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  1. 泉南市議会 2015-06-25
    平成27年第2回定例会(第5号) 本文 開催日: 2015-06-25


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午後1時30分 開議 ◯議長木下豊和君) おはようございます。ただいまから平成27年第2回泉南市議会定例会継続会を開議いたします。  直ちに本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。  なお、4番 田畑 仁議員からは欠席の届けがございます。  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において3番 谷 展和議員、6番 澁谷昌子議員の両名を指名いたします。  この際、諸般の報告をいたします。  去る6月22日、田畑 仁議員より、委員会条例第13条の規定により、厚生文教常任委員会委員長議会運営委員会委員長行財政問題対策特別委員長を辞任したいとの申し出が、当該委員長、副委員長宛てにありました。  このことにより、本日6月25日に開催しましたそれぞれの委員会において、委員長、副委員長の辞任が許可されましたので、御報告をいたします。  なお、辞任が許可されたことにより、厚生文教常任委員会議会運営委員会行財政問題対策特別委員会委員会において、委員長、副委員長が欠員となりましたので、直ちに後任の委員長、副委員長の選任を行いました。  その結果、厚生文教常任委員会委員長には岡田委員が、議会運営委員会委員長には竹田委員が、また行財政問題対策特別委員会委員長には、副委員長澁谷委員委員長に就任されました。後任の副委員長堀口委員がそれぞれ選任されましたので、御報告を申し上げます。  以上で諸般の報告を終わります。  次に、日程第2、議案第1号「工事請負契約の締結について」を議題といたします。  ただいま上程いたしました議案について、総務産業常任委員長の報告を求めます。総務産業常任委員長 竹田光良議員。 2 ◯総務産業常任委員長竹田光良君) ただいま議長より報告の旨の指名を受けましたので、これより今定例会において総務産業常任委員会に付託を受けました議案第1号「工事請負契約の締結について」御報告を申し上げます。  本常任委員会は、去る6月18日、委員並びに市長以下関係理事者の出席のもと開催し、慎重に審査を行いました。  なお、本報告につきましては、委員長一任の了承のもと作成したものであり、議員の皆様に事前に委員会会議録特急反訳原稿を御配付しておりますので、質疑、討論部分につきましては省略をし、結果のみの報告とさせていただきます。  また、採決結果につきましては、本日、皆様方のお手元に御配付いたしております本常任委員会審査報告書のとおりでございますので、御参照いただきますようお願いいたします。  それでは、御報告を申し上げます。  議案第1号「工事請負契約の締結について」は、質疑の後、討論もなく、全会一致で原案のとおり可決されました。
     以上が本常任委員会に付託を受けました議案第1号についての審査の結果でございます。  甚だ簡単ではございますが、私の報告とさせていただきます。  〔傍聴席より発言する者あり〕 3 ◯議長木下豊和君) 傍聴席、お静かに。  ただいまの委員長の報告に対する質疑については、これを省略し、これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第1号について採決をいたします。  本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 4 ◯議長木下豊和君) 御異議なしと認めます。よって議案第1号は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第3、議案第2号「泉南市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  ただいま上程いたしました議案について、厚生文教常任委員長の報告を求めます。厚生文教常任委員長 堀口武視議員。 5 ◯厚生文教常任委員長堀口武視君) 皆さん、こんにちは。ただいま議長より報告の旨の指名を受けましたので、これより今定例会において厚生文教常任委員会に付託を受けました議案第2号「泉南市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を御報告申し上げます。  本常任委員会は、去る6月19日、委員並びに市長以下関係理事者の出席のもと開催し、慎重に審査を行いました。  