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令和2年行財政問題対策特別委員会 目次 開催日: 2020-08-25
令和2年行財政問題対策特別委員会 本文 開催日: 2020-08-25

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  1. 泉南市議会 2020-08-25
    令和2年行財政問題対策特別委員会 本文 開催日: 2020-08-25


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開会 ◯古谷委員長 皆さん、おはようございます。委員各位におかれましては、定例会前の何かとお忙しい中、御参集いただきましてありがとうございます。  ただいまから行財政問題対策特別委員会を開会いたします。  それでは、直ちに本日の会議を開きます。  本日の案件につきましては、御案内のとおり、FM個別施設計画進捗状況について、行政評価の結果についての以上2件を予定しておりますので、委員各位におかれましては、よろしくお願い申し上げます。  それでは、会議に先立ちまして、理事者から挨拶のため発言を求めておりますので、許可いたします。 2 ◯竹中市長 おはようございます。委員長のお許しをいただきましたので、行財政問題対策特別委員会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  古谷委員長さんをはじめ、委員の皆様方には、平素から市政各般にわたり深い御理解と御協力を賜っておりますことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。  さて、本日の委員会は、案件1、FM個別施設計画進捗状況について及び案件2、行政評価の結果についてでございます。どうか、貴重な御意見を賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして、甚だ簡単でございますけれども、挨拶とさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。 3 ◯古谷委員長 それでは、FM個別施設計画進捗状況について、行政評価の結果についての以上2件について、一括して理事者に説明を求めます。 4 ◯下薗行革財産活用室参与 では、まず議案1、FM個別施設計画の進捗について御説明させていただきます。  まず、資料ですが、資料1-1から資料1-6となっております。  まず、資料1-1ですが、これは平成28年3月に策定いたしました公共施設等最適化推進基本計画で定めた本市のFMの目的や最適化の原則などをまとめたものでございます。下段囲み施設最適化の原則ですが、原則として新たな施設はつくらない。施設総量の大幅な縮減を行う。施設機能の複合化・集約化を図る。施設、資産の有効活用を図り、普通財産の売却や貸付けを行うなど、6つの具体的な達成手段を決めております。  次に、施設最適化ビジョンといたしまして、中心拠点生活拠点4か所の計5つの拠点に公共施設を集約化し、そこににぎわいをつくり、多くの人が集まるまちをつくるとしております。  そして、最終的に40年間で公共建築物延べ床面積の40%を縮減するという数値目標を定めております。  延べ床面積を縮減するということですが、本市のFMの基本理念でもあります公共施設等を経営資源と捉え、FMの観点から市民とともに最適化を進める。何を捨てるのかではなく、何を残すのか、そしてどう活用するかという理念にのっとりまして、単に施設を廃止するのではなく、本当に必要な施設は何かということを第一に考え、個別施設計画を策定していくこととしております。  そして、個別施設計画を策定するには、各施設の方向性を示す必要があり、そのためには、施設の現状などを把握、評価し、それらから得られた結果に基づき施設の方向性を示すことといたしました。  施設の評価方法といたしまして、本市では数字で具体的に表すことができる定量的評価と、数字や形で表すことができない定性的評価の2つを行いました。  まず、定量的評価ですが、資料1-2、施設設備劣化度調査についてを御覧ください。  これは、施設等の劣化度調査を行った際の調査方法や、劣化度を数値化する方法などを記載しております。
     まず、1)ですが、建物外部や内部、設備など70項目に及ぶチェックシートを作成し、そのシートを基に施設所管課職員の目視による調査を行いました。  具体的には、劣化箇所数を5段階で判定し、その調査結果と劣化箇所の写真を提出してもらいました。  次に、2)ですが、1)で得られた調査結果と写真を参考に、プロジェクトチーム職員は5段階の劣化度基準に基づき、各施設の劣化度を点数化いたしました。この点数をxとします。  なお、複数の棟がある施設につきましては、最も劣化度点数が悪い、つまり劣化が進んでいる棟の点数を、その施設の劣化度点数といたしました。  また、プロジェクトチームというのは、本市の建築職の技術職員7名で構成した特別チームのことでございます。  次に、3)の施設設備劣化度診断の計算ですが、建物の築年数に主構造係数を乗じ、2)で得られた点数xを加え、さらにその施設の建物外部に1つでも劣化があった場合に加点したものをyといたしました。  数式でいいますと、y=(築年数)×(主構造係数)+x+(加点)となります。  なお、建物外部に劣化があった場合といいますのは、建物の屋上や外壁などの重要箇所に1つでも劣化があった場合のことをいいます。  次に、施設の内部的・外部的要因を反映させるため、以下の補正係数を乗じ、施設劣化度を数値化したものをzといたしました。  数式でいいますと、z=y×(塩害劣化係数)×(耐震補強係数)となります。  設備につきましても、施設と同様に点数化し、そこに設備の法定点検結果に異常があった場合に加点しております。  そして、設備劣化度を数値化したものをz’といたしました。  最後に、施設劣化度z設備劣化度z’を加えたものを定量的評価建物評価としております。  次に、もう1つの評価であります定性的評価ですが、資料1-3、定性的評価判断フローを御覧ください。  本市の基本計画では、機能、サービスの優先度、すなわち何を残すべきかを判断するためのガイドラインといたしまして、機能優先度を決めております。  機能優先度の定義や各施設の優先度状況は、次の資料1-3(参考)、機能優先度の定義などについてのとおりでございまして、図表の4-4のとおり、二重丸を最優先機能施設、丸を優先機能施設、そしてその他施設の3つに区分しております。そして、各施設の機能優先度は、図表4-5のとおりとなっております。  なお、行政系施設の双子川浄苑ですが、基本計画策定時は丸がつかないその他施設としておりましたが、その後、機能優先度が高い施設であると判断いたしまして、現在は二重丸施設としております。  資料1-3、定性的評価判断フローに戻っていただきたいのですが、基本計画機能優先度が二重丸の施設は、定性的評価が最も高い施設となります。  次に、基本計画で、機能優先度が丸の施設であって、中心拠点生活拠点に立地している施設は定性的評価が最も高い施設となり、拠点施設に立地していない施設は、定性的評価が高い施設となります。  次に、基本計画で二重丸、丸をつけなかったその他施設ですが、災害時の避難所指定施設とされている施設につきましては、定性的評価が高い施設となり、避難所指定されていない施設は、その他の施設となります。  このように定性的評価判断フローに基づいて施設を3つに区分いたしました。  次に、施設評価後、現在行っている、また今後行っていく作業ですが、資料1-4、施設評価後のフローを御覧ください。  施設の定量的・定性的評価を行った後、施設機能と建物の方向性を決め、それに伴う対策経費を算定するとともに、老朽化による緊急性や、本市の財政面などを総合的に勘案し、取り組む優先順位を決め、最終的には施設ごと個別施設計画を策定することとなります。  次に、資料1-5、施設評価及び今後の方向性についてと、資料1-6、各施設の評価及び第1期中に実行することなどでございます。  まず、資料1-5の定量的評価ですが、先ほど資料1-2で御説明したとおりで、1つ目のポツの建物評価が現在の劣化度を数値化したものでございます。数値が高いほど劣化が進んでいることを示しております。  2つ目のポツの偏差値ですが、泉南市の全施設を対象にした建物評価に基づき算出した数値で、50点を平均とし、数値が低いほど劣化が進んでいることを示しております。  そして、偏差値55以上を二重丸、45以上55未満を丸、45未満を三角という3つに区分いたしました。この建物評価と偏差値ですが、資料1-6の表中の中ほど、定量的評価欄に数値と記号で示しております。  次に、資料1-5の定性的評価ですが、先ほど御説明した資料1-3のフローに基づき二重丸、丸、三角の3つに区分いたしました。そして、この結果も資料1-6の表中、定性的評価欄に示しております。  次に、資料1-5の方向性(案)でございますが、定量的・定性的評価に基づき、4つに区分いたしました。定量・定性ともに二重丸の施設は区分1とし、当面は建物を維持し、施設機能も継続する施設としました。  定量が二重丸で定性が丸、または定量が丸で定性が二重丸の施設を区分1’といたしました。これは方向性は区分1と同じでございますが、評価が2つとも二重丸の施設と区別するため区分1’といたしました。  次に、定量が二重丸で定性が三角の施設は区分2といたしまして、当面は建物を維持し、運営形態の見直しや一部機能の転換等により、施設機能の向上を図る施設といたしました。  次に、定量が三角で定性が二重丸の施設は区分3とし、施設機能を継続するため、建て替えや改修、他施設への移転などにより、建物性能の向上を図る施設といたしました。  次に、定量・定性とも丸の施設は区分2または区分3の施設としております。  次に、定量が丸で定性が三角、または定量が三角で定性が丸の施設は区分4といたしまして、建物の性能と施設機能の両面から、今後のあり方を見直す必要がある施設といたしております。  定量・定性とも三角の施設は区分4’といたしました。これは方向性は区分4と同じですが、2つの評価に丸が付かない施設と区別するため区分4’としております。  そして、定量的・定性的の2つの評価から導き出された区分を、資料1-6の表中の方向性(案)に示しております。  なお、これは2つの評価結果から導き出されたものを落とし込んでおります。よって、施設によりましては、この方向性に本市の特性や政策的判断などを加味し、個々に判断していく必要がある施設もあるものと考えております。  次に、資料1-6の表中、第1期中に実行することといたしまして、これは2026年、令和8年度までに実行する、目指すということを記載しております。  次に、資料1-6、右の参考という欄ですが、運営費用利用者数を掲載しております。  これは、平成28年度から30年度の3か年の実績を1年当たりに平均した数値でございます。ただ、建物評価と違いまして、施設の類型によって運営費用利用者数に大きな違いがあるため、全施設一律に評価する指標としては適切ではないと考えたため、参考として示させていただいております。  また、実施計画における第1期の実施方針ですが、これは実施計画で定めた第1期中の実施方針を記載しております。  資料1-6、表中の真ん中辺りですが、第1期中に実行することですが、1ページの老人集会場と2ページのその他集会所ですと、今後の人口減少や現在の利用状況、近接する施設の立地状況などから、コミュニティや防災拠点などとしての施設の役割を整理し、近接する施設の整理と併せ、地元への移譲や、施設の集約化などの方策を協議し、その方策を踏まえ、実行するとしております。  