• "小井敏彦"(/)
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  1. 泉南市議会 2021-03-23
    令和3年第1回定例会(第5号) 本文 開催日: 2021-03-23


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前10時30分 開議 ◯議長澁谷昌子君) おはようございます。ただいまから令和3年第1回泉南市議会定例会継続会を開議いたします。  直ちに本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において13番 堀口和弘議員、14番 森 裕文議員の両議員を指名いたします。  次に、日程第2、議案第2号「市道路線の認定について」から、日程第7、議案第7号「会計年度任用職員給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」までの6件を一括議題といたします。  ただいま一括上程いたしました議案6件について、総務産業常任委員長の報告を求めます。総務産業常任委員長 古谷公俊議員古谷議員。 2 ◯総務産業常任委員長古谷公俊君) ただいま議長より報告の旨の指名を受けましたので、これより今定例会におきまして総務産業常任委員会に付託を受けました、議案第2号「市道路線の認定について」から議案第7号の「会計年度任用職員給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」までの以上6件について御報告申し上げます。  本常任委員会は、去る3月9日、委員並びに市長以下関係理事者の出席のもとに開催し、慎重な審査を行いました。  なお、本件につきましては、委員長一任の了承のもと作成したものであり、議員の皆様に事前に委員会会議録特急反訳原稿を御確認いただいておりますので、結果のみの御報告とさせていただきます。  また、採決結果については、本日、皆様のタブレットに掲載いたしております本常任委員会審査報告書のとおりでございますので、御参照いただきますようよろしくお願い申し上げます。  それでは、御報告を申し上げます。  議案第2号「市道路線の認定について」は、質疑の後、討論はなく、全会一致で議案のとおり可決されました。  次に、議案第3号「泉南市生産緑地地区に係る農地等の区域の規模に関する条件を定める条例の制定について」は、質疑の後、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号「一般職の職員の給与の特例に関する条例の制定について」は、質疑の後、反対討論があり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号「特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、質疑の後、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号「一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、質疑の後、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号「会計年度任用職員給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、質疑の後、討論もなく、全会一致で原案のとおり可決されました。  以上が、本常任委員会で付託を受けました議案6件についての審査の結果でございます。甚だ簡単ではございますが、私の報告とさせていただきます。 3 ◯議長澁谷昌子君) この際、お諮りいたします。ただいまの委員長の報告に対する質疑については、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」の声あり〕 4 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって委員長の報告に対する質疑については、省略することに決定いたしました。  これより本6件について一括して討論を行います。討論はありませんか。────大森議員。 5 ◯7番(大森和夫君) 議案第4号について、日本共産党を代表して反対の討論を行います。  平成12年度から行財政改革として、職員給料が引き下げられ、さらに行革の延長として、来年度も2年間5%から1%の引下げを行うとしています。  市職員コロナ禍の下で、感染の心配があっても休むことなく、ワクチン接種に向けて緊張感を持って取り組んでいます。  コロナ禍の下で苦しむ市民に寄り添い、切実な相談にも乗っています。コロナ禍を乗り越えるためには、市職員の頑張りが求められています。  市の財政状況から、給料を引き上げろとは言いませんが、職員の生活を守り、モチベーションを維持し、市民を守るためにも給料の引下げには反対します。  さらに景気が冷え込む理由に、実質賃金の低下が原因として挙げられています。賃上げが景気回復の鍵になることも付け加え、反対討論といたします。  皆さんの御賛同、よろしくお願い申し上げます。 6 ◯議長澁谷昌子君) 森議員。 7 ◯14番(森 裕文君) 議案第4号について、誰も代表せず、全く個人的に反対討論を行います。  御承知のとおり、公務員は憲法に保障される労働基本権を制約されています。  労働基本権制約代償措置として、第三者機関、すなわち国家公務員には人事院が設置され、都道府県、政令市には人事委員会が必置とされています。  人事院、人事委員会には、勧告制度が設けられ、その勧告が機能することで使用者側の権限も制約されています。  人事委員会が設置されていない泉南市の職員の場合、その給与の決定に当たっては、市長が非公式に関係団体に打診して、関係団体の了承あるいは理解を得て、議会に条例案を上程するというプロセスを経て行われています。  ですから、人事委員会が設置されていない、つまり勧告が省略されるこの泉南市においては、まさにこの市議会の議論が人事委員会の審査に匹敵するような大変大きな役割を担うべきです。議会はその認識と自負を持つべきだとも言えます。  どうでもいいとまでは申しませんが、市長が自らの判断で、自らの政治姿勢を示すために行う市長の報酬カットとは、生活感だけでなく、意味合いも全く違うものです。  その要因をコロナショックに限らず、かねてからの経営失敗による慢性的な税収不足などもあって、単に令和3年度以降の泉南市の当初予算が組めないという懐事情、財政不足ひいては財政逼迫が、職員に財政への協力を求める給与カットの理由であるなら、職員に対して協力を懇願する心情の素振りも見せない市長の高飛車でかたくなな態度は、前時代的な統治者然とした不遜の振る舞いと言わざるを得ません。  泉南市財政の現状は現状として、その現状を同志がともに認識を共有すべきは当然の過程として、市長はまず、何ゆえにここまで財政が逼迫してしまったのかの検証を改めて示して、その責任は那辺にあるかを明らかにして、今回お願いする職員諸氏の協力が結果として、いつ、どのように実を結ぶのか、この財政逼迫を職員と協力していかに打開していくかという意欲と展望を示して、それで果たして職員の理解が得られるのかどうかを、そして職員のアフターケア、職員のモチベーションの維持をいかに図るかを、市長はこの議会に示して、それをこの議案の説明材料として議会を説得すべきです。  にも関わらず、毎度申し上げて言い飽きてもいます。あまりにも、説明責任を軽んじる姿勢、竹中市長関係団体に説明して理解を得たので、職員に直接説明する必要はない、それで十分だとおっしゃった。  とても人間同士が営む社会のこととも思えない、冷酷非情をあらわにされた提案に、賛成できるわけがありません。憤りを覚え、市長に反省を求め、心中より反対いたします。 8 ◯議長澁谷昌子君) ほかに討論ございませんか。──── これより本6件について、順次採決をいたします。  初めに、議案第2号「市道路線の認定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 9 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第2号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号「泉南市生産緑地地区に係る農地等の区域の規模に関する条件を定める条例の制定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 10 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第3号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号「一般職の職員の給与の特例に関する条例の制定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 11 ◯議長澁谷昌子君) 賛成多数でございます。よって議案第4号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号「特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。────御異議なしと認めます。よって議案第5号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号「一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 12 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第6号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号「会計年度任用職員給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 13 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第7号は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第8、議案第8号「泉南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び泉南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第10、議案第10号「泉南市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」までの3件を一括議題といたします。  ただいま一括上程いたしました議案3件について、厚生文教常任委員長の報告を求めます。厚生文教常任委員長 河部 優議員。河部議員。 14 ◯厚生文教常任委員長(河部 優君) ただいま議長より報告の旨の指名を受けましたので、これより今定例会において厚生文教常任委員会に付託を受けました、議案第8号「泉南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び泉南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について」から議案第10号「泉南市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」の計3件について御報告申し上げます。  本常任委員会は、去る3月10日、委員並びに市長以下関係理事者の出席のもと開催し、慎重に審査を行いました。  なお、本報告につきましては、委員長一任の了承のもと作成したものであり、議員の皆様に事前に委員会会議録特急反訳原稿を御確認いただいておりますので、結果のみの報告とさせていただきます。  また、採決結果につきましては、本日、皆様方のタブレットに掲載いたしております本常任委員会審査報告書のとおりでございますので、御参照いただきますようお願いいたします。  それでは、御報告を申し上げます。  議案第8号「泉南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び泉南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、質疑の後、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号「泉南市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」は、質疑の後、反対討論があり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号「泉南市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」は、質疑の後、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決されました。  