泉南市議会 2020-05-29
令和2年度予算審査特別委員会(第1号) 本文 開催日: 2020-05-29
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◯河部委員長 おはようございます。
委員各位におかれましては、御多忙の折、御参集をいただきまして、誠にありがとうございます。
ただいまから令和2年度
予算審査特別委員会を開会いたします。
本日の案件につきましては、本会議において本
特別委員会に付託されました議案第26号「令和2年度大阪府泉南市
樽井地区財産区会計
補正予算(第1号)」から議案第32号「令和2年度大阪府泉南市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」の計6件について審査をいただくものでありますので、
委員各位におかれましては、よろしくお願い申し上げます。
また、理事者からの説明並びに委員の質疑の際は、着席のまま行っていただくよう、よろしくお願いいたします。
なお、本
特別委員会に付託されました議案については、
委員会付託事件一覧表としてタブレットに掲載いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。
それでは、議案の審査に先立ち、理事者から挨拶をお願いいたします。
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◯竹中市長 委員長のお許しをいただきましたので、令和2年度
予算審査特別委員会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
河部委員長さんをはじめ、委員の皆さん方には日頃から市政各般にわたり、深い御理解と御協力を賜っておりますことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。
また、本委員会におきましても、
新型コロナ禍の関係で、日程短縮など御配慮を賜りまして、誠にありがとうございます。
さて、本日の委員会は、令和2年第2回定例会におきまして付託されました議案第26号、令和2年度大阪府泉南市
樽井地区財産区会計
補正予算(第1号)から議案第28号まで及び議案第30号から議案第32号までの令和2年度各
会計補正予算について御審査をお願いするものでございます。
何とぞよろしく御審査を賜りまして、御承認を賜りますようお願いを申し上げまして、甚だ簡単でございますけれども、挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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◯河部委員長 委員各位に申し上げます。市長におかれましては、本日及び6月1日開催の本
特別委員会に出席していただけるということをお聞きしております。
つきましては、総括質問を行わないこととさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
なお、本日会議の傍聴の申出がございます。傍聴の取扱いについて、この際御協議いただきたいと思いますが、御意見等はございませんか。────それでは、傍聴者の入室を許可いたします。
〔
傍聴者入室〕
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◯河部委員長 これより議案の審査を行いますが、議案の内容につきましては、本会議において既に説明を受けておりますので、これを省略し、質疑から始めたいと思います。これに御異議はありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
5
◯河部委員長 御異議なしと認めます。よって審査の方法については、提案理由並びに内容の説明を省略し、質疑から始めることに決定いたしました。
それでは、これより議案の審査を行います。
初めに、議案第26号「令和2年度大阪府泉南市
樽井地区財産区会計
補正予算(第1号)」を議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。
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◯大森委員 裁判になっている件で、あと1件ですか、残っているというふうにお聞きしているんですけれども、ちょっとあとのこの全体の解決の見通しというのは、あと1人の方の予定というのはどんなふうになりそうなのか、お答えください。
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◯鵜戸行革・
財産活用室参事 残り1件についても、建物収去及び
土地明渡しを求めた訴訟を行っておりまして、まだ調停途中ということもありますので、この経過はちょっと控えさせていただくんですけれども、結果としては今回のような結果もあり得るというふうな認識でおります。
以上です。
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◯大森委員 何の見通しがあるとおっしゃいましたか。
9
◯鵜戸行革・
財産活用室参事 今回議案を上げておりますように、和解に向けての結果もあり得るという認識です。
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◯河部委員長 ほかにございませんか。────以上で本件に対する質疑を終決いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第26号を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
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◯河部委員長 御異議なしと認めます。よって議案第26号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第27号「令和2年度大阪府泉南市
一般会計予算」を議題とし、質疑を行いますが、まず、
歳入部分について一括して行い、続いて、
歳出部分について一括して行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
また、質疑の際は、
ページ数も併せてお願いいたします。
それでは、
一般会計の
歳入全般を議題といたします。本件については、質疑の通告がありますので、質疑を許可いたします。
大森委員の質疑を許可いたします。
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◯大森委員 まず、
ページ数でいえば、481ページからのところになると思うんですけれども、市税についてお聞きしたいと思います。
まず最初に、
コロナ禍の影響で大変経済、それから市民の暮らしも大変になっているというところで、当然そういう中では、税収の減が見込まれるということだと思うんですけれども、今年度の税収については、昨年度の収入状況に応じてということになっています。
ただ、今も言うたように、こういう景気の状況なので、昨年度は売上げがあったけれども、今年はないと。昨年度の売上げに応じた税額に対して、もう払える状況じゃないという方もたくさんいらっしゃるとか、そういう企業も少なくないと思いますので、そういう影響がどのような形で表れているのか。
もう既に
支払い猶予などの要望が上がっていることがあれば、教えていただきたいというふうに思います。
それと、今も言うたように、今年度は何とか払うけれども、払えるけれども、どう考えても来年度以降は、それと今年度の分も例えば入湯税とか
航空機燃料譲与税とかいうのは、利用者が減ったりとか利用量が減ったりすると減ってくると思うんですよね。そういうところの影響が今年度出てきそうなところがあれば、教えてください。
それと、来年度確実にこれは影響があると、あるだろうと。大幅に減が見込まれるんじゃないかというふうなことが、来年度の状況で分かる部分があれば、それについてお答えください。
それと、2つ目ですけれども、ちょっと
ページ数には関係なくお聞きしたいんですけれども、さっき入湯税とかお聞きしましたけれども、
イベントなんかが今年中止になって、利用料とか使用料とか入ってくるのかなというふうなものがあると思うんですよね。海水浴が中止になったということで、これなんかもともと赤字とか、泉南市の収入に関わってくるのかどうか分かりませんけれども、例えば海水浴の分とか、それから
農業公園なんかで使用料をもらって、管理料をお支払いしているんですかね。
使用料、土地の借地料みたいなのを頂いているんですかね。でも実際今年みたいに閉館がされているところで、収入なんかが見込まれるのか。ちゃんとお金を頂いていいのか、向こうからそういう削減してくれとかいうふうな要望が上がってきているのかとか、そんな状況があれば教えてください。
それと、これも
歳入全般に関わる問題なので、ちょっと
ページ数は示しにくいんですけれども、例えば5月27日の朝日新聞で財政確保、自治体間に格差ということで
コロナ禍に備えて、その対策のためにいろんな自治体でお金をつくる、歳入を増やす努力がされているということで記事がありました。
そこで大きく書いているのは、やっぱり
不要不急の
大型事業なんかを、先送りにするという例なんかが紹介されているんですけれども、泉南市において今年度、これから、それからこれ以降についても、そういう泉南市の場合は特に財政難、財政難と言われる中でいろんな
コロナ対策をする必要がありますので、事業の必要性が大事じゃないかというふうに思うので、その点についてお答え願いたいと。
それと、今後
アフターコロナとか
ポストコロナとか言われていますよね。そういうのを見据えて事業の見直しが必要になることがあるんじゃないかというふうに思いますので、そういうところで急にという、今すぐそれに答えなさいということにはならないんですけれども、いろんな新聞報道の中で、新自由主義の見直しとか、利益第一主義の見直しとか、
効率効率ということで保健所なんかをどんどん減らしてきたことに対する反省とか、
医療機関を減らしてきたことの反省なんかが指摘されているような論調をたくさん見受けます。
そういう
ポストコロナとか
アフターコロナを見据えたような事業の見直しの検討も必要かと思うので、その点、どんなふうに考えておられるか、お答えください。
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◯西本税務課長 失礼します。私のほうからは、
新型コロナの影響によりまして、市税の減収につきまして御説明させていただきます。
まず、市税の半数以上を占めます
固定資産税からでございますが、今回の
コロナ対策として行っております
納期限延長猶予の特例制度の申請者は、昨日現在で13件の申請がございました。
そのうちの約75%が令和3年5月までの納期限の延長の猶予でございまして、このまま順調に納付していただきましたら、現年の歳入となりますが、残りの25%につきましては、令和3年6月以降の
納期限猶予の延長となってございますので、この部分につきましては、現年の税収に多少なりとも影響がございます。ちなみに影響額は500万円でございます。
そして、13件の内訳としましては、12件が法人でございまして、1件は個人でございます。
続きまして、市民税でございますが、
個人市民税につきましては、
特別徴収と
普通徴収がございまして、
特別徴収につきましては、納付書を2週間前に各事業所に発送いたしまして、今度
普通徴収につきましては、来月6月11日に
納付書発送をするために現段階では、今のところは猶予の申請はございません。
ただし、
法人市民税につきましては、既に10社からの納期の延長の猶予の申請の提出がございます。内訳につきましても、
固定資産税と同様、約75%は令和3年5月末まで、約25%は令和3年6月以降の納期延長の猶予となってございますので、こちらにも影響額はございまして、ちなみに影響額としましては700万円でございます。
法人市民税につきましては、営業利益や
売上げ等は業績によりまして大きく左右されることから、前年度の業績が次年度の
法人市民税につながりますので、来年度の
市税歳入にとりましては、全ての税目の中でも、こちらの
法人市民税が大幅な減収となることは、今のところ避けられないというのが現状であるというふうに認識してございます。
こちらのほうは、全国の大半の市町村に言えることですので、現段階ではないにしろ、年度内には何らかの国からの措置は示されるかとは思っております。
ちなみにですが、12年前の
リーマンショックのときでは、
法人市民税は約25%減収となってございました。今回のコロナと
リーマンショックとは規模が違いますので、あまり比較にならないと、参考にならないかも分からないですが。
あと、入湯税につきましては、コロナの影響で入湯税を徴収する肝腎の合宿所の開設のほうが遅れておりまして、また、サザンビーチの開設も中止ということでございまして、多少の影響があるかと思います。
あと、
軽自動車税とか
たばこ税、
都市計画税については、現段階では今のところ影響はないというふうに思っております。
ただし、市民税につきましては、
個人市民税を含めまして、多少なりとも必ず影響は予測されますので、また機会があるごとに議会のほうに御報告させていただきたいと思います。
以上でございます。
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◯大原産業観光課長 農業公園の使用料についてでございますが、この使用料を頂いている分は、
デビッド社のほうに
農業公園の未利用地ということで、賃貸で貸している部分でして、そちらはずっと営業をされていますので、
通常どおりの使用料を頂くという形です。
バラ園のほうは、市から委託ということでバラ園をやってもらっているので、あそこはちょっとコロナの影響で、つぼみを刈って人が集まらないようにという態勢を取ったんですが、そこは市からの委託料ということで管理してもらっていますので、特に
デビッド社に対して影響があるということはないように感じております。
以上です。
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◯清野行革・
財産活用室参事 私からは、
不要不急の事業の見直し、また
ポストコロナを見据えた事業の見直しが必要ではないかということに対して御答弁します。
まず、
新型コロナウイルスの影響によりまして、歳入の減少については、委員御指摘のとおり、今後見込まれるものと考えております。
不要不急の事業の見直しにつきましては、事業の必要性、有効性を検証の上、取り組む必要があると考えるところです。
また、
ポストコロナを見据えた事業の見直しにつきましても、それぞれの事業において、
コロナ対策を踏まえた事業の
実施手法等の検討について、見直しが必要であると考えるところであります。
歳入歳出両面における
コロナウイルスによる影響につきましては、現時点においてはその規模、期間ともに予測困難ではありますが、適切に対応を進めていきたいと考えております。
以上です。
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◯岡市民生活環境部参事 私からは、海水浴についてどのような影響があるかという御質問に対しまして御答弁させていただきます。
海水浴のほうは、管理会のほうに海水浴の件についてはお願いしておりますので、市からの予算といいますのは、泉佐野市の保健所のほうにお支払いする許可申請の手数料のみという形になっておりますので、市に対して大きな直接的な影響はないものかというふうに考えております。
以上です。
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◯大森委員 幾つか既にというか、もう3月ぐらいからコロナの影響がずっと出ているので、そういう猶予とか減免、
支払い猶予の申請がたくさん出ているということ。大変な状況だというようなことがよく分かりました。
今のところは、
支払い猶予やから、現年については払っていただけるような状況というお話でしたけれども、例えば廃業、倒産、これが出てくると現年も難しいということに、やっぱりなってくるんですかね。
それから、
支払い猶予、減額というふうなことも出てくるんですかね。減額も来年度になるんですかね。今年度の減額、大きな災害とか何かの場合とか減額措置があったと思うんですけれども、そういう
固定資産税の減額だとかがあったと思うんですけれども、そういうのの
利用状況とかいうのは、どんな感じなのか、お答えください。
それと、
農業公園、海水浴は僕はちょっと気がついたとか、この間の昨日までの議会の審議の中で思いついたものを聞いたので、もしかそういう影響がありそうな
イベントがあれば、ちょっと今示してほしいというふうに思います。
農業公園も海水浴も直接影響がないというお話でしたけれども、
農業公園でしたらバスの運賃、バスを何か出していたやつで、あれも相殺してそんなにもうけがあるようなものじゃないんでしょうけれども、そういう影響とか。
それから、海水浴についても、昨日質問があったように、海水浴がないということで、
泉南市営公園の入場者の影響が出てくるんじゃないかというふうにあったし、それから市長はずっとこのりんくう公園のお客さんのにぎわいで税収を増やしたりとか、それから泉南市の知名度を上げる。それから観光業につなげるとか、地元、内陸部までお客さんを引っ張っていきたいというお話がありました。
そういうふうなところの戦略の見直しというか、考え方の見直し、もう今年、来年だけの話じゃなくて、ちょっと長期的に考える必要があるんじゃないかというふうに思うんですけれども、その点、市長はどんなふうに考えておられるのか、お答えください。
それと、
コロナ対策の財源ですね。歳入を増やすためということで、今考えておられるような事業の見直しというのは、ないということだと思うんですけれども、いずれにしろ、財源が必要で、市長は給料の50%を削減される。議員も10万円ずつ報酬を減らしていく。それから視察なんかもなくしていこうということで、市のほうに流用というような形にはしないような形でも、ぜひお金を回していきたいというふうなことを考えているように、
財源確保は非常に大事な課題になってくると思うんですよね、
コロナ対策についての
財源確保はね。
これは、市長自身がこうやって50%も削減するように、財政難やから何やかんやということで、放っておけるような状態じゃないので、もちろん泉南市だけで賄うようなものじゃないし、人件費を削って済ませるようなものじゃないし、職員の給料を引き下げるようなこととか、10万円もらったから引き下げるようなことは、もう絶対にやってはならないことだというふうに思うんです。
いずれにしろ、ちょっとこういう
財源確保について、市長はどんなふうに考えておられるのか、お答え願いたいというふうに思います。
あと、職員への協力というか、市全体の体制の問題としまして、先ほど紹介した新聞の中に書いているんですけれども、
赤井伸郎大阪大学大学院の教授が、平時から厳しく歳出をチェックし、財源を確保しておかなければ、ツケは市民に回ってくるというふうに指摘ということで文章が、そういうことが書かれているんですよね。
まさに、これはもう大事なことだなというふうに思うんですよね。今、事業の見直しはないというふうにおっしゃったけれども、もちろんその大きな事業の見直しというのは、これからいろんな議論を通じてやってくることだというふうに思うんですけれども、ふだんから厳しい歳出チェック無駄はないのかとか。
それから、ひどい話でいえば、あんな着服みたいなことを起こさんと、きっちり1円も税金は無駄にしないというふうなことでの、市長をはじめ職員の中での平時からのそういう心構えというのが必要じゃないかというふうに思うんです。
そういうふうなことで、ふだんから徹底されていると思うし、着服事件なんていうのは、もうこれはほかの人には当たらないことだというふうに思いますけれども、やっぱり常にそういう厳しい目でふだんの仕事をしてほしいというふうに思うんですけれども、そういう
財源確保について、
コロナ対策の
財源確保、これについてどんなふうに考えておられるのか、市長の考えをぜひお答えください。
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◯竹中市長 コロナの影響でかなり税収が下がるであろうということは予測されることでございます。これはやはり
不要不急の外出を避けるとか、
イベント等の自粛であったりとか、そういうのが大きく影響しているんじゃないかというふうには思います。
これは今までどおり同じような外出ができ、自由に皆さん行動でき、あるいは
イベント等が開催できるようになるのはいつかということを考えますと、やはり
医療機関のほう、しっかりと医療体制が確立されて、薬ができ、ワクチンができ、そういうのができたときに、やはり今この確実に治るということになれば、その辺の
イベント等の実施とか、そういう行動ができるようになるんじゃないかというふうに思いますので、それまでの間、やはり1年、2年ぐらいかかるんでしょうかね。
ちょっとその辺は我々が予想はできないんですけれども、一般的には1年とか2年とかいうようなことが言われていますので、その間は、これによる税収の削減が起こってくるというのは予想されます。
ただ、今回りんくう公園も新たに7月の初旬に開設という方向で今進めておりますけれども、これが開設されますと、ある一定、こちらのほうを通じて泉南市にたくさんのお客さんが来ていただけるんではないかというふうに思います。
ただ、まだ海外からのお客さんというのは、今はまだあまり期待できないところでございますし、これも諸外国と日本との交流ができるようになるまでは、しばらくこのインバウンドのお客さんというのは、期待できないのかなというふうに思います。
徐々にその辺の、日本は終結してきているように思いますが、ただ福岡とか東京でまた再発といいますか、感染者が増えてきている状況もありますので、第2波が来るというのも予測していかなければならないことだと思いますし、その辺はこれからの状況を見ながら、我々も
イベント等の実施をしていかなければならない。
ただ、1つは、りんくう公園の開設によりまして、かなりたくさんのお客さんが来てくれるんではないかというふうには、私は期待をいたしておりますし、そこでのクラスター源にならないような対策というのを、しっかり打っていかないといけないというふうに思いますので、そういうのを含めてこれからの税収減を少しでも抑える効果というのが発生するんじゃないかというふうに思っております。
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◯大原産業観光課長 農業公園のアクセス事業なんですが、今年度はりんくう公園がもうオープンしているであろうということで、バスの運行本数も増やすなり何か工夫をしようということで、通常六、七十万の予算だったんですが、それを100万にしてやる予定だったんですけれども、春のローズフェスタ自体が中止になってしまったので、この収入の12万というのも、ちょっと今は入らない状況です。
その中で、
デビッド社のほうと話を持ちまして、秋のローズフェスタで何かできればということで、今調整しているんですが、秋のバラ自体がちょっと弱いので、なかなかそれも現実的になるかどうかというのは、ちょっとまだ分からないような状況です。
以上です。
20 ◯赤野財政課長兼行革・
財産活用室参事 私のほうからは、先ほどちょっと答弁漏れがありましたので、
航空機燃料譲与税のことについて答弁させていただきます。
国税であります航空機燃料税の収入額は、恐らく落ちるだろうという予測はされます。また、旅客機の関空利用の発着回数も恐らく減ということになると思いますので、大幅には落ちるんではないかというふうな予想をしています。
次に、財源対策ということで、税収減に対する財源対策として示されております地方債で、減収補填債というのがあります。また、今回税の猶予ということで、新たに地方税の徴収猶予等に伴う減収への対応として猶予特例債というのが創設されております。まだ詳細については、まだ出ておりませんので、どういうものかというのは把握できないんですけれども、活用できるものであれば活用してという財源の対策としていきたいというふうに考えています。
