今の日本は、国民皆保険制度で、75歳以上の高齢者と扶助を受けている人を除き、全ての国民が公的医療保険に加入することが義務づけられています。この日本の保険制度は、自分の意思で医療機関を選択できること、高額療養費制度により自己負担額にも上限が定められていること、この制度を維持するために国や自治体の税金を投入し、一人一人の負担を極力抑えてこの制度を維持していることなど、WHOが2000年に世界最高と評価したほどすばらしい制度です。今や、当たり前の制度と思われていますが、市民の理解と協力があるからこそ、今日まで持続しているものです。 さて、前置きが長くなりましたが、交野市国民健康保険会計ですが、被保険者数が平成28年では1万7千164人、平成30年では1万5千380人と、この2年で1千784人、約1割も減っています。つまり、保険料の収入も、単純に計算すると1割減少しているということになります。 一方、医療の進歩で医療費も高額化しており、1人当たり、平成28年度では38万7千461円で、30年度では40万6千216円と、2年間で1万8千755円上昇しており、毎年約2%上昇しているという状況です。高過ぎる保険料と連呼する人もいますが、今後もこの傾向が続くのなら、保険料の料率の引上げに対して、やむなし、一定の理解をせざるを得ません。 さらに、公共施設の老朽化問題をはじめ、教育環境の整備、子育て支援など、あらゆる世代の課題解決のために今後も多額の財政投入が見込まれることで、一般会計から法定外繰入れできる財政ではないことも明らかであります。 予算書を見ると、国保加入者から保険料約15億7千700万円を徴収する予算となっていますが、市が病院等に払う7割分の医療費は約55億円余り、国保加入者から徴収した15億7千700万円で、不足の約40億円は大阪府等の支出で賄われるとなっています。本当にありがたいと思います。 一方で、保険料は前年の所得で決定されますが、様々な理由で保険料納付が厳しい方もおられると思います。そのような場合、早めの納付相談につながるよう、さらなる工夫をお願いいたします。 さらに、保険料には、医療費、後期高齢者支援分、介護分を含む、まさに支え合う保険料であることを改めて周知していただきたいことと、医療費の抑制のために特定健診の受診率向上にさらに取り組んでいただきたいことを強く要望いたします。 最後になりましたが、令和2年度から人間ドックの補助を2万円に引き上げていただいたことに感謝の意を表し、賛成の討論といたします。 ○議長(久保田哲) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第18号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(久保田哲) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第19号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第19号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第21号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。6番、藤田議員。 ◆6番(藤田茉里) それでは、議案第21号 令和2年度交野市後期高齢者医療特別会計予算について、日本共産党を代表し、反対の討論を行います。 後期高齢者医療制度は、大阪府広域連合が保険料率を設定していることは認識しております。しかし、今、年金が減っている状況で、消費税の増税や物価の上昇など、高齢者の皆さんの中にも貧困と格差が広がる中、高齢者の貧困問題は大変深刻な状況だと言われております。そうした状況を鑑みると、さらに高齢者の暮らしを圧迫する保険料の値上げには賛成できません。 また、交野市として、大阪府広域連合へ保険料値上げの抑制を求める意見を上げていただくことを求め、反対の討論といたします。 ○議長(久保田哲) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第21号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(久保田哲) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第22号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第22号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第23号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議案第23号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第24号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はございますか。6番、藤田議員。 ◆6番(藤田茉里) それでは、議案第24号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、日本共産党を代表し、反対の討論を行います。 