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平成30年行財政問題対策特別委員会 本文 開催日: 2018-05-25
平成30年行財政問題対策特別委員会 目次 開催日: 2018-05-25

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  1. 泉南市議会 2018-05-25
    平成30年行財政問題対策特別委員会 本文 開催日: 2018-05-25


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開会 ◯岡田委員長 おはようございます。委員各位におかれましては、早朝より御参集をいただきましてありがとうございます。  ただいまから行財政問題対策特別委員会を開会いたします。  それでは、直ちに本日の会議を開きます。  本日の案件につきましては、御案内のとおり、指定管理者管理運営施設に係る総合評価の結果について、平成29年度泉南市行政評価第三者評価の結果について、公共施設等最適化推進事業について、その他の以上4件を予定しておりますので、委員各位におかれましては、よろしくお願い申し上げます。  それでは、会議に先立ちまして、理事者から挨拶のため発言を求めておりますので、許可いたします。 2 ◯竹中市長 おはようございます。委員長のお許しをいただきましたので、行財政問題対策特別委員会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  岡田委員長さんを初め委員の皆様方には、平素より市政各般にわたり深い御理解と御協力を賜っておりますことに対しまして、深く敬意を表する次第でございます。  さて、本日の委員会は、指定管理者管理運営施設に係る総合評価の結果について、平成29年度泉南市行政評価第三者評価の結果について、公共施設等最適化推進事業について及びその他について説明をさせていただきます。どうか、貴重な御議論を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、簡単でございますけれども、挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 3 ◯岡田委員長 ありがとうございます。  それでは、指定管理者管理運営施設に係る総合評価の結果について、平成29年度泉南市行政評価第三者評価の結果について、公共施設等最適化推進事業について、その他の以上4件について一括して理事者に説明を求めます。 4 ◯清野行革財産活用室参事 まず、案件1、指定管理者管理運営施設に係る総合評価の結果について説明させていただきます。  本市の行う指定管理者管理運営施設に係る評価につきましては、1点目といたしまして、指定管理者が行う自己評価、2点目に、設置者である各施設の所管課が行います施設所管課評価、3点目に、評価の客観性や中立性を確保する観点から、第三者機関による評価、第三者評価を行い、これら3つの評価の結果をあわせて、市としての総合評価を行うこととしております。  総合評価及び第三者評価につきましては、指定期間が3年間の施設については2年目に、指定期間が5年目の施設については2年目及び4年目に行います。今回は4年目となります総合福祉センターを対象としております。  資料の1といたしまして、総合評価を取りまとめておりますが、自己評価から順を追って説明させていただきます。  資料の2-3のほうをごらんください。  自己評価につきましては、指定管理者が実施するもので、目的といたしまして業務内容履行点検、利用率、クレームへの対応の状況、利用者満足度収支状況についての自己評価を行うものです。  5段階の評価を行い、所管課の確認として自己評価を受けての所管課の評価欄が設けられております。項目内容といたしましては、仕様書及び事業計画書履行点検の項目を中心としております。  まず初めに、義務的な業務の履行確認の管理運営に関する基本的な業務。  1ページ目といたしましては、管理運営に関する基本的な業務から始まりまして、4ページ目、施設等の維持管理に関する業務。
     次いで、6ページ目になります。その他管理運営に必要な業務、発展的な義務的業務が義務的な業務の評価となります。  続きまして、8ページの任意的な業務の達成度評価にて、仕様書、基本的事項に応じた事業計画書提案内容実施状況評価を。  次いで、9ページ、指定基準の達成度の評価を経まして、最終10ページがアピールすべき事項、次年度重点的に取り組むべき課題、取り組み内容となっております。  続きまして、所管課評価につきましては、資料の2-2をごらんください。  自己評価を受け、施設の設置者であります各施設の所管課が行う評価でして、目的としましては、業務内容義務的業務履行点検提案内容任務的業務の履行の確認、コストの削減状況について所管課としてコメント及び評価を行うものとなっております。  左側の欄に、平成28年度の指定管理管理運営の概要を。右側の欄に、所管課の評価のコメント欄及び評価のほうが記載されております。  続きまして、第三者評価につきましては、資料の2-1をごらんください。  第三者評価は、指定管理者による自己評価、各施設の所管課による施設所管課評価を踏まえまして、評価の客観性や中立性を確保する観点から、公の施設の管理運営状況を公正中立な立場で客観的に評価を行うものです。  委員会は、第1回目といたしまして、平成30年1月24日に現地視察を行い、評価対象施設について、指定管理者より説明と所管課との質疑を行いました。  続きまして、2月23日に第三者評価シートの意見交換を行い、評価結果の確定を行っております。第三者評価につきましては、評価項目ごとに5段階の評価を行います。施設の性格を踏まえまして、評価項目ごとにウエートをつけております。  項目ごとの5段階の評価に従った配点にウエートのほうを乗じまして、項目ごと評価点数を算出しております。項目ごと評価点数を合計いたしまして、総評の5段階評価基準に基づき、5段階の評価に戻し、総合評価をまとめております。  評価項目ごとの5段階評価と委員のコメント、提案及び総合評価と委員のそれぞれのコメント、提案をもちまして、第三者評価の結果としております。  総評といたしましてはBということで、地域福祉の拠点である総合福祉センター指定管理者として適正に管理運営が実施されている点について評価します。また、複合施設としての特色を生かした多様な自主事業への取り組みが実施されている点について高く評価します。  今後は、利用者満足度が推しはかられるアンケート実施に向けた内容の見直しや手法の検討を行うとともに、重要業績評価指標(KPI)の導入・設定など、セルフチェックの仕組みの導入によるサービス向上への取り組みを通じ、複合施設としての特色を生かした幅広い利用者から愛される総合福祉センターとしての管理運営を期待しますということで、総合評価をいただいております。  続きまして、資料の1、総合評価のほうをごらんください。  市の総合評価につきましては、これまで行いました自己評価所管課評価第三者評価の3つの評価を受け、取りまとめの評価を作成しております。評価としましては、B評価ということで、施設の管理運営業務としての必要条件を満たし、基礎的、標準的な水準の管理運営が行われています。  多様な自主事業への取り組みにより、複合施設及び地域福祉拠点施設として努力されていることを評価します。今後も幅広い市民に利用される施設運営を期待しますとさせていただいております。  資料の3につきましては、今回の総合評価の対象外であります文化ホール体育館等総合交流拠点施設の所管課の評価のほうになります。  資料の4につきましては、それぞれ各施設の平成28年度の決算に係る資料を添付させていただいております。  案件1の説明につきましては、以上です。 5 ◯竜田行革財産活用室参事 では、続きまして、私のほうからは、案件2、平成29年度泉南市行政評価第三者評価の結果について説明させていただきます。  お手元に資料5をお願いします。  このお手元にある資料5は、引き続き平成30年3月10日、これは第4回の第三者評価委員会があった日なんですけれども、その委員会の終わりのときに、終盤に第三者評価委員会から市長に提出された評価結果をまとめたものになっております。  では、先に4ページをお開きください。  4ページには、参考資料としてつけられていますけれども、まず1番で、第三者評価委員会の委員の名簿なんですけれども、委員としましては、第2号委員、上2人が学識経験を有する者ということで、お二人。  それから、第1号委員、これは市民委員なんですけれども、公募で選ばれた委員1人。  それから、第3号委員、これは専門知識を有する者ということで、税理士と弁護士の先生になっていただいています。  以上5人でこの第三者評価委員会が組織されております。  続きまして、その下2番目で、委員会の開催状況なんですけれども、合計で4回開かれました。まず第1回が、昨年の年末平成29年12月27日に開催されまして、この場において評価対象施策の選定がなされました。  少し時間を置いて、第2回、第3回、これが2月8日、9日と連日にわたってなんですけれども、そこの内容等でお示ししていますとおり、6施策ずつ、この委員5名からその施策の担当課長、部長相手にいろいろ質疑応答がなされました。  そして、そこから一月あけまして、第4回、3月10日なんですけれども、ここで第三者評価がまとめられまして、最終的に市長への報告ということがなされました。  では、1ページに戻っていただけますでしょうか。  第三者評価委員会のほうでまとめていただいた分ですけれども、1番の「はじめに」の最後の3行なんですけれども、第三者評価委員会として、本年度の第三者評価では、第5次泉南市総合計画に位置づけられた181の施策から評価対象として12施策を選定し、検証を行い、評価と意見を取りまとめたとされております。  その2番目に、その第三者評価対象施策ということになるんですけれども、選ばれた基準が2つ、大きな点2点を基準として、ことしは選んでいただきました。  その基準が、まず1つ目が、総合計画の政策に当たる第1章から第6章をもとに、各分野で2施策、合計12施策を目安に選定すると。  2つ目の基準が、今度は施策を構成する事務事業数の多いものと。この施策を構成するのが少ないのではなくて、逆にたくさんつながっているものと。そのつながりが正しいのかというところを見るということで、この2つを選定基準として第1回目の委員会で選んでいただきました。結果、選んでいただいた施策が2ページのほうに一覧表で示されております。  見ていただきますと、総合計画の第2章は、福祉と教育ということで、内容量がかなり多くなってございますので、そこはいろいろ議論もあったんですけれども、少し多くなりまして、2章で4施策と。結果、第3章と第4章は1施策ずつになっております。以上の12施策が選定されました。  その第三者評価の結果なんですけれども、2ページ中ほどからで、まず1番で、この選定された12施策、これのヒアリングをした結果なんですけれども、これはちょうど中ほど、「また」のところからの文末からですけれども、個々の施策評価を行う中で感じたこととして、施策を構成する事務事業の内容、数、重点化づけ、さらには施策への資源、人員、予算の方向性はおおむね適切ということで評価をいただきました。  