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令和3年度予算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日: 2021-03-15

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  1. 泉南市議会 2021-03-15
    令和3年度予算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日: 2021-03-15


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1         ◎ 民生費(続)        午前10時 開議 ◯竹田委員長 おはようございます。前回の議事を継続し、直ちに本日の会議を開きます。  なお、本日会議の傍聴の申出がございます。傍聴の取扱いについて、この際御協議いただきたいと思います。会議の傍聴につきまして、御意見等ございませんか。────それでは、傍聴者の入室を許可いたします。  〔傍聴者入室〕 2 ◯竹田委員長 それでは、款民生費の質疑を続行いたします。  本件については、質疑の通告がありますので、質疑を許可いたします。  楠委員の質疑を許可いたします。 3 ◯楠委員 おはようございます。質問させていただきます。  190ページの総合福祉センター改修事業で、入浴施設の利用状況、またその入浴施設の改修状況や、その計画があれば教えていただきたいです。  あと、204ページの老人集会場改修事業で、前年度と比べて予算がゼロになっているんですが、これの理由を教えていただきたいです。  あと、228ページの生活保護費のところで、第5次泉南市総合計画後期実施計画の事業紹介のところで、説明文が扶養義務者の支援を依頼とか、戸籍の調査を行い、扶養義務者に支援を依頼しますとありますが、これは扶養照会が前提となっているのかをお聞きしたいと思います。 4 ◯竹田委員長 質疑の途中ですが、本日傍聴者から議場内の撮影の申出がありましたが、委員長において、これを許可しませんので、御了承願います。 5 ◯高尾生活福祉課長 それでは、私のほうから扶養義務者の件と戸籍の調査の件ということで、御答弁させていただきます。  まず、生活保護の扶養義務者の調査でございますけれども、生活保護法第4条に、保護の補足性というものが規定されております。その中で、民法に定める扶養義務者の扶養は、保護に優先して行われるものとするというふうに規定がございまして、基本的に扶養義務者の扶養義務というのは、優先ということで考えております。  その扶養義務者を特定するのに、戸籍の調査もさせていただいております。ただ、扶養義務については、国のほうから例えば10年とか20年とか、付き合いがないのに、なぜ送るのかというふうなことが、今の国会で議論になったことと思われます。  また、国のほうからの通知もございましたが、泉南市としましては、その方の状況を、いろいろとお話をお伺いさせていただいて、扶養調査は、基本的には行うというふうな姿勢ではございますけれども、その方がどうしても嫌だというふうな話をお伺いさせていただいて、その方の了解を得て扶養義務の調査を行っているところでございます。  以上です。 6 ◯高野長寿社会推進課主幹 では、私のほうから、まず総合福祉センターの入浴の利用状況の説明からさせていただきます。
     令和2年度において、2月までの実績になるんですが、月平均約1,200名程度になっています。1日で最大で多いときで約100人程度で、コロナ禍の影響で、一番少ないときで50人程度となっております。  現状、利用状況としては、コロナの感染防止のために、1回の入浴を大体10人程度で制限していただいて、それ以上の方は廊下で待機していただきながらという利用のほうをお願いしております。  改修なんですけれども、例えば浴槽のタイル剥がれとか、その都度修繕のほうは、指定管理者のほうで行っていただいているんですが、大規模な例えば釜の改修とかになってくると、予算的に大きくなってきますので、メンテナンス等を適切に行いながら、改修のほうは計画的に進めていきたいなと考えております。  続きまして、老人集会場の改修のほうなんですが、昨年度は浜老人集会場において、区からの要望もありました危険箇所の改修ということで、計画的に行ってまいりました。  区から要望のありました改修箇所については、令和2年度で全て完了という形になります。  今後については、今現在個別施設計画というのがありますので、それの進捗状況を見ながら、効率的な改修というのを、今後計画していきたいなと思っております。  現状、令和3年度において、危険性の高い突発的な改修というのは、ないという状況であります。  以上です。 7 ◯楠委員 ありがとうございます。老人集会場、突発的なところがないというところやったんですけれども、集会場によっては、雨漏りとかもやっぱりありますので、計画的に進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 8 ◯竹田委員長 続きまして、岡田委員の質疑を許可いたします。 9 ◯岡田委員 おはようございます。すみません、民生はちょっと多いので、よろしくお願いいたします。  まず、108ページの目的外使用料長寿社会推進課福祉センターのところでなんですが、令和2年度の予算には、自動販売機が含まれていましたが、今回は上がっていないので、ちょっとその理由があれば、お聞かせいただきたいと思います。  それと、同じく目的外使用料福祉センター相談室というのが設けられているんですが、それの内容もお聞かせいただきたいと思います。  それと、111ページの社会福祉負担金生活困窮者自立支援負担金、これは、大幅な予算計上となっているんですが、2015年から、この制度が施行されましたが、現況と自立支援による実績、また今後の計画をお聞かせいただきたいと思います。  それと、114ページ、社会福祉補助金老人医療費補助金のところですが、令和2年度は981万3,000円でした。これは平成30年3月31日に制度を廃止というふうにお聞きしているんですが、その時点での対象者は、経過措置として令和3年3月31日まで引き続き助成を受けられるとなっていると思います。  毎年更新というのは新規は受け付けないというふうになっているんですが、この府補助金としての計上理由と、また利用状況をお聞かせいただきたいと思います。  それと、115ページ、児童福祉費補助金ですが、ひとり親家庭医療費補助金、これが18歳までの児童を養育している人が対象になると思いますが、所得制限もありますが、助成対象でなかったが、コロナの影響で何か途中から該当する場合、そういう場合は通知があるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。  それと、16歳以上の子どもに関しての医療の利用状況もお聞かせください。  それと、115ページの保育対策総合支援事業補助金のところですが、令和2年度は1万6,000円で、今回大きく上がっているんですが343万6,000円、令和3年度に力を入れることをお聞かせいただきたいと思います。  例えば、保育の人材確保とか、障害児の受入れとか、衛生面について、分かればお聞かせいただきたいと思います。  それと、182ページの社会福祉協議会補助金のところですが、令和2年度が3,952万1,000円、コロナ禍で貸付け業務も大変お忙しかったと思いますが、緊急小口資金、昨日のニュースでは6月末まで延長かというふうに言われているんですが、人員体制をお聞かせいただきたいと思います。  それと、緊急小口・総合支援延長での貸付け、これは単身世帯と複数の場合、金額がちょっと違うと思うので、世帯と貸付額を教えていただきたいと思います。  また、緊急小口を借り過ぎると返せない場合があるかなというふうに思いますので、見込みの方への相談対応というのは、どのようにされているのでしょうか、お聞きしたいと思います。社協のことですので、分かる範囲でお聞かせいただきたいと思います。  それと、日常生活自立支援事業で、高齢者、障害者の金銭管理をしていただいていますが、何人ぐらいを今されているのか。また、待機状況はどうなのか。また、これからさらに増えるが、そういうときの人員体制、これについてのお考えもお聞かせいただきたいと思います。  それと、194ページ、障害者自立支援給付事業、補装具の給付金ですが、児童補装具の給付金と共に、これは令和2年度と同じ金額が上がっているんですが、現在、この利用状況をお聞かせいただきたいと思います。  それと、必要としている補装具は様々だと思うんですが、どの補装具が多く求められているのか、お聞かせいただきたいと思います。  それと、194ページですが、令和2年度居宅介護・重度訪問介護・同行援護・行動援護給付費2億1,957万6,000円ですが、令和2年度が2億2,415万5,000円だったので、少し減額かなと思います。それぞれの利用状況と見込みをお聞かせいただきたいと思います。  それと、同じく194ページ、就労定着支援給付費90万円、令和2年度が47万6,000円でした。障害者の方を採用する場合、従業員の方の理解とか、サポートが大事だと思いますが、どのような支援をされているのか、お聞かせいただきたいと思います。また、現況も併せてお聞かせください。  それと、198ページ、障害児通所給付事業、扶助費ですが、通所支援を受ける障害児の受給者証の発行数の増減について、ここ最近の状況をお聞かせいただきたいと思います。また、保育所等の訪問支援の利用状況と障害児相談支援の利用状況もお聞かせください。  それと、200ページ、地域福祉推進事業、これも令和2年度と同額なんですが、実績をお聞かせください。  201ページの高齢者自立支援サービス事業、この中で、ごみ袋の給付金20万5,000円と、令和2年度と同額ですが、これもちょっと内容をお聞かせいただきたいと思います。  226ページの地域子育て支援拠点事業1,825万1,000円、令和2年度が144万1,000円ですかね。コロナ禍で今回外出自粛もありました。先日も質問があったと思うんですが、地域子育て支援センター委託料が1,684万円、「ひだまり動画」というのもすごい配信されて、見させていただいておりますが、反響や活動計画などがあれば、お聞かせいただきたいと思います。  以上です。 10 ◯竹田委員長 多岐にわたりますので、簡潔に答弁をお願いいたします。 11 ◯高尾生活福祉課長 そしたら、私のほうからは、歳入の社会福祉費負担金の状況を御答弁させていただきます。  まず、この社会福祉費負担金生活困窮者自立支援負担金につきましては、4つの事業から成り立っております。  1つが、自立相談支援事業といいまして、これは人権協会のここサポ泉南というところで事業委託を行っております。もう1つが、住宅確保給付金事業等があります。それとあと、人件費事業というのがございます。それとあと4つ目の被保護者就労支援事業、この4つの事業で成り立っているものでございます。  まず1つ目について御説明をさせていただきたいと思います。先ほどの自立相談支援事業、ここサポ泉南で事業委託を行っておりまして、例年相談件数が190件程度なんですけれども、令和2年度おきましては543件というふうに、大幅に増加しております。これは、コロナの影響で、いろんな部分で相談があるというふうなことでございます。  次の住居確保給付金事業、これも令和元年度が4件だったものが、今年度に限っては106件というふうに大幅に増加しております。  これは、今回一応住居確保給付金というのは、離職というものが前提ではあるんですが、コロナの影響で収入が減ったというふうなところの部分では、離職と同等というふうなことに、捉え方が変わっておりまして、実際には48人で106件、令和元年度は4人で4件ということです。  今回、当初の申請、それから延長、それから再延長、それから再々延長で再支給と、こういうふうな形で分かれておりまして、マックス12か月、1年間受けられるということでございます。その合計が48人で、延べ申請件数が106件というふうなことでございます。  それから、次の人件費事業でございますけれども、これは、就労支援員を直営で雇っている部分と、来年から看護師を1名置きまして、新規事業として被保護者健康管理支援事業というものを実施します。  これは、看護師を1名置きまして、糖尿病や成人病などの疾病を有する者が、重篤にならないように受診勧奨や保健指導を行うと。  それと併せて、生活保護の扶助費の中で医療費が占める割合というのが約60%でございまして、非常に高いということでございまして、この事業を実施することによって、医療の適正化を進めるという狙いもございます。  それから、一番初めの相談件数、自立相談支援の543件の中に、先ほど言いました住居確保給付金の相談件数も含まれますし、それから社協の貸付けについても、ここサポ泉南の相談支援事業に相談をするというのが必須ということになっておりますので、これだけの非常に多い件数というのが上がっているところでございます。  以上でございます。 12 ◯梶本障害福祉課長 それでは、私のほうからは、障害福祉関連について答弁させていただきます。  まず、114ページ、歳入のところで、老人医療費の補助金についての御質問です。  委員おっしゃるように、こちらのほうの制度が経過措置で今移行になっている分で、この令和3年3月末をもちまして、ここの移行の制度も終了となります。  この歳入のほうに上がっている金額につきましては、大阪府から出ている補助金でございまして、補助金の計算が1月から12月を算定しておりまして、12月までの分が、この令和2年度で入ってまいりまして、今年令和3年に入りましてから、1月から3月の分が令和3年度に歳入されるということで、ここに金額が上がっている次第でございます。  続きまして、歳出のほう、194ページです。補装具の関係ですけれども、補装具給付費、それから児童補装具給付費ということで、見込みの件数が令和元年度実績が、大人の補装具の交付が67件、それから修理が46件ございました。  それから見込みまして、両方で116件ぐらいの見込みになるんじゃないかということで、予算は計上しております。  それから、金額が1,100万円、同等の金額を見込んでいるところでございます。  それから、児童の補装具でございますが、令和元年度実績の件数が、交付が37件、それから修理が18件の計55件ございましたので、来年度も同じくらいと見込んでおりまして、金額も、元年度決算は980万円あったのですけれども、900万円程度を予算として見込んでおるところでございます。  内容ですけれども、補装具で一番多いのが車椅子と補聴器、これがやっぱりかなり大きなウエートを占めております。それから、上肢とか下肢の装具です。この辺が種類的には一番数としては多いところでございます。  これは、子どものほうも同じような状況でございます。やはり、車椅子、補聴器が一番大きな割合を占めておるところでございます。  続きまして、居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護このところの状況についてです。  居宅介護は住宅における入浴や排せつ、食事介護等のいわゆるホームヘルプサービスでございます。  居宅介護が、令和元年度実績で173名の方が御利用されております。173名は月平均の数字でございます。そして、令和3年度は同じぐらいの人数で、件数としては2,050件ぐらいを見込んでおりまして、金額が1億2,300万円です。これを居宅介護のほうで見込んでおります。  そして、重度訪問介護は、重度障害者の自宅の入浴とか排せつ、食事などの介助の分でございます。こちらは、令和元年度が、月平均8名の方が利用されておりまして、同じく令和3年度はちょっと増えるんじゃないかということで、10名で5,520万円の予算を見込んでおります。  続いて、同行援護でございます。これは視覚障害の方の外出支援の同行の分でございます。これが、令和元年度実績が月平均で19名、2年度の動向を見まして3年度は16名で見込んでおります。1,401万6,000円ということで、3年度の予算は見込んでおるところでございます。  最後に行動援護です。これは行動困難で常に介護が必要な人の介助、外出の移動の補助でございます。こちの令和元年度の実績が、月平均で22名、2年度、3年度の見込みなんですけれども、ちょっとこの分は減りまして、15名を見込んでおります。これが2,736万円を予算で計上しておるところでございます。  それを合計しまして2億1,957万6,000円ということでございます。  続きまして、就労定着支援の御質問かと思います。こちらは今現在、実績として3名の方が利用されておりまして、令和元年度の決算額が47万9,813円でございます。令和3年度の見込みですけれども、同じく3名の方が使われるということで、1か月36件の計算で、単価は大体2万5,000円ぐらいかなということで、90万円の予算を見込んでおるところでございます。  続きまして、198ページです。通所の御質問です。受給者証の状況ということで御質問があったかと思うんですけれども、受給者証が令和2年3月末現在で316件でございます。この最近の動きを見ていますと、大体年間で十五、六名ずつぐらい増えている状況です。  それから、障害児相談支援給付です。それから保育所等訪問支援給付のところの状況ですけれども、障害児相談支援給付のほうが、令和元年度が631件、金額で960万円、そして平成30年度は866件で1,000万円ありましたので、今年度は820件ぐらいを想定しまして1,312万円という予算計上をしております。  それから、保育所等訪問支援でございますけれども、こちらは平成30年に98件、192万円、それから令和元年度が155件、380万円程度の決算額でございましたので、令和3年度の見込みにつきましては、大体280件程度を、大分増えるだろうということで予想しておりまして、単価が1万8,000円ぐらいという計算をしまして、504万円ということで計上しておるところでございます。  私のほうからは、以上です。 13 ◯高野長寿社会推進課主幹 まず、歳入の目的外使用料が、令和3年度が計上されていないというところから説明させていただきます。  実際に内容としましては、まず行政財産の目的外使用という形で、場所の貸出し等を行っているんですが、令和2年度の当初予算までは、そのまま使用料という形で頂いていたんですが、一旦使用を許可した団体さんから、電気料金としてお金を頂くということで、実際の徴収金じゃないかということで、科目更正を今回行わせていただいて、歳入の場所が替わっているという形になっております。令和2年度からその対応をさせていただいております。  引き続きまして、歳出のほうに移らせていただきます。  社会福祉協議会の補助金の関係なんですが、令和2年度と比べまして、3年度は増額させていただいております。  まず、貸付けのほうなんですが、現状、社会福祉協議会からお伺いしているのは、8人体制で対応していただいているという形でお伺いしております。  内容なんですが、緊急小口資金総合支援資金総合支援資金再貸付という3部門で行っていただいております。緊急小口資金については貸付額が約20万円、総合支援資金については、世帯人数2人以上で月額20万円以内、単身だと15万円以内という形でお伺いしております。  実績としましては、緊急小口資金なんですが、令和2年3月末から令和3年2月末で、緊急小口資金で762件、約1億4,000万円、総合支援資金694件で5億7,500万円、総合支援資金再貸付で143件、7,800万円とお伺いしております。  返還の免除なんですけれども、対象は令和3年度、また令和4年度の住民税が非課税であることという形については、緊急小口資金総合支援資金は免除になるという形でお伺いしておりますが、総合支援資金再貸付については未定ということでお伺いしております。  続きまして、自立支援の事業なんですけれども、現状、社会福祉協議会でお二人で対応していただいております。毎月報告が上がってくるんですけれども、ほぼ埋まっている、70件前後で、待機のほうも毎月上がってくるんですが、月平均にして約5人から4人に待機していただいております。  最長で待機期間が半年、最短で今3か月となっておりますが、令和3年度においては、その自立支援事業の1名増という形で予算要望をさせていただいており、要望の増減があった場合、その対応ができるようにということで考えております。  続きまして、地域福祉事業なんですけれども、内容としましては、社会福祉協議会のほうにボランティア活動、小地域ネットワークの事業を委託しております。  また、各生活圏域、4圏域にコミュニティソーシャルワーカー4名を配置したという形になっておるんですが、実績人数とかの詳細については、また後日お知らせさせていただけたらなと思います。  また、次の高齢者の自立支援サービスのごみ袋なんですけれども、介護の特別会計のほうで、おむつの支給券というのをやっているんですが、そのおむつの支給券でごみ袋も購入できる形、上限を決めさせていただいて、おむつを買うついでにごみ袋も買うという形にさせていただいております。  事務の内容としましては、そのおむつ券でごみ袋を買ったのを、年度末にごみ袋のほうに引き替えて、振り替えて事務処理をしていくという形で、要介護3から5の方、65歳以上の高齢者を対象に、その券は配布させていただいているという形です。  以上です。 14 ◯岡坂家庭支援課長 それでは、私のほうからは、まず、ひとり親家庭医療助成のことについて御答弁させていただきます。  医療費の一部を助成することによって、生活の安定と児童の育成を図ることを目的としているものでございまして、母子・父子の方に対して医療費を支払うと。また、医療証を交付するという形になっております。  先ほど御質問の、18歳までの方を対象とさせていただいております。また、障害をお持ちの方の場合は二十歳までと、このようになっております。  一括して府のほうから請求が来ますので、人数はまだちょっときちんとつかんでいない部分がございますが、ただ、全体の件数としましては、年間大体1万7,000件ぐらいが、この中には入院、通院で、調剤それから柔道整復師関係、訪問介護等も入ってその数値となっております。  大体、18歳ということの枠で捉えるならば、16歳以上であれば大体10%あるのではないかという感じだと思います。  続きまして、地域子育て支援の関係で御質問がありましたので、お答えさせていただきます。  これに関しましては、地域子育て支援センター事業というのが、市内4か所で行われておりますけれども、特に「ひだまり」においては、コロナ禍の関係で外に出られない親御さんのために、いろんな配信をさせていただきました。  1つは、郵便等によって皆さんに送って登録されているお母さんの家に送って、折り紙とかまた手遊びの仕方とかを書いたものを送ったりしました。励ましのお手紙を入れさせてもらいました。  そして、最近はYouTubeに動画を載せさせていただいております。今のところ、話を聞きますと第6弾まではできました。ただ、今後、耳の不都合な方に関しましては、字幕も入れてきちっとしていこうという話で、今関係ソフトとか、また機器を調整している状況でございます。まだこれから先も続いていくと思います。  反響に関しましては、大変皆さん喜ばれておるというふうにお聞きしております。ただ、まだまだ周知ができていない部分がございますので、今後もっとたくさんの方に知ってもらうように、周知を努力していきたいと思います。  以上です。 15 ◯石谷保育子ども課長 そうしましたら、国の子育て安心プランです。この国のプランにつきましては、主に待機児童をなくすための計画となっております。  泉南市の場合は、4月1日時点での待機児童は発生していないのですが、年々保育士不足ということが上がってきております。特に泉南市として力を入れさせていただいている、この待機児童をなくす、または保育士不足の解消を図る事業といたしまして、国の補助金を活用させていただきました潜在保育士職場復帰プログラムというものを実施しております。  これは、令和元年度から実施させていただいておりまして、令和3年度におきましても、予算を計上させていただいております。保育士資格を持っているけれども、保育園の勤務のブランクの長い方や、保育園での勤務経験がない方を対象に、不安などを解消し、現場復帰できるよう、なるにっこ認定こども園で、保育のスキルアップ講座や現場実習など、復帰へのサポートを行うプログラムを実施しております。  それに加えまして、民間保育施設に向けましては、保育士等宿舎借上支援事業費補助金というものを、補助金として出しております。これは、遠方で生活をされていて、こちらの泉南市内の保育所、認定こども園に勤務をしていただく方につきまして、事業所が宿舎を借り上げた部分の一部を補助金として負担する、サポートするという事業でございます。  また、保育補助者雇上強化事業補助金というものも、民間保育施設に対して補助をしております。これは、保育士資格を持っていないけれども、保育現場で、例えばお布団を畳んだりとか、給食の後片づけとか、保育士さんでなくてもできるお仕事を、保育士のサポートをするという方、保育補助員、もちろん一定の研修は受けていただいて、保育現場に入っていただくんですけれども、そういう方を雇っていただいた場合に出るというような補助金でございます。