次に、資料1-6の3ページ中段以降の新家小学校から信達中学校までの小・中学校と、5ページの下から4つ目にあります留守家庭児童会につきましては、学校再編計画によるとしております。  次に、同じく5ページの市営住宅ですが、民間住宅借り上げなどの方策を協議し、方策が決定した施設から実行する。  市営住宅として使用する場合は、建物の長寿命化改修を実施するとしております。  また、長山団地住宅については、最終的に廃止としております。  なお、長寿命化改修というものですが、これは大規模改修の目的である建物の屋上や外壁などを改修し、建設当時の状態に戻すことに加え、コンクリートや鉄筋などの構造体である基礎部分にも手を加える改修のことをいいます。  次に、同じく5ページの共同浴場若松湯ですが、代替機能を検討した上で実行するとしております。それ以外の施設につきましては、定量的・定性的評価に基づき導き出された方向性を検討し、第2期以降に実行するとしております。  次に、6ページですが、行政目的を有していない施設についてです。方向性(案)は除却としております。ただし、除却するといたしましても、その後の有効活用と併せて考えなければいけませんので、第1期中に実行することといたしましては、除却後の有効活用を検討しつつ、考えがまとまったものから実行するとしております。  最後に、6ページの下段囲みですが、第1期における延べ床面積の縮減率などでございます。  延べ床面積の縮減率は2.42%、縮減面積は4,134.9平米となっております。内訳は、民営化する浜保育所と除却する4施設となります。40%の縮減目標までには、まだまだではございますが、施設の今後の方向性を検討する中で、縮減できるものが出てくる。また、第2期以降に複合化、集約化することで縮減できる施設が出てくるものと考えており、最終的に40%の縮減は達成できるものと考えております。  なお、下段囲みの米印ですが、基本計画における縮減の対象となる延べ床面積には、共同浴場寿湯から樽井みずほ団地汚水処理施設までの10施設の面積は、元から除外されていましたので、この10施設を除却したとしても、その面積は計画の40%には含まれないことになります。  また、現在個別施設計画に記載することとなっております第1期中に要する対策費用などにつきまして、施設所管課ヒアリングを実施しております。  そのヒアリング結果を踏まえ、取り組む優先順位を決め、来年度以降の予算などを反映した個別施設計画を策定していきたいと考えております。  以上が個別施設計画策定に向けた施設の評価と、その評価結果に基づく方向性、そして今後実行することの説明となります。  私からの説明は、以上でございます。 5 ◯清野行革財産活用室参事 それでは、引き続きまして、案件2、行政評価の結果について説明させていただきます。  資料は2を御覧ください。  資料2につきましては、令和元年度泉南市行政評価第三者評価についてとなっています。  令和2年2月10日に泉南市行政評価第三者評価委員会に、令和元年度の行政評価評価対象といたしまして、報告を頂いたものとなっております。  委員の構成及び評価日程につきましては、資料4ページのほうを御覧ください。  第三者評価委員会の委員といたしましては、学識経験者の方が2名、公募委員が2名、税理士、弁護士ということで、専門職の方が2名、合計6名で構成しております。  委員会開催の状況といたしましては、全4回、第1回目は第三者評価について委員に説明させていただき、評価対象とする施策を選定しております。  第2回、第3回は、12施策について各担当課を交えて第三者評価委員会としてヒアリングを実施しております。  第4回目といたしましては、第三者評価についてのまとめの報告ということでいただいております。  資料は、恐れ入ります。1ページのほうにお戻りください。  令和元年度第三者評価についてということで、平成29年度に導入されました第三者評価、今回で3回目となるという形になっております。  第三者評価につきましては、第5次泉南市総合計画に位置づけられました181の施策から評価対象といたしまして、今回12の施策を選定し、検証を行い、評価と意見を取りまとめていただいております。  次の第三者評価の役割です。第三者評価の役割といたしましては、事務事業の点検や、市が実施する行政評価を充実させ、客観性及び透明性を確保することを目的に、公正公平な立場から行政評価制度の改善等に向けた検証を行うこととしております。  次に、3、第三者評価対象施策ということですが、今回の対象施策といたしましては、総合計画の第1章から第6章を基にいたしまして、これまで第三者評価を実施していない担当課のうち、12の施策を選定しております。  下段の表になりますが、第1章からは4つの施策、2章が1つ、3章が1つ、5章が2つ、6章が4つということで、12の担当課とヒアリングをしております。  各ヒアリングの結果といたしましては、第三者評価の報告の別紙のほうに続いております外部評価シートのほうが、ヒアリング結果、それぞれ12の課に対して意見をまとめたものという形になっております。  次いで、3ページ、第三者評価結果といたしまして頂いている内容になりますが、1点目といたしましては、適正な施策の達成指標、目標の設定ということで、課題という形になりますが、指標については単に取組の結果を並べるのではなく、その取組が市民の暮らしにどのような成果をもたらしたのかを意識し、それができるような指標の設定を検討してほしいということで意見を頂いております。  次いで、2点目が職員の評価に取り組む姿勢ということで、下段のほうですが、評価結果の指摘事項のほうが評価に生かされ、見直しにつながっている担当課と、生かされていないようなことが見られる担当課もあり、職員の行政評価に取り組む姿勢に温度差が見受けられる。評価に対する考え方等、評価結果を今後の施策展開に活用されることを希望するということで意見を頂いています。  次いで、3点目が施策評価シートの記載ということで、市民の方は公表されるものだけを見るということになりますので、市民の評価、市民の視点に立ったシート作成のほうを心がけてくださいということで意見を頂いております。  最後に、意見といたしまして、行政評価の意義の1つは、行政が行ったことや行政の働きかけによる対象者の変化を見えるようにする「見える化」ということで、評価結果を分かりやすく市民の方に説明してくださいということで、評価結果について今後の市政運営に生かし、限られた予算、人員の中で全職員が創意工夫を凝らして、市民サービスの向上を図り、常に市民の目線、立場に立って市政運営に尽力されることを強く願うということで、報告を頂いております。  引き続きまして、資料は3のほうを御覧ください。  令和2年度事務事業評価、令和元年度実施事業についてということです。  1ページ目、事務事業評価の概要といたしまして、事務事業評価の主体ですが、主体につきましては、事業の担当者により作成された事業の評価シートを各主管課長、部長との協議、調整を経て、市としての評価ということにしております。  次に、2点目、事務事業評価の対象です。対象につきましては、令和2年度の事務事業評価では、これまでと同じような形で、令和元年度に執行しました特別会計に係る事業を含む事務事業のうち、庶務的な事務事業を除いた全ての事務事業評価対象としています。  評価をいたしましたのは387の事務事業です。昨年度と比べますと、21事業減少しております。これにつきましては、平成30年度で終了した事業がある一方、平成元年度からの新規事業事務事業の見直し、再編による結果も含まれております。  続きまして、3点目、事業コストの把握ということで、事務事業評価シートを作成するまでは、決算状況につきましては、予算の費目に基づく目的別、性質別ということで公表する形ということなんですが、事務事業評価につきましては、人件費を含めて各事務事業に要したコストを把握するという形を取っております。  人件費のコストにつきましては、正職員、任期付職員及び臨時職員が事務事業に携わった業務量の割合と平均人件費年額から算定される人件費を加えることにより、事務事業のコストの把握を実施しております。  また、今年度の評価におきましては、各担当課において内部事務行政評価に関する事務における業務量を、従前来算定しているんですけれども、内部事務行政評価に関する業務における業務量の中で、行政評価に関する事務についての設問項目を追加いたしまして、その人数というのを算定しております。  内部事務に係る延べ59.95人の中で、行政評価に関する事務については、延べ2.66人という形で算定をいただいております。  また、予算の細目、事務事業名と財務会計上の細目事務名を一致するような形を、事務事業評価開始時よりいたしておりまして、事務事業評価と予算決算について、より関連深く見ることができるように努めております。  続きまして、恐れ入りますが、評価シートについては、資料の3-2を御覧ください。  事務事業評価シート対象年度につきましては、令和元年度ですが、評価シートにつきましては、昨年度と同じ項目、構成となっております。あわせて、評価シートの抜粋をしたものが資料の3-3の一覧表となっております。  この評価シートにおける抜粋項目については、資料の3-2におきまして網かけを実施しております。まず、基本的事項から事務事業名事業番号担当課名、次いで事務事業の現状把握の事務事業の目的、事業内容から対象、事業内容、意図、中段の各種指標値、事業費の推移から中段の下のほうになりますが、令和元年度総事業費の額を投入人員も算定した上で抜粋しております。  次のページ、評価シートとしては裏面になるわけなんですけれども、3の事務事業の評価といたしまして、目的妥当性(必要性)、2の有効性、3、効率性のそれぞれの評価項目から網かけ部分の評価及び理由説明を抜粋しております。  続きまして、総合評価から評価結果及び課題等を抜粋し、最後に5の改革改善案から、今後の方向性及び今後の展開方針のほうを抜粋しております。  恐れ入りますが、資料の3-1の2ページのほうにお戻りください。  資料の3-1の2ページですが、事務事業評価の結果といたしまして、表のほうに取りまとめております。  まず、抜粋項目といたしまして、目的妥当性(必要性)、有効性、効率性、総合評価、それぞれ今回の令和2年度、令和元年度の実施事業と令和元年度、平成30年度の実施事業と対比した形で表のほうを掲載しております。  1つ目の目的妥当性(必要性)といたしましては、全事務事業のうち、A評価、B評価、それぞれの構成ですが、ほぼ前年並みの形となっています。  続く、有効性といたしましては、全事務事業のうちB評価のほうが増加しているという形になっております。  次の3、効率性につきましては、こちらはほぼ前年並みの状況となっております。  4の総合評価につきましては、昨年度より2.1ポイント増の78.3%の事務事業につきまして、A、計画どおり進めることが適当という形の評価となっております。  全体といたしましては、Aの比率としては増加という形になっております。  次いで、2、今後の方向性、評価結果を踏まえての今後の方向性ですが、今後の方向性といたしまして、アの現状のまま継続が285、イの見直しの上で継続が92、ウの終了が8、オの廃止が2ということで、387の事業の今後の方向性を示しております。
