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令和元年度決算審査特別委員会(第1号) 本文 開催日: 2020-09-10

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  1. 泉南市議会 2020-09-10
    令和元年度決算審査特別委員会(第1号) 本文 開催日: 2020-09-10


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1    ◎ 樽井地区財産区会計外10財産会計、      国民健康保険事業特別会計外特別会      計        午前10時 開議 ◯古谷委員長 皆さん、おはようございます。前回の議事に継続し、直ちに本日の会議を開きます。  なお、本日、会議傍聴の申出がございます。傍聴のお取扱いについて御協議いただきたいと思いますが、御意見等はございませんか。────それでは、傍聴者入室を許可いたします。  〔傍聴者入室〕 2 ◯古谷委員長 それでは、347ページから511ページまでの議案第18号「令和年度大阪泉南樽井地区財産区会歳入歳出決算認定について」から議案第34号「令和年度大阪泉南公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について」までの計17件を一括議題とし、質疑を行います。  本件については質疑通告がございますので、質疑を許可いたします。大森委員質疑を許可いたします。 3 ◯大森委員 まず、国保についてですけれども、これは収納率が84.3%で0.4%の低下になったということですね、決算状況でいうと。不納欠損は減少しているが、収入未済額は増加していると、2,500万ということなんですけれども、この決算意見を見ましても、どういうんかな、これで大丈夫かということなんですよね。  だから、5億円の申請ミスがあって、値上げをその負担が、その分がまたその返しのために徴収率を引き上げるという提案があったけれども、実際は引き上げるところが低下していると。  この国保もこれから値上げがどんどん引き続いていくと、ますます徴収率が引き下がっていくんじゃないかというふうに思うんですけれども、この徴収率が引き下がった原因はどこにあるのか。  値上げを続けていけば、ますます徴収率が下がると。これはただ単にお金の問題だけじゃないですわね。保険証がない人は病院に行かれないとか、もう命に関わる問題ですよね。  今、国保が人を殺すというふうなことを言われるような時代ですけれども、それが現状泉南に起ころうとしているんではないかと危惧されるんですけれども、この点についてどんなふうにお考えになっているのか、お答えください。  それと、通告していない分でもいいですかね、通告していない会計の分でも。 4 ◯古谷委員長 短くね。 5 ◯大森委員 公共用地取得事業特別会計ですけれども、これは何でこういう塩漬け用地になったような、土地開発公社に、破綻したようなお金をつぎ込んできたのか。そこからどんな反省があるのか。  それと、こういうことをする一方で、例えば学校建て替えとか、老朽化校舎をどうするかとか、教育施設の老朽化問題とか、あと退職金基金なんかは、やっぱりつくっておかなあかんやつができていなかったわけでしょう。  こういうことが放置されながら、土地開発公社事業を進めていって、結局借金をつくっていくと。何でこんなことになってしまうのか、なってしまったのか、その辺についての市の見解、どのようにお持ちなのか、お答えください。
    6 ◯加渡福祉保険部次長保険年金課長 国民健康保険料徴収率が若干下がったという御指摘ですけれども、今年度1月以降、新型コロナウイルス感染症の流行がありましたので、当然経済に与える影響も大きいと、失業者も増えている中で、3月以降、やはり催告とか、そういった形を控えるということになって、4月以降も継続して控えていきました。それで、現状直近の納付忘れ、そういった方に対して電話で催告を行うという、そういった程度にとどめて、催告書も別途送っているんですが、払えないよという方も当然いらっしゃいますので、そこは柔軟な対応をしていっています。  今年の現状収納率ですけれども、やはり若干下がっておりますので、大きく下がらないような形で説明して、納付勧奨を行っているような状況です。  それと、保険料値上げと5億円というお話もあったかと思うんですが、この5億円の返還金が生じたから、保険料値上げを行ったということではなくて、令和年度からの広域化、これを控えていますので、大阪府下一般保険料率、これに合わせていくために保険料率を改定して、保険料影響が及んでいると、そういう結果になりますので、決して5億円があったからというわけではありませんので、よろしくお願いします。 