     この保育対策総合支援事業費補助金とは、国の補助事業になるんですけれども、その中には環境改善補助事業というものもございまして、委員おっしゃっていただいたコロナ対策であったりとか、衛生環境を整えるための補助金も含まれております。  もちろんふだんから衛生環境や保育環境の向上のための補助という形で力を入れるんですけれども、それ以上に保育士不足の解消を図るための事業も、令和3年度に引き続き予算計上させていただいております。  以上です。 16 ◯梶本障害福祉課長 すみません、ちょっと答弁漏れがございましたので、補足させていただきます。  194ページの就労定着支援給付のところで、予算の見込額について説明させていただきましたが、状況についてということもお尋ねだったかと思いますので、御説明させていただきます。  就労定着支援につきましては、就労継続支援とか就労移行支援、こういう支援を経て、一般の就労をされた方につきましてフォローを行うというのが、この制度でございます。  具体的には、企業や自宅への訪問や、障害者の来所により、生活のリズム、それから家計や体調の管理など、こういう課題解決に向けて調整、指導、助言等の実施をいたしておるものでございます。  これは、平成30年4月にスタートした制度でございまして、今現在、先ほど申し上げたとおり3名の方が利用されております。  実は、今この事業をやっている事業所は、まだあまり整っていなくて、泉南市ではこの事業の事業所はございません。近隣では阪南市に2件あるというふうに聞いております。  ただ、これがないとうまくいかないかということではなく、就労移行支援等の事業所が、勤めた後もフォローをしていただいているというのが現状ですので、実質的にはこのサービスについては賄えているかなと考えております。  以上です。 17 ◯岡田委員 いろいろ細かくありがとうございました。  111ページの生活困窮者自立支援負担金の中で、先ほどいろいろ教えていただいたんですが、住居の確保が大変厳しいということなんですが、これをちょっと確認で、高齢者の方でというのがやっぱり多いのでしょうか。ちょっと教えていただきたいと思います。  それと、児童福祉費の補助金の中で、例えば配偶者からのDVにより保護されている場合も、これは対象になるかと思いますが、これに関しての現況というのがあれば、お聞かせいただきたいと思います。  それと、障害者自立支援給付金の補装具のところですが、例えば今使っていても、もう1つ便利な高級なものが出たとか、新しい製品が出たとかとなれば、そのときは換えていただけるのかどうかというのを、ちょっとお聞かせをいただきたいと思います。  以上です。 18 ◯高尾生活福祉課長 私のほうからは、住居確保給付金の高齢者の方が多いのかという御質問でございますけれども、高齢者というより、現役世代の方が非常に多いということでございます。  以上です。 19 ◯梶本障害福祉課長 補装具についてのお尋ねでございますが、新しいものが出たら換えてもらえるかということなんですけれども、一応この支給している補装具には、全て耐用年数というのが定められておりまして、それが満了するまでは、それをお使いいただくということでお願いしております。  壊れたとき、破損したとき等は、修理で対応させていただいています。  以上です。 20 ◯竹田委員長 DVの関係の質疑があったかと思いますが、岡田委員、改めて。 21 ◯岡田委員 115ページの民生費府補助金の中の児童福祉費補助金の中で、ひとり親家庭です。これは配偶者からのDVによって保護されている場合も、これの対象になるかと思うんですが、現況をお聞かせください。 22 ◯岡坂家庭支援課長 配偶者、要は親御様からのDVですね。  子どもに対して虐待を受けた場合は、家庭支援課が動くということになっておりますけれども、配偶者の方というよりも、主に保護者の方からDVを受けるケースが多いです。  その場合は、こちらのほうからすぐに担当の者が、通告を受けた時点で動くという状況でございます。  ただ、その数に関しましては、全体の数は掌握しておりますが、ほとんどがやはり親から受けた、DVというよりも虐待事案という形で、こちらのほうは対応件数を掌握しております。  ちなみに、令和元年度に関しましては、1月末の統計ですけれども、113件の家庭児童相談件数がありまして、その中で113件の受理と、虐待があったという形で、家庭支援課のほうで、その当時は生活福祉課だったんですが、受理をさせてもらっています。  そして、同じく令和2年度に関しましては、児童虐待受理件数が、相談件数168件のうち113件ですから、数的には今のところは全く変わりはないという状況でございます。  ただ、この虐待の内容は、年々だんだん深刻化している。また、いろいろと問題が複雑化していまして、一朝一夕には治せない状況が多いわけでございます。  そこで、件数は同じですけれども、だんだん複雑化していますので、より一層この問題解決の時間がかかる場合があるだろうというふうに考えております。  また、1月時点で113件と申し上げましたが、まだ3月末までの数字が出ておりませんので、この数字を上げると、多分昨年よりも多い虐待件数になってくるのではないかと、このように思っています。  以上です。 23 ◯岡田委員 ありがとうございます。配偶者からのDVによって保護されている場合も、このひとり親家庭の医療費の補助をされる対象になるのかどうかというのを、ちょっとお聞かせください。 24 ◯岡坂家庭支援課長 医療費と虐待とは分けて考えられる必要があるかと思うんですが、ただ、もしけがをしているならば、子どもさんを連れていかれれば、ひとり親の対象になると思います。  ただ、あくまでも児童扶養手当の権利のあるような母子・父子家庭であれば、それはひとり親という形で行くことができると思いますけれども、もし虐待を受けたとしても、病院へは行っていただいて、ひとり親、また場合によっては子ども医療で受診は可能だと思います。 25 ◯竹田委員長 続きまして、森委員の質疑を許可いたします。 26 ◯森委員 お願いします。まず、190ページの総合福祉センター改修事業なんですけれども約1,300万円、修繕料が約970万円で設計委託料が約340万円ということで、バランス的に設計料の占める割合が多いんですけれども、これはつまり工期が複数年にわたるということなんでしょうかね。  修繕の内容、どこまで修繕するのか、お示しをいただきたいと思います。それで完了するのはいつなのか。  それから、201ページの敬老事業なんですけれども、これが敬老会運営事業補助金560万円なんですけれども、補助金は何に使うのか、ちょっと分かりませんけれども、これの財源が地域福祉基金なんですよね。地域福祉基金からの繰り入れが560万円。  これは、地域福祉基金の使途としていかがなものかと思うんですけれども、この福祉基金の使途として条例にあるのは、1、在宅福祉の普及及び向上に係る事業、2、健康及び生きがいづくりの推進に係る事業、3、ボランティア活動の活発化に係る事業、強いて言えば2番目に当てはまるんですかね。ちょっと無理があるんじゃないですかね。  この地域福祉基金というものの性格として、寄附を頂いて、法定果実で運用していくという中で、実際に60万円ぐらいの運用益があるんでしょうけれども、それにしても毎年560万円を使うていたら、いずれなくなってしまいますわね。そういうことをちょっと詳しくお聞かせいただきたい。  それから、204ページの老人集会場改修事業、これはさっきあったかな。あったらごめん。これはゼロなんですけれども、これはつまり要望がないのか、必要がないのか、あるいはできないのか。  別に、修繕料として280万円ぐらいあるんですけれども、これは何か所分のどういう内容なのか、教えていただきたい。  それから、229ページの生活保護事業なんですけれども、泉南市の保護率と、府の保護率と、国の保護率をお示しいただきたい。  それから、231ページの就労支援業務委託料、これが、予算書というのは私は非常に難しくて読みにくいんですけれども、3として、被保護者就労準備支援等事業というのと、被保護者就労支援事業というのがあるんですけれども、この内容をよく分からないんですけれども、取りあえず就労支援の実施状況と、その内容と成果をお示しいただきたいと思います。  就労支援の実施状況の評価として、就労支援事業の参加率、それから参加者のうち、就労した者の割合というのがあると思うんですけれども、それがお分かりであればお示しいただきたい。  以上です。 27 ◯高野長寿社会推進課主幹 まず、私のほうからは、「あいぴあ」の改修事業についての御説明から始めさせていただきます。  まず、修繕のなんですけれども、970万円相当です。こちらは施設ではなしに、「あいぴあ泉南」の非常用放送設備というのが、現在故障中という形になっております。  故障しているからといって、機能をしていないのかというと、そうではなく、故障しながらも施設の職員、また警備会社等、誤報が飛んでいる状態なんですけれども、それの対応をしていただいているんですが、その放送設備の機器の更新の修繕ということで970万円です。  次に、委託料なんですけれども、こちらは施設全体の屋上、また外壁の改修工事、約1億円以上の工事になるとは思うんですけれども、その実施設計委託という形になります。  委託は令和3年度で、工事は令和4年度以降ということで計画しております。  続きまして、敬老事業の補助金なんですけれども、令和2年度までは、例えば各地区で敬老事業を実施されていないところにも、例えば報奨金という形でお祝いの品とかを配布していたんですけれども、令和3年度以降、市が一律に75歳以上の方は、敬老事業の対象となるんですけれども、その方に記念品を配布するという事業は廃止しております。  各地区で、75歳以上の対象の方に、事業をした分について、地区で行う事業についての補助金を残すという形にさせていただいております。  委員御指摘のとおり、基金の使い方は適当かどうなのかという話なんですけれども、75歳以上、高齢の方が今後増えてくると思うんですけれども、長生きというところに生きがいを感じていただいて、各地区で催したものについての補助金という形で、敬老事業を今後見直しもあるかも分からないですけれども、お祝いできたらなというところの予算の付け方となっております。  あと、老人集会場なんですけれども、令和3年度改修事業ゼロとなって、要望があるのかないのかという話なんですけれども、まず、修繕に約300万円弱が付いているんですけれども、修繕の固定費については、各施設の消防設備の更新というのは、必ず80万円ぐらい出てきます。残りの予算で、その都度、例えば台風で屋根が飛んだ。雨漏りが出た。トイレ等いろんな細かい修繕が出てくるんですけれども、その分についての修繕、ここを直すというよりは、その都度の対応という形で修繕の予算を確保させていただいております。  実際に、例えば老人集会場の雨漏りとか、屋根全体の改修とか、そういった大規模なものについては、その施設の今後の役割等を見定めながら、必要な分については予算要望を行うというふうに考えておるんですが、要望はあるんですけれども、今見定めている、地区とお話ししながら、修繕でできるものなのか、大きな予算を使って改修するものなのかというようなお話をしながら、計画的に進めていきたいなというところであります。  以上です。 28 ◯高尾生活福祉課長 そうしたら、私のほうからは、まず生活保護の保護率でございます。11月の保護率が、直近ということでございます。  まず、泉南市が11月の保護率が16.15パーミルで、大阪府が31.00パーミル、国が16.30パーミルということになっています。  それから、被保護者の就労事業でございますけれども、この事業につきましては、生活保護を若年者向け複合的就労支援事業といたしまして、被保護者就労準備支援等事業と被保護者就労支援事業、この2つがございます。  先ほど言いましたように、複合的就労支援事業としまして、一般社団法人ヒューマンワークアソシエーションという事業所に、長期委託をしてございます。  それとは別に、被保護者就労支援事業で、これは直営で私どものほうに就労支援員として、任期付職員を1名配置しまして、就労へのステップアップを図ってございます。  それと、成果でございますけれども、ヒューマンワークアソシエーション、委託している事業所ではございますが、アスポートせんなん塾というものを開いておりまして、その中で平成元年度が塾生68人、令和2年度が12月現在で46人おります。  その中で就労された方が、令和元年度が9人、令和2年度が2人です。  それと、先ほど言いましたが直営の部分でいいますけれども、直営の実績としまして、来年度で37人を支援したと。令和2年度で44人を支援したと。これは先ほど言いましたアスポートの塾とはまた別の部分でございます。  それから、就労した人員でございますけれども、令和元年度が37人いたうち13人が就労しています。令和2年度が12月現在で44人中11人が就労をしております。  ただ、生活保護者の就労支援は、もともと短期の就労をいろいろ繰り返されている方もおりますし、また、就労支援後も生活保護から自立するまで、しっかりと支援を継続していくというものでございます。  参加率というのは、率は取っていないんですけれども、就労できる方をケースワークの中で啓発していくということでございます。  それから、就労人員といいますのは、非常に多いわけでございますけれども、例えば病気とかで、軽労働ができますよとか、中労働ができますよとか、重労働ができますよというドクターの意見というのがございます。  特に、中労働、重労働ができる方に対しては、どんどん就労を勧めていくと。軽労働の部分については、例えば内職であるとか、そういうふうな部分を勧めていくということでございます。  それから、その事業の中で、先ほど言いました就労支援と就労準備の支援と、それから社会生活支援というふうな形で内職をしたり、また居場所づくりをしたり、パソコンができるようにしたりとか、いろんな特に精神、知的等の障がいを持っている方の居場所づくりとか、そういう形でどんどん社会的に慣れていっていただくというふうな事業も含まれてございます。  以上です。 29 ◯森委員 まず、地域福祉基金の使途ですけれども、これについての見解を、いま一度お示しいただきたい。  それから、泉南市の生活保護は、これは比較の問題ですけれども、保護率は決して高くないですわね。高いとは言えないですね。  しかしながら、泉南市には、以前から根強い風評がございまして、皆さんよくお聞きになっていると思いますが、泉南市は生活保護者が、よそに比べて非常に多いので、貧乏なんやという風評をお聞きになったことがあると思います。  もう1つの風評は、市会議員はろくなやつがおらんと。これについては、私以外の人には当てはまりませんけれども、私は、それを否定する材料はございませんけれども、そういう風評があるんですよね、現実にね。  だから、はっきりとそうではないと。両方間違っていますわね。泉南市は生活保護者が多いという点。それから、生活保護費がかさんで財政を圧迫しているという、これも事実ではないですわね。間違いですわね。  なぜそんな風評がよく起きるのかということを、いま一度よく、考えていただかなくても結構ですけれども、やっぱりこの際、きっぱりと否定する発表なり、公表をしたほうがいいと思うんですよ。  それから、生活保護当事者のうち、就労可能な人が日本全国に30万人いると。だから、この30万人の人々が就労していただければ、日本の人手不足は解消できると言ったばかな国会議員がいて、ひんしゅくを買っているわけです。  それなりの努力を、それぞれにされているんですけれども、これもやっぱりその点の、一生懸命やっているんだという状況を、さっきの話と一緒で、これは非常に難しい問題だと思うんですよ。その就労をしていただくということは、ただ身体が健全だから就労できるという問題ではないでしょう。  非常にきめの細かいコンタクトが必要なわけですよ。その辺のところもよく市民の皆さんに御理解いただけるように、お示ししたほうがいいように、皆さんせっかく苦労されているんだからと思います。  だから、財政的な負担にはなっていないということを、改めてここで示してください。 30 ◯高尾生活福祉課長 私のほうからは、生活保護の風評というものなんですけれども、どういうふうな風評が起きているかというのは、私たち当事者としては、なかなかそういったものを理解していないんですけれども、実際に保護率を見てみますと、大阪府内で一番高いのは、やっぱり大阪市でございます。  これが、先ほど言いました11月の数字でございますけれども、大阪市が48.9パーミルです。それから、門真市は48.5パーミル。近隣ですと、岸和田市が30.86パーミル、隣の泉佐野市が18.31パーミル、それからその隣の阪南市が、ちょっと少ないんですが11.22パーミルです。泉南が先ほど言いました16.15パーミルということになってございます。  いろんな基準とか、そういうふうなものがございまして、阪南市と泉南市と比べてみますと、級地という基準で決められている部分が、阪南市のほうが1つ小さいんです。なので、保護の扶助費についても、若干阪南市のほうが少ない。ということは、非常に厳しいと。阪南市のほうが受けづらいというふうになってございます。  それから、貝塚市と泉佐野市、泉佐野市と泉南市は同じ級地で保護費も一緒です。貝塚市がまた1個、泉佐野市、泉南市よりも1個上の級地になって、若干保護費が高いというふうなことで、級地に分けられて、それぞれ細かく級地に分けられて、生活保護費のほうも、それによって高いとか低いとかいうのは、国のほうで決められております。  先ほど就労の部分ではございますけれども、今年度生活保護の12月、1月までの生活保護の廃止の件数というのが89件ございます。一番多いのは、やはり生活保護の方も高齢化が進んでおりますので、死亡という件数が一番多いんですが、その次に多いのが就労でございます。  就労ができるように、先ほどのケースワーカーもいろいろな部分で支援をやっているところでございますけれども、本当に委員おっしゃるとおり、なかなか就労に結びつけていくというのは、根気の要る支援でございまして、また、本当に就労をしたとしても、またすぐに辞めてしまうというふうなこともございます。非常に根気よく、根気よくやっている状況でございます。  そういうことで、本当に、いろんな形からいろんな部分の支援をさせていただいていますので、非常に財政的にも、生活保護費がやっぱり実績として少なくなってきているというふうなこともございますので、本当に私たち、生活保護の担当職員一丸となって、生活保護から脱却させるとかいう部分ではなくて、生活の維持、向上を目指していっていただいて、本当の意味での自立というのを目指していっているところでございますので、よろしくお願いします。  以上です。 31 ◯野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長 そうしましたら、私のほうからは、地域福祉基金の使途ということのお尋ねについて御答弁申し上げます。  基金の使途については、先ほど委員から御披瀝いただきましたように、要件といいますか、4つの事業に対しての充当が可能ということで、今回いわゆる第2号の健康及び生きがいづくりの推進に係る事業ということの判断のもと、基金を充当させていただいたところでございます。  内容としましては、敬老事業ということでございますけれども、昨今言われています、いわゆる何ていいますかね、地域での孤立というのが社会問題になっております。  そういう中で、地域のつながりというのをしっかりつくっていくことが大事であるということの中で、各地域でいろんな工夫をしていただいて、そのとき皆さん集まる中で、そのつながりというのがしっかりつくれていけているんではないかなということです。  令和2年度におきましては、コロナの影響で、その集まりもなかなかできなかったところでございますが、そういうことの1つの支えとして、基金を充当することによって、事業を行っていただきたいというところから、この基金の使途として充当しているところでございます。 32 ◯森委員 基金ですけれども、言ってみたら、今2億円ぐらいあるんですかね。そのうち560万円繰り出すという、これもそもそも大体泉南市ではこの基金条例には書かれていないですけれども、普通この基金というのは、寄附金の利子で運用していくのが、普通のこの基金の運用ですわ。  利子とは言わんけれども、運用して、それが法定果実を表記されているんですけれども、これは560万円も繰り出しして、毎年こんなことをやっていくんですか。基金はいずれなくなりますよ、こういう使い方では。  副市長、私は、これは基金の在り方として問題やと思うんです。この基金だけがそうなんか。この基金の運用益が60万円ぐらい入ってくるわけですよ。普通、その範囲でやることをやっていくのが、この基金の本来の使い方でしょう。違いますか。
     それで、さっき忘れたけれども、老人集会場ですけれども、おっしゃることは逐一よく分かります。  やっぱり必要なのは、今後どうしていくかという個別の計画だと思うんですよ。計画がないから、あちこちで声が上がってきて、どうのこうのという話になるので、計画さえつくっておけば、一発で回答できるじゃないですか。  以上です。 33 ◯幡中副市長 今の地域福祉基金の使い方についてなんですけれども、委員おっしゃるとおり、基金というのがあるから何でも使っていいというものではなく、しっかりとその使い道なり、そして使い方、額なり、年度なりというのもしっかり考えてしていかなければならないと思っています。  そういう形ですので、今回使わせていただいておるんですけれども、多額ではなく、今後のことも考えながら、今基金の運用で入ってくるところとかも勘案しながら、そこはしっかりと今後も使い方を精査させていただこうと思っておりますので、よろしくお願いします。 34 ◯竹田委員長 老人集会場の件もやね。 35 ◯野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長 老人集会場のお尋ねでございます。  まさに、市全体のFM計画というのが、今策定といいますか、個別計画をこの前協議会のほうで御説明させていただいたところでございますけれども、まさに次の計画といいますか、全体の計画をしっかりつくっていくということが大事ということで考えております。  個別計画にも書かせていただいたところでございますけれども、ここ2年でしっかりと、いろんな課題であるとかをしっかり整理して、それを整理した上で、老人集会場の在り方、当然老人集会場というのは地域のコミュニティの大事な部分ということで考えておりますので、泉南市内の他のそういう施設との統合とか、そういうこと全体を見る中で、老人集会場というのがどうあるべきかということを早く整理して、その上で修繕の優先度というものをしっかり付けていきたいというふうに考えております。 36 ◯森委員 この基金なんですけれども、この基金に6,000万円の有価証券があるんですよね。ちょっと聞き忘れたんですけれども、これは何なんですか。分からなかったら、後で基金のあれで。 37 ◯高野長寿社会推進課主幹 6,000万円については、兵庫県債の運用利益になっております。 38 ◯竹田委員長 高尾課長にお尋ねいたします。先ほど生保の説明の中で、級地というちょっと耳慣れない言葉があり、そのことにより、泉佐野市、泉南市より阪南市のほうが少し受けにくいんだと、そうとられるような答弁があったかなと。  本来、国のセーフティーネットである生活保護が、地域によって受けやすい、受けにくいというのは、あってはならないのかなと、このような認識なんですが、その点について改めて答弁はありますか。 39 ◯高尾生活福祉課長 すみません。生活保護は泉南が受けにくいとかという部分ではなくて、やはりその地域によって国が決めている基準というものがやはりございます。  ですので、泉南市を例えば基準にして考えますと、泉南市と泉佐野市を100として考えますと、阪南市のほうが98とか97とか、貝塚市のほうが101とか102にとかいうふうな形で、やっぱりその地域によって若干生活保護費の最低生活費の基準が泉南市、泉佐野市よりも阪南市のほうがちょっと低い。貝塚市のほうはちょっと高いと、また岸和田市もちょっと高いというふうな部分で、国が決めておりますので、それによって最低生活費が決まってくるということでございますので、御理解ください。よろしくお願いします。 40 ◯竹田委員長 分かりました。  以上で通告による質疑を終結いたします。  ほかに質疑はありませんか。 41 ◯古谷委員 1点確認したいんですけれども、194ページの障害者自立支援給付事業での一般財源が、前年度より1億2,000万円増えている要因です。また、この泉南市の現在の拠点数ですか、この一般財源の内訳はいろいろ書かれているんですけれども、この辺の、これは毎年これだけ上がってきているので、これは市としての対策とか、そういうことを教えていただきたいなと。  あと、ここの自立支援の施設が最近たくさんできているんですけれども、これはよそからの人も入れられているのかどうか、その辺の基準とかがあるのかどうかを、ちょっと教えていただきたいと思います。 42 ◯梶本障害福祉課長 自立支援給付費のことでございますけれども、これは扶助費といいまして、もちろん支出しなければならないというか、申請があれば必ず必要になってくる部分でございますので、泉南市だけが上がっているわけではございません。これは国全体がもうずっと増えていっている状態です。  大体、国のほうで年間7%、8%、もしくは項目にもよりますけれども、大方、年によっては1割ぐらい上がっている年もございます。ずっと何年も伸びが続いている状況でございます。  実施事業者のほうが、市外の人が入れるのかということもあったと思うんですけれども、これにつきましては、市外の人も入れます。特に制約はございません。障害の場合はどこに住んでいるからということはございません。  障害の特性によって、その人に合った内容のサービスを受けることができますので、それがたまたま市外になれば、そこに通うことができます。泉南市にある施設の中にも、市外の方もたくさん来られております。  以上です。 43 ◯古谷委員 これ、市外の方は何人ぐらい逆に市外と違う。ごめん、全体的に利用数は、どのくらいなんですかね。泉南市で利用しているのは、人数でいうと。分からなかったらいいんですよ。ざっとでもいいんですけれども、大体利用人数は、これだけのお金を使っているので、人数はやっぱりそれを今梶本課長が言われたように、市外からも通われていますやんか。それは大体泉南市で利用数、どのくらいなのか。あとは、拠点を教えてほしいんですけれども、拠点って、そういう施設の数ですね。  毎年今現在どのぐらいあって、毎年、これは制限があるのかね。現在、どのぐらいの施設数になっているのか。これは僕、委員会でもちょっと聞いたことがあったんですけれども、泉南市のね。 44 ◯梶本障害福祉課長 まず、市外の人の分がどれぐらいあるかという話ですけれども、泉南市のほうでは、もちろん泉南市のほうでサービスを受けてはる方に対しての費用でございますので、ここで上がっている数字というのは、全て泉南市のほうの福祉サービスを利用されている方の数字です。  よって、市外の方が泉南市内の事業所を使ったとしても、この分は市外のその方の受けてはる市のほう、そちらのほうが払いますので、だから、市外から幾ら泉南市のほうに来ていても、ここの数字が増えることはありません。全部その人がおられる市のほうで払うことになります。  それから、事業所の数ですけれども、種類ごとに出しているんですけれども、全部の合計ですね。ちょっとお時間いただけますか。各事業所ごとの集計をとっておるんですけれども、それを全部合計します。 45 ◯古谷委員 今の答弁を聞いていると、市外から来ている人は、市外からお金をもらっているということですか、そこの整理。ちょっと請求しているということは。違うのかな。 46 ◯梶本障害福祉課長 すみません、説明不足で申し訳ございません。  障害福祉サービスというのは、市のほうで申請して、そこでどこの事業所に行ってサービスを受けられます、受けますということで申請を出していただきます。  