四條畷市議会 > 2018-09-03 >
09月03日-01号

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  1. 四條畷市議会 2018-09-03
    09月03日-01号


    取得元: 四條畷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-27
    平成30年  9月 定例議会          四條畷市議会9月定例議会会議録◯平成30年9月3日 四條畷市役所議場において開催する。◯出席議員次のとおり  1番議員      長畑浩則    2番議員      藤本美佐子  3番議員      島 弘一    4番議員      森本 勉  5番議員(副議長) 大矢克巳    6番議員      吉田裕彦  7番議員      曽田平治    8番議員      瓜生照代  9番議員      小原達朗   10番議員      岸田敦子 11番議員(議長)  渡辺 裕   12番議員      大川泰生◯欠席議員次のとおり  なし◯地方自治法第121条の規定による出席者次のとおり 市長         東 修平   副市長        林 有理 教育長        森田政己   教育次長兼教育部長  開 康成                   マーケティング監 危機統括監兼総務部長 西口文敏   兼魅力創造室長    西垣内 渉 総合政策部長兼調整監 藤岡靖幸   総務部参事      黒田敦子 市民生活部長     山本良弘   都市整備部長     亀澤 伸 子ども未来部長 兼福祉事務所長(子ども担当)    健康福祉部長福祉事務所長            森田 一              松川順生 田原支所長兼課長   笹田耕司   会計管理者      大塚幸秀                   公平委員会事務職員                   併監査委員事務局長                   併選挙管理委員会事務局長 市民生活部産業振興課長       併固定資産評価審査委員会書記 併農業委員会事務局長 鈴木信一              上嶋卓視             (その他関係職員)◯議会事務局出席者次のとおり 事務局長       坂田慶一   課長         石田健一 主査         織田知沙◯議事日程次のとおり  日程第1       会議録署名議員の指名  日程第2       議会期間決定の件  日程第3 報告第6号 現金出納検査結果報告について(平成30年4月分から同年6月分まで)  日程第4 認定第1号 平成29年度四條畷市一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第5 認定第2号 平成29年度四條畷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について  日程第6 認定第3号 平成29年度四條畷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について  日程第7 認定第4号 平成29年度四條畷市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について  日程第8 認定第5号 平成29年度四條畷市下水道事業会計決算の認定について  日程第9 報告第7号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率の報告について  日程第10 報告第8号 平成29年度決算に基づく資金不足比率の報告について  日程第11 議案第9号 四條畷市立なわてふれあい教室条例の一部を改正する条例の制定について  日程第12       議決すべき計画に関する特別委員会の報告について  日程第13 議案第10号 四條畷市総合戦略の改訂について  日程第14 議案第11号 平成30年度四條畷市一般会計補正予算(第4号)  日程第15 議案第12号 平成30年度四條畷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  日程第16 議案第13号 平成30年度四條畷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  日程第17 議案第14号 平成30年度四條畷市下水道事業会計補正予算(第1号)  日程第18 同意第3号 人権擁護委員の推薦について  日程第19 同意第4号 教育委員会委員の任命について ○渡辺裕議長 おはようございます。本日は全員のご出席をいただいております。それでは、平成30年9月定例議会を開会いたします。時に午前10時00分 ○渡辺裕議長 開会に当たりまして市長からご挨拶を受けることにいたします。市長どうぞ。 ◎東修平市長 挨拶 ○渡辺裕議長 それでは本日の会議を開きます。時に午前10時02分 ○渡辺裕議長 日程に入りますまでに、諸般の報告を行います。 7月30日付で公益社団法人四條畷シルバー人材センター理事長藤井清司氏から、生涯現役社会を実現するシルバー人材センターの決意と支援の要望書が、8月3日付で北大阪たばこ商業協同組合理事長池田實氏から、受動喫煙防止対策に関する陳情書が、8月13日付で全大阪消費者団体連絡会代表者飯田秀男氏から、地方消費者行政に対する財政支援の継続・強化を求める意見書採択に関する陳情書が、8月31日付で大阪弁護士会会長竹岡富美男氏から、地方消費者行政に対する国の財政支援に係る意見書の提出を求める要請書が、それぞれ机上に配付いたしておりますとおり提出され、受理いたしましたので、ご報告いたします。 また、あわせてご報告いたします。本市議会では、議場映像のインターネット配信に向けて工事を行っております。現在、完成ではありませんが、撮影機器の設置ができましたので、本日の会議におきまして試行的に撮影を行います。ただし、撮影に使用するカメラは私の頭上に設置しておりますカメラだけですので、議席だけを撮影することになりますのでご了承ください。 なお、撮影角度の関係上、傍聴席の最前列が映ってしまいますので、傍聴者の皆様にはご了承をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わらせていただきます。 ○渡辺裕議長 これより日程に入ります。 机上に配付しております議事日程により議事を進めさせていただきます。 ○渡辺裕議長 それでは、日程第1会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名者に9番 小原達朗議員及び12番 大川泰生議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○渡辺裕議長 次に、日程第2議会期間決定の件を議題といたします。本9月定例議会の議会期間は本日から来る9月18日までといたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本9月定例議会の議会期間は本日から来る9月18日までとすることに決しました。 ○渡辺裕議長 次に、日程第3報告第6号現金出納検査結果報告についてを議題といたします。本報告につきましては、お手元の報告書のとおりいずれも過誤のないことを確認したご報告をいただいておりますので、現金出納検査結果報告については以上で終わらせていただきます。 ○渡辺裕議長 次に、日程第4認定第1号平成29年度四條畷市一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第5認定第2号平成29年度四條畷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第6認定第3号平成29年度四條畷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第7認定第4号平成29年度四條畷市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について及び日程第8認定第5号平成29年度四條畷市下水道事業会計決算の認定についての5件を一括上程し、議題といたします。 それぞれの朗読は省略いたします。直ちに内容の説明を順次求めることにいたします。総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 ただいま議題となりました認定第1号平成29年度四條畷市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第4号平成29年度四條畷市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの内容につきまして、主要な施策の実績報告に基づき内容のご説明を申し上げます。 それでは、お手元の主要な施策の実績報告をご用意願います。 主要な施策の実績報告の表紙から2枚おめくりいただきたいと存じます。 平成29年度決算を議会の認定に付するに当たりまして、地方自治法第233条第5項の規定に基づき主要な施策の成果及び地方自治法第241条第5項の規定に基づき定額の資金を運用する基金の運用状況につきまして、本実績報告書をもってご提出させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 まず初めに、各会計における実質収支の状況につきましてご説明いたしますので、主要な施策の実績報告の22ページをごらんいただきたいと存じます。 一般会計の歳入合計は209億9631万9000円、歳出合計は205億9733万9000円で、歳入歳出差引額は3億9898万円となり、翌年度へ繰り越すべき財源2473万4000円を差し引いた実質収支は3億7424万6000円の黒字となりましたが、単年度収支は6604万7000円の赤字となりました。 国民健康保険特別会計の歳入合計は77億95万9000円、歳出合計は75億310万1000円で、歳入歳出差引額実質収支ともに1億9785万8000円の黒字となりましたが、単年度収支は5998万8000円の赤字となりました。 後期高齢者医療特別会計の歳入合計は6億8649万1000円、歳出合計は6億8255万9000円で、歳入歳出差引額実質収支ともに393万2000円の黒字となりましたが、単年度収支は391万5000円の赤字となりました。 土地取得特別会計歳入歳出合計とも5587万円で、歳入歳出差引額、実質収支、単年度収支の全てにおきまして0円となりました。 続きまして、一般会計決算見込みの歳入の状況につきましてご説明いたしますので、4ページ、5ページをごらんいただきたいと存じます。 区分1の市税は68億8937万9000円で、前年度に比べ1.2%、8147万6000円の増となりました。主な要因としては、寄附金税額控除額の増等による個人市民税が減収となったものの、新築家屋等の影響による固定資産税や砂四丁目の市街化区域の編入による都市計画税が増収となったことによるものでございます。 市税の徴収率についてご説明いたしますので、6ページ、7ページをごらん願います。 現年課税分の市税合計は、7ページの右から4列目の下から2行目に記載のある99.0%で、前年度と同率となり、滞納繰越分の市税合計はその右隣の35.8%で、前年度より2.0ポイント上昇いたしました。これらの結果、全体ではさらに右隣の96.9%で、前年度に比べ0.4ポイント上昇いたしました。 恐れ入りますが、4ページ、5ページにお戻り願います。 区分10の地方交付税は37億8095万3000円で、前年度に比べ1.8%、6711万5000円の増となりました。このうち普通交付税は34億3601万6000円で、前年度に比べ2.4%、8064万8000円の増となりました。 また、特別交付税は3億4493万7000円で、前年度に比べ3.8%、1353万3000円の減となりました。 区分12の分担金及び負担金は2億3317万1000円で、前年度に比べ8.4%、2149万4000円の減となりました。これは、認定こども園に移行した民間保育所の増加により保育費負担金の委託分が減収となったことなどによるものでございます。 区分18の寄附金は585万6000円で、前年度に比べ220.5%、402万9000円の増となりました。これは、四條畷市サポート寄付金の増などによるものでございます。 区分19の繰入金は5億7111万9000円で、前年度に比べ975.4%、5億1800万9000円の増となりました。これは、財政調整基金を5億円取り崩したことなどによるものでございます。 区分22の市債は19億7100万円で、前年度に比べ4.4%、8320万円の増となりました。これは、借換債で減となったものの、四條畷中学校四條畷西中学校施設整備事業が増となったことなどによるものでございます。 続きまして、歳出の状況につきまして、性質別経費の主な項目をご説明いたしますので、8ページ、9ページをごらんいただきたいと存じます。 区分1の人件費は28億4390万1000円で、前年度に比べ4.0%、1億1053万7000円の増となりました。