交野市議会 > 1992-03-06 >
03月06日-01号

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  1. 交野市議会 1992-03-06
    03月06日-01号


    取得元: 交野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成 4年  3月 定例会(第1回)     平成4年第1回 交野市議会定例会会議録1.招集  平成4年3月6日午前10時第1回議会定例会を交野市議場に招集された。1.開会  平成4年3月6日午前10時00分1.開議  平成4年3月6日午前10時12分1.出席議員     1番  笠井嘉一          2番  小林弘子     3番  吉井治海          4番  笹倉 徹     5番  山口幸三          6番  岩本健之亮     7番  竹内友之輔         8番  大中寛次     9番  堀 憲治         10番  横田重信    11番  吉村太一         12番  中西益治郎    13番  中田仁公         14番  大岡元七郎    15番  白岩陽太郎        16番  谷 秀夫    17番  有井貞登         18番  稲田美津子    19番  浅田一介         20番  大門 至1.議会事務局職員出席者   事務局長 平松正夫     次長   大門喜雄   主幹   奥西 平     主幹   菱田 仁   主任   笠井一弥1.法第121条による出席者 市長         北田輝雄   第一助役        井上信夫 収入役        奥西正明   教育長         伊藤史朗 水道事業管理者    河村俊昭   理事兼総務部長     阪長 保 理事         田中宏治   理事兼地域政策室長   重村貞雄 理事兼教育次長            永井秀忠   理事兼会計室長     山田直三 兼教育管理部長 理事兼消防長     古賀三徳   財務部長        中奥正孝                   民生部長兼 企画部長       河野幸恵   福祉事務所長兼     小寺 有                   社会福祉協議会事務局長                   環境事業部長兼 生活環境部長     金谷行允               北岡 紘                   環境第2課長 環境事業部参事兼          都市整備部長            奥野信一               林  隆 乙部浄化センター所長        兼都市整備課長 建設部長兼            林 充彦   下水道部長       岡西孝輔 建設庶務課長 同和対策室長兼 選挙管理委員会 事務局長兼      川崎真澄   地域政策室担当部長   梶 俊夫 監査委員事務局長 地域政策室担当部長  梅本 実   特別事業対策室長    小川武士 教育次長兼             水道局長兼            田辺友康   庶務課長兼       森本恭司 指導部長              配水課長                   総務部次長兼 農業委員会事務局長  今堀直幸               阪長 敏                   市長公室長 総務部次長             財務部参事            高島康光               福山敬三 兼人事課長             兼税務課長 企画部参事兼            企画部参事兼            雲川勝巳               加地健彦 企画調整課長            都市計画課長 民生部次長兼            民生部参事兼            北田樹徳               中村由美子 保険年金課長            健康管理室長 福祉事務所次長           同和対策室次長 兼福祉センター館長         兼選挙管理委員会 兼社会福祉協議会   橋川英男   事務局次長       星野義博 事務局次長             兼監査委員事務局次長                   教育委員会 特別事業対策室次長  加嶋喜市   教育管理部次長     松本雅文                   兼教育総務課長 教育委員会             教育委員会 教育管理部参事    武田博甫               門川好徳 兼図書課長             給食センター所長 消防本部次長     奥田鐵彦   行政課長        雲川安晃                   星田出張所長 市民課長       森田安弘   兼星田コミュニティー  龍見勝彦                   センター館長 健康管理室参事    佐治秀隆   あすなろ園長      清水徳三 交通防災課長            交通防災課参事            柴野東樹               松本孝則 兼産業生活課長           兼主任 産業生活課参事           兼主任 兼水質検査室長    眞井榮一   再資源促進課長     木原 剛 兼特別事業対策室参事 都市整備課参事    津田純夫   開発指導課長      菊崎直哉 土木建設課長     橘内博一   緑地公園課長      栗田崇彦 天野川清掃工場長   辻  勇   幼児対策室長      平野正和          議事日程                               平成4年3月6日日程第1       会議録署名議員指名日程第2       会期の決定日程第3       市長施政方針表明日程第4 議案第1号 監査委員の選任について日程第5 議案第2号 公平委員会委員の選任について日程第6 議案第3号 交野市事務分掌条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第4号 交野市議会議員の報酬並びに費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第5号 交野市非常勤特別職の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第6号 交野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第7号 交野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第8号 交野市水道事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第9号 交野市職員の育児休業等に関する条例制定について日程第13 議案第10号 交野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第11号 交野市立市民スポーツレクリエーションセンター条例の全部を改正する条例ついて日程第15 議案第12号 交野市立ふるさといきものふれあいセンター条例制定について日程第16 議案第13号 交野市立保健福祉総合センター条例制定について日程第17 議案第14号 交野市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について日程第18 議案第15号 交野市心身障害者福祉金条例の一部を改正する条例について日程第19 議案第16号 交野市葬儀条例の一部を改正する条例について日程第20 議案第17号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について日程第21 議案第18号 交野市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について日程第22 議案第19号 町及び字の区域の変更について日程第23 議員提出議案1号 予算特別委員会の設置について日程第24 議案第20号 平成4年度交野市一般会計予算について日程第25 議案第21号 平成4年度交野市国民健康保険特別会計予算について日程第26 議案第22号 平成4年度交野市下水道事業特別会計予算について日程第27 議案第23号 平成4年度交野市交通傷害補償特別会計予算について日程第28 議案第24号 平成4年度交野市老人保健特別会計予算について日程第29 議案第25号 平成4年度交野市水道事業会計予算について       (午前10時00分 開会) ○議長(大門至) おはようございます。本日は早朝からご参集いただきましてありがとうございます。これより本日をもって招集されました平成4年第1回議会定例会を開会いたします。 ただ今、理事者からあいさつしたい旨の申し出がありますので、発言を許します。北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 議長のお許しを得まして一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 平成4年第1回議会定例会を招集させていただきましたところ、早朝から大変ご多忙中、全議員ご参集賜りまして衷心よりお礼申し上げます。 あわただしく暮れました昨年は議員皆さん方には多大なるご支援、ご指導を賜り、おかげさまで大過なく越年することができました。1992年の新しい年がスタートしてはや2ヵ月が経過し、その間、本年に入りまして年始早々の1月5日の消防出初式には多数の議員皆様方の参加を得まして、盛大に新春出初式も終えさせていただきました。また、1月15日本市二十歳の集いにも多数ご参加いただき、新成人のスタートをにぎにぎしく飾っていただき、併せて本席をお借りいたしまして厚くお礼申し上げます。 この際、1件ご報告申し上げますが、去る2月27日午後3時頃、府民の森星田園地内山頂付近の斜面で山林火災が発生いたしました。通報を受け本市消防署及び消防団星田分団等約50名が消防活動にあたり、斜面約15アールを焼失いたし、午後4時20分頃に完全鎮火いたしたところでございます。消火にあたりましてはまたまたパイプラインと防火水槽等が有効に活用したところでございまして、消火にご協力いただきました星田区長様をはじめ関係者に改めて厚くお礼申し上げる次第でございます。出火原因等調査中でありますが、多分、心ないハイカー等のたばこのポイ捨てではないかと思われますが、今後、大阪府とともに山林火災等の未然防止のための啓発に努めてまいりたいと存じます。大事に至らなかったことをご報告させていただきます。 なお、本定例会におきましてはご案内いただいておりますように監査委員と公平委員の選任に関する人事案件2件、条例改正及び条例制定案件16件、そして平成4年度の一般会計予算ほか6件のご審査をお願い申し上げるところでございます。 なお、予算編成にあたりましては市民の行政需要に対応するために、全職員が英知を結集し、積極的に努力してくれた結果でございまして、十分意のあるところをご理解いただきまして、ご審査の上、ご協賛、ご同意賜りますよう心からお願い申し上げまして、本定例会開会にあたりましての一言のごあいさつとさせていただきます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大門至) 次に、事務局長より諸般の報告をいたさせます。事務局長。 ◎事務局長(平松正夫) おはようございます。まず、議員の出席状況をご報告申し上げます。本日の会議出席議員は20名で全員ご出席いただいております。 次に、前定例会閉会後、本日までの議長報告及び諸会議の報告を申し上げます。 まず議長報告といたしましては、監査の報告はお手元にご配布いたしておりますとおり、例月出納検査の結果報告が議長あてに提出されております。なお、詳細につきましては関係書類を事務局で保管いたしておりますので、閲覧いただきたいと思います。 次に、諸会議の報告を申し上げます。まず、1月17日八日市市において近畿市議会議長会第3回支部長会が開催され、平成4年度予算案並びに第3回理事会の開催について協議が行われ、それぞれ了承されました。 次に、1月28日、29日の両日にわたり和歌山県におきまして近畿市議会議長会第3回理事会が開催され、平成4年度の予算案及び近畿市議会議長会並びに全国市議会議長会近畿部会の役員割当等について協議が行われ、それぞれ了承をされました。 次に、2月3日大阪府庁別館市町村会館におきまして大阪府市議会議長会正副会長会並びに理事会が開催され、会務報告等報告事項の後、平成4年度予算案ほか3件について協議が行われ、それぞれ了承をされました。 次に、2月12日大東市において第12回河北市議会議員合同研修会が開催され、講師に立命館大学産業社会学部教授上方芸能編集長木津川計先生をお招きし、「道楽観の再検討」と題しまして講演が行われ、本市からも多数の議員さんのご出席をいただきました。 次に、2月17日東京において全国市議会議長会第105回理事会並びに第52回評議員会が開催され、報告事項の後、平成4年度各会計予算等について協議が行われ、それぞれ承認をされました。引き続いて自治省の小林実自治事務次官より「平成4年度における地方行財政の諸問題について」と題しまして講話が行われました。 また、翌2月18日東京におきまして第62回議員共済会代議員会が開催され、報告事項の後、平成4年度予算案並びに事業計画等につきまして協議が行われ、それぞれ承認をされました。 次に、2月19、20日の両日にわたり河北市議会議長会管外行政視察並びに第65回総会が神奈川県藤沢市で開催され、藤沢市湘南台文化センターを視察した後、総会を開催し、協議事項として河北ブロックより平成4年度大阪府市議会議長会等の役員推薦について協議が行われ、その結果、本市は全国議長会の社会文教委員に推薦を受けることになりました。 最後に、去る3月2日府庁別館市町村会館におきまして大阪府市議会議長会正副会長会並びに理事会が開催され、平成4年度役員の選任等について協議が行われ、それぞれ了承をされ、引き統いて第203回総会が開催されまして、報告事項の後、平成4年度予算案について協議が行われ、可決されました。引き続きまして平成4年度大阪府市議会議長会等の役員の選任について協議が行われました結果、本市大門議長は全国議長会の社会文教委員に推薦されることになりました。なお、大阪府市議会議長会会長には南部ブロックより高石市さんが就任をされました。河北ブロックから副会長には寝屋川市さんが就任されることになりました。 以上で諸般の報告を終わります。 ○議長(大門至) 次に、事務局職員より議事日程の報告をいたさせます。事務局。 ◎事務局(※) (議事日程 朗読)       (午前10時12分 開議) ○議長(大門至) これより会議を開きます。 日程第1 会議録署名議員指名を議題といたします。会議録署名議員は会議規則第81条の規定により議長において1番笠井議員、8番大中議員を指名いたします。 日程第2 会期の決定を議題といたします。お諮りいたします。今期定例会の会期は本日から3月27日までの22日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって会期は22日間と決定いたしました。 日程第3 市長の施政方針表明を受けることにいたします。北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 平成4年第1回議会定例会の開会にあたり、議員各位におかれまして何かとご繁忙の折、ご参集いただきましてありがとうございます。 昨年は市制施行20周年という大きな節目の年でございました。市民皆様方をはじめ関係各位のご協力とご参加により、おかげさまで記念式典をはじめ諸行事も無事に終えることができましたことを、この場をお借りいたしまして改めてお礼申し上げます。 21世紀へ向け、より一層魅力ある「交野」の街づくりに精進することを私自身心新たに誓ったところでございます。今後とも変わらぬご厚情とご鞭撻を衷心よりお願い申し上げます。 本定例会には、平成4年度において実施する事業予算をご提案申し上げ、ご審議賜ります。ご審議いただくにあたり、当面する市政の運営方針の概要を申し述べさせていただきます。 昨今のわが国を取り巻く情勢を見てみますれば、昨年末のソ連邦の解体により、第2次大戦後、世界の政治経済を二分してきた冷戦構造に終止符が打たれ、新しい世界秩序の構築が始まろうとしております。このような世界情勢の中で、わが国は戦後の復興期から現在まで営々と築き上げてきた経済発展に裏打ちされた豊かさを享受しております。対外的には、この経済力を背景とした影響力に見合った責任と役割が強く求められているところでございます。 わが国としては持てる経済力、技術力を活用し、世界の繁栄と発展に貢献していかなければならないと思われるところでございます。 しかしながら、先進国や開発途上国を含め、世界すべての国々における経済活動や生活に必要なエネルギーと密接にかかわる地球環境問題が生じ、世界的な視点に立った認識と行動が求められているところでございます。 地球環境問題に関しましては、本年6月にブラジルのリオデジャネイロで国連主催による「環境と開発に関する国連会議(いわゆる地球サミット)」が開催される予定となっており、会議においては環境保全をしながらの経済発展のあり方の討議が行われることとなっております。活発な議論とグローバルな観点からの意思統一を期待するところでございます。 国内情勢におきましては、あの長崎雲仙普賢岳の噴火がいまだ続いておりますが、あまりにも長期化しているためか、私たちにとっては耳新しいものでなくなりつつございます。200年ぶりの大噴火が私たちに教えてくれることは自然の怒りでありまして、改めて自然現象は繰り返されるという鉄則を忘却してはならないと痛感するものでございます。被災者をはじめ関係皆様方の心労に対し、心からお見舞い申し上げますとともに、火山活動の鎮静化が一日も早からんことを切に願うものでございます。 一方、3大都市圏においてその端を発した土地の高騰は、一時のピークを超えたと報じられるものの、本市を含む大阪圏においてはいまだ市民の住宅所得を困難にしており、国における土地政策の強力かつ円滑な推進を強く望むところでございます。 経済情勢におきましては、昭和61年12月から統きました景気の拡大が後退傾向にあることが予測されておりますことから、積極的な内需の拡大が期待されるところでございます。 