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平成27年厚生文教常任委員会 本文 開催日: 2015-09-09
平成27年厚生文教常任委員会 目次 開催日: 2015-09-09

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  1. 泉南市議会 2015-09-09
    平成27年厚生文教常任委員会 本文 開催日: 2015-09-09


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開会 ◯堀口委員長 皆さん、おはようございます。議会中、連日大変お疲れさまでございます。委員各位におかれましては、早朝より御参集をいただきましてまことにありがとうございます。  ただいまから厚生文教常任委員会を開会いたします。  本日の案件につきましては、本会議において本常任委員会に付託されました議案第3号「泉南附属機関に関する条例及び報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第38号「動産の買入れについて」並びに議案第39号「動産の買入れについて」の以上3件について審査をいただくものでありますので、委員各位におかれましては、よろしくお願いを申し上げます。  なお、本常任委員会に付託されました議案については、本日委員会付託事件一覧表としてお手元に御配付しておりますので、御参照いただきたいと思います。  それでは、議案の審査に先立ち、理事者から挨拶のため発言を求めておりますので、これを許可いたします。 2 ◯竹中市長 委員長のお許しをいただきましたので、厚生文教常任委員会の開会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。  堀口委員長さんを初め、委員皆様方には、市政各般にわたり深い御理解と御協力を賜っておりますことに対しまして、深く敬意を表する次第でございます。  さて、本日の委員会は、平成27年第3回定例会において本常任委員会に付託されました議案第3号「泉南附属機関に関する条例及び報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第38号、第39号の御審議をお願いするものでございます。どうかよろしく御審議をいただき、御承認賜りますようお願い申し上げまして、甚だ簡単でございますが、挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 3 ◯堀口委員長 ありがとうございました。  なお、本日会議の傍聴の申し出がございます。傍聴の取り扱いについて、この際、御協議をいただきたいと思います。  御意見等ございませんか。よろしいでしょうか。────それでは、傍聴者の入室を許可いたします。  〔傍聴者入室〕 4 ◯堀口委員長 これより議案の審査を行いますが、議案の内容につきましては、本会議において既に説明を受けておりますので、これを省略し、質疑から始めたいと思います。  これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 5 ◯堀口委員長 御異議なしと認めます。よって審査の方法については、提案理由並びに内容の説明を省略し、質疑から始めることに決定いたしました。  それでは、これより議案の審査を行います。  初めに、議案第3号「泉南附属機関に関する条例及び報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。 6 ◯中尾委員 おはようございます。そうしたら、ちょっと何点かお聞きさせていただきたいと思います。
     この第3号ですから、検討委員会メンバー費用弁償の件でありますが、このメンバー構成については、教育委員会がされるのか、もしくは先ほどからされています総合教育会議のほうでされるのか、その辺をまずお聞かせいただきたい。  それから、学校施設検討委員会という形で、今後もほかの──4中学、10小学校がございますので、いろいろされるとは思うんですけれども、教育問題審議会をまた立ち上げられるというふうに聞いておりますので、その教育問題審議会との整合性というか、どういう関係といいますか、教育問題審議会の中に学校施設のものも検討されることが入るとは思うんですけれども、それも網羅して教育問題審議会で議論されるのか。  それからあと、校区の見直し、統廃合につきましては、僕も以前から申し上げさせていただいているんですけれども、とりあえず泉中は建てかえされるというふうな形で進んでおりますけれども、4中学が全て存続するとも限らないというふうに思います。でも、少なくとも泉中は残るんやなというのがわかりますけれども、もし統廃合された場合のキャパシティーについては、泉中はその辺のことまで考えられての設計というか、そういうこともされているのかということも1つお聞きしたいということ。  それから最後に、アレルギー対応についての検討委員会もまた立ち上げますというふうに資料の中にありましたけれども、これは給食検討委員会メンバーでされるのか、また違うメンバー立ち上げるのか、その辺をまた教えていただきたいと思います。  以上です。 7 ◯伊藤教育総務課長 何点かありましたので、まず学校施設検討委員会メンバー構成をどちらで主導でということだと思うんですけれども、こちらは教育委員会メンバーのほうを決定させていただきたいと思います。  また、あわせて、教育問題審議会との整合性ということで、従来から教育問題審議会のほうでは学校規模適正化等検討しておりました。ただ、今回の学校施設に関しては、泉南中学校老朽化対策に特化した形で進めていきたいと思っておりますので、今後は適正規模等の分については、以後に立ち上がる教育問題審議会等も踏まえた議論になるんだと考えております。  今回の検討委員会の中で議論する内容としまして、泉中は残るということで、キャパシティー等の問題でしょうけれども、将来的な生徒の減少等もありますので、一定の現行の教育環境対応した施設ということを考えておりますが、最終的には今後の検討の推移を見て決定していきたいなとは思っております。その際には、当然当協議会委員会も含めて適宜報告はさせていただきたいなと思っております。  給食のほうのアレルギーに関しての検討委員会ですけれども、こちらは現行の運営委員会メンバーではなくて、改めてアレルギー対応の、こちらも特化した検討委員会にさせていただきたいなと思っております。  以上です。 8 ◯中尾委員 僕が持っています教育問題審議会のイメージは、やっぱり今まで割と事細かく委員会も3部会ぐらいに分けられて、本当にいろんな多種多様な意見交換もされたというふうに記憶しておりますし、そういった中で、例えば学校施設検討委員会でもまれたものを、また教育問題審議会の中で披瀝されたときに、きちっとそのものを、そこで覆されるようなことがあれば、また大変なことにはなると思いますけれども、そういった意味では、以前からもこの一般質問の中で河部議員のほうでいろいろ質問ございましたが、やはり教育問題審議会が立ち上がるのが余りにも遅いというのは、私自身も感じておるところでもございますので、こういう検討委員会、またいろんな委員会等立ち上げようとされている中ですけれども、やっぱり一番の基礎になるのはこの教育問題審議会かなというふうに思います。  