交野市議会 > 2011-11-02 >
11月02日-08号

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  1. 交野市議会 2011-11-02
    11月02日-08号


    取得元: 交野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成23年  9月 定例会(第3回)1. 開議 平成23年11月2日 午前10時00分1. 出席議員  (議席)      1番  松本直高         2番  片岡弘子      3番  三浦美代子        4番  友井健二      5番  久保田 哲        6番  野口陽輔      7番  黒田 実         8番  坂野光雄      9番  皿海ふみ        10番  中上さち子     11番  浅田耕一        12番  前波艶子     13番  兼田龍洋        14番  坂本 顕     15番  新 雅人1. 議会事務局職員出席者   局長     山田政信      次長     中村宗仁   係長     堤下栄基      主任     川崎 誠1.法第121条による出席者 市長         中田仁公      副市長        宇治正行 教育長        松本雅文      理事         渡辺雅明 理事兼水道事業管理者            堀上等史      総務部長       平井正喜 職務代理者 地域社会部長     中 清隆      市民部長       吉田保雄 保健福祉部長兼            井上恵子      保健福祉部付部長   足立達也 福祉事務所長 環境部長       青山 勉      都市整備部長     新庄公一 こども室長      松本啓介      教育監        池永安宏 教育次長兼            今堀 満      学校教育部長     船戸 巌 教育総務室長 生涯学習推進部長   冨田義彦      水道局長       星野敏和 消防本部消防長    新庄 豊      総務部参事      艮 幸浩 総務部行政経営室長  竹田和之      税務室長       山下栄蔵 地域社会部参事    有家佐太郎     市民部参事      坪井宏之                      保健福祉部参事兼 保健福祉部参事    末松 肇                 倉澤裕基                      高齢介護課長 環境部参事兼 循環型社会推進室長兼 奥西 隆      都市整備部参事    松下篤志 総務企画担当課長 都市整備部参事    濱中嘉之      消防本部参事     西野 孝                      市民部次長兼 総務部次長情報課長 櫻井清司                 河辻和文                      国民健康保険課長 環境部次長兼 環境保全課長兼    松川 剛      都市整備部次長    藤重 章 水質検査室長 農業委員会事務局長  中井 彰      こども室長代理    水谷 貢 会計管理者会計室長 東南良典      行政委員会事務局長  河野宏甲                      障がい福祉課長兼 社会福祉課長     伊藤雄一郎                萩原良造                      機能支援センター所長 道路河川課長     立花久志               議事日程                             平成23年11月2日日程第1 議案第36号 平成22年度交野市一般会計歳入歳出決算認定について日程第2 議案第37号 平成22年度交野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第3 議案第38号 平成22年度交野市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第4 議案第39号 平成22年度交野市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について日程第5 議案第40号 平成22年度交野市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第6 議案第41号 平成22年度交野市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第7 議案第42号 平成22年度交野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について           以上、決算特別委員会付託議案日程第8 議案第45号 交野市税条例等の一部を改正する条例について日程第9 議案第46号 財産の無償譲渡について日程第10 議案第47号 平成23年度交野市一般会計補正予算(第3号)について           以上、総務文教常任委員会付託議案日程第11 議案第43号 平成22年度交野市水道事業会計決算認定について日程第12 議案第48号 平成23年度交野市介護保険特別会計補正予算(第2号)について           以上、都市環境福祉常任委員会付託議案日程第13 議員提出議案第10号 交野市議会の議員の定数条例の一部を改正する条例について日程第14 議員提出議案第11号 地方消費者行政に対する国の実効的支援を求める意見書の提出について日程第15 議員提出議案第12号 学校施設防災機能向上のための新たな制度創設を求める意見書の提出について日程第16 議員提出議案第13号 大規模災害時に備えた公立学校教職員派遣制度の創設を求める意見書の提出について     (午前10時00分 開議) ○議長(新雅人) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 まず、事務局から本日の議員の出席状況の報告を受けることといたします。事務局長。 ◎事務局長山田政信) おはようございます。