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平成25年度予算審査特別委員会(第1号) 本文 開催日: 2014-03-13
平成25年度予算審査特別委員会 目次 開催日: 2014-03-13

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  1. 泉南市議会 2014-03-13
    平成25年度予算審査特別委員会(第1号) 本文 開催日: 2014-03-13


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開会 ◯堀口委員長 おはようございます。委員各位におかれましては、早朝より御参集をいただきましてまことにありがとうございます。  ただいまから平成25年度予算審査特別委員会を開会いたします。  本日の案件につきましては、本会議において本特別委員会に付託されました議案第9号 平成25年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第6号)から議案第12号 平成25年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計補正予算までの4件及び議案第33号 平成25年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第7号)の5件について審査をいただくものでありますので、委員各位におかれましては、よろしくお願いを申し上げます。  なお、本日特別委員会に付託されました議案については、本日委員会付託事件一覧表としてお手元に御配付しておりますので、御参照いただきたいと思います。  それでは、議案の審査に先立ち、理事者から挨拶のため発言を求めておりますので、許可いたします。 2 ◯向井市長 おはようございます。委員長のお許しをいただきましたので、平成25年度予算審査特別委員会の開会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。  堀口委員長さん初め、委員の皆様方には、平素から平成25年度の予算審査の面で大変お世話になっております。厚く御礼申し上げたいと思います。  さて、本日の委員会につきましては、先般の26年第1回泉南市議会定例会において本特別委員会に付託されました議案第9号から議案第12号までの4件と、議案第33号の合計5件の予算の審査をお願いするものでございます。何とぞよろしく御審議をいただきまして、御承認を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、挨拶にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。 3 ◯堀口委員長 これより議案の審査を行いますが、議案の内容につきましては、本会議において既に説明を受けておりますので、これを省略し、質疑から始めたいと思います。  これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 4 ◯堀口委員長 御異議なしと認めます。よって審査の方法については、提案理由並びに内容の説明を省略し、質疑から始めることに決定いたしました。  それでは、これより議案の審査を行います。  初めに、議案第9号 平成25年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第6号)を議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。 5 ◯森委員 それでは、まず地方交付税でございますけれども、これで最終的に26億9,000万、それから臨時財政対策債が約13億1,000万、広義の交付税収入額としては約40億、これは当初予算よりも4億ばかり多いんですかね。  それから、前年の実績からしますと1億少し少ない。それから、26年度の予算については、交付税が23億、臨時財政対策債が12億8,000万ということで、25年度並みの計上をされておるんですけれども、この辺の要因、非常に難しいでしょうけれども、一応この分析をお聞かせください。  それと、歳出のほうの一番上の総務費、庁舎改修事業でございますけれども3,100万円。耐震化工事に係る工事請負費の新規計上ということなんですけれども、これの内容ですね。今、耐震工事を現在進行中ですけれども、これとのかかわり合いといいますか、これの関係、それの延長線上にあるものなのか。  それと、さらには繰越明許費として4,800万がございますけれども、この辺の工事の過程と金額をちょっと整理して、もう一度お教えいただきたいと思います。  そして、これは非常に難しい問題が起きておるわけでございますけれども、できるだけ平易に誰にでもわかる形で御説明をいただきたいと思います。もともと非常に理解力が不足しておりますし、専門的なことでございますので、申しわけないですが、私にも、あるいは市民にも理解できるような、わかりやすい説明をお願いしたいと思います。
     まず、話は戻るかもしれませんけれども、基本的な初期段階からのお話をちょっとお聞かせ願いたいんです。この建物については、私が市役所へ来るようになってから何回かそういう質疑がございましたけれども、市長のほうは、耐震的には大丈夫だということはないですけれども、比較的耐震化された建物であるので、割と安心なんじゃないかというふうな答弁が、これはもちろん耐震診断を受ける前の話でございますけれども、何回かあったように私は記憶しております。  その後、耐震診断をした結果、耐震強化をしなきゃいけないということで、ただいまに至って工事が始まったわけでございますけれども、この庁舎の耐震診断について、いま一度、いつ行って、その結果がどうであったのかということを、昔に戻って申しわけないですけれども、もう一度御説明をいただきたいと思います。  今起きている問題でございますけれども、これは私も今に至っても判断できないでいるんですけれども、非常に難しい問題だと思うんですね。意見書も、名前を言うたらいけないんでしょうか、いただいております。この工事の設計監理会社の起きたことに対する御意見というのを、資料としていただいております。  これについても非常に難しい内容ではありますけれども、私なりにこの会社の意見は、要は責任ある判断を示すことができない。当然のことだろうと思いますけれども、それで施主側の判断に委ねると。この工事を続けるかどうかは、施主側の判断に委ねる。施主側、すなわち市、市長の判断は、このままやりたい、大丈夫だと。要約するとそういうことだろうと思うんです。  もちろん、私は市長の判断を別に疑うわけでも何でもありませんけれども、純粋に片方の──申しわけないですけれども、市長は専門家でいらっしゃいますけれども、我々、皆さんのことを申し上げてはなんですけれども、私は全くの素人でございますので、通常の市長の責任ある人格、態度というものはよく存じ上げておりますけれども、事が事だけに、結局これでここで議会が判断してしまって、それがあだとなる結果になりかねない。ひょっとしてなった場合に、あのとき議会が判断したんだということになれば、別に私も逃げるわけではございませんけれども、いま一つの信頼感のある判断、いわゆる権威ある第三者の判断がいただけないものかなと。  現状の段階で私もまことに申しわけないですけれども、いろいろと御説明を聞いておりますが、決して疑っているわけではありませんけれども、踏み切れない。ですから、その辺、いま一度権威あるといいますか、信頼が置ける今までの過程の第三者とは違う第三者の見解をお伺いすることはできないものかどうかということです。  それで、当然今現状では、この今の工事の設計監理者という方の判断が、今一番大切なといいますか、大事な要件の1つなんですけれども、この方がはっきりとした態度を示すことができないということを明らかにしておられる。  この意見書を拝見しますと、意見書案となっているんですね。この案ということは、出していただいた意見書案ということは、これはどういうことなのでしょうか。正式に泉南市に対して意見を述べられたものではなくて、これは私の憶測ですけれども、こういう意見書を出したいということで、どこかにお伺いを立てたということなんでしょうか。  この設計監理会社は、泉南市に対してきちんとした形で判断できないなら判断できないということを言っているのでしょうか、その辺をお聞かせください。 6 ◯向井市長 過去の私の発言の部分についてお答えを申し上げます。  この庁舎は、もともと3階建ての設計でありまして、それを2階でとめているということで、基礎部分を含めて、通常の2階建ての設計の建物よりは堅固につくられていると、これは当然そういうことでございます。  ただ、昭和56年以前の旧の建築基準法で建てられた建物ですから、当然その当時の耐震性はあったんでしょうけれども、その後見直された耐震基準を満たしていないというのは、当然でございます。それを今の耐震性を有するものに補強するというのは、当然でございます。  ただ、この結果を見ていただいたらわかりますけれども、ブレースというのを入れるんですけれども、これだけの大きな建物ですが、そのブレースを入れるのは表側で2カ所ですね。それから裏で1カ所、これで済んでいる、耐震性を満たすということですから、非常に安価な改修で済んでいるということでございます。ほかのところなんかですと、やっぱり億以上のお金がかかると一般的に言われておりますので、そういうことからすれば、当初の3階建てを2階でとめておって、もともと堅固なものであったと。  ただし、ブレースを入れるというのは、水平力に対しての横揺れを防ぐために入れるもので、上下の鉛直力に対してはブレース、あれは外づけをやっていますので、そんなに補強にはなりませんので、もともとの柱等で大丈夫と。横揺れに対してそれを防ぐためにブレース、斜め材ですね、一般的に言う。木造で言う筋かい、こういうものを入れるということでございますので、その点は御理解をいただきたいと思います。  それから、細かいことは担当部長のほうで御説明申し上げますが、他の第三者の評価といいますか、検証をすべきではないかということについては、おっしゃることは十分理解できますし、一部でございますが、そういう施工不良の部分が出てきたということがありますので、それを再度検証していただくということについては、この前の総務産業常任委員会でもいろいろ御意見をいただきました。そういうことも踏まえて対応をしていきたいというふうに考えております。 7 ◯野澤財政課長兼行革・財産活用室参事 そうしましたら、私のほうから、地方交付税の25年度の当初見込みと今回の補正させていただいている額の差額、あるいは26年度の予算との関係ということの御質問であったかと思います。  地方交付税、当初予算で委員言われるように25億、臨時財政対策債10億8,000万、合わせて35億8,000万の計上をさせていただいております。今回の補正で、地方交付税のほうは26億9,000万足らず。臨時財政対策債のほうは補正させていただいて13億1,000万ということで、差額が3億2,000万ぐらい当初予算に比してふえているというところでございます。  これは委員も御承知のように、いわゆる普通交付税の算定というものが、大枠は当然国の予算の範囲内ということになるんですけれども、実際の個別の算定というのは、市町村のほうで25年度であれば4月以降、大体夏までにかけまして、各基礎数値を報告しまして、それをもとに国のほうで補正係数のところが決まっていって、交付税が算定されるということになっておりますので、包括しましても、できるだけ精度の高いものということでは見込んでおるんですけれども、そういうところ、全体が決まっておるんですけれども、個々の交付税というのは、全ての市町村のその数値をもとに配分されるということになっておりますので、ちょっとその当初の予算と最終数値との差額が出ております。  この額がかなり、3億ということがございますので、その辺のことも踏まえて、26年度の計上につきましては、国のほう、今大きく出ているのが、交付税は1%の減額で、臨時財政対策債のほうは9.9%の減額ということで聞いてはおるんですが、その辺の減額と25年度の計上額と実際の交付額との差額等も勘案しまして、26年度はもう25年度と同額、あわせて地方交付税のほうは減額しているんですけれども、臨時財政対策債のほうは増額という計上にさせていただいております。  以上でございます。 8 ◯土井都市整備部長 では、私のほうから、この意見書の案の件について御答弁を申し上げます。  これは意見書に案とついているのは、一番最初に出てきて、市とのいろいろなやりとりをして、最終的に社内の稟議というか、決裁をもらって、それで最後は会社印が押印されて出てくるというのが普通なんです。  これを担当されたのは、当然その社会の中の構造担当の方がされるわけです。構造担当というのは、1つの設計事務所でもそれほどたくさんおられません。多分、一般の設計士の中の1割もおらないぐらいの数だと思います。普通の意匠設計の方、そして構造担当、設備担当というのがあるんですけれども、構造担当の方は極めて少ないんですが、その方がこの素案をざっとつくったわけなんです。  中身につきましては、極めて技術的な見解で述べられているんだというふうに私は判断をしています。ただ、最終的にこれに社印をつくに当たって、やはり会社のほうで了解が要るわけですよね、社内の中で。その中で、私は理由がはっきりわからないんですけれども、提出することに何らかの理由でちゅうちょがあって、社印がないままに今現在なっているということでございます。 9 ◯西出総務部長 そうしましたら、私のほうから庁舎改修事業の3,100万の増額について御説明させていただきます。  この庁舎耐震工事につきましては、平成25年度事業として工事着手しておりましたが、建築当初の施工不良が見つかり、その対応協議のため工事を中断したことにより、工事完成が平成26年度にずれ込んでしまう形になりましたので、26年度に工事する部分について新規で計上するものでございます。  それと、繰り越ししております4,800万との関係ですけれども、3,100万円部分については、この耐震工事の26年の実施分の繰り越しと、あと専決でお願いしておりました防水シートの工事、それも耐震と関連する部分がございますので、同時に繰り越しをさせていただいて実施するという形で、5億4,800万の繰越明許費となっております。 10 ◯堀口委員長 土井部長、今の答弁ですけれども、この意見書は、この設計監理の中に意見書を出すまでは含まれているのかどうか、その辺はちょっと間違ったらあかんで。 11 ◯土井都市整備部長 設計監理につきましては、通常の工事管理事務所に対して意見を求めていると。要するに、もともと建物耐震の設計をこの葵がやっていると。そして、工事管理も葵がやっている。ですから、当初の契約の中に、特にこういうのが具体的に含まれているというわけではありません。こういう事態が起きたので、意見を求めたということです。 12 ◯阿波屋総務課長 それでは、私のほうから耐震診断の御説明をさせていただきます。  契約は、平成24年9月3日から平成25年3月25日までが履行期間となっております。金額につきましては、367万5,000円ということになっています。それをもちまして耐震診断のほうを行いまして、その結果ですけれども、診断実施が平成24年12月ということで、現状、補強前はIs値の最小が0.32、最大が0.42ということで、このメーンの建物がそうなっております。その後、補強後Is値が0.79、最大で0.80というふうな数字となることとなっております。  それと、もう1つ、教育委員会の棟ですけれども、そこも対象となっておりまして、Is値が現状では、最小が0.65で最大が1.22で、補強後は最小が0.80と最大が1.27となります。  補強内容ですけれども、ブレースがこの本体部分で7カ所、スリットは9カ所、あともう1個、教育委員会の棟でスリットが3カ所行うこととなっております。  以上です。 13 ◯森委員 そうしますと、この耐震工事設計監理担当会社は、泉南市に対して意見、見解をまだ正式には示していないということになるんですけれども、それでよろしいんでしょうね。  その上で、これは出す必要がないということも、当初の契約の中にこういう突発的なことが起きるとは考えられていませんから、このことについてかかわるつもりはないということなんだろうと思うんですよ。  であるならば、この管理会社にはこの管理会社の仕事を今後続けてやっていただくとしても、この突発的に起きたことについての判断を、結果的に市長が全てなさっているということになりますので、やはりその裏づけが別のところから当然必要なんじゃないでしょうかね。 