その分については、事業所から請求が来ますので、そこを市が払うということになりますが、当然泉南市のほうで申請された方になりますので、泉南市で申請された方が市外の事業所に行っていたとすれば、それは泉南市が払います。  逆に、市内の事業所に泉南市外から来られている方につきましては、もともと来ている人が申請された市町村が支払いするという形になります。お分かりいただけましたでしょうか。 47 ◯古谷委員 大体分かったんですけれども、要は例えば市内で経費を使いますよね。細かいことを言うとトイレを使ったとか、そういう経費はそれぞれの市で持つ、他市から来た人も持つということやろな。  一応お金がそれぞれ負担があるからということで、あれしているんですか。いわば、経費ですよね。施設の経費とかの分は、よそから来ている人が使っているということになりますやんか、まあ言うたら。細かい話を言うと。 48 ◯梶本障害福祉課長 支払いを受けている経費、その事業所にかかっている経費についてなんですけれども、この障害福祉サービスにつきましては、どういうサービスをどれぐらいの時間を受けたら幾らというのが決まっておりますので、それがその事業所の歳入になると思うんです。  事業所のほうは、それとあと当然それを運営していくいろんな費用がありますので、それをまた事業所で運営費として負担されていると思うんですけれども、市から出ている分につきましては、サービスに対する単価が幾らという形で、何時間という形の金額でございますので、その経費が出ているわけではございませんので、よろしくお願いいたします。 49 ◯古谷委員 そういうチェックしている方は、今役所の中で何人ぐらいいるんですか、そういう施設のところで。ちょっと不正とか、そういうことも過去にあったりもしているので、そういうところのチェック体制というか、そういうのは大体役所の体制で今組んでいるのは、どういう感じでやられていますかね。 50 ◯竹田委員長 施設の話か人員の話か。 51 ◯梶本障害福祉課長 施設の不正とかあった場合のチェックということでよろしいでしょうかね。  それであれば、現在その業務につきましては、担当しておりますのが広域福祉課ということで、今、泉佐野市に事務所があるんですけれども、そこが全ての分の事業所を担当しております。  担当のほうが、大体2名から3名で担当しておるというふうに聞いております。そこが順番に泉佐野市であり、泉南市であり、阪南市であり、全部の事業所をチェックしているということでございます。  以上です。 52 ◯古谷委員 もう答弁はいいですから、前と変わっていないということですね。泉南市にはいないということやね、まだ。分かりました。  課長、先ほどの事業所数については、後ほど御本人にお伝えください。  ほかに。 53 ◯田畑委員 ありがとうございます。民生費のこの分野は非常に大事なことがたくさんあるので、あれなんですけれども、私の質問は3点、額が低いので、どうでもええと思われるとあれなんですけれども、私にとっては大事なので、3点聞きます。  まず1点目は、229ページ、生活保護事業の人件費の中の特勤手当、この中身を教えてください。  あと、186ページ、泉南市の戦没者です。戦没者慰霊祭、コロナの影響で前年度なかったという、中止やったということで、現実的に私、西信達の遺族会なんですけれども、非常に会の運営がもうめちゃくちゃしんどくて、年4回の草刈りも本当にもう必死のパッチでやって、会計にもお金がなくて、どんどん退会していっています。  全国的にも、遺族会、地域の会を解散、また都道府県も解散するところも出てきているということです。  今後、この泉南市の慰霊祭も、もう目で見て分かるぐらい人が減ってきているので、前年度が中止やったことも踏まえて、今後の在り方についてお教えください。お願いします。 54 ◯竹中市長 戦没者の慰霊祭について、私のほうからお答えさせていただきます。  これは私どもは遺族会のほうに補助金として出して、遺族会のほうで実施していただいているものでございますので、遺族会の意向でやるかやらないかというのは決めていただくということになります。  先日遺族会の会長さんにお話を伺ったところ、去年が75年目で、皆さん高齢化が進んできて、今の会長もかなりお歳になってきたということもあって、あまりこれからも長い間続けることはできないということをおっしゃっておられました。  一応遺族会の中で話をされたようですが、内々では一応80年をめどに続けていきたいと。その段階でもうやめるかどうか、解散するかどうかということも含めて、その段階で検討するということは聞いてございます。 55 ◯高尾生活福祉課長 それでは、私のほうからは、生活保護の人件費、特勤手当でございますけれども、特勤手当の予算が77万5,000円ということでございます。  これは、ケースワーカー、SVと担当している者が現場に赴くというふうなところでの出勤日に対して1日200円を付けているということでございます。  以上です。 56 ◯田畑委員 じゃ、泉南市の遺族会が80年ということは、あと5年ぐらいめどでということで、市長のほうにはいろいろ御相談、御無理も申し上げた畦の谷のああいった協力とか、いろいろいただいて、あと5年のほうも近隣の阪南市との足並みも、また見ていかなあかんのかなと思っています。  額が低いので、どうということはないですけれども、私も先祖のことがあるので、あんまり邪険には思っていないんですけれども、やっぱりもう高齢化が進んでいるという現状を、市長は把握していただいていると思うので、ぜひとも今後とも、あと5年をめどということなので、ある一定のいろんなやりかたも変わってくると思うので、ぜひ御協力いただきたいというふうに思います。  高尾課長、その生活保護のケースワーカーやったか、ありがとうございます。何でこの質問を入れたかというと、最近ここ数年、やっぱり変な言い方になってしまうんだけれども、小さい子どもの命がやたらめったら、簡単に地域の協力があれば守れる命を奪われている事件が多すぎて、今九州でママ友云々で、マインドコントロールと言われながら、5歳の子どもの命が、もうなんかおもちゃのようになったというのは、俺は一番ああいう、何ていうのかな、金銭を奪うという行為が大嫌い、誰もそうやと思うんですけれども、僕ははらわた煮えくり返っているんです。  また、東京の目黒とかでも虐待、先ほど岡田委員からも御質問があったと思うんですけれども、これはあえて生活保護の担当課がどうこうではないんやけれども、私が言いたいのは、もう1回特勤というのは、そのケースワーカーの1回見回りで幾らぐらい払うんですか。 57 ◯高尾生活福祉課長 1回見回りではなくて、1日出勤で、1日に何回も、数件行くときもありますし、1件しか行かないときもありますけれども、出勤日に対して1日200円ということでございます。 58 ◯田畑委員 200円、僕は何が言いたいかというと、もう1回庁内全体で、この生活保護だけじゃなくて、先ほど岡田委員から質問あったDVもそうやし、児童相談所の連携もそうなんですけれども、高石市でこの前、孤独死をなさった方が、テレビに出たというのも、ここで僕言ったことがあると思うんですけれども、何かこう、役所が食い込んでいける部分といけない部分というのが、やっぱりこういう事件で、すごくやっぱりリアルなんですよね。  役所は何も神様でもないので、助けたい気持ちはあっても、そこに介入できないというような部分があると思うんですよね。  やっぱりこのケースワーカーさんのこの巡回というのが、物すごく大切やと思うし、また、地域の皆さんとの連携も必要になっていくと思います。  この特勤の200円は、非常にやっぱり低いと僕は思うんですけれども、ぜひとも今起こっている子どもらの生活保護者が境地に追い込まれている部分の把握というのは、今後強化していってもらいたいなというので、あえてこのケースワーカーの特勤を聞かせてもらいました。もう答弁はいいです。ぜひとも、もう1回庁内でやったほうがええのと違うのかなという気がします。  最後になるんですけれども、これも担当課に御相談した件で、要は泉南市の医療、病院、コロナのクラスターがあったということは、メディアでも発表されて、プレス発表もされた。要は私の知り合いがコロナに感染して、そして陰性になって、その後お亡くなりになられたら、病院側としたら、コロナで亡くなったんじゃない。  これは、私自身は、なるほどなと思う部分と、違うやろうというのがあって、国の施策でコロナに感染すると医療費がゼロということも言われているので、病院でクラスターが起きてコロナに感染して陰性になって亡くなった。でも、原因は肺炎、でもコロナで亡くなったんじゃないということなんですよね。  私、何が聞きたいかというと、この医療費の部分でゼロになるんであれば、その泉南市の病院でクラスターが起きて、ほか何人ぐらい亡くなられたのか、その辺の保健所、病院、その病院が言うたら、もうそれでええんかどうか。その辺りの役所との連携というのは、再度ちょっと勉強のために聞きたいなと思って御質問させてもらいます。 59 ◯竹田委員長 今の質問は衛生費となりますが。 60 ◯田畑委員 ああ、ごめん、やめとく、すみません。間違うた。 61 ◯竹田委員長 衛生費のときに答えていただきますか。 62 ◯田畑委員 そうします。保健所のところですか。 63 ◯竹田委員長 そうやね。 64 ◯田畑委員 了解、ごめんなさい。 65 ◯竹田委員長 医療費関係でね、部長、いいです。  ほかに。 66 ◯堀口委員 1点だけ教えてください。  186ページ、民生委員児童委員活動事業の協議会補助金について、活動の内容についてちょっとお答えいただきたいということ。  それから、208ページ、家庭児童相談室事業、これは一緒くたにしたらあかんのは分かっているんですけれども、民生委員さんの場合は、基本的に無報酬やったと思うんですね。活動自体も恐らくほぼほぼ費用がないような状態でやってはるというふうに思います。  逆に、家庭児童相談室のほうだと、支援者活動謝礼とかというのが、報償費で出ていると思うんですけれども、この辺は、何ていうのかな、どう違うと言うたら、聞き方があれなんですけれども、民生委員児童委員さんの活動というのも、非常に僕は重要やと思うんです。  これは、もともとは国の施策で、ボランティアやというのはもちろん理解しながら聞いているんですけれども、その辺、あまり矛盾せえへんのかどうかというのだけ、ちょっと確認をさせてください。 67 ◯高尾生活福祉課長 民生委員の活動につきましては、今現在117名おられます。そういうふうに地域で担当している方々がおられるわけでございますけども、この民生委員の活動費としましては、民生委員協議会に101万3,000円を今回令和3年度は支出する予定でございます。  それから、208ページの家庭児童相談員、こちらは私どもの所管している部分ではなくて、そこに民生委員さんが入っているかどうかは、ちょっと私ども把握はしておりません。 68 ◯堀口委員 要は、やっている内容がどうかという話やと思うんですよね。だから、民生委員さん、児童委員というお立場のほうですかね。実際にその活動をしている内容がかぶっているのかどうか。かぶっていないのかどうかというのも、ちょっと今聞いても、多分説明できへんかも分かれへんので、また後ほど教えていただいたらいいです。  要は何が言いたいかというと、協議会に民生委員児童委員の協議会に100万何がしの活動費用という形で渡されているんですけれども、実際にその現場で活動するときの費用が、それで賄われているのかどうか、ここを聞きたいんですよね。  だから、実際に民生委員さんは物すごいハードなお仕事というか、大変な労力を割いて、それもある程度専門知識も持たれて、すごい僕らからすれば、憧れの存在というか、尊敬できる存在やと思うんですけれども、非常に扱いが、これはもう国に言えという話になるんですけれども、非常に雑やなというふうに思えてしようがないんです。  だから、この家庭児童相談室の報償費を出していることに対してけち付けているんじゃなくて、児童委員にしっかりと活動費の助成なり、何なりというのは、できたらまた考えいただきたいなというふうに思うんですけれども、その辺、何か思いというのはないですか。 69 ◯高尾生活福祉課長 その活動費の増額云々につきましては、この場で御答弁するのはちょっと難しいというふうに思いますけれども、委員おっしゃるように、本当に民生委員さんの活動というのは、非常に私もちょっといろいろと思っていることはあります。  地域の中でもそうですし、役所の中での部分でも、何でも民生委員さんに頼んだらいいだろうとか、民生委員さんだったら、これはやってくれるだろう。地域の民生委員さんに、地域の民生委員さんにという形で、いろんな部分で地域の民生委員さんへの負担というのは、どんどん増えていっているというのは承知しております。  そういう意味も含めて、私個人としては、なるべく民生委員さんではなくて、ほかの方々でいろんな部分での協力、地域での協力はしていただきたいなというふうな思いで、今までずっとそういうふうな活動を進めてきてございます。今後もそういうふうな思いでやっていこうと思っています。  それから、民生委員さんの協議会というのは、その補助金ですけれども、これが実際に、民生委員それぞれ個人への活動費というふうな部分でしょうか。  大阪府のほうから直接5万9,000円が民生委員さん各個人には出ているというふうなことでございますけれども、実際に本当にじゃそれで足りるのかというふうな部分でいいますと、とてもじゃなく足らないということは、私は認識しているつもりでございます。  なので、今後もあまり民生委員さんに負担が偏らないような形というのを模索していきたいなというふうに考えております。  以上です。 70 ◯堀口委員 最後にします。これは民生委員さんも当然年数、経験を積まれて、非常に重要な役割を地域で担っていただいていると思うんですけれども、ある程度、新陳代謝も僕は必要やと思っていて、若い人と言ったらあれですけれども、比較的恐らく平均年齢が70近いぐらいの年齢になっているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、もう少しその新陳代謝も促していくべきやないかなというふうには、個人的には思います。  こんなん強制する話ではないのであれなんですけれども、そういう意味では、もうちょっと泉南市として、そこの活動に何らかの形で支援できるような、実際に動いてはる現場を見たら、すごい作業量やと思います。
     そういう意味では、じゃそれで今のままでええんかというところでいうと、なかなか僕は厳しいものがあるんやないかなというふうには思いますので、またその点はよろしくお願いします。答弁は結構です。 71 ◯竹田委員長 いいですか、政策的な方向性で、部長、いいかな。 72 ◯野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長 いわゆる民生委員さんの活動というところでのお尋ねでございます。  委員おっしゃるように、民生委員さんというのは、何ていいますかね、地域のひとり暮らしの方であったり、そういう見回りとかをしっかりいろいろな形で活動していただいておりますので、実務に合ったものというのが可能かどうかは分からないんですけれども、そういう実態をしっかり把握しまして、それに対する市としてどういう支援ができるか。  これまでも行ってきているところではございますけれども、今後どういう形が一番いいのかということも、しっかり考えていきたいというふうに考えております。 73 ◯竹田委員長 部長、多分併せて今堀口委員の指摘は、民生委員さんの高齢化がというのも1つの話やと思いますので。 74 ◯野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長 失礼しました。今、平均年齢が67.7歳ということで聞いておりますので、やはり高齢化ということがございます。  なかなかこれも地域の方で、こういう形でお手伝いしていただける方が、できるだけ若い方も入っていただくのがいいんですけれども、そこは地域のほうといろいろ相談しながらやっていきたいというふうに考えております。 75 ◯竹田委員長 ほかはございませんか。 76 ◯添田委員 通告を出せなかったので、答えられる範囲で大丈夫なんですが、232ページの介護保険について4点ほどお伺いしたいと思います。  要支援1・2から要介護1から5まで7段階に分かれていると思うんですが、各段階における被保険者の数が大体何人ぐらいか、規模をお伺いします。  あと、要支援1・2で、自治体が予防事業を行っていると思うんですが、何を具体的にしているのかということと、どこに委託しているのか、健康教室とかどこに委託しているのかというところをお伺いします。  あと、予防と見守りとかで、保健師さんや、理学療法士さんや、看護師さんとかも使っていると思うんですけれども、どのくらいの割合で配置しているのかと、あと、1回の訪問介護とかで幾らぐらい支払っているのか、あと、1回の訪問介護での時間をお聞きします。  あと、岡田委員の質問のところでもあったんですけれども、母子・父子家庭の医療費用一部助成において、柔道整復師等も訪問介護で使っていると聞いたんですけれども、鍼灸マッサージ師や柔道整復師とかも使っているのかどうかというのをお伺いします。 77 ◯曽我長寿社会推進課地域支援推進係長 要支援の介護認定を受けておられる方の数なんですけれども、すみません、ちょっと今手持ち資料がないので、また報告させていただきます。  あと、健康教室と介護予防を実際にしている委託事業なんですが、地域包括支援センターで見守りだったり、フレイル状態の方とかをチェックするという機能をしていまして、地域包括支援センターは、社会福祉法人の長寿会と、あと、海手のほうは済生会の2法人に委託させていただいています。  あと、介護予防に関しては大阪府理学療法士会に委託しまして、短期集中型の介護予防教室や、あとは健康づくりの一環として、介護予防体操のWAO体操2というのを、泉南市独自の介護予防体操を普及啓発しているんですが、そこら辺の体操の作成にも御協力をいただいています。  あと、ケアマネさんの支援として、自立支援の介護プランというのが大切になってくるんですが、そこら辺の個別会議に協力していただいているのは、大阪府の理学療法士会、大阪府の作業療法士会、あと大阪府の栄養士会、あと歯科衛生士会など、各種団体御協力いただきながら、介護予防に取り組んでいるところです。  あとは、ちょっと足りない資料等は、また御用意させていただきたいと思います。  以上です。 78 ◯岡坂家庭支援課長 先ほど鍼灸と、それから柔道整復師関係ということでございますが、多分では申し訳ないんですけれども、まだはっきり確認していないんですが、医師の診断等がきちんとあって、やはりこれが一番妥当な施術だと、治療方法だということであれば、いけると思います。  ただ、この鍼灸というのが言葉になかったので、これはちょっと調べさせていただきまして、また御答弁をさせていただければと、このように思います。 79 ◯添田委員 理学療法士さんとか、看護師さんとか、保健師さんの訪問介護と比べると、鍼灸マッサージ師、柔道整復師のほうが、かなり安価に抑えられるという点もありますので、医師の同意書問題と、保険適用かどうかというところの制度は、かなり難しいと思うんですが、御協議いただければと思います。ありがとうございます。 80 ◯竹田委員長 ほかはございませんか。────以上で民生費の質疑を終結いたします。        (民生費の審査終了) ────────────────────── 81 ◯竹田委員長 会議の途中ですが、午後1時30分まで休憩いたします。       午前11時48分 休憩       午後 1時30分 再開 82 ◯竹田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。          ◎ 衛生費 83 ◯竹田委員長 次に、衛生費の質疑を行います。  本件については、質疑の通告がありますので、質疑を許可いたします。  河部委員の質疑を許可いたします。 84 ◯河部委員 それでは、衛生費について3点質問したいと思います。  まず、歳入面で1点、120ページの雑入、売払収入の部分で、不用物品売払収入が220万円ということで載っているんですけれども、これの内容について教えていただきたいと思います。  それと、歳出のところで、248ページ、火葬場除却事業の今回予算が載っているんですけれども、その除却スケジュールについて教えていただきたいと思います。  それと、256ページの双子川浄苑施設整備事業の工事スケジュール、現時点でどのようになっているのか、教えていただきたいと思います。  以上です。 85 ◯竹田委員長 以上、答弁をお願いします。 86 ◯竹本清掃課長 120ページの不用品の売払いの内容ですけれども、御案内のように、清掃課が、市民の皆さんに協力いただいて分別収集しております新聞、雑誌、段ボール、また古着、それの売払いの金額でございます。  以上でございます。 87 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 私のほうからは、248ページの火葬場除却事業費の除却のスケジュール並びに256ページの双子川浄苑の工事のスケジュールについて御答弁申し上げます。  まず最初に、旧火葬場の除却ですけれども、まず樽井の旧火葬場につきましては、令和3年度に除却する予定でございます。現在、その跡地にあずまやを建てるということで今進めてございます。  次に、西信達旧火葬場ですけれども、令和4年度の除却に向けて、現在協議調整中でございます。  続きまして、双子川浄苑ですけれども、令和3年度に施設の改築更新並びに広域化等の可能性について検討しまして、令和4年度には、一定基本的な方向性を出したいというふうに考えてございます。広域化については、少し時間がかかるというふうに考えてございます。  以上です。 88 ◯河部委員 ありがとうございます。売払収入の関係で、今、新聞、雑誌、また古着等の売払いの内容やということで説明をいただいたんですけれども、分別収集になってもう既にかなり年数もたっていると思うんですけれども、毎年大体これぐらいの金額なのか、例えばここ5年ぐらいで伸びているのか、横ばいなのか、金額的には下がっているのか、ちょっとその辺が分かればでいいので、教えていただきたいと思います。  あと、火葬場の除却については、一応令和3年度と4年度の2年にかけてやるということで分かりました。  一応樽井は、何かあずまやを建てるというんですか、西信のほうも除却した後、何か計画、どうするかというのが分かっていたら、またその辺も教えていただきたいなと思います。 89 ◯竹本清掃課長 紙製ですけれども、新聞、雑誌、段ボール、平成19年度からやっているわけなんですけれども、今手元にある数字でいいますと、大体220万円程度ということで、平成27年度では213万9,000円ほど、28年度が208万7,000円、29年度も209万7,000円、30年度が222万9,000円と。31年度はちょっと下がりまして、177万円ほどという数字になっております。  大体平均をとりまして、この金額を計上させていただいたというところでございます。 90 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 私のほうからは、西信達旧火葬場の今後についてですけれども、具体的には、令和3年度に地元の役員さんと協議調整する。現在もしていますけれども、具体的な調整につきましては、令和3年度に行いまして、そして3年度中に、どういうふうにするか決定していくというふうな流れになってございます。  以上です。 91 ◯河部委員 ありがとうございます。もう最後に1つだけお聞きしたいんですけれども、その新聞、雑誌等について、やっぱり出された市民の方については、ある程度決められた収集場所に、決められた曜日に出していると思うんですけれども、これが1つ市の収入にもなっているということです。  これは、空き缶にしてもそうなんですけれども、やはり朝仕事に行かれる前とか午前中に出して、最近収集のほうも8時半ぐらいからですかね、早く収集していただいているんですけれども、なかなかもう早い段階で、何かもうそこからなくなっているという状態もあるのかなというふうに思います。  その辺の対策というのか、早く収集に行くしか方法はないんですけれども、結局、市の財源になるものが、勝手に持っていかれているということも含めてあると思うので、その辺、担当課として何かちょっと考えていることというんですか、この間対策を講じていることがあれば、教えていただきたいなと思います。 92 ◯竹本清掃課長 御指摘のように、せっかく出していただいて、売払いということで市の収入になるわけなんですけれども、そういうこともありまして、原課としましては、早朝パトロールを行ったり、この紙ごみとか有価、要するに瓶、缶、アルミ缶がいいお金になりますので、その抜き去りとかも多々見られるということで、そういった回収日においてはパトロールをして、注意喚起をしております。  しかし、この間からの事例で申しますと、集めている方、ちょうどピックアップをするところでしか注意ができないので、そういったところを見つけて注意をするわけなんですけれども、この間からの事例で申しますと、もうそのお家に了解をもらってピックアップしているという事例が、ここ何日か続いておりまして、その御家庭に確認をしたわけですけれども、確かに言ってくれたので、お渡ししていますよという形で言われる部分もあります。  パトロールに回ってチェックは、注意喚起はしているんですけれども、そういった事例も出てきまして、いかんせん、どういったものかなというところで、苦慮しているのも現実でございます。 93 ◯竹田委員長 それでは、続きまして、石橋委員の質疑を許可いたします。 94 ◯石橋委員 お願いいたします。248ページからの公害対策費に該当します。市内では、悪臭問題があると聞いておりまして、現在、実際に担当職員の方にも御協力をいただきまして、粘り強い対策で悪臭が収まっているように、市民の方からは伺っておりますが、現在どのような状況なのかという点を、まずお聞きしたいと思います。  それから、いわゆるこの予算書に書かれている費用は、においの測定とかに係る費用で、項目的には該当するのかなと、間違いないかという点と、3点目に、このような悪臭などに似たような事例はないのか、お伺いいたします。  以上です。 95 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、ただいまの御質問に対しまして御答弁を申し上げます。  現在、悪臭問題で対応しているところは1件ございまして、現在のところ、大阪府の環境指導課と連携しながら指導を行っているところでございます。  