本日の議員の出席状況をご報告申し上げます。本日の会議出席議員は15名で全員出席でございます。 以上、報告を終わります。 ○議長(新雅人) 本日の議事はお手元に配付いたしました議事日程のとおり定めておりますので、ご了承願います。 お諮りいたします。議事整理の都合上、各委員長の審査報告当該委員会に付託された案件を一括して報告願うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、各委員会に付託された案件の審査報告は、委員長より一括報告を願うことに決しました。 日程第1 議案第36号 平成22年度交野市一般会計歳入歳出決算認定について 日程第2 議案第37号 平成22年度交野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第3 議案第38号 平成22年度交野市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第4 議案第39号 平成22年度交野市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について 日程第5 議案第40号 平成22年度交野市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第6 議案第41号 平成22年度交野市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第7 議案第42号 平成22年度交野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 以上7件を一括議題といたします。 一括して委員長の報告を求めます。決算特別委員会三浦委員長。 ◆決算特別委員長三浦美代子) おはようございます。 ただ今、議題となりました議案第36号 平成22年度交野市一般会計歳入歳出決算認定について及び、議案第37号から第42号までの6特別会計決算認定については、去る10月17日の本会議において当委員会に付託され、同日に委員会を開催し、各議案の審査を行ったところであります。 その結果、各会計の決算認定については、当該年度において市の行財政運営が適切かつ効果的に執行されたか、あるいは市の将来性を見据えたうえで、市民要望にいかにこたえていくかなど、細部にわたり慎重に議論するため、集中的に委員会を開き、審査すべきであるとの意見により、閉会中継続審査することを決定しました。 なお、閉会中継続審査の申し出を、議長あてに提出しておりますので、よろしくお願いいたします。 以上で報告を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(新雅人) 委員長報告はお聞きの次第でありますが、今後なお一層慎重審議を要するため、議長あてに閉会中継続審査の申し出がなされております。 お諮りいたします。議案第36号、37号、38号、39号、40号、41号及び42号については、委員長の申し出どおり閉会継続審査に付することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、議案第36号、37号、38号、39号、40号、41号及び42号については、閉会中継続審査に付することに決しました。 日程第8 議案第45号 交野市税条例等の一部を改正する条例について 日程第9 議案第46号 財産の無償譲渡について 日程第10 議案第47号 平成23年度交野市一般会計補正予算(第3号)について 以上3件を一括議題といたします。 一括して委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会三浦委員長。 ◆総務文教常任委員長三浦美代子) ただ今議題となりました議案第45号、議案第46号並びに議案第47号の3議案について総務文教常任委員会における審査の概要と結果の報告をさせていただきます。 本議案につきましては、去る10月17日の本会議において当委員会に付託され、10月19日に委員会を開き、質疑、討論並びに採決を行ったものであります。 なお、報告に先立ちまして、委員会では多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査いたしましたが、委員長報告におきましては、時間の都合上、その一部を割愛させていただきますのでよろしくお願いいたします。 それでは、議案第45号 交野市税条例等の一部を改正する条例についての審査の概要を申し上げます。 まず、「上場株式等配当所得及び譲渡所得等に対して市民税を軽減する制度は、いつ創設されたのか。」との質疑があり、「この制度は、景気の落ち込み、株式市場の落ち込み、金融機関不良債権処理などの状況から、株式市場へ個人の金融資産等を誘導する目的で導入されたもので平成15年度に創設された。」との答弁がありました。その答弁を受け、「今回の軽減継続により、大きく恩恵を受けるのは、大資産家であり、この制度が更に2年間も延長されることに賛同できない。」との意見がありました。 以上のような質疑の後、討論に入りました。 討論では、反対討論として「大資産家を優遇する証券優遇税制は直ちに廃止し、本来の税率に戻すべきであり、同制度の延長措置を含む本議案に反対する。」との反対討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第46号 財産の無償譲渡についての審査の概要を申し上げます。 まず、「福祉というのは、人の力、人的資源が必要な事業で、利益を生み出すことを目的としていない事業であり、今回、民営化に向け、土地等を無償譲渡する、やわらぎ授産所について単に経費削減のための民営化であってはならないと考えるがどうか。」との質疑があり、「これまでの指定管理に取り組む経緯、現在の状況、移管後の5年間の実施計画に基づく施設の形態を勘案すると、民営化を行っても、十分現在のサービス内容を維持し、かつ事業の拡大をしながら広い福祉のニーズに対応できると考えており、経費削減のため、市が一方的に民営化を推し進めるものではない。」との答弁がありました。 