また、わが国においては今後、高齢化が急漣に進み、2000年には4人に1人が高齢者となることが予測されております。 国におきましては昨年、「高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略」つまりゴールドプランが策定され、公共サービスの基盤整備が図られようといたしております。 各世代が心ふれあう生きがいのある豊かな生活が営める社会づくりが要請されているところでございます。 本市におきましても当面する重要課題を1つ1つ着実に解決し、21世紀の「魅力ある交野」の街づくりのために新たな感覚で職員が総力を結集し、積極的な行政展開をしてまいる所存でございます。 今議会にご提案しております平成4年度当初予算につきましては、本市総合計画の実現に向け、本市職員がそれぞれの立場で過去に倍する努力をし、様々な課題の解決を図るため、重点施策をまとめ、積極的に対応していくことを目指して編成いたした次第でございます。 平成4年度の経済見通しは、先ほども申し述べましたように、景気は下降気味であり、より一層今後の経済動向を十分見極めながら財政運営を進めてまいる所存でございます。 一般会計の当初予算は約170億円でございますが、これは前年度218億円の当初予算額と比較いたしますと48億円の減少となっておりますが、仮称保健福祉総合センターの建設費を除きますと、実質的には11億円増の積極的予算といたしたところでございます。 特に予算編成にあたりまして、歳入面につきましてその概要を申し上げます。 まず、自主財源であります市税収入につきましては5億6000万円の増収を見込んでおりますものの、利子割交付金が1億3000万円減収を見込んでいるところでございます。 次に基金の取り崩しでございます。今日まで積み立ててまいりました各種基金のうち、本年も財政調整基金5億円、公債管理基金3億円、地域保全、社会福祉施設の運営のため等、総額10億9530万円の取り崩しを予定いたしております。 市債の発行につきましては、当初予算におきましては天野川緑道整備、清掃車購入、その他道路改良事業等4億7790万円を予定いたし、市債の発行は極力抑制いたしております。 予算総額につきましては、一般会計169億8818万1000円、国民健康保険特別会計26億7865万4000円、下水道事業特別会計22億2299万1000円、交通傷害補償特別会計1190万8000円、老人保健特別会計28億2819万8000円、水道事業会計18億7863万6000円、合計で266億856万8000円でございます。 次に平成4年度予算においての主要事業、重点施策については、総合計画に掲げる5つの柱に沿って、特に配慮を加えた点を中心に、その概要をご説明申し上げます。 まず最初に「自然を守り安全でさわやかな--やすらぎのまち」について申し上げます。 土地利用の適切な規制、誘導としては、無秩序な市街化を防止し、計画的な市街化を図るために、市街化区域と市街化調整区域の線引きの見直しを本年度中に行うとともに、土地利用の現況と動向を把握し、今後の開発行為等を適切に規制、誘導するため、平成5年度に用途地域の見直しを行えるよう作業を進めたいと考えております。 生産緑地地区の指定につきましては、昨年、生産緑地指定の希望の申し出を受け付けたところでございますが、この指定にあたってはできる限り土地所有者等の意向に沿えるよう努めてまいりたいと考えております。 更に市街化区域内の山林等につきましても、本市独自の優遇措置等を講じるための検討を行い、生産緑地の指定をできるよう努めてまいりたいと考えております。 一方、山地部の自然は防災、環境保全等の機能を有し、市民の日常生活に大きく貢献してくれています。この機能を有するさとやまを適切に保全するため、「交野市さとやま整備計画」を定め、整備を図るとともに、この貴重な緑資源である山地自然の恒久的な確保を図るため、都市の緑基金を活用するなど用地対応に積極的に取り組んでまいります。 さとやま整備計画の自然研鑽エリアのうち、交野山周辺において平成2年度から進めてまいりました「ふるさといきものふれあいの里」事業はほぼ終了し、エリアの拠点施設としてのふれあいセンターの完成も間近となりました。 このセンターができるだけ多くの人々に研鑽活動の場として利用していただけるよう適切な管理運営に努めたいと考えております。なお、当センターのオープンセレモニーを愛鳥週間(5月6日~16日)に合わせて行いたいと考えております。 また、市民が日頃、身近に憩える場所として、公園、緑道などの整備を積極的に行ってまいります。 また、緑道整備計画の主軸緑道として、河川敷と天野川緑地の一体整備を図り、天野川の主要拠点として、市民に「うるおいとやすらぎの場」となるよう継続事業として、今後も鋭意推進してまいりたいと考えております。 次に、自然環境の保全と併せ、安全で犯罪のない街づくりを積極的に推進するために、平成3年度に妙見坂地区環境照明整備計画を策定し、都市景観を生かした街路照明と併せ生活照明の整備に着手したところでございますが、本年度も引き続き妙見坂地区保存修景計画として生活照明を整備したいと考えております。 今回、妙見坂地区で初めてそのモデル地区として、地域住民のご協力とご負担を得ることができました。 今後それぞれの地域で、地域の特色を生かした環境照明整備事業の輪が広がりますよう推進してまいる所存でございます。 また、火災対策につきましては、人命の安全に重点を置き、火災に強いまちづくりを推進することを基本とし、消防力の充実、強化として、消防本部施設の諸機能の充実、消防車両、消防資機材等の増強とともに、消防職員の増員と併せ教育訓練の強化を図ってまいります。 また、地域自主防災組織、職域自衛消防の育成、強化を図り、市民意識の高揚と併せ、その対策に万全を期してまいる所存でございます。 一方、公害問題につきましては、今日まで関係者の深い理解と併せ、議会のご協賛を得まして積極的に方策を講じながら、公害のない街づくりに折角の努力を傾注してまいったところでございます。 今日、自動車の普及は目覚ましいものがあり、特に自動車による大気汚染、騒音公害に対する取り組みが遅れているのが現状でございますが、最近ようやく電気自動車をはじめとする低公害車が実用段階にまで開発されております。 また、環境庁もディーゼル車排ガス規制強化のための特別措置法案の骨子をまとめ、違反者には車検証不交付というような措置も講じられるようでありますが、一日も早い法律制定が望まれるところでございます。 環境にやさしい暮らしを認識していただくために、排ガスを出さず騒音が小さいという特長のある電気自動車を、目で見て、触れて走る自動車が身近にあるという啓発事業を積極的に行うため、公害行政を行う者自らの日常業務で啓発も兼ねる「電気自動車」の導入を予定いたしております。 静かで美しい街づくりのために良好な社会環境及び教育環境の保全、とりわけ青少年が健全に育む環境が必要でございます。 近年、暴力団が一般人を抗争に巻き込むなど、市民生活に大きな脅威を与えている実情を重視し、暴力団による暴力行為の規制等、暴力団員による不当な行為の防止及びこれらの被害の救済を骨子とした「暴力団による不当な行為の防止等に関する法律(暴力団対策法)」が3月1日より施行されました。 これにより安全で住みよい大阪を実現しようと、府民、企業、行政機関、そして警察等が一体となって、暴力追放を推進していくための「財団法人大阪府暴力追放推進センター」が設立されます。このセンター設立のための基金総額は20億円で、本市もその一部123万円を負担するところでございます。 次に、2番目に「個性と活力にみちた魅力ある--おらがまち」について申し上げます。 今、21世紀を展望して、本市域にかかわるビッグプロジェクトといたしまして、関西文化学術研究都市の建設、第二京阪道路の具体化、片福連絡線着工等が着々と進行しております。 このような動向に適切に対応し、21世紀に向け、本市の個性と特色を生かした魅力と存立価値のある街づくりを進める必要がございます。 とりわけ第二京阪道路につきましては、本市が直面している最大の課題でありまして、昨年9月の本市都市計画審議会、12月の大阪府都市計画地方審議会においても、第二京阪道路がその沿道の住環境の保全に十分配慮されたものになるようにと「築堤方式」に対する一定の理解を得たところでありますが、今後、事業主体が決定された時点で本市が望む環境にやさしい「築堤方式」の実現に向けて積極的に働きかける所存でございます。 また、第二京阪道路が市民の日常生活、将来の街づくりに禍根を残すことのないように、あらゆる努力を図らなければなりません。道路構造としての環境施設帯の活用は言うまでもなく、関連公共事業の推進、道路景観の整備等、総合的な沿道整備を円滑に推進するため「交野市第二京阪道路沿道整備構想」を策定し、構想実現のため、事業主体や建設省、大阪府に働きかけてまいります。また、第二京阪道路の計画区域内並びに沿道整備区域内の立ち退き対象となる市民には、代替他の確保等積極的な対応に努めてまいります。 これらの諸問題を円滑に推進するにつきましては、関係機関の努力はもとより、市民のご理解とご協力が不可欠であることは申し上げるまでもございませんが、第二京阪道路対策は膨大な作業であり、計画的にかつ着実にこなしていく必要がございます。 この対策を具体的に計画し、実行するために多くの時間を必要といたしますが、少なくとも立ち退き者や沿道住民にいつまでも不安感や迷惑をかけるようなことは、何としても避けなければならないと考えているところでございます。 間もなく事業主体が決定いたしますれば、速やかに現地測量を行わせ、それぞれの土地、家屋がどの程度計画区域にかかるのか明確にさせて、立ち退き者対策を的確に促進するとともに、一方で予備設計が行われ、設計協議を早急に地元と行うことが大切であると考えているところでありますので、関係者をはじめ市議会議員皆さん方の格別のご支援、ご協力をお願いする次第でございます。 次に、市民の利便向上対策として、長年にわたり懸案となっておりますバス輸送体制の整備、充実が求められていることから、「市内循環バス路線構想」を確立しなければなりませんが、何といっても道路環境の改善が必要でございます。 本市の交通需要の動向に適用したバス輸送体系の整備、充実を促進してまいりたいと考えております。 優先的に整備する路線といたしまして、交野南部線のJR星田駅までの延伸を平成5年度開設を目指し促進するとともに、星田西団地、星田山手地区とJR星田駅を結ぶ路線の整備を平成5年を目標に促進するために、駅周辺の整備及び関連道路の整備を積極的に進めてまいる所存でございます。 21世紀に向け、個性と特色を生かしたまちづくりのためには、市の玄関口の役割を果たす駅周辺整備の推進を図ってまいります。 京阪交野市駅周辺においては「アーバンプラザ計画」に基づき、西側駅前広場の造成を進め、バス路線の結節点としての機能を確保するとともに、交野市駅西側入口の確保をするために駅舎改良調査を行ってまいります。 また、JR河内磐船駅周辺においては、駅南側区域の地区計画制度の導入と、街路事業として都市計画道路磐船駅前線の道路及び駅広の整備を行い、駅北側区域では、関係地権者の意向を踏まえながら、土地区画整理事業を推進するため、組合設立準備会の結成に向けて鋭意努力いたしているところでございます。 JR星田駅周辺は「シティプラザ構想」として、駅北側にバス広場の整備をはじめ、公共施設等の整備を積極的に推進いたしますとともに、都市計画法上の特定保留人口フレーム地区指定が、ご案内のように既に期限の5年が経過することに伴いまして、星田文化ゾーンの都市核として改めて検討する必要があると考え、過日、星田地区におきまして多数地権者のご出席を得ましてご懇談の場を持たせていただいた次第でございます。いろいろのご意見や質疑を交わしながら、一定のご理解を深めていただいたもので、今後、整備構想等々の協議や説明の場を持ち、できるだけ早期にその実現を期するため努力してまいる所存でございます。 そして市民生活にとって重要な役割を果たす道路の整備を計画的に進めることが重要でございます。道路交通と鉄道の結節を図り、道路の体系的整備を図ってまいりたいと存じます。 平成4年度は、交野山手線の用地所得、星田傍示川線、私市東回り線の改良、私市中央線JRガード下、星田妙見東線の歩道設置を推進いたしますとともに、国道168号線、府道枚方大和郡山線の整備、改良の促進に努力いたす所存でございます。 地区の特色を生かした街づくりのための制度として、地区計画制度が確立されて以来、本市では積極的に取り組んでまいりました。おかげさまで9つの地域で137.5haが導入できました。地区計画では町並みを市民や市が願う姿に誘導し、あるいは保全しようとする制度でございます。最近、本市でも問題となっている一戸建住宅とマンションの混在が未然に防止することができる最も有効的な制度と言えるもので、地区計画制度の導入を今後積極的に取り組んでまいります。 しかし、地区計画を定めるまでの間も、より適切な規制誘導を行うため、これまで交野市開発指導要綱を定め、開発事業に一定の基準を定め指導してまいりましたが、今後は先般、開発問題等審議会のご答申をいただきましたので、中高層建築物の開発指導指針の適性化を図ってまいる所存でございます。 次に上水道事業につきましては、平成7年度を目標年次とする第5次拡張事業を引き続き推進してまいります。 平成4年度の主な事業といたしましては、「緊急時における大切な“いのちの水”を確保するため」に大阪府下で初めて耐震型緊急用貯水槽1基の設置を行います。 また、未給水地域対策といたしましては、私市・磐船地区と星田駅北側地区に配水管を布設し、未給水地域の解消に努めてまいりますとともに、配水管の布設や取り替えを約6000m予定いたしております。 また、本年度も深井戸1基を掘り替え、自己水の確保に努めるとともに、農薬や微量化学物質トリクロロエチレン等の監視を強化し、安全でおいしい水の安全供給に努めてまいります。 また下水道事業につきましては、淀川左岸流域下水道の関連では、枚方交野流入幹線を早期に本市へ延伸すべく、枚方市藤田地域におきまして管路敷地の用地買収を計画いたしております。 公共下水道幹線では、枚方市と調整を図り、津田汚水幹線の事業計画調査設計に着手いたします。面整備事業におきましては、郡津地区をはじめ全市域にわたり実施してまいる所存でございます昨年来実施しております交野市駅前地域に引き続き、特に森、寺地域につきましては、事前調査測量を実施いたしたいと考えております。また、より一層水洗化の促進を図るため、水洗便所改造融資金の借入者に対し利子の補助制度を新規に確立したいと考えております。 次にゴミ問題は、今日、地球的規模での環境問題となっております。都市部を中心に深刻とも言うべき状況が進行いたしております。 生産や消費の結果として生じることを関知しない事業者や消費者の行動は、結果的に社会コストを含むトータルのコストを高いものにしていることになり、国民あげてのコンセンサスを得ながら、生産消費活動の中に適正に組み込んだシステムの構築が強く求められているところであります。 このような複雑なゴミ問題を背景として、本市といたしましては、平成3年4月より分別収集によるゴミ減量化の促進を図るべく①普通ゴミ②粗大・不燃物ゴミ③空き缶・乾電池の3分別収集体制を進めてきたところでございます。 空き缶の再利用につきましては、平成4年度に建設いたします選別センターの適切な運営により再利用、再資源化に向けて積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 ご案内のように粗大ゴミや不燃物ゴミにつきましては、寺処分地の容量が限界にきていることから、破砕機による埋め立てゴミを再処理し、処理場の延命を図るとともに、新処理場の確保に努める所存でございます。 また四條畷市交野市清掃施設組合の焼却炉も限界にきていることから、新炉建設を促進すべく四條畷市と鋭意調整、努力いたしておりますものの、いまだ具体化に至っていないのが現状でございまして、今後とも本市市議会のお力添えを切にお願いいたすところでございます。 一方、より良い消費生活の実現に向け、消費者への啓発を図るとともに、健全な消費者団体の育成を推進すべきと考えております。 今日まで市民皆様方の自主的な活動により牛乳パックや廃油、空き瓶の回収を行っていただいておりますことに感謝申し上げますとともに、今後はリサイクル活動団体等への積極的な支援も行わせていただきたいと考えております。 次に本市における農業政策について申し上げます。私が一番懸念いたしております神宮寺地域のブドウ栽培でございます。入園者数の動向と併せ農業従事者の高齢化が進む中で、この先、現状が維持できるか大変不安でございます。 現在12haで年間約130tが生産されており、交野市民のみならず、多くの人々に大変好評を得ております。 何としても地域の特性を生かしつつ、21世紀へ継続可能な具体の検討を地元の皆様方と正式に協議会を設け、構想を立案し、神宮寺地域の活性化とともに、市としても思い切った助成措置が講じられるよう折角の努力を傾注してまいる所存でございます。 更に、交野市域におけるイチゴ狩りをはじめとする、いわゆる観光農業の更なる振興を図るとともに、野菜直販等の朝市につきましても関係者と十分協議し、市民に新鮮でかつ安い野菜等が提供できますように、その方策を確立してまいる所存でございますので、関係各位のご理解とご協力をお願いいたす次第でございます。 3番目に「心のふれあう福祉をすすめる--おもいやりのまち」について申し上げます。 先ほども申し上げましたように、わが国は今や平均寿命80年という世界最長寿国となり、21世紀には国民の4人に1人が高齢者という高齢化社会が訪れることが予想されます。 平成2年6月に新たに福祉サービスの供給システムの構築を目指し「老人福祉法」をはじめ関係法の改正がされました。 本市といたしましても厚生省のゴールドプランに基づき、在宅福祉サービスをはじめとする高齢者福祉対策を積極的に推進するため、府の計画と整合を図りつつ、「交野市老人保健福祉計画」を策定いたします。これらの拠点となります仮称保健福祉総合センターの建設事業も今月末の完成を目指し、急ピッチで工事が進んでおります。 当施設では、幼児からお年寄りまで世代間の交流が深まることを願っておりますとともに、要介護老人対策や各種健診の充実を図ってまいります。 福祉面におきましては、身体や精神機能に障害のある人々を対象に作業療法として、障害者やあるいは障害児の応用動作能力や社会適応能力の回復を図ってまいりたいと考えております。 