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令和3年度予算審査特別委員会(第3号) 本文 開催日: 2021-03-16

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  1. 泉南市議会 2021-03-16
    令和3年度予算審査特別委員会(第3号) 本文 開催日: 2021-03-16


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1          ◎ 土木費        午前10時 開議 ◯竹田委員長 おはようございます。前回の議事を継続し、直ちに本日の会議を開きます。  なお、本日会議の傍聴の申出がございます。傍聴の取り扱いについて御協議いただきたいと思いますが、本件について御意見等はございませんか。────それでは、傍聴者の入室を許可いたします。  〔傍聴者入室〕 2 ◯竹田委員長 それでは、款土木費の質疑を行います。  まず、本件については、質疑の通告がありますので、質疑を許可いたします。  河部委員の質疑を許可いたします。 3 ◯河部委員 それでは、土木費について質問をさせていただきます。  まず、281ページ、交通安全施設等整備事業、これは工事請負費で700万円となっているんですけれども、この内容について教えていただきたいと思います。  それと関連してなんですけれども、私、昨年の12月議会で一般質問をさせていただいた、イオンの対岸にある交差点、その出入り口の交通安全対策を含めて質問させていただいたんですが、また、ゴールデンウイークとか、夏というシーズンを迎えて、あの辺にぎわってくると思いますので、一定、それまでに何らかの対策をしていただきたいなと思うんですが、その辺についての進捗を教えていただきたいと思います。  282ページの道路維持管理事業、修繕費ということで載っているんですけれども、市内、市道も含めて主要道路がかなり凸凹が増えてきているというふうに思います。  私の地元についてのメイン道路自体が、結構もう穴ぼこだらけで、その都度補修をお願いしているんですけれども、なかなか、やはり埋めても車が通るとそこが剥げてしまって、また穴があくという繰り返しなんです。  市道でいうと牧野鳴滝線という、一応鳴滝でいうとメイン道路があるんですけれども、その全面舗装みたいな感じで、工事がどの程度の時期で行われるのか、その時期を教えていただきたいと思います。  296ページの公園緑地等維持管理事業ということで、今回公園施設の長寿命化計画というものも載っているんですが、これについての内容を教えていただきたいと思います。  301ページ、市営住宅維持管理事業で修繕費が3,000万円ほど組まれておりますけれども、これは改修費としては何戸分になるのか、教えていただきたいと思います。  最後、303ページ、空家対策事業ということで、この間様々な方も聞いておられたと思いますけれども、具体的な本年度の事業内容について教えていただきたいと思います。  これは通告していないんですけれども、もう1点、国道26号線の側道部分の事業、これについて、今現在どのようになっているのか、進捗だけお聞きしたいなと思います。  以上です。
    4 ◯奥田都市整備部長 それでは、私のほうからは、イオンモール付近の交通対策につきまして御答弁させていただきます。  イオンモールの駐車場に駐車される公園利用者というのもたくさんおられまして、ただ通常の休日の場合は、特に混乱は発生していないのではないかというふうに考えているところでございます。  しかしながら、公園とか、サザンビーチで大規模なイベント等の開催日には、やっぱり対策は必要であるというふうに考えてございまして、現在はソフト対策としまして、混雑や事故等の発生を回避するために、イベントの主催者をはじめ、交通管理者、それから道路管理者や近接施設等の方々で協議を行いまして、歩行者を含めた交通規制を実施し、交通誘導員を配置するなどで対応しているというところでございます。  今後はハード対策につきまして、その路線、泉佐野岩手線が府道でもありますので、まずは道路管理者であります大阪府と協議をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。  それから、現在樽井浜口の北交差点、済生会の新泉南病院の前の改良工事を今実施しているところでございます。4月の上旬供用によりまして、大阪方面から公園へ直接入場が可能となりまして、公園内の駐車場の利用増進につながるものというふうに期待しているところでございます。  以上でございます。 5 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 私のほうからは、交通安全施設等整備事業の工事請負費の内容ということなんですけれども、これ毎年、道路の区画線、道路の反射鏡、防護柵とか、グリーンベルトとか、そのような形のものを、交通安全に対する施設を設置するという目的のために、工事をさせていただいているところです。  次に、282ページの道路維持費なんですけれども、今おっしゃっておられました牧野鳴滝線なんですけれども、舗装改修工事については、毎年継続的に予算の範囲内で、一定に整備させていただいているところです。  しかし、なかなか全面舗装となると、いつという時期を明確に、今この場でお話しすることはちょっとできないところありまして、ただ来年度は牧野鳴滝線の甲子園の前の拡幅工事を今やるところで、来年手がけるところになっていますので、その工事と併せて何らかの対応できる範囲の中で、できたらなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 6 ◯眞田住宅公園課長 私のほうからは、公園施設の長寿命化計画の策定についてということで答弁させていただきます。  本市が管理する公園の遊具や施設につきましては、公園利用者の安全確保を最優先としてライフ・サイクル・コストの縮減を目指して、適正な施設の点検や維持管理等の予防保全管理を行い、施設の長寿命化対策及び計画的な修繕、改築、更新を行うことを目的として策定することといたしております。  対象とする公園につきましては、本市内の都市公園137公園のうち、供用開始10年以内、また遊具のない公園を除いた111公園を対象としております。  続いて、住宅のほう、修繕料についてでございます。住宅の修繕料については3,009万4,000円ということで計上させていただいておりますが、これの内訳につきましては、通常の、いわゆる不具合の出た部分の修繕と、空き室に入居する前のいわゆる修繕という形で計上させてもらっております。  通常の修繕については約1,430万円程度、空室の修繕に係る分については1,500万円程度で計上しております。  したがいまして、空室の修繕につきましては、およそ10戸程度、程度によってかかる費用というのは変わってくるんですけれども、10戸程度改修できるのかなというふうに想定しております。  通常の修繕につきましては、管理戸数138戸のうち全てが対象で、不具合が出た分については対処させていただくというふうに考えております。  続いて、空き家対策についてでございます。  今年度の具体的な事業の内容ということですけれども、空家等対策協議会というのを年に3回予定させていただいております。  泉南市空家等対策計画に基づき行う情報周知と意識啓発として、空き家の適正管理の必要性や、空き家対策特別措置法の内容等に関するリーフレットの作成等、5月に送付させていただく固定資産税の納税通知書への同封の費用として、委託料12万7,000円を計上させていただいているところです。  また、専門家団体、全日本不動産協会宅地建物取引業協会と連携した空き家所有者等への個別相談会に係る会場の借上料として1万2,000円を計上しております。  回数としては3回程度を予定しておりますが、無料の会場等の使用もあるため、予算的には1万2,000円を計上しているというところでございます。  ほか、適正管理のなされていない空き家の所有者に対して、適正管理に係る通知等の送付を予定しております。  以上でございます。 7 ◯市川都市政策課長 私のほうからは、国道26号の空間再編の進捗について御説明したいと思います。  平成29年から国道事務所が実際に現地のほうで作業をしております。平成30年に植栽帯の撤去と地下道の閉塞までいっております。  その間、大阪国道事務所と関係機関との協議を継続しておりまして、副道廃止に伴う影響調査というのを行っております。  まず、交通量の調査、それから副道での駐停車の状況、沿道への出入りの仕方、副道から沿道利用の際に、どのようにして沿道の敷地に入っているかなどの調査を行っております。その結果を踏まえて、関係機関のほうに報告して協議をしております。  その間に、国道26号全体の交通量の調査とか、副道の使い方についても調査しております。  昨年度から、泉南市のほうでも、自転車活用推進計画を策定しまして、国道26号は重点路線という形に位置づけておりますので、これから関係機関から出された宿題について返しながら、具体的に進め方を協議してまいりたいと思います。その際、必要に応じまして、また説明会などを実施していきたいと考えてございます。  以上でございます。 8 ◯河部委員 ありがとうございます。交通安全施設等整備事業の関係なんですけれども、今工事の内容ということで、区画線等の整備、あるいはグリーンベルトということで聞いたんですけれども、今現在市のほうに学校現場、地域等も含めて上がっているグリーンベルト、要望として上がっている部分があると思うんですけれども、今上がっている部分のあと何%ぐらい、まだ出来上がっていないのか、もうざくっとでいいので、ちょっと教えていただけたらなと思います。  順番に、毎年度毎年度やられているというのは承知しているんですけれども、ちょっと教えていただけたらなと思います。  それと、イオンの前の道の関係ですけれども、樽井浜口と言うたんですかね、今整備やっているのは僕も通って見ているんですけれども、イオンにやっぱり車を停めてロングパークに行かれる方というのは、多分、あそこの交差点はなかなか通らないんじゃないかなと思います。  やっぱりイオンに停めたら、真ん中の大きい交差点を渡って直接ロングパークに行かれる方が多いというふうに思うので、やっぱりその歩行者にとっても、車を運転されているドライバーの方にとっても、やっぱり事故があそこで起こるということが一番危ないと思います。  特に、あそこをコミュニティバスも通っていますし、そのバスが右折する際に、歩行者優先で右折車が重なってくると、当然信号を二、三回待たなければ、そこを右折できないという状態が生まれる中での一定対策というものも考えてほしいと、以前もお話をさせてもうたと思います。  多分、夏、これからゴールデンウイーク、暖かくなってきて、夏ぐらいになると、本当に土日なんかでいうと、そこを往来する方も増えてくるんじゃないかなと思いますので、早急に大阪府とも調整していただいて、状況をまずは見ていただいて、何らかの対策をぜひしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  あと、最後の質問の国道26号線の側道の関係ですけれども、今あったように、平成30年の段階で側道部分の撤去とか、樹木の撤去もされているんですけれども、なかなか前に進んでないなという感がずっとしています。  何が原因、今いろいろと御答弁をいただいたんですけれども、結果として、何がブレーキになっているんかなというふうに思うんですよね。その辺、国交省とかいろいろそういうお話しにも行かれているんだとは思いますけれども、なかなか進んでいない原因というんですかね、あればちょっと教えていただきたいなと思います。 9 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 グリーンベルトについては、教育委員会との協議の中でということで、路線についてどこをやってくれというのが学校区のほうの校長等から上がってくるわけですけれども、ちょこちょこというかぽこぽこというか、やってくれという要望はいただいているので、あとなんぼ残ってるというふうな形での捉え方はしていないんですけれども、路線数としては十数路線というのが残ってきていると思います。どこを対象に今年度やってくれということについては、教育委員会とのお話の中で、対応させていっていただいているところなので、残については、割と路線数としてはあると思います。  以上です。 10 ◯市川都市政策課長 国道26号の空間再編で、何がブレーキといいますか、進捗がはかどらないかということでございます。  交通管理者のほうと協議しておりますと、副道を廃止することによって、今より危なくなる、安全性が低くなるんじゃないかと。要するに追突が起きたり、よそ見が増えるんじゃないかという御意見があります。  あと、泉南市役所南と砂川変電所前のその区間だけを空間再編するというのは、なぜかというふうな意見もございまして、その安全面でどういうふうに担保していくかと、今より危なくならないような方法で再編するべきじゃないかというふうな御意見がございます。  大阪国道事務所も、関東地方整備局とか四国のほうで、空間再編の事例について、現地へ行かれて研究されたりもしているんです。  我々も先進事例の研究の発表などを聞きに行きますと、やはりどこも交通管理者との協議がやっぱり大変だということは聞いてございます。今後交通管理者から出る宿題に対して返しながら、進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 11 ◯奥田都市整備部長 イオン前の交通安全対策でございますけれども、前回の議会でも御指摘いただいているところでございますので、先ほどもちょっと御説明させていただいたように、まずは道路管理者の、大阪府のほうと協議調整してまいりたいというふうに考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。 12 ◯竹田委員長 以上で河部委員の質疑を終結いたします。  次に、大森委員の質疑を許可いたします。 13 ◯大森委員 まず、109ページの住宅使用料、市営住宅、ちょっと先ほどの質問とダブるかもしれませんけれども、市営住宅の今後の方針についてどんなふうに考えておられるのか、お答えください。  それと、答弁あったかどうかちょっと聞き漏らして申し訳ないんですけれども、政策空き家というか、今コロナの下で家を探してはる人とかがあれば、泉南市の場合は、市営住宅じゃなくてホテルかなんかの紹介というふうな話も聞いたりしているんですけれども、この間、新聞に、大阪府内で市営住宅を、コロナの影響で家を失った方に利用してもらうというようなことで、そういうことに取り組んでいる市の一覧が出ていました。  近隣やと泉大津市と、あとどこかありましたかね。そんなことがあったので、泉南市でもそういうふうな活動ができないか。  コロナじゃないときでも、例えば家が火事になった方とか、それからホームレスの方とか、そういう対応なんかで、緊急に使えるというのは、やっぱり市営住宅かなと思いますので、その辺のところ、お考えがあればお願いいたします。  それと280ページの自転車置場管理事業なんですけれども、まず、この中の方針で、民間から借地している駐輪場については、もう廃止するんだと、そういう方向を打ち出されまして、樽井のそれが5つあるんですね。  4駅で5つあるんですけれども、そのうち利用量が、新家のところなんかは、やっぱり利用量が少ない、そのうちの2つのうち1つは利用量が少ないところが当てはまると。  和泉砂川駅は1つ廃止して、もう自転車いっぱいなので、身近なところに持っていくと。新家駅は新しいやつをJR跡地に海側につくってもらえると。  これらは、そういう部分で言うたら納得できるというか、前進部分があるんやけれども、岡田浦駅と樽井駅については、身近なところで、代わりの新しいところができるというわけでもない、廃止ということには、やっぱりいろんな問題があるということです。  もう請願も上がったり、署名も出てきていますけれども、それに対する対応、残してもらわな困るというふうに、僕なんかも思いますし、そういう署名が上がってきて、請願も出てきたと。  この2つの岡田浦駅も樽井駅も、どっちも第2駐輪場になるんですかね、民有地にね、これもどんな扱いにされるのか。  例えば残した場合、両方とも残す方向も十分検討されているんやというお話を聞いているんですけれども、残す場合に、例えばその出費に関わってのお金の関係の出入りがどうなるんか、民間の私有地をもう返すというのは、それはもう泉南市の財政負担を減らすというのが1つの目的だったと思います。  そこが変われば、例えば委託の状況なんかも変わってくるんじゃないかと。入札されましたけれども、その辺のところの、どんなふうなことになるのか、お答えください。  それともう1つ、やっぱり値上げについても考え直していただきたいと。こういうコロナの下で、大変な状況なんで、有料化するというのは負担が大きいと。新家なんかのお話を聞きますと、ああいう山の手から自転車で、駅を使って高校なんかに行く人が、若い子どもらにとっては、やっぱり坂はワッと上がれるし、下りは元気よく、車に注意しながら降りてこられます。  やっぱり便利で、そういう山の手の開発地に住んではる人にとっては、特に学生さんにとっては自転車というのは、もう大事な交通手段なんですよ。  コミュニティバスが回ってもうてますけれども、なかなか利用者が伸びていない状況がありますでしょう。くるっと回るから時間がかかるので、それはもう皆さん、そうやって自転車、現役で働いてはる方も、やっぱり自転車を使うわけですよね。  そういう、コロナ禍の下での値上げというのはどうなのか。今度、田尻町も有料化するとかいう話がありますけれども、駅前整備されてきれいにした中で、やっぱり有料化でしょう。  だから、例えば、この駅に駐輪場に屋根が付くとか、そういうことでもあれば、どうかなとは、どうかなというか、反発あっても受け入れる方も少なくないかなと思います。  今の現状でいえばどうなのか、新家でいえば、海側は良くなりますけれども、山側は何も変わらないのに有料化ということになりますので。それから樽井や岡田浦の方は、身近な駐輪場がなくなる上に値上げかということになりかねません。  その点どう考えておられるのか。せめて屋根の整備ぐらいはしていただけないかなと、考えていないかなと思うので、それについてお答えください。  それで、入札で業者が決まったけれども、本社が関東の方でしたかね、たしか。これもまた不安なんですよね、それはなんかいろいろ考えて対応してもらえるようになっているとは思うんやけども、神戸の業者が就いたときも、どうしてと思いましたけれども、指定管理者で。  今度は関東の業者でしょう。これで何ていうか、対応ができるんでしょうけれども、不安に思って当然ですわね。その点ちょっとどんなふうに考えてんのか。  コロナがあったり、地震があったりする中で、そういう遠くのところのものよりも、もっと身近なところでやって、せめてでけへんのかというふうに思うので、お金だけでそういうふうに入札で選んだというのであれば、不安が尽きないと思うので、その点についてもお答えください。  それから、282ページですけれども、新家のこれは道路維持費で、国道や府道に関わることなので項目的には出ていませんけれども、ちょっと状況が分かれば、教えてほしいと思います。  新家駅の交差点の踏切の中の歩道、これの拡幅が、来年度から工事に入ってもらうと。JRと大阪府と、泉南市は関わっていないんですかね、関わっていないから予算が出てないのかな。  来年度から工事に入るというふうに聞いていたので、歩道の拡幅の予定状況。  それと、先ほども質問がありました26号線の沿道整備についてということで、安全面の不安があるから今待ちになっているということなんやけれども、安全面抜きにこんな工事を進められたら困りますので、今、国交省のほうから安全面をどうするのかみたいなことが、宿題として投げかけられているというふうに言っていました。  こんなん反対で、泉南市が主導して進めてきているんやから、安全性やそんなことはきっちり確保した上で、国に言うて、国のほうがどうやって進めていくか、今宿題になっていますというんやったら分かりますよ。  これはもう逆転しているし、ずっと何年間も放置されてきているわけでしょう。見た目も良くないし。これ市長が肝いりでやった政策ですよね、ここをシャンゼリゼ通りみたいにすると言うて、これも先に市長の思惑が優先してやったばっかりに、安全性が後から、こんな時期になって問題になって進まないという状況になっているとしたら、これはちょっと問題なので、その辺のところの説明をきっちりしてほしいと思います。  安全性を確保して、いつまでにやるんかと、そういう方針がないのか、あればちょっと時期についても明確に答えていただきたいというふうに思います。  これもちょっと府道で申し訳ないんやけれども、地域にとっては、市道との兼ね合いでもずっと希望していた新家田尻線、道路が狭くて、歩道がなくて、何度も府なんかに交渉していたんですけれども、進まなかったんです。  今の晴愛病院の前に歩道が付いたりとか、それから歩道が一部に広がったりとかしてきたんですけれども、南部防災公園ができて交通量が一気に増えたということで、地元では信号を付けてほしいとか、それからもちろん歩道をつけてほしいというふうな要望がずっと挙がっていて、府のほうも今そういう準備に係っているというふうなことを聞いたので、ちょっと状況が分かれば教えてください。 14 ◯眞田住宅公園課長 私のほうからは、市営住宅の今後の方針ということで御説明させていただきます。  市営住宅の今後につきましては、さきの議会でもお示ししています個別施設計画案において、令和3年度に長寿命化計画を策定後、令和4年度から6年度にかけて住み替え推進ということでさせていただいているところです。  これにつきましては、市営住宅の住棟のうち、耐震性能を満たさず、かつ浴室設置のなされていない住棟に入居されている方を対象に、安全で良好な住環境を提供することを最優先課題といたしまして、耐震基準を満たして、浴室となる住棟の空き室への住み替えを想定しているところでございます。  しかしながら、耐震基準を満たして、浴室のある住棟の空室のみでは不足するということから、URであるとか、府営前畑住宅の借り上げ等についても、令和3年度中に調整していきたいというふうに考えております。  その後、住み替えしながら令和7年度以降、建て替え手法等の検討も進めていきたいというふうに考えております。  これらの詳細なスケジュールでありますとかというのは、令和3年度策定予定の市営住宅長寿命化計画の中で検討して、お示ししていきたいというふうに考えております。  政策空き家ということでございましたけれども、現在市営住宅の管理戸数368戸のうち、入居されているのが264戸あります。空室については104戸ということなんですけれども、市営の前畑、宮本、長山という3団地ございますけれども、長山のほうで、管理戸数20戸で現在入居されている方10戸おられます。  空室の10戸については、現状の市営住宅の長寿命化計画の中でも、今後廃止予定ということになっておりますので、新たな募集はせずに、いわゆる政策空き家という状態になっているところでございます。  市営住宅の空室を利用したコロナ対策での入居とか、災害の入居ということでございますけれども、市営住宅の入居については、原則公募での入居というふうに規定されております。  災害時等の入居についても、一定程度認められておるところではございますけれども、本市の現状といたしましては、空室、数の上ではございますけれども、その空室の状況というのが、退去されたままの状態であるとかいうような状況で、すぐに入居いただけるような状態ではないものが多く、なかなか緊急の入居という対応には、ちょっと難しいのかなというふうに考えております。  以上でございます。 15 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、私のほうからは、自転車置場の事業に関連する御質問に対しまして御答弁申し上げます。  まず1つ目ですけれども、民間にお借りしている駐輪場をお返しして、そして公有地を有効活用するというふうな方針で進めてございます。  やはり、極力公有地を活用することで収入を得るという観点でございますけれども、まず樽井のほうとしましては、駅前ロータリーの山手側、そして海手の線路との間の部分、そして樽井大橋の下、そしてまた南海電鉄のほうと今交渉している最中ですけれども、南海電鉄の社有地を安くお借りするような交渉をしているところでございますが、浜地区はじめ4地区から、第2駐輪場については存続してほしいという御要望がありますので、それについて、ちょっと土地所有者の方と協議して、存続する方向で考えてございます。  そして、岡田浦のほうですけれども、現在西信の公民館の横、そして対面の民有地をお借りしている部分がございますけれども、駐輪場でラック式で機械を並べましたら、やはり台数が減るということもありまして、B駅の海手部分の民有地をお借りする、これ残念ながら公有地が周辺に少ないということもありまして、B駅の海手側の部分で民有地をお借りして、第2駐輪場、公民館の対面の民地の部分の駐輪場も残す形で考えてございます。  そして、2つ目のほうですけれども、せめて屋根の設置をしてほしいというふうなお話ですけれども、受益者負担の原則ということで今進めてございますので、やはり屋根を設置すれば、その分預かる使用料が高くなるということになりますので、極力無人で、そして屋根のない状態で安くオープンしていきたいなというふうに考えてございます。  そして3点目ですけれども、民間の落札業者が関東の横浜のほうに本社があるわけですけれども、大阪のほうにも会社がありますので、そちらのほうの対応としていただく予定でございます。  また、駐輪場におきましては、週2回清掃をしてもらうというふうな形になってございます。ですので、ちょっと泉南辺りでそのような清掃を担当してもらえる方と契約を結べるのであれば、速やかな対応ができるのではないかというふうに考えてございます。  以上です。