     4ページになりますけれども、387の事業のうち73.6%に当たる285事業については、現状のまま継続という形になっておりますが、一方で23.8%に当たる92の事業については重点化、手段を改善、効率化をはじめ、何らかの見直しの上で継続という評価結果という形になっております。  見直しの上で継続という評価が、昨年度より3.4%増加という形になっております。評価を通じた見直しに向けた取組が継続することで、今後の事務事業評価の進め方の工夫や改善につながることを期待しております。  続きまして、3、事務事業評価における課題と改善策になりますが、今回の事務事業評価につきましては、8回目の評価実施ということであります。  実施している事務事業に関しては、必要性が高いという認識はあるものの、狙ったとおりの成果が完全に出せているわけではなく、有効性の観点では、まだ改善の余地が少なからずあり、事業の進め方についても、同じく改善の余地が少なからずあるということが見受けられます。  この事務事業評価によって導かれた改革の方向性につきましては、予算と行政評価の連動性を高め、評価結果が着実に今後の事業へと展開されることを目標としまして、この評価結果のほうを、令和3年度の予算編成の活用に取り組んでいきたいと考えております。  4の公表内容と方法につきましては、例年と同じく事務事業評価シート、全シートにつきましてホームページに掲載いたしますとともに、市役所の1階の情報公開コーナー、図書館、各公民館に設置し、閲覧ができるようにしたいと考えております。  続きまして、資料の4、令和2年度施策評価結果について御覧ください。  令和2年度施策評価、令和元年度分についてということで、1点目といたしましては、施策評価の概要ということで、施策評価の狙いを記載しております。  狙いにつきましては、施策評価は施策を構成する複数の事務事業を総体的に評価する。各事務事業についての有効性の比較や重点づけが可能となる。その中で限られた財源の選択と集中の判断が容易になります。  続いて、施策評価、事務事業全体の最適化を図るためのマネジメントであり、予算や人員などの経営資源の有効な配分の基となります。施策評価を通じまして、総合計画においても政策体系における施策と事務事業の位置づけや施策の意図を明確にすることができます。  施策目標に対する達成度を意識することで、施策推進における管理が可能となり、総合計画の進捗管理に活用することができるということを狙いとしております。  これまでの行政評価の経過になりますが、平成25年度に事務事業評価を実施し、施策評価に関しましては、平成27年度に試行を開始し、28年度から本格実施、29年度より、第三者評価を実施しております。  評価の主体といたしましては、施策を推進する課の責任者である課長を評価者とし、各評価シートの作成と併せまして、担当部・課としての1次評価を実施しております。  また、1次評価を踏まえながら、施策の担当部・課と異なる視点からの評価ということで、行革・財産活用室にて2次評価を実施しております。  施策評価の対象でございますが、令和2年度施策評価、令和元年度実施分につきましては、第5次泉南市総合計画に掲げる181の施策、総合計画の体系にないものということで、一定の意図を持った独立した施策、5施策の合わせて186の施策を対象に施策評価を行っております。  評価シートのほうにつきましては、資料の4-2を御覧ください。  資料4-2につきましては、施策評価シート、内容につきましては、昨年度と同じ内容、項目となっております。本評価シートの項目を抜粋したものが資料4-3の一覧表となっております。  施策評価のシートにおける抜粋項目については、網かけをした部分が抜粋項目となっております。  基本的事項から施策名、施策番号、担当課、施策の現状把握から施策の対象と意図、3番目の施策を構成する事務事業事務事業名と、総事業費の令和元年度の実績の合計額、次のページ、評価シートといたしましては、裏面になりますが、担当課における1次評価と1次評価を受けた行革・財産活用室における2次評価を抜粋しております。  恐れ入りますが、資料4-1の2ページのほうにお戻りください。  施策評価の結果といたしまして、1番目が施策と評価シートの関係ということで、総合計画の体系における181施策のうち、131の施策が131シートということで、1つの施策に対し1評価、対になる関係ということになっております。  43の施策については107シートございます。こちらについては、1施策に対し複数の評価、複数の課が同じ施策を実施しているという形になっています。  7施策につきましては、評価終了という形で、合わせて186施策、243シートが評価シートという構成になっております。  次、総合計画の章別の施策評価結果ということで取りまとめております評価シートの枚数といたしまして、各第1章から第6章及び体系外の243シートに対して、各1次評価、A、B、C、Dと2次評価を表にしております。下段につきましては、昨年度令和元年度の評価結果を記載しております。  内容ですが、1次評価のうち、A評価の割合が昨年度より0.3%減の9.1%、B評価の割合が0.3%減の70.8%、C評価の割合は昨年度より0.6%増の19.3%、D評価の割合は昨年度と同様の0.8%となっております。  施策評価を通じた見直しに向けての取組の成果が若干見られていると同時に、今後の工夫や改善につながることを期待しております。  施策評価における課題と改善策ということで、1点目、未評価の施策への対応ということで、昨年度の評価におきましては、15施策については主たる事務事業のほうの張りつきがなく、施策評価のほうが未実施の状態であったんですけれども、今年度におきましては、全ての施策について評価を実施することができました。  その結果、総合計画実施計画との整合性を図ることができているという形になります。  2番目が評価基準の統一ということで、昨年度と同じような形になりますけれども、今回の評価につきましても、1次評価と2次評価の結果に差がある施策があるということで、引き続き評価時の考え方の統一、浸透に向けて説明会等で認識の共有を進めたいと考えております。  3点目におきましては、複数の課で実現を目指している施策の取組の検証ということで、2ページにおける43の施策の107シートということになるわけなんですけれども、1つの施策のところに複数の課が実現を目指しているという展開が妥当かどうかを含め、引き続き類似事業の統廃合であったり、今後のあり方に向けた検討を進めたいと考えております。  4点目の公表内容と方法につきましては、事務事業と同じ形での公表を予定しております。  案件2の説明については、以上となります。 6 ◯古谷委員長 ただいまの理事者の説明に対し、一括して質問等を行います。  なお、質問等につきましては、内容が大変多岐にわたっておりますので、基本的な内容に限ってお願い申し上げます。  特に、令和元年度分の事務事業評価結果については、事業の細目に及ぶ質問等については御遠慮いただくようにお願いします。  それでは、質問のほうをお願いいたします。 7 ◯森委員 事業評価については、細かいことは言いません。これはもう8回目なんですね、8年やっているんですよ。これが改革につながっていない。もうそろそろ結論を出したほうがいいんだと私は思います。  このままだらだらやるのか、見直すか、もうちょっと簡潔できちっとしたものに組み立て直すか、それかもう一切やめるか。ここらで方向性を1回立ち止まって見直すべきだと思います。  むしろこの第三者委員会の皆さんがおっしゃるとおりです。問題が露わになっている、8年やって。いまだに達成指標、目標の設定が曖昧であると、統一性がないと。職員の評価に取り組む姿勢がまばらである。一生懸命評価の意義を感じて取り組んでいらっしゃる部署もあれば、おざなりに評価のための評価を、ただ時間を使ってやっている部署もいまだにあると。  それから、これが一番大切なことかもしれませんけれども、施策評価シートの記載をもっと市民に分かりやすいものにする。こんなもの市民で見たことある人は、ほとんどいないでしょう。何のためにやっているのか。  まず、この評価が改革につながっていない原因の一番大きな点は、この行政評価というのは、大切なことは、もう当初から言われておりますけれども、これを引っ張っていくリーダーシップなんです。  市長が職員に対して、この行政評価をきちんとやりましょうとおっしゃって引っ張っていけば、こんな結果にはならなかったはずです。  これが始まった当初、始まったって、これはもう有名な話ですけれども、三重県の知事が、今テレビに出ている方が、一生懸命職員を引っ張って、これを成功させて、もうとうの昔にやめてしまったんです。やめたかどうか知らない、形を変えているのか知りませんけれども、あまりにもこの8年もやってこの状態は、今こそ考え直さないといかんと思う。  それから、FMのほうですけれども、これはFMと言えるのかどうか、私もちょっと疑問で、よく分からないんですけれども、何ていいますかな、もう大変御苦労な作業をされているというのは、よく分かります。大変人も金も時間も使ってやっている割に、よく見えない、結果が。説明がついていない。こういう努力をしていますよという状況にしかすぎない。  私は、前々から言っていますけれども、施設別の、このやり方は私も大概アナログ人間ですけれども、何というアナログかと。前々から言っていますけれども、施設別の行政コスト計算書をつくれば、この作業のある程度の部分まで消化、解消できるんじゃないですか。それをなぜやらないのか。  まず、行政コスト計算書ありきで、そこから取捨選択して具体の調査に入っていけばいいんだと思うんですよ。それをなぜやらないのか、非常に泉南市役所の各部署の皆さんは独立心が旺盛で、部署をまたいだ取組というのをやらないんでしょうか。  統一的な財務諸表と書類というものは、もうできて何年になるのか、もう三、四年になるんですから、これが財務のほうで作成されていて、ほかの部署には一切このことは反映させないというのはどうなんでしょうか。  私は、行政コスト計算書をまずつくるべきだと思う。そこから始めるべきだと思う。大変御苦労な作業をされていて水を差すようで申し訳ないですけれども、そうすれば話は早く進むと思う。  それから、この最後のところに施設の除却という方針があるわけですよね。これは何で除却しないんですか。もうこの中には、お金の問題なんでしょうけれども、主に。大概の年数がたっているものがありますよ。  言い方は悪いけれども、ほったらかしですわ、ほったらかし。これ、維持管理費で幾らかかっていますか、今までに。除却する費用と計算したことはありますか。  それで、お風呂の問題が議会でも再三出ているんですけれども、代替案を検討中であると。代替案はあるでしょう、もう、1つしかないでしょう。この代替案はどないになっているんですか、1つしか私は聞いたことありませんけれども、今までね。その代替案は駄目なのか。  以上です。 8 ◯清野行革財産活用室参事 行政評価自体が改革につながっていないという御指摘でございます。  第三者評価委員会のほうから、今回報告書ということで頂いている内容も同じような形で、例えばですけれども、施策評価の目標設定であるとか取組姿勢、また市民の方に対する「見える化」、大きな課題ということで御指摘いただいているということで感じております。  もう8年経過して、事務事業評価としてもこういうふうな状況ということになっているという御指摘でございます。  第三者評価委員会、今回で3回目の評価委員会からの指摘ということで、第三者評価委員会を受けまして、我々事務局といたしましては、それぞれ第三者評価委員会のほうから指摘を受けた内容、項目等について、それぞれの施策評価、事務事業評価、原課から記載内容が記入されて、報告として事務局に提出されるわけなんです。  その中でも、第三者評価を受けたりでありますとか、従前来の課題ということを着目点といたしまして、修正といいますか、もう少し評価について考えてくださいというふうな形での取組は進めているところでありますが、まだまだ十分ではないという形になっておりますので、また一方、あわせまして、評価内容の評価シートのほうが事務事業評価シート施策評価シート、それぞれについても従前来より取組として記入する負担というのも大きいんではないかなということの指摘も受けているところではございます。  