そういった意味では、せっかく学校施設検討委員会、また給食検討委員会があるにもかかわらず、教育問題審議会の中で覆されるような意見であるとか、いろんな、まあまあ否定するばかりのそういう意見を言うているんじゃないですけれども、その辺のこともきっちり守られてというか、やはりきちっとしたものとして立ち上げていって、本当に適切な議論、意見交換もしていただきたいなというふうに思いますし、アレルギー対応検討委員会も新たにまた立ち上げられるということですけれども、どんなメンバー構成で考えられておりますか。 9 ◯伊藤教育総務課長 今回改めて立ち上げ学校施設のほうも給食のほうもですけれども、あくまで我々も初めて取り組む大きなプロジェクトだという認識を持っていますので、より特化した形での議論が進むように、専門知識も、それぞれの部門での担当者の方にも御意見を聞きながら取り組んでいきたいなという思いで立ち上げるものなので、教育問題審議会とちょっと守備範囲は重なる部分があるんですけれども、今回は特化させてもらって立ち上げようかなと考えています。  給食アレルギーなんですけれども、今メンバーとして考えているのは、各学校養護教諭さんとか、今打診はさせていただこうと考えているのが、アレルギーなんでお医者さんに入っていただいて、またPTAとかの代表の方もそれぞれ生徒とかでの学校対応がありますので、入っていただいた上で検討していきたいなと考えています。  以上です。 10 ◯中尾委員 それと、以前から私自身言うておりますように、この給食のことについては、特にやはり一般の保護者の方といいますか、そういう方も必ず入れていただいて、家庭でのあり方も含めてそういう意見が素朴に反映できるような、そういう委員会にしていただきたいなというふうに思います。  それから、最後にもう一回、何回もしつこいようでありますけれども、教育問題審議会と各委員会との整合性といいますか、その辺をきちっと整理して、リンクすることも多いとは思いますけれども、その中でお互いのその委員会同士の中でそごといいますか、いろんなことがないような形での委員会の構築といいますか、またお願いしたいと思いますし、少なくともきちっとしたタイムスケジュール的なものは、早い時点で発表していただきたいなと思いますので、その辺のことについて、最後に教育長あたりにまたお答えいただけたらなというふうに思います。 11 ◯福本教育長 教育問題審議会立ち上げの少しおくれがございますけれども、総合教育会議の中での教育大綱、これに基づいた教育基本振興計画を策定するということを重点に起きながら、学校施設あるいは給食検討委員会と連携して、そごの起こらないように適切に対応していきたいというふうに思っております。 12 ◯成田委員 たくさん質問したいと思います。  1つは、学校施設検討委員会の問題なんですけれども、先ほど中尾議員がおっしゃった、メンバー構成についてどうだという質問があったんですけれども、それは教育委員会が指名すると、こういうことを言われたんですけれども、我々が今指摘しているプロポーザル方式の弱点として、金太郎あめのごとく、委員の7割、6割が行政の幹部で占められておると。これで客観的な検討ができるのかということです。  まず、メンバーについては、先ほど具体的に語らなかったんですけれども、第三者が入るような客観性を持った、そういうメンバー構成をされるのか。  例えば、泉南中学校施設基本設計策定プロポーザル構成を見ると、9人のうち教育委員会が2人、それから行政のほうが4人ということで、9名中6名はそういう構成で、それから、給食検討委員会に関しては全員市の幹部で占められておるということで、これで市民の声とか住民の声を反映した検討委員会となるのか、その点についてどういうメンバー、今回は第三者を入れて客観的に市民の声を反映されるそういうものにするのか、その点についてお伺いしたいと思います。  2番目は、内容の問題、それともう1つ、プロポーザルで示された東畑の業務に関する提案書というやつに、ここに「対話を重視した顔の見える関係者づくり」ということで、5ページに書かれてあるんですけれども、ここには議会説明が一切抜けておると。条件整理基本計画関係官庁協議基本設計、協議。  この間、多分これ、議会はやるか知らないが、業務スケジュールというものの中で、地域の声で未来をつくる学校になっているんですが、議会説明は完全に抜けておると。  書かれておるのは、担当部署庁内検討会学校職員担当部署市長説明担当部署庁内検討会学校職員ワークショップ担当部署、大阪府教育委員会市長説明会担当部署担当部署、1点意見聴取がここにありますわ、地域ワークショップというのが。  これは一体、こんなもの行政が決めるものじゃなくて、議会も出てこないし、最初から東畑が説明した提案書企画書にはこういうふうになっておるんですが、その点についてメンバー構成はどういうふうに……、まず議会は排除されておるし、地域ワークショップはたった1回と。  あと、この検討書によると、10月に方針決定、12月に計画骨子決定、それで3月に報告書提出ということで、何回やるんや。3回程度ですね。  この間におけるメンバー、特にメンバーについては議会をどうするのか、そういう点。それから市民説明をどうするのか、その点をちょっと。  それから、もう1つは、この委員会は権限があるのかどうかということで、前あったんです。教育審議会幼稚園12園を全部廃止したとき、4園残すという案があったけれども、行政は最終的に守らなかったんですわ、これ。あんたら守らんかった、全然。2園にしたんや。  ここの検討委員会で決められたことが必ず実行されると、こういうことについて市長は、前は幼稚園を廃止したときに4園を残さなかったんや。僕らは厳しく言うたら、結局行政の都合で全てやられたと。 13 ◯堀口委員長 違う違う、それは教育問題審議会で2園にやった。 14 ◯成田委員 どこで決めたのか、あれは。 15 ◯堀口委員長 教育問題審議会。 16 ◯成田委員 そう、そこで決めたんや。それで、その決めたことを行政は実施しなかったと。 17 ◯堀口委員長 いやいや、それは守った。2園にしたんや。 18 ◯成田委員 いや、4園と書いてあった、最初。4園と書いてあった。違う違う、書いてあったんや。ちゃんと書いてあった、あそこに。 19 ◯堀口委員長 答申は違う。 20 ◯成田委員 書いてあったんや、きっちり。それを守らなかったということで、この検討委員会の権限は、きちっと行政は守るのか。  それから、給食の問題なんですけれども、デリバリー問題点については、泉南中学校給食導入方式検討について、デリバリーの問題、今後の検討課題について、8項目にデリバリー検討問題を入れておるんです。  おいしく食べられる献立づくり、温かい給食の提供、量の調整、食物アレルギー対応地産地消の推進、給食費徴収方法、昼食時間の調整、円滑な導入と。これをやるというふうになっておるんです。  この8点のうち、今回どこまでこの中学校給食導入事業というので、食物アレルギー対応について検討すると。食物アレルギーのみ検討する委員会なのかと、これは。  しかし、今後の検討課題から見ると、到底これはそういう全然、食物アレルギーと書いてありますよ、ここに。食物アレルギー対応と。しかし、量の調整とかいろんな問題がここに、特においしく食べられる献立づくりというのは、ここには載っていないです。これは今後の検討課題──また今後の検討……、これは検討課題にしておるのか、その点お伺いしたいと思います。  以上です。 21 ◯堀口委員長 成田委員給食検討委員会は設置するようになっている。 22 ◯伊藤教育総務課長 何点かあるので、的を射た回答でなければ御指摘ください。  まず、泉中のメンバー構成ということ、選考会等も御指摘ありましたけれども、例えば給食選考会、庁内のみだけじゃなくて、9名中の選考委員で4名外部の方を招いて行っております。  