なお、本報告につきましては、委員長一任の了承のもと作成したものであり、議員の皆様に事前に委員会会議録特急反訳原稿を御配付しておりますので、質疑、討論部分につきましては省略をし、結果のみの報告とさせていただきます。  また、採決結果につきましては、本日、皆様方のお手元に御配付しております本常任委員会審査報告書のとおりでございますので、御参照いただきますようお願いをいたします。  それでは、御報告を申し上げます。  議案第2号「泉南市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、質疑の後、討論もなく、全会一致で原案のとおり可決されました。  以上が本常任委員会に付託を受けました議案第2号についての審査の結果でございます。  甚だ簡単ではございますが、私の報告とさせていただきます。  〔傍聴席より発言する者あり〕 6 ◯議長木下豊和君) 傍聴席、お静かに。議長の指示に従わない場合、御退席いただきますよ。お静かに。  ただいまの委員長の報告に対する質疑については、これを省略し、これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第2号について採決をいたします。  本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 7 ◯議長木下豊和君) 御異議なしと認めます。よって議案第2号は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第4、議案第3号「平成27年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  ただいま上程いたしました議案について、平成27年度予算審査特別委員長の報告を求めます。平成27年度予算審査特別委員長 中尾広城議員。 8 ◯平成27年度予算審査特別委員長中尾広城君) ただいま議長より報告の旨の指名を受けましたので、これより今定例会において平成27年度予算審査特別委員会に付託を受けました、案第3号「平成27年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第1号)」について、御報告申し上げます。  本特別委員会は、去る6月22日、委員並びに市長以下関係理事者の出席のもと開催し、慎重に審査を行いました。  なお、本報告につきましては、委員長一任の了承のもと作成したものであり、議員の皆様に事前に委員会会議録特急反訳原稿を御配付しておりますので、質疑、討論部分につきましては省略をし、結果のみの報告とさせていただきます。  また、採決結果につきましては、本日、皆様方のお手元に御配付いたしております本特別委員会審査報告書のとおりでございますので、御参照いただきますようお願いいたします。  それでは、御報告を申し上げます。  議案第3号「平成27年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第1号)」は、質疑の後、大森和夫委員から、住民記録情報システム事業に関する予算について削減する修正案が提出されました。  なお、本修正案に対する質疑はなく、討論に入りました。討論については、修正案に対する賛成討論の後、原案に対する反対討論が行われ、修正案につきましては、採決の結果、賛成少数で否決されました。  続いて、原案については、採決の結果、賛成多数で可決されました。  以上が本特別委員会に付託を受けました議案第3号についての審査の結果でございます。  甚だ簡単ではございますが、私の報告とさせていただきます。 9 ◯議長木下豊和君) ただいまの委員長の報告に対する質疑については、これを省略します。  〔「議長」の声あり〕 10 ◯議長木下豊和君) 大森議員。 11 ◯7番(大森和夫君) この際、動議を提出いたします。  ただいま議題となっております議案第3号については、修正するとともに、これを議題とされんことを望みます。  〔「賛成」の声あり〕 12 ◯議長木下豊和君) ただいま大森和夫議員ほか3名から、議案第3号については一部を修正するとともに、これを議題とされたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。  議員提出議案第4号「議案第3号「平成27年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第1号)」に対する修正動議」を議題といたします。  修正案を配付させます。  〔修正案配付〕 13 ◯議長木下豊和君) 本件に対し、提出者を代表して大森和夫議員から、提案理由並びに趣旨の説明を求めます。大森和夫議員。 14 ◯7番(大森和夫君) それでは、修正の説明をさせていただきます。  