その後の行なんですけれども、しかし施策の進捗状況を判断するもととなる指標設定に関しては、施策評価事務事業評価ともに、さらなる見直しが必要ということで、この指標については、かなり多くの委員から厳しい意見をいただきました。  次に、3ページの一番上なんですけれども、今度は泉南市の行政評価制度そのものに対しての意見ということでまとめられております。  その意見の3行目からですけれども、やはりこの施策と重複しますが、指標の再検討、それからまた評価区分についての基準が明確にされていないということで、大きくこの2点が指摘されました。  それと今回は、事務事業が多い施策を選んでいただいたということもあるんですけれども、この一部の施策では、多岐にわたる事務事業を抱えており、結果として、どのレベル、状態を目指しているのか、目指す方向の設定が不明確になっており、市民に説明するに当たり工夫が必要ということで、やはり事業が多くなると、少しそのあたりで方向性がぶれかけているというような指摘もいただきました。  そして次、次年度以降に向けた意見としまして(3)ですけれども、やはり言われたのが、中ほどなんですけれども、選定した施策ごとヒアリングを行い、評価を行いましたが、1つの施策の審議時間、これが30分程度しかとれず、議論を十分に深めることはできなかったと。  それから、施策の内容によっては、説明や資料等だけでは把握が難しく、さらなる工夫が必要だと思われるものもありましたというところで、今年度以降の第三者評価委員会に向けての宿題といいますか、意見もいただいたところです。  先ほどの4ページ以降です。5ページからが実際の第三者評価委員会から出された評価シートそのものを貼付しております。  評価シートなんですけれども、簡単にいいますと、まず大きく評価の項目は5つとなっておりまして、まず1番目が事務事業の妥当性ということで、その施策を構成する事務事業、これが適切か、あるいはその担当課長が行っている重点化づけ、順位づけということについて、理由を聞いて適切であるかというところに関しての評価をいただいております。  この評価の仕方なんですけれども、先ほどの指定管理とは違いまして、委員の意見そのものを書かせていただいています。それなんで、この1番の項目については、A、大変評価できるとされた委員が1人、それから、Bの適切に行われたという評価をした委員が4人ということになります。右側は、その委員からいただいたコメントをそのまま掲示しております。  次に、2番目の評価項目が、施策の進捗状況ということで、課として、この施策に適切に取り組んで順調に進んでいるという感じがあったかどうか。それからあとは、その評価が適切に行われているかというところを評価していただきました。  3点目は、資源の方向性ということで、その施策に対する人員、予算の方向性は適切かということで、まず1点目は、施策の改革改善案、これは担当課長が行った分ですけれども、その意見を聞いて賛同できるかどうか。以降、その話を聞いて、そこの施策に人員、予算を投入することについてどう思われたかということで評価をいただいています。  次に4つ目が、行は大きくなりますけれども、施策推進に向け担当課として対策を講ずべき重要視点、施策運用に関する改善点ということで、これは客観的に施策の進め方を聞いて感じたことをコメントしていただいています。  一番下が、その他のコメントということで、分野を限らず感じたことを書いていただいております。  以降、12施策ということで、その評価シートが12枚あるんですけれども、最後は13枚目、ちょっと様式が違うものがあるんですけれども、一番最後のシートになるんですけれども、これは先ほどの委員各位コメントで、その他のコメントということで、そのあたりに今度は行政評価制度そのものに対して、やはりあわせていろいろ意見をいただいていました。その部分だけを抜き出して、1枚にまとめたものがその13枚目になっています。  これは、今後の行政評価、泉南市の行政評価の改善点、あるいは感じた意見ということを取りまとめたものになっております。やはり委員の意見としては、やはり3分の1以上が指標の設定についての苦言といいますか、アドバイスをいただいたというような形になっております。  私のほうから2番目の説明は、以上です。 6 ◯眞塚行革財産活用室参事 では、私のほうからは案件の3、公共施設等最適化推進事業について御説明を申し上げます。  まず、資料のほうですが、資料6、資料7、資料8をごらんください。  では、平成29年度の推進事業取り組みについて御説明をいたします。資料の6のほうをごらんいただけますか。  取り組み内容としては、大きく4つを上げておるところでございます。  1つ目として、職員で構成をされます庁内組織、FM推進本部会議及び検討部会の開催でございます。開催状況につきましては、資料後半の表のとおりでございまして、本部会議を4回、公共建築物部会を2回、エリア部会を3回開催しております。  内容につきましては、本部会議におきましては、昨年4月に実施計画の提案の承認、そしてその計画に基づく進捗管理に関する報告等、また既存の3つの検討部会公共建築物部会インフラ部会経営管理部会に加えまして、新たにエリア整備部会の設置をしまして、最後にそこに記載をされております2つの提案課題を検討する旨の承認をいただいておるところでございます。  新たな検討部会につきましては、拠点施設の最適化を施設単体だけではなく、その周辺施設やそのエリアのポテンシャルも含めまして、一体的に最適化を図ることを主な検討内容としており、4月に策定をいたしました実施計画におきましても、一定位置づけをしていたところでございます。  また、事務局提案の2課題につきましては、後で御説明をします資料7のほうでごらんいただけますよう、また説明させてもらいます。  続いて、2つ目でございます。学識経験者公募市民等で構成されるFM推進委員会の開催でございます。この開催状況につきましても、先ほど見ていただく後半の表のとおりでございまして、3回の開催をしております。内容につきましては、記載のとおりでございます。  3つ目でございます。所管課等の連携ということでございます。中身ですが、所管課等というのは、まさに実施計画において施設の最適化についての進捗管理ということになります。目標を決めていただいて、秋口と年明け2回、各所管課とヒアリングを重ねたところでございます。  また、ここでいう「等」につきましては、国土交通省、大阪府でございまして、内容につきましては、記載のとおり、いずれも先ほど御説明をしました提案課題にかかわるものでございまして、後ほど御説明をさせていただきます。  4つ目につきましては、職員研修の開催でございます。講師選定につきましては、記載をしております瀬田先生でありまして、「公共施設の再編から始まる人口減少局面まちづくり」というタイトルで、内容につきましては、施設の再編と、それを進める上で非常に重要な住民参加につきまして、どのように進めていくべきか等を、講師先生自身もかかわられた幾つかの自治体の事例や研究をされたことをもとに、詳しく御解説いただいております。  また、この研修には職員のほかに、FM委員会の有志の方にも7名御参加いただいたところでございます。  資料の6の説明については、以上でございます。  続きまして、資料の7をお開きください。  ここでは、実施計画に基づきます計画初年度の所管課及び事務局の取り組みにつきまして、最適化推進進捗状況として御説明をいたします。  まず、全体を通しての概要でございます。4つの中ポツでまとめてございます。  施設の所管課におきまして、実施計画に基づき、年度の目標は設定をいただいたところなんですが、中心拠点やあるいは学校教育施設等主要施設については、具体的にどうするこうするという最適感がまだない、あるいは調整を始めたばかりという状況でございまして、その状況の中では、ほかのものも含めまして、どの時点で最適化、いわゆる施設の更新をやるのか、あるいはその財源は、あるいはそれの再編に伴う対象事業の整理など、そういった最適化に関する主要項目の議論もこれからというところでございました。  所管課に目標を設定し、その進捗を進めていただいておるところでございましたけれども、施設の現状の情報については収集はできましても、今申し上げたような具体的な方向性が出ていない中、やはり情報収集も含めて、そういったものを調査、分析、検討をするという部分ではなかなか難しい。いわゆる多くの課題というものがあるということが、その時点でわかってまいりました。  事務局といたしましても、秋口に所管課に対し、状況把握のためにヒアリングを行い、一定の調整等も行ってきたところではございますが、これ以降、御承知のとおり、行財政改革の第5次行革を延長するという方針等が発表されて、今まで以上に厳しい財政運営が求められることになり、さらなる調整に時間をかける必要が出てきたところでございます。  さらに、本年2月末でしたか、国から通知がございまして、以前本市でも策定をいたしました総合管理計画のさらなる推進と称しまして、その本市で言う基本計画、国で言う総合管理計画の次の段階は、今、個別施設ごとのその長寿命化も含む維持更新計画の策定について、期限を切って求めてくるような状況。  さらには、それらを踏まえた総合管理計画の改定というものも、期限を切って求めてくるような状況もございまして、事務局としてそれらも含め、このたびの課題を改めて整理して、現在それらの調整を進めているというところでございまして、全体といたしまして、当初所管課に設定いただいた目標が、結果として積み残しとなってしまっている状況でございます。  平成30年度以降につきましては、先ほども述べました本市の行財政改革取り組みを着実に行っていくとともに、国が本年示しました「公共施設等適正管理の更なる推進」に関する通知をしっかり踏まえて、今現在策定をしました実施計画等推進体制を継承、強化をいたしまして、また平成29年度に出てきた課題ももちろん踏まえた上で、施設の最適化を、より効果的、効率的に実現できるよう、本事業を実施してまいりたいと考えております。  では、それらの施設類型ごとの主な最適化の状況について、概観的に御説明をさせていただきたいと思います。  まず、1ページ目の後半に中心拠点と書かれております。中心拠点におきましては、やはりそこにどういうものが、既存にあるものはもちろんあるんですが、今後将来にわたって必要なのか、どういうものがふさわしいのかというのをまず明確に考える必要があると。  ただ、現況の施設規模を見ても、例えば市役所あるいは総合福祉センターについては、複合拠点となり得る施設ということではございますが、現状の事業スペースとしても不足しているというところは、否めない状況でもございます。  このような状況を踏まえまして、やはり具体的な複合化案をどうしていくのかということをやっぱり決めて、分析、検討をしていくということが必要ではないかと。そういうことをしていく状況としては、現段階、非常に多くの課題が出てくるという状況でございます。  また、その下にお示しをしております生活拠点についても、同様の状況でございます。生活拠点につきましては、市内4駅を中心とするエリアということで、どの駅の隣接でも公民館施設というものがございます。  教育委員会とのお話の中でも、その果たすべき役割と現状の課題について、今後も含めてどういうものにしていくべきなのかというところも現在検討させていただいておるところでございます。  また、もっと公民館活動につきましても、柔軟に捉えることができないかということも合わせて、御研究をお願いしておるところでございます。  