以上が、本常任委員会に付託を受けました、議案3件についての審査の結果でございます。  甚だ簡単ではございますが、私の報告とさせていただきます。 15 ◯議長澁谷昌子君) この際、お諮りいたします。ただいまの委員長の報告に対する質疑については、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 16 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって委員長の報告に対する質疑については、省略することに決定いたしました。  これより本3件について、一括して討論を行います。討論はありませんか。────楠議員。 17 ◯8番(楠 成明君) 議案第9号、泉南市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、日本共産党を代表して反対の討論を行います。  第8期の介護保険事業計画に応じた保険料率が変更され、基準額の第5段階で年間2,160円の値上げとなり、年間7万5,000円となります。  所得が700万円から800万円の階層以外は全て値上げとなります。  一方、介護保険の改善は見られません。  特別養護老人ホームの待機者は増加しています。  家族の介護のために仕事を辞める介護離職や、介護難民と呼ばれる、行き場のない要介護高齢者が増大しています。  独居老人、また老々介護世帯が急増し、孤立死、孤独死や、介護を苦にした殺人、殺人未遂も数多く起こっています。  さらに、コロナ禍の下、介護施設の経営難やヘルパーの離職が問題となっています。  現在の介護保険は、サービスの利用が増えたり、介護職の労働条件を改善すれば、直ちに保険料、利用料の負担増にはね返るという根本矛盾を抱えています。  日本共産党は、公費負担の割合を大幅に増やし、保険料、利用料の高騰を抑えながら、制度の充実や、基盤の拡充を図ることを提案します。  保険、社会保障の充実を求める国民の要求、介護保険や、福祉の再建を求める有識者、市民の運動が広がっています。  社会保障費削減路線を転換し、高齢者も現役世代も安心できる介護制度の実現を求めて、反対の討論とします。よろしくお願いします。 18 ◯議長澁谷昌子君) ほかに、討論ありませんか。────以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより本3件について順次採決をいたします。  初めに、議案第8号「泉南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び泉南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 19 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第8号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号「泉南市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 20 ◯議長澁谷昌子君) 起立多数であります。よって議案第9号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号「泉南市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 21 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第10号は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第11、議案第11号「令和2年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第11号)」から、日程第14、議案第14号「令和2年度泉南市下水道事業会計補正予算(第2号)」までの4件を一括議題といたします。  ただいま一括上程いたしました議案4件について、令和2年度予算審査特別委員長の報告を求めます。令和2年度予算審査特別委員長 谷 展和議員。谷議員。 22 ◯令和2年度予算審査特別委員長(谷 展和君) ただいま議長より報告の旨の御指名を受けましたので、これより今定例会において、令和2年度予算審査特別委員会に付託を受けました、議案第11号「令和2年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第11号)」から議案第14号「令和2年度泉南市下水道事業会計補正予算(第2号)」までの4件について、御報告を申し上げます。  本特別委員会は、去る3月11日、委員並びに市長以下関係理事者の出席のもと開催し、慎重に審査を行いました。
     なお、本報告につきましては、委員長一任の了承のもと作成したものであり、事前に委員会会議録特急反訳原稿を御確認いただいておりますので、結果のみの報告とさせていただきます。  また、採決結果につきましては、本日、皆様方のタブレットに掲載いたしております本特別委員会審査報告書のとおりでございますので、御参照いただきますようにお願いいたします。  それでは、御報告を申し上げます。  議案第11号「令和2年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第11号)」は、質疑の後、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号「令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」は、質疑、討論ともになく、全会一致で原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号「令和2年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」は、質疑、討論ともになく、全会一致で原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号「令和2年度泉南市下水道事業会計補正予算(第2号)」は、質疑、討論ともになく、全会一致で原案のとおり可決されました。  以上が、本特別委員会に付託を受けました議案4件についての審査の結果でございます。  甚だ簡単ではございますが、私の御報告とさせていただきます。 23 ◯議長澁谷昌子君) この際、お諮りいたします。ただいまの委員長の報告に対する質疑については、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 24 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって委員長の報告に対する質疑については、省略することに決定いたしました。  これより本4件について、一括して討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本4件に対する討論を終結いたします。  これより本4件について、順次採決をいたします。  初めに、議案第11号「令和2年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第11号)」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 25 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第11号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号「令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 26 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第12号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号「令和2年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 27 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第13号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号「令和2年度泉南市下水道事業会計補正予算(第2号)」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 28 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第14号は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第15、議案第15号「令和3年度大阪府泉南市一般会計予算」から、日程第32、議案第32号「令和3年度泉南市下水道事業会計予算」までの18件を一括議題といたします。  ただいま一括上程いたしました令和3年度会計予算18件について、令和3年度予算審査特別委員長の報告を求めます。令和3年度予算審査特別委員長 竹田光良議員。竹田議員。 29 ◯令和3年度予算審査特別委員長(竹田光良君) ただいま議長より報告の旨の御指名を受けましたので、これより今定例会において、令和3年度予算審査特別委員会に付託を受けました、議案第15号「令和3年度大阪府泉南市一般会計予算」から議案第32号「令和3年度泉南市下水道事業会計予算」までの18件について、御報告を申し上げます。  本特別委員会は、去る3月12日、15日、16日、17日の4日間にわたり、委員並びに市長以下関係理事者の出席のもと開催し、慎重に審査を行いました。  なお、本報告につきましては、委員長一任の了承のもと作成したものであり、議員の皆様に事前に委員会会議録の内、討論、採決部分の特急反訳原稿を御確認いただいておりますので、結果のみの報告とさせていただきます。  また、採決結果につきましては、本日、皆様方のタブレットに掲載いたしております本特別委員会審査報告書のとおりでございますので、御参照いただきますようお願いいたします。  それでは、討論のあった会計より、報告を申し上げます。  議案第15号「令和3年度大阪府泉南市一般会計予算」は、反対討論があり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号「令和3年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計予算」は、反対討論があり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号「令和3年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計予算」は、反対討論があり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号「令和3年度大阪府泉南市公共用地取得事業特別会計予算」は、反対討論があり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  なお、議案第16号「令和3年度大阪府泉南市樽井地区財産区会計予算」から議案第26号「令和3年度大阪府泉南市信達岡中新池財産区会計予算」までの11件、議案第28号「令和3年度大阪府泉南市汚水処理施設管理特別会計予算」、議案第30号「令和3年度大阪府泉南市後期高齢者医療事業特別会計予算」、議案第32号「令和3年度泉南市下水道事業会計予算」の計14件の各会計予算につきましては、いずれも討論がなく、一括採決の結果、全会一致で原案のとおり可決されました。  以上が、本特別委員会に付託を受けました議案18件についての審査の結果でございます。  甚だ簡単ではございますが、私の報告とさせていただきます。 30 ◯議長澁谷昌子君) この際、お諮りいたします。