今、委員長からの報告にありましたように、27年度大阪府泉南市一般会計補正予算から社会保障税番号制度システム整備にかかわる予算を削るものであります。  これは、一般的に今マイナンバーと言われるものであります。マイナンバーは、ことし10月から国民への番号通知が行われる予定であります。マイナンバー制度で管理されるものは、所得税住民税医療保険料銀行預金口座、メタボ健診のデータなどであります。  これが漏えいすれば、今回年金情報漏えいが大問題になっていますが、この比ではありません。政府はマイナンバーについては、年金情報とはシステムが違うのだから大丈夫だと述べていますが、年金も大丈夫だ、遮断されているという中でも漏えいが起こっております。漏えいは防ぐことができません。  日本共産党は、このマイナンバー制度につきましては、プライバシーの問題だけではなく、社会保障削減目的という点でも反対していましたが、この年金漏えい問題を受け、少なくとも個人への番号通知、そして来年1月からの実施は中止すべきだと考えております。この考えに基づきまして予算の削減を提案いたしました。  予算額の中身については、お手元の資料を見ていただければわかると思います。  以上で提案の説明とさせていただきます。皆様方の御賛同、よろしくお願い申し上げます。 15 ◯議長木下豊和君) ただいまの提出者の説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。南議員。 16 ◯17番(南 良徳君) ただいま補正予算に対する修正動議が提出されましたが、理解できない点がございますので、質問をさせていただきます。  このマイナンバー制度導入につきましての経費は、平成26年度2,340万、平成27年度4,650万、約7,000万の予算がついております。これらの予算につきましては、反対の討論もなければ、修正案も提出されておりません。今なぜ今回の修正案を提出されたのか、その辺の理由をお聞きいたします。 17 ◯議長木下豊和君) 大森議員。 18 ◯7番(大森和夫君) 先ほど説明もいたしましたように、日本共産党は一貫してマイナンバー制度については反対の立場であります。委員会質問等で見てもらったらいいんですけれども、そこでもマイナンバー制度問題点を常に指摘し、市に対してその改善を求めてまいりました。  その結果、今回の質問でも明らかになりましたように、市のとっている立場は、この制度は安全だと、いわば原発と同じような安全神話にのっとった、国が大丈夫だと言っているから大丈夫だというふうな対応でした。  しかし、マイナンバーは年金と比べても、あらゆる範囲の情報がつながっていますので、これが漏えいすると、本当に年金の比ではありませんし、予算を7,000万かけたから、だから続けなあかん、なし崩しにやらなあかんという、そんな問題ではないと思います。  こういうマイナンバーの情報が漏えいすることによって、取り返しのつかない個人のプライバシーが流出します。それはもう取り返しがつきません。  それから、今保険会社なんかがこの漏えいに備えて保険なんかを売り出すというふうな記事がありましたが、こういうことを考えると、もしか漏えいした場合にどんな補償をしなければならないのか、どれだけ費用がかかるのか。  年金の問題でも、その成り済ましの被害なんかがあれば、国が持つのかどこが持つのか、そういうことが議論になりましたけれども、そういう事態を考えれば、7,000万かかろうが、幾らかかろうが、この年金漏えいの問題を受けて、やっぱりとめるべきはとめる、安全なのかどうか再確認すると、そういうことが必要なので提案いたしました。  それから、27年度予算については、日本共産党泉南会議員団は、このマイナンバーにかかわる予算についても全体について否決していますので、その点については問題ないと。  南議員おっしゃるように、そのときに修正案とか特別にマイナンバーについて取り上げていないからどうなんだという質問だったと思いますけれども、繰り返しになりますが、そのいろいろなところでマイナンバーにかかわる予算が提案されているときの日本共産党市会議員団の質問を見てもらえれば、常に反対の立場ということは理解していただけると思いますので、その点よろしくお願い申し上げます。 19 ◯議長木下豊和君) 南議員。 20 ◯17番(南 良徳君) 特に今回この年金機構情報漏れということで、その辺の不安ということも、私はその辺は理解はできるんですが、今回のこの補正については、逆にそういったセキュリティーの面の整備といいますか、そこらあたりをやっていくための補正予算であると私は認識をしております。だから、逆にこの改修をしなければ悪影響が出るおそれがあるということも危惧をしております。  今、大森議員が言われたように、先ほど私も申し上げましたように、26年度あるいは27年度という中で、やはりとめるというんであれば、もっと早くから私は主張するべきであって、今のこの補正予算をとめたからどうというんであれば、逆に言えばこれを進めていく中では悪影響が出るおそれがあると、私はそういうふうに思うんですが、その点はどうでしょうか。 