泉南市議会 > 2019-12-17 >
平成30年度決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日: 2019-12-17

  • "自主防"(/)
ツイート シェア
  1. 泉南市議会 2019-12-17
    平成30年度決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日: 2019-12-17


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       ◎ 歳入全般の続き        午前10時 開議 ◯森委員長 皆さん、おはようございます。前回の議事を継続し、直ちに本日の会議を開きます。  本日は、市長にお願いして御出席をいただいております。よろしくお願いをいたします。  なお、本日会議の傍聴の申し出がございます。傍聴の取り扱いについて御協議をいただきたいと思いますが、本件について御意見等ございませんか。────それでは、傍聴者の入室を許可します。  〔傍聴者入室〕 2 ◯森委員長 初めに、12月13日に開催しました本特別委員会において、理事者には、次の2点について、本日の委員会で説明をいただくよう、お願いしておりました。  1点目に、山本委員の質疑で、警察の捜査に支障を来す答弁の範囲について、2点目に、竹田委員及び田畑委員の質疑で、し尿くみとり券の歳入調定の件についてでございます。以上2点について理事者の説明をお願いいたしますけれども、その前に、私のほうから1点御報告をさせていただきたいと思います。  実は、昨日、泉南警察のほうに赴きまして、刑事課長並びに捜査担当者の御両名と面談をさせていただきました。その席には、当初の質問者でありました山本委員にも同席をお願いした次第でございます。  警察のほうは、我々が訪れた理由というものは、初めからよく御承知でありました。おいでいただいた理由については、よくわかっておりますけれども、御期待に添えるかどうかわかりませんけれども、お話は、できる範囲のお話はさせていただくということで、非常に紳士的に協力的にお話をいただきました。  内容については、これは私の感じたところでございますけれども、警察の捜査の目的と我々議会の協議、議論の目的は、明らかに違っているということでございます。  我々の目的は、泉南市役所内で起きたこの不祥事事件について、その背景を解明し、二度とこのような事件が起きないことを目指して議論をしているわけでございますけれども、警察のほうは、泉南市の告訴を受けて、それを警察として受理した以上は、これは何が何でも徹底的に捜査して、起訴に結びつけなければいけないという使命を持っておると。  そのためには、できるだけ、たくさんの材料を集めて、その中で罪状を確定していきたいと。ですから、今後警察の捜査に不利になること、あるいは被告訴人のほうに有利に働くような情報が出回ることを極力避けたいと。泉南市に対しても、そのようにお願いをしていると。  現状、泉南市は、これはお願いであって、要請でも強制でも何でもなく、あくまでも泉南市にお願いをしておると。泉南市は、今までのところ、この委員会の内容からも、その件を御理解いただいて協力していただいているようであるということでございました。  ですから、これは警察の目的は起訴、そしてその先は検察の話でしょうけれども、公判を維持して罪状を明らかにして有罪に結びつけたいと、その1点であろうと思います。  ところが、先ほども言いましたように、我々のほうの議会の目的は、ここで徹底的にうみを出して、二度とこんなことが起こらないようにするための議論、解明であります。ですから、これは明らかに目的が違う。  市役所の理事者の皆さん方は、今のところ、これはどっちがいいとも悪いともわかりませんけれども、客観的に見て警察に全面的に協力をして、議会の解明の議論にはプロテクトをしているという状況であろうかと思います。  それがいいか悪いか、それはそちらの理事者のほうの判断でございますけれども、ただ、警察のほうは、それともう1つは、はっきりと、これは時間をかけてやると。徹底的にやるんだから、あらゆる材料をそろえて時間をかけて起訴に持ち込むと。だから、どれだけ時間がかかるとは言いませんでしたけれども、ですから、我々が求めている早期の解明というのは非常に難しかろうと思います。  以上が私からの報告でございます。
     理事者のほうの答弁をお願いいたします。 3 ◯宮阪市民生活環境部長 それでは、私のほうから、12月13日の決算審査特別委員会におきまして、歳入におけるし尿くみとり手数料に関し、御指摘のありました2つの点について御説明いたします。  まず1点目といたしまして、先ほども委員長のほうから御説明がありました警察に情報提供している内容を公表することが、なぜ捜査の支障となるのかという点に関しまして、改めて泉南警察署に確認いたしましたので、御報告いたします。  結論から申しますと、泉南警察署からは、泉南市から警察に情報提供されている内容や金額を公表することは、捜査の支障になるので、控えてもらいたいとの回答でございました。  その理由といたしましては、市が調査した内容はもとより、調査した金額に関しても、3つの点で捜査に支障が生ずるということでした。  まず1つ目として、被疑者に判明した金額を知られれば、抗弁の準備をされるおそれがある。  2つ目として、罪証隠滅のおそれがある。罪証というのは「罪」に「証」と書く証拠隠滅と同じ、同義だということでございます。罪証隠滅のおそれがある。  3つ目として、横領した金額の使途に関し、証拠隠滅のおそれがあるといったような説明でございました。  泉南市といたしましても、泉南警察署に協力して捜査を進めていただいておるわけなんですけれども、泉南市でも、本人から十分な聞き取りを行うことができなかったということで、強制捜査力のある泉南警察署に協力しながら、その全容の解明を進めていただくというのが最適であろうというふうに判断をいたしまして、その内容であるとか金額であるとかいうのを説明を控えさせていただいているということで、御理解いただきたいというふうに思います。  次に、御指摘がありました2点目でございます。  歳入額であるし尿くみとり手数料2,646万6,750円の根拠となる内訳を示すということに関しまして、御説明いたします。  今般、改めて内訳となるくみとり券販売の詳細について、根拠資料を確認いたしましたが、一部の書類が破棄されている可能性が高く、決算書記載の金額に対応する明細が残っておらない部分があるため、正確な内訳をお示しすることができません。  歳入された手数料の金額につきましては、所定の手続により、歳入が確定しており、平成30年度の決算額としては、これが全てであると認識しております。  報告は以上でございます。 4 ◯森委員長 質問はありますか。 5 ◯山本委員 1つ目のお話をいただきました。きのう私も一緒に行かせていただいて、警察のほうからも話を伺って、可能性、その要は被告訴人がいろいろと抗弁を変える可能性があると。可能性がゼロじゃないというところで、そういうふうに市のほうにはお願いをしているという話でしたので、なかなか難しかろうというふうに私も受けとめました。  最後の総括質問でも、またさせていただくんですけれども、ただ、その警察の話の中でも、やはりこれだけ捜査が長引く理由としては、その要は不透明さというところに、やっぱり理由があるというのが話の中で出てきました。  それがやっぱり10年にわたってそれがあるということで、当然それを真相解明しようと思ったら、長い時間がかかっているわけで、その不透明さを生み出してしまったのは、明らかに組織なわけで、そしてこの時間ずっと議論をしておりますけれども、議会の議論が停滞をしてしまう。そして市民が知ろうという条例にも定められているような知る権利というものも果たすことができない。  これを要はやってしまっているというのが大きな問題であって、やはり過去からの会計の管理であったりとか、そういったものが、結局今の市政の混乱を招いているというのは、重く受けとめていただきたいと。  真相が明らかになったら責任の話とかという話がありましたけれども、いつそれがわかるかわかりませんので、今起きているこの状態、何も進めることができない。議会として何も進めることができないし、市民に何もお示しすることができないという、この悲惨な状態を、やはり重く受けとめていただきたいなというふうに思います。  以上です。 6 ◯森委員長 市長、何かございますか、今の山本委員に。 7 ◯竹中市長 ただいま委員長からの説明もございましたとおり、警察のほうに全面的に協力して全容解明に向けて今進めているところでございます。  そのために、確かに公表はできないという状況にはございますけれども、全てが解明した段階で、確かにいつ全てが解明するかというのは、明らかにはなっておりません。  ただ、これは全容が解明されて、その詳細にわたるまでをしっかりと調べていただきたいという思いでございますので、全面的に協力させていただいて、公表できる段階で全てに対しての公表をさせていただきたいという思いで、しっかりとその対応に向けては全力でやらせていただきたいというふうに思っております。 8 ◯森委員長 これは警察に全面的に協力するということは、市側としては議会・市民よりも警察を選んだわけですよ。議会に背を向けて警察に協力すると。これは、いい、悪いは別にしてですよ。客観的にそういう結果になっているわけですよ。そのことはよく御承知おきいただきたい。  議会の皆さんも、かといって質問をしてはいけないわけでは決してございませんので、質問はどんどんしていただきたいと思います。 9 ◯竹田委員 私が指摘させていただいたのは、歳入全般の話の中で、し尿くみとり手数料の話が今説明があったんですけれども、約2,600万か、その中でその内訳というような質問をさせていただきました。  これについては、捜査云々関係なくて、実際に出てきている数字において、特に予算書を見ますと、普通券合わせて4つの券が1つになって予算書に提示をされているわけですから、決算では当然、やはりこの2,600万ということにつきましては、この4つの券の内訳が本来はやっぱり説明されなければならないものだろうと、こういうふうな理解の上で質問をさせていただいたわけでございます。  ただ、今部長のほうからありましたけれども、一部書類、また明細を破棄していますということで、ですから、この金額が正しいがというようなお話があったわけなんですが、一部というわけでしたら、当然のことながら、全てが2,600万に到達しないまでも、できましたら普通券、今わかっている間でどれぐらいと、あと従量制の券とか3種類もあったと思うんですが、そういったことについても、ここまではしっかりとわかっている範囲ですというような、もう少し丁寧な答弁がいただきたかったかなというのが思いです。  今のところそれまでしか言えないというんでしたら、その後また違った点で、歳出のところでまた質問させていただこうかなというふうに思います。  以上です。 10 ◯宮阪市民生活環境部長 先ほど説明いたしましたとおり、書類が一部破棄されているということで、実際に今回の元職員が行った内容には、横領以外にこういった書類の破棄という部分もございます。  その部分についても、多分罪に問われる可能性もあると思いますので、その詳細について、今ここで明らかにすることは控えたいというふうに考えておりますので、一部書類が破棄されているということで御理解いただきたいと思います。 11 ◯田畑委員 冒頭からの森委員長宮阪部長のお話を聞いて、そして山本委員のきのうの流れのお話を聞いて、よく泉南警察署の流れというか、期間というか、今こうやってお話を聞いて理解させてもらっているというか、理解できました。  僕が1つだけ聞きたいのは、皆さんが議会サイドももっと解明に向けて、やっぱり市民に説明していかなあかんし、役所のほうもきっちり、これについては、何ていうのかな、解決していかなあかんという思いも踏まえて、警察に協力をして起訴するような状況にもっていきたいということなんです。  俺は、あえてちょっと辛いことを聞くんやけれども、今まこと役所が正論を言っていて、我々がどうやねん、どうやねんという、非常に摩擦が生じるような状況が進んでいく中で、今の冒頭の説明にあったように、長期に時間がかかる。情報提供をしているという話なんです。  うちは副市長がやめて、俺からしたら、美談というか、一般質問等々、何か質問でも副市長がやめた件に触れて、残念やとか、もったいないとか、優秀やとか、そういう議会サイドの質問もあったり、やめるときには、前議長のほうからも、もったいないとか、残念やとかいうお話があったということで、俺は違うと思っているのね。  余り、美談で行政サイド議会サイドも優秀やとかどうやこうやと言えば言うほど、俺みたいに違うと思っている人間がスイッチ入ってくるねんけれども、実際のところ誰も触れていないけれども、副市長の奥さんもやめてはりますわな、11月末で。  議会サイドのほうには、人事配置の文が1枚送られてきただけで、何かようわからんまま、責任をとった副市長というのが責任をとったというのは美談になって、議会サイドもそれを理解しながら、どんな答弁が来ても優秀やった、真面目やった、もったいないというお話でバーッときているけれども、実際のところ、副市長の奥さん、やめてはりますわな。  副市長の奥さん、やめている理由というのは、全く我々関係ない話やという前提で、これは過ごしているわけなんですよ。  例えば、情報提供を泉南市がしているというのであれば、例えば双子川について誰が出入りしていた。その正岡氏本人が、誰と飯食っているところを職員が見たとか、そういう全ての情報提供を泉南警察にやっているわけか、全て。それを聞きたい。  それともう1点は、会計の調定の打ち方で、俺東野課長の答弁がもう1つ聞き間違っていたかわかれへんけれども、結局調定を打つときというのは、泉南市は、出と違って入の場合は、裏紙、要は例えば百歩譲って普通券掛ける何枚、僕があえて大谷次長に割り算してくれ言うて割り算したんやけれども、百歩譲って、普通券掛ける何枚とかではなくて、もう普通券2,600何万という、その調定の打ち方で会計はええわけか、この泉南市役所というか、行政側とすれば。  裏紙というのか。説明書きは、入のときはもう全く要らないわけか。これは例えば公民館の使用料であったり、どこどこの使用料であったり、現金が動くところ。  うちはプリペードカードとか何もないやんか。現金が動く課というのは、その調定の打ち方というのは、裏紙は全く要らんということで、我々認識したらいいんですかね。それだけちょっと聞かせてください。 12 ◯宮阪市民生活環境部長 泉南警察署から情報提供をどのような形で泉南市がしているかというか、どういうようなことを聞かれているかということだと思うんですけれども、泉南警察署はいろんな情報をお持ちです。我々にもいろんなことを尋ねてきますので、それで我々のわかっている範囲でお答えしているという部分で、うわさレベルの話もあるのかもわかりませんが、泉南警察署は、そういう話も含めて我々に聞いてきますので、我々の知っている事実を述べているというような状況でございます。  以上です。 13 ◯森委員長 調定の件は。 14 ◯東野会計管理者兼会計課長 調定について会計でのということの御質問なんですけれども、まず財務規則上は、歳入徴収者地方自治法の施行令に基づいて当然調査して、それに基づいて歳入された金額ですよね。金額と種別、その普通券とか従量制とかというのがあるんですけれども、それを区分けして、本来は会計管理者に通知するものです。  通知するということが財務規則上は記載されておって、今チェックなり、審査のことをお問い合わせされているのかなと思うんですけれども、本来審査するという話になってきたら、それの権限は基本ないんですけれども、その明細に当たるものについては、本課では当然、見当たらない。  だから、それを超してチェックするということは、規則上はやはり違法という話じゃないんですけれども、権限を越える話になるんで、仮にすべきだったら……。 15 ◯森委員長 はい、わかりました。権限があるほうが答えてください。会計管理者は権限がないと言うているんです。 16 ◯宮阪市民生活環境部長 確かに財務規則上は、歳入の科目を調定書により決定し、直ちにその旨を会計管理者に通知しなければならない。これは歳入徴収者はとなっております。  歳入に関して必要な添付書類というものがどこにも書かれていないというところもありまして、必要と思われるものを添付して出すというところでございますので、そこの市全体の話になってくるかと思いますけれども、我々は調定したものを会計管理者のほうに通知しているというような状況でございます。 17 ◯森委員長 市全体の話やな。宮阪部長のところだけの問題と違うでしょう。 18 ◯竹中市長 歳入のあるものというのは、2種類のパターンがありまして、まずは税とかそれから幼稚園とか保育所の保育料とか、何人おって、その人が幾らというのが決まっている場合、1カ月の分の調定というのは、先にこれだけの人数でこれだけの金額が入りますという予想ができるわけですね。それを先に調定して、そこから後、入金していくというパターンと、くみとり券の場合でしたら、1カ月にどれだけ売れるというのが予測がつかないので、まず入金をして、その入金した金額を事後に調定するという2種類のパターンがあります。  このくみとり券については後のほうですね。税とかの、先に決まっている場合は、そういうのの内訳、明細というのが必ず先についてきます。  ところが、事後調定の場合は、いつどこから幾ら入ったという歳入したときの収入済書、それを各原課のほうに会計課のほうから渡しますので、その会計課からもらったその書類が根拠になるというようなシステムになっています。 19 ◯森委員長 事後調定は、しないということになったのと違うのか、前のときに、事後調定は。 20 ◯宮阪市民生活環境部長 歳入がその時点でわかるものについては、事前調定をするということになっています。税とかあらかじめ納入していただく額がわかるものについては事前調定ですが、そのくみとり券などの、その買いに来られたときに幾ら買われるかわからないというものについては、その時点で調定が事前に調定ができませんので、事後に調定するという形になります。  これは、自治法上、そうなっておりますし、財務規則上もそうなっておりますので。 21 ◯森委員長 以上で一般会計の歳入部門の質疑を終結いたします。  その場で理事者を入れかえます。      (歳入全般の審査終了) ──────────────────────       ◎ 議会費、総務費 22 ◯森委員長 次に、一般会計の歳出部門の質疑に入ります。  156ページから210ページまでの款議会費、総務費を一括議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。 23 ◯山本委員 164ページの人事管理費なんですけれども、予算現額の中で予備費、支出及び流用増減というところに1,657万4,409円というのが記載されているんですけれども、補正予算額よりも、さらに必要な額があって、これが多分出てきていると思うんですけれども、何でそうなっているのかというところと、その出どころの部分をお聞かせいただければと思います。  あわせて、同じ件で、多分175ページの企画費も補正では減額になっているんですけれども、予備費とかのところでプラス2,402万とかいうふうになっているので、何でこういうふうになっているのかなというのが1点です。  あとは、193ページにいってもらいまして、共同浴場管理運営費ですね。それに関連して大分老朽化が進んでいると思うんですよ。これって建てかえとかも含めて、これからのスケジュールというのはどうなっているのかというところをお聞かせください。  そして、203ページ、選挙立会人報酬なんですが、ここら辺も金曜日の質問とかぶる部分もあるんですけれども、使用料・手数料の見直しと同じくして、こういった選挙立会人の報酬であったりとか、ほかにも総務費の中に入って、民生費とかほかにも入っていますけれども、委員の報酬の見直しとか、こういったところも、やはり財政難を抱えている泉南市にとっては、必要なことじゃないかなというふうに思うんですけれども、そこら辺の検討をされるのかどうか、お聞かせください。  以上です。 24 ◯赤野財政課長兼行革・財産活用室参事 私のほうからは、予備費の欄に金額が入っているということで答弁させてもらいます。  昨年災害が起こりまして、9月補正で予備費の増額というのをさせていただきました。そちらから人事であったら人件費、企画であったら物品の購入、備品等に充当させていただいたものになります。  以上です。 25 ◯清野行革・財産活用室参事 報酬の改定の件についてでございます。  6次行革計画の中におきましても、報酬の改定につきましては一定位置づけをしておりますので、現在他団体の状況、類似団体でありますとか、大阪府下の状況を調査しているところでございます。ですので、その中で本市の報酬額の見直しのほうは検討を実施してまいりたいと考えております。  以上です。 26 ◯大濱人権推進課長 私のほうから、若松湯、公共浴場の今後のあり方ということなんですけれども、委員御指摘のとおり、もう既に40年以上経過しております。  今現状は応急対応というか、その都度その都度修繕ということで対応しているんですけれども、大きな故障が起こってくると、なかなか対応できないということになってきますので、FM計画の中でも、今後お風呂についてのあり方を検討するということになっておりますので、これまでも答弁させていただいていますように、現状市営住宅にお風呂の設置できていない箇所があるということで、それと含めて一緒にちょっとそのことも考えながら、早急にというか、今後検討していくということで今考えております。  以上です。 27 ◯山本委員 その浴場について、今イメージしている筋書きであったりとか、そういうのはあるのかどうか、ちょっとまたお聞かせいただきたいのと、委員の報酬の見直しについては、以前ほかの多分委員もその指摘があったと思うんですよね。そのときに、また見直しをしていきますという話を以前もされていたと思うので、他市の状況を比較するのであれば、比較してもらってもいいんですけれども、うちは何しろほかの市よりも圧倒的に財政難なので、ほかのところを比較せんでも、こっちで勝手に考えてやったらいいと思うんですけれども、一定いつぐらいまでにこれは見直しされるんですかね。 28 ◯清野行革・財産活用室参事 報酬の見直しの件でございますが、委員おっしゃられますように、報酬の見直しについて、本市の財政状況等も鑑みながら見直しを実施するということで、見直しの時期なんですけれども、必ず6次の行革の期間中には見直しを実施すると、中でもできるだけ早い時期に見直し、検討し、実施してまいりたいと考えております。  以上です。 29 ◯大濱人権推進課長 具体的なスケジュールについてなんですけれども、現状はもういつ、こういうふうにするという具体的なことは、今まだ現状確定できておりません。  以上です。 30 ◯森委員長 ほかに。 31 ◯竹田委員 それでは、質問させていただきたいと思います。ちょっとたくさん用意していますので、委員長、どこかで切ってください。お願いします。 32 ◯森委員長 20分をめどにしてください。 33 ◯竹田委員 わかりました。頑張ります。まず、158ページ、ちょっと議会費になるんですけれども、ちょっと西出局長の見解をお尋ねしたいなというふうに思うんですが、ここに全国高速自動車道市議会協議会負担金ということで2万円、毎年計上しているわけなんですが、これの昨今近隣市等々でもちょっと脱退されているというようなお話もあるわけでありまして、ちょっとわかっておりましたら、近隣市の状況を。  それからさらに、泉南市がこの高速自動車道というのは、今後例えば湾岸が和歌山のほうへ延びるとか、あと今でしたら、そうですね、泉南のインターをやっぱりフルにする、それぐらいかなというふうに思うんですが、なかなか現実味がもうないのかなというふうに思うわけでありますが、泉南市が加盟しているそのメリットというのは、どのようなお考えなのか、局長、ちょっとよろしくお願いいたします。 34 ◯西出議会事務局長 一応南部議長会、南部の8市におきましては、高速自動車協議会に加入している団体については4団体ということになり、当然加入当初の目的としては、高速道路の延伸なりとか、いろんなさまざまな課題があって加入していたというのが現状、事実なんでしょうけれども、今となっては、本市におきましても、特段これ以上、高速道路の協議会に加入するメリットというのは、なかなか見つけにくい状況になっているというのが現状やと考えております。  以上です。 35 ◯竹田委員 このことにつきましては、2万円という金額でありますけれども、ただ、当然のことながら、これに協議会、会議に参加する等々に行ったら、旅費等々も重なりますし、議会からそういったまた新たな改革というものを、1つお願いをして、できましたら、すぐにどうのこうのじゃないんですが、今の南議長の間にも、今後どうしていくかというのを、さらに検討していただきたいなというふうにお願いをしておきたいと思います。  この件については以上です。  議長が答えていただけるんでしたら、ありがとうございます。 36 ◯南議長 今御指摘の高速道のメリット、デメリットも含めて、一度検討したいと。脱退も含めて検討していきたい。今そんな状況でございます。