泉南市単独では20回以上、立入りを、また指導を行ってございまして、先月、2月ですけれども、試料の採取を行いまして、臭気の測定分析を行ってございます。分析の結果としましては、特に異常なしというような結果が出てございます。  そして、予算としましては、249ページの公害防止事業の中の委託料、悪臭測定委託料がそれに該当するものでございます。  以上です。 96 ◯石橋委員 今、御説明を伺って、悪臭測定の分析の結果ということだったんですけれども、具体的に何かこういう測定をして、数値とかあったりするんですか。 97 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 市民さんから御連絡いただいて、ちょっと臭いがするというふうな状況があったときに、職員が駆けつけまして、そしてその臭気、空気を袋詰めしまして、それをゆうパックなどのものでお送りし、分析してくれる会社に届けます。  そこで、かなり原始的な方法なんですけれども、それを人間が臭いを嗅いで、そして臭気がしている、しないを判定します。  今回の場合、その判定スタッフ6名によってそれを嗅いで、そして臭気がするかしないかというふうなことを行ってございます。  具体的に、その臭気の中身ですけれども、その正解率が0.58未満の場合は、判定試験は終了するということで、特に問題なしというふうなことで評価してございます。  以上です。 98 ◯石橋委員 丁寧な御説明ありがとうございます。事業者というか、企業のスタンスと、あと香りというか、臭いというのは、何となく人の感情とかもあると思うので、今後とも粘り強い対応をよろしくお願いいたします。  以上です。 99 ◯竹田委員長 次に、大森委員の質疑を許可いたします。 100 ◯大森委員 111ページの手数料のところのし尿汲取手数料についてと、それから255ページの汲取世帯支援事業ということで、ちょっとくみとり事業のことについて、まず最初にお聞きいたします。  第三者委員会の報告とか、それから泉南市における不祥事、事務処理ミスの原因と再発防止ということで、この後にありました再発防止策という、これは内部統制制度導入のことに関わっている分ですけれども、両方ともし尿くみとり券のことが契機になったということなので、これらの2つの報告書とか指針を持って、来年度予算に、どんな形で活かしていっているのかということを教えていただきたいと。  とりわけくみとり券については、今後どういう扱いにされていくのか、第三者委員会の報告書を読むと、くみとり券がそういうおおよその原因になっていたということで、取りあえず暫定的な対応を取りなさいと。  それから、くみとり券廃止について考えなさいというふうに書かれていると思うんですけれども、こういう提言に対して、どんな取組がされているのか、お答えください。  それとあと、人事配置の問題もいろいろ指摘されていまして、もちろん元職員の責任なんですけれども、この事件が何で防げなかったかということについては、ずっと同じ職場にいたということが大きな原因の1つやというのも、両方とも書かれています。  それに対してどのような対策を取られているのか。なぜこういうことが続いたのか、その点についてお答え願いたいと思います。  それとあと、元職員の勤務把握ができていなかったということで、これが全職員に当てはまることではないというふうに思っていますので、原課の環境のところで、こういうことが何で起こったのか、ちょっとその点についてお答え願いたいと思います。  それと、256ページ、双子川浄苑についてお聞きします。  自主環境整備補助金についてお聞きしますけれども、来年度の支払い、僕も大体毎年質問させてもらうているんですけれども、3地区に払っているということで、その3地区、下村区、大苗代区、泉佐野市の樫井西地区ですかね、3地区、これに変更がないのか。  その3地区に支払う金額は幾らで、これも来年度変更があるのか、ないのか。  それから、支払う根拠ですね。それから金額の算定方法は、どんな形で来年度予算を決めたのか。  それから、今後の方向ですよね。ほとんど悪臭とか、それからそういう汚れた水が樫井川に流れるということは、もうほとんどなくなっているという状況だと思うので、それにくみとり量自体もずっと減少していっているということです。  いずれにしろ、こういう背景を考えると、金額を減らすとか、やっぱりなくしていくという方向も検討課題になると。これはいつも質問している中身なんですけれども、そういうことを踏まえて、今後の方向をどんなふうに考えておられるか、お答えください。 101 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、順次御質問に対しまして、御答弁申し上げます。  まず、し尿くみとり券の手数料ですけれども、集金してきました納入伝票の摘要欄というところに、もう前職員の場合でしたら、もう普通券のみで、そして販売所であったり、市役所の窓口とかという記載が全くなかったということがありましたので、その辺は本来あるべき姿に戻すということで、普通券、無臭券、特殊券、従量制の券と4種類に分けて、しっかりと記載をするようにしてございます。  そしてまた、予算についてもそのような形で予算計上させていただいております。  そして、くみとりの第三者委員会等で御指摘いただいているものに対して、どういうふうに改善しているのか。また、その最終的なゴールについてどうしているのかについて御答弁申し上げます。  まず、くみとり券の販売の改善点でございますけれども、くみとり券の年度別のナンバーリング、番号管理をするようにしてございます。  そしてまた、し尿くみとり券の残数管理、もう当たり前のことですけれども、毎日してございます。  そしてまた、売上額の確認を所属長まで報告を求めておりまして、毎日それを確認し、チェックしてございます。
     そしてまた、販売所の売上代金の集金業務ですけれども、職員による集金を極力なくすということで、納入通知書によって、販売所の店主さんに納入通知書をお渡しして、銀行から振り込んでいただく。あるいは会計課のほうに直接入金をしていただくとか、いわゆる職員が集金に関わらないようにするように改善してございます。  そしてまた、くみとり券の廃止に向けて、最終的なゴールとしては、し尿くみとり券の廃止ということで、現在、くみとり業者3者と協議を行っているところでございます。  その際、くみとり券に代わる事務処理が、くみとり業者さんのほうに負担がかかるわけですけれども、くみとり券に代わって、現金でのやり取り、あるいは銀行引落、あるいは銀行の振込などに代わる必要があるんですけれども、その辺の協議を今実施しているところでございます。  そして、256ページ、自主環境整備補助金ですけれども、双子川浄苑の建設の際に、昭和53年頃なんですけれども、周辺地域と協議を行いまして、そして協定を交わしてございます。  平成19年には、焼却施設の廃止に伴って、補助金の減額等を行っておるわけですけれども、市と地元の自治会さんの間で、施設の状況、変化に応じて協議を行っているということでございます。  補助金につきましては、今後、下村区さん、そして大苗代区さん、そして樫井西町会さん、それぞれに誠意を持って対処すべきものというふうに考えてございます。(「金額」の声あり)金額については、予算書に記載させていただいている金額で変わってございません。  施設の状況の変化がない中で、補助金の減額が可能であるかについては、十分3地区のそれぞれの区さん、並びに自治会さんと協議が必要なことから、今後も協議の議題に載せることが可能かどうか、検討してまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 102 ◯大森委員 金額は載っていると言うて、区ごとの金額を聞いているんでしょう。 103 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 すみません。 104 ◯大森委員 まあ、ちょっといいですよ。区ごとの金額ですよ。そんなん見落としたんかなと思って今見ましたよ。  ちょっと、たくさん答えてくれているんやけれども、質問の中身は答えてもろうていないということなんですよね。  くみとり券の廃止に至った経過、何でくみとり券を廃止するのか、くみとり券を廃止したらどうなるのか、全く分かりませんわね。ちょっと説明してくださいよ。くみとり券廃止しますというふうに言われて、どこでどんなふうにしてくみとりしてもらうのか、もう全く分からないですよ。  それと、人事配置ですよね。ずっと何で14年間替われへんかったのか、それから昼休み、昼にどこへ行っているか分かれへんとか、ちゃんと書類の日付を打っていないとか、それから僕が見つけたのでは、あれですよね、車の運転日誌を付けていないとか、何でそんなことがちゃんと勤務状態が把握できなかったのかということですよ。これからどんなふうに改善していくつもりなのか。  それは、これ以外の人はできているというふうにおっしゃるということだと思いますけれども、何でこの方だけが、そういうことがチェックできなかったのか。  僕が言うように、この方だけのことだと思いますけれども、そうだったのかどうか、その辺のところをちゃんと説明してもらわないと困ります。  それと、合特法でしたかね、下水が通ったりとか合併浄化槽が減る中で、くみとり量が減っている中で、くみとり業者さんの収入が減る。その補償をするというものだったというふうに思います。  この補償の仕方についてですけれども、前任者の時代にお金が払われていないときがあったというふうに、たしか説明があったと思うんですけれども、その分の補償の話合いがどんなふうになっていっているのか。  それから、この元職員さんが関わっている時代とか、それからその後でも委託業者との契約というか、話合いがちゃんとスムーズにいっているのか、それについてお答え願いたいというふうに思います。  それと、自主環境整備基金ですけれども、樫井西には、これはちょっといつのあれかな。去年の質疑のあれなんですけれども、質疑のちょっと資料を取ってきたんやけれども、樫井西地区は年間270万円、大苗代地区は140万円、下村地区は91万円となっているということなんですよね。  普通に考えれば、やっぱり双子川浄苑に近ければ近いほど被害が、被害というか迷惑施設としてのいろんな御迷惑をおかけしているというふうになると考えるのが、普通だと思うんですよね。ですから、金額もそれに応じた形になるのが普通だというふうに思うんですよね。  しかし、今も言うたように、距離は関係なしに、値段が設定されているように、距離は関係ないですね、簡単にいうたらね。  確かに下村区とか大苗代区は、しょっちゅうバキュームカーが通ったりしますので、やっぱり臭いなんかのことがあるので、当然そういうところには、迷惑料なんかは払う必要があるかなと思うんですけれども、樫井西に関していえば、泉南市のバキュームカーも通らないと思うんですよ。通りますかね。それをお聞きしたい。  それで、通らないと思うので、通らないところに迷惑かけている部分があるにしろ、その下村区や大苗代区よりもたくさん払う根拠というのはどこにあるのかね。それもちゃんと説明してもらいたいというふうに思います。  それから、必要なところとか、迷惑をかけているところは払う必要はあるけれども、やっぱり合理的な説明をしてもらうのは必要やし、なぜ今こういうことが、こんな金額なのかと思えるところは、やっぱり改善してもらいたいと思うので、その点についてどんなふうにお考えですか、お答えください。 105 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、ただいまの質問に対しまして、御答弁を申し上げます。  答弁漏れがございまして失礼しました。今、委員のほうからもございましたように、樫井西町会におきましては270万円、そして大苗代区におきましては140万円、そして下村区については91万円となってございます。  これについても、ちょっと過去からの経過、経緯がございまして、やはり嫌悪施設、いわゆる一般的に言われる嫌悪施設、下水道処理場であったり、火葬場、あるいはごみ焼却場等々、そういうふうな嫌悪施設においては、周辺地域の方々と十分協議し、そして補助金を出すということできてございます。  当然、地元との共存共栄という観点で、これまできているわけですけれども、やはり私どものほうの意見なり、誠実でない交渉になれば、またその嫌悪施設をよその地域にもっていってくれとかという話になりますので、かなりデリケートな部分でございますので、その辺は誠意を持って対応してまいりたいというふうに考えてございます。  そして、人事配置については、ちょっと私どものほう、十分把握できておりませんけれども、そつなく業務を遂行し、そして迅速に対応してきたとかというお話も聞いてございまして、なかなか異動をされていなかったのかなというふうに思います。  ただ、双子川浄苑で業務をすることがメーンになってございましたので、委員御指摘のあった車の運転日誌であるとか、そして十分な管理ができていないようこともあったかもしれませんけれども、その辺ちょっと双子川浄苑のほうのことですので、十分把握できていなかったのかなというふうに思います。  そして、くみとり券を廃止した場合のことなんですけれども、現在そのくみとり券によって、留守宅の方があっても、レジ袋にくみとり券をつっておくことで、それをくみとり業者が回収して、くみとりが終わりましたら回収して、そして業務ができるというふうな内容になっております。  今後、くみとり券が廃止された場合においては、直接民民の契約になります。いわゆる浄化槽と同じように、直接くみとり業者とやり取りをされる。すなわち現金払いになるか、先ほど申し上げましたけれども、銀行引落あるいは銀行振込というような形で進んでいくのかなというふうに考えてございます。 106 ◯宮阪市民生活環境部長 ちょっと補足なんですけれども、先ほどのくみとり券の廃止ですけれども、第三者委員会のほうでも、くみとり券はなくしたほうがよいというのは、やはり現金の取扱いをなるべく少なくするようにという趣旨であろうと思います。  先ほど課長のほうが言いましたように、くみとり券をなくすと、市民にとっても不便なことも出てくるかも分かりませんし、そういったことを、くみとり業者と、どういった方向がいいのかというのを、今協議している最中でございます。  それとあと、合特法で平成26年から、公共工事の下水道の進捗に伴って、補償金をくみとり業者さんにお支払いしている分が、払われていないという問題です。  これについては、現在くみとり業者3者さんとお話をしているんですけれども、合特法に基づいて平成7年に、金銭補償という形で補償金をお支払いするという覚書を結んでいるわけなんですけれども、相手のほうから代替業務を考えていただけないかという話がありまして、その辺で話合いがちょっと一定平行線になっております。  もうかなりの金額をお支払いしている業者さんもございますし、その一方、この補償は下水道が進むことによって、くみとり業者さんの持っているバキュームカーであるとか、そういった資機材が使えなくなってくると。業務の量が減ってくると使えなくなってくるということで、業務の転換とか、業務の廃業に伴う補償金ということでお支払いしています。  そういった点からすると、そういった金銭補償を途中で代替業務に換えるというのは、非常に難しいというところで、その辺でその金額のお支払いを含めて、現在ちょっと協議中ということでございます。  あと1点、ちょっと補足させていただくと、元職員の業務の状態、勤務状態なんですけれども、先ほど言いましたように、我々全て把握を、昔からずっと上司ではありませんでしたので、全て把握しているわけではございません。  しかし、売上金の集金という形で販売店にうそを言って販売所を誤信させて、だまし取るとかいう詐欺罪、違法行為を行うなど、悪意を持って業務に当たっているということも、一方ではございましたので、そういったところから、不自然な行動に我々も気づきにくかったのかなという点がございます。  以上でございます。 107 ◯大森委員 何ぼ言うても、答えてくれないですね。14年間、何で同じ職場にいたのか。何で異動がなかったのか。これはもう担当部だけの話と違いますわね。  前の総務費のときでも、結局答弁なかったんですわ。ちょっとこれ、市長か、副市長か、答えていただけますかね。  それに対して、どういうふうな対策というのをしていくのか。これも繰り返し言われていることなので、本当に実行性をもってやらないと、もう誰も信用しないとなってきますよ。  それと、勤務態度については、もう本人の責任もあるけれども、いろんな文章に記入漏れがあるとか、やっぱり双子川浄苑は関係なくてもあるでしょう。再発防止リスク調査を見れば、そんなん双子川浄苑に行った、行かんの問題じゃないでしょう。タイムカードによる出勤の管理ができていないとか、それから書類の日付が未記入とか、売上金、手数料、委託料の確認をしていないとか、決裁の際の詳細なチェックが不十分であったと。  これは別に双子川浄苑で仕事しているからって関係ないでしょう。決裁する側の問題でしょう。違うんですか。双子川浄苑でやっていたから、こういう決裁ができなかったんですか。そんなんやったら、すぐ対応できるでしょう。  添付書類が納付書、調定書に詳細な記載がされていなかった。根拠書類が添付されていなかった。業者が発行する手数料、請求書、職員の作成書類に日付がない不備も見られた。くみとり券に発行年月がなく、番号も毎年度同じで、いつ発行した券か不明であった。文書保存期間内であったが保存されていなかったとか、こんなん双子川浄苑とかじゃなくて、管理する側の責任が重たいでしょう。  何でもかんでも職員のせいに押しつけるつもりでいるんですかね。ちょっとその辺のところ、内部統制制度の責任者であるやっぱり市長が、ちょっとどんなように考えておられるのか、お答え願いたいというふうに思います。  それと、市長にもう1つお聞きしたいんやけれども、この過去の経過というふうにおっしゃるけれども、その嫌悪施設であるということは、誰も否定していないですよ。迷惑がかかっているものについては、いろんな形での金銭補償なり何なりが必要というのは認めているというか、それを否定しているわけじゃないんですよ。  この金額の算出が、どんなふうにされているんですかと。金額に関わるようなことで、どのような話合いがされているんですかということを聞いているんですよ。それにこの金額なんかが関わるような資料というのはあるんですかね。資料をちょっと出してもらえますかね。過去の経過が分かるような資料をね。  市長、よそに持っていってくれと言われるかもしれないから、その辺は気をつけてやらなあかんという答弁があったんやけれども、こういうことって、ちょっと考えられませんわね。  ちゃんと今まで金額の補償もしているのに、ただ合理的な説明が、市民や議会に、議会のごく一部の人が、そんなんちょっと合理的やいうのはないんじゃないかと。  一番遠いところが一番たくさんお金をもらうのは、納得いかへんと言うているだけの話であって、近いところのほうから、被害の金額の補償が多くて当然じゃないですかと言うているだけのことやからね。  こういうことを言うたら、よその施設に持っていってくれと言われるかもしれんから、交渉できませんと。とまでは言うてはれへんけれども、だからどうなんだというふうに思うんですよね。  きっちり話しすれば、分かってもらえることだというふうに思うんですよ。泉南市の財政状況もありますしね。ちょっと一遍市長が、市長のお考えはどうなっているのか。僕が言うたように、やっぱり近い、普通でいえばやっぱり迷惑施設で、近くになるところから金額が多くなるというのが、当然のことだと思うので、そういうふうになるように、話合いをしてほしいと。  できるだけ金額が少なくなれば、泉南市にとっても、それはプラスやしね。大事なことだと思うので、それは納得できたら誰も文句も言わない。ちょっとその辺のところ、市長のお考えをお答えください。 108 ◯竹中市長 自主環境整備補助金ですけれども、先ほど次長から説明がありましたけれども、昭和53年頃に協定を交わして、その協定に基づいて、そこから以後、お支払いをしてきたと。  当然のことながら、こういう嫌悪施設が来るわけですので、それに対しての合意をいただいた、その地区に対しての自主環境整備補助金を支給しているわけでございます。  嫌悪施設と受け入れるということでの補助金だというふうに、私は理解してございますので、そういう意味では、なくなるまでの間、これはもう引き続きお支払いしていく必要があろうかというふうに思っています。  ただ、何年か前に焼却施設がなくなった。それによって設備そのものが変わりましたので、それに対する補助金の額の変更ということで、地元と調整させていただいた結果として、今の金額になっているというふうに認識をしてございます。  そもそも、当初のときの金額の決め方、これはどういうふうな形で決めたのか、そこまでは私には理解できません。その辺の経過というのも、私らは、そういうことに携わっていたわけではございませんので、その辺の把握はしてございません。(「だから、どうするの。だから、調べて調査して考えるんじゃないの」の声あり) 109 ◯幡中副市長 私のほうからは、職員が長年、同じ職場にいたというところについてお答えさせていただきます。  横領した職員は、もともと双子川浄苑に配属されて、途中で事務変しまして、そのまま双子川浄苑担当になったということですので、また双子川浄苑の分かる人が、ほかの何ていうんですか、事務変することで、ほかの部署にいきますと、どうしてもその人だけが最後に残ってしまいまして、双子川浄苑を昔から知っている人ということで、重宝されたということでございます。  あとは、もう常々次長も答弁していますとおり、やはり別に仕事ができない人ではなく、仕事に関しましては、周りともうまく調整しながら、そしてそういうくみとり業者さん等ともうまく関係を築きながら、仕事を回していたというふうに聞いておりまして、皆さん、一定頼りにしていた部分もあったというところで、その方がどうしても長く同じ職場に担当として、居続けてしまったというところだと認識しております。  委員おっしゃるとおり、そうしたら長いことがいいことかと言われますと、もちろん駄目なことやと思っております。  今、私が申しましたのは、そういう状況であったんですけれども、別にそれだから仕方がなかったというものではなく、やっぱりそういうのはよくないということで、しっかりと今後は、同じ人が同じ業務を長くし続けるということがないように、人事をしっかりと回していきたいというふうに思っております。  以上になります。 110 ◯大森委員 まだ答弁が返ってきていなかったので、それだけ。 111 ◯竹田委員長 まとめていただけますか。 112 ◯大森委員 だから、何でチェックできなかったかということをちゃんと言うてくださいよ。  結局、副市長、そんなん言うていたら、長くおって事件を起こしたって、またそういう理由がなかなか、こういう理由でいました。長いこといるのはよくありません。だけど、ワーッと言うていましたと。  全然、否定というか、あかんということをきっちり言えない。プール事故のときもありましたけれども、ここはもう第三者委員会にもあったけれども、誰でもが見て、マニュアルつくってやろうということの方針なんですよ。それをやっていないんでしょう。  別にあの方が、元職員さんが辞めた後、違う人がしたって、ちゃんと回っているでしょう。どこまでちゃんと考えて答弁して、説明しているんですか。(「共産党もその職員に世話になってたやないかい」の声あり)どうですか。そんな答弁でいいんですか。本当に反省あるような答弁じゃないと思いますよ。  市長にお願いしたいんやけれども、過去の経過も見て、それはまたいろいろ考えてくださいよ。どうなん、適切に払われているかどうか。ただ、単純にお答えしてくださいよ。何で一番遠いところに、一番たくさんの金額が払われて、近いところになればなるほど安くなるんですか。おかしいと思いませんか。  近くにあって、特にそういう臭いとかするようなところですからね。近くになればなるほど高いというんやったら分かりますよ。それが逆転しているような現象については、やっぱりその理由があるんやったら、その理由をちゃんと、過去のことから調べて教えてくださいよ。それがおかしかったらやっぱりちょっと改善するような方向で検討してくださいよ。検討していただけますか、どうですか。 113 ◯竹中市長 地域の金額については、当初に決定されたその辺の経過というのは、私は把握はしてございません。  ただ、1つ考えられるのは、双子川から、処理水が流れていくのは下流部分へ流れていくわけです。(「山手に流れへんか」の声あり)山手へ流れますか。(「いや、違うよ」の声あり)下流部分へ流れていくわけです。(「流れることはないよ」の声あり)下流部分へ流れていく以上……。 114 ◯竹田委員長 御静粛に。 115 ◯竹中市長 下流側のその近くを流れるところに補償が高くなっている可能性というのは、十分にあるというふうには思います。  それと、先ほどの人事の関係なんですけれども、長く十数年おったわけですかね。そもそもが双子川浄苑で採用された職員だったわけですよね。ですから、専門的にそこでずっとおったわけで、非常に技術的なことも詳しかったということもあって、先ほど副市長が説明したような形で、異動がなかなかなかった。  ただ、3年前ですか、2年前ですかね、に異動したというのは、その辺の長期的になっているのを変えていこうと、異動させていこうということで、人事のほうが順次やっていった中で、異動が決まったという経過でございますので、そういう経過があって、後任の職員が、それを発見したということでございます。(「説明しているだけの話やんか、どう改善していくんや」の声あり) 116 ◯宮阪市民生活環境部長 業務におけるチェックができていなかったというところでございます。  それぞれ管理する職員が不十分な点はあったというふうに考えております。ただ、本来業務マニュアルであったり、チェックシートなんかを本来作って、現金を取り扱う業務ということで、十分に取り扱うべきところが、そこができていなかったというところで、現在はそういった業務マニュアルのところ、チェックシートは……(「双子川の責任者は誰よ、誰にどこに責任があるんよ、理由を説明しているだけの話やんか」の声あり)  それぞれの管理している職員、それぞれに責任があるといったものと……(「違うでしょう」の声あり)考えてございます。  以上です。 117 ◯竹田委員長 次に、楠委員の質問を許可いたします。 118 ◯楠委員 それでは、お聞きします。242ページの新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業のところで、国からの情報もなかなか出てこない中で、ワクチン接種に向けて泉南市でも取り組んでいただいているとは思うんですけれども、ワクチン接種と同時に、やはり社会的検査を行うことが必要なんじゃないかなと思うんですけれども、泉南市のお考えをお聞かせいただきたいと思います。  あと、接種体制に向けて済生会新泉南病院と野上病院と晴愛病院さんが、積極的に対応していただいているというような答弁もこの前あったかと思うんですけれども、済生会新泉南病院は、統廃合問題で名前が上がっていますので、12月にもちょっと説明してもらったんですが、進展状況など、進んでいるか進んでいないか、お聞かせいただきたいと思います。 119 ◯田代保健推進課長 それでは、私のほうからは、ワクチン接種に向けて社会的な検査ということで、PCR検査について現在の市の考えということで御答弁させていただきます。  PCR検査につきましては、特に心配な高齢者施設へのクラスター対策としまして、大阪府が大変きめ細かく実施をされております。また、妊婦についても費用助成を行ってくださっております。  泉南市におきましては、現在気になる症状があれば検査できる機関が23か所、泉佐野市以南では103か所の医療機関が実施をできる体制ということになっております。  症状も全くない方のPCR検査ということにつきましては、かなりのコストと、そのときに異常がなくても、やはりその後陽性になる可能性もたくさんありますし、また検査の負担、医療資源への負担が、また保健所への負担が膨大になるということで、現在のところは考えておりません。  市民の皆さんには、少しでも気になる症状があれば、早めの実施を引き続きお願いしていきたいと考えております。  それから、済生会新泉南病院の地域医療構想の件なんですけれども、コロナ禍の中で、国のほうが考えを再度見直して、その上である一定の見解を示すということになっておりまして、その後特に今のところ何も意見ということは伺っておりません。  ただ、済生会新泉南病院は、急性期から地域包括ケア病床に変換ということで、もう変換されたということで、基本的には当初出された分は急性期病床というところで、こういうふうに上がっておりますので、そういう意味では、一応その対象ではなくなったということで、大阪府の会議の中でも、そういうふうな見解を示しているということでお伺いしております。  以上です。 120 ◯楠委員 ありがとうございます。それはそうだと思うんですけれども、国のほうがまだしっかりと見解を出していない中で、やはり存続はこれからもしっかりと訴えていかなあかんのかなと思うんですけれども、訴えていくというか、市長としては、存続に向けて訴えていきはるということになりますでしょうか。 121 ◯竹中市長 先ほどもお答えしましたように、新泉南病院は、一応当初の調査の段階で、もう既に急性期病院から転換を図っていたんです。それがまだ図られていないという形で調査をされて、今の状態になっているということで、もうその段階で、私のほうから大阪府のほうにも言いました。  12月の議会でお答えしたかと思いますが、大阪府の見解は外れるだろうということでございますので、そういう見解を出されておりますので、国の回答待ちということでございます。
