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03月29日-06号

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  1. 交野市議会 2016-03-29
    03月29日-06号


    取得元: 交野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成28年  3月 定例会(第1回)1. 開議   平成28年3月29日 午前10時00分1. 出席議員  (議席)      1番  新 雅人         2番  三浦美代子      3番  中上さち子        4番  藤田茉里      5番  皿海ふみ         6番  山本 景      7番  松村紘子         8番  前波艶子      9番  野口陽輔        10番  久保田 哲     11番  雨田 賢        12番  片岡弘子     13番  黒瀬雄大        14番  岡田伴昌     15番  友井健二1. 議会事務局職員出席者   局長     濱中嘉之      課長     井上成博   課長代理   梨木直貴      係員     林原史明1.法第121条による出席者 市長        黒田 実   副市長       奥野一志 教育長       八木隆夫   水道事業管理者   堀上等史 理事        平井正喜   総務部長      松下篤志 企画財政部長    艮 幸浩   税務室長      山下栄蔵 地域社会部長    倉澤裕基   市民部長      井上恵子 健やか部長     竹田和之   福祉部長兼福祉事務所長                            川村 明 環境部長      奥西 隆   都市整備部長    藤重 章 教育次長      船戸 巌   学校教育部長    北田千秋 学校教育部付部長  盛田健一   生涯学習推進部長  坪井宏之 水道局長      奥田 長   消防本部消防長   西 忠男 行政委員会事務局長 河野宏甲               議事日程                         平成28年3月29日日程第1 議案第29号 平成28年度交野市一般会計予算について          以上、予算特別委員会付託議案日程第2 議案第3号 交野市行政不服審査に関する条例の制定について日程第3 議案第4号 行政不服審査法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について日程第4 議案第5号 交野市個別外部監査契約に基づく監査に関する条例の制定について日程第5 議案第6号 交野市職員の退職管理に関する条例の制定について日程第6 議案第7号 交野市生涯学習基本計画推進委員会条例の制定について日程第7 議案第8号 交野市消費生活センター条例の制定について日程第8 議案第11号 交野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について日程第9 議案第12号 交野市議会議員の議員報酬並びに費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第13号 交野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第14号 交野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第15号 交野市水道事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第16号 交野市非常勤職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第17号 交野市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第18号 交野市税条例の一部を改正する条例について日程第16 議案第19号 交野市立市民ふれあい館設置条例の一部を改正する条例について日程第17 議案第20号 交野市立青年の家条例等の一部を改正する条例について日程第18 議案第21号 交野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第19 議案第27号 平成27年度交野市一般会計補正予算(第6号)について日程第20 議案第33号 平成28年度交野市公共用地先行取得事業特別会計予算について日程第21 議案第38号 平成27年度交野市一般会計補正予算(第7号)について           以上、総務文教常任委員会付託議案日程第22 議案第9号 交野市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数条例の制定について日程第23 議案第10号 東部大阪都市計画星田北茄子作南地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について日程第24 議案第22号 交野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について日程第25 議案第23号 交野市自転車駐車場条例の一部を改正する条例について日程第26 議案第24号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について日程第27 議案第25号 交野市火災予防条例の一部を改正する条例について日程第28 議案第26号 訴えの提起について日程第29 議案第28号 平成27年度交野市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について日程第30 議案第30号 平成28年度交野市国民健康保険特別会計予算について日程第31 議案第31号 平成28年度交野市下水道事業特別会計予算について日程第32 議案第32号 平成28年度交野市介護保険特別会計予算について日程第33 議案第34号 平成28年度交野市後期高齢者医療特別会計予算について日程第34 議案第35号 平成28年度交野市水道事業会計予算について日程第35 議案第36号 交野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第36 議案第37号 交野市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について           以上、都市環境福祉常任委員会付託議案日程第37 議員提出議案第2号  軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書の提出について日程第38 議員提出議案第3号 児童虐待防止対策の抜本強化を求める意見書の提出について日程第39 議員提出議案第4号 地方公会計の整備促進に係る意見書の提出について日程第40 議員提出議案第5号 軽減税率の円滑な導入に向け事業者支援の強化などを求める意見書の提出について日程第41        議員の派遣について日程第42        議会運営委員会の所管事務調査について日程第43        常任委員会の所管事務調査について     (午前10時00分 開議) ○議長(友井健二) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 まず、事務局から本日の議員の出席状況の報告を受けることといたします。事務局長。 ◎事務局長(濱中嘉之) おはようございます。本日の会議の出席状況をご報告します。本日の会議出席議員は15名で、全員出席です。 以上、報告を終わります。 ○議長(友井健二) 本日の議事はお手元に配付いたしました議事日程のとおり定めていますので、ご了承願います。 日程第1 議案第29号 平成28年度交野市一般会計予算についてを議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員会、三浦委員長。 ◆予算特別委員長(三浦美代子) おはようございます。 ただいま議題となりました議案第29号についての、予算特別委員会における審査の概要と結果の報告をさせていただきます。 本議案につきましては、去る2月29日の本会議におきまして当委員会に付託され、3月15日、16日、17日及び18日の4日間にわたり委員会を開き、質疑、討論並びに採決を行ったものです。 審査では、まず、星田北・星田駅北の土地区画整理事業の対象地域について視察を行い、その後、質疑等を行いました。 なお、報告に先立ちまして、委員会では多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査しましたが、委員長報告におきましては、時間の都合上、概要のご報告とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。 初めに、Aブロックとして総務部、企画財政部、地域社会部、会計室、議会事務局並びに行政委員会事務局に係る審査の概要を申し上げます。 Aブロックでは、とりわけ、交野ふるさと寄附金及び大阪府域地方税徴収機構負担金について質疑がありました。 まず、交野ふるさと寄附金について、質疑がありました。 その内容は「交野ふるさと寄附金については、抜本的な改革を行い、改善を図ったと聞き及んでおり、来年度は大幅な収入増加が見込まれている。財政調整基金を取り崩している本市の厳しい状況を踏まえ、今後のさらなる取り組みについてどのように考えるか。」との質疑がありました。 答弁では「件数、収入ともに大幅に増加しているものの、個人市府民税の寄附金控除額との収支差額はマイナスで推移しているのが現状である。現在、『ふるさとチョイス』というポータルサイトと契約を行い、特産品は6業者、11品目で事業を行っているが、今後、特産品の充実を図るとともに、物品のみならず体験型のものも含め検討していきたい。」との答弁がありました。 この答弁を受け、「財源確保のみならず、シティプロモーションの観点からも大きく期待が持てる事業である。クラウド型のメニューをふやし、交野市内に納められるべき税金の流出の改善に向け、取り組んでいただきたい。」との要望がありました。 次に、大阪府域地方税徴収機構負担金について、質疑がありました。 その内容は「大阪府域地方税徴収機構負担金とあるが、この団体の詳細と交野市が任意加入している理由は。」との質疑がありました。 答弁では「大阪府域地方税徴収機構は、平成27年度に発足し、大阪府と参加市町村27団体で構成されている任意団体で、滞納事案の引き継ぎを受け共同徴収を行う組織である。加入目的は、本市職員の人材育成、滞納事案の圧縮であり、今年度の引き継ぎ件数は168件、1億3千648万5千802円である。3年の時限となっており、今後の参加については3年間の実績を見定めた上で検討を行いたい。」との答弁がありました。 次に、Bブロックとして、市民部、幼稚園を除く健やか部、福祉部に係る質疑の概要を申し上げます。 Bブロックでは、とりわけ、子育て支援事業補助金及び子ども医療費助成について質疑がありました。 まず、子育て支援事業補助金について、質疑がありました。 その内容は「保育園等の実費徴収に係る補足給付について対象者の範囲及び国・府の補助金の内容は。また、非課税世帯に対しても市独自でこの制度の拡大はできないのか。」との質疑がありました。 答弁では「特定教育・保育施設に児童を入所させている生活保護世帯やそれに準ずる世帯の保護者に対し、給食費、教材費、行事費等の一部を支給する制度で、給食費については月額4千500円、教材費、行事費については、月額2千500円を限度として支給するものである。補助金の負担割合については、国・府・市それぞれ3分の1ずつである。また制度拡充については今後の検討課題であるが、現段階では国基準である生活保護世帯ベースで予算計上しているので、ご理解願いたい。」との答弁がありました。 次に、子ども医療費助成について、質疑がありました。 その内容は「子ども医療費助成の中学卒業までの拡充については市長戦略にもうたっているが、大阪府下の状況を見ると小学校までの市町村や、所得制限を設けている市町村も見受けられる。財政基盤の弱い本市が今後どこまで力を入れていくのか。」との質疑がありました。 答弁では「この施策は、子供の健康を守ることに加え、子育て世帯の経済的支援という側面が大きいので、本市においては当面中学卒業までを支援させていただきたい。一方、拡充を続けると国民健康保険特別会計においては、ペナルティーがあるのも事実である。財源調達については、地方創生の財源を活用して引き上げを行ったが、今後は国にも要望する中でその財源を見出せれば、さらなる拡充を検討していきたい。」との答弁がありました。 この答弁を受け、「今後は、本市の財政状況のバランスをよく勘案して子育て支援を進めていただきたい。」との要望がありました。 次に、Cブロックとして環境部、都市整備部、消防本部並びに農業委員会事務局に係る審査の概要を申し上げます。 Cブロックでは、とりわけ、ナラ枯れ対策及びAEDの使用方法に関する講習について質疑がありました。 まず、ナラ枯れ対策について質疑がありました。 その内容は「今回の予算に500万円のナラ枯れ対策の費用が計上されているがその取り組み内容は。また、本市が行うナラ枯れ対策と大阪府の森林環境税の取り組みとの連携は。」との質疑がありました。 答弁では「想定で市内約7千本以上が枯れている状況で、府では森林環境税を創設し、土石流対策や国道168号沿いの倒木対策を実施する。それ以外のナラ枯れ対策は、市と府と調整し役割分担で対応することになるが、市は今年度から3カ年で毎年500万円の予算を計上し、府が実施しない箇所について倒木対策を実施する。」との答弁がありました。 次に、AEDの使用方法に関する講習について質疑がありました。 その内容は「今回のAEDのリース料については、コンビニなどの市民に身近な場所への配備とのことで有益であると考えるが、実際に使用が必要となった時、適切な使用が非常に難しい。AEDの使用方法の講習が重要と考えるが、28年度の計画は。」との質疑がありました。 答弁では「AEDの使用方法の講習は、普通救命講習と救命入門コースで実施しており、両講習とも受講者を消防本部において随時受け付けをして実施している。」との答弁がありました。 この答弁を受け、「環境フェスタや交野いきいきマルシェおりひめの駅などで、AEDの使用方法の講習ブースを設けていただきたい。」との要望がありました。 次に、Dブロックとして健やか部(幼稚園)、教育総務室、学校教育部並びに生涯学習推進部に係る審査の概要を申し上げます。 Dブロックでは、とりわけ、文化財保護の充実及び家庭教育の充実について質疑がありました。 まず、文化財保護の充実について質疑がありました。 その内容は「現在、大阪府の規則によって名勝指定されている『磐船峡』について、大阪府文化財保護条例による名勝指定に向けた取り組み状況は。」との質疑がありました。 答弁では「取り組みとしては、大阪府の文化財保護課職員らと現地調査を行い、昭和16年の規則による名勝指定後からの変化や、天野川トンネル開通後の変化を確認した。