以上です。
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◯西本税務課長 失礼します。御指摘の倒産とか廃業につきまして、委員御指摘のように、今後お店とかテナント等のそういった廃業も予想されると思いますが、税金のお支払いにつきましては、懇切丁寧にまた対応させていただこうというふうに考えてございます。
そして、減額制度につきましては、先日こちらの部長が御説明させていただきましたように、事業所につきましては減額制度がございますが、一応今のところ個人につきましては減額制度がございませんので、こちらのほうもよろしくお願いいたします。
以上でございます。
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◯岡市民生活環境部参事 私からは、海水浴場の中止に伴いまして、泉南市に来ていただける人たちの数が減少するのはどうかという点に関しまして、御答弁させていただきます。
確かに海水浴場、毎年2万人から3万人、4万人の方が実際に来ていただいているところでございます。ですので、中止することによりまして、若干減少というのは致し方ないのかなというふうに考えております。
ただ、貝塚市、阪南市、岬町の海水浴場はともにもう閉鎖、中止ということになっておりますので、市民の方々の安全・安心という点に関しまして、その減少分というのは、もう致し方ないのかなというふうに考えております。
以上です。
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◯大森委員 1つ、ちょっとこの新聞記事を引用して言いましたけれども、平時から厳しく歳出をチェックし、財源を確保するということについて、どのように考えておられるのか、それがなければツケが市民に、住民に回ってくるということを書かれていますけれども、ちょっとその平時からのそういう財源チェックを、どんなふうに考えておられるのか、お答えください。それが1つです。
それから、
ポストコロナとか、コロナ後とか、
アフターコロナとか言われていますけれども、市長は、一、二年は大変かもしれへんけれども、その後
イベントを開催すれば持ち直すんじゃないかというふうなこと。
それから、医療体制の充実ができればというようなお答えだったんですけれども、そんな甘いものじゃないと。そやから、今言われてんのは、コロナ後は、コロナ前には立ち戻れませんよというのが一般的に言われている中身なんですよね。
だから、コロナ前に
イベントで人が集まってくると。コロナ後も同じように人が集まってきて、それで泉南市のいろんな状況が改善するというふうな見通しというのは、ちょっと甘いんじゃないかというふうに思うんですよね。
例えばよく言われるのは、もう中国からの製品が入ってきませんでしたよね。そやから、農産物もやっぱり日本で作るべきやとか、それから工場も中国や海外に移転するんじゃなくて、日本に置くべきやとか。
それから、医療体制の充実と市長がおっしゃって、もちろんワクチンの開発によって、蔓延を防ぐということは大事ですけれども、このウイルスというのは、10年に一遍、こんな大きなやつは100年に一遍かもしれませんけれども、世界にいろんな行き来がこれだけ便利になってきたり、自然開発が進んでいくと、知らんところからウイルスが、全く人間、今まで僕らが知らんウイルスというのは6万ぐらいあるらしいですよね。
人間に影響を与えるウイルスは6万あるというふうに言われているから、いつどこでこのまま自然開発が進めば、もう未知のウイルスが入ってきて、こういうパンデミックというんですか、いう状況がいつ生まれるかもしれない。だから、1つのワクチンの問題ではないわけですよね。
それで、医療崩壊と言われているのは、病院が削減されている状況がこのままでいいのかとか、それから市長も今度いろんなところで、児童手当とか水道のこととかしていますけれども、やっぱり弱者のところに、このしわ寄せは来るわけですよね。
だから、そこをいかにして応援していくか、そういう政治をしていくかというのが、
アフターコロナ、
ポストコロナのことであって、同じように一、二年後に
イベントを開催できれば持ち直しますというのは、ちょっと見通しが甘いというか、そんなふうな気がするんですけれども、その点どんなふうに考えておられるのか。
今、財源をどうするのかということもお聞きしているので、市長は市長の給料を削減したりとかしたことで、これでもう財源が確保できると思っていて、議案第30号でいろんな
コロナ対策を示してもらいましたけれども、これで
コロナ対策は終わりだと。
国がいろんなことをすれば、それに応じてするかもしれませんけれども、泉南市としてはもう
コロナ対策は終わりだと、その財源は特別考えていないということなのか。
財源もこれ以上生み出すようなことは、市独自としては考えておられないのか。今後そういう
イベント中心のやつで海外のお客さんが来るとか、そういう海外に頼った形での産業の在り方、それから効率化中心で、保健所や病院をどんどん削っていくようなやり方で、コロナ後、またそれで市民生活が守れるのか、そんなふうに考えておられるのか、その点ちょっともう一度お答えください。
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◯竹中市長 まず、このコロナの影響が一、二年で完全に元に戻るというのは、まずないと思います。このコロナの関係で、当然、在宅勤務をされる方とか、そういうのが広がってきていまして、実際に勤務先へ行かずに、その状態で勤務しているという方が増えているということは、交通機関の利用というのが少なくなっているわけでございまして、ほかにも、そういう影響というのは非常にたくさんあるんではないかというふうに思います。
ただ、その社会の構造といいますか、その一部がかなり大きく変わってきていると思いますので、これを見据えた次の新しい産業構造で生活するということが前提になってくるというふうに思います。
また、それに向けて新たな産業、そういうのができてくるんじゃないかというふうにも思いますし、大きくこのコロナのおかげで、皆さん方の生活というのは、かなり変わってきたんじゃないかというふうに思います。
それで、完全に元に戻るということは、以前と同じ生活スタイルになるということはないと思いますけれども、その中で新たな産業構造を考えていくとか、そういうことが進められていくんじゃないかと、そういうふうになっていくんじゃないかというのは、私も予想しているところでございます。
それによりまして、我々も少なくとも今回のこの予算は別ですけれども、後に出てくる予算につきましては、
コロナ対策としての予算を打っていますけれども、それにつきましては、当面、第1次のつもりで対応策をつくったものでございまして、これだけで済むとは思っておりません。
あとの策というのは、またこれからいろいろ制度を考えていきたいなというふうに思いますし、また国の制度、府の制度がどういうふうな形でつくられるかというものを見た上で、その辺は、我々としても対応策を考えていきたいというふうに思っております。(「歳出のチェックは」の声あり)
25 ◯山上総務部長 歳出のチェックについてですけれども、これまでも各担当課においてきちっとチェック、歳出のチェックについては、してきたつもりだったんですけれども、今回のような、し尿くみとり券の事件がございました。この事件を受けて、さらに各担当課においては、これまで以上に厳しいチェックを現在行っているというところでございます。
また、財源の確保につきましては、これまでもいろんなことを検討してきた次第ではございますが、いい歳入の確保、新たな歳入の確保の手段がなかなか見つかっていないところではございますが、今後も職員全体で知恵を絞った上で何らかの歳入の確保の手だてがないかというのを検討して、少しでも可能性があれば、そういった歳入確保策を取っていきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
26
◯河部委員長 もう3回やったので。(「もうちょっとだけ」の声あり)もう短くやってください。
27
◯大森委員 一応テレワークがこれから働き方の変わる1つの方法とおっしゃったけれども、今やっぱり問われているのは、テレワークできる人はいいんですよ。じゃなくて、エッセンシャルワーカーとか言われるような、例えば病院の看護師さん、病院の先生、保育所の先生や学校の先生、ごみ収集、そういう人と接することが避けられない、だけども、コロナの心配があるけれども、そういう中で一生懸命働いている働き方を、いかに支援するかということが問われています。
テレワークすればどうのこうのとおっしゃったんやけれども、そういう方々への支援は、働き方のところで応援していくと、支援していくというふうな流れについては、どんなふうに考えておられるのか、そのことだけお答えください。
28
◯河部委員長 大森委員、市税とか歳入のことで、そのコロナのやつはまた一般質問でやってください。もういいですか。(「答弁がなかったらもういいです」の声あり)また一般質問でやってください。(「一般質問でやります」の声あり)
以上で通告による質疑を終決いたします。
ほかに質疑はありませんか。
29 ◯梶本委員 今、
大森委員も聞かれましたけれども、482ページの
航空機燃料譲与税、これについて大体どういう配分で、どういう形で国から払われているものか、教えていただきたい。
あと、497ページのふるさと泉南水なす基金ですけれども、昨年度と比べて増という歳入予想をされていますけれども、今年度、来年度、今後増えていくようなものであるか、その辺のところの見解をお伺いしたいなと。
それとあと、今はもう
財源確保ということで、
大森委員から言われましたけれども、今後の歳出面でも必要になってくるのは、一応新型
コロナ対策、感染対策については、ある程度一定のマスクと消毒液、防護服、そういう面での対策費用が必ず要ってくるということが分かっているんですけれども、経済対策、この
新型コロナ感染症による経済対策というのは、抜本的に変わってくると思うんですけれども、大きな転換期になると思いますけれども、産業振興等、企業立地・誘致、そういう大きな問題を今考えていく必要があると思うんですけれども、この点についての見解もお聞かせいただきたいと思います。
30
◯河部委員長 それは歳入の関係ですか。
31 ◯梶本委員 歳入で、歳入を得るためにどういう動き、歳入を増やすためにどういう施策が必要であるかということを考えられておるかということをお聞きしたいと思います。
32
◯河部委員長 幅広いな。お願いします。
33 ◯川端総合政策部長 ふるさと水なす基金の今後の見込みということなんですけれども、非常にやっぱり厳しい状態が続くと思います。
ただ、これを増やせるように市としても何か動機づけというんですかね、できる方法を考えていかなければいけないかというふうに思っていますので、ここは今どういう見込みがあるのかと言われると非常につらいと思います。
ただ、できることはやっていって、増えるように頑張るしかないというお答えしかないと思いますので、すみません、よろしくお願いします。
34 ◯赤野財政課長兼行革・
財産活用室参事 私のほうからは、
航空機燃料譲与税について答弁させていただきます。
この譲与税は、国税である
航空機燃料譲与税の収入額の一部を空港のある市町村に譲与されるものとなっております。譲与額については9分の1相当額に現在引き下げられておりまして、各空港関係市町村に譲与された後、各市町村への譲与額については、国内航空機の着陸料収入額の2分の1で、もう2分の1が騒音の著しい地区に対し、世帯数で案分されるというものになっています。
関空の場合は、海上空港となっておりますので、騒音部分はないということで、前半部分の2分の1ということで譲与されるということになっております。
以上です。
35
◯岡市民生活環境部参事 私のほうからは、経済対策についてでございます。
新たな企業の誘致に関してでございますけれども、本年4月に新しく企業立地促進条例のほうを制定したところでございます。何分こういう経済状況でございますので、新たな工場を立地する、造るというようなところは、時間的にかなり今後遅くなってくるのではないかなというふうには考えております。
いろいろなメニューをそろえておりまして、少しでもそういう進出していただける企業に対しましては、メリットを生むような形でPRに努めていきたいというふうに考えております。
以上です。
36 ◯梶本委員 今の
航空機燃料譲与税、これに具体的にこれは増となっておりますので、多分来年度以降は減になると思うんですけれども、どういう予想をされているのか、どれくらいの減で済むのか、半分以下かゼロに近い数字になるのか、そういうのが今の時点、現時点で分からないとは思いますけれども、予想としてどういうふうに考えたらいいものか。
それともう1つ、
固定資産税なんですけれども、経済がこれだけ悪くなってくると、土地の値段が必ず下がってきますし、評価額も変わってくると思いますので、その面における減収、減というのをどういうふうに考えられているのか、お答えいただきたい。
市民税、市民法人税もしかりですけれども、そういう中での
固定資産税がどれくらい、大幅に下がる可能性もあると思うんですけれども、その点について見解を出していただきたいと思います。
37 ◯赤野財政課長兼行革・
財産活用室参事 航空機燃料譲与税についてです。
この予算については、毎年1月に出されます地財計画の伸び率によって算出しております。今年度の地財計画の伸び率では3.4%の増ということになっておりました。
これを基に前年度の見込額であるとかで見込みまして、この3,770万円という金額となっております。
国税でありますので、どれぐらい影響が出るかというのは、現在把握はできておりません。なかなか難しい数字になってくると思います。決算見込みを我々年度末に見るんですけれども、決算見込みも国の発表がずれる分、見込めないという状況ですので、今現状で幾らという判断はできないという状況です。
以上です。
38
◯西本税務課長 私のほうからは、
固定資産税の土地のほうの評価額ということでございまして、根拠となるのは、一応路線価でございまして、鑑定士とは毎年そういうふうなやり取りはしてございまして、また鑑定士のほうからは、そういうふうな減少になったら示されると思います。
家屋のほうは、3年に一度の評価替えということで、来年は評価替えとなっておりますので、減は間違いないところでございます。
以上です。
39 ◯梶本委員 今の
航空機燃料譲与税ですけれども、国のほうから、これは確実に減るのは分かっているから、そういう補助金・交付金措置、そういうのがあり得るのか、あり得ないか、その点だけ。
40 ◯赤野財政課長兼行革・
財産活用室参事 譲与税が減るということで、その分を交付税算入という形では増えるという可能性はあります。入にカウントされますので、減となれば増えるということです。
以上です。
41
◯河部委員長 ほかにございませんか。────以上で
一般会計の歳入部門の質疑を終結いたします。
次に、
一般会計の歳出全般を議題といたします。
本件については質疑の通告がありますので、質疑を許可いたします。岡田委員の質疑を許可いたします。
42 ◯岡田委員 よろしくお願いいたします。
通告した以外もさせていただいていいんでしょうか。一緒にすみません。
じゃ、総務のほうからよろしくお願いいたします。
542ページの共同浴場の運営のところなんですが、今回やっぱり浴場ということで、ウイルスとかの感染リスクが高いと思います。特に浴室よりも脱衣所のほうが高いと思うんですが、工夫など考えられていることについてお聞かせいただきたいと思います。
それと、551ページ、住民登録事務事業の中で、個人番号カードの交付がありますが、今までの状況と今回特別定額給付金、これの影響でどれぐらい増えたのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
それと、565ページ、戦没者遺族等援護事業ですが、今回追悼式の開催をされるのかどうか、予定についてお聞かせいただきたいと思います。
それと、子育て短期支援の中で、その子育て短期の委託されている分と、あとファミリーサポートの違いをちょっとお聞かせいただきたいと思います。
611ページの生活保護事業、健康管理支援事業の実施ですが、医療費の占める割合が多いと思うんですが、生活保護受給者のまず世帯と人数、それとこの健康管理支援というのは、全員にされるのかどうか、計画と目標をお聞かせいただきたいと思います。
衛生ですが、622ページ、ロタウイルスなんですが、これに関しては急性胃腸炎ということで、5歳以下の乳幼児の感染確率というのは100%だというふうに言われております。
子どもの最重要なワクチンの1つなんですが、まず安全性についてお聞かせいただきたいと思います。
このロタウイルス、2020年今年10月から定期接種になる予定だと思うんですが、まず、初回は生後3か月半過ぎまでにはやらないと、というふうに言われていますが、市の計画と予定を聞かせていただきたいと思います。
このロタウイルスに関してのワクチンなんですが、2種類あると思うんですが、市はどちらのほうをされるのか。
それとまた、コロナでいろんな状況でできない場合、こういう場合はどうされるのか、お聞かせいただきたいと思います。
それと、教育、689ページですが、学務課の庶務事業の中で、小学校の教員用の教科書、あと指導書の購入、これについて内容をお聞かせいただきたいと思います。
それと、703ページの施設保全整備事業ですが、これは2027年3月31日までに適切に処理をしなければいけないそうですが、これは今回入っているので全部終了にできるのかどうか。中学校はもう終わっているのかどうかですね。小学校だけだと思うので、今回書かれているのが。
それと、委託してから処理するまでの期間というのがありましたら、お聞かせいただきたいと思います。
以上、よろしくお願いいたします。
43 ◯大濱人権推進課長 私のほうからは、予算書542ページの共同浴場の
コロナ対策の件について御答弁させていただきます。
緊急事態宣言が発令された当初、少したってからなんですけれども、お風呂、今共同浴場というのは16時から21時半まで、一応開場させていただいておりまして、16時、開場のすぐというのが、非常にたくさんの方が利用されております。
そういうこともありまして、まず4月21日から男女の各浴槽につきましては、10名ということで人数制限をさせていただいておりました。それ以降、かなりまた感染者が拡大ということもございまして、連休につきましては、あいぴあも締まっているということもございまして、またさらに増えるという想定の下、5月3日からにつきましては6名、各男湯、女湯6名に制限させていただいて、御利用いただいているという現状でございます。
以上です。
44 ◯高尾生活福祉課長 私のほうからは、生活保護の健康管理の部分について御答弁させていただきます。
まず、生活保護の保護世帯数が760世帯、それから保護人数が990人、それから保護率、割合が16.13パーミル、これは5月17日現在のものでございます。
それから、健康管理のことについて、計画ですけれども、まずは生活保護法では日本国憲法第25条の国民の生存権に基づいて、その生活保護の世帯の困窮する程度について、金品もそうですけれども、まずは健康で文化的な生活を送るというふうな理念に基づきまして、この健康管理の事業というのが今年度から必須、12月から必須事業となります。
なので、本市の場合は4月から、この実施をするということでございます。
45 ◯西本市民課長 私のほうからは、個人番号カード、マイナンバーカードの申請数についてお答えさせていただきます。
この定額給付金の関係で、やはりかなりの数の申請が伸びております。この春、2月、3月、この辺ですと230件であったんですけれども、2月分の申請が230件という実績があるんですけれども、この4月30日から5月17日の集計で548件ということで、半月で2月の倍以上、倍程度ということになっていますので、大幅な伸びを見せているという状況です。
以上です。
46 ◯桐岡教育総務課長 小学校管理事業の保全事業のPCBの処理について回答させていただきます。
PCBの処理につきましては、今回高濃度の処理につきましては、これが全てになってまいります。
なお、中学校につきましても全て含んでおりまして、運び出す処理運搬費用の関係から、小学校に集めておりますから小学校費のほうに計上しております。
なお、処理機関につきましては、現在処理機関の登録が済んでおりまして、その処理機関による順番待ちとなっておりますので、処理機関のほうから連絡があり次第処理を開始したいと考えております。
以上でございます。
47 ◯高尾生活福祉課長 すみません、先ほど答弁の途中で切れてしまいました。
それから、健康管理の部分でございますけれども、先ほど言いました12月が必須ということで、4月から本市では専門職、看護師を1名雇用して、まずはデータの吸い上げと分析を電算委託料としまして、北日本コンピューターからデータの吸い上げと分析をしてもらいます。
生活保護の保護者のみの部分で、40歳から65歳までの方で、未受診の方、また頻回受診のある方、それらの方のデータと分析を行うということでございまして、その後、データを吸い上げた後に、保健センターの管理栄養士等と相談しながら、ケースワーカーと相談しながら、各本人に当たっていくということでございます。
ですので、目標というのか、そういう部分については、その40歳から65歳までの方全員に対してやっていくということです。すみません、ちょっと数字のほうは持っていませんが、そういうことでございます。
それから、追悼式のことがあったと思いますが、追悼式、毎年6月に実施の予定にしていましたが、今回はコロナの関係で、遺族会の会長とも相談しまして、11月22日の日曜日に行う予定としておりますが、またそうなれば皆さんに御通知をさせていただきたいというふうに考えております。
以上です。
48 ◯岩崎指導課長 私からは、教育費の学務庶務事業、小学校用の教師用指導書の件について御回答をさせていただきます。
今年度から新学習指導要領になりましたので、教科書が一新いたしました。それに基づきまして各小学校に各学年に教師用指導書、それから各クラス、各学級に教師用の教科書を配布しております。
以上でございます。
49 ◯田代保健推進課長 私のほうからは、ロタウイルスワクチンの定期接種について御説明させていただきます。
かねてより、ロタウイルスワクチンの定期接種化というのは望まれておりまして、本年1月の予防接種法一部改正により、施行が10月1日から実施となっております。
御質問いただきましたこの安全性についてなんですけれども、特に副反応として言われていますのが腸重積症なんですが、月齢が3か月頃以降に腸重積を発症する方が増加するということが報告されているということから、初回接種は14週6日までに接種をお勧めするということで勧奨を進めていきたいと思っております。
対象なんですけれども、生後6週に至った日の翌日から、生後32週に至る日の翌日までということで、8月1日以降にお生まれになった方が対象となっております。
ワクチンの種類なんですが、現在2種類ありますが、2回接種のものと3回接種のもの、どちらでも接種可能でございます。ワクチンの供給状況、また主治医の先生の御意見等でお選びいただくことが可能となっております。
また、コロナの影響で予防接種がなかなか予定どおり進まないということについてなんですけれども、やはり副反応でちょっと腸重積を引き起こす可能性があるという、最適な予防接種をしていただく月齢もございますので、国の救済制度等を見ながら、また他市町村の動き等も見ながら、今後救済策については検討していきたいと思います。
あわせて、予防接種が大変多くなってまいりまして、その予防接種の接種間隔についても、国のほうも見直しというのを言われておりまして、また同時接種ということもありますので、いろんな方法、手だてを使って必要な方が必要な接種をお受けいただくように勧奨のほうを進めていきたいと思っております。
以上です。
50 ◯岡坂家庭支援課長 私のほうからは、子育て短期支援とファミリーサポートセンターのことについて御説明させていただきます。