21 ◯議長木下豊和君) 大森議員。 22 ◯7番(大森和夫君) 今回提案されている補正予算についた部分、マイナンバーにかかわる予算というのは、年金の漏えいがあって問題が明らかになるとか、それからそういう不安があって、その対策のための予算じゃないんですよね。  今予算というのは、当初予算にしていたものに、今このマイナンバー異常性というのは、まだ実施されていないのに、安倍首相はもっといろんな項目、いろんな個人にかかわる情報をマイナンバーにつけ加えるんやというようなことを提案してきたために、新たに予算を組んでふえた分なんですよね。  だから、本来でいえば年金制度漏えいを受けて、南議員おっしゃるように対策もとらなあかんし、それからこんなにたくさん情報を載せていいのかということも議論せなあかんのに、やっぱり国や今回の補正予算というのは、それと反対のことをしているので、そういう意味で反対であるということです。  共産党がもっと早くから年金のこういうマイナンバーをちゃんと反対の主張をもっと大きな声ですべきだったという御指摘は、真摯に受けとめたいとは思いますけれども、だからと言って、南議員もおっしゃるように、この年金のこういう漏えい問題があって、市民や国民が不安に思っていて、その対策も十分とられていない。  国会の中でも、やっぱり10月からの通知、来年1月からの実施、これはどうしようかと、延期すべきじゃないかと、これはもう与野党含めて議論になっていることなので、反対にそういう時期にこういう提案をしなければ、それこそ問題だと思います。だから、私たちのこういう提案は何も問題ない、時宜を得たもので、当然のことだというふうに思っていますので、御賛同よろしく申し上げます。 23 ◯議長木下豊和君) ほかにございますか。竹田光良議員。 24 ◯13番(竹田光良君) 何点か質問させていただきたいと思います。  ただいま質疑があったわけでございますけれども、まず、年金の漏えいとありましたけれども、年金に関する情報の漏えいが今回あったということで、これは個人情報にもかかわりますので、大変重要なことだというふうに思います。  それから、提案者がおっしゃるとおり、マイナンバーについても、今後実施される上で、やはりその不安というのを取り除いていかなければならないんであると、それも非常に理解をするところであります。  ただ、今提案理由からずっとお聞きをしておりますと、これも非常に危ないんだと言いながら、非常に断定的にいわゆる漏えいをする可能性があるんだというようなところが少し聞こえるわけでありますけれども、その断定をされる根拠ですね、そのあたりをお聞かせいただきたいと思います。  当然、共産さんにつきましては、国のほうでもこのことについては指摘もし、また反対もされているでしょうから、できましたら具体的に、今回の年金の情報の漏えいについてはここがやっぱり問題であって、そしてこのマイナンバーについては、要するにこういうところが問題なんだと、この指摘があって根拠として、やはり漏れる可能性があるんだと、その根拠をお示しいただきたいと思います。  それから、先ほどは大変重要な質疑がありました。2年間で7,000万の予算をつけてやってきたんだというようなお話があったわけでありますけれども、だとしますと、これは国は恐らくそのまま進めていくというふうに思いますけれども、泉南市がこのマイナンバー、もし仮に今提案者がおっしゃるとおりやめた場合、この7,000万を返還の請求があるのかなというふうに思いますけれども、このあたりはどう考えられておるのか、以上2点お聞かせいただきたいと思います。 25 ◯議長木下豊和君) 大森議員。 26 ◯7番(大森和夫君) 竹田議員も御存じのように、この年金情報漏えい以前からベネッセのああいう漏えいがあったりとか、それからこの前後にもいろんな組合とか、それから団体ですね、経済界の関係とか、ほかのそういう保険関係の情報が漏れたりしましたよね。  ですから、今、年金だけじゃなくて、インターネットでつながっている中でのこういう情報の漏えい問題というのはあるというのが、それでいかに対策をとるかということが大事なことで、マイナンバーを先進的にやっているような国、例えばアメリカとか韓国では、成り済ましの被害などがたくさん出てきて、もう見直そうかと、やめようかと、イギリスはもうやめたらしいですね。  だから、そういうのが今世界の状況だというふうに、こういうもう個人情報の取り扱いの中で、こういう問題が起こっているということです。  国会の中で、共産党の山下書記局長が質問したんですけれども、さっき竹田さんがおっしゃった、これは漏えいするという断定的な言い方がどうなのかということで質問しています。  