個々の
中身につきましては、
泉南市で実施しております、他の
施設の
類似の
業務から推定した
金額を
積算しておりまして、これにつきましては、ほぼ今の
実施ベースの
金額を入れているというところでございます。それとそれに加えまして、
火葬炉の
維持管理経費といたしましては、5
年間で1,445万円ということで、5
年間の
合計が2億9,045万と、ここから今回の
使用料を算定したものでございまして、しっかりと
中身、
ランニングコストについては
積算しておると
考えております。
それと
あと、
使用料収入が減った場合の
財政の
負担ということでございます。我々が
積算で
使用料を
受益者負担率50%ということで
計算させていただいた
金額というのが2万円ということは御
説明させていただいているとおりでございまして、この2万円を
もとに
近隣の過去10年以内に
新築された
火葬場の
使用料の
状況を見ますと、1万8,000円から2万円の範囲になっているということもありまして、そこを勘案しまして、1体当たり1万8,000円というところで、今回御
提案させていただいておるところでございます。
また、その1万8,000円につきましては、以前の
火葬炉の
使用料1万4,400円からのおおむね2割
程度にとどめているというところでも、御理解いただきたいというふうに
考えております。
それと、
財政負担がどうなるのかというところで、2万円必要と
計算上はなっておるんですけれども、そこから1万8,000円とすることによって、その差額の2,000円、これにつきましては、
平成31年度の
泉南市の
火葬件数の予測がおおむね700体ぐらいという予定でございますので、700体の2,000円分ということになりますと、おおむね140万円が
一般会計からの繰り出しになるということでございます。
これについては、今後も、その
財政負担については引き続いていくことになるんですが、
火葬場を今後
運営していく上で、何回か
指定管理なりに出して、
収支の
計算を
指定管理者から出していただくという形になりますので、その辺を今後もローリングして検証しながら、その辺を
財政負担がどうなっていくかというところも、見きわめていく必要があろうかというふうに
考えております。
以上です。
8
◯梶本委員 気になるのは、
人件費のところで
サービスの面でございますけれども、これの
職員3名、
補助的職員1名、
臨時職員2名、
あと電気、水道、
燃料、これは
燃料代か、
需用費に入っている。
都合一応6名の計画でされているんですけれども、
火葬が重なった場合、例えば朝から3体ありの昼から3体あるということになれば、
告別室あるいは
収骨室、
両方で五、六件同時に使うということになりますし、また控室、
待合室等にも人が集まるということになった中で、この3人、
合計6名という
人数で十分な
市民サービスができるのかどうかということも
考えられると思うんですけれども、それについて
指定管理者、今募集されている
指定管理者との協議というのが、これから始まると思うんですけれども、それに対して、市としてどういう要求、あるいは
サービスの水準を要求するのか、お答えいただきたい。
9
◯宮阪市民生活環境部長 火葬のスケジュールに関しましては、同時に
火葬するということを
考えておりませんで、少しずつずらして
予約をとっていただくようなことを、市では当初
考えて計画しております。
ただ、
指定管理者からどういった
提案がなされるかというのは、今後
提案を見ないと、というところになるんですが、少しずつずらして会葬に来られた方がふくそうしないようにというふうなことで
考えておりますので、その辺は、
十分指定管理者と協議させていただいて、混乱のないようにさせていただきたいと
考えております。
それとともに、市が
考えている6人で、十分な
市民サービスができるのかというところでございますけれども、あくまでこれは市の
積算でございまして、おおむねこの
程度の
人数がおれば、来られた方に対して
案内であったり、各
儀式の
告別であるとか見送り、それと
収骨とかいう
儀式の御
案内であったり、それから
待合室での何かあったときの
対応であったりというようなことが可能であるというふうに市では
考えて、
必要経費として
積算をしたんでございますけれども、この辺が我々の
考えていることが十分していただけるように、
指定管理者とも今後詰めて、来年4月にはスムーズな
