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平成26年度決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日: 2015-09-14

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  1. 泉南市議会 2015-09-14
    平成26年度決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日: 2015-09-14


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1    ◎農林水産業費、商工費、土木費(続)        午前10時 開議 ◯堀口委員長 おはようございます。前回の議事を継続し、直ちに本日の会議を開きます。  なお、本日、松田委員より欠席の届けがございますので、御報告申し上げます。  なお、本日、会議の傍聴の申し出はございません。  それでは、227ページから262ページまでの款農林水産業費、商工費、土木費を一括議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。 2 ◯中尾委員 おはようございます。朝晩めっきり涼しくなってまいりまして、秋の昼……、ちょっと滑ってしまいましたので、やめます。ひとつよろしくお願いいたします。  早速、入ります。232ページ、有害鳥獣被害の分なんですけれども、この3カ年でいえば激増しているように見えます。捕獲頭數が180頭と、前年に比べますと倍以上にふえているということもあります。その辺の原因と、それからこれだけの数捕獲した後の処分にもいろいろと苦慮もされているのかなと思いますが、どんな方法で、ただ殺処分されているのか、何かにまた使われるようなことがあるのか、その辺も聞かせていただきたいと思いますし、また今後の対策としてどのようにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。  それから、どこかの県かで、この鳥獣にかかわる河川のところに電線を引っ張って人間が亡くなったということがありましたので、そういうような施策は、泉南市内ではやっているところがあるのかないのか、お聞きしたいと思います。  それから、233ページ、農道水路改修事業のところですけれども、これの場所と件数とをお聞かせいただきたいと思います。  それから、234ページ、農業公園維持管理事業、これは大森さんも聞かれていましたけれども、これはビデッド・オースチン・ロージズ社に委託されているのはわかっておりますが、バラのことですので、時期が過ぎると花をある程度剪定しないと、また新しい花がなってこないというように聞いておりますので、この辺の剪定されている委託先というか、どこにされて、また金額的にはどれぐらいかかっているのか、お聞きしたいと思います。  それから、235ページのため池改修事業、それからまた、ハザードマップについてはつくっておられる。成果表を見させていただきますと、永寿池と狐池のハザードマップをつくられたということですので、今年度のハザードマップはどこをつくられて、これも前回、6月議会でも聞いておりますが、聞きたいのと、それから具体にどこのため池を改修されたのか、お聞きしたいと思います。  それから、商工費の239ページ、プレミアム商品券発行事業。これは大好評で、ことしよかって終わったかなと。逆に当たらなかった方からの苦情をたくさん聞きます。  そういった意味では、好評につき、これは国の施策でありましたけれども、今後の一つの案として、うち単市でやってもいろいろ活性できることではないのかなと思いますので、今後、来年度の話になりますが、単市でやるようなお考えとかはないでしょうか、お聞きしたいと思います。  それから、238ページの商工振興費の中で、これの中身の内容もお聞かせいただきましょうか。  それから、240ページ、消費生活センターの運営事業。高齢者に対するいろんな被害等も出ていると思いますので、どういった相談の内容か、また件数をお聞かせいただきたい。  それから、243ページのマスコットキャラクター作成事業。去年でしたですか、マスコットキャラクターと花笑みのロゴができたというふうなことでありますので、これはそのものずばり、費用も書かれておりますが、この辺を有効的に使うこととして、さっきの商工振興費のところでも言おうかな思うたんですけれども、各お店での商品化、例えば阪和ホーローさんのホーロー鍋に花笑みのロゴを入れたりとか、また成願さんのタオルの中に熊寺郎のそういうのを載せていただいたりとかということと、それからあと、またこれにかかわるグッズですね。シールですとか缶バッチと言うんですか、ああいうのとかいろんなものもつくられていると思いますが、この26年度はどれぐらいつくられたのか。  また、こういうものは、もっともっと啓発することを考えるとつくるべきやというふうに思いますので、来年度に向け……(傍聴者入室) 3 ◯堀口委員長 傍聴者、傍聴者、ちゃんと手続踏んでください。(傍聴席より発言する者あり)いやいや、毎日毎日、傍聴でやるようになっています。傍聴規則はそうなっていますから、規則だけはちゃんと守ってください。(傍聴席より発言する者あり)いやいや、しています、やっています。(傍聴席より発言する者あり)いや、ちょっと、議事進行の邪魔になる。ちゃんと手続だけしてください。許可しますから、手続してください。(傍聴席より発言する者あり)だから、毎日毎日やっていますじゃないか。あんたも議員していたらわかっている。やっています。(傍聴席より発言する者あり)
    4 ◯中尾委員 いや、毎日やっていますて。毎日やっています。(傍聴席より発言する者あり)毎日確認をやっていますよ。 5 ◯堀口委員長 やっています。ただ、手続だけですから、ちゃんと手続してください。(傍聴席より発言する者あり)だから、毎日手続していますから、議員も全部、出席もそうですから。(傍聴席より発言する者あり)とめているんじゃないですか、あんたが。早くやってください。それでないと退室を命じます。(傍聴席より発言する者あり)いちゃもんじゃないですよ。これはもう手続上のルールの問題ですから。(傍聴席より発言する者あり)議事の妨げになる、退室させますよ。(傍聴席より発言する者あり)あんたが理屈わかってない。 6 ◯中尾委員 マスコットキャラクター、ロゴマークのグッズ等についての質問でした。  それから、250ページ、道路台帳整備事業のこの辺の中身を教えてください。  それから、その同じページの防犯灯維持管理事業、LEDにされているというのはわかっておりますが、今年度、来年度の設置の状況等、お聞かせいただきたいと思います。  それから、247ページ、コミュニティバス。これにつきましては一般質問でも行いましたので、よく検討していただいてというようなことで、改めてお聞きするというよりは、決算委員会での改めての御回答をいただきたいと思います。  それから、最後に257ページ、公園緑地等維持管理事業。これの成果のやつを読ませていただきますと、地元自治会等に維持管理を委託しておりますが、なかなか担い手不足というか、高齢化等を理由に辞退されるところも聞いているというようなことでありますので、大きな課題ではあると思いますが、これをどのように考えておられるのか、お聞きしたいと思います。  以上です。 7 ◯堀口委員長 傍聴の申し出がありますので、どういたしましょう。許可しましょうか。────傍聴を許可します。  〔傍聴者入室〕 8 ◯根来産業観光課長(併)農業委員会事務局長 それでは、多岐にわたって質問がありましたので、1つ1つ御説明させていただきます。  まず、232ページ、有害鳥獣ですね。イノシシの捕獲ということでございますけれども、頭数については、24年、25年から26年にかけてと倍以上の頭数にふえております。このふえた理由というのは、捕獲が難しいということで、だんだん子どもがふえてきたというような事態になっていると思っております。  それから、処分の方法ですけれども、これは市内の猟友会のほうでお願いしているところでございます。  そのほか、鳥獣防止対策ということで、26年度については、六尾地区、また新家三郷共有山地区、この2カ所において電気柵の設置というものを行っております。その電気柵の設置面積、六尾地区は校地区単位で設置しておりますので、それが6,400メーター、6.4キロにわたるということでございます。  新家のほうですけれども、これは2,000メーター、約2キロの範囲をぐるっと囲っているということをイメージしていただいたら結構かなと思います。  それから、その電気柵の事故でございますけれども、テレビ等で報道されておりますけれども、あれは違法の電気柵の設置であると。家庭用のボルトを引いております。従来は、変圧器を取りつけまして、30以下というのが法的に決められておりますので、この範囲ではそれを守って設置しておるというところでございます。  それから、234ページ、バラの剪定ということで、これは事業所が独自で自分とこの技術を生かしながらバラの剪定をしておると。(中尾広城君「農道水路」と呼ぶ)  農道水路、ちょっと抜けましてすみません。  それが春秋のフェスティバルで開催しておるというところでございます。  それから、ちょっと飛びましたけれども、233ページ、水路改修事業ということの質問がございましたけれども、これは市内の水路または農道、ため池、そういったかんがい用水ですね、そういったとこの部分的な工事を行っておると。  水路につきましては、26年度22カ所、農道に対しては4カ所の主な修繕工事をしておるというところで御理解いただきたいと思います。  次に、235ページ、ハザードマップの関係でございますけれども、これについては、26年度は永寿池と狐池のハザードマップの作成をしております。27年度ですけれども、それはもう応急的に部分的なもので優先順位がついております。国費も対象になるということを聞いておりますので、来年度に向けてはまた5カ所ほど要望してまいりたいと思っております。  そのほか、改修事業ということですけれども、これは男里井堰の工事というものを26年度に行っております。  以上でございます。 9 ◯桐岡市民生活環境部参事 それでは、私のほうから、まず239ページ、プレミアム商品券、それから240ページ、消費生活事業、それから243ページ、マスコット事業について説明させていただきます。  それでは、まずプレミアム商品券につきましては、委員おっしゃってくれたみたいに、現在、販売を完了しておりまして、それに伴い、皆さん使っていただいていると聞いております。ただ、若干一部売れ残りがありますので、あすから売れ残った分、約900冊につきまして、改めて抽せんを行い、販売をする予定でございます。  たまに当たっていないという方から苦情等いただきますけれども、それは人気の裏返しと思って、うちのほうでは、申しわけございませんというふうな対応をしております。  それから、今後実施の予定ですけれども、今回の事業につきましては1月末までに販売を完了いたしまして、使っていただいた方からアンケートをとる形になっておりますので、そのアンケートの内容も吟味いたしまして、今回のプレミアム商品券の総括としていきたいと考えておりますけれども、来年度以降については、現在予定はしておりません。  それから、2点目、消費生活につきまして、現在の内容と件数でございますけれども、件数につきましては、26年度については約310件、そのうち来所していただいた方が134件、電話での対応が176件となっておりまして、最近3カ年を見ますと、24年度が292件、25年度が316件でございますので、300件前後のほうで推移していると考えております。  内容につきましては、当然、販売方法につきましてもインターネット等が主になってきておりますので、最近ふえてきております相談内容といたしましては、クレジットによるトラブル、それと通販による、品質が思っていたのと違うと、このような内容が増加しているように思われます。  それから、マスコットキャラクター事業でございますけれども、今現在、今年度から熊寺郎を皆様のほうに御活用していただいておりますけれども、特に8月、夏前と今現在、9月、10月の土・日につきましては、皆さんお使いいただいているようで、予約のほうは2体ともほとんど埋まっております。  それから、商品化グッズにつきましては、本課のほうがつくったグッズではステッカーが5,000枚、それからバッチを500個つくっておりまして、基本的には市が実施するイベントのときに配布するようにしております。それとか、その他イベント等での啓発グッズとしてまきたいという御要望があれば、できる分で対応していっております。  今後の商品化等につきましては、今現在予定しておりますのは、先日予算を上げさせていただきました地方創生の上乗せ交付分、それの超広域連携のところにおきまして、プラットフォームの強化事業の中で市のブランディングの強化ということで、市内の事業者さん、それから市民活動団体さんのほうがこの熊寺郎のマーク、それから花笑みのロゴを使ったような事業をしていただく場合には、補助をしていきたいというような制度設計を現在考慮しております。  以上でございます。 10 ◯伊藤道路課長 私のほうから、250ページの道路台帳整備事業の内容ということで御説明させていただきます。  内容については道路台帳の更新を行うというものでございまして、毎年3月に承認いただいております市道認定路線や、その年に道路改良を行った路線について更新を行うというものでございます。  続いて、防犯灯の維持管理事業でございますけれども、昨年度、LEDに防犯灯を改良しまして、5,740本つけかえております。  あと、今年度については、街路灯のほうがまだ整備できておりませんので、その分について、街路灯についてはいろいろなタイプございますので、ポールの腐食等も確認しながら、他市の事例も研究した上で早い時期に街路灯のLED化を進めてまいりたいと思っております。  以上です。 11 ◯宮内環境整備課長 私のほうから、コミュニティバスのことにつきまして御質問がありましたので、御答弁させていただきます。  中尾委員のほうからは一般質問の中でコミュニティバスの御質問をいただいておりまして、その中の再度の質問ということで、まず樽井の駅前のバス停留所への配慮ということで、ベンチということだと思うんですけれども、こちらのほうにつきましては、バリアフリー基本構想の中では、28年度から32年度の5年以内に整備するということを方針としてお示ししておりますので、その中の早い時期にバス停のところにベンチが設置できるように実現に向けてまいりたいというふうに考えております。  あと、スクールバスの運用ということで、今現在は東小学校、あと雄信小学校について、スクールバス的に走らせていただいております。東小学校につきましては、ルート上に小学校がありますので、時間の調整だけで可能かというふうに考えております。あと雄信小学校、新たに中尾委員のほうからは信達小学校ということでありますので、これも次期の更新時、平成29年2月に教育委員会なり、あと学校のほうと調整できればいいかなというふうに考えております。  あと、買い物の弱者につきましては、当然、商業施設のほうに直接入れるということは予定していないので、商業施設近くにバスの停留所ができないかということを含めて、これも次期にはなりますけれども、更新時に検討させていただきたいというふうに考えております。  基本的には、また次期の29年2月に向けてですけれども、利用者なり市民さんなりにもアンケートをとりまして、実現できるようなものがあれば、実現に向けて積極的に動いていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 12 ◯阿波屋住宅公園課長 それでは、私のほうから、公園の維持管理事業ということで、高齢化により担い手のほうが減っていっているということで、25年度につきましては86カ所、50団体の方にお願いしていたんですけれども、26年度につきましては85カ所、49団体と1団体減っております。  確かに、こういった形で高齢化がふえてきましてなかなか維持管理ができないということで、そういった部分につきましては市のほうと共同で維持管理のほうを行ったり、また新たに公園のほうもふえてきておりますので、自治会等で請け負ってくれるところがあれば、また新たにお願いしたいなと思っております。 13 ◯堀口委員長 中尾委員、簡単にやってください。 14 ◯中尾委員 委員長、途中でちょっと邪魔が入りましたので、あの辺も考慮していただきたいと思います。  最後の公園の維持管理料のところなんですけれども、これはまさに課題やと思いますので、少しでも具体な方策を市としても考えていただきたいし、また逆に、一般公募的に何かアイデアはありませんかみたいな形で募るのも一つかなというように思いますので、いろんなことを考えていただいて、ただ、今の現状に甘んずることなく、課題解決に向けていろいろと御検討いただきたいなと思います。  それから、あと、マスコットキャラクターについても、市のほうが積極的にいろんなイベントなりしていただいているとは思いますけれども、まるわかり屋のほうで出店されているような成願さん、先ほども言うておりますが、阪和ホーローさんとか、そういうところに、そういう花笑みとか熊寺郎のロゴの入った商品があれば、あっ、泉南のもんなんやなという形で広く知ってもらえることにもなるんかなというふうにも思いますので、その辺の積極的なプッシュもお願いしたいというふうに思っております。  それから、グッズについては、もっともっとつくっていただきたいと思いますし、また先ほど御紹介ありませんでしたけれども、小学校の低学年のランドセルのカバー、あれはすごく好評でかわいいなというようなことで、黄色やし、夜間でも光るというようなこともあるのですごく評判がいいというふうに聞いておりますので、ああいうふうなたぐいのものというか、いろいろとつくっていただくことは、大変いいことかなというふうに思っております。  それから、これはあえてちょっとお聞きしたんですけれども、プレミアム商品券がかなり好評で、もう倍以上の応募もあったということですので、2匹目のドジョウを狙うわけではありませんけれども、そういった意味で単市で考えられるのも十分ありかなというふうに思いますので、その辺は副市長にでもお答えいただけたらなと思います。  以上、何点か再度の質問、よろしくお願いします。 15 ◯辻本副市長 プレミアム商品券ポストプレミアム商品券といいますか、市単独でということの検討ということですけれども、効果検証、今回、国の交付金を使ってやらせていただいているということですが、その効果検証をしっかりした上で、本当に本市にとって市単独でも投資する価値があるかということを見きわめて、その上で、他の施策との──市単独となりますと限られた財源ですので、それもしっかりにらみながら、それも含めてちょっと検討したいなと思ってございますので、すみません、直ちにやりますということは申し上げられません。 16 ◯春木都市整備部長 それでは、公園の管理について御答弁申し上げます。  いろんな意見があると思います。それらを十分聞いた上で、公園にもいろんなタイプの公園がございますので、その辺の整理も含めて今後検討していきたい、このように考えております。よろしくお願いいたします。 17 ◯桐岡市民生活環境部参事 マスコットキャラクターにつきましては、追加ではございますが、このたび中学校給食の食器のほうにも入れてもうたりしていますので、特にそのような機会を捉えて発信していくようには努力していきたいと思っております。  以上でございます。 18 ◯河部委員 それでは、何点かお聞きをしたいと思います。  まず、先ほども出ておりましたけれども、243ページのマスコットキャラクター作成事業です。先ほど2体とも既に予約がいっぱいということもあったんですが、貸し出し件数というのは正確にカウントされているんでしょうかね。されていましたら、活用は多分この4月以降だったと思うんですけれども、現時点で何件ぐらいされているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。  242ページの海水浴場開設事業なんですけれども、この成果説明書の中を読んでいると、24年度から3カ年で3分の1以下に落ち込んでいるということも載っているんですが、海水浴場を有している本市として、やはりその活用をうまくして人を呼び込むというのは非常に大事だと思いますので、ここにも今後イベント等の誘致などとも書かれているんですけれども、一定やはり具体的に練っていかないと、隣にも海水浴場を持った市もありますし、どんどん集客していくというのは大事だと思いますので、その点、何か対策を考えておられるんでしたら教えていただきたいと思います。  土木費に入りまして、253ページの排水路改修についてということで、これは排水路の改修工事に当たるのかどうかちょっとわからないんですけれども、今、全国的にも大雨によって河川の氾濫・決壊ということで非常に大きな被害を出しております。本市も大きな川2つに挟まれている市でありますけれども、幸いそこの氾濫・決壊等はまだないわけです。  ただ、小さい排水路というか、そういう水路がたくさん流れていると思うんですけれども、大雨、突然たくさん一気に降るゲリラ豪雨とか、そういった雨に対しては、例えば市内でそういうときに氾濫とかするような河川の状況というものを市のほうでは把握をされているのかどうかですね。何本ぐらいそういった、一気に例えば100ミリ、200ミリ降ったときに川が氾濫しているとか、そういう状況の川というのはどの程度把握されているのか。また、把握しておるんであれば、そういったものへの対応ですね、どのようにされているのかを教えていただきたいと思います。 19 ◯桐岡市民生活環境部参事 それでは、御質問いただきました2点、マスコットキャラクターの貸し出し件数と海水浴場の活用について回答させていただきます。  それでは、243ページのマスコットキャラクター事業につきましては、貸し出し件数ということでございますけれども、今現在ちょっと正確な数字はわかりませんけれども、大体、今年度へ入って土・日埋まっている状態を考えますと、5月、6月、10月、11月はフルで埋まっておりますので、これだけでも土・日8回、これ4カ月で32回はもう出ていると思われます。  特に夏場につきましては入るのが厳しいので、ちょっと貸し出し件数は減っておりますけれども、冬に向けてまたそのようなことがふえてくるかと思いますので、御期待いただけたらなと思っております。  それと、242ページ、海水浴の活用でございますけれども、海水浴につきましては、毎年でございますけれども、特に台風とか天候にすごい左右されるところがございますので、その件を加味しましても、最盛期と比べましたら減っているということは否めないと考えております。  ただ、今後、具体的なイベントといたしまして、やはり夏につきましては、音楽関係のイベント等の引き合いは二、三ございますので、問題は実際に開催されるイベントの主催者と金額との兼ね合いになってきますので、そのあたりは来年度以降につきましては、今までどおりの金額ではなくて、もうちょっと使いやすいような設定にできるかと思っておりますので、イベントにつきましても、特に秋・冬にかけてのイベントについては、積極的な招致のほうを行っていきたいと考えております。  以上でございます。 