次に、「無償貸与している関連用地のうち、公社保有地の貸与は、今後有償化を検討するとあるが、有償化とする場合、かたの福祉会の事業計画等に影響を与えることから、早い段階で伝える必要があると考えるがどうか。」との質疑があり、「公社所有地の貸付は来年4月以降も1年間は無償貸付を行うとの方針とされている。今後市としても有償化を視野に入れ検討していきたいと考えるが、その場合、かたの福祉会の計画等を考慮し、有償化することとなる。」との答弁がありました。 以上のような質疑の後、討論に入りました。 討論では、反対討論として「やわらぎ授産所の民営化は市の財政支出の軽減のためであり、福祉の切り捨てである。さらに、福祉施設先進的役割を果たしてきた市立やわらぎ授産所に公的責任を持つべきであると考え、反対する。」との反対討論がありました。 以上のような討論の後、採決に入り、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第47号 平成23年度交野市一般会計補正予算(第3号)についての審査の概要を申し上げます。 まず、「今回の補正予算緊急雇用事業は、土地課税台帳整備事業及びタウン誌作業業務の2点であるが、この2点としたのはなぜか。」との質疑があり、「国の緊急雇用対策経済対策の目的に合致した事業について、本年6月に各部局に照会をした結果、今回の土地課税台帳整備事業及びタウン誌作業業務の2点が上がってきたことから今回計上を行った。」との答弁がありました。 また、「緊急雇用事業として今回2点があげられているが、他にも優先されるべき事業があるのではないかと考える。また、緊急雇用創出事業自体が短期的な期間限定であることから、根本的な対策となっていない課題を残す国の補助事業であると考える。」との意見がありました。 次に、「高齢者及び障がい者の福祉有償運送事業については、ボランティア等種々の団体で運送されていると思うが、当該団体及び介護タクシーとの関連はどうなるのか。」との質疑があり、「ボランティアの方々については、現在社会福祉協議会と連携する形で運営できないか調整中である。介護タクシーについては、枚方市を除く北河内6市の介護タクシーの事業者、組合員、陸運局などで組織する協議会において協議をされ、了解のもと新たに事業を始めることとなる。」との答弁がありました。 次に、「日常生活自立支援事業の対象者は、増加すると思うが、現在の担当者の人数で対応が可能か」との質疑があり、「現在対象となる利用者は20名で待機者はいない状況である。社会福祉協議会では、専門員1名、兼務が1名、支援員1名の合計3人で事業を行っているが、待機者がいない状況であることから、対象者が増加しても対応が可能と考える。」との答弁がありました。 その後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で本委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。 ご清聴ありがとうございました。 ○議長(新雅人) 委員長報告はお聞きの次第であります。 第45号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。10番、中上議員。 ◆10番(中上さち子) 議案第45号 交野市税条例等の一部を改正する条例について、日本共産党を代表いたしまして反対討論を行います。 今回の条例の一部改正には、大資産家や大金持ちに対する優遇税制の期間をさらに延長する改定が含まれております。内容は、上場株式等の配当及び譲渡所得等に対する市民税軽減率特例期間を2年間延長し、平成22年までとするものです。税制面での優遇は、平成15年から繰り返し延長されてきています。これによって、だれが恩恵を受けるかといえば、大資産家や大金持ちです。配当に対する優遇税制によって、トヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長は減税だけで1億1千176万円、イトーヨーカ堂の伊藤名誉会長は1億825万円。京セラの稲盛和夫名誉会長は8千167万円など、それぞれ巨額の減税を受けています。 日本共産党は、このような証券優遇税制を直ちに廃止し、株の譲渡益、売買益や配当にかかる税率を本来の20%に引き上げることを提案いたします。株で得た所得についても、将来的には他の所得とあわせて税が課せられる総合課税とすべきです。 また、庶民の少額投資は、大資産家とは区別して、税負担の軽減を図ることを提案いたしまして、反対討論といたします。 ○議長(新雅人) ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第45号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(新雅人) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、第46号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。10番、中上議員。 ◆10番(中上さち子) 議案第46号 財産の無償譲渡についての反対討論日本共産党を代表いたしまして行います。 議案であるやわらぎ授産所への土地、建物設備財産無償譲渡については、やわらぎ授産所を完全民営化にするためのものであり、福祉の切り捨てと言えます。交野市立やわらぎ授産所は、雇用されることが困難な知的障がい者の人に対し、必要な訓練と仕事を進める施設として設立され、社会福祉法人かたの福祉会の運営のもと、幅広い福祉サービスを進め、交野市の障がい者福祉の中心を担ってきました。ところが、市は財政効率化の名目で、やわらぎ授産所への財政支出を減らす指定管理者制度を導入し、第2次財政健全化計画では、平成24年度には民営化する方針を決めました。 やわらぎの民営化に向けて、法人には厳しい課題が突きつけられています。まず、正規職員の給与を5%削減することです。既にやわらぎ職員の給与は、決して多いとは言えない市の職員より1号低い賃金体系となっています。今でも、賃金は安くて仕事がきついというのが実態ではないでしょうか。本来なら、もっと手厚い処遇をなされるべきです。民営化による賃金の引き下げ福祉労働への意欲をそぐとともに、優秀な人材を流すことにもなりかねません。 