現在の磐船峡の範囲は広く、『磐船神社』や『鮎返しの滝』などのポイントごとによる文化財保護を大阪府と協議しながら検討していきたい。」との答弁がありました。 この答弁を受け、「磐船峡に隣接する『星田園地』や『くろんど池』は多くの方が訪れる重要な観光資源であり、磐船神社等の名勝指定により市の魅力度がさらに増すことが考えられる。市長戦略として掲げる魅力発信事業の一環としても前向きに取り組んでいただきたい。」との要望がありました。 次に、家庭教育の充実について質疑がありました。 その内容は「家庭教育の充実事業に充てられる予算額が前年度の2倍弱となっている一方、事業対象となる保護者数に比べ、参加実績やその目標値は少ない。この事業は市長戦略の重点事業としても位置づけられているが、今後どのように進めていくのか。」との質疑がありました。 答弁では「現在、家庭教育に関心のある方がさまざまな事業に参加しているというのが実情であり、今後は事業や活動を市民に広く知らせることで、家庭教育に関する勉強の機会を一人でも多くの方に設けたい。」との答弁がありました。 続いて、予算案全体を通しての総括的な質疑を行いました。 質疑の主なものとして、補助金について質疑がありました。 その内容は「補助金のあり方について、交付要件を明確にするため、抜本的なルールの見直しが行われていると聞き及んでいるが、具体的にどのような見直しが行われているのか」との質疑がありました。 答弁では「現在、秘書・政策企画課が事務局となり、補助金のあり方に関するガイドライン(案)を策定している。補助金の求められる性質である公益性、公平性、効果有効性に加え、適正性、団体の自立性の5項目の視点から点数化し、その点数に基づく評価、審査を検討している。ガイドラインの策定に関しては、有識者も含めた協議、検討を考えており、現在は案の段階である。」との答弁がありました。 この答弁を受け、「広範な裁量権に基づく補助金であるため、公正性、透明性をより一層高めていただき、さらなる適切な補助金の選択と周知を検討していただきたい。」との要望がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りました。 まず、反対討論として「交野市の平成28年度予算は、国の総合戦略と市長戦略を一体で推し進める内容となっており、市長戦略には35人学級の5年生への継続や健康遊具設置等が含まれている一方、公共サービスの質の低下につながる公立幼児園1園民営化や新学校給食センターの調理の民間委託、公共施設の統廃合を含む集約化等の計画が盛り込まれている。市は財源確保のためにと民営化を進めているが、公共サービスというのは経済力が乏しい人々のためにこそあるものであり、民営化や民間委託には適さない。公共サービス充実に向けた自治体づくりを求め、本予算に反対する。」との反対討論がありました。 次に、賛成討論として「交野市の財政力は平成26年度決算において3年平均値0.70と厳しい状況の中、本年度の予算編成は相当腐心されたものと評価する。防犯カメラの増設、AEDのコンビニ設置、防犯灯LED化事業計画の1年前倒し、学校トイレ改修に係る予算措置、放課後児童会施設等への太陽光パネル設置等、多くの苦労が酌み取れる。新年度ますます奮闘されることを念じ、本予算に賛成する。」との賛成討論がありました。 次に、賛成討論として「少子高齢化や経済の低迷など、懸案事項により思うような結果は出ていない。このような状況を踏まえた場合、今、市としてやるべきことは、大きな視点に立ち、いかに市政を進めていくかということが一番大事である。市長戦略と施政方針、それとこれらに基づいた今回の予算は、市政をひとつ前に進めていくものであると理解する。その意味で本予算に大きく期待をし、賛成する。」との賛成討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で当委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(友井健二) 委員長報告はお聞きの次第です。 これより議案第29号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。3番、中上議員。 ◆3番(中上さち子) 議案第29号平成28年度交野市一般会計予算案に対し、日本共産党を代表いたしまして反対討論を行います。 平成28年度の政府予算は、消費税増税を前提としながら社会保障の改悪を進め、大企業には減税、軍事費の増額など国民生活を顧みない内容となっております。一方、地方財源の水準は基本的に維持されていることから、交野市の交付税額はこれまでとほとんど変わりないと言えます。 また国は、平成28年度予算から地方創生推進交付金を盛り込んでおります。子育てや暮らし改善につながる交付金については、今後も積極的な活用を市に求めます。 さて、交野市の平成28年度の予算には、市民の皆さんと共産党が要望してまいりました35人学級の小学5年生の拡大や学校トイレの洋式化設計委託人間ドック補助の増額、民間保育園の増員など評価できるものも含まれています。 一方、市長戦略の行革プランとして民営化や民間委託が福祉や教育分野で進められようとしています。公立幼児園の一園民営化や新学校給食センターの調理分野の民間委託、ごみの一部有料化の検討、さらには地域を疲弊させかねない公共施設の集約化など、行革の推進体制が図られようとしております。 そもそも公共サービスは社会保障、教育などを中心とする人権保障のために獲得されたものであり、経済力の格差を緩和して市民の実質的な平等を保障することでもあります。自治体民営化がさらに進めば、今以上に格差は拡大することにつながることにはならないでしょうか。 この10年間、財政が厳しいと交野市は財政健全化計画を実行し、高齢者や生活困難者などを巻き込むサービスの削減と負担増を進めてまいりました。その結果、積立基金は当初の目標を3倍上回る50億円を達成しています。再び、財政危機論が展開されていますが、今、交野市に求められているのは行革ではなく、長らく負担を強いられてきた市民生活を立て直すための応援策ではないでしょうか。 また、予算には星田北・星田駅北地区の46haにも及ぶ土地区画整理事業を進めるための経費が計上されています。30億円以上もの多額の税金投入が必要となる事業であるからこそ、市民への丁寧な情報提供や事業に伴う影響調査を行うことを要望いたします。地権者や既存商店の意向、消費者である市民への影響など、市民みんなが関係者であることから判断するための情報提供と公開は不可欠と考えます。 さて、暮らしや経済を壊す安倍政治のもと、住民の切実な要求の実現、悪政の防波堤となる役割を市が果たすことが求められておりますが、以下のことを求めてまいります。 まず、国民健康保険料についてですが、国から低所得者対策として約1億円、28年度には支援金が配当されております。昨年は本来の低所得者対策には使われませんでしたが、ことしこそ目的に沿った活用を求めます。 次に、市税等の滞納者に対する給料や報酬、預金等の差し押さえ件数が昨年と比べ2倍近くにもふえています。この背景には、滞納徴収を強化指導する大阪府域地方税徴収機構への交野市の加入が影響あると考えます。この機構には、滞納処分の停止や徴収猶予等の滞納者を救済する権限はありません。任意団体でもあることから、この機構からの加入を直ちにやめるべきです。 また、市の職員全般の非正規率は50%を超えており、ほかでも高い非正規率となっています。さらに異常な働かせ方なのは、女性職員が多い保育現場などで、正規雇用が3割を切る状態です。高いプロ意識と働きがいを持って頑張っている非正規の女性職員の評価、待遇は余りにも低いのではないでしょうか。働き方、実態に基づいた正規雇用への改善を求めます。 子育て支援や教育の分野では、新給食センターでの卵アレルギー除去食の実施や、夏休み等の放課後児童会の開会時間を8時にすること、待機児童対策として民間保育園の増改築で109名の定員増を図るなど、市民の願いに応える施策を進められることは評価をいたします。 一方、新しい制度にかわり、入所児童の対象が広がったことで入所希望者は増加傾向にあります。現在、交野市ではまだ60名の方が保育所に入所できずにおります。安心子ども基金の活用等で認可保育所の増設を含む抜本的な対策を強く求めます。病児保育についても、需要に対する取り組みの拡充を求めます。 子供の貧困化対策については、貧困を次世代に連鎖させないという点において待ったなしです。庁内の推進体制の整備とともに、貧困の実態調査及び子供の貧困対策の計画策定の早期実施を求めます。 また、就学援助として、PTA会費、生徒会費、クラブ活動費は交付税算入されていることから、援助項目の追加を求めます。 高齢者、障がい者など弱者に優しい市政についてです。障がい者の方が65歳になると、介護保険制度に移行となりますが、無料だったサービス利用に負担が必要となる方も生まれております。障がい者のサービスは、まさに命綱であり、毎日生活を送る上で欠かせないものです。移行後も必要なサービスが利用できるよう、負担軽減策を市は図るべきと考えます。また、高齢者の社会参加や病院、買い物などの外出支援として、ゆうゆうバスは欠かせません。利用者からは、いつも感謝の気持ちで乗っていますと返ってきます。移動困難な高齢者がふえる中、バス停やゆうゆうバスの増便を強く求めます。 安心・安全なまちづくりについてです。27年度で木造住宅の耐震化5カ年計画が終了いたしますが、達成率は83%となっています。28年度に策定される延伸計画においては、耐震化への補助の増額とともに、家具転倒防止策など補助事業の拡充をお願いいたします。そして、市内中、傷みが激しい道路・歩道が補修されないまま放置されています。誰もが安全に利用できる道路整備に向け、必要な予算の増額を強く求めます。 マイナンバー制度の運用が始まっております。導入以来1億円近い税金が既に投入されるとともに、28年度以降も毎年、多額の維持費が必要となります。税と社会保障の個人情報を国が一元的に管理し、徴収の強化、給付の抑制を狙うとともに、権力による国民監視とプライバシー漏えいなどのおそれがあり、国民にとって百害あって一利なしのマイナンバーの運用中止と制度の廃止を求めます。 最後に、この間、多くの自治体ではコストの削減を行っても公共サービスの質の確保は両立できると言って進められてきた民営化や民間委託ですが、偽装請負や官製ワーキングプアなどと言われるように、公共サービスの担い手は非正規労働者に置きかえられ、質の低下や住民の人権保障の後退につながることも明らかとなっています。 自治体の役割として、憲法と地方自治法に基づき、住民の福祉の増進を進めること、公共サービスを充実する方向でのまちづくりを市に求めまして、日本共産党の反対討論といたします。 ○議長(友井健二) 討論の途中ではございますが、交野市議会会議規則第55条によりまして、発言は簡明によろしくお願いしたいと思います。 ほかに討論はありませんか。1番、新議員。 ◆1番(新雅人) 議案第29号平成28年度一般会計予算について賛成の立場で討論いたします。 本市の平成26年度決算を見ると、前年度に引き続き実質収支が黒字となりました。さらに土地開発公社の保有残高は126億円まで減少するとともに、将来負担比率も減少しており、これまでの財政健全化への取り組みが認められるところであります。 しかしながら、本市の財政力指数は3年平均で0.70、また経常収支比率は96.8%であり、今後の少子高齢化の進展や施設の老朽化対策、土地開発公社の経営健全化などを見据えると、依然として厳しい財政状況が続くものと予想されます。そのような中、平成28年度予算については、限られた財源を市長戦略に掲げる重点施策や地方創生総合戦略の事業など、交野のまちの魅力を高める施策に重点的に予算配分されたことに対し、相当腐心されたものと評価いたします。 市長戦略として、住みたい、住み続けたいまちづくりのために、星田北・星田駅北地区区画整理事業や3世代の同居近居補助の移住・定住促進事業、教育ローン金利補助の子育て応援プラン事業、小学校の英語教育の推進など、将来のまちづくりとともに子育て、教育に力を入れられております。 また、支え合う健康のまちづくりのために健康ポイント事業や生涯学習基本計画策定事業など、健康寿命を延ばす取り組みが反映されています。また、未来へつなぐ環境づくりのために旭児童会への太陽光パネル設置事業や市内防犯灯のLED化事業も1年前倒しして28年度に完了させるなど、低炭素社会に向けた具体事業への取り組みが認められます。 さらに、みんなで安全・安心まちづくりのために、中学校通学路への防犯カメラ設置事業やコンビニ等へのAED設置事業、加えて28年度に策定予定の公共施設等総合管理計画という大きな計画の前に、小中学校の屋上防水工事や長年の課題である学校トイレの改修に、設計業務がこれからであるにもかかわらず、予算措置をされたことも評価をするものであります。 そのほか、子供の貧困対策として実費徴収に係る補足給付事業や道路、河川、橋梁の維持補修事業など、市長戦略以外にも必要な事業はしっかりと実施していくことが認められているところです。 市民ニーズの全てを反映されたものではありませんが、限られた財源の中で選択と集中により予算編成されたということが酌み取れる内容であります。 平成28年度は、星田北・星田駅北エリアも含めた市全体のまちづくりや公共施設の老朽化対策、保育所の待機児童の解消など、市民の皆様の暮らしを支え、持続可能なまちづくりを推進するため、中・長期にわたる将来設計を進めていかなければならないことが山積しており、市役所として新年度業務は重責であります。改めて効率的視点による事務事業の精査や健全な財政運営を推進いただくことを要望しますとともに、新年度ますますご奮闘いただきますことを念じて賛成討論といたします。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 議案第29号に対して、私より反対の討論を行います。 さて、ちょっと話が長くなるところもありますが、何とぞご容赦賜りますようお願い申し上げます。 さて、交野市教育委員会は、以前、この件は終了との認識、また特に問題はないと考えていたにもかかわらず、市長選挙の直前に中田仁公前市長の意向により、教育委員会が私に申し入れを行った、いわゆるLINE問題により私は市長選挙に関しましては、出馬を断念するに至りました。 その際、平成26年8月20日、私は当時市会議員であった黒田市長の事実上の後援会長宅に黒田市長の選挙への出馬のお願いに上がりました。その際の選挙のマニフェストについては私が作成をいたしまして、そのデータは今も私のパソコンの中に残っております。当時、私と黒田市長との考え方には余り大きな違いはなかった、そのように考えておりますが、しかしそのときのマニフェストをもとに作られた市長戦略、そしてまた来年度予算案に何個か大きな考え方の隔たりがあり、今回、反対討論に至らざるを得なかったことは極めて残念であると、私はそのように考えております。 そして、具体的、簡潔明瞭に申しますと、3点ございます。 1つは、特別職、教育長と議員を含みますけれども、それらのボーナスアップ及び一般職の給与の額や期末勤勉手当の支給割合がアップされる、このような厳しい財政状況だが、そのようなことをされるということ。 また2点目、これ今回、土地開発公社の土地の買い戻しをやっております。