ただいまの委員長の報告に対する質疑については、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 31 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって委員長の報告に対する質疑については、省略することに決定いたしました。  まず初めに、議案第15号「令和3年度大阪府泉南市一般会計予算」について討論を行います。討論はありませんか。────大森議員。 32 ◯7番(大森和夫君) 議案第15号、一般会計予算に、日本共産党を代表して反対の討論を行います。  新型コロナウイルス感染症の感染者は減少しているものの、高止まりから増加傾向にあります。  失業や減収により市民の暮らしが大変です。自殺者が11年ぶりに増えるなど、深刻な事態に陥っています。  ところが、泉南市の新年度予算は、コロナ対策や暮らし、子育て、営業を支援する施策が不十分です。  日本共産党は、新年度予算で次の施策の実現を求めます。  府下最低基準の就学援助金を拡充し、給食費、修学旅行費の実費支給をすること、学生が多く利用する駐輪場の有料化計画は撤回すること、医療費助成制度は18歳までに拡充すること。これは予算を増やさず実現できます。  学校施設の老朽化対策を最優先に行い、西信達中学、信達小学校の建て替え計画を進めること、避難所となる公民館、老人集会場、学校の体育館の雨漏り改修など老朽化対策とともに、エアコン設置などを進めること、コロナ感染症を抑えるため、ワクチン接種と同時並行に、大規模にPCR検査を実施すること。  以上の要望は、コロナの影響で減額された今年度予算の残額分の活用や、第3次地方創生臨時交付金など、国からの補助金の活用、市の基金の活用などを行えば、財政難の中でも実現できるものばかりです。  次に、新年度から本格化する学校再編計画について、反対の理由を述べます。  4案ある再編計画は全て、地域の宝である学校を統廃合するため賛成できません。  小中一貫校が進められ、小学校がなくなります。とりわけJRより山手地域では、特認校である東小学校以外の学校がなくなります。全小学校・中学校の校舎と体育館が指定避難所となっています。学校を残さないと避難所もなくなります。  市立幼稚園が9園から2園へ統廃合され、あおぞら幼稚園は園児数が半分以下になりました。  このように学校が統廃合されると、子育て世代や子どもたちが減少します。とりわけ、JRより山手の地域では、商業施設の撤退や、交通事情も相まって、まちが寂れてしまいます。  新年度予算には市民の要望に応えた施策もあり、また樽井第2駐輪場や岡田第2駐輪場の廃止が見直されたことは高く評価しますが、新年度予算にはコロナ対策や、暮らし、子育て、営業を支援する施策が不十分であり、反対いたします。皆さんの御賛同よろしくお願い申し上げます。 33 ◯議長澁谷昌子君) ほかに討論ありませんか。────岡田議員。 34 ◯1番(岡田好子君) 議案第15号、令和3年度大阪府泉南市一般会計予算案に、公明党会派を代表し、賛成の立場で討論いたします。  新型コロナウイルス感染拡大は、私たちの生活に多大な影響を与え、現在もなお続いております。外出自粛等による雇用や所得の減少、また子どもに関しては学習面も、心理的な面にも負担がかかっております。  さらに、コロナ感染への恐怖も加わり、2020年の自殺者数はリーマンショック後の2009年以来11年ぶりの増加となりました。最優先すべきは、当然、市民の健康と安全確保のための支援です。  さて、こうした中、提案された本市の新年度の一般会計予算の歳入歳出総額は243億1,887万7,000円、前年度の予算と比較して約54億1,000万円の減額です。  市税は総額85億4,381万1,000円の計上、軽自動車税は増、入湯税に関しては前年度の見込額となっておりますが、空港関連の税収をはじめ、個人市民税、法人市民税、固定資産税、たばこ税、都市計画税は減、前年度より約4億1,000万円の減収となりました。  普通交付税等が増加したことや、義務的経費の減少により、経常収支比率は97.6%と、前年度より2.5%の改善をしました。  しかし、本市にとっては、引き続き財政は硬直状態であり、社会保障関係費も高齢化に加え、多くの条件が重なり、厳しくなることは間違いありません。  予算案の内容ですが、人件費42億2,282万2,000円、扶助費60億8,754万7,000円、公債費25億8,567万4,000円、物件費32億3,651万8,000円が増額の中、補助費等には賠償金等も含まれ、総額38億5,058万9,000円の計上で、新型コロナウイルス感染予防対策に係る特別定額給付金、臨時特別給付金、休業要請支援金の皆減等により、前年度より約62億7,400万円の大幅減額、予備費は前年度と同額の2,000万円の計上となっております。  具体的には、新しい命と母を守る産前・産後ケアは、さらに切れ目ない包括的支援を掲げていただいております。  また、旧青少年センター除去事業、iPadを整備してのGIGAスクール構想、JETプログラムの学習支援も、本格的にスタートいたします。  さらに、令和3年は子どもの権利条例制定10周年を迎えます。未来の宝である子どもたちが健やかに、希望を持ち、成長できるように、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーと関係機関との連携等で、いじめ問題防止対策を強化します。  あわせて、学校施設の修繕にも安全・安心の確保をお願いいたします。  小・中学校再編計画は待ったなしの課題です。スピード感を持ちながら、市民の声に沿えるよう、丁寧に慎重に進めていただきますよう、よろしくお願いをいたします。  次に、女性活躍推進法に基づく、第3次泉南男女平等参画プランも第4次にと引き続いて策定をされます。あわせて、相談体制の拡充もお願いいたします。  生活困窮者への包括的な支援の実施や、第4次泉南市地域福祉の計画の策定により、誰も置き去りにしないまちを目指します。  また、第5次泉南市障害者計画、第6次泉南市障害福祉計画、第2期泉南市障害児福祉計画等、人格と個性を尊重した障害者福祉施策となっております。  新たに新規拡充事業としては、ふるさと寄附推進事業、総合防災マップの作成、花笑み・せんなんプロジェクトの推進、マイナポイント普及の促進、農業公園芝生広場休憩スペースの設置、恋人の聖地ハート形モニュメント周辺環境の整備、オープンウオーター競技大会開催事業と計上されております。  今回の令和3年度泉南市一般会計予算は、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、防災・減災対策の強化や医療健康づくりに向けての取組、子育て支援施策の推進、教育環境の充実など、市民の生活向上のための施策展開が予算に反映されていることと、まちづくりへの取組にも前向きに進められることは評価するものです。  依然として財政運営の課題を抱え、また新型コロナウイルスの影響による税収減が、この先長引くことが懸念される中、今後はさらに自主財源の確保に向け、市税等徴収対策や企業誘致など、一層力を入れていただくよう求めるものであります。  引き続き、命と暮らしを守るため、油断することなく新型コロナウイルス感染症対策と、市民へのワクチン接種を成功させ、さらなる市民福祉の向上と魅力あるまちづくりなど、泉南市の発展を目指されることを要望し、賛成討論といたします。  議員皆様の御賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。 35 ◯議長澁谷昌子君) 以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第15号「令和3年度大阪府泉南市一般会計予算」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 36 ◯議長澁谷昌子君) 起立多数であります。よって議案第15号は、原案のとおり可決されました。  次に、ただいま採決いたしました議案第15号、一般会計予算を除く議案第16号から議案第32号までの17件について、一括して討論を行います。討論はありませんか。────大森議員。 37 ◯7番(大森和夫君) 順次反対討論を行っていきます。  まず最初に、議案第27号、国民健康保険特別会計に、日本共産党を代表して反対の討論を行います。  日本共産党は、高過ぎる国民健康保険料の引下げを一貫して求めてまいりました。  2021年度の保険料は、賦課限度額5万円が引き上げられ、その結果、40歳以上夫婦、子ども2人の4人家族の場合、所得が573万円を超えると、保険料は5万円の値上げで97万円になります。
     所得の2割近くが保険料となり、100万円弱の負担は暮らしを圧迫します。  大阪府や国は、自治体の現状を無視し、国保府下統一化を進めています。泉南市は、1人当たりの医療費は府下で最も少なく、さらに1人当たりの所得も低く、市民病院もないなど、医療環境も不十分です。そのため、府下統一化を進める以前は、市の国保料は低く抑えられてきました。  ところが、泉南市は、国保統一化に合わせ、毎年国保料の見直し、値上げを行い、賦課限度額は99万円まで引き上げます。このような市民の暮らしを顧みない国保料値上げと統一化に反対します。  財政難と高齢化社会で医療費が増えることから、国保料の値上げは避けられないのでしょうか。  全国知事会、全国市長会、全国町村会など、地方団体は今の国保制度には被保険者の所得水準が低く、保険料、保険税の負担率が高いという構造問題があることを強調し、その解決のために抜本的な公費投入増による保険料、保険税の引下げを国に求めています。  全国知事会などが提案しているように、国が1兆円の予算規模で、国保会計に回せば、国保の値下げは可能です。  大阪府は来年度の市町村標準保険料を算定する際、国等からの交付金を活用し、保険料の抑制を図り、その結果、泉南市でも所得500万円以下の引下げが実現いたしました。  このように、保険料の引下げは実現できます。国保賦課統一化に反対し、全ての被保険者の保険料が値下げになることを要望して、反対の討論といたします。皆さんの御賛同よろしくお願い申し上げます。  続きまして、議案第29号、介護保険特別会計に反対の討論を行います。  介護保険法の施行から20年がたちました。社会保障費が削減され、公的介護制度は危機的状況にあります。  福祉のためと消費税率は引き上げられましたが、保険料は基準額が導入時の年は4万2,000円でしたが、来年度は7万5,000円と、1.8倍の増加となります。保険あって介護なしと言われる状況が続き、介護サービスの改善は見られません。  介護離職介護難民が蔓延し、独居老人や、老老介護世帯が急増し、孤立死、孤独死や介護殺人も数多く起こっています。さらに、コロナ禍の下、介護施設の経営難や、ヘルパーの離職が問題になっています。  現在の介護保険は、サービスの利用が増えたり、介護職の労働条件を改善すれば、保険料、利用料の負担増がはね返ります。これを改善するために、社会保障費削減路線を転回し、高齢者も現役世代も安心できる介護制度の実現を求め、反対の討論といたします。  引き続き、議案第31号、大阪府泉南市公共用地取得事業特別会計予算の反対討論を行います。  泉南市の公共用地取得事業特別会計は、破綻した泉南市土地開発公社の負債を清算するものです。負債額は最大で100億円近くに上り、借金して購入した土地は金利がかさみ、バブルの崩壊によって現在では10分の1程度の価値しかないようなところもあります。新年度は一般会計から1億9,000万円の繰入れを行います。これが市の財政難の原因の1つにもなっています。  このような乱脈な経営がなければ、老朽校舎の建て替えも進み、余裕のある基金もできていたはずです。  市の責任だけではなく、土地開発公社運営に関わった国、銀行などの責任も明らかにすることを求め、この会計に反対いたします。皆さんの御賛同をよろしくお願い申し上げます。 38 ◯議長澁谷昌子君) 以上で本17件に対する討論を終結いたします。  まず初めに、議案第27号「令和3年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計予算」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 39 ◯議長澁谷昌子君) 起立多数であります。よって議案第27号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号「令和3年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計予算」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 40 ◯議長澁谷昌子君) 起立多数であります。