さらに、駅周辺、公民館だけではなく、旧の公共施設であったりとか、あるいは集会所というものがございますけれども、駅それぞれという状況もありまして、それらを一体的に活用していくための具体的な方針というものは、今後早急に検討するべきというところが課題として残ってございます。  なお、先ほど中心拠点の部分ですけれども、中心拠点に隣接する区域で、市営住宅のあるエリアにおいて、その部分については、その市営住宅単体ということ、あるいはそれらのエリアにある施設単体と考えることではなく、エリア全体で最適化を検討していくことが、より地域の活性化につながるのではないかと考えておりまして、先ほど平成29年度の取り組みの中の検討部会の新設のところでも申し上げましたが、推進本部の直下にエリア検討部会というものを設置いたしまして、それらについての課題を現在検討しておるところでございます。  続きまして、2ページ目に移っていただきまして、市営住宅宮本・前畑につきましては、先ほどの市営住宅の周辺の最適化というところで含んでおるところでございますけれども、それ以外に長山住宅というのもございまして、これについては非常に老朽化をしているという状況の中で、今後将来廃止を検討していくに当たりまして、意向調査等も所管課のほうで現在検討をされているというところでございます。  また、本市において非常に数多くございます老人集会場、その他集会所という集会施設でございます。これらについては、地域に一番密着した施設でございますが、計画におきましては、移譲を前提に検討を進めているところでございまして、先ほども本部会議の課題の1つとして上げさせていただいていたところで、いわゆる集会施設を活用して、地域活性化ができないかと。  また、それらを担う主体を地域住民並びに民間等のお力をかりて、それらの運営ができないかというところで、今現在大阪府の文化課というところで、一緒に事業を進めていくべく、平成30年度のプラットフォーム形成支援事業というものにエントリーをしておりまして、一定採択を受けたところでございます。  今後、住民主体で地域活性化に資する施設として運営のできる仕組みというものを、大阪府とともに検討をしてまいりたいと考えておるところでございます。  あと、学校、教育及びスポーツ施設でございます。こちらにつきましては、記載をしておりますとおり、まず、学校の再編を協議していただいているところでございまして、検討委員会等で具体的な案を今後検討していただいているというところでございます。  また、埋文センターにつきましては、所蔵する文化財の管理も含めまして、今後の業務の連携の可能性を現在研究中ということでございまして、とりわけ2階の公開スペースについては、広範な利活用も含め、庁内の関係部局と調整中ということでもございます。  あと、除却を前提とする施設、そしてその他施設については、記載をさせていただいているとおりでございます。  資料7の説明については、以上でございます。  続きまして、資料の8をお開きいただけますでしょうか。この資料につきましては、次第にも記載していますとおり、本年4月に総務省が主催されました、公共施設の最適化に関する説明会のときに配られた資料から、抜粋させていただいたものでございまして、施設の総合管理に関する現在の国の動向について、簡単にこの資料をもとに御説明をさせていただきたいと考えております。  まず、この資料説明に入る前に、これまでの国の公共施設にかかわる経過について御説明をいたします。  御承知のとおり、山梨県笹子トンネルの天井板落下事故が、平成24年(2012年)12月に起こりまして、これを受け、翌年平成25年11月に国土交通省が、インフラ長寿命化基本計画を策定いたしました。  そして、この流れの中で総務省が平成26年4月に施設の全体を把握し、長期的視点に立って施設の総合的かつ計画的管理が必要という考えのもと、公共施設等総合管理計画の策定に当たっての指針というものを示されまして、総合管理計画を策定せよという要請を、全地方自治体に対して行ったところでございます。  結果、平成29年末現在において99.4%の自治体が総合管理計画を策定しているという状況になってございます。  本資料は、その前提に基づきまして、国がことし2月末に資料上段のタイトルの通知、つまり公共施設等総合管理計画の策定に当たっての指針の改定というものを出されまして、平成26年当時に発出をいたしました計画の策定に当たっての指針に対する改訂版を出されたというところでございます。
     要は、先ほどもちょっと触れましたけれども、総合管理計画の後には、各個別の施設ごとに個別施設計画を立て、それらの具体的な再編、更新を進めていくということが道筋として、つけられておるというところでございますが、それをすると当然全体の計画の中身も変わってくるというところで、個別施設計画の策定とあわせて、総合管理計画を不断に見直ししていきなさい、そして、より自治体の持っている施設の総合管理を充実させていくというようなことが、この通知の中で示されておるようなところでございます。  中身といたしましては、資料8の上段のほうに、それらを進めていく推進体制、全庁的な体制をとって計画を策定していきなさいということと、あわせて先ほどもちょっと触れました計画の充実に当たっては、不断の見直しを行っていくこと。個別施設計画によって、単に施設を更新するということだけではなくて、日々の維持、つまり長寿命化というところもしっかり点検、診断、あるいは必要な改修等も行っていくということをしっかり計画の中にも書き込むようにということがうたわれております。  また、それらの経費ということもしっかり示して、単純に建てかえたりとかやりかえるということとの差異をしっかり示しなさいということが、ここでうたわれております。  資料8後段につきましては、推進体制のいわゆるイメージというものを記載をしております。本市におきましては、基本計画を策定したときに、庁内において推進本部会議、それから下部に検討部会、そして市民等も交えた附属機関として推進委員会というのをつくっておりまして、それに近いイメージがそこで示されているのかなと考えておるところでございます。  2ページ目をごらんください。  先ほど申し上げました管理計画の見直しというものを、そこで総合管理計画、個別施設計画、固定資産台帳というところの連関として図示されておるところでございます。  個別施設計画に移った段階で、微調整というものが常に生じてくるというところで、それにあわせて総合管理計画も変えていくべきだということが書かれております。  そして、2ページの後段のところですけれども、ここにつきましては、一番下のところの欄に、個別施設計画A、B、C、Dと書かれておりまして、これについて平成32年度までに策定完了ということが書かれています。  要するに個別の施設計画を平成32年度までにつくりなさいというような要請があるというところでございまして、これらを受けて、今ページの右側の矢印が上に上がっていると思います。そこが真ん中で左側に折れてという矢印があると思うんですが、そこを見ていただくと、そこで個別施設計画で取りまとめた内容について、いわゆる更新費用、経費見込みも含めて、平成33年度までにしたいというような記載がございまして、これもいわゆる総合管理計画も、平成32年度にでき上がった個別施設計画を踏まえて、翌年度に計画の策定をしなさいというところが示されておるところでございます。  いずれにしましても、本市としてこれらの内容及び国・府の動向をしっかり踏まえて、基本的には平成28年3月に策定をいたしました基本計画並びに昨年度4月に策定をしました実施計画をベースにして、所管課を中心としながら、最適化推進委員会とも連携をいたしまして、推進本部による全庁横断的な体制の中で当該計画の策定をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  案件3の説明につきましては、以上でございます。 7 ◯竜田行革財産活用室参事 私から最後、4番、その他の項目について説明させていただきます。  お手元に参考資料1をお願いします。  よろしいでしょうか。参考資料1、これは平成30年3月31日、これは最後の土曜日を開庁するということで、その開庁した結果になります。開庁した課としましては、市民課と税務課になっております。そこにお示ししていますとおり、数字とちょっと小さくなった括弧の数字が前年度の数値になっております。  まず、市民課については、従事職員が10名、そしてその日1日で来られた来庁者が55名と。その来られた内容、業務内容については、その下、住所異動から書かせていただいています。  右側、税務課なんですけれども、従事職員が14名、来庁者が15名と。来られた内容は、課税内容相談以下15件で来られています。合計なんですけれども、来庁者はその日1日で70名というふうになっております。  市民課の42の下なんですけれども、上記以外、自動交付機証明発行なんですけれども、17となっていますけれども、すみません、これは14の誤りです。申しわけありません。  その下に時間別の来庁者ということで、それぞれ市民課、税務課、それと自動交付機を扱われた方ということで書かせていただいていまして、自動交付機を使われた方が14名ということで、この日1日に合計84名の方が、市役所に来庁されたというふうになります。  では、2枚目をごらんいただけますでしょうか。  これは先ほどの来られた来庁者、70名なんですけれども、男女別と時間別と、それからこの年齢というのは窓口で応対した者の印象でということなんで、そこは御了承いただきたいんですけれども、結果をまとめた表になっております。  これを見ますと、当日来られた方は、男女比で見ると男性が約6割、女性が4割というふうになっております。来られた時間帯で見ると、午前が約6割、午後に4割ということで、おおむね3時までで85%の方が来られているというふうになります。  あと、年齢で見ますと、60歳までと見られる方が75%ということで、ふだん市役所に来られない人に来ていただくというところの目的は、一定達成できているのかなという結果になっております。  続きまして、3枚目をごらんいただけますでしょうか。  これは来庁者の状況ということで、この事業を開始したときからの一覧をつけております。上段の平成19年、20年、これは試行ということで、土曜にするのか日曜にするのかというところで、それからいろんな課において試した結果なんですけれども、平成21年度からは、現在の市民課、税務課という結果にしまして、以降続けております。  来庁者なんですけれども、おおむね50名弱の方が2つの課で来られています。ただ、平成27年度から大きく数字がふえていますのは、これは個人番号カードの交付という事業が入ってきたということもありまして、それを除くとおおむね56、57名になりまして、大体この約10年間、ほぼこの目的では同じような数の方、50名前後の方が来られているという結果になっております。  私のほうから案件4は、以上です。 8 ◯岡田委員長 ただいまの理事者の説明に対し、一括して質問等を行います。  それでは、質問等はございませんか。 9 ◯森委員 行政評価並びにFM、これは非常に連絡性の高いものだと思うんですけれども、まず、行政評価のほうなんですけれども、第三者委員の皆さんもおっしゃっているように、まだ当初の段階ですから指標の設定が非常に難しくて、実効性あるいは客観性という面で課題があるのは、これは当然のことであろうかと思います。  