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03月14日-05号

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  1. 交野市議会 1997-03-14
    03月14日-05号


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    平成 9年  3月 定例会(第1回)1.開議    平成9年3月14日午前10時01分1.出席議員(議席)   1番  辻本護邦      2番  大岡元七郎   3番  栗原俊子      4番  有井貞登   5番  白岩陽太郎     6番  山添武文   7番  吉坂泰彦      8番  大中寛次   9番  吉井治海     10番  中上さち子  11番  小林弘子     12番  笹倉 徹  13番  堀 憲治     14番  渡辺利雄  15番  稲田美津子    16番  浅田一介  17番  竹内友之輔    18番  山口幸三  19番  岩本健之亮    20番  谷 秀夫1.議会事務局職員出席者  局長   林 充彦     次長   雲川安晃  主幹   菱田 仁     係長   前田秀雄  事務職員 福田美樹1.法第121条による出席者  市長         北田輝雄   助役         田中宏治  助役         阪長 保   収入役        奥西正明  教育長        永井秀忠   理事兼総務部長    中奥正孝  理事兼市民生活部長  橋川英男   理事兼環境事業部長  北岡 紘  理事         金谷行允   理事兼国体室長    河野幸恵                    市長公室参事  市長公室長      高島康光              山本光茂                    兼秘書室長  行財政改革・まちづく        農業委員会事務局長             阪長 敏   兼市民生活部惨事   大門喜雄  り研究会担当部長          兼農政商工課長  保健福祉部長            都市整備部長             中村由美子             林  隆  兼福祉事務所長           兼土地対策課長                    下水道部長  土木部長       奥田鐵彦              山本富一                    兼天野川清掃工場長                    同和対策室長  下水道部参事     辻 勝昭              川崎勝博                    兼人権擁護推進室長  特別事業対策室長   小川武士   特別事業対策室参事  加嶋喜市  総合体育施設             森本恭司   教育管理部長     松本雅文  整備推進室長  生涯学習推進部長             武田博甫   学校教育部長     米田奉尚  兼図書課長                    市長公室副参事  消防長兼消防署長   北田樹徳              佐治秀隆                    兼企画調整課長  市民生活部副参事  兼星田出張所長           保健福祉部次長             鶴見勝彦   兼高齢者対策課長   柴野東樹  兼星田コミュニティー        兼高齢者福祉係長  センター館長  環境事業部次長             雲川勝巳   学校給食センター所長 森田安弘  兼リサイクル推進室長  学校教育部次長           水道局副参事兼             大橋 進   配水課長配水係長兼 眞井榮一  兼指導課長             特別事業対策室副参事  行政委員会事務局長  星野義博   人事課長       堀井英明  課税課長             根本謙次   納税課長       中林善造  兼固定資産税係長  市民課長       林 幸正   保険年金課長     西川 豊  社会福祉課長     木原 剛   リサイクル推進室課長 吉井幸男                    乙辺浄化センター  乙辺浄化センター所長 野島正文              藤原 茂                    所長代理                    緑地公園課長  まちづくり室主幹   山本辰男              三宅 昇                    兼公園係長緑地係長                    河川水路課長  下水道課長      奥野隆雄              青木国光                    兼管理係長  同和対策室次長           総合体育施設             田中淳一              平野正和  兼人権擁護推進室次長        整備推進室課長  総合体育施設             西川與志彦  幼児対策室長     片岡弘和  整備推進室主幹  社会教育課長            生涯スポーツ課長             西 政男   兼総合体育施設    吉田哲夫  兼庶務係長             整備推進室課長  国体室主幹      橋本時博   国体室主幹      福井得司  学務課主幹             八木隆夫  兼学務係長学事係長議事日程平成9年3月13日 日程第 1  一般質問   (午前10時01分 開議) ○議長(谷秀夫) おはようございます。これより本日の会議を開きます。まず、事務局から本日の出席状況を報告いたさせます。事務局長。 ◎事務局長(林充彦) おはようございます。議員の出席状況をご報告申し上げます。本日の会議出席議員は20名で全員出席でございます。以上で報告を終わります。 ○議長(谷秀夫) 本日の議事はお手元に配布いたしました議事日程のとおり定めておりますので、ご了承願います。 日程第1 一般質問を行います。昨日に引き続いて市民クラブ一般質問を行います。4番、有井議員。 ◆4番(有井貞登議員) 昨日に引き続いての市民クラブの質問させていただきます。1項目目の行政改革につきまして、昨日、大方意見申し上げたわけでございますけども、もう少しございますので、まず行政改革から関連をさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(谷秀夫) 7番、吉坂議員。 ◆7番(吉坂泰彦議員) 行政改革についていろいろ意見はあるんですけども、簡単に聞きたいと思います。いわゆる交野市が開発公社も含めまして借金というんですか、借りてる金額は合計幾らありますか。 ○議長(谷秀夫) 中奥理事。 ◎理事兼総務部長(中奥正孝) お答え申し上げます。交野市の一般会計におきます地方債の現在高が平成7年度末におきましては353億5600万円でございます。それから交野市の土地開発公社の7年度末現在高が345億8400万円でございます。あとちょっと下水は持っておりませんので。 ○議長(谷秀夫) 7番、吉坂議員。 ◆7番(吉坂泰彦議員) その金利は幾らで、年間幾らの利息というんですか、払わなければならないんですか。 ○議長(谷秀夫) 中奥理事。 ◎理事兼総務部長(中奥正孝) 地方債の起債の方でございますが、これにつきましては各政府資金、それから縁故債資金、これらによって借入レートは若干異なるわけでございますが、現在のところ3.4から3.5%程度まででございます。それから公社の方は今ちょっとつかんでおりません。申し訳ございません。 ○議長(谷秀夫) 7番、吉坂議員。 ◆7番(吉坂泰彦議員) この地方債の分だけでも相当な金利になると思うんですね。それで公社債、公社の関係も入れるとすごい。下水の関係も入れるともうひとつすごいと。これ1日当たりにしたらやっぱり500万円を超えてるんじゃないかなというふうな気がするわけです。毎日毎日利息を交野市として500万円以上払ってるんじゃないかなというふうに私は思ってるわけなんですよ。行政改革という場合に、やはりこの金利部分を、借金をするなというんじゃなくて、借金をしてもやはり交野市として支払える利息というんですか、そういういわゆる身の丈に合った借金をして運営をしていくというのが正常な形だろうというふうに思うわけで、別に答弁は要りません。 ただ、今回施政方針演説の中でございました、こういう項目について先取り的にやってるということが何点か挙げられました。その何点を取ってもこの利息分を埋め合わせるだけのものはない。利息分の1割を埋めるものもないんじゃないかなというふうな気がするわけなんですね。例えば公用車を普通車から軽に変えるなんていう話も、これは職員の皆さんの中で討論をしたんかなというふうな気もするわけです。このことは行政改革をやるにあたって市の職員の皆さんのご理解と、そして当然ながら市民の皆さんのご理解を得られるものとして行政改革を展開していってほしいなというふうに思うわけなんです。私は今、市民の皆さんという言葉を言いましたけども、この市民の皆さんのご理解を得て市の行政を円滑に運営していくということが必要不可欠のものだと思いますし、我々議員もその円滑な運営のためにどのような役割をしていくのかということが要請されていると思うんです。 私はそういう意味でこれからの市民参加まちづくりということで、交野市もそういうことを標榜していろんな取り組みをこれまで進められておるわけですけれども、市民参加まちづくりを進めるにあたって、市民が自主的にやってくるのを市の方が待ってするというのが今の交野市の態度じゃないかなというふうに思うんです。すべてとは言いませんけれども、やはり市民参加まちづくりを進めるにあたって市長を先頭に市民の中に入っていく。市民が問題と考えていることについて市長を先頭に助役も、そして管理職も、そして一般職員も入っていって問題を解決していく。そして市の行政のことについて、市のやり方についてご理解とご協力とを得ていく。そういう姿勢が必要なんじゃないかなというふうに思うわけなんです。昨日、市長のお話の中に掛川市の市長の話が出ました。そのことをよく市長もご存じなんですから、やはり掛川市長のようにやれということではなくて、交野市は交野市の市長としてのやり方というのを考えていってほしいなというふうに思うわけなんです。 それで私、市民参加まちづくりということについてご質問をしたいと思います。