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平成15年度決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日: 2005-02-01

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  1. 泉南市議会 2005-02-01
    平成15年度決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日: 2005-02-01


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1  ◎ 農林水産業費、商工費、土木費、消防費       午前10時1分 再開 ◯巴里委員長 おはようございます。きょうは早朝から雪で大変であったかと思いますけれども、皆さんには事故なく御参集いただきましてありがとうございます。  それでは、昨日に引き続き開議をいたします。  お手元の決算書のページ数、農林水産費の183ページから商工費、土木費、消防費の218ページまでを審議いたします。  初めに、決算というのは、御承知のように予算を組み、執行し、その結果を報告しているわけでありますから、その結果内容について、どういう成果があったのかということが明確に答弁されれば、数字云々の問題ではなしに、その数字に値するいわゆる評価ということになろうというふうに思いますので、理事者はその点わきまえて御答弁の方をお願いを申し上げておきます。  それでは、質疑に入ります。 2 ◯森委員 おはようございます。それでは、質問させていただきます。  ページ185、農業総務費、委託料、生態系調査委託料についてお伺いいたします。これは泉南市内の動植物の生態系を調査されておるんだろうと思うんですけれども、広範囲に、広域に継続的にやって、その上でまとめていかれていることであろうと思いますけれども、これは産業としての農業にどのようなかかわり合いを持っているのかということをお聞きしたいと思います。  というのは、学術的な調査であれば、学問というのは人間生活に役立つものですけれども、直接農産業にいずれは結びつくんでしょうけれども、内容をお聞かせいただいた上で、ここで農業費ではなくて教育文化事業のようなものであれば、所管が違うのではないかと思うんですけれども。  その次に、ページ186、農業振興費、負担金、補助及び交付金、アグリ・チャレンジャー支援事業費補助金についてお伺いします。これは府の補助金のようですけれども、この阪急泉南グリーンファームに交付されているわけですけれども、この事業が泉南市内の農業の振興にいかに連携して寄与していくのか、その展望をお聞かせいただきたいと思います。  それから、ページ193、商工振興費、負担金、補助及び交付金、泉南市中小企業事業資金融資利子補給金。これは経営の安定化に寄与するということなんですけれども、114件、1件当たりにしますと、平均ではないと思いますけれども、二万八、九千円なんですね。これが果たして中小企業といえども、それくらいの金額で経営の安定化につながるのか、その辺をお聞きしたいと思います。  それから、194、雇用対策費、委託料、地域就労支援事業委託料。大変な難しい事業だと思いますけど、地域就労支援事業、なかなかそう簡単には進まないことだろうと思いますけど、これはどちらに委託して、どのように運営されているのか、お聞きしたいと思います。  それから、最後ですけれども、199、道路維持費。お金がなくて、とにかくとても手が回らないという状況であることはあるんでしょうけれども、現状も十分御承知だとは思いますけれども、とにかく今、市内の道路はほとんどでこぼこだらけで、つぎはぎ──汚く見苦しいということもあるんですけれども、安全面にも問題が出てきていると思われますので、お年寄りが坂で足をとられたり、つえをとられると非常に危険であるから、何とかしていただきたいということもお聞きになっていらっしゃると思いますので、お金がないんでしょうけれども、見ばえはともかく危険な箇所だけでも、応急的でもよろしいですから、そんなことしたらかえってコストアップになるのかということもあろうかと思いますけれども、とにかくリストアップして調査していただいて、処置をしていただけないものかと思います。  以上です。 3 ◯巴里委員長 答弁を求めます。 4 ◯南農林水産課長 それでは、農林水産課所管の部分をお答えさしていただきます。  まず、185ページの生態系調査委託料でございますが、これは農林サイドの事業を行う中で、都市化の進展により自然が減少傾向にあります市内の動植物の分布、植生、生態系等の調査を行うことを目的に、自然環境の把握をするという目的で行っております。  15年度の分でございますが、これは昆虫類等の調査を実施しております。これは14年度からの継続でございます。この生態系調査につきましては、市内周辺山ろく部の山地を中心として調査を行っております。
     平成11年度から16年度までの間で実施しておりまして、12月には全部の報告書ができ上がって、冊子になって御配布さしていただいておると思いますが、15年度におきましては昆虫類の調査をしております。  続きまして、186ページのアグリ・チャレンジャー支援事業の補助金でございますが、これはかるがもの中で有限会社阪急泉南グリーンファームでございますが、泉南市内で農業に進出してきております。これに対する補助金でございますが、このアグリ・チャレンジャーという補助金の名称でございますが、これはアグリ・ビジネス生産体制強化施設整備事業という事業種目で行っておりまして、泉南市内の農業、特に施設園芸等に対して市内の農家の方のパイロット的な事業ということで、この事業を実施し、市内農家の施設園芸、特に近郊農業の発展に寄与されるものと思います。  以上でございます。 5 ◯木岡地域振興課長 私の方から、193ページの負担金、補助及び交付金の中での利子補給について、それと194ページの雇用の地域就労支援委託料について御答弁申し上げます。  まず、負担金の利子補給でありますが、当然我々といたしまして、不況に苦しむ中小企業者に対してできるだけ、たとえ幾ばくかのお金であろうと経営安定のための利子補給がなされていると、申請された中で利子補給を補てんしているという形をとっております。  これだけですべて安定されるのかという御質問ですが、やはりこれだけではなしに、いろいろな資金援助とか、あるいは中小企業者に対する融資制度、そういうのを拡充さした中での経営安定という形をとっておる状況でありまして、今現在、大阪府を主体としたそういうような貸付事業、そういうようなものをもって中小企業者の経営安定に努めているところでございます。  続きまして、194ページの地域就労支援センターの委託料につきまして、この委託先につきましては泉南市人権協会に委託しているところでございます。これについての運営でございますが、地域就労支援コーディネーターによりまして就職困難者を初めとする雇用就労に関する相談業務、また就労困難者との雇用、就労実現に向けた関係機関への訪問活動業務とか、あるいはまた本事業を推進するための事業としてコーディネーターが育成講座の受講とか、あるいはまた相談業務を毎日やっているというふうな形で現在進めておるところでございます。  以上でございます。 6 ◯出口施設管理課長 それでは、私の方から199ページ、道路維持費についてお答えいたします。  一定大がかりな規模の修繕につきましては、工事請負費で対応しておりますが、私どもも市内の道路はかなり傷んでいるというのは十分認識しておりまして、通常の維持管理等につきましては、事業費のうちの修繕料で発注したり、原材料費の職員が直営によります分で対応しております。  もちろん、職員も一定巡回はしておりまして、そのほか地区の方からの要望書の提出や要望、通報等によりまして順次改修しておるところでございます。15年度におきましても、修繕料としまして71件対応さしていただいております。事実、完全に対応できていないのは十分理解しておりますので、今後も効率的に対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 7 ◯森委員 それでは、生態系調査委託料ですけれども、今お聞きした範囲では、やはりこれは学術的な、文化的な事業ではないでしょうか。いずれはそれは農業とつながっていくものでしょうけれども、やっぱり教育文化事業の範疇に入るような気がいたします。  そちらの方に予算がなくてこちらに回ったのかもしれませんけども、予算の融通といいますか、そういうことがあるのか、そういうことがあるとすれば、この事業自体が悪いというわけではなくて、これは必要なことであろうとは思いますけれども、すぐこれが農業に結びつくようなものではないんではないかと思います。学問的なものですから、予算の融通とかいうふうな形で、もし行われるとすれば、このシビアな時期にもう少しお考え直しをいただきたいと思います。  それから、アグリ・チャレンジャーですけれども、市内の農業者に対するパイロット的な事業であると。あれは拝見しますと、大規模な機械化農業みたいな形のもので、これも出荷は百貨店の方に全部出荷されてるということで、やはり泉南市内の農業振興とはちょっと規模的にもやり方も、いずれはそういうことも大事でしょうけども、直接的なつながりは薄いような気がいたします。  それから、商工振興費、利子の負担でありますけれども、確かに変な話ですけど、いただいていて文句言う筋合いではないんですけども、二、三万のお金を支給して、中小企業といえども、それでいただくものはありがたくいただきますけども、全体としての効果ということになりますと、言い方は悪いですけども、どっかに消えてしまうお金ではなかろうかと思います。出すといえば皆いただくわけですけども、それだけのまとまった金をやはり有効に使える道を模索した方がよろしいんではないでしょうか。  ただ、漠然とお金を渡しますよということでは、経営の安定化というふうなうたい方は、これはちょっと大げさなんで、それは御承知だと思いますけれども、そういうことです。  それから、道路の方は、とにかく危ない場所がありますんで、調査していただいて何とかお願いするだけのことなんですけども。  以上です。 8 ◯池上都市整備部次長 最初に、里山の調査の関係につきまして、再度の御質問に対しましてお答えをいたします。  農業とのかかわりに関する質問だったかと思いますが、当然里山、それから森、川、ため池等、それから水質等すべて、いわゆる農業生産に直接的に影響するところばかりだと思います。例えば水質等に関しましても、生態系の中で、例えば窒素過多等になれば住めないようなものもあるという中で、そういう生態系調査で判断できるようなものもございますし、水質の問題もそうですが、水量の問題等につきましても、当然山の植生の中で流失の時間が変わったりとか、いろいろございます。  それから、ため池につきましても、ため池の中での水質がどうなっておるかとか、そういうことに関しても、中での生態系を調査することによりまして、当然広い意味では農業生産等と直接的に結びついてくるのではないかなということで、広く学術的にこういう調査を実施したということでございます。  それから、続きましてアグリ・チャレンジャーに関します再度の御質問でございますが、ここはやっている野菜が軟弱野菜ということで、無農薬の特殊な覆いというんですか囲いをしまして、そういう虫が入らないような特殊なやり方をしまして、軟弱野菜を販売ルートの直接的な形でやっておるという状況でございます。  市内の農業との関連ですが、まず軟弱野菜につきましても、市内の地元の農家の方が栽培指導に行ったりとか、それから雇用の創出ですね、その辺の手作業の作業がたくさんございますので、市内の主婦のパートの方たちが雇用ということで何人も行っておられます。  1つの軟弱野菜の生産方法としては、新しいやり方なんですが、当然露地物でも軟弱野菜を市内農家の方でもやられております。その中では研究開発というような点では、密接に関連して農業振興に役立つのかなというふうに思います。  それから、道路維持の関係で、再度お願いというような形で御質問ございましたが、基本的に現場パトロール等とか通報等で非常に危ないというような形のところにつきましては、当然応急的にすぐに対応しなければいけないところはすぐに対応するというスタンスでやっております。年次的に継続的に対応していかなければならないところにつきましては、そのような方向でやっていると。  限られた予算の中で、全体の管理路線、約200キロほどございます。その中の認定路線の管理路線を管理していくということで、効率的にやっていきたいと思いますので、方法につきましても、その辺の選別というんですか、応急にやる場合と継続的に計画的にやるところというような形で分けました中で、効率的な執行に努めたいと思っております。  以上です。 9 ◯木岡地域振興課長 私の方から、再度の御答弁を申し上げます。  今現在の金利につきましては、当然低金利時代に突入しておりまして、その中で現在銀行とかそういうとこで融資を受けられる利息につきましては、1.3から1.6%というふうな形であります。その中で、本市のこの利子補給につきましては、1%の補助をやっているということでございまして、これをすることによって、当然融資を受けやすくするという意味合いも含んでおります。そういう形の中で、事業者が今現在114件という形の中で利用していただいております。低金利時代でありますので、大変助かるというお声も聞いておりますので、当面の間、この利子補給を続けていきたいと、かように考えております。  以上ございます。 10 ◯森委員 何回もすみませんけども、生態系調査のまとまったものが今まで何年かおやりになっていらっしゃるようですから、もう既にまとまったものがあるんであれば、どっかで発表していただければと思います。 11 ◯南農林水産課長 生態系調査のまとめの冊子、この12月の議会のときに御配付さしていただいております。 12 ◯森委員 これを拝見しますと、さっき池上次長がおっしゃった内容とはかなり違いますね。その点いかがですか。 13 ◯池上都市整備部次長 パンフレットの内容ということで再度の御質問ですが、見る視点の問題もあろうかなと思います。我々、農林施策の中でそういう全体の農業振興という観点からいきますと、先ほども御答弁申し上げましたように、直接的に密接に関連する調査だというふうに思っております。  以上です。 14 ◯森委員 終わります。 15 ◯東委員 ちょっとお聞きをいたします。  まず、農林で目3の13委託料ですね。私が聞くのは不用額が非常に多いなと、この款で思うので、それについてお聞かせいただきたいと思います。だから、それの説明を求めるわけでございまして、3の13委託料。  それから、目4、11番需用費、ページは186。続きまして188、目7の15工事請負費、それからページ189、目9の13番委託料。農林はいわゆる不用額の多さ。  それから、土木、198ページ、目3、番号が13委託料。ここに市内4駅前自転車利用者指導監視業務委託料、この4カ所がどこなのか、その4カ所であれば積算の額ですね。どこが幾ら払っているのか、その辺を少し説明していただきたい。  以上でございます。 16 ◯南農林水産課長 東委員の御質問の委託料の不用額ということでございます。  まず、185の農業振興費、委託料の不用額60万の分から御説明します。この60万は、六尾地区圃場整備換地業務委託料、これを当初組んでおりましたが、15年度におきましてこの換地委託がなくなりましたので、不用額となりました。  続きまして、186ページの目4の11需用費でございますが、16万2,064円。これは消耗品等当初ありましたけども、不用なものを買わずに済んだということでこれだけ残りました。  続きまして、188ページの工事請負費、この分は当初岡田地区の2地区、中井、乙井両方の深井戸の工事をここに組んでおりましたんですけども、当初市単費で組んでおりましたが、年度途中でこれが府の補助金の対象に変わりましたので、この分が単費の方からなくなりましたので、その分で不用が発生してきました。  続きまして、189ページの農業公園の委託料の765万670円の分でございますが、この委託料の中に、当初PFIアドバイザリー業務委託料950万組んでおりましたが、農業公園の事業を進める中でPFIが委託できなくなりましたので、この分の委託料が不用になりました。ただし、その中で15年度にほかの農業公園ののり面の中の工事等が発生しましたので、その分も追加できましたけども、950万のうち765万とほかの委託料の落札減による不用額でございます。  以上でございます。 17 ◯宮内環境整備課長 私の方から、198ページの委託料のうち、市内4駅前の自転車利用者指導監視業務委託について御説明さしていただきます。  まず、4駅は当市内にあります樽井、岡田浦、新家、砂川の4駅でございます。その駅前に対しまして、学休日、学校が休みの日──土・日やら夏休み、冬休みの休みですね。それを除く朝7時から10時まで、各駅樽井、岡田浦は2名ずつ、新家は4人、砂川は3人立っていただいて、業務内容といたしましては、その各駅の利用者、すなわち通勤や通学の自転車利用者に対して路上に放置しないでくださいという指導やら、それとその4駅に散らばっております各駐輪場、そこの整理整頓、そういった業務を委託しているものでございます。  以上です。 18 ◯東委員 委員長、各駅の積算でこの額になっているんやから、1社に委託しているのかわからへんのか。 19 ◯巴里委員長 委託先とそれぞれ個別の試算ですね。 20 ◯宮内環境整備課長 失礼いたしました。答弁漏れがございまして申しわけございません。  まず、委託先はシルバー人材センターにです。それと、今申し上げました樽井、岡田が2名ですので、金額的には樽井、岡田が95万2,000円ずつです。それと新家が4人ですので、190万4,000円程度。砂川駅が3人ですので、142万8,000円ということの内訳になります。 21 ◯東委員 農林で指摘をさしていただいた分は、当初予算よりも2分の1を超えるような不用額、それからかなり大きな不用額、500万。皆さんもそうだと思うし、市民の人も皆そうだと思うんですが、何か要望に来ると金がないと、こういう話になってますし、この不用額の項を足していくと、この15年の予算で9億という大きな額が出てるんですね。  今も聞きますと、当然何年も予算、決算をやっている中で、これぐらいの誤差出てくんのかなと、半分も要らんようなものを予算計上をして、むだなものを買わないから余ったんやと、こういう話であると、この予算委員会はこれで了としても、これを踏まえて次年度にどういうふうに生かすんか。  また、事業費が府の補助が出たからということで浮いた。これを回すというふうなことはないのか。不用じゃなくて、例えばこのPFIがなくなったというのは、15年のいつごろやったんかな。そんな最後じゃないと思う。だから、もっと有効的な、款は変えられなくても、項、目では予算は動かせるということなんやから、なぜもっと流用せえへんかったんか。今、ここで来た、農林に頼まれたことを全部やったんかどうか。金がないというてやらなかったものはないのかどうか。その辺を少しお聞きしたいんですが。  PFIはいつだめになったんか。その後でのり面の工事は流用してますよね。なおかつ750万円。それから岡田地区の深井戸、この額が765万円。こんな大きな額が不用に回ってるわけですよね。これ、もうちょっと予算的に、効率よう流用するべきやないかと思うんですが、まずPFIはいつだめになったんか。それから、府の補助金がつくというのはいつ決定があったのか。 22 ◯池上都市整備部次長 不用額につきましての再度の御質問でございますが、それぞれ大きいものにつきましては理由がございます。  