こういった点も踏まえて、なるべく簡素にと言ったらおかしいかもしれませんけれども、ポイントポイントを踏まえて、それぞれの指摘を受けた中身のものが、例えばですけれども、市民の方に「見える化」につながっていくような形で、随時見直しを進めていきたいと思います。  また、評価のほうにつきましては、この評価導入の目的の1つでもある意識改革ということにつきましても、担当課のほうでも若干ではありますが、第三者評価委員会からの指摘もあるように、指摘事項として取組姿勢ということも問われているような中身のこともありますので、我々事務局といたしましては、しっかりと評価が浸透するような形で、今年度以降も取組を進めていきたいというふうな形で考えております。  以上です。 9 ◯下薗行革財産活用室参与 人・金・時間を使っている割には結果が出ていないということですが、このFMの計画というのは、40年間という長いスパンであります。  だからといって、後に結論を持っていこうというつもりはないんですが、そういった中で、今始まって数年たった中で、方向性が決まっているものというのは、今日お示しさせてもらった数か所ということでございます。  これからは、第1期中にできるものとしましては、方向性等を決めて、実行できるものはしていきたいと考えております。  それと、評価がアナログであるということで、以前から行政コスト計算書というのを作成すべきだということですが、委員御指摘のとおり、共通というか、統一の様式で何かまとめたものというのはございません。まだ今ありませんが、いろんな指標を用いるというのはやっぱり大切なことだというふうには認識しております。  今回示させていただいております運営費用とか利用者数、この運営費用の中には光熱水費であるとか、軽微な修繕あるいは点検などの委託であるとか、そういったものも入っております。  ほかの指標といたしましても、減価償却費であるとか、そういったものは把握しております。ですので、今後施設の集約化とか複合化するときには、そういったものも用いながら検討はしていきたいと思います。  次に、除却ということですが、なぜしないのかということなんですが、維持管理費がかかるということで、必要最低限の草刈りであるとか、そういった費用はかかっておるというのは認識しております。  ただ、除却するのにもやっぱりかなりの費用がかかるというのも事実でございまして、やはり除却した後の活用法を検討した上でしないことには、除却したけれども、またそのまま空き地のままでいいのかというのもありますので、それは、やはり除却後の有効活用を検討した上で考えて、考えがまとまったものから実行していきたいというふうには考えております。  以上でございます。 10 ◯大濱人権推進課長 若松湯の件でございますが、ここずっと検討ということでさせていただいております。お風呂の施設自体も、もう非常に老朽化してきておりますので、検討というか、代替案は幾つか検討を今現在も進めております。  ですから、その中でどれが利用者にとって必要かということも含めて、早急に考えていきたいと思います。よろしくお願いします。 11 ◯森委員 除却を考えていると、活用方法を考えていると、活用されたことないですよね、今までね。1か所ぐらい、新家の幼稚園を何かに使っています、たまにね。それぐらいのものでしょう。  活用すればいいんですよ、そんなもの。幾らでもあるでしょう、活用する方法は。考えたってしようがないでしょう、長いこと、何年も何年も考えて。  幼稚園をなくしたのは、もう何年前ですか。もう10年ぐらい前と違うか。何年か、もう私も記憶が飛んでしまって分からんけれども、それまでに幾らかかっていますか、それを維持するのに。マイナスですよ。  活用して、それはそこから何らかが出てくるでしょう。別にお金が入るとかいうことじゃなくて、市民にとってプラスになることがあるでしょう。市民の意見も聞いたらいいんですよ。  それを使いたいと言うと、これは私は知りませんよ、状況は。使わせてもらいたいと言うと、何だかんだ言って使わせてくれないという話も聞いております。だから、活用すればいいんですよ。  それから、減価償却その他、こんなもの行政コスト計算書をつくれば、毎年一発で減価償却が出てくるんですよ。その住民1人当たりのコストだって出てくるんですよ。そこから方針を出すためにも、施設の方針を出すためには、もちろん他の施設との比較検討も必要ですけれども、方針を出すためにも、行政コスト計算書が必要なのと違いますか。  こんなアナログに何人来てどうのこうのと、それも結構なことですが、それは後の話で、まず方針を出すために、この施設の概要というものをつかめるでしょう、財務諸表で。  それから、評価ですけれども、評価の目的というのは、これはやっぱり改革につながらないと意味ないですよ。改革が進んだかというと、進んでいないですわね、御承知のとおり。後退、劣化していますわね。いろんな事件が起きていますわね。  評価している意味をいま一度、ここに立ち止まって、評価するのは結構ですが、評価自体が悪いと言っているんじゃない。ただ、今の泉南市の組織がこの評価というものを使いこなせない。それだったら、やめたらいいんじゃないかと。別の方法があるやろうと。  乗り気でもない職員の皆さんに時間を取ってもらって、やりたくない仕事をやらせて負荷をかけて、それは職員が悪いのかいいのか、それは別ですよ。現状そうでしょう。ちゃんとした方針を示さないと、余計にだらだらになってきますよ、こんなものは。  繕い繕いやりながら、やっぱり前も言いましたけれども、どこかにゴールがないとやっているほうも大変でしょう。まあ、そこらにしておきますけれども。 12 ◯下薗行革財産活用室参与 除却についてでございますが、委員御指摘のとおり、長年放置しているというか、いろいろと検討をしているのは事実なんですが、それが形にできていないというところでございます。今後につきましては、地域の方の意見も聞きながら、そこは進めていきたいと思います。  それと、行政コスト計算書につきましても、市として統一した様式に落とし込むことで、見やすくなるものをつくれるように検討はしていきたいと考えております。  以上でございます。 13 ◯田畑委員 もうしんどいわ。12年前かな、俺が議員になって、この行財政問題対策特別委員会というのがやっぱり新人の俺にとっては、抜本的な行財政改革を訴えながら来ていて、厚生文教常任委員会や総務産業常任委員会よりも大事な、何か唯一、行政側に物を言えるというか、何かそんな思いでやっていたのが、もう飽きた。竹中市政のマスターベーションにはもう飽きた。  行政評価事務事業評価、意識改革、そんなくみとり券であれくらいの金を、くみとり券で横領、パクっとって、その責任をよう取らんような市長の下で誰がモチベーションが上がって意識改革ができんねんな。  トップが腹切って、その姿を見せてやる気を見せるんならいいけれども、わしは知らんという態度でおって、誰がこの事務事業評価でモチベーションで職員が一生懸命やんねんな。もう漫画みたいな話や。  もうええねん、時間だけ無駄、もう皆職員は嫌になってんねん。そやからもうマスターベーションを続けるんやったらやってくれたらかめへんけれども、俺はもう全く興味がない。  だから、1個だけ質問あるのは、FMもそう、トップリーダーがしがらみを突破せん限り絶対にできへんの。もう今俺がやってほしいのは、さじほってほしいんや、できません言うて。学校施設もできません言うて。あと俺らがするから。もう今、中途半端に手を入れられたら余計ややこしなる。  FMなんかこんなもん、真っ直ぐ行ったらええだけや。要る、要らん、要る、要らん、担当課じゃない、こんなもん、市長の玉一個、腹一個、どこでも、もうこのFMを40年先、40年先、泉南ないよ、ごめんね。ない。ない未来を語ってどないするのか。  もう、大阪副首都が90%以上になる可能性があるのも、皆分かってはるでしょう。大阪都構想、特別区、住民投票でかなりの確率でなる。もう時代が変わっているわけ。  泉佐野市長、千代松市長も令和の大合併、りんくうの発展、もう腰上げているわけ。分かるか。分かんないか。分かっているけれども、言われへんか。  だから、俺からのもう要望は、さじほってくれ。あとはあとでやる。だから、質問は1個だけ。この泉南市行政で、よその畑から来たの、この中で教育長をのけて2人やろう。大阪府から来ているのは。ここで3人いているのか、この中で、知らんけれども、どう思う、初めて副市長、名前も知らんけれども、副市長、名前何でしたか。 14 ◯古谷委員長 幡中副市長です。 15 ◯田畑委員 幡中副市長。初めて、あんたに質問したるわ。このスピードで間に合う思うか。大阪府から来て、選ばれ抜いてここへ来て、FM、この今の言うているスピードで間に合うと思うか。自分がおる畑、大阪府ではもう改革のメスが入りまくってんねんで。正直言うてみ。竹中市長、もうさじほうりなはれと、できまへん言うて。どうかおたくら、大阪府から来た2人の意見を聞かせて、それだけでええは、今日は。 16 ◯幡中副市長 今の田畑委員の御質問に対してですけれども、委員おっしゃることも、もちろん分かります。我々行政、私も大阪府でも行政を20年近くやってきましたし、こちらにも来させてもらいまして、行政の事務をさせてもらっておりますけれども、なかなか外から見ますと、行政の事務というのが進まないという御意見もよく分かります。  実際に、大阪府のほうでも、こういう事務事業の見直し等もやっております。その中で、やはり私も大阪府にいますと、一担当としてその事務事業に携わってきたんですけれども、やはり田畑委員なり、森委員なりがおっしゃるとおり、なかなかこのやっていることがどうなんだというのも、正直感じながらやっているというところもありました。  しかし、行政の事務を進めていく上では、やはりなかなか皆さん、市全体の最大公約数の意見を取りながら進めていかないといけないということもありますので、一気にガチャンと潰してしまうとか、一気に何かを変えていくというのは、やるべきときはやらなければならないかもしれませんけれども、しっかり地に足をつけて一歩ずつやっていかなければならないというのも行政の一側面でありますので、その点も踏まえまして、こうやって今進めていくところだなと思っています。  田畑委員なりがおっしゃるとおり、長い間やっているよねと、そこについてはどうなんだというところなんですけれども、そこは私もこの4月から来させてもらいまして、やっぱりそのスピード感というところは、もちろん足りない部分もあるのかなという思いもありますので、その点につきましては、私も来させていただきましたので、もっとスピード感を持って何かを決定していけるというところをつくっていきたいというふうに思っています。