今後の泉中の検討会メンバー構成予定ですけれども、お示しした資料の中にもあったかと思うんですけれども、10名以内の委員で外部を3名程度を今想定させていただいております。  東畑の提案書の中で、5ページの議論があって、対話重視ということですが、あくまでこちらは企業側の当初の提案でありまして、今後契約締結に向けての工程等の中では、我々のワークショップ等の開催も当然庁内検討会議開催日程のほうも今検討させていただいているところでございます。  さきの議会のほうでも答弁したかと思いますが、当然議会軽視というわけではなくて、適宜御報告、進捗状況説明はさせていただこうと思っております。  今後の委員会のほうのスケジュールに関しても、当初今回のそういう附属機関条例に絡んで3回程度ということですが、意見集約する検討会議が3回程度ですが、それぞれ学校現場であったり、我々庁内のほうでもワークショップ等を数回、それ以上に開催していきたいと思っております。  給食に関して、以前に検討書ということで御提示させていただいた中には、今後の課題ということでありますが、例えばおいしくとか温かくということも含めてですが、温かくというのは今回の、また後ほどの議案がありますけれども、学校のほうで再加熱させていただいて温かくさせていただこうと。量の問題等についても、御飯のみですけれども、おかわりの分を提供したいという方法を考えております。  また、いわゆる食缶方式でも一部おかずを提供させていただきますので、学校の現場の食育の中である程度の対応や融通のできる対応は可能ではないかなと思っています。  あくまで前にお示しされた課題に関しては、随時我々のほうで今十分な対応をさせていただいて、今後も給食の導入に向けて取り組んでいくつもりですけれども、アレルギー対応に関しては、やはりちょっと専門性が高いので、例えば医師の意見であったり管理栄養士養護教諭意見も聞きながらということで検討会議を設置させてもらおうと考えているものでございます。  以上です。 23 ◯堀口委員長 教育問題審議会メンバー構成はどう考えているのかというのがあったけれども、その辺は。 24 ◯成田委員 それは言うてない。 25 ◯堀口委員長 じゃあ、続けてください。 26 ◯成田委員 いや、さっき学校給食で僕、勘違いしたんですけれども、正確に言うと、学校関係者が全てということで、中学校給食庁内検討委員会は、副市長、教育長総合政策部長総務部長教育部長、それで泉中、西信達小学校泉南中学校の校長ということで、ここには第三者というのは、例えばPTAとか親とか一切参加なしで、アンケートをとったので、これで決まっておるんですわ。  だから、今回そうでしょう、10名中、外部は3名と。7名はもうメンバーがはっきり決まったようなもので、7名はあなた方幹部でしょう。幹部職員で決めるんでしょう。  これで、従来のプロポーザル方式もそうですわ。これもそうですわ、この学校給食。全て上から目線で決めてきて、議会に示すと。  それで、議会メンバーは入るのかな。ちょっと聞きたい。議会メンバーは入れてくれるのかな。もう関係ないか。我々は排除か。  市長にお伺いしたい。10名中7名、3名は外部。外部はどういう人か、僕もようわからん、市民かどうか、それはようわからないんですけれども、70%の人を庁内の幹部職員が占めて、これが泉中の問題ね、市民の目線に立った、そういうことができるのかと。  もう選んだプロポーザルの東畑の路線に沿って行くというのが大きいのではないかと思うんですけれども、もう一度さっきの外部の、10名の中に少なくとも半分は第三者──第三者検討委員会と言われるぐらいのメンバー構成をする気があるのか。  それから、先ほどの東畑の企画内容書にある議会に対する説明が非常に曖昧だったんだけれども、このスケジュールによると3回重要なのが出てきますが、その3回は全て説明すると。ここに書かれておるね、東畑の言っておる。  いわゆる方針決定が10月でしょう。12月が計画骨子、それで3月は最低──、少なくともこの3回は議会にきっちり全面的に説明するというオープン方式でいくのか。その点をちょっとお伺いしたい。  あと、デリバリー方式なんですけれども、今解決──食物アレルギーと温かい給食の提供というのは、今回は器具を買いますので、一定解消されるかわからないですけれども、あとの6点については、特においしく食べられる、これが一番問題なんですけれども、どうするのか、これを伺いたい。  それと、もう1つ、デリバリー給食の関係で、試食はいつごろするのか。それで、阪南市みたいにアンケート、阪南市は試食の後、子どもたちにアンケートをとっておるんですわな。泉南市は試食の後、アンケートをとって子どもたちの意見を聞くのか。ここに阪南市のアンケートがあるんですけれども、そういうこともきちっと、アンケート、子どもたちの意見を聞くというのは、阪南市中学校給食に関するアンケート調査ということで、阪南市は試食の終わった後、こういうアンケート調査をとっておるんですけれども、これも子どもにちゃんと聞いて、再度給食の内容を検討するのか、その点は。  なぜかというと、調査結果のうち、阪南市の子どもたちの半分以上が残して、余りよくないという、こういう反応が出ておるんですわ。もちろん泉南市の賢明な教育委員会の諸君は、この阪南市の献立について知らないはずはないからね。これはするのかどうか、ちょっとお伺いしたいですわ。 27 ◯伊藤教育総務課長 まず、給食プロポーザルのときに選考委員メンバー構成……(成田政彦君「市長に聞いた。あなたに権限ないわ。あなたに聞いたんじゃない。市長や」と呼ぶ)9名中4名が外部の方です。学校関係者でもなく……(成田政彦君「あんたに聞いていない。教育長か市長に聞きたい」と呼ぶ)税理士と、学校給食管理栄養士等も含めて4名の方が外部で参加していただいています。  今後の泉中のメンバーに関しては、外部の方というのは、建築学の専門の方の学識経験者も含めて、それでPTAの代表の方も入っていただくようには考えております。それ以外は従来どおりですけれども、我々の庁内でしかるべきポジションの方も含めて参加していただこうかなとは考えております。  今後のスケジュール的なことでの議会説明に関してですが、庁内検討会議を3回ということですが、そちらを集約した形での検討委員会になるかと思います。それまでの過程では、学校も含めて現在学校と協議、泉南中の保護者の方との接触も行っておりますし、生徒会のほうにも意見のほうを確認しながら、今は準備を進めておる段階でございます。  あと、給食に関して課題の中で、例えばおいしくということですが、今回の提供方法も十分吟味した中で、豊富なメニューづくりというのを目指しております。味覚というのはなかなか統一的なことはできないんですけれども、画一的なメニューではなくて、今までにないようなメニューの提案のほうも対応できるような形で、今回は提供方法を考えておりますので、少なくとも既存の給食提供事業よりもよくなるんではないかなと、今の段階では考えております。  また、試食の時期ですけれども、配膳室等の整備が終わって、今回の議案のほうの御承認がいただければスチームコンベクション等も配置できますので、それが整った上で、年明けですけれども、1月の後半か2月ぎりぎりになるんですが、学校において給食の試行期間を実施したいなとは考えています。  また、その際には、アンケート等、方法、手法は限らず、子どもたちや学校、また反応等を確認した上でやっていきたいと思います。  当然、給食が始まってからも、小学校給食でもやっていますように、給食に関するアンケートというのは、小学校でもやっていますので、同様の手法、方法を考えた上で、事業検証も含めてやっていきたいなと思っております。  以上です。 28 ◯堀口委員長 3回目です。 