    16 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 私のほうからJR新家駅南の踏切の拡幅工事の件なんですけれども、今年に入ってからJRと大阪府で実施協定のほうを締結しております。  現在3月4月、この辺りで電気の横断管の設置、またそれに伴う電気のハンドホールの設置を計画しているというふうに聞いております。JR工事のほうは夏の間ちょっとできないというところございますので、秋頃から軌道敷内の工事を本格的に実施しまして、令和3年度末の完成を目指して着手するというふうに聞いております。  あと、府道の新家田尻線ですけれども、現在大阪府の都市整備中期計画のほうが更新時期となっておりまして、4月から中期計画の中で実施予定箇所といたしまして、国道26号から泉佐野市の南部公園付近までの区間の歩道整備をということで図示されております。  更新を随時、これから何年かかかると思いますけれども、随時実施してくるというふうに聞いております。  泉南区域については、泉佐野区域が済んでから、その後の改修というふうに聞いておりますので、その時期になれば、また協議等が出てくると思います。  以上です。 17 ◯市川都市政策課長 国道26号の空間再編について御存じのとおり、泉南市のみが副道タッチという形になっています。  泉南市までの間というのは、国道26号から直接乗り入れという形になっていまして、それを変えることが、どれだけ安全性を阻害するのかということで、国土交通省の大阪国道事務所と泉南市の考え方というのは一緒です。  直轄ですので、道路管理者は大阪国道事務所です。その考え方をもって交通管理者さんと協議するわけですけれども、交通管理者さんの考え方というのは、現状変えることについて、安全性が下がるようであれば困ると。  当然、泉南市の考え方も大阪国道事務所の考え方も、安全性が下がるということは一番最初に考えなければいけないことだと思っております。  その辺の安全性の担保について、なかなか交通管理者さんの御意見と、泉南市と道路管理者である大阪国道事務所が考えていることが、協議するんですけれども、なかなか相入れないところがございます。  その事業自体に交通管理者のほうが反対ということではなくて、現状と同じ安全性を確保できればいいんじゃないですかというふうな御意見を返されております。  副道を廃止することによってどれぐらい影響が出てというところを、様々なシミュレーションを大阪国道事務所のほうでしていただいておりまして、それによって安全が担保できてますよというところをお示ししたり、そのようなことを行っております。  それから、空間再編といえば、この関西ではやっぱり御堂筋の空間再編というのが、前々から考えておられていまして、それもやっぱりなかなか進みにくいというふうには聞いてございます。  様々な取組をされておりまして、国道26号につきましても、必要に応じて検証作業というのも、必要ならば、また行っていかなければならないというふうに考えてございます。  国交省大阪国道事務所と泉南市の考え方、国道事務所がいろいろ予算も確保していただいて協議にも行っていただいていると。地元の御意見をまとめるときに泉南市がお手伝いしているというふうな、今、状況になってございます。  これから実現に向けて、大阪国道事務所と協力しながら進めてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 18 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 新家の踏切の拡幅に伴う泉南市の工事なんですけれども、一部山側の歩道の拡幅ということで、踏切拡幅に伴いまして、接するところから駅の改札までの部分で歩道拡幅工事があります。  これについては、軌道敷内の近接工事となってくるところから、JRさんの工事事業者に随契委託するという現在の予定です。  以上です。 19 ◯宮阪市民生活環境部長 私のほうから、先ほど大谷次長のほうから説明させていただいた、駐輪場の民間地を借地している部分について、ちょっと補足で説明させいていただきます。  先ほど説明させていただいたとおり、樽井とか岡田の民間で借地している部分については、引き続き地主さんとそういったお話をさせていただいておりますけれども、あくまでも毎年毎年、そこの土地をお借りして駐輪場を運営しているというのが、今現在の状況です。  地主さんとの信頼関係において、貸していただいているというような状況になっておりますので、地主さんのほうでどういった使い方をされるかということが今後変われば、その辺が我々の思っているとおりにはならない可能性もございます。  その辺だけお含みおきいただきたいのと、樽井の第2駐輪場に関しましては、地元区からこういったお声があるということは、地主さんにはお伝えはさせていただいております。  ただ、あまり地主さんの負担になることを言い続けるというのも、我々としても、今後の借地契約に影響が出ないかというのをちょっと危惧しておりますので、その辺、御理解いただきたいというふうに思います。  以上です。 20 ◯大森委員 台風21号のときに、やっぱり毎日議員が朝集まって市民の要望を聞いて、こんなことで困っているやつ、みんなで声出しおうて、市長に、言うたら対策委員会のほうに持っていきましたけれども、その時に上がってたんが、やっぱり家が、屋根が飛んで住まれへんようになった人。  それは、いろんな避難所へ行けばいいかもしれませんけれども、市営住宅を使わせてほしいという要望が上がっているということ、ある議員さんが言うていましたよね。  それからやっぱりそういう家族、一家で家が潰れたような場合であれば、やっぱりまとまったこととか、それから、なかなか公民館とか言うても、施設が十分整っているわけでもありませんし、市営住宅やったら安心して入れるわけでしょう。  ですから何とか、これまた地震もまた最近増えてきているし、異常気象もそんなすぐ改善するような見込みもないので、ぜひ、市長、来年度からというわけにはいかへんかもしれませんけれども、何とかそういう政策空き家、避難所としても使えるような、それからコロナのこととか、これから緊急に、そういう場合あるので、ちょっとでも検討していただけないかというふうに思います。  その点、空き家もあれでしょう、104戸あるわけでしょう、そのうちお風呂があって耐震化も済んでいるやつがどれだけあるかちょっと分かりませんけれども、ちょっとそれ数がわかれば教えてほしいんやけども、これを全部耐震化なしで、お風呂なしのところですかね、その辺が分かれば教えてほしいんです。  政策空き家というのを、せっかく市営住宅あるんですから検討していただきたいというふうに思います。それについてはまたお答えください。  それと、駐輪場のことですけれども、予算についてちょっと変更があるというんか、予算というか考え方について、資料でもろていますでしょう、市の支出の額について。借地料が450万円と、4駅5か所で個人地をお借りして運営している場合、これが例えば2か所だけが廃止なった場合3か所になった場合に借地料がどうなるのか。  それから、人件費は、これはゼロになるんですかね、シルバー頼めへんようになったら。そうしたら、委託料が幾らになるのか、幾らと計算しているのか、その差額で、その辺のところを教えてもらいたい。  今も言ったように、駐輪場を引き続き民間に借りるというところで、この予算の考え方に、何か変更があるのなら、その説明をしてもらいたいというふうに思いますので、お願いします。  それと、もらった時期には、いつから新しい駐輪場ができるというのは入っていたんですかね。新家駅の海側、それから和泉砂川駅前のやつ、いつから利用できるようになるのか、お答えください。  それと、受益者負担の考えがあるから屋根はできないと言うて、そんな答弁ありですかね。なんか市民が要望したら、受益者負担があるので、そんなことしたら値上げになりますよ、いいんですかと言うて、そんなふうな答えになるんですか。  公民館が雨漏りしているから直してほしい、そんなん受益者負担ですから値上げになりますよ、いいんですかと。そうやって値上げしてきたんやけれども、露骨にそこまで言うような形で、受益者負担ってそんなものですか。  受益者負担を払ったっていっこも良くなっていないですやんか、増やしていったって。何かつくってくれということは、そういうことなのですか。受益者負担でもっとお金増やさないと出さへんということですか。  ちょっとそれはおかしいと思うので、もうちょっとなんかちゃんとした答弁をもらいたいんやけどれども、お願いいたします。  それと……。 21 ◯竹田委員長 大森委員、もう少し、ハリーアップで質問をお願いいたします。 22 ◯大森委員 国道26号線については、最後なんですけれども、市長これ何年前から市長が提案されてやってきたものですかね、ちょっと時間かかり過ぎているし、今も言うたように、安全性の問題が後から出てくるなんていうのは、提案の仕方からしてどうなんかと思うんで、ちょっとその点どんなふうに考えておられるか、お答えください。 23 ◯竹中市長 国道26号線の沿道整備ですけれども、空間再編につきましては、私が7年前に市長に就任した年に、国土交通省のほうにお願いをして、国道26号線の植栽帯をなくしていただけないかと、副道をなくしていただけないかということでお願いをさせていただきました。  国土交通省のほうから、今やっている区間、あそこをまずはモデル的にやりましょうということで、市のほうにどういう再編計画を持っているのか、どういう道路にしてほしいのかということのお話をいただきました。  それから、市民の皆さんにもアンケートをいただき、御提案をいただいた中から、いろいろと我々はその中から計画をつくりまして、国土交通省のほうに提案をさせていただいたと。  それが、今から4年前くらいですかね。そこから国交省と市とで、交通管理者のほうに説明に行ったんですけれども、その辺からちょっと交通管理者のほうがちょっと難色を示しまして、それがいまだにちょっと調整がついていないと。  徐々に、その話合いの中で、少しずつは前進をしているというふうには思いますけれども、あと1年、2年後には、工事着工できるんじゃないかというふうに私は思っております。 24 ◯眞田住宅公園課長 市営住宅の空き家ということなんですけれども、現在、先ほど申し上げたように、市営住宅の空き家は104戸ございます。そのうち耐震性能を満たしており、浴室もある空き室というのが36戸になります。  災害時であるとか、そういったときの活用ということなんですけれども、基本的には市営住宅といいますのは、要は低廉な家賃で、住宅に困窮されている方に、住宅を提供するというのが本来の目的でございますので、そういった目的に使うのが本来かなと。  ただ、臨時的、特例的にそういった仮設といいますか、いわゆる特定入居というのも認められているというところでございます。  先ほど申し上げたように、令和4年、5年、6年度において、現在、耐震を満たしておらずお風呂なしの棟に住んでおられる方について、住み替えというのをちょっと検討しております。  実態としては、部屋数に余裕がないというのが実態でございます。ただ、委員もおっしゃられるように臨時的な活用についても、今後の状況を見ながらにはなると思いますけれども、検討課題なのかなというふうに考えております。  以上でございます。 25 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、私のほうから駐輪場の御質問に対しましてお答え申し上げます。  まず委託料ですけれども、人件費のほうにつきましては、整理整頓をお願いしていますシルバー人材センターさんの部分がなくなってきます。  そして、御指摘のありました幾らか民間の部分が残ります。その部分についてお答えできない、しにくい部分もあるんですけれども、まず、新家公民館並びに新家公民館向かいの第2駐輪場、そして岡田浦等が残りますので、その辺りで約100万です。  そしてまた、樽井の第2駐輪場の部分ですけれども、もしお借りできると、あるいは所有者さん自らがされるとかというケースもあります。  その部分については、公有地を活用する部分の収入が減るという部分がありますので、ちょっと一口でお答えしにくい部分があります。  民間事業者がすることですので、樽井の第2駐輪場についても、恐らく100%使うわけじゃなくて2分の1になったり、3分の2とか、そういうふうにスペースを狭くして、できるだけ別の用途に利用するとかということもありますので、ちょっとそこの部分については、金額がお出しできませんので、御理解いただきたいと、かように思います。  そしてまた、オープンの時期ですけれども、情報提供させていただいているペーパーにも、タブレットのほうにも記載させていただいているんですけれども、7月1日オープンということで進めております。  そして、屋根のことですけれども、あくまでも私どものほうで進めようとしているのは、土地をお貸しして、そして民間事業者さんに事業をやっていただくと、運営をやっていただくということになってございます。  あくまでも屋根を付ける、付けない、今回できるだけ市民さんの負担がないような形で、使用料を設定しようとしておりましたので、屋根なしでおりますけれども、今後やり方としては、民間事業者さんが市民のニーズを受けて屋根を付ける、付けないとかというふうなことも選択肢としてあるんじゃないかなというふうに考えてございます。これはあくまでも受益者負担の原則でそれを行います。  以上です。 26 ◯大森委員 屋根の件は、僕、前に一番初めに説明受けたときに、受益者負担というのはおかしいのと違うかと、こんな時期にと言うたときに、いや、市長がそれによって屋根を付けることもできますみたいな、検討しますという、たしかそんな答弁をおっしゃったと思うので、言うていなかったですかね、言うていませんか。  そんなことが頭にあったので、ちょっと屋根にこだわって、あとやっぱり屋根を付けてほしいというのは、やっぱり強い要望なんですよね。  だから、受益者負担とかの考え方はあるかもしれませんけれども、やっぱり値上げするんやったらちょっとでも良くなって、それでこういう理由かというような形で考えて欲しいですね。  業者にすれば、またこれあれでしょう、業者のほうにすれば、利用者が減れば値上げもしなあかんやろうし、自分たちのもうけもあるやろうし、なかなか大変やと思いますよ。  だから、本来でいうたらやっぱり屋根もつくってきれいにしてから、せめて有料化してという形がベストじゃないかなというふうに思いますので、お願いいたします。それについて答弁があれば、それだけお答えください。 27 ◯宮阪市民生活環境部長 駐輪場の屋根の件ですけれども、今回なるべく自転車で100円、バイクで150円というような時間貸し、1日の時間貸しの値段を設定する際に、民間事業者でやっていただくのに、どの程度までできるのかということで検討した際に、屋根までとなるとその金額でちょっと採算を取っていくというのは難しいんじゃないかと。  当然、駐輪場にきちっと整列していただくためのラックなり、そういったものというのも、設備も要ってきますし、そういう中で、なるべく現状よりも良い設備を整えるのが良いのかもしれませんけれども、やはり低廉な価格で利用していただくということを考えて、今現在の状態で発注しているということですので、御理解いただきたいと思います。 28 ◯竹田委員長 次に、楠委員の質問を許可いたします。 29 ◯楠委員 お聞きします。  281ページのコミュニティバス運行事業のところで、樽井駅には、バス停の屋根とベンチが付いているんですけれども、ほかの駅周辺、新家駅とか、和泉砂川駅にもやはり付けてほしいという要望があるんですけれども、これを設置する予定があるのか、というのことです。  あと、時刻表については、やはり色あせしている分には交換していただいているんですけれども、時刻表自体がやはり見にくいという声をすごく聞きます。  駅前とかになると、やはり入ってくる路線が多いから、複雑になるのは仕方がないと思うんですけれども、やはり見やすいようなバス時刻表の作り替えというのも、ちょっと考えていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。  あと、303ページの空家対策事業のところで、地域ごとの空き家の数が分かるんでしたら、教えていただきたいと思います。  その中で、連絡が付いている、付くところと付かないところがあれば。  あと、空き家バンクというのがあると思うんですけれども、これの登録数を教えていただきたいです。  以上です。 30 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、コミュニティバスに関連する御質問に対しまして御答弁申し上げます。  まず、和泉砂川駅等の日よけ、雨よけのことですけれども、ちょっと今はっきりと述べることは難しいんですけれども、猛暑対策の交付金事業というものがございまして、それを要望してございます。  それを活用しまして、和泉砂川駅等屋根の設置、雨よけの設置をしていきたいというふうに考えてございます。  今年度の猛暑には間に合いませんけれども、できたら令和4年ぐらいから、それが設置できているような状態をつくりたいというふうに考えています。それが採択されてからの話です。  そして、時刻表が見にくい、分かりにくいという御質問ですけれども、現在、アンケート調査等、実施方法であるとか、質問内容を検討しているんですけれども、令和4年度のダイヤ改正の際には、もう少し工夫した、見やすい時刻表にしてまいりたいというふうに考えてございます。 31 ◯眞田住宅公園課長 私のほうからは、空き家対策ということで、地域の空き家の数なんですけれども、平成28年度に空き家の実態調査を行っておりまして、一定程度、市内の空き家というのは把握をさせていただいております。  当時、空き家数が六百三十数件だったと記憶しておるんですけれども、現状把握できているのが688件の空き家となっております。地区ごとにと、地域ごとにどれぐらいのということで、数的には把握しておりますけれども……。(発言する者あり)そうなんですよ。新家で何軒とか、何かそんな形で把握しておりまして。 32 ◯竹田委員長 勝手にやり取りはしないようにしてください。 33 ◯眞田住宅公園課長 すみません。  そのうち、688件のうち、特に老朽化の著しい分については23件把握しております。その分について地区を説明させていただきます。  新家のほうで1件、信達大苗代のほうで1件、信達市場で2件、信達牧野のほうで5件、信達岡中で1件、信達童子畑で1件、信達葛畑で1件、男里で2件、樽井で2件、鳴滝で5件、岡田で2件というふうに把握しております。  それと、空き家バンクの登録数なんですけれども、現在までのところ、空き家の所有者の方から相談とかいうのは数件受けておるんですけれども、実際の登録まで至った事例というのはございません。  以上でございます。 34 ◯竹田委員長 課長すみません、あと連絡の付くところと、付かないところの数の話もありましたが。 35 ◯眞田住宅公園課長 空き家の所有者の方の調査につきましては、課税情報等を活用しながら、所有者の特定には至るんですけれども、連絡の付かない所有者という方も、中にはあるというのが実情でございます。  実際の数については、今のところちょっと手元に資料ないので、すみません。 36 ◯竹田委員長 それでは、後ほどまたお知らせください。  次に、岡田委員の質問を許可いたします。 37 ◯岡田委員 お願いいたします。
     歳入の部分ですが、106ページの交通安全対策特別交付金、これなんですが、この道路交通安全施設の整備の経費というのは、この財源が私たちの反則金だということで、大変複雑な気持ちでお伺いしたいと思います。  ここ数年、特に一番この交付金で多く使われたものは何か、お聞かせいただきたいと思います。  それと、事故防止の啓発、そして抑制することが目的というふうにいわれていますが、計画をお聞かせいただきたいと思います。  通学路の交通安全対策プログラムの部分も含まれているのか、また通学路の安全確保と未就学児の移動経路に係る緊急安全点検の対策、これについても、これに含まれるのかどうか、お聞きしたいと思います。  それと、113ページの土木費の国庫補助金、これは、道路橋梁費補助金ですが、前年度より少し減となっています。この状況、また修繕成果とか、計画についてお聞かせいただきたいと思います。  また前年には、道路メンテナンス事業補助金というのがなかったんですが、今回1,815万円ということで含まれています。長寿命化の修繕計画に基づきとのことですが、この計画も併せてお聞かせください。(「ちょっとなんか全体的にペース遅いな。ちょっと上げていこうぜ」の声あり) 38 ◯竹田委員長 答弁いけますか。 39 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 通学路の安全対策なんですけれども、この補助金、交付金のほうを使いまして、交通安全プログラムに沿った形での対策というものと、そのほかで頂く、ここが危ないとか、防護柵を付けるとか、ガードレールを付けるとか、その他要望に対して、交通安全に特化した形の整備を行うための使用目的というふうな形で、支出させていただいております。  橋梁安全対策費なんですけれども、これは、5年に一度の点検なんですけれども、これを行うための交付金ということで、今手当てさせていただいておりまして、本市におきましては、全橋梁について、3年かけて、この橋梁点検を行うというふうな形で進めていくところでございます。  橋梁対策について、点検のほうは随時進めさせていただいておるんですけれども、なかなか緊急に対策を行わなければならないというところの橋梁についても、現実、調査されておりませんので、それに併せて緊急性が必要になれば、その都度、対策工事のほうを講じていきたいというふうに考えております。(「道路メンテナンス」の声あり)  すみません、道路メンテナンス費なんですけれども、これは、もともと補助金の名目が変わっただけなので、それだけのことです。  以上です。 40 ◯岡田委員 ありがとうございます。交通反則の納付金に対して、どれぐらいの割合で交付金というのが入ってくるのか、決まっているんですかね。これ前年と同じ金額なんですが、ちょっと分からないので。  それと、今回コロナ禍で外出の自粛とかがありました。その場合、やっぱり交通の反則をされる方が少ないということは、これから交付金に影響するのかとどうかいうのをお聞かせいただきたいと思います。それとあと、自転車の反則、これも含まれているのか。  以上、お聞かせください。 41 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 割当てについては、人口集中地区の人口を考慮して配布されているというふうに聞いておりますので、例年どおりの額というふうな形で記載させていただいております。  全て反則金の対象となっておると思いますので、自転車についても含まれているというふうに考えております。 42 ◯竹田委員長 コロナについては影響はないのかということですが、特にないということですか。 43 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 そうですね、コロナについて反則金が減っているとか、増えているとか、そういうふうな形の統計も取っていないと思われますし、普通に考えたらちょっと減っているかも分かりませんけれども、特に影響はないと思います。 44 ◯竹田委員長 次に、森委員の質疑を許可いたします。 45 ◯森委員 まず、113ページの歳入のほうで、国庫補助金の社会資本整備総合交付金が各課に分かれて5本かな、出ていますけれども、道路課、住宅公園課、都市政策課かな、社会資本総合整備計画を提出して、それが採択されてという経過なんだろうと思いますけれども、個別の計画を提出しなさいということで、個別のこの計画、整備計画の内容を具体にお示しください。いつ完工予定ですか。  それから、先ほど出ましたけれども、道路メンテナンス事業補助金なんですけれども、これは新制度だと思ったら、名称が変わっただけということなんですけれども、国交省で新規制度として創設されたものとして出ているんですけれども、これも橋梁、トンネル等の修繕更新という、これも個別補助制度を創設するとなっているんですけれども、これも具体に、橋梁トンネルなのかな、違うんかな、よう分からんのやけれども、国交省のあれには橋梁、トンネルと書いてあんねんけれども、もうそれだけです。 