また、在宅老人デイサービスの拠点として、在宅の病弱老人に対し、通所または訪問により、生活指導、日常動作訓練、養護、家庭介護者教室など基本事業と更に入浴サービス、給食サービスなど各種サービスを実施いたします。 更に、あすなろ園機能回復訓練も新しい場所で月曜日から金曜日の毎日、保護者とともに通園し、保育、歩行訓練を行ってまいります。 次に、保健福祉総合センターの建設を機に、市民がより健康で文化的な生活が営まれるよう、市民自らが考え、あるいは市民と行政が一体となって健康づくりに取り組めるよう医師会、歯科医師会、薬剤師会並びに各種福祉団体の協力を得て、保健と福祉のつどい(ふれあい広場)等の開催を積極的に推進してまいりたいと考えております。 また、新しいセンターのトレーニングルームにおきましては、機能訓練の拠点として訓練用の設備、機器も設置し、併せて理学療法士を確保し対応してまいる所存でございます。お年寄りなど体が不自由になったり、また機能が低下している方々、特に40歳以上の方を対象にその維持回復を図り、寝たきり老人ゼロを目指して折角の努力をしてまいります。 市民の休日における救急医療に対する不安を解消するため、従来より医師会の協力を得て内科、小児科の休日診療を実施いたしておりますが、保健福祉総合センター内の健康増進センターで休日診療業務サービスを実施いたしますとともに、併せて歯科の休日診療につきましても歯科医師会の協力を得て実施する計画でございます。併せまして救急医療の広域的な取り組みや救急搬送体制の整備充実のため、救急専従隊員の充実、救急救命士養成のための教育訓練等、医療機関と連携強化を図ってまいります。 なお、近く完成をみます総合センターが、世代間の垣根を越えて広く市民に利用していただくために、この際思い切ってJR学研都市線を境に、南北両地域に特に虚弱者のための福祉バス2台を配備し、万全を期してまいりたいと考えております。 また、私たちの人生の先輩であります熟年市民の皆様方が、それぞれの職場で第一線を退かれ、長年培われたいろんな技能を再び社会に役立てていただくことと、ご自身が生きがいを持って充実した人生を送っていただけるよう総合的な条件整備や環境づくりを基本とする街づくりを推進するために、シルバー人材センター事務所の新設を行い、まもなくその完成をみる運びとなります。 ご案内のように保健福祉総合センター、あすなろ園等々と隣接し、約650㎡の敷地に約440㎡の作業所を備えたシルバー人材センターの活動拠点であります。用地費を含め約3億4000万円を投資し、建設させていただきました。 今後、センターの会員増強と併せ、能力や経験などに応じた職種や就業形態の開発を関係機関との連携のもとに、シルバー人材センターの更なる発展を強く期待するものでございます。 4番目に「豊かな人間性が明日をひらく--まなびのまち」について申し上げます。 心豊かな人間形成を図るため、子供の個性を伸ばし、急速に変化する社会情勢に適応するため、多彩な能力を育成すべく諸施策の実施に今日まで鋭意努力してまいったところでございます。 今、急速に情報化が進行する社会にありまして、学校においては各児童、生徒が情報及び情報手段を適正かつ主体的に選択し活用していけるよう、その情報活動能力育成のための教育が求められております。 このことから平成5年度からは中学校の技術家庭科に「情報基礎領城」が追加されることとなります。 この教育を可能とするよう各中学校の余裕教室の有効利用を図りながら、コンピューター教室を確保するとともに、コンピューター機器の導入を図ります。平成4年度においては学習用、指導用合わせまして88台を整備する予定をいたしております。 次に、教育、学習の場であります教育環境の整備でございますが、ゆったりと話をしながら学校給食を食べられることができ、時にはクラス、学年を越えた友達や教師と食事ができ、好ましい人間関係を形成する機会を確保し、教科学習を目的とする普通教室とは異なった空間を確保するために、ランチルームを年次的に順次整備する予定をいたしております。 また、星田小学校の屋内体育館でございますが、昭和41年に新設し、25年経過しておりまして老朽化が進んでいる状況から、抜本的大改修を実施いたしたいと考えております。これ以外にも学校施設が持つ教育機能が低下しないよう逐次各小学校の修理を行う予定であります。 開かれた学校づくりを目指して、グラウンド、体育館の施設開放については、以前から市内小・中学校全校で実施しているところでございますが、今後は施設のより有効的な活用を図るために、地域と学校との連携強化を図り、各種行事、地区の催しなど積極的に実施していただけるよう働きかけてまいりたいと考えております。 また、幼児教育の分野におきましては、あまだの宮幼児園が開設して20周年を迎えます。長年の使用により園舎が老朽化してきているために、これを機に園内部の床、壁、天井等内装関係を中心にリフレッシュいたしたいと考えております。 次に社会教育面では、年々市民の生涯学習意欲が高まっていることから、生涯学習の機会の拡充や情報提供機能の充実、学習成果の発表の場の確保や生涯学習社会の構築のための啓発事業等の推進に努めてまいりたいと考えております。 次に、「いきがいが文化を育てる--うるおいのまち」について申し上げます。 21世紀に向かって個性を生かし、魅力ある文化都市づくりを計画的に、しかも特色ある地域づくりに取り組んでいるところでございますが、ふるさと交野創生事業の一環としてこれまで基金の利子を利用して、天野川緑道の植樹を鋭意進める一方、天野川の上流、スポレクセンター付近では恵まれた自然の中で、仮称いわふね自然の森スポーツ文化センターが開設する運びとなりました。ロッジや炊飯施設を確保し、市民が宿泊して自然を満喫し、野外活動機能に合わせて大阪府と共同で実施しております「天野川環境整備計画」に基づき、天野川を活用した親水施設も完成の見通しがつきました。 多くの夢少年、夢少女が育ってくれることに大いなる期待をかけ、近隣都市にないプラネタリウムを思い切って設置させていただきました。間もなくその完成をみますプラネタリウムを利用した天体研修の場や陶芸、炭焼き場などその活用効果が上げられますよう適切な管理運営に努める所存でございます。 市民の日常生活に憩いや楽しみ、心のふれあいをもたらすスポーツレクリエーションを通じ、心身の健康づくり、仲間づくりが活発に進められています。 既にご案内いただいておりますように、昨年、図書館建設並びに青年の家増改築検討委員会を設け、専門家を含む市民参加により大変ご苦労をおかけし、一定の意見具申をいただきました。その中で、21世紀を展望し、交野市における体育文化活動のより発展を期するためには、この際思い切って体育活動エリアと文化的活動エリアとに分離して施設整備をすべきとの基本的な方針の提言に基づきまして、この際多額の財政投資を必要といたしますものの、過去の施設整備の反省の上に立って、思い切って今後の基本方針を立案することにいたしました。 まず、本市におけるスポーツ施設はまだまだ充足することができていない現状を踏まえ、総合的な体育館の建設が望まれているところでございます。このようなことから体育館新設のための基本設計に取りかかりたいと存じます。 また一方、市民の生涯にわたるスポーツ活動を振興し、支援するために、ご案内のように平成9年度大阪府で開催される第52回国民体育大会に向けての準備に取りかかってまいりたいと思います。本市では国民体育大会のソフトボール少年男子の部、また山岳競技(登はん)の会場地に予定されていますので、会場整備等、今後大阪府と十分競技してまいりますので、本市議会のご支援、ご協力をお願い申し上げる次第でございます。 市民の生涯学習にとって、その拠点として重要な役割を果たす図書館については、検討委員会からの具申に基づき、青年の家体育室の移転をも含め、具体の建設計画の策定と建設の早期実現に努めてまいる所存でございます。 次に、文化交流の促進でございますが、本市におきましてはカナダコリングウッド市と活発な姉妹都市交流が行われているところであります。昨年、姉妹都市提携10周年を迎えることができ、多くのコリングウッド市民が訪れてくれました。 姉妹都市協会が、今後、青少年のスポーツ交流、経済交流等を計画されるにあたっては積極的な支援を続けてまいりたいと存じます。 また、国内における友好都市提携の機運も高まりつつあります。このためにも市議会と一体となり調査委員会を設置し、具体の友好都市提携のための調査、研究を進め、本市議会のご賛同を得て早期にその実現を期したいと考えておりますので、よろしくご支援を賜りますようお願い申し上げます。 以上のような主要事業、重点施策を実現するための考え方を申し上げます。 社会情勢の変化あるいはまた市民ニーズの変化に適切に対応した行政事務を遂行し、本市が目指すまちづくりを推進するために組織、体制の整備を進め、市民サービスの向上に努めてまいりたいと存じます。 市民サービスの向上を図るために住民基本台帳事務及び印鑑証明を電算化し、正確化あるいは省力化に努めてまいりました。この情報処理システムを利用することで、市内の公的施設等で市民サービスコーナーを開設し、住民票、印鑑証明等を発行し、市民の利便向上を図ってまいりたいと思います。具体的には各文化ゾーンごとでの実施を考えております。例えば仮称保健福祉総合センター、また教育文化会館あるいは第1児童センター等々で逐次開設できるよう準備を進めてまいりたいと考えております。 また、庁舎整備につきましては、福祉センターが昭和46年建設以来20年経過いたしておりますことと、今回の保健福祉総合センターの開設にあわせ、若干解決を要する問題も含まれておりますが、1階を事務室に、2階を会議室に改修いたしたく考えております。これにあわせて本庁舎並びに駐車場の整備を図るべく、基本計画の策定を早急に進めてまいりたいと存じます。 次に広域行政についてであります。 河北7市で構成いたしております北河内広域行政推進協議会では、既にご案内のとおり昨年12月に「新広域圏計画」を策定いたしたところでございます。 ちなみに、旧広域行政圏計画の具体の成果といたしましては、「大規模スポーツ施設の誘致」「市外局番の統一」「ふるさとマップの作成」「ニュースポーツの普及活動」等の事業実績がございます。 この度の広域行政圏計画では、本市域にかかわるプロジェクトの1つとして地下鉄7号線とモノレールの延伸について、その促進を図ることといたしており、北河内7市長による「高速鉄道鶴町茨田線延伸促進協議会」を設置いたしました。 これから事業促進を図るため必要な調査、研究等を行うとともに、早期着手に向け、大阪府をはじめ関係機関に働きかけてまいりたいと考えております。 最後に昨年の第1次機構改革に続きまして、現機構の利点を生かしつつ、次の基本方針の下に第2次の機構改革を行ってまいりたいと考えております。 なお、今回の機構改革にあたりましては教育委員会関係を除いております。国体準備室の問題や生涯学習の具体方針とのかかわりもあり、第3次機構改革において検討してまいりますので、ご理解とあわせいろいろご指導賜りますようお願い申し上げます。 さて、今回の機構改革の第1点目は、長寿祉会に的確に対応するため、保健、福祉、医療対策の確立に向け、それぞれの領域を有機的に結合させ、施策の総合化を図る体制の整備を行ってまいりたいと考えております。 2点目は、当面する重要施策が円滑に推進するための体制の整備を行ってまいりたい、かように考えております。 3点目は、競合する事務事業の統廃合を行ってまいりたい、このように考えております。 以上の基本方針の下で、市民の身近なところで総合的な行政サービスを担ってくれる職員は、地域社会の現状と市民のニーズを迅速かつ的確に把握し、その職務を主体的かつ積極的に遂行していかなければなりません。職員が積極的に仕事に取り組み、自己の能力開発や職場の活性化につながる方策等をも十分考慮し、機構改革を実施してまいりたいと考えているところでございます。 以上、今議会にご提案いたしております予算案の内容を中心に、重点的に取り組む施策の基本方針とその概要を申し述べさせていただきました。 なお、各予算の詳細につきましては、助役以下各部長から改めてご説明申し上げます。 市長就任後1年半が経過いたしました。この間、私自身多くの貴重な体験をさせていただきました。 市民の立場に立った行政姿勢を基本理念として、今後とも市民の負託に応え、全職員が一丸となって信頼される市政の推進に全力を傾けてまいる所存でございますので、議員皆様をはじめ市民の皆様方におかれましても一層のご支援、ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げまして、甚だ雑駁ではございましたが、施政方針の概要とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(大門至) 市長の施政方針表明が終わりました。 日程第4 議案第1号 監査委員の選任についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第1号 監査委員の選任について 次の者を本市監査委員に選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求める。 現住所  ************* 氏名   小寺保夫 生年月日 昭和*年*月*日 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事長から提案理由の説明を求めます。北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 議案第1号 監査委員の選任につきましてご説明申し上げたいと思います。 昭和63年4月から4年にわたりまして大変ご苦労いただきました本市監査委員の山口素直氏がこの3月31日任期満了になります。後任といたしまして**にご在住の小寺保夫氏を選任いたしたく、ご同意をお願い申し上げる次第でございます。 ご案内のように小寺氏は長年大阪府に奉職され、在職中は特に人事、会計、保健、農林畑等々を歴任されまして、人格も高潔で、地方自治の行政運営や財務管理、その他事業の経営管理における知識や経験が極めて豊富でございます。昭和63年4月以来本市の固定資産の評価審査委員もしていただいてご苦労をおかけいたしておりますが、過去の経歴、お人柄等から見ましても監査委員として極めてふさわしい方でございますので、ご同意いただきますようお願い申し上げまして、提案理由に代えさせていただきます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。 ただ今議題となっております議案第1号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議はありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって議案第1号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。       (「なし」)と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 討論なしと認めます。 これより議案第1号を採決いたします。本件は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。
    ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり同意されました。 日程第5 議案第2号 公平委員会委員の選任についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第2号 公平委員会委員の選任について 次の者を本市公平委員会委員に選任したいので、地方公務員法第9条第2項の規定により、議会の同意を求める。 現住所  *************** 氏名   青野 明 生年月日 大正*年**月**日 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。北田市長。 ◎市長(北田輝雄) ただ今ご上程いただきました議案第2号 公平委員会委員の選任につきましてご説明申し上げます。 ご案内のように青野明氏は過去4期16年にわたりまして本市の公平委員会委員としてご苦労いただいておりまして、本年3月31日任期満了になります。この間、昭和59年4月より公平委員会委員長としてその職務を全うしていただいておりまして、昭和61年には自治大臣から永年勤続表彰を受けておいででございます。また、青野氏はご案内のように人格高潔で、地方自治や人事行政に関してすぐれた見識をお持ちでございまして、公平委員会委員として適任者でありますので、引き続きご就任、ご苦労をお願い申し上げたいと考えまして再任をお願い申し上げる次第でございます。 どうかよろしくご同意いただきますようにお願い申し上げまして、提案理由に代えさせていただきます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。 ただ今議題となっております議案第2号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって議案第2号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 討論なしと認めます。 これより議案第2号を採決いたします。本件は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり同意されました。 日程第6 議案第3号 交野市事務分掌条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第3号 交野市事務分掌条例の一部を改正する条例について 交野市事務分掌条例の一部を改正する条例を次のように制定する。 条例案・・・別紙 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。井上助役。 ◎助役(井上信夫) ただ今ご提案をいただきました議案第3号 交野市事務分掌条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由並びに内容の概要を申し上げます。 先ほども施政方針の中で市長が述べましたように、本市の組織、機構並びに事務分掌の一部を改めたいためであります。提案させていただいておりますものは、昨年の第1次機構改革に続きまして、このたび第2次の機構改革を行ってまいりたいと考えております。