7 ◯下薗行革財産活用室参与 私のほうからは、開発公社土地取得についてでございます。  公社設立当時につきましては、高度成長に伴う人口増加、あるいはそれに伴う公共施設の早急な整備が求められていたという状況であります。  また一方で、当時地価の高騰が続く時代でもあったというところで、公社による事業用地取得につきましては、都市基盤整備事業推進に非常に大きな役割を果たしてきたものと考えております。  しかし、バブル経済が崩壊し、それ以降、地価長期低迷が続き、市の財政事情も非常に厳しい状況となったこと。また、都市基盤整備も当初計画どおり推進が難しくなったということもございまして、結果といたしまして、公社土地を買い戻しすることがなかなかできず、多くの土地を長期保有する状況となったところでございます。  委員指摘土地開発公社につきましては、その当時、市にとっては役割があったというふうに理解しているところでございます。  以上です。 8 ◯大森委員 いや、役割あったと評価するのは、もうそれは御自由にしてもらったらいいんやけれども、今言うていた公共施設整備が必要とおっしゃっていたんですよね。しかし、結果どうですか。何で土地開発公社が、いろんな土地を買うているときに、そのときに学校の改修問題とか建て替えの問題が出てきますわね、当然。  そのために基金を備えるとか、退職金を払うために、ほかのところは当然している基金を積み立てるとか、そういうことが何でされていなかったんですかと聞いているんですよ。  これらは必要がないというふうな判断で、土地開発公社は、今いろんな理由バブルでどうのこうのということで土地を買うたと。ほんなら、学校の改修とか、そういう将来に備えて基金を積み立てなあかんということは必要ないと、ずっと考えておられたから、そういうのは全く手を付けずに土地開発公社のほうの分に、あれも借金ですけれども、そんなふうにしてきたんですかね。  何で、学校の建てかえとか退職金の、そういうための基金をつくる準備というのがなされていなかったんですかね。  土地開発公社にこれだけお金をつぎ込むような背景がありながら、何でそういうことができなかったんか、それについてちょっとお答えください。そんなこと考えたことありますか。  それと、5億円の分については、これは返還するために、徴収率を引き上げるという方針ですよね。徴収率を引き上げるという方針、それもなかったですかね。徴収率は引き上げるという方針があったと思いますよ。それが徴収率を引き上げるという方針なのに、これは下がっているわけですわ。  コロナ禍失業や倒産とか、収入が減った方はたくさんおるから、遠慮もしているんやということは分かりますけれども、しかし、値上げしているわけでしょう、値上げを。  本当やったら、コロナ禍のもとで大変な思いをしている人に、値上げするんじゃなくて、援助したりしながら、徴収率も引き上げる。何よりも保険証をもらわれなかったりした場合に、病院へ行けなくなったら、命に関わる問題でしょう。そういう対策についてどういうふうに考えておられるのか。  でも、これ如実に出ていますわね、コロナがこれからまだ続いてきますわね。徴収率が引き下がる。それから滞納額が増えていく。保険証が手に入らない人が増えていく。命に関わる大問題でしょう。  ちょっとその値上げ方針とかいうことについても、それはもう府が決めたことやからじゃなくて、もうちょっと何ていうかな、今のコロナ禍のもとで市民の暮らしの上で値上げとか、徴収率引上げの問題とか考えていく必要があるんじゃないですかね。その点、どんなふうに考えておられますか。 9 ◯山上総務部長 基金積立てについて御答弁させていただきます。  委員承知のとおり、本市財政状況につきましては、かなり厳しい状況が続いているという状況でございます。  これまで行財政改革を進めまして、いろんな手だてを打ちながら財政運営を進めてきたところでございます。  確かに、これまでは基金積立てというのが、なかなかできていなかったところではございますが、現在財政調整基金を、毎年計画を立てて積み立てていくというところで、将来の負担になる、あと退職手当、また災害等について対応できるようにしているところでございます。  ただ、今後の委員言われた学校建て替え公共施設整備につきましては、かなりの資金が必要となってきます。こちらの建て替え等につきましては、公共施設整備基金を活用しながら、また現在行っております第6次行革、今年度中にまた中間見直しをいたしますが、その中できっちりと財源対策考えまして、計画を立ててFMの計画を進めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 10 ◯加渡福祉保険部次長保険年金課長 国民健康保険税徴収率考え方ですけれども、健全化計画の中でも御説明をさせていただいたんですが、直近3か年の平均の収納率、これを割り戻して翌年度目標数値とするということで計画を立てさせていただきました。  