46 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 まず、道路のほうなんですけれども、1,369万9,000円というところなんですが、これについては新設改良工事に当たるものをここで記載させていただいております。  市道の改良工事、新家の駅前の改良工事とか牧野山手の改良工事とか、そういうものを具体的に上げさせていただいております。  道路メンテナンス事業補助金というものについては、今委員おっしゃったとおり、名前が変わっただけでは大変、先ほどの説明については申し訳ないですけれども、内容としては、個別の形で、ここの社会資本整備総合交付金というものの中から特化した形で、こういう名称でこの特別交付金という形で、補助金という形でつくられたものです。  本市についても、橋梁の定期点検に対して計上させていただいております。  あと、次、道路課のほうで。社会資本整備総合交付金といことで、記載させていただいている部分については、都市計画事業についてということで砂川樫井線、信達樽井線、和泉砂川駅前というものの対象工事について、記載させていただいているものでございます。  以上です。 47 ◯眞田住宅公園課長 113ページの都市計画費補助金の2行目の住宅公園課の分800万円につきましては、公園施設長寿命化計画策定業務に係る補助金でございます。  次の3番目の住宅費補助金の842万2,000円の内訳でございます。これにつきましては、公的賃貸住宅家賃低廉化事業で300万2,000円、市営住宅長寿命化計画策定業務で、これで247万5,000円、前畑住宅外壁改修アスベスト含有調査委託で99万円、前畑住宅外壁改修設計委託で195万5,000円という内訳になってございます。  以上でございます。 48 ◯市川都市政策課長 私のほうからは、都市政策課所管の155万円の交付金について御説明いたします。  こちらは、大阪府のほうで計画がありまして、耐震関係の診断設計改修の補助の交付金でございます。  大阪府が府下全体の計画をほとんどつくられておりまして、そこの中に泉南市という箇所があって、地図の上に入っているというふうな計画の中で進めているものでございます。  以上でございます。 49 ◯森委員 いずれにしましても、この金額が令和3年度の予算ですけれども、これ全体像ではないんですか、違うんですよね。全体と、それから工期と、ちょっと教えてもらえますか。それでいいですわ。  いや、計画があるんやったら計画書を出してもろうたらええけれどもね。 50 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 交付金の申請に対しまして、全体的な計画ということで立てさせていただいている部分でございまして、ここに記載させていただいております都市計画事業費に関するものについては、その辺の工期等々についても、以前よりちょっと御説明させていただいている期間までの間ということでございますけれども、全体計画についての交付金については、このままずっと継続していくような全体的な計画になっております。  市域について、改良整備が必要な部分については、そこについて補助金を対象にして事業を進めていくというふうな形のものとなっております。  以上です。 51 ◯竹田委員長 よく分からんな。 52 ◯森委員 だから、分かるように事業計画を出してください。 53 ◯竹田委員長 それは可能なんですか。大丈夫なんですか。 54 ◯森委員 まあ言うてください。 55 ◯竹田委員長 ちょっと分かるように説明してくださいね。 56 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 道路事業についての計画については提出……。 57 ◯森委員 いえいえ、だから国交省に計画出しているわけでしょう。出しているから下りているわけでしょう、違うのか。個別の事業の計画を出しているわけでしょう。それでよろしい。まとめてきっちり出してくれれば、まとめて出してください。 58 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 また、提出させていただきます。 59 ◯森委員 どこで何やっているのか、分かるような数字で結構です。何をやろうとしてんのか。ほんでね……。 60 ◯竹田委員長 森委員、すみません。今の件ちょっとこちらでまた、後ほど打ち合わせさせていただいて、そして提出させていただきたいと思います。処理させていただきます。 61 ◯森委員 すみませんな、もう終わりますけれども、この国交省の新規制度、このメンテナンス事業補助もそうなんですけれども、これを見ていますと、いろんな制度が創設されているんですけれども、交通安全対策補助制度もそうなんですけれども、無電柱化推進計画事業補助制度というのがあるんですよ。無電柱。これどうなんですか、泉南市は到底無理、無理なら無理。 62 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 泉南市内の中で、今後、これから対策していくという路線については、今候補地としてはないです。  以上です。 63 ◯森委員 結構です。 64 ◯竹田委員長 続きまして、副委員長からも通告が出ていますので、副委員長。 65 ◯井上副委員長 何点か質問をさせていただきます。  281ページのコミュニティバス運行事業のほうで、令和3年度中にアンケート調査を行っていただくということなんですけれども、具体的に令和3年度中のいつ行うのかということを教えてください。  2点目に、広域交通網のバス連携についてなんですが、以前の議会のほうでも、他の自治体の計画等の情報収集を行い、今後研究を進めていくとの答弁がありましたが、現状どのような形で進んでいるのかを教えてください。  続いて、296ページの公園施設長寿命化計画についてお伺いいたします。  この公園施設長寿命化計画というのは、特定の公園の遊具の整備に対して、国から2分の1の補助が受けられるものだと認識はしております。  先ほどの河部委員の答弁にも、その対象となる公園が泉南市内に111か所あるということなんですが、この策定計画のほうが10年計画になっていると思うんですが、全ての公園を対象とすることは可能なのか、難しいかと思うんですが、必然的にその優先順位というのを付けていかないといけないと思うんですが、その優先順位をどのように付けていくのかということを教えてください。  あと、この長寿命化計画のほうが、いつ策定されて実際にその公園の遊具の整備ができるのはいつからなのかということも教えてください。  次の質問なんですけれども、公園施設長寿命化計画だけでは、この泉南市内の全域の公園の維持管理を賄うのは、非常に難しいものだと思っているのですが、今後この泉南市全体の公園の維持管理をどのようにやっていくのか、パークマネジメント等などの検討についても教えてください。  以上です。 66 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは私のほうからコミュニティバスについてのアンケート、また広域バスの連携について御答弁申し上げます。  まず、1つ目のアンケートの実施時期ですけれども、現在アンケートの実施方法並びに質問内容について、事業者のほうと協議しているところでございます。できましたら、5月から約2か月程度の期間を設けてアンケートを実施していきたいと考えてございます。  そして、広域バスの連携についてですけれども、コロナ禍でインバウンドが崩壊しているというような状況がありますので、なかなか難しいんですけれども、市内のほうで、それを求めている方がおられるということもありますので、この度のアンケート調査の中で、市民ニーズを把握する質問事項、どういう形になるか分かりませんけれどもその中で、ニーズを把握していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 67 ◯眞田住宅公園課長 公園についてでございます。  まずは、公園のマネジメントというところでございます。公園のマネジメントということで、市内に、現状、137公園・施設を有しているところでございまして、全ての公園を画一的に扱うというのは、なかなか困難なところでございます。  現状、137公園のうち約80公園については、地元の自治会であるとか、地元の地域の方々に清掃等管理をお願いしているというところでございまして、それ以外のところについては、直営で管理させていただいているということでございます。  137公園全て、様々な大きさでありますとか、個々の施設、周辺環境が異なってきますので、それらの公園の価値でありますとか、重要性を踏まえて、地域の実情に沿った対応の方針の整理を行いながら、公園ごと、あるいは施設ごとにめり張りをつけてマネジメントを行っていくのが重要なのかなというふうに考えております。  令和3年度に策定予定をさせていただいております公園施設長寿命化計画による修繕施設の優先順位というところでございますけれども、このように、ある一定程度、めり張りをつけたマネジメントを行っていく必要があるということで、それに用いるのがこの長寿命化計画になってくるのかなというふうに考えております。  したがいまして、現状でその優先順位というのは付けてはございませんけれども、長寿命化計画策定の中で、一定程度整理していく必要があるのかなというふうに考えております。  ただ、例えば規模の大きい施設であるとか、あと、小規模であっても利用者の多い公園の遊具等については、必然的に優先順位も高くなるのかなというふうに考えております。  それと、策定のスケジュール感でございます。一応令和3年度中に策定予定をしておりまして、ただ、各公園の予備調査を行って健全度であるとか、そういったところの調査、判定を行って計画の策定という形で、段階的に行う必要がありますことから、年度の早い時期から着手していく必要があるのかなというふうに考えております。この計画の策定なんですけれども、今後、国の補助等を受けて、公園整備を行っていく場合、公園施設長寿命化計画に基づいて行われるというのが要件となっておりますので、策定するというところでございます。  実際の施設の整備等に着手されるというのが令和4年度以降になるのかなというふうに考えております。  以上でございます。 68 ◯井上副委員長 1点だけお聞きしたいんですけれども、大体1年ぐらいで幾つぐらいの公園の整備ができる予定になりますか。 69 ◯眞田住宅公園課長 数については、施設の修繕に係る規模とか、あと、例えば更新する遊具によって大きく変わるかなというふうに考えておりまして、現状のところ何か所とかというふうには、まだ決めておりません。  以上でございます。 70 ◯竹田委員長 以上で通告による質疑を終結いたします。  ほかに質疑ありませんか。 71 ◯古谷委員 1点だけ質問させてもらいます。  280ページの自転車置場管理事業についてなんですけれども、今回新家駅と和泉砂川駅で入札で落とされたんですけれども、入札で落とされた会社が先ほども出ていたんですけれども、横浜の会社、2社目が東京の会社、どっちも泉南じゃないんです。  この1社目で落とされた業者が、今既に和泉砂川駅で駐輪場を運営しているところの、機械を入れているところの会社と一緒なんですけれども、そういった事実関係がある中で、泉南で納税している、運営している会社の駐輪場を圧迫しているということが、事実判明してきているんですけれども、これについて市長はどう思いますか。  あと、これ数百万円入ってくるんですけれども、この数百万円の中で、この維持管理の運営はシルバー人材センターでの管理もやってもらっていたんですけれども、実質的にそこの仕事も失うことになったんです。  これも東京や横浜の会社に、うちの地域の応援するということではなしに、大手に全部渡っていくようになっているんですけれども、市長が市政運営方針でも企業を応援すると言っている趣旨と全然違うんですけれども、その辺、率直な意見を聞かせていただきたいと思うんです。  以上です。 72 ◯竹中市長 今回入札で事業者が決定したんですけれども、こういう自転車置場等の管理をしている業者というのは、泉南市内にはございません。当然、どこの業者であっても、本市の事業に参画ができるわけでございますので、参画してきたところで競争をしていただく、それで決定したところにお願いをするということでございます。  当然、泉南市内で既にやっている業者との関連というのは、こういう事業をやりますよということの説明はさせていただいてございますけれども、そこと決して競合するというふうには考えてございません。  同じような事業をやっているわけで、極力、我々としては、特に自転車預かり所をやっているようなところとは、競合しないような形での仕様にさせていただいたつもりでございます。 73 ◯宮阪市民生活環境部長 シルバー人材センターの件なんですけれども、今回駐輪場が整備されて最初のうちは、やはり違法駐輪であるとか、放置自転車の問題がありますので、そういったところでお手伝いしていただく必要があるのかなというふうには考えております。  一定、利用される皆さんがそういったことがなくなってくれば、そういった費用も必要なくなってくるんだろうというふうに考えております。  以上です。 74 ◯古谷委員 入札した業者が断り、市長、いれていますよ、相手の業者に、取引しているところに。そういう事実の情報が僕のところには入っているんですけれども。  今運営しているところが困っているということで言われていた。あまり言わんといてくれと言われたんですけれども、そこの機械を入れているところの子会社といっているですけれども、実質困っているということで、私のところで陳情を受けているんですけれども。  でも、あまり大きなことを言ったら、私も困るからということで、お聞きしたんですけれども、実際そこの導入業者が入っているので、地元の業者を圧迫しているんじゃないですか、事実で。  今市長の答弁おかしいんじゃないですか、ちょっと。シルバー人材センターも、これは非常に困っている言うて、管理のお金というよりも、その日で高齢者の方々がみんな運営して稼いでいる中で、少ない仕事の中で、やっぱり大手とか、そういうところが関わったら仕事がないということで、現にやっぱり投げかけられていて、高齢者の方からのシルバー登録しているところの陳情も私も受けたんです。  大谷次長も一切こういうことは申し入れはないとはいうことでおっしゃられていましたけれども、実際樽井とか、苦情の陳情出たら変わって、市会議員の陳情を何回も言っているのに受けてくれない、真摯に考えてくれないということ、この差は一体何なんですか。市長から聞かせてください。
    75 ◯宮阪市民生活環境部長 既存の事業者との協議なんですけれども、特に和泉砂川駅周辺の既存の自転車置場の事業者さんとは、バイクについては、既存の事業者さんでお願いできないかということで、我々はお話をさせていただいて、それは喜んで、その辺については協力させていただきますよということで話を進めてきた経緯もございます。  自転車については、駅周辺に需要がたくさんありますので、既存の事業者さんだけでは難しいということで、市でも今回入札して、和泉砂川駅周辺については自転車の駐輪場だけにさせていただいています。  新家については、既存の自転車置場の事業者さんが少ないので、自転車もバイクも市もやるという形で進めさせていただいておりますので、我々としては、決して既存事業者をないがしろにしてやっているというつもりはございませんし、その辺は協力いただけるように十分お話をさせていただきながらやっているつもりでございます。  あと、シルバーの件でございますけれども、どうしてもやっぱりこういった形で長年無料で、それで整理もずっとお願いしているという形になっています。  ほかの自治体の駅周辺の状況を見ましても、やはり有料で整理した形でやっていく中では、その辺の一定、今までの無料でシルバーさんに整理をしていただくという形も考え直していかなければならない時期に来ているということで、御理解いただきたいと思います。 76 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 既存の預かり所の方々とは、複数回に分けて協議させていただきまして、そして協議の最後には、共存共栄でいきましょうねということをお互い認識しております。  そしてまた、有料化することで、平成の初期からずっと無料で、有料の駐輪場屋さんが苦慮しておられているということで、本当に今まですごく我慢してきたというお話も聞いてございます。  やはり、この有料化がいつから始まるんですかと、はっきりと時期を示してほしいというふうな話をお聞きしているわけですけれども、既存の民間事業者の方々も早く有料化して、そしてそれぞれ収入が得られるようにいきましょうよというふうな形で進めさせていただいております。  以上です。 77 ◯古谷委員 最後に、ほんなら、僕何回も言っているように、地元の業者の方が困って、そこの機械会社が、東京の会社が入札で落としたんですよね。それで断り入れているんですよ、入札と同時に。  ということは迷惑かけているということですよ、自転車オンリーや言うていても。それで値上げしていて、市民のお金と両方、地元の業者を味方にするのか、入札落とした東京の業者を優先するのかですよ。市長はどっちが大事やということを僕聞いているんです。最後にそれだけ教えてください。 78 ◯竹中市長 今までは自転車置場は無料で、自転車置場の運営をやっていたわけです。それによって有料の自転車置場に当然行く人が少なくなる。そっちのほうが民業を圧迫していたんじゃないかと、私はそういうふうに考えてございます。今回やった業者と、既存のところの業者との関係というのは、私は一切把握してございません。 79 ◯竹田委員長 ほかに。 80 ◯石橋委員 通告外になりますが、担当課と調整しておりまして、よろしくお願いいたします。  282ページになります。先日総務費で井上副委員長が取り上げた大阪北部地震の際の泉南市内の南海沿線、JR沿線の関連でございます。  両沿線の踏切の遮断機が下りたままで上がらないという問題が発生しました。道路関係ですので、282ページの道路維持管理事業で質問をいたします。  万が一、津波が来た場合、そのハプニングは命取りです。国会議員を通じまして遮断機問題の解消策を国土交通大臣に提案いたしました。その内容が盛り込まれた法案が閣議決定されました。それに関連して提案をさせていただきます。  この改正案の内容は、主に踏切の災害時に備えた管理方法についてでございます。具体的には、国や自治体といった道路管理者と鉄道事業者が、事前に連絡体制や遮断機を上げる手順などの管理方法を決めておくことを義務づけております。  既に閣議決定しておりますので、法案が通り次第、すぐに動けるように泉南市でも災害時に遮断機が上がらないリスクのある場所に関しては、管理方法を決めるよう働くべきではないかと考えます。いかがでしょうか、お願いいたします。 81 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 本市のほうで南海本線とJRと2路線通っているわけですけれども、緊急交通路として指定されている箇所について、現在市内において踏切遮断機ということになりましたら、南海本線のほうも今のところ高架橋となっておりますので、そういう踏切が存在していないわけです。  あと、JRのほうについては、先ほどからお話が出ていました新家駅の南踏切と、これは大阪府の指定の分になってくるんですけれども、泉南市内の指定といたしましては、和泉砂川駅の踏切と旧岩出線の泉南市道となりました踏切が2路線ございました。  この路線について、先日JRに行く都合がございましたんで、その辺の管理協定について、大阪府と定めるだけではなしに、本市とも協定等管理方法について調整してくれということとともに、遮断機が遠隔操作で行えるようにというような方法についても、検討をしていってくれというような要望を先日してきたところでございます。  以上です。 82 ◯石橋委員 すみません、ちょっと分からないんですけれども、南海の岡田浦駅は、あれはどうなるんですか。遮断機ありますよね。あれって高架なんですか。ちょっとその辺の僕は専門用語が分からないものですから。 83 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 全部、踏切自体はあるんですけれども、緊急避難経路としての道路指定として指定されている箇所については、高架橋になっているという説明でさせていただいたところでございます。  当然、踏切はあるので、開かなくなってしまうというところもございますけれども、全部が全部を対象に、今回の法令を基に対策を取れということでもないように捉えておりますので、当面その緊急避難路となっているところに対しての対策について、南海とJRと協議していくというふうな形で進めさせていただきたいと思います。  以上です。 84 ◯石橋委員 南海のほうが当然海にも近いですし、近隣の住民の方もすごく近くに住んでおるので、その辺は緊急ということと閣議決定されているということもありますので、非常に危険なものだと思うので、前向きに検討していただきたいと思います。  先だっての日曜日の深夜も、和歌山で地震が起きたということもあると思いますので、踏切の遮断状態、下りたままのときのリスクを、住民にももうちょっと啓発という意味とか、実際連携を取っていただきまして、災害の緊急時に遮断状態となる可能性がある踏切については、ハザードマップに記載することで、南海の部分も住民さんに確認していただくことも含めて、とにかく地域住民の安全を確保するということにつながると考えますので、御検討よろしくお願いいたします。 85 ◯竹田委員長 ほかに質疑ありませんか。 86 ◯谷委員 1点だけ質問させていただいきたいとおもいます。  297ページのりんくう公園のモニタリングなんですけれども、この進捗状況をお聞きしたいなと思います。 87 ◯市川都市政策課長 モニタリングの状況について御説明させていただきたいと思います。  事業契約の締結以降、設計、建設、工事監理については、PFI事業者と毎月1回の定例会議を開催して確認してまいりました。開園後につきましては、維持管理、運営に関して、同様に毎月1回モニタリングで定例会議を開いているという状況でございます。  一応まだ、開園が4月から7月に延びたというのと、あと、新型コロナウイルスの感染症ということで、大変厳しい運営状況になっているという状況でございます。  そもそもPFI事業の問題が発生するというのは、開園初期に発生することが多いと聞いてございまして、実際運営から開始1年で、様々な問題とか課題も実際生じておるわけです。  想定外の事象、コロナも含めてですけれども、多様な検討事項が発生しておりますので、PFI事業に詳しい専門家の支援を受けて、モニタリング業務を引き続き行っていきたいということでございます。  適正な公共サービスの提供というのが、そもそのPFI事業の本筋でございますので、30年間にわたって、適切なサービスを市民の皆さんに提供できるように、この新型コロナウイルスによる影響について、モニタリングを通じて検討してまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 88 ◯谷委員 ありがとうございます。コロナの影響で運営のほうが厳しいというお話だったんですけれども、今この募集時の要求水準書に合致していくかどうか、監視していくというところで、もし仮にこの水準に達していなければ、どのような形になっていくんでしょうかね。 89 ◯市川都市政策課長 一応要求水準につきましては、当然定例会で月々の報告を受けております。維持管理全ての業務、維持管理、運営、全ての業務について、もしその要求水準に達していない場合は、第1回目に改善報告というのを出します。2回目もまた改善の報告みたいなもの出します。3回出しますと、ペナルティーといいますか、最終的には契約解除までもっていけるというふうな建て付けになってございます。今のところ改善命令等、事業者に対して文書を提出したという事例はございません。  以上でございます。 90 ◯谷委員 最後にします。  本当にコロナ禍の中、大変な運営状況というところで、このコロナが落ち着いたら回復もしていくだろうかというふうに思いますので、これからもしっかりとモニタリングしていっていただきたいなと思います。 91 ◯堀口委員 ちょっと確認だけさせてください。  公園整備の部分なんですけれども、さっき利用者の安全確保という話、答弁の中であったと思うんですけれども、隣接と問題を抱えているところがありますよね。  要は公園利用者がゴルフの球を打って家に当ててどうのこうのと。サンタウンの話やけれども、多分分かってくれていると思うんやけれども。  隣接とのトラブルとか、そういった部分に対しての対策というのは、当然必要になってくると思うんですけれども、その点についてどういうふうに考えてはるかというのが1点です。  