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02月26日-01号

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  1. 交野市議会 2009-02-26
    02月26日-01号


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    平成21年  3月 定例会(第1回)          平成21年 第1回 交野市議会定例会会議録1. 招集 平成21年2月26日 午前10時00分 第1回議会定例会を交野市議場に招集された。1. 開会 平成21年2月26日 午前10時00分1. 開議 平成21年2月26日 午前10時07分1. 出席議員  (議席)      1番  中上さち子        2番  皿海ふみ      3番  坂野光雄         4番  三浦美代子      5番  新 雅人         6番  友井健二      7番  岩本健之亮        8番  吉坂泰彦      9番  黒田 実        10番  野口陽輔     11番  谷  巖        12番  坂本 顕     13番  前波艶子        14番  浅田耕一     15番  栗原俊子        16番  稲田美津子     17番  堀 憲治1. 議会事務局職員出席者   局長     梶 健治      次長     船戸 巌   係長     福田美樹      主任     堤下栄基1.法第121条による出席者 市長         中田仁公      副市長        吉田景司 教育長        松本雅文      理事兼会計管理者   松宮 誠 市長公室長      中本悟一      総務部長       奥野一志                      保健福祉部長兼 市民部長       山本和孝                 冨田芳一                      福祉事務所長 環境部長       宇治正行      都市整備部長     三宅 昇 教育次長兼 教育総務室長兼    藤村義博      学校教育部長     林 雅博 生涯学習推進部長                      水道事業管理者 学校教育部付部長   池永安宏                 堀上等史                      職務代理者兼水道局長                      総務部参事兼 消防本部消防長    池埜 修                 渡辺雅明                      企画財政室長                      保健福祉部参事兼 市民部参事      山添政則                 池畑久美                      健康増進課付課長 環境部参事兼            清水帝男      都市整備部参事    山腰祐司 環境保全課長 都市整備部参事    田中一史      都市整備部参事    柿添泰雄                      学校教育部参事兼 こども室長      谷崎宜三      交野市教育センター  勢木俊二                      所長                      水道局参事兼 生涯学習推進部参事  奥野和夫                 星野敏和                      新浄水施設整備室長                      消防本部参事兼 消防本部参事     冨本治夫                 村西通則                      消防署長                      総務部次長兼 行政委員会事務局長  片岡弘和                 谷村弘次                      税務室長 市民部次長兼               保健福祉部次長兼            西井清博                 青山 勉 市民課長                 障がい福祉課長 環境部次長兼               都市整備部次長兼            田村 猛                 矢寺正幸 乙辺浄化センター所長           下水道課長                      学校教育部次長兼 こども室長代理    松本啓介                 高野 博                      学校管理課長 農業委員会事務局長  山本秀昭      市長公室課長     冨田義彦 企画財政室課長    佐久間正明     総務課長       河野宏甲 市民総合窓口担当課長 山田政信      国民健康保険課長   河辻和文 高齢介護課長     倉澤裕基      循環型社会推進室課長 松下篤志 環境事業所長     中奥雅俊      都市計画課長     平井正喜 指導課長       北田千秋      学校給食課長     井戸 久 社会教育課長     萩原良造      青少年育成課長    坪井宏之 会計室長       東南良典               議事日程                             平成21年2月26日日程第1       会議録署名議員指名日程第2       会期の決定日程第3       市長施政方針表明日程第4 議案第1号 専決処分事項報告について(平成20年度交野市一般会計補正予算(第4号))日程第5 議案第2号 教育委員会委員の任命について日程第6 議案第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第7 議案第4号 交野市職員の厚生制度に関する条例について日程第8 議案第5号 交野市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第6号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第7号 平成20年度交野市一般会計補正予算(第5号)について日程第11 議案第17号 平成20年度交野市一般会計補正予算(第6号)について日程第12 議案第8号 平成20年度交野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について日程第13 議員提出議案第1号 予算特別委員会の設置について日程第14 議案第9号 平成21年度交野市一般会計予算について日程第15 議案第10号 平成21年度交野市国民健康保険特別会計予算について日程第16 議案第11号 平成21年度交野市下水道事業特別会計予算について日程第17 議案第12号 平成21年度交野市老人保健特別会計予算について日程第18 議案第13号 平成21年度交野市介護保険特別会計予算について日程第19 議案第14号 平成21年度交野市公共用地先行取得事業特別会計予算について日程第20 議案第15号 平成21年度交野市後期高齢者医療特別会計予算について日程第21 議案第16号 平成21年度交野市水道事業会計予算について    (午前10時00分 開会) ○議長(堀憲治) おはようございます。本日はご参集いただきましてまことにありがとうございます。 これより本日をもって招集されました平成21年第1回議会定例会を開会いたします。 ただいま理事者からあいさつしたい旨の申し出がありますので、発言を許可いたします。中田市長。 ◎市長(中田仁公) おはようございます。議長のお許しをいただきまして、平成21年第1回議会定例会の開会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。 議員の皆様方には、本議会定例会に全員のご出席を賜り、心からお礼を申し上げる次第でございます。 さて、今や自治体を取り巻く政治経済情勢は、施策面や財政面において、これまでと比較にならないほど混沌としており、先の読めない非常に厳しいものとなっております。そのような状況で迎えます平成21年度は、私にとりまして、市長として就任し、2期目の集大成に向けて取り組む年と考えております。 後刻、議長のお許しをいただきまして平成21年度施政方針を述べさせていただきますが、未来に魅力ある交野をつくるためにも、持続可能な財政基盤を構築するとともに、市民に信頼されるまちを構築するために、市民の皆様との協働による施策を展開し、次の世代にも担保していくことを考え、将来に悪影響を及ばさないよう、責任ある行政運営を引き続き遂行してまいる所存でございます。議員の皆様方のご理解、ご支援を今後も引き続きよろしくお願い申し上げます。 さて、本議会定例会には、定額給付金給付事務並びに子育て応援特別手当事務に伴う20年度一般会計補正予算専決処分事項報告が1件、教育委員会委員の任命並びに固定資産評価審査委員会委員の選任について議会の同意を求める人事案件2件、職員の厚生制度の実施に伴い共済制度に関する条例を全部改正する議案が1件、児童福祉法の一部改正に伴い本市関係条例の一部を改正する議案2件、平成20年度一般会計補正議案2件、平成20年度後期高齢者医療特別会計補正予算議案1件、平成21年度の一般会計ほか6つの特別会計予算並びに水道事業会計予算に関する予算議案8件、以上、専決処分事項報告1件、人事議案2件、条例の全部改正議案1件、条例の一部改正議案2件、20年度補正予算議案3件、21年度予算議案8件、計17件についてご審議をお願い申し上げることになります。何とぞよろしくご審議の上、ご協賛賜りますようよろしくお願い申し上げます。 なお、本議会定例会の開会中に、追加議案として上程させていただき、ご審議をお願い申し上げたい案件がございます。何とぞ追加議案の上程につきまして、ご理解をいただきますようよろしく申し上げます。 追加議案として上程させていただく案件は、国における二次補正予算関連法案の審議状況により、条例の制定や改正補正予算など4件、現在、職員の特殊勤務手当に関する条例並びに職員の給与に関する条例を改正するために調整を行っておりますが、整い次第条例の一部を改正する議案2件でございます。 なお、本市副市長の吉田景司氏におかれましては、まことに残念なことではありますが、この3月31日をもちまして大阪府へ帰任することとなりました。 平成19年4月1日から、それまでの広範な経験を生かされまして、この2年間、本市の最重要課題であります財政の健全化への具体の取り組み、また事務事業の見直しなど数多くの課題に取り組んでいただき、本市の行政全般にわたり並々ならぬご努力をしていただいており、本市にとりまして、その功績はまことに大きなものであります。 後任人事につきましては、現在人選を進めておりまして、本議会定例会の開会中に追加議案として上程させていただきたく考えでおりますので、何とぞよろしくお願い申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(堀憲治) 次に、事務局から議員の出席状況並びに諸般の報告を受けることといたします。 事務局長。 ◎事務局長(梶健治) おはようございます。まず初めに、議員の出席状況をご報告申し上げます。本日の会議出席議員は17名で全員出席でございます。 次に、前定例会閉会後、本日までの議長報告並びに諸会議の報告を申し上げます。 まず、議長報告といたしまして、監査の報告がございます。お手元にご配付申し上げていますとおり、例月出納検査の結果、随時監査の結果、行政監査の結果及び水道局、会計室、議会事務局行政委員会事務局、消防本部に係る定期検査の結果報告が議長あてに提出されております。なお、詳細につきましては、関係書類を事務局で保管いたしておりますので閲覧いただきたいと思います。 次に、諸会議の報告を申し上げます。 まず、1月29日、30日の2日にわたり、河北市議会議長会管外行政視察並びに第123回の総会が別府市で開催されました。議事事項といたしましては、河北ブロックより、平成21年度、大阪府市議会議長会等の役員の推薦について協議が行われ、承認されました。 次に、2月10日、東京都におきまして市議会議員共済会第97回代議員会が開催され、事務報告後、平成21年度事業計画並びに予算について審議が行われ、それぞれ承認可決されました。 次に、2月18日、当市におきまして、第29回河北市議会議員合同研修会が開催され、「食の豊かさとは?~本当の味を知らない子どもたち~」と題しまして、食品ジャーナリストの安部司氏による講演が行われ、本市からも多数出席いただきました。 最後に、3月2日、大阪市におきまして、第256回大阪府市議会議長会総会が開催される予定でございます。