    37 ◯竹田委員 ありがとうございます。具体的な答弁ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  それでは、総務費のほうに移らせていただきたいと思います。  総務費、ちょっとどなたかわからないんですけれども、全体的な話として、まず不用額が予算から支出済額云々で、執行率が97.4%であると。この点の数字、あるいは不用額が5,657万1,318円出ております。  これを受けて、総務費全体としてどのような、いわゆる御見解をお持ちなのかというのが1つ、まずお聞ききしたいなというふうに思います。この点からよろしくお願いします。 38 ◯赤野財政課長兼行革・財産活用室参事 不用額についてなんですけれども、予算編成時については、少し大きく予算は組んでおります。その中で人件費も例年不用額が5,000万から6,000万あるということなので、そこが大きな要因やと考えております。  あと、システム改修であったり、大きなものの落札減であったりということで、5,600万と大きくなっているというふうに考えております。  以上です。 39 ◯竹田委員 ありがとうございます。以前から不用額をできるだけ縮めましょうと、厳しい財政事情でありますので、歳入にしても歳出にしても、できるだけ詳細にして、そして不用額もできるだけ抑えましょうと、そういったことがあるわけなんですけれども、これは、さらに努力で改善するポイントがあるんでしょうかね。この点だけもう一度お聞かせいただきたいと思います。 40 ◯赤野財政課長兼行革・財産活用室参事 より決算額、確認したりということで、ヒアリングの中で各課と協議しながら、予算編成を行っていきたいと思います。  以上です。 41 ◯竹田委員 もうちょっと具体的にいただきたかったんですが、時間がないんで次に移りたいと思います。  161ページ、表彰事業がございます。18万8,192円と載っております。この今年度についての実績についてお尋ねをしたいと思います。  それから、同じく161ページ、広聴事業が1万6,960円載っております。これは過去3年間のいわゆる実績が載っているわけなんですが、特にメール件数が401件ということで、突出して平成30年度多くなっているわけですけれども、あと投書のほうは郵便件数は少し減っているようなんですが、ちょっと具体的な提案の中身についてお尋ねをしたいと思います。  それからもう1点は、165ページになります。職員の研修事業をなされております。それぞれ階層別研修、また特別研修、派遣研修、それから年間で大体受講者数も載せていただいているわけなんですが、ちょっと具体的に中身とそれから成果についてお尋ねをしたいと思います。  あわせて166ページに、ストレスチェックの実施手数料というのが143万5,320円載っているんですが、この中身について、改めて成果もお願いしたいと思います。  まだあるんですが、一応ちょっとそこでとめさせていただきます。  具体的に、僕のほうは一応主要施策の成果説明書というのは、目を通させていただいていますので、そのほかで実績成果をお聞かせください。 42 ◯古木秘書広報課長 161ページの広聴事業でのお問い合わせかと思います。  広聴事業につきましての、内容につきましては、毎年新春対談というのを実施しておりまして、そのときに参加いただいた方にお礼の品ということでお渡しをさせていただいています。  それと同時にお正月用でございますので、ちょっとテーブルに彩るお花を購入という形での広聴事業の支出になっております。  以上です。  すみません、抜け落ちていました。表彰事業につきましては、毎年11月に自治功労表彰であったり、市民表彰を実施してございます。主に自治功労は平成30年度は4名で、市民表彰については19名という形で、そのときに記念品ということでお渡しをさせていただいております。  あと、あわせて区長さんであったり、永年勤続をされた議員であったりという方に、記念品としてお渡しをさせていただいているということでございます。 43 ◯竜田総合政策部参事兼人事課長兼行革・財産活用室参事 では、私のほうから研修事業の具体の中身ということで、説明させていただきます。  平成30年度に行った事業の中身なんですけれども、順番にいいますと、基本研修ということで、階層別、まさに新規職員であったり2年目、3年目あるいは4年目、10年目、そういう区分けしたものが18研修を行って、約400名の参加と。  次に、そのほかに派遣研修ということで、これは主にマッセ大阪、これは市町村職員研修研究センターで行っている分なんですけれども、そちらのほうでは、いろいろシステム研修であったり、個々具体の実務、税であったり生活保護であったり具体の実務が行われるんですけれども、そういった研修、ここには参加したのは64研修で合計192名でございます。  そのほかに、滋賀県にあります全国市町村の国際文化研修所、こちらのほうの研修もありまして、そちらのほうにも派遣を行ったりしております。  そのほかにも、あとは人権研修というのも、テーマを持って取り組んでいまして、そちらのほうも市のほうとして、これは特に障害であったり人権が既にやっている研修に、そこに職員が参加するということでもやっているものなんですけれども、そちらのほうには16研修で67名参加しております。  都合、1年間トータルしますと、職員研修全体では合計119研修に職員が参加して、そこへの参加人数は延べで1,077名が参加しているということになっています。  それと、その具体の中身、成果ということなんですけれども、特に研修でパソコン研修であるとか、法律研修、こういうことであれば、即知識、技術をそこで習得して自分の業務に使用することができるというものもあるんですけれども。  それ以外に気づき、どういうふうに今後仕事に取り組んでいくか、人間関係をどうつくっていくか、ストレスをどう軽減して仕事に取り組むかというのは、これはなかなか受けて、即成果が出るというものではなくて、そういったことを知識として学んでいただいて、今後の職員生活、業務の中で生かしていっていただくということを目的にしております。  即の成果はと言われると、なかなか難しいところであるんですけれども、こちらのほうにつきましても、市としては研修を行った後には、全てアンケートをとっていまして、それが自分にとってどう感じたか、どう生かしていけるのかというのは集約していますので、こちらのほうは、またホームページでもお示ししていますので、よろしくお願いします。  それともう1点、ストレスチェックのことなんですけれども、こちらのほうは、労働安全衛生法66条の10というものに規定されておりまして、常時50人以上の職員、従業員を雇用している会社には、これはもう法律で実施が義務づけられたものでして、泉南市においても、これは平成28年から実施しております。  これは、アンケート項目57項目に答えることで、自分で気づいていないストレスや現在の心の状況、これを評価としてあらわすと。ここで一定、ある程度その数字がちょっと高めということであれば、そこの病院の先生と面談していただいて、何か事が起こる、重症になる前に、ストレス軽減を図るという目的で取り組んでいるものです。  以上です。 44 ◯竹田委員 ありがとうございます。余り時間がないので、次に移りたいんですが、表彰事業のほうは、毎年自治功労、また市民表彰等々で、恐らく選考が結構大変だろうなというふうに思うんですね。  ちょっと僕も余りこの辺、詳しくなかったんですけれども、選考基準というのは設けられているのか。また、どのような選考をなされているのか、改めてお尋ねしたいと思います。  それから、広聴事業につきましては、新春対談もよくわかっているんですが、あわせて、たしかこっちの成果のほうには、市民の提案、それから意見が反映される、そういった市民参画の市政を実現ということで、この広聴事業がその中に入っているのかなという認識だったんですが、要は具体的に市民からいろいろ提案がある。それからまた意見がある。そういったことをどういうふうに生かしているのか、またどのように施策や事業に反映させていっているのか。  特に平成30年度については、際だってこういうものがあったというのがあれば、お聞きしたいなということですので、もう一度改めてお尋ねをしたいと思います。  あと、職員研修につきましても、よくわかりました。ただ、353万4,541円使ってやられているわけで、ちょっと竜田参事のほうから、成果としてはというような話があったんですが、僕がちょっと聞きたかったのは、この前年の年に、いわゆる公金の不適切な取り扱いということで、この平成30年度から、いわゆる債権条例をつくって、そして改めて税、それから債権に関する認識を改めていきましょうということで、恐らくこの平成30年度はスタートしたのかなと思います。  そういった意味においては、特に階層別研修の中で、そういったことがきちっと取り入れられているのかなというふうに思ったわけなんですが、もちろんそちらのいわゆる研修に関するカリキュラム等々があると思うんですけれども、今しっかりやらなければならないことを研修会にしっかり反映させていくということが、やはり大事ではないかなというふうに思うんですね。  今年度も、今こういう形で着服というような大きなことがあるわけですから、改めて、そういったところにタイムリーな、そしてやっぱりきちっとした研修をお願いしたいと思うんですが、その見解について、改めてお尋ねをしたいと思います。  それともう1つ、今回の件で、それこそ職員の中では相当ストレスもたまられている方もいらっしゃると思うんですね。  そういった意味においては、今回の件なんかもそうなんですけれども、どのようなフォローをされていくのか、どういった体制がとられているのか、あわせてお尋ねをしておきたいと思います。 45 ◯古木秘書広報課長 すみません、まずもって表彰事業のほうですけれども、選考につきましては、まず1点、庁内の全課に照会をかけまして、そこで把握して統括している各種団体等で御活躍されている方を表彰基準というのを設けていますので、それに基づいて勤続年数というか、功績年数であったり、功績の内容等について精査した上で、その年の表彰者というのを決定させていただいております。  それとあわせまして、地区等でボランティア活動等で独自に活動されている方ということもございますので、その方については、各区長さんに問い合わせをさせていただいて、そういう地区内でそういう活躍をされている方がおられましたら御推薦をということで、全区長さんに推薦をお願いしております。  それと、広聴事業のほうですけれども、メールの内容につきましては、まずもってほとんどがそれぞれの課に対する個別の要望等になってございます。残念ながら、建設的な御意見というのは、メールの中にはなかったものでございます。  ただ、いただいたメール等に関しましては、漏れなくその担当する課のほうに、きちっと供覧をさせていただいて、対応できるものについてはきちっと対応をさせていただくということでさせていただいてございます。  以上です。 46 ◯竜田総合政策部参事兼人事課長兼行革・財産活用室参事 私のほうから、先ほど御指摘もありました平成30年度の研修の中なんですけれども、債権問題、いろいろな不適切な会計問題を受けまして、やはり会計事務研修であったり債権研修、あるいはその中でも私債権回収研修であったりとか、やはりそのあたりは、テーマを含めて研修に取り入れられるものは取り入れて実施しております。  また、今年度も急遽なんですけれども、年度内に改めてなんですけれども、公務員倫理研修を行うということで決めて、今それに向けて準備を始めているところです。  こういった形で、一定他団体と協力してやることもあって、決まっているものもあるんですけれども、それ以外なかなか調整をこれからできるものにつきましては、市の実情、課題に合った研修に差しかえたりとかして、対応を進めていきたいというふうに考えています。  それともう1点のストレス、こういったものがたまった職員への支援体制ということなんですけれども、1つは、研修の中にもメンタルヘルスであったり、そういう職場の環境、ワーク・ライフ・マネジメント研修であったりと、そういったものもメニューに入れて取り組んでいます。  あるいは、市のほうでも取り決めといいますか、体制としましては、管理職に対して、自分の課の職員の様子を見て、やはりそこでいつもと様子が違う、おかしいということであれば、そのあたり気づいたことを人事に相談していただいて、そのあたり、相談に応じて状況に応じて取り組んでいくという仕組みといいますか、それも内部でつくっておりますので、そういったものに当てはめまして、極力重症化する前に対処していくように進めております。  以上です。 47 ◯森委員長 竹田委員、まとめてください。 48 ◯竹田委員 わかりました。まだもう少しいろいろとあったんですが、もうまとめろということですので、まとめたいと思いますが、ちょっと質問を変えて、先ほど山本委員からもありましたけれども、193ページの市立共同浴場運営費でありますけれども、これが1,621万5,315円かかっているわけですが、これはこのあらましから、ちょっと数字を拾わせていただいたんですが、平成30年度利用者の方が大人3,137人、それから子どもさんですかね244人で、65歳以上が7,880人で、合計1万1,000人の方が利用されていますということで、これは単純になんですけれども、稼働日を約300日としたら、平均37.4人ぐらいなんですね。  あわせて、この3,137人の大人、それから子ども、そして65歳、それぞれ250円、それから100円ずつをトータルしますと大体いただいている金額が159万6,650円と、こういうことなんですね。  当然、市立の共同浴場ですから、恐らくこの辺の使用料も随分長いこと据え置きされていると思うんですが、ただ、1点気になるのは、それにしては運営費として1,621万5,000円かかっていますよと。その中で、いただいているのは159万6,000円、いわゆる10%にも満たない話なんですが、相当、こういった点においても、費用対効果という面においても、どうなのかなというふうに思うんですね。  思い切って、やはりきれいな浴場にして、そしてやっぱり泉南市内外からも来るような、来ていただけるような、うんとやっぱり利用者をふやすような手だてにしていくのか、それとも先ほどFMの関係というようなことがありましたけれども、今のようないわゆる少しずつ、さっき山本委員のほうからも質問がありましたけれども、悪いところを修理しながらでは、やはりなかなか難しいのかなというふうに思います。  これはもうずっと言われておりますので、どこかでやはりきちっと判断をして、そしてどうしていくのかということを検討していく必要があろうかなというふうに思いますけれども、この点について改めてお聞きして、ほかにもいろいろ聞きたいことがあったんですけれども、一応終わらせていただきたいと思います。 49 ◯森委員長 部長、答えますか。 50 ◯小井総合政策部参与 共同浴場の関係でございますけれども、いろいろ検討課題はあると思います。建てかえとか大規模改修とかで、FMに絞られた代替機能というんですかね。  今現在考えているのは、先ほどの課長からの答弁がございましたけれども、まずはやっぱり市営住宅とセットでちょっと考えていこうかという方向性で、現在検討しているところです。  改めて建てかえとなると、また経費もかかって、この財政状況の中でかかっていくということも考えられるので、やはりまずは市営住宅対策と。現状利用している人の調査等も行いながら進めていきたいなと考えております。  以上です。 51 ◯森委員長 いや、もう何十年同じことを言うてんねん。(「できへんならできへんとはっきり言いなよ。できへんって言うたらええねん」の声あり)市長、どうですか。 52 ◯竹中市長 今現在、市営住宅の風呂のないところが残っているわけでございまして、その辺がある間は、維持していかなければならないかなというふうには考えてございますけれども、一部改修等をしていく方向も考えていたんですが、その辺がこの実際に利用されている人数がおおむね50名程度でございますので、そことのバランスを考えて、今後どうするかというのは、しっかりと方向性を出していきたいというふうには思っております。 53 ◯森委員長 ほかに。 54 ◯澁谷委員 委員長のほうで、ちょっともう時間を適当に言ってください。できるところまでやります。 55 ◯森委員長 だから、皆さん、20分をめどにしてください。そのあとは結構ですから。 56 ◯澁谷委員 はい、よろしくお願いいたします。  まず最初に、177ページの総合政策推進事業のデザイン使用料というのがあります。これは何なのでしょうか、中身を教えてください。  それから、178ページの市民協働推進事業、5万ほどですが、予算が。目的は、市民が主体的に自立的に、自立性を高めながら市民と行政が一緒にまちづくりをしていこうということで、ずっと私もこれも何回か講義というか、講演会とかにも参加させていただいたんですけれども、今までの参加人数の中の年代層で、多い順に例えば50代、60代とか、そういう多い順にお答えください。  幅広い年代層に周知啓発をする必要があるというふうに、この主要成果説明書ではお書きになっておりますが、これは具体的に周知方法というのを考えておられるんでしょうか。  それから、178ページのABC委員会の活動支援事業、これが243万2,000円ほど今回ついています。これに関しては、委員会の会員数というのは一体全員で何名ぐらいでされているんでしょうか。これは中身というのが多分2つ、国際交流と緑化ですかね、2つ大きな部門に分かれているというふうにお聞きしているんですが、それぞれ何名ぐらいが今所属をされているのでしょうか。主な活動内容も教えてください。  それからあと、178ページのボランティアNPO促進事業、これは3万円です、予算が。平成30年度はNPO法人が36団体、泉南市の登録市民公益活動団体数が63団体、市民協働啓発講座参加団体が36団体と、団体名、団体数はここに書かれておりますが、それぞれに所属する団員数というのがおわかりでしょうか、それも教えてください。  以上、ここまで初めにお願いします。 57 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 まず最初に、デザイン使用料なんですけれども、こちらはシティプロモーションにつながるホームページ等で使用させていただく花であったり、実であったり、子どもたちのイラストの版権を使わせていただきました。  ただ、今後ふるさと納税の発信強化というのもありますし、デザイン使用料の対価としては、少し高価だなということで、今年度からはパソコンとソフトを購入させていただきまして、今後は職員でオリジナルを作成していこうとは思っております。  以上です。 58 ◯森委員長 挙手がない。質問はわかっていますか。 59 ◯水田総合政策部参事 市民協働推進事業なんですけれども……。 60 ◯森委員長 時計とめます。 61 ◯水田総合政策部参事 すみません。  市民協働推進事業なんですけれども、市民講座の分を実施しております。年度内3回ということで、こちらの市民協働推進事業の分ですけれども、平成30年度はオリガミラボの檀上先生という方に、実践的な、兵庫県でやっている方なんですけれども、そちらの方に御講義願いました。  大体いつでも3回やっているんですけれども、30人程度が参加していただいております。年代層なんですけれども、多いのがやっぱり高齢化しておりますので、60代、50代、40代と高いほうから順に多くなっているような状況でございます。  あと、市民協働サロンということで、毎月1回任意に出ていただいて、そこでいろんな泉南市のまちづくりとかについてしていただいております。市民協働推進事業については、以上でございます。  それと、ABC委員会ですけれども、委員のおっしゃるように文化と国際事業部と、花と自然事業部というのでやってございます。花と自然事業部の団体が27団体、文化と国際のほうが14団体となっております。  活動といたしましては、花と自然のほうについては、花植えとか、そういうふうな活動をいろいろしていただいてございます。文化と国際については、幅広く文化活動についていろいろやっていただいております。ABCフェスティバルとか第九コンサートとか、市民協働啓発講座についても一緒にやってございます。それから、ABCまつりと、これは合同でやっているようなものでございます。  それから、NPOボランティア促進事業についてですけれども、こちらのほうも年3回やっております市民協働事業について、そのうちこちらも一緒にやっておりまして、こちらのほうは、泉佐野シティプロモーション推進協議会、呉竹さんという方に御講義いただきまして、こちらのほうも同じようにやっぱり年代といえば、若い方に参加していただきたいんですけれども、なかなか若い人の参加が少ないような状況でございます。  こちらのほうも市民の参画等を目指して、みんなでまちづくりをやっていこうということでやってございます。  以上でございます。 62 ◯澁谷委員 ありがとうございました。最初のデザイン使用料はわかりました。子どもさんたちのそういう素人さんというとおかしいけれども、イラスト、なかなかおもしろいものもあると思うんですが、今回今度はそういう機械を使ってというのか、パソコンを使ってということも考えられているということでした。  それと、市民協働推進事業、これは5万ほどの予算ですので、本当に、でもされようとしていることはわかるんですが、やっぱり60代、50代、40代とだんだんに、私もこの講座とかを見にいくんですが、聞きにいきますが、大概、高齢者の方たちがほとんどを占めているというのが実情だと思うんです。  これから市民のまちづくりを、市民と一緒に行政が協働してまちづくりをしていくんであれば、やっぱりこの年代層を何とか若返らせていく工夫というんですか、そういうことをするためには、どんなことをすればいいのかということと、やっぱり、なかなか若い人たちがこれに参加しにくい、とる時間とか開催日とか、そういう大体土日にやられていると思うんですが、市民は一体何をしたいのか、何を知りたいのか、そういうニーズ調査というのですかね。  また、その内容についてもアンケートを毎回とられています。でもこの来られる方たちのアンケートですから、若い人たちの声というのは、何がしたいとか何を聞きたいとか知りたいとか、出てこないわけですよね。  そこら辺のやっぱり抜本的にそういう若い人たちが喜々として来て、一緒にまちづくりを、これからのまちづくりは、やっぱり若い人たちの力をかりないとできないと思うし、こういうこと、これは一番大事なことだと思う割には、5万円という予算で何ができるのかなという、そこら辺の予算のかけ方も、ちょっと気になります。いかがでしょうか。  それから、ABC委員会、すごく頑張って、ここの前のお花もそうですし、泉中の前もそうですし、駅の前でもそうですし、本当にボランティアで一生懸命にやってくださっております。気持ちがいいですよね。そうやってきれいになっていくだけでも。  そういうことを考えると、団体数は今聞きましたけれども、それぞれ14団体、それから花植えのほうが27団体、総勢何名というのは、まだそれはちょっとわからないわけですよね、市としてはね。