これは、小中学校や保育所における介助員等の委員等報酬や昇給に伴う職員給などが増となったことによるものでございます。 区分4の扶助費は60億3306万5000円で、前年度に比べ3.9%、2億2645万円の増となりました。これは、利用者数の増により障がい者自立支援介護給付費や障がい児支援給付費などが増加したことに加え、民間保育園等認定こども園へ移行されたことに伴い、施設型給付費が増加したことなどによるものでございます。 区分5の補助費等は27億8756万1000円で、前年度に比べ10.5%、2億6409万9000円の増となりました。これは、認定こども園に移行されたことによる幼稚園就園奨励費の減はあったものの、四條畷市交野市清掃施設組合への負担金が増となったことなどによるものでございます。 区分6の公債費は19億7762万3000円で、前年度に比べ25.4%、6億7429万4000円の減となりました。なお、借換債を除いたベースでは、前年度に比べ7669万4000円の減となりました。また、今後の公債費負担の軽減を図るため、大阪府貸付金を9319万4000円繰上償還いたしました。 区分9の繰出金は20億3108万5000円で、前年度に比べ5.0%、9737万1000円の増となりました。これは、国民健康保険特別会計繰出金が減となったものの、後期高齢者医療特別会計繰出金及びくすのき広域連合負担金が増となったことによるものでございます。 区分11の建設事業費は19億1268万3000円で、前年度に比べ92.4%、9億1878万5000円の増となりました。これは、市民総合体育館空調改良工事の皆減や総合公園整備事業などが減となったものの、中学校施設整備事業の増などによるものでございます。 続きまして、歳出の目的別の主な実施事業につきましてご説明いたしますので、10ページ、11ページをごらんいただきたいと存じます。 議会費の支出済額は1億8499万2000円となり、議会の活動状況を広報するため議会だよりを発行したほか、市政への反映に資するため先進市への行政視察などが行われました。 総務費の支出済額は21億8617万円となり、公共施設等劣化診断調査長期インターンシップの雇用、働き方改革としてモデル課での取り組み及び指導者養成研修の実施、田原地域活性化に向けた各種事業、大字蔀屋全域及び大字中野の一部の住居表示の実施、市税のクレジット納付の導入、統一基準公会計財務書類作成、衆議院議員選挙などを行いました。 民生費の支出済額は93億8820万3000円となり、なわて高齢者プラン2018の策定、第3期なわて障がい者プランの策定、なわて障がい福祉計画の策定、市内認定こども園の1号認定子どもの給食費の補助、奈良県の一部医療機関等において医療証適用による現物給付の実施、寡婦(夫)控除のみなし適用の実施などを行いました。 衛生費の支出済額は17億9516万3000円となり、各種予防接種及びがん検診の実施、空家等対策推進計画の策定に向けた協議会及び特別委員会の実施、新ごみ処理施設の本稼働に伴う各種調整業務環境センター設備機器機能強化設計委託などを行いました。 農林水産業費の支出済額は4117万8000円となり、農空間が持つ多面的機能を持続的に発揮するため、地域全体で行う農地・農業用水路等の保全活動に対する支援、ため池ハザードマップの作成、有害鳥獣の捕獲などを行いました。 商工費の支出済額は4195万1000円となり、創業支援事業、消費者相談の実施、第6回正行シンポジウム等各種観光施策の実施などを行いました。 土木費の支出済額は14億6167万9000円となり、市道清滝3号線道路改良工事などの一般道路改良工事、市道南野6丁目1号線ほか交通安全施設整備工事などの交通安全施設整備工事、スマートファンアプリケーションのLINEを活用した道路損傷等の情報提供制度を構築、砂・蔀屋地区まちづくり支援業務委託などを行いました。 消防費の支出済額は6億7143万7000円となり、地区防災マップを作成した自治会に対する補助金の交付、総合防災訓練の実施、防災講演会の開催などを行いました。 教育費の支出済額は28億4854万3000円となり、四條畷南中学校休校に伴う意見交換会の実施及び記念事業等への補助、外国人英語指導助手の配置等の英語教育の推進、授業におけるICT機器の活用を進めるためのICT支援員を配置、なわてふれあい教室の時間外利用の延長、飯盛城跡国史跡指定へ向けた調査研究、ビブリオバトル市内中学生大会inなわての開催、四條畷中学校四條畷西中学校施設整備工事などを行いました。 災害復旧費の支出済額は40万円で、下田原北田農地災害復旧工事を行いました。 なお、平成29年度中に事業が完了しなかった衛生費の環境センター大規模改修工事及び教育費の田原小学校空調機器設置工事について、翌年度繰越額に記載している額を、それぞれ平成30年度に繰り越しをしております。 続きまして、地方債現在高の状況につきましてご説明いたしますので、16ページ、17ページをごらんいただきたいと存じます。 列の項目、平成29年度発行額(B)の下から2行目の一般会計における平成29年度発行額は19億7100万円となり、右隣の18億2991万8000円の元金償還を行った結果、平成29年度末現在高は、同行の右から3列目、155億8497万4000円となり、前年度に比べ0.9%、1億4108万2000円の増となりました。 区分13公共用地先行取得等事業債は、土地取得特別会計で借り入れをしているもので、4440万円の元金償還を行った結果、平成29年度末現在高は5億4110万円となりました。 続きまして、主な財政指標につきましてご説明いたしますので、96ページをごらんいただきたいと存じます。 決算の推移の表、平成29年度の下から4行目の財政力指数は0.628となり、前年度に比べ0.003ポイント悪化、すぐ下の行の経常収支比率は94.0%となり、前年度に比べ0.5ポイント悪化いたしました。 経常収支比率が悪化した要因は、市税や地方交付税の増による経常一般財源が増加したものの、経常経費充当一般財源において公債費や補助費等の減がありましたが、人件費、物件費、特に扶助費において増となったことから、経常一般財源の増よりも増加したためでございます。 続きまして、国民健康保険特別会計につきましてご説明いたしますので、18ページ、19ページをごらんいただきたいと存じます。 18ページの歳入の1行目の国民健康保険料の収入済額は11億9484万1000円で、前年度に比べ6.2%、7890万7000円の減となりました。これは、保険加入世帯数と被保険者数がともに減少したことなどによるものでございます。 4行目の国庫支出金は15億3399万円で、前年度に比べ10.3%、1億7570万円の減となりました。これは、保険給付費決算見込額の減少により、概算交付額が減少したことなどによるものでございます。 歳入合計といたしましては77億95万9000円で、前年度に比べ2.4%、1億9167万6000円の減となりました。 19ページをごらんください。 歳出の2行目、保険給付費の支出済額は43億5872万3000円で、前年度に比べ6.8%、3億1651万6000円の減となりました。これは、社会保険加入後期高齢者医療制度への移行に伴って被保険者数が減少したことなどによるものでございます。 3行目の後期高齢者支援金等は7億7875万円で、前年度に比べ3.5%、2819万2000円の減となりました。これは、過年度分の精算額が本年度支払予定額から相殺控除されたことによるものでございます。 6行目の介護納付費は2億7997万6000円で、前年度に比べ1.6%、458万2000円の減となりました。これは、先ほどと同様、過年度分の精算額が本年度支払予定額から相殺控除されたことによるものでございます。 9行目の基金積立金は1億6977万4000円で、これは、前年度の実質収支の黒字分から国庫負担金等の精算に伴う返還金を差し引いた残りを財源として、国民健康保険財政安定化基金へ積み立てたものでございます。 歳出合計といたしましては75億310万1000円で、前年度に比べ1.7%、1億3168万8000円の減となりました。 続きまして、後期高齢者医療特別会計につきましてご説明いたしますので、20ページをごらんいただきたいと存じます。 歳入の1行目の後期高齢者医療保険料の収入済額は5億3577万2000円で、前年度に比べ6.3%、3180万7000円の増となりました。これは、被保険者数が増加したことによるものでございます。 3行目の繰入金は1億4276万7000円で、前年度に比べ5.9%、799万4000円の増となりました。繰入金は、保険料法定軽減分や人件費など事務費の財源としているものでございます。 歳入合計といたしましては6億8649万1000円で、前年度に比べ6.8%、4386万3000円の増となりました。 歳出の2行目の後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は6億6295万6000円で、前年度に比べ7.8%、4798万2000円の増となりました。この納付金は、大阪府後期高齢者医療広域連合が行う医療給付などの経費に充当するため、本市が徴収した保険料などを支出するものでございます。 歳出合計といたしましては6億8255万9000円で、前年度に比べ7.5%、4777万8000円の増となりました。 続きまして、土地取得特別会計につきましてご説明いたしますので、21ページをごらんいただきたいと存じます。 歳入は、財産収入516万円、一般会計からの繰入金5071万円で、合計5587万円となりました。 歳出は、公債費のみの5587万円で、合計も同額の5587万円となり、歳入歳出差引額は0円となりました。 最後に、定額の資金を運用するための基金の運用状況につきましてご説明いたしますので、実績報告の最終ページの499ページをごらんいただきたいと存じます。 生活福祉資金貸付基金は、2500万円を原資として、生活困難な世帯に対して生活資金等の貸し付けを行っております。平成29年度は新たに20件、114万円を貸し付けし、延べ335件、192万1000円の償還があったことにより、平成29年度末の貸付残高は1580万7300円、貸付基金残高については919万2700円となりました。 以上、まことに簡単ではございますが、認定第1号平成29年度四條畷市一般会計歳入歳出決算の認定から認定第4号平成29年度四條畷市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定いただきますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 続きまして、認定第5号平成29年度四條畷市下水道事業会計決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の92ページ、93ページをお開きください。 決算報告書の収益的収入及び支出でございますが、上の表、収入の第1款下水道事業収益の決算額は19億4759万2484円で、下の表、支出の第1款下水道事業費用の決算額は18億894万731円でございます。この結果、消費税込みの決算では1億3865万1753円の黒字となりました。 94、95ページをお開きください。 次に、資本的収入及び支出でございますが、上の表、収入の第1款資本的収入の決算額は10億2130万1763円で、下の表、支出の第1款資本的支出の決算額は16億6152万2189円でございます。 欄外の収入額が支出額に対し不足する額6億4022万426円は、当年度分の消費税及び地方消費税資本的収支調整額2025万2939円と減債積立金9461万4472円、当年度分損益勘定留保資金5億2535万3015円で補填をいたしております。 96ページ、97ページをお開きください。 消費税抜きの損益計算書でございますが、97ページの下から4行目の当年度純利益は1億1842万286円で、使用した積立金を振替したその他未処分利益剰余金変動額1億3406万3318円を加えた当年度末の未処分利益剰余金は2億5248万3604円となっております。 102ページ、103ページをお開きください。 平成29年度末日現在のバランスシート、貸借対照表でございますが、103ページの資産の部の資産合計欄、固定資産と流動資産の合計は300億3794万8609円でございます。 次に、104ページの一番下、負債の部の負債合計欄、固定負債、流動負債及び繰延収益の合計は264億5133万2890円でございます。 105ページをごらんください。 資本の部、上から1行目の資本金と下から3行目の剰余金を加えた下から2行目の資本合計は35億8661万5719円で、これに負債を加えました負債資本合計は一番下の300億3794万8609円で、資産の合計と同額となります。 また、107ページ以降につきましては、決算の附属書類として事業概要や建設工事の概況等について添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、まことに簡単ではございますが、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき監査委員の意見をつけて議会の認定をお願いする平成29年度四條畷市下水道事業会計決算の概要でございます。よろしくご審議の上、ご認定を賜りますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 内容の説明は終わりました。なお、監査委員から提出されております決算審査意見書の朗読は省略いたします。これら5件の質疑以降の議事運営は、各案件ごとに行います。 それでは、まず認定第1号平成29年度四條畷市一般会計歳入歳出決算の認定について質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 本件につきましては予算決算常任委員会に付託いたします。 なお、ここでお諮りいたします。本決算につきましては、非常に規模も大きく、内容も複雑多岐にわたっていることから、詳細かつ慎重に審査を行う上で、本議会期間中に審査を終了することは極めて困難であると判断し、12月定例議会までの継続審査といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては予算決算常任委員会に付託の上、12月定例議会までの継続審査とすることに決しました。