そのときには、平成21年度の予算案と役員選任について協議が行われることとなっております。 以上、報告を終わります。    (午前10時07分 開議) ○議長(堀憲治) これより会議を開きます。 本日の議事はお手元に配付いたしております議事日程のとおり定めておりますので、ご了承願います。 日程第1 会議録署名議員指名を議題といたします。会議録署名議員は、交野市議会会議規則第81条の規定により、議長において4番三浦議員、8番吉坂議員を指名いたします。 日程第2 会期の決定を議題といたします。お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月25日までの28日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、会期は28日間と決定いたしました。 日程第3 市長施政方針表明を受けることといたします。中田市長。 ◎市長(中田仁公) 平成21年第1回議会定例会の開会に際し、新年度の市政運営の基本方針を申し述べ、議員並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 月日のたつのは早いもので、2期目の市政運営に携わって2年と6カ月が経過しようとしております。 私は、皆様から信託を受け市長として就任し、今日まで終始一貫「財政基盤の安定なくして市政の継続はない」との思いで、財政健全化を最優先に取り組むとともに、スリムで効率的な組織づくりに努めてまいりました。 土地開発公社を含む本市の総負債額を100億円以上削減し、歳出の大きな比率を占めている職員数も、団塊世代の退職は一定数あったものの、100人以上減員することができました。 さらに、職員給与については5%のカットを行い、特別職にあっては、現在も20%から17%のカットを行っているところです。 しかしながら、財政が厳しくても、市民の安全・安心や暮らしを守るための事業は進めなければなりません。そのため、現状を的確に把握し、真に今、急がなければならない施策、将来のために進めておかなければならない事業を見きわめ、対応してまいりました。 消防力強化のために、救急救命士の増員や資機材の補充、消防庁舎の耐震化を初め学校施設の大規模改修・耐震補強工事小・中学校校門へのオートロック、警備員の配置、緊急通報システムの設置などを行うとともに、おいしい水の安定供給をさらに充実させるために第6次拡張事業に着手するなど、安全・安心の基盤づくりや施策を着実に推進してまいりました。 また、子育て支援においては、乳幼児医療助成の拡充や、子育て支援センターの設置や支援、放課後児童会への時間延長を行ってきました。 さらには、環境との共生を図るために、大阪府内で初めて環境マネジメントシステム「LAS-E」の導入に着手するなど、地球温暖化防止にも積極的に取り組んできました。 そのほか、より効率的な施設運営を進めるために指定管理者制度を導入、廃プラスチックのリサイクルを進めるために4市リサイクル施設組合への参加などを進めてきました。 これらの事業は、財政健全化計画に基づきながら、社会経済情勢市民ニーズの変化に対応するために時点修正を加え、鋭意取り組んできたものです。 しかしながら、こうした努力が一定成果を生みつつある中、自治体を取り巻く環境は、昨年から政策面や財政面において、予想をはるかに超え、激しく変化してきました。アメリカの住宅ローン問題に端を発して起こった国際的な金融市場の混乱は、世界経済にこれまでにない打撃となって、さまざまな形で影響を及ぼしております。我が国においても、連日、派遣社員や非正規雇用社員らの解雇、倒産や操業短縮が報道され、大手企業が軒並み赤字決算を余儀なくされるなど、百年に一度の経済危機ではないかと言われるほど、その影響は拡大を見せています。本市もまた例外ではなく、恐らく今後、継続して厳しさが増してくると考えております。 大阪府政の動きもまた急展開を見せつつあります。 橋下知事は、さまざまな事務事業の見直しを断行されるとともに、「将来ビジョン・大阪」が公表され、さらには大阪府版の分権ビジョンが策定されようとするなど、矢継ぎ早に府政が展開しつつあります。大阪府では、これまでもパッケージ型での権限移譲がなされてきましたが、道州制を目指す中、「府でしかできないこと」に特化し、住民に近いところに力を集めるニア・イズ・ベターの考えのもと、今後、本格的に権限を移譲することを考えており、今回の補助金の一部交付金化も、大阪府の財政再建とあわせ、市町村の裁量度を高め、自主・自立を強く求める一連のものであると考えております。これらの動きは、そのまま我々基礎的自治体のあり方にも影響を及ぼしております。 こうしたマクロ的な環境の激変に加え、本市独自の状況にも厳しさがかいま見えるデータが出てまいりました。人口の減少は、既に全国的に想像できたとはいえ、本市の将来人口推定によれば、今後10年間、人口減少こそ小幅にとどまるものの、その構成が大きく変化し、4人に1人は65歳以上の時代がやってくることが予測されております。これは、そのまま財政力にはね返ってまいります。 このように、将来を思い、現実を見据えると、もはや「財政非常事態」と認識せざるを得ない、本当に厳しい状況ばかりが浮かんでまいります。 しかし、経済情勢や社会環境が大きく変化する中、過去からの課題の多くが解決に向けて動き始め、交野市は新しい時代への大きな一歩を踏み出す重要なときを迎えています。 平成22年3月には、本市の最大の課題であった第二京阪道路が全線供用されます。交野市域を二分するこの道路とどのように共生していくのか、まちづくりの仕組みの中にどう取り込んでいくのか、市民の暮らしや活動を支えるためにどのように利用するのか、心配される自然環境、生活環境をどう守るのか、新たな取り組みが求められます。 また、過去からの課題であった老朽化した四條畷市交野市清掃施設組合ごみ処理施設の新設については、まだまだ厳しい状況ではありますが、国や大阪府のご支援をいただき、環境アセスに向けて周辺地域の市民の皆様のご理解をいただくために説明会を開催するなど、ようやく前に進み出しました。 また、狭くてゆとりがない老朽化した給食センターについても、児童・生徒に安全・安心な給食を提供するための新たなセンターの検討を始めました。 さらには、平成11年に操業を停止した天野川清掃工場の跡地処分についても、地域の皆様のご理解や関係機関のご協力をいただき、ようやく方向性が見出せる状況になってきました。 このように、過去からの大きな課題が解決の方向性を見出しつつある今、新しい時代の交野のあるべき姿を描くために、8万市民の夢や思いを集め、第4次総合計画の策定に取り組んでおります。 この市民の夢や思いを実現し、未来に魅力ある交野をつくるためにも、さらに先を見据えた持続可能な財政基盤を構築するために、次期の財政の健全化計画の策定に着手することといたしました。市民の安全・安心やセーフティーネット、子供たちの健全な育成に配慮しながら、市長として事業の思い切った取捨選択も断行しなければならないとの覚悟を持って取り組んでまいります。 このような中、住民自治を確立し、持続可能な行政体とするための基盤の一つである財政の健全化は、何としても断行していかなければなりません。過去の膨大な負債を抱えた脆弱な財政力では、この激変下においては、いかんともしがたいものがあるのも事実です。 そこで、市民の皆様のご理解とご協力のもと、すでにある資源を活用するとともに、多くの市民の力を結集した市民力によって、総合的な力を伸ばしていくことが不可欠ではないかと考えております。 4人に1人が高齢者の社会、それをそのまま力に変えていけるような行政の転換、まさしく、今、基礎的自治体のあり方を問う大きな転換のときではないかと考えております。多くの市民の皆様のお知恵とお力をおかりしながら、協働のあり方を見出し、ともに夢を持って市政を担い合うことが実現できるよう努めてまいります。 私の残る任期も1年と6カ月となりました。市長として、2期目の集大成に向けて取り組むべき年として、人口8万弱のこの小さなまちで、いかにして協働が機能する行政体を生み出していくのか、将来に向けて歩み出すための大きな課題としてみずからに課しているところでございますので、何とぞご理解、ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。 本市は、これまで平成16年4月の財政健全化計画に基づきながら、社会経済情勢市民ニーズの変化に対応するため、時点修正を加え、平成22年度の収支均衡と負債総額150億円の削減を目標に取り組んでまいりました。 平成21年度の予算編成に当たりましては、引き続き財政健全化計画の推進を前提とし、歳出においては、事務事業全般にわたり徹底した見直しによる経費の削減を図ることはもちろんのこと、特に投資的経費につきましては、費用対効果、緊急性、政策的見地などから、その必要性を十分精査した上で、優先順位づけによる取捨選択を行うなど新規事業の抑制を図ることを柱としました。その結果、一般会計におきましては、公債費の中に含まれている借換債を除く予算額は、前年度と比較し、約2億4千万円の減額となりました。 しかしながら、平成21年度は、約8億円の基金を取り崩さなければ予算が組めない状況となったところでございます。 また、国においては、景気回復策や地域活性化あるいは今や社会問題となっております雇用問題などに対応するために、平成20年度第2次補正予算が編成され、本市でも財源確保の観点から、新年度当初予定しておりました「京阪河内森駅バリアフリー化」や学校の耐震二次診断の委託などの事業の前倒しを考えるとともに、雇用対策についても、大阪府の動向と歩調を合わしながら対応してまいりたいと考えております。 それでは、新年度に実施する主な事務事業につきまして、総合計画の施策体系に沿って申し上げます。 初めに、「自然を守り環境と共生するまちづくり」の取り組み方針について申し上げます。 自然環境の保全と活用につきましては、所有者やボランティア団体などと協働して、持続可能な里山の保全・活用の計画づくりや整備活動を展開し、森林と人との触れ合い、交流を通じた市民協働による里山の保全・活用に努めてまいります。また、森地区や星田山手地区におきましては、荒廃の進む山林や緑道の整備に取り組んでまいります。 さらに、市街地の花と緑のまちづくりでは、ボランティア団体による育苗や植栽活動が対外的に高い評価を受けており、市民の皆様にも喜ばれております。各地区で活動されている緑化推進団体とも連携を図り、潤いと安らぎのあるまちづくりを進めてまいります。 また、深刻さを増しております地球温暖化問題など、環境に対する意識を深めていただくために、環境講座などの環境教育や学習の充実を図ってまいりたいと考えております。 また、環境フェスタなど市民との協働事業もさらに発展させ、市民の皆様とともに将来の交野の環境を考えてまいります。 ごみ対策につきましては、新ごみ処理施設の整備事業を早急に進めていくために、四條畷市並びに清掃施設組合と協力しながら、市民の皆様を初め関係者のご理解とご協力を得るために、建設計画地であります私市地区を初め周辺地域の皆様への説明会を積極的に行ってまいります。 また、施設整備の基本となります「施設整備基本計画」を策定するために、ことし1月には市民公募による「新ごみ処理施設整備基本計画検討委員会」を立ち上げており、地元住民や市民の皆様の意見もお聞きし、施設整備を行ってまいります。同時に、周辺環境に与える負荷の低減、安全性・安定性、周辺地域との融和を図るため環境影響評価に着手し、平成23年までに都市計画の手続をあわせて行い、その後、新ごみ処理施設の整備を進めたいと考えております。 昨年2月から始めました廃プラの分別収集も1年以上が経過しました。市民の皆様のおかげで、大きな混乱もなく、円滑に収集が行われており、現在、廃プラ分別の排出量が想定よりふえておりますが、廃プラ分別の相乗効果で普通ごみが一段と減ってきております。これも、市民の皆様のリサイクルに対するご理解と積極的なご協力によるものであり、今後もごみの減量化や適正な分別に対して、効率的な取り組みを進めてまいりたいと考えております。 次に、「快適で安心して暮らせるまちづくり」の取り組みについて申し上げます。 防災対策につきましては、東南海・南海地震や生駒断層帯地震が危惧されることから、危機管理体制を強化し、安全で安心して暮らせるまちづくりに努めてまいります。 また、昨年は、地球温暖化による影響と考えられるゲリラ豪雨が発生し、本市や近隣市においても床上や床下浸水に見舞われるとともに、一部の地域では長時間にわたり停電したことから、広報車を使っての食品管理の啓発や災害情報を提供するなど、新たな災害対策が求められております。 しかしながら、近年のゲリラ豪雨は、降雨範囲や時間を予測することが困難であることから、今後も大阪府やライフライン関係団体など防災関係機関との連携を強化し、迅速な情報提供に努めてまいります。 