泉南市議会 > 2020-05-28 >
令和2年第2回定例会(第2号) 本文 開催日: 2020-05-28
令和2年第2回定例会(第2号) 名簿 開催日: 2020-05-28

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  1. 泉南市議会 2020-05-28
    令和2年第2回定例会(第2号) 本文 開催日: 2020-05-28


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開議 ◯議長(南 良徳君) おはようございます。ただいまから令和2年第2回泉南市議会定例会継続会を開議いたします。  直ちに本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において5番 岡田好子議員、6番 梶本茂躾議員の両議員を指名いたします。  前回の議事を継続し、日程第2、議案第22号「泉南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び泉南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  和気信子議員の質疑に対する理事者の答弁を求めます。小井健康子ども部長。 2 ◯健康子ども部長小井敏彦君) 昨日の議案審議の中で、和気議員からの質問に対しまして、十分な答弁ができなかったこと、また議会を止めてしまったことについて、深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。  本日、議長より答弁の時間を頂きましたので、和気議員居宅訪問型保育事業ベビーシッターについての質問に対しまして、一定の整理を行いましたので、答弁をさせていただきます。  まず、居宅訪問型保育事業とは、障害、疾病などで個別のケアが必要な場合や、施設がなくなった地域で保育を維持する必要がある場合などに、保護者の自宅で1対1で保育を行う事業でございます。  それに対しまして、一般的にベビーシッターは、会社によりサービス内容が異なりますが、基本的には、保護者のやってほしいことの代わりを務める、そういった側面が強いということでございます。  居宅訪問型保育は、認可保育所と同じで、保育内容保育所保育指針に沿った内容で進めることが基本で、家事代行サービスではございません。  認可を受けるためには、保育所保育指針に沿った保育内容を提供することが基本で、ほかにもこの条例で定められているような基準を満たすことが必要でございます。  居宅訪問型保育事業として、認可を行う上で必要な資格につきましては、必要な研修を終了し、保育士、看護師、保育士と同等以上の知識また経験を有すると市長が認める者であるということでございます。  必要な研修とは、国が定める子育て支援員研修などを受講した者でございます。  職員数につきましては、0歳児から2歳児の子ども1人につき保育者1人での保育となります。  認可の基準につきましては、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例に明記されてございます。  主な内容につきましては、保育の提供に必要な最低基準を守り、人権に十分配慮し、設備及び備品につきまして、衛生的な管理に努めなければならないということで、最低基準とは、利用している乳児が明るくて衛生的な環境において、素養があり、かつ適切な訓練を受けた職員が保育を提供することにより、心身共に穏やかに育成されることを保障するというものが、最低基準でございます。  これは、居宅訪問型保育を実施する上で、保育環境を整えていただくことを条件とするものでございます。  設備及び備品などにつきましては、必要な広さを有する専用の区画を設けるほか、保育の実施に必要な設備及び備品等を備えなければならないということになってございます。
     これにつきましては、保育を行う上で一定の広さを設け、救急箱、また緊急時の備蓄、また、おもちゃなどを備えていただくことを条件とするものでございます。  市内の居宅訪問型保育事業所の状況でございますが、本市におきましては、認可事業者はございません。個人のベビーシッターにつきましては、認可外保育施設として広域福祉課へ3名の届出がございます。3名の方は、企業に登録をされております。  ベビーシッターにつきましては、個人と個人の契約に基づき、保育の提供と費用の支払いが行われると思われます認可外保育施設としての位置づけのため、市では十分把握はしてございません。  認可外保育施設のため、市からの補助金はなく、国が行うベビーシッター派遣事業があり、国から委託された公益財団法人全国保育サービス協会が、助成に関する割引券の発行や割引券の使用が可能なベビーシッター会社の管理、割引券の交付ができる事業主の承認を行っているという制度もございます。  今回の条例改正につきましては、議案書420ページに記載のとおり、保育を提供する者に関しまして、4項に保護者の疾病、疲労、その他の身体上、精神上、もしくは環境上の理由により、家庭において乳幼児を養育することが困難な場合を追加するものでございます。  この条例に定められている基準を満たした上で、市が認可する場合に、子ども子育て支援法に基づき、市から確認を受けた特定地域型保育事業として、地域型保育給付費の対象となります。  この居宅訪問型保育事業は、待機児童解消対策の1つとしての意味合いもございます。本市では現在待機児童がないということでございますので、認可は行わないという方向で進めているところでございます。  以上でございます。 3 ◯議長(南 良徳君) 和気議員。 4 ◯13番(和気信子君) 詳しい説明、ありがとうございました。私のほうもいろいろちょっと調べました。  今、先ほどおっしゃられた認可されている居宅保育事業、これについては基準とかもあるということで、それはもうきちんと厚生省のほうからも提示されておりますが、お聞きしたかったのは、認可外の居宅訪問型保育、これは今回ありますので、そのベビーシッターとかとおっしゃられておりました。  ベビーシッターも大きな会社の中で登録してということで、それはそういう状況で、泉南市においてもそういう形でされていると思いますが、見ますと、枚方市は、いろいろそういう認可外保育ベビーシッターの方についてもきちんと保育、いろんな課の中できちんと表示されていますし、認可もそうだし、認可外ということもきちんと登録されているんです。  ですから、今回はこの条例をするということは、こういう人も必要やと。ひとり親で本当に預けるところがなくて、大変な状況、夜間とかそういうことも含めてできるわけですから、やっぱりそういった条件が合う人は、もうもちろん認可保育所へ預けたらいいし、一定のそれがいけるんです。  それでない方、特にひとり親って書いておりますので、そういう方々にも提供する必要があるので、その辺は、きちんとホームページ子育て支援、これは何ですかね、のところに掲示する必要があるかなというふうに思っていますので、その点をちょっとお聞かせください。  福岡市のほうも、具体的にはそれを乗せて詳しくは厚生省のほうに問合せとか、番号を書いたりとか丁寧な説明がありました。  ですから、今、泉南市は3人の方とおっしゃっておりましたが、枚方市のほうでは、その方の住所、名前、そして条件、何時から何時までとか、いろんな形でそれを表示されていますので、それを必要な方が選んでお願いするという形になると思うんです。  そういったやっぱり丁寧なことが必要じゃないかなというふうに、この条例ができるわけですから、載っているわけですから、その辺をお願いしたいなというふうに思います。  おっしゃられるように、基準がこの両方いろいろ見ますと、もちろんベビーシッターのこの場合については基準もないと。望ましい基準のみとか、そういう形になっていますし、資格についても、もちろんこれについては望ましいということでしかね。しなければならないじゃなくて、望ましいということだけで押さえられています。  やはり、同じ子どもたちを預かる場所としては、安全に、そして保育される方もしっかりとした、やっぱり研修も受けて保護者が安心して預けられるような体制というのは、必要じゃないかなというふうに思いますので、その点、よろしくお願いしたいと思います。  何か5年に1回は、府のほうからの監査とかチェックが必要であれば、それもあるということで書かれていますので、大変ですが、やはりお知らせをする必要があるかなというふうに思います。  ややこしい、ほんとよく見ないと分からないし、だけど、必要ということなので、必要な方に分かるような、その辺をお願いしたいと思いますが、その点だけちょっとお聞かせください。 5 ◯議長(南 良徳君) 小井健康子ども部長。 6 ◯健康子ども部長小井敏彦君) 認可外の情報につきましては、現在ホームページには載せてございませんけれども、今後、市民の方に周知させていただきたいと思っております。  以上でございます。 7 ◯議長(南 良徳君) ほかに質疑はありませんか。────森議員。 8 ◯15番(森 裕文君) 昨日から澁谷議員和気議員の質問、そして部長の答弁をお聞きしていましてね、非常に不思議な感じがしたもので、便乗して質問して申し訳ないんですけれども、この居宅訪問型保育事業という制度があるわけですわな。平成27年から制度としてあるわけですわ。  ところが、今も答弁があったように、業者が申し込んできても、申請してきても認可しないという方針なわけですよ、泉南市は。つまり、このサービス泉南市民は受けられないわけですよ、認可の部分に関してはね。  それをなぜ、それもだから答弁を聞いていても、御存じなかったというか、この内容について御存じなかったというのは、そういうことだろうと思うんですよ。必要ないから知らないと。  じゃ、なぜこの条例が出てくるのか。この条例は改正でしょう。条例をもっと整理したほうがええのと違うか、これ。意味あるのか、この条例、やらないことに対して。 9 ◯議長(南 良徳君) 小井健康子ども部長。 10 ◯健康子ども部長小井敏彦君) 今回の条例の改正でございますが、この子ども・子育て支援新制度が平成27年に施行されました。それで5年ごとに国のほうで組織されておる子ども・子育て会議というのがございます。そこで5年をめどに一定内容、今までの子育て制度の内容につきまして検討を行っていただいております。  そこでの昨年12月にその会議が開催された中で、各市の条例につきまして明記されていない部分を明記してくださいという方向が、国からの通知がございました。それに基づいて、今回その家庭的保育とか、そういうところを条例に追加させていただくものでございます。  以上です。 11 ◯議長(南 良徳君) 森議員。 12 ◯15番(森 裕文君) それは分かっているんですけれども、この制度について、泉南市として検討する気もないわけでしょう。その体制もないわけでしょう。条例要らんやないですか。これから検討しますので、その準備としてこの条例を整備しますと言うんやったら分かるよ。  もうちょっとこの条例を出すときに、泉南市の内容と上からこんな形で出してくださいということやろうけれども、やっぱり中身を精査して、これは要らなかったら、もう取り払えとか。出すに当たって、今後こういう制度を泉南市も検討してまいりますいうんやったら分かるよ。  副市長、どう思われますか、この市役所の実態を。 13 ◯議長(南 良徳君) 幡中副市長。 14 ◯副市長(幡中 力君) ただいまの森議員の質問なんですけれども、我々行政としましては、国のほうで基準を定めて、それを全国一律で各自治体で基準を定めておくというのが、一般的な事業運営する上でのやり方でございますので、今回はそれに従って、国のほうで定められた厚生労働省の基準に基づきまして条例を整備したというものでございます。  ですので、各自治体のほうでそういう国の一律の基準に対して、事業を実施するかどうかというところはあるんですけれども、まずは法整備というものをきっちりしておくというのが、今の実情でございますので、そのようにさせてもらっております。  今後、いろいろ保育に関する事業というものは、やるやらない、その自治体ごとに実情はありますので、今後一切しないというものでもないですし、その需要がどのようにあるかというものも、各自治体ごとにそれぞれありますので、そういうものを見極めつつ、泉南市としても、しなければならない、できるものをいろいろ精査した上で、今後のことも含めて検討していきたいと思っております。 15 ◯議長(南 良徳君) 森議員。 16 ◯15番(森 裕文君) ですからね、しない、一切しないという方針が、はっきり市長の方針としてあるんなら、この条例は要らないわけですよ。  検討していくということがあれば、それはちゃんとこれから検討していきますというふうに答えていただければ結構なんですけれども、ただ、現状やらないことに対して、この条例を改正するということは、我々、失礼ですけれども、空条例を審議させられているようなもので、私は今まで採決に退席したり、審議拒否をしたことは一度もなかったんですけれども、これに関しては、申し訳ないですけれども、退席させていただきますよ。  以上。 17 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────堀口議員。 18 ◯9番(堀口和弘君) すみません、もうあらかた出たので、1点だけ聞かせてください。  待機児童がないというお話なんですけれども、これは制度があれば、待機児童が発生する可能性というのはあるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。  いや、だから、待機児童がないというふうにおっしゃいましたよね。だからやれへんということやね。これちゃんとやることによって、認可することによって待機が生まれる、待機というか、希望者が生まれる可能性というのはあると思うんですけれども、その辺は、もう、ないからやれへんでええんですよね。ないからやらんのですね。あったら使う人というのはないんですかね。 19 ◯議長(南 良徳君) 石谷保育子ども課長。 20 ◯保育子ども課長石谷鈴子君) 本市では、子ども・子育て支援事業計画という計画に基づいて、市民のニーズの量と、その確保の方策というものを定めております。  今現在、本年度から策定しております計画の中でも、ニーズの量という、量の見込みの数から、今現在認可している保育施設というのは、十分に利用定員を満たしているということで、居宅型訪問保育事業については、認可の方針は今のところ定めていないという現状にあるということです。  ですから、今後もっとその需要が高まって、0歳から2歳の子どもが保育の需要のニーズが高まるような傾向が認められた場合については、それぞれの家庭的保育事業の中に、小規模保育事業もあれば事業所内保育事業所もございます。  今回の改正にあります居宅型訪問保育事業というのもあるんですけれども、それらの4つの型というものの、泉南市に合った形でどの事業を認可して、どの事業を進めていくかというのは、本市の状況に合わせて今後決めていく、検討させていただきたいと思っています。 21 ◯議長(南 良徳君) 堀口議員。 22 ◯9番(堀口和弘君) いや、だからね、ニーズがあるかないか、制度がなかったらニーズなんて確認しようがないじゃないですか。  基本的にこれは、何ていうかな、この居宅訪問型保育というのは、原則5つ、6つありますけれども、多分一番当てはまるのが恐らく疾病とか病気があってとか、集団になじめないとか、そういったお子さんが利用したいというニーズは、僕はあると思うんです。  でも、実際にこの、何ていうかな、こういった事業所がないとなると、結局利用できないから最初からニーズの調査なんてやらないと思うんですけれども、これは事業所があれば使いたいという人は、多分いらっしゃると思うんですよ。例えば今、東京都なんかであれば、東京23区は、ほぼほぼずっと今整備をしているんですよ。  だから、病児の子どもをきちんと保育、適切に保育ができるような保育所をつくるとか、それから今言っていた居宅訪問型保育とかというところについても、一定の整備はずっとやっぱり、これは待機児童が多い、少ないは別にして進めていっている中で、うちがやらへんというのは、これはどうなんやろうなと。  確かに希望する業者があって、やらへん、こんなん全然合わへんからやれへんというんやったら分かるんですけれども、最初から認めへんというのはおかしくないですか。ちょっとその辺をもう一遍答えてください。 23 ◯議長(南 良徳君) 石谷保育子ども課長。 24 ◯保育子ども課長石谷鈴子君) 認めないという方向ではなくて、もちろんその認可申請というものが、泉南市内の事業所において、居宅訪問型保育事業を認可として、認めてほしいというような事業所が現れてきましたら、今回改正のありました家庭的保育事業の運営、基準に関する条例に基づいて、その基準を全て満たしておれば認める可能性もございますし、そこは今後認めないという方針ではないんです。(「答弁変わっとるでしょう」の声あり)  ただ、児童福祉法の中で、市において子ども・子育て支援法に基づく、先ほど申し上げた事業計画に基づく計画の中で、量を満たしていれば、認可を認めないことも、市の判断としてできるという文言もございますので、その辺のニーズの量であるとか、確保の方策として泉南市内保育施設等を勘案した上で、その時点で検討していく。  ただ今現在としては、十分量が満たされているという状況なので、現在としては認可をする方向は、今現在はないですということになります。 25 ◯議長(南 良徳君) 幡中副市長。 26 ◯副市長(幡中 力君) すみません、ちょっと付け足しで御説明させてもらいます。  今回の条例の提案でございますけれども、こちらについては、国が示した基準について各自治体のほうで基準をしっかり条例で定めておくというものになっております。  