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平成25年度決算審査特別委員会(第3号) 本文 開催日: 2014-09-12

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  1. 泉南市議会 2014-09-12
    平成25年度決算審査特別委員会(第3号) 本文 開催日: 2014-09-12


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時00分 開議 ◯木下委員長 皆さん、おはようございます。前回の議事を継続し、直ちに本日の会議を開きます。  なお、会議の傍聴の申し出がございます。いかがいたしましょうか。────よろしいですね。じゃ、許可をいたします。  〔傍聴者入室〕 2 ◯木下委員長 それと、お手元に昨日の議論経過で資料をお配りしております。170キロの路面の性状評価をしたということで、赤、黄色、青で書いています。詳細はちょっと見にくいかもわかりません。  特に質問がございましたら、待機していただいていますけれども、よろしいですか。────じゃ、また後日ありましたらお聞きください。ありがとうございます。 ──────────────────────         ◎ 教育費 3 ◯木下委員長 それでは、261ページから313ページまでの款教育費を議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。 4 ◯竹田委員 おはようございます。  それでは、30分と限られた中で質疑をさせていただきますが、正直、ちょっとたくさんになっております。それと、決算でありますので、確認の意味で質問いたしたいと思いますし、それから主要施策等成果説明書の中も踏まえながら質問させていただきますので、よろしくお願いします。  まず、教育費ですね。267ページであります。  まず、款学校支援地域本部事業であります。この中で、こちらの成果説明書にもありますけれども、特に見守りに関してであります。延べ人数のほうを23、24、25年度と書いていただいていますが、私も見守りをさせていただいておるんですけれども、現状は非常に厳しくなっているんではないか。  下の課題にもありましたけれども、やっぱり高齢化があるということであります。現状、今登録者数というのはどれぐらいあるのか、またピーク時に比べてどれぐらいの差があるのか、お尋ねしたい。  それと、毎日本当に頑張っていただいているんですけれども、今のところ事故もなく済んで、本当にありがたい話なんですけれども、これだけ毎日やっておるわけですから、いろいろ軽微な、事故とまでは言いませんけれども、何かそういった事例等々が、この25年度において子どもまたは見守り側に何かなかったのか、その辺のことをお聞かせいただきたいと思います。  それから、同じく267ページであります。泉南市学力向上対策事業でありますけれども、前回の一般質問でも、この点については少し触れさせていただきました。改めて、この間、各都道府県別に発表されましたけれども、泉南の状況はどうだったのか、今、御報告できましたら御報告をいただきたいなというふうに思います。  それから、ページが変わりまして、268ページになります。教育支援センター事業であります。  これも概要、それから成果、課題を書いていただいていますけれども、もう少しどういう事業なのか、例えばセンターという、これは何かそういうものを置かれているのか、ちょっとよくわからないんですけれども、どこを拠点として、また今抱えている対象児童はどれぐらいおられるのか。  それから、ちょっと具体的に成果としてこういうのが上がったというのがあれば、御報告をいただきたいと思います。
     それから、272ページ、学校プール一般開放事業であります。  この間の協議会でも今年度についても御報告をいただきました。天候の関係で少し利用者が減少しているというふうにあったと思います。特にあの事故以来、ここの成果……、数はふえているんですけれども、要は開放日数からいえば、比率からいえば25年度は減っていますし、26年度はまた減り込みがあったというふうに聞いておるわけです。  随分、警備業法等々を取り入れてきちっとしていただいて、ことしはあれだったんですが、去年は、25年度には現場にも行かせていただいて、その体制も見させていただいたんですけれども、逆に少し利用者数に減少傾向があるなというふうに思いますけれども、その辺はどのような分析をなされているのか。  25年度も少なかったとは聞いているんですけれども、どう生かされていったのか、お尋ねをしたいと思います。  それから、277ページであります。施設保全整備事業です。  これは、ずっと一般質問等々でもさせていただいているわけでありますけれども、やっぱりちょっと現場に行って気になるのは、1つは防火扉ですね。ほとんどの学校が機能しておりません。やっぱり何かあった場合、非常にちょっとどうかなと思うんですけれども、この辺、今トイレという問題もありまして、雨漏りという問題もあるんですけれども、あわせて防火扉なんかも、これはちょっときちっと動くようにしてあげなあかんなと思うんですけれども、その辺はどうお考えなのか。  あわせて、トイレ改修もここに書いていただいていますけれども、あと必要な学校、改修をしてあげなあかんなと、これは必要だなと、そのような学校はあとどれぐらいあるのかも、あわせて報告をいただきたいと思います。  それから、278ページであります。学校給食センターであります。  これも、一般質問等々でも質疑がありました。私もさせていただきましたが、給食センター費ですけれども、小学校の学校給食に対する満足度というのはどうなのかなというのがあります。こういった調査というのはされているんですかね。されていたとしたら、どれぐらいの頻度でされているのか。あと、どんな数字が上がってきているのか、あればお示しをいただきたいと思います。  多いのですみません。283ページ、施設保全整備事業であります。これは、この中で特に成果表にもありました中学校の空調であります。これも一般質問の中で質疑等々があったと思いますけれども、まず3年生が設置されました。これは26年度になるわけなんですけれども、このときは、25年度は設計費だったと思いますけれども、実際に生徒等の反応はどうなのか。  それと、これは今後の話で、25年度とちょっとあれかもしれませんけれども、3年生につければ、やはり次はやっぱり1年生、2年生というか、もう空調等々は1つの流れになってきていると思うんですが、その辺のお考えを改めてお聞かせいただきたいと思います。  それから、あと2つです。299ページ、青少年の森であります。  成果表を見ますと、きちっと利用人数も書いていただいております。25年度で一般がぼんとふえておるんですけれども、これは恐らく田尻の警察学校が利用していただいていると思うんですけれども、これはこのままずっと警察学校が利用していただくというふうに捉えていいんですかね。  それと、警察学校がふえましたけれども、その他はなかなか実はふえていないんじゃないか。しかし、僕らも行かせていただきましたけれども、非常にすばらしい施設ですので、もっと広報活動を通じて、ここにもありますけれども、多くの人に利用してもらう機会を与えていく必要があるんではないかと思いますけれども、その辺のお考えを、改めてお聞かせください。  最後でありますけれども、303ページになります。図書館の運営事業でありますけれども、これもこの中にきちっと利用件数、利用人数を書いておりますが、これも見させていただくと、26ページ、延べ貸し出し人数、それから貸し出し冊数、これはほとんど横ばいだなと。ということは、きっと同じ方が借りられているというふうに思うんですが、25年度における新規の利用者というのはどれぐらいだったのか。24年、23年と比較してどれぐらい伸びておるのか、利用者数の固定化はなかったのか、その点お尋ねしたいと思います。  以上、お願いいたします。 5 ◯木下委員長 理事者の答弁を求めます。 6 ◯右馬指導課長 それでは、お尋ねのうち、決算書267ページを中心に指導課担当分をお答えさせていただきます。何点かありましたので、漏れがあったらまた再度お願いします。  まず、学校支援地域本部事業における登録者数、特に子どもの登下校の見守りの登録者数ということですけれども、ちょっと昨年度分の資料がありませんので、おおむね変わらず本年度の状況ということでお伝えさせていただきますと、安全パトロール員ということで登下校の見守りをしていただいている方が、市内10小学校区で421名となっております。また、別途主に下校時に青色防犯パトロールカーで巡回をしていただいている方の登録者数は916名となっております。  これらの見守りに御協力いただくようになって10年近くたっておりますけれども、効果としましては、まず泉南市内では子どもの登下校の時間帯の不審者の数が極端に減ったということは、確実な効果としてあろうかと考えております。  現状、かなり人数に差があって、また後継の方の御協力も難しいということですけれども、各学校を通じて、あるいは市教委からも広報等を通じて御協力の呼びかけをお願いしていきたいと考えております。  同じく学力向上の事業につきまして、全国学力調査の件についてであります。  今年度の調査結果なんですけれども、現在、分析中で詳細につきましては、12月議会に向けて、またお知らせしたいと思いますけれども、とりあえず概要としまして、26年度の泉南市の子どもたちの状況なんですけれども、まず小学校については、昨年度算数Aで全国平均、それから大阪府平均を上回ったとお伝えしていますけれども、同様に今年度も算数Aについては国・府を上回っております。  また、小学校においては、府・国平均にやや下回っているものの、それ以外の算数B、国語Bにおいても、徐々に全国等に近づいてきております。ただ、小学校については、国語Aが昨年より若干正答率は下がっております。  それから、中学校なんですけれども、中学校につきましては、これまでもお伝えしてきたとおり、全国あるいは府に比べてやや下回っているという状況が続いております。この点につきましては、今年度もそれになかなか近づくことはできておりません。経年比較では大きく下がっていることはないんですけれども、まだ全国・府の正答率とは少し差がある状況です。  ただ、中学校でも数学のAという問題については、昨年に比べて大きく上昇した状況があります。これらについては、また資料に基づいて次の議会に向けて御説明させていただきたいと思います。  それから、もう1点、教育支援センター事業で、どのようなことをしているのかということなんですけれども、主に教育支援センター「つばさ」という施設がありまして、そこで不登校、なかなか学校に行けない、学校には足を運びにくいけれども、別の空間であれば勉強をしたい、あるいは時間を決めた生活リズムを取り戻す、そういう練習を重ねたいという子どもたちを対象に、常時ではないですけれども、約4名の指導員を中心に学習指導、生活指導に当たっております。  そこに通っている子どもたちの数ですけれども、昨年度で7名、今年度で8名、これも必ず毎日その7名や8名が登校というか、通えているという状況ではなくて、2名であったり3名であったりということではありますけれども、延べとしてその8名の子どもたちが、そこで学習等を行っているという状況があります。  成果につきましては、一般質問でも御質問もあったんですけれども、昨年度、不登校ということでカウントに上がった子どもたち、最終的には進路未定の中学生はゼロで、何らかの形でそれぞれの進路に進めております。  また、昨年度7名この適応指導教室に通っていた子どもたちも、2名が中学校を卒業して新しい進路に、それから3名は、この年度当初には学校に復帰して、新学期それぞれの所属校で迎えたということも聞いております。  小さな数ではありますけれども、この適応指導教室生活リズム等を身につけた子どもたちが学校に復帰できるように、今後も支援を続けてまいりたいと思います。  指導課は以上です。 7 ◯伊藤教育総務課長 ではまず、プールの利用者の減少傾向の分析等ですけれども、おっしゃるとおり成果説明のほうでは数字上はふえているんですけれども、開放日の関係で1開放当たり実際はもう減ってきています。実際に22年度フルオープンのときに1カ所で85名程度の利用があったのが、25年度では40人、ちなみに26年度は36人ということで減ってきているというのが現状です。  ただ、指摘していただいたように、25年度事故を受けての再開ということで、積極的なPRをしなかったと。そちらも影響しているのかなと。26年度は、大雨、台風等でかなり厳しかったんですけれども、同じような天候、晴れの場合は26年度は25年度よりも1.5倍程度ふえました。  今後は、26年度でやったように、学校を通じてのPR等、あと地域支援本部の御協力要請をするときに、積極的に周知していってほしいなということはお伝えしました。  26年度から取り組み出したんですが、団体さんの利用ということで、今年度、26年度ですけれども、鳴二の保育所の園児であったり、西信達保育所の園児、デイセンター泉南の方の利用もあって、社協のサマースクールの利用もありました。この分だけで、ちょっと開放中止のところもあったんですが、400人程度利用していただいています。  今後も、少し予算の関係もあるんですが、団体さん等の利用もPRしていきたいなと思っております。  続きまして、施設保全の防火扉についてですけれども、御指摘のとおり、ほとんどの学校で消防点検をした際に、防火扉の稼働ということで御指摘は受けています。今年度もこの夏に消防さんの御協力を得て点検していただいて、不良箇所等の報告もいただいて、今後協議はしていっています。  当然のように安全対策を最優先に行っていかないといけませんので、計画的に全てというのはちょっと厳しいんですけれども、取り組んでいきたいなと。ちなみに、今年度は東のほうで若干改善させていただきました。  トイレ改修につきましては、現在小学校で6校と中学校2校を改修済みということにしております。結果的にトイレ改修が必要なところというのは、小学校でも、信小、雄信小、砂川小、新家小の4校、中学校は、一丘中、西信中も一部不良箇所がありますので、この6校分が今後計画的にしていきたいなと思っております。幼稚園のほうは、もう一定整備は終わっております。  センターに関して、子どもたちの給食に対する満足度ということでしたが、ポジティブな問いかけになるんですけれども、子どもたちに対しては、好きなおかずのアンケートを随時行っております。メニューに関して、好きなおかずを少し利用させていただいて、満足度を上げるということにはしております。  保護者さんに関しては、年7回各学校の給食担当の先生とPTAの代表の方に集まっていただいて、献立委員会を通じて小学校給食の満足度なり内容等、今後のメニュー作成等の議論をしていただいております。その中で、保護者さんの給食に対する御意見もいただいておりますので、できる限りそれを拾う形で給食の運用をしているつもりでございます。  エアコンを設置した後の生徒の反応ということなんですが、エアコンを設置してから泉南中と一丘中の子どもたちに直接意見を聞きに行きました。そうしたら、当然のように授業中が静かになって過ごしやすいということで、今までよりも授業を聞いているという反応が多々ありました。学校側のほうも、生徒のほうが落ちついて授業を受けるということで、お互いに好反応なのかなと思っております。  その関連で、1年生、2年生を含めて、小学校もそうですけれども、今後のエアコンの整備計画については、計画的に考えていきたいなとは思っております。  以上です。 8 ◯岡坂生涯学習課長 私のほうから、青少年の森について御説明させていただきます。  先ほど委員御指摘いただきました人数が物すごく25年度ふえているという部分については、確かに田尻町にあります警察学校が来ているということがございます。多いときではやはり200人近くの方が訓練の場並びに休憩の場として、青少年の森を利用しているという現状でございます。年数回ありますので、これだけの人数にふえたということでございます。  ただ、青少年の数がふえていないという部分がございます。ちなみに成果説明書の中には、宿泊利用人数青少年部分が少しふえている状況でございまして、人数は全体的にはふえてはいないんですけれども、徐々にですけれども、宿泊者数もふえてきているという状況でございます。  今後ですけれども、田尻町に関しましては、確認はまだしておりませんけれども、利用は警察学校が使う予定であるというふうにお聞きしております。  それから、今後の広報活動ではございますけれども、やはり施設そのものが建てられて相当たっております。30年以上たっていると思います。徐々に悪いところも出てきております。直す部分も出ておりまして、安全性を確認しつつ利用者を安全に迎え入れたいなと思っております。  当然、たとえどんないい施設であったとしても、広報しなければ人は来ないと思っておりますので、今後いろんな形で、泉南市のホームページも当然ですし、市の広報もまたほかのところ、各施設に、森の施設はこんなんだということもお配りしつつ、広報活動に努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 9 ◯南文化振興課長 では、私のほうには決算書303ページ及び成果説明書25ページの図書館運営事業について御質問いただきました。  