よって議案第29号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号「令和3年度大阪府泉南市公共用地取得事業特別会計予算」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 41 ◯議長澁谷昌子君) 起立多数であります。よって議案第31号は、原案のとおり可決されました。  次に、ただいま採決いたしました3件の会計を除く議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第28号、議案第30号、議案第32号、以上の14件の各会計予算について、これより一括して採決をいたします。  本14件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  お諮りいたします。本14件については委員長の報告のとおり、いずれも原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 42 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって各会計予算14件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第33、議案第33号「令和3年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 43 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第33号「令和3年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第1号)」につきまして、御説明申し上げます。  追加議案としてお配りしております議案書の5ページをお開き願います。  本議案は、令和3年度大阪府泉南市一般会計予算に変更を加える必要が生じたため、地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。  補正の内容につきましては、総額にそれぞれ1億883万2,000円を追加し、それぞれを244億2,771万9,000円とするものでございます。  それではまず、歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、12ページをお開き願います。  中段より上に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業258万9,000円の増額は、ウェブ会議を行うためのノートパソコン、スピーカーフォン等の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、下段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業1,392万6,000円の増額は、市民課窓口における混雑情報配信機能付呼び出しシステムの導入等に係る経費を、新たに計上するものでございます。  次に、13ページをお開き願います。  中段より上に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業436万円の増額は、生活困窮者に対する自立支援体制の強化に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、中段より下に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業668万7,000円の増額は、防犯カメラの購入に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、最下段から14ページにかけて記載の新型コロナウイルス感染症対策事業820万円の増額は、総合福祉センターの空調機インバーターの整備及び空調機の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、中段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業1,096万7,000円の増額は、保育業務支援システムの構築等に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、最下段から15ページにかけて記載の新型コロナウイルス感染症対策事業1,780万1,000円の増額は、保育施設等の感染予防対策事業、ICT化推進事業、休園等に伴う給食費減額補助事業に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、中段に記載の介護保険事業特別会計繰出金事業84万5,000円の増額は、地域支援事業に伴う消毒液、ゴーグル、スピーカーフォン等の購入に係る繰出金を増額するものでございます。  次に、16ページをお開き願います。  上段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業90万円の増額は、利用者支援、乳児全戸訪問及び養育支援訪問事業に伴う手指消毒液、マスクの購入、保健センターの手洗い用自動水栓化等に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、最下段から17ページにかけて記載の新型コロナウイルス感染症対策事業3,652万9,000円の増額は、教職員のオンライン授業及び幼稚園業務支援システムの構築等に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に中段より上に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業60万3,000円の増額は、青少年センターの手洗い用自動水栓化に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、最下段から18ページにかけて記載の新型コロナウイルス感染症対策事業213万7,000円の増額は、留守家庭児童会のオンライン会議、研修及び出退勤管理を行うためのノートパソコンの購入に係る経費を、新たに計上するものでございます。  次に、中段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業328万8,000円の増額は、図書館の換気窓の整備、手洗い用自動水栓化及び本の消毒機の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、歳入予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、11ページにお戻り願います。  総務費国庫補助金、総務管理費補助金9,377万2,000円の増額は、先ほど御説明しました新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として国から交付されるものでございます。  次に、その下に記載の民生費国庫補助金、児童福祉費補助金808万3,000円の増額は、先ほど御説明しました保育教育支援費の新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として国から交付されるものでございます。  次に、その下に記載の衛生費国庫補助金、保健衛生費補助金30万円の増額は、先ほど御説明しました母子衛生保健費の新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として国から交付されるものでございます。  次に、その下に記載の教育費国庫補助金、社会教育費補助金71万2,000円の増額は、先ほど御説明しました留守家庭児童会費の新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として国から交付されるものでございます。  次に、中段より下に記載の民生費府補助金のうち、社会福祉費補助金327万円の増額は、先ほど御説明しました社会福祉総務費の新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として府から交付されるものでございます。  次に、その下に記載の児童福祉費補助金168万3,000円の増額は、先ほど御説明しました保育教育支援費の新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として府から交付されるものでございます。  次に、その下に記載の衛生費府補助金、保健衛生費補助金30万円の増額は、先ほど御説明しました母子衛生保健費の新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として府から交付されるものでございます。  次に、その下に記載の教育費府補助金、社会教育費補助金71万2,000円の増額は、先ほど御説明しました留守家庭児童会費の新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として府から交付されるものでございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第33号の説明とさせていただきます。  御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 44 ◯議長澁谷昌子君) この際、お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 45 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。────河部議員。 46 ◯12番(河部 優君) ちょっと1点だけ、お聞きしたいんですけれども、今回コロナに関連しての補正ということで出ているんですけれども、教育総務費のところで、指導費で3,652万9,000円、教職員のオンライン授業と幼稚園の業務を支援するシステムの構築ということで上がっているんですけれども、附属で頂いている資料見ると、学校関連については教職員へのパソコン245台等と書いているんですけれども、もう少しこの幼稚園の分と教職員の部分について、具体的にどういうふうにする事業なのか、ちょっと教えていただけたらなと思います。 47 ◯議長澁谷昌子君) ただいまの質問に対して答弁をお願いします。岡田教育部長。 48 ◯教育部長(岡田直樹君) 今回教育費、指導費のほうへ上げさせていただいております3,600万円余でございますけれども、まず教職員の1人1台パソコンということで、このたび240台余りを調達といいますか、お願いをさせていただいております。  それをすることによって、コロナ禍におけるオンラインの授業の拡充といいますか、体制がほぼ整うと、1人1台の体制が整うという形になることでございます。  それから、幼稚園の業務システムでございますけれども、これは今まで幼稚園においては、お子さんのいろんな動態等を入力するようなシステムがなかったところでございますけれども、今回就学前のお子様全体を、合わせてこのようなシステムを入れていくことによって、例えば保護者との連絡も今までは紙を介して行っていたものを、保護者さんもそのほうを通じて園には連絡していただける、あるいは幼稚園からも保護者へスムーズに連絡ができる、あるいは朝バスに乗ってきたときの様子なども、その場で端末等に入力することによって即座に園のほうに伝達ができると、そのようなところでこのコロナ禍にあって、連絡等をスムーズにする、あるいは接触の機会をある程度減らしたりすることができるというようなことを含めまして、今回就学前の施設で一斉にといいますか、足並みをそろえて導入させていただくということにしております。  以上です。 49 ◯議長澁谷昌子君) 河部議員。 50 ◯12番(河部 優君) 大体は分かったんですけれども、例えば幼稚園の部分ですけれども、先ほど保護者との連絡網も含めてということだったんですけれども、これ前例としてどっか、例えば府下であるとか、全国でそういったものを導入している自治体というのはあるんですかね。  一定、ネットを使ってのやり取りになってくるということは、その情報の管理も含めて結構しっかりやらないと、今いろいろ問題になっている点もあるので、その辺ちゃんと、よそでそういうのを導入して成功例があるよということから泉南市でもやるのか、泉南市として、これは初めての試みなのか、教えていただきたいと思います。  小学校のパソコンの関係ですけれども、教職員1人1台割り当てられるということでよかったんですかね、ちょっともう一度その点だけ確認したいと思います。 