これは、国保事業費納付金大阪府に納付するわけですけれども、その考え方直近3か年という考えのもとに算定をした数値で、我々泉南市のほうが納付金を納めていますので、それに基づいた計算となっております。  それと、未納によって保険証を交付しないというお話ですけれども、当然、そういうことはあってはいけませんので、当然払えない状況になれば、例年はよく話をさせていただいて、そして分割納付なり少しの間猶予すると、そういった形で対応させていただいて、短期にはなりますけれども、保険証はお出しさせていただいているということになります。  それと、今年度やはりコロナがありましたので、国から示されたコロナ対策、これによって免除させていただいている事例も多くございますので、よろしくお願いします。(「徴収率を引き上げる方針ですか、でしょう、徴収率」の声あり)  収納率を引き上げるということは、先ほど説明をさせていただいた考えのもとなんですけれども、要は保険料算定の根拠が標準保険料率、これに基づいていますので、泉南市は料率が府下の基準よりも低かったところがありましたので、今年度そこの修正を行いました。それに伴って、低所得層の方が納付金保険料の一部値上がりしたのは、これは事実でございます。(「徴収率を引き上げる方針でしょう、徴収率」の声あり) 11 ◯野澤理事福祉保険部長福祉事務所長 収納対策強化ということで、たしか財政の、今回の国保健全化の、計画の4つの柱の1つとして位置づけて、それは取り組んでいくという方針でしております。  収納率対策というのは、1つはやはり全体の療養給付費を賄うために、保険料と公費、税というところの負担で賄っているところでございます。  したがいまして、保険料というのが、それをしっかり皆さんが納めていただくことによって、納められていない方の分が、納められている方への負担につながるということも一面としてございますので、一定、その収納対策にしては強化を行うということでございます。  ただ、個別事案につきましては、今、次長が申し上げたとおり、各事情をお聞きしながら、一遍に払えない場合には徴収猶予というような、そういう対策を講じて、そういう中で徴収率を上げていくと。  そういうことをすることによって、国保財政といいますか、国保を実際にきちっと納めていただいている方、そういう方の負担の軽減にもつながるというふうに考えておりますので、そういう考え方のもと、収納対策強化しているというところでございます。 12 ◯大森委員 市長にお聞きしたいんですけれども、収納率が引き下がるということは、一部の人に、ちゃんと払っている人の負担が増えたりとか、また、翌年その人らに値上げしなければならないということは、もちろんよく分かりますよ。  しかし、コロナ禍のもとで生活が大変になって、払えない状況がある。それはもう市のほうも認めて、国のほうも認めていろんな支援をしているわけでしょう。そういうことが必要なときなんですよね。  そういうときに、これを値上げするというのは、それはいろんなことを考慮しますよというふうに言うているけれども、結局値上げ保険者にとっては大変な重みになっているし、実際収納率が引き下がっているわけでしょう。この値上げを何とか止めることを考えへん限り、収納率が上がることもあれへんし、無理して取ってくると、暮らし病院に行けないような状況、例えば保険料が払えたにしても、病院に行くお金がなくなるとか、そんな状況が生まれてくる可能性があるわけでしょう。  そやから、市長は一遍、やっぱりこの値上げの問題については、府で統一というふうな話になっているけれども、やっぱりコロナ禍のもととか、そういう中で生活皆さん大変になっている状況とか、泉南市のように一人一人の所得が、収入が少ないところで府一括でされると、もう大変なことになるわけですわ。  それプラス、この周辺にはそんなに病院とか医療施設が整っていないので、府と同じような値上げというのは、もうどだいやっぱり無理な部分があると思うので、このコロナ禍のもとで、担当課が、これだけいろんな努力しても、収納率が引き上がらない状況を見た場合に、やっぱり別の方法というか、別の対策が必要やと思うので、その点、どんなふうに考えておられるのか、お答えいただきたいと。  それと、今の現状で、それは財政難お金がなくて困っているわけでしょう、基金がなくてね。基金なんていうのは、今日あした、一年二年でできるわけでもあれへんし、学校なんていうのは、順番に9校を建て替えていかなあかんのやからね、そんなもん今日あしたで、一、二年でできることじゃないですわね。  