ページ188の工事請負費の関係なんかも、有利な補助事業に年度途中で組みかえたということでございますが、これは当然そういう執行の中になるんではないかなと思います。普通の予算で執行しなかったということでなくて、別のところに回したから、本来でしたらその分減額ということがあるんですが、組みかえの部分によって生じたということですので、非効率ということではないということで御理解をいただきたいと思います。  それから、189ページのPFIの委託料の関係でございますが、申し出てくる相手方がなければ当然進められないということで、当初、予算計上のときは、そういうことで精力的に相手方を探しまして、そういう対応で行くという計画で行きましたんですが、結果的には見つからなかったという結果になりましたので、その分が余ってきたということでございます。  以上です。 23 ◯東委員 なかなか答弁は全く筋が違うような答弁になってると思うんやけども、私が言うてるのは、款は動かせなくても項、目の流用はできるんだろうと、こういうことを言って、この決算の内容が次年度にどう生かされるのか。こういうことについて、これは原課の担当じゃないと思うね。受ける側は、こういうようなこと、私が指摘したものを今後予算編成にどう生かしていくんか。理事者、石田理事なんかどんな考えを持ってんのかなと、このように思うんやけども、ちょっとお答え願えますか。  もったいないでしょう。本来、予算に沿って執行するというのが地方自治の根幹ですから、本来残すということは、単年度で決算するものが残して不用やと、そして金ない、何もできないと、こんな決算をずっとやってると、何のために予算があるんや、決算委員会があるんやと、こういうような話になりますから、その辺も含めてお答え願いたいと思います。 24 ◯石田理事 東委員の御質問にお答えいたします。  不用額につきましては、確かに総額で9億近い額が上がっているということについては、かなりの額がございますので、ある意味非常に問題かなというふうには考えております。  この予算計上に関しましては、それぞれ必要最小限の額をできるだけ予算に上げて、できるだけ効率的な予算執行を図っていくというのが理事者側の務めであることは十分認識しておりますし、今回不用額が上がっていることも踏まえて、予算編成などにも留意していきたいというふうには考えております。  ただ、予算というものは、あくまでも1年間トータル、年間を通じての予算でございますので、どうしても、例えば工事費等につきましても、工事、相手方との関係等々もございまして、さまざまなおくれが出てきたり、スケジュールの違いが出てくる場合もございます。  それから、予算があるからといってすべてを執行してしまうということではなく、予算のある中でも、できるだけ安価な方法がとれないか、効率的な方法がとれないかというようなことを検討しながら予算執行に努めていくというのも、理事者側の仕事で努めなければならないという問題でもあるというふうに考えております。  したがいまして、不用額がどこまでが適正なのかということについては、なかなか基準というのは難しいものがございますし、それから目、節間の流用につきましても、もともとの予算をつけた趣旨から外れない形でというのが大前提になろうかと思いますので、自由自在に流用していいというものではないというふうにも考えております。  その辺で、今後につきましては、できるだけ不用額等が出ないように、一方で効率的な予算執行に努めながら、その額はどこが適当かということではありませんが、申しわけない、なかなか難しいものがございますが、今後の予算編成、執行に当たっては、効率的な面と、それからできるだけ計画的な執行の面と、両方意識しながら予算編成、執行に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 25 ◯東委員 こういう時代になりますと、本当にやってほしいものばかりという中で、余らすということであれば、私はまたこれを次年度で使うとしても、また人件費が2年分ついてくるんですから、それは執行権を持っている者が、難しいと言いながらもできるものはどんどん積極的に使うべきやし、入札なんかは減額補正が出てくるんですから、できるものは減額補正しなさいと、こういうことを言うてるわけですよ。  そういう話であれば、またことしの予算もけんけんがくがくとやって、また不用額が出る。これは毎年言うてることですよ。もう少し柔軟性を持たんと、こんな硬直化してたら、いつまでたっても金がありながらしない、答えは金がない、できないと、こんなん見ると逆ですよ。9億分、結構できますよ。  それはおっしゃるように、総務費に回してみたり、そんなことはできないですけども、その辺はもっとシビアにすべきと思いますね、最初に組み方がね。おっしゃったとおりに、僕が言うてることをあなたオウム返ししてるわけですよ。  予算に沿った執行をすべきだというのが自治法の規定であろうと。それからすれば、できないというような予算を組むからおかしいんだと。これはこれでわかりましたよ、説明でね。だけど、不用額はこれだけじゃないですから、不用額全体をつかまえて、ここが一番多いという認識で私は質問さしてもろてるんですから、そういうことは、絶対に決算委員会というのは次の予算に生かす、これが大原則ですから、よろしくお願いしたいと思います。  それから、もう1つ、駅前の、これは泉南市は無料ですよね。今は、次の議会に出てくる職員さんの給料とういうようなもんまで手がついてきているということですよね。私は、これはもう必要であると。絶対必要やと思うんですよね。駅前はこれなかったら、恐らく大変なことになると思う。だから、もう少し金が要っても利用者負担というようなことも考えるべきやと思うんですね。  ごみも有料化しようかという話の中で、この費用は、恐らく自転車に乗ってる人というのは限られた人ですよ。だから、台所からしても負担さすということはいかんと言いながらも、応分の負担はということで手数料、使用料の改正もあったんですから、これも一応視野に入れるというようなことを考えてないんか。  ここでまた来年の予算は逼迫している。600万近くあるんですからね。近隣でも有料化してるところが多いですよね。その辺も施設も貧弱やと言いながらも、これだけの人員がここに携わって600万という金があるんなら、もう少し入れてもいいけども、半分ぐらいは回収するとか、応分の負担をしてもらう、こういう考えないんですか。 26 ◯宮内環境整備課長 自転車駐輪場の有料化について御質問でございます。  おっしゃること、非常に私どももわかっております。ただ、1つどうしても有料化といたしますと、問題といたしまして、その使用料の徴収と、それと自転車の管理、つまり今は無人ですけど、有人管理ということがどうしても必要になってきます。そうなると、どうしても駐輪場のキャパ、収容台数というんですか、それが少ない駐輪場で、そこに人を張りつけるとなると、逆にちょっと持ち出しになるような、そういう狭い駐輪場もあります。確かに広いところでは、私どもが試算しますと、あ、確かになというのもあるんですが、なかなか、10ほど駐輪場あるんですけれども、どうしても狭くというところもありまして、その辺の整理を今現在つけておる最中でして、これ重要な課題という認識で検討しているというふうな状況でございます。  以上です。 27 ◯東委員 私は金をかけてもというのは、それも入れているんですよ。今のんじゃ駐輪場と言われないですよ。各駅では簡単な軽量鉄骨で建てて、入り口をスロープにして1人おる。ステッカーを張ってなかったらだめですよと、こういうやり方で、あんなん今どんなんですか。1台ずつほったやつを一生懸命やってるんですよ。そんだけの人が1つの駐輪場に1人張りつけばよかったら、そんなにあなたが言うように金かからんと思いますよ。ただ、設備は要りますよ。設備はただし、ここ以後何十年という利用者の便利に供するものになるんですからね。  そうでなかったら、ある意味で今何が行政に起こっているかというと、あるもんなら使えやと、あるもんなら利用さしてもらえやと。生活保護あれば使わしてもらえや、保険あるから病院行けやとか、逆に万が一のためにつくったものが、それを使わな損という形になってきてるんですから、ここではある意味では応分の負担というのは、前面に押し出さなければ、これから扶助費とかそういう目に見えん、形になって残らんものがどんどん、どんどんふえていくんじゃないですかね。  僕は最近の決算を見て、民生費、特に扶助費あたりがとんでもなくふえていると思うんですよ。これは、制度というのは使わんと損だと、こうふうな話では、これじゃ日本の国も成り立たんし、自治体も成り立たんと思うんで、その辺も含めてぜひ検討していただきたいと思います。  以上です。 28 ◯原委員 おはようございます。すごい風ですけど、外に負けないで質疑したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  消防の方でちょっとお聞きしたいところがあります。214ページです。そこに出ております委託料の空港本島消防業務委託料、すごい金額だなと思っておりますが、どのような仕事をされているのか、お聞かせください。  それから、続きまして、その215ページの大阪府消防賞じゅつ金負担金、ちょっとわかりませんので、これを教えていただけたらうれしいです。  それと、消防ヘリ運営負担金、何回ぐらい出動があったのかということをお聞きしたいと思っております。  今のところ以上です。 29 ◯西川消防長 原委員さんの御質問にお答えいたします。  214ページの13、委託料の中の空港本島消防業務委託料1億5,765万5,630円の件でございますけども、これにつきましては空港本島の部分ですけども、泉佐野消防本部に消防業務の件につきまして委託しております。その部分につきましては、本市からですけども、空港本島には42名の職員が配置されております。それを3分の1ということで、その部分につきましては14名の人員の人件費を支払っていると。それと空港本島の建物、空港本島に配置している車両等については、泉佐野、田尻町、泉南市の3分の1の負担でございます。  それと、支援といいまして、りんくう消防署の方に通信司令員の1名の増、総務要員1名の増、支援要員1名ということで、本市としては空港本島委託で17名の人件費を支払っているところでございます。  それと、りんくう署に配置している部分につきましては、支援ということで0.07だと思うんですけど、その係数によりまして一部負担しているところでございます。その分につきまして、15年の試算でいきますと、人件費につきましては大体770万程度の1人当たりの人件費でございます。  それと、消防施設費として、空港分署の建設費の起債分、空港分署に配置している車両の起債分、分署以外、りんくう署でございますけど、それに配置している部分につきまして0.07の負担率で支払っているということでございます。総額といたしまして、約1億5,765万5,630円という金額の支払いでございます。  それと、消防賞じゅつ金でございますけども、これにつきましては、泉南市の条例におきまして泉南市消防賞じゅつ金支給条例という条例がございます。それにおきまして消防職員、消防団員さんが殉職した場合ですけども、その分につきまして賞じゅつ金から支払われると。功労金というんですか、殉職金ですけども、けがをしてもそれが支払われるという制度でございます。  それと、消防ヘリ運営負担金でございますけども、これにつきましては大阪府、大阪市の消防局の消防ヘリが八尾市の空港に配置されております。それにつきまして大阪府の補助金が2分の1、市の持ち出しが2分の1ということで160万6,000円でございますけども、それにつきましては当市といたしましては2分の1の府補助がございますので、80万3,000円の支払いをやっているところでございます。これにつきましては、大阪府全域の市が全部ヘリの運営に当たっているというところでございます。  実際、本市といたしましては、平成15年度におきまして消防ヘリの回数ですけども、消防出初め式にメッセージ投下等々で使うた程度で、以前でしたら山林火災がございましたら空中消火等で使用したことがございます。  以上でございます。
    30 ◯原委員 ありがとうございます。人命の仕事ですので、大変なことはわかっております。また、これからもよろしくお願いしたいなとは思いますが、そしたら引き続きまして別の分いってよろしいですか。 31 ◯巴里委員長 本来なら一括ポンポンポンと款で全部いってもらったらいいんですが、初めてでございますんで、お許しいたします。 32 ◯原委員 もう1点だけ、申しわけございません。よろしくお願いします。  ページ数は201ページで、土木になりますけども、防潮堤道路整備事業1、2、3というふうに工事負担費が出ております。ちょっとその説明をしていただけたらうれしいです。分かれてますので、その意味がわかりませんので、お願いできますでしょうか。 33 ◯山本施設整備課長 御質問の防潮堤道路整備事業の1、2、3と分かれている工事の内容でございますが、その1につきましては、工事延長300メートルで請負金額が決算書にありますように3,990万。その2といたしまして、工事延長200メートルで精算金が2,722万1,250円。その3につきましては、工事延長100メートルということで1,411万4,100円となっております。  これを3工区に割ったということの内容でございますが、この件につきましては、企業局の負担金により新年度予算をいただいて、それから測量、設計を組んで、12カ月で測量、設計から工事完了までということになってございますので、細分化し、3月末までの工期に間に合わすように3分割したということでございます。  以上でございます。 34 ◯原委員 場所はどこになってますか。 35 ◯巴里委員長 理事者ね、初めてでございますので、もう少し場所とか内容を少し詳しく説明してあげれば、これからも役に立つかと思われますので。 36 ◯山本施設整備課長 場所ということでございますが、堀病院の下がり、市場岡田線から岡田方面、これが300メートルです。男里の泉佐野岩出線から岡田方面に200メートル。尾崎方面に100メートルというこの3カ所になってございます。 37 ◯巴里委員長 わかりやすいのは、今イオンがありますから、あそこの上からこっちとかあっちとかの方がわかりやすい。原さん、その方がわかりやすいね。 38 ◯原委員 そうですね。わかりました。ありがとうございます。 39 ◯和気委員 質問さしていただきます。193ページの3の消費者行政対策費の中の報償費というので、ここで消費者相談員謝礼とかいろいろあるんですけれども、今、高齢者とか、いろいろ大変な、消費者に対して被害を与えるようなことがいろいろ行われてて、オレオレ詐欺とかいろんな形でありますけれども、相談とかいろんな形があると思うんです。すごくこれはいい政策だなというふうに思っているんですけども、1年間で何件ぐらい相談があって解決されて、その効力というんですか、成果があったのかをお聞きしたいと思います。  それから、199ページの交通安全対策費の中の19の負担金のところの補助の方なんですけれども、ここでコミュニティバスの運行事業補助金というので2,790万があるんですけども、バスが走り出して、15年度でいいましたら、この1年間の中でどのような成果があって、計画と改善されたところとかいうのを教えてください。  それから、あと199ページの道路維持費の中の15番の工事請負費の中で、防犯灯工事というところと、それから19の負担金、補助のところで防犯灯という工事があるんですけれども、いろいろ道路整備で先ほども話が出されてましたけれども、本当に必要なところが道路とかは整備を頑張っていらっしゃるということを聞いてますけれども、それでもまだ不用を残されてますし、この防犯灯、今いろんな危ない状況で、独自で、個人で防犯灯つけたりとかされているところもありますけれども、家のないところなんか本当に暗かったり大変な状況なんですけれども、ここで1年間で防犯灯を新しく新設されたのか、1灯当たりどれくらいかかるのか、年度でそれの要請のあったところとかいうのが全部できているのかどうか、これで十分だったのかどうか、件数とかを教えてください。  それから、208ページの5番の和泉砂川駅前開発の13の委託料なんですけれども、これは開発委託料、駅前地図とかなんかだと思うんですけど、よくわからないんですけども、この調査費と、それからどれぐらいの進みぐあいで、どういう計画をされているのか、それもお聞かせください。  もう1つ、213ページの消防費なんですけれども、ここで不用額がかなり出てるんですけども、先ほど不用額、この項目であってもほかのとこには流用できないとか、予算とか決算の使い方ではおっしゃってましたけども、この消防費、防災対策とか、今大変な状況になってるんで、できるだけ不用を残さずに、防災対策とかいうような形で使う努力とかいうのはされたのかどうかというのを聞かしてください。  以上です。 40 ◯木岡地域振興課長 それでは、私の方から193ページの消費者行政対策費の消費者相談件数の成果とかいう御質問で御答弁申し上げます。  ちなみに、現在オレオレ詐欺とか振り込め詐欺、また不当請求とか、いろいろな形で悪徳商法というんですか、そういうような形で泉南市の住民の方もこういうような被害に遭うているという形で相談に見えて来られております。その件数といたしまして、それすべてでないんですけども、処理件数といたしまして616件、それで成果といたしまして、ほとんどすべて解決をしているところでございます。  以上でございます。 41 ◯宮内環境整備課長 私の方から、199ページのコミュニティバス運行事業についてお答えさしていただきます。  このバスにつきましては、平成14年の2月から運行開始さしていただいております。今までに改善というんですか、それをしたところにつきましては、まず路線延長を中回り、南回り、北回りについて延長なり、少し変更をさしていただいております。また、バス停につきましては、15カ所を増加させていただいて、利用者の方々により利便性を高めるということを図っております。  それと、実績ということでしたので、平成15年度のこの決算における実績の乗車人員といたしましては9万2,104人という実績がございました。  以上でございます。 42 ◯出口施設管理課長 199ページの道路維持費の防犯灯の件についてお答えいたします。  防犯灯につきましては、工事請負費の防犯灯工事で、市の方で直接業者発注して施工している部分と、200ページ、19番負担金、補助及び交付金の防犯灯新設工事負担金、これにつきましては関西電力の電柱に添架している防犯灯につきまして、関西電力の方に直接依頼いたしまして立てている分でございます。これを合わしまして新設件数ということで、15年度におきましては53カ所の新設をしております。ちなみに14年度は56カ所、大体これぐらいの数字で推移しております。  単価につきましては、直接工事分につきましては、当然ポール等を立てた上で添架いたしますので、大体1本4万円ぐらいを要しております。それと、電柱に添架部分につきましては、大体1万円ぐらいという単価になっております。  それで、今現在、市内にあります本数は約5,300本以上ということで、15年度におきましても5,282本となっておりまして、十分かといえば十分でないところもあると思いますが、いろいろ暗いところとかも要望いただいておりまして、配線の問題とかいろいろございますが、できるだけ対応していってまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 43 ◯和田都市計画課長 208ページの和泉砂川駅周辺地区整備計画検討の業務委託についてでございます。  これの進捗、それから今までの進め方ということでの御質問かと思いますが、まずこの業務につきましては、和泉砂川周辺の地区におきまして駅前広場の新設とか、それから今現在、都市計画決定されております道路2本、信達樽井線と砂川樫井線とございますが、それらの道路の接点でございますので、それらの部分の見直し、この見直しにつきまして関連の機関、大阪府とか、それから大阪府の中でも道路室がございますし、都市計画部門の総合計画課というのがございます。