51 ◯議長澁谷昌子君) 岡田教育部長。 52 ◯教育部長(岡田直樹君) 失礼します。つぶさに全ての情報を知っているわけではございませんけれども、今手元にございますのは、府内では門真市でありますとか、泉大津市さんでも導入されているというのは承知してございます。  セキュリティの関係でございますけれども、今話題の会社のものというものではございませんでして、通常はセキュリティの観点でいいますと、パソコンから例えばオンラインショッピングするときにクレジットカードの番号入れたりしますけれども、そういう場合は、もうほとんどがSSL通信というふうな形で、一定安全が確保されるような形で通信をしているかと思われます。  今回のこのシステムも、インターネットを経由はしますけれども、そういったSSL通信を行う等で、通信上の安全は確保されているというところでございます。  それから、教員のパソコンでございますが、今年度既に160台を今調達させていただいて、今年度予算で今鋭意入れさせていただいておりますけれども、この来年度の1次補正、補正第1号によりまして二百数十台が入ることによりまして、議員お見込みのとおり1人1台体制が整うと、これまで組織的に入れてこられなかったパソコンでございますけれども、なんとか1人1台整うということでございます。  以上です。 53 ◯議長澁谷昌子君) ほかに質疑はありませんか。────大森議員。 54 ◯7番(大森和夫君) コロナ対策ということなんですけれども、先ほど僕も述べましたけれども、自殺者が11年ぶりに増えるというような深刻な事態を迎えているわけですよね。  この中身なんかも新聞報道なんかで見ますと、女性の方が多いと、非正規などで収入が減った、そういう場合とか、子育てが大変というようなことなんかもあるんだと思いますし、子どもの自殺者の数も増えているということなんですよね。  こういうところへのコロナ対策というか、支援策が必要だというふうに思うんですけれども、今回の予算は、これが全然見当たらないんですけれども、こういうところへの支援をどのように考えておられるのか。  いつやるのか、もしくはどんなふうに国に要望しているのか、こういう状況をどのように、市民のこういう命を守るためにどういうことが必要だと思って考えておられているのか、ちょっとその辺についてお答え願いたいというふうに思います。  それと、この予算の財源としては、地域創生臨時交付金、これが今回の予算9,000万円余りですけれども、それを差し引いても、あと1億1,000万円ほど残っておるわけですね。  これは、6月議会なんかの補正予算で対策、項目挙げたいというふうにもおっしゃっているんですけれども、やっぱり早くやるということは、とにかく大事だと思うんですよ。
     前回のときも、議員から早くすべきやと、近隣ではいろんな、目玉のこういう対策も取っていると。  ところが、泉南市の場合はやっていないということで大分批判があって、その後、学校給食の無償化とか、商品券とかやっていただいて、すごく評判はよかったですよね。そのときには基金も取り崩して上乗せしてやったわけでしょう。そういうことが必要だと思うんですよ。  せめて早くやるということで、対策をもう組んでほしいんやけれども、それが何でこんなに延び延びに、いろいろ理由をおっしゃるけれども、やっぱり早くすべきだということについては、どんなふうに考えておられるのか、お答えください。  取りあえず2つの点、答弁お願いいたします。 55 ◯議長澁谷昌子君) ただいまの質問に対して答弁をお願いします。川端総合政策部長。 56 ◯総合政策部長(川端 豊君) 議員おっしゃるとおり、早くコロナ対策費用を事業化してということなんです。  おっしゃるとおり早くするべきところは、今この補正にも上げさせていただいているところではありますけれども、国のほうも、今児童扶養手当の上乗せがまた言われていますし、そこのところもちょっと上乗せ部分のほかに、まだ事業化されるところもあると考えられますので、少し事業化するところは見定めたほうがいいのかなというところもあります。  ただ、そうは言いながらでも、今支援策が必要な方への支援というところは考えていかないといけないかなというふうには考えております。すみません、お答えになっていますか。  以上でございます。 57 ◯議長澁谷昌子君) 小井健康子ども部長。 58 ◯健康子ども部長(小井敏彦君) それでは、私のほうからは、自殺対策ということで、今回予算化していないということですけれども、令和3年の当初で、ゲートキーパーという関係で、講座とか、またチラシとかの整備も行いたいと考えています。  また、ホームページにおきましても、こころの体温計とかを掲載させていただいて、対策予防をさせていただいているところございます。  実際に、また子どもの相談とかは、家庭児童相談室の体制を充実させていきたいなと考えております。  以上でございます。 59 ◯議長澁谷昌子君) 大森議員。 60 ◯7番(大森和夫君) いろんな国の施策を待っている部分というのはあるかと思いますけれども、ただ前回もあったけれども、泉南市が先、新生児とか妊産婦とか、ちょっと正確には覚えていませんけれども、市が組んで基金取り崩したりして無理して組んだんやけれども、それは後から国が予算を出してくれて、泉南市の持ち出しがなくなったというパターンだっていっぱいあるんやから、その方が早くできるんやから、そういう国が反対にやるというものが、やるだろうというものがあれば、先に泉南市がやると。  一日でも早く手元に、コロナで困ってはる人のところへ行くんやから、その後、国からお金が出ればそれで泉南市の歳出がなくなるということで、前回はそれで一安心みたいなことが、今回もできるわけでしょう、早く組んでくれたら、そういう見通しも持っておられるやったらね。  やっぱりそういう検討してもらわないと、今回の予算ももう対象者というのを見ると、ほとんど職員さんですわね。これは大事なことなんですよ、職員さんはそうやって、感染防止のうつさない、うつらないということが大事だと思うけれども、ちょっとこれは内向き過ぎるし、近隣と比べてもどうなんかと思います。  学校給食無償化をやったりとか、18歳までの医療費の助成制度を実現したところとか、同じようなこの商業対策しているところがあるわけでしょう。  ちょっと遅れているし、頑張ってもらわないと市民の人も大変やし、泉南市に対する信頼も、困っているときに何で助けてくれないんかという声が出て来かねないような状況と違いますかね。もうちょっと市長か副市長か答えていただきたいんですけれども。  それと、自殺の問題は、それはもちろんいろんな講座とかチラシは大事ですよ。でも、今回はリーマンショック以来という話もありましたけれども、やっぱり経済的な理由とか、今も言うたような仕事がないこととか、今日なんか新聞見ていたら、やっぱりこのコロナ禍の下で教育格差、貧困による教育格差がますます広がっているというような形で、将来に希望を失うような子どもたちが増えてきているという記事を見ました。そういう心の問題も大事やけども、それ以前にしなあかんことというのは、やっぱり経済的な支援とか、対策とかあると思うんですよ。ちょっとそういうのに早く取り組んでほしいんです、繰り返しなんですけれども、ちょっとコロナ対策はどんなもんが必要と考えておられるのか、市長か、副市長か、お答えください。 61 ◯議長澁谷昌子君) 幡中副市長。 62 ◯副市長(幡中 力君) ただいまのコロナ対策のスピード感というところについて御答弁させていただきます。  スピード感ということで、もちろん早くすべきものは早くすべきだと思っておりますし、それが市民のためになるというふうに思っております。  ですけれども、今回3次補正、コロナでいいますと3次の交付金ということで、国から下りてきたものですけれども、第1次、第2次の交付金のところにつきまして、私としては別に泉南市としてすごく遅れたとか、そういう事象は発生していないというふうに認識しております。  しっかりと、他市にも負けず劣らず、内容しかり、スピード感しかりというところで、我々としては対応してきたというふうに思っておりますので、特段遅かったという認識は私としては持っておりません。  その上で、もちろんどんなものでも早くすればするほどいいというところもあるんですけれども、我々としましては、今回その3次の交付金が来たところで、まずは専決でさせていただきましたけれども、病院等につきまして今後ワクチン接種も始まることから、そういうところでの協力金もという意味合いも含めまして、しっかりとその医療現場に対する支援というのを、スピード感を持ってさせていただきました。  今回この補正で上げさせていただいておりますのは、令和3年度が始まるにつきまして、その予算化、すぐにでもして、すぐにでも取り掛かるべき事業というところで、今回ちょっと、職員といいますか、市役所のシステム構築等々というところが多いところではありますけれども、そういうところ、今現在すぐにでも取り掛かれるといいますか、分かりやすい事業というところを挙げさせていただいております。  あと、1億何がし残っているところというのは、先ほど部長も御答弁しておりますとおり、国の動向等を、他市の動向等を見まして、もちろんスピード感を持って決定していかなければならないんですけれども、その点につきましては、何が一番有効かというところも含めまして、しっかりと検討していきたいというふうに思っております。  以上になります。 63 ◯議長澁谷昌子君) 大森議員。 64 ◯7番(大森和夫君) 前回は遅いという指摘がたくさんあったと思いますよ。それに答えて一生懸命頑張ってくれて、いろんな施策が実現して、基金なんかも取り崩したりしながらやってくれて、いいものができたというふうに思っていますよ。  でも遅いという指摘は各議員からあったというふうに僕は思っているし、それに応えてやってくれたから、ええもんができたというふうに思っていますよ。  それと、今実際、1億何ぼというお金が残っているわけでしょう。  何度も言いますけれども、自殺者がこういう状況にあって、はっきり支援が必要な、求めているところというのは、はっきりしているわけでしょう、子育て世代や、女性や、子どもたちの部分でしょう。  それはやっぱり早く手が打てるんじゃないかということなんですよ。  それはぜひ、もう決まれば6月といわずに早くやっていただきたいというふうに思います。何かあれば、答えてもらったら。 65 ◯議長澁谷昌子君) 幡中副市長。 66 ◯副市長(幡中 力君) 議員おっしゃるとおりスピード感を持ってやるべきところはやるべきだというふうに認識しておりますので、6月というのは議会が開会されるという意味で6月というきっしょがあるということですので、別に6月までいたずらに延ばすとかそういうものではなく、もし早急にやるべきことが決まれば、それについてはちょっと専決という形を取らせていただけるかどうか、またそれは議会サイドとの相談になるんですけれども、そういうところも踏まえまして、できる限り早くスピード感を持ってこの件については対応していきたいというふうには考えております。  以上になります。 67 ◯議長澁谷昌子君) 田畑議員。 68 ◯15番(田畑 仁君) 先日、自民党の会議があって、申し上げたのは、結局国に対してとにかくこの3次補正の額が低過ぎると、全然こんなん話にならんということは伝えさせてもらって、あと、繰り越してええとか、繰り越したらあかんとか、繰り越したらソフト面に使いにくいとか、国が行政に対するそのひもづけの、説明が薄過ぎるいうて、それは指摘をさせてもらったんです。  今回僕思うのが、九州のどこかやったっけ、忘れたけれども、そのトイレの改修でえらい「グッとラック!」でたたかれて、ロンブーの淳さんとかが、その後のYouTubeでもかなり激しい議論をなさっていたのが記憶あるんですけれども。  前回のコロナ対策でも言おうと思ったんだけれども、こういう監視カメラとか、この辺は大丈夫なんですかね、コロナ対策という、会計検査ももちろん入るわけでしょう、これ、何年後か。  それとやっぱり全国的に美術館のコロナ対策とか全国的にやっぱり多いんだって。  やっぱり、この前自民党の議論にもなったんやけれども、各行政がやっぱり使い切れていないというところが、遅いとか早いという議論じゃなくて、使い切れていないという議論がやっぱりかなり出ていた。この辺のところは何かお考えあるか、お教えください。 69 ◯議長澁谷昌子君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 70 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) 監視カメラのお尋ねがあったかと思います。  