14 ◯向井市長 ですから、さっきお答えしましたように、別のところで検証をしていただこうというふうに考えております。 15 ◯堀口委員長 ほかに。 16 ◯小山委員 質問に入る前に、今の説明があって、ちょっと確認ができにくいんですが、何かサインがないものをという表現があったんですが、きょういただいたこの書類が、いわゆるサイン、責任ある書類でないという意味で言ったのか、そこだけちょっと確認しておきたいんですが。 17 ◯堀口委員長 いやいや、それは意見書。 18 ◯小山委員 ああ、こっちがサインがないの。(大森和夫君「社印がない」と呼ぶ)ああそう。社印がないの。はい、わかりました。ごめんなさい。  それでは、議案について質問をしていきたいと思います。  地方交付税の内容については、今、森さんのほうから御説明がありましたので結構です。  それから、82ページの土地開発公社の出資金、返還金500万円の内容と、残余財産収入の3,315万円の内容について御説明をいただきたいと思います。  それと、ふるさと泉南応援寄附金238万円の内容についてよろしくお願いします。  それから、公共施設整備事業費寄附金392万円についての御説明をお願いします。  歳出においては、工事請負費の3,100万円、85ページなんですが、このことについても若干説明があったので、これは結構です。  それから、2番目の火葬場設計委託料34万3,000円の内容と、アドバイザリー業務委託料111万9,000円の内容について御説明いただきたいと思います。  それから、91ページの農免農道整備事業負担金1,125万円の内容。  92ページの府営土地改良事業負担金412万5,000円の内容。  93ページの商業振興補助金22万2,000円の内容。  96ページの消防団事業退職報償金165万円の内容。  それから、学校施設整備費委託料419万円の内容と、工事請負費2億2,842万4,000円の内容について御説明いただきたいと思います。  それから、97ページ、小学校施設保全整備工事請負費4,541万4,000円。  それから施設耐震化、各小学校整備工事費1億8,301万円の内容ですね。管理委託料419万円。  庁舎でこういうことがあったんですが、建てられた施設も古い、同時期みたいなものじゃないかなと思うんですが、やはり、そういう庁舎の工事で明らかになったことについて一定配慮をして、そういうものの検証というのは、やっぱりする必要があると思うんですが、その辺も絡めてお願いしたいと思います。  それから、98ページの施設保全、各中学校整備工事6,422万3,000円。  それから最後に、99ページの体育館施設耐震化工事請負費8,832万3,000円と監理委託料241万円について御説明をいただきたいと思います。  耐震については、今総括的に例の市庁舎で見つかったことに関連して、このことについても何らかの検証が必要じゃないかと思うので、その辺も含めて、そういう予定があるのか、全く予定していないのかも含めて御説明いただければと思います。  以上です。 19 ◯岡田政策推進課長 失礼します。  それでは、私のほうから、82ページのふるさと泉南応援寄附金238万円につきまして御説明申し上げます。  これにつきましては、もう名称にございますように、市民等、皆様からいただくふるさと泉南応援寄附金が、当初見込みよりも、ことしは特に例年よりも多くなりましたので、このような形で230万円余を増額させていただくものでございます。  以上です。 20 ◯梅田危機管理課長 私のほうから、95ページにおけます非常備消防費における165万6,000円の内訳について御答弁申し上げます。  この分につきましては、当初消防団員の定年退職者が3名を予定してございましたが、6名の新たな団員のほうから依願退職届といったものが提出されましたので、消防団員等公務災害補償等共済基金、いわゆる消防基金より歳入歳出とさせていただいている内容でございます。  以上です。 21 ◯宮内環境整備課長 私のほうから、89ページの火葬場建設事業の委託料の中身について御説明させていただきます。  まず、設計委託料34万3,000円につきましては、水道工事の設計委託料でございまして、こちら年度内に施工することが不可能となりまして、繰り越し計上させていただいているものでございますけれども、これの消費税率の引き上げに伴う3%部分ということでございます。  アドバイザリー業務委託料の111万9,000円につきましては、こちらも年度内の執行が不可能になっている部分でございまして、こちらは消費税の引き上げに係る部分の3%部分と、あと平成26年度の設計業務委託者等技術者単価の改正による増額の部分の合計額でございます。  以上でございます。 22 ◯本田市民生活環境部次長兼産業観光課長(併)農業委員会事務局長 私のほうから、91ページ、泉南地区農免農道整備事業の1,125万円の補正の説明をさせていただきます。  農道整備におきまして、国の補助金の再配分が行われることになりました。それで、平成26年度予算のうち、4,500万円を前倒しいたしまして、今回市債を起こし、未契約の繰り越しを行うものでございます。  以上でございます。 23 ◯梶本生涯学習課長 それでは、私のほうから、99ページの市民体育館の耐震工事について御説明申し上げます。  99ページの委託料241万円、それから工事請負費8,832万3,000円でございますが、市民体育館のほうは平成24年度に耐震診断を行いまして、25年度にその設計を行って、このたび耐震工事のほうに入るものでございます。  この補正で上げさせていただいたのは、財政的に有利な制度を使うためにこの3月で補正、そして繰り越しで工事させていただくものでございます。  以上です。 24 ◯高山市民生活環境部参事 私のほうから、93ページ、商業振興補助金について御説明いたします。  これにつきましては、商業振興補助金という形で、樽井駅前通りのスズラン灯の電気代の半分を樽井商業会にお渡ししておるところなんですが、樽井商業会のほうが少し会員数も減り、その電気代の半分を出すのが難しいということで、樽井区と樽井商業会から要望がありまして、樽井地区財産区のほうからその足らずを支出するものであります。  以上です。 25 ◯眞塚行革・財産活用室参事 私のほうからは、82ページの財産収入、土地開発公社の出資金返還金500万と残余財産収入3,315万1,000円の件について御説明させていただきます。  まず、土地開発公社の解散及び清算結了に伴いまして、26年2月3日に公社が有する残余財産3,814万9,973円を泉南市に帰属させたところでございます。それを市として収入するに当たりまして、公社の基本財産でございます500万を出資金返還金として、そしてその残りの3,314万9,997円を歳入するために、残余財産収入として歳入するものでございます。  それと、82ページの寄附金、公共施設整備事業費寄附金の392万6,000円についてでございますが、これにつきましては、信達郷共有林野組合から共有山売却に伴い寄附金をいただきましたので、歳入させていただくものでございます。  以上です。 26 ◯伊藤教育総務課長 私のほうから、97、98ページの小学校、中学校の事業の内訳を御説明させていただきます。  小学校の施設保全の4,541万4,000円ですが、こちらは東小学校のトイレ改修と一丘小学校のトイレ改修になっています。  施設耐震化の1億8,300万と419万の委託料、工事ですが、こちらも来年度予定しています東小の校舎の耐震補強、一丘小の耐震補強、新家東小の耐震補強、それぞれ3工事の工事監理委託料として419万計上させていただいています。  中学校の6,422万3,000円ですが、こちらも各中学校のほうの3年生の教室ですけれども、空調設置の事業となっております。また、耐震工事を行っておるんですが、学校施設のほうも前年度のほうに設計図書や現地確認、また学校施設ということで耐震診断の判定委員会等の検査確認も入っておりまして、今まで実際の施工の際に設計図書等と現場で差異がある事例というのはなかったのですが、来年度行う事業については、施工を担当する都市整備さんと相談もして注視して実施していきたいと思っております。  以上です。 27 ◯小山委員 質問回数を制限されておるので、1回でよくわかる、さすが委員会の質問に対する答弁だなという踏み込んだ答弁が欲しいと思うんですよね。  だから、各小学校の小学校名は要りますけれども、例えば東小学校が何ぼだとか、一丘小学校が何ぼだとか、委員会ですからそういう丁寧な説明をいただきたいんですが、もし用意されておるんであればね。  やっぱり懇切丁寧に、市民がわかる情報公開というのはトレンドですよ、今全国の。はやりですよ、本当に。主権者は市民ですからね。議員はもうわかっておるんだろうという頭で言っておられるのかもわかりませんが、議員はきのうまでは市民ですから、わからないのが普通なので、そういうようにちゃんと説明をしてもらいたいと思います、総括的にはですね。  それで、1つ土地開発公社の基本財産500万円と、それからこの3,315万円というのは、これは一体どういう性格になるのか、この辺はちょっと御丁寧に説明をしていただきたいと思います。  これも最後ですので、市に代物弁済という、これも一般市民には余りわからない表現ですよね。要するにお金を66万もらったと、そのかわりに財産を差し出したわけでしょう。そういうものに対して、またこういう金が、圧倒的に泉南市は二束三文の土地を66億円で買ったわけですよね、ある意味で。  そういうようなことの内容からすれば、この500万円の基本財産とか残余の財産収入についても、その辺も絡めてやっぱりちょっと丁寧な説明をいただきたいと思いますし、恐らくこれは当初考えておったような補助金を出しておるわけですから、補助金の内容が何らかの形で減ったんでしょうね。そういうことでこういう差が出てきて、いわゆる収入になっているんじゃないかと思うので、その辺をちょっと御丁寧に説明していただきたいと思います。  それから、ふるさと泉南応援寄附金にしても、例年より多かったというだけの説明ですわ。普通は何で多かったのか、今後はどうなるのか、そこまでちゃんと御説明をしていただきたいし、本会議の議論でもあったように、何か泉佐野市に比べると桁外れに少ないという議論もあったわけですよ。その後の委員会ですから、やっぱりその辺は市の対外的なイメージなり信頼度がこういうふるさと納税にあらわれるんじゃないでしょうか。  だから、全国的に──世界的にでもいいんですが、泉南市はこういう立派なことをやっておるということを発信すれば、どんどん寄附金が集まるんじゃないでしょうか。それらも含めてひとつ──そやけど、これは補正でしょう。当初予算やったらちょっとわかるんだけれども、補正でこういう形で上がってきて、例年より多かったということは、当初予算のときに高い額を設定していなかったんでしょうね。  設定すればそれだけプレッシャーになりますから、無難なところを上げたという結果がこの補正が上がる段階で238円だからわずかだと思うんですが、これが例年より多かったと評価しておるのはいかがなものかなというので、もう少し詳しく説明いただきたいと思います。
     それから、公共施設整備事業のこれについて、信達郷の財産を売ったので、それで何か寄附を受けたというそれだけの説明なんですね。これはどういう構造になっておるんですか。信達郷というのは、一体人のかかわりからいえば。  僕は、牧歌的に考えるのは、やっぱり昔は山が生活するための重要な場だったと思うんですね。市民が生きることと直結しておるようなのが、信達郷という共有林の存在じゃなかったんでしょうか。しかし、もう山がほとんどそういう意味では利用するようにならなくて、山をある意味で財産を減らしてどこかへ売ったんですかね。  だから、そういう歴史的なことを考えれば、泉南市にはなくてはならない山として、山をどうしていくのかということです。市としては、市民の立場では考えないかんのじゃないですか。売ったと言って、売るなとか言わなあかんのじゃないですか。山は売るものじゃないでしょう、誰に売ったのか知りませんけれども。そういう話もちゃんと説明をいただきたいと思います。  それから、歳出のほうでは3,100万円の問題で、かかわり合い、延長線上ではないのか。これは森さんのメモですね、私の。これはいいですわ。これは森さんの質問をメモしたんです。  火葬場設計委託料34万3,000円、これは水道設計。これは何か消費税が上がるのでという対応ですが、これは年度内にちゃんとやっておったら消費税は払わうんでよかったんじゃないですか。アドバイザリー、何でこれを安易に延ばすのか。これは、契約はもうしてあるんでしょう、年度内に。これが繰越明許か何かで延ばしたことで、逆に4月1日から消費税が上がることで予算対応せなあかんようになったというのは、ちょっとタイミング的には問題じゃないかなと思いますので、その辺の御説明をしていただきたい。  アドバイザリーというのは、こんなアドバイザリーというようなことを受けないと事業できないんですか。アドバイザリーというのは何なんですか。助言ですか。(「アドバイスや」の声あり)アドバイスするのに101万も…… 28 ◯堀口委員長 小山委員、簡潔にまとめてしてください。 29 ◯小山委員 簡潔にまとめていますよ。答弁を受けて言うておるんやから、簡潔じゃないですか。  それで、アドバイザリーの必要性ですね。それがどういうメリットがあるのか。これを受けないと事業ができないのか、その辺も含めて、これは予算ですかね、補正で。よろしくお願いします。  次は、91ページで言われた農免道路の問題ですが、26年のうち4,500万円を前倒しで市債としたと、こういう説明でしたが、もう1つわからんですね、説明を受けても。ここをもうちょっと詳しく御説明いただきたい。  あとは、商業振興補助金の電気代の補助金、会員が少なくなったから足らずを出しておるんだということですが、総額どのぐらいなのか、それから照明灯はどれぐらいあるのか、足らずを出したその割合というのは決まっておるのか、そういうようなこともちゃんと説明をしてもらわないと、説明にならないですね。  今、私、夜走りますと、物すごく明るいんですよね。何かといったら阪南市なんですよ。桜ケ丘の通りね。阪南市側は物すごい明るいんですね。泉南市側は暗いんですね。阪南市は全部今はやりの電気をつけているんですよ。あれは全市的にやっているような感じですよ、阪南市のあれを見ておったら。泉南市は蛍光灯でぱっかぱっかと消えたのがあったり、もう明らかにごっつう明るいのと、もう申しわけ程度についておるような感じなんですよ。あそこは際立って見えますわ。  阪南市なんか、これはいろんな制度で、国の制度やら府の制度やらいろいろ使って、どこの自治体でもやっている。単独でやることは、まずあり得ないですな、市の行政というのは。  そうすると、やっぱり国や府の補助金をうまく泉南市は利用していないんじゃないか。利用しておるにしても、庁舎よりも学校施設を大事にすると言うから、政策の違いはあると思うからね。暗くてもほかは明るいんだということがあるんだったら、その辺も含めて、この照明の問題はね。  特に商店街は、やっぱり暗かったらはやらないわけですから、その辺は全体的にどうなっておるのか。ほかは全部市単費で、樽井だけは自治法に位置づけられた泉南市と同格の自治体ですから、組織体ですからね、お金も持っておりますし、そういうことの中で、市全体との関係ではどうなるのかということですね。このことも含めて御答弁いただきたいと思います。  消防団は、これは定年退職3名のつもりが新たに6名退団だったと。これかてそれだけじゃ説明じゃないでしょう。何で3名減ったのか。満期じゃないわけでしょう。初めは満期がわかっておるわけですから、新たに3名ふえたのは、どういう理由なのか、そして今の消防団の現状はどうなのかということも、議会への説明ですからちゃんとしてくださいね。  それから、学校施設のこの分は、個別のものがなくて、ただ箇所だけ言っただけということですから、これはもうちょっと我々が、ああ、学校はこういうことできれいになるんだなということも含めて言っていただきたいのと、私が当初言ったように、市役所の耐震工事で起こってきた問題について、当然同時期に建てられた建物ですから、やっぱりそういうことは注意を持って、一回見直して検討しないとだめなんじゃないかなと。  本会議の議論では、何ぼ耐震をやってももちませんよということまで言い切られているんですよね、あの結果から見れば。何ぼ上を耐震きれいにやったところで、下の基礎のところがだめだったら、それはあかんというのは、素人的にも普通でもそれはそうやろうなと思うので、そういう疑念に対して、市長は、いや、耐震は絶対もつんだと力強く言っておられるけれども、言葉の力強さじゃなしに、やっぱり資料とかデータに基づいてちゃんと……。  だから、言葉で大きく言うときはうそというのが一般的にあるでしょう。うそを言うときは大きな声で──いや、一般的にはあるじゃないですか。