     そうしたら、第九のコンサートを今やられています。これは私、毎回行くんですが、すごくこの240万の予算の中では、この国際交流と緑化等もざっとやっている中で、到底この第九のコンサートというのは、もう市からのいただくお金だけでは開けないわけで、入場料をつくってやっています。前売り1,000円、当日券1,500円で、こういうふうにしてやられている。  もうすごいすばらしい内容なので、市民の方が、それは内容がいいので、1,000円払っても1,500円払っても行きますが、もっとたくさんの方に聞かせてあげようと思って、若い方にも聞かせてあげようというんであれば、この値段を下げるとすると、やっぱり市の持ち出しがここに入ってくるわけだと思うんですけれども、そこら辺考えはどうなんでしょうか、おありなのでしょうか。  最後に、ボランティア活動・NPO促進事業につきましては、市民と行政が一緒になってやることであるならば、ここにも書かれていましたが、共同の場の市民とそのボランティア、そういう人たちが共同の場をつくって、そういう受け入れというんですか、そういう環境をまず整えないと、それぞれの団体でやってくださいよでは、ちょっとなかなか進んでいかないと思うんです。  これも3万円という予算なんですけれども、そこら辺に、ほとんど市の行政、市のことをここにいらっしゃる職員の400名の方たちだけではできませんよね、市のまちづくりというのは。  それを主体となってやってくださるのは市民の方々ですから、その市民の方々は何をしたいのか、そういう気持ちというのか、そういう人たちの思いというのもたくさんあると思うんです。  それをちゃんとすくっていただいて、それをまた行政とマッチングさせて、まちづくりに発展させていくような仕組みが、今までのこれをずっと見てみると、それぞれは頑張ってやってくださっているんですけれども、総合的に市がどうなっていくのか、市のまちづくり、市の職員はどういうまちをつくりたいのかというところも、市民にも知らせていく、わかっていただくためにも、この辺をもう少しそれぞれ力を入れて、そういう受け入れの環境整備をしていただきたいというふうに強く思いますが、これについてのお考えをお聞かせください。 63 ◯水田総合政策部参事 市民協働推進事業で今委員御指摘のように、高年齢層の方ということで、若い人というのが、なかなか来ていただけないというのはございます。若い年代、子育て、仕事とかあってなかなか時間とれないというのが実情でございます。  その方たちに、できるだけ参加していただきたいというのが、これからのまちづくりを一緒にしていきたいんですけれども、その辺のニーズとかいうのも、関係団体とかとも話はしていまして、若い子が来られるような講座をやりましょうとかいうことで、子どもを預かりますよとかいうのとか、あと子ども向けのそういう講座というのも、これからどんどん考えていきたいんです。  親子で参加できる、子どものときにいろいろ泉南市のことを知っていただいて、もっと好きになっていただくというので、そういう講座とかを考えながら、若い世代のニーズに合った、そういう子育て世代でも参加できるまちの紹介とか、一緒に何か泉南市でしましょうよというのを、今後もしていきたいと思います。  それから、ABCの中で第九コンサートがありましたけれども、第九コンサート、入場料をいただいて毎年やっております。来年もする予定になっています。  今回からちょっと内容等をがらっとというか、指導者の方をかえまして、ちょっとオペラ調な感じで若い人とかも参加できるようなということで、今考えております。金額については、これはABCの委員の中とかでも決めていくことなんで、確かに安くするという方法もありますし、内容を充実させて金額をそのままとか、ちょっと金額を上げるとかしながら、もっと見て、ああ、これ得やったな、これやったら1,000円やったら行きたいなとかいうふうな活動、ほかのABCの活動もそうですけれども、皆さん参加していただいて、泉南市でおって楽しいなというふうな活動をどんどんしているところでございます。  それから、市全体の環境づくりというか、市民協働、我々政策推進課でやっておりますけれども、市民協働につきましては、政策推進課のみでのものではなく、泉南市全体、職員の方が市民と一緒にやりましょう。皆さん、顔を合わせてみんな顔を見ながら、顔を知った形でどんどん市民協働をやりましょうということで、政策推進課としてはできるだけ現場に出たり、皆さんと合って話をしたりするんですけれども、ほかの課・係についても顔を見ながら、もっとみんなで一緒にやりましょうよというふうに今後していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 64 ◯森委員長 澁谷委員、まとめてください。 65 ◯澁谷委員 ありがとうございます。よくわかりました。この間、厚生文教常任委員協議会の中で、子どもたちのいろいろなデータがありますよね。あの中で、小・中学校の子どもたちが社会とのかかわりをどういうふうにもっていくかと、かかわりの場というのか、それがやっぱり平均的にも府としても国としても、泉南市は低かったですね。  そこら辺、今言われたようなやっぱり他の自治体がどういう形でそういう若い子たち、小学校、中学校、これからの子が市の行事とかに参加されているのか、そこら辺を研究していただいて、これからまたそういう仕掛けづくりというと変ですけれども、そういうことをやっぱり積極的にやっていただきたいと思いますので、これは要望にしておきます。ありがとうございました。 66 ◯田畑委員 俺、今回の決算質問せえへんつもりでいてます。ちょっと合点がいかんかったら、その場その場で言ったろう思うていて、決算書の数字が間違うているという前提では、俺は決算は流したほうがいいかなと思うているタイプなんで、質問はきょうほとんどしない、この3日間。  ただ、ちょっと思いついたことだけやっぱり言うんやけれども、今言うているそのABC、俺は思うのよ。本当のFMするならば、こういう予算切っていかなあかんよ。本当のFMをするんであれば。  自分らが言うているFM、FMというのは絵に描いた餅なわけ。大阪府の抜本的な行財政改革打つときも、こういう予算からいくわけ。そして市民が怒るわけ。気づくわけ。俺、こういうことを思う。  ほんで、さっき言うてる第九か第十か知らんけれども、あのチケットを売っているあのおばちゃんは、一体何者なのか。あの職員に対するあのチケットを買え、チケットを買えと歩いている人。ああいうのを野放しにするわけか。おかしいやろう。職員にチケットを買えと。  だから、そういう団体はもう切っていくわけ。必要ないの。職員は何言われてもええわけか。議員は何を言われてもええわけか。立場、俺いつも言うてんねん。予算づけしている団体が立場ができてくるわけよ。役所の上に立つわけ。役所を使うわけ。違うねん。みずからやってもろたらええ。このABCの二百四、五十万の金を切ったらええねん。半分にしたらええねん。それで自力でやってもろたらええ。これは観光協会の当初と一緒。  こういうことがFMやと俺は思うんよ、実際のところ。あの売っている姿、経験、誰かしたか。チケット買え買え言うてんの。あれ許すんか、役所は。俺から言わせたら、やからやで。絶対あかんよ。 67 ◯森委員長 答弁は。 68 ◯水田総合政策部参事 先ほど役所の売っている方というのは、あのABCというより、第九の団員の方です。うちのほうからもその辺、売って回っているというか、横で聞いていてというのはございます。その辺、ちょっとうちのほうからも団員に向けても御注意いたします。  それから、市民がやっていくということで、今田畑委員のほうからありましたけれども、これからのまちづくり、市だけではもちろん無理でございます。それから市が主導をとるというより、やっぱり市民の方が主導をとって、市がそういう活動というのをアシストしていくということでやっていかな、本当のまちづくりというのはできないというふうに思ってございます。  今後、そのまちづくりについて、またABCとかとも話をしながら、どういうふうにしていくかというのを検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 69 ◯田畑委員 最後にします。そういうもしチケット売りの方が役所がようおさめんかったら、僕が話しします、言うてください。僕が話しします。そういうことをせんといてくださいと、職員にチケットを買えと。うちの議会事務局の人間も皆言われているわけ。気分が悪い。  それと、俺が言うている切れ言うてんのは、市民主導はええねん、市民主導という形が、皆役所の上へ立つわけ。役所を鼻で使うわけ。あれせえ、これせえ言うわけ。俺が言うてるのは違う。もう離していくねん。市民主導で離していって、やってもろたらええということや。それも観光協会も全て一緒や。我がで銭よう稼がんかったら閉めらなしゃあないわけ。100万円も観光協会につける必要がないわけ。自力でよう稼がんねんから。これが本当のFMよ。  この決算書では、これはほとんどそうよ。あれもこれも微々たるものが重なってくるから、市政の運営が重たくなってくるんでしょう。こういうところに手をつけない限り、さっき言うた風呂なんか建てられるわけないし、学校なんか建てられるわけないしね。  そやから、絵に描いた餅の議論をここでバンバンやっているだけの話じゃあかんわけや。あかんもんはあかんのよ。これは決算にしろ予算にしろ一緒よ。ここを見逃していったら、市民さん主導、市民さんがまちづくり、違う、市民さんにやってもらう。もうこれを離していくんよ。切るのと違って離していくわけ。ここの考え方に切りかえていかな、FMなんか絶対に進めへんから。 70 ◯野澤総合政策部長 多分、委員の御指摘というのは、本市の場合、財政厳しい中で、どうやって限られた予算の中で今後どうやっていくかというところの中の御質問かと思います。  まさに、その市民協働というところは、最終としては、当然市民の方に理想というか、そういうことをやっていただくのが一番の理想型です。  ただ、今の現状としましては、市と協働してというところでございますので、そこは今現状としましては、市民と伴走といいますか、一緒に行くと、一緒に事業を進めるということでございますが、個々事業によっても異なってくるとは思うんですけれども、そういうところはしっかり進めていく。  まさに、財政が厳しい中で行政だけでは当然立ち行かない、財政的にもそうですし、人的なものもありますので、そこはしっかりやっていく必要があるものと考えています。 71 ◯和気委員 まず初めに、182ページの自主防災組織育成補助金というのがありますが、不用額が少しだけ出ていますけれども、それぞれこれだけ災害が起こって自主防災組織に力を入れているというのは、市のほうでも言われていますけれども、このわずかですけれども、今備品が欲しいとか、いろんな形で自主防災組織の方々はお金にも困っているし、やはりそういった要望も含めて、そういったところはしっかりと使っていただけたらなというふうに思います。  この場合、また今イオンでは訓練、全体の防災訓練を行っているわけですけれども、山側のほうでは一個も行われていませんし、それとやっぱり泉南市全域の中で、そういう訓練をして、そして自主防災組織の皆さんと力を合わせて、やっぱりそうしていくべきやというふうに思いますが、その点について、まずお答えください。 72 ◯木津西危機管理課長 そうしましたら、私のほうからは、自主防の育成補助金の件と、自主防が行っておる地元地域での防災訓練の実情について御説明のほうをさせていただきます。  まず、自主防の育成基金、平成30年度につきましては、泉南市のほうで兎田区のほうで新たに自主防災会というのを立ち上げていただきました。市としては、30万円を上限に資機材を調達いただくに当たっての補助金というか、そういう形での支出のほうをさせていただいております。  これは、自主防の新たな設立を促していくという部分では、その当初の取りかかりの部分になりますので、今全体、泉南市では22団体62.20%というのが組織率になっておりますので、ここをさらに組織率を高めていくというのが、我々の使命でもあると思っておりますので、こういった支援もしっかりと継続していきながら、組織率の向上に努めてまいりたいというふうに考えております。  あと、訓練、イオンは泉南市全体、市内各地の自主防災会も含めて各区、いろんな方に参加動員いただきながら、訓練のほうを行っております。それ以外の山手地区というお話もまずはございましたけれども、各地元地域で行われております防災訓練につきましては、山手、海手ということではなくて、地元地域で行われている防災訓練としては23回、平成30年度は実施していただいております。うち18回が自主防災組織、その他の自治会なりが5回行っていただいております。  ということですので、イオンの訓練は市全体でのイオンとあと大阪府、ほかのいろんな民間の機関にも御参加いただいておりますけれども、小さな防災訓練ですけれども、各地域地域で行われておりますし、市としてもそういう開催に当たっては、いろいろ支援のほうをしてまいりたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 73 ◯和気委員 できるだけ、やっぱり全体の中でしっかりと訓練できるように、お願いしたいと思います。  続きまして、188ページのところなんですが、人権啓発事業ということが、いろいろたくさんあるんですが、この人権啓発リーダー養成講座、こういうことでありますし、またこの188ページのところの主要成果を見ますと、インターネット上での部落差別の問題とか、子ども食堂がすごくよかったとか、いろいろ成果が上げられていますが、具体的にどういうことをしているのか、お聞かせください。  それから、189ページのところですが、同じように女性の職員幹部のいろいろ目標も立てておられると思いますが、その数と目標について、またどうなっているのか、その点もお聞かせください。  そして、人権相談事業というのがあります。またこういった中での具体的な内容。  それから、人権条例審議会事業というのが予算はあるんだけれども、執行されていなくて、いつも不用額になっていって、数年間こういったことが続いていると思うんですが、調べてみますと。もう必要じゃなければ、もうこれは予算を削ったらいいんじゃないかなというふうに思いますが、その考え方をお聞かせください。 74 ◯大濱人権推進課長 幾つか御質問いただいておりますが、私のほうからは、まずリーダー養成講座につきましては、毎年度講座を実施した後に、参加者に集まっていただいて、少しテーマであったりどういった内容がよかったというふうなお話、意見交換会をさせていただいております。  毎年度そういった御意見をいただきながら、講座を実施していっているわけなんですけれども、平成30年度のリーダー養成講座につきましては、議員もお話がありましたように、ちょっと子ども食堂を今回テーマといたしまして、実際に子ども食堂を運営されている講師の方に来ていただいて、その始められたきっかけであったりとか、始められて子どもたちがどういうふうな活動を、一緒に参加しながらつくっていったかというふうな内容をお話しいただいております。  昨年度につきましては、泉佐野市に実際に民間で子ども食堂をされている食堂がございまして、そこに実際に参加者と行かせていただいて、どういうふうな子ども食堂の形態をされているかということを、実際に現場で見させていただきました。  あと、インターネットのお話も出ておりますが、現状、かなりインターネットが普及されておりまして、差別書き込みということが非常に頻発しております。  ですから、このリーダー養成講座ではないんですけれども、また別の講座では、インターネットの現状についてお話しいただいたり、それを取り除く方法についてというようなこともお話しいただきました。  それと、相談事業の件数でございます。平成30年度の総合相談事業につきましては、人権協会のほうに委託させていただいております。総合相談ということで、人権相談、就労相談、進路相談、生活相談ということで受けさせていただいているんですけれども、平成30年度の実績といたしましては、人権相談が6件、就労相談が332件、進路が9件、生活相談が312件と合計659件の相談がございました。  それとあと、条例の件でございます。この審議会につきましては、平成7年の条例制定のときに設置させていただいている審議会でございまして、条例制定当初は1回開かれて、それから20年以上開催されていなかったということがございました。  ただ、平成29年に人権行政基本方針という方針を策定させていただいております。その方針を御検討いただく中で、平成28年、29年につきましては数回開催させていただいております。  ただ、平成30年度につきましては、方針を策定した、その方針に基づいて実際に活動がなされたかということを検証していただく予定をしていたんですけれども、実際にその検証が少しおくれまして、平成30年度の開催はできなかったんですけれども、それにつきましては、この平成31年度の年度当初に開催させていただきまして、総括的なことをさせていただいております。  それとあと1つ、男女のプランの計画の執行状況なんですけれども、女性の審議会等への参画比率というのが、なかなか上がってきていないというふうな状況になっております。  これにつきましては、今後とも各課への審議会等の委員の委嘱の時点で、できるだけ女性の委員に参加していただけるようなお願い文もつけさせていただくような形で、全庁的には今年度に入ってから配信させていただいているところでございます。  そのほかにつきましては、各課プランに基づいて、毎年度進捗管理をさせていただいております。それにつきましては、おおむねできているというふうな回答になってございます。  以上です。 75 ◯和気委員 今の女性、これは審議会だけじゃなくて、庁内の中での女性幹部の登用を含めて、多分目標、男女共同参画のその中で含めてあったと思いますが、それもお答えいただきたいというふうに思います。  それから、この啓発の中で、先ほどインターネットの問題を言いましたけれども、この中で188ページのところのヒューマンライツセミナーが、何回かずっとあるんですが、このところでの講義をしていただいているのでしょうか。もう一定のそういったところへずっとお願いをしているのかどうなのか、その点もお聞かせください。  続きまして、190ページなんですが、DV相談事業というのがありますが、それは具体的にどのように相談されて解決をしているのか。  あともう1点は、女性相談の先ほどお答えいただいたんでしょうかね。相談事業の中で、地域就労支援は少ない。これは減ってきているんじゃないかというふうに思いますが、その理由、そしてまた生活相談はふえているんですが、それだけ生活が困っているのか、そうでないのか、ふえる理由というのはどうなんでしょうか、その点再度聞かせてください。 76 ◯大濱人権推進課長 DV相談のまず解決方法についてなんですけれども、余り重篤でないと考えられる相談につきましては、総合相談、人権協会のほうにまず相談が来るというのが通常になっております。  その中で、DV関連と思われるような事案については、人権推進課のほうに相談が来るというふうな流れになります。もともとその重篤というか、もう既に命の危険があるというような案件につきましては、もちろん人権推進課のほうに直接来るという形になります。  その重篤な部分については、職員がその内容を聞かせていただきまして、もうすぐにでもその一時保護の必要があるという場合につきましては、その時点で大阪府の女性センターと連携させていただきまして、一時保護の手順を踏んでいくというふうな形になります。  あと、ヒューマンライツセミナーの内容でございます。このヒューマンライツセミナーの今年度の内容につきましては、多文化共生をちょっと考えてみようかというふうな内容にさせていただいております。  これにつきましては、八尾市のほうで、多文化共生のまちづくりということをされている講師の方がいらっしゃいまして、その方に泉南にお越しいただいて講演していただいたものと、実際に八尾市のほうに出向かせていただきまして、参加者と一緒にその町並みをフィールドワークさせていただいた内容がございます。  あと4回させていただいているんですけれども、あとの2つにつきましては、まちづくりで必要であると思われる人間関係の内容について、講演をいただいたというものでございます。 77 ◯竜田総合政策部参事兼人事課長兼行革・財産活用室参事 私から、庁内の女性幹部のことについて質問があったかと思うので、お答えさせていただきます。  平成30年度においては、庁内で幼稚園の先生は除いた数になるんですけれども、職員395人に対して女性の管理職が7名ということで全体の1.8%、管理職だけでいいますと、全体では69名中7名ということで10.1%という割合になっています。  以上です。 78 ◯和気委員 もう1回質問しますけれども、このヒューマンライツセミナー、これは多言語何とか、いろんな形でお願いをしているということですが、前にもほとんどこの人権の問題でいけば、こちらから来られていることなんですが、これは一定人権啓発リーダー養成ということなんで、そういった関係から、ここへお願いをしているということなのか、またほかのところでいろんな形で講師の方をお願いされているのかどうなのか、その点、1点聞かせてください。  もう時間もあれですけれども、先ほども、もう1点聞きたいんですが、共同浴場の件なんですけれども、毎回いろんなところの中で本当にもう大変に老朽化が進んで、何度も機械が故障して、それを直してもらうのに多額なお金をかけているとか、お風呂もお休みをしているときもあるとか、いろんな形が言われてきました。  ただ、市営住宅にお風呂がないというので、いつもそれを理由にされて、どちらが先に潰れるのか、耐震化も進んでいない住宅の中で、もちろんFMの関係もあるというふうに思いますが、これは今樽井温泉がなくなって、かなりここはもうすごく重宝がられていますし、また例えば一丘からとか山手のほうからでも、やはりここのお風呂に来られると、すごく人気があるというふうにお聞きしています。安い、そして一定の時間までされているということで聞いています。  やっぱり、しっかりとこの辺はあともう何年もつかわからない状況なので、できれば、あいぴあのお風呂がありますけれども、そういったところを改善して、中心部でありますし、何らかの形で、それこそバス使用、いろんな全域からコミバスもあります。  いろんな形で発想を転換して、お金をかけるんであれば、もっとそういうところの発想を変えていただいて、やっていただく必要があるんじゃないかなというふうに思うんですが、市営住宅の改築、建てかえ、それを待っていたら、もう絶対に先にお風呂が潰れますよ。  ですから、その点は並行じゃなくて、やっぱり次の段階を考えていただきたいと思いますが、その点、どうなんでしょうか。 79 ◯大濱人権推進課長 まず、リーダー養成講座の件なんですけれども、リーダー養成講座につきましては、講師ありきではなしに、このリーダー養成講座のテーマとか内容に応じて毎年講師のほうを選定しているというところでございます。  それとあと、若松湯、共同浴場の件でございます。何回もちょっときょうは御指摘いただいているんですけれども、いろいろな代替手段というか、今お話がありましたあいぴあのほうも、当然その1つの案として検討しております。  今、あいぴあは現状、あいているのが3時までということになりますので、それ以降の時間帯であったりとか、あいぴあにかわった場合の予算面、費用対効果であるとかも、当然検討を進めているところです。  ただ、先ほどから答弁させていただいていますように、市営住宅のお風呂の件というのも、やっぱり考慮の中から外せない事案というか、項目でございますので、市営住宅が何年先にという計画が近々個別計画を策定される中で出てくるのかなと思いますので、その点も含めてまた検討していきたいと思います。  以上です。 80 ◯和気委員 この若松湯の件ですけれども、前はもちろん市営住宅のお風呂がないから、当然それはやっぱりお風呂は大事なことですので、保障してあげないといけないというふうに思いますが、前でしたら、寿湯もありましたし、そこが廃止になったときには、バスで往復したりとか、高齢になりますと行くのもなかなか大変です。  ですから、そこの市営住宅の皆さんも含めて、例えばあいぴあとか、まちの中心部に行くんであれば、そういった配慮とかいうのは、やはり優先的に考えれば行けることでありますので、そういった市営住宅に風呂がないという理由だけで、今は市内のお風呂として扱われていますよね、市営住宅だけでなくて。  ですから、そういった観点の中で市民も喜んでもらえて、また市営住宅の皆さんも安心して入れるような、そういった形でしっかりと検討いただきたいというふうに思います。  もうこれは終わります。答弁はありますか。 81 ◯小井総合政策部参与 失礼します。やはり先ほどもちょっと答弁させていただきましたけれども、あらゆる手段をいろいろ考えているところでございますけれども、まずはやっぱり代替機能というのは必要だと。  ですけれども、去年台風の後、若干利用者は伸びているんですけれども、やはり経費というのは多大にかかっているわけでございます。そのほかに、委員おっしゃるとおり、あいぴあとかをいろいろ検討させていただいて、方向性が出た段階でまた議会のほうにもお示しできたらなと考えていますので、よろしくお願いいたします。 82 ◯堀口副委員長 2点だけさらっと聞かせていただきます。  163ページ、法律行政相談事業なんですけれども、恐らく法律相談というのは多いのかなと思うんですけれども、それぞれの実績の数、件数とかそれから開催回数を教えていただけたらと思います。  続いて、177ページ、空港関係調整事業なんですけれども、これは全国民間空港関係市町村協議会負担金というのと、関空南ルート等早期実現期成会分担金、泉州市・町関西国際空港推進協議会分担金ということで、毎年ずっとここ20年とかという感じで出していると思うんですけれども、なかなか何も姿が見えてきいへんというか、国からも何も示されへん中で、ずっとやり続けているという形になるんですけれども、実際の今年度の動きと、それから国の何らかの返しがあったのかどうか、お答えいただけたらと思います。  以上2点です。 83 ◯岡市民生活環境部参事 私のほうから、法律相談の件数につきまして、御答弁させていただきます。  法律相談のほうは、年間34回ほど開催をしております。月平均3回、8月と12月のみ月2回という開催日になっております。  御相談の件数なんですけれども、平成28年度におきましては197件、平成29年度は183件、平成30年度におきましては230件というような形で、件数のほうは結構、平成30年度に関しましては多うございます。  相談の内容につきましては、やはり相続関係の御相談が一番多うございます。続きまして、不動産関係でありますとか金融関係という形の御相談の件数が続いてまいります。  特に平成30年度におきましては、台風の影響がございまして、台風の被害に関しましての御相談について、かなり件数が多かったというようなことが現状でございます。  以上です。