また、毎年、2千500万円の指定管理料、平成23年度には3千200万円が市から委託料として支払われておりますが、今後の財源については、法人の自主的な事業展開経営努力で生み出すことが求められています。 しかし、施設で実施している障がい者福祉サービスの利益、報酬単価も国で決められており、新たな事業展開は容易ではありません。危惧しておりますのは、利益を生み出すための利用者への負担増です。現在、施設への車の送迎は無料ですが、民間施設では利用料を取るところがふえています。マンパワーが必要な福祉だからこそ、手厚い国や自治体の財政支援が求められています。自治体の役割は福祉の増進にあります。交野市は、財政優先のみでやわらぎ授産所を民営化するのではなく、福祉施設のセンター的な役割を果たしているやわらぎ授産所に公的責任を持つべきと考えます。よって、今回の議案には反対をいたします。 ○議長(新雅人) ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第46号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○議長(新雅人) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、第47号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(新雅人) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 討論なしと認めます。 これより議案第47号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 日程第11 議案第43号 平成22年度交野市水道事業会計決算認定について、日程第12、お手元に配付しております議事日程では議案第56号となっておりますが、48号の誤りでございます。ご了承いただきますようにお願いいたします。議案第48号 平成23年度交野市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、以上2件を一括議題といたします。 一括して委員長の報告を求めます。都市環境福祉常任委員会坂野委員長。 ◆都市環境福祉常任委員長坂野光雄) ただ今議題となりました議案第43号及び第48号の2議案について、都市環境福祉常任委員会における審査の概要と結果の報告をさせていただきます。 本議案につきましては、去る10月17日の本会議において当委員会に付託され、10月19日に委員会を開き、質疑、討論並びに採決を行ったものであります。 なお、委員会では多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査いたしましたが、委員長報告におきましては、時間の都合上、概要のご報告とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 それでは、議案第43号 平成22年度交野市水道事業会計決算認定についての審査の概要を申し上げます。 まず、水道管の耐震化について質疑がありました。 その内容は「東日本大震災で、水道管の継ぎ目が破損した結果、断水したところがあると聞いている。本市においても水道管の耐震化が必要であると考えるが、現在の整備状況や今後の見通しはどのようなものであるか」との質疑がありました。 答弁では「市内には約200kmの水道管が布設されており、そのうち約20kmが特に重要な基幹管路である。基幹管路については、23.7%が耐震管を使用し、地盤が固く従来の管でも問題のないところもあわせると約40%が耐震に適合しており、今後、基幹管路の古いものから順に、更新することとなる。現在のところ具体的な計画はないが、新浄水場の整備が終わり次第、更新計画を策定し取り組んでいく」との答弁がありました。 次に、有収率の増加について質疑がありました。 その内容は「有収率が前年度に比べ、0.4ポイント増加しているが、これは水道料金の未納者への働きかけなど、徴収の強化を行った結果であるのか」との質疑がありました。 答弁では「徴収の強化には取り組んでいるものの、今回の増加要因は、収入を伴わない無収水量が減少したものである。これは、水道局が水道管の工事を行う際、管の洗浄に水道水を使用するが、この事業用水量が、21年度に約9万9千立方メートルであったものが、22年度に約5万7千立方メートルと減少したためである」との答弁がありました。 次に、府営水の値下げについて質疑がありました。 その内容は「22年度に府営水の値下げが行われた結果、水道料金引き下げを行った市があると聞いているが、本市において、値下げは実施しないのか」との質疑がありました。 答弁では「府営水の価格は、21年度に1立方メートルあたり88.1円であったものが、22年度は78円となり、約3千500万円の値下げ効果があった。しかし、本市では、新浄水場等の第6次拡張事業を推進中であるため、今回の効果額はこの事業に充当し、水道料金に反映させる予定はない」との答弁がありました。 この答弁を受け、「府営水の値下げや各種積立金を活用し、今後、市民の負担が増加しないような事業の実施を望む」との要望がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第48号 平成23年度交野市介護保険特別会計補正予算(第2号)についての審査の概要を申し上げます。 まず、今後のグループホーム等施設整備について質疑がありました。 その内容は「今回の補正予算では、2か所のグループホームと1か所の小規模特養施設整備にかかる補助金が予算化されているが、今回の整備だけでは、入居待機者は解消されない。この補助金は、国が全額負担するものであり、待機者の解消に向け、事業者の募集を行い、一層の施設整備を行うべきではなかったのか」との質疑がありました。 答弁では「今回の施設整備は、第4期介護保険事業計画で掲げていた計画値に基づいて実施したものであるが、ご指摘のとおり、すべての待機者が解消されるわけではない。しかしながら、施設運営の費用が介護保険料に反映し、施設の増加が保険料の増加につながる仕組みであるため、第5期計画では、その点も十分考慮して整備をすすめたい」との答弁がありました。 