いろいろ試行錯誤して、これから改善されていくものだと思うんですけれども、ただせっかく財務書類ができ上がったわけですから、これが一番客観性を持ったツールだと思うんですけれども、事業別、施設別の行政コスト計算書、これをおつくりいただくように、私も今まで申し上げてきて、やるというふうな御返事であったかと思うんですけれども、これを使ったセグメント分析をやっていけば、時間を追って、より効果を上げることができるだろうと。  無責任な言い方ですけれども、可能性はあるんじゃないかと思っております。その辺の経過を御説明いただきたい。  それから、同じことなんですけれども、FMにつきましては、これも国のほうはどんどん先行して指導というんですか、リードしていっているわけですけれども、お金を借りなさいよとまで言っているわけですわな。  特に財政がぐあい悪いところ、泉南市のようなところは、50%まで交付税措置をしてあげますよと、えらい前のめりに進めていかなければいけない事情が国にはあって。  ところが、泉南市は私は最もこれを急がなければいけない立場の自治体だと思うんですけれども、見ている限り非常に悠長だなと。今のところそのアウトラインといいますか、ガイドラインみたいなものを一生懸命、委員会を開いて検討されていますけれども、それはそれで結構なんですけれども、行政としてこれを進めていくための準備、これは今の段階でしておけば、事はさっさと運べるんだろうと。  委員会の皆さんにいろいろ御意見を聞くのももちろんそれは当然大事なことで、それはそれで横へ置いておいてと言ったらおかしいですけれども、それに応えていくための準備、それが必要だろうと思うんです。それがまさに、財務諸表を使ったセグメント分析であろうと。その辺の状況をお答えください。 10 ◯眞塚行革財産活用室参事 まず、当然行革の視点とFMの視点ということで、うちのほうは2つ立場がありますんですが、FMのほうからお話しさせていただくと、まさに森委員の御指摘のとおりで、泉南市としては別に悠長にしていたわけではないんですけれども、国は一般的な流れの中で、全国的な自治体の動きも、やはり平成28年度までの総合管理計画は、先ほど御紹介をいたしましたように、ほぼ100%に近い形で策定をしておる状況でございます。  ただ、その後どうしているかというところになると、御指摘のようにほぼ進んでいないところが多いのではないか。私どもは翌年度実施計画というものを曲がりなりにもつくらせてはいただいたんですが、ほとんどのところは、そういうこともやられていないという状況がございまして、ことしに入りまして、いわゆる個別施設計画はどうなっているんだと。  これにつきましては、先ほど御紹介をした国土交通省のインフラ長寿命化計画をつくった時点で、これも後でつくらないけませんよというのは触れられてはおったんですが、さほど強制的なものではないというような認識は持っておったんですが、このたびの通知をよくよく読むと、もうほぼ要請という形になり、最後にも御紹介したように、平成32年度と期限を切って、各省庁に総務省のほうからそういう達しを出し、今暫時、例えば厚労省であったりとか文科省であったりとかいうところが、平成32年度までの個別施設計画を策定する旨、指示を出しておるところでございます。  本市におきましても、個別施設計画については、やはりもう即座に対応するという必要があると思います。この点につきましては、まさに委員御指摘のように、財政措置ということをひっつけて出されています。  要は、いざ更新をするときに、計画はちゃんとできていないとお金は出せませんよと、また起債もできませんよというようなお話になっております。ですから、もう本当にその部分も含めまして、早急に取り組む必要があると考えておるところではございますが、ただ、行政サイドだけで、具体的実際の施設をどうするかというところについては、慎重に取り組む必要もあるのではないかと考えております。  先ほど昨年度の取り組みの中で、職員研修で再編と住民参加についてという講習を、東京大学の先生にしていただきました。住民の意見をどんな形で受けとめていくかというところは、これはいろいろ議論もあるかと思いますが、そこを全くなくして進めていくというのは、当然ないと考えております。  昨年度実施計画を策定をしておりましたけれども、はっきり見えるような形の最適化というものには、御承知のとおりなっていない状況でございます。これがやっぱり見えるような形にして、どうでしょうというところは、きちっとした上で、また並行して委員御指摘いただいているような、いわゆる財務諸表なども活用しながら、粛々と、そっちのほうはそっちのほうで進めていくというのは必要かなと考えております。  FMのほうからは、以上でございます。 11 ◯赤野財政課長兼行革・財産活用室参事 失礼します。  財務書類の関係についてでございますけれども、平成28年度決算については、業者委託という形で作成のほうを進めました。公表もさせていただいております。広報についても6月号でお示しする予定となっております。  平成29年度については、市自体自前で作成ということで、一応12月議会に報告という予定で今現在進めてさせていただいております。  委員御指摘の事業別・施策別のセグメント分析というのについては、全ての施設についてというのは、やはり難しいということとなりますので、他市の状況を見ながら研究を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 12 ◯森委員 住民参加というのは非常に大事なことで、それが一番大事なんです。それはよくわかっておりますけれども、ただ、住民さんの意見というのは、いつも申し上げるんですが、永久にまとまることはないんです。  泉南市こそが、今なぜFMを急がなければいけないかというと、泉南市の資産が非常に少なくて、しかも大きく老朽化していて、泉南市が一番先を切ってFMに取り組んでいかなければ、将来住民は大変な目に遭うんですよ。  そこを考えれば、他市の状況を見きわめてやるというふうな悠長な状況では、泉南市がそれだけの組織をまず固めてやっていくという姿勢を示さない限り、申しわけないですけれども、いつまでたってもこんな状況が続くんだろうと思います。  だから、セグメント分析にしましても、おっしゃるとおり全てはできません。でも、まず手をつけないことには物事は始まらないでしょう。やらないかんとわかっていることは、さっさとやったらいいんです、1つでも2つでも。 13 ◯真鍋行革・財産活用室長 泉南市でのFMの必要性、他市に比べて、いわゆる特異性があるというのは、そういう認識でもって我々FMに取りかかっていかなければならないという、非常に今のお言葉を聞いて再認識したというところでございます。  先ほども、中心拠点の話とも課題が、いわゆるグウンドデザインがなければ、課題が抽出できないということで、そういう状況に至っているわけですが、そういったまずグランドデザインを描いて、具体的に施設をどうするのかということをまとめた上で、細々、さまざまなこの施設をどうもっていくのか、この民間と合築するのかどうか、そういった問題が具体的に浮上してくるはずでございます。  その段階で、存在する公共施設についてセグメント分析、細かい分析も当然必要になってきますので、そういった段階でうろたえるようなことのないよう、今から財務諸表に十分なれて、セグメント分析はいかなるものかということを、全庁職員が共有するような準備というのが、非常に今の段階では大事かなというふうに考えてございます。  以上です。 14 ◯森委員 グランドデザインなんか描こうと思えば描けますけれども、描いたことありますか、今まで、過去の歴史で。グランドデザインを描いた結果がこのまちですか。途中で描いてもかまへんですよ、こんなもの。  要するに、今差し迫っている問題、泉南市は実質純資産において債務超過なんですよ。これを打開しつつFMもやっていかないかんのですよ。非常に厳しい条件です。  そんな状況において、ということはつまり将来市民に物すごい負担がかかってくることになってくるわけです、これは。そんな状況において、グランドデザインがどうのこうのと言うている場合と違うでしょう。  差し迫っていることから丁寧に片づけていくしかしようがないでしょう。その中からデザインが生まれてくるのと違いますか、逆に。まあいいです。 15 ◯岡田委員長 いいですか。(「いいです」の声あり)  ではほかに。 16 ◯大森委員 まず、あいぴあの総合福祉センターのことをお聞きしたいんですけれども、こういう資料を見ても、なかなかわかりにくいんですけれども、僕らも施設を評価する場合に、利用者の声がどういう声かとか、それから近隣とか、先進的なこういう施設と比べてどうなのかという点を見ながら考えることが多いんですよね。  そういう視点で見た場合、アンケート調査なんかをこれからとられることになるけれども、この近隣とか、それから先進的なこういう事業をやっているところと比較してどうなのかというようなことなんかの視点というのも、入れてほしいと思うんだけれども、入れてやっぱり評価してもらえればと思うんですけれども、その点どんなふうに考えておられるのか。  僕も利用者の一人として言うと、車が駐車が本当に不便で、土日借りる場合はちょっと離れた駐車場を借りなあかんでね、そこに人を置いてしなあかんというふうなこととか、あれが何とか改善でけへんかと。  あいぴあの地下には駐車場というのは、一応形式的には、形式的というかあるんですよね、駐車場というのが。もう閉めたままになっているんですけれども、ちょっとその辺の経過についても教えてもらいたいと思います。  それと、資料2-2で大きな枠の2つ目の右側で、効果的・効率的な運営の中で、花壇等の手入れについて、障害者施設へ安価で発注していることは評価できるということなんですけれども、これは具体的にどういうふうなことを言うているのか、教えてほしい。  次の収入の増加ですけれども、貸館、風呂の利用などの利用者の減によって収入も減少したと。もうちょっと経過というか、理由とかちょっとわかっていれば説明してほしいというふうに思います。  次に、第三者評価についてなんですけれども、さっきの説明の中で、委員の中からも指標の設定がどうなんかということで言われているというふうにおっしゃったけれども、この場合の指標というのはどのことを指してはるんですかね。  外部評価シートの中の1、2、3と分かれている事務事業とかの妥当性とか、このことなんですかね。その指標自体のことが申しわけないですが、ちょっとわからなかったので、教えてもらいたいと思います。  これで見ると、時間的な制限もあって、30分で不十分で議論も深まらなかったということであって、説明、コメントはもう生の声を、委員の生の声を入れているんだというふうにあるんだけれども、例えば教育環境のやつの外部評価シートを見ると、児童数が年々減少している中、今ある学校数の維持は非効率であるというふうに書いてあるんやけれども、おっしゃっている委員がいらっしゃるということなんやけれども、単純に効率化だけで学校施設のあり方というのは考えるものじゃないというのは、前提にあるとは思います。  そこから議論を始めるともう長くなってしまって、こんな形になったかもしれないけれども、ちょっとこういう意見がぱっと出されると、学校施設を学校とか教育とか、ただ効率だけで議論を進められているのかと思うと、ちょっとぞっとするというか、いいんかなという気はするんですよね。だから、ちょっとそういうところはどんなふうに考えておられるのか。  それから、その次のところにも、今後は小学校の耐震化も必要ではないかというふうに書かれて、当然の意見なんですけれども、小学校の耐震化の状況というのは、どんなんになっていましたかね。