泉南市議会 2006-03-20
平成18年度予算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日: 2006-03-20
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農林水産業費、商工費、土木費
午前10時 再開
◯巴里委員長 おはようございます。前回の議事を継続し、直ちに会議を開きます。
次に、202ページから223ページまでの
款農林水産業費、商工費、土木費を議題とし、質疑を行います。
質疑ある方は挙手を願います。
2
◯成田委員 それでは、質問さしていただきます。おはようございます。
206ページ農業公園費、それの13委託料、
農業公園管理委託料というのが662万円あるんですけど、これについてお伺いしたいと思います。
それから、207ページの13委託料、
海岸美化清掃委託料とあるんですけど、特に樽井とか港湾施設のところのごみの問題、府の施設もあるんですけど、このごみの清掃はどのようにされておるのか、お伺いしたいと思います。
それから、208ページ商工振興費、ことしになって一店
逸品運営事業補助金、それから
ものづくり情報発掘補助金というのが新しくなったんで、この内容について。それから、去年大型店調査というのが行われたんですけど、その後、それはどうなったのか、お伺いしたいと思います。
それと、214ページの委託料、市内4
駅前自転車利用者指導監視業務委託料なんですけど、この監視委託料が減ったことによって、
自転車撤去作業委託料もあるんですけど、非常に交通混雑が整理し切れないと。新家駅前でもそうなんですけど、全然朝できてないと。砂川駅前も相当苦情が市民から寄せられております。これはふやすべきじゃないかと僕は思うんですけど、この点はどういうふうに考えられておるのか。
それから、15番
工事請負費、道路反射鏡・安全さく、この問題についても、これはふえとるのか減っとるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
それから、215ページの15
工事請負費、
道路修繕工事、これと防犯灯──負担金、補助ですね。道路の最近の修繕、舗装の問題も入っとるのかな。その点、ちょっと道路の舗装がおくれとると思うんで、その点についてお伺いしたいと思います。
それから、221ページ、
信達樽井線改良事業費、ことしは6億4,638万円。恐らく東洋クロスへの
債務負担行為へのお金だと思うんだけど、これについてお伺いしたいと思います。
223ページの住宅管理費。市営住宅の耐震問題はどのようにされとるのか。それと再度、委託料の
住宅家賃集金業務委託料、
市営住宅駐車場管理委託料、これについてお伺いしたいと思います。
以上です。
3
◯和田農林水産課長 まず、206ページの農業
公園委託料662万4,000円でございます。これは管理委託料でございまして、ことしも4月の1日から16日まで行いますけれども、春の
チューリップ開花のための耕運から施肥、それからうね立て、これらの一連の農業といいますか、
チューリップを咲かすための一連の作業でございます。それから、秋の
コスモス開花のための同じく一連の農作業でございます。
それから、春と秋の開花の間に体験学習ができるように、昨年はサツマイモを植えさしていただきましたけども、体験学習ができるような、これも耕運から施肥の一連の農作業を委託しております。
それから、
チューリップ、コスモス等の開花前の公園の整備、除草とか、それから夏等の芝刈り、それから大きくなってきたときの除草という形で管理いたしております。これの委託です。
それから、あと小さな話になりますが、コスモスの種まきなどのときにテープの加工をお願いしております。これはテープに種を吹きつけまして、それを植えつけていくというそういう加工をお願いしております。
それから、今度は207ページの
海岸美化清掃委託でございますけれども、樽井の漁港、それから岡田の漁港、その周辺につきましてごみを回収しているということでございまして、両漁港ともその周辺も含めまして
シルバー人材センターの方へ清掃、ごみ集めのお願いをいたしております。そういう状況でやっております。
以上です。
4
◯木岡市民生活環境部次長兼
地域振興課長 それでは、私の方から209ページの負担金、補助及び交付金の中での一店
逸品運動運営事業補助金と
ものづくり情報発掘補助金、それと大型店の調査、その内容についてどうなっているのかということで御答弁申し上げます。
一店逸品の
運営事業補助金につきましては、商圏内の他店にないすぐれた商品ですね。そういうものをサービスを発掘及び創出して、自店の自慢の逸品として共同でPRすることを目的としております。この本事業につきましては、地域に根差した顧客に信頼される事業所としてのあり方として、個性や魅力のある店づくり、
事業所づくりの一助ということで、こういうような形で商業の発展に尽くすという形の中で、商品の一店逸品運動を創出するものであります。
その中で、事業の内容及び計画につきましては、新逸品の創出ということと、それと逸品フェアの開催とか泉南市の
観光逸品ツアーというような形で、今後そういうような各1
店舗当たり逸品を創出した中で、顧客の皆様に対しましてそういうような店を回っていただくというような形のツアーも考えているところでございます。
また、次にものづくりの
情報発掘補助金につきましては、泉南市内で工業を営んでいる事業所の製品や技術、サービス、設備等を調査して、広く地域内あるいは地域外に発信し、ものづくりの支援を図っていくというふうに考えております。
事業の内容につきましては、泉南市内の工業、事業所等の製品、技術、サービス、設備等の紹介を行っていきたいと思っております。また、ものづくりの情報等の一覧表の作成を行い、泉南市にはこういうものがあるということのサービスの一環をやっていきたいというふうに思っております。また、
りんくうタウン進出企業と既存企業との交流並びにマッチングというような形をやっていきたいと思っております。
それと、大型店の調査について、その内容についてどのようになっているのかという御質問で御答弁申し上げます。
それにつきましては、過日の先般より議会等でも報告さしていただいておりますが、大体調査票はできております。まだ私の方の手元には届いておりませんが、この3月の27日に
地域商業振興活性化調査報告会という形の中で、商工会の会議室におきまして、調査していただいた大阪市立大学の先生及び生徒さんによるどういうことであったかという調査表についての報告会を予定しているところでございます。
以上でございます。
5
◯宮内環境整備課長 私の方から214ページの13節委託料、市内4
駅前自転車利用者指導監視業務委託料並びに同じ15節の
工事請負費について御答弁申し上げます。
まず、市内4駅
自転車利用者指導監視業務委託についてですが、これは学休日、土・日、また春休み、夏休み等ですね。これらを除く毎朝3時間、市内の4駅前で
自転車利用者の指導監視及びそれぞれ設置してございます駐車場の整理の業務になってございます。
御質問の中に樽井と砂川の自転車の件、放置ですか、出たと思いますけれども、今現在、私どもの方、市職員が随時回っております。そこにとめられている自転車については市に持って来ておりまして、市に取りに来てくださいよ、そのときに御注意申し上げるという方法をとってございます。かなりきれいになっているのかなというふうに私どもでは考えているところでございます。
それと、
工事請負費、昨年に比べてどうやという御質問だったと思います。これは、
交通安全対策等交付金という交付金を充当してございます。したがいまして、どうしても毎年若干の上下がございます。
以上です。
6
◯鳥井都市整備部参事 私の方から、御質問の215ページ、土木費の道路維持費の
工事請負費並びに負担金、補助及びに交付金の内容について御説明いたします。
まず、
工事請負費1,350万の中身でございますけども、防犯灯工事の方に150万円、
道路修繕工事の方に1,200万充当を考えております。その中の
道路修繕工事の内容といたしまして、市内一円の道路舗装、側溝、路肩擁壁等の修繕工事を考えておりまして、道路の舗装の修繕工事につきましては、傷んでいる
アスファルトをすべて取りまして、新たな
アスファルトを新設するというのが補修の内容でございます。
次に、19番負担金、補助及び交付金の
防犯灯新設工事負担金の内容でございますけども、これにつきましては関電柱に照明を設置するときに関電に対して工事をしてもらうために負担金を納めるものでございます。
以上でございます。
7
◯出口施設管理課長 それでは、私の方から223ページ、住宅管理費に関係します分をお答えさしていただきます。
まず、耐震問題でございますが、市営住宅におきまして増改築がなされておる住棟につきましては、新耐震基準に基づきまして設計施工されておりますので、耐震性能を有していると考えております。なお、増改築の全く施されていない残りの棟につきまして耐震診断を行った結果、一部耐震性能が十分でないという部分がございます。その件につきましても、今後鋭意補修、改修等に努めてまいりたいと考えております。
それと、
店舗家賃集金、
駐車場管理委託についてお答えします。
店舗管理委託につきましては、前畑10棟の1階にございます店舗の管理委託をお願いしている分でございまして、集金を中心に
管理業務一般を行っていただいております。家賃につきましては、前畑、宮本住宅の
家賃収納業務でございます。
駐車場につきましては、市営住宅内の219区画ございます駐車場を収納を中心に管理業務をしていただいております。
以上でございます。
8
◯土井都市整備部参事 それでは、私の方から222ページの
信達樽井線、補償、補填及び賠償金6億4,638万5,000円について御説明申し上げます。
これにつきましては、平成17年1月20日に東洋クロスと
物件移転補償契約を締結しております。金額が21億5,461万7,500円で契約をいたしました。その契約に基づき平成18年度
支払い義務額が6億4,638万5,000円となっておりますので、それを当初予算に計上さしていただいているということでございます。
以上です。
9
◯成田委員 では、
信達樽井線から質問さしてもらいます。
信達樽井線について、ことしは市長選挙もあるし、大体総括的な質問をちょっと聞きたいと思っております。
1つは、移転補償の問題なんですけど、これは前回の1年前の予算委員会で、東洋クロスの職員さんの100棟の問題で、住んどったんですけど、補償率が25かな。大正8年ぐらいの建物でも補償しとるということで、そういう質問をしたときに鑑定の問題を入れたと言っとるんですけど、補償の問題についてちょっとお伺いしたいんですけどね、契約を見たら、我々議会に示されたのは、16年3月に示されて、それから16年の9月に
債務負担行為が行われて、17年の1月に契約と。
その中で、私も東洋クロスの移転補償問題の中身ですね、金額、これの詳しいのが出てきたのが契約の終わった後の17年の3月に金額のついた東洋クロスの詳しいやつが出てきとるんですけど、私は非常にこの市の対応の仕方というのが、言わなければ出さないと。議員さんにとっては数字が多いと、段ボールいっぱいやという、東洋クロスの
移転補償行為の数字の細かな建物については、非常に議会に対する対応が不誠実であったと。今日もそうなんですけどね。
この間、17年1月21日に議会に報告なしに
債務負担行為の契約もしたという経過がずっと、まずその点について議会に対して今まで誠実にそういう対応してきたと私は思えないんです。
もう1つは、最終的な橋の問題なんですけど、これも私が要求してやっと出てきたのが去年の4月ごろ、陸橋の資料も出てきたのもそうなんです。
お金の問題は早く進めたんですけど、市長は何回も専決処分をやっとるんで、こういう実態的な問題で非常に議会に説得がおくれたという点をどういうふうに思われとるのか。
それから、もう1つ、2点目は
信達樽井線の
債務負担行為ではなくて市債の問題なんですけど、これは総額は別として、市負担が大体26億ぐらいと言われとるんですね。そのうち一般交付税で見られるいわゆる利息の分、6億のうち2億ぐらいは、利息は交付税措置で見られるというんですけど、ちょっとお伺いしたいんですけど、三位一体でこの問題は交付税の面で将来この問題についてちょっと厳しいんじゃないかと、そのまま交付税措置されるのかどうかということがあるんですけど、現在、府貸しと臨道債の利率は何%でしたかね。当初の16年ごろの臨道債と府貸しの利息は大体何%ぐらいで、その差はどのぐらいあるのか、ちょっとその点をお伺いしたい。
それから、3つ目は、これも予算委員会で指摘されたんですけど、樽井財管と東洋クロスの間のいわゆる賃貸、公有財産に基づいて、普通財産に基づいて東洋クロスに売却したときの補償額のお金の、あれは4万ちょっとですかね。その問題について最終的な議論の経過を見ますと、あれは1年契約ですね。そうすると、18年の4月にもう一遍契約が行われる。まだ契約は済んでないと思います。
それで、堀口議員が見直しをしなさいと、そうしたら助役がここに言うとるんですわ。大分議論になって、このことはね。貸すときは安くて買うときは高いと、簡単に言ったらそういうことでっせ。それで見直しなさいと。東洋クロスは今立派な本店ができとるんですけど、この借地料についてこれを見直しなさいということで、中谷助役が当然規則なりに基づいて徴収できるのが一番いいわけでございますんで、その辺も踏まえた形で当然毎年金額を決めるとき管理会などとも相談さしていただきまして、その辺も踏まえてやはり改善すべきという議論はしたいということを、昨年の予算委員会で堀口議員に答弁してる。それはまた1年、樽井財管は18年4月でしょう。今まだやってないと思いますわ、これ。と僕は思います。その契約の見直しはどうなっとるのか。
以上の点でお伺いします。
10 ◯池上
都市整備部次長併土地開発公社事務局長 まず、1点目の契約の関係、東クロとの補償契約等の経過、議会への説明等の問題でございますが、簡単に説明をいたしますと、まず公式なものといたしまして、16年8月11日に補償契約等につきまして正副議長、産建委員会の所管委員会の委員長、それから空対の正副委員長等ですね、
補正予算内容につきまして
大型工場補償の建物、機械設備等の算定方法について事前説明をいたしました。
その後、16年の8月20日に
所管委員会協議会並びに空対委員会等、合同会議におきまして補正予算並びに大型工場の補償建物、機械設備の算定方法につきまして詳細の説明をさしていただきました。
それから、16年の9月9日、第3回定例会に補正予算、債務負担について議決をいただきましたところでございます。それから、それを受けまして平成17年1月14日に
樽井地区財産区管理会におきまして
土地売買契約について同意を得たところでございます。
それから、17年1月20日、
東洋クロス取締会におきまして契約締結の決議がございまして、同日付で
泉南市議会議長及び所管委員会の委員長等に契約締結の旨の報告をさせていただきました。
その後、17年1月24日に議会の
各派代表者会議におきまして契約締結及び内容、その中には
物件移転補償、立ち退き移転補償、
区分地上権補償、土地売買等につきまして内容の説明、その後、全議員に契約金額等、諸資料につきまして配付いたしました。それから、平成17年3月2日に当
所管委員会協議会に契約内容について詳しい説明を行ったというふうな経過でございます。
それから、2点目の関係につきましてはちょっと所管が違いますので、担当の方が呼びに行っていますので、また後で説明ということになると思います。
それから、3点目の樽財の関係につきましても同様でございます。関係しまして、我々道路用地の中で樽財用地の取得もいたしております。これは、通常の土地の買収につきまして、その中に借地権を有しておる東洋クロス、要するに大型工場の会社があるということの中で、樽財と市、それから大型工場と用地の取得の三者契約をしまして事業地の取得をしたということでございます。
その単価等の中身につきましては、それぞれの借地権割合の算定に当たりましては、最終決着いたしましたのは、いわゆる国税当局にあります相続路線価の借地割合等で借地割合を決めまして、三者契約をしたということでございます。
以上でございます。
11
◯成田委員 肝心の移転補償が出てきたのは、大型工場の
物件移転補償の具体的な数字が出てきたのは、金額も詳しく出てきたのは、17年の3月ですわ、これ出てきたのは、去年のね。それも
契約債務負担行為の契約が終わってから出た。議会は何にも東洋クロスの建物にどのように具体的に補償されてどういうものか、全然わからなかった。17年3月にあんたらが出したやつは、もっと細かいのや。大ざっぱなやつ出したんですわ、16年8月に。ここにありますよ、大ざっぱな出たやつが、具体的に。
それと、もう1つは、僕はこの東洋クロスの道路の問題について、長野県の田中知事が、平成2年の4月26日に
浅川ダム契約解除ということで、ダム事業は中止ということで、そのため損害賠償、国や県に対して補助金98億円の返還を求める問題とか、それから共同企業体が契約が解除されてどうするかという問題があったらしいですわ。最終的に会社はどう考えたか。契約解除されたJVは、賠償請求に県民の幅広い理解が得られるのかどうかということで判断したと。それから、国交当局はいわゆる補助金を戻してくれということもなかったという長野県の
浅川ダム契約解除の問題が載っとるんです。
この問題は妥当な額、前例もなく大変だと、こういう工事もしとって契約解除するということが言われたんですけど、この点について今回の例えば
信達樽井線契約解除、
債務負担行為も契約解除、こういう場合が新しい市長によって申し出された場合、長野県の場合は結局これは賠償もなかったし、交付金のあれも何もなかったということなんですけど、こういう場合は最後どういうふうに、もしそういうことあった場合、市長が決めることだから、事務方はそういうことにならないでしょうけど、契約解除、そういう賠償請求を東洋クロスがするかどうか。ただし、
債務負担行為の契約を見とると、賠償は載ってませんな。
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◯巴里委員長 成田君、市長にかかわることは総括で。
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◯成田委員 そういうことはできると思うんですけど、その点はどういうふうに考えるか。
それから、2つ目は農業公園の問題なんですけど、
チューリップとか、620万持ち出しとるんですけど、これ実際どれだけ。ことしの農業公園に対する借金は幾らか知ってますか。9,000万ですわ。ことし9,000万を一般財源で返すんですわ、24億のうち。来年は8,000万ぐらいですけどね。全く採算もあれへんし、元に戻ってこない。市民の一般財源によって、この9,000万があったらどれだけ、職員の給与のカットの問題もあるし、いろんな問題があるんですけど、これはどういうふうに考えますか。
もともとこの問題については、民間に頼んでも拒否されたと。結局
チューリップとコスモスと、それでお茶を濁しとる感じですけど、それでも管理に1,000万近くかかるんですけど、このいわゆる農業公園について採算性、それから今後の運営状況、吐き出しでしょう、9,000万円というのは。10分の1も入ってこない、収入として。
これは率直に反省すべきですよ、こんな赤字の中で。市民の里もあるんですけど、これも9,000万ですわ、ほとんど使ってないのに借金で。これはちょっと反省してもらわんとね。コスモス結構。その点どうですか、コスモス、
チューリップ結構でっせ、別に。それ2点。
14 ◯中谷助役
信達樽井線につきましては、今、経過を申し上げましたように、我々としては平成9年に事業認可をとって事業を行っておるということでございます。今回の事業箇所については事業進捗を早めるということで、大阪府からも府補助金等の優先配分を受けた中で進めていってるわけでございまして、東洋クロスにつきましても17年1月に契約をいたしておりますので、これはこれとして我々としては進めていくという考え方でございますので、御理解をお願いしたいというふうに思います。
それと、農業公園についても御指摘をいただいたんですけども、農業公園については暫定供用を昨年からさしていただいております。その中で市民の憩いの場として市民に提供するために、春は
チューリップ、秋はコスモスということで事業を行っているというわけでございますが、現在は暫定ということでございますが、今後につきましては、皆さん方からも御意見をいただいておりますように、市民がどれだけ参加できるのか、またどういう形で民間の運営ができるのかということについては、今後とも継続して議論をして、より効率的な運営に努められるように、今後ともその辺については検討していきたいというふうに考えておるところでございますが、現状としては年間1,500万ぐらいの維持管理費でその辺の運営を進めたいというふうに考えております。
15
◯巴里委員長 ちょっと答弁漏れになっていますが。
16
◯成田委員 樽井の委託費の、去年の5月の予算委員会で助役が答えたでしょう、改善すると。もう1つは、
信達樽井線の交付税措置の問題で、今26億の借金のうち6億の利子は交付税措置されますけど、三位一体で交付税措置は必ず今後展望あるんだと。臨道債かな。今の利率は幾らやと、臨道債の利率、前のときと。府貸しの利率は今幾つやと、何%ですか、当初と。その点を聞いたと思うよ。ちゃんと答えて。府貸しと臨道債の当初と今の利息。
17 ◯中谷助役 樽井財産区が東洋クロスに貸している賃料についての御意見だったというふうに思いますが、これも明治時代から契約している分でございまして、土地のバブルまでは徐々に値上げをさしていただいております。現段階ではバブルから今まで地価が下がっておりますけれども、値下げをせずに契約をしているということでございます。毎年、契約更改に当たりましては、当然、財産区管理会等の意見を聞いた中で金額を決めて、それに基づいて契約をさしていただいているという形でございますので、御理解をお願いしたい。