20 ◯大谷下水道整備課長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。  東日本豪雨の関連を見ましても、自然に勝る施設というのはないというふうに考えておるんですけれども、先ほど100ミリ、200ミリの降雨の状況の把握ということなんですけれども、ここ30年以上、時間100ミリ、200ミリを経験してございません。近年、平成22年、26年に時間60ミリ、70ミリという降雨に対しては経験はあるんですけれども、その際には現場のほうで各河川、排水路のほうをパトロールで見ておる状況です。60ミリ程度でしたら避難指示等する必要もないんですけれども、100ミリ、200ミリとなれば避難指示等、逃げるという施策が必要になってまいります。その点においては、危機管理のほうと連携しながら対応してまいりたいと思っています。  泉南市のほうで普通河川は14河川ございまして、それぞれの河川につきましては掘り割りの河川になってございまして、堤防が壊れた場合、たくさんの被害があるというふうな状況でないというふうに認識しております。  以上です。 21 ◯堀口委員長 課長、今のは、大きな河川より、市内のところでそういう実績はなかったのか、今までそういう経験はなかったのか、生活排水路の氾濫している部分はなかったのかと聞かれているから、その辺答えてください。 22 ◯大谷下水道整備課長 ただいまの御質問ですけれども、樽井地区のほうで平成26年度に低地帯、水がたまりやすいところにおいて、浸水被害は床上浸水が5件ございました。  以上です。 23 ◯河部委員 ありがとうございます。  マスコットキャラクターのやつについては、これからまたどんどんふえてくると思いますので、そういった件数とか、例えばその活用において、実践例みたいなやつも含めて、また一定まとめて資料としていただけたらと思います。今後、そういったものも私たちにも知らせていただきたいと思います。  あと、海水浴場ですけれども、今りんくうタウンというか、ちょうど海岸沿い、これからにぎわい創出の中でも開発ということも予定されておりますので、当然サザンビーチもそこに含んで、これからあそこにどう人を呼び込むのかということも含めて考えられていると思いますので、ウミガメが来たときには結構にぎわいますけれども、それが来なければ人の入りが少ないとか、そんなことも含めて、何かを創出していく中で人を呼び込んでいくという作業も要るのかなと思いますので、ぜひそういった知恵も出しながらやっていただきたいと思います。  あと、排水路の件ですけれども、これは生活水路になるのか農業用水路になるのか、ちょっとわからないんですけれどもね。例えば、私の地元の人権ふれあいセンター、一方通行からちょうど出てきたとこの交差しているところの道路の横、50センチか60センチぐらいの幅で、深さも大体60か70センチぐらいある水路があるんですけれども、そこはもう大雨になると必ず氾濫して、周辺の住宅に水が入ったりとか、その近くの住宅の方は、もう大雨降ると土のうを置いて水が入らんようにしていますわ。  そこは毎回、大雨のたびに市のほうも業者さんを派遣して水が氾濫せんように対策もしてくれているんですけれども、そこは学校の通学路にもなっていますので、登下校時なんかでいうと、もう川の水がいっぱいになって、子どもが入ると、多分あれはそのままずっと流されていく心配もあって、非常に地域の方も心配されている水路なんです。  それは、ちょっとどういった水路になるのかわからないんですけれども、非常に危ないということで、いろんな方が市へも要望を出していると思うんですけれども、そういったものの改修というのは、どういう状況になっているのか、ちょっと教えていただけたらと思いますけれども。 24 ◯大谷下水道整備課長 今御指摘の箇所というのは旧の鳴滝の農協の通りのあたりのことだと思うんですけれども、水路に子どもが落ちないように、ごみを引っかけるようなスクリーンを設置してございます。そこにまとまった雨が降る場合、あるいは風を伴って降雨があった場合に、ごみが集まってまいりまして、そのスクリーンにごみがたかって、そして排除できないという現象が起こります。定期的にパトロールで取るようにしているんですけれども、突発のゲリラ的な降雨に対してちょっと十分対応できていないところがあって、道路冠水しているというふうな状況でございます。  そのスクリーンの粗目といいますか、幅を少し広げるなり、子どもが落ちても大丈夫なような幅にするとか、少しそのごみを引っかけるような箇所を複数に分けて対処するとか、そのようなことを検討してございます。  以上です。 25 ◯河部委員 それはやっぱりはまったらあかんということで、わざわざ改めてつくっていただいたものだと思うんですけれども、非常にちょっと仮設的で危ないのはやっぱり結構危ないので、抜本的にやっぱりちょっと対策をしていただかないと、はまってからじゃ遅いと思います。  あそこは、もともと通学路ではなかったんですけれども、一・二小を統合されてから、旧の第一小学校区から来られる子どもは、あそこをずっと通りながら今現在の鳴滝小学校に通っているんで、本当に危ないというのは誰が見てもわかるぐらいの川の水量になっていますので、ちょっと一回、抜本的に大雨のときに見ていただいて、上にふたするなり、グレーチングをかませるんやったら──水路幅自体が昔のもので、今の水量に耐えられへん幅になっているんやと思います。だから、そこは一回ちょっと抜本的に何とか対策を講じていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 26 ◯本田上下水道部長 現地のほうもまた確認をさせていただいて、水量に対応するような幅とかグレーチングであるとか、スクリーンを設置すると、どうしてもごみがたかってしまってなってくるんですけれども、その辺も抜本的にちょっと対策を考えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 27 ◯和気委員 まず初めに、232ページの農免農道整備事業というので、今これについて説明をお願いします。  それから次に、商工振興費の中の239ページで中小企業経営安定利子ということになっているんですが、この安定化促進事業という中で、住宅リフォーム制度とかそういうものは入っているのか入っていないのか、その点もちょっと教えてください。  それから、あと土木費のところなんですが、249ページの道路維持管理です。この中で委託料となっているんですけれども、今、泉南市内の道路の中では、穴ぼこというんですか、いっぱいあちこち穴があいたりとか、もちろん道路自身が悪くて全面的にざらざらとか、そういったところはいっぱいあるんですけれども、穴があいているところというのはやっぱり危険ですのでね。車だったら、自転車とか単車とかというときには、本当にひっくり返ったりとか、危ない状況になっています。  それでも、今、泉南市のほうでは、最近は定期的に穴を埋めてくれているんですけれども、すぐにまた剥がれる状況になっているんですけれども、短期的にその場しのぎの補修じゃなくて、やはり一定の長さとか、それをしない限りは、追っかけっこみたいにして費用の無駄になっているんと違うかなとかいうふうに、皆さん、市民の方も、毎回毎回こんなん埋めて、また穴ほげてというのはよくないから、その辺はちゃんと整備してほしいと。道路を改修できないんであれば、その辺を1つ1つやってほしいんですけれども、その点はどうなのか。巡回しているからわかると思うんですけれども、同じ場所のとこを何回補修しているのか、どれぐらいの数があるのか、その点を教えていただきたいというふうに思います。  それから、250ページの防犯灯管理事業、先ほども質問がありましたけれども、あと残っている、泉南市内でこれからLEDに変えたいと思っている本数はどれぐらいなのか、何年ぐらいかけてそれをしようとされているのか、その点だけちょっと教えてください。  それから、255ページの住居表示なんですけれども、これはわずか3万3,701円ですかね。私とこは泉南市信達市場なんですけれども、その市場という地域が四千何番とかで、かなり広いんですよね。線路から上、線路から下のほうも含めて樽井のところぐらいまで市場という地名があって、本当に大変な状況になっているんですけれども、今後の予定ですね。これはもうずっと同じこの予算で、余りずっと動いていないんですけれども、市のその計画とか、その辺があれば教えてください。  それから、次の260ページ、和泉砂川駅周辺整備費、これの具体的──これは何をしたのか、ちょっと教えてください。  それから、261ページ、住宅維持管理費なんですけれども、この委託先はどこなのか。それと、あと歳入のほうでもちょっと質問したんですけれども、この辺はちょっと確認させてほしいんですけれども、住宅費の滞納額ね。大分努力されているということで、何か5年間ぐらいしか滞納されていないということはおっしゃっていたんですけれども、その前を調べてみますと、10年とか8年とか、26年度予算の中では8年とか、そういうような形で回答もされていますし、この差というのは、何かこの辺が食い違うなと。余りにもちょっと、ずっと前回からの経過を見ますとなんですけれども、その辺が5年でいいのか。それならなぜこれだけできたのか、ちょっとその点を再度聞かしてほしいんです。  それから、住宅建てかえ事業、これは宮本住宅の建てかえということなんですけれども、その進捗状況、その点を教えてください。  以上です。 28 ◯根来産業観光課長(併)農業委員会事務局長 それでは、私のほうから232ページ、泉南地区農免整備事業ということで御説明させていただきます。
     26年度につきましては、25年度の工事予定、その途中で岩が出たということで工事がおくれた。その残りと、その岩の撤去を合わせた560メートルの区間を26年度に整備したというところでございます。  事業予定ですけれども、今年度は林道高倉線、その延長の300メーターの区間の道路整備を兼ねてまいりますので、その区間はちょっと通行どめになる部分も多少出てきますので、それはまた関連の住民の方々と、また関係機関と協議しながら進めていきたいと思っております。  以上です。 29 ◯桐岡市民生活環境部参事 それでは、引き続きまして239ページ、中小企業金融対策事業について説明させていただきます。  本事業につきましては、その対象となる要件といたしまして、市内に居住、市内に本店を有し、かつ市内で事業を営んでいる中小企業者の方が対象となりますので、御質問のリフォーム事業者の方も対象となってまいります。  以上です。 30 ◯伊藤道路課長 私のほうから、市内の道路の穴ぼこの対応についてでございますけれども、軽微なものについては職員で対応を行っているんですけれども、補修の程度が多少重いものについては、発注して行っております。  どのぐらいあるんかというんですけれども、穴ぼこについてはようさんありまして、何とも数はちょっとわからないんですけれども、対応の件数といたしましては、昨年度82件対応させていただいております。  あとは、その対応について路線舗装ということになりましたら、予算の関係もございますので、できるだけ予算の確保を行いまして対応してまいりたいと考えております。  あと、防犯灯の件ですけれども、防犯灯については、一定、昨年度で全部対応させていただいているところでございます。後々、地区の要望に対応いたしまして、つけるかつけないかという対応になってくると思われます。  以上です。 31 ◯岩井都市整備部参事 それでは、262ページの宮本住宅の建てかえ事業の進捗について御説明させていただきます。  昨年度、26年度、旧の宮本3号棟の除却と集会所の除却が完了しまして、現在、新しい宮本2号棟、それから新しい集会所の建設工事を進めております。具体的に言いますと、現在、基礎、それから1階部分のコンクリート打設が完了しておりまして、2階部分の躯体の工事の施工中であります。  工期につきましては、今年度末、3月31日までとなっておりまして、工期内に完了する見込みとなっております。  以上です。 32 ◯稲垣都市整備部参事兼都市計画課長 それでは、255ページ、住居表示について御説明いたします。  本市の住居表示は、平成3年から西信達地区、鳴滝地区、樽井地区、雄信地区と順次実施してきたわけですけれども、平成8年に凍結状態になっております。したがいまして、現在は維持管理業務に努めているところでございます。  載っています3万3,701円というのは、町名板等の追加印刷業務になっております。  今後の予定といたしましては、財政状況を勘案しながら検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 33 ◯阿波屋住宅公園課長 それでは、私から261ページの住宅管理業務についてお答えさせていただきます。  住宅の管理業務委託につきましては、長期契約で入居者用の駐車場管理業務、前畑店舗の管理業務、家賃徴収業務ということで、平成23年6月から26年の5月までを長期契約でワンピースさんのほうへ委託させていただいています。その後、26年6月から29年5月までの長期契約として、同じくワンピースさんに委託させていただいております。  それと、歳入のところで滞納額の件について5年間ということですけれども、その後、訂正させていただきまして、平成17年度からの滞納額となっております。滞納月額というんですか、滞納がトータルで最高で72カ月程度、5年間分程度の滞納額があるということで訂正させていただきました。  以上です。 34 ◯伊藤道路課長 私のほうから、260ページ、和泉砂川駅周辺整備事業委託料の内容について御説明させていただきます。  これについては、以前に駅前広場の詳細設計を行っておりまして、その図面を事業認可申請用に加工をしていただくというものでございます。  以上です。 35 ◯和気委員 まず、農免の整備のところで、説明はわかったんですけれども、これは農業政策の中でこういった道路を使って農業生産者を助けるということだと思うんですけれども、その工事については、岩が出たからということと、それから前何かに崖崩れがあって、それはもう整備、補修されていると思うんですけれども──それはまた違うんかな。ごめんなさい。  これがどう農業のそこに生かされているかという、何か成果とかあるんですか。その点、ありましたら教えてください。  それから、これから年間どれぐらいの、何年間かけてこの事業の基金、返す分というのがあるのか、その点教えてください。  それから、先ほど滞納部分のところで、もう一つわからないんですけれども、17年からということは、10年間分としての形で説明をしていただいているんですかね。ということは、時効があって、もう欠損で落としているから、今までの説明と含めて、10年とかじゃなくて、もう5年分ぐらいしか滞納ないですよと、頑張りましたよということなのか、その違いを聞かしてほしいんです。今頑張っているとは思うんですけれども、その点、今までの説明と去年の説明と違うんじゃないかなというふうに思いますので、その点再度聞かせてください。  それから、防犯灯については、もう終わっているというふうに言っておっしゃっておりましたけれども、今度は個人的に自分ところの自治会とか、そういったところでつけてくださいというんであれば、自治会がお金、電灯代か何かを出して、それは要望があればつけられるということなのか、その点、後はそれぞれのお任せなのか、市は何も補助とかそんなんはないのか、その点も再度聞かせてください。  もう1点、ちょっと追加で聞きたいんですけれども、ため池改修の235ページのところで、ずっと地域からの要望があるんですけれども、丘之池のところで沈んでいるところがあって、今は危ないのでポールを立ててくださっているんですけれども、それがずっともう何年もなっていて、それは道路課とか、ため池課──ため池課ってないんですかね。農水の何かが、お互いが協力すると言いながら、どっちかどっちかという形で譲り合っているんですけれども、その点は何も計画ないのか、もうそこでこれ以上沈まなくて安心なのかということだけちょっと確認したいんです。何にも手を打っていないのか、危なくないなら危なくないで、もう埋めてそのまましたらいいし。すごく地元の方は心配されておられるので、ほかのとこではため池の予算も入っているんですけれども、その点も再度聞かせてください。  そして、あとコミュニティバスの件では、質問があったんですけれども、29年度には皆さんの要望を含めてアンケートもとって、いろんな形で改善されるということでお聞きしているんですけれども、今具体的に市民から喜ばれているところはあるんだけれども、改善してほしいというところもあると思うんです。具体的に幾つかこんなんしてほしいというのを聞いておられれば、その点を再度教えてください。お願いします。 36 ◯根来産業観光課長(併)農業委員会事務局長 それでは、私のほうから農免道の再質問について御答弁させていただきます。  道路ができたことで効果があるのかというような御質問やったと思いますけれども、確かに農業関係者の方については、その機材の持ち運びであったり、運搬の方法であったりというのは、やっぱり道があるから農業もできるわけで、そういうことに対しては、この道路ができるということで、利活用は助かっているということでございます。  それから、工事計画ということでございますけれども、今後27年は林道高倉線の300メーターを行う。それから、その整備を兼ねた後は舗装工事というふうに入ってまいりまして、28年度は林道お菊松線、そこの区間の改修工事、29年度には完了予定ということになってございます。  以上です。 37 ◯阿波屋住宅公園課長 申しわけございません。平成17年度分から滞納が発生している分がありまして、それで、そこから26年度までの分で最高の滞納月数が、申しわけございません、82カ月分滞納されている方がおられるということです。 38 ◯堀口委員長 阿波屋課長、不納欠損で落とした分はあるんですかということです。 39 ◯阿波屋住宅公園課長 不納欠損で今年度落とした分はございません。 40 ◯伊藤道路課長 私のほうから防犯灯の対応についてですけれども、一定、整備のほうは終了というか対応できているというふうに考えておりますけれども、要望いただければ設置箇所を見てから対応は考えていきたいと思っておりますけれども。この先、対応については多少変わってくるかもわかりませんので、補助金のほうもないので。今のところ対応させていただきます、要望いただければ。  それと、丘之池の道路の件ですけれども、この件については、今年度予算化されておりますので、その予算において対応してまいりたいと考えております。  危ないか危なくないかというのは、現時点で交通には支障は来していないというふうに考えております。 41 ◯宮内環境整備課長 私のほうから、コミュニティバスのことについてお答えさせていただきます。  平成25年に利用者にアンケートをとらせていただきまして、その中では、時刻やコースの変更であるとか、増車や増便であるとか、新たな停留所を設置してほしいというのは、自由意見の中で要望みたいなのをいただいております。  平成29年2月の次期の更新時につきましても、改めてアンケートを実施したいと思っていますので、その中の意見として実現できるものは実現させていただきたいというふうに考えております。  以上です。 42 ◯和気委員 先ほどお聞きしましたら、中小企業安定資金、この分については、住宅リフォーム制度の分についても入っているとおっしゃっておりましたので、これはこれをされる方がお金を借りられるというふうになっているのか、ちょっとよくわからないんですけれども。  それと、その不用額と出ているんですけれども、この中で申し込みすれば全ての人が条件を満たされればできるのか、なぜ不用額が出ているのか、その点を再度お聞かせください。  それから、土木費のところで、さっきでこぼこの話をしましたけれども、本来ならば道路の改修をして、年間、何か調査もしているわけですから、本当に順番にでもいいですから、もうざらざら、段差のあるようなところについては、計画的に本当にしていただきたいなというふうに思うんですけれども。メーン道路ぐらいはちょっときれいやけれども、ちょっと入ると本当にもう大変な道路になっているというふうに皆さん苦情を言われるんですけどね。  そのでこぼこというのは、先ほど80ぐらいとかいうふうにおっしゃっていましたけれども、1年で1回そこを穴埋めしたら1年もちませんよね。多分もってないと思うんです、私の知っている限りでも。そこで、ぱっとこう簡単にできる、あれ何て言うんですかね、それをしているところと、何回も穴あいているところは丈夫に、ちょっとかたい、何かそれも入れているのがあるんですけれども、それはちょっと長くもつんですけれども、そこはまた同じそこだけぽこっと取れている状況です。  だから、そういった努力はしているんですけれども、そういうことのないように、無駄のないように、できたらそこら辺を計画的にちょっとね、あ、ことしはこの辺ぐらいをきれいにすると、そうすればあと10年ぐらいはもつとかいうような形にね。全てするというのは大変やから、そういうことはやっぱり計画的にすべきじゃないですかと。やっぱりお金の使い方は大事にして、市民も安心して──またあいているわ、またあいているわって、やっぱり苦情になりますのでね。税金の使い方、きちんとしたほうがいいと思うんですけれども、その点はどうなのか。要望も含めてきちんとその辺は今後お願いしたいんですけれども、どうですか。  これで終わりますから。 43 ◯桐岡市民生活環境部参事 それでは、中小企業の金融対策事業につきまして補足させていただきます。  本事業は、市内で事業を営んでいる事業者さんに対して、その返済利率の1%相当額を補給するという制度でございますので、そのリフォーム事業者さんの経営を行っていく上で返済利率が発生しますけれども、それを補給するという制度でございますので、リフォームを希望される方に対する制度ではございませんので、そのような運用の仕方をさせていただいています。  以上でございます。 44 ◯春木都市整備部長 道路のことについて御答弁申し上げます。  委員おっしゃっておりますところの基本的な考え方というのは、我々も同じでございます。ただ、現場で起きていること、簡単に外れるよというふうなことが起きているよというのは、お話をお伺いしておりまして、現場では、まず応急的な作業というのもかなり出ております。これは通行の安全優先と。その後で、やはり技術者がその道路の状況を診断しておりまして、とりあえずの手当てをして、後に中程度の手当てをして、全体的なことについては、やはりかなりのお金がかかります。その辺のところは、やはり設計ということで大きく考えて、全体の中でどの路線をやっていけばいいのかということも含めて決断して順次進めておりますので、若干、議員御指摘のように、無駄なように見えるんですけれども、実はそれは全体を進める中では、とりあえずの手当てとして必要な部分が多々出ているということで、ちょっと御理解願いたいと思います。  以上でございます。 45 ◯谷委員 簡単にちょっと聞かせていただきます。  242ページ、観光振興事業、この中で観光協会の今後の活性化とPRをどのようにされていくのか。それと、観光ガイド養成事業、この委託先、またその中身等を教えていただきたいと思います。  あと、243ページ、マスコットキャラクター事業。今後、ステッカーやらバッチをつくられているということで、ちょっと疑問なんですけれども、いわゆるマスコットキャラクターに入っている中の人ですね。これは職員がされているんですかね。