ちょっと聞かせてほしいと。ある程度もう終わっていたというふうに思っていたんですけれども、ちょっとその辺の状況を教えてほしいというふうに思います。  あと外部の評価シートを見ると、市がやる施策一つ一つについて、これだけ財政難と言われる中やから、極端にいうたらせんほうがええと言うたら、せんで済むほうはもうせんでええと、やらんのは一番金かからんのやしね。  ここにもちょっと何か意見とかがあったけれども、たくさん事業をしたからというて、それは市民満足度が上がるものじゃないとかいうような意見もあったんやけれども、でもやっぱり市として、目玉としている部分もあるやろうし、きょうの毎日新聞を見ていたら、熊取町のやつが、読まれましたか、熊取町のやつが書かれていたけれども、若い人がもう子育てを機会に熊取町に住んだと。何でかというたら、図書館が近くにあって、図書館の本が蔵書がいっぱいやと。自然環境がええとか、そこの人が来た人が、町の商工会とかそういう関係のところに入っていって、まちおこしのいろんな事業の仕事をしてやっているという記事が出ていたんだけれども、町役場の人のコメントは、子育てに力を入れて人に来てもらうようにすると。  これも一見それだけ見たら非効率的に見える部分、子育て支援とか、ふえるかどうかもわかれへん部分でも、図書館の本だってそういうふうなことで、まちおこしのことになっていくんで、市とかが少々のことがあっても、将来的に見れば絶対にプラスになるから取り組んでいきたいとかいうふうなものがあって、その中で大変評価できるとか、もっと予算をふやすべきだとかいうふうなものもあってもいいのかなと思うけれども、これを見ると、何かそんなものも見受けられなくて、市のほうとして、こういうのを力入れているとかいうようなことが、委員とかそういう人にも伝わっているのかなと。  じゃないと、単純にそれは評価だけしていって、厳格に効率性だけ見ていけば、せいぜい皆さんが頑張ったって維持すればええと、もしくはこういう評価しか出ないし、こういう評価ではやっている皆さんも何かちょっと元気が出るのかなと思うので、その辺のめり張りをつけながら評価していただくということも大事かなと思うので、余りこの評価が低過ぎるというか、皆さんの何か元気を損なうような。  欠点とか悪い点は直していかなあかんと思うけれども、ちょっとそんな感じがしたので、その点ちょっとどう考えておられるのか。  資料7なんですけれども、今も議論があったけれども、多くの施設所管課で掲げた目標が積み残しになっているというふうに書かれているんですけれども、目標というのは何かなというふうな気がしてね。  言うたら、毎年計画つくったり不断に無駄を削っていこうとか、施設改善、何かよくしていこういうことで、ずっと話ししていっているわけですよね。  これを見ると、何か施設を1つ潰さな、それが1つの目標にはなっているんだとは思うけれども、これもどういうんかな、余り積極的な評価じゃないというか、プラス面もあると思うんですけれども、これだけ見ていると、何か1つ施設を潰さな、何か1つを統廃合しな目標達成にならないというふうに、そんなふうに見てはるんかなと思うんやけれども、そうじゃない部分でもあると思うんですよね。その点、どんなふうに考えておられるのか。  あと、中心拠点、米印のところで市庁舎括弧して総務課とか体育館で生涯学習課とか書いてある。これはちょっとどういう意味なのか。次の米印のやつも、生活拠点のやつはこういう施設をどうするかということと担当課ということなんやろうけれども、市庁舎総務課というのは、市庁舎のここについてもうちょっと説明をしてもらえますか。  それと、国・府の動向を見ながらやっているというふうに、眞塚参事がおっしゃっていたけれども、国・府とか利用できるものは利用してもらうとか補助金もらうとかいうようなことはやったらええと思うけれども、国・府言いなりというか、それも注意しておけへんかったら、学校統廃合なんていえば、直接言わへんけれども、やっぱり学校の先生を減らして、できるだけ予算を減らそうとかいう部分があったり、国がいかにしてこれを予算減らそうというようなところもあったりとか。  でも、トンネル事故のやつもあったけれども、あんなもの国自身が点検回数を減らせとかいうてきた中で起こった事故でしょう。そやから、そういう部分は見きわめながらしてほしいと思うんですよ。  土地開発公社のことだけ言われても、また嫌われるかもしれんけれども、あれなんかやっぱり国の言いなりでやってきた結果だと思うので、国の動向を見るということは、ええところも悪いところも判断しながらやるということを、きっちり考えてほしいんですけれども、その点どんなふうに考えておられるか、お答えください。  以上です。 17 ◯眞塚行革財産活用室参事 私のほうからは、資料7と資料8の御指摘の部分についてお答えをしてまいりたいと思います。  大森委員御指摘、目標ということはどういうことなんやということなんですが、これにつきましては、一昨年、昨年と基本計画実施計画を立てさせていただいて、そこで全体的な目標と、昨年度策定をいたしました実施計画については、それを踏まえて当初10年のその施設の目指すところ、それをさらに前期、中期、後期と分けて、年数は特には書いていませんでしたけれども、そこで目標設定をさせていただきました。  平成29年度においては、だから、その例えば前期の初年度ということになりまして、その中でどういうことを目指す、目標としたらいいかなというところ、昨年度の当初、所管課と話をさせていただいて、こういう情報を集めるとか、こういう部分の調整をするとかというようなところで目標の設定をさせていただいたところでございます。  当然、現段階で何かを廃止するとか統合するとかということが、なかなかそれは早くできれば当然いいんでしょうけれども、当然そういうのはできませんし、またそのベースになる住民さんの御意見、どのような気持ち、意向を持たれておるかというところも確認する施設等もございますので、そういう設定はしていないです。  ただ、先ほど説明の中で申し上げたように、なかなか情報収集とか調査分析をするにおいても、なかなか具体的にこの施設とこの施設をとか、ここの部分をというようなところを目さないと、なかなかそれすらできない。  例えばAというところにBを複合化させるというふうに考えたときに、じゃAにBが入るだけのスペースがあるのかとか、あるいはじゃBが入ったときに、Aの既存のそこでやっていたことはどうなるかとかいうようなところまでも含めて調整をして、だから、それをしたときの状況、情報はどうなるかというところになってくるので、なかなかそう考えると、1つ情報を収集するとしても、なかなか難しいというところが、昨年度わかってきたというところです。  この辺のところについては、先ほど申し上げたように、国・府とかの動向とあわせて、再度整理をし直すというふうに考えておるところです。  あと1点、米印等の説明がちょっとわかりづらいということだったんですが、資料7の1ページ目の真ん中あたりに、ちょっと右側に、ポツのところは進捗の概要と書いていまして、米印は最初に所管をする施設の名前と、それを所管をしているところの課の名前を書く形になりまして、それが米印以降羅列されているというような状況でございます。  それからあと、資料8のところで、国や府の言いなりになるのはどうかというような御指摘でございます。  おっしゃるように、国・府というのは、一般的なせいぜい人口規模を分けてお話しするというぐらいでして、一つ一つの市町村の状況がわかって言っている内容では当然ないです。  ただ、先ほどもちょっと触れましたけれども、今回の個別施設計画でありましたりとか、その後の総合管理計画の不断の改定については、いわゆる財政措置をひっつけているというところでありまして、その辺については、我々しっかり財源をつかまえていくというところで合わせていく必要がある部分もあるかなと思います。  ただ、何年度までにとか、あるいはこんなふうにというところは、当然自治体の状況というのは、きっちり説明をさせていただいて、その実情に合うような形で計画も策定していかなければいけないと考えていますし、当然そういう状況であっても、財源の掌握については、していきたいと考えておるところでございますので、そこはちょっと言葉が悪いですけれども、したたかに立ち回ってまいりたいと思っております。  以上です。 18 ◯竜田行革財産活用室参事 私からは、行政評価第三者評価について幾つか質問をいただいたので、順次お答えさせていただきます。
     まず1点目の質問で、指標、今回指摘いただいた指標は何だという質問なんですけれども、主には今回指摘を受けましたのは、成果指標になります。これは委員から言われたのは、事務事業にしても施策評価にしても、一体何を狙っていると。そこは文章ではきっちり書かれているけれども、それを具体の数字であらわすには、少しずれているんではないかという指摘をいただきました。  例えばの例示で、複数意見がありましたもので、先ほどの行政評価第三者評価委員会からの報告のところで、一番最後のページにつけています行政評価への意見のところにあって、2つ目のポツにはなるんですけれども、例えば今回指摘された分で、施設の維持修繕、施設の管理している事業の維持修繕に関してですけれども、成果指標では、今本当はその施設をしっかり修繕して、安全に楽しく使っていただくというところが目的であると。  ただ、それに対して指標としては、そこが見つからないということで、修繕金額を書かれていたというところもありまして、御指摘のとおり、費用を投じて何が変わったか、何が達成されたのかというところを、もう少し表現するようにというのが、もうまさにこれが代表的な例でして、おしなべてしっかり目的、狙いはわかっているんやから、あとはそれに準じた、もう少し指標を、こういったふうに移り変わっていますというところを捉え直すべきという意見が大半でした。  続きまして、あとこの委員の意見に関してなんですけれども、今回行政評価のほうの第三者評価のこの結果としては、先ほど言いましたけれども、指定管理の場合は、その評価を使って、最後総合評価ということで市が使うんで、委員会の中で意見をまとめていただいて報告いただいています。  ただ、この行政評価第三者評価の目的は、評価の評価ということで、実は全てここに書き切れていないんですけれども、そのヒアリングの場で、その施策の担当課長がこういう考え、こういう思いでこういう評価をしたと。あるいはこういう思いでここはこういう文章表現をさせてもらっていますというやりとりがあった上でのいただいた意見なんで、確かにもうコメントだけを見ると、なかなか効率性だけを求めているとか、そういうふうに見えてくるんですけれども、実はそのやりとりの中で、もう少し非効率にも見えるんで、その辺を考えればどうかとか、そういった意見をいただいたと。  あとは、その辺もやらないほうがいいと、これも一緒で2つ、もう極端な両方の意見も載せてます。それなので、ヒアリングの中で、その課長の説明を聞いて、まさにさっき言われたように、もうやらないほうがいいという意見もあれば、その逆に、であったらもう少し工夫して積極的にしなさいとか、この意見について両方、全てこういった意見がありましたというところで、その評価をした担当の課長に改めて客観的に振り返っていただくための評価というところで進めております。  