これにつきましては、新型コロナウイルスの影響の長期化によりまして、外出の自粛があり、地域での接触機会が減少になっております。  そういった中で、見回り活動など防犯活動が抑制されている中、地域やもしくは警察などから要望のある防犯カメラを設置することによりまして、コロナ禍においても地域の防犯力を向上させるという目的と、あと、経済対策も兼ねて、こういう事業を実施するということで、さっきの、今回令和3年度の補正ということで上げさせていただいております。先の令和2年度でも、一定台数の予算の議決をいただいて2年度で執行しているものでございます。 71 ◯議長澁谷昌子君) 川端総合政策部長。 72 ◯総合政策部長(川端 豊君) うまく使い切れるのかというところなんですけれども、今残っている1億円につきましても、原課のほうでいろいろと施策を練っていただいているところでございます。  ですので、いかに有効に使えるかというところは、6月議会、先ほども副市長が言われているとおり、待たずとも施策ができれば議会にお示しして判断いただければなというふうに思っています。  より良い事業を練っていきたいというふうに考えております。  以上です。 73 ◯議長澁谷昌子君) 田畑議員。 74 ◯15番(田畑 仁君) やっぱりこれを見ていても、泉南市だけ違うんですよ。財政難というのは泉南市だけと違うので、恐らくよその市町村も、やっぱり無理くり使っている感というの、言い方は語弊あるか分からへんけれども、もう無理やり使っている感というのと、やっぱり財政難やから知恵と工夫でこの機にやっとけという感が、やっぱり私は感じるところがあるんです。  難しい議論やと思うんです、泉南市だけじゃなくて、恐らく隣もそうやし、1個飛ばして隣もそうやと思うし、我々人口6万人なんで、まだいろんな考え方あるけれども、これ中途半端に15万人とか20万人都市になってきたら、すごく絞れてくる、絞り込んでこなあかんような状況になると思うんで、とにかく国に対しては、額が低過ぎるいうことは僕自身思っています。遅いとか早いとかじゃない、しっかりやってほしいと思います。  最後になるんですけれども、これやっぱり、僕の嫌な言い方すると、無理くりばらつかせて、無理くり感というところでいくと、やっぱり一発勝負感というところがやっぱり期待、そういう議論、一発勝負感、言うたらここで4億円来とったら4億円、みなそこへいてまえみたいな、たとえ役所やったら役所にいてまえとか、学校にいてまえとか、ソフト面やったら配ってまえとか、その一発感というのが、現実的にそんな議論あるんかないんか、それだけ最後教えてください。 75 ◯議長澁谷昌子君) 幡中副市長。 76 ◯副市長(幡中 力君) 今回、国のほうから1次、2次、3次と交付金というのが下りてきて、いろいろ議論させていただいておりますけれども、田畑議員おっしゃるような一発感と言いますか、集中してというものではなく、広く様々な分野にというふうに考えて、我々としては施策を構築しているというところでございます。  その上でも、私としましてはやっぱりその教育の分野というところには、厚く、今回行かせていただいているのかなというふうに思っております。  それはそういう子どもたち、特にこういうコロナ禍において、親が失業するとか、ひとり親家庭とかという、どこにしわ寄せがいくかというとやっぱり子どもに行くというところもありますし、そもそも泉南市の教育施設がかなり老朽化等、色々な問題というところがある中で、こうやって国からお金が来たというところでは、やっぱり教育のほうに厚く、我々として施策を展開していっているという現実があるのかなというふうに思っております。  以上になります。 77 ◯議長澁谷昌子君) 田畑議員。 78 ◯15番(田畑 仁君) ちょっと会計検査の部分答弁なかったのは、僕の聞き方悪かったんですけれども、万が一この監視カメラとかその他諸々のこの箱物に入れている部分、会計検査で引っかかったとき、これ僕勉強不足で申し訳ないけれども、会計検査で引っかかったら、その後どうなるんですか。返金とかペナルティとかあるんですか、もちろん返金はあるんやけれども、ペナルティとか、会計検査についてはあるんですか。 79 ◯議長澁谷昌子君) 竹中市長。 80 ◯市長(竹中勇人君) 今回の、他市ではマスコミでいろいろ報じられていますけれども、ちょっとコロナとあまり関係ないような事業にまで使ったというようなところもあるようです。  今回、我々も無理くり使ったというんじゃあないんですけれども、先ほど野澤理事のほうから説明あったように、警察とも調整し、地域の防犯も絡めた上で、予算化をしたものでございます。  2次のときにもあれは使っております。もしこれが会計検査で引っかかって駄目ということになりましたら、当然その部分については、一般財源に切り替えて返還するということになろうかというふうに思います。  ただ、今現在でも、2次の分でも当初の予算の枠よりも、かなり大きな枠で使っておりますので、そこへ充当ができるんじゃないかなというふうには考えております。 81 ◯議長澁谷昌子君) ほかに。────森議員。 82 ◯14番(森 裕文君) 同じ話なんですけれども、この臨時交付金が1億1,000万円残っていると、これはあまり残っていると言わんほうがいいんだと思うんですよ。  考慮中というか検討中であって、残っているということが明らかになりますと、もう明らかになっていますけれども、いろんな方面からの要望・要求が出てきて、混乱して収拾がつかんことになりかねませんので、そういう場合どうするんですか、シャットアウトするんでしょう、当然。  使途はもうありますと、我々が考えていますと、そちら側がですよ、おっしゃって、効率的、効果的に使いますとはっきりおっしゃったほうがいいと思う。でないと混乱しますよ。使途は幾らでもあるんやと、その中から選択しているんやと。  これ放送になったらこんなもん、言うたび同じ話で、身も蓋もないけれども。  それから、国は自治体にお願いしているんですよね、2つ。事業終了後に臨時交付金を活用して実施した事業の実施状況及びその効果について公表するようにお願いしますと。  もう1つは、臨時交付金を効果的、効率的に活用した事業の実施及び効果の検証に取り組んでいただくようお願いしますと、お願いされているんですよ、せえとは言うてないんですよ。どうされますか。 83 ◯議長澁谷昌子君) 川端総合政策部長。 84 ◯総合政策部長(川端 豊君) 臨時交付金の要綱の中には、そういうことがうたわれているということは承知しております。  ですので、一定の効果を書いていかなければいけないのかなというふうには考えております。  ですので、今言われている事業、1次からの事業はいろいろとございますので、そこは補助金の要綱の基準に合うように、事業は選択したつもりなので、そこは効果がどういう形で出ているかというところは、ストーリーを書いていかなあかんのかなというふうに考えております。 85 ◯議長澁谷昌子君) 幡中副市長。 86 ◯副市長(幡中 力君) 1点、さきに議員おっしゃっていただいた、余っているというか、そういう表現の仕方のところですけれども、おっしゃるとおりやと思います。  別に使い切れずに置いているというよりは、我々としても、しっかりと頂いたものを使うという前提で事業を構築している中で、先に専決していただいたもの、今回上程させていただいて、今御議論いただいているものというスピードについて、使い分けをしているといいますか、早くしなければならないものは早く早くというところで、出しているだけでありまして、別に今あと1億円というものを、余ってしまっているというものではなく、そこはしっかりと我々も使うという前提で動いておりますので、そこはスピード感を持って早く事業をお見せできるようにしたいというふうに思っております。  以上になります。 87 ◯議長澁谷昌子君) 森議員。 88 ◯14番(森 裕文君) 行政で、行政サイドで決めるんだと、おっしゃった方がいいですよ。それで、部長の話は、国のお願いに応えるつもりはあるんですか、ないんですか。 89 ◯議長澁谷昌子君) 川端総合政策部長。 90 ◯総合政策部長(川端 豊君) 必ず出せということになれば、出さないといけないのかなというふうに思うんですけれども、今の状況でいきますと、取りあえず事業全てをチェックしているわけではないんですけれども、事業的に、この臨時交付金に合うのかなというところは府にも確認し、いろいろと調整はさせていただいているので、そこは問題のない事業だと考えております。  その効果の公表につきましては、今、努力義務であるのか、強制になるのか、ちょっと今、そこまで読み込んでいなくて、申し訳ないんですけれども、強制であれば、これはもう出さないと仕方のないものかというふうに考えております。 91 ◯議長澁谷昌子君) 森議員。 92 ◯14番(森 裕文君) だから強制ではないですよ、お願いです。だけど、それはやりますと言ったほうがいいですよ、当たり前のことを書いているんやから。それについてあまりぐちゃぐちゃ言わんほうがいいですよ。  以上。 93 ◯議長澁谷昌子君) ほかにありませんか。────これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第33号を採決いたします。  お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 94 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第33号は、原案のとおり可決されました。
     次に、日程第34、議案第34号「令和3年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 95 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第34号、令和3年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。  追加議案としてお配りしております議案書の23ページをお開き願います。  本議案は、令和3年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計予算に変更を加える必要が生じたため、地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  補正予算の内容につきましては、歳入歳出の総額に、それぞれ84万5,000円を追加し、歳入歳出の総額を、それぞれ58億6,214万4,000円とするものでございます。  それではまず、歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、30ページをお開き願います。  中段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業84万5,000円の増額は、地域支援事業に伴う消毒液、ゴーグル、スピーカーフォン等の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、歳入予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、29ページにお戻り願います。  上段に記載の一般会計繰入金84万5,000円の増額は、先ほど歳出で御説明いたしました新型コロナウイルス感染症対策事業に係る予算措置でございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第34号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 96 ◯議長澁谷昌子君) この際、お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 97 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第34号を採決いたします。  お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 98 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議案第34号は、原案のとおり可決されました。  会議の途中ですが、午後1時30分まで休憩いたします。       午後0時 2分 休憩       午後1時30分 再開 99 ◯議長澁谷昌子君) 休憩前に引き続き会議を始めます。  午後からの会議には、市長以下特別職の職員の出席を求めております。  日程第35、議員提出議案第1号「オンライン本会議の実現に向けた地方自治法改正を求める意見書について」を議題といたします。  