それらと、それから警察、それからJRの砂川駅でございますので、ここらと関連の協議を行いながら整備の計画を策定したところでございます。  それと、あと、この砂川駅の駅前としてのまちづくりとか道路の整備、それから道路と駅の結節点ということを踏まえまして、道路のあり方というのをもう一度練り直しております。あと、ここの商店がございますので、これらの活用を図りながらということで、今後この都市計画決定の変更に向けての市民の皆様の意見を反映しながら検討、それから意見を反映するような形の会議を持って前へ進めていくということで考えております。  以上でございます。 44 ◯西川消防長 和気委員さんの消防費の不用額について御答弁申し上げます。  不用額につきましては、大筋な面で職員手当、給料等でかなり不用額が出てると思われます。これにつきましては、平成15年におきまして職員1名が死亡退職ということで退職したことによるものが原因だと思っております。  それと、215ページの19負担金、補助及び交付金でございますけれども、これにつきましては、当初、消防ヘリ運営負担金190万ほど組んでましたけど、当初より安くなったということで、その部分が主な原因と、それと全消会の消防長会におきましても1回欠席等したということで負担金を支払わなかったということでございます。  それと、217ページの消防施設整備事業費の委託料70万9,584円等につきましての不用でございますけども、これにつきましては入札減でございます。  以上が主な原因だと思っております。消防費につきましては、いただいた予算につきましては、消防、防災につきまして円滑に予算執行しているものと認識しておるところでございます。よろしく御理解のほどお願いいたします。  以上でございます。 45 ◯和気委員 193ページの消費者問題のところで、件数とかはお教えいただいて全部解決されているとお聞きしたんですけれども、内容とか差しつかえなければお聞かせ願って、でもこの相談したことが全部解決されるということは珍しいなと、喜ばしいこともあるんですけれども、相談されたのが本当にそれだけで、窓口なのかお電話なのか、そういうところも、常時この中で相談員さんとかいらっしゃるとなってますけれども、時間の体制とか、それもお聞かせください。  それから、もう1つ、防犯灯についてなんですけれども、電灯が切れたときは、それはどこの費用になっているんでしょうか。それも、この工事費の中に入ってるんでしょうか。  以上についてお願いします。 46 ◯出口施設管理課長 防犯灯の修繕につきましては、同じ道路維持費の中の需用費、修繕料で対応しております。ちなみに15年度決算におきましては、件数で1,430件、額で624万5,417円を支出しております。  以上でございます。 47 ◯木岡地域振興課長 それでは、私の方から消費者問題についての再度の御答弁を申し上げます。  内容の中で、窓口か電話かという形ですが、来室、直接地域振興課の消費者相談の窓口に来ていただいた方につきましては295件、それと電話での相談321件であります。  それと、相談の時間でありますが、これにつきましては午後の1時から4時までということで相談を受け付けております。そういう形で相談業務を受け付けているところでございます。  それと、内容につきましては、店頭販売、訪問販売、通信販売、それとマルチまがいのそういうような相談、電話勧誘ですね。それとネガティブオプションというような形の相談、そういう形が主な相談内容でございます。  以上でございます。 48 ◯巴里委員長 木岡課長、それ一覧表になったものあるんですか。それは相談件数であって、結局どういうもんで、どうであったのかというのは結果では報告は出てないと思うんで、そういうものがあるんなら、資料としてできているんなら……。 49 ◯木岡地域振興課長 再度御答弁申し上げます。  結果表については出ておりません。消費者相談件数表というてまとめたものは、我々手元に持っておりますが。 50 ◯巴里委員長 和気さんが言うてないとこなんですけども、要はその結果どうであったのかという成果がなければ、この相談を聞いているだけでは意味ないんですよというのが意味なんですよ。そのことを表にできるものが資料としてございますかと聞いている。あれば、もしこしらえていただいているんだったら、また皆さんに、きょうでなくていいですよ、別に。そういうことを言ってるんであって……。 51 ◯木岡地域振興課長 相談結果とかそういう相談内容とかいうような形の中で、プライバシーの関係もありまして…… 52 ◯巴里委員長 木岡課長、プライバシーて何をもって言うてるんですか。 53 ◯木岡地域振興課長 相談者の。 54 ◯巴里委員長 だれが名前出せと言うたんですか。そんなこと言うてませんよ。例えば、委員長から申し上げますが、僕は去年かなりあったんで、電話で全部片つけたんやけども、屋根がわら傷んでるよと言うて上がっていって割って、そして5万か10万でしてあげると言うて契約書を交わすんやけども、実は出てきたら50万、60万、払われへん言うたら裁判所から送ってくるんや、遠くから。行かれへんから払わなしゃあないと泣いてくるというような話がある。個人名出さないですよ、私、言うとったって。  そういう意味のものがあれば、議員の皆さんが活動するときに、それぞれ皆さんにこういうことあるから気をつけてねということになる意味での資料があればいいんじゃないですかということを本来は我々は思っているんですね。その意味での質疑、質問に入っているかなと思うんで、そこまで言い切れないと思っているんで私が言ってるだけの話です。 55 ◯和気委員 そのとおりです。 56 ◯木岡地域振興課長 その資料につきましては、後で提出させていただいて結構です。 57 ◯巴里委員長 616件ありましたね。そうすると、そういうものをこういう場合はこうだ。例えば、オレオレ詐欺とかさまざまな詐欺がありますから、こういう経過、こういうふうな相談があってこう解決したとか、あるいはこれは未解決とか支払ったとか、いろいろあるんですよ。そういうものはそれできちんと出してもろうたら、皆さんがそれを参考に、1つでもそういう被害者を減らすために努力されるんであろうと、委員長の考えとして言うてるんです。そこは和気さんとは違うかもわからないんで、そういう意味で言うているんで。 58 ◯木岡地域振興課長 わかりました。そういう形で、今も言いました販売方法とか商品の分類相談件数の中で、そういう資料としてありますので、後で提出さしていただきたいと思います。 59 ◯和気委員 今、委員長から言われたとおりなんですけれども、もっとわかりやすく、どういう内容が何件あってという形で、そうすればプライバシーにも支障ないですし、泉南市内でどういうことが起こっているのかということもわかりますし、できるだけ被害を少なくするために私たちも日ごろ頑張らなあかんと思ってますので、そういう意味でお聞きしました。  それと、もう1つ、1時から4時というのは、本当になかなか昼間の時間帯ですので、時間も、もっと本当に真剣に取り組まれるんであれば、本当にいい事業だと思ってますので、もっと時間を延ばされるとか、そういう計画もあればお聞かせ願いたいですし、その成果を踏まえて、どういうふうにされているのかというのもつけ加えて、再度お聞きします。 60 ◯木岡地域振興課長 相談員の相談時間でありますが、現在2名の相談員が交代で来ていただいております。その関係で相談員と言ってもすべて資格を持った方全員寄って相談業務をやっていただいてまして、相談員の人員を確保するのに苦慮したこともありまして、今のところ毎日1時から4時までということで、その相談者に御理解いただいて相談業務をやっているというところでございます。  また、これにつきましては、市町村によってさまざまな、相談の時間がまちまちというのがありまして、近隣でいうと泉佐野が朝9時から5時までやっているという実態があります。本来なら、泉南市としてもそのような形をとればいいんですけども、何分今申しましたように相談員が少ないと、そういう形で、今後の課題という形で御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 61 ◯和気委員 あと1点なんですけれども、208ページの砂川駅前の委託されている、地図とかをいろいろ計画をされているということですが、これはいつまでに完成される予定で、これは何年ぐらいの計画でこれをされているのかをお聞きします。 62 ◯和田都市計画課長 この調査でございますけれども、この15年度に終わりまして、砂川の準備組合の解散等総会のときにも、それからまた議会の方の報告にも成果として図面を提出さしていただいておりまして、これに基づきまして、今後精力的に都市計画の変更に向けて作業を進めていきたいと、このように考えております。 63 ◯和気委員 終わります。 64 ◯谷委員 それでは、質問をさせていただきます。  まず、最初に191ページ、水産振興費の中の委託料、海岸美化清掃委託料ですね。これの説明をお願いをいたします。  続いて、次のページの192ページ、商工振興費の中の委託料、観光ガイドマップ作成委託料ですね。これの説明と、次の道の駅的の計画の委託料の説明をお願いをいたします。  それと、198ページ、委託料の中の自転車撤去作業委託料ですね。この中で自転車だけしか載っていないんですが、例えば乗用車とかそういうのはどうなってるのか。それをお聞きをしときます。  それと、206ページ、都市計画総務費の中の委託料の都市計画図作成委託料ですね。これはほとんど不用ですね。これは、例えば住居表示も含めた中の都市計画作成なのか。特に、住居表示がずっとおくれておりますんで、その辺も含めてどう考えておるのか、お聞きをしたいと思います。  それと、208ページ、先ほど再開発の問題、砂川駅前ですね、委託料。これはこの年、バリアフリーの問題も含めて、相当変わってきてるんではないかと思うんですよ。それと同時に、ライフ跡地の問題、その辺はどうなっとるんかですね。当然、駅広の問題になりますとライフの跡地の問題が出てきますんで、一時予算化するという話もありましたんで、それがだめになったというのか、中止になっておりますんで、その辺の駅前広場の事業に対する進捗状況はどうなのか。  最後に、212ページ、委託料の店舗管理委託料。これはどういう管理を委託しているのか、お聞きをしたいと思います。  以上です。 65 ◯南農林水産課長 それでは、私の方から191ページの海岸美化清掃委託料について御説明さしていただきます。  この委託料は、市内2カ所の漁港の周辺の清掃及びごみの回収等でございまして、市民の憩いの場としての海岸という観点からも、樽井漁港月4回、岡田漁港月2回の漁港周辺の清掃、ごみの回収等を行っております。委託先はシルバー人材センターです。  以上です。 66 ◯木岡地域振興課長 それでは、私の方から192ページの委託料の関係を御説明申し上げます。  まず、1点目の観光ガイドマップにつきましては、これは今回この15年度で今までのガイドマップを新たに見直した中で、新しくより詳細な観光マップをつくりたいという意味から、この15年度予算におきまして観光マップを新たに作成したものでございます。これにつきましては、市内業者6社、市外業者5社によってコンペによる入札をやったところでございます。先生も御存じかと思いますが、地域振興課窓口に置いているこのガイドマップがそれであります。  それと、道の駅的施設につきましての計画策定委託料でありますが、これにつきましては、以前にも議員各位、皆さんのお手元にお配りいたしました調査業務報告書という形で道の駅的な施設の業務報告書を作成いたしたところでございます。これに伴う予算として99万7,500円を支出いたしたところでございます。  これにつきましては、議会の方でも何回も答弁しておりますが、部長の方からも答弁申し上げておりますが、場所につきましては、今のところ考えておるところにつきましては、中部ポンプ場の大阪側ということで考えております。  ちなみに、この計画では2階建てということで考えておりましたが、今現在、予算の関係上、1階にするか、そこらのあたりの検討もし、今現在やっているところでございますが、ここで観光のPR、また地場産業の育成という形の中で、道の駅的施設をもって販売していきたい。また、観光PR、また地産地消という形の中で泉南市の物産をPRしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 67 ◯出口施設管理課長 私の方から、212ページの店舗管理委託料の内容についてお答えいたします。  市営前畑住宅店舗の管理の委託でございまして、店舗の使用料の徴収、水道料金の徴収やメーターの検針、店舗の出入り口の施錠、トイレ等の清掃、その他もろもろの苦情受付等の管理全般業務を委託しております。それで、月1回の点検月報の提出を義務づけております。  以上でございます。 68 ◯宮内環境整備課長 私の方から、ページを戻りまして198ページ、委託料の自転車撤去作業委託料について御説明さしていただきます。  この自転車撤去作業委託料につきましては、市内にあります駐輪場に長期間放置されている自転車を定期的に、三、四カ月に1回ぐらいで放置されておりますので、それを仮の保管場所へ持っていくという作業。基本的に市の職員でやるんですが、やはり量の多いときはこうやってシルバーさんに委託して一緒に片づけるというふうなその委託料でございます。したがって、御質問にありました車とかそういうものではなくて、駐輪場で長期間放置されている自転車というふうにお考えいただきたいと思います。  以上です。 69 ◯和田都市計画課長 私からは、206ページと208ページについてお答えいたします。  まず、206ページの都市計画総務費のうちの委託料83万8,950円でございます。これにつきましては、都市計画図の作成ということで1万分の1の用途地図、色のつきました地図でございますけれども、これを300枚作成いたしました。  あと、269万2,050円の不用額が出ておりますけれども、これにつきましては調整区域と市街化区域の線引きという第5回の大阪府全域で行う線引きの作業がございます。それの委託、調査、それらの費用に当てておりました。これは御存じのとおりまだ実施しておりませんで、17年度現実には南部の地域はちょっと後になって、18年の2月ぐらいになるのかなと思いますけれども、それに向けて、現在これにかわる分で16年度で作業を進めております。  以上でございます。  それと、あと、先ほどおっしゃいましたけれども、住居表示についてということでございます。これにつきましても、平成3年からスタートして平成8年まで4回実施して、大方46%、47%の実施区域を持っておるんですけれども、おっしゃられますとおり、それから以降8年、9年ほどは実施されておりません。私自身も課といたしましても、訪ねてこられた方がこの住居表示によって非常にわかりやすくなると。少なくとも町名を4つなり5つなり、あるいは何丁目というブロックに割るだけでもかなりの効果があるのは、重々わかっております。  ただ、今までの実施の費用と、それから実施の実際の作業につきましても、そのブロックの中にどれだけの土地があるのかとか、それからどれだけのお人が実際に住んでおられるのかというのは、非常に短期間の間にやってしまわなあかんというちょっと難しいことがございまして、なかなか職員で対応というのも、プロジェクト的にやってしまわないと非常に難しいかと思います。今後のことになっていくのかなと思いますけども、大事なことは重々わかっております。  それから、208ページでございます。先ほど平成14年に策定しましたバリアフリーの基本構想、ここらとずれてきてるん違うかというお話でございましたけれども、当然この駅、それから駅前の道路の整備につきまして、バリアフリーを含んだ整備というのは、これは当然やっていかなければならないと考えておりまして、よく言われております駅のエレベーターとか、そういうふうな障害のないような通りということは、実施の中では当然考えていきたいと考えております。  あと、ライフの跡地につきましても都市計画道路、これを方向も変えていきます。それから、駅前広場もつくろうと考えております。駅前広場につきましては、用地の買収等が絡んでまいります。また、道路につきましても見直しということで線形も変わっていきますので、当然用地の買収ということが絡んでくるかと思います。
     あとは、まちの今現在、商店をやられている方、またあるいは休止されている方々の民間の力でそのまちづくりを行っていただきたい。行政として、それらの基礎づくり、道路づくり、駅前づくりを考えていきたいと、このように考えております。  以上でございます。 70 ◯出口施設管理課長 先ほどの198ページの放置自転車の関連で、自動車の方はどうなのかという御質問にお答えいたします。  道路に放置されている自動車につきましては、市道部分の自動車について199ページの道路維持費の中の委託料、道路維持作業委託料の中で対応しております。ちなみに、14年度実績といたしましては14台の撤去をいたしております。  以上でございます。 71 ◯谷委員 海岸美化清掃委託料ですが、今聞きましたところ、2つの漁港の周りだけという答弁でした。たしか海岸線の清掃もやられていると思いますが、これは府がやっておるんかな、海岸線の場合は。だから、それを金額的にあれだけの広範囲の中でやっている中では安いなというあれで、どうなっているのかなとお聞きをしたところで、多分府がやられているんですか。 72 ◯南農林水産課長 海岸線は港湾の管轄になりますので、府の方でやっております。うちの方でやっているのは、漁港周辺でございます。  以上です。 73 ◯谷委員 次に、192ページのガイドマップの問題ですが、成果品は当然見てますけれども、これを観光にどうつなげていくかというのが重要だと思うんですよ。だから、その辺が全く見えてこない。せっかくつくって、そのままになってるんじゃないかと。だから、その辺の観光行政というんですかね、その辺はどう考えているのか。  それと、道の駅の問題ですが、基本計画をもう策定しているわけですが、いまだかつて経営主体が決まらない。たしか決まってませんわね。いろんな話はあります。策定して、もう相当たっている中で、いまだかつてどうするんだという話が出てこないというのは、どういうことなのかなと。本当にできるのかなという気がします。だから、その辺をお聞かせを願いたいと思います。  それと、放置自動車の問題ですが、14台撤去したというお話でありますけれども、前々から言われているように、市の所有地にたくさん捨ててあるのがまだ残ってます。これは何年前からも言われてる中で、どうなっているのか。今、職員駐車場にしている横ですね。相当数の不法に捨てられている車、まだあると思うんです。その辺はどうなってるのか。何回も言われてる問題ですから。  それと、都計図の問題ですけど、当然住居表示、これはやることによってメリットが相当あると思うんですよ。だから、金がないからそれでやめとくというような問題とは違うと思うんですよ。だから、住民も含めて、先ほど言ったようにわかりづらいんですよね、今の住居表示が。だから、これこそ早急に金かかろうが、やらなきゃいけない問題ではないかと思うんですが、その辺の見解ですね。いつごろからやられるんか。  それと、店舗の委託料ですね。これは1回だけだと思うんですけどね。管理料が134万、それに伴う収入が189万、未済額が148万。これを比較して、どう考えておるのか。たしか今回かな、広報か何かに店舗の募集も含めてされてたと思うんですが、その辺も含めて店舗数、空きがどれくらいあるのかな、それも全部入って家賃がどれくらいになるんか。ちょっと189万上げるために134万かかると、これはちょっと考えてもらわないと。