運営ができるように、努めてまいりたいというふうに
考えております。
以上です。
10
◯梶本委員 最後に、我々も
議会でこの
火葬場についてずっと賛成してきましてここまで来たんですけれども、
図面状態の中ではわからなかったここまでの
建物、言えば金のかかった
建物になったということですけれども、
近隣大阪府下あるいは近畿一円で、これだけの、豪華と言えば豪華と思いますし、ここまで必要あったのかというところまでなされていると思います。
この辺のところはどうでしょうか、よそと比べて
建物はどこにも負けないというぐらいな
建物になっていくと思うんですけれども、その点について、もう
議会で承認してきて、
図面の
状況で一応見た段階と現物、建ったもの、ほぼ完成に近づいた
建物と比べたら、想像を超えたものになっておると思いますけれども、その点について、
理事者側としてどういうふうにお
考えですか。大体こういうことを目指したのかどうかということでお願いします。
11
◯宮阪市民生活環境部長 火葬場の
建物につきましては、
基本的には
火葬件数から炉の数が決まって、その炉の
基本的には
火葬場なんで、炉を包む
建物が炉の数によって
建物の大きさが決まってくるというふうに
考えております。
本市の場合、
待合室であるとか、それも個別にグループが使っていただけるような形をとっておりますし、
告別式であるとか
収骨室も個別にきちんととっていただけるようにしております。
ほかの
自治体では、
待合室なんかがほかの方と御一緒であったり、いずれは使っていただくというような
施設もほかにはあるようですが、やはり人生の終えんの地でございますので、そのあたりで
市民の方にきちっと、この
施設がよかったと思っていただけるような
内容にしたということでございます。
決して華美で豪華なという
意味でつくっておるわけではないんですが、この間見ていただいたとおり、
建物が新しいですし、ガラス張りの
部分もあったりして、ちょっと明るい
感じにはなっておるんですけれども、その辺は、
費用についてはそんな過度に投資しているというような
状態ではないということで、御理解いただきたいというふうに思っております。
以上です。
12
◯堀口委員長 ほかにないですか。
13
◯和気委員 まず1点目なんですけれども、一番初めに今2万円と
試算されて50%
負担、今の
泉南市の
使用料、手数料の
試算の仕方ということでは、それで
現行では、いっているわけですけれども、じゃ、今回
提案された
部分の中で1万8,000円という額を出されているわけですけれども、本当に
市民からすれば、少しでも現状でいけば安くしていただいたというのは、すごくそれはそれで
考えていただけたのかなというふうに思うんです。
しかし、その
根拠が、初めから50%・50%じゃなくて、今回は
近隣の
泉佐野市が1万8,000円、そして
あと2万円やから、その中での幅でも1万8,000円という形の御
説明もありましたし、それに対する
試算というのか、市がしっかりと
試算されている
部分については、よくわからない
状況があります。
そうするならば、初めから2万円という額であったにしても、そういう
考え方はできたんじゃないかなとか、逆にそう思ったりもするので、その辺は1万8,000円の
根拠、
試算というのはされたのかどうなのか、その点はちょっと1点聞かせてほしいと思います。
それと、今回そうしたら2,000円が下がるわけですから、
年間で140万円の
持ち出しになるということで、そうすれば、今
泉南市の
財政が厳しい中で、140万円が出されるということになるんですけれども、じゃ
現行のままでいけば、それを割り出したらわかると思うんですが、
年間どれだけの市の
持ち出しは、覚悟して
持ち出しはできるのか、そのままできるのか、その点を2点目に教えてください。
それから、
サービス向上というのは、もちろん今本当に
市民が喜んでいただけるように、
施設を拝見しても、すごくいいかなというのも思いましたけれども、
サービス向上の分については、
先ほど説明があったように、市からいろいろ
提案、時間をずらすことやとか、そういうような形もお話がありましたけれども、そういう具体的に
指定管理者に市がこういうふうに望ましいような、そういうことは
提案されているのかどうなのか。
今は示されないみたいなこともこの前
説明がありましたので、具体的にどういったことを
サービスの
向上において、今の