以上のような質疑、答弁の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、当委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。 ご清聴ありがとうございました。 ○議長(新雅人) 委員長報告はお聞きの次第であります。 これより第43号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 討論なしと認めます。 これより議案第43号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり認定されました。 次に、第48号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 討論なしと認めます。 これより議案第48号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 日程第13 議員提出議案第10号 交野市議会の議員の定数条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。前波議員。 ◆12番(前波艶子) ただいま議題となりました議員提出議案第10号 交野市議会の議員の定数条例の一部を改正する条例について、議案書に記載の賛成者とともに、提出者として、その提案理由を申し上げます。 交野市議会の議員の定数条例については、その制定根拠を地方自治体の議員定数の上限を規定した地方自治法第91条第2項に求め、条文中に引用しておりました。しかしながら、地方公共団体の組織及び運営について、その自由度の拡大を図る一環として、議員定数の上限を撤廃する旨が含まれた同法の改正が本年8月1日に施行され、同条項が削除されましたことに伴い、当該条例中、同条項の引用部分を削除するものであります。 以上の本議案に対する提案理由の説明を終わります。議員各位におかれましては、どうぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(新雅人) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議員提出議案第10号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第10号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第10号を採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 日程第14 議員提出議案第11号 地方消費者行政に対する国の実効的支援を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。前波議員。 ◆12番(前波艶子) ただいま議題となりました議員提出議案第11号に係る意見書の提出について、議案書に記載の賛成者とともに、提出者として、その提案理由を申し上げます。 今回、私が提案いたします意見書は、地方消費者行政に対する国の実効的支援を求める意見書であります。 意見書に係る提案理由の要旨につきましては、次のとおりであります。 現在、国による地方消費者行政の充実策が検討されていますが、地域主権改革の議論の中、地方消費者行政での国の役割、責任が不明確となることが懸念されます。また、これまで消費者行政を推進する中央官庁が存在しなかったため、地方自治体における消費者行政への意識や体制には大きな格差があり、消費者の安心な生活を確保するためには、この分野への一層の支援が必要であります。 よって、国会及び政府に対し、実効的な財政措置や、地方自治体にとって利用しやすい制度の枠組みの提示、消費生活相談員の地位、待遇の向上を可能とすることができる任用制度の創設を強く求めるものであります。 なお、詳細につきましては、お手元にご配付申し上げております意見書案をご高覧いただきたいと思います。 以上で本議案に対する提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。どうもご清聴ありがとうございました。 ○議長(新雅人) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議員提出議案第11号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第11号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第11号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、本件は現案のとおり提出することに決しました。 日程第15 議員提出議案第12号 学校施設防災機能向上のための新たな制度創設を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。松本議員。 ◆1番(松本直高) ただいま議題となりました議員提出議案第12号に係る意見書の提出について、議案書の記載の賛成者とともに、提出者として、その提案理由を申し上げます。 今回、私が提案いたします意見書は、学校施設防災機能向上のための新たな制度創設を求める意見書であります。 意見書に係る提案理由の要旨につきましては次のとおりであります。 学校施設は、児童生徒の学習、生活の場であるとともに、災害時には地域住民の避難所となるため、その安全性、防災機能の確保は極めて重要でありますが、このたびの東日本大震災では、備蓄物資の不足や通信手段の喪失などの問題が浮き彫りとなりました。 ことし7月、文部科学省は、学校が教育機能のみならず避難所機能をあらかじめ備えるべきと提言されました。よって、政府に対し、地方負担の増加することなく、学校施設防災機能向上のための新制度を創設すること、また、再生可能エネルギーの積極的導入に向け、多様な発電方法に対する補助を拡充することを強く求めるものであります。 