     以上です。 17 ◯田畑委員 最後にします。こんなんね、トップリーダー次第よ。FMもこんな行政評価だってそう。今、もうぼろぼろ、もう事務事業評価なんか、もう嫌で嫌でしゃあないねん。もうやめたらええねん、やめへんのやったら、適当にやったらええねん、時間の無駄や。  あともう1回言うとくわ。もうFMはほってくれ、さじほってくれ。あとはもう我々次世代がきっちりやるから、最後要望にするけれども、この議論を教育長な、学校施設の建て替え、ほったらかしている今まで、あなたも貧乏くじ引いているわけよ。レベルの高い人やと、文科省から来て私は思うていますよ。あなたが福井県のどこかでいろんな教育改革をしてきたの、もう全部俺も知っているよ。  そやけど、俺の言い方が悪いけれども、貧乏くじ引いているよ、お金がないところ、まちに来てな、学校施設をほったらかしてるわけ。この今の議論聞いていてな、西信の小中で土砂降りの雨降ったら、天井が抜ける。今度の一般質問でも書いてあるけれども、土砂降りで雨降ったら天井抜けるような学校で、子どもらが今授業を受けている地元の議員としては、こんなもうくだらん議論聞いている。この怒りというのはよう教育長、聞いておいてな。あとは一般質問でやりましょう。  以上です。 18 ◯古谷委員長 答弁は。 19 ◯田畑委員 結構です。 20 ◯古谷委員長 ほかに。 21 ◯大森委員 そうしたら、まずFMのところで、人口減少や財政規模に対応してと書かれているけれども、40年後の泉南市の人口ですね。国の人口、どれぐらいに見積もっているのか、その計算方法ですよね。それはもう正しいものかどうか。それもちょっと正しくない数字を言わないのでしょうけれども、その辺はどう、その数ですね。  財政規模ですよね。これはどんなふうに計算されて予測されているのか、40年後ということも含めて、ちょっとそれを説明してほしいと思います。  ただ、やっぱり人口減少、財政規模とかなんかいうて、対応していくというような形で言うている。多分これは人口も減る、財政も大変と、何もできませんというふうなことを前提に書かれているのかなと思うわけですよね、もうこういう書き方というのは。  そうすると、必要なものは残すというふうに言うけれども、結局どうなんだというふうに思いますわね。残るのかというふうに思うので、本当に残す、必要なものは残すということを考えておられるのか、それについてお答えください。  それと、今コロナもありますし、それから災害なんかもたくさん増えてきて、避難所がどうなるかと、今皆さん心配になっていて、今までも劣悪な条件でしたよね。もう狭いところでプライバシーも何も守られへんと。  今回それにコロナの感染がどうなるかということで、やっぱりまともな避難施設、避難施設でもちゃんと人権が守られて、日常的な生活が送れるようにというのが、そういうふうな形で今対応を取られていると思うんですけれども、そういう意味でいうと、学校とか学校の体育館なんかは潰すんじゃなくて、やっぱり残していこうというふうな対応になっていくと思います。  それから、コロナで今子どもたち大変な思いをしていますけれども、やっぱり少人数学級ですよね。学校再開をして、いっとき分散授業が行われて、そのときには20人ぐらいのそれぞれで授業が行われて、子どもたちも保護者もやっぱり先生の顔が見えるような授業で本当によかったと。  今、少人数学級については、そういう要望も上がっているし、文科省も検討しているみたいな報道も見たりしますので、そういう意味で言うと、先生も必要やし、空き教室が必要ですわね。  それを考えると、学校の統廃合というのはどうなのか。それもそういうことにも今クエスチョンというか、やっぱり見直しもかかってきている、見直しもしていかないといけないのではないかと思うので、そういう意味での学校の統廃合をどんなふうに考えておられるのか。  統廃合というか、再建、見直しの1つの考え方というのは、どんなふう、コロナで変わってきているのか、変わってきていないのか、お答えください。  それから、劣化度の調査の中で、例えばアスベストの検査とか、それから高槻市でしたか、ブロック塀が倒れたりしましたけれども、それはその都度その都度対応されているのは分かっているんですけれども、こういう部分の、どういうんかな、僕が気がつくのはアスベストとブロック塀みたいなものしか浮かびませんけれども、想定外でこんなことが起こったとならんような、そういう劣化度の調査というのは、されているのか、お答えください。  それと、橋梁なんかも、もうぼろくなって落ちるとかいろんな話を聞くので、ここにはこういうものは入っていませんけれども、道路とは言わないけれども、橋梁の劣化度なんかの調査とか、そんなのは、どの分野でどんな形で行われているのか、お答えください。  それから、施設の除去が本当に進まないということで、本当にもう何かぼろぼろで、泉南市財政難だというけれども、使われていない施設がいっぱい、何ていうかな、何であんなのをつくったんやろうかというものが残っていて、それが放置されているというふうな実態に、矛盾を感じているというか、財政難なのに何でこんなにいっぱいあるんやというふうな思いがしたり、何で早く除去してきれいにしてくれないのかというふうなこととか、潰れたらどうするのかというふうな心配があると。  もちろん潰すのにもお金がかかるという実態があるんだと思うんですけれども、またこれは削減して、新しいものをつくるといえば、40%減らすというのにもまた矛盾する中身になるし、2つ潰して1つそこに何かつくるというふうに考えておられるのか、それも、大分計画的なことを考えなあきませんわね。  その辺のところも含めたところで、除却が進まないかなとは思うんですけれども、ちょっとそれでも早くもう潰さな、ほっといたら潰れるような施設もあると思うんですよ。そういうふうなのはどんなふうに考えておられるのか。  それと、今、田畑委員のほうから学校がぼろぼろという話がありましたけれども、個別の施策はもう聞かないようにというて委員長からあったんですけれども、例えばこれを見ると区分4になっていて、特に僕は心配するのは、双子川浄苑、清掃庁舎、学校給食センターですね。  大規模で何とかするというふうには書かれているけれども、早急に一度方針を出してもらわないと困る部分、これは一般質問でも皆さん出している部分なんで、ちょっと簡単にでも検討、検討と言うて放置できない問題なので、具体的に話が進んでいるのかどうかぐらい、ちょっと答弁欲しいなと思います。  それから、事務事業評価についてですけれども、必要なものであって、やっぱりそれをしながら、それは大変なことなので、こんなことまでと思いながらしてはる部分もあるやろうし、やっぱり他人の評価を通じて、仕事の励みになっている部分もあると思うんですけれども、これらはどうなんでしょう。  これらを受けて市長は全部読まれるということはないかと思うんやけれども、部長とかから副市長とか報告を聞いて、この事務事業評価の中で市長は例えばこういう点がやっぱり泉南市は進んでいるんやなとか、いやいや、こういう部分がやっぱり今度改善が必要なのかなとか、そういうめり張りのついた政策を打ち出してほしいので、この事務事業評価を得て、どんなふうに市政に反映していこうと考えておられるのか、この事務事業評価に対する評価は、市長なり副市長なり教育長、全般的にはですよ。部分的じゃなくて、全般的にこれを得て、めり張りのついたやっぱり市民にも見える形での改革とか、変化をつくっていってもらわないと、本当に何のためにしているのかというて、外向きのアピールも大事だと思うので、そんな点はどんなふうに考えておられるのか、お答えください。 22 ◯下薗行革財産活用室参与 幾つか御質問を頂きましたので、順次答えさせていただきます。  まず、40年後の人口の推移の考え方ということですが、これは基本計画を策定いたしました2015年、平成27年9月に策定いたしましたまち・ひと・しごと創生人口ビジョンで出されたものを活用しております。  財政の状況につきましては、当時出したものもあるんですが、それ以降、やはりいろいろ収支状況とかも変わってきますので、その辺りはその都度見直していくべきかなとは考えております。  それとあと、劣化度を判定する際のアスベストあるいはブロック塀の調査についてなんですが、ブロック塀につきましては、痛ましい事故のあった後、順次調査のほうはしていると思っております。  そして、アスベストにつきましても、ちょっとこちらは調査したのかどうかは、今私のほうから答えられないんですが、今回の劣化度調査に当たっては、このアスベストあるいはブロック塀について加味したものではございません。  次に、橋梁の劣化ということですが、これはインフラのほうに当たりますが、それぞれこの所管をしております部署で定期的な点検等はしておりまして、必要な修繕等は行っていると聞いております。  あと、除却で使っていない施設がいっぱいあると。危険な施設もあるということですが、これは先ほど森委員の御質問にもありましたように、このままではやっぱりよくないとは思っておりますし、見栄えの問題もありますし、幼稚園のときでもそうですし、廃止してほったらかしというのは、大変市民の方にも印象は悪くなるものと考えていますので、そこはちょっと同じ答弁になってしまうんですが、活用方法も検討しながら、除却できるものは除却していきたいと考えております。  区分4にあります双子川浄苑であるとか給食センターにつきましては、市として当然重要な施設でありますので、ここは広域化なり、あるいは給食センターにおいては、これも広域化あるいは民営化など、いろんな検討のほうはしているところでございます。  私からは、以上です。 23 ◯清野行革財産活用室参事 事務事業評価、めり張りのついた政策というか、そういった部分についての活用という御指摘なんですけれども、まず事務事業評価につきましては、担当者のみで評価結果を判断するということではなく、評価シートの作成の作業をする中で、所管であります課長、または部長等の議論でありますとか、協議、また決裁を経まして、最終的には市としての評価を実施しているという形です。  また、あわせて施策評価につきましては、事務事業の集まりである施策、これも総合計画の体系別に事務事業を束ねたものになりますけれども、その達成状況を把握して、施策の体系の中で、それぞれの施策を実現するための手段としての有効性を評価するという形で実施しております。  事務事業評価であったり施策評価であったりをする中で、総合計画実施計画に反映したり、予算編成に反映したりということで、なかなか財源的な部分、割ける部分ということでは、余裕のあるという状況ではないという形ではありますので、それぞれめり張りの付いたところということに活用するという部分としては、財源的な部分で難しいところもあるんですけれども、それぞれの評価を通じた中で、めり張りの出る施策、政策決定について役立てていきたいというふうに考えております。  以上です。 24 ◯岡田教育部長 失礼します。このコロナの影響で学校の再編等について、何か変化があるのかというお問合せでございます。まずこの7月に国が骨太の方針2020というのを出しておられます。その中で、このウイズコロナの状況下にあって、全ての子どもたちの学びを保障するため、少人数によるきめ細やかな指導体制の計画的な整備というような文言が見えてございます。  そうした中にあって、やはりもう国でも一定ウイズコロナの中での方向性を考えておられるということが分かります。  一方、私どもやはり子どもさんの数が減っていくという中にあって、今後こうした国の方向性をしっかり見極めながら、今後の学校の再編等の計画を考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 25 ◯幡中副市長 事務事業全般の評価というところなんですけれども、現在事務事業の評価を1つずつやっておりまして、そこにつきましては、その事業をしっかりと評価して、見直しをして改善をして効率的な事務を進めていくというところでは、この事務事業の精査といいますか、こういう取組というものは、一定評価できるものであるかなと思っておりますし、ここで出てきています各事務事業の評価、見直すとか進めるとか、いろいろな評価というところは、それは今年1年、見直しをしてきた中で出てきた結果として、一定妥当なものかなというふうに思っております。  一方で、今いろいろ議論が出ていますように、8年間やってきた。そうしたらこれをこのまま続けていくのか。はたまたもうちょっと何かしら違う方向性の見直しというものをやっていくのかという意見もございますので、そういうところも踏まえまして、今後このやり方等も含めまして、また、よりよい方向性で、この事務事業の見直しという作業はいいものにできるように、何かしら考えていきたいというふうには思っております。  