だから、前もっていろんな準備をして基金を積み立てていくわけですよ。そういう重要な時期に、そうしなければならないときに、全く泉南市は手を打っていなかったわけでしょう。手を打っていなかったから今財政難にもなっているし、老朽校舎建て替えなんかが進んでいないと思うわけですよ。  だから、何で重要なときに、本当に基金学校のこととか、将来のことを考えて積み立てなあかんときに積立てができなかった理由は何ですかと。  それは、例えば土地開発公社みたいなものにお金をつぎ込んできて、結局そういうふうに回さなかったのか。回さなかったことが原因になっているんじゃないかと思うわけですよ。  それは、どんなふうに市で改善するかというと、やっぱり教育福祉予算というのは、まず先にきっちり、これはもう絶対にしなあかんから、積み立てると、こういう準備をしていくんやと。そのためにはいろんな無駄も削らなあかんし、やっていかなあかんという方針でやっていかへんかったら、ずるずるべったり、今回の決算を見てもやね、こんなん今必要かと思うようなものを予算、わずかですけれども、出していっていると。いつまでたっても学校対策建て替えとかそんな費用は出てきませんよ。  これだけ削ったってわずかやけれども、ただ、でもそういうふうにもう税金1円も無駄にせえへんという意識があれば、学校やとかそういうものの予算を積み立てる費用が絶対に必要なんだというふうにしていけば、職員意識も変わるやろうし、特別なんやろうけれども、ああいう横領するような職員が出てきたりすることは絶対にないと思うわ。絶対とは言われへんけれども、まずないと思うんですよ。  だから、そういうふうなところで、どうなんですかね、この土地開発公社、ただ単に当時からこんなもんやというふうに必要やと思ってやっていたみたいなことの反省じゃなくて、その陰ではもう学校とか今のこういう泉南市の財政難原因を生んだ大本であると。そういうことから考え直さなあかんというふうなつもりで、この土地開発公社の問題を見ていかなあかんと思うんです。  その点、何ぼ聞いても、いや、当時はそんなもんでしたというようなことではね、財政の立て方とか、そんなん改善できるのかなと思うんやけれども、市長でもいいですわ、その辺についてお答えください。 13 ◯竹中市長 国保料金ですけれども、国保料金は、今は暫定期間中なんですけれども、暫定期間終了後は、大阪府下の市町村、全て統一料金にすることが前提になってございます。これはもう御承知のとおりだと思いますけれども、そこに向かうために、今、本市料金についても、ちょっとずつそれに合わせて調整していっているわけです。  調整していっている途中で、うちは少しずつ上げていっている。しかし、統一料金のほうも引き上げられた。またここに大きな差ができて、それの追いかけっこをしているような状態に今あるわけです。したがいまして、徐々にではありますけれども、これは引き上げていかざるを得ないという状況にございます。  ただ、このコロナ状況の中で、大阪府がこの状況を見て、その引上げを自粛するような方向になるような形で、我々のほうもそれに向けての要望はさせていただきたいと考えております。  ただ、その要望をさせていただいて、引上げがなくなれば、今までのように徐々に上げていくだけで済みますので、これが引き上げられると、また一気に上げていかないといけないという事態にもなりかねませんので、その辺の要望はしっかりとさせていただきたいというふうに思っています。 14 ◯山上総務部長 施設整備関係なんですけれども、まず最初に、公社関係ですけれども、先ほど下薗参与から答弁したように、公社役割については一定、市に貢献したものというふうに考えております。  ただし、現在の財政状況になっているというところで、一因はあるというところで、反省すべきところはあるというふうに考えているところでございます。  公社につきましては、土地開発公社解散プランを立てて、今後の財政状況を踏まえまして公社を解散して、三セク債を発行してやっていくほうが最善というところで、議会のほうの承認もいただいた上で、このプラン推進してきたというところでございます。  委員のおっしゃっている施設整備積立てがなぜできなかったのかというところでございますが、やはりその当時は財政状況がかなり厳しいというところで、その積み立てる余裕もなかったというところでございます。  現在は、先ほども申しましたように、行革を行った上で、一定基金財政調整基金を積み立てるという形で計画を立てておりますので、今後も公共施設整備につきましては、公共施設整備基金を活用するとともに、この基金残高自体は少ないものの、それを活用しながら有利な補助金、また有利な起債等を活用して、またそれと同時に市におきましても、やっぱり思い切った改革を行って財源を生み出す必要があります。  