また、農地の減少による雨水の保水効果の減少や浸透性の劣化なども浸水被害を拡大する要因の一つとなっており、早期に治水効果を発揮できる浸水対策について検討してまいります。 そのほか、災害への備えとして最も効果的な組織の一つである自主防災組織について、市民との協働により、新たに2地区で結成されました。今後は、さらなる組織化を推進するとともに、組織間の連携を図る連絡体制の整備に努めてまいります。 さらには、自主防災組織の実践的な活動を支援するため「わが家の防災対策」講座を実施するとともに、防災訓練の支援や先進地の紹介を行ってまいります。 消防対策につきましては、地震による災害や、高齢化の進展に伴う救急需要の増加に対応するため、職員の増員とあわせて、消防・救急資機材の整備についても推進してまいりますとともに、住宅火災による逃げおくれをなくすために、消防訓練や出前講座などを通じて住宅用火災警報器の早期設置を促進してまいります。 また、年間を通して、市民や事業所の従業員、学生らを対象に、AED(自動体外式除細動器)を使用した普通救命や救急法の講習会を開催し、応急手当普及啓発活動の積極的な展開により、救命率の向上を図ってまいります。 新警察署の建設につきましては、大阪府において、平成20年度に基本設計や地質調査を完了し、新年度から実施設計に着手する予定であり、本市においても、一日も早い開署に向けて積極的に協力してまいります。 道路整備につきましては、事業が中断しておりました私部西線の再開を図り、地権者のご理解、ご協力を得ながら、早期完成に努めてまいります。 また、歩道の段差解消などにつきましては、平成20年度から積極的に整備を進めており、新年度においても引き続き取り組んでまいります。 さらに、放置自転車が後を絶たず、歩行空間を阻害していることから、自転車駐車場を増設いたします。 これらインフラの整備とあわせて、高齢者や子供への交通安全の啓発を強化するとともに、迷惑駐車追放や飲酒運転撲滅にも取り組んでまいります。 第二京阪道路につきましては、平成22年3月の全線供用に向けて、市全域にわたって工事が本格化しております。事業者に対して、工事中の安全対策に万全を期していただくとともに、着実な事業の推進を今後とも働きかけてまいります。 また、第二京阪道路の供用後の環境監視といたしまして、関係者によります常時の環境監視に加え、市独自の補足調査の実施など、供用後の対応に向けた取り組みを進めてまいります。 第二京阪道路沿道のまちづくりにつきましては、一定地域におきましても、土地所有者の皆様による自主組織も現実のものとなっており、沿道地域の将来のあるべき姿について、地域の基本構想などの策定に向け勉強会を開かれるなど鋭意取り組まれておられます。残る沿道地域につきましても、地域の組織づくりに努めますとともに、まちづくりの支援や情報の提供に努めてまいります。 さらに、住民に身近な事項について、沿道となる地域との話し合いを重ねるとともに、本市の良好な住環境の保全や創造に努めてまいります。 次に、バリアフリー化が未着手の河内森駅につきましては、バリアフリー化について協議が整いましたことから、国・大阪府の動きに合わせ適切な支援を行ってまいります。 また、残る京阪郡津駅につきましては、引き続き、事業者に対して、さらなる要望を行ってまいります。 上水道事業につきましては、新浄水場と私市浄水場を結ぶ導・送水管の全線布設工事が平成20年度末に完成することにより、新年度からいよいよ「新浄水場築造工事」に着手いたします。 新浄水場は、平成23年の完成を目標としており、「地下水を水源とした自己水」を安定して給水することにより、「府営水との複数水源化」を一層強固にして、渇水や事故などに対しても安定的・継続的な給水を確保いたします。 さらに、薬品の使用を抑えるために「生物処理方法」を採用しますとともに、省エネルギーの推進や地球温暖化防止の取り組みとして「高低差を利用した水力発電」を導入いたします。 また、配水管の改良などを計画的に進め、引き続き市民の皆様に「安全でおいしい水の安定給水」に努めてまいります。 下水道事業につきましては、新年度から使用料を改正させていただき、平成30年度の累積赤字解消に向けて、下水道会計の健全化を進めてまいります。 また、整備事業につきましても、前年度に引き続き大阪府が実施する私部西地区の流域下水道幹線整備に合わせて周辺整備を進め、事業の効率化を図ってまいります。 なお、天野川清掃工場跡地の活用につきましては、一定のめどが立ったことから、今後、関係者のご協力も得ながら、処分に向けて手続を進めてまいります。 農業振興につきましては、昨年4月に施行されました「大阪府都市農業の推進及び農空間の保全と活用に関する条例」を活用し、農空間の保全、農業者の育成や安全・安心な農産物の生産を進めてまいります。また、農薬と化学肥料の使用量を5割以下に削減して栽培された農作物を認証する「大阪エコ農産物認証制度」の拡大を図ります。 また、農に触れ合う体験を通じて子供らに食育の場を提供し、市民には地場産、地場消費の推進や観光農業、朝市などの身近で親しみやすい場の提供に努めてまいります。 その他、耕地整備事業につきましては、引き続き星田地区の「星田新池ため池改修工事」を行うとともに、郡津地区の「藪の下水路整備工事」についても、大阪府の支援のもと、地元区と協力し、早期完成を目指してまいります。 商工業の振興につきましては、市内中小企業者に対し、引き続き、経営安定に必要な事業資金の確保を図るため、事業資金融資制度のPRや利用あっせん、保証料の一部を補助するとともに、国、大阪府の経済対策による緊急保証制度の相談などを行い、商・工・農・観光が連携した新たな事業を検討してまいります。 次に、地域資源の活用につきましては、大阪府が進めております「大阪ミュージアム構想」に七夕まつりや磐船渓谷などが登録されたことから、こうした交野に残る貴重な資源を一層魅力あるものにするために、市民や各種団体、地域などと連携を図りながら、商業と農業の橋渡し役として、観光にも資する新たな取り組みを進めてまいります。 消費者対策につきましては、消費者トラブルの解決に向けた相談事業を引き続き行うとともに、最近、高齢者や障がい者の相談が増加していることから、トラブルの未然防止を図るために、関係者と連携し、地域の老人会などへ出前講座や賢い消費者育成を図るための啓発事業を積極的に行ってまいります。 勤労者対策につきましては、国や大阪府、関係機関が行う労働相談事業のPRや誘導を行うとともに、引き続き、交野、枚方、寝屋川3市による合同面接会を開催し、雇用機会の提供を図ってまいります。また、就職困難者らに対しては、就労に結びつくよう、きめ細かな相談や情報提供などを行ってまいります。 次に、「健やかで、支えあい、ふれあいに満ちたまちづくり」の取り組みについて申し上げます。 保健予防活動につきましては、近年、初産年齢の上昇やストレスなどを抱える妊婦が増加傾向にあり、妊娠してから出産まで母子の健康確保を図り、安心して出産するために、妊娠中の健康診査は重要であります。 健康診査の費用負担が生活費を圧迫するという理由などで、一度も健康診査を受けないまま出産するといった、いわゆる飛び込み出産が大きな問題となっております。そこで、経済的な負担軽減を図り、妊娠中に必要とされる健康診査を受診できるよう、「妊婦健康診査」の充実に取り組んでまいります。 また、11月に予定されております大阪府の制度改正時期をめどに、乳幼児医療費の就学前児童への助成拡充について取り組んでまいります。 高齢者福祉につきましては、介護保険制度が介護予防や地域支援事業など予防重視型システムへの転換が図られてまいりました。また、介護保険法等の一部改正により、要介護等認定調査項目の変更や介護報酬単価が見直され、介護現場で働く介護従事者らに対する処遇改善が図られたところでございます。 さらに、平成21年度を初年度とする3カ年計画の「高齢者保健福祉計画及び第4期介護保険事業計画」が始まります。新たな介護ニーズへの対応に努めるとともに、平成21年度から平成23年度までの介護保険料を改定し、制度の健全な運営を図り、継続し安定した介護保険制度の運営に努めてまいります。 障がい者・障がい児福祉につきましては、平成18年4月の障害者自立支援法の施行により、平成20年度までを計画期間とする「交野市第1期障害福祉計画」を平成18年に策定し、サービスの提供や基盤整備に努めてまいりました。そして、これまでの計画の進捗状況や市民ニーズ、法制度の動向を踏まえ、本年3月中に第2期障がい福祉計画を策定するための作業を進めております。その計画によって、平成23年度目標の達成に向けた取り組みを総合的・計画的に推進してまいります。 さらに、法施行後3年の見直しについて、昨年12月に国から障害者自立支援対策臨時特例交付金の概要(案)などが示されたところであり、今後も国の動向を考慮して、安定したサービスが提供できるよう努めてまいります。 また、平時において支援を必要とする高齢者や障がいのある人らへのセーフティーネットづくりを構築していくため、昨年配置しましたコミュニティソーシャルワーカーによる事業の充実を図るとともに、防災対策の一環として、災害時においても要援護者の支援を図るために、要援護者情報の収集に取り組んでまいります。 子育て支援につきましては、その充実を図るために、引き続き次世代育成支援施策を推進し、地域の子育て支援機能の強化とともに、新年度は次世代育成支援行動計画の前期計画が最終年度を迎えることから、進捗状況などの検証を進めるとともに、後期行動計画の策定作業に取り組んでまいります。 次に、「育ち、学び、生きがいあふれるまちづくり」の取り組みについて申し上げます。 生涯学習事業につきましては、それぞれの事務事業を見詰め直し、その基盤や体制づくりを進めてまいります。また、市民の皆様が多様な学習活動を行えるよう、市内の施設相互の情報ネットワークの強化を図り、それぞれのライフステージに応じたプログラムや機会の充実に努めてまいります。具体的には、摂南大学との包括連携協定を活用し、同大学の地域連携センターによる生涯学習大学交野セミナーを開催するなど、市民の要望に沿った講演会や行事を行ってまいります。 また、平成20年度から実施しております学校支援地域本部事業を継続し、教職員の教育活動外の業務を地域ぐるみで支援することで、教員と子供が向き合う時間を拡充し、子供たちの学習環境の充実に努めてまいります。 さらに、日本トップリーグ連携機構(JTL)を活用し、(仮称)2009ボールゲームフェスタin交野を開催し、ソフトボール、バレーボール、サッカーなどのトップ選手を招いて、市内小・中学生を対象に高度なスポーツ指導を行い、スポーツを楽しみながら体力の向上と競技に対する知識を高めてまいります。 次に、青少年の健全育成につきましては、待機児童をなくすよう、放課後児童会の環境整備を進めてまいります。また、すべての児童を対象とした安全・安心な居場所づくりのための「放課後子ども教室」の取り組みを推進するとともに、放課後の学習支援活動「まなび舎Kids」を関係機関と連携して全小学校で行ってまいります。 さらに、子供たちを凶悪な犯罪から守るため、青少年指導員会や青少年健全育成連絡交野市民会議などと連携し、小学校の下校時間を中心に、子ども安全パトロール車による安全見守り活動を引き続き実施してまいります。 図書館行政につきましては、市民の生涯学習を支援し、その情報拠点として、市民の多種多様なニーズにこたえるよう、利用時間の延長に努めます。 そのため、昨年から実施しております青年の家図書室の祝日開室や、星田コミュニティセンター図書室の午前10時開室を継続してまいります。また、ボランティアらとの協働を充実させて、市民サービスの維持向上を目指します。 学校教育につきましては、すべての子供たちに「確かな学力」を身につけさせるとともに、「豊かな心」をはぐくみ、体力づくりや食育などを通じて「健やかな体」を育て、調和のとれた人間形成を目指します。 また、新たに学校教育活性化推進事業を立ち上げ、特色ある学校づくりや児童・生徒の「確かな学力」の育成など、教育活動を支援いたします。 また、各学校が創意工夫を行い、「わかる授業」を実践し、子供たちに基礎的・基本的な知識・技能を身につけさせるとともに、それを活用しながら学びはぐくむため、新たに、おおさか・まなび舎事業や小学校学習支援員派遣事業を初めとした多様な取り組みを推進いたします。 さらに、新しい教育課程の実施に向けましては、中学校への外国人指導助手の配置を継続するとともに、小学校高学年における外国語活動を推進するために、小学校への派遣についても積極的に進めてまいります。 そして、生徒指導上のさまざまな課題解決に向けて、学校や家庭、地域が連携し、命の大切さや物事の善悪など、人間としての基本的な倫理観や規範意識を育成する教育を推進してまいります。 同時に、子供への理解を進めるため、専門的な知識・技能を有する心理カウンセラーによる教育相談体制の整備・充実に努めるとともに、生徒指導支援者派遣事業及び支援教育支援員派遣事業を継続してまいります。 