ですので、この条例自体、この居宅訪問事業自体を条例から外すというよりは、しっかり全市町村でどのような基準に置けば、居宅訪問事業が認可保育園としてできるかというものを示すルールづくりでございますので、そういうルールづくりの上程をさせてもらったというところでございます。  次に、今ちょっと議論になっております認可するかしないかという判断の部分でございます。そちらのほうにつきましては、今後市の中でどのような場合に認可できるのか等々を含めまして検討させてもらいまして、その認可する、しないという判断をしていきたいと思っております。  ですので、できましたら、今ちょっと議論がいろいろふくそうして、ちょっと論点がいろいろバラバラに複数になってしまっておるんですけれども、今回の上程させてもらっているものは、ルールづくりをさせていただきたいということで上程させてもらっておりますので、その点につきまして、居宅認可、居宅事業の部分について、しっかりと各自治体ごとにしているのと同様に、泉南市でもルールづくりをさせていただきたいというふうになっております。  以上になります。 27 ◯議長(南 良徳君) 堀口議員。 28 ◯9番(堀口和弘君) 副市長、助け船、ありがとうございます。議論を散らかしているのは、僕かも分かりませんけれども、その辺はおわびしたいなというふうに思います。  ただ、でも今のさっきの部長の答弁と、石谷課長の答弁というのが変わっていないですか。やれへん言いましたよね。やれへんと言うた後で、やるかもしれへんという話になっていますよね。  どっちなんですか。上がってきたらやるのか、やれへんのか。それからニーズの調査の中で、実際にそういったニーズがあるのかどうかの調査をきちっとやっているのかどうか、多分病児、特に集団になじめないとかというのは絶対にないことはないですわ。必ずあります。あるはず。  でも、実際に制度、そういう箱がないから使われへんから聞いていない。その箱を示されていないから言うていないというのはあると思うんですよ。そんな一般の御家庭の保護者の方が、そんな制度まで細かく知っているわけではないので、あくまで保護者が今ある、目の前にあるメニューについて、あれこれ希望を言うてはるだけやと思うので、そこら辺ちょっともう1回、やるのかやらへんのか。  だから、やるかもしれませんじゃなくて、上がってきたら認めますやったら、まだ言い方が分かったんですけれども、最初やれへん言わはりましたやん、やる予定ないという話でしたやん。  実際、ほんならやる予定ないと言われたら、事業者は出てこようにも、例えば今民間の事業者、保育所でやってはるところで、じゃうちも、うちこれ追加で手を挙げるわと思っていても、やれへんという方向を示されたら、結局やれませんやんか。手の挙げようもないということになりますやん。入り口を塞ぐ格好になるので、その辺、やれへんならやれへん。(「部長、訂正せえ」の声あり)  そうです。だから、そこは答弁どっちなのか、はっきりしてほしいなと思います。 29 ◯議長(南 良徳君) 今の御指摘にあるように、訂正を含めて答弁できますか。はっきりイエス・ノー的な答えでもいいですけれども。小井健康子ども部長。 30 ◯健康子ども部長小井敏彦君) 大変失礼いたしました。現在待機児童の関係では認めないという方向性で答弁をさせていただきました。  今回、堀口議員の指摘のとおり、一定のニーズがございましたら、それと居宅訪問型事業につきましては、一定の条件もございますので、その辺、もしニーズが出てきたときには、検討をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 31 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  本件については討論の通告はありません。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第22号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 32 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第22号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  昨日報告のありました報告第9号について、理事者より発言を求めておりますので、これを許可いたします。宮阪市民生活環境部長。 33 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) 昨日の報告第9号、専決処分の承認を求めるについて(令和2年度大阪府泉南市一般会計暫定補正予算(第2号))におきまして、私の答弁の中で、昨日公表されました大阪府の事業である休業要請外支援金の申請の方法について、インターネットを用いたウェブ申請のみであるという御説明をいたしましたが、その後、大阪府に確認したところ、休業要請支援金と同様に、原則はウェブ申請でございますが、紙ベースの申請も受け付けるという御回答でしたので、訂正させていただきます。  確認せずに不正確な答弁をしてしまい、申し訳ございませんでした。訂正するとともにおわび申し上げます。 34 ◯議長(南 良徳君) ただいまの報告に対して質疑ありませんか。────山本議員。 35 ◯1番(山本優真君) ありがとうございました。その質問をしたのは僕のほうでしたので、僕のほうもやっぱりもう少し調べてから、部長のほうに質問するべきだったというふうに思います。私のほうからもおわびさせていただきます。ありがとうございます。(「いいねえ、こういうのはいいねえ」の声あり) 36 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  次に、日程第3、議案第23号「泉南市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 37 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第23号、泉南市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして御説明申し上げます。  議案書は、423ページをお開き願います。
     提案理由につきましては、大阪府後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改正により、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金が支給されることに伴い、本市関係条例においても所要の措置を講ずる必要から、本条例を提案するものでございます。  それでは、改正内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は424ページを、補助資料は57ページをお開き願います。  第2条において、新型コロナウイルス感染症に感染し、または感染が疑われる被保険者に対して、大阪府後期高齢者医療広域連合が支給する傷病手当金に係る申請書の受付事務を、本市において行う事務として定めるものでございます。  施行期日は、公布の日でございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第23号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 38 ◯議長(南 良徳君) この際、お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 39 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより質疑を行います。  本件については質疑の通告はありません。質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  本件については討論の通告はありません。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第23号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 40 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第23号は、原案のとおり可決することと決定いたしました。  次に、日程第4、議案第24号「泉南市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 41 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第24号、泉南市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして御説明申し上げます。  議案書は、425ページをお開き願います。  提案理由につきましては、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策の1つとして、新型コロナウイルスに感染した被保険者等に対する傷病手当金を支給するため、本条例を提案するものでございます。  それでは、改正内容について御説明申し上げます。  議案書は426ページを、補助資料は59ページをお開き願います。  附則に4項加えることにより、新型コロナウイルス感染症に感染し、または感染が疑われる給与等の支払いを受けている被保険者に対し、傷病手当金を支給する規定を整備するものでございます。  施行期日は、公布の日でございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第24号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 42 ◯議長(南 良徳君) この際、お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 43 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより質疑を行います。  本件については質疑の通告はありません。質疑ありませんか。────和気議員。 44 ◯13番(和気信子君) この国民健康保険に加入している方々は、自営業者そしてまた農業者、もちろん年金をもらっている方々が多く加入されております。  今回のこの新型コロナウイルス感染症に、この傷病手当の対象になるという方は、国民健康保険に加入している、また給与等の支払いを受けているこの新型コロナ感染症に発熱があるとか、そういう状況の中で仕事ができなくなって、お休みをしているという方が対象となっていますけれども、こういった方々、もちろん社会保険に入っている方は、休業補償、またこの傷病手当は当然のように、当たり前のように受け取れるというふうに思うんですが、今回、この自営業者とか農業者、もちろんこれは上から給料をもらっているわけじゃないので、自分たちで働いて、それの中で生活をしているわけですから、やはりそういった方々へも対象にすべきじゃないかということだと思うんです。  国会のほうでも、共産党の参議院の方が質問して、これは市町村で認めれば、それはいけるというふうに回答も頂いていましたので、もちろん財政問題もあると思いますが、やはりそういった数少ないというふうに思いますが、泉南市は、国民健康保険に入っている方も、本当に大変な中でしていますし、万が一なった場合、そういったことは、やっぱり市としても考えていただく必要があるんじゃないかというふうに思いますが、その点はいかがでしょうか。 45 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 46 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) 国保制度における傷病手当金についての御質問かと思います。  まず、国保制度におけます傷病手当でございますが、これは先ほど議員の御質問にございましたように、通常の社会保険であれば、それが法律上するという制度となっております。国保制度の中では、まさに任意の給付というふうな位置づけになっております。  そういう中で、今回の新型コロナ感染症対策ということの中で、国内で感染症が広がりつつある中、労働者が感染した場合、もしくは感染の疑いがあるようなこういう場合、いわゆる休みやすい環境を整備することが重要であるということの観点から、国のほうから緊急に、また特例的に財政措置、財政支援を行えることが示されました。  これを受けまして、各国保を受け持っております市町村、今でも府も当然関わっているところでございますが、そういう中で、いわゆる労働者の方に、そういう環境を整備するという目的の中でつくられた制度でございます。  議員の御指摘もございますが、今回の改正につきましては、あくまでも被用者、いわゆる雇用といいますかね、国保の中では、多分職場での健康保険に未加入のパートタイムの方であるとかアルバイトの方、こういった方が対象になるかと思うんですが、そういう方に限っての制度というふうに考えております。 47 ◯議長(南 良徳君) 和気議員。 48 ◯13番(和気信子君) 働いている方、もちろんパートの方も今は働きに、お給料もらいながら国保に加入できるという保険、そういう制度にもなっていますけれども、じゃそういった働いている方、労働者だけが環境整備するために、これが値するんですかね。  働いている。もちろん農業者の方も自営業者の方も、その中でお客さんと接触したりとか、いろんな形の中で、やっぱり感染を拡大しないために努力もし、そういった可能性もあるわけですから、いろんな形で、やはり守るためには、せっかく国がこういった傷病手当を大変やということでしているわけです。  やっぱり市のそういった思いがあれば、これはできるという市町村長の判断でできるということですので、そういった考え方を、経済的にできないのか、全くそういう考えがないのかとか、そういった方針も示していただかないと、やっぱり働いている泉南市民のいろんな国保に入っている方々が心配だと思いますので、その点はどうですか、お願いします。 49 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 50 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) そういう意味で、労働者という視点であれば、当然個人事業主という方も、そのいわゆる御本人の労働としての収入を得られるということではございますが、今回の制度というのが、先ほど申し上げたとおり、通常の社会保険であれば、雇用と雇用されている方の中で、この制度というのは、当然休まれて無給の場合の手当として、傷病手当金を支給するという制度でございます。  そういった制度の中で、今回、国は臨時的な措置を講じたと、それについて今市町村は、そういう形に沿った内容を行っていくということでございます。  今後も、この感染の拡大がまた広がることも考えられますし、こういうお声も当然頂戴しておりますので、こういうことにつきましては、十分、府もしくは国というふうな中で調整した中で、市としても検討していきたいというふうに考えております。 51 ◯議長(南 良徳君) 和気議員。 52 ◯13番(和気信子君) 休まれたら給料を頂けないということで、そのための補償というふうにおっしゃっておられました。  もちろん自営業者も違った補償はあるかもしれない。店を閉めたら、自主的に閉めたら、今いろんな補償がありますけれども、やはり本人がなった場合は働けなくなるわけですので、収入も減るわけですし、身の補償も何もないわけです。  そういった方々、弱い方々への、やはりこれは国保については、市が、大阪府になるわけですから、そういったところの応援をすべきだというふうに思っているんです。  ですから、その考え方、少し考えますみたいなこともおっしゃっておりましたが、その辺も含めて再度、そういった立場については分かっておられると思いますが、再度、もう一度だけお答えください。 53 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 54 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) 繰り返しの答弁になりますが、当然個人事業主の方も、そういうコロナウイルスによる被害といいますか、影響を受けられているというのは十分認識しているところでございます。  他方、個人事業主に休まれるということではないですけれども、休業に関する別途の国の補償といいますか、対策等も講じられておりますので、その辺も含めて検討していきたいというふうに考えております。 55 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────澁谷議員。 56 ◯10番(澁谷昌子君) 1点だけ、ちょっと確認させてください。  第23号のところでは、同じように改正の主な内容のところを読んでみますと、この第24号になりますと、療養のために労務に服することができなくなった日から起算して、3日を経過した日以後に労務に服することを予定していた期間について云々というふうにあります。  ちょっと違いますよね。この点がちょっと気になったのと、それと、先ほど部長の答弁の中で、今回こういうふうに休業、いわゆるこの傷病手当を頂くときに、一番下にあります申請の中に、医者の意見書というのがありますよね。  世帯主の申請、それから医者の意見書及び事業主の証明書というのがあるんですが、これは先ほど部長がおっしゃられたように、いわゆる濃厚接触者というんですか、コロナになってはいないけれども、ここに、またコロナが疑われる被保険に対しとあります。  