公社の土地の買い戻しに反対するわけではないんですけれども、やはりこれについては一定のけじめをつけるべきだと私はそのように考えております。 そして、3点目といたしましては、これ星田北・駅北の開発に関してでございます。 より具体的に申しますと、1点目の職員等の給与のアップ等についてですが、平成28年3月16日、私は公社の土地の実態をより正確に調査をするために、保有する地価につきまして文書質問を行いました。事前に艮部長等とも話しをいたしまして、地価だと具体的にわかりにくいからということで、今回、公示地価とかそのようなわかりやすい表現を使って質問をしたにもかかわらず、返ってきた文書質問には何ら回答がなかったと。だから、私はみずから公社の資産査定を行いましたところ、確かに保有額としては126億円とかなり減ってはいるものの、含み損としては約100億円ございました。平成25年度の発表されている公社の決算では当期純利益が5千万、準備金が7億5千万円ということなんですけれども、含み損を正確に反映いたしますと、土地開発公社、現在90億円の債務超過に陥っております。 市は、買い戻しをするからと言って時価評価を単に逃れているだけであって、実態で申しますとそれだけ厳しい公社の債務実態があるわけでございます。 そしてまた財政運営で言うと、平成26年度末に50億円あった交野市の基金は、平成27年度末に約42億円を下回る見込みであり、さらに平成28年度、今回の予算案では11億円基金を取り崩し、平成28年度末には31億円を下回る見込みとなっております。 これ時価会計をしっかりやったら、事実上、財政は破綻しているとそのように言われても仕方がないような財政状況でございます。そしてフローのところで言っても、例えば新給食センター建設費の公債費の償還であったり、新ごみ処理場の建設による分担金の増加、そしてまた星田北・駅北等の開発によりまして、平成32年度には極めて厳しい財政運営を迫られるのは明白であります。 大阪府では、交野市ほど財政運営が厳しくない、そのような中にありましても、一定、人事院勧告を見送るといった対応をしております。それは、だから特別職、教育長等のボーナスアップをし、一般職員の給料の額や期末勤勉手当の支給割合のアップを行うことを前提とした予算については、理解が得られない、その点につきましては、そうしたことを踏まえて反対せざるを得ないと考えております。 また、公社の土地の買い戻しに関してですけれども、今回の予算書の後ろのほうに添付資料等で書かれておりますけれども、東倉治5丁目の土地を平成7年に約1億円で購入しております。しかし、現地を見に行きましたけれども、市街化調整区域であり、断崖絶壁なんです。とても当時の平成7年度であったとしても地価がついたかどうかすら怪しい、そのような土地を購入している。これ当時であれば、住民監査請求や住民訴訟の十分な対象となったとそのように考えております。時効が成立しているとはいえ、このような土地購入にかかわった市の職員等の責任は、これ法的責任ではなくて、道義的な責任は極めて重大であると、そのように考えます。 しかしながら本予算では、それら責任につきまして何ら明確化がなされない中、普通に買い戻すといったことがなされていることについては、やはりおかしいとそのように言わざるを得ません。なお、今回の東倉治5丁目の土地購入のような交野市の財政難の現況をつくったと言われても仕方がない市の職員については、やはり一定の対応をとるべきであると。今後、6月議会に土地開発公社の事業報告が行われますけれども、それまでにこのような土地公社の土地の購入経緯等をしっかり調査をいたしまして、その責任の重大さは市民の皆様に知らしめたい、そのように考えております。 3点目といたしまして、星田北と駅北の件でございますけれども、来年度予算案では測量業務等の予算の計上がなされております。最終的に交野市は利払いを含めますと36億3千万円負担する見込みでおります。一方で、固定資産税と都市計画税については、計算上、年間、これ選定によりますけれども、約7千500万円しか事実上の収入増加は見込まれません。採算をとるには計算上では約49年かかります。 つまり、公債費の元金の償還が終わるまでの期間は、交野市の財政を圧迫し続けるというのが、この星田北と駅北の開発でございます。そしてまた、これ法人市民税均等割とか、これについては方針の資本金額や従業者数で決まるものの、年間数百万円単位なので、とてもじゃないですけれども安定財源とは言えませんし、また法人市民税、法人割につきましてもショッピングセンター等の場合、これ店舗とショッピングセンター運営会社等が分けられておりますので、残念ながらほとんど納税されないというのが実態であります。 そして住民税についても、確かに住民税は入ります。しかし、そこにお住いの住民の皆様にさまざまな行政サービスが提供されるため、このような大規模開発への財源として見込むというのは、私はこれ極めて不適切であります。都市整備部長は、法人・個人の市府民税の増など、現時点で想定が難しく試算し切れないところもあり、そのような年数がかかるとの想定ではなくと発言されておりますけれども、これ法人市民税が限定的であること及び住民税はまちづくりの財源として不適切であることを考慮いたしますと、著しく問題の本質から逸脱をした答弁であると、そのように私は考えます。 過去に交野市は、さまざまな行政指導の事業を行いました。結果、それは皆様もご存じかと思いますけれども、大きな負債が残り、今も交野市民の皆様を苦しめ続けております。 星田北・駅北のすぐそばには、例えば星田の図書館構想、これどうなりましたか。今、教育委員会これ聞きましたけれども、凍結中で今も残っているじゃないですか。これは先にやらないんですか。この図書館構想、今、空き地になっていますけれども、空き地をつくるためにやっているわけではありません。また、星田のシティプラザ構想はどうなりましたか。これ今、駅前の駐車場になっていますけれども、駐車場をつくるために10億円投じているわけではありません。そうした過去に大規模な開発事業等を交野市はやり、どうだったのかは言うまでもありません。 そしてまた今回、特に星田北に関しましては、これコンパクトシティとそうしたことを標榜されております。しかしながら、市街化調整区域を大幅に市街化区域を拡大する、星田駅からはるかに離れた郊外にショッピングセンター等を誘致をすることともなっております。しかしこれではコンパクトシティと言えるのでしょうか。他市が取り組まれているコンパクトシティとは全く違ったものを交野市はコンパクトシティと言っていることは極めて残念であると言わざるを得ません。 一方で、藤が尾小学校の東側での開発に関しては、市が税金投入をせずとも、年間約1千850万円収入の増加が見込まれております。これでは、交野市が負担する約36億3千万円は、単にショッピングセンター等融資のためのインフラ整備に周囲の皆様の税金を使ってしまうと、そのように猜疑の目を市民の皆様に抱かせるものであると、私はそのように考えます。 また、星田と高田を結び、星田にお住いの交野市民の皆様が枚方市に行くのに極めて便利な市道星田高田線につきましては、これ融資するショッピングセンターの真ん中を通ると。当初は渡り廊下を設けるはずだったんですけれども、なぜかショッピングセンターの周りを迂回し、さらには星田駅の北側まで直進する、そのような計画をなされておりますけれども、この計画の図面を見る限り、これ星田北の7丁目6番地そしてまた9番地の一部住民が今回の開発の対象外の地域に居住しているにもかかわらず、立ち退きを迫られる可能性が極めて高い、そのような状況で計画がなされております。極めて残念でございます。 これら申しました、1点目から3点目の状況を踏まえますと、平成28年度予算には反対をせざるを得ません。またあわせて、財政が厳しいと、このように言うのは自由なんですけれども、しかし、奥野副市長の夜の会合のための公用車利用は、極めて市民の皆様に誤解を招きますし、これ八木教育長が本会議でずっと目をつぶって大きく揺れたり、そのようなことを見ると、果たして交野市の財政の厳しさを感じさせる要素はないのではないか、私はそのように感じざるを得ません。 また、南星台には何十億円もの税金を投じて整備したはずの、創造の森のうち、約3億円、これ6千平米の土地が野菜畑になっております。市はこれに対して何かしましたか。またこれについては所管事務調査が行われることが決まっておりますけれども、また帳簿価額約4億5千万円の交野高校横の不燃物及び粗大廃棄物埋立地からは、今も石油等の汚染水が流出を続けております。また、星田駅前には約10億円の駐車場があったり、イズミヤ近くに約11億5千万円の駐車場があったり、郡津駅近くの約25億円の駐車場があったり、青山には帳簿上約1億円の邸宅地が複数あったりとこのような中、財政状況が厳しいと交野市役所が言っても、市民の皆様にはただの嫌みにしか私は聞こえないとそのように考えております。 ここまで言えばわかると思いますけれども、財政状況が厳しい原因は、私これ交野市役所に相当の責任があると、そのように考えております。 私は、この予算には反対いたしますとともに、今後も交野市役所を正常化する、このようなことをやらせない市役所への改革をやることが極めて重要である、そのように考えております。 今回、新たに大型開発等にかじを切った交野市政に対しまして、厳しく対峙をいたしまして、そして今後も市政改革に取り組むべく決意を固めますことを表明いたしまして、平成28年度予算案の反対討論といたします。 ○議長(友井健二) はい、黒田市長。 ◎市長(黒田実) ただいま山本議員から反対討論の発言中、施策にかかわる見解についてはともかく、全体におきまして選挙にかかわる発言がございましたが、この中には私の個人的な問題にかかわるものも含まれておりました。 そういった発言につきましては、私としましてはぜひ弁明の機会をいただきたいというふうに考えておりますので、ぜひ議長におかれましては発言の許可を願います。 ○議長(友井健二) 先ほど黒田市長のほうから弁明の申し出がありました。交野市議会会議規則第51条により、市長の発言を許可いたします。 ◎市長(黒田実) 発言の許可をいただきまして、ありがとうございます。 私が申し上げたい部分は、先ほど山本議員の発言中、市長選挙マニフェストについては、私が作成した、あるいはまたその根拠といたしまして、そのデータはパソコンにあるといった旨の発言がございました。 まず1点、市長選挙のマニフェストという部分については少し不明な点がございます。いわゆる一般的なマニフェストというものは、平成26年の選挙の際には出してはおりません。が、ただ私自身、市長選挙に臨む、あるいは期間中におきまして、私が重点的に取り組む政策については選挙期間中に認められていた文書等、例えば選挙公報あるいは候補者運動だけではなく、政治団体としての活動としてのビラ等もございました。ただその内容は、重点的な政策を掲げたものでありまして、いわゆるマニフェスト、厳密な意味でのマニフェストと、数値目標がある、あるいは起点をしっかりと定める、そういった内容のものではなかったわけでありますので、山本議員の発言の市長選挙マニフェストというものが、選挙期間中における公職選挙法で認められた文書等について申し上げるならば、その文書につきましては私が作成いたしたものでございます。 また、データがパソコンにあるというふうなことを根拠に挙げておられますが、データがパソコンにあることイコール山本議員が作成をしたという根拠にはなりませんし、一体どんなデータを指しておられるのか、今現在、私も確認ができない状況でありますので、私といたしましては弁明をさせていただきたい。また、もしもこの弁明に対して、山本議員として納得いかれないということであるならば、当然パソコンにあるデータそのもののご提示もぜひよろしくお願いしたいと、あわせて思うところでございます。 貴重な時間をいただきましたが、私の弁明は以上でございます。 ○議長(友井健二) 6番、山本議員に申しいたします。 ただいまの市長選挙に係る発言は議案第29号に対する討論の範囲を超えていますので、交野市議会会議規則第55条第2項の規定により、注意をいたします。 また、発言は簡明にお願いしたいと思います。 ほかに討論はありませんか。9番、野口議員。 ◆9番(野口陽輔) 市民クラブを代表いたしまして、議案第29号 平成28年度交野市一般会計予算に対し、賛成の討論をさせていただきます。 これまでの各議員さんがおっしゃいましたように、さまざまな事業についての課題というのはこれからもまだまだ不十分な点があると思います。ただ、私どもの会派の考え方といたしましては、大きな捉まえ方を今後していく必要があるであろうと。少子高齢化、この言葉が出てきてしばらくたっておるわけでございますけれども、まさしく少子化対策、高齢化対策そして労働者対策という部分においては喫緊の課題であるというように思っております。 そしてまた、世界経済においても先行き不透明ということで、市の税収においてもなかなか不透明な部分があると。しかし、少子高齢化の時代というのは待ったなしを迎えておると。 こういった中で、やはり大きく一番大事なのは大きな視点で物事を捉まえて、まちをその方向にひとつでも少し前に進めていく、そういった意味においては昨年の10月に市長戦略が示され、そのことに対し、私ども議会としてはしっかりと議論をしていく必要があるであろうというように思っております。 そういった意味において、今回の平成28年度予算、その方向性に向いてわずかではありますけれども、一歩を進みだそうとしているこの予算に対し、まだまだ個々の事業については不十分な点がございますが、そこの部分においては今後の議会の中でしっかり意見を聞くとするということで進めていきたいというように思っております。 以上で、私どもの賛成討論とさせていただきます。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。7番、松村議員。 ◆7番(松村紘子) 議案第29号 平成28年度交野市一般会計予算について、同様に賛成討論をさせていただきます。 一部、議員の報酬の増額並びに特別職の職員の給与の増額、また今後も続きますマイナンバーにかかわる交付事業、そして星田北地区土地区画整理事業など、これらについて納得しかねるものでありますので、これらに関しては今後も慎重な審議を求めますが、子育て分野の行政改革を除く、財政健全化に向けての取り組み、また、平成28年度の新事業への予算など一定評価できるものであり、おおむね賛成という意で賛成討論とさせていただきます。
    ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第29号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 お諮りいたします。議事整理の都合上、総務文教常任委員会委員長の審査報告は、当該委員会に付託された案件を一括して報告願うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、総務文教常任委員会に付託された案件の審査報告は委員長より一括報告を願うことに決しました。 日程第2 議案第3号 交野市行政不服審査に関する条例の制定について 日程第3 議案第4号 行政不服審査法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について 日程第4 議案第5号 交野市個別外部監査契約に基づく監査に関する条例の制定について 日程第5 議案第6号 交野市職員の退職管理に関する条例の制定について 日程第6 議案第7号 交野市生涯学習基本計画推進委員会条例の制定について 日程第7 議案第8号 交野市消費生活センター条例の制定について 日程第8 議案第11号 交野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について 日程第9 議案第12号 交野市議会議員の議員報酬並びに費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について 日程第10 議案第13号 交野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 日程第11 議案第14号 交野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第12 議案第15号 交野市水道事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第13 議案第16号 交野市非常勤職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第14 議案第17号 交野市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第15 議案第18号 交野市税条例の一部を改正する条例について 日程第16 議案第19号 交野市立市民ふれあい館設置条例の一部を改正する条例について 日程第17 議案第20号 交野市立青年の家条例等の一部を改正する条例について 日程第18 議案第21号 交野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 日程第19 議案第27号 平成27年度交野市一般会計補正予算(第6号)について 日程第20 議案第33号 平成28年度交野市公共用地先行取得事業特別会計予算について 日程第21 議案第38号 平成27年度交野市一般会計補正予算(第7号)について 以上、20件を一括議題といたします。 一括して委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会、三浦委員長。 ◆総務文教常任委員長(三浦美代子) ただいま議題となりました議案第3号、第4号、第5号、第6号、第7号、第8号、第11号、第12号、第13号、第14号、第15号、第16号、第17号、第18号、第19号、第20号、第21号、第27号、第33号及び第38号についての審査の概要と結果の報告をさせていただきます。 議案第38号を除く各議案につきましては去る2月29日に、議案第38号につきましては3月22日の本会議においてそれぞれ当委員会に付託され、3月23日に委員会を開き、質疑、討論並びに採決を行ったものであります。 なお、委員会では多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査を行いましたが、時間の都合上、その概要の報告とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 まず議案第3号「交野市行政不服審査に関する条例の制定について」の審査の概要を申し上げます。 交野市行政不服審査会の委員について質疑がありました。その内容は「交野市行政不服審査会の委員は市長による委嘱とあるが、市民が行政に不服を申し立てた事案に対し、行政の長である市長がその委員を決めることになれば、公正性などは保たれるのか。」との質疑がありました。 答弁では「委員については、法令の知識などの専門性が求められることから、弁護士や学識経験者、会社経営者等を委嘱することとなる。なお、公正性等については、あくまで審査会は第三者機関であるので、公正性が保たれた審査が行われる。」との答弁がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号「行政不服審査法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」の審査の概要を申し上げます。 不服申し立て手続の審査請求への一元化について質疑がありました。 その内容は「不服申し立ての手続が審査請求に一元化されるということだが、今後、市民が不服を申し立てる際、窓口が従前とは異なるのか。」との質疑がありました。 答弁では「窓口については、従前どおりの担当課に来ていただいて、審査請求の申し入れをしていただく。」との答弁がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第5号「交野市個別外部監査契約に基づく監査に関する条例の制定について」の審査の概要を申し上げます。 個別外部監査制度の導入経緯等について質疑がありました。 その内容は「個別外部監査制度の導入経緯、そして従前の監査委員との役割分担は。」との質疑がありました。 答弁では「個別外部監査制度導入の趣旨は、地方公共団体の監査の専門性・独立性の強化である。従前の監査委員制度でできるものは基本的に従前の監査制度で、個別外部監査制度については専門性が必要なものについて実施していただく。」との答弁がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号「交野市職員の退職管理に関する条例の制定について」は質疑、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号「交野市生涯学習基本計画推進委員会条例の制定について」の審査の概要を申し上げます。 生涯学習基本計画及び実施計画について質疑がありました。 その内容は「生涯学習基本計画は、ビジョンや考え方などを整理するものなのか。それとも実施計画的な踏み込んだ部分まで想定しているのか。」との質疑がありました。 答弁では「基本計画については、生涯学習推進の基本となる大きな骨格を定めるもので、別に1年ごとのアクションプランのような実施計画の策定を考えている。」との答弁がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第8号「交野市消費生活センター条例の制定について」は質疑、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号「交野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」は質疑はなく、討論に入りました。 討論では、反対討論として「交野市の財政状況は全国でもとりわけ厳しく、大阪府においても、財政状況が厳しいことを理由に、今回の人事院勧告に伴う給与アップを受け入れなかった次第である。次世代に負担を残さないことが最善の選択であると考え、反対する。」との討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号「交野市議会議員の議員報酬並びに費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について」は質疑はなく、討論では、反対討論として「交野市の厳しい財政状況については、これまで市民感覚とはかけ離れた予算を許してきた議会にも責任があり、その結果、次世代へ負担を残してきた。議員報酬等を上げる本条例は市民感覚とはかけ離れたものであるため、反対する。」との討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号「交野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」は質疑はなく、討論に入りました。 討論では、反対討論として「次世代に負担を残さないことが最善の選択であると考え、特別職の給与を上げる本条例に対し反対する。」との討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号「交野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について」は質疑はなく、討論に入りました。 討論では、反対討論として「次世代に負担を残さないことが最善の選択であると考え、教育長の給与を上げる本条例に対し反対する。」との討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号「交野市水道事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例について」は質疑はなく、討論に入りました。 討論では、反対討論として「次世代に負担を残さないことが最善の選択であると考え、水道事業管理者の給与を上げる本条例に対し反対する。」との討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号「交野市非常勤職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について」は質疑、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号「交野市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例について」は質疑、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号「交野市税条例の一部を改正する条例について」の審査の概要を申し上げます。 特別土地保有税減免申請書について質疑がありました。 その内容は「特別土地保有税減免申請に係る減免申請書への個人番号の記入に関する条文が削除となった理由は。」との質疑がありました。 答弁では「税の申告時に個人番号を記入しており、減免申請書については新たに記入する必要がないという見直しを国が行ったことから、条文を削除するものである。」との答弁がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第19号「交野市立市民ふれあい館設置条例の一部を改正する条例について」の審査の概要を申し上げます。 私市ふれあい館の廃止について質疑がありました。 その内容は「今回、私市ふれあい館が廃止となった場合に、その近辺に同施設のような地域住民の活動の場として利用できる施設等はあるのか。」との質疑がありました。 答弁では「私市ふれあい館にかわる施設としては、私市地区の施設やゆうゆうセンターが考えられる。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入りました。 討論では、反対討論として「ふれあい館は、高齢者を含む多くの地域住民の憩いの場として広く活用されている。地域の社会・文化活動を展開するための拠点づくりを求め、反対する。」との討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第20号「交野市立青年の家条例等の一部を改正する条例について」の審査の概要を申し上げます。 青年の家の管理運営について質疑がありました。 その内容は「今回、青年の家については直営管理へと見直されているが、今後も直営管理の方向で考えているのか。」との質疑がありました。 答弁では「一定期間の直営管理ということで、今後、公共施設等総合管理計画によって青年の家が存続されるのであれば、大規模改修や耐震工事、エレベータ設置などを考えてまいりたい。」との答弁がありました。 この答弁を受け、「公の施設は、本来、直営あるいは非営利法人によって行われるべきだと考えるので、今後も直営管理をお願いしたい。」との要望がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第21号「交野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の審査の概要を申し上げます。 放課後児童支援員の賃金設定について質疑がありました。 その内容は「放課後児童支援員の人員不足の根本的問題は、その待遇にあると考えるが、交野市の放課後児童支援員の賃金設定は。」との質疑がありました。 答弁では「非常勤嘱託員の賃金表を使っており、交野市の中では高い賃金水準である。」との答弁がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第27号「平成27年度交野市一般会計補正予算(第6号)について」の審査の概要を申し上げます。 土地開発公社経営健全化について質疑がありました。 その内容は「土地開発公社の経営健全化として公有財産購入費で、東倉治5丁目及び私部西1丁目地内用地の買い戻しの費用が計上されているが、買い戻し後の土地利用は。」との質疑がありました。 答弁では「東倉治5丁目地内用地については、次年度、用地の整備を行い、一般競争入札にて売却を予定している。私部西1丁目地内用地については、平成25年度に事業者を募集しコインパーキングとして貸し付けしており、帳簿価格が非常に高額なため、起債にて3年間で買い戻しを予定しており、償還が終わるまで売却できないことから、買い戻し後も現在と同様に土地の貸し付けを行う予定である。」との答弁がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第33号「平成28年度交野市公共用地先行取得事業特別会計予算について」は質疑、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第38号「平成27年度交野市一般会計補正予算(第7号)について」の審査の概要を申し上げます。 かたの産業元気プロジェクトについて質疑がありました。 その内容は「地方創生加速化交付金活用事業の『かたの産業元気プロジェクト』の取り組み手法である『移動支援』を『市の外出支援の推進とあわせ』とされているが、移動支援とゆうゆうバスとの関係は。」との質疑がありました。 答弁では「ゆうゆうバスは市が直接実施するものであり、今回の施策については、地域が主体的に行う事業に対する支援で、移動支援は市の外出支援施策の補完的なものである。」との答弁がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって可決すべきものと決しました。 以上で当委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(友井健二) 委員長報告はお聞きの次第です。 これより議案第3号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第3号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第4号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第4号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第5号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第5号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 私より、議案第6号 退職管理に関しての反対の討論を行います。 