それから、市営住宅、さっき大森委員の話で、避難所として使えるやんかみたいな話もあったと思うんですけれども、大きな災害以外にも、特に旧村でいうと、時折屋根が崩落してとか、とてもじゃないけれども、住める状態じゃない状態に、大雨とかのときになるケースがあるんですよ。  でも、これは実際うちの地元でもあったんですけれども、じゃどこに避難するかというたら、災害でもないので、避難所の開設はもちろんないので、どこに当分仮に住むんやという話で、結局うちは区民会館で寝泊まりをしていただき、2週間かな、入ってもらった経過もあります。  その辺、いざなんか起こったときに、その市営住宅が柔軟に使えるような体制になっているのかどうかというの、もう2点、確認させてください。  あと、あの踏切なんですけれども、さっきの話で、出てけえへんかったんやけれども、例えば阪和線なんかでいうと、賢い踏切が付いていないんですよね、日根野からこっちね。  だから、いわゆる和歌山電車区になったら、賢い踏切が付いていないと、災害のときも問題は問題なんですけれども、ふだんも開かずになることはようありますよね。  ただ、その辺の対策というたらあれやけれども、それはJRにやってもらわなしようがないんですけれども、そこら辺の要望活動を、市としてやってはるのかどうか、この3点、お願いします。 92 ◯眞田住宅公園課長 公園の中の隣接のトラブルということなんですけれども、公園に隣接するところにお住まいの方から、様々な要望とかトラブル、苦情というのも日々ございます。  一番多いのは、やはり子どもたちがたくさん集まって夜中まで騒いでいるとか、騒音とか、あるいはボールをぶつけるとかというのが、一番多いのかなというふうに考えております。  それぞれに個別に対応はさせていただいているところです。  ただ、特異な例として、公園内でゴルフの練習をされて、近隣の方に迷惑をかけているといったような事例も実際にはございます。  そういったとものについては、一定ボール遊び禁止であるとか、そういった注意喚起でありますとか、という対応をさせていただいております。  ただ、そこまでいきますと、一定の犯罪ではないかなというような感じもございますので、それなりの対応させていただきたいと思います。  通常の公園の集団でとか、子どもたちが集まっているとかいう分については、学校のほうと連携しながら、対応しているというのが実情でございます。  市営住宅の避難所というところなんですけれども、先ほども申し上げたように、実際に空き室はございますけれども、余裕がないというのが実情でございます。  なおかつ、空き家についても、退去されたままの後の状態というところで、入居直前に修繕というか改修をさせていただいてという運用を長年続けておりますので、急な入居対応というところについては、なかなかしんどいのかなというふうに考えています。  それと、制度的にも、先ほど申し上げた本来の公営住宅の目的というのもございますので、そういった災害時の対応については、今後の課題になるのかなというふうに考えています。  以上でございます。 93 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 賢い踏切については、御指摘のとおり、日根野以南については設備されておりません。それについて、市長も一度行っていただいているんですけれども、その後もその度々に要望のほうをさせていただきまして、先日の行ってきた際には、紙ベースでの要望書の提出も再度させていただきました。  和泉砂川駅に対しては、開かずの踏切というか、電車も通っていないのに閉まるような踏切になっているというような状況も、それについての対応についても要望してまいりました。  あと、構造の改良、U型バリカーなり、踏切内の拡幅等々についても、共に要望してきたところでございます。  以上です。 94 ◯堀口委員 ありがとうございます。公園のほうは、ゴルフする人自体が、これは問題やし、もちろん犯罪なんですけれども、公園利用をしている中で、隣接に損害が出るというのは、これはもう公園管理者としても、何らかの責を負えという話になってきかねんかなというふうに思ったりもするんで、その辺も含めてしっかり対策をお願いしたいなというふうに思います。  ボール遊び禁止というのも、なかなかどうなんやというのもあるんですけれども、でも一定そういう実害が出ているところがあるというところからすれば、その辺は一定考えていただきたいなというふうに思います。  市営住宅については、これはもう、今すぐというのは、なかなか難しいと思うんやけれども、ただ、すぐに入れるところというのは、常に用意はしておいてほしいと思うんです。  これも災害が起こってもそうですけれども、入居が決まってから改修という形であれば、じゃ欲しいときに使えないという話になると思うので、その辺ちょっと1点考えていただきたいなというふうに思います。  あと、踏切については、やっぱり、これちょっと、市長ごめん、強く言うてほしいな。もう朝、和泉砂川駅周辺、えらいことになるんよ。  もう朝、めちゃめちゃ急いではる人もどうかと思うけれども、大渋滞が起きるというところもあるし、以前大雨降ったときに、泉佐野岩出線の新道が、あそこはアンダーパスになっているので、あそこが水で冠水したことがあったんやけれども、あのときに踏切開かへんかったんですわ。結局抜ける道というのは尋春橋しかないというので尋春橋に車が殺到したという経過もあります。  そういうところも踏まえて、さっき石橋委員も言わはったけれども、災害のときにとか、いざというときにすっと遠隔操作で開けられるようなというかたちも含めて、ちょっとトータルで強く要望できたらお願いしたいんですけれども、またその辺はお願いします。答弁は結構です。 95 ◯竹田委員長 ほかにございませんか。────以上で土木費の質疑を終結いたします。        (土木費の審査終了) ────────────────────── 96 ◯竹田委員長 会議の途中ですが、午後1時30分まで休憩いたします。       午前11時56分 休憩       午後 1時30分 再開 97 ◯竹田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。        ◎ 消防費、教育費 98 ◯竹田委員長 次に、消防費、教育費の質疑を行います。  本件については、質疑の通告がありますので、質疑を許可いたします。  まず初めに、大森委員の質疑を許可いたします。 99 ◯大森委員 泉南市全体の消防団員の団員数を教えてほしいと。その際に、各分団ごとの状況、欠員状況なんかが分かれば教えてください。  それから、分かれば、男性、女性の割合というか、数も分かれば教えていただきたいと。  それから、昨年度の分で速報値になるかと思いますけれども、火災の件数と消防団員が出動したような状況があれば、それについてお答えください。  それから火事等があった場合に、消防団の皆様、どんな対応で動かれるのか、ちょっとその辺の状況を教えてください。 100 ◯木津西危機管理課長 そうしましたら、消防団に関する御質問に、順次お答えさせていただきます。  まず、消防団の団員数の現状について、御説明させていただきます。  まず、現在、条例定数173人に対し、1名欠員の172名となってございます。欠員が出た場合は、各分団において人選いただき、補充いただいてございます。  次に、泉南市全体と、各分団の団員数の状況でございます。全団員数につきましては、先ほど申し上げましたように172名です。分団ごとの構成人員としましては、西信達分団が26名、鳴滝分団が26名、樽井分団が31名、信達分団が定員43名に対し、現在42名となってございます。新家分団が26名。  男女の内訳ということだったんですが、泉南市の場合、女性分団がございまして、こちらが20名となってございます。  欠員については、信達分団1名でございます。  続きまして、令和2年度中の消防団員の火災の出動の状況でございますけれども、あくまでもまだ速報値ということでございますけれども、消防団の火災出動件数は、全部で5件となってございます。
     内訳としましては、建物火災が4件、その他池ののり面の火災がございまして、1件となってございます。この5件の火災に対して、出動された消防団員は延べ102名となってございます。  以上でございます。 101 ◯大森委員 欠員が1というのも、すごいなというふうに思っていたんですけれども、年齢構成なんかは分かりますかね。  それから、今やっぱり地元で御商売をされているとか、農業されているとか、そういう方が減っている中で、団員の確保とか、それから緊急時に出動するような大変さがあると思うんですけれども、その辺の取組とか、団員を確保する方法とか、後継者の人に引き継いでいくようなことの取組とかあれば教えてください。  それと、市長がよくおっしゃっておられる自主防災組織がなかなかできない、できにくいところは、消防団の活動が盛んというふうなことをおっしゃっていたんですけれども、消防団の活動とやっぱり自主防災組織の活動というのは、全く別物なんですかね。その辺の関係についてお答え願いたいというふうに思います。  以上、お願いいたします。 102 ◯木津西危機管理課長 まず、年齢構成ですが、ちょっと年代別の資料は今手元にございませんので、またお示しさせていただきたいと思います。  平均年齢は、たしか昨年四十幾つだったと思うんですが、そこの分も併せて確認させていただきたいと思います。申し訳ございません。  あと、退団された団員の方の補充、人探し、どのような状況になっておるかということですけれども、委員御指摘のとおり、地元の自営業であったり、農業であったり、そういった方々がもともと多かったと思うんですけれども、最近、大阪市内のサラリーマンの方でも、団として活動していただいている方があって、何ていうんですかね、平日活動しづらいという部分も多少あるかと思います。  ただ、いろんな健康面であるとか、お仕事の部分で退団されていく方があっても、それ以外の団員の方々で、しっかり人選いただいて、新たに補充していただいておりますので、長く定員を満たさないという状況は、どこの分団に関しても、今は生まれていない状況というふうに考えております。  あと、自主防災組織と消防団の関係ですけれども、自主防災組織のない地区において、例えば消防団が熱心に活動していただいておりまして、自主防災の役割を担っていただいている側面もございますし、また自主防災活動を担っていただく方として、もう既に消防団の活動で一生懸命取り組んでいただいている方もあるので、そういう意味で、自主防災組織も消防団も両方ということになってきますと、人探しといいますか、そういう方々を当てていくのは、なかなか難しい状況はあろうかと思います。  活動自体の趣旨は違いますけれども、やはり地元のために、防災・減災のために活動していただいているという部分はございますので、そこはそういう形で、防災にしっかりと携わっていただいているということで考えてございます。  以上でよろしくお願いします。 103 ◯大森委員 何かイメージとして消防団は平均年齢も40、50歳前後みたいな話で、現役世代が中心かな。そういうハードな仕事なので。  あと、自主防災組織というと、何か割とリタイアした人らがやっているようなイメージがあるんですけれども、そういう感じはどうですか、あるんですかね、ないんですかね、その辺のところが分かればお答えください。 104 ◯木津西危機管理課長 消防団は、年齢層は若い方から年配の方といいますか、長く消防団で活動された方々まで年齢が幅広くいらっしゃいます。  自主防災組織については、これはもう自主防災組織ごとに、やはり組織されている、構成されている方々がそれぞれあるとは思うんですけれども、委員御指摘のように、地元で一定お仕事、現役を退かれて定年をお迎えになられて地域の役員としての延長として、自主防災活動に取り組んでいただいている方が多いのではないかというふうに考えてございます。  しっかりとしたデータを取っているわけではないので、そういう一面はあろうかというふうには思います。  以上でございます。 105 ◯竹田委員長 この際、消防費でどなたかほかに質疑がある方はいらっしゃいませんか。 106 ◯楠委員 それじゃ、すみません、質問させていただきます。  314ページの、すみません、教育はまた別になるんですか。 107 ◯竹田委員長 今ちょっと消防費だけ、イレギュラーになったんですけれども、先にと思いまして。 108 ◯楠委員 すみません、失礼しました。 109 ◯田畑委員 1点だけ、305ページ、泉州南消防組合負担金、総務産業常任委員会の委員じゃないので、ちょっと今現状が分からないんですけれども、我々泉州南消防組合になってから、負担金、やっぱり泉佐野市が芯を取るというか、泉佐野市が我が強かった部分があったので、歴史的にそういう経過があったと思うんですけれども、今の現状の割合を教えてください。 110 ◯木津西危機管理課長 泉州南消防組合の負担金のことについてお答えさせていただきます。  まず、今年度は令和3年度の泉南市の当初予算としましては8億2,671万2,000円となってございます。昨年度、令和2年度から新しい負担割合のほうに移行をさせていただいてございます。  今年度は基準財政需要額の部分と、消防需要額割合負担金、負担割の部分、これは火災出動であるとか、救急出動であるとか、そういったところから導き出された割合になります。それで、均等割の部分でございます。  一昨年までの固定の割合が22.5724%となっておりまして、これが新たな負担割合でいきますと21.7651%、あくまでも計算結果ということになりますけれども、そういう意味では1%弱の経費の新しい負担割合に見直されたことで、今年度については約3,000万円の減額の影響額といいますか、効果といいますか、そういった金額となってございます。負担割合の金額については、そのような形になってございます。  以上でございます。 111 ◯田畑委員 ありがとうございます。この負担割合がこうやって下がっていったら3,000万円も変わってくるんですけれども、今後やっぱりこうやって定期的に、何ていうんですか、この負担割合の議論、協議というのは、やっていただけるんですか。 112 ◯竹中市長 この消防組合ができたときに、統合したときに、一定期間の後には見直しましょうということになっていまして、ちょっとそのとき、やろうとしたときは、私が管理者のときにそのやり替えの検討を始めたんですけれども、2年間かけて上がるところもあれば、下がるところもあるということで、2年間かけてもなかなか合意に達しなかった。あともうちょっとというところで、残念ながらその辺、私がいる間にできなかったんですけれども、その後阪南市のほうで管理市をやっていただいて、1年後ぐらいにようやく決着を見ました。  そのときに決着した内容としましては、またさらにある一定期間たったときに、当然のことながら負担割合というのは、人口やとかいろんな状況によって変わってくると思いますので、そのときは、また改めて見直しましょうということにはなってございます。 113 ◯田畑委員 ありがとうございました。 114 ◯竹田委員長 ほかはございませんか。────そうしたら、引き続き、大森委員失礼いたしました。教育について、そのまま質疑にいってください。 115 ◯大森委員 じゃ、すみません、そうしたらまず、311ページなんですけれども、教育問題審議会ということがありましたので、教育問題審議会が提案、教育委員会も同じように提案してきている。だから、協力して提案してきているけれども、学校の再編計画についてお聞きします。  4案出されているんですけれども、4案とも例えば僕は新家小学校、子どもらが通っていたんですけれども、JRより山側の学校というのは、東小学校は一応特認校として置いておいて、いろいろ存続については検討するようですけれども、一応置いておきます。  それ以外の学校が全てなくなるわけですよね。正直いうて、そういう新家小学校に子どもたちが通ってきた者とすれば、こういう案はやっぱり認めがたいし、JRより山側に学校が1つもなくなるということは、この間ずっとお店のことなんかも質問してきたし、JRで駅前はいろんなことで利用者が減ってきたりしている状況なんかも含めていうと、それから幼稚園もなくなりましたわね。山側の地域を潰すのかというふうに言いたいわけですよ。  そういうふうな潰すことしかないような4案の中から選べと言われても、これは困るので、そんなことはどういうふうに考えておられるのか。  それと、例えば反対に僕が新家地域で学校は新家東小学校や新家小学校がなくなると、それは仕方がないなというふうに思っても、ほかの地域の状況は分かりませんから。  ほかの地域の状況が分かれへんのに、A、B、C、Dの案でいえば、ほかの学校の統廃合再編計画についても、責任を持って判断を下せということでしょう。  それはできないと思うんですよね。状況が分かれへんし、例えば樽井小学校を残してほしいと言う人もおるかもしれんけれども、自分の判断は新家のことしか、僕は市会議員やから全体のことをいろいろ考えますけれども、普通であれば新家地域のことは分かるにしても、樽井やほかの地域のことまで分からないことがたくさんあるわけでしょう。  だけども、この案というのはA、B、C、D案で市内全部の学校の統廃合を責任持って考えろというやり方はね、これはどうかと。この点でもこの出し方は、おかしいんじゃないかというふうに思います。それについてお答えください。  それと、小・中学校の老朽化対策なんですけれども、老朽化対策、この間一般質問でも、本当に学校のひどい状況があって、教育長も赴任されてきて、やっぱりこの老朽化問題について、びっくりしたというふうなことをおっしゃってはったけれども、教育問題というのは、学校教育において老朽化問題の位置づけというのは、どんなふうに考えておられるのか。  これはもうどういうんかな、後回しでええんやと。ああいう樽井小学校みたいな状況を残しておいてもええんやというふうな考え方で今おられるのか、いやいや、老朽化対策は最優先課題やと思っておられるのか、その辺のところについてお答えください。  それから、今後少人数学級が議論になってくる。実際にもう小学校を進めるということもあったし、今度国会では、菅総理大臣は、中学校の少人数学級も考えたいと、考えているんやという答弁もあったので、小中でやっぱり35人学級が進んでいく状況があると思うので、その中で、学校施設の状況というのは、どんなふうに考えておられるのか、お答えください。  次に、328ページの就学援助費ですけれども、これもいつも質問させてもらっているんですけれども、泉南市の認定率が分かれば教えてください。  それと、泉南市の問題というのは実費負担の補助が、援助がもらえていないということなんですよね。ですから、特に修学旅行費が7割か8割かになっているのかな。  となると、そこで親の負担、保護者の負担が出てくるわけですよね。今これだけ貧困と格差の問題になっていて、子育て世代の支援がいわれる中で、少ないと思われているかもしれませんけれども、そういう修学旅行の自己負担のために、家でお金をどうやって算段しようかとか、子どもだってそういう親の話を聞いてつらい思いをしているとか、ひょっとしたら修学旅行に行かんとこかとか、そんなことにもなりかねない状況の中で、やっぱり実費負担の支給というのをやってほしいんですけれども、その点についてお答えください。  次に、あおぞら幼稚園の状況ですけれども、減っているということで、減っているのは「あおぞら」も「くすのき」も両方減っているんですけれども、特に減っているというのが、あおぞら幼稚園なんですよ。  頂いた資料によると、あおぞら幼稚園というのは、平成23年、西暦2011年ですけれども、そのときは83名、園児の数がいまして、平成25年には99名まで増えるんです。それが令和3年の予定では35名ですよ。  だから、創立当時と比べれば42%、今言いました平成25年の99人、最高時に比べれば35.3%なんですよね。くすのき幼稚園も平成23年度は247名、くすのき幼稚園は、このときが最高、一番多かったんですけれども、そのときと比べると72.4%、それでも約28%も減っているわけですよね。全体でいえば、平成23年と比べると64.8%に減っているわけです。  こんな減り方というのはどうなんですか。本当に、これ幼稚園教育が泉南市は期待されていないということもいえるような減り方ですよ。こんなめちゃくちゃな減り方していて、対応策とか原因とか考えておられたら、その点についてお答えください。  どのようにして園児数を増やしていくかというのは大事な問題だと思うので、その点についてもお答えください。  それから、さっきの教育問題審議会の中で抜けたので、学校が避難所となる問題ですね。再編計画を進めていく中で、学校がなくなっていくというか、校舎を除却する中で、避難所がなくなっていくという問題が出てくると思うので、それについてどのように考えておられるのか、お答えください。  あと、346ページの公民館費ですけれども、これも同じように老朽化対策ですよね。ここも避難所と、今の公民館活動をする上でも、雨漏りがしたりとか、そういう苦情がある上に、これまたあれでしょう、避難所となるわけやから、ただ単に雨漏りを直すとかじゃなくて、避難所として利用できるように、新家でいうたら、ずっと要望が上がっている男女のトイレを別にする問題とか、それから急な階段に何とか手すりを付けてもらいましたけれども、それとかエレベーター設置のこととかがあります。  そういうふうなことを含めての公民館への老朽化対策は、どのように考えておられるのか、お答えください。  それと、ワールドマスターズゲームズ2021関西のオープンウオーター競技会についてなんですけれども、これも市長の肝煎りで始めた事業だというふうにも思っているんですけれども、提案されたときには、泉南市は海もあって、子どもたちにこういう競技を通じて、水泳とか水に親しむことに通じてもらえればいいなというふうに思っていました。  しかし、一方で市長がすることは、学校プールを潰してしまう、なくしてしまう。夏休みの一般開放をやめてしまう。夏休みに子どもたちはプールも行けないという状況です。  水泳とかをもっともっと支援してほしいと思って、こういうものに反対しませんでしたけれども、やっていることがちぐはぐになっているんじゃないかというふうに思うもので、その点と、もともと今教育委員会はこういう再編問題を抱えていますし、いろんな課題を抱える中で、こういうワールドマスターズゲームズとかオープンウオーター競技会の準備でちゃんと回るのかと。  プール事故のときにも担当者任せの問題がありましたけれども、そういう人事の配置の問題とか、それから予算の問題とか、これができたってほかのところで手薄になったりしたら駄目なので、そういうことも含めて、ちゃんと体制を取ってほしいと思うんですけれども、その点についてどんなふうに考えておられるか、お答えください。 116 ◯竹田委員長 質問が多岐にわたっております。簡潔にお願いいたします。 117 ◯桐岡教育総務課長 それでは、教育総務課のほうから3点になります。  まず1点目が、JR山側の学校がなくなるということも踏まえた上で、他の地域からの意見、どのように述べていったらいいのかという話でございます。  まず、今回の学校の再編計画につきましては、当然説明会のほうは14か所でやっていくと考えておりまして、その中で参加する地域については特に制限せず、どこに参加していただいてもいいというふうに考えております。  そのような中で、当然自分が住んでいる地域のことしか分からないという市民の方もいらっしゃいます。  その一方で、市全体のことを考えて意見をいただく方もいらっしゃると考えておりますので、その中で皆様から意見をいただいた上で、AからD、その中でそれぞれの意見をいただきます。  その住民説明会が終わった後、そのAからD案をもとに、その意見を踏まえた上で、そのまま持っていくんではなくて、当然一定の修正が必要であれば修正していく必要があると考えておりますので、流れとしましては、AからDをどれか選んでほしいというわけではなくて、それぞれに意見をくださいという形で、説明会を回っていきたいと考えております。  それと2点目、老朽化問題の位置づけでございますけれども、当然施設を管理する立場として、子どもの安全・安心の確保というのは最大限に考えておりまして、最重要課題と考えております。  そのような中で、実際に老朽化対策、修繕につきましては、学校からの報告があった際には、当然うちのほうから現場に向かわせていただきまして、その状況、かかる経費等を勘案した中で、限られた財源の中で優先順位を決めて、できるならば迅速に対応していくというふうな方針で動いております。  それと3点目、再編計画の中で、避難所の関係ですけれども、まず再編計画をやっていく上で、かかる経費を算定する中では、最大限かかる経費というのを想定しておりますので、除却というお金も含めております。  しかし、これは必ずしも除却するという方向ではなくて、最大限かかるお金を算定するために入れております。  今後、避難所につきましては、実際に再編計画が決まって動き出す暁には、市全体の避難計画の中で、地域のバランス、収容人数等も踏まえた上で、改めて地域の皆様とお話をして、決定していくものと考えております。  以上です。 118 ◯岩崎指導課長 私からは、2点御回答を申し上げます。  