だから、本当に真実なことは、静かにちゃんと資料をもって説明すれば、変な議論にならないわけですよ。何ぼ市長が声高に大丈夫だ大丈夫だと言ったって、そうですかというわけにはいかないわけですからね。 30 ◯堀口委員長 小山委員、ポイントを絞って質問してください。 31 ◯小山委員 はい。それから、3年の教室のクーラーの問題ですね。これは、どっちみちやらないかんわけでしょう、全部。3年だけやっておって、全ての生徒が3年を通過してくるんだから、3年だけやっておったら、自分が学校へ行っておる間はクーラーの中におったと言わすというような発想でしょう、みんな3年は通過していくんですから。  しかし、小学校へ入って学んでいくんですから、それは全校に設置するというのが市民や議会の認識じゃないですか。だから、議会の認識に合わすならば、全室にやるのはいつかと。お金はどんどん来て、お金はあっても使わないから基金にためておくんでしょう。即、金は──行政の予算というのは、プラマイゼロで組むんですよね。ためておく予算は組まないでしょう、基本的には。だから収入と支出は同じじゃないですか。  支出の中に使わない基金があったら、それは趣旨に反しておるわけでしょう。せっかく国は予算を出しておるのは何かといったら、景気対策でしょう。実際の事業をやらなかったら意味ないわけですよ、ためておったって。 32 ◯堀口委員長 小山さん、ポイントを絞って、そこまで広げたらぐあい悪いですよ。 33 ◯小山委員 広げていないじゃないですか。今は何を言うていたかな。ああ、3年の教室の問題から言ったんですよ。  だから、お金がないと言うておったんや、今まで。あって基金にためておるんやったら、すぐ補正予算でぼんとやれば…… 34 ◯堀口委員長 そこでとめてください。それで答弁求めてください。 35 ◯小山委員 ああ、そう。まだ1つここにあるんだけれども。 36 ◯堀口委員長 じゃ、そこまで全部言うてください。 37 ◯小山委員 言うたらいいんでしょう。  体育館は、誰が考えても結構不安定な建物でしょう、あれは大スパンで。稲留市長時代にかなり肝いりでつくって、やったことがないという事業だったと聞いておりますよ、あの構造はね。だから、あれが単に耐震補強でどうなるのか、そういうことも含めて。  きのうは何かちょっと不安な発言があったのですが、崩壊はしますと。崩壊するかもわからん。しかし、人命に支障がない程度ですと。だから、絶対にもつんじゃないですよと。地震が来ても何とか命だけ助かるようなグレードですよという発言があったので、その辺をもうちょっと丁寧にね。これだけの金をかけておるんだから、絶対にここに来れば大丈夫だというように我々は思うし、市民も多くは思うので、どの程度の耐震グレードなのかということもあわせて御説明をいただきたいと思います。 38 ◯堀口委員長 小山委員、そんな崩壊しますという発言はきのうありましたか。 39 ◯小山委員 あったよ。要するにつぶれないんじゃないですと。ただ命が助かる程度でという証言があったからね。確認やから、そう言っていなかったらそう言ってないと言ったらいい。僕はそう聞いたので、その辺の耐震のグレードですね。どんな程度、この耐震をやっていることでもつのかどうかということも御説明いただきたい。  ちょっと長くなりましたけれども、よろしくお願いいたします。 40 ◯堀口委員長 答弁。 41 ◯岡田政策推進課長 失礼いたします。  それでは、私のほうから、82ページ、ふるさと納税につきまして再度御説明申し上げます。  内容について説明が悪いということでございましたので、今回二百数十万を補正させていただいておりますのは、実は大口、1件で100万程度の寄附が今回2件見込まれますので、二百数十万円の補正を組ませていただいておるところでございます。  なお、当初低く見ているやろうという御指摘ですけれども、何分寄附金という性格ですので、やたら多く当初から計上することは差し控えさせていただいておりますので、御理解いただきたいと思います。  あと続けて、これまでに指摘があったけれども、泉佐野市に比べると桁外れに少ないという御指摘がございました。担当長として考えておりますことを素直に申し上げますと、ちょっと細かい話をさせていただきます。  確かに、泉佐野市は私が手元に持っております資料では、これまで5カ年程度で850件、6,000万円ほど取っておられます。一方、熊取町さんはたった70件で5,600万円寄附を取っておられます。この2カ所、2団体にはなかなか勝てませんが、一方、岸和田市さんは140件程度で1,600万、貝塚市さんは200件で1,700万、私どもはこれまで500件を超えておる中で一千二、三百万円程度の寄附意向を頂戴しております。  したがって、件数ではうちは相当多いと。ただ、単価が低いという現状も分析しております。それを今後どうするんだということでございますけれども、しっかりと数字にはね返るように頑張っていきたいということで考えております。  明日の当初予算等でも御質問があるかと思いますので、本日これで控えますけれども、今後も頑張ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 42 ◯梶本生涯学習課長 それでは、市民体育館の件で質問がありましたので、お答えさせていただきます。  構造が変わった形なので耐震が大変なんじゃないかというような話やったかと思うんですけれども、耐震診断のほうは平成24年度に行っておりまして、その際に第三者機関のほうでも審査していただいております。確かに、形が普通の体育館と違って長方形の形ではありませんので、柱の数とかが違ったんですが、ちゃんとその第三者機関のほうでも、今回の補強工事によって耐震性能は得ることができるということで判断をいただいているところでございます。  以上です。 43 ◯梅田危機管理課長 一部御理解いただきたい部分があるんですけれども、当初3名の定年退職者を予定しておりました。それ以外に6名の方がということで、3名の追加じゃなしに6名の方がふえたといった内容でございます。  それで、信達分団におきまして、3名の方がおおむね30年以上勤続いただいていたわけでございますが、定年退職ということと、その他につきましては、団員さんが4名、この団員さんにつきましても、最低12年以上お務めいただいた方でございますが、転職等により退団ということでございます。うち1人につきましては、女子団で御結婚されるということで、1名の追加ということで、3名の当初の計画に対して、それ以外に6名の方の申し出があったと、そういった内容です。(小山広明君「4と1で5と違うの」と呼ぶ)  4と1ですね。あと樽井の分団長さんも1名転職ということです。 44 ◯宮内環境整備課長 それでは、火葬場の件について御説明させていただきます。  まず、設計委託料の34万3,000円の部分ですけれども、こちらにつきましては、平成25年12月議会において1,200万円の補正計上をさせていただいたところでございます。26年1月に6社による指名競争入札を行ったところ、ポンプ場を設置するというところで、ボーリング調査が必要になってまいりますが、ボーリングの調査用の機械が大変不足しているということで、年度内での委託期間では業務ができないということにより不調ということになりましたので、年度内の執行が難しいというところで3%分を計上させていただいたところでございます。  あと、アドバイザリー業務につきましては、従来方式では検討の対象にならない部分でありますリスクの分担であったりとか、あとトータルコストの算定とか評価を明確にする必要がございまして、そのために専門の能力を有するアドバイザリーが必要になってまいります。そのアドバイザリーの方と泉南市、行政担当者が連携をとりながら事業を進めていくというところでございます。  以上でございます。 45 ◯本田市民生活環境部次長兼産業観光課長(併)農業委員会事務局長 それでは、改めまして91ページ、泉南地区農免農道整備事業について御説明申し上げます。  平成25年度の農山漁村地域整備交付金について、平成25年度の国庫執行状況が低調なことに起因しまして、国庫の再配分が行われることになりました。これに伴い、大阪府において財源を確保するということから応じることとなりまして、大阪府において、未契約の繰り越しを前提として補正予算を計上するということになりました。  本市においても、大阪府と同様に工事の4,500万のうち、市負担分25%、1,125万円の補正を計上させていただき、繰り越しを行うものでございます。  以上です。 46 ◯眞塚行革・財産活用室参事 恐れ入ります。私のほうからは、82ページ、土地開発公社の解散に伴う残余財産の収入の件について、まず御説明させていただきます。  これにつきましては、先ほども御説明させていただきましたように、公社の解散、清算結了に伴う残余財産でございますが、土地開発公社の定款というものがございまして、その第28条に、公社が解散した場合においては、債務を弁償し、なお残余財産があるときは泉南市に帰属するという一文がございまして、これに基づいて泉南市に返還、帰属させたものでございます。  500万につきましては、公社設立時において、市より設立団体である泉南市より公社に基本財産として出資したものでございます。残りの3,315万1,000円につきましては、開発公社が先行取得し、それを市が買い戻す際に発生します事務費より蓄積したもの、また公社の保有地において有効活用をして収入を得たもの等が蓄積して出てきたものでございます。  公社の解散、清算に当たりましては、最終25年9月30日に公社の負債については泉南市のほうで代位弁済により一定負債を返還していただき、その代償、求償ということで公社の保有土地を市に対して代物弁済としてお渡ししたところでございます。(小山広明君「そんなのは要らんよ。代物弁済は要らん」と呼ぶ)  あと1つ、寄附金の御説明のほうに入らせていただきます。  これにつきましては、信達郷共有林野組合と大阪府農と緑の総合事務所との間で、信達市場の山林を売却した際にその一定割合のものを寄附としていただいたものでございます。  以上でございます。 47 ◯伊藤教育総務課長 私のほうから、学校施設の予算額の内訳を説明させていただきます。  97ページの小学校施設保全4,541万4,000円の内訳ですが、東小学校のトイレ2カ所のうち、1カ所の全面改修で1,230万、一丘小学校は10カ所トイレがあるんですが、そのうちの3カ所の全面改修として3,311万4,000円計上させていただいています。  施設耐震化のトータル1億8,720万の内訳ですが、まず東小学校の校舎の耐震が1,350万、一丘小の耐震が5,308万円、新家東の校舎が1億1,643万の計上で、それぞれの補強工事の工事監理委託料として419万計上させていただいています。  98ページの中学校の施設保全ですが、こちらは各4中学校の3年生の教室27教室分ですが、そちらに空調設置を行いたいということでトータル6,422万3,000円計上させていただいています。  こちらの事業は、それぞれ国の好循環の経済対策の中でメニューにある文科省の学校施設の耐震化、老朽化対策等の推進事業交付金というメニューを活用させていただいて、前倒しで実施させていただくものとなっています。  また、耐震で先ほども御説明させていただきましたが、事前に十分調査検討した上で事業に当たるんですが、かつ今までそういう施工しているときに設計図書等々、現場が差異は確認できていなかったんですが、今回については施工の担当をお願いする都市整備さんと相談した上で、注視して十分取り組んでいきたいと思っています。  以上です。 48 ◯春木総務部次長兼契約検査課長 それでは、耐震の性能について、目標値としておりますIs値指標0.7、このことについて御説明申し上げます。  大規模な地震、一般的に想定していただいていいのは、震度6から7のような地震の外力を受けたときに、建物自体が直ちに倒壊するようなことは絶対にないようなことを目標としております。これが第一。  たとえその外力におきまして損傷を受けたとしても、直ちに生命に影響を与えるような崩壊なりが起こらないと。倒壊、崩壊等が起こらないようにするという保有体力ですね。地震に対して保有体力を有することということを目標値としております。  ですから、ここで重要なことは、外力に対して単なる強さだけではなく、粘り強さとか、そういう時間的に避難の余裕とか判断の余裕を持たせるような建物の目標値としてIs値0.7ということを掲げて、それに見合った建物になるように剛性、その強さの補強だとか、いわゆる弾力性、スリットとかを設けまして、極端な場所に破壊が起こるような力を与えないというふうな工夫をする。いろんなことをした中で、その掛け合わせの中の、当然今までも議論になっております建物自身の老朽化というような問題も全て含めた数字の中で、いわゆる健康診断と同じようで、最終的にはこの指数、Is数値によって0.7という数字をクリアしたものについてはこうですよということを示していることでございまして、個別案件のどこどこがぐあいが悪いから、直ちにこの数字に重要な影響があるかといえば、一概にそれだけでは言えないようなものでありまして、目標値として、こういう御説明いたしました生命の安全ということを基本に置いた数字であるということを御理解していただければありがたいと思います。 49 ◯高山市民生活環境部参事 私のほうから、93ページ、樽井商業振興補助金についてお答えします。  平成25年度、今年度の電気の予測、約74万円となっております。そのうちの37万円を私ども産業観光課で予定しておりました。残りの37万円、樽井商業会から支払っていただくはずだったのですが、先ほども言いましたように、財政難ということで、出せるだけ出してくださいということで、そのうちの20%が樽井商業会から支出となります。残りの30%、これについて22万2,000円、樽井地区財産区のほうから支出していただくということになっております。 50 ◯堀口委員長 小山委員、1人で40分十分過ぎているんですよ。こんなことをしていたら3日ほどかかるので、簡潔にまとめてください。 51 ◯小山委員 3日でも4日でもかけてちゃんと議論するのが議会ですから、早く終わったほうが議会の成果みたいに言うのはやめてください。 52 ◯堀口委員長 いやいや、早く終わるんじゃなくて、簡潔にやってくださいということです。 53 ◯小山委員 複雑になっておるんですから、時代は。もうちょっと十分議論をして……。  この林野組合のこれも2回聞いておるんだけれども、ほとんど内容はわからんですよね。緑公社に売ったの、これは。売って、どんな事業でどんなになっておるのかですね。  さっき私はこの林野組合というのか、山間部の位置づけをちゃんと言ったんですから、その辺も含めて、寄附という、こういう寄附という行為がどうなのかですね。ここの管理者は市会議員でもあるわけでしょう。ここの寄附行為というのは禁止されているわけですね、我々はある意味で。代表者でしょう。そういう人が寄附していいのかどうか、私もわからないんですが。  やっぱり林野組合というのは公のものですから、その辺は市民全体の利益のためにあるし、山は放っておいてもある意味で貢献しておるわけですから、そういうものを市民ともよくお話をしながら、やっぱり寄附金をもらえばそれでいいんだというような感覚ではもらっていないと思いますけれども、このあり方については、もうちょっと林野組合の問題、この寄附金ね。額というのはどういう形で決まっておるのか知りませんけれども、こういう公金にそういう金が入ってくるというのは、いささか私は疑念がありますよね、これは。だから、その辺はもうちょっと整理をしてやっていただきたいと思います。  耐震のほうはちょっとようわからないんですが、生命は大丈夫だということで、具体的には倒壊しないということだけで、ぐちゃぐちゃになって、大抵のものは使いものにならないよというようなものでしょうね、ある意味でね。だから、耐震補強もある意味で地震が来たらぱあだと。命を守るためにこれだけ膨大なお金をかけておるんであれば、ほかの方法もないのか。建物の強度を何ぼやったって、6、7の想定を超えたらもうだめなわけですからね。  そうすると、我々は危険なところにあるということの中で、もっとソフト面で、また我々の対応の面で、こういう自然災害に対応していかないとね。そういうハードだけで命を守ることはできないわけですので、これは答弁はなかったですけれども、庁舎であったこういう問題について、もうちょっと危機意識を持って、体育館なりそういうところは掘ってみるとか、それをやらないと──やっていないわけでしょう、全然。ここはたまたまそれでやったわけですけどね。ほかはみんな上のほうでブレースが入っていますよね。下じゃなしに上のほうでね。中学校なんか2階のほうでなっておったからね。  そんなんで、その辺の答弁はなかったので、ぜひ1回、奥村組さんがここをやってくれるんだから、どこかほかのところもちょっと試しにやってよ。