    ○渡辺裕議長 次に、認定第2号平成29年度四條畷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 本件につきましては予算決算常任委員会に付託いたします。 ○渡辺裕議長 次に、認定第3号平成29年度四條畷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。岸田議員。 ◆10番(岸田敦子議員) この後期高齢者医療決算のこの年度の保険料というのは前年度と同額で値上げはなかったというふうには聞いております。ただ、国の判断として保険料軽減措置の段階的縮小というのが行われて、昨年3月議会のご答弁では、被用者保険の被扶養者で、均等割が現在9割軽減になっている人が495人、所得割の5割軽減となっている人が668人で、合計1163人の人が保険料値上げになるというような内容でした。均等割は5万1649円なので、9割軽減が7割軽減になれば、現在約5000円の負担が1万5000円になって、年間1万円の値上げになると。この対象者が約500人おられる。所得割に関しては所得によって違うので値上げ幅ははっきりしませんけれども、値上げになっていくということを指摘して、私は昨年の予算に反対をしたという経過があります。 去年のご答弁では、府の後期高齢者医療広域連合やその協議会、また大阪府市長会からも低所得者への現行制度維持を求める要望を出していただいたということですけども、国はその求めに応じなかったということでした。このときは保険料が値上げになる対象者が見込みであったので、はっきりした人数がどの程度かということを実はきょうの議会の直前に聞いたこともあって、対象者の確定人数というのは今この場で割り出し難しいと思いますけれども、割り出しが可能かどうかその点をまずお伺いしたいのと、この保険料軽減措置というのは段階的に縮小されるということでした。段階的というのが具体的にどういう内容なのか、負担割合がどうなっていくのか、また負担増の年度がどうなるか、額がどうなるかとか、その辺がわかる範囲で教えていただきたいと思います。 昨年度は広域連合とか市長会を通じて要望していただきましたけれども、今後、国に対してこの後期高齢者医療の保険料引き下げなどの要望していく考えはどうなのか。 あと、この年度の短期保険証の発行と差し押さえの件数、その内容、何を差し押さえたかということがわかれば教えていただきたいと。 以上です。少し多いですが、よろしくお願いします。 ○渡辺裕議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長福祉事務所長 ただいまの岸田議員のご質問に順を追ってお答えいたします。 まず、軽減率の変更に伴う実施人数ですね。人数につきましては、先ほど岸田議員おっしゃいましたように実際の人数を算出することができるかどうかというのは、まだ算出したことがございませんので、正確な人数を出すには少し時間がかかるのではないかと考えております。 それと、段階的な軽減の特例措置の縮小をしていくということでなっておりまして、まず内容を申し上げますと、まず平成28年度までは元被扶養者の均等割の軽減というのが9割軽減ございました。それが29年度に7割軽減ということになりまして、30年度につきましては5割軽減ということで、段階的に軽減率が縮小しております。それと、一定所得者の所得割軽減につきましては、平成28年度までは5割軽減ということで来ておりましたが、平成29年度で2割軽減になりまして、30年度には軽減がなしということで段階的に移行しております。 それと、この軽減措置についての国に対する要望に関してかと思います。本市といたしましても低所得者に対する保険料の軽減特例措置につきましては、その生活に影響を与える保険料とならないように、現行制度を維持していくようにということで、今後とも国に対しては要望していきたいと考えております。 それと、後期高齢者医療の中で資格証明書、短期証の交付状況は、両方とも発行しておりません。資格証、短期証とも後期高齢につきましては発行しておりません。 それと、差し押さえの件数と内容でございますけれども、差し押さえの件数につきましては、平成29年度中の差し押さえにつきましては6件となっております。この6件の内訳といたしましては、不動産が1件、年金が2件、預金が2件、所得税の還付金が1件となっております。以上でございます。 ○渡辺裕議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) ありがとうございます。先ほどおっしゃっていただいた負担がふえた人の確定人数は、また時間がかかっても調べていただけるとありがたいということは申し上げておきます。 国への要望は、高齢者の実態というのが、年金が削減されたり、介護保険料の値上げなどもある中で苦しくなる一方だというようなお声がたくさんありますので、高齢者が安心して生きられる社会のために、負担増、そういったことへの抑制になるような要望をしていただきたいと、これは求めておきます。 あと、先ほど差し押さえの件に関してもご答弁いただきましたけれども、後期高齢者は75歳以上の人というのは、それは当然のことですが、普通徴収、滞納を差し押さえするというのは普通徴収の方なので、そうなると年金収入が少ない人が前提となる。これがほとんどの人だと思われます。ですから、その方々の財産、今言ったような年金や預金や還付金というような、こういったところを差し押さえするというのは無慈悲ではないかと思います。この点に関して、最後、市の見解を求めて、以上で質問は終わりたいと思います。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 後期高齢者医療保険料の滞納につきまして、市税や国民健康保険料と同様、滞納処分による差し押さえの執行までには、コールセンター、納付書等投函業務員、また職員による納付催告などを行い、接触の機会はできるだけ持つようにというふうに図っております。しかしながら、連絡もいただけない、納付もいただけないといった場合、納付資力がまずあるかどうかという判断を行っております。その際に、いわゆる納付資力があるという判断に至った場合には、法令に基づき、後期高齢者医療保険料であっても滞納処分による差し押さえを執行しておるという状況でございます。以上です。 ○渡辺裕議長 ほかに質疑のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本件につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党の岸田敦子です。 議案第3号2017年度四條畷市後期高齢者医療特別会計決算について反対の立場で討論します。 本決算には、後期高齢者の方の保険料軽減措置の改悪が盛り込まれており、本市で保険料値上げになる対象者は、昨年の試算では1100人を超えていた状況です。この改悪は、国が法改定により決めたものであり、大阪府の広域連合や大阪府市長会などが要望を出しても、国はそうした地方の声に耳を傾けなかったという経過があり、四條畷市に問題があると考えるわけではないということは申し上げておきますが、日本共産党としては、1000人を超える高齢者、特に低所得者の方への影響が大きい内容については賛成できません。 今後も引き続き他の自治体とともに後期高齢者医療への負担軽減を求めていくことを要望するとともに、差し押さえに関しては、先ほどご答弁ありましたけれども、それでもやはり連絡をとる、本人の同意を得て保険料を納めてもらうということをさらに努力をしていただいて、差し押さえという強行手段を行わないような、そんな手法でこの問題は対応していただきたいということは申し述べ、以上で討論といたします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 畷ビジョンの会の島弘一です。 認定第3号2017年度四條畷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出の決算認定について賛成の討論とさせていただきます。 この案件については、国の制度として全国都道府県にもそれぞれ一括一元化されて市町村として参画しているものでございます。地方自治法の定めによるもので、制度としては今後に課題を残すものですが、今後さらに高齢化が進む中で、現状やむを得ないとするものと考えております。今後、行政からも国に対して軽減措置の要求をしていただくことをお願いしまして、賛成といたします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。本件につきましては起立により採決を行います。お諮りいたします。認定第3号平成29年度四條畷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出の決算の認定については、これを認定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○渡辺裕議長 起立多数であります。よって本件は認定することに決しました。 ○渡辺裕議長 次に、認定第4号平成29年度四條畷市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本件につきましては常任委員会の付託は省略したいと存じますが、ご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。認定第4号平成29年度四條畷市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本件は認定することに決しました。 ○渡辺裕議長 次に、認定第5号平成29年度四條畷市下水道事業会計決算の認定について質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 本件につきましては、予算決算常任委員会に付託いたします。 ○渡辺裕議長 次に、日程第9報告第7号平成29年度決算に基づく健全化判断比率の報告について及び日程第10報告第8号平成29年度決算に基づく資金不足比率の報告についての2件を一括上程し議題といたします。 それぞれの朗読は省略いたします。直ちに2件の内容の説明を順次求めることにいたします。総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 ただいま議題となりました報告第7号平成29年度決算に基づく健全化判断比率の報告について及び報告第8号平成29年度決算に基づく資金不足比率の報告については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定及び同法第22条第1項の規定により監査委員の意見をつけてご報告いたします。 まず初めに、報告第7号の健全化判断比率につきましてご報告いたしますので、健全化判断比率報告書をごらんいただきたいと存じます。 健全化判断比率のうち実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、一般会計等の実質赤字額、全会計を対象とする連結実質赤字額がともに発生していないため、いずれもバー表示となり、将来負担比率についても、将来負担額見込み額が充当可能財源を下回り、当該比率は算定されないため、バー表示となっております。 実質公債費比率は、早期健全化基準25.0%に対し6.1%となっております。したがいまして、健全化判断比率の4指標の全てにおいて、各指標の括弧内に記載しております早期健全化基準以下の比率となっております。 続きまして、報告第8号の資金不足比率につきましてご報告いたしますので、資金不足比率報告書をごらんいただきたいと存じます。 対象となる会計は下水道事業会計となっており、資金不足が生じていないため、バー表示となっております。なお、経営健全化基準は20.00%でございます。 それでは、健全化判断比率における算定の概要につきましてご説明いたしますので、恐れ入りますが、四條畷市監査委員からご提出いただきました平成29年度四條畷市決算審査意見書の80ページをごらんいただきたいと存じます。 