現行の
施設よりも
サービスのこういうところをお願いしますとか、何かそういうのを入札する前に、提示されているのか、その点がわかれば、また教えてください。それをお願いします。
14
◯宮阪市民生活環境部長 まず1万8,000円の
試算をしたかというところでございます。
説明させていただているとおり、
試算については2万円という結果が出ております。その2万円につきましても、
先ほど申しましたとおり、
管理費であるとか、
維持管理費につきましては、
泉南市の
施設の
類似の
業務から
積算しているものでございます。
例えば、
空調設備なんかにしましては、
空調設備の
点検なんかについては、
樽井公民館がほぼ同じような規模であるというところから、そういった
空調設備の
点検の
費用を
参考に
積算しておりますし、
自動ドアなんかにつきましても、
樽井公民館と同じような
施設でございますので、その辺の
維持管理費用から
積算をしております。
それ以外についても、
類似の
施設から
積算を行ってこの5
年間の
必要経費というのを
積算して、そこから
指定管理費用というものを出しているというものでございます。
その結果が2万円ということでございますが、
近隣の10年以内の
新築の
自治体の
火葬場、この
状況が1万8,000円から2万円というところから、今回
使用料を1万8,000円で
提案させていただいておるということで、あくまでも
激変緩和ではございませんけれども、
従前の
使用料の1万4,400円の1.2倍
程度にとどめているというところで御理解いただければと思います。
それと、
現行のまま
持ち出しを続けることについてということでございますけれども、
先ほども御
説明いたしましたとおり、今後
指定管理者を何回か、恐らく5年後になるかと思いますが、5年後に
指定管理者を選定する際には、再度、毎年
収支報告書を
指定管理者から出させますので、その
収支報告を見ながら、それと実際にどれぐらい
電気代であるとか、ほかのものがかかっているのかとか、実績も踏まえながら
指定管理料というか、
必要経費を算定して、そこからまた
年間の
持ち出し分がどの
程度になるのかを含めて、
使用料の見直しにつなげていきたいというふうに
考えております。
それと、
最後に
サービスの
向上ということでございますけれども、
指定管理者を募集する際に、我々の
運営管理の
方針というものを
募集要領に出させていただいていまして、
基本的には
基本方針というところで書かせていただいている
部分については、
火葬については
市民生活にとって必要不可欠なものであるということと、遺族にとっては単に
火葬を行う場所ではなく、個人との最期のお別れの場であるということから、
火葬執行に当たっては、葬儀の習慣や
市民感情を意識した厳粛な
対応、これをお願いしますと。
それで、
利用者に満足していただけるような
接遇、それと
市民サービスを第一とした
施設管理、
運営に配慮することということで、
施設の
運営管理に関しましては、こういったことを
基本理念として、
サービスに努めていただきたいということで、
募集要領にも書かせていただいているというところでございます。
以上です。
15
◯和気委員 ありがとうございます。
この決め方なんですけれども、この
資料の一番初めの
前回のときの
資料をいただいているところの中で、決めるときに当たっては、枚方市は
運営費の50%で、泉大津市が
近隣市町村の
状況、また
泉佐野市は
市内料金の
従前のままとか、能勢町が
火葬炉数により算定とか、河内長野は
運営費の50%ということで、今、
泉南市の
試算されていることと同じような形になっています。
こうしたそれぞれいろんな
考え方の中で、2万円という額が出てきているわけなんですけれども、そういった場合、
泉南市は
両方50%を含めて、また
近隣の
状況とかいうことの、その
両方をあわせた形で、今回は決めたということになるんですかね。ただ、今回についても50%・50%については変わらないと、そういう中で、
近隣は
泉佐野市が1万8,000円だから、それに合わせてというような
感じでと思うんです。
初めの
考え方と今回の
考え方というのは、どうして変わられたのか、ここの
試算、照会されているところは、皆さん
試算されて額を決めているかというふうに思うんですが、そこは50%・50%ではないのか、どれぐらいになっているのか、そういうことがわかれば教えてください。お願いします。