部、課の数につきましては、この度の機構改革で1部の減、3課の増となっておりますが、昨年の第1次では1部の増、2課の増でございましたが、全体的には従来に比べまして部の増減はなく、課につきましては5課の増となるものでございます。このような組織、機構の補強をとりまして、昨今の社会経済情勢の大きく変化する中で、行政に対する市民の多種多様な要望に応え、重要施策、新たな施策を的確に推進してまいりたいと考えるところでございます。この度の第2次の機構改革では、特に長寿社会に的確に対応すること、重要施策を円滑に推進すること、新たな行政需要へ臨機に対応すること、競合する部門や事務事業を統廃合すること、職員が自らの能力開発に努めることができ、また職場の活性化を図られるようにすること等の配慮をいたしたところでございます。 改正内容の概要について申し上げますと、まず第1に、高齢化社会における市民のニーズに的確に対応するなど、多様化する福祉行政需要に的確に応えるために民生部と福祉事務所を統合し、保健福祉部を新設することにいたしました。この保健福祉部には、社会福祉課、高齢者対策課をそれぞれ新設し、健康管理室を健康増進課に、あすなろ園を機能支援センターに名称を改め、配置するものでございます。社会福祉課では、新たに保健、福祉、医療の総合的サービスの提供を図るための施策の企画、立案の総合的な調整機能を所管させることとしております。高齢者対策課では、従来の高齢者保健福祉サービスに加え、入浴、給食、生活指導等を内容とするデイサービス、訪問看護等のサービス、生きがいと喜びを持って暮らすことができることを目指す老人の生きがい対策等を所管させることとしております。健康増進課では、新たに乳幼児から老人に至るまでの機能訓練、リハビリテーションを推進するための体制を整備することとし、市民の健康の保持増進を図るための施策及び医療や教育などとの連携について体力づくりや疾病予防施策を所管させることとしております。 第2に、従来の健康管理室を除く民生部と生活環境部を統合し、市民生活部を設けることといたしました。この市民生活部では、従来の市民課、星田出張所、保険年金課のほかに環境生活課と農政商工課をそれぞれ新設いたします。環境生活課では、交通安全啓発等の交通安全対策、公害対策、消費者対策及び環境衛生対策を所管させるものでございます。農政商工課では、農業土木、耕地でございますが、そして農政商工の対策のほかに、生産緑地法に基づく農地等の管理に関する援助等にかかる施策を農業委員会事務局とともに連携調整を密にいたしながら所管させることとしております。 第3に、建設部を土木部に名称を改めます。この名称改正は、現行の建設部所管事務が道路、河川、水路、公園、緑地等の土木工事を担当すること、公共の建築物の設計、施工、監督の一連の事務が最近では現課で行われていること等を勘案してのことでございます。この土木部では、従来の土木建設課、緑地公園課とともに、建設庶務課を土木総務課に名称を改めます。土木総務課では、現在生活環境部で所管しております土木交通、施設整備及び防災対策に関する事務を移管し、それらの一元化の執行を図るとともに、年々増加する道路、河川、公園等の公共施設の維持管理を総合的に管理させるという考えでございます。 第4に、消防本部に予防課を新設いたします。これは年々増加する防火対象物、危険物施設の査察並びに消防施設等の設置指導の充実を図り、予防業務の強化により防火に強いまちづくりを目指そうとするものでございます。一方、人命にかかる救急救助事案が増大し、これに的確に対処することが重大な課題となっておりますことから、新たに病院収容前救急措置の充実を図ること、救急業務体制の充実を図りたいと考えております。 第5に、現在の企画調整課に将来必要となる公共用地に関する民間の土地利用の動向等情報の収集、国土法及び広拡法の手続事務、今後想定される生産緑地の買い取りに関する事務及びこれらに関し関係部局と調整をとり、事務を所管させたいと考えております。 この度の組織改正、組織機構、事務分掌の一部改正の概要説明は以上でございます。なお、詳細につきましてはお手元の参考資料をご参照いただければ幸いと存じます。 ご審議の上、ご可決賜りますようお願いを申し上げまして、説明といたします。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第3号については総務文教常任委員会に付託いたします。 お諮りいたします。この際、日程第7から日程第11までの5議案については一括議題といたします。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって日程第7から日程第11までの5議案についてを一括議題とすることに決しました。 日程第7 議案第4号 交野市議会議員の報酬並びに費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について 日程第8 議案第5号 交野市非常勤特別職の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について 日程第9 議案第6号 交野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 日程第10 議案第7号 交野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第11 議案第8号 交野市水道事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例について 以上5件を一括議題といたします。議案の朗読を省略し、一括して理事者から提案理由の説明を求めます。井上助役。 ◎助役(井上信夫) ただ今一括上程をいただきました議案第4号から議案第8号までの報酬、給料関係の改正5議案につきまして、提案理由並びに改正内容のご説明を申し上げます。なお、資料につきましてはお手元の議員報酬、特別職給料、教育長、水道管理者の給料に関するものをまとめて1枚、また非常勤特別職の報酬改正につきましては1枚、合わせて2枚配布しておりますので、ご参考にしていただければ幸いと存じます。 それではまず議員及び特別職の報酬等でございますが、現行の額は2年前の平成2年4月1日に改正されております。この間、府下の多くの市におきまして相次いで改正され、格差が生じております。また、本市一般職の職員の給与につきましても平成2年度及び3年度におきまして約12.6%、3万8421円引き上げられております。このような情勢を踏まえまして本年1月末に本市特別職報酬等審議会に諮問いたしました。諮問は適正な額につきましての白紙諮問の方法で行っております。審議会は本市の提出資料や審議会の要求された追加資料を参考に、近隣都市報酬等の月額、民間の状況、本市の財政状況等について4回にわたり総合的に慎重審議され、去る2月4日に答申をいただいております。 この内容につきまして申し上げますと、市長は81万円を89万円に、助役におきましては第1助役71万円、第2助役68万円を両助役ともに78万円に、収入役は62万円を68万円に、議長は52万円を60万円に、副議長は48万円を55万円に、議員皆様方につきましては46万円を52万円に改正すべく答申されております。 ただ今議題となっております議案第4号 交野市議会議員の報酬並びに費用弁償及び期末手当に関する条例並びに議案第6号 交野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正するにつきましては、答申どおり平成4年4月1日から改正すべくご提案申し上げている次第でございます。 また、議案第7号の教育長の給料、議案第8号の水道管理者の給料につきましても、従来から収入役と同額であるとの議決をいただいておりますので、今回も収入役と同額のそれぞれ62万円を68万円に平成4年4月1日から改正をお願い申し上げております。 最後に、議案第5号の非常勤特別職の報酬並びに費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でございますが、本条例につきましても2年前の平成2年4月1日に改正されて以来2年を経過しており、その間、他市におきましても相次いでの改正であります。その均衡が崩れていることから、その実情を勘案いたしまして改正をお願い申し上げる次第でございます。改正内容につきましては、現行の報酬額を別途お願い申し上げております本市特別職の平均改定率が9.8%を基準といたしましてそれぞれ引き上げようとするものでございます。 以上、よろしくご審議いただきましてご承認賜りますようお願い申し上げ、一括議題の提案理由とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより議案第4号から議案第8号までの5議案に対する質疑に入ります。なお、質疑の際には議案番号をあわせてお願いいたします。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第4号から議案第8号までの5議案については総務文教常委員会に付託いたします。 日程第12 議案第9号 交野市職員の育児休業等に関する条例制定についてを議題といたします。職員をして朗読いたさせます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第9号 交野市職員の育児休業等に関する条例制定について 交野市職員の育児休業等に関する条例を次のように制定する。 条例案・・・別紙 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。阪長総務部長。 ◎総務部長(阪長保) ただ今上程いただきました議案第9号 交野市職員の育児休業等に関する条例につきまして、提案理由とその概要を申し上げます。 ご承知のとおり昨年の12月24日に地方公務員の育児休業等に関する法律が公布され、本年4月1日から施行されることになりました。現行の育児休業法は、義務教育諸学校等の女子教職員及び医療施設、社会福祉施設等の看護婦、保母等の育児休業に関する法律が昭和50年に成立し、昭和51年4月1日より施行されております。 この法律は、昭和40年代の労働不足を背景に核家族化の進展、働く女性の増加、特に既婚女子労働者の増加、女性の就業意識の高まりの中で、働く女性に子供が生まれた後も職業生活と育児を両立させるための制度として要請され、導入されてきた経過がございます。 施行以来16年になろうとしている現在におきまして、制度として定着しているところでございますが、国際的な動向をはじめとし、女子労働者が家庭、育児に専念すべきという考えから、男性、女性平等の見地により育児の負担を女性のみに帰するのは問題があると、このような意見の高まりが見られ、今回新たに地方公務員の育児休業等に関する法律が成立するに至ったわけでございます。 この法律は、育児休業と勤務時間の一部を勤務しないことを認める部分休業の大きく言えば2つの方法を制度化しておりまして、育児と仕事の調和を可能とするとともに、この養育する職員の継続的な勤務を促進し、もって職員の福祉の増進を図るとともに、公務の円滑な運営に資することを目的とするものでございます。 本条例につきましては、この法律において条例への委任規定に基づきまして制定するものでございます。 その概要を現行の制度と比較しながら簡単に申し上げますと、現行の育児休業の対象職員が女子職員のみであったものを今回男子職員も対象とし、子が1歳に達するまでの期間育児休業を取ることができるようにしようとするものでございます。 もう1点は、期末手当の在職期間において現行は育児休業期間の全期間を在職期間から除算していたものを、今回、施行日以降の育児休業期間の2分の1に相当する期間を引き続き勤務したものとみなして、当該期間の2分の1を在職期間として算入しようとするものでございます。 また、部分休業につきましても新たに設けられた制度でございまして、育児と仕事の両立を図りつつ勤務する職員の育児を容易にするため、養育する子が1歳に達する日までの期間、職員の請求に基づいて1日の勤務時間のうち2時間を限度として勤務しないことを認めるものでございます。 今回の地方公務員の育児休業等に関する法律の施行に伴いまして、法の趣旨を踏まえ、現行の本市の交野市育児休業にかかわる給与等に関する条例を廃止し、新たな法律に基づいた条例の制定を行い、整備、充実を図ろうとするものでございます。 何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第9号については総務文教常任委員会に付託いたします。 日程第13 議案第10号 交野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。職員をして朗読をさせます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第10号 交野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について 交野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を次のように制定する。 条例案・・・別紙 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。阪長総務部長。 ◎総務部長(阪長保) ただ今上程いただきました議案第10号 交野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の提案理由を申し上げます。 国家公務員の退職手当制度につきまして平成3年5月2日に法律及び政令の一部の改正が行われ、長期勤続者に対する退職手当の特例に関する規定の整備並びに通勤による傷病にかかわる退職手当の取り扱いが改善されたところでございます。本市も国家公務員の退職手当制度の改善に鑑み、退職手当に関する条例の改正を行おうとするものでございます。 主な改正点の第1点目でございますが、職員が通勤による傷病により休職した場合の当該休職期間についてでございますが、既に平成2年12月議会におきまして休職者の給与については公務上の休職者と同等の取り扱いをし、休職期間中においても給与の全額を支給することの改正をご承認いただいているところでございます。退職手当につきましても、これと同様に退職手当の基礎となる在職期間の計算にあたり、当該休職期間の2分の1の期間を除算することなく全期間を算入しようとするものでございます。 また改正点の第2点目でございますが、長期勤続者に対する退職手当の特例に関する規定の整備でございまして、勤続期間が20年以上35年以下の期間勤続した者のうち、自己都合を除いた退職手当条例第4条、第5条の適用を受けて退職した者につきましては、従来昭和49年3月1日の在職者に限って暫定的な割増措置が国と同様に講じられているところでございます。これは民間の退職金の給与水準との均衡を図ると同時に、当該措置が立案された当時在職していた者の処遇を改善するために講じられたものでございます。なお、国においてこの措置が講じられた時点以降職員となった者が勤続20年近くになっております。また、官民の給与水準もおおむね均衡がとれていると認められたことから、今後とも同様の割増措置を講ずることとされたことに伴いまして、本市においてもこの割増措置を講じようとするものでございます。 ご理解賜りましてよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第10号については総務文教常任委員会に付託いたします。 日程第14 議案第11号 交野市立市民スポーツレクリエーションセンター条例の全部を改正する条例についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第11号 交野市立市民スポーツレクリエーションセンター条例の全部を改正する条例について 交野市立市民スポーツレクリエーションセンター条例の全部を改正する条例を次のように制定する。 条例案・・・別紙 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。伊藤教育長。 ◎教育長(伊藤史朗) ただ今議題となっております議案第11号 交野市立市民スポーツレクリエーションセンター条例の全部を改正する条例について、提案理由をご説明申し上げます。 昭和62年度の実施計画に基づき、自然観察の森として市民スポーツレクリエーションセンター裏山において、山地の自然と天野川の水とを活用し、青少年をはじめ市民1人1人が身近にふれあい、自然に親しみながら四季の変化や動植物の生態、自然の仕組みや大切さを自ら学び、体験できる場としての野外活動施設の完成に伴い、既存の市民スポーツ文化及びレクリエーション活動の場をより一層充実させ、一体化した施設として位置づけ、本施設の管理、運営条例を制定しようとするものでございます。 なお、今回整備いたしました施設として管理棟、いわふね自然の森スポーツ文化センターの全体の案内及び天体研修や創作研修などが行える管理棟を整備いたしました。主な室の内訳といたしまして、事務室、和室、ロビー、展示ホール、プラネタリウム室、創作研修室でございます。野外活動施設の場、恵まれた自然の中でロッジや炊飯施設等を確保し、市民が野外活動を体験することによって、自然の大切さや仕組みが学べるよう同時にキャンプ場を開設し、その主な施設としてロッジ5棟、炊飯施設1棟、食卓用テーブル木製5基、東屋1棟、屋外洗面所1棟でございます。自然観察の場として園路の整備、園路を歩き、そこに生息する動物や植物を目で確かめ、学び、自然のすばらしさを体験できる自然観察の場でございます。天体研修プラネタリウムでございますが、この投影を行い、宇宙の神秘を学び、そこにロマンが創造されるような天体研修の場でございます。その他の機能の場としてキャンプ活動をより楽しく充実したものとして、広く市民の自主的な創作活動を支援できるよう陶芸の場、炭焼きの場でございます。なお、主な施設の概要は既存のスポーツレクリエーションセンター、キャンプ場、自然観察の場、天体研修センターでございます。 この施設が体育、文化及び自然体験の施設として市民に親しまれ、有効に活用していただけるよう最善の努力を傾注してまいりたいと考えておりますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第11号については総務文教常任委員会に付託いたします。 