子育て短期支援事業というのは、児童福祉法第21条の9の規定に基づき、児童の養育が一時的に困難となった場合に、母子の保護を行うというものでございます。
この場合、年齢がある程度決まっておりまして、また受付する場所も決まっておりまして、確認しているところは、2歳未満であれば和泉乳児院、3歳以上であれば三ケ山学園というようになっております。
また、ファミリーサポートセンターというのは、これは一度利用する方と、それから子どもさん等の面倒を見る方と、一応登録をしていただきまして、その上で、ある程度この日がちょうど必要だということになれば、ペアリングという形で一度お会いして、それでうまくいけば、その日に子どもさんの例えば保育所の帰りに迎えに行ってほしいとか、この日はちょっと都合があって子どもさんを見てほしいとかいう場合は、その登録された方が見にいくという状況でございます。
その点、今回の短期の支援事業とは違うということでございます。
以上です。
51 ◯岡田委員 ありがとうございました。ロタウイルスのワクチン定期接種は、ぜひともできましたら同時接種ですね。こういうのが本当に負担も軽くなると思いますので、ぜひこれでやっていただきたいなというふうに、ちょっと要望させていただきたいと思います。
このロタウイルスが大人になるまで何回も感染するというのをお聞きしているんですが、ちょっとそこを教えていただきたいと思います。
それと、個人番号カードについてなんですが、私どももそうなんですが、暗証番号を5回間違えたらロックされるということで、今回そういうふうなことで、市役所のほうに訪れられた方というのはどれぐらいいらっしゃったのか。
それと、これからこういう場合、間違わないように、どういうふうな工夫をされているのか、お聞きしたいと思います。
それと、戦没者の遺族の追悼式の開催11月22日ということで、ありがとうございます。
あと、何かちょっと本当かどうか分からないんですが、大阪府と6市の遺族会でいろいろな方でやっぱり高齢とかで退会している人が多いというふうにお聞きしているんですが、これから先、そういうことで市への影響というのはあるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
それと、教科書なんですが、今聞かせていただきまして、これは市によって同じ泉州でもやっぱり選んでいる教科書というのは中身が違うと、差があると思うんですが、泉南市としてのここがという決め手は、これで決めましたというのがあれば、教えていただきたいと思います。
それと、前回と同じ教科書で成績にどれぐらい、今回のと、これを決めたというその決め手ですよね、成績とかを含めて、それがあればお聞かせいただきたいと思います。
あと、教科書の処分ですよね。一新されたということで、前回までの教科書というのは、もう処分してしまっていいのか。活用することはないのかどうかですよね。きちっと家に置いておいたほうがいいのか、それとも処分していいのか。そういうのもちょっとお聞かせいただきたいと思います。
以上、お願いいたします。
52 ◯岩崎指導課長 失礼いたします。先ほどの教科書の決定、目玉ということでございましたけれども、今年度からは小学校に英語科が入ることで、今回英語のデジタル教科書というものを各小学校に購入をさせていただいております。
それから、教科書の選定のお話もあったかと思いますけれども、これは附属機関であります教科書選定委員会の委員の選定の下に、教育委員会が最終決定をしていくということで、そういった前年度における採択を行いまして、4年間使用する教科書を決定していくという仕組みを取らせていただいております。
また、教科書の処分のお話がございましたが、前年度の教科書の取扱いにつきましては、特に法的な縛りはございませんので、御家庭、学校においてやはり復習というものは、十分大切だと思いますので、学校によりましては卒業するまでは大切に保管をして、持っておこうねという指導をしているというふうに聞いておりますので、各学校等においての方法であるというふうに聞いております。
処分してしまってよいのかということにつきましては、今の御回答でよろしくお願いいたします。
以上でございます。
53 ◯田代保健推進課長 ロタウイルスに何度も感染される場合があるということの御質問でよろしかったでしょうか。
予防接種法の中に入るに当たりまして、いろんな効果検討がなされる中で、やはりこのワクチンが開発された以後のロタウイルスの胃腸炎による患者数が大幅に減少されたということ、いろいろなデータ、ワクチンの有効性を示すデータによって定期予防接種化されておりまして、基本的には予防接種することで免疫を獲得されて、感染を防ぐことができるというふうに認識しております。
ただ、感染性胃腸炎というのは、いろいろなウイルスや細菌等が原因となって、やはり起こるという可能性は本当にたくさんありますので、日々の生活の中での感染予防策、コロナとも通じるところがございますが、手洗いとかを徹底していただいたり、タオルや食器の共用を防ぐ等の予防策というのは、日頃から周知徹底を図っていきたいと思います。
以上です。
54 ◯高尾生活福祉課長 私のほうからは、遺族会の高齢化の影響という御質問にお答えいたします。
確かに遺族会の高齢化の影響は出てございます。昨年ですけれども、遺族会の会長から、今後どうするかというふうな御相談もあったようです。私はこの4月から異動で来ておりますけれども、そこまではまだ具体にお話はしていませんけれども、また今後そういう話があるのかなというふうに思っております。
それから、原爆被害者の会というものが、平成29年度をもって解散しております。これは会員の高齢化に伴いまして、十分な活動ができないという判断があったようです。上部組織の大阪府の原爆被害者支援協会というところに、解散届を出して解散したというふうに聞いております。
ですので、実際に高齢化の影響というのは非常に大きな問題があると思います。また今後そういう話があれば、会長と遺族会と相談をしていきたいというふうに考えてございます。
以上です。
55 ◯西本市民課長 マイナンバーカードの電子署名の失念、またパスワードロックの件でございます。
本市の場合、5月5日から給付金のオンライン申請が始まったということで、連休明けの5月7日、8日、そしてまたその週明け、土日開けの11日、この日かなりの数のお客様が来られました。
ちょっと今、数のほうは手元には持っていないんですけれども、恐らく1日マイナンバー関係で平均50件ぐらいはあったかなと思っています。50件以上はあったか、100件近いときもあったかもしれません。
主な内容としましては、電子申請署名を忘れたというものが、そのお客さんの中の、数は取っているんですけれども、ちょっと今手元にないので、大体の数でいうと、4割ぐらいがそういったものだったかなと。
あとは、既に申請されていた方で取りに来られる方とか、あと更新ですね。ちょうどマイナンバー制度が始まって5年たちますので、誕生日月に更新の方がおられます。そういった方が来られるという内訳になっております。
特に、もう11日に関しましては、私どもフェイスブックのほうでもうかなりのお客さんが来られるということで、市民の方にもできるだけパスワード更新をできない方はお控えくださいということで、告知もさせていただいたんですけれども、やはり11日以降もかなりの数が来られたと。郵送が始まってから、そこからお客様のほうは減っているという状況になります。
以上です。
56
◯河部委員長 以上で岡田委員の通告による質疑を終決いたします。
次に、
大森委員の質疑を許可いたします。
57
◯大森委員 歳出全般ということで、ちょっと多岐にわたって申し訳ないんですけれども、まず、総務に関わるところなんですけれども、
ページ数でいうたらどうなるのかな、ちょっと
ページ数はあれなんですけれども、南ルートなんかに関わる問題なんですけれども、さっき
航空機燃料譲与税もありましたけれども、空港会社が倒産するとかいうような状況もあって、乗客も減っていると。
市長も申されたけれども、少なくとも一、二年は元に戻らないやろうし、それ以降もどうなのかという中で、空港事業が縮小する中で、今までどおりの空港頼みとか、それから南ルートみたいなのをやっていくという必要があるのかどうか、検討すべきではないかと。
最初に、財源のところでも言いましたけれども、やっぱりできるだけ、無駄を削っていって、無駄と言ったら怒られますけれども、
不要不急なものは削っていってもうて、財源をつくっていくというふうな姿勢で対応してほしいと思うんですけれども、その点についてお答えください。
それから、南ルートは526ページですね。あと、FMについて523ページですけれども、これもコロナ後のことを議論する中で、やっぱり3密を避けるということで、例えば学校でしたら少人数学級にすべきやと。それから、避難所なんかでもたくさん確保して3密にならないようにすべきであると。
それから、さっき言いましたマイナンバーのカードなんかでも、市役所に集中したというお話がありましたけれども、泉南市みたいな小さな市ではどうか分かりませんけれども、やっぱり公民館とか、そういうところはできるだけ残しておいて、市民が身近なところで利用できる施設は置いておくべきじゃないかというふうな話があります。
だから、学校でいうたら体育館が避難所になりますので、そういうのは置いておくべきじゃないかと。それから保健所、病院なんかの再編とかいうのも見直すべきだというように言われていますけれども、そういう意味で、FMは本来必要なものは残していくということですけれども、必要な枠がやっぱり広がってきているんじゃないかというふうに思うので、そういう点での検討は考えておられるのか、お願いいたします。
それと、538ページ、総合相談事業ということでありますけれども、市の相談業務についてお聞きしたいんですけれども、家をなくした方の相談がたくさん来ているとかありますが、失業とか倒産も、これから増えてくるでしょうから、そういう雇用の相談。
それから、さきの議会でも質問がありましたけれども、DVが増えている、それから学校になかなか行きにくい子どもが増えていくんじゃないかというようなことを心配されていますので、そういう相談体制の強化、充実が必要じゃないかと思うので、その点については、どんなふうに考えておられるのか、お答えください。
58
◯河部委員長 大森委員、一応通告頂いているので、一旦この総務のところで答弁を頂きます。(「そうですか、はい」の声あり)
59 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 南ルートに関してなんですけれども、御指摘のとおり、航空需要というのは、今現在関空を例に見ても壊滅的な状況でございます。
ただ、必ず回復していくものだという認識も我々は持っております。あわせて、関空というのは海上空港という特性があるので、その運営面の脆弱性の中でも、複数のアクセスルートの確保というのは、非常に重要であるという認識は持っています。
また、交通インフラ整備ということがもたらす地域への享受というのも、かなり大きなものであると思いますので、本市を含めた8市2町の強い思いとしても、喫緊の国家プロジェクトでは現在はないとしても、要望を続けていくことというのは、やはり非常に重要だと思っております。
以上です。
60
◯鵜戸行革・
財産活用室参事 FMについてですけれども、FM計画については、これまでも述べていますように、公共施設の延べ床面積を40年間で40%縮減するというのを目標にしております。
手法については、統廃合、機能移転、譲渡、広域化、民間活用などがありますので、3密対策については、今後コロナが終息した後の国や大阪府などの状況を見ながら検討していくとしています。
以上です。
61 ◯大濱人権推進課長 私のほうからは、総合相談事業についての御答弁をさせていただきます。
コロナ禍に伴います相談体制の強化についてでございますが、本市総合相談事業につきましては、人権相談、生活相談、就労相談、進路相談の4相談事業を総合相談事業として、泉南市の人権協会に委託を行って相談事業を実施しております。
ここ数か月、
新型コロナウイルス感染症の拡大に起因して、やはり生活不安やストレスなどから、様々な相談が懸念されたことから、市のホームページ、また「広報せんなん」におきましては、3月から6月広報におきまして、相談窓口の周知を継続しているところでございます。
総合相談につきましては、特に生活相談の中で、この
コロナ禍に対する不安に関する相談がちょっと増加しているというところでございます。
そういった方につきましては、相談員による適切なアドバイス、また雇用関係につきましては、その専門機関等に紹介させていただくというふうなところで対応しているところでございます。
相談体制の強化につきましては、今後相談件数等の状況によって、検討が必要かなというふうに考えてございます。
また、DV関係についてでございます。全国的に国の対策等もございまして、増加が懸念されるというふうな報道も多々出ております。国におきましては、どこに相談したらいいかというふうなDV相談ナビという紹介する専門の電話がございます。
こういったものに加えまして、4月の中旬頃からはDV相談プラスというところで、24時間体制の電話相談を受け付けているというふうなところもございます。こういった情報についてはホームページ等でも紹介させていただいているところでございます。
本市の対応についてでございますが、現時点で
コロナウイルスに関してのDV相談の増加というところには、まだ現在本市の場合については、つながっていないのかなというふうな現状で考えております。
ただ、これまでもDV相談につきましては、原則として人権部局で対応を行わせていただいております。
様々な相談からDVにつながるということもございますので、庁内の関係機関、また命に危険が伴う場合につきましては、その日に一時保護を行うケースも中にはございます。
そういった場合には、大阪府女性センターとも連携を図りながら、現状は速やかな対応に努めているところでございます。DV相談につきましては、今後も関係部署、大阪府と連携を密にして対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
62
◯大森委員 南ルートに関わらず、空港事業全体のことをお聞きしたかったんやけれども、南ルートに関していえば、一、二年遅れると、いつかは人数を取り戻せるだろうと、これから発展も見込まれるというふうにおっしゃったけれども、南ルートの中には早期と書いてあるんですよ。早期実現とね。早期って一体いつのことを言うているわけですか。何年かかっているわけですか。
だから、こういう少なくとも早期を外すとかいうんやったら、早期も外してこの事業自体もやめていただきたいと思うんですよ。全然早期じゃないでしょう。30年近くやっているのかな。どういう意図でこれは早期というのをつけてやっているのか。
早期にしたいという気持ちは分かりますよ。でも、早期に実現する可能性もないし、今までできていないわけやからね。それをいつまで引っ張っていくのか。
先ほど新聞記事も紹介しましたけれども、これはやっぱりもう平時から厳しく歳出をチェックし、
財源確保するという姿勢とかね。
明石市が、どんどんいろんな施策をしていましたよね。そこで明石市の人が言うているのは、国が全部面倒見てくれるわけではないと。日頃から基金をためる意識を庁内で共有してきたと。
庁内の職員で、本当にそういう議論を担当者の人がこういう仕事を市長から言われたら、一生懸命にするのは分かるけれども、もうちょっと広い目で、大きな目で庁内の職員が声を上げて、できるだけ小さな金額からでも、こういう財源、基金とか
コロナ対策に回せる基金とか。
財政難で、いろんな施設の予算を切ってきているんやから、回すことができないかという議論を真剣にやってほしいなと思いますよ。本当に市民に負担を押しつけるような、ツケが住民に回っているんじゃないかというふうに思いますので、本当に検討していただきたいというふうに思います。
それから、FMについては、これもコロナ後の大きな議論になってくると思うんですよ。今はまだ手探りの状態みたいなことですけれども、少人数学級にしていく。避難所をちゃんと3密の事態になれへんように確保していく。病院、医療崩壊を防ぐにはどうするか。満員電車に揺られんでもいいように、バスとか身近なところの公共施設が必要とかいうふうなことになっていくわけですよ。
民間委託にするとやっぱり利益第一主義になりますので、そういうことでいいのかというのが、コロナ後の議論になってきていますので、これから手探りでやっていくし、もちろん国の方針なんかも参考にしていくことだと思いますけれども、そういうふうな検討をしていただきたいというふうに思います。
あとは、相談体制については、今おっしゃったような形でやっていただきたいということで、FMと相談体制については、再質問はありませんけれども、ちょっとどういうんですかね、何ぼ質問しても答弁は変わらないと思いますけれども、本当に財源を厳しくチェックするという点で、南ルート早期実現なんていうことで、いつまでも引っ張っていくやり方はどうかと思うので、それだけちょっと最後にお答えください。
63 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 南ルートに関してなんですけれども、やはり事業規模としてもかなり高額なので、国家プロジェクトの位置づけでございます。特に国家プロジェクトのほうは何十年もかかるというケースも多々ありますが、要望を続けていくという、切れ目なく継続していくということが、必ず必要であると思っております。
早期実現という表現なんですけれども、やはり市主導であったとしても、期成会を構成する8市2町の強い思いも含めてのことでありますので、早期実現という表現をさせていただいております。
以上です。
64
◯大森委員 8市2町はそういう要望かもしれませんよ。市民の要望はどうですか。
コロナ対策が十分できていない状況、財政難というて、いろんな施策が蹴られている状況があるわけですよ。
明石市が何でできるか、いろんなことの違いがあると思いますよ。ふだんから基金を積み立てる。無駄を削ってお金をつくっていく姿勢が大事やと言われているけれども、市民がどない思っているのか。
南ルートという看板も泉南市は外したでしょう。そんな8市2町が今、南ルートをやってほしいというふうに、僕はそんなに思いませんよ。それは、泉南市が旗振るから、いろんなところで協力関係があるからやっているというふうに思うんです。
答弁は要りませんけれども、市民がどう思っているのか、どういうことをしてほしいと思っているのか、よく考えて施策をやっぱりつくっていってほしいというふうに思います。
続いて、民生とかやっていったらいいんですかね。
65
◯河部委員長 もう答弁は要らんですか。(「いいですよ、もう結構です」の声あり)
引き続いて、もうそのままどうぞ。
66
◯大森委員 民生、衛生ですか。
これもコロナに関わってのことをちょっとお聞きしますけれども、医療体制の充実ですね。特に医療従事者への支援ですね。どんなふうに支援をする必要があると考えておられるのか。
それからあと、医療体制については、やっぱりPCR検査を増やそうということになっているので、泉南市でこういうPCR検査を置くようなところがセンターはちょっと難しいかと思いますけれども、泉州筋でPCR検査ができるようなところを置くような、そういうふうな要望とかは、されていないのか、ぜひやっていただきたいと思うので、その点についてお答えください。
それから、介護施設、ここは東京でも北九州でも感染者が一気に増えたというのが、介護施設のクラスターの感染だと思うんですけれども、介護施設の
コロナ対策の充実の支援と、それからここで働く人たちへの支援がやっぱり必要だと思いますので、その点についてお答え願いたいと。
保育所も同じように、コロナが始まったときに、市長に保育所の閉鎖とかを考えていますかと言うたら、もうすぐに、いや、保育所は残しますと。もう保育所を閉められると、本当にこれは大変な状況になるので、家で見られた方も少なくないとは思いますけれども、保育所についても
コロナ対策とか、それから保育士さんとか、そういう方々。
もう保育所の仕事も3密は避けられませんし、子どもたちに、そばに来るなというようなことも言われませんし、マスクをするのも、子どもらも大変でしょうからね、そういう中でのお仕事なので、その辺の支援をどんなふうに考えているのか。
あと、ごみ収集についても、同じようなことでの質問です。お答えください。
ごみ収集についても、やっぱり震災とかあったときに、ごみ収集が本当に大変なことになったときに、やっぱり公的にやっているから、公務員の職員の意識も高いし、よくやってくれたというふうなことがあります。
熊本にも僕らが視察に行ったときも言うていましたわ。直営でやっていて、本当に熊本の人が言うてはったけれども、民間とやっているところと違って、熊本市では本当にごみの回収がよく進んだと。それは何でかというと、やっぱり公務員の皆さんの意識の高さとか、それからそういうことを市なんかが援助する体制があったと思うので、民営化についても、ちょっとずつ見直す必要があるかと思うので、その点についてどんなふうに考えておられるのか。
あと、生活保護の利用についてなんですけれども、厚生労働省は何度か生活保護の利用促進、活用、利用を促進するような通知を出しているし、今日も見ていたら、申請を拒否するようなことが、申請をせんようなことがないようにと、申請を受け付けないような、そんなふうに見られるような行為も慎んでくれというようなことが書かれていました。
もう
コロナ禍で大変な人を、取りあえず生活保護を利用してもらって助けるということに、そういう国のほうの通知もあるみたいですけれども、それをどんなふうな形で考えておられるのか。
それと最後に、これはちょっとコロナと関係しませんけれども、予算を否決した中身のことなので、お答え願いたいんですけれども、くみとり券の着服事件で、第三者委員会に着服した元市の職員が出てこないということで、体調不良ということでしたけれども、これはやっぱり本人に来てもらって、真相解明というのはきっちりしていって、市民の信頼回復を図る必要があると思うんですよね。
やっぱり元職員には、きっちり反省もしてもらって謝罪もしてもらって、それからそれなりの償いですかね。特に泉南市に与えた財政的な負担というか、それについては本当に全額返してもらうというふうにしたいと、してもらわな困ると思うんですけれども、そんなふうなところでどんなふうなことを、これからどんなふうな進展があるのか、その点についてお答えください。
67 ◯田代保健推進課長 私のほうからは、コロナの関連の医療体制の充実について御説明をさせていただきます。
まず、医療従事者への支援ということでございますが、市として医療従事者の方々へ支援できることとしましては、過去に市の備蓄しているマスクや消毒液の配布等を3回行ってまいりましたが、今後も医療従事者の方々の感染防止策として、流通状況等も把握しながら、対策本部にて検討を行っていきたいということと、また他市町村の動き等の情報収集も行い、特に同一医師会であります3市3町とは、日頃より連携して、いろんな情報共有を行っておりまして、この
コロナ対策での
医療機関への支援策についても検討をしておりますので、引き続き検討を重ねていきたいと思っております。
そして、PCR検査の件でございます。
PCR検査は、症状があって保健所の受診相談センターに相談をして感染の疑いがあると判断された場合に、帰国者・接触者外来やドライブスルー方式のPCR検査を紹介してもらい、実施される流れとなっておりまして、泉佐野保健所管内の帰国者・接触者外来の場所と数は非公表となっております。
また、ドライブスルー方式のPCR検査については、泉佐野泉南医師会の協力を得まして、5月中旬より開始されているということでございます。
こちらの場所や日時等も非公表とはなっておりますが、泉佐野保健所管内におきましては、複数の箇所でPCR検査が実施できる態勢となっております。
第2波に備えて検査態勢の充実というのは、本当に重要事項でございますので、検査を必要とする方、皆さんが実施できますように、国や府に対しても要望していきたいと思います。
以上です。
68 ◯石谷保育子ども課長 では、私のほうからは、保育施設で保育業務に従事する職員についての支援ということで答弁させていただきます。
感染症対策の徹底を図りながら、保育を継続的に実施、今もしております。感染症対策への不安や疑問を抱えて精神的にも多大な負荷を負っているのではないかというふうに考えております。