そのほかにもかかっているわけですね、店舗だけじゃなくて住宅も。それとはまた全く別の話ですからね、店舗の場合は。だから、管理委託がどうなのかということを聞いてるわけです。  以上です。 74 ◯木岡地域振興課長 それでは、私の方から再度の観光マップについて御答弁申し上げます。  当然、我々といたしましては、泉南市の観光マップをこしらえた中で、泉南市だけじゃなしに、やはり市外の方々に泉南市のよさを知っていただくという意味から、私たち南泉州華やいで観光キャンペーンという形の協議会の中に入っておりまして、そこによる観光PRですね。この観光マップをもって泉南市をアピールするために、毎年、近場でいうたら関西国際空港の縁日のときにPRする。また、大阪駅のコーナーにおいて泉南市の観光をPRする。また、南港におけるインテックス大阪での観光物産展の位置づけの中で観光PRをするという形でPRを行っている。また、東京の方にも行きまして、六本木ヒルズで大阪の泉州観光キャンペーンを行う。また、千葉の幕張におきましても観光をPRするという形をとっております。  さらに、これからの関西国際空港ができて外国人へのPRも兼ねるという意味合いから、またいろんな関係機関と協力しながら、泉南市のよさをPRしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  また、道の駅の方は部長から答弁します。 75 ◯梶本市民生活環境部長 私の方から、道の駅的施設について御説明申し上げたいと思います。  今回の決算書の中では、基本計画策定ということで平成15年度分で調査を行いました。その後、16年度におきまして、今年度でございますけれども、調査主体を商工会の方に補助金という形で出させていただきまして、実際ここで運営されていくメンバーを集めたといいますか、商工会、それとか漁業組合、農協さん、このような方々にお集まりいただいて、なおかつ学識の方も入っていただいて、実際の経営とかその辺のことについて今議論を深めているというところでございます。  我々の方も、この道の駅的施設がイオンモール出店に伴います商業者対策ということで大きなウエートを占めているということがございますので、ぜひ実現できるように努力をしていきたいと思っております。  市におきましても、これらの方が具体化されておりますので、また予算計上等のことについて、要求をしたりとかという形での手続きを今進めているというところでございますので、いましばらくのほどお待ちいただきましたら、全容的な形のものも出てくるかと思います。そういう進捗でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 76 ◯出口施設管理課長 私の方から、212ページの店舗管理委託料の関係でございますが、店舗の募集につきましては、去る16年度におきましても6月に空き家2戸について募集いたしました結果、ちょっと応募がございませんでして、また再度この2月、3月ぐらいに募集の予定をしております。今後につきましては、あと一、二回募集をいたしまして、応募がないような状況がもし続けば、今後店舗自体のあり方とか、その辺も総合して委託のあり方も含めて検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 77 ◯池上都市整備部次長 私の方からは、まず第1点目の放置自動車の関係で言われていた場所、多分中央公園計画地の放置自動車の件だと思います。主に泉南市の土地開発業者が先行取得して、今暫定管理いたしておりますところの箇所を言われているんだと思いますが、対策といたしましては、おおむね年に1度は手続をした上で最終処分ということをやっております。  ただ、車によりましてはナンバープレートの入ってない分とかありまして、ナンバープレートの入ってない分につきましては、一定の公告期間とか所定の手続をした上で、最終回答がなければ回収業者に委託をいたしまして処置するということでございます。  対策といたしましては、入り口の施錠を徹底するような形で施設も設けましたが、何分暫定利用で一部トラック等に貸しておりますので、出入りのときに間隙を縫って入られたりとか、なかなかごみを捨てに来たり自動車を捨てに来る人は、次から次へといろいろ考えられまして、まだ現実には継続的にある状況にもあります。  ただ、そういうことで年に1度はそういう形でやっていきますが、予算との関係もございますので、効率的な執行できれいな用地ということで環境面にも配慮した形で対応してまいりたいと思っております。  それから、2点目の住居表示のことで御指摘等ありましたが、当然我々もわかりやすいという意味ではあった方がいいのは重々承知いたしております。泉南市の場合、当初が西信達地区、それから鳴滝、樽井、雄信と進んできました。中断というんですか、雄信から次は信達地区にと進むという計画でございましたが、いろいろ諸般の線引き業務の関係の方々との調整等々の困難性とか、それから当然かかる委託料等の予算の財政的な問題等もございます。  ただ、お金の問題がクリアできても、私も実際雄信地区等の住居表示のときに担当課長で担当さしていただいたんですが、わかりやすい地形地物で線引きをしなければならないという中で、旧の字単位の区の地域性の線引きの問題がそういうわかりやすい地形地物に整合してない問題とか、それから飛び地の問題、それから住まいされてる方々がそれぞれ旧地域であるにもかかわらず、一部番地的には違うところに入っておるというような、いろんな地番と所在地、地形地物の線引きの問題、いろんな非常に複雑な問題がございます。ですから、時間もかかりますが、必要性については十分認識いたしておりますので、財政的な問題も含めた中で再開できるように課題として研究してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 78 ◯谷委員 最後にしときますけども、今、池上次長が言われたとおり、住居表示、非常に難しい問題がたくさんあります。それだけに継続してやらないといかんのではないかなと。お金だけの問題でないと先ほどから僕言ってますし、行政もそういう認識だと思いますんで、その辺は、一挙にできるような問題ではないだけに、地道にやらないといけないなということだと思うんですよ。だから、わかっててもできないというようなことでは困るんです。少しでも前へ進めると。予算の問題もありますけどね。その辺はこれからも予算委員会がありますし、その辺は行政として強く打ち出してもらえるんかどうか、それはまた別の問題ですけど、重要な問題ですから何とか進めてほしいなと。  それと、放置自動車の問題ですけど、これは市有地ですからきっちりしないと、前から言われてるわけですわ。それと、管理の問題も含めて、トラックに貸してるという話ですけど、トラックだけでないでしょう。いっぱいですよ、あそこ、今。だから、その辺の管理も含めて、放置自動車あるいは管理の問題含めて、市有地ですからちゃんとやってくれないと困ると思います。その辺だけ答えておいてください。 79 ◯中谷助役 住居表示につきましては、今、池上次長が言いましたように、途中でとまっておるということでございますが、重要性については十分認識をいたしております。委託せないかん分、または市の職員の内部で作業できる分もあろうかと思いますんで、その点は精査した中で前向きに取り組んでいかなきゃならないという認識を持っておりますので、継続的に研究をさしていただきたいというふうに考えております。  それと、放置自動車の関係、先ほどもお答えいたしましたが、現在、御指摘の場所については、チェーン等で夜間は出入りできないような形にいたしておりますが、今考えておりますのは、駐車場の有料化の検討もいたしておりますので、その中ではカードでないと出入りできないという形の取り扱いをしていきたいというふうに思いますので、それまでにはあの箇所についてもきちっと放置車両については撤去さすという形で進めたいというふうに思います。 80 ◯谷委員 はい、結構です。 81 ◯巴里委員長 もう1名質疑者が残っておりますので、1時20分まで休憩いたします。       午後0時 6分 休憩       午後1時20分 再開 82 ◯巴里委員長 休憩前に引き続き開議いたします。 83 ◯木下委員 すいません。ちょっと1つだけお尋ねしたいんですが、185ページの農業振興費の13番委託料、この中の有害鳥獣駆除委託料、この具体的な中身についてお聞かせいただきたいと思います。 84 ◯南農林水産課長 有害鳥獣駆除料でございますが、これはイノシシ等の駆除でございます。これは、市内の猟友会の泉南支部の方にお願いして駆除をしていただいております。去年の秋の時期で約20頭でございます。  以上です。 85 ◯木下委員 お聞きしましたとおり、最近非常にイノシシだけでなくてタヌキであるとか、それからアライグマ、こういったものも非常に出没しておりまして、農家の方が相当被害に遭っております。農家に限らず、これは人的な具体的な被害はまだ聞いてないんですけども、非常に危険な鳥獣でありますんで、その体制がこのままでいいのかなとちょっと疑問を持っております。  といいますのも、イノシシの場合は猟銃でとればかなり効果はあると思うんですけども、今、頻繁に出てますのはアライグマですよね。昨年も私ども地域でちょっと出没しました。ところが、来ましたのは、119番しますので消防の方が来られたんですよね。消防の方が大きな消防車に乗って、持ってきてる器具は網だけですよね。非常に困難をきわめて、捕獲が結果としてできなくて、これは当然だと思うんですよね。  ですから、イノシシに対しては確かに猟銃でという効果はあるんでしょうけども、タヌキであるとかアライグマであるとか、そういったものは例えば麻酔銃であるとか、専門的ないろんな方法もこれから必要ではないかと思いまして、体制が果たしてこれでいいのかという、そういうことも含めて、これからたくさんのいろんな種類のものも出てますし、量も多いので、そういった中身についてどういう今後の対応があるのか、お聞かせいただきたいと思います。 86 ◯南農林水産課長 イノシシ以外のアライグマ、タヌキ等でございますが、近年アライグマの被害が徐々にふえつつあるのは確かでございます。  今現在は、大阪府の方で自然環境の方でアライグマ等の捕獲用のおりを保有しております。それをあいてるときに借りて、その申請される方のところにお貸しして捕獲をするという手順を持っております。  なお、アライグマ等につきましては、捕獲した後の処分、処理ですけども、こちらの方で生きてるものについては処理するところが大阪府内で守口の方に1カ所、府の保健所の方でガスによる安楽死の施設があります。そちらの方への持ち込みということになっております。  ということで、17年度、新年度予算の中で、原課としましてその捕獲用のおりの購入を予定をいたしまして、予算要求はしております。もし、そういう被害等があった場合にすぐ迅速に対応できるように準備は進めております。  以上です。 87 ◯木下委員 予算措置、よろしくお願いしたいと思います。  ただ、1つ最後お聞きしたいのは、通常、先ほど言いましたように、困ったときには119番したりするんですね。体制はどちらでどういうふうにやっていくのか、最後にお聞かせいただきたいと思います。 88 ◯西川消防長 我々一般の市民の方から、そういう猫、犬等々の件で救助要請がございましたら、一応救助隊が出動しまして対応するということでございます。その部分については、今、木下委員さんも言われましたように、そういう捕獲の器具がございません。ということで、困難をきわめる場合もございます。そういうことで、一般市民の方から電話ありましたら、出動してその対応をするという出動体制をとっております。  以上でございます。 89 ◯市道副委員長 198ページ、委託料の中で自転車再生業務委託料ですね。これの金額が出てますけれども、これの内訳ですね。何台してこんだけになってるのか。再生された自転車はどうなっているんかということですね。  あと負担金、補助及び交付金の方ですが、泉南市交通事故をなくす運動推進本部負担金がありますね。この金額ですね。これは何からこの金額が出てくるのかということと、どういった活動をされてるのか。その下の幼児交通安全クラブ補助金、この辺もそうですし、泉南市交通対策指導員会補助金ですね。これはどこに補助を出されて、どういう活動をしていただいているのか。もう1つ、生活路線運行維持対策補助、これだけの金額が出てますけども、件数と、あとどういったことをされてるのかということをお願いします。 90 ◯宮内環境整備課長 それでは、順番にお答えさしていただきたいと思います。  まず、198ページ、13委託料のうち自転車再生業務委託料につきましてですが、実はまず放置自転車がございます。それを私どもある一定時期に集めまして、仮保管ということで保管場所に置いて一定期間保管しておきますが、どうしても取りに来られない方が多いということで、従前ですとそれを解体、引き取っていただいてしておりました。ところが、やはりこのままではということで、15年度からサイクル・エイドと言いまして、自転車を修理してアフリカへ送ろうというこれは大阪府各自治体がやってる活動です。その中に、まず1つサイクル・エイドへの参加。  それと、公共用つまり我々市役所並びに教育委員会も含めて、公共の仕事の上でも使えるんじゃないかということもございまして、15年度で初の試みだったんですけども、公共の自転車につきまして約100台強、サイクル・エイドにつきましては約100台弱だったんですけども、トータル200台程度再生いたしまして、そういうふうに有効活用したというふうなものでございます。  それと、続きまして199ページ、泉南市交通事故をなくす推進本部ですけれども、これは悲惨な交通事故が起こっております関係でその数を減らそうということで、市長を本部長として泉南市交通事故をなくす推進本部というのを設置してございます。私ども市の環境整備の方が事務局でございます。メンバー的には今申し上げました市長が本部長、あと……、ちょっとお待ちください。  えらいすいません。各いろいろな団体、例えば区長連絡協議会であるとか、消防団、警察関係、交通安全協会関係、ライオンズクラブ、ロータリークラブ、PTA協議会等です。こういったメンバーでこういう冒頭申し上げました活動をしているものに対する助成でございます。  それから、次の段、泉南市幼児交通安全クラブ補助金につきましては、市内にあります公立、私立の幼稚園に16団体、その団体に対しまして、その交通安全、小さいときから交通のこういうルールを守りましょうということの啓発を兼ねていろんな事業を行っているものでございます。  続きまして、次の段、泉南市交通対策指導員会補助金でございます。これは、交通対策指導員会というのをつくっていただいております。市内で7支部をつくっていただいて、主に15日、これは近畿交通安全デーですので、早朝からの街頭の交通の指導、それから春、秋のそういう全国交通安全週間に合わせた活動、市内をパトロールしたり、そういうふうな活動をしていただいておるものでございます。 91 ◯市道副委員長 7支部てどこよ。 92 ◯宮内環境整備課長 すいません。信達支部、岡田支部、新家支部、雄信支部、樽井支部、東信達支部、鳴滝支部、その以上7支部でございます。  それと、生活路線運行対策補助金につきましては、樽井から葛畑間までの南海ウイングバスの生活路線バス、一般乗合バス、それの維持のための対策補助金でございます。  以上です。 93 ◯市道副委員長 自転車再生の方は、サイクル・エイド、100台がここへ売ってると、公共用に100台やってると。これは今聞いた15年度がそういうことになっているということですが、公共用が100台、サイクル・エイドが100台、毎年こういうふうな形でふえていくのか。割合でその都度その都度、半々になんのか、それともサイクル・エイドには毎年100台は絶対送りますと、その余った形のものが公共用として使われますよと。公共用として使われてるもんに対しましては、行政の市の方々がちょっとしたときに乗られているという意味なのでしょうかということ。  199の市長が本部長になられてる16団体──わかりました。この16団体にそういう指導というのか、そういうのに行かれてるということなんですけれども、余り聞いたことがないんですけども、できれば年間何回行ってるんかということですな。何回行って、子供らの認識度はどういう形なのか。その結果というのも上げていただいているのかどうなのか。ただ、教えに行って、そういうのを危機感を感じてください、1回言って、はい、これでわかりましたねという形になってんのかどうなのかという中身がちょっと、そこまでのあれもなかったんで、どうかなと思います。  あと、7支部でということなんですが、どこの7支部やったんかな……。  生活路線運行維持、これはそうしますと、バスの方のあれですか。当然、補助という形になっているわけですか。そうすると、環境面から前回より聞いてて、こういうように僕は入ってんのかなと思ったんですけども、これは土木か環境かようわからんかったんやけども、環境という部分で思ったんで、路線の環境ね、道路の。それはどこからお金が出てんの。 94 ◯宮内環境整備課長 まず、自転車再生についてですけれども、まず公共用で配らしてもうたのは、近くの現場等に行くときに公用車に乗らんでもというふうな感じ、もちろん健康及びガソリン代、それといろいろ環境面を考えまして、実を言うと15年度初でやってみました。大変好評で、結果的には100台強私どもの方の再生した自転車を使っていただいております。  それと、サイクル・エイドにつきましては、平成14年からスタートしたもので、14、15と2年行っております。ただ、残念ながら16年度、ことしは、決算とは違うんですけども、今大阪府と協議してますが、今のところまだ正式な具体までは出てないというところで、場合によっては14、15で終わるのかなというのもちょっとあります。  それと、幼児クラブにつきましては、先ほど申し上げましたように、各幼稚園ごとで自発的な活動をしていただいております。例えば、そこではぬいぐるみを使って、赤信号とかそういう交通ルールを教えたり、そういうふうな自発的な活動をそれぞれの幼稚園でやっていただいております。それの補助をしているというふうにお考えいただきたいと思います。  それと、生活路線バスについて、道路環境かというふうな感じですけども、私ども環境整備課の方が公共交通を持ってるということで、バスを担当してるものでございます。  すいません、これがお答えになってるか。道路環境かと言われたので、すいません、もし答弁が違ってるのであれば、再度御質問いただければと思います。 95 ◯成田委員 185ページ、農業振興費、19の負担金、補助及び交付金、地域農業推進事業補助金40万についての説明をお願いしたい。  それから、189ページ、15工事請負費、農業公園整備事業費でこの年の農業公園整備工事はどこまで終わったのか、ちょっとお伺いしたいと思います。  それから、192ページの商工費、商工振興費、19負担金、補助及び交付金の商工会補助金、商店街振興補助金、商店がいろいろ不況の中にあるんですけど、泉南市はどのような取り組みをされとるのか、お伺いしたいと思います。  それから、194ページの13委託料、地域就労支援事業委託料356万4,000円。  201の防潮堤道路整備事業費で、これはずっと今もやられとるんですけど、15年の場合は防潮堤を取って進められたんですけど、3工区に分けてやっとるんですけど、今15年の実施を受けて防潮堤を取った後、その後、公園をつくるのか、そういう点ではどういうふうになってるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。  それから、204ページの工事請負費、岡田地内ほか排水路改修工事になっとるんですけど、岡田の場合、ゼロメートル地帯があっていつも水が浸水するとこがあるんです。