交野市も二、三十年前と達って人口も約2.5倍になりましたし、そのことで人の動き、そしてまた自動車交通の発達、いろんな交野市内の交通網の発達、先にはJR東西線の開通もあって、今新たな交野市の人間の流れというのが変わろうとしていると思うんです。このことによって各交野市の商店において、ある日突然客が来なくなるという事態ももう幾つか起こり始めていると思うんです。こういう交野市の内的な事情だけではなくて、周辺の大規模店ができる。実際に枚方ででき、また寝屋川でもそういう計画があるそうですけども、そういうことの中で交野市内にあるいわゆる小規模店というのが非常に営業が困難になってきていると思うんですね。そういう中で我々もう一度商店の存在価値というんですか、そういうものを見直す必要があるんじゃないかなと思うわけです。 今まで、今もそうですけども、昔から地域の活性化、その中心というのはやはり町で営業されている商店であったり工場であったりするわけなんです。そういう方々を非常に大事にしていくというのが我々行政の側からも必要なんじゃないかなというふうに思っているわけです。このままそういう零細商店中小商店を放置しておく、もしくは自己責任のもとにしておくというのは非常に問題があるというふうに思うわけです。 私は1つここで市長に対して提案したいと思いますので、少し検討をお願いしたいなと思うわけです。それは今年なみはや国体というのがあるわけです。このことについて交野市はソフトボールと登攀競技という格好があるわけですけども、その国体に全国の人がこの交野市に集まると思うんです。これを商工業の活性化、そしてまた交野市を全国の人々に売り込んでいくチャンスとしてとらえて対応できないのかというふうに思うわけです。私は昨年の10月議会でその一端を述べさせてもらいましたけれども、全国の人々が交野市に来たら、やはり交野市に来たという何か記念をというものを求められると思うんです。特別に交野市のメダルを作ることもよいでしょうけれども、もう既に交野市の名前の入ったいろんな商品が出てると思うんです。例えば昆布であったり和菓子であったり洋菓子であったり蜂蜜であったりお酒であったり、こういういろんな我々の身近に交野市を売り込んでもらえるものがあると思うんです。そういうものを交野市として音頭を取って国体の会場や、そしてまた駅で売る。もしよければ将来は常設店を設ける。そういうことを考えてみたらどうだろうかなというふうに思うわけです。 例えばお隣の枚方市ですが、この国体を契機に観光協会というのを再建しようというふうに聞いております。交野市に私は観光協会みたいなものを設立し、交野市の観光資源を、自然の資源も含みまして発掘して観光都市として発展させたいなという思いがあるわけですけれども、今回のなみはや国体をそこにたどり着くステップとして考えたいなというふうに思ってるわけです。いろんな財政的な問題、そしてまたハードルはたくさんあると思いますけども、このことについて市長の所見を伺いたいなと思うわけです。よろしくお願いします。 ○議長(谷秀夫) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 前回に引き続きましていろいろと交野のまちづくりの一環としての、また商工業の活性化についてご提言をいただきました。全体的には私も同感ではございます。ただ1つご理解と、またご指導いただきたいことは、現交野市の総合計画の中で、今お説のような、これはもう10何年前のものでございますんで、言葉尻をつかまえるようになりますけれども、観光都市という、この辺のところが現時点では明確になってないと。その時点ではなみはや国体なんていうのは全く何もなかったわけでございまして、今お説のように私自身もひとつこの交野の将来のまち、そういう方向で行くならば第一歩としてこのなみはや国体、今お説のようなこういう時期をとらまえることが大変重要であろうと、こういうふうに思っております。 市制施行25年を経過いたしましたが、いよいよあと3年余りで今の総合計画も終了するわけでございますが、それをにらんで新しい交野市の総合計画を立案しなきゃなりません。この時に新しい世紀を迎えて、21世紀に向けてわがまち交野はどういうまちづくりをすべきかと。これは軽々には申し上げられないところがありますけども、今のようなお説もありますので、21世紀の交野のまちづくり、もう一度20世紀後半に作りましたこの総合計画であってはならないし、そのためには本当に先ほどお話ございましたように、まさしく市民皆さん方にご理解をしていただかなければ、単に議会を含む私どもだけでこんなまちつくりますねんと、これであってはいかんと思います。したがって相当以前から時間をかけながら次の総合計画に臨むべきやと。これは確かに状況も変わりつつございます。例えば既にJR学研都市線も従来と全く違います。あの当時は単線でございましたし、まだ汽車が走ってたと。こんな時代を見ながら複線化になるであろうというようなことで作られた、そんな経過を経ての総合計画でございまして、よもやこの交野から、磐船から快速に乗りまして梅田新地まで20何分で行けるなんて想像もつかなかっただろうと。そんなこともございますので、一例でございますが、あの磐船地域、昨日も答えておりましたように土地利用を含む、今おっしゃったような交野の売り出しと申し上げますか、商工業の活性化にもつながるし、そのことがひいては市税の増収にもつながる。そしてなおかつ本当に交野は住みやすいんだという1つの大きな特色を持つまちづくり、こんなものをぜひ目指すべきではなかろうか。 これも正直申し上げますと、今日までの交野は特に商工業の関連からいきますと非常にやりにくかったのは事実でございます。言うことは簡単でございますが、一時期、交野駅前のニチイが進出する時にも大騒ぎになりました。そんなことも私自身も体験いたしておりますし、交野市の商あるいは工業のあり方がどうだろうかと。それにどうしても関連いたしますのが交野市の人口、どれぐらいを交野のまちづくりの人口として想定するんだと。これが私は大きな決め手でなかろうかと思います。なぜそう申し上げますかと言いますと、商店1つにいたしましても絶対量の商圏域ですね。 これが小さいし、そこに張りつく人口が少ないと。これではもともと商売は成り立たないと。だから逆に人口は一定数保ちながらでも魅力あるような、今おっしゃったような特色ある、あの品物は交野しかないんやと。交野へ買物に行くんや。こんなPRをしながら、よそから交野へ訪ねてくれると。そのことによって住民の商業従事者も活気がつきますし、また営業も盛んになってくる。そうしますとひいては税収の増にもつながってくると。こんな人口をにらんだ上での大きな展望を持った総合計画と併せて、その中でかつてなかった観光都市としてどう位置づけするのかと、この辺も重要なことでなかろうか。今後、せっかく2度にわたりましてご提案、ご提言いただいておりますので、ひとつ議会とも十分この辺につきまして時間をかけながら議論をさせていただきたい。ひとつよろしくご指導をお願い申し上げます。 ○議長(谷秀夫) 7番、吉坂議員。 ◆7番(吉坂泰彦議員) 時間をかけてと言いますけども、国体はもうすぐ目の前に迫っておりますので、できるだけ早くお願いをしたいというふうに思います。 続いて私の質問は、河川、水路の美化ということでご質問をさせてもらいたいと思います。関連について有井議員の方からもあると思いますので、よろしくお願いします。先の12月の議会で水路のことについて金谷理事より私の質問に対して答弁をいただきました。この続きなんですけども、その時、金谷理事の答弁は、水路におきましても緑化あるいは自然を配慮した形の中で考えていく。水路にはいろいろな水路があって、それぞれの事情、地域の事情があるということでした。現在、向井田地区水路改修工事が担当者のご努力によって親水性のある川に変わろうとしているんですが、これまで川というのが利水と治水の面からしか考えられなかったわけですけども、近年、環境とか、そしてまた教育的観点からの情操ということで、水路を含めてですけども、川の持つ意味というものがもっとあるのではないかと考えられて、まちづくりの上からも大きなウエートを占めるようになったと思うんです。 私はこのことを非常に高く評価している1人ですけれども、そこで一例を挙げて質問したいんですけども、天野が原から私部西を流れる前川と草川、特に水路とされている草川ですけども、近隣の住民は本当に身近な川として感じておられて、ああ今日はフナやハエの魚が多いなとか、今年の夏はホタルが3匹しかけえへんかったなとか、見えへんかったなということを言いながら、この川のことについて注目をされてきたんですけども、昨年の夏、余りのゴミの多さに有志で川掃除をしようというふうになったわけなんです。ところがO-157の関係で水に入るなという指導が交野市よりありましたんで実現しなかったわけですけども、その話の中で分かったわけですけども、実際に川に下りて掃除をしようとしたら大変な危険が伴うわけなんです。市民参加まちづくりを推進しようという時に、交野市はやるんやったらどうぞということで、確かに鋏やゴミ袋、そして手袋というのは支給しますよというふうに言ってくれたわけなんですけども、その場所に行くためには、見えてても行けない。行ける人間は男で若い人というふうに限定されてしまう。やはりその場所に掃除ができるようなこと、設備というんですか、設備といったらちょっと大げさですけども、簡単に言えば階段をつけるとか、そういうことの必要性が市の方からの援助としてあればどれだけみんなが自分のまちを美しくしようと、自分の身近な川を美しくしようという時に役立つんじゃないかというふうに思うわけなんです。 今、私は身近な交野市が管理する水路の話をしましたけども、これは天野川なんかにも考えられることです。天野川に対する思いというのは、私と違って小さい時から天野川の周辺で育って人というのは、やはり母なる川という感じを持って今、天野川を見ておられるわけなんです。私も私の人生の上で半分以上をもうこの交野に住んでるわけですから、そういう天野川についての同様な思いを持つように至っているわけなんです。こういうことについて今後交野市はどういうふうに河川及び水路の美化ということ、緑化ということについてされようとしているのか。少しその思いをお聞かせ願えればというふうに思います。 ○議長(谷秀夫) 北田市長