    84 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 空港関係の調整事業についてですが、特に南ルートに関して御説明させていただければ、今年度も引き続いて先月に国のほうに要望に行っております。地元泉州の国会議員を初め、関係省庁の公務員の方にお会いをさせていただきました。  最近の動向と国の反応ということなんですが、きっかけは昨年の台風21号で、関空のほうの橋梁がストップして孤立化が引き起こったと。そのため、やはり安全性も機能性も確保するために、複数のルートの必要性というのは、十分認識しているところだというふうには感じております。  また、改めて南近畿の発展も含めてなんですが、単純な車道のルートだけではなくて、鉄道や新幹線等も含めたさまざまな交通ネットワークの早期整備というのも、国のほうは注視しているというふうには感じておりますので、今後も引き続き要望活動を行っていきたいと思っております。  以上です。 85 ◯堀口副委員長 ちょっと行政相談の件数が漏れていたので、また後でお答えいただきたいんですけれども、関空の南ルートの話というのは、これも本当に開港当初からずっと、開港前からずっと言われていると。泉南市と泉佐野市の競争の中で、競り負けてしまったという苦い歴史があるんですけれども、でも、今回の連絡橋に船がぶつかったというのは、大きなチャンスやったんですよね。物すごいチャンスやったと思うんです。  ちょうどその直後ぐらいに、たまたま麻生副総理とお話をさせていただく機会があって、大阪には全国で2隻しかない大型サルベージがあるんやと。今回、深田サルベージが早よ行ってくれたんで、何とか1週間で済んだんやという話を言うていたんですけれども、副総理自身、物すごい、やっぱり1本でええんかという疑念を持ってはったのも事実です。  もちろんまた1,000億円、2,000億円という巨額なお金がかかるということもあるんで、なかなか突っ込みにくいというところはあるとは思うんですけれども、動き的にもっとアクティブにこっち側からあってもええの違うかなというのを、非常に強く思うところなんです。  これは、一番声を上げなければいけないのは、泉南市やと思います。岩出市であったり、和歌山市であったり、恐らく泉佐野市は別に南ルートができへんほうが、むしろええはずですから、そういう意味では、泉南市、阪南市、岬町、和歌山市、岩出市あたりと、きっちりタッグを組んで、もっと声を上げていっていただきたいなというふうに思うんですけれども、これからの市の方向性を教えてください。 86 ◯竹中市長 担当課長から言ったように、先月、南ルートの要望に行かせていただきました。その際に、やはり南ルートの必要性というのは認識をされているということでございます。  特に、去年の台風での事態を見て、その必要性というのは感じておるというところでございますけれども、私はことし寄せていただいたときに、自民党の稲田幹事長代行にお会いしました。  そのときに、北陸新幹線が大阪まで来ると。それを延伸して関空まで引っ張っていただけたらというお話をさせていただきましたら、その案は、稲田幹事長代行としても非常にすばらしい案だということで、一緒に頑張っていきましょうという御助言もいただけたところでございます。  それに加えて、今現在、紀淡海峡大橋をつけてという話が徳島県と和歌山県の間で話をされているということでございまして、その話の延長で、それをそのまま関空まで、しかも新幹線も乗せてという話がございまして、その話も、そういう協議会の中へ、本市も加わっていただけないかというお話がありまして、これからそっちのほうも一緒に協力して話を進めていきたいなというふうには感じてございます。 87 ◯岡市民生活環境部参事 答弁漏れが1件ございました。失礼いたしました。  行政相談の件数なんですけれども、平成30年度におきましては、年間6件というふうになっております。  以上です。 88 ◯堀口副委員長 ありがとうございます。行政相談、なかなかハードルが高いか、敷居が高いのかわかりませんけれども、少ないなというのは、ちょっと思います。  先ほど市長から御披瀝いただきました紀淡海峡大橋というのは、これはもう以前から大阪のほうでも議論というのがあって、特に一番声高に叫んではったのが、前の泉佐野市長の新田谷さんが、物すごく強く言うてはったと。  これを岬町につなげという話を結構言うてはったような記憶はあるんですけれども、それほど大きな事業になると、もっと年数がかかるのと違うかと。僕らからいうと、できるだけ早く、できるだけ安価に、できるだけ効率的に、効果的にというところでいうと、南ルートを1本まず整備していただいて、和歌山のほうのルートを一定整備していくという形のほうがいいんじゃないかなというふうな、これも個人的な私見ですので、もう別に答弁は結構ですけれども。  そういう意味でも、そのほかの紀淡海峡大橋の話もありますし、北陸新幹線の延伸云々という話もあるんですけれども、一番早くできるのはどれか、一番効果的なのは、一番泉南市にとってメリットがあるのはどれかというところを考えたところで、もう少し積極的に果敢に国に訴えていただきたいなというふうに要望だけしておきます。  終わります。 89 ◯森委員長 議会費、総務費の中で質問を残されている方があれば、今受け付けますけれども。────以上で議会費、総務費を終わります。     (議会費、総務費の審査終了) ────────────────────── 90 ◯森委員長 会議の途中ですが、午後1時30分まで休憩いたします。       午前11時53分 休憩       午後 1時30分 再開 91 ◯森委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。       ◎ 民生費、衛生費 92 ◯森委員長 210ページから273ページまでの款民生費、衛生費を議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。  山本委員、もう好きなだけやってください。行くところまで行ってくれ、もう。 93 ◯山本委員 まず、冒頭でちょっと、先ほど僕、気になったので、質問させてください。  一番初めに、田畑委員からの質問に対して、東野課長がお答えになったと思うんですけれども、僕のほうには、今回の調定書に関しては、会計管理者的には、通知を受け取るというところなんですけれども、通知を受け取るだけのように聞こえたんですね、僕の受け取りとしては。  としても、調定書の中を見て、明らかにその内容が薄かったりとか、これはおかしいのと違うかと思うんやったら、やはりここは、これどうなっているのかというふうに聞くというのは大事かなと思うんですけれども、そこら辺はされなかったのかというところが1点ひっかかっております。  調定書を多分、最終的には会計管理者も判こを押していると思うんですけれども、判こを押しているんやったら、何のための確認やねんというのを思うんで、そこら辺の認識をまず教えていただけますか。 94 ◯東野会計管理者兼会計課長 午前中で答弁させていただいたとおり、会計管理者には、調定を審査する権限というのはございません。委員が御指摘されている部分について、確かに記録管理というのを会計管理者というのは委ねられております。  記録管理というのは、当然その調定の内容を歳入の累計に反映させたり、そこら辺の整理をする者というふうに、私は理解しているんですけれども、金額、歳入された金額と調定された金額に仮にそごがある場合、数字に開きがある場合については、当然指摘させてもらうという話にはなりますけれども、私もいろいろと権限について、いろんな書籍を勉強させてもらった中では、審査する権限がないというふうに理解していますし、過去もしておらないです。  以上です。 95 ◯山本委員 調べていくと、地方自治法施行令の158条、歳入の徴収、または収納の委託というのがありますわね。そこで4項とかで歳入の収入、または収納の事務を私人に委託した場合において、必要があると認めるときは、出納長または収入役、当該委託に係る歳入の徴収または収納の事務について検査することができるとか書いてあるんですけれども、できないものなんですかね。ちょっと確認します。 96 ◯服部会計課長代理 委員の御指摘の件ですけれども、私人に委託という部分に関しては、現実にあるのは国民健康保険税の集金人さん、これを国民健康保険税については委託しております。それについては、検査できる権限がございます。  以上です。 97 ◯森委員長 何、私人に委託か。 98 ◯山本委員 じゃ、今回は該当しないということですかね、ですね、わかりました。  ただ、とはいいながらも、やはり会計管理者というのは、最終的に判こを押すわけですから、さっきみたいな答弁は、もう何ていうかな、僕は他人行儀にしか聞こえなかったんですよ。  ただ、業務もわかりますけれども、一定やはりこれだけの問題がやはり発覚するというところがありますので、通知を受けるだけですとか、そういうのじゃなくて、一定やっぱりおかしいと思ったところは、これはどうなんですかというふうに確認を入れるぐらい、やはり膨大な量ではありますけれども、そこら辺をちょっと気をつけていただきたいなというふうに思います。  続けてほかの質問もさせていただきたいと思います。  今回の何ていうんですか、公金着服の話で、お金を集金に行って、その後納付書を提出して、それが会計課のほうに、現金と納付書を合わせて提出という形になるんですかね。というふうな順序を追っていくプロセスを、もう少しはっきり教えていただきたいと思います。  あとは、警察と話をしたときに、やはり資料とか管理の部分がやっぱり不透明やったというところをおっしゃられたので、その証拠となるような資料というのがやはり余りないのかなというふうに推察をいたしましたので御確認するんですが、必ずしも調定書とか、そういうものを提出したときには、絶対に根拠となる資料というのはあるはずじゃないですか。  その根拠となる資料というのが、例えばくみとり券なのか請求書なのか、何かわかりませんけれども、それを提出するというルールがあるのか。もしくは、ないのであれば、保管をしているのかどうか、そういったルールがあるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。 99 ◯宮阪市民生活環境部長 まず、くみとり券の収入に関してのプロセスという部分でございます。くみとり券販売所から集金してきたものに関しましては、納付書を作成し、現金と一緒に会計課へ納付すると。その後、事後調定と呼ばれるものですので、一定1カ月程度を取りまとめた上で、調定をしていると。その調定書を会計課のほうへ通知しているというところでございます。  それと、窓口販売の分につきましても、同じように納付書を作成し、これはくみとり券の販売につきまして、窓口販売につきましては三、四日分を取りまとめて納付書を作成し、現金とともに会計課へ納付書を添えて納入すると。その後、事後調定ですので、これも1カ月単位くらいで調定書を作成し、会計課に通知しているという状況でございます。  それと、調定書の提出のルールといいますか、そこの部分については、添付する根拠資料等については、各課できちっと統一したものがないというふうに、原課のほうでは考えておりますので、よろしくお願いいたします。 100 ◯山本委員 それは、やっぱりおかしいと思うんですね。だから、それを管理している、それを決めているところはどこなんですかね、そこをちょっとお答えいただきたい。その人にお答えいただきたいと思います。 101 ◯東野会計管理者兼会計課長 調定の通知については、基本的には資料は不要です。だから、原課のほうで決裁をとって、調定書の決裁をとったものと、合わすということは、当然歳入された金額に対して合わすということになりますので、その内容については徴収執行課ですか、徴収者が判断するという話、決裁するという話になりますので、会計にはその資料というのは送付するという義務はございません。 102 ◯山本委員 多分これも組織ガバナンスの問題で、きっとちゃんとルール化できていないと思うんですよね、各課で。要は調定とかを出しました、調定書を出しました。その根拠となる資料をどういうふうに保管しているのかとか。  そこら辺、今は要は出さなくていいという話でしたので、じゃ保管をしているかどうか、各課が要は例えば調定書に、歳入に関して調定書をつくって、それの根拠となるような資料というのは、各課で保管をするようなルールがちゃんと設けられているのかとか、そこら辺、お聞きしたいと思います。 103 ◯森委員長 例えばくみとり券でいうと。 104 ◯宮阪市民生活環境部長 くみとり券に関しましては、その販売所におきましては、領収証なり、券の販売に対して、送付書と呼ばれる受払簿がございますので、そういったもので管理しておりますし、窓口の販売の部分につきましては、日々の売れた数に関しまして書類が作成されていたものが、今回にあっては、そのあたりの一部の書類がないという状況でございます。  以上でございます。 105 ◯山本委員 統一的な市役所としてのルールがまずあるかどうかというのをお聞きしているので、そこは部長ではなくて別の方にお答えいただきたいというのが1点と、何ていうんですか、結局本来あるはずの書類がなくなっているわけですよね。  だから、そこら辺の管理体制のずさんさというところが、やはり見え隠れしていて、そういうふうになくなってしまうような管理の仕方をしていたのと違うかなというふうに思うので、そこら辺の管理が、じゃ担当課としてどういうふうに管理されていたのかというのが1点と、全体としてそういった根拠となるような資料の保管をするルールであったりとか決まりであったりとか、こういうふうに保管しなさいよというものというのは、統一的に決められているのか、この2点をお聞かせいただきたいと思います。 106 ◯竹中市長 朝からの質問にもお答えしましたように、調定書というのは収入の場合、2つのタイプがあるわけです。  1つは、税のように全体の税額のまず調定をして、それから納付書を送って、それに対して歳入に入れてもらうというのが1つのパターンです。そのときは、もう当然どれだけの請求の根拠になるもの、これは調定書につけてなかったとしても、原課では必ず持っているはずなんです。  今回のこのくみとり券の場合でしたら、当然どれだけ売れるかというのは、市民課の窓口でもそうなんですけれども、どれだけの申請書、申請手数料が入るかというのがわかりませんので、ある一定入った段階で、その金額を歳入して、それの歳入した金額を根拠に調定を打つという形になっています。  ですから、いつどれだけの金額が入ったというのは、各課で保管しているはずでございます。 107 ◯東野会計管理者兼会計課長 平成30年、今回も歳入のときに人事課から答弁させてもらったんですけれども、平成30年7月に会計の事務研修で、今年度も9月でしたか、職員を対象に会計事務研修をしまして、調定についても資料ないしは口頭で説明をさせてもらっています。  その中で、調定に関する6つの注意すべき項目というか、チェックしなければならない項目について説明させてもらっています。  内容としては、歳入として受け入れる根拠があるかとか、歳入が法令や契約に違反していないかとか、歳入の所属年度に誤りがないか、あと歳入科目に誤りがないか、あと納入すべき金額と算定に誤りがないか。最後に、納入義務者及び納期限、納入場所に誤りがないかということで、この件についても地方自治法に基づいて、規定されているものですので、基本は我々も研修という手法では周知はしております。  そこで、どこまで理解があるかとかいうのは、確かに原課の担当によっては違うかもわかりませんけれども、全くそのルールがないかとかいうことではないので、やはり会計課としての努力というのも、今後とも会計事務についてはしていかなければならないので、それについては毎年、少なくとも1回は会計事務研修をやっていって、職員の資質向上には寄与するようにしていきたいなと思います。 108 ◯森委員長 ルールはあるのか、ないのか。 109 ◯東野会計管理者兼会計課長 基本的に、申し上げた内容で、地方自治法に基づいて調定すべきものとして、職員に教示していますので、あります。 110 ◯山本委員 その基づいている法律というのは、恐らく性善説なんですよ。性善説だからこそ、こういった僕らが言うている何か問題が発覚したときに、問題を探っていく資料の保管ができていないんでしょう。保管をするというルールがないんでしょう。それは多分明記されていないからルールができていないんじゃないですか。  だから、それがなかったから、今警察が捜そうと思っても、結局管理が不十分だったから、全然捜査が難航していて、長い時間がかかると言われているわけですよ。  だから、ここの管理の部分というところは、今聞いた感じでは、その根拠になる資料、要はくみとり券が何枚保管されているかとか、その請求書がどれだけ保管されているかとか、そういったルールをつくるべきやというふうに、僕は言っているんですけれども、そこについて、また改めてお聞きしたいと思います。  あと、時間の都合がありますので、もう1つ質問をさせていただくんですけれども、毎年毎年主要施策の成果説明書とかで、いろいろと明記されている中に、くみとり人口であったりとか、あとはし尿受入量とか、そういったものが毎年毎年報告されています。  そこの中で、し尿受入量、し尿を年間通してどれだけ受け入れたかという量が毎年明記をされていまして、平成21年から平成30年まで僕は見たんですよ。  大阪府とか全国的なところでグラフを見ていくと、人口が減っていますから、当然そのし尿の受入量というのは減っているんですよ。ただ、泉南に関していえば、し尿の受入量はすごいまばらなんですわ。平均値で見ていくと、減っていないんです。  特に、平成28年から29年のところで、ボンとこのし尿の受入量が上がっているんですよ。人は減っているのに上がっているんです。  だから、ここは一体何なのかなと、僕はずっとこの土日考えていて、全くちょっと意味がわからないというか、何でここがそれだけふえているのかという。ふえているのに、要は今回の歳出とかくみとりに関するところが、どんどん年々減ってきているじゃないですか。なのに、くみとり量がふえているというのは、一体どういう仕組みなのかなというのがわからんから、そこら辺を、ちょっと理由についてお聞かせいただけますかね。2点。 111 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 ただいまの御質問に御答弁申し上げます。  成果説明書の137ページのところに、平成28年から30年度までの量が記載されておりますが、平成29年の分について、し尿のくみとりの分が、はね上がっているという御指摘だと思います。  これについては、私どものほうも、今内容を精査し、そして調べている途中でございます。また追って報告する時期を見まして、御報告させていただきたいと、かように思っております。 112 ◯東野会計管理者兼会計課長 調定の根拠となる資料の保存の話ですよね。  基本的には、文書規程が一番の核になる規程になってくるのかなと思いますけれども、確かに理解度、職員の方についてどこまで重要性があるのかという部分もあると思うので、我々も当然その調定なりの説明したり、講習する立場ではありますので、収入の流れということについての中で、ちょっと今後やはり、もとからやっぱりルールが希薄というか、ほぼない状態で、運用面としては確かに地方自治法があって運用はしてきておりますけれども、もう少し踏み込んだ形で細かく規定して、その中で職員の方々に講習させてもらいたいなというように思います。 113 ◯山本委員 東野課長のはわかりましたので、お願いします。  今、その後に僕が質問した受入量のところ、結構僕、これは大事やと思うんです。グラフの推移がやはり大阪府と全国と全く違うから、ここはやっぱり原因究明を、できるだけ早くしていただきたいと思います。これは市の関連する業務ですから、これは捜査とは全く関係ないと思いますので、ここの根拠をお示しいただきたいなと思います。  平成29年から30年で少しは下がっているんですけれども、それでも平成30年も高いんで、ちょっとそこはできるだけ早いタイミングで教えていただきたいですし、今回の着服問題と関連する可能性はありますからね、だから結構重たく認識していただいて、こちらも注目していただきたいなというふうに思いますので、お願いします。  あと、もうちょっと質問を変えます。ほかにも皆さんやってくださると思いますので、民生費のほうで229ページ、老人集会場の維持管理事業の中の役務費の中のし尿くみとり手数料、ここに限らず公共施設のし尿くみとりという手数料が、大分ちりばめられてあると思うんですけれども、僕らが話を聞いてきた中で、この公共施設に関するし尿のくみとりというところの仕組みって、全く僕ら聞いていなかったので、ここをちょっともう一度お聞かせ願えますかね。 114 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 ただいまのくみとりの公共施設の分ですけれども、基本的には従量券で扱っていただいているというふうに理解しております。 115 ◯森委員長 いや、理解できないよ。 116 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 リッター券です。 117 ◯森委員長 それをどないしてるんですか。リッター券を誰が買うのか。 118 ◯山本委員 従量券、リッター券ということですけれども、その要は今まで誰がそれを買って、誰が集金してとか、お金の管理とか、そこら辺のくみとりの流れが、市民さんとかと同じ流れじゃないと思うんですよ。公共施設がやっているくみとりとかって、公共施設のところにくみとりが行ってやっているとかって、そこら辺の流れを教えてください。 119 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 業者のほうに委託している関係で、その券が発生するというふうに理解しています。ただ、ちょっと公共施設の中でも学校施設であるとか、あるいは公民館等、その辺の中身について、全てを私は理解しているつもりなんですけれども、間違いがあったらよくありませんので、その点を確認させていただいて、また後ほど御答弁申し上げます。 120 ◯森委員長 確認してください、今。ちょっと待とうか。聞いている質問、ほかにあったか、なかったか。 121 ◯高尾長寿社会推進課長 老人集会場の件に関しまして言いますと、私どもの担当者がくみとり業者に依頼しまして、くみとっていただくと。それの請求を、うちが会計から支出するということです。請求書をいただいて、通常の支払いを行っているということです。 122 ◯森委員長 券は介在しないですか。 123 ◯高尾長寿社会推進課長 券は介在しないです。請求書で支払っているということです。 124 ◯森委員長 業者にね。ほかは、学校は。
    125 ◯服部会計課長代理 東小学校というのがあるんですけれども、そこも学校の方が地域の業者に連絡しまして、請求書が教育委員会のほうに回ってきて、それで伝票で処理されて払っているということなので、くみとり券は介在していないということでございます。  以上です。 126 ◯森委員長 ほかは何や、公民館。(「学校を服部さんが答えるんか」の声あり)教育委員会、おれへんやん。 127 ◯石谷保育子育て支援課長 公民館じゃないんですけれども、保育子育て支援課のほうで管理しております子ども総合支援センターについて答弁させてもらいます。  こちらのほうも21人槽という浄化槽がございまして、そちらのほうのくみとりに関しまして、平成30年度の決算での実績がございます。私どもの聞いている限りでは、その地区によって、そこの業者が決まっていて、そこの地区の業者に見積もりを取っていただいて、この21人槽でこれぐらいの規模だったらこれだけのお金がかかるということで請求書をいただいて、直接その業者に払うというようなシステムをとらせていただいております。  以上です。 128 ◯森委員長 そういうことやね。大体券は使っていないと、大谷次長、戻ってきてくださいね。答弁がなかったのがあるのと違うか。ルールの件はもうそれでええんやな。また、ほかの人で。 129 ◯田畑委員 今の山本委員の質問は、やっぱりちょっとあれやな。我々も勉強せなあかんし、俺もちょっと各派代表者会議かどこかで、何やったかな、聞いたと思うな。双子川へ行っているときの車の乗り入れがゲージじゃなくて、1車何ぼというところの部分というのは、非常にやっぱり今の質問とデータがそれは出ているということは、ちょっとやっぱり視点を我々も変えらなあかんのかなと再度思ったな。量がふえている。まあいいわ。  これは平成30年度決算ということで、今冒頭に僕申し上げたとおり、余り気が乗っていないのよね。やっぱりもう負の連鎖であれもこれもというて、細かい数字どうこうというより、大まかな全般的なお話がええのかなと思いながら、いろいろ考えておっても、全然気が入っていない決算に参加しているんだけれども、あえて聞きたいんやけれども、決算で。  これ平成30年度くみとりの数字は、もう市長がおっしゃったとおり、出ている数字は間違っていないけれども、間違っている数字のようで間違っているような間違っていないみたいな、我々もちょっとようわからん状況で、自問自答しながらこれ決算に来ているわけです。  もうそれ気持ちが伝わっていると思うし、普通券等という「等」がついていたら、何も問題なかったんかなとか、いろいろ考えているんだけれども、これ要は平成30年度決算であえて聞くんやけれども、正岡氏が新しい担当者とかわったのは4月よね。  4月でいいのか、人事異動は。4月ということは、4月以降、始まっている数字というのは、もう絶対にくみとり券はゼロベースからのきれいなスタートを切れているわけか。  4月に正岡氏がかわった、人事異動で。これが平成31年度と令和元年に入った。ここの7月スタートからは、もう来年、我々はこういう議論をしないようなスタートを切れているわけか。人事異動した状況の中では、それをちょっと教えてほしい。 130 ◯宮阪市民生活環境部長 その辺も含めて警察で調査していただいているというふうに我々は考えております。  以上です。 131 ◯田畑委員 ということは、正岡氏が4月にかわったから、新しい担当者にかわったからというて、4月からきれいなスタートを切れているという、まだ保障は明確には我々のほうには報告できないという解釈でいいんですか。 132 ◯宮阪市民生活環境部長 現時点で正確な報告はできませんので、よろしくお願いいたします。 133 ◯田畑委員 わかりました。 134 ◯森委員長 それと、さっきのし尿の受入量の増加、これは調べられるんやね。 135 ◯竹中市長 雨で浸水したとかの場合に、別枠でくみとりをしないといけないわけですけれども、平成29年、30年は非常に雨の多かった、災害の多かった年ですので、その影響があったかなというふうには思います。  それともう1つは、ちょっと平成29年か30年か定かでないんですけれども、たしかルナりんくうの浄化槽が破損いたしまして、しばらくの間、ずっとくみとりで回していたことがあります。その間は相当な量がくみとり券として、くみとり券じゃないですね、くみとりで双子川に入ってきていたというのがありますので、それがどっちの年やったかちょっとはっきりわかりませんが、そういう影響が出ているかと思います。 136 ◯森委員長 可能性として考えられるので、調査してください。報告してください。 137 ◯宮阪市民生活環境部長 この平成30年度以前のことにつきましては、前職員がかなり詳しかったというところもありますので、委託業者もおりますので、その辺から聞き取るなり、我々も最大限努力をして、わかったことについては、またお示ししたいと考えております。 