ただ、議会からも安いんではないかと御意見をいただいておりますが、それについては当然真摯な気持ちで財産区管理会とも議論をした中で、どこまで契約更改ができるのかということについては、きちっと議論をしていかなければならない課題だというふうに考えております。
18
◯巴里委員長 今言われている意味は、いわゆる買収に当たってそういった形でかなり高額の支払いをしているのに、いわゆる賃貸借の問題についても、なぜもう少し見直しというか、もう少ししないのかということの論議はどうされているのかということだと思うんです、樽財の問題については。その兼ね合いのことで質疑されていると思うので。
19 ◯中谷助役 基本的に公共事業の用地買収は、市の方は鑑定額でやっているわけですね。この東洋クロスの賃貸については、先ほど申しましたように明治時代からずっと継続している分でございますから、その当時どういう規則、規定があったのかというのはなかなかわかりませんけれども、そういう中で、過去から御意見いただいた中で地価がバブルまで上昇してきました。その間については値上げさしていただいてきているという経過がございますが、地価が下がっても、基本的に安いということの中で値下げをしていないということの状況がございますので、そういう鑑定になっているということでございます。
ただ、今の地価、買収価格と賃貸価格を比較しますと、かなり差があるというのは我々としても認識いたしておりますから、それについては今後どうしていくんかということについては、きちっと議論はしていかないかんというふうに思いますけれども、新しい契約になりますと、当然今の賃貸方式というんですか、大阪府がやっている定借とかその辺の考え方に基づいて賃料は決めていきますけども、過去何十年とやっている分でございますから、なかなか一気に改善しにくいという面もございますが、我々としてはその辺についての努力は今後ともしていきたいというふうに思います。
20 ◯東財務部参事兼財政課長 ちょうど臨道債のことを今言われておりますんで、借りる期間によって多少利率が変わります。
まず、最初に府貸しの方から申し上げます。15年度でお借りしているもの、これは30年償還でございますが、15年度で府貸し2.1%、16年度で1.9でございます。それであと政府系の関係でございますが、15年物で15年度1.5、20年物で15年度1.8です。16年度で15年物で1.4、20年物で1.75ということになってございます。
それとあと、交付税の算入関係でございますが、三位一体の改革の関係で全体的に交付税が減額されているというのが実情でございますが、我々といたしましては、交付税措置をされる分については、算入率については変更はないものというふうに考えております。
以上です。
21
◯成田委員 ことしも交付税は減っとるでしょう。算入率ないと言うけど、交付税は減っとるやん、一般財源。だから、どれが臨道債に充てられてるか、僕らわからんけどね。しかし、全体的には例えば当初予定していた利息に、何億は臨道債の利息に交付税措置されるんですけど、それは当初と同じように市が計算したようにうまくいくのかということ、それを言うとるわけ。市の負担がふえるんじゃないかと、交付税がふえたら。これは一般的に言われていることですよ、交付税措置が減ってくるということは。それだけ。
22 ◯上ノ山財政課課長代理 交付税の算定にさまざまな要素がございますので、他の要素で本市に交付される交付額が減少するということは想像されますけれども、この既に起こしております起債の償還にかかわる分、これについては当初の予定どおり起債を発行した時点での交付税算入ということは将来的にも約束されておりますので、この分についての減額ということはないものというふうに考えております。
23 ◯森委員 農林水産費、204ページ、防災テレメーター負担金について。防災テレメーターの活用状況、どのような形で必要な情報を農林水産業の皆さんに提供されておるのかということを具体にお示しいただきたいと思います。
それから、204ページ、205ページにわたります六尾地区圃場整備に関する耕地整理の進捗状況、ことし田植えができるのかどうかということをお聞きしたいと思います。
それから、商工費、208ページ、報償費、企業誘致促進奨励金466万8,000円。これは用地を取得された業者に対する固定資産税、都市計画税の2分の1を返却するというか、バックするようなことであろうかと。内容はそうなんでしょうけれども、現状この466万8,000円の何社があって、それは定借が進んでいく中で、定借と取得された業者の面積的な割合はどうなっているのでしょうか。
それから、209ページ、消費者相談員謝礼、これの相談件数、相談内容、それからこの消費者相談員というのはどういう資格を持たれた方なのでしょうか。
それから、214ページ、道路反射鏡・安全さくほか1,100万円の予算ですけれども、カーブミラー1基設置するのに費用はどれくらいかかるのか。
それから、215ページ、道路補修材料費30万円となっておりますけれども、この材料費というのは一体何なんでしょうか。施工を伴わない材料だけで、だれが施工するのか。
それから、221ページ、公園管理費、修繕料、それから221ページ公園管理費、管理業務委託料なんですけども、100幾つかある都市公園について、その地域に委託をして清掃業務、例えば私のところですと3公園あって5万円ほどいただいているようですけれども、この1,269万ですか、これはそれらも含めているんでしょうか、ほかにどういう用途なんでしょうか。
24 ◯原副委員長 理事者の答弁を求めます。
25
◯和田農林水産課長 防災テレメーターのことについてお答えさせていただきます。
防災テレメーターは昭和の62年から平成5年にかけて設置されておりまして、泉南市におきましては7カ所のダム、池につけております。堀河ダム、入野池、狐池、海営宮池、新家の大池、タブサ池、昭和池でございます。この7カ所に設置しておりまして、豪雨、雨の強いときのその雨量、それからそれぞれのため池の水位、これがテレメーター、回線によりましてリアルタイムで入ってくると。ですから、それに伴いまして水防の活動が迅速にとれるということで、事故を未然に防止できるということで寄与しているかと思います。
それから、205ページの六尾地区の圃場整備の進捗でございますけれども、本年度におきまして最後の仕上げをやっております。舗装とか、それからガードレール、危険な場所についての転落防止さく等の最後の仕上げをしておりまして、平成18年には田植え、耕作を十分していただけるような状態になっております。
以上でございます。
26
◯木岡市民生活環境部次長兼
地域振興課長 それでは、私の方から208ページの企業誘致促進奨励金と消費者相談の件数について御答弁申し上げます。
この企業誘致促進につきましては、18年度におきまして、8事業所に対して奨励金の交付を予定しているところでございます。面積につきましては2万2,650.52平方メートルでございます。
続きまして、消費者相談の件でございますが、これにつきましては、消費者相談員という形で本市の場合2名来ていただいております。この2名が同時じゃなしにかわるがわるという形で、毎日午後1時から4時まで相談員として来ていただいているところでございます。これの資格につきましては、公的機関の消費者行政に関する講習とか試験を受けた中で、認定を受けられた方が消費者相談に応じているところでございます。ちなみに件数につきましては、形成16年度におきましては695件の相談がありました。
以上でございます。
27
◯宮内環境整備課長 私の方から、214ページのカーブミラーの1基大体どれぐらいかという御質問にお答えさしていただきます。
御存じのようにカーブミラーというものは、シングル、ダブル、1枚もの、両面について2面のもの、それから支柱が真っすぐのもの、曲がっているもの、それから既設の電柱にそのままぱっと張りつけられるもの、それとまた支柱を立てるにもコンクリート、
アスファルトはつってまた復旧とか、多種多様でございます。したがいまして、申しわけございません、1基幾らというのがちょっとお答えしづらいというふうに考えてございます。
以上です。
28
◯出口施設管理課長 それでは、215ページの道路維持費の原材料費につきまして御答弁申し上げます。
原材料費につきましては、道路の軽微な修繕のために使いますレミファルト、土砂の砕石、セメント等を購入する代金でございます。これを職員によって直営できるような工事のときは、これを活用しているということでございます。
続きまして、221ページの公園管理費、修繕料でございますが、修繕料の内訳、内容としましては、遊具の修繕、公園内の防犯灯の修繕、水道施設の修繕等でございますが、これに加えまして、遊具の周辺に危険なものはないかという調査を過去に実施しておりまして、それを年次的に計画的に改修しているところの額も含まれております。
それから、管理業務委託料でございますが、先生御指摘の自治会管理委託及びその他の通常管理業務、この2本柱となってございます。
以上でございます。
29 ◯森委員 今、その自治会の委託の分が幾らで、通常管理というのは全般の管理のことを言ってるんでしょうかね。
それから、軽微の、職員が直営で道路補修をやるということなんですけれども、これ、いつも思うんですけども、今の道路状況からすると頻繁だと思います。ちょこちょこっ、ちょこちょこっとと言うたら悪いですけども、苦情なり何なり出てくると、職員の方がそれを持って行ってぱっと埋められると、またすぐ傷んでくると、それの繰り返しが非常に多い。言い方は悪いですけども、苦情をかわすためにやっとるんじゃないかと。職員の方が一々行ってスコップで埋めて踏んでくるというのは、どうなんですか。そういう業務ってありなのかなと。
それから、商工振興費ですけれども、8事業所で、市内の業者が5年で市外業者が4年間払うわけですわね。これはいつまであるんですかね。今、その定借の借り賃が130なんぼ、1平米当たりになってるらしいんですよ。平米137円か何かなんだそうです。ほとんど定借で埋まっていくんでしょうけども、この取得された業者が、その読みが甘かったと言えばそれまでなんですけども、企業ですから。余りにもちょっと気の毒じゃないですかね。
それから、道路反射鏡、これ何件ぐらい年間やっていくんですか。
とりあえずそんだけです。
30
◯出口施設管理課長 221ページの公園管理費の管理業務委託料について、再度お答えいたします。
管理業務委託料1,269万3,000円でございますが、自治会にお願いしている分につきましては140万7,500円程度を予定しております。これは、現在行っております82公園プラス今後引き取り等を行いましてお願いできる部分も含めた額でございます。
それと、通常、維持管理というのはシルバー等にお願いしておりますそれ以外の公園の直営公園ということで1,068万5,500円をお願いしております。
以上でございます。
31 ◯池上
都市整備部次長併土地開発公社事務局長 私の方から、道路の関係と公園の全体の関係でちょっと説明させていただきます。
まず、道路の関係で職員の直営はなじむのかというふうなお話だったと思いますが、これは1年間にわたりまして365日ずっと管理している中で、緊急性のあるもの、例えば舗装面がはがれて凹凸ができて通行に支障を来すとか、道路通行とか歩行等に支障を来すというような場合に至った場合、業者に直接発注するような手続をしている場合間に合わないというふうな応急処置と、それから内容によって直営で当分の間使用に耐えるというふうな状況、この2つになろうかと思いますが、いずれにしましても、原材をもって直営でいくというときは、一定の緊急性のある場合ということで御理解をいただきたいと思います。
それから、特に多いのは原材料費の中でもレミファルトと言いまして、
アスファルトの簡単に持って行って袋をあけますとすぐに現地で固まるというふうな製品がございます。それを積んでいって転圧して応急処置をするというふうなケースが多いんですけども、緊急の場合の一番多いケースですけども、そういう対応をしているということで御理解いただきたいと思います。
それから、公園の関係ですけども、細かい委託の方法等につきましては、先ほど課長の方から説明いたしましたが、全体的にはいわゆる自治会委託等、地元の使っていただいている方々の組織に委託するということにつきましては、今後もそのような方向で比率を伸ばしていきたいと思っております。
結果的にそういうことによって当該施設がきれいに維持管理されて、皆さんも自治会の会員の方々で親睦等も深まるというような中で、やはり現実的にはきれいになっているという実績がございますので、どんどんふやしていけるものについてはふやしていきたいと思っております。
ただ、いわゆる街区公園等ですと、誘致距離の関係が250メーターになっておりますので、一応こういうことがなじむんですけども、もう少し大きい近隣公園等、街区公園よりも1つランクが上の近隣公園から始まるような大きい公園ですね。これは誘致距離の問題もございまして、1自治会組織でそういうことにするというにつきましてなじまない部分がございますので、それはやはり直営管理というんですか、市の公園管理行政の中で対応するのが一番適当であるというふうに思っておりますが、残りのものにつきましては、それぞれの方向で考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。
32
◯木岡市民生活環境部次長兼
地域振興課長 それでは、私の方から再度の御質問の企業誘致促進の分について御答弁申し上げます。
これにつきましては、委員御指摘のとおり、市内5年、市外4年奨励金が交付されております。あくまでもこの企業誘致促進条例の奨励金につきましては、土地を新たに購入した分について、取得した分について奨励金を出すということになっておりまして、定期借地権についての土地の取得につきましては出しておりません。ですので、この土地を取得して、そしてその土地に新しい建物を3年以内に建てて操業しなければ報奨金が出ないというふうになっておりますので、これがりんくう南浜の埋立地に全部埋まってしもた段階で終了かなというふうに思っております。
また、もし仮に出て行って、その土地をまた新たに企業が購入するという場合は、もう既にその土地の地番に対して奨励金を出しておりますので、二重払いというんですか、2回の奨励金は出さないというふうに考えております。
以上でございます。
33
◯宮内環境整備課長 私の方からカーブミラー、再度の御質問がございました。
まず、前の御答弁の中で1基当たり幾ら、ちょっと補足説明さしてください。
まず、カーブミラーそのものの材料費というんですか、ミラーの単価的には大体4、5万程度でございます。それプラス施工費というふうにお考えください。ただ、施工費も先ほど御答弁申し上げましたように、その設置箇所、
アスファルトであるのかコンクリートであるのか、また復旧状況によって大幅に変わってございます。そういうことで御理解のほどお願いいたします。
それと、設置本数ですけども、16年度の実績では31カ所でございます。今年度は年度途中ですけど、約40カ所というぐあいになってございます。
以上です。
34 ◯森委員 40カ所で1,100万というのは、勘定が合えへんのと違うの。
35
◯宮内環境整備課長 その予算書を見ていただいたらわかりますが、反射鏡以外にも安全さくですね。それから白線、ライン等もございます。したがいまして、それらも込みだというふうにお考えください。
以上です。
36 ◯森委員 公園ですけども、これは大きな公園は、皆さん見たら御承知かと思いますけども、ほとんどほったらかしの状況のところが多いですわね。この間の説明では、指定管理者制度には公園というのはなじまないんだということでありましたけども、やっぱりきちんと管理するということを前提にすれば、例えば泉南市よりもずっと大きな大阪府の公園ですが、あれはみんな指定管理者制度で管理してますわね。その辺、なぜ泉南市はなじまないのか。
37 ◯池上
都市整備部次長併土地開発公社事務局長 公園管理につきましての再度の御質問でございますが、いわゆる街区公園以上の大きな公園の管理の手法の質問だったと思います。
我々としましては、管理費がだんだん縮減していく中で、効率的にきれいに皆さんが使いやすいような形で管理していくという目標は当然持った中で、効率的管理の手法等やっていってるわけですけども、結果的には一部におきまして、何分不法に使用されたりとか、そういうことに振り回されてしまって関係予算が行くというふうなイタチごっこがございます。当面の間は、その辺の職員における管理パトロール等の強化等におきまして、使い勝手のいいきれいな公園になるように管理業務を検討してまいりたいと思っております。
効率的管理の中には、そういういわゆる他の手法による部分につきましても、何も絶対排除するものでないというように思っておりますが、今後、効率的管理の中で使えるものは使えるということも含めまして、検討を加えていきたいなと思っております。
38 ◯原副委員長 森委員の質問を終結します。
39 ◯東委員 簡単にお聞きしたいと思います。ページ205の上の方の19負担金、補助及び交付金。アライグマの対策というのがことし初めて入ってきたんですが、これの趣旨ですね。大変イノシシよりも被害がひどいかというふうになっているんですが、今後の進み方ですね。これは協議会でどういう内容の協議、その上の有害鳥獣捕獲という、こういうふうな方へ入るのか。一刻も早くという意見もあります。この委託金の趣旨ですね、お聞きしたいと思います。
それから、次の206ページの農業公園費の14番、使用料及び賃借料、かんがい施設使用料とあるんですが、これはどこへ何のために支払ってるのか、お聞きしたいと思います。
それと、そのページの下の方に、ことしは水田農業経営確立対策費というのが括弧書きになっているんですが、これがなくなるのか、それに対応する何かができたのか、これは義務的経費ではないんかなと思うんですが、こっちへ外してるということは、この事業は終わりなのか、それとも新しいことを考えての話なのかということ。
それから、209ページの商工振興費の船の借上料ですね。これはどういう趣旨で、どこへ支払っているのか。
それと、もう1つ、214、自転車置き場の借地料1,000万余り出ているんですが、これは平成2年には500万ぐらいやったんですが、随分とふえてるなと思うんです。賃借料というのは、その地価、公共事業やったら5%というのが妥当ではないかと言われてるんですが、これが地価が下がってるのに倍ぐらい払っている。この辺はどうなったんか。見直しとか契約というのは何年おきにやってるのか。それとも面積がふえたのかどうかということをお聞きしたい。
それから、委員長、221に下水への繰出金があるんですが、これは下水でやりましょうか。そうしますわね、昼も近いし。
以上です。
40
◯和田農林水産課長 まず、アライグマの対策についてのことでございますけども、アライグマが大阪府下、各地域で都市部に近いところで、もともと飼われていたペットとしてのアライグマを大きくなった、手に負えなくなったということで手放してしまったと。それは命の放棄という形でされたものが繁殖され、農家の方々や、また一般の方々のおうちに入り込んでのいろんな被害が出ているということで、平成17年、ことしから、まず協議会の前段として話し合いを進めてまいりました。
その中で、当然皆さん方が、市民の方々、それぞれの地域の方々が被害に遭われているということで、アライグマの捕獲器、これをそれぞれの地域で買っております。それを捕まえた後どうするのかということで、17年度におきましては大阪府がすべて処理、処分、殺しているということでございます。これにつきましても、当然愛護団体、愛護法に基づきまして安楽死という形をとっているんですけれども、この薬品代等につきまして1頭当たり幾らということで来年度から各市で負担してくださいということで、今回協議会という形の負担金ということで進めておりますけれども、それらを各市で見る。当然、大阪府におきましても、それぞれの施設の建設とか、またそれらの作業ということを当然やっていくのですけれども、共同でやっていくという形になっております。
それと、イノシシですね。鳥獣の捕獲ということは、これはまた別途で山間部におきましていろんな被害が出ておりますので、同じように進めていきます。
それから、かんがい施設のことでございますけれども、農業公園には上水道の施設もありますが、石谷池の水利を利用いたしまして水を農業用に使っている部分もございます。これらの施設の使用料等につきまして、これは使っております。
それから、水田農業の括弧書きの話でございますけれども、平成18年度をもちまして、まずこの施策、交付金というのは一たん、行政側がやるんじゃなくて例えばJAとか民間側へ移行しようという方向がございます。その前段として本年度、この水田農業の予算ではなく、振興費の中でそれは見さしていただいているんですけども、19年度から以降につきましてJAの方へ進んでいくということでございます。
以上でございます。
41
◯木岡市民生活環境部次長兼
地域振興課長 それでは、私の方から209ページの使用料及び賃借料の中での船の借上料、これにつきましては海水浴シーズンにおきまして、海水浴での水質検査に伴う船の借り上げでございます。これにつきましては樽井漁業協同組合より借り上げて、泉佐野保健所と一緒に水質検査を実施しているところでございます。
以上でございます。
42
◯宮内環境整備課長 私の方から、214ページ、賃借料の自転車置き場借地料についてお答えいたします。
まず、御質問の中に平成2年からえらいふえているやないかということだったように思います。まず、平成2年以降、3つの自転車駐輪場を新設さしていただいております。具体的には岡田浦第3、90台、これが平成8年です。新家第4、180台で平成8年。砂川第3、平成7年ですけど、220台というふうに駐輪場そのものをふやしていただいているためかなと思います。
