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03月10日-04号

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  1. 交野市議会 2015-03-10
    03月10日-04号


    取得元: 交野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成27年  3月 定例会(第1回)1.開議   平成27年 3月10日 午前10時00分1.出席議員  (議席)      1番  松本直高         2番  兼田龍洋      3番  坂本 顕         4番  片岡弘子      5番  皿海ふみ         6番  中上さち子      7番  坂野光雄         8番  友井健二      9番  新 雅人        10番  三浦美代子     11番  久保田 哲       12番  野口陽輔     13番  浅田耕一        14番  前波艶子1.議会事務局職員出席者   局長     濱中嘉之      次長     水谷 貢   課長代理   井上成博      主任     中村由紀子1.法第121条による出席者 市長        黒田 実   副市長       奥野一志 教育長       山本和孝   水道事業管理者   堀上等史 理事        平井正喜   総務部長      竹田和之 総務部付部長    艮 幸浩   税務室長      山下栄蔵 地域社会部長    松下篤志   市民部長      井上恵子 健やか部長     川村 明   福祉部長福祉事務所長                            倉澤裕基 環境部長      奥西 隆   都市整備部長    藤重 章 教育次長      船戸 巌   学校教育部長    北田千秋 学校教育部付部長  盛田健一   生涯学習推進部長  坪井宏之 水道局長      奥田 長   消防本部消防長   西 忠男 行政委員会事務局長 河野宏甲   地域社会部参事   青木成敏 市民部参事     萩原良造   健やか部参事    金山知子 環境部参事     大湾喜久男  都市整備部参事   有岡暢晋 学校教育部参事   足立多恵   生涯学習推進部参事 小川暢子 消防本部消防次長  山添 学   消防本部参事消防署長                            梶 秀一               議事日程                         平成27年3月10日日程第1       一般質問     (午前10時00分 開議) ○議長(前波艶子) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 まず、事務局から本日の議員の出席状況の報告を受けることとします。事務局長。 ◎事務局長濱中嘉之) おはようございます。本日の議員の出席状況をご報告します。本日の会議出席議員は13名出席でございます。浅田議員におかれましては、療養のため遅刻される旨届け出が出ております。 以上、報告を終わります。 ○議長(前波艶子) 暫時休憩します。     (午前10時01分 休憩)     (午後1時00分 再開) ○議長(前波艶子) 再開します。 本日の議事はお手元に配付しました議事日程のとおり定めておりますので、ご了承願います。 日程第1 一般質問を行います。8番目の質問者、交星クラブ浅田議員。 ◆13番(浅田耕一) 皆さん、こんにちは。午前中は私ごとで大変ご迷惑をおかけいたしまして申しわけありませんでした。おわび申し上げます。すみませんでした。 それでは、平成27年第1回議会定例会において、交星クラブ一般質問を行います。 施政方針について、職員の人材育成についてお聞きをいたします。 地方自治体を分権社会にふさわしい組織に変容させていくためには、組織の担い手である地方公務員自身の意識改革と能力開発が必要であるが、実際は自治体職員の多くが旧来の業務のやり方に追われ、能力研鑚の機会が得られていない状況だと言われています。これから、さまざまな課題に対応し市民サービスを向上させていくためには人材が重要であり、その人材をいかに育てていくかが、これからの大きな課題になってくるものと考えています。その中で施政方針において新年度より目標管理型評価制度を試行的に実施するとしているが、何を目的に導入するのか、また、どのような制度であるのかをお聞きいたします。 