これは15年ではどのように対応されたのか、お伺いしたいと思います。  それから、207ページの公園管理費、委託料、管理業務委託料。  それから、208ページの和泉砂川駅前地区再開発等調査費、これはさっき質問があったんですけど、これと同時に209ページの砂川樫井線新設事業費があるんですけど、ここの需用費に修繕料72万4,500円とあるんです。  それと、209ページ、信達樽井線改良事業費の設計委託料、土地測量委託料、これはどこまでされたのか、お伺いしたいと思います。  それから、210の9の13、工事委託料、ここをどこまで進めたのか、ちょっと。  212ページの13委託料、住宅内除草清掃委託料、これは具体的にどういうふうにされとるのか、ちょっとお伺いします。  あと、消防で、消防費は一般職70人分ですけど、消防の定数はたしか88やな。今、防災が非常に騒がれとるんですけど、財政事情もあるだろうと思うんですけど、この70人で15年の場合そうなんですけど、十分防災対策は足りとるのかということ。  以上です。 96 ◯南農林水産課長 それでは、私の方から成田委員さんの御質問の中の185ページの19の中の負担金、補助及び交付金の中の地域農業推進事業補助金40万でございますが、これは大阪特産農産物研究会に対して地場農産物の生産技術向上及び普及拡大のための事業交付として出しております。  続きまして、189ページの農業公園の中の15の工事請負費の中の農業公園整備工事でございますが、これの中身でございます。農業公園整備工事の花畑の整備としまして535万5,000、それから同じく整備工事その2で同じく花畑の整備──すんません、先ほどのは造成工事と中の園路、管理用通路等をつくっております。  その2としまして、同じく花畑の分でございますが、1,686万1,950円、これも花畑園内の通路、側溝、排水施設と転落防止さく等の工事でございます。  それから、その3としまして、正面の花壇の整備を行っております。これが735万円でございます。その階段とか散水施設等をつくっております。  その4としまして、駐車場の整備工事をしております。この金額が989万9,400円でございます。駐車場の舗装工事等、関連工事一式でございます。  その5といたしまして、のり面の最終整形、それから転落防止さく等の工事をしております。それが475万5,450円でございます。ちなみに、この15年度での進捗率が約70%でございます。  以上でございます。 97 ◯木岡地域振興課長 それでは、私の方から192ページの商工会補助金と、それと商店街振興補助金、それと194ページの地域就労支援事業について御答弁申し上げます。  まず、商工会がどのような取り組みをしているのかということで、商工会につきましては、地域の産業を支援するために小売業、工業とかいろいろな経営者に対して、経営改善の普及事業とか、あるいは創業事業、経営革新、産学連携による事業等いろんな取り組みを行っており、その中で経営相談とか、いろいろな相談事を行っているところでございます。  続きまして、商店街の振興補助金につきましては、これは電気──スズラン灯の電気代を2分の1補助しているところでございます。場所につきましては、樽井のスズラン灯でございます。  続きまして、地域就労支援センターの活動でございますが、これにつきましては障害者、母子家庭の母親、中高年齢者等の中で働く意欲がありながら、さまざまな就労阻害要因を抱えているため雇用、就労を実現できない者、いわゆる就職困難者や就労意識が低い学卒無業者などに対して、相談事業や一人一人に応じた就労支援メニューを提供しているところでございます。就労阻害要因の解消や就労に関する意識、意欲の助長や地域の関係機関の連携を図って、雇用促進、就労促進につなげているところでございます。
     以上であります。 98 ◯土井都市整備部参事 私の方から、209ページ、信達樽井線の委託料、設計委託料892万5,000円と土地測量委託料522万9,000円について御説明させていただきます。  設計委託料は、南海をオーバーパスするわけなんですけども、その橋梁の予備設計とその影響範囲ということで、砂原住宅からりんくうタウンに至るまでの道路の予備設計をやっております。これが892万5,000円でございます。  それから、土地測量なんですけども、これは未買収地の事業地を確定するために、民民境界、官民境界等々の用地測量を行ったということでございます。  以上でございます。 99 ◯山本施設整備課長 防潮堤の関係で緑地帯にするのかという質問があったと思うんですけども、旧防潮堤を企業局が撤去した後、201ページにございます防潮堤道路整備事業で生活道路として本市が施工した後、りんくうタウン側に緑地帯として企業局が整備する予定でございます。  続きまして、209ページ、砂川樫井線の修繕料72万4,500円の件でございますが、これにつきましては一丘団地から尋春橋までの間について、工事途中のことで盛り土ののり面の方が今現在されておりません。そのことによって、雨により土砂が下のJRの軌道敷地内の排水路に流出いたしまして、JRからのお申し出によりその土砂のしゅんせつ作業を行ったものでございます。  それと、211ページの市場長慶寺砂川線の工事請負費の関係でございますが、平成15年につきましては、砂川生コンと和泉泉南線の交差点の拡幅改良に伴い、工事延長5.33メーターの工事をしたものでございます。  その下の信号機移設ですけども、その交差点の改良で既設道路幅員が拡幅されましたので、信号機を移設したものでございます。  以上でございます。 100 ◯根来下水道課長 私の方から、204ページ、排水路維持改修費の中、工事請負費の岡田地内ほか排水路改修工事について御説明申し上げます。  排水路改修工事となっておりますが、15年度におきましては排水路しゅんせつ工事をさしていただきまして、ちょっと表示ミスがございます。内容としましては、岡田の低湿地帯、大発渚団地の浜手部分の水路のしゅんせつを約220メーターにわたりまして、地元要望等の関係で15年度実施さしていただいております。  内容につきましては、以上でございます。 101 ◯出口施設管理課長 私の方から、まず初めに、先ほどの岡田の排水路の工事の関係で低湿地帯の浸水の関係でございますが、16年度におきましては、御存じのように若干御迷惑かけた部分がございましたが、幸い15年度には大きな災害はなかったわけでございますけども、対策といたしましては、先ほどの工事請負費の以外に202ページの河川維持改良費におきまして、工事請負費で紺谷川のしゅんせつ工事も実施しておるところでございます。  続きまして、207ページの公園管理費でございますが、公園管理費の主な内容につきましては、1点目には市内公園、現在15年度におきまして114カ所ございますが、そのうち65カ所におきまして各自治会等に日ごろの維持管理をお願いしているところでございます。作業といたしましては、簡単な清掃や除草や遊具の点検、その他いろいろ報告いただいているところでございます。そのほかの公園につきましては、通常の管理委託といたしまして、清掃や除草、木の剪定や枝払い、そのほかの作業をしているところでございます。  それから、212ページ、住宅管理費の除草清掃委託料でございますが、これにつきましては市営住宅各、前畑、宮本と砂原、長山住宅等の空き地や公園部分の草刈りをシルバー人材センターに委託しているものでございます。  以上でございます。 102 ◯西川消防長 成田議員さんの消防力の増強でございますけども、消防職員の定数条例につきましては、平成5年9月に88名に条例改正をさしていただいております。現在、消防職員につきましては72名おります。というのも、行財政改革に基づきまして職員定数の管理ということで、一般職につきましては退職不補充で進んでいるところでございますが、消防職員につきましては、退職者につきましては補充の採用もさしていただいているとこでございます。  広域的な災害がございましたら、我々といたしましても大阪府広域消防応援協定、大阪府下南ブロック消防相互応援協定、山火事でございましたら阪和林野消防相互応援協定というもので応援要請をいたしまして対応してるとこでございますが、大災害、地震等ございましたら、委員さんも御存じのように、緊急消防援助隊という全国レベルの応援協定がございます。これにつきまして大阪府に応援要請をしまして、総務省消防庁からの派遣で直ちに、近くでしたら1時間程度で泉南市の方に来ていただけるという応援協定がございます。  ちなみに、消防団員さんにつきましても、男性の方ですけども、5個分団ございまして、信達分団、樽井分団、新家分団、西信達分団、鳴滝分団で153名の団員さんが入団していただいております。女子消防団員につきましては定員20名でございますが、現在17名ということで、現在消防団員さんにつきましては、170名の方が地域防災に携わっているところでございます。  それと、今現在、各地区におきまして自主防災組織等の運動も始まりまして、自分たちのまちは自分たちで守ろうという自主的な防災関係で、その団体も現在7団体があるように思っております。それにつきましても、その自主防災組織の訓練等に我々参加しましてその重要性を認識いたしまして、地域ぐるみの防災を担当しているということでございます。  人員的には88名の条例定数がございますけども、今現在こういう財政難でございますし、職員を採用するというのも困難でございますので、現在ではその人員等で頑張っていきたいと思っているとこでございます。  以上でございます。 103 ◯和田都市計画課長 208ページ、再開発等推進業務委託料ということで業務の内容について御説明いたします。  和泉砂川駅周辺地区の整備計画検討業務を委託いたしました。業務につきましては、砂川駅の周辺地区におきまして駅前広場の新設とか、都市計画道路の見直し等の検討のために関係機関、大阪府の総合計画課とか道路室とか、それから警察とか、関連の機関と協議を行いながら整備の概要の計画を立てさしていただきました。こんな業務でございました。  以上です。 104 ◯成田委員 ちょっと質問漏れしとったもんで、209ページの信達樽井線の役務費の不動産鑑定料と、それから同じく210ページの調査委託料294万円、この中身をちょっと教えてほしいんです。 105 ◯土井都市整備部参事 御質問ございました役務費212万1,000円の内訳でございますが、これは土地開発公社から平成15年に962平米買い戻しとるわけなんですけども、これにつきましては国庫補助をつけておりますので、それに必要な不動産鑑定58万5,900円、2者鑑定しております。それと、大型工場の不動産鑑定153万5,100円、これも2者鑑定ですけども、それらの鑑定料を合わしまして212万1,000円になるということでございます。  それから、210ページの調査委託料294万円ですけども、これにつきましては未買収地の個人の物件移転補償を行っております。  以上でございます。 106 ◯成田委員 信達樽井線の調査委託料294万円には、予算委員会の質疑の中では、物件調査委託料として東洋クロスの物件調査及びと、東洋クロスも入っとるんやね、これ。そういう答弁しとるで。物件調査委託料といたしましては、東洋クロスの物件補償、調査及びその他の物件調査は3,900万円でございますと、これ15年度予算で、これだれが答弁しとんねん。杉田都市整備部参事が答えとるで、こういうふうに。それなら間違いか。答えとるで、こういうふうに。ここにちゃんと載っとる。  あ、違った、土岐施設整備課長や。間違えた。土岐施設整備課長答えとるで。ちゃんと答えとるで、ここで答弁。「信樽の今年度の中身でございますけども、信達樽井線でございますけども、不動産鑑定料といたしまして570万、これにつきましては東洋クロス大型工場等の用地買収に係る不動産鑑定でございます。そして、物件調査委託料といたしましては、東洋クロスの物件補償調査及びその他の物件調査の計3,900万円でございます」と、ちゃんとここに答えとるで、予算で。これうそか。議事録に載っとるんやもん。うそついたのか。 107 ◯土井都市整備部参事 その209ページのところに繰越という欄がございまして、繰越明許費2,940万というのが載っております。それが東洋クロスの分でございます。  以上でございます。 108 ◯成田委員 繰越の何。 109 ◯土井都市整備部参事 繰越明許費という欄があるんですけども、そこに2,940万円、ちょっと字が小さくて見にくいかと思いますが、209ページの一番下でございます。209ページ一番下のところに2,940万円というのがございますが、それが大型工場の分でございます。  以上でございます。 110 ◯成田委員 それではまず、農業公園についてちょっとお伺いしたいんですけど、農業公園についてはこの間PFIということで一応5社があって、それは結局何もPFIを申し出る人がなかったと。  これは平成14年2月26日に参考資料として出とるんですけど、この中に詳しく書いてあるんですよね、いろんなことが。これは中身もずうっと書いてあるんですけど、これはもっと具体的に、結局平成15年度ではなぜ5つが名乗り出なかったのか。もっと具体的に、25億円もかけてつくった農業公園だし、平成17年度、ことし開園なるんですから、15年のとき具体的になぜその農業公園についてPFIを適用できなかったのか。ただ予算の問題でなくて、予算を不用額にしたんじゃなくて、具体的になぜできなかったか。もう少し詳しくその中身を教えてほしいと思います。  ここに平成14年2月26日に出した市の農業公園PFI事業における本市の方針とあるんですけど、詳しく書いたやつが。私、読ませていただきました。ほぼこれに基づいてPFIがやられとるんですけど、このときは…… 111 ◯巴里委員長 成田委員、具体的にどの点、どうだということで。 112 ◯成田委員 だから、具体的にPFIができなかったという予算を不用額にした基本的な原因──そら中身はね、こっちが言わんでも彼らは知っとる。だめだった理由は何だということをこっちが聞く必要ないわな。何でだめだったと聞いとるだけや、不用額が。具体的になぜそういう業者がそういうPFIに名乗り出なかったか。その点、もう来年開園でしょう。ことし開園でしょう、既に。具体的に。 113 ◯南農林水産課長 PFIの導入ができなかったということでございますが、新聞、プレス提供した後、企業の反応等を見まして、PFIの導入の手続をとって説明会を行いましたが、総務省とかそういういろんな手続をする間の期間が約1年間要するということで……。PFIを企業の反応ということで応募をかけましたが、前向きに検討していただいた企業が数社ございましたけども、最終的に応募を明確にされた企業がなかったため、このPFIに基づく応募を断念したということでございます。  以上でございます。 114 ◯巴里委員長 よろしいか、成田委員。 115 ◯成田委員 いや、全然わからんわ。 116 ◯巴里委員長 相手おらなかったということでございますんで。 117 ◯成田委員 相手おらんで済むことじゃない。25億円、ことしの農業、これの農業公園の予算ね。農業公園で予算幾ら使ったのかな、この年だけでも。3億6,234万円ですよ。この非常に厳しい中でね。ことし開園しようとなったら、これやっぱり採算性を持って、例えばこれ、あれでしょう。25億円で大体12億の借金でしょう。あなた方から出してもらった資料によりますと、農業公園に関する借金は利息入れて12億ですよ、市が負担を持つのは。12億6,009万円。総事業費25億、そんだけ払わなあかんと。  そうしましたら、今このPFIが成功しなかったら、ことしの4月開園と言うけど、全く採算性も成り立たないのに借金の返済は既に平成17年で5,120万円。何にもしてないのに5,120万円借金返済しとるんですよ、これ。全く何もしてない、これ。ただで、チューリップ植えたて市長言うんだけど、1つ幾らするんですか、これチューリップ。100万円単位のチューリップやな。植えたって、あそこへ。計算したらね。何もしてないのに、平成17年、来年は5,120万円、その次は7,000万、平成20年には1億返さなあかんですわ。  そうすると、PFIは成功しなかったと。そうするとあそこには企業が来て、採算性が成り立つ、いわゆる開放した農業公園というのはやらないということになりましたらね。だから僕聞いとるんですよ。なぜ、企業がここに採算性が成り立たないという──この間の予算委員会では5社と言っとるけどね。15年では5社という説明されてますわ、ここには。これは極めてあれでっせ。3億幾ら使って、どういう中身、これ応じなかったというのは。結局あそこへ来ても採算成り立たないと、そういうことですか。3億2,000万でしょう、これ。ことしはもっと使って……。その点どうですか。決算として、3億2,000万も使ってながらね。どうぞ答えてよ。どぶにお金捨てるようなもんや、こんなもん。 118 ◯池上都市整備部次長 農業公園の管理運営の御質問でございますが、PFIに関しましては、先ほど御答弁申し上げましたように、応募企業が残念ながら対象としてはなかったということでこのようなことになりましたが、4月開園以降は、とりあえず暫定的に公営管理というんですか、管理者の方で効率的な管理を図っていくということで当面は考えております。  以上です。 119 ◯成田委員 今後は、PFIは市としてはあきらめたということで、ことし以後は全額市の管理費用をもって、管理費用だけでも5,000万と言われとるんですけど、そういう方向で、全く持ち出しですわな、これ、経営上は。だから採算合わないけど、市は出さなあかんという、こういう経営ですわな。  大阪市のつくった、大阪市も幾つもつくったけど、全部持ち出しで人も入らん。あげくの果ては職員の賃金カットまでも大分及んどるんですが、あれなんか大阪市なんかもともと成功しないとこへ大きなお金を出して結局失敗しとると。泉南市は財政規模が220億足らずだから、そら25億円ぐらいのもんだけど、しかし今の第3次財政計画からいったら、全く戻ってこないのにさらにお金を出さなあかんと、5,000万。こんなん、僕ら職員さんの賃金カットするより、この問題についてもっと真剣にやるべき違いますか。5,000万持ち出しでっせ、今度。3億2,000万の今回について、この問題について、助役さんでもいいですわ。 120 ◯巴里委員長 成田委員、総括でその問題やってください。中身については具体的に……。 121 ◯成田委員 いや、中身出てきえへんからね、一切。 122 ◯巴里委員長 だから、それは総括でやってください。 123 ◯成田委員 いやいや、中身について、どういう企業がね、もう経営が何でこんなとこへ来たて、いろいろ言われたと思うんや、市は。 124 ◯巴里委員長 発言制限しますよ。ほか、あるんでしょう。 125 ◯成田委員 絞ってますから。 126 ◯巴里委員長 これだけですか。 127 ◯成田委員 余り広げない。余り広げない。 128 ◯巴里委員長 時間が経過しますと、それなりにあなたの発言がなくなってきますから。 129 ◯成田委員 広げないようにします。 130 ◯中谷助役 今、成田委員の方から農業公園について厳しい御指摘をいただいているわけでございますけれども、13、14年でPFI、民間事業者を活用してということでいろいろと調査をし、業者ともヒアリングをしたわけでございますけれども、現実としては、市もそう大きなお金を管理費に出せないということの中で業者を募集したという経緯がございます。  ですから、業者自身も採算性の問題がございますので、手を挙げる業者がなかったということでございますので、16年度、今までも議会の方で御答弁さしていただいておりますけれども、16年度を1期の最終年度といたしまして、17年、ことしの春から直営ということで部分的開業をさしていただきたいというふうに考えております。  その後、まだ未利用地もございますので、そういう事業者があれば、またその辺の協議はしていかないかんと思いますけれども、しばらくの間につきましては、直営、最少の経費で市民の皆さん方に親しんでいただける農業公園ということで、利活用さしていただきたいというふうに思います。  