確かに今委員から指摘を受けまして、その部分部分を切り取ると、なかなか極端な意見にも聞こえるんですけれども、その背景としては、そういう30分にわたるいろんなやりとりがあって、そのやりとりを振り返って、こういう意見が出てくるということで、すみませんけれども、御理解をお願いしたいと思います。  私のほうからは、以上です。 19 ◯薮内健康福祉部長兼福祉事務所長 私のほうからは、あいぴあの件ですけれども、1点、駐車場の件について私から御答弁させていただきます。  あそこの駐車につきましては、隣の樽井財産区の土地をお借りいたしておりまして、それで駐車場に使わせていただいております。平日については、あそこを使用しておるんでございますけれども、土日につきましては、一定少年野球のほうも財産区から借りているのがありまして、土日に例えば大会議室、1階のホールを使うという形になりましたら、少し離れております市職員の駐車場を借りて運営しているというところで、若干不便をおかけをしているところでございます。  ただ、高齢者とかまた障害者の方につきましては、あいぴあの中にあります横の駐車場のほうを優先的に使っていただくという形で運営いたしております。  あとのあいぴあの件につきましては、担当課長のほうから御答弁させていただきます。 20 ◯高尾長寿社会推進課長 私のほうから、地下の駐車場がどうかというお話もあったと思います。  地下の駐車場につきましては、地下から2階へ上がる動線というんですか、それが非常になかなかややこしいというふうなこともございます。今現在は公用車の置き場として利用しているところでございます。  それと、あと所管課シートの花壇等の手入れについて障害者施設というふうな、安価に発注しているというふうなところでございますが、ここにつきましては、作業所とかに発注させていただいて、それでそこで障害の方の働く場の提供というふうなところでの部分のことでございます。  それと、収入減につきましては、平成27年度から平成28年度、収入は減っているんですが、平成27年度につきましては、保育所の建てかえによる長期利用がございましたので、その分が減っているということでございます。  私のほうからは、以上です。 21 ◯岡田教育部長 失礼します。  私のほうから、小学校の耐震のことについて、今全く資料が手元にございませんけれども、平成28年度以前までに小学校の耐震化、非構造部材に関する耐震化を除いて、新耐震基準に対するものについては完了をいただいております。  委員の第三者評価のほうでは、平成28年度に中学校の老朽化対策をしているというのは見ていただいたかと思います。一方、それをごらんになったがゆえに、小学校の耐震化率がどうなんだろうということで、意見を残されたというふうなものではないかというふうに思料するところでございます。  以上です。 22 ◯大森委員 そうしたら、あいぴあの件で安価と言うていますやんか。作業所に頼んで安価、安価というのはどういう基準で安価ですか。正式な契約で正式な金額を払っていないということなんですかね。安価という。障害者施設に頼んで安価という。安価という表現で、何で安価になるのかということがわからないです。それでいいのかということですよね。  保育所は、建てかえる保育所のところのやつがあって、樽井でしたかね、どこかにそういう経過が載っていたと思うんですが、大分収入としては影響あるんですかね。僕も市のPTAの役員しているときに、あいぴあを借りようかという話になったんやけれども、高いということで借りなかったんですよね。  場所代の部屋代が高いとか利用しにくいとか、さっきの駐車場のやつも経過は何度もお聞きしているのでわかっているんやけれども、少年野球の関係ね。不便なんですよ、それをどうするかということを聞きたいんですよ。  それで利用者もふえないんじゃないかということを言いたいんですよね。もう借りるのにちゅうちょするところが多いのと違いますか。  それと、地下のやつは何台ぐらい駐車場が使えるんですかね。公用車だけが利用できるというふうに、そのためにつくった駐車場じゃないと思うんですよね。結局使わへん、使われへんものをつくったのか、動線が設計ミスか、それで利用できないもの、結局最終的には利用できないものをつくったのか、ちょっとその辺の状況も詳しく説明してほしいと思います。  あと、第三者評価のやつで、指標というのはちゃんと資料として僕らももらっている分ですかね、この各事業別にこういうことで、こういう成果があったという指標をずっと書いてあるやつを委員に事前に見てもろて、その指標の中身が多岐にわたっているということなんでしょうね。  今の小学校の耐震化の話を聞いたんやけれども、もう1つちょっとよくわかれへんかったんやけれども、結局小学校は100%耐震化できているというふうに、非構造部材は別にして、一般的に言われる耐震化という中身でいえば100%できていると。  中学校のことが何かあったんで、誤解されたのと違うかというふうなことですよね。そういう誤解された文章が出ているということですか。こういう認識の違いというのは、それはちょっとよく、合えへんし、その時点でちゃんと説明もしてもらわなあかんやろうし、こういう文章に残すというのはどうなのかと思うんですよ。その点についてちょっとどんなふうに考えておられるのか。  それと、僕はちょっと言うたけれども、この評価を見て、何か市の職員は元気が出るのかなと思うというふうに言うたんやけれども、その点どうなんですかね。それはもうこういう評価やったら、ちょっと甘んじてこの評価のとおりやと言うんやったら、相当反省してもらわなあかんというか、中身やと思うし、もうちょっと市が独自に頑張っているところがアピールできたら評価も変わったかもしれんとか。  こういう部分があるけれども、もっとええところがあるんですというふうなことを言うてほしいんですけれども、その点ちょっとどんなふうに考えておられるのか、お答えください。  それとね、中心拠点の分で言えば、漏れ聞いたことでいえば、市庁舎のやつをもっと最適化していかなあかんとか、その担当が総務課ということになるんですけれども、それで言うたら泉中とか教職員寮、教育総務課とあるけれども、これは泉中とか教職員寮をどうすべきやということでこれは書いておられるんですか。  図書館、文化ホール、文化振興課とかで書いてあるけれども、これは具体的にはどういう中身でどうしようということでここに掲げておられるのか、それを聞きたいわけです。 23 ◯岡田委員長 いいですか。(「はい」の声あり) 24 ◯眞塚行革財産活用室参事 私のほうから、今御指摘を受けた中心拠点と、そこも含めてですけれども、そこでの資料の中での整理については、カテゴリーで分けた中に入っている施設名と、そこを所管する課というふうに書かせていただいたということでして、トータル的には中心拠点をどうするか、そこの施設をどうするかというのは、取り組みの中で触れたように、推進本部と検討部会、それから所管課が一体となって、庁内横断的に決めていくということには変わりないところでございます。  ただ、現況、それぞれの所管するところがその施設を用いてさまざまな事業を展開しておりますので、その事業について当然整理も要りますし、どうするこうするというようなところについては、施設を所管するところに御意見を聞いていく、状況を把握をしていくというようなところで載せているというところでございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 25 ◯薮内健康福祉部長兼福祉事務所長 私のほうから、駐車場の件ですけれども、当然これは今までも財産区と、またそういう少年野球の団体のほうとも今までいろいろと協議を前回やってまいりまして、今こういう形でちょっと落ちついているという状況です。  ただし、今後そういう使用状況、ほかの野球等の団体の利用状況等を、これをまた注視していきながら、また動き等があれば対応等をしていきたいというふうには考えてございます。  以上です。 26 ◯高尾長寿社会推進課長 まず、地下の駐車場の何台とめられるかというふうな御質問ですけれども、約20台ぐらいがとめられるようなスペースになってございます。  そして、公用車といってもそんなに三、四台やったと思うんですが、そのほかいろんなバザーとか、そういったものを置いたりとか、そういうような形に今利用しているところでございます。  それと、先ほどの障害者の、花壇を障害者施設に安価に発注というところでございますけれども、安価というふうな、ちょっと言葉的には安価というふうな言葉になってはございますけれども、基本、障害者の雇用の部分での働く場の提供というふうなことでございますので、じゃ障害者施設やから安くできるのかというふうな部分では、そういうふうな捉え方ではなく、要は障害者の方の働く場の提供というふうなところで理解をしているところでございます。  以上です。 27 ◯竜田行革財産活用室参事 私のほうからは、行政評価第三者評価についてお答えさせていただきます。  まず1点目の指標なんですけれども、確かにこの事務事業評価シート、その辺の施策評価シートは、市のホームページでも公開しますし、あとこの行財政問題対策特別委員会で結果を報告する前に、ページにすると500枚以上になるので、議会事務局のほうに、シートの現物は置かせてもらっていますということで説明させてもらっていまして、確かに委員御指摘のとおり、行財政問題対策特別委員会のほうにはその抜粋ということにさせていただいて、その中はスペースの都合上で、ちょっと指標というのはとれていない状態でした。それが1点です。  それから、あとは小学校の確かに耐震化の部分なんですけれども、今改めて今回ヒアリングに出されたシートを見てみますと、やはりところどころにコメントとして、各小学校施設が経年劣化により補修箇所が増加し、維持管理コストも増加傾向にあるというところで、その辺しっかり取り組んでいかないとというのは、折々に書かれていますので、やはりこのあたりからその経年劣化しているんであれば、先ほど部長の答弁もありましたように、耐震化は大丈夫なのかというところの意見が出たのかなと思われます。  ただ、御指摘のとおり、その辺の文章のチェック、間違えた認識のまま出てしまっているというのも確かにそのとおりですので、今年度からは少し前倒しにしてヒアリングを行った担当課のほうにも、そのやりとりを見ていただいて、その辺捉え間違いがないかというところをするように取り組んでいきたいというふうに思います。  私からは、以上です。 28 ◯岡田委員長 大森委員、まとめてください。 29 ◯大森委員 小学校の耐震化は一応済んでいるというわけでしょう。こんなふうに書かれていると。この文章がこういう委員会に出されると。  それで、安価と書いてあるわけですよ、ここにね。今の説明では、いや、違うんですよと。障害者の施設の雇用を確保したということですよと。全く意味はそんなん読めませんわね。安価と書いてあるんやから。安価じゃないということでしょう、今の高尾課長の説明はね。こういう文章を出すということは、いろいろ忙しいと思うけれども、ちょっとこれは一遍考えてもらえへんかったらあかんと思いますよ。  あと、駐車場が不足しているから、駐車場が今言うたように、遠くまで行かなあかんのがあるから、地下のやつが何とか利用でけへんかとか思ったりするわけです。20台ということで、数少ないから、そこを開放したからということで、特別急にどうのこうのということはないみたいなことはわかりました。  だけど、せっかくあるやつが使えない。動線がどうのこうのというお話があったけれども、そこはやっぱり設計ミスか何か計画のときのミスまで言わんでも、地下をつくったのに、多分費用も多かったと思いますよ。