それと、賃借料についてですけれども、一番マックスが平成12年当時で1,203万9,400円、これが今までの賃借料の最大、マックス値でございます。それ以降、実を言うたら、これは毎年持ち主の方と1年契約で土地賃貸契約を交わしてございます。その中で、私どもの方、先ほど御質問ありますようにやはり下がっているやないかということで、これは下げてくださいよということの努力を続けてございまして、毎年100万程度は下げているのかなというふうに御理解いただきたいかなと思います。
43 ◯東委員 それでは、アライグマはよくわかりました。なかなかこれで追いつくかな、捕獲器でとれるのかなと。繁殖率が非常に高いと聞いておりますので、飼う方の啓発とかそういうのもやっていただかんと、みんな引っ越しとか都合によってみんな捨てていく。それはもう山に捨てたものが海まで広がっているような状態になっています。ひとつよろしくお願いします。
それから次に、かんがいなんですね、ちょっと聞き方が悪かったんか、この施設利用料と書いてましたね。かんがい施設利用料と、これは恐らくポンプアップのポンプの負担金ということでいいんでしょうか。
そういうことと、それと船の借上料ですね。これは前は主催が泉南市長であったと思うんですが、今、主催は開設許可を出すのが府との関係で営利というか、漁協も半営利的な団体、だめやということで、私は泉南市長が名義貸しやということを聞いてたんですが、開設者が名義貸しであるのに、主体が漁協やということを聞いてんのに、その漁協から船を借り上げて水質検査をしなければならないのか、こういうことを思うんですが、本来開設者がやるべきことじゃないんかなと思うんですが、この点が1つ。
それから、1年契約で自転車の置き場の契約を変えてる、こういう話なんですが、その計算方法ですね。答えていただこうと思って5%ぐらいかなという話をしたんですが、市では評価額、当然、税の根拠もあればいろんな根拠もあるんですが、その辺の算定の基礎額ですね。これをどのようにされてんのか。面積がふえた減った、そんなことよりもそれがやっぱり一番平等じゃないかなと思うんですが、その辺について答弁願いたいと思います。
44
◯和田農林水産課長 かんがい施設の使用料でございますが、今、委員がおっしゃられたとおりポンプアップの施設でございました。言葉足らずの説明でございました。えらい申しわけありません。
45
◯木岡市民生活環境部次長兼
地域振興課長 私の方から再度の御質問にお答え申し上げます。
この海水浴場につきまして、開設に当たって市の方から委託しているという関係もございました。それと、水質というこういう公的なモラルの中で、当然海水浴客に対しまして水質の悪化に伴う病原菌とかそういうことのないようにということで、公的機関として我々も水質検査をやらないかんという観点におきまして、市の方で実施しているということでございますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
46
◯宮内環境整備課長 自転車置き場の借地の件です。委員の御質問にありますように、確かに1つの目安として評価額の5%というのがございます。現状は5%若干高めでございます。したがいまして、先ほど申し上げましたように、交渉の中でこの辺の話をして、その5%に今近づけているという努力をしているわけでございます。
以上です。
47 ◯東委員 わかったようなわからないような答弁でございますが、もう一度聞き直したいんですが、かんがいですね。かんがい施設が老朽化するから、これは負担金はいいんですが、今、石谷池水利と言いましたけども、これは水利権の創設は契約でお支払いしたということ、詳しいことは覚えてませんが、契約書があるということを確認しました。
じゃ、この石谷池水利は、毎年水利組合員に必要経費、また積立金等を賦課していますよね。市がその賦課金を払ってないんですか。義務的経費やと思うんやけど、水利組合はほったらかしなんか、それとも言うてきえへんから払えへんのか。当然、毎年の応分の負担というのはなぜ予算化してないんですか。これが1点。
それから、海水浴は委託しているんですかね。私、厚生消防の正副の委員長をさしてもろたときに、運営協議会というのが以前あって、ずっとその会議に出ていたんですが、市が直営をやめようという話の中で、委託もやめて、ただそういう話の中で、何で泉南市長が絡むんやというと、府が泉南市長が開設届を出さんと認めへんということで、金は一切市を通ってないし、もう全部、漁協にすべて割り振りも売店も駐車場もあちら任せというのに委託なんですかね。船を借り上げてあげるというのは細かい話ですか、それは今の答弁は合うてるのかなと思うんですが、その2点だけ再々度お願いしたいと思います。
48
◯和田農林水産課長 このかんがい施設の使用料でございますけれども、かるがもの里用水管理組合というものに対しまして、先ほどおっしゃいました石谷の水利の関係でございますけれども、そのポンプアップする施設の使用料として払っておると、こういう状態でございまして、新たには何ら設けておりません。そういうことでございます。
49 ◯若野市民生活環境部長 それでは、海水浴の件なんですが、海水浴は御案内のとおりオープンまでに水質検査があります。開設中にもあります。市の方は、オープンする状況までは市の責務としてやらしていただいておりますので、その間の経費という形でうちの方で見さしてもらっています。
あと、いろんな経費もあります。それは今、市の方からは一切お出しもしておりませんので、その辺は御理解していただきたいと思います。
50 ◯池上
都市整備部次長併土地開発公社事務局長 先ほどのかんがいの用水のポンプアップの委託料の関係ですけども、当然送り先から歳入として同額で入っておる分でございます。
51 ◯東委員 次長の答弁の方がよけいわからへんやないか。これは施設の使用料として払てんねんけども、石谷池水利というのは毎年金は要ってるやろうと。その応分の負担料というのはせえへんのか。例えば、御存じやけども、私も水利組合に関係しているんです。うちらのところは1,000平米に1万2,000かかってくるんよ。農業公園からすれば50万や100万ぐらい払てやらなあかんのに、出てないのはなぜやと聞いてる。
だから、それは事業をするといえば、水利組合なんて水利権も何もないと言うてんのに事業は30%持てと言うてんのやから、僕はその辺の原資をちゃんとしてあげえと。その辺をどうなんかと、考えていかないかんの違うかということを聞いてんのに、その施設のとおり払ってるから入っていると、そういうことじゃない。
52 ◯池上
都市整備部次長併土地開発公社事務局長 要は水費の負担という観点での質問だと思います。当然、農業公園の上にありますかるがものああいう花卉栽培等の使用用水については、石谷池から先ほども言いましたようにポンプアップ等しているわけですけども、当然その当該池の管理する地区の水利さんとも施設建設のときに話し合いの中で、このようなやり方でするという合意の中で来てるという経過の中で、その辺につきましては当該団体と事業主との話し合いの中の話だというふうに理解をしてます。
53 ◯東委員 次長ね、それは契約のときにうまいこと話ししたんやなと思うけども、これは水利組合にせよ土地改良区にせよ、土地改良法に基づいてやらないかん。これには過不足なく賦課せないかんということがあるんですよ。その面からすると、行政は行政のための行政でうまいこと進めているなと思うけど、私は必ずそういう負担はしてやらんと、水利組合が事業するときには金がないと言うてるんやから、3割負担さすんですからね。市だけ払えへんと、工事のとき3割出せと、それはちょっと通れへんと思うんですね。
これは助役さん、前向きに一応検討していただかんとおかしいんと違いますか。その辺どうですか。いわゆる払っている人と払っていない人と出てくると、水使っているのに。一応検討していただくということでよろしいか。
54 ◯中谷助役 この農業公園の分については、かるがもの里の関係でこういう形になっているということで、それはその当時の石谷池の関係との話し合いでこういう決着になったということでございますが、今、東委員からの御指摘は、今後の行政の中でどのように取り入れられるかということについては、真剣に議論をしていかないかんというふうに考えております。
55 ◯東委員 きょうはこのぐらいにしておきます。
56 ◯原副委員長 東委員の質問を終了します。
ほかに質問のある方はありませんか。
57 ◯和気委員 まず、初めに204ページの農業振興費の中で、賃金のところでアルバイト賃金というのがあるんですけれども、これは17年度はないんですけど、18年度の中には入っていますので、新たな何かをされるのか、その内容、賃金をどういうところに使われるのかということでお聞かせください。
それから、先ほどもありましたが、205ページの19のところのアライグマ対策の協議会のことで少しはわかったんですけども、実際にいろんな被害がありまして、住宅地にも来てますし、それから、農家もそうですけど、貸し農園とか、本当にあした収穫しようかなと思って行ったらもうないとか、そういう感じですごく被害が多いですし、それで捕獲器を借りに行きますと、順番待ちとかいう形で言われましたので、これからこの18年度についてはどれぐらい捕獲器をふやされるのか、ふやさないのかということと、17年度においてはどれくらいの捕獲をされて、貸し出しがどれぐらいあったのかということもできましたらお聞かせください。
それから、タヌキとかそういうのは対象にならないんでしょうか。タヌキも多いということですごく被害があるそうなんで、その辺はどうなのか、お聞かせください。
それから、210ページの13の委託料なんですけれども、地域就労支援事業委託料と障害者就業・生活支援委託料はどこへ委託されて、どういうような事業をされているのか、教えてください。
それから、214ページの19の負担金、補助及び交付金のところで、生活道路運行維持対策補助金、そしてコミュニティバス運行事業補助金ということで、17年度と同じような形で額が528万と2,900万が計上されてるんですけれども、この19年の2月には更新という形ですが、この中では、これはどのようになっているのでしょうか。何か補正が組まれるのか、進捗状況とか、何か計画があればお示ししてください。
それから、220ページの公園管理費なんですけれども、ここの221ページですが、11の需用費の中で修繕料というところと委託料の管理業務委託料というのがあるんですけど、先ほど質問者の中でもいろいろありましたけれども、実際にたくさん公園があるんですけれども、その中で、例えば俵池公園のトイレとか水回りも何かされるということでありましたので、そういうところの修繕の計画とか、18年度において優先順位があるのかどうかわかりませんが、具体的にどういうところを修繕とかされようとしているのか、わかりましたら教えていただきたい。
以上です。
58
◯和田農林水産課長 私の方から、204ページの賃金についてでございます。
農業振興費の中の賃金の37万2,000円の件でございますけれども、先ほど水田農業ということで、いわゆる転作の作業を水田農業でやっておりますけれども、18年度の項目から削除いたしまして、この農業振興の方へ持ってきたと。新しく発生したんじゃなくて、去年からまだ引き続いてやっておるんですけども、項目が変わったと、項が変わったということでございます。これは水田農業の台帳づくり、それからその辺の資料整理ということでお手伝いいただいております。
59
◯出口施設管理課長 それでは、221ページの公園管理費の修繕料、委託料の関係でございますが、御指摘の俵池公園につきましては、平成17年度におきましてトイレを一部改修・修繕さしていただいております。
修繕料の具体的な部分ということでございますが、遊具や防犯灯や水道施設と申し上げました中で、それは適宜やっていくということで、どこをどうするというのは具体的にはございません。ただ、従来からいろいろお聞きしている中のリストがございますので、それを優先順位的に効率的に処理してまいりたいと思っております。
それと、別途、
工事請負費におきまして140万ほどいただいておりますが、これについては大規模な改修に使う金と考えていただきたいと思います。
以上でございます。
60 ◯池上
都市整備部次長併土地開発公社事務局長 私の方から、アライグマの関係でちょっと答弁さしていただきます。
実績的には、去年の7月から捕獲器を貸し出しいたしまして、貸し出し件数としまして約15回ほど貸し出しておりまして、つかまえたのが10匹というふうな状況でございます。
この辺は実態を少し申し上げますと、私も実はいわゆる自家消費ですけども、野菜等はつくっておりまして、実際被害に遭っている立場といたしまして、実情を申し上げますと、捕獲器等で捕獲する程度では、はっきり申し上げてつくっている場合、間に合わないというんですか、とんでもないような状態になっております。一番効果的やなと自分で思っているのは、やはりさくをしまして物理的に上れないような構造のものをつくるとか、自己防衛をしないと、特に夏場の夏野菜、果実等では一瞬のうちに一晩ですべてなくなるというような事情を実体験としてしております。
ですから、行政側の施策として、とって処置するということも、とても実情は追いついてないと思うんですよ。だから、つくられている方々におかれましては、そういう中でやはり物理的なさく等でやらないと、そういう措置では実際なかなか難しい現状にある中で、行政としましても1匹でも多くとって、被害の減少に努めるということでは努力したいと思いますが、実情は非常にそういうことでございますので、その点もひとつ苦しい思いをしているということで御理解をいただきたいと思います。
61
◯木岡市民生活環境部次長兼
地域振興課長 それでは、私の方から210ページの地域就労支援事業と障害者就業・生活支援準備センターの運営事業委託料について御答弁申し上げます。
地域就労支援事業の委託料、これにつきましては委託先は泉南市人権協会でございます。
それと、障害者就業生活支援準備センター運営事業の委託先につきましては、NPO法人障害者自立支援センターホップというところに委託しているところでございます。
内容につきましては、地域就労支援事業につきましては障害者とか母子家庭の母親、中高年齢者等の中で、働く意欲がありながらさまざまな就労阻害要因を抱えるため、雇用・就労を実現できない者、いわゆる就職困難者や就労意欲が低い学卒無業者などに対して相談事業や一人一人に応じた就労支援メニューを提供し、就労阻害要因の解消や就労に関する意識、意欲の助長や地域の関係機関の連携を図り、雇用・就労につなげるものであります。
続きまして、障害者の就業生活支援についての内容につきましては、障害者の職業的自立を実現するため、身近な地域で就業面の支援と生活面の支援を一体的に行うため行うものであります。障害者に対しての就労支援という形で、我々こういうような形で委託をしているものでございます。
以上でございます。
62
◯宮内環境整備課長 私の方から、214ページ、負担金、補助及び交付金のうち、コミュニティバス並び生活路線の御質問がございました。
まず、1点目として、御質問ありました19年2月に更新時期で、昨年と同額ではないかという御質問があったと思います。まず、19年2月ということですので、1年のうちの2カ月ということもございまして、昨年と同額の計上をさしていただいているという御理解をお願いします。
それと、2点目で進捗状況はという御質問です。この議会でも御答弁さしていただいているとおりでございまして、生活路線バスの統合手法を中心に検討を今現在進めながら、利用者実績、それと各問題点の整理、それから他自治体における状況調査、それから契約や発注方法等の勉強と検討を今現在進めてございます。
63 ◯和気委員 アライグマの件なんですけれども、これは対策がないということで自己防衛しかないというふうにおっしゃってますけども、でもわざわざ新たに対策費という形で出てますので、じゃさくをつくったら補助金が出るかとか、そういうわけでもないですよね。山が多いですし、山が多いけれども、住宅がふえてそういう動物たちがおりてくるということもありますし、やはり市でも何か策があればまた教えていただきたいなというふうに、具体的に経験も語っておられましたけれども、何かありましたら教えてください。
次に、210ページの地域就労のことなんですけど、これは17年度においてはどれぐらいこの事業の中で就労がされたのか、何人ぐらいこの事業によって働けるようになったのかとか、わかりましたら、その人数もできたら教えていただきたいと思います。
それから、公園管理の問題なんですけれども、実はきのう俵池公園のトイレに行きますと、女性トイレのところの水道が割られて、水は出るんですけど、ダーッと下まで漏れてますし、いつ直されたのかわかりませんけれども、同じとこなのか、新たにまた割れてるのかわかりませんけど、そういう管理とかいうのは、管理委託業者の方が見てするのか、修繕は修繕でありますので、どこがどのようにされるのか、その点について教えてください。
64 ◯池上
都市整備部次長併土地開発公社事務局長 アライグマの関係と公園の管理で具体に俵池の関係でございましたので、順番にお答えをいたします。
まず、アライグマ対策の中で市のできることはということなんですけども、先ほど御答弁申し上げましたのは、現実に実情はこのような状態になっているという披歴をさしていただいたんですけども、農作物等にも限りませんが、特に例えば農作物でいきますと、アライグマだけじゃなくてタヌキ、それからカメ等の被害もございます。
対策で一番効果的なのは、やはり先ほども言いましたように、さくをして自衛防御するのが一番完璧な対策だと思いますが、捕獲器でとっている状況は、先ほども言いましたが、とてもこのような捕獲器で対応するだけでは一部の対策にはなりますが、被害の減少に直接結びつくかといいますと、余りにもそういうアライグマ、タヌキ等多いような気がいたします。特に、習性としまして、一たん農作物の中に入ってしまうと、におい等でかぎ分けて食べないものまですべて足と言うんですか、手と言うんですか、あれで全部割っていくというふうな習性がございまして、一晩で全滅というふうな状況は何回もございます。
ですから、当面はそういう実情を知らしめるというんですか、対策等の話し合いもする中で、機械的に捕獲する方法も1つの方法ですので、それはそれで充実に努めていきたいと思っておりますが、なかなか効果的な対策に直接結びつかないジレンマがございます。ということで、御理解をいただきたいと思います。
それから、俵池公園の関係ですけども、トイレはしょっちゅう直しているんですよ。使われる方のモラルの問題もございますので、一定直してはつぶされというふうなことの繰り返しというのもいかがなものかと思っておりますので、どれが一番いいのかということもちょっと検討しなければ、非常にモラルの問題で、侵入されて夜のうちに破壊されるということの繰り返しをやってますので、ちょっといろいろ検討して、いわゆる壊されにくいような状況をつくるというようなことも検討していきたいと思っております。
以上です。
65
◯木岡市民生活環境部次長兼
地域振興課長 それでは、再度の御質問に御答弁申し上げます。
地域就労支援事業の実績につきましては、年度途中でまだ12月までしか出ておりませんが、4月から12月分で相談件数が新規で159件ございました。その中で、就労ができたのが8名でございます。ちなみに16年度につきましては214件の14名が就労できたということでございます。
それと、もう1つの障害者の雇用でございますが、これについては御報告だけ申し上げます。これにつきましては、相談者が4名で、うち就職できたというのが1名ございました。
以上でございます。
66 ◯和気委員 再度、公園の管理のとこなんですけど、実際に割られてますし、俵池公園のところは毎日のように、土・日、野球をされたりとか、いろんな形でたくさんの方が出入りもしてますし、使われる方もたくさんいらっしゃいますし、追いかけごっこと言うてますけど、やはりすぐにでも直していただかないといけないかなというふうに思います。予算もあるかと思いますが、そういった形で泉南市全体でどの程度どういうふうに壊れてるかわかりませんけれども、実際になってますので、その辺は早急に直すようにお願いできますでしょうか。
それと、もう1つコミュニティバスの問題なんですけれども、いつごろからどのようにするかということをお聞きしたんですけども、何月ぐらいから契約をして、具体的にどのように──もうわかっているんであれば、その辺を教えていただきたいのと、それとお金の問題は、予算の中にそのままですけども、それも変わらずに同じような今の利用料金という形で考えてもいいんでしょうか。
67 ◯若野市民生活環境部長 今、課長が申し上げましたように、この17年度の11月ぐらいからぼちぼちと準備をしております。いろんなバス会社の方にも、よりきめの細かいサービスがあるかないか、それから我が泉南市の方の事情をどれだけ精通していただけるか、いろんな形の選択肢がございます。その中で、今、順番に着々と進めております。ある程度中間報告的に報告できるような時期が来ましたら、また議会の皆さん方、所管の委員会の方にも経過等々も説明したいと思っております。
それと、予算はあくまでも今のコミュニティバス、それから路線バスの補助金でございますので、その辺御理解いただきたいと思います。
68
◯出口施設管理課長 俵池公園のトイレの問題でございますが、ほかにもいろんなトイレがございまして、いろいろまだ積み残しの部分がございます。ただ、俵池公園につきましては、市民の利用率も高いということで、再度その辺の予算の調整をいたしまして、できるだけ早く改修したいと思いますので、よろしくお願いします。
69 ◯和気委員 その辺はまたよろしくお願いします。