これは、やっぱりコロナが疑われる。でも若い人であれば、ここには発熱等とありますが、発熱もなくて、でも感染をしている。でもその人が元気だからといって、仕事に行ってもらっては、そこではいわゆる感染しますよね。  だから、もう感染した疑いがある方でも、熱が出るとか、そういう症状がないと、これはもらえないんでしょうか。そこら辺、そういう感染を防ぐためにであれば、この医者の診断書というのも難しいと思うんです。  お医者さんが、あなたはコロナですよというふうな診断は、今は保健所を通してPCR検査を受けないと、その診断もしてもらえませんし、そこら辺もちょっとこの辺がもやもやとするんで、すっきりしないんですが、この辺の説明をお願いします。 57 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 58 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) まずは、第23号でございました後期高齢者の方に対する傷病手当と、国民健康保険、今回出させていただいているものとの違いということですが、基本的な制度設計は同じかと思います。  ただ、今回の改正をさせていただく内容としましては、第23号の後期高齢者医療というのが、その実施主体が広域連合ということになりますので、その受付事務を泉南市で行えるように改正をさせていただくということでございます。  第24号のほうは、まさに国民健康保険の主催者である泉南市が、この傷病の手当を行えるような改正をさせていただくということでございますので、基本的に制度の中身は同じものでございます。  2点目は、なかなか医療機関に受診できないということの場合の対応でございます。基本的にはこの傷病手当を申請していただくときには、医師の意見書と事業主の証明書ということが必要ということとされております。  ただ、議員の御指摘にありますように、なかなか医療機関にかかれなくてというような場合も出てこようかと思います。その場合につきましては、事業主がその体調不良ということでの確認をしまして、その理由が、何ていいますか、その労務不能の期間というものが、その事業主のほうから提出いただきます無給の日にち、そこの証明を頂ければ、その中で傷病手当金ということの支給のほうも可能というふうには考えております。 59 ◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。 60 ◯10番(澁谷昌子君) ということは、労務不能ということ、あくまでも、もう症状があって労務が不能でないと、傷病手当はもともとそういうものですよね。病気になって働けないから、その分を保険のほうから頂く。  だけど、今回のこのコロナに関しては、若い人はその症状があまりきつくなくても、もうそれで感染している人が近親者にいたりとか、職場であったりとかして、もう絶対自分は感染しているやろうなと思っても、結局そういう場合は自粛して家にいてる。だけど、これには、何ていうのか、症状がないから受けられないということですか。その辺だけちょっともう1回。 61 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 62 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) 手続の中で、当然その御本人から申請を頂きます。その中に、そういう旨の記載を書いていただいて、それに事業主の方がその内容を確認をしていただくというものになっておりますので、その申請書が出てきた段階で、市のほうでその内容を確認させていただくということですので、一定事業主の方と申請者との間で、そういうことがあるということの申請を頂くということが前提というふうになっております。 63 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────河部議員。 64 ◯4番(河部 優君) 先ほどの後期高齢のところでも、ちょっと疑問に思っていたんですけれども、確認という意味で、これはそもそも今回新型コロナウイルスに感染した場合、泉南市でも1名出ましたけれども、感染された方のプライバシーというのは、あまり公表されていないと思います。  これを受けようと思えば、自分が感染しましたよということで申告申請をしなければ受けられないということにもなってくるので、こういったいい制度をつくっても、受ける方というのは非常に少ないんじゃないか。  受けた段階で自分が感染しているということが、非常に広がるおそれもあるということで、それを控えるという方も、今の現時点では出てくるんではないのかなと。  今後いろんなワクチンやとか薬が開発されれば、そんなに怖い病気でもなくなるのかなというふうには思うんですけれども、今現時点では、非常にそういうところが心配されるのかなと思いますけれども、そういったことも含めてこの制度を、この制度が例えばできた場合、その活用の行政としての仕方というんですか、その辺のお考えは今現時点ではどうなのかなと。 65 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 66 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) 今回、改正のほうの提案をさせていただいておりますので、この改正のほうが議決いただければ、ホームページ等にこの制度の内容を当然周知していくということになります。  そういう中で、もしそういう感染者がおられましたら、この制度の活用をいただくということになるかと思います。  そのプライバシーという点でございますが、行政側としましては守秘義務は当然ございますし、そういった中での手続ということになりますので、その辺はしっかり配慮しながら進めていきたいというふうに考えております。 67 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  本件については、討論の通告はありません。討論はありませんか。────和気議員。 68 ◯13番(和気信子君) 議案第24号について賛成討論をいたします。  今回のこの傷病手当の対象者として、これについては給与等の支払いを受けている者というふうにあります。国保ですので、国保加入者は個人事業者、また自営業、農業者、漁業者、そういう方々が、この仕事をして生計を行っているわけです。  この自営業者が、国のほうでも支援対象の拡大については、市町村長の判断で可能ということで答弁もされておりますので、例えば市が一定のそれを理解し、お金を出して補償するということであれば可能になってくるということです。  ですから、実際に自営業者がコロナ感染になって、そうしたらもう仕事ができなくなるわけですから、こうして入院とか療養をしなければならないといったときに、収入がなくなったら生活は困窮になるということです。  こういった方々にも、対象をちゃんと対策を取っていただけるように、これに入れていただきたいというふうに考えていますので、今後これについては要望として申し上げまして、ぜひ市のほうも対応をお願いしたいと思います。  これからまた第2波、第3波といった形でまだ続くであろうコロナ感染が本当に続いたら、また大変なことになるということですので、要望をいたしまして賛成といたします。よろしくお願いいたします。 69 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第24号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕
    70 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第24号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、日程第5、議案第25号「令和2年度大阪府泉南市一般会計暫定補正予算(第3号)」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 71 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第25号、令和2年度大阪府泉南市一般会計暫定補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。  本件は、令和2年度大阪府泉南市一般会計暫定予算に変更を加える必要が生じたため、地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  補正の内容でございますが、429ページをお開き願います。  歳入歳出予算の総額に、それぞれ9,125万円を追加し、それぞれ127億7,129万3,000円とするものでございます。  まず、歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、436ページをお開き願います。  中段より下に記載の児童手当事業9,125万円の増額は、児童手当に係る扶助費を増額するものでございます。  次に、歳入予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、435ページにお戻り願います。  まず、一番上に記載の地方交付税1,396万5,000円の増額は、この補正予算の所要一般財源として計上するものでございます。  次に、その下に記載の民生費国庫負担金、児童福祉費負担金6,332万円の増額は、先ほど御説明しました児童手当事業の財源として国から交付されるものでございます。  次に、その下に記載の民生費府負担金、児童福祉費負担金1,396万5,000円の増額は、先ほど御説明しました児童手当事業の財源として府から交付されるものでございます。  なお、本議案につきましては、予算の執行上、議案審議について格別な御配慮をお願い申し上げます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第25号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 72 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 73 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより質疑を行います。  本件については質疑の通告はありません。質疑ありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  本件については討論の通告はありません。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第25号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 74 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第25号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、日程第6、議案第26号「令和2年度大阪府泉南市樽井地区財産区会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 75 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第26号、令和2年度大阪府泉南市樽井地区財産区会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。  議案書は、441ページをお開き願います。  本議案は、令和2年度大阪府泉南市樽井地区財産区会計予算に変更を加える必要が生じたため、地方自治法第218条第1項の規定により、補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  補正の内容につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ249万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,150万8,000円とするものでございます。  それではまず、歳入予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、447ページをお開き願います。  財産収入、財産売払収入、不動産売払収入の249万円の増額は、裁判上の和解の成立に伴う土地売払収入によるものでございます。  次に、歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、448ページをお開き願います。  総務費、総務管理費、財産管理費、財産管理事業の57万円の増額は、裁判上の和解に係る弁護士の成功報酬の増額に伴うものでございます。  また、予備費として192万円を計上しております。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第26号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 76 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。  本件については質疑の通告はありません。質疑ありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第26号は、所管の令和2年度予算審査特別委員会に付託をいたします。  次に、日程第7、議案第27号「令和2年度大阪府泉南市一般会計予算」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 77 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第27号、令和2年度大阪府泉南市一般会計予算につきまして御説明申し上げます。  本年3月の第1回定例会におきまして、当初予算案が否決になりましたことから、4月から6月までの3か月間、必要とされる最低限の経費として暫定予算を調製し、3月31日に専決処分を行い、本定例会で御承認をいただいたところです。  このたび当初予算案をベースとして、現時点で新たに見込まれております経費等を、この予算に含めて編成を行ったものでございます。  それでは、順次御説明申し上げます。  議案書は、449ページをお開き願います。  歳入歳出予算の総額をそれぞれ297億2,887万3,000円とするものでございます。予算規模は、前年度当初予算比25.1%増となっております。市債の借換えを除く実質的な比較では32%の増でございます。  それでは、歳出予算の内容について、主に当初予算案から変更のありましたところを御説明申し上げます。  議案書は、513ページをお開き願います。  514ページにかけて記載の人事管理給与支給事業931万4,000円のうち175万3,000円は、文部科学省への職員の派遣に係る旅費、職員宿舎借上料に要する経費でございます。  次に、528ページをお開き願います。  上段に記載の防災備蓄事業501万9,000円のうち200万円は、新型コロナウイルス感染症防止のための寄附を受け、マスク、消毒液等の購入に要する経費でございます。  次に、531ページをお開き願います。  上段に記載の誘客連携による地域活性化事業205万円は、市制50周年記念イベントの実施に要する経費でございます。  次に、その下に記載の地域コミュニティ活動支援事業250万円は、兎田地区への掲示板の設置に要する経費でございます。  次に、540ページをお開き願います。  上段に記載の地域共生のまちづくり推進事業138万2,000円は、ゆうてみぃサポーター養成事業の実施に要する経費でございます。  次に、551ページをお開き願います。  552ページにかけて記載の住民登録事務事業5,995万円のうち355万円は、国外転出者によるマイナンバー等の利用実現に係る住民基本台帳システム改修に要する経費でございます。  次に、566ページをお開き願います。  567ページにかけて記載の地域共生のまちづくり推進事業312万1,000円は、防犯カメラの設置に要する経費でございます。  次に、581ページをお開き願います。  582ページにかけて記載の地域共生のまちづくり推進事業682万円は、福まちサポーター養成及び集会場の施設整備に要する経費でございます。  次に、584ページをお開き願います。  中段より上に記載の老人集会場改修事業220万円のうち48万1,000円は、浜老人集会場ブロック塀改修に係る経費を増額するものでございます。  次に、589ページをお開き願います。  上段に記載の地域共生のまちづくり推進事業120万円は、子ども食堂の開設及び居場所づくり事業の実施に要する経費でございます。  次に、643ページをお開き願います。  上段に記載の地域共生のまちづくり推進事業150万円は、農業漁業体験事業の実施に要する経費でございます。  次に、655ページをお開き願います。  上段より下に記載の誘客連携による地域活性化事業2,056万4,000円は、ICTを活用した観光連携事業及び10月に開催予定の泉州光と音の夢花火の実施に要する経費でございます。  次に、703ページをお開き願います。  中段に記載の施設保全整備事業1億3,678万6,000円のうち9,306万4,000円は、防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策に基づく事業で、新家東小学校トイレ改修に要する経費でございます。  次に、その下から704ページにかけて記載の小学校情報機器整備事業2億787万4,000円及び710ページから711ページにかけて記載の中学校情報機器整備事業1億774万7,000円は、GIGAスクール構想の実施に要する経費でございます。  次に、721ページをお開き願います。  上段に記載の国際的スポーツエリア「SENNAN CAMP」創造事業230万円は、こころのプロジェクト「夢の教室」事業の実施に要する経費でございます。  次に、723ページをお開き願います。  中段に記載の青少年学習活動推進事業131万9,000円のうち52万3,000円は、親子サバイバルキャンプの実施に要する経費でございます。  次に、724ページをお開き願います。  中段より下に記載の誘客連携による地域活性化事業100万円は、小・中学生を対象にALTを活用したキャンプの実施に要する経費でございます。  次に、733ページをお開き願います。  734ページにかけて記載の地域共生のまちづくり推進事業173万円は、図書館を活用した青少年の居場所づくり事業の実施に要する経費でございます。  次に、737ページをお開き願います。  中段より上に記載の誘客連携による地域活性化事業60万円は、大学と連携して海会寺跡広場への誘客支援及び山田家住宅の収益化に要する経費でございます。  次に、741ページをお開き願います。  742ページにかけて記載の国際的スポーツエリア「SENNAN CAMP」創造事業160万円は、大学と連携して、オートキャンプ場としてのブランディング及びスポーツ国際交流員を、地域のスポーツ団体へ派遣を行う事業に要する経費でございます。  次に、歳入予算の内容について、主に当初予算案からの変更がありましたところを御説明申し上げます。  議案書は、484ページにお戻り願います。  中段に記載の地方交付税は、地方財政計画における伸び率、市税収入の見込額、臨時財政対策債への振替見込額などに基づいて31億2,000万円を計上してございます。  次に、489ページをお開き願います。  中段より下に記載の国庫支出金は、地方創生推進交付金、特別定額給付金給付事業費補助金及び公立学校情報機器整備費補助金の増額などから108億9,646万1,000円を計上してございます。