日程第15 議案第12号 交野市立ふるさといきものふれあいセンター条例制定についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第12号 交野市立ふるさといきものふれあいセンター条例制定について 交野市立ふるさといきものふれあいセンター条例を次のように制定する。 条例案・・・別紙 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。林建設部長。 ◎建設部長(林充彦) ただ今議題となりました議案第12号 交野市立ふるさといきものふれあいセンター条例について、提案理由をご説明申し上げます。 本市山地部の緑の保全と活用を図るため、さとやま整備計画が策定され、交野山周辺の緑を生かし、市民が豊かな自然と身近にふれあう場として、交野市ふるさといきものの里整備事業を平成2年度から国庫補助事業により行ってまいりましたものが本年3月末に完成するもので、当該区域の中心施設として、ふれあいセンターを開設し、広く市民の研鑽活動等の利用に供し、動植物や昆虫並びに野鳥等、生き物とふれあう施設として公共施設設置条例を制定しようとするものでございます。 施設の概要につきましては、全体区域が25haでございます。その中でふれあいセンターは1階床面積が30.25㎡、2階床面積120㎡、延べ床面積151.25㎡で、管理人室、展示観察室、セミナー室、トイレ等を設置することといたしております。 また、施設内には当該区域に生息いたします野鳥、昆虫、動植物等のパネル及び標本等を展示するとともに、今後、管理運営計画に基づき本市の新しい自然体験、学習の施設として市民に親しまれ、有効活用していただけるよう最善の努力を傾注してまいりたいと考えておりますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由といたします。ありがとうございました。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第12号については建設水道常任委員会に付託いたします。 日程第16 議案第13号 交野市立保健福祉総合センター条例制定についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第13号 交野市立保健福祉総合センター条例制定について 交野市立保健福祉総合センター条例を次のように制定する。 条例案・・・別紙 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。小寺民生部長。 ◎民生部長(小寺有) ただ今上程いただきました議案第13号 交野市立保健福祉総合センター条例について、提案理由とその概要を申し上げます。 仮称保健福祉総合センターは平成2年度より工事に着手し、市議会議員の先生方にご指導、ご鞭撻をいただき、また地主の方々や近隣市民の方々のご協力をいただいておりますことを、この場をお借りいたしまして厚くお礼申し上げます。 さて、交野市天野が原町5丁目5番1号で建設中の交野市立保健福祉総合センターは、本年度末完成を目指して現在鋭意努力しているところでございます。本施設が完成しますと、市の総合的な健康づくり及び福祉の充実を図るとともに、世代間の交流の場として広く市民の保健福祉に寄与するため、交野市立保健福祉総合センターは、交野市立世代間交流センター、交野市立保健増進センター、交野市立機能支援センター(あすなろ園)及び高齢者生きがい創造センターの各施設の総称として設置し、条例を制定するものであります。 事業といたしましては、世代間交流センターは延べ床面積6046㎡の施設で、市民の教養、コミュニティー、福祉増進、健康増進及び各世代間の交流促進に関する事業を行います。健康増進センターは、延べ床面積2070㎡の施設で、市民の保健衛生知識の普及向上、各種保健予防及び休日診療に関する事業を行います。機能支援センター(あすなろ園)は、479.5㎡の施設で、心身障害児の知能及び機能回復に関する事業を行います。高齢者生きがい創造センターは、床面積が441.4㎡の施設で、高齢者の生業及び就労の指導、その他高齢者の生きがいに関する事業を行います。 管理運営につきましては、本条例の5条に定めていますように、社会福祉法人交野市社会福祉協議会に一部委託いたしたいと考えております。また、使用料につきましても第6条で定めていますように、1室1回につき5万円以内とさせていただいております。なお、参考資料に各室等の料金表案も添付しておりますので、ご検討いただきたいと思っています。使用料につきましては社会福祉協議会の理事会において決定されるものとなっております。 なお、現在の交野市福祉センター及び交野市保健センターは、保健福祉総合センターに移転してまいりますので、これらのセンター条例は廃止するものでございます。 よろしくご審議くださいまして、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第13号については民生消防常任委員会に付託いたします。 日程第17 議案第14号 交野市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案14号 交野市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について 交野市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例を次のように制定する。 条例案・・・別紙 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。小寺民生部長。 ◎民生部長(小寺有) ただ今上程いただきました議案第14号 交野市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について、提案理由とその概要を申し上げます。 現在、福祉事務所は民生部に属していますが、先ほど上程になりました機構改革に伴いまして新設されます保健福祉部に組織変更されるため、現在の名称交野市民生部福祉事務所を交野市福祉事務所に改め、また事務所も現在の交野市私部1丁目1番3号より新しくオープンされます保健福祉総合センターに移転いたしますので、事務所を交野市天野が原町5丁目5番1号に変更するものであります。 何とぞご理解賜りまして、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。 ただ今議題となっております議案第14号については会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって議案第14号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。3番、吉井議員。 ◆3番(吉井治海議員) これまでの福祉事務所を天野が原町の方に移すと、こういう条例提案なんですけれども、現に現在のこの福祉事務所の所管が、福祉事務所の業務と一般市民等に対する会議室などの使用なども取り扱っていると思うんです。そうしたらこれを現在の福祉事務所を天野が原町に移転をしてしまうと。こうなると現在の一般使用のそういった会議室等の取り扱いというのがどうなるのかということを1点お尋ねしたいと思います。 ○議長(大門至) 小寺民生部長。 ◎民生部長(小寺有) 今ご質問の趣旨はちょっと分かりかねるんですが、今度天野が原町へいきますと新しい総合福祉センターの貸出につきましては、先ほどの条例で申し上げましたとおり社会福祉協議会の方へ委託してするつもりでございます。 ○議長(大門至) 阪長総務部長。 ◎総務部長(阪長保) お答えいたします。この条例につきましては交野市福祉事務所の設置場所の条例提案でございまして、今ご質問の福祉センターの施設につきましてはあのまま残りまして、あの施設の運用というんですか、使用につきましては、先ほども市長の施政方針の中にも出ておりましたように、できますれば1階を事務室に、2階部分については会議室等に使っていきたいと。このようなことで今後福祉センターの使用方法につきましては、特にまた3階部分もございますので、今後意見を十分拝聴しながら対応してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(大門至) 3番、吉井議員。 ◆3番(吉井治海議員) その会議室等の一般使用、その規定等も当然条例等の中でうたっておると思うんですけれども、ちょっと今、例規集も手元に持ってませんのではっきり言えないんですけれども、福祉事務所設置条例の中で一般使用等も規定をしておると、こういうことであれば、これはたちまち住所も移転するわけですからこちらの方の扱いも消えてしまいますな。そしたら一般使用もたちまちできなくなるというようなことにもなってくると思うんです。だから一般使用の扱いは別な条例で現にそれはそのままだと、残るんだというのであればそれは別ですよ。この条例関係ないかあるか、ちょっとそこのところ。 ○議長(大門至) 阪長総務部長。 ◎総務部長(阪長保) この福祉事務所設置条例では会館使用とか、そういう部分は一切関係ございません。 ○議長(大門至) 3番、吉井議員。 ◆3番(吉井治海議員) それは何で規定しておりますか。 ○議長(大門至) 阪長総務部長。 ◎総務部長(阪長保) 先ほどの保健福祉総合センター条例案でございますが、この中に最後の方に附則がございますが、議案書の61ページなんですけれども、この中で交野市立福祉センター条例の廃止と、この中にうたわれております。ここに出てまいるわけでございます。 ○議長(大門至) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 先ほど総合センターの設置条例の末尾の方で、施行期日のところで現在の福祉センター条例を廃止します。これはご理解願えますね。今ご提案申し上げている福祉事務所、これも移転します。しかしこの前の建物は残ります。したがってどう利用するかと。先ほど私、施政方針の中でちょっと概要申し上げましたように、1階部分は事務室に使いたい。2階は会議室にしたい。あと3階大会議室もありますので、この辺の利用については、また議会等々の意見も聞きながら適正な住民利用に供するために運用を図ってまいりたい、こういうふうに考えておりますので、条例、事務所、これとは全く別の形で考えておりますので、ご理解願いたいと思います。 ○議長(大門至) 3番、吉井議員。 ◆3番(吉井治海議員) しかし、これから運用を考えていくというのはこれからの考え方であって、現に交野で利用できるそういう施設といったら福祉センター、ここが主でしょう。それ以外多少あると思うけれども、非常に重要な施設だと思うんです。それを今まで扱ってきた福祉センター条例も廃止するというようなことであれば、当然それは市民利用にこれから供にしていかなければあかん。私はそう思うんです。そしたら同時にそこのところもフォローして提案をすべきではないのかと。これは市民にとって非常に重要なことですから、そういう点で私ちょっと問題あるんじゃないかということを話しているんですけれども。 ○議長(大門至) 北田市長。 ◎市長(北田輝雄) 何度も申し上げておりますように、現在の福祉センターは今度の保健福祉総合センターで十分に活躍の拠点としたい。こういうことで現在の福祉センター利用してもらったものはすべて向こうへ移す、基本的に。そういう考え方です。だから代わりを向こうの場でやっていただきたい。しかし、これは現実に3階の部分もそのまま残るわけですので、改修をし、その改修の仕方によって今後ご意見も聞きながらどの部分はどうしていこうか。2階の会議室等でいろいろ精査しなければならん。こういうことで本条例とは関係なしに、今後市民の利用に供していくために改装、改修を含めてやっていきたいと、こういうふうに申し上げておりますので、ご理解願いたいと思います。 ○議長(大門至) ほかに。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 討論なしと認めます。 これより議案第14号を採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決されました。 間もなく正午になりますので、ただ今から午後1時まで休憩いたします。       (午前11時58分 休憩)       (午後1時00分 再開) ○議長(大門至) 再開いたします。 日程第18 議案第15号 交野市心身障害者福祉金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第15号交野市心身障害者福祉金条例の一部を改正する条例について 交野市心身障害者福祉金条例の一部を改正する条例を次のように制定する。 条例案・・・別紙 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。小寺民生部長。 ◎民生部長(小寺有) ただ今上程いただきました議案第15号 交野市心身障害者福祉金条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。 交野市心身障害者福祉金につきましては、前回の改正より長年にわたり据え置きになっていまじたが、この度、心身障害者の福祉向上を図るために福祉金の見直しを行い、対象範囲を広げるとともに、金額も大幅に増額し、改正しようとするものでございます。対象者の範囲は心身障害者手帳所持者のうち、1級から4級までの方でありましたが、今回5級、6級の方を加えて福祉金を支給し、また療育手帳所持者の方も従来1本であったものを重度、中度、軽度と手帳の区分に基づき支給し、充実を図ろうとするものでございます。 なお、原爆被爆者手帳所持者が現在は全員医療費の対象となっており、一本化されておりますので、併せて整備しようとするものでございます。 よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。8番、大中議員。 ◆8番(大中寛次議員) なるほどこの手当上げていただいたということは本当に喜ぶわけでございますが、これまあ言ったら身障者の程度1級から5級まであるけれども、部長、これは一律5000円だったら5000円とか、8000円だったら8000円上がらんと、ちょびちょびと変わってますな。一律に3000円上げるのなら3000円というようにせんと、上がっているのは8000円ぐらい上がっているのと、また2000円ぐらい、5000円ぐらいとあるのは、こういう割当は何か根拠があるのか。どうでしょう。一律でやったらよろしいでしょう。1級から何級まで一律に5000円上げようかというようなもんだけれども、これはこのぐらい、これは凹凸できてくるな。そうすると拳骨でも当たらな腹が立つのと一緒で、余計上がった人はこれはよく上げてくれたな、民生部長よくやっておると言われるけれども、上がらん人はたとえ2000円違いでも、なぜ俺らは軽くみておるんだなと、こういうことになってくると思うんです。上げ率によって喜ばれる人と怒る人とあるので、その点をひとつ十分考えておいてもらいたいと、これは要望しておきます。上げるのなら1人1万円だったら1万円で構わない。1万円と上げるようにする。甲乙つけたら、この患者は市長と心安いのでちょっと余計上げたんだなとなったら具合悪いので、それだけちょっと要望しておきます。 ○議長(大門至) ほかに。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) これをもって質疑を終結いたします。ただ今議題となっております議案第15号については民生消防常任委員会に付託いたします。 日程第19 議案第16号 交野市葬儀条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第16号 交野市葬儀条例の一部を改正する条例について 交野市葬儀条例の一部を改正する条例を次のように制定する。 条例案・・・別紙 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。小寺民生部長。 ◎民生部長(小寺有) ただ今上程いただきました議案第16号 交野市葬儀条例の一部を改正する条例について、提案理由とその概要を申し上げます。 現在本市が行っています市営葬儀は、その基本理念であります簡素で厳粛かつ低廉清楚を旨とし実施しているところでございます。既に20年以上経過し、市民の生活改善の一環として寄与しているところでございます。しかし、近年の生活様式の変化に伴い、利用される市民の要望に応えるべく、この度その内容を充実したいと考えているところでございます。具体には従来市営葬儀の内容は仏式A、B、並びに仏式以外の3項目でありましたが、現行Aの内容に表しきび、脇しきび、電飾燈籠、テント中型、経机の5項目を加え、特Aを新たに設け、従来よりの仏式A、B、仏式以外と併せ幅広い葬儀内容により、市民にご利用をお願いしようとするものでございます。使用料につきましては、従来のA、B等につきましては現行の使用料を据え置き、新たに設けました特Aの全部使用の場合は12万円、一部使用の場合は10万8000円でお願いしようとするものでございます。 何とぞご理解くださいまして、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。8番、大中議員。 ◆8番(大中寛次議員) 葬儀についてなかなか心遣いは十分わかりますけれども、これをぱっと見せてもらったら7万円を5万8000円と、また、12万円を10万8000円と、こういう具合に移ります。ある部長に聞いたら、これは正しいと言われたので、ああそうかなと思ってました。そうすると部長が正しいと言っているから文句言えない。今度はこういうやり方になったと。そうすると午前中の教育長の報酬なんかだったら62万円がなんぼかになったと、こうなっておる。そうするとこの一生懸命作ってやったこの議案書が統一できてない。また各職員に聞いてもまちまちですなというような声が出ておる。まちまちの議案書を我々に提出するというのが本当はおかしい。これが正しいと言ってくれたら、なるほど現行が12万円になるんだと。前は10万8000円だと。これはよく分かる、そういう説明してくれたら。そうするとまた違う方で見たら、今はこうだけれども今度はこうなったと。その点、これ総務部長かだれがこしらえたのか知らんけれども、ひとつ説明してくれ。納得させてくれ。一部使用でも書き方が違うというんだ。前はこうだったけれども、こうなってないというんだ。 ○議長(大門至) 阪長総務部長。 ◎総務部長(阪長保) お答えいたします。現在の条例でございますが、この条例の別表というのがございまして、別表にこの表によりますとAが7万円と5万8000円でございます。7万円が全部使用、5万8000円が一部使用と、こういうことでございまして、この別表中のA欄の上に特Aというのを設けまして12万円が全部使用でございまして、10万8000円が一部使用と、こういうことで、この別表の表がこのように変わると、こういうふうにご理解いただきたいと思います。 ○議長(大門至) 8番、大中議員。 ◆8番(大中寛次議員) そのように言われたら現行がこれで前はこうだということ、これで分かります。上見たら7万円が5万8000円と、こうなってくる。そうすると報酬でもなんぼなんぼが今度なんぼになったと先に書いておるな。ある人の言われることなら、今はこうだけれども今度はこうなる。てれこになっているんだ、これ見たら。だから統一してもらわなければいかんということを俺は言うんだ。ところが今聞いたら、小寺が言っておるように、そんなん祭壇の車ですがな、こうでんなと言う。それはよくわかる。わかるんだけれども、本当言ったらこれがなんだというのなら、報酬が今50万円だと、それで今後52万円にしてやると書いてあったら俺は何も言わない。てれこてれこになっている、これちょっと見せてもらったら。それを言っている。難しいこと俺言ってない。 ○議長(大門至) 阪長総務部長。 ◎総務部長(阪長保) ちょっと説明不足でございまして、別表の表でございますけれども、この議案第16号の参考資料をちょっと見ていただきたいと思います。この参考資料の旧使用料という1つの表がございまして、この表を今度新たな使用料に改めると、こういうことで、先ほど先生おっしゃいますように議員の報酬がこの金額に改めると、こういうんじゃなしに、今回につきましては1つの新たなランクを設けると。額を改正するのではなしに新たなランクを設けると、このような表現でございますので、ひとつご理解いただきたいと思います。 ○議長(大門至) 8番、大中議員。 ◆8番(大中寛次議員) それはそれで分かってます。これはこうだと言うけれども、俺の言うのはおかしいというんだ。今はこうだけれども祭壇使うのはこうやと書いてる。これはよく分かるんだ。上見たらAやったら7万円が5万8000円になる。だからそういう間違いのないようにひとつこれから考えておいてもらわないといかん。これでいったら上げてやるのを先に書いて、それで昔はこうだったとかいてあったら俺は何も言わん。ひとつ検討しておいてください。これは要望しておきます。 ○議長(大門至) 3番、吉井議員。 ◆3番(吉井治海議員) 委員会付託になると思うんですけれども、そこで議論していただくとして、これ使用者が負担する金額なわけですね。そうすると業者に支払う場合の費用と、そこに当然市が補填をするということだと思うんですけれども、新しいランクも設けられて、実際にどれだけの費用がかかっておるのかというのは一遍知りたいなと思うわけです。それから先ほど説明あったように特Aがどういう内容になるのかというのは、これもちょっと書いてもらって資料をもらうと、私たちもまた市民に説明をしていく上で非常に都合がいいと思うわけなんですけれども、後でも結構ですからそれぞれのランクでこういう内容だという資料はぜひいただきたいと思います。最初言った費用について。 ○議長(大門至) 小寺民生部長。 ◎民生部長(小寺有) 葬儀につきましては先ほどから説明しております金額に6万円が市で負担いたしております。ですから特Aですと18万円、Aが13万円、Bが9万5000円、10万円というふうに、全部6万円負担しております。資料につきましては後日作ってお渡しさせていただきたいと思います。 ○議長(大門至) 阪長総務部長。 ◎総務部長(阪長保) ちょっと一部積算間違っておりましたので、改めまして答弁させていただきます。今回新設できました特A欄12万円、これは一般市民からいただくものでございますけれども、業者に支払いたします、これは委託料で支払っているわけですけれども、18万円でございます。そして一部使用の場合は16万8000円でございます。なお、現行のA、B、仏式以外につきましては業者に支払います委託料につきましては、7万円の分については11万円です。一部使用につきましては9万8000円、そしてまたBでございますが、3万5000円に対するものについては7万円でございます。そして一部使用につきましては5万8000円、仏式以外でございますが、4万円については9万円でございます。そして2万8000円分については7万8000円と、以上でございます。よろしくお願いいたします。
    ○議長(大門至) 3番、吉井議員。 ◆3番(吉井治海議員) それで結構なんですけれども、やっぱり市民の人に、これは部長でも答弁で間違われるようなこともありますので、我々もちょっとよく分からんで、どこまで市民に言うのかは別として、広報等でもこういう具合になりましたということで、できるだけ親切にまたお知らせしていただきたいと思いますのでよろしく。 ○議長(大門至) ほかに。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) これをもって質疑を終結いたします。ただ今議題となっております議案第16号については民生消防常任委員会に付託いたします。 日程第20 議案第17号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第17号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例を次のように制定する。 条例案・・・別紙 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。小寺民生部長。 ◎民生部長(小寺有) ただ今上程いただきました議案第17号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、提案理由とその概要を申し上げます。 現行の助産費は昭和60年3月から1件当たり10万円を13万円に引き上げて以来、今日まで13万円を支給してまいりましたが、平成4年4月1日より政府管掌の助産費が20万円から24万円に引き上げられることに伴い、本市国保といたしましても平成4年4月1日より助産費を13万円から政府管掌と同額の24万円に引き上げようとするものでございます。なお、引き上げに伴います所要の財源につきましては、その3分の2は地方交付税で措置されることとなっております。 なお、以上のことにつきましては過日、交野市国民健康保険運営協議会におきまして慎重にご審議をいただき、2月13日付で答申をいただいているところでございます。 よろしくご審議いただきまして、ご可決陽りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第17号については民生消防常任委員会に付託いたします。 日程第21 議案第18号 交野市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第18号 交野市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について 交野市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を次のように制定する。 条例案・・・別紙 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。古賀消防長。 ◎消防長(古賀三徳) ただ今議題となりました議案第18号 交野市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。 自然災害をはじめ社会生活の変化、多様化に伴う予期せぬ災害の発生する要因が大きくなり、かつ島原普賢岳災害、信楽の列車事故災害のように大災害が発生した時、生命を賭しての消防団員の防災活動はますます重要性を帯びてきております。しかし、高齢化社会に伴う若年層及び市内自営業団員の減少は、定員確保の難しさや緊急活動体制に大きく影響を与えつつありますが、市民及び自治組織の郷土愛のおかげで組織は堅持され、戦力低下を免れている現状であります。以上の実情及び近隣各市の実情を考慮し、防災の第一線で活躍する消防団の活性化を進め、市民の信頼に応え得る非常勤消防団員の報酬並びに手当を適正な額に改定したいため、ご提案申し上げるものでございます。 よろしくご審議を賜り、ご可決いただきますようお願い申し上げて、提案理由といたします。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第18号については民生消防常任委員会に付託いたします。 日程第22 議案第19号 町及び字の区域の変更についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議案第19号 町及び字の区域の変更について 地方自治法第260条第1項の規定により、本市内の町及び字の区域を次のとおりとする。 平成4年3月6日提出 交野市長 北田輝雄 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、理事者から提案理由の説明を求めます。小寺民生部長。 ◎民生部長(小寺有) ただ今ご上程いただきました議案第19号の町及び字の変更について、提案理由とその概要を申し上げます。 星田西地区の住居表示は、第13次住居表示整備事業、星田、星田北、星田西の事業の一環として昭和61年4月14日議決いただき、4年後の平成2年11月5日に実施いたしました。今回の提案させていただきます星田西町区域の変更事業でございますが、既にご承知のとおり星田西団地の開発も進み、順次入居も行われており、新しいまちができつつあります。そこで従来の境界を見直しまして、新しく整備されました道路、緑道及び公園等の恒久的な施設で定めることといたしております。区域の設定につきましては別図1の斜線で示しております①星田西4丁目の一部を星田西1丁目に、②星田山手4丁目の一部を星田西3丁目に、③星田西3丁目の一部を星田山手4丁目に、④星田西3丁目の一部を大字星田に、それぞれ編入しようとするものでございます。新たな境界は別図2のとおりとするものでございます。 また、本件につきましては平成4年1月30日に交野市住居表示審議会に諮問し、審議会におきまして慎重にご審議いただき、平成4年1月31日付で答申をいただいているものでございます。 よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。 ただ今議題となっております議案第19号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって議案第19号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 討論なしと認めます。 これより議案第19号を採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決されました。 日程第23 議員提出議案第1号 予算特別委員会の設置についてを議題といたします。職員をして朗読させます。事務局。 ◎事務局(※) 議員提出議案第1号 予算特別委員会の設置について 平成4年度交野市一般会計予算を審査するため、交野市議会委員会条例第4条の規定に基づき、次のとおり特別委員会を設置する。 記 名称 予算特別委員会 委員定数 9名 平成4年3月6日提出 提出者 交野市議会議員 浅田一介 賛成者 交野市議会議員 吉井治海、同じく山口幸三、同じく堀憲治、同じく吉村太一、同じく中田仁公、同じく白岩陽太郎 ○議長(大門至) 朗読が終わりましたので、提出者から提案理由の説明を求めます。浅田議員。 ◆19番(浅田一介議員) ただ今議題となりました議員提出議案第1号 予算特別委員会の設置についての提案理由を申し上げます。 本議案につきましては、ご承知のとおり予算というものは市が今後1年間を通じて執行する重要な計画書であり、その執行中にどれだけの行政効果を上げようとしているかを示す指針となるもので、極めて重要な意義を持つものであります。したがって今後、市の財政運営が適切かつ効率的に行われるかを細部にわたり慎重に審査する必要があるため、9名の委員による予算特別委員会の設置をご提案申し上げる次第でございます。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。 ただ今議案となっております議員提出議案第1号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議はありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって議員提出議案第1号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第1号を採決いたします。本件は9人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置することにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって本件は9人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。 ただ今設置されました予算特別委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により議長において指名いたしたいと思います。これより予算特別委員会委員の氏名を事務局から報告させます。事務局。 ◎事務局(※) 予算特別委員会の委員の氏名をご報告申し上げます。なお、順不同でございますのでよろしくお願いいたします。 予算特別委員会委員9名、吉村議員、岩本議員、吉井議員、堀議員、大岡議員、有井議員、稲田議員、白岩議員、大中議員 ○議長(大門至) 報告はお聞きの次第でございます。 お諮りいたします。予算特別委員会委員の選任についてはただ今報告いたしましたとおりそれぞれ指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆(全員) 異議なし。 ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よってただ今指名いたしました以上の諸君を予算特別委員会委員に選任することに決しました。 ただ今から委員会条例第7条の規定により予算特別委員会を開き、委員長および副委員長の互選をお願いいたします。 暫時休憩いたします。       (午後1時33分 休憩)       (午後1時51分 再開) ○議長(大門至) 再開いたします。 休憩中に選出していただきました予算特別委員会の委員長及び副委員長の氏名を事務局から報告させます。事務局。 ◎事務局(※) 予算特別委員会の委員長及び副委員長の氏名をご報告申し上げます。予算特別委員会委員長 吉村議員、副委員長 岩本議員 ○議長(大門至) 報告はお聞きの次第でございます。 お諮りいたします。この際、日程第24から日程第28までの5議案についてを一括議題といたします。これにご異議ございませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって日程第24から日程第28までの5議案についてを一括議題とすることに決しました。 日程第24 議案第20号 平成4年度交野市一般会計予算について 日程第25 議案第21号 平成4年度交野市国民健康保険特別会計予算について 日程第26 議案第22号 平成4年度交野市下水道事業特別会計予算について 日程第27 議案第23号 平成4年度交野市交通傷害補償特別会計予算について 日程第28 議案第24号 平成4年度交野市老人保健特別会計予算について 以上5件を一括議題といたします。議案の朗読を省略し、一括して理事者から提案理由の説明を求めます。井上助役。 ◎助役(井上信夫) ただ今上程をいただきました議案第20号から24号までの5議案の提案理由とその概要を申し上げたいと思います。5議案の合計240億円余りになりますことから、説明につきましては極力カットいたしますが、長時間を要しますのでよろしくお願いをしたいと思います。 本年の一般会計予算総額は169億8818万1000円でございます。平成3年度と比較いたしまして48億1989万7000円、率にいたしまして22.1%の減となってございます。うち内容につきましては、平成3年度といたしまして仮称保健福祉総合センター建設事業費53億8514万9000円、また借換債といたしまして5億6520万円がございまして、その分を除外いたしますと実質的には11億3045万2000円、率にいたしまして7.1%の増となっている次第でございます。 ご参考までに申し上げますと、既にご案内のとおり国家予算におきましては前年対比1兆8706億円の増、率にいたしまして2.7%の伸びで、地方財政計画におきましても地方財政規模は74兆3700億円で3兆4900億円の増で、率にいたしまして4.9%の伸びとなってございます。これらと比較いたしまして私たち平成4年度の予算、積極的な予算となっておるところでございます。ご理解のほどをお願い申し上げます。 なお、お手元の本市の総合計画実施計画に基づきまして、平成4年度における主要事業及び重点施策事業の一覧を予算書のページを明示して記載させていただいております。また、別途参考資料を会計別に提出させていただいております。ご参照願えれば幸いと存じます。 それではまず歳入につきましてご説明を申し上げます。市税につきましては82億3807万8000円でございます。予算書の259ページをご参照いただければ幸いでございます。平成3年度当初予算と比較いたしますと5億6395万円で7.3%の増でございます。また、決算見込みといたしましては3657万7000円、0.4%の減となっております。これは主に個人市民税におきまして前年度当初予算では1億6279万6000円の増、そして決算見込みでは2億4346万4000円の減となっているものでございます。また、法人市民税につきましても前年度当初といたしまして2922万5000円の増、そして決算見込みと比較いたしまして7617万5000円の減となっている次第でございます。固定資産税につきましては本年度は評価替え2年目にあたりまして、課税標準額平均8.9%の伸びを見込んでおります。