まず初めに、この条例改正の内容ですが、来年度の保険料率の改正ということになります。それを受け、討論させていただきます。 国保加入世帯は、約87%が年間所得200万円未満の低所得世帯であり、その割合は平成30年度と比較して、約7%増加しております。暮らしがより厳しい世帯が、この交野市でも7%以上増加している状況にあります。 しかし、保険料は毎年値上げを続け、令和2年度は大幅な値上げとなっています。これでは、払いたくても払えず、滞納せざるを得ない世帯を増やし、苦しめるだけではないでしょうか。また、そうした状況に苦しむ加入世帯へ、公平性の観点からとし、強硬な差押えをかけ、徴収率の強化に努めるとなれば、加入世帯の暮らしはより悪化し、生活困窮へと陥ることとなり、最悪の悪循環を生むと言わざるを得ません。 今、交野市がやるべきは、まずは高くて払えないという苦しい状況に目を向け、基金の活用など、他市でも実施されているような努力で、保険料率の据置きや保険料の引下げへ踏み出すことであり、保険料率を引き上げることではありません。 そうした点から、今回の条例改正は、加入世帯の暮らしの実情に目を向けない値上げとなる改正になるため、反対といたします。 ○議長(久保田哲) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第24号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(久保田哲) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 日程第23 議員提出議案第1号 公立学校教職員への「1年単位の変形労働時間制」導入の撤回を求める意見書の提出について、提出者から提案理由の説明を求めます。4番、皿海議員。 ◆4番(皿海ふみ) ただいま議題となりました議員提出議案第1号に係る意見書の提出について、議案書に記載の賛成者と共に、提出者としてその提案理由を申し上げます。 今回、私が提案をいたします意見書は、公立学校教職員への「1年単位の変形労働時間制」導入の撤回を求める意見書であります。 意見書に係る提案理由の要旨につきましては、次のとおりであります。 政府は、昨年の臨時国会で、公立学校の教職員に1年単位の変形労働時間制を導入する教職員給与特別措置法改正案を提案、可決させ、2021年度から制度を運用しようとしています。これは、学期中を繁忙期として所定労働時間を延長する代わりに、夏休み期間等を閑散期として、休日を増やす趣旨であるとされています。 しかし、厚生労働省の報告でも、1日平均11時間17分もの勤務を行っている学校の現状を考えれば、制度の導入は時間外勤務の実態を覆い隠すだけで、長時間過密労働の解消にはつながらず、とりわけ授業のある時間を繁忙期として所定の勤務時間を1時間から2時間延長することは、8時間労働の原則を壊し、さらなる長時間の勤務で教員の命と健康を脅かすことにつながります。同時に、教員がゆとりを持って子供と向き合い、時間をかけて授業の準備を行うことが一層困難となり、行き届いた教育を進めることが難しくなります。教員の長時間過密労働を解消するためには、少人数学級の推進や教員定数の大幅増によって、1人当たりの業務量を減らすことが不可欠です。 よって、政府に対し、教員の命と健康を守り、行き届いた教育を進める立場から、公立学校教職員への1年単位の変形労働時間制導入の撤回を強く求めるものです。 なお、詳細につきましては、お手元にご配付申し上げております意見書案をご高覧いただきたいと思います。 以上で本議案に対する提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(久保田哲) 説明が終わりました。 これより議員提出議案第1号に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議員提出議案第1号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第1号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり提出することに決しました。 お諮りいたします。議事整理の都合上、日程第24及び日程第25の2件を一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、日程第24及び日程第25の2件を一括議題とすることに決しました。 日程第24 議員提出議案第2号 選択的夫婦別姓制度の法制化に関する意見書の提出について 日程第25 議員提出議案第3号 新たな国民負担が伴う地方議会議員厚生年金加入に断固反対する意見書の提出について 以上2件を一括議題とします。 一括して、提出者から提案理由の説明を求めます。12番、臼口議員。 ◆12番(臼口誠二) ただいま議題となりました議員提出議案第2号及び第3号に係る意見書の提出について、議案書に記載の賛成者と共に、提出者としてその提案理由を申し上げます。 今回、私が提案いたします意見書は、選択的夫婦別姓制度の法制化に関する意見書及び新たな国民負担が伴う地方議会議員厚生年金加入に断固反対する意見書の2件であります。 それぞれの意見書に係る提案理由の要旨を申し上げます。 まず、議員提出議案第2号の意見書については、選択的夫婦別姓制度とは、夫婦が望む場合には、結婚後も夫婦がそれぞれ結婚前の氏を称することを認める制度です。 