教育環境の整備につきましては、新年度も学校施設棟別耐震化年次計画に基づき耐震化を推進するとともに、国の「地域活性化・生活対策臨時交付金」を活用し、平成22年度以降に工事を予定しております第三中学校や星田小学校、郡津小学校の耐震二次診断を実施してまいりたいと考えております。 学校における児童・生徒の安全を確保するために、朝夕の人的警備と夜間機械警備を継続するとともに、特に小学校において実施しております昼間の人的警備を継続して実施いたします。本事業は、大阪府が平成22年度をもって交付金の廃止を表明していることから、継続の要望を行いつつ、今後の学校警備のあり方について検討してまいります。 また、幼児園の園児の安全を確保するため、正面玄関などに防犯カメラを設置し、一層の安全確保に努めてまいります。 第二京阪道路の全線供用後の学校区のあり方については、交野市学校教育審議会において審議を継続していただいており、今後も各学校の児童・生徒数の推移や市内の開発動向などを見ながら、適切な対応策を講じてまいります。 学校給食センターにつきましては、施設や設備の老朽化・狭隘化が著しく、安全・安心な給食を提供するために、6千食規模の新たな学校給食センターの建設候補地を倉治9丁目の土地開発公社保有地を含む用地と定め、今後、効率的な建設や運営を目指し、民間のノウハウを活用した手法の検討を行ってまいります。 次に、「人と文化が和むまちづくり」の取り組みについて申し上げます。 平和と人権を守る施策につきましては、人権が尊重され、争いのない平和な社会を構築するために「平和と人権を守る都市宣言」の具現化に向けて、今後も市民を初め関係団体と協働し取り組んでまいります。 国際化への対応につきましては、昨年6月、姉妹都市カナダ・コリングウッド市制150周年の記念式典に市民使節団とともに公式訪問し、相互の友好を深めてまいりました。今後は、NPO法人交野市国際交流協会と協力し、市民に国際的な関心をより一層深めていただけるよう機会を提供してまいりたいと考えております。 伝統文化の継承につきましては、教育文化会館内の歴史民俗資料展示室に展示してあります本市の貴重な歴史資料のより一層の充実を図ってまいります。特に、第二京阪道路用地内から出土しました遺物の特別展示に重点を置き、あわせて調査主体の大阪府文化財センターに協力していただきシンポジウムを開催してまいります。 また、市内に残っております古文書や民俗に関する調査などを行い、報告書にまとめ、多くの市民に市内の文化財についての理解を深めてもらえるよう努めてまいります。 次に、「市民とともに活力あふれるまちづくり」の取り組みについて申し上げます。 第4次総合計画策定作業も、いよいよ本格的な構想づくりへと向かっております。昨年度実施いたしました各種の調査を踏まえ、市民の皆様の手によって暮らしの夢を描いていただくことがこの作業の中心をなしてまいります。 さらに、今回の総合計画では、仕組みやシステムの構築が大切であると考えております。時代が大きく変革する中、安定した計画づくりは困難で、そこに力を注ぐよりも、むしろ共有する夢に向かって、ぶれることなく、しかし変化に適切に対応しつつ、その時々の担い手たちによって行動することこそが大事で、そのための仕組みを見出していく作業にも着手したいと考えております。 昨年10月に開設いたしました「市民活動ルーム」につきましては、その目的である「市民自ら企画や管理・運営を行う協働の場」、「市民活動への参加を促進するためのきっかけづくりの場」、「市民や団体相互の情報交換の場」として、今後も市民の皆様と協働し、その活用の充実を図ってまいります。 市の組織体制につきましては、今後も団塊世代職員の退職が続くことから、限られた職員数で能力高く市政を運営するために、次代を担う人材の育成は不可欠であり、組織として蓄積してきた経験や技術、知恵を継承しながら、刻々と変わる社会情勢へも柔軟に対応できることが求められております。そのため、各職場内で部下職員への指導・実践を意識づけるとともに、職員自身の能力を引き出し、自主的・意欲的に業務展開していく人材を組織として育成するという認識に立ち、人材育成に関する基本方針に基づいた研修や職場内研修(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)の実施、自己啓発の支援などを行うことにより職員力を高めてまいります。 また、組織の中で、各職階の役割や求められる能力を明確にするとともに、若手職員の積極的な登用を図り、職員力が効果的に発揮できる体制を整えながら、組織力を高めることで組織の活性化を図ってまいります。 以上の方針により編成いたしました平成21年度の各会計の当初予算は、一般会計                      200億5399万円国民健康保険特別会計                 71億7646万7千円下水道事業特別会計                  16億8580万9千円老人保健特別会計                      1461万2千円介護保険特別会計                   39億2537万6千円公共用地先行取得事業特別会計              8億4681万8千円後期高齢者医療特別会計                 6億7725万3千円水道事業会計                     27億3507万5千円総額                        371億1540万円とさせていただきました。 いよいよ交野市は新しい時代を迎えます。来年3月には第二京阪道路が供用開始されます。さらには、交野の人口も既に横ばい状態に入っています。少子・高齢化も進んできます。市民の価値観も大きく変わってくると思います。まさに今、新しい時代の交野のまちづくりをどうするか、その作業を進めて行くときだろうと思っております。 新しい時代のまちづくりのキーワードは、スローライフではないかと私は思っています。 ファストフードに対して、本物の食を求めるスローフードという運動が起こり、そこからスローライフという言葉が生まれました。環境や健康に配慮したゆったりした暮らしという意味ですが、私はゆっくり手間をかけて、みんなで楽しみながら本物をつくる、本当の暮らし、生き方をするということだと思っています。 アメリカやヨーロッパ先導の市場主義が崩れようとしている今、エネルギーや環境、食料などができる限り地域内で循環できる仕組みを築き、自然に合った本当の暮らしをして、無駄を省くことが持続可能な体制をつくる第一歩だと考えております。その一歩を踏みしめるために、市民の皆様とともに前進してまいりたいと考えております。 以上、議員並びに市民の皆様におかれましては、格別のご支援・ご協力をいただきますよう心からお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(堀憲治) ただいまから11時まで休憩いたします。    (午前10時46分 休憩)    (午前11時00分 再開) ○議長(堀憲治) 再開いたします。 日程第4 議案第1号 専決処分事項報告について(平成20年度交野市一般会計補正予算(第4号))を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。奥野総務部長。 ◎総務部長(奥野一志) ただいま議題となりました議案第1号 専決処分事項報告について(平成20年度交野市一般会計補正予算(第4号))につきまして、ご説明申し上げます。 補正内容は、歳入歳出それぞれ2千702万3千円の追加補正でございます。国の平成20年度第2次補正予算の定額給付金及び子育て応援特別手当の給付に係る準備作業を事前に着手する必要から、その事務経費について専決処分をいたしたところでございます。 予算書の10ページをお開き願います。 定額給付金交付事業費及び子育て応援特別手当交付事業費について、それぞれ職員の時間外勤務手当てやアルバイト賃金、郵便料や電算委託料等で総額2千702万3千円の歳出予算で、全額国庫補助金の交付がございます。 以上が2月16日付で専決処分いたしました補正予算の概要でございます。よろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(堀憲治) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議案第1号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、議案第1号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 討論なしと認めます。 これより議案第1号を採決いたします。本件は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり承認されました。 日程第5 議案第2号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。中田市長。 ◎市長(中田仁公) ただいま上程いただきました議案第2号 教育委員会委員の任命につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。 教育委員会委員の今堀勇氏が昨年10月31日付で辞職をされたため、同氏の後任として神谷誠人氏をお願いするものでございます。 神谷氏は、昭和61年に京都大学を卒業された後、昭和63年に弁護士として登録され、ご活躍されておられます。これまで、自治体の市民法律相談にも長く携わってこられ、昨年6月からは本市の市民法律相談担当員としてお越しいただいております。日常生活上の身近な法律問題についても精通され、問題解決のための対処方法や法的手続の仕方など、専門的知識や豊富な経験をお持ちでございます。また、人格も高潔で識見も非常にすぐれており、教育委員として適任であると考えております。 さらに、教育委員会は、教育行政や学校運営が教員など教育の専門家だけの判断で偏ることのないよう、レーマンである委員を通じて、広く社会常識や住民ニーズを反映させる役割を担っておりまして、合議制で運営されております。 昨今、社会経済情勢が大きく変革する中で、教育委員会が取り組むべき課題は多様化しており、法的見地から判断や対応することが必要な場面も多くなっております。今後、ますます複雑化するであろう教育行政に適切に対応していく上でも、同氏にその豊かな識見と手腕を発揮していただきたく、ご就任をお願い申し上げる次第であります。 なお、同氏の任期でございますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第5条第1項の規定により、前任者の残任期間とされ、平成23年10月31日までとなっております。 何とぞご理解いただきまして、ご同意賜りますようお願い申し上げまして提案理由にさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(堀憲治) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議案第2号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、議案第2号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 討論なしと認めます。 これより議案第2号を採決いたします。本件は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり同意することに決しました。 日程第6 議案第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 理事者より提案理由の説明を求めます。中田市長。 ◎市長(中田仁公) ただいま上程いただきました議案第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、その提案理由のご説明を申し上げます。 現在、本市固定資産評価審査委員会委員として大変ご苦労いただいております角田祥子氏でございますが、平成15年4月1日にご就任をいただきまして、この3月31日をもちまして2期目の任期が満了いたします。 角田委員におかれましては、ご案内のとおり、専門的な知識や、豊富な経験をお持ちであるとともに、人格が高潔で識見も非常にすぐれ、固定資産評価審査委員会委員としてご就任以来、多大なご尽力を賜っておるところでございます。今後、ますますその豊かな識見と手腕を一層発揮していただきたく、再任をお願い申し上げる次第でございます。 