1つは、100%情報漏えいを防ぐような完全なシステムの構築は不可能というのが1つ目。  2つ目には、意図的に情報を盗み得る人間がいると。これはもうベネッセの例なんかそうなんですね。それから、国連の職員だったアメリカの方が、いろんな情報を漏えいしたりしていますよね。  それから3つ目、一度流れた情報は流通売買され取り返しがつかないと。年金の情報とかぐらいやったら番号を一から変えるとか、これもごっつう費用がかかりますけれども、そういうことができるけれども、マイナンバーはもう、1人が基本的な番号を持って、幾つも幾つも情報を持っていますからね、これはもうマイナンバーにつながると、こういう、年金情報みたいに漏れたから一から番号を組みかえするということはできないということですよね。  4つ目は、情報は集積されるほど利用価値が高まり攻撃されやすくなると。だから、年金情報とかマイナンバーというのは、今も言うたようにもうメタボの情報から何から入ってますからね。薬会社なんかにとっては、この情報を欲しくて欲しくてたまらないということですわね。  こういうことで、そういうマイナンバーみたいにいろんな情報が集まれば集まるほど、こういう盗もうというふうに攻撃を受けやすくなると。  これについてこういう質問をしますと、官房長官は何と答えたかというと、そういうことがあるということを基本に置いて、だからこういう4つの事実については認めざるを得ないんですよね。こういうことが基本にありますと。ですから、防御体制をつくることが大事であって、防御体制をつくっていきたいというのが国の考え方ですね。  日本共産党なり反対するところは、今も言ったように、完全に防御するものはないということは国も認めるんやったら、やめなさいというのが議論の大きな分かれ目だというふうに思うんですけれども、こういう点でいえば、国も完全ではないと。
     だから、僕が断定的に言うてどうなのかというて、竹田議員が質問されましたけれども、それについては問題ないというか、僕が断定した言い方をしましたけれども、それは問題ないというふうに思っています。  それと、中止になった場合に7,000万を返せということがあるのかというようなお話がありましたけれども、これは住基カードと違いまして、もう強制的に市町村にせえと、国が押しつけてやってきているものですので、例えば国の中でこのマイナンバーをおくらそうとかやめようとか、いろんなことの被害があれば、これはもう国の責任でやるということで、一切国が泉南市にその7,000万を返せとか、そんなことはもう絶対にないというふうに思っています。そういうシステムですからね。  だから、国がそういう各市町村にこういうふうにしなさいというふうにしてきているものですから、だから国の責任で中止なら、泉南市だけでマイナンバーは中止とかいうことは、すぐにはならないと思います。するとしたら、国がやめるということになってくれば、もちろん延期するとかいうことだから、その被害は国がやるということはもう当然のことだと思います。  それと、繰り返しますけれども、これがマイナンバー漏えいなんかが起これば7,000万じゃ済まない。そういう事態になるというのはもう明らかだと思うんですよね。だから、国民の信頼とか行政に対する信頼を含めてすれば、これはそんなもの7,000万で済むというところではないですわね。  だから、なし崩し的にやっていくんじゃなくて、やっぱり年金問題を受けて、それなりの対応をきっちり、少なくともそういうことをして対応する、そういうことが明らかになるまでは中止すべきだというふうに考えております。 27 ◯議長木下豊和君) 竹田議員。 28 ◯13番(竹田光良君) まず、今私の質問の中で少し誤解がありましたけれども、断定はいけないとは一言も言っていないんです。これは、共産党さんは断定が得意ですので、していただいて結構だと思うんです。要はその根拠をやっぱりきちっと示してくださいというのが、私の質問です。  特に、要は危ないで、危ないでということで、やっぱりそれをあおってしまうのは、私はどうかなというふうに思います。きちっと根拠を持って、実は今回年金においてこういう情報漏れがありましたと。システム的には実はほとんど変わらないような状況の中で運営がされているんだと。  ですから、例えば今回のマイナンバーについても非常にこれは危険性があるんだというのは、非常にわかりやすいと思いますし、正直やっぱり我々をひっくるめて市民も、どんなシステムをされているのか。  例えば、今回、人的な──年金ですけれども、そういったミスもあった。じゃ、それは本当に起こり得ないようにできるのか、またそれは今回のマイナンバーについても非常に危惧される部分があるのか。  それから、例えばファイアウオールはどうなって、いろんなことがあると思うんですね。