     次に、497ページをお開き願います。  上段に記載の寄附金は、新型コロナウイルス感染症防止のために頂いた寄附金及びふるさと泉南応援寄附金を計上してございます。  次に、その下に記載の繰入金のうち基金繰入金は、8億8,279万8,000円を計上してございます。このうち、公共施設整備基金からは8,010万円を繰入れ、普通建設事業等の公共施設の整備に要する経費の財源に、ふるさと泉南水なす基金からは1億5,218万7,000円を繰入れ、地方創生事業等に要する経費の財源に、財政調整基金からは1億8,650万円を繰入れ、休業要請支援金及び小・中学校情報機器整備事業に要する経費の財源に充てることとしてございます。  次に、501ページをお開き願います。  502ページにかけて記載の市債は12億5,110万円を計上してございます。そのうち、502ページ中段より上に記載の借換債7,010万円を除いた実質的な市債の計上額は11億8,100万円であります。  このうち新家東小学校トイレ改修に係る施設保全整備事業の財源の一部とする学校教育施設等整備事業債は、6,210万円を計上してございます。  次に、457ページにお戻り願います。  第2表、債務負担行為につきましては、当初予算案から変更はございません。  次に、458ページをお開き願います。  第3表、地方債につきましては、記載のとおりでございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第27号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 78 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。  本件については質疑の通告はありません。質疑ありませんか。────森議員。 79 ◯15番(森 裕文君) 市制50周年事業で328万5,000円ですかね。上がっているんですけれども、これは50周年よりコロナ対策と違いますか。不要不急の部類と違いますか。  これ財政、今後当然悪くなるのは想定されているわけですから、何も50周年だからといって、市民の皆さんにも御辛抱いただけることではないかと私は思いますけれども、それだけです。 80 ◯議長(南 良徳君) 竹中市長。 81 ◯市長(竹中勇人君) 今年度のコロナ禍のおかげでといいますか、コロナ禍のために当然御指摘のとおり、今年度の税収は減少するでしょうし、当然この50周年の事業につきましても、かなり規模を縮小して、あるいは何らかの形に形を変えて執行していかなければならないというふうには考えてございます。  極力こういうイベント、その他の事業費につきましては、同じように規模縮小、あるいは執行をやむを得ずなくしてしまうという措置も考えていくことが必要かと思いますので、その財源については、コロナ対策のほうに移していきたいと。それで、少しでも基金の取崩しを少なくして、その辺の事業の展開をさせていただきたいというふうに考えてございます。 82 ◯議長(南 良徳君) 森議員。 83 ◯15番(森 裕文君) 分かりました。やらないということですね。 84 ◯議長(南 良徳君) 竹中市長。 85 ◯市長(竹中勇人君) やらない事業もあるかもしれませんが、極力事業を縮小して形を変えてやっていきたいというふうに考えてございます。 86 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────山本議員。 87 ◯1番(山本優真君) まず、大きなところから質問させていただきます。  今回の全体の予算に絡むことで、個別施設計画についてです。個別施設計画の策定スケジュールを1月28日の委員会でお示しをいただいたと思います。そのスケジュール感としましては、2月頃から6月までの間で個別施設の評価、最適化、具体案の検討、方向性の提示、これをするというふうに定められて、スケジュールで決められていますよね。  あわせて、施設の修繕、改修、更新等の対策経費等の算定というのも、矢印で7月いっぱいぐらいまでスケジューリングされていると思いますが、ここら辺の報告が議会のほうにはありません。この辺り、どうなっているのかというのをお示しいただきたいと思います。 88 ◯議長(南 良徳君) 下薗行革・財産活用室参与。 89 ◯行革・財産活用室参与(下薗浩幸君) 個別施設計画について、報告のほうがちょっと遅くなって申し訳ございません。  現在なんですが、1月にお示しいたしましたスケジュールにのっとりまして、現在施設所管課に、令和8年度までの計画、そしてその後10年刻みで40年間の計画ですので、それぞれどうするのかという形で事業の施設の機能の継続あるいは複合化とか、どういう方針であるかというのを、今、照会をかけさせていただいているところです。  あわせて、それに係る費用につきましても、概算となりますけれども、現在照会させていただいているところで、締切りとしましては、6月の初めまでということにしておりますので、それを取りまとめまして、また報告をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 90 ◯議長(南 良徳君) 山本議員。 91 ◯1番(山本優真君) 現状を報告いただきまして、ありがとうございます。  6月に一定方向性が、また議会のほうに提示いただきたいというのと、あとはもうこの個別施設計画の策定に関しましては、けつが決まっていますので、かなり、今コロナの関係もあってバタバタしているとは思うんですけれども、これは守っていただいて、コロナの関係でやっぱり財政調整基金も取り崩さなければいけませんし、これからどんどん財政難が見込まれる中で、ここはやっぱり動脈の部分ではありますから、ここを肝に銘じて取組を徹底していただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  最後に、誘客連携のところで、まち活性化イベントで予算が計上されていると思います。今回泉南ロングパークが、ちょっとずれますけれども、オープンされるだろうという話が聞こえてきますが、海水浴場に関しましては中止だというふうに報道が流れておりました。  これは、二色の浜、貝塚市と泉南市、阪南市、岬町、全部海水浴場が中止ということですけれども、それぞれの自治体に、なぜ海水浴場が中止なのかというものを聞いてきました。  そうしたら、貝塚市は誘客、お客さんを見込めないと、やはりそういう意味で運営が難しいという話もされていましたし、阪南市、岬町も同様の理由をお話しされていました。  泉南市の担当課に確認をしましたら、泉南市の場合は、コロナの感染拡大防止のためという理由やったんですけれども、泉南ロングパークが開いて海水浴場が閉じたままというところで、やはり矛盾が出てきておりまして、こちらに関しても、市民から問合せがあります。  ですので、この海水浴場を中止というふうに決定したのは、恐らく泉南市やと思いますので、この辺りどういう理由だったのかというのと、決定されたときと、また時間が今たっておりますから、今これからどういう方針でその辺り一定した矛盾を克服しながらやっていくのかというのを、お聞かせいただきたいと思います。  〔「議長、議事進行」の声あり〕 92 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。 93 ◯6番(梶本茂躾君) 今、山本議員の質問、いろいろ聞いていますけれども、これ予算の審査をやっている、審議やっている中で、僕らがその資料を見たいんですけれども、何ページとかページ数とか、そういうことを言っていただきたいと思うんですけれども、それがなかったら、僕らもこの議論の中に加われませんので、その点、よろしく指導をお願いします。(「違う、そらちゃうで、理事者やったら分かるけど、こっちはページ数言う必要あらへんから」の声あり) 94 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員、予算の当該委員ですね、その辺の資料、持ち合わせだと思うんで、自分で見てください、ページは。────梶本議員。 95 ◯6番(梶本茂躾君) いや、我々この議会の中で、みんなの議論の意見を聞いての話の上で予算審査特別委員会でまた議論したいと思いますし、予算の中で何ページにこういうのが載っているから、これについてこうやということを、僕らもその委員会に、付託された委員会の中で議論したい。  そら山本議員の御意見も参考にさせていただきたいという意味で、何ページにそういう、何ページのことについてこういう問題であると、あるかという質問であれば、分かりやすいんですけれども、それがない以上、これは一般質問と同じで、全体的なことを言われていたら、この付託委員会の中で何もこれは議論、僕らもできません。  一応、山本議員の御意見を参考にさせていただきたいということもあって、何ページのことについてこういうことでどうであるということをお聞かせいただきたいと。そういうことを言っているだけのことなので、ただもう全体的な御意見だけでは、僕らもその付託委員会の中で突っ込みようがありませんので、その点について議長の判断、よろしくお願いします。  〔「議事進行」の声あり〕 96 ◯議長(南 良徳君) 堀口議員。 97 ◯9番(堀口和弘君) すみません、もうこれね、iPadの中にデータ全部入っていますやんか。実際にこの議案、今、議案書を開いていますけれども、議案書を開いている中で、検索機能があるので、それを使っていただけたらすぐ分かる話、一発で出てくると思いますので、そこを利用されたらどうかなと思いますけれども。 98 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。 99 ◯6番(梶本茂躾君) いや、一応我々はそのiPadがどうのこうの、持たせていただいています。僕らも昔からのアナログ人間でございますし、そういうことを言われても、議会の平等という意味からしても、アナログ人間でも分かるような質問をお願いしたいと思います。 100 ◯議長(南 良徳君) 先ほども申し上げましたように、今は山本議員の質疑の中で出ている分で、梶本議員におかれましては、今、議事進行もありましたが、当然資料としてはお出ししているわけですので、その辺は自分のほうで検索してください。────梶本議員。 101 ◯6番(梶本茂躾君) いや、今までこの委員会においても、付託委員会の中でも、予算審査については一応そのときの委員長の判断で、何ページですかということを言われていた中で、これも一応議案審議ということの中で、やっぱりそのページ数を言うていただくのが、僕は当然だと思うんですけれども、そうでなかったら、世間の話、一般質問になってくると思います。その辺の判断をどういうふうにお考えか、お答えいただきたい。 102 ◯議長(南 良徳君) だから、何回も同じ答弁になりますけれども、それはもう自分で見てくださいよ。当然、梶本議員は予算委員会のメンバーですよ、それも。だから事前にその辺は検索しておいていただきたいということです。何ですか。────梶本議員。 103 ◯6番(梶本茂躾君) その令和2年度の予算の審査の範囲内にある質問であるかどうかということも、議長において判断していただきたい。それを逸しているような質問は、できたらやめていただきたい。参考になりませんから、付託委員会に付託されたところで。  そやから、そういう予算委員会についての議論できるような質問をお願いしたいと思います。(「いや、今のはちょっと心外やで、めちゃめちゃええ質問やってんねんから、それ言うたらあかんわ」の声あり)(「もうよろしいやんか、ほんなん、進行しようよ、進行」の声あり)(「654ページに載ってるわ、654ページを見てください」の声あり) 104 ◯議長(南 良徳君) 何回も申し上げているので、もう却下いたします。山本議員、よろしいか。宮阪市民生活環境部長。 105 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) それでは、海水浴場開設に関して中止を決定したところについて御説明いたします。  開設の中止を決定いたしましたのは5月の中旬でございまして、5月19日にプレス発表等をしたところでございます。  中止の理由なんですけれども、5月の中旬時点では、緊急事態宣言の継続中であったということと、7月の海開き時点の状況の見通しが難しいということで新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止を判断したということで発表させていただいております。  ほかのところと同じように開設して運営していく中で、やはりちょっとそのお客さんが少なければ、やはり赤字とか、そういったことも考えられるので、そういったことも鑑みて、あと貝塚市の二色の浜、それと阪南市の箱作の海水浴場と岬町の淡輪の海水浴場と、そのほかの3つも中止の方向で考えておるというところでしたので、泉南市だけ開けると集中するということもございましたので、そういったことも鑑みて中止を決定したわけでございます。  実は、昨年も海水浴場の来客者が2万人程度ということで、ロングパークのちょうど工事中であったということもございまして、非常に少ない来場者でございました。  実は、昨年も赤字でございまして、今年はロングパークのオープンの時期というのも、その時点でははっきりしておりませんですし、今現在も正式な発表はございませんが、その中で運営は、開設は泉南市が港湾局に占用許可を取って開設すると。  運営に関しては、運営協議会なりにお任せしてやっていただく中で、運営者とも協議の上、慎重に判断せざるを得なかったというところがございます。  そういった理由で今回中止に至ったということでございます。 106 ◯議長(南 良徳君) 山本議員。 107 ◯1番(山本優真君) ありがとうございます。私が聞いているのは、二色の浜と阪南市に関しましては、管理をする団体自体から、やはりちょっと集客が見込めないと、だからしんどいというふうに、それぞれの自治体に対して相談があって、その上で判断の材料にしたという話も聞いております。  泉南市では、そういうお声が管理者のほうから、運営を委託される団体のほうからあったのかというところと、あとは、何ていうんかな、先ほどあまりお客さんが減っているという話と、一方で阪南市、岬町、貝塚市が閉めたら泉南市にお客さんが集中する可能性があると、ここら辺も矛盾しているわけです。  一定、フレキシブルにそこら辺というのは、また議論をいただきたいなというふうに思いますし、大阪府の公安局のほうから、規制をしてほしいような方向性の発言があるわけでもありませんから、そこら辺を一定もう一度市民さんからの声があるということがありますから、いつもどおりのオープンではなくて、例えば期間を区切ってとか、ちょっと規模を縮小してでも構いませんので、そこら辺の検討というのを、いま一度議論をされてはいかがかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 108 ◯議長(南 良徳君) 宮阪市民生活環境部長。 109 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) 海水浴の運営に関しましては、大和リースと樽井の漁組さんとで運営を基本的に、運営の団体をつくっていただいてやっていただくという方向で話が進んでおりました。  この海水浴の開設に関しては、泉南市が開設するということで運営を協議会にお任せする、運営協議会にお任せするというような形を取るんですけれども、その海水浴場を開設するに当たっては、大阪府の条例に基づきまして、衛生面であるとか安全面であるとかといった届出を出す必要がございます。  