やったところは、全部だめだったんですよ。やったところが全部だめというのが問題なんですよ。抜き打ちにやって全部だめだという調査結果、これが問題なんですよね。そういう点で、ほかの公共施設についてもきちっとそういう対応はぜひお願いをしたいと思います。  あと、いろいろ私からいえば不十分な答弁でもありますけれども、長いという声もあるので、これぐらいにしておきますが、最後言ったことについて、2つだけはちょっと答弁していただきたいと思います。 54 ◯西田総合政策部長兼行革・財産活用室長 公共施設整備事業の寄附金の関係なんですけれども、392万6,000円の件でございますが、これにつきましては、信達郷共有林野組合の土地を基幹農道用地として売却されたということで、その一定割合を泉南市に寄附いただいたというような内容でございます。  以上です。(小山広明君「何割やねん。一定割合と言わんと、はっきり言うてよ、2割とか5割とか」と呼ぶ)  30%ということになってございます。(小山広明君「30%。少ない土地やな。一千万ぐらいか。一千二、三百万で売ったんやな」と呼ぶ) 55 ◯堀口委員長 ほかに。 56 ◯河部委員 それでは、歳出の教育費の関係で若干質問をします。  今回、小学校のトイレ改修、また耐震工事で3小学校の工事の予算を組まれているんですけれども、当初であれば26年度当初に組まれているものが、今回の補正で上がってきたという理解でいいのかどうかですね。  それと、この3カ所をすれば、小・中学校における耐震工事は全て終わりなのかどうか、その辺も教えていただきたいと思います。  あと、耐震工事をする際に補強するためにブレースというものを入れて工事をしているんですけれども、耐震工事は何年前から始まったのかちょっとあれですけれども、当初に始めた耐震補強工事よりも、今やっている、数年たっていますので、新たな工法とか、以前よりもやっぱり技術は進歩していると思いますので、ブレースの入れ方とか、そういった工具も含めて新しいものが出ているのかどうかちょっとわかりませんけれども、何を言いたいかというと、やっぱりブレースの入れ方によって窓が暗くなったりなくなったりとかということで、景観的にも非常に悪いという状況が学校見るたびに出ているんですよね。  その辺、耐震補強をすればいいというだけじゃなしに、やっぱり景観的にも、また子どもたちの教育を受ける精神的な圧迫感もなくすような工法でやっていただきたいという思いがあるんですけれども、そんなことができないのかどうか。  やっぱり教育施設ですので、そういうものは大事だと思いますので、その点について、何かそういうお考えがあればお聞きをしたいと思います。
     あと、トイレ改修が今回上がっているんですけれども、今市内10校の小学校がある中で、車椅子に乗る児童がどの程度いてるのか、ちょっと把握していませんけれども、そういった児童・生徒にも対応したようなトイレを配置されるのか。これまで配置したところも含めて対応できているのかどうか、その点についてもお聞きをしたいと思います。  あと、空調設備の関係ですけれども、今回中学校3年の教室に設置するということで、3年生の生徒を持つ保護者にとっては、やっぱり受験も含めた対応で非常にありがたいと思うんですけれども、配置する場所ですね。今回3年生ということで、例えば3年生を3階で対応しているという学校も当然あると思いますので、何階に設置するのか、その点をちょっとお聞きしたいと思います。  とりあえず以上です。 57 ◯伊藤教育総務課長 それでは、多岐にわたりますが、まず今回の耐震補強事業は、国の経済対策を受けて26年当初予算で予定していたものを、その国のほうの経済対策に呼応して前倒しで補正計上させていただいたものとなっています。かつ、この3小学校の耐震工事が完了いたしますと、市内の全施設の学校施設については耐震化が終了するという状況にはなっております。  また、今現在の耐震の工法の問題ですが、当初18年度からスタートをさせてもらっていますが、確かにその当時からさまざまな工法、ブレースの種類もたくさん出てきております。  ただ、その中でもうちのほうとして、オーソドックスという表現ではないんですけれども、汎用性の高い工法を採用しているのは事実ですが、現状のほうは、おっしゃっていただいたように、学校の学習環境の維持というのも念頭に入れておりますので、景観等も配慮した上で学校現場や現地調査の上で、最大限学校運営等に支障がないように工法に配慮して行っておるつもりでございます。  また、トイレ改修に関して、身体障害者用のいわゆる完全福祉対応のトイレというのは、全小・中学校にはまだ入っておりませんが、今回についても、少なくとも改修する際には、車椅子等の利用ができるような福祉対応トイレの設置を目指して行っております。今年度についても福祉対応トイレの増設を事業の中には入れております。  そして、空調設備ですか、3年生の教室、それぞれ学校によって階層、3年生の教室が違うのと、習熟度別授業で利用する教室の階層も違うのですけれども、それぞれ階でいきますと、泉南中学校については、こちらは全て2階の対応になっております。信達中学校については、1階と2階に入れる予定にしております。西信達中学校は2階のみ、一丘中学校は2回から4階の8教室に入れる予定にとなっております。  以上です。 58 ◯河部委員 まず、耐震の関係ですけれども、一応今年度この予算で終了ということで、方法についてもそういう対応をしているということをお聞きしました。  トイレにかかわってなんですけれども、車椅子のやつについては、今障害者用対応もできるようなということであったんですけれども、現状としてついていないところも含めてあるわけですよね。  私も現場のほうを見に行きましたけれども、ついているところはきれいになって、子どもたちもきれいに使用しているということで、子どもたちも非常に喜んでいるというような声も聞いているんですけれども、やっぱりないところのトイレというのは非常に汚く、全て和式のトイレになっていますので、今現状、自宅で和式のトイレを使っているという家庭も少なくなってきていると思うんです。子どもにとっては、洋式になれてしまって和式でできないという子どもも多分いると思いますので、その辺の学習環境の温度差というのを非常に感じるわけです。  今回の補正予算の中で、公共施設の基金で1億5,700万弱を積み立てているんですけれども、この基金については、来年度に持ち越した以降、まずはトイレのそういった改修に充てていただきたい。これはもう要望になるかもしれませんけれども、教育施設ですが、それぞれの学校のトイレの現状はどうなっているのかというのは、やっぱり市長も含めて一度見に行っていただきたい。当然見ているかもしれませんけれども、改めてこの機会に見に行っていただきたいなというふうに思います。  それとあと、空調の関係ですけれども、今お聞きしていると、信達中学校の1階以外は全て2階から4階ということです。これは、中学校の学年の配置というのを僕もわかって言っているんじゃないんですけれども、ある学年によっては、先ほども言ったように車椅子の対応をしなければいけない児童というのもあると思うんですよね。そうなった場合、2階以上についていると、その車椅子の生徒は、当然自分の力では階段を登られないと思うので、例えば3年生の学年が2階になった場合、その生徒はどこで誰と授業を受けるのかというのがすごく気になるんですけれども、そんな対応をどのように考えておられるのか、ちょっと聞きたいなというふうに思います。 59 ◯蔵野教育長 それでは、一番最後の空調についての御質問でございます。  従来、中学校では、大体学年によって階というのが決まっております。今御質問ありましたそういう車椅子とか、あるいは身体に障害があって、どうしても階が違うというような状況は、今まででも各4中学校のほうでもございました。しかし、そのときにはその基本の階と違って、やっぱり一番近いところに階を設定いたしました。例えば、1階に3年生の予定をしているところは、来年度1年生が入ってくるという状況であれば、1年生が使うというような状況も適宜考えてやっているところでございます。  そういうような状況になりますれば、当然その空調設備もそこに追加していくということが基本ではあると思っています。  まず、やっぱり学校が今学年で使いやすい状況の中で、ほぼこれは固定であると私は思っています。2校経験をさせていただきましたけれども、大体が学年で固定の状態をつくっておりますので、固定の中で今回は階に3年生の使う教室に入れさせてもらったと。そういうようなところが出てきた場合には、随時考慮してつけていきたいというふうに考えております。 60 ◯河部委員 改めて、来年度に公共施設整備基金に1億5,700万積み立てるんですけれども、学校トイレの一日も早い改修についてのお考えですね。その辺、教育委員会の決意になるのかどうかわかりませんけれども、やっぱりその現場を見ると、これは本当に早くやるべきやなというような思いもありますので、その辺を改めて聞きたいなと思います。  今、教育長のそのトイレの答弁は、よくわかったようで、僕もわからんかったんですけれども、1つやっぱり気になるのは、例えば1年生で車椅子対応の児童が1名入学しました。そのときは、1年生は例えば1階で全て対応できますよということで、その生徒が3年になった場合、空調が設置されているのが2階部分であれば、当然その3年生になった生徒というのは、2階部分に上がらなければいけないというふうになりますよね。  今の教育長の答弁でいくと、いや、その生徒が3年生になった段階は、1階部分に改めて空調を設置しますよというふうに私はちょっと聞こえたんです。それはそれでつけたらいいとは思うんですけれども、そうなるとそのクラスだけは、例えば泉中であれば今6組まであるんですかね。その6組のうちの3年1組だけは1階部分で、あと2組から6組までは2階ですよというような形になるのかどうか。  以前に非常に苦しい話を聞いたんですけれども、その同じ学年に車椅子の方が1人いれば、そのクラスだけはずっと1階のままやというふうな話も聞いたことがあるんですよ。それは、その子どもがいてるから僕らはずっと1階でおらなあかんのやみたいなような話にもつながってくるわけですよね。  だから、設置する際にはそんなことも含めていろいろ考えていかなければ、車椅子の子どもが悪いという話になってはあかんと思うので、そんなことも僕は危惧しているので、そんなことも考えて設置をされているんですかという話なんです。 61 ◯蔵野教育長 とりあえずは、来年度はこの階でやらせていただくと。最初にお話しさせていただきましたように、各階で決まっているわけでございますが、そういう車椅子の対応の子どもが来たときには、随時学年を変えていく。当然、変えるということは、基本は3年生でございますね。3年生に空調が入るというような整備を、当然していく必要があろうかというふうに思っています。そういう意味で言わせていただきました。  学校によっては、例えばその学年が全て同じ階とか、あるいは状況によっては、クラスによって、学年によっては、うまく入らない学年という部分もございますが、とりあえずは3年生に空調の設備をしていくということでスタートですので、そういうケースが出てきた場合には、また違う学年になった場合には、そこに整備をしていくのが当然であろうというふうに思っています。 62 ◯堀口委員長 ほかに。 63 ◯大森委員 トイレの改修費用が上がっているんやけれども、12月議会でも耐震工事と一緒にやったらどうですかと。そうすれば補助金もつくのと違いますかということで、3小学校中2つ予算が上がっているんやけれども、新家東小学校について予算が上がっていない。これはどうなっているのか。僕はできているというふうに聞いているんやけれども、できているならちゃんと報告してもらわへんとわかりませんので、してほしいと思いますわ。  それと、エアコンについてですけれども、3年生が使う教室全部エアコンをつけてくれと、空調設備をつけてくれということで質問したんですけれども、今、習熟度別教室には置いてくれたと言うんやけれども、これで3年生が使う教室全部に置いてくれたのか、教えてほしいと思います。  それと、今、河部さんの質問で、階によっていろいろ3年生の教室が違うということやけれども、1階ぐらいのところであれば、エアコン設置の工事も簡単にできると思うんですね。そういうところでいえば、夏休みまでに設置ができないのかどうか、そういう努力をしているのかどうか、それについて答えてほしい。  公共施設整備基金ですけれども、これは一般質問のときにレクチャーを受けたら、教育予算などは回されへんと。というのは、26年度にこれをしますということのできているものに回すお金やと、約1億6,000万弱ということがあったんやけれども、今もトイレのこともあったし、僕も一般質問でトイレにぜひ回してくれと。  それから、共産党議員団でいえば、学校の図書室とか、それから空調施設に回してくれということで、この1億6,000万という部分が26年度分でいえば一般会計の負担が減るのは間違いないんやから、この1億6,000万を、この基金が直接教育予算に使われへんでも、一般会計で浮く分を教育予算に回してくれということは、当然言えると思うんですよ。そういうことを教育委員会は言うてほしいんやけれども、それについてはどのように考えておられるのか、お答えください。  それと、繰越明許のことなんですけれども、この意見書案を見ますと、中断している工事を再開するか否かは施主側の判断になるということで、一番最後に書いてあるんですね。その前の上の文章を読むと、未調査部位の調査を行い、耐震補強を行うほうが望ましいと思うが、調査に時間を要する場合は、耐震補強を先行することによって、現状よりかなり耐震性は改善されるということが書いてあるので、市のほうの判断というのは、耐震補強を先行しよう、それで現状よりも耐震性は改善されるんだと判断されて、引き続きやると。  市長は、その後に耐震診断を行う、それでこの言うている部分がちゃんと担保されているか確認するということだったと思うんですけれども、耐震工事をストップした場合のデメリットはどんなふうにあるというふうに思っておられるのか。  それから、現状よりかなり耐震性は改善されるというて書いてあるけれども、具体的にはどういうことを言うているのか、説明してほしいというふうに思います。駐車場のことなんかもずっとおっしゃっていて、先に耐震工事をすべきだという話もあったので、そういうことについても教えてほしいと思います。  それと、奥村組が17カ所の柱の地中部分は見てくれるけれども、あとのB列、C列、それからAの一部──Aは全部見るんですかね。B列、C列、庁内になる柱の部分は、レーザーで見たんですね。レーザーで見て一応安心やと。ちょっと何か問題もある部分があったけれども、一応耐震的には問題がないという判断だった。地中部分については、これは耐震化には問題ないから見んでもいいという説明だと思うんですけれども、その点をもうちょっと詳しくやってほしいし、この意見書を見ても、調べたところは、柱については全部瑕疵があったから、地中部分に全部あるのが当然だろうということで、奥村組に調査せえと言うたら、調査もするし、直す費用は持ちますよというふうに言うてくれたということを議場で言うたから、それは何があったって、公約的なものやからすると思うけれども……(成田政彦君「するかどうかわからん」と呼ぶ)  するかわからんということもあるので、例えば協定とかするのか。B、Cの部分の地中のやつは、庁内のところを掘り起こしてするというのは、現実的に難しいということでしないと判断されたのか、その辺のところの説明をしてほしいし、B、Cの列でそういう同じような瑕疵が見つかった場合には、どんなふうな対応を考えておられるのか、答えてほしいというふうに思います。  それとあと、同じ繰越明許費で火葬場の建設のところであったんですけれども、僕の一般質問のときには、地主さんである信達郷林野組合さんとの話し合いはうまいこといっているということのお話やったけれども、その後、間に入った東畑の対応が悪かったり、工事の契約の仕方とか随契にいろいろ問題があるということでリセットしたいというお話があって、市長は、いろんな矛盾についてはおわびしますけれども、ぜひ続けていきたいというふうにおっしゃったと思うんです。  質問された方は、この林野組合の管理者であるので、このリセットというようなことは、白紙撤回にも聞こえる中身なので、その後の対応がどうなっているのか、それからこれからの火葬場建設について問題がないのか、その点について答えていただきたい。  それから、同じく繰越明許費で、農免道路について聞きたいんやけれども、この繰越明許で26年されるんやけれども、工事の実態としてはどういう工事をされるのか。それで予定どおりに進んでいるのかどうか。僕が聞いた話では、予定よりおくれていると聞いているんやけれども、おくれることによって何か障害が起こっているのか。  