先ほど、何回も同じことを聞いてるかと思いますが、コミュニティバスについては入札がいつごろなのか、いつまでにどういう──いろいろ今考えられているとおっしゃいますが、具体的にはそのときになったら知らせると言いますが、そういうのはまだ全然わからないのでしょうか。
それと、お金、有料とか、新しくふやすとか、そういうことはないんですね。
その2点、再度お願いします。
70 ◯若野市民生活環境部長 当然ながら、来年の2月にいわゆる認可が切れますので、大体秋ぐらいが一番めどになってくるかなと思っております。
今、御質問のいろんな選択肢がございます。バスの路線、それから台数等あります。それが今検討さしていただいている内容でございますので、御理解をお願いします。
71 ◯和気委員 そうしましたら、具体的にわかりましたら、またわかり次第教えていただきたいというふうに思います。
それと、再度公園管理費のところなんですけれども、市内には、先ほどもいろいろ質問の中でありましたけれども、子供たちの遊具を新しくされているところもありますし、まだのとこもあると思うんですが、これは順番にされていくんでしょうか。自治会の中に委託されて、お掃除とかはすると思うんですが、この修繕費やとか管理の部分では順番に行かれているんでしょうか。どの程度まで進んでいるのか、わかりましたら教えてください。
72
◯出口施設管理課長 遊具につきましては、平成16年度におきまして安全点検を一斉に行っております。その中で100カ所程度の不具も発見されまして、随時修繕してるところでございます。
遊具のことでございますが、自治会委託にさしていただいてますところにつきましては、自治会の方から月報等を報告していただいておりまして、その遊具の点検等の報告もいただいております。その折に改修なりを実施しておりますが、今のところは計画的に新しくするというのはちょっとまだやっておりませんので、維持管理・補修に努めているところでございます。
以上でございます。
73 ◯和気委員 公園管理の問題で、遊具の問題、ほんとにきれいになっているところは、子供たちも親御さんも本当にたくさん集まってきて遊んでますし、またそうすることですごくきれいになるんですよね。しかしながら、余り整備されてないところは草が生えたり、ごみがほられたりとかで、ますます使わなくなっているという現状がありますので、自治会で管理されているところは、何か問題があればそこから報告が来るのでしょうか。それとか、市が全部定期的に回ってたのかどうかわかりませんが、回られてるのか、その点だけ最後に質問さしていただきます。
74
◯出口施設管理課長 先ほど申し上げましたように、自治会委託さしていただいてる分につきましては、月報によりましていろんな報告項目がございます。その中で遊具のふぐあい等の報告もございますので、それによって把握できております。当然、それ以外にも市の職員によります定期的なパトロールを実施いたしまして管理しております。簡単な修繕等、さらにはペンキ塗り等で新しく見せるというか、そんな手法もやっております。
先生御指摘の遊具のきれいなところは利用率が高いというのも十分認識しておりますので、今後十分安全対策をしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。
75
◯巴里委員長 以上で和気委員を終わります。
76 ◯木下委員 では、重複がありましたので、避けていきます。
それでは、商工費の209ページ、19番、出前宅配制度の補助金ですが、これはまごころしょうたくんなどの対応だと思うんですけども、規模は最初60数軒からふえたのは聞いてるんですけども、その内容と、それから利用者の状況ですね。どのように把握されているのか、お聞きをしたいと思います。
次は、214ページ、13番委託料、先ほどの2つ下、3番目、4番目、放置自転車の解体関係と再生業務。これはどこにどのように委託されて、再生をして、その後の再生したものはどうしているのかという具体的な内容についてお聞きをいたします。
次に、219ページ、泉佐野岩出線の期成会ですが、この期成会の目的ですね。府の計画より以上にやろうということで期成会をつくってるんだと思いますが、どういう構想、ファイナルでどういう形に持っていきたいのかという構想の中身についてお聞きをいたします。
以上です。
77
◯木岡市民生活環境部次長兼
地域振興課長 それでは、私の方から209ページの出前宅配制度について御答弁申し上げます。
これにつきましては、現在、事業所数は80事業所、それと顧客会員につきましては1,000名を超えております。それと、利用者の状況でございますが、これにつきましては毎月チラシ等を配布しまして、購入促進に努めているところでございまして、その中でどれぐらい買うていただいているとか、そういうような統計が今のところ商工会からいただいておりませんので、こういうものがわかり次第、また議会にも報告さしていただきたいというふうに思っております。
以上でございます。
78
◯宮内環境整備課長 私の方から、214ページ、委託料、放置自転車解体並びに再生業務について御説明いたします。
まず、放置自転車の解体ですけれども、先ほど御質問の形でお答えさしてもらいました。まず、駅前等で置かれている自転車につきましては、まず市役所の方に持って来ております。それでお返ししないもの、これは仮置き場に置いて、条例に基づく期間を過ぎたものに対して解体をしているということです。ただ、余りにもこの解体ではもったいないというんですか、ちょっとリユースには当たらないので再生をすることによって、これは俗に言うサイクルエイドと言いまして、大阪府を通じてアフリカ諸国の子供たちへ送る運動がございます。大阪府に寄贈する形でサイクルエイドに参画しているものでございます。
以上です。
79 ◯平松都市計画課長 219ページの府県道泉佐野岩出線等整備促進期成同盟会について説明さしていただきます。
この関係としましては、泉南市、海南市、野上町、美里町、貴志川町、桃山町、打田町、岩出町の当初は2市6町で、今は合併等によって構成はちょっと変わっておりますが、当初はそういう形で発足しております。
目的としましては、関西国際空港建設に伴い府県道泉佐野岩出線ほか3路線が和歌山から泉南市を経て新空港を結ぶ極めて重要な路線であることの認識に立って、本路線を利用する関係市町村の社会、産業経済、文化の発展を目指して、当該道路整備の促進を図ることを目的としまして、国、府、県の関係行政機関に対し、陳情及び関係市町村の連絡調整とか調査研究を行っております。
以上です。
80 ◯木下委員 1つすみません。ちょっと忘れておりました。商工費の210ページの19番、2つ目の中小企業退職金共済掛金なんですが、これにつきましては退職金制度の内容補てんなんですけども、この予算の額160万、事業主と法的な負担との割合の問題と、何社ぐらいにされているのか。
それと、それぞれの負担をしたところの、補助金をしたところの退職金の水準とかそういったものを把握されているのかどうか、お聞きをしたいと思います。
81
◯木岡市民生活環境部次長兼
地域振興課長 再度の御質問、退職金制度について御答弁申し上げます。
水準について把握されているのかということでございますが、それについてはまことに申しわけないんですけども、把握はしておりません。
それと退職金の……ちょっと資料を探しますんで申しわけないですけども……。
82 ◯木下委員 それでは、御答弁いただきました中身で、解体の関係ですね。それはリサイクルでよくわかりました。何台ぐらい昨年実績で持って行かれたのか、わかればお聞きをしたいと思います。
それから、泉佐野岩出線の組織はよくわかりました。ただ、目的はもともとある府の計画に対して、どういう形で関空を中心とする、そういうベクトルに対してどうするかということはわかったんですけども、もともと府も計画があるでしょうし、それを早目にやるのかとか、中身をよくするのかとか、いろいろ目的があると思うんですね。今言った設立目的ではなくして、構想のもともとあるものよりも、プレミアをつけるといいますかね、そういうものに対してどうなのかと質問したつもりなんですけども、お聞かせいただきたいと思います。
83
◯宮内環境整備課長 サイクルエイドの台数の御質問でございます。平成16年度が51台です。アフリカです。すみません、国はちょっとわかってません。17年度、ことしですが、50台。これはスリランカの子供たちへということで、これはもう決まっております。
以上です。
84 ◯池上
都市整備部次長併土地開発公社事務局長 泉佐野岩出線の関係で再度御質問がございましたので、お答えをいたします。
一言に言えば早期建設促進ということでやっているわけですけども、内容的には都市計画決定道路でございますので、内容は、そのときに幅員とか構造等につきましては決まっております。ですから、いわゆる建設促進ということが一番大きな目的でございまして、ちょっとその辺の大阪側の進捗状況を申し上げますと、御存じのように金熊寺トンネルは完成して供用開始して、利便性の向上に寄与しているところでございますが、それから先ですね。和歌山を向いた先ですけども、葛畑工区につきましては、現在ほかの関連工事、もともとの市道の改良工事とか関連工事が一部概成しております。用地につきましても、葛畑工区につきましてはほとんどおおむね契約ができたと。
あと残りは、トンネルから童子畑等の工区でございます。これもこの間事業主であります土木事務所からの情報ですが、用地の取得のための契約の合意がおおむねできたということで、こういうことで用地手当て等がおおむねめどが立ったということで、今後は早期供用開始に向けて促進に努力していくということでございます。
ただ、問題は、実は童子畑から楠畑に至るところの部分でいわゆる現道拡幅じゃなくてショートカットと言うんですか、裏側を回って行くところで金熊寺川の河川の改修、いわゆるショートカットの事業とセット物になるところがございます。これは河川の法線を変えることと道路建設と一緒にやりますので、関係する農地等の整理というんですか、どちらかといえば耕地整理に似たような整理をしなければならない別の要因の事業が発生してまいります。ですから、このことも含めまして市としましてもできるだけの支援をしながら、早期建設のための努力をしていきたいと思っております。
以上です。
85
◯木岡市民生活環境部次長兼
地域振興課長 大変申しわけございません。それでは、私の方から中小企業退職金の内容について御答弁申し上げます。
これにつきましては、被共済者の1人から9人以下につきましては補助率20%、それと10人から30人以下で15%、30人から50人以下で10%、それの掛金の限度額は5,000円ということでございます。
ちなみに、16年度の実績につきましては、法人格で25件の172名、それと個人につきましては27件で56名、合計いたしますと52件の228名の中小企業退職金共済掛金ということで御報告申し上げます。
以上でございます。
86
◯巴里委員長 以上で木下委員を終わります。
以上をもって
款農林水産業費、商工費及び土木費については終了いたします。
(
農林水産業費、商工費、土木費の審査終了)
──────────────────────
87
◯巴里委員長 午後1時半まで休憩します。
午後0時 8分 休憩
午後1時38分 再開
◎ 消防費、教育費
88
◯巴里委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、224ページから267ページまでの款消防費、教育費を議題とし、質疑を行います。
質疑ありませんか。
89 ◯森委員 1点だけですけども、委員長に御判断いただきたいと思うんですが、質問が適当でないかもしれませんので、途中でとめていただいたら結構です。
なぜ質問するかといいますと、長年の懸案でありました八幡山の防火水槽が本年度も予算化されませんでしたので、そのことについてお伺いしたいと思います。
90
◯巴里委員長 ページ数を言うてもらって。
91 ◯森委員 ですから載ってません、予算化されてませんので。
92
◯巴里委員長 それは悪いけど、予算化されてない、載ってないものに対して質疑はできませんので。
93 ◯森委員 じゃ、結構です。
94
◯巴里委員長 総括で結構ですので、市長に対して言っていただいたら結構です。
ほかに。
95 ◯木下委員 それでは、消防につきまして1点だけ。
225ページ、給料69人分と、あと全体ありますけども、泉南市の場合は、要員が本来の規定よりも少ないということをお聞きしてるんですけども、消防力というのはいろんな多元的な要素で成り立ってますので、人力だけじゃないと思いますし、消防団の力もありますし、いろいろあるんですけども、この人数がミニマムということで判断するわけですが、消防としては、あるべき数というのはどの程度だと担当部局はお考えか、お聞きしたいと思います。
それから、231ページ、教育費の事務局の教育関係の人件費なんですけども、これは一般の職員の方と教職の方も混在してると思うんですけども、教職の方の教育現場とのローテーションといいますか、そういうもののサイクルの考え方なり、その辺の原点につきましてお伺いをしたいと思います。
とりあえず2点ほどお聞きします。
96 ◯西川消防長 木下委員の御質問にお答えいたします。
泉南市消防本部といたしましては、平成5年でございますけども、条例定数を88に改正いたしました。現在ですけども、平成18年度につきましては69名という人員でございます。本年3月末で3名が退職されます。そういうことで、17年度につきましては72名の消防吏員がございました。これにつきまして、私といたしましては、消防責任につきましては、消防組織法第6条で、「市町村は、当該市町村の区域における消防を十分に果すべき責任を有する」と定められ、条例等で消防に関する運用等について定められているところであります。
本市におきましては、消防車両、人員等につきましては、水槽つきポンプ車1台、普通消防ポンプ車2台、はしご車1台、救助工作車1台、高規格救急車2台、2Bの救急車1台の主要機材を配備しているところでございます。
消防力の基準というんですか、消防力の指針から言えば、標準の10万人未満の消防本部といたしましては、118名という形になっております。私といたしましては、やはり人的には条例定数がございますので、その部分につきまして十分果たせるものと認識しているところでございますけども、この行革の時代でございます。人員削減等もうたわれておるところでございますので、我々といたしましては、地域の消防団の運営でございますけれども、泉南市におきましては、5個分団ございます。それと女性消防団がございます。男性の消防団につきましては、信達分団につきましては44名、樽井分団につきましては31名、西信達、新家、鳴滝分団につきましては26名の団員さんを有しているところでございます。それと、女性消防団員は20名でございますけども、現在、結婚等で16名ということで、女性消防団につきましては4名の減になっております。
それと、今現在うたわれているのは、地震等で地域の防災につきましては地域で守っていただこうということで、現在8地区に自主防災組織がございます。それらの自主防災組織の方々といろいろと訓練をいたしまして、有事の際におきましては、自主防災組織の力もかりねばならないということでございまして、そういう訓練等を通じまして啓発をしていきたいと思っているところでございます。現在のところ、69名の人員でございます。消防力からいえば、少し足らない部分でございますけども、やはり我々といたしましては、その人員を有効に活用いたしまして、6万5,000人の市民のために努めてまいりたいと思っているところでございますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思っております。
以上でございます。
97 ◯飯田教育指導部長 現在、教育委員会では、府の現場の教員出身、割愛という形で市教委勤務となっております。職名は部主幹等、また指導主事等という職名になるんですが、そういった者が約10名います。この者につきまして、教育委員会事務局で何年か年齢制限があるのかということは決まっておりません。早い者であれば、3年で現場に帰る者もいます。また、私のようにちょっと遅くなると、10年ぐらいいる者もおります。
そういった意味で、いろいろな考え方があるんですが、確かに現場の空気というんですか、現場の課題というんですか、それを的確に把握し、それを教育行政に生かしていくという意味では、一定のローテーションというんですか、そういったものを原則としながらも、教育委員会事務局の在籍年数、また現場とのローテーションも活発に行うということも一定考えていかなければならないことであると考えております。
また、そういったこともあるんですが、教育委員会におきましては、毎年毎年、その年度の教育課題というものがありまして、また現場では、現場の研究集会等の課題があります。そんな中で現場の職員と教育委員会事務局の職員とのローテーションというものは、スムーズにできるときとできないときがあるんですが、しかし、そういったことも踏まえまして、そういった現場との交流ということは一定必要だというふうには考えております。
以上であります。
98 ◯木下委員 再質をさせていただきます。
消防の方は自助と努力につきましてはよくわかっておりますし、多分に消防団の少ない方が少数精鋭で御奮闘いただいているというふうに思うわけですね。それと消防団のカバー。ただ、問題は条例の根拠の88というのもよくわからないんですけども──よくわからないというと失礼ですけども、現実的には少なくてもやれてる。
ただ、これは予防の効果なのか、たまたまなのかわかりませんけども、やはり火災とか水害、地震を含めたそういうものの頻度によると思うんですよね。頻度が多ければ、幾ら人と設備がたくさんありましても大変なものになるでしょうし、それとのかかわりでたまたまうまくいってるという状態が続いてる結果だと思うんですけども、この辺につきまして、やはり消防力というのは予防がきちっとしておれば、逆に言うと、ほとんどなくても足りると思うんです。
それは極論としましても、やはり条例がある以上、条例に近づける努力、そしてそれ以外の人数だけでなく、マンパワー以外の化学的な機器であるとか、そういったものによるカバーとか、その辺がトータルとしての消防力になるかと思うんですけども、当局の当事者だけの頑張りだけでなくて、もう少し財政をこういうところまでに波及させるんじゃなくて、命と財産を守るためには、やはり予算というのはある程度のものは使わないと、厳しいからといって一律的にカットすれば、いざというときに取り返しのつかないことになるんではないかと思うんですね。したがって、現状で消防長は一生懸命頑張っているのはよくわかるんですけども、消防長以外、それから財政の部局なりを含めて、もう少し高いところから、消防力がこれでいいのかという判断を助役なりにお聞きしたいなというふうに思います。
それから、教職者の関係、何かよくわからないですね。つまり、属人なのか、仕事の状況なのか、その辺がどうも聞いてますと、あいまいな感じがするんですよね。逆に属人的な問題からしますと、現場を離れ過ぎて困る先生もおるでしょうし、逆に言うとその道のプロで、スタッフ的にやる方もいるでしょうし、属人なのか制度なのかということがちょっとあいまいなので、もう一度その辺をお聞かせいただきたいと思います。
99 ◯中谷助役 消防行政についての再度の御質問でございますけれども、消防というのは御指摘のように、条例からはかなり職員は少ないというのは、これは事実でございます。ただ、泉南市の場合、消防団が5分団ございまして、これは国基準をかなり上回って対応していただいてるという面もございます。
それと、最近は特に火災がかなり減ってまいっておりますが、救急がその分ふえてきてるというのもこれは事実でございますので、やっぱりある程度の体制は維持しなければならないと。それは今、木下委員言われましたように、人なのか機械なのか、どちらでカバーするか。両方でカバーするのが一番理想だというふうに思いますけれども、最近では現実としては職員が減っておりますから、当然行革の中でございますから、消防だけ100%特例というわけにはいかないわけでございますけれども、職員の採用については逐次消防の方と次の年度はどういう対応ができるかという協議をした中で、その対応をさしていただいてるつもりでございます。
それとあわせて、機器類については、消防については、最近ではかなりその辺の整備というのは進んできたんではないかなというふうに思います。1つは高規格救急車、それと建物についても、消防庁舎については昨年耐震化いたしましたし、高規格救助作業車も今年度購入しました。それと、老朽化しておりました、今回予算を上げさせていただいておりますけども、指令台についても新規に改善できるということでございますから、予算についてはかなり消防には配慮させていただいた中で、その対応はさしていただいているというふうに考えておるところでございますけれども、これは当然継続してやらなければならない大きな問題でございますから、その辺については現場の意見を十分聞いた中で、今後ともその対応を図りたいというふうに思います。
100 ◯飯田教育指導部長 再度の御質問にお答え申し上げます。
教育行政の課題、状況により在籍する年数が決まってくるというふうに考えております。
101 ◯木下委員 さっき言われましたのは、教育行政の中身によって違う。じゃ、具体的に何年でどうとかこうとか、そういうものはないんでしょうか。
102 ◯飯田教育指導部長 先ほど申し上げましたように、私ども教育現場におる者が市教委事務局の勤務ということにつきましては、府教委からの形としては、割愛という形で教育委員会事務局の勤務となっております。
次に、そこにおける年齢制限はありません。
103 ◯木下委員 いや、年齢じゃなくて──年齢もあると思うんですけども、期間ですね、滞在期間。
104
◯巴里委員長 飯田部長、年齢制限というのはもともとあるんですよ。訂正してください。
105 ◯飯田教育指導部長 訂正させていただきます。