なお、詳細につきましては、お手元にご配付申し上げております意見書案をご高覧いただきたいと思います。 以上で本議案に対する提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。どうもご清聴ありがとうございました。 ○議長(新雅人) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議員提出議案第12号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第12号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第12号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり提出することに決しました。 日程第16 議員提出議案第13号 大規模災害時に備えた公立学校教職員派遣制度の創設を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。中上議員。 ◆10番(中上さち子) ただいま議題となりました議員提出議案第13号に係る意見書の提出について、議案書に記載の賛成者とともに、提出者として、その提案理由を申し上げます。 今回、私が提案いたします意見書は、大規模災害時に備えた公立学校教職員派遣制度の創設を求める意見書であります。 意見書に係る提案理由の要旨につきましては、次のとおりであります。 大規模地震や豪雨等の非常災害時において、被災地に派遣された教職員は、現地の学校現場における復旧支援に大きく貢献しており、このたびの東日本大震災でもその重要性が改めて認識されました。しかし一方で、大規模災害時において教職員を派遣する仕組みは確立しておらず、人材のミスマッチや費用負担のあり方などについて問題が浮き彫りとなったため、制度構築を求める声が高まっております。 よって、政府に対し、災害時の教職員派遣に関する諸課題の十分な検証、派遣者情報のデータベース化や被災地とのマッチング支援などを図る制度の創設等を強く求めるものであります。 なお、詳細につきましては、お手元にご配付申し上げております意見書等をご高覧いただきたいと思います。 以上で本議案に対する提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。どうもご清聴ありがとうございました。 ○議長(新雅人) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議員提出議案第13号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第13号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第13号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(新雅人) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり提出することに決しました。 ただいま可決されました意見書については、早速関係機関に送付いたします。 この際、お諮りいたします。 議会運営委員会委員長並びに2常任委員会委員長から、閉会中所管事項調査のため委員会を開催したい旨の届け出があります。届け出どおり許可することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(新雅人) ご異議なしと認め、許可いたします。 ただいま市長よりあいさつしたい旨の申し出がありますので、許可いたします。中田市長。 ◎市長(中田仁公) 平成23年第3回議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る10月11日から開催をいただきました本議会定例会でございますが、23日間にわたり慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。 閉会中の決算特別委員会にご審議をいただく決算認定議案を除くすべての案件につきまして、いずれも原案どおりご承認、ご可決を賜り、深く感謝を申し上げる次第でございます。この間、議員各位からいただきました貴重なご意見、ご提言等につきましては、十分に精査し、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。 今議会で就任されました新議長、野口副議長を初め議員の皆様方には、市政発展のため、今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 さて、あす11月3日は市制施行40周年の記念すべき日でございます。本年は第4次総合計画みんなの“かたの”基本構想がスタートした節目の年でもあり、交野のさらなる飛躍に向けた新しい時代の幕あけと言っても過言ではございません。これまで交野の歴史を築いてこられた議員皆様方を初め、諸先輩方のご尽力に敬意を表し、感謝を申し上げますとともに、今後の市政発展に向けて心を新たにしているところでございます。 交野のあらゆる魅力を最大限に引き出し、職員と一丸となって、市民の皆さんに納得していただけるまちづくりのために全力を傾注してまいりますので、議員皆様方には今後とも格別のご支援を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(新雅人) これにて本議会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。よって、平成23年第3回議会定例会を閉会いたします。 諸案件の審議に当たられたご苦労に対し深く感謝いたします。大変ご苦労さまでした。ありがとうございました。     (午前10時49分 閉会)1.地方自治法第123条第2項の規定により署名する。           交野市議会 臨時議長 坂野光雄           交野市議会 議長   新 雅人           交野市議会 副議長  野口陽輔           交野市議会 議員   浅田耕一           交野市議会 議員   片岡弘子...