それと、大きな予算にかかわることなので、農免道路、それにつながる基幹農道を含めて、これで予算の総額はどうなるのか、市の負担はどうなるのか、市の返済はどうなるのか、簡単でいいので答えてください。  それから最後に、樽井駅、新家駅の周辺整備事業、これも繰越明許で上がっているんやけれども、海側に改札口はできても駐輪場ができない状況が今あるということで、これは大変なことだと思うんですよ。もしか改札口だけできて、僕が質問したときには180台ぐらいの駐輪場が必要やというふうに言うていたので、近くには住宅が張りついていて、なかなか駐輪場は見つかれへんというふうに言うているんやけれども、使えへんで済めへん問題なので、JRとの話し合いはどんなふうになっているのか、その辺についてお答えください。 64 ◯土井都市整備部長 それでは、私のほうから耐震に関する御質問について御答弁申し上げます。  まず、デメリットでございますけれども、一番大きいデメリットは、工事を中断してしまうと、耐震性能が低いままの状態がずっと続くと。これが一番大きなデメリットになります。  次に、今の工事の進捗は、配筋がほとんど全部組み終わっています。鉄筋が全部組み終わっていて、アンカーも全部打った状態になっていますので、そのまま放置しておくと、コンクリートを打たないと、さびの問題とか、そういうものもあります。それと、掘削したままですから、埋め戻しができない。ということは、当然駐車場も使えない。そういう問題もありますし、あと違約金の問題というのも発生する可能性もございます。  それから、ブレースはほぼでき上っているんですけれども、それをどう処置するのか、保管をどうするのか、そういった問題もございます。  それから、17カ所の問題があるんですけれども、これにつきましては、工事が全て終わってから、今のところ奥村組が掘削して調査をするわけなんですけれども、今現在考えているのは、市と奥村組だけじゃなくて、第三者を入れてそれの補修をどうするとか、そういう検討をしてやっていきたい。  それと、掘った箇所につきましては、議会の皆様にも見ていただくというような情報開示をきちっとやった上で、補修も行っていきたいというふうに考えております。掘削した上で、そういう状態が見つかればということでございます。  それと、第3者に対する意見とかというのは、それは全部工事が終わってからではなくて、できるだけ早い段階でその作業は進めてまいりたいというふうに考えております。  それと、真ん中の部分については、今のところすぐ調査をするという具体的な計画を持っておりません。真ん中は、実は4方向からはりが来ていまして、いわゆるB・Cラインですね。それにつきましては4方向からはりが来ていますから、AとかDに比べるとかなり強度がまだ高い部分になるということでございます。  以上です。 65 ◯伊藤教育総務課長 私のほうから、新家東小学校のトイレの改修ですが、こちらは新家東小の耐震補強工事で1億1,643万円あるんですが、その中で新家東小学校にある1階から4階の4カ所のトイレの部分改修ということで、福祉対応になった洋式化を目指して事業を行う予定になっております。  また、エアコンに関して、3年生の使う教室ということで、それぞれ普通教室としてベースとなるところと、習熟度で授業をするところ、その全てにエアコンを設置する予定であります。  また、本会議でも答弁させていただいているんですが、夏休み前の設置ということで、当然その子どもたちの安全と学校運営の支障を十分配慮した上で、比較的低階層に設置する学校については、前倒しを目指して行っていきたいと思っております。  以上です。 66 ◯知久市民生活環境部長 私のほうから、繰越明許関係のまず火葬場の繰り越しについて御答弁いたします。  先般の一般質問で、議員御指摘のように、厳しい御指摘をいただきました。このアドバイザリー業務につきましては、平成24年6月の補正予算で手当てしていただきまして、鋭意、管理者様、林野組合さんのほうと協議させていただいておりましたが、当初は私どもの説明不足ということで信頼関係が失われたということでございまして、今後もこの信頼回復に努めまして、十分に説明をさせていただきたいというふうに考えております。  それと、2点目の駐輪場ですね。海側の駐輪場でございますけれども、先般も私、新家第4駐輪場のことを一般質問の中で表現させていただいたと思うんですけれども、具体的な台数については、さらに調査が必要と思うんですが、今の第4駐輪場の使用状態から見て、私はそことバーターするような形で御答弁させていただいたということでございます。  代替場所でございますけれども、今担当課においてJRと協議しつつ、適切な場所がないかどうか、これは探しておるところでございます。  以上です。 67 ◯本田市民生活環境部次長兼産業観光課長(併)農業委員会事務局長 それでは、私のほうから、農免道路についてお答え申し上げます。  事業といたしましては、総事業費5億2,000万円、工期が平成21年度から平成28年度でございまして、延長1.3キロ、幅員7メーターでございます。平成25年度中に用地買収は全て終わっておりまして、現在、延長400メーター部分を工事しております。  おくれることの障害ということでございますけれども、工事中に岩盤が発見されまして、その掘削で若干おくれぎみではございますが、当初予定しておる工期内には完成する予定でございます。  以上です。 68 ◯大森委員 まず、駐輪場なんですけれども、経過はどうなんですかね。場所がないから駐輪場ができへんということで言っているけれども、改札口設置のときには、当然駐輪場ができるというふうに話はあったと思うんですよ。それがなくて改札口の設置を進めるなんて考えられへんと思うんやけれども、ちょっとどういう経過になって今こういう結論、5月を前にして駐輪場がないということになったのか。  それは、例えばJRに責任はないのかどうか、その辺についても答えてほしいし、180台をバーターで云々ということを言うたけれども、バーターというのはどういうことですか。山側の駐輪場をなくして、その分、海側に設けるということなのか。それはちょっと困るのでね。困るというか、いいんかなと思うので、その辺のバーターとおっしゃった意味を教えてほしいというふうに思います。  それと、デメリットのところで、僕は総務産業常任委員会のときには駐車場のこと云々と大分説明されたと思うんやけれども、今何か駐車場が狭くなってますやんか。だから、この駐車場の問題を一遍解決するためにも云々という説明があったと思うんやけれども、ちょっと今思い出されへんので、もう一遍その辺のところをきっちりしてほしい。  それから、意見書の中で社印がないとか、「案」がついているというところで、森さんとの議論を聞いていると、かかわりを持ちたくないと、葵総合計画がね。何についてかかわりを持ちたくないのか、意味がわからないんですよ。 69 ◯堀口委員長 それは森さんの話であって、理事者の話じゃありませんので。 70 ◯大森委員 言うてはったので、それはうんうんと部長もうなずいていたような感じがしたのであれなんやけれども、例えばここの奥村組の瑕疵のことと耐震化は全然別問題と、市のほうは何度もおっしゃっていたから、そういうことでかかわりを持ちたくないというふうに言うているのか。  それは森さんの意見やから、ちょっとようわからへんのやけれども、もうちょっと、社印がない部分、「案」がつく部分、「案」が消えるのか、社印を押したやつで出てくるのか、社印を押したものは、これと中身が変わる可能性があるのか、変わったらそれは一から議論せなあかんので、その点について答えてもらいたいというふうに思います。  それと、農免道路の26年、27年というのは、具体的にどんな工事が──今、市民の里に上がるところまでは行けているんですかね。その後の工事にかかってくるのか。もうかかっていくわけですね。  その辺の説明と、それから僕が支障がないのと違うかというのは、基幹農道、農免道路というように農業に関することでつくった道路やけれども、今の話だとおくれていないという話だったけれども、今これが開通していないということで、農業上どんな支障が起きているかどうかというのを教えてくれというふうな中身なんです。  それと、基金の使い方については、河部さんの質問にも僕の質問にも答えてくれんのやけれども、トイレとか、誰が見ても中3だけというのは、空調のときからありましたよね。トイレのこと、1年、2年、小学校はどうするのか。  それから、中学校でいうたら、一丘中学だけがトイレの改修はもう全く手つかずで放置されている問題とか、それから松本議員が質問したような図書の問題とか、やっぱり教育予算をふやしてほしいという、来年度ちょっとでもということを要望する気はあるのかどうか、それについては、もう全く知らん顔というのやったら寂しいので、ちょっと答えてもらえますか。  それと、火葬場は、結局リセットと言われてから話し合いは進んでいないんですかね。その辺はどうなんですかね。 71 ◯宮内環境整備課長 そうしたら、私のほうから、新家駅前の駐輪場の件につきまして御答弁させていただきます。  まず、新家駅前の改札口の工事に伴いまして、自転車置き場の設置については環境整備課だということで担当課にお話をいただきました。その後、JRの担当の方とお話をさせていただいたときに、JRの用地を市のほうで買い取るか、あるいは借地で自転車置き場として整備してはどうかということで、お話が進んでまいりました。  その後、そのJR担当の方と工事の担当の方を交えて会議があったときに、工事の担当の方がそれは困ると、そのJRの土地については、工事中は資材置き場にすると。現在、資材置き場になっているかなというふうに思います。  また、そのJRのほうが言われていた土地につきましても、今後有効利用する計画があるということを伺いまして、現在に至っているところでございます。今JRの土地以外にも、自転車置き場として利用できるようなところがないか、現在、環境整備課のほうで探しているところでございます。  以上でございます。 72 ◯土井都市整備部長 この意見書の件でございますけれども、我々はもともとの設計事務所、それで工事管理をやっている事務所に対して意見を求めたわけなんですけれども、この工事管理の中に、正確的に言えば意見を述べるというのは業務には入っていないわけなんです。業務外、まあ言うたら、そういう契約はやっていないわけですから、そういうことで最終的に正式なものが出てこなかったということに理解をしております。  それから、駐車場の件ですけれども、もともと駐車場…… 73 ◯堀口委員長 傍聴席、静かにしてください。 74 ◯土井都市整備部長 駐車場の件ですけれども、我々が言うていたのは、現在工事をやっていますので、駐車場がかなり狭くなっている。その中で裏の調査をすれば、後ろ側の駐車場も狭くなるからということで、それは後になると、そういう話をしていたということでございます。  以上です。 75 ◯蔵野教育長 エアコン、そしてトイレ整備についてでございますが、特にエアコンは3年生だけでもういいというふうには思っておりません。当然1年生、2年生にも広げていきたいというふうに思っています。  トイレ改修につきましても、今進めさせていたただきましたが、部分改修の分もあるし、大規模に改修していかなあかんというようなことも十分把握をしております。しかし、全てが同時に完成というわけにはいきませんので、随時我々としては整備しなければならないということは思っておりますので、随時要求をしていきたいというふうに思っています。 76 ◯知久市民生活環境部長 私の答弁の中で、駐輪場のバーターとかということについて御答弁いたします。  新家駅前は3カ所駐輪場がございまして、第4駐輪場の使用率がかなり低い、ほとんど使われていないという状況になっております。駐輪場というのは、やはり使用状況を勘案しまして、それと人の動線との中で適切な場所を見つけていくということでございますので、これは先ほど宮内が申しましたように、鋭意JRとも協議し、別な箇所を見つけていきたいというふうに考えております。  それと、火葬場の進捗状況でございますが、先般厳しい御指摘をいただいたということで、早急に現状を説明させていただくとともに、今後の予定等について、しかるべき説明はさせていただきたいなというふうに考えております。  以上です。(大森和夫君「市役所の駐輪場のこと、駐車場のこと、耐震工事」と呼ぶ) 77 ◯本田市民生活環境部次長兼産業観光課長(併)農業委員会事務局長 農免道路のこの後の工事ということでございます。  現在、延長400メーターの工事をしておりまして、平成26年度には500メーターの工事を予定しており、平成27年度以降に残りの400メーターの工事を予定しております。  あと、農業上どんな支障かということでございますけれども、今現在、現道を新家から市民の里へ向かって通行されておりますので、それに伴っての支障というのはないと思われます。また、これが完成することによって、より通行上、また利便性も増すものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 78 ◯大森委員 もう3回目ですね。  1つは、耐震診断をすることによって担保をちゃんととるんやという市長の答弁がありまして、時期はいつですかと言ったら、土井部長のほうはできるだけ早くやりたいという答弁やったけれども、この判断としては、中断してやることはしないんですよと。とにかく今のままで放っていると、30年以内とか言われるような地震がいつあるかわからへんから、とにかく耐震化工事をした後、中断せんようにできるだけ早くやるということの意味なのか、ちょっとその辺のことを1つ答えてほしい。  それと、後ろのほうからも何度も出たけれども、意見書の「案」がついていること、社印がないことでこの信頼性がどれぐらいあるのかということなんですよね。それについても、もう一度答弁してほしいというふうに思います。  それと、習熟度別のやつは全部エアコンがついたということですけれども、3年生が使う教室は全部エアコンがついたんですよということなのか、ちょっとそれについて答えてほしいというふうに思います。  それと、今公共施設整備基金ですよね。これは積み立てして、26年度にはこの予算を使うわけですよね。使う計画にしているんですね、市のほうは。と思うんやけれども、具体的にこの1億6,000万、何に使うという予定はあるのかないのか、あればその中身について答えてほしいと思います。  それと、駐輪場については、初めJRが資材置き場を提供しますという話があったのがなくなったということであれば、もうちょっとJRにも責任をまた追及してほしいし、あそこの農協が立ち退き云々という話があって、立ち退けば市のほうも買いたいということの答弁があったと思うんやけれども、その話はどんなふうになっているのか、それについて答えてもらいたいと思います。