今、年齢と言いましたが、勤務年数の誤りでありますので、訂正いたしたいと思います。
106 ◯木下委員 だから、ないのはわかってるんで、属人的に状況を見てやっているのか、仕事を見てやっているのか、制度的なものはないのかという質問だったんですよ。
107
◯巴里委員長 基本は何かという意味です。
108 ◯木下委員 そういうことです。物差しを──ないということですか。
109 ◯飯田教育指導部長 先ほどから言っておりますように、勤務のそういった期限は制限はないと。それで、先ほど言いましたように、教育行政のそのときの課題により、その者が在籍する年数が自然と決まってくると、このように考えております。
110 ◯木下委員 最後にしますので。それはわかりました。要するに、だれかが判断してやるということなんでしょうけども、人事ですから、その方によい人事になるのか、逆に言うと、そうでない人事になるのかというのは、まさに制度がきちっとない場合には往々にしてあるわけですよね。ですから、現場に早く帰った方がよかったのか、そのまま残った方がいいのか、いろんなことがありますので、その辺の基準がないのであれば、逆にラインで、第一線で管理監督される方が十分な人事配置をしていただきたいなということで、意見にかえておきたいと思います。
111
◯巴里委員長 以上で木下委員の質疑を終わります。
112 ◯市道委員 231ページ、教育問題審議会委員報酬の内容、232ページ、12番役務費の中の教育問題審議会議事録作成筆耕料、233ページ、賃金の方で指導課、安全パトロール隊賃金と不登校支援協力員賃金の内容、234ページ、委託料、学校安全緊急対策事業委託料の内容、その下、235ページの指導課、中学校対外試合等生徒派遣事業補助金、241ページ、学校施設整備費の11番修繕料とその下の13番、実施設計委託料、この内容ですね。どこを修繕、実施設計はどこということを教えていただけますか。245ページ、学校施設整備費の15番
工事請負費、各中学校工事(維持)の内容。その辺、すいませんけど、お願いします。
113 ◯太田指導課長 私の方からは、安全パトロール隊賃金、不登校支援協力員の賃金の内容、委託料で学校安全緊急対策事業委託料の内容、それと中学校対外試合等生徒派遣事業補助金の内容について御説明申し上げます。
安全パトロール隊賃金の方ですが、これは現在、2名の安全パトロール隊と呼んでいるパトロール隊が児童・生徒の登下校時、通学路や危険箇所の巡回パトロールを行い、子供を犯罪や事故から守る保護活動とともに街頭犯罪抑止活動を行うものでございます。現在、2名のパトロール隊が1日5時間パトロールに当たっておりますが、その賃金でございます。
続きまして、不登校支援協力員ですが、これは大阪府の100%委託事業でございまして、小・中学校それぞれの生徒指導体制の強化と、小・中連携のもと予防に重点を置いた不登校防止体制を構築するために、中学校3校に不登校支援協力員を配置するという事業でございまして、中学校1年生段階において、小学校と中学校の連携を図ることによって早期に不登校の対策をしていこうということで、不登校児童・生徒を減少させるために配置した協力員のための賃金ということでございます。18年度におきましては、府の方から泉南中学校、一丘中学校、信達中学校への配置の内示が来ております。
続きまして、学校安全緊急対策事業委託料でございますが、これは大阪府の50%補助事業を活用しておりまして、小学校におきまして学校安全管理マニュアル等に基づきまして、門扉の施錠を行った上で来校者等のチェックを行うとともに、不審者を発見した際、校長及び関係機関への通報等の用務を行うための必要な要員を配置しまして、児童の学校生活の安全確保を図る事業でございます。17年度から3年間の補助事業ということで、現在予算を計上しております。
続きまして、中学校対外試合等生徒派遣事業補助金でございますが、中学校におきます部活動におきまして、運動部の公式の対外試合、あるいは文化部におきましては、公的な発表会等に参加するための生徒の交通費を補助しようという、そういう制度でございます。
以上でございます。
114 ◯南教育総務部次長兼教育総務課長 私の方から、総務関係の分で委員の分をお答えします。件数が多うございましたので、抜けてましたら再度指摘をお願いしたいと思います。
まず、231ページの教育問題審議会の委員報酬の件でございますが、7,500円掛ける25人の7回で計上さしていただいております。
続きまして、審議会の議事録作成筆耕料26万4,000円でございますが、これは時間単価2万2,000円の2時間掛ける6回で計上させていただいております。
続きまして、241ページの小学校の修繕費でございます。11校ございますが、各学校の各種修理に充てております。
同じく241ページの各小学校の維持の部分でございますが、これも
工事請負費として……
115 ◯市道委員 維持は言うてへん。下や。
116 ◯南教育総務部次長兼教育総務課長
工事請負費の方ではないんですか。
117 ◯市道委員 需用費の修繕料と実施設計の委託というのは、どこが実施設計やと。
118
◯巴里委員長 そしたら、もう一度。
119 ◯市道委員 工事請負は中学校の方で言うてます。小学校の方は
工事請負費は言うてないので、今、説明してくれようと思ったのはありがたいんやけども。
あと、小学校で言うたのは、その下ですわ。実施設計委託料というのは、何の実施設計か、内容をというふうに聞かせていただいたんですけど。
120 ◯春木教育総務課長代理 小学校の実施設計費ですけれども、年間を通じて維持修繕、保全工事で土地整備課で実施しております保全工事、今年度は新家小学校等の給水設備の改善等を計画しておりますけども、それに関する設計委託料です。
上の各種修繕料につきましては、各学校11校の維持に係る緊急修繕、漏水、よくある爆裂、設備等の維持に係る修繕費でございます。
それから、中学校に係る
工事請負費ですけれども、今年度は西信達中学校における校舎、平屋建て等がございます。こちらの方は現在、クラブ室等で使用されておりますが、長年の経過に対しましてかなりダメージを受けております。そちらの方の校舎の防水等を行いまして、部屋の有効利用を図るよう計画しております。
121
◯巴里委員長 市道委員、これでよろしいか。答弁漏れはないですか。
122 ◯市道委員 もうちょっと詳しく、教育問題審議会委員報酬25名ですか、7回開かれる。25人は全部一般というか、その方ですよね。要するに、行政として公務員という形の人はいらっしゃいませんな。教育問題審議会委員は、この内容はどうですか。また今度改めて新しくされる問題なのか、それともどういう形でされる問題なのか、お答えをしていただきたい。
123 ◯飯田教育指導部長 まず25名の構成メンバーの内訳なんですが、例えば私ども行政の者が入ったり、学校現場の者がもし入ったといたしましたら、この委員会報酬の中にはもちろん含まれておりません。ですから、一般の審議委員さんたちという形の報酬になります。
それから、18年度の審議会につきましては新たな審議会ということで、再度、17年度までの審議会におきましては、3月末に一応最終の審議会をしていただきまして、早晩に答申をいただく予定になっております。そして18年度につきましては、その中で樽井小学校や信達小学校におきます過密規模の解消をするための校区再編につきましては答申を具体的にいただいておりませんので、そういった意味で校区の再編につきましてのみ審議する審議会となっております。
124 ◯市道委員 その委員さんのお金が上がっていて、今度再編のことがまた7回行われる。前回ずっと議会の中でも上がってきてましたけど、私が間違うてなかったら、そのことも同じようにたしか審議会の中でやられてこられて、3月か何かに出ないということですわな、答申が全く。それが出ないから、また新たにやるわけやね。というのは、これはいろんなうわさというか、いろんな話があって、教育長、傍聴されてた方がどうやとか、いろんな話が……。そのいきさつの中で行政も中に入られるわけ、審議会の中に。
125
◯巴里委員長 委員、何を問うのか。質問の趣旨、これについてどうかという質疑を願いたいんですが。
126 ◯市道委員 結局、できへんかったんですわな。それをもう一回やろうとしてるわけでしょう。できるのということ、そやから。できへんかったもんをもう一回やろうとして、できるの。
127 ◯梶本教育長 ただいまの御質問にお答えをさしていただきたいと思います。
これまでの総務文教委員会あるいは本会議、そして3月7日に行いました全員協議会で、これまでの教育問題審議会の答申、現在に至るまでの経過はかなり具体的に細かく御報告をさせていただきました。答申の中身につきましても、7日、一部会約二、三十分とって内容については説明をさしていただきました。とりわけ、今回学校教育部会で校区再編にかかわって部落差別事象が生起をしたということで、この内容につきましても御報告をいたしましたし、教育問題審議会としての見解も述べさしていただいております。
報告さしていただきましたとおり、理念の部分につきましは、開かれた学校づくり、あるいは学ぶ喜びをはぐくむ学校づくり、学校の適正化。この適正化に当たっては、5つの原則で校区再編を検討してきたというような内容で説明をさしていただきましたけれども、この具体案については地元の住民の皆様方の理解、納得が十分いかなかったということで、この部分のみを平成18年度の新たな教育問題審議会の中で議論をしていただくと、こういう内容で報告をさしていただいてます。
平成18年度の教育問題審議会で議論していただく委員構成につきましては、まだ確定はしておりませんけれども、大体こういったメンバーでというのは煮詰まってきておりますけども、想定をした上での委員会構成で予算を組ましていただいてるということで御理解をいただきたいと思います。
128 ◯市道委員 また改めてやる。そのことに対しては、おれは悪いとは思わん。前回のことに対して、何やった、それは報告した。報告で終わりか。違うやろ。ある程度の調査もせなあかんやろ。その調査の予算は載ってないやないか、ここに。そういうことはどうでもええのか、ほんだら。報告だけでええの。違うんと違う。つぶれました。何でつぶれたん。わかってるでしょ。何でつぶれたんかは、わかってるでしょう。
129
◯巴里委員長 市道委員が言わんとしてるのは、問題が生起されて、それで一たんとまったと。それで改めて再編して、審議会に預けたんでしょうと。それがこの前、議会の全協で報告されたということと、もう1つは、この予算については今教育長が説明したように、こういう方向でこの予算が組まれてますという説明がありましたので、具体的にこの問題についてはどうだと。もう一度やる場合、この答えの上にかけて、この点についてはどうかという質疑をお願いしたい。
130 ◯市道委員 ですから、確かに言われたように25人で7回やる。だから、そこの前に、一番最初に僕も言わせていただきました。できますかというのが頭をよぎるわけです。あれ何回やってきました、前回は。本来なら決算のあれで終わってるもんやから、そのことはここで私は聞きませんけども、そうなってくると、そのことをはっきりしとかんと、この予算上げたってあかんでしょということを言うてるわけ。この予算上げたって、答えがちゃんと出ますかということ、出る方向性を持てますかということ。
131
◯巴里委員長 言うてる理由わかりますか、意味が。そんな首かしげんと、過去こうであったと。この新しい予算で執行はできるんかということや。簡単に言うたら、そういうことです。できるかできないかの話ですから。
132 ◯市道委員 そう。
133 ◯梶本教育長 平成16年度に立ち上げました教育問題審議会は、この3月30日で第8回の審議会を重ねました。各部会につきましては、学校教育部会、あるいは就学前教育部会が16回。そして、地域家庭教育部会につきましては15回の審議を経て、お示しをさしていただきましたような答申案にまとめさしていただきました。あってはならない部落差別事象が生起したということで、教育問題審議会学校教育部会の校区再編案については具体化ができなかったということは、我々としては非常に残念に思っておりますし、このことは何とか解決をしていかなければならないというふうに思っています。
今回の差別事象を乗り越えて校区再編をしていかないと、今回の答申が、結局2年近くにわたって審議をしていただいた議論の成果が無に帰してしまうということもありますので、我々としては平成18年度に新たに教育問題審議会を立ち上げまして、今回の反省にのっとって、できるだけこの差別事象を克服して豊かな地域コミュニティを形成する。それに基づいた校区再編ということで、やり切るという覚悟で頑張ってまいりたいというふうに思っておりますので、議会の方からもまた御支援、御協力をいただきたいというふうに思っております。
134 ◯市道委員 教育長、勘違いしたらあかんねん。これは差別事象だけでつぶれたんと違うでしょう。ほかもあるでしょう。ほかも、こっちの学校に行きなさいということがあっても、うちらは行けへんというのがあったでしょう。そういうことを全般的に踏まえて、今の答えになってくると、答えになってないよ、こんなん。そうなってくると、この予算は、何を考えてこの予算が上がってきてんのということになってくるよ。また審議会開いて、あかんかったら、だめでしたになってくるのかな。そうなってくると、131万3,000円、それに速記のこのお金まぜて、このお金どうなるのということになってくる、頭から。
135
◯巴里委員長 市道委員が言わんとしている意味は、私は委員長としてようわかるんですが、この新予算につけては、そのことを理事者が踏まえて、この執行のために努力していくということをおっしゃってるわけで、それ以上なにすると、またぶり返してしまうと、決算の問題とひっついてしまうので、その点御了承願えませんか。
136 ◯市道委員 はい。
137
◯巴里委員長 最後にもう一度、決意のほどだけきちっと。
138 ◯梶本教育長 決意のほどをということでございますので、今回学校教育部会あるいは3部会でまとめていただきました答申を最大限尊重をさしていただきまして、学校部会で新たに議論をしていただきます校区審議会案につきまして、できるだけ教育委員会としても早い段階で答申を受けて、泉南市の学校教育改革推進プランにまとめていきたい、全力を挙げてまとめていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
139
◯巴里委員長 それは委員の指摘を受けたことを含めてですね。
140 ◯梶本教育長 はい。
141 ◯市道委員 1点だけ。安全パトロール隊賃金ですね、2名が回ってくれてはる。これの扱いはどうなってるんですか。職員さん、それとも嘱託さん、どういう形であれされてるんですか。
142 ◯太田指導課長 安全パトロール隊につきましては、現在、臨時職員という形で指導課の職員として雇用していただいています。
143 ◯市道委員 臨時職員ですか。
144 ◯太田指導課長 臨時職員です。アルバイト対応の臨時職員です。アルバイトです。
145
◯巴里委員長 委員長からですけど、職員とアルバイト、嘱託と全部職種が違ってくるので、はっきりしとかなかったら、これは正規の委員会ですから、中途半端な言葉を使わないように。
146 ◯太田指導課長 申しわけございません。アルバイト2名ということでございます。
147 ◯市道委員 ありがとうございます。
148
◯巴里委員長 以上で市道委員の質疑を終わります。
149 ◯和気委員 そうしましたら、教育費のところで、233ページの賃金のところで、障害児介助員賃金ということでありますが、これは何人いらっしゃって、子供さんは何名なのか。それと内容についても教えてください。
それから、8番の報償費の中で、親の子育て力向上推進講師謝礼とありますが、これはどういうようなことをしてるのかということも教えてください。
それから、234ページの13の委託料、進路選択支援事業委託料というのがありますが、これはどのような内容でしょうか。
それから、先ほどもちょっと質問がありましたけれども、241ページの学校管理費の中で、幼稚園、小学校、中学校──幼稚園は247ページ、小学校は238ページ、中学校は243ページの中にありますが、需用費の中の修繕料というのがあります。これは早急に改善しなければならないというところとかありましたら、額を予定されていると思いますので、それをお聞かせください。先ほど言われたところは省いて結構ですので、お願いします。
それから、240ページの20の扶助費についてですが、これは小学校と中学校においてもあると思うんですが、これの要保護及び準要保護児童・生徒の分と養護教育就学奨励費、予防接種健康被害医療手当、これについて両方、小学校と中学校ということで、16、17、18年とずっと上がっていると思いますが、その辺の動きがどういうような形でなっているのか、その辺はどういうように考えられて、この予算を組まれているのかということをお示しください。
それから、260ページの図書館費の中で備品購入費の中の図書購入費ですが、これはどれぐらいの冊数を予定されているのかということで、昨年とどう変わっているのかということもお示し願いたいと思います。
それから、学校図書費のことなんですけれども、これは245ページにあると思いますが、幼稚園、小学校、中学校の学校図書費について、これも16、17、18年の中での違いがあれば教えてください。
それから、255ページの7番の留守家庭児童会費の給料のところで、職員数17名とあるんですけれども、職員の人数と子供数を教えていただきたいのと、職員は嘱託なのか、正職なのか、アルバイトなのか、その人数も教えていただきたいと思います。
以上、よろしくお願いします。
150 ◯北島学務課長 失礼いたします。
まず、介助員の関係でございますけれども、介助員の配置予定人数は26名でございます。対象の児童でございますけれども、40名程度になるというふうに現在は見越しております。
続きまして、進路選択支援事業でございますけれども、目的といたしましては、進学意欲を有しながら、経済的な理由により就学ができないというふうな生徒が出てこないように、各種奨学金制度等の内容、手続等について情報提供をしていく窓口として相談窓口を設置するということで、府の補助金が50%の事業でございます。
続きまして、学校図書費に関する経年変化ということでございますけれども、17年度から全体としては5%減額になっております。ちなみに17年、18年につきましては、幼稚園は1園当たり5万円、小学校につきましては32万8,000円、中学校につきましては42万8,000円を見込んでおります。
以上でございます。
151 ◯太田指導課長 私の方からは、233ページの親の子育て力向上推進事業講師謝礼について御説明申し上げます。
これは国の100%補助委託事業でございまして、泉南市の幼稚園が受けておる事業でございます。保護者が幼稚園での教育活動の場に参加することによって、親の子育てに対する認識や理解を深め、子育ての喜びを実感する機会を提供しようということで、地域として親の子育て力の向上を図る、あるいは親が子育ての実際を経験する、あるいは他の親や地域の人とつながる、子育てについての知識を学ぶ、また親自身が充実した時間を持つことなどをねらいとして、総合的に事業を実施していこうというものでございます。この講師謝礼でございますが、例えば親支援連続講座、あるいは父親講座、PTA研修等の講師謝礼等を考えております。
以上でございます。
152 ◯出口生涯学習課長 それでは、私の方から255ページの留守家庭児童会費のうち、給料でございますけども、17名分を計上しております。これにつきましては、嘱託の職員の指導員ということでございます。
それから、7番目の賃金でございますけども、これにつきましては13名分ということで、これはアルバイト賃金ということでございます。
それから、チビッコホームに通う児童数でございますけども、平成18年の2月28日時点で206名ということになっております。
以上でございます。
153 ◯辻文化・スポーツ振興課長 私の方から、260ページの18番、備品購入費の中の図書購入費について答弁させていただきます。
18年度の予算は873万円になってるんですけども、17年度の970万円の1割減ということになっております。ただ、17年の購入冊数については、まだ年度途中でございますので、最終的な購入冊数はまだわかりませんが、16年度の購入冊数につきましては、一般書、児童書、AV資料合わせて5,467冊となっております。また、17年の2月末現在で購入しております冊数としましては6,047冊。
以上となっております。
154 ◯北島学務課長 抜けておりました部分を言わせていただきます。
240ページの要保護及び準要保護児童・生徒援助費の内訳等でございますけれども、18年度の見込みといたしましては、小学校の認定率を大体21%から22%というふうに想定をいたしております。それから、同じく中学校につきましては25%程度ということで想定をいたしております。ちなみに、15年度の小学校が18%、中学校も18%、16年度が小学校20%、中学校22%、17年度の現在最終の見込みでございますけれども、小学校が21%、中学校が23%程度というふうになるという見込みでございます。そういう状況の中で18年度を想定いたしております。
続きまして、養護教育就学奨励費ということでございますけども、養護学級に在籍している児童・生徒に対する就学支援ということでございます。
それから、3点目の予防接種健康被害医療手当ということでございますけれども、これはBCG接種による健康被害者に対する医療費、医療手当等の支給ということでさせていただいてる部分でございます。
以上でございます。
155 ◯春木教育総務課長代理 私の方から、幼・小・中の修繕費について御説明申し上げます。
小学校11校、約47棟の建物、約4万5,000平米ございます。中学校26棟、約2万4,000平米の建物がございます。幼稚園につきましては9園、8,600平米ございます。