    ◎市長(北田輝雄) この問題も前回ご指摘ちょうだいいたしたと思います。そういうことで前段の交野市が管理いたします要するに準用河川でございますか、これにつきましては市ないしは市長の権限をもっていろんなことできます。したがいまして早速に担当部にその箇所をよく吟味しながら、そうお金もかかりませんので、市民の皆さん方が掃除してやろうと、あるいはまた水と直に親しむと、こんなムードが盛り上がっておりますので、ぜひ場所を早急に選定し、例えば木の階段を置くとか、あるいは時によればコンクリートで階段を作るとか。ただ、私はちょっと技術的には素人でございますので、案外木の階段の方がいいのん違うかと。それもまた子供たちが来てその階段を川へはめてしまうと、これも困るんですが、一定固定はしますけども、一定また移動もできるようにしとかんと、一時期大洪水になった時に、コンクリートしますとそれが邪魔になって非常に流量が問題になってくるということもあろうかと思いますので、その辺はケース・バイ・ケースによって場所を選定し、早急に設置するように、このように担当に指示を実はいたしておりますので、また個所、その他等につきましてはぜひご相談に乗ってやってほしいなと、こういうふうに思います。 それから今、交野の母なる川、天野川でございますが、これも私も26年以前のことは存じ上げませんけども、この26年の間に大勢の人たちから大昔の天野川の話を聞いております。天野川の下流域あるいはまた交野市域の所々でわしら子供の時分には泳げたもんやと。今は残念ながら泳げてないと。しかし遅ばせながらいろんな大阪府の手も、国の手も借りながら天野川をもう一度再生、きれいにしようということで私どもも頑張っておりますし、また市民団体皆さん方も大変ご苦労いただきまして、天野川を美しくする会と、こんなものも作っていただきまして、日曜日に市民自ら川に入ってゴミを拾っていただいたりしております。更にそういう輪が広がるとともに、この天野川を何とか私ども20世紀の人間の責任において21世紀へ送りたい。以前の子供さんたちは交野の天野川で泳げた。ところが21世紀の子供なんてこのままほっておけば全然泳ぎもできない。できたらいつか申し上げましたように天野川の水辺プラザ事業、こういう中で何とかそういう泳げるような場所も含んで河川改修を含む周辺の整備、これをやることが先ほどのありました交野の売り出しというんですか、交野はこれやねんと。そういう中でまたいろいろの地場産業も併せて販売できる場所とか、いろんなことができるんじゃないかと。 もう1つは、いろいろ商業の問題先ほどもありましたけれども、交野の難点、まず第一番にホテル1つもないということなんですね。だからなかなか人が集まってこない。こんなことも視点に入れながら、交野の自然、とりわけ水の問題、これを真剣に考えてやっていきたいと、この思いがやっと国にも通じまして、本年度からこの水辺プラザ事業、測量調査に入ってくれておりますし、大阪府ではこの概略設計、この3月末で完成するやに聞いております。また議会の皆さん方にもお目通しをいただきながら、そんなんでいいのかどうか。交野らしさを発揮しながら、また天野川の本来の川を戻すためにはどうしたらいいんかと、こんなご意見も拝聴してまいりたいと、こういうふうに考えておりますので、今後ともご指導いただきたいと思います。 ○議長(谷秀夫) 7番、吉坂議員。 ◆7番(吉坂泰彦議員) 市長の今答弁の中で国も府もという話があるんですけども、これから交野市の市長をはじめ担当者にお願いしたいんですけども、今、計画があるのはほとんど上流部分なんです。いわゆる消防署から逢合橋にかけての計画が今抜け落ちてるわけなんです。あそこは上流部分と違った意味で自然観察の方が多く来て、あそこで非常にいい魚がいてるとか、いい烏が飛んでるとか、私にはよく分からないんですけども、そういうものを目当てに来られる方も多いわけなんです。ですからぜひとも国、府に対してあの部分についても何らかの手を差し伸べてほしいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは続けまして障害者福祉の問題に私の方から質問させてもらいたいと思います。先の12月議会で私、質問させてもらいました障害児保育の問題について、今回の市長の施政方針演説の中で平成9年4月より実施するというふうにあったわけですけども、具体的にその施策の内容をお聞かせください。 ○議長(谷秀夫) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 確かに12月議会でも障害児保育の問題、ご質問をちょうだいいたしました。障害児保育の施策につきましては重要な施策の1つであると、このように私は認識いたしております。障害児を今回保育所並びに幼稚園に受け入れを行いまして、健常児との混合保育を行いたいと。このことは乳幼児期の健全な子供たちの育成あるいは発達にとって望ましいという観点から、保育所、幼稚園におきまして集団保育が可能な障害児について保育を進めていく必要があろうと、このように認識をいたしております。 ご案内のように本市の第1次障害者福祉長期計画の中で、障害児保育の取り組みの目標、これを前期、中期、後期と、このように分けておりますが、この区分の中で特にこの障害児保育の問題につきましては前期として折り込みまして、早期に実現をしていかなければならないと、このように打ち出しておりますので、その実現に努力をしてまいったわけでございます。障害児保育につきましては平成9年度より公立の保育所、幼稚園におきまして障害児の受け入れを円滑に行いまして、その園あるいは所の持つ機能を生かしながら、障害児の保育あるいは教育を推進いたしまして、乳幼児の豊かな人間形成と福祉の増進に寄与してまいりたいと、このように考えております。 さて、保育所への障害児の受け入れにつきましては、ご案内のように児童福祉法24条の規定、すなわち保育に欠ける児童でございまして、措置を必要とする障害児について望ましい集団環境の中で保育を行ってまいりたいと、このように考えております。また健常児との集団保育を実施するにあたりましては、受け入れ園、これを定数1クラス1名程度といたしたいと、このように思っております。ただし、加配の保母さん等は当然配置しなきゃならないし、健常児との保育に支障を来さないよう受け入れ体制を作ってまいりたいと、このように考えております。 また幼稚園の園児の受け方につきましても、就園前2年の児童でございまして、幼稚園におきます保育が必要と認められる児童が対象でございまして、これも健常児との集団保育を実施するにあたりまして受け入れ園1園当たり定数1クラス1名を考えておるわけでございます。これも保育所と同じように加配の保母につきましては考えなきゃならんと、このように考えております。いずれにいたしましても健常児との保育に支障を来さないように受け入れ体制を作ってまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解のほどお願い申し上げます。 ○議長(谷秀夫) 7番、吉坂議員。 ◆7番(吉坂泰彦議員) ありがとうございました。幼稚園での障害児保育の充実をお願いしまして、そしてまたこれまで続けてこられましたいわゆるこどもゆうゆうとの交流保育も充実をお願いしたというふうに思います。 続いてグループホームのことについてお尋ねしたいと思います。知的障害者が養護学校の高等部などを卒業したあと通所施設、交野ではやわらぎ授産所で5年間労働したり訓練をしたりして過ごすわけですけども、そのあと5年後には行くところがその子供たちには保障されていないわけです。知的障害児を抱えた保護者はそのために交野市内に2ヵ所の無認可の作業所を作ってきたということはご存じのとおりだと思うんです。しかし保護者はいつまでも保護者であり得ないわけなんです。やわらぎ授産所ができてもう13年を経過したわけですけども、その時の1期生というのはもう28歳になると思うんです。同様に保護者も年齢を加えていってるわけなんです。保護者の中にもう74歳という方もいらっしゃるそうです。保護者自身が介護が必要な年齢になっているんじゃないかなと思うわけです。作業所の運営の困難さ、そしてまた経済的負担の重さ、保護者自身の健康の不安、何よりも子供たちの先の見通しのなさというのが、ますます保護者の不安をかき立てていると思うんです。 こういうことから国も大阪府も知的障害者地域生活総合支援事業という事業に力を入れてきているんだと思うんです。第1次交野市障害者福祉長期計画にもこの事業について掲載をされ、中期の計画とされているわけですけども、中期の計画として予定をされているので、これらのことについてはよくご存じだと思うんです。そのような中で交野市障害児者親の会は一昨年、昨年と交野市に2回、障害者が将来グループホームで生活できるように訓練するために、交野市が所有する空き家の一時借用をしたい旨の要望書が出されているんですけども、このことで交野市の特対室や保健福祉部の方々が動かれたということもございます。障害者の方々も、また親の会の方も一挙にグループホームが作られても現段階では対応が困難なわけですから、そんなことは望んでおられないということはご存じだと思うんです。今、親の会、そしてまたそういう障害者にとって本当に切実なのは、先ほども言いましたけども、保護者の方々の年齢が高くなって、子供たちの将来がどうなるのかということで、子供たちが自立していくための方向策として将来的にはグループホームという格好なんですけども、現段階では自活訓練の場を作りたいということなλだと思うんです。親の会としてもすべてを交野市に依頼しているんではなくて、自分たちの努力で一昨年、昨年と試行的にも実施されたそうです。こういうことについてご所見と今後の方向性についてご意見があればお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(谷秀夫) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 障害者福祉の問題についてのお尋ねでございますが、とりわけ本市がこれまで対応してまいりましたかたの福祉会、やわらぎ授産所を中心とする施策、これはかなり以前からかなり思い切って実施をさせていただいたつもりでございますし、その当時、私の体験からいたしまして、手前みそかも分かりませんけれども、誰よりも障害児を抱えておられるお母さん方のこの気持ち、何度となくお話もさせていただきましたし、切実な訴え、私たちが健康な間、子供のことは当然ですと。しかしこの子たちが私たちがおられなくなった時、一体どうしますのやろうかと、これが心配でどうにもならんと、こんな訴えも事あるごとに聞き、私も肌で感じております。何とか市の手でいろんな要請に応えていきたい。とは言いましても、大変失礼な言い方かも分かりませんけども、以前も大変な財政事情の中ではございますけども前進をさせてきた。