ただ海水浴場を開設しないからといって、マリンスポーツができないというわけではございません。5月の中旬ではその海水浴場としては難しい、先が見通せないので開設するのは難しいという判断だったんですけれども、今後大和リースがロングパークをちょうど海が、海に皆さんが来られるようなシーズンにオープンされるようであれば、その海水浴場という形ではなくて、マリンスポーツができるような形で何かできないかということは、引き続き協議をしてまいりたいというふうに考えております。 110 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第27号は、所管の令和2年度予算審査特別委員会に付託いたします。  次に、日程第8、議案第28号「令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計予算」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 111 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第28号、令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  本年3月の第1回定例会におきまして、当初予算案が否決になりましたことから、4月から6月までの3か月間、必要とされる最低限の経費として暫定予算を調製し、3月31日に専決処分を行い、本定例会で御承認をいただいたところです。  このたび、当初予算案をベースとし、現時点で新たに見込まれております経費等を、この予算に含めて編成を行ったものでございます。  それでは、順次御説明申し上げます。  議案書は、763ページをお開き願います。  予算の内容につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ79億7,436万1,000円とするものでございます。  それではまず、歳出予算の内容につきまして、主な部分について御説明申し上げます。  議案書は、787ページをお開き願います。  中段に記載の傷病手当費368万円ですが、新型コロナウイルス感染症に対する国の緊急対策により、傷病手当金について特例的な財政支出策が示され、国民健康保険の被保険者が一定の要件を満たせば、傷病手当を受給できるものとされたことから、計上しております。  次に、789ページをお開き願います。  上段に記載の国民健康保険事業費納付金でございますが、総額22億6,760万円を計上しています。これは、国民健康保険事業の広域化による大阪府への納付金でございます。  次に、803ページをお開き願います。  上段に記載の諸支出金ですが、総額2億6,274万4,000円を計上しております。そのうち2億5,705万8,000円は、調整交付金申請誤りによる国・大阪府への返還金でございます。  次に、歳入予算の内容につきまして、主な部分について御説明申し上げます。  議案書は、771ページにお戻り願います。  国民健康保険料及び国民健康保険税ですが、大阪府内統一基準に合わせるため、令和2年度より保険税から保険料に改定したもので、令和2年度賦課分については保険料、それ以前の賦課分については保険税となります。そして、保険料収入は13億5,776万円、保険税収入は7,786万7,000円を計上しています。  次に、773ページをお開き願います。  上段に記載の府支出金ですが、総額53億6,287万9,000円を計上し、その内訳は保険給付に係る費用や保健事業に係る費用、そして新型コロナウイルス感染症による傷病手当金の財政措置分などでございます。  次に、その下の繰入金ですが、一般会計からの繰入金で、総額9億1,173万3,000円を計上しております。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第28号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 112 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。  本件については質疑の通告はありません。質疑ありませんか。────和気議員。 113 ◯13番(和気信子君) まず初めに、785ページの出産一時金、これについては減額になっていますが、これは出生率が低くなるということで、令和元年から2年においてこれを減らされているのか、今の見込み、出生率、その見込みについて教えていただきたいというふうに思います。
     それから、先ほど説明がありましたが、総収入、保険料と保険税の収入、それについて両方合わせた形でありましたが、それは総額13億、これでいいんですかね、それを再度確認したいと思います。  その保険料と保険税を合わせた中で、今年度は2年度においては賦課限度額が6万円引き上げられるということになりますが、この上げている額も含めて、あとトータルスライドになって、その額を含めて総額としての試算をされているかと思います。  具体的にお聞かせ願いたいのですが、その賦課限度額の6万円上げて92万円になりますが、その一番高いところの所得、どれぐらいから、100万なのか500万なのか1,000万なのかが最高額になるのか、その点をお示しください。  それからあと基準世帯、大体基準といったら子ども2人と40歳以上の夫婦2人、子ども2人ということで大体なると思うんですが、その中で300万、400万、500万のこの方々の1年間の保険料、どれぐらい上がるのか、その額と上がる額について、教えていただきたいというふうに思います。お願いします。 114 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 115 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) 幾つか御質問いただきましたので、順次御説明します。  まず、出産一時金、対前年より下がっているということで、今回140名の方をということで予算計上をさせていただいております。  あと、保険税と保険料の収入ということですが、御承知のとおり昨年条例の改正をいただきまして、保険料、令和2年度からは保険料という形の賦課体制というふうにさせていただいております。  保険料の総額として記載がございますように13億5,700万円余り、国保税として7,700万ということで、合わせて14億3,500万ということとなっております。  限度額のその対象の方の収入というのは、ちょっと今持ち合わせておりませんので、確認させていただいて、御答弁させていただきたいと思います。  あと、引上げといいますか、昨年度と今回の引上げに伴って、どれぐらい保険料が上がったかというところでございますが、様々なケースがございますが、例えば世帯が100万円の所得の方で、現役40代夫婦お二人の世帯でございますが、これが元年度が試算でいきますと21万9,000円、2年度で22万4,200円ということで、5,200円の増額というふうになると考えております。  ちなみに、同様に世帯所得が200万円の方、現役40代の御夫婦2人の方で、令和元年度が39万8,300円、令和2年度が40万200円となりますので、1,900円の増額になるというふうに考えております。  もし答弁漏れがありましたら御指摘ください。 116 ◯議長(南 良徳君) 和気議員。 117 ◯13番(和気信子君) これは総額を計算されて、担当のほうでは、一応もう6月には保険料が決まって、国民健康保険の方には納付してもらうために納付書が発送されるというように思うんです。  そういったときに、その方々へのあなたはこれだけですよという形でお示しされるというふうに思うんです。  そういったところでいけば、最高限度額というのは、前年度においては400万か500万かのところでは、ざっと1,000万も含めて、もうそれで最高額86万円が上という形だったような気がするんですけれども、本当にどこから最高額92万になるのかということは、もう把握今されていないんですか、その点をお聞かせ願いたいと思います。また、資料もお願いしたいと思います。  それから、もう1点は、この6月10日ぐらいには、もう発送されて納付書、10回払いですかね、引き落としでない方は発送されると思いますが、上がっているわけですから、令和元年度よりも2年度においては国保料が上がっているわけですから、丁寧な説明と、そういうこともしなかったら、今コロナ、コロナの対策の中で、ほかのところでは減額とか減免とか、いろんな形の施策を打っている中で、これがまた来たら、またこれだけ少々1万円もらったといっても、それでまたプラスになるということは、それこそ打撃になりますので、丁寧な説明と、そういったことも含めて発送するときにお願いしたいと思いますが、その2点、ちょっとお聞かせください。 118 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 119 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) まず、限度額の関係でございます。ちょっと資料はございませんので、後ほど確認しまして議長に御相談させていただいて、御提出のほうをさせていただきたいと思います。  あと、納付書の件でございます。確かに今回、保険料の改定をさせていただいておりますので、当然その辺の改定と合わせて、まさに今コロナ禍の現状でございますので、減免という制度もつくらせていただいておりますので、そういった資料も合わせて、納付書と合わせて減免の制度の中に、そういったものをしっかり入れていくのと、現状かなり問合せも頂戴しておりますので、その辺のところもしっかり、いろんなケースがございますので、それはお一人お一人違うと思いますので、そこはお電話なりということで、しっかり対応していきたいというふうに考えております。 120 ◯議長(南 良徳君) 和気議員。 121 ◯13番(和気信子君) 国保のこういった今回泉南市は、府下統一によって毎年毎年これが上がっていくわけですから、今の予定ではね。  ですから、本当に市民の方々も、もう冷や冷やものですし、そういったときには、また電話とかいろんな形、窓口にも来て相談があると思いますので、丁寧な説明をよろしくお願いしたいというふうに思います。 122 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 123 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) 先ほどの限度額の件で、ちょっと資料を頂戴しましたので、御説明をさせていただきます。  保険料が3つで構成されておりまして、医療分と支援分と介護分ということになっておりますので、それぞれ限度額に達する額が異なっております。  まず、医療分でございます。ちょっと世帯のケースによっても異なるんですけれども、現役40代の夫婦の方で未成年の子どもお二人、4人世帯の場合でございます。医療分としまして484万円、支援分としましては563万4,573円、介護分としましては486万1,655円、この金額の方が限度額に到達するということでございます。 124 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第28号は、所管の令和2年度予算審査特別委員会に付託をいたします。  次に、日程第9、議案第29号「特別職の職員の給与に関する臨時措置条例の制定について」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 125 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第29号、特別職の職員の給与に関する臨時措置条例の制定についてにつきまして御説明申し上げます。  別冊としてお配りしております議案書の5ページをお開き願います。  提案理由につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による市民生活への影響を鑑み、市の行うコロナ関連対策の財源の一助とすべく、市長の給料及び地域手当の一部について減額措置を行うため、本条例を提案するものでございます。  それでは、条例の内容について御説明申し上げます。  議案書は、6ページをお開き願います。  令和2年7月1日から令和2年9月30日までの3か月の間、市長の給料の額を、特別職の職員の給与に関する条例別表に掲げる額に100分の50を乗じて得た額にするものでございます。  また、それに伴い、同条例第4条及び一般職の職員の給与に関する条例第15条の2第2項の規定による地域手当の額も変更するものでございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第29号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願いします。 126 ◯議長(南 良徳君) この際、お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 127 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。────古谷議員。 128 ◯8番(古谷公俊君) すみません、ちょっと質問させていただきます。  特別職のこれ6ページとかを見ているんですけれども、50%ということなんですけれども、具体的な数字を一般市民の方は分からないと思うので、給料を幾らもらっていて、それの半額ということで、消防組合のお金もありますし、あと清掃組合のお金もありますので、その合わせての半額なのかどうなのか、今聞いていたら、給料だけということなんですけれども、ちょっと具体的な数字を教えていただきたい。  あと、他市では特別職の方、皆さん減額の申入れ、副市長を含めて教育長、やられています。これが四條畷市は大幅に削減しておりまして、副市長ももちろん教育長も四條畷市は大幅な減額をされています。その辺、なぜ市長だけの給与面の減額だったのかをお聞かせ願いたいと思います。  実際、僕もあまり教育長のこととか言いたくはなかったんですけれども、東京のほうからこっちに来ていただいている中で、今回コロナの影響で交通費も出ていたはずですよね。戻れないんじゃなかったかな、今回ね。  それはちょっと分からないんですけれども、一般企業だったら戻れない、大阪でおったらそのまま待機ということで、非常事態宣言が出ていましたので、そういうお金も細かいけれども、浮いているんじゃないかな。  あと、その辺の市長の姿勢ですよね。市長は退職金ももらっていますよね。大阪府の知事は退職金とかももう大幅というかね、なくしたりいろいろしている中で、今先ほども市制50周年の話も出ていたんですけれども、やっぱり医療関係者とか市民の方、お困りの点も多い中で、もう少しそういうところで思い切った策、自身のそれはいいことだとは思うんですけれども、もうちょっと全体的な具体的な策を考えられなかったのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。 129 ◯議長(南 良徳君) 竹中市長。 130 ◯市長(竹中勇人君) 私の給与額でございますけれども、今現在は市長給与は85万円でございますが、それの15%をカットいたしてございますので、72万余りでございます。  そこから50%カット、85万円の50%カットになりますと、それの半分42万5,000円ということになるわけでございます。  あとは、消防組合、それから清掃事務組合の管理者、副管理者もやってございますので、その給与というのは、消防組合のほうは1万4,000円ぐらいですかね、それと清掃組合のほうが、ちょっとはっきり金額を覚えていないですけれども、1万数千円から2万円ぐらいの額やったというふうに思っております。  これは、今回の市長給与だけをカットすると、この市のほうの給与だけをカットするということでございます。それで2分の1、3か月ということを、私のほうで判断させていただきました。  副市長、教育長につきましても、副市長からも同様にというような、同様というか、割合は変えてでも給与カットということもございましたけれども、私のほうからは、あえてそれでしたら、ふるさと納税で御協力いただきたいということで、お二人には申し上げてございます。  それと、退職手当でございますけれども、私の場合は、先代の市長から引き続いて、退職手当の額はもう既に70%をカットしておりますので、これは引き続き同じようにさせていただきたいというふうに思っております。 131 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────田畑議員。 132 ◯14番(田畑 仁君) こういう議論は一番したくないんですけれども、根本的にはっきりさせてもらいたい。この給料、一般市民、市民の皆様方に分かりやすいのは、市長の給料を50%カットする。50%カットして3か月、これ本当の意味。  例えば市民の皆さんの痛みとか財源とか、根本、なぜ市長が50%下げるんですか。それと、なぜ3か月なんですか、何を根拠にこの3か月を打っているわけ、我々の市議選に合わせているわけ、それとも市長自身は何かお考えになっているわけ、この3か月の明確な理由をお答えください。 133 ◯議長(南 良徳君) 竹中市長。 134 ◯市長(竹中勇人君) ほかの市の首長さん方もカットをされているところもございます。ただそれは10%、20%のカットを長期間にわたってされるとか、あるいは1か月だけほぼゼロに近いカットにするとか、そういうことをされているところがございます。  