この施設に係る年間の維持修繕費ということで、全体の予算を計上しております。それで、この金額につきましては、建物で申します保全費用でありますので、建物のライフサイクル、おのおののライフサイクルにおりますその位置によりまして、その施設に係る修繕についての重要性、必要性が毎年異なってまいります。
保全の手法ですけれども、簡単に申しますと3種類ございまして、1番目につきましては事後修繕。これはトラブルが起きてから行う修繕。例えば、急に雨が漏れてきましたよ、電気が消えましたよと。これに対応する修繕、保全方法がまず第1として挙げられます。
2番目につきましては予防保全。こちらの方は事後に直すには非常に大きなお金がかかるものについて、前もっていろんな調査等で、その建物の寿命とか設備の寿命を察知し、予防的な処置を行い、並びに快適な施設運営に寄与するためにする修繕でございます。
3番目につきましては、改良保全と申しまして、こちらの方は生活様式、教育内容等の変化により、その変化に対応すべく施設の保全に関して適切な処置を行うことにより、快適な空間を生むという手法でございます。
順番につきましては、1番目の事後保全という形が予算的には緊急となってまいります。2番、3番につきましては、おのおのの状況により判断さしていただいております。
それから、平成12年度よりこの保全方法を実施すべく、学校現場と保全調査を行いまして、教育総務課の方で快適な保全維持ができるように、そういうふうな保全調査というシステムで維持管理に努めてまいっております。
以上です。
156 ◯和気委員 そうしましたら、障害児介助員の方の人数とかいうのはわかりましたけれども、子供の数、それから学年とか子供の障害の状態によって違ってくると思うんですが、1対1とか、全体の見守りとかいうのがあると思うんですが、そういった1対1の介助をされてる方が何人いてるのか。あとは全体的に見守りの状態というのがあったら、難しいかもわかりませんが、できたら教えていただきたいというふうに思います。
それと同時に、小学1年生から入ってこられて、例えば4年生からほかの養護学校とか、ほかへ移られる方とか、今までの事例がありましたら、そのこともわかりましたら教えてください。
それから、学校管理費、今説明いただきましたけれども、具体的に先ほどはあったと思うんですが、緊急を要する1番のこれについては、18年度の計画がありましたら、それも教えていただきたいというのと、先ほど言いました扶助費についてですけれども、これは就学援助金のことだと思いますが、この場合、パーセンテージはかなりふえていってるんですが、17年度、18年度については少しふやされているというふうに思いますが、これぐらいの額でいいんでしょうか。その辺をよろしくお願いします。
157 ◯北島学務課長 介助員の配置についてでございますけれども、1名配置のところにつきましては、まだ予想ではございますけれども、半数程度の方は1名配置になるんじゃないかなというふうに思っておるわけです。残りの半数の方は2人ないし、場合によっては3名──軽度の場合ですね、3名ぐらいまでは見ていただくということが出てこようかと思います。一部生活支援という形での介助になるかと思います。
それから、主に配置の重点としては、低学年を中心に配置の方を検討していただいておるということでございます。高学年になると、一定学校生活にもなれる、あるいはいろいろと能力が出てくるというケースもございますので、高学年への配置は多少減ってくるという傾向にあるのかと思います。
それから、途中で養護学校等へかわられるケースは、年に1人か2人ぐらいはいらっしゃるかなというふうには思います。
それから、続きまして、就学援助費関係ですが、実際に認定の率をいいますと増加傾向にありますし、認定数につきましても、小学校ですと、大体1,000人に近づきつつあります。中学校の場合も500人に近づきつつあるという状況の中で、一定の支援の必要性が増してきておるという中で、国の補助率自体が見えなくなってきてる中で、最大限の努力をさせていただいてるというふうに思っております。
158 ◯春木教育総務課長代理 修繕費の個別的な内容につきまして、もう一度御説明させていただきます。
保全調査の方を平成12年度から実施さしていただいておりますので、現在のところ、こちらの事後保全というような緊急修繕につきましては、ほぼ毎年度で終了できるような状態でございまして、取り当たり個別にこのような内容というのは、現在のところ、第1番目の事後保全の予算として繰り越しておるものはございません。ですから、今のところ、今後起こり得るであろう事後保全については最優先、並びに第2、第3の予防保全、改良保全につきましては、予防に関しましては設備のランニングコストが高くつくようなものにつきましては、積極的に設備の維持改善を図っていきたい。それから、改良保全につきましては、小規模の学習ができるよう、教育環境の整備というふうな目標で取り組んでおる次第でございます。
159
◯巴里委員長 答弁漏れないですか。
160 ◯和気委員 再度ですけれども、障害児介助員のところで、途中でかわられる方が1名から2名ということをおっしゃられていましたけれども、これについては、途中でかわらなければならないというのは、どんな理由かわかりましたら教えていただきたいというふうに思います。
161 ◯北島学務課長 大体保護者の方が判断されて、かわられたいということで聞いております。
162 ◯和気委員 それから、今、御答弁いただいたんですけれども、修繕費の問題ですけれども、予算を組まれるときに、まだ具体的にはされてないんですけれども、目標で予算を組まれると思うんですけども、予防とかいろいろありますが、これは具体的にそういうのはないんでしょうか。同じ返事なので、何もなくて予算を組まれるのか、あればお願いします。
163 ◯春木教育総務課長代理 当初御説明しました施設の数と規模によりまして、これは建築の方の世界なんですけれども、1施設につき建設コストとランニングコスト並びに補修費のコストのバランスがほぼ決まっておりまして、学校建築等で用いられる規模から割り出して、年間で予算要求ベースぐらいの保全費をもって適正な保全を行うという費用を算出しております。
164 ◯和気委員 図書館費の中の図書の費用の部分と、別だと思いますが、学校の図書費の問題ですけれども、17年度と18年度は同じで、15、16年と同じ額になってるんですけども、5%下げられるということを言われましたけれども、本当に学校図書の大事さというのは、教育の方でもいろいろ言われているように思いますけれども、こういった司書の問題やとか、子供たちが読書離れしてる中で学校に本があるということはすごく大事なことやというふうに思います。
前、社会福祉協議会の中でも講演がありまして、山本さんというアーチェリーでメダルを取られた方が、昔ですけれども、中学生のときに学校の図書館の中でアーチェリーの指導の本を一晩で読んで、それから本当にそれを習得されて銅メダルを取るまでに至って、本の大事さというのか、本嫌いだったけれども、本を一晩で読むぐらいの環境にあったということをおっしゃってました。
そういった人の人生を変えるような学校図書ってすばらしいなというふうに、そのとき感動したんですけれども、やはり泉南市の子供たちが身近にある図書館の中で、そういうことがきっかけになればいいかなと思うし、財政難とずっと言われますけれども、1冊1冊を大事にされて、ふやしてもらうとかそういうのは全然考えていらっしゃらないのか、どうなんでしょうか。
それと、どういった本を置かれている……。それはおかしいな。すいません。先ほどのをよろしくお願いします。
165 ◯辻文化・スポーツ振興課長 図書館の方でどういう本を置いてるかということなんですけれども、一応大きく分けまして一般書、大人の本と児童書、それとAV資料──CDとかビデオとかDVD、カセット等蔵書しておるんですけども、その一般書、児童書の中でも総記とか哲学とか歴史とか、一応9分類しておりまして、そのほか子供用の絵本とか紙芝居等々を蔵書しております。ちなみに、平成16年度の蔵書冊数は、雑誌も含めまして32万758冊が今泉南市で蔵書されております。
また、予算の方につきましても、平成16年は当初予算が1,000万、17年度が970万、18年度が873万と年々減少はしておるんですけども、これの解消ということで、大阪府立図書館とか近隣の図書館の相互貸借を利用しながら、市民サービスに努めてまいりたいと考えております。
以上です。
166 ◯和気委員 最後に意見だけ言わしていただきますが、いろいろ子供に関するこういう予算が大分少なくなっているんかなというふうに思いますが、本を買われるときも学校の方では絵本とかもあります。いい絵本はやっぱり中学生になっても高校生になっても必要かなというふうに思いますし、専門書も必要かなというふうに思いますし、予算は少ないけれども、中身についても考えていただきたいし、目に触れるところでいい本を置いていただきたいなと、もっとふやしていただきたいなというふうにも思います。
あと、子供たちにかかわる予算をもっとふやしていただきたいということで、以上、意見として終わります。
167
◯巴里委員長 以上で和気委員の質問を終わります。
168 ◯東委員 私は簡単にやります。教育委員会、土地の借上料と補償金に限ってやらしていただきます。
ページ237、プール施設費の中の土地借上料、これは差しさわりなければ、契約相手。これは差しさわりはないと思いますが、契約日、それと算定基準、地目、徴税、これに関してお答えください。
それから239ページ、東小学校土地借上料、これについて同じことをお聞きします。
それから、座頭池一部使用に係る補償金、これは契約相手、補償とは何を補償しているのか。これについてお聞きをしたいと思います。
もう余りようさんやったら時間ありませんので、もう1つ、256ページ、青少年の森費というところの14番に水利組合用地借上料とございますが、水利組合とはどこなのか。それから契約地番、面積、地目をお聞きしたいと思います。よろしく。
169
◯巴里委員長 答弁を求めます。
170 ◯馬野教育総務部長 まず、237ページのプール施設費の中の使用料及び賃借料の土地借上料でございますけども、これにつきましては、信達小学校のプール用地の借り上げでございます。これは個人が1名、それから団体とは言えない、伊勢講というんですけども、伊勢講と契約をしてございます。今ちょっと契約の資料を持っておりませんので、地積や地目等、今取りに行ってございます。
それから、239ページの東小学校の借り上げでございますけども……。信達小学校の場合は、地目は両方とも田でございます。それから、東小学校の場合は、あれはたしか山林であったというふうに記憶してございます。東小学校は運動場の一部用地でございます。
それから、座頭池の一部使用に係る補償金でございますけども、これにつきましては、これは昭和52年に鳴一小学校の増築等によりまして、運動場が狭小になったということで、隣接する座頭池を運動場の機能回復のために一部埋め立てをしたということでございます。
このときに関係区──岡田区、陸区、それと座頭池の水利組合と、その当時話し合いの協議をいたしまして、このような水利補償と。それだけの面積分の水量が減水するということで、水利補償という形でその当時覚書を交わして契約をしてございます。
171 ◯出口生涯学習課長 それでは、私の方から256ページの青少年の森費です。このうち御質問の使用料及び賃借料でございますけども、水利組合用地借上料と申しますのは、契約の相手先としまして、新家高野・野口(大掛)水利組合と契約をいたしております。
それから、契約期間につきましては、平成14年4月1日から平成19年3月31日までとなっております。それから、面積につきましては3,300平方メートル。地目につきましては、昭和池のことですので、池ということになります。年間の借上料が7万2,600円、平米単価1平米当たり22円ということになっております。
以上です。
172 ◯東委員 大変興味深い答弁やなあと思って聞いてたんですが、まず1つは、プールというて、地目は田なんですかね。これは農地法の関係上どうなってるのか。それから、徴税についてお答えをいただいてないんやけども、どうされてますか。
それから、座頭池に水利補償という話が出てきましたが、私は議員になって初めて、何で泉南市は水利権ないねやと。上林さんが胸を張って、他市はともかく泉南市は泉南市がやってきた、こういうことですと言われた。ああ、そうでっか、それじゃ全部やってくれるんやったら、それでよろしいわと言うたんやけど、御承知のように、この前も土地改良区のやり方を補助金導入をにらんでということで、府が4割、市が3割、地元3割と、こういう大変な方向転換がありながら水利権を認めてない。
一方、ここで認めてると今おっしゃったんやけども、この辺は助役さん、あんた、ずっと気に入らんかっても座ってくれてんのかしらんけども、かなり矛盾ありますな、さっきまでの答弁とは。教育委員会の指針とあなた方、共有地、みなし財産区という答弁は、非常にギャップがあると私は思ってます。後で意見は言いますが。
それと、もう1つ、大掛というのは、御承知のように水利組合は、登記法上も土地改良区法上も、土地や道路やそういうものを所持できない。当然、その水利組合で土地改良事業なんかをすると、市へ帰属さしなさいと、管理はできませんよという中で、池を持ってる。水利組合は水利権がないのに池の面積を持ってると。これは水利権補償だと思うんですよ。片一方では、先ほども農業公園で言うたんですが、ない。あとまた、資料をそろえて反論するという話ですから、それは教育委員会はお知りにならんでもいいですけども、水利権は私はなくせとは言うてないんですよ。認めてやらんとあかんと。
そして、この前の合併が壊れた1つの要因としまして、農家はそのまま合併すると、裸で行くと農家がつぶれると。相手方は、あなた方近隣市町村の動向を見てといろんなことで言われるんだけど、これだけは全然見てない。裸で結婚式に行くようになるじゃないかと私、指摘しても、全然耳持たん。それはもう農家はだめですよ。当然5割出せというような話が出てくるんですから。佐野なんて100億近く持ってる土地改良区もあるし、泉南はゼロ。そんなことで合併して、農家はどうするという話もしたんですが、その面では私は壊れてよかったと思ってます。ただ、市の存続としては、大変な問題もあるなと思ってますけども、今その3つお聞きした。馬野さん、とりあえず答えてください。
173 ◯馬野教育総務部長 申しわけございません。
信達小学校のプールでございますけども、地目が先ほど農地と言いましたけども、両方とも宅地でございます。固定資産税と都市計画税の相当分はこの借地の中に含んでお支払いをしてると。税はもちろん伊勢講、それからもう1人の個人が払っておるということでございます。
それと、座頭池の件でございますけども、これは非常に難しい問題で、その当時、一番最善の方法ということで、こういうふうな水利補償という手法で覚書を交わして、水利補償ということで契約をしたという経緯がございます。この件につきましては、以前からも若干質問、意見等もございまして、本来ならば、造成部分の埋め立て部分の土地の借地ということになろうかとは思うんですけども、何分にもその当時、こういうふうな契約をやってるということで、その辺の申し出については、以前、意見をいただいたときに、関係区、関係水利の方には一応説明はしてございます。
それと、座頭池の単価でございますが、当初100万円から借地をしたということで、それから平成元年に50万上げて150万、平成6年に50万上げて200万と今現在に至っております。それで、17年度におきましては、うちの方も非常に厳しい財政状況でございますので、補償金の値下げの申し入れを行いました。相手方としても一挙に値段を下げるというのは非常につらいということで、17年度につきましては一応30万下げまして、今現在170万円で契約しております。これも段階的に値下げを考えていただきたいということで、今後も値下げについての交渉をやっていきたいというふうに考えております。
174 ◯東委員 わかりました。さきに助役さんに言うたように、かなりギャップがあると思うんですよね、こういう答弁をされると。
それと、税が契約内容に含まれているんだという話になりますと、これざっと計算しますと、例えば信達小のプールですね。これ、386万3,000円。これの算定基準と言うたら答えてくれなかったんですが、先ほども5%ぐらいかなという話をしたんですが、これも税金部分が含まれてるとすれば、税金を計算すると110万円ぐらいなんですね、これ、時価じゃないですから。時価と評価と違うとおっしゃるでしょうけども、今、座頭池は下げたと言いましたね。あとの借上料は全然下がってませんね。なるほど座頭池だけ下がってますよ。借上料は下がってないんですよ。あなたおっしゃった座頭池はなるほど下がってるけど、あとは下がってない。
そういうことで、この評価はどういう評価をしているのか、算定基準を教えていただきたいのと、後でいいですから、委員長、資料として、この契約書がどういうふうにうたって税を含めているのか。減免、どういう書き方をしてるか、ちょっと興味深いので、差しさわりのあるところは黒塗りしてくれたら結構ですから、契約書を委員長、ちょっとお願いしていただきたいんですが。
175
◯巴里委員長 了解。矛盾答弁というような話をしてるから、ギャップという意味かな。
176 ◯馬野教育総務部長 信達小のプールの借地代でございますけども、これは平成元年から借地を始めております。平成元年に坪当たり600円で計算をしましてやっております。それから、平成元年、2年、3年は、同じ坪当たり600円でやっておりまして、平成4年から6年につきましては坪当たり693円。それから、平成7年度から平成12年度までが坪当たり935円。それと、13年度から若干下げていただきまして、平成13年度につきましては835円、平成14年度、15年度が735円、平成16年度、17年度が635円、ちなみに18年度につきましては一応600円ということで、もとの単価まで下げていただきたいということで、現在交渉をやっております。
177
◯巴里委員長 以上で東委員の質疑を終了いたします。
3時30分まで休憩いたします。
午後3時 3分 休憩
午後3時30分 再開
178
◯巴里委員長 休憩前に引き続き会議を続行します。
179
◯成田委員 それでは、まず、消防からお伺いしたいと思います。
226ページの空港本島消防業務委託料なんですけど、これは恐らく佐野の消防本部に委託して、空港本島の消防委託料なんですけど、1億6,166万とかなり金額が大きいので、ちょっと説明をお願いしたいと思います。
それから、232ページの役務費、教育問題審議会議事録作成筆耕料となっとるんですけど、教育問題についてちょっとお伺いしたいと思います。
新たな教育問題審議会を始めるんですけど、この1年で校区編成を含めてどこまで明確にされるのか、お伺いしたいと思います。
次に、人権教育推進費なんですけど、泉南市人権教育研究協議会補助金の中身についてお伺いしたいと思います。
それから、これはまとめてなんですけど、幼・小・中の今年度の学校整備費、学校管理費、修繕費についての中身をちょっとお伺いしたいと思います。
小学校の学校管理費の需用費、それから同じく241ページの各小学校工事、それから中学校の243ページの11消耗品費、及び245の学校施設整備費、それから幼稚園費の247の需用費、同じく249の幼稚園整備費です。
あと、256ページの公民館費のことしの計画をお願いしたいと思います。あと、258ページの図書館及びホール費の公演委託料って8万4,000円しかないの。これの中身についてお伺いします。
以上です。
180 ◯馬野教育総務部長 ちょっとすいません。聞き取りにくくて、256ページの公民館費のどの費目とか、258ページの図書館及びホール費の中のどの部分か、もう一度お願いします。
181
◯成田委員 公演委託料8万4,000円。
182
◯巴里委員長 質疑者の質問にまず答えてください。答弁漏れについては、再度質疑者から指摘しますので、わかってる部分を先に答弁してくれますか。
183 ◯山内消防本部総務課長 私の方から空港本島委託に関して御説明さしていただきます。
18年度の主に人件費、消防施設費、その他の経費等分かれております。人件費につきましては、17名分で1億2,805万3,000円となっております。消防施設費につきましては、空港分署に要した起債償還と機械器具維持管理費の起債償還でございます。これにつきましは1,829万4,000円となっております。その他の経費につきまして、空港分署委託事務に必要な物件等、空港分署以外の諸々の委託事務に必要な物件の合計が884万となっております。
以上、合計いたしまして1億6,166万円が18年度の主に予算となっております。これの中には17年度の決算見込み額が見込まれております。これにつきましては、泉佐野市消防本部の3名の職員が退職しますので、退職が647万3,000円。合計1億6,166万円が18年度の予算見込み額となっておりますので、よろしくお願いします。
184 ◯薄波教育指導部次長兼人権教育課長 泉南市人権教育研究会の中身ということですので、お答えさしていただきます。
本会につきましては、泉南市の保育所、幼稚園、小学校、中学校の保育士、教職員で構成されておるものでございます。それぞれの学校・園、保育所における人権教育の振興充実を図るために、活動しておるものでございます。
以上です。
185 ◯飯田教育指導部長 232ページの教育問題審議会議事録作成に絡みまして、今回の新しい審議会ではどこまでのことを目標にしてやるのかという御質問だったかと思います。
この件につきましは、先ほどの全協でも答申の中身について、今後の予定につきまして一定御説明申し上げているわけですが、特に今回の場合、全市的に信達小学校や樽井小学校の過大規模の解消、また反対に小規模校の解消につきまして、適正規模の観点から全市的な校区編成を考えていきたいと考えておりますので、そのために具体的な校区の線引きをやっていただきたいというふうに考えております。