何とぞご理解いただきまして、ご同意賜りますようお願いを申し上げまして提案理由にかえさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(堀憲治) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議案第3号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、議案第3号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 討論なしと認めます。 これより議案第3号を採決いたします。本件は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり同意することに決しました。 日程第7 議案第4号 交野市職員の厚生制度に関する条例についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。松宮理事。 ◎理事兼会計管理者(松宮誠) ただいま上程いただきました議案第4号 交野市職員の厚生制度に関する条例につきまして、提案理由並びに改正内容のご説明を申し上げます。 職員の厚生制度につきましては、地方公務員法第42条におきまして、地方公共団体にその実施が義務づけられております。また、その費用も地方公共団体が一定負担すべきものと解されているところでございます。 これまで、本市では、交野市職員の共済制度に関する条例に基づき、職員の福利増進及び厚生に関します事業を実施し、執務能率の向上に努めてまいったところでございます。しかしながら、現在の条例は、制定から半世紀以上が経過し、この間、社会情勢も大きく変化いたしております。 また、本市の厚生事業の多くを社団法人大阪府市町村職員互助会に委託してきたところでございますが、その互助会は諸般の事情から平成21年3月31日をもって解散することが予定されているところでございます。 これらのことから、平成21年度以降の職員の厚生制度を円滑に実施する必要があるため、条例を全部改正しようとするものでございます。 それでは、改正内容についてご説明申し上げます。 まず、今回、全部改正しようといたします条例は、交野市職員の厚生制度に関する条例でございます。 第1条は本条例の趣旨を、第2条は本条例の適用を受ける職員の範囲を規定したものでございます。 第3条は、職員の厚生事業を交野市職員厚生会に行わせることができる旨の規定を、第4条は、補助に関する規定で、市が厚生会に対しまして事業実施に必要な費用を補助することができる旨の規定を、第5条は、職員を厚生会の事務に従事させることができる旨の規定を設けたものでございます。 第6条は、市長への委任規定でございます。 なお、附則といたしまして、本条例の施行を平成21年4月1日からとするものでございます。 よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願い申し上げまして提案理由及び改正内容の説明とさせていただきます。 ○議長(堀憲治) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議案第4号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、議案第4号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 討論なしと認めます。 これより議案第4号を採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 日程第8 議案第5号 交野市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。冨田保健福祉部長福祉事務所長。 ◎保健福祉部長福祉事務所長(冨田芳一) ただいま議案となりました議案第5号 交野市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の提案理由を申し上げます。 今回の条例の一部改正は、児童福祉法の一部改正に伴うものでございまして、平成21年4月1日から、養育者の住居で保護者のない児童または保護者に看護させることが不適当であると認められる児童を養育する小規模住居型児童養育事業が創設されることに伴い、条例の一部改正を行うものでございます。 この小規模住居型児童養育事業では、養育する児童の生活費や教育費とともに、医療費につきましても都道府県が負担することとされておりますことから、この事業を行う養育者及びその養育児童を本市のひとり親家庭医療費助成の対象から除外するために行うものでございます。 よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願い申し上げまして提案理由とさせていただきます。 ○議長(堀憲治) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議案第5号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、議案第5号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 討論なしと認めます。 これより議案第5号を採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 日程第9 議案第6号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。山本市民部長。 ◎市民部長(山本和孝) ただいま議題となりました議案第6号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例についての提案理由を申し上げます。 今回の条例改正は、児童福祉法等の一部を改正する法律が12月3日に公布、4月1日から施行されることに伴うものでございます。 その内容でございますが、今回の法改正では、既存の里親制度と児童福祉施設との中間的な役割を担う小規模住居型児童養育事業が創設され、その事業を行う者に委託されている児童は国民健康保険の被保険者としない対象者とされたことにより、条例第5条、被保険者としない者中にその旨を追加するものでございます。 詳細は、別に提出させていただいております参考資料をご高覧くださいますようお願い申し上げます。 よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして提案理由とさせていただきます。 ○議長(堀憲治) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議案第6号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、議案第6号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 討論なしと認めます。 これより議案第6号を採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議事整理の都合上、日程第10から日程第12の3件を一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、日程第10から日程第12の3件を一括議題とすることに決しました。 日程第10 議案第7号 平成20年度交野市一般会計補正予算(第5号)について 日程第11 議案第17号 平成20年度交野市一般会計補正予算(第6号)について 日程第12 議案第8号 平成20年度交野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について 以上3件を一括議題といたします。 一括して理事者から提案理由の説明を求めます。奥野総務部長。 ◎総務部長(奥野一志) ただいま一括議題となりました議案第7号 平成20年度交野市一般会計補正予算(第5号)について、議案第17号 平成20年度交野市一般会計補正予算(第6号)について並びに議案第8号 平成20年度交野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、その概要を申し上げます。 初めに、議案第7号 平成20年度交野市一般会計補正予算(第5号)について、その概要を申し上げます。 補正内容は、総額3億7千668万円の追加補正と繰越明許費の設定及び地方債の変更をお願いするものでございます。 歳出からご説明申し上げます。 予算書の12ページをお願い申し上げます。 総務費、総務管理費、一般管理費の職員手当等で勧奨退職者が見込まれますことから、1億9千703万3千円の増額をお願いするものでございます。 次に、財政管理費の積立金でございますが、一般寄附がございましたので、財政調整基金に積み立てをするものでございます。 また、企画費の積立金では、姉妹都市交流基金管理委員会が解散されたことに伴い返還された4千407万3千円を地域保全整備基金に積み立てることといたしました。 次に、民生費、社会福祉総務費の負担金、補助及び交付金でございますが、後期高齢者医療費の増加によりまして、広域連合療養給付費負担金3千万円の増額をお願いするものでございます。 また、後期高齢者医療特別会計において、保険料における法定軽減部分については府と市で負担することとなっておりますが、確定した保険基盤安定納付金に不足が生じるため、後期高齢者医療特別会計への繰出金といたしまして934万8千円を繰り出しするものでございます。 次に、児童福祉総務費の負担金、補助及び交付金900万円でございますが、民間保育所の延長保育利用者の増加に伴い、民間保育所への助成金の追加交付を行うものでございます。 次に、13ページの生活保護費でございますが、保護世帯の増加によりまして、8千万円の増額をお願いするものでございます。 次に、歳入でございますが、11ページの国庫支出金は、生活保護費の国負担分6千万円、府支出金では、後期高齢者医療保険基盤安定に係る府負担金701万円を上げております。 また、一般寄附で722万6千円、雑入で4千407万3千円の歳入があり、それぞれ基金へ積み立てをするものでございます。 市債の退職手当債については、勧奨退職者による増額に伴い、発行額を増額するものでございます。 土木費の自然環境整備事業債4千960万円は、地域再生事業分として起債の充当額が増加となったため、補正をお願いするものでございます。 その他、今回の補正で不足する財源につきましては、確定しております地方交付税を充てるものでございます。 次に、4ページの繰越明許費でございますが、一つは土木費、都市計画費の私部西線道路事業用地の鑑定料40万円と測量委託料600万円につきましては、境界確定図等の作成あるいは実施設計の見直し業務、工法等の検討に時間を要し、年度内の実施が困難となり、繰り越しをお願いするものでございます。 2つ目は、交野小学校及び長宝寺小学校の耐震補強工事の監理委託及び工事費でございますが、昨年12月において、国の補正予算を活用した補正をお願いしたものでございましたが、年度内の実施が困難であり、繰り越しをお願いするものでございます。 次に、5ページの地方債補正は、退職手当債及び自然環境整備事業債の増額変更をするものでございます。 以上が平成20年度交野市一般会計補正予算(第5号)の概要でございます。 次に、議案第17号 平成20年度交野市一般会計補正予算(第6号)について、その概要を申し上げます。 補正内容は、総額3千194万1千円の追加補正をお願いするものでございます。 予算書の10ページの歳出からご説明いたします。 民生費、児童福祉費、児童措置費の委託料で保育児童委託料に不足が見込まれ、3千194万1千円の増額をお願いするものでございます。 予算書の9ページの歳入でございますが、国庫補助金府支出金については、それぞれの負担区分によるもので、市負担分については確定いたしております地方交付税を充てております。 以上が平成20年度交野市一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。 最後に、議案第8号 平成20年度交野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、その概要を申し上げます。 補正内容は、総額1千590万円の追加補正と繰越明許費の設定をお願いするものでございます。 予算書10ページの歳出からご説明いたします。 総務費、総務管理費、一般管理費の委託料でございますが、制度変更によります電算システムの改修をするもので、委託料655万2千円を計上いたしております。この改修費につきましては、全額国庫負担でございます。 次に、後期高齢者医療広域連合納付金の負担金、補助及び交付金でございますが、保険料の軽減に充てる保険基盤安定納付金が確定し、不足分934万8千円を増額するものでございます。財源につきましては、一般会計からの繰り出しによるものでございます。 