退職管理という名前で条例案が上がっております。事実上、これは天下りに関しての規制の条例案でございます。交野市では、先の私の文書質問でも明らかとなっておりますけれども、交野市水道サービスそして交野市シルバー人材センターそしてまた交野市の社会福祉協議会、これらに対しまして、例えば社長の天下りであったり、また市の職員2名ずつの天下りが、これは事実として行われております。 一方で、別にこれらと市が密接な関係がなければ何も問題はないんですけれども、ただ、事実として水道局から交野市水道サービスに対しましては、平成27年度まで、5千300万円の随意契約が行われておりました。ただ、これに関しましては、平成27年度で終わって、来年からは適正な対応をなされることに関しては評価いたしますけれども、これまでこのようなことが行われておりました。 また、シルバー人材センターであったり社会福祉協議会に対しましては、随意契約であったり補助金であったり非公募の指定管理、これら3つのセットで、事実上の公金での支援と見られても仕方がないことが行われておりました。こうしたことをやっておきながら、そこに職員の方々が天下りをすると、職員の人件費はどこから出ているのかと、そのような誤解を市民の皆様に与えてしまうのではないかと私はそのように考えます。 一方で、今回の条例案。条例案が出ていること自体は、私はこれを評価をしたいと思っておりますけれども、何か、再就職者による依頼とはこれは規制はされておりますが、再就職をあっせんすることは規制はされておりません。加えて、部長と課長は規制の対象なんですけれども、特別職については、対象外でございます。 そして、離職後の規制期間は、たったの2年しかありません。これでは、天下りって規制はされている条例はありますけれども、抜け穴が大量にあるのかなとそのように私は考えます。 大阪府と大阪市に関しましては、再就職のあっせんも禁止されておりますし、離職後についても期間の定めなく再就職が禁止されております。これは、先日議場にてこの件については質問いたしましたけれども、明確な回答が現時点ではありませんでしたので、それらを踏まえて本条例案には反対をいたします。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第6号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第7号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第8号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 議案第11号に対しまして、反対の討論を行います。 ただし、内容につきましては、先ほど平成28年度一般会計予算の反対討論と重複いたします箇所が多いので、その重複箇所につきましては割愛をいたしますことをご理解賜りますようお願いを申し上げます。先ほど申しましたとおり、土地開発公社の状況については、極めて厳しい状況であり、また基金の残高につきましてはかなり取り崩しが余儀なくされている状況であります。また今後、給食センター等の交際費の償還またごみ処理場の建設による分担金の増加等それらを考慮、総合的に勘案いたしますと、私は今回の人事院勧告についてはやはり見送るべきである、そのように考えております。そのような中、一般職員の給与の額や期末勤勉手当の支給割合のアップを行うということは、市民の皆様の理解が得られるわけがない、そのように考えますので、反対をいたします。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。14番、岡田議員。 ◆14番(岡田伴昌) 議案第11号について、大阪維新の会を代表して反対の立場で討論をさせていただきます。 本市の財政状況は、全国でも厳しい状況であることは周知の事実であります。大阪府におきましては、厳しい財政状況を理由に今回の勧告を受け入れないこととしております。本条例を可決いたしますと、平成26年度と比較して、平成27年度はおよそ8千400万円増で職員1人当たり16万円が3月に入ることとなります。また、平成28年度はおよそ2億円もふえ、職員1人当たり40万円の給与アップになることとなります。借金が膨大な会社が優良な会社の給料を調査してそれに倣って給料アップをしますでしょうか。この条例を可決しなければ、それだけ今年度の起債を減らすことができます。これだけの借金をつくった大人の責任として少しでも次世代の借金を減らすことが最善の選択であると考え、反対討論とさせていただきます。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第11号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第12号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 私より、議案第12号に対しましての反対討論を行います。 なお、先ほどの討論と重複いたしますところにつきましては割愛をいたしますので、その点はご理解賜りますようお願いを申し上げます。 厳しい財政状況の中、職員のみならず議員につきましても期末手当の支給割合のアップをさかのぼって行うということは、市民の皆様の理解を得られることではないとそのように考えますので反対をいたします。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。14番、岡田議員。 ◆14番(岡田伴昌) 議案第12号について、大阪維新の会を代表して反対の立場で討論させていただきます。 この条例を可決すれば、我々の期末手当が0.1カ月アップいたします。しかし、上げる根拠がありますでしょうか。市議会の議員報酬は人事院勧告に従う必要は全くありません。交野市の類似団体12市のうち、交野市議会議員の報酬54万円は既に群を抜いて1位です。二元代表制の中で、この借金を作り上げた原因は我々議会の側にもあります。無茶な予算をいつでも否決できる立場にあったわけです。市民感覚とかけ離れた予算を許してそのツケを子供たちに残しました。今、この市民感覚とかけ離れた議案に対して、大阪維新の会は反対討論させていただきます。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。 これより議案第12号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 私より、議案第13号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正に関しまして、反対討論を行います。 事情につきましては、先ほど申したとおりでございますけれども、特別職員の給与につきましても期末手当についても支給割合のアップを行うということは、国や財政状況等を総合的に勘案をいたしまして、市民の皆様の理解が得られるわけがありませんので、反対をいたします。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。14番、岡田議員。 ◆14番(岡田伴昌) 議案第13号について、反対の立場で討論をさせていただきます。 反対の理由は、先ほどから述べておりますとおりですので割愛させていただきます。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第13号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 私より、議案第14号に対しての反対討論を行います。 財政状況の面に関しての発言につきましては重複いたしますので割愛をいたしますが、特に教育長の場合、本議会において小学校臨時講師の逮捕の件を受けて明確に謝罪もされております。 昨日、懲戒免職の報道も公表されておりますけれども、そうした中、報酬の自主返納等けじめをつけることなく期末手当の支給割合のアップを行うことは余計に市民の皆様の理解は得られないと私はそのように考えますので、反対をいたします。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。14番、岡田議員。 ◆14番(岡田伴昌) 議案第14号について、反対の立場で討論させていただきます。 反対の理由は、先ほどから述べておりますとおりですので割愛させていただきます。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第14号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第15号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 私より、議案第15号に対しての反対討論を行います。 水道局におきましては従前より指摘をしております水道サービスとの関係、随意契約の問題、そうした問題があります。そして、浄水場を新たに建設した、それに対しての大きな負担もあったり、そのような中で、今回、水道事業管理者の期末手当の支給割合のアップを行うということは、私は、十分な正当性はなく、また市民の皆様の理解を得られないとそのように考えますので反対をいたします。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。14番、岡田議員。 ◆14番(岡田伴昌) 議案第15号について、反対の立場で討論させていただきます。 反対の理由は、先ほどから述べておりますとおりですので割愛させていただきます。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第15号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第16号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第16号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第17号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第17号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第18号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第18号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第19号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。3番、中上議員。 ◆3番(中上さち子) 議案第19号 交野市立市民ふれあい館設置条例の一部を改正する条例について、日本共産党の反対討論を行います。 市は、ふれあい館について、当初の目的である児童の健全育成は果たされたとして、地域の集会所への変更や廃止を進めておりますが、ふれあい館の現状は、歩いて行ける距離であることで高齢者を含め多くの地域住民の憩いの場としてまた交流の場として広く活用され利用されております。 この場が、また一つ消えようと、今しております。交野市は、平成28年度に、生涯学習基本計画を策定するということですが、地域における社会文化活動などの生涯活動を展開する上で身近なふれあい館等の役割は重要と考えます。廃止ではなく、生涯学習活動を活発にするための新たな拠点づくりを求めまして反対をいたします。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 私より、当該ふれあい館、私市ふれあい館の廃止についての賛成の討論を行います。 当該ふれあい館については、恐らく耐震性がないと思料され、そして地盤の問題等を考慮をいたしますと、廃止にするという結論に至ったとそのように聞いておりますけれども、ただ、交野市の財政状況が厳しいこと、また地盤改良や建てかえを行った場合、他のふれあい館との対応等との整合性がとれなくなってしまうことを考えますと、廃止すること自体に反対するわけではありません。しかし、私市2丁目には約500世帯あるものの、自治会館はない状況であり、結果として、ゆうゆうセンターであったり、または地域の会館としては私市の井出之内会館まで行かなければならない、そのような事情があります。つきましては、条例には賛成はいたしますけれども、廃止後、一旦、この土地については水道局に返還をされて、返還された土地の跡地の利用についてはまだ決していないということでございますので、一定、私市地区であったり周辺の住民の方々の好意を踏まえた利用をなされますよう要望いたしまして、討論としては賛成といたします。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第19号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第20号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 議案第20号に対しまして、反対の討論を行います。 公の施設に関しては、指定管理者制度の開始以降は、多くの市町村で取り入れられております。民間企業でできることは、私は民間企業でやるべきである、そのように考えております。このような中、公社採用をとるということは、時代の流れに反しているとそのように考えますので、この条例案の改正につきましては反対をいたします。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第20号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第21号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第21号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第27号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第27号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 異議がありますので、これより議案第27号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第33号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第33号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第38号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第38号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 お諮りいたします。 