感染症に対する強い態勢を整えるため、事業を継続的に提供していくために、これまでもマスクの配布であったりとか、あと消毒液の配布、備品の購入に対する補助を行っております。
引き続き令和2年度に対しましても、それらの購入費用、設備の充実に対する費用について、国の補助金を活用しながら、既に交付申請を行っておりまして、追加で
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金というものが、今現在、厚生労働省のほうから第2次
補正予算案ということで、情報提供をされております。
そこの中には、園内で保育の間、もしくは保育業務終了した後に、保育施設の消毒や除菌をする時間に対する超勤手当みたいな部分も補助の対象になるということで、追加で情報のほうが来ておりますので、まだ詳しいことは決まっておりませんが、活用できる補助金は適宜交付申請等手続を行っていく予定でございます。
以上です。
69 ◯藤原長寿社会推進課長 私のほうからは、介護施設等へのコロナ関係での支援につきまして、御答弁申し上げます。
長寿社会推進課のほうでは、3月に各介護保険事業所等、居宅関係の施設57法人に対しまして、アンケート調査をまず行っております。マスク、消毒、エタノールとか、その在庫状況をまず御確認させていただきまして、調査内容につきましては、マスク、消毒液など1日の使用枚数と在庫の項目に加えて、注文をされているのかとか、その他不足しているものがないかということで調査をまず行いました。
調査結果からでは、当面の在庫数は1か月、2週間は難しいなど、介護現場の状況の把握を、結果を取ることができました。
アンケート調査から見えてきた状況を踏まえまして、介護関係の59事業所に対しまして支援策といたしまして、約3,000枚のマスクと消毒液96本を支給いたしました。
コロナ関係の情報というのは、厚生労働省のほうからいろいろ流れてまいっております。その情報につきましても、即ホームページにアップするなり、またメール等で最新情報を流すとか、いろんなツールを利用しまして、最新情報につきましては、介護関係施設のほうには、市のほうから情報提供を行っております。
今後も状況をしっかりと把握した上で、どういうことが不足しているとか、その辺をしっかり調査なりを進めてまいりたいと考えております。
70 ◯高尾生活福祉課長 私のほうから、生活保護の活用ということで御答弁させていただきます。
まず、厚労省から生活保護の活用について、活用促進というふうなことがあるということでございます。
申請の拒否とか、そういうふうなものにつきましては、本市ではそういうふうなことは全く考えにもないというふうなことでございます。
それから、この4月、5月の数字なんですけれども、4月、5月の、5月の中旬現在の数字でございますけれども、新規の相談件数が非常にコロナの関係で多くなってきておりまして、4月、5月、5月中旬で53件の相談がございます。そのうちコロナの関係でということで来られた世帯が13世帯と。
そのうち申請になった方が20件で、コロナの関係でいうと3件というふうなことになっています。実際に生活保護の基準に沿って、懇切丁寧にきちっと御説明もさせていただきまして、利用できたほうを優先ということになってございますので、利用できる制度なりがあれば、まずはそちらのほうを優先していただくというふうな考え方でやっております。
以上でございます。
71 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 失礼します。くみとり券に関する第三者委員会の今後の進め方等について御答弁申し上げます。
まず、第三者委員会の再開なんですけれども、総務課のほうで事務局をされているんですけれども、聞いている状況を申し上げます。
6月中に再開しまして、そして元職員の聞き取りについてですけれども、体調不良ということですので、再度委員会に来ていただいて、聞き取りを行うというふうな方向で調整をされているというふうに聞いております。松本委員長も2回だけじゃなくて、3回ぐらいはチャレンジしたいというふうに聞いております。
そして、くみとり券の損害額を小さくするために、今後どうするかということなんですけれども、現在、市の調査で判明した内容については、随時警察のほうに資料を提供しておりますけれども、やはり警察のほうの捜査、プロの捜査に全面的に協力しまして、全容の解明がされるように協力しているところでございます。
以上です。
72 ◯宮阪市民生活環境部長 ごみの収集の関係について御説明させていただきます。
ごみの収集については、直営の職員と委託先と一緒に収集をしておるわけなんですけれども、その支援ということにつきましては、直営の職員もおりますので、なかなか金銭的な支援であったりとかというのは難しいかなとは思うんですが、支援ではないんですけれども、市民の方から応援というか、そういったものは頂いておりまして、感謝であるとか激励のメッセージをごみ袋につけて頂いたりとかいうようなことで、たくさんのメッセージを頂いております。
職員のモチベーションのアップにもつながっておりまして、その一部はホームページでも公表させていただいております。職員も責任感を持って職務に励んでいるところでございます。
それと、民営化に関してですけれども、直営を維持すべきではないかということなんですが、余剰人員を抱えるというのも、なかなか難しいところもありますので、以前から申し上げていますように、廃棄物の処理計画などの基本的な計画であるとか、災害時などの対応を考えて、直営職員は一定数確保する必要もありますが、民営化については、職員の退職者不補充という形を進めながら、一定数になったところで民営化に移行していく必要があるだろうというふうには考えております。
ただ、こういった災害であるとか、こういった
コロナ禍のような状況になったときに、ほかの自治体との協力とか、そういったことで乗り越えていく必要もあるのかなということで、今後はそういった面についても、十分に検討していきたいというふうに考えております。
73
◯大森委員 医療体制の充実でお答えいただいたんですけれども、医療従事者への支援というのは、やっぱり特別大事じゃないかと思うんですよね。例えばそういうコロナの患者さんを受け入れているというようなことが分かっているような病院の看護師とか、そこに出入りする人が差別的な扱いを受けるとか、そこにおる子どもさんが、そういうところで働いている方の子どもさんが保育所に来てもらったら困るとかというようなことを言われたりとか。
もちろん、感染リスクは一番高いですわね。そういう皆さんへの支援というのは、本当に心配りをぜひお願いしたいというふうに思います。それについてお答えいただきたいと思います。
それと、PCR検査なんですけれども、今の答弁の中で、僕の理解不足やったら申し訳ないんですけれども、場所が泉州地域には1か所か2か所あるけれども、発表されていないということだったと思います。
今このPCR検査の数を増やそうということで、東京なんかを見ていたら、おっしゃるようなドライブスルーとか、それから換気とか、感染を防ぐために屋外でやっているようなやつをたくさん見ています。
屋外では隠すことはできませんので、何か割とPCR検査数を増やす中で、ここでやっていますというふうな、屋外でテントを張ってみたいな形のやつで公表、非公表というたって、公表できるような状態になるものかなと思っていたんですけれども、その辺、何で公開されないのかとか、屋外で東京でしているような形でのものでは、そういうのをしないと検査の数が増えないと思うんですけれども、その点についてお答えください。
それと、保育所の経営の問題は、昨日の質疑の中で国の補助とか府の補助とか市の補助、補助があって、子どもさんがお休みになっても、経済的な幾らかの支援がされているということだったと思います。
医療施設、介護施設、いずれも、医療施設についてはコロナの患者さんを受け入れるところは、もういろんな機器の準備とかで、もう財政的に大変と。ベッドも空けなあかんので、財政が大変と。
普通の
医療機関については、もうコロナを心配して患者さんが激減していて経営が大変と。特に耳鼻咽喉科とか歯医者、対面でするような病院は、本当にもうお客さんが激減していると、そういう医療団体のアンケートなんかが、毎日新聞や赤旗に出ていましたけれども、9割が本当に倒産の危機にあるというふうなアンケート調査も出ていました。
ここらへのそういう経営状況なんかも、つかむといえばオーバーですけれども、そういうようなのもつかんで、ぜひ支援を、市でもう無理やったら、国や府へどんどん声を上げてほしいと思うんですけれども、その辺の状況が把握できていれば、それについてお答えください。
それと、生活保護の利用については、当面はもう例えば車を持っていても、とにかく利用してもらおうと。今生きるか死ぬかということであれば、家を追い出されるとかいうような状況であれば、そういうことも当面取りあえず認めて、車をどうするかの処理については今後の課題、今後のことで、取りあえず申請受付というふうにお聞きしているけれども、そういう話があったと思うんですけれども、今の僕の話、車の保有について正確かどうか、ちょっと見解をお聞かせください。
それと、くみとり券のやつは、やっぱり補償、損害を与えた分、市に対してね。これはどのような形で対応していくのか、大体の金額というのは分からないですかね。
市が懲戒処分をしたときに、49万やったか50万強の金額だけじゃないということでしたけれども、まだ全容解明、そのおおよその金額とか、それからおっしゃっていたように、着服以外のいろんな、雨が多かった日とか、そんなのがあるというお話があったけれども、そういうふうなお話があったけれども。
そういうふうな分を聞いて、着服されたおそれのあるような金額というのは、把握はまだできないんですかね。それもやっぱり警察任せになるんでしょうかね。ちょっとその辺についてお答えください。
74 ◯高尾生活福祉課長 私のほうからは、車とか資産を保有していても、生活保護は受けられるかということでございますけれども、原則、車を所有しておれば、やはりこれは生活保護は受けられないというふうな形になってございます。
それから資産、不動産、土地家屋、そういうふうなものを持っておられる方については、なかなかすぐに売れないというふうなこともございますので、生活保護法の第63条等を適用しまして、まずは保護をかけさせていただいて、それから処分なりができれば、その生活保護にかかった費用、生活費とか医療費も含めて、その分を返還していただくというふうなことでございまして、車については、原則所有しておれば生活保護は受けられないというふうなことでございます。
以上です。
75 ◯田代保健推進課長 医療提供体制の充実ということで、医療従事者への支援策という御質問でございますが、病院自体が非公表であり、またその病院が市内とは限らない状況の中、働いておられる方を個別に把握するというのが、なかなか難しいということもございます。
また、国のほうで診療報酬単価を2倍、3倍にアップするという話とか、また大阪府のほうも支援策ということで、実際に働いておられる方の支援給付というのも検討されているということでございますし、他の市町村の状況等も見ながら、今後検討していきたいというふうに思います。
それから、PCR検査の実施場所がなぜ発表されていないのかということでございますが、やはりまだまだ検査態勢も十分とは言えず、限られている中で、本当に必要な重症の方々から実施していくということと、公表することで軽度者、軽症者が病院に殺到されて、必要な重症者の方のベッドが確保できなければいけないという、それは当初からの国の方針でございまして、そのとおりに実施されております。
ドライブスルー方式、泉佐野保健所管内で現在実施されております。施設、病院の中で実施するよりも、病院の中であれば、お一人検査するたびに施設の消毒等、本当にお一人に大変な時間を要することになるんですけれども、ドライブスルー方式であれば、そういった施設の消毒等が省略できるというところもありますし、お一人にかかる時間も少ないということで、検査態勢の充実のほうには、つながっていっているというふうに思います。
それから、
医療機関の経営状況のことでございますが、本当に外出自粛で病院に行かれることについても、皆さん自粛されて、病院のほうに受診される患者さんが減っているという問題でございます。
日本医師会のほうが経営状況のアンケートを実施されておりまして、本当に診療報酬が下がってきているということ。また、引き続き4月もアンケートのほうを継続予定ということですので、そういったデータのほうも参考にさせていただきたいと思います。
また、市としてできることとしましては、国のほうが電話やオンライン診療を時限措置ということで認めるようになっておりまして、泉南市内でも実施していただいている
医療機関が複数ございますので、そういったところの市民への周知ということも、図っていきたいというふうに思っております。
以上です。
76 ◯高尾生活福祉課長 先ほどの生活保護の車の所有について、ちょっと答弁の訂正をお願いしたいと思います。
先ほど、車を持っていれば生活保護の申請ができないというふうなことでお答えさせていただきましたけれども、車をお持ちの方は、まずは処分をしていただいた上で、御相談に乗らせていただくということでございます。
以上です。
77 ◯小井健康子ども部長 私のほうからは、課長の答弁の補足といたしまして、この27日に、国の第2次
補正予算が、新型
コロナ対策の感染拡大に対する第2次
補正予算が閣議決定されました。
その内容において、医療従事者、医療現場への支援といたしまして、
医療機関の従事者や感染が発生した介護施設などの職員に対して慰労金として20万、そのほか
医療機関の収入補償や物資の確保、また治療薬やワクチン、そういったところの医療現場への支援も決定されてございます。
その辺の情報も入手いたしまして、これからは、市としてできるだけの支援に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
78 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、損害額の補償に関連する御説明、どう考えているのかの御答弁を申し上げます。
まず、元職員のほうの証言といいますか、損害に関しては、弁済していくというふうにおっしゃっていますので、弁済していただくというふうに考えてございます。
そして、損害額の確定なんですけれども、これまで御答弁申し上げていますけれども、警察の捜査の関係で多くを語ることはできませんので、御容赦いただきたいと思います。
以上です。
79
◯大森委員 生保の利用は、答弁を変えますとおっしゃったけれども、車の処分をしてから来なさいということで、前言と、前のやつと同じだと思うんですけれども、もう少し確認してほしいんですけれども、取りあえず車を保有していても、今も言うたような
コロナ禍で生きるか死ぬかという状況の中であれば、とにかく申請は受け付けると。
もちろんその中で処分をどうするかとかいうふうなことにはなるとは思うんですけれども、高尾課長がおっしゃったような車を処分してから来なさいというのは、今までと同じ中身だと思うので、ちょっとその辺のところをもう一度確認していただいて、また後、今日でなくても、この委員会の中でなくてもいいので、また一遍教えてほしいというふうに思います。
それと、全国で保健所がもう半分ぐらいに減らされていると。大阪は特に減らされていて、保健所で働く府の皆さん、職員は大変で、新聞記事でもテレビでも何度か報道されているとおりなんですけれども、泉南市の保健センターの状況はどんなんなのか、結構問合せが多いというふうにお聞きしているので、現状とか。
それから、大阪の保健所なんかは、いろんな職員が動員されて回しているそうですけれども、保健センターの職員にそういう府の保健センター、保健所に応援に来てくれとか、そういうことはないのかということ。
今の日常業務はどんな状況にあるのか。どの職員も今忙しい中だと思うんですけれども、保健センターは特にというようなことがあれば、教えてほしいと思います。
どんな相談が多いのか、今聞いたら、あまりPCR検査が進んでいないような気がするんですけれども、数がそんなに増えていないような気がするけれども、実態はどうなんですかね。もう4日間休んでみて、熱が下がっていなかったら来てくれというような方針を撤回したとかいうて聞いたりするんやけれども、そういうところでのPCR検査は進んでいっているんですかね。あまり現状と変わっていないんですかね。どうなんですか、その辺についてお答えください。
80 ◯田代保健推進課長 まず、保健所の業務が大変膨大ということで、私たちも本当に聞き及んでおります。
ただ、今現在のところは保健所から市町村への応援要請というのはございませんが、もしかしたら今後、保健所が相談を担っている部分の相談について、市町村に要請等があるかもしれないというのは、可能性としては考えております。
また、保健センターへの健康相談、電話相談の状況でございますが、1月の末から先週までの状況で約211件の御相談を頂いております。
多くは、御自身がこういう症状があるんだけれども、感染ではないかという御相談でございまして、府といいますか、国の定めている基準にのっとって、市のほうもそういう状況であれば、まずは、かかりつけ医に御相談くださいとか、受診相談センターへの基準を満たしておられれば、保健所の相談センターの連絡先を御紹介させていただいたり、また、特に症状で御不安が強い場合も、大阪府の相談窓口を紹介させていただいたりとかを、させていただいています。
そのほかには、一般的な感染に対する不安とかを訴えられる場合につきましては、一般的に言われている感染予防策をお伝えさせていただいたりをしております。
特に当初は、やっぱりそういった症状の方が多かったり、泉南市内で陽性者が発生した後は、どこの地区の方なのかとか、本人を特定するような御質問等も多くございましたが、現在はそう多くはないんですけれども、やはり不安から、お一人に結構時間がかかる中、自粛の中で人と話す機会も減ってこられているというところで、本当に久し振りに人とお話しをしましたということで、漠然とした不安感とか、そういった心のストレスを多く抱えておられるような、そういった印象のお電話等も、若干かかってきております。
現在の保健センターの業務でございますが、緊急事態宣言で乳幼児健診等が延期になったり、また健康教室も中止したりという状況でございましたが、宣言解除に伴いまして、いろんな事業を再開に向けて今現在準備を進めておりまして、実際にもう乳幼児健診は再開しております。
緊急事態宣言中につきましては、やはり延期してそのままではなく、特に乳幼児の方々を抱えるお母様方のいろんな育児不安解消に向けて、対象者の全ての方にお電話で状況等をお伺いして、心配ごとがないかというのを確認したりとか、また必要な方には、個別での健診や発達相談等を御案内したりして、育児不安の解消に努めてまいりました。
あと、PCR検査の実態がどうなのかということなんですけれども、管内での保健所ごとのPCR検査数等も公表はされていなくて、大阪府全体としてどうかという数しか発表がされておりませんので、こちらのほうでお答えは、なかなかしにくいところです。
5月13日に、PCR検査以外で抗原検査のほうも認可されたということで、そちらもまだまだ検体キット数が少ないので、主には帰国者・接触者外来を中心に配られるということですけれども、PCR検査よりも、本当に短い時間で、約30分程度で、また専門の機関でなくても、そこで判断ができる検査もできてきております。
医療機関のほうもその検査を併用する中で、もう早く判断できれば、早く医療につなげられますし、その方の濃厚接触者についても追っていけるということで、感染拡大を防ぐ役割を果たすことができるのではないかというふうに期待しています。
以上です。
81
◯河部委員長 会議の途中ですが、午後1時30分まで休憩いたします。
午後0時10分 休憩
午後1時30分 再開
82
◯河部委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
大森委員、継続しますか。
83
◯大森委員 はい。もうええんかな、高尾課長のこと。生保のやつはあれでええんかな。
84
◯河部委員長 今日じゃなくてもええと言うたから、多分調べているのと違いますかね。
85
◯大森委員 このまま、あんな大事なことをね。
86
◯河部委員長 いや、後で答弁をまたやってもらいますけれども、今日じゃなくてもまた後日でもと言うたんで、多分正確な情報を調べていると思うんですけれども、取りあえず継続して続きの分をしてください。
87
◯大森委員 一応あれで終わりにと思っていますので、3回質問しましたので、以上で。
88
◯河部委員長 もう残りの分もいいんですか。
89
◯大森委員 ああ、ごめんごめん、そういう意味ね、ごめんごめん、すみません。民生費、衛生費が終わったので、ごめんなさい、質問します。失礼いたしました。
90
◯河部委員長 はい、どうぞ、引き続きお願いします。
91
◯大森委員 まず1つ、土木のところで、これは直接コロナとか否決したということには関わりありませんけれども、和泉砂川駅前の整備の状況、大分整備が進んでいるようですが、あと移転なんかはこれからというふうにお聞きしていますけれども、その辺の状況についてお聞かせください。
それとちょっととんで、農林水産に関わってですけれども、市内業者の
コロナ禍の影響は、何度も質問がありますけれども、ちょっと状況が分かれば教えてほしいと。
それから、地場産業も、これも
コロナ禍後、大きく変わると思うんですよね。国内産が必要やというふうに今言われていて、農産物ですよね。それから漁業なんかも、そういうふうに中国から輸入とか海外の輸入が止まったりして大変な状況で、そういうふうな転換について、どのように考えておられるのか。
観光も、もう誘客の施設でコロナ後は、コロナ前と違うというふうにいうて、市のほうはそういう認識もなかなかないようですけれども、少なくとも一、二年はそのような、お客さんが全世界から来るという状況ではないというのは、市長もおっしゃっているところです。
ここでの見通しとか、3密を避けるためにも全国からお客さんがどんどん来るという状況にはないと思うので、その辺、どんなふうに観光業なんかの支援とか、体制の変更について考えておられるか、お答えください。
92 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 和泉砂川の駅前ですけれども、現在当面の整備目標としてお示しさせていただいております、計画に必要となる事業用地については、あと関係権利者1名となっておりまして、資料等については、本人に送付させていただいております。
現在、手紙を送ったり、電話にての連絡を取る手段として試みているところですけれども、なかなか接触できていないというのが現状です。
それと本年度の予定工事といたしまして、大阪側の接続部分となる工事について、6月入札にて発注する予定としておりますので、双方からの工事を進めさせていただく予定でございます。
以上です。
93
◯岡市民生活環境部参事 私のほうからは、市内業者への
コロナ禍の影響についてという点に関しまして、市内業者の実態等を一番よく把握されておるのが商工会ではないかなというふうに考えております。
商工会にお話をお聞きしますと、やはり
コロナ禍の影響によりまして、売上げ減でありますとか、あと休業問題に直面している市内事業者の融資に係る相談件数というのが、もう4月、5月もかなりの数に上っているということをお聞きしております。
また、産業観光課の窓口におきましても、融資に係るセーフティネット保証に関する認定件数も、昨日夕方の時点で、既にもう109件を数えておりまして、そういう点からも、資金繰りに困難している事業者の状況がうかがえるかというふうに考えております。
また、休業要請支援金、府・市町村の共同支援金でありますとか、あと国によります持続化給付金などの問合せに関しましても、かなりの件数が増加しているような状況でございまして、その点からも、市内事業者の経営状況の悪化が懸念されているというところでございます。
その点で、ちょっとずれるかも分かりませんけれども、市内事業者の雇用と就労関係について、泉佐野のハローワークにお聞きをしたところ、1月の有効求人倍率は1.36という数値でございました。3月には1.10と少し下がりまして、4月には1を切るぐらいのレベルにまで落ちてきているということでございます。