まず1点目、就学援助につきまして、泉南市の認定率につきましてですが、令和元年度小中合わせて約24.7%でございます。  委員御指摘の給食費7割、修学旅行費8割の御負担の支給率ということでございます。残りの保護者への負担につきましては、我々も十分認識しているところでございます。  ここにつきましては、引き続き全額支給できるように、いろいろ考えてまいりたいというふうに思っております。  2点目につきまして、少人数学級の35人の中学校の少人数もというお話でございました。泉南市におきましては、現在小中合わせて154学級ございます。この泉南市の状況で35人学級にした場合に、見込みとして増える学級数の予測を立てたところ、ほぼ9学級ほど増加するという計算見込みでございます。  この35人学級につきまして、市内14校の中で9学級の増加が見込まれる可能性というふうに考えておりますので、この施設をどう考えるかという質問につきましては、大きく影響はないのかなというふうに考えております。  以上でございます。 119 ◯阪上教育部参与 私のほうからは、あおぞら幼稚園の件についてお答え申し上げます。  まず、あおぞら幼稚園の園児数に行きます前に、小・中学校の児童・生徒数の変化でございますけれども、平成23年当時は6,435人いた児童・生徒が、今年度令和2年度には4,834人ということで、その当時から25%強減少しておるということで、やはり人口減少が、子ども、児童・生徒・園児に及ぼしている影響というのは高いというふうに見ております。  ただ、市内の就学前期間の施設を選択している率を見ますと、5歳児に至っては認定こども園、保育所、いろんな就学前期間施設を含めた中でも、「くすのき」「あおぞら」を選択されている保護者は31.3%いらっしゃるということで、やはりここでも従来どおり、かなりの高い就園率をしていただいているという現状がございます。  本市の公立幼稚園につきましては、かねてから人権保育を軸として、子どもたちの一人一人の個性を大事にした集団づくりの保育を大事にしております。そういう意味において、今後もこの路線を大事にしながら、2園の運営をしてまいりたいと考えております。  以上です。 120 ◯石橋教育部参事 私のほうからは、ワールドマスターズゲームズの件に関してお答えさせていただきます。  ワールドマスターズゲームズの体制と予算ですけれども、現状この予算となっておりまして、限られた予算と人員体制ではございますけれども、泉南市実行委員会、皆様方の御協力をいただきまして、現状の体制で何とかできる限りの体制でやっていく所存でございますので、御理解のほうをよろしくお願いいたします。  以上です。 121 ◯西村文化振興課長 私のほうからは、公民館の老朽化対策についてお答えさせていただきます。  各公民館のほうは、築40年から50年たっておりまして老朽化が進んでおります。避難所にもなっておりますけれども、雨漏り等もあるんですが、それにつきましては、優先順位を付けまして、予算の範囲内で修繕等をしていく予定でございます。  あと、トイレ等も男女兼用のトイレがあるとか、あるいはエレベーター等も付ければということで御指摘をいただいたところですが、構造上、どうしてもちょっと無理なものもございまして、今後、大規模な改修等のありますときには、検討をさせていただく1つに入れておくという形を考えております。  以上です。 122 ◯大森委員 報告会を受ける中で、例えばA、B、C、D案どれという形でなくても、例えば自分は新家東校区におると。新家東小学校はどうしても残してほしいんやと。ほかの地域のことについては分からないというような意見であれば、それは、その新家東を残してくれというような意見を聞きながら、また案を考えていくということでいいんですかね。そういう説明だと思うので、それは1つ確認をお願いいたします。  それと、老朽化の問題を最重要課題というふうにおっしゃっていただいて、本当にそういう取組をしてほしいと思うんですよね。  しかし、平成25年5月に出ました泉南市学校施設の老朽化対策に関する基本的な考え方と、これは向井前市長のときにこれが出て、これに基づいて泉南中学校が改築されたと。この予定では、その後、西信達中学校、信達小学校を建て直しますよという計画だったと思うんですよね。  これを見ると、最初に書いているんですけれども、老朽化対策などの施設再生には、最優先で取り組んでいかなければならないと。ここには今桐岡課長がおっしゃったように、最優先で取り組んでいくということをはっきり明記されているわけですよね。  それが、この後市長が、竹中さんに替わって、どうなっていくかというと、この再編計画が出てくるわけですけれども、ここには何て書かれているかというと、教育環境の整備を最優先にということですよね。老朽化対策が最優先というふうに書かれないようになったわけですよ。  こういう形が進んでいって、何やかんや言いながら、老朽化した順番でやると言うていた西信達中学校の改築や改修や、信達小学校の改修や改築が先延ばし、先延ばしされていく。  間に教育長が不在になったときもありましたけれども、結局老朽化対策を後回しにしていく。その間、それはいろんな教育に関わっている皆さん努力しているのは否定していませんよ。
     否定しませんけれども、結局財政難にかこつけてか、老朽化対策第一やと言うていたやつを、竹中市長になってかどうか分かりませんけれども、教育委員会の人が替わったかもしれませんけれども、老朽化対策が最優先の課題と言われへんようになって、今の状況があるんじゃないですか。  計画したって10年間たてへんかったら、あれでしょう、老朽化した学校の改修も進まないという状況になっているわけでしょう。  ここがいつからこんなふうに変わったのか。いつから老朽化対策、桐岡課長はそのようにおっしゃったけれども、そんなふうに、老朽化対策が最優先という形にはなっていないと思うので、気持ちとしてはそんな気持ちがあるかもしれませんけれども、こういう再編計画に関わっているような形になったのは、どういう理由なのか、その辺についても説明してください。  それと、必要な避難施設としての学校施設は除去せず置いておきますということにもなるんですよと、今桐岡課長が説明してもらったんですけれども、まさにそうしてもらわなかったら困るわけですよね。  例えば新家東区においての指定避難場所というのは、新家小学校しかないわけですよ。こういうところで新家小学校を含めてでも、除却費用を組みましたというようにされたら、何やとみんな心配しますよ。  一方で、やっぱり議論としては、そうやって避難所として必要なものがあれば、学校としても運用を残していけないかというふうな形の議論も出てくると思うし、皆さんはそういうことを望んでいるんだと思いますよ。  そういう地域が幾つあったのかな。でも、ほとんどが小学校、中学校、教室、校舎、体育館が避難所となっていますよね。そやから、実際の避難所の計画を考えれば、潰せる、除却していいような学校というのは1つもないと思うんですよ。  その点を含めた、何ていうのかな、再編計画の進め方とか考え方というのを、出してもらわないと、避難所計画をどんなふうに考えているのかというふうに思うんですけれども、その点ちょっと市長でも副市長でもお答えください。  それと、少人数学級が今9学級増加でいけるというんでしたら、早く実現するように。  高槻市が中学校35人学級を来年度からやりますよ。教育環境を整えるというふうに言うているんでしたら、こういうところもちょっと力を入れてやっていただきたいし、就学援助費の実費負担分の支給というのも早く実現するようにしてくださいよ。その点についてもお答えください。  それと、幼稚園の問題ですけれども、それは人数が減っているというのは分かるけれども、25%強とおっしゃったんやね。でも実質言うたように、今あれでしょう、半分以下に減っているところもあるというので、これでどういう計画でしていたのか、ちゃんと。  一方では、少人数で教育していたら、教育なんかできへんとか言いながらやね、これだけ人数が減っているんですよ。それはちょっといろんな弊害が出てきているんじゃないかと心配するぐらいの数ですよ、半分以下ですよ。  今、おっしゃっていたようには、何か減っていたからというふうに言うたけれども、やっぱり校区ごとにも見てほしいんですよ。例えば、あおぞら幼稚園でいえば、新家校区、新家東校区、それから西信達校区、一丘校区で子どもたちが来ているわけでしょう。  どこが減っていて、どこが減っていないかというところまで分析してもらいましたかね。減っていない地域というのは、やっぱりあるわけですよ。  一丘校区が減っていない。いろんな条件があるかもしれませんけれども、やっぱり幼稚園がそばにあれば、子どもたちも親も安心して預けることができるから、減らないんだと僕は思うんですよ。それはいろんな考え方があるからね、ほかにもいろんな要因が出てきていると思いますけれども、やっぱりそういうところをちゃんと分析しながら、減らさないようにしてもらう。  公立幼稚園を利用してもらうように、せっかくの泉南市の財産やねんからね。そういうふうになるような努力というか、分析というか、対応というのをちょっとやってもらわないと困るんですよね。  これでいえば、少人数、少子化が進む、単学級の学校が増えてきますと。児童・生徒数、出生数の推移ということで、この再生案のところで書かれているのは、このような少人数に歯止めがかかるかもしれませんが、現実を直視しなければなりませんと書いてあるわけです。  だから、このような傾向、少人数学級が少人数、泉南市から子どもたちや市民が減っていくということに歯止めがかかるかもしれないんですよ。  それプラス、歯止めをかけるような努力をしなあかんのでしょう、教育委員会や市長らは。そういうことを全然やっていない。減ります、減りますと言うたことを前提にして、減ったら、私の言うたとおりでしょうとかいうようなことじゃないと思うんですよね。その点、どうですかね、ちょっとお答えください。 123 ◯幡中副市長 私のほうからは、学校再編についての避難所の考え方なんですけれども、学校再編で除却費用を見ているから、避難所としてやらないのかという意味ではなく、先ほどの説明にもありますとおり、金額も我々見ていかなければならないということで、しっかりとその除却費用を何も考えずに金額設定していくというのも、変な話になりますので、しっかりと除却費用も含めた上で、金額は大丈夫だよねというので、再編をしっかり考えていこうということで出させてもらっています。  その中で、そうした避難所を別につくらないのかとか、避難所は学校、今あるところから一切なくなるのかという意味ではなく、その学校の跡地というのをどうするのかというのも含めまして、そのときに避難所を併設するのか、それともまた例えばですけれども、別で避難所を確保するのか、そういうのも含めまして、今後しっかりと我々としても考えていかなければならないと思っています。  かといいつつ、そうしたら、それができへんから、そこがまだ今ないから学校再編はできないという、そのことを考えては駄目だというものではないと思いますので、別に反対に学校再編を進めるから避難所は何も考えていないというわけでもないですし、そこはしっかりとやっていきたいなというふうに思っております。  以上になります。 124 ◯桐岡教育総務課長 それでは、2点。説明会のほうで回りましたときに、各市民さんのほうからいろんな意見が出ると思われます。その中でAがいいとか、Dがいいとか、Cがいいとかいう意見は出てきますけれども、当然その意見は全てこちらのほうで把握した上で、実際に事務局としてまとめて、教育問題審議会の中でこういう意見がありましたというふうな意見を踏まえて、議論のほうを丁寧に進めていきたいと考えています。  それともう1点、老朽化に対する最重要課題ということですけれども、確かに老朽化対策につきましては、ここ10年どのようなことをやってきたのかというようなことがありますけれども、大まかには各学校の耐震化と、それとトイレの改修工事に着手していまして、やっと完了するめどがついたところでございます。  それを待っていたわけではございませんけれども、今回再編計画を出させていただいて、皆様の意見をいただいた上で、丁寧な説明をした上で進めていくんですけれども、ただ委員御指摘のとおり、老朽化対策というのは待ったなしでございますので、うちの課としては、できるだけ早く1校目に着手できるよう努力していきたいと考えています。  以上です。 125 ◯岩崎指導課長 私からは2点、少人数学級と就学援助の件でございます。  少人数学級につきまして、学級編制の制度につきましては、今現在の国や府の制度に基づき、引き続き続けてまいりたいと思っております。  また、就学援助制度につきましては、やはりそれを活用される方々というのは、本市が非常に多うございます。実費負担分の支給をということで、今委員からの御意見がございました。その実現に向けましては、また教育委員会としても、お願いをしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 126 ◯阪上教育部参与 あおぞら幼稚園に関する園児数の減少についてお答えいたします。  小学校区で見ますと、10小学校のうち9小学校がもう10年前に比べて児童数が減少しております。唯一砂川小学校がほぼ横ばい、次いで、あおぞら幼稚園をベースとする小学校というのが、西信達小学校、新家小学校、新家東小学校、一丘小学校ということになってきますので、これら4小学校においては、もうほぼ半数近くに児童が減少してきているという前提がございます。それはお知りおきいただけたらと思います。  ただ、委員がおっしゃっていたように、やっぱり子どもたちの入園児数を減らさない努力をするのは、これは大事でしょうという御指摘は、まさしく我々もそのとおりであるというふうに受けとめております。  幼稚園につきましては、我々はできるところは、今回もいろいろFacebookで取組をアップさせていただいておりますけれども、サポートしながら、極力保育の必要な子どものサポートになるような園運営に努めてまいりたいと思います。  以上です。 127 ◯大森委員 やっぱり児童数、生徒数、出生数を泉南市で減らさないと。これは本当に大事なことだと思うんですよ。今住んでいる方には、やっぱり泉南市に住んでよかったと、引き続き住みたいと、そこで育った子どもたちも、やっぱりここに住みたい。また、外に出たってこの地域に恩返しがしたいというような、そういう地域をつくってもらいたいと思うんですよ。  ですから、そういうことを考えれば、やっぱり学校とか園児数が減っているということについては悩んでいただいて、どうかしなあかんというふうな対策を考えてほしいと思うんですよ。  でも、これは教育だけの問題じゃないと思うんですよ。あおぞら幼稚園が何で人数が増えているかというと、いろんな地域の何ていうのかな、新家のJR山側から比べれば、お店もたくさんあるし、交通手段なんかも利用しやすいと、やっぱり住みやすいそういう環境が整っていると思うんですよ。  新家地域なんかでいうと、やっぱりお店が減っていったりとかしてきていると。買い物もしにくい、通勤もしにくいとかいうことになってきているので、そこは市長、やっぱり山の手地域のこの支援という、特にJRより山側の支援というのを強めてほしいんですよ。  これは何も証拠もありませんけれども、僕はやっぱり新家や新家南幼稚園をなくして、やっぱりあの幼稚園というのは喜ばれていたわけでしょう、いろんな財政的な負担が大きかったかもしれませんけれども、ああいうのがなくなっていく中で、やっぱり人が減っていく、お店も減っていく、その悪循環になってきていると思うんですよね。  ここを止めてほしいんですよ。もちろん学校の再編計画を見直してほしいですし、このJRより山の手地域でのいろんな支援を強めてほしいと思うんですけれども、その点ちょっと市長、どんなお考えか、お答えください。  それと、ワールドマスターズゲームズとかオープンウオーターですけれども、限られた人員の中で、できる限り予算の範囲内でというて、なにかすごく大変な決意の中で、何かしはるんかなというのを思うぐらいになってくるので、もうちょっとちゃんとできるように、もう中止という選択肢はないんでしょうかね。  僕ももうできたら中止でもとか思うぐらい、本当に心配ですわ。コロナのこともあるでしょう。聞いたら、水泳協会のほうがいろいろ段取り考えてくれはるというふうに言うけれども、ほんでもやっぱり地元の仕事というのは、たくさんあるわけやろうから、それを思うと本当にできるのかなということが心配なので、この辺のところの目配りもしてもらいたいと思います。  限られた人員というふうにおっしゃっていますよ。限られた予算とおっしゃっていますよ。その辺の対応も、本当に財政難でこんなのはいけるのかなと思うぐらいなんやけれども、その辺のところで。  オール泉南というたって、ワクチンだけでもオール泉南でせなあかんという状況やからね、よく考えていただきたいというふうに思うので、その点についても答弁を市長か副市長か、お願いいたします。 128 ◯竹中市長 まず、山手のほう、JRから山手側ですけれども、幼稚園の統廃合、これは9園から2園にしたわけでございます。その際には、幼稚園の保護者の皆さん方と、あるいは地域の皆さん方と教育委員会のほうで、ずっと話合いをしながら、じっくりと時間をかけての統廃合を進めたわけでございます。  その統廃合ができたとき、トータルの園児数が、「くすのき」「あおぞら」に来られた子どもたちの数というのは、逆に増えたわけですよね。その統廃合が、あの段階では成功したと私は思っております。  その後、徐々に人口の減少等で少なくなってきているんじゃないかというふうに思っております。それが原因で店がなくなったと、これに起因するものでは決してございませんので、その辺は誤解のないようにお願いしたいと思います。  それと、ワールドマスターズゲームズですけれども、これもワールドマスターズゲームズに参加するかどうかというのを、数年前に意思決定をしたわけでございます。これも泉南市始まって以来、初めての世界大会が開かれるわけですね。  これは、1年延びて来年になりましたけれども、我々としては世界大会、初めての世界大会を成功に導くように、しっかりと職員一丸となって頑張りたいと思います。 129 ◯竹田委員長 次に、河部委員の質問を許可いたします。 130 ◯河部委員 できるだけ予算書に沿って質疑をしていきたいと思いますけれども、今回9項目を通告させていただいているんですけれども、冒頭に、今、大森委員の質疑の中で、やっぱり教育委員会の答弁として、僕自身これまで学校施設の問題については、一般質問も含めて様々な観点で質問をさせていただいているという意味からいけば、その答弁はちょっとどうなのかなという部分もありますので、行政は継続して行わなければいけないというふうに思っておりますので、その年度年度、トップが替わったからとか、部長が替わったからぶつ切りに変わっていくということでは私は困ると思います。  平成29年第3回定例会で、私は一般質問をやっているんですけれども、先ほど大森委員が言っていた平成25年5月に教育委員会としてまとめられた学校施設の老朽化に対する考え方の部分について、その平成29年の第3回定例会で、私は一定整理をやって聞いてたつもりやったんですけれども。  その当時、平成28年に審議会が持たれて、その後教育委員会として教育振興基本計画をつくって、審議会の答申も受けて、今後の学校施設の在り方も含めて取り組んでいくんだという答弁をいただいているんです。  5年かけてしっかりと案をつくってまとめると言われたのが、今現在示されている学校施設の再編計画、2年遅れていますけれども、まとめられて出てきているのが今の計画なんですよ。  だから、その当時答えているのは、平成29年5月に取りまとめた老朽化に対する考え方は、一定もう老朽化についての個々の部分については、しっかりと踏まえていかなければいけないけれども、改めて平成28年の答申を受けて、教育委員会としては学校施設の在り方については、しっかりと考えていくというふうに述べているんですよね。  だから、その方向性はしっかりと過去に自分のところが答弁している議事録も含めて押さえながら答弁していただかないと、それってまた復活するのかというふうに聞こえてくるし、これから市内14か所以上で説明会を行っていく中で、様々な観点で質問されてくると思います。  そうなってきたときに、その答弁がぶれていくと、どこに進んでいくのかなというふうにも思いますし、やっぱり我々もいろいろ勉強しながら真剣に質問をやっているので、その辺はぶれずに答弁していただきたいというふうに思います。  それで、通告している質問ですけれども、まず、311ページの教育問題審議会についてですけれども、委員は今現在何名程度想定されているのか。また、回数としては何回程度開催する予定にしているのか、お聞きしたいと思います。  それと、315ページのJETプログラム事業ですけれども、今年度については、コロナ禍もあって1名しか来られていないんですけれども、改めて新年度については何名来られる予定なのか、お聞きをしたいと思います。  あわせて、その事業の中で、住宅借上料ということで、1,440万円計上されているんですけれども、具体的にURをお借りしているというふうには聞いているんですけれども、その人数掛ける大体月当たり何ぼか、この1,440万円が全て住宅の借上料になるのかどうかも含めてお聞きをしたいと思います。  それと、318ページの子どもの権利条例の関係ですけれども、新年度は10周年ということで、10周年事業をするというふうにお聞きをしているんですけれども、具体的な内容についてお聞きをしたいと思います。  それと、320ページと、327ページと、332ページ、これは小学校と中学校と幼稚園に関わる管理事業費がそのページに載っているんですけれども、その中で、消耗品費ということで、例えば小学校であれば、年間1,178万1,000円、中学校であれば777万8,000円、幼稚園は214万8,000円ということで計上されています。  例えば、それぞれの施設で使用されている電気がありますよね。ここも蛍光灯を使っていますけれども、こういったものが年間、それぞれの学校が必要としている需要額に対して、その金額が合っているのかどうか。  例えば、もう電球が切れているけれども、消耗品としての費用が足らないから、ちょっとこことここだけはもう電気を付けずにおこうかとか、必要としているものが補充されていないという実態はないのかどうか、ちょっとお聞きをしたいなと思います。  それと、小学校の部分は、一応冬の今現在の授業の状況というのが、冬場はストーブをどうも使っているということで、なかなかそのストーブもたいているけれども、今現在のコロナ禍で、窓を開けっぱなしで授業を行っている中で、換気を行っている関係で窓を開けているらしいです。非常にやっぱり寒いということです。  泉南市は、2年前にエアコン設置されましたけれども、夏場はクーラーを使って快適に授業を受けられているらしいんですけれども、この冬場については、やっぱりエアコンを使えないということで、非常に寒いという声も聞いているんですけれども、なぜそういう状況が生まれているのか、お聞きをしたいと思います。  それと、343ページの旧青少年センターの除却費、スケジュールについて分かっていれば教えていただきたいと思います。  355ページの誘客連携、これは昨日もあった地方創生の関係でやる事業やと思いますけれども、教育委員会として、これは具体的にどのような事業なのか、教えていただきたいと思います。  最後、359ページの国際的スポーツエリア「SENNAN CAMP」創造事業、この概要について教えていただきたいと思います。  以上です。 131 ◯岡田教育部長 まず冒頭、委員御指摘ございましたけれども、かねての計画の関係でございますけれども、私どもも当然平成29年答申に従いまして動きを取ってきておるところでございますけれども、そのような中で、当然これまでの件も踏まえて動いているところでございます。  ただし、なかなかたくさん御質問いただく中で、様々なお問合せに即答できていないのは、やはり今その辺りは勉強が足らないというというふうに考えてございますので、しっかり私もまた勉強して、ぶれないように進めてまいりたいと思います。ありがとうございます。 132 ◯桐岡教育総務課長 それでは、3点です。  まず1点目、教育問題審議会の想定ですけれども、今の段階で想定していますのは、約20名程度の方を想定していまして、回数は10回をと思っております。ただ、これについては若干増減する可能性もあると考えています。  2点目、学校の蛍光灯等の消耗品についてですけれども、蛍光灯とか日常、学校で消耗する品物の予算につきましては、一定学校管理経費という形で各学校の規模、学級数、児童数に応じて予算を割りまして、各学校長のほうに案分、配分しております。  それをもとに学校で必要なものを買っていただければいいんですけれども、当然今のところ、十分な予算をお渡しできているという認識はございませんので、足りているのかどうかというのは、ちょっと心配なところでございますけれども、今のところ足りない場合は、ほかの費目からの流用という形での相談、もしくは私たち教育総務課のほうで持っています予算を使うということもありますので、その場合は、現場と連絡を取って相談に乗って対応していっているようにしております。特に蛍光灯が必要ですので、足りないんですという相談は、今のところはありません。  