約2億円の増額を計上いたしております。 次に予算書22ページ、地方譲与税のうち消費譲与税でございますが、これは平成元年度から導入されております国税であります消費税総額の5分の1を地方公共団体に譲与されるもので、これは従来、電気、ガス税に相当するもので、試算いたしております1億9278万2000円計上いたしております。 次に利子割交付税でございますが、本年度は利息の引き下げを勘案いたしまして3億7000万円を計上いたしております。 次に23ページの地方交付税につきましては、平成3年度に確定いたしました交付税の額から特別に措置されました公債費及び地域づくり等にかかります需要額を除いた額に、平成4年度需要額の算定の基礎となります人件費等にかかります単位費用のアップを換算いたしまして15億5000万円を計上いたしております。 次に29ページから国庫支出金につきましては8億1740万1000円、昨年度と比較いたしまして8230万3000円の増となっている次第でございます。これにつきましても主に児童措置費、児童手当の負担、中学校のコンピューター関係の国庫負担相当分でございます。 次に35ページから府支出金でございますが、6億1075万5000円で昨年当初と比較いたしますと3825万9000円の増となっております。これにつきまして主に児童福祉や保健衛生負担、星田傍示川線の改良工事によるものでございます。 次に37ページの財産収入といたしまして1億6863万2000円、財政調整基金等の利息を計上させていただいております。 次に39ページの寄附金、一般寄附金でございますが、3億2440万円を計上させていただいております。昨年度当初に比較いたしまして7625万円の減となっておりますが、これは大阪府住宅供給公社からの寄附金にかかる分の減でございます。 次に土木寄附金でございますが、1億5000万円計上いたしております。これにつきましては従来から下水道会計で直接計上いたしておりましたが、一昨年度からこれの歳入につきましては一旦一般会計で受け入れ、下水道会計に繰り入れる措置をとらせていただいております。次に40ページの財産区の繰り入れでございますが、377万2000円でございます。これは来年1月末に投票が予定されております私部財産区の選挙にかかる経費の繰入金でございます。 次に基金繰入金でございますが、財政調整基金5億円につきましては、一般財源の不足額の補填財源として取り崩すものでございます。また公債費管理基金3億円につきましては、公債費償還の補填財源として取り崩すものでございます。また地域保全整備基金1億200万円につきましては、天野川緑地公園整備工事等に、また社会福祉基金1億5000万円につきましては、保健福祉総合センターの運営に、更に都市の緑基金3930万円につきましては、郡津多目的広場、やすらぎの杜等の借地代にそれぞれ充当するものでございます。 次に44ページから45ページの本年度の市債の発行予定につきましては4億7790万円を予定いたしております。本年度発行いたします市債のうち主なものといたしましては、天野川緑地整備事業債といたしまして5400万円、その他といたしましては清掃車購入費、道路新設改良事業並びに星田小学校屋体改造事業債等を合わせて4億2390万円となっております。なお、本年度におきましてはやむなく雑入で3億6589万円お願いをしております。これはいわゆる不特定財源でございまして、この財源の確保につきましては最大の努力を払いたいと考えているところでございます。よろしくお願いを申し上げます。 引き続きまして歳出につきまして若干ご説明申し上げます。まず予算書の257ぺージをご参照いただきたいと思います。 歳出の性質別の主な内容につきましては、まず人件費関係でございますが、総額で52億4812万6000円計上いたしております。平成3年度と比較いたしまして5億9316万2000円の増でございます。伸び率にいたしまして12.7%となっている次第でございます。主なものといたしましては人事院勧告に基づく給与改定及び職員の採用見込みによる分でございます。 続きまして物件費の関係でございますが、27億1718万7000円でございまして、前年度対比で4億1030万2000円の増となっているわけでございます。これは主に施設開設に伴います管理運営のための委託料によるものでございます。 次に補助費等でございますが8億3096万2000円、対前年度4億2270万1000円の減となっております。その主なものにつきましては公債対策費の保償をお願いいたした分でございます。 引き続きまして普通建設事業といたしましては22億497万5000円、対前年度51億9325万4000円の減となっております。これにつきましては主に保健福祉総合センターの工事分によるものでございます。 次に公債費の関係でございますが、本年度は22億5135万8000円見込んでおりまして、前年度3億5939万4000円の減となっております。これは昨年度は借換債があったためのものでございます。 次に、本年度の予算に計上いたしております主な施策、事業につきまして、予算の科目別にご説明申し上げたいと思います。 まず56ページをご参照願い、総務一般管理費の委託料でございますが、建設以来20年を経過し、事務量等の増加によりまして手狭になってきました本庁舎の増築を来年以降に行いたいため、調査及び設計管理の委託料といたしまして500万円を計上いたしております。また、工事請負費で福祉センター改良工事費といたしまして1億円計上いたしております。 次に59ページの文書広報費でございますが、本市におきましては姉妹都市カナダ、コリソグウッド市との活発な国際交流を行っているところでございます。本年におきましては新たな国内における姉妹友好都市提携のための調査、検討を進めるための経費計上をお願いしております。次に無料法律相談弁護士の委託料でございますが、昨年度までは月2回法律相談を行っておりましたが、市民からの要望が多いために月4回実施したいところでございます。 次に65ページの企画費でございますが、本年度も交野らしさを創造する土地利用計画を策定する委託料300万円を計上いたしております。 次に69ページからの交通安全対策費でございますが、犯罪の少ない安全で個性豊かな明るいまちづくりを目指し、夜間における良好な都市環境の形成のために、地域間道路の照明設置工事といたしまして郡津倉治線1500m、50灯を実施する予定でございます。その他交通安全対策費として市内各所で道路反射鏡やガードレールの設置、更に防護柵の設置等を昨年より増額し1750万円を計上いたしております。 次に72ぺージから74ページにかかります美化及び緑化推進費といたしまして、工事請負費で本年度も従来から秋の自然を守る運動をいたしております。山地植栽や現在既に植栽されております天野川緑地、倉治公園等の除草工事、更に傍示川緑道として幾野春日線等の一部植栽事業あるいは花壇設置等に3420万円を計上させていただいております。 次に75ページからの関係でございますが、文化行政推進費といたしまして工事関係では天野川緑地整備工事費等で8750万円を計上いたしております。また、本年度で第15回を迎えます交野市山地対策協議会主催の秋の山地自然を守る運動もすっかりと定着いたしまして、本年度も補助金といたしまして360万円を計上いたしております。また、市民の皆さんが多数参加いただける交野まつりにつきまして500万円を計上しておるところでございます。 次に自治振興費の地区振興補助金でございますが、本年度も昨年に引き続き本市夜間照明計画に基づきまして生活照明工事及びそれにかかります維持管理の一部を助成いたしたく、所要の経費を計上いたしております。 次に戸籍住民登録基本台帳でございますが、本市では従来から市民サービスの一環といたしまして市内6ヵ所で住民票の取次所を設置しているところでございますが、今回、住民基本台帳、印鑑登録等の事務の電算化を図りましたことから、市内の公共施設、保健福祉総合センター等で住民票等が発行できるようサービスコーナーを設置し、市民サービスの向上を図るため諸経費を計上させていただいております。 次に98ページから社会福祉総務関係でございますが、まず委託料関係の保健福祉総合計画委託料といたしまして500万円計上いたしております。これは本市における在宅福祉サービスをはじめとする高齢者福祉を積極的に推進するためのものでございます。また、一昨年より事業を進めてまいりました保健福祉総合センターもおかげをもちまして今年3月末に完成する予定となっておるところでございます。今後はここを拠点といたしまして総合的な観点から保健福祉対策を講じてまいりたいと考えております。その主な事業といたしまして、福祉関係では身体または精神機能に障害のある方、応用動作能力や社会適用能力の回復をとるための作業療法、在宅の虚弱老人に対して各種のサービスを提供することによりまして、社会的孤独感の解消、心身障害の維持向上等を図るための在宅老人デイケアーを実施いたす所存でございます。また、センターにお越しになる方の足の確保といたしまして市内を巡回する2台の福祉バスの導入を図りたいと考えております。 次に高齢者が健康で生きがいを持って充実した生活を送っていただくために建設いたしました高齢者生きがい創造センター、いわゆるシルバー人材センターでございます。これにかかります管理運営経費につきましても計上いたしております。 次に扶助費では、今回ご提案申し上げております交野市心身障害者福祉金条例の一部を改正する条例につきまして、身体障害者及び精神薄弱者に対する見舞金の増額及び対象者の拡大を図るため経費の計上をいたしております。 次に110ページでございますが、社会福祉施設費でございます。今回新築いたしました機能支援センター(あすなろ園)の運営に関する費目でございますが、障害を有する者がその障害を改善し、社会参加ができるようにより一層の援助を行ってまいりたいと考えております。 次に保育所費では、本年度建設以来20年を迎えましてかなり老朽化の進んでおります第1保育所の改善工事を予定いたしております。 次に124ページから保健衛生費で、保健管理施設関係でございますが、主なものといたしましては重度の障害者等特別浴場を利用される方への足の確保を図りますため、ストレッチャー付きバスを購入する経費480万円を計上いたしております。 また、保健事業関係では従来の検診内容に加え眼底検査、聴力検査、視力検査等を追加し、内容充実に努めたいと考えております。 次に機能訓練事業でございますが、心身の機能の維持回復を図るためにレクリエーション療法を取り入れ、年齢等により訓練のコースを選定し、機能訓練を行ってまいりたいと思っております。また、必要に応じ介助浴室のプールを利用し歩行訓練等も行ってまいりたいと考えております。また、保健づくりといたしましては現在の持てる健康をより積極的に維持増進させるため、最新の装置を取り入れた体力の健康度測定器の導入の経費もお願いをしているところでございます。 次に母子衛生費では、乳幼児を持つ母親を対象に小児食、生活講座や乳児育児相談あるいはプレイスクール等を実施いたしたいと考えております。 次に休日診療についてでございますが、市民の休日における救急医療に対する不安を解消するための保健センターにおいて休日診療、内科、小児科を実施しておりますが、本年度から歯科の休日診療実施も含めまして、その内容充実に向け検討し、市民の健康保持増進に努めてまいりたいと考えております。 次に環境衛生の葬儀委託料でございますが、先ほどご提案いただきました交野市葬儀条例の一部改正でございまして、市営葬儀につきましては簡素化を原則といたしておりますものの、近年の市民のニーズに応えるため葬儀内容の充実を図ってまいりたいと考えております。経費といたしまして2360万円を計上いたしております。 次に132ページの公害対策費でございますが、市民自ら1人1人が日常生活におきまして身近なことから環境にやさしく暮らしていこうとする大切さであろうと思います。このための啓発、実践活動等の環境教育を推進するため、環境調査活動、星空ウォッチング、生活排水の発生源対策の啓蒙、各種座談会等における環境の啓発に努めたいと考えております。特に本年度は府の補助制度が確立いたしましたことに伴いまして、公害パトロール車に電気自動車の導入を図るため270万円を計上いたしております。 次に141ページの塵芥処理でございますが、本市では平成3年4月より①普通ゴミ②粗大・不燃物ゴミ③空き缶・乾電池の3分類収集体制を進めてまいりましたが、昨年度収集いたしました乾電池等、平成3年12月で6101kgとなっておりますため、これらを搬出する経費といたしまして委託料で113万3000円計上させていただいております。さらに空き缶の再利用につきましては、再資源ゴミ選別施設を設置し、運営してまいりたいと考えております。工事費といたしまして1億6500万円を計上しております。また、寺不燃物処理場の容量が限界にきておりますことから、破砕機による埋め立てゴミの再処理を行い、当該処理場の延命を図りたいと考えております。この経費といたしまして昨年補正、債務負担行為をお願いいたしました額9000万円を計上いたしております。また、市民への啓発活動の一環といたしまして再資源ゴミリサイクルと減量化推進モデル地区の指定等により、環境にやさしい暮らしの推進を図ってまいりたいと考えております。 次に151ページ、農業費の農業振興費でございますが、本年度は神宮寺地区の果樹農業活性化のために地元農協、それに本市とタイアップいたしまして調査、研究を行うための協議会を設置しようと考えております。その運営経費といたしまして20万円を計上いたしております。 次に農地費の工事請負費関係でございますが、老朽ため池改修工事といたしまして本年度は倉治外池改修工事を予定いたしております。また土地改良事業費でございますが、薮の下水路、きょうじ川水路及び向井川水路の改修を昨年に引き続き行ってまいる所存でございます。 次に155ページの商工費の関係でございますが、市民の消費生活水準を更に向上させるために消費者への啓発をするとともに、自主的な活動を基盤といたしまして消費者対策を推進するため、各種補助や相談員の報酬あるいはリサイクルの活動の促進等を、また商工振興費におきましては商工業活動の活性化や事業所の環境改善のための関係経費を計上させてもらっています。特に本年度は交野市中小企業融資制度における保証料補助拡充等を図り、事業資金融資の充実に努めてまいりたいと考えております。 次に159ページから土木関係でございますが、道路維持工事といたしまして路面の補修、横断溝の補修及び雨水管きょの布設等の経費といたしまして5000万円が計上いたしております。 次に164ページの道路新設改良費の委託料でございまして、交野山手線、星田妙見東線、その他星田傍示川線等の測量設計のほか、総合福祉センター西側のJR私市大松ガード下歩道設置工事委託料といたしまして1億5000万円を計上いたしております。また工事請負費では、府の補助を受けて行います星田傍示川線改良工事をはじめ、平成5年度末の開設を目指しておりますバス路線の整備も含めまして私部春日線路面改良、星田妙見東線、妙見坂4号線歩道設置工事等、星田寝屋川線新設改良工事等といたしまして2億5750万円を計上いたしております。また公有財産購入費では、昨年に引き続きまして倉治がらと川線の用地購入を予定しております。 次に167ページの河川維持工事でございますが、河川の機能の低下を防止するため除草及び堤防敷保全事業といたしまして800万円を計上しております。 次に168ページ、浸水対策でございますが、5500万円の計上をいたしております。これらにつきましては従来から継続的に施工しております野々川、星田小川の改修工事、また梅が枝地内の水路、藤が尾、倉治地区の水路改修工事等も施工いたしたいと考えております。 次に171ページの都市計画の委託につきましては、都市計画図または地区計画図を作成する経費といたしまして600万円をお願いしております。また、第二京阪道路につきましては次元の高い計画を作成すべく1800万円を計上いたしております。更により適切な開発の規制、誘導を行うため、開発指導指針の適正化につきまして調査、研究を進めるための経費といたしまして1500万円を、また交野市駅西側駅広の整備と並行いたしまして、市民の利便の向上に寄与するため交野市駅改良調査委託料といたしまして250万円をお願いしております。 次に177ページの街路事業でございますが、継続で府の補助を受けて施工いたしております磐船駅前線街路新設工事4400万円と公社から買い戻します予定の当該街路の用地購入費として3000万円、また駅前広場につきましてでございますが本年度はJR磐船駅及び京阪交野市駅西駅前広場の整備をいたしたく1億5600万円を計上いたしているところでございます。 次に178ページの公園費でございますが、市街化が進展しつつある本市におきましては、市民が身近に憩える場所といたしまして公園緑地や緑道の整備を進めております。本年度は平成5年度からの整備を目指しまして一部実施計画を含み、星田公園の設計委託といたしまして700万円を計上いたしております。次に工事請負費では、一昨年から天野川緑道の整備を実施いたしておるところでございますが、本年にはこれと並行いたしまして天野川緑地の整備と、国庫補助金を受けて交野中央線より星田中川までの左岸側の整備を行いたいと考えております。また、私部公園の隣接地において運動公園と一体となった市民の憩いの場の整備を図り、多目的に利用できる広場の確保をするため工事費といたしまして借地料も含め3200万円をお願いいたしているところでございます。 次に緑道整備費でございますが、免除川緑道といたしまして昨年に引き続きまして真砂土舗装や緑石工、照明灯の設置等を行おうとするものでございます。また、傍示川緑道につきましても昨年に引き続き遊歩道や植栽の整備を進めてまいりたいと思っております。その金額2350万円を計上しているところでございます。 次に土地区画整理費では、JR磐船駅北におきまして昨年度まで地権者の意向調査を含め検討を進め、基本計画を作成したところでございます。本年度におきましては準備組合を設立の上、組合施工の土地区画整理事業として都市計画の手続を進めるとともに、早期事業着手にかかりたいため事業計画を策定、委託料を含め500万円を計上いたしております。 続きまして、さとやま整備関係でございますが、さとやま整備計画の一環としてふるさといきものふれあいの里整備事業が昨年度に完成をみたところでございますが、本年度はふれあいセンターを開設し、児童、生徒や市民の研鑽活動の利用に供し、自然や野鳥等のふれあいのための事業を計画的に実施したいと考えております。 