現在の民法の下では、結婚に際して、男性または女性のいずれか一方が氏を改めなければなりません。そして、現実には、男性の氏を選び、女性が氏を改める例が圧倒的多数です。 ところが、女性の社会進出等に伴い、改氏による社会的な不便、不利益を指摘されてきたことなどを背景に、選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見があります。家族の在り方が多様化し、女性活躍を推進する時代において、同一戸籍・同一氏の原則を維持しながら、旧姓使用にも一般的な法的効力を認める選択的夫婦別姓制度の法制化に向けて、早急に議論を始めることを要望するものであります。 続いて、議員提出議案第3号の意見書につきましては、全国都道府県議長会などが地方議会議員厚生年金加入をかねてより推進しています。地方自治体を事業主とみなして、厚生年金に地方議会議員を加入させるというものです。 地方議会議員厚生年金加入を認めると、厳しい財政状況にある地方自治体に事業主負担という新たな公費負担が生じ、全国で約200億円もの公費負担となります。地方議会議員年金制度は廃止されましたが、元議員等の既存支給者への給付は続いています。この先、約50年、公費負担累計総額は約1兆1千400億円に上る巨額となり、原資は全て税金で、国や各地方自治体の財政運営に影響を与えています。すなわち、地方議会議員年金制度廃止の後始末のために、莫大な税金投入がこの先数10年も続く上に、厚生年金加入でさらなる税金投入が必要となります。 かつて、議員特権と批判され、既に廃止された年金制度を、形を変えて復活させるようなことは、批判の的となるだけであり、到底国民の理解を得られるものではありません。よって、地方議会議員を特別に処遇するような地方議会議員厚生年金加入については断固反対するものであります。 なお、詳細につきましては、お手元にご配付申し上げております意見書案をご高覧いただきたいと思います。 以上で本議案に対する提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(久保田哲) 説明が終わりました。 これより議員提出議案第2号に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議員提出議案第2号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はございますか。4番、皿海議員。 ◆4番(皿海ふみ) 議員提出議案第2号 選択的夫婦別姓制度の法制化に関する意見書について、日本共産党の賛成討論を行います。 結婚しても自らの姓を名のりたいと願う夫婦が、希望すれば、それぞれ結婚前の姓を名のることができる選択的夫婦別姓制度は、個人の尊厳を尊重し、家族や婚姻の在り方の多様性が認められる社会を目指す立場からも実現が強く待たれています。 私自身も、日常的に旧姓を通称で使って活動しておりますが、公的な文書や病院、銀行などで旧姓をそのまま使えず、煩わしさを感じることも多く、自分の姓を名のりたいという当たり前の願いが尊重される制度の実現に向け、世論調査でも選択的夫婦別姓制度の導入に賛成の声が反対を大きく上回って、高まってきています。 選択的夫婦別姓制度の法制化に向けて、まずは早急な議論を進めることが重要だと考えるものですが、意見書案におきまして、同一戸籍・同一氏の原則を維持しながらとされている部分につきましては、同一の氏を原則にするのではなく、夫婦同姓か別姓かを自ら選択することができる制度が必要だと考えております。 以上、討論といたします。 ○議長(久保田哲) これをもって討論を終結いたします。 これより議員提出議案第2号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することにご異議ございませんか。     (「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 異議ありの声がありましたので、これより議員提出議案第2号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(久保田哲) 起立多数です。よって、本件は原案のとおり提出することに決しました。 次に、議員提出議案第3号に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議員提出議案第3号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありますか。6番、藤田議員。 ◆6番(藤田茉里) それでは、議員提出議案第3号 新たな国民負担が伴う地方議会議員厚生年金加入に断固反対する意見書の提出について、賛成の立場で討論を行います。 以前にあった議員年金制度は、平成の大合併や議員定数削減などで掛金を払う現役議員数の減少と、受給される元議員の増加で財政的に制度維持が困難となり、2011年6月1日で廃止されました。 このことで、議員を専業とする場合は、国民年金加入のみとなりました。現在の国民年金は、保険料を満額支払った場合でも月額約6万4千400円、平均5万数千円です。これでは少な過ぎる、将来が不安だというのは当然です。このような年金では、到底暮らしていけません。 議員の専業化が進み、議員報酬も生活給となっている実態は十分認識しております。