25年度の新規の利用者はどのくらいかという御質問でございました。25年度の新規の人数は827人です。  以上です。 10 ◯竹田委員 もう時間がなくなってきました。早いんですわ。やっぱりぎょうさんすると、それはしようがないですけれども。  ちょっと後ろからですけれども、872人というのは、これは例年になくふえていっているというふうな解釈でいいんですかね、新規の方が。それやったらありがたい話ですけれども、それはちょっと確認だけさせてもらいます。 11 ◯南文化振興課長 827人です。 12 ◯竹田委員 827人ね。  もうついでにふえているのか、言うてくださいよ、そのまま。 13 ◯南文化振興課長 年々ふえております。 14 ◯竹田委員 ありがとうございます。  読書推進活動一般質問をさせていただきますと、やっぱりその拠点となるのは図書館事業ですから、より充実した運営をまたよろしくお願いしたいと思います。  それから、青少年の森につきましては、1つは管理棟がもうずいぶん老朽化しているなと。あれが随分気になるなというふうに思います。管理棟ですので、ちょっといろいろ見せていただきましたけれども、さびもひどかったな、畳もひどかったな、中でちょっとあそこで管理をしてくださいというのは、これはちょっとしんどいなと。  そしてまた、実際にあそこでいろんなことをしながら、何かあった場合、管理棟の中で例えば応急手当てをするとか何とか、そういう部分もあると思うんですよね、管理棟ね。そういった意味では、ちょっと管理棟の施設の今後の見直しも、これは必要であろうというふうに思いますので、またその点もお願いします。これは要望にかえておきたいと思います。  青少年の森、ふやすことはいいんですけれども、参加している方は、毎年来ておられる方もいてるみたいで、その方はもう本当に自然のままなので、余計な人はもう余り来てほしくないんやみたいな、そういう意見も確かにあるぐらい自然なところなんです。でも、ああいう施設というのは、より活用していただくほうが僕はいいと思いますので、その点もよろしくお願いします。  それから、施設保全等々の話がありましたけれども、教育長に1つ考え方として、僕はきのうも道路のところで1つお話ししたんですけれども、今、空調の話もありました。1年生、2年生、それから学校給食センターそのものもあるんですけれども、こういう大規模は別として、トイレを改修したりとか防火扉とか、結構やっぱりお金を毎年つぎ込んでいるんですけれども、なかなかままならないというのが現状だと思うんですね。  そこで、きのうも道路のところでもお話ししたんですけれども、集中的にできるように、ちょっと予算配分を市長のほうにやっぱり要望されるべきじゃないかなと。集中的に、例えばトイレであるとか、防火扉であるとか、施設──大規模だとかそういうのはまた別として、集中的に予算をぐっと配分して、短期間の集中期間で、もう直してしまうと。全部が全部できないでしょうけれども、ここぐらいまではきちっと生活に支障がないぐらいまではするんだというような、僕はもうそういうことでもしたほうがいいんではないかなと。  毎年毎年予算をやりますけれども、何とかやっていますけれども、こっちを直せばこっちがだめになったり、あっちを直せばまたこっちから問題が出てきたりというような、こんな状況じゃ、いつまでたってもちょっとイタチごっこのような気がいたしますので、その考え方を1つ提案したいと思いますけれども、教育長としてはどうなのか、それを1つお聞かせいただきたいと思います。  それから、学校給食センター学校給食の満足度を何で聞いたかといいますと、僕も朝、子どもたちに声をかけて、給食はおいしいかと言うたら、まあまあおいしいと返ってくるんですよ、やっぱり。おいしいと返ってきます。  それが、中学校で給食は要りますかと言うたら、要らないと逆転現象が起こるわけじゃないですか。この辺の理由がよくわからないんですよね。だから、改めましてこの点はどんな分析をされているのか、最後にお尋ねしたいと思います。  あと、いろいろあるんですけれども、時間がありませんので、教育長とあわせてその2点だけお願いします。 15 ◯蔵野教育長 それでは、施設の維持管理あるいは改修について御答弁申し上げます。  基本的な考え方で示させていただいているように、大規模あるいは建てかえというようなこともございます。確かに今まではいろんなところで軽微なところを、できるだけ多くの学校に少しでも不自由がないようにというような考え方でまいりました。  基本的な考え方の趣旨を踏まえて、今、御提案がありましたように、今後順次改修をしなければならない当面のところもございますし、あるいは長期な分もございますので、今御提案があったことも含めて、もう一度また検討をしていきたいなというふうに考えております。 16 ◯上ノ山教育部長 ちょっと今お手元に具体の数字を持ち合わせていないんですけれども、アンケートの結果で、小学生と中学生では若干違ったと思います。小学生のほうが、要らないといった率は低かったと思います。小学生のほうが中学生よりも給食を望んでいる。 17 ◯竹田委員 望んでいないんです、たしか。だからちょっと矛盾を感じておったんです。 18 ◯上ノ山教育部長 すみません、ちょっとそうしたら勘違いしているんですけれども、主な理由は、我々分析していますのは、1つはやはり弁当になれる──これは中学生が主ですけれども、好きなおかずを親が入れてくれる頻度というんですか、それが多い。給食になればそうもいかないというのが1点。  それと、給食の配膳の手間といいますか、いわゆる給食係ですね。これを小学校で経験して、中学校では今それがないわけですけれども、そういうものに当たると手間がかかるのと、そして昼休みの時間が一定拘束されると、こういうことが子どもたちが給食の実施ということを望んでいない大きな理由の2つかなというふうに分析しております。 19 ◯梶本委員 30分ですので、全部聞きたいところを聞かせてもろうたら、ちょっとお時間がないかと思いますので、重点的に先に3点ほど聞かせていただいておきまして、残りは、時間が残れば質問をしたいと思います。  30分間、別によろしいね、有効に使うたら。 20 ◯木下委員長 どうぞ。委員長としてもそういう形式を望みます。 21 ◯梶本委員 それでは、とりあえず小学校のトイレの問題なんですけれども、トイレ改修については前から僕も一般質問等で、信達小学校のトイレについて質問させてもろうて、いまだに改修できていない中で、建てかえあるいは大規模改修という問題が起こってきまして、順番がどうしてもおくれるかなと思うんですけれども、それに関して274ページ、学校管理事業の中で、し尿くみ取り手数料80万4,000円、浄化槽清掃料214万円、浄化槽維持管理委託料360万9,060円、こういうのが決算に出ておりますが、何校か公共下水道を引き込んで、これが減ってくると思うんです。  また、信達小学校の場合は、いまだにまだ合併浄化槽、くみ取り方式になっていると思うんですけれども、これについてトイレの改修ということ、以前にできたら公共下水道までの距離、何キロあるんですかね。何百メーターしかないんですけれども、これを早急に引き込むという形をとられたら、今後ランニングコスト的にかなり安くつくし、これが大規模改修あるいは建てかえという問題が起こったときでも、この公共下水道を引き込んでおれば、それは役に立てられると思いますが、その点についてどうお考えか、お答えいただきたい。  それと、中学校の空調問題ですけれども、今後の計画、26年度は3年生。1年生、2年生にどう結びつけていくかということを今この時点で考えられたのかどうか。  それと、公民館なんですけれども、25年度にそういう問題が起こらなかったのかどうか知りませんけれども、今年度26年度にかなり利用者に迷惑をかけている。空調がかなり傷んできて、もう年期が来ておって修理が追いつかない状態で、利用者に使用料をいただいていますので、この辺のサービスという面でも、傷んで年期が来ているような、老朽化しているような空調設備については、早急に解決する必要があるんじゃないかと思いますが、今年度を踏まえて、来年度予算に生かす方策を今講じておるのかどうか、お聞かせください。  それと、297ページ、おおさか元気広場についてちょっとわからないので、具体的にどういう活動をされているか、お答えいただきたいと思います。  あと、埋蔵文化センターなんですけれども、これについて305ページの文化財調査究明保全事業74万8,336円のうち、文化財状況調査委託料が70万、どういうところに委託されておるのか。  それと、306ページの施設維持管理事業として、海会寺跡土地借上料277万5,000円、これはどこからお借りしているのか。固有名詞は要らないですけれども、民間か公共か、区とかそういうところであるのか、お聞かせください。  それと、それについて広場管理業務委託料77万4,000円、それとか植木剪定委託料52万5,000円、これはどういう用途に使われておるのか。  それと、きのうも観光産業について大分活発に質問も出たと思うんですけれども、観光協会あたりにこういう施設を指定管理させるわけにはいかないのかどうか。特に文化財、歴史と観光とは結びつくところがあると思いますので、その辺のことをお考えでしょうかどうか、お答えください。 22 ◯伊藤教育総務課長 トイレ改修に関してですけれども、特に信達小学校という御指摘ですけれども、おっしゃるとおり、昨年5月に出した基本的な考え方の中では、信達小学校が3番目で平成31年度から取り組むということを、教育委員会のほうでは考えています。  その際には、当然二重投資のふぐあいとかも考えないといけないんですけれども、先ほどの教育長の答弁にもありましたように、トイレ改修なり環境改善については、やはり適宜実施していきたいなという認識は持っております。  あわせて、信達小の下水道接続にすれば、トータルコストとかランニングが落ちるということなんですけれども、山手の新家なり砂川なり新家東、東、こちらは供給エリアではないのですけれども、それ以外で下水道未接続というのが雄信小と信達小で、今年度、26年度ですけれども、雄信小の下水の設計をさせていただいて、来年度、下水道接続に向けて取り組むようにはしております。最終的には信達小が残っているんですけれども、こちらも当然下水のほうの接続は検討していきたいなとは思っております。  2つ目のエアコンですけれども、こちらは議会等でも答弁させていただいているように、一定の効果が出ておりますので、今後もまず1年生、2年生を含めて、小学校もできるだけ実施できるような取り組みを教育委員会ではしていきたいと思っております。  以上です。 23 ◯酒井青少年センター館長 私のほうから、おおさか元気広場推進事業について御説明させていただきます。  こちらのほうは、本青少年センターが中心になりまして、放課後や週末等の子どもの安心・安全な居場所づくりということで、放課後、また土曜日、青少年センターまたは地元の小学校のほうを大人数の場合は会場に利用させていただきまして展開している、主にイベントの行事になっております。  それと、もう1つは、元気広場しんげのほうで毎週水曜日、事業展開するほうにも使わせていただいております。あとの小学校区につきましては、出前ということで西信達小学校の夏祭り、それから泉南中学校、一丘中学校の各ふれあいフォーラム等に出張で出前ということで行かせていただいているという事業になっております。  以上でございます。
    24 ◯岡坂生涯学習課長 306ページの委託料に関しましてですけれども、これは文化財状況調査委託料ということで、25年度に関しましては68万9,136円、これは市内の社寺とか旧家等に残る未発見の文化財を専門機関に委託いたしまして調査し、文化財保護のために基本資料をつくるという作業でございます。  25年度に関しましては、受法寺と専徳寺を調査させていただきまして、その結果、調査書をつくるというふうなときに使わせていただいた委託料でございます。  それから、306ページの施設維持管理事業の中の277万5,000円に関しましてですけれども、これは海会寺跡土地の借上料でございます。一岡神社様との間で契約を交わしております。  次に、施設維持管理事業の全般的なことでございますけれども、この埋蔵文化財センターというのは、埋蔵文化財を収蔵し、当然発掘調査も行い、それを一部展示という形もさせていただいております。これを指定管理という形にするとなれば、調査とかその辺の部分についてもということになってきますので、その辺に関しては、今までどおり、専門性もございますので、職員が対応できればと、このように思っております。  以上でございます。 25 ◯南文化振興課長 では、私のほうには、公民館の空調について御質問をいただきました。  委員おっしゃるように、どの館も建築後相当年数が経過しております。そのたびに修繕を行っている状況です。  今年度、信達公民館の多目的ホールの空調に不備がございまして、現在辛うじて動いているという状況でございます。27年度の予算に計上していきたい、要求していきたいと思っております。  以上です。 26 ◯梶本委員 今、岡坂課長が言われたことで、お答えをいただいていないのが、文化財状況調査委託料70万円について、ただ専門機関と言われたんですけれども、どういう専門機関に出されたのか。  それと、海会寺跡土地借上料、これは一岡神社さんともう1つ何か言われた。ちょっと聞こえにくかったんですけれども、どこかお答え願いたい。 27 ◯木下委員長 一岡神社と契約した。 28 ◯梶本委員 一岡神社だけですか。それならそれでいいんですけれども、その77万4,000円、広場管理業務委託料、これも今指定管理にはそぐわないとか言うて、専門家が要るという話ですけれども、専門的なことは皆こういうふうに委託に出している中で、観光協会──どこが主体であってもいいんですけれども、泉南市全体の観光産業を意識として考える中では、こういうものをどうせ専門家に委託を出しているんでしょうけれども、この広場管理業務委託料についてはどこという説明もなかったんですけれども、そういうもともとの発想が、ここはもう専門家がどうしても要るから一般の人には指定管理にそぐわないと、そういうような発想の仕方はちょっとおかしいんじゃないかと思うんですけれども、教育長、どない思われていますか。 29 ◯上ノ山教育部長 委託には2つございまして、業務の委託と、それから委員おっしゃってはる公の施設の指定管理の委託ということがあると思います。業務の委託というのは、我々にかわって専門家なり、それにたけたところに業務を任せるというか、そういうことでございますけれども、指定管理となれば、公の施設のその業務、それから許認可とかそういうものも含めて民間に任すということでございます。  課長が御説明しましたように、埋蔵文化財センター、上の部分は展示室なり広場といいますか、会場のようなものがありますけれども、下の部分では発掘した文化財の保存なり調査というようなこともやっております。  これを指定管理ということになれば、その部分も含めて全部委託ということになりますので、なかなかそういう業者もいないということと、そういうものが指定管理にそもそもなじむのかどうかということもあると思いますので、上の部分だけなら、おっしゃるように指定管理というような対象にもなるのかなとは思いますけれども、埋蔵文化財センターとしては、文化財の調査研究部分も含めての施設ということでございますので、先ほどのような答弁をさせていただきました。 30 ◯梶本委員 ですから、最初言うた文化財状況調査委託料70万については、専門機関にお任せしています、委託に出しましたということでしょう。よそに出しているわけですわ。埋文の職員が一から十までやっているわけじゃないでしょう。市の中でこういう専門家がおられるんですか。いないでしょう。出しているんでしょう、よそに。  そやから、おまえのところはそういうことができないから、おまえのところに出せないと、こういう機関がないという最初からの発想がおかしいのと違うかと言うている。  そやから、こういう業務があるんですよ、君の団体でこういうことができるんでしょうかと。プロポーザルでもあるし、何でも業務委託、募集要項というのが出せるんやから、それに見合ったところを選んだらええわけですから、何も観光協会という、1つの例えでございますけれども、観光協会に出すとか出せへんとか、そういう問題じゃなしに、募集をかけるという発想がもともとないのと違うか。これはもう市でやらなあかん、市が専門家をようけ抱えているから、専門家だけでやらさなあかんという、それがおかしい。  その中で、全部そんな委託料を出さんで済んでいれば文句言うことはないですけれども、そんなん言いませんけれども、委託料ということで出ているんですから。 31 ◯上ノ山教育部長 先ほど御質問のありました委託料が、1つは文化財状況調査、これは説明しましたように専門性を有する調査ということで、委託先もその文化財関係の研究所ということでございます。 32 ◯岡坂生涯学習課長 委託業者名としましては、奈良市の財団法人元興寺文化財研究所というところで委託させていただいています。高度な専門性を有しているところということでやっております。 33 ◯木下委員長 それは奈良で経験があるんでしょうね。 34 ◯上ノ山教育部長 それから、もう1件の広場管理業務委、これは埋蔵文化財ではなしに、前の海会寺跡の広場の清掃なりをシルバー人材センターのほうに委託しているということで、これは特に専門性を有するというようなことではございません。