次に185ページから消防費の関係でございますが、本年度におきましては昨年8月に国家資格を要する救急救命士法が施行され、救命隊員の行う応急処理等の範囲が拡大されましたところによりまして、救急救命士の養成が義務づけられたところでございます。その経費を計上させていただいております。また、昨年度の救急工作車の購入に続きまして、本年度は消防ポンプ車1台を購入する経費といたしまして1600万円をお願いしているところでございます。また、山地火災対策のパイプライン設置工事でございますが、本年度は府民の森の傍示川側ゲートの付近、山林約950m計画をしているところでございます。 次に197ページの教育費関係でございますが、まず毎年11月を教育月間と定め、教育に定める諸行事を実施することにより教育に対する市民の理解を深め、本市の教育力の向上を図ります諸経費を計上いたしております。 次に204ページから小・中学校費でございますが、まず208ページの工事請負費でございますが、本年度は昭和41年に建設され老朽化の進んでおります星田小学校屋体大規模改修で1億8000万円を計上いたしております。また、特色ある学校づくり等につきましても所要の経費を計上し、更に多目的ルーム、ランチルームの整備も取り組んでまいりたいと考えております。 一方、中学校費でございますが、工事請負費といたしまして昨年度は郡津小学校の大規模改修に合わせましてコンピューター導入を図りたいと考えております。また、本年度は4中学校におきまして導入するためのコンピューター教室の整備を行うため1億2000万円をお願いいたしております。なお、コンピューター購入につきましては次の教育振興費の備品購入費におきまして88台分、9600万円をお願いしております。 次に217ページの幼稚園費でございますが、第1幼稚園は開設以来20年を経過し老朽化が進んでいるため、施設の補修工事といたしまして1600万円をお願いいたしております。 次に220ページの社会教育費でございますが、本年度も昨年度に引き続き青年の家施設のエリアの根本的な見直しを進めるため、望ましい施設整備の改善のあり方や図書館建設を検討するための諸経費を計上いたしております。また、一昨年に策定いたしました生涯学習基本計画に基づきまして、市民の生涯と市民すべての生活領域における学習の統合化が可能となる諸施策の推進等を行うため諸経費をお願い申し上げているところでございます。次に委託料でございますが、平成2年度及び3年度で整備いたしました自然観察の森もおかげをもちまして本年度でオープンする運びとなりました。ごの管理運営につきましては体育文化協会にお願いし、多くの市民の利用を期待するところでございます。この管理経費といたしましてスポレクと管理経費を合わせまして仮称ではございますが、いわふね自然の森スポーツ文化センター管理運営委託料といたしまして6334万5000円計上いたしております。 続きまして図書館関係でございますが、市民の生活、生涯学習機会の拡充の一環である個人学習を支援する読書サービスにつきましては、市民のニーズに対応できるよう蔵書の充実等に努めたいと考えております。 また保健体育費では、市民が日常生活の中でスポーツレクリエーションを通じて健康づくりや仲間づくりを進められるよう、スポーツ施設として体育館の建設を推進するための基本設計委託料3000万円をお願いいたしているところでございます。 次に給食センター費でございますが、本年度も健康で安全を重視いたしまして学校給食づくりを目指すため、食缶洗浄機や残滓処理機、また設置並びに配電盤の電気補修工事、配送車の買い替え等の事業を進めてまいりたいと考えております。 最後に242ページ、諸支出金につきましては、通常の運転資金といたしまして土地開発公社、また協会へ貸付金10億円計上させていただいております。 以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。なお、平成4年度の予算の細部にわたります事項につきましては、後刻質問によりましてそれぞれ担当の部長から答弁を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 続きまして議案第21号 平成4年度交野市国民健康保険特別会計予算の概要を申し上げます。 予算の総額は歳入歳出それぞれ26億7865万4000円で、前年度と比較いたしまして2億2780万8000円、率にいたしますと9.3%の増となっております。また平成4年度から国保財政対策の一環として事務費負担金のうち、職員給与費相当分を一般財源化されることに伴いまして、それに要する財源につきましては地方交付税措置が講ぜられることになりました。助産費につきましても政府管掌保険の分娩費の最低保障額が24万円を基準とし、大幅に引き上げられ、同様の保障額とし、それに伴います所要財源も地方交付税で措置されることになりましたので、本年度の予算編成はこれらを踏まえた上で計上いたしました。なお、助産費につきましては議案第17号で条例改正をお願い申し上げているところでございます。 次に予算の基礎となります被保険者の数の見込みでございますが、過去の実績等を踏まえまして1%の1万4492人と見込んでおりまして、そのうち老人保健対象者が2308人、それから退職者被保険者が2035人と見込んでおります。そして歳出の大部分を占める医療費でございますが、一般被保険者医療給付費の平均伸び率が9.5%と見込んでおり、保険給付費総額は18億7455万円となっております。また、老人保健拠出金につきましては6億2238万9000円で、1人当たり26万9666円となっております。 次に歳入でございますが、保険料につきましては1人当たり月額7083円で、昨年と比較いたしまして、4.5%の伸び率を見込んでおります。保険料総額は13億992万円となっております。なお、保険料のアップ率を抑えるべく措置いたしております財政調整交付金3000万円及び一般会計からの繰入金7106万円を見込んでおります。また、保険基盤安定制度分といたしまして5600万円を計上いたしております。その他の歳入といたしましては国庫支出金7億3383万円、退職者医療費に対します支払基金交付金4億7542万円、府支出金1606万円、高額医療費交付金1421万円となっている次第でございます。 以上のような厳しい国保財政ではございますが、今後とも健全な国保事業運営に努めてまいりたいと思います。何とぞご審議いただきますようお願いを申し上げます。 引き続きまして議案第22号 平成4年度交野市下水道事業特別会計予算の概要につきましてご説明申し上げます。 本年度予算は22億2299万1000円でございまして、前年度と比較いたしますと2億3492万8000円の増額で、率にいたしまして11.8%の増となっております。 歳入におきましては、昭和63年10月に使用料の改定を賜りまして、その経営の健全化と特定財源の確保には最大限の努力を重ねているところでございますが、なおその経営状態が依然として厳しい状態でございまして、本年度予算でもやむなく一般会計から繰入金5億5000万円と不確定財源2億5400万9000円をそれぞれ計上させていただいております。 次に本年度における主要事業につきまして若干ご説明申し上げます。淀川左岸流域関係では渚処理場と大阪北東エースセンター並びに天野川清掃工場の維持管理を効率的、効果的な運営の促進に努めるとともに、公共下水道津田汚水幹線の事業計画の立案に着手してまいりたいと考えております。寝屋川北部流域関係におきましても前年度に引き続きまして効率的、効果的な運営に努めてまいりたいと考えております。 次に下水道敷設管渠の面的整備では、まず国庫補助事業といたしましては神宮寺地区の幹線を汚水管口径200mmで延長555mを実施いたします。また、府補助事業といたしまして神宮寺地区、星田地区、東倉治地区を汚水管口径200mm、延長475mを実施いたします。更に本市単独事業といたしましては前年度に引き続き郡津地区を実施するほか、倉治地区、私部地区、私市地区、星田地区等を汚水管口径200mmから450mmで延長3335mの敷設事業を実施いたします。また委託料につきましては、平成3年度の基本調査に引き続きまして、私部4丁目地区の細部調査と詳細設計を行い、以降の工事着手に向けて進めてまいります。新規といたしましては森、寺地区の全域を対象に測量調査を実施いたします。 次に、平成3年度から貸付限度額を増額いたしております下水道条例第26条の水洗便所の普及及び奨励措置につきましての水洗便所改良融資に対します利子補給を新規に予算計上いたしまして、水洗化の普及に努めてまいりたいと考えております。よろしくご審議賜りまして、ご可決をお願い申し上げます。 続きまして議案第23号の交野市交通傷害補償特別会計予算の概要でございます。 平成4年度予算の総額は1190万8000円でございまして、前年度と比較いたしまして4万2000円の増となっております。そのうち175万8000円を本年度予算におきましても一般会計から繰り入れをお願いしております。保険加入者の見込みにつきましては一般分で8700人、その他2300人を合わせ1万1000人で、人口の16.6%を見込んでおります。なお、保険給付費につきましては前年同様609万円計上させていただいております。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 最後に議案第24号平成4年度老人保健特別会計予算の概要を申し上げます。 平成4年度の予算総額は28億2819万8000円でございまして、前年度に比較いたしまして2845万8000円の増、率にいたしまして1%の増となっております。この伸び率は受診率、受診者及び1人当たりの医療費の増加によるものでございます。ご案内のとおり対象者は70歳以上の方と65歳以上の心身障害者手帳1級から4級までのいずれかをお持ちの方で、本年度の平均推定対象者は昨年度と比較いたしまして89人の増、3709人を見込んでおります。なお、3月1日現在の対象者の方は3621人、加入保険制度別に申し上げますと、交野市国民健康保険に2220人、率にいたしまして61.3%、健康保険組合には666人、18.4%、政府管掌保険には537人、14.8%、共済組合関係では146人、4.0%、国保組合では50人、1.4%、船員保険組合で2人、0.1%となっております。 次に歳出の99,3%を占める医療費は、年間1人当たり75万6858円で、総額28億718万6000円となっております。また、歳入につきましては医療費の10分の7が社会保険診療報酬支払基金、10分の2が国、残りを府と市がそれぞれ20分の1ずつ負担することになっております。各負担割合に応じましてそれぞれ計上させていただいております。 よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願いを申し上げます。長い時間ご清聴ありがとうございました。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより議案第20号に対する質疑に入ります。なお、質疑の際にはページ数をあわせてお願いいたします。質疑はありませんか。3番、吉井議員。 ◆3番(吉井治海議員) どうせ予算特別委員会での審議でまた伺っていきたいと思うんですけれども、1点だけ、この主要事業で資料が出されております中で、民生費の福祉巡回バス導入事業2640万円というふうに明示されておるんですけれども、予算書一般会計の102ページでの福祉巡回バス委託料ということで1440万円と、こう上がっておるんですけれども、この金額も違いますし、ちょっとそこのところだけ聞かせておいていただきたいなと思うんですけれども。 ○議長(大門至) 阪長総務部長。 ◎総務部長(阪長保) お答えいたします。102ページの委託料で福祉巡回バス委託料1440万円、ちょうどその下の方に備品購入費で福祉巡回バス2台1200万円上げさせていただいております。この合計分ということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(大門至) ほかに。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただ今議題となっております議案第20号については予算特別委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) ご異議なしと認めます。よって議案第20号については予算特別委員会に付託することに決しました。 次に議案第21号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第21号については民生消防常任委員会に付託いたします。 次に議案第22号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第22号については建設水道常任委員会に付託いたします。 次に議案第23号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第23号については民生消防常任委員会に付託いたします。 次に議案第24号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第24号については民生消防常任委員会に付託いたします。 日程第29 議案第25号 平成4年度交野市水道事業会計予算についてを議題といたします。朗読を省略して理事者から提案理由の説明を求めます。河村水道事業管理者。 ◎水道事業管理者(河村俊昭) ただ今議題となりました議案第25号 平成4年度交野市水道事業会計予算の提案理由とその概要を申し上げます。 予算書の1ぺージをご参照願います。本年度も平成7年度を目標年次といたしまして第5次上水道拡張事業を引き続き推進してまいりたいと思います。平成4年度の業務の予定量といたしましては、給水戸数2万633戸、年間総配水量826万立方メートル、1日平均配水量2万2630立法メートルを見込んでおるところでございます。主な建設改良事業といたしましては、震災時におけるいのちの水を確保するため、耐震型緊急用貯水槽100立方メートルの設置工事をはじめ2億3460万4000円を予定いたしております。 次に収益的収支につきましてご説明申し上げます。まず収入は、水道事業収益といたしまして10億7252万2000円で、前年度と比較いたしますと6521万8000円の増、率にいたしまして6.5%の増となっております。これの内訳といたしましては営業収益が8億5283万3000円で、734万7000円の増でございます。営業外収益が2億1966万8000円で、5787万1000円の増となっております。 次に2ページをご参照願いたいと思います。まず支出は、水道事業費用といたしまして10億5881万5000円で、昨年度と比較いたしますと5425万4000円の増、率にいたしまして5.4%の増となっております。この内訳といたしましては営業費用が9億1704万9000円で、昨年度と比較いたしまして2544万4000円、率にいたしますと2.9%の増となっております。費用の主なものといたしましては人件費、受水費、減価償却費などの増加でございます。次に営業外費用は1億3063万5000円で、昨年度より2853万7000円、率にいたしますと28%の増となっております。これの要因といたしましては企業債利息の増加でございます。したがいまして、平成4年度の収益的収支差引は消費税を含みまして1370万7000円となっておるわけでございます。 次に資本的収支についてご説明申し上げます。資本的収入は3億982万1000円で、昨年度と比較いたしますと2億6193万8000円の減となっております。これの内訳といたしましては企業債が1億円、昨年度より3億6500万円減少いたしております。これは昨年度におきまして低区配水池の増設工事に伴います高額な起債借入があったためでございます。次に工事負担金が1億6876万円で、9400万2000円の増となっております。これの要因といたしましては、下水道工事に伴います負担金の増、星田府営住宅の建て替えに伴います負担金の増でございます。 次に資本的支出は8億1982万1000円で、昨年と比較いたしますと2億2978万2000円の減少となっておるわけでございます。これの内訳といたしまして低区配水池のような大型工事がなくなったことで減となっておるわけでございます。 次に主な事業内容についてご説明申し上げたいと思います。本年度より計画的に震災時におけるいのちの水を確保いたしますために、これは府下初めての工事でございます。この容量が100立法メートルの耐震型緊急用貯水槽1基、これを設置してまいりたいと思います。設置場所につきましては第四中学校のグラウンド下を予定いたしております。その他、本年度も深井戸の1基掘り替えを行い、自己水の確保に努めてまいりたいと思います。それから未給水地域の解消につきまして国道168号線の私市・磐船地区と星田駅裏の市道星田高田線に配水管を布設し、未給水区域の解消に努めてまいりたいと思います。それから改良工事といたしましては、下水道工事に伴います配水管の移設工事19ヵ所を含めまして27ヵ所予定しております。本年度は昨年度に引き続きまして石綿管の布設替え1370mをはじめといたしまして、配水管の布設替工事を合計6000mを計画しておるところでございます。なお、工事個所につきましてはお手元にお配りいたしております予算参考資料をご覧いただきたいと思います。 なおまた、本年度も引き続きまして農薬をはじめ微量化学物質トリクロロエチレンやトリハロメタン等の監視を特に強化いたしまして、安全でおいしい水の供給をしてまいりたいと思います。 以上、提案理由といたしますが、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大門至) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大門至) 質疑なしと認めます。ただ今議題となっております議案第25号については建設水道常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。来る17日から24日までの間に各委員会を開き、付託案件の審査をお願いいたします。来る12日は午後1時から本会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。どうもありがとうございました。       (午後2時54分 散会)...