186 ◯辻文化・スポーツ振興課長 260ページの公演委託料、これは図書館の方で人形劇を行う委託料でございます。
以上です。
187 ◯南教育総務部次長兼教育総務課長 まず、241ページの小学校の
工事請負費について御答弁申し上げます。
これは各小学校の工事費でございますが、重立ったものは、新家小の給水設備の改善工事ほか各小学校の維持管理に伴う保全工事を予定しております。
続きまして、243ページの中学校の需用費の中の消耗品等でございますが、これは各中学校への配分の予算でございます。
それから、続きまして245ページの中学校の施設整備費の中の工請の中身でございますが、これは西信達中学校の校舎の防水工事を予定しております。それと、各中学校の維持管理に伴う保全工事を予定しております。
それから、247ページの幼稚園費の中の需用費の修繕関係でございますが、これも各幼稚園の配分予算でございます。
以上でございます。
188 ◯馬野教育総務部長 256ページの公民館費でございますけども、今年度の事業計画ということですけども、今年度につきましては、子育て支援事業の充実、高齢者の学習と社会参加の促進事業の充実、環境講座の充実等々、これらを今年度の事業目標として、さまざまな事業の計画を行っていきたいというふうに考えております。
189
◯成田委員 それでは、人権教育の中で、さっきお伺いしたように、ことしはたしか学力試験が行われるということで、私は一般質問でも質問したんですけど、旧同和地区の生徒を抽出して、これは差別に当たるんじゃないかということを指摘したのに対して、教育委員会がやることは差別でなくて、市民がもしそういうことをしたらそれは差別になるという、こういう感じを私は受けたんです。行政は差別ではないと。
そのとき飯田部長が僕の質問に、学力のことについて低いということを答弁したんですけど、この辺ちょっとお伺いしたいと思うんです。
「平成15年度府学力実態調査と児童生徒支援加配校の比較分析と課題整理」ということが出ていまして、そのとき、学力調査の結果、支援加配校、それから旧同和地区の加配校だと思いますけど、府学力、その中で小学校と中学校の学力評価が出とるんですけど、国語は府全体で75.4%、支援校は72.1%、算数は府全体は65.5%、支援校は60.9%。中学校は国語が府全体は63.1%、支援校は62.1%ということが出ております。これを見ますと、小学校の場合は誤差の範囲、中学校の場合はほぼ変わらないと、こういうふうになっております。
あなたはそのとき、いわゆる旧同和地区の学校は学力差があると。我々知っとる資料の範囲ではこれしかわからないんですが、何をもってあなたは旧同和地区の学力が低いということを知ったのか。
それから、もう1つ、同和問題をどこで知ったかということについて、あなたは、親からとか友人から知ったと、そういう答弁をしとるんですけど、直近の人権問題に対する府民意識の中で、同和教育についての学習経験の中で一番多いのは、学校で受けたと。直近のやつですよ。一番直近の記録は、学校で受けたのが多いという調査の結果になっとるんですけど、その点についてどういうふうに考えられとるのか。あなたの場合は、それは友人とかほかでの方が多いと言っとるけど、一番直近の調査によりますと、そういうふうになっております。一番直近の調査でね、そういう結果になっております。それはあなたはどこで、そういう旧同和地区の学力問題について低いとかそういう問題を知り得たのか、その点をちょっとお伺いします。
それから、修繕費のことなんですけど、小学校、中学校、幼稚園の中で18年度は学校管理費459万円、中学校300万円、幼稚園が127万8,000円なんですけど、特に小学校の場合、302万円としたら、11校あるのかな、小学校。11で割ったら平均30万足らずということで、消耗品費、これは大変ではないかと思うんです。
それから、もう1つ、学校施設整備費、これも小・中を見ますと、小学校で11校ですから、1,500万と2,000万、3,500万足らずで、1校当たり平均300万ぐらい、中学校が800万と1,100万ですから1,900万、これも4校で600万。これで大規模改修とかいろんな問題があるんですけど、ほとんど改修が不可能じゃないかと。昭和32年、今から30数年前、新家東とか一丘とか砂川小学校とか、ああいう校舎が既に30年を超して、大規模改修が必要なときが来ると思うんですけど、その点。
それから、校区編成の問題なんですけど、教育長は樽井の問題については、樽井小学校を増築すると。教室を増築してこたえたいというふうに答えて、それは事実なのか。それから、西信達小学校、このごろごっつい住宅増で、この間……
190
◯巴里委員長 成田委員に申し上げます。言うてる意味は、この予算であなたがおっしゃってることができるかどうかを言うんでしょう。それを的確に言ってください。
191
◯成田委員 西信達小学校の場合、開発がごっついふえとるんですけど、今の教室増で十分いけるのか。
以上。
192 ◯梶本教育長 一番最後に質問がありました樽井小学校について、校舎増築で対応するというふうに答弁したけども、それは本当かということでございますけれども、これまでも校区問題については、先ほど部長も答弁をさしていただきました。過大規模校、過小規模校の解消ということで、18年度はゼロからこの校区問題について議論をしていただいて答申をいただくということでございまして、まだ少し時間がかかりますので、当面、教室不足につきましては、校区問題の答申が具体的に出されて、それが成案となって制度化するまでの間、樽井小学校あるいは信達小学校は既に増築を行っておりますけども、そういった校舎の増築で対応していくと、こういうことでございますので、よろしくお願いいたします。
193 ◯馬野教育総務部長 幼稚園、小学校、中学校の修繕のことでございますけども、なるほど学校数で割れば、そういうふうな金額になってこようかと思いますけども、我々の方といたしましても、学校別にその辺のばらつきもございますので、悪いところ、また割かし維持管理の徹底しているところ、その辺のばらつきがあるんですけども、維持管理に支障の出ないようなところで修繕をやっていくということでございます。修繕でいかない場合は、
工事請負費で計上をさしていただいております。
今後も少ない予算でございますけども、我々の方といたしましても、学校側と相談しながら、創意工夫をしながら行っておりますので、その辺これからも万全を期していきたいというふうに考えております。
194 ◯飯田教育指導部長 学力実態調査の件につきまして御質問がありましたので、お答え申し上げます。
平成13年の府の同対審答申では、教育の分野での課題が示されまして、これはその前の年の実態調査等をもちましてです。そういった意味で今後的確に行政ニーズを把握し、人権尊重の視点に立った一般施策を活用していくことが適切であるとされました。
これを受けまして、平成16年度の同和問題解決推進審議会におきまして、実態把握の当面の取り組みとして、答申で示された課題の推移、一般施策の効果検証を行政データを活用して調査を行うこととされております。教育委員会としましてもこの趣旨を踏まえ、同対審答申で示されました進学率、中退問題などの課題の背景の1つとして、学力等の実態について今回の調査を活用して行うものであります。
また、泉南市の地域におきます実態調査におきましても、学力実態が具体的に高校卒業、また大学等の実態調査が結果として出ております。特に、大学等におきます進学率におきましては、格差が非常に大きいという客観的なデータが出ていることを御紹介申し上げます。
それから、被差別部落、同和地区などと呼ばれている地域の認知のことですが、私の前の答弁で何をもってそのように言ったのかということですが、これは1999年にされました泉南市民人権意識調査の問いのところで明確にデータが出ております。
そのデータを見ますと、身近な人間関係ということで、父母や家庭、近所の人、職場の同僚からということで、この割合が過半数を超しているということであります。学校等や公的機関において知ったという割合は非常に少なくて、合計で36.4%と,このような差がございまして、それをもちまして私は前回、議会答弁では身近な人間関係というふうに答えさせていただきました。
195
◯成田委員 あなたの答弁にはごまかしがあるんですわ。同対審答申、これは泉南市も169億をかけて前進しておるし、差別はなくなってきとるんですけど、それじゃないんですよね。あなたが言ったのは、具体的に学力の、いわゆるあると。そういうことを答弁。だから、同対審答申で述べられとる、そういう抽象的なことを私は聞いとるんじゃないんです。具体的に数字をもって、旧同和地区は学力が低いということはどうだということについて、今も答えてない。
それから、もう1つ、あなた今1999年の、いわゆるどこで知ったかということを言われとるんですけど、それ以後、大阪府が調査しとるんやね。人権問題に関する府民意識調査ということで調査しとるんです。そこに、同和教育についての学習経験ということが書いてあるんですわ。どれだけ教育で……、2000年と比較しても―-一番直近でっせ。26.9%から31.4%、中学校で受けたのは25.5%から27.5%と、教育で受けたという……
196
◯巴里委員長 成田委員、あと4分です。そんなパーセンテージばっかりお互い言い合いせんと。
197
◯成田委員 違う違う。教育で受けたということが非常に……、だから僕が言いたいのは、今日における差別という問題はどこから来とるという問題について、僕は今日の教育における同和教育の影響がかなり大きいと。
1つ示しますけど、2005年度の人権問題に関する府民意識調査というのが出とるんです。中間報告を見ると、旧同和地区のイメージは10年前より悪化という調査が現実に出てきとんねん。この間、部落解放同盟の幹部が僕に、成田は鳴滝に来てないと。おれは毎日行ってますわ。毎日あそこに行ってますよ、僕、知り合いもたくさんおるし。僕はあれ、行っただけで、そこの差別の実態が何か絶対わかりません。それはあることを教えられて、それが悲惨だとかそういうことを知った上で考えないから絶対、現状は物すごい改善されて、過去とは比べものにならないですよ。
僕が言いたいのは、そうや。今日受けた同和教育、既に三、四十%近くの人たちが同和教育を受けて、イメージをどう受けたかという、それが最大の問題、私どもが指摘、「にんげん」ですわ。教科書「にんげん」。一番最近の「にんげん」には、大阪府下で大綱をつくっとるとこは1カ所しかないんですよ。大阪府下で大綱……、こういうことを「にんげん」をつくったら、そこはどこだとすぐわかるんです。それから人造真珠、大阪府下で人造真珠をつくったのはどこだと。こういうのは「にんげん」でね、これは「にんげん」で教えん限りわからないですわ、こんなこと。もうそういう過去になくなったこと。まあまあそれはええんだけど、そういうことについて、「にんげん」で教えられたことが悲惨であり、過去の部落……
198
◯巴里委員長 そういうことはまた別の機会に言うてください。
199
◯成田委員 そういう部落差別の問題をどこで知ったかということについて、現実にはあり得ないことを教育で教えて、それが非常に悪い印象を与えると。これが僕は今の同和教育の大きな問題やと見とんねん。これは今後ともあなた方と論争したいんですけど、ただ、言いたいのは、旧同和地区のイメージが10年前より悪化というのは、今後正しい同和教育、これは2005年の府民意識調査で出とるんですわ、こういうのはきっちり。
僕はこのことを考える場合、今後同和教育というのが今のような教育をしとったら、非常にイメージが悪くなると、こういうことは非常にしてはならないことだと私は思うんです。
以上です。
200
◯巴里委員長 以上で成田委員の質問を終結します。
201 ◯原副委員長 よろしくお願いします。
233ページの不登校緊急対策事業委託金338万が載っております。詳しく教えていただきたいと思います。ふえているのかどうかということもあると思います。
240ページ、小学校の報酬の分で、校医さん、歯科、耳鼻科、眼科、薬剤が載っておりますが、中学は244ページ、幼稚園は248ページに載っております。その幼稚園のところに耳鼻科と眼科が入っておりません。これはどういうわけでしょうか、お教えください。
247ページ、幼稚園の賃金の分で産休代替臨時講師給という形になっております。110万円、何人ぐらいこういうようなことをされたのでしょうか、教えてください。
それと、261ページ、文化財保護費、賃金、発掘調査作業員賃金で人数や場所を教えていただきたいと思います。
もう1点、最後に231ページ、戻って申しわけございません。教育問題審議会の委員報酬についてです。市道委員さんも先ほどおっしゃられておりましたが、25名の人員構成と先ほども教育長の方からおっしゃってくださっておりましたが、なぜ25名という人数が出ているのでしょうか。泉南市は33区あると思うんです。33区あるということは、各区から1名出たとしても、最低33名あるべきではないか。その基準がどうして25名になっているのかということもお聞きしたいと思っております。
先日、18日の土曜日には、答申をもって語る会も開かれ、私も出席させていただきましたが、大半が差別事象のことも出ておりました。私も一質の中で、差別事象ができない限り、校区再編成というのは本当に難しい問題かなというふうに思っております。この4月から9月ぐらいまでに答申を出してという教育長の話もありました。そんな中で、本当に校区の線引きができて、19年の4月にはスタートできるのかという疑問を持ちます。お答えいただけたらと思います。
以上です。
202 ◯太田指導課長 不登校支援協力員にかかわりまして御説明申し上げます。
この不登校支援協力員の賃金は、平成17年度からついております府の事業を活用した事業でございまして、中学校3校に支援協力員を置いております。中学校の1年生段階におきまして、小学校との連携によりまして、早期に対応するということで、不登校児童・生徒を減少させようというふうな形で配置しております。平成16年度につきましては、平成15年度から比べますと、小学校でややふえております。中学校では前年並みというふうな結果でございました。平成17年度につきましては、まだ最終の集計ができておりませんが、小学校におきましてはやや減少する見込み、中学校におきましてはやや増加の見込みではないかというふうな見通しがついております。
不登校の原因というのは非常に多岐にわたっておりまして、非常に難しい課題であるというふうなことを踏まえまして、18年度におきましてもしっかり取り組んでいきたいと考えております。
以上でございます。
203 ◯出口生涯学習課長 私の方から、261ページの文化財保護費のうちの賃金について御答弁申し上げます。
この賃金につきましては、アルバイト賃金ということで、今年度は4名を雇用しております。勤務地につきましては、埋蔵文化財センター及び市内の発掘の調査地が勤務地になります。
それから、外で調査をする調査員につきましては、1日当たり8,900円、埋文センターの方で作業をします調査員については6,820円。それから、埋文センターの補助員といたしまして5,550円となっております。この賃金単価については、大阪府と同じということになっております。
以上でございます。
204 ◯北島学務課長 失礼します。
幼稚園の方での校医さんの関係、御質問をいただきましたけども、一応学校保健法による規定で小学校の方はそういう形でやらせていただいておりまして、幼稚園につきましては内科、歯科でやらせていただいております。
幼稚園の産休代替ということで、これは1名ないし2名毎年あるということを想定してさせていただいております。
205 ◯梶本教育長 先ほど教育問題審議会の委員報酬の件につきまして、なぜ25名なのかという御質問がございましたので、御答弁をさしていただきたいと思います。
今回はこれまでも御答弁をさしていただいておりますように、平成18年度の教育問題審議会につきましては、具体的な校区の線引きについて御議論をいただくと。諮問をさしていただいて答申をいただくということになっております。
先ほども答弁をさしていただきましたように、平成18年度の教育問題審議会の委員構成についてはまだ確定はしておりませんけれども、委員として25名ぐらいといいますのは、それ以外にも学校の校園長会であるとか、今回も出席して委員報酬は支払いをする必要のない委員もかなりの数おりますので、そういった委員報酬を支払う必要のない委員として若干おりましたので、委員として支払う人数は25名ぐらいかなと。区長会から33名ですか、33区と言われましたけども、区長会からも参画いただきますけども、全員の方に参画していただくというわけにはいきませんので、区長会からは何名か、これもまだ確定はしておりませんけれども、今回、現在の教育問題審議会につきましては、区長会からは1名参加をいただいておりますが、若干はふえると思いますけれども、区長さん方全員を委員として参画いただくということは到底無理でございますので、それは考えさしていただきたいというふうに思っております。
それと、私、以前の総務文教委員会等の中で、できるだけ早い段階で答申をというふうに申し上げました。18年度に新しい審議会を立ち上げますけれども、中にはPTAの代表の方々も参画いただきたいなというふうに思っておりますが、泉南市PTA協議会ということになりますけれども、こういった方々の最終の確定が5月末ぐらいになるのかなというふうに思っておりますので、それぐらいには最低、新しい審議会の委員構成が仕上がって、精力的に具体的な線引きの部分について御議論をいただきたいというふうに思っております。
ただ、今回の教育問題審議会におきましても、当初の予定としては、平成17年の10月には最終答申をいただきまして、それ以後少し時間をかけて、18年度ぐらいまでには泉南市の教育改革推進プランにまとめて19年度ぐらいからは実施できるのかなと、そういった予定で進めておりましたので、そういった日程からすると、18年度に新しい教育問題審議会の答申をいただいて、それを具体的に推進プランにまとめて、周知期間を置いて実施をしていくというような、具体的なスケジュールを考えていかないといけないということから、できるだけ私としては審議会の答申を早い段階でいただきたいというふうに思っているということで御答弁をさしていただきました。
206 ◯原副委員長 この話は、16年度から2年間かかって、今こういう状況になってるというふうに思っております。先ほども25人、また7回にわたって行われるということですけれども、教育長としては本当に出したいという思い。私も適正配置、適正規模という形から、絶対的に校区編成はあるべきであるというふうには思っておりますが、人数も今の時点で確定されてない。3月も終わろうかとしている時期でありますので、本当にそういう中で真剣に人員の構成もしていただきたい。真の校区編成ができるべきであるし、していかなければいけないというふうに思っておりますので、甘さというか、そういうものをしっかりとわきまえながら、差別問題が出たことに対して一段と余計に難しくなってきてる。
また、この間も樽井地区と鳴滝地区の話し合いを持たれて、これが1回で終わるわけではなしに、これから人と人との話の中で進めていきたいという話にもなりましたので、そうあるべきだと私自身も思っております。本当に人間と人間は話し合いの中でしかやっぱり解決していかないというふうに思いますので、今一応聞かせてはいただきましたけど、教育長としての確信ある答弁を再度聞かせていただきたいというふうに思います。
207 ◯梶本教育長 教育長として確信のある答弁をということでございますので、御答弁をさしていただきます。
今回の教育問題審議会学校再編成案について、部落差別事象が生起をしたということでございまして、我々といたしましても、本当に子供たちあるいは保護者の方々に大変な御心痛を与えた。人間としての尊厳を大いに傷つけられたということに対して、本当に我々教育を預かる責任者として、痛恨のきわみであるということでございます。
今までもこの差別事象にかかわりまして、教育委員会見解であるとか、あるいは校園長見解であるとか、教育関係のさまざまな団体からも今回の事象について深い反省を述べたところでございます。我々もこの反省に基づいて、新しい年度の新しい教育問題審議会を立ち上げて、今回の事象を乗り越えて豊かな教育コミュニティを築き、その中で学校編成をやっていく。そして、子供たちの豊かな人間関係を構築をしていく。そういった中で教育問題審議会が熱い議論を展開されて、新たな校区再編の具体案がまとめられていくんではないかというふうに期待しておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
208 ◯原副委員長 終わります。
209
◯巴里委員長 以上で原副委員長の質問を終了いたします。
款消防費及び教育費の質疑を終了いたします。
(消防費、教育費の審査終了)
──────────────────────
210
◯巴里委員長 この場でしばらく休憩いたします。
午後4時14分 休憩
午後4時16分 再開
◎ 公債費、諸支出金、予備費
211
◯巴里委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、268ページから274ページまでの款公債費、諸支出金、予備費を議題とし、質疑を行います。
212 ◯和気委員 わからないので、簡単に教えてください。
271ページの諸支出金のところなんですけれども、ふるさと創生事業推進基金費というのが6万円ということでありますが、これについてと、それから5番の緑化基金費というのもあるんですけれども、これがどういうものなのか。それから272ページの6の医療施設整備基金費というのがありますが、この3つについて、できましたらわかりやすく御説明をよろしくお願いします。
213 ◯東財務部参事兼財政課長 それでは、順番に御答弁申し上げます。