現実には、昨年も実施いたしました花の摘み取り等につきましても、1万人以上のお客さんが来てるということでございますから、オープンいたしますとかなりのお客さんが来ていただける、市民の方が来ていただいて楽しんでいただけるというふうに考えておりますので、成田委員言われました5,000万も管理費をかけずに、少ない経費で我々としては当分の間運営していきたいということで御理解をお願いしたいと思います。 131 ◯成田委員 それでも12億の借金、農業、採算性、将来あそこを当初計画した、あそこを有料化して、当初駐車場にとめたり、いろいろ計画しとったけど、収入はないわけです、この12億お借金について返す、一切。市民負担ですわ、これ。違いますか。そういうことと違いますか。助役、そう違いますか。12億丸々市民の負担と違いますか、これ。農業公園でもともと採算性成り立つということで、あそこを経営するということで、収入も何もないやん、あそこ。そう違いますか。だれが払うんや、そんなもん。だれが払うんや、借金を。 132 ◯中谷助役 公園でございますから、当然用地買収もあれば事業費もかかっております。施設については市の財産ということで、市民の財産でございますから、運営経費については、採算性どうかということでPFIをいろいろ考えたわけでございますけれども、それもだめだということでございますんで、当分の間は市の直営ということで市民の皆さん、多くの方に入っていただけるようにいろいろと知恵を出して、活用していくという考え方でございます。 133 ◯成田委員 大阪市の答弁の方がもっとまともやな。公社で海につくった施設についても、赤字だったと。これについて大阪市の答弁だったら、赤字だと。しかし、これはもとを返すように積極的に誘致してやっていきたいということで取り組んどるんですけど、今の答弁だったら、そんなもんもう土地は残ったんやと。いや、借金は借金ですわな。返さなあかんという、その事実。借金は──今、泉南市大変でしょう、借金。大変違いますか、今。ものすごい大変ですわ、借金。年間そんなもん1億も返すとなったら。ずたずたに削っとるのに。反省がないと僕は言うとんねん、そういうことについてな。僕はそれが言いたいんや、反省がないって。のうのうと12億借金を返すということについて、それを僕は言いたいんやで。  信達樽井線については、不動産鑑定については、これは東洋クロスの一部があるんですけど、この間もともとは信達樽井線については2002年の9月24日の──これは予算委員会で大きな問題になったんですけど、そのイオンモールの社長が大阪府企業局りんくうタウン推進室に要望した中で、信達樽井線の早期開通を望んどるということだったんですけど、現在イオンが開店して交通混雑、当初は込んだような感じですけど、その点を配慮してこの信達樽井線の借金の問題が大きくあるんですけど、資料を出してみますと大体40億円。56億のうち40億円が借金ということですので、ピーク時でいくと大体平成二十二、三年では2億6,000万ほどの借金返済をしなけりゃならないということで、たしか神田助役は、この道路は30年間イオンから入ってくる収入によって返すことはできますと、こういう答弁でありました。  答弁の中身としては、40億円の借金だけど、しかしそれは交付税として7億返ってくるという話でありました。だから実際は34億、30数億という話でありますけど、しかし交付税というのは毎年毎年、一気に7億入ってくるもんじゃありません。何十年間にわたって入ってくるということです。  そうすると、地方債返済、市が出された元利返還、償還計画を見ますと、信達樽井線の場合は既に返還が始まっとるんですけど、平成22年から大体平成30年ぐらいの間は元金償還額が大体22億8,000万と、10年間こういう高いあれが続くんです。交付税というのは平均的だから、そのときに7億も入ってこないですから、結局40億の借金の返済がこの22から28年ぐらいに、これは農業公園もそうですけど、三億七、八千万円償還しなきゃならないと。非常にピーク時になってくると。  私は、いわゆるりんくうに進出するイオンが市が提出した資料によりますと、年間大体1億1,800万ですから、これ、とうにもうその間の22年から28年のこの償還のピークを見ますと、とてもイオンからの税収で、道路、橋梁、東洋クロスのこの買収費用を賄うなんていうことは、僕は難しいと思うんです。それ、一体どうなさるのかなと思って、これ。  この償還のね、これでいくと平成20年から大体2億8,000、ごっつい膨大な金額になってくるんですけど、この点は東洋クロスの問題についても、もう少し安く買うとかね、買いたたいて。そういうことしないと、こんなことやっとったら、起債、破綻が目に見えると思うんですけど、その点ちょっと答えてください。 134 ◯巴里委員長 成田委員、質問と意見とごっちゃになってるんで、具体的なポイントを絞って質問をしてください。 135 ◯成田委員 いわゆる信達樽井線について、当初イオンから収入があると言うとったんですけど、信達樽井線の償還計画を見ますと、とてもイオンモールからの収入だけで償還ができるとは思えないと。いや、そういう答弁ですわ、最初の神田助役は、あなたの前任者の。そういう答弁しとるんですわ。大丈夫やと、そういう答弁しとるんですわ。目的税やいうて。はっきりそう言ったよ、おれに。 136 ◯巴里委員長 答弁さしますんで。 137 ◯中谷助役 今、成田委員からの御指摘でございますけど、現在イオンも立地をいたしまして、現在17年度予算の中で、予算がどれだけ収入あるかと精査いたしております。その中では、大きく狂うことは我々としては今の段階ではないというふうに考えておりますので、17年度、今、御指摘あったんですけど、イオンの税収もそれぐらいの見合う分は入ってくるというふうに考えております。  それと、交付税措置についても、この起債発行の中で償還のときに交付税措置される起債もございますので、その辺は交付税が入ってくるということで御説明さしていただいてるということで御理解をお願いしたい。 138 ◯成田委員 その交付税措置というのは、一気に34億円の借金と──交付税措置というのは一気にその年に7億円入ってくるわけじゃないですわ。これ、償還計画は平成51年までずっと償還しますから、その年々に入ってくる。  僕が言うとるのは、例えばこれでいくと平成22年から1億9,000万が始まって、それからずうっと2億が続くのは大体10年、33年まで2億6,000万ですから、ピークというのは大体11年にわたってこれだけ返さなあかんのですわ。だからこれ大変だと、イオンの入ってくる収入、年間1億1,000万ぐらいの収入では、その年においては大変な時期が10年間ぐらい続きます。 139 ◯巴里委員長 成田委員、何回も申し上げてますが、決算ですから過去どうであった、こうであったということでなしに、この点についてどうかということでお尋ねいただけばいいんです。 140 ◯成田委員 いやいや、そうだけど、15年で予算組んでますからね、6億幾ら。再度聞くわ。しつこうしてでもやらなあかん、こんなもの大変な問題だから。 141 ◯中谷助役 成田委員もかなり返済に御心配をしていただいてるわけでございますけれども、先ほど申し上げましたように、我々としてもりんくうタウン進出企業等の税収についてある程度推定をいたしております。その範囲内、それと交付税措置される分について入ってくる分、それは毎年償還に基づいて入ってくるわけでございますけれども、それで償還はできるというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたい。当然イオンの関係等の税額が決まれば、17年度改めて精査した中で御説明をさしていただきたいというふうに思いますけども、今現在詳しい数字というのはなかなかお示しできないということでございますので、お願いいたします。 142 ◯成田委員 これは最後にちょっと言うとくんですけど、東洋クロスの建物、機械設備の選定についてと出された資料があるんですけど、これはあなた方に資料を提供してほしいんですけどね、これは建物から全部番号がついとるんで、平米数が出とるんですけど、金額が一切出てないんやな、これ。再築補償率でずうっと数字が出とるんだけど、これ金額が全部出てないんですわ、いろんな社員寮にしても。資料として、金額が出てないんですわ。大正何年の社宅が幾らか知らんけど、80年前の社宅が幾らで買収するか僕は知らないけど、金額よ。個別の金額が全然出てない、ここには。総額は出とるよ、総額は。総額でわかるかいな、こんなん。こんな24億も金使うのに。総額はここに出てますよ、総額はちゃんと。総額は出てますよ。総額は出とるけど、あと何も書いてないやん。個別にわかれへん。あのれんがの建物幾らかわかれへん、僕ら。れんがの建物わかれへん。あのピンクの社宅、あれ幾らで補償するのか、わかれへんやん、僕ら、総額で。総額では出とるで、ここに。個別は一切出てないんや、これ。秘密か。税金24億使うの、秘密か、借金するの。これ出てないやん、総額。 143 ◯巴里委員長 成田委員、そこまでをこの決算委員会で論議されると、決算委員会としては非常に長期に時間かかります。 144 ◯成田委員 わかりました。 145 ◯巴里委員長 一般質問なりで、その中で改めて問いかけてください。 146 ◯成田委員 わかりました。最後、それをちょっと聞くだけで。 147 ◯池上都市整備部次長 信達樽井線の関係で、大型工場の補償の内容で御指摘のありました資料の件は、今年度関係資料としてお出しした資料の内容だと思います。したがいまして、15年度のこの部分とは直接的には関連しないのではないかなと思っておりますが、補足といたしまして御説明申し上げますが、当該工場の契約等の問題につきましては、新年度の3月議会の前の委員会協議会で契約成立に至った経過等の中身の内容につきまして、内容説明をさしていただくということになっております。  それから、契約締結した後、1月の20日時点で関係の先生方には関係資料といたしまして、結果内容につきまして一応資料を配らしていただいたということでございます。  以上です。 148 ◯成田委員 金額は明示するんやな。明示するんやな、金額はちゃんと。 149 ◯巴里委員長 勝手にそんなこと言わんと。15年度ですべて細かくまだ積算もできてないから、その質問はなじまないという意味なんですよ、本来は。だから、改めて違う場所でそれをやってくださいということを言うてるんです。そやないと、あなたのはもう10分しかないですよ。 150 ◯成田委員 はい、提起しました、私は。 151 ◯巴里委員長 10分しかないですよ、あと残り。いいですか。 152 ◯成田委員 私は理事者に対して、ちゃんと出せと提起したんです、今。申しわけない。 153 ◯巴里委員長 では、閉めます。よろしいですか。
    154 ◯成田委員 はい。 155 ◯巴里委員長 以上で農林水産費、商工費、土木費、消防費、4款の質疑を終了いたします。  (農林水産業費、商工費、土木費、消防費の審査   終了) ──────────────────────         ◎ 教育費 156 ◯巴里委員長 それでは、ただいまから教育費、お手元の議案書の218ページから258ページまでを審議いたします。 157 ◯和気委員 そしたら、質問さしていただきます。  221ページの目が指導費で、その中の7番の賃金と8番の報償費というところで、ここで児童の数と何人の方がどういう指導に当たられてるかというところをお聞きいたします。  賃金が障害児介助員賃金とか、それから報償費の場合でしたら、いろいろ心理判定員謝礼とかというのがありますけれども、この中で、学校の中で対象になる子供が何人いて、その中で介助される職員が何人いるかというところでお聞きします。  それから、222ページの13の委託料、この中で学校図書館整理要員委託料がこれも学校名と何人そこでいらっしゃるかということと、どれぐらいの時間を配置されているのかということをお聞きします。  それから、228ページの3番の学校施設整備費の中で需用費、ここに修繕費とありますけれども、これはどこを修繕されてるのかということをお聞きします。  それから、戻ってごめんなさい。227ページの18の学校備品費の中で、その中の中身を教えていただきたい。  それと、あと233ページの教育振興費の18備品購入費、この中で図書購入費と、236ページ、2の教育振興費、その中で18の備品購入費、ここの図書購入費が1校当たりどれぐらいの割で起算されているのか、また1人当たりというふうに起算されてるのかどうか、その辺のところを教えてください。  それから、244ページの8青少年の森費の中で、7番の賃金とあります。これはアルバイト賃金となってますけれども、何人の方がここで働いていらっしゃるのか。  それと、あと1年間、いろいろ中学校とかで何か宿泊に利用されてるとかいろいろ聞きますけれども、この15年度で宿泊された方、利用されてる方の数を教えてください。  それから、あと249ページの18番備品購入費、これも図書購入費で、図書館の備品購入費だと思うんですけれども、こういう試算の仕方というのを決算でされるのは、購入費は市民1人当たりに対してなのか、そういう割り出し方の方法というんですか、そのやり方を教えてください。  それと、実際に買われた、いろいろ要望とかもあると思うんですけれども、実際にそれにそぐった購入がされているのかどうか、その辺も教えてください。  それから、すいません、もう1つだけ、青少年のことでお聞きしたいんですけれども、聞くところによりますと、この3月に100キングというところがサティ跡のところに24時間営業でゲームセンターとしてオープンされるとお聞きしたんですけれども、こういうお店が出店する際、泉南市とかはチェックとかそういうのはされるのかどうかをお聞きしたいのと、青少年指導担当──よくわからないんですけれども、今、子供たちが夜型になってて、塾の帰りとか、いろんな形で帰りが遅くなったりするときに、24時間のこういうお店とかゲームセンターとかあることによって、子供たちが集まりやすくなったりとか、そういうのも心配されるんですけれども、泉南市のそういう青少年指導係か何かありましたけれども、そういう予算の組み方とかはどうなってるか、お聞きしたいと思います。  以上です。 158 ◯市道副委員長 答弁を求めます。 159 ◯馬野教育総務課長 ちょっと順番が相前後すると思いますが、227ページの18番の備品購入費でございますが、これにつきましては鳴一小と鳴二小、ファクス2機の買いかえでございます。  それと、あと特別教室──音楽室とか理科室、工作室、これらを特別教室と言うんですけども、その特別教室用のいす420脚を購入いたしました。これは各小学校でございます。  それと、ちょっと古くなった机とかいすがありますので、それの買いかえ分、これも各小学校ですけども、この生徒用の机、いす、これが159台の購入でございます。  それと、あと228ページの需用費の中の修繕料でございますが、これは小学校費の中で、各小学校11校のこれは比較的小規模な修繕工事、または大雨の後とか台風の後とか、そういうときに一部が壊れたとか漏水とか、そういう緊急に要する修繕等に使用しております。これは言うと切りがございません。いろんな項目がございますので、主に比較的小さな修繕工事、または緊急を要する修繕として工事を行っております。  以上です。 160 ◯北島学務課長 まず初めに、221ページの賃金のところでございますけれども、障害児介助員の部分につきましては、総数は27名でございます。うち中学校に1名、残りは小学校26名、それから語学指導の方は2名でございます。  児童数でございますけども、およそ40名程度の対象児童・生徒数がございます。  それから、語学関係につきましては、スペイン語圏から来られた方への指導ということで2名配置をいたしております。  それから、続きまして学校図書館の整理要員事業ということで御質問ございましたけれども、15年度につきましては、小学校が3校、内訳は新家、西信達、新家東、それから中学校2校、西信達中、信達中でございます。各校に1名の整理要員を配置いたしまして、1日6時間の勤務で半年間実施いたしております。  それから、図書購入費関係についてでございますけれども、小学校、中学校、幼稚園それぞれ予算の方を配当いたしておりまして、各校それぞれ多少人数に違いはございますけれども、実績に応じて小学校につきましては大体30万円から40万円程度、それから中学校につきましては40万円から50万円程度、幼稚園につきましては5万円程度ということで各校園に配布をしております。  以上でございます。 161 ◯太田指導課長 221ページの賃金、報償費の関係で、指導課の関係の部分を御説明申し上げます。  まず、賃金のところで、スクールサポーター賃金とございますが、これは中学校2校に1名ずつ合計2名、中学校におけます生徒指導体制の充実を図るための生徒指導の経験のある方を補助的な役割で派遣している事業です。2名ということです。  それから、国際理解教育等雇用者賃金のところですが、これは小学校の総合的な学習の時間におきまして、英語になれ親しむということで、1名英語に堪能な方を11の小学校に派遣しております。  続きまして、報償費のところですが、心理判定員謝礼というところがございますが、これは幼稚園の園児や、あるいは小学校の児童の発達相談、教育相談を行う心理判定員への謝礼ということで、1名を派遣しておりますが、年間24回、1日に2名の発達相談を行うという形で実施しております。  続きまして、その下の登園・登校拒否問題対策事業講師謝礼という部分ですが、これは不登校を未然に防止するための教育相談、専門的な大学教員によりますカウンセリングということで、これも年間24回予定しております。1回当たり2名程度の相談に応じるという形をとっております。  続きまして、心の教室相談員謝礼ということですが、これは中学校1校に派遣しておりまして、生徒の悩みなどを気軽に聞けるような相談相手というふうな形で、生徒のストレスを和らげて心のゆとりを持たせるようなというふうな目的がございます。  それから、学校支援社会人等指導者謝礼という部分ですが、これは地域のすぐれた知識や技能を有する社会人を学校教育に活用するということで、8校に94回派遣しております。  その次の外部指導者等活用事業指導者謝礼ですが、これも同じような制度の趣旨ですが、これは小・中学校だけではなくて幼稚園にも幅を広げております。これは市の単費事業ということです。先ほどの社会人活用につきましては、大阪府の100%委託事業という形でございます。外部指導者の方は、24校園に合計690回派遣しております。  スクラム相談員謝礼ですが、これは小学校の生活指導面の相談ということで、小学校1校に派遣しております。  最後、まなびング・サポーター謝礼ということですが、これは府の100%委託事業ですが、教員養成系の大学の学生を小・中学校に派遣して、教員の指導のもと子供たちの学習活動の補助的な支援に充てるというふうな事業でして、小・中学校合わせて9校に23名の学生を派遣しております。  以上です。 162 ◯三王生涯学習課長 和気委員の質問にお答えします。  まず、決算書の244ページ、青少年の森費の7賃金のアルバイト賃金90万7,200円の内訳でございますが、これは夏の間、青少年の森を開設しておりますので、それに伴うアルバイトということで、平成15年度におきましては5人を雇用しました。  続きまして、同じくお尋ねのその使用者数の方ですけれども、平成15年度全体におきましては、使用された方は2,738人です。このうち、宿泊は夏の間ですけれども、夏の間に宿泊された方は452名となっております。今お尋ねの中学生ごとのという形の数字はとっておりませんので、よろしくお願いいたします。  