そういったことを踏まえながら、計画を立てて施設整備を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 15 ◯古谷委員長 以上で通告による質疑を終結いたします。ほかに質疑はございませんか。────以上で各財産区、各特別会計決算17件に対する質疑を終結いたします。  (樽井地区財産区会計外10財産会計国民健   康保険事業特別会計外特別会計審査終了) ────────────────────── 16 ◯古谷委員長 それでは、暫時休憩いたします。       午前10時26分 休憩       午前10時40分 再開 17 ◯古谷委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。         ◎ 討論・採決 18 ◯古谷委員長 これより各会計予算について、順次討論、採決を行います。  まず初めに、議案第17号「令和年度大阪泉南市一般会計歳入歳出決算認定について」討論を行います。討論はございませんか。 19 ◯大森委員 認定に対して反対の立場で討論いたします。  久し振りの決算の審査になって、一昨年の21号台風、コロナ禍という中で、限られた予算の中で市の職員皆さんがいろいろ苦労しながら、知恵を出しながら、市民生活を応援するために頑張っていただいているという姿はよく分かりました。  もう、そういうことが本当に分かっただけでも、今回の決算審査特別委員会は意義があるものだというふうに思います。  しかし、反対させていただきます。  その第1の理由としては、学校プールの廃止についてです。21号台風の後に学校プールが破損したと。そういうことで、これを機会にということで、全ての学校プールが廃止となったわけですけれども、やっぱり市の責任としては、現状に戻すということを第一にやっぱり取り組む必要があると思います。  利用者がいるわけですし、学校プールを使っている利用者、子どもたちもいるし、夏休みに一般開放で遊んでいる大人もいるわけです。まず、利用者の立場に立って現状維持をすると。  それから、市のほうのいろんな財政負担が大きいとかいう問題がありますけれども、台風を機会に、これで一気に潰してしまおうかと。潰してしまおうかという言い方はよくありませんね。もうなくしてしまおうというやり方は、やっぱりこれはもう混乱を生むばかりだというふうに思います。その後の市民プールの対応なども、できていませんしね。  先ほども言いましたように、やっぱり利用者の立場を考えて、まずは原状復帰すると。そのために府の補助金とかを活用しながらやるということが、まず第一にしなければならないことだというふうに思います。  こういうことができていなかった点については認めることができませんので、反対いたします。  あと、共産党議員団の見解として、老朽校舎や給食センターの建て替え問題、それから補助金については、南ルートの期成同盟の件とか、自主環境整備補助金の問題とか、それからくみとり券のこの再発防止、真相解明の問題とか、国保、介護については、また本会議の反対討論で共産党の見解、市と違う部分については、また説明させていただきます。  以上、簡単ですが反対の討論とさせてもらいます。 20 ◯古谷委員長 ほかに。 21 ◯河部委員 議案第17号、令和年度泉南市一般会計決算について、賛成の立場で討論させていただきます。  今回の決算については、昨年決算と同様、本来であれば含まれるべき金額について含まれていないということはございます。ただ、昨日市長に対して確認させていただいた内容につきましては、詐欺罪として今回着服されている90万円余りについては、この令和年度会計の中で一定処理をしていくと。  そしてまた、市長任期が残されている中で、しっかりと真相解明を含めて、今回の問題も含めて取り組んでいくというような答弁も含めてございましたので、その他の会計決算内容については、しっかりと事業が進められ、前進しているということも含めて、一定の評価をしておりますので、本決算については賛成をしていきたいというふうに思っています。 22 ◯古谷委員長 ほかに。────ないですね。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第17号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり認定可決することに賛成の委員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 23 ◯古谷委員長 起立多数でございます。よって議案第17号は、原案のとおり認定可決することに決定いたしました。  