本件に関し、提出者を代表して古谷公俊議員から提案理由並びに趣旨の説明を求めます。古谷議員。 100 ◯9番(古谷公俊君) 皆さん、こんにちは。オンライン本会議の実現に向けた地方自治法改正を求める意見書。  新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、相当数の議員が自宅待機等を余儀なくされている場合においても、急を要する感染症対策議案の審議、議決が求められる事態が現実のものとして想定されている。  したがって、定足数を満たす人数の議員が議場に参集できない場合においても、議案審議、表決などを行えるよう、議会運営方法を整備していく必要がある。  しかしながら、我が国においては、地方自治法第113条及び第116条第1項における出席の概念は、現に議場にいることと解されているため、オンライン会議による本会議運営は現行法上困難とされている。  一方で、総務省は令和2年4月30日付総行第117号で、委員会運営については地方議会における判断によってオンライン化は可能との見解を示したが、本会議でもオンライン化ができれば、議会運営上の利点は限られている。  議会の意思形成過程である委員会審議においてはオンライン化の有用性を認識しながら、本会議における導入を否定する現行の法律では合理性に欠ける。  よって、国及び政府においては、議場に参集できないような非常時や、そのほか必要と認められるやむを得ない場合には、地方議会の判断で、本会議運営オンライン会議により、遠隔審議、議決が可能になるよう、地方自治法の改正を強く要請する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和3年3月23日泉南市議会。  皆さんよろしくお願い申し上げます。 101 ◯議長澁谷昌子君) この際、お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 102 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより提出者の説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議員提出議案第1号を採決いたします。  お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 103 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議員提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。  ただいま可決されました意見書については、送付先等その取扱いは、議長に一任していただきますようお願い申し上げます。  次に、日程第36、議員提出議案第2号「泉南市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  本件に対し、提出者を代表して古谷公俊議員から提案理由並びに趣旨の説明を求めます。古谷議員。 104 ◯9番(古谷公俊君) 泉南市議会委員会条例の一部を改正する条例について。  泉南市議会委員会条例、平成13年泉南市条例第13号の一部を次のように改正する。  第15号の次に次の1条を加える。(会議の開催の特例)ということで、第15条の2委員長は大規模な災害の発生、重大な感染症の蔓延等、やむを得ない理由により委員会の招集場所への参集が困難と判断される実情がある場合には、映像と音声の送受信により、相手の状態を相互に認識しながら、通話することができる方法(以下「オンライン」という。)を活用した委員会を開催することができる。  2、前項の場合において、オンラインにより委員会に出席することを希望する委員は、あらかじめ委員長の許可を得なければならない。  3、オンラインを活用した委員会の開催方法、そのほか必要な事項は、議長が別に定める。第16条に次の1項に加える。  2、前条第2項の規定により、委員長の許可を得て委員会に出席した委員は、前項第17条第1項及び第30条第1項の出席委員とする。  附則、この条例は、公布の日から施行する。  皆さんよろしくお願い申し上げます。 105 ◯議長澁谷昌子君) これより提出者の説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。────森議員。 106 ◯14番(森 裕文君) オンライン委員会、これは進むべき道だとは、私も思います。そして、これを実現させるためには、具体の計画なり、あるいは工程といったものが必要ですし、それから予算も必要になってくるわけですよ。私は、そのほうが先だと思います。  議会としてそれを、進むべき方向を取りまとめて、計画なり、その工程をつくってから条例、条例はいつでもできますから、そのほうが、より具体に先に進むためにはいいんではないかと。今ここで条例を先につくるということについては、いかがなものかと思います。そういうことです。 107 ◯議長澁谷昌子君) 古谷議員。 108 ◯9番(古谷公俊君) 今の森議員の御質問に分かる範囲で答えさせていただくんですけれども、予算がかかる、どこまでの予算といいますか、今オンライン化でやっているところの市議会等に取材したところ、ほぼ金がかかっていない。  ただ、例えば今Zoomというのがございます、それに入るだけのお金は必要なんですけれども、月に数千円になるのか、そのぐらいのレベルのあれなので、そんなにお金はかからないんじゃないかと。  その中で、やっぱり緊急性を要するということで、これもコロナ感染、他市の市議会のほうにもお聞きしたんですけれども、コロナ感染、例えば、やはり大規模災害、東日本大震災、また私も議会運営委員会でも申し上げたとおり、2018年我々も台風で大被害、被災した市でもありますので、万が一の想定は、想定外に来る可能性もありますので、予算のことがと言われていたんですけれども、予算がかからず、条例のほうも何とかそれで返すことによって、万一のことに備えて対応するということで御理解いただければと思うんですけれども、説明になっていますかね。 109 ◯議長澁谷昌子君) 森議員。 110 ◯14番(森 裕文君) ですから、前へ進めるために、前へ進めるのは、私も別に反対はしておりませんので、前へ進めるには、まず議会のコンセンサスを得て、そこで進めるための手順を踏んでやるほうが、今お急ぎやとおっしゃいましたけれども、より具体に前に進みやすいんではないかと思います。  ただ、条例、規則があって、それで終わりじゃないんですから、その裏づけになる具体性のある計画なり、工程というものを示されない限り、この条例が宙に浮いてしまう可能性もあるので、別にそんな反対する人もいないと思うんで、急ぐんであれば着実に前へ進めるために、議会として議論をしていったほうがいいんじゃないかということを申し上げているんです。 111 ◯議長澁谷昌子君) 古谷議員。 112 ◯9番(古谷公俊君) 何分、今ちょっとコロナ禍の状況でもある中で、第4波の気配があるという中で、やはり、先ほども専決事項が議会でも出ていたり、そういうときに非常事態宣言が出たり、また議員間で、もし万が一感染したり出席できなくなったということが想定できます。これから、まだワクチンも大幅に遅れている状況なので、そういった状況で、想定外のことが起こることがあり得ますので、何とか条例を改正して、その後で、いろんな形で、委員会、各派代表者会議、議会運営委員会で、皆さんの活発な、その辺の前向きな御意見で、さらに良くしていくような形でやっていければなと思っておるんですけれども、いかがでしょうか。 113 ◯議長澁谷昌子君) 河部議員。 114 ◯12番(河部 優君) 今、森議員のほうも質問されておったんですけれども、ちょうど私もオンライン化については否定するものでもありませんし、やはり今の流れの中では、そういったシステムを導入していく必要性というのは強く感じております。  ただ、今回の条例改正の部分については、やはり私自身が知ったのも、2月24日の議会運営委員会ですかね、そこで提出をされて、内容を初めて確認したということで、実際にやはり内容が今後どうなるのか、条例改正まで行ってしまうというのは、やはり議論が足らないのではないかなというふうに感じております。  そうした中で、ちょっと何点か質問したいんですけれども、具体的に先ほど森議員も言っておりましたけれども、やはり運用方法です。  例えば我々議会基本条例というものつくってきましたけれども、その際にも運用基準であるとか、そうしたものをしっかりと決めて、この条文についてはこういうふうに解釈をして進めるとか、そういう内容をつくってきたと思うんですけれども、提案者は、その辺をどのようにお考えなのか、お聞きしたいなと思っています。  それと、委員会条例ですので、当然、本会議ではなくて委員会になれば、理事者のほうも課長級から出席をしているということで、構成されていると思います。  ただ、今現在タブレットを配布されているのは部長級以上で、課長級までは配布をされていないというふうに認識をしておりますけれども、その辺、委員会が、例えばオンラインという形になってきた場合、その辺の取扱いはどのようになるのか。  それと、これらの条文の中の第15条の3項、オンラインを活用した委員会の開催方法、その他必要な事項については、議長が別に定めるというふうになっているんですけれども、委員会条例の改正ですので、ここは議長のままでいいのか、委員長がその運用方法というか、開催方法について決めるという、委員会になれば、当然委員長が責任者ですので、その辺の条文はこれでいいのかどうかですね。  あと、これは先ほども言いました2月24日開催の議会運営委員会で、提案者である古谷議員が、たしか大森議員の質問か何かに際して答えた内容やったと思うんですけれども、大森議員のほうから委員会のライブ中継を進めてほしいという議論の中で、本条例が可決されれば、そういうこともできるんですよというような、たしか御答弁をされていたと思うんですけれども、本条例には、そのような内容も含まれているのか、ちょっとお聞きをしたいと思います。 115 ◯議長澁谷昌子君) 古谷議員。 116 ◯9番(古谷公俊君) 最後の部分から答えさせていただきます。  議会運営委員会で言っていた僕の話、大森議員の話のオンラインのそれは含まれておりません。  今回は、地方自治法の中でも規定されているとおり、出席とは議場で認められており、オンラインの活用は基本的に認められていません。  何分、泉南市議会でも12月本議会とか委員会で、コロナの関係上、議会、委員会とかで生じたため、今後もそういう可能性があるので、緊急性に応じて今回提案をさせていただきました。  河部議員のほうには、24日の議会運営委員会で初めて知ったということで、それは大変申し訳なく私も思います。以後、気をつけたいと思います。  その中で、緊急性に応じたということで、あとは委員会で決めるのかということなんですけれども、これまでもこういう議案の条例については、議長とかも相談させていただいたり、いろんな部分で各派代表者会議、議会運営委員会の中で様々な意見を聞いて、市議会として議長の判断も参考にしながら、委員長のほうも決めさせていただいています。  その中で、別に委員長の独自の判断というわけではないと思いますので、あくまでも緊急性に応じて、例えばあとは大災害が特に起こった場合、本当に出られなくなった状況とかがあった場合、やっぱり、そこは皆さんが話し合って決めていた経緯もあったと思います。  その際に、簡単というか、4年前よりはオンライン化とかZoom化で、よりタイムリーに皆さんの採決も取れるということです。  例えば、専決もすぐにしないといけないという場合がありましたら、すぐに対応してできるんじゃないかなというので、今回の提案をさせていただいたんですけれども、なんか説明になっていますかね。申し訳ないです。 117 ◯議長澁谷昌子君) あと、すみません、古谷議員タブレットのことについても、河部議員のほうから質問あったと思います。今課長まで行っていないんですよね。それで、委員会でいけるかどうかということ。 118 ◯9番(古谷公俊君) 多分、河部議員も、今部長級かな、あれ全部持っているのは。我々と一緒のタブレットをお持ちですので、ほぼ、それは逆に理事者側もICT化も進めておって、今回の第3次補正のほうでも、ICT化を全部進めていくということで、タブレットの台数も増えてきていますので、ある程度は、タブレット対応で理事者側も対応できるんじゃないかなと思います。  あくまでも、緊急性の、僕個人的にはやっぱりこの災害が緊急というか、予期せぬ状況でぼんと来る場合がありますので、そのときの対応で、これはかなり有効じゃないかなと思います。  その中で、ほかの市議会のほうでも取材させていただいたんですが、取手市議会とか大津市議会のほうとかもいろいろ取材させていただきました。  特に、取手市議会のほうは、やっぱり有事、この災害に対してかなりの効果が出るだろうという判断で、全会一致で皆さんやっていただいたということで、取材結果でも御教示いただいていますので、その辺を御理解いただいて、お願い申し上げます。  24日にしかちょっと説明できなかったということ、コミュニケーションを取れなかったことは、私からまたおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。