次に、4ページの繰越明許費でございますが、総務費の電算委託料につきましては、年度内契約が前提で国庫補助が受けられるものでございますが、年度内の完成が困難であり、翌年度へ繰り越しをするものでございます。 以上が平成20年度交野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。 よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げ提案理由といたします。 ○議長(堀憲治) 説明が終わりました。 これより議案第7号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第7号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 次に、議案第17号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第17号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 次に、議題となっております議案第8号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、議案第8号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 討論なしと認めます。 これより議案第8号を採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 日程第13 議員提出議案第1号 予算特別委員会の設置についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。三浦議員。 ◆4番(三浦美代子) ただいま議題となりました議員提出議案第1号 予算特別委員会の設置について、議案書に記載の4名の賛成者とともに、提出者としてその提案理由を申し上げます。 昨今の社会情勢は、百年に一度の不況とも言われているとおり非常に厳しいものがあり、当然地方自治体の財政の根幹ともなる市民税、法人税に大きく影響を及ぼすものであります。実際、愛知県豊田市におかれましては、トヨタショックと言われるほど、平成21年度の法人税の見込みが96%の減収になると言われています。 本市においては、その税収の形態が法人税によるものではなく、主に市民税に依存するところが大きく、差し迫って多大な減収につながるものではないものと思われます。しかしながら、昨年に公表された交野市の財政状況を指し示す財政健全化判断比率は、危険値には及ばないものの、決して楽観できるものではなく、これまで以上に予算執行に対し創意工夫が求められることは否めない事実であります。 このような予算に対し、細部にわたり慎重な審議を行うため、9名の委員による予算特別委員会の設置をご提案申し上げる次第でございます。 議員各位には、よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げ提案理由といたします。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(堀憲治) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議員提出議案第1号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第1号を採決いたします。本件は9人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、本件は9人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。 ただいま設置されました予算特別委員会委員の選任については、交野市議会委員会条例第5条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思います。 これより予算特別委員会委員の指名を事務局より報告いたさせます。事務局。 ◎事務局次長(船戸巌) 予算特別委員会の氏名をご報告申し上げます。なお、順不同でございますので、よろしくお願い申し上げます。 予算特別委員会委員9名、中上議員、皿海議員、友井議員、岩本議員、吉坂議員、前波議員、栗原議員、稲田議員、谷議員、以上でございます。 ○議長(堀憲治) 報告はお聞きの次第であります。 お諮りいたします。予算特別委員会委員の選任については、ただいまご報告いたしましたとおり、それぞれ指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君を予算特別委員会委員に選任することに決しました。 ただいまから委員会条例第7条の規定により予算特別委員会を開き、委員長及び副委員長の互選をお願いいたします。 まもなく正午となりますので、ただいまから午後1時まで休憩いたします。    (午前11時34分 休憩)    (午後1時00分 再開) ○議長(堀憲治) 再開いたします。 休憩中に選出していただきました予算特別委員会の委員長及び副委員長の氏名を事務局より報告いたさせます。事務局。 ◎事務局次長(船戸巌) 予算特別委員会委員長並びに副委員長の氏名をご報告申し上げます。 予算特別委員会委員長、岩本議員、副委員長、稲田議員、以上でございます。 ○議長(堀憲治) 報告はお聞きの次第であります。 お諮りいたします。議事整理の都合上、日程第14から日程第20までの7件を一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) ご異議なしと認めます。よって、日程第14から日程第20までの7件を一括議題とすることに決しました。 日程第14 議案第9号 平成21年度交野市一般会計予算について 日程第15 議案第10号 平成21年度交野市国民健康保険特別会計予算について 日程第16 議案第11号 平成21年度交野市下水道事業特別会計予算について 日程第17 議案第12号 平成21年度交野市老人保健特別会計予算について 日程第18 議案第13号 平成21年度交野市介護保険特別会計予算について 日程第19 議案第14号 平成21年度交野市公共用地先行取得事業特別会計予算について 日程第20 議案第15号 平成21年度交野市後期高齢者医療特別会計予算について 以上7件を一括議題といたします。 一括して理事者から提案理由の説明を求めます。吉田副市長。 ◎副市長(吉田景司) ただいま一括上程をいただきました議案第9号から議案第15号までの議案につきまして、その提案理由と概要を申し上げます。 まず、平成21年度予算についての国の動向でございますが、予算編成の基本的考え方の中で、平成21年度の我が国経済については、世界的な景気後退が続く中で、内需、外需ともに厳しい状況が続くとされ、また世界の経済金融情勢の悪化によっては、景気の下降局面がさらに厳しく、また長くなるリスクが存在することに留意する必要があるとし、そうした中で、地方財政は地方財政計画の規模の抑制に努めても、なお財源不足が大幅に拡大する状況にあるとされております。 このような状況を踏まえまして、本市におけます平成21年度の予算編成に当たりましては、経常経費については、引き続き前年度予算を上限とした枠配予算とし、投資的経費につきましては、各部で精査をした上で、財政健全化推進本部において予算案を決定させていただきました。 平成21年度の一般会計及び国民健康保険特別会計から後期高齢者医療特別会計までの6特別会計の予算規模は343億8千32万5千円で、前年度より10億8千373万5千円、率にいたしまして3.3%の増額となりました。 それではまず、議案第9号 平成21年度一般会計予算の概要を申し上げます。 予算書の1ページでございますが、予算総額は200億5千399万円の歳入歳出予算と、地方債並びに一時借入金などの予算でございます。 歳入歳出予算は、前年度と比較いたしまして7億600万2千円の増額となっております。 増額の主な理由でございますが、恐れ入りますが、少し飛んでいただきまして、167ページの性質別及び目的別歳出内訳をお開き願います。 公債費が51億1千910万4千円で、前年度の40億8千906万4千円と比較いたしまして10億3千4万円の増となっております。この公債費の中に含まれる借換債が9億4千625万9千円増額となったことによるものでございます。 次に、168ページの経常収支に関する調べでございますが、財政硬直化を判断する指標であります経常収支比率は106.0%で、前年度の105.5%と比較いたしまして0.5ポイント悪化している状況でございます。原因といたしましては、市税を中心とした経常一般財源額の減少と経常一般財源充当額の扶助費、公債費等の増加によるものと考えております。 続きまして、戻っていただきまして、16ページでございます。16ページから、歳入の主なものについてご説明をいたします。 市税でございますが、地方税法の改正に伴い、今年度より、年金受給者の大半が普通徴収から特別徴収に移行することになり、特別徴収の納税義務者数が増加し、普通徴収の納税義務者数が減少いたします。個人市民税におきましては、6千764万2千円の減額となっておりますが、これは納税義務者数の減少や1人当たりの納税額の減少によるものでございます。 また、法人市民税におきましても、世界的な景気の減速や急激な円高等により企業の業績悪化が予測され、9千713万7千円の減額といたしております。 また、固定資産税につきましては、新年度は評価替えの年でございまして、土地については若干の増加を見込んでおりますものの、家屋償却資産は9千390万8千円の減額といたしました。 市税全体で、前年度と比較いたしますと、3億654万2千円の減額といたしました。 次に、18ページの地方譲与税でございます。 道路特定財源の一般財源化に伴い、地方道路譲与税の名称が地方揮発油譲与税に改正され、2千300万円を見込んでございます。 19ページの地方道路譲与税は、法改正前に課税された税収分として1千360万円を計上しております。 次に、20ページの自動車取得税交付金の旧法による自動車取得税交付金は、昨年5月の法改正以前に課税されました滞納分の収納を見込んでございます。 次に、地方特例交付金でございますが、減収補てん特例交付金は、住宅ローン等特別税控除によります減収及び自動車収得税の減収分の補てんとして8千400万円を計上しております。 次に、21ページの分担金及び負担金でございますが、児童福祉費負担金、児童措置費負担金で、保育料の改正によりまして、前年度と比較して1千190万2千円増の2億6千819万2千円を計上しております。 また、使用料及び手数料でございますが、総務使用料、自転車駐車場使用料については、料金改正に伴いまして、前年度と比較して1千500万円増の1億2千円を計上しております。 次に、24ページでございます。 24ページの国庫支出金でございますが、生活保護費負担金で、前年度と比較しまして4千791万6千円増の7億3千80万6千円を計上しております。これは、生活保護費の増加に伴う国負担分の増加でございます。 次に、28ページの府支出金ですが、総務費委託金、徴税費委託金で、前年度と比較して4千727万1千円の減となっております。これは、前年度において、府民税徴収事務委託金の税源移譲に伴う還付金を見込んでいたためでございます。 次に、29ページの財産収入の不動産売払収入でございますが、前年度と比較して1億813万4千円減の6千40万円といたしております。これは、前年度におきまして、土地開発公社健全化計画による不動産の売却収入を計上していたためでございます。 次に、30ページの基金繰入金でございますが、新年度においても、不足財源を補いますために、財政調整基金、公債費管理基金、社会福祉事業基金、都市の緑基金、合わせて7億9千万円の基金の取り崩しといたしました。 続いて、33ページの市債でございますが、前年度に比べまして12億7千849万円の増額となっております。これは、退職手当債で1千万円、地方交付税の代替財源の臨時財政対策債で2億4千700万円、借換債で9億4千619万円の増額によるものでございます。 続きまして、歳出の主なものについてご説明をいたします。 恐れ入りますが、予算書の46ページをお開きください。 総務費、企画費の委託料で600万円を計上しておりますが、引き続き大学と連携をしながら第4次総合計画の策定作業を行うための支援業務委託料でございます。 次に、49ページの交通安全対策費の工事請負費で、自転車駐車場・更衣施設設置工事4カ所分181万円と、各自転車駐車場補修工事費105万円を計上しております。 次に、少し飛びますが、55ページでございます。 55ページの賦課徴収費、役務費の電子申告受付サービス利用料278万8千円でございますが、公的年金の特別徴収や電子申告に必要なデータのやりとりに使うサーバー、回線、ソフトの利用料でございます。 