埋蔵文化財だからどうこうということではございません。  その専門性を有するところの部分についても委託はしているわけですけれども、指定管理に出せば、どこの寺を調査しましょうとか、そういうことも含めて、その指定管理を受けたところが決めてやっていくということになるわけです。  果たして、今言いました元興寺というような文化財専門の研究所が、あの施設の全ての業務を指定管理として受けるかといいますと、先ほど申しましたように、あの施設自体、上層部と下層部で性格が異なるものですから、一体としての指定管理というのは無理かなと。  我々としましては、専門家も何人かおりますけれども、それで賄えない部分は民間活力を利用する。それから、業務量も毎年一定ではございませんので、開発があればふえる、そうでない年は減るというようなこともありますので、そういう部分を平準化するためにも、外部に一部埋蔵文化財についての専門的な業務を委託しているということでございまして、委託自体を全く否定しているわけではございません。全部我々が中でやるというようなことではございません。 35 ◯梶本委員 これ以上何ぼ言っても平行線になるかと思うんですけれども、結局、今の上ノ山部長の答弁を聞いていたら、できないですよと、結論が先にありきのような答弁でございました。  いろいろもうちょっと工夫を凝らして何とかならないかという、その発想がもともとあるんかないか、そういう考えが頭の中になかって、これはだめですよと先に結論を出してしもうたら、何をするにしても、どこに任すにしても、できない話になってきて、指定管理というのはできるだけ、もう市の財政、市の負担を減らすために指定管理を今までずっと導入してきたいきさつがあるんですけれども、教育委員会の中でもそういう発想を持ってしかるべき──もちろん文化ホール、図書館はやられているんですから、そういうことを……(竹田光良君「図書館はしてないで」と呼ぶ)  ああ、ごめんなさい。文化ホールについてはやられているんやから、やっぱりそれだけやなしに、もう1個どうやという、そういう考えが、発想が出てこないというのは、ちょっとおかしいと思います。これはもう意見にさせてもらって、あとちょっと二、三聞きたいところがありますので、これはもう答弁は結構です。  それと、公民館については空調を予算計上されるということなんですけれども、トイレのプラスマイナス差し引き、言うたように信達小学校、もちろん大規模改修ということがあると思うので、トイレをさらにせえということまで僕らは要求しませんけれども、今まで問題になっているのは、浄化槽が2つあって、その浄化槽からのにおい、そこまで行くまでのにおいが問題になっている。  そやから、浄化槽から公共下水道へ引っ張っていただければ、そのにおいは解消するんじゃないかなというのは、僕も専門家じゃありませんので、そういう意識があって、公共下水道を引き込んだらどうですかという提案をさせてもらって、伊藤課長が検討するという話なので、これもよろしくお願いいたします。  それと、267ページ、学力向上対策事業、それと269ページの小・中連携委託料、これについて。  学力向上対策事業のうち、事業の概要として先進校の事例を参考にした授業研究の推進、これはどこか見学されてきたので、視察へ行ってこられて参考にということなので、どこどこ何カ所か勉強されたんでしょうか。  それと、小中連携推進事業、これは委託料になっているんですけれども、269ページ、84万3,700円、これは具体的にどこに委託したのか、お聞かせいただきたいと思います。 36 ◯右馬指導課長 まず、最初の学力向上対策事業、主要施策の成果説明のほうを見て御質問いただいたかと思います。  事業の概要の2番、先進校の事例を参考にした授業研究の推進ということですけれども、昨年度、25年度につきましては、どこかを訪問して視察ということは行っておりません。教職員が府の教育センター等で行われる府の他市町の事例等を学ぶ、あるいは別途学力向上について幾つかの学校の研究発表会等に参加してそれを学ぶということで、成果を取り入れるということで書かせていただいております。  それから、もう1つ、小中連携推進事業の委託料についてですけれども、この小中連携推進事業と申しますのは、歳入のほうでいいますと、先日、古谷議員からも御質問いただいたんですけれども、府のほうから使える英語プロジェクトという事業を受けておりまして、それを小・中の連携事業というふうに活用しております。  この委託料につきましては、信達中学校区を中心に23年度から3カ年事業を受けておりまして、その事業の中で、一応英語の力が身についたかどうかということを、中学生を対象に英語能力判定テストというのを活用しなさいという中に要綱で定められておりますので、英語検定協会が行う英語能力判定テストを利用している、その委託料ということでございます。  以上です。 37 ◯梶本委員 委託先は。 38 ◯右馬指導課長 英語検定協会です。 39 ◯木下委員長 そろそろまとめてください。 40 ◯梶本委員 今、右馬課長から答弁された、ここの成果説明書で、先進校の事例を参考にした授業研究の推進ということで堂々と書かれて、えらいちょっと研修会へ行って聞いてきました、聞きかじってきましたというようなあれじゃなしに、実際問題その地域の学校に行って、有名であるという先進校へ行って、足を踏み入れて、実感を伴うような学力向上対策事業にしていただきたいと思いますが、その点について答弁いただきたいなと。  もう1つ、小中連携推進事業、これも成果の説明書の中では、英語に特化というようなことは1つもうたっていない。事業の概要として、「小学校から中学校への進学に伴い生じる学習や学校生活の段差(いわゆる「中1ギャップ」)解消のため、小中学校の教員が連携して円滑な中学校生活への適応のための取組を進める。」ということで、成果の中に、ようやく中学校教員による小学校英語活動支援とか、英語が出てくるんですけれども、その課題として、「平成23年度から3年間の取組で一定の成果を得ることができた。今後は予算措置を伴わない形で府事業の活用などを通し、引続き小中連携の課題解決を図る必要がある。」  予算措置を伴わない形ということは、これは英語教育をこれでとめるのかどうかという話になるんですけれども、この中にも英語教育に特化したようなことは何も書かれていない中で、これは多分府の補助金の運用方法だと思うんですけれども、これ以外に僕ら小中連携推進事業、小・中一貫校的な考えをある程度どうしても持つんですけれども、成果説明書でもこういうややこしい事業の概要等を書かれて、中身はこんなことをやっていますということでは、ちょっとこの辺が不満なんですけれども、ほかに事業の名前を選ぶという、今後やるに当たってそういうことを考えられているのかどうか、お願いします。 41 ◯蔵野教育長 それでは、1点目の学力向上について、この先進校の事例というのは、足を踏み入れて現地を視察ということでお話がございました。  まず、この時点では、府や、あるいは府以外のところの成果のあった学校の資料をまずは整えるということで、ここのときにはやらせていただきました。  それを受けて、平成26年度には秋田のほうに教育委員会のほうから派遣をして、実際に現地に行って見て、そして中身を聞いて、それを今度は広めていくというような1つのステップとして、この25年度はやらせていただいたということでございます。 42 ◯右馬指導課長 2点目御質問、御指摘いただいた件についてですけれども、議員御指摘のとおり、歳入の英語授業の件と、歳出、主要施策の成果説明にあります内容に若干ずれがあるところは反省しております。  ただ、小・中連携推進事業というのは、もちろん英語教育も軸にして進めておりますけれども、それ以外の中1ギャップというのも書かせていただいておりますけれども、小学校から中学校への学習あるいは生活内容の変化がスムーズに順応できるような授業を進めてまいりたいということで、さまざまな授業を進めております。  今後、名称とか授業内容につきましては、適宜内容の整理、検討を進めてまいりたいと思います。御理解のほどよろしくお願いします。 43 ◯梶本委員 教育長が言われました秋田に平成26年度、今年度派遣ということで、もう派遣されたんですか、これからですか。もし派遣されているんでしたら、ある程度結果が出たらまとめをいただきたいと思います。 44 ◯右馬指導課長 秋田ですけれども、今年度6月に私ども教育委員会、私と指導主事1名で行ってまいりました。秋田県の由利本荘市という市の2小学校、1中学校を訪問してまいりました。  成果報告なんですけれども、簡単に、校長会、教頭会あるいは市の学力向上の担当者が集まるような場でその報告はさせていただきました。  以上です。 45 ◯木下委員長 ほかに。 46 ◯成田委員 それでは、266ページ、教育推進で心理判定員の仕事があるんですけれども、これは各学校、中学校だと思うんだけれども、いじめの現状について、ちょっとお伺いしたいと思います。  それから、270ページ、人権教育なんですけれども、ここには市内で連続している部落差別ということが書いてあり、差別意識は残っていると成果の中に書いてあるんだが、具体的に連続しておる部落差別とは一体何を指すのか。差別意識が残っているのは、何をもとにそういう──アンケート結果ということを言うと、そしたらここのアンケートの結果でそういうことを言うておるのか。アンケートをもとにして、そういうのがここに書いてあるんだけれども、アンケートをもとにそうふうに判断したのか、それをお伺いしたいと思います。  それから、278ページ、給食センターの委託先の問題であります。  去年6月に今までコック食品がとっていた給食センターの委託事業を、今回、泉佐野給食事業組合が入札でとりました。その経過について詳しく報告されたい。  それから、283ページの中学校3年までのエアコン設置なんですけれども、全小・中学校のエアコン設置については、もう既に泉州では高石、泉大津、それから泉佐野、田尻、こういうところはもう全小・中学校エアコン化され、北摂地域ではほぼ80%全てエアコン化されておるということで、さっきの答弁にもありましたように、エアコンについては中3の子どもたちは大変喜んでおるということだから、早急に、このエアコンを計画的でなくて、泉佐野みたいに一気にいくと、そういうことが必要だろうと思うんですけれども、その点についてお伺いしたいと思います。 47 ◯右馬指導課長 失礼します。  それでは最初に、御質問のあった指導課所管分をお答えさせていただきます。  まず、266ページの教育推進事業の心理判定員謝礼ということで御質問があったかと思いますけれども、この心理判定員と申しますのは、発達検査ですね。中学校というよりは、どちらかというと幼稚園や小学校の子どもたちの発達相談に伴う、検査のとれる心理判定員に来ていただいて、検査、それから保護者へのフィードバック等をしていただく、その謝礼ということで使っております。  それから、いじめの件について御質問がありましたけれども、いじめにつきましては、これまでにも議会のほうに御説明させていただいていますとおり、昨年度の事例としまして、いじめとしては小学校で19件、中学校で20件、合計39件というふうに聞いております。  以上です。 48 ◯成田委員 件数を聞いているんじゃなく、中身を聞いておる。どう対応をしたか。 49 ◯小林教育部次長兼人権教育課長 失礼いたします。  私のほうは、270ページの御質問、人権の部分についてお答えをさせていただきます。  成果説明書のところで、連続して生起している部落差別事象などあらゆる人権問題、差別事象ということでございますけれども、これについては、市内で起きております差別落書きについての事象を踏まえた形で書かせていただいております。  それから、アンケートというお話を出していただきましたが、これも議員が常々御指摘の暮らしやすいまちづくりに関するアンケート調査の中に、先般も御紹介いただいていました、差別意識は薄まりつつあるがまだ残っている55.8%というような実態の分析を踏まえてということでございます。  これは御案内のとおり、ここ五、六年で市内の教職員の団塊の世代の大量退職、それに伴う、新しい、経験が十分でない教職員が各学校に配置されているという状況もございまして、そのあたり、これまで培ってきたいろいろな人権教育に対する取り組みというものを踏まえて、今後も取り組んでいかなければならないという、そういう点についてまとめさせていただいているというところでございます。  以上でございます。 50 ◯伊藤教育総務課長 まず、給食に関してですけれども、昨年度給食の調理等の業務委託の更新時期でありまして、6月20日に入札させていただいています。  7社の参加がありまして、うち3社は辞退なんですけれども、4社の応札があった上で、泉佐野給食事業協同組合さんが落札されております。  エアコンに関してですが、委員のほうの御指摘ですけれども、小・中全学年しているのは、泉佐野さん、高石さん、田尻町、中学校3年生というのは貝塚、阪南ということで、未設置のほうも堺、岸和田も熊取も岬もありますので、80%の設置率というのはちょっと存じてはおりませんが、今後も、何度も答弁していますように、計画的には取り組んでいきたいなとは思っております。  以上です。 51 ◯右馬指導課長 失礼します。  いじめについて、件数ではなく内容ということでしたので、補足説明させていただきます。  先ほど報告させていただいた数字のうち、大きく分けまして、1つは言葉、からかいであるとか暴言というような言葉によるいじめ、それから今度は定期的に複数で1人の子に軽くたたくところから、少しエスカレートするような内容のもの、それから仲間外れというようなところが主な内容になっております。  ただ、いずれにつきましても、小・中学校のほうで指導等して解消しているというふうに聞いております。  以上です。 52 ◯成田委員 それでは、学校給食の入札問題についてお伺いします。  この入札問題については、平成21年に初めて、5月中旬に一定の要件を満たした業者からの入札が望ましいと、指名競争入札による業者選定を行うということが導入されました。  それで、コック食品株式会社と契約が締結されたと。これについては、21年の議会では、これだけ説明されておるんですわ。僕もきっちりなぜ今回指名競争入札をしなければならなかったか、なぜ給食についてこういうことを新しく、今まで──例えばこの時点では、泉佐野給食は昭和50年に給食センターが導入されていますから、既に泉佐野は昭和50年を入れるとこの時点で35年近くやってきた業者がこの入札動向によってかわったと。指名競争入札で市が指名者を募集して、そういう経過をこの今から5年前の議会で、僕も知っている、かなり深く議論し、そしてこの入札経過。  そうすると、去年6月、この入札をする前に、このことについて議会に対して、この前は、平成21年の前年度の10月からこういう問題が議会で論議されてきて、半年間ぐらい議会で論議されたんだけれども、議会に当時の厚生文教常任委員会にこの問題がきちっと資料とともに出されて論議されたのか、まずそれを1つお伺いしたいんです。  議会は何も知らなかったのか。僕が知るところ、厚生文教常任委員会でことし8月かな、もらった資料。8月に初めてこの資料をもらって、入札経過びっくりしたんです。そういう点についてなぜ……(竹田光良君「ことし入札やろ。去年か」と呼ぶ)  去年入札したんですわ。これは決算に入っておるねん。ことし初めて8月かな、資料をもらったのは。1年経過してからもらったので、その点、議会に対しては去年どういう説明をしたんですか。  それで、これは6月に入札して、9月にもう執行でしょう、給食というのは。ここに書いてあるわ。給食というのは非常に重要であって、物すごい重要だというのがここに書いてあるからね。6月に入札したら、もうすぐ9月からやらないかんという、こういう問題……。  そのことは前回も指摘されたんや、そのことを。何で6月に、前回も指摘された、21年にも。前回もこのことは何で30数年やっていた業者が急に指名競争入札にかわるんだと。前回、僕もそう言った気がするねん。何でそういうことをするんやと。いや違いますと。  今回もそういう点が、何も議会で論議されなかったので、その点、議会に対してはどういうふうに説明されたか、まず去年、厚生文教常任委員会でどういうふうに……。ちょっとお伺いしたい。 53 ◯伊藤教育総務課長 まず、その提出した資料というのは、この5月27日の厚生文教常任委員会で御要請ありました入札に関する調書を出していると思うんです。5月28日付ですけれども、22年度と25年度の入札調書をお出ししています。  22年度の入札時には、議会等の御指摘でいろいろと資料を出したり御審議いただいたというのはお聞きしておるんですが、その前段でずっと平成17年からですけれども、もうプロポーザル方式による選定等を行ってきました。  その後、22年度に指名競争入札という手法に契約方法をかえていくんですけれども、こちらは今回のその契約に関しては、仕様等で厳しく項目を設定しております。あわせて給食の衛生管理基準とか、そういうほとんど決められた状況の中の契約であるという認識と、今回働いていただく場所が給食センターということで、全てレイアウトも配置も含めて、企業さんの裁量というのがなかなか見出せないのではないかなと思っております。  結果的には、その業務の履行確認というのを仕様等、あわせて関連法等で十分に確認できるのではないかなということで、指名競争入札にさせていただいたということで理解しております。  ただ、22年度は議会等の報告もさせていただいたんですが、今回25年度については、前回の厚生文教常任委員会のほうでも御指摘がありましたように、少し議会軽視ではないかと、報告があってもよかったんではないかということをいただいておりますので、その分は十分に反省はしております。  以上です。 54 ◯成田委員 仕様書が厳しく──これは仕様書があるんだけれども、その仕様書さえ議会に示さなかったんですか。この仕様書というのは入札に対する条件が出ておるんですけれども、仕様書さえ議会に示さなかったと。今回の泉佐野給食の入札額は8,050万ですから、前回のコックが落としたやつとたった60万円の差しかないんですわ。  前回コックがとったのは7,979万円、それに対して今回泉佐野給食がとったのは8,050万でしょう。ということは、この差額60万に満たない額で、僕はコックも泉佐野給食もほぼ差がないと。内容についてもほぼ差がないと。なぜこれが落ちたのやと。これはこうでしょう。