今日また大変な財政状況の中で推進するについては、市民皆さん方あるいは議会皆さん方の深いご理解を賜らなくては、行政改革全般の中でこれだけを突出してやる、これがいいのかどうかという問題も実は市民の中でも議論が分かつところでございます。そんなことも見極めながら、基本的に私は行政として対応しなきゃならんと、こんな気持ちを持っておることだけをまず冒頭にお答え申し上げておきたいと思います。 なお、この問題は障害者が安心して、要するに自立した生活ができるように、そしてまたこの住み慣れた交野の地域で主体性をもって生活を営むための自立生活支援のシステム、これがすなわちグループホームだと、このように認識をいたしております。今後の取り組む市の施策のこれは1つであると、このように位置づけをいたしたいと、こういうふうに考えております。グループホームあるいはグループホームの前段階の自立計画訓練等についての要望もたくさん聞いております。したがいまして本市では長期的な視野に立ちまして、グループホームのいろんな訓練等につきまして、その問題点についても検討してまいっております。 そこで知的障害者の皆さんも健常者の方々と同様に両親から離れまして自分たちで自立して生活していくという、そういう生活の場、このグループホームは大いに希望されているものの1つであろうと、こういうふうに私ども認識をいたしております。そんなことからいたしまして問題になるのが場所の開題でございますし、この場所につきまして一体我々が何ができるかというのも1つ大きな課題でございますが、今お話にもございましたように、例えば第二京阪道路の整備対策で市が管理している建物の活用についても、これは一定1つの選択肢とは考えておりますけれども、これとても種々問題がございますので、この問題もひとつクリアにしていかないかんと、こういうこともありますので、ぜひご理解を賜りながら、今後種々ご提言なりご指導いただいてまいりたいなと思っております。 これはたまたま市が管理している建物でございますので、あとのことを考えますと、暫定的にはそれで許されるかも分かりませんけど、将来どうしていくんやと。これはいつも議会で私お叱り受けてますように場当たりではいかんと。これをしっかり頭に入れないけませんので、将来どうしていくんや。さればこの期間だけこうだと。最初からはっきりとそれをやっておかなければ、この第二京阪道路のこれを使うとなりますと、実際道路事業化になります時にまた一問題起きやしないかと、こんなことも十分考えなければならないと、こういうふうに考えておりますので、親の会の皆さん方ともよくご相談をしながら、取り組める方向で今後検討していきたいなと、現在はそんな思いでございます。 ○議長(谷秀夫) 7番、吉坂議員。 ◆7番(吉坂泰彦議員) ちょっと不明瞭な点があったのでもう一度確認させてもらいますけども、自活訓練の場を交野市として前向きに検討するということでよろしいですか。 ○議長(谷秀夫) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) いろいろ先ほど申し上げましたように自立のための訓練の仕方ですね。それからまた先ほどありましたようにやわらぎ5年卒園しまして、あと作業所でやっていただいております。この作業所も私ども、こんな言い方すれば失礼かもしれませんけど、用地の確保、裏で非常にやっております。したがって今後次から次へ出る作業所の要請も聞いておりますが、今日までやってきたようなパターンで果たして地主さんのご理解なりご協力が得られるかどうか、これも分からない状況でございます。したがってちょっと長期的に交野市としてどないすんねんと、卒園した人たちのための作業の問題ですね。それと今回はグループホームの問題でございますので、要するにワングループ4人以上が何か規定になっているようでございますけども、それから更にまた親御さんにしてみたら緊急時の対応も非常にお困りになっていると、このように聞いておりますので、そんなこともしながら、いろいろこのグループホームやりますとその運営を具体にどうしていくねんとか、こんな問題もありますので、いろいろな障害を乗り越えてやらなければこの問題の実現はみないと、こう思っておりますので、前向きに取り組む方向で検討してまいりたいと、こういうことでございます。 ○議長(谷秀夫) 7番、吉坂議員。 ◆7番(吉坂泰彦議員) 親の会は当面はグループホームということを言ってないわけでして、ですからもう答弁は要りませんけども、前向きに取り組んでもらうということでよろしくお願いいたします。 障害者福祉の問題でもう1点なんですが、社会福祉法人のかたの福祉会の問題についてなんですけども、交野市が福祉事業を行うにあたって社協とこの福祉会の2つの団体に業務を委託してるわけなんですけども、このかたの福祉会は事業として交野市の委託事業で知的障害者の通所施設やわらぎ作業所を運営しているわけですけども、障害者福祉の事業を専門にする社会福祉法人としてこの一部門だけというのはちょっと寂しすぎるんじゃないかなというふうに思うんです。やはり交野市の福祉対策というんですか、福祉事業は高齢者福祉を含めていろんな形で充実はしてきているわけなんですけども、その中にいろんなメニューがあると思うんですね。財政の問題もあって非常に難しいなということは分かるんですけども、我々の先輩がせっかく作り上げた交野市の福祉の拠点の場所であり組織ですから、この充実、発展という方向をぜひとも考えてもらいたいなというふうに思っているわけです。このことについてのお考えをお示しください。 ○議長(谷秀夫) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) かたの福祉会、これはご案内いただいていると思いますけども、これも授産所でございまして、実は授産所の役割というのは一定の期間を経て訓練をして、そして一般社会に出て働けるような、その期間の訓練場所がこれ本来の姿であろうかと、こう思っておりますが、本市の場合は創設時に、ちょっとおおっぴらには言いにくいんですが、定員との関わり合いで本来の授産所に受け入れられない知的障害者も併せて、要するに重度として表現いたしておりますが、この方も含めて実は受けて今日まで来ております。この辺がありますのでこれから大変でございますが、この問題も大きな障害者対策としての計画立てていかなきゃならんと思っておりますが、当面、今おっしゃってるかたの福祉会の役割、確かに授産所と自転車の管理だけでいいのかと、こんなことでございましょうけども、陣容その他もございます。そんなこともございますけれども、平成9年度、新年度からは新たに知的障害者を対象といたしましたガイドヘルパー派遣制度をかたの福祉会に委託いたしたいと、このように考えております。 このガイドヘルパー派遣制度と申し上げますのは、平成8年度、今年度より障害福祉の係の事業として実は本市では取り組んできました。1人で外出されることが困難な障害者の方々が安心して外出していただけると。これのガイドヘルパーという形での制度の導入をいたしたわけでございますが、幸い8年度には大阪府の地域福祉財団のガイドヘルパー養成研修に順次受講をしてくれておりますし、この派遣制度への登録者は女性が18名、男性1名の合計19名がこの派遣制度の登録者でございまして、条件整備もほぼ整ったと、こんな感じがいたしておりますので、障害者の方々にガイドヘルパー派遣制度を利用しての外出に種々利用していただきまして、この制度を軌道に乗せてまいりたい。今回知的障害者を含めた障害者に対しましていろいろのノウハウが蓄積されております社会福祉法人かたの福祉会に委託をいたしたい。今後障害者の自立生活支援を行う1つの中核としてより一層の事業の推進を図ってまいりたいと、このように考えておる次第でございます。 ○議長(谷秀夫) 7番、吉坂議員。 ◆7番(吉坂泰彦議員) ありがとうございました。かたの福祉会含めて作業所、無認可でありますけども、2つの作業所で働いておられる方は非常に意欲を持って働いてくれてるわけなんです。この方たちの福祉に対する思いというのを摘み取ることのないように、市としてもできるだけの手を差し伸べてほしいなというふうに思うわけです。私の質問はこれで終わります。 ○議長(谷秀夫) 4番、有井議員。 ◆4番(有井貞登議員) 行政改革につきましては、今回は議会の方にも行財政改革特別委員会設置してあります。そちらの方で今後より細かく、また今、市民懇談会での取り組み等、またその皆さんともお話する機会等も、またこれは理事者の、市長のお許しを得ながら、連携をとりながらになりますけども、進めていきたいと思います。今回は基本的な部分できちっとしたところがお互いに意思統一しておかなければ、ただ行政改革という取り組みをやってるよ、大綱を作るためのあれをしてるよということだけになりがちなので、市民クラブとしてはいろいろ提言させていただいたわけでございます。 2番目から6番目につきましてひっくるめた形での関連質問をさせていただきたいというふうに思います。まず総合体育施設と図書館の関係でございますけども、総合体育施設そのものが今できつつあって、今後の管理運営、そこらを考えると既に市の方から2億円、そういったものを出していきながら管理運営していくと。今のままで見ると、また大きな常に赤字を抱えた形での運営になりはしないかというふうな感じがするわけです。そういう意味ではやはり予算を投入した部分が市民にサービスとして大きく寄与できれば、それは金銭の問題ではなしに、市民がそこを使うことによって生涯学習のために大いに役立っていると、喜ばれているということになれば何ら問題ないわけでございます。しかし市民は喜ぶ形にやっぱりそれに対応する形での何らかの使用料に代えて市にお返しするとか、そういったところが市はただ高い金を取ってしまうというふうな形で、市はなんでもただでやらんとあかんねんというふうな雰囲気になりやすいわけですな。そういった面では市長が行革のところでも言われましたけども、いわゆるムードづくりね。このムードづくりというのが大事であって、そのムードづくりというものはなんぼロで言ってもなかなか理解しにくい部分がある。それはやっぱり市民との信頼関係というか、そういったところになろうと思います。そういった面での総合体育施設についてはせっかくのものが生きていくというふりにならなくてはならない。 大事なのは過去田んぼであったわけですね、あそこ。緑の部分でした。地権者の大変な協力を得て施設ができた。いわゆる交野の緑、自然がある面では破壊されてきた。かつてあそこを新たな森に創造していくんやと。その森の中にそういう施設がある。