     基幹農道については、やっぱり金額的な負担は──市の返済額の予定というのをちょっと簡単に答えてもらえますかね。 79 ◯向井市長 耐震の工事を中断するか否かということでございますが、中断する理由はないと。なぜないかといいますと、今入れているのはブレースなんですね。その水平力に対して抵抗させるということなんですね。  地中ばりのところで一部不備があったと、基礎のところでね。それは地中ばりもあり、剛性も強いところなんですね。ですから、そこが原因で耐震をするのではなくて、この柱の真ん中辺といいますか、もう少し上のほうですね。そこの横揺れに対して抵抗させるために、ブレースというのを入れるわけなんですね。  ですから、仮に下で若干そういう不備があっても、全体に影響を与えるものではないということと、それからないですけれども、万々が一、さらに補強しないといけないということになったとしても、そのブレースの部材を大きくしたりということにはならなくて、もっとそのブレースの箇所をふやすとか、そういうことの対応ということになる可能性がありますので、今は中断してとめる理由というのは、もう全くないと。  むしろ施工の業者さんにも大変御迷惑をかけますし、そこで働いておられる労働者の方々、また市役所を利用される方々に対して非常に御迷惑をかけるということで、それはそれで続行して、あと調査をして、ほかの部分は調査をさせます。不備があれば奥村組に直させる。  一方で、やはり不安だというお話もいただきましたので、森議員にお答えしましたように、また別のところでチェックはかけていただくということでございます。  それから、この葵設計のほうですが、もともとこういう突発に出てきたことですので、そういうことが業務に含まれているわけではございません。ただ、そういう緊急があったので、一回どうやねんということを問いかけたと。  葵設計では、35名の一級建築士がおるんですけれども、そのうち特に一級建築士と同時に構造設計一級建築士というまた別の資格を持っておられる方がチェックをされたわけなんですね。その方は、耐震の判定委員もされておられるという方でございますので、非常に信頼性は高いというふうに考えております。  しかし、なお別のところでということでございますので、その辺はできるだけ早く対応をしていきたいというふうに考えております。 80 ◯堀口委員長 ほかの答弁。 81 ◯伊藤教育総務課長 エアコンに関してですが、3年生が普通教室として使用する場所には設置する予定をしております。 82 ◯知久市民生活環境部長 駐輪場でございますけれども、いわゆる自転車安全利用推進法という法律がございまして、この法律では鉄道事業者が駅周辺の駐輪対策に協力する義務がございますので、この辺についてもJRと協議をしていくということと、それと農協等の立ち退きについては、これはもうあらゆるチャンネルを探して、具体的なことは、ちょっと表現を差し控えますけれども、いろんな方面で当たってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 83 ◯野澤財政課長兼行革・財産活用室参事 公共施設の整備基金ということの御質問があったかと思います。  今回、補正で1億5,699万2,000円の積み立てをさせていただいておるかと思います。その中身の原資については、地域経済活性化・雇用創出臨時交付金、いわゆる元気交付金が1億4,700万余りございます。  この使途につきましては、基本的にこれは景気対策ということがございますので、26年度当初予算に計上させていただいている地方の単独事業、それに優先的に充当というのか、充てさせていただいています。  具体的には、鳴滝第二保育所の整備事業であったり、子ども支援センターをちょっと移転しますので、その旧信達保育所の改修事業、あとは清掃の車両の更新がございますので、そこのほうに充てさせていただくという予定にしております。  以上でございます。 84 ◯本田市民生活環境部次長兼産業観光課長(併)農業委員会事務局長 それでは、基幹農道の市の負担額の予定について御説明申し上げます。  総事業費5億2,000万のうち、負担割合、国が50%、大阪府25%、泉南市25%でございまして、1億3,000万になります。そのうちの8,000万を起債で補う予定でございます。  以上です。 85 ◯堀口委員長 質疑の途中でございますが、午後1時30分まで休憩いたします。       午後0時 1分 休憩       午後1時30分 再開 86 ◯堀口委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質問はございませんか。 87 ◯澁谷委員 もうたくさんの方が質問されましたので、重なっている部分はもう省きまして、2点だけお尋ねしたいと思います。  最初に、保健衛生費の保健センター費、これは大規模改修となっていますけれども、668万3,000円落札減によって、この予算書では工事請負費がその減によって2,450万円ということなんですけれども、これは内容はどこの改修ということ、その600万円の落札減というのは、ちょっと意味がよくわからない。多いので、その説明をしていただきたい。  それからあとは、私も一般質問でもさせていただきましたし、先ほどからも質問がありましたけれども、中学校の空調設置ですよね。これをできるだけ7月稼働できるように質問でもお尋ねをしますと、何とかその方向でやりますということですけれども、その根拠と言ったら変ですけれども、それまでにやろうと思うと、子どもが原則教室で勉強しているときはできないですよね、教室の中の工事ですので。ということは、休みの日にするということであれば、土曜日とか日曜日とか修学旅行の日程とか、そういうときに集中的にやるということなんでしょうか。  それと、先ほどどなたかが質問されたときに、2階、3階、4階に中3の部屋がある場合は、工事をするのに足場を組みますよね。そういう足場をずっとそこに置いてあるということは、やっぱり窓から出たり入ったり、中3ぐらいになると、外へ飛び出して落ちてけがとか、そういうことも考えると、足場のこともありますし、それは長引いてする、7月までにできないのか、それも含めてできるようにしていただけるのか。  それから、また今後28年度に、答弁でもいただきましたけれども、中学校の給食事業、配膳事業とかありますし、また校舎の老朽化の建てかえとか、西信なんか特に建てかえ間近だと思うんですけれども、そういうことを考えたときに、トランスやらキュービクルの二重投資にならないようにという辺をちょっともう少し詳しく、それと土曜日されるかどうかということ。  それから、請負業者にしても、1カ所だけに発注して、その1カ所の業者が全部やるとなると、順番にやっていくので、またこれ時間もかかりますし、そこら辺のことも含めまして、7月稼働にできるようにするための何かお考えがあれば、そこもあわせてお聞かせください。  以上です。 88 ◯伊藤教育総務課長 1つ、エアコンの工期の関係になるかと思うんですが、さきの議会でも答弁させてもらっているとおり、原則は夏休みなんですけれども、それは生徒たちの安全と授業等への影響を考慮してという基本路線を考えています。  ただ、午前中の答弁もあるんですが、信達中学校とか、西信中学校も2階と1階なんですけれども、こちら低層階にエアコン設置予定のところについては、足場等必要ないケースがありますので、比較的生徒さんの安全を確保した上で事業を行えるんじゃないかなと。  ただ、授業中はしない方向で調整していますので、いわゆる放課後であったり、土曜日であったりということで、日曜日は原則お休みということで業者さんのほうとも、今後の契約した上で協議になるんですが、そういった方向で考えています。  結果的には、足場を組むという、高層階に、一丘中とかは4階にありますので、こちらはまだ今後精査して事業内容にもよるんですが、足場をそのままにしておくというのは、やはり学校側にしても、完全に生徒の安全を確保できないと。逆に業者さんのほうの安全も同時に発生しますので、こちらは足場を組む必要があって長期にわたる場合であれば、もう夏休みに工事を実施するという方向で今は考えております。  あとは、二重投資の問題もあるかと思うんですが、今おっしゃってもうたようにトランスとキュービクル──キュービクルを設置するまでに至る学校というのは、今のところ1校の予定があるんですが、まだ最終調整している段階で、トランス部分については、今後給食の配膳室等の関係もありますので、そちらの容量を満たした上で、変更する分については対応していきたいと考えております。  あと、通常であれば、今回4中学校の空調設置という業務なので、1つの事業という形で契約発注の事務を準備しておるんですが、ただ1業者でいくよりも、あるいは2つとか複数の事業として契約したほうが、業者さんのほうの工事進捗も担保しやすいんじゃないかなということで、その手続を今関係の各課と調整しているところでございます。  それを踏まえて、できるところについては7月稼働を目指すと。どうしても安全上完全に対策ができない場合は、申しわけないんですが、やっぱり夏休みを使って9月稼働を目指すということで考えています。  以上です。 89 ◯中脇健康福祉部長兼福祉事務所長 保健センター費の工事請負費の減額でございますが、この工事の内容につきましては、空調設置が主なものでございまして、その他に給水・給湯設備、それからガス設備等の改修を行ったものでございます。  金額といたしましては、2,611万6,900円で落札いたしまして、この補正額ですね、マイナスの668万3,000円ということになってございます。内訳でございますが、電気工事で202万4,400円、機械の修繕で220万5,000円、空調設備が2,178万7,500円ということになってございます。  以上でございます。 90 ◯澁谷委員 保健センターの外壁がすごく目張りみたいにしていますけれども、外壁は大丈夫なんですか。今の工事費というのは、空調だけですよね。何か見るからにすごく……。 91 ◯中脇健康福祉部長兼福祉事務所長 御存じのように、ひび割れ等も実はあるわけでございますが、新年度に向けて、今回はまだ骨格ということでございますので、その辺で検討させていただきたいというふうに考えてございます。 92 ◯澁谷委員 わかりました。 93 ◯堀口委員長 ほかに。 94 ◯和気委員 まず最初に、庁舎の耐震化の件で質問したいと思います。  庁舎は、防災拠点として市民を守る司令塔でもあるというところでは、本当に安心・安全なものであってほしいなというふうに思っていますので、今回耐震化されてよかったというふうには思っていたんですけれども、今回のこの新たな症例が出てきたので心配をしています。  50年たっているということで、それぞれ老朽化対策では建てかえをせなあかん時期じゃないかということで、私のほうも一般質問で大丈夫なんかなということで質問したときに、市長がおっしゃるように、もともと3階の計画だから、今現在2階やから大丈夫だということで言われていて、半信半疑ながら今までああ大丈夫なんかなということで信頼しながら来ていたわけなんです。  そういった意味では、今後この泉南市の庁舎が今回耐震化が無事に終わったとして、50年たっているわけやから、あと20年ぐらいはもつのか、将来的にはやはり建てかえをしていかないといけないと思うんですけれども、どれぐらいこの耐震化をしてもつものなのか。今後の建てかえの部分も含めて、もしわかれば教えていただきたいと思います。  それから、今回出てきたこの意見書なんですけれども、私も森さんの質問があって、これは案なのって初めて、これはもうきちんとした調査をしてこうしなきゃならないと思って、えらいことやなというふうに思っていたんですけれども、あくまでも1つの意見書であるならば、参考の資料として受けとめて、市は、こうなんだけれども大丈夫やということで、何回もずっとおっしゃっておられるので、そういうものなのか。その辺はどういった立場で、ずっとこれに対してしっかりと部長のほうも説明をして、質問に対してもこれに沿って大丈夫やということでお答えしていっているので、この辺はどうなんですかね。  市は、普通だったら、これはあくまでも内部の参考資料として持ちながら、市は市の見解で大丈夫よということの説明をすべきだというふうに思うんですが、葵さんが調べたこの調査に基づいて、何か中途半端なような、何か大丈夫なような、そうでないようなことを発言されるので心配なんですが、その辺の答弁というのはどうなんですかね。この文書に対する、案に対する市の考え方ですね。これが有効なのか。有効というのはおかしいけれども、会社としてちゃんとした公的な部分としてこうやということでした立場で、ずっと大丈夫やということで答弁されているのか、それ以外の、これを受けた上での市の検討のものというのはあるんですか。その辺をちょっと教えてほしいんです。  それとあと、ずっと調査の中で、奥村組さんが今回調べた上で、50年前のをやった上で、再調査をして、もしふぐあいがあれば直すということもおっしゃっておられましたし、そうするということは、普通だったら50年もしているわけやから、もう責任はないよということで、別に後でする必要もないし、後は市が責任を持ってそれを発注して、もう結論は出ているわけやから、後どういうことが起こっても、市が責任持ってすべきことやと思うんですけれども、なぜ気を使ってそれをするというのは、何かあるのか。  もう普通だったらしなくてもいい、奥村組はそこまで責任をとる必要はない。それは市が責任を持つべきことであるのと違うんかなというふうには捉えたんですけれども、その辺は奥村組さんはやっぱり責任をすごく感じているのか、その至った経過ですね、その辺もちょっと教えてほしいんですけれども。  庁舎のことについては、その3点を教えてください。  それからあと、92ページのため池改修費のこの内容ですね、どこをどのように改修されるのか、教えてください。  というのは、砂川の上の丘之池のところも、池と道路との間が陥没してきている状況なんですけれども、そういった場合は、こういった形で改修する場合は、池の農業なんですかね、この中でこれからもできるのかどうか、できないものなのか。今回のこの内容についても含めて教えてください。  それから、99ページの体育館の耐震化ですね。これはこれで済めばもう大丈夫やということでされていると思うんですけれども、それでよろしいのでしょうか。  あと、その中で体育館は市民の避難所としても認定されているところなので、備蓄もされていると思うんですけれども、耐震化すれば、安心・安全で避難しても大丈夫やなということで市民の皆さんは思われると思うんですが、そういった意味ではあるのかどうか。  それと、もう1つ、危機管理になるかなというふうに思うんですが、この耐震化の問題を含めて避難所に関係することなんで、いろんなところで地震があったら避難すると思うんですけれども、これはまた別と言われたらあれですが、関連するんでお聞きしたいんですが、指定避難場所ということでずっとあってされていても、もう廃園になっている幼稚園もあるし、鳴滝第一・第二も統合されていますし、まだ耐震化もされていないのに、泉南市のホームページの中では、私が随分前に質問するときにとったとき、2011年6月にとったときと同じような形で、この2014年3月5日も同じような感じで出されているので、この場合、何らかの形で耐震化済みとか、ここはもうないですよというようなことで明記すべきだと思うんですよ。  心配やから、ネットでどこへ行くのかな、体育館大丈夫やなということで、多分調べられて、泉南市に新しく来られた方も調べないといけないというふうに思いますし、その場合、やっぱり速やかにこういったものを変えていただいて、情報は新しい情報で何らかの形ですべきやというふうに思うんですけれども、すごく気になったもので教えてください。  ハザードマップ何とかかんとか、津波とかというのもあるんですけれども、そういった意味では危機管理をちゃんとしてほしいなというふうに思うんです。  それとあと、89ページ、すみません、さかのぼるんですけれども、清掃費の減額についてのことなんですが、この理由ですか、教えてください。  前の質問の中でも、リサイクル率やとかは大分上がってきているということも、泉南市が努力されて、古布も回収するようになっているし、かなり頑張っておられるというふうには思うんですが、これから回収率を上げるための努力、そして今後の課題というのが、26年度、これからまた予算も組むわけですから、その辺はどのようにお考えになっているのか、教えていただきたいと思います。  以上、ちょっとお願いします。 95 ◯西出総務部長 そうしましたら、私のほうから今後の庁舎のあり方についてお答えさせていただきたいと思います。  この後については、計画的な維持管理に努めてまいりますとともに、当然建てかえ等大規模改修、今後のあり方については大変大きな課題であると考えておりますので、今後のあり方については早急に検討を進め、時間はかかると思いますけれども、検討は進めていきたいと考えております。 96 ◯土井都市整備部長 それでは、私のほうから意見書の件について御答弁申し上げます。  先ほどから説明していますように、掘削したところ一部施工上問題があったということで、この葵総合計画は、この耐震工事の監理事務所、監理をやっているところでございますので、ですから我々はすぐそこに対してまず意見を求めたということで、その事務所の中の構造担当の方が現場をいろいろ調査した中で、こういう意見書をつくっていただいたと。  ところが、業務としてはあくまで監理業務として契約はしておるわけですけれども、ここまで踏み込んだ業務内容を契約しているわけではございませんので、結果としてこれは業務外ということで、もうここでとまってしまうというような形になります。ただ、中身については、我々は信頼できるものであるのかなというふうな認識をしています。  それから、奥村組の件でございます。確かに50年前の施工業者でございますので、法的な瑕疵担保というのは、もう既にございません。だから、相手方は何ら瑕疵担保はないんですけれども、ただやっぱり社会的な信用とか社会的な責任とかそういった観点から、施工業者は17カ所について掘削して調査をさせていただくということを言っていただいたということでございます。 97 ◯梶本生涯学習課長 市民体育館の耐震のことについてお答えいたします。  平成24年度に市民体育館のほうの耐震診断を行いまして、その結果、耐震の補強が必要となりましたのが、今回工事をいたします第1競技場、つまり一番大きな建物のところでございました。今回、その部分を補強いたしまして耐震性能を満たす工事をいたしますので、これで全ての建物について一定の耐震の強度を保つものと考えております。  以上です。 98 ◯梅田危機管理課長 指定避難場所の変更等につきましては、御存じのように3年前の東日本大震災を受けまして、当市におきましても、防災会議の中で改訂版といったものについていろいろ今審議を重ねているところでございまして、議員御指摘の変更があれば速やかにといった御意見は、当然の意見やというふうに認識してございます。