議事整理の都合上、都市環境福祉常任委員会委員長の審査報告は当該委員会に付託された案件を一括して報告願うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、都市環境福祉常任委員会に付託された案件の審査報告は委員長より一括報告を願うことに決しました。 日程第22 議案第9号 交野市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数条例の制定について 日程第23 議案第10号 東部大阪都市計画星田北茄子作南地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について 日程第24 議案第22号 交野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について 日程第25 議案第23号 交野市自転車駐車場条例の一部を改正する条例について 日程第26 議案第24号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について 日程第27 議案第25号 交野市火災予防条例の一部を改正する条例について 日程第28 議案第26号 訴えの提起について 日程第29 議案第28号 平成27年度交野市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について 日程第30 議案第30号 平成28年度交野市国民健康保険特別会計予算について 日程第31 議案第31号 平成28年度交野市下水道事業特別会計予算について 日程第32 議案第32号 平成28年度交野市介護保険特別会計予算について 日程第33 議案第34号 平成28年度交野市後期高齢者医療特別会計予算について 日程第34 議案第35号 平成28年度交野市水道事業会計予算について 日程第35 議案第36号 交野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 日程第36 議案第37号 交野市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について 以上15件を一括議題といたします。 一括して委員長の報告を求めます。都市環境福祉常任委員会、前波委員長。 ◆都市環境福祉常任委員長(前波艶子) ただいま議題となりました議案第9号、第10号、第22号、第23号、第24号、第25号、第26号、第28号、第30号、第31号、第32号、第34号、第35号、第36号、第37号の15議案について都市環境福祉常任委員会における審査の概要と結果の報告をさせていただきます。 議案第36号及び第37号を除く各議案につきましては、去る2月29日に、議案第36号及び第37号につきましては、3月22日の本会議においてそれぞれ当委員会に付託され、3月23日に委員会を開き、質疑、討論並びに採決を行ったものであります。 委員会では、多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査を行いましたが、時間の都合上、その概要の報告とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 なお、議事整理の都合上、議案の審査順を変更して審査いたしましたが、委員長報告においては、議案番号順に報告しますので、ご了承願います。 まず、議案第9号「交野市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数条例の制定について」の審査の概要を申し上げます。 質疑では、農業委員及び農地利用最適化推進委員について質疑がありました。 その内容は「農業委員の選任について、公選制を廃止し任命制となった理由、また新たに設けられる農地利用最適化推進委員の役割は。」との質疑がありました。 答弁では「農業委員の選任については、農業の活性化を図ることを目的とし、市長の任命制とした。また、農地利用最適化推進委員については、農業委員と連携を図りながら現場活動を積極的に行うことにより遊休農地の発生を防ぐ取り組みを行うものである。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入りました。 討論では、反対討論として「市長の任命制に変えることは、農業委員会の機能を弱め、自主性を損ない、企業の参入も可能にするため、本条例に反対する。」との反対討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号「東部大阪都市計画星田北茄子作南地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」の審査の概要を申し上げます。 質疑では、開発行為の内容について質疑がありました。 その内容は「地区計画の内容については理解できるが、具体的にどのような開発行為が行われるか。」との質疑がありました。 答弁では「今回の条例については、地区計画を定める中での地区整備計画において、整備される道路や調整池を位置づけるとともに建築物の制限を設け、条例化により制限内容を担保するものである。また、具体的な開発行為の内容については、今後、土地区画整理事業として実施するもので内容についてはまだ決定していないので、現時点ではお示しするものではない。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号「交野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について」の審査の概要を申し上げます。 地域限定保育士について質疑がありました。 その内容は「地域限定保育士については、家庭的保育事業のみが対象となるのか。」との質疑がありました。 答弁では「地域限定保育士については、家庭的保育事業を含む地域型保育事業の4事業全てにおいて対象となる。また、認定こども園及び保育所においても、大阪府において所要の改正がなされたことから対象となる。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第23号「交野市自転車駐車場条例の一部を改正する条例について」の審査の概要を申し上げます。 質疑では、契約方法や自転車駐車場廃止後の使用者の移転状況などについて質疑がありました。 その内容は「自転車駐車場の土地の賃貸契約は指定管理期間と同じ5年なのか、また、今回廃止する河内磐船駅東自転車駐車場の利用者数と廃止後に移転希望をする利用者の手続の状況は。」との質疑がありました。 答弁では「土地の賃貸契約については単年度契約で行っている。また、利用者数はおおむね200台で、移転希望者については、近隣の市営自転車駐車場に振りかえの案内をしたものである。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第24号「交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について」の審査の概要を申し上げます。 保険料の限度額について質疑がありました。 その内容は「今回の条例改正は、保険料限度額の引き上げを行うものだが、それにより影響のある世帯数は、また、改正後、限度額に達する世帯の標準所得は。」との質疑がありました。 答弁では「新たに保険料が上がる世帯が約250世帯で約2%、影響のない世帯が約4千250世帯で約38%、保険料が下がる中間所得層世帯が約6千500世帯で約60%である。また、改正後、限度額に達する世帯の標準所得は4人世帯の場合680万円である。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第25号「交野市火災予防条例の一部を改正する条例について」の審査の概要を申し上げます。 条例改正に伴うパブリックコメントについて質疑がありました。 その内容は「今回の条例改正に伴い、他市においてはパブリックコメントを行っている市も見受けられたが、本市においては必要ないのか。」との質疑がありました。 答弁では「今回の条例改正は、政令の一部改正に伴う所要の改正で、本市独自での改正を行うものではないこと、また、特に罰則規定等を設けるものではないことから、総務部との調整の結果、パブリックコメントは行わないものとした。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号「訴えの提起について」の審査の概要を申し上げます。 質疑では、訴訟に至った原因について質疑がありました。 その内容は「今回の原因は、将来の開発行為等の際に公図の訂正を行うという手法が混乱を招き訴訟に至ったと推測するが、市は、これを解消するため、率先して訂正をすべきと考えるが市としての見解は。」との質疑がありました。 答弁では「現在地と異なる公図の訂正について、現状は市域に多数存在しており、市が率先して整備をするのは困難なので現在の手法をとりながら訂正の整備をしていきたい。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第28号「平成27年度交野市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について」の審査の概要を申し上げます。 質疑では、当初予算の正当性などについて質疑がありました。 その内容は「今回の補正内容は、私市汚水幹線貯留槽設置事業の工期延期に係る予算繰り越しをするものだが、当初予算を増額せず、次年度繰り越しのみで本当に対応できるのか。」との質疑がありました。 答弁では「本工事については、入札を執行し業者を決定したものである。今回は当初の設計金額と落札金額による差額で対応できるものとの見込みから、増額をせず当初予算のままで次年度の繰り越しをお願いするものである。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第30号「平成28年度交野市国民健康保険特別会計予算について」の審査の概要を申し上げます。 質疑では、休日納付相談について質疑がありました。 その内容は「休日納付相談の充実とあるが、現状はどのようなものか。」との質疑がありました。 答弁では「休日納付相談は、平日来庁できない方に対し、4、6、10、12月に開催している。市の広報紙で周知するとともに、滞納者については個別に案内を送付しているものの、相談件数が少ない月もあるのが現状である。」との答弁がありました。 この答弁を受け、「費用対効果を含め十分に検討を行いながら、納付相談の充実に努めていただきたい。」との要望がありました。 以上のような質疑の後、討論に入りました。 討論では、反対討論として「高すぎる保険料は、市民の負担の限界となっており、市として一般会計からの繰り入れによる保険料の引き下げに努力されることを強く求め反対する。」などの反対討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第31号「平成28年度交野市下水道事業特別会計予算について」の審査の概要を申し上げます。 質疑では、今後の整備計画などについて質疑がありました。 その内容は「未整備地区の解消に向けた下水道の整備について、その場所と今後の見通しは。」との質疑がありました。 答弁では「現在の市街地の住宅地における一団の塊の未整備地区は、藤が尾、私部西、幾野、私部6丁目、神宮寺、東倉治にあり、アクションプランにおける10年計画のもと、平成35年度を目途に整備していきたい。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第32号「平成28年度交野市介護保険特別会計予算について」の審査の概要を申し上げます。 質疑では、生活支援コーディネーターについて質疑がありました。 その内容は「生活支援コーディネーターの配置を予定しているとあるが、その内容は。」との質疑がありました。 答弁では「平成29年4月から開始する新総合事業の推進を図り、地域におけるサービスの提供体制の構築に向け、生活支援コーディネーターの配置を予定している。社会福祉法人など事業を受託する法人をプロポーザル方式で選定し、市として有効に活用できるよう配置していきたいと考えており、今後、近隣市等の取り組み事例も参考にしながら、コーディネート機能が円滑に行えるよう進めていきたい。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第34号「平成28年度後期高齢者医療特別会計予算について」の審査の概要を申し上げます。 質疑では、来年度の保険料などについて質疑がありました。 その内容は「来年度は保険料の見直しの時期であるが、保険料は上がるのか、また、国の9割軽減措置については、引き続き実施されるのか。」との質疑がありました。 答弁では「平成28年度の保険料の所得割額は平成27年度と同率で変更はないが、被保険者均等割額は若干下がる予定であり、所得に変更がなければ保険料は若干下がる予定である。軽減措置の特例措置については、継続されると聞き及んでいる。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第35号「平成28年度交野市水道事業会計予算について」の審査の概要を申し上げます。 流動資産について質疑がありました。 その内容は「流動資産のうち、現金・預金で31億8千503万4千円を計上しているが、企業債等の流動負債は5億1千52万3千円を計上しており流動比率が約6倍になっている。それほど現金は必要か。」との質疑がありました。 答弁では「今後、第6次拡張事業の最終取り組みである私市ポンプ場整備費用の20数億円や、これまで借りてきた企業債の償還金の返済なども含め事業実施に必要であることから留保しているものである。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第36号「交野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の審査の概要を申し上げます。 質疑では、保育士の配置基準について質疑がありました。 その内容は「保育士の配置については、一定の場合に、保育士と同等の知識及び経験を有する者を保育士とみなし、配置することができるとあるが、その対象となる者は。」との質疑がありました。 答弁では「大阪府が実施する子育て支援員研修を修了した者や保育所等において、保健師や看護師等として常勤で1年相当程度、保育業務に従事した者等と考えている。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入りました。 討論では、反対討論として「保育士不足は深刻な問題であるが、人材確保のためには、保育士の処遇の改善を抜本的に図っていくことが不可欠であり、保育士の配置の基準を引き下げる本条例改正に反対する。」との反対討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第37号「交野市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について」は質疑、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 また、付託案件終了後、その他として、創造の森の状況等について、所管事務調査の申し出があり、採決の結果、閉会中に所管事務調査を実施することが決定しました。 