138 ◯森委員長 はい、お願いします。  ほかに。 139 ◯竹田委員 それでは、引き続いてちょっとくみとり業務のほうもしたいんですけれども、ちょっと別のところも質問させていただきたいと思います。  ただいまの汚泥の量なんですが、ちょっと確認ですけれども、この成果説明書の中の137ページの要は双子川浄苑の維持管理事業として出ているこの受入量、これとはまた別という解釈でいいんですか。違うんか。 140 ◯森委員長 もう1回、資料の名前を言ってあげてください。 141 ◯竹田委員 成果説明書、そちらからいただいているやつ。137ページに、し尿及び浄化槽の汚泥の受入量ということで、ちゃんとそちらのほうから平成30年度、29年度、28年度で出していただいているんです。  平成28年度については1万6,133キロリットルで、29年度は1万7,111キロリットル、30年度が1万6,718キロリットル、これがし尿ね。浄化槽の汚泥としては、平成28年度が6,808キロリットル、29年度が6,730キロリットル、30年度が7,181キロリットルということで、合計でずっと出ているんです。  そうやって見ると、平成28年度は2万2,000キロリットル、29年度は2万3,000キロリットル、30年度は2万3,899キロリットルと出ているので、その誤差はあんねんけれども、要するに随分変わっていますねという、今指摘があったんやけれども、これで言うと、そんなに大きな数字でもないなと僕は思ったわけなんやけれども、それとはまた別なのかという、そういう単純な問いです。 142 ◯宮阪市民生活環境部長 先ほど山本委員から御質問のあった内容と同じだというふうに、我々今質問をお聞きして感じております。 143 ◯竹田委員 平成29年度はそうすると2万3,840キロリットルは、要するに雨も降ったし台風も来たんで、これは相当ふえた数字というふうに、そういうふうに認識しておっていいんですな。 144 ◯宮阪市民生活環境部長 さまざまな要因はあるかと思うんですけれども、通常、し尿については、くみとり世帯が少しずつ減りますので、浄化槽の世帯も通常ふえていくということも考えられますので、その辺でふえたり減ったりというのが、し尿の場合していますので、その辺の原因が何なのか、ちょっとその辺は調査させていただいて、わかる範囲でお答えさせていただきたいというふうに考えております。 145 ◯竹田委員 ほんなら、もう調査を待ちたいと思います。  それじゃ、ちょっと民生費から全般的なお話として、民生費については、予算減額も支出済額も相当もともと大きいんですが、ここで執行率が95.7%で、不用額が4億6,270万4,214円ということで、ちょっと総務のときもお聞きしたんですが、できるだけ、やっぱり不用額をなくすような、そういう予算、決算の執行をというような中で、この数字については、部としましてどのように認識をされているのか、まず1つお尋ねをしたいというふうに思います。  それから、213ページの自立相談支援事業でありますが、これが1,075万3,253円の事業であります。端的にお聞きをしますが、相談件数も就労者数も出ております。  平成30年度では、相談件数が197件、就労者数が27件ということで、この事業というのは、御存じのとおり生活困窮者と言われる方が、生活保護に入る前にきちっと就労していただこうということで、その前の年は30名、27名として非常に就労されるということで、大事な事業でありますし、ありがたいなというふうに思うんですが、1点、1,000万になんなんする事業というふうに見たときに、この相談件数、それから就労者数というこの数を見たときに、1点、費用対効果として見た場合、どのようないわゆる見解をお持ちなのか、お尋ねをしたいなというふうに思います。  それから、同じく213ページの就労準備支援事業であります。これも793万9,980円ということでありますが、これについては受講者数が平成28年度が7名、29年度が2名、30年度が5名ということで、ここも就職者数が30年度は1名ということなんですね。  これはさっきの自立相談支援事業と同じで、大事な事業だというふうに思いますが、ここについても費用対効果ということと実績成果、そういったものを改めてお尋ねをしたいなというふうに思います。  それから、ちょっと時間がなくなると思いますので、とびますけれども、230ページのその他の集会所の維持管理費というふうに出ています。このときは、新たにちょっと新設されたところもあるんですが、1,900万というふうに膨らんでいますが、老人集会場以外のいわゆるその他の集会所、相当各地域でこれも老朽化をしてきているわけでありまして、今後、平成29年度だったかな、事務事業評価の中でも、維持管理計画がやっぱり必要だろうというような見解を示されているわけであります。  これはその他の集会所ですから、今のままでいくと、まだ相当老朽化も進んでいきますし、また地域からいろんな要望も出ていると思うんですが、この点について、今後はどうされていくのか、お尋ねをしたいと思います。  それから、もう1点、もうとばして240ページの浜保育所事業であります。  これが1億4,197万3,177円というふうになっているわけなんですが、これは岡田議員から、たしか一般質問のほうでもありましたが、今回僕も久しぶりにちょっと浜の保育所のほうへ行かせていただきまして、中も見せていただいたんですけれども、これが相当老朽化しているというふうに、少し驚いたぐらいに老朽化しているなというふうに思いました。ちょっと、この点についての御認識を聞いておきたいなと思います。  とりあえず以上、お願いします。 146 ◯薮内健康福祉部長兼福祉事務所長 まず、私のほうから民生費全体の件でございます。民生費は全体の歳出についてもかなり、41.3%というぐらいの今比率の予算、決算でございますけれども、前年と比べた場合には、一定5.5%の減ということになってございまして、この要因につきましては、前年度が臨時福祉給付金の給付事業があったということとか、また認定こども園の施設整備、これも前年にかなりの拠出があったということでございます。  民生費につきましても、当然扶助費等大きい科目もございますけれども、当然前年度の実績、また対象者というのも年々変わってきていますし、制度の改正によっても、拡充されているようなケースも多々ございますので、そういった形で増加の傾向にあるというふうには認識してございます。  今後そういった適正な執行に向けて、当然減免の対象者の方についても周知等を徹底させていただくのと、あと、当然滞納とか、そういったことも多々ございますので、そういった方については、極力話をさせていただいて、債権管理にも努めていきたいというふうには考えてございます。  以上です。 147 ◯濱本生活福祉課長兼総務部参事 それでは、自立相談支援事業の対費用効果についてお答えいたします。  自立相談支援事業は、これは平成27年から生活困窮者自立支援事業が開始され、その中核的な組織として、今現在は民間のほうに委託業務としてお支払いしている金額が、この金額となってまいります。  これはあくまで相談業務ですので、ほぼ人件費という形でお支払いしています。この対費用効果につきましては、生活困窮者自立支援事業の中で、やはり国のほうでKPIというのが設定されております。  それは、泉南市にあわせますと、月16件ということで、197件におきましては、16件を達成しておりまして、達成率100%となっておりますので、KPIに限りましては、対費用効果は出ているというふうに考えております。  それとあと、就労準備につきましては、これは生活困窮者自立支援事業の中で、自立相談支援事業、学習支援事業、住居確保事業で、出口の部分で就労準備と就労訓練という、この2種類の事業があります。  就労準備支援事業というのは、これは就労になかなか至らない人、例えば谷間のところで知的障害の方でもIQの関係で、谷間でなかなか知的障害の療育手帳をもらえない方、またはひきこもりでなかなか社会適応のできない方、これらの就労困難な方を、日常生活、社会生活に適応するように、例えば歯磨きの習慣とか、あとは何ていうんですか、模擬面接とか、あと対人関係の仕方などを、日々の体験を通して支援していくという部分がありますので、就労に直に結びつくというのが、なかなか難しい人たちに対応しているところがありますので、そういった、制度の谷間の人たちを就労に結びつけるための訓練としては、対費用効果は出ているというように考えてございます。 148 ◯高尾長寿社会推進課長 私のほうから230ページのその他集会所の維持管理事業について御答弁させていただきます。  まず、今年度の事業について、そちらの決算書にも記載のとおり、サンプラザ新家集会所の屋根の修繕に56万7,000円、それから陸区民会館新築工事に1,700万を補助しております。この陸区民会館の1,700万円につきましては、1,500万が宝くじコミュニティ助成からいただいた金額でございます。市のほうで補助金として出したのが200万ということでございます。  それから、その他集会所の補助制度のことなんですが、1年につき200万円を限度に2分の1の補助を出すというふうな制度でございます。  ですから、400万円以上の事業でしたら200万しか出ないというふうな内容のものでございます。  それから、泉南市に22カ所のその他集会所というものがございます。委員おっしゃるとおり、老朽化というのが非常に進んできておりまして、以前に、今もそうですが、計画的な維持管理を行っていくということで、まず、地域からいろんな要望書というのがやっぱり出てきますので、その要望の緊急度を見ながら、地元と相談しながら計画的に行っていくというものでございます。  それから、今後につきましては、そういうふうな補助金、コミュニティ助成とか、またほかの補助金とかも、そういうのもきちっとアンテナも張りながら、とれるものはとっていって、その他集会所に補助金として充てられるものは充てていきたいと。  そして、その他集会所ですから、公共施設と違う部分がございますので、そこは今後地域、地元住民さんたちと、きちっとお話をしながら、なるべくは地域で運営していっていただけるような形というのを、つくっていきたいなというふうに思っております。  以上です。 149 ◯石谷保育子育て支援課長 浜保育所の老朽化の件ですけれども、私どもも定期的に浜保育所のほうには訪問させていただいておりまして、委員おっしゃるように、かなり老朽化が進んでいるというのは、十分に認識しております。  行革の示す長寿命化の老朽化のチェック項目につきましても、今現在原課の職員がそのチェック項目に応じてチェックを行ったところ、かなり老朽化がひどく、ある程度の改修をして長寿命化の施設にするのは難しい施設だと認識もしております。  現在、指定管理者であります社会福祉法人の高陽会と、必要な箇所、急を要する箇所については、その都度修繕等を行っております。また、評価委員会を持っておりますので、評価委員会の委員の皆様の意見を聞きながら、今後必要な箇所の修繕や、その老朽化した施設に対して、今後どういったふうな検討が必要かということを、一緒に考えていくというように考えております。  以上です。 150 ◯竹田委員 ありがとうございます。今、答弁をいただきました。自立相談支援事業につきましてはわかりました。  ただ、KPIでいくと100%ということでありますが、いただいている資料からすると、相談件数はやっぱりどんどんふえていっておるようですし、また、それに対する対応もしっかりしていかなければならないんではないかなというふうに思いますし、非常に大事な事業だというふうに認識をしております。  さらに効率的に効果的にしていただく必要もあるのかなというふうに思うんですが、改めてこの点についての見解をお示しいただきたいなと思います。  あと、就労準備支援事業もよくわかります。大変な事業だというふうにわかるんですが、平成29年度の実績ベースで見ますと、ここが就職者数がゼロというような形なんですけれども、ゼロがどうとか、また1名とか2名がどうじゃないんだとは思うんですが、ゼロにしてしまうと、やっぱり何も生まれないのかなというふうに思うんですね。  できるだけ、大変な事業だというふうに認識をいたしますが、そういった実績にはならないように、またしっかりとお願いしたいなというふうに思います。  あと、その他の集会所については22カ所というようなお話がありました。今どうなんでしょう、実際に22カ所からさまざまな要望が出ているというふうに思うんですが、老朽化に限ってで結構ですので、このうち22カ所で何カ所ぐらいの集会所から要望があって、概算的にどれぐらいになるんだというようなことを、もしつかんでおりましたらお示しをいただきたいと思います。  それから、保育所事業で、浜保育所ですが、今課長から答弁いただいたわけでありますが、これから云々という、そういう時期なのかなというぐらいに老朽化が進んでいるなというふうに思いました。  特に危険だなと思ったのは、ちょうど保育の部屋のほうなんですけれども、入り口があって、その天井までの間、あれ何ていうのか、よくわかんないんですけれども、ちょっとずれて落ちないのかなと心配するような、そういう状況でして、そこへ木か何か一本引いて、それでちょっともたせていると。これは正直、非常に危険だなというふうに思いました。  もう1点、全体的に、実はちょっと角度がついておりまして、例えばうちの澁谷議員なんかおって、やっぱりちょっと気分が悪くなるというぐらい、相当角度がついているんですよね。もう子どもたちや、ひょっとしたら先生方というのは、保育士さんは、なれているのかもしれませんけれども、我々が見ると、角度もかなりついているなと。これ、どこかようわかりませんが、そういうところがありますよね、そこと変わらんのと違うかなというような。  ですから、そういう環境の中で、保育を続けて今もやっとるわけなんですけれども、子どもたちの身体等々にも影響ないのかなというふうに、非常に危惧をするわけなんですが、改めてその辺の御見解をお示しいただきたいなということです。  もう1点、それとここ、底地の問題がございますよね。これ本来でしたら指定管理者、民営化ということなんですけれども、これは指定管理が3年終えて、その後また5年ですか、延長して令和4年度いっぱいで、次にどうするかということを、示さなければならなかったというふうに思うんですけれども、この点についても、事業の継続としてどう考えられているのか、今の時点でお聞かせをいただきたいと思います。 151 ◯濱本生活福祉課長兼総務部参事 それでは、自立相談支援事業の効率的な運営というところですけれども、相談業務がメーンとなりますので、やはり人材の質の確保が、まず第一に必要になるかと思います。  そのため、今回、民間さんに委託させていただいていますが、まず相談業務につきましては、平成27年から委託をさせていただいておりますが、その平成27年中に、国研修を全員受けていただいております。  その後にフォローアップ研修ということで、大阪府のほうが、この自立相談支援事業主任相談員とか相談員の方の研修をされておりますので、必ずその研修のほうには参加していただいて、自分自身で質を向上させるようにということで、まず、質の向上をしていただいております。  それとまた、どうしても相談員につきましては、自分自身で相当数の件数を持つというのは、やはり無理がありますので、適切に関係機関、例えば生活保護のケースワーカーとか、包括とかの関係機関の相談員と連携しながら、場合によっては一緒にその相談業務に当たるということで、そういった形での効率的というんですか、親身になった相談、支援を今現にしているところですし、今後もそれに向けて努力をさせていただきたいと考えております。 152 ◯加渡健康福祉部次長兼健康福祉部参事 浜保育所の件についてお答えをさせていただきます。  浜保育所用地につきましては、御指摘のように近畿財務局から泉南市のほうが借り受けて、そこで保育所を運営するということで、借地という形で毎年契約を行って更新をしているという状況となっております。  それで、今後なんですけれども、現状の施設で保育をこれ以上続けていくことは困難であるということは、私どもも、そして法人のほうからもやはり意見がございます。  そして、今の施設を潰すにしても、仮設が要ったり、いろんな要件がでてきますので、現状の施設で応急措置をさせていただいて、その間に、どこか具体的に土地を探して、そこに新たな保育所をつくるということで、先方の理事長先生とは協議を行っておるところで、大体市の保有している土地をどうかというところで、現在計画は進めておるんですが、まだここでどこやということは申し上げることはちょっと難しい状況です。  状況としては、きちっと計画を立てて、そして評価が幾らであるのかということを整理した上で、また議会のほうにも示していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 153 ◯高尾長寿社会推進課長 その他集会所の要望の件数がおよそ7件程度上がってきております。内容につきましては、例えば雨漏りがしている。また、耐震審査をしてほしい。さらに使い勝手の点で、例えばスロープをつけてほしいとか、そういうふうな内容でございます。  今のところ、本当に緊急的に修繕をしなければいけないというふうなところというのは、計画的にはやっていくんですけれども、緊急でしなければいけないというところというのは、まだないのかなというふうに思っているところです。  先ほども老朽化が進んでいるというふうなことも、私も答弁させていただきました。先日、老人集会場も含めてその他集会所、全ての集会所の検査を私自身も担当者と一緒に見て回りました。  そうしたら、壁のひび割れとか、といが落ちているとか、そういうふうなところというのは、結構目立っていました。そういうところも含めて、また地元と調整しながら、緊急性の高いものから順に行っていきたいというふうに思っております。  以上です。 154 ◯竹田委員 浜保育所なんですが、ちょっと別の土地を探して云々という話があるんですけれども、これは部長は御存じですか。ですね。市長は見られたことはございますか。ありますか。  実際にそういう計画があるんだということなんですが、しかし、それにしても今もお子さんをやっぱりお預かりしているということについては、そこは重く受けとめていただかなあかんなというふうに思います。  恐らく今、地震が来た場合、我々素人なんでわからないんですけれども、壁の様子から見ると、本当にもつんかなという物すごいやっぱり心配をするわけなんですね。  その一応対応されているのかもしれないんですけれども、細い木を一本、要はそれをしてくれましたといって、向こうの保育士さんが言っていたんですけれども、とても対応をしているというような、そんなやっぱり様子では、僕はないなというふうに思いました。  改めて、ちょっと現場を見ていただきまして、きちっと対応をしていただきたいなと思いますので、もう一度最後、部長のほうから責任ある答弁をいただきたいなと思います。 155 ◯薮内健康福祉部長兼福祉事務所長 わかりました。私が現場を確認したときとは、またちょっといろいろ進んでいるかもわかりませんので、そこらあたり、子どもの安全第一ということで、確認をさせていただきたいと思います。 156 ◯森委員長 ほかに。 157 ◯和気委員 そうしましたら、くみとり券のことで、1件だけちょっとお尋ねしたいと思います。
     先ほども質問がありましたけれども、この資料がないということでお答えをいただいているんですが、このくみとり券については、不祥事が発覚してから、担当課のほうではその書類がどうなっているのかとかというので確認して、それで初めてこの書類がなくなっていることやとかというのが発覚されたのか、その辺はいつごろ、4月にやめられて、それでその間、7月ぐらいに決算の調査を書類上でするときに、今回のことがわかったというふうに思うんですが、その管理上の問題とか、いつ書類がなくなったということが発覚したんでしょうか。  もちろん先ほどから管理の問題とかいうのがありましたし、他の職員はどうしていたのか、書類には一切手をつけられていなかったのか、勝手に書類を破棄されているのか、その点だけ。管理の問題と、いつの時点でその書類がないということが発覚したのか、その点だけお聞かせください。 158 ◯宮阪市民生活環境部長 書類がないとわかったのは、7月に、くみとり券の歳入と歳出に差があって、やめた職員から聞き取りを行ったときに、資料をいろいろ探したところ、一部ないような状況になっていたというようなところでございます。  それと、管理の問題ですけれども、決算書類なんかは一定、つづって置いておるんですけれども、そういうくみとり券の販売した記録などについては、別にとじておったんですけれども、それがないというような部分もございます。  具体的にどの部分がないというのは、ちょっと申し上げられませんが、状況としてはそんな状況でございます。 159 ◯和気委員 そうしますと、7月に初めて書類がないということがわかったということですけれども、それまでには担当のところでは、全くそういうのに、書類がないということに気づかなかったのかなというふうに思いますし、その管理については先ほどから管理の問題で、もう部署では全くそういうものについては関知していなかったということでよろしいんでしょうか、その点だけお答えください。 160 ◯宮阪市民生活環境部長 恐らく異動する前にはあったのだろうというふうに考えておるんですけれども、異動を機に破棄されたのではないのかなと、あくまでもこれは推測ですので、7月に調査して、いろいろ根拠資料とかを探し始めるときに、そういうような状況であったということでございます。 161 ◯和気委員 今となってはわかりませんので、しっかりと調査をしていただいて、解明していただきたいなというふうに、引き続きお願いしたいなというふうに思います。  では、212ページなんですが、この広域福祉共同処理事務ということで、泉佐野市から岬町まで一緒に、こういうのが立ち上げられているというふうに思いますが、今は保育所の民間保育所の問題で、経営者がパワハラの問題で、保育士が一気にやめるとか、そういった問題が起こったりとか、いろんな形で保育所の需要がすごくふえて、待機児もふえていくということです。  もう、大変保育所の事業の中では、頑張っているところもあれば厳しいところもあって、いろんな問題が起こっていると思うんですが、ここのこの福祉共同この中では、これは設置するときだけなのか、監査もするというふうにお聞きしているんですが、これはどの程度で、どの期間で2年に1回なのか1年に1回なのか、その辺の監査、それから指導とかいうのをされているのか、その点をお聞かせください。 162 ◯石谷保育子育て支援課長 広域福祉課のほうで、どの程度保育所等に監査をしているかという御質問でよろしかったですかね。  広域福祉課のほうでは、泉南市のほうは公立保育所については、浜保育所1カ所になっておりますので、広域福祉課での計画としましては、各市、公立の保育所は、必ず年に1回1カ所へ行くと。民間の保育所につきましては、その民間施設をその規模にもよるんですけれども、泉南市のほうは民間保育所のほう、現在、ニチイキッズ泉南保育園とココアンジュ新家という保育園がございます。  それについて、2年に1回、1カ所ずつ毎年行っていただいていますので、隔年で監査のほうを行っていただいているような状況です。  以上です。 163 ◯和気委員 これは、公立は一定の中で公の中でずっと守られて、いろんな監視の目もあると思うんですが、ほとんどやっぱり民間のこういった本当に自分たちで頑張っている大変な中で、そういったところがすごく大事かなというふうに思うんです。未然にやっぱり防いでいただく。  そして、子どもさんを預けている方は、なかなか言いにくい状況等もありますし、運営状況、そしてそれが苦しくなれば、経営者の方もいろんな形であらわれてくると思います。  やはりこの体制は1年に1回は必ずやっぱり監査をし、指導もしていただきたいなというふうに思いますが、先ほど信達のほうはおっしゃられなかったんですけれども、そこも民間ですから同じようにされていますよね。ココアンジュとか、みんなそれはされていますので、その点、どうでしょうか。 164 ◯石谷保育子育て支援課長 信達のほうは、認定こども園になっておりまして、認定こども園のほうは大阪府のほうが監査権を持っておりますので、府の監査となっております。  広域福祉課のほうは保育所のほうを監査するということで、権限移譲を受けておりますので、先ほど説明させていただいたとおりです。  ただ、泉南市のほうが公立が1カ所しかないので、1カ所になっているんですが、他市に関しましては公立の保育所のほうがまだ多い状況ですので、泉南市の場合にしますと、公立が年に1カ所あるので、年に1回回ってくるというような形で、他市にしますと、民間のほうが頻繁に回っていただいていると存じ上げておりますので、泉南市のほうは、公立の保育所が1つということで、そういったことで年に1回という形になっております。  以上です。 165 ◯和気委員 民間のほうもぜひお願いしたいと思います。1カ所やから毎年して多いからというのはよくないので、お願いしておきます。  そうしますと、次に生活保護費の関係なんですけれども、現在世帯数でいけばどれぐらいあって、そしてケースワーカーの方がいらっしゃいますが、その対比、何世帯に対して何人と、そしてその中で泉南市においては非常勤の方もケースワーカーでおられて相談にも乗っていらっしゃるということを聞いているんですが、やはりこのごろ本当に相談に来られる方も多いというふうに思いますが、それがどのようになっているのか、基準でちゃんとされていると思いますが、その点、お聞かせください。  それからあと、222ページの重度訪問介護・同行援護とか、いろんなのがあるんですが、その辺の対応、内容についてもお聞かせください。  