そういう結果になったというふうに捉えていいんですか、やっぱり。  駐車場は極端に言えば地下の駐車場は要らんかったと、今使っていないんやから、その点はどうなんですかね、駐車場をつくったということについて、何かあれは意見というのは。今閉めているということは問題じゃないかと思うんやけれども、その点どうですかね。 30 ◯薮内健康福祉部長兼福祉事務所長 私も最初の経過はちょっとよくわからないところもございますが、実際、確かに動線のあそこは機械室とかで、お風呂の関係のタンクとか、そういった機械室がありまして、当然そこを点検とか修理する場合は機材を運んだり、そういったところで、あそこの駐車場は定期的には使ってございます。  ただ、実際の運用について、あそこは駐車場というのは、ちょっと1回、私も何回か見ていますが、ちょっと出入りのときにとめにくい、一般の駐車場でしたら。  あと、今言うている動線です。ちょっと間違えば機械室へ行くし、上へ上がるまで誰かが案内でついていかないと、ちょっと厳しい状況もあるなということで、今現在はそういう形で、そういう駐車場については一般には貸し出していないという状況でございます。  以上です。 31 ◯田畑委員 怒らない、優しく。  意見も1つ言ってから質問を1個だけ簡単にいこうと思っているんですけれども、意見から優しくね。  僕もきのうきょう議員やっているわけやないんで、この今までの議員生活の中で、この行革のこの部分については、いつも言うているんやけれども、やっぱり指定管理なり云々かんぬんになってきたら、何かもうおもしろくないし、物足りんし、民間の我々の考え方でいうたら、稼げばええのにな思うけれども、役所の考え的にはそうとは違いますねん、管理を任せていますねんという議論をもう8年も10年もやっているわけで、もうそういう気もさらさら、御質問をするのは逆に失礼かなと思うんです。  ただ、眞塚参事の先ほどの発言で、財源をつかまえると言うたけれども、僕らの考え方でいうたらつかまえらなあかんのは当然なことであって、つくっていかなあかんというのも、今泉南市には必要なんじゃないんかなというのは非常に思うんですね。  本当に先ほど森委員が言いましたけれども、このペースで本当にこの泉南市はもつんかなという不安がすごくあるんですね。  泉佐野市もふるさと納税、40億やったか、使えるお金が40億で、恐らく市長お任せが10億ぐらいと言うてたのと違うかな。もう何か隣のまちとうちと比べてしまうと、どないしてええんかなというぐらい考え、実力というか力量じゃなくて、非常に考え方が違うのかなというところで、ぶつかってしまう部分があるんやけれども、やっぱりその感覚というのは、これから役所も必要なんじゃないのかなと思います。  第三者評価のこの中でも、もう読む気も──ごめんね、また怒っていないんやで──読む気もないんだけれども、このスポーツ推進の部分のその他のコメントとかを見てしまうと、ネーミングライツを積極的に活用してはどうかと。申しわけないけれども、もう10年遅いねん。こんなこと言われる筋合いもなければ、これを役所、もう10年前から議会でも言われているやろうし、隣の千代松市長は率先してやっているわけや。第三者評価がこれぐらいのレベルのことを言うんよね。  もう1個下段を見て。ちびっこ相撲、頑張れ。何を眠たいこと言うてんねんという話や。もう我々そんな次元やないと思うんよ。本当にこの第三者評価で我々のこの役所見れてんのかなという不安がすごくある。  だから、竜田参事、申しわけないけれども、このつくることに執着しているんじゃなくて、中身をもう1回考え直したほうが僕はええのと違うかなという優しい意見です。  本題に入ります。1個だけなんですけれども、社協に指定管理をやっているあいぴあなんですけれども、老朽化というか、建ってから、まあまあたっていますよね。やっぱりああいう施設については、消防設備点検というのは年1回やって、定期点検的には2年に1回やったのが年1回になってきているんだけれども、この施設的にはもう、その消防設備点検というハード面に関してはクリアしているのか。  それと、クリアしているけれども、改善点があるのか。数年前にあったと思うんやけれども、自家発が動いていないとか、具体的に肝になる部分が手をつけられない、財政的にきつかってスルーされていたというところも皆さんあったと思うんやけれども、確かに、あいぴあを利用してしまうと、男便所のおしっこするところが1つだけ使われへんとか、大便所が1個閉まっているとか、それは苦肉の策でやっぱり辛抱しながら、役所も社協もやってくれているんかなというところで理解はできているんやけれども、肝心かなめの部分というのは、非常に市民の命を守らなあかん部分があるんで、実質的にその消防設備点検があの施設的にクリアできているのか、指摘事項があるのかだけ教えてください。 32 ◯高尾長寿社会推進課長 消防施設点検は消防のほうからきちっと、消防なりその業者のほうからきちっと点検をしまして、毎回毎回指摘をしてもらってございます。  そのたびに、翌年度にはなりますけれども、きちっと財政課に予算要求しまして、指摘の箇所はすぐ改善するような形に、今はそういうふうな形でやっているところでございます。  以上です。 33 ◯竜田行革財産活用室参事 いただいた御意見、もうごもっともなところもありまして、先ほど言いましたように、今回平成29年度初めて第三者評価に取り組んで、そこでもやっぱりいろいろ課題も出てきていますので、そのあたりは毎年毎年しっかり見直していきたいなと思いました。  それから、やっぱり御指摘のとおり、言葉の出し方もいただいた意見、そのままですので、ここも委員御指摘のとおり隣、泉佐野市でネーミングライツでしたね、体育館を活用してやっているやないかと。それなんで泉南もその辺をもっとしっかり活用したらどうやという、この辺も御指摘の部分だったんですけれども、なかなかそのまま素直に表現すると、かなり少し前のことを言っているのかなというふうにも見えますので、このあたりもまた工夫していきたいと思います。(「頑張ってください」の声あり) 34 ◯岡田委員長 ほかに。 35 ◯山本委員 今、田畑委員のほうから、形じゃなく中身という話がありまして、引き続き竜田参事に質問なんですが、この行政評価で3回にわたって評価をするという、ここの仕組みづくりをしてこられたというところは、すごくありがたい限りなんですが、一番大事なところは、第6次の行財政の実施計画がまた来年から始まりますけれども、それと連動した形で、こういった評価を活用していかなければいけない。  というところを考えたときに、今のこの行政評価の内容というところが、企業と比較しても、し切れない部分もあるんですが、やっぱり指標の部分がかなり抽象的になっているなというのを、この前のやっぱり行革の委員会の前に、僕はシートを見ましたけれども、思いまして、ここをできる限り具体的にやってもらわない限りは、やっぱり第三者評価といっても、多分評価のしようがないし、それはもうこれだけの抽象的な指標で出してこられたら、それはAやBはつくと思うんです。  なので、やっぱり本来の目的を考えたら、逆にいうたらBとかCがつくような、もっと具体的な指標をつくらない限り、第6次でやっていく思い切った事業の見直しとか、そういう予算の反映というところにつながっていかないと思うので、できたら次の来年の行政評価のときの報告のときには、今回と次にやる評価でどういうふうに第三者のアドバイスを生かしてきたかとか、どういうふうに指標を具体的にしてきたかというところを、もう少し明確に私たちに示していただきたいなというのがあるので、そこのところをちょっとお答えいただけますでしょうか。 36 ◯竜田行革財産活用室参事 もうその御指摘ごもっともで、本当にこの5人の委員からも、やはり本当にいろんな形で指標の点は注意を受けました。  それですので、先週、今週にわたって事務事業評価、施策評価のことしの作成に当たっての説明会を開きまして、その中でもやはり先ほどの指摘事項、指標についてはかなり検討を要するという厳しい意見をいただいたと。その辺でもう1回見直していただきたいというところはお願いしたところです。  そのあたりも本当にこちらも十分認識させられた。改めてですけれども、させられたところでありますので、このあたり、御指摘のとおりちょっと指標については今回出されてからも再度チェックして、また次に報告させていただきたいと思います。 37 ◯山本委員 恐らくアドバイスをどういうふうに生かすかという部分を私は知りたいし、そこを多分これから泉南市に生きてくる部分だと思うので、ここの肉づけをもっと次回からやっていただきたいなと思います。  最後に、あと眞塚参事のほうの資料7で、公共施設等最適化の推進に係る進捗状況のところで、さらっと目標が積み残しとなっているというところの説明がありましたが、このやっぱりFMもかなりの年月をかけて進めていくというところにおいて、問題が積み残しになっていたから目標が達成できませんでしたで、どんどんずれ込んでいってしまうのがすごく怖いなというのがありまして、前期、中期、後期で分けていらっしゃると思うんですけれども、その前期の中でそれぞれの担当部署でどういう目標があるのかというのを、ちょっと私、把握していなかったんで、そこら辺をもう少し、資料もあったらお示しいただきたいなというふうに思いますし、このずれ込んでしまっているところが、これからの今まで立ててきた前期、中期、後期というところの計画に支障が出てこないかどうか、ちょっとお聞きしたいなというふうに思います。 38 ◯眞塚行革財産活用室参事 私のほうから、今の資料7の部分の御指摘なんですけれども、本当に御指摘のとおり、積み残しということは、もう本当に申しわけない。私自身もすごくショックを受けている部分でございます。  やはり具体的な複合化であったりとか、再編の内容がないとなかなかできない。全体的な目標とか10年間の目標というのが、実施計画の中に書かれております。あの中でも、これは昨年の4月でしたか5月でしたか、実施計画を策定をしたときにも、委員の皆様から御指摘いただいたところだと思うんですけれども、実施計画といいながら、よりこれとこれをこうするというところまで書き切れていないという状況があります。  ですから、次はこれとこれをどうするというところをどう出していくかというところを、当初の目標とさせていただいて、前期、中期、後期というのは、そこにたどり着くためのプロセスというふうにしていたんですが、やはり具体的なものを目さないと、一つ一つの分析もなかなか難しいということが個別でわかってきたというところがあります。  これはタイミングなんですけれども、たまたま国が2月、4月に個別施設計画、それからそれに伴って、その翌年度には総合管理計画をもう1回見直せという指摘をしています。そこでは、より詳細なものを出さざるを得ない。  資料8のほうを見ていただきますと、かかる経費についても具体的に明示しろとなっておるところでありまして、これはかなり具体性を帯びないと、そのような数字は入れることができません。ですから、何というんですか、こういう今年度の状況というのを見ていたかのように、しっかりこれに基づいてやり直せと言われているような感じになっております。  だから、本年度これを策定する体制、それから個別施設計画も含めた策定の方針ということを、本部会議並びに各検討部会、そして所管課の方々ときちっと固めた上で、これは平成32年度中につくれということですので、そこへ向けて計画を着実に策定する方向、当然計画を着実に策定するということは、こういうことを具体に見据えて進めていくというところで、やっていこうと考えておりますので、御理解のほうをよろしくお願いいたします。 