    122 ◯楠委員 ありがとうございました。 123 ◯竹田委員長 次に、岡田委員の質疑を許可いたします。 124 ◯岡田委員 よろしくお願いいたします。115ページの衛生費府補助金の中で、自殺対策緊急強化事業補助金、自殺総合対策大綱には、自殺死亡率を令和8年度までに、平成27年度比では30%以上減という目標を掲げていますが、市の状況をお聞かせいただきたいと思います。  それで、239ページの母子健康増進事業、特定不妊治療の支援というのも、国もすごく拡充しようということで、市も前年度よりも30万円増になっております。  不妊治療の保険適用についてというのは、令和4年度から始まるのではないかなというふうに言われているんですが、これはどうなのでしょうか、お聞かせください。  また、給付の内容と、現在特定不妊治療をされている方の人数が、分かる範囲で教えていただきたいと思います。  それと、同じく産後ケア業務ですが、これも本当に広域で、泉南も力を入れていただいています。ただ、やっぱり命を守るという点で、お母さんと子どもにとって、産後ケアというのはすごく必要だと思います。今後の計画があれば、お聞かせいただきたいと思います。  そして、240ページの母子健康診査事業の中で、新生児の聴覚検査、これについてですが、まず出生人数、それとこの検査を受けた人数が分かれば教えていただきたいと思います。  また、この検査が2種類あるというふうにお聞きしていますが、その利用と長所と短所が分かれば教えていただきたいと思います。  以上です。 125 ◯田代保健推進課長 それでは、まず自殺対策の件でございます。  コロナ禍におきまして、緊急事態宣言に伴う外出自粛ですとか、社会経済活動への影響ということで、本当に自殺者数が増加傾向ということで、大変危惧されております。  泉南市におきましては、現在のところ、自殺者数については例年と大きな変更等はございません。ただ、コロナ禍において、いろいろな講座等、ゲートキーパーの養成講座とか、いろいろな研修であるとか会議がちょっと実施できない状況が続いております。  まず、市民への啓発ということで、ホームページで、心の相談窓口というのは、ずっと載せているんですけれども、コロナの相談窓口の中にも、心の健康の相談窓口も載せさせていただいたり、12月号広報に、折り込みチラシでコロナの心のフリーダイヤルほかの相談窓口の紹介もさせていただいております。  あと、メンタルヘルスチェックで、こころの体温計というのも、ホームページで掲載させていただいておりまして、これにつきましても、例年と同じぐらい、大体月平均1,000件ちょっとの利用をいただいております。  引き続き相談窓口の啓発であるとか、ゲートキーパー等、いろいろな相談を受ける立場の方々への研修、また学校との連携によりまして、子どもさんたちがSOSを出しやすいような、そういった教育ができるような研修体制等も、引き続き行っていきたいというふうに考えております。  続きまして、特定不妊の助成事業でございます。  委員に今御指摘いただきましたように、国も大変力を入れておりまして、令和4年度からは保険適用の方向で検討しているということで、私たちも伺っております。  それまでの移行期間ということで、都道府県がやっております、大阪府がやっております不妊の助成制度で、もともと所得制限があったものが撤廃をされました。そして、1回当たり15万円、初回のみ30万円というものが、1回当たり30万円ということでございます。  泉南市は大阪府の助成承認を受けた方で、治療に要した費用から府の助成額を控除した額で5万円を限度として、また男性不妊の場合はプラス5万円で、費用助成をさせていただいておりますので、大阪府の対象範囲が広がることで、市の対象範囲も自動的に広がる形となります。  令和4年度までに、今後の方向性を検討いたしまして、大阪府の方向ですとか、他市町の状況を見ながら、今後の対象をどうしていくかという、保険適用になった場合の今後の対象をどうしていくかというところを、検討していきたいというふうに思っております。  人数のほうなんですけれども、令和元年度で25名の御利用がありまして、令和2年度で12月末現在で24名ということで、徐々に利用者の方が増えてきておられます。  それから、産後ケアのほうなんですけれども、こちらは退院直後のお母さん、子どもさんに対して心身のケアや育児のサポート等を行って、産後も安心して子育てができる支援体制を確保する事業でございまして、今年度までは産後4か月未満の乳児とお母さんが対象であったんですけれども、母子保健法の改正によりまして、令和3年4月からは、1歳未満の子どもさんとお母さんが対象ということで、利用範囲が広がります。  それから、新生児聴覚検査についてでございます。  こちらは、出生1か月以内の乳児を対象としまして、聴覚障害を早期に発見して、適切な支援を行うことで、音声言語発達等への影響を最小限に抑えるということで、聴覚障害の早期発見・早期療養を図ることを目的として実施をしている事業でございます。  受診率なんですけれども、こちらのほうは平成30年度から実施をしておりまして、平成30年度の受診率が68.8%、令和元年度で77.5%、令和2年度11月末現在で88%ということで、徐々に増加をしてきております。  それから、検査の種類なんですけれども、2種類ございまして、1つは、ABRという検査で、赤ちゃんに小さな音を聞かせて、それに対する脳波を測定するものとなっておりまして、公費助成額は5,000円となっております。  それと、OAEというのが、赤ちゃんにイアホンから小さな音を流して、耳の中から反射してくる音を測定するもので、費用助成は1,500円というふうになっております。  OAEの検査で、もし何か異常があった場合は、改めてABRのより詳しい検査というふうになっております。  今までは、泉佐野泉南医師会との契約となっておりまして、それ以外で受けられた場合は、償還払いの対応をさせていただいておりましたが、令和3年度からは、大阪府医師会と契約ということで、より市民の皆さんにとっては、利便性を図れることになります。  以上です。 126 ◯岡田委員 たくさんありがとうございました。自殺に関しては、本当に一般質問でもさせていただいたんですけれども、女子校生がすごく多かったというふうに聞いています。  自殺に関しても、やっぱり子ども、大人、また高齢者、それぞれ悩みが違いますので、しっかり関係機関との連携というのを、さらにやっていっていただきたいなというふうに思います。これは要望です。  それと、特定不妊治療の件なんですが、これは法律上、夫婦でない場合がありますよね、事実婚とか、そういう場合も適用になるのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。  以上です。 127 ◯田代保健推進課長 事実婚につきましては、大阪府も今まで対象にしていなかったんですが、国がそれも認める方向ということで、大阪府が対象範囲を拡大するというふうになっております。  ただ、泉南市については、事実婚は今のところ認めていませんので、この令和3年度、いろいろ健康保険の適用のことも含めて、制度の内容を見直す中で、その点につきましても、検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 128 ◯竹田委員長 次に、森委員の質疑を許可いたします。 129 ◯森委員 換気はよろしいんですか。 130 ◯竹田委員長 大分人数が減りましたので、そのままいきます。 131 ◯森委員 先ほど出ましたけれども、248ページの火葬場除却事業なんですけれども、これはさっき伺って、樽井が令和3年度で、西信達が令和4年度やということですけれども、そうしますと、この3,900万円という工事費は、樽井のことでよろしいんですかね。  となりますと、これは恐らく公共施設等適正管理推進事業債を使われるんだろうと思いますけれども、令和4年度の分は大丈夫なんですか。  それと、この設計の資料を見ていますと、西信達火葬場敷地内に空洞があるんですよね。この空洞調査はやったのか、結果どうなのか。  それから、255ページの先ほども出ましたけれども、し尿くみとりの合特法の件なんですけれども、これは合特法に基づく覚書があって、業者さんに営業補償をするということで締結されておって、それの支払いが滞っておったと、支払う側が。  それからの話合いになっておって、話がうまくいかないということなんですけれども、どうなんでしょうね。これは交渉のことですから、お互いに言い分があるんでしょうけれども、私も聞いているところ、ほとんどうまくいっていないような話を聞いていますので、何とかならないものかなと思ってあれしているんですけれども、おっしゃる代替業務の提供、これも一応合特法上にはあるんですよね。  その合理化事業の内容として、事業転換のための援助、代替業務の提供というのが、合特法にもあるわけですよ。それがそんなことを言われても困ると。詳しい話は私は分かりませんけれども、とにかくどうももめているようなので、今さらそんなことを言われても困るというか、そういう言い分がお互いにあって、もめておるようなんですけれども、そこはどっちがええとか悪いとか、そこへ割り込んでいって私が判断することもできません。  一応、市長に申し上げておきますけれども、向こうの業者、3者の代表者の方がこうおっしゃっているんです。市長にも届いていると思いますけれども、泉南市からの一方的な指示ではなく、両者の協議が必要かと思います。また、協議が合意に至らない場合は、第三者の調停をお願いします。市長のお考えをお伺いいたしたく思いますということなんです。  私が、これは上のほうを読んでも分からんから、もう読みませんけれども、市長にも同じような文書が行っているんだと思いますけれども、改めてこれを何とか収める方向で、御答弁をいただければと思います。  それから、双子川浄苑、これも先ほど伺いました。令和4年度に方向性を示すと。その方向性なんですけれども、いわゆる長寿命化総合計画というものが必要になってくるんだろうと思うんです。  その内容は、施設保全計画と延命化計画の2本で長寿命化総合計画とするということでよろしいんでしょうかね。要するに、簡単に言うと、ストックマネジメントですわ。  この双子川浄苑というのは、これからもまた必要な施設なんですよね。だから、うまく仕切り直しをせないかんわけですよ、初めからね。金もかかるんですよ。  そうなってくると、今この出ています5,000万円の工事費というのは、これは別なんですか。何なんですか。今までやってきた活性炭の吸着設備とはまた別なんですか。それは何なんですか。それを終えて、なおかつ来年度にその後の方針を示すということですわね。  し尿は減少傾向にあって、ただ、浄化槽汚泥は増加傾向にあるとお聞きしておりますので、その辺のことも含めた将来的な計画が必要なんですよね。その辺はどのようにお考えなのか、お聞かせをください。  それからもう1つは、これは、環境整備に関する私のお願いなんですけれども、環境整備課のほうにも市民の皆様からの声が頻繁に届いていると思いますし、私も最近これに忙殺されているんですけれども、ペットのふん害です。  もう警察が来たり何なりして、もうえらいことになっているんですけれども、私どものほうの地域だけでなく、牧野区ほうからもお話は聞いております。それから、区長会のほうでも要望書を出そうかという話も聞いております。  要は、皆さんおっしゃっているのは、泉佐野市に罰則条例があるので、それを検討してみてはくれんかと、一様におっしゃっているわけです。  それはもうそちらにお願いして、検討していただきたいというのは、これは議会のほうも検討せないかんと思います。  泉南市きれいなまちづくり条例というのがありますけれども、これは実は議会側が提案してできた条例なんですよね。  だから、この罰則条例についても、議会が出すということも考えなければいけないんでしょうけれども、何分議会における私の立場が、何ていいますか、非常に、それ以上は言いませんけれども、難しい立場にありますので、できたら行政のほうと議会の委員会のほうで御検討いただいて、何とか進めていただくわけにはいきませんでしょうかということです。  以上です。 132 ◯竹中市長 合特法の関係でございますけれども、当然下水がスタートして、下水に切り替わっていくことで、それに対する補償ということでございます。  その際には、当然のことながら相手の業者さんと市との間で協議を行った結果として、この覚書の締結に至っているわけでございます。  したがいまして、そこから後は、順次その覚書に従って、補償の金額をお支払いしているわけでございますので、今になってもう一度改めてということは、その必要はないのではないかと私は思っております。  それにつきましては、今までどおり、当初の覚書に従って、進めていくというのが適当ではないかというふうに私は考えてございます。 133 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、私のほうからは、数点ございましたけれども、御答弁申し上げます。  まず、248ページの旧火葬場の除却の件ですけれども、令和4年においても、西信達火葬場、旧火葬場においては、事業債を借りて進めるということで、財政部局と協議を進めて計画してございます。  続いて、双子川浄苑の方向性についてですけれども、御指摘がありました長寿命化、ストックマネジメントも視野に入れてございまして、ただ、抜本的な改修が必要な部分においては改修していくと。  ただ、改築更新もありますが、相手のあることですから、広域化がどこまで協議が進むか分かりませんけれども、隣接するし尿処理場のほうにもっていける分においては持っていって、ダウンサイジングするとか、そういうふうなことを含めて検討してまいりたいというふうに考えてございます。  そしてまた、5,000万円の内訳ですけれども、汚泥供給ポンプ等が老朽化してございまして、地下のポンプ類の整備、あるいは汚泥の脱水機の整備等がございまして、その改修のために予算をお願いしているところでございます。  そして、ペットの犬のふんのことですけれども、いわゆるこの問題については、ところどころであるということも認識してございます。そして、地元の自治会の役員さん、並びに道路管理者、あるいは警察の関係者と密に連絡を取りながら、対応してまいりたいというふうに考えてございますけれども、御指摘のありました美化のための条例化といいますか、いわゆる違反者に対して、ふんを放置するものに対して、是正の命令であるとか、あるいは是正措置を取って過料を徴収するような、そういう条例化については、十分に研究をして美化が進むように検討をしてまいりたいというふうに考えてございます。 134 ◯赤野財政課長兼行革・財産活用室参事 西信達の火葬場を含む、令和4年度以降の施設の除却についての地方債なんですけれども、委員おっしゃるように、公共施設等適正管理推進事業債については、令和3年度までとなっております。現状なっておるんですけれども、今後延伸であったり、存続というのを国・府に対しまして、要望してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 135 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 先ほど西信達旧火葬場の空洞調査について、答弁漏れがありましたので、御答弁申し上げます。  令和2年度に空洞調査をしてございまして、過大な空洞が見受けられなかったということで、その部分については、十分地元の方々と協議をしながら、補修して、除却に向けて進めてまいりたいというふうに考えてございます。 136 ◯森委員 ペットの罰則条例については、1つには抑止効果というものが必要なんじゃないかということで、皆さんおっしゃっているわけです。  現状でありますと、下手をすると、市民と市民のトラブルにも発展しかねませんので、その辺のところはちょっとよく自制が利くような、罰則がいいのかどうか分かりませんけれども、それが利くんだったら、それでいいんじゃないかなという気もしますので、ぜひとも御検討をいただきたいと思います。  合特法の件ですけれども、そういうふうに突っぱねられるから、余計にもめるんですよ。向こうは協議が必要かと思いますと言っているんだから、そんなのは必要ありませんて言うからもめるんですよ、現に。人間というのはそんなものですよ。協議したらいいじゃないですか。  行政に非がないわけじゃないでしょう、払ってなかったんだから。大森委員じゃないけれども、そんな言い方ないと思うよ。 137 ◯宮阪市民生活環境部長 ペット条例に関しましては、よく研究したいというふうに思います。  それと、合特法の関係ですけれども、お支払いしていない部分につきましては、金銭補償をお約束していたにもかかわらず、払っていないということです。  くみとり業者さんが求めているのは、平成7年に合意した、そのときに金銭補償か代替業務かというお話があったようですけれども、金銭補償をお選びになったということで、以降、これを変えることはないというような覚書になってございます。  ですので、当初の覚書に基づいて、お支払いすべきものがお支払いできていなかったというのは、ちょっとまた別の話でございまして、あと、その合特法に基づいた覚書をどうしていくかにつきましては、もう既にかなりの金額をお支払いしている業者さんもございます。  本来であれば、業務の転換であるとか、廃業が進んでいるということになりますので、そういったことをさかのぼるような話になりますので、なかなか市としても、そのお話をお受けするのは難しんじゃないかということで、今現在平行線になっているということでございますので、御理解いただきたいと思います。 138 ◯森委員 だから、納得するまでお話をしたらいいのと違いますか。こんなことで訴訟をしてもしようがないでしょう、裁判が好きなようだけれども。終わります。 139 ◯竹田委員長 次に、副委員長も通告をされておりますので、井上副委員長、質疑を許可いたします。 140 ◯井上副委員長 私のほうからも、1点だけ確認をさせてください。  委員各位から御質問がありました双子川浄苑についてなんですけれども、こちらのほうが令和4年に何かしらの方向性を出すと、お示しいただけるというふうに御答弁をいただいておりますが、令和4年中に結論を出すということでよろしいでしょうか。 141 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 ただいまの御質問に御答弁申し上げます。  まず、令和4年には一定の方向性を出すということで、決定していくような方向で調整してまいりたいというふうに考えてございます。 142 ◯竹田委員長 以上で通告による質疑を終結いたします。  ほかに質疑はございませんか。 143 ◯谷委員 通告しておりませんので、もう答えられる範囲で結構ですので、お教え願いたいと思います。2点です。  237ページの献血つきまして、近年本当に献血というのが随分減っているということで、特に昨年はコロナ禍の中、大きなイベント等々も中止になって、さらに献血のほうも減っていっているというふうな話を聞いております。  この協議会の中で、献血とかの今後の内容等々を話されていた中で、答えられる範囲でお答えしていただきたいなというふうに思います。  あと、253ページ、塵芥収集車両整備事業、この自動車購入費について、これは何台購入されるのか、お聞きしたいと思います。 144 ◯田代保健推進課長 献血を実施される方の減少についてなんですけれども、献血推進協議会は年1回になっておりまして、今現在コロナ禍の状況の中では、開けていないんですけれども、市民の方に広く周知をして、御協力をいただくように、広報等で繰り返し載せて、献血を実施していただく方を増やす努力をしております。  以上です。 145 ◯竹本清掃課長 253ページの自動車購入費でありますが、塵芥収集車、2トンパッカー車を2台買う予定の予算でございます。 146 ◯谷委員 献血については分かりました。