それから、243ページの子ども総合支援センター、これについては府全体というふうにおっしゃっておられましたけれども、かなり専門の職員がいらっしゃると思いますが、そういった専門の職員の処遇ですよね。その辺もどうなっているのか、それをお聞かせください。  いっぱい言わせていただきますが、256ページの母子健診の中で妊婦健診が、今はもう無料健診になって、本当にお母さん方が赤ちゃんを出産し、そして健診を受けるときにも無料ということで、安心して受診されているというふうに思いますが、なかなか全部いけてない方もいらっしゃると思うんです。せっかくあるのにね。その辺が受診率というんですか、それがどうなっているのか、お聞かせください。 166 ◯藤原健康福祉部参事 それでは、生活保護の関係でございます。  平成30年3月末現在で、被保護者世帯数が813世帯となっております。被保護者数につきましては1,060人という状況でございます。社会福祉法に規定されている保護受給世帯80世帯に1名のケースワーカーが非正規職員により補充されるよう進めているわけでございますが、今現在ケースワーカーのほうが10名、正規職員につきましては7名、任期付職員3名、そのあと医療介護担当1名に加え、面接相談員1名、精神保健福祉士相談員1名、就労支援員1名の体制を整備しております。  申請等につきましては、生活保護法に基づいて適切に行っている状況でございます。  以上でございます。 167 ◯梶本障害福祉課長 では、私のほうから222ページの重度訪問介護について御答弁申し上げます。これは重度障害者に在宅で入浴や排せつ、それから食事などの介助や外出時の支援を行うものでございます。  平成30年度の実績ですが、利用者数は月平均で重度訪問介護の場合8名程度です。  それから、この金額のほうが、内訳で申し上げますと4,358万6,017円がこの重度訪問介護に当たっている分でございます。  以上です。 168 ◯石谷保育子育て支援課長 子ども総合支援センターの専門職についての処遇なんですけれども、委員おっしゃるように、昨年度につきましては、正職が12名、任期付短時間ですけれども17名、臨時職員が13名、再任用の短時間として2名、合計44名の職員を配置して業務を行っておりました。  専門職員といいますのは、外部から委託業務という形で専門職の委託業務で来ていただいていたりとか、謝礼を持って言語聴覚士であるとか作業療法士、もしくは理学療法士の専門職の方に来ていただいて、必要な療育というのを実施させていただいております。  その処遇ということに関しましては、もちろん正職については、正職に応じた処遇もさせていただいておりますし、任期付につきましても、任期付の処遇をさせていただいておりまして、もちろん業務に関しましては、その配置する部署といいますか、担当する業務に応じて正職を配置する業務、任期付を配置する業務という形で、担当を分けたり、現場のほうで工夫をしていただいております。  来年度につきましては、現在人事のほうに臨床心理士であるとか社会福祉士であるとか、正職で専門職員を配置していただくように要望等を行っておりますので、さらに外部から来ていただく以外にも、常時正職として業務に当たっていただける専門職の配置というのを、努力いたしております。  以上です。 169 ◯田代保健推進課長 妊婦健診の無料券の利用状況について御説明させていただきます。  受診票という無料券を、お一人の方が妊娠されまして、母子手帳交付時に14枚、それから検査につきましては、補助券を7枚交付させていただいております。  平成30年度対象者数が492名で、受診延べ数は5,752枚で、お一人平均11.7枚の御利用となっております。  母子手帳の交付時にこの券をお渡しするということで、妊娠に気づかれるのが遅くなった場合は、どうしても券が余ってしまう場合もあるということが可能性として考えられます。  以上です。 170 ◯和気委員 子ども総合支援のこういった専門のいろんな専門の方がいらっしゃるし、子どもたちもいろんなお子さんがいらっしゃいますので、これからも充実していただきたいと思いますが、砂川の支援学校ですか、そのタイアップとかというのは、どのようにされているのか。  やはり近くにせっかくあるわけですから、いろんな形で協力したり連携を取り合ってやっていただきたいなというふうに思いますが、その点を聞かせてください。  それから、257ページの予防接種の件なんですが、子どもたちもそうですし、大人も肺炎球菌とかいろんな、今は予防接種は市のほうも努力されて普及もされているというふうに思います。  この中で接種において副作用とか、また障害とか、そういう形で泉南市においては、前ヒブワクチンとかいろんな形で問題に、私たちもこういうふうにしたほうがいいよというのもお勧めしたんですけれども、ちょっとまた副作用があるとかというので問題もありましたけれども、泉南市においては、具体的に何かこの予防接種においてのそういったことはなかったのでしょうか。その点、教えてください。 171 ◯石谷保育子育て支援課長 泉南支援学校の、支援学級の先生とかに、子ども総合支援センターの保護者研修という形で、水曜日に月2回ほど保護者研修する際に、学習会になるんですけれども、講師として来ていただいて、ともに学習するというような機会も設けております。  また、療育内容につきましても、子ども総合支援センターの指導員等が支援学校に訪問して、支援学校等での療育を見学させていただいて、子ども総合支援センターでの療育に生かしていただいたり、あとは子どもを守る地域ネットワークの中で、発達支援部会というのがございます。  発達支援部会の中でも、発達に課題のあるお子さんについて、相談会というのを実施する際に、泉南支援学校の先生方に御協力いただきまして、それぞれの子ども総合支援センターだけでなく、泉南市内の小学校や幼稚園、保育所等でちょっと発達に課題のあるお子さんにかかわられている先生方が、支援学校の先生たちと事例を用いて、どのようにかかわっていったらいいか、どういった支援が必要かということに関しまして検討会を行うなど、密に連携をとらせていただいております。  以上です。 172 ◯田代保健推進課長 予防接種の副作用と健康被害が過去にあったかどうかということなんですけれども、私の知る範囲では、特に把握はしていないんですけれども、もし発生した場合には、予防接種健康被害調査委員会というのを立ち上げまして、早急に原因を究明するような体制につきましては、整えております。  以上です。 173 ◯和気委員 保育所の今無料化も含めて、いろいろ都会というのか、都市部の中では待機児童が多いということで、いろんな形で、また入れる方もいらっしゃるし、また申請する方もたくさんいらっしゃるということで、新たな待機児童がふえるというようなことも、危惧もされているわけなんですけれども、泉南市においては、今の状況はどういった状況なのか、教えていただきたい。  それから、企業内保育も馬場か大苗代にも建設されるということで、今やっているんですが、また、いろんな企業の中でも、こういった無償化の中で、そういった病院関係やとか、大きな企業であれば、女性が働きやすい、また子どもを守るために、そういった院内とか企業内という形で、保育所ができるというふうに思います。  実際につくられているんですが、泉南市においては、企業の保育所の場合はタッチしないということで、府だけとの関係になるのか、そしてこれからの対応ですか、その監査とか、先ほど民間においては2年に一遍と言っていましたけれども、企業の場合、立ち入りとかそんなのはもう全く別の保育部のほうとしてはないのか、どこが管轄するのか、その点だけ教えてください。 174 ◯石谷保育子育て支援課長 保育料の無償化につきまして、今年度だけの数字になりますけれども、10月1日に新規で泉南市内の保育施設、2号認定で申し込みがあったのは、3歳児が5名、4歳児が3名、5歳児が2名という形で、特に例年と変わりなく通常の途中入所という形で申し込みを受けております。  来年度の年度当初、4月の状況につきましても、私どもといたしましては、保育所等につきましては、保育の要件が必要になってきますので、増加をするのであれば、幼稚園であるとか、認定こども園の1号部分であるかなというふうに想像はしていたんですけれども、若干くすのき幼稚園の3歳児が去年に比べて多いというふうには聞いておりますが、砂川幼稚園のほうに関しましても、去年よりかは3歳児の申し込みは若干少ないというような情報を聞いております。  今後、1号認定であるとか、幼稚園に通うお子さんの預かり保育の需要というのが、恐らくふえてくるのではないかというふうには考えているんですけれども、まだちょっと10月で始まったばかりで、詳しい数字というのは、まだ実際にはつかめておりません。  あと、企業主導型の保育園につきましてですけれども、委員おっしゃるように、幡代のほうに1件、スマイクルという企業主導型の施設が今現在建築中でございまして、来年4月にオープン予定というふうに聞いております。  企業主導型の保育施設については、現在樽井のほうに、みらいえみふるキッズという施設もございます。こちらについても、企業主導型ということで、助成金のほうが国から委託を受けている児童育成協会というところから、助成金を受けまして運営のほうを行っているというような状況になっております。  ですので、泉南市のほうから給付費の支給とかには一切関係ないんですけれども、企業主導型に関しましては、一定の地域枠というような地域の企業に勤めていらっしゃる従業員の方以外にも、地域の方にも入っていただけますよという枠も設けられております。  ただ、今現在みらいえみふるキッズについては、従業員枠のほうが、もう既に定員でいっぱいで、地域枠のほうは、あきがないというような状況ですし、来年4月にオープンするスマイクルにつきましても、地域枠は設けられるというふうには聞いているんですけれども、実際に何人地域枠があるのかというのも、まだ決まっていない状況というふうに聞いております。  監査のほうにつきましては、企業主導型の保育施設につきましては、先ほど申し上げました児童育成協会のほうが、設立とか事業開始に当たっては、一定の監査というのを実施しますけれども、広域に関しましては、認可外保育施設というような位置づけになっております。  ですので、認可外保育施設ということで、広域福祉課のほうが一定期間内に監査を実施することになっております。  昨年度は、みらいえみふるキッズがオープンしましたので、泉南市のほうも、私のほうも同行させていただきまして、みらいえみふるキッズの中の施設状況であるとか、通っているお子さんの状況のほうを見てまいりました。  ですので、全く関係がないというわけではないんですけれども、実際に監査を実施するのは、認可外保育施設として広域福祉課がやっておりますし、それにプラスアルファ、児童育成協会のほうも監査の実施というのを行っております。  地域枠に関しましては、泉南市も関係がありますので、情報等、連携をとりながら、地域枠で受け入れしてもらえるお子さんがいらっしゃるようでしたら、そちらのほうも今後連携をとっていきたいというふうに存じております。  以上です。 175 ◯和気委員 泉南市の子どもさんをお預かりしているわけですので、ぜひその辺も含めて、泉南市もきちんとまた対応していただきたいなというふうに思います。それはよろしくお願いします。  終わります。 176 ◯森委員長 ほかに。 177 ◯澁谷委員 よろしくお願いいたします。先ほど竹田委員からも質問がありました自立相談支援事業についてですが、これはここ3年間の経緯を見ますと、平成28年度が145件、29年度が177件、そして30年度が197件と、毎年この件数というのは、ふえていて、それで、就労者数というのは平成28年度は36人、次の29年度は30人、そして前年度30年度は27人と、こういうふうに減っていっています。  この状況を見ますと、先ほど課長のほうから言われましたように、相談件数がやっぱりどんどんふえていっている。それに対してこの従業員、聞きたいんですけれども、ここサポ泉南がやられているんですけれども、これに対応する従業員というのは変わっていないんでしょうか、この3年間。  変わっていないとすれば、先ほど指摘があったように、お一人の持つ受け持ちする件数というのが、すごくふえてきていて、適切に他の機関と連携を持ってやっているというふうにおっしゃいましたけれども、そこら辺が人数が、結局人数が減ると、当たる人数が減るということは、それだけ手薄というか、丁重に支援ができないので、結局就職する方も減っていっているのかなというふうに危惧しました。  それともう1つは、こういうふうにして困窮者の相談が年々ふえていますけれども、この困窮に陥った主な原因が、私も一般質問をさせていただきましたけれども、ひきこもりとか精神的な病気とか、そういうふうに突然の経済的な変動とかではなくて、そういう本人の抱えているそういう重たいことによって起こっている場合もあるのかというに思うんですが、それに対しての御見解と、それとこの制度を知らずに、自立もできなくて、いうたらひきこもりの方なんかは、相談に行けないわけですから、引きこもってはるわけなので、家族でも行ければ別ですけれども。  このここサポ泉南を知らずに、そのまま苦しんでおられる方に対しての、今後救済をどうされていくかということが1点です。  それから、216ページの防犯事業で、これは防犯カメラの生活福祉課の事業なんですけれども、この歳末警戒慰問品というのが3万7,050円、これは何なんでしょうかなということです。  それと、市による防犯カメラ、今後、今事件が何かあってもすぐ防犯カメラというのは、すごく犯人検挙に役立っていますが、この市の防犯カメラの今後の設置の計画というのはどうなんでしょうか。今現在、ある台数と一緒にお答えください。  以前は、私も自治会2カ所、大きな自治会から防犯カメラを設置したいんやということで、府と市の補助金をいただいたことがあるんですが、そういうようなのは、今でもまだあるんでしょうか、補助金制度ですよね。  それから、市民からどんなところにつけてほしいとかいう具体的な要望というのは聞かれているんでしょうか、その点です。  それから、227ページの高齢者の自立支援サービス事業の中の、この1番目の緊急通報システム事業委託料というのがあるんですけれども、これもよく市民さんからつけてほしいという要望は聞くんですが、いろいろハードルが高くて、重たい病気を抱えているとか、もちろん高齢者でひとり暮らしというのは基本的に大事ですけれども、その病気を抱えているということです。  それともう1つは、この緊急通報システムというのは、電話回線がなければつけられないというふうにお聞きしたんですよ。今、高齢者の方というのは、もうなかなか電話を使う機会がないので、簡単なスマホか携帯みたいなのを持たされてと言うと変ですけれども、持っていて、なかなか電話回線がないばかりに、これがつけられないというのも聞いております。この辺はこれからもずっとこの状態、これで仕方がないのか、つけられない状態のままでいくのかということです。  それから、市民後見人の件です。228ページ、市民後見推進事業というのを、ずっとここでしていただいているんですけれども、平成28年、29年、30年と1人ずつ市民後見人というのが育成をされているわけですよね。これはいろいろ講座を実施して、それに行って、その後見人になるわけです。  じゃ、この今までに市民後見人というのは何人泉南市にいらっしゃるのか。また、毎年ふえておりますが、実際に後見人となって、実務をされている方というのはいらっしゃるのかどうか、その辺もお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 178 ◯濱本生活福祉課長兼総務部参事 それでは、自立相談支援事業の件ですが、自立相談支援事業につきましては、メーンとなるのは主任相談支援員というのが1名ございます。  あと、それ以外に相談支援員というのが1名ございます。この2人につきましては、平成27年当初から変わってはございません。  ただ、就労準備支援事業につきましては、就労準備支援員というのがございますが、この方、この1名につきましては、今年度ちょっと退職されまして、新たな人員となってございます。  それと、就労への影響ということですが、受け持ち人数というのは、この生活困窮者自立支援事業では、そういった法定数というんですかね、法律に定めた数、生活保護世帯のように80世帯というような数値はございません。ただ、委員おっしゃるとおり、担当人数、相談件数が多ければ、それだけ粗雑になるというところですが、ただ、先ほども申したとおり、自立相談支援というのは、あくまで断らない相談ということを看板に据えておりますので、まずは一義的に全ての相談を受けるという。  例えば多重債務とか介護で苦しんでいる高齢世帯とか、ひきこもりとか、全ての相談を一義的に相談を受けて、関係機関と協力しながら寄り添い型の相談で支援をしていくというところになりますので、やはり関係機関からの支援を受けて、やっぱり相談しておりますので、決して一件一件の相談に対して粗雑というんですか、言葉が悪いですけれども、親身になって支援活動を行っております。  それとまた、ひきこもりとか、またボーダー、先ほど申し上げた療育手帳が取れないIQの数値、ぎりぎりのところでIQの数値が高いので、療育手帳が取れない方とかで、経験値ですけれども、ひきこもりの方につきましては、大体精神を病んでおられる方とか、知的にもちょっと問題があるような方が多いです。  そういう方々につきましては、すぐに就労に結びつけるということではなくて、まずは就労準備支援事業で、日常生活自立とか、社会生活自立、これをメーンに体験を通して、例えば農業体験とか、さまざまなイベント体験を通して、なれていってもらうというところから始まっていますので、すぐに就労にはなかなか結びつかない方になってございます。  ただ、それを支援していないというわけではございませんので、御理解のほどをお願いします。  それとあと、アウトリーチの件ですが、これはやはり平成27年に生活困窮者自立支援事業が始まったときから大きな課題となっております。  そのために、アウトリーチの仕方として、まずはライフライン、電気、ガス、水道のライフラインで滞納されている方というのは、大体生活に困られている方が多いと思いますので、まずは電気、ガスは民間なので、なかなか難しいところがございますが、水道につきまして、平成27年当初から、もし滞納で生活に困っている方がおられましたら、その事業所のほうに相談に来るようにと誘導をするためにチラシを、当時は水道部でしたけれども、水道部のほうに置かせていただいて、そういった形で、アウトリーチについて努力をさせていただいているところです。  それとあと、防犯カメラ、防犯事業のところの慰問品というところですが、これは毎年末、毎年の年末に大体28日だったと思いますけれども、各地域の民間の防犯委員が歳末警戒活動というのを行っております。そのために市長のほうが各地区を慰問するに当たって、ちょっとしたコーヒーセットとか、そういったものを持参して激励するという品物でございます。  それと、防犯カメラの今後の設置というところですが、今年度は当初防犯カメラの設置計画というのを生活福祉課と泉南警察署、それと教育委員会と3者が寄って協議を行いまして、まずは防犯という観点、それとあと、犯人検挙に有効な設置箇所というところをメーンに据えまして、上位30カ所につきまして優先順位をつけたリスト化をしておりますので、今後はリストの優先順位に沿った形で、順次計画的に防犯カメラを設置していきたいと考えております。  それとあと、団体への防犯カメラの設置の補助制度ですが、なかなかちょっと予算化はできておりませんが、補助要綱というのがございますので、その事業については、予算取りのほうを原課としても一生懸命やっていきたいと考えております。
     以上です。 179 ◯高尾長寿社会推進課長 私のほうからは、まず、緊急通報装置の対象者というのか、制度のことについて、まず緊急通報装置、本市の場合は、身体障害者手帳を持っていたり、また心疾患等を持っておられるひとり暮らしの在宅の高齢者を対象にということでさせていただいております。  その方で非課税の方もそうですし、課税の方も対象に申請していただければ、必要であると認められれば、そういうふうな部分というのは貸し出しというのか、それはできるんですが。  まず、平成30年度、31年3月末で対象者が57人おられます。それから泉南市の緊急通報装置のシステムの部分でいいますと、何かあったときにペンダントのようなもので、ボタンを押せば、まずは委託業者に電話がつながります。  そして、そこで看護師、もしくは保健師、そういった資格を持った方がどういった状況かというふうなものを、まずは聞いていただいて、その中で緊急の例えば訪問をするとか、そういうふうな部分のシステムでございます。  電話回線が必要でございまして、電話回線を持っていない方につきましては、何とか電話回線を引くというのは、ちょっとそこは個人では無理なんでしょうか。それか、今よくコマーシャルで、民間のシステムの部分も、よくいろんなことでコマーシャルもされておりますので、そういったところは、また私どもの窓口のほうに来ていただいて、また細かく御相談もさせていただきたいなというふうに思います。  それから、市民後見人のことでございます。市民後見人、今現在5人の方が実際に活動をしていただいているというところでございます。  以上です。 180 ◯濱本生活福祉課長兼総務部参事 防犯カメラの設置台数について答弁漏れがございました。今現在、生活福祉課で防犯カメラとして設置している台数につきましては65台ということになってございます。 181 ◯澁谷委員 ありがとうございます。自立相談支援の件ですが、日本におかれましては、やっぱりアウトリーチ、これから考えていかないといけないことですよね。水道代の滞納とか、チラシを利用してと、なかなかちょっとその支援には結びつかないかなと思います。  これも国のほうも、こういう泉南市だけじゃなくて、きっとたくさんいらっしゃるから、そういう政策をしなさいというのが出てきているんだと思うんですが、できれば訪問して、そういうところに行けるような、そういう拠点的なものが、泉南市には必要じゃないかなというふうに思うんですが、これは今ないので、今後の課題としてまた考えてください。  それから、緊急通報システムについては、やっぱり電話を今さら高齢者になって、お一人になって電話回線を引くというのは、ちょっと厳しいので、その民間のシステムがありますよね。それを利用する場合、市の分が利用できないので、民間を利用する場合は、ある程度、市のほうがちょっと補助してあげるとか、そこら辺の政策というのは無理なんでしょうか、考えていただけたらありがたいです。  それから、市民後見人については、今現在5人の方が活動されているということは、どなたかについて、後見人をしてくださっているということですね。今現在、弁護士さんとか、それから補佐人がよくついていらっしゃいますよね、手帳を持っておられる精神障害の方に。そういう方以外にも、5人の方が市民後見人として活動されているけれども、この近年3年間でも3人、一人一人任命されているわけですから、市民後見人としては全体で何人いらっしゃるんですか。それがちょっと抜けていたんじゃないかと、それを教えてください。 182 ◯濱本生活福祉課長兼総務部参事 自立相談支援事業のアウトリーチの手法というところで、委員御指摘の訪問というところなんですけれども、何の権限もない者が個人宅に唐突に訪問をして、生活に困っていませんかというのは、なかなか難しいところがございますので、生活困窮者自立支援法の中で、3年目で見直しがされました。  その中で、一部そういったアウトリーチも国のほうが過大視していますので、その法律の規定の中で、行政機関の中で、生活困窮者らしき者を見つけた場合は、担当部署のほうに連絡するという努力義務の規定がございますので、それらを活用するとともに、訪問とはいきませんが、民生委員児童委員の方々がおられます。  この民生委員児童委員の方々は、地域の社会調査という形で、地域の例えば高齢者とか母子寡婦の方々とかの実態を把握するというのも、業務の1つになってございますので、例えばここサポの主任児童委員が訪問するというよりか、ここサポ主任児童委員とともに、民生委員の方と一緒に協力しながら、各問題がありそうな生活困窮されているような訪問を行うという手法もあるかと思いますので、そういった手法を今後、充実させていきたいと考えております。 183 ◯高尾長寿社会推進課長 申しわけございません、市民バンク、市民後見人の件でございます。先ほど答弁漏れがありました。申しわけございません。  今現在、市民後見人としてバンク登録をされている方が17名でございます。そのうち5名の方が実際に活動をされているということでございます。  それから、緊急通報装置の件でございますけれども、委員おっしゃるように、電話回線のない方についてはどうするんだと。また民間の今言っている見守りのそういうふうな、民間業者がやっているようなものに補助を出すというふうなことになってきますと、今現在行っている泉南市の緊急通報装置の制度自体の抜本的な見直しというのか、そういうふうなものが必要になるのかなというふうに考えられます。  そこで、今この場でどうのこうのというふうなことは、こうしますというふうなところというのは、お答えは控えさせていただきたいんですけれども、その時代に合った緊急通報装置のあり方というのを、また我々の事務局のほうで研究していきたいなというふうに思っているところでございます。  以上です。 184 ◯澁谷委員 ありがとうございました。ぜひ時代に合った見守りのやり方ですよね。緊急通報システムというのを、また考えていただきたいと思います。  それから、後見人に関しては17名いらっしゃるわけです。