健全化判断比率計算書の1の実質赤字比率は、一般会計等の実質赤字額の標準財政規模に対する比率をあらわすもので、本市においては一般会計と土地取得特別会計が算定の対象となっております。 平成29年度における一般会計等の実質収支額は3億7424万6000円の黒字となったため、実質収支額の標準財政規模に対する比率として算定する実質赤字比率はマイナス3.23%となり、前年度に比べ0.65ポイント悪化いたしました。 次に、2の連結実質赤字比率は、全会計を対象とした実質赤字額、資金不足額の標準財政規模に対する比率をあらわすもので、本市におきましては、平成29年度からは一般会計、土地取得特別会計国民健康保険特別会計後期高齢者医療特別会計及び下水道事業会計が算定の対象となっており、水道事業会計につきましては対象外となっていることからバー表示となっております。 平成29年度における連結実質収支額は7億7927万9000円の黒字となったため、連結実質収支額の標準財政規模に対する比率として算定する連結実質赤字比率はマイナス6.74%となり、前年度と比べ6.83ポイント悪化いたしました。 81ページをごらんください。 次に、3の実質公債費比率は、一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模に対する比率を3カ年の平均値であらわすものでございます。 平成29年度の欄につきましてご説明いたします。 表中Aの地方債の元利償還金は、一般会計・土地取得特別会計の長期債償還金決算額から繰上償還や借換債を財源として償還した額を控除した額で、前年度に比べ5.1%、9123万5000円の減となりました。これは、平成28年度末をもって平成13年度に雁屋畑線整備事業として発行した臨時地方道整備事業債に係る償還が完了したこと等により減となったものでございます。 表中Bの地方債の元利償還金に準ずるものは、下水道事業会計及び一部事務組合が起こした地方債の償還などについて、実質的に一般会計が負担したと認められる額で、前年度に比べ0.8%、556万2000円の減となりました。これは、下水道事業会計における企業債償還額が減少したことなどによるものでございます。 表中Cの元利償還金又は準元利償還金に充てられる特定財源は、都市計画税充当可能額で、前年度に比べ19.7%、7381万3000円の減となりました。 表中Dの地方債に係る元利償還金(準元利償還金)に要する経費として普通交付税の算定に用いる基準財政需要額に算入された額は、表中A及びBの地方債の償還について普通交付税で措置された額で、前年度に比べ2.5%、3692万2000円の増となりました。これは、平成25年度に発行した臨時財政対策債の元金償還の算入が開始されたことなどによるものでございます。 表中Eは標準財政規模で、前年度に比べ1.9%、2億1941万6000円の増となりました。 以上、これらの数値から算定する実質公債費比率は、平成29年度の単年度では5.51516、平成27年度から平成29年度の3カ年平均比率では6.1%となり、前年度の3カ年平均比率6.8%に比べ、0.7ポイント改善いたしました。 82ページをごらんください。 4の将来負担比率は、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率をあらわすものでございます。 平成29年度の欄につきましてご説明いたします。 表中Aの将来負担額1行目の地方債の現在高は、一般会計及び土地取得特別会計における平成29年度末の市債残高で、前年度に比べ0.6%、9668万2000円の増となりました。 3行目の公営企業債等繰入見込額は、(旧)下水道事業特別会計及び(現)下水道事業会計が起こした地方債の元金償還について一般会計が負担すると見込まれる額で、前年度に比べ5.8%、4億7771万8000円の減となりました。これは、下水道事業会計における企業債残高が減少したことによるものでございます。 4行目の組合等負担等見込額は、四條畷市交野市清掃施設組合、北河内4市リサイクル施設組合及び大東四條畷消防組合が起こした地方債の元金償還について、今後、本市の一般会計が負担すると見込まれる額で、前年度に比べ112.3%、23億2642万1000円の増となりました。これは、四條畷市交野市清掃施設組合において新焼却炉整備に係る地方債を発行されたことにより、当該組合の地方債残高が増加したことなどによるものでございます。 5行目の退職手当負担見込額は、平成30年3月末日をもって特別職を含む一般会計等対象職員が全員自己都合により退職するものと仮定した場合に支給すべき退職手当のうち、実質的に一般会計が負担すべき退職金の額で、前年度に比べ3.2%、5373万6000円の増となりました。 7行目の連結実質赤字額及び8行目の組合等連結実質赤字額負担見込額は、本市のいずれの会計または本市が加入するいずれの一部事務組合等においても赤字が発生していないため、0円と計上させていただいております。 これらの項目を合計したA将来負担額は300億4313万8000円となり、前年度に比べ7.1%、19億9912万1000円の増となりました。 次に、表中Bの充当可能財源等の1行目、充当可能基金の残高は、全ての基金の実質基金残高の合計額で、前年度に比べ2.9%、1億3208万4000円の増となりました。 2行目の充当可能特定財源のうちの都市計画税は、公共下水道事業雁屋畑線及び新ごみ処理施設整備事業などの都市計画事業に係る地方債の現在高に対して都市計画税が充当される割合を算定した額で、前年度に比べ0.2%、821万8000円の増となりました。 4行目の基準財政需要額算入見込額は、地方債の現在高に対して、今後、普通交付税で措置される算入見込額で、前年度に比べ2.9%、5億7506万1000円の増となりました。 これらの項目を合計したB充当可能財源等は301億6422万9000円となり、前年度に比べ2.4%、7億1536万3000円の増となりました。 以上、これらの結果から算定される将来負担比率はマイナス1.2%となり、前年度に比べ13.0ポイント悪化いたしました。 続きまして、資金不足比率算定の概要につきましてご説明いたしますので、83ページの資金不足比率計算書をごらんいただきたいと存じます。 資金不足比率は、公営企業に係る資金不足額の事業規模に対する比率をあらわすものでございます。本市では、下水道事業会計が算定の対象となっております。 下水道事業会計の流動負債の額は3億7318万円となり、流動資産の額は5億7642万3000円となったことから、流動資産から流動負債を差し引いた額は2億324万3000円となり、資金の剰余が発生いたしました。 営業収益の額から受託工事収益の額を差し引いた事業の規模は11億9527万6000円となったことから、資金剰余額の事業の規模に対する比率はマイナス17.0%で、前年度に比べ5.1ポイント改善いたしました。 以上、まことに簡単ではございますが、報告第7号平成29年度決算に基づく健全化判断比率の報告について及び報告第8号平成29年度決算に基づく資金不足比率の報告についての報告と算定の概要説明とさせていただきます。 ○渡辺裕議長 ただいま報告第7号及び報告第8号についての内容の説明は終わりました。この際何かご発言がございましたらどうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、報告第7号平成29年度決算に基づく健全化判断比率の報告について及び報告第8号平成29年度決算に基づく資金不足比率の報告については以上で終わらせていただきます。 ○渡辺裕議長 次に、日程第11議案第9号四條畷市立なわてふれあい教室条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。 ◎東修平市長 議案第9号四條畷市立なわてふれあい教室条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。 市立忍ヶ丘ふれあい教室の位置を市立四條畷中学校内小中連携棟に変更するため、所要の改正を行いたく、本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 議案第9号四條畷市立なわてふれあい教室条例の一部を改正する条例の制定につきまして、内容のご説明を申し上げます。 本条例は、児童福祉法第21条の10の規定に基づき、放課後等児童の安全確保と健全育成を本旨に置くふれあい教室において、忍ヶ丘小学校内設置のふれあい教室を四條畷中学校敷地内小中連携棟の整備を機に移動するに伴い、一部改正を行うものでございます。 それでは、参考資料新旧対照表に基づきご説明いたしますので、恐れ入りますが1ページ、2ページをごらん願います。 内容といたしましては、別表に定める四條畷市立忍ヶ丘ふれあい教室の位置に関し、「四條畷市岡山東五丁目2番40号(四條畷市立忍ヶ丘小学校内)」から「四條畷市岡山東五丁目2番10号(四條畷市立四條畷中学校内小中連携棟)」に改めております。 次に、附則についてご説明申し上げますので、議案書にお戻り願います。 本条例は、教室内備品等の整理期間を考慮し、平成30年10月1日から施行するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第9号四條畷市立なわてふれあい教室条例の一部を改正する条例の制定についての内容説明とさせていただきます。ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) まず、忍ヶ丘ふれあい教室の現在の子どもの入所状況について、定数の中で何人入所しているのか、待機児はないのかどうかということを確認したいのと、あと今の場所から新しい場所へ移転する日と、教室跡の利用についてはどのように考えているのかという点について、学校の意向と市教委の考えは現段階でどうなのかということ。他の教室に活用する場合、新たな費用が発生するということになると思われますが、その見込みに関して現段階でどうなのかお伺いしておきたいと思います。 ○渡辺裕議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 大きく3点のご質問いただきました。 まず1点目なんですけれども、9月1日現在で64人の児童が入所しております。定員につきましては80人。待機児童につきましては、したがいましてゼロ人という状況にございます。 あと2点目、3点目が一括してとなりますけれども、教室跡の利活用については、学校現場におきましては、施設内が老朽化が進んでいる状況もございまして、一番ひどいところの意向等について、今学校内で議論されてると聞いております。教育委員会内といたしましても、学校現場が効果的に運用できるような形であれば前向きに検討していくということで、今現在協議してる状況でございます。ただ、改修等を伴いますので、これについては本来であれば正式には学校の大規模改修時に合わせるような状況になりますけれども、費用を伴わない、もしくは安価で済む場合につきましては前向きに検討していきたいというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 移転の日付は。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 議長が促していただいたように、移転の日についても聞いたつもりだったんですけど、すみません、余りきちんと質問してなかったかもしれません。それもご答弁いただけたらお願いしたいのと、何に活用するにせよ、今安価なということはおっしゃいましたけれども、改修の必要があるのではないかなということは感じます。 これは指摘にとどめますけれども、この小中連携棟に関しては土井市政時代に学校統廃合が前提だったからということで建設を進めて、東市長になられてから教育環境の改善という考えで取りやめることはされなかったと。ただ、南中の生徒も今四條畷中に行っていて、教室は足りている状況の中で、私、昨年の3月議会にこの小中連携棟に関しては建設を凍結すべきではないかと、無駄ではないかという指摘はしたものの、建設を進めておられて、今も新たに教室を転用するというようなことで費用がかかる可能性も示唆されていて、本当にこのことが必要だったのかということは今も多少なりとも疑問に感じるところがあるということは指摘をしておきます。 ただ、建設もされて、移転に向けて今後進められるので、移転に関しては、現場では音楽室の改善が喫緊の課題だということも聞いていて、音楽室には家庭用のエアコンがつけられていたけれども、あまりに教室に対して小さいので、このエアコンが壊れてしまってる状況があると聞いております。音楽室は防音設備が必要ということですけれども、低学年では普通教室で音楽をしたりしてます。ピアノは使っておらずオルガンだというような条件もありますけれどもね。また10月からは、移転が10月というふうに事前に聞いていたので、そういう時期であれば気温は安定するかもしれませんけれども、防音設備がなくても、雨漏りに対する当面の措置として何らか手だてができないのかと。現場の意見も尊重する。それは前向きに考えるということですので、それはぜひとも現場の意見を尊重して考えていただきたいということは申し上げて、以上で質問は終わります。 ○渡辺裕議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 すみません、移動時期なんですけれども、先ほど議案のご説明の中で10月1日に施行するということだったので、これについては備品等の整理期間を考慮してということで考えております。 なお、今回条例を可決いただいた後につきまして、その後保護者宛てに通知をさせていただきまして、順次の移動となりますので、正式な日程につきましては、やはり10月1日を期限に進めていくということでございます。 ○渡辺裕議長 ほかに質疑のある方はございませんか。長畑議員。 ◆1番(長畑浩則議員) このたび連携棟の中におさめるということなんですけれども、小学校側、中学校側から教室に入ることができるとなれば不審者の侵入が今まで以上に考えられますけれども、安全対策についてはどう考えられているのでしょうか。 ○渡辺裕議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 今回いまだセキュリティの状況につきましては完備できておりません。したがいまして、当面は教職員、またふれあい教室の指導員等が安全確認等について最善の対応をしていきたいというふうに考えております。今後につきましては、セキュリティ等の対応を行っていきたいというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 ほかに質疑のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略したいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第9号四條畷市立なわてふれあい教室条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。 ○渡辺裕議長 次に、日程第12議決すべき計画に関する特別委員会の報告を、特別委員会委員長に求めることといたします。長畑浩則議員。 ◆長畑浩則議決すべき計画に関する特別委員会委員長 それでは、平成30年2月23日の定例議会本会議におきまして、議決すべき計画として指定され、議決すべき計画に関する特別委員会に付託されました「四條畷市総合戦略」につきましてご報告申し上げます。 本件につきましては、第1回を3月23日に、第2回を5月24日に及び第3回を8月3日に本委員会を開催し検討を行っております。その概要についてご報告申し上げます。 第1回では、まず理事者からの改訂方針と改訂スケジュール及び改訂素案についての説明がありました。その後の質疑では、基本目標1、政策2の「質の高い教育の推進」で、学力向上に向けた活動の実施で、小中一貫校とか35人学級とかはここに含められなかったのかという質問に対して、教育振興ビジョンと学力向上3カ年計画の中から学校で特に力を入れて取り組んでいる授業改善と家庭学習の定着に主眼を置いて挙げたものであるとの答弁があり、次に、基本目標2「「働きたい」を応援するまち」の重要業績評価指数の中間目標値の設定についての質問には、まだ見通しが立ってない事業もあるので、数値的には低いが、総合戦略は毎年ローリングをしていくので、もっといい数値に改訂していかなければと考えているとの答弁がありました。 また、基本目標3、政策4「四條畷の魅力を内外へ発信」の重要業績評価指数については、認知度の向上こそが中心に据えられるべきではないかとの質問に対して、ここに明記するのは難しいが、地域ブランド研究所が毎年出している調査の認知度や各指標を毎年欠かさず確認していくこととしているとの答弁がありました。 質疑の後、今後のスケジュールについて説明があり、次回は5月24日に本特別委員会を開催して素案の審査を行うことを決定し、散会しました。 5月24日に開催した本特別委員会では、改訂素案の前回からの修正点の説明があり、その後の質疑では、人口に関連した社会動態、合計特殊出生率及び生産年齢人口の三つの重要目標達成指標について整合のとれた表記をとの指摘について、修正したいとの答弁がありました。 次に、若い人の定住意識に関して、他市町村に移住したいと思う原因の調査と、そのことを盛り込んでいるのかとの質問には、市民課と田原支所で、転入届、転出届を出される人にアンケート調査をしており、定量的に検証している。具体的に総合戦略には盛り込んでいないが、検討の過程において情報共有し反映しているとの答弁がありました。 質疑の後、今後のスケジュールについて説明があり、次回は8月3日に本特別委員会を開催してパブリックコメントの結果報告と計画案の審査を行うことを決定し、散会しました。 8月3日に開催した本特別委員会では、まず、これまでの検討経過及び総合戦略改訂案についての説明が理事者からありました。 その後の質疑では、合計特殊出生率の目標設定の考え方についての質問に対して、現在の人口ビジョンに掲げる将来展望をめざしたいと考えており、今後の人口推移は継続的に注視すべきと考えているとの答弁がありました。 その後、今後のスケジュールについて、8月20日の議会全員協議会で総合戦略改訂案の内容を説明し、9月定例議会に上程するとの説明があり、本件についての審査を終了することといたしました。 以上、四條畷市議決すべき計画に関する特別委員会における四條畷市総合戦略についての最終報告といたします。 ○渡辺裕議長 委員長報告は終わりました。 ここでお諮りいたします。委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。それでは、議決すべき計画に関する特別委員会の報告はこれで終わります。 ○渡辺裕議長 次に、日程第13議案第10号四條畷市総合戦略の改訂についてを議題といたします。 朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。 ◎東修平市長 議案第10号四條畷市総合戦略の改訂について提案理由を申し上げます。 人口減少の抑止と活力湧く地域社会の実現に向け、平成27年10月に策定した四條畷市総合戦略について、当初の推計を上回る人口減少が急速に進む現状に鑑み、誰もが住み続けたくなる、また移り住みたくなるまちづくりを加速するため、その改訂を行いたく本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 それでは、議案第10号四條畷市総合戦略の改訂につきまして内容説明をさせていただきますので、議案書の総合戦略の改訂のページをごらんください。 まず、表紙をおめくりいただきまして目次にありますとおり、Ⅰ総合戦略改訂の経緯と基本的な考え方、Ⅱ本市が抱える課題、Ⅲめざすべきまちの未来像を実現する戦略の体系、Ⅳ政策の概要、施策、事業及びKPI、Ⅴ戦略の推進に向けての5章立てで取りまとめております。 次に、1ページ、Ⅰ総合戦略改訂の経緯と基本的な考え方についてでございます。 1総合戦略改訂の経緯は、これまでの地方創生に関する主な取り組みと改訂の趣旨について記載しております。改訂の趣旨といたしましては、本市の人口減少が人口ビジョンに掲げた将来展望を上回る減少傾向を示していることから、子育て支援プロジェクトチームでの検討、産業振興ビジョンの改訂と整合を図り、またシティプロモーションにより、目標とする人口動態に向け、より効果的な事業の展開及びKPIの設定を行うため、総合戦略を改訂するとしております。 続いて4ページからのⅡ本市が抱える課題といたしまして、まず市民意識から抽出される課題を整理した上、7ページからは人口から抽出される課題をまとめており、以降9ページまで人口に関する資料を掲載しております。 ここでおわびと訂正をさせていただきたいと思います。10ページの一番上の行に[参考:人口ビジョン、平成27年国勢調査]と記載しております行でございますが、これは本来9ページのグラフの一番下に記載すべき項目でございまして、印刷ミスにより10ページにずれ込んでおります。また、このことにより10ページの最終行が次ページにずれ込んでしまい、最終行を改ページにしていたことから、11ページが空白ページになってしまい、12ページにずれ込んでおります。校正ミスによりご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。 それでは、10ページのⅢめざすべきまちの未来像を実現する戦略の体系をごらんください。 まず、人口ビジョンに掲げる将来展望として、平成27年度に策定した人口ビジョンにおける本市がめざすべき将来人口の展望を掲げております。人口ビジョンは、国が策定した長期ビジョンを勘案し、国から示された人口動向分析、将来人口推計に関する情報提供をもとに人口動向を分析し、本市の将来展望を示したものであり、この人口ビジョンに掲げる将来展望に基づき、10ページの中ほどにありますとおり重要目標達成指標(KGI)を設定いたしております。 まず、(1)社会動態としまして、34年時点で社会動態がゼロ人以上を目標としております。 次に、(2)合計特殊出生率として、34年時点で1.66程度を目標としております。 最後に12ページ冒頭にありますとおり、(3)生産年齢人口としまして、34年時点で生産年齢人口を3万3915人、人口当たり59.5%を目標としています。 なお、(2)合計特殊出生率と(3)生産年齢人口につきましては、人口ビジョンにおける平成32年及び37年時点の展望との平均値から算出したKGIでございます。 12ページ中ほどから、めざすべきまちの未来像といたしまして、本市に暮らす全ての人が未来に希望を持ち、四條畷を誇りに思ってもらえるよう、「子の笑顔 活気あふれる なわてみち」を掲げております。 続いて、13ページには総合戦略の全体像といたしまして、人口ビジョンの将来展望、KGI、めざすべきまちの未来像を示した上、基本目標として、1親子がいきいき暮らせるまち、2「働きたい」を応援するまち、3もっと知りたい、ずっと住みたいまちを掲げ、それぞれに連なる政策とKPI並びに施策と事業をまとめております。 14ページから17ページまでは、Ⅳ政策の概要、施策、事業及びKPIとして、13ページの内容を詳細に記載しております。 最後に18ページのⅤ戦略の推進に向けてでございますが、戦略の進捗管理については、総合戦略等庁内検討委員会及び総合戦略協議会において広く関係者から意見聴取を行いながらPDCAサイクルを推進するとともに、議員の皆様との情報交換を適宜実施しながら、市民の意向などを取り込んでまいりたいと考えております。 以上、まことに簡単ではございますが、四條畷市総合戦略の改訂についての内容説明とさせていただきます。ご審議の上、ご可決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第10号四條畷市総合戦略の改訂については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。 ○渡辺裕議長 次に、日程第14議案第11号平成30年度四條畷市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 朗読は省略いたします。提案者の提案理由を求めることにいたします。市長どうぞ。 ◎東修平市長 議案第11号平成30年度四條畷市一般会計補正予算(第4号)について提案理由を申し上げます。 本補正予算の歳出につきましては、次期子ども・子育て支援事業計画策定のためのニーズ調査に係る経費、平成29年度国・府支出金の確定に伴う精算金などを新たに計上するとともに、本年7月5日から7日に発生した大雨により被災した施設の復旧工事などの増額を計上いたしております。歳入につきましては、歳出補正に関連した国・府支出金などを新たに計上するとともに、地方特例交付金、地方交付税及び市債の増額を計上いたしております。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 議案第11号平成30年度四條畷市一般会計補正予算(第4号)につきまして内容のご説明を申し上げます。 初めに、予算書の1ページをごらんいただきたいと存じます。 第1条第1項は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4103万2000円を追加し、歳入歳出予算総額とも202億6267万5000円と定めるものでございます。 同条第2項の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、2ページ及び3ページの第1表歳入歳出予算補正のとおりとなっており、詳細な内容は事項別明細書で後ほどご説明いたします。 第2条による地方債の補正についてご説明いたしますので、4ページをごらん願います。 第2表の地方債の補正は、消防債において、当初予算で計上しております防災行政無線設置工事及び全国瞬時警報システム新型受信機購入費に対する地方債について、有利な事業債の活用が可能となったことにあわせ、発行可能額が増となったことにより260万円を増額し、限度額を820万円に変更するものでございます。 次に、臨時財政対策債は、発行可能額の確定に伴い7590万円を増額し、限度額を7億8830万円に変更するものでございます。 