     3年前には最低制限価格はなかったと。3年前のいわゆる入札条件については最低制限価格はないと、ここには。だから、コックに落ちたんですけれども、今回はなぜか最低制限価格が入りまして、これが7,960万という最低制限価格、これで引っかかって、コック食品は要するに最低より低いということで、これはもう失格と。  そうすると、ここに入った業者のうち、落札した泉佐野給食事業組合以外は辞退が3つ、それから失格が1つという、こういう異常な状態で入札されておると僕は見ておるんですけどね。  もう1つ説明を……。なぜ今回最低制限価格がここに入ったのか。前回と違うところ、これが最大の違いですわ。それで、中身は泉佐野給食事業組合もコックもほぼ……、僕は別にコックの味方をするわけじゃないで。前回ごっつうこの問題を追及されて、コックというのはどんな会社やということが物すごく追及されたら、ここに書かれたのは、もちろんめだかよりコックのほうが給食をやっておるのが多いんです。富田林、門真、大東、それから大阪府立富田林支援学校、これだけやっている。だから経験上見たら、これで僕らは、ああそうか、泉佐野給食よりは十分経験があって、公立で給食をやっておるんだなということで、多分あのときおった多くの議員はそれで、こういう競争入札もよかろうということで議論が進んでいった。  今回、3年でまたころっと変わったと。だから、35年やってきて最低制限、これが変わったのは、最低制限価格が入ったからとったんや、これ。もう間違いないわ、こんなの。60万の価格差でとって、コックが失格したんや。もうこんなのははっきりしておるよ。それで60万の差、たった。  だから、この点について、まず最低制限価格はなぜ初めてここに導入したのか、それをお伺いしたいと思います。最低制限価格の入札を入れるのは誰ですか。誰が決めるわけ、これは、最終的に。これは誰が最終的に決めるんですか。教育委員会も誰かいるんですか。それをちょっと教えてほしい。これは非常にリアルな問題だからな。 55 ◯伊藤教育総務課長 入札方法ですけれども、22年度と25年度では変えていません。  それと、最低制限価格を設定したのはなぜかということですけれども、23年度にプール事故というのがありまして、それを契機に市の業務を全て見直すことになりました。その中で、契約事務の充実強化として、最低制限価格の設定というのが上げられております。  こちらは砂川小学校プールの事故調査委員会からの提言を受ける形で業務改善報告書でまとめております。その中で最低制限価格の設定方法という項目がありまして、最低価格というのは仕様書どおりの業務を遂行できるように、最低ラインを示すものであるため、安全対策の上からも客観的な指標に基づいて設定するということを書かれておりますので、こちらを当然考えた上で最低制限価格を設定しております。  最低制限価格を誰が設定するのかということでありますが、こちらは予算執行者ということには財務規則上なっております。  以上です。 56 ◯成田委員 予算執行者て誰や、これ、最低価格を決めるのは。僕はそれを聞いておる。教育長か市長か副市長か。封筒に入れる人や、最後に。  最低価格というのは、入札後に明らかにする問題であって、知り得ない事実だからね、秘密の価格ですわ、これは。絶対にわからない、特定の人しか。これはもうそういう問題で、非常に秘密の問題ですけれども、だから僕は誰がこれを入れるんやと聞いているんや、この中に。教育委員会の誰と、それから……。 57 ◯伊藤教育総務課長 今回の最低制限価格の設定をしていただいたのは、市長及び副市長だというふうに認識しております。当然のように、入札の応札が終わるまでは、私どものほうも封印されていますので、全く知り得ることではないかと思っております。  以上です。 58 ◯成田委員 漏れることはないということや。当然のことや、こんなことは。  入札価格の調書を見ると、今回は泉佐野給食協同組合が8,050万、コック食品が何とそれより400万低い7,574万。ということは、400万近くコック食品が低くて、これは最低制限価格7,960万に引っかかったと。400万下げたけれども、最低価格に引っかかったというんだけれども、前回の価格を見ると、いわゆる予定価格は幾らかという点を見ると、前回の予定価格は、同じ給食センターでありながら、物価もあるだろうと思うけれども、前回の予定価格は8,576万ですわ。  今回9,000万、500万上がっておるということは、これは何ですかな。前回と同じ施設ですけれども、何でこれは500万予定価格を上げたのか。だから、僕が見ると、コック食品は500万予定価格が下がっておるから500万下げたと、こんなん僕の邪推かわからんけれども、7,500万に下げたらいけると思ったのと違うか、この業者。  わからん、僕の推理やからね。だけど、実際は最低価格が7,900万だから、ここで500万差が当然、最低価格が出ておるからね。この点、今回の500万の予定価格の差はどこから出てきましたか。 59 ◯伊藤教育総務課長 予定価格というのは、私どもは推認できる価格ではございません。あくまで予算の計上額ということでお話しさせていただきますと、前回と今回で予算でも500万増をさせていただいております。  この部分というのは、今回の調理業務というのはほとんどが人件費の占める割合が高いと。プール事故を契機にいろいろと最低賃金のほうの見直しを含めて、私どものほうもこの業務の設計を見直しております。  その結果、当然予算のほうが前回よりも500万上がっているということで、業者の参加される方には当然予算は公表しておりますので、ある程度この調理業務の仕様を見ていただいて、前回と比べたときには、そういった意味で予算も上がっているということであれば、全ての業者もその内容を理解していただけていると思っております。  以上です。 60 ◯成田委員 この落札価格も、入札の見積もりを見ると、最高で入れた人は1億3,700万、最低がコック食品の7,900万ということですから、その差額は、上と下で6,000万近くの差があるから、なかなかこれは変化に富んだ入札をしたと僕は思っておるんですけれども、特に僕が言いたいのは、子どもたちに安全・安心の給食を届けるためには、やっぱり安定した供給が僕は必要やと思いますよ。  私は4年前も、何でこんなに急に変わるんやと。泉佐野給食でも別に問題はないのと違うかと心に思ったんです。しかし、当局から示された資料を見たら、なるほどそれは経験のある業者だということで入札、今回はそれがまたころっとかわると。入札でかわるからね。  そういう点、ちょっと疑問を持ったんです、僕は。疑問を持った、僕はそういう点にね。何でこんな急にまた3年前と変わるのかという、それだけの話だけです。  それで、もう一遍、心配はないんやな、これで。入札して心配ないんやな。俺、聞いておるねん。心配ないんやな、入札して。これで泉佐野給食はちゃんとやってくれるんやな。3年前に30数年やった業者がころっとかえられて、入札で。それで今度またころっとここにかわった。  心配ないのか。俺、もう一遍聞くわ。心配ないんやな。それを聞くわ、念押しで。心配はないんやな、はっきりここで。 61 ◯上ノ山教育部長 前回も今回も長期契約ということで、3年契約をしております。この手の契約というのは、1つの業者に期限なしに委託し続けるということはありません。今回は3年目の節目ということで、25年度の6月に入札をしたということでございます。  入札に際しては、先ほどから御説明させていただいておりますように、私どもとしても、必要な仕様書を示しております。  それから、当然この学校の給食業務につきましては、国でも定められたいろんな基準がありますので、これも遵守するようにというように要請をしております。  それからあとは、それぞれの参加業者がどのように札を入れられるかというのは、これはもう我々が知る由もないところでございます。  以上でございます。 62 ◯木下委員長 成田委員、まとめてください。 63 ◯成田委員 もう1つはね、もう一遍聞きたい。何で去年の厚生文教常任委員協議会にこの重要な問題を報告しなかったのか。それをもう一遍聞きたい。3年前には、我々については物すごく説明された。前の厚生文教常任委員は何も知らないままに、これはこのまま初めて5月に我々が知ったということになりますから、もう入札した結果や。議会軽視も甚だしいのと違いますか、これ。私は議会軽視も甚だしいと思いますよ、これ。 64 ◯伊藤教育総務課長 御指摘のとおりなんですけれども、22年度で契約方法というか、入札方法を指名競争入札に変えたということで、その一定の説明を終えて、今25年度同じような入札方法ということであったので、軽率な判断という御指摘もあるんですが、変化がなかったので御報告ができなかって、それは申しわけないかと思っております。  以上です。 65 ◯成田委員 その前に改選があったから、新人議員さんが入っておるんですわ。その人たちは何も知らないよ、こんなこと。どうやって決まったか。当然でしょう。やっぱり新しい議員さん、僕は初めて知った人がおると思うわ。3年前にそんなことがあった。また、ころっとかわった。そのことについて、その当時の議員さんは知っておるかわからん。新しい議員さんは、こんなことは知らなかったと思うわ。  そういう点で、やっぱり議会に対してきちっと説明するということがね、何か起こったとき大変ですよ、こんなことは。そうでしょう。そういう点での僕は議会軽視やと。それはどうですか。 66 ◯蔵野教育長 確かに、議員のおっしゃるとおり、今、課長が説明したように変化がなかったからというようなことで我々はいきましたけれども、今後は十分各委員会あるいは議会にも説明をさせていただきます。この反省を生かしていきたいというふうに思っております。御理解いただけますようお願いいたします。 67 ◯木下委員長 最後です。 68 ◯成田委員 次に、僕は人権教育についてちょっと聞きたいんですけれども、いわゆるアンケート結果によったら、まだ差別問題が残っておると。しかし、これは教育委員会に聞かないとわからないことなので、いわゆる同和教育なるものについて、どういうふうにこのアンケートの考察結果を評価しておるかというと、かなり厳しい、最終的にこう言っておるんやね。  人権にかかわる学校における同和問題に関する教育はどのような成果をもたらしたかということで、その結論として書かれておるのは、学校での同和教育の成果があらわれているとは言えないのである。  それから、もう1つは、学校で同和教育を受けたことによって、同和地区や同和問題についての理解が深まったという人が特に多いとは考えられないと。  同和教育というのは、この間、約40年以上続いておるんですけれども、教育長、もうこれは考察によると、なぜ……。データからいわゆる同和問題に関する調査が7つにわたって行われておるんですけれども、この関西大学の教授は、同和教育を行うことの意義が同和教育を受けた人たちに十分伝わっていないんじゃないかと、こういうふうに書かれているので、これはあんたら、きょうアンケートの結果、いまだに差別が残っておると。これを受けとめて改善されておるんでしょう。40年同和教育したらこういう差別の意識は……、教育長、この報告はそう書いてある。それ、どう思いますか。 69 ◯木下委員長 時間がありませんので、簡潔に答えてください。 70 ◯小林教育部次長兼人権教育課長 失礼いたします。  今のお尋ねの点でございますけれども、結果としてあらわれていないというふうに分析される、あるいは理解が深まったというふうに考えられないという考察がございましたけれども、それも踏まえて、先ほども言いましたように、学校で教鞭をとる人間の入れかわりもございます。さらに、同和教育、人権教育を深めていかなければならないと考えているところでございます。  以上でございます。 71 ◯竹田委員 ちょっと今の資料、特に厚生文教常任委員会のほうで出たというのがありますけれども、ちょっと私どもは手元にないので、できましたらいただければ、委員会で出た質疑の話ですので、資料の提出をまたお願いします。 72 ◯上ノ山教育部長 この5月に配らせていただいた分ということで用意させていただきます。 73 ◯梶本委員 全議員に配ったら。僕らも配られたから……。 74 ◯木下委員長 だから、厚生文教常任委員会で配ったんでしょう。 75 ◯梶本委員 要請があったので…… 76 ◯上ノ山教育部長 ことしの5月27日の厚生文教常任委員協議会で、この資料を提出するようにというようなお話がございましたので、翌日各委員さんに配らせていただいております。 77 ◯木下委員長 じゃ、よろしくお願いします。古谷委員、残り2人で考えながらよろしく。 78 ◯古谷委員 はい、スピードアップでいきます。  261ページの教育委員会の交際費ですね。この辺を詳しく、どういう交際をされたのか、詳細を教えてください。  267ページの情報教育推進事業の小・中学校のPCのOS移行事業の委託料で、これはコンピューターのウインドウズが4月で変わって、かえられたと思うんですけれども、そのかえてからの効率とか、あと小学校でこのPCの教室で週1回ぐらいですかね。私らのときやったら1回ぐらいやったんですけれども、今は頻度でどのぐらい利用されているのかどうかです。これだけお金をかけているので、しょっちゅう使っていますよとかですね。  というのは、この後でちょっと、先にもう短縮して質問させてもらいますと、それほど利用率がなかったんであれば、今後このぐらいのお金をかけるんだったら、逆にほかの小学校でタブレット端末を利用している小学校があると思うんですけれども、今後教育委員会でそういうものを導入していくような話が出ているのかどうかですね。  私らも今調べるのが、iPhoneとかでもう簡単に調べられる中で、今いろいろ精度が上がってきている中で、国会も今タブレット端末を議会に導入しようかと言っているんですけれども、もう子どもたちもそんな動きが出ているので、700万、800万かけてこのOSをかえたとして、週1回しか使っていなかったら、余り意味がないのと違うか、お金がもったいないなというイメージがあったので。  私らも、議員室のほうも導入しなかったので、外したままにしているんですよね、結局使わないというので。テレビだけしか置いていない。その辺の意見をちょっと聞かせていただきたい。今後の考え方も聞かせてほしいということですね。  269ページの上段のほうの小中連携推進事業の委託料です。これはちょっと詳細だけ簡単にお聞かせ願えればと思います。  言っていましたか。言っていたらもういいです。申しわけない。今のはなしでということで、すみません。ほかのことを考えていたので、すみません。  それはなしで、303ページの図書館運営事業について、成果表の26ページなんですけれども、延べ人数がずっと書かれているんですけれども、今後人数のさらなるアップの計画とか、いろいろそういう対策は考えておられるんでしょうかということで……(竹田光良君「毎年ふえているって」と呼ぶ)ふえているんですけれども、微々たにふえてきているんですけれども……(竹田光良君「いや、そんなことないよ。さっき言うとった」と呼ぶ) 79 ◯木下委員長 勝手にやりとりしないでください。 80 ◯古谷委員 僕の質問なんで、ちょっと。 81 ◯木下委員長 竹田さんが質問していますので、それと違う点から質問してください。 82 ◯古谷委員 違う視点でちょっと質問させてもらうつもりだったんですけれども。それで、今後民営化を導入したりすることは考えられているんでしょうかね。  例えば武雄市なんですけれども、武雄市の図書館は人口5万人の図書館で、今新しく変わられて、もう1年たつんですけれども、民間企業を導入されて、人数がかなりふえているんですけれども、大幅にアップしているんですけれども、その辺ちょっと教育委員会のほうで、今後これだけの2,600万強を使う中で、新しい民間のそういう取り入れの部分とかも考えたりはされているんでしょうか。  なぜかというと、ちょうど25年前ぐらいですかね、やっぱり文化ホール、私もよく図書館に通っていたんですけれども、喫茶店もあったり華やかにしているんですけれども、今の部分はほったらかしの状態ですよね。あれは文化ホールの民営のあっちのほうの運営かもわからないですけれども、ちょっとそういう部分で何か前向きな計画とかそういうのを今後取り組んでいこうかなと。  