続いて、議案第18号「令和年度大阪泉南樽井地区財産区会歳入歳出決算認定について」から議案第34号「令和年度大阪泉南公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について」までの以上17件について一括して討論を行います。討論はございませんか。 24 ◯大森委員 国保は第何号でしたかね。国保と公共用地、第34号の反対討論。 25 ◯古谷委員長 国保は第29号です。もう1つは第何号ですか。 26 ◯大森委員 第34号です。 27 ◯古谷委員長 第34号ですね。 28 ◯大森委員 国保については、大幅値上げが提案されているということで、先ほど質疑をしましたけれども、やっぱり値上げコロナ禍のもとで、もう本当に高過ぎて払えないという状況を生んでいると。それはもう徴収率が下がっていることも明らかです。  府の統一料金ということが前提にあるという答弁もありましたけれども、やっぱり市民の暮らしとか、コロナ禍のもとで何をすべきかというふうなことを考えれば、府の前提ではなくて、やっぱりせめて値上げはしない。もうそれ以上に負担軽減に努めるということが大事だというふうに思いますので、これについては反対いたします。詳しくは、また本会議でさせてもらいます。
     それからあと、同じく第34号ですけれども、これについては財政難原因であったということで、この時点での、ここまで引き延ばしてというか、この特別会計をつくるまで、ずっと金利が毎年2億円近くですかね、増えていく状態をずっと放置してきたということで、これがもう泉南市の財政難原因になったことは、もう明らかです。  しかし、それに対するやっぱり真摯な反省とか、その財政難原因になっただけじゃなくて、この陰で教育施設建て替えの問題とか、退職金積立てとか、そういうことが全くなおざりにされてきたということへの反省とか、それからまだ分析とかいうのは不十分だというふうに思います。  そういう意味で、それがちゃんとできてこそ、この土地開発公社の問題、この会計の問題が市民に説明できるというふうに思いますので、その点で不十分ということを指摘して、反対とさせてもらいます。 29 ◯古谷委員長 ほかに。────ないですね。  それでは、これよりただいま討論のありました各会計決算認定のうち、反対討論のありました議案から順次採決いたします。  まず初めに、議案第29号「令和年度大阪泉南国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり認定可決することに賛成の委員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 30 ◯古谷委員長 起立多数であります。よって議案第29号は、原案のとおり認定可決することに決定いたしました。  次に、議案第34号「令和年度大阪泉南公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について」採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり認定可決することに賛成の委員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 31 ◯古谷委員長 起立多数であります。よって議案第34号は、原案のとおり認定可決することに決定いたしました。  次に、ただいま採決しました2件の会計を除く議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号の以上15件の各会計決算について、これより一括して採決をいたします。  お諮りいたします。本15件については、いずれも原案のとおり認定可決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 32 ◯古谷委員長 御異議なしと認めます。よって議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号の以上15件の各会計決算については、いずれも原案のとおり認定可決しました。  以上で本特別委員会に付託を受けました令和年度泉南市各会計決算18件については審査を終結いたします。  連日にわたり、慎重なる御審査をいただきまして、誠にありがとうございました。  なお、本会議における委員長の報告につきましては、私に一任をいただきますようお願いいたします。  これをもちまして、令和年度決算審査特別委員会を閉会いたします。  皆さん、お疲れさまでした。       午前10時50分 閉会                    (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...