次に、事項別明細書の歳出につきましてご説明申し上げますので、10ページ及び11ページをお開き願います。 まず、歳出の款総務費から民生費までにおいて、平成29年度に実施した事業に係る補助金等の精算に伴う国及び大阪府への返還金を計上しておりますが、個別項目ごとの内容説明は省略させていただきます。 款総務費、項総務管理費、目財産管理費の財政運営事務の公共施設整備基金は、今後の公共施設整備に備えて基金へ積立金を計上するものでございます。 同款の項及び目戸籍住民基本台帳費の番号制度関連事務の住民情報システム改修委託料は、マイナンバーカード、通知カード、住民票に旧氏を併記するための改修委託料で、地方公共団体情報システム機構、いわゆるJ-LISの仕様書が確定したことによって、当初予算に計上していた額が不足することとなったため、増額するものでございます。なお、本支出に伴う財源は、全額国庫支出金にて補填されることとなっております。 ページの下のほう、款民生費、項児童福祉費、目児童福祉総務費の子ども政策課運営事務の臨時職員賃金から通信運搬費は、子ども・子育て支援事業計画について、平成31年度で計画期間が満了することに伴い、平成32年度からの計画を平成31年度中に策定するために、ウェブアンケートを活用した対象者へニーズ調査を実施するために必要な経費を計上しております。備品購入費は、子どもたちのために役立ててほしいとのご寄附をいただき、このご厚志に沿い、窓口等に置くおもちゃなどの備品購入に活用させていただきたく、これに係る経費を計上するものでございます。 12ページ、13ページをお開き願います。 ページの中段、同款及び項の目ふれあい教室運営費のなわてふれあい教室運営事務の工事請負費は、四條畷小学校内のなわてふれあい教室の空調が故障したことにより、空調機器の取りかえ工事を計上しております。なお、本支出に伴う財源の3分の2は府支出金で補填されることとなります。 同款の項生活保護費、目生活保護総務費の生活保護事務の生活保護システム改修委託料は、生活保護基準の見直しに伴うシステムの改修費用を計上しております。なお、本支出に伴う財源の2分の1は国庫支出金で補填されることとなります。 14ページ、15ページをお開き願います。 款教育費、項教育総務費、目事務局費の学校適正配置計画関係事務の学校適正配置審議会委員報酬は、教育委員会の学校再編整備案の決定により、4回分の報酬を計上しております。 同款の項保健体育費、目保健体育総務費の体育施設管理事務の夜間運動場管理委託料は、四條畷西中学校の工事完了が3カ月前倒しになったことにより、夜間グラウンドの貸し出しを早めることが可能となったことから、管理委託料の増額を計上するものでございます。 款災害復旧費、項農林水産業施設災害復旧費、目農業用施設災害復旧費の災害復旧事務の農業用施設災害復旧工事と同款の公共土木施設災害復旧費、目道路橋りょう災害復旧費の災害復旧事務の道路災害復旧工事は、7月5日から7日までの大雨により被災した農業用施設1カ所とハイキングコース等の道路9カ所の復旧工事費を計上するものでございます。 次に、事項別明細書の歳入についてご説明申し上げますので、6ページ及び7ページをお開き願います。 地方特例交付金及び地方交付税の普通交付税は、いずれも今年度交付額の確定に伴い、増額を行うものでございます。 款使用料及び手数料、項使用料、目教育費使用料の夜間運動場使用料は、歳出でご説明いたしました四條畷西中学校のグラウンド貸し出しの前倒しによる使用料の増を計上しております。 款国庫支出金及び府支出金は、歳出でご説明した特定財源または平成29年度事業費確定に係る負担金の精算に伴う追加交付でございます。 8ページ、9ページをお開き願います。 款及び項寄附金、目民生費寄附金の子ども支援寄附金は、歳出でご説明した趣旨によりご寄附いただいたものでございます。 款市債につきましては、さきに第2表地方債の補正でご説明した額を計上しております。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第11号平成30年度四條畷市一般会計補正予算(第4号)の内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご可決いただきますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 本案につきましては予算決算常任委員会に付託いたします。 ○渡辺裕議長 次に、日程第15議案第12号平成30年度四條畷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)及び日程第16議案第13号平成30年度四條畷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の2議案を一括上程し、議案といたします。 2議案の朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を順次求めることにいたします。市長どうぞ。 ◎東修平市長 議案第12号平成30年度四條畷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。 本補正予算の歳出につきましては、府支出金の増額及び新たに前年度繰越金を計上いたしております。歳出につきましては、総務費国民健康保険財政安定化基金積立金及び国庫負担金等の精算に伴う諸支出金の増額を計上いたしております。 続きまして、議案第13号平成30年度四條畷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。 本補正予算の歳出につきましては、前年度繰越金の増額を計上いたしております。歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金の増額を計上いたしております。 以上2議案につきまして何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして内容の説明を順次求めることにいたします。健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長福祉事務所長 議案第12号平成30年度四條畷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第13号平成30年度四條畷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の内容説明を申し上げます。 初めに、議案第12号平成30年度四條畷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の内容説明を申し上げます。予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。 第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9812万8000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ66億2398万円とするものでございます。 以下、事項別明細書に基づきましてご説明申し上げます。8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。 歳出でございますが、総務費、一般管理費の委託料につきましては、国保情報データベースシステム改修に伴い27万円を増額補正するものでございます。 基金積立金につきましては、前年度繰越金の一部1億4229万5000円を積み立てるものでございます。 諸支出金の償還金につきましては、前年度の精算に伴い返還が生じる国庫負担金、府負担金、療養給付費等交付金をそれぞれ増額し、合計5556万3000円を増額補正するものでございます。 6ページ、7ページにお戻りいただきたいと存じます。 歳入でございますが、歳出で申し上げました国保情報データベースシステム改修委託料相当分を府支出金の保険給付費等交付金において交付されるため、同額の27万円を増額補正するものでございます。 繰越金につきましては、前年度からの繰越金の確定に伴い1億9785万8000円を増額補正するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第12号平成30年度四條畷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の内容説明とさせていただきます。 次に、議案第13号平成30年度四條畷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の内容説明を申し上げます。予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。 第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ393万1000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億4459万8000円とするものでございます。 以下、事項別明細書に基づきましてご説明申し上げます。6ページ、7ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入でございますが、繰越金につきましては、前年度からの繰越金の確定に伴い393万1000円を増額補正するものでございます。 次に、8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。 歳出でございますが、後期高齢者医療広域連合納付金につきまして、歳入の繰越金を同広域連合に納付するため、同額の939万1000円を増額補正するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第13号平成30年度四條畷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の内容説明とさせていただきます。2議案につきまして、よろしくご審査の上、ご可決いただきますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 内容の説明は終わりました。 これら2議案の質疑以降の議事運営は各議案ごとに行います。 それでは、議案第12号平成30年度四條畷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 今回の補正では基金の積み増しが1億9700万ほどあるということです。このことによって基金の合計額が幾らになるのかまずお伺いします。この基金の使い道については、広域化した中で使い方、どういう内容があるのかということも確認しておきたいと思います。国保が広域化されても少なくとも6年間は、府下で統一した保険料ではなくて市によってばらつきがあるという状況になります。この基金を以前の市の基金条例だと保険料軽減には使えないということで、私が幾ら言ってもなかなかその手だてはできなかったんですが、今回の場合、保険料の軽減に使えるのかどうか。また、激変緩和期間を過ぎたら基金の積み増しはどうしていくのか、その見込みどうなるのかということを教えてください。 ◎松川順生健康福祉部長福祉事務所長 ただいまのご質問に順次お答え申し上げます。 まず、今回基金へ積み立てをいたしましたら合計額は幾らになるかということでございます。現在、約3億2000万円の基金がございますので、これに今回の約1億4000万円を積み立てますと、合計で約4億6000万円になります。 それと、次に基金の使い道についてでございますが、大阪府の国保運営方針でこの使い道というのは定められておりまして、一つは保険料の収納不足による府への事業費納付金の充当のためというのが1点と、次は市町村の共通基準を上回る保健事業の実施費用等について利用できるということになっております。そのほか、過去の赤字解消のためとか、府の財政安定化基金を借り入れた場合の償還金というのもございますけれども、これは本市には該当しておりません。 それと次に基金を取り崩して保険料を下げることができないのかということでございますけれども、議員おっしゃるとおり平成30年度から35年度までの6年間に限りましては激変緩和措置の財源として充てることも可能となっております。しかし、この6年後の緩和措置終了後の状況というのも見越した上での対応が必要であると考えております。以上でございます。 ○渡辺裕議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 激変緩和を過ぎたら基金の積み増しというのはその後していく見込みはどうなのか。その辺はまだ今の段階でわからなければそれも含めてもう一度問いたいなと思うのと、今お答えいただいたように保険料軽減に一定使えるという部分もありますので、保険料が上がっていくということであれば基金を使って軽減を図るように要望したいと思います。この国保に関してはまた決算の委員会でもいろいろと質問させていただくことを述べて、以上で今回の質問は終わります。 ○渡辺裕議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長福祉事務所長 申しわけございません。この激変緩和終了後、基金の積み増しはあるのかということでございますけれども、黒字会計となれば、先ほども申し上げましたように収納不足による保険料、事業費納付金への充当という部分で使えるということもありますので、その状況に応じてでございますが、黒字会計となれば積み足していくことも考えられるということでございます。以上でございます。 ○渡辺裕議長 ほかに質疑のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第12号平成30年度四條畷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。
    ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。 ○渡辺裕議長 次に、議案第13号平成30年度四條畷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第13号平成30年度四條畷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。 ○渡辺裕議長 次に、日程第17議案第14号平成30年度四條畷市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 朗読は省略いたします。提案者の提案理由を求めることにいたします。市長どうぞ。 ◎東修平市長 議案第14号平成30年度四條畷市下水道事業会計補正予算(第1号)についての提案理由を申し上げます。 本補正予算は、資本的収支での収入におきまして、資本費平準化債の発行可能額の増額が見込まれることから、企業債の増額を計上しております。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 議案第14号平成30年度四條畷市下水道事業会計補正予算(第1号)の内容についてご説明申し上げます。予算書の2ページをお開きください。 第3条の企業債の補正は、資本費平準化において発行可能見込額が510万円増になったことにより、限度額を4億5610万円に増額するものでございます。 恐れ入ります、1ページにお戻り願います。 第2条は、第3条の企業債の補正に伴い、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を7億1885万7000円に減額するとともに、補填財源の繰越利益剰余金処分額を1627万9000円に減額するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第14号平成30年度四條畷市下水道事業会計補正予算(第1号)の内容説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第14号平成30年度四條畷市下水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。 ○渡辺裕議長 次に、日程第18同意第3号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 事務局に議案を朗読させます。 ◎※(事務局) 朗読いたします。 同意第3号人権擁護委員の推薦について。 次の者を人権擁護委員に推薦するにつき、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求める。 記といたしまして、住所、四條畷市さつきヶ丘3番8号、氏名、歌門敬子、生年月日、昭和45年2月7日。 平成30年9月3日提出。四條畷市長、東修平。以上です。 ○渡辺裕議長 ただいま上程いたしました同意第3号人権擁護委員の推薦についての提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。 ◎東修平市長 同意第3号人権擁護委員の推薦について提案理由を申し上げます。 本市人権擁護委員、野村美千江さんは、平成30年12月31日付をもって任期を満了されますので、その後任の委員として歌門敬子さんが適任でありますので、推薦いたしたく本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 ○渡辺裕議長 ほかに質疑のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 12時になりましたが、このまま続けさせていただきます。 ここでお諮りいたします。本件につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。同意第3号人権擁護委員の推薦については、同意することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本件は同意することに決しました。 ○渡辺裕議長 次に、日程第19同意第4号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 事務局に議案を朗読させます。 ◎※(事務局) 朗読いたします。 同意第4号教育委員会委員の任命について。 次の者を四條畷市教育委員会委員に任命するにつき、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求める。 記といたしまして、住所、四條畷市田原台三丁目4番10号、氏名、山本博資、生年月日、昭和22年9月23日。 平成30年9月3日提出。四條畷市長、東修平。 ○渡辺裕議長 ただいま上程いたしました同意第4号教育委員会委員の任命についての提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。 ◎東修平市長 同意第4号教育委員会委員の任命について提案理由を申し上げます。 本市教育委員会委員山本博資さんは、平成30年9月30日付をもって任期を満了されますが、適任でありますことから引き続き任命いたしたく、本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。瓜生照代議員。 ◆8番(瓜生照代議員) それでは、私のほうは、この山本博資さん自身のことではなくて、案件の上程の時期についてお伺いしたいと思います。 任期が9月30日で満了する、このような案件を9月に上程された場合、万一同意が得られなかった場合は欠員が生じてしまいます。そのような事態を避けるためには、それを避けることのできる日程での上程が望ましいのではないかと思いますけれども、なぜこの日程であるのかお伺いしたいと思います。 ○渡辺裕議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 前回ですけれども、大村委員が任期満了に伴いまして今の竹内委員が就任されるとき、これ2017年9月でしたけれども、任期満了が9月30日、新たな竹内委員のほうは9月議会ということで、過去の慣例に倣って進めさせていただいた次第でございます。 ○渡辺裕議長 瓜生照代議員。 ◆8番(瓜生照代議員) 確かに過去の例を調べさせていただきましたら、今教育次長がお答えになった方以外にも、平成23年以降同じような9月30日の任期満了で9月議会の選任というのが6件ございました。そしてまた、10月11日任期満了で9月の議会選任というのが平成24年、28年と2件ございました。また、直近でしたら、1月1日の任期満了の分を12月議会で選任したというのもございます。なので、今教育次長がお答えになった慣例に従ってといいますか前例に従ったということは、わからないでもございません。しかしながら、議会での審議を経て可決するまでは決定ではないというこの原則はやはり外してはいけないのではないかと、そのように思っております。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律を見ましたら、仮に欠員が生じたとしても、教育委員会の会議の議事は在任している委員の過半数が出席して議決すればよいとなっておりますので、運営に直接支障はないのかとは思っております。いつのときも教育というのは本市にとっても大きな行政の柱の一つでありますけれども、特に今大きな教育課題を抱えております。そのようなときに、教育委員会の責務はより大きいのかなと、そのように思うんですね。なので、先ほど申し上げた法律の中でも委員の構成について偏りのない多様な登用、これを規定しておりますので、欠員が生じて多様性を損ねるようなことのないようこれから上程していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○渡辺裕議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 今お示ししていただいた内容につきましては事前に市長部局とも協議をさせていただきまして、定例であれば6月、9月、12月ということで、6月の上程についても協議をさせてもらったんですけれども、やはりさきに申し上げた過去の前例、慣例に基づいて進めさせてもらったというのが状況でございます。ただ昨今、平成32年の学習指導要領等についても改正が待ち受けております。そういう状況を踏まえれば、適切な対応、また教育委員が欠けての議論というのはやはり適切ではないという判断のもと、今後についてはその意思、意向についても参考にしつつ、検討させてもらいたいというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 ほかに質疑のある方はございませんか。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 今回の山本氏の再任については、私は非常に怒りを禁じ得ない思いです。山本氏は田中市長時代、森鈴子氏の後任として22年9月議会で提案されて、22年の10月から2期8年教育委員を務めてこられました。田中市政、土井市政、今、東市政のもとでもそれぞれ学校統廃合問題にかかわってきた人物です。特に土井市政のもとで、学校統廃合に反対する住民の声を十分聞かないで、学校統廃合計画を推進する立場で、教育委員会の責任者として教育委員長を務めてきた人物だということは強調しておきたいと行います。 その山本氏が行ってきた中で問題があると私が考えていることを幾つか例を挙げて取り上げますけれども、一つは、学校統廃合の計画が決まっていない段階で計画を進めるための予算を許可したということが問題だと考えています。山本氏は教育委員長当時、教育環境整備計画について学校適正配置審議会が審議を始めたばかりの27年1月28日の段階で、計画が決定されたものということを前提に学校整備事業者選定事務、これを予算化、承認したということがありました。また、27年3月に住民団体が教育環境整備計画に関する請願書を教育委員会に提出しました。そのときの審議で山本氏は、請願の内容に関して誤解があるとか、拡大解釈だとか、そういう言葉を繰り返して、計画の撤回を求める請願に敵意を示すような態度を示しはりました。請願の内容には確かに一方的な見解があったのかもしれませんけれども、住民の声を尊重してほしいという切なる願いには一切応えず、市教委の態度を正当化する理由を並べ立てたということでした。このときも山本氏は教育委員長の職にあり、責任者として請願への決定通知、不採択だという決定通知を出しています。こうした問題もあります。 ですから、26年から27年の学校統廃合の経過を知っている者からしたら、山本氏は統廃合に反対する住民の意見を無視して強行に計画を進めてきたときの責任者であるという認識が強いです。この住民の反対が根強く強引に計画を進めてきたという見解は、東市長の誕生で証明されました。東市長の当選は、住民が今も継続されている学校統廃合計画にノーの審判を下した結果だったということが言えます。それを踏まえると、住民がノーを突きつけたこの統廃合計画の責任者であった山本氏を再任する行為は、教育委員会が、このときの計画の進め方は問題がなかった、教育委員会のやり方は間違っていなかったと正当化することになります。教育委員会は新たな教育委員を選任することができるのに山本氏を再度提案するということは、今言った教育委員会のやり方を正当化する、統廃合の手続に関して反省ない態度だと受け取れますが、このことに関する教育委員会の見解を伺いたいと思います。 また、そのほかの点でも、これは私の問題意識ではありますけれども、中学校の歴史と公民の教科書選定のときに、教育委員の方々の意見が2対2に分かれました。会議を一時中断して、別室で15分ほど相談して、再開したときには、私の立場では問題があると考える日本の植民地支配や侵略戦争を正当化して、憲法改正を主張する育鵬社の教科書を選定することで一致されたんですね。傍聴者からは、密室協議は反対ですという声も上がったのに、密室協議で調整をして、市民がわからないところで、市民の反対の声が多かった育鵬社の教科書を選定するというやり方を行った。このときも山本氏は教育委員会の責任者であり、このときの教育委員で残っておられるのは山本氏のみです。 