     ごみ収集車ですよね。2台購入されるというところで、今現在このごみ収集車というのは、泉南市に何台あるのか、またその更新時期等々がお分かりになれば、教えていただきたいと思います。 147 ◯竹本清掃課長 2トンパッカー車11台、2トンダンプ1台、3トンパッカー4台、軽四ダンプ7台で、庁舎を行き来する形で、軽四の軽バス、それが1台、合計24台保有しております。  2トンパッカーの耐用年数等々ですけれども、国の耐用年数は3年という部分があるんですけれども、今現在清掃課では買い替え予定をしている年数は、10年をめどに予定しております。  以上でございます。 148 ◯田畑委員 先ほど委員長に御指摘いただきまして、すみません、フライングを切ってしまいました。また同じ質問になってしまうんですけれども、お許しをください。  医療費、保険適用の部分です。今泉南市行政も我々泉南市議会も、コロナの情報が大阪府の関係か、保健所の関係か、行って来いじゃなくて、もう行ったままの状況で、すごく数字はリアルタイムで行政も議会のほうにいろいろ教えてもらっていて、スピーディーに対応はしていただいております。  要は、泉南市で実際にプレス発表をしたのが、病院さんのクラスターが2件あったというのが、泉南市議会、泉南市民の皆様も御存じかと思うんです。  私の知り合いが、コロナにかかって陽性になって、肺炎を起こして陰性になって亡くなって、病院側はコロナで亡くなったんじゃないということで、担当課の方に御相談して、やはり今の法律というか、ルール上、それはそうだということで、私もそれで初めては納得はしていないんですけれども、それでしか仕方ないだろうなと思うんです。  要は、国の施策として、コロナに感染した方の医療費は、完全に国が負担しますよという部分と、先ほど言ったように、陰性になってからの医療費、保険対応の部分、この辺りのルールづけというか、泉南市としての今認識しているところを教えてもらいたいなという御質問でございます。 149 ◯田代保健推進課長 コロナで治療された場合の入院の医療費についてでございます。  医療費につきましては、感染症法に基づいて、感染拡大防止のために入院勧告・措置の必要な場合、公費負担で都道府県が2分の1、国が2分の1ということでございます。  陰性になった場合は、入院勧告が解除となりますので、それぞれの方が加入されている健康保険、また必要な場合は高額療養費等で御対応いただくことになります。  それぞれの医療費請求については、各健康保険者のほうにいきますので、市町村としましては、その件数等の把握はできておりません。  以上です。 150 ◯田畑委員 要は、今回のパターンみたいに、本当言うたら、泉南市はクラスターで何人亡くなったかいうのも、やっぱり我々は把握すべきかなとは思うんですけれども、それもやっぱり情報的には難しいということなんでしょう。  要は、今回みたいに亡くなられた場合は、コロナの陽性になって、陰性になっていた亡くなられているんですけれども、もちろんこれは復活なさる方がたくさんいらっしゃいますよね。  コロナに感染して、陽性で感染して、陰性になって、例えば病院ではさらに持病の入院という、ここの部分というのは、泉南市はというか、各担当課が把握しなければ、国に対しての申請というのは、していかなあかんわけでしょう。  要は、公費負担ということでしょう、国の。だから、その辺のところをもう少し具体的に、もし教えてもらえるんやったら、教えていただきたいというふうに思います。  あともう1点、し尿くみとり券なんですけれども、間違っていたら間違っていると言うてくださいね。  要は、平成27年、5年ぐらい前から見ていくと、ずっと三千五、六百万円ですやん、出が。出ということは、まあ言うたらくみとり業者に払っている金が。入がその代わりいろいろあって、低いんやけれども。  要は、ずっとこの平成27年ぐらいから、下水道の普及率も関係あるし、合併浄化槽等々の兼ね合いもあるけれども、ずっと三千五、六百万円、平成29年やったら3,700万円ですやん。  ということは、業者さんって御商売、そない変わってないということですよね。今年度3,500万円ぐらいを組んでいるわけでしょう。ということは、業者さんって、不正があろうがなかろうが、この市内業者というのは、変な言い方、しのぎ全然変わっていないわけでしょう。間違うているか。それをちょっと教えてほしいねんけれども。  以上です。 151 ◯田代保健推進課長 コロナでの公費負担の市町村の支払いの件についてなんですけれども、市の場合であれば、国保のほうが市が医療保険者になるということになりますので、具体の支払いの請求がどのようになっているのかというのは、ちょっと担当課のほうにも確認しまして、改めて御報告させていただきたいと思います。申し訳ありません。 152 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 失礼します。くみとりの委託料のお支払額ですけれども、私のほうで今手元に持っている資料で、平成28年度で3,616万円ほどです。  そして、昨年度は令和元年度で3,500万円程度です。多少減少傾向にきております。それはどうしてかと申し上げると、やはり浄化槽に替えていく方がいらっしゃいますので、そのくみとり券で回しているのは、し尿くみとり、生し尿です。  浄化槽については、くみとり券は要りませんので、もう民民での契約になりますから、多少減少傾向にあるというふうには考えております。 153 ◯田畑委員 分かりました。また、これは行政側は難しいと思うので、ルールをある程度私もよう分からんのです。このコロナのね、行って来いじゃないから、もう行ったままやし、何人亡くなったかも分かれへんし、かといってこの保険請求のこの云々というのは、非常に大事な部分やと思うので、もし御指導いただけるんであれば、よろしくお願い申し上げます。  くみとり券のことなんですけれども、いやいや私が言いたいのは、そないそないバタつくほど、これ御商売変わっていないわけでしょう。役所は長きにわたって入を見たら分かるとおり、大体バーッと赤字で来ているということは、役所はしんどかったけれども、業者さんいうのは、平成27年から三千五、六百万円のベースですやん。  今年度も3,500何ぼでしょう、80ぐらいやっったっけ。そないそないこれ変わっていないわけですやんか。そら今のほら、そのくみとり業者の営業のかけ方エグいで。何をそないにバタついねんねんいう話やと、僕は解釈する。  何も変わっていないやん、これ。これが営業回りまくっているわけ、業者が。俺よう分かれへんねん。これでもし2,500万円ぐらいでバンと減っているんやったら、こらあかんていうて、役所何とかせえってやけど、業者何も変わりないのと違うかなと思うねんけれども、何を皆そのやいやい言うてんのかなと思うねんけれども。  これがもし2,500万円とか2,400万円、1,800万円と下がってきたら、これは死活問題やけど、何一個業者さん変わっていないと思うんだけれども、その辺、どうですか。 154 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 ただいまの御質問ですけれども、将来的にある業者さんにおいては、コミュニティプラント団地、集中浄化槽の団地が公共下水道に変わるとかということで、やはり汚泥引き抜きの収益が減る傾向が多少あって、若干それがあるのかなというふうには考えてございます。  以上です。 155 ◯田畑委員 以上です。 156 ◯竹田委員長 ほかに質疑はございませんか。 157 ◯堀口委員 さっきの田畑委員のコロナの話なんですけれども、これはもうちょっと別に答弁、多分できへんと思うので、もう答弁はええんですけれども、要は、コロナの感染者が亡くなった場合についての定義づけについて、泉南市がどういうふうに理解して、数を把握しているのか、していないのかというたら、していないのかも分かれへんですけれども、そこら辺をちょっとまた詳しく教えていただきたいなというふうに思います。  厚労省から多分通達が出ていて、コロナに関連していなくても、届けなさいみたいな感じの通達が、たしか出ていたと思うんですけれども、その点についても、また今多分言うても分かれへんと思うので、分かるんやったら教えていただいたらええですけれども、分からん場合は、また後日教えていただけたらなというふうに思います。  それから、1点もうちょっとすごい小さい金額のお話で、申し訳ないんですけれども、253ページの7番、不法投棄監視処分事業についてなんですけれども、これは今現状、中身どんな感じになっているのかというのを、教えていただきたいと思います。  それから、あちこちに看板、不法投棄あきませんよという看板を上げてもらっていると思うんですけれども、僕の見る限り、かなりみんな朽ちてえらいことになっている看板、むしろこれも不法投棄と違うかというような看板も見受けられるんですけれども、その辺更新とかというのは考えられているのかどうか、その1点だけお願いします。 158 ◯竹本清掃課長 不法投棄につきましては、今おっしゃられていますように、その金額で、不法投棄されているタイヤとか、そういった清掃工場に放り込めない部分を処分するのに必要な金額、これが18万1,000円でした。それを予算化させていただいております。  それとあと、市内各所にある不法投棄の看板、もう日にやけて見えなくなっているというやつとか、古くなって危ない部分、さきの台風21号のときにも、看板が飛んできたとか、危ないとかいう、いろいろな御指摘が市民の皆様からもありまして、そういうところ、分かる限りではチェックをさせていただいて、古くなってもう危ないところ、もう撤去しなければ駄目やというところについては、随時撤去をしていっております。  それと、申し訳ないんですけれども、いつ、どういう御要望があって、そこに看板を立てたかということが、把握をできておりません、現実。撤去するに当たっても、民地に立てられている部分等々もございまして、勝手に撤去をしていいものかどうかというところもございまして、直ちに撤去せな危険やというところについては、今現在も撤去しながら対応しております。  代わりのものとしましては、今看板作成云々かんぬんの予算もございませんので、ラミネートを張ったA3程度の看板ですけれども、熊寺郎を1つ入れて、そこでその場所、場所に対応した文言を入れさせていただいて、看板代わりに張らせていただいていると。市民さんの要望があれば張っているというところでございます。  ただ、民地等々については、その土地の所有者さんの責任においてやっていただきたいということで、そこら辺も併せて話をさせていただいております。  以上でございます。 159 ◯小井健康子ども部長 コロナが原因で亡くなられた場合の保健所からの情報等については、ないということでございます。ちょっと確実な情報というのは、まだ確認をさせていただいて、また御報告をさせていただきたいなと思います。  以上です。 160 ◯堀口委員 ありがとうございます。コロナのほうは、本当にちょっとお願いしておきます。数字が何も分からないというのは、これは僕も大阪府のほうにもクレームを入れましたけれども、非常に何ていうんかな、感染者数が公表されるだけの話で、じゃ、何がどうやったんやと、別に細かい個人情報をさらせというているわけではないので、一定市として対応できるような形にもっていくべきと違うかなというのは、強く思うので、またその辺は府と話をしていただけたらと思います。  それから、その不法投棄の分、その看板設置した場所を把握してへんというのは、どうなんやろうというのはね、恐らくもう課長の前から、その前からという話になるんかも分かれへんけれども、一定その市として泉南市役所とか泉南警察署とかいうような名前が入って立てられているものである以上は、一定、その役所としての責任を負わなあかん部分やと僕は思うんですよね。  だから、そこはきちっとその立てた経緯というか、立てた場所に対しては、一定場所の把握はやっておくべきやというふうに思います。  あと、今ラミネートでという話を言わはったけれども、ラミネートをやって、じゃ何日もつんやというたら、多分二、三か月もったらええところでしょう。  また、立て替え、付け替えに行くんかという話になると、結局また二度手間、三度手間という話になると思うので、そこを、予算ないからやれませんじゃなくて、そこは何とかお願いしたいな。  その辺については、今言うても多分すぐできへんと思うので、今後の課題やと思うんですけれども、その看板設置の部分に関しては、ちょっとできたらきちっと、どこに立てたというのは、民地にあるんやったら民地にあって、じゃそこに賃借料を払わなあかんのかという話も、また出てくるかも分かれへんので、それも含めて、ちょっと一定整理はしていただきたいなというふうに思います。もう要望だけで結構です。答弁は結構です。 161 ◯竹田委員長 ほかに。────以上で衛生費の質疑を終結いたします。        (衛生費の審査終了) ────────────────────── 162 ◯竹田委員長 会議の途中ですが、午後3時40分まで休憩いたします。       午後3時12分 休憩       午後3時40分 再開 163 ◯竹田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。       ◎ 農林水産業費、商工費 164 ◯竹田委員長 次に、農林水産業費、商工費の質疑を行います。  本件については、質疑の通告がありますので、質疑を許可いたします。  河部委員の質疑を許可いたします。 165 ◯河部委員 度々トップで申し訳ございません。  それでは、大きくは4点、お聞かせいただきたいと思います。  まず、農林水産業費で、263ページの地域共生のまちづくり推進事業の中で、農業漁業体験実施事業補助金というものが入っておりますけれども、具体的にどのような事業をされるのか、お聞かせいただきたいと思います。  268ページの林業振興事業ということで、今回新たに樹木伐採委託料ということで、500万円が組まれているんですけれども、これの具体的な内容を教えていただきたいと思います。  それと、商工費の関係で、274ページ、観光振興事業で、せんなん銘品認定事業委託料ということであるんですけれども、具体的にどういったことをされるのか、お聞かせいただきたいと思います。  275ページの誘客連携による地域活性化事業ということで、これについては、今回はいろんな予算の中で組まれているかなと思うんですが、教育委員会のほうでも、同じような名称の活性化事業が組まれておりますけれども、具体的には、恋人の聖地に絡んだ事業だということも予算書には書かれているんですけれども、具体的にどういった形で行われる事業なのか。  あと、一番最初の農林水産の地域共生のまちづくり推進事業についても、多分複数年組まれていく事業かと思うんですけれども、実際に何年を今事業としては計画をされているのか、併せてお聞きをしたいと思います。  以上です。 166 ◯大原産業観光課長 農業漁業体験実施事業についてでございますが、これは観光協会のほうへ補助を出しまして、観光協会が事業のPRであったり、体験希望者の募集受付を担うということで、あと、農家や農業塾、漁業組合のほうが体験希望者の受入れを担ってもらって、泉南市の自然を活かした体験事業の仕組みづくりを行っていきたいと思っています。  一応3か年の計画で予定していまして、令和2年度は、コロナの影響で体験の受入れというのは実際にできていないんですけれども、令和3年度以降、試験的な体験を、コロナの状況を見ながら進めていきたいなと考えております。  それと、樹木伐採事業なんですが、森林環境譲与税を活用しまして、3年前の台風によって倒れた倒木がたくさんあるので、その辺の撤去であったりとか、危険木の処分を行っていきたいと考えております。  以上です。 167 ◯岡市民生活環境部参事 それでは、私のほうからまず最初に、せんなん銘品認定事業について御説明させていただきたいと思います。  泉南に観光に来られた方が、よくおっしゃるのか、なかなか泉南の特有のお土産がないというような声をたくさん聞いております。  今回の事業といたしましては、市内事業者による特徴的な産品あるいは加工品の泉南の銘品として認定をすることで、観光消費の喚起でありますとか、知名度の向上につなげて、市の特産品としてのブランドの確立を目指していきたいというふうに考えてございます。  本事業は、観光協会さんに委託をいたしまして、既存の商品、既に市内事業者さんが生産、販売されている商品を軸といたしまして、観光協会とか商工会、あるいは市などによって選定委員会というのを設けまして、その選定委員会の中で認定、泉南の銘品という形で認定を行いたいとか考えております。  令和3年度では、一応8品目を認定したいなというふうに考えております。  また、認定品につきましては、専用の認定ステッカーを貼り付けまして、認知度を高めていくほか、ポスターとか、のぼりとかをつくりまして、商店さんでありますとか、SENNAN LONG PARKの中でありますとか、いろんな場所に、そういったポスターやのぼりを貼りまして、販売の促進に努めてまいりたいというふうに考えてございます。  また、認定を受けられた事業者さんに対しましては、認定品の生産を継続して行っていただけるように、支援金もお支払いしたいなというふうに考えております。  続きまして、誘客連携による地域活性化事業でございます。こちらは、先ほど委員もおっしゃっておられました恋人の聖地の地方創生の交付金を使って行う事業でございまして、今年度は藤まつりの際に、藤まつりの会場周辺とSENNAN LONG PARK、海とマルシェをつなぐシャトルバスの運行を考えてございます。  藤まつりは、今のところ予定されているのが4月24日25日になっておりますけれども、花の関係、桜も今年は非常に咲くのが早いというようなことも言われてございますので、その前の週の土日を合わせして、4日間のシャトルバスの運行を考えております。  もう1点ございまして、こちらは、今年度も既に行っている事業なんですけれども、恋人の聖地の共同基盤「ICTを活用した観光誘客連携事業」というものを行ってございます。  こちらのほうは、恋人の聖地、観光協会、市町村長会に加盟しております全国の12市町村が連携をいたしまして、ICTを活用した恋人の聖地等へ観光誘客するための来訪旅行者の情報共有のためのプラットホーム「とくなび」というのを、スマートフォンでも見られるんですけれども、そちらを共同で整備、運営をしていくと。  それによりまして、全国200か所ほどございます恋人の聖地に来られるお客さんを、加盟している12市町村に順次巡回をしていって、訪れていただく、そのようなプラットホームづくりというのを行ってございます。今回は2点、連携事業ということで行う予定にしております。  以上です。 168 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 地域共生事業も誘客連携も、地方創生の取組の中でやっている事業で、令和元年度採択を受けておりますので、全て「SENNAN CAMP」の事業も併せて3事業、あと令和4年度までの3年間の事業となっています。  以上です。 169 ◯河部委員 今ちょうど最後、伊藤次長のほうから答弁があったんですけれども、今年度については、ほぼコロナの関係とかで事業実施ができていないと思うんですけれども、それでもやっぱり令和2年からの3か年になるのか、今年度の分がもったいないなと思うんですけれども、その辺、例えば1年、その分を持ち超すということができるのかどうか、改めて聞きたいなと思います。  それと、農業漁業体験事業とせんなん銘品認定の部分については、観光協会に委託をされるということであったんですけれども、ちょうどこれは私があまり見ていないからかもしれませんけれども、観光協会が、今、年間を通じてどんなことをやっているのかとか、どんなパンフレットを出しているのかというのは、なかなか見る機会がありません。  それは、自分に興味がないから見ていないのかも分かりませんけれども、ちょっとやっぱり何か泉南市の観光協会で今こんなことをやっていますよとか、何かアピールというんですか、発信の仕方というものも、ちょっと考えていかないと、例えば今年度、農業漁業体験でこういう形でやりますよと。  どんなことをやるのかというのが、具体的に見える形のものがないと、市民への発信というのも、どちらかというと他市、いろんなところから泉南市に来てもらって、体験してもらうということも含めての事業だと思います。  フェイスブックを発信しているのは見るんですけれども、それだけでは、どんなことをしようとしているのかというのも、なかなか伝わってこない部分も、これは私だけかもしれませんけれども、ちょっとあるので、そういった発信の仕方というものも工夫が要るのかなと思いますけれども、その点についての御見解もあれば、お聞かせいただきたいと思います。  それとあと、林業の関係ですけれども、これは昨年、一昨年ですかね、予算か何かのところで質問をさせていただいた記憶があるんですけれども、新たに森林環境譲与税が国のほうから入ってくる関係で、こういった事業をされているとは思うんですけれども、今回そこから500万円組まれています。
     そういう樹木の伐採等、山手のほうで台風対策も含めて必要だというのは認識をしているんですけれども、そういう森林環境譲与税の使い方の中には、人材育成とか担い手確保ということも含めて、事業として活用できるふうになっているので、例えば公益社団の国土緑化推進機構という団体もあると思うので、そこのホームページなんかをのぞくと、そういう森林の環境サービスであるとか、あるいは自治体が主に企画をして、こういった事業をやっていますよなんていう先進事例も載っていました。  何かちょっとそういうことを参考にしながら、泉南市の山手のほうで、例えば森林浴を中心にしたセラピーをするとか、何かそんなのも面白いんじゃないかなと思います。  こういった予算を使って、そんなこともできないのかなという一定のちょっと提案もさせていただきたいと思います。  あと、泉南の銘品って、以前、里芋焼酎とか、泉南市独自でつくったのもありますけれども、どなたかが何かの質問でもされていたと思うんですけれども、やっぱり泉南の銘産って何が押しなんですかと言われたときに、本当にこれがいいでというふうに、私自身もちょっとやっぱり言えないつらさというのがあります。  泉南といえば、やっぱりこれがおいしいでとか、泉南といえば、こういうところがあるよというものを、やっぱりどんどんアピールしていくというのも、泉南市を知ってもらうきっかけになると思います。  今8点、令和3年には認定したいというふうに御答弁がございましたけれども、例えば今担当の課長の頭の中で、こんなものがあるんじゃないかみたいなところもあれば、ちょっと御披瀝いただきたいなと思いますけれども、よろしくお願いします。 170 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 地方創生の交付金事業なんですけれども、コロナ禍であろうが、残念ながら採択期間の延長であったり、繰越しという手段は認められていません。  ただ、そのままでいけば交付金の減額精算ということになるんですが、国との協議が必要ですけれども、内容変更というのを少し協議はしていただいています。本市も、特に今回コロナで中止したイベントの代わりに、代替イベントを開催したり、ノベルティーという形でのプロモーションを行ったりさせていただいて、できるだけ交付金を、当初の目的を別の形でも達成できるような取り組みを行っております。  また、今回コロナ禍でできなかった部分等もありますので、今現在第2弾という形で、さきの協議会でも報告させていただいたんですけれども、新たな地方創生の採択を目指してチャレンジをしておりますので、また御報告できれば、させていただきたいと思います。  以上です。 171 ◯大原産業観光課長 農業漁業体験についてでございますが、令和2年度は体験の受入れはできていないんですけれども、観光協会で漁業組合であったりとか、農家さんと話合いを持って、体験メニューの検討であったりとか、あとPR用のホームページを作成したりとか、その準備はしているような状況です。  令和3年度から本格的に周知をしていきたいという形を、今とっております。SENNAN LONG PARKの事業所さんらとも連携しながら、何か上手な仕組みをつくりたいなということで動いている最中です。  それとあと、樹木伐採事業の森林環境譲与税の使途についてなんですが、間伐であったり、人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発などに使えるということになっております。  今年初めて事業を行うんですが、国からの譲与税ということで制限もありまして、大阪府と調整しながら、どういう使い道をしていったらいいのかということで、相談をしながら進めております。  御指摘の啓発的な森林浴であったりとか、日本産の木材への理解を深めてもらうような講座であったりとか、そういうのも十分使えるような使途になっていると思いますので、今後検討してやっていきたいなと思います。  以上です。 172 ◯岡市民生活環境部参事 まず、御質問の1点目でございます。観光協会のほうが、もうちょっとPRというのを工夫していったほうがいいのではないかという御質問に対しまして、やはり、このコロナ禍でございますので、今年度1年間、なかなか市の観光に対しましてPRというのができていなかったという状況でございます。  フェイスブックは、頻繁にできる限り更新するようにということで進めておったんですけれども、実際にイベントがなかなか開催できないというようなこともございまして、なおかつ、毎年花の開花情報でありますとか、そういった点も、都度載せておりました。  やはりそれを載せると、どうしても人が集まるということもありまして、なかなかそういったところもPRできなかったというのが実情でございます。  来年度以降は、このコロナ感染の状況をいろいろと考えまして、さらにどういった形のPR、先ほども農業漁業体験という話もありましたけれども、そういったところも漁業組合さんでありますとか、あとは農家さんでありますとか、そういうところも協力をしていただいて、広い形でPRを進めていきたいなというふうに考えてございます。  あと1点、泉南の銘品というのは、どういったものを考えられていますかという御質問なんですけれども、私もピンと、これだというのが今のところはなかなか浮かんでこないというような状況なんですけれども、実際にふるさと納税のほうでたくさんの泉南で作られた食料品以外のものも出されておられます。  今後、まずは事業者さんから、ぜひうちのものをPRしてほしい。泉南の銘品としてPRしてほしいという声を吸い上げながら、そちらを泉南産のブランドとして、磨き上げていきたいなというふうに考えてございます。  以上です。 173 ◯河部委員 ありがとうございます。もう最後に1点だけ、これはもう市長にまた質問、お聞きしたいなと思うんですけれども、先日の一般質問で、私のほうはコロナ対策で、昨年からずっとやっぱり自粛、我慢をしなければいけない部分、日数がたくさんある中で、一定ちょっとコロナ対策をしながらにはなると思うんですけれども、今後、例えばSENNAN LONG PARKなんかを活用してイベントを、みんながやっぱり楽しめるような、あるいはそういう、ちょっとしたストレスが解消できるようなイベントをぜひ何かやってほしいという話も、市長にはお願いしました。  ぜひ、こういう誘客事業とか、そういうものを使いながら、新年度、このSENNAN LONG PARKを活用して、何らか、コロナ対策と位置づけてもいいとは思うんですけれども、そういう予算を使って、例えば先日ニュースでも出ていましたけれども、西信達中学校にサプライズで川嶋あいさんが来られて、皆さん喜んでいた、卒業式のいいイベントになったというふうな内容も聞きました。  そういう何かちょっとサプライズ的に打てるんでしたら、泉南市も観光大使とか、いろんな著名人も出ておられますので、そういう方々にちょっとサプライズで来てもらって、みんなが楽しめるようなイベントも、ぜひお願いしたいなと思いますけれども、御答弁をよろしくお願いします。 174 ◯竹中市長 令和2年度は市制50周年の年でございましたので、いろんなイベントをやる予定でございました。  ところが、コロナの関係で、ほとんどが中止ということになってしまいましたので、その予算を先ほど地方創生の関係でも振り替えているということで言いましたけれども、そういうふうに振り替えていって、ほかの事業に振り替えての事業を展開させていただいてございます。  その1つが、今、夜SENNAN LONG PARKへ行っていただきますと、イルミネーションをやっております。これがまず1つです。そのイルミネーション、今年はそんなに大きくはないんですけれども、それを見に結構な観光客が来ていただいてございますので、来年は、それはもっと拡大したものをやっていきたいなというふうに思っています。  それ以外に、去年は花火もなくなりましたので、今現在年明けから、これは全く広報せずに、サプライズでちょっと花火を、約5分か10分ほどですけれども、打ち上げたいとか、そういう方向での展開をやっています。  今年はコロナがこれからどうなっていくかというのは、ちょっと読めないですけれども、比較的穏やかに進んでいくのであれば、また去年やれていない事業、そういうのを広く展開していきたいなというふうに思っています。  今年は、去年よりもはるかに予算は取れる体制を取っていますので、6月の補正になろうかと思いますけれども、恋人の聖地の関係の地方創生のお金を、また6月の補正予算で組んで、いろんなイベントに活用したいなというふうに思っております。 175 ◯竹田委員長 次に、大森委員の質疑を許可いたします。 176 ◯大森委員 まず、268ページ、林業振興事業ということで、まず管理状況をお聞きしたいんですけれども、ほとんどがもう個人地と大阪府のことでということで、事前にお聞きしています。  それから、松くい虫なんかが、いっとき問題になったことがあったと思うので、松くい虫の状況とか、あとどういう木が多いのか。スギ花粉なんかもありますので、これも管理の問題なんか指摘されていますので、ちょっとそういう部分が分かれば。  それから、山火事がずっと今年も多かったので、そのような対策がどんな形で進められているのか。  