先ほど来場数がふえていると言っていたんですけれども、ちょっと極端な、後で僕も来館数とかをお話しさせていただくんですけれども、その辺、他市の例えば武雄市の図書館とか、その辺教育委員関係とかで視察されたりしたこと、勉強会でされたりしたことがあるのかどうかですね。  次の304ページなんですけれども、今の話と重複するんですけれども、文化ホールの協議内容の事業で、協議会を開かれていると思うんですけれども、これは報酬まで出ている中で、どういった話の内容をされているのか、メンバー構成で。そういう来場率が微々たな数字しか伸びていない中で、何かそういう取り組みの協議の内容ですね、そういうのを具体的にちゃんと話されているのかどうか。単なるお茶を飲んで雑談して終わって日当が出ているという状況なのかどうか、お知らせください。  最後になるんですけれども、これは305ページ、市内遺跡発掘調査、これはどこか現場が新しくまた見つかってのそこの調査だったのかどうかですね。ちょっと金額が結構かかっていたので、それはもう確認の意味でお願いします。  以上です。 83 ◯伊藤教育総務課長 1点目の交際費に関してですけれども、25年度は3,000円ということで、こちらはみんなの作品展の賛助金としてお支払いさせていただいております。  以上です。 84 ◯右馬指導課長 失礼します。  それでは2点目、267ページの情報教育推進事業の御質問にお答えさせていただきます。  議員御指摘のとおり、この委託料はパソコン教室のOSの移行に伴うものでございます。小・中学校におけるパソコン教室のパソコンの活用状況、ちょっと正確な数字というのは手元にないんですけれども、小学校は常時使うのが週1、2時間、それにいつでも調べ学習ができるようにということで、各学年で割り振りをして使用していると聞いております。  中学校におきましては、技術家庭の時間を中心に、これも年最低35時間以上の授業がありますので、活用しているのと、あと幾つかのクラブではクラブ活動の中でパソコン部とか、常時パソコンを使うクラブがあるように聞いておりますので、その中学校においては、毎日使用しているという状況があります。  あと、タブレット端末等の導入につきましては、これまでも議会のほうでも御質問をいただいているところです。今後、パソコン本体の入れかえ等も踏まえて検討してまいりますが、なかなか予算、財源のほうもめどが立っておりませんので、国の補助事業等、動きを見ながら検討してまいりたいと思います。御理解のほどよろしくお願いします。 85 ◯岡坂生涯学習課長 305ページの市内遺跡発掘調査事業に関してでございますけれども、これは開発等によって破壊のおそれのあるものに対して、発掘したときに事前調査をしたりとか、また内容究明の保護を図っていくわけですが、25年度に関しましては、成果説明書にも書いてあるとおりなんですが、発掘調査4件、確認調査5件、立会調査19件、遺跡範囲外の試掘調査13件という形になっております。開発によっては出てこないところもありますけれども、出た時点で動き出すという部分がございますので、掘ってみなければわからない部分もあるんですけれども、そのように対応させていただいております。  以上です。 86 ◯南文化振興課長 では、私のほうには、図書館について2点と、文化ホール協議会について1点御質問いただきました。  まず、図書館の今後の利用者のアップの対策としてどのように取り組んでいくかという御質問でございましたが、図書館はたくさんの人が利用されていまして、魅力的な資料の収集、いろいろな年代層にわたる各種行事や講座、サロンの開催、各種コーナーの設置や話題の展示等の取り組みに力を入れていきたいと思います。それに対して、利用者には広報活動に力を入れていきたいと思っております。  2点目の民営化を考えておるか、それから武雄市を視察したことがあるかという御質問なんですが、まず民営化について、私の考えをお話しいたします。  図書館は、文化ホールと建物が一緒になっておりまして、管理は文化ホールのほうで行っております。その一部の建物を図書館として利用しているわけなんですが、それを指定管理ということで民営化になっていくということになりますと、長所としましては、経費の削減にはなっていくかと思いますが、短所としては、レファレンスサービスの低下、今行っている児童サービスの低下、障害者サービスの低下、継続した資料の収集ができなくなるとか、そのようなことを考えておりまして、図書館としては指定管理にはなじまないと考えております。  3点目です。文化ホール協議会はどのような活動、協議をしておるかというお話でした。文化ホールの協議会は、委員7名で構成しておりまして、会議の内容は、前年度の事業報告、当年度の事業の計画を委員の方にお話ししまして、意見をいただいております。  以上です。 87 ◯木下委員長 武雄市は。 88 ◯南文化振興課長 武雄市の視察は行っておりません。 89 ◯上ノ山教育部長 ちょっと補足で説明させていただきます。  図書館の指定管理についてでございますけれども、これは行革、現在の第4次行革での検討項目にも上がっております。我々としましても、検討はしております。ただ、この図書館は、ほかの既に指定管理を導入しています市民体育館等と違いまして、これらは貸し館業務というのが主なものです。使用料を取っております。この使用料をどのように上げていくかというのが、この指定管理者にとってのインセンティブといいますか、工夫をして利用者をふやして、それが指定管理者の利益になるというようなことで、指定管理の原則というんですか、この方法論がうまく回っていくような施設だと思います。  それに引きかえ、図書館と申しますのは、これは無料で閲覧なり貸し出しというのをしておりますので、指定管理者にとってのメリットは何かということになろうかと思います。  人件費、直接雇用から委託に変えるというようなことでの行政側のコスト削減ということであれば、これは指定管理ではなしに、業務委託をすればいいかと思います。指定管理になりますと、個々の業務の委託だけではなしに、公の施設としての指定管理ということになりますので、そこでお支払いする指定管理料にプラス引き受ける業者として何があるか。  武雄の場合も、例えばスターバックスを入れたり、それからツタヤが中で販売もしているというふうに聞いておりますけれども、そのあたりがどのようなものが業者によってのインセンティブ、メリットがあるのかというようなことも見きわめるというか、研究する必要があるのかなと、そううまく図書館以外の貸し館を主にするような施設とは、同一に判断することはできないのかというふうに思っております。  また、研究をしておりますけれども、一旦指定管理を導入して、また直営に戻しているというような事例も見受けられますので、今後も検討が必要かというふうに考えております。 90 ◯古谷委員 指定管理を見直している市はどこだったんですか。それは後にして、委託管理、これは1億1,000万で武雄市はされていますね。  先ほど延べ人数とか言われていた、十分来ているということなんですけれども、これは目標接待をいつもされているんですかね。これは8万9,000人なんですけれども、例えば1万人にするためにはこういうふうにしようとか、大体そういう年度会議とかで、そういうのは民間企業やったらするんですけれども、1万人に対してこういうふうにするべきと違うかとか、案を出すんですけれども、多分そういうあれはされてはいないと思うんですけれども、実際に今の答弁、部長がフォローをされていたんですけれども、指定管理になじまないということを言われているんですけれども、指定管理にした武雄市は、実際にこれ、2014年で1年間で年間92万人来ているんですよね。人口はうちより少ないんですよ、6万5,000人と5万人。  それは市長の肝いりでやられているんですけれども、実際に結果が出ているので、やっぱりそういうところをもうちょっと勉強すべきじゃないかなと。なぜそれだけ──今、勉強されているということだったんですけれども、例えばうちの市は、そうしたら利用率は市内何%ぐらいですかね、市外と比べて。それもお聞かせ願いたいなと。
     本の貸し出し数は40万冊ということで、まずまずされていると思うんですけれども、もうちょっと複合的に利用率を高めることは必要じゃないかなと。やっぱりああいう中もあきっ放しで、ほったらかしにしているとか、その辺がもうちょっと、実際5万人のところが、結果が出ているので、その辺の意見をちょっとお聞かせいただきたい。  実際にその辺で、その差はどういう形になってくるのか。武雄市はこれだけ結果が出ているんですけれども、今後そういうのを泉南市の図書館運営としての取り組みですよね、まあいえば。その辺もちょっとお聞かせ願いたいと思います。 91 ◯上ノ山教育部長 図書館が指定管理になじまないというよりも、そういう結論づけはしていませんで…… 92 ◯古谷委員 でも、言われていた。 93 ◯上ノ山教育部長 なかなかほかの貸し館が主の施設と比べて、指定管理というのが難しいということだと思います。  それから、御質問の主眼は、武雄市に特化した…… 94 ◯古谷委員 1億1,000万で委託、CCCという株式会社で委託管理している。 95 ◯上ノ山教育部長 結局は、行政側としてどうコストを削減して、そして市民サービスがどう向上するかということだと思います。その手法の1つとして、指定管理を導入する。あるいは一部の業務を委託するとか、いろんな手法があると思いますので、目的といいますか、最終のところは、この市民にいかに本に親しんでいただけるか、必要な資料を検索できるかというようなサービスの向上、そして、市としても人材なり財源というのは限られていますので、その中でどうサービスを向上していくかということだというふうに考えます。 96 ◯古谷委員 だから、指定管理することによって浮いているわけですね、向こうさんは、まあいえば。もともと1億何千万もかかっていたのを1億1,000万で委託して、財源が余っているわけなんですよ。だから、泉南市もそういう形で、例えば財源が2,600万、それだけかかるんであれば、そういう目標、それを下げての目標の委託管理というのを、例えば入札、そういう全国に募集をかけるとか、その辺は考えられたりしていますか、今後のことについて。よりよくそういう利用率を上げていただいて、泉南市の知名度も上げる中で、幅広くそういう図書館も利用していただくような形で。  あと、貸し出し人数は出ているんですが、来場者数は調べてはいないんですね。貸し出し数でカウントをされているんですね。 97 ◯上ノ山教育部長 まず、指定管理ですけれども、どこの市にもその武雄市の例が当てはまるのかどうかというのは、その立地条件にもよると思います。泉南市でも大きな書店といいますか、あるわけですから、どこにも当てはまるわけでもないと思いますし、それから先ほども申しました、一度指定管理を導入して、そして結局また直営に戻しているという例もありますので、そのあたりは今後も泉南市でも指定管理が成り立つのかどうか、そしてそれが安定的に行われる必要があると思いますので、そのあたりを研究していきたいというふうに考えております。  それと、多分数字としては入館者といいますか、来場者の数字は持っていませんで、本の貸し出し数と、それからその人数、それと図書館には登録をしていただいていますので、その登録者の数はございますので、そのデータはまた御提供できると思います。 98 ◯古谷委員 立地条件は、道路幅は国道とあれなんですけれども、そんなに変わらないと思うんです。 99 ◯上ノ山教育部長 大都市の近郊であるとか…… 100 ◯古谷委員 だから、立地条件はそんなに変わらないと思うんですよ。泉南市も市の中心地もあるので。道路幅は狭いと思うんですけれども。ちょっとその辺は、新しいところのそういうところは、やっぱり教育委員会のところでちょっと視察していただいて、そこを勉強してから話ししてもらいたいなという部分もあると思うんです。これ、実は大阪府の教育委員会、御存じですか、視察に行っているのを。実は行っているんですよ。そこでやっぱり情報交換をして、いろいろそういうふうな取り組みもやられていますので、それを御存じでしたか。 101 ◯上ノ山教育部長 それは存じ上げませんけれども、大阪府の府立図書館も直営ではないかと思いますし、武雄市も我々歓迎していただけるのなら視察のほうに行きたいと思います。  〔発言する者あり〕 102 ◯木下委員長 御静粛に。当事者同士でやりとりします。 103 ◯古谷委員 歓迎していただけるのかとかいう、だからそれは全然前向きじゃない。それは僕に対してすごい失礼な話なんですよ。やっぱり同じ行政の中で、市民のためになるんであれば、逆に特視でもやって、やっぱりそれでじきじきに市長に頼んで、教育長に頼んで、お願いするのが筋じゃないんですかね、そういうのは。大阪府の教育委員会の中原教育長に頼めばいいじゃないですか、それやったら。(梶本茂躾君「名前出したらあかん」と呼ぶ)あっ、名前出したら……。また、名前出した。それは教育長に。  やっぱりちょっと後ろ向き、それは誰か議員がこういうふうに言われたとかで抵抗があると。それは固定観念なんですね。私は行って親切にしてもらっていますよ、同じ行政、議員と職員、全国どこでもそうなんですけれども、親切に扱っていただいていますし、やっぱり勉強もしていただいているんです。  もうちょっと、だから泉南市が新しく発展することに対して、前向きに取り組んでほしいなと思うんですよね、図書館にしても。どうせやっても無駄やとかじゃないんですけれども。 104 ◯上ノ山教育部長 ちょっと言葉が適切でなかったかもわからないので…… 105 ◯古谷委員 かなり適切じゃないですよ、それは。 106 ◯上ノ山教育部長 ただ、聞き及んでいるところでは、かなりの視察者が殺到しているというようなことを聞き及んでおりますので、十分な対応をしていただけるのか、相手の御迷惑にならないのかというような心配がありましたので、先ほどのような答弁になったので、言葉遣いについては訂正させていただきます。 107 ◯木下委員長 内部でも行革の委員で行ったり、それから古谷委員も直接行ったりしていますので、各議員とのやりとりなり、いろんな人がたくさん行っていますので、いろんな情報は収集できますので、それはやっていただいたらいいと思います。 108 ◯古谷委員 今の話、ちょっと個人感情も入ってくるんですけれども、プライベートでも行けると思うんですよ、本当にやる気があるのであれば。僕もプライベートで行っていますから、もう何回も行っていますから。 109 ◯木下委員長 行政はできません、それは。 110 ◯古谷委員 いや、だから行政はできなくても、図書館に見に行こうか。温泉もありますし、それかが観光で行けますやん。 111 ◯木下委員長 いやいや、それは要請できませんのでね。 112 ◯古谷委員 行政でだから個人、例えば上ノ山部長が個人で旅行へ行くと、そういうのも行けますやん。 113 ◯木下委員長 いやいや、そうじゃなくて、情報収集の手段としていろんな方法がありますと。行く必要があれば、行政として堂々と行けばいいわけでありまして、個人的に行けということの要請は、議会としてはよろしくないということです。それは不適切です。情報収集はいろいろありますということで。 114 ◯古谷委員 ちょっとその辺で、大阪府の教育委員会も実際に行って実績やっているので、そういう部分で泉南市教育委員会として行政視察という形で正式に申し込まれて、一度そういうのもぜひ、若い方々もいてますので、そういうのを見たいなという思いもあるかもわからないですけれども、ちょっと前向きな対応で僕は取り組んでほしいなと思います。  以上です。 115 ◯木下委員長 よろしいですね。  会議の途中ですが、午後1時20分まで休憩します。       午後0時 2分 休憩       午後1時20分 再開 116 ◯木下委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  款教育費を議題とし、質疑を続行いたします。  その前に、午前中の議論で数字の訂正等がございます。 117 ◯南文化振興課長 午前中の竹田委員さんの御質問について、私の答弁に数字の誤りがございました。おわびの上、訂正させていただきます。  図書館の25年度の新規の利用者の人数という御質問でございました。827人とお答えしていますが、901人と訂正をお願いいたします。申しわけございませんでした。 118 ◯松本委員 それでは、質問させてもらいます。  朝から古谷議員のほうから、図書館の指定管理の問題が出ていたんですけれども、今、上ノ山さん教育部長ですけれども、その前は市道さんで、その前は馬野さんやったのかな。馬野さんが教育部長をしているときに、図書館の指定管理は好ましくないということで結論が出ていますよ。なじまないというのかな。図書館、公民館の指定管理はなじまないか、そういうふうなので、議会でも何回か議論させてもらったし、答えは出ているはずですわ。  だから、それは調べてくれはったらいいんですけれども、問題は、上ノ山部長がずっと図書館の基本的な方針ということを述べられていましたからね、ちゃんとしたレファレンスの問題とか、市民サービスの問題とか、必要な資料が必要なときに自由に借りられるように、何の力も及ぶようなことのないように、自由に正しく図書館の運営をしていくためには、やっぱり公的責任というのは果たさなあかんと、そう思うので、そのことだけは私のほうから、歴史的な経過を含めて、指定管理をしたらどうやということでいろいろ提案されて、わざわざいろんな勉強をされた教育部長が決断を下したということは、もう答えは出ていることだと思うので、これをまた蒸し返して議論するのはどうかなと、こう思いますので、その辺は今後の課題じゃなく、もうそれはないと、指定管理はないということではっきりとした決断をした答弁してほしいなと思います。