防災会議の次回の会議の中で、当然ですけれども、提案をさせていただいて、早急に改善策を図ってまいりたいというふうに考えてございますので、御理解いただきますようお願いします。 99 ◯本田市民生活環境部次長兼産業観光課長(併)農業委員会事務局長 92ページ、ため池改修事業費の412万5,000円の増額は、これは牧野地区にあります入野池の改修工事でございます。  取水施設が木樋でありますことから老朽化が著しいということで、平成25年に国庫補助事業の採択を受けまして取水施設をスライドゲート形式に改修し、底樋管ですね、水を抜く管も、管の更正工法により補強対策を講じる計画といたしておりましたが、水を抜いた後の詳細な調査や設計を行ったところ、底樋管が管更正工法によっての補強対策に適さない構造であったと。もう潰れてなかなか補強するだけでは足らない構造でありましたため、推進工法によって新たに底樋管を設置する必要が生じたため、工事費の増額が必要となったものであります。  また、その他の意見につきましても、水防ため池というのは、府内1,100カ所、泉南市で39カ所ございます。これは年1回、大阪府の職員の方々とともに、うちの職員も点検に回っておりまして、また今回は東日本大震災の影響を受けまして、ため池の一斉点検というのを大阪府で実施していただきました。また、その結果を踏まえまして、ため池の改修や補強に努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 100 ◯辻野清掃課長 リサイクル率のアップについて、今後の取り組みについてでございますが、25年度から開始いたしました古着の回収の周知徹底を図るとともに、事業系ごみの排出業者につきまして、分別、リサイクルの徹底を図ってまいりたいというふうに考えております。  減額の中身でございますが、平成24年度の決算額におきまして25年度繰越金が7,123万1,000円ございました。その内訳は、収入のほうで2,555万1,000円の減額でございます。  これは内訳といたしましては、ごみの減量化によるごみ処理施設の使用料などの減額と諸収入としての容器包装リサイクル協会からの配分が834万2,000円の減額、あと工事請負費の落札減によります一般廃棄物処理事業債の1,000万円の減額でございます。  歳出につきましては、9,678万2,000円の減額で、内訳は議会費とか衛生費、公債費、予備費等で、主には衛生費の焼却炉運転経費の削減や委託費の減額で9,678万3,000円でございまして、差し引き7,123万1,000円の減額となっております。  あわせて、25年度の補正予算につきまして、1,580万円の減額がございました。主な要因といたしましては、清掃工場の基幹的整備工事の25年度の国庫支出金が確定したことによります事業費の変更でございます。  歳入は3億1,740万円の増額で、内訳は国庫支出金が1億5,080万円の増額でありまして、組合費が1億6,660万円の増額がありました。あわせて歳出のほうでは、基幹工事の前倒しといたしまして3億1,600万円の増額で、差し引き1,580万円の減額です。  同24年度繰越金と25年度の補正で合わせて8,731万円の減額がございました。それにあわせて泉南市、阪南市の負担金の案分率に従いまして、泉南市が4,791万5,000円、阪南市が3,911万6,000円の減額でございます。  以上です。 101 ◯和気委員 庁舎の工事の件なんですが、これから調査をして、あと17カ所、そして全部で70カ所ぐらいあるって言うていましたかね。ちょっと数字がいろいろ混乱しているんですが、それは調査した結果、ふぐあいがあれば、全て奥村組が責任を持って直すというふうにお聞きしたように思うんですけれども、それであるならば、その辺は口約束じゃなくて、確実にそういった書面とかというような形で泉南市においてはそのようにされるのか。どのように約束事を、今回は何も約束していなくても、50年たっていても奥村組は責任を果たそうとされているわけですから、やっぱり文書とかで確認するのか、それはそういうふうにするべきやと思うんですが、その辺はどう思われているのか、その辺を再度お答えいただきたいなというふうに思います。  あと、第三者の診断はまたされるということで市長もおっしゃっておられましたので、それは当然市民にとってはこの庁舎が安心・安全であってほしいというふうに思いますので、それはもうしっかりとしていただきたいというふうに思います。その辺も再度お答えください。  それから、次なんですけれども、このため池の問題なんですけれども、これはこれから全部調査をして、改修する必要があるのかどうかというチェックをした上でまた考えるということでおっしゃっておられたんですが、実際に今、上の砂川のほうの丘之池とかもずうっと言われておりながら、そういったことは国ですか、そういった計画の中に入れているのかどうか、わかっている範囲でね。  新しく調査をすればわかるところも出てくると思いますが、実際に今までの中でこの辺は危ないとか、この辺は大丈夫やとか、いろいろあると思うんですが、市がわかる状況の中で計画を立てて、国にそういった必要なところを補助金をもらうようなとか、そういうのはされていないんですか。具体的に丘之池についてはそのままなのか、何かしておられるのか、今の進捗状況をもうちょっと教えてください。  それから、清掃費の件で、今業者のごみの分別を努力するというようなことをおっしゃっておられましたけれども、業者ってどれぐらいのパーセントで、業者にきちんとお話をして分別してくれれば、どれぐらいのリサイクル率になるのか、なぜ業者のところでそういうふうに難しいのか、どういう指導をされているのか、その点もちょっとお聞かせください。  あと、避難所の問題については、すると言うんですが、会議にかけてとかと言うんですが、実際に市が出されているのは、もう具体的にわかっていますやんか。耐震化するとかしないとか、これは廃園になっているから、もう避難所になっていないわけやから、そういったことはちょっと注釈でもいいから、見たときに、まず入れておく必要があると思うんです、現時点でわかる時点では。  その後で、今後またハザードマップやとか防災何とかマップが出るわけですから、きちんとしたことについては、きちっとまたホームページに載せてすればいいので、今すぐできることはそれをしないといけないんじゃないですかと言うんですよ。  きょうでも見るし、あすでも見るかもわかりませんので、それはやっぱり市民に対して丁寧に、そういうのは変えることはできますでしょう。ホームページですからね、その辺はしてほしいということです。何かの会議を待ってとかでなくても、もう決まっていることはできると思うので、ぜひその辺はしてほしいんです。その点、再度お願いします。 102 ◯土井都市整備部長 まず、第1点目の50年前にやった業者、奥村組に対して、何らかの契約とかそういうのはできないのかという御質問でございましたけれども、まず瑕疵担保責任のないものに対して、我々のほうから契約とかいうことを、強要はまず絶対できないと思うんですよ。相手は善意でやっておられるわけですから、一定の信頼をもってやるという形になりますので、ちょっと契約とかそういうのは難しいのかなというふうに思っています。  それから、奥村組は外周りのうちの17カ所をやるということなんですけれども、今70カ所とおっしゃられたのは、中の廊下側の柱の数だと思うんですけれども、それは奥村組が以前50年前にやったやつと、それ以外の増築部分の柱も全部含んだ総数だと思うんですけれども、それについては具体的にいつやるとか、やる、やらないとかということは、まだ何も決めていないということでございます。  それから、第三者、これからまた意見を求めるということでございますけれども、これは必ず意見を求めていきたいというふうに思っていまして、その結果は尊重していくということでございます。  以上です。
    103 ◯西田総合政策部長兼行革・財産活用室長 体育館を含めて避難所の件なんですけれども、今現在34カ所、幼稚園の再編整理とかそういうのがございますけれども、指定はそのままにしてございます。危機管理課長が申し上げたのは、今地域防災計画の改定をやっていると。その改定の中で避難所の位置づけについての見直しを行うという説明をさせていただきました。  ただ、御指摘のホームページ等そういった情報提供ですね、市民へのそういった情報提供は必要なことかと思いますので、どういった形がいいのかも含めまして情報提供していきたいというふうに考えてございます。 104 ◯本田市民生活環境部次長兼産業観光課長(併)農業委員会事務局長 ため池改修事業についてお答え申し上げます。  ため池改修事業は、今回水防ため池の点検、それと緊急一斉点検を経まして、当然優先順位をつけて必要なところから順次改修していく予定にしております。もちろんそれで根本となるのは府営事業でございますので、大阪府の方とも相談の上、随時工事を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 105 ◯辻野清掃課長 事業系のごみの分別についてでございますが、事業所独自で、特に大型スーパーとか家電の量販店等は独自で段ボールとか紙類とかリサイクルをされております。その数字が私どもまだ掌握できておりませんので、この辺を徹底して協力いただいて報告いただくと。  イオンにつきましては、報告をいただいておるんですけれども、それ以外の大型スーパーにつきましては、私どものほうで掌握できておりませんので、さらなる徹底をして報告いただいて、リサイクル率のアップにつなげていきたいというふうに考えております。  以上です。 106 ◯和気委員 耐震化の問題ですが、70の分については全てじゃなくて、それは後からの分についてはしないみたいなことをおっしゃっておられたんですけれども、できたら本当にしたほうがいいんじゃないかなというふうに思うんです。その点、しなくてもいいとおっしゃっておられるんですが、私は調査はしたほうが安心かなというふうには思いますので、また答えてください。  それと、あと信頼関係ということでおっしゃっておられましたので、もしその場合、調査があってふぐあいがあったにしても、その場合、しなくても、それはあとは信頼が崩れた場合は、市が責任を持ってそれをすることになるんですね。約束がなければそういうことになると思います。その辺だけちょっと確認をしたいと思います。  それから、もう1点ですけれども、先ほど言われた指定避難場所というのは、先ほど言うたみたいに出てきますので、ないところもあるんで、そこに今注釈でも入れてもらえればいいんじゃないかなというふうに思うので、その点。  これはもう3月5日で同じのが出てきますので、そこに注釈で、ないところもあるし、やっぱり一言現時点で入れていただければいいのかなと。それだけお願いできればと思うんです。あとはまたこれからいろいろちゃんとしたものが出てきますので、それはそれでちゃんと市民にお渡ししたらいいと思うんですが、その点、2点ちょっとお願いします。それで終わりますので、お願いします。 107 ◯土井都市整備部長 奥村組の件でございますけれども、1点、奥村組がもしやらなかったらという話なんですけれども、外周りの17カ所は、我々としては、そういう場合は調査する考えはございます。ただ、外周りと中とは、外周りの3方向からはりが来ているんですけれども、廊下側のほうは4方向からはりが来ています。だから、より強固な形になっておりますので、そこをまた掘って調査をするとなると、今の仕事をしながらやること自体が極めて困難になりますので、直ちに今やるとか、そういうことは考えていないということでございます。 108 ◯西田総合政策部長兼行革・財産活用室長 避難所の先ほどのホームページの件なんですけれども、御指摘あったように、ちょっとどういう表記になるかは別にしまして、わかりやすい形で情報提供のほうをさせてもらいたいと思います。 109 ◯谷副委員長 私のほうから、もう簡単で結構ですので、きょう午前中の質問で、河部委員や大森委員のほうからもありましたけれども、学校のトイレの改修でも、今まだできていない学校のトイレの改修というのは幾つぐらいあるのか。  あと、学校設備に関しまして、26年度にはもう耐震化を全て終了するということなんですけれども、学校施設の老朽化、壁がもうぼろぼろであったり、体育館等を見ましても、電球が切れていたり、もうぼろぼろな部分になっているところもあるので、それは今後どうしていくのか。建てかえや小・中一貫という議論にもなってくるかもしれないですけれども、これも今後どのようにしていくのか、ちょっとお聞きさせていただきます。 110 ◯伊藤教育総務課長 トイレ改修に関してですけれども、トイレの改修履歴なんですけれども、中学校のほうは信達中と泉南中が最近全面改修しています。西信中も一部ですけれども、耐震とあわせて改修しました。残るは一丘中学校となっています。  小学校のほうは、鳴滝小学校、樽井小学校、西信達小学校というのがここ5年で改修しております。来年度、全部ではないんですけれども、一丘小学校、東小学校、新家東小学校等を入れます。その他、残りの4校になるんですけれども、こちらは今、施設保全の修繕費等で洋式化を進めていっている状態ですが、今後も引き続いて部分改修ができれば実施していきたいなと思っております。  その他に設備面であるとか、環境面であるという学校施設の老朽化とかに含めて、昨年の5月に出した老朽化対策の基本的な考え方に沿っては、原則進んでいくんですが、当然全部の施設をやるには相当な期間が必要ということでありますので、適宜経年劣化に対応する部分や環境改善の部分については、実施していきたいなとは思っております。  以上です。 111 ◯谷副委員長 トイレの改修に関しまして、学校施設に関しましても、本当に子供たちが学校に行きやすいように、早急にこれらの改善をしていってほしいという要望にかえまして、質問を終わらせていただきます。 112 ◯堀口委員長 私のほうからちょっとお願い申し上げます。私も一、二点質問したいことがございますので、この際委員長職をおりて副委員長と交代し、質疑をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  〔谷副委員長、委員長席に着く〕 113 ◯谷副委員長 委員長の職務をとり行います。 114 ◯堀口委員長 それでは、ちょっと私も質問させていただきたいと思います。  先日来、私の一般質問でこの庁舎の耐震問題が問題化しております。前提として、もともとこの耐震診断あるいは耐震設計、あるいは耐震工事の監理、これについては当初のこの庁舎の建物の設計図、これをもとにやられていると思うんですけれども、そのとおりで間違いないでしょうか。 115 ◯土井都市整備部長 それで間違いございません。 116 ◯堀口委員長 まず、そのことで私が途中で、私個人的に入手した写真、これは拡大したものなんでございますけれども、こういう写真を手に入れました。これが入ってから私も学生時代から友達であったある大手の設計事務所の、今役員になっていると思うんですけれども、その方に対してこの写真を見せて、実はこういう状態になっているんだけれどもどうだろう、ちょっとコメントしていただけないかなというお話をしました。  依頼をしたところ見てやるよということで、コメントをいただいたんです。これはこの間の一般質問の中でも私が御披露いたしました。特に、この部分の中で、柱脚部に断面欠損があり、鉄筋かぶり厚も確保されていない。当初の強度が確保されていない。よって、地上部を補強しても意味がないと。柱部分の断面欠損及び基礎補強が必要であり、直ちに工事を中止して再検討すべきですよ、設計変更しなきゃいけない。こういうコメントをいただきました。  簡単に言うと、上のほうの柱が太い。土の中のGL以下ですね。平面以下の部分が細い。以上で耐震補強をしても意味ないんじゃないかなと、こういうコメントをいただきました。  その中で改めてあなた方から出ていた意見書の中身も、例えば2ページにある、発覚した断面不足等の箇所は、基礎はりと柱のパネル部分でGL、とりあえず平面から下部が外観調査対象外である。このことは、一番重要なことであって、このことをなぜこういうことにするのか、そういう根拠があったのかどうか、それも聞くほうがいいですよと。こういう話をいただきました。  それと、この耐震診断や、先ほども言いましたように、耐震改修事業につきましては、この工事については、一般財団法人大阪防災センター、大阪建築物耐震評価等委員会から、総合評価を当然受けているであろうと。それで適正だという適合判定をいただいていると思われる。これは同業者としてずっとやっているのでそうだと。  今回、こういうことが改めてわかれば、このことを提示して再診断を受けるのが本当ですよと。