29 ◯成田委員 俺、伊藤課長にこの問題、メンバー構成を一課長、そんなん選べることはないと思います、僕。だから、今教育長に聞きたい。今まで検討委員会、何々委員会というのはほとんど6割以上、今度も7割がいわゆる幹部職員が出て決めると。そういう上からの目線で学校の、幾ら意見を聞くといったって、最終的にはその10名が決めるんですわ。幾ら市民の意見を聞く。やっぱり市民が参加するとか、そういう点で、従来どおりのこういうプロポーザル方式と同じで、委員メンバーの7割近くが市の幹部職員で占められた、こういう検討委員会が市民の目線に立った、こういうことができるのかということについて、教育長。  この7割、いわゆる半分以上、はっきり言って第三者検討委員会ぐらいのもののこういう検討委員会をつくるべきだと僕は思いますけれども、長くこういう検討委員会をたくさん見てきておるけれども、そういう目線が1つ必要じゃないかと僕は思うんです。  それから、もう1つ、おいしく食べられる給食について、この給食検討委員会メンバーさえ、入札したエッセンの業者がつくった給食を食べてないんですわ。一回も食べてないんですよ、検討した委員というのは。食べたのは職員だけですわ。もちろん私ども議会職員は一度も食べてないからね、もうみんな決まっておるけれども、議会議員は。もちろん教育委員会は、議員さん、一遍それ食べてと、そういう話は一度もないし…… 30 ◯堀口委員長 成田委員、後でちょっと協議会に切りかえるので、その件はまた後で…… 31 ◯成田委員 いやいや、ちょっと意見を言うてんねん。  もう全て決まって、全て決まった後で食べるというよりは、事前にやっぱり議員にも試食させるとか、そういうことをせん。もう全て決まってから試食では、それは遅い。何も僕ら意見を言われへん。結果、常に結果しか出てこない。これで決まりました、意見を言うて、これでは何も僕ら言われません。  そういう点で、試食の問題についても、もう少し、職員さんしか試食してないんや、これ。検討委員は食べてない。もちろん議員も食べてない。こんなんええんですかな。  我々は議論してやるんでしょう。我々は予算を議決するやん。そういう点で、もう少し議会とか尊重すべきじゃないですか。  もう堀口さん、これから食べるんか。 32 ◯堀口委員長 いやいや、予定していますから、協議会で予定していますから、それは……。 33 ◯成田委員 以上。 34 ◯福本教育長 検討委員会メンバーに関しましては、これまで出たいろんな意見を参考にさせていただきまして、きちっと考えていきたいというふうに思います。  また、試食のほうも、こちらのほうで判断できない部分もありますので、業者のほうとも検討しながら、対応できるかどうかということについて考えていきたいと思います。 35 ◯竹中市長 この検討委員会に限らずに、ほかのいろんな委員会選考委員会、いろいろあるわけでございますけれども、そこに確かに幹部職員がたくさん入っております。  職員やからといって偏った判断をするかというと、逆に職員は全て地方公務員法にのっとって公平・公正に、かつ市民福祉の向上を考えて誠心誠意、一生懸命全力で仕事をするということを誓約して行っているわけでございます。  そういう意味では、公平・公正に判断をして、その職責に応じた公平・公正な判断をしているというふうには私は確信しております。  ただ、透明性という意味で、これからそういう点についての工夫といいますか、そういうのは検討していきたいというふうには考えてございます。 36 ◯松本委員 ちょっと聞き漏らしたところもありますので、重なる部分があってもお答え願いたいと思います。  給食検討委員会メンバー9人とおっしゃいましたね。行政の人が5人で外部の人が4人ということやから、メンバーの……(成田政彦君「給食と違うで」と呼ぶ)施設は10人でしょう。施設検討委員会は10人。給食は何人ですか、間違いかな。  ちょっと給食のほうだけでいいですわ。そのメンバー、どういう立場の人が検討委員会に入られるかということを聞きたいので、そのことが1つ。  それから、その給食検討委員会では、いろいろ給食の実態ということを、どういう状況になっているのかをいろいろ話し合う場所と思うんですよ。  例えば、給食内容はバランスがとれていて地産地消のものが含まれているかとか、おいしいかどうか、熱いものは熱い、冷たいものは冷たい、そういうふうになっているか。  それから、給食費は高いのか安いのか、それから集金問題、そんなんもあると思うんですよ。
     それから、デリバリーですから、学校に運ばれてきたらそれを教室に、子どもたちに食べてもらうために配膳せなあかんわけですから、その辺のつくってから配送の問題、配送から学校へ来て、学校から子どもたちの手に渡るまでの間、そういうものをやっぱりうまくスムーズにやれているかどうかということをちゃんと確認しながら──そういう場所になるんじゃないかなと、私は想像して思っているんですけれども、そういうことであるなら、いろいろ説明していただきたいと思います。  それから、先ほど成田議員も言っていましたけれども、子どもたちが食べたときの感想、おいしかったかまずかったかとか、それから先生たちの意見や、親もどういうふうに思っているか、これからいろいろ進んでいく中で、いろんな方の意見が出てくると思うんですね。そういう意見はどんな形で取り上げていかれるのか、聞かせてほしいんですが。ちょっとそこまで。 37 ◯伊藤教育総務課長 質問が多岐にわたるので、順次、漏れておれば、また御指摘ください。  検討委員会は9名と言ったのは、給食に関して業者の選考委員会は9名なんですけれども、今回の検討委員会については10名以内で、学校の関係者も含めて。確約は当然まだとれていないですけれども、今後は当然医師等の参加も考えていきたいなと思っております。もしくはお医者さんがかなえへん場合であれば、管理栄養士等の参加を考えております。  あと、給食の実態等ということを今後検討していくということですが、今回はできたらアレルギー対応に特化した部分で検討委員会を行いたいなと。ただ、そこに至るまで、各4中学校において、今現在も学校と我々で協議させていただいています。その際には給食の今後の配膳等の声も含めて、今、協議は始めております。  実際に地産地消等ということの課題に関してですけれども、今後のメニューづくりも我々は栄養教諭等も配置いただいておりますし、小学校のセンターのほうでも勤務されていますので、そちらと協議した上で今後策定していきたいなと思っております。  その際には、温かいものは温かい、冷たいものは冷たいということなので、今回の給食方法もそれに適応した形で対応を考えておりますので、今回の議案に関しても、温・冷のそれぞれのランチボックス等の購入の議案を上程している段階でございます。  給食費に関してですが、高い、低いというのは、なかなかちょっとここで御判断できませんが、あくまで食材の購入費ということになりますので、他市のほうの給食費の動向も踏まえて、今後考えていくメニューと、食材のほうの分量も判断した上で設定していきたいなと思っております。  徴収方法については、現在は小学校給食と同様に、学校等のほうで徴収をメーンに、管理については給食会等を設置した上で、事務局のほうでも対応を考えておりますので、できるだけ学校負担が少なくなるようなやり方を模索していきたいなと思っております。  また、実際の配膳方法、配送方法ということですが、検討会議の中では、そちらのほうは十分な検討をする予定はございませんが、今現在、学校のほうと配膳と配送のシミュレートもさせていただいていまして、1月の後半と2月の試行期間に関して、その辺の運用、オペレーションの試行を確認して、学校等の準備もなれていただきたいなと思っております。  