以上になります。 26 ◯大森委員 40年後の人口推移、泉南市は幾らになって、現状から何%減るというふうに考えておられるのか。国もどんなふうに、そこまでは出ていないんですかね、人口変化は。  それと、財政状況、1年ごとに見直していますと。今現在2015年のやつを見ながら、推計してはるとおっしゃったけれども、2015年の時点で推計して40年後の泉南市の財政はどんなふうになっていると予想されているんですかと。これに基づいてこのFM計画をつくっているわけでしょう。だから、もうちょっと具体的な数字を答えてほしいと思います。  アスベストについてもブロック塀についても、その都度、教育委員会の人とか調べてくれているのは分かっているんです。だから、調べてくれているんやけれども、そこに見逃しがなかったとか、それから高槻市なんかでは、倒れてから気がついたわけでしょう。  だから、そういうことがないようなチェックを、この老朽化のチェック、せっかくするんやから、そういうところで気をつけてやってもらえているところはないのかなと思ってしているんです。  今の話でいえば、写真とか見た目とか、それなりのプロジェクトチームで何か資格を持ってはる人が見てはるんやけれども、例えば極端にいえば、例えば地震があって、ああ、倒れてしもたとか、倒れてそれこそ児童がけがするとか、そんなことが起こらんような、そういう視点で通学路の安全とか災害のときに対応できると、そういう観点で老朽化チェックをしているんですかということを聞いているので、もう一度その点もお答えください。  それと、除却したところ、見た目が悪いというふうにおっしゃっていたけれども、あとはただこの草刈り自体も、もう大変なんですよね。職員が結局もう暑い中、草刈りをすると。プール事故があったときも、プール一般開放の担当している人が教育委員会の人やったんですけれども、草刈りもしていると。  ほんで、今でもそういうところは市の幹部の方というか、そこそこの管理職の方が出たりしてはるわけですよね。  だから、これだけでも、もう手間になって、本来やったら民間に出して、シルバーさんでもやってもらえばええんやけれども、そういうお金もなくて、結局職員の負担になっている部分というのはあるのかなと思うんやけれども、そういうのはちょっと何とか対応を考えてもらえませんかね。  教育委員会の人らでも、そういうことをせんでもええような、草刈りなんていうのは、ほかに仕事がたくさんあるんやからと思うんやけれども、そんな原因になっている、この除却できない建物の放置の問題というのは、もっと深刻な問題を抱えていると思うんですよ。職員の仕事の配分とかいうことで考えてもね。そんな点はどんなふうに考えておられるのかということをお願いしたいと思います。  それから、少人数学級のことですけれども、国の対応を見ながら考えていきたいということをおっしゃっていたんですけれども、まずはやっぱり子どもにとって、何が一番大事かというのをやっぱり基本に考えてほしいんですよ。  国の言うとおり、それはもう利用できるときとか補助金もらうときとかいうのは、もうどんどん利用したらええと思うけれども、ただ、国の言いなりでしていたら、思わぬ方向で失敗することはたくさんあります。  土地開発公社の件でもそうですけれども、国がこれがええというふうなことで、何でもかんでもはいはいというふうに言うてやっていたら、それこそ大失敗するので、基本的にはやっぱり子どもたちにとって、少人数学級というのは必要かどうかとかいう観点でまず考えてもらって、それで国の動向を見ながら考えていくということが大事なので、そういう点はどうなんですか。  さっきも言いましたけれども、学校が再開した後に、分散教育で子どもたち少人数学級というのは大変喜ばれたと。現時点では、国は少人数学級についてやっていきたいと、それは効果あるというふうな方向を出していると思うんやけれども、そういう立場で学校の再編というのは考えていくのか、それとも国の方針で国が少人数学級はもう必要ないと。財政で先生の数が対応できへんからというた場合は、もうそれでもうストップするのか。  これは大事な点なんで、少人数学級とかいうのは、国の意向じゃなくて子どもたちの立場で泉南市の教育委員会がどう考えるかということを、一遍その視点で答弁をお願いしたいと思います。 27 ◯古谷委員長 大森委員、25分しゃべっているから。 28 ◯大森委員 これは最後やから。  さっきの評価やけれども、結局部長どまりでなっていて、副市長とか市長とか教育長のところには行っていないのかな、この中身というのは。  例えば、この中にはDという評価もあるわけですよ。もうパッと見ただけやけれども、長寿社会推進課の相談支援体制の充実なんていうのは、もうこんなものすぐパッとすぐ対応してもらわな、それこそ市長の判断とかやらなあかん部分はあると思うので、そういうところも抜きに何か評価して、その評価は評価していますみたいなことじゃ困るので、やっぱりそのめり張りのついた事務事業評価を見て、こんな変化を起こしますとか、こんな考え、こんなふうな考えをしますというのはないのかな。  それは、こういうのは、副市長とか市長とか教育長らは、報告を聞いたり、議論とかはしていないんですかね。お答えください。 29 ◯下薗行革財産活用室参与 先ほどの説明がちょっと丁寧じゃなかったかも分かりませんが、人口と財政の状況なんですが、基本計画を策定したときなんですが、平成26年度の末現在が6万3,794名、人口ですね。これが40年先の2055年には、平成26年度から11%減少となり、約5万7,000人になるという推計であります。  それと、財政的なものですが、これも基本計画策定時なんですが、現在、当時あった公共施設をそのまま使い続けますと、更新費用として約786億円必要になるという試算をしました。  ただ、その建築費だとか投資可能額というインフラを含む建設費とかに充てられるお金というのが、当時で600億円ですので、185億5,000万が不足するということを基に、このFM計画というのを立てております。  以上でございます。 30 ◯桐岡教育総務課長 学校施設の不具合の点検等につきましては、設備等については、当然専門業者のほうに委託をかけまして、毎月するもの、2か月に一遍のもの、半年に一遍のものという形で点検をして不具合のほうは修繕しております。  それと、学校本体の不具合につきましては、毎年1回保全調査という形で、学校のほうに照会をかけておりまして、その照会の結果によりまして、緊急を要するものについてはすぐに対応し、ちょっと時間がかかるものについては、予算を要求する形で対応するようにしております。  以上です。 31 ◯清野行革財産活用室参事 行政評価結果の庁内での共有ということでございますが、評価結果につきましては、市長、副市長、教育長ともに評価結果について共有をいたしております。  以上です。 32 ◯岡田教育部長 先ほど国の大きな方針のことを申し上げました。少人数の取組に関しましては、全国で例えば30人学級を実現してくださいというような要望もされておるというふうに聞いてございます。  そうした中で、私ども泉南市教育委員会では、子どもさんの学びを保障する。それを維持していくことができるベストの形を念頭において検討を進めてまいりたいと思います。  以上です。 33 ◯幡中副市長 簡単に、事務事業評価でD等がついているものがちらほらと見受けられるんですけれども、そこにつきましては、廃止や休止等の方向性を出しているところでございますので、そのとおりしっかりと見直しを進めていけばいいと思っております。  以上になります。 34 ◯河部委員 もう簡単に質問したいと思いますけれども、まず、FMの関係ですけれども、個別施設計画はいつできるんですかね、まずそれを教えてください。今年1月にもらった資料のスケジュールを見ると今年度中につくって、令和3年から9年までの6年間でやるというふうになっているんですけれども、今現時点でこのスケジュールどおりに進んでいるのかどうか、ちょっと教えていただきたいと思います。  それと、今日頂いている資料で、資料1-6で、個別それぞれいろいろ書かれているんですけれども、今、これを進めている方も含めてですけれども、これまでのこの間の議会、委員会あるいは本会議の一般質問等も含めて、議員が質問する中で個別それぞれの施設について、その方向性であるとか、あるいはそれに対して、市長なり理事者のほうからそれに対する答弁というのもあったと思うんですけれども、そういうものをきちっと踏まえた上で、この計画がつくられているのかどうかというのを、ちょっと聞かせてほしいんですよ。  例えば学校施設、これは14校のやつが載っていますけれども、第1期の実施方針のところで、3点ぐらい書かれている中の施設の建て替え等が必要な時期が到来するが、再編方針が明らかになったところで、それを踏まえて検討するとなっています。  簡単に言うと、これは再編方針が明らかになってからやりますよということなんですけれども、これまでは、例えばここの10年ぐらいの議会での議論の中でいくと、ある教育長は、学校施設の老朽化対策に関わって、新たな再編案が出たとしても、老朽化したところについては、その時期が来たら別個にやりますよというような答弁をこの間、してきていると思うんですよ。  そういうのはちゃんと踏まえて、この計画を立てられているのかどうか、教えていただきたいと思います。  それと、市営住宅について、同じように1期中に実施することの中で、民間住宅の借り上げなどの方策を協議し、方策が決定した施設から実行するというふうに書いているんやけれども、民間住宅を借り上げて、その方向を検討するなんていうのは、これまでそんな議論、報告があったのかどうか。  民間を活用してPFI等を使って、建て替えも含めて検討するというような答弁は聞いたことがあるんですけれども、そんな議論はどこから出てきたのかというのは、ちょっと経過だけ教えていただきたいと思います。 35 ◯下薗行革財産活用室参与 個別施設計画は、いつつくられるのかということなんですが、これは令和2年度中ということですので、令和3年3月末までには策定するとしております。  今年1月にお示ししましたスケジュールどおりなのかということですが、現在対策費用ヒアリングも実施しておりまして、今後その取組の優先順位などを決めた上で、個別施設計画に反映していきたいと思っておりますので、一定スケジュールどおりには進んでいると考えております。  次に、これまでの議会等での答弁を踏まえた上で立てているのかということですが、これにつきましても、当然答弁した内容等を踏まえた上で、この計画というのはつくっていこうというふうには考えております。  ただ、この資料1-6の実施計画、一番右端の参考の実施計画における第1期の実施方針というところ、先ほど学校の施設関係でいえば、3つあるということでしたが、ここの欄というのは、実施計画を策定したときに、この1期中に実施すべきことを決めたことを、そのまま書かせていただいております。  それと、この資料1-6につきましては、今方向性(案)というのを決めておりますが、これは定量的評価定性的評価から得られた結果を、もう本当に機械的に落として方向性(案)を示させていただいておりますので、施設によりましては個別に今後の市の方針であるとか、政策的判断等もありますので、個々に対応をする施設はあるというふうには思っております。  それと、市営住宅についてですが、これまでは民間のノウハウを活用してという書き方だったということですが、1つの方策として、民間の住宅、URでありますとか、そういったものを借り上げるなどということですので、民間のノウハウを活用するというふうな議論というのはありましたので、こういう書き方をさせていただいております。  以上でございます。 36 ◯古谷委員長 ほかはなかったですか。 37 ◯河部委員 じゃ、この住宅のほうからいきますけれども、確かにURという話もこれまであったと思うんですけれども、やっぱりそこにある、今住宅があって、そこへの定住性という問題もあるということも、この間、議論としてやっているんですよ。  これは行革のほうからしたら、そんなの関係ないよという話なんかも分かりませんけれども、民間のノウハウを活用するという書き方をするのであれば、岬町でやっているPFIとか、そういうものを活用して、民間のそんなものを取り入れた中で建て替えを行いますよとか、そんな議論やったら分かるんやけれども、URを活用して云々というのは、ちょっとよう分かれへん議論ですわ。  学校施設のやつも含めて、この間の教育委員会なり、その当時の例えば教育長であるとかが答弁してきたやつを、悪いけれども、もう1回議事録を読み直すなりして、こんな対応をしていただきたいなというふうに思いますので、その辺をもう一度御見解を頂きたいと思います。  それと、当面のスケジュールの中で、これは個別実施計画ができた段階で、住民説明会等の実施あるいはパブリックコメントの募集というのも、本年度末までにこれはやるとなっているんですよ。これはスケジュール的にちゃんとこれは間に合うんですか。 38 ◯下薗行革財産活用室参与 スケジュール的な話ですが、パブコメにつきましては、今のところ年明けには行いたいというふうに考えております。