私もそういうのを総合的に判断して3か月というのを考えさせていただきました。  3か月間に短くしてやるということで、そのお金をできるだけ、コロナの対策費の一部に回したいという思いからでございます。 135 ◯議長(南 良徳君) 田畑議員。 136 ◯14番(田畑 仁君) 何、総額でどれぐらいなるわけ。100万ちょっとぐらい。これ、何が変わんねんな、これで。全く下げる必要なんかあれへんやん。でしょう。  これ実際、市民の皆様方が今、もうはっきり申し上げましょうか。俺下げるのは反対。市民の皆さん方、今これを聞いたら、当たり前やろうと言うやろうね。たった3か月かと。そら市長も先ほど古谷議員がおっしゃったように、退職金、職員のところからもろているし、副市長のところからもろているし、市長になってももろうているし、どんだけもろうていて、向井市長と同じように言われるのと違いますか。  それやったら、もうそんな茶番を打ちにいかんでええねん。それ以上の仕事をやってくれたらええだけの話じゃないんかな。  これ実際ね、我々が財政難でもうクルクル舞いになっているんでしょう、おたくらも皆。そうでしょう。千代松市長の給料知っていますか。変われへんやないですか、こんなん。こんなん泉佐野市の千代松市長に給料下げえという市民の声あるか。吉村知事にありますか。  なぜ、こういう茶番を打ちにいくねんな。下げらんとやったらええやん。今市民の声は、まさにそのとおりやからね。50%やって市民の皆さんが理解しているかいうたら、していないの。そら、ほかの議員は知らんよ。竹中市長を支持している議員さんは、ようやったってやっているか分からないけれども、こっちからしたら当たり前というようなことをしたらあかんて。下げる必要なんかない。それ以上に仕事をやってくれたらええねん。  それで、実際聞きましょう。竹中市長、前回の一般質問でも言いましたよね。し尿処理の責任を取ってくれと。ほんま言うたら、あそこで腹を切ってお互い民意を問いましょうと言うたときには、こんな大事なときに辞められませんと、最後まで頑張ります言いはりましたわな。  その後の責任を私が取るとおっしゃいましたよ。でも、辞めらんと責任を取るのであれば、もうお金しかないんでしょう。だから、3か月に決めたんじゃないんですか。はっきりお答えください。 137 ◯議長(南 良徳君) 竹中市長。 138 ◯市長(竹中勇人君) 私は、市長になってその市民の信託を受けて市長になっているわけでございまして、もちろんのことながら、任期は満了をするまでしっかりと市民サービスに努めていきたいというふうに考えてございます。  そういう意味では、責任を取るのは、一定その事件の解明がされた後ということで、以前から申し上げさせていただいているわけでございます。  そのときにはもちろん、また改めて給料カット等を考えてございます。今回のカットはそういう意味でのカットではなしに、コロナ対策で市民の皆さんが苦しんでおられる中、少しでも私の給与カットで、少しでも役に立てればという思いからさせていただいたものでございます。(「もういいです」の声あり) 139 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論ありませんか。────田畑議員。 140 ◯14番(田畑 仁君) 反対です。議員の皆さん、何か勘違いしてはるか分からないですけれども、私は全くもって反対、竹中市長、反対。もろたらええやん。市長6万4,000人のトップリーダーが、6万4,000人の市民の皆様方に選ばれて市長になっているんやから、何でそんな1人だけ給料を下げて、何か悲劇のヒロインぶったことをするんですか。  80万円もらおうが100万円もらおうが、それ以上の仕事をしてくれたら、市民の皆さんはみんな認めるわけでしょう。その声が今ないからこうやって怒り狂っているわけじゃないですか。  たった3か月でやめる。たった3か月の給料カットで何ができるわけ。それなら任期満了まで50%カットでやりなさいよ。退職金返上しますと今言いなさいよ。できへんでしょう。この後、し尿処理の責任を辞めらずに取るということは、この給料の関係で来るから、この3か月のをやれば、これは茶番でしかないでしょう。  これを皆さん認めるわけか。泉南市民の皆さんが市長の給料のカットを求めていると思いますか。それ以上のことをやってくれたら何も問題ない。百歩譲って下げるのであれば、任期満了まで50%でいきなさいよ。それなら私も納得します。何で3か月の50%で、コロナ対策で何が打てるのか。何か勘違いしていないか。  よその市長、よその市町村なんか全く関係ない。先ほどの質問で言ったように、泉佐野市の千代松市長の給料幾らか知っているでしょう。50万円ですよ。退職金ないんですよ。財政難を克服するために。  申し訳ないけれども、言わせてもらいます。泉南市議会は今までどんけつの給料やったんよ。今は阪南市やけれども、今85万円で大阪府で何位なんやねんな。財政難、財政難言うて今まで一個もそのメス打っていないでしょう。ここに来て何で50%のそんな茶番を打つわけ。それなら任期満了までやってください。私はこの3か月のやつやったらまっこと反対。  それと、この7月以降にね、我々10月の改選までには必ずし尿処理の結論、警察から来るでしょう。責任取る言ったんでしょう。どなんして責任取るんですか。ゼロにするわけ、任期満了まで。また3か月の茶番を打つわけ。それを議会が認めるのか。まっことおかしい話よ。下げるんだったら下げ切ったらいいし、下げないならそれ以上の仕事をやってくれたらええねん。  俺は言うとくけれども、俺んところへ来ている泉南市民の皆さんは、市長の給料下げえいうなんか、誰も言うていないからね。議員の給料を下げえなんか誰も言うていないから。それ以上の仕事をやってくれ。吉村知事のように、寝てくれ、吉村知事と言うぐらいの市長の仕事をしてくれ言うている。  千代松市長ぐらいにSNSで発信をしてくれよ言うているわけ。給料を下げてこのまちは良くならないの。その仕事をやってほしいわけ。寝てくれ、吉村、寝てくれ、竹中言われる仕事をしてくれいうことです。  以上です。反対。 141 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第29号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 142 ◯議長(南 良徳君) 起立多数であります。よって議案第29号は、原案のとおり可決することに決定をいたしました。  会議の途中ですが、午後1時30分まで休憩いたします。       午前11時59分 休憩       午後 1時30分 再開 143 ◯議長(南 良徳君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  理事者より、議案第28号の議案審議にあって、答弁内容を訂正したい旨の申入れがありますので、これを許可いたします。野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 144 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) 午前中の審議の中で、議案第28号に対する和気議員からの御質問に対しまして、私の答弁の中で一部数字に誤りがございましたので、訂正とおわびをしたいと思います。  訂正の箇所でございますが、標準的な世帯の保険料の御説明をさせていただきました。世帯所得が100万円で、現役40代、夫婦2人の世帯ということの中で、令和元年度の保険料21万9,000円、ここは変わりございませんが、令和2年度の保険料が、午前中の答弁では22万4,000円と御答弁させていただいたところではございますが、正しくは22万8,900円ということで、伴いまして差額といいますか、上昇の額についても9,900円となります。
     また、同様に世帯所得200万円の現役40代の夫婦2人の世帯というところでの御説明でございますが、令和元年度の保険料39万8,300円、これについては訂正はございませんが、令和2年度の保険料が、午前中の御説明では40万200円と御説明したところではございますが、正しくは40万6,200円ということとなりますので、上昇の額としましては7,900円というふうになりますので、訂正方お願いしたいと思います。  今後は答弁については、細心の注意を払っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 145 ◯議長(南 良徳君) それでは、ただいまの理事者からの申入れのとおり、答弁内容を訂正することについては、議長において許可をいたします。  次に、日程第10、議案第30号「令和2年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 146 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第30号、令和2年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。  別冊としてお配りしております議案書の7ページをお開き願います。  本件は、令和2年度大阪府泉南市一般会計予算に変更を加える必要が生じたため、地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  補正の内容につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億4,091万2,000円を追加し、それぞれを298億6,978万5,000円とするものでございます。  それではまず、歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、14ページをお開き願います。  上段に記載の人件費事業94万6,000円の減額は、7月から9月までの3か月間、市長の給料及び地域手当を減額するものでございます。  次に、中段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業513万7,000円の増額は、避難所での消毒液、マスク、段ボール製間仕切り等購入に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、下段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業128万7,000円の増額は、投票所及び開票所での消毒液、マスク、パーティション等の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、15ページをお開き願います。  上段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業34万1,000円の増額は、総合福祉センター等での非接触型体温計、マスク等の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、中段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業72万円の増額は、特別支援学校等の臨時休校に伴う放課後等デイサービス利用者負担給付金を新たに計上するものでございます。  次に、最下段に記載の人件費事業14万3,000円の増額は、児童扶養手当受給者支援給付金事業に係る人件費を増額するものでございます。  次に、16ページをお開き願います。  上段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業1,146万2,000円の増額は、1世帯につき2万円の児童扶養手当受給者支援給付金の支給に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、中段より下に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業28万3,000円の増額は、家庭保育の協力要請に伴う通知分の発送等に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、17ページをお開き願います。  最上段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業481万1,000円の増額は、家庭保育の協力要請に伴う浜保育所及び民間認定こども園等に対し、給食費の減額に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、中段より上に記載の国民健康保険事業特別会計繰出金事業59万4,000円の増額は、特定健診等の集団健診でのマスク、非接触型体温計、アクリルパーティション等の購入に係る繰出金を増額するものでございます。  次に、中段より下に記載の介護保険事業特別会計繰出金事業63万1,000円の増額は、外出自粛により、在宅生活の支援に伴う生活支援、介護予防サービス整備委託料に係る繰出金を増額するものでございます。  下段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業101万7,000円の増額は、乳幼児健診等での非接触型体温計、マスク、フェースシールド、防護服等の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、18ページをお開き願います。  上段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業8,869万円の増額は、一般家庭及び事業者等に対する水道料金の基本料金を6か月間半額減免するための経費を新たに計上するものでございます。  次に、中段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業1,000万円の増額は、テイクアウトやデリバリーに取り組む飲食店等に対する支援に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、19ページをお開き願います。  上段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業425万7,000円の増額は、学校・園での非接触型体温計、消毒液等及びオンライン授業に伴うウェブカメラの購入に係る経費を、新たに計上するものでございます。  次に、中段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業1,138万4,000円の増額は、小学校の配膳室での児童用エンボス手袋、スポットクーラー、オートサニテーション、2槽シンクの購入に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、最下段から20ページにかけて記載の留守家庭児童会運営事業87万2,000円の増額は、留守家庭児童会でのマスク購入に係る経費を増額するものでございます。  次に、中段より上に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業22万9,000円の増額は、図書館、文化ホール等での消毒液、アクリル板の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。  次に、歳入予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、13ページにお戻り願います。  まず、上段に記載の教育費国庫補助金、社会教育費補助金87万2,000円及び教育総務費補助金26万9,000円の増額は、新型コロナウイルス感染防止対策に係る経費の財源として、国から交付されるものでございます。  次に、その下に記載の民生費府補助金、社会福祉費補助金54万円の増額は、新型コロナウイルス感染防止対策に係る経費の財源として、府から交付されるものでございます。  次に、その下に記載の財政調整基金繰入金1億3,923万1,000円の増額は、この補正予算の所要一般財源として計上するものでございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第30号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 147 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。質疑ありませんか。────堀口議員。 148 ◯9番(堀口和弘君) 新型コロナウイルス感染症対策事業、18ページです。  テイクアウト・デリバリー支援事業補助金なんですけれども、これについてちょっと具体的に教えていただけたらと思います。  観光協会がやってはる分と個人でやってはる分とあると思うんですけれども、先日来、山陽製紙がテイクアウト用ののぼりをつくって寄附していただいたというふうに聞いていますけれども、ちょっとその辺の具体的な中身を教えていただけたらと思います。 149 ◯議長(南 良徳君) 宮阪市民生活環境部長。 150 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) テイクアウト・デリバリーの支援事業でございます。  概要といたしましては、コロナウイルスの感染症の影響によって、来客が減少しておると言われております中で、活路を見いだすために飲食店に対してデリバリーやテイクアウトに取り組むことに関します配食事業に係る経費を補助するという内容でございます。  