また、議員としての役割を果たすために、議員でなくなった後の生活保障の検討は必要だということも十分理解をいたします。しかし、だからといって、地方議会議員厚生年金加入を認めるということは、国民年金の抱える低年金の問題を置き去りに、議員だけが厚生年金に加入するということであり、国民の理解を得られるものでは到底ありません。 私たち日本共産党は、あまりにも低過ぎる国民年金制度の抜本的な改善で、誰もが安心して老後を迎えられる社会の実現が必要だと考えることから、この意見書案に賛成をいたします。 ○議長(久保田哲) これをもって討論を終結いたします。 これより議員提出議案第3号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することにご異議ございませんか。     (「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 異議ありの声がありましたので、これより議員提出議案第3号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(久保田哲) 起立多数です。よって、本件は原案のとおり提出することに決しました。 日程第26 議員提出議案第4号 市長の専決処分事項の指定についての一部改正について、提出者から提案理由の説明を求めます。11番、野口議員。 ◆11番(野口陽輔) ただいま議題となりました議員提出議案第4号 市長の専決処分事項の指定についての一部改正について、議案書に記載の賛成者と共に、提出者としてその提案理由を申し上げます。 今回の改正は、平成29年6月9日に公布されました地方自治法等の一部を改正する法律による地方自治法の一部改正に伴いまして地方自治法の条項にずれが生じることから、当該条項を引用しております市長の専決処分事項の指定について、所要の改正を行うものでございます。 それでは、改正内容につきましてご説明を申し上げます。 改正内容は、第4項において規定されております地方自治法「第243条の2第4項」の用語を「第243条の2の2第8項」に改正するものでございます。 なお、この改正の施行日につきましては、本年4月1日からとしております。 また、参考資料として新旧対照表を添付しておりますので、ご参照いただきますようよろしくお願いいたします。 以上で本議案に対する提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保田哲) 説明が終わりました。 これより議員提出議案第4号に対する質疑に入ります。質疑はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議員提出議案第4号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第4号を採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。 日程第27 常任委員会所管事務調査報告についてを議題といたします。 まず、総務文教常任委員会の報告を求めます。総務文教常任委員会野口委員長。 ◆総務文教常任委員長(野口陽輔) 総務文教常任委員会における所管事務調査報告をさせていただきます。 本件は、去る令和元年11月12日の本会議において、当委員会の閉会中の継続調査を要するものとして決定した調査事件のうち、調査を実施し、その調査の終了を決定したものについて報告をするものであります。 本件に関しましては、令和元年11月26日、12月16日、令和2年1月27日、2月14日、3月10日及び23日に当委員会を開き、庁舎整備基本構想、学校教育ビジョン(中間見直し)、交野市立図書館運営方針、教育大綱及び第2期交野市まち・ひと・しごと創生総合戦略についての調査を実施いたしました。 調査の詳細につきましては、事前に配付しました総務文教常任委員会会議録、令和元年11月26日分、令和元年12月16日分及び令和2年1月27日分並びに総務文教常任委員会会議録、令和2年2月14日分、令和2年3月10開会、16日閉会分及び令和2年3月23日分の校正前原稿をご確認ください。 以上で、総務文教常任委員会の行政計画等に係る所管事務調査の報告を終わらせていただきます。 ○議長(久保田哲) 報告はお聞きの次第です。 次に、都市環境福祉常任委員会の報告を求めます。都市環境福祉常任委員会、片岡委員長。 ◆都市環境福祉常任委員長(片岡弘子) 都市環境福祉常任委員会における所管事務調査報告をさせていただきます。 本件は、去る令和元年11月12日の本会議において、当委員会の閉会中の継続調査を要するものとして決定した調査事項のうち、調査を実施し、その調査の終了を決定したものについて報告するものです。 本件に関しては、令和元年12月2日、13日、令和2年2月27日及び3月17日に当委員会を開き、交野市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画及び交野市子ども・子育て支援事業計画(第2期)について調査を実施しました。 調査の詳細については、事前に配付しました都市環境福祉常任委員会会議録、令和元年12月2日分及び令和元年12月13日分並びに都市環境福祉常任委員会会議録、令和2年2月27日分及び令和2年3月17日分の校正前原稿をご確認ください。 