続いて、56ページの委託料、電算委託料5千831万2千円でございますが、税制改正等に伴いますシステム改修委託料1千805万6千円を含め計上しております。 また、固定資産評価システム業務委託料は、航空写真撮影業務、航空写真画像データ作成業務委託料455万4千円を含め、943万7千円を計上しております。 また、少し飛びますけれども、76ページをお開き願います。 後期行動計画ニーズ調査といたしまして、民生費、児童福祉総務費、需用費の消耗品費48万4千円のうち45万円、印刷製本費24万9千円のうち14万7千円、それから77ページの役務費の後期行動計画ニーズ調査50万円、委託料のニーズ調査委託料90万3千円を合わせて、合計200万円を計上しております。 また、77ページでございますが、委託料、保育システム電算委託料414万1千円は、システム導入によりまして事務の効率化を図るものでございます。 次に、負担金、補助及び交付金の子育て支援事業補助金960万円でございますが、地域の子育て支援機能の拡充を図ることを目的として、事業に取り組む民間保育所に対する補助金でございます。 次に、80ページでございますが、80ページの保育所費、工事請負費でございますけれども、園児の安全確保の観点から、3園に防犯カメラを設置いたしますため、400万円を計上しております。 続いて、82ページの生活保護費、備品購入費1千648万5千円でございますが、国の補助を受けて生活保護システムの更新を行うものでございます。 次に、87ページの衛生費、環境対策費、委託料の環境調査等委託料1千234万9千円のうち、第二京阪道路環境監視委託料として225万円を計上しております。これは、一般環境大気調査や窒素酸化物濃度簡易調査の調査地点を追加し、補足調査の充実を図るものでございます。 次に、88ページの備品購入費699万6千円でございますが、環境測定機器を購入し、市独自の測定を実施するものでございます。 続いて、89ページの母子衛生費、需用費の消耗品費86万4千円のうち25万7千円、委託料の医療機関健診委託料2千420万2千円のうち1千632万1千円、負担金、補助及び交付金の妊婦健診補助で150万円、合計1千807万8千円を妊婦健診に係る経費として計上しております。妊婦健診の補助につきましては、金券方式といたしまして、1回2千500円を10回分補助する予定でございます。 次に、93ページでございます。 93ページの塵芥処理費、需用費で300万円、それから95ページの工事請負費で700万円、合計1千万円でございますが、粗大ごみの破砕機関関係経費を計上させていただいております。 次に、95ページの塵芥処理費、備品購入費でございますが、清掃運搬車1台の購入を予定してございます。 続きまして、96ページの塵芥処理費、負担金、補助及び交付金で、四條畷市交野市清掃施設組合負担金といたしまして5億696万6千円を計上しております。 続いて、101ページでございます。 農地費、負担金、補助及び交付金でございますが、農業施設整備補助金といたしまして、藪の下水路新設補助金600万円を、星田新池改修事業補助金で2千10万6千円をそれぞれ計上いたしております。 続きまして、106ページの土木費、道路維持費の工事請負費でございますが、道路維持工事費1億480万5千円に、その他道路及び附属施設補修工事、その他緊急工事に係る経費1千480万5千円を計上しております。 続きまして、107ページの道路新設改良費、委託料210万円でございますが、第二京阪道路供用開始よりまして渋滞が予測される幾野春日線の渋滞緩和を目的とした右折レーンを確保いたしますため、測量設計を委託するものでございます。 また、工事請負費で、私部青山線道路改良工事や歩道の改良工事として、40カ所分を合わせて2千850万円を計上しております。 さらに、公有財産購入費で、私部青山線事業用地で600万円、土地開発公社健全化計画に基づく郡津5丁目道路用地の公社からの買い戻しといたしまして8千697万6千円を計上しております。 次に、108ページの河川維持費の工事請負費で、がらと川(仮称)補修工事費等630万円を計上いたしております。 続いて、109ページの浸水対策費、委託料の維持管理業務委託に市域治水対策調査委託料1千50万円を計上いたしておりますが、地域全体の浸水対策計画を作成し、今後の浸水対策事業を実施していく資料といたしますため調査委託をするものでございます。 また、工事請負費の900万円でございますが、浸水対策工事として、倉治6丁目や郡津3丁目の水路補修工事や星田7丁目の配水施設補修工事等を予定しております。 次に、112ページの都市計画総務費、委託料の第二京阪道路関連調査委託料220万円でございますが、新年度は、これまでの8カ所に加えまして、抜け道として利用が予想される5カ所の交通量調査を実施するものでございます。 また、都市計画マスタープラン改定基礎調査委託でございますが、次期目標年次を定めるに当たり、現行のマスタープランの課題抽出を行い、改定の基礎となる業務を委託するもので、200万円を計上いたしております。 続いて、113ページの街路事業費委託料で、私部西線道路事業用地測量委託として210万円を計上しております。 続きまして、115ページの里山整備費、公有財産購入費でございますが、土地開発公社健全化計画に基づきまして、自然環境整備用地を2億9千568万円で買い戻すものでございます。 少し飛びますが、131ページの教育費、小学校費、学校管理費の工事請負費でございますが、デジタル放送アンテナ設置工事費200万円を各校補修工事等の電気設備関係に計上いたしております。 また、132ページの小学校費、教育振興費、備品購入費の教材購入費一般に、地上デジタル放送対応テレビ購入費といたしまして250万円を計上しております。 さらに、135ページでございますが、中学校費、学校管理費の工事請負費におきましても、デジタル放送アンテナ設置工事費80万円を、また136ページの中学校費、教育振興費、備品購入費におきましても、教材購入費一般にデジタル放送対応テレビ購入費100万円をそれぞれ計上いたしております。 続きまして、また少し飛んで恐縮でございますが、152ページでございます。 152ページの公債費でございますが、借換債は11億3千786万9千円でございます。 以上、簡単でございますが、一般会計の予算説明とさせていただきます。 続きまして、議案第10号 平成21年度交野市国民健康保険特別会計予算の概要を申し上げます。 予算書1ページの予算総額でございますが、71億7千646万7千円で、前年度と比較いたしまして2億8千6万円の増加となっております。 恐れ入りますが、21ページをお開き願います。 まず初めに、保険給付の基礎となります被保険者数でございますが、一般被保険者は1万5千90人と見込んでおりまして、前年度と比べ260人の増加、また70歳以上の高齢受給者は、380人減の3千130人を見込んでおります。退職被保険者は1千280人で、880人の減少と見込んでおります。 歳出の大部分を占めます保険給付費は、一般被保険者療養給付金の年間1人当たりの額が23万6千10円で、前年度より3万4千505円の増加で見込みますとともに、高齢受給者分としては、年間1人当たり52万7千585円で積算し、計上いたしております。 一般被保険者療養諸費では39億5千489万円を計上しておりまして、前年度よりも2億9千136万8千円の増加となっております。 増加の理由は、退職者医療制度の段階的廃止によりまして、65歳以上の退職者被保険者が一般被保険者へ移行したことが大きな要因でございます。 次に、退職被保険者と療養諸費につきましては、被保険者の減少等によりまして、2億789万6千円減の3億6千761万9千円を計上しております。 次に、25ページでございます。 後期高齢者支援金でございますが、前年度は制度開始の年でありまして、11期分の支払いでございましたが、新年度は12期分となりますため、9千801万8千円増の8億3千760万8千円を計上しております。 次に、26ページの老人保健拠出金でございます。老人保健制度は前年度から廃止されましたが、平成19年度拠出金の精算金の残がございまして、7千623万1千円を計上しております。 次に、介護納付金でございますが、前年度より2千445万円減の2億8千608万3千円を計上しております。 続いて、27ページの共同事業拠出金でございますが、保険財政共同安定化事業拠出金等と合わせまして、1億7千480万6千円増の8億4千229万6千円を計上しております。 次に、歳入でございますが、12ページのほうへお戻りください。 12ページの国民健康保険料でございます。一般及び退職者を合わせまして、総額19億6千263万2千円で、前年度と比較いたしまして4千599万3千円の減少となっております。 次に、13ページの国庫支出金でございますが、前年度に比べ4千638万9千円増の13億1千1万6千円といたしております。 次に、14ページの療養給付費交付金でございますが、退職被保険者に係る給付費が、制度改正に伴う被保険者数の減少によりまして、1億6千957万1千円減の3億1千756万9千円といたしております。 次に、前期高齢者交付金でございますが、65歳から74歳の前期高齢者に係る給付費等について、医療保険者間の負担の不均衡を是正いたしますため、加入者数に応じまして財政調整するものでございまして、3億2千516万1千円増の16億4千556万1千円を計上いたしております。 次に、15ページの共同事業交付金でございますが、先ほど歳出で申し上げました拠出金とほぼ同額が交付されますことから、8億4千212万2千円を計上いたしております。 以上が平成21年度交野市国民健康保険組合特別会計予算の概要でございます。 続きまして、議案第11号 平成21年度交野市下水道事業特別会計予算の概要を申し上げます。 予算書の1ページでございます。 予算総額は16億8千580万9千円で、前年度と比較いたしますと6千626万3千円の減となっております。 恐れ入りますが、9ページの歳入のほうから説明をさせていただきます。 下水道使用料については、改定に伴う増収分等を5千271万5千円、上積みいたしまして、11億3千14万1千円といたしております。 次に、14ページの下水道布設費でございますが、前年度に引き続き、私部西地区などで国庫補助、単独分、合わせまして1億200万円の工事を施工いたします。 次に、15ページの広域下水道費でございますが、前年度と比較いたしまして3千968万円減の4億5千457万3千円といたしておりますが、これは主に淀川左岸流域下水道事業費分についての負担金が減少するためでございます。 以上が平成21年度下水道事業特別会計予算の概要でございます。 続きまして、議案第12号 平成21年度交野市老人保健特別会計予算の概要を申し上げます。 予算書の1ページでございますが、予算額は歳入歳出それぞれ1千461万2千円で、老人保健制度が平成20年3月診療分を最後に後期高齢者制度に移行となったことに伴いまして、前年度と比較いたしまして4億4千706万1千円の減となっております。 11ページの歳出をごらん願います。 医療諸費の医療給付費でございますが、昨年3月診療分までの請求においては、過誤請求や診療内容の疑義等により医療機関に差し戻しをした診療報酬明細書の再請求権が3年間ございますので、再請求見込み分といたしまして902万4千円を計上いたしております。 次に、9ページにお戻りをいたただきまして、歳入でございますが、支払基金交付金、医療費交付金で451万2千円、国庫負担金、医療費負担金で300万8千円、府負担金、医療費負担金で75万2千円を、それぞれ医療費の負担割合に応じて計上いたしております。 また、繰入金、一般会計繰入金は、医療費市負担分と事務費を合わせまして629万5千円を計上いたしております。 以上が平成21年度交野市老人保健特別会計予算の概要でございます。 続きまして、議案第13号 平成21年度交野市介護保険特別会計予算の概要を説明申し上げます。 予算書の1ページをお開き願います。 予算額は、歳入歳出それぞれ39億2千537万6千円で、介護サービス利用者の増や介護報酬単価の改定などによりまして2億6千967万8千円の増となっております。 9ページからの歳入でございますが、介護保険料は6千89万2千円増額の9億3千524万7千円を計上いたしております。 国庫支出金の介護給付費負担金は6千496万3千円増の6億6千219万6千円を、10ページの支払基金交付金の介護給付費交付金は6千748万7千円増の11億1千122万7千円を、また府支出金の介護給付費負担金は4千462万3千円増の5億4千163万3千円を計上いたしております。 また、11ページの繰入金でございますが、介護給付費や地域支援事業費の市負担分、職員給与、事務費などを合わせまして6億2千355万3千円を計上しております。 次に、歳出でございますが、16ページをお開きください。 