それがきちっと市民に対して、私はやはり、ここがこうだから非常に危険ですよという説明がされなければならないし、また当然ここで質疑をするときには、その肝になる部分をしっかりと質疑をしていかなければならないんではないかなというふうに思っております。また、もう一度答弁があるんでしたらお答えいただきたいなと思うのが1つ。  それから、今7,000万返還せんでいいんですというようなお話、それはそれで本当によろしいんですかね。といいますのは、要はやっぱりマイナンバーはよくないんやないかと、やっぱりこれは地方から声を出していこうというのは、これは私もわからんこともない意味があります。  でも、おっしゃるとおり断定して7,000万返さんでいいんだというふうなお話がありましたけれども、もし返すならば、これは返してでもとめるべきなんだと、そういう主張もいいのかなと、というかそうしていかなければならないんかなというふうに思っていましたんでね。  だから、今これは実際になってみないとわからへんというんだったらわからへんで結構なんですけれども、これは断定的に7,000万返さんでいいということになるのか、ちょっと私はそこが疑問ですので、もう一度答弁いただけるんでしたら、最後によろしくお願いします。 29 ◯議長木下豊和君) 大森議員。 30 ◯7番(大森和夫君) その7,000万にこだわれる理由というかね、そのほうがよくわからないですね。何度も繰り返しますけれども、7,000万で済まないような被害が起こるわけですよ。  だから、竹田さんに反対にお聞きしますけれども、できたら機会があれば答えてほしいんですけれども……(竹田光良君「反問権はないで」と呼ぶ) 31 ◯議長木下豊和君) ございませんので、別の機会で。 32 ◯7番(大森和夫君) 機会があればぜひ考えて、そういう情報があれば教えてほしいんですけれども、この情報が漏れた場合に、どれだけの被害が出て、それと比べて7,000万がどうなのかね、そういうことの判断の上で7,000万がもったいないとおっしゃっているのか、その辺のところの趣旨がよくわからないんですけれども、繰り返しはそういうことですね。一度漏れたら、そんな7,000万で済むところじゃないということと、これはもう国が進めてきたものなので、その7,000万を返せというようなことは、そんな議論を国会でしていませんから、もう絶対に間違いないかというようなことではお答えできませんけれども、そういう経過を考えると、返せなんていうことはまずないということです。  それから、絶対安全ではないということを共産党が断定しているんじゃないということは、今も説明したとおり、質問の中で官房長官もそういう問題点はありますというところでは一致しているし、今の年金やベネッセや、それからいろんな情報の漏えいを見れば、これが絶対安全だというのは、別に共産党が断定的にいつも言うているとかいうようなことではなくて、それはもうそういうものだというふうにも思います。  それから、もっともっと事の重要性を共産党が説明すべきだというようなお話がありましたけれども、例えば今度のマイナンバーというのは、年金は今も言いましたように、年金をするところの官庁というか、今は民間みたいになっています、そこと個人の関係ですけれども、今度マイナンバーというのは、その働いてはる人だったら、働いてはる人は、その会社に自分のマイナンバーを登録して、その会社がその従業員の人のマイナンバーを保管する必要があるんですよね。  大企業はいいですけれども、国の9割を超えるような中小企業は、その従業員のマイナンバーをちゃんと保管できるかと、このセキュリティーを守れるかという、その予算がないというのが今中小企業から出ている意見なんですよね。  それもありますし、中小零細企業の中で倒産したときに、その会社が従業員から預かったマイナンバーがどこかに漏えいしないようにきっちりストップできるかというと、それも保証がないということですよね。  だから、今保険会社マイナンバー漏えいについての保険を売り出そうかというふうな話になってきていると思うんですよね。だから、保険を掛けな、保険は何で掛けるかというのは、もう本当に漏えいがそういう重大なリスクがあるというのがもう前提だというふうに思います。  それと、マイナンバーはもう人生80年という中で、これをずっと同じ番号で持ち続けるということは、何かの事件があったときに、交換がきかないんですよね。今も言うたように、年金やったら漏えいがあれば年金と個人の間で番号を交換とか新しいやつに変えようとできますけれども、マイナンバーはもう生まれたときから死ぬまで、その間ずうっとそういうカードで持たなあかんわけですし、マイナンバーカードですね、それをなくしたりした場合に、成り済ましとかなられた場合に、本当に取り返しのつかない事件が起こると、事故が起こると。  