     住民説明会につきましては、一定施設の方向性とかが、一定出ればお話とかをさせていただこうとは考えておりますが、その実施方法については、現在のいろんな情勢というか状況がありますので、それを見ながら判断していきたいと考えております。  それと、学校の関係ですが、過去のいろいろな答弁もしてきておりますが、当然その再編計画等の中で考えられてきているものとは承知しております。  市営住宅につきましては、当然住んでおられる方がおりますので、その方にちょっと移ってもらいたいとか、そういうことではなしに、住んでおられる方は、やはり大切にしながら、今後の計画として減少していくという傾向にありますので、そういうふうに進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 39 ◯澁谷委員 3点ほどお聞きしたいと思います。  まず1点は、この事務事業評価とか施策評価というのは、いわゆるソフト面での事業を、どういうふうに事業をやっていくか、目的とかそういうもので、最終的には事業のスリム化をするので、人事とか、そういうことも含めての評価をしていってはります。  それと同時に、今度はFMというのは、これはハード面で建物を中心に施設とか学校、保健センター、給食センターです。  この事務事業評価でやることとFMで考えることというのをバラバラにやっていたら、ここに横串がないということは、FMはFMで考えている方たちが、どういうふうな施設にしたら40%を削減できるか。  でも、その中のその建物というのは、私も前回に一般質問をしたんですけれども、その建物を使う市民の人たちの利便性やいろいろな思いがありますよね。  その部分も両方考えてFMと事務事業評価、施策評価というのを。そうなってきたら、先ほども森委員が言っていた行政コストの計算表ですか、そういうことに帰着していくのかなと思います。  幾らこれをこれから何年先までずっとやっていっても、その事務事業評価、施策評価とFMとその連携をしっかりと考えた上で、将来の展望をやらないと、本当に例えば2.42%、令和8年までにはこの10施設は除いて進めますと。この10施設も入れて、その10年後には、このFMをやろうと、40年間でやっていこうというふうに出発をして、10年たつわけです。  その時点で、じゃ全体的に何%の施設のあれができているんですか。2.4%プラス10の施設ですかね。これから言うと、それをのけると書いてあるから。  このスピードでやっていくことで、1つ懸念していることが、例えば小・中学校は避難所になっております。この風水害、また今度10年ほど前に30年後には南海トラフの地震が来るよという。それでもう10年ぐらいたっていますから、あともう逆算したらあと20年ぐらいです。  そういうときに、今の学校の耐震化というのは、この市役所もそうですけれども、耐震化というのは、建物がベシャッと全部潰れないようにするための耐震化ですので、建物の一部の中心的な部分に、このはすかいを入れて耐震化をしていますが、大きな地震が来たときは、そこは助かっても、あとのところは全部、さっき雨漏りが云々と言うてはりましたけれども、あとのところはペシャッといくわけですよね。  それが避難所にもなる、それから学校で子どもたちが勉強している、果たして安全かどうかということも考えていただきたい。  もう40年過ぎて、50年、60年の校舎が現存しているということを考えていっていただきたい。これがどうなのかということです。  それと、地域コミュニティ、今小さな拠点づくり、これを防災とかいろんなことを考えて、これから小さな拠点づくりが第一やということでやっていったときに、やっぱり小さな拠点づくり、コミュニティですよね。  例えば1つの地区が、小学校でコミュニティができている、そういうことですよね。それが学校の統廃合になってきたら、地域のコミュニティはどうなっていくのか。もちろん避難所もどうなっていくのか、そんなことも考えながら、このFMと事務事業評価、施策評価をマッチングさせながら、FMというのは進めていかないと駄目なんじゃないかなと本当にちょっと思います。  それから、除却をする施設の活用というのは、これはもう市の財産というか、市のものですので、売り払うということではないんですかね。除却をしてきれいにするということは、ほかにまた市の財産として何かに利活用していくというのであれば、これは地元に住んでいる人たちの、さっき河部委員が言われました。  その住居を、ここに住んでいるのにURへ行けと、そんなもんできへんし、そういうふうなことを考えると、やっぱり除却する施設に関しては、そこの地域住民の、こんなふうにしてほしいんやと、ここはこういうふうに活用したいんや、ここはこういうふうにしてくれたらもっと小さなコミュニティ、拠点が活発になるよと、子ども食堂をつくってよと、いろんな意見があると思うんです。  そこら辺をちょっと考えてくださって、今後のことを進めていただきたいと、これは希望ですけれども、この点について考えがあれば、今言ったことについて教えてください。  以上です。 40 ◯下薗行革財産活用室参与 ちょっと順番どおりにお答えできるかは分からないんですが、まず、資料1-6の縮減率の話なんですが、現在2.42%ということなんですけれども、委員おっしゃっていたその後の10施設につきましては、これは基本計画策定のときに、もう既にこれは廃止すると、使用目的がないということでしたので、この10施設を除却したから、この2.42%が増えるというものではございません。  この2.42%というのは、今時点で縮減できる率ということですので、第1期中の令和8年度までには、当然他の施設についても方向性とかを決めまして、集約化とかできるものについては進めていきますので、令和8年度までが2.42ということではなしに、今時点で2.42ということでございます。  それと、除却後の活用につきましては、やはり当然その地域に住んでおられる方の御意見というのは、当然聞きながら進めていきたいと考えておりまして、その除却した後、その土地を民間のところに売るのか、あるいは貸すのかといったことも踏まえ判断して、地域の方とも相談しながら決めていきたいというふうに考えております。  それと、FMのハード面と行政評価ということですが、これにつきましても、当然施設というのは耐用年数等も決まってきますので、事業そのものは必要性があるが、建物が持たないということも考えられますので、そういった場合には、そこに建て替えるのではなしに、基本原則、決めたとおり新たに施設を集約化などをして、必要な事業については残していく。ただし建物については必要な更新とか修繕はしていくということで、そこは、当然考えながら進めていきたいというふうには考えております。 41 ◯岡田教育部長 失礼します。私のほうからは、小・中学校の避難所の件等について御答弁いたします。  まず、学校の耐震についてでございますけれども、これまでに小・中学校の学校施設の構造部分の耐震化というのは、耐震基準に沿うように終わってございます。  これにつきましては、あくまで構造部分が大きな地震のときに、本体が崩れてしまって命に影響があるということにはならないという意味の耐震でございます。  委員御指摘のような、例えば非構造部材、壁といいますか、天井といいますか、そういったものが落ちてくるところの耐震が十分できているかということでは、今のところ非構造部材の件につきましては、十分かどうかという点については、やはりまだ余地は残っておるかと思っております。  あと、学校再編を考えるに当たって、当然老朽化であったり、子どもさんの学力の保障といいますか、学習の保障を念頭に置いておりますけれども、私どもの考えていく中にあっては、やはり地域とのつながりであるとか、災害時の拠点が必要であるということは念頭に置いて検討をしているところでございます。  以上です。 42 ◯澁谷委員 先ほど部長が言われたとおり、非構造部材の耐震化はできておりません。事実ですよね、これは。建物がベチャッと潰れて子どもたちが命を落とすと、それだけじゃないと思います。非構造部材が落ちてきたって死ぬときは死にます、小さい子どもさんね。  だから、言っているのは、やっぱりそこら辺のことも考えて、このFMのことを今回の今後の統廃合のことも念頭に置いてやっていただきたいということで、これはもう要望しかないので、ありがとうございました。  以上です。 43 ◯山本副委員長 今、お示しをいただきました。レクのときもいろいろお話をさてもらいましたけれども、一般質問でもやりますが、全体として今回出された個別施設計画を策定するに当たっての前段階のこの計画です。  これは、私はよしとは思いません。これをよしとしてしまえば、泉南市の財政はこれで直っていくとは到底思えない計画になっていますよね。  これは、担当として実際のところ、これで本当に泉南市は生き残っていけるのか、生き残っていけると思ってはるのかな、ここをちょっとまた1回聞きたいなというのが1点です。  あと、今回の目標削減、面積の目標の削減ですよね。それが2.42%というのは正直あり得ない数字で、ほかの自治体のやっている個別施設計画を見ても、近江八幡市やったら7%やし、日高市やったら10%やし、木津川市やったら8%、ちょっと調べてすぐに出てくるものを全部調べたら、やっぱり七、八%ぐらいなんですよ。2.42%というのは、とんでもないもう計画倒れというのか、これは計画じゃないと思っていまして、何でこの数値なのかというところが2点目です。  3点目、各期間の目標値、今回は仮に2.42%をやったとしたら、それ以外の期間で達成率というのはどういうふうに目標値を設定されているのかというのが3点目です。  そして、FMの計画、また見直しておったんですけれども、宮本団地とか市営団地、給食センター、共同浴場に関しては、2026年までに実施されるようなニュアンスで書いておったんですよ。  ただ、今回延べ床面積の削減の中に、この施設は含まれていないわけで、何でここが後ろ向きになっているのかなというのが思うところであります。  あわせまして、FMでは検討を実施するという記載があるんですよ。ただ、今回の計画は検討するというふうに止めているんですね。