それと3点目、小学校のストーブでございますけれども、ストーブにつきましては、空調を整備した中で、夏の冷房ができるように対応したところでございます。  ただ、どうしても電気代の高騰というのがありますので、冬につきましては、従来どおりストーブの使用をしてくださいというふうにお願いしております。  ただ、通常の状態であれば、冬もストーブのみで対応可能だというふうに考えておりますけれども、ただし、委員御指摘のとおり、現在コロナ禍ということで、空気の換気というのが必要になってまいります。  そこで、文科省のほうから示されております学校の新しい生活様式というマニュアルに基づきまして、換気については大きく2点示されておりまして、まず1点目が、機構上可能な限り、常時換気に努めると。  その場合は、窓側と廊下側の対角の窓を10センチから20センチ程度開け、効率的に換気するというパターンと、それと天候上、可能じゃない場合については、締め切った状態でも構いませんと。  ただし、そのような場合は、30分に1回以上、数分間窓を全開し、換気するようにというふうにしていただいておりますので、うちのほうから空調を使わずにストーブでお願いしますというふうなお願いと併せてまして、このような換気の工夫、それと授業中の子どもの重ね着についても、学校のほうで対応を考えていただきたいというふうにお願いして運用をしております。  以上です。 133 ◯奥田人権国際教育課長 私のほうからは、3点お答えさせていただきます。  まず、JETプログラムの来年度の配置ですけれども、状況が日々刻々と変わっておりまして、実は3月になっても1名辞退が出たりした関係があります。  今現在、来年度泉南市の配置、あっせんが決まっているメンバーは、ALTのほうが4月以降で15名、それから9月以降で2名、合計の17名、それからCIR(国際交流員)が4月以降で4名、それからSEA(スポーツ国際交流員)が4月以降で1名の合計22名が4月以降に来ていただくことになっております。  当初、27名で配置をしていこうと考えていましたので、あと残りの4名についても、順次あっせん者が決まり次第、泉南市に来ていただくということになっております。  泉南市としては27名の配置を今後も続けていきたいと、要望していきたいというふうに考えております。  2点目、JETメンバーの住宅の借り上げについてなんですけれども、URさんのほうと借りる部屋の階とか棟によって値段等も違うんですけれども、大体一番安い部屋で、共益費込みで3万8,000円から高い部屋でも4万2,000円ぐらいというふうにお聞きしておりますので、大体1棟1か月4万5,000円の予算で今回は計上をさせていただいております。  3点目、子どもの権利に関する条例の10周年記念事業でありますけれども、来年度につきましては、需用費としまして、10周年記念の記念冊子を印刷する事業が30万円、それから10周年記念ということで、11月20日の泉南子どもの権利の日に合わせて市内の各校園所、家庭等にクリアファイルが配られたらなというふうに考えております。それが90万円、それから子どもの権利の日の懸垂幕を作成する予算として7万円を計上しております。  以上です。 134 ◯山口教育部参事 そうしましたら、私のほうから、旧青少年センターの除却のスケジュールということで御答弁申し上げます。  令和3年度につきましては、予算に上げさせていただいておりますとおり、アスベストの含有調査をまず実施いたしまして、その結果をもとに除却工事のための実施設計を行う予定としております。除却工事につきましては、令和4年度に実行する予定で現在のところ進めておるところでございます。  以上です。 135 ◯石橋教育部参事 私のほうからは、誘客連携による地域活性化事業についてお答えさせていただきます。  これは、歴史的な建造物を活用した誘客連携事業でございまして、対象地域は堺市から岬町まで全てを含んでおります。  歴史的な建造物を訪れていただきまして、御朱印帳、御財印帳というふうに言っておるんですけれども、そういうものを各建物から発行していただきまして、それを集めて、泉州地域をぐるりと回っていただくという、そういう趣旨でございまして、令和2年度から開始しておりまして、来年度はこれを追加して、さらに増やしていこうということで委託を行っていく予定でございます。  以上でございます。
    136 ◯高山生涯学習課長 私のほうから、「SENNAN CAMP」創造事業についてお答えします。  これはスポーツ合宿やブランディング等々、様々なキャンプがあると思うんですが、その一大拠点として泉南市がなれるようにやっていく事業です。  中身につきましては、ブランディングとかトップアスリートを呼んでの講習会とか、あとマイナースポーツの支援、あとスポーツコミッションの設立支援、あとポータルサイトの構築業務と、こういったものを考えております。  以上です。 137 ◯河部委員 ありがとうございます。審議会ですけれども、20名程度で大体全体10回というふうに今御答弁をいただいたんですけれども、いつから始まるのかによっては、結構10回という、例えば年度内で収めるつもりであれば、かなりタイトな日程になるのかなと思うんですけれども、大体いつぐらいから始めるのか、ある程度想定できていれば、ちょっと改めて教えていただきたいと思います。  それと、子どもの権利ですけれども、先日の土曜日ですかね、せんなん子ども会議が行われて、市長に子ども会議のほうから報告があったということも、ちょっとお聞きをしています。  例えばそういう節目の年であれば、以前たしか岡田委員が質問していたのか、ちょっとあれですけれども、この議場を活用してでも、例えばその子どもたちが集まって、子ども議会みたいな、何かそういうものも、費用がかからない程度でいいと思うんですけれども、やってみてはどうかなというふうにも思います。  今回、子ども会議とかに参加している子どもたちも、結構活発に発言をしたりとか、いろんな取組意欲も含めて活動されているというふうに聞いていますので、ぜひそういう思いというか、活動の域をやっぱり伸ばすような取組を、ぜひお願いしたいなと思うんで、その辺、ちょっと何かお考えがあれば、お聞きをしたいなと思います。  それと、蛍光灯については、現場のほうからあればということなので、それはまた現場のほうにも、足らなければ、教育委員会のほうに上げるようにという話ができるかなと思います。  エアコンの関係ですが、今のこのコロナ禍にあって、何とか冬場はもうすぐ終わりますけれども、来年以降、まだちょっとこの状態が続くのかどうかも分かりませんので、毎年毎年エアコンを使えということではなくて、今のやつは緊急時においては、そういうものがせっかく備わっているので、使えるんであれば使える方向で御検討いただきたいというふうに思います。  以上です。 138 ◯桐岡教育総務課長 教育問題審議会のスケジュール感につきましてですけれども、20名の中には、当然公募市民の方の募集ということも考えておりますので、それも含めて、2月、3月の説明会が4月、5月にずれたことを考えれば、一番早くても夏ぐらいからスタートになるのかなと考えております。  ただし、事務局のほうでは必ずしも年内にとは考えておりませんので、スタートは夏になるけれども、後ろのほうは区切っているというような、スケジュール的には特に目標というのは今のところ置いておりません。  以上です。 139 ◯奥田人権国際教育課長 子どもの権利、子ども会議の活動についてなんですけれども、先日の市長報告会で子どもたちから、来年度の取組についても報告がありまして、子どもたちが今年度から考えていたeスポーツの大会を泉南市で開くことはできないかということ。  それから、総合政策部の政策推進課から、次の第6次総合計画の中に、ぜひ子どもたちの意見を入れさせてほしいということで、子ども会議からの意見も聞いていきたいということの御依頼を受けまして、子どもたちもそれに向かって頑張っていきたいというふうに考えておりますので、来年度は、その2点について進んでいくかなというふうに考えております。  委員がおっしゃっていただきました、この議場を使っての子ども会議ということも、今後の検討材料にはしていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。 140 ◯河部委員 エアコンについて何かコメントとかは。 141 ◯桐岡教育総務課長 エアコンにつきましては、特に一昨年度、昨年度、今年という形で徐々に夏場についても、付けた年は9月から、今年については初めてフルで使うようにしたんですけれども、ただしコロナの関係で夏休みの8月も授業をしているという形で運用しています。  そこで、電気代の推移を見ていきますと、やはり上昇率というのは高いということですので、ただ実際に学校等の意見を聞いた上で、この空気の換気の仕方について、ちょっと意見を聞いた上で、そこでどうしてもというのだったら、改めて違う手だてというのを考えていかないといけないのかなと思っております。  以上です。 142 ◯竹田委員長 以上で河部委員の質疑を終結いたします。  次に、石橋委員の質問を許可いたします。 143 ◯石橋委員 まず、315ページのJETプログラムについてお伺いします。あと2点目がGIGAスクール構想、3番目が学校再編計画の住民説明会をお伺いします。  まず、JETプログラムなんですけれども、指導者の報酬などは、全て国からのお金と考えてよろしいんでしょうか。いわゆる泉南市の負担はなしと考えられるのでしょうか。  それと、来年度、先ほども最大27人の要望ということがあったんですけれども、その分のお金を既にもらっているとは思うんですけれども、実際、来日されていない方のお金というのは、一遍国に返すのか、その辺。それと、そのお金があるから来年、その差額になるのかとか、その辺の今年特有のお金の動きを教えてください。 144 ◯奥田人権国際教育課長 失礼します。JETプログラムの指導者の賃金等について、報酬についてですけれども、国のほうからは、地方交付税交付金という形で、JETプログラムで本市が要望した人数掛ける大体400万円か500万円ぐらいの金額で、地方交付税として泉南市に入れていただいていると聞いております。その中から報酬をお支払いさせていただいているという状況になっています。  本年度につきましては、実際に本市で働いていただいたのも、1名が約4か月間ということになっておりますので、その辺については、正直なところを言いますと、これまでこういうケースはなかったものですので、国からも今年度について、来年度はもう出しませんであるとか、お金を引き上げますと言う通知は、今のところいただいていませんので、これまでの地方交付税交付金の活用からいくと、そのままかなとは思っているんですけれども、ただこれについては、まだ何も状況は分からないので、詳しいお答えはちょっと難しいかなと思っております。  以上です。 145 ◯石橋委員 そのままやったらどうするか、また考えておいていただけたらと思います。  2点目は、GIGAスクール構想について、資料は314ページになると思うんですけれども、GIGAスクール構想で、選択機種がiPadを導入されたということで、他市のものをちょっといろいろ見学に行ったり、春日市とかへ行ったりしていて、iPadは4万5,000円の中で、よくぞ購入されたなと、非常にいいなと思っております。  その関係で、先生方の端末の環境はどうなっているかということは、1点が、同じものを使えるのかということと、そしてもう1つが、ミラーリングなんですけれども、児童・生徒の考え方を共有して、大型モニターやプロジェクターに投影するためのデバイスは何でしょうかということです。  何を選ばれたかという経緯と予算と、それを入れることによって、学習的なものの効果、期待をお伺いします。  それと、2点目にSNSノートおおさか、メールでこういうものを導入したという中身を聞いたら、3市で非常にいい取組をされているなと思うんですけれども、その目的と費用はかかっていないのかと成功への秘訣、これは多分教育長になるかもしれませんけれども、お尋ねします。  3つ目、サポート体制なんですけれども、ICT教育アドバイザー、GIGAスクールサポーター、支援員の現況、どうなっているか。これは国からある程度のお金が出ていると思うんですけれども、実際にそのお金を活用できているのかと、それと募集して来ているのかという点です。  それはなぜかといいますと、非常にこの一年間、学校の先生というのは、人事異動があった方もおられますし、児童・生徒の進級、進学、そして保護者からの問合せ、本当に大変やったと思うので、勤務時間前に清掃作業が当たり前のようにされ、その他の授業もあって、さらにGIGAスクール構想の前倒しということで、働き方改革の中、休暇をちゃんと取れておられるのかと。  残業等は今タイムカードが機械化されていると思うので、管理されています。本当に休暇を取れていなかったら、その部分をちょっと多岐にわたっておりますが、よろしくお願いいたします。 146 ◯岩崎指導課長 私からは、3点御回答申し上げます。  まず、iPadの学校の教員が使っているものですが、これは予備機として154台購入をいたしました。これは先ほど申しました全学級数分の台数でございます。これを学校規模に応じて配布をいたしまして、それを授業等で活用いただいております。  また、子どもたちのiPadに何か不具合が生じて、一時期お預かりするというときには、その予備機を子どもたちにお貸しをしてという形で対応を考えているところでございます。  ミラーリングにつきまして、大型モニター等に投映するためのデバイスの御質問ですが、デバイスは現在イージーキャストウルトラという機器を使用しておる学校がございます。  これを選んだ経緯につきましては、もう既にさきに申しました幾つかの学校で導入しておりまして、アップルTVというものは、iPadと大型モニターを直接ダイレクトで、ワイヤレスで映せると。  ただ、このアップルTVというのは、iPadのみ対応しているということで、このイージーキャストウルトラといいますのは、Windowsも対応しているということでございます。  そういったお声が学校のほうからありましたもので、今回そのイージーキャストウルトラを整備しております。  また、今回整備をいたしました大型モニター等全てにこのイージーキャストウルトラを増設できるよう、また検討しているところでございます。  期待するポイントといたしましては、やはり子どもたち、学習者自身が教室内を自由に移動しながら、自分の意見をアウトプットできる、発信できる、そして併せて教員も机間巡視をしながら、子どもと同じ目線でモニターを見ながら、学習指導ができるということが、非常にポイントかというふうに考えております。  2点目に御質問ございましたSNSノートおおさかの活用についてでございます。  まず、かかった経費はございません。この教材の特徴といたしましては、こういったSNSに関しまして、子どもたちにトラブル事例を伝えて、怖がらせることに主眼を置いたものではありませんで、トラブルの原因になるものは何なのかについて、子どもたちが議論をし、考えを深めていく中で、気づきや自覚を促すことを狙いとした教材でございます。  これまで様々な教材はありましたけれども、このSNSノートをベースに、新たなGIGAスクール構想やソサエティ5・0に対応したコンテンツとしてのアレンジ、またプログラミング、金融情報リテラシーなど、こういったオリジナルコンテンツなどが、このSNSノートおおさかには追加をされてございます。  こういったことで、先ほど委員からも成功の秘訣はどうだということでございましたけれども、まずは子どもたちだけでなく、子どもと保護者が一緒になって考えられるようなページもございまして、学校におきましては、総合的な学習の時間や道徳、社会や技術家庭などで本教材を活用いただけるよう、学校の授業での取組を広げてまいりたいというふうに考えております。  3点目のICT支援員等の現況につきましては、本予算議決後、GIGAスクールサポーター等の配置に向けまして、委託業務等の手続を進めていく予定でございます。  また、先生方の働き方改革の御意見もございましたが、休暇が取れているのかという御質問につきましては、学校体制の中で、忙しい中で先生方、やっぱりどうしても休暇を必要とされる先生がいらっしゃれば、それはしっかり取っていただくということ、その取っていただく先生方のフォローは、もう学校体制でやっていただいているというふうに管理職から聞いております。  以上でございます。 147 ◯石橋委員 ありがとうございます。3点目に、GIGAスクール構想のことで、学校再編計画の住民説明会が4月から行われるんですけれども、2月からの予定でということで、ちょっと延期になったことを、ある意味活用できないかなと思います。  これは提案というか、せっかくの機会なので、説明会にiPadを使って、こんなふうに子どもたちは、これを使って学習していますというようなことを、多分紙の資料を用意されて、パワーポイントを使われると思います。  そういうのも使って、そういうことは保護者の方はiPadを使うというのは分かっていると思うんですけれども、地域の方もそういうものを理解していただけたらと思うのは、ここにもありますけれども、消費生活センターで調べたら、いわゆるインターネットにまつわる相談は年々増えています。  インターネットについては、実は20歳未満より、40代、50代の件数は多いんですけれども、自分たちが経験しているから、余計心配やということで、そういうことも含めて、こんなふうに使うという、地域にも発信していくという意味では、そういうことができないかなと。これはあくまで要望というか、提案でございます。  それと、昨日観光PR用の中で、デジカメとドローンを買うということやったんですけれども、先ほど岩崎課長からもあったんですけれども、総合的な学習とかプログラミング教育で、ドローンのプログラムをつくって、同じ買うなら中学生がこの泉南市内のドローンを使って撮影したものをPRするとか、そういうものが昨日の答弁を聞いていて思いました。  総合的な学習でドローン活用というのは、ちょっと急に言って申し訳ないですけれども、その辺、2点、学校再編計画の住民説明会でのiPad活用で、住民と共有していくのと、ドローンの総合的学習活用についてお伺いしたいと思います。 148 ◯岩崎指導課長 ドローンを総合的な学習で活用できないかという御意見でございました。  中学校におけるプログラミング教育の教材につきましては、今年度学習指導要領と教科書も替わりますので、教材としては購入いたします。  ただ、委員の御指摘のドローンというところまでは、いきませんけれども、そういった形で、このiPadと、またプログラミング教育ができる教材ということで、教育委員会としても学校が活用していただける教材を購入予定でございます。  以上でございます。 149 ◯桐岡教育総務課長 住民説明会での学校iPadの活用という点でございますけれども、基本的にiPad自体が学習用という形で学校にお預けしているもので、説明会にしても、どうしても1日2か所を移動しなければいけないということで、約100人分のiPadを持って移動して、それを傷つけずにお返しするということを考えますと、実際にそれを活用するのはちょっと困難かと思っております。  ただ、御指摘のとおり紙とパワーポイントで説明していく予定ですけれども、そこについては、極力分かりやすいような工夫をしていかなければならないというふうには感じております。  以上です。 150 ◯石橋委員 できたら、やっぱりせっかくのiPadなので活用していただきたいのと、ドローンも多分観光課は買ったまま、どう使うとかいう心配もあるので、せっかく買うので、その辺の連携をしていただけたらと思います。  以上です。 151 ◯竹田委員長 次に、楠委員の質疑を許可いたします。 152 ◯楠委員 それでは、お聞きします。  314ページの学校水泳授業支援事業のところで、サンエス温水プールでクラスターが発生したということで、実際にサンエスのどこら辺で発生したのかが分かるようであれば、教えていただきたいと思います。  今年度はコロナの影響で、プールの授業自体がなかったと思うんですけれども、もしこのコロナが落ち着いた後、学校の授業が再開されて、サンエスのほうで、もし使えないという状況になった場合のプール授業の代替案とかがあるのなら、教えていただきたいと思います。  あと、委託費を年間で払っているかと思うんですけれども、もしサンエスプールのほうに責任がなかったとしても、使えない状況になった場合、その委託費というのは、どういう取扱いをするのかをお聞きしたいと思います。  次は、学校管理事業のところで、小学校、中学校の施設整備費のところでお聞きしますけれども、小学校で2億9,500万円減と、中学校も1億1,999万円減になっていたかと思うんですけれども、これの理由を教えていただきたいです。  あと、備品のところで、先ほど聞かれていたんですけれども、このタブレットというのは予備機ということなので、先生は持ち帰りはしはるのかな。その辺をちょっとお聞きしたいと思います。  あと、342ページの子どもの居場所づくり事業のところでも、ここでも160万円ほど予算が下がっているということで、これの理由も教えていただきたいと思います。  以上です。 153 ◯竹中市長 サンエスの温水プールの休業の補償とかいう件だと思うんですが、このサンエス温水プールにつきましては、市の管理ではございません。泉南清掃事務組合の所管のものでございますので、そちらのほうに入っておりまして、本市の予算の中には出てきておりません。 154 ◯桐岡教育総務課長 整備費の減額の理由でございます。  小学校、中学校ともに、大幅に令和2年度と比較すると減っております。これにつきましては、今年度令和2年度実施しましたGIGAスクール事業におけますWi-Fi設置工事が今年度行われましたので、それと比較して令和3年度は減っているものと考えております。  以上です。 155 ◯岩崎指導課長 私からは、学校水泳支援事業に関わる御質問について御回答申し上げます。  まず、温水プールの件でございますが、クラスターに関しましては、ホームページで出ていた。それ以外の情報は持ってございません。  また、温水プールでの授業につきましては、文部科学省が令和2年5月に出されました、学校の水泳授業の取扱いについてということを、十分温水プール等と協議いたしまして、安全に留意をする上で、本年度は5年生、6年生が水泳授業を行ったところでございます。  委託ということで、実施しなかった場合の委託料の取扱いということの御質問でしたが、この委託料の契約に当たりましては、単価契約となっておりまして、実際に授業が行われた回数分の委託料をお支払いしているということで、今年度につきましては、実施しなかった学年の分の委託料は、お支払いはしていないということでございます。  もう1点、先ほどiPadの先生が利用している予備機の扱い方、持ち帰りもできるのかということでございますが、これは持ち帰りをできるといいますか、実際に持ち帰って活用することは可能となっておりますので、お伝えしておきます。  以上でございます。 156 ◯山口教育部参事 そうしましたら、私のほうからは、子どもの居場所づくり事業について御答弁申し上げます。  本事業は、夏休みの子どもの居場所づくりとしまして、令和元年度から実施しているものでございまして、私どもの青少年センターと、あと埋蔵文化財センター、図書館の3館合同で、夏休みのお子様の居場所をつくるというような事業となっております。  委員のおっしゃった160万円ほどというのは、需用費でしょうか。この中身としましては、令和3年度の予定といたしまして、大きく2つ内容を考えておりまして、化学実験を1つと、あと図書館に御協力いただいたストーリーテーリングとか、ブックトークとか、大型絵本の読み聞かせという2つの教室をつくりまして、そこを交代で、3密を避けるために交代にしまして、そういった内容の会を、各小学校で10校ありますので、10か所で実施する予定になっております。  以上でございます。 157 ◯楠委員 ありがとうございます。温水プールが使えへんかった場合の代替案みたいなのはどうなのかということもお聞きしたと思うんですけれども、それもちょっと答えていただきたいと思います。  あと、タブレットのほうが各クラスに1台ですかね、もう予備機があるがあるということやったんやけれども、子どもは充電してくるのを忘れたりで、予備機を使ったり、やっぱり先生が使える端末というのが、物すごく少ないというのも聞いています。  子どもが忘れたりで、それを割り当てたり、あと、授業を組み立てていくという上で、先生に1人1台ないと、中身のデータとかも共有するのは難しいやろうし、自分が子どもに教えようと思うたら、やっぱりその機能をしっかりと使用して慣れていかなあかんと思うので、クラスに1台じゃ、ちょっと少ないんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 158 ◯岩崎指導課長 2点お答え申し上げます。  プールの代替案につきまして、もしプールができなかった場合は、日程をまず1つ再日程を実施して、また検討させていただくということになります。  来年度、既にもう5月31日からの水泳授業の計画を立てているところでございます。ほぼほぼそれで大体11月、一番最後に入る学校が1月という予定をしておりますが、その間、幾つか何日か使用しない日がございます。もしそれでできなかった場合の代替としては、空いている日程をまた学校と検討させていただくということを考えております。  それから、2点目のiPadの件でございますが、このiPadにつきましては、今年度は、導入時期は予備機として154台、そして卒業されていきますお子様の分、そして入学される子どもさんというのが、年間で代替100名から120名のiPadの端末が生まれてくるという、余剰してくるという予想でございます。  それを来年度、さらにプラス120台ほど各学校に予備機としてお渡しします。それが5年間続きますので、トータル5年後には約700台近い端末が予備機として学校に入ります。  委員おっしゃりますように、今すぐ何か全ての先生がということにはならないんですけれども、取りあえずは学級数、クラスで1台は端末を置いていただいて、その間、先生方1台の端末を、複数の先生でいろいろ研究をしていただきまして、やっていただければということで、各学校で工夫してやっていただいているところでございます。