そういう危険なリスクがあるのでということを市民の方にも知っていただきたいし、市ももっともっと説明すべきだと思うし、一般質問の中でも、松本議員の質問に対して理事者も答えていましたけれども、やっぱりスピードが速くて、なかなか市民の中に説明する機会がなかったんだとか、市民の中に十分その情報提供ができていないということがありましたけれども、その中には、1つはどんなリスクがあるのか、危険があるのかというようなことも十分連絡できなかったというふうに思いますわ。  だから、そういう点も含めてやっぱり延期、中止というのはやっぱりすべきだというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 33 ◯議長木下豊和君) ほかにございますか。────以上で議員提出議案第4号に対する質疑を終結いたします。  これより修正案及び原案について、順次討論を行います。  まず初めに、議員提出議案第4号、大森和夫議員ほか3名から提出されました修正案について討論を行います。討論はありませんか。────和気議員。 34 ◯8番(和気信子君) 平成27年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第1号)に対する修正案に対する賛成討論を、共産党を代表して行いたいと思います。  国が10月から国民全員に12桁の個人番号、マイナンバーをつけ、個人情報を一元化する共通番号制度が来年1月から運用を開始します。運用を前に、ことし10月から各個人に番号を知らせる紙の通知カードが郵送されます。希望者が写真を持参して市役所に申請すると、写真つきプラスチックのマイナンバーカードが発行され、来年1月から運用を開始するとしています。  この制度は、社会保障番号制です。個人の所得やどれくらい医療にかかったかなどを国が把握し、社会保障の抑制につなげるものです。個人情報を国が一括管理し、年金や雇用保険、医療保険、生活保護、児童手当、税金の申告の手続などなどにマイナンバーを提示させることになります。  今、国会で貯金口座や医療機関の特定健診にも利用分野を拡大する法案を提案しようとしています。2017年度からは健康保険証としても使用すると言われています。マイナンバーを使えば使うほど、個人情報は外部に流出する危険があります。  6月1日に発覚した日本年金機構個人情報が125万件も流出したことは、マイナンバー対象の年金情報そのものです。番号の利用範囲がよりデリケートな資産・医療情報へと広がることで、一旦情報流出、漏えいすれば、プライバシー侵害はさらに深刻になります。今、国民の不安が広がり続けています。このように個人情報流出の危険があるマイナンバー制度の運用は中止すべきです。  以上のことから、平成27年度一般会計補正予算(第1号)に計上されている社会保障税番号制度システム整備費を削除することの修正案に賛成いたします。御賛同よろしくお願いいたします。 35 ◯議長木下豊和君) ほかにございますか。────以上で議員提出議案第4号に対する討論を終結いたします。  次に、原案について討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で原案に対する討論を終結いたします。  これより議員提出議案第4号及び原案について、順次採決いたします。  まず初めに、議員提出議案第4号、大森和夫議員ほか3名から提出されました修正案について、起立により採決いたします。  お諮りいたします。本修正案に賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 36 ◯議長木下豊和君) 起立少数であります。よって議員提出議案第4号の修正案は、否決されました。  修正案否決でありますので、これより原案について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長の報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 37 ◯議長木下豊和君) 起立多数であります。よって議案第3号は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第5、議員提出議案第3号「地方単独事業に係る国保の減額調整措置の見直しを求める意見書について」を議題といたします。  本件に関し、提出者を代表して、中尾広城議員から提案理由並びに趣旨の説明を求めます。中尾議員。 38 ◯12番(中尾広城君) 議員提出議案第3号「地方単独事業に係る国保の減額調整措置の見直しを求める意見書について」、案文を朗読いたしまして提案にかえさせていただきます。  地方単独事業に係る国保の減額調整措置の見直 しを求める意見書(案)  今国会において「持続可能な医療保険制度を構 築するための国民健康保険法等の一部を改正する 法律」が成立し、国保の財政基盤の強化や都道府 県による財政運営に向けて具体的な改革作業が始 まるところである。  