次に、地方版総合戦略について公共施設等総合管理計画についてお聞きをいたします。 施政方針において地方版総合戦略の策定、公共施設等総合管理計画の策定を進めることが述べられたところでございます。この2つの計画が将来の交野の町と人、市民サービスの面などにおいて、非常に重要な位置づけになるものと考えております。地方創生について、これまでは地域経済雇用対策地域活性化など数次にわたって国の対策や施策が実施されてきましたが、今回の地方創生との大きな違いはどのようなところにあるのかをお聞きいたします。 また、地方版総合戦略の現行と総合計画みんなの交野基本構想は、まちづくりの目標や方向性を示す点では同じ役割を持っていると思いますが、双方のプランの違いについてお聞きをいたします。 次に、公共施設等総合管理計画について。超高齢化と人口減少が進んでいく中、将来における公共施設の適正な配置と効率的な管理、運営を実現していく必要があります。さきの議会で4月から新たな組織として、企画財政部を設置して取り組むことになっておりますが、この計画策定についての今後の進め方についてお聞きいたします。 次に、相談業務についてお聞きをいたします。相談業務として、本庁で実施されていた各市の市民対象相談業務を平成26年度よりゆうゆうセンターに一元化され、今後も関係する部署と連携を図りながら市民サービスの向上に努めていくとされておりますが、まだまだ相談種別を集約するなど効率的な運営をする必要があるのではないかと考えていますが、今後の相談業務についてどのように進めていかれるのかをお聞きいたします。 次に、産業振興基本計画についてお聞きいたします。所信表明あるいは施政方針にもまちの魅力を高め、発展させていくための方向性として、教育、子育て、健康、環境、雇用という5つの重点的な取り組みを掲げられており、国の地方創生総合戦略においても、地方の安定した雇用の創出は重要な政策として掲げられております。また、雇用は本市の地域産業に深く関わっていることを考えておりますが、平成26年3月に策定をされました交野市産業振興基本計画の中にも雇用に関する取り組みが描かれております。地方産業の振興を図り企業の活力を高めることで、結果、雇用の創出や維持といったことにつながると私自身は考えております。そのためにも産業振興基本計画を主として推進すべきと考えておりますが、その考えをお聞きいたします。 次に、消防行政についてお聞きをいたします。消防通信指令業務共同運用についてお聞きします。近年の災害は、地球温暖化による異常気象から予想もできない災害が多く発生しております。特に、昨年は、広島市の土砂災害や御嶽山の噴火による救助活動など、消防を取り巻く環境はますます厳しい状況になっているように思われます。さらに近い将来に発生すると言われている、南海トラフ巨大地震等の発生も危惧されている中で、地域を超えた応援体制の構築が喫緊の課題となっております。そこでお聞きしますが、平成27年度に枚方寝屋川消防組合消防通信指令業務運用開始されますが、その内容についてお聞きをいたします。 次に、不明水対策についてお聞きをいたします。不明水対策として松塚公園内に汚水貯留槽を設置するとのことですが、本来、本市の汚水処理は分流方式であったと思いますが、なぜ汚水貯留槽が必要となるのか、または不明水の現状についてお聞きいたします。 次に、病児保育についてお聞きをいたします。病児保育についてはかねてより開設の要望が多く、私もよく話をお聞きしています。共働きをされている子育て世代の親にとっては、重要な子育て施策の一つであると思います。これまでに開設に向けて取り組みを行ってこられていることは承知しております。また、議会等の場でも議論等がなされておりましたが、平成27年度の市政方針においてようやく来年度に新設される交野病院において開設が可能とお聞きいたしました。開設時期については、本年秋の開設に向け、準備が進められているとのことですが、現在どのような調整、協議がされているのかお聞きいたします。 後ほど、再質問、関連質問をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(前波艶子) 答弁者、黒田市長。 ◎市長(黒田実) 交星クラブ浅田議員のご質問、施政方針について、とりわけ職員の人材育成についてお答えを申し上げます。 なお、一部他会派の答弁と重複いたしますことをお許し願いたいと存じます。 これからの市民皆様のニーズに対応していくための行財政運営には当然、資源、財源、人材が必要となってまいります。