また、給食に関しての先生、保護者等の意見を反映する機会も、当然随時受け付けておりますが、こちらも小学校給食と同様な形で、献立委員会等というのを学校の先生や保護者で組織していただいた上で、定期的にメニューづくり等を議論していきたいなとは思っております。  以上です。 38 ◯松本委員 全体にわたって1つ1つ細かく検討委員会では確認しながら前に進んでいくということでなく、それぞれの担当のところへ分散して論議をしていくということですよね、今の話やったらね。  何か検討委員会対応するというのは、今特にやらなあかんと思っておられるのは、アレルギー対応で開きたいと、持ちたいと、こういうふうにおっしゃったから、じゃ、それ以外のことでは、その検討委員会では議題にはならないということなんですかね。ちょっとその辺を聞かせてほしいのと、それからお医者さんとか管理業者の人とか入れるとかいうことで、そのほかは外部の人というのはどうなんですかね。もちろん校長先生やとか何か、そこら辺も入るんですかね。それで行政の人も。ちょっとその辺がはっきりしなかったんで聞かせてください。  それから、給食を子どもたちが食べても、たくさん残すものが出てきたとき、そういうときの対応も聞かせてほしいと思います。  それから、給食問題としては、今の時点ではちょっとずれている話になるかもしれないんですけれども、これからの問題も含めてやけれども、小学校で4,000食でしょう。中学校で2,000食でしょう。合わせて6,000食つくるわけですよね。泉南市で給食というものが実施されるわけやから、そういうことになると、給食センターでは当初は7,000食をつくっていたから、その7,000食の中で、今の時点でいえば、もちろん対応できないからデリバリーを導入したというふうに私は理解したらいいのかどうかな。  何かちゃんとした給食センターでの7,000食づくりがあったのに、6,000食ということになれば、これは普通、数字だけ合わせたらできるのと違うかなと、センターで。そういうふうに思ったりするんですよ。だから、その辺のところもはっきり聞かせていただきたいし、それから…… 39 ◯堀口委員長 松本委員デリバリーについては、この委員会でもう承認済みですからね。 40 ◯松本委員 もちろんそうやけれども、質問できなかったから、その辺のところ確認だけしたいと思うから聞かせてもらいました。  それから、デリバリーは契約は5年……、契約期間ってあるんですかね。5年ですね。そうしたら、その5年後のことも含めて考えていける体制、実施する次のことは、今のこの時点で何も考えておられないのか、もうとりあえずスタートしたいから、そこまでは行かないのか、その辺のところを聞かせてもらいたいなと、こういうふうに思うんですけれども。 41 ◯伊藤教育総務課長 検討会議の下で、いろいろさまざまな課題があるんですけれども、それを検討するかということですが、今現在、当然学校と直接交渉、協議させてもらっているし、栄養士も含めて当然契約させてもらった企業と打ち合わせをしている段階でございます。  アレルギーだけ検討するわけではなくて、今回は、まずはアレルギー調査の把握を全力でということで、最終的に試行期間の前にもさまざまな課題が上った場合は、当然その検討委員会でも議論していただこうかなとは考えております。  また、メンバーに関しては、10名以内としているところですが、入っていただきたいのは、外部の方──説明させていただきますと、PTAの代表で栄養教諭さん、学校関係者の方、管理栄養士も含めて考えております。それ以外のメンバーについては庁内の部長級とか、ちょっとまだ議論できていませんが、それを想定して考えております。  給食の残飯の量に関して、小学校給食でも同様の問題が起こっておりますが、こちらはできるだけ食べていただきたいということで、食育の推進も含めて、我々できるのはメニューでの対応とか、そういう工夫をした上で、できるだけ食べていただくということを目指しております。  給食センターは当時7,000食というのは、もともと調理能力7,000食あったんですが、当時は副食のほうの品数も2品と少なくて、現在小学校では3品以上を出しておりますし、また、調理方法に関しても、揚げる、焼くとか、当時よりもふえております。それに伴ってそれに対応した調理器具がかなり購入、設置させていただいていますので、当初の7,000食の能力は、現在は4,500食程度しかできない状態にはなっております。  デリバリーの今回の契約ですが、今から4年半先なんですけれども、平成32年3月末までの契約となっております。ただ、5年後どうのこうのというわけではなくて、現在の契約の中でも履行確認は当然していきますので、それとあわせて事業検証も行っていきますので、年限に限らず今回の履行確認も含めて事業検証はしていきたいと思います。  その先に関しては、現在のところはまだ未定という考えでございます。  以上です。 42 ◯松本委員 いろいろわからない部分も確認できたんでよかったと思います。ありがとうございます。  それから、これから私たちが試食させていただいたりする機会は来年になるんですけれども、でも業者さんの今つくっている、どんなものをやっているのかというのは、我々は試食に…… 43 ◯堀口委員長 松本委員、先ほども言いましたように、これは後から協議会でちょっとお願いしますので、それは後にしてください。 44 ◯松本委員 わかりました。とにかくそういう試食も含めて考えていただけたらいいなと思うんで、意見を言うておきますね。  それから、子どもたちや皆さん、先生たちの意見ですね、そういうのはアンケートをとられることになるとすれば、そのアンケート結果によっては、いろいろ調整がいっぱい必要になってくると思うので、それはもう軽く扱ったら絶対にあかんと思うんでね。アンケートというのは、毎年1回ぐらいやられるんかどうかな。その辺も聞かせてほしいと思います。  それから、5年間というと、泉南中学校の建設が事前か……(成田政彦君「30年」と呼ぶ)30年。それならもう建ち上がっている可能性があるんかな。建ち上がっている可能性があるわな。だから、アンケートをとる中でいろんなことをどんどん進んでいって、並行してやっていく中で、ああ、やっぱり自校方式ええやないかという意見がどっとたくさん出てきたら、その方向だってやっていくような状況というのはあり得るのかどうか。  それで5年間。なぜ5年間の契約になったのかいうたら、新たな業者さんのことも考えて5年間にしたのか、ちょっとそこら辺を聞かせてください。 45 ◯伊藤教育総務課長 給食が始まってからのアンケートと──始まる前からかもわからないですけれども、小学給食でも好きなおかずのアンケートであったり、好き嫌いの判断であったり、そういったことのアンケートというのは年に2回実施しておりますし、各小学校においても、給食部会の中で、それぞれがいろいろと工夫で子どもたちの意見を聞くシステムをつくっていただいています。  当然、中学給食のほうもそういった形で給食に関しての──食育の観点もあるんですけれども、取り組みを実施していきたいなと思っております。  また、契約の中でなぜ5年かということですが、なかなか今回市場の調査もした結果ですけれども、ある程度の長期間でないと、企業側の設備投資も促せないということと、それの償却期間も考慮しまして、実際は5年の契約なんですけれども、実働としては4年間の契約とさせていただいております。  また、泉中との整合性で、今後の自校方式等はどうなんだということですけれども、当然事業が進んでいく中でも、それぞれタイミングというのがあると思うんですけれども、いろんな機会を捉えて、全ての可能性を否定することなく検討はしていくと考えてはおります。  