教育基本法の前文にはいろいろ書いてます。いろいろ書いている中で、真理と正義を希求しという文言もあるんですね。子どもたちに真理と正義を希求するそういった子どもを育てるための教育行政、それを進める人物としてこの山本氏がふさわしいと言えるのかどうか。この点に関しても市教委の見解を求めます。 そして、先ほど提案理由のときには市長が任命者として提案されました。このような人物の再任について、任命者として市長はどう考えるのか、市長の見解もお伺いしておきたいと思います。 ○渡辺裕議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 今回の同意案件につきまして数多くのご指摘をいただいたところでございます。一つ一つお答えするという状況にはございませんので、まず過去の経過におきましては教育委員会内で、一委員だけではなくて5人の意見交換、合意のもと進めてきた経過がありますので、これについてはお一人をどうのこうのという話ではないのかなと思っております。また、政策形成過程につきましては、過去、平成24年度から学校再編整備については行ってきましたけども、この過程については、ご指摘いただいておりますけども、過程について、行程については不備はなかったというふうに理解しております。 また、山本委員の今回上程に至った経過なんですけども、事務局といたしましては国の教育施策を図りつつ、また本市の教育課題に即しながら、幅広い見識のもと、教育委員のみならず我々が思っていない違う視点での意見、提案、また呼びかけ等をいただきまして、最良の方針を導き出していただいているというのが多々ございます。そういう観点から今回同意の案件としてお出しさせてもらった状況でございます。 ○渡辺裕議長 市長。 ◎東修平市長 お示しのとおり、この同意案件につきましては任命者としては私でございますので、私から答えるのが最も適切かなというふうに思います。 平成22年からのお話を今種々いただいたかと思いますけれども、私が平成29年1月20日に着任して最初の平成29年1月25日に行われた総合教育会議から先日の8月29日の総合教育会議まで10回ほど、教育委員の皆さんと私との間で種々議論を重ねてまいりました。その中で、確かに過去の中にどのような経緯があったかというような思いを持たれてる方がおられたとしても、この重ねてきた10回の総合教育会議の中で山本委員が示した発言の中身、姿勢というものは、決してかたくなにご自身の主張だけを曲げないというものではなくて、議論を交わしていく中で柔軟な姿勢を見せられたり、あるいは先ほど教育次長から申し述べられましたとおり、高等教育というお立場の中から、ほかの委員にはない角度からの意見を申し述べられることが種々あったかというふうに私としては記憶してございます。また、市民の声をというようなお声がありましたけれども、これまでの経緯全てをひっくるめた中で、現在、教育長先頭に立っていただきながら、私も常に同席する形で意見交換というのを数限りなく重ねてきて、現在の教育環境整備計画というものを一定修正していくというものを推進している最中でございますので、過去どうであったから今も全てそうだという議論を当てはめてしまうと、全ての見直しというものができなくなってしまいます。今現在の取り組みというものをしっかり見詰めていただいて、どういう姿勢で我々が臨んでいるかというものも認識していただいた上で、今回のご同意についてのお考えをいただきたいと、このように思います。以上です。 ○渡辺裕議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) さきに市長が今お答えいただいた内容では、確かに任命者としての提案理由、そこでそういう理由を述べなければならないというような、その立場はそうであると思います。教育委員会から出されてきたものを市長のほうで蹴るというような権限がないのかなというのも私も法的に見て感じておりますので、それはやむを得ないのかなと思いつつ残念だということは申し上げておきます。 ただ、教育委員会に関しては、先ほどのご答弁で学校統廃合の政策決定過程に不備はなかったと。全く反省のないことを宣言したというのは、本当に住民が東市長に寄せた思いを裏切る行為だということは指摘せざるを得ません。やっぱりそこの反省がないと今後の統廃合計画の進め方もやっぱり同じようなことになってしまうということはすごく不安です。この学校統廃合という問題はこのまちをどんなまちにしていくかということのかなめの施策であって、住民の声に寄り添って進めなければ、住民にとってより住みよいまちにはならないと私は考えます。教育委員会には住民の声に寄り添う姿勢を強く求めたい。これはこの案件ではなく、また別の場で質問いたしますので、改めて議論したいと思います。そのことを申し上げて質問は終わります。 ○渡辺裕議長 ほかに質疑のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本件につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党の岸田敦子です。 同意第4号教育委員会委員の任命について反対の立場で討論します。 質疑でも申し上げたように、山本氏は土井市政のもとで統廃合に反対する住民の声を無視して強行に計画を進めてきたときの教育委員会の責任者であり、このような人物は教育委員としてふさわしくないと判断します。また、歴史や公民の教科書選定で不透明な議事運営を図り、決定した責任者として、教育委員としてふさわしくないと判断します。 これらの問題は、多様な意見を封じるという教育者としてあるまじき行為を行った共通点があり、以上のことから山本氏の任命は認められないということを申し上げておきます。 なお、山本氏の再任は、統廃合について市民から審判が下ったのに、教育委員会がそのことを受けとめず、教育委員会が統廃合計画の進め方を反省していないことのあらわれであり、そのことをはっきりと教育委員会も答弁しました。今後、教育委員会は住民がノーを示したことを正面から受けとめて、住民の声を尊重する教育行政を行っていただきたいと強く求め、討論とします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。森本勉議員。 ◆4番(森本勉議員) 私も山本さんにつきましては、この案件につきまして同意はできません。なぜかと申しますと、私、議員にならせてもらって、先ほども申しましたが7年になります。すぐに東小を南小に統合するという案を教育委員会が決定されて、そのときは教育委員長だったわけですから、最終責任者であります。あのときにも大変な混乱を来しました。当時の議席16人おられました議員さんの中にいろいろお話もさせていただきますと、これ以上こういう混乱を招くようなことはやはり市民生活にとってよくないんじゃないかという結論に皆さん達しはりまして、恐らく日本でもないような、この本会議場で統廃合について凍結を求めるという非常に重大な議決がなされたのがこの四條畷市議会なんです。ですからその当時の議員さんの考えの中には、やはりその混乱をお招きになった組織としての責任というものが当然ございますから、山本さんの責任というのは非常に重大であるというふうに皆さん認識しておられたんじゃないかなと思います。 事私自身の問題になりますと、私はもともと田中市長の個人秘書をやってましたものですから、田中市政のもとで推し進められようとしたことに異議を唱えるというのは非常に個人としてはじくじたるものがあったんですけれども、当時、地名で申しますと滝木間、畑中、川崎、楠公、塚米の区長さんが私の事務所にお越しになりまして、これ以上進むと本当に大変なことになるので、何とか議会のほうでとめてくれないかというお話がございました。そして、それを当時の田中市長に私申し上げまして、やはり教育というのは何をもっても子どもさんの安定した環境の中において進めていくべきものであって、そういう混乱を招くというのは本当に好ましくないんだということを市長に申し上げましたら、市長はそれに対して非常な理解を最終的にはされた。そして私は当時の16名の議員さん、全てではございませんが会派の代表者の方にもお話をいたしまして、この場所で凍結を求めるという重大な議決がされたんです。ですから組織としての責任をおとりになるのはやはり山本さんだと思うんですね。 私は、山本さん個人は、お話を聞いてましても非常に高潔でありますし、教育理論についても非常に知識も豊富な立派な方だと思います。ただ、残念ながらあの凍結をしました後に、じゃ、それが正しかったのか間違いだったのか、なぜそういうことになったのかということについてのご説明というかご意見を聞く機会も一切ございませんでした。そして、その後に3小1中、廃止というふうに教育委員会の案がものすごく変わってきまして、これがいわばもともと決定されてるものがたまたま議会で求めたんですけれども、じゃ、どういう過程でそういうふうになっていったのかということも説明が非常になかったですよ。最終的にあの3小1中の統廃合を決められたときも、市民の方には十分説明しましたとおっしゃいましたけれども、よくよく聞いてみますと同じ人物も重なる中で、延べ841人の人にしかお話をされておらなかった。それをやはり決定されたのも教育委員会としての当時の教育委員長であったわけですから、私としてはやはりこの流れの中で一貫したものが感じられない。ですから今回、人物は非常に高潔な方だと思いますけれども、この人事については認めることはできないと申し上げて、反対討論といたします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 議席番号2番、畷ビジョンの会の藤本美佐子です。 同意第4号教育委員会委員の任命について、賛成の立場で討論させていただきます。 今回、教育委員会委員として議会に同意を求められている山本博資さんは、今まで本市の教育長職務代理を務めてこられました。四條畷市児童・生徒学力向上3ヶ年計画や、平成30年3月に改訂されました教育振興ビジョン、四條畷市いじめ防止基本方針策定などにも深く携わられ、現在議論されている学校適正配置に向けた取り組みにおいても、今まで培ってこられた経験を最大限に生かし、市民、児童生徒の気持ちに寄り添った形で、総合教育会議等で意見を述べられてこられました。私は、何度も山本博資さんが会議の中で発言をされている姿を見詰めてまいりましたが、どうすれば子どもたちにとって一番よいのかを追い求めておられたように感じました。 山本博資さんにおいては、教育改革、学校評価活動における諸問題を初め、学校評価の実践とサポート体制や、学校運営改善のための学校評価、大阪府の学校改革など研究を重ねてこられた方です。そして、何よりも市長がまた任命したいというには、山本博資さんにおいて、ご自身も教育委員としてまだやり残していることがあるということではないかと察するものであります。 よって、同意第4号教育委員会委員の任命について、今まで述べた内容から敬意を持って山本博資さんを適任と認め、同意するものであります。どうか議員の皆様のご賛同をいただきますようお願い申し上げ、私の賛成討論とさせていただきます。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。本件につきましては起立により採決を行います。お諮りいたします。同意第4号教育委員会委員の任命については、同意することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○渡辺裕議長 起立多数であります。よって本件は同意することに決しました。 ○渡辺裕議長 ここで、先ほどの人権擁護委員の同意案件につきまして、森本議員の発言がありました。質疑ではないとのことですので、本会議の議事を取り消しされるべきと思いますが、森本議員、いかがでしょうか。 ○渡辺裕議長 お諮りいたします。取り消しでよろしいでしょうか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 では、取り消しさせていただきます。 ○渡辺裕議長 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。 この際お諮りいたします。本定例議会は明日9月4日から来る9月13日まで休会といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本定例議会は明日9月4日から来る9月13日のまで休会することに決しました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次の会議は9月14日午前10時に再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 慎重なるご審議を賜り、かつ議事運営にご協力をいただきましてまことにありがとうございました。時に午後0時29分 上記会議の顛末を記載し、その相違なきことを証するためここに署名する。  平成30年9月3日                   四條畷市議会議長   渡辺 裕                     同   議員   小原達朗                     同   議員   大川泰生...