新たな緑をそこへ創出していくんやという、そういうふうにしなくては問題がありますよというふうに言ってきた経過があります。市長もそれに対してそれなりの答弁があったと思うんですけども、もうそこらの部分がどっか吹っ飛んで、基本的に施設だけのことであって、そういう新たな緑を創出するという、もともと地域が総合計画でいえばそういう地域にあるわけですわな。そこへつくった施設が生涯学習の拠点としての場であり、またそこに交野にふさわしい環境がそこらで醸成されると。その基本的な部分がちょっと忘れられておるような気がするわけです。そういふうなことであればいわゆる市民のムードづくりとか、そこらもなかなか難しいと違うか。それについてのご所見をまずお聞きしたいと、このように思います。 ○議長(谷秀夫) 田中助役。 ◎助役(田中宏治) この施設、当初計画する段階からいろいろご意見いただきまして、今、有井先生からご指摘のようなご意見もいただいております。私どもとしましてはこの計画を進めるにあたりましては利用勝手をもちろん考えましたが、今おっしゃっていただいたような環境保全的な面でどうするかということも検討に加えております。いずれにしましてもこれ主目的はスポーツ施設でございますので、一定のオープンスペースあるいは建物を入れないかんと、こういう面がございますので、今おっしゃったその緑という概念なんですが、ただ、植物の木々、樹木ということじゃなしに、私どもの緑といいますのは、いわゆる都市の緑という概念、昔ありました緑のマスタープランの概念でございますけども、そういう植樹やオープンスペースを含めて緑というストックとしてとらえると、こういうふうにまず考えております。その上で一定のオープンスペースを取りますが、やはり樹木も必要だということで、特に外周部分に緑を入れ込むとか、真ん中の中央道路に緑を入れるとか、そういうポイント、ポイントに植樹を行いたいと、こういうふうに思っております。そうすることによって外部からは中がすぐに見えないという形でもありますし、中でプレーされている方もそういう緑に遮られて別の世界で、ちょっと大げさでございますけども、一定隔離された空間でプレーをされてると、こういう感覚になっていただけるんじゃないかと思っております。ただ、いきなり立派な樹木になりませんので、一定の育った樹木入れるようにはいたしますが、直ちにそういったこんもりとしたという雰囲気にはならないと思います。この点につきましては少し長い目で眺めていただきたいと思います。 ○議長(谷秀夫) 4番、有井議員。 ◆4番(有井貞登議員) 続いて図書館との兼ね合いで、これは生涯学習のまた新たな拠点としてということでの計画でございます。しかし図書館とそういう文化施設という観点での概念が、なんかごちゃ混ぜになっておってよう分かりにくい部分がある。図書館そのものは倉治にできました。いわゆる市立図書館が。私部にもつくって、星田にもつくって、いわゆる図書館行政を充実していきたいということでありました。しかし施設ができるできないとは別に、その図書館行政の仕組みというか、きちっとした館長を置いて、司書の方を張りつけて、その方々のいわゆる専門職能力でもって市民にサービスしていくという部分のところが整備構想案に掲げてあるようになかなかなっていなかった。そういった面では図書館運営協議会ができたわけです。その図書館運営協議会が目指すものという部分のところがきっちり市民にも、あるいは議会にも、せんだっての公明さんの一般質問ありましたけども、せっかくそういったことをやる部分がきっちり構想と目指すところというものが伝えられてないように思うわけです。 今やっておられることはよう存じ上げてるわけですけども、知ってる人は知るけど、知らない人は知らない。こんな形では今言うムードづくり、ムードづくりと言っても、なかなかムードが盛り上がらない。そこについては十分注意をしてほしいなというふうに思います。それぞれ教育委員会部局ですから、教育委員会部局でそれなりにやってはおるんですけども、図書館運営協議会こういうような形でできました。それはこういうふうな図書行政を進めていくんですよと。そこらが充実すればある面では倉治図書館を中心に、狭い交野の範囲の中では図書館行政の発展というのはできるかも分からん。しかし、より市民のサービスを充実するために中央図書館的な私部にも、あるいは星田の方にもつくっていきたいということなんですけども、今それやったらしゃあないなという部分のところが伝わってこないわけですな。せっかくシステム的にこう取り組んでこう充実していこうという部分のところが出てこないから。そういったことのないように、またこれも行政改革の1つの考え方の部分ですけども、ぜひそういうふうにしていただきたいというふうに思います。これは指摘しておきますので、答弁はよろしいと思います。 それから次の公共用地取得事業、堺に次いで大変な公共用地を確保されておる。今、財政的には大変な状況なんやというふうなことだった。さっきの話でいくと一般会計と合わせれば約700億近い借金になってしまう。でもさっきの説明の仕方でもその700億あるという部分の中身が十分分からないと、本当に大変なのか大変でないのか。大変というのは分かるんですよ。だけど誤った形で理解されてしまう。確かにやり過ぎた部分についてはきちっと反省して、公共用地を取得した分のところについてはこれから整理していかなくてはならないんですけども、すべて思いがあってある面では土地確保をしてきた部分と思うんですね。だけどその思いの部分が行政側サイドで勝手にしてると、なってると。いわゆる議会あるいは市民、そういったところに対しての説明、報告、そして現況状況から将来にわたっての見通し、そういったものがいつも忘れられてると。したがって今それだけ持ってる土地をすぐ手放すということも、これできないわけですわな。だからその公共用地については早急にそういった観点で整理していただいて、将来にわたってのこの土地の利用のあり方、それが必要やから購入してる部分のところのきちっとした説明、そういったものをやるべきであると思います。本会議の時だけであると検討します、また考えていきたいと思うんですが、ここについてはちょっときちっとした約束というか、議会には全員協議会もあるわけです。そういったところで1回で分からなくても2回、3回といろいろ報告しながら、また議員の意見をお聞きするというふうなシステムをしない限り、何をしとるやら分からんというふうになると思いますが、それについてご見解ございましたら。 ○議長(谷秀夫) 田中助役。 ◎助役(田中宏治) おっしゃるとおりだと思います。それぞれ理由があって取得しているものばかりでございます。ただ、そのことを伝えてなければいろいろな誤解も生じ、問題も感じていただくということになろうかと思います。早急にそういった整理をしまして、ぜひともご理解いただく機会をいただきたいと思います。 ○議長(谷秀夫) 4番、有井議員。 ◆4番(有井貞登議員) これちょっと市長に聞きたいんですが、今、土地それだけありますと。これ財政的な借金も含めてですけども、今、財政改革きちっとやっていかなくてはならない状況にあるということでしておられるんですが、今のきちっと市の行政運営として乗り切っていけるという、その自信、その背景、今大変なことになってるなというふうなものなのか。そこらの見解だけをお聞きしておきます。 ○議長(谷秀夫) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) この表現大変難しゅうございますが、借金借金と、これはもう当然自治体あるいは国もそうでございますが、社会資本整備をやれば長期債務を抱えるのは当然のことです。そういう意味において民間では考えられない起債をおこしますと25年から30年という長期にわたって返済をすると、こういう制度でございます。ただ、今次交野の事情は若干特殊な事情でございまして、今議会でもいろいろと議論、ご指導いただいておりますように市制施行以来25年、本当に市民皆さん方にご不自由をかけてきた都市施設整備、これが過去は何しておったのかと言いますと、人口急増で、児童生徒の急増で、極端に言いますと学校の新設と増築、改築、これに分析いたしますと相当のというより大半がこれに費やしてきたと。あとはもういくら借金、起債といっても許可されない。 これは財政構造上の問題でございまして、おのずと市民の皆さん方に何10年というご不自由をかけてきたと。やっとこの学校に投資しました投資額が一応終止符を打ったと、その時期をとらまえていろんな遅れておった都市基盤整備に重点を置かせていただいたと、こんなことでございます。しかしこの都市基盤整備につきましてはその大半が用地を絡みますし、いまだ学校、もう早くからできております、利用していただいておりますけれども、この土地すらいろいろ国との関係で補助対象にならない土地、これはまだ公社で実は持っております。これは交野市の従来の考え方は、子供たちに伸び伸びと育っていただきたいということで、文部省が定めております学校の基準用地、それ以上に実は持っております。それがよかったのか悪かったのかと今論議しても仕方ないんですが、全般的に言いまして交野はそういうところあるということで、その用地がいまだに市に買い取れない。補助金はつかない。起債もつかない。そんな形で万やむを得ず土地開発公社に眠っておるというものも、一部ではございますがあります。更にまた交野で本当に次の世代へ送っていかないかんのはなんやと。この交野の自然、緑やと。この先取りした形で乱開発を防止するために積極的にこの山地あるいは周辺の山林等々の取得を実はいたしております。この面積も明らかにしながら、先ほど仰せのように議会あるいは市民皆さん方に分かってもらわなきゃなりませんので、これは田中助役答えておりましたように早急に皆さん方にご理解いただける方法を考えたいと、このように考えております。 そういうたくさんのもろもろ持っておるんですが、これを公社で300何億円抱えておるからえらいこっちゃと、市にはよ買い取らんかいということなんですが、市に買い取りましても借金でございますので、元金、利息は返さないかん。公社が持っても返さないかん。市に買い取りますとたちまち一般財源から税金でもって返還せないかん。この税金が大変本市の場合は基本的に財政構造上少ない税でございますのでどうにもならない。だから言うならば、昨日でございますか、公明議員団の質問いただきましたけども、今回の9年度予算でも雑人のうちのその他雑収入、これがまるころ赤字と見ていいのかと、こういうご質問でしたが、見方によればそう見ていただかなくてはなりませんし、現時点では不確定な財源として私どもはこれを減らす努力はしますけれども、最終年度末になれば残った分は、確定しなかった財源については、これは赤字につながると。