以上です。 46 ◯松本委員 給食費のことを頼んでおくね、先生に負担かけないように。それだけ言い忘れたので、頼みますよ。 47 ◯堀口委員長 ほかにありませんか。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。 48 ◯成田委員 意見は、給食検討委員会施設検討委員会も、そのメンバー構成についてであります。メンバー構成については、まず検討委員会は公開すること。それから、公正であること。透明性があること。少なくとも構成メンバーの過半数は第三者を充て、市民の目線に立った、市民が納得できる、こういう検討委員会構成することを強く要望します。  以上、賛成討論とします。 49 ◯堀口委員長 ほかにございませんか。────以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第3号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 50 ◯堀口委員長 御異議なしと認めます。よって議案第3号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号「動産の買入れについて」を議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。 51 ◯中尾委員 ちょっと数点だけ聞かせていただきます。  確認なんですけれども、これは当たり前の話かと思いますけれども、スチームコンベンションは各学校に配備されて固定化されるでしょうと。また、弁当箱、食器類も各学校にも配備されるんでしょうけれども、その際の調理従事者については、業者であるサンエッセンさんから出されるというふうに聞いていますけれども、この調理従事者の雇用のことについて、市がどこまで介入できるかどうかわかりませんけれども、それは業者の問題やと言われればそれまでなんですけれども、やっぱりできるだけ地元で雇用できるようなことは、要望として言えるのかどうか、その辺を聞きたい。  それから、入札において辞退された会社が2社か3社あったと思うんですが、その辺の理由がわかればということと、それからあとスチームコンベンションと、それから弁当箱、食器が破損した場合の補償はどのようになって、どこが持つのか。また、その各機械であったり弁当箱の耐用年数はどれぐらいなのか。  それから、昼食を食べるときの対応については、各先生は今までは職員室で食べてはったと聞いているんですけれども、小学校と同じように教室で一緒に食べられるのかどうなのか。  それからまた、調理器具に関しては弁当箱等ありましたけれども、お箸とかコップ類、その辺のことは持参にするのかどうか、その辺をちょっとお願いしたいと思います。  以上です。 52 ◯伊藤教育総務課長 それでは、中尾議員の御質問で、教育総務課所管と言われるところですけれども、従事者に関しては、おっしゃるとおり株式会社サンエッセンのほうの雇用にはなります。ただ、当初の提案の中には、当然市内雇用等の促進ということを提案していただいていますので、こちらから強制というのはできませんが、その意向というのは確認はしております。  給食時間に関してですけれども、先生が一緒に食べるのかということですが、小学給食と同様、そちらのほうも学校側には打診しております。食育上もありますので、職員室で食べることなく、生徒と一緒に食べる予定をしております。  箸とコップ等に関しては、今のところは子どもたちに持ってきていただくという形を考えております。  スチコンとかの耐用年数ですが、スチームコンベクションに関しては10年以上というふうには言われています。ただ、こちらはなかなか今汎用性がなくて、ホテル等での設置しか進んでおりませんので、カタログ上の耐用年数となっております。  弁当箱、いわゆるランチボックス等についてですが、それぞれ微妙に形、形状は違うんですが、一般的には五、六年ということで確認はさせていただいております。  私からは以上です。 53 ◯宮阪総務部次長兼契約検査課長 それでは、私のほうから、入札に関して御説明させていただきます。  入札に関して辞退業者があった理由ということでございます。スチームコンベクションの入札においては、9社入札に参加されて3社が辞退ということでございますけれども、ちょっと理由については自社都合ということだけしか聞いておりませんので、どういう理由で辞退されているかというのは、ちょっと把握しておりません。  それと、保証の問題なんですけれども、契約上における瑕疵担保期間なんですけれども、スチームコンベクションのメーカー保証というものが、各メーカーとも一般的に1年間というふうにされておりまして、それと売買契約における契約において、国や大阪府なんかの事例ですと、通常瑕疵担保期間については1年間ということでございますので、本契約上の瑕疵担保期間についても1年といたしております。  以上です。 54 ◯中尾委員 破損した場合に、毎日使うものですから、その辺また貸し足されるのか、五、六年の保証期間があるということですから、その間はそのメーカーが保証されるのかということ。  それから、この入札の結果を見ましても、一番安いところがとっているということを見ると、やっぱりその辺の最低価格というのは公表されていたのかどうか。その辺によって、辞退された理由の分析というのはできないでしょうか。 55 ◯堀口委員長 最低制限価格は設定したのか。 56 ◯宮阪総務部次長兼契約検査課長 それでは、入札の最低制限価格について御説明させていただきます。  工事とか請負に関するものに関しましては、地方自治法によりまして最低制限価格の設定ができるというふうにされておりまして、一般的には履行の確保というのを目的に最低制限価格を設けております。  ただ、物品の購入に関しましては、自治法にその定めがありませんで、基本的には──基本的といいますか、すみません、一般的には最低制限価格を設けることができないというふうに解釈されております。メーカーを指定してこのものを買いたいというふうな場合が多いもんですから、当然もう品物も決まっているので、安ければ安いほどいいということでございます。  それと、保証の問題でございますけれども、一般的に保証と呼ばれるのは、メーカー側が保証するものでございまして、この契約上の瑕疵担保期間というのは、契約の相手方と本市との間で何か瑕疵があった場合、補償というか、それについて対応していただくというのが契約上の瑕疵担保期間ということになっておりまして、メーカーの保証というのは、メーカー自身がみずからの責任によって製品の保証をつけているというものでございますので、メーカーの保証と瑕疵担保というのは若干ちょっとその辺で違いがございます。  本案件のスチームコンベクションについては、メーカーも開発してから20年以上たっているものでございますので、一定の技術的なノウハウも蓄積された品物であると考えておりますので、瑕疵担保期間については1年間しか設定しておらないということでございますし、メーカーによりますと、耐用年数は10年ぐらいいけますよということでございます。  以上です。 57 ◯堀口委員長 ほかに。 58 ◯中尾委員 そうしたら、この9社ですか、全て同じメーカーの同じもので入札かけられたということでいいんですよね。  そうしたら、もう業者も決まって品物も決まっているんでしたら、このものはどこのメーカーのものでどういうものかというのは、公表というか、それが気になるのが1点です。  それから、そういう5年、10年ということですけれども、もしそのときに買いかえるにしても、それは市がするのか、それか調理従事者になるサンエッセンになるのか、その辺はどうなんですか。 