土・日の方が多いということで、休日出勤手当等はついているんでしょうけれども、その辺のところがどうなっているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 46 ◯桐岡市民生活環境部参事 それでは、御質問いただきました3点、観光協会の活性化とPRについてと観光ガイド養成事業の内容とマスコットキャラクターの中身というか、内容について回答させていただきます。  観光協会につきましては、現在取り組んでおりますのが、先日ホームページのリニューアルを行いました。それと、現在取り組んでおります事業で特に特筆すべきなのが、グルメマップのほうを作成しておりまして、市内の飲食店の若い方がみずから自発的につくろうという意見がありましたので、観光協会が積極的にバックアップして行っているという現状もございます。  それも含めまして、先日来御質問いただいております観光振興ビジョン、これにつきましても、当然、市が主体でつくることになりますけれども、実際に動いていただくのは観光協会がメーンとなりますので、観光協会の会員の方、理事会の意見を取り入れた上で、今後、長期・中期・短期にわたるビジョンのほうを作成してまいりたいと考えております。  また、作成した暁につきましては、当然、観光協会を前面に押し出したPRを行っていこうと考えております。  それから、2点目、観光ガイド養成事業につきましては、2カ年の事業となっておりまして、その中で26年度で終わった事業と27年度、現在取り組んでいる事業がございます。27年度におきましては、既に実施したのがまち歩きツアー、それから梅大福等物産品の開発等を26年度の冬の間に行っております。  それから、27年度取り組んでおりますのは、観光マップ、まち歩きマップの作成、それから観光ビジョン作成に伴う基礎データの収集、それから実際に焼酎ですね、里芋焼酎のPR等をメーンで行っておりまして、事業におきましては11月いっぱいで完了する予定でございます。  それから、マスコットキャラクターにつきましては、基本、市がメーンで行うイベントのときには、本課の職員ができる限り出るようにしておりますので、当然、土・日出た場合は、手当のほうはつけるようにしております。  ただ、市民団体さんに貸し出した場合のときには、貸し出す条件として、中身というか、当然入られる方と、アテンドと言って、1人では歩けませんので、前について案内する、この2人が必要ですよというような形でオーケーが出れば貸し出すような形にしております。  以上でございます。 47 ◯谷委員 わかりました。キャラクターのほうはわかりました。  観光協会、今後リニューアルされてグルメマップ等、また観光振興ビジョン等々、これから短期、中期、長期というふうにきちっとこの泉南市の観光ビジョンを作成していただきたいと思います。  観光ガイド養成、この委託先をちょっと聞いていなかったんですけれども、ちょっとお答えいただけますか。  以上です。 48 ◯桐岡市民生活環境部参事 泉南市観光ガイド養成事業の委託先につきましては、平成26年度に契約しております近畿日本ツーリスト株式会社和歌山支店と2カ年で契約を結んでおります。   以上です。 49 ◯澁谷副委員長 すみません。1つだけお聞きいたします。  排水路のことで、先ほども河部議員のほうから質問ありましたけれども、土地の形状が泉南市、やっぱりこういうふうにだんだん山手に高くなっています。ですので、大雨が降ると、今回の鬼怒川の氾濫でもそうですけれども、上の水が、山の水が下へずっと集まってくるわけですよね。  そして、大変なのは、やっぱり岡田も前回、去年ですか、水につかりました。樽井もつかりました。やっぱりこの海に近い下のほうの土地がつかるということは、結局、排水路、今までの従来の排水路にそれ以上、突発的にそういうふうに集中豪雨が入ったときに、スクリーンやらいろいろあるでしょうけれども、そのキャパ自体がもう少ないわけですよね。そこに集中して雨が来ますので。  それと、その水害と同時に、気候の変化と同時に、また宅地を今造成されていますよね。岡田のあそこの浸水をしたのも、あそこに大発渚団地ができる前はそうではなかった。でも、あの団地ができてから、結局土の地面が減ってアスファルト化されて、そしたらそこの水は全部水路にたまりますので、それがあそこの左部薬店さんとこの前のあの道にたまると。  そういうふうなことを考えていきますと、また1カ所、今、岡田に住宅が100軒ほど建っています。そこのいわゆる海側の田んぼも、大雨のときにその宅地の雨水が全部その下の水路に来ますので、これも課長のほうにもこの間お話ししましたけれども、そこに集中して、そこの下の田んぼが水につかっていると。  一度大雨が降ったときは、そういうとこをちょっと見てほしいんですけれども、そういった場合、宅地を造成する業者と市と双方に、どちらに責任と言うたらおかしいですけれども、宅地を造成される場合は、そこの雨水が今後どういうふうにどこに流れていくか、そういうことも考えられたときに、泉南市が許可を出す場合に、そういったところの計画をされるのはどちらがされるのか。まあ市でしょうけれどもね。都市計画ですね。  だから、地域の方も都市計画税を何年かんねん払っているのに、こういうふうに何とかしてくれと。例えば用水路を別につくるとか──それはたまにしかないことにすごいお金はかかるわけですけれども、そうなったときにも、たまった水を抜くと。そしたら被害が出るわけですね。被害が出るのは覚悟の上でたまった水を抜くと。そうするのか、たまらないようにするのか。  この都市計画、今後どういうふうにされていくのか。これからふえていく問題だと思うので、川の氾濫はなくても水路が氾濫すると、そこに落ちて亡くなったとかもさっき聞きましたけれども、そういうことに関して市はどのように考えておられるのか、意見を聞かせてください。 50 ◯稲垣都市整備部参事兼都市計画課長 そうしましたら、都市計画に関しまして御説明いたします。  まず、開発許可ですけれども、開発許可は市ではなくて大阪府知事が許可をするというふうになってございます。  そのときに、排水先ですね。排水先の排水容量については、基本的には1次放流先、その開発区域から出たところの容量をもって大丈夫であれば許可になると、許可上はそうなってございます。  泉南市では、それにあわせ、それを補完する形で開発指導要綱というのを定めまして、各道路であれば道路からの指導、下水であれば下水からの指導というふうになってございまして、その中で下水のほう──排水ですね──は、その許可条件に加えて、もう少し広い区域での雨水の量を見たり、もう少し下流での雨水の流量を見たりして指導しているところが現状でございます。  いろいろ出るというのもあるんですけれども、基本的にはそういうふうな中で行政指導させていただいているということでございます。 51 ◯澁谷副委員長 行政指導をされていても、実際にそうやって市民の方が困っているわけですよね。これを指導していても、そのように例えば業者がしないからとかというよりも、やっぱり抜本的に都市計画を考える上で、これからどれだけ家が建っていくか、宅地が造成されるかわかりませんけれども、やっぱり農地がそのままであるかどうか、それを活用できるのか、またそこが宅地に変わっていくのか。後継者がなければ、多分売ればそれは宅地化、駐車場にせよ、まあいうたら舗装されるわけですよね。土のままで残すということは、まずないと思うんですよね。  そうなった場合は、今現在の従来の水路の容量でそれが賄えるかどうかということも、やっぱり市のほうはある程度、指導はしていかれるんでしょうけれども、そこら辺、責任は、住んでいる住民はどこに持っていくかというたら、業者というよりも、やっぱり市のほうでしょう。市にやっぱり泣いてきますよ。そのときに抜本的にどうされるかというのが、ちょっと今のお答えでは不安ですけれども、ほかにありませんか。もう指導していく。 52 ◯春木都市整備部長 議員おっしゃっていること、よくわかるんですけれども、根本的な問題としたら、今までの局地的な豪雨等の基準値の見直しというのが、根本的な解決方法やと思っております。  我々のほうとしましては、やはりその辺の、先ほども申されていますように、周辺の状況を見ての協議というのは十二分にさせていただいていますので、今後は国での基準値の見直しということについては、やはり現場では困っているんだということを発信していきたい、このように思っております。  以上でございます。 53 ◯澁谷副委員長 わかりました。しっかりと地域住民の方と現場、そういうふうな事情が起これば、そこに出向いていただいて、しっかりと住民さんが納得いくように、また不安にならないように、市がそこをしっかりと話していくしかないですよね。その辺をよろしくお願いいたします。  以上です。 54 ◯堀口委員長 以上で款農林水産業費、商工費、土木費の質疑を終結いたします。  (農林水産業費、商工費、土木費の審査終了)
    ────────────────────── 55 ◯堀口委員長 理事者入れかえのため、この場で暫時休憩いたします。      午前11時13分 休憩      午前11時15分 再開       ◎ 消防費、教育費 56 ◯堀口委員長 休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、262ページから317ページまでの款消防費、教育費を一括議題として質疑を行います。質疑はありませんか。 57 ◯中尾委員 それでは、よろしくお願いいたします。  まず、消防からちょっと何点かお聞かせいただきたいと思います。  まず、263ページ、泉州南消防組合負担金。負担金の見直しにつきましては、3年から5年の間で見直されるというふうに聞いておりますし、その辺どういうふうになっておるのか、お聞かせいただきたいと思います。  それから、266ページ、消防水利整備事業。これは成果説明書のほうには老朽化した既設消火栓を計画的に修理、取りかえ等を行う必要があるというふうにありますけれども、この26年度行われた修理、取りかえの箇所等わかれば教えてください。  それから、ページ数はわかりませんが、泉南署の耐震化と建てかえとか改修の計画についてはどのようになっているのか、教えてください。  それから、26年度の消防の事故等による出動回数、また火災による出動回数を教えてください。  次に、教育に入ってまいります。  271ページ、障害児介助員等配置事業、これの26年度の配置状況、また27年度の配置状況、またこれの時給、また他市との時給の比較、配置の比較等も教えていただきたい。  それからまた、市外から来られている人についての駐車場代であるとか交通費の支給とか、どういうふうにされているのか。  次に、272ページ、被災児送迎に係るタクシー借上料、これの内容と件数を教えてください。  それから、同じく272ページ、教育推進事業の英語の教育についての小学校へのALT派遣事業の現状についての効果と課題について、お聞かせいただきたいと思います。  それから、273ページの学力向上対策事業、この成果の中でも省庁の連携の充実とありますけれども、それの内容とは具体にどういうふうなことをお考えなのかをお聞かせいただきたいと思います。  それから、同じく273ページ、学校支援地域本部事業、学校支援コーディネーターについての配置の状況はどういうふうになっているのか。  それから、見守りについての安全推進事業ですか、特に地域住民高齢化によるボランティアの確保についてはどのように考えておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。  それから、274ページの教育支援センター事業、スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの数、各学校で何人配置されているのか、また、教育支援センター、つばさやと思いますけれども、これの指導員は何人いらっしゃるのか。  それからまた、子どものほうから不登校や問題行動等でいろんな相談等もあるとは思いますけれども、その件数とか内容につきましてわかれば教えてください。  発達障害が原因で通常の授業に集中できない、また集中になじみにくいなどの理由での相談に対してどのように対応されているのか、また件数。  それから、スクールソーシャルワーカーの人件費等の予算は十分確保できているのかどうか。また、この辺も時給になるのか日給かどうかわかりませんが、教えていただきたいと思います。  それから、277ページ、子どもの権利に関する条例推進事業ですけれども、これも常々言わせていただいておりますけれども、成果の中で今できていることと今後推進していくことというふうな形で示しているというように書いておりますので、具体にどういうことを言われているのかをお示しいただきたいと思います。  今後の事業計画についてをお願いいたします。  それから、283ページの学校施設学校保全整備事業、一丘小のトイレ改修、東小のトイレ改修等がそれぞれ載っておりますが、ほかにトイレの改修等についてしないといけないところがあればお示しいただきたい。また、それをどういうふうに計画的にされるのか。もし今年度、27年度やるようなところがあればお示しいただきたい。また、校舎以外の敷地内の建物のトイレはどういうふうになっておるのか、また、改修しないといけないところがあれば教えていただきたいと思います。  それから、288ページ、施設保全整備事業。この年には、夏休み前に中学3年生にエアコンをつけていただいたというのは、大変喜ばしいかなというふうに思います。また、このことをきっかけに今年度もさらに、いろんな議員さんからもエアコンの設置の要望等も出ておると思いますし、これは大きな一つのきっかけとなって派生していくのが本当にいいことやと思いますので、この辺の取り組みについての教育委員会としての決意等あればお聞かせいただきたいと思います。  それから、291ページ、幼稚園の就園奨励費事業、市が把握されておられます未就園児の数等あれば教えていただきたい。できたら、24、25、26年度3年度の未就園児。保護者に対する周知の方法についてはどのようにされておるのか。  それから、最後に産休代替臨時講師の関係ですけれども、どこの学校で何人、これは年々ふえているのか減っているのか、お聞かせいただきたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 58 ◯堀口委員長 中尾委員、問題行動については、議員は全部、一覧表で資料をもうているでしょう。それはもう省いてください。(中尾広城君「問題行動は省いてください」と呼ぶ) 59 ◯小井総合政策部参事兼危機管理課長 それでは、私のほうからは消防関係、何点か説明させていただきます。  まず、泉州南消防組合の負担金の見直しということでございますけれども、運営計画で、議員おっしゃるとおり、3年から5年で見直しを検討するということになっています。今年度はもう3年目ということで、今、検討をするというテーブルに入ったところでございます。  それと、消防水利の修繕箇所なんですけれども、修繕箇所は、六尾、市場、男里、りんくう南浜、そういうところで消防水利、主に消火栓のふたの修理ですね。どうしても老朽化してくると、ひび割れたり周りが陥没したりしてきますので、そういうところを修繕しております。  次に、泉南署の建てかえということでございますけれども、3市3町の中でやはり泉南署が一番古うございます。それで、建てかえ計画なんですけれども、時期というのはまだ決まってございません。この運営計画の中では署所の再編とか署所配備計画、そういったものを検討していただいているところでございます。時期はちょっとまだはっきりわかりません。  それと、泉州南消防組合の出動回数でございますけれども、まず火災件数、組合全体では平成26年1月から12月というデータでございますけれども、火災件数、全体で67件ございました。そのうち泉南市が21件。それと、救急の出動件数なんですけれども、泉州南消防組合管内では全体で1万5,528件、市別でいきますと、そのうち泉南市が3,099件ということでございました。  以上です。 60 ◯右馬教育部次長兼指導課長 失礼します。  それでは、私のほうから指導課関係で御質問のあった点について説明させていただきます。  まず1点目、272ページの英語講師派遣委託料、いわゆるALTについての御質問がありました。  現在、市内の配置は1名だけです。年間200日を主に中学校に配置しておりまして、その間の空き時間といいますか、少し余裕のできたところを残りの日数で小学校に派遣しております。  課題としましては、府内の同規模の市町におきましても複数配置がだんだんふえてきておりますので、小学校、中学校、学校現場の要望に応えられるように、配置の増員あるいは配置日数の増を何とか解消してまいりたいと考えております。  それから、続けて273ページの学力向上対策事業について、連携の点について御質問がありました。  これまでにも、小中連携ということでは小学校でおさめた成果を中学校に円滑に引き継ぐようにということで力を入れてきておりますけれども、同様に、小小連携について質問あったかと思うんですけれども、学力調査等で効果を示した学校の成果を同じレベルで他の小学校、他の中学校にも広げ共有するということで、担当者会等を持ってその効果の共有等を図っております。  続きまして、同じく273ページの学校支援地域本部事業の学校支援コーディネーターの配置なんですけれども、これは各小・中学校ごとに1名ずつ配置しております。そのコーディネーターさんが中心になって、学校と地域のボランティアの方をつなぐというような役割を果たしていただいております。  それから、この地域本部事業におきますボランティアの方の高齢化等の課題なんですけれども、こちらは各校区で同じように課題が出ております。私も幾つかの学校の会議等にも入らせていただきましたけれども、PTA、保護者層を中心に若い方も積極的に参加していただけるよう各校区でもお声がけいただいておりますし、私どものほうでも広報を通じて協力の呼びかけ等行っております。  それから、274ページの教育支援センター事業につきまして、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置についてお尋ねがありました。  現在、スクールカウンセラーは各中学校に1名、合計4名、スクールソーシャルワーカーにつきましては、市内で2人。1名が府費負担、1名が市費負担ということにしております。市費負担のほうは、時給ということで配置しております。府費負担のほうは、やはり時給ということです。府のほうで1時間4,000円で配置をしているということです。  それから、それに絡みまして発達障害の子ども等に対する相談件数ということなんですけれども、ちょっと正確な数字ではないんですけれども、発達検査あるいは検査を受けるに当たっての相談、平成26年度で307件あったと聞いております。  指導課は以上です。漏れがあったらまた御指摘ください。 61 ◯阪上学務課長 失礼いたします。  私のほうから271ページ、障害児介助員配置事業につきまして、御質問のあった平成26年度につきましては、全体で30名任用しております。今年度につきましてはちなみに34名ということで、若干ふえているということでございます。  賃金についてでございますけれども、本市の場合、883円ということで、ちなみに阪南市さんと賃金は同額でございます。ただ、阪南市さんの場合、ここに通勤手当ということをつけておるということが差になっております。  それと、障害児の介助に係る通勤手当に関してでございますけれども、本市の場合は、申し上げましたように、賃金のみということで、通勤に係る費用はつけておりません。  それと、配置の状況、市外との比較ということでございますけれども、あくまでも障害のあるお子さんにかかわっての介助員の配置というのはそれぞれの市町村によって必要とするお子さんが違いますので、一律比較はできないかなというふうに考えております。  次に、2点目、272ページ、タクシーの御質問でございましたけれども、中身につきましては、基本的には指定私有自動車がない場合にタクシーを使っていただくということで、課業中にお子さんがけがをされた、あるいは急に熱を出されたということで病院搬送等に使っておる。または、支援学級の児童・生徒さんが学校間で集まりをされることがありますので、その際にタクシーを使っていただくケースもございます。  続きまして、291ページ、幼稚園就園奨励費にかかわっての未就園児についてのお問い合わせやったと思いますけれども、すみません、大体ざっとした概算になりますけれども、3歳児につきましては、例年47%から50%前後で推移しております。それと、4歳児につきましては大体全体の3%、5歳児につきましては8%ということで、ここ数年来この率で推移しております。ただ、5歳児さんにつきましては、この8%のうち、他市の幼稚園に行かれている方もいらっしゃいますので、実際はもう少し未就園率というのは下がるかというふうに考えております。  それと、最後でございます。292ページの教職員人事管理事業の産休代替臨時講師でございますけれども、こちらのほうは市立幼稚園にかかわっての産休代替ということでございまして、平成26年度につきましては、あおぞら、くすのきとも産休臨時講師を必要とする状況は発生しておりませんでした。  以上でございます。 62 ◯酒井人権教育課長 私のほうからは、277ページの子どもの権利に関する条例推進について説明させていただきます。  1点目のできていることですが、第4条の子どもの意見表明につきまして、子どもの声を聞いて学校運営に生かすということ、それから子ども会議、今講演について考えておりますが、こちらのほうの推進、それから子どもの権利条例委員会での検証になっております。  それから、今後推進していくことでございますが、主に3点でございます。子どもの権利推進のための庁内委員会の設置、それから市民モニター制度の構築、それから子どもの相談救済システムの構築になっております。  今後の事業計画につきましては、庁内委員会を立ち上げ、今ある施策をそこで整理していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 63 ◯伊藤教育総務課長 トイレの改修の件ですけれども、26年度は一丘小と東小、新家東小の一部もそうなんですけれども、実施させていただいたところでございます。ただ、こちらは耐震補強工事に合わせて一体的整備ということで、比較的有利な財源を国のほうからも交付されたところで実施できたものとは考えています。  今後のトイレ改修についてですけれども、やはりまだちょっと古い学校が何校か残っていまして、そちらのほうは随時更新していく形にはなるんですけれども、大規模改修ということであれば、校舎の建てかえやスーパーリニューアルするときに、時期を捉えて一体的に実施していこうかなとは考えております。当然、その際には比較的有利な財源を得られるように、国の交付金の動向も考えて検討していきたいなとは思っております。  また、校舎以外の建物のトイレ、いわゆる屋外のトイレであったり、体育館のトイレですけれども、こちらのほうも同じような形で検討しておりますので、例えば泉中、信中、信小とかのトイレというのは、今現在は新しくはなっております。26年度も新家東小の体育館の屋外トイレに関して、全面改修というわけにはいきませんが、バリアフリーの対応にさせていただいたところでございます。  今後も、屋外校舎のトイレに限らず、できるだけ整備をしていきたいなと。27年度については、雄信小の下水工事を今行っておりますので、それに合わせて部分改修を考えているところでございます。  以上です。 