林業といっても、なかなか思いつかないんですけれども、梅林なんかがあるのかなと思ったりして、こういうものに、本当に林業の振興として何か取り組まれているものがあれば、予算の中で出てこないので、そういうものは、ほとんどないかと思いますけれども、ちょっと何かあれば。  しかも、こういうものを金額ではありませんけれども、何か支援しているとか、観光の一部として取り入れているというものがあれば、また教えてください。  それから、271ページの商工振興事業ですけれども、やっぱり業者数とかが減ったりとか、従業員の、それに関わってやっぱり働いている方の数が減ったりとか、売上げなんかも減っていっているんじゃないかというふうに思いますので、コロナの影響は、まだちょっと把握されていないと思いますが、数年のこの間の推移が分かればね。  一方で、りんくうのほうが繁盛していますよというようなことがあれば、またその報告をしてもえますか。  それと、これも項目にはありませんけれども、やっぱり買い物困難者対策を取っていただきたいということで、特に今年のコロナ禍のもとで、いろんな支援がされたので、その総括みたいなことを、まず最初にお聞きしたいと思います。  テイクアウト・デリバリー支援を、20万円ずつで50件ということで予算を組まれていますけれども、何件の応募が、50件という目標の中で何件支援されたのか。  それと、できれば地区が分かれば教えてほしいと。  それと、キャッシュレス決済についても20万円で50件ですかね。1,000万円の予算を組んではりますので、これもちょっと何件あって、地区がどうなっているのか、教えてもらいたいと。  何で地区名を聞くかというと、とりわけJRより山側、この地域のやっぱり商業施設が減っている。買い物困難者が、この地域でやっぱり増えているというふうな実感がありますので、地区名を聞くのは、そういう理由です。その辺の色分けを教えてください。  それと、これはもう簡単でいいので、住宅リフォーム助成制度をずっとお願いしていて、なかなか近隣で、泉佐野市とか貝塚市とかで行われているんですけれども、泉南市では、まだなかなか、議会で取り上げても難しいですという答弁とか、簡単なやつはしているんですかね、何かああいう耐震なんかに関わっては、しているんでしょうけれども、住宅リフォーム助成制度について、検討していれば、ちょっとその考えを教えてください。  それから、273ページですけれども、観光振興費ということで、今、新家地域に泉佐野市立ですけれども、泉佐野市の南部防災公園ができて、人がたくさん寄ってきて、それに関わって道路の拡幅も進んでいっています。  この間、お聞きすると、樫井川沿いにずっとサイクリングロードをつくって、日根神社からずっと関空のほうまで行くのか分かりませんけれども、河口のほうまで、そういう計画をしているということをお聞きしています。  南部防災公園のところに貸し自転車も何か置くというふうな話も聞いているんですけれども、こういうのを聞くと、泉南市独自では難しいですけれども、これは府の事業というふうに言うていましたわ。  だから、府とか泉佐野市とか近隣市と協力しながら、そういう観光振興対策を取っていただきたいというふうに思うんですけれども、その辺のところで、考えておられることとかがあれば、お答えください。  以上です。 177 ◯大原産業観光課長 268ページの林業振興事業についてでございますが、森林の山の管理状況につきましては、本市では信達郷の共有林野組合、新家共有林野組合、あと個人です。あと保安林については、大阪府が日常管理をしているというところです。  松くい虫の状況については、特にないというふうには聞いているんですが。  あと、山林の中身といいますか、この森林環境譲与税の関係で、大阪府が調査を一定してくれていまして、人工林というのは、杉とか、そういうのですが、堀河の奥のほうに結構あるとは聞いています。ただ、ほかの地域は広葉樹林であったりとか、そういうのが広がっているというところです。  あと、山火事対策としては、林野庁であるとか、大阪府と連携しまして、全国山火事防止運動というのがありまして、その山火事注意等の看板やポスターの掲示を市が担って設置しているという、設置しながら注意喚起を行っているというところです。  あと、梅林なんですが、梅林、市民の里のところに林野組合さんが、小学生とかに植えさせた梅林があるということで、それがかなり実もなるようになってきて、大きくなってきているということで、今農業塾も、そこに林野組合さんと一緒に共同で管理も協力してやりたいということで、林野組合さんのほうもオーケーを出してくれて、一緒に管理をしていこうというような取り組みをしているところです。  以上です。 178 ◯岡市民生活環境部参事 私のほうからは、271ページ、商工振興費につきまして、市内の事業所数と従業員数、あと売上げの推移はどのくらいかという御質問に対しまして、お答えさせていただきます。  売上げの推移は、なかなかちょっと数字を把握はできませんでして、申し訳ないんですけれども、あと事業所数と従業員数につきまして、2012年度の段階で事業所数が2,235件、従業員数が2万3,611人、これが2016年度、事業所数が2,128件、従業員数が2万3,101人というふうになっております。  これ以降の新しいデータが見つかりませんでしたので、どのくらい減っているかといいますと、事業所数でいいましたら、この4年間のうちに36件ほど少なくなってございます。従業員数に関しましては465人減少という数値が出てまいります。  続きまして、今回のコロナ対策で行っております事業、1つ目のテイクアウト・デリバリー支援事業なんですけれども、実際に申請いただいた件数が26件ございました。  地区別に申し上げますと、樽井地区が10件、信達、牧野、中小路が3件ずつ、岡田、新家、鳴滝が2件ずつ、あと男里、北野、市場、大苗代がそれぞれ1件ずつという数値になってございます。  続きまして、キャッシュレス等の支援事業でございますが、申請者は14件でございました。こちらのほうは、もうあらかじめお店、事業者さんのほうで既にキャッシュレス対策が、かなり行われているというような現状もあるのかなと思いまして、若干やっぱり申請者は少なめになってございました。  地区別に申し上げますと、信達、牧野が4件、樽井、市場が3件ずつ、あと男里、馬場、中小路、りんくう南浜が各1件ずつという数字になってございます。  あと、住宅リフォーム助成制度に関してでございますけれども、現在のところリフォーム関係についての助成というのは、今のところまだ考えていないような状況でございます。  その点につきましては追って勉強して、どういった対策が取れるのかというのを、産業観光課のほうで取れるのか、あと都市整備部サイドで協力して、それを行っていくのかというのは検討してまいりたいというふうに考えてございます。  最後に、サイクリングロードの整備につきまして、観光サイドとしては、実際になかなかハードの整備というのは難しいなというふうに考えてございますので、ある程度の府の整備に伴って、そこに来られる方を、市内のいろんな観光スポットのほうに誘導していくサインでありますとか、そういうような整備について、ちょっと力を入れていきたいなというふうには考えてございます。  以上です。 179 ◯市川都市政策課長 私のほうからは、岡が先ほど説明しました住宅リフォームの耐震について、現在の状況ですけれども、一応マックスで、設計と合わせますと100万円ぐらい補助をさせていただいています。  その内訳ですけれども、国費と府費と市の持ち出しで賄っているという状況です。それも昭和56年5月31日以前の旧耐震で建てられた建物に限るということで、耐震診断をして診断の結果が1未満の場合は補助させていただいています。  それから、耐震については特定の財源、特に国交省と大阪府から頂いていますので、耐震は引き続き補助は続けさせていただけると思います。  リフォームに関しては、特化した補助制度といいますか、交付金等が国や府のほうからないので、なかなか今の段階では難しい状況かなというふうに思います。  それから、273ページのサイクリングロードですけれども、こちらは大阪府と泉佐野市の事業で、国交省が認定された事業になっています。  樫井川を中心とした、まちづくりを進めるということで、道路事業ではなくて河川事業として進められていると聞いています。  日根神社から南部公園のところまで整備するということなんですけれども、樫井川の海に向かって右側が右岸で、左側が左岸なんですけれども、右岸側には、河川の管理用の道路がないという状況になっていまして、樫井川の堤防の改修といいますか、整備するというのが大前提にありまして、堤防の整備と管理用道路の形をつくるのが大阪府の仕事というふうに聞いています。  その上の整備、表面、アスファルト舗装とか、詳しい内容は、まだ泉佐野市から聞いていないんですけれども、サイクリングロードもしくは遊歩道として整備する部分については、泉佐野市のほうで負担されるというふうに聞いています。  その延長ですけれども、南部公園から回って、そのまま河口に向かって行きますと、新家川と樫井川の合流点がありまして、そこに橋がないという状況もありますので、今、最終、自転車活用推進計画のまとめをしているんですけれども、その中でちょっとまたルートも含めて検討して、産業観光課とも連携しながら、サイクリングマップ等を作るように進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 180 ◯大森委員 林業でいえば、ほとんど泉南市が関わることがないということでしたけれども、日本でもこの間もごっつい山火事があったりとか、世界レベルで見ても、オーストラリアだって、かわいいコアラがすむところがなくなるとか、食べる物がなくなるというぐらい、温暖化の影響もあって、山火事というのは起こりやすい状況になっていますので、できることは、やっぱり泉南市でも取り組んでいただきたいと。  泉南でも大きな火事が何度かあったと思いますので、それはまた検討してください。  それと、林業というものは、やっぱりないんですかね。もう昔、古い議員さんに聞いたら、製紙業があったとかいうて、お話を聞いたことがあるんですけれども、紙を作るやつね。  そういう昔のことなんかも調べてもらって、林業振興についても、またちょっと一遍考えていただきたいというふうに思います。  それから、商工費ですけれども、これはテイクアウトで50件の予算を組んで24件でしょう。どうなんですか、これは年度末で一応締めるのかな。それで、キャッシュレスのやつもね。  ただ、残った予算というのは、これはどうなるんですかね。国に返さなあかんとか、そんなふうになるのか、もしくはまだこういうコロナ対策として、それから買い物難民対策、困難者対策として使えるものなのか、ちょっとその辺のところについてお答え願いたいと。  テイクアウトのやつは、新家が2件ということでしたけれども、本当に今言うたように、JRより山側が、土生ストアもなくなって、買い物ができない。それからATMもなくなるとか、新家でいえば。もう悪循環になっていて、こういうテイクアウト事業をしてもらっても、新家自体にお店がないということもあるんかなと。  僕ら、こういう地域に住んでいる者からすれば、こういう地域こそテイクアウトの業者が来て、運んでもらえたらと思うんやけれども、業者自体も、もともと業者がないということなので、そういうところから抜本的な買い物難民対策、支援者対策というのを考えていただきたいというふうに思います。  特別なことをせん限り、テイクアウトのそういう業者も、新家なんかでは出てこないという状況の認識を持ってほしいんですけれども、その点どんなふうに考えておられるのか。  昔は、土生ストアもあってクリークもあって、新家でいえば、そういうお店、商店街もたくさんというか、それなりのものがあったんですけれども、そういう状況をどのように考えておられるのか。  2012年と2016年を比べて、大きく減っていないということは、やっぱりりんくうのほうにはあれなんですかね。いろんな業者とか、樽井とか岡田のほうは、やっぱりそんなのが広がってきたり、あと、そうはいっても信達、和泉砂川駅周辺とかは、なんか増えてきているのかなと思うんですけれども、減っているところは、とどめなく減るような状況が生まれかねませんので、この辺のところの対策について、商工振興策について、どのように考えておられるのか、お答え願いたいと思います。  それから、住宅リフォーム制度は、今は考えておられないと。いっとき向井市長のときに、取り組んでみようかみたいな話があったんですけれども、その後、3.11の震災があって、そういう話も何かもう途切れてもうて、僕らも質問していないんですけれども、例えば耐震診断するときに、耐震と一緒にいろんな家の中を整理するとき、作りかえようかというときになんかに、やっぱり利用してもらえる制度として、泉佐野市とか貝塚市とかは、なんか広がっているといいます。  小口の10万、5万とかいうようなやつをやっているという話なので、またこれも検討していただきたいというふうに思います。これはもう答弁はいいですわ。  それと、サイクリングロードでいえば、南部防災公園は、地番でいうたら泉南市新家というのが半分ぐらいを占めていますので、新家からやっぱり新家のデイリーヤマザキのほうへ行ってもらうとか、大苗代の埋蔵文化財センターのほうへ行ってもらうとか、そういうふうなやつにもつなげて、そういう検討をぜひしてほしいなと思うので、これも何か意見があればお答えください。  やっぱり泉南市独自でというのは、なかなか難しい状況があるので、府とか近隣の市町村と協力してというのをやっぱりちょっと考えていただきたいというふうに思うので、もう一度その辺で答弁をお願いいたします。 181 ◯岡市民生活環境部参事 テイクアウト・デリバリーでありますとか、キャッシュレスの支援事業の余った予算の部分なんですけれども、こちらのほうは、どういったふうな形で使うのかというのは、ちょっと政策推進課のほうで把握をされているかと思いますので、その後どういった使い方をするのかというのは、申し訳ないですけれども、うちのほうでは把握はしておりません。(「国に返さんでもええんかな、どうやろう」の声あり)  続いて、新家のほうでは特にJRから山手のほうは、お店自体がもう減ってきてしまっているというような状況で、抜本的なそういった対策が必要ではないかという御質問なんですけれども、今議会でも、いろいろと質問をいただいております移動販売を、まず最初に来年度の取り掛かりといたしまして、まずそこから動いてみて、実際にお店がそこに来ていただくというのは、なかなか難しい状況でございますので、まずは移動販売のほうを始めさせていただいて、その状況をまず試行的ではございますけれども、そこからスタートしていきたいなというふうに考えております。  あと、サイクリングロードの近隣の市町村との連携なんですけれども、泉佐野市、阪南市、隣接している市町村とは、当然熊野街道と呼ばれる街道でつながっておりますので、そういったところも、来年度以降、先ほど市長のほうからも申しておりましたけれども、恋人の聖地のほうで、市内のたくさんのところで案内誘導サインでありますとか、そういうような設置も進めてまいる予定にしてございますので、そちらのほうでお互い連携、どういった連携ができるかというのも含めまして、考えていきたいなというふうに思っております。  以上です。 182 ◯大原産業観光課長 林業振興についてでございますが、なかなか生産されている林業をやっている方がおられへんという状況がありまして、現在もずっと林道の管理を林業振興としてやっているというのが現状です。  ただ、森林環境譲与税という財源ができてきましたので、その辺でちょっと危険木であるとか、人がよく通るところであったりとか、そういうところは一定手が出せるようになってきたかなと思います。  先ほど河部委員から御指摘があったような、森林を理解してもらう、保全していかんとあかんという、そういう啓発は、今後やっていきたいなと思っていますので、その辺で林業振興を図っていきたいと考えています。
     以上です。 183 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 コロナの対策費で、いわゆる不用額が出た部分に関してなんですけれども、既に1次と2次の配分額、交付金ベースで7億強を頂いておるんですが、現在予算計上で、それを上回る事業の取組をさせていただいています。  いわゆる今回の不用額に関しても、既に予算計上をしている部分で、他の事業で対応しているという状況にはございます。  今後は、改めて振り替える事業に関しては、令和3年度の取組として、3次で頂いている交付金を、今後どういった使い方をするかということで、お示ししていきたいと思っております。  以上です。 184 ◯大森委員 市長がトップかね、伊藤次長にも、それから観光商工の担当の方にも、やっぱり考えてほしいんだけれども、このデリバリー支援とかいうのは、一番どういうんかな、買い物困難者が多い、例えば新家地域までは届いていないということですよね。  お店が少ないとか、そういう問題もあるんですよ。そういう物理的なことがあるんやけれども、その残った費用も、もちろん市の持ち出しがあったから、それにあれするということなので、そういう届いていないところがあるということで、やっぱり今後こういうところの支援を考えてもらいたいというふうに思います。  コロナに関わって、恋する泉南応援店ですか、市のホームページを見ましたら、テイクアウトするお店とか、そんなんを紹介されているやつがありますよね。それを見ていたら、13件紹介されているんですけれども、26号線より山側が1件ですわ。26号線より海側が12件、JRより山側がもう0件なんですよね。  そやから、これを見てもらっても、JRより山側のところがどんだけ今買い物にしても交通機関の問題にしても大変な状況になっているか、クリークがなくなり、土生ストアがなくなりというふうな状況になっているので、ここを何とか、特にJRの山側の商業振興に力を入れてほしいというふうに。特別な支援が必要やと思うんですけれども、市長、その辺のところをどんなふうに考えておられるか、お答えください。 185 ◯竹中市長 デリバリーですけれども、Uber Eatsみたいな事業者に補助するということを考えているわけではございません。もちろん店が直接デリバリーですね。そのためのバイクであったりとか、用具を買っていただく費用の補助をするという考え方でございます。ですから、既存の店がやっていただくということです。  恋する泉南のホームページを作っておられるのが、実際に樽井の方がやっていただいていますので、その方と親しいといいますか、近くの方が多くなってしまったんではなかろうかというふうに思います。  そういう意味では、樽井とか、海岸部分に近いところが多いということにはなったのかなというふうに思います。  山手のほうに店が少ないと。増やす方策というのはどういうふうにすればいいかというのは、非常に困難ですけれども、少ない状況であれば、要は需要はあるということですから、その辺をPRしていけば、また新たな開店というのをやっていただけるかなというふうには思います。 186 ◯竹田委員長 次に、楠委員の質問を許可いたします。 187 ◯楠委員 それでは、お聞きします。  261ページの農業振興費のところで、農業従事者の過去5年の推移です。その中身で専業、兼業の割合も分かるのなら、教えていただきたいと思います。  後継者問題があるかと思うんですけれども、暮らしがなかなか成り立たないような状況になっているのかなと思うんですけれども、暮らしを成り立たせるために行っていることとかがあれば、教えていただきたいです。  あと、泉南市の特産、すみません、何があるのか教えていただきたいのと、お米もつくっていると思うんですけれども、それも増えているのか、減っているのか。  地産地消をするための取組をされているのであれば、教えていただきたいと思います。  あと、265ページの堀河ダム維持管理事業のところで、しゅんせつ状況があれば、ちょっと教えていただきたいのと、もしゲリラ豪雨とか、台風で急に水位が上がったりすると、緊急放流とかもあるのかどうかを、お聞きしたいと思います。  あと、268ページの水産業費のところで、樽井と岡田漁港の従事者の推移、あと、漁獲高も教えていただければと思います。  これも増えているのか、減っているのかで、減っているのであれば、考えられる理由と、対策が市であるのかも教えていただきたいと思います。  以上です。 188 ◯大原産業観光課長 261ページの農業振興費のところですが、農業経営体数として、平成22年が345件、農林業センサスで見ていますので、5年に一度しか更新がなくて、もう言っている間に多分2020年度というのが出るんですけれども、まだ市町村別というのが出ていない状況ですので、平成22年が345件、平成27年度が307件です。  専業農家数が平成22年が128件、平成27年が127件、兼業農家数が平成22年で208件、平成27年で170件となっています。  あと、農業法人ということで平成22年が9件、平成27年が10件となっています。  作物のほうなんですが、収穫量でいくと、一番多いのはキャベツ、次にタマネギ、その次が水稲です。その次はナス、その次が里芋というような感じです。  あと、なかなか農業で成り立っていかないというか、そういうのに対して、どうされているかということなんですけれども、一応特産品というか、ブランド化をしていかないといけないということで、貝塚市以南の4市3町とJAで構成して、そういう大阪泉州エコ農産物推進協議会というのを行っていまして、これが平成15年からずっとしていまして、「大阪もん」ということで、ブランド化を図っているというような状況です。  それと、265ページの堀河ダムのしゅんせつなんですが、特に今までしゅんせつは行っていない状況で、平成29年から令和2年度にかけて、府営事業で堀河ダムの改修事業というのをやっているんですが、その際、もう水を一旦全て抜いたんですけれども、しゅんせつが必要な状況にはなっていなかったということで、特に予定はしておりません。  それとあと、台風や大雨のときの緊急放水については、堀河ダム自体が農業用のダムということで、そういう緊急放水をする機能がない状況です。  台風とか、大雨が予想される場合は、一定何日か前に水をある程度、農家さんに影響が出ない範囲で抜くということは、日常管理の中で心がけているところです。  それと、268ページの水産業費なんですが、岡田浦の漁業組合が平成27年が91人、樽井が29人、平成28年が岡田が90人、樽井が29人、平成29年度が岡田が93人、樽井が27人、平成30年度が岡田が95人、樽井が27人、平成31年度が岡田が95人で樽井が27人となっております。  あと、漁獲量なんですけれども、これはちょっと泉南市トータルになるんですけれども、平成26年度が259トン、平成27年度が311トン、平成28年度が318トン、平成29年度が341トン、平成30年度が265トンとなっております。  組合員自体は、数は何とか現状維持ということなんですけれども、当然高齢化が進んでいて、なかなか今までのような魚を取ってきて行う漁業というよりは、観光漁業というか、都市型漁業的なほうに転換をしていかないといけないのかなと考えております。  ですから、泉南あなごの養殖事業であったりとか、農業漁業体験の事業というのを取り入れていって、転換していかないといけないかなと考えております。  以上です。 189 ◯楠委員 ありがとうございます。農業振興のところで、特産品を上げてもろうたところで、学校給食とかにも使われているんでしょうかね。どれぐらい使われているとか、分かるのであれば。 190 ◯大原産業観光課長 給食のほうは、一定の量を確実に確保するというのが、なかなか農家さんのほうでできづらいということで、JAのほうを通じて、仕入れは入っていると思います。  サザンぴあのほうですが、あそこは最近は一応そういう参加はしているということを聞いていますので、一定量、地元の農産物も入っていると思われます。  以上です。 191 ◯竹田委員長 では、次に、森委員の質問を許可いたします。 192 ◯森委員 272ページの企業誘致促進事業と273ページの雇用対策費なんですけれども、市政運営方針を読ませていただくと、企業誘致をさらに推進しますとおっしゃっているんですね。  それから、企業誘致を進めることで、雇用を創造するともおっしゃっているんですね。これはどうなのかというこの予算を見させていただきますと、本年度の予算で、どちらもほとんど予算は組まれていないんですね。  これは一体具体にどうするつもりでいらっしゃるのか、漠然とただ掛け声を掛けているだけなのか。その掛け声も本気で掛けているのか、よく分からないんですよね。  自治体のほうにアンケートを取りますと、8割の自治体が企業誘致に積極的に取り組むと、取り組んでいると回答しているんですね。これに泉南市は、何と回答されるおつもりなんですか。もし尋ねられたら、何と回答されるんですかね。  今、企業誘致の時代だと言われているわけですよ。製造業の国内回帰とか、それからワーク・ライフ・バランスとか、言われていまして、さらにはインターネットの普及で、いつでもどこでも働ける時代と。  だから、企業誘致を皆さん一生懸命に取り組もうという姿勢を示されているわけです。泉南市はどういうつもりで企業誘致するつもりでいるんですかね。  これは一朝一夕に企業誘致なんてできるものじゃないですよね。畑でいうなら、耕して、草抜いて、耕して、種をまかないかんですよね。それをどういうふうにされているのか、さっぱり見えないんですけれども、どんなものでしょうか。 193 ◯宮阪市民生活環境部長 企業誘致に関しましては、令和2年4月に企業誘致条例というのを制定いたしまして、それまではりんくうタウンが主だったものですが、内陸部の企業誘致という形で立地条例を策定いたしました。  策定に当たっては、固定資産税に関する奨励金であったり、雇用に関する奨励金、それと水道とか下水の料の助成金、こういったものをメニューとして上げてございます。  それと、土地所有者に関しましても、それを貸した土地所有者に対しての奨励金という、ほかの自治体にはないようなメニューも取りそろえてはございます。  ただ、企業誘致をする立地ですね。土地自体が泉南市自体がそういう工業団地を持っていないというのもございます。  あと、開発できる大きな土地というのが、市街地になかなか少ないということもありまして、そういう開発の部局に御相談に上がる業者さんもおられますので、そういった方と十分に話し合いながら、立地については、現在のところ進めているという状況ではございますけれども、その辺の土地とのマッチング、そういったことも、今後検討していく必要があるんだろうというふうに考えてございます。  以上です。 194 ◯竹田委員長 雇用のほうはあれですか、質問の通告もありましたが。 