その要因を抱えての平成9年度のスタートでございますが、公社の分はよ買い取らんかいとやれば、なおその不確定財源が増えてきまして、決算打ちますと赤字になってきますんで、だからどこでその赤字要因を置いておくのかと、これは議論の分かつところでございますけれども、できるだけ低金利の金の融資を受けながら、将来に金利負担で倒れることのないような方策だけは講じていかないかんと、 このように考えております。順次、市の税収あるいはその他の財政事情を考慮しながら公社で抱いております用地の取得は市に買い取ってやるという方法は講じていきたいと思います。 したがって今直ちに公社で300なんぼあるから、もう平成9年度、10年度になったら市がつぶれてまうねんと、こんなことには我々の場合、幸か不幸かなり得ません。ただし、これは昨日もご指摘ありましたように、民間の企業であればこれはもうおのずと倒産の事態でございまして、経常収支比率が100に近い、100を上回ると、このこと自体が企業と全く差異があるということもご認識いただきたいし、私どももそのことを十分配慮しながら、やはり行政の面の改革と財政構造の改革と合わせて健全な財政運営と、この2本立てでもって私は取り組んでまいりたい、こういうふうに考えております。 ○議長(谷秀夫) 4番、有井議員。 ◆4番(有井貞登議員) 市長、これずっと答弁そういうことでございます。いろんな議員からも言われておりますが、そのこと自体はよく分かってるんですよ。ただし、その感覚の中に、それは市はそうですけども、市民からしてみたら、市民から見たら市民税を使うことについてはそうやから、別にそうですわな。しかし買いました。置いときます。公社が抱えております。分かります。市の市民税を使うという意味では、そこのところが利子がついてくれようがどうしようがあんまり関係ありません。しかし所得税とか、いわゆる市民が全部税金払っているわけです。そこの分にはね返ってくるわけですわな。市とは関係ないですよ。利子がついた分は高くなるんやからその分を買い取ってくる。これ補助金が付いたりなんなりする。国からのなんとかあるかも分からん。だからそこのところは市民からとってみたら、市に払った税金は使われてないけど、結果的には必ず市民が負担するわけですわ。そのことだけはきっちり思っておいてくださいよ。利子が付くということについては、例えば緑の担保するんやと。それはいいことなんです。でもいいということを、緑の担保するためにこういうふうにしますと。しかし必ずそういう市民の期待に応えるためにやりましたけども、市民に応分の負担というのはあるんですよということを理解してもらってないから変な議論ばっかりになる。それをやるのは誰かと言ったら市行政しかないわけです。だからそれをきっちりやってくれということです。 次にいきたいと思います。市民参加まちづくり、たくさん挙げておるんですけども、さっきまずありました河川、水路の関係で、とりあえず水辺プラザの計画と、それからスポレクから今のロッククライミングのところにいわゆる遊歩道というか、川沿いの遊歩道の計画があると思いますが、これの計画の概要、それから完成していく目安、そこらだけご報告いただけますか。 ○議長(谷秀夫) 山本下水道部長。 ◎下水道部長山本富一) お答えいたします。遊歩道につきましては現在1300mで、府と共同して事業をいたしておりますが、一応現在は各利権者の一定の了承を得まして、この3月末を一定の目標めどとして大阪府に事業着手を賜っているところでございます。 ○議長(谷秀夫) 4番、有井議員。 ◆4番(有井貞登議員) よう分からんのやりども、要はスポレクから1.3kmあるわけですな、あそこまで。それはこの間、川の中も全部歩いて、その横も、辻参事には大変ご苦労願ったんですけども、ゴミを掃除する時に一緒について回りました。国体までには完成させたいということで、杭打ち等も終わってされております。ロッククライミング場、水車小屋ができるところ等は非常にきれいになっております。河川も自然体系を残しながらという形になっております。これがそこだけを見たら非常にきれいなんやけども、またスポレクの周辺ですな、あそこもあそこだけ見たら非常にきれいや。しかしその間が非常に汚い。川が汚い状況にあります。それは今、期待してるのは、その遊歩道ができるにあたって、今、整備されてるような状況になってくるなということで非常に期待をしておるところでございます。行政がそういうふうな取り組みをする。そして市民は川の掃除をしたり川に関心を持ってもらうということでの市民運動等も、これも更に輪が広がっていくというふうに思います。そういった面では大阪府に対していろいろご尽力していただいたことについて感謝申し上げたい。 ただ、昔ヘアピンカーブであった道路が、きれいなバイパスができて、今は地主さんが返せと言っとるんでそこへ返して置いておるということなんですけども、目茶苦茶汚い。これを市民から聞いて何とかせんとあかんということなのか、市自体が何とも思わんのかなと。これに対して何とかしていかんとあかんということを、それは地権者との兼ね合いというのも聞いておりますけども、だからほっとくねんということでは市民の期待に応える行政にはならないというふうに思います。それに対しての今後どうしますと、強い決意があればお聞かせ願いたいというふうに思います。 ○議長(谷秀夫) 奥田土木部長。 ◎土木部長奥田鐵彦) ご指摘の場所につきましては、かつて枚方土木と清掃はいたしたことはございます。ただ、表の鍵が開放状態ということでイタチごっこになってきたというふうなことで、地元区からもできるだけ施錠していただいて中に入れないようにお願いできないかということで地主さんの方にいろいろと申し入れもしていただいたようなんですが、地主さんとすればやはりご自身の財産の利用勝手というようなものもございますので、それは具合が悪いと、このようなことで今日まで至っております。ご指摘のようにかなり乱雑な状態になっておりますこの部分につきまして、大阪府、今一応廃道状態で、いずれ管理はこちらに移管されるというふうな予定になっておるんですが、天野川の環境の整備事業が完了した時点で交野市が引き継ぎまして、その時点で交野市が管理と、こういうふうになってきますので、市の責任において整理はしていきたいなと、このように考えております。 ○議長(谷秀夫) 4番、有井議員。 ◆4番(有井貞登議員) 結果ね、それは担当部としては分かりますけども、そういうふうになる。それじゃあそれまでは汚いままほっときまんねんと、仕方ありませんねんということで済むのかと聞いてるんです。これ市長どうですか、そこら。そこになんか行政と市民とのかけ離れた意識の相違があるような気がするわけです。行政の職員であるけども、一市民として見たら汚い。それを行政側に帰ると仕事はちょっと難しいなと。だからほっとくと。そこのやり方というのは、改善する施策というのは必ずあるような気がするんですけども、どうですか。 ○議長(谷秀夫) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 私はこの道路の沿道周辺のゴミ対策については強く担当部に言ってますのは、変な言い方ですが、ゴミを放られたら、残念ながら税金使わせてもらうけども取れと。そしてまた放りよったら取れと。これを何度か繰り返さざるを得ないだろうと。そしてまたあの国道見ていただいたら分かりますように、以前は違うところにゴミ散乱してましたね。ところが大阪府によりましてガードレールやればたちまちゴミがなくなったと。地元の方も協力していただいておりますけど。ところが今ご指摘の場所につきましては平成3年に廃道になりまして、どうするかは別なんだけども、廃道した時点で市に移管するのか。これまでの間は市で管理しますと、こういう大阪府との話になっております。もう大分なるんですが、これも恥ずかしい話で、一般ゴミと電気製品の古手、その中に人の死体まで入っておったと、こんな現場でございます。あの事件以来、1度大阪府の協力も得ながら全部清掃させました。させたんですが、事情は言い訳になりますけども、地権者がおるのに閉められないと、こんな事態ありましたんでまたぞろどんどんゴミをあそこへほかしにきよるというので、今ご指摘ありましたんで早急にこれは市の手で、大阪府の力も借りますけども、今のゴミの状態を解消したいと。またほっときゃまたもくあみですけれども、あとのことは地権者とまた相談申し上げ、地元の皆さん方ともご意見ちょうだいしながら、施錠してしまわないことにはほんまに追いかけっこになるであろうと、こういうふうに思いますので、当面はひとつ清掃を完了させてみたいと、こういうふうに思いますので。 ○議長(谷秀夫) 4番、有井議員。 ◆4番(有井貞登議員) 大阪府とかいろいろ、交野市も大阪府の中ですから大阪府との関係もあると思います。要はややもすると地権者の、地権者にはいろんな形で協力してもらってる部分があって、市がある一方で協力してもらってるから、ある方には無理が言えないねんというふうな話をそちら側からはよく聞きます。しかしそういうことは分かるけども、でもそれで終わらすということには問題がある。やっぱり理解してもらうまで地権者に対してそれなりの取り組みをしていく。自分のところやからなんぼ汚くしておってもかまへんねん。よそに迷惑かからんのやじゃなしに、よそに迷惑かかってるというふうなところでのより理解をしてもらうという努力については、これはあきらめたらいけないというふうに思います。だから税金で要は掃除したらええがというふうなのは、これだって言ってみたらおかしな状況ですわ。だからそれに対する執念を持って、やっぱり何とかすんねんというのがなければいつまでたってもうまくいかない。それがいくように、市長が先ほどから言っておられるムードづくりが大事なんや。だからそのムードづくりを日頃からやっておったらできるわけですわ。ムードづくりがある面では十分されてない実態になるというふうにも受け取られてしまいますよ。だからよろしくお願いしたいというふうに思います。 それから文化ゾーン推進会議及び地区修の今後の推進なり、星のまちづくりなり、景観行政なりありますけども、これらのところは非常に強く指摘しておきたいのは、先ほど市長の答弁で新しい総合計画を作る中で、いろんなやり方を含めて考えていくねんということがございました。しかし基本的には今の総合計画の取り組み姿勢なり目的なり、非常にすぐれた中身と思うんです。それがそういうふうに実現せんと交野はようならへんねんと、例えば組織づくりであれば文化ゾーン推進会議、地区修については。