まず、1番目の御質問でございますふるさと創生事業推進基金費でございますが、これは例の竹下内閣のときに各自治体が1億円をいただいた分でございます。そして、6万円と1,000円ということで6万1,000円の積立金ということに18年度はなってございます。この1,000円が繰り替え運用した残りの銀行に残っている分の利息の1,000円でございまして、あとの6万円は市が繰り替え運用いたしております分の利息でございます。
次に、5番の緑化基金費でございますが、この寄附金の3,500万円は、関空の泉州環境創造センターか何か、なくなりましたけども、そのかわりに関空から3,500万円寄附金としていただく分でございまして、利息につきましては10万円を計上しておるところでございます。
次に、医療施設整備基金でございますが、これにつきましても全く同様でございまして、銀行の預金利子が5,000円つくだけでございます。
以上でございます。
214 ◯和気委員 このふるさと創生資金というのは1億円の中で、あと使われているのが、道案内のあれができたということで、残りたしか6,000万か何かがあるということでしたんですけど、それはどっかへ使われていて、この6万円、これが残ってるということで、本当にこの辺がよくわからないんですけど、どこへ行って、また返ってくるのかというところ、それがことし使えるのかどうか。例えば、18年度の中で普通あるべきはずなのに、本当に泉南市の皆さん、こういうのに使ってほしいということで、あれば使えるわけですよね。竹下さんがそのために残して、どっかは金塊をこうするとか、いろいろ記憶にあるんですけれども、ですから唯一これは使えるお金だと思いますので、それはどうなっているんかなというのがちょっとわからないので、その辺をお願いします。
215 ◯東財務部参事兼財政課長 本来なら1億円あるべきでございます。ただ、先ほど委員御指摘のように、当初1億円いただいた当時に、果実型運用ということで、利息で運用することで、サイン計画ということで各地域に地図の看板をつけさしていただいたことは事実でございます。
ただ、今なくなっているのはどこへ行ったんかということでございますが、何遍もお聞きになってると思いますが、繰り替え運用さしていただいております。ただ、この事業になじむ事業が出てまいりますと、一般会計の方から戻さなければならないというふうに考えております。ただ、予定では5年間お借りするということで、決算委員会でも御答弁さしていただいたとおりでございまして、事業があればすぐにでも返さざるを得ないといふうに考えております。
216 ◯和気委員 4,000万ぐらいかけて看板を立てているのは、最近、泉南市によそからリュックサックを背負って本当によく歩いているなあと。地図を見ながら歩いている姿が見えるんですよ。だから、そういう意味では生きてきてるかなと思うんですけど、その6,000万が、5年間借りてると言いますけど、ほかに事業があれば一般会計から戻せるという形になるんでしょうか。それか、必要性というのは、そういう事業を計画しないから5年間はそのまま借りっ放しというのかどうか、その辺どうなんでしょうか。あれば18年度でも一般会計から入れて使えるんですか。
217 ◯東財務部参事兼財政課長 このふるさと創生事業になじむ事業が出てまいりますと、ない中からでも1億円を工面して返さざるを得ないというふうに考えております。ただ、委員御指摘の4,000万、6,000万円というのは、ちょっと私、理解できないんですが、現在残っておるのは、繰り替え運用した端数でございまして、その端数の利息が1,000円と、繰り考え運用で市が借りてる分の利息6万円を計上さしていただいているということでございます。
218 ◯和気委員 わかりました。ぜひこれは使えるお金は使えるように……。
それから、緑化基金については、これも使えるお金ですよね。緑化というのは、木とかを植えたりする分だと思うんですが、それはどういうところにどのように計画されて、これを活用されてるんでしょうか。
219 ◯東財務部参事兼財政課長 緑化基金の関係でございますけども、18年度予算でも緑化まつりというのを旧の天皇誕生日の4月29日にやらしていただいてる分で、そこで花の苗を市民の皆さんにお配りをしている事業があると思います。その関係で新年度でも160万円計上さしていただいてると思います。
220 ◯和気委員 この中でかなりお金がたくさんあるんですけれども、160万、これで1年間これで計画されてと言いますが、それ以外の、もともとこれだけのお金が入ってくるということですから、泉南市全体でやっぱり計画的にいろんな計画をされてやっていくことが大事かなというふうに思うんですけれども、なぜこれは160万円だけの計画しかないんでしょうか。ほかには全くないんですか。木を植えるとか、緑のね、その辺計画をぜひしてほしいんです。市長さんも緑のまち、ふるさとのことをすごくアピールしてますし、すごく大事かなと思いますが、その計画はないんでしょうか。だって3,000何万もあって……。
221 ◯中谷助役 緑化基金ですけども、緑化基金条例でも施設の緑化に要する経費、今、和気委員指摘されたように、それから緑化推進とか緑化思想の啓発普及に要する経費に充当することができるというふうになっております。
そういう中で、今年度は緑化まつりの事業の中で160万円を計上さしていただいておりますが、今後そういう事業が出てくれば、当然財源がなければこのお金を充当していくということになろうかというふうに思いますが、今年度はこの160万ということで計画をしているところでございます。
222 ◯和気委員 この中で、よく私たちは一般財源から繰り入れてとか、よく言うんですけれども、逆にこれが一般会計の中に違う形で使われてるんかなというふうに思いますが、この中で目的に沿った使い方がされてないような気がするんですよ、木とかそういうような感じがあるんでね。私も余りよくわからないんですけれども、見た感じでは、市民が、あ、お金あるのになというのがありますし、やはり目的に沿った形のものをぜひしていただきたいと思いますが、その点もう一回お願いします。
223 ◯中谷助役 今、和気委員御指摘のように、この条例の中でも繰り替え運用は可能ということで、現在の財政状況の中で一時借りているという状況でございますが、最終的にはやはり財政状況が好転した中では、緑化基金、借りてるものについては戻した中で、当然目的に添った形で運用しなければならないというふうに認識をいたしておるところでございます。
ですから、そういう状況になるまで、きちっと緑化に関係する事業についても十分検討はしていかなければならないというふうに考えておりますが、現在はそういう大規模な緑化等の事業が今年度、また来年度、当分見当たらないということの中で、今年度は160万だけの計上ということでございます。
224 ◯和気委員 あと1点だけお願いします。
医療施設整備基金ということで、お金はすごく少ないんですけれども、このちょびっとというのは、これだけしかしない……、ちょっとよくわからないんですけど、何でこういうような形で、これだけなんでしょうか。医療的なことで泉南はすごくおくれてますし、市民病院もないから、もっとこういうような形でお金を積み立てて、何か違う形でするんかなというふうに思ったんですけど、何で整備基金がこれだけなのか。消えていくのか、ふやしていくのか、その辺どうなんでしょうか。
225 ◯東財務部参事兼財政課長 医療施設整備基金の関係でございますが、これは皆さん御存じのように、当時はもう少したくさんあったわけでございます。済生会泉南病院が今の場所に新築移転されたときに、高度医療という観点から機器を買っていただくということで2億円をそちらに投入して、あとの残りがこの金額ということでございます。
226 ◯和気委員 最後にします、すいません。
2億円もいろいろ医療機関の中で投資されて、そういう形で、それが本当に生かされた形であればいいなというふうに思うんですけど、何でわざわざここへ残しているのかが不思議なんですよね。積み立てる計画をして、これをするというのがあるんだったらいいんですけれども、ふやしていく目的なんですね、ここに残してるということは。何年か後にはそういうものをするための──病院を建てるとか何かをするとかという形であるのかどうか。その辺だけお聞きして、最後にします。
227 ◯東財務部参事兼財政課長 2億円出した後、残りが1,000万円程度ということになってございます。ただ、私どもといたしましても積み立てたい気持ちは十分あるわけでございますけども、いかんせん現在の財政状況でございますので、財政が許すならば積み立てはしたいところでございますが、現状ではとても無理かなというふうに考えております。
228 ◯和気委員 わかりました。終わります。
229
◯巴里委員長 和気委員の質疑を終了いたします。
230
◯成田委員 基金の問題について少しお伺いしたいと思います。
16年度決算では基金を取り崩してやっと黒字ということなんですけど、18年度、基金は現在最終的に幾ら残っとるのか、ひとつお伺いしたいのと、ことしの公債費は43億です。18億は借りかえだから実質は24億6,932万円、これが実質的な公債費だと思うんです。これは一般財源ということで、利息を含めてこれだけあるんですけど、現状で公債費の推移を見ますと、実態として現在の公債費の返すやつを見ると、市民の里で大体ことしの公債費は9,400万。市民の里は26年ですね。それから、農業公園がことし9,500万で31年、それから総合福祉センターはことし14億円で、これが28年までと。それから、樫井西岡田吉見線、これの公債は5,000万、これも35年まで続くと。それから、市場岡田線も5,800万、これも37年。あと
信達樽井線の分が、これはことしの発行額、18年度の発行額、起債償還額は載ってないね、公債費に。ことしのやつを入れた償還額、これは。ことしの
信達樽井線の償還は1億3,478万です。これはことしの分も乗せて、これの合計というのはちょっと違うでしょう、この起債というのは。
だから、24億6,900万の、ちょっと今言った、どのぐらい、これ、僕はそういう数字を挙げたんですけど、この分のうち、市民の里、農業公園、それから総合福祉センター、それから樫井西岡田吉見線、それから市場岡田線、それから
信達樽井線の、この24億の中の金額としては大体……、さっき僕言うたんだけど、皆さんわからんとおっしゃっとるので、この24億円の中の金額、市債の大きい順はどうなっとるのかな、公債の。
231
◯巴里委員長 公債残高順か。
232
◯成田委員 そうそう。ことし24億返す中で、どれだけ返すか。
233 ◯東財務部参事兼財政課長 とりあえず基金の現状ということでございますので、お答えを申し上げたいと思います。
平成18年度の当初予算編成に当たりまして、基金から取り崩した分、繰り入れさしていただいた分で、5億2,931万円やらしていただきました。そこで本来ならば、18年度末で22億6,163万4,000円の残高になるわけでございますが、そのうち繰り替え運用を20億3,752万8,000円さしていただいております。その関係で、現在の予定では18年度末の実質的な残高が2億2,410万6,000円となる予定でございます。これは17年度決算がまだ終わってませんので、その時点でどうなるかはまだわかりませんけども、一応見通しとしてはそういうことになってございます。
それと、あと公債費の関係でございますが、大きいものから順番にとの御質問でございます。ただ、今、成田委員がお示しになった資料につきましては、平成16年度末までに発行した分の計算でお渡ししたというふうに記憶いたしておりますので、ちょっと大きいものから順番に並べるというのは、今、御勘弁をお願いしたいと思います。
234
◯巴里委員長 成田委員、これは前の資料や、あなたがさっき言うたのは。それは答えんでもいいから、一番近いラインで答えていただいたらいいです。16年度で答えんでも結構です。現段階における数値を答弁いただいたら結構です。
235 ◯上ノ山財政課長代理 18年度の償還額、詳細な資料は今手持ちございませんので、ここで持っておる限りで御答弁さしていただきますと、額が張るもの、総合福祉センターあいぴあの償還でございますが、元利合わせまして約14億1,800万の償還ということになります。
それから、その次に大きいのは、手持ちで大きい順を整理しておりませんが、農業公園で約1億3,000万の償還ということを見込んでおります。
それから、
信達樽井線事業、これは16年度までに発行してる分の償還ということでございますが、この分につきましても約1億3,000万余りの計上ということになっております。
236
◯成田委員 僕が今挙げたのは、空港関連の10年前のやつの公債をごっつい今返しとるんです。実際23億の公債、一般財源、これだけ借金返すのに、23億のうち実に17億は10年前の空港関連のやつです。しかし、それ以上にまだ吉見とか市道が2つ加わるから、大体ことしの公債費の20億近くがずうっと続くんですわ。計算を見ると、高原状態がここ四、五年、いずれも高原状態、公債費の高い状態。総合福祉センターはことしが最高で14億、これが一番最高で、あとは2億という段階になるんですけど、また4年後に4億というのが来るんですけど、これを見ると、非常に借金返済、公債の状況は厳しいということが僕は言えると思うんです。
なおかつ、
信達樽井線の公債が回ってくるということで、この四、五年の泉南市の財政運営というのは三位一体の影響で、ことしも実際は3億近くの収入減になると。
それから、基金はさっき財政課長が言ったんですけど、もう2億しかないと。それも17年度決算はどうなるかわからんということを言われてますから、このまま行くと、ことしの借金、公債の問題を考えると、非常に厳しい財政運営がされると思うんですけど、そこで僕は
信達樽井線の問題、市長はいつも後年度負担、後年度負担と言うんですけど、この後年度負担が非常に今つらいところに行っとると。そうでしょう。実際17億、20億が来てますからね。後年度負担だから、今はつらくないと言うけど、実際はピーク時に来とるということで、その点どういうふうに──ことしも予算大変ですわな。どうするか、2億しか来年は残ってないし。
この間言うたでしょう、退職債。あと3年たったら、10年間ぐらい、20数名の退職者が出てくると。この退職債どうするんやと。その点どう考えておるかわからないんですけど、市長、
信達樽井線も行くんやと、公共事業は行くんやということになっとるけど、そういうことで収入を考えないような財政運営は非常に厳しいんじゃないかと思うんですけど。いや、収入やで。家庭で言ったら、カードローンで生活しとるようなもんですからね、これ、利息ばかり多くて。その点、基金と公債の割合、もう2億しかないということですので、その辺は非常に深刻な状況じゃないかと思うんですけど、どうですか。
237 ◯梶本財務部長兼行財政改革推進室長 今、成田委員からの御指摘でございますけれども、公債費だけを検討してみますと、実際のところは平成14年が公債費の金額が一番高うございました。このときで大体26億ぐらいの公債費が出てたわけでございますけれども、それをピークとしまして、年々今減少しているところでございます。
ですから、これから少しの間は大きな事業をしない限りは、どんどん下がっていくんではないんかなというふうな我々見込みしております。ただ、御指摘のとおり、これから
信達樽井線の事業も行ってまいりますので、今までやってたような事業、それらを含めて、それ以上のことをしない限りは、公債費がこれ以上ふえるということはございませんので、我々としてはやはりその辺のところをよく見込みながら、起債発行を決めていきたいなというふうに思っております。
それで、委員御指摘の退職手当債というんですか、退職者がこれからふえてくるから、その辺のところがどうなるのかということでございます。我々の方も、人件費はどんどん下がってきてます。退職者が多いものですから下がってきております。ただ、今いっときの退職金を支出するということにとって、非常に財政的に厳しい面がございます。ですから、退職手当債、現在、国の方で団塊の世代が退職する数が多いので、その辺のところも考えましょうというふうな、まだ現在検討中なんですけど、そういうふうな制度が出てくる可能性があります。もしその辺のところの制度が使えるようでしたら、我々その辺を使わしていただきますと、人件費削減というのが極端に効果としてあらわれてくるんではないんかなというふうに思います。
ですから、この辺も含めながら、健全な財政の運営の仕方を考えていかなければならないと思ってますので、よろしくお願いします。
238
◯成田委員 かなり楽観的な見解をお伺いしたんですけど、10年前は62億で、今たしか55億で、7億ぐらい減ったんですわ、人件費、うちは10年前に比べて。人も90人減ったんですわ。この間市長は僕にこう言った。団塊の世代は通り抜けたと。7億も人件費が減っとるのに、一向に財政はあれでしょう、基金は2億しか残らないし、何で7億も人件費が減って、行革で3年間で21億、31億、41億ですから、大体行革で減らしておるのは、七、八十億減らしとるんですわ、行革をやってうちは。ずうっと行革やっとんねん。それで人件費も7億減っとるけど、しかし2億しか基金は残ってないし、いまだにことしもそうでしょう。公債費はこんなに高いでしょう。これは何度も言うんですけど、80年代にさっき示した空港開発優先のこの借金が、その借金だけで計算したら100億なんです。それが今のしかかっとるんですわ、ずうっと今でも。だから、これがなくならない限り、そんなん全然……。
それから、もう1つ、さっき投資的経費を今後やらなかったらこのまま、何もしなかったら──そらそうや。投資的経費、市民のために一切何もしないままずうっと行ったら、そらまあ借金も減りますけど、まず最初に砂川再開発30億と言ってました、この間。あれ、どこからもうたんや、30億。多分これは21年に
信達樽井線が完成したら、すぐそれ行くんと違います。でも、
信達樽井線の借金は残っとる、20億がずうっと。だから、また借金違います。市長の考えは──まあまあ総括で言うけど、借金できる間は行こうと。できる間は行こうという考えのような気がするんですけど、梶本部長、どうですか。何も投資的経費をしなかったら行けますよ。そんなこといかへんでしょう。大規模改修、もう30年たっとるし、駅前再開発、絶対しなきゃならないものがこれから出てきまっせ、そういう投資しなきゃならないの。
樽井小学校もそうでしょう。今度校区編成で校舎の改修せなあかんのが出てくるやん、今度校区編成がきっちり決まったら。鳴滝第二小学校も改修せなあかんとか、いろいろ出てきまっせ。そういう問題は全くなしで考えとるということが、ちょっと能天気違うかなと僕は思うんだけどね。足元に火がついとる割には能天気なこと言うとるなと思ってたんや、僕。特に一般財源なんて、ごっつい減っとるでしょう、地方交付税なんか。国の地方交付税わかりませんで、今後、もっと減っていくかも。地方自治体なんて全然考えてないもん、どんどん、どんどん。
そういう点で、そんな大丈夫でございます、大丈夫でございますより、もうちょっと深刻に考えてもらいたいですな。その点どうですか、梶本さん。大前さんはもっと、心配で、心配でと答弁しとったけど、あんたの場合、全然そんな答弁ないわ。
239 ◯梶本財務部長兼行財政改革推進室長 委員が御指摘されるように、私、いっこも心配してないんじゃございません。やはり健全な財政をつくっていかなければならないという観点からお話しさしていただいておりますので、その辺は御理解いただきたいと思います。
それと、これからの公債費でございますけれども、理屈で言いますと、現在20数億の公債費を支出しております。ですから、単純に考えたら、この公債費の金額以上の起債をしない限りは、この公債費はふえてこないんですね。これから投資的経費も出てくるかと思います。ですから、今まで言うてたように、20億以下で投資的経費を抑えていくと、今の公債費がこれ以上ふえていくことはないんです。だから、今の公債費がこの金額でいいんか悪いんかというのは別に議論がありますけれどもね。ですから、起債をするときにはそういうふうなことも考えながら、極力縮小した形でやっていく。それを考えておかないことには、将来の健全な財政にはならないというふうに思いますので、その辺も含めて我々の方は、起債発行に当たってはよく注意してやっていきたいと思っています。
240
◯成田委員 10年前に比べたら、一般財源、市税の中で、空港とりんくうの場合ちょっとふえとるけど、内陸部から入ってくる法人税とか固定資産税、ごっつい減っとるんです、今。あんた、そんな能天気──だから、返す金がなかったらあかんでしょう。
それから、もう1つは、平成9年の行政改革の第1次を発表したときは、
信達樽井線はなかったんですよ、この公共事業は一切。これが突如出てきた、ビャーンと。だから、言うとんねん。投資的経費が5年後に起こらないなんて、そんなこと言うとってはあきまへんでと。この30億の砂川駅前の、これは恐らく借金しかないですわ、やるのは一般財源。この問題をどうするかという点もあると言っとるんですわ。それはちょっと言うときますわ。将来的な考えが非常に甘いわ。
241
◯巴里委員長 成田委員の質問を終了いたします。
ほかに質問がないようでございますので、以上で款公債費、諸支出金、予備費の質疑を終了します。
(公債費、諸支出金、予備費の審査終了)
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242
◯巴里委員長 これをもって、平成18年度一般会計予算の質疑を終結いたします。
本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、明後日22日午前10時より会議を開きますので、委員各位におかれましては御参集いただきますようお願い申し上げます。
それでは、以上をもって閉会いたします。ありがとうございました。
午後4時50分 延会
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