59 ◯宮阪総務部次長兼契約検査課長 このスチームコンベクションの入札に関して、各業者、9社のうち6社が入札に参加してきておりますけれども、各業者から入札の際にこういう機能を持った品物を提案してきてくださいということで、一応機能制限、機能だけうちから示して提案してきてもらっているんですけれども、この6社のうち5社は、アイホーという製品で提案されていまして、1社だけマルゼンというところがまた自社の製品で入札をされていまして、別々の品物で入札をされています。そのアイホーが落札しているということでございます。  それと、壊れた場合の保証ですけれども、契約書上では、契約の相手方について1年間保証というか、故障した場合の修理義務がございます。ただ、それ以降、故障した場合は、製品自体は市の製品というか、市の所有物になりますので、市が補修するということになろうかと思います。 60 ◯堀口委員長 メーカーというのはアイホーということやね。 61 ◯宮阪総務部次長兼契約検査課長 購入する商品のメーカーにつきましては、アイホーでございます。 62 ◯堀口委員長 ほかに。 63 ◯松本委員 今聞かせていただいたら、アイホーというのは機械をつくっているところ、メーカーであって、5社がそのアイホーの製品を使って入札に参加している。アイホーがとったんやから、つくっているところがつけた値段なので、安くて当たり前かと、なんかそんなふうに受けとめられるような答弁やったんですけれども、それがええとか悪いとかということでなくて、そんなんやったら、そのつくっているメーカーさんはもっとほかにあって、そのメーカーさんでこの入札に参加してもらうということができたんではないかなとか、いろいろ思うんですけれども、どんな機能があるんかというもので選んでいくとしたら、そういうやり方もあったんじゃないかなと思うんです。  それから、もう1つは、私が一番心配しているのは、スチームコンベクションオーブンでしょう。スチームコンベクションオーブンやから、一気に冷凍食品が温められるということやから、かなりの熱が加わるというふうに思うんですけれども、そういうことになると、次の議案では、弁当箱の話が出てきますけれども、そういう弁当箱に対していろいろな支障が出ないかどうか、ちょっとその辺が心配なんですよ。  落札率を聞かせておいてください。 64 ◯宮阪総務部次長兼契約検査課長 それでは、ほかのメーカーではだめなのかということなんですけれども、うちの仕様が1回に190個弁当箱を入れて温めることができることという仕様になっておりまして、それに対応できるメーカーが今回入札した中で提案のあったアイホーという会社とマルゼンという会社、この2社しか対応することができなかったというふうに考えております。  スチームコンベクションのメーカーにつきましては、国内メーカーで大体6社ぐらいあるというふうに聞いておりますが、そのうちこの2社だけが本市の仕様に対応できる業者であったということでございます。  以上です。(松本雪美君「落札率も。最後ね」と呼ぶ)  落札率だけ説明させていただきます。  落札率につきましては、このスチームコンベクションに関しましては、予定価格に対しまして92.74%で落札いたしております。 65 ◯伊藤教育総務課長 スチームコンベクションで再加熱した場合を想定した弁当箱ということですが、次の議案説明ではないんですけれども、今回、温副食用の弁当箱というのを特別に購入させていただいています。材質としてもポリエーテルサルフォンということで、耐熱温度が150度ということで、通常のいわゆる樹脂製の部分とは違いまして、熱に強いものと、当然健康に配慮したものということで購入をお願いしておるところでございます。  以上です。 66 ◯堀口委員長 ちょっと待ってよ。これは39号へ行っている。 67 ◯松本委員 違う違う。私、このスチームコンベクションは何度でやるんかと。 68 ◯伊藤教育総務課長 学校現場のほうで再加熱するとき、75度まで上げるような形でさせてもらいます。 69 ◯松本委員 わかりました。結構です。 70 ◯堀口委員長 ほかに。
    71 ◯成田委員 ちょっと僕、気になったんだけれども、委員長給食問題だもんで、直近の給食センターの入札のとき、これはめだかがとったんですけれども、前回の入札を通ったコック食品が落ちたとき、たしか最低価格は発表されていなかったと。それでエースコックが落ちたと、こういうふうに僕は聞いたんだけれども、なぜ最低価格を公表されなかったのか。めだかが落ちているんですけれども、これも物件で、給食センターの入札は物件であると。  いや、これは最低価格が公表されていたら入札が変わったと思いますよ、これ。最低価格は公表されなかったと。だからめだかがとったということになるんですけれども、なぜ直近の給食センターの入札には最低予定価格を公表しなかったんやと。僕はちょっと疑問があった。今、話を聞いて疑問が出てきたからね。物件と言うたけれども、給食センターは何でそういう最低価格を…… 72 ◯堀口委員長 向こうは委託や。 73 ◯成田委員 向こうは委託か。入札でこれは決まったんですよ。これは入札でっせ。これはちょっと聞きたいだけ、疑問があったからね。さっきの話で予定価格……。  それと、もう1つは、エッセンのいわゆる配送計画、これはどうなったのか。4中学に対する配送計画は何分……、これはスチームをやるんですけれども、何分ぐらいの配送計画でやるのか。  それから、各中学校に配置される、さっき中尾さんが言うた、職員は何人ずつ配置されておるのか。その各小・中学校に配置されておるパートは何名ずつ配置されておるのか、ちょっと聞きたい。 74 ◯宮阪総務部次長兼契約検査課長 最低制限価格の御質問ですけれども、地方自治法の167条の10の2項に、その最低制限価格に関する規定がございまして、これには工事または製造その他についての請負ということについて設定ができるというふうになっておりまして、今回の物品なんかについては設定ができないということで、業務委託なんかについては、この請負に当たりますので、最低制限価格を設定しているということでございます。  以上です。 75 ◯伊藤教育総務課長 給食事業に関する配送計画と配膳員の配置計画ですけれども、現在のところ企業の当初の提案では、配送計画は3ルートで40分程度、配膳員の人も各校に3人から4人ということですが、今後、今協議を続けておりまして、最終試行期間の運用のオペレーション等でテストした結果、最終的な配置、配送計画を確定していきたいと思っております。  以上です。 76 ◯成田委員 ちょっとわからんけれども、そうすると給食センターの場合は、公表はされなかったけれども、最低予定価格を市は設定しておったんやね。その確認。公表はしなかったけれども、最低予定価格はちゃんと設定しておったと、めだかが落ちたとき。そういうことやね。それをちょっと知りたい。(松本雪美君「請負扱いや」と呼ぶ)  請負扱い。公表をしなかったということやね。その確認をひとつ、もう一遍その確認。再確認や。 77 ◯宮阪総務部次長兼契約検査課長 業務委託に関しては、最低制限の設定に関しましては、地方自治法には最低制限価格を設定できるとなっていますので、必ず設定するものではございませんけれども、人件費が大部分を占めるようなものについては、やっぱり最低賃金とかの関係もありますので、最低制限価格を設定する場合が本市の場合では多いということでございます。給食センターの場合には、その点を考慮した上で設定したということで…… 78 ◯堀口委員長 それじゃない。これが最低制限価格の設定があったのかどうか聞いているわけや。 