そういう思いの部分がちょっと、今12年たっとるわけですね。この12年間で全く努力してないというとではないんですけども、その思いがややもすると足らなかったんと違うかな。だから今のところ8ヵ所の地区修に文化ゾーン推進会議あるのはあるけども、僕は十分機能してるとは思いません。それがもっと機能しておったら、まさに市長の言うムードづくりもうまくいってるような気がするわけですね。だからそういったところを活用していく姿勢、思い、その部分が市長はあるけども、市長の思いが職員につながらないのか、助役につながらないのかというふうな形になってしまう可能性があるわけですわ。そこらについての反省を踏まえて、あるいはそんなことではなかったという部分なのか。もう一度見解をお聞きしたいんですけども。 ○議長(谷秀夫) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 反省も含めてなんですが、私の日から見れば、あるいはまた議員さんの目には届かない分野で職員は夜、休日地元へ出掛けまして、私も合めてですが、今の件につきましても対話を重ね、理解を、協力を求めてはおりますけれども、今日まで8地域で実施させていただいた、ご協力いただいた地区とはちょっと正直申し上げると、感覚的に市民感覚が違うやに思われてなりません。昨今いろんなことで問題出てます、やれマンション反対や、やれなんとか来たら反対やと、こうなるんですが、だから今の現行法律でいきますと地区修景計画なり地区計画、ぜひ取り組んでくださいという話を実は持っていっておりますが、この辺がどうも理解していただけない。都市計画法に匹敵する法規制が地区計画でございますので、その手法しかそういう中高層マンション阻止するとか、あるいはまた意向にそぐわないというものであれば阻止していく方法はないんじゃないかというご理解をしていただく努力はいたしておりますが、現実にそういう問題が起きたところには若干その気に地域の住民はなっていただいておると、こういうふうに思っております。特に何も問題がなければなかなか地区計画も住民関心は極めて薄うございます。だからいろんな手法ありますが、ほっておけばこういうふうになる可能性もありますよ。今から住民の皆さん一緒になって修景計画なり地区計画に取り組んでくださいと、こういう今おっしゃるように行政の立場でムードづくりはぜひしていかなきゃならない。今日までやってきましたけれども、なお一層努力しなきゃならない。そういう意味で住民側の皆さん方にもお願いしたい意識改革と併せまして、取り組む私どものリーダー役として活躍しなきゃならない我々自身が意識改革をしながら、なお一層交野の本当にこれぞまちづくりのために努力を職員とともにやっていきたいと、こういうふうに考えておりますので、ご理解のほどお願い申し上げます。 ○議長(谷秀夫) 4番、有井議員。 ◆4番(有井貞登議員) 目標12年たって、あと4年かそこらですわ。この間には次の総合計画を作ったとしても市の行政運営とか、市民との信頼関係とかという意味合いでは、必ずこれ必要なもんと思います。だから3年なら3年かけて全地域になるように作りますというふうな信念がなかったら、これできへんと思いますわ、いろいろありますから。だけども強い理念と思いがあれば、僕は市民に伝わっていく部分と思います。だからその努力を3年なら3年で作り上げていこう。そのためにできないのは何が問題ということを分析しながら、結果としては3年以内に作り上げていこりという部分がなければいけないん違うかなというふうに思います。 もう時間もあれですんで、最後、福祉の関係でシルバー人材センター、これシルバー人材センターだけではない、いろんなところと関係しますけども、シルバー人材センターを作ってシルバー人材センターの理事会、そういったところで運営されている。そのことについてはそれぞれ努力されていると思います。ただ、今後の交野の高齢者の質なり、高齢者を迎えるであろうという人たちの実態を十分把握してシルバー人材センターを更に発展させていく。行革との絡みというか、僕はそこからある面では利益が出てくるというふうな形にもなってもいいん違うかな。そういった意味では、人材センターですから人材派遣会社、これはちょっと言い方悪いんですけども、そういうふうな何か思いを持って働きがいを得ながら、多くの人がそこのセンターを通じてコミュニティを図りながら、そしてそれなりの収益も上がって還元できるというふうなセンターにしていく時期ではなかろうかと思うんですけども、そういった面で、これも市としての思いの部分になると思いますので、中村さんでもよろしいんですが、市長の方で何かございましたら。 ○議長(谷秀夫) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 私も同じような思いを持っておるんですが、ちょっと違う面もあろうかと思います。これはえらい講釈言うようですけれども、このシルバー人材センター設立いたしましたのは昭和61年でございます。それぞれの自立自助の精神に基づきまして、共に助け合って共に働くことによって、就業を通じて生きがいを獲得するために高齢者の自主性と主体性を生かした運営を行うと、これに沿って今日までやらせてもらってるわけですね。 そこで実際はなんぼか分野がございまして、例えば技能職として、これは例を挙げますと、技能職といいましても植木剪定とか、あるいはふすま張り、これが大変交野市では人気がございますし、それから事務整理職として本市の水道料金の集金、収納事務とか、あるいはまたいろんな形で賞状なんか書く場合、こういうものをやっていただいておる事務整理職、それから施設管理職、それから施設管理職、これが例の自転車置場の管理、あるいはまた市の施設の日直というんですか、宿直とか、あるいはまた市の施設の管理業務、夜間の管理というものが施設管理職、更に軽作業職というのがございまして、これは自転車の鍵ですね。あのセンターで鍵の組み立てとか、あるいは弱電機の小型モーターの組み立てとか、こんなことやってるのが軽作業職です。それからサービス職として駅前自転車、放置自転車の指導等をやっていただいている。こんなものに分けて実はやっておりますが、これを更に発展させていくのにはいろんな手法を講じていかないかんと思います。技能講習会等々も実はやっておりまして、これを更に今後充実を図っていきたいとは思いますが、更に民間企業とも十分連携をしながら、仕事の受注内容の幅を広げることによりまして、現在シルバー人材センター人数は388名ぐらいですか、登録をされておりまして、これの拡大につながるんではないかと。 ただ、この中で女性の登録者が80数名でございまして、極めて比率から見ますと少ない。この辺をどうしていくのかというのも女性参加ができる、女性施策としての一助としてもこの辺にスポットを当ててやらなきゃいかんと、こんな考え方を持っておりますが、なかなかこれとても皆さん方が会員でやっていただきまして、今お説のようにそれがなんか市の財源的にバックになる、潤うようなことには私はちょっとつながりかねるんじゃないかと思ってます。ただ言えることは、市が今、直あるいはその他委託やっておりますが、そのことがこの人材センターの会員拡大によりまして委託できる分野がかなり増えれば、その分は私どもの行政改革なり、あるいは財政改革につながってくるということは言えると思いますので、今後魅力あるセンターにするためには、会員をもっと増やしていく方策を積極的に講じていきたいなと、こういうふうに考えております。 ○議長(谷秀夫) 6番、山添議員。 ◆6番(山添武文議員) 私の方からは一番最後の道路行政についてお尋ねをしてまいりたいと思います。特に道路行政の中でもそういった大きな幹線道路じゃなくして、中街路以下生活道路、通勤、通学道路も含めまして、そういった補修及び面整備についてお尋ねしたいと、こういうふうに思っております。私はこういった生活道路の面整備といいますか、補修といいますか、そういったメンテナンスというものは最大の安全施策、そして福祉施策であると、こういった認識をしておるわけでございます。当然であろうと思いますが、今回のいろいろな予算措置を拝見しまして、どうもその辺が非常に意見の分かれるところであろうというふうに思います。この辺の今後のご見解といいますか、ご所見ひとつ賜りたいと思います。 ○議長(谷秀夫) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 昨日も若干お答えさせていただきましたように、多分ずばり申し上げまして昨年と比べて土木費の道路費の中の維持補修費が2億円が1億円になったじゃないかと、これをおっしゃってるんじゃないかというのを私はよく理解します。昨日もお答え申し上げたんですが、これはひとつぜひ、確かにおっしゃるように安全性の問題、あるいは広くは福祉の問題と、重要性は認識いたしております。今年はひとつ昨日もお答え申し上げましたように、従来は安全性確保のために大半が業務発注というんですか、業者発注をやっておりました。これも言いにくい話でございますけども、例えば業者発注ですのでかなりの延長にしましても幅にしましても広い分野というんですか、これの業者発注でなかったかと。それに去年も2億円ばかり使わせてもらったと。昨日も言ってますように私の目からもそうですが、山添議員さんの目から見ても、その他の議員さんから見ましても市民から見ても、どこがどうなったんやというのがぴんときませんね。そんな職員が反省の上に立ってくれました。ただでたらめをやっておったんじゃないわけですね。2億円分は確実に安全性、市民の福祉の立場から道は修理はさせてもらっとるんですね。ところが一向にほめてもいただけないというんで、この際、行政改革の最たるもんだと私は思っておりますが、市長が命じたもんでもございません。土木部の職員自らが話し合いをやってくれた。その結果がこうなんですね。 だからこの成果はどう出るかは、私も大きなことは言えないんですが、材料とプレートコンパクター、それからコンクリートカッター、こういう機械、原材料を用意してくれれば、今度は安全性、更に迅速、スピードですね、これを実現して市民の皆さん方の目に止まるように評価もいただきたいと、こういうかつてない土木部職員の一致した意見こうだと、こういうふうに私は実は報告を聞いております。これが2億円と1億円の差、どの程度評価できるかは、これは甚だ疑問でございますけれども、今までは言いましたようにかなり幅の広い長いもん、これが業者発注やと。ところが今度は小さいもん。本当に市民の皆さん方が自分の家の前、毎日日常生活上支障を来す。