16
◯宮阪市民生活環境部長 前回試算させていただいている
内容と今回の
内容というのは、変わりはないです。今回なぜ1万8,000円かといいますと、今回
新築の
施設で
指定管理についても
運営についても初めて行うということで、あくまでも市の
積算を
もとに、今回
使用料を決めさせていただくということになります。
この市の
積算につきましては、
泉南市が発注している
類似の
業務を
参考に
積算をしておるわけなんですが、あくまでも、この
泉南阪南共立火葬場を
運営していく上で、
泉南市が必要であると
考える
金額を
積算したということでございます。
標準的な能力を持った
事業者が標準的にやればこれぐらいかかるだろうという
意味で、
積算もさせていただいていますので、
使用料については
基本、そこから
考えていくということになるんですが、
前回はそういう
考え方で2万円ということを提示させていただいたんですが、この
近隣の
状況を見ますと1万8,000円でやられているところもあるということと、初めて今回やるということで、実際に何回か
指定管理を続けていく中で、実際の
運営費用というのは判明してくるんだろうというふうにも
考えていますので、その辺で、
近隣の最低のところからスタートさせていただきたいという
意味で、今回1万8,000円で
提案させていただいているというところでございます。
以上です。
17
◯和気委員 最後にしますけれども、正
職員の
賃金が800万円ということで
試算されているということで、この中では当然
専門職で本当にそれだけのお
仕事をされるわけですから、それはそれなりに要るのかなというふうに思います。
しかし、ほかのところからいけば、それぐらいの標準的な
賃金、
専門職の
火葬を行う方々のお
仕事というのは、そういう形でこのほかのところについても
試算はされているのかどうなのか、その点ちょっとわからないので、相場というとおかしいですけれども、一応
基本的な基準があると思うんですが、そういうふうに捉えたらいいのか、それぞれちょっと違うかというふうに思うんですが、その辺はどうなんですか。その点だけ
最後にお聞かせください。
18
◯宮阪市民生活環境部長 労働者の
賃金に関しましては、なかなか
火葬場で
火葬を行う技能
職員の
賃金というのは、公共工事なんかと違って公表されているものがございませんので、我々もちょっと調べはしたんですが、なかなかつかめないということもあって、市の平均給与から推定というか、市の平均給与を準用した形で今回
積算をさせていただいているということでございます。
以上です。
19 ◯田畑
委員 質問と違うねんけれども、竹中市長と宮阪部長と副市長と、俺、謝ろうと思うてんねん。本当に申しわけないと思っている。
積算根拠が2万円で出ている中で、俺も会派もあのとき、同じような賛成者のように賛成しておったら2万円でいけたわけやろう。ですよね。だから申しわけない。
何か俺、今わからへんようになってきた。何で反対になったのか、うちの会派も
議会も。議論を聞いていて、俺の頭の中で今あのとき何が引っかかって何が反対に回ったのか、ようわからへんようになってきた。今まだ整理ができていないんです。申しわけない、本当に。賛成者と同じように賛成しておったら、市が出した2万円の
根拠のとおりいけた。俺は非常に重たく思っている。
下がったことに対して喜んでいるんではなくて、何がこれだけもやもやしているのか、自分ではちょっと整理ができていない。ですので、この後は退席しますわ、とりあえず。
20
◯堀口委員長 ほかに。
21 ◯岡田
委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。
この間の
火葬場の
建設現場を視察に行かせていただきまして、本当に思っていた以上にすばらしい
建物で、特に女性としてうれしかったのは、やっぱり授乳室もちゃんと用意していただいていたということは、ありがたかったと思います。
使用料が2万円から1万8,000円ということは、安いことにこしたことはないですが、安ければいいというものでもないというふうに思います。
サービスの面とか、また足らずを
一般会計からとなると、やっぱり平等性という点からも
考えると、ちょっと
考えないといけないなというふうに思っております。
これからこのままこれで進んでいくとしまして、炉とかの試運転とかもあるんですが、それの予定とかわかりましたら聞かせていただきたいと思います。