公民館と2つ、両方です、出たのはね。  それから、278ページの中学校給食のことですけれども、私たちは議会の厚生文教常任委員会でこの8月11日、12日から行政視察に行ったんですよ。そのときに、盛岡市で学校給食のいろいろ勉強をさせてもらいました。  ここも自校方式からいろいろ地域に合った子どもたちの給食、中学校の給食も含めた給食、そのことの方向づけをされた中で、全てセンター方式がいいとか、デリバリーがいいとか、自校方式が全ていいとかということも、いろいろ子どもたちの保護者の運動もあった中で、いろんな意見が出て、最終的には自校方式をそのまま続ける、それからやめる、それから給食センター方式でやる部分もあるというふうに、いろいろな考え方をそのまま実践されているという状況があったので、私は泉南でもそういうやり方をしたらいいのと違うかなと思うんですわ。  デリバリー方式で中学校給食も実施せざるを得ないと。給食センターのところでは無理やと、中学校の給食ね。そういう結論に達しているということでしたら、中学校も来年度、耐力テストをされるんでしょう、来年度、28年度。今やっているのかな。今年やね、26年に耐力調査をして、27年にはその結果を見て建てかえするという結論を出されているわけやから、28年からもし建設に入るとするならば、その27年度の結論づけが大事と思うから、もちろん中学校の自校方式も含めて、泉中の自校方式も含めて検討していっていただきたいなと。  もちろん学校給食の1食当たりの値段も、センター方式の学校の生徒さんも、自校方式の学校の生徒さんも、デリバリー、弁当方式の生徒さんもみんな値段違うかったですわ、それぞれにそれなりに。それで私、質問させてもろうたら、やはり仕入れの状況とか人件費の状況とか、いろんな状況を見て値段には格差がありますと、こういうふうにおっしゃっていました。  それから、2点目は…… 119 ◯木下委員長 質問じゃないですか。 120 ◯松本委員 聞かせてほしいんですよ。 121 ◯木下委員長 質問なら質問ということで的確に言ってください。 122 ◯松本委員 ちゃんとそのことについてお答えくださいね。これで2点目やね。  次に、3点目は就学援助費の問題ですが、就学援助費では、生活保護費が切り下げられて就学援助費も引き下げられた実態も報告させていただいたし、一般質問でね。それから、給食費と修学旅行費が7割しか支給されていないという実態、そういうことで、これをどうするかということで、市長はきょういらっしゃらないんですけれども、市長にもお聞きさせてもらったし、教育長にもお聞きさせてもらった。  もちろん教育委員会は、財政部局も含めてちゃんと要望もされているということがあの中でもわかったことだし、修学旅行費と給食費の問題については、これは格差があってはならんということをちゃんと教育長も認められた段階で、これから後の予算折衝をされることでしょうし、これは必ずもとに戻す。17年度から1割、2割、3割ということで減額をしてきたということでしたからね、これをもとに戻すということでの教育長の強い決断をお願いしたいと思います。  それからあと、学校図書館の問題ですけれども、図書館の図書室にはやっぱり司書がいなかったら困るんやという実態がありますよね。泉南が「泉南市子ども読書活動推進計画“子どもの心と本を結ぶため”」にということで出された、これは2013年3月に策定されて5年間ですね。平成25年から5年間でこれを実践するということでつくられたこの方針ですね、推進計画書。  その中には、現状は司書教諭などの学校図書館担当者は、クラス担任やその他の校務を兼務していますと。配置ができていないと。図書館担当者会議でいろいろお話もされた中で、課題としてきちっと提起されたのは、学校図書館の資料の整備は質・量ともに十分ではない。それから、児童・生徒の学びを支援して豊かな読書を支えるために、資料の充実が必要であると。これは本が十分じゃないということですよね。  それから、資料の更新だけではなく、空調設備や本棚、施設面の課題がある。これも指摘されています。もう1つは、学校図書館担当者会議やから、各学校からの担当者が参加されているわけやから、図書館運営のための業務に専念するのは難しい状況であるということで、担当者となられた司書教諭の方などがそういうふうに発言されて、図書館の機能充実のために体制を整備する必要があると、こういうふうにはっきり書かれていますよね。  議論にもなりましたけれども、竹田議員もおっしゃっていましたけれども、学校では小学校でも中学校でも読書離れが進んでおって、1日に10分より少ない、全く読書をしないと答えた人は、小学校で36%、中学校で50.2%と、こういう実態であるということを重く受けとめて、特に読書というのは生きる力になり、教育、学習を高めていく力にもなり、夢を育む力にもなる、創造力を養う力にもなるんだということは、これはもういろんな形で皆さんもずっと訴えられてきていることですから、図書館の司書の問題も4点目にお願いしたいと思います。  それから、学校のクーラーの設置の問題ですけれども、各教室、全ての教室にもうクーラーを設置せないかん時代になってきたと。これはもう誰もが認めるところですし、中学3年生の子どもたちがことしクーラーが設置されたことによって、どんな状況が生まれてきたのか。 123 ◯木下委員長 重複した質問は、できれば避けたほうがいいんじゃないですか、松本さん、ほかのことを質問したほうが。さっきもう2人ほどやりましたからね。 124 ◯松本委員 ああ、そうですか。いや、どんな状況かというのは、多分つかんでおられるでしょうから…… 125 ◯木下委員長 さっきその質問もありましたからね。 126 ◯松本委員 ああ、そう。子どもたちの授業態度がよくなったとか、静かに授業ができるようになったとか、教室で勉強に取り組む姿勢がちゃんと変わったとか、そういうことがあって、あとやっぱり全部の教室にクーラーを設置せなあかんけれども、ほかにも音楽室とか図書室とか特別室なんかも必ずクーラー設置せんといかんということで、そういう点ではお答えを願いたいと思います。どういうふうに考えておられるか。  それから、もう1つ、309ページ、スポーツ推進委員がいらっしゃるということで、予算を見ても本当に低い予算ですけれども、スポーツ推進委員、この方たちがどんな活動をされているのか。役割、活動内容、それからこの成果が多分あると思うので、そこら辺も聞かせてほしいと思います。  それから、学校の需用費、備品費とか学校教材備品費、図書費、備品購入修繕費、そういうのを見てみますと、何年か前と比べて、資料を出していただいていたんですが、見てみたら減っていますよね。21年ぐらいと比べたら25年は減っていると思うんですよ。  この備品は物すごい大事なものだと私は学校の先生に聞かせてもらいましたけれども、高いんですってね。あの顕微鏡とかそういうものが買えないで困っているとか、そんなお話を聞いたことがあるので、その辺のところの予算の状況が減らされて困っているというような実態があるというのはつかんでおられると思うので、その辺、どういうふうにもとへ戻して、十分な、教育に必要な道具を学校にちゃんと配置するかということについても聞かせてほしいと思います。  教材備品とか備品購入費、修繕料、これは学務課とそれから教育総務課と違うんやね。2つあるんやね。ちょっとその辺、両方とも減っていますわ。図書費も大事ですよね。図書費も減っていますわ。わずかであっても、今ここに図書費を充実させなあかんということが、ちゃんと学校の図書館担当者の方からの声もあるんですから、その辺聞かせてほしいと思います。  それから、286ページの幼稚園の就園奨励費についてですけれども、これは新しい認定こども園になると、今9,000円の保育料を払っているんですけれども、どのぐらいの値段に変わっていくのかというのは、この前もすごく保育料のことは心配だったんですけれども、現状で就園奨励費の補助金ですね、平均でいいですけれども、平均してどのくらい補助金が支払われているのか。私立幼稚園、公立幼稚園の実態を聞かせてほしいと思います。  それから、9,000円の保育料がどう変わっていくのかも聞かせてください。  とりあえずそれだけお願いします。 127 ◯蔵野教育長 それでは、私のほうから就園の制度についてのお答えをさせていただきます。  一般質問のときにもお答えさせていただきましたように、この就園制度というのは、経済的な理由によって就学が困難な児童・生徒の保護者に対して、必要な援助を行うことを目的としております。  とりわけ義務教育の中では、給食費とそれから修学旅行費につきましては、平成17年度から9割あるいは段階的に減らしたところでございます。平成16年度までは10割を補助していたというふうに聞いております。できる限りそれに近づけていくように努力はしてまいりたいというふうに、一般質問の中でもお答えさせていただきました。本日も同じように、今後も努力をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 128 ◯上ノ山教育部長 そうしたら、指定管理の御質問がございました。  馬野部長ということですから、平成19年、20年以前だったと思います。そういう当時の状況での御判断だったとは思いますけれども、平成22年度に先ほどの古谷委員のほうからの御質疑にお答えしました第4次の行財政改革の計画が策定されておりまして、その中で、図書館に限らず各公の施設の指定管理制度の導入についての検討というものが、この行革の検討項目として上がっております。  したがいまして、我々としましては、それに従いまして、そしてまた図書館なり公の施設を取り巻く状況、環境というのも日々変わっておりますので、その指定管理の導入についてのデメリットあるいはメリット、そういうことはずっと検討し続けていきたいと考えております。 129 ◯伊藤教育総務課長 中学校給食に関連する質問ですけれども、今回の中学校給食に関しては、検討書のほうでもお示しさせていただいたように、一斉開始と全員喫食ということを大前提にしております。同時に、府の財政制度を活用したいということで、28年度から実施していきたいなということで、現在取り組んでおる状況です。  その中で、盛岡市さんもそうなんでしょうけれども、自校方式のほうがいいという要請なのかもわからないんですけれども、あくまで泉南市の場合、配膳室、調理場等のスペースの問題や今後の生徒数の減少もあるし、盛岡市さんもそうでしょうけれども、やっぱり単独の小さい調理場であれば、衛生管理基準に適合する施設という形で設置できるのかという問題もありましたので、そういった観点の中で28年に実施しようと思えば、今のところ検討書で取りまとめた方向で考えております。  同時に、泉中のほうは28年から建てかえだという御指摘ですけれども、今のスケジュールでいくと、今年度耐力度調査をした上で、建てかえ、スーパーリニューアルか大規模改修ということを踏まえて、来年度基本計画、28年度実施設計、29年から事業実施なので、完成予定は今のところ教育委員会の報告書の中では平成30年ということになってしまいますので、タイムラグが生じているという現状なので、一斉開始のほうを優先していきたいとは思っております。  エアコンに関して、普通教室のほうの生徒の反応というのは、午前中も言いましたけれども、比較的落ちついて、学校側も生徒指導、学校運営に好影響を与えているというふうには聞き及んでおります。  今後、特別教室のエアコン設置の促進ということですが、現在、保健室、コンピューター室は当然全小・中学校には入っています。今のところ議会等でもたびたび御指摘されていました図書室のほうのエアコン設置を目指しておりまして、こちらは残念ながらまだ小学校で6割、中学校で4分の3、75%という状況なので、こちらも急いでいきたいなと思っております。それに合わせて、ほかの特別教室についても、今後計画的には取り組んでいきたいと思っております。  子どもたちへの消耗品とか備品ということですけれども、例えば教育総務課のほうには配分する予算として予算計上しております。御指摘のように21年から下がっているということなのですが、例えば教育総務課所管の小学校費の消耗品でいきますと、21年度は1,580万、平成25年の決算では1,610万と若干でも上がっています。  ただ、この間に児童数でいくと21年度は4,538人だったんですが、平成25年度は4,087人ということで、単純な比較はできないんですが、1人当たりの消耗品費というのは、かなりふえているということで、財政当局のほうからも配慮していただいているという状況にはなっています。  以上です。 130 ◯小林教育部次長兼人権教育課長 失礼いたします。  私のほうからは、幼稚園のほうの就園奨励費及び来年度の保育料の見通しというお尋ねでございましたので、その件についてお答えをさせていただきます。  まず、就園奨励費の現行の平均ということでございますけれども、これも一質等で御質問あった中で御答弁させていただいておりますけれども、まず公立のほうは、就園奨励費の適用世帯というのが2種類ございまして、生活保護世帯と、それから市民税の非課税世帯の2区分ということでございます。  実質現行制度であれば、就園奨励費は生活保護世帯が9,000円で、市民税非課税世帯が1,700円という、これは月額ということになります。  それから、私立のほうでございますけれども、私立の場合は、この区分が5つございまして、先ほどの生保世帯、非課税世帯に加えまして、市民税所得割額の課税が7万7,100円以下の世帯。すみません、ちょっと言葉で申しわけございませんが、4つ目が同じく21万1,200円以下の世帯、5つ目がそれ以上という形の世帯区分になっております。  私立によっては、保育料等の差もございますけれども、おおむね平均して生保世帯のほうが月1万6,800円、市民税非課税世帯が1万6,600円、7万7,000円以下の世帯が9,600円、それから21万1,200円以下が5,200円、それからそれ以上になるとゼロ、適用外というような形になってまいりますが、これも繰り返し申し上げますが、兄弟関係等によりましても、適用の区分が変わってまいりますので、あくまでおおむねということで御理解いただければというふうに思っております。  それから続いて、いわゆる1号認定の保育料の関係でございますけれども、これは現在、特に公立幼稚園は施設型給付施設に来年度完全に移行という形になっておりますので、これまでの一律の保育料と就園奨励費の組み合わせで、保育料が事実上決定していたんですけれども、今の保育所と同様の所得に応じたいわゆる応能負担の保育料設定という形に変わってまいります。  これについては、本当に今いろいろ情報が出たところで精査をしているところでございますが、公立、民間のバランスとか、それから国の政令等の水準を限度にするというような縛り等もございまして、今後さまざまなバランス等を考えて、市の中で検討して決定してまいりたいと考えております。  以上でございます。 131 ◯阪上学務課長 失礼いたします。  私のほうからは、まず就学援助制度のことについて答えたいと思います。  さきの一般質問でも問われておられましたけれども、この制度につきましては、子どもたちの学力あるいは進路と保護者の経済状況というのは、非常に相関性が高いということで認識しております。子どもたちのそういった将来をきちんと保障する、守っていくためにも、この就学援助制度については非常に大事なものというふうに認識しておる次第です。  25年度の決算では、4,087名中885名小学校で認定をして、中学校におきましては2,083名中555名認定ということで、本年度もまだ正確な数字は出ておりませんが、ほぼ昨年度並みの認定者数が出るという状況にございますので、一般質問で教育長も答弁されていましたけれども、来年度に向けて努力をしてまいりたいというふうに思います。