国保改革に当たっては国と地方の協議により、 地方単独事業に係る国庫負担調整措置の見直しな どが今後の検討課題とされたところである。  一方、地方創生の観点から人口減少問題に真正 面から取り組むことが求められており、全国の自 治体では単独事業として乳幼児医療費の助成制度 の拡充などに取り組む事例が多くみられる。  さらに、平成26年度補正で用意された国の交付 金を活用し、対象年齢の引き上げなどの事業内容 の拡充に取り組む自治体も報告されているところ である。  こうした状況の中で、全ての自治体で取り組ま れている乳幼児医療費の助成制度など単独の医療 費助成制度に対する国の減額調整措置について、 下記のとおり早急に見直しを行うよう強く要請す る。           記  1、人口減少問題に取り組むいわゆる地方創生 作業が進む中、地方単独事業による子ども等に係 る医療費助成と国保の国庫負担の減額調整措置の 在り方について、早急に検討の場を設け結論を出 すこと。  2、少子高齢化が進行する中、子育て支援、地 方創生、地域包括ケア等の幅広い観点から実効性 ある施策を進めることが必要であり、そうした観 点から子ども等に係る医療の支援策を総合的に検 討すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を 提出する。  平成27年6月25日                  泉南市議会  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 39 ◯議長木下豊和君) ただいまの提出者の説明に対し、これより質疑を行います。質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議員提出議案第3号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 40 ◯議長木下豊和君) 御異議なしと認めます。よって議員提出議案第3号は、原案のとおり可決されました。  ただいま可決されました意見書については、送付先とその取り扱いは議長に御一任願います。
     次に、日程第6、閉会中の継続調査を議題といたします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、各所管事務の調査のため、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、所管事務の調査について閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 41 ◯議長木下豊和君) 御異議なしと認めます。よって各委員長からの申し出のとおり、所管事務の調査について閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。  〔「議長」の声あり〕 42 ◯議長木下豊和君) 成田議員、何ですか。 43 ◯14番(成田政彦君) この際、動議を提出いたします。  田畑 仁議員に対する辞職勧告決議を直ちに議題にされんことを望みます。  〔「賛成」の声あり〕 44 ◯議長木下豊和君) ただいま成田政彦議員ほか3名から、田畑 仁議員に対する辞職勧告決議を直ちに議題とされたいとの動議が提出され、所定の賛同者がありますので、動議は成立いたしました。  お諮りいたします。この際、本動議を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」「異議あり」の声あり〕 45 ◯議長木下豊和君) 御異議がございます。  ただいまの議長の宣告に御異議がありますので、本件については起立により採決いたします。  お諮りいたします。この際、本動議を日程に追加し、議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 46 ◯議長木下豊和君) 起立少数であります。よって本動議を日程に追加し、議題とすることは否決されました。  以上で本日の日程は全部終了し、今定例会に付議された事件は全部終了いたしました。連日にわたり慎重なる御審議を賜りまして、まことにありがとうございました。  これをもちまして平成27年第2回泉南市議会定例会を閉会いたします。       午後2時20分 閉会                   (了) 署 名 議 員  大阪府泉南市議会議長   木 下 豊 和  大阪府泉南市議会議員   谷   展 和  大阪府泉南市議会議員   澁 谷 昌 子 © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...