今現在要綱を作成しておりまして、考えております対象者といたしましては、市内に主たる事業所を有する小規模事業者、飲食店を対象といたしまして、補助金の内容といたしましては、テイクアウトとかデリバリーを行うための必要経費の4分の3を補助すると。上限を20万円として補助する。各事業者1回のみというような形で考えております。  補助対象となるような経費のイメージなんですけれども、宅配専用のバイクであるとか自転車であるとか、それの購入費用、それとかチラシやパンフレットの作成費用、テイクアウトやデリバリーを行うために必要となるクーラーボックスであるとか容器、その購入費、備品なり消耗品の購入費に使っていただくと。幅広く使っていただけるように現在考えております。  一応、令和2年3月1日以降に発注、購入を行ったものについて、遡って補助をしたいなというふうに考えております。  補助期間は、今現在考えておりますのが、来年1月末までを補助期間として、1件20万円を50事業者にというふうな形で1,000万円を計上させていただいております。  それと、現在テイクアウトとデリバリーに関して、ウェブサイト上で紹介していただいているのが、観光協会と個人でやっておられる、それと個人でやっておられて、商工会と協力されてやっておられるテイクアウト泉南というサイトがございます。  それぞれ今現在観光協会が行っている、なんとかせんなん応援プロジェクトという形のウェブサイトで紹介していただいている登録件数は現在12件でございます。それと、もう1つのテイクアウト泉南の登録数が20件となっておりまして、ちょっと重なっている部分もあるんですけれども、今23件の事業者を紹介していただいて、デリバリーとかテイクアウトに関する支援というような形でやっていただいているというのが現状です。  以上です。 151 ◯議長(南 良徳君) 堀口議員。 152 ◯9番(堀口和弘君) ありがとうございます。今のお話を聞かせていただいている中で、ちょっと感じたのが、どうも配達をやっているところに対してというふうなイメージやったんですけれども、通常にそのお店に買いに行って持って帰るというのが、恐らくテイクアウトの今回参加されている飲食店の主なところは、恐らく持って帰ってもらう感じやと思うんですけれども、そこについても考慮されるのかどうかということ。  それから、先ほど観光協会がやってはる分と個人でやってはる分、ここへの支援とかというのもあるのかどうか、そこもお答えいただけたらと思います。 153 ◯議長(南 良徳君) 宮阪市民生活環境部長。 154 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) この事業を補助する考え方といたしましては、持って帰られるときの容器であるとか、飲食店が実際に販売に行かれるために必要な自転車であるとかバイクであるとか、そういったものに補助をするという形で、例えば配達だけを行うというような形ですと、そういう事業者が泉南市内ではちょっと少ないというのもありまして、大阪市内とかでしたら、自転車でバックパックを持って配達するというような形の事業者があるようですが、その営業区域は泉南市まではありませんので、その配達事業者に対する経費補助という意味ではなくて、あくまでも飲食店に対して、一番今来客数が減っていて、非常に困っておられるというところがたくさんあると思いますので、そこに対してテイクアウトであったりデリバリーに関する費用について、幅広く支援したいなというふうに考えております。  それとあともう1つ、観光協会であるとか、もう1つのテイクアウト泉南に対する補助ということですが、今現在そのテイクアウト泉南のほうのサイトというのは無料でお使いいただいているようですので、実際にやっていただいている方にお話を聞きますと、自分の足で店を探していただいて、店をウェブサイト上で紹介していただいているという形です。  それと、観光協会のほうにおいても、サイト上で募集をして、その上で飲食店なんかを応援しているという形ですので、今現在御足労はいただいているんですけれども、特に大きな費用がかかっているということではないようですので、また今後そのサイトの利用料とかが出てくるようでしたら、またその辺についても検討していく必要があるのかというふうに考えております。  以上です。 155 ◯議長(南 良徳君) 堀口議員。 156 ◯9番(堀口和弘君) ありがとうございます。特にテイクアウト泉南の場合は、直接足を運んでいただいて、その場で運営されている方が購入をされて、実際に食べて感想を述べてというところで、いろんな意味でちゃんと応援をしながら、もちろん足を運んでという時間も足代も使いながらやっていただいているというところは、非常に頭が下がる部分やと思うんですけれども、一方でそのデザインとか、ホームページのサイトのデザインとか、そういった部分も別の方の無償の提供があってというふうにも聞いていますので、こういった方の具体的な支援とかというのは、泉南市が直接できへんのやったら、市がちょっと横から手助けしてあげるとか、先駆けてやっていただいているという意味では、非常にありがたいなというふうに思うので、その辺また考えていただけたらと思います。  結構です。 157 ◯議長(南 良徳君) ほかに。(「させてください」の声あり)大森議員、すみません、これ予算ですので、当該委員ですから、ここは駄目です。────山本議員。 158 ◯1番(山本優真君) 18ページの堀口議員の今の質問に続きまして、テイクアウト・デリバリー支援事業ですね。  これでいい取組、いい事業だなというふうに思うんですが、現時点で泉南市の場合は、先ほどおっしゃられたように、観光協会と個人、有志の方がそれぞれ動いて、時には連携してやってくださっているというふうに思います。  その中で、今回デリバリーとテイクアウトのこの支援事業をする中で、もう1か月ぐらい前ですかね、泉南市として何か支援いただけませんかという声が、僕のほうにもありましたけれども、そのときに具体的に何ができるというのはお示しできなかったわけですけれども、その中で、もう1か月たちますから、個人の有志の方々もいろんな知恵を絞って、いろんな取組をこれからしていくことを考えていらっしゃいます。  なので、この政策を打ったとして、例えば有志の方々が今取り組んでおられること、これから取り組んでいこうと思っていることとバッティングしないかというのが、すごい懸念していまして、そこら辺の情報共有等はされているのかというのが1点です。  2つ目は、16ページの児童扶養手当受給者の支援給付金の話なんですけれども、昨日国のほうの2次補正の話、まだ可決はされておりませんが、案が決定をしました。この2次補正の中に、同じく児童扶養手当の給付の話が入っています。額は違います。国の場合は、今、案としては1人目は5万、2人目以降は3万でしたかね、間違っていたら教えてくださいね。これは重複している部分がありますよね。なので、そこら辺どういうふうにお考えなのかというのを、教えていただきたいと思います。 159 ◯議長(南 良徳君) 宮阪市民生活環境部長。 160 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) テイクアウト・デリバリー支援事業に関してです。ほかの有志の方ということなんですけれども、現在市のほうではっきりとそれ以外の方というのは、把握はしてございません。  今、サイトが2つに分かれているというのもありまして、その辺の例えば将来的には一本化であるとか、ほかの方々でその支援のお手伝いいただけるような方があるんであれば、その辺はまた市のほうでも取りまとめといいますか、協力しながら取り組んでいきたいなと。  新しい生活様式と言われる中で、こういうふうなこれからテイクアウトであるとかデリバリーといったようなものというのは、今後も需要が増えてくるというふうに考えておりますので、そこはしっかりと市も支援しながらやっていきたいと考えております。 161 ◯議長(南 良徳君) 小井健康子ども部長。 162 ◯健康子ども部長小井敏彦君) 今回上程させていただいている児童扶養手当の上乗せの2万円分ですけれども、こちらにつきましては、本市独自の支援策で、児童扶養手当5月分の受給者に対して支給をするところでございます。  支給予定については、7月上旬ということで予定させていただいています。  そして、議員おっしゃる昨日の第2次補正の中で児童扶養手当受給者に5万円支給ということで決まったところでございますけれども、重複というところでは、なかなか難しいところがございます。  1世帯に2万円というのは、現在手作業で進めているんですけれども、こちらの国のほうでは1人に5万円、第2子以降は3万円を加算と、そういうシステムの変更をする必要も出てくるのかなと思います。  こちらについては、まずは早急に独り親家庭への支援ということで、市の独自策を支給させていただいて、国のほうの児童扶養手当の支給という、支援というのも引き続き詳細はまだ来ていませんので、来次第、早急に取りかかっていき、支援をさせていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 163 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────和気議員。 164 ◯13番(和気信子君) 14ページの総務費、その中で避難所でのこの消毒液とマスク、いろいろあるんですが、これは避難所に、何か所の避難所に想定しているのか。それと在庫ですよね。在庫があって、それに今回コロナ対策をプラスしているわけですから、これで十分なのか、あとまだどれぐらい100%じゃないと思うんですが、どれぐらいに、これを今回の予算からいけば、どれぐらいの水準になるんですか、その点お聞かせください。  それからあと、16ページの児童福祉費の中で、保育料、給食費、これについては無償化になって、一定の所得の低い方は、もう無償、給食費も保育料も、保育料はみんな一緒ですけれども、無償になったけれども、これについて施設に対する認可保育施設に生ずる経費と書いていますので、施設に対する補助金なのか、あと、その辺をちょっと教えてください。額が少ないのかなと思ったりするんですが、その点。  それからもう1点は、教育費の中の19ページの中で、この小学校の配膳室、いろいろあるんですが、これはクラス単位なのか学校単位なのか、これが必要やと思うんですが、その辺をどういった予算になっているのか、それをお聞かせください。 165 ◯議長(南 良徳君) 川端総合政策部長。 166 ◯総合政策部長(川端 豊君) まず、総務費のところの避難所のコロナ対策分ですけれども、一応全部整えるとなると莫大な金額になってしまいますので、基本今考えているのは、小・中学校の避難所を使う場合の数を充足できるようにということで考えております。  以上です。 167 ◯議長(南 良徳君) 岡田教育部長。 168 ◯教育部長(岡田直樹君) 私からは、19ページの教育費関係でございます。  その配膳室等のことでございますけれども、まず、全体には小学校配膳室を使うためのお子さんが使う手袋を調達させていただきます。これは学校単位ですね。それから配膳室、エアコンがないということでございますので、夏場に給食を展開することもございますので、スポットクーラーを設置いたします。  そのほか、配膳室でいろいろ手で器具を押さえなくても石けんが出るようなオートサニテーションあるいは流し台も配膳用とそれから回収時用の2つに分かれた流し台2槽シンク、そういったものを調達して、衛生管理に努めるという事業でございます。  以上です。 169 ◯議長(南 良徳君) 小井健康子ども部長。 170 ◯健康子ども部長小井敏彦君) 16ページの保育料の減額なんですけれども、1号認定、2号認定、3号認定とございます。保育を必要とする方は保育をしていただいたんですけれども、できるだけ家庭内保育に御協力をいただきました。  その結果、1号認定は延べで394人、2号認定で575人、3号で484人の方が家庭内保育に、4月、5月で協力していただきました。それに対する副食費等の返還でございます。  以上でございます。 171 ◯議長(南 良徳君) 和気議員。 172 ◯13番(和気信子君) まず、保育のところの、これは保護者向けの返還金ということでよろしいんですね。施設については、子どもさんが休んだら、措置費の中でするから、その辺の経営面からいけば、それはもう満額、通常的にもらうという形になるんですかね。  普通、延長保育とか何かとかすれば、個々にプラスして基準の措置費のお金よりもプラスして普通入ると思うんですが、そういったところの施設への補助金体制、保護者が協力したわけやから、来ないことによって収入が少なくなるとか、そういうことはないのか、その点の影響はどうなのか。
     もう子どもさんにとっては、返すということですから、それでいけるかなと思うんですが、その点を聞かせてください。  それから、避難所の件なんですが、避難所においては、ダブルでこの災害が起こったとき、またコロナと、災害のときはもう一定密とかいっても、それなりにプライバシーの問題を考えればいいかと思うんですが、コロナの場合は、かなりの密というところの制限がすごくあるので大変やと思うんですが、これについて、避難所の総人数に対してどれぐらいのパーセントで充足されているのか、市としてはどれぐらいの準備をしないといけないのか、その辺が分かれば教えてください。  その2点、お願いします。 173 ◯議長(南 良徳君) 小井健康子ども部長。 174 ◯健康子ども部長小井敏彦君) 保育料の返還につきましては、基本的には施設にお返しいたします。浜保育所は、指定管理委託料の中に返還いたします。その返還したお金を家庭内保育に協力してくれた方に、施設から返還させていただくということになってございます。  以上でございます。 175 ◯議長(南 良徳君) 川端総合政策部長。 176 ◯総合政策部長(川端 豊君) 避難所の想定なんですけれども、その災害いろいろあるとは思うんですけれども、避難所で生活される方が、例えば4,000人をめどということを考えております。  そこで、使用されるマスクであるとか消毒液、段ボールの仕切りなんかも考えて、一応この予算で充足できるであろうという感じで、予算計上させていただいておりますので、御理解願いたいと思います。 177 ◯議長(南 良徳君) 小井健康子ども部長。 178 ◯健康子ども部長小井敏彦君) 失礼しました。返還するのは保育料ではなしに給食費でございます。訂正させていただきます。 179 ◯議長(南 良徳君) 和気議員。 180 ◯13番(和気信子君) 給食費は当然食べていないわけ、お休みする方は食べていないわけですから、当然お返しするということは当たり前やと思うんです。  お聞きしたのは、もちろん今指定管理のところもありますし、民間のところもあります。泉南市においては、1つだけが公立・公的保育、公立の保育所として、あと4か所、またそういうところが自分たちの措置した補助金等、いろんな形の中で運営しているわけです。  そういった、子どもたちが今回休んだことによって、その経営面でいけば、その補助金とか、そういうほかの通常でもらえる分とかいうのは減らないんですかと。運営のそういった部分については変わらないんですかとお聞きしたんですが、その辺はどうなんですか。  全く普通だったら、子どもの人数によって補助金が削減されたりとか計算されますでしょう。だから、休んだときに、もう給食費は補償されるけれども、事業所ですよね。その分は減るんじゃないかと思うんですが、その辺は大丈夫なんですかと、ちゃんと補償されるんですかということでお聞きしましたので、お願いします。 181 ◯議長(南 良徳君) 小井健康子ども部長。 182 ◯健康子ども部長小井敏彦君) 各施設家庭内保育で人数が減ったとしても、事業費に対する給付費自体が減るということはございません。支払いはいつもどおりやらせていただいております。 183 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第30号は、所管の令和2年度予算審査特別委員会に付託をします。  次に、日程第11、議案第31号「令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 184 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第31号、令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。  別冊としてお配りしております議案書の27ページをお開き願います。  本件は、令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計予算に変更を加える必要が生じたため、地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。  補正の内容につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ59万4,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ79億7,495万5,000円とするものでございます。  それではまず、歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、34ページをお開き願います。  保健事業費、特定健康診査等事業費の59万4,000円の増額は、新型コロナウイルス感染症対策事業として、特定健康検査、特定保健指導及び健康教室等に参加する方に対し、新型コロナウイルスへの感染予防を実施するためのサージカルマスクや消毒液、非接触型体温計などを購入するための費用を新たに計上するものでございます。  次に、歳入予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、33ページにお戻りをお願いします。  