その中でも特に人材は重要な要素と考えております。人材を育成するには職員一人一人がやりがいを感じ、より力を発揮できる、そして公平に評価できる仕組みが必要となってまいります。そうしたことから、平成27年度より職員の人材育成を目的とした、目標管理型評価制度を試行的に実施するものでございます。目標管理型制度とは評価を受ける者が目標を設定し、その目標を達成する取り組みや達成度を評価者が評価するものでございます。この制度を人材育成を促進するための手法として活用し、上司の目標と部下の目標を連動させながら体系的に取り組むことで上司が個々の職員の能力を把握し、職員の自発的な能力開発等を促し、人材育成へつなげていくことを目的とするものでございます。 続きまして、地方版総合戦略についてお答えを申し上げます。 これまでの地域活性化と今回の地方創生の違いにつきましては、大きく3点が挙げられると考えております。 1つ目は、今から45年後の2060年という長期の視野に立ち、人口減少克服地方創生取り組み、国の長期ビジョン総合戦略のもと、地方と国が一体となって日本の構造的な課題を共有し、危機感を持って取り組んでいくという点であります。 2点目は、戦略の策定と効果検証に当たり、市だけでなく、産、官、学、民などの参画のもと、施策目標には成果を重視した数値指標を設定し、検証を改善する仕組みを確立するプロセスが定められています。 3点目は、全国一律ではなく、国のメニューを参考にしながら地方が責任を持って自ら考え実行していく、画一ではなく、多様性や創意工夫が求められているということであります。 次に、地方版総合戦略総合計画との違いにつきましては、地方版総合戦略は、人口減少克服地方創生を目的としていますが、総合計画は交野に関わる人たちの暮らしの夢やまちづくりの方向性と、その実現のための仕組みを示すことを目的としたもので、両者は大きく関わりを持ちますが、両者の目的、位置づけ、政策の範囲は同じではございません。また、今回の数値目標成果指標の設定手法は総合計画には義務づけられてない点、これらが大きく異なっている点でございます。 続きまして、公共施設等総合管理計画についてお答えを申し上げます。 公共施設等総合管理計画の策定に当たる進め方につきましては、今後大きく3つのステップを考えております。 1点目は、計画策定の基本的な考え方の作成と庁内体制づくりであります。 2点目は、現状把握と課題整理、維持更新費用の分析等を踏まえた計画素案の策定であります。 そして3点目は、計画素案の公表と意見公募であります。現時点におきましては、大きくこれら3段階を想定しております。 続きまして、相談業務についてお答えを申し上げます。議員ご指摘のとおり、平成26年6月より市民サービスの向上を図るため各種の相談窓口をゆうゆうセンターに一元化いたしました。その相談の種別につきましては、従来と同様、無料法律相談を初め、行政相談、年金何でも相談、土地建物相談、税相談、登記相談相続遺言相談などの専門相談と身近な苦情等の市民相談、人権何でも相談等を実施しておるところでございます。その中で、各相談業務においては弁護士等の専門家などの有資格者が対応していただいており、専門性が高いことから種類の異なる相談業務の集約は困難でありますものの、今後、他市の状況も踏まえながら、種々検討してまいりたいと考えております。 続きまして、交野市産業振興基本計画についてお答えを申し上げます。 議員ご指摘のとおり、地域産業の振興は雇用と密接に関係し、定住促進にもつながるものと考えておりますことから、私自身としても重要な取り組みであると認識しているところであります。また、国のまち・ひと・しごと創出総合戦略と連動し、本市においても地方版総合戦略の策定を予定しておりますことから、本市の産業振興基本計画に掲げる施策等との整合性や、あるいは経済団体等の意見を踏まえながら地方版総合戦略に反映できるものは盛り込んでまいりたいと考えております。現在、市民の皆様や経済団体等と連携し、同計画に掲げる取り組みについては具体的な内容を検討していただいているところでありますことから、適切な役割分担のもと、さまざまな形で支援をしていき、そして市が自主的に実施すべきものは市民の皆様や経済団体等の意見を伺いながら施策に反映してまいりたいと考えております。引き続き、市民の皆様や経済団体等と連携を図り、産業振興基本計画を推進してまいりたいと考えております。 続きまして、消防通信指令業務共同運用についてお答えを申し上げます。 枚方寝屋川消防組合との消防通信指令業務は現在、平成27年7月上旬の運用開始をめどに調整を行っているところでございます。