64 ◯上ノ山教育部長 それでは、私のほうからは、学校の空調設備についての御質問にお答えさせていただきます。  御審議いただいています26年度におきましては、御案内のように、中学3年生の普通教室に整備をさせていただきました。今年度につきましては特別教室ということに着目をしまして、未整備の信達中学校と西信達中学校の図書館にエアコンを整備したところでございます。  今後の方向性ということでございますけれども、今期の定例会での一般質問でも何度か御答弁をさせていただいております。全教室への整備ということになりますと、財源を中心にまだまだ課題の多いところでございますけれども、導入方法の検討機械ですね。できるだけ安価なものというようなその導入方法の検討、あるいは従来から御答弁させていただいています、できるだけ市にとって有利な特定財源を見つけ出すというような手だてをとりまして、できるだけ早期に解消──解消といいますか、順次整備をしていきたいというふうに考えております。  また、その際には学校間の格差というようなことが生じないというようなことに留意しながら、整備を進めていきたいというふうに考えております。これが基本的な考え方でございます。 65 ◯中尾委員 消防からいきたいんですけれども、まずは事故による出動回数を教えてください。これは最初に言うております。  それから、建てかえについては、かなり泉南署が古いということですので、さらに耐震化ができているのかどうか。これは当然、かなり古いんであれば改修の計画も立てないといけないというふうに思いますし、この議論が南消防の議会でされるのであれば、どんどん泉南市からも一刻も早く声を上げていただきたい。お願いしたいと思います。  それから、さっきも言いましたが、本当に事故が多く、出動しているのをよく見かけますので、お願いいたします。  それから、教育問題の中での送迎タクシーの件なんですけれども、これは具体に23万2,000円執行されていると聞いていますので、これの内容と件数を聞きたいということであります。その辺、言いたくないのかわかりませんが、言うていただきたいと思います。  それからあと、産休代替の職員のことについても、どこの学校で何人なのか、これは増加傾向にあるのかどうかも教えていただきたいと思います。  それからあと、小・中学校のトイレの改修におけることについてと、それから未就園児のことについては、また後ほど資料でいただけたらなというふうに思っております。  その辺、とりあえずお答えいただきたいと思います。 66 ◯小井総合政策部参事兼危機管理課長 失礼します。  私のほうからは、まず事故件数ということで、救急出動件数の事故につきましては、泉州南消防署管内では全部で1,556件、そのうち泉南市では353件。  それと、泉南署の耐震化ということですけれども、ちょっとすみません、年度はわからないんですけれども、耐震化はやっているということでございます。  以上です。 67 ◯阪上学務課長 私のほうから、タクシーの使用の件数及び内訳を申し上げたいと思います。  けが等による搬送につきましては57件、それと健診等に係る搬送につきましては16件、支援学級のお子様たちの移動にかかわって45件ということで、合計件数118件ということになっております。  それと、産休代替につきましては、幼稚園については昨年度、申し上げましたように産休に係る当該職員というのはございませんでしたけれども、小・中学校につきましては、ちなみに本年度になるんですけれども、小・中合わせて現在24名が育休中、それと産休が8名出ておるということでございます。  以上です。 68 ◯堀口委員長 中尾委員、まとめてください。 69 ◯中尾委員 それから、介助員の件なんですけれども、883円、これは決して高くはないと思いますし、ましてや交通費が出ない。駐車場のことを聞きましたけれども、お答えがなかったので、恐らく交通費が出ないということは、駐車場代も出ていないというふうなことやと思います。  それにしても、26年度、27年度、30名、今年度は34名とふえているということもありますので、これは支所の考え方と同じといいますか、似通ったところがあると思いますので、この辺はもう少し考えてあげないと、なり手もなかなか少ないのではないかというふうに思いますので、この辺はもう少しよく検討していただきたいというふうに思っております。  それから、類似団体の数、ちょっと資料でいただいておりますが、教育費につきましては、類似団体ですから、同じ人口規模のいろんな行政体、泉大津、貝塚、柏原、摂津、高石、藤井寺、四條畷、大阪狭山等ございますが、決して高くはなくて低いほうに部類しております。まして、府の平均よりも、教育費においては、泉南市はかなり低いというふうにもデータをいただいておりますので、その辺やはり時給の件であるとか、交通費は当然のことながら、低いのであれば、逆に交通費とか駐車場代はきちっと手厚くしてあげないといけないなというふうに思いますので、その辺のことで再度さらにお聞きしたいというふうに思います。  それからあと、障害にかかわるようなお子さん等も年々ふえているということでもございますので、その支援学校とのかかわりについてもいろいろ聞かせてもらうこともございますが、何か目新しいようなそういう活動等があれば教えていただきたいと思います。 70 ◯上ノ山教育部長 介助員についてでございますけれども、介助員に限らず、この前からの学校司書もそうですけれども、これらの臨時職員につきましては、基本的には事務量あるいはその求められる知識とか、そういうものによって時給が決まってくるというふうに考えております。一般的には市の一般的な事務職ですね、事務のアルバイト、これにそれらの要件を加味して決めているというようなことが実態でございます。  また、交通費を出す、出さない、あるいは駐車場代の件でございますけれども、これは教育費に係る分だけではなしに、全庁的に同一の取り扱いといいますか、交通費は支給はしておりません。また、駐車が必要な場合には、公の施設に駐車をする場合には、我々もそうですけれども、その施設の目的外使用ということで一定の費用を徴収しております。これは全庁的なルールでございます。  以上です。
    71 ◯右馬教育部次長兼指導課長 失礼します。  障害のある子どもたち、発達障害を含めて目新しい活動ということですけれども、特筆すべき活動というのはないんですけれども、例えば市内で視力、視覚に障害のある子どもがいましたので、これは27年度からになるんですけれども、弱視学級というのを1名増設しております。  また、発達障害の子どもたちに関しては、いわゆる支援学級に入る子どもだけではなくて、通常の学級、普通に授業を受ける学級に在籍する子どもたちもたくさんいますので、その子どもたちへの指導方法のあり方ということで、昨年、26年度、1つの中学校区で小・中合同でそれについての研究を行って、市内各小・中学校に発信したりしております。  以上です。 72 ◯谷委員 273ページ、学力向上対策事業について、子どもたちの学力対策のために今後どのようにやっていくのか、詳しくお聞きしたいと思います。  続いて、278、学校プール一般開放の事業で、ちょっと人が減っているということで、その辺も今どのようになっているのか、詳しく聞きたいと思います。  あと、282ページ、施設保全整備。先ほど中尾委員もおっしゃられましたとおり、各学校のトイレの改修事業があとどれぐらい残っているのか、私、ちょっと聞き漏らしたと思うので、もう一度その辺お答えしていただきたいと思います。  あと、体育館等もほか残っているのであれば、その辺もちょっと教えていただきたいと思います。  最後に、303ページ、青少年の森運営。これは平成24年、一般が341人、25年から1,925名、1,855名とかなりふえたんですけれども、26年度、この青少年がかなり減っているので、その辺、日帰りの利用人数と、あと宿泊利用人数が両方とも減っているということで、その辺をちょっと教えていただきたいと思います。  以上です。 73 ◯右馬教育部次長兼指導課長 それでは、私のほうから1点目の質問、学力向上について今後の対応ということですけれども、これまでにも御説明してきましたように、全国の学力・学習状況調査が始まって以来、さまざまな形で授業改善あるいは学力向上に向けた取り組みを進めております。必ずしも成果のあらわれていないところもありますけれども、本会議でも教育長が答弁させていただきましたように、26年度、27年度と私ども指導課の指導主事が秋田県の由利本荘市に視察に行かせていただくとともに、今年度につきましては、由利本荘市の教育長と指導主事を泉南市に招いて、さまざまな先進事例というか、取り組み学ぶ機会を得ました。  その中で、特に授業、板書とか子どもたちへの声かけ等はもちろんなんですけれども、やはり家庭学習の推進というのも一つの大きなポイントかなと思っております。昨年度に全小・中学生対象配布で、本市でも「家庭学習の手引き」というリーフレットを配布させていただきました。これらを含めて、地道に学力向上に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。  以上です。 74 ◯伊藤教育総務課長 まず、プールの一般開放の利用者の増減ということになるかと思うんですけれども、26年度は期間中2,750人、ちなみに再開当年の25年度が3,228人、今年度、27年が3,071人ということで、今年度は少し上がったんですけれども、再開後、利用者の増というのは劇的には改善されていません。  続いてはトイレに関することですけれども、学校の中でトイレのできていないところというのは、中学校では西信中と一丘中の2校、小学校では新家、信達、雄信、砂川が比較的古いかなということで、今後の対象にさせていただこうかなとは思っております。  また、屋外の体育館のトイレについてですけれども、今のところ新家の体育館のトイレが改修の候補にはなっております。  以上です。 75 ◯岡坂生涯学習課長 私のほうからは、青少年の森の利用の状況のことについて御説明させていただきます。  平成24年度に関しましては、たしか人数が341人ということだったんですが、25年ぐらいから警察学校が利用をされるようになりました。訓練の一環ということもあって、場所をトイレ休憩とか訓練の場という形で使うようになってから、日数、人数がふえているとい状況でございます。  ただ、26年が若干減っておりますけれども、これは参加者の数が少し違う、そのときそのときによって状況が違うということでございます。  宿泊人数に関しましては、一般が26年度ちょっと減っておりますけれども、これは天候とかの関係で減っている場合もございますので、大体コンスタントに200人近くの方は毎年来られているとは思いますが、26年度だけちょっと急にキャンセルとか、そういうようなこともございました。  以上でございます。 76 ◯谷委員 あと、学力向上に対しまして、秋田県の由利本荘市で視察等をされて、これから進めていくということですけれども、あと日曜学習やら土日の学習等々、その辺はどのようになっているのか。  一般プールの開放はわかりました。  あと、施設保全整備、これは先ほど中尾委員が聞いていたとき、雄信小学校が27年度ですかね、その辺の日程等、もし決まっているんであれば教えていただきたいと思います。  青少年の森の運営のほうはわかりました。  以上です。 77 ◯右馬教育部次長兼指導課長 失礼します。  1点目の土・日の授業等についてですけれども、例えば府内でも教育課程、いわゆる学校で法令で決まっている授業数をなかなか確保できない地域等にあっては、土曜日等に授業をする学校もふえてきておりますけれども、今のところ本市では、さまざまな工夫によって、一応標準授業時数というのは確保されております。  また、土曜日、日曜日の授業実施については、教員の勤務時間、労働法令上のさまざまな課題も生じることから、今のところ本市では土・日に授業を実施するということは考えておりません。  その反面、子どもたちの補充学習につきましては課題が残るところもあります。放課後、それから長期の休業中の機会を利用して、教職員はもちろん地域のボランティアの方にも御協力いただいて補充授業等を進めているところです。  以上です。 78 ◯伊藤教育総務課長 雄信小のトイレの件なんですけれども、現在、下水の接続工事をやっておりまして、今後その完了検査が終わって、あと調査した上で、今度は工事請負費での対応ではないので部分改修ということになりますが、冬休みまでにやらせていただこうかなと思っております。  以上です。 79 ◯堀口委員長 質疑の途中ですが、午後1時30分まで休憩いたします。      午前11時53分 休憩      午後 1時30分 再開 80 ◯堀口委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を再開します。  まず初めに、先ほどの中尾委員の資料提出、今資料が配られていますので、よろしくお願いしておきます。  それでは、款消防費、教育費を一括議題とし、質疑を続行いたします。質疑はありませんか。 81 ◯大森委員 まず、263ページ、広域消防のことで聞きたいんですけれども、3年たって負担金の見直し等という話がありましたけれども、広域消防をしてなかなかメリットが見えてこないと。2つあるような施設を1つに統合したとかいう話もありませんしね。ただ、それじゃ済まへんので、結局メリットを出すために安く上げると。例えば人件費を削ったり、人を減らしたり、それから建てかえの整備がおくれたり、施設、備品とかが十分整えられない、そういうことが心配になるんですけれども、その点のところをどんなふうに考えておられるのか、答えてください。  それと、274ページ、教育支援ですけれども、ここにちょっと当たるかどうかわかりませんけれども、不登校が泉南市でも問題になっていて、全国でも問題になっていますけれども、泉大津市で国の訪問型家庭教育支援というのを活用して、子どもたちの不登校解消に取り組んでいるというのを教育関係の新聞で見たんですけれども、泉南市ではこういうことを活用しないのか。  不登校といえば、ほとんど先生と家庭でやっているんですかね。ちょっとどういう状況になっているのか、それから国のそういう支援策を活用できないのか、答えてください。  それから、282ページ、図書館の蔵書で、282は小学校だと思うんやけれども、小・中のことを聞きたいんですけれども、中学校が国基準の50%の蔵書率と。小学校も100は超えているけれども、50%を超えていない小学校もあるということで、特に中学校の蔵書をふやしてほしいんやけれども、蔵書の予算が一緒で、小学校を減らせて中学校をふやすみたいなことをされたら困るんですよね。小学校も中学校もふやすと。中学校は緊急にやっぱり50%台という低い率を上げるために頑張ると、そうすべきだと思うんですけれども、その点どう考えておられるのか、お答えください。  それから、289ページ、幼稚園ですけれども、こども園になるのか、こども園への移行とか泉南市の導入料金はどういうふうに考えておられるのか。  それから、280ページなんですけれども、ここか282、288の施設保全かもしれませんが、エアコンの設置で、まず室温の測定を行ってほしいということなんですけどね。文科省の基準がありましたね。この基準以上暑く──30度でしたかね、ならんようにということなんですけれども、まず泉南市の教室がどんな状況にあるのかということをはっきりさしたいので、してなければ測定するということを考えていないのか。  それと、国への補助とかを申請しているのかどうかですね。申請して採択されていないのか、採択の基準はどういうものなのか、その点についてお答えください。  それと、どんなふうにしてふやしていくのかということですよね。学年で学校別に差があったら困るとおっしゃっていたから、例えば学年でふやすとか、小学校を一斉にやるとか、中学校を一斉にやるとか、どうも財政的には一遍には無理だということは、答弁を何度も聞いているんですけれども、そしたらどうするんかという方法についてお答えください。  それから、306ページの図書館ですけれども、この年に子どもの読み聞かせとか、それからジオラマというんですか、そういうのを展示して新聞記事にも出ましたけれども、そういう幅広い活動をするには、やっぱり直営でやるということが大事だと思うんですけれども、財政問題はちょっと横に置いて、図書館の本来のあり方というふうなことでは直営方式がベストかベターだと思うんですけれども、その点どう考えておられるのか、お答えください。財政問題は別にしてね。  それから、最後に282、288ということで施設保全の整備についてなんですけれども、トイレのことを何人かも質問されましたけれども、この年だったんですかね、教育委員会のメンバーが学校をずっと訪問していろんな施設の不十分さに驚いたという話で、市長に何とか要望書も出したいということを考えておられたようでしたけれども、市長のほうが──当時の向井市長ですね、教育環境についてはこれから力を入れていく。これからと言うたって、もう最後やったけどね。力を入れたいということをおっしゃっていて、それを受けて要望書の提出を見送ったという経過があるんですけれどもね。  その割にはトイレの施設の改善が進んでいないので、その点どんなふうに考えておられるのか。僕が質問したときも、トイレの問題は人権問題やというておっしゃっていましたよね。その辺どう考えておられるのか。もっと進めてほしいんですけれども、その点についてお答えください。 82 ◯上ノ山教育部長 そしたら、まず市立幼稚園のこども園への移行について御答弁をさせていただきます。  この就学前教育・保育につきましては、幼保一元化ということで市内で2カ所、官1民1ということで進めてきたわけでございます。その中で市立幼稚園につきましては、キャパシティーの問題から、幼稚園といいますか、今の制度でいきますと、1号認定の子ども。この子どもたちの受け入れでいっぱいだということで、当面、幼稚園でいくということになったわけでございます。  この状況といいますのは、現在のところも大きく変更はございませんので、当面は1号認定の子どもたちを受け入れる幼稚園、その中でも一時預かり等のサービスの充実ということに努めてまいりたいというふうに考えております。  それから、もう1つ、図書館の件でございます。これは一般質問でもお2人の議員さんから御質問をいただきまして御答弁させていただいたところでございます。  財政抜きということでございますけれども、この指定管理制度を導入するには、なぜ導入するのかということで、1点目には、我々行政にとって、財政抜きということではございますけれども、財政が削減できないか、あるいはこのまま税収が伸びない状況の中で、仮に図書館費の経費がこのまま現状経費の中でどうサービスを向上していくのかというようなことがかなうのかどうかというような点。  それから、市民のほうからしますと、当然にサービスの向上があるのかどうか。これは具体的には開館時間の延長であるとか休館日であるとか、あるいはまた最近ではさまざまなサービスといいますか、図書館を快適に使うための工夫がいろいろなところでなされております。そういうような市民にとってもサービスの向上があるのかどうか。  そして、指定管理者のほうからすれば、それを受けるだけのメリットがあるのかどうか。この3つのことがかなわないと、この図書館での指定管理制度というのはうまくいかないのかなというふうに考えます。  幾つかの市町村では、一度は指定管理をしましたけれども、またその後直営に戻しているというところがありますし、また一方では新たに指定管理制度を導入しているというような図書館もございます。府立も導入をいたしました。  我々のほうでは、これは平成28年度までに今後のあり方を決めるというようなことになっておりますので、さまざまな他市の状況ですね。失敗したところ、成功しているところ、そういうようなことを分析して今後のあり方を検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 83 ◯右馬教育部次長兼指導課長 それでは、指導課のほうから、不登校の子どもについての対応ということで御質問ありましたので、お答えさせていただきます。  現在、不登校の子どもたち約50名いますけれども、そのうち何名かの子どもは、議員が御指摘のとおり、適応指導教室つばさのほうに通ってきて、学校の授業と同じような形で学習を重ねております。  それから、その適応指導教室つばさの指導員である退職校長や臨床心理士あるいは家庭児童相談室の担当、それから子ども総合支援センターのカウンセラー等でチームを組みまして、学校の学期に合わせて、学期に2回程度学校を訪問して、不登校の子どもの状況や不登校傾向、長期欠席の子どもたちの情報交換とか相談等を行っております。その中で、家庭あるいは子どもたちの状況に応じて受け入れ可能な場合は、カウンセリングや家庭訪問を行って相談とか指導を行っております。  議員御紹介の泉大津市が展開されているという国の事業については、申しわけございません、現時点で承知しておりませんので、また内容を確認して、利用できるものであれば今後検討を進めてまいりたいと思います。  以上です。 84 ◯小井総合政策部参事兼危機管理課長 私のほうからは、消防の広域化のメリットということでお答えさせていただきます。  まずメリットでは、設備面と建物、また人、そういう問題があるかなと思います。また、設備面では、消防救急デジタル無線の整備、また指令台の整備、これを今回、統合に合わせて一括でやっております。統合しない場合でしたら、旧の4消防本部が個々にやっていかなければならないという、一括ですることに金額的なメリットもございました。  それと、建物施設関係ですけれども、阪南市南西部には空白地帯といいますか、消防機能がないということで今回新たに設置ということになってございますけれども、そのほかの署所の配置につきましては、統廃合も含めこれから検討していくところでございます。  それと、人の問題でございますけれども、先ほどの指令台、これを一括に消防本部に機能することで、旧の指令台に張りついていた人を一括で集めることができると。その分につきましては適正配置、そういったことにもなっていくかなと思います。  以上です。 85 ◯伊藤教育総務課長 何点かありましたので、順次ですけれども、まずエアコンですが、国のほうにエアコン未設置の状況の部分で、交付金のエントリーをしているかということですけれども、エントリーするに当たっても、しかるべき予算措置等の確約等が必要になってきますので、やはり庁内ルールとしても、予算要求時や収支計画の策定時に計画がある程度決まっておった時期を捉えて、同意をもらえた上でエントリーをしていきたいと思っております。  また、その採択の基準に関しては、文科省のほうで年度予算を確保した上で全国の都道府県、市町村の要求総額を踏まえた上での配分となりますので、一概にはどういった基準があるかというのは、明確なところと明確でないところもあると思うので、そちらのほうは把握できておりません。  今後、残りの中学校1年生、2年生と小学校の全学年、どういった形で対応していくかということですけれども、財政的な面以外ということなんですけれども、なかなか教育委員会のほうでもどういう手法がいいのかというのは、まだ具体には決めておりません。普通教室だけでも5億程度だし、主な普通教室も整備費用で1億かかるということで、総額の費用を考えていくと、やはり財政的なことは避けて通れないんじゃないかなと考えております。  また、あわせてトイレに関してですけれども、教育委員さんの要望のことなのかと思うんですけれども、教育委員会のほうで定期的には学校訪問をさせていただいております。