     続きまして、学校図書館のことでございます。学校図書館につきましても、一般質問でもお答えさせていただきましたが、学校図書館法の一部を改正する法律、御指摘のあったように、本年度6月27日に改正され、公布されております。  その中では、学校司書の専任化ということが文言として盛り込まれておることは、承知しておる次第ですけれども、学校に配置される教職員数については、国の方針等が一定示されるであろうというふうに考えております。今後、国や府の動向を見ながら、御指摘のような学校図書の充実に向けて検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  それと、最後でございます。図書備品費等についてでございますけれども、これにつきましても、昨年度の決算ベースで小学校の教材費及び図書購入費は、24年度から教材費につきましては300万配当、図書購入費につきましても270万前後の配当をさせていただいております。  今年度の配当につきましても、学校の状況を勘案しまして、ほぼ同額の配当でいかせていただいております。そういったところで、子どもたちの教育を保障するあたりをつくっていきたいというふうに考えております。  以上です。 132 ◯岡坂生涯学習課長 私のほうから、スポーツ推進委員について御返事させていただきたいと思います。  これは、泉南市スポーツ推進委員に関する規則に基づきまして、20名定員の中で今現在19名の方がいらっしゃいます。市民のスポーツを振興させるという意味合いのもと、住民・市民の方に対してスポーツの実技とか指導、その他スポーツに関する助言を行うというふうな役割をお持ちでございます。  当然、スポーツに対して陸上とかバドミントンとか、さまざまな競技について詳しい方がなっていただいているということでございます。また、この方々に対しまして泉南市教育委員会のほうからは、委嘱状を出させていただいているということでございます。  大阪府の競技会の研修会とか、また全国スポーツ推進委員研究協議会というのもございまして、全ての方ではないですけれども、代表の方に参加していただきまして、体育に関する授業についての内容を研修していただき、それを市民の方々にまた教えていただくという形でバックさせていただいている状況でございます。  以上です。 133 ◯木下委員長 あと1分です。 134 ◯松本委員 なみはやグラウンドの府の借地が返還を求められていると聞いたんですけれども、これは実態はどうなのか、もし返還せえと言われてきたとき困りますよね、お金をかけてつくったグラウンドやからね。そのことについてはどうなっているのか、ちょっと聞かせてください。  それから、就学援助のせめても修学旅行費と給食費については、ちゃんともとに戻して実費を給付するという形で、これは教育委員会の結論を出してほしいと思います。  それから、体育指導委員の方の問題ですけれども、この方たちは本当にたくさんのサービスをされていて、予算が少ないから活動が十分できないと、こういうことをおっしゃっています。いろいろ活動できる予算の配分をお願いしたいと思います。 135 ◯木下委員長 要望ですか、質問ですか。 136 ◯松本委員 いや、やってほしいと思うので、お答えください。 137 ◯木下委員長 もう時間がないですよ。以上ですね。 138 ◯松本委員 それから、まだあるよ。 139 ◯木下委員長 まだあるよって、守ってください。あなただけですよ。持論を述べるから質問項目が減るんですよ。端的に言ってください、端的に。 140 ◯松本委員 学校図書館司書についても、この計画どおりにきちっとやっていく姿勢で、これは法改正できたので、国がやったので、ちゃんと国に基づいてやるべきということを強く要望しておきます。答えてください。 141 ◯木下委員長 理事者の答弁を求めます。 142 ◯上ノ山教育部長 まず、なみはやグラウンドの御質問がございましたけれども、これはサザンスタジアムの件だと思います。  実は、これは大阪府との交渉の窓口は総合政策部になっておりまして、我々としてはそんなに熟知はしておりませんけれども、これは市としても一定の投資をしておりますので、その投資の市債の償還期限、これまでは一定猶予といいますか、今までの状態でいきましょうというような結論になっているというふうに聞き及んでおります。 143 ◯松本委員 期限はいつですか。 144 ◯上ノ山教育部長 ちょっとその詳細については承知しておりませんので。 145 ◯木下委員長 あとは要望でしたね。コメントできますか。 146 ◯松本委員 もうやると言うてくれはったらどうですか。 147 ◯蔵野教育長 就援につきましては、何回も一般質問でもお答えさせていただいていますように、実費にかなうよう努力をしていきたいというふうに御答弁させていただいています。 148 ◯松本委員 財政も市長も納得させなあかんのやで。 149 ◯岡田副委員長 すみません。じゃ、5点だけお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  265ページの障害児介助員、また日本語指導員、それぞれの人数と、また介助員の人数が足りているのかどうか、お聞きしたいと思います。  それと、266ページの英語教育事業の支援です。これは信達中学校区内で行われているんですが、全市で取り組まれるという目標が、また予定があるのかどうか。また、対象学年についてお聞きしたいと思います。  それと、267ページの学校支援コーディネーター、これは何校に何名、また仕事の内容を教えていただきたいと思います。  それと、270ページのキャリア教育推進事業、この委託先と内容を教えてください。  最後に、ちょっとどこに入るのかわからないんですけれども、うち信達小学校に孫がいてますので、今回熱中症対策としてミストシャワーもふえたのと、あとタープというんですかね、これを何か設置されたそうなんですけれども、これは何費で、ほかの学校もタープというものを買われたのかどうか、ちょっとお聞きしたいんですが。  以上5点お願いいたします。 150 ◯阪上学務課長 私のほうからは、小・中学校の介助員、語学補助員についてお答えいたします。  今年度、介助を必要とするというお子さんにつきましては、市内小学校のみになるんですが、57名いらっしゃいます。介助員の配置が必要だといわれる定員は、30名というふうに聞いております。現在、年度途中でおやめになった方もいらっしゃいまして、2名欠員で28名の配置という状況になっております。  それと、もう1点、語学補助員についてですけれども、外国籍を持つ子どもたちの日本語補助ということで2名今任用しております。対象の生徒につきましては、2名今ついていただいている状況です。  以上です。 151 ◯右馬指導課長 それでは、266ページの英語講師派遣委託料について御質問がありましたので、答えさせていただきます。  これは、午前中に答弁いたしました信達中学校区での展開と異なっておりまして、これはALTと呼んでおります語学補助指導員のことでして、基本的に各中学校に派遣しております。人員としては1名を4中学校区に派遣ということで、小・中学校振り分けて配置いただいているという、ネーティブの、今年度につきましてはアメリカの方に入っていただいているという事業でございます。  それから、もう1点、学校支援コーディネーターの件につきましてですけれども、これは各小・中学校それぞれ原則として1名配置、お一方だけ2つの学校を重なって入っていただいていますので、今年度、26年度では13名の配置となっております。役割としましては、それぞれの小・中学校に学習支援、授業支援、環境整備等に入っていただいているボランティアの方々のまとめ役といいますか、ボランティアの方と学校とをつなぐというような役割をしていただいております。  以上です。 152 ◯小林教育部次長兼人権教育課長 失礼いたします。  私のほうから、キャリア教育のお尋ねがございましたので、お答えをさせていただきます。  キャリア教育につきましては、文部科学省と幾つかの省庁にまたがりまして、現在の子どもたちの状況に鑑みて、積極的に進めている教育でございまして、将来、社会に出たときに、社会的あるいは職業的な自立に向けて、発達段階に応じて必要な力をつけていくというような狙いを持ちまして、大阪府教育委員会のほうでも目指す二十像というようなコンセプトを具体的に挙げまして、積極的に中学校区の中でその計画立案を進めていくようにというような呼びかけをしております。  これについては、平成29年度には各4中学校区でそれぞれの年間計画に応じたものを立案して、取り組んでいきましょうということでございます。  お尋ねの委託先でございますけれども、NPO法人のJAEというところなんですけれども、こちらの団体につきましては、私どもの指導助言を受けている大阪府教育委員会においても、そのキャリアサポート等の事業を展開されている法人でございまして、そちらのほうに委託をさせていただいているという現状でございます。  25年度については、泉南中学校区で展開していただきまして、今年度は西信達中学校区のほうに事業展開をしているというような状況でございます。  以上でございます。 153 ◯伊藤教育総務課長 熱中症対策で信小に係る部分を含めてですけれども、ミストシャワーについては、学校施設の整備費の保全事業の修繕費等で全小・中学校の対応を行いました。ちなみに信達小学校には今1基増設中で、合計3基になる予定でございます。  あわせてタープというのは、テント製の日除けということです。すみません、こちらはちょっと不勉強で、25年度にはそういう支出はなかったんですが、26年度に関しては恐らく学校に配分している予算のほうで、学校の判断か、もしくはそれ以外の学校の有志であったり、PTAさんの御協力ということだと思いますので、そちらは今のところ、僕のほうは把握しておりません。すみません。 154 ◯岡田副委員長 265ページの先ほどお聞きした分で、その不用額が291万9,433円残っているんですが、これはほかへそういうふうな活用できなかったのかというのをちょっと1点お聞きしたいというのと、あと各中学校に英語の教師ですね、派遣していただいているんですが、一般質問とかでも澁谷議員もおっしゃったように、英検とか、そういうものに向けてぜひやっていただきたいとというふうにおっしゃっていたんですが、市長も英語の教育に力を入れていきたいというふうにおっしゃっていましたので、その英検を受けるぐらいまでのそういう力になるまでにという、そういう目標もあってされているのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 155 ◯阪上学務課長 今お尋ねのありました265ページの不用額ということですけれども、こちらの額につきましては、年間介助していだだく介助員の方々は、原則、子どもたちが学校に在席している時間、勤務していただくということになっておるんですけれども、ただ、いろんな行事等、不測の事態もありますので、毎年割と多目にとっておるような次第でございます。  それとあわせて、正直、賃金形態の面もありまして、欠員が生じておるということで、年度末まで必要数を入れられていない結果、こういった額が生じているという次第です。 156 ◯右馬指導課長 それでは、ALT派遣と英検についての御意見をいただいております。お答えさせていただきます。  先ほど説明させていただいたALT、外国語補助員と直接関係はないんですけれども、いろいろな議員の方からも御意見をいただいておりますとおり、英語教育にもう少し力を入れるべきではないかという御意見をいただいております。  英検受検につきましても、なかなか全額補助というのは難しいところですけれども、6月議会でも御意見いただいたのを受けまして、まずは特に中学校なんですけれども、各中学校長に英検受検の奨励の話をさせていただきまして、現在でしたらこの近くでは桃山学院大学が一番近い本会場ということなんですけれども、せめて泉南市内で受けられないのか、中学校を会場として受検できないのか、受検の周知というか、呼びかけも含めて今後力を入れていくようお願いしたところです。  以上です。 157 ◯木下委員長 以上で教育費を終わります。       (教育費の審査終了) ────────────────────── 158 ◯木下委員長 入れかえのため、この場で暫時休憩します。       午後2時3分 休憩       午後2時6分 再開     ◎ 公債費、諸支出金、予備費 159 ◯木下委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、313ページから322ページまでの款公債費、諸支出金、予備費を一括議題として質疑を行います。ございませんか。 160 ◯成田委員 基金の問題について触れたいんだけれども、僕は久々に、随分人件費を削って平成16年から平成25年までに331人削減して、当時60億円あった人件費が今は35億円だから、年間で25億円ぐらい人件費が削減されたんやね。  これは向井市政以前の基金に戻ってきたと。39億でしょう、今、基金残高。僕は経常収支比率も悪いし、それは不良債権大事業を行って、87億円借金しておるんだから、これは今大事業が始まったんだからね、それはそれだけの借金、負債があるんだけれども、この基金の問題やね。  一方で借金を返しながら、一方で基金が39億になってきておると。こういうアンバランスな、特に平成21年以後は、これは21年以後というと、信達樽井線が終わった後やと思うわ、これ。  それ以後、大きな公共事業はほとんど行われていないので、その分だけ積み立てしてきたんですが、ちょっと基金の状況について、この現在39億でしょう。10年前に比べたら17億の積み立てをしたんですけれども、現在繰りかえ運用額はあと残が2億5,000万やね。あと2億5,000万返したら基金がもう完全に借金を返すということになるんですけれども、基金の運用について、もうちょっと公共施設整備基金などを小・中学校の場合に運用する余裕がちょっと出てきたと思うんだけどね、僕、基金の一方の問題で。無理して基金をためることは、僕はないと思うよ。ある一定もう借金を返したら、基金なんか。  これ以後は、公共施設整備基金というのは、小・中学校に回したらどう。どうですか、これ。今は何もしてないやん、大型債務事業以外。大事業をしておるんやて。87億円の事業をしておるけどよ。 161 ◯野澤総務部次長兼財政課長 そうしたら、基金に関しての御質問ということで、総括的な部分ということでお答えさせていただきます。  基金は、当然その目的に応じて条例の定めるところによって積み立てているものでございますので、当然それを使う場合、その基金の目的に合ったものに取り崩していくということになります。  御指摘のとおり、22年度以降、基金のほうが回復してきているという状況でございます。一方、本市の基金の残高というのは、類似団体と比較するとまだ低い状況であるのが、まず現状であります。  また、一方、委員おっしゃるとおり、基金の目的、例えば公共施設の整備基金であれば、今後は施設の老朽化、これは市の課題としてありますので、その辺はその基金をできるだけ活用していくということが、当然出てくるのかと思っております。  以上でございます。 162 ◯成田委員 僕は、片方では公債費負担比率は15%、これは当然やわね。大事業を今やっておるんだから、そこにごっつう、毎年3億も返しておるんだから、これは大事業だから30年間、公債費というのは僕は余り下がらないと思うんですわ。今15%ラインだけれども、今後30年間で公債費ラインが10%下がるというのはないのと違うかと思う。  公債費の問題は、基金も一定公共事業に使うということですべきだと思うんですけれども、ここの歳入の問題が、さっき僕言うたんだけれども、今回の歳入は、空港からの2億円ちょっとと、それから人件費削減であったわけやね。これが黒字に転じたので、これが最近続いておる市税の傾向なんですけれども、4億、ことしはあれでしょう、特会で予定しておった赤字は、ことしの特会の計画プランでは大体1億8,000万の黒字という特会、土地開発公社計画プランでは1億8,000万の黒字というプランを組んでおったけれども、実にその2倍に及ぶ黒字になったんやな、今回。僕はそこをちょっと、あの計画から見ると、1億8,000万から2億6,000万の黒字が今出てきておるんだけれども、そういう分については、ちょっと公債費を見ても、げたを履かせたんと違うのか、ちょっと。俺、そんな気がするんや。  みんなにごっつう、議員に危ない危ないばかり言うておいて、ぱっと見たら違うと。それは結果的にはそうなったかしらんが、危ない危ないと言って、3倍も黒字になるなんて。だから土地開発公社にみんな、大事業に賛成したんだ。僕は反対したけれども、その辺どうなんですかね。1.8億円の黒字がええことなんだけれども、2倍もね、ちょっと恐怖心をあおったのと違うかと。そんな金が多分信達樽井線をやめたからこういうふうになってきたと思うんだけれども、ことしも全然事業をやっていないでしょう、何もやっていないよ、事業。その点どうですか。 163 ◯野澤総務部次長兼財政課長 今、委員御指摘がありましたいわゆる公社の解散プラン、1億9,400万の実質黒字を見込んでいたものが、25年度が4億5,500万の黒字になった。その差が大きいのではないかという御指摘かと思います。  その内容につきましては、まずその当時見込んでいたよりも税収が多かったと、市税収入が多かったということが1つ大きな、歳入でありました。  あと、もう1点が、歳入のほうで国の経済対策で臨時の交付金をいただいております。それはその当時想定していない収入があったということと、あとは歳出のほうは、公社の解散プランで考えていた借り入れの利率よりも低く借り入れできたと。  そういった要素がありまして、今回4億5,000万円、中にはちょっと返還金といいますか、24年度で国庫の負担金とかをいただき過ぎている分の返還が1億ぐらいございますので、そういうところの差が出てきて、2億6,000万ぐらいの実質収支の上振れといいますか、になったというふうに理解しております。  以上でございます。 164 ◯成田委員 僕が言いたいのは、土地開発公社の計画の中で、普通建設債を毎年15億と、これで公共事業をやっていくんだということを15億で。そのうち現金で使えるのは、たった5億しかないという言い方をしておったんですわ。  そうすると、泉中の次の西信中とか信達小学校が建つ可能性が少ないから、僕はそうじゃないんと違うかと。現状では土地開発公社のいわゆる返済計画を見直したら、小・中学校建てかえの費用が出てくるんじゃないかと。第5次はわからんで、どうなるか。何か第5次を聞いておると、ちょっと怪しいような、給食センターもどうもわからんような感じがするもので、その点もう一遍調整する必要があるのと違うか、その点は。来年はようわからんけれども、全棟調査で毎年幾ら入るのや。8,000万入るのと違うかな、全棟調査を完全にやり切ったら。 165 ◯木下委員長 6,000万とか言うたのと違うか。 166 ◯成田委員 8,000万やな、年間。6,000万……。市税の見通しについては、僕はこれはわからんわ、景気があるから。わからんけれども、空港から2億は間違いなく入ってくるからね、これから税収が。どうですか。 167 ◯木下委員長 質問の趣旨はわかりましたか。 168 ◯成田委員 基金の公債費の問題よ。 169 ◯木下委員長 野澤次長、わかりましたか。端的に質問してください。 170 ◯成田委員 土地開発公社計画プランによると、黒字の額が倍近く変わってきた点と、それからその土地開発公社の計画プランでは、年間普通建設の公共事業やね。それに15億円使うと。15億円のうち、使えたとしても5億は現金で10億は市債というふうに言われておるからね。それだから、その5億の幅をふやせると、これで。そんなたくさんせえと言えへんで。  その辺の小・中学校と給食センターの部分ぐらいは第5次ではつくれるのと違うかと。僕はそういう余裕が出てきたと。いや、何かこれを見て、そういう余裕が、大分犠牲にして積み立てたお金が、ちょっと余裕が出てきたのと違うかと僕は思うんやけれども、その辺どうですか。 171 ◯木下委員長 15億プラスアルファになるのかということね。 172 ◯野澤総務部次長兼財政課長 25年度の決算が4億5,000万ということで、前年度が4億2,000万でしたので、単年度が3,000万の黒字ということになるかと思います。ですので、そういうことを言うと、大体収支均衡の25年度の決算であったのかなと思いますので、今後の収支見通しについては、25年度臨時的な収入もございますので、よくはなるんでしょうけれども、急激にその分改善するということは考えられないので、やはり一定の行革をしながら、そういう公共施設の整備も図っていく必要があると考えています。