消防通信指令業務の内容でございますが、交野市内の119番通報等の災害通報の受信を行い、本市消防本部出動指令、また災害情報無線交信等で連絡いたすものであります。 続きまして、不明水対策についてお答えを申し上げます。 計算上の汚水量を超え、下水道管に流入する地下水、あるいは雨水を指して不明水と称しておりますが、その原因には雨どいからの誤接続、道路表面にたまった雨水がマンホールから侵入する場合、あるいは地下に浸透した雨水が下水道管ジョイント部分などから侵入するケースなどがございます。汚水貯留槽を設置する必要性でございますが、本市汚水のほとんどを処理しております淀川左岸流域下水道渚水らいセンターでは、この不明水量が晴天時と雨天時では大きな差があります。大雨の際、同センターでの処理能力に支障を来す恐れがあるとし、郡津処理場を廃止する際、大阪府との協議の中で、汚水貯留槽を設けるよう指導され、汚泥消化槽を再利用することで合意に至った経過がございます。不明水の現状でございますが、大雨の際に同センターに流入する汚水が晴天時の約3倍の流入があるとの指摘を受けて対策が求められているところでございます。 続きまして、病児保育についてお答えを申し上げます。 病児保育につきましては、子育てをめぐる厳しい社会環境の中、若い世代にとって共働き世帯の増加に伴い子育てをしながら働き続けなければならないという切実な生活実態があります。また、病気にかかった子供の看病など、仕事と子育てを両立するためには多くの問題や課題があり、本市の子育て施策の指針である次世代育成支援行動計画におきましても、特に重要な事業として位置づけ取り組みを進めてまいりました。このたび、交野病院のご協力のもと、長年の課題でありました病児保育の開設が本年秋にかなう状況となっております。開設に向けましては病児保育の人員、料金、実施体制など運営面に関する基本的な事項について、現在病院側と調整を行っており、その詳細も決まりつつある状況にございます。今後できる限り円滑な開設となりますよう、交野病院との調整に努めてまいります。 以上、施政方針にかかわる8点について、ご理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。 ○議長(前波艶子) 13番、浅田議員。 ◆13番(浅田耕一) ありがとうございました。 今回は、病児保育についてだけ、ちょっと再質問させていただきたいと思いますのでよろしくお願いをいたします。 交野病院による病児保育の開設に向け、病児保育人員体制実施内容利用料金など、運営面に関する基本的な事項について病院側と調整を行っているところで、その詳細も決まりつつあるとの答弁がありましたが、なぜ、ことしの秋の開設となるのか、もう少し早く開設ができないのかをお聞きいたします。 ○議長(前波艶子) 川村健やか部長。 ◎健やか部長(川村明) お答えいたします。 現在、交野病院では、病児保育に必要な医師、看護師、保育士の体制や病児保育を実施する上でのマニュアルや申請書、カルテ等の帳票類の作成、また、実施日、実施時間など詳細な検討が行われているところでございますが、病児保育につきましては交野病院といたしましても初めての取り組みということもありまして、また、病気の子供を保育するといったリスクもございますことから病院が開設されてもすぐに行える体制には至っていない状況でございます。5月の開院後、一定期間病院独自で病児保育マニュアルに基づくシミュレーションを実施されまして、マニュアル等ふぐあいがないかどうかを確認されるとともに、病児保育に携わる職員のノウハウを習得させることが最重要と考えておられますことから、秋からの開設とお聞きいたしております。 ○議長(前波艶子) 13番、浅田議員。 ◆13番(浅田耕一) 病気の子供を保育するというリスクがあることから、5月の開院後、一定期間病院独自の病児保育マニュアルに基づくシミュレーションを実施し、マニュアル等ふぐあいがないか確認するとともに、病児保育に携わる職員のノウハウを習得させることが最重要との考えから、病院が開院されましてもすぐに行えない、体制には至っていないという状況は理解をいたします。 それでは、おおむね整いつつある運営面についてお聞きをいたします。病児保育実施目的や施設の内容、また、職員配置など運営面において現時点でわかる範囲で結構ですのでお聞きいたします。 ○議長(前波艶子) 川村部長。 ◎健やか部長(川村明) お答え申し上げます。 なお、他会派の答弁と一部重複いたしますことをお許し願います。 