現在5人が活動されているんですが、この言うたら、ある程度そういう知識のある方とか経験のある方がなられるんでしょうけれども、やっぱりその研修を受けて1年間ですか、何年するかわからないけれども、この研修を受けて、ずっと何年もたつと、何かもう忘れてきたりとか、そういういわゆるその方のこの何というか、スキルというのか、そういうものが下がらないように、何かやっぱり維持していくことを考えてあげないといけないんじゃないかなと思うんですが、そこら辺の工夫を最後にお願いして、もうこれは要望としておきます。  あとは、アウトリーチの件に関しても、困窮してそうな人を見つけるといっても、これもちょっと何か。そやけれども、何ていうんですかね、高齢者の見守りと一緒で、やっぱりそういう障害者の方に関しても、地域の地域力でしっかりと、ああ、この人困っているのと違うのかな、でも言えないのと違うんかなとか、そういうようなのは、もう本当に地域の密接なそういう人間関係ですか、そういうところから見つけていくしかないかなと思いますので、そういう意味での市民に対しての啓発をやっていただきたいというふうに思いますので、要望としておきます。ありがとうございました。  以上です。 185 ◯高尾長寿社会推進課長 市民後見人のモチベーションのことでございます。  新しく市民後見人の研修を受けられる方は、1年間の研修で相当な時間の研修を受けられます。当然、委員おっしゃるように、その方のモチベーションがだんだんやっぱり下がってくるということもありますので、そういった方への研修も含めて同時に行っています。モチベーションが下がらんようには、きちっと対処しているところでございます。  以上です。 186 ◯澁谷委員 ありがとうございました。 187 ◯森委員長 以上で民生費、衛生費の質疑を終結いたします。     (民生費、衛生費の審査終了) ────────────────────── 188 ◯森委員長 市長におかれましては、別の公務のため退席を求めておりますので、許可いたしたいと思います。  なお、必要に応じ、出席を求めたいと思いますので、委員各位におかれましては、御了承いただきますよう、お願いいたします。  会議の途中ですが、午後3時40分まで休憩いたします。       午後3時17分 休憩       午後3時41分 再開 189 ◯森委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。    ◎ 農林水産業費、商工費、土木費 190 ◯森委員長 273ページから311ページまでの款農林水産業費、商工費、土木費を一括議題とし、質疑を行います。 191 ◯田畑委員 2点です。午前中もちょっと言ったんだけれども、FMに関して、行革に関して、抜本的な行財政改革を進めていくには、市民の皆さんの理解を得らなあかんし、今の泉南市が財政難ということを気づいてもらわかあかんし、感じてもらわなあかんし、我々のその痛みをわからない限りは、泉南市は前へ行かない。議会もあれせえこれせえと違って、現実を見ていかなあかんというのは肝に銘じらなあかんのは、議会の俺は責務やと思うてんねん。  だからこそ、あえて申し上げるんやけれども、こんな泉南市観光協会、もうええかげん、ええんじゃないか。今の現状はどうなん。収支、泉南市観光協会の収支というのは、俺はもう全然最近興味がないから、前まではどんどん見ておったんやけれども、自力で金を稼いでいるかと。  今までおんぶにだっこで400やったやつが350に下がってきてんねんけれども、今の泉南市の観光協会の現状というのはどんなものなのかな。 192 ◯岡市民生活環境部参事 ただいま御質問のありました観光協会の現在の状況につきまして、御答弁させていただきます。  観光協会の事業といたしましては、現在の事業費自体は449万円強という金額になってございます。  その中で、市からの補助金という部分に関しましては350万円で、会費、観光協会の会員の会費に関しましては40万5,000円という形になっております。  収入に関しましては、事業収入等を合わせますと大体53万弱程度の収入になっておりまして、なかなかその現実的に自立という形の方向には、現在のところまだまだ至っていないというような状況でございます。  以上です。 193 ◯田畑委員 恐らく多分当初から変わっていないと思う。しようがない。やり方がわからないし、あの状況でお年を召した方の批判をするんじゃないけれども、藤まつり一辺倒、梅林やったか、梅一辺倒、梅干し一辺倒、何、わからへんのやと思う。歩く、町歩き、ウオーキング、自転車。  そやから、結局一緒やねん。そやからこういうところやと思うの、ABC委員会の最初の話もそうなんやけれども、やっぱりきつい部分は切っていかなしようがない、自力でようせんねんから。  ここを甘んじて役所に甘んじて350の金が入ってくるというて、あそこがたまり場になるのは意味がないし、かといって、和泉砂川の、泉南市4駅の中の泉南市の玄関口は樽井でもなし岡田でもなし新家でもなく和泉砂川という体で、今泉南市役所はいてるでしょう、泉南市の玄関口の駅といえば。  それであのていたらくの観光協会で、はっきり言うて泉南の恥や。だから、あそこにお願いしておくこともないと思うの。じゃ、それでどうしたらええねんとなったら、最後の掛けやわ。  これは大和リースさん、今りんくうの公園を開発しています。ここにやっぱり移転すべき、絶対的に。何じゃかんじゃ、ごちゃを言うてくる輝光に対しても要望を出して、輝光に隣接して観光協会を増設した中で、あそこの観光協会で、泉南市全体の観光を発信していくような形をとるのが一番最後のばくちやなくて勝負と違うかなと。  そこでは、マルシェゾーンでは、魚を買ってもらって、アイスボックスを販売する、氷を販売する、アイスティーを販売する、郵送料、手数料をもらう、バナナボートを引っ張る、観光船を出す、手数料をもらう、そうやって自力でやっぱり400から500。  観光協会やから、みずから稼いでみずからの賃金を払って人を雇うような形を、ビジョンを持たない限り、恐らく何十年あそこの泉南の駅前でおっちゃんら、おばちゃんらがあそこへ座り込んでやっていたら一緒やと思うわ。  藤まつりは藤まつりで非常にすばらしい観光やと思うんやけれども、あれはあれで藤まつりを守る会やったか。何か守る会じゃないな、何か藤まつりを盛り上げる会みたいなのをやってはるでしょう。もうそこへ任せておいたらええだけの話であって、あそこの観光協会が泉南市の観光を発信できるかといえば、全く発信できていない。  そやから、もう根本的に会員の何ていうの、収入の四、五十万で、泉南からもらっている350万で物事をする、もう甘いのよ。全くもって甘いねん。  俺が市長なら、必ずゼロにする。ABC委員会もゼロ、商工会もゼロ、そんな状況やから、泉南市は。だから、そこに市民参画という形でとっていくということが、もうシフトチェンジしないと泉南市もたないし、やっぱり金を稼いでもらうという考え方に変えらなあかんから、その観光協会の偉いさん、誰か知らんけれども、その人らもやっぱり気づかなあかんと思う。このままやったらあかんというのを。お手上げというのを言わなあかん、自分らからな。  だから、俺は市長がおれば言おうと思って、今回一般質問せんかったけれども、やっぱり大和リース、あの南浜公園のあそこの開発に観光協会を移転する、これを一番先に一手を打つというのが、もう最大限のチャンスかもわからない。これだけ1つだけ言うておきます。  あともう1個は、283ページ、間違っているかもしれない、その近辺やわ。漁業組合関係、283ページかな、漁業組合関係、これは大阪府から岡田浦漁港の移管の話は、もう数年前から出ていて、やっぱり進んでいない状況やと思います。  大阪府もやっぱり財政がきついし、行革を進めていく。泉南市もきつい、移管してほしい。だけど、その後の状況やったら、もっと泉南市の負担がでかくなってくる。この辺の状況で話がとまっていると思う。どこまで平行線でいくんだという話なんですよ。  ですので、これはやっぱりここの樽井の漁港管理費とか云々かんぬん出ているけれども、やっぱりもうシフトチェンジしていかなあかんねと思う。  だから、大阪府の移管のこれからの進捗状況というか、今の進捗状況と、今後のビジョン、目標、あえて私が申し上げるのであれば、やっぱりもう泉南漁業組合の統合、この辺の話も、もうやっていかなあかんと思う。大和リースの南浜公園を踏まえた上で、大阪府の移管も踏まえた上で。  俺、地元に帰ってこんなことを言うたら、口をひねられるけれども、実際にそう。泉南市に漁港はもう2つも要らん、漁業組合。どっちの負担やこっちの負担や言いながら、負担を府にやりながら、市にやりながらということ自体がもう古い。  やっぱりその辺のところに一手を打っていって、泉南市の起爆剤に持っていかないとあかんと思うわ。  だから、こっちが泉南でこっちが府で台風が起きたら、こっちの港は泉南市の職員が拾うわ、こっちの港は府の職員で、もうそういうことをやっているような時代でもないやろうと思うし、やっぱりその辺の一手を打たなあかんのが、今の現状やと思うんで、今の大阪府の移管の話。  これ、移管の話がもう進めへんのやったら、俺樽井の漁協の正組合員の数とか出漁日数とか、これをやっていくで。水産庁から水産課から始まったら、パンドラのふたをあけ出してきたら、こんなん始末になれへんと思うで、俺は。  だから、こういうやからじみたことじゃなくて、現実的に泉南市のビジョンを見たらええと思うねん。こっちが樽井でこっちが岡田というようなことをもう言うている時代じゃないような気がする。その辺のところのやっぱりビジョン、大阪府の移管の話だけでもええので、具体的に教えてください。 194 ◯大原産業観光課長 移管の話については、毎年府と協議はしているような状況です。ただ、大阪府下で引き取っているのが、泉南市の樽井漁港だけということで、ほかの漁港がまだ各市に移管を受けていないという状況で、なかなか現実、前へ進んでいないのが現状です。  引き取ってしまうと、その分の維持費が全部市にかかってきますので、その辺をどうするかという大きな問題があるのかなとは考えています。  以上です。 195 ◯田畑委員 観光協会、答えてよ。 196 ◯岡市民生活環境部参事 ただいま委員御指摘のあったとおり、なかなか現状では、やはり現在活躍していただいている皆さん方、もう御高齢の方が多数いらっしゃいます。  実際に収益を上げていくという事業自体が、なかなかそういう行動に移っていないというようなところも現状ございます。  先ほど御指摘のありました公園内に、観光協会が移転すればどうかというようなお話もございましたけれども、そういった点も加味しながら、今後検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 197 ◯田畑委員 あえて、決算やから申し上げるんやけれども、これ全体的にそうなのよ。これ観光協会だけではなくて、ABC委員会だけではなくて、これは図書館だってそう、文化ホールだってそう、体協だってそう、みなそう。  やっぱりもうけてもらわなあかんもんね。これも役所にやっぱりずるずるべったりやっていると、こうなってくるんよ。この考え方が全くその何ていうんかな、よその市町村だって、もうどんどんやってきているやんか。  やっぱりこう役所から離れていってもらわなあかんもんね。自立していってもらわなあかんから、そうじゃなければ、いつまでたっても泉南市の負担がでかい。  これは、ちりも積もれば山となるというのは、まさにそう。どこで泉南市の中でお金がないんやで、こういう金が積み重なって首を絞めている。だけど、これは市長がやっぱり選挙に通りたいから、あれもこれもと、狭く深くじゃなくて、広く浅くまいてまうわけよね。  ここの好感度を狙いにいくから、こういう何ていうの、財政運営になってくるわけや。市長おったら、俺はっきりきょう言うたろう思ったんやけれども、やっぱりこういうところやと思うねん。そうしないと、FMなんか、今の計画で、さっきも出ておったけれども、何か維持、老人集会場じゃ何じゃと言うやん。どこでFM始まんねん。ばっさりと切る議論で全くないわけやんか。  文字にしては出ているで。出ているけれども、担当課が言うてることには、住民の皆さんの要望を聞いてどうじゃこうじゃ。もう全くもう支離滅裂やと俺は思うねん。  そやから、この観光協会の部分は、この俺がもともと特化して見ていた部分やから、あえてきょうの決算で言うんやけれども、やっぱりもう頭の中、変えていかなあかんて。市民が怒ってもかめへんから、怒って泉南市が変わっていくんやから、その辺のところは、やっぱり肝に銘じてやるべしやと思います。これは要望です。  以上です。 198 ◯森委員長 ほかに質問ありませんか。 199 ◯和気委員 では、280ページの農業公園についてなんですが、この事業の取り組み、委託料の不用額がありますが、それについて。  また、279ページの台風第21号災害対策事業、この支援の内容について。  また、286ページの消費者生活センター、相談内容ですけれども、この相談をした後は、いろいろその内容によっては弁護士紹介とか、いろんな形でされているというふうに思いますが、実際にどのようにされているのか、相談件数も含めてお示しください。  まず、そこをお願いします。 200 ◯岡市民生活環境部参事 ただいま御質問のありました消費生活センターに関してでございます。  平成30年度の相談件数なんですけれども、年間で358件というふうな数字になっております。  主な内容といたしましては、最近特にインターネット関係に関しましての相談が多数寄せられているというような状況でございます。  相談員さんのほうで実際に相談を受けまして、その後、どちらのほうにさらに相談をしたらいいのか、適切な窓口とか、そういったものを御案内しているというような状況でございます。  実際に相談に、電話で相談される方も多数いらっしゃるんですけれども、最近は実際にセンターのほうに足を運んでいただきまして、相談員さんと実際に対面して相談をされるという方がふえていっているというような状況でございます。  以上です。 201 ◯大原産業観光課長 農業公園の委託料の不用額ですけれども、シルバー人材センターのほうへ芝生広場の草刈りを委託していたんですが、それをもう委託しないで直営でやったという部分で、委託料が余ってきております。  それと、被災の分ですが、平成30年度が実数で46農家のほうで件数として74件で2,192万8,000円、ハウスの再建であったり、タマネギ小屋の再建であったり、機械再取得であったり、ハウスの撤去費用であったり、タマネギ小屋の撤去費用ということで行っております。  以上です。
    202 ◯和気委員 ありがとうございます。この支援、相談なんですけれども、これは予約されていると思うんですが、この時間は大体30分をめどにされているのか、それと内容によっては、もう1時間とか十分お話を聞いて、次へつなげていかれると思うんですが、どれぐらいの、いろいろ内容によっても違うと思いますが、なかなか予約がとれないみたいなこともおっしゃっておられましたし、すぐに弁護士にも一定いいよという感じで言われている人もあるということなんで、その実態がわかりませんので、その辺もちょっと教えてください。  それから、この農業公園のことで、今シルバーセンターに頼まずに直営でということ、それこそ職員が頑張ってお金を生み出すための稼ぐみたいなのじゃないけれども、そういった形の努力をされているというふうに捉えたらいいのか、そういった、どうなのか、その点も思いをちょっと聞かせていただきたいというふうに思います。  それから、続きましてもう1点聞きたいと思いますが、293ページの自転車置き場の整備のところなんですが、今4駅の自転車置き場有料化という形で計画もされているというふうにお聞きしているんですが、実際に樽井の駐車場のところも半分は、コンクリでできているけれども、半分はもう砂利というんですか、とかいうような苦情も出ていますし、市全体の中での駐輪場のあふれているところもありますし、その計画、有料化するにしても、今あるこの自転車置き場の整備等、状況についてお聞かせください。 203 ◯岡市民生活環境部参事 消費生活センターの御相談の件につきまして、御答弁させていただきます。  消費生活センターの場合は、実は法律相談の場合は予約制になっておるんですけれども、消費生活センターの場合は、申し込み、また電話でお問い合わせがあった場合は、随時受け付けをさせていただいているような状況でございます。  ただ、相談員さんが1名ないし2名、常時いらっしゃるんですけれども、電話応対であったり実際に来ていただいて応対をしている間、しばらくお時間のほうは待っていただくというようなこともあるかと思いますけれども、受け付けは随時行っているような状況でございます。  以上です。 204 ◯大原産業観光課長 農業公園の草刈りなんですけれども、シルバーのほうへ出していたときは、年に多くて3回程度ぐらいしか回数的にできなくて、その辺であいている職員で、ある程度時期を見て延びてきたら刈るような感じでやったところです。  以上です。(「じゃ、海も掃除してな、まちも掃除して、そうなるで」の声あり) 205 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、駐輪場の問い合わせに関しまして、御答弁申し上げます。  まず、樽井のほうの駐輪場については2カ所、砂利の状態でおります。4駅の全体的な進め方、有料化に向けた進め方を検討しているところですけれども、その4駅の有料化に向けては、全て舗装された砂利ではない状態になっていくというふうに御理解いただきたいと思います。  以上です。 206 ◯和気委員 じゃ、全てが舗装するんじゃないというふうに今おっしゃられたんですよね。現時点で、樽井の第1か第2か、駅前のところの横、新たな駐車場、いっぱい自転車があふれてということで、つくっていただいたんですけれども、半分はコンクリート、半分は砂利ということで、いろんな皆さんから、何でこれしてくれへんのかな、お金がないからかなとかあるんですが、やっぱりこれからまた有料化にも向けているというところですから、しっかりと今現状あるものを、やっぱり整備をしていただいて、きちんとしていく必要があるんじゃないかなということでお聞きしたんですが、あのまま放置する、そのままということで今おっしゃられたのか、その点、再度お聞かせ願いたいと思います。  もう続けてほかのも質問したいんですが、あと、コミュニティバスのいろいろ要望もあって、いろんな改善もされてはきていますが、今後の改善の予定というのか、日程はわかりましたら、その点教えてください。  それから、304ページで公園の管理、草刈りの問題で、大体2回というているのに1回しかしていないとか、必要に応じて緊急事態が発生すれば2回とか、いろんな形で市民から言われても、そういったお答えは、いただいているんですが、やはりできるだけ草刈りしていただいて、早目早目にすることで、大きく草が伸びてからやったら、費用もかかるし、時間もかかるということで、そういったことをやっぱり計画的にやっていただきたいと思います。  それから、市営住宅の管理の問題では、老朽化の対策が急がれるというふうに思いますが、ずっと耐震化もされていない市営住宅が幾つもありますし、そういったところのそれはいつまで放っておくのか、本当にずっと言われていますので、それはもう計画も何とか管理、ストックじゃないわ、何かあったと思うんですが、それはいつまで本当に実証されようとしているのか、計画もしていると思うんですが、その点をしっかりと教えていただきたいというふうに思います。  もうついでに言いますと、道路整備のお金は横ばいで、一個もふえていないんですが、でこぼこやとか、段差については、もうしようがない、お金がないということですけれども、やっぱり穴があいても、なかなか埋めてもらえていないところもあります。  また、気がつけば、ああ、きれいになっているなと、埋めてくれているところもあるんですが、全体的にいけば、本当に道がガタガタで、もう本当に通りにくい、高齢者の方も子どもたちもやっぱり早よ直してほしいなということを言われているんですが、その計画的な補修の仕方、予算もふえていない現状の中で、今後どうなるのか、その点も含めてお聞かせください。 207 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、4駅の計画についてですけれども、まず、どの駅から順番にというのはございます。今までの一般質問等でお答えしている内容としましては、新家駅をまず進めていきたいと。  ついては、今未舗装というか、アスファルトコンクリートされていない状態の部分については、できるだけ早く有料化に向けて動きたいと思っております。  今、速やかに舗装しましても、また有料化のときにスタンド等を立てる際には取り壊しとなりますので、速やかに有料化に向けて動いていきたいというふうに考えております。 208 ◯眞田住宅公園課長 公園の草刈りなんですけれども、一応年に1回あるいは予算的に余裕があれば2回と。使用できないような状態になってくれば、先ほどの農業公園同様、緊急避難的に職員がみずから出向いて草刈りして対応するという場面もございます。  御指摘のように、草がぼうぼうになってから草刈りするとかというような状況もございますが、草の伸びる時期というのが、やっぱり年間で決まった時期に一気に伸びてくるというような状況もございまして、先ほどの農業公園同様、シルバー人材センターさんのほうに草刈りを依頼しているということもありまして、そちらの受注の状況等によりましても、時期がどんどん後になっていったりとかいうような状況もございます。  できるだけ、一番いい効率的な時期に草刈りのほうをできるような形で、何とか対応していきたいと考えております。  次に、市営住宅の計画、耐震ということなんですけれども、市営住宅につきましては、現在耐震性能が満たされていないという住棟が、宮本の1棟、前畑の1棟、2棟、3棟、8棟、10棟という形で耐震性能を満たしていないという状況でございます。  この決算委員会の該当につきまして、平成30年度につきましては、前畑1棟の耐震設計のほうをさせていただいております。来年度以降、予算がつけば、順次前畑1棟のほうから耐震の補強の工事、今後宮本の1棟の耐震設計というような形で順次進んでいきたいと考えております。  市営住宅の計画につきましては、現在、市営住宅の長寿命化計画というものをもとにして、計画的に修理、更新を行っているところでございます。  今後の状況につきましては、FM計画等と整合性をとりながら、今後の方針については検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 209 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 私のほうから、道路補修の件なんですけれども、なかなか対応できていないというのが現状でございまして、予算の関係もございまして、計画的な補修を進めるということも、なかなか取り組めていないという状況でございます。  今後は、予算の確保をとりあえず何とかしてしなければいけないということで、補助金の創設等を含めて、どれか対応するものがないかということも含めて、ちょっと大阪府のほうにも働きかけながら検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 210 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 答弁漏れがございまして、失礼しました。コミュニティバスの件について申し上げます。  平成29年4月にダイヤ改正されていまして、さまざまな市民の利用者の声があると思うんですけれども、次のダイヤ改正、令和4年なんですけれども、その前にニーズ把握するためのアンケートを行いまして、利用者の方々の声や、またコースの混みぐあいとか、時間帯の設定であるとか、その辺を改善してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 211 ◯和気委員 草刈りの件ですけれども、私たちも市民の方から草を刈ってほしいと言われたら、担当のほうに言ってお願いしているとかするんですが、担当の方はもう気を使って、草を刈ったりしていて、いや、かわいそうに職員が仕事もあるのに、ここに来てくれているなと、逆の意味でもそういうところの答えも返ってきたりとか、矛盾している部分はあるんですけれども、やはりだから仕事は仕事として、いっぱい仕事があると思うんですよ。  ですから、お金がないために、そういった苦労もされているのかなというふうに思うんですが、その辺は、やっぱり予算もちゃんととって職員は職員の中でしっかりと仕事をやっていただきたいなと。  頑張っている姿はよくわかるんですけれども、市民からもそういうふうに思われていて、大変やなとかいう感じで、行革との関係からは、それはまた違った意味での感覚なんで、その辺はまた検討していただきたいなというふうに思います。評価をしながら、ちょっと矛盾しているんですけれども、よろしくお願いします。  それから、この市営住宅なんですけれども、長寿命化というふうに言っていますが、建てかえるとか、それから前はURに、もう市営住宅は一定、そこへお願いするみたいなことを、市長もおっしゃっていたこともありましたし、また、長寿命化で耐震補強でお金も要るわけですから、そういうのもどうなのかなと。  今、耐震化ができていないところに住んでいるわけですから、もっと安心した形で市民にも何か知らせていただかないと、計画がずっと続いている、こういった不安定な状態が続いているので、しっかり対応していただいて決めていただきたい。お金の効率化も含めて考えていただきたいなというふうに思いますので、いつまでに長寿命化をしてどうするのか、もうURには行かないのかとか、市営住宅のあり方について、再度またお答えいただきたいというふうに思います。  あとはもう最後にしますが、その和泉砂川駅前整備、今進めていっていると思いますが、松源ができて、今いろんな形で交通量も入り口やとか出口やとかいう形で、いろいろ今、車の出入りもありますし、今後これはもう松源ができたわけですから、これはいつぐらいまでに、砂川樫井線もまだ解決できていない状況です。