各委員さん、それぞれ学校の現状等も把握した上で、定例会等でおのおのの教育に対する意見を述べられております。その中で、おっしゃるとおり、トイレ等の環境改善について積極的に進めていきたいなということがありました。  ただ、教育委員会のほうのそういった御意見というのは、要望書という形ではなくて、我々事務局を通じて市長部局や財政当局のほうに予算要求という形で具現化させていただきますので、要望書等ということではなくて庁内の財政規律に従った上で予算要求等で対応しております。  ちなみに、学校訪問が始まったのが平成23年ごろからなんですが、平成23年には泉中と鳴滝小のトイレ改修をさせていただいていますし、平成25年には樽井と西信小のトイレ改修もしております。26年度については一丘東、新家東とやっておりますので、一定、教育委員会の環境改善というのは、力を入れていただいているんではないかなと思っております。  以上です。 86 ◯堀口委員長 室温測定が抜けている。 87 ◯伊藤教育総務課長 申しわけございません。  室温測定なんですけれども、おっしゃるとおり、文科省の中で定められております学校環境管理基準というところには、冬場は10度以上、夏場は30度以下ということで一定の基準が示されております。  現在は、その中では室温測定というのはルール化はされていないんですけれども、我々教育総務課のほうでも随時行っておりまして、30度以上になる場合については換気等で現在は対応していただいております。今後、そういったこともフォローしていきたいと思いますので、御理解いただければと思います。  以上です。 88 ◯阪上学務課長 失礼いたします。  私のほうから、282ページ、小・中学校図書購入費についてお答えをしたいと思います。  大森委員御指摘のとおり、平成25年度末の蔵書率で、小学校は105%、中学校につきましては55.3%ということで、半数を超えた蔵書率となっております。今現在、26年度末の時点の蔵書率を調査しておりますけれども、中学校につきましては0.3%ほど上昇しておるという状況でございます。  ただ、とは申しましても、達成状況にはかなり厳しい状況がございますので、今後も限られた予算の中で、この中学校の図書購入の蔵書率の達成に向けて学務課としてもまた努力をしてまいりたいというふうに考えております。  それと、一方では、例えば年度途中でほかの基金等、使えるものがあれば積極的にエントリーをしながら、何とかこの蔵書率の改善に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 89 ◯大森委員 エアコンについて、エントリーという言葉をおっしゃっていたけれども、よくわからないんやけれども、エントリーしよう思ったら、まず全教室、普通科につけるとか、例えば小学校1年から2年までつける、そのときには費用が幾らやと。国が3分の1負担してくれるんやったら、3分の2は泉南市で準備せなあかんと。そういう予算を確保して初めて申請できる、エントリーできるということなんですね。  であれば、今どの基準まで行っているのかね。今言うたように、小1、小2とかというようなことの話し合いは済んでいるのか、全く財政部局は、エアコンなんてそんなぜいたく言うなということで聞いてくれへんのか、どんな状況にあるのか、もうちょっと具体的に教えてほしいんですよ。  それと、図書の蔵書については、限られた予算という中で心配しているのは、小学校の予算を減らせて中学校に回すみたいなことは絶対せんといてくれということですわ。両方ふやすと。小学校も整理したら古い本もたくさんあるとおっしゃっていたし、整理したところでは、小学校によっては蔵書率の低いところありますよね。予算が少ないのが問題やからね、財政部局にはそんなふうに言うて話ししてほしいんですよ。  それと、トイレね。一生懸命やってはるのはもちろんわかるんやけれども、さっき谷議員の質問に対して、西信達中学校、一丘中学まだやと。小学校名も僕、2つしかよう書き取らへんかったですわ。5つぐらいあったわね、小学校でも。小学校3つですか。やっぱりそういう状況というのはね。  一丘中学も、僕も見に行ったけれども、ひどい、壊れたままのトイレもありましたし、ちょっとそれは、やっていないというようなことは言いませんけれども、教育委員の人が回られて、これはもう人権問題やというふうなこと、教育委員会は放置してないやろうけれども、ちょっと市全体の問題として考えてほしいなというふうに思いますので、その点お答えください。  それから、図書館なんですけどね。もう議論するところあるんかなと。一般質問でも僕ともう1人の方が質問されて、もう1人の方は、指定管理者はどうなんかなと、問題を感じるみたいなこと言うてはったしね。  武雄市の実態を見れば、極端な例やと思いますけれども、導入した当時の市長は、市民から1億8,000万か何かの損害賠償を求められていて、その元市長は知事選に立候補して落選して、ツタヤの関連会社か何かに勤めていると言って、それもごっつい批判の対象になっていますわね。  それはもうちょっと整理してすれば、そんな指定管理者制度というのは──まして泉南市の図書館って、頑張ってますやんか。それはもう誰も否定せえへんと思うんですよ。できていないことも幾つかありますわね。言うたら、開館時間の問題とか、僕らも広げてほしいと思うけれども、それを言うて、今できていないことを言うて、だから指定管理者を導入するなんていうようなことの議論の持っていき方というのは、まあメリットもデメリットも示そうということで努力されているのかもしれませんけれども、もうちょっと教育委員会としては財政部のほうに対して、おかしいんじゃないかということを言うてもいいと思うんですけどもね。もう一度ちょっとその点答えてほしいと思いますわ。 90 ◯上ノ山教育部長 図書館の問題ですけれども、本会議場でも申し上げましたけれども、何も指定管理をするための検討をしているわけではございませんで、今後の市立図書館のあり方を28年度までに決めると。その具体的な選択肢としては、今の直営もあるでしょうし、指定管理もあるでしょうし、一部の業務委託というようなこともあるでしょうし、それらを、あの場でも申し上げましたが、予断なく、今どれかと決めつけて検討しているわけではなく、それぞれのメリット、デメリットを見定めて、泉南市にとってどういう方法が一番よいのかというようなことを検討するということでございます。 91 ◯伊藤教育総務課長 エアコンに関しての国の交付金の申請状況、具体的な手続ですけれども、おっしゃるとおり、事業の具体的な手法が決まって、ある程度の概算事業費とともに国のほうに申請しなくてはいけないと。そうなった中で、教育委員会単独で交付金を申請してしまうと、採択された場合、国のほうに返還ということにもなりかねませんので、一定の予算の要求であったり、裏づけが必要かと思います。  そういった中で、当然その当該年度の予算編成方針であったり、庁内の一定の財政規律に従うことにもなりますので、今後、先ほども言いましたように、予算要求時や出資計画の策定時期を捉えて手法等も検討はしていきたいとは思っております。
     また、トイレについては、中学校は未整備なところは西信中と一丘中で、小学校が新家、信達、砂川、雄信と、あと4校残っております。御指摘のとおり、かなり老朽化もしておりますので、学校環境にとっては若干ほかの学校との格差が生じているんかなと思いますので、こちらは教育委員会としては、できるだけ早い時期に整備を目指したいと思っております。  ちなみに、教育委員会の委員さんだけではなくて、当市の総務産業常任委員会のほうも御視察等行かれまして、一定の意見、御指摘をいただいておるところでございます。  ただ、来年度とか今年度とかということですけれども、26年度までは教育委員会も耐震補強を優先的にやってきて、27年度は中学給食の導入準備ということもありまして、一定の予算措置はいただいております。  ちなみに、普通建設事業も24年以降、毎年度3億円以上、教育委員会のほうに予算計上させていただいておりますので、その辺の事業費の平準化も含めて、財政のほうにも環境整備を今後目指して要求はしていきたいと思っております。  以上です。 92 ◯堀口委員長 大森委員、もう時間を超過していますので、早く終わってください。 93 ◯大森委員 エアコンの室温ですけれども、随時行っているとおっしゃったんですけれども、測定の結果は教えてもらえるんですかね。その点と、実際30度以上を超えているのか超えていないのか、ぜひ状況も知りたいので、その点について答えてください。  それと、何も財政と相談せんとエアコン設置を国に申請せえなんていうようなことは思っていないし、できるとも思ってないんですよ。具体的な話をしているのかどうかということですわ。そやから、方針を持ってないんやったら、例えば小学校1・2年とか、ちょっとそんなことも考えて、財政と話し合いもしてほしいんですよね。  この26年度の決算を見ると、教育費は昨年度に比べて減になっていますわね。向井前市長は、教育に力入れると、ある程度の基盤整備みたいなのは終わったんやとおっしゃっていて、そんな減になるというようなことは許されへんというか、どこが絞っているのか、教育予算。図書費もそうやし、学校施設もそうやし、いろんな問題を抱えておって、補正でも組んで回すところは何ぼでもあったんと違うかと思うんですよ。その辺、教育長や副市長、どう考えておられるのか。 94 ◯辻本副市長 ちょっと財政の観点から申し上げますけれど、予算は、教育に限らず、要求段階でかなり厳しい財政状況ということを踏まえて、要求自体ちょっとルールを設定させていただいています。例えば、各事業費ベースで5%一律のシーリングとかいう形で、その中で各部局がもうできる限りの創意工夫を凝らして、しかも必要なところに重点化する形で要求していただいて、財政の当局としては、破綻をしない財政運営、規律を持った財政運営という観点からしっかりと査定させていただいています。  その中で、要求を全てつけるということはできないということで、結果として教育予算が前年度比で下がっているということ、その教育予算をピンポイントで削っているという観点ではなくて、全体のめり張りの中でさせていただいているということでございます。あとは、要求部局のほうでしっかりと創意工夫はされるもんだという形で思ってございます。  以上でございます。 95 ◯伊藤教育総務課長 室温測定の結果ですけれども、随時というのは、教育総務課のほうで、エアコンの話と重なるんですけれども、暑いのであれば、当然エアコン設置というのも視野に入れてきておりますので、そういった形にするために室温測定しています。  ちなみに、今年度の夏の泉南中学校ですけれども、7月の初旬、3階の教室で30.5度。ただ、窓等をあけていただいた後には28度ということになっております。ただ、雨が降って教室をずっと子どもたちが不在のときに締め切った状態にしたときに、湿度のほうが70%を超えていたということで不快指数が高かった。ただ、密閉した部屋であったということで、それぞれの状況によって室温は変わるんですけれども、できるだけ30度以下を目指したいと。その中には、空調設置というのも当然視野に入れているんです。  財政のほうとは、我々、事業費を算出して5億円程度とかということで積算しておりますので、その話は当然財政とはしております。ただ、言うように、編成方針や財政規律の中でどう一定具現化するかというのは、今後また協議は続けていきたいと思っております。  以上です。 96 ◯福本教育長 教育環境を整備するということは、子どもたちの学校生活、それから日常の教育を充実させるという面でも大変重要な部分やというふうに思っていますので、今後も継続的に、また計画的に財政側と話をさせていただくということで、何とか獲得を目指していきたいというふうに思っております。 97 ◯河部委員 それでは、4点だけ聞きたいと思います。  まず1つは、273ページの学力向上対策について。午前中の質問も含めて聞いていたんですけれども、平成26年度は秋田県由利本荘市へ視察に行ったということがございました。今年度は、その市より今度は講師として招いて研修を受けたということでお聞きをしたんですが、その中で、やはり家庭における学習の推進をやっていかなあかんということの御答弁があったと思うんです。  確かに、それは必要やと思うんですけれども、それぞれの学校がそれぞれの生徒の家庭状況をしっかりと把握してそういうものを推進しようとしているのかどうか、それをお聞きしたいと思います。  それと、293ページの幼稚園施設整備費の施設保全整備の関係です。2園になってから既に5年目に入っているんですけれども、現状として2園の例えば遊具であるとか、現場あるいはPTAのほうから、こういったものを整えてほしいという要望は、全て今現状としては満たされているのかどうか、教えていただきたいと思います。  それと、300ページの青少年センター費の施設維持管理事業についてです。この平成26年は老朽化診断を行っているということなんですけれども、その結果は非常に老朽化が進んでいるという結果だったと思うんですが、FMの観点でこの間施設を検討しているということは理解しているんですけれども、日々子どもたちが通う、過ごす施設として、まだ耐震診断も行われておりませんし、どの程度耐震できるのかということもまだ把握できてない中でどのようにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。  最後、308ページの文化ホールの指定管理事業の関連なんですけれども、この間、指定管理になって以降、市の取り組みも含めて、文化ホールでイベントを行う際には集客率も上がっているというふうに思うんですが、駐車場が非常に台数が足りていないという現状があると思うんですね。あそこは図書館も併用で使用しておりますので、土曜日、日曜日なんかでいうと、イベントが始まる以前からもう駐車場は半分以上埋まっているとか、そういう方々については、市役所のほうに誘導ということになっているんですけれども、イベントを主催する側からすると、駐車場のキャパが狭いというのは、何を取り組むにしたってちょっと困ってしまうんじゃないかなと思うんですけれども、その辺の対策ですね。どのようにお考えなのか、4点よろしくお願いします。 98 ◯右馬教育部次長兼指導課長 失礼します。  私のほうから、1点目にお問い合わせのありました家庭学習の推進、学校や地域、子どもたちの状況に応じてそれを投げかけているのかという御質問であったかと思いますけれども、御指摘のとおり、さまざまな家庭状況あるいは生活状況を抱えた子どもたち、どの学校にもおります。一律全て家庭に丸投げというのではなくて、家庭でできるところは保護者の方の御協力をいただく。ただし、子どもたちの状況に応じて学校でできることは学校で行う。放課後学習もそうですし、集団下校等で放課後の学習がなかなかできない子どもたちに対しては、朝とか休み時間を利用するなど、各学校で地域の状況に応じてそのあたり研究等も進める努力もしております。そこを無視した形での家庭教育の丸投げとは考えておりませんので、そのあたり御理解よろしくお願いします。  以上です。 99 ◯伊藤教育総務課長 幼稚園の備品に関してですけれども、例えばくすのき幼稚園は開園してもう5年近くなるんですけれども、当時総合遊具とブランコの2基しかなくて、現在は保育の園児を入れますと300人近い世帯になっておりますので、遊具自体はちょっと少ないんじゃないかなという要望は来ております。  その過程の中で、雲梯であったり登り棒であったりというのを年度ごとに設置はしておるんです。また、役所にとっていいのか、ちょっと恥ずかしいのか、PTAのほうからも鉄棒の連棒というやつを御寄贈していただいておる状況です。  そういった中で、遊具は我々で思っているのは、少し不足しているという認識を持っておりますので、こちらは毎年定期的には更新と修繕を行っておるんですが、今後もそういった方向で取り組んでいきたいと思います。  以上です。 100 ◯西村青少年センター館長 青少年センターの耐震診断と絡めた件での御質問だと思うんですけれども、以前も検討をしておりますように、公共施設のファシリティマネジメント推進方針の中におきまして、本年度、基本計画が策定されるということで、その検討内容を十分に踏まえまして、なおかつ青少年センターの役割の重要性も基本とした上で、引き続き子どもたちが安心で安全に過ごせる施設のあり方を考えていくところであります。  青少年センターは、市で唯一の児童館の機能を持っている施設でありますので、そのファシリティマネジメントの基本計画の中においても、優先的に取り組んでいただけるように働きかけまして検討していきたいと思っております。  以上です。 101 ◯南文化振興課長 では、私のほうから、308ページの文化ホールの駐車場が不足しているのではないかという御意見について御答弁申し上げます。  確かに、大きなイベントなどには駐車場は不足していると承知しております。ここは図書館と同じ駐車場を使いますので、不足していることもあり得ると思います。  現状におきましては、付近に無料で貸していただくような場所はないため、乗り合わせて来ていただく、市の交通機関を利用していただく、また線の引き方などで工夫してまいりたいと思っております。  以上です。 102 ◯河部委員 まず、家庭学習の御答弁をいただいたんですけれども、家庭でできることは家庭で、できない状況も含めて学校で対応ということで答弁いただいたんですけれども、これは教育委員会のほうで今現在、小・中の子どもたちの家庭学習という意味で、家で勉強をしている子ども、当然いてると思うんですけれども、その家庭が塾あるいはそういう家庭教師みたいなものをどの程度つけているかという割合を把握されているのかどうか、ちょっと教えていただきたいと思います。  それと、文化ホールの駐車場の件ですけれども、もう完全に不足しているのは間違いないと思うんですけれども、指定管理者のほうから、例えば指定管理を受けていろんなイベントを誘致してやるという方向性の中で、駐車場が狭いのでなかなかそれが難しいというような問題提起みたいなものはないのかどうか。土・日のイベントなんか特に、例えば図書館はもうここからここまで使うなみたいな、バリケードみたいなやつを張ってとめさせないとか、何かそんなことも生じているというようなことを聞いているんですけれど、もう図書館と文化ホールが駐車場の取り合いになっているみたいな状況も聞くんですが、そんな状況がないのかどうか、把握してれば教えていただきたいと思います。 103 ◯右馬教育部次長兼指導課長 失礼します。  1点目の教育委員会において子どもたち、家庭における塾等へ通っている状況を把握しているのかということですけれども、これについては教育委員会及び各学校においては把握できておりません。  以上です。 104 ◯南文化振興課長 駐車場が不足しているか指定管理者から聞いているかという点ですが、特に指定管理者側からの問題提起はありませんが、大きなイベントの際には、交通整理員などをつけながら対応していると伺っております。  以上です。 105 ◯河部委員 家庭学習の状況ですけれども、今いろんなところで問題になっているのは、家庭教育における、所得格差も含めて、それが学力にどうつながっているのか。やっぱり低い状況にそれが直接つながっているんじゃないという実態調査もやっぱり出ているわけですね。  そんな中で、まずは学校で学力をつけていくというのは大事ですけれども、やっぱり家庭に帰った後にどのようにその子どもたちが学力をつけているのかということを把握するのが、まず必要やと思うんですよ。家庭訪問とか三者面談とか、当然学期ごとにやっていると思うんですけれども、その中ででも、例えば家庭において塾に行かれていますかとか、家庭教師等をつけて学力向上に向けた取り組みはされていますかとかいう聞き取りは、できると思うんですよ。  それをまずしないと、どんな状況にあるのかということもわかりませんし、家庭における学習に力を入れていくんだというスローガンだけになってしまって、全然実になってこないということもあると思います。  今、市でちょっと力を入れているのが、学力支援、学習支援ということで、比較的生活困窮家庭に対する子どもの支援も行っているんですけれども、それはやっぱり全体的にはまだカバーし切れていない状況にもあると思いますので、そういった支援をしていくためにも、まずは実態をつかむということが必要だと思うんですけれども、その点について、今後教育委員会はそういうことされるお考えがあるのかどうか、お聞きをしたいと思います。 106 ◯右馬教育部次長兼指導課長 失礼します。  ただいまの御質問ですけれども、塾に通っているか、家庭教師をつけているかということの調査については、さまざまな課題もあると考えております。現在のところ、学力調査を利用してですけれども、質問紙調査というのが小学生、中学生それぞれにありまして、家庭における学習状況、1日どれぐらい勉強しますかとか、そういう項目がありますので、そこをもとに把握に努めております。  それから、今後、教育委員会として生活福祉課がされている貧困化対策のような学習授業の予定があるかということなんですけれども、そのあたりが課題になっていることは承知しております。今後考えていかなければいけないと思っておりますけれども、現時点で具体的に検討しているという段階ではございません。今後考えてまいりたいと思います。 107 ◯和気委員 まず最初に、271ページの障害児介助員等配置事業、質問もありましたけれども、この中で中学校の介助員数、わかれば教えてください。  そして、ここで障害をお持ちのお子さん、中学校の対象になられるお子さんがいらっしゃるのかどうなのか。それから、その要件ですね。その介助員の採用するときの要件を教えていただきたいというふうに思います。  お答えいただいている賃金については、司書よりも若干高いなというふうに感じたんですけれども、それだけの要件を満たしていて、やっぱり障害を持っているお子さんに対しては、それの専門的な知識も要るんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その点教えてください。  それから次に、278ページの学校プール一般開放についてですけれども、この中で成果表を見ますと、これは学校施設を有効に活用し、夏休みの子どもたちの居場所を確保するということで書かれております。26年度においては、若干利用者の数は減っているということをおっしゃっておられましたけれども、今回この予算額をふやしていただいて、こういう意味では安全確保をして、本当に子どもたちにとって大事な夏休みの居場所づくりとかというところからいけば、もっと子どもたちや学校から、また地域から利用していただきたいというふうに思うんです。  せっかく安全確保をして大事な部分だと思うんですけれども、また職員さんも大変な中でやっていると思うんですけれども、その点についての周知とか、本当に利用してもらうための努力をどのようにされてきたのか、その点を教えてください。  それから、続きまして285ページの小学校給食のところで委託料、これは給食業務委託料ということで、これは給食センターへの委託料というふうに思うんですが、この中で給食センターの老朽化問題、耐震化されているのかどうなのか、その点、また今後の計画、そして食品をつくるのに、安全だと思うんですけれども、そういった中の問題ね。その辺は大丈夫──まあ大丈夫と言うと思うんですけれども、改善的なことは必要でないのか。  ここの中で、備品購入費、器具購入費で不用額が出ているんですけれども、何を買おうとしてこれだけの減額になっているのか、何でなのかということを教えてください。  