あと内覧会、ちょっとやっぱり見に行きたいという声も聞いていますので、そういう予定もありましたら、教えていただきたいと思います。
22
◯宮阪市民生活環境部長 炉の試運転に関しましては、
指定管理者が決まりましたら、
指定管理者の指定をまた12月
議会に
提案させていただこうと
考えておるんですけれども、それで
指定管理者が決定しましたら、
指定管理者が1月の中旬ぐらいから準備行為に入りますので、その中で
火葬炉の建設も並行して進んでいく形になります。
そのあたりで
火葬炉の試運転、
指定管理者と炉の建設業者が一緒に協力して試運転なりをして、3月末までには十分その使用方法などを習得して、4月1日を迎えたいというふうに
考えております。
それともう1点、内覧会でございますけれども、現在完成しましたら、また議員の皆様にも見ていただければと思っておるんですけれども、それ以外にも葬儀会社に対してちょっと内覧会を予定しておりまして、それにつきましては、多目的室と簡易な葬儀ができる場所もございますので、その辺、
指定管理者が決まってから、その
運営の方法も含めて、どういった形で内覧会もする、その
業務の
内容でどういった方を対象に内覧会をするのがいいのかどうかというものを含めて、少し検討したいなというふうに
考えておりますので、よろしくお願いいたします。
23 ◯岡田
委員 よろしくお願いいたします。今までのやっぱり
泉南市のイメージと全然違うということが1点と、
あと自分が亡くなって
火葬されるのが先だったら、全然見ることなく
火葬されてしまうので、やっぱり自分がどういうところで
火葬されるのかというのは、やっぱり心配されている方もいらっしゃると思いますので、ぜひしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
24 ◯古谷
委員 何回か質問はさせていただいている中で、これは大阪府とか
近隣市の質問で、宮阪部長が言われた、
近隣市の最近の直近の
平成のを比べたということ、これは全国で斎場ができるところとか、そういうところは比べられたり、比較されたり、
参考にされたことはあるんですかね。
それと
あと、僕のちょっと長野市の市
会議員のブログとかデータをいろいろ見させていただいていて、これは中核市と差があるかもしれないんですけれども、長野市の市
会議員の指摘というのは、
火葬料金を8,000円から1万5,000円にアップするんです。
1万5,000円にアップすることに対して妥当かどうかというのを、全部データとか
資料で公開されているんですけれども、
現行8,000円から新料金が1万5,000円になると。中核市が大体8,300円で、新斎場の平均が1万2,000円ということを、
資料の中ではっきり出されているんです。
管理費とかいろいろうちの
人数とか全部
計算していくと、どうも長野市とかの新しくやるところの数字の
人数と、うちの市の
人数に対して、非常に割高なんです。それの
根拠の中で、適正
金額が、ここが最終的に1万5,774円というのが、データの中で出てきているんです。
うちのほうが1万8,000円ということで、
近隣他市と比べてくれ、2,000円まけたよというようなことで書かれて、おっしゃられて
資料を出されているんですけれども、この方の
資料を出されたデータで見ると、
年間4,400人の利用を見込んで検討したが、例えば新料金を1万円に設定した場合は、
年間2,200万円の経費増になるらしくて、2,200万円の経費増は裁量の範囲らしいんですけれども、逆に8,000円から1万5,000円に対しての指摘をして、納得していないような形のことを書かれているんです。
だから、実質いろいろ
先ほどもここの斎場の利用料金は管理
運営費50%と書いているんですよね。うちの市、共同経営で見込むところよりも、はるかに人の役、
人数も高いんですよね。それの中で、なぜこの2万円と1万8,000円と、全国でこういうふうにできている市があるにもかかわらず、この1万8,000円というのは、僕は非常に納得できないなというので、長野市ですか、12月
議会は去年でしょうね、説得力があるのかというので、これはネットで見たらすぐにデータで出てくるんですけれども、ここは8,000円から1万5,000円なんですよ。それを1万5,000円で
議案として通ったんですけれども。