4月の新規の求職者の数でございますが、4月は1,084件、前年4月に比べますと若干6%少し求職者、仕事を求められる方が増えておられるという点からも、コロナの影響を受けているのではないかということでございます。
意外と求職者が少ないという点に関しましては、それぞれの事業者が雇用調整の助成金でありますとか、持続化給付金の申請をされておりまして、労働者が解雇されていない状況、一時休止といいますか、家で待機とか、そういった点がありまして、あまりそういった点に関しましては、解雇というのが極端に増えているというような状況ではないということでございます。
私からは、以上です。
94
◯大原産業観光課長 農業と漁業への影響なんですが、飲食店への営業制限等によって影響が出ているというのは聞いております。花卉については、かなりの影響で、大変なことになっているというのも聞いている状況です。
その中で、国の持続化給付金というのが、農業者も漁業者も適用されるということですので、その辺の周知を、土地改良区であったり、農業委員会であったり、漁業組合のほうと連携しまして、周知に努めているところでございます。
以上でございます。
95
◯岡市民生活環境部参事 観光業についてでございます。
ポストコロナにおいて、その計画等の変更が必要ではないかという御質問に対しまして、本市におきましても、藤まつりでありますとか、ローズフェスタ、先ほどもお話にございました海水浴場の開設の中止、観光協会が行っておりますウオーキング等の
イベントの中止など、
コロナ禍の外出自粛による影響によりまして、観光分野は大きな影響を受けているところでございます。
その一方で、国による外出自粛の段階的緩和の目安といたしまして、観光においては、感染状況を見つつではございますけれども、今後6月18日までは都道府県内で、人との間隔を確保しながら、徐々に観光に対する振興を行っていき、6月19日以降は、都道府県をまたぐものも含めて、徐々に観光の振興をしていくという方向性が示されているところでございます。
その後、7月下旬以降におきましては、国内向けのGoToトラベルキャンペーン事業を実施いたしまして、官民一体型の消費喚起キャンペーンを実施するということを示されております。
本市におきましても、感染状況等社会情勢に考慮をしながら、国内における人の流れとまちのにぎわいづくり、地域の再活性化を進めてまいりたいというふうに考えております。
また、インバウンドの誘客につきましても、先ほど市長のほうから答弁がございましたけれども、コロナ前の状況に回復するには、年単位のかなり時間がかかるかもしれませんけれども、受入れ態勢、受入れ対策などの検討を行うなど、今後の対応を進めてまいりたいと考えております。
以上です。
96
◯大森委員 まず、砂川樫井線についてお答えいただいたんですね。じゃない和泉砂川駅。連絡がつかない状況にあるということではない。あと1件残っている状況の方が、まだ移転の費用がしっくりいかないとか、そういうことで遅れているんですね。ちょっとその辺の状況をお聞きしたいというふうに。
移転の状況は、もう移転する話は決まっているけれども、まだどういうんかな、交渉中みたいなところとか、あればそういうことも含めてちょっと教えていただけたら。
あと1件残っているということだったけれども、この影響は、どんなふうな影響があるのかについてお答え願いたいと思います。
ハローワークに聞いていただいて、貴重な情報を聞かせていただいたんですけれども、解雇が少ないということがあるだろうと。一方で求人は減っていると。
そやけど、これは6月いっぱいまでは何とかもつけれどもという業者の声がいっぱい出ていましたし、病院関係も言うていますわね。6月いっぱいまでは何とかもつけれども、感染はまだ2次のやつが今出てきていますけれども、感染が止まっても、
リーマンショック以上の景気の悪化で、自殺者が増えるんじゃないかというふうに、言われていることがあります。
こういう求人の減少というのは、本当に大変なことなので、そういう対応が必要で、そういう解雇とか失業、休業による対策は、どんなふうなことを考えておられるのか。
直接そういうのでなくて、タオルを作っている人のお話を聞きますと、ホテルが閉まっているからタオルを持っていく先がないというようなことで、仕事がないという状況があるとか、幅広く観光というても、下支えしている業者があるんだなと思うんですけれども、そういう状況をつかめていれば、お答え願いたいと思います。
それから、雇用調整基金も休業補償も、本当に使いにくいみたいですよね。3分の1ぐらいしか支給が決まっていないかなという状況なので、これの改善をどんなふうに考えておられるのか、お答え願いたいと思います。
それと、花卉、それから漁業、農業にも影響が出ていると。農業なんかの話を聞くと、有名店かなんかに持っていくような、ミズナスみたいな高級品が売れないんやと。漁業なんかもやっぱり聞いてみると、これは新聞報道なんですけれども、やっぱり高級な魚が売れないと、お店に持っていくような魚とか、外国の富裕層が食べてくれるような魚が売れなくなっていると。多分、花卉も多分そういう、バラとかコチョウランとか、そういうふうなのに影響が出ているのかなと思うんです。
そうなると、大分影響が長引くのと違うかなというふうに思うんですけれども、そんなことについてはどんなふうに考えておられるのか。
あと、岸和田市がだんじりをやるというニュースがありましたけれども、岸和田市がするというたらどうなんですか、やっぱりこのかいわいのだんじりもやるんじゃないかという話を聞いたりするんですけれども、この影響というのは、どうですかね、もう岸和田市がするから、それになびいて貝塚市、泉佐野市、泉南市とか、そういう地域でもやるような方向でいくのかなと思うんですけれども、そんなことは別に全然聞いたりとか話題になったりしていませんかね。していればちょっとお答えください。
97 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 昨年までは相手方、弁護士を入れての交渉となっておりましたが、今年に入りまして直接という形となっております。
以前もお会いしているんですけれども、御高齢ということもありますし、身内で御不幸があったというところもございますし、ただお話しさせていただいている中で、なかなかお話しにならないというか、なかなかお話を聞いていただけないというような状況が続いております。
そういう中で、お手紙を出させていただいたり、お電話で、今度お会いできる日時の決定をしたいとか、そういう申出もさせていただいているんですけれども、なかなかお会いすることができないない状況が続いているという状況でございます。
ただ、あと関係者1名ということになってきておりますし、御協力いただいている方々もたくさんおられますので、その辺りを考えながら、事業の進捗、進めてまいりたいと思っております。
その影響についてということですけれども、この1軒、かなり重要な場所にありますので、駅前と砂川樫井線の接続ができないということが、かなり影響するというところでございます。
以上です。
98
◯岡市民生活環境部参事 私のほうからは、今回の
コロナウイルス感染症、一旦現在は落ち着きを見せておりますけれども、第2波、第3波というようなところが、非常に懸念されているというところでございます。
その都度、失業でありますとか、事業所の倒産でありますとか、そういうようなものが増えてくるのかという点に関しましては、こちらもハローワークにお聞きしたんですけれども、5月25日の時点で緊急事態宣言が解除をされました。
これがもっと6月中旬、下旬にもしも解除が延びておれば、かなりの件数の倒産が増えていたであろうというふうなことを教えていただいております。
幸いといいますか、5月25日の時点での解除によりまして、現在のところハローワークで把握しておられる雇用関係でありますとかは、非常に大きな影響というところは、まだ出ていないというところでございます。
ただ、第2波、第3波に対する支援、事業者の支援に関しましては、国によりまして、今後半年間で最大600万円を上限といたしまして、家賃の3分の2を給付します家賃支援給付金でありますとか、あと、雇用調整助成金の日額、現在は1人当たり8,330円となっているところ、1万5,000円まで引き上げるというような方針も出されておりますので、こちらで何とかその分の若干の対応をしていただけるのかなというふうに考えているところでございます。
あと、こちらの雇用調整助成金の申請自体が、非常にやりにくいというお声は、確かに私どものほうにも届いております。その点も国が若干こちらの申請方法というのを簡易化したというお話も聞いておりますので、そういう点に関しましては、国のほうで対応していただいているのかというふうに考えてございます。
あと、本市のやぐら祭りに関しまして、それが中止とか、行いますよとかいう情報に関しましては、まだ私のほうではつかんでいないという状況でございます。
以上です。
99
◯大原産業観光課長 農業、漁業なんですが、まずは今の持続化給付金であったり、農水省から出ている融資であったりの周知であったり、持続化給付金もウェブ上での申請ということですので、なかなか高齢の方には分かりにくい部分がありますので、その辺の相談をしっかりとやっていきたいと。
あと、今後の支援については、農協であるとか農業委員会であるとか、漁業組合と連携、相談しながら進めていきたいとは考えております。
以上です。
100
◯大森委員 和泉砂川駅から海側の道路の、和泉砂川駅から市役所のほうに向かう道路の、あの辺の道路の拡幅とか、それから大型スーパーが出店したことによっての整備、移転とかいうようなところは、もう全部終わっているんですかね。
そこでの補償とかいうのも、きっちりいっているのか、ちょっとその点をお答え願いたいと思います。
それと、今、岡参事から説明があったけれども、大分改善は進んでいっているようなんですけれども、ただやっぱりまだ本当に困っているところまでいっているかという状況ではないと思いますので、やっぱり感染防止と営業とをきっちりしようと思ったら、今、第2波、第3波が出てきている状況を見れば、やっぱり自粛してもうて、きっちり補償するということが一番大事かなというふうに思います。
それはもう僕の意見ですけれども、あと、農業者、漁業者については、もうそういう支援がやっぱり大事なんで、使いにくいところは、ここは本当にパソコンを使える人とかウェブというのが難しい人がたくさんおると思いますので、サポートをきっちりしてほしいと思います。
じゃ、駅前のことだけちょっとお聞かせください。
101 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 スーパー出店に際してのものはないんですけれども、駅前道路については、大阪府道となっておりまして、拡幅じゃなしに、歩行空間の確保ということで、事業のほうを進めるというふうには聞いております。
それとあと、以前より地元区から要望いただいておりました視界の悪い交差点ですね。駅前から下りてきて第1交差点のお肉屋さんのところの交差点についてですけれども、これも市道の拡幅工事というのは今年予定しておりまして、地権者、関係権利者の方々との契約については、間もなく締結するというふうな形の予定となっております。
以上です。
102
◯大森委員 分かりました。駅前のやつは地権者の皆さんとかときっちり話をして、納得いってもらうように進めていただきたいというふうに思います。
引き続いて、教育についてお聞きします。
学校における感染防止対策で、議案第30号で大分いろんな具体の対策が示されていますけれども、フェースガードなんかはなかったような気がするんですけれども、そういうやつの利用とか、それから昼食時の対応とか、それからちょっと熱が出たり、気分が悪くなったりした人、生徒とか児童が出た場合の保健関係のそういう態勢とか、少人数学級とか、それから何ですか、時間を分けて時差出勤やないけれども、そういうふうな体制を取られていると思いますけれども、そういうところ。
それから、ふだん日常からの子どもとか教職員の体調管理、どんなふうに考えておられるのか。
それから、7・8月の授業をどんなふうな体制で組まれるのか。暑さもありますしね、あとこのときの夏休みの子どもの居場所いうても、勉強勉強というわけにもいかないと思うので、夏休みの居場所、7・8月のそういうのはどんなふうに考えておられるのか。
それから、教員の増員、国が3,100人募集するということを、前も質問させてもらいましたけれども、小・中学校で3万校あるから、3,000人増やすというても、10校に1人の増員にしかならないんですってね。
そやから、これじゃ、どういうんかな、本当に密を避けるような、そういう事業には不十分だと思うので、国任せにはできない部分があると思うので、それについてお答えください。
それと、これは予算に反対したときの理由の中で、就学援助金、給食費とそれから修学旅行費の実費負担にしてほしいということで質問ということなんですが、前に質問したときに、市長が財政難やからできませんというふうにおっしゃったんですけれども、この就学援助金を実費負担にするかどうかという判断基準が、財政状況でええんかなとつくづく思うんですよね。
本当に今、貧困でそれから仕事がなくなってコロナの影響を受けている子育て世代の苦しいところに対して、財政難やから全国ほぼできているような支援ができませんというふうなことの、こういう考え方、進め方でいいのかというふうに思うので、それについてお答え願いたいと。
もう、これは特に
コロナ禍になってもっと声を大にして言いたいんやけれども、近隣では短期間にしろ学校給食の無償化をやっているわけですよ。そういう中で、何で泉南市は貧困層を支援する就学援助の100%の実費負担ができないのかと。何か教育的に問題があるのか、これを財政難ということで片づけていいのか、その辺の市長の見解をお聞かせ願いたいと思います。
それからあと、学力テスト、チャレンジテストも廃止になるんですかね、廃止って、今年はしないんですかね。そういうふうなことで子どもたちに負担をかけない、本当に楽しく学校に行けるような、もちろん勉強を一生懸命にできるような環境づくりをしながらですけれども、テスト、テストというような形じゃなくて、やっぱり学校に慣れていってもらうところから始めるということで、学力テストやチャレンジテストも中止になったかと思うんですけれども、ちょっとその辺の背景についてお教えください。
103
◯河部委員長 大森委員、もう公債費のやつもあればやってください。1個だけやから。
104
◯大森委員 財政調整基金、市長、これも取り崩すということでしたけれども、どの程度取り崩すとか、それから基本は、必要なものは取り崩して、
コロナ対策に回してもらうということだと思うんですけれども、そう単純にはいかへん部分もあるかと思うんですけれども、財政調整基金、どんなふうな活用をしながら
コロナ対策を進めていこうと考えておられるのか、お答えください。
ちょっとごめんなさい。あとはJETで聞きたいのは、外国人の人が今足止めになっていますわね。そういう人たちへの何か補償とか何かはしてはるんですかね。
もしか来てもらおうと思ったら、もしか今現時点で仕事がないというんであれば、補償が必要かなと思ったり、そういう補償は国がしているのかなと思ったりしたので、その点についてお聞かせください。
105
◯河部委員長 大森委員、一番最初に質問のあった感染防止のやつで、マスク、消毒液、フェースガード等と言われていたと思うんですけれども、取りあえずこれ第30号でまた、この第27号にはそれは入っていないので、第30号でやってください。
106 ◯岩崎指導課長 私からは3点、学校における感染防止などの対策についてと就学援助金の拡充について、また学力テスト、チャレンジテストについて御回答申し上げます。
まず、学校における感染防止対策につきましては、委員御指摘のとおり、本当にもう新しい生活様式で学校の再開を迎えなければなりません。子どもたちや教職員が、この感染症に対して、まず正しく理解をして、感染のリスクを自ら判断をして、これを避ける行動を取るということができるということが大切になってまいりますので、この感染症対策に関する指導が不可欠であると考えております。
このような丁寧な指導を通じまして、子どもたちがこの感染症の理解をしっかり深めていただいて、これまでに申し上げた3密回避、また環境として窓を開けて換気をするとか、それから1メートル以上離れた形で子どもたちが活動するとかいうことを、十分しっかりと学校にも周知をお願いした上で、学校再開に向けていくために、感染防止の対策としてまいりたいと考えております。
2点目といたしましての就学援助金の拡充につきましては、今年度は予算の範囲内できるだけ対応をしてまいりたいというふうに考えてございます。
3点目の学力テスト、チャレンジテストにつきましてですが、まず、学力テスト、いわゆる全国学力・学習状況調査につきましては、今年度は中止となりました。ただ、その問題は、もう各学校に送られてまいりましたので、その問題をしっかり活用して、子どもたちの学習に使っていただくようにということですので、それを学習いただくということでお願いをしております。
大阪府が行いますチャレンジテストにつきましては、6月19日予定であった中学3年生は中止。
なお、令和3年1月に行われる予定の1年生、2年生のテストにつきましては、今のところは予定どおり行われるというふうに聞いております。
以上でございます。
107
◯竹中市長 私のほうから、就学援助費についてでございますけれども、これも以前から申し上げておりますとおり、5年ほど前に就学援助費、特に修学旅行、そちらのほうの10%引上げをさせていただきました。
その後、給食が中学校給食まで拡大しましたので、ここでその辺の就学援助費の費用がかなり大きな額が増えるようになりました。
その辺の増加もありまして、非常に財政的にも厳しい状況が続く中、それの負担をさせていただいているわけでございます。
前にも言いましたとおり、もうちょっと経済がよくなって、今回のコロナの影響で、ますます財政が厳しくなるような状況下というふうに思いますけれども、これもまた経済が活性化されて、よくなったときには、また改めてこの引上げについても考えさせていただきたいというふうに考えてございます。
それから、学校給食の無償化ですが、近隣では泉佐野市、田尻町がやられるということでございますけれども、田尻町なんかは、非常に財政的に余裕があるわけでございますが、本市はそういう余裕が全くございませんし、こういう状況の中では、申し訳ございませんが、この辺の給食の無償化というよりも、水道だとか、あとほかの施策、この第30号で提案させていただいていますけれども、その辺の施策で対応させていただきたいというふうに考えてございます。
108 ◯桐岡教育総務課長
コロナ対策の昼食時の対応につきましては、大きく配膳時の接触を減らすための工夫、取組として3点考えております。
まず1点目が、小学校につきましては、3品あった給食を2品に減らす。それから中学校につきましては、ランチボックスと食缶だったんですけれども、食缶を減らす。
2点目として、中学校におきまして、箸のほうを貸与する予定だったんですけれども、これをやめまして箸を御自宅から御持参いただく。
それから3点目、小学校給食につきましては、給食係の子どもの手袋のほうを配布する予定をしております。
以上です。
109 ◯山口教育部参事 私のほうからは、夏休みの居場所に関することについてお答えいたします。
夏休みの居場所づくり事業につきましては、昨年度各小学校区を全て回らせていただいて、青少年センターと図書館と、あと埋蔵文化財センター、3館のほうを協力いたしまして、たくさんの御参加をいただいたところです。
当初は、昨年同様に各学校区で実施する予定にしておりました。しかしながら、御承知のとおり
新型コロナウイルスの感染拡大によりまして、臨時休校となりまして、緊急事態宣言も出されましたので、解除されましたけれども、まだまだ安全という状態ではございませんし、夏休みも短縮になるということもございます。
今回につきましては、学校区のほうを回って、各学校でやるような内容のものはちょっと難しいかなと考えております。
今のところ、少ない夏休み期間でございますので、一応青少年センターや埋蔵文化財センター、図書館を使っての、そういった職員ができるような内容でのプログラムを、安全に来ていただいてやれるような内容で検討しているところではございますけれども、現在、こういった緊急事態宣言が解除されまして、いろんな活動が再開されているところですので、今後また緊急事態宣言解除後の2週間後以降の動向を見ながら、開催するかどうかも含めまして現在検討しているところでございます。
以上でございます。
110 ◯奥田人権国際教育課長 私のほうからは、JETプログラムの参加者のことについてお答えしたいと思います。
4月任用でありました10名のうち、現在9名の方とメール等でやり取りをさせていただいておりますが、皆さん、自宅待機をしていただいている状態になっております。
どちらの国も自国のほうも外出禁止になっている国が多くありましたので、自宅でずっと過ごしておられて、解除になった方から何人かの方は、ちょっと近所のほうでアルバイト的なお仕事はされているという情報が入ってきておりますけれども、基本的には自宅で待機していただいているという状況になっています。
以上です。(「補償は」の声あり)まだ、本市のほうで採用しているわけではないので、補償はできない状態です。
111 ◯赤野財政課長兼行革・
財産活用室参事 私のほうからは、財政調整基金の使い方について御答弁差し上げます。
予算ベースですけれども、財政調整基金残高については、令和元年度末で約8億円となる見込みとなっております。しかしながら、財政調整基金というのは、大阪府下でも少ない状況にあります。
また、泉南市が将来負担比率というものが高い状況にありまして、なかなか基金を自由に使える状況ではないというふうに考えます。
また、限りある財源となっていますので、活用する際には、より慎重にということで考えております。
今回の本予算についても、約2億円近くを取り崩しての対応となっておりますけれども、今後適切な時期に適切な額を取り崩して、活用することに心がけてまいりたいと考えます。
以上です。
112 ◯阪上教育部参与 委員お問合せの1つでありました国の加配の教職員の件についてお答えいたします。
大森委員御指摘のとおり、今現在国は3,100名ほど増員するというふうに言っておられますけれども、詳細はまだ我々に、大阪府を通じて下りてきておりません。
ただ、大阪府も教員が不足しているという状況ですので、なかなか具体的に配当があっても、厳しい状況かなというふうに考えております。
以上です。
113
◯大森委員 市長、財政が、経済がよくなったら就学援助金を増やすと。これはもうあべこべの答弁と違いますか。景気が悪くなって子育て世代が大変なんですよ。その上、コロナになって、今日、明日の本当に日々の生活が大変になって、景気が悪いからこそ支援するんですよ。
泉南市の都合で景気がええから悪いから、そんなことでするものじゃないでしょう、就学援助というのは。
文科省の就学援助の弾力的な活用をしなさいと。今6月やから、今就学援助の申請中ですけれども、教育委員会からきっちりした回答というか、集計中で分からないということですけれども、いろんな方に聞くと、増えているんじゃないかという状況を聞きますわ。
やっぱりそれはもう当然ですわね。今こんだけ景気が悪くなって生活が大変になっているんやから、就学援助を利用したいという人はたくさん増えてくるわけでしょう。
景気が悪くて大変やからあるんですよ。泉南市の財政の都合で就学援助を出す、出せへん、全国で当たり前にやっているような実費負担するか、せえへんかというような判断基準と違うでしょう。
子どもたちの置かれている状況を見ながら判断するのが市長の責任と違いますか。そんなむちゃくちゃな。ほんで、財政よくなったらって、財政いつよくなるんですか。景気がいつよくなるんですか。財政が悪くしたのは誰ですか。
市長は特別、土地開発公社とかいうようなことはしていないけれども、でも、それに市長はずっと関わってきて、ずっと市の幹部やったからね、そういう重要な役に全部関わってきはった人ですからね。責任があるとは言えへんけれども、ほんでも、こういう財政難の状況に関わってきた人でしょう。