79 ◯宮阪総務部次長兼契約検査課長 このスチームコンベクションに関してですか。 80 ◯堀口委員長 そうそう。 81 ◯宮阪総務部次長兼契約検査課長 これは自治法上、最低制限価格を設定できないというふうに一般的には解釈されていますので、最低制限価格は設定していないということでございます。 82 ◯堀口委員長 ほかにございませんか。────以上で本件に対する質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第38号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 83 ◯堀口委員長 御異議なしと認めます。よって議案第38号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号「動産の買入れについて」を議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。 84 ◯田畑委員 1点だけなんですけれども、伊藤課長、松原の市が中学校給食をやって、もう5年以上恐らく、5年近いんやと思うんですけれども、先ほどからの議論で、理想と現実、いろいろあると思うんですけれども、今回のこのデリバリーで、やっぱり見た目、食欲が湧く。僕も一度見たことがあると思うんですけれども、なかなかやっぱりデリバリー、今の給食もそうなんですけれども、見た目等々あると思うんですね。  松原さん、5年以上たっているということなんですけれども、今回このランチボックス等々、先ほどちょっと答弁で言いかけたんですけれども、泉南市が今回取り組む中で、新たな製品というか、新たなものを導入したのか、このあたり1点だけお聞かせください。 85 ◯伊藤教育総務課長 給食の提供、松原との比較ですけれども、新たなということになるのかわからないですけれども、温かいおかずは温かいのと、冷たいのは冷たいおかずを入れると。いわゆる汁物、これは汁物だけではないんですけれども、例えば丼であったりラーメンでもあったり、つけ麺の汁であったりなんですけれども、この方式を食缶方式で提供することになるので、どこの市もまだ実施していないやり方だと思います。  ただ、松原のほうが、この6月から我々のこの食缶方式の提供も一部導入していただいているので、ほぼ同じ形になるのかなと思っております。 86 ◯堀口委員長 課長、先ほど部長と話したけれども、現物そのランチボックスはあるわけですね。そうしたら、これは委員会終了後、協議会の中でそれを見せていただくということにしたいと思いますので、よろしいでしょうか。────はい。 87 ◯松本委員 先ほども聞かせてもろうたんですが、これも落札率を聞かせてください。  それから、弁当箱1箱でどのくらいの金額になるのか、アレルギー対応のものも同じ値段なのか、それから先ほど聞かせてもろうたら、150度Cまで耐えられるような弁当箱の質になっていると。ちょっとメモしそこなった。ポリエス……、何ておっしゃったか聞かせてくださいね、性質。ポリプロピレンとか言えるんやけれども、今聞かせてもろうたのは言われへん。  それから、アレルギー対応の食事ですけれども、これはアレルギーもいろいろあるからね。もちろんこれをやるということは、申し入れのあったアレルギーの人が、例えば全然別の人が20人おったら、20人とも違うおかずをつくれるということですかね。それを聞かせてほしいんです。  これもさっきおっしゃったかな。耐用年数、さっきおっしゃったのは何年と言うたんか、もう一回聞かせてください。 88 ◯宮阪総務部次長兼契約検査課長 それでは、私のほうから、入札の落札率について説明させていただきます。この弁当箱の落札率につきましては、予定価格に対しまして落札が93.09%で落札されております。  それと、弁当箱1箱の金額ということでございますけれども、落札業者から全てその見積もりの内訳書はいただいておるんですけれども、全部で13項目もございまして、ちょっと全て御紹介するのはあれですので、御飯用の弁当箱と温副食用の弁当箱について御説明させていただきます。  身とふたがあって、下の部分と上の部分で1つで消費税抜きで御飯用が643円、温副食用の弁当箱、これが先ほど申しましたポリエーテルサルフォンという材質のものなんですけれども、これにつきましては6,495円というふうになっております。  それと、アレルギー対応と金額が違うのかどうかということでございますけれども、一般のものとアレルギー対応とは色が違うだけで金額は同じでございます。  以上です。 89 ◯伊藤教育総務課長 詳しい材質はもう言っていただいたので割愛させていただきまして、アレルギーなんですけれども、今現在も調査させていただいて、今後面談等、最終的には医師の診断書等の取得も少し考えておるんですが、検討委員会の議論を待ちたいと思います。  ただ、アレルギーそれぞれの対応をするつもりで今取り組んでおりますけれども、どうしてもアレルギーというのは命にかかわることでもありますので、安全を最優先した結果、代替食、除去食等で対応できるところまでさせていただこうかなとは考えております。  以上です。 90 ◯松本委員 特別にそうしたアレルギー対応ができない人も出てくる可能性もあるということですかね。それはともかく、聞かせてもらって、例えば食べたくない人、それからアレルギー対応ができない人なんかを含めて、もう給食嫌やという人が出た場合、給食…… 91 ◯堀口委員長 松本委員、これは食缶のランチボックスの話です。 92 ◯松本委員 それだけ聞かせておいてください。どういう対応になるのか。  それから、給食費も先生に負担かけないように重ねてお願いします。 93 ◯伊藤教育総務課長 アレルギーは、できるだけ対応するようには取り組んでいきます。  給食を食べないというのは、身体的な問題以外のものであれば、小学校給食と同様、学校現場のほうでも食育等も含めて食べていただくような指導をしていきたいなと思っております。 94 ◯松本委員 はい、結構です。 95 ◯堀口委員長 ほかにありませんか。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第39号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 96 ◯堀口委員長 御異議なしと認めます。よって議案第39号は、原案のとおり可決されました。  次に、本委員会の閉会中の継続調査の申し出についてお諮りいたします。  お諮りいたします。本委員会の所管事項につきましては、調査研究のため、引き続き閉会中の継続調査の申し出を行いたいと思います。  これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 97 ◯堀口委員長 御異議なしと認めます。よって議長に対し、閉会中の継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  なお、閉会中において調査を行う事件につきましては、委員長に御一任をいただきたいと思います。  以上で本日予定をしておりました議案審査につきましては全て終了いたしました。  委員各位におかれましては、慎重なる審査をいただきまして、まことにありがとうございました。  なお、本会議における委員長の報告につきましては、私に御一任をいただきますようお願いを申し上げます。  これをもちまして厚生文教常任委員会を閉会いたします。      午前11時16分 閉会                    (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...