だから、何を基準にしてうちのほうは2万円で、他市と比較して、大阪市は2万円だから、2万円のところがあるから、議員に言われて1万8,000円にとりあえずしたのか。いろいろ問題はあると思うんですけれども、
根拠とかいろいろそういうところの焦点が、こういうデータ調べても出てくるわけじゃないですか。
だから、それに対して宮阪部長の説得材料とかいうのが、どうも納得できないかなというのは、僕は個人的にちょっと思うんですよ。
だから、全国でこういう新しく斎場ができてどうのこうのとかよかったとかいうんですけれども、全国でもっといい斎場なんかいっぱいあると思うんですよ。太陽光を乗せて、そこに電気をあれしたり、いろんな
部分でそれはあると思うんですけれども、ただ、
市民にとって、やっぱりこういう全国で8,000円から1万5,000円に上がるに対して、こういう新しく斎場ができるところがあることを指摘している中で、うちの論点がすごい何か高いところで値段が高いように思うんですよ。
その辺をちゃんとした
説明をいただかないと、何を、1人、2人反対してそれで2万円から2,000円だけ下げて、それでどうなのかというても、はっきり言うと、僕個人的には、こんなのには賛成できないですよね。
その辺、ちょっと質問になったかどうかわからないけれども、その辺の御意見を聞かせてもらえますでしょうか。
25
◯宮阪市民生活環境部長 全国との比較というところに関しましては、全国全てを調べるというのも困難なので、全てを調べているわけではございませんが、本
会議の中でも、森議員から御質問があった
火葬場なんかについては、その市町村にも問い合わせなりをして確認もさせていただいています。
その中で、我々が
感じたのは、全国的に長野市の事例をお出しになられましたが、
人件費が大分違うということです。例えば大阪と、大阪は割と
人件費が高いので、ほかの
自治体だと9割ぐらいとか8割ぐらいの
人件費です。例えば建設関係の労務費なんかにしても、国土交通省から出されています。そういう単価なんかを見比べても、大阪に比べて8割とか、88%とか、そういったところの都道府県というのもございます。
そういう
人件費の違いというところもございますでしょうし、
あともう1つ大きいのが、
受益者負担率の
考え方が、大阪で50%というのが割とあるんだろうと思うんですけれども、大阪府内でも
受益者負担率が25%というような
自治体もございます。
この市町村の一覧表、
使用料状況という一覧表を、
資料の5ページにお示しさせていただいているんですけれども、その辺の安い市町村ですね。安い市町村というとあれなんですけれども、
使用料の低い市町村、例えば和泉市とかであると、特に、
火葬場に関しての
受益者負担率については決めておらないようなんです。
現行のままいっておるというような
感じの、公表
資料ではそういうことになっておりました。
あと、豊中市なんかについては、
使用料が1万円となっておるんですけれども、
受益者負担率が25%ということで、これをうちの
考え方と同じにすれば、これが2万円になるわけでございます。
それと、下から4つ目ぐらいの吹田市に関しましても、
受益者負担率が25%で9,000円ですので、我々と同じ50%という
考え方にすれば、その倍で1万8,000円ということでございます。
長野市の事例は、
受益者負担率が、どういった
考え方なのか、私には今わかりませんけれども、そういった
受益者負担率の
考え方が各市町村でばらばらだということも、ほかと比較してわかりにくいところの1つでもあるのかなというふうに
考えております。
その中で、大阪府内で50%というところを
資料としてお示しさせていただいていまして、その辺が1万8,000円から2万円というところ、それと
先ほど申しました25%の
受益者負担率のところでも
計算しますと、我々と同じベースに直しますと1万8,000円から2万円というようなところもありまして、我々が
計算して
運営管理経費から
受益者負担率を掛けて
使用料を出している。
それとおおむね変わらないというところを
考えれば、我々が
積算している数字、それもそんなに大きく異なっているものでもないだろうというふうに
考えていますので、その辺を照らし合わせていただいて、我々の
積算した
内容というのを一定御判断いただきたいというふうに
考えております。
以上です。
26 ◯古谷
委員 要するに、結局は、住んでいる市に対して差が、
市民に対して差があるということですか。わかりました。
27