    119 ◯議長澁谷昌子君) 河部議員。 120 ◯12番(河部 優君) 今、お答えいただいたんですけれども、例えば理事者のタブレットの問題、だから今現時点では課長級は持っていないので、今後課長級まで配布するのかどうか、それは理事者サイドのほうで予算化して決めることだと思います。  今そこまでのハードが整っていないということもありますし、私が、さっきの条文のところで聞いていたのは、条文の第15条3項に、オンラインを活用した委員会の開催方法その他必要な事項は、議長が別に定めるというふうになっているので、ここはやはり委員会ですので、例えば開催方法その他必要な事項は、委員長が別に定めるというふうな、例えば条文になるべきなのかなというふうに感じたので言わせてもらったんです。  ただ、そういう内容も含めてもう少し議会運営委員会とか、各派代表者会議なんかで、そういったことも含めて取り決めをして、やっぱり改めてこの議会の判断を仰ぐというほうが、私はスムーズにこのオンライン化も導入できるのかなと思うから、質問もさせていただいているんですけれども、今議会で提案をされておりますので、その辺の内容について、改めてもう一度お伺いしたいなと思います。 121 ◯議長澁谷昌子君) 古谷議員。 122 ◯9番(古谷公俊君) ありがとうございます。先ほどの、第15条3項、これはもう議長でも問題ないということで他市の事例でも出ていまして、例えば知立市なんかは、そういった形で対応されています。  あともう1個は、タブレットを課長が持っていないという現状なんですけれども、今回も、それは理事者側の今後の予算とかになってくるんですが、これから秋に向けてやっぱり政府・国のほうもデジタル化で、デジタル庁ができたり、そういう政策があっちから入れていくということで、待ったなしの状況で進んできています。  その辺の配分予算とかも来て、全員持つようにとか、そういう指示もひょっとしたら来るんじゃないかなと、これはあくまでも仮定の話なんですけれども、そういうことでデジタル化、特に日本は遅れている状況でもありますので、そういった部分でも全職員が持つとか、そういった可能性もあるんじゃないか、別の予算がついてくると、先ほども、午前中も議論がいろいろ出ていたんですけれども、それは大いに、そういう予算も来るんじゃないかなと期待してやっていただければと。  この御意見とかいろいろ、河部議員からも出ていることも、市長、副市長も当然聞かれているなかで、教育長も聞かれているんで。教育関係も今、かなり、今回の補正予算でもICT化を進めていると思うんで、その辺は理事者側と協力してやっていければなと思っております。  以上です。 123 ◯議長澁谷昌子君) すみません、ちょっと議論の途中です、質疑の途中ですが、ここでちょっと暫時休憩をいたします。       午後1時55分 休憩       午後3時15分 再開 124 ◯議長澁谷昌子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑の途中でしたが、そのほか質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第2号は、所管の議会運営委員会に付託いたします。  次に、日程第37、議員提出議案第3号「泉南市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を議題といたします。  本件に関し、提出者を代表して古谷公俊議員から提案理由並びに趣旨の説明を求めます。 125 ◯9番(古谷公俊君) 泉南市議会会議規則の一部改正する規則について、泉南市議会会議規則の一部を次のように改正する。  目次中、第94条を第94の2に改める。  第2章第1節中、第94条の次に次の1条を加える。第94条の2、泉南市議会委員会条例第15条の2第2項の規定により、委員長の許可を得て同条第1項に規定するオンラインを活用した委員会に出席した委員は、前条第1項、第96条、第99条、第108条第1項及び第119条第2項の出席委員とする。  オンラインを活用した委員会の開催方法のそのほかの必要な事項は、議長が別に定める。  附則、この規則は、公布の日から施行する。  以上、よろしくお願いします。 126 ◯議長澁谷昌子君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第3号は、所管の議会運営委員会に付託いたします。  次に、日程第38、委員会提出議案第1号「特別委員会の設置について」を議題といたします。  本件に関し、提出者を代表して、岡田好子議員から提出理由並びに趣旨の説明を求めます。岡田議員。 127 ◯1番(岡田好子君) 委員会提出議案第1号、特別委員会の設置について。  ただいま上程されました委員会提出議案第1号、特別委員会の設置について、提案理由並びに内容を御説明申し上げます。  令和3年第1回泉南市議会定例議会議案書の3ページを御覧ください。  学校施設の今後の在り方について、速やかに調査研究を行い、また、公共施設の集約化や複合化、利活用を促進するため、特別委員会を設置するものであります。 1、名称は、学校等公共施設調査特別委員会。 2、付議事件は、公共施設に関する事項についての調査研究。 3、委員の定数は、9名。 4、審査の期限は、審査終了までといたします。  なお、本特別委員会は、議会の閉会中も必要に応じて活動できるものといたします。  以上、簡単ではございますが、委員会提出議案第1号の説明とさせていただきます。  議員各位におかれましては、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 128 ◯議長澁谷昌子君) この際、お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 129 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより提出者の説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより委員会提出議案第1号を採決いたします。  お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 130 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって委員会提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。  次に、ただいま設置されました学校等公共施設調査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、1番 岡田好子議員、2番 添田詩織議員、3番 石橋正敏議員、4番 井上 実議員、7番 大森和夫議員、11番 竹田光良議員、12番 河部 優議員、13番 堀口和弘議員、15番 田畑 仁議員の以上9名の議員を指名いたします。委員各位におかれましては、よろしくお願い申し上げます。  議会運営委員会開催のため、暫時休憩いたします。       午後3時21分 休憩       午後3時30分 再開 131 ◯議長澁谷昌子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議員提出議案第2号「泉南市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」及び議員提出議案第3号「泉南市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長 岡田好子議員。 132 ◯議会運営委員長(岡田好子君) ただいま議長より報告の旨の指名を受けましたので、議会運営委員会に付託を受けました議員提出議案第2号「泉南市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」及び議員提出議案第3号「泉南市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」の2件について御報告申し上げます。  先ほど開催されました議会運営委員会において、本2件につきましては、委員会における審査、調査が不十分であるという理由から、委員長において閉会中の継続調査の申出を行うことに決定いたしました。  なお、閉会中の継続調査申出書につきましては、皆様方のタブレットに掲載いたしておりますとおりでございますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  甚だ簡単ではございますが、私の報告とさせていただきます。 133 ◯議長澁谷昌子君) この際、お諮りいたします。ただいまの委員長の報告に対する質疑については、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 134 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって委員長の報告に対する質疑については、省略することに決定いたしました。  なお、本件につきましては、議会運営委員長から、委員会において審査中の事件について、会議規則第111条の規定により、タブレットに掲載いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 135 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議員提出議案第2号は、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。  次に、議員提出議案第3号「泉南市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」お諮りいたします。  なお、本件につきましては、議会運営委員長から、委員会において審査中の事件について、会議規則第111条の規定により、タブレットに掲載いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 136 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって議員提出議案第3号は、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。  次に、日程第39、閉会中の継続調査についてを議題といたします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、各所管事務の調査のため、会議規則第111条の規定により、タブレットに掲載しております申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出がございます。  お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、所管事務の調査について、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 137 ◯議長澁谷昌子君) 御異議なしと認めます。よって各委員長からの申出のとおり、所管事務の調査について、閉会中の継続調査といたします。  以上で、本日の日程は全部終了し、今定例会に付議されました事件は全部終了いたしました。連日にわたり慎重なる御審議を賜りまして、誠にありがとうございました。  これをもちまして、令和3年第1回泉南市議会定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。       午後3時35分 閉会                     (了) 署 名 議 員  大阪府泉南市議会議長   澁 谷 昌 子  大阪府泉南市議会議員   堀 口 和 弘  大阪府泉南市議会議員   森   裕文 © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...