195 ◯岡市民生活環境部参事 雇用に関してでございますけれども、なかなかやはり企業に実際に来ていただいて、そこで新しい雇用がどんどん生まれるというのは、それは大変必要なことだと思うんですけれども、現状のところで、雇用をどんどん増やしていくという点に関しましては、なかなかこういう経済状況でもございますし、難しいのかなというふうに考えております。  ただ、今後、企業の進出等がございましたら、その点に関しましては、やはり地元の市民の皆さんを、できるだけ中心に雇用していただくということも1点ありますけれども、泉南市外から来ていただいて、実際に市内に住んでいただいて、人口の減少化を防いでいく、そういうメリットもあるかと思いますので、その辺を考えまして、企業の誘致というところを、関係部局と一緒に進めてまいりたいなというふうに考えてございます。 196 ◯森委員 条例をつくって、考えながら待っていると、いらっしゃるのを待っているという状況でしょうね。それで企業は来ますか。  さっきも言いましたけれども、多くの自治体は、積極的に取り組んでいると答えているんですよ、8割が。泉南市は何と答えますか、今の状況を。それで市長は企業誘致をさらに推進しますと言うているんです。企業誘致を進めることで、雇用を創造しますと言うているんです。掛け声だけですか、これは。本気で掛け声を掛けているんですか、これは。掛け声にしても。  誘致を成功させるためには、皆さんいろいろなことを考えておられると思うんですけれども、まず地域の魅力や特色を整理して、相性が良いと考えられる企業にターゲットを絞り込んで、誘致活動を行うことが重要と考えて動いてはるんですよ。  これは何もせんと、検討しているだけで、そやけど、現実にやる気がないのは、もう予算も何もないんですわ。そんなら言わんほうがよろしいわ、こんなもの。ほかにやることあんのやから。市長、どうですか。 197 ◯竹中市長 企業立地につきましては、先ほどから言っていますように、企業立地のインセンティブ条例を2年前に制定をさせていただきました。これで適用されるところは、泉南市内の山手側も全部、りんくうタウンだけじゃなしに、全域が対象になっているわけでございます。  大きな土地で可能性のあるところというのは、岩出線周辺、この辺の土地はかなり大きな土地が空いているところがありますので、その辺はかなり可能性としては高いかなというふうに思っております。  それから、雇用ですけれども、泉南りんくう公園が来ただけでも、あの中の企業が結構数もありますし、そこへの雇用もたくさん発生をしておるわけでございます。  そして、来年4月ですかね、また新たな企業が開業を予定しておりまして、そこへは地元雇用を優先するということで、向こうの企業さんのほうからお声が掛かりまして、私どもからも、りんくう湘南高校を御紹介させていただいて、地元雇用を促進するようにお願いをしたところでございます。 198 ◯森委員 泉南りんくう公園の運営者の方に、泉南市の企業誘致を、もう全てお任せしたらどうですか。そのほうが固いでしょう。終わります。 199 ◯竹田委員長 以上で通告による質疑を終結いたします。  ほかに質疑はありませんか。 200 ◯石橋委員 簡潔に言います。通告外ですみません。商工費273ページからの観光振興費なんですけれども、河部委員の質問の答弁の中に、観光協会とか泉南の特産品、フェイスブック、ホームページとPRがあったんですけれども、もう先ほどの企業誘致もなんですけれども、外の力をもう使ったほうがいいのではないかと思います。  例えば、公募で2025大阪・関西万博のロゴも、やっぱり外の力を使うことによって、ああいう発想があったと思います。  SENNAN LONG PARK、恋人の聖地がキーとなると思うんですけれども、それも例えばカップルやツーショットが前提やと思うんですけれども、そこへいけば新しいものとか、過去あまりよくない経験した人とかいうようなものもあるかと思います。  それと、泉南の土産特産品、そもそも大阪の土産がないと言われていて、数字3つの中華料理の豚まんが土産になるという、その大阪だけでもないのに、どうして泉南から事業者からPRしてほしい。  市民がもし帰省先とか旅行先に、出張先に持っていきたいものが、そもそもあるのかという中で、事業者からPRしてほしいというんやったら、例えばもうロイヤリティーを払ってでも、既存のものをアニメの何かをつけるとか、キャラクターをつけるとか、もうそういう形にしたほうが早いのではないかと思います。  外の力というのは、長崎のハウステンボスも、いっときしんどかったけれども、ある人の力によって変わった。コピーも「そうだ京都、行こう」とか、「鳥取にスタバはないけどスナバはあるよ」とか、そういう力を、例えば1年に1,000万円かけるんやったら、5年5,000万円かけるけれども、その人に5,000万円かけるとか。  1つの案なんですけれども、女子のプロ野球ができまして、阪神タイガースのチームもできました。阪神タイガースというコンテンツということで、試合会場はないんですけれども、試合してもらうだけでも来るとか、そういう使えるものは使わないとあかんのと。  泉南観光大使というものを、泉南市に限らずもう隣のまちの泉南観光大使とか、そういう発想とか、例えば真冬に盆踊りをやる。サンタで盆踊り、これは例えばですよ。クリスマスにサンタクロースの格好をして盆踊りする。そして恋人の聖地を選ぶとか。  提案なんですけれども、いまだに大好きなのが子どもはスタンプラリー、これは保護者を必ずつけていく。従来は紙媒体でしたけれども、今やったらアプリとか、そういうふうにもうなんか発想を変えて、外の力をどんどん使うというような提案プラスこういうことをちょっと検討いただきたいと思うんですけれども、回答があるかどうか分かりませんけれども。 201 ◯岡市民生活環境部参事 今の御質問に対しまして、外の力といいますか、その企業の力を使って市のPRというものを進めていったらいいのではないかというような御質問だったと思います。  確かに事業費を払って、民間の企業さんにお願いをしますと、やはりそれなりの成果というのは上がってくるかと思います。ただ、現状で泉南市の魅力あるものというのを、一番分かっておられるというのは、やはり住民の方だと思うんです。  住民の力というのを、なるべく中心に、そこを育てていきたいなという思いもございますので、できましたら、今回はこの泉南の銘品の認定につきましては、観光協会も中心になって、商工会さん、あるいは地元の方々の協力を得て、できるだけ自分たちの力でそういったものをつくり上げていきたいなというふうに考えてございます。  あと、今お話しいただきました真冬でサンタで盆踊りでありますとか、そういうのは非常に面白いアイデアだと思いますので、それが実現できるかどうかは、ちょっとまだはっきりとは申し上げられませんけれども、そういったアイデアも皆さん方からいろいろいただきまして、いろんなイベントを今後進めていきたいなというふうに考えてございます。  以上です。 202 ◯石橋委員 非常に分かるんですけれども、もう地域の力というのは、何年も多分やってこられて、もう令和の時代ですよ。その辺はもう割り切ったほうが、結局有効なお金を使えるかなと思うので、もし検討いただけたらと思います。 203 ◯田畑委員 2点いきます。  275ページ、泉州光と音の夢花火実行委員会補助金の詳しい説明を教えてください。これは私が勉強不足です。  そして、もう1点、先ほどからも委員の皆さん言っています、前のページかな、泉南市観光協会補助金339万5,000円、今年度これでいって、この1年でどんだけ準備できるかで、もう丁か半かで、来年度オンするか、それかもう切ってしまうか、もう丁か半で判断したらええのかなと思います。  今年度はこれでいって、要は今言うているような話とか、藤まつりとか、非常にすばらしいイベントもあるので、それをバージョンアップをさせるとか、そういう受け皿、やっぱり観光協会ができていないのが、今の現状です。  要は、当初400万円の予算で家賃が120万ぐらい。10万円の12か月の120万円、人件費、女性が1人、任期付か何かで入っていたので、それの人件費が恐らく100万円、200万円ぐらいの経費の中でやっておって、空美ちゃんとか、泉南パレードもやったかな。遠い昔ね。予算を少し削ってこの状況で今雇用している人間はゼロ、全員ボランティアで、これといった活動をしていないと。  逆に聞きたいんやけれども、泉南市の観光協会の会員であれば分かっているか分かんないですけれども、我々議会が知らんのは、泉南市観光協会がこれだけ予算を組んでもらった会計の残金、年度の残金から何もやっていなかったら、ある程度50なり60なり100なり余ってきていると思うねんけれども、これは観光協会が完全にもうフェードアウトした時期があるでしょう。  女性が辞めて、イベントも打たない、イベントは打っているのかな。分からない。俺もあまりもう興味なかったから、今最近ギラギラ皆し出してきているから、やっぱり最近漁業組合にも全面的に観光協会と役所の担当課に言うこと、市長の言うことを全部聞け言うて、ゴーはかけたんやけれども、やっぱりそうやって動き出してきたら、こうやって乗っていくんやけれども、今の観光協会の会計の残というのは分かるんですか。 204 ◯岡市民生活環境部参事 まず1点目の御質問でございます。  275ページの泉州光音の夢花火の2,000万円の補助金でございますけれども、こちらのほうは、昨年は中止になりましたけれども、毎年夏、8月、9月に開催しております2日間にわたる光と音の夢花火に対する補助金でございます。  内訳といたしましては、シティプロモーションとなるテレビ放映権、テレビの中継、その部分、あとプラスインターネットの配信、それと併せてバスの運行の委託料、そしてこの御時世ですので、コロナ対策費といたしまして、合わせて2,000万円という金額を計上させていただいております。  次に、観光協会さんの今残金という御質問でございますけれども、令和2年度に関しましては、まだ決算が出ておりませんので、詳しいことはちょっとまだ把握はしておらないんですけれども、現状、令和元年度の決算といたしましては、残金が14万2,507円という数字になってございます。  以上です。 205 ◯田畑委員 ああそう、何もやっていないからもっと金たまってきてもええのと違うのかと言うたろうと思うたけれども、十何万円しかないんかいな。そら組んだらなあかんわな。  そやけど、このままもうずっと400万円ぐらいき組んでくれていて、やっぱりよう動かんかったというのは、もう1回ゼロベースで考えて、もう1回仕切り直して、厳しい意見も議員さんから出ているけれども、我々泉南市でまだまだやれることはあると思うので、俺はそれに乗っかかろうと思うていますから、何とか盛り上がるようにやっていきましょう。  ただ、やっぱりもう丁か半かの答えを出したらんと、やっぱりズルズルベッタリでいくと、役所が400を組んでくれるという頭でいてるので、もうけらなあかん、やらなあかん、PRって前へ行かなあかんと気づかすためには市としては、てこ入れ入れたらなあかん。再度ね、入れたらなあかんかなと思います。  夢花火、私勉強不足で申し訳なかったです。ということは、今TryHardさんがやってもらっているあのイベントの夢花火の部分。  たかじんアワードの部分の夢花火については、花火の打ち上げについては、全て企業さんがやってくれています。
     今回のこの2,000万円に関しては、そういったコロナ対策で来られない子どもたちとか、泉南市民の皆さんがオンラインとか映像で見られるための2,000万円ということは、来年度とか再来年度とかいうのは、このシステムさえ組んだら、この2,000万円というのは、もう必要ないのか、その辺を教えてください。 206 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 夢花火に関する2,000万円なんですけれども、おっしゃるとおり、花火の打ち上げ運営の主なる部分については、企業さんが当然いろんな資金提供を受けた上でやっていると思うんです。  今回地方創生でやらせてもらったのは、3年間という限定なんですけれども、この花火大会が自立自走できるように、少しでもプロモートをしたいという意味で、この花火大会の認知度を上げることプラス、見に来られない方に対しても、広く周知していけるようにという、花火大会自体のプロモート、ひいてはシティプロモーションにつながるということで、あと2年間やらせていただこうとは思っております。  以上です。 207 ◯田畑委員 ということは、この2,000万円は、あと3年間組めるという解釈でよろしいんですか。 208 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 金額にしては、令和3年度と令和4年度の2か年という採択期間になっております。 209 ◯竹田委員長 ほかに。 210 ◯古谷委員 271ページの空き店舗なんですけれども、これは代表質問で質問をさせてもらったんですけれども、何件の予算で組まれているんでしょうか。  また、これはいつも空き店舗の予算を組んでいるんですけれども、いつもこれは家賃補助が終わった後に、やめているところの店鋪が多いんですけれども、ちょっと真面目にやってもらうために、これやめるところになんかペナルティーをやるとか、いつもこれ家賃補助、結構な金額を組んでいるので、そういうやり方、新しいシステムに変えていただくことはできないんでしょうか。  あと、274ページの観光協会の補助金です。先ほども質問に出ていたんですが、その中のところで、これは案内所の家賃も当然入っているんですかね。僕もこれは前から質問をずっとしているんですけれども、市長も答弁でいろいろ海のほうに力を入れていくということなので、これはいっそのことやっぱり今予算のいろいろ指摘もやり方とかもあったんですけれども、いっそのことこれやっぱりイオンとか、SENNAN LONG PARKとか、あっちのマルシェとかのほうに移して、ちょっと本気でやってもらうような形でやってもらうことはできないんですかね。  というのは、ほとんど僕は和泉砂川の駅下がりで、いつも通るんですけれども、しまっているときが本当に多くて、八百屋のほうがようあいているのと違うかなと、隣の隣の。ちょっとそれがやっぱり気合いのなさというか、ちょっと感じるところもあります。その辺の御意見を聞かせていただきたいということです。  あと、274ページの機械器具ですね。これの三十何万円は少ないんですが、ちょっと何工事のか教えていただきたいということです。  275ページ、花火の補助金です。これは前回、去年は予算は1,700万円でしたよね。それが300万円アップになっているのは、同じことをやっているのに、何でこれ300万円をアップするのかというのと、あと、この花火なんですけれども、僕もイベントでいろいろ関係に携わっていたときに、この花火じゃないんですが、やったんですけれども、保険が下りるんですよね、イベント保険で企業は、恐らく入っていると思います。  その辺の補助金が下りてきていると思うので、1,700万円、うちは去年投資した上で、余っているお金があるんじゃないかなと加味しているんですけれども、花火を打ち上げているということで、今花火の予算は入っていないということですね。  今、毎週ゲリラ的に上げられているのは。今はなんか予算を田畑委員が聞いていただいた中で、中継バスがテレビと補助金というので、入っているということなので、花火のお金は入っていなかったということですね、去年の。ちょっとそれの確認をしたいなと思います。  以上です。 211 ◯岡市民生活環境部参事 まず、家賃補助の件数でございます。一応13件分の枠を確保しております。その分に対する補助金の金額でございます。  次に、観光協会のほうの補助金の中で、土地使用料ですかね。借地料を含まれているのかという御質問でございますけれども、これは今現在、月3万円ほどの土地使用料を、こちらのほうの補助金に含んでございます。  あと、機械器具費の37万円です。こちらのほうは、いろんなイベント等をこれからまたコロナが収まってきますと、開催していきますので、それに伴ってデジタルカメラと、あとドローンを購入する予定にしてございます。  市のほうでも、ドローンを使っていろんなところ、イベント等の会場でありますとか、周辺のほうを撮影したいなと思っておりますので、そちらの器具費でございます。  続きまして、花火のほうなんですけれども、今年度の1,700万円につきましても、花火の費用自体は含まれてございません。  300万円の来年度予算案、1,700万円から2,000万円、300万円アップする理由は何かという御質問なんですけれども、こちらのほうは、まずもし今後花火大会をするとなりますと、やはり以前までの警備体制では、ちょっと問題が起こってくるのではないかということも考えてございます。  特別にコロナ、どういった具体的な警備員の配置隊形でありますとか、そういったのも以前よりは人数を増やしたりでありますとか、そういったところも必要になってくるかなと思いますので、その分で2,000万円ほど若干補助金を上げているという形にしてございます。  以上です。 212 ◯古谷委員 ありがとうございます。借地料、年間でそうしたら36万円なので、これは36万円を大和リースかどこかにお願いして、イオンかに入れて、そっちに替わったほうが集客が多いので、そっちのほうがいいかなと思いますので。  機械器具、細かいことを言うんやけれども、こんなんデジカメなんか自宅でもみんな個人でもっているので、そんなん一々こんな予算を上げてもらわんと、今言って初めて、ドローンもそうやけれども、こんなデジカメなんか自分で持参してやってもらったほうがええのと違うかなと。厳しい状況なので、観光協会のほうが。  あと、花火のこれはテレビの中継とか、これはうちがこんだけお金を払うんであったら、もうちょっと僕もCM広告を、大阪市内で何回かテレビとかでも見たんですけれども、もうちょっとほんなら市のPRも今後はちょっと入れてもらうほうがいいんじゃないかなと、個人的には思えます。  コンサートと花火だけになっているので、泉南市のPRで、それだけ泉南市のお金を入れるんだったら、やっぱりそこに例えば泉南市のさっきの名産品ができたら、そういうのを入れてもらうとか、何かやっぱりちょっと工夫は今後はしてほしいなと。  あと、最後ちょっと分かる範囲でお願いしたいけれども、補助金とかいろいろ店鋪の話もあったんですけれども、もし今御存じだったら、最近ちょっと時短営業のお店の話の補助金がいつ入るんだと。月6万円の直近の話のコロナ対策で。  それがもし問合せがいつ給付されるんだということで、泉南市内の店舗を持たれている方も、結構最近よく問合せで来ているので、もし分かる範囲であれば、御存じでしたら、最後に教えていただきたいと思います。 213 ◯岡市民生活環境部参事 大阪府がやっております営業時間短縮協力金のほうなんですけれども、泉南市内の飲食店、約200店舗ほどございます。その中でどのくらい申請されたかというところまでは、ちょっと私のほうでは把握はしていないんですけれども、申請の締切りも終わりまして、実際にいつお金が振り込まれるのかという御質問も、私のほうにも何件かいただいております。  一番最初、申請が開始された、たしか2月6日か7日かやったと思うんですけれども、そのときに、すぐ申し込んだ事業者の方が、まだ振り込まれていないというお話を聞いてございます。  ちょっと先日大阪府のほうに問合せをいたしましたら、6月までには振り込まれるというお話を聞いてございますので、これが第1次の協力金のお支払いになっておりますので、緊急事態が伸びまして、第2次の協力金というのもございますので、それは6月以降、さらに遅れてくるのかなというふうに考えてございます。  6月までには振り込まれるというふうに、府のほうは言っているんですけれども、それが4月になるのか、5月になるのか、早いものから順番に振り込まれていくのかというところに関しましては、その辺は具体的にはまだ分からないというような回答でございました。  以上です。 214 ◯竹田委員長 ほかに。 215 ◯堀口委員 もう時間もないので、手短にいきたいと思います。  今日の質問で、ありがたいなと思うのは、皆さん、山にすごい興味を持っていただいたということで、山に住む者としては、非常にありがたいなというふうに思うんですけれども、山火事、この間栃木も含めて、すごい山火事があったと。  結果的には、山の管理が、実はそんなにされていないエリアが、特にひどい状態になったという話も聞いております。それだけ山の手入れというのは、非常に大事なんやなというふうに思っていいます。  さっき松枯れの話も、大森委員のほうからありまして、課長のほうからは、ちょっと分かりませんという話やったんですけれども、松枯れ対策については、今泉南市ではというか、泉南エリアでは大体1本3,000円ぐらいの松枯れ防止剤を、信達エリアだけでも、1,000本は多分下らんと思うんですけれども、売って回っています。  これも1月に打たなあかんので、先月1月かな、うちの息子も含めて、山へ上がったんですけれども、いかんせん、その山に登れる人がいなくなっている。だから、人材育成が非常に大事になっているというところでは、今日は河部委員からも質問がありましたけれども、山を担う人材というのが、非常に急務やなというふうに思っています。  実際に今うちの村でも、山に上がれる若い衆というのが、うちの息子だけです。その次の年代といったら、僕らの年代になってくるので、もう10年、15年したら、もう本当に山が荒廃していくというのは、もう目に見えているんですよね。  だから、そういう意味では、非常に問題意識というのは持っているところであります。そこはもう全然答弁は結構なので、そういう意味では、山について、もっと皆さん興味を持っていただきたいなというふうに思います。  それから、梅林について、市民の里のほうで梅林を整備します。これは「あがらの森」という名前が付いているエリアなんですけれども、大阪ミュージアムにも登録をされています。  ボランティアの人がずっと維持管理をやってきたというところで、今ようやくきれいな花が咲いて、これから収穫がそれなりにできるだろうという期待はしているんですけれども、これもいかんせん担い手不足というところもあって、農業塾さんとのコラボということで、今やっていただいているというふうに聞いております。  そこの山の話はもうええんですけれども、ここで市長に1点だけ聞きたいんですけれども、この中で日本遺産についての予算というのは上がっていないんですよね。上がっていないね。  今回、去年までに104件認定されて、もう追加の認定はないということであったんですけれども、認定候補ということで、候補に選ばれるかどうかというところで、再度泉南市にリベンジしてもらっているんですけれども、これが認められたら6月に認定されるんじゃなしに、認定候補に認められた場合、当然国からいくばくかのお金が下りてきて、何らかの事業展開というのはやっていかなあかんとは思うんですけれども、その点について、予算措置とかというのは、今後の話になると思いますけれども、考えておられるのかだけ、ちょっとお答えいただけたらと思います。 216 ◯竹中市長 この日本遺産につきましては、今御指摘のとおり、去年で一旦終わっています。令和3年度からは新たな候補地を選んで、候補地がやるいろんな日本遺産に関する事業、イベント等をやって、それの効果と、ほか100件余りある日本遺産をやられたところ、そこが頑張ってやっている事業と比較検討されて、入れ替えをされるということでございます。  「神武東遷」につきましては、引き続き候補に選定されるようにということで、もう1回チャレンジをさせていただいてございます。  これが候補に認定されれば、6月議会には予算計上できるかなというふうに思っております。このどういう事業をやるかというのも、うちだけじゃなしに、ほかの市町村との連携もございますので、その辺と一緒に新たな事業の展開を考えていきたいというふうに思っております。 217 ◯堀口委員 ありがとうございます。予算化していただけるということで、まずはその認定候補にならんとあかんということで、その点については、しっかり市長も努力していただけるだろうと思いますし、我々もしっかり応援していかなあかんなというふうには思います。  しかし、いかんせん、何ていうんですかね。宮崎市さんが中心になって動いているということで、その流れもあると思うんですけれども、泉南市単独で今回リストアップしていただいているエリア、茅渟神社さんとか信達神社とか、幾つか前回の応募時にはなかった新たな魅力をまたつくっていただいているというところでいうと、泉南市内で1個のストーリーで何か展開でけへんかなというふうに思うんですけれども、その点についてはどう思われますか。 218 ◯岡市民生活環境部参事 当初は、今まで2回チャレンジをしたんですけれども、そこの構成文化財といたしましては、男神社と摂社浜の宮の2つだけでチャレンジをしておりました。  今、委員御指摘のとおり、今回は構成文化財のほうを増やしまして、本市の中だけでも一日かかって十分その「神武東遷」のゆかりの地を巡っていただけるような、そういうようなコースづくりというのが、今後できていくのかなというふうに考えてございます。  そちらも、候補地域に認定された後に、さらに市独自としてそういうルートを設定して、そこを巡ってもらえるような、そういうような観光マップでありますとか、そういうのもつくっていって、泉南市独自の「神武東遷」のルートというのを、周知していきたいなというふうに考えてございます。  以上です。 219 ◯堀口委員 これで終わりにします。今回上がった中で、最初から上がっている男神社でいえば、五間社流でしたっけ、の建築の大きな魅力というか、規模も大きい建物やということで、また信達神社については、五間社流の大阪府下でも最高級の建物やということで、目玉にできるものって、結構いっぱいあると思うんですよね。  だから、その点も踏まえて、泉南市内で何か1つのストーリー展開ができるような準備というのは、もう6月に認められるかどうかは、もちろん分からんとは思うんですけれども、見切り発車でもええんで、ちょっとスタートはしていただきたいなというふうに、要望だけさせていただいて終わります。ありがとうございました。 220 ◯竹田委員長 ほかに質疑はございませんか。────以上で農林水産業費、商工費の質疑を終結いたします。    (農林水産業費・商工費の審査終了) 221 ◯竹田委員長 本日の会議はこの程度にとどめ、延会といたしたいと思います。明日16日午前10時より会議を開きますので、委員各位におかれましては、御参集いただきますようお願いいたします。  本日は長時間にわたりありがとうございました。       午後5時18分 延会                     (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...