それから、287ページの就学援助費の件なんですが、これについては26年度においては、その前に生活保護費が若干国からの予算で一応減額になっている状況の中で、一応就学援助費は生活保護費の基準の1.1ということで泉南市はされているんですけれども、そのときに26年度においてのこれに対する影響額ですね。また、その対象になった児童、その影響を受けている児童は何名だったのかどうなのか。それから、どのように改善をされてきているのか。  この必要性というのは、ここに書かれているんですけれども、経済的理由による就学困難と認められる児童の学用品、修学旅行費、通学用品、給食費などなどあるんですけれども、この中で具体的に修学旅行費、そしてこの給食費ですね。府下的に言っても泉南市がすごく低いということで、もう何回もお聞きもしているんですけれども、その点がどうだったのか、どう改善されているのか、その点を教えてください。  それから、もう1点、この就学援助費の問題ですけれども、これは年2回支給があるんですけれども、その中で申請してから8月にしか第1回目を支給されないというようにお聞きしているんですけれども、年度の初め、本当に困っているお母さん方は、そのときお金が要りますので、学用品にしても服にしても、一定のその切れ目切れ目のときに要るということですので、それは年度初めに支給してもらえないのかどうなのか、それがどのように努力されているのかどうなのか、その点も教えてください。  それから、この中で泉南市において──国は今、貧困率6対1というふうに指標をいろいろ厚生省のほうでも出されているんですけれども、泉南市においてはどれぐらいの貧困率になっているのか、この辺は調べられているのか、そうでないのか、もしわかれば教えてください。  それから次に、293ページの学校図書館費の中で、具体的にはこの中で司書については書かれていないんですけれども、学校の図書館の本の冊数の予算とかについては書かれているんですけれども、学校図書館の本をふやすにしても、中身にしても、これを生かすも殺すもやっぱり学校図書館の司書が一番大きいと思うんです。  そのときに、26年度においては、国から使ってもいいよというお金、予算があったと思うんですけれども、それはこの司書には使われていなかったと思うんですけれども、今後どのように考えておられるのか。  それと、27年度においては、司書をそういった関係から増員していますけれども、それでもまだ不足したことで、まだ2名しか配置されていないという状況ですけれども、募集しているということもお聞きしたんですけれども、その辺が現状どうなっているのかもお聞かせください。  もうあと1点は、301ページの留守家庭児童会についてなんですけれども、これについては27年度からは小学6年生まで国の施策の中でふやす、学年を上げるというふうにお聞きしているんですけれども、実際に2校は泉南市においても6年生までそれを認めるという形で募集もされて、実際やっていると思うんですけれども、まずその定員の泉南市の状況を見ますと、定数に対して、子どもたちの部屋の数に対して、かなり利用する子どもが増加、キャパを外していますよね……、なっていますし、その点はどうなんですか。今後の課題だけおっしゃらずに、どのようにしようとされているのか。40人1クラスなのに、もう60、70人がいる学校もありますよね。そういった意味では、今後についてどのようにされているのか。  また、障害を持っておられる児童も泉南市は受け入れていますので、それは大事かと思うんですけれども、そういった加配もされていますけれども、幾ら加配したからといって、同じ部屋の中で、たくさんの子どもたちの中で、本当にそのお子さん一人一人を大事にしながら障害を持っている子どもさんもしようと思ったら、その指導の仕方もあると思うんですけれども、その点の考え方ですね。今後の課題もあると思うんですけれども、どのように改善されているのか、その点をちょっとお聞かせください。 108 ◯伊藤教育総務課長 まず、プールに関してですけれども、周知方法に関しては、26年度からですけれども、25年度からもやっているんですけれども、当然、市のホームページと広報での周知、及び小学校全児童と幼稚園全園児に対しては保護者向けにプールの開催通知、27年度に関しては中学校まで広げております。  結果、27年度については、高校生以上の入場も25%以上ふえたという状況ではございます。あとは、登校日に関して学校からの啓発等、そして地域支援本部を通じて啓発するのと、PTA等には連絡をさせていただいています。  ただ、居場所の観点、居場所事業ということですけれども、プールもあくまで事業検証の当然対象ですし、費用対効果という側面での分析等も必要だと思いますので、今後そういったことを踏まえて事業の継続なりを目指していきたいとは思っております。  給食センターに関しましてですけれども、こちらも築40年以上経過しておりますので、老朽化は進んでおります。現在は耐震化ということもできてはない状況でございます。ただ、センターのほうの設備を毎年度更新していったり、営繕保全ですけれども、何らかの形では対応しておりますので、運用としてはまずきちんと行っているという状況でございます。  そういった中で、器具購入で落減が出ているんですけれども、当初、真空冷却機の800万と蒸気式の洗浄器を1,000万予算計上させていただいて購入した残りの落札減になっています。  落札減というのは、庁内ルールですけれども、当然、執行残についてはそのままということなんですけれども、センターに限りましては、今回、労働環境の改善のためにエアコンを購入させていただいたり、扇風機を設置していただいたりということで、徹底的な執行停止ではなくて、センターに必要なものについては、そちらから予算執行はさせていただいている状況でございます。  今後も、小学校給食のほうは安定して提供できるように取り組んではいきたいと思っております。  以上です。 109 ◯阪上学務課長 失礼します。  私のほうから、まず1点目、障害児介助員の配置についてお答えさせていただきます。  現在、中学校に対し介助員の配置は、今年度はしておりません。ただ、かつては配置をしておった年もありましたが、障害児の介助員を配置する考え方としましては、児童・生徒が安全な学校生活を送れるということで、具体的には、食事であったり、おトイレの介助であったり、移動の際に介助を必要するというお子さんを対象にということでつけておりまして、現在は中学校には配置をしていない現状でございます。  この介助員を採用するときの要件についででございますけれども、特に本市の場合、資格等を求めておりません。ただ、ついていただく子どもさんにもよるんですけれども、朝早い時間から子どもさんが下校されるまでの時間ということで、かなり長時間拘束される中で御苦労いただいているということで、今後も人員の確保というのは大事な課題だというふうに認識しております。  続きまして、2点目、就学援助費の件でございます。  まず最初に、昨年度、平成26年度の就学援助基準に関してでございますけれども、これも昨年度の議会等でもいろいろ御答弁させていただいたと思うんですけれども、保護費の引き下げに伴った形で基準を設定した結果、小・中学校合わせて約22名の方が前年度の旧基準に比べたら対象に入らなかったということで、金額に換算しますと約100万円ということになっております。  今年度につきましては、生活保護基準を平成25年8月以前、つまり25年当初に戻しまして、それの1.1倍ということで修正をさせていただいております。なお、修学旅行費のほうですけれども、こちらのほうにつきましては、昨年度まで7割支給であったものを8割支給ということで、これも修正をさせていただいております。  この制度につきましては、子どもたちの貧困の問題を解決する非常に重要な施策ということで、現在、我々もそう認識しておるところでございまして、今後も充実に向けて努力をしてまいりたいというふうに考えております。  それと、同じく就学援助の御質問の中で支給時期の御質問があったかと思います。今現在、8月と3月、年2回支給しておるわけですけれども、御指摘の年度当初に支給する必要はないのかということでございますが、確かに援助を必要とする御家庭の中には、入学当初にかかる費用がかなり厳しい状況があるということは、我々も聞いておるところでございますけれども、この制度設計上、年末調整であるとか確定申告の写しを使って、仮に前倒しをして審査をしたとしましても、今のこの制度そのものが所得の確定によって、6月になるんですけれども、最終確認をするということになっております。  ただ、再度確認作業をするという役所側のその事務仕事の煩雑さだけであれば問題はないんですけれども、4月から仮に認定された方が確認認定作業の中で不認定となった場合に、既に支給しました、1年生でございましたら入学援助費であるとか、修学旅行に行っておられた場合の修学旅行費、学用品費あるいは医療券等を御使用された場合、給食費等、そういったもろもろの多額の費用の戻入を依頼しないといけません。  結果としては、その分の保護者にかかる負担を強いることになるということでございまして、今のこの就学援助の制度としましては、4月当初からの認定をするというのは困難であるというふうに考えております。  それと、最後に学校図書購入費でございますけれども、御指摘の学校司書の配置でございますけれども、9月当初より1名補充をして3名、それとつい先日もう1名、ハローワークからの紹介がありまして、面接の結果、採用することになりまして、10月から1名ということで、10月1日をめどに、半年おくれたことにはなったんですが、予定どおり、予算どおり4名配置ということになります。  この学校司書の配置につきましては、本当に学校の蔵書整備だけではなく、子どもたちの読書意欲の向上に、持っている知識、それと人のつながりをふやしていただくことで、学校図書館が豊かな情報発信拠点になるということを我々も祈念して取り組んでまいりますが、次年度に向けましては、これ以上の充実に向けて、また学務課として努力をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 110 ◯岡坂生涯学習課長 失礼します。  まず、私のほうから、今年度から6年生を受け入れるということになりましたので、新家東と雄信と鳴滝の3カ所でございます。人数的には、3カ所合わせて4名ほど来ました。来年度はもうちょっとふえるのかなと思うんですけれども、現状はそういう状況でございます。  まず、40人が1クラスというふうな考え方でございますけれども、確かにそのとおりでございまして、それ以上の受け入れている留守家庭児童会が2カ所ほどございます。そこに関しましては、大体時間差で下校してきますので、一度に同じ登録者数全員が来るということもございません。また、その日休む方もいらっしゃいまして、大体実働で8割ぐらいが来ると。だから、70人ぐらいもし来ていたとしても、60人までというふうになっております。  ただ、人数がやはり定員を超えている部分がございますので、それに対しては、やはり大人の目で見ていかなくてはいけないということで加配をさせていただいている次第でございます。  また、障害を持った方に関しましては、例えば信達留守家庭児童会に関しましては、70人以上の子どもさんはいらっしゃいますけれども、今のところ障害をお持ちの方は1名ないし2名ぐらいというふうになっておりますので、それに対して加配を行ってはいますけれども、その方だけではなくて、ほかの子どもさんも見てもらうような形で加配をしていただいております。  また、曜日によっては人数が極端に少ないときもございます。毎日のようにたくさんの方が来られるということもございません。また、もしそういうふうなたくさんの方が来られて1つの部屋に入れるのが大変ということになりましたら、例えば信達に関しては体育館のロビーです。これはもう本当に雨露をしのぐ程度でございますけれども、体育館のロビーを使わせていただいてやる、また学年によっては時差でプログラムを組んでいく、こういうふうなやり方で今対応させていただいております。  以上でございます。 111 ◯堀口委員長 和気委員、ちょっと時間が長くなっていますので、端的に質問してください。理事者も説明がちょっと長いと思いますので、もう少し明確にやっていただきたい。 112 ◯和気委員 わかりました。  今いろいろ聞かせていただいて、障害児介助員の問題と、その資格要件の話を今聞かせてもらったんですけれども、例えば学校司書の場合は資格要件が入っていて1時間の賃金は低いと。それで、障害のところからすれば要件は今していないというような、そういった一貫性のないことを言っていますので、やっぱり専門性を生かした形で、しっかりとその辺、この配置はすべきやというふうに思いますし、賃金についても、その人たちが安心して仕事ができる立場でいけば、司書のところも上げてもらわなあかんし、障害の介助のところも、資格要件もきちんとして、しっかりと子どもをちゃんとやってほしいというのは、これは意見で、もし回答があれば言っていただきたいんですけれども。 113 ◯堀口委員長 いや、意見は困ります。
    114 ◯和気委員 じゃ、その辺の差はどうなのかということを答えてください。  次に、もう1点、285ページの小学校とか中学校費の備品とか消耗品、需用費ですね。これが10年前ぐらいからすれば半分ぐらいに減っていて、実際に学校の現場の中では、例えば顕微鏡というか、いろんな実験とか、そういった形もすごくままならないと。消耗品についても本当に額を減らされて大変やと。そういう思いで、それがまた子どもたちにもはね返ってきますし、そういった問題を聞いていますけれども、この教育費の減額とともに、この備品と、それからこの需用費ですね。そういった問題は、今後絶対必要なものだというふうに考えますが、今後どのようにそれをしようとしているのか、その点をお聞かせください。  もう1点はプールの問題ですけれども、これについては、小学生は自分の校区以外には行けないので、利用者をふやそうと思ったら──毎日しているわけじゃなくて巡回でなっていますので、そういったことも含めて、校区から出たらあかんて言いながら、全市内ではどこでもプールを使ってもいいですよと言いながら、その点の矛盾もありますので、やっぱり改善することでもっと利用もふえるし、せっかく安全対策をとってお金もつぎ込んでいるわけですから、しっかりとその点は喜ばれるような、そういうふうになってほしいんです。じゃ、その点はぜひお願いします。 115 ◯上ノ山教育部長 賃金の件でございますけれども、先ほども御答弁させていただきましたように、その額につきましては、その職種の事務量、それから仕事の難易度、その仕事の難易度をこなすための一つの目安としては、資格というようなことがあるかと思うんですけれども、それらを総合しまして賃金を決めております。今後もそれぞれの職種についての実態を見きわめまして、適正な賃金というようなことを見ていきたいというふうに考えております。  それから、先ほどの留守家庭児童会の件で1つ補足で御答弁させていただきますけれども、おおむね40名という目安がございますけれども、これはクラスとしての数でございます。40名を超える場合には2クラスを設置、1つの留守家庭児童会でも2クラス、3クラスというのは可能でございますので、40名を超える場合にはクラスに分けて、そしてそのクラスに応じた指導員を配置して運営しているというのが実態でございます。 116 ◯伊藤教育総務課長 教育費の関係の消耗品等の話だと思うんですけれども、例えば小学校管理費の消耗品でお話しすると1.5%増、昨年度と変わっているんですけれども……(和気信子君「中学校だけ減です」と呼ぶ)そうですね。ただ、庁内で一定のシーリングで、マイナスシーリングがある中、児童数が25年度と比べて151人の3.7%減っているということも考慮すれば、総体的には一定の配慮をしていただいているんじゃないかなと。物価の上昇等もあるので一概には言えないんですけれども、マイナスシーリングの中でも総体的には教育費に関しては配意いただいているんではないかなと考えております。  また、プールに関しても、おっしゃるとおり、事業を継続する場合であれば、積極的に利用者増を目指していきたいと思います。  以上です。 117 ◯堀口委員長 118 ◯澁谷副委員長 じゃ、ちょっと3点ほどお聞きいたしたいと思います。よろしくお願いします。  296ページ、生涯学習推進事業におきまして、これは171万6,788円の200万足らずの予算でやっている事業でございますが、ここにありますように、やっていることというのは、事業成果1、2、3とありますよね。この26年度であれば、泉南市の合唱団、これは第九のことだと思うんですけれども、それを毎年やっていますね。  それと、この年はランドヴェール吹奏楽団演奏会の開催もされた。そして、この伝統文化保存団体、夏祭りの参加、伝承教室の開催とありますが、これはずっと24年度から4団体、ふえていませんし、減りもしていませんけれども、この4団体はどういう団体なのかということをお聞きしたいと思います。  それと、この予算でこれだけの事業をされているわけですけれども、例えば合唱団であれば先生に払うお金ですね、報酬というんですか、謝礼ですね──とかが大きいかと思います。本格的な練習をしてくださっていますのでね。  そうすると、あとのいろんなもろもろの、券を売ったりとかする、ABC委員会とか、ここにかかわる方々がほとんどお金を出して参加もさせてもらい、そしてまた募る、会館を借りる、会場を借りる、またそれの部分も自分で券を売ってという形で、大変メンバーの方たちも高齢化しておりますので、ちょっと負担になっているような声も聞いたりもしますけれども、予算はこのままでというか、ふやすおつもりはございませんか。  それと、297ページの成人記念祭ですね。これに関しても、このまとめのほうを見ますと、参加者が申請時の約6割と少ないためというふうに書いてあります。毎年見れば、どちらかというと男性よりも女子のほうが少ないかなというふうにも思うんですけれども、この6割という、成人式に6割しか行かないというこの現象を、泉南市と他市と、また近隣市と比べてどうなのかということ、それに対してどのようなことを考えておられるかということですね。それをちょっとお聞きしたいと思います。  それから、297ページの青少年の指導員ですね。これは指導員の方はいろいろ、青パトもそうですけれども、それ以外に挨拶運動とか夜間のパトロールとか、それから非行防止の街頭でティッシュを配っているとか、それも聞きましたけれども、また年末のパトロールとか、この従事される方々の人数というのは、23年・24年80名、25年・26年、2年年期ということで、この80名、77名選ばれて携わっていただいておりますけれども、この間の一般質問でも、ちょっと高齢化しているので、事故が青パトでも2件かあったというのもお聞きしております。この辺のことをどのように考えておられるかということ。  以上、3点ほどお聞きしたいと思います。 119 ◯岡坂生涯学習課長 失礼します。  すみません。ちょっと前後するかわかりませんけれども、御説明させていただきたいと思います。  まず、297ページの青少年指導員に関しましては、現在は76人いらっしゃいます。高齢化というのは確かにそのとおりでございますけれども、ただ、皆さん活発に動いていただいて、今、毎月1回の土曜日の夜間パトとか、またそれ以外に各地域ごとに、中学校区ごとにでもありますけれども、いろんなところへ回っていただいて、またいろんなところからここを回ってくれという要望にお応えして動いているという状況でございますので、年齢を感じさせないような動きをしていただいていると、このように思っております。  それから、成人記念祭に関しましては、確かに年々と言ったらおかしいんですけれども、少しずつですが、参加率が減っているというのは、数字のほうであらわれております。ただ、毎年、成人式を開催するに際しまして各中学校区から実行委員募りまして、いろんな事業を組み立ててやっております。  今後は、できるだけたくさんの方が来られるような事業、イベントを開催させていただきたいと思うんですが、近隣市におきましてもそんなに大差はないのかなと、このように思っております。ちょっとすみません、データは持っておりませんので、また持って上がれればと、このように思っております。  そして、生涯学習の推進事業の中身でございます。  これに関しましては、伝承文化指導者謝礼というところがございました、4団体。この4団体は、男里郷土芸能保存会、また樽井ソーレーサー保存会、信達さんや保存会、鳴滝盆踊り保存会ということで、主に盆踊りとか、そういうようなことをされております。そういうような方々に対して謝礼をお支払いさせていただいているという状況でございます。4団体から減りもしませんし、ふえもしませんが、このような状況で今まで続いております。  それから、昨年ランドヴェールをお迎えさせていただいて、泉南市とスイスの音楽隊との間で交流を図らせていただきました。これは泉南楽会の一つの動き、流れでもございます。今年度はこれほど大きなことはできないかもわかりませんけれども、できるだけ保存推進事業の中で運営させていただきたいなと、このように思っております。  あと、その合唱団の指導者に関しましてですけれども、これは混声合唱団と、それから女性合唱団の謝礼でございます。指導者と指導助手の謝礼でございます。この2団体、もう1つ、これはちょっと関係ないんですけれども、ここにはないんですが、少年少女合唱団3団体は生涯学習課の担当ということで、このようにさせていただいております。  以上です。 120 ◯澁谷副委員長 わかりました。  その中で、この青少年の指導員の方々がこうやってパトロールもしてくださり、その年齢にそぐわないと言うたらおかしいですが、年齢以上に若々しい動きをしてくださって、ありがたいなというふうに思います。  ところが、やっぱりここ近年、特にこの夏場、不審者情報が夏休みの間も幾つも入りました。教育委員会のほうもつかんでいらっしゃると思うんですけれども、学校が開催されてない、こういう長い休みの間の不審者情報とかに関しては、指導員の方たちもいろんな動きをされているんでしょうけれども、情報の提供、また共有ですよね、父兄の方たちとか地域の方たちとか。その辺に関してのことをどのように考えておられるかということ。  そして、先ほどの成人式のことですけれども、これもちょっと他市を調べていただいて、うちのことだけじゃなくて、同じ6割ぐらいというふうにさっきおっしゃられましたけれども、それ以上に参加率のいい、盛り上がっている成人式をやっておられるところの内容とか式次第とか見れば、どこかやっぱりヒントがあるかと思うんです。ずっとこのまま3年も同じ状況で続いて、だんだん減っているというんであれば、そこら辺の工夫をしなければ、このまま減っていくと思うんですよ。  子どもたちの価値観も変わってきていますし、選挙権も18歳になったりとかして、何か二十に何の意味があるみたいな感じに、子どもたちも今、価値観が昔に比べると変わってきていますね、成人式に対してもね。  そんなので、もう興味がないわ、もう行く気ないわみたいな、子どもたち自身の精神的な変化もあるかもわかりませんけれども、その辺のことを最後にお答えください。 121 ◯右馬教育部次長兼指導課長 失礼します。  1点目について御説明させていただきます。  これまでにも副委員長からも御指摘等ありましたけれども、夏休み期間中も少ないときでも5件程度、多いとき10件程度の不審者情報等、これは岸和田以南の5市3町に関する情報なんですけれども、府警本部や泉南署のほうから入ってきております。  