16ページから17ページの保険給付費は、介護サービス利用者の増や介護報酬単価の改定などで3億3千718万円増の37億409万2千円を計上し、18ページから19ページの地域支援事業費では6千66万6千円を、21ページでございますけれども、財政安定化基金償還金、これでは846万9千円を計上いたしております。 以上、簡単でございますが、平成21年度交野市介護保険特別会計予算の説明とさせていただきます。 次に、議案第14号 平成21年度交野市公共用地先行取得事業特別会計予算の概要をご説明申し上げます。 本予算は、平成18年度から取り組んでおります土地開発公社経営健全化2次計画に基づき、買い戻しをするものでございます。 1ページでございますが、予算総額は、歳入歳出それぞれ8億4千681万8千円で、前年度に比べまして3億3千388万円の増となっております。 10ページをお開き願います。 歳出でございます。 事業費といたしまして、星田ふれあい広場整備事業用地2千55.52㎡を2億7千690万5千円で、仮称でございますが、南星台1丁目公園用地881.17㎡を2億1千765万7千円で、幾野4丁目住工混在抑制用地658.84㎡を3億352万で土地開発公社から買い戻しをするものでございます。 9ページの歳入でございますが、市債、公共用地先行取得等事業債7億9千800万円を発行させていただきます。なお、この起債につきましては、充当率が100%でございます。 一般会計繰入金につきましては、前年度発行の起債の利息分の繰り出しと、公債費4千672万6千円及びその他の経費、合わせて4千881万8千円を計上しております。 以上が平成21年度交野市公共用地先行取得事業特別会計予算の概要でございます。 最後に、議案第15号 平成21年度交野市後期高齢者医療特別会計予算の概要のご説明を申し上げます。 予算書の1ページでございますが、予算額は歳入歳出それぞれ6億7千725万3千円で、前年度と比較して743万9千円の増となっております。 12ページの歳出のほうをごらんください。 歳出の大部分を占めます後期高齢者医療広域連合納付金は、後期高齢者医療保険料の徴収分等を大阪府後期高齢者医療広域連合へ納付するもので、6億4千151万2千円を見込んでおります。 戻っていただいて、9ページの歳入でございますが、後期高齢者医療保険料につきましては、年金から天引きする特別徴収保険料で3億4千147万8千円を見込み、普通徴収保険料で1億8千970万7千円、また滞納繰越分で193万3千円を見込んでおります。 また、繰入金の一般会計繰り入れは、保険料の法定軽減に対する保険基盤安定制度分と事務経費を合わせて1億3千139万2千円を計上いたしております。 以上が平成21年度交野市後期高齢者医療特別会計予算の概要でございます。 よろしくご審議をいただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、一般会計並びに6特別会計予算の提案理由と概要の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(堀憲治) 説明が終わりました。 これより議案第9号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第9号については、予算特別委員会に付託いたします。 次に、議案第10号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第10号については、都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 次に、議案第11号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第11号については、都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 次に、議案第12号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第12号については、都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 次に、議案第13号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第13号については、都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 次に、議案第14号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第14号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 次に、議案第15号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第15号については、都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 日程第21 議案第16号 平成21年度交野市水道事業会計予算についてを議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。堀上水道事業管理者職務代理者兼水道局長。 ◎水道事業管理者職務代理者兼水道局長(堀上等史) ただいま議題となりました議案第16号 平成21年度交野市水道事業会計予算につきまして、提案理由とその概要を申し上げます。 水道事業会計予算につきましては、地方公営企業法第24条第2項の規定により調整し、議決をお願い申し上げるものでございます。 それでは、予算書の1ページをお開き願います。 予算の第2条におきましては、当該事業年度における企業活動の基本的目標となる業務の予定量を定めております。平成21年度は、給水戸数を2万6千900戸と見込みました。 次に、年間の総配水量につきましては、節水機器の急速な普及などによります使用水量の減少傾向から、平成20年度実績を参考にしまして、前年度当初予算より11万6千立方メートル減少の847万立方メートルといたしました。 また、主な建設改良事業につきましては、第6次拡張事業費を含めまして8億5千90万円を計上いたしております。 予算の第3条におきましては、当該年度の企業活動に伴い発生すると予定されるすべての収益と、それに対応いたしますすべての費用を計上しておりまして、収入にはサービス提供の対価としての料金を主体とする収益を計上いたしております。 支出には、人件費、物件費、動力費、支払利息などの諸経費のように現金が外部に流出する支出のほか、現金支出を伴わない減価償却費なども含め、サービス提供に要するすべての費用を計上いたしております。 収入でございますが、水道事業収益は、前年度当初予算に比べ3千451万2千円増額の15億7千19万4千円を計上いたしております。主な内容でございますが、営業収益といたしましては、さきの説明のとおり、使用水量の減少によりまして、給水収益を前年度比927万円の減額と見込みましたことから、14億6千105万7千円を計上いたしました。 営業外収益につきましては、前年度当初予算に比べ4千301万7千円増額の1億913万5千円を計上いたしております。これは、新浄水場築造工事などの計上によりまして事業費が大きく増額しましたことから、消費税還付金につきまして、前年度比4千326万3千円増額となったものでございます。 次に、支出でございます。2ページをお開き願います。 水道事業費用につきましては、各予算費目での増減はありますが、総額ではほぼ前年度並みでございまして、前年度当初予算に比べ230万円増額の15億321万1千円を計上いたしております。主な費用としましては、府営梅が枝団地及び府営松塚団地の水道メーター約1千200個が計量法に基づきます検定切れになりますことから、その取りかえ修繕の費用として約2千800万円を計上いたしております。さらには、平成20年度の事業料をもとに算出されます消費税の仮納付額が増加するものと見込まれますことから、約2千万円の増額といたしております。 これらの増額に対しまして、機器点検委託費用や修繕費用について精査いたしまして、その結果、総額でほぼ前年同額としたところでございます。 一方、退職手当につきまして、平成21年度の定年退職予定者は3名でございますが、各年度の予算の平準化を図ることを目的といたしまして3千万円のみを計上し、不足する額につきましては、退職給与引当金の残高3億4千624万円から充てることといたしました。 予算の第4条におきましては、資本的収入及び支出を定めております。 資本的収入といたしましては、資金の調達予定を示します企業債や工事負担金などを計上いたしております。平成21年度は、前年度当初予算に比べまして大きく増額しておりまして、7億2千239万2千円増の8億9千323万6千円を計上いたしております。増額の主な要因といたしましては、新浄水場築造工事の着手に伴います企業債借入額の増額や下水道工事による水道管の支障移設工事負担金の増額によるものでございます。 資本的支出につきましては、建設改良費といたしまして、施設整備費、設備改良費及び第6次拡張事業など、また企業債償還金を計上いたしております。平成21年度は、前年度当初予算に比べ6億7千99万円増額の12億3千186万4千円を計上いたしております。増額の主な要因といたしましては、第6次拡張事業が新浄水場築造工事の費用を計上しましたことから、前年度比5億7千150万円の増額となったことでございます。ほかに、施設設備費として、第二京阪道路の工事進捗に伴う配水管布設費用などで3千130万円の増額、設備改良費では、府営水受水管の老朽劣化に伴う布設がえ及び下水道工事に伴う配水管の支障移設工事などで5千905万円の増額となりました。それら以外の工事といたしまして、星田北地区配水管布設工事、私市1丁目地内配水管布設工事、倉治山手加圧ポンプ場改造工事などを予定いたしております。 次に、3ページをお開き願います。 予算の第5条におきましては、新浄水場築造工事につきまして、新たに継続費を設定いたしております。新浄水場築造工事を対象としまして、平成21年度から23年度までの3カ年で総額76億5千600万円の継続費を設定させていただいたものでございまして、平成21年度には新浄水場の土木建築工事に着手しますことから、6億2千300万円を計上いたしております。 なお、既存の継続費につきましては、さきの議会等でご説明しておりましたとおり、工事期間が平成20年度までとなっておりますことなどから終了させていただきまして、後日、平成20年度決算報告の中であわせまして精算報告をさせていただきます。 予算の第6条におきましては、平成21年度借り入れます企業債の目的や限度額を定めておりまして、第6次拡張事業で6億1千920万円、配水管等整備事業で2億1千810万円を計上いたしております。借り入れ先は、財政融資資金及び地方公共団体金融機構資金を予定いたしております。 次に、4ページをお開き願います。 予算第7条におきましては、流用禁止項目を定めております。職員給与費3億7千287万5千円、交際費3万円を計上いたしております。 予算第8条では、新たに購入する棚卸資産の購入限度額を273万8千円といたしております。 その他、予算の詳細につきましては、5ページ以降に添付しております予算に関する説明書の予算実施計画、資金計画、給与費明細書、継続費に関する調書、債務負担行為に関する調書、損益計算書及び貸借対照表を、さらには参考資料としまして平成20年度予算との比較及び平成21年度建設改良費の主な事業を記載しておりますので、ご参照賜りますようお願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが、平成21年度交野市水道事業会計予算の提案理由及びその概要の説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審査の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(堀憲治) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(堀憲治) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議案第16号については、都市環境福祉常任委員会に付託いたします。 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。 来る3月3日及び3月19日から23日までの間に各委員会を開き、付託案件の審査をお願いいたします。 来る3月5日は午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。どうもありがとうございました。    (午後1時56分 散会)...