それと、もう1つ、サティ跡に24時間営業のゲームであったりとか、あるいはインターネット的なものができるということについて、青少年の健全育成からどうお考えかという質問かと思いますが、まずこの情報については、庁内の都市計画課の方からもお話はいただいてはおりました。  ただ、今おっしゃられたように、大阪府の育成条例等で教育委員会の方でどうのこうのというのは実はございませんでして、ただ、イオンができましたときもそうですけれども、イオンができることによって市内の小・中並びに青少年の方で、いろんな非行とか、あるいはたまり場にならないかという懸念がされるということで、一定イオンの方とも今まで話し合いをしております。市内4中学校の生徒指導の先生方、それと私どもの青少年指導員、それと事務局の方で、一緒に今後というか、速やかに向こうの方と協議の場を持とうという形でやっておりますので、今回サティの跡地にできますこのゲームセンター的なものにつきましても、同じような形で青少年指導員も含めまして申し入れしていきたいと思っております。  以上です。 163 ◯辻文化・スポーツ振興課長 私の方から、249ページ、図書購入費のことについて説明させていただきます。  まず、図書購入費の内訳ですけども、一般書が3,363冊、児童書が2,112冊、あと英文資料等が370本、合計5,845冊となっております。ちなみに、市民からのリクエストに対してどういう形でということなんですけども、一応新規で購入したのが304件、あと相互貸借でお借りしたのが311件、合計615件となっております。  2004年3月末現在で泉南市の蔵書冊数なんですけども、これが32万3,785冊となっておりまして、前年比4,969冊の増となっております。市民1人当たりの蔵書冊数につきましては、4.9冊という形になっております。  以上です。 164 ◯和気委員 再質さしてもらいます。  先ほど聞いたんですけれども、221ページの障害児介助員のこれについては、人数は教えていただいたんですけれども、各小学校で子供たちが26人いらっしゃると言ってるんですけども、その中で各学校に何人いてるのか、そこで何人配置されてるのかというのをお聞きしたいというふうに思います。  それと、このサティ跡の出店のところにつきましては、ぜひこれからも指導の方で協議をされて、いろんな方とお話をされて、子供たち──これは24時間というふうにされてます。イオンは今12時までですか。それで、ちょうど真ん中の方に、泉南市の中央部の方に、サティ跡の方にできるということなので、やっぱり学校も近いし、本当に子供たちは大変な状況になると思いますので、ぜひこれに力入れていただいてお願いしたいというふうに思います。  その2点についてお願いします。 165 ◯北島学務課長 今、御質問の介助員の配置の人数でございますけども、小学校別に申し上げますと、介助員の配置は、15年度でございますが、新家小が2名、信達小学校が4名、それから西信達小学校が2名、樽井小学校が4名、雄信小学校が2名、鳴滝第二小学校が3名、一丘小が5名、砂川小が5名、新家東小が1名、泉南中学校が1名ということで介助員の方を配置いたしております。 166 ◯三王生涯学習課長 和気委員の貴重な御意見を尊重さしてもらいまして、今後協議の場を進めていきたいと思っております。  以上です。 167 ◯和気委員 今、人数をお教えいただいたんですけれども、これは子供たちの人数ですよね。この中に人数と配置される方というのはどうなっているのか、それをお聞きしたかったんです。 168 ◯北島学務課長 先ほど説明させていただいた部分は介助員でございまして、実際、今、指導の手助けをしていただいている方の人数でございます。児童・生徒数は約40名でございますけども、ちょっと今内訳を持ってございませんので、また後で必要に応じて人数については説明はさせていだきます。 169 ◯和気委員 そうしましたら資料で、この子供が何人どの学校行ってて、そこへ介助員が何人配置されているかということをできたら資料で出していただければというふうに思います。 170 ◯巴里委員長 きょうすぐできないかもわかりません。 171 ◯和気委員 はい、結構です。 172 ◯巴里委員長 当局の方、いいですか。資料として可能なんですか。 173 ◯飯田教育指導部長 今申しました介助員の数なんですが、これ原則的に1人の障害児というんですか、に1名の介助という形になっております。ですから、各学校別の障害児の数と必ず一致することではありませんので、その点よろしくお願いいたします。 174 ◯和気委員 1対1ということで確認されればそれで結構ですけれども、それがわからなかったもので失礼いたしました。 175 ◯巴里委員長 それでいいですか。 176 ◯和気委員 そしたら、もう資料よろしいです。わかります。 177 ◯原委員 すいません、質問させていただきます。よろしくお願いします。  227ページの座頭池一部使用に係る補償金というのがあります。これは鳴一小学校の近くにあると思うんですけども、何のための補償金で、だれに払われるものなのか、お教えいただけますか。  それから、233ページで、目は4番目の学校施設整備費の分で、11番の需用費の修繕料の分です。この分をお教えください。  それと、戻ってすいません。225ページです。プール施設費の件でお伺いします。ここでは12番の役務費の中に水質検査料16万3,200円が入っております。あとの方の256ページの市営の方のプールがありますが、その中にはその分が入ってないんですが、どんなふうになっているのかなというふうに思いました。  それと、そのあとの委託料の分が、プール開設準備委託料とプール総合管理委託料がありますが、その分も教えていただけますか。  泉南市の方の小学校には、9つのプールがあるんでしょうか。教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 178 ◯馬野教育総務課長 まず、227ページの22の補償、補填及び賠償金の件でございますが、これは鳴一小学校の運動場拡張に伴いまして、一部座頭池を埋め立てしたものでございます。一部埋め立てをしましたので、どうしても池の面積が若干減ると。当然、水量も減少しますので、その水量の減少に伴う補償ということで、支払い先は座頭池水利組合の方に支払いを行っております。  233ページの需用費の中の修繕料でございますが、これはさきに和気委員さんに説明したように、各中学校4校の比較的小規模な修繕工事、それと緊急を要したときの修繕ですね。大雨時の後とか、台風時の後とか、一部壊れたとか、漏水があったとか、そのときにこの修繕料のお金を使って整備をしてるというものでございます。  それと、225ページ、学校プールにつきましては、小学校9プールと中学校2プールの合計で11プールございます。この水質検査につきましては学校プールの方でございまして、これについて各プールの水質検査を行っているというものでございます。  言われている市営プールの方の水質検査のこれがないということですけども、これは平成15年度、市営プールは閉鎖しておりましたので、当然水質検査を行う必要はございませんので、ないということでございます。  それと、225の13委託料のプール開設準備委託料でございますが、これは各プールの開設するための清掃とか若干修理を要するところ、その辺の費用でございます。  プール総合管理委託料というのは、各プールの管理の委託を行っておりますので、それの委託費用でございます。 179 ◯原委員 再質いたします。  その管理するということは、安全のために立っていただく方とかの分が全部入ってるんでしょうか。  それと、サンエスの分なんですか、市営プールというのは。違うんですか。どこになるんですか。 180 ◯馬野教育総務課長 管理委託料でございますが、これは当然各プールで事故とか、そういうふうな水難事故をなくすための監視員とか、そういうようなもののための管理委託料でございます。  市営プールにつきましては、一丘団地の入り口の北側、双子川浄苑というし尿処理場があるんですけども、そのところに市営プールがございます。そこが市営プールになっております。 181 ◯原委員 わかりました。 182 ◯巴里委員長 それでは、40分まで休憩いたします。       午後3時12分 休憩       午後3時41分 再開 183 ◯巴里委員長 休憩前に引き続き開議いたします。  質疑を続行いたします。 184 ◯森委員 1点だけ質問いたします。  247ページ、目図書館及びホール費、区分はわかりません。文化ホール事業について質問いたします。  文化ホール自主事業として各種の催しを年間6回催されてるわけですけれども、6回ということは年間6日ということだろうと思うんですけれども、この年間6日というのは多いのでしょうか、少ないのでしょうか、妥当なのでしょうか。  そして、その6日以外の日の文化ホールの使用状況をお教え願います。  以上です。 185 ◯辻文化・スポーツ振興課長 文化ホールの自主事業の実績なんですけども、まず6月に映画鑑賞会を開催しております。また、年間アートフェスティバルを7月の25日から27日までの3日間と11月の15日から17日の3日間、計2回行っております。
     また、9月の6日には敬老月間の企画としまして浪曲名人会、あともう一度9月の20日に映画の鑑賞会を行っております。あと、10月には菅原洋一を迎えてコンサートを実施しております。あと、11月の14日には桂三枝の独演会、3月の21日にはスタインウェイによるジョイントコンサートを催しております。  あと、それ以外のあいてる日につきましては、ホールの貸し館事業としまして、年間242件の利用がございまして、入場者数が総計で3万1,565人の入場者を数えているところであります。  また、ホールとは別個に展示室がございまして、これに関しましても利用日数が97日ありまして、件数としては89件で入場者数が8,070人となっております。  以上です。 186 ◯森委員 展示室を別として、市民の文化活動の向上に寄与した文化ホールの6回の事業が多いのか、少ないのか、妥当なのかということをお聞きしたいんです。 187 ◯中村教育総務部長 先ほど答弁さしていただきましたけども、自主事業というのは、あくまで俳優さんとか歌手とかを招聘して、そして市民の方に格安で実際目の当たりにそういう公演を見ていただくということでやるのが考えでございまして、市民の方が自主的にやる事業については、年間を通じてあいておりましたら、できるだけ減免規定を適用するなりして使っていただくということをやっております。自主事業というのはそういうことで、結局例を挙げましたら、先ほどの菅原洋一さんという歌手を呼びますと相当な額がかかります。満席になっても格安で聞いていただくということで、そこで歳入として一方で非常に少ない収入しか上がらない。市にとっても非常に重荷になってきますから、こういう自主事業を今後どのようにしていくかというのは、一定の議論というのも出てこようかと思います。一方で、市民の方の芸術・文化、この振興についてはより一層力を入れてまいりたいと、そう考えております。 188 ◯森委員 まだまだ少ないとお考えなわけですか。 189 ◯中村教育総務部長 文化ホールの年間の稼働率が291日ということですので、休館を引きますと相当な日数を使用されてるという実態がございますので、今も市民の芸術・文化活動が非常に活発であるということは一方で言えると思いますし、このバックアップの体制は、今後とも教育委員会としてとっていきたいと、そう考えております。 190 ◯森委員 6回が多いのか少ないのかお聞きしてるんです。 191 ◯中村教育総務部長 確かに、数でいいますと少ないと言えるかもしれません。自主事業のために700万ほど費用を費やしておりますけど、一方で収入が200万ほどしかないということで、ここで500万円が完全に赤字であります。  お隣の阪南市も2年ほど前ですか、もう自主事業をやめるということを宣言して物議を醸したということがございますし、泉佐野市ももうそのような方向であると。だから、有名な歌手とか、公演、演劇を呼んでやるということが即いいのかどうかという議論もあると思いますけども、私どもはせっかくの貴重な財産でありますこの文化ホールを市民の方が使っていただいて、自分たちで発表の場、そういう場を持っていただくことをより一層推奨していきたいなと、そう考えております。 192 ◯森委員 ということは、多過ぎると、これからは少ない方向でいくということですね。 193 ◯中村教育総務部長 多過ぎる、少な過ぎるというんではなくて、今の泉南市の限られた財源の中で、自主事業に投ずる費用というのが非常に私ども確保するのが厳しくなっております。  したがって、そういうプロの芸人ではなくて、市民の文化・芸術を推奨する、そういう施策に今後切り換えていくべきではなかろうかと、そう考えております。 194 ◯森委員 この事業費の3,600万というのは、何と何と何が含まれてるんですか。文化ホール事業の……。 195 ◯巴里委員長 それはトータルでやってるんで、この議案書の部分で指名してもわらなかったら、この別紙ですから。 196 ◯森委員 議案書でわからないんですわ。 197 ◯巴里委員長 合わないです。議案書でやってるとして、今おっしゃってるのは、248の報償費の中の自主事業、これがその部分やと思うんです。それ以外、また別個、合わして今、部長答えているところの総トータル、あなたがおっしゃってるところに入るかなと思うんで、その点はわかる限りお答えできたらやっていただきたい。わかりますか。 198 ◯辻文化・スポーツ振興課長 自主事業の分としては、報償費が59万6,200円、公演委託料が642万9,500円となっております。  以上です。 199 ◯森委員 お金がないのか、人がいないのか、市民のニーズがないのか。お金がないというのが一番だと思うんですけども、市民のニーズはどのようとらえておられますか。 200 ◯中村教育総務部長 文化ホールの館長の諮問機関として、文化ホール協議会というのがございます。毎年、必ず最低1回は開催し、文化ホールの現状を報告し、今後のあり方について議論をしていただいております。特に、諮問ということでは現在至っておりませんけども、毎年文化ホール協議会を開催し、いろんな文化・芸術活動に携わっている方々の御意見を伺って、その年あるいは翌年の事業に反映させていただいております。  単にプロの方を招聘して文化・芸術をやるということは、それはお金が潤沢にあればいいんですけども、そのような時代ではございませんので、むしろ市民の文化・芸術を推奨して、できるだけ文化ホールを活用していただく。今、年間290日ほど使っておりますけども、さらにまだ数十日、日にちがありますので、そういう方に使っていただくように、そして市内にも文化協会というのがございまして、その中にもいろいろ三曲協会とか合唱団とか、たくさんあります。そういう団体とますます連携を密にして、市民の文化・芸術を振興していきたいと、そう考えております。 201 ◯森委員 わかりました。終わります。 202 ◯谷委員 簡単に何点かお聞きをいたします。  まず、全般的なことなんですが、小学校かな──とか、いろいろ公共下水道受益者負担金ですね。これが今回相当入ってるんですね、受益者負担金が。前から指摘をされておりますけれども、供用開始になったとこはもうこれで全部終わってしまうのかどうかですね、つなぎ込みがね。下水の受益者負担金が出てるということは、もうつなぎ込みをしたということですから、まだ残ってるのかどうかですね。  それと、簡単にいきます。公民館費ですが、これは246ページ、報償費、講師謝礼金ですね。これは多分、教室の講師の謝礼だと思うんですが、どれくらいの数の教室があって何人ぐらい参加されてるのか、ちょっとお聞きをいたします。  それと、先ほど文化ホールの公演の問題が出ましたが、248ページの報償費で自主事業出演者招聘料、これはどういうあれなのか、御説明を願います。  それだけにしときます。 203 ◯辻文化・スポーツ振興課長 248ページの自主事業出演者招聘料なんですけども、これは浪曲名人会を開催するんですけども、直接出演者と交渉しまして、それで出演料の報償費を支払うという形になっております。 204 ◯谷委員 招聘料じゃなくて出演料。 205 ◯辻文化・スポーツ振興課長 出演料です。 206 ◯馬野教育総務課長 各学校関係の下水道の受益者負担金の関連でございますけども、この小学校費で載ってる分の受益者負担につきましては、西信小学校の受益者負担分でございます。  既に公共下水に接続してるものにつきましては、樽井小学校、一丘小学校、これが接続をしております。今年度につきましては、平成17年度ですけど、これはあくまでまだ予算は決まっておりませんので、予定でございますけども、西信小、鳴一小が一応予定をしております。ほか信中につきましては、これは公共下水の区域外ということでございまして、ほか未施工のところにつきましては泉中、西信中学校が未施工でございます。公共下水の幹線が来てるところにつきまして、これはまだ未施工でございます。  以上です。 207 ◯上野教育総務部参事 公民館の講師謝礼につきましてお答えいたします。  事業数は48で、回数は延べ回数376回、それから参加者は延べで9,395人です。  以上です。 208 ◯馬野教育総務課長 ちょっと一部漏れがございましたので、補足いたします。  下水の分でございますが、一丘中学校、これはもう接続済みでございます。  以上です。 209 ◯谷委員 公共下水は、学校だけじゃなくてほかの施設がまだあるでしょう。泉中なんかは、まだ本管が来てないからつなぎ込みできないのはわかるんですよ。そういう意味でもう供用開始になってる中で、まだつながってないとこが幾つあって、どういう計画でやっていくのかというのが聞きたかったんです。  だから、もう既にやってるとことやらないとこが出てきてますんで、その辺はちゃんと整理されてるのかどうかですね、年度別も含めて。そういうのがどうなってるのか、聞きたかったんです。  それと、なぜ公民館の講師謝礼料を聞いたのかといいますと、48教室ですか、やられてると。これはもうわかってるんですよ。だから、例えばその中で人気のあるとこ、非常に入れないというとこもたくさんあるわけですね。市民の方が行かれて申し込んでも満員だと。そういうときは、どういう選定をされてるのかですね。ちゃんと抽せんをされてるのか、あるいは前回の人を優先して入れてるのか。その辺でいろいろトラブルが起きてるんでないかと思うんですよ。だから、そういう意味では、そういう場合はどういう選定をされてるのか、お聞きをしたいと思います。  それと、自主事業出演料というのはわかりました。招聘料じゃなくて出演料ですね。そういうことですね。これは間違いですね。 210 ◯辻文化・スポーツ振興課長 出演料です。 211 ◯谷委員 だから、間違ってたのをどうするんや。だから、項目が間違ってるんやったら間違ってるで、ちゃんとしてくれないと。 212 ◯辻文化・スポーツ振興課長 出演をお願いする招聘料です。出演者に直接交渉して招聘した出演料です。 213 ◯巴里委員長 今おっしゃってる答弁は、招聘するため要りましたよ、実際は出演料として払ってると言うてるわけです。先ほどの話ではね。それなら、こちらに入らないのかと。今載ってる説明、備考欄が間違ってるのかと言うてるわけです。間違ってたら、それはちゃんとしとかなあきませんからね。でないと、予算書に全部こんなことにして上がってきますからね。間違ったら間違ったで予算書も変えていかなきゃならないことも出るので。  課長、講師でも招聘するわけでしょう。それは一緒ですよ、今言うてるのやったら。講師は講師料違いますよ。講師やったら、今おっしゃってる理論やったら、講師も招聘料に入りますよ、招聘したということやったら。出演したら出演料ですよ。講師やったら講師料ですよ。招聘するためにした経費は、招聘を要した経費として招聘がいいんですよ、意味は。だけど、それはどうもなじまないんで、その点どうなのか、もうちょっと理解できるように答弁いただければと思うんですが。 