39 ◯金子委員 2点質問があって、2点とも少し山本委員の詳細のことをお聞きするようなことになって、申しわけないんですが、1点目が、先ほど出てきた行政評価なんですが、これに関して今成果指標で設定できるように、庁内でそのように職員のほうに指導というか、作成するように依頼するというお話が出たので、具体的にそれを例えば行革が主管となって指導する、もしくはそういうマニュアルドキュメントをもって、それでそこを作成できるように管理していくような形で、力強くどこかが主管をして、それを市で指導していくような体制をとるのかどうか、そういうお考えがあるのかどうか、1つお聞かせいただきたいなと。  お話を聞いていて、この各審査の委員が御指摘されていることは非常にもっともやなと、ここまで具体的に指摘しているんやなと思いましたので。よくあるのが、組織でも一般企業でもそうなんですけれども、大体この評価の設計というのが難しくて、設計をした後に、設計をしてそれの導入して定着、ここでなかなか三日坊主で終わって、ぐだぐだになることが多いんですが、定着をして、そしてそれをPDCAでブラッシュアップしていく。  もうこの定着からPDCAのブラッシュアップに移行しているのかなと思いましたので、この泉南市への評価に関して着実に進んでいるんだなという印象を受けましたので、ぜひともここの成果指標というものを設定できるように、こういうふうに成果指標を設定してねと、ぼんと投げっ放しになるんではなく、できるんでしたら多分皆さん、課員の方も、なかなか具体的にやれと言われても、どうしたらいいんやろうなというようなところもあるので、なかなか難しい問題やと思います。  こういう外部講師というんですか、こういう成果指標の設定に関しては、多分BPRとか、評価に関しての単独のコンサルトも要るぐらい難しい問題やと思いますので、有識者に指導を仰ぐとか、もしくはどこかが主管してハンドリングして、それを各課員が設定できるように、最後に見るというような体制がないと、多分なかなか、その成果指標の設定ということができるのに時間がかかってしまうと思いますので、できるんでしたら、それを具体的な取り組み、今の時点で何とも言えないと思うんですが、そういう形で所管してやるよとか、外部のコンサルタントを呼んで、そこに指導してもらいますよとか、そういうイメージがあるのでしたら、教えていただきたいというのが1点です。  2点目なんですが、これもFMの最適化のものなんですが、この平成32年で個別の施設管理計画を出さなければいけない。  個別の施設管理計画の内容というのは、先ほど眞塚参事がおっしゃったように、非常に具体的なものなんで、作成するのが大分困難やなと思っておるんですが、平成32年でそれをつくろうと思うと、まずは先ほど調整会議のところで、まずどういうふうな形で進めていくかという詰めからだということやったと思うんですが、平成32年に完成しようと思うと、多分平成31年か、31年にもうロードマップですか、その年度の具体的に個別計画を完成させるまでにどのように作業工程があって、どういうふうに進捗管理をするというロードマップを、多分もう既に持って進めなければいけないと思うので、そのロードマップが大体出てくるのが、もう逆算する年度もないんで、多分平成31年度、もしくはもうぎりぎりでも平成32年度ぱっと出して、それで動くしかないと思うんですが、そのドキュメントをいつまでにつくらなければいけないのかなというふうにお考えか、それだけ教えていただけますでしょうか。 40 ◯竜田行革財産活用室参事 私のほうからは、第三者評価の指標の件なんですけれども、振り返りますと、確かに事務事業評価を再開するときには、行革のほうでその指標についてのみ、もう1つの課で約1時間近く議論して進めた記憶があります。  ただ、この施策評価に進むに当たっては、そういう経験を生かして、考えてくださいというところで任せた部分も大きかったのかなというのもあります。  それですので、先ほどもありましたように、今後は行政評価をしっかりと予算編成に取り込んでいくということもうたっていますので、今回は各課からシートを出していただいたら、行革のほうが主管になりまして、その指標についても再度チェックさせていただいて、いろいろ第三者評価委員会でも意見をいただいていますので、その辺を踏まえて担当課と話をしていきたいなというふうに今考えています。 41 ◯眞塚行革財産活用室参事 私のほうからは、個別施設計画の策定手順というロードマップということだと思うんですけれども、これについては2月の終わりぐらいですか、大阪府のほうでも説明会がございまして、大阪府のほうは説明というよりも、外部講師をどこかで頼んでこられて、そこの先生が研修という形で、こういう感じの案もあるというようなお示しをいただいています。  ただ、ロードマップもそのときに一定はいただいているんですけれども、その時点でもかなり切迫したような状況があります。
     平成32年度ということが目途になっておりますので、当然それに向けて鋭意努力はしておくわけですけれども、ただ御承知のとおり施設カテゴリーにおいては、本市の中でも例えば学校施設等については、どの時点からどういう取り組みをしていかなければいけないというようなところもございます。  だから、必ずしもその辺のところをがっちりはめるというのも、なかなか難しいところもありますし、となると、どのような個別施設計画になるのかなというところも、やっぱり吟味が要るのかなと思います。  ですから、施設において、同じような切り口で全て同じようなパターンでというようなことは考えられないと思っておりまして、その辺のところも含めて、それぞれの個別施設計画の策定方針を本年度の早い段階までに固めた上で、それぞれ所管課と一緒になって取り組んでいくというような形で進められればなと思っておるところです。  以上です。 42 ◯金子委員 ありがとうございます。  行政評価は、また山本委員もおっしゃっていたように、どういう形で指導のほうをしているかという進捗状況等、課題とかがもし浮かび上がってくるんでしたら、また議員のほうにもわかりやすいように箇条書き程度でいいので、また報告していただければなと。  FMのほうなんですが、ということで非常に大変な作業やなと思いますので、ぜひとも森委員もおっしゃっていたように、ただ単に20年、30年後の社会状況を見据えた上でのFM対応ではなくて、もう泉南市財政を改善するための一指標と、一指標というか、本丸ということで取り組んでいただければなと思います。  ちなみに、もう1点なんですが、ここで資料7での概要の2つ目の条項で、庁内横断的に調整ができておらずということで、全体計画と個別計画のものが多分なかなか先ほども室長がおっしゃっていたように、総合計画のほうもいろいろと揺らぎがあって、多分修正修正があったりとか検討し切れていないところがあるんやなというところであると思うんですが、上位計画がそうですと、個別計画のほうも修正があったり、もしくは着手できないところがあると思うので、そうなってくると、この中間での調整会議というのが非常に重要だとは思うんです。  ただ、今の状況では多分調整会議自体もなかなか具体的にこの事業を進めるに当たっては、どういうふうなことを具体策として取り組んで解決していかなければいけないというのが、なかなか見えづらいところにあると思うんですが、この調整会議というのが、どういう頻度で開かれていて、ここまで進捗管理というのがどういうふうになされているかというのと、今課題整理されているとは思うんですが、主に今どういうことが課題になっているかというのを、端的にもう一、二点教えていただければということ。  最後に、もしそういう調整会議等でつくられている、もし課題整理とかをされているものがあるんやったら、またメモ程度で教えていただきたいなと思いますので、今どういうところがネックになっていて、ボトルネックになっていてとまっているかというのを、なかなかちょっと見えづらいと思うので、多分この資料を見て、皆様もなかなか難しくて事業が進行してないなとはわかると思うんですが、具体的にどの点でネックになってなかなか進まないかというのがイメージできないと思うので、箇条書き程度でもいいんで、また教えていただければと思います。よろしくお願いします。 43 ◯眞塚行革財産活用室参事 本当に詳細な御指摘ありがとうございます。  まさに現在の状況というのは、今回お示しした部分というのが、オールということで、あと個別にそれぞれあります。ただ、どう組み合わせるかというのが見えない中でできないというところが、やっぱり全てかなと思っております。  先ほども御説明したように、平成32年を目途とした個別施設計画、それからその後に続く管理計画の見直しというところの中で策定手順も整えて、そこで課題も改めて整理をして、お示しできればと思っていますので、その点御理解をいただければありがたいです。 44 ◯岡田委員長 いいですか。 45 ◯金子委員 すみません、また課題がどっちにしても平成32年にやると思うと、いろいろ整理しなければいけなくなってくると思うんで、またその時点でお示しいただけばなと思いますので、すみませんがよろしくお願いいたします。 46 ◯堀口副委員長 私のほうからは、もう時間もないんで意見だけにさせていただきたいと思います。ちょっと一部誤字もあるようですので、その辺はまた後で申し上げたいと思います。  実際に、行政評価第三者評価についてどれだけきちんと議論ができているのかな。どれだけ事業に対する理解があった上での発言をされているのかなというのが、いささかちょっと疑問に思う部分があります。  さっき田畑委員がおっしゃられましたちびっこ相撲、これなんかは市がお金を出して主催をしているわけではないと思うので、実際に青少年指導員のほうから、それも個別の報酬の中からお金を出していると、出して運営をしていると。組織として出しているんじゃなくて、個別の青少年指導員さんの報酬を利用しながらやっているという経過もありますので、これも実際に先進的な事例と言われてしまうと、ちょっとこれもどうなんかなと。  実際に平成26年前ぐらいですかね、泉南青年会議所から事業移管を受けてやり始めた事業やということで、わんぱく相撲という名前からちびっこ相撲という名前にかわったとか、あるいは青少年指導員が主催をするがために、全国大会に出場できないとか、そういったいろんな弊害等々も実は包含している部分もあるというところも理解した上で、発言されているのかどうかというのが、非常に不可解といいますか、ちょっと不思議な部分もございます。  だから、その辺、きちんとした6施策の説明をどれだけのボリュームで、どれだけの背景を持って説明をされているのかどうかというのと、それから、やはりその評価をしていただく時間、恐らくこれは6回ですかね、4回か、では多分恐らく全部網羅もできへんし、話もできへん、聞かれへんというところもあると思いますので、その辺、ちょっと今後の課題で結構ですので、一度整理をしていただけたらなというふうに思います。  意見です。 47 ◯岡田委員長 以上、本4件に対する質問等を終わります。  以上で本日予定しておりました案件につきましては、全て終了いたしました。  これをもちまして、行財政問題対策特別委員会を閉会いたします。ありがとうございました。        午後0時4分 閉会                     (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...