上段に記載の一般会計繰入金59万4,000円の増額は、先ほど歳出で御説明しました新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として充てる一般会計からの繰入金でございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第31号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 185 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。質疑ありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第31号は、所管の令和2年度予算審査特別委員会に付託をいたします。  次に、日程第12、議案第32号「令和2年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 186 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第32号、令和2年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。  議案書は、35ページをお開き願います。  本議案は、令和2年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計予算に変更を加える必要が生じたため、地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  補正予算の内容につきましては、歳入歳出の総額にそれぞれ189万2,000円を追加し、それぞれを57億6,773万8,000円とするものでございます。  それではまず、歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書は、42ページをお開き願います。  中段に記載の新型コロナウイルス感染症対策事業189万2,000円の増額は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、外出自粛による在宅生活の支援に伴い、居宅で過ごす時間が長くなることが想定される高齢者に対して、居宅においても健康が維持できるよう、地域の実情に応じた形で行う広報活動事業に係る費用を新たに計上するものでございます。  次に、歳入予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。  議案書、41ページにお戻り願います。  上段に記載の介護保険事業費補助金126万1,000円の増額は、先ほど歳出で御説明しました新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として国から交付されるものでございます。  次に、その下に記載の一般会計繰入金63万1,000円の増額は、先ほど歳出で御説明しました新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として充てる一般会計からの繰入金でございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第32号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 187 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第32号は、所管の令和2年度予算審査特別委員会に付託をいたします。  〔「議長、動議を提出いたします」の声あり〕 188 ◯議長(南 良徳君) 森議員。 189 ◯15番(森 裕文君) この際、議員の期末手当を削減する泉南市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを、直ちに議題とされんことを望みます。 190 ◯議長(南 良徳君) 賛成の方は。(「賛成」の声あり)所定の賛成者がおられますので、動議は成立いたしました。  それでは、文書を提出してください。  〔動議文書提出〕 191 ◯議長(南 良徳君) ただいま森議員ほか5名から、「泉南市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」が提出をされました。  議案書を準備するため暫時休憩いたします。       午後2時11分 休憩       午後2時12分 再開 192 ◯議長(南 良徳君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。この際、「泉南市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 193 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  「泉南市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  本件に対し提案理由の説明を求めます。森議員。 194 ◯15番(森 裕文君) 泉南市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、それでは提案理由を申し上げます。  まず初めに、今般の新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様及び関係者の皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、日々過酷な現場の最前線で感染症の対応に当たっていただいている医療従事者の皆様に、心から敬意を表し、深く感謝申し上げます。  さて、新型コロナウイルス感染症による市民生活や市内経済への影響が深刻化する中、市民及び事業者の皆様におかれましては、不安や心配を抱えた大変厳しい状況にあると認識しております。  また、本市においても、厳しい財政状況から、積極的かつ即効力のある独自の支援策を市民の皆様にお示しすることができていない状態が続いています。  このような状況の中、新型コロナウイルス感染症の国の緊急経済対策として、国民1人当たり10万円が支給されることから、市議会として本市が近々に実施しなければならない様々な支援策などに要する財源の一部として活用するため、令和2年6月に支給される職員の期末手当から、議員1人当たり10万円を減額するため、条例の改定を提案するものであります。  以上、皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 195 ◯議長(南 良徳君) この際、お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 196 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。────田畑議員。 197 ◯14番(田畑 仁君) 先ほど僕、市長にぼろくそ言うたんで、あえてここでも言います。  もちろん僕の信念等々は変わっていませんし、やるのであれば100%、またこの財政難を考えたらやらなあかんというのはあるけれども、言ったとおり、泉南市議会は大阪府下でもどんけつ、ブービーの状況で、これ以上、下げる必要はないというようなことも申し上げたこともあるんですけれども、やはり泉南市議会としては、足並みをそろえなければならないというような、モラルの範囲内的に判断しなければいけないのかなとは思っています。  でも、先ほど森議員のおっしゃっている中身の中では、コロナ対策に対する一部の財源というお言葉があったと思うんですけれども、やはり私は泉南市民の皆様方に、これね、先ほどの市長の給料のカットも一緒なんですけれども、わちゃわちゃとこんだけ15人おって10万で150万が、漠然とこの財政難の役所のほうにポンと丸投げして、その150万がどこへ行ったか、何したか分かれへんような、これが一番納得できませんので、できたら泉南市民の皆様方には、泉南市議会としてこれを打つからこそというような、そういうアクションは必要だと思うんですけれども、いかがでしょうか。 198 ◯議長(南 良徳君) 森議員。 199 ◯15番(森 裕文君) これは、一応期末手当からの削減という名目にはしておりますけれども、実態としましては、国から1人当たり10万円が支給されます。我々市議会議員にも10万円が支給されます。  これは辞退するということもあり得るわけですけれども、辞退してしまったら、そのお金は国庫のほうに残ります。国のほうでも有意義に使っていただけることは確信しておりますけれども、できればその分については、泉南市でコロナ対策に使っていただきたいという切なる願いから起こした件でございます。  それから、このコロナ対策、漠然とコロナ対策と申し上げましたけれども、一応議会として、市長に対して使途については、後々要望はさせていただきたいと思っております。  その内容につきましては、これはまだ予算が成立しておりませんので申し上げておりませんでしたが、一応議会運営委員会のほうで、山本議員の提案に従って、一応要望の内容を決めております。  それは、後ほど予算成立後に議長のほうから市長に要望していただくということでございます。市議会には予算の編成について権限はございませんので、あくまで要望ということですね。  それから、その内容ですけれども、新型コロナウイルスの影響下で出産する妊婦を支援するため、対象者に1万円を給付する。  つまり、これはどういうことかといいますと、子育て世帯への臨時特別給付金、いわゆる児童手当上乗せ分の対象にならなかった方、こちらのほうに受け取っていただきたいということでございます。  もちろん、150万円では足りないでしょうけれども、山本議員のほうで試算をしていただいたところ、300万円プラス諸経費ぐらいが必要であろうという見当でございますので、足らない分は、今後議会の皆さんと相談して、議会費の中から返上する部分が出てくれば、それに充当していただきたいということで、それもまた併せて予算成立後に、今の段階では何とも申し上げられませんが、予算成立後に議長から市長のほうに申入れをしていただきたいというふうに思っております。  以上です。 200 ◯議長(南 良徳君) 田畑議員。 201 ◯14番(田畑 仁君) ありがとうございます。具体的におっしゃっていただいて納得します。ただ、先ほど森議員のほうから御説明があったとおり、大阪維新の会の山本議員のほうからの提案の中で300万、その妊婦さんにお渡しするのは300万ぐらいということだったので、あと残り150万足らないということです。  提出者の森議員のほうからは、また議会のほうでということで御説明がありました。1つの可能性とすれば、今我々泉南市議会、非常にぎくしゃくしていて、私は大阪府下で一番仲の悪い議会やと思うています。  視察も行くや行けへんや、僕みたいに政務活動費を、条例を元へ戻してくれと言う議員もおるし、そういった中で、前向きにこの150万円の話は、どうせ残りの150万、私が最初市長に申し上げた茶番で終わらすわけにはいかんので、その300万円のお金、妊婦さんにお渡しする300万円のお金を、こういった形でつくった。  例えば、視察ももう行かないとか、そういった明確なことを打ち出して、泉南市民の皆様方に分かりやすく、泉南市議会の15人でこうやったというような形で進めていってもらわないと、私も納得できませんし、市民の皆さんも、うにゃうにゃのまま、先ほどの市長の話やないけれども、3か月分の給料を50%カットしてどないしたん、何すんのという話と全く価値が違うと思いますので、その辺り、残りの150万円の議論。  私は、大阪維新の会の山本議員の提案のその分は、大いに泉南市民の妊婦の皆さんが喜ぶことやと思うていますので、ぜひともそれで進めていっていただきたいけれども、残りの150万の議論は、ぜひとも前向きにお願いしたいと。これは要望で結構です。 202 ◯議長(南 良徳君) 要望でよろしいか。答弁はされますか。────森議員。 203 ◯15番(森 裕文君) 議会費の件は、一応今おっしゃるように、行政視察の費用というものが候補ではございますが、先ほども言いましたように、まだ予算も成立しておりませんし、それから各常任委員会、特別委員会の委員長、副委員長とも、あるいは委員の皆さんとも相談しなければならないことでございますので、今後そのように御相談をさせていただきたいと思っておりますので、御協力をよろしくお願いいたします。
    204 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────梶本議員。 205 ◯6番(梶本茂躾君) 私は1人でございます。無所属でございまして、議会運営委員会のメンバーでもありません。  今回お聞きしていたのは、全会一致で期末手当の中から10万円出すということで聞いておりましたけれども、先ほど森議員のお話の中で、国からの給付金を辞退することもできる。あるいはまた、寄附することもできる。  そういう選択肢を持ったお金と期末手当と一緒にされているようなことでございますので、もらえる国からの給付金については、またそれはそれなりに私も使い道を考えた上で、なおかつボーナス、期末手当カットという話だけであれば乗れるんですけれども、ちょっと話が給付金をもらうからボーナス、期末手当をカットしようじゃないかという話に切り替わっていると思いますけれども、その点について再度お答えいただきたいと思います。 206 ◯議長(南 良徳君) 森議員。 207 ◯15番(森 裕文君) 話を途中で切り替えたわけではございません。当初からこの10万円というお金が国民1人当たり10万円が下りてくると。この問題が当初にあって、問題というか、この件があって、やはりできたら泉南市のほうで、我々は給料は今のところ減っていませんし、この10万円を、言い方は悪いですけれども、頂く言われはないわけですよ。  さっきも言いましたように、じゃもらわなきゃいいじゃないかと、そういう考え方も当然あります。ただ、できたらば泉南市のほうで、このコロナ対策のために使っていただけるふうでまとまらないかというのが話の発端であります。  ただ、寄附はできませんので、議員でありますから、方便として報酬から10万円を減額すると。その減額した分は、当然泉南市の財布に入っておるわけですから、その分はコロナのために使っていただきたいと、そういう趣旨で私は申し上げたつもりでおりますし、賛同いただいた皆さんもそのようにお考えの上で、そういう結論に達したんだと、議会運営委員会でですね。  梶本議員についても、私は御説明しなかったので申し訳なかったですけれども、事務局を通じて全会一致なら賛成するという御意見を頂いておりましたので、勝手ながらそうさせていただきました。 208 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。 209 ◯6番(梶本茂躾君) 森議員の言われるように、全会一致になればということで、事前に事務局のほうにお伝え申し上げたところですけれども、実は私は、当日、議会運営委員会、監査の加減で傍聴もできない時間帯でございました。中身についても詳しくは聞いていない。事務局から答えは聞きました。  ただ、今先ほど森議員が言われたように、辞退の方法もあると。国からの給付金の、国の目的としたら、それを議会にもらったわけじゃありませんし、梶本茂躾、市会議員じゃなしに、個人にもらっている金でございます。  そやから、私は私なりの一応使い道を考えて、例えば私はこういうふうにしますもあるし、もう食うに困っているミャンマーの国の貧しい人たちに10万円の金を送れば、向こうで100万円の、日本円の100万円の食料が買えるということを聞きましたので、そういう方向もありかなと思っておりましたけれども、期末手当の中から、そういう形で振り替えてということで、今日は最終決まったようでございますから、これはもう議会の議会運営委員会の全会一致の下で、私も了解しますけれども。  ただ、給付金がボーナス、給付金は給付金でもらった、もらいましたよと。ただ、こういう時期でございますので、コロナの関係のそういう困っているところに期末手当の中から10万円を出しますという形であればいいなと思いましたけれども、ちょっと話が違うかなと思いましたので、答弁はもういいですけれども、振り替えて給付金をもらった。それをボーナス、期末手当に振り替えたという捉え方は、ちょっと困るなと思っております。答弁はいいです。 210 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議員提出議案第3号を採決いたします。  お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 211 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議員提出議案第3号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  なお、次回本会議は来る6月2日午前10時から継続開議いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  本日は、これをもちまして散会といたします。お疲れさまでございました。       午後2時31分 散会                     (了) 署 名 議 員  大阪府泉南市議会議長   南   良 徳  大阪府泉南市議会議員   岡 田 好 子  大阪府泉南市議会議員   梶 本 茂 躾 © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...