214 ◯中村教育総務部長 答弁が二転三転して申しわけありません。  ただ、実態的には、これは敬老の日をお祝いするということで、毎年浪曲をやっております。それの出演者の方へお支払いする出演料であります。ただ、用語として、招聘料ということで過去からずっと引き継いできたという経緯がございます。実態的には出演されてる方への出演料ということでお支払いしております。  ただ、その用語の厳密な意味というまできちんと統一できなかったということで、その辺は改めて今後統一していきたいと思います。実態としては招聘料も出演料も、結局出ていただいた方への謝礼、出演料ということですから、その辺は今後きちんと用語を統一していきたいと思っております。 215 ◯巴里委員長 部長ね、ある意味では講師料と言うてみたり、謝礼と言うてみたり、そのような用語の扱い方といったような失礼なことを言うて悪いけども、いわゆる予算を分散さして見にくくしてるんと違うかということにも当たりますので、今、部長おっしゃってるように、もうちょっと目的、中身がきちっと説明ついて、すぐにだれでもわかるようにしてあげてくれた方が、今、部長おっしゃったように、助役、これ予算の中にこの文章が載っていくと思うんですが、その点今おっしゃってることとどうされるんですか。 216 ◯中谷助役 17年度予算をただいま作成中でございますんで、当然文言の整理があれば、その辺は当然修正した中で提出させていただくということになろうかと思います。 217 ◯巴里委員長 教育長、その点もうちょっと。 218 ◯梶本教育長 今、助役の方から答弁をさしていただきましたように、その自主事業の目的あるいは趣旨ですね、それに照らして、その文言の内容をきちっと整理をして、統一をして予算書に盛り込みたいというふうに思っております。 219 ◯馬野教育総務課長 下水道の接続の関連でございますが、幼稚園が9園のうち3園が供用開始区域内ということで、3園につきましては既に工事が終わっております。小学校11校のうち、供用開始可能な学校につきましては4校、このうち2校が既に工事を終わっておりまして、2校についてはまだ未施工でございます。  それと、中学校4校のうち3校が供用開始可能な学校でございまして、1校、これは信達中学校ですけども、1校が区域外ということで、これは別扱いということになっておりまして、今後、下水道の接続につきましては、国庫補助の対象事業ということで補助が受けられますので、できるだけ国庫補助を申請をして、できるだけ早い時期に接続したいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしときます。 220 ◯上野教育総務部参事 応募の多いときはどのようにされているかという御質問にお答えいたします。  応募者が多い場合は抽せんをいたします。そしてまた、前回受けた人は御遠慮いただくというふうにやっております。 221 ◯谷委員 公共下水道の件はまだ残ってるとこがたくさんあるようですけど、やっぱりみずからつくった規則は守らなきゃいけないと思うんですよ。前から言ってますけどね。一般市民には3年間やと、3年のうちにつなぎ込みしなさいということでやってるわけですね。もう相当前からこういうことを言われてるわけですから、せめて学校や公共施設のとこは3年以内に範を示さないと、だれもやりませんよ、お金のかかることですから。だから、その辺は教育委員会だけの問題じゃないんですけどね。助役もいることですから、その辺はやっぱりきっちりやっていっていただきたいと思いますよ。  あと、自主事業招聘料、敬老会でということでわかりました。あとは委員長も言いましたとおり、その名目がいいのかどうかは、また検討していただいたらいいと思います。  その辺にしときます。 222 ◯成田委員 ダブっとったら失礼いたします。221ページ、登園・登校拒否問題対策事業講師謝礼、この中身について、人数はわかったんですけど、対応について、実際新たに登校してくる、新たにふえてくるのか、その最近の状況ですな。全国的にも大阪は特に高いんですけどね、その点。  それから、引きこもりと登園・登校拒否、その点も関連をちょっとお伺いしたいと思います。  それから、224ページの19負担金、補助及び交付金の泉南市人権教育研究協議会補助金、それから225、プール施設費なんですけど、双子川浄苑の市民プールについては、これは今いろいろあるんですけど、今後これはオープンする予定があるのかどうか、それをちょっとお伺いしたいと思います。  それから、あと幼・小・中の学校施設整備費ですけど、今年度の大規模改修──大規模改修というのは大体5,000万以上だけど、これについて今期はどうだったのか、お伺いしたいと思います。今期、15年度ね。  それから、236ページの19就園奨励費補助金とあるんですけど、大体何人ぐらいの人が──これは民間なのかな。ちょっとようわからないんですけど、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。  それから、あと青少年センター費なんですけど、241ページの7アルバイト賃金。  あと、252ページの埋蔵文化財センターの7賃金、ガイダンス要員賃金、そのガイダンスのこと、同じく253の委託料、公開活用情報システム化事業委託料1,100万、大きいからこれをちょっとお願いします。  以上。 223 ◯中村教育総務部長 市営プールの御質問がございましたので、お答えいたします。  平成15年度は、老朽化しておりまして調査を行うということで一般開放を休止いたしました。一定の結果がわかりましたので、今年度修繕に入っております。平成17年度からまた再開したいと、そう考えております。 224 ◯馬野教育総務課長 各幼・小・中の施設整備の内容ということで説明いたします。  平成15年度につきましては、幼稚園につきましては、樽井幼稚園の園舎の外壁の修理、塗装を行いました。  小学校につきましては、各小学校の消火栓設備の改修工事を行いました。  それから、中学校につきましては、泉南中学校の体育館の改修工事、これは体育館内の壁の修理及び下屋の修理、これを行いました。それと、西信達中学校の外壁の改修工事を行いました。  これは工事請負で行った分でございますが、あと比較的小さい工事とか、緊急を要する工事等につきましては、各幼・小・中の修繕費でその辺の手当ては行ったということでございます。 225 ◯薄波人権教育課長 成田委員の泉南市人権教育研究協議会について、御答弁をさせていただきます。  泉南市人権教育研究協議会は、泉南市の小・中学校及び幼稚園、保育所における人権教育の振興・充実を図ることを目的としておるものでございます。その目的を達成するための活動費、補助金であります。  以上です。 226 ◯太田指導課長 御質問の登園・登校拒否問題対策事業にかかわりまして御答弁を申し上げます。  これは不登校を未然に防止するための園児、児童・生徒、あるいは保護者、担任等を対象とした専門的な大学教授のカウンセリングの謝礼ということでございますが、適応指導教室、これは不登校の子供たちに適応指導を行い、学校復帰を促すという施設でございますが、適応指導教室とも深く関連しております。この相談を受けた子供たちの中で何名かは、適応指導教室に参ります。平成15年度につきましては、8名の入室者がございました。そのうち6名については改善が見られまして、2名は卒業したんですが、6名のうちの4名につきましては、学校復帰ができたというふうな状況でございます。  それから、引きこもりとの関連ということでございますが、学校に1日も登校しないで全欠席という子供が15年度は小学校では3名、中学校では3名ございました。この子供たちにつきましては、メンタルサポーターという制度がございまして、家庭訪問を行い、あるいは手紙等で心のストレスを和らげるというふうな対策をとってございます。そういった形で、徐々に適応指導教室の方に来てもらい、さらに学校復帰を目指すと、そういうふうな形をとっております。  小・中学校、幼稚園の子供たちにつきましては、このような形をとっておりますが、成人等の引きこもりにつきましては、適応指導教室ではカバーし切れない面がございます。教育相談室等へ相談に見える方もございますが、こういった引きこもりの子供たち、全欠席の子供たちの少しでも保護者への支援ということで、本年度から親の会等も組織を始めたところでございます。  以上です。 227 ◯北島学務課長 失礼します。236ページの就園奨励費補助金の内容でございますけれども、市立幼稚園に就園している3歳、4歳、5歳児の保護者に対して経済的負担を軽減するために、負担能力に応じまして就園奨励費の方を補助いたしております。対象の人数でございますけれども、3歳児は132名、4歳児は162名、5歳児は200名、計494名でございます。 228 ◯三王生涯学習課長 252ページの埋蔵文化財センター費の賃金、ガイダンス要員賃金116万5,780円ですが、これは私どもの泉南市埋蔵文化財センターの2階の国の重要文化財を展示しております、ちょうどその前の海会寺跡から出土した重要文化財でございますが、そこの館の説明と、あといろいろ文化財の啓発事業をやっておりますが、その補助のために雇っておりますアルバイトの賃金でございます。  そして、もう1つ、253ページ、埋蔵文化財センター費、13番委託料の公開活用情報システム化事業委託料1,110万円の件ですけれども、これは平成15年度におきまして、緊急地域雇用創出特別基金という国からの全額の補助によりまして、現在泉南市埋蔵文化財センターにありますかわらの写真、あるいはこれまでつくりました報告書等に掲載されています遺物の約5,000点の資料をデジタルカメラの方で一応データ化して、それとその他の歴史資料をデータベース化するために、緊急雇用ということでプロの方に来ていただいて写真を撮っていただいたと、そういう事業でございます。  以上です。 229 ◯岩本青少年センター館長 241ページの賃金でございますが、鳴滝一小、二小につきましては、他の小学校と同様の留守家庭児童会がございません。それにかわるものといたしまして、青少年センターにおきまして鳴滝一小、二小の1年生から3年生までの児童を対象といたしました放課後児童会の事業を展開いたしております。その放課後児童会の指導員補助といたしまして、2名アルバイトを雇用して対応いたしております。  以上でございます。 230 ◯成田委員 1つ、幼・小・中学校の改修の問題なんですけど、平成15年、全体で7,000万なんですけど、今、防災問題でうちは避難場所が幼・小・中ということになっとるんですけど、全体として平成12年の調べでは非常に改修しなければならない、もう恐らく全部改修というのがここに載っとるんですけど、教育委員会自身の耐震診断でこれが載っとるんですけど、幼・小学校に関してはすべて改修しなきゃならないということで細かなデータが出とるんです。その点で西信達小学校なんかは、もう改修しなけりゃあかんという一番頻度の高い、そういう小学校になっとるんですけど、そういう点で近く東南海地震などが予想される中で、小・中学校というのは市民の安全を守る──教育施設でも大切ですよ。市民の命と安全を守るために改修しなければならない施設なんで、その点教育委員会として、みずから耐震調査したんですけど、これは特に小学校やね、各地区にあるから。小学校については、これは耐震調査以後、どのように改修計画を持っておられるのか。持っておられなかったらどういうふうに考えられるのか。今の予算ではとても、避難に行ったら小学校がもう倒れてなくなっとったと、それはあかんしね。そういうことになってはならないと思うんです。その点はどうなっとるのか。  それから、さっきの登校拒否の問題なんですけども、実際ほんまにこれ8名なのか。僕はこれは実態はもっと多いんと違うかと思う。これはほんまに学校に来てない生徒を正確に把握しとるのかね。これは正確に把握して8名だというようになっとるのか。  その辺ちょっと僕、大阪府の統計によると、登校拒否というのは、大体1クラス1名と、そういうぐらいの現状。登校拒否といっても、3カ月とか1カ月とか1週間とか、そういういろんなクラスがあるんですけどね。大体、各クラスに1名ぐらいそういう学校に出て来ないのがおるというふうに統計が出とるんですけど、これは正確に把握されとるのか。その点、ちょっとお伺いしたいと思います。  それから、私立の就園奨励費の問題があったんですけど、そのほか泉南市では幼稚園には、ただとは言わんけど、親の収入に応じていわゆる保育料を払わんでええとなっとるんですけど、これ泉南市の場合、どのぐらい──学校別でもいいんですけど、どのぐらい親が生徒数に関して減免になっとるのか。減免て、払ってない人やね。そうなっとるのか。  それから、泉南市人権教育協議会なんですけど、名前は前の同推協なんですけど、この中身について同和事業、いわゆる民族問題、女性問題、いろいろあるんですけど、この中身をちょっと報告されなかった。今、特に取り組んでおる中身は何か。その点。  以上です。 231 ◯太田指導課長 不登校の御質問にお答えいたします。
     先ほど申し上げました適応指導教室入室者8名と申しますのは、専門員の相談を受けた者のうち、適応指導教室に入室した者の数でございます。不登校の子供の数につきましては、平成15年度は年間20日以上欠席した子供につきましては、小学校では13名ございます。中学校では50名ございます。これは市内全体の生徒数に対しまして、小学校では泉南市の場合は0.3%、大阪府全体の平均では0.38%となっております。中学校につきましては、泉南市の場合は2.66%、大阪府の全体の平均が3.96%という形になっておりますので、府の平均に比べますと泉南市の場合は少し少ないと、そういうふうな実態がございます。  以上です。 232 ◯馬野教育総務課長 各学校関係の耐震の関係でございますけども、今現在、幼稚園、小・中学校すべての学校・園の耐震の予備診断は一応終了しております。  それで、これは対象が昭和56年以前建設の非木造2階建て、あるいは延べ床面積200平米を超える建物ということで調査をしてございます。その調査した中で、文科省が出しております何というんですかね、優先度調査、優先度ですね。危険な緊急を要するものから、そういう調査の文科省が出してるものがありまして、それによりまして緊急度別に5段階で調査してございます。  今後、17年度につきましては、中学校1校の耐震の設計委託をする予定でしております。まだ予算が決まっておりませんので、一応予定しております。今後、耐震の整備につきましては、国庫補助の対象ということになりますので、今後そういう緊急度の高いものから順次、設計及び工事をやっていきたいというふうに考えております。 233 ◯薄波人権教育課長 泉南市人権教育研究協議会の取り組みの内容でございますけれども、先ほど先生がおっしゃられましたように、今まで部落問題、障害者問題、在日外国人、女性、平和、そういったものにも取り組んでおりますけれども、今特に言われておりますインターネットによる人権侵害、そういったものについても研修を行っております。  と同時に、昨年の6月に長崎の佐世保で女子の殺害事件が起きたわけですけども、その中で長崎県が調査しました結果、生と死のイメージということで小・中学生の15%が死んだ人が生き返るというふうなアンケートの結果も出ております。こういったように、人の命というものについてのいろんな角度から、さまざまな人権について現在取り組んでいる次第でございます。  以上です。 234 ◯馬野教育総務課長 幼稚園の市単独減免の件でございますけども、平成15年度につきましては、園児数583人に対しまして市単独補助の園児数が157名でございます。その内訳につきましては、生活保護世帯が1名、それと市民税非課税が134名、市民税非課税、これ2人目ですね。2人目が5名、それと市民税所得割非課税が17名、それでトータル減免者数が157名となっております。 235 ◯成田委員 園児数は幾ら。総トータルの園児数は。 236 ◯馬野教育総務課長 15年度の総トータルの園児数が583名でございます。 237 ◯成田委員 財政難の中で、僕は値上げせえとかそういう立場ではないんだけど、例えば583名中、幼稚園児の4分の1がただだという……。幼稚園児1人にかかるお金は大体100万円でしょう。違いますか。民間には10万円、民間奨励費は10万円だから、これは10万円程度かなと思うけど、例えば税で大体100万円、それだけ税金で幼稚園児に対してたくさんお金を使っとる。これは別にそのことはいいんですけど、やっぱり157名というこれだけの人数の方が結局税によって賄われとるというか、よく調査して、そら税が低いならしようがないですわ、そういうことは。しかし、特定の人たちがこういう安くなっとるといったら、やっぱり市民の中から不満も出るような気が私はするんですけど、その点はよく調査して、100万も1人当たりかけとるのは、こんだけ税収、お金が入ってこないのに、ちょっと奇異に思いますので、その点どういうふうに教育委員会は考えられとるのか。  それから、もう1つ、人権教育も大切なんですけどね、この間あったやん。猿と携帯という──知っとるかな。携帯になった猿という、若い子供たちが今、親とのつながりがなくて、携帯で外でみんなつながっとると、親子関係がばらばらになってきとるということで、非常にそういう心のケアの問題を親子の関係とか、人権──確かに人権は私は大切だと思うんですけど、教育委員会としてもやっぱり心のケアの問題、親子関係、そういうものに対しても、多分取り組んどると思うんだけど、積極的に取り組むべきだと私は……。携帯社会でものすごく今──そうでしょう。幼稚園児でも小学校でも携帯持っとるでしょう。だから、完全に人間関係がもう我々の青年時代と違うと。だから、そういう点では教師の皆さんも大変だと思います。僕、一遍感心したのは、一丘小学校の先生がね……。  早う終わりたいという意見もたくさんありますので、以上です。 238 ◯馬野教育総務課長 幼稚園の市の単独減免でございますが、これが全額免除というのは生活保護世帯のみでございます。ほか市民税非課税、所得割非課税の方々につきましては、応分の負担をいただいております。  この生活保護世帯、15年度につきましては、1名ということで非常に少なかったんですけども、一番多いのは市民税非課税の方ですね。この市民税非課税の方が就園奨励費と市減免額をいたしまして、あと納付額につきましては、この16年度でいうたら5万4,000円、15年度がこれは値上げする前ですので、負担額が年額4万2,000円というふうになっております。  今言われてるように、確かに157名ということで非常に多いわけでございますけども、やはり我々一度実態調査等を行いまして、実際必要であるものか、その辺の判断をしたいというふうに考えておりますので、今後その辺の実態調査等を行っていきたいというふうに考えております。 239 ◯巴里委員長 以上で教育費の質疑を終了いたします。  委員長としては、今皆さん方の教育における質疑の中でできれば議論してほしかったと思うのは、危険な状態になっている現在の社会に対する問題をもう少し皆さん論議をいただきたかったという思いがありました。それはまた、改めて別の部門でやっていただくとして、本日はこれで終了いたしたいと思います。御協力を御礼申し上げます。  明日10時から、それ以外の公債費及び予備費、繰上充用金、災害復旧費、そして各財産区関係、特別会計をそれぞれ審議したいと思いますので、御理解いただいて、それぞれまたそのときの質疑の用意をいただきたいということで、大変御苦労さんでございました。  大変長時間御苦労さんでございました。ありがとうございました。       (教育費の審査終了) ──────────────────────       午後4時41分 延会 © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...