     以上でございます。 159 ◯楠委員 ありがとうございます。その事実として、端末が余ってくるというのは分かるんですけれども、今実際に子どもたちの教育を保障する上で、タブレットにやっぱり慣れてもらわなあかんというのがあるので、やっぱりそういうことも考えなあかんのかなと思います。  あと、プールも1つのところに、温水プールに泉南市内の学校が行くというところで、なかなか苦労して日程とかも組まれているかと思いますけれども、各学校にプールがありますので、それを使えるようにして、やっぱり夏場にするものがプールだと私は思います、個人的な意見ですけれども。  なので、子どもたちの教育の確保をする上では、やはり学校でプールが使用できるようになればいいんじゃないかなと、すみません、意見というところで、答弁は結構です。ありがとうございます。 160 ◯竹田委員長 質疑の途中ですが、午後3時30分まで休憩いたします。       午後3時 6分 休憩       午後3時30分 再開 161 ◯竹田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  会議に先立ち、理事者から発言を求めておりますので、これを許可いたします。 162 ◯竹中市長 先ほどのJETプログラムに関する質問の中で、地方交付税の取扱いについてでございますけれども、令和2年度のJETプログラムの経緯につきましては、もう2年度の交付税の中に入ってございます。  令和2年度が終わってから3年度に、このJETプログラムの経費が、必要経費以外は錯誤であったという形で国のほうに報告し、その後に、その分の返還をすることとなります。  以上です。 163 ◯竹田委員長 それでは、款教育費を議題とし、質疑を続行いたします。  次に、岡田委員の質疑を許可いたします。 164 ◯岡田委員 よろしくお願いいたします。  最初、歳入のほうからなんですが、107ページ、負担金のところで教育費負担金、日本スポーツ振興センターの保護者負担のことについて書かれています。  これは、毎年ちょっと減ってきているんですが、子どもの人数と関係しているのかなと思うんですが、加入数の状況を教えていただきたいのと、あと、これは未加入の方もいらっしゃるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。  それと、学校内でのけがと登下校でのけが、これはどれぐらいあったか、お聞かせいただきたいと思います。  313ページの教育推進事業の中のいじめ問題対策委員会、いじめは不登校や自殺にもつながることもありますので、未然防止とか早期発見の取組が大事だと思います。  対策委員会の内容等をお聞かせいただきたいと思います。人数、また開催単位とか、また外部の方もいらっしゃるのかどうか、お聞きしたいと思います。  それと、339ページの国際的スポーツエリア、ちょっと重なっていますが、こころのプロジェクト「夢の教室」の委託ですが、これは大体3年ぐらいたったかなというふうに思うんですが、間違っていたら言ってください。  これは、中学校2年生の生徒が対象だったと思うんですが、これでもう全中学校で開催できたのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。  それと、357ページの保健体育推進団体支援事業、泉南市体育協会の補助金ですが、今回令和2年度はコロナ禍の中で、いろいろ申請して申し込んでも、コロナでもキャンセルしないといけないという状況もあったかなというふうに思いますので、そういうキャンセルの状況をお聞かせいただきたいと思います。  また、サービス向上に向けて力を入れていることがありましたら、お聞かせください。  以上です。 165 ◯岩崎指導課長 私からは、スポーツ振興センターの件と、それからいじめ対策問題協議会の件について御回答申し上げます。  まず、加入数につきましては、委員御指摘のとおり、やはり子どもたちの数の減少ということで、歳入額も減少しております。本市におきまして未加入の児童・生徒はございません。  それから、校内のけが、登下校時のけがの数につきましては、現在数を持ち合わせておりませんので、また改めて御報告をさせていただきます。  一方で、いじめ対策問題協議会の委員ですけれども、本市の条例に基づきまして、委員は3名でございます。弁護士、それから学識経験者、それから臨床心理士でございます。回数としては、年2回程度の会議ということでございます。  以上でございます。 166 ◯高山生涯学習課長 私のほうからは、まず、こころのプロジェクト「夢の教室」にお答えさせていただきます。  今年度予定どおり、全ての中学校に対して実施はできました。ただ、コロナということもあり、リモートでの実施という形になっております。  来年につきましても、予算を今回計上させていただきますので、同じような形で、コロナでなければこちらに来ていただいて、コロナであればまたリモートになるかと思いますが、実施したいと考えております。  あと、体育館のコロナにおけるキャンセルの数なんですが、閉館とか、緊急事態宣言が出た、そこら辺のときは、もう軒並み1か月間とかキャンセル等々がありまして、その後についてのキャンセルの件数については、今まだ現在把握をしておりません。申し訳ありません。  以上です。 167 ◯岡田委員 ありがとうございます。日本スポーツ振興センターのところなんですが、これは例えば幼稚園も入っているということなので、バスとか車の送迎についてはどうなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。  それと、利用期間ですか、例えば小学校6年生でけがをして利用した場合、これは中学校はそのままになった場合、また続けてけがの状況がまだ治っていないというときも使えるのかどうか、聞きしたいと思います。  それと、いじめ問題で、これは年2回ということなので、今ちょっとお聞きさせていただいたんですが、これは、いじめか何かあった場合に動くということですか。それとも、関係なく年に2回するということなのか。それと内容をお聞かせいただきたいと思います。  やっぱり早期に解決しないといけないと思いますので、そういう事案とかが出てきたときの調査とか、そういうのもされるのかどうか、ちょっと聞きしたいと思います。  それと、こころのプロジェクト「夢の教室」のところでは、全学校回ったということで、一周回って、今度の令和3年度でどこの学校にという、また同じ中学校2年生が対象になるかどうかというのも、お考えがあったらお聞きしたいと思います。あと、子どもの反応は、その授業を受けての反応をちょっとお聞かせいただきたいと思います。  それと、泉南市体育協会ですが、これはサービス向上に力を入れていただきたいんですけれども、私もいろんな意見を伺うことがあるので、そういう利用者の声ですよね。これをキャッチするために、やっぱりアンケートとか投書箱、そういうのも用意されているのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。  以上です。 168 ◯岩崎指導課長 私からは、2点御回答いたします。  日本スポーツ振興センター、幼稚園のバス、登園中の車の送迎でもということでございますが、これにつきましては、御自宅を出てから適用範囲となりますので、対象となるものでございます。  また、先ほどこの保険は発生してから2年の猶予の期間がございますので、今おっしゃいました小6のときにけがをした場合に、その後の引き継ぎはどうなのかということにつきましては、その範囲の中であれば対応可能でございます。  本市といたしましても、実際にけがの状況によって中学卒業後、進学をされた先の高校や大学まで、実際に給付を受けておられる事例というのも現実にございます。  2点目のいじめ問題対策委員会の件ですけれども、いじめの重大事態が出た場合に関しましては、こういった2回といわず、臨機応変に開催をさせていただくということになっておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 169 ◯高山生涯学習課長 「夢の教室」なんですが、来年度も同じような形で、今のところ考えております。  あと、子どもたちからの反響なんですが、私どもではなく、JFA側がアンケートを取っておりまして、今集計中ということなので、また結果が分かったら教えてくださいというふうに依頼しております。  体育協会のサービス向上というのは、体育館のサービス向上ということですよね。体育館につきましては、体育協会さんに指定管理をしていただいていまして、常に市民の声を聞いて、サービス向上をしていただくようには、お話ししております。  ただ、委員おっしゃったようなアンケートを取ったかどうかという事実を私は知りませんでして、やったのか、やっていないのか。もし、やったのであれば、それに向けてどういうふうにしたのか、やっていないのであれば、来年度でもやってみてくださいというふうにお話をさせてもらいたいと思います。よろしくお願いします。 170 ◯竹田委員長 課長、「夢の教室」は具体的に令和3年はどこですかというお尋ねもあったと思います。 171 ◯高山生涯学習課長 すみません、同じ4中学で。 172 ◯竹田委員長 全て4中学でということですか。 173 ◯岡田委員 ありがとうございます。いじめ問題対策委員会のところで、これは例えば神戸市だったら教師間のいじめとかありましたよね。こういうことに関しても動かれるのかどうか、委員会を開催されるのかどうか。  あと、関係機関との連携、これを強化するためにやっぱりすぐ動くということが大事だと思うんですが、この点ちょっと、何回も申し訳ないんですが、教えていただきたいと思います。 174 ◯阪上教育部参与 それでは、教員間のいじめ問題が発生したときは、いかがかことについてお答えいたします。  教職員におけるいじめ等についても、委員御指摘のように、兵庫県神戸市のほうで発生した事案がありましたので、本市のほうでも学校・園には周知しておるところでございます。  ただ、万が一本市の中でそういう教員同士のいじめ等、差別、被差別等があれば、これはもういじめという問題ではなくて、教職員の服務上の措置ということになってきますので、我々の中で厳重に聞き取り調査をした上で、任命権者である大阪府教育委員会と連携を取って、処分を決定していくという形になります。  それと、いじめ等に関しては、日常から我々保健部局、福祉部局と連携を取っておりますので、総合的な見方で見ていかないと、恐らく学校からの見立てでは、一面的な見方しか見えてこない側面もありますので、極力多様な方面からの情報を取って判断する、対応するということはしてまいりたいと思います。  以上です。 175 ◯竹田委員長 続きまして、森委員の質疑を許可いたします。 176 ◯森委員 もう既に大方の御答弁はいただいているように思います。あえて質問といえるほどの質問ももう残っていないんですが、僣越ながら1点だけ苦言を呈させていただきたいと思います。  私の発言が逆効果になる可能性も高いと思いますけれども、しゃべっている人間がしゃべっている人間ですから、反発もあろうかと思いますけれども、1点、公民館の改修事業です。これは私が知る公民館というのは、主に新家公民館なんですけれども、ほかも多分同じような状況かもと思いますけれども、大変利用頻度が高い。ようはやっているんですね。中高年の男女を問わず、頻繁に文化的な活動にいそしまれておるんです。  それが、健康のもととか生きがいともなっているんだと思うんですけれども、現に私も利用を申し込んでも、なかなかスペースが取れないということが多々ございます。  そんな中で、公民館に来ていらっしゃる方々が、一様におっしゃるのは、やはり泉南市の財政事情を心配されているわけですよ。  既に、もう大分前からの話で、雨が降ったらバケツいっぱい並べていますわ。これは何とかならんのかと、よほど泉南市は金がないんやなという話ですわ。せめて、これだけでも何とかならんのかなということをよくお聞きをしますので、私もあまり近寄らないようにしているんです。  人の価値観というのは様々で、市民の価値観も様々なんですけれども、市長には市長の価値観もあるんでしょうけれども、予告せずに花火を上げて、市民がびっくりするのを見て喜んでいるというのも、また文化度が高いといえば高いんでしょうけれども、率直に一市民の立場として言わせていただくならば、花火を上げる金があるんやったら雨漏りを直せと。  以上。 177 ◯岡田教育部長 今の御指摘、新家公民館における雨漏りについてということでお聞きさせていただきました。  御指摘のように、以前からひどい雨漏りが起きている。またこれまでにも何らかの改修の手を加えているというような状況でございますが、去る台風で避難所として活用した際に、私も新家公民館に泊まって管理をさせてもらったことがありました。  やはり御指摘のように、当時、今より2年ぐらい前ですけれども、雨漏りは生じておりました。それを改善すべく、これまでの間に工事に必要な設計を行い、その経費をいただいて設計をしてきておるところでございますけれども、今のところ直接の工事を行う経費が2,000万円超となってございまして、それだけの予算を確保できていないというのが現状でございます。  コロナ禍にあって、利用がありますので、例えばエアコンが壊れたというのは、昨年速やかに対応させていただいたところでなんですけれども、御指摘の雨漏りの点につきましても、担当部局としては、本当に改善すべき点だと考えておりますので、今後の様々な施設の計画との兼ね合いもございますけれども、極力、今現状で支障を来しているような雨漏りについては対応すべきと考えておりますので、予算確保に努めていきたいと考えます。  以上です。 178 ◯森委員 終わります。 179 ◯竹田委員長 以上で通告による質疑を終結いたします。  ほかに質疑はございませんか。 180 ◯添田委員 私のほうからは、7点質問させていただきます。  まず、315ページの国際教育推進費と316ページの人権教育推進費の内訳についてが1点目。  2点目が、317ページの人権教育推進事業の具体的内容と教職員人権教育事業と人権教育推進事業の講師は、今後どのような方を招かれる予定なのか。  3点目なんですけれども、毎年12月10日から16日、北朝鮮人権侵害問題啓発週間のときに、内閣府のほうからDVD「めぐみ」の上映が求められていると思うんですが、昨年度の小・中学校での「めぐみ」の上映率についてお伺いします。  そして、4点目なんですけれども、317ページの在日外国人教育研究協議会とあるんですが、これは、もともとは在日朝鮮人教育を広げ、深めるための組織として設立されたものだと思うんですが、現在泉南市では、どのような取組をされていて、協議委員はどのぐらいの人数でされているのかというところと、併せて泉南市人権教育研究協議会の取組内容と人数についてもお教えください。  続きまして、5点目なんですが、熊取町では平成29年に手話言語条例ができて、役所にも手話通訳さんを配置していたりだとか、小学校でも手話の授業があったりだとか、学校の集会でも手話の通訳さんがいたりとかするんですけれども、泉南市は、そういう取組を今後予定はあるのかということと現状、また、小・中学校に聴覚障害者はいるのか。障害児童学級の数と各学校における障害児童の人数についても教えてください。  そして、6点目なんですけれども、信達小学校だったら、チビッコホームがあると思うんですが、ここは私も通っていたんですが、放課後子ども教室について、待機児童がいるのかどうかというのと、先生は十分に足りているのか。また、子どもの人数についても教えてください。  そして、7点目なんですが、359ページ、国際的スポーツエリア「SENNAN CAMP」創造事業の今後の事業計画についてと、定期的に行っている「夢の教室」の講師の報酬というのが書かれていないので、講師の報酬についても教えてください。  そして、マイナースポーツ支援事業、トップアスリート雇用業務について、現在どのような支援があるのか、泉南市でも男里のほうに、Minimini Skate Parkがあるんですが、そこにオリンピック候補選手もおられまして、そのような方への支援計画はあるのか。  オリンピック候補選手とかも自費でアメリカやブラジルとかの大会に行って、かなり費用もかかっているそうなので、支援があればなと思います。  あと、イオンモール等でも、先日13日に泉南のイオンではないんですが、フレイクカップといって、キッズスケーターの全国大会などが開かれていますので、泉南にもイオンがあるので、共同でそのような大会を開くことを考えていただければなと思います。  以上です。 181 ◯奥田人権国際教育課長 私のほうから、前半4点についてお話ししたいと思います。  まず、315ページ、国際教育推進事業を今年度から設置したんですけれども、これは、これまで人権教育推進事業の中でやっておりました外国にルーツのある保護者の方等に、個人懇談とか家庭訪問で通訳を配置する際の謝礼金として、報償費25万円を計上しております。それから、需用費の消耗品費につきましては、英検事業の事務費ということで計上をしております。  それから、316、317ページです。教職員人権教育推進事業につきましては、教職員に対する研修会ということで、主に人権国際教育課が実施する研修の報償費、講師謝礼と、それから教職員の研究団体等への負担金及び交付金を計上しております。  それから、3番の人権教育推進事業につきましては、これは学校・園で子どもたちとか保護者が人権教育の取組をする際の講師謝礼ということで報償費を計上しております。  ですので、学校・園からの要望に対しまして、例えば障害を持たれている方に来ていただいての研修会であったりとか、地域の高齢者の方をお招きしての取組なんかで活用するということが多いかなというふうに思っております。  2点目、在日外国人教育研究協議会の件につきましてですけれども、以前は、在日韓国朝鮮人を中心とした研究会ということで進めていたんですけれども、昨今、外国にルーツを持つ方であったりとか、外国籍の児童・生徒が多数増えてきたということもありますので、範囲を在日韓国朝鮮人に限らず、在日外国人に対する教育を進めていくということです。  泉南市内の公立小学校、中学校、幼稚園、それから保育所、こども園等も合わせまして、現在21校園所が所属しておりまして、そちらのほうの教職員が会員ということになっておりますので、おおむね450名強の方が、この研究に入っておられるということになっております。  あわせまして、泉南市人権教育研究協議会についても、同じように泉南市内の小学校、中学校、保育所、幼稚園、こども園の21校園所が入っておりますので、同じメンバーが研究を進めているということになっています。  それから、3点目、北朝鮮の拉致被害者に対するアニメ「めぐみ」の視聴率ということなんですけれども、令和2年度、今年度の視聴数なんですけれども、14小・中学校中10小・中学校のほうで視聴いただいているということで、現在視聴率は71.4%ということになっております。  それから、4点目ですけれども、手話通訳の事業の取組ということなんですけれども、こちらのほうにつきましては、小学校の授業の中で、手話とか点字について学ぼうという授業がありまして、その中で学校・園で取り組んでいただいている部分はあるかと思います。
     それから、幼稚園のほうでは、シュワ'Kさんという、手話を使って歌を歌うという団体さんを呼んでいただいておりまして、そういうふうな活動で保育所、幼稚園でも取組を進めていただいているという状況になっています。  以上です。 182 ◯岩崎指導課長 私からは、支援学級の難聴学級のお問合せがありましたので、御回答いたします。  本市令和2年度は、小・中学校、支援学級を合わせて71学級ございます。その中で難聴学級も1学級ございまして、その中で児童・生徒がおられるという状況でございます。  以上でございます。 183 ◯高山生涯学習課長 私のほうからは、まず学童保育についてお答えさせていただきます。  待機児童は、やはり信達とか、そういったところには若干今いる状態です。生徒の数につきましては、令和2年4月1日現在で、総人数が405名というふうになっております。  次に、「SENNAN CAMP」の計画なんですが、泉南をキャンプの一大拠点としたいというところで、和歌山大学にブランディングをしていただこうというふうなことを今考えておりまして、現在進めているところでございます。  その他、マイナースポーツとか、委員もおっしゃいましたように、泉南にもイオンがありますので、そこに依頼して、eスポーツとか何かできないかなというふうに考えておるんですけれども、Minimini Skate Parkですか、そういったことも今私知りませんでしたので、これからはそういったふうな支援というのを考えていければいいなというふうに思います。  あと、「夢の教室」の報酬の件なんですけれども、これはJFAに対して、もう一括で委託料というふうにお支払いしておりまして、各先生によって報酬についてもばらつきがあると思うんですが、そこら辺については、我々はちょっと教えてもらっていないというふうな状況でございます。  以上です。 184 ◯奥田人権国際教育課長 すみません、1件答弁漏れがありました。317ページ、教職員人権教育事業の講師報償費の件なんですけれども、来年度につきましては、今考えている講師は、市内で部落差別に関する事象が起こったということで、部落差別に関わる当事者の方に来ていただく研修と、それから性的マイノリティーの当事者の方に来ていただいて、教職員がお話しを聞くという研修を、一応予定をしております。  以上です。 185 ◯添田委員 最後の何マイノリティーですか。 186 ◯奥田人権国際教育課長 性的マイノリティーの方ですね。 187 ◯添田委員 「SENNAN CAMP」で「夢の教室」とかの講師を委託しているのは和歌山大学ということで、どこの会社に委託しているんですかね。 188 ◯岡田教育部長 失礼します。この事業でスポーツキャンプのブランディングですね。どういったことをしていくのか、どういうふうなデザインがいいのかというのを、和歌山大学の先生と一緒に共同研究です。  それから、「夢の教室」は、日本サッカー協会(JFA)が用意してはる「夢の教室」という事業でございますので、そちらと契約して夢先生を派遣していただいているという状況になっております。  以上です。 189 ◯竹田委員長 ほかに。 190 ◯田畑委員 ありがとうございます。通告しておりません。313ページ、いじめ問題対策委員報酬ということで、先ほど岡田委員のほうから御質問いただいて、答弁をいただいております。  しかしながら、もう物すごいリアルタイムなんですけれども、名古屋市で中1の子が命を自ら投げ出しました。名古屋市は今しっちゃかめっちゃかになっています。  要は、報復を恐れて学校側に取り上げてほしくないという生徒さんの意向で、学校側が対処せずに子どもが命を断ったと。助けられる命を助けられなかったというのが、物すごいやっぱり我々は嫌です。  このいじめ問題対策委員という響きはいいんやけれども、やっぱり今回のこの案件にしてもそうなんですけれども、回数なり、人員なり、報酬なり、これを徹底強化して、ある意味、学校の後ろにはこういうので、大人たちがきっちり助けるんだよというような、何ていうのか、意思表示というか、そういうのを見せていかないと、学校側がそこの判断をミスってしまうと、全てこういった命を投げ出すことになるので、改めてこの強化をお願いしたいので、何か答弁いただけるのであれば、お願いしたいというふうに思います。  それと、3点目、324ページ、小学校給食費、329ページ、中学校給食費、344ページ、留守家庭児童会、関連質問になります。これは滞納について数字を、パーセンテージでなくて、できたら人数のほうが分かりやすいのかなと思うので、数字があれば教えていただきたいと思います。  あと、322ページのPCB結構額がでかいのですけれども、政府が出しているコロナの対策で補助、9割減免が3月末までの申請で延長になったと思うんです。  9割減免って物すごい大きいと思うんです。