子どもたちに1つも責任はありませんよ。好景気やからするとか、景気が悪いから、景気がよくなったらするって、全く反対でしょう。景気が悪くて大変やから、今してくださいというふうに言うているんですよ。もう一度答弁をお願いしますね。
財調もこれからのために置いておくと、何のために、何をするから置いておくというんですか。学校を造るためですか。学校なんて、もっと早く造っておかなあかんやつができていなかったわけでしょう。
やらなあかんときに必要なことをしていなくて、今学校できていない状況があるわけですよね。これから学校をいつ造るという方針ないでしょう。方針があるけれども、そんな財政なくてできないわけでしょう。何のために財政調整基金を置いておくのか。
今こんな、子どもたちの置かれている状況とか市民が大変になっている状況のときにこそ使わなかったら駄目だと思いますよ。
造る姿勢もどうかなと思いますわ。今日午前中にいろんな明石市の例とか大学教授の話ししたけれども、本当に無駄を削って、無駄というか、職員がいろんな知恵を絞って財政をつくろうかとか、基金を増やしていこうかというようなところまでいっていないでしょう。
そういう状況にならなあかん途中の中で、何が起こっているかというたら、着服事件でしょう。もうちょっと何かきりっとしたようなとかね、本当に今コロナってどういう状況なのか、よく考えて財政の使い方とか就学援助の在り方とか、子ども支援の在り方とかを考えていただきたいというふうに思います。またこれの答弁くださいね。
それと、学校プールの件ですけれども、屋内プールをやるということで、前もちょっと言いましたけれども、バスで行って換気で窓を開けるというて、真冬に窓を開けて行くのかと。
何か答弁の中で、屋内プールを経験してもらうためにやりますという答弁があったけれども、そんなメンツのためにやるようなものかと思うんですよ。
それか、それは言い過ぎやとしたら、真冬に窓を開けてしてまでやらなあかんのかと。もうちょっと違う方法でいろんな対策を取ってもらえばいいんやけれども、その答弁を聞いていると、何か屋内プールの実績づくり、僕らが反対するから、そういうことかもしれませんけれども、何かそんなふうに見えて、根本的にどこか違っているんじゃないかというふうに思うんですよ。それについても、ちょっとお答え願いたいというふうに思います。
それと、学校トイレ改修を進めてもらっているんですけれども、中国でトイレの製品を作っていて、なかなか機材が入れへんという状況をお聞きしているんですけれども、そういう状況じゃなくて、完成の方向で段取りよく進んでいるのか。完成時期とかいうのがあれば教えてください。
114 ◯岩崎指導課長 学校プールの件でお答えさせていただきます。
昨年度利用した子どもたちのアンケートの9割5分の子どもたちから、非常によかったという感想を頂いております。ぜひこのような
コロナ禍ではございますが、今年度は全ての学校・園で行くという計画を立てているところでございます。
今後の第2波、第3波によりましては、この屋内プールを子どもたちに経験していただくことが、今後分かりませんけれども、今のところは前回答弁させていただきましたように、子どもたちに1回はということを検討しつつ、今現在進んでいる状況でございます。
以上でございます。
115 ◯桐岡教育総務課長 小学校のトイレ改修につきましては、本来夏休みを活用した改修スケジュールを組んでおりましたけれども、今回夏休みを縮小するということで、ある程度、工事スケジュールというのは延びるのかなと考えております。
その結果、実際に何とか年内に2つの小学校のトイレの改修ができればというふうな予想を立てております。
以上です。
116
◯竹中市長 就学援助費の件でございますけれども、以前にも、私、泉南市の経済の活性化ということで、りんくう公園に非常に期待をしているところでございます。
今年はオープンの予定でございますけれども、以前に申し上げたときには、まだコロナでこういう開園が延びるということは想定されていなかったんですが、今回延びたことによって、またこれが感染源にならんように、しっかりとソーシャルディスタンスとかを取ってやっていくとなると、ある一定入場制限等をする必要もあろうかというふうには思います。
何らかの措置を講じた上で、ここが核となって泉南市の経済、そして観光振興が延びてくれば、その段階で経済が活性化し、そして就学援助費等の措置が講じられるんではないかというふうに私は考えてございます。
117 ◯赤野財政課長兼行革・
財産活用室参事 財政調整基金については、平成30年度の台風被害や、今後想定される地震の災害、今回のようなコロナ感染症など、そういった市民の災害についての事態を収拾するための財源だというふうに考えております。
今回コロナの影響で税収減や歳入については減ということが予想されます。今後また第2、第3の波というのも予想されていますので、継続した行政サービスが行われるような体制で基金を活用して、取り組んでいくということを考えております。
以上です。
118
◯河部委員長 大森委員、もうコンパクトにまとめてください。
119
◯大森委員 3回目やね、これね。
120
◯河部委員長 はい。
121
◯大森委員 財政調整基金の考え方、第2波、第3波があると。だから、そのために予算を使ってくれと言うているわけですよ。
それと、第1波でも大変、第2波、第3波でも大変で、こういう人たちが、みんな被害を受けたりとか将来の不安を持つときに、子どもらの話がありましたけれども、子どもらもみんな不安に思っているわけですよ。
そういう人たちのために予算を使うべきなんですよ。それが元気が出れば、また税収も増えるやろうし、景気もよくなっていくやろうし。その予算の1つが就学援助のお金なんですよ。
二、三千万でしょう。これを何か使ったからというて、子どもに悪い影響があるんですか。これを使ったからって、財政調整基金がパンクするとか、泉南市の財政状況が悪くなるというようなことになるんですか。
それどころか、これをすれば全国並みになったということで、みんなもホッともするやろうし、生活の大変な子育て世代は喜びますよ。議会には就学援助、児童手当増やしてくださいというて、他市並みに増やしてくださいというようなメール、要望が上がっていましたよ。
やっぱり子育て世代は大変なんですよ。特に低所得者のところ、就学援助なんかが必要なところは大変なんですよ。何でそこへの支援をそんなに嫌がるのかね。
さっきも言うたように、景気が悪いからこそするんですよ。景気がよくなって税収が増えたからしますって。
こんな状況でコロナの状況で、僕らも市長がりんくう公園で税収が増えたらというようなのを期待していましたけれども、少なくとも一、二年、数年はもうそんなよくなることはないんでしょう。これはどうするつもりですか、そんな府下最低、全国最低の水準をずっと置いておいて、何を意地になってそんなことをするのか、理解できません。
もうちょっと説明してくださいよ、市長。これをしたら何か悪影響とかあるんですか。何か困ることというのがあるんですか。ただ単に財政が大変やからという理由は変えないわけですね。それをもう一遍答えてもらいたいと思います。
あと、学校プールのやつは、もうアンケートをすぐ言うけれども、プール自体はみんな子どもたち喜ぶわけですよ。そうでしょう。このプールの比較も、屋外プールがええか屋内プールがええかという比較のものじゃないわけでしょう。
だから、それを持ち出してきて、その屋内プールがええというような形でのことで言うのは、もうどうかなと思うんですよ。
だから、そういう答弁の仕方をされると、今も言うたように、実績づくりというか、それは経験してほしいというのはあるかもしれんけれども、もうとにかく屋内プールでもうやってしまうんやと。反対意見は聞かないという姿勢の裏返しかなというふうに思うんですが、そのアンケートの仕方は、よくて当たり前やし、いいのはそういうプロというか、そういうインストラクターの人が丁寧に教えてくれたという背景があるんやからね。悪かったら大問題であって、そういうものを出してきて言うのは、どうかなと思うんです。その点についてもお答えください。
122
◯竹中市長 就学援助費の再度の御質問でございますけれども、先ほども言いましたように、給食費で中学校給食まで広げたということで、かなりこの金額が増大してございます。
そして、今回コロナの関係もあってのそのGIGAスクールの関係、これが非常に大きな金額を出費することとなりましたので、改めてこの辺の拡充というのは、それにさらに上増しするような負担が増えるということで、ちょっともうしばらくお待ち願いたいというふうに思います。
123 ◯岡田教育部長 失礼します。水泳授業のプールの関係でございます。私どもでは、今年度から全校を屋内プールで水泳授業をさせていただく方向で決定してございます。
この
コロナ禍によりまして、全国の学校、自治体で屋外型プールを活用されているところでは、もう水泳授業はできないというところも出てくる中で、私どもでは、先ほど担当課長が答弁しましたように、少しでも水泳授業ができる可能性が残っているという意味では、粛々と温水プールを活用して授業を進めてまいります。
以上です。
124
◯河部委員長 以上で
大森委員の通告による質疑を終結いたします。
次に、谷副委員長の質疑を許可いたします。
125 ◯谷副委員長 では、530ページの総務費、市制50周年記念事業につきまして、今回この
コロナ禍の中で、この前の議会の質疑の中では、状況を見ながら判断されるというふうに市長もお答えされていましたけれども、今後のいつやるのかとか、そういう判断は、いつまでに下すのかと。
あと、この記念品というのは何ですかね。ちょっとお答えしていただきたいなと思います。
続きまして、531ページ、同じく総務費の誘客連携による地域活性化事業、この
イベント業務委託の中身についてお教え願いたいと思います。
次に、655ページ、商工費、同じく誘客連携による地域活性化事業のこの泉州光と音の夢花火につきまして、これは本来9月3日、4日でしたかね、開催予定が10月に延期されたというところなんですけれども、今後コロナの状況によって、これがどういうふうになっていくのか、ちょっとお答え願いたいなというふうに思います。
次に、695ページ、教育費、JETプログラムにつきまして、4月に11名でしたか、今回
コロナ禍の影響で来られないというところで、今後どのような動きになるのか、お教え願いたいと思います。
以上です。
126 ◯水田総合政策部参事 市制50周年事業について、私のほうから御答弁させていただきます。
市制50周年ということで、今のところ考えておりますのが、セレモニーというのは、今のところ中止ということでなっております。ここである記念品というのは、市内で活躍しておられる市民の方に感謝状等の贈呈ということで考えておりまして、そのときに感謝状と一緒につける記念品ということになっております。
ここでいう
イベントなんですけれども、今のところNHKとか中学校の文化祭とかいうのを考えております。NHKについては、一応11月ということでなっておりますけれども、この
コロナ禍ということが考えられておりまして、第2波、第3波と来るかもしれないので、公開放送ということなんですけれども、この辺は無観客でするとか、その辺、また今後NHKとの調整の中で、どうするかということになってくると思います。
中学校の文化祭というのを、今のところ考えているんですけれども、これは年明けということで、年明けぐらいに中学校、合同の文化祭というのを考えておるんですけれども、この辺もまた学校の状況、生徒さんの状況、何かあって、コロナがまた第2波、第3波となりましたら、またどうするのか、中止するのかということになってくるので、今のところ、その
イベントというのを状況を見極めながら、クラスター等が起こらないように考えてまいりたいと思います。
引き続き、誘客連携による地域活性化ということでなっておりますものが、一応ここで50周年事業と絡めましてストライダーというのを考えております。
ストライダーというのは、子どものキッズバイクのそれの泉南杯というのを考えておるんですけれども、これについても、まだコロナの状況が落ち着かないということで、これもいつになるのかということは分からないんですけれども、これも状況を見極めながら、どういうふうな活性化、
ポストコロナというか、コロナが終わった後、せっかくの50周年もございますので、どうやっていくか。みんなコロナが落ち着いてやっぱり元気になっていこうということもございますので、市はじめ全国からたくさんの人が来られるように、落ち着いてからということになります。そういうふうに考えております。
以上となります。
127 ◯奥田人権国際教育課長 失礼します。私のほうからは、JETプログラムの今後の取扱いについてということですけれども、現在各国からの日本への入国制限、それから各国の出国制限が行われている関係で、4月来日予定だった11名の入国ができない状態になっております。
今後、各国の出国の準備ができたことと、日本政府がビザ発給等の措置が解除になって、入国手続ができるような状態になりましたら、順次入国できるような手続を進めていくというふうな連絡を受けております。
以上です。
128 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 夢花火に関してなんですけれども、御指摘のとおり、9月の上旬の予定だったのが、今現在は10月の初旬の3日、4日を開催予定として準備いたしております。
ただ、当然コロナの対策というのがあって、今後の情勢にも大きく左右されるんですが、同時にコロナと共存する社会において、地域経済の活性化、地域経済の復活も市場への活況をもたらすものという観点から、この活性化
イベント等については、ぜひ実施に向けて
コロナ対策と新しいライフスタイルに対応して、3密等の回避も含めた新しい開催方法を含めて準備を継続して、しっかりやっていきたいと思っております。
以上です。
129 ◯谷副委員長 ありがとうございます。市制50周年記念事業と531ページの
イベント業務委託料の中身につきましては分かりました。
この夢花火につきまして、その第2波、第3波がいつ来るかというのが本当に分からない中、その
イベント会社のところも、かなり経営状況も厳しいなという話も聞いておりますけれども、現在もクラウドファンディング等々で資金のほうも集めているというふうにも聞いておりますけれども、何とか落ち着いて大きくやっていただきたいなというふうには思いますけれども、これはいいです。
あと、教育費、JETプログラムにつきまして、今後の状況において、どのようになっていくか、まだ分からないというところで、例えばその入国がまだできないというところで、これが1年になるのか2年になるのかというのが、まだまだ分からないと。
今、そのICTを活用したリモート授業とかというのは、そういったことは考えていないのかどうか、お聞きしたいと思います。
130 ◯岩崎指導課長 私からは、リモート授業、いわゆるオンライン授業のことについての御質問に御回答いたします。
今、同時並行でGIGAスクールの取組で、子どもたち、先生も含め1人に1台タブレットということでやっています。
あわせて、現在学校のほうでは、こういった2か月の休校期間中に、先生方が授業動画を作成するなどして、やっぱり遠隔で子どもたちとやり取りができるということの中身を今開発しております。
教育委員会として、何も子どもたちにそういった学習機会の提供をしないわけはなく、今後も引き続き、その取組を広げて、どの学校でもリモート、オンラインの授業ができるということで取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
131 ◯奥田人権国際教育課長 JETメンバーとのやり取りは、今現在もSkype等で、ネットで面談等はしておりますので、そういうふうな機会を使って、実際にお話をするということはできるかとは思うんですけれども、1つ時差の問題がありまして、現在もこちらの朝早くの時間に向こうの夕方とかにやらせていただくということがありまして、授業でオンラインでやるというのは、なかなか厳しいかなと思っております。
あと、また実際は今のところ、会計年度任用職員として雇用しようと思っておりますので、まだその雇用形態になっておりませんので、その中でちょっと授業だけやってくださいとお願いするのは、非常に難しい状況かなと考えております。
以上です。
132 ◯谷副委員長 ありがとうございました。この泉南市のJETプログラム、大変教育の目玉というところで、本当に子どもたちも早くという地域もいろいろと活性化にもつながるというところで、ぜひやっていただきたいなというふうに思いますけれども、こういうふうな状況というところで、なかなかそちらの教育委員会のほうも、やきもきしているのかなというふうに思いますけれども、早いこと落ち着いてやっていただきたいなというふうに思います。
もう以上でいいです。
133
◯河部委員長 以上で通告による質疑を終決いたします。ほかに。
134 ◯梶本委員 僕もJETプログラムとGIGAスクールについてお伺いしたいと思います。
それともう1つ、今も谷副委員長が言われていました泉州光と音の夢花火実行委員会補助金、これについてですけれども、これは今実行委員会の主催者はどこであったのかというのと、費用対効果、誘客という意味では、人は集まるか分かりませんけれども、泉南市において落とすこの経済効果というのはどれくらいのものになるのか、計算されたことがあるんでしょうか。
それと、JETプログラム事業なんですけれども、これはちょっと予算面でお聞きしたいんですけれども、総額1億1,146万4,000円ということで聞いておるんですけれども、暫定予算が3,726万9,000円、今回3,066万6,000円ということで、ついておられますけれども、残りはどうされるのか。
それと、もう1つはGIGAスクールなんですけれども、これも3億1,562万1,000円、中学、小学校別に予算がついておりますけれども、その中で、まずJETプログラムのほうなんですけれども、これは今、一応小学校、中学校のほうでは授業要領というのを、ある程度考えられていると思うんですけれども、時間的、時期的、その講師のALTの先生方の来られる時間、日にち等々の絡みがあると思いますので、その辺、学校現場としてどういうふうに授業の中に取り入れていくのか。
それと、このJETプログラムの中のCIR、SEA、この辺の交流員等の日本への入国はどうなっておるのか、お答えいただきたい。
それと、GIGAスクールなんですけれども、これも限られたこの2か月半にわたって休業をやっておる学校授業の中で、どういうふうに織り込んで取り入れていかれるのか。
また、先生方の教育というのがどういうふうになっておられるのか。
それと、LTE接続、これの効果についてお伺いします。
それと、持ち帰りということも書かれているんですけれども、小学生に持ち帰らせて、この機械の破損等の問題が起こったときに、どういうふうに対処できるのか。
その端末はどういうものを予定されているのか、お聞かせください。
135 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 夢花火に関して、実行委員会なんですけれども、今年度はまだ正式な立ち上げはなく、昨年度でいいますと、構成されているメンバーというのが、大阪観光局、泉南市、泉佐野市、岸和田市、貝塚市等の青年会議所、また岡田浦漁協、樽井漁協、株式会社KADOKAWA、トライハードジャパンらによって構成されております。
経済効果については、もうオフィシャルに公表されている数値はございませんが、2日間で同時開催の音楽フェスタやグルメフェスタを合わせて10万人等の来場者のほうを計測しておりますので、一定の効果はあるんじゃないかなと思っております。
以上です。
136 ◯奥田人権国際教育課長 失礼します。JETプログラムの件でお答えします。
まず、予算面ですけれども、交付税措置されております予算の多くは、JETプログラムメンバーの人件費となっておりますので、690ページにあります人件費事業の報酬の中にあります会計年度任用職員の報酬の中に27人分の予算、お金が入っているということになっております。
それから、実際の外国語の授業につきましてですけれども、小学校5年生、6年生につきましては、今年度から教科書がついての授業を、日本の先生方でやっていただくということになっております。それの助手ということでALTが配置されるということになっておりますので、ALTが来るまでの間は、もう学校の先生でやっていただくということになっております。
それから、3年生、4年生、1年生、2年生においても、同じように外国語に触れる授業ということで、今、市内の学校の先生方のほうで、英語の授業のプログラムをつくっていただいて、それを各小学校に配布しておりますので、基本的にはそちらのほうを見ていただきながら、授業を進めていただくということになっております。
ただ、やはり小学校の教員だけでするというのは、難しいところもありますので、同じ中学校区の教員と連携しながら、授業をやっていただくというような形で、JETのメンバーが来たときにスムーズに移行できるようにしていきたいというふうに考えております。
それから、CIR、SEAにつきましてですけれども、CIRは国際交流員ですけれども、こちらのほうは、人権国際教育課に2名と、それから生涯学習課に1名、4月任用になる予定でしたけれども、ちょっとまだ来られない状況です。
任用した後は、ワールドマスターズゲームズの招致に関わる宣伝等、それから保育所、幼稚園等就学前期間での外国語活動の授業に携わっていくように計画を今立てているところです。
SEAについては、9月からの任用になっておりますので、まだメンバーは決まっておりませんけれども、野球とサッカーとそれから水泳の指導員の方をお迎えする予定になっておりますので、主には、中学校の体育の授業であったりとか部活動であったり、それから地域の子どもたちのスポーツ少年団等のコーチにも参加させてもらえたらということで、今調整に入っているところであります。
以上です。
137 ◯岩崎指導課長 私からは、GIGAスクール構想についてお答え申し上げます。
まず、先生方の研修についてはどうだということでございましたが、昨日各学校のICT担当者の会議を持ちまして、年間を通じてその先生方を中心に、各学校で研修を深めていただくというお話もさせていただきました。
それから、小学生の端末の持ち帰りのことのお話でございましたが、子どもたちにとって、その端末が1つの文房具であるということの視点から、やはり扱い方には十分注意してもらうために、保護者への説明も丁寧に行った上で、こういった端末、1つの学習道具として大切に使っていただくように指導をしていただきたいというふうに考えております。
LTEの効果につきましては、やはりこれにつきましては、Wi-Fiの環境のない場所でも、ということは、学校でも家庭でもその学習に取り組めるという点が一番効果をもたらすというふうに考えております。
端末は、どのようなものを選定する予定なのかということの御質問でございましたが、この端末につきましても、先ほど申しましたICT担当者の声、学校の声をお聞きしながら、子どもたちにとってよいものは何かということを探っていくということで考えております。
以上でございます。
138 ◯梶本委員 一番、当面問題になるのは、JETプログラムの講師の指導助手ですか、学校の外国語指導助手の来られる時期が一番ネックになってくると思うんです。
国はいろいろとあったと思うんですけれども、早く日本へ入られる国もあれば、日本のほうもビザの発行が遅れる国もあると、遅らせる国もあると思うんです。
もし早く来れば、来た順番でもう活動をしていただくのか、ある程度やっぱり足並みをそろえてやるのか、それも学校の授業の中で取り入れていくということになるので、今の状況で、日本人の先生が教えますよということでやられていると思うんですけれども、行く予定だと聞きましたけれども、その中でふいにポッと入ってきて、うまいことスムーズに授業ができるのかどうか。
それで、相手にもよることだと思いますし、コミュニケーション、日本の先生とこの指導助手とのコミュニケーションもかなりかかると思うので、これは下手にしたら、今年度のプログラムをやりましたというだけで終わってしまう可能性もあると思います。