     以上です。 173 ◯成田委員 もう1点は、佐野は全体の借金が水道と下水、一般、市債を加えると1,200億円でしょう。一般、市債が800億円、それで小・中学校を全部建てかえておるからね。だから、そういう点では、泉南市は佐野よりはまだ余裕があるのと違うかと僕は思っておるんだけどね。泉南は悪いで。だけど、あの悪い佐野でもああいうことをやるんだからね、そういう点でもうちょっと公債費の問題について、それから市債の問題について、特に土地開発公社は銀行利息も改善されたし、そういう点で計画をもうちょっと、借金返済をもっと緩やかにするんじゃないかという、こういう考えですわ。その分を回せと、こっちへ。もう一遍見直して、そういう考え、借金しておるからな、10年債で。 174 ◯木下委員長 成田委員、総括のほうがふさわしいんじゃないですか、それは、財務当局に聞くよりも。どうですか。 175 ◯成田委員 それでええわ。 176 ◯野澤総務部次長兼財政課長 公債費の問題も1つ挙がりましたので、公債費は今後27年度が一応ピークということで今推計しております。それには今委員の中から御指摘もあった公債費の管理基金が、今は25年度末で14億ということで、一定回復がありますので、その基金も一定活用も検討しながら、今申し上げた公共施設の整備を図っていく必要があると考えております。  以上です。 177 ◯松本委員 緑化基金事業というのをちょっと説明してもらいたいんですけれども、緑化基金費、当初予算で7,300万、それから補正予算で3,100万、これはどういうところから入ってきて、どういう形で使われていくものなのか。  それから、317ページ、農用地整備基金事業700万円と、それからもう1つは、318ページの泉州東部区域農用地総合整備事業償還金事業8,161万1,000円。これの御説明をお願いします。 178 ◯高山産業観光課長 それでは、私のほうからお答えさせていただきます。  317ページの農用地整備基金費ですね。これは318ページの事業の地元負担の預金の利子という形になっております。6,000円ですね。 179 ◯松本委員 6,000円ね。はい、わかりました。 180 ◯高山産業観光課長 それで、318ページの泉州東部区域農用地総合整備事業償還金事業ですね。これにつきましては、先ほど言いました地元負担分と泉南市の分と合わせまして8,116万954円ということになっております。  以上です。 181 ◯根来住宅公園課長 それでは、私のほうから緑化基金繰入金について御説明させていただきます。  これについては、ABC委員会等に緑化基金の運用から花の苗を年2回配布を行っているものでございます。  以上です。 182 ◯松本委員 それから、315ページ、公共施設整備基金1億6,622万1,000円というのがありましたよね。これもどういうところに使った形になるんですかね。使ったのと違うの。積み立てか。このお金は入ってきて積み立てするんやな。2,400万で補正額1億6,699万2,000円ね。積み立てをしていく原資は、一体どこから来たのか。  それからあとは、315ページ、ふるさと創生の分ですね。これについても聞かせてほしいんですけれども、実態はどうなっているのかな。繰りかえ運用とか何かで使っている分になっているんですかね。その辺も詳しく聞かせてください。  それから、315ページ、地域福祉基金の中身も聞かせてください。 183 ◯根来住宅公園課長 それでは、私のほうからは、土地売払収入ということで御説明させていただきます。  これは、砂原団地の売り払いに伴う分割分ということで…… 184 ◯木下委員長 ちょっと待ってください。  質問と合っていないですか。 185 ◯松本委員 公共施設整備基金のところがそれですか。違うの。地域福祉基金。 186 ◯根来住宅公園課長 公共施設整備基金の事業ということで、これは住宅公園のうちの公園の分がありますね、60万。これがそれに当たるわけです。 187 ◯木下委員長 砂原住宅の。 188 ◯根来住宅公園課長 砂原住宅の売り払いの……。 189 ◯木下委員長 ということです。 190 ◯松本委員 60万。 191 ◯根来住宅公園課長 今年度はこれで終わりなんですけれども、5カ月分ということです。 192 ◯岡田総務部次長兼政策推進課長 失礼します。  それでは、私のほうから公共施設整備基金のうち、1億2,085万8,000円余の部分について御説明いたします。  この1億2,000万円余は、いわゆる地域の元気交付金でいただいたものを25年度の末にこのような基金に積ませていただいて、26年度に使おうということで、この決算上は一遍積ませていただいているものでございます。  それで、一遍この決算処理を積ませていただいておりますけれども、既に26年度の当初予算では、保育所の整備事業等に充当しておりまして、またさきの6月の補正予算でも土木費に充当させていただいておりまして、この1億2,000万円余につきましては、使い道が決まっているという状況になっております。  それから、もう1点、ふるさと創生事業推進基金のことでございますけれども、これにつきましては、一定これまで繰りかえ運用の原資となっておりましたけれども、1年前倒しでそれを返していただいたというのが315ページにございます償還金利子及び割引料の部分で、繰りかえ運用返還金1億円となってございます。  これにつきましては、今後また使い道等を検討するという形になってございます。  以上です。 193 ◯眞塚行革・財産活用室参事 恐れ入ります。  私のほうから、同じく積立金の行革・財産活用室の分の3,466万2,425円について御説明させていただきます。  これにつきましては、平成25年度に売却いたしました旧市営住宅を初めとする普通財産の6件と、いわゆる里道水路と申します法定外公共物の売却7件分及び公共施設整備事業寄附金といたしまして、信達郷共有林野組合から寄附を受けたものの合計額になってございます。  以上でございます。 194 ◯丹羽会計管理者兼会計課長 公共施設整備基金の積立金と地域福祉基金の積立金について御説明いたします。両方とも括弧書きで会計課としてある分です。  その2つにつきましては、会計課が基金の一部を運転資金として一時的に借り入れ実施したときに、基金がその貸付金を金融機関に預け入れた場合の受け取り利子相当額を基金に積んだものであります。  以上です。 195 ◯松本委員 この公共施設整備基金は、結構大きなお金が財産を売り払ったりいろいろ整理する中で生まれてきたお金だというふうな状況ですけれども、26年度に使うのが決まっている分はともかくとしても、この総務課の1,000万、行革の3,400万、住宅公園課の60万ですね。そういうものについては、積み立てをするという形でこういう処理をされたんですけれども、もっと使い道があったんじゃないかなという気はするんですよね。  ふるさと創生事業推進基金、これは総理大臣の一声がかかって1億円を全自治体に配られた、そういうものですけれども、事業化せずに泉南の場合は利子を使うというような形で、ずっとこれまで金利も下がったので、何の値打ち──値打ちって、利子は本当にわずかなものだったということで、本当に何かこの事業そのものがもう何の意味もないようなものになってしまっているのと違うかということで、すごい悲しい現実ですわね。  例えば、金の延べ棒を買った町があったりとか、いろいろありましたけれども、もっと市民に役立つようなものに使っていくというようなことを考えてみたらどうやろうという気がするんですよ。  置いておいたら、また繰りかえ運用でお金がなくなって借られて、もう使えない実態が起こってきて、同じようなことを繰り返すような状況ではぐあい悪いので、きちっと新しい事業として観光ということで位置づけられたということであるならば、ふるさと創生の名前もちょっとは関係して、解釈の中では使っていけるものじゃないかなとかいう気はしますわ。  それから、緑化基金ですけれども、これは最初は空港の駐車場か何かの駐車料金を積み立てるということで、泉南市もこれを利用して公園とかつくったですよね。でも、公園も管理せんとほったらかしたまま草ぼうぼうというような実態もあったりして、これはいかんということでやっと気がついてくれて、新たな公園管理の面についてはちょっと提起されてきましたけれども、この緑化基金も今幾らあるんですかね、総額で。これについても、使い方を考えたらどうでしょうか。  花の苗を買うということで、1年に2回、今ポーチュラカとかああいうのを配ってくれているだけでしょう。もうちょっと何か方法はないのか。これをやるのはいいですよ。いいですけれども、全体に草も生えたところも残っているし、やっていないところもあるわけですよ。歩道についている緑地の部分も、放置されている部分もありますわ。せめてこういうのをきちっと整理するという形で使うことをしたらどうやろうかと思います。  その辺途切れているでしょう、泉中の前だけはあるけれども、市役所の前だけはあるけれども、その辺途切れているところもありますよね。住民のいろんなボランティアの人を養成しながら、ほったらかしている部分もあるからね。  それから、この泉州東部区域農用地のこの8,100万円、あと何年間これを払い続けらなあかんのですかね。これは基幹農道の借金の分の負担金か何か、借金返済ですかね。大阪府が出して泉南市も出してというものですよね。国も出して、これは8,100万、あと何年間払い続けなければいけないのか、この道、余り利用されていないように思うし、これまた今度新たに追加して、残った部分をやると、こう言うていますけれども、何か余りにも値打ちのない道路やったなと。お金にしては市民の税金やから、何とも言えない、胸が痛いですわ。その辺聞かせてください。 196 ◯西田総合政策部長兼行革・財産活用室長 そうしましたら、ふるさと創生基金ですけれども、これは御指摘のとおり、平成元年にたしか1億円を積み立てたものだと思います。その後、当時預金利子も6%、5%という高金利の時代でしたので、その当時、その預金利子を運用して何年かは事業をやっておったと理解しております。  その後、利率の低下等、最近では繰りかえ運用に使っていたというような状態にはなっております。繰りかえ運用も返還がございましたので、今後この基金の使い道も検討はすると同時に、この基金のあり方についても検討してみたいというふうに考えてございます。 197 ◯高山産業観光課長(併)農業委員会事務局長 泉州東部区域農用地総合整備事業につきましては、平成34年度まで26年度を入れますとあと9回の支払いとなっております。  以上です。 198 ◯松本委員 緑化基金の総額。 199 ◯根来住宅公園課長 緑化基金の残高ということですけれども、25年の決算につきましては、2億9,167万円です。それが25年現在の決算でございます。 200 ◯木下委員長 470ページに載っていますからね、数字は。 201 ◯松本委員 地域福祉基金はさっき言ってくれましたか。地域福祉基金も聞いたつもりやったんやけれども、これもちょっと説明してほしいんですよ。 202 ◯木下委員長 地域福祉基金の残高はわかりますか。 203 ◯松本委員 使い方。 204 ◯木下委員長 金額じゃなくて中身ね。 205 ◯松本委員 金額も言うてくれたらいいけれども。 206 ◯木下委員長 金額は470ページに載っています。460ページから470ページに基金の一覧表が載っています。数字はずっとそこにあるでしょう。  松本さん、わかりましたか、資料。 207 ◯松本委員 いや、わからへん。 208 ◯木下委員長 数字は470……。 209 ◯松本委員 どこに載っているかわかれへん。言うてもろうたほうが早い。どっちにしても言うてください。 210 ◯薮内健康福祉部長兼福祉事務所長 私のほうから、地域福祉基金の総額でございますけれども、3億4,700万円余りでございます。  それと、使い方でございますけれども、障害福祉計画、また高齢者保健福祉計画、この計画策定に充てていますのと、あと敬老会事業に充ててございます。  以上でございます。 211 ◯松本委員 ちょっとこの緑化基金については、ABC委員会で苗を配ってくれるだけでなくて、何か別の使い方、これも検討するというのはいかがでしょうかね。地域福祉基金は、昔何か病院をつくってほしいとかという願いからできた基金もありましたけれども、今はこういう福祉事業に使っているということでありますけれども、敬老会のための費用にこれをつぎ込んでいっていると、こういうふうに、こんなん敬老会、わずかなお金で、もうちょっと何かもっとみんなが喜んで使えるようなことはないかなと思うんですけれども、聞かせてください。もうそれで終わりますわ。今の基金の使い方をもうちょっと精査してやってほしいと。 212 ◯薮内健康福祉部長兼福祉事務所長 地域福祉基金でございますけれども、今現在、敬老会事業と、あと、申し上げましたように、3年に1回高齢者保健福祉計画、あと障害者の計画、この計画の策定に充ててございます。  今後、使用につきましては、いろいろとそういった事業等ございましたら、また検討していきたいと考えてございます。  以上です。 213 ◯春木都市整備部長 緑化基金につきましては、今まで公園等をつくられておりますので、それに向けた現在の課題となっています保全等に向けての金額に充てられないものかどうかというような検討はしてまいりたいと思っております。 214 ◯松本委員 一声言うておきますわ。 215 ◯木下委員長 松本委員、まだ時間ありますから。あと10分。 216 ◯松本委員 この地域福祉基金の使い方ですけれども、介護保険の計画、福祉計画の計画をつくったりするのは、基金のお金を使ってやるというのは、これ、どうかと思いますわ。それは市がちゃんとやらなあかんことと違いますのか。事業として、国の制度に基づいて泉南市でつくる計画なんやから、敬老会に使うのはわずかでも、これはまだまあと思っても、この福祉計画なんかに使っていくというのは、これは泉南市の姿勢が試されますよ、こんなん。中途半端な形で、こんなお金で使っているということは、ちょっと何ともこれは安易に扱い過ぎですわ。  このお金の使い方は、もっと市民の健康問題を考えたり、高齢者問題を考えたり、もっと市民参加ができるような中身で使っていく、何かそういうことを一回企画しはったらどうでしょうか。意見を言うておきますわ。  公共施設整備基金についても、先ほど成田委員もおっしゃっていたけれども、公共施設を道路の整備のことなんかも言われていたわけやから、これこそ目に見えるものとして使っていく。道路整備など、目に見えるものに使っていく。ひび割れ道路、これは地図をもらいましたけれども、これを一気にやったらどうやという意見が出ていましたやんか。こんなんね。  だから、まだ市民としてはこういうことに使ってもらうほうがとか、学校施設の整備してもらう、目に見えるようにしてもらう使い方をしてほしいと、こう言うておきます。 217 ◯木下委員長 ありがとうございました。  以上で款公債費、諸支出金、予備費の質疑を終結いたします。  (公債費、諸支出金、予備費の審査終了) ────────────────────── 218 ◯木下委員長 本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、来る9月16日午前10時から会議を開きます。  本日は長時間にわたりお疲れさまでございました。       午後2時42分 延会                   (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...