そうかといって自分で材料もってやることもできないと、こんな場所がかなり解消できるとするならば、私は2億円が1億円、1億円減ったこと、これの評価と天秤にかけていただくならば、またいろんな評価もいただけるんじゃないかなと、こんな気がいたしております。ひとつ1年間、おっしゃる意味よく分かっておりますんで、一遍この評価、成果をひとつぜひ見てやっていただきたい。また、この結果によりましてはまたご意見も拝聴して、来年度の予算どうあるべきやというご議論もさせていただきたいなと。ひとつぜひ意のあるところをお取りいただきたいと思います。 ○議長(谷秀夫) 6番、山添議員。 ◆6番(山添武文議員) 市長の意気込みと申しますか、そういったことは分からないわけではないわけでありますけど、平成6年に道路面整備5ヵ年計画というものを実は策定をされておりますね。そしてその時に、私の記憶違いでなければと思いますが、平成7年の初めの議会におきまして向こう5年間に11億5000万円の予算を投入していくんだと、そして面積は13万3000㎡を対象にして、ひとつ面整備の中期計画というものを積極的に取り入れていくんだと、こういった趣旨の策定があったというふうに私は聞いておるわけでございます。そうなるとすれば、この計画は8年度で終わりですか。 ○議長(谷秀夫) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) そういう意味ではございません。確かに平成6年度当初予算に1億5000万円計上し、補正予算で更に平成6年度としては1億8500万円の予算になりました。7年度は2億円、それから8年度は2億円ということで、この5ヵ年の計画は持っております。持っておりますが、この6、7、8、3年間で維持補修に使わせていただいた金は5億8500万円です。金額的に言いますと、ちょっとずれるかもしれませんけども、5ヵ年計画で11億円やと。まあまあそこそこ半分近くいってますね、目標の。だからあと2年ですね、5ヵ年計画でしたら。この2年間に昨年と同じペースで2億円、2億円積んで、額的には11億円になりましても、実際その面的な、これが果たしてどうだろうかという心配を実は分析やってくれたわけですね。だから額ではなしに、5年計画は持っておりますが、一度今年度は額よりも職員自らが材料と機械導入によって、働くことによってどれだけの計画面積が解消につながるんかと、この辺をひとつぜひ実験的に見たいと、こういう職員の大きな意気込みでございますので、計画は決して破棄したもんでもございませんので、ひとつご理解いただきたいと思います。 ○議長(谷秀夫) 6番、山添議員。 ◆6番(山添武文議員) 時間が余りありませんので、こういったのは予算委員会の席上とか、またそういったところで詳細をお話申し上げたいと思いますが、実はいろいろこの近辺の実情を生活の範囲の中で見てまいりますと、特に周辺、近辺道路ですね。例えば具体に申しますと、私部西1丁目の里道ですか、鶴保医院の北側の道路、こういった駅周辺の道路、そしてまた神宮寺南線、私部墓地へ行く道路ですね。また倉治地域の生活道路、そういったいろいろなところが非常に危険な場所、また雨が降ればぬかるみがあって非常に通りにくい。人口増加もありまして、いろいろな障害者の方も老人の方、いろいろ生活道路として通勤、また病院に通ったりいろいろされるわけでありますけれども、一例を挙げますと、その西1丁目の道路につきましても本当に立派な駅があるわけでありますけど、そのほんの2分のところの道路ですね。そこがもう本当にひどい状況やと。そういった補修、簡易舗装かちょっと分かりませんが、そういうのができまへんでというふうな勧告、宣言をされたという予算措置やと、こういうふうに思うわけですね。その辺がちょっとよう分からない。これちょっと私の意見だけ申し上げておきますけれども、あとは詳しいことは後ほど申し上げると、こういうような思いを実はしておりますので、その辺のところの考え方といいますか、あればひとつお願いをしたい。 ○議長(谷秀夫) 金谷理事。 ◎理事(金谷行允) いろいろ本年度予算につきましてはございます。今、市長が申し上げてるところの形では私どもは取り組みたい。ただ、ご理解いただきたいのは、いろんな数字の中での計画でございます。実際私ども8年度におきましても面積的に言えば、金額は2億円使っても、面積的にはやはり附帯工事、いろんな形で舗装にかかわる附帯もございますので、金額的に2億円いただいてもその面積はクリアできるとは思っておりません。いろんな形で、やはり今ご指摘のところにつきましても交野市内には多くの里道、農道がございます。特に農道、里道につきましては境界、いろんな形で難しい面がございます。そういうことから一般的な市道認定の道路につきましては、舗装等につきましてはかなりやりやすい。ただ、農道、里道につきましては境界が不確定な部分が非常に多い。その辺で、ただ私ども本当に人の歩けるところについては舗装はやりたい。ところがやはり舗装をやっていろんな形で所有者の方から苦情を逆に受けないかん場合もございます。その辺でいろいろ交野市内については地区地区いろいろございますので、その辺につきましては私どもいろんな形から努力はしてまいりますので、またいろいろとお教えいただきまして具体的なお話に乗っていただきたいと存じます。 ○議長(谷秀夫) 6番、山添議員。 ◆6番(山添武文議員) 1分いただきまして、私はこの道路の維持補修といいますのは、道路だけじゃございませんけど、特に維持補修といいますか、そういったメンテといいますか、これは行政の中でかなり優先順位の高いものである。こういう認識をしておりますので、ぜひひとつよろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(谷秀夫) 8番、大中議員。 ◆8番(大中寛次議員) もう時間もございませんけども、お礼と要望を申し上げます。ここ1週間ほど前に星田の大池が火災生じたわけでございます。その折にすぐに電話かけたら消防署員は6分で星田の堤防の火事を消していただいたわけでございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。また土木もなかなかようやっていてくれるよって、これもひとつ礼を言っておきます。ありがとうございます。 それでは市長にちょっと要望しておきます。星田変電所、また私部西の団地、相当やっぱり反対がございます。そやから助役も2人おんのやから、汗をかいて、十分とは言えん。全部が全部納得はさせん。しかし、せめて6分ぐらいの賛成するように努力してもらうよう、これは要望しておきますわ、市長。これはあんたのために私言ってんねん。やっぱり4000なんぼの署名持ってきとると言っとるから、やっぱり納得十分させなんでも、6分の納得はさせたってもらいたいと、これはお願いしておきますわ、この場をお借りして。 それからもう1つ、先ほど有井議員が言ってたように、そこの体育館できたところで緑を植えよと言ってました。天皇陛下でも田植えして実ったらいいといって天皇陛下歌に歌ってはった。そやからあの一角で米ぐらい作ったらどうや。作る場所ないんかな。そうすると来ても、ああ稲がこのぐらいようなったなというような、これもまあ考えといておくんなはれ。えらい木を植えんのが能やないよって。やっぱり米植えたら、天皇陛下がええと言ってはんねんもん。天皇陛下ええと言ってはることは、やっぱり交野でもええように植えといたらええねん。そんで取れた米もまた子供にでも食わせたったらええねん。そしたらどっちもええやろう。そのぐらいのところで、しかし土木も先ほど言われたように一生懸命ひとつやっとくんなはれ。 それと財政面については、またいろいろ言ってはったよってこのぐらいにしとかないかん。金のこと私関係ないよって。ひとつまあよろしく。終わり。 ○議長(谷秀夫) 5番、白岩議員。 ◆5番(白岩陽太郎議員) 総括、有井議員に引き継ぐ前に1分だけいただきたいと思います。今回サービス公社が提案されております。これから大変な事業をされるわけでありまして、本当にこの管理運営がうまくいくかいかないかによって、見える行政としては最大の規模の行政なわけですから、オープニングで感動を呼んであくる年から悲願に変わっていくと、こういうことのないように大変なお力添えをぜひいただきたいということがありますが、なぜもっと早くこのサービス体制の確立をされなかったかなというのが極めて私は遺憾に思います。あれだけのものをやろうと思えば専任者をですね、民間のやり方から、企業のやり方から、あるいは行政のやり方からどんどん調査をさせて、お前に任せたよというぐらいの人材派遣をきちっとやらないと、そのうち考えますというふうなやり方やから担当者もやりにくいし、やりがいを持たないわけですね。何百億mの財産をきちっと守る人間を公募してやってください、中で。わしやりたいというやつをつかまえて、その者に責任持ってやってみいと。そしてこういう尺度で、こういう評価もらえるような努力やってみろというぐらいの大きな取り組みをぜひやってもらわないと、投資に見合う市民の期待は応えられない。 今1つ、自主運営の問題が出されております。もうこれ当たり前のことなんですが、自主運営をするに際してはいささかサービス協会ではやれない。名前がどうもいかがなものかなと。自主運営するのにサービス協会が何か物事をやるということではいささか迫力がないような気がいたしますが、名前のことは難しい件もありますので、要は自主運営ができるような環境づくりをもう少し行政の中でぜひ取り組んでいただいて、この大事業が成功するようにお願いし、有井議員にバトンタッチします。 ○議長(谷秀夫) 4番、有井議員。 ◆4番(有井貞登議員) まとめでございますけども、6項目にわたりまして質問いたしました。1つ最後にお願いしておきたいのは、行政が持ってる情報、いわゆる各部署で持ってる情報、これはもうできるだけ議員に分かってもらう。こんなこと考えてますねん、こういうふうに思いますねんと、もう隠すんじゃなしに、どんどん出していく。議会には全員協議会の場がございます。これも議長団の方にお願いされて、市の思い、この1年間、月に1回ぐらいはきっちり各部暑が今やろうとしていること、問題点をまとめて議会に報告する。そのぐらいの迫力でやっていかないと、市の行政運営がうまくいかないというふうに思います。よろしくお願いいたしまして、市民クラブの質問を終わります。 ○議長(谷秀夫) 以上で本日の日程は終了いたしました。来る27日は午前10時から本会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。どうもありがとうございました。    (午前11時56分 散会)...