以上で、都市環境福祉常任委員会の行政計画等に係る所管事務調査報告を終わらせていただきます。 ○議長(久保田哲) 報告はお聞きの次第です。 日程第28 議会運営委員会所管事務調査についてを議題といたします。 議会運営委員会委員長から、交野市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査をすることと決定いたしました。 日程第29 常任委員会所管事務調査についてを議題といたします。 各常任委員会委員長から、交野市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査をすることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田哲) ご異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査をすることと決定いたしました。 ただいま市長より挨拶したい旨の申出がありますので、許可をいたします。黒田市長。 ◎市長(黒田実) 議長のお許しをいただき、閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る2月25日に招集させていただきました令和2年第1回議会定例会におきまして、ご提案申し上げました議案につきましては、追加議案も含め、慎重にご審議を賜り、心から感謝申し上げます。 昨年の人口推移におきましても、子育て世代の本市への流入傾向がうかがえる中、若い世代に住みたい、住んでよかったと思っていただけるよう、待機児童の解消、保育事業への支援強化、新しい学校づくり、タブレットの児童・生徒1人1台配備など、子育て、教育環境の充実や住民誘致、企業誘致につながる星田北エリアの都市基盤整備、人口減少が進む中、子供からお年寄りまで、通学、通勤の方々も、誰もが利用できる公共交通の維持と、ますます進む高齢化を見据えた新たな外出支援策などを掲げました新年度施政方針、予算をはじめ各議案に対しまして多くのご質問、ご要望をいただきました。貴重なご意見、ご提言として真摯に受け止め、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。 連日の報道等により、ご存じのとおり、新型コロナウイルスは世界的感染拡大となり、東京オリンピックは延期という事態となりました。 本市の対応といたしまして、3月20日までとしておりましたイベントの中止、延期、市の施設休館につきましては、4月3日まで延長することといたしました。毎年、多くの方々が来場される環境フェスタin交野は開催を見送り、4月19日の交野マラソンは大会中止となりました。規模の大小を問わず、行事、イベントを準備されてこられた方々、開催を楽しみにしておられた方々のご理解をいただいているところでございます。 また、3月2日から24日まで臨時休業といたしました小・中学校は、春休みも引き続き、4月7日までクラブ活動などを行わないことといたしましたが、先日、新学期からの学校活動再開に向けた国のガイドラインが示されたところであります。 依然、品切れ、品薄の状況であるマスクにつきましては、命、健康を守る医療機関が止まらないよう、市の備蓄マスクを医師会、歯科医師会、薬剤師会に提供いたしました。感染経路が不明の患者が増えつつあり、大都市部においては、爆発的な感染拡大の危険性も指摘される中、本市におきましても、まだ気の抜けない時期であるとの認識の下、皆様のご理解、ご協力をいただき、感染拡大を抑止しながら、市民の暮らし、子供たちの活動を元に戻していけるよう努めてまいりたいと考えております。 さて、この3月31日をもちまして、20名の職員が退職いたします。この場をお借りいたしまして、これまでご尽力いただきました職員の皆様に感謝申し上げます。 4月1日には、18名の新規採用職員を迎え、新年度の交野市政を推進してまいります。本市が抱える課題を乗り越え、持続可能なまち、成長する交野に向け、引き続き議員皆様方のご理解、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 公私ともに新年度のお忙しい時期となりますが、議員の皆様におかれましては、健康にご留意をいただき、ますますのご活躍をお祈り申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(久保田哲) 以上で、本会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。諸案件の審議に当たられたご労苦に対し、深く感謝いたします。 また、3月末をもって退職される方がおられると聞いております。それぞれの在職期間というものは様々でございますが、この交野市に奉職され、ご尽力いただきましたことは、在職期間の長短に推しはかられるものではなく、皆様同様に深いものであったと思われます。この場をお借りし、議会を代表し、御礼を申し上げます。ありがとうございました。 これにて令和2年第1回議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。     (午後3時46分 閉会)1.地方自治法第123条第2項の規定により署名する。       交野市議会 議長   久保田 哲       交野市議会 議員   皿海ふみ       交野市議会 議員   北尾 学...