明らかに後退しているわけなんですけれども、この計画を見るだけで、もう今の泉南市政というのは、もう本当に今の泉南市に対しての責任を負っていないなというのは、はっきり分かります。これを見るだけで分かります。負っていません、責任を負っていません。ツケを回しています、これは完全にね。  さっき学校の話もありましたけれども、耐用年数、えらいことになりますよ、これ。10年後やったらもうえらいことになっています。だから、もう子どもたちの安全をもう脅かしている状態なんですよ。それもよしとしている状況ですよ、今。  何で学校施設をここで具体的な政策、要は方針を出せないのか、個別施設計画を当然今年度末までにつくる段階において、学校施設のこの計画が何で出てこないんですか。明らかになめていませんか。もう本当に信じられないんですよ、これ。  そこら辺、教育のほうもどういうふうに思っているのか、質問したいことが多過ぎるんですけれども、これはね、一議員としてこれは容認できないですよ。そこら辺、どうお思いですか、お願いします。 44 ◯下薗行革財産活用室参与 まず、このFMを所管するというか、引っ張っている行革からの考えで、これでいいと思っているのかということなんですが、当然もう少し縮減率等は上がるのかなとは思っておりましたが、なかなかやはり実際に使用している施設でもありますので、施設所管課のほうで検討をずっと続けていただいているものだと思っております。  このままだと泉南市として生き残っていけるのかということなんですが、当然厳しい財政状況もありますので、ただ施設というのは老朽化していくというのは変わりはございませんので、このままでいいとは当然思ってはおりません。  ですので、方向性というのは早急に示した上で、この個別施設計画は、今年度中に立てるんですが、これを立てたら、それで終わりというわけではございませんので、大きく施設の状況が変わって、集約化、廃止など、そういうのがあったときには、個別施設計画の見直しというのもしていくことになります。  それと、他の自治体と比べて2.42%はあり得ないということなんですが、これも先ほどちょっと申し上げたんですが、今時点で2.42%でございます。今後これも同じ答えになるんですが、進められるものから、結論が出たものから実施していくということですので、2.42%は今時点でのものというふうに御理解いただきたいと思います。  各施設の目標値ということなんですが、施設においては、それぞれ耐用年数というのがございますので、対応年数が来たときにどうするのか。来る前に当然考えなければいけないんですが、施設を複合化するのか、集約化するのか、建て直すのかと、それぞれあります。それはそれぞれの施設の対応年数、60年ということ、基本計画では一定60年としておりますので、その時期が来るとき、第2期中なのか第3期中なのか、そのときには当然何らかの更新は必要であるというふうに考えております。  あと、団地、給食センター、若松湯の計画がちょっと後退しているのではないか。この3つだけではなしに、計画を今回示させていただいた計画が後退しているのではないかということです。  基本計画実施計画に基づいて、今回この計画を立てたつもりでございます。ただいついつまでに廃止あるいは、いついつまでにこうするというのは、今の時点ではなかなかちょっとお示しするのができないので、こういう書き方というふうにはさせていただいております。  私のほうからは、以上でございます。 45 ◯岡田教育部長 学校の計画に関しての御指摘でございます。  今回のこの資料におかれましては、定性的・定量的に調べていく中で、区分1から4の数字に振り分けていくということでございますけれども、今回は、教育委員会のほうでは、学校再編について別途議論をしている過程ということでありますので、こうした区分の数値としては特に載せないというふうな御配慮をいただいたものというふうに考えております。  その中にあって、やはり老朽化する学校、またひどい修理が必要な箇所が生じてきているという現状がございますので、そうしたところの中にあって、速やかに計画をお示しできていないというのは、案をお示しできていないというのは、本当に申し訳ないなと思ってございます。  今後も教委のほうで検討しております再編計画について、なるべく早く、早い段階で案をお示しできるようにしてまいりたいと思っております。  以上です。 46 ◯山本副委員長 まずは、先ほど今の時点ではなかなか具体的な目標値とかというのはお示しできないとか、今の時点で目標値は2.42%という話やったんですけれども、もうそういう今の時点ではお示しできないとかという、そういうフェーズじゃないんです、泉南市はね、もう。そんな話は4年以上前の話ですよ。  この4年間、同じ話をずっと僕聞かされているんです。この4年間、何も変わっていないですよ。ようやく示されてきた計画がこれですから、これはもうこれは落ち込みますよ、こんなんじゃ。  だから、結局今の答弁を聞いても、後回しにしているとしか思えませんから、今回このタイミングで一番客観的に、要は市民の安全を脅かさないために、客観的なものが図れるわけじゃないですか。  もう少し具体的に踏み込んでいただかないと、これじゃ本当にもう財政はもたないというか、財政ももたへんし、安全も確保できないというふうに思うので、何ていうのかな、ここの目標値の部分に関しては、今年度末に出てくる個別施設計画のときまでに、もう少し数値が上がったりするのかなという。今の時点で2.42%やったので、もう少し検討されて、まだ変わる余地があるのかというのが1点です。  あとは、学校について、計画を早めに示したいということでしたけれども、これはいつ示されるんですかね。今年度末に個別施設計画ができますから、その前段階で必ず示されて、それも盛り込んだ上でちゃんと個別施設計画というのは、僕らにお示しいただけるのかというのが2点です。  最後に、さっき河部委員のほうからも話がありましたけれども、一番最後の資料1-6の最後のページ、方向性(案)が除却というふうに出ている内容です。  ここの除却の内容については、これまでさんざんいろんな議員が行政に対して、早く検討を進めてくださいとか、いろんな話をしていましたよね。これはさっきの答弁じゃ、今の時点でまだ検討しますという話なんですよ。  これじゃ、先ほど河部委員が質問していましたけれども、果たして議会の意見を聞いているのかという話になるんですよ。全く議論が進んでいないし、フレキシブルなこの議論ができていなくて、それが実行に移せていないので、もう全くこの4年間停滞していたんだなというふうに言わざるを得ません。  ですから、ここの除却、これもそのまま野放し、財政難だから野放しというふうになったら、もうあれですよ、もうゴーストタウンみたいになってしまいますよ。  だから、ここら辺の除却の計画も含めて、もう少し具体的にこちらのほうにお示しいただかないといけませんし、そういうものを全部ひっくるめた上で、財政のこれからのシミュレーションを立てなければいけないんですよ。そこら辺の具体的なところというのは、これからお考えがあるのかどうか、お聞かせください。 47 ◯下薗行革財産活用室参与 個別施設計画策定までに、この2.42%が変わるのかということですが、この2.42というのは、先ほども申し上げましたように、現時点で決まっておることでございます。あと数か月ありますが、この中で施設の方向性が決まるもの、はっきり言って必ずあるというのは、ちょっと言い切れませんというのが事実です。ただ、可能性がゼロではないということでございます。  次に、除却の件なんですが、本当にこれは今までもずっと数年前からもいろんな議員の方から御指摘を受けていることでございます。活用につきまして、どうしていくのかというのは、地元とのお話もありますが、現在考えておるのが、ある民間施設、民間の事業者が、そういう地方公共団体のそういう遊休地であるとか、もう使っていない建物を自社のホームページにアップして、それを各民間の方が自由に見られて、その民間の方がこの土地について、あるいは建物について興味を持っていただければ、直接今回泉南市だったら泉南市に連絡が来るというサイトがあります。  実際に今月に入って、試験的といっては何ですが、建物ではないんですが、遊休地の情報というのは、そこに載せております。  今後はこの使用目的がなくなった施設についても、庁内で検討して、そこのホームページに載せるなど、活用したいなと考えております。  以上でございます。 48 ◯岡田教育部長 学校に関する方向性という計画が示されるのかというお問合せでございます。  本当にこれまでもなるべく早くということで、タイミングを逃してきております。そういった中にあって、本当に申し訳なく思っております。  今現在、教育委員あるいは庁内で議論をさせていただいているところでございますので、事務方としては、本当に速やかにこの個別施設計画とそろえてといいますか、並行してお示しできるように進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 49 ◯山本副委員長 言質が欲しいんです。もうちゃんと個別施設計画ができるので、それまでに必ずその計画は示されるというふうに認識していて大丈夫なんですかねというのが、最後、もう1個聞きます。  あと、先ほど答弁をいただきました遊休地とか除却するところのこれからの有効活用の今具体的な話が少し出てきましたけれども、これは僕への答弁じゃなくて、河部委員のさっきの答弁でせなあかんでしょう。  要は議会の委員会の質疑に対する答弁が、あまりにも雑なので、これは副委員長としてちょっとおかしいんじゃないかなと思いますよ。だから、そこら辺はもう少し肝に銘じていただきたいなというふうに思いますので、そこをお願いします。  最後に、さっき質問の仕方が悪かったので、今期第1期で目標が2.42%やったわけですよね。だから、その次の10年、その次の10年とスパンがあるわけじゃないですか。  木津川市の場合は、3期あって、1期目に8%、2期目に18%、3期目に28%と決めているんですよ、そこはね。パーセンテージがもう示されているわけです。  泉南市は今回2.42%やったから、じゃ次の期、その次の期というふうに考えたときに、どういうふうに計画されているのか、そこをお聞かせいただきたいと思います。 50 ◯下薗行革財産活用室参与 この2期、3期での縮減率なんですが、先ほどもちょっと御説明をさせていただいて、ちょっと言葉が足りなかったんですが、施設ごとに耐用年数、更新時期というのが決まっています。ですので、具体的な数字は出せるかも分からないですが、例えば第2期に、もう更新時期が来る施設については、何らかのそれは手を打たないといけない。  ただ、それが100%のものが、もう廃止になれば当然ゼロにはなるんですが、例えばそれを複合化するとなると、何と何で複合化して70%になるだとか、そういう目標値というんですか、そういったものは、検討して最終の個別施設計画のほうにもし出せればいいのかなというふうには考えております。  以上です。 51 ◯岡田教育部長 スケジュール感としまして、教育委員にお諮りもしていく中で、急ぎということでございますけれども、今年度お示しできるように頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いします。 52 ◯古谷委員長 市長は何か一言ないですか。よろしいですか。────以上で本件に対する質問を終わります。  以上で本日予定しておりました案件については全て終了しました。  これをもちまして、行財政問題対策特別委員会を閉会いたします。  本日は大変お疲れさまでした。       午後0時7分 閉会                    (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...