大きな施設、学校とかじゃなくて、民間の施設でも、これは今必死のパッチで皆申請をかけて、9割減免、9割国が負担ということなんですけれども、この額というのは、そういった補助申請をやった中のこの金額なのかどうか、一度お教えください。  あと、先ほど冒頭で河部委員のほうからも御質問いただきました、ちょっと私とかぶってしまうんですけれども、あえて御質問させてもらいます。  GIGAスクールの住宅の借り上げの件です。文句を言うているんじゃないんだけれども、ちなみに卒業式のときのニコラス、物すごいニコラス、性格が良くて評判がええらしいですよ、ニコラス。サングラスをかけて、寒かったので手袋を買うたらしいんですけれども、それはどうでもいいんですけれども。  これを委員会でもちょっと指摘したと思うんです。これは住宅の借り上げ一千何ぼ出ているんですけれども、要はどっちかいうたら、この人らは我々のゲストじゃないですか。  僕は、URに文句を言うているんじゃなくて、URがあかんじゃなくて、やっぱり来てもらったら、例えば牧野の古民家とか、市場の紀州街道という伝統ある道のところとか、鳴滝でいうエバグリーンの近くとか、岡田浦でいうイオンモールの近くとか、ロングパークの近くとか、新家でいう森林の近くとか、金熊寺でいう川の近くとか、川はあかんのか、梅のあるところとか、何ていうのか、日本文化に接することができるところに、この外国人講師が住んでもらえて、なおかつ生活しよいところを選んだったらええのと違うのかなと。  例えば、あと二十何人来るわけでしょう。ほなみんなホームパーティーとかをしたいですやん。これ何でこのURというところに決め込んだのか、それは予算の関係があるのんか、その辺ちょっと具体に説明してほしいし、このニコラスもじゃ一応、URから自転車で西信に通うているという解釈でいいのか、ぜひお答えをいただきたいと思います。 191 ◯竹田委員長 田畑委員、JETですな。 192 ◯田畑委員 ああ、ごめん、JET、俺言い間違えた。 193 ◯竹田委員長 GIGAスクールと言うたんで。 194 ◯田畑委員 失礼しました、JET。 195 ◯竹田委員長 それと、マスクがずれているので、飛沫が飛散しますので、気をつけてください。 196 ◯田畑委員 すみません、顔がでかいので、申し訳ないです。 197 ◯竹田委員長 答弁をお願いします。 198 ◯阪上教育部参与 まず、1点目のいじめのことで御答弁申し上げます。  田畑委員御指摘のように、名古屋市の中学校1年生の件については、我々としても決してよそごとではないなということで、先日以来の報道をずっと見ております。  御指摘のように、形としては、いじめ対策委員会等ができておるんですけれども、よくよく考えてみれば、これは教師レベル、大人サイドでの問題であって、この辺りの情報というのは、実は子どもたちにはあまり周知されていないという仕組みもあります。  そういう意味では、御指摘のように、大人は大人でこういう子どもを守る動きはしますよというふうなことについての、子どもたちへの周知と、学習の指導というのは、改めて検討させていただきたいと思います。  それと、委員の選定については、我々も極力重たい事案、いわゆる重大事案が起きた際には、最悪第三者委員会等を開かないといけないという場合については、徹底して第三者的な立場で見ていただく必要がありますので、大阪弁護士会であるとか、臨床心理士さんの委員会であるとか、そういうところに今現在協力依頼をかけているところでございます。  そういう意味も含めて、日常的にいろんなたくさん委員からも、本日も、先日の一般質問でも、子どものいじめや不登校の問題についての御質問、御意見をいただきましたけれども、何もないという状況は恐らくというか、全くない状況ですので、何かがきっと子どもたちの中で起きているということの前提の中で、しっかりと対応はしてまいりたいと思います。  以上でございます。 199 ◯岡田教育部長 失礼します。私からは、最後のJETの住宅の件について御答弁申し上げます。  委員御指摘のように、やはり市内各地のいろんな地域に触れられるところ、日本文化に触れられるところに住まいをというのは、本当にありがたいお話ですし、そうあるべきだというふうにも考えてございます。  ただ、今回このJETに関する住宅のことで、制度設計といいますか、考えてきたのは私でございまして、一昨年、二十数名をいかに受け入れるかというところで、民間の事業者の方にお話を伺ったりする中で、やはりどうしても手探りかつ暗中模索で進めてきたというところがございます。  例えばですけれども、市営住宅、府営住宅は彼等のお給料では入れないですとか、あるいは民間の方にお伺いすると二十何戸を一気に用意することは非常に難しいというふうなこともあったりする中で、先ほど申し上げた手探りの中で、UR一丘さんへお願いをしてきたといいますか、決めてきた経緯がございます。  ただ、行く行くこれも事業が安定して、JETの方も皆さん泉南に慣れてきていただければ、行く行くは本当にもう各地域へ住まっていただけるようにしていきたいという思いはございますので、そうしたところの経緯があって、今現在の形になっております。  以上です。 200 ◯桐岡教育総務課長 それでは、小・中学校の滞納についてですけれども、滞納につきましては、今年度は無償化もやっておりますので、それも含めて集める期間は短かったんですけれども、1月末現在の数字になりますけれども、小学校給食で滞納の数が42名、中学校のほうで滞納者の数が30名になっております。  それと、PCBの処理につきましては、順次法律に基づいて処理を進めておりますけれども、その中で、割引というのは、指定容器割というのと早期特別登録割引というのが対象になりますけれども、コロナのほうは特に対応はしておりません。  以上です。 201 ◯高山生涯学習課長 私のほうからは、留守家庭児童会の滞納についてお答えさせていただきます。  令和2年度への繰越額につきましては31万5,298円ございました。令和2年度中にお支払いいただいた金額につきましては5万8,298円、あと人数につきましては、6名滞納者がおられます。  期限が来て、無効とかならないように電話をかけ、会いに行き、今お伝えしました滞納者の方全てに対して、現在分納誓約というのを締結しております。  以上です。 202 ◯田畑委員 PCB、これは国の9割負担やったら、申請かけたら物すごい得じゃないですか。やったらいいのと違うか、3月末まで間に合うんじゃないかな、多分。  それと、いじめのほう、本当に言葉にするのは簡単なんですけれども、よろしくお願いします。  関連質問で数字、コロナの関係でおっしゃるとおり、前年度の数字でもよかったんだけれども、何が言いたかったかというと、この小学校給食、中学校給食で高山課長から答弁いただいた留守家庭のこの滞納については、これは私会計の今後詰めていかなあかん、永遠の課題になると思います。  今に始まったことじゃないので、この私会計のお話と、今日何であえてこの滞納者を聞いたのかというと、やっぱりおとといの民生費で、私は幼児虐待とか、今全国的に増えてきてケースワーカーの特勤の話をしました。  本当ならば、泉南市は各担当課に専門員、専門職の人間を配置して、ほかの都道府県の行政よりも、そういった連携は泉南市は強いという答弁が欲しかったんやけれども、どうしてもやっぱり担当課に、私の言うのが伝わらないので、ああいう答弁になってしまうんです。  これは、九州の今回の5歳の子のママ友のマインドコントロールでも、あそこの町とこの泉南市と比べたら、連携の強化というのは絶対に泉南市のほうが上やと思うんですよね。  何でこんな滞納のことを聞いたかというと、要は私会計の滞納がよくないという議論を責めているんではなくて、この滞納者の次の段階、なぜ滞納しているのかというところの教育委員会と児童相談所、またケースワーカーさん、この泉南市行政の連携というのは、この滞納者等々についての連携はどうなんでしょうか。 203 ◯岡田教育部長 福祉的な観点からのこの滞納者への対応というところでございます。  ありがたい御意見を賜ったなというふうに思っているんですけれども、今私どもが行っておりますその滞納の対応となりますと、今委員が御指摘のような滞納が生じたその先に何があるかというところまで、公金等を、お金を徴収する立場の者からすると、なかなか見えにくいところではございます。  ただ、丁寧に納付相談をさせていただいたりとかいうことで、対話ができているところにありましては、やはり厳しい状況というのが垣間見えてくることがあろうかと。  こういう事実があったというわけではありませんけれども、そのようなところで非常に苦しいことが分かってくる。何か行政として別のサービスで支援ができるということが分かれば、そういう対話の中で御提案したりすることはできるかとは思うんですけれども、今のところ具体的にこういう事例があったというところまではないかとは思います。少なくとも私は存じていないというところです。 204 ◯桐岡教育総務課長 それでは、2点、まずPCBの処理についてですけれども、今ちょっと確認しますと、コロナに関連して割引制度については、対象が中小企業者、コロナの影響事業者ということと、個人、破産者、これもコロナの対象影響者ということで、90%助成、99%助成となっておりますので、行政によってはちょっと対象外になるかなと考えます。  それと、私会計の連携の仕方につきましては、本来給食費というのは、学校のほうが集めていただいて、給食会のほうへ納めていただくという形になっているんですけれども、数年前からそこは連携しまして、学校のほうと給食会の事務員、言うたら市役所の職員等が同席しまして、できる限り、そこは効率的に集められるように、面談等をさせていただきまして、学校に任せるだけじゃなくて、基本的には集めにくいところは、市の教育委員会の職員が行くようにするなどして、連携を図っています。  以上です。 205 ◯田畑委員 ありがとうございます。PCBごめんなさいね、私勘違いで、僕ももう1回だけ調べます。行政が適用されてしまうと、すごいええもんね。もう1回僕も確認します。  最後にします。本当に私会計の問題点を指摘してて、滞納が多いからあかんとかいう議論じゃなくて、今僕が争点にしているのは、やっぱり今高山課長が御答弁いただいた留守家庭児童については分納等々のお話を詰めていって、できるだけ滞納額を減らしていくという答弁の中で、小・中学校については私会計で、その家庭の云々かんぬんの事情のところまでは持って入り込めていないというところなんです。  私が言いたいのは、今回のああいう事件が起こって、そういう学校の給食費の滞納から何か奥末の部分というのは、教育委員会にしろ、学校サイドが踏み込むことが難しいんですけれども、この連携は、やっぱり取れると思います。  この滞納者があるからあかんじゃなくて、この滞納者がどういう状況なのかというところも、ワンランク上の仕事になってくると思うんですけれども、これからは、この泉南市も必ず必要になってくると思うので、ぜひともこの滞納については、私会計の議論だけじゃなくて、なぜこの滞納が生じるのかという問題点の追求というのは、気にはしておいてほしいなというのを要望して、終わりたいと思います。 206 ◯竹田委員長 部長、今の滞納については、具体的には恐らく要するに各教師が担当して、滞納対策に当たっているところは、非常に厳しい現実があるんではないかという指摘かなというふうに思うんですが。 207 ◯岡田教育部長 学校のほうで徴収をいただく際にも、先生が動いていただくこともありますし、また事務員さんオンリーのところもございます。また、課長が答弁しましたように、市職員も連携してというような状況がございます。  ただ、どの形であっても、滞納という事象から、その背景を見ていくことで、救えるものがあるんじゃないかというところについては、ちょっと今後勉強していきたいと思います。  以上です。 208 ◯竹田委員長 ほかにございませんか。 209 ◯堀口委員 ちょっと何点か確認させてください。  さっきから議論のあるJETプログラムなんですけれども、これはさっき田畑委員のほうからも話があったんですけれども、それぞれの学校の地元で住んでいただけるようなしつらえというのは、これはできへんのかなというのがまず1点。  これは、一丘団地に住まわすなと言うているわけではないんやけれども、ただ一丘団地は一丘団地で受け入れていただくんやったら、一丘団地で何らかの地域的な取組とかというのも必要だろうし、それぞれの学校へ通勤するのに、どういう扱いをしてはるのか。  一丘団地に住まはって、例えば東小学校であったりとか、西信達小学校は自転車で行っているのかどうか、ちょっと分からへんけれども、通勤に関して非常に不便なところに行かされると非常につらいよね。  例えば、あの場所から新家地域やったらええかも分かれへんけれども、例えば樽井とか雄信とかに行かされると、めちゃめちゃ遠いということになるので、その点について、その通勤の安全とかというのも、地域的な結びつきとかというのを考えたときには、できるだけ地元のところで住居を確保していただくとかというのも、1つ手なんじゃないんかなというふうには思います。  空き家対策の話も結構、山本副議長も頑張って言うていただいていると思うんですけれども、そういう空き家対策の1つにもなるのかなというふうに思ったりもするので、その辺について、どのように考えてはるのか、お考えいただきたいなと。  逆に、金熊寺に住んでいただいたら、村を挙げて大歓迎させていただきます。ホームパーティーじゃないけれども、村を挙げてバーベキューパーティーでも何でもさせていただこうと思うんですけれども、そういう地域の結びつきというのは非常に大事やと思うので、その点については、どのようにお考えなのか、お知らせください。  それから、345ページの青少年の森なんですけれども、これも実際に今利用状況はどうなのかというのと、それから、あそこの上に、多分バードウオッチングできるエリアを大阪府でつくったと思うんですけれども、その辺も踏まえて、今のその利活用状況というのを、ちょっとお知らせいただけたらと思います。  それから、360ページの防災拠点管理運営事業なんですけれども、これも防災拠点として必要な、例えば電話費で9万円上がっていたと思うんですけれども、インターネット回線とか、Wi-Fiとか、そういった一定必要なものが、ちゃんと確保されているのかどうか、この点についてお知らせいただけたらと思います。 210 ◯岡田教育部長 私からは1点、そのJETの住宅のことで御答弁申し上げます。  このJETは、泉南に住まわっていただこうということで、計画を始めた当初から、ずっと申し上げておりますように、当初はURといいますか、一括でということを思っていますけれども、やはりその地域で、いろいろ住んでいただけるようにしていきたいというふうに、ずっと思ってございます。  ただ、例えば空き家を活用するにしましても、私どもだけではできなかったり、またそういった実際にシステムがまだできていないような状況、また値段がどうなるかも分からないということ。  そのほか、例えばですけれども、検討した中には、グループで住んでいただくというようなことも考えたんですけれども、ちょっと最初にそれは難しいかもということもあって、今の現在の状況になってございます。  ただ、これまでも何度か御答弁しておりますように、やはりたくさんの外国人青年に泉南に来ていただいて、地域に溶け込んでいただきたいというのが、本当の思いでございますので、行く行くはそのような形にしていきたいと考えております。  現在、JET青年につきましては、業務上、車の運転することを求めないという形になっておりますので、実際に運転免許を持っておられない方もおられたりします。今のところ、日本に来る前には、原則自転車メインだよということをお伝えして、そのつもりで来ていただいていると。  したがって、今現在もう既に来ていただいているそのJETにつきましても、自転車で通勤されているという形になってございます。  以上です。 211 ◯高山生涯学習課長 青少年の森の利用状況なんですが、令和元年度につきましては、利用者が2,400名と上がっております。令和2年度につきましては、警察とかが訓練とかに使っていた分が、コロナでなくなっていますので、その分、かなり数は減るかと思います。
     あと、そのバードウオッチングの場所、大阪府が整備したところなんですが、私、つい先日ちょっと歩いてきまして、普通に歩ける状況でございまして、あと、青少年の森に行く途中でも、何かハイキングをしている方を見たりもしました。(「防災拠点は」の声あり)  すみません、防災拠点ですね。防災拠点につきましては、上がっている額というのは、体育館とかグラウンドとして利用している電話料金でございまして、あそこの防災拠点についての電話としては、防災無線というものがたしかありましたので、それで十分賄えるのかなというふうには思うんですが。 212 ◯竹田委員長 課長、青少年の森の活用状況を聞かれていましたので、歩けますではなかなかちょっと答弁になっていないのかなと。 213 ◯高山生涯学習課長 さっきの2,400名というのは、青少年の森の利用状況でございます。日帰り、宿泊を含めてですね。 214 ◯竹田委員長 多分求めていたのは違うと思います。 215 ◯堀口委員 僕が聞きたいのは、青少年の森に関しては、どういうふうな活用のされ方をしていますかというのも、人数と併せて聞かせてもらったんですけれども、以前僕らが子どもの頃というのは、ボーイスカウトとか、カブスカウトとか、毎週のように使わせていただいて、常にテントが張ってあって、よく泊まらせていただきました。  床をめくったらムカデが出てきてとかいうのも、ようあったんですけれども、今現状はテントも何も張っていないということで、実際に大きなあずまやみたいなのがあるのと、管理棟があるだけなので、宿泊で使われているのか、それとも日帰りで何らかのイベントで使われているのか、今警察の訓練ですかね、そういうのでも言われておったんですけれども、この2,400人の中に警察の訓練がかなりかなり入っているんやったら、ほとんど一般の人は使うてへんやんかという話もないことはないかなというふうに思います。その辺は別にええですけれども、また教えていただけたらと思います。  あと、やっぱりJETのその通勤の部分、これは自転車で一丘団地から雄信小学校はつらいで。樽井小学校もつらいよ。これ一緒に集まって住むというところでいうと、見ず知らずの国にいきなり来て、あまり慣れんことをずっとやっていくという意味では、そういうサークルという形、外国人同士のJETの先生方のつながりというのは、1つ大事なことやと思います。  これはだからそういう意味では、否定はせえへんのやけれども、ただその通勤の安全が確保されていないというのは、非常にこれは問題やと思うんですけれども、歩道を自転車で走れとかと、その自転車で通勤せえというのが、果たして適切な距離なのかどうか。  せいぜい1キロ、2キロやと思うんやけれども、その辺、部長、首かしげているけれども、ちょっとそこら辺は非常に違和感があります。  そういう意味では、例えば4中学校区に分けて、それぞれのエリアで住んでいただくとか、できるだけその学校に近いエリアに住まわせてあげないと、一丘小学校、中学校に派遣されている先生は楽でええなやけれども、これがじゃ樽井小学校やったり東小学校やったりとかという、ちょっと遠いところに行かされてしまうと、何かその辺の不公平感というのが、どうしても出てくると思うので、その辺も踏まえて、ちょっと考えていただけたらと思いますけれども、その点、もう1回だけお返事ください。 216 ◯岡田教育部長 委員御指摘のように、本当に住まいから学校までの距離というところで、何ていいますか、損得といいますかね、僕は遠いな、あの子は近いなというように感じるようになりかねないねという話は、その辺は本当に御指摘のとおりやと思います。  そうったところも、これまでも考えてきてはおるところでございますが、例えばJETの給与体系とかは非常に特殊で、通勤手当は出してはいけないといいますか、日本全国統一で出せないというような形になったりしております。  そういうところにあっては、距離に応じて何かプラスアルファできるかどうか、そういうこともできないというふうなところもあります。  いずれにせよ、市内で生活していただくには、もう、何ていいますか、モビリティとしては自転車が必要だというふうなところでも、理解いただいて来ていただいているところもございます。  ただ一方で、そういう通勤快適じゃないよねとか、安全性はどうなのかというところにつきましては、やはり我々の現状の日本の基準で考えると、御指摘の点はごもっともだと考えております。  つきましては、本当に今進めております一丘団地、URへというような形も、いつまでもとは思っておりません。本当に御指摘のように、あるいはずっと最初から言っておりますように、泉南市内の各地でというふうに思っておりますので、当面ちょっとお時間をいただきたいと考えております。  以上です。 217 ◯堀口委員 ありがとうございます。本当に、なおさらその通勤手当が出えへんというんやったら、余計に近いところに住まわしたれよという話になると思うねん。  だから、そこは要検討やと思うので、その辺はちょっと来ていただく外国人の先生方に対しても、やっぱりそれなりにちゃんとしたおもてなしというか、お出迎えを、地域としてもしたいなというふうには思っているので、だから、東小学校に派遣されるであろう方が、この方となったら、地域で何らかのウエルカムなパーティーなり何なりも開きたいと思うし、地元のやぐらに参加してもらったりとかというのも、考えていきたいと思うので、その辺、地域との結びつきというのと、それからALTの先生方の来ていただいている人たちの中のまたコミュニティというのも大事にせなあかんと思うので、その辺もバランスを考えてやっていただけたらと思います。  以上です。 218 ◯竹田委員長 ほかにございませんか。────大変申し訳なかったんですが、副委員長がきちっと通告をされておりましたが、私が飛ばしてしまいましたので、井上副委員長、お待たせいたしました。 219 ◯井上副委員長 私のほうからは、329ページの中学校給食費の項目で、2点御質問させていただきます。  以前、中学校給食のほうで、異物が混入するという事態があったと思うんですが、その後の状況について教えてください。  次に、昨年3月に給食の委託先のサンエッセンスとの契約が終わり、その後随意契約で延長されておりますが、改めて確認なんですが、随意契約に至った理由と延長期間を教えてください。  以上です。 220 ◯桐岡教育総務課長 それでは、2点お答えします。  中学校給食におけます異物混入なんですけれども、昨年度中学校においては14件やったところが、今年度2月末までで5件でございます。  それともう1点、中学校給食の委託業務の随契ですけれども、現在中学校給食、小学校給食ともに、新たな給食の提供スキームの検討を行っておりまして、その中で当時民間調理場の活用方式を検討する中で、事業者ヒアリングの中では、スケールメリットが必要だというふうな話がありましたので、小学校と中学校の委託期間を合わせてるという意味で、令和4年の7月いっぱいまでとするために、中学校給食の委託期間を2年4か月分延ばすこととなっております。  それに当たりまして、中学校給食の委託委任業務に関しましては、全てデリバリーとなっておりますので、参加するために一定の費用をかける必要がありまして、事業所さん的には、少なくとも3年、できれば5年の契約がないと、もとが取れないという話がありますので、2年4か月では一定のプロポーザルができないということでしたので、現業者のほうに随意契約という形にさせていただいております。  ただ、その検討の中で、現在これまで共立方式、それから企業誘致方式の検討へと移ってまいりまして、その中では逆に事業者のほうから、一気に小中合わせるよりも、まず小学校給食をやってみて、今後子どもが減ってくる中で、その隙間に中学校を幾つ、順番に入れていったらどうやという話もありましたので、令和3年度におきましては、現在の中学校給食が令和4年7月までに切れますので、令和3年度中に改めて中学校給食の事業者の選定というのが必要になってまいります。  その中では、一定、事業者のほうを、また改めて選定するために、プロポーザルというのをやっていきたいと考えております。  以上です。 221 ◯井上副委員長 ありがとうございます。今後いろいろな検討をされていく中で、やはり予算等もしっかり比較しながら、どういった形が、また子どもたちにとってより良い給食の提供となるのかといことも、しっかり御検討していただきたいと思いますので、またしっかりと議会のほうにも御報告いただきますようにお願いをいたします。  以上です。 222 ◯竹田委員長 以上で消防費、教育費の質疑を終結いたします。     (消防費・教育費の審査修了) 223 ◯竹田委員長 本日の会議はこの程度にとどめ、延会としたいと思います。明日17日午前10時より会議を開きますので、委員各位におかれましては、御参集いただきますようお願いいたします。  本日は長時間にわたりありがとうございました。       午後4時31分 延会                     (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...