以上で、本委員会に付託されました議案等の審査報告を終わらせていただきます。 ○議長(友井健二) まもなく正午となりますので、ただいまより午後1時まで休憩いたします。     (午前11時55分 休憩)     (午後1時00分 再開) ○議長(友井健二) 再開いたします。 午前中に引き続き議事を行います。 午前中の都市環境福祉常任委員会委員長の報告は、お聞きの次第でございます。 これより議案第9号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。5番、皿海議員。 ◆5番(皿海ふみ) 議案第9号 交野市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数条例の制定について、日本共産党を代表して反対の討論を行います。 農業委員会は、農業者から選挙で選ばれた農業委員で構成され、農地の権利移動や転用の業務を行うなど、農業者の代表機関としての役割を果たしてきました。農業者がみずから代表者を選ぶことで、農家から信頼され、農地の守り手として役割を発揮してきました。農業委員会の公選制を廃止し、市長の任命制に変えることは、農業委員会の独立性を脅かし、行政の下請け機関に変えてしまうことにもつながると考えます。農業者の代表機関としての農業委員会の機能を弱め、企業の参入も可能にしていく本条例の制定には反対いたします。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第9号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第10号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第10号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第22号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第22号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第23号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第23号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第24号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第24号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第25号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第25号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第26号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第26号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第28号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第28号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第30号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 議案第30号に対しましての反対討論を行います。 なお、討論の内容につきましては、午前中に話した内容と重複するところにつきましては、割愛いたしますので、その点ご容赦賜りますようお願い申し上げます。 さて、本議案につきましては、交野市における公社の問題であったり、基金の残高の件であったり、また今後の財政運営等踏まえますと、一般職員の給与の額や期末・勤勉手当の支給割合のアップを行うことを前提とした予算につきましては、市民の理解を得られないというふうに考えておりますので、反対をいたします。 以上でございます。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。5番、皿海議員。 ◆5番(皿海ふみ) 議案第30号 平成28年度国民健康保険特別会計予算について、日本共産党を代表して反対の討論を行います。 交野市の国民健康保険料は、平成27年度のモデルケースで見ても、所得200万円の4人世帯で36万4千200円と所得の2割にも及ぶ高い保険料となっていますが、平成28年度の保険料はさらに引き上げとなる見通しとなっています。高過ぎる保険料は、市民の負担の限界となっており、国が国保財政への負担を大幅にふやすことが求められていますが、市としても国からの支援金を保険料引き下げのために有効に活用するとともに、一般会計からの繰り入れをふやして保険料の引き下げを行うことを強く求めます。あわせて、払いたくても払えない滞納者に対しては、生活の実態に寄り添った丁寧な納付の相談を要望いたしまして、反対の討論といたします。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第30号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第31号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 議案第31号につきましての反対討論を行います。 なお、内容につきましては、議案第30号と同様の理由でございますので、その点、内容につきましては割愛いたしますけれども、以上をもちまして反対の討論といたします。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第31号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第32号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 議案第32号につきましても、先日の第30号及び第31号と同様の理由にて、一般職員の給与の額や期末・勤勉手当の支給割合のアップを伴うことを前提とした予算でございますので、反対をいたします。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第32号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第34号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 議案第34号につきましても、これまで同様の理由、一般職員の給与の額や期末・勤勉手当の支給割合のアップを行うことを前提としておりますので、反対をいたします。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第34号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第35号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。6番、山本議員。 ◆6番(山本景) 議案第35号につきましても、これまで述べさせてもらいました理由と同様でございますけれども、反対をいたします。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第35号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第36号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。5番、皿海議員。 ◆5番(皿海ふみ) 議案第36号 交野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、日本共産党を代表して反対の討論を行います。 この条例改正は、小規模保育事業所A型、B型及び事業所内保育事業所の保育士の配置基準について、必要な保育士の人数のうち1人は保健師、看護師に加えて准看護師でもよいと緩和するものです。さらに、待機児童解消のための特例として、当分の間、小規模保育事業所A型等では、幼稚園教諭、小学校教諭、養護教諭も保育士とみなすことができるとし、あわせてこれまで保育士は最低2人以上配置する必要があるとしてきたものを、子供の人数が少ないときなどに、保育士は1人でもよいものとし、もう1人は研修を修了した者でよいとするなど、保育士配置の基準を次々に緩和する内容となっています。 保育士は、子供たちの命を預かるとともに、個性も育ちも違う一人一人の子供の発達保障を担う専門職です。保育士が足りないからと、種類の違う専門職や研修を終えた者を保育士とみなして置きかえていくことは、保育の専門性を否定し、保育の質の低下につながると考えます。保育士の人材を確保し、安心して子供を預けられる保育環境を保つためには、保育士の処遇の改善を国や自治体の責任で抜本的に図っていくことが不可欠であり、保育士の配置基準を緩和する本条例改正には反対いたします。 以上です。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第36号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第37号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議案第37号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 日程第37 議員提出議案第2号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。岡田議員。 ◆14番(岡田伴昌) ただいま議題となりました議員提出議案第2号に係る意見書の提出について、議案書に記載の賛成者とともに、提出者としてその提案理由を申し上げます。 今回、私が提案いたします意見書は、軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書であります。意見書に係る提案理由の要旨につきましては、次のとおりであります。 脳しんとうは、軽度の外傷性脳損傷であり、頭が衝撃や打撲を受けたり、激しく揺さぶられることによって、あるいは身体への強打によって、頭と脳が前後左右に急速に動かされ、生じるものであります。脳しんとうを受傷しても、通常生命を脅かすことはありませんが、治療を必要とする重篤な症状を引き起こす場合もあります。 損傷後には、記憶障害や錯乱、頭痛や吐き気などの症状により、生活全般に不安、不便、孤独を感じ、最悪鬱状態に陥ってしまう人も多く、特に罹患年齢が低年齢であれば、発達障害とみなされて見過ごされ、引きこもるか施設に預けられるかの二者択一になっているのが現状であります。 また、重篤な事案となった場合にも、事故調査をないがしろにしてしまうがために、同様の事故を繰り返し起こしてしまっているのが現状であります。 このような現状を踏まえ、国におかれましては、適切な処置を講じていただくよう強く要望するものであります。 なお、詳細につきましては、お手元にご配付申し上げております意見書案をご高覧いただきたいと思います。 以上で本議案に対する提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(友井健二) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議員提出議案第2号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。12番、片岡議員。 ◆12番(片岡弘子) 議員提出議案第2号につきまして、自民党を代表いたしまして反対討論をさせていただきます。 既に、スポーツ事故等による脳しんとうの危険性については、広く一般的に認識されていることであり、文部科学省では、危険性や対応策について適切に指導がなされているものと考えます。既に各種競技団体の自助努力によって、医療関係と連携が進められているものであり、本案が求める内容の必要性については、さらなる検証が必要なものと考えますことから、反対意見とさせていただきます。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議員提出議案第2号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は原案のとおり提出することに決しました。 日程第38 議員提出議案第3号 児童虐待防止対策の抜本強化を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。新議員。 ◆1番(新雅人) ただいま議題となりました議員提出議案第3号に係る意見書の提出について、議案書に記載の賛成者とともに、提出者としてその提案理由を申し上げます。 今回、私が提案いたします意見書は、児童虐待防止対策の抜本強化を求める意見書であります。意見書に係る提案理由の要旨につきましては、次のとおりであります。 本年1月の埼玉県狭山市における3歳女児の死亡事件や、東京都大田区での3歳男児の死亡事件など、児童虐待により幼い命が奪われる深刻な事態が続いています。児童虐待発生予防から発生時の迅速かつ的確な対応、自立支援に至るまでの一連の対策強化を以下の6点について特に求めるものです。 1、子育て世代包括支援センターを法定化し、養育支援事業や家庭訪問型子育て支援事業を全ての自治体で実施できるようにすること。 2、児童相談所全国共通ダイヤル「189」のさらなる周知を図るとともに、通報に対し関係機関との連携を的確に行える体制整備にも努めること。 3、児童相談所の体制や専門性を抜本的に強化すること。 4、児童相談所と関係機関との間における緊密な連携体制を再構築すること。特に警察とは情報共有を図ること。 5、一時保護所における環境改善、量的拡大を早急に図ること。また、里親や養子縁組を推進し、家庭的養護のもとで養育される環境を整えること。 6、被虐待児童について、きめ細かなアフターケア事業を全国で実施すること。 以上のことを政府に要請するものです。 なお、詳細につきましては、お手元にご配付申し上げております意見書案をご高覧いただきたいと思います。 以上で本議案に対する提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(友井健二) 説明が終わりました。 ただいま議題となっています議員提出議案第3号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第3号を採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり提出することに決しました。 日程第39 議員提出議案第4号 地方公会計の整備促進に係る意見書の提出についてを議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。