そこにもう一回再診断をしてもらうのが本当ですよと。だから、耐震設計をやり直して、もう一度そこにこれが適合しているかどうか、判定をしてもらうのが本来の姿ですよと、こういうコメントをいただいたんですね。  とりあえずこの本庁舎は、もう皆さん方御存じのように、避難場所にも指定されておる。しかも、災害が起こったときの対策本部にも想定されておる。  そんな中で、例えばここに何か大きな問題があったら、3年前の東北大震災でも避難場所でたくさんの人が亡くなっているんですね。その現状、その亡くなった方々から、いろんな訴訟が起こってきている。何10億という訴訟が起こってきているんですね。こういうことを私は議会として看過していいのかどうか、このことをね。だから、ひとつその辺の理事者側の見解を問いたい。  それから、先ほども和気議員からもおっしゃっていましたけれども、現在7カ所調査したところに全部品質不良が発見されておる。和気議員さんおっしゃいましたけれども、中も含めれば全体で70カ所、以前に建築した部分の調査をしなきゃいけない部分がある。  しかし、現実的に難しいんでしょうけれども、その庁舎と建築時の設計図を今回そのままこのような状況でいって見逃したり、そのままいった場合、その実態がこのままで認めていかなきゃいけないということなら、ある業者はスマトラ沖の話をされていたんですけれども、すごく耐震に弱い部分と頑丈に耐震があった部分が一緒にひっついていたらしいんですけれども、やっぱり地震というのは揺れるほうが逆にそういう耐震の部分はもつんだと。そのスマトラ沖のときに、その強いほうが潰れてしまった。こういう話も実例として挙げておりました。  その辺も含めて、私は今回こういうことで耐震の診断もやった、あるいは耐震の設計もやった、あるいは工事監理もやっている葵さんの、これで大丈夫ですよと。これで今の状況で大丈夫ですよという保証がもらえないのかどうか。あるいは先ほども言いましたように、信頼のある第三者機関にこれで大丈夫ですよと、皆さん方大丈夫やとおっしゃっている、大丈夫ですよという保証がとれないのかどうか。その辺、改めて答弁いただきたい。 117 ◯土井都市整備部長 ちょっと順番、後ろのほうからの答弁になりますけれども、まず葵さんの保証がとれないのかということでございますけれども、先ほど来申し上げていますように、業務外ということでこういう形に今なっています。そういう中で保証を求めるのは、私は非常に困難だというふうに考えております。  別の第三者に対して、調査して意見を求めていくということは必ずやりたいというふうにまず考えております。  それから、揺れるほうがいいんだというような意見もありますよということなんですけれども、それは確かにそうでございまして、今回もスリットというのを実は入れます。がちがちにああいうブレースを入れてそこを補強するだけではなくて、実を言うと柱と腰壁を切り離すというのは、要するに柱に靱性をもたすという形で、そういうような工法もこの中で取り入れております。  それから、最初のほうに戻りますけれども、外見調査対象外というのは、この2ページ目でしたかね、書いています。これは一般的に通常の耐震は、地柱ばりを掘り上げて調べるということはしません。そういうことをこれは書いているという意味なんです。だから、通常は地柱ばりを掘り上げて外見調査はしないんですけれども、それ以外のはりを調査して、それで低減率を見ているので、そこを調査する必要はないと、そういうことでこれは書いているということだと思います。  それから、今回7カ所やって、基礎の部分は確かに施工不良部分がございました。ただ、鉄筋そのものを見ると、一部フープ筋については腐食していましたけれども、主鉄筋は実はほとんど腐食していないというような状況でございました。  今回の工事の中で、今回掘削してわかった基礎の部分についても、そこも含めて工事を一緒にやりますので、この7カ所については、まず確実に改善はされます。  ただ、それ以外の場所もあるだろうということでおっしゃっていると思うんですけれども、もちろんそれ以外の、特に外周りというのは、やっぱり中に比べて3方向しかないとか、そういう問題もあるので、外周りはとにかく17カ所掘削しろと。掘削してどういう状態になっているのかというのは、掘削してみなければわからないんですけれども、その中で補修をするべきところがあれば、それは補修をやっていくという考え方をしています。  それと、中に70カ所ほどの柱、その70カ所というのは、恐らく50年前と、あと増築部分と外周りも全部含めての数ではないかなと思うんですけれども、先ほど申し上げましたように、廊下側の柱の基礎を掘るというのは、実は仕事をしながらやるというのは極めて困難ですし、特に1階でしたらそこに市民の方がいろいろ来られます。そこで現実的には困難なのではないかなというふうに考えているところです。 118 ◯堀口委員長 先ほども言いました。これ、いろんなプロセスがわかっているのは、葵総合企画が一番わかっているわけですよね。そこがこれで大丈夫ですよという保証をかけない。今、第三者機関と言いますけれども、例えば第三者機関に依頼をして、どのくらい時間がかかるものか。  それと、もう1つは、私はちょっとこの件で誰がどう言ったのか知りませんけれども、葵さんから私のところに連絡が入りました。この意見書の中身を聞きますと、何回も市役所とやりとりをして、文言の修正、だからこれは、聞いているだけでも去年の12月、3回ぐらい、ことし1月、2月にかけて3回ぐらい文言の修正をしていますよ。しかも、これはうちはなかなか、社印も押してない、これを表に出されたら逆に困りますよ、こんな話が私とこへ入りました。  そのような状況の中で、先ほども言いましたように、ここは市民が安心して飛び込んでくれる避難場所なんですよ。そうでしょう。そういうことを言っているわけです、あなた方。しかも、何か災害が起こったときの災害対策本部を設置する場所なんです。そういう場所が果たしてこういう状況で本当にこのまま工事を進めていいのかという、私は大きな疑問があります。その辺のひとつ最後に見解を聞いておきたい。  もう1点、知久部長にお聞きをします。先ほどから誰か、うちの組合との後の話、どうやねんという話がありました。ただ、私は東畑さん、この前も一般質問の中で言いましたけれども、東畑さんの地主に対するモラルというのはなってないですよね。  その上で私の言っていることは、都市計画決定をあなた方は、私はあの土地の後の残地の有効利用も考えれば、同じ市と一緒になって都市計画時点でうちの注文がありますよ、だから、値段なんてどうこうというような問題じゃないんですよ、後の残地を有効に利用するのが私の責任もあるから、計画決定を打つときはそれなりの相談があると思っていた。  ところが、その計画決定を打つときにすら、地主の了解なんて要りませんよ。例えば、市長なんかも言っていましたけれども、確かに都市計画決定要らんでしょう。しかし、道路ですら、例えば泉佐野岩出線、金熊寺から向こうは、私は部落について都市計画決定を打つ前に周辺住民に2回にわたって大阪府から説明会をさせました。ルートもどうやねん、地元の要望どうやねん、いろんなことを聞かせました。それは線的な、例えば都市計画決定であっても、そういう配慮があるわけですよ。  ところが、今回、あなた方は接道もない、面整備の都市計画決定なんですよ。そしたら、せめて計画決定を打つ前に、これで計画決定を打ちたいんですよ、じゃ地主さんの意向はどうですかぐらいのヒアリングは当然あってしかるべきやと。私はその辺を強く言っている部分であって、だからリセットしたという話もあるんですけれども、それは私個人の話でございまして、まだ組合の組織の決定でも何でもございません。  そんな中で、もう1個言うておきたいのは、東畑さんですね、これ総額で何ぼのアドバイザリー契約をされて、そのアドバイザリー契約、三千何百万だったと思うんですけれども、この中身ですね。これだけなぜかかるのか。例えばある方々によりますと、三千何百万もあれば、実施設計できますよ。しかも、要求水準書までとおっしゃるんですね、あなた方は。デザインビルドでプロポーザルで出てくる業者の方々の要求水準書まで東畑につくらせると、こういうことなんですね。だから、その要求水準書の中身て一体何なんですか。そこらも含めて御答弁いただきたいと思います。 119 ◯向井市長 1点目について御答弁申し上げます。  この間の総務産業常任委員会でも申し上げたんですが、鉄筋コンクリート構造物は、押さえつけられる力についてはコンクリートでもたす、引っ張りについてはコンクリートは弱いですから鉄筋でもたすという理論なんです。  ちょっとわかりやすく、すみません。(図示)ここに柱がありますけれども、コンクリート、鉄筋は3センチから5センチの中に入っています。構造計算は、この鉄筋の場所でやります。これは何も計算上入っておりません。これは何かといいますと、鉄筋を保護するために、腐食するのを防ぐためのかぶりと言われている部分なんですね。  今、この前、奥村組がやってちょっと施工不良があるというのは、そのかぶり部分が一部ないということなので、構造計算そのものには直接影響はしないということであります。  したがって、その鉄筋をきちっと保護するためのかぶり部分をつくってやればいいということでございます。柱部分はきちっと、その主筋は所定の位置に入っておりますので、構造上は問題ないと。  ちょっとどなたが言われたのか知りませんが、なんでしたらまたお話ししてもよろしいです。 120 ◯知久市民生活環境部長 それでは、火葬場の件につきまして御答弁いたします。  まず、業者さんの地主さんに対するモラル、この辺の御指摘につきましては、業者と十分話ししまして、きっちりと説明するようにはしていきたいというふうに思います。  それと、残地の有効利用に関しましても御指摘ございました。これについては、今のところ接道がございませんので、場内の道路は市の管理道路として使用させていただきたいという形で御相談……(堀口武視君「アドバイザリーの中身」と呼ぶ)  アドバイザリーの中身でございますけれども、現在契約している金額が3,036万4,950円で残りが1,421万7,000円、それと今回補正でお願いしております111万9,000円になります。  具体的中身でございますが、デザインビルドの事業者募集要領作成業務でありますとか、ホームアドバイザリー業務、設計の監修、ほかに出てきますのが、炉メーカーの選定要領作成業務でありますとか基本設計の策定業務、あるいは都市計画決定資料作成であったり、敷地境界確定業務というふうになってまいります。  今回、民間手法という形を使いますので、このアドバイザリー業務という形で契約させていただきまして、表現を変えますと、このアドバイザリー業務といいますのは、最適事業手法の調査、それと事業化の手続という2つの大きな系統から成り立ちます。そして、先ほど私が述べさせていただきましたのは、むしろ事業化手続に関する詳細な中身でございまして、この2つを合わせれば先ほどの金額になるということでございます。  以上でございます。 121 ◯堀口委員長 もうこれで終わります。  市長、構造の関係は、市長も技術士ということでよくわかりました。私の言っているのはそういう部分じゃなくて、地上以下ですね、ここが悪いのに、何ぼ上の構造が大丈夫でも、下がだめならだめでしょうと、こういうことを言いたいわけです。  そのためにこの写真ですね。なぜ、この写真を土井部長、私が手に持っているのに、どうして皆さんに配らないんですか、こういう写真。見てもうたら、後から渡しますけれども。  当然、これは議員さんにも見ていただいて、私の聞いた方によると、この写真を見れば、一級建築の技術を持っている方なら必ずだめだと言いますよと、こういうことなんです。地中が、豆腐の上に物を建てたってだめでしょうと、こういう理屈なんです、わかりやすく言えば。そういうことなんですよ。  だから、そのことは、市長は確かに柱、構造物は大丈夫です。確かにそれは鉄筋の検査の中で資料として出てきていますから、それはわかるんです。  だから、私が今言っているのは、地中の、下がだめなのに、いえば欠陥工事なのに、どうして上だけ頑丈にして大丈夫なんですかと、こういうことを言うているわけですね。だから、そこらもひとつ御答弁いただきたい。  それから、知久部長、私は今回のこの防水でも随契ですけれども、東畑さんに随契でやられる、あなた方は経済的にはそのほうが得なんだと、こうおっしゃったんですけれども、そうじゃなくて基本計画ができた時点で、この基本計画に出てきた資料は全部市のものでしょう。これをもとに例えば後の実施設計なりをやったって、何も経済的な効果はないわけですよ。私は、ここで随契に問題があると、こう言っているわけですね。  先日も吹田市が、市長の後援会の会員が随契で仕事をとっていた。それで吹田の市議会、百条委員会で市長に対する賠償決議が出たと、こういうこともございますよね。  だから、随契というのは、できるだけ私は避けたほうがいい。よっぽどやむを得ない以外は避けたほうがいい、このように思いますし、東畑さん自身がそういう態度でいてる間は、私は話もしたくないと、こういうことなんです。  だから、その辺も含めて答えてください。 122 ◯向井市長 地下の部分ですね、これは、写真は既にお配りしております。(堀口武視君「いやいや、この写真はない」と呼ぶ)  同じような感じやと思うんですけれども、下には地中ばりで全部つながっておりますので、むしろ柱部分よりは剛性が高いということです。  こういう柱構造の場合の横揺れに対しては、やっぱり柱の中間部といいますか、そのあたりが一番危ないんで、それでこの水平力に対する補強が決まってくるということでございますので、基礎の部分というのは、これはさっきかぶりの部分がないんですけれども、そういう地中ばりでつながっておりますので、より剛性が高いということで、一般的には強いということでございます。柱で決まってくるということだということでございます。 123 ◯知久市民生活環境部長 要するに基本計画とアドバイザリー業務を分離すべきであるという御質問と思います。  端的に言いますと、この事業のスタート時点で基本計画を策定する際に、あわせて事業手法の検討もさせたということで、従来方式であるか、PFI方式、あるいはその他民活、どれが有効かと、事業手法を検討させております。その結果、デザインビルド方式、VMFが大きく、阪南市との共立でも同様になったと。  そのような民活を採用することにつきまして想定しまして、基本計画の策定段階で業者を募集する際に、要するに参加資格にアドバイザリー業務を担うのに必要な実績を有しているかどうかということを求めておりまして、その審査の結果、現在に至っているということでございます。  今回の特徴としましては、基本設計は委員長おっしゃるように市の意向を反映させる、図面化にまとめる業務でございまして、設計業務のうち、基本設計と実施設計を完全に分離してしまいます。  こうした場合、基本設計は市のほうで責任を持ってし、実施設計と建設は事業者で作成するということになりますので、発注者側と事業者側の双方の視点から検討を経ることになるという、そういうようなバランスもとれるという感覚もございますので、今そういう形で事業を行っておるというところでございます。  以上でございます。 124 ◯堀口委員長 私は、ちょっと意見がなかなか市長とはかみ合いませんけれども、私は大きい上に下に細かったら、これがどうかなという疑問は残ったままでございます。  これで質疑を終わって委員長席に戻ります。  〔堀口委員長、委員長席に着く〕 125 ◯谷副委員長 この際、委員長職を交代いたします。 126 ◯堀口委員長 以上で本件に対する質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。       午後2時30分 休憩       午後3時45分 再開 127 ◯堀口委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。本日の議案審査につきましては、この程度にとどめ延期したいと思います。  これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 128 ◯堀口委員長 御異議なしと認めます。よって本日の議案審査は、この程度にとどめ延期とすることに決定しました。  なお、平成25年度予算審査特別委員会の開催につきましては、正副議長、正副委員長において調整の上、平成26年度予算審査特別委員会終了後、速やかに開催したいと考えておりますので、御了承願います。  本日はこれをもって閉会いたします。どうも御苦労さんでございました。
          午後3時47分 閉会                    (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...