せっかくいい取組なので、いろいろと細かいところまで検討されてスムーズに、もし日本へ到着した暁には、授業が始まるようにもっていってもらいたいと思います。
それから、GIGAスクールなんですけれども、これもどうですか、子どもたちに先にこの機器の取扱い、端末の取扱いを教える時間がまた要してくると思うんですけれども、これは2か月半、学校休業ということで来ましたので、そういう時間が、余分な時間が取れるのかどうか、その辺のところについてお答えいただきたいと思います。
139 ◯奥田人権国際教育課長 入国の件に関しましては、今現在任用団体である東京のCLAIRというところともやり取りしているんですけれども、やはり入国が可能になった順に、順次早く来ていただきたいということを申し入れております。
やはり昨年度までは3名ALTを本市で採用していましたものを、今はゼロという状況になっておりますので、やはり外国語指導の中で、ネーティブの方の発音を子どもたちが耳にするというのは、非常に大事なことかと思います。
ちょっと
コロナ禍のことがあるので、飛沫防止等には十分気をつけてやらないといけないとは思うんですけれども、やはりそういう方に早く来ていただけるように、やり取りを進めていっております。
また、すぐ来た方と日本の先生がやり取りがすぐできるようにということで、今、各小学校に配っております指導書につきましては、日本語の文章と英語の文章を見開きのページで見られるようにして、同じ指導案を日本語と英語で見ながら授業ができるようなものを、今作成していただいておりますので、それを活用してスムーズな移行ができるようにしていきたいと考えております。
以上です。
140 ◯岩崎指導課長 私からは、端末の使い方の時間が取れるのかということの御質問にお答えいたします。
やはり大きな事業でございます。子どもたち一人一人全てに端末がわたるということですので、子どもならず、先生も含め保護者を交えて、丁寧に説明はしていきたいと。その中で時間ということにつきましては、そこを学校の授業時数に影響のない形で、しっかり学校と相談しながら進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
141 ◯梶本委員 一応そのALT、もう一応あれですか、国と相手の人材は決まっているわけですかね。そうしたら、今現在SkypeとかMessenger等で、無料の電話回線を使っての画面を見ながら、先生との交流を図れると思うんですけれども、そういう取組は考えられていないんでしょうか。
142 ◯阪上教育部参与 谷副委員長の御質問のところでもお答えしましたように、今現在、人権国際教育課のスタッフと、それとJETのメンバーで向こうの現地時間と日本の時間に時差がありますので、午前とか夕方の遅い時間に二、三十分程度時間を設けて、もう数回面談を繰り返しております。
梶本委員が御懸念されているようなことは、彼らも同時に不安に感じておるところですので、幸いと申しますか、この面談で来るまでの間に彼らも備えておく、準備しておくべきことも、我々から指示ができると、そういうふうな状況になっております。
以上でございます。
143
◯河部委員長 ほかに。
144 ◯古谷委員 ちょっともうあまりにも長いから、いつ回ってくるのかなと思っていたんですけれども、ちょっと時間を決めておいてほしいですね。これみんな質問、委員長に頼んでおきます。項目を聞いたら、1人当たりもう30分とか、もうそうしてもらったほうが、もうみんな疲れているし、コロナのこの状況で密になったらあかんということでやっているのに、隣の部屋も密でえらいことになっているし、もう本会議もするので、的確にもう短くこういうのはやってほしいなという希望でお願いしたいと思います。
あと、ちょっと何点かだけ簡単に質問させていただくんですけれども、530ページの市制50周年事業について、副委員長がもうおっしゃられたので、内容を聞いての質問をさせていただくんですけれども、11月に予定しているということで、NHKとの調整とかで感謝状で、
イベントを見極めてということなんですけれども、今日も午前中いろんな話が出ていて、
イベントを見極めているとかいう状況じゃないんですよね。
もう第2波、第3波が来て、様子を見ていると。これの予算を、昨日も答弁でやられていたんですけれども、やっぱりこれからの対策、
コロナ対策にやってもらうということで、別に感謝状もらっても、みんなうれしくないですよね。
それはそれでこの御時世なんで、もっと困っている人が、先ほども観光の方がおっしゃられていたんですけれども、109件申込みがあって、それ以上に困っている方がおられるので、これはもう市長に僕は直接聞きたいですね。こんな
イベントのこの予算を消して、違うことに回せるのかどうかですね。
あと、740ページのワールドマスターズゲームズの事業ですね。これも重複する話になるんですけれども、海水浴が中止となっているので、オープンウオーター競技だけできるというわけではないんで、これの予算もこの
コロナ対策に回すとか。
なおかつ、ロングビーチの対策ですね。観光客がこれから主催者のほうも苦労するおそれがあるので、もうそっちに回すとか、何か市民に対策することで回せるのかどうか。
あと、一般質問で僕もまたしゃべらせてもらうので、具体的な内容はもういいので、そのお金を回せるのかどうか、それをお聞きしたいということ。
743ページの、なみはやグラウンド運営事業ですね。これは大幅に下がっている理由は何かあるんですかね。ちょっとそれをお聞かせ願いたいと思います。
あと、ちょっと戻って719ページの成人式の記念事業ですね。これももう言うても、あと半年後ぐらいになるんですが、たしか記念事業も吉本の芸人を呼ばれてやっているんですけれども、これも今回コロナの影響がもう予想であると思うので、これは記念品に替えるとか、何かちょっと対策をもう前もって先手先手で取り組んでおいたほうがいいんじゃないかなというので、これの予算も別に回したほうがいいんじゃないかなというふうに感じます。
679ページの和泉砂川の駅前事業の予算についてですけれども、これも僕も一般質問とまた重複するとあれなんですけれども、補償ですね。21番、中のはどこなのかということです。賠償、どこなのかと、あの1件だけのことなのかですね。
工事費が大きくかかっているんですけれども、もう一度詳しくお聞かせ願いたいと思います。
あと、賠償金ですね。どこの場所の賠償金なのか、補償とは別の賠償金という内訳で出ているんですけれども。
区の要望が出ていたということで、先ほど
大森委員のときに言われていたんですけれども、これは区の要望は何年ぐらい前、何年に、これはどういう要望が出ていたのか、ちょっとそれもお聞かせ願いたいなと思います。
あと最後ですけれども、721ページの国際スポーツエリア「SENNAN CAMP」創造事業ですかね。これももう学校が休校になっているうちに半年過ぎているので、これはまた人を呼んでやるのかどうか。
これも思い切ってもう今期半年過ぎているので、人を呼ぶよりも、昨日もたまたま樽井小学校かな、今度授業で税金の関係のを呼んだり依頼するんですかね。
それも話を聞いている中で、やっぱり3密対策をちゃんとできて、泉中はできたとしても、そういうICTができていないのもあるんですけれども、やっぱりちょっと人を呼んでそういうふうにする、大々的にするのは、もう今年は控えたほうがいいんじゃないか。
それよりも困っている方々が膨れ上がっているので、ちょっとそれの予算を回したほうがいいんじゃないかなというような形で、教育のシステムも今かなり変わってきていますので、今の答弁を聞いていると。
もう、人を呼んでそういうのをやっている状況ではないので、その辺は思い切ったお金で、予算を変えるつもりはないのか、これも直接副市長と市長にお聞きしたいと思いますので。
以上です。
145
◯竹中市長 御指摘の
イベント関係の予算ですけれども、今回追加している
イベント関係の予算というのは、いわゆる地方創生の第2段の国庫補助の事業でございます。
したがいまして、全く違うことにこれを使うということはできないわけでございまして、ただ、
イベントのやり方で、想定していた
イベントのやり方をそのままというのはできない部分がかなりあると思いますので、その辺は工夫して
イベントを姿を変えるというか、そういう形で進めていきたいというふうに思っているところでございます。
146 ◯幡中副市長 続きまして、その
イベント関係を含め、
コロナ対策に予算を回せるかどうかというところなんですけれども、もちろん今後、コロナの関係で、当初予定していた事業等でなくなっていく事業というのはもちろんあると思います。
その中で今市長おっしゃられたように、予算の財源によって制限されている事業もありますし、そうでない事業もあると思いますので、その辺は柔軟に対応していきたいと思っております。
今後、国のほうからも第2次の地方創生交付金が入ってくるというのもありますし、それ以外にもいろいろ財源というのが出てくると思いますので、そういうのも見極めながら、そして泉南市の今年度の事業が今後どうなっていくかというのを見極めながら、
コロナ対策というのは引き続き検討していきたいと思っております。
147 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 679ページ、賠償金とあるんですけれども、これは先ほどお話しさせていただきました関係権利者1名の建物の賠償ということです。内容について、補償・補填及び賠償金というのは、節の名前になっていまして、補償です、これについては。
あと、区の要望なんですけれども、今ちょっと手持ちがないので、また後でお見せさせていただきます。
以上です。
148
◯河部委員長 あと、教育委員会関係いけますか。
149 ◯古谷委員 市長、今、非常事態で別の姿の
イベントの形でということで、それはそれで僕は結構なんですけれども、地方創生のお金で使われへんということで、今ちらっと言われていたんですけれども、非常事態宣言が出ていますよね。やっぱりこの国の状況というか、この市の状況も大変になっているんですよ。
ここでやっぱり国会議員、市長の推薦をもらっている自民党のところにも申入れして、がんがん言ったらいいんじゃないですかね。国会議員の先生方に言って。使えるように。ほかの別のことで使われへんと言うよりも。
こんなん、市長、がんがん言ったらいいのと違うのか。これこそ東京に行って使わせろと文句言うぐらいでないと駄目と違うのか。違うか、市長、これ。
別の形は、それはいいよ、それは考えてやってくれてもいいけれども、別の形で使われへんとか、そんなん言うている場合と違うじゃないか、みんな悲鳴上げているわけですやんか。独自の対策でするのに。
使えそうなやつを、それを国に説得するのが市長の仕事と違うのか、それで。昨日から何回もみんなに、ほかの議員にも言われているんですけれども、これは国会議員呼び出してやったらいいのと違うのか、この地元の選挙区で市長、がんがん言って、これを。地方創生で。
国に殴り込むぐらいで行ったらいいんと違うのか。うちは金で困っていて、こんなことになっているんやというので。台風のとき、市長、それをやりましたやんか。岸田政調会長を呼んで、それをやったらいいんじゃないですか。国会議員が遊んでいるんやったら、でしょう。
給料まで自ら下げてやっているんであれば、そういうところに力を入れてやっていくのがあれと違いますか。自分の金を下げてまでやっているので、こういうときこそ市長が動かんと駄目と違いますのか、市民のために。
陳情も来ているじゃないですか。広報と共有でお金が足らないとか言うている状況の中で、可能性のある使えそうなお金を捻出して、それでもないんであれば、国にがんがん言わなしようがないじゃないですか。
そこは大阪府から来てもらっている副市長とタッグを組んで行くなり、あれしたらいいのと違いますのか。それこそこれはZoomでやって交渉すればいいのと違いますか。どう思いますか、市長、これ。端的に答えて、もう。
これ、ほんで、今回の件でということで、国への働きかけとか、市長、こういうのを積極的にやられましたか、陳情を言いましたか、国に対して。これで使われへんねんと、ここで聞くんであれば使えるような方法とかを取ったり、市長自ら考えてやりましたか、それだけ聞かせてください。
150
◯竹中市長 今回の地方創生の第2弾の、今年から始まるわけですけれども、この予算というのは、コロナの関係でもう既にやろうとしていた時期を逸して、遅らせている事業もございます。これが今年できないとなれば、予算を流してしまわないといかんということもありまして、国会議員を通じてこれを繰越し、あるいは姿を変えてやるということはできないのかということで、話はさせていただきました。
結果としましては、地方創生の第2弾の事業については、形を変えてといいますか、全く違う事業にはこの補助の制度というのはできないわけですけれども、その姿を変えて同じ目的を持ってできる範囲でやってもらうのは結構だというような話でございました。
ただ、補助制度といたしまして、これは地方創生のこういう目的で使うんだというふうに割り当てられた補助金なので、この補助金があるから、このコロナのこの大変なときやから、コロナの予算に全部回してしまうんやというようなことはできないということです。
コロナの関係の予算というのは、臨時交付金のほうがありますので、こちらのほうを使ってやる。これの第2弾も今、国のほうで考えていただいているということでございますので、そういう予算がこれにコロナの関係に充当させていただく。こういう予算につきましては、議案第30号でしたか、こちらのほうで提案させていただける予算でございます。
151 ◯古谷委員 市長ね、市長の答弁は間違っている。僕はそれに対して使われへんというのを、使えるように動いたかということを聞いているんですよ。
西村担当大臣の事務所にもかけたり、いろいろ市長自ら動いたかということです。それほど緊急事態じゃないですか。使われへんと。だから、そのルール、ルール言うている場合と違いますやんか、だから。ルール言われへんから10万円が変わったりいろいろしているわけじゃないですか。コロナ、それで足らないわけですやんか。予算がないということで。市の独自でできないということで。
使われへんのは分かっていて聞いている。だから、使われへんからこそ、それを使えるようにするために逼迫しているということなんですやん、市がね。それを動いたかということを聞いているんですよ。動いていないでしょう、だから。
西村大臣の事務所にかけましたか、それやったら。僕は党を替わってもかけられますよ、いつでも。かけたのか、かけていないのか、そういうことで、地方創生の予算でも使われへんように使わせてくれよということを、自分自ら動いたかということを聞いているんですよ。それだけ答えてください。
152
◯竹中市長 ですから、先ほども言いましたように、その国との話をした結果として、地方創生の第2弾のこの交付金につきましては、全く違う予算には使えない。しかし、姿を変えて、ある一定時期をずらしてやっていただく、今の当初の計画からちょっと変わってくるというのは、これはやむを得ないので、ぜひともそれで実施しようというような回答があったということでございます。
153 ◯古谷委員 国は誰と話ししたのか。
154
◯竹中市長 内閣府でございます。
155
◯河部委員長 以上で
一般会計の歳出部門の質疑を終決いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。
156
◯大森委員 反対の立場で討論いたします。
これは、当初予算の否決の内容、否決を受けたものですけれども、当初のときに日本共産党としては、1つは子どもに冷たい財政であると。学校プールの廃止、就学援助金などを理由に上げました。それともう1つ、不祥事、くみとりの事件のそういう問題が起こって、信頼回復はまだ不十分であるということで反対いたしました。
それを受けて、今回のこの予算をどういう予算かということで議論いたしましたが、先ほどもありましたけれども、就学援助金については、これは
コロナ対策の一環でもあって、今本当に子育て世代、子どもたちが大変な状況で、給食費は無償化というのが大きな流れになっていると。就学援助金をもっと柔軟にみんなが使いやすいようにしなさいというのが文科省の方針であります、
コロナ対策として。
そんな中で、泉南市は給食も修学旅行費も7割、8割というふうな形での全額負担になっていないと。その理由は何ですかというふうに聞いたら、今までは財政難というふうに言うていましたけれども、財政難でもやらなあかんから、国はいろんな補助もしているし、泉南市もいろんな苦労しながら財源をつくっていると思うんですけれども、そういう財源をつくるような努力をされているような様子も見られませんし、今日は、もう景気が良くならない限りは就学援助を引き上げませんとおっしゃいました。
不景気で大変な家庭があるから、就学援助を引き上げたりする必要があるんですよ。そういう本末転倒というか、今の
コロナ禍の中でどういう暮らし向きになっているのか、そういう実態を把握されていないような答弁というのは、当初予算よりも後退したような発言で、到底容認できないと思いますね。
今、不景気で苦しんでいる家庭に、景気が良くなるまで待てと、それは泉南市の財政状況が良くなるということですからね。本当に今困ってはる人に、景気が悪くても働いてそのまま穴埋めをせえと、給食費を無償化しているところもあるのにということを言いたいのだと思うぐらいの、本当に答弁の後退がありましたので、これはもう到底認めるわけにはいかないということです。
プールも、できたらいろんな改善をしてほしかったんですけれども、急なこともあるし、コロナのこともありますけれども、冬にでもマイクロバスの窓を半分開けて、換気しながら屋内プールへ行くんやというふうな方針というのは、どうもちょっと納得しがたいというふうに思います。
夏休みも今回短いですから、なかなか子どもの居場所づくりは難しいですけれども、やっぱり今あるプールを使えるプール、最低、海と山と1つずつぐらい、夏向きには子どもたちに一般開放してあげたら、大人も利用できていいんじゃないかと思うんですけれども、こういうふうな回答とか答弁もなかったということです。
あと、くみとり券のやつは、なかなか第三者委員会のことが進んでいないということで、全て市の体制が悪いとか、何もやっていないということではありませんけれども、これは特別、今の第三者委員会の進行状況からいえば、現時点では、ええ悪いの判断はしませんけれども、今も言うたように、相変わらずやっぱり教育予算に冷たいと。
この予算の中には全体にいろんな
コロナ対策のことが盛り込まれている大事な予算というふうに思いますけれども、今言うたような子育て支援の一番根本的なところで予算も増やしてもらえないと、就学援助費を増やしてもらえないということでは賛成できないので、反対いたします。
157
◯河部委員長 ほかに。────以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第27号を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
158
◯河部委員長 起立多数であります。よって議案第27号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第28号「令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計予算」を議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。
159
◯大森委員 これはもう国保、
コロナ対策の中で本当に医療を守るものですけれども、国の方針で収入が3割以上の減になれば、10割全部の軽減もあるというふうな対策が取られると思うんですけれども、ちょっとこの中身の説明と、それから保険料の値上げというのが、この中に含まれているのかどうか、含まれている場合は、値上げの中身について答えてください。
160 ◯加渡福祉保険部次長兼保険年金課長 コロナ減免の内容、概要ですけれども、これにつきましては、
新型コロナウイルスの感染症によりまして、主たる生計維持者が死亡し、または重篤な傷病を負った世帯につきましては、全額免除となります。
また、これ以外で一定の要件を満たすことが求められるんですが、当該事業収入の10分の3以上が減額となった場合は、前年の所得に応じて減額する割合、これが定められてございます。
それと、対象の期間ですけれども、令和2年の2月1日から令和3年の3月31日までを対象とします。そして、既に納めていただいている元年度分の2月分、3月分につきましては、減免の申請が認定されましたらお返しするということで予定をさせていただいております。
それと、保険料の改定ですけれども、今年度収支計画を見直しさせていただきまして、巨額な返還金も生じております。それと制度改正のこともありまして、一定基準どおりの繰入れを行う必要もあるということがあります。
その根拠は、大阪府のほうに事業費納付金、これを納付する必要がございますので、適正な基準に基づいた保険料を徴収していかないと、事業費納付金を払えないという状況に陥りますので、それに見合った形で標準保険料率の適用を、令和2年度からさせていただいています。
それと、国との限度額に、まだ大きな乖離がございますので、それをこの激変緩和期間中の令和5年度末までに一定額ずつ上げて、国の基準に合わせていくということで、計画をさせていただいております。
以上となります。
161
◯大森委員 今も言うたような、場合によっては10割減免になると。3割から減額されるということは、これは本当にたくさん利用すれば、市のほうもその分国が補填してくれますから、利用しなあかん。利用すればするほど得ですし、利用者にとっても本当に高い国保料が、これで引き下がるということです。
これを徹底してすれば、そんなに徴収率を下げずにやれる部分もあるかなと思うので、6月の保険料の通知のときには、こういう減免制度について分かりやすく、そういうふうな案内とか、それから困っている人は必ず相談に来てもらうようにとか、そういうふうな保険料の通知と、そういう文書をセットにしたようなものをしているかどうか。
していなかったらもう今からでも必ずしてもらわなあかんし、そういうふうな利用者を増やすような努力を、どういうふうにされているのか。
あと、この予算というのは、やっぱり値上げの分は広域化に関わって含まれたものであるということですか、その点についてお答えください。
162 ◯加渡福祉保険部次長兼保険年金課長 減免の申請、これの周知につきましては、当然6月の中旬に発送します保険料の決定通知書、この御案内の中に減免のことを示したチラシ、ほかの事項もいろいろと書いておるんですけれども、こういうものを入れさせていただいく、その予定をしております。
ただ、詳しいことを記載しても、なかなかお分かりいただきにくいというところがございますので、まずは保険年金課のほうへ御相談くださいというふうな形で、案内をさせていただく予定としています。
また、ホームページのほうにも、既に減免の手続についてはアップをさせていただいておりますし、6月の市広報、これにも記載をする予定をいたしておりますので、広く周知し、そして多く利用していただいて、そして被保険者の方の相談に、弾力的に応じて活用していただければなというふうに考えてございます。
それと、値上げですけれども、やはり広域化がありますので、大阪府下で同一の保険料とする必要がございますので、それに向けて、段階的に合わせていくということをしなければなりませんので、それの一環として、令和2年度は少しずつ改定をさせていただいているということになります。
以上です。
163
◯河部委員長 ほかにございませんか。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。
164
◯大森委員 反対です。広域化とか大阪府に合わせてという状況の中で、やっぱりそれ自体が問題じゃないかと。
泉南市の場合は、病院なんかの医療施設も医療サービスもなかなか受けにくい中、それから収入、市民1人当たりの収入が最も低いところであるということです。
やっぱりできるだけ保険料は引き下げなあかんと、それが大阪府下で高いところに合わすなんていうような形の引上げというのは、やっぱり市民の負担が重過ぎるということでも反対と。
ただ、今もおっしゃっていたように、