新議員。 ◆1番(新雅人) ただいま議題となりました議員提出議案第4号に係る意見書の提出について、議案書に記載の賛成者とともに、提出者としてその提案理由を申し上げます。 今回、私が提案いたします意見書は、地方公会計の整備促進に係る意見書であります。意見書に係る提案理由の要旨につきましては、次のとおりであります。 地方公会計の整備促進に関しては、昨年1月の総務大臣通知により、全国の各自治体において統一的な基準による財務書類を原則として、平成27年から29年度までの3年間で作成するよう要請されているところであります。厳しい財政事情を抱えている各地方自治体に対し、以下の3点について措置を講じられるよう求めるものであります。 1、固定資産台帳の整備には相当な作業コストを要するため、団体の財政力に応じた適切な財政措置を講じること。 2、公認会計士等の専門家を派遣するなど、実務面でのきめ細かな支援を実施すること。 3、自治体職員向けの研修をさらに充実するとともに、地方議員向けの研修も充実すること。 以上、政府に強く要請するものです。 なお、詳細につきましては、お手元にご配付申し上げております意見書案をご高覧いただきたいと思います。 以上で本議案に対する提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(友井健二) 説明が終わりました。 ただいま議題となっています議員提出議案第4号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第4号を採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり提出することに決しました。 日程第40 議員提出議案第5号 軽減税率の円滑な導入に向け事業者支援の強化などを求める意見書の提出についてを議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。新議員。 ◆1番(新雅人) ただいま議題となりました議員提出議案第5号に係る意見書の提出について、議案書に記載の賛成者とともに、提出者としてその提案理由を申し上げます。 今回、私が提案いたします意見書は、軽減税率の円滑な導入に向け事業者支援の強化などを求める意見書であります。意見書に係る提案理由の要旨につきましては、次のとおりであります。 我が国において初めての複数税率の導入となるものであり、流通段階の川上から川下に至る多くの事業者の事務負担をできるだけ軽減し、円滑な導入を進めることが重要であり、事業者に対するサポート体制を整備することが急務と考えることから、以下の3点について早急に取り組んでいただくことを要請するものです。 1、レジ導入支援について必要な財源を確保の上、補助を希望する全ての事業者に対して実施すること。 2、システム改修等についても、適切な補助ととともに、低利融資など必要な支援を行うこと。 3、講習会の開催や相談窓口の設置など、積極的な取り組みを行うこと。 以上のことを政府に要請するものです。 なお、詳細につきましては、お手元にご配付申し上げております意見書案をご高覧いただきたいと思います。 以上で本議案に対する提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(友井健二) 説明が終わりました。 ただいま議題となっています議員提出議案第5号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。4番、藤田議員。 ◆4番(藤田茉里) それでは、議員提出議案第5号 軽減税率の円滑な導入に向け、事業者支援の強化などを求める意見書に対する日本共産党を代表しての反対討論を行います。 まず初めに、この3月議会の一般質問の冒頭にも述べましたが、2014年4月の消費税8%の増税から、さらなる家計消費の落ち込みが続いております。そんな中での来年4月から、さらに10%へと増税を行っていく安倍自公政権の方針に国民の批判が高まっています。 また、5月の伊勢志摩サミットを見据えて行われた国際金融経済分析会合においても、ノーベル経済学賞受賞者の米コロンビア大学のスティグリッツ教授から「消費税は総需要を増加させるものではなく、今のタイミングで引き上げるのは適切ではない」といった声が出されるなど、安倍首相も消費が予想以上に落ち込み、予想以上に長引いていると認めざるを得ない状況です。消費税10%への増税は、幾ら軽減税率を導入といっても、8%に据え置くだけで2人以上の1世帯の年間負担は平均4万1千円ふえ、勤労者世帯に限れば4万6千円の負担増になることが明らかです。低所得者ほど負担の重い消費税の躍進性はむしろ拡大します。ここは、消費税10%への大増税の延期ではなく、きっぱり中止すべきです。 さて、この意見書の中身についてですが、これは消費税10%への増税と同時に導入される軽減税率によってもたらされる複数税率のもと、中小事業者、小規模事業者等への事務負担の軽減やインボイス導入への対策などを求めるものです。本来、消費税の納付は、売り上げにかかったとされる消費税額から仕入れにかかった消費税額を引いて計算されます。しかし、中小事業者の場合、課税事業者であっても、年間売り上げが5千万円以下なら、消費税の計算はその事務負担軽減のために業種ごとに設定されたみなし仕入率が適用され、売上高から納付する消費税額を計算する簡易課税制度を使うことができます。ところが、自民・公明両党は、軽減税率の導入に当たって、2021年4月からインボイス制度を採用し、簡易課税制度を廃止する方向です。 このインボイス制度は、商品を売る事業者に商品ごとに税率と税額などを記入した的確請求書の発行を義務づけるものであり、煩雑な事務負担を中小事業者に押しつけるものです。また、このインボイスを発行するためには、消費税の課税事業者として登録をする必要があり、その事業者への支払い以外は消費税の控除がなくなります。つまり、インボイスの発行ができない500万ともいわれる免税事業者が、取引から排除される危険性が生まれます。政府も免税事業者への深刻な打撃となることを認めています。このような事実から、複数税率によるインボイスはそもそも導入すべきでなく、消費税10%増税を前提とした取り組みは、負担を強いるだけで何の支援にもならないということを述べ、反対の討論といたします。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。13番、黒瀬議員。 ◆13番(黒瀬雄大) 議員提出議案第5号 軽減税率の円滑な導入に向け、事業者支援の強化などを求める意見書につきまして、大阪維新の会を代表して反対討論をいたします。 消費税の軽減税率導入は、税の基本原則、公平・中立・簡素の全てを後退させるものです。どの品目が通常税率で、どの品目が軽減税率なのかを管理する煩雑さを市民と事業者に押しつけるものです。だからこそ、国会では弱者対策にならないとして、当時の民主党を初め、多くの党が反対し、対案として給付付き税額控除を提案しているのです。軽減税率は、将来さらに消費税を増税する時期を早めるだけでなく、事業者の事務負担増大を招き、いたずらに市民生活を混乱させ、新たな既得権をつくり出す愚策であることは世界の例を見ても明らかです。喜ぶのはシステムのベンダーと利権を得る政治家だけであります。 軽減税率の導入を前提として、さらに税投入によってその体制を整備しようとする本意見書は賛成できません。そのような財源があるなら、29年4月の消費増税そのものを延期させるべきです。本意見書に賛成することは、我々が議会として消費増税に賛成し、事務負担を増加させることを是としているとの誤ったメッセージを市民に伝えるものとなることを訴えて、反対討論とさせていただきます。 ○議長(友井健二) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) これをもって討論を終結いたします。 これより議員提出議案第5号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(友井健二) 起立多数です。よって、本件は原案のとおり提出することに決しました。 ただいま可決された意見書については、早速関係機関に送付いたします。 日程第41 議員の派遣についてを議題といたします。 地方自治法第100条第13項及び交野市議会会議規則第167条の規定により、議員の派遣を行います。 これより、事務局に朗読させます。事務局。 ◎事務局課長(井上成博) 議員の派遣について、地方自治法第100条第13項及び交野市議会会議規則第167条の規定により、次のとおり議員を派遣する。 平成28年3月29日。交野市議会議長、友井健二。 1、副議長の職にある議員の派遣。 派遣目的、大阪府市議会議長会新旧正副会長会及び監事会出席のため。派遣場所、大阪府大阪市、KKRホテル大阪。派遣期日、平成28年4月8日金曜日、1日間。派遣議員、久保田哲議員。 2、東部大阪治水対策促進議会協議会委員である議員の派遣。 派遣目的、東部大阪治水対策促進議会協議会総会出席のため。派遣場所、大阪府東大阪市、東大阪市役所。派遣期日、平成28年5月30日月曜日、1日間。派遣議員、藤田茉里議員、松村紘子議員、黒瀬雄大議員。 以上でございます。 ○議長(友井健二) 朗読はお聞きの次第です。 お諮りいたします。議員の派遣については、ただいま朗読しましたとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、議員の派遣については、ただいま朗読しましたとおり決定いたしました。 日程第42 議会運営委員会の所管事務調査についてを議題といたします。 議会運営委員会委員長から、所管事務のうち、交野市議会会議規則第111条の規定によって、お手元に配付しました所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 日程第43 常任委員会の所管事務調査についてを議題といたします。 各常任委員会委員長から、所管事務のうち、交野市議会会議規則第111条の規定によって、お手元に配付しました所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(友井健二) ご異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 ただいま市長より挨拶したい旨の申し出がありますので、許可いたします。黒田市長。 ◎市長(黒田実) 平成28年第1回議会定例会の閉会に当たりまして、一言、議長のお許しをいただき、ご挨拶を申し上げます。 去る2月29日、本議会定例会を招集させていただき、ご提案申し上げました議案につきましては、追加議案も含め慎重にご審議を賜りました上、いずれも本日、原案どおりご可決をいただきました。心から厚く御礼申し上げます。今議会におきまして、議員皆様方からいただきました貴重なご意見、ご提言を真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいりたいと存じます。今後とも、格段のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 さて、この3月31日をもちまして、17人の職員が退職いたしますが、市民のため、また交野市政発展のため、長年にわたり本市の行政運営にご尽力をいただきました。この場をおかりいたしまして感謝を申し上げます。今後も健康に十分ご留意いただき、引き続き交野市政の発展のためにご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 4月1日には、新たな組織体制のもと、また新たな職員を採用いたしまして、市政を推進してまいります。本市を取り巻く環境、人口減少のみならず少子化、高齢化、公共施設の老朽化対策、課題は山積している状況ではありますが、これらの課題を確実に解決していくとともに、交野の魅力を高めていくための重点施策に取り組んでまいりたいと考えております。 ちょうどこの会期中3月は、大阪におきましては、大相撲大阪場所が開催され、先日、千秋楽を迎えました。今回の3月場所におきましては、本当にさまざまな力士がご活躍をされましたけれども、特に大阪出身、そして本市交野市出身の勢関、あるいは寝屋川市出身の豪栄道関、本当に連日、我々を楽しませていただきました。 現在は、阪神甲子園球場で春の選抜高校野球大会が連日熱戦を繰り広げております。各地域からすばらしいチームが出場する中、今回、21世紀枠として小豆島高校、そして釜石高校が出場しております。小豆島高校につきましては、ベンチ入り18人にも満たない17人、全員地元中学出身で昨年の秋の県大会で優勝されました。釜石高校につきましては、5年前の東日本大震災で、ご家族、ご親族を亡くされた球児や今も仮設住宅に住んでいる球児、そして義足の球児がいる中で今回見事春の選抜の切符を手に入れられました。この2つの高校の共通点、両校とも公立高校であり、野球をするに十分な設備があるとは言えない環境の中、選抜出場に向けて日々練習に励み、まさに全員野球で甲子園出場を得たのだというふうに私は強く感じました。 本市もさまざまな課題を抱えておりますが、市民、そして市議会、行政、オール交野でこの町の魅力を高め、課題解決に向け市政を進めてまいりたいと、改めて強く思った次第でございます。 このたび、議会としてご可決いただきました予算、あるいはご理解をいただきました事業を実効性あるものとなるよう全力で取り組んでまいる覚悟でございます。議員皆様方には、今後とも格別のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 新年度となり、本市における保育所、幼稚園、小・中学校、新たな子供を迎えます。どうか議員の皆様方にも、新たな子供のスタートをお祝いいただきますようお願い申し上げます。また、安全・安心なまちに向けて、交通安全啓発事業も予定いたしておりますが、どうか議員の皆様方のご協力もよろしくお願いいたします。そして、地域においては、さまざまな行事が催される時期でございますが、多忙な季節の中、議員皆様には、今後ますますのご活躍を心からお祈り申し上げまして、第1回議会定例会の閉会に当たり、御礼のご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(友井健二) これにて本議会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。よって、平成28年第1回議会定例会を閉会いたします。 諸案件の審議に当たられたご苦労に対し、深く感謝いたします。 また、3月末をもって退職される方がおられるとお聞きしております。それぞれの在職期間というものはさまざまでございますが、この交野市に奉職されご尽力をいただきましたことは、在職期間の長短に推しはかられるものではなく、皆さん同様に深いものであったと思われます。この場をおかりいたしまして、議会を代表いたしまして御礼申し上げます。まことに大変お疲れさまでございました。ありがとうございました。     (午後1時45分 閉会)1.地方自治法第123条第2項の規定により署名する。       交野市議会 議長  友井健二       交野市議会 議員  久保田 哲       交野市議会 議員  黒瀬雄大...