◯堀口委員長 ほかにないですか。────それでは、以上で本件に対する
質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。
28
◯和気委員 議案第1号なんですけれども、今回のこの新
火葬場においては、皆さんたくさん開所を待っておられるということは、本当に
市民の皆さんからも聞いていますし、私たちも同じ思いではあります。
今回この出されている
提案の中で、
使用料の2万円が1万8,000円に値下げされたと、そういう努力されたことは感謝すべきだというふうには思っておりますが、今回においては、すごく悩みもし、どういった形で
市民にとって何がいいのかということで、いろいろ
考えました。
しかしながら、まだ本当に大人1体1万4,400円から1万8,000円へと、3,600円も上がる、その他も上がるというような形の中では、やはり今
市民の置かれている
状況からいえば、厳しいものになるのかなというふうに思っております。
現行のままで据え置きながら、しっかりと
指定管理者制度の中で
サービス向上、そして経費、
運営費も含めて努力された中でも、やはり
運営費がこれだけ要るとか、こうすべきということの中で検証をされ、
使用料とかというのは4年に一度だと思いますけれども、今回5年ということで、
指定管理が5年ということですけれども、そういった中で検証をしてすべきかなというふうに思っております。
4月の開所は努力をしていただいて、ぜひ開所していただきたいという意見を述べて、反対とさせていただきます。
29
◯堀口委員長 ほかに。
30 ◯河部
委員 賛成で、もう意見はちょっと控えようかなと思いましたので、ちょっと賛成討論だけはしておこうかなと思います。
今回第3回定例会で否決になった
議案を改めて市長を含めて
理事者の方が、この間、汗をかかれて今回1割を削減した
金額で
使用料を出してきたんですけれども、これについては、担当部も含めてさまざまな
資料を添付して、2万円から1万8,000円になった理由を述べられておりましたけれども、私はやはりこれは
理事者とすれば、最低2万円は必要だという
金額の中で、これは出されているものやというふうに思うんですが、第3回定例会の否決を受けて、やはり
議会の声は
市民の声であるということの中で、今回1割を下げた中で
提案をされてきた。
理事者としてのこの努力を私は買いたいと。上から目線じゃなくて、その努力はしっかりと受けとめて判断をしていきたいというふうには思っております。
加えて、今現在行革を進めている中で、新しいものをつくっていくというのは、非常に
泉南市の
財政からいうと厳しい取り組みであるということは認識した上で、逆に今回の新しく
提案してきた
中身というものは2,000円が減額されて、5
年間でトータルすると1,400万円、阪南市と半分に割ったとしても、
泉南市の
財政には700万円の
負担がかかってくる。
これは当然満額の
金額になれば、
泉南市が700万円を一般財源から
負担していかなければいけないというような
状況を生むことを前提に、市が今回改めて
提案してきていると。そのこともしっかりと我々は受けとめなければいけないというふうにも思っております。
ただ、新しいものをやっぱり生んでいく、つくっていく、この生みの苦しみというものは、
火葬場であっても、これからできてくる
泉南中学校であっても、そこを使う人にどのように生かされていくのか、使う人にどのように喜んでもらう、充実してそこを使ってもらうのかということが、非常に大事やと思います。
理事者にお願いしたいのは、今後
指定管理をしっかりと進めていっていただく中で、ただ単にそこの
業務に当たるということだけで当たってほしくないんです。このような
内容を含めて、こういった議論を踏まえて、この
火葬場というものが生まれてきたんですよということは、しっかり
業務の中に反映をしていただきたいということも含めて、ちょっと申し上げて、賛成の討論としたいと思います。
31
◯堀口委員長 ほかは。
32 ◯山本副
委員長 賛成の立場から討論を行います。
9月
議会では、
火葬場条例等に関する
議案に反対をしました。その理由は主に3つございました。結論としては、この3つの問題提起に対して、十分ではないにしろ、一定の論拠が立つと判断をして賛成をすることにしました。本
議案が提出されてから調査し、複数回にわたって担当者から詳細に話を伺った
内容をお話しします。