その中で、特に本市の小・中学生に対して注意喚起が必要なケースは、まず学校に連絡をしまして、状況に応じ、学校の判断で保護者への緊急配信メール等を通じて注意喚起を行っていただくようお願いしているところです。夏休み期間中ということで、必ずしも全ての家庭に届くか、また届けるべきかという判断もありますけれども、そのあたり学校の管理職とも協議しながら対応しております。  以上です。 122 ◯岡坂生涯学習課長 成人式に関しましては、また他市の状況も掌握しながら、今後6割とは言わず、もっとたくさんの方に参加していただきたいと思いますが、もう一つ、広報活動も十二分にした上で、たくさんの方に来ていただきたいなと思います。  また、その一つのかなめとなりますのは、やはり実行委員会を活発化・活性化させまして、その中で、同じ二十の子どもたちが実行委員になりますので、その子どもたちを中心にいろんな催しを組んでいきたいなと、このように思っております。興味が湧かないというのは、多分なかなか年上の人間が考えててもだめだなと思いますので、その点に関しましては、若い子どもさんたちにいろいろとアドバイスをいただきながら進めさせていただきたいと、このように思っております。 123 ◯澁谷副委員長 ありがとうございました。 124 ◯堀口委員長 以上で款消防費、教育費の質疑を終結いたします。     (消防費、教育費の審査終了) ────────────────────── 125 ◯堀口委員長 理事者入れかえのためこの場で暫時休憩いたします。       午後2時50分 休憩       午後2時53分 再開   ◎ 公債費、諸支出金、予備費、災害復旧費 126 ◯堀口委員長 休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、317ページから326ページまでの款公債費、諸支出金、予備費、災害復旧費を一括議題として質疑を行います。質疑はありませんか。 127 ◯大森委員 この公債費なんですけれども、2億3,000万円の補正を組んでいるんですけれども、この理由ですね。それから、前年度比も含めても4億円もふやしたということなんですけれども、例えばこの補正で組んだ2億3,000万円を教育や暮らしの予算に回すことはできなかったのか。教育的な、政策的なものでそういうところに回すことも可能じゃなかったかと思うんやけれども、その点について答えてください。  それと、起債のトータルが305億円ということですけれども、一般会計だけじゃなくて、もしかつかんではったら、泉南市全体の借金の総額というのがわかれば教えてください。  それから、地方債が10億円減少したということですけれども、これは本当に財政的な負担も市にとってもなくなると思うんやけれども、どういうふうに、地方債が10億円減少したということはどういうことなのか、答えてください。  それから、泉州東部区域農用地総合整備事業について、現状というか進捗状況というか、財政的なことも含めて答えてください。  それと、ふるさと納税というのは泉南市に税金を納めたいという人が入れるお金ですね。反対に泉南市民が泉南市より、例えば泉佐野市のええもんがあるから、納めたらいろんなものをくれるからとか、どこかの何かもらえるからということで、そういう泉南市で本来納める税金が他市に流れたというようなことがつかめるんですかね。つかめたり、状況がわかれば、その点について教えてください。 128 ◯山上総務部参事兼財政課長兼行革・財産活用室参事 それでは、まず公債費の件からお答えさせていただきます。  まず、補正予算でなぜこれだけも増額補正をしているかという点につきましてですけれども、まず元金で2億6,700万ほど増額しております。これが25年度の黒字分の2分の1を超える分を繰り上げ償還ということでしている分でございます。  それと、利子の減額についてですけれども、利息につきましては、当初予算編成時に平成25年度分の起債の発行分の利率を予想して利息のほうを予算計上しております。予想よりも利率のほうが安く借りれたということで、利息の分3,470万円を減額補正したという次第でございます。  続きまして、起債のトータルにつきましてですけれども、平成26年度末の現在高、普通会計ベースで約305億6,300万、現在高ということで残っている状況でございます。  あと、地方債が10億ほど減少している分をほかの事業に回せないかというところでございますが、毎年、方針としまして起債の発行を元金の償還額以下に抑えるというところの方針をとっておりますので、毎年、起債の現在高については減少をしていくというところでございますが、今まで発行した分、今後も発行する起債なんですけれども、ピークが平成27年度、今年度ピークを迎えるという状況でございます。今後、徐々に減っていくという予想がされますが、まだまだ起債の償還額もかなり大きな額というところで厳しい財政状況というところで御理解いただきたいというところでございます。  以上でございます。 129 ◯知久市民生活環境部長 泉州東部の整備事業の件について御答弁申し上げます。  これは御承知のように、六尾区間の1.7キロ、新家区間の2.2キロ、計3.9キロの基幹農道並びに六尾地区と兎田地区の圃場整備という工事のためにかかった費用を償還するものでございまして、毎年、平成25年度までは8,100万円ぐらいを返還していったわけですけれども、この26年度は六尾、兎田地区の部分の繰り上げ償還をしましたので、例年より2,600万円ほどふえているということで1億465万何がしかの勘定になっております。  今後ですけれども、この道は今工事しております農免農道と接続しますので、その農免道路につきましては、平成29年度の完了を見込んでいるということでございます。  以上でございます。 130 ◯岡田総合政策部次長兼政策推進課長 失礼いたします。  ふるさと納税の関係で本市からよそへ出ている分ということでございますけれども、確かに都市部に住んでおられる方、市から出た方が例えばふるさとのまちへ寄附をいただくということで、泉南やったら泉南が潤うというふうな趣旨の制度ではございますけれども、時折マスコミで言われていますように、特に東京都心部、地方からの人口流入が多いまちでは、ふるさと納税を地方にされることによって、都心部のまちで一定税が減っていると、収入が減っているということで、ちょっと深刻だということも聞かれるところでございます。  ただ、過去、私どもでもそのような状況がないかということを税担当に調べていただいたところ、本市の場合は、さほど何といいますか、流出過多という状況にはなっていないということを確認してございます。ただ、直近の細かい資料というのは手元にございませんので、御了承願いたいと思います。  以上です。 131 ◯大森委員 公債費のほうは、聞きたかったのは、その黒字の半分ですね。だから、26年度決算で黒字が出たので半分入れた。半分で2億3,000万ぐらいになるんですかね。  黒字の半分かどうか、それもちょっと答えてほしいんやけれども、幾らかは政策的な判断で教育とか暮らしとかにかかわる予算に回すことは可能だったんじゃないかということを聞いているんですね。例えば、市長の判断なり、それから原課のほうで教育の施設、きょうもトイレのこととかエアコンの話がありましたけれども、そのためにそういう要望があったときに、それはもちろん、ええ、悪いの判断はあるやろうけれども、そういうことが可能なお金じゃないんですかということを聞いているんです。  市債のトータルが305億円で、それは一般会計の分で、いろんな特別会計とか、それから泉南市の借金と言われるような部分で見れば、この305億以外に市の全体の借金は幾らぐらいあるというのがつかめていると思うんですね。全体のこと、一般会計だけ見ているわけと違うと思うのでね。そのトータルが26年度幾らになるのか、わかっていたら教えてほしいということです。  それと、地方債についても、22年度から地方債の現在高はずっとふえていっているわけですね。24年度から25年度は、土地開発公社の解散があったから、金額は60何億とごっついふえているんやけれども、ずっと例年ふえていて、25年から26年は初めてというか、22年度以降では初めて減っているので、そういう意味で財政的な負担のこととか含めてどういう影響があるのか。近年では数年ぶりなんで、そういうことを教えてほしいということですわ。  それから、泉州東部区域の農用用地ですけれども、きょうもちょっとさっきの議論であったんやけれども、農免道路のところで大きな岩が出てきて工事がいろいろ支障というか、おくれたり何や大変な状況があるというふうに話があったんやけれども、農家の人がいろんな資材を運んだり何か利用する道路はもちろん必要なんやけれども、今ある泉南市のように、山を切り開いて、掘っていけば水が出る、それから岩が出てくるということじゃなくて、他市のように、できるだけ今ある農道をつなぎ合わせるような形でやれば、もっと負担も少なくなったやろうし、財政的な負担もそうやし、いろんな意味でよかったんじゃないか。そういうふうにしている市町村もたくさんあると聞いているので、そういう点で基幹農道、農免道路のあり方をどんなふうに考えておられるのか、答えてほしいと思います。  それから、泉南市、ふるさと納税でいえば流出過多はないというふうにおっしゃっているけれども、どうなんですかね。他市ではいろんな豪華な品物つくったりとか。泉佐野なんか、もうごっついやっていますわね。地方の都市やったら、佐賀牛や何とかかんとかと言ってやっていますわね。  だから、そういう影響もちょっと考えて、余り過多にならんようにとかいうことは総務省も言うているみたいやけれども、ちょっとその辺心配なので、もうちょっと深く答えられることがあったら答えてもらえますか。 132 ◯山上総務部参事兼財政課長兼行革・財産活用室参事 それでは、まず黒字の分の関係について御説明させていただきます。  今回、26年度決算で先ほど説明させていただいた分なんですけれども、2億6,000万の分は平成25年度決算で実質収支で約4億5,500万黒字が出たという分の2分の1を超える分を積み立てたというところでございます。26年度の決算の分ではございませんので、その辺御理解いただきたいと思います。  それと、起債の現在高の件についてなんですけれども、ここ数年、先ほども申しましたように、方針としましては、起債の発行額を元利償還以下に抑えるという方針を組んでいるというところで、今後間違いなく現在高については減っていくというところでございます。  あと、起債のトータルでしたかね。トータルの分については、ちょっと今資料を探しておりますので、後ほどまた答弁のほうをさせていただきます。 133 ◯知久市民生活環境部長 農道でございますけれども、この農道というのは、名前のとおり、泉州東部区域ということで、大阪府の東側、和泉市ぐらいからずっと貫く道路でございます。平成9年度から事業を進めておりまして、平成19年度まであった事業のうちの返還金ということで、今でもこの部分開通しているので、農業の人は使いやすい、農作業のしやすい状況になっていると思いますし、それと今工事している農免道路も完了してつながれば、一つ基幹の道路ができるということで、大いなる物流の効果を発揮するものというふうには考えております。  以上です。 134 ◯岡田総合政策部次長兼政策推進課長 失礼します。  それでは、またふるさと納税のことにつきまして。  今の委員のほうからの御指摘もありまして、ふるさと納税、頑張れよということかと思うんですけれども、おかげさまで、昨年度までは大体150万から300万円程度だったわけですけれども、26年度は、歳入のところでも申し上げましたように、五百六十数万円、325件ということで、これまでの2倍から3倍の額をいただけるようになってございます。  そして、現年、この9月現在までで約280万円程度、すなわち昨年1年間分の半分程度をいただけていると。例年、この11月、12月がピークになることを思いますと、ちょっと甘い見通しかもしれませんが、恐らく26年度実績をまた超えてくるであろうというふうに考えてございます。一定伸びていく傾向だということでございます。  いろんな物産の開発をというふうな御意見もあったかと思うんですけれども、昨年途中までは6から8品目程度やったところ、地域の事業主様に御協力いただいて、昨年の秋から46品目にふやさせていただきました。そういったところもあって、かなり御好評いただいているんかなと思います。  その中で、私も実際に外へ出まして地域を回りまして、例えば本当に今まで知らなかったんですけれども、手づくりの木製のおもちゃをつくっておられる事業者さんであったり、あるいはちょっと珍しいねと言われるものに、グリーン、緑の観葉植物等の寄せ植えを送っていただけるような事業者さんも出てきておられます。そういう手づくりおもちゃとか、あるいは寄せ植え的なものが全国的にも結構少ないんですよということで御好評もいただいておるところでございます。  今、今年度に入りましては、そういった事業者様をまたふやしていっている状況で、今現在、大体60品目弱までふえてきてございます。このように、今後もいろんなところへお声がけして、地域の物産をどんどん広めていく、PRすることも含めてふやしていきたいと思っておりますので、委員各位におかれましては、またお知り合い等おられましたら御紹介賜りますようよろしくお願いいたします。  以上です。 135 ◯山上総務部参事兼財政課長兼行革・財産活用室参事 先ほどの他会計の起債の現在高について御答弁をさせていただきます。  まず、下水のほうが約120億5,000万、水道のほうが約33億4,000万となっております。  以上でございます。 136 ◯堀口委員長 大森委員、もう簡単にしてください。 137 ◯大森委員 財政は財政の考え方があるやろうけれども、例えば教育でいうたら、他市に比べておくれているところがたくさんあって、そういう予算を欲しいわけですね。欲しいというか、予算があればやりたいことはたくさんあるわけですよ。  だから、25年度の決算で4億5,000万黒字が出て、その半分は入れなあかんと。その分は、例年よりは多いですわね。多い部分が出てくるから、例えば26年度予算をつくるときに、公債費は少ない目にするとか、それから減額でするとかして、幾らかでも教育とかに回すようなことも考えられたんと違うかということを言うているわけですわ。  地方債の現在高も、お答えはなかったけれども、ここ数年でいえば、22年以降で初めて減額になって、10億円も減額になってきているわけです。そやから、そういうやり方も考えられたんと違うかなと思うんですよ。そこをどういうふうな政策、どういうふうに考えて回したかは別にして、そういうことが技術的に可能なのかどうか、まずそれだけでも答えてください。  それと、農免道路については、農家を結んだり、農家の人がいろんな生産物を運んだりとか、そういう道路が不必要なんていうようなことは言うてないわけ。言うているのは、泉佐野とかでも、そんな山を切り開いてしていないわけでしょう。今ある、古い、現在使っている農道で、その必要なところはつないでやっているわけですよ。そやから、こんな山を切り開いて大きな財政かけてするような必要が、環境の面でも泉南市の財政状況を考えても必要だったのかということについてどう思っていますかということです。別につないだらあかんとか、そういう道路は不必要やなんていうことを言うているわけではないので、その点についてお答えください。
    138 ◯辻本副市長 財政の話なんですけれども、財政の立て方として、借金漬けの生活から脱却したいということをまず第1に置いたということでございまして、まずは次の世代に借金を残さないということを置いて、その中で、家計でいいますと、生活費の中で被服に使うか食べ物に使うか、いろいろとあると思うんですけれども、まずは借金を返すべくを返してということでございます。  理屈上、制度上可能かということになったら、要は借金を積めば、確かに可能と言えば可能なんですけれども、そういう道は選ばなかったということでございます。  以上でございます。 139 ◯知久市民生活環境部長 もうでき上がっていますのでね、ほぼでき上がっているので、これはもう開通させてしまうということでございます。  以上です。 140 ◯堀口委員長 ほかに。和気委員、もう単刀直入に聞いてください。前振りは要りませんから。 141 ◯和気委員 では、2点お聞きしたいと思います。  まず、318ページの公共施設整備基金事業、この中で備考欄に行革・財産活用室となっているんですけれども、26年度において10月にファシリティマネジメント推進計画ができているんですが、この関係ですね。この辺はどうなっているのか、これについて。  それから、もう1点は、320ページの緑化基金事業、住宅公園課とここに書いているんですけれども、これは26年度において何に使われたのか。  それから、今後この基金とかというのは、この中にも入っています。目的を終わっているのはどんどん廃止して、どこかへ──もう決まっていますけれども、そういうところへして、この目的について再度確認したいと思いますので、その辺お答えください。 142 ◯眞塚行革・財産活用室参事 恐れ入ります。  私のほうからは、318ページ、公共施設整備基金上の積立金のことをお答えさせてもらいます。  このうち、私どものほうでは586万6,799円が行革分なんですけれども、内訳としましては、普通財産1件、それからいわゆる里道・水路という法定外公共物の売却でこの中身を構成しております。  FMとの関係ということなんですけれども、これは公共施設の計画的整備の費用として基金として積み上げているもので、今後FMの関係の中で公共施設を再編、建てかえ、解消する中でこの費用が充てられていくものと考えております。  以上です。 143 ◯阿波屋住宅公園課長 それでは、私のほうから緑化基金の使用、何に使われたかというのと、あと目的について答弁させていただきます。  事業の内容としましては、市民により、花と緑に包まれた平和で文化の薫り高い美しいまちづくりを推進するための花と緑の推進、まちの清掃、美化の推進などについて実施に努めることを目的とした事業を行っているところでございます。  平成26年度におきましては、ABC委員会での年2回、花の配布事業を行わせていただきました。全部で2回で3万320株の配布を行っております。  あと、これの残を今後どういった使い方をしていくかということですけれども、今は公園での大型遊具等を中心とした遊具の計画的な整備とか、あと都市公園での整備のほうを考えております。  以上です。 144 ◯和気委員 そしたら、これから行革・財産活用室の受け持つところとしましては、ファシリティマネジメントも含めてこうなるというふうにおっしゃっておられましたので、この第4次から第5次の行革をしていくわけですけれども、この効果額をどれぐらいに考えておられるのか。  それと、今、緑化基金の部分で御説明いただきました。この中で今後については、これは目的がしっかりとなっていますし、これは今後必要な事業という形で考えておられるんですね。廃止とかそういうことは、今考えておられないんですね。  その2点、お答えください。 145 ◯阿波屋住宅公園課長 今後も必要な事業と考えております。 146 ◯辻本副市長 基金に関しては、財政調整基金との兼ね合いで、持つ必要性がなくなったら見直し、廃止ということもあり得ますけれども、現在のところ何に必要かということを再度精査しているところでございます。 147 ◯眞塚行革・財産活用室参事 恐れ入ります。第5次の行革での効果額ということですけれども、固有財産の売却についての効果額というのは、ここでは特に上げてはいないというふうに認識をしております。  ただ、法定外公共物につきましては、こちらからというよりも、買い上げの申し込みとかがあって売っていくものでありまして、その分につきましては常にここに積み上げていくということで考えております。  以上です。 148 ◯和気委員 すみません。行革の中では、大体効果額というんですか、その目的については考えられていると思いますので、目標額とか試算されているわけですから、その点をお答えいただければいいんですけれども。それをお聞きしたんですけれども。 149 ◯竜田行革・財産活用室参事 では、5次行革の効果額といいますか、今年度からなので取り組みの目標額になるんですけれども、これは3カ年で赤字を出さないということで10億8,200万、これを目標額にしております。 150 ◯堀口委員長 以上で款公債費、諸支出費、予備費、災害復旧費の質疑を終結いたします。  (公債費、諸支出費、予備費、災害復旧費の審査   終了) ────────────────────── 151 ◯堀口委員長 会議の途中ですが、午後3時40分まで休憩いたします。       午後3時20分 休憩       午後3時40分 再開    ◎ 樽井地区財産区会計外10財産区会計、      国民健康保険事業特別会計外5特別会      計及び水道事業会計 152 ◯堀口委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、327ページから463ページまでの議案第20号「平成26年度大阪府泉南市樽井地区財産区会計歳入歳出決算認定について」から議案第36号「平成26年度大阪府泉南市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について」までの各財産区会計、各特別会計の以上17件及び別冊議案第37号「平成26年度泉南市水道事業会計決算認定について」の計18件を一括議題として質疑を行います。質疑はありませんか。 153 ◯大森委員 まず、水道と下水については、この年、消費税が値上げになって、その影響額とか、その影響ですよね。それで、水道見ていると減っているんですね。水の量が、売り上げが減っている──給水人口とか給水家庭はふえているんですけれども、給水量は減っているようなので、節水の影響ですね。消費税の影響とか節水が広がっているとかあると思うんですけれども、その辺のところについてちょっと教えてください。  それと、あと水道については、水道管の耐震化率ですね。なかなか大変みたいなんですけれども、低いところから出発しているので大変やと思うんですが、今後の見込みですよね。  それから、断水──災害のときの対策をどんなふうにされているのか。今度の大雨なんかでも、水道がとまったりとかしていますし、あと地震なんかがあれば下水の影響なんかも出てくるので、災害についての対策はどんなふうなことをとられているのか。  それから、あと下水については、合併浄化槽なんかの普及率、くみ取りの割合とか、くみ取りは減っていっているんだと思うんですけれども、その辺のところを教えてもらいたいと。  それから、あと土地開発公社の清算にかかわって、公共用地取得事業特別会計なんですけれども、これを見ると1億1,200万程度が歳入歳出であるんですけれども、土地開発公社にかかわる借金の返済といったら、これだけの金額じゃなかったと思うんやけれども、ほか何かどこかから支出しているのか、その点についてお答えください。 154 ◯堀口委員長 答弁をお願いします。 155 ◯川端上下水道部次長兼上水道工務課長 それでは、失礼いたします。質問にお答えします。  給水量が減ってきているという御質問ですけれども、確かに消費税率が上がっている部分で給水量が減っている部分もあると思います。あと、あわせて、節水型の機器がふえてきているというのがやっぱり大きな要因かなというふう考えております。  