コロナ禍での減額については周知徹底して、納税相談とか広くやってもろてというのは、もう頑張っていただきたいということは期待していますけれども、この予算については、値上げということがありますので、反対いたします。
165
◯河部委員長 ほかにございませんか。────以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第28号を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
166
◯河部委員長 起立多数であります。よって議案第28号は、原案のとおり可決されました。
会議の途中ですが、午後3時50分まで休憩いたします。
午後3時20分 休憩
午後3時50分 再開
167
◯河部委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第30号「令和2年度大阪府泉南市一般
会計補正予算(第1号)」を議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。
168
◯大森委員 幾つかの施策を出していただいて、つくられた方も大変御苦労されたとは思うんですけれども、ただ4月23日に共産党議員団で市長に要望を出しまして、
コロナ対策、1つは学校給食の無償化、現金給付などの子育て支援強化と。
現金給付の中には、児童手当が入るんですけれども、1つが国保料の引下げ、徴収猶予、1つが水道料金の減額、1つが国民健康保険、後期高齢者医療における傷病手当の給付と。
この中身は、他市で、近隣市町村でやっている分だけを抽出してやったんですけれども、金額がかかるものもありますけれども、それが4月23日なんですよね。
23日に、近隣では学校給食の無償化も計画したり、これはまだ休校中ですからあれやけれども、現金給付なんかも実施していると。国保の引下げもしている。水道料金もやっている。国保、高齢者における傷病手当なんかの給付も実現すると。
そやから、皆さん一生懸命してもらっているけれども、泉南市がどんだけ遅れているかということですよね。ほんで目玉になっている水道も頑張っていただきましたけれども、7月からですわね、実質なるのは。
こういう遅い状況について、これからねじを巻き直してというか、力を入れてやっていただきたいと思うんですけれども、それには財源が伴うということで、まず、市長にお聞きしたいんですけれども、ちょっとさっきの質問のところでお答えになったけれども、この次も考えていると。
それから、財政調整基金も、担当者の人は、なかなか厳しいというお話がありましたけれども、市長は、幾つかのほかの委員の質問にも財政調整基金も取り崩したいというふうにおっしゃっていたけれども、この次の政策はどんなものを考えておられるのか、それから、どういう財源を考えておられるのか、お答え願いたいと。
それと、テイクアウト・デリバリーのやつがありますけれども、これも他市で幾つかしていますよね。これがなかなかほかの議員からも前、質問ありましたけれども、もっと工夫がないかということで質問があったと思うんですけれども、僕も調べてみると、なかなか進まない状況の中で、市内共通のクーポン券を発行して、テイクアウトを頼んだところについては市の補助が入ると。
そういうことで、これは事業者に対する支援ですけれども、利用者に対する支援も行うと。利用者に対する支援、そんな必要かなと思ったりもするんですけれども、やっぱり泉南市の場合は、もう買物難民の問題なんかがありますから、これを上手に活用して、買物難民の皆さんには、やっぱりお金を出しても利用してもうて、それを機会に今まで泉南市でも「まごころしょうたくん」とかなんかしましたけれども、宅配サービスがなかなか根づかなかったんですけれども、そういうのが根づくような、そういうものができないかと。
買物難民対策にもつなげていかれないかというふうに思うんですけれども、こういう政策は何とか成功させていただきたいし、コロナ以降の買物難民対策にも対応できないかと、そんな考えがあるのかどうか、お答えください。
169
◯竹中市長 第2弾、先ほどもお答えいたしましたけれども、第2弾の中身といいますか、ということの御質問でございますけれども、今回、今、現に必要性のあるものということで、この
補正予算を組ませていただきました。
第2弾につきましては、ある一定これからコロナが収まってくるのか、あるいはまた第2波がやってくるのか、その辺も見極めた上で、その際に必要なことを、また改めてさせていただきたいというふうに思っています。
ですから、今の段階で何をしますということは、今の段階では特に決めておりませんので、これからこの状況を見た上で、あるいは経済の状況がどうなっているかということを見定めた上で、そのときに必要なことというのを、検討していきたいというふうに考えてございます。
170
◯岡市民生活環境部参事 私のほうからは、テイクアウト・デリバリーの支援事業につきまして、クーポン券等を出して市の補助ができないかという御質問に対しまして、確かに他市では、このデリバリー・テイクアウトに関しまして、様々なプラスアルファのサービスをしているというところも確かにございます。
ただ、本市の場合におきましては、こちらに対する補助金の額も1事業者に対して20万円という形で、結構な金額を補助するという形を取っております。
買物難民対策についてということで、今後デリバリーが、果たして本当に買物難民対策になっていくのかという点も踏まえまして、今後検討してまいりたいというふうに考えております。
以上です。
171
◯大森委員 いつだか会派代表が集まっての会議のときに、
コロナ対策の施策を考えているのかという質問があって、まだこれからと言うて、質問した議員はえらい怒って、何をしてんやと。他市ではこんだけ進んでいるのにと。
今も言いましたように、4月23日で共産党が提出した時点では、もう既に行われている内容ばかりですよ。そうでしょう。だから、遅れているんですよ。
市長もどういうんかな、いや、本当にこれから考えるんですか。市長に申入れしたときにも、他市でしていることを押しつけられても、そんな財政状況もあるというふうにおっしゃっていたけれども、他市のも参考にしながらやらなあかんし、財政状況を見ながらそろばんをはじくんじゃなくて、それは大事やけれども、まず緊急のとか必要性とか、そういうようなのを考えながら、この対策を考えていくとか。
各担当部・課の人に、今必要な施策はどんなんがあるかとか、そういうふうな形で進めていくことをしていけへんかったら、そんなんもう、それこそ第2波、第3波が来て、国が遅かったときに言われましたよね。会社が潰れてから、そんな持続化給付金をもろたって遅いんやというような話があります。
ちょっと本当に考えておられないのか。各課のほうはこんなことをしてほしいというような要望を上げていないのか。そんなんどうなんですかね。ほんで、他市がどんなことをしているかというのは、皆さん御存じないんですかね。
例えば市議会には児童手当、他市では数万円出していますと。これは多分、ひとり親家庭のところで、和泉市が3万円かなんか出したことだと思うんですけれども、そういう中で、泉南市も独自でひとり親家庭に2万円出してもろうていますけれども、とかいうふうな要望とか、それから、田畑議員が言うていましたように、いろんな要望が来ているんや、質問が来ているんやというふうに言うているけれども、同時に市にもいろんな要望も来ていますでしょう。
そういうのを全然議論とか論議とかされていないんですかね。ちょっとその辺も不思議で、そんなことをしていたらますます遅れるし、さっきの就学援助の給食費みたいに、景気が良くなったら増やしてやるわみたいな、上から目線のお目こぼしみたいなものじゃないでしょう。
これは市民の税金で、
コロナ禍で本当に生きるか死ぬかという人に、どうやって早くお金を出すかということが大事なので、これから考えるというのはおかしいと思うし、ちょっと改めていただきたい。
もしか何も考えなかったら、考えがないんやったら、ぜひ給食費の無償化とか就学援助費の引上げというのは、検討してほしいというふうに思うんですけれども、ちょっと現状を。
それと、さっき委員長から言われて忘れていた学校の体制ですけれども、感染対策。フェースガードとか、非接触型の体温を測るというやつは、学校にはなかったんだと思うんやけれども、学校にこそ、こういうようなのが大事じゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺の、この第30号の資料でいただいているのは、議案第30号で頂いているやつは、泉州タオル、マスク16校園分だけというふうになっているので、これだけなんですか。
それか、もうあれはあると、そういうのはそろっているということなんですかね。ちょっとその辺についてもお答えください。
172 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 すみません、今回の緊急対策の全容の概要をということでお答えいたします。
今回の分の緊急対策なんですけれども、既に取り組んだ事業も入っております。議案資料3として参考資料がお手元にあるかと思うんですが、その中の状況でも、既に当然のように実施しているものもあります。
大きなくくりとしては、当然市民の皆様の命と暮らしを守る生活再建支援とか、そういった即応性のあるものや、また経済回復のための事業者への支援、またGIGAスクール構想のように、将来的にコロナの対応をするという未来への投資の分も含んだ全体像となっております。
ちなみに、一般財源も全てが一般財源ではございませんけれども、総事業費でも7億程度の緊急対策の実施となっております。
また、特別定額給付であったり、臨時特別給付金であったり、国事業であったとしても、職員のマンパワーのほうも投入して、この昨今の
コロナ対策に全力で対応しているところであります。
今回は全庁的にも、現場のほうからコロナに対して何かないかということで、全課に対して市民の声が一番聞こえる、ニーズもつかめますので、そちらのほうにも、どういった対策が必要なのかということの調整連携は取っております。
また、他市の状況もこれまでにも基幹資料としてもお出しした、請求資料としても御回答した部分があるんですが、当然近隣のほうの施策に関しても、十分に研究検討した上で、本市にとっては本市の実情に合わせて対応を考えて今回報告したものでございます。
以上です。
173 ◯岩崎指導課長 私からは、フェースガード及び非接触型体温計等についての御回答をさせていただきます。
8番目の子ども安全・安心確保事業の中におきまして、指導課といたしまして、それらの非接触型体温計等を購入する予定を考えております。6月からの実施予定というふうに考えております。
なお、フェースガードにつきましては、これから内科検診等も始まってまいりますゆえ、こちらの予算ではなく、これまでの学校保健に関する予算を通じて、各学校にフェースガードを、まずは10枚ずつ程度置いていこうという考えがございます。
以上でございます。
174
◯大森委員 僕、市長に聞いたのは、これ以後どんなことを考えていますかというふうにお聞きしたんですよ。そうしたら、これから考えると。景気の状況とか2波、3波の影響を考えると。
伊藤次長がお答えになったのは、今回何したという話でしょう。そうじゃないんですよ。
目いっぱいしてはんのは分かるけれども、例えば1つ聞きますけれども、水道の減免というのは、どうですか、近隣の状況でいうたら、どこどこしているのか、していないところが幾つあるのか。大概しているか、これからするというところでしょう。それはまた答えてもらいますけれども、だから遅い。
それから、さっきテイクアウトの件を聞きましたけれども、担当の人はクーポンなんかの活用をすれば進んでいるという状況が分かっていますと言うているわけでしょう。
せやけど、ニーズが分かりませんというて、市長が言うというね。どうするわけなのか。この
コロナ対策をどんなふうに考えて。何かさっきの市長の答弁やないけれども、財政が良くなったらするということなのか。いつ良くなるとか、いつ景気が良くなるということを言わずに、そんなことは思っていないと思いますけれども、ちょっと今のはあまり、ちょっと感情的になったんですけれども。
早くやっぱりニーズを捉えてやる努力というのは、してほしいんですよ。市長はそういう気はあまりないみたいなので、どうですかね、副市長とか、それからその辺のところでは、そういうのを聞き取って対応というのは、全くニーズとかはないんですかね、聞き取れていないんですかね。ちょっとその辺のところについてお答えください。
175 ◯幡中副市長 今、
大森委員の御質問に対する答えなんですけれども、委員おっしゃるとおり、スピード感という点では、他市に比べまして泉南市が少し遅れたというところは、現実あると思っております。
その点につきましては、我々としても今回この議案を出させてもらっているというのは、やっぱりスピード感を持ってやらなあかんというところを認識しまして、今回この追加提案という形で出させてもらっております。
ちょっとこれまでの経緯を申させてもらいますと、どうしても泉南市は財政的に厳しいというところはありまして、当初……(「2次、3次をどうするかって聞いてるんですよ。次の施策をどうするかって聞いてるんよ。説明してもろてもええけども、聞きたいのは次の施策、どんなふうにするんですかって聞いてるんです」の声あり)
次の施策につきましては、もちろん何も考えていないわけではないです。いろいろ中でもどうしようということで検討はしておりますけれども、取り急ぎ、今回この追加提案させてもらったものを、まずは形づくらなあかんということで、これをまず優先、最優先でさせていただいておりました。
その中でいろいろほかの案も出ておりますので、今回ここに入っていない案もございますので、そういうのは次、国からの交付金がどういう形で来るのか、または国の施策はどういうものがあるのか、そういうのも見極めながら、次の一手というのを打っていこうというのは、中で議論させていただいております。
ですので……(「その議論の中身は何ですかって聞いてんねん。どういうことを考えてはるんですかって、具体的に示してくださいって言うてんです」の声あり)
すみません、それにつきましては、今ここの場で申し上げてしまいますと、既成事実として出てしまうというのもありますし、まだそこまで議論が煮詰まっておりませんので、それはやっぱり状況を見ながら我々も施策を打っていっておりますので、今ここで何か決定するというものじゃないと思っております。
それは、国の施策もありますし、コロナの状況もありますし、例えばここで経済対策を今やりますと言うたところで、そうしたら、あしたからコロナがまた再燃したときに、その経済対策ができるかというとできませんので、そうなりますと、やっぱり状況を見つつ我々も手を打っていかなければいけないと思っておりますので、そこは、スピード感がないというところにつきましては、真摯に反省して、今後対応していきたいと思っておりますけれども、今ここで次の一手を何か答えろというのはできかねますので、そこは御了承願いたいと思います。
176 ◯川口下水道課長 失礼いたします。
それでは、私のほうからは、近隣市町村におけます
新型コロナ関連の、水道料金の減免措置を実施していない市はあるのかということでの御質問に対してお答え申し上げます。
堺市以南の岬町までの9市3町を対象にしまして調査した結果なんですけれども、市民に対しまして何らかの減免措置をする旨の広報を行っていない市町村につきましては、本市、阪南市、忠岡町といったところでございます。
本市につきましては、現在
補正予算を御審議いただいておりますので、内容としましては、水道料金の基本料金の半額、6か月にしたい旨のお話をしてございます。
また、阪南市につきましては、減免等の詳しい内容につきましては情報は入ってきていないんですけれども、そういう軽減措置をする旨の検討をしていると聞いております。
中でも、忠岡町につきましては、現時点では水道料金に係る市の施策については、具体的な情報が入っていないというのが現状でございます。
以上です。(「いいですか、もう終わりですか」の声あり)
177
◯河部委員長 もう3回になりますので。
ほかに。
178 ◯岡田委員 よろしくお願いいたします。
先ほども出ましたが、非接触型体温計というのが、いろんなところで用意をしていただくようになっているんですが、1つに小学校、幼稚園、中学校、2台ずつということなので、これは使用回数も多くなると思うので、予備の分とかというのも考えられているのかどうかというのをお聞きしたいと思います。
それと、この中には図書館は入っていないのですが、これからどう予定されるのですか。消毒液とアクリル板は購入されると書かれているんですが、この非接触型体温計、年齢の様々な方が集うわけですので、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
それと、小学校費の中で、配膳室のスポットクーラー10台というのは、各小学校1台ずつだと思うんですが、このクーラーというのは、ちょっと分からないんですが、移動できるのでしょうか、どうかお聞きしたいと思います。
それと、2槽シンクが5台ということなので、どの小学校でしょうか、教えていただきたいと思います。
以上です。
179 ◯岩崎指導課長 私からは、非接触型体温計のことについてお答えいたします。
まず、幼稚園、小学校、中学校につきましては、今、登校も始まっていますが、不特定多数ではなく、まず毎朝御自宅で保護者の協力を得ながら体温を測り、そして健康カードを担任に提出をするという形で体温チェックは御家庭でしていただいている状況でございます。
ただし、やはり何人か忘れてくるお子様がいらっしゃった場合には、その非接触型で学校が対応できるという数を考えまして、まず2個というふうに考えております。今後、その状況を見まして今後また検討してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
180 ◯桐岡教育総務課長 配膳室のスポットクーラーにつきましては、名称はスポットクーラーですけれども、物によってはスポットエアコン、冷風扇等いろんな種類がありますので、今のところは移動できるものを想定しておりますけれども、配膳室の形、配置によりましては違うものを、一番適切なものを選んでいきたいと考えております。
それと、シンクの5台ですけれども、現在シンクを予定しておりますのは、信達小学校、東小学校、樽井小学校、雄信小学校、新家東小学校、以上5校を想定しております。
以上です。
181 ◯西村文化振興課長 図書館につきまして、非接触型体温計の要望の件ですけれども、今回図書館での関係では、消毒液とアクリル板を、今回のこの分で要望させていただいたんですけれども、実際来館される方には、御自宅で体温等を測っていただくということのお願いもしておりますし、図書館の開館につきましては、一部の開館ということで、新聞の閲覧等、長時間の滞在の分については、ちょっと御遠慮いただいているというふうなところもあります。
たくさんの方が来られるということもありますけれども、今後の感染状況等も見ながら、この体温計の分については、また検討していきたいと思っております。
以上です。
182 ◯岡田委員 ありがとうございます。小学校は今、マスクをしながら登校になっていると思うんですが、学校に着くまでに長時間歩いている子どももいてますので、その点ちょっと体温が上がるかなと思いますので、できたら学校によっては正門、裏門と2か所あるところもありますので、ちょっと有効的にやっぱり家だけじゃなくて、その家ではなくても歩いている間に上がる場合もあるかなというふうに思いますので、健康面からそういうのもちょっと活用していただきたいと思います。
また、夏用のクールなマスクもあるというふうにお聞きしていますので、そういう活用についても、ちょっとまたこれから考えていただきたいと思います。
それと、スポットクーラーは移動できるというのであれば、夏、この暑い時期に音楽とかいろんな勉強がありますので、そういう教室にも活用できるということを、考えてあげていただきたいなというふうに思いますので、ちょっとお考えがあれば教えていただきたいと思います。
183 ◯桐岡教育総務課長 スポットクーラーの活用でございますけれども、スポットクーラー自体は、どうしても冷たい冷風を出す部分と廃熱を出す部分がございまして、1つの部屋に入れて使いますと、結果、冷たい空気と温かい空気が入り混じって、温度が上がるというふうに聞いておりますので、基本的にはピンポイントで冷やすというような感じになってきますので、現在のところ配膳室での活用というのを、まず第一義に考えておりまして、子どもらが使う音楽室等の使用というのは、逆に危険かなと考えておりますので、これは配膳室に限った品物であると、今回対応させていただきたいと考えております。
以上です。
184
◯河部委員長 ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。
185
◯大森委員 賛成の討論を行います。
2次、3次のやつを早急に組んでいただきたい。必要な施策は幾らでもあります。そのときに必要なもの、やっぱり困っている人を優先にするということの基準があるので、そんな財政の状況を見ながらとかいうようなことは、言うてほしくもないし、そんなんで遅れているというのやったら、本当に、どういうんかな、市民がかわいそうやというふうに思います。
十分集約できていないということなので、共産党議員団、それから、僕個人の意見としては、やっぱり近隣の子どもたちと、あまり差が開くのは、やっぱりかわいそうなので、子どもを応援して、
コロナ禍で今本当に大変な子どもたちが、泉南市でいろんな応援をしてもろうて、この
コロナ禍を乗り越えて頑張ろうというふうに思えるように、教育関係のところを子育てのところを、やっぱり厚くしてほしいということです。
僕個人、それから多分党の要望を言えば、就学援助金、やっぱり給食無償化というのが、もういろんなところで広がっていますから、これを夏休み期間だけでもいいですし、やっぱりやってほしいし、それプラス就学援助は給食費だけでも今7割なので、10割にしてもらうというようなことを考えていただきたい。そういう子ども支援の施策を厚くやっていただきたいということを要望にして、この予算の賛成討論といたします。
186
◯河部委員長 ほかにございませんか。────以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第30号を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
187
◯河部委員長 御異議なしと認めます。よって議案第30号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第31号「令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別
会計補正予算(第1号)」を議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第31号を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
188
◯河部委員長 御異議なしと認めます。よって議案第31号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第32号「令和2年度大阪府泉南市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第32号を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
189
◯河部委員長 御異議なしと認めます。よって議案第32号は、原案のとおり可決されました。
以上で、本日予定しておりました議案審査につきましては、全て終了いたしました。
委員各位におかれましては、長時間にわたり慎重なる審査をいただきまして誠にありがとうございました。
なお、本会議における委員長の報告につきましては、私に一任していただきますよう、お願い申し上げます。
これをもちまして、令和2年度
予算審査特別委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
午後4時19分 閉会
(了)
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