交野病院で実施されます病児保育につきましては、病児対応型として地域の病児を専用スペースにより看護師等が一時的に保育することを目的に、病気の回復期に至っていない集団保育が困難な、かつ、保護者の勤務等の都合により家庭で保育を行うことが困難な児童に対して実施されるものでございます。施設の内容といたしましては、延床面積は約36㎡、保育室隔離病室が配置されまして、最大4人の受け入れが可能となっております。病児保育実施体制につきましては、医師、看護師、保育士の配置を考えておられ、保育士につきましては、利用児童3人につき1人を配置する予定となってございます。病児保育対象児童としましては、おおむね1歳から小学校3年生までの児童とし保護者の勤務などの都合により家庭で保育を行うことが困難な児童のうち、当面病状に急変はないと病院が判断した児童とされております。実施日及び実施時間につきましては、月曜日から金曜日の平日につきましては午前8時から午後6時まで、土曜日は午前8時から午後1時までの実施。また半日単位での受け入れも可能とされ、午前の部は午前8時から午後1時まで、午後の部は午後1時から午後6時までと考えておられます。また、利用料金につきましては、1日2千円、半日1千円の料金で実施されるとお聞きしているところでございます。 ○議長(前波艶子) 13番、浅田議員。 ◆13番(浅田耕一) 病児保育施設内容実施内容についてはわかりましたが、病児保育次世代行動計画に位置づけられている重要項目と以前に聞いていましたが、当然、市として病児保育へのかかわりも出てくると思いますが、市としてのこの病児保育に対し、どのようにかかわっていくのかをお聞きいたします。 ○議長(前波艶子) 川村部長。 ◎健やか部長(川村明) お答えいたします。 病児保育につきましては、平成27年度から実施されます子ども・子育て支援新制度により法定事業として、共働き、ひとり親世帯に対する子育て支援の重要な事業として位置づけられたところでございます。保育事業に関しましては保育対策等促進事業補助制度があり、国、府、市がそれぞれ3分の1ずつ負担する内容となってございます。市といたしましては、この補助制度を活用し病児保育を実施する交野病院へ支援と考えてございます。平成27年度一般会計予算におきましては、歳出において877万7千円を病児保育事業補助金として予算計上しておりますが、その内容につきましては、病児保育を実施した機関に一律に交付される基本分241万7千円、利用者数による加算分として629万4千円、低所得者を受け入れたときの減免加算分として6万6千円と内訳はなってございます。
    ○議長(前波艶子) 13番、浅田議員。 ◆13番(浅田耕一) 今のところ、病児保育をされる交野病院への財政的援助が主なかかわりとのことですが、やはりまずは1カ所というのはわかりますが、市内に複数箇所の病児保育をする施設があることが子育て支援を考える上で理想と考えております。近隣の各市においても、病児保育が開設をされていると思いますが、近隣市で実施をされている状況は、どのようなものなのかをお聞かせください。また、交野市からも利用していると耳にするのですが、わかる範囲で結構ですのでお聞かせ願います。 ○議長(前波艶子) 川村部長。 ◎健やか部長(川村明) 近隣で病児保育を実施している市といたしましては、守口市を除く5市で実施されております。施設数は枚方市が4カ所、寝屋川市が2カ所、大東市、門真市、四條畷市が1カ所となってございます。交野市からの利用状況につきましては、各施設に問い合わせをさせていただきましたが詳細はわからないとのことで、利用者につきましては、枚方市は市民のみの利用、寝屋川市、大東市、四條畷市、門真市は他市の児童も受け入れを行っているとのことでございました。 ○議長(前波艶子) 13番、浅田議員。 ◆13番(浅田耕一) 本市からの利用状況はわからないとのことでしたが、交野市民が他市の病児保育を利用されている方がおられる中、本市に病児保育室が開設されたとしても、これまで同様に他市の施設を利用する方もあるかと思います。その場合の利用料金はどうなるのか、利用料金に差は生じないのかをお聞きいたします。 ○議長(前波艶子) 川村部長。 ◎健やか部長(川村明) 交野市民が他市の病児保育を利用する場合の利用料金につきましては、四条畷市を利用される場合は5千円、寝屋川市を利用される場合は3千円、大東市では2千400円、門真市では2千円となってございます。交野病院において2千円で実施されることとなっておりますことから他市を利用された場合、議員申されますように、利用料金に差が生じることもございます。 ○議長(前波艶子) 13番、浅田議員。 ◆13番(浅田耕一) 交野病院病児保育の利用ができる子供については2千円、他市ですと2千円では受けられない場合も出てくるとのことですが、近隣では利用料金が5千円のところもあるとのことですが、インフルエンザなど季節的に流行する時期においては、交野病院病児保育室が満員となり、仕方なく他市の病児保育を利用されることもあるかと思いますが、そのことについては市はどう考えておられるのかをお聞きいたします。 ○議長(前波艶子) 川村部長。 ◎健やか部長(川村明) お答えいたします。 近隣市で実施されております病児保育につきましては、他市を利用した場合の補助的な制度を設けている市は現在のところございませんが、議員申されますように、感染症が流行する季節には病児保育が利用できず、やむを得ず近隣市の病児保育を利用されることも十分考えられますことから、今後の課題として検討が必要と考えているところでございます。 ○議長(前波艶子) 13番、浅田議員。 ◆13番(浅田耕一) 他市への利用者につきましても、今後、ぜひ検討をしていただきますようにお願いをしておきます。 病児保育につきましては、開設に向け交野病院で運営、体制等について進められている状況をお聞きいたしました。交野病院病児保育については、初めての取り組みであり、病気の子供を保育するといったリスクの大きな事業であることから慎重に対応をされていることもわかりましたが、子育てをする共働き、また、ひとり親世帯への支援としてできる限り早期の開設を行っていただきますようにお願いを申しておきます。 次に、平成27年度予算において新たに交野病院での病児保育が提案されております。市有地の交野病院への売却に係る契約とその手続きについて、とりわけ第三者となる薬局への転売に関し、昨年9月議会において契約違反であるのか否か市長の答弁が明確でなかったと記憶をいたしております。今回、交野病院での病児保育の提案が上がった議会に改めて市と交野病院の間での一連の土地売買について、市長の見解をお聞きいたします。 ○議長(前波艶子) 黒田市長。 ◎市長(黒田実) 市と交野病院との土地売買についてでございますが、昨年、実際は10月に開催された議会におきましてご答弁申し上げましたとおり、土地の売却などの手続きについては妥当であるとの見解でございます。 ○議長(前波艶子) 13番、浅田議員。 ◆13番(浅田耕一) 妥当である。12月議会において、市民の皆さんの疑問や不安を解消させ、回復につなげていくため、事実関係も含めまして、検証してまいりたいと考えているとの答弁がありました。9月議会で妥当であったならば、なぜ12月議会において、検証を行っていくと、そういうふうな答弁があったのかお聞かせください。 ○議長(前波艶子) 黒田市長。 ◎市長(黒田実) お答え申し上げます。 妥当であるということについて、現状において我々が知り得る限りでは、当然妥当であるというふうに言えると思いますが、その手続等についてあるいは契約上、現状のところ問題がないといたしましても、実際、その先に具体的には、例えば売却において価格が妥当な価格であったのかどうか、現状私どもはそれは知り得ない立場でありますのでコメントはできませんが、当然、そういったことも含めて、しっかりと払い下げられた公有地が適正に活用されておるということも引き続き検証していくという意味で、そういった答弁をさせていただいたわけであります。 ○議長(前波艶子) 13番、浅田議員。 ◆13番(浅田耕一) もう一つだけお聞きします。 事業立ち上げの際、あるいは予算編成時の際に市民の皆さん、議会に対して説明責任を果たすとおっしゃっておられますが、この予算編成時はいつのことなのか、それをちょっとお聞かせください。 ○議長(前波艶子) 黒田市長。 ◎市長(黒田実) 当然、予算編成時と対議会の皆様方にお話をする際には、一定提案をする、そういう状況になった時点を予算編成時というふうに使っております。ただ、編成作業そのものは、当然、議員もご承知のとおり実務レベルにおいては、昨年の秋から具体的な実務レベルの作業はスタートするわけですが、私どもが議会に対してお示しをできる、そういった段階を予算編成時というふうに使っているというふうに考えております。 ○議長(前波艶子) 13番、浅田議員。 ◆13番(浅田耕一) 頭が悪いのでちょっとわかりません。また考えておきます。 これで交星クラブ一般質問を終了させていただきます。 ○議長(前波艶子) 以上で本日の日程は終了しました。 来る3月25日は午前10時から本会議を開きます。 本日は、これにて散会します。どうもお疲れさまでございました。     (午後1時37分 散会)...