それと、あと耐震化率ですが、水道本管の耐震化率につきましては、現状は30%未満ということで、なかなか伸びていない状況であります。しかし、本管につきましては、重要な幹線の部分の耐震化をこれからもあわせて進めていきたいと考えております。  あと、災害時の対応ですけれども、震災等で泉南市が被災した場合、水道水の確保を今の給水人口で賄える部分が8日間の給水量を賄えるということで、今現状、施設の整備を行っているところです。  私からは以上です。 156 ◯眞塚行革・財産活用室参事 恐れ入ります。  私のほうからは、461ページ、公共用地取得事業特別会計の部分で、これ以外に土地開発公社が借りて償還しているものがあるかなということなんですが、ここに記載しておりますのは、土地開発公社が平成20年から5カ年計画で始めております健全化計画において起債を発行した分の元本並びに利子の償還でございます。本件の償還額については、これのみでございます。  以上です。 157 ◯野澤総務部長 私のほうから、今の公共用地以外で土地開発公社に関しての償還額がないのかという御質問だったかと思います。  先ほどの一般会計のほうの公債費の中に含まれております26年度の償還額で、元利合わせまして2億7,000万余りがそこで公債費として計上されております。  以上でございます。 158 ◯宮内環境整備課長 私のほうから、くみ取り等のパーセントということだったんですけれども、人口でちょっと御紹介させていただきます。  くみ取り人口のほうが7,000人、浄化槽のほうが2万3,000人、あと下水のほうが3万4,000人ということでございます。  以上です。 159 ◯大森委員 消費税の分を上乗せされて実質値上げになると、やっぱり給水量が減るということですよね。この悪循環をどこかで断ち切るというか、ただでさえ、今、泉南市は一番高い水道料金になっているので、消費税が引き上げになっても値上げをしないで済む体質というか、そういうことを実際実践している市町村もありますわね。例えば、大阪広域水道企業団水が値下げになったときに、値下げしたりするところもありますわね。そういう努力。  前の向井市長も、水道料金はもうこれ以上値上げしないというふうにおっしゃって、なかなか消費税の分はそうはいかないけれどもという話やったけれども、そういう体質ね。もうこれ以上絶対値上げしないということでの何か対応というのが必要だと思うんですけれども、そういうことは考えておられるのかどうかね。  それと、有収率は何%でしたかね。余り数字的にはよくなかったというふうに記憶しているんですけれども、その点について答えてください。  それから、くみ取りが7,000人ということなんですけれども、合併浄化槽みたいなやつを広げていくということが大事やと思うんですよね。実際、下水道が普及するのに10年、20年かかるようなところ、そういうところでは、やっぱり合併浄化槽をつけるときに補助金出すとか、そういう誘導を考えていかへんかったらあかんと思うんですよね。そういうことで環境を守る必要もあるかと思うんですけれども、そういう施策は考えられないのか、その点について答えてください。  それと、土地開発公社についての借金返済というのは、さっきも借金財政から脱却するんやという話がありましたけれども、泉南市にとっても一番大きな課題ですわね。土地開発公社も結局、誰も責任をとらずに終わってしまったということなんですけれども、土地売買なんかによる収入とかいうのはふえているんかどうか。直接これに関係ないので申しわけないんやけれども、ちょっとその点について答えてもらえますか。 160 ◯堀口委員長 できるだけ議案書に沿って質問してください。 161 ◯大森委員 はい。以上、お願いいたします。 162 ◯中江上下水道総務課長 上水道の有収率についてでございますけれども、26年度は89.89%で、前年度、25年度91.97%に対して2ポイントの減少となっております。  以上です。 163 ◯眞塚行革・財産活用室参事 恐れ入ります。  私のほうから、いわゆる旧公社保有地の売り払い状況ということなんですけれども、平成25年度に公社解散後、保有している財産は、市のほうで全て引き取っておる状態でございます。そのうち事業用地として必要なものについては、事業実施の所管課のほうにお渡しし、残りの部分を普通財産として、現在、境界確定並びに測量等の整備を進めておるところです。26年度、27年度において一定整備の整ったものから入札をかけておる次第ではありますけれども、なかなか買い手がなかったりとか、あるいは測量等が結構大きな面積というのもありましたりとかして進んでいないのが実態でございます。  以上です。 164 ◯川端上下水道部次長兼上水道工務課長 すみません。失礼します。  水道料金をこれからも値上げせずに何とかできないかということで御質問いただきました。  ちょうど企業団を設立したときに、水道料金、供給単価ですね、値下げしていただいたんですが、当時、水道会計といたしましては赤字が結構たくさん積み上がってましたので、そのときに値下げすることは、申しわけありません、できませんでした。  ただ、今回、決算書でも見ていただければ、キャッシュフローのとこですね、水道事業会計決算書の18ページの一番右下のところなんですけれども、期首期末のところで見ていただきますと、現金が積み上がってきております。ですので、消費税が上がったからという理由のもとで、料金の改定はないのかなというふうに今のところ考えております。  以上です。 165 ◯宮内環境整備課長 私のほうからは、合併浄化槽の補助についてですけれども、基本的なところで言いますと、建築基準法にかからない、いわゆるくみ取り式の部分から合併浄化槽へ変更する部分、あと単独浄化槽のほうから合併浄化槽に変更する分について補助を出しております。  現在、国と府とで3分の1ずつの補助を出していまして、現在、大体平均しますと10基ぐらいの補助を出しているところでございます。その割合を変更するであるとか、市だけでどれぐらいの補助ができるかというのは、今後検討する課題になってくるかというふうに考えております。  以上です。 166 ◯大森委員 有収率、やっぱり下がっているんですよね。もちろんサボっているわけじゃないと思うんやけれども、ちょっとこれを引き上げるためにどういうふうに対応していくのか、答えてほしいと思います。  それと、水道料金は黒字傾向にあるので何とか値上げせんようにしたいというのはいいことだというふうに思います。あと、僕らも消費税値上げ反対やけれども、国に対しては、水道とかいうのは消費税を値上げするなと。軽減税率とかいう話があるけれども、そういうのも市から国に上げてほしいなというふうに思いますわね。  初め消費税を賦課しませんでしたね、消費税3%導入されたときにね。 167 ◯堀口委員長 共産党さん、国会議員に頑張ってもらったらいい。 168 ◯大森委員 もちろん、うちも頑張るけれども、それは市挙げてやってほしいというふうに思いますわ。  それと、合併浄化槽というか、集落単位で合同というのか、大型というのか、何と言うたらええんですかね──コミプラ。そういうやつも大阪の南部の河内長野とかああいうとこではどんどん進めているというふうにあったんやけれども、そういうのもやっぱり環境を守る方法やと思うので、そういうところの検討もぜひしてほしいんやけれども、その点どうなのか、お答えください。  あと、下水と水道料金、このときの値上げの関係みたいなやつがちょっと答弁がなかったと思うので、最後にそれも答えてください。 169 ◯川端上下水道部次長兼上水道工務課長 失礼します。  有収率の減少の原因ということなんですけれども、26年度におきまして、ちょうど13号線、昔の砂川生コンから砂川公園団地入り口までの間、口径の大きい管の幹線の部分なんですけれども、ここを入れかえましたときに、口径が大きい分、洗管に水量をかなり使わせていただきましたということもございましたので、有収率のポイントがちょっと下がったと。  プラス、漏水につきましても、毎年漏水調査も入れながら、細かい部分で修理に努めていって有収率を上げるように努力はしているところでございます。これにつきましては、次年度以降も続けていきたいというふうに考えております。  以上です。 170 ◯知久市民生活環境部長 私のほうから、合併浄化槽の件ですけれども、先ほど課長から言いましたように、要するに私どもではくみ取り式あるいは個別の浄化槽から合併浄化槽への改造のみの補助ということで、今まで885基ぐらい、900基弱をしてきております。  現在、浄化槽はこの合併浄化槽しか設置できませんので、今後の新規については、各御家庭、新しくなる浄化槽は、全てこの合併浄化槽の導入ということになると思います。  議員御指摘の要するにコミプラでありますとか集落型の浄化槽を設置する、あるいは市町村設置型といって、おっしゃったように、一つの集落を取りまとめて個別の合併浄化槽を市で管理するというような方法もありますので、その辺はいろいろと検討する必要があるかと思うんですけれども、今のところあえて私どもはこのやってきた補助金のこのあり方を変更するという考えは持っておりません。  以上でございます。 171 ◯中江上下水道総務課長 26年度におきまして、上下水道の値上げの部分というのはございませんが、27年度に対する値上げの件でよろしいでしょうか。
    172 ◯大森委員 25年度、消費税を値上げしたときにはかかれへんかったな、水道料金値上げと一緒に。それはなかったのか。ああ、いいです。 173 ◯和気委員 国保の会計なんですけれども、まずこの26年度においては、前期高齢者の方の1割負担、70歳以上の方が1割から2割というような形で制度化されたと思うんですけれども、その辺を1年ごとにというふうに聞いているんですけれども、その点をできれば正確に教えていただきたいと思います。  それから、国保の資格証の発行の数。それから、差し押さえとかいうことで前もお聞きもしたんですけれども、そういったことがされているのか、26年度においてはどのような対応をされたのか、その点をまず聞かせてください。  それから、国保税の改正がされて、固定資産税の割合、比率を3年間で最終的にはゼロにするということになりましたけれども、この25年度と26年度による差ですね。どれだけの効果額──市からいえば効果額ですね。私たちは値上げと言っているんですけれども、それがどれぐらいになっているのか、教えてください。  それから、介護のほうなんですけれども、介護保険のところで、まず438ページの介護保険(施設介護サービス)給付事業、この中で予備費が組まれているんですけれども、これが減額になっています。これはどういう理由で減額になっているのか、教えてください。  それから、もう1点は、448ページの地域自立生活支援事業の中で、委託料のところで高齢者虐待防止緊急一時保護事業委託料というのがあるんですけれども、今ニュースとか見ますと、有料老人ホームで亡くなった、3名が転落しているとか、隠しカメラの中で虐待の問題ね、介護している方がと、問題になっていますし、そういったところからいけば、やはり介護職員の資質の向上、そして本当の意味での高齢者、こういう介護の問題に携わる人の研修とか、そういう形が大事だと思うんですけれども、その点をどのように考えておられるのか、その点もお聞かせください。  次に、後期高齢者なんですけれども、後期高齢者においては、453ページ、ここで滞納分が出るんですけれども、この滞納分というのは普通徴収ですよね。年金が18万円以下の方になるんですかね。介護保険も18万というふうに思っているんですけれども、その方々かなと。年金から引かれない方々かなと思うんですけれども、その方々の収入未済額があって、さらに欠損で落とされていますよね。この対象者が何人でどうなっているのか、どういった努力をされているのか、それについて聞かせてください。  それから、もう1点、後期高齢者については、介護は3年ごとに改正されるんですけれども、これは2年ごととして──2年ですよね。26年度においてはこの改正──後期高齢者は26年度が2年目になると思うので、それでいいのか。そのときの変わった、具体的にその改正された内容ですね、それを教えてください。  以上です。 174 ◯増田健康福祉部参事 国民健康保険の26年度における資格証でございますけれども、50世帯を発行しております。  それと、徴収に係る滞納処分の一環としての差し押さえ件数ですが、26年度1年間で36件を実施いたしました。徴収に関するところは、以上でございます。 175 ◯川崎健康福祉部次長兼保険年金課長 26年度について、前期高齢者の負担割合でございますけれども、1割から2割になったのは今年度、27年度からということになっていると思います。  それから、国保税ですね。25年と26年の差ということでございますけれども、国保税の見直しの中で、24年度を基準として26年から28年までの間に資産割をなくしていくということで、これにつきましては24年度を基準としてその資産割の分を所得割に移行するということでございまして、そこでその大きな値上げがあったという、一応資産割は、確かに負担割合はふえたんですけれども、全体としては変わっていないということでございまして、26年度と25年度の国民健康保険税の収入のところを比較してもちょっと下がっているぐらいで、効果として収入が上がったということはないということでございます。  それと、後期高齢者につきましては、2年ごとの見直しということでございまして、26年度に見直しをしております。そこでどれだけ上がったかというのは、ちょっと今手元に資料がございませんので、申しわけございません。次ですので、28年度にまた見直しということになります。 176 ◯堀口委員長 改正の内容。 177 ◯川崎健康福祉部次長兼保険年金課長 すみません。申しわけございません。それにつきましては、ちょっと手元に資料がありませんので、また提出させていただきたいと思います。 178 ◯高尾長寿社会推進課長 まず、私のほうから、438ページの介護予備費の減額というところですけれども、予備費の減額というのは流用の増減ということで、施設サービスの給付事業から7,146万3,893円を減額しまして、居宅サービス事業費給付事業、またケアプランの給付事業、そして特定入所者の給付事業にそれぞれ充てているというふうな内訳でございます。  それと、448ページの虐待の部分なんですけれども、この事業に関しましては、高齢者・障害者虐待防止ガイドラインを作成しておりますので、それの防止に係るDVDを作成しようというところで、大阪体育大学の福祉学科の先生方、そしてまた学生さんにも御協力いただきまして防止、予防のDVDを作成したところでございまして、いろいろそのDVDを活用しまして虐待予防に努めているというところです。  あと、介護職員の資質の問題につきましては、今テレビのほうでいろいろ報道されているようなそこまでの虐待事例というのは、泉南市のほうではまだないと確信してございますけれども、その他、地域包括支援センターにちょこちょことしたような虐待とかいうのは、もちろん相談はございます。当然、ネグレクトの問題から暴力的な問題もございます。きちっとその地域包括支援センターが介入いたしまして、例えば介護保険のサービスを導入して虐待をきちっと処理しているというふうなところです。  それと、もう一つ、介護職員の資質のスキルアップというふうなところではございますけれども、そこに関しましても、そういうふうなDVDも作成いたしましたし、いろんなところで虐待というか、介護保険のサービス提供のスキルアップですね。そういうふうなところの部分とか、あと精神的な部分ですね。そういうふうなところも含めた部分で、いろんな方面から研修というのを今現在やっているところでございます。  以上です。 179 ◯川崎健康福祉部次長兼保険年金課長 失礼しました。  26年度の見直しのときには、所得割の率が10.17から10.41に、そして均等割額が5万1,828円から5万2,607円に上がったということで、この決定については、広域連合のほうで決定された額ということになっております。  以上です。 180 ◯和気委員 先ほど国保のことでお聞きしたんですけれども、これは何か総額の中で下がっているようなことをおっしゃっていましたけれども、試算するときに額も上に上げて、58万円やったのをもっと上げて、資産割を減らして、その分を所得割にふやしているわけですから、そのためにお金、国保のかなりの負担が大きいということでこの見直しをしているわけですから、人数とかによっては収入が減るかもしれませんけれども、相対的にはこの効果額ですよね、それが出なかったらその改正をする必要もないし、というのはやっぱりおかしいかなと思うんですけれども、その点は正確にどのように、3年間はありますけれども、前年度とこの26年度においてはどれだけかというのはやはりぜひ知りたいんですけれども、それがわかりましたら、その点は再度お答え願いたいと思います。  それから、この国保の差し押さえですよね。50世帯もあるなと。差し押さえが36件ということでびっくりしたんですけれども、この額はどれぐらいですか。どういったものを差し押さえして、どれぐらいの額になったのか。  もちろん滞納するのはよくないですけれども、やはり命にかかわる問題、医療にかかわる問題、国保は最後のセーフティーネットであるわけですから、いろいろ話もされて、ちゃんとされるとは思うんですけれども、この内容についても教えていただきたいんです。本当に大事な部分で、泉南市は誠意を示して、払えるのに払っていない人もおるかもしれませんけれども…… 181 ◯堀口委員長 和気委員、前置きはいいんで。 182 ◯和気委員 いや、その辺を答えていなかったのでね。その差し押さえの…… 183 ◯堀口委員長 単刀直入に聞いてください。 184 ◯和気委員 を教えてください。 185 ◯増田健康福祉部参事 資格証の発行につきましては50世帯ということで、ほとんど連絡のとれない方、あるいは医療機関にかかっていらっしゃらない方につきまして発行しております。  それと、差し押さえのほうは、昨年1年間で36件を実施いたしまして、内容的には、銀行、ゆうちょの預金が27件、生命保険が8件、あと年金が1件という内訳になっております。  押さえた金額につきましては総額850万弱で、そのうち税のほうに換価いたしましたのが393万円ほどということになってございます。預金につきましては、ほとんどが普通預金ということで即座に換価できるということと、あと生命保険等に関しましては、終身保険であったりということで、学資保険等々ではなくて、できるだけ終身とか、そちらのほうを押さえさせていただいております。  それと、年金につきましては、事前に被保険者の方と御相談して、御本人がもう年金から取ってくれて結構ですよというようなところまでいった上で、差し押さえのほうを実行させていただいております。  以上でございます。 186 ◯川崎健康福祉部次長兼保険年金課長 先ほどの資産割のところでございますが、25年1月に諮問をいただいて、この移行をしているところでございますが、大阪府下で資産割ということでやっておりますのが泉南市のみということでございまして、これを資産割をなくしていくというところで、その不足分を所得割に賦課していく、3年かけて段階的に賦課していくということでございますので、24年度の水準を維持するというのが考え方でございます。だから、値上げというところで、いわゆる税収を上げるために計算されているというところではございませんので、御理解をお願いします。  以上です。 187 ◯和気委員 この額、その差し押さえの額を聞いてびっくりしたんですけれども、もちろん払えるのに払っていないという方は、それは払ってもらわないけませんけれども、その方々はなぜ今までこれだけの額を滞納していて、今回、26年度においてこれを払うようになったのか、その点のことはどのように努力されているのか。やっぱりひどいですよ、これは。資格証を発行した後で最終的に押さえるわけですから、その事前にとめるべきでしょう。再度その辺答えてください、やっぱり大変なことですので。  それから、もう1点、この国保についてはやっぱり納得できない。資産割を減らすためにゼロにすると。それはわかるし、泉南市も……なんですけれども、そうじゃなくて、あのときに計算したら、もっと額をね、国保料を上げるという──私たち上げると言っていますけれども、その辺だけ正確に言うてほしいんですけれども。その点はちょっと……。いや、何かあのときに額……、あったと思うんですけれども、差額があって、それをするということで。それだけちょっと。すみません。  それと、答弁漏れがあったんですけどね。後期高齢者の分も答弁漏れがさっきありましたので、それも答えてください。もう終わりますので。 188 ◯薮内健康福祉部長兼福祉事務所長 私のほうから差し押さえの額でございますけれども、これは毎年そういった形で事務処理としてさせていただいていると。だから、急に一遍にということではございません。確かに、きちっと納めていただいている方との整合性というんですか、そういったこともあります。  確かに、委員おっしゃっているように、生活困窮の方とか、そういった方については、そういった話し合いを何回かさせていただいた上で、そういった、支障のないと言ったらおかしいですけれども、預貯金の中から相談させていただいているということで御理解いただきたいと思います。  以上です。 189 ◯堀口委員長 さっき指摘のあった後期高齢者の滞納の分、それを答弁してください。不納欠損の分です。後期高齢者の不納欠損の内訳。和気さん、何ページやったか、もう一回教えて。 190 ◯和気委員 453ページで、後期高齢者の収入未済額と不納欠損額というのが滞納分にありますでしょう。これは18万──もちろん、年金のある人は年金から引かれるからね。普通徴収やから、たまればたまるほど、また国保と同じようなことになったら困るでしょう。これは額の少ない人やから、苦しい人ですよ。だから、その点をはっきりした上で対応してほしいんです。その点、27年度にも続くし。そういうことを教えてください。何名ぐらいいて……。 191 ◯堀口委員長 和気さん、それは後でまたよろしく。  以上で議案第20号「平成26年度大阪府泉南市樽井地区財産区会計歳入歳出決算認定について」から議案第36号「平成26年度大阪府泉南市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について」までの各財産区会計、各特別会計の以上17件及び別冊議案第37号「平成26年度泉南市水道事業会計決算認定について」の計18件の質疑を終結いたします。  (樽井地区財産区会計外10財産区会計、国民健   康保険事業特別会計外5特別会計及び水道事業   会計の審査終了) ────────────────────── 192 ◯堀口委員長 以上で各会計決算19件に対する質疑を終結いたします。  本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、あす9月15日午前10時から会議を開きます。  なお、9月15日は市長に出席を求め、市長に対する総括質問を行いますので、委員各位におかれましてはよろしくお願いをいたします。できるだけ1人15分ぐらいの時間でやりたいと思っていますので、御協力をいただきたいと思います。  本日は長時間にわたりお疲れさまでございました。ありがとうございました。       午後4時17分 延会                   (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...