その辺についてお聞かせください。 212 ◯森委員長 あいている職員で、公園の草刈りをやっているという答弁はまずいのと違うか。訂正したほうがいいのと違うか。 213 ◯大原産業観光課長 あいている職員ではなしに、草刈り機というか、芝刈り機を備品で買いまして、それで常時ある程度きれいに保つということを仕事としてやっています。  以上です。 214 ◯宮阪市民生活環境部長 あいている職員というのは、ちょっと言い過ぎたかもしれませんけれども、職員をやりくりしながら取り組んでおりますので、よろしくお願いいたします。 215 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 和泉砂川駅前整備の整備期間ですけれども、現状の発注工事については、2月末を工期として整備を進めております。ちょっと一旦、正月休みとかを挟みますので、ちょっと工期のほうは延びております。  あと、砂樫なんですけれども、今、用地交渉もして進めているところで、延伸工事については、令和5年をめどに全線開通を目標に取り組んでおります。一部開放といたしまして、駅前であと1件、用地交渉のほうが残っておりますが、それが済み次第、目標年度としては令和3年度中に先行開放したいというふうな目標で進めております。  以上です。 216 ◯眞田住宅公園課長 市営住宅の計画でございますが、現在の長寿命化計画といいますのが、平成24年3月に策定されておりまして、その計画を10年間ということで、令和3年度までの計画になってございます。  その計画によりまして、宮本の新2棟の建てかえであるとかという形で進めてまいりまして、現在、その中に、その計画の中に一定程度、今後の建物の方針といいますか、が示されております。基本的には耐震性能がなくて、なおかつお風呂のない棟というのが、将来的に除却なり建てかえというような方向性が示されておりまして、それ以外のものについては長寿命化、例えば耐震性能だけが満たされていないものについては、耐震補強を行ってというような形の方針が示されております。  現在それに従いまして、前畑の1棟のほうの耐震設計を進めさせていただいたというところでございます。  この長寿命化計画の計画後につきましては、FM計画の中で、近いうちに個別施設計画というような形で、また方針も示されることになると思いますので、それ以外に、単に市営住宅の建てかえというのだけではなくて、さまざまな事業の手法、PFIであるとか、そういった手法とか、あるいは建物の集約化であるとか、あと民間の賃貸住宅を活用した手法であるとか、そういったものを全て含めた上で、検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 217 ◯和気委員 その検討していくというのが、いつまでどうするのかというのが、ずっと言われているので、それと宮本住宅も1棟建てかえましたけれども、もう1棟建てかえるとか言うて、期待もさせているようなこともあるし、本当にそれができるのかどうかと。  お金がない中でどうなのかとかいうのも、いろいろあるので、その辺はもうはっきりとわかった時点で市民にも知らせて、私たちにも知らせていただきたいと、計画はずっとあるけれども、一定の期間決めてしていただかないと不安が残りますし、お金の心配もありますし、その点、よろしくお願いしておきます。どうでしょうかね。それだけお願いします。 218 ◯奥田都市整備部長 先ほども答弁させていただきましたけれども、今は前畑1棟の耐震に向けて進めているところでございます。  それから、来年度策定ということで、先ほどもありましたけれども、個別施設計画を策定する中で、市営住宅のあり方というのか、今後どういうふうにしていくかということも検討されることになると思いますので、その辺がわかりましたら、また御説明もさせていただきたいというふうに思っているところでございます。  以上でございます。 219 ◯森委員長 ほかに。 220 ◯山本委員 公園とかの草刈りについて、ちょっと固執して申しわけないんですけれども、これからもっとギアを踏んで、行革を進めていく。これからもっと職員がやっぱりしんどくなっていくとは思うんですよね、ぶっちゃけ。  でも、その中で今回のさっきの草刈りみたいに、応急的にやっぱり職員がそこに駆り出されるというのは、これは全く行革ではありませんで、やはりやるべき業務の時間が確保できていないということで、これはちょっとあかんことやと思うんですよ。  一方で、そういう状態に陥っているのは、シルバー人材センターの空き状況であったりとか、多忙さということもあったりするので、他市を見ると、これは一般質問で僕は言おうとしていたんですけれども、例えば泉佐野市にしても高槻市にしても、作業所、B型の作業所とかで、そういった業務をやられているところは結構ありますし、ニュースとかでも取り上げられていたりとかするんですよね。そういう連携の仕方ってすごいあるんじゃないかなというふうに思うんですよ。  シルバーだけじゃなくて、ほかにも仕事、こういう仕事があったらいいのになという、その需要もあったりとか、こういうアイデアもあるんじゃないかというのが転がっていると思うんですけれども、そういった検討をされているのかどうかというのをお聞かせいただきたいと思います。  あと、ちょっと空き家の関連予算、関連の決算の数値が出てきていますけれども、これから10年とか20年というスパンでこの泉南市を見たときに、多分ここら辺の予算決算、数値が上がってくるのは僕は空き家やと思っています。  特に通学路とか車とか、歩行者がよく通るようなところの空き家対策というのは、長いスパンで見ていけば、必ず必要になってきますので、そこら辺のやっぱりプライオリティーがどうしても泉南市は高くないなというのを、いつも見ていまして、そこら辺、その部内でどういった位置づけで議論をされているのか、あとは予算、来年度の予算を今決めてはると思うんですけれども、その中のプライオリティーはどうなっているのかというのを、お聞かせいただきたいと思います。 221 ◯大原産業観光課長 草刈りなんですけれども、農業公園の中では、新しくスロープをつけた部分とシバザクラを植えた部分がありまして、そこに関してはちょっと安いんですけれども、障害者の支援団体というか、そういうところに草抜きであったりとか、そういう委託は去年、平成30年度からやっています。  今年度についても年間2回ぐらい、1カ月ぐらいの期間をとって委託しているというようなことはしているんですが、芝生広場という部分は、かなり広い部分があって、なかなかそういうところにお願いするというのは難しいかなというところで対応しているところでございます。  以上です。 222 ◯眞田住宅公園課長 公園の草刈りなんですけれども、御指摘のように、職員がみずから草刈りに出るというのは非効率であって、本来業務じゃないというのは、もちろんわかっているんですけれども、公園を使いたいというような要望があって、やむなしに出かけているというようなのが現状でございます。  他市の事例のその作業所、B型の作業所とかの連携というようなところについては、現在のところ、まだ全く進んでいないというのが現状でございます。  空き家対策なんですけれども、通学路にも面しているというような空き家も確かにございます。そこのところの優先順位等につきましては、特定空き家等に選定していく段階で、その段階が一定優先順位をつけさせていただいているのかなというようなふうに考えておりまして、空き家のその予算等につきましては、例えば除却するにしても、当然費用がかかってくるものにはなるんですけれども、片やこちらから積極的に働きかけを行えば、所有者の方が対応していただける場合もございますので、やむを得ない場合につきましては、もうそういったような形になる可能性もございますけれども、現在のところは、所有者の方に強く、適正な管理をお願いしているというのが現状でございます。 223 ◯山本委員 この時間がない中で、あえてちょっと申し上げたのは、何ていうんかな、やはりさっきも田畑委員のほうからありましたけれども、泉南市は財政難なわけですよ。たかが草刈り、されど草刈りで、無理なものはもう無理せずに、例えば区や住民にも相談をするということもやってええと思うんですわね。  全てを全て草が生えているから刈ってくれやら、うんたらかんたらはずっと全部受け入れてしまっては、もうそれでは、らちがあかなくなってしまうので、もう難しい部分に関しては、もう申し訳ないんですけれども、区とかそういうところに相談をして、こういったところは区にお願いできませんか、住民さんにお願いできませんかというものを、やはり腹を割って話をせなあかん時期に来とるのと違うかなと。  一事が万事で、ほかも全部そうなんですけれども、特にわかりやすい事例でいけば、草刈りなんで、そこら辺は特に住民さんにも協力してもらいやすい。もうそれこそ住民との協働というところに合致するのかなというふうに思うんですけれども、そこら辺はどうなんでしょうかね。 224 ◯眞田住宅公園課長 公園の管理の委託なんですけれども、現在市内の公園137公園ございまして、そのうちの82公園、48団体の自治会なり区なりというところに管理のほうのお願いをさせていただいている状況でございます。  その費用につきましては、公園の管理委託ということで、今回の決算額でいいますと、年間144万3,000円程度をお支払いしているというようなのが実情でございます。  ただ、こちらとしては、どんどん積極的にお願いしたいという気持ちもございますが、例えばある区からは、ちょっともう高齢化が進んでいて、自分らで面倒見られへんので、市で面倒見てくれというような形で、逆に返される部分もございまして、なかなかそういう形で進まないというのが現状でございます。  以上でございます。 225 ◯大原産業観光課長 農業公園なんですけれども、ボランティアのほうも募りまして、月1回草抜きとか、そういうのを協力してもらっているんですけれども、なかなかボランティアの応募に手を挙げてくれる方がおられないというのが現状で、今現在、いろいろさっきから言われている泉南市ABC委員会のほうに協力を願って、夏場とか真冬はあれなんですけれども、季節のいい時期は月1回程度、その辺のお手伝いを願っているというような状況です。  以上です。 226 ◯森委員長 ほかにありませんか。 227 ◯澁谷委員 こっちの主要施策のほうの98ページの砂栽培プラントの展示事業というのが、この泉南の産官学連携まち・海・里山創生事業というので、地方創生の事業としてずっとやられてきたわけです、今までね。  前も何かのときに、私これを言ったと思うんですけれども、この砂栽培プラントを東レかな、どこかで1台置いて、泉南大阪晴愛病院の手前のところにありますが、今置いて、台風のときも何かどないになるのかなと、飛んでいかへんかなと思ったけれども、何とか建っていましたね。  それを使って、一応こうやってここを見れば、いろいろなことをされていると。今、関心があるこのときですか、この平成30年度ですか、事業所1団体がプラントを貸してくれと。それに貸し出して、そこがどうなりましたかね。そこはずっとそのまま使ってくれているというのか、貸し出しが続いているんでしょうか。その辺ちょっとお伺いしたいのと、それと農業公園、今本当に、春はすごいバラがきれいで、バラを見るお客さんがたくさんです。  秋もこの間行きましたが、もう秋は秋でちょっとバラが、春に比べるとすごく貧相というか、ないので、こちらの空き地のほうでのいろんな第一次産業、いわゆる漁港のアナゴとか、それから農業塾の、つくった方たちの野菜とか売っていました。  それから、ステージをつくって、子どもさんたちや、また若い人たちでそういうイベントをするなど、また動物、たくさんどこからか動物を連れてきて、動物と触れ合うコーナーみたいなものをつくったりとか、いろいろ工夫されています。  年々、ことしは天気がちょっと悪かったので、去年よりは人は少なかったんじゃないかなというふうに思うんですが、このイベントというのは、すごく何とかそこでちょっとでも産地の物を売ったりとか、お客さんに周知していって、そこがにぎわっていけば、またいろんな意味で、そこも活性化の1つのプロジェクトになるんじゃないかなというふうに思います。  ここのこれからの何ていうんですかね、PRの仕方ですか、それをもう少し何か工夫はないものかなというふうに思います。  それと、公園の草刈り、私も近所の地域の方から第三公園という広い公園があるんですよね。そこはもうあの辺の近所の子どもたちは、もうそこしか本当に遊ぶところがなくて、その公園がすごいもう大人の人の腰の辺ぐらいまでの草が伸びるので遊べない、そこの滑り台も使えないし、そんな中で、何とか草刈りをしてほしいということで、それまでは地元の地域の方たちがボランティアで草刈りをしていたんです、実はね。  ところが、そのボランティアにしてもらうと、ボランティア保険に入らないと、何ていうのか、電動の草刈り機、あれを使ってやらないと、とてもじゃないけれども、手でこんなんやっていたら刈られへんから、電動の草刈り機を使ってやっていたんですけれども、やっぱりボランティア保険も入らなんとなということで、ちょっと相談すると、そういう手でする場合はいいけれども、ああいうものを使った場合は、保険に入れないというのをちょっと聞いたんです。  そこら辺もクリアすれば、さっき言われたように、市民の方たちが共同して、自分たちの子どもが遊ぶ公園なんだから、何とかそういう保険に入れるようにしていただいて、自分たちの手できれいにやっていこうという、そういう動きもしようとはしたんですが、なかなかそこら辺がちょっとクリアできなくて、余りにも危ないこともできないのでというので、断念して市にお願いしたわけです。  今、大変子どもたちが喜んでそこで遊んでいますけれども、そういったやっぱり公園の管理にしても、できるだけ地域住民の人たちが自分たちの手で何とかという思いはあるんですが、その辺がちょっとできないところがあったということで、大変住宅公園課の方にはお世話になりましたが、今後もこれからその辺もちょっと考えていただきたいと思います。  以上です。よろしくお願いします。 228 ◯大原産業観光課長 砂栽培なんですが、市内でその砂栽培をやっていきたいという方が、ずっと借りてくれていたんですが、去年の台風で、あそこの施設自体がちょっと被災してしまって、なかなか修繕ができない、ほかの農家のハウスを直してもらわないといけないので、一番後回しになって半年、3月いっぱいまでに直らなかったというのがありました。  市内でその方の農地も探してやってくれるような状況やったんですけれども、ただ、そういう台風を目の当たりにして、なかなかそこまで設備投資をやって、また台風で自分らが被害に遭うということを考えられたみたいで、ちょっと頓挫したというのが現状です。  今、またちょっとイチゴをやりたいという方がおられまして、その方が今10月ぐらいから体験で借りていただいているというような状況です。  あと、農業公園なんですけれども、農業公園のイベントについてなんですが、ことし第4回目ということで、例年11月にやっていたんですが、今市内の各地区から農家が直売をしてもらおうということでお願いしていまして、野菜ができるのが11月というのは、なかなか少ないというお声がありまして、12月やったら豊富にあるということで、今回ちょっと12月開催ということでした。  天気もよろしくなく、非常に寒くなって来客数は去年に比べると落ちたとは思うんですが、ただ駐車場があそこは限られますので、ことしぐらいの数というのが一番、あそこの会場でするのはちょうどいいのかなというのは感じております。  今、市が主催でということで、そもそもどこかの団体に、そういう主催をお願いしていきたいということで多分始まっているんですが、それがなかなか渡せていないというか、引き受けてくれる団体がないという状況です。  できたら、その季節のいい時期に市内の商売人とかが、バラの時期に飲食を出すとか、そういうことを、市主催じゃなしに自分たちである程度そういうカフェ的なことをしてもらえないかなということは進めていきたいと考えています。
     以上です。 229 ◯澁谷委員 公園の件は、こちらは何かありますか。 230 ◯眞田住宅公園課長 公園の草刈りなんですけれども、先ほど申し上げたように、その自治会等に委託させていただいている場面とかも結構ございまして、そういった中で道具がないというような形で、おっしゃられるときが結構ありまして、市のほうにも草刈り機等もございますので、そういったものをお貸しできるような形で検討しようかなというのは、この前考えていたところでございます。  ただ、草刈り機等についても結構危ないものでもございますので、そのあたりもどうなのかなと思いながら、検討しているところでございます。 231 ◯澁谷委員 その道具もあれなんですけれども、ボランティア保険の件なんですが、手で、鎌とかでするのはいいけれども、電動のものを使うと入られないんですよね。それは何とか、それでやったら本当に小さい公園だったら、みんな本当に私は思うんですが、市内を見ていて、きれいにいつもしている住宅の中の公園とかがあるんですよ。  そこはやっぱりその規模ぐらいやったら、住民さんが出てきて手で引いて、鎌を使わないで手で引いて、そのほうが根っこから取れるんで、草が生えなくていいと思うんです。  だけど、やっぱりちょっと大きな公園になると、その手で引くって、もう大概ですよ、本当に腰が痛くなるし、私は。ビニール袋を、そんなごみ袋とかやっていられないから、大きな作業用の袋、あれにでもいっぱい詰めても、あれが何十袋って、もう詰めるのも大変やから、もう積んで月曜日に清掃の方に、悪いけれども、あそこに積んであるから取りにきたってと言って来てもらっているような状況なんです。  その保険に入られなかったら、やっぱり市民にやってもらうといったって、手で草を引けるような小さな公園やったらやるけれども、ああいう大きな公園になってくると、やっぱり電動の草刈り機を使わないと、ちょっと無理やと思うんですよ。なので、市のほうにお願いをしたんですが、ちょっとそこら辺考えていただきたいなというふうに思います。  やっぱり子どもたちが道路で自転車で遊んでいるんですよ、小さい子らがね。余りあそこを通り抜けするから、車が結構通るんですが、もう公園が草ぼうぼうやから遊べないから、道路で小さい自転車で遊んでいますわ。  そんなのを見たときに、やっぱり公園がきれいだったら、ここで遊べるのになと、地域の方はみんな思ったんじゃないですかね。私も事実そう思いましたので、ちょっとその辺のことを、何とかクリアできないかなというふうに思います。  その砂栽培プラントのほうは、結局半年間台風でも修繕できなかったから、そこはもう頓挫してしまって、その業者はもう引いて、イチゴをやりたいという、また別の業者が手を挙げているということですかね。(「そうですね、体験してもらっているみたいです」の声あり)  何でもいいんですけれども、本当に何か中途半端にやると、これでも結局何百万というお金がかかっているわけなんですよね。もうできへんもんやったら、もういっそのことやめてしもうたら、私はいいのと違うかなと思うんです。  せっかく前の副市長がこうやって国からもらってきたお金でやったんですが、もう地域にというか、泉南市になじまないものであれば、もっとほかにお金の使い方がある。それこそ草刈りをもっとやってほしいなと思います。  以上です。ありがとうございました。言うだけ言うてすみません。 232 ◯森委員長 ほかに。 233 ◯堀口副委員長 休憩後からは草刈りの話ばかりになって、非常に申しわけないんですけれども、ちょっと草刈りの話をさせてください。  これは、農業公園もそうやし、道路の例えばのり面とか植栽帯とかもそうなんですけれども、道路の維持管理、いわゆるランニングコスト、草刈りもランニングコストの1つに入ると思うんですけれども、これをいかに減らすかというのを全然考えへんのかなというのが、ちょっと1点疑問に思っています。  例えば、グラウンドカバーとかという言い方をするんですけれども、草を生えてこないように、まずできるところはやる。草を生えてこないように。例えば、よく言われるのは芝生やと思うんですけれども、一番効果的なのは、恐らくヒメイワダレソウという草ですね。これは1ポット100円ぐらいで売っていますわ。  これを1ポット植えて大体二、三カ月後ぐらいには50センチ四方には広がっている。芝生の繁殖率の約20倍とか言われるぐらいの、非常に効果的なというか、草には草をという形になるんですけれども、非常に低い高さ、5センチぐらいまでしか最大伸びないぐらいの草なんです。  それを、草刈りをせなあかん場所、子どもらが遊ぶ場所が草ぼうぼうというのは、なかなかどうかとは思うんですけれども、例えば斜面とか、そういったところはそういうので対応できるのと違うのかなというふうに思うんです。  だから、最初に予算をちょっとかけて植えて、もう雑草が生えてこない。だから、さっき澁谷委員がおっしゃったけれども、腰までの高さの草とかというんじゃなくて、もう最初から3センチから5センチぐらいの草をずっと生やしておくというのも、1つの手やと思うんです。  だから、これをやることによって、ほかのところに手を回すことができると思うんですわね。その辺について、考えていないのかどうかというのがまず1点です。  先ほどボランティア保険の話が出ました。これは例えば公園かどうか、農業公園もそうやねんけれども、そういうボランティアさんに参加してもらうところに関しては、一定保険のあっせんとかも含めて、きちっとやっておくべきやと思うんです。  ボランティア保険というのは2種類あって、ボランティア活動保険というのと、それからボランティア行事保険というのが2種類があると思います。例えば僕ら青年会議所をやっていたので、青年会議所でやるイベントに参加する人、これはもう草刈りとか、そんなん関係なしにね、そういうところのイベントに参加する場合は、さっきおっしゃったように、電動のとか燃料でやる草刈り機を使う場合は対象外ですけれども、通常の個人が入るボランティア活動保険は、対象内なんですよね。だから、その辺の違いというのをちゃんと理解されているかというのは、物すごく大事です。  例えば古谷議員とか僕とか被災地に行きますというときは、ボランティア活動保険に入るんですよ。いろんな団体がやる場合はボランティア行事保険に入る。  だから、区でやる場合は、恐らく行事保険とかと言われる可能性があるので、そこら辺は対象外やと言われてしまう可能性があるんですけれども、個人で入る分には、全然、それも対象内なんです。チェーンソーを使う分でも対象内やというふうに思うんですけれども、その辺きちっと把握しておられるのかどうか、確認させてください。 234 ◯眞田住宅公園課長 現在、保険については、市のほうからあっせん等については行っていないというのが現状で、区のほうでそういった草刈り等を行っていただいているときに入っていただいているのかなというふうに考えております。  先ほど御紹介いただいたヒメイワダレソウについてなんですけれども、それについては今初めてお聞きしたんですけれども、ある公園とかでは、ボランティアできれいにしていただいている方がおられまして、そういった形で芝生を植えたら草が生えないよとか、そういったいろんなアドバイスをいただきながら、根から起こして草をとれば、なかなか次に生えてこないとか、そういったアドバイスもいただきながらやっているという公園もございます。  以上です。 235 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 道路の維持管理の除草なんですけれども、今までもちょっといろいろ試しはしているんですけれども、防草シートなり除草剤なり、結局グラウンドカバー的に土を固めてするようなものも、いろいろさせてはもらっているところなんですけれども、なかなかされど草で、対抗意識が強くて闘っているところなんですけれども、グラウンドカバー的な意味でヒメイワダレソウですか、またどこかで一度検討させていただきたいと思います。  以上です。 236 ◯堀口副委員長 ありがとうございます。そのヒメイワダレソウがどれぐらい効果があるかというのは、ちょっと僕も1回見に行きたいなと思っているんですけれども、結構今大阪府でも何年か前から、その辺の話題が結構上がっていて、実際にやっているところがあるのと違うかなとは思うんですけれども、それも含めて1回調べていただいて、もし効果があるんやったらやっていただく。  特に道路なんかは汚いですよね。もうあの草が生えてきたらどうしようもできへんとかというのがあるんで、そういう意味では、そういうところも考えていただきたいなと思います。  それから、ボランティア保険に関しては、泉南の場合は社協がやっていると思うんですけれども、その辺の中身も含めて、そういうボランティア活動をされるときの、別に市で請け負ってどうのこうのというつもりはないんやけれども、そういう紹介とか、こういうやり方がありますよという知恵ぐらいはやっていただける方に授けていただきたいなというふうに思います。  もうこれで以上で、答弁は結構です。 237 ◯森委員長 以上で農林水産業費、商工費、土木費の質疑を終結